N°
802
15 fév. 2016
オヴニー・パ リの 新聞
LE JOURNAL FRANCO-JAPONAIS BI-MENSUEL GRATUIT w w w. o v n i n a v i . c o m o v n i @ i l y f u n e t . c o m tél:+33(0)1 4700 1133 OVNINAVI
Actualitésふ
02
テロリストの国籍剥奪。 Opinion
レユニオン島のマロヤの女王。
04
Spécial
08-09
Petites Annonces
12-15
映像技師の一日。 掲示板。
毎月 1 日・15 日発行
Gratuit / 無料
映写技師の一日。
オ
ヴニー職業シリー ズ第13弾は「映写 技師」 。パリ第3大
学内にある、大学シネマテック の 映写技師、オリヴィエさん に話を聞いた。 1973年にパリ第1大学と第3 大学共同で設立されたシネマ テックで働くオリヴィエさんの もとには、制作会社や配給会社、 コレクターなどからのフィルム 保管の依頼が絶えない。近年 のデジタル化でフィルムを取り 扱うことができる技師が減少し ているのだ。オリヴィエさんは、 学生のための上映会を毎週催 してフィルム映画の良さを次世 代に伝え、世界各国から訪れ る研修生たちに技術を教えて いる。彼自身、この大学の学 生だった。卒業後、映写技師 に必要な国家資格を取得し、 この職業に就いて36年目とい うベテランだ。とはいえ、上映 中いつなんどきハプニングが起 こるかわからない。万全の準備、 フィルム取り扱いの経験と知識 を備えた技師によって、観客 は映画の世界に没頭すること ができる。学生と監督など映 画関係者の交流の場でもある 上映会を切り盛りする無類の 映画好きオリヴィエさんの、一 日の仕事を追ってみた。 (麻)