岩崎航 学部作品集

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豊洲公園図書館目次01 辰巳団地 集合住宅02 辰巳小学校03 飯田橋駅東口改良計画04 錦江町ゲストハウスよろっで改修05 2年春休み3年前期2Q3年前期1Q2年後期4Q3年後期スキルアルバイト略歴1999年 神奈川県川崎市生まれ2018年 芝浦工業大学建築学部都市デザインコース入学2021年 休学2022年 西沢大良研究室所属2018年-20年 tyotto塾2020年-現在 石上純也建築設計事務所2021年   ondesign2022年-現在 cdi   AutoCadVectorWorksRevitRhinocerosIllustratorPhotoshopInDesignQGIS●●●●◯●●●●●●●●●◯●●●◯◯●●●◯◯●●●●◯●●◯◯◯●●●◯◯岩﨑航

豊洲公園図書館01 2年後期(4Q)設計課題 指導教員:日埜直彦30m×30m×10mのヴォリュームをもつ図書館図書館、内部空間に光を取り入れて建築を成り立たせるとともに、道路と公園に係る配置計画と外構設計が求められた。敷地は江東区豊洲2丁目にある「豊洲公園」。かつて造船所として栄えていた豊洲2丁目エリアは、ショッピングモールやオフィス、タワーマンション、区役所、豊洲駅へと再開発がなされ、中でも豊洲公園は目の前の東京湾と親水性のある憩いの場となっている。周辺は都営アパートや小学校など港湾時代の面影が残る一方、急激なタワーマンションやオフィス、教育機関の開発が進み、さまざまなひとが豊洲を出入りするようになった。そんなさまざまなひとが行き交う豊洲にふさわしい、ランドスケープでオープンな図書館を設計しようと考えた。Requirement敷地 : 江東区豊洲「ガスの科学館」に隣接するポンプ場用地、敷地面積3,625㎡規模 : 平面30m×30m、高さ10m構造 : 鉄筋コンクリート造諸室 : 一般閲覧室400㎡、開架書庫400㎡、児童閲覧コーナー100㎡、事務室100㎡、玄関ホール50㎡、     倉庫50㎡、機械室50㎡、その他(階段、トイレ、エレベーター、搬出入・管理用通用口)外構 : 来館者用駐輪場20台、駐車場一般車4台、車椅子対応1台

ゆりかもめ 東京ガスガスの科学館 豊洲公園 豊洲駅 三井不動産 豊洲ベイサイドクロス 深川消防署 江東区役所 ららぽーと豊洲 東京湾 ららぽーと豊洲 都営豊洲5丁目アパート 5号棟 江東区立豊洲西小学校 江東区立豊洲小学校 都営豊洲4丁目 アパート 豊洲駅 Site 昭和大江東豊洲病院 住宅展示場 江東区立深川第5小学校 都営豊洲4丁目アパート オフィス群 タワ マンション オフィス群 豊洲センタービル 豊洲センター ビル 豊洲六丁目第二公園 チ芝浦工業大学附属中学高等学校 ームラボプラネッツ N 配置(1/4000)

DiagramProgram建築面積 : 1,294㎡延床面積 : 延床面積1,357㎡(1階 140㎡/2階 866㎡/3階 っており、図書館は公園の中の一部として溶け込む。して幅広く対応することができる。スロープを上った先には海を一望できる屋上広場が広が延長線上としての便益施設のような立ち位置から、本来の図書館としての用途まで、空間とている中、その道中に枝分かれ的に目的の本棚や個室・閲覧席が設けられることで、公園のープで構成するということだった。図書館全体はランドスケープ的で一続きの地面を構成し限られた平面の中で、オープンで多種多様なひとに使われる図書館の解法として全体をスロ451㎡)。

ことで、ヴォリュームの圧迫感を軽減しているテラスを仕切る壁柱で構成されており、海側のファサードは、海の景色を占有できる個室型のキャレルと片持ちのファサードを細かく切り分けるスロープによる床、天井と周囲をガラスで覆われたワンルーム内に本棚が配置される透視模型

N 配置(A4:1/800)  ① ② ④ ③

②① ④③

控室 機械室 EV 事務室 GL+3200 メインエントランス A A` B B` C C` D D` スロ プ(1/14) スロ プ(1/14)スロ プ(1/14) 5000 5000 50003700 5000 31000 X1 X2 X3 X4 X5 X6 X7 5700 Y1 Y3 Y4 Y5 Y6 Y7 5000 5400 1500 Y2 3300 6000 5000 30000 GL+4900 GL+3200 GL+4900 スロ プ(1/8) 650 2450 6501650 多目的ル ム EV 休憩室 5000 5000 50003700 5000 31000 X1 X2 X3 X4 X5 X6 X7 5700 Y1 Y3 Y4 Y5 Y6 Y7 5000 5400 1500 Y2 スロ プ(1/5) スロ プ (1/14) スロ プ(1/14) スロ プ(1/14) 3300 6000 5000 30000 GL+4900 GL+6600 GL+6600 GL+8300 650 2450 6501650 5000 5000 50003700 5000 31000 X1 X2 X3 X4 X5 X6 X7 5700 Y1 Y3 Y4 Y5 Y6 Y7 5000 5400 1500 Y2 3000 6000 5000 30000 スロ プ(1/14) スロ プ (1/14) スロ プ(1/14) スロ プ(1/14) GL+6600GL+8300 GL+10000GL+9870 6501650 650 2450 EV 閉架書庫1階エントランス スロ プ(1/14) 5000 5000 50003700 5000 31000 X1 X2 X3 X4 X5 X6 X7 5700 Y1 Y3 Y4 Y5 Y6 Y7 5000 5400 Y2 機械室 30000 3300 1500 6000 5000 2450 650 650 1650 1階 平面図(1/400) 2階 平面図 3階 平面図 屋上階 平面図 ① ② ③ ④

スロープの道中には勾配に合わせたキャレルが設けられ、2箇所に海を眺められるテラスが設置される①2階からM2階にかけてのスロープ内観 吹き抜けは2階と3階を視覚的につなげ、2階にハイサイドライトをもたらす ③3階の屋上階扉手前より2階を見下ろす  目の前の海を一望することができる④屋上階できるトップライトから光が充満する、スロープの道中に本棚が置かれ、枝分かれのように目的に辿り着くことが②M2階から3階にかけてのスロープ内観

D`C` エントランスホ ル2 5700 Y7Y6Y5Y4Y3Y1 5400 1600 Y2 500060003301 27000 ▽GL ▽3FL ▽RFL 3400 3200 ▽2FL 3400 10000 5000 5000 50003728 5000 28728 X1 X2 X3 X4 X5 X6 X7 5000 5000 5000 50003728 5000 28728 X1 X2 X3 X4 X5 X6 X7 5000 ▽GL ▽3FL ▽RFL 3400 3200 ▽2FL ▽2MFL 1700 1700 10000 展示室 閉架書庫 男子トイレ 5700 Y7Y6Y5Y4Y3Y1 5400 1600 Y2 500060003301 27000 ▽3FL ▽RFL 3400 3200 ▽2FL 3400 ▽GL 10000 5000 5000 50003728 5000 28728 X1 X2 X3 X4 X5 X6 X7 5000 ▽GL ▽3FL 3400 3200 ▽2FL 6600 A-A' 断面図 B-B' 断面図 C-C' 断面図 D-D' 断面図(1/300)

高さ10mに抑えられたボリュームと全面スロープのアプローチが公園に限りなく溶け込む外観 豊洲公園に対して全面スロープのアプローチになっており、図書館を潜るようにしてエントランスに吸い込まれていく アプローチ

辰巳団地 集合住宅02 3年後期(1Q)設計課題 指導教員:赤堀忍理想的な住戸タイプを平面的かつ断面的に考え、それを集積化・重層化しながら敷地に相応しい全体ボリュームを構築していくことが求められた。都営辰巳一丁目団地は、東京メトロ有楽町線辰巳駅に近接して立地する総住戸3,326戸の大規模団地である。本団地は1967年~1969年に建設され、築後40年余りを経て建物及び設備の老朽化が進行している。そのため、15年間(2012年度~2027年度)をかけて、既存の都営住宅(60棟、2087戸)を撤去した敷地に、新に都営住宅(12棟、2950戸)を建て替え、合わせて付帯世帯の整備を行う計画が進行している。 東京都の平均世帯構成人数は1.9となあっており、住まいの在りようは建設当時から変化している。都営辰巳一丁目団地は3K(47sqm)を基本とし、夫婦+子供2人で構成される世帯像を想定して計画されたが、本設計では時代の変化を考慮し、外国人世帯やカップル世帯、単身世帯など多様な世帯像を想定した集合住宅をデザインする。理想的な住戸敷地面積 : 2,600㎡諸  室 : 5人用シェアアパート 100㎡+20㎡バルコニー 3戸程度       4人家族用      80㎡+16㎡バルコニー15戸程度       2人用        60㎡+12㎡バルコニー12戸程度       コミュニティ空間150㎡以上 Requirement

辰巳の森 都営辰巳1丁目アパート 都営辰巳1丁目アパート 都営辰巳1丁目アパート 都営辰巳1丁目アパート 辰巳第2小学校 辰巳小学校 辰巳駅 N 配置(1/4000)

る」という心理的ストレスを軽減する。ビングや寝室、書斎が、実質的に1枚壁で隣合うことなく、共同住宅特有の「界壁の向こうにお隣さんがいまた棟内で隣合う2住戸は、一時的な移動のみに使われる階段室を挟むことで、生活のほとんどを過ごすリの住戸が角部屋を有している。全体は東側の棟から順にA~E棟の5棟からなり、それぞれの棟に東西に1住戸ずつ配置することで、全て◯界壁ではなく隙間で仕切るDiagram◯空間に広がりと奥行きを感じるメゾネット住戸1R、一部の2LDKを除いて全ての住戸がメゾネットタイプとなっており、住戸同士を仕切る壁は13度傾いている。傾いた壁の表裏を利用して、表側の住戸は下層に玄関が設けられ下層から上層へ、裏側の住戸は上層から下層へと移動するような構造となっており、上下階で壁の傾きによる空間の広がり・奥行きを感じることができる。また傾斜壁の表裏住戸で半階分ずれており、これは隣合う表裏住戸で玄関の階数が異なっているため、EV階からスムーズにアクセスを可能にするためである。号室の番号振りは「棟名+玄関フロア階」となっている。 (2LDK) B7 1R B9 2LDKB7B5 3LDKB5B3 B3 Public (3LDK) C3 (3LDK) C4 (3LDK) (3LDK)C8 C7 Bridge (3LDK) D4 (3LDK) D8 (3LDK) D3 (3LDK) D7 Public (2LDK) EVEVD1 ▽8FL ▽6FL ▽4FL ▽2FL ▽3FL ▽5FL ▽7FL ▽9FL 2LDKのメゾネットタイプ(表側) 家族用住戸のメゾネットタイプ 傾斜壁を支える柱のスタディ4LDK1住戸模型 1Rを除いた全ての住戸がメゾネットタイプで角部屋を有する

① ② DownDown Down Down A3 B4 C7 D7 6 A4 31 2 A9 A7A10 A7 A5 A6 A6 A5 A3 B6 B10 B9 B6 B7 B7 B5 B5 B3 B3 B4 C7 C8 C3 C3 C8 C4 C4 D7 D8 D8 D3 D3 E8 E8 E7 E7 E5 D4E1 D1 E2 23 E1 D4 Down E4 GL+1 ,900 GL+3 ,300 GL+6 ,300 GL+9 GL+15GL+12,300,300,300 平面図(1/600) 機械室 倉庫 ごみ置き場 管理人室 集会場 シェアキッチン 店舗 1 2 3 4 5 6 7 31 4 5 2 1 76 2 D1 E2 23 E1

はシェアキッチンが設けられ、シェアルームをする他世帯同士の交流が期待できる。B・C棟の1階には集会場が設けられ、単身世帯から家族世帯までが利用可能なつながりの場を提供する。またA棟2階に各住戸2面に、1.2m幅のキャンチスラブのバルコニーを有しており、それが集合住宅全体のファサードを成している。戸形態を分けた。A・B棟は単身~5人用のシェアアパートメント、C~E棟は家族用住戸+カップル専用住戸となっており、棟に応じて住①南西側(小学校側)外観 ②南東側外観

単身用住戸(1R)  Program 集会場          シェアキッチン       店舗            家族用住戸(3LDK)      :12戸5人用シェアアパート(5LDK) :2戸4人用シェアアパート(4LDK) :1戸3人用シェアアパート(3LDK)2人用住戸(2LDK)      :9戸    :2戸 :3戸:1室:1室 :2室 B棟(50㎡)、C棟(66㎡)51㎡71㎡C3/C7/D4/D8/E7(121㎡)、C4/C8/E2/E8(102㎡)、D3/D7(121㎡)、E1(131㎡)B4(133㎡)、B6(125㎡)A6(107㎡)A3(106㎡)/B3(90㎡)/B10(70㎡)A3/A4/A5/B5/B7(62㎡)、A10/D1(58㎡)、E4(60㎡)、E5(66㎡)A9(27㎡)、B9(25㎡)

A10 A9 A8 A7 A5 B4 A3 B7 B5 B3 B9 B10 B8 A4 C7 C3 C8 C4 D7 D3 D8 D4 E7 E8 E2 E1 E5 E4 D1 店舗 長手断面図(1/600) B7 B5 B3 短手断面図(1/600)

4LDKキッチン内観 階段吹き抜け

辰巳小学校03 3年後期(2Q)設計課題 指導教員:赤堀忍避難施設を伴った教育施設東雲地区の大型マンションの建設に伴い子供が増えている。辰巳団地は建替えが始まり、子供の増加が予想される。辰巳地区には辰巳小学校と第二辰巳小学校が近いところにあるが、辰巳団地に隣接する辰巳小学校を敷地とする。周辺街区の変化に伴い収容人数を吸収する空間、また災害時に帰宅難民の受け入れを想定した新たな街区の拠点となる教育施設のあり方を考え、建築に対する仮説のもとに独創的な計画・設計することが求められた。Requirement敷地    : 辰巳小学校 東京都江東区辰巳1-11-1プログラム : 小学校、幼稚園、災害時避難施設諸室    : 小学校学生数540名、教員30名 延床約3,850㎡          一般教室 6学年3クラス        特別教室 音楽室、美術室、理科室        その他  体育館、更衣室、収納庫、図書館、食堂        事務関連 教員室、学校長室、事務室、会議室        ※玄関ホール、トイレ、昇降口、廊下・階段等適時判断(25%~30%)   ※校庭5,700㎡程度     幼稚園児童数150名、教員10名 延床約700㎡      保育室  3学年2クラス、遊戯室     事務関連 教員室     ※玄関ホール、トイレ、昇降口、廊下・階段等適時判断(25%~30%)※屋外遊戯場

求められた。しかし近い将来少子化も懸念される。そういった臨海地区の周囲の街区の変化に応じた収容人数を吸収する設計もる。近くに辰巳第2小学校があるが、今後も辰巳地区一体の児童数は増加すると見込まれる。マンションからも児童が登校する。今後辰巳団地は新な入居者を受け入れずに、辰巳団地の建て替えが始まってい2020年現在147人の児童が通い、保育園も同じ敷地内に併設されている。現在は団地のみならず、東雲地区の大型団地の計画と同時に建てられ、1948年に開校した。敷地は「地下鉄有楽町線辰巳駅」目の前の江東区立辰巳小学校である。辰巳小学校は辰巳団地専用の小学校としてSite辰巳小学校

江東区立辰巳中学校 辰巳駅 辰巳児童館都営辰巳一丁目アパート 辰巳排水機場 辰巳公園 辰巳少年野球場 辰巳桜橋 辰巳駅西口 駐輪場 辰巳駅前 こどもの広場 辰巳第二小学校 首都高速 9 号深川線 辰巳水門 辰巳の緑道公園N 園庭 配置(1/1800)

1階平面図(1/1000) たせる。に、体育館の平面配置を利用してスロープを成り立校舎の中央に体育館を配置し、周囲を取り巻くよう体をスロープで構成した。避難者全員が安全にスムーズに避難できるよう、全 る。生徒の規模に応じて巻き戻すかのように解体可能であ的な教室を配置する。中間地点に図書館、特別教室、集会スペースなど公共スロープのフロアごとに各学年の教室を配置し、そのスロープの表裏を利用して幼稚園と小学校を分ける。 も自然光により明るくなる。央の体育館が校舎全体のヴォイドとなり、廊下側東西に配置された教室は窓側からだけでなく、中 中央に配置された体育館は園児たちも利用可能である。スロープを容易にしている。昇降口から上階の教室へのアクセススロープは東西で半階ずつずらすことで1階の年は昇降口の階段を使用することでアクセス可能となっている。降口に面したアクセススロープを介してそれぞれの学年フロアに到達する。高学的な違いによるエリアに分けた。園児はGL階からダイレクトに入り、低学年は昇1階は中央に配置した体育館を利用して園児、小学校低学年、高学年の3つの身体

Diagram 図書館 特別教室 集会スペース 西 東 Void

体育館 教室 教室 教室 教室 幼稚園

◯平面プラン◯全体プラン プレイル ム 幼稚園職員室 更衣室 EV 体育館倉庫 保健室 職員室 体育館 校長室 年少CR 年長CR 年長CR 年中CR 年中CR 準備室 教材室 高学年昇降口 低学年昇降口 幼稚園昇降口 園庭グラウンド 辰巳駅 年少CR 駐輪場 理科室 幼稚園 低学年(1 年生 高学年(3 年生 1階延床面積:10,737㎡校庭:3,542㎡体育館:710㎡一般教室 6学年4クラス 各30名◯小学校(延9,751㎡)Program3,157㎡/2階2,513㎡/3階 2,546㎡/4階園庭:1,370㎡一般教室 3学年3クラス 各30名◯幼稚園(延9,86㎡)2,521㎡

プレイル ム 幼稚園職員室 更衣室 EV 体育館倉庫 保健室 職員室 体育館 校長室 年少CR 年長CR 年長CR 年中CR 年中CR 準備室 教材室 高学年昇降口 低学年昇降口 幼稚園昇降口 グラウンド 園庭 年少CR 駐輪場 理科室 1階平面図(1/500)

CR(6

べく階段を使わずに目的の諸室にアクセス可能となっている。の高い諸室を低層部に配置した。校舎全体がスロープで構成されているので、他フロアへなる美術室や音楽室など、高学年が利用する特別教室は5階に配置し、食堂や図書館といった公共性スロープを経てアクセス可能となっている。高さをずらして廊下・教室が配置されている。体育館は1階の園児も利用可能で、2階の食堂も中央に配置された体育館の平面配置を利用して、その周りをスロープが取り巻き、東西で1.7m 多目的室 EV 厨房 食堂 CR(2年生) CR(2年生) CR(2年生) CR(2年生) CR(1年生) CR(1年生) CR(1年生) CR(1年生) 6671 6671 6671 6671 6671 6676 6671 6671 5674 7577 5877 7667 7667 7667 5877 7577 59042 49910 10760 7615 6032 8680 7470 13327 5562 48686 6671 6671 6671 6671 6671 6671 6671 8829 55526 集会スペ ス +3600 +5300 +3600 +5300 EV CR(3年生) CR(3年生)

CR(6年生 年生

CR(4

) CR(5年生) CR(5年生) CR(5年生) CR(6

年生)

年生 CR(3) 年生)

) 美術室 音楽室 準備室 準備室 CR(6年生) CR(5年生) EV +10400 +12100 +10400 +12100 2,3階平面図(1/700) 4,5階平面図 6,7階平面図

年生) CR(4年生) CR(3年生) 多目的室 図書室 CR(4年生) 多目的室 A A' B' B +7000 +8700 +7000 +8700 集会スペ ス 多目的室 集会スペ ス

CR(4

CR(1年生) CR(3年生) CR(6年生) 年長CR 職員室 CR(4年生) ▽1FL ▽3FL ▽5FL ▽7FL ▽RFL ▽TopFL 1950 3300 3400 3400 5300 17350 A-A'断面図B-B'断面図(1/300)倉庫 エントランス ▽1FL ▽2FL ▽4FL ▽6FL ▽RFL ▽TopFL 3550 3400 3400 3400 3600 更衣室 17350EV

体育館内観スロープ廊下 っている。けられ、東西の高低差のためにスロープを伴低・中・高学年ごとにキャットウォークが設ける。全体のヴォイドとして廊下側にも自然光を届中央に配置された天井高17mの体育館は校舎年にとらわれない学習を促す。ースには学年間の本棚を設置することで、学士の有機的な境界が築かれる。特に集会スペープで半階ずつ構成することで、上下学年同で学年のフロアを明瞭に分けることなくスロの付き合いが固定化してしまっている。そこいることが多く、日本の学校は同じ学年同士従来の学級制度はフロアごとに学年が別れて 集会スペース平面図(1/150) 7577 5877 7667 7667 7667 5877 7577

教室配置廊下 中央の体育館キャットウォークへも容易にアクセス可能となっており、体育館の観戦やランニング等にも使用できる。体育館側にはヴォイドが設けられており、天井からのトップライトが廊下側にも降り注ぎ、フロア全体を明るくする。1グリッド分ずつずれて配置されており、下階教室の庇として機能する。教室間には大きな屋外テラスを有しており、教室・廊下・テラスがフラットに連続する。大きく迫り出したテラスのスラブは上下階と体へと溢れ出す。L字の壁で構成され教室は体育館に対して13°振れて配置されており、他教室との間のスペースは教室内外のアクティビティがフロア全 8000 2840 9000 4000 教室平面図(1/150)

飯田橋駅東口改良計画04 3年後期設計課題 指導教員:赤堀忍JR飯田橋駅西口駅舎の建て替えに伴い、東口とその周辺を対象としたひとの移動・滞在空間である駅を提案する。駅の安全性、バリアフリー等を確保しつつ、場所のもつ地理的・歴史コンテクストを読み解き、景観のなかに挿入する建築設計が求められた。ひとの移動空間のデザインRequirement敷地 : JR飯田橋駅東口と周辺 ※敷地範囲、規模、構造、諸室等は各自設定

さらに東口周辺では複数の街区にわたって再開発が予定されており、本設計では再開発を見据えた提案を行った。行った。・断面的にリサーチしたうえで、ただひとが移動するたの乗り換え駅としてだけでなく、魅力的な滞在空間の提案をれた。現在、使われなくなった東口方のホームは閉鎖され取り壊されずに現存している。東口周辺の現状課題を平面ラテラスが2014年に完成し、駅西口が2020年7月に建て替えられたのに伴い、JRホームは西口方に約200m移設さ営22,323人(2020年)である。駅は外濠の脇にあり、神楽坂、靖国神社、多くの大学、高校等の利用者がある。サク鉄東西線・南北線・有楽町線、都営地下鉄大江戸線の駅で、JR利用者数は1日55,488人、東京メトロ119,584人、都敷地はJR飯田橋駅東口とその周辺である。飯田橋駅は東京都千代田区・新宿区・文京区にあるJR東日本、東京地下飯田橋駅

②東口 延伸ホ ム 旧ホ ム 西口 東口 JR飯田橋駅 再開発予定街区 再開発予定街区 延べ床面積約4万5700㎡(2026年予定)地上24階・地下2階建て、最高高さ約130m規模未定(2026年予定)業務、商業、住宅など

るような魅力的なスペースも必要である。飯田橋を南北に大きく分断してしまっている。特にJR東口前の歩道は十分な幅員がなく、待ち合わせに滞在でき飯田橋東口周辺は、外堀通り・目白通り・大久保通りが交差する「飯田橋交差点」やJR中央線擁壁、外堀により平面的問題 ④暗渠, 右にEV 外堀(暗渠) 飯田橋交差点 外堀通り EV A1出口 A2出口 飯田橋歩道橋 目白通り 駅務室 東口 外堀 ハンバ ガー屋 A3出口 A4出口 首都高速5号池袋線 EV 地上動線 歩道橋を伴う動線 バリアフリー動線 大久保通り 目白通り 既存地上 平面図(1/1200) ① ② ③ ④

⑤地下コンコース上り下り の上り下りを要す。ーの上り下りが生じ、特に東西線から地上・JRへのバリアフリー動線は、2回のエレベーターその両改札を結ぶ180mほどある連絡通路は、断面的に外濠を避けるため階段・エスカレータており改札外乗り換えが必要となる。飯田橋駅の地下鉄は同社の乗り換えでも、東西線改札と南北線・有楽町線改札がそれぞれ別れ断面的問題Ⅰ A1出口 B5出口 A2出口 EV(南北線-東西線) 東西線改札 外堀 店舗 南北線・ 有楽町線改札 EV(南北線-地上/飯田橋交差点) 都営大江戸線 方面 B1出口 A3出口/JR東口 バリアフリー動線 既存地下 平面図(1/1200)⑤

B2a出口A3出口 このように地上と地下の視覚的なわかりずらさや貧弱な上下のネトワークが飯田橋駅の課題である。である。さらに地上と地下は、地下が迷路のように地上と分離しており、それらを繋ぐのはバラバラに配置された狭い通路特にラッシュ時間帯は混雑が目立つ。主な南北線・有楽町線とJR乗り換え出口であるB2aとB2aは狭い通路でありながらも乗り換え客が集中しており、断面的問題Ⅱ

ハンバーガー屋(249㎡)、駅務室/券売機(39㎡)、みどりの窓口(56㎡)、駅売店(37㎡)、トイレ(35㎡)、コンコー  が課題となった。  東口前の十分な歩道幅員、待ち合わせ・滞在できるような外部空間、歩道橋と地上・地下のシームレスな動線、バリアフリーの確保ス、歩行デッキProgram 心理的ハードルを緩和し、駅と飯田橋各方面が歩行デッキで直接結ばれる。集約されたアーバンコアsを新に歩行デッキで結ぶことで、歩道橋の上り下りに伴う飯田橋交差点に設けられた飯田橋歩道橋レベルと、地上、地下の縦動線が1箇所にある駅前広場を創出した。リッジをかけることで、横断歩道からダイレクトにアクセス可能となり、親水性の暗渠となっていた外濠を再生し、駅から飯田橋交差点の歩道までの軸線上に新にブに配置されている。高架の柱は「目白通り」と「中央線線路の曲率」との兼ね合いで決定された軸線上が滞在可能な場所となった。わかりやすい駅となり、ハンバーガー屋だったスペースは駅前の広場として、ひと保された。高架下には店舗と駅務室、地下鉄出口(A4)を設けることで、視覚的にも中央線擁壁を取り壊し、新に鉄道高架を設計することで東口に十分なスペースが確◯地上◯地下従来の東西線と南北線・有楽町線の乗り換え通路に加えて、新に両改札レベルとを緩やかなスロープで結んだ。途中にエレベーターを設けることで東西線とJR東口の乗り換え階段となっていたA4出口を、スロープとエスカレーター・エレベーター乗り換えが可能となり、東西線⇆南北線・有楽町線、東西線⇆JR東口のシームレスでバリアフリーな乗り換えが可能となった。スロープの途中に大きな吹き抜けを設け、地下のそれぞれの改札レベルとJR東口、歩道橋を結ぶ縦動線をアーバンコアとして集約することにより、地上と地下が視覚的に結ばれ、東口に駅の一体感をもたらす。

みどりの窓口 店舗 駅務室 駅売店 外堀 飯田橋交差点 外堀通り 東口 EV EV A3出口 A4出口 飯田橋歩道橋 目白通り EV ハンバ ガー屋移転 ハンバ ガー屋移転 東口のセットバック 擁壁を取り壊し 、階段で通り抜けが可能に  飯田橋歩道橋に接続するように 新たに歩行デッキを設置  外濠暗渠を取り壊し 、新たに橋を設置 親水性のある駅前広場の創出し  飯田橋交差点からダイレクトに東口へアクセス  中央線の擁壁を取り壊し高架化することで 東口前の歩道幅員を拡幅  渋滞の原因となっていたため タクシー乗り場を新設  南北線・東西線・JR東口・歩行デッキがひとつのコアで結ばれる 地上と地下が視覚的に結ばれ 、迷路化していた飯田橋駅を解消 ハンバ ガー屋を取り壊し  待ち合わせに必要な広場を創出 再開発予定街区 A1出口 A2出口 1階 平面図(1/800) 地下1階 平面図 A4出口 A3出口 A1出口 B5出口 A2出口 EV(南北線-東西線) 東西線改札 外堀 店舗 南北線・ 有楽町線改札 EV(南北線-地上/飯田橋交差点)

EV(南北線-東西線JR/地上-歩道橋飯田橋)

高低差4mあった南北線・有楽町線と 東西線改札レベルを緩やかなスロ プで結ぶ 乗り換えの際の階段・エレベーターの上り下 りによる心理的なハ ドルを和らげる 将来的に再開発予定の 商業ビルとつながる⑥ ⑦ ⑧ ④

ファサードが創出された。ることで通り抜けが可能になり、新たに東口駅舎の⑥擁壁を取り壊し坂によるレベル差を階段で解消すに新な滞在空間が生まれた。移転させることで、ただ通り過ぎるだけだった東口なっている。新に高架下に駅に必要な諸室や店舗をトリアンデッキは、飯田橋駅東口のファサードとも新に設けられた歩道橋とアーバンコアを結ぶペデス水性のある駅前広場を創出に歩道橋とつながる歩行デッキをかけることで、親暗渠だった外濠を再生し新に地上にブリッジと空中④飯田橋交差点より東口を望む する。

⑦新に設けた地下コンコース アーバンコアが地下に自然光をもたらし視覚的に地上とつながる。 ⑧A4出口 移設により使われなくなったホームを撤去することで線路を見上げることができる ▽南北線改札FL(GL-10 ,415) ▽東西線改札FL(GL-6 ,370) JR中央線 外濠 EV ▽外堀(GL-6 ,000) ▽GL ▽JR中央線(GL+4 ,910) ▽東口 地下鉄コンコ スFL(GL-4 ,000) ▽GL 店舗A4出口 ア バンコア A3出口 飯田橋駅東口・中央地区  再開発予定 ▽飯田橋歩道橋(GL+7 ,191) 断面図(1/600)

錦江町ゲストハウスよろっで05 2年後期春休みゲストハウスよろっで2020年3月、鹿児島県肝属郡錦江町の肥料販売店だったとある空き家をバー&カフェ・ゲストハウスに改修する、土間(飲食スペース)を設計するコンペティションに参加した。空き家改修プロジェクトはは、公設民営型で運営されたが、宮城県気仙沼市でゲストハウスを運営するCloudJapan代表の田中惇敏氏と錦江町地域おこし協力隊が代表となり、クラウドファンディングを通じて民間側も建設に係る予算を募った。住民のワークショップでの意見を通じて、最終的に実空間が実現するまでのリノベーションをお手伝いした。

収納 ドミトリ ル ム 大広間 +730 玄関 収納 男子更衣室 客室1 客室2 縁側 座敷 +400 フスマ撤去 床の間撤去 フスマ撤去 フスマ撤去 縁側 フスマ撤去 タタミ撤去 タタミ撤去 タタミ撤去 フスマ撤去 既存フスマ 押入 押入 フスマ撤去 トイレ 押入トイレ 押入 浴室 レジ 台所 事務所 客間 玄関 フスマ撤去 フスマ撤去 壁撤去壁撤去 壁撤去 壁撤去 壁 柱撤去 柱 建具撤去 壁仕上げ撤去 事務室 US US N 小上がり +200 女子更衣室

左5人設計メンバー、右から2人目Cloud 会からママさんのお茶会、宴会などのイベントやワークショップなどにも利用されている。て、ゲストハウスとレストラン・カフェだけでなく、個人利用から時間制で大広間やレストランを貸切利用でき、勉強住民のワークショップを通じて、「みんなが気軽に集まれるような空間」「サイクリストが寝泊まりできる場所」としまり、その第一号物件としてゲストハウスとして改修プロジェクトがスタートした。10年前に最後の店長が店を閉めて以来、いままで空き家だったが、2018時でばんの地主だった。かつて肥料・飼料屋として町内の農家中心に人気があった「はまぞの商店」の大家、浜園家は大根占町(現肝属郡)でいち代表田中氏、右地域おこし協力隊代表山中氏Japan現在客室や大広間となっている部分は、はまぞの商店従業員が寝泊まりをする場所であった。多い15人程度が一度に寝泊まりをしていた。年に錦江町空き家リノベーション事業がはじ200mmと400mmの小上がり提案した土間空間 鹿児島湾 町役場 N 配置(1/3000)

収納 ドミトリ ル ム 大広間 +730 玄関 収納 男子更衣室 客室1 客室2 縁側 2 ,125 1 ,780 1 .965 1 ,965 4 ,130 12,5702,9401965,0501,9652,9652,5401960,945 ,095 3 ,845 1 ,060 2 ,030 880 1 ,020 2 ,030 700 250 1 ,150 12 ,965 18,470 12 ,965 座敷 +400 フスマ撤去 床の間撤去 フスマ撤去 フスマ撤去 縁側 フスマ撤去 タタミ撤去 タタミ撤去 タタミ撤去 フスマ撤去 既存フスマ 押入 押入 フスマ撤去 トイレ 押入トイレ 押入 浴室 レジ 台所 事務所 客間 玄関2 フスマ撤去 フスマ撤去 壁撤去壁撤去 壁撤去 壁撤去 壁 柱撤去 柱 建具撤去 壁仕上げ撤去 事務室 US US 1 ,000 11,3852,9401,0501920,0002630930,0601,3702,0001,940 ,060 17,285 1,185 小上がり +200 女子更衣室 平面図(1/100)

改修前ファサード 和室だった4部屋の内、2部屋に新たに壁(写真奥)を設け個室とした大広間  かつて売り場だった土間 道路側ファサードを取り壊し延面積を201㎡から197㎡へ減築することで、飲食店への用途変更を行った

改修後ファサード 前面道路に並行だった壁を取り壊し、新たに矩形の空間が生まれた大広間 予約制でさまざまなイベントに貸切できるカフェ・レストラン

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