D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025 第7戦 第63回 MFJ-GP モトクロス大会 公式大会プログラム

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本日は「第63回MFJ-GP モトクロス大会 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025 第7戦」に多数のご来場を賜り、 心より歓迎申し上げます。

2025年シリーズは、4月に熊本県・HSR九州で開幕し、ここ宮城県・スポーツランドSUGOにていよいよ最終戦を迎える こととなりました。今年はポイントスケールの刷新により、チャンピオン争いがシーズン終盤まで続くクラスが多く、非常に見応え のある展開となっております。各地の会場に足を運び、温かいご声援を送ってくださったファンの皆様に、心より御礼申し 上げます。

本日のMFJグランプリ大会には、例年通り国内外からトップクラスのライダーが集結しておりますが、特に本年のワールド チャンピオンであるロマン・フェーブル 選手の参戦は大きな注目を集めております。彼らが繰り広げる最高峰の戦いが モトクロスの魅力を存分に伝えてくれることでしょう。ぜひ全選手に熱いご声援をお願いいたします。

一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は、モーターサイクルスポーツ のさらなる普及を目指し今後も多様な活動を展開してまいります。観客の皆様にはレース観 戦を楽しんでいただくとともに、ご自身の志向や技量に合った 競技会への参加を通じてモー ターサイクルスポーツの魅力を体感していただければ幸いです。

最後に、参加選手およびチーム関係者のご健闘を祈念するとともに、本大会の開催に あたりご尽力いただいた宮城県、村田町をはじめとする地域の皆様、ご協賛各社、報道機関、 スポーツランドSUGO、競技役員、そして多くの関係者の皆様に心より感謝申し上げ、挨拶 とさせていただきます。

一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会 (MFJ) 鈴木 哲夫 会長

本日は、スポーツランドSUGOにご来場いただき、誠にありがとうございます。

4月の第2戦に続き「D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ 2025 第7戦 第63回MFJ-GP モトクロス大会」を、ここ スポーツランドSUGOで無事に開催できますことを、主催者を代表して心より御礼申し上げます。

さて、最高峰のIA1クラスでは、JAY WILSON選手が昨年に引き続き強さを見せつけておりますが、他のライダーも 最終戦までシリーズチャンピオン獲得に向けて奮闘しております。最終戦には海外で活躍するライダー参戦の話題もあります ので、シリーズチャンピオンの行方も目が離せません。本大会はグランプリポイントとして3ポイントが加算されることもあり、シリーズ ランキングアップを狙う選手たちにとっても重要な大会となります。その他のクラスでもポイントが拮抗しておりますので、出場選手 たちは最終戦に相応しい果敢な攻めのレースを繰り広げてくれると確信しております。最後まで全てのクラスに向けてご来場 の皆様から熱い声援を送っていただければと思っております。

レース以外では、アフターパーツメーカーとバイクショップ等によるグッズ販売を第1パドックで行うほか、今回もバイクでご 来場のお客様には無料でご利用いただける「ライダーズカフェ」も用意しております。レース 観戦の合間にご利用ください。また、ステージイベントも継続して開催いたします。今年はIA クラスのルーキーライダートークショーの他にも土曜日にレディースクラスのトークショーを予定 しておりますので、お昼休みの時間もお楽しみください。

最後になりますが、本大会の開催にあたりまして、多大なるご支援・ご協賛を賜りました 自治体・企業・団体の皆様、ならびに大会運営にあたりご尽力いただきます競技役員、関係 者の皆様に心より御礼を申し上げますとともに、参加選手、チーム関係者の皆様のご健闘を 祈念致しまして、私からのご挨拶とさせていただきます。

代表取締役社長

佐々木 一成

開催概要 Summary

■大会名称

D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ 2025 第7戦 第63回MFJ-GPモトクロス大会

■主催 株式会社菅生/一般社団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)

■公認 国際モーターサイクリズム連盟(FIM)/一般社団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)

■後援 スポーツ庁、観光庁、公益社団法人宮城県観光連盟、河北新報社、 村田町、名取市、大河原町、柴田町、蔵王町、川崎町、岩沼市観光物産協会 ■開催日程 2025年11月1日(土)公式予選・IB OPENヒート1決勝/2日(日)決勝(全クラス)

■会場 スポーツランドSUGO インターナショナルモトクロスコース

■開催クラス IA 1/IA 2/IB OPEN/レディース

併催レース : JX/チャイルドクロス

オフィシャル Official

大会名誉会長 鈴木 哲夫 大会会長 佐々木 一成

大会組織委員長 村林 匡

大会組織委員 荒川 弘志

大会組織委員 青島 全也

大会組織委員 尾形 知臣

[全日本クラス]

審査委員長 池尻 和彦

審査委員 百井 明

[承認クラス]

審査委員長 百井 明

審査委員 池尻 和彦

大会事務局長 佐藤 和磨

大会事務次長 加藤 祐一

大会事務局員 大宮 真穂

MFJ事務局 嶋崎 一斗  小島 正義

競技監督 庄子 康弘

競技副監督 清野 浩

コース長 栗田 寿々範

救護長 手塚 暁彦

進行長 庄子 久美子

車検長 黒木 雅隆

計時長 大槻 克仁

(チーフフラッグマーシャル兼)

コースビルダー 長田 智邦

(MX production) 大内 健八

コース保安長 大内 心

コースマーシャル 大友 和則

コースマーシャル 渡辺 太陽

*敬称略・五十音順 年間スポンサー各社 Sponsors

Astemo株式会社 株式会社RS アールケー・ジャパン株式会社

株式会社アイ・エス・エー アスカ株式会社 株式会社アライヘルメット 株式会社Westwood MX 大林道路株式会社 小倉クラッチ株式会社 株式会社オートバックスセブン 株式会社オーファ 株式会社オフィスとらくしょん 株式会社菓匠三全 学校法人角川学園 カリーナフードサービス株式会社 株式会社カロッツェリア ジャパン 株式会社カワサキオート山形

株式会社キスケフーズ カヤバ株式会社 コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社

株式会社こばやし

株式会社カワサキモータースジャパン

有限会社佐建

三慶印刷株式会社

株式会社ジェーエーシー 自然農園

株式会社シナノトレーディング

株式会社新生防災設備 住友ゴム工業株式会社

株式会社セナ・コーポレーション

仙台国際空港株式会社

株式会社造形社

大成ロテック株式会社

大同工業株式会社

タカラ株式会社

ダスキンレントオール

株式会社ダートフリーク

有限会社ティーワークス

株式会社デンソー

東北総合美研有限会社

株式会社トスネット

株式会社トムス

トヨタ自動車株式会社

株式会社トライボジャパン

西尾レントオール株式会社

日建リース工業株式会社

実況

ドクター

日下田 伸 恩田 浩彦

Dr 八嶋

Dr 深谷

Dr 篠原

[MSP競技運営チーム] レースディレクター 熱田 高輝 レースアドバイザー 北居 良樹 テクニカルオフィサー 坂本 裕輔 MSP大会運営事務局 中西 悟 MSP大会運営事務局 中西 啓子 MFJ Live Channel 熱田 孝高 検証カメラ 大野 博正

SUGO OFFICIAL NAVIGATOR 鈴木 ゆめ 一富 あい

日本特殊陶業株式会社 日本ミシュランタイヤ株式会社 株式会社ブリヂストン

株式会社ペトロプラン 本田技研工業株式会社 株式会社ホンダモーターサイクルジャパン マツダ株式会社 三井住友海上火災保険株式会社 宮城テント

宮城トヨタ自動車株式会社 株式会社モトーレン仙台 有限会社山田建設 ヤマハ発動機株式会社 ヤマハモーターパワープロダクツ株式会社 横浜ゴム株式会社 株式会社ラブテック 株式会社ラプラス

株式会社利久 株式会社ワイズギア 株式会社和光ケミカル ワールドキッチン

「自分が現役時代、チャンピオンになる

言葉であると思った。

いた『小さな巨人』だ。「背が小さいことをハンデだと思ったことは一度もない。  最後のタイトル獲得となる1990年の序盤、苦戦するエリックは落ち込んスタートで誰よりも速く飛び出せばいいだけ。僕には秘密のテクニックがある でいた。そこで、レースのインターバルにトライアスロンにチャレンジした。モトク  エリックの地元ベルギーで開催された最終戦。初タイトルに賭けるライダーのロスライダーである自分でもフィニッシュできたことが自信となり、自分の走り 猛追をかわし続けた末、タッチの差でチェッカーフラッグを先に受けて決めたタフィニッシュライン近くで取材していた私の 心は震え、感動で涙がポロポロ…こぼれた。 える秘密のスタートテクニックを訊ねて 引退を決意したエリックに、今なら言 「そんなもの最初から無い。自分にそう言い聞かせていただけだよ」と笑い飛 ばされた。

やかしたらお仕舞いだ。 は重い。

このレースを最後に、惜しまれながらも

のモトクロスチーム監督に就任した。  後に兄のシルバンもレーシングチームを立ち上げた。タイトル獲得に向かって、 チーム一丸となり努力を重ねていくのは同じなのだが、ギリギリ最後のところ でチャンピオンを逃してしまったライダーは、どこかに優しさが出てしまうもの らしい…。  シルバンとエリック両方のもとでトレーニングしたことのあるライダーは「シ ルバンは優しかったけれど、エリックはものすごく厳しかった」と言う。エリック は自分が積み重ねてきたことへの結果に対する自信と裏付けがある。どんな に厳しいトレーニングも自分ができたのだから、お前にできないことはないと 言えたのだろう。

と、心に決めていたから、生活の全

歳という若さで現役を引退し、スズキ

笑顔でシーズンが終わ努力した分だけ結果が

テキスト:佐藤加世子/写真:佐藤敏光

● 世界から二輪スポーツの写真とレポートを届け続けたのがこのお二人。通称トシミツさんとカヨコさん。ご夫婦です。 (左:1971年全日本モトクロス第6戦/第8回日本GP/仙台テクニカルハイランド/右:1981年全日本モトクロス第11戦/第18回MXGP/SUGO)

チャンピオン決定戦のスタートをワクワクしながら待っていた少年は「努力 を惜しまない人。絶対、自分に負けない人じゃないとチャンピオンは取れないと 思うよ」と言った。  「人より少しだけライディングの才能、センスがあったかもしれない。だけど、 持って生まれた才能を羨む人も多いだろうが、努力を怠ればその才能さえ十分に開花させることもできずに終わってしまうかもしれない。 人の何倍も努力したから、僕のタイトルはその結果だよ」とあるチャンピオン は言った。 シルバンは何度もあと一歩というところで惜しくもタイトルを手にできなかっ ベルギー人のシルバンとエリックのゲボス兄弟。 たのに対し、弟のエリックは1982年から1990年にかけて5タイトルを 獲得した。  エリックは168㎝という小柄ながら、500

クラスでもチャンピオンに輝 けれど、引退するまでは教えないよ」と、笑っていた。を取り戻すことができた。 イトルだった。 みた。

What ALL JAPAN MOTOCROSS

全日本モトクロス、コレ知っているともっと面白い!

*レギュレーションについては、MFJのHPでご確認ください。

IA

1

【 International A1 】 450ccクラス(2stの場合は175cc~250cc) 国内最高峰のクラス。現在は4ストローク450ccマシンが主流。 ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ、ガスガス、KT M などが参戦している。2ヒート制 。レースは25分+1周 ゼッケンの1~10は赤地に白文字、11以降は白地に黒文字となる。

IA 2 LADIES

【 International A2 】 250ccクラス(2stの場合は100cc~125cc) マシンは4ストローク250ccが主流。 このIA2は若い選手が多く、ここでテクニックやスピードを磨き最高峰のIA1を目指す。このIA2 は2ヒート制 。レースは 25 分+1周 ゼッケンの1~10は赤地に白文字、11以降は黒地に白文字となる。IB OPENクラスからの昇格選手はゼッケンの頭に0をつけたルーキーゼッケンを使用する。 【 女性クラス 】 マシンは主に4 ストローク150ccを使用(2ストロークの場合は85cc) 国内女性モトクロスの最高峰クラス。レースは15分+1周 ゼッケンの1~10は赤地に白文字、11以降は白地に黒文字となる。※女性であっても他のクラスに参戦も可能 【 IB OPEN 】 IAの下のクラスとなる。マシンは4スト250ccでも450ccでも可。ゼッケンは全員が青地に白文字 。 2ヒート制 。レースは15分+1周

1周は3km以内と決められており、路面に凸凹 、急勾配、コーナーなどがあり、最大の見所となるジャンプ、フープスが組み込まれている。 ジャンプには2連ジャンプ、3連ジャンプ 、台形の形をしたテーブルトップなどがあり、ライダーはいろんなテクニックを使って一気に飛び越していく。 また、その昔はウォッシュボード(洗濯板のように凸凹が続く)と呼ばれていたが、現在はコブの連続をフープスと呼んでいる。

一気に走破するにはかなりのテクニックを要する。セクションの中でも一番難しいとも言われている。

● スタート Start

【 横一列スタート 】F1やロードレースなどのレースとは違って、モトクロスは横一列にならんでスタート。スターティンググリッドの位置は、予選レースの順位に基づいて ライダーが好きな場所を選ぶ。第1コーナーに対して最短距離のイン側をえらぶか、アウト側を選ぶか、レース展開と作戦を考えながら、予選上位のライダーから選んでいく。

【 サイティングラップ 】 スタートする前に、ライダー紹介を兼ねて一人づつコースを1周し、コース状況を確認するサイティングラップが行われた後、 正式なスタートとなる。

● レース Race

IA1、IA2、IB OPENクラスは 3ヒートまたは2 ヒート制がとられ、全レースの合計ポイントで総合の順位が決まる。

同ポイントの場合は 最終ヒートの上位者が上の順位となる。

● モトクロスマシン Machine

マシンは主に、4ストローク450ccと4ストローク250ccに分かれる。Ladiesクラスでは 85cc(2ストローク)と150cc(4ストローク)が使用される。 ジャンプを飛んだりフープスを走するため、長いストロークのサスペンションが必要となり、車高の高い車両となる。

● パドック Paddock

各メーカーのパドックにはトップライダーのマシンが整備されています。ぜひ、じっくり眺めてください。

ときにはトップライダーもこのパドックに現れメカニックと話したりすることも。トップライダーの素顔を見る事ができます。

【 イエロー(静止)】 前方の振動区間の制限に備えて準備をすること。

【 イエロー(振動)】 転倒、事故発生場所の直前のフラッグポストであることを示す。速度の減速、停止準備、追い越し禁止、 大幅に減速してジャンプを通過すること。振動~転倒・事故発生場所を完全に通過するまで適用区間とする。

【 ブ ルー(振動)】 周遅れになるライダーへの警告で、ラップされようとしていることを知らせる合図。

ラインをキープするなどして、追い越しの邪魔してはいけない。

【 レッド 】 レース時、全員が走行停止する。スタート時のフライングなどでスタートやり直しや、転倒でケガをした場合、 救助のためにレースを停止させる場合もある。

【 チェッカー 】 おなじみ白と黒の旗。レースの終了の合図となる。チェッカーを受けた順で順位が決まり、 またその時の周回数がトップのライダーより少ないと、周遅れとなる。

Points

1位

● ポイントシステム 今ラウンドはMFJ-GPのため通常ポイントに3ポイントが加算されます。

※全日本選手権IA1・IA2・IB OPEN・レディースクラスランキング順位は 与えられた得点のすべてが加算されその合計によって決定する。 ※ポイントは完走者に与えられる。「完走者」とは優勝者の75%以上の周回数を完了した者をさす。

What’sMOTOCROSS MACHINES

モトクロス専用車両

JMX/全日本モトクロス選手権はモトクロスという 競技において日本を代表する大会であり、世界につ ながる大会です。モトクロス専用の車両を使います。

IA1は日本の最高峰クラス。450ccの車両で戦う プロライダーのクラスです。

IA2は若い選手の多いクラス。250ccの車両で戦い ます。

サスペンション

外観の最も大きな特徴はストロークのあるサス ペンションと車高の高さでしょう。

その特徴的なサスペンションはジャンプなどの衝 撃を吸収するために必要となります。車高が高い のはそのストローク量のあるサスペンションを装備 した結果です。ちなみに「これじゃ足がつかない よ」という心配も必要はありません。レース では止まることがないからです。

小さいけれどパワフルなエンジン

排気量はIA1が450cc未満(4ストロークの場合※)、 IA2は250cc未満(4ストロークの場合※)です。

LADIESクラスは2ストロークの場合85cc未満、 4ストロークは150cc未満となっています。

クルマやストリートバイクに比べ、かなり小さな排 気量のエンジンを使っています。パワーも数字上 では大した数値ではありません。が、乗ってみると 想像もできないほどにパワーがあります。アクセル に対して俊敏に反応し回転が上がります。

小さなエンジンを使っているのは車体を出来るだ け軽くしたい、という理由もあります。軽い方が運 動能力が高くなるためです。大きくジャンプ、その 着地直後にフルブレーキング&ヘアピンターンと いうことも頻繁にあるため、慣性が大きいと速く走 れないのです。

※2ストロークの場合はIA1は250cc未満、 IA2は125cc未満となります。

日本には4メーカー。海外メーカーも

HONDA、YAMAHA、KAWASAKI、SUZUKI の国内4メーカーのモトクロスマシンが有名 ですが、海外にもKTM(ケーティーエム)、 HUSQVARNA(ハスクバーナ)、GASGAS (ガスガス)、Fantic(ファンティック)などのメー カーがあります。

ファクトリーマシン

最高峰クラスのIA1クラスでは、このレースの ために造った世界に数台というスペシャルな 車両もあります。これをファクトリーマシンと呼 びます。勝つためだけに作られた車両です。

YAMAHA YZ450FM(#1 ジェイ・ウィルソン)、 KAWASAKI KX450-SR(#5能塚)などがそれ です。

■シート

モトクロスでは身体を大きく使ってライディングする。 時にはフロントタイヤに大きな荷重をかけるために タンクの上まで座るポジションを移動することも。 そのためシートはタンクの上まで伸び、 かつ移動しやすいようにフラットになっている。

■サスペンション

ジャンプなどに対応する

ために長いストロークの サスペンションを装備。

■タイヤ 滑りやすいダートでも グリップするように工夫 された専用タイヤを 使用。土質によって タイヤのパターンや ゴム質も変わる。

■エンジン

現在主流は4ストロークエンジンだ。IA1は450cc、 IA2は250cc、IBオープンはその名前のとおり排気量は オープンで450ccや350cc、250ccのいずれでも構わない。

※2ストロークの場合、IA1は250cc、IA2は125ccとなっている。ここではわかりやすくする ため簡易に記しています。詳しくはMFJのホームページのレギュレーションをご確認ください。

■スポークホイール

もうストリートではあまり見なくなったスポークですが、 モトクロスなどの土の上を走る車両はこのスポークが主流。 適度なシナリと強度のバランスがいい。

MAP Area

バイクでお越しいただいた お客様はフリードリンクサービス。 椅子に座っての休息に ご利用ください。また、バイクで お越しでない方も有料となり ますが、ご利用可能です。

※コースレイアウトは、予告無く変更する  場合もあります。あらかじめご了承下さい。

■ D.I.D 全日本モトクロス選手権シリー ズ 2025 第7戦 第63回MFJ-GPモトクロス大会 協賛各 社(順不同・敬称略)

ヤマハ発動機販売株式会社

株式会社ダンロップタイヤ

カヤバ株式会社

株式会社スズキ二輪

大同工業株式会社(D.I.D)

株式会社Westwood MX

日本特殊陶業株式会社 有限会社山田建設

Astemo株式会社

株式会社カワサキモータースジャパン

株式会社和光ケミカル

一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)

株式会社アライヘルメット

株式会社造形社 宮城トヨタ自動車株式会社 自然農園 株式会社カワサキオート山形 三慶印刷株式会社 株式会社八重洲出版

株式会社H&L PLANNING 株式会社オフィスとらくしょん 株式会社ホンダモーターサイクルジャパン 株式会社ワイズギア 2G Motocross ベスラ株式会社 株式会社CARRY

株式会社光輝(南海部品 仙台店) SUSIE DIGITS

MSP trading アールケー・ジャパン株式会社 有限会社テクニクス エコーロジテム株式会社 井上ゴム工業株式会社 ピレリジャパン株式会社 株式会社ダートフリーク 株式会社トライボジャパン 株式会社NIPPO

観戦ガイド

Spector’s GUIDE

よりテクニカルに、 よりハイスピードに!! よりテクニカルに、 よりハイスピードに!!

● C スタート直後の 順位がここで

● D ターン5、ターン6 ターン5とターン6の コースデザインが変更 され、より高速なターンと なった。

● E

斜面を一気に登って小さくターン、 一気に下って小さくターンを繰り返す 非常にテクニカルなセクションが続く。

春に刷新されたSUGO MXコース。

春に刷新されたSUGO MXコース。

今回もより一層テクニカルなコースに 生まれ変わった。

今回もより一層テクニカルなコースに 生まれ変わった。

コースビルダーから コーナーはできるだけ轍が できるように工夫しています。 これで一気に難易度が上がります。 また、観戦の皆様が見て楽しめる、 今回もそんなコース を作りました!

コーナーには 「ターン1」とか「ターン7」とか 番号がついています。

これは、フィニィッシュラインを超えた ところからカウントしています。

スタート直後の大坂下の右コーナーは 「ターン1」ではなく「ターン2」!

★ 選手紹介

スタート前にIAライダーを 一人一人お立ち台でのご紹介だ。

間近に応援するチャンスだ!!

■ 出店ブース

大坂を登りきったあとは、 すぐに右にターンし一気に 下ります。スタート直後は この下りを見れば、順位が はっきりわかりますよ。

■ ファクトリー

■ 表彰台 前スタンド

ここはスタートが良く見えます。

■ 大坂スタンド

SUGO名物「大坂」の 横の観戦スタンド。 コースを見渡たすことができて、 レースの展開がわかりやすい。

● B 大坂

SUGO名物の「大坂」がこれ。 ターン1を抜けるとこの急角度の 登りとなる。スタート直後の混戦 の順位もここで確認できます。

● O エバーツターンの先 エバーツターンの先の サインボードエリア前の 小さなジャンプがなくなり、 直線に変更。

大坂あたりもみえます。トイレも近いし パドックにも近いので、レース以外も 楽しみたい方にはお勧め。

チームやブースが SUGOは美味しいものが 出店しています。美味しい ものを食べながらの 観戦がお勧めです。

コースの東側は(矢印方向)第1パドック。 ファクトリーチームのテントや出展      ブースがいっぱいです。

● A スタート  各選手のグリッドの選び方に注目。 アウトからかぶせるように入るのか、 インから最短距離を狙うのか。しかし インからはコーナーの角度がきつく なるのが欠点。※このグリッド選びは 土曜におこなわれた予選の上位から順。

● Q ターン17

Time Schedule

★人気の SUGO! ドッグ

SUGO CAFÉの 人気メニューがこの ホットドッグ。 今回もSUGOブース で販売します。 マジでおすすめ!!

フィニッシュ前の最終コーナー のイン側にコブを設定。

最後のバトルポイント。

● P サインボードエリア 各チームがここでライダーにサインボードを 出す。チームがライダーに伝えようとしている ことがそのボードでわかる。時に面白い言葉も。

● M ルンバルンバ刷新

今回のMFJ-GP用に刷新。 より高速なセクションに!

■YAMALUBEスタンド ルンバルンバ下の観戦スタンドです。 飲食の出店ブースが近くにあり、 いろいろ便利な観戦ポイント!

■ジャンプで バイクを横に倒すのは?

これは高く飛ばない工夫です。高く飛ぶと 着地までに時間がかかるためタイムロスに。 できれば低く長い距離を飛びたい、 ということからこのようなライディングが 生まれました。リヤサスペンションの伸びる エネルギーを横に逃してるのです。

● F ターン7

ターン7のイン側にコブが用意された。

スピードをのせたアウト側が 最速ラインか?

※通過ページです。  開催当日にリザルトページに接続します。

https://speedhive.mylaps.com/

実は・・好評のMFJ LIVE channelが進化!して【motoバトルLIVE】に変 わりました!MFJ全日本選手権のレースや各地で開催のオートバイレース もライブ配信!大人気の解説ももちろん強化して放送します!お楽しみに!

ここはコースサイドの森が作る 日陰からの観戦が可能です。 のんびり観戦におすすめです。

ターン4と ステップアップ横は 撮影ポイントです。うまくアングル を見つけることができれば迫力の  写真を撮ることもできます!

■ 木陰観戦 ● G ステップアップ 段差がなくなり、より一層 スピードが乗るコースデザインに なりました。

● N YAMALUBEコーナー ルンバルンバ出口の左ターンが YAMALUBEターン。

この先の下りのツッコミも パッシングポイント!

お客様通路

● L KYBジャンプ 迫力のジャンプを見ることができる。 ※レース中はこの横の通路での立ち止まっての  観戦はできません。

● H ヤマケンウェーブ ヤケンジャンプ23mが大きく変更され、 角度のある7連続のフープスに。

非常にテクニカルなセクションとなりました。 速度差が出るのでパッシングポイントになる?

バイクでお越しのお客様は無料で ドリンクサービスを利用できます※。

● I ヨーロピアンセクション スタートから一段高くなったこのエリアを ヨーロピアンセクションと呼びます。 ヨーロッパで見るようなハイスピード バトルを見ることができる。

すぐ後ろには飲食 のブースもあるので いろいろ便利。

バイク以外でお越しのお客様は有料(500円) となります。ドリンクを手に椅子にすわっての ゆったり観戦はいかがですか♬

※二輪駐車場でガードマンからカフェ利用整理券を お受け取りください。この整理券でライダースカフェ が無料に!タンデム同伴者も無料となりますよ♬

● J 大きく変わった

ヨーロピアン ヨーロピアンセクション奥のコース デザインが大きく変更された。 よりテクニカルなデザインとなった。 パッシングポイントとなるか。

● K ヤマケン ビッグジャンプ ヤマケンビッグジャンプ が大きく変更されました。 ブラボースタンドから よく見える ジャンプセクションに。

■ コースサイドからの  観戦にはご注意を

コースサイドからの観戦にはご注意 ください。観戦においての安全には 最大の注意を払っています。がしかし、 万が一のことがある可能性も完全に ゼロではありません。選手の走りを 見ながらご通行ください。

臨時路線バス時刻表 ※ SUGO 仙台駅 西口 8番のりば たばこ団地 駐車場

SUGO たばこ団地 駐車場 8:00  9:00 10:15  11:15 13:45   16:00   大人片道1,160円 (中学生以上) 小人片道 580円 (小学生) バス料金 ※6歳未満の幼児は運賃無料

※タイムスケジュール の都合により変更にな る場合も御座います のでご了承ください。

※乗車定員以上の乗 車は危険ですので乗 車できません。

※出発時間前であっ

ても乗車定員に達し た場合は出発いたし ます。次のバスをご利 用ください。

※交通事情により運 行時間が遅れることも

本大会に海外からIA1クラスに、

2025年FIMモトクロス世界選手 権MXGPクラスチャンピオンを 獲得したロマン・フェーブルと、 同大会MX2クラスフル参戦1年 目にして最高3位を獲得したイタ リア出身のバレリオ・ラタ、そして タイモトクロス選手権MX1クラス チャンピオンのジラジ・ワナラック (通称:ニモ)の3名が出場する。

世界トップクラスの走りを目の前 で見る貴重なチャンスは見逃せ ない。

世界のトップライダーと全日本 ライダーたちの戦いによりチャン ピオンシップの行方はどうなるの か、見応えのあるレースをお楽し みください。

IA-1に 緊急参戦! IA-1に 緊急参戦!

RomainFebvre

ロマン・フェーブル

FRA/TeamKawasakiR&D/Kawasaki KX450SR

2025年の世界王者に輝いた#3ロマン・フェーブル(Team Kawasaki R&D/カワサキ KX450SR)が参戦。2020年から 2024年までの間にMXGPランキングで2位を2回、4位と5 を一度ずつ獲得し、常に世界の最前線で活躍を続けてきた フェーブルは10年前にもIA1クラスにスポット参戦した経験が あり、今回が全日本モトクロス選手権への参戦2回目となる。

ValerioLata

ITA/HONDAHRC/Honda CRF450R

FIM世界選手権MX2クラスにフル参戦したバレリオ・ラタ選手が IA1に参戦する。イタリア出身の20歳。2019年85ccクラス世界 チャンピオン、2021年にはヨーロッパ125ccクラスチャンピオンを 獲得。世界選手権では2024年にEMX250クラスに出場しランキ ング2位に。2025年にはMX2クラスにフル参戦し最終戦では3位 入賞を果たす。来年もMX2参戦予定だが今回は450のIA1に参戦

JirajWannalak

THA/HondaRacingThailandTeam/Honda CRF450R

タイからも若きチャンピオンがこのMFJ-GPに参戦、ジラジ・ワナラック 選手だ。愛称はニモ。今シーズンはタイMX選手権Pro MX2クラス (250cc)とPro MX Premierクラス(450cc)でWチャンピオンを 獲得。先日のJMX第6戦にも参戦しヒート3ではトップに立つ 走りを見せた。惜しくも2位に終わるがタイのモトクロスの実力 をみせた。「最終戦は優勝を目指します」と意気込む。

● 85(発酵)カツカレー 蔵王盛り ¥1,390

● 710(納豆)ボロネーゼ ¥990 ● 蔵王ミルクソフトクリーム ¥410

●85カレーと710ボロネーゼはレトルト販売も行っています‥‥▶

店舗内は歴史的なオートバイ・ヘルメット・パネルの展示でモータースポーツ カフェを演出。村田町の名産品である発酵食品(乾坤一の酒粕、桜中味噌、 グリーンパール納豆)を活用したサーキットならではのメニューも開発。 旅するシェフ吉田友則氏による監修のもと「カレー」と「パスタ」、 「ソフトクリーム」の3つの看板商品が完成。コーヒーなど、ドリンクメニューも 充実!ご観戦の前やお帰りの際に お立ち寄りください。

SUGO CAFÉは メインゲート横 (北側)の西駐車場 にあります。

SUGO Original Goods

New アイテムがゾクゾク登場!

2025年、スポーツランドSUGOは50周年を迎えました。 昨年登場した2024年モデルのグッズに加え、 50周年記念グッズが 仲間入り!!

地場産品のお土産商品なども充実しているので、 レース観戦のあとは、ゆっくりお買い物でもいかがでしょうか?

全7戦で争われるD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズも いよいよ最終戦を迎えた。今シーズンを通じて2024年までと 大きく異なり影響を与えてきた要素が「ポイントスケール」だ。

これまでは1~15位までがポイント付与の対象とされてきたが、 2025年は1~30位に拡大。これにより優勝ポイントが25P→ 35Pへ変更し、さらにポイント差も縮小した。結果として各クラス のタイトルやランキング争いは最後まで逆転の可能性を残すこと となり、例年以上にスリリングな戦いが展開されてきたのである。

例えば#1ジェイ・ウィルソン(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)は 前戦までに、実に11ものヒート優勝を果たしているにもかかわらずタイトル を決めきれず、最終戦まで持ち越すこととなった。つまり他のクラスも含めて、 全てのタイトル決定がここSUGOで決定するのだ。ハラハラドキドキしながらの レース観戦は、絶対に面白いに決まっている!

とはいえウィルソンの強さはやはり圧倒的で、前半戦終了後約3ヶ月のイン ターバルを経て開催された第5戦近畿大会では3ヒート完勝、前戦関東大会も 2ヒートで勝利を飾っており、他の選手を完全にリードしているのは事実。そんな なか、前戦ヒート3でウィルソンに土をつけたのが大倉由揮(Honda Dream Racing Bells)だ。今季第4戦中国大会ヒート1以来の勝利は15分+1周のドラマの 中で勝ち得たものだった。このヒートは特に目まぐるしくトップが入れ替わる怒涛 の劇場だった。スポット参戦の星野優位(レーシングチーム鷹 / STAR racing 166)、JIRAJ WANNALAK(Honda Racing Thailand Team)がまずレース を先導。ウィルソンは4周めにトップに立つものの星野が食い下がる。そして ウィルソンはバックマーカーとの接触で転倒し後退。WANNALAK、ペースを上 げて追い上げてきた大倉のトップ争いは、ラストラップで最速ラップタイムを叩き 出した大倉が逆転、これで歓喜の今季2勝目を挙げたのだった。レース後はライ ダー同士が互いの健闘を讃えあう姿が見られた。

ウィルソンの強さは揺るぎないが、誰にでもチャンスがあるとも言えるモト クロスは、最後の最後まで何が起きるか分からない。また本大会は2025年 MXGPチャンピオンを獲得した、「Kawasaki Racing Team MXGP」に所属す るロマン・フェーブルが参戦する。カワサキにとっては1998年のセバスチャン・ トーテリ以来27年ぶりとなるモトクロス選手権最高峰クラスのタイトル獲得だ。 フェーブルは2015年にヤマハのライダーとしてここSUGOで参戦を果たしてい るが、そうそうたる海外ライダーと共に激戦を展開したので覚えている方も多い ことだろう。ベテランライダーとして再びトップに君臨したフェーブルは、どんな 走りを我々に見せてくれるのだろうか。

ウィルソンをはじめ全日本ライダーにとってはタイトル決定戦という正念場の レースではあるが、世界王者フェーブルの参戦がどのようにレースを撹拌していく のか。見どころが満載なIA1クラス。ドラマの目撃者はあなただ!

ジェイ・ウィルソン、IA1クラス3連覇なるか? MXGP王者、フェーブルの激走も 刮目せよ!

ジェイ・ウィルソン、IA1クラス3連覇なるか? MXGP王者、フェーブルの激走も 刮目せよ!

5

Ranking 1 488point

JAYWILSON

AUSTRALIA

YAMAHAFACTORYRACINGTEAM

YAMAHA YZ450FM

“ youtubeの『ジェイ先生』は日本のファンに楽しんでもらうと共に 海外のファンに日本のライダーを知ってもらう為でもあったんだ ”

全日本に参戦して4年、すっかり『日本のジェイさん』になった。「日本のファンが僕 と交流するのは緊張や恥ずかしさを感じるかもしれない。SNSや動画を発信する ことでその垣根が低くなればいいと思っているよ」「今シーズンは様々な面で成長 し人として成熟したと感じている。またしても学びの多い素晴らしい1年だった」「今 回はエキサイティングなレースになると思う。僕にとってもヨーロッパのライダーと レースをする絶好の機会だし。ワールドクラスのレースになると思うよ」

Ranking 2 452point Yuki OKURA

大倉由揮

大阪

HONDA CRF450R

“ 3回目の出場で走りはすごい成長したと感じたんですけど、 結果に繋げられなかったのがすごい悔しいネイションズでした

世界大会ネイションズに日本代表として参戦、前戦ではヒート優勝も果たした。「目 指す所はチャンピオンなのでジェイを倒したいの一言ですね。」「気持ち的にも折 れてないですし諦めてもない。やってやろうという気持ち。粘りっこくねちねち走っ てやろうと思ってます」「海外選手はすごい速くて現状速さの違いがあるんですけ ど、だからって日本でネイションズの時ほどに差は開けられたくない。ちょっとでも 爪痕を残してやろうと思います。やれることを全力で頑張りたいですね」

Ranking 3 419point Kainosuke OSHIRO

大城魁之輔

沖縄

YAMAHABLUCRURACINGTEAMYSP浜松 YAMAHAYZ450F

“ 全戦戦い切るというのが今年の課題です。ポイントも大事ですが 戦い切るというのもライダーとしては大事なところなんで

第4戦では今季初となるヒート優勝。「僕は時差タイプって言ってるんですけど、コーチ の馬場亮太君に教わった事が数ヶ月経って乗ってる時に、わっ!これめっちゃ良かった な、これか!ってなって、電話で亮太君にあれって大事ですねって言うと前からずっと ゆっとったやんけって怒られます(笑)」「シーズン中にも何個かそういうのがあって。 そうしてるうちにライディングも良くなって結果に結びついてきていると思うんです」

Ranking 4 350point Gota OTSUKA

大塚豪太

栃木 T.E.SPORT HONDA CRF450R

悩みすぎて10円ハゲができそうだし、きつくて逃げ出したくなる 時もあるけど好きなことで悩めてる時点で俺は幸せだなと

「今年は安定しすぎてしまってるかなと思ってます。本当はもっとインパクトのある走り …トップ争いに加わりたいですね」「東福寺さんのマネージャーから聞いたんですけど、 僕がいないところでなんであいつはあんな不器用なんだろうなって言っていたそうで …監督にもそう思われてるんで本物だなと。本物のバイクバカで不器用でしたっていう …本物の脳筋です(笑)」だからこそ勝ちたい思いは強い「もう筋肉で勝ちます!」

Ranking 5 342point Ryota ASAI

浅井亮太

“ 開幕戦ではIA1は手強いやっぱり厳しいんやねって思ってたので 自分でもまさかここまで来れるとは思ってなかったんですよね

今シーズンからIA1にステップアップ。「元々8番手ぐらいを目指してたんですけど気が つけば5番で順調に来てるのかなって思ってて」「広島での表彰台は今迄で一番嬉しか ったです。1年目に表彰台に上がるのは自分なりに意味があるのかなって感じてて、2~ 3年かけて上がるよりかは、1年で上がれる実力をつけるってのが自分の中で意味があ るのかなって」「最終的にはトップに絡んで表彰台というのが今年の最終目標ですね」

Jay Wilson

横山 遥希

Haruki YOKOYAMA

Romain Febvre

大倉 由揮

能塚 智寛

大塚 豪太

安原 志

大城 魁之輔

小方 誠

内田 篤基

神田橋 瞭

池谷 優太

星野 優位

渡辺 祐介

西 元気

小林 大治朗

宗本 駿真

阿部 仁

道脇 白龍

白石 翔也

尾崎 大二郎

鈴木 悠仁

伊藤 翔太

中村 泰介

西條 悠人

浅井 亮太

村松 寿樹

Yuki OKURA

Chihiro NOTSUKA

Gota OTSUKA

Nozomu YASUHARA

Kainosuke OSHIRO

Makoto OGATA

Atsuki UCHIDA

Ryo KANDABASHI

Yuta IKEGAYA

Yui HOSHINO

Yusuke WATANABE

Motoki NISHI

Daijiro KOBAYASHI

Shumma MUNEMOTO

Jin ABE

Hakuryu MICHIWAKI

Shoya SHIRAISHI

Daijiro OZAKI

Yuto SUZUKI

Shota ITO

Taisuke NAKAMURA

Yuto SAIJO

Ryota ASAI

Kazuki MURAMATSU

Jiraj Wannalak

Valerio Lata

松岡 力翔

齋藤 啓太

AUS 31 YAMAHA FACTORY RACING TEAM

埼玉 27 Honda Dream Racing LG

FRA 33 Team Kawasaki R&D

大阪 26 Honda Dream Racing Bells

福岡 28 Team Kawasaki R&D

栃木 29 T.E.SPORT

Rikito MATSUOKA

Keita SAITO

Yamaha YZ450FM

Honda CRF450R

Kawasaki KX450SR

Honda CRF450R

Kawasaki KX450-SR

Honda CRF450R

兵庫 32 八尾カワサキ with ANNEX CLUB Kawasaki KX450

沖縄 25 YAMAHA BLU CRU RACING TEAM YSP浜松 Yamaha YZ450F

神奈川 40 TEAM HAMMER

Honda CRF450R

静岡 29 Yogibo PIRELLI MOUNTAIN RIDERS Kawasaki KX450

神奈川 24 Team GANZ with ZEKURA Kawasaki KX450

静岡 36 TEAM HAMMER

Honda CRF450R

埼玉 36 レーシングチーム鷹 / STAR Racing 166 Yamaha YZ450F

宮城 29 YAMAHA BLU CRU RACING TEAM Yamaha YZ450F

神奈川 31 秀明道場

埼玉 23 レーシングチーム鷹

岡山 30 Yʼs Racing Team

Yamaha YZ450F

Yamaha YZ450F

Yamaha YZ450F

岩手 25 y's Racing with 東北TRAS Yamaha YZ450F

愛知 27 TEAM KOHSAKAwithトータルカーサービスK Honda CRF450R

北海道 33 Kawasaki KX450

愛知 29 YSP浜北大橋レーシング

静岡 24 YSP浜松/CSアドバンス

Yamaha YZ450

Yamaha YZ450F

岩手 32 花巻レーシング Kawasaki KX450

静岡 47 RT MIKURA Yamaha YZ450F

宮城 23 KAWASAKI PURE TECH Racing Kawasaki KX450

京都 26 BLUCRUフライングドルフィンサイセイ Yamaha YZ450F

山梨 21 KTM 450SX-F

THA 19 Honda Racing Thailand Team Honda CRF450R

ITA 20 HONDA HRC

広島 22 BLU CRU SP忠男広島

福島 20 Team Pitin

Honda CRF450R

Yamaha YZ450F

Yamaha YZ450F

ことごとくスタートが決まる田中淳也(YAMAHA BLU CRU RACING TEAM YSP)、粘りと追い上げの強さを見せる中島漱也(YAMAHA BLU CRU RACING TEAM TAKA)。二人のヤマハライダーによるタイトル争いが 展開されている今季IA2クラス。そこに割って入るのがIA2年目の若手有望ラ イダーの吉田琉雲(Bells Racing)、そしてイタリア選手権に参戦中のスポッ ト参戦ライダー、ブライアン・シュー(AutoBrothers)だ。

3ヶ月の長いインターバルを経て開催された第5戦近畿大会では、吉田が 躍動した。ヒート1はトップを狙える速さを見せたもののマシントラブルでリタ イア。ヒート2で中島、田中という今季IA2クラスの2強を相手にしての堂々の バトルを見せて競り勝ち、17歳にしてIA初優勝を遂げたのだった。

前戦オフロードヴィレッジでは、この近畿大会で結果を残せなかったシュー が本来の実力を発揮し、日本人ライダーに刺激を与えた。15分+1周×3ヒート で行われた決勝ヒート1は、田中がホールショットを獲得し、シューとのトップ 争いが展開したが、シューがトップを奪い逃げ切り優勝。2位には追い上げ を見せた中島が入った。シューはレース後に「コーストラックは簡単だった」 という趣旨のコメントを残したが、天候は荒れて午後から雨が降りはじめた。

次第に滑りやすく難しくなったコースはややテクニカルなものに変貌し、ヒー ト2をドラマチックなものにしたのだった。田中はここでも序盤からトップに 立って快走を見せるものの、シュー、中島が田中を攻略。中島は終盤にペース アップを果たしたがシューはジャンプでミスを犯し、形勢逆転。中島が最強 のライバルであるシューに打ち勝って、今季7勝目をマークした。

ヒート3はまたもや田中が好スタートを決めたが、中島がペースを上げて 逆転。このまま逃げ切って総合優勝をものにするかと思われたが、シューの 穏やかに見える表情の裏にある「勝利への執念」が姿を現した。中島を激し く攻め立てて、6周め直前に逆転。このままリードを広げて総合優勝を獲得。 前戦近畿大会のリベンジを果たしたのだった。

タイトル争いは、1勝を挙げた中島が田中とのポイント差を広げることと なった。ここまで中島を覚醒したものの一つは、やはり2025年モトクロス・ オブ・ネイションズ日本代表メンバーとして世界の強豪の中で戦い、厳しい 環境の中で攻めの走りを身につけたことだろう。ヒート2で、実力でシューを 破ったレース展開はまさにその効果もあったのではないだろうか。

さて、SUGOは地元東北ライダーの活躍も注目したいラウンドである。 横澤拓夢(TKM motor sports いわて)、佐々木麗(Kawasaki PURE TECH Racing)、渡辺陵(BLU CRU TeamPitin with M:F)ら東北出身ライ ダーの活躍にも期待したい。またIAルーキーライダーの中でのランキング上位 につける守大夢(Kawasaki PURE TECH Racing) もSUGOを得意としてきた東北期待の若手 ライダーだ。熱い声援を贈ろう!

ネイションズ参戦を経て 強さを増した中島、食らいつく田中。 チャンピオン争いの行方は!? ネイションズ参戦を経て 強さを増した中島、食らいつく田中。 チャンピオン争いの行方は!?

Ranking 1 469point Soya NAKAJIMA

東京 YAMAHABLUCRURACINGTEAMTAKA YAMAHAYZ250F

“ 世界にはこんなに速い人がいる。日本でグズグズしてたら 一生たどり着けない。勝ち続けないといけないって思いましたね

世界大会ネイションズ代表を初体験「日本を代表して挑む事を良い意味で重く捉えて いて。プレッシャーは今までで一番すごかったんですけどそれもなかなか味わえない 事なんでその中でレースできたのはすごい嬉しく楽しかったです」「日本のチャンピオ ンはもちろん大事ですけど1レース1レース自分の成長に繋がるようにしないと、このレ ベルで守りの走りをしているようじゃだめだ、攻めていかないとって改めて思いました」

Ranking 2 422point Junya TANAKA

田中淳也

京都

YAMAHABLUCRURACINGTEAMYSP浜松 YAMAHAYZ250F

“ SMXの丈くんに比べたら自分はプレッシャーが何もないなと。 ここで落ちたとてなので本当に出し切った方がいいって感じました

「夏はフロリダの下田丈くんの所に行ってきました。得るものは大きかったです。沢山教 えてもらったりYouTubeを一緒に見返してもらったり。丈君は本当に優しくて」「全部自 費だったんでヤバい位お金がかかってレンタカーも19歳じゃ借りれないし、運転もでき ないので大変でした。それもこれから海外でレースする時に必要な経験だと思うんで、 今回は速くなるだけじゃなくて自分の人生としてレベルアップになったと思ってます」

埼玉 KawasakiPLAZA東大阪 KAWASAKIKX250

“ 新しいアルパインスターのウェアを着たら既に勝谷さんが着た色で 皆にTKモデルじゃんって言われて笑うしかなかったです ”

「毎戦そうですけどそろそろ1位をとりたいなっていう。トップはヤマハ2人っていつも思わ れてるのが悔しい気持ちに変わってきたので。後半戦は得意なので勝ちを意識して攻め でいきたいと思います」「ずっと言ってたSUGOでの表彰台っていう壁はこの春に打ち破 ったので変に意識することなく挑めると思います。嫌いじゃないけどちょっと結果が出な い鬼門ではあったので、そういう気持ちがなくなって走れるSUGOはすごく楽しみです」

Ranking 4 360point Takumu YOKOSAWA

横澤拓夢

岩手 TKMmotorsportsいわて HONDACRF250R

ライダーには自分が価値のある存在だということをわかってほしい。

1億人の中で何十人って絶滅危惧種ですよ。貴重ですよ ”

もの言うライダーとしてポッドキャストで様々なライダーとの話を発信している「ライダー ひとりひとりに価値があって、皆がやってるからこそあるレースだと思ってるんで」「最 終戦はほぼ地元大会で、自分が勝つのが一番盛り上がる場所だと思うので、今年は勝 ててないんで最後ぐらいは地元の皆の前で勝ちたいなと。そろそろ柳瀬も調子が上が ってきてるんでTKMでワンツー取れたらなと。それで締めくれたらいいなと思ってます」

Ranking 5 319point Ryo IKEDA

池田 凌

北海道 KawasakiPLAZA大阪鶴見 KAWASAKIKX250

“ チャンピオンはほど遠くなってしまったけどSUGOは得意。 ベストリザルト出してるコースなんで最後は笑って終わりたいですね

今シーズンからひとりチームでKawasaki PLAZA大阪鶴見より参戦。じわじわ上がってきて いるが「喜べる成績ではないですね。スタートがうまく抜けられてないんでそこが一番の課 題です」チームが変わったタイミングでウエアも新しくなった「ずっとTroyLeeだったのが今 年からRENENになってるんで注目してほしいです。なにしろ僕以外誰も着ていないので」 「あとはやっぱ走り。見てもらえるように僕も頑張るんですけど走りも注目してもらえたら」

エントリー 43台

中島 漱也

横澤 拓夢

田中 淳也

柳瀬 大河

鴨田 翔

佐々木 麗

渡辺 陵

佐野 雄太

福村 鎌

池田 凌

吉田 琉雲

森 優介

小笠原 大貴

住友 睦巳

斉藤 嵩

平塚 豪

齋藤 健太

藤井 武

石平 凌大

山崎 巧也

河西 琉

Soya NAKAJIMA

Takumu YOKOSAWA

東京 23 YAMAHA BLU CRU RACING TEAM TAKA Yamaha YZ250F

岩手 27 TKM motor sports いわて Honda CRF250R

阿部 晴基

Junya TANAKA

Taiga YANASE

Kakeru KAMODA

Urara SASAKI

Ryo WATANABE

Yuta SANO

Ren FUKUMURA

Ryo IKEDA

Rukumo YOSHIDA

Yusuke MORI

Daiki OGASAWARA

Mutsumi SUMITOMO

Takashi SAITO

Go HIRATSUKA

Kenta SAITO

Takeru FUJII

Ryota ISHIHIRA

Takuya YAMAZAKI

Ryu KAWANISHI

Haruki ABE

京都 19 YAMAHA BLU CRU RACING TEAM YSP浜松 Yamaha YZ250F

愛知 20 TKM motor sports いわて Honda CRF250R

埼玉 24 Kawasaki PLAZA 東大阪 Kawasaki KX250

宮城 26 Kawasaki PURE TECH Racing Kawasaki KX250

福島 24 BLU CRU TeamPitin with M:F Yamaha YZ250F

群馬 23 カワサキ プラザ前橋 Kawasaki KX250

愛知 24 TeamSBE Suzuki RMZ-250

北海道 26 Kawasaki PLAZA 大阪鶴見 Kawasaki KX250

奈良 17 Bells Racing Honda CRF250R

熊本 27 Team ITOMO with オフロードピット那須 Honda CRF250R

埼玉 24 Holley Racing with YSP横浜南 Yamaha YZ250F

京都 18 TEAMフライングドルフィンサイセイ Yamaha YZ250F

東京 37 株式会社TKS&かもん小池 Yamaha YZ250F

埼玉 23 カワサキプラザ太田 城北ライダース Kawasaki KX250

東京 26 ジュニアライダースフリーダムナナ Kawasaki KX250

愛知 18 TEAM HAMMER Honda CRF250R

石川 23 Yamaha YZ250F

埼玉 18 T.E.SPORT Honda CRF250R

北海道 23 TEAM JUDGEMENT with Mxbuild Kawasaki KX250

宮城 23

Yamaha YZ250F

上原 巧

佐野 壮太

松木 悠

今岡 駿太

根岸 瑞生

臺 琉斗

佐々木 麗希

鈴村 絆

村野 晟弥

高橋 央真

平山 力

道脇 右京

古井 奎伍

Brian Hsu

Takumi UEHARA

Sota SANO

Haru MATSUKI

Shunta IMAOKA

Mizuki NEGISHI

Ryuto DAI

Maki SASAKI

Kizuna SUZUMURA

Seiya MURANO

Oshi TAKAHASHI

Riki HIRAYAMA

Ukyo MICHIWAKI

Keigo FURUI

Muhammad Arsenio Algifari

箕浦 来輝

守 大夢

高橋 生真

榊 流星

大西 力靖

深澤 翼

Raiki MINOURA

Hiromu MORI

Isshi TAKAHASHI

Ryusei SAKAKI

Rikiya ONISHI

Tsubasa FUKASAWA

沖縄 29 ACシマダwithHCM

群馬 20 カワサキ プラザ前橋

Suzuki RM-Z250

Kawasaki KX250

大阪 20 Yogibo PIRELLI MOUNTAIN RIDERS Kawasaki KX250

宮崎 18 Yogibo PIRELLI MOUNTAIN RIDERS Kawasaki KX250

埼玉 27 T.E.SPORT

福岡 17 ★MOTION RACING★

宮城 22 Y'sracing with 東北トラス

石川 19 バイカーズステーション金沢レーシングwith MOTUL

東京 23 ジュニアライダースフリーダムナナ

岡山 22 TEAM HAMMER

青森 27 TeamCARRY TSF

Honda CRF250R

Honda CRF250R

Yamaha YZ250F

Honda CRF250R

Kawasaki KX250

Honda CRF250R

Yamaha YZ250F

愛知 31 バイカーズステーション金沢レーシングwith MOTUL Yamaha YZ250F

愛知 21 YSP浜北大橋レーシング

Yamaha YZ250F

DEU 27 AutoBrothers GASGAS MC250F

IDN 19 Astra Honda Racing Team

愛知 17 TEAM ITOMO

Honda CRF250R

Honda CRF250R

福島 16 Kawasaki PURE TECH Racing Kawasaki KX250

岡山 19 TEAM HAMMER

山口 24 WAKI Racing with Bamfy

兵庫 22 TEAM HAMMER

神奈川 20 YSP浜松 with BABANASHOX

Honda CRF250R

Honda CRF250R

Honda CRF250R

Yamaha YZ250F

なるか

女王マナカの全戦優勝 or 箕浦、川上らの初優勝 なるか運命の15分+1周に目が離せない! 女王マナカの全戦優勝 or 箕浦、川上らの初優勝 運命の15分+1周に目が離せない!

過去4度の全日本モトクロスレディースクラスチャンピオンを獲得している 川井麻央(T.E.SPORT)は、今季の目標は「全勝優勝でチャンピオンを獲得す ること」と公言している。昨年までは最大のライバルだった本田七海との激しい デッドヒートの末にタイトルを獲得。ライバルの存在や次世代レディースライ ダーの成長により、特に2023年、2024年は激しい戦いの中でさらに強さを増 した感があり、安定感もピカイチになってきている。しかしそんな絶対的女王の 川井にとっても「全勝優勝」を実現するのは決して楽なことではないはずだ。  第4戦中国大会は、恩師である全日本モトクロスV9チャンピオン東福寺 保雄氏が亡くなってからの最初のレース。色々な想いが交錯したであろう大 会で勝利を収めた川井は、レース後に幾度も涙を見せながら、東福寺氏に 勝利を捧げていた。第5戦近畿大会は、川井にとって唯一勝利したことのな い名阪スポーツランドだったが、チーム一丸で初優勝。最大の鬼門を突破し た瞬間だった。そして第6戦21Group カップ 東福寺保雄記念。東福寺氏の 名前が付けられた、川井にとってもチームにとっても特別な地元大会で負け るわけにはいかない。しかし、前日土曜日の公式練習で激しく転倒し、手を 負傷してしまう事態になったのだ。

それでも決勝で川井はホールショットを奪いトップを快走した。しかし ペースはどうしても上がらない。普段のレースならば後続を引き離して独走 優勝できたのかもしれない。しかし、初勝利を目指している箕浦未夢(Team

ITOMO)と川上真花(BLU CRU 大阪箕面)が川井を攻め立てて三つ巴の 争いになった。ハラハラドキドキの展開、特に手足を痛めている川井のビッグ ジャンプ着地は見ていて辛くなるほどだったが、実は川井は他者が考えてい るよりも冷静にレースを運んでいたのだった。箕浦が川井をパスした際は、 「自分よりも速い箕浦選手のラインを研究するため」で、その次周には抜き 返している。終盤は川上に迫られたが「前に出したら難しくなる」と判断し、必 死に耐えていたのだという。一方の川上は川井に対してスピードで負けてい ない自負がありながらも、周回遅れの対処でライン選択を間違えて勝負が ついてしまったと残念がる。一瞬の判断やラインどり、メンタルが大きく左右 するモトクロス。特にレディースクラスは15分+1周・1ヒートという、他のクラス に比べて圧倒的に短い時間の中での勝負だけに、目が離せないのだ。  今季は大久保梨子(KTM TOKAI RACING with ゆめチャンネル&331) や松木紗子(Yogibo PIRELLI MOUNTAIN RIDERS)、穂苅愛香(BLU CRU TOMOレーシング)も表彰台に上がる活躍を見せている。また、ここ まで今季は表彰台には上がれていないが、楠本菜月(TEAM HAMMER)も 上位で安定しておりランキングは4番手に付けている。大久保、楠本、穂苅は ポイントが僅差で推移しているので、最終戦も熱いバトルが見られることだ ろう。たった1ヒートのレディースモトクロス、刹那的に激しく美しいバトルを 堪能しよう!

埼玉

T.E.SPORT HONDACRF150RⅡ

“ まだいてくださる感じがあって絶対どっかで見られてるって 気持ちになりますし、逆に今までより気が抜けない気がします

この夏、恩師である東福寺監督を失った。悲しみや喪失感はもちろんあるが「なんか本当 に近くにいるっていうか、一緒にいるみたいに近くに感じるので心強いです」複雑な想い を胸に抱きつつ、現在全戦優勝中「SUGOの最終戦はここ何年か結構熱いバトルしつつ 厳しい条件の中でも勝てているのでそれが自信につながってる気がします。15分の中で トップでゴールすればいいって思ってるのでどんな状況でもトップでいきたいですね」

Ranking 2 175point Myu MINOURA

箕浦未夢

愛知 TEAMITOMO HONDACRF150RⅡ

“ 速さはあるけど見てる人をヒヤヒヤさせるプロなんです。

見てる人が安心して応援できるように…っていうのも課題ですね

今シーズンはスタートも良くミスも減って順調にポイントを重ねていたが「名阪で転 けちゃって。麻央ちゃんとも離れちゃって。ちょっとあの人に追いつくのは大変だなっ

て」それでも最後まで上を狙って走る「昨年までは全然眼中になかったと思うんです けどもちょっとだけ、ちょっとだけ意識してもらうだけでも進歩みたいな感じで。でもそ ろそろ1位を取らないとって感じなんで。もう守りに入っちゃダメだなって思ってます」

Ranking 3 169point Riko OKUBO

滋賀 KTMTOKAIRACING withゆめチャンネル&331 KTM85SX

“ 全日本フル参戦してから筋肉とか意識するようになりました。 ジム通ったりランニングしたりしてちょっと頑張ってます ”

今シーズンから全日本フル参戦だが気がつけばランキング3位。17歳という年齢に似 合わない安定した走りが光る「結構、ビビるっていうのもあるんですけど。なんかこけな いように走るっていうのができるから順位落とすっていうことは少ないですね」イラスト を描いたりyoutube『ゆめチャンネル』で発信したりと可能性の塊「レースの時は基本パ ドックにいるので顔を出しに来てくれたり声かけてくださったらすごい励みになります」

Ranking 4 161point Natsuki KUSUMOTO

楠本菜月

大阪 TEAMHAMMER HONDACRF150R

“ 今シーズン振り返るといやもう微妙な年ですよね。めちゃくちゃ 悪いとも言えず、でも良くもないんで、ほんとに微妙ですね

「今年一番の話題はファストハウスのオーバーオールが注目されたことかも。シマシマ のやつは囚人服って呼んでるんですけどその辺を引き続き着る感じですね」「春にも言 いましたけどプロ野球の阪神ファンなんです。阪神は今年はもう優勝したので、あとは クライマックスシリーズと日本シリーズなんですけど、ちょうど全日本の後半戦と重な ってて。最終戦が終わったら観に行きたいですけど全然チケット取れないんですよね」

Ranking 5 160point Manaka

穗苅愛香

“ スタートが本当に下手くそすぎて基本一周目で焦っちゃって 転けるみたいなのが多くて。全部一周目なんですよ転けるのが 千葉 BLUCRUTOMOレーシング YAMAHAYZ85LW 大久保梨子

開幕戦と2戦目表彰台に続けて乗った「その後が全部6位とかで。1、2戦目がたまたま って言われないように頑張ろうと思っていたんです」「スタートが苦手で色々教わった りしたんですけど、人それぞれじゃないですか?だから何を信じたらいいか分からなく て」「1,2戦目で表彰台上れた時はランキングも意識したんですがだいぶ落ちちゃって …今はトップ争いができるような位置で走りたい。もう一回表彰台に登りたいですね」

4

5

HOKARI

エントリー 24台

川井 麻央

川上 真花

楠本 菜月

箕浦 未夢

赤松 樹愛

穗苅 愛香

山崎 琴乃

松木 紗子

ペレーラ瞳美

大久保 梨子

木村 綾希

佐々木 夢月

河合 華翔菜

鑓水 よう子

石塚 皐月

鈴村 永愛

町田 夢叶

鈴木 姫菜乃

岩井 典子

壬生 かりん

伊與田 彩花

新井 雅恵

宮本 淑美

中村 夏乃

Manaka KAWAI

Manaka KAWAKAMI

Natsuki KUSUMOTO

Myu MINOURA

Jua AKAMATSU

Manaka HOKARI

Kotono YAMAZAKI

Suzu MATSUKI

Hitomi PERERA

Riko OKUBO

Aki KIMURA

Meruna SASAKI

Mitona KAWAI

Yoko YARIMIZU

Satsuki ISHIZUKA

Toa SUZUMURA

Yumeka MACHIDA

Hinano SUZUKI

Noriko IWAI

Karin MIBU

Ayaka IYODA

Masae ARAI

Yoshimi MIYAMOTO

Natsuno NAKAMURA

埼玉 23 T.E.SPORT

大阪 16 BLU CRU YSP大阪箕面

大阪 21 TEAM HAMMER

愛知 19 TEAM ITOMO

広島 17 FACTORY BEAR RACING TEAM Yʼs

千葉 20 BLU CRU TOMOレーシング

埼玉 17 T.E.SPORT

Honda CRF150RⅡ

Yamaha YZ85LW

Honda CRF150R

Honda CRF150RⅡ

Yamaha YZ85LW

Yamaha YZ85LW

Honda CRF150RⅡ

大阪 21 Yogibo PIRELLI MOUNTAIN RIDERS Kawasaki KX85

東京 17 MX-Build GASGAS MC85

滋賀 17 KTM TOKAI RACING with ゆめチャンネル&331 KTM 85SX

東京 21 TeamPowerBand Kawasaki KX85

秋田 17 Yʼs Racing with 東北トラス Yamaha YZ85LW

京都 15 STORY RACiNG with ベイシストオート GASGAS MC85

千葉 46 習志野レーシングクラブwithサドルバック札幌 Honda CRF150RⅡ

千葉 16 Bad Bull Kawasaki KX85L

石川 21 バイカーズステーション金沢レーシングwith MOTUL Honda CRF150RⅡ

埼玉 17 町田一家

Kawasaki KX85L

新潟 21 TEAM M-1 RACING&モモカン Moty's Yamaha YZ85LW

東京 55 331 Racing Team

Kawasaki KX85L

高知 13 スパークレーシング&レンタルの葵重機 Yamaha YZ85LW

愛知 26 98%RACING

埼玉 63

茨城 44 TEAMーM・1ーRacing

静岡 13

Yamaha YZ85LW

Suzuki RM85L

Yamaha YZ85LW

Yamaha YZ85LW

當真 弦樹

島袋 樹巳

桒垣 竜斗

宮下 寛汰

原國 翼

藤本 琉希亜

鎌倉 大樹

長崎 有優

井上 虎汰朗

笹谷 野亜

酢崎 友哉

菊池 慶太朗

稲迫 凛

笹島 勇気

佐渡島 健太

永吉 一丸

寺島 龍一郎

有地 竜士

光本 伯

北林 誠

本田 七海

脊戸 貴弘

岸本 和尊

榎田 諒介

林 春日

平田 蒼空

佐藤 太亮

櫻井 将太

堤 駕武斗

Genki TOMA

Itsumi SHIMABUKURO

Ryuto KUWAGAKI

Kanta MIYASHITA

Tsubasa HARAGUNI

Rukia FUJIMOTO

Daiki KAMAKURA

Aruma NAGASAKI

Kotaro INOUE

Noa SASAYA

Tomoya SUZAKI

Keitaro KIKUCHI

Rin INASAKO

Yuki SASAJIMA

Kenta SADOSHIMA

Ichimaru NAGAYOSHI

Ryuichiro TERASHIMA

Ryuji ARICHI

Haku MITSUMOTO

Makoto KITABAYASHI

Nanami HONDA

Takahiro SETO

Wataru KISHIMOTO

Ryosuke ENOKIDA

Haruhi HAYASHI

Sora HIRATA

Taisuke SATO

Shota SAKURAI

Kabuto TSUTSUMI

沖縄 21 YSP浜松 BOSSRACING

Yamaha YZ250F

沖縄 19 Yogibo PIRELLI MOUNTAIN RIDERS Kawasaki KX250F

北海道 39 Team NFS with BIVOUAC OSAKA GASGAS MC450F

北海道 20 Team NFS with BIVOUAC OSAKA GASGAS MC250F

沖縄 27 TWISTER Racing with YSP京葉

茨城 19 ウィリー松浦 with AXIS

長野 36 レーシングチーム鷹

Yamaha YZ450F

Yamaha YZ250

Yamaha YZ450F

青森 21 TSFレーシング Kawasaki KX250

千葉 21

青森 18 TKM motor sports いわて

Yamaha YZ250F

Honda CRF250R

千葉 21 成田MXパーク アシタプランニングMS Kawasaki KX450

北海道 18 Team NFS with BIVOUAC OSAKA GASGAS MC250F

広島 18 BIKE SHOP JUN

Honda CRF450R

北海道 18 Crazy Racing with B Kawasaki KX250

東京 20 レーシングチーム鷹

埼玉 18 T.E.SPORT

Yamaha YZ250F

Honda CRF250R

北海道 19 Team NFS with BIVOUAC OSAKA GASGAS MC250F

埼玉 21 caris

Yamaha YZ250F

岡山 22 MITSUMOTOX with BAMFY Honda CRF250R

長野 58 TeamR&D/滋賀MC&土山MSA

大阪 28 BLU CRU TEAM KOH-Z

福岡 17 ★MOTION RACING★

静岡 19 TEAM 鈴木兄弟商会

Honda CRF250R

Yamaha YZ250F

Honda CRF250R

Suzuki RM-Z250

愛知 36 BambooRiders&KOHSAKAwith AtoZ Honda CRF450R

熊本 22 TODAY SPORT

Honda CRF450R

沖縄 21 カワサキプラザ那覇 Kawasaki KX250

愛知 21

茨城 27 PPG

栃木 18 ヴァンサンク with Moty's

Honda CRF250R

Yamaha YZ250

Kawasaki KX250

工藤 博ノ介

加藤 巧武

西城 悠聖

小寺 巧馬

外間 大詩

髙木 碧

名島 玖龍

仲田 輪二

加藤木 桂

中村 來惟旺

加藤 來一

西谷 友貴

赤松 樹愛

赤松 里樹

中村 瑛斗

納屋 碧

早川 健紀

藤原 虎汰郎

本原 裕斗

平山 涼

永澤 匠真

向井 努

秋田 敏貴

齋藤 拓夫

栗花 賢司

酒井 隆成

田村 幸治

佐々木 麗哉

Hironosuke KUDO

Takumu KATO

Yusei SAIJO

Takuma KODERA

Taishi HOKAMA

Aoi TAKAGI

Kiryu NAJIMA

Rinji NAKADA

Katsura KATOGI

Raio NAKAMURA

Raichi KATO

Tomotaka NISHITANI

Jua AKAMATSU

Riki AKAMATSU

Eito NAKAMURA

Aoi NAYA

Takenori HAYAKAWA

Kotaro FUJIWARA

Yuto MOTOHARA

Ryo HIRAYAMA

Shoma NAGASAWA

Tsutomu MUKAI

Toshitaka AKITA

Takuo SAITO

Kenji KURIHANA

Ryusei SAKAI

Koji TAMURA

Reiya SASAKI

Nattapon Kamchoo

青森 16 TKM motor sports いわて

群馬 16 T.E.SPORT

岩手 18 T.E.SPORT

埼玉 23 T.E.SPORT

山梨 17 T.E.SPORT

埼玉 15 BLUCRUレーシングチーム鷹

埼玉 17 レーシングチーム鷹

鳥取 22 Team Inoue

茨城 70 TEAM-M1-RACING

Honda CRF250

Honda CRF250R

Honda CRF250R

Honda CRF250R

Honda CRF250R

Yamaha YZ125

Yamaha YZ250F

Honda CRF250R

Yamaha YZ125

岩手 18 花巻レーシング Kawasaki KX250

兵庫 16 PLAZA長崎 Kawasaki KX250

兵庫 40 八尾カワサキwith ANNEX CLUB Kawasaki KX450

広島 17 FACTORY BEAR RACING TEAM Yʼs Yamaha YZ125

広島 30 FACTORY BEAR RACING TEAM

東京 16

兵庫 16 TEAM HAMMER

栃木 29 Astemo東御 二輪部

Honda CRF250R

KTM 250SX-F

Honda CRF250

Honda CRF450R

北海道 20 Team NFS with BIVOUAC OSAKA GASGAS MC250F

岡山 21 TEAM HAMMER

Honda CRF250R

青森 31 TSFレーシング&ガーディアンツリー Kawasaki KX450

埼玉 14 YSP浜松withBABANASHOX

神奈川 56 MR-K 美蔵

Yamaha YZ125

Honda CRF450R

北海道 50 スージーレーシング&A-magic Honda CRF450

栃木 48 マシュマロレーシング Kawasaki KX250

福島 51 Moo Racing Kawasaki KX250

北海道 15 FK RACING

Yamaha YZ250F

青森 56 TSFレーシング&ガーディアンツリー Kawasaki KX250

宮城 28 Y's racing with 東北トラス

THA 14 レーシングチーム鷹

Yamaha YZ250

Yamaha YZ250F

24台

川上 陽登

外間 匠

浅井 大翔

酒井 力斗

目黒 結翔

飯島 陽向

伊良皆 龍翔

Akito KAWAKAMI

Takumi HOKAMA

Hiroto ASAI

Rikito SAKAI

Yuito MEGURO

Hinata IIJIMA

Ryuto IRAMINA

Aranchai Prayongrat

太田 結馬

北湯口 詠樹

脊戸 康太郎

岩渕 琉真

上野 琥楠

前原 歩叶

堀田 新

惣田 玖磨

杉野 蒼悟

中川 心

萩野 雄雅

加藤 瑠一

Yuma OTA

Eiju KITAYUGUCHI

Kotaro SETO

Ryuma IWABUCHI

Konan UENO

Aito MAEHARA

Arata HOTTA

Kyuma SODA

Sogo SUGINO

Shin NAKAGAWA

Yuga HAGINO

Nixon Coppins

佐藤 吉弥

Ruichi KATO Yoshiya SATO

Meepew Thanawat

伊原 七翔

茨城 12 レーシングチーム鷹

山梨 14 T.E.SPORT Jr.

京都 15 フライングドルフィンサイセイレーシングメイト

北海道 12 FK RACING

東京 13 桜井ホンダ

千葉 13 レーシングチーム鷹

Nanato IHARA

Yamaha YZ85

Honda CRF150RII

Yamaha YZ85LW

Yamaha YZ85LW

Honda CRF150RⅡ

Yamaha YZ85LW

沖縄 14 GASGAS MC85

THA 14 レーシングチーム鷹

大阪 14 ガレージクローバーレーシングサービス

岩手 12 花巻レーシング

福岡 13 ★MOTION RACING★

北海道 13 TEAM長野塾

Yamaha YZ85LW

Yamaha YZ85LW

Yamaha YZ85LW

Honda CRF150RⅡ

Yamaha YZ85

山形 13 Y's Racing with 東北トラス Yamaha YZ85

東京 11 YSP浜松 with BABANA SHOX Yamaha YZ85

兵庫 13 Yamaha YZ85

香川 12 讃岐白馬会 KTM 85SX

広島 14 SP忠男広島RT Yamaha YZ85LW

香川 14 蜻蛉Racing Honda CRF150RⅡ

宮城 11 BLUCRU Yʼs Racing with 東北トラス Yamaha YZ85

兵庫 14 PLAZA長崎 Kawasaki KX85

GBR 13 レーシングチーム鷹 JCR Yamaha YZ85LW

埼玉 13 YSP浜松 with TEAM BABANA SHOX Yamaha YZ85

THA 13 Team BABANASHOX Yamaha YZ85

埼玉 13 レーシングチーム鷹 Yamaha YZ85

エントリー 10台

石垣 嵐士

松本 有生

齋藤 光志

田中 悠惺 三浦 雪斗

菊池 朗以

前原 夢叶

山本 楓稀

阿部 浩大

高城 蓮

Arashi ISHIGAKI

Yuki MATSUMOTO

Koshi SAITO

Yusei TANAKA

Yukito MIURA

Roi KIKUCHI

Yuto MAEHARA

Fuki YAMAMOTO

Kota ABE

Ren TAKAGI

北海道 9

予選決勝

Suzuki DR-Z50 A

埼玉 9 T.E.SPORT Jr. Honda CRF50F A

東京 8 株式会社TKS&かもん小池ちゃん Suzuki DR-Z50 A

宮城 8 Team Pitin

秋田 7

Suzuki DR-Z50 A

Honda CRF50 A

北海道 9 Team NFS with BIVOUAC OSAKA Suzuki DR-Z50 A

東京 6 Yamaha PW50 A

静岡 9 モトワークスエムエックスwith ふうちゃんチャンネル Suzuki DR-Z50 A

福島 6 カムイエンジニアリングwith鷲倉温泉 Suzuki DR-Z50 A

茨城 7 YSP浜松 with BABANASHOX Yamaha TT-R50 A

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