平成18年3月議会

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狭山市議会議員

こやの 剛

VOL 8

議会レポート 18年度予算可決! 西口整備へ大きく前進!!

この予算書が狭山の一年を決める!

3月議会では請願を含む39議案が審議、 可決されました。18年度一般会計は前年度 比6.5%増の429億8千万円となりまし た。主な内容は以下のとおりです。

歳入UP,歳出削減に向けた取組み 個人市民税の増額 → 約5億4千万円の増 (定率減税縮減、老齢者控除廃止による) 市長ほか3役の期末手当削減 →5年間で約3100万円の減 積極的な市有地の売却 → 約8600万円の増 市職員から駐車場使用料の徴収 → 約1700万円の増

まちづくり・福祉・教育・環境

● 狭山市駅西口関連予算 → 約35億8千万円 23年度事業完了に向けていよいよスタート! ● 児童手当の充実 → 約8億1千万円 支給年齢引上げ、所得水準見直しにより、支給対象児童が 9千人→12700人に大幅拡大。 ● 介護保険料の改定 → 約2億円の負担増 3年毎の見直し。介護予防などサービス充実が図られます。 ● 学校の耐震補強工事 → 約2億3千万円 新狭山、広瀬小学校の工事実施。他2校の耐震補強設計。 ● 廃プラスチックのリサイクル → 約1億円 10月より新狭山、堀兼地区9千世帯が新たに対象になります。 ● 市のHP上による就労支援サイト開始 → 約82万円 昨年の私の一般質問が実現化!


・緊急報告 「偽装疑惑」を徹底追及 ~ 市街地整備促進特別委員会での一幕 ~ 権利者名簿の偽装疑惑・・・

1月23日西口再開発見直しを求め、事業地区の権利者71名から意見書が提出。 翌日の新聞にも権利者の半数近くが反対との報道。報道の内容が事実ならば今までの 市の説明と違うものであり、事業の見直しも検討せざるを得ない。しかし、この時、 見直しを求めている権利者の名簿は提出されなかった。その後、市街地整備特別委員 会において「ある市議会議員」が抵抗の末に名簿を提出。精査をした結果、何と71 名のうち真の権利者は21名しか存在せず、他の50人は全く関係ない人と判明。つ まり名簿はニセモノ。後に「ある市議会議員」は名簿収集に積極的関与をしていたこ とが判明。さらに説明を求めたところ、証言が2転3転し、ますます矛盾が露呈。 誰かが意図的に名簿を偽装し、市民を欺き、事業進捗に圧力をかけようとした疑いが 濃厚となった。これに市議会議員が関与しているのではないかというもの。

市民を欺く悪質政治を断固STOP! 今後は調査特別委員会で徹底追及・・・ 私は市民の皆さんには正確な情報を提供し、判断していただくのが議員の務めであ ると思います。 この一件は私も議員の一人として、 ウソが横行する市政の現状を大変、 悲しく残念に思っています。世間を騒がしている国会のメール問題と同じ構図で、ウ ソの情報をもとに市政の根幹を変えようとする行動、それが議員の関与により行われ たとあっては市議会への信頼は地に落ちます。この件については議会最終日に「調査 特別委員会」が設置されました。まさに市議会はじまって以来の事件です。市政の信 頼と議会の質をおとしめた責任は誰にあるのか、徹底的に追及していきます。

こやの 剛プロフィール 昭和47年8月1日生まれ (33歳) 堀兼小学校、堀兼中学校卒業(生徒会長をつとめる) 、所沢北高校卒業(ラグビーに熱中!) 専修大学法学部卒業後、参議院議員 田村秀昭(元航空自衛隊幹部学校長)公設秘書として 激動の永田町を駆け巡る。平成15年 市議会議員初当選 所属会派:志政会 所属委員会:総務経済委員会(副委員長) 、市街地整備促進特別委員会 趣 味:テニス、ラグビー(最近は観戦専門) 、釣り、書道、読書 座右の銘:一源三流、百術は一誠に如かず 尊敬する人:西郷隆盛 〒350-1302 狭山市東三ツ木62-25

E-mail:koyachu@yahoo.co.jp

TEL&FAX: 04-2952-0795


3月議会 一般質問より

狭山市最大の事業 「狭山市駅西口整備」

~ We must change to remain the same!~

18年度予算には西口整備関連で約35億円の予算が計上されました。昭和 52年の調査開始以来、事業地区権利者の皆さん、市、都市機構が30年にわ たり、調査、協議を続けてきました。その間、多くの市民の皆さんも「あの危 険な駅前を一日も早く何とかしてほしい」と願い続けてきたことと思います。 狭山市の悲願はようやく実現に向けて、動き始めました。 今後のスケジュール

■市街地再開発事業 事業費

約231億円 内 訳

国、県の補助金 約 76億円 市の支出 約142億円 保留床の処分 約 12億円

18年3月 国土交通省に事業認可申請 権利変換の諸手続開始 19年6月 現在の建物等の除却工事 20年1月 商業施設、駐車場等の公益施 設の建設開始 21年9月 街開き 22年6月 公共施設(中央公民館代替 施設)建設開始 23年8月 事業完了

質 問

市の財政状態は大丈夫 なのか?事業を行うにあたり、 多額の借入金を伴う訳だが、市 の公債費比率など財政指標等は 問題ないのか?

答 弁

長期的な試算を行った結果、財政的 に可能と判断した。さらに行財政改革を行い 財源を確保していく。公債費比率は財政状態 を図る重要な指標。18年度は約11%、 以降は一時的に12%になりピークとなる が、それ以降は約6~7%となり、県内を比 較しても良好な財政状態を維持できる。


コンパクトなまちづくりを目指せ! ■ 今までのまちづくりの問題点 ■ ・ショッピングセンターなどは地価の安い郊外に次々と出店 中心市街地から郊外へと人口が流出 → 都市機能の低下! ・行政は道路、上下水道、学校や公民館など公共施設を郊外に も整備 → 建設費、維持管理経費が莫大に! この状況は全国的な地方都市の現状になりつつある・・・

今こそ、発想の転換を! この状況を打破するのが「コンパクトシティ」という新しい取り組み です。 (国会でも「まちづくり3法」改正案等で、この方針が審議中) これは中心市街地に商業施設、住宅、公共施設を再配置することによ り、人の流れを取り戻し、都市を再活性化させようとする試みです。狭 山市は県内他市に比べ、人口の減少、高齢化が急速に進み、活力の低下 が顕著になっています。今までの郊外に延びていくようなまちづくりを 改め、高齢者などが安心して歩いて暮らせる街、少子高齢化時代を見据 えたまちづくりへの発想転換が必要です。 ■

悪質商法にご注意を!(3月議会では消費者行政についても質問)

振り込め詐欺やマルチ商法などの悪質商法の被害は全国的に拡大し、弱い 消費者層つまり高齢者、障害者、若年者が狙われています。市の消費者生活 センターに寄せられる相談件数も近年、増加傾向にあります。被害金額も多 額にのぼり、救済できた金額だけでも年間3億円もの額になります。新聞で も報道されましたが、この消費者行政について積極的な解決に向けた権限は 埼玉県にあります。現状ではなかなか動いてくれないのが実情であり、今回 は市長から県への働きかけ、さらに市の相談体制強化などを求めました。ま すます、巧妙化する悪質商法に皆さん、くれぐれもお気をつけください。

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『一日一歩 こやの剛の日記』というタイト ルで今年からスタートしました。毎日更新と いう訳にはいきませんが、最新の活動状況、 市政の生情報、私の思いなどを綴ります。 皆さんのアクセスをお待ちしております。


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