N°
783
1er avril 2015
オヴニー・パ リの 新聞
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コ
コウノトリが やってきた。
ウノトリが帰って来た。 ブルゴーニュ地方の ディゴワン村では、教
会の鐘楼の上のコウノトリが、5
つ目の卵を産卵中で村の注目を 集めている。春になると、河川流 域にエサを求めてアフリカから舞 い戻って来る。 〈赤ちゃんを運ん でくる〉縁起のよい鳥とされたり、 帰巣本能で同じ巣に戻って来るこ とや、浮気しないことなどから〈誠 実〉の象徴ともされている。 70年代に絶滅が危ぶまれたが、 保護対策が功を奏し、数も増え ている。ここロワール河流域の村 にも2001年から毎年、産卵と子 育てに来るようになった。ロワー ル河自然観測所では、巣のある 教会の屋根にカメラを取り付け、 コウノトリの家族を観察。観測所 長によれば、近辺の湿地帯にも 20羽くらいいるという。 増えたのはいいが、最近では 旅立たない〈定住型〉も増えてい る。ナントの周辺や、コウノトリ がシンボルマークのアルザス地 方でも、気候の変動などにより冬 でもエサにありつけるようになっ たため、定住するのだそうだ。 卵が孵化(ふか)するまで、あと
約1カ月。ヒナが生まれる頃には、 ©T.Lapetite
木々も青々とした、本格的な春に なっていることだろう。 (実)