会報_vol.18

ご挨拶 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 市議会議員連盟だより・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 九五式軽戦車お披露目会実施報告・・・・・・・・・・・・・4・5 国会議員連盟総会開催報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・6・7 国会議員連盟新規入会議員挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・8 活動 報 告会 ＠ 東京 実施 報 告 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ 9 戦車ブルドーザー購入報告/有識者検証会・・・・・・・10・11 軍事博物館の戦車プラモデル・・・・・・・・・・・・・・・・・12・13 NPOからのお知らせ／防技博通信・・・・・・・・・・・・・・・14・15

ご挨拶 文／代表理事

小林雅彦

2023年4月16日、600名を超える支援者の皆様と共に「九五式軽戦車4335号車」のお披露目会を開 催してから半年が経過します。本当にあっという間で、改めて時に流れの速さに焦りを感じつつも、 皆様からのご支援により着々といくつかのプロジェクトが進行中であることをご報告させて頂きます。 一つ目は3月に渡米して調査を実施致しました「九七式中戦車」里帰りの実現の可能性についてで す。博物館等の建物に収蔵された車両の譲渡交渉はとても難しいという現実を踏まえて、屋外に露天 展示されている個体を探し出し、その中でも稼働状態に修復可能な車両を日本に持ち帰るという非常 に難しいテーマへの挑戦になりました。現在進行形の交渉に差し障りが出る可能性がありますので、 概要のみの記載となりますが、交渉の第一段階である日本への里帰りの要望の伝達と理解を得ること に成功しました。これはとても大きな一歩です。引き続き年内に基礎交渉をまとめ、年明け早々には 再度米国に海外渉外担当者を派遣して具体的な返還交渉に入る予定です。昨今のニュースでは、歴史 的な円安による海外渡航費の高騰が話題になっており、本当に厳しい状況です。賛助会員様、マンス リーサポーター様の支援で、何とか交渉を実現できるよう引き続き会員拡充へのご協力をお願い致し ます。 二つ目は九五式軽戦車里帰り実現、お披露目会開催で弾みを得た博物館設置実現への動きについて のご報告ですが、後記しております6月に開催された国会議員連盟のレポートの中で詳しくご説明さ せて頂きます。 最後に、計画外ではありましたが、これまでの活動が実った一例として北海道からの「更生戦車改 造ブルドーザー」入手のお知らせです。先の大戦の終戦直後に日本各地の復興事業や開拓事業にため に、製造メーカーの手により各種の戦車がブルドーザーに改造されました。GHQの監督下、戦車の 民生転用ブルドーザーはかなりの数が改造され、戦後の復興期に日本各地で活躍しました。小林は本 会の活動を通じて2010年に、終戦時三菱重工で戦車製造に従事し、戦後はチハ改造ブルドーザーのオ ペレーターとして各地を転々とされた沼津市在住の丹羽次郎さんとご縁を頂き、当時の様子をお伺い する機会を得ました。その時にお会いした関係者のお話を総合すると改造ブルドーザーの活躍期間は とても短く、部品供給の問題もあって、米軍払い下げの高性能ブルドーザーが市場に出回るように なった昭和30年代中ごろにはスクラップとなり国内から姿を消したとのこと。今回、北海道から御殿 場にやって来た個体はそんな運命に抗いながら、昭和から平成を経て令和まで現役で働き続けた歴史 の証人です。詳細はレポートページに譲りますが、計画中の博物館収蔵品として、戦前戦中から戦後 の国産戦車第一号「61式戦車」までの空白を埋めてくれる貴重な展示車両になることでしょう。 この様に着々と博物館実現へ向けての歩みは進んでおります。次号の会報ではもう少し具体的に博物 館開館へ向けての動きをお知らせできると考えております。毎回同じお願いで恐縮ですが、引き続き のご指導とご支援をお願い致します。 し戦☝ て車北 い改海 る造道 様ブか 子ルら 。ドや ーっ ザて ーき 」た を「 動更 か生

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頂〇☟ き名お あを披 り超露 がえ目 とる会 う支で ご援の ざ者ご い様挨 まに拶 しご。 た来六 。場〇

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防衛技術博物館の設置を推進する議員連盟 会長 神野義孝

御殿場市との連携をお伝えするために、市議会議員連盟の方からのメッセージや現状報告をお伝えする 『市議会議員連盟だより』 第５回は神野会長より、議連から市長に提出した要望書についての報告です。いよいよ博物館建設に向 けてカウントダウンがはじまった予感がします。

≪御殿場市長に対し会派政策要望を提出しました≫ 御殿場市議会議員有志により防衛技術博物館の 設置を推進する議員連盟が設立され、５年が経過 致しました。実現に向け一歩一歩前進に努めてお ります。

渡勝 す又 髙正 橋美 利市 典長 議に 員会 。派 要 望 を 手

本年１月、市経済交流交歓会において、市長よ り防衛技術を含む科学技術展示館構想について説 明がありました。また、２月には令和５年度一般 会計予算に科学技術を象徴する拠点開設のための 調査費が計上されました。実現に向けた着実な前 進を感じております。

期会 勝 待議 又 し員 正 て連 美 お盟 市 りの 長 ま皆 を す様 囲 。の ん ごで 活。 躍市 に議

６月、１２名の会員が参加し、議員連盟総会を 開催致しました。令和４年度事業報告と令和５年 度事業計画が承認され、特に、市の施策として動 き出したことから、会員に篤い協力をお願い致し ました。８月には、市長への会派政策要望の場に おいて、防衛技術を継承する施設の設置を推進し て、御殿場のまちづくり、観光を通じた活性化を 図ることを要望致しました。今後とも会員の皆様 と共に実現に向け歩んで参りたいと存じます。

代表挨拶にもありましたとおり、戦車ブルドーザー を新たに購入し、修復するための費用が数百万円単位 で必要となります。マンスリーサポーター様の継続型 支援ではどうしても資金不足で修復に取り掛かること ができず、戦車ブルドーザーを生まれ変わらせること が難しくなってしまいます。 そこで、度重なるお願いで大変恐縮ではございます が、年末から年明けに向けて、再度クラウドファンデ ィングを実施の準備をはじめました。実際にクラウド ファンディングを開始する際は改めて告知させて頂き ますが、取り急ぎ賛助会員様、マンスリーサポーター 様へ予告をさせて頂きます。

ご協力のほどよろしくお願い致します。

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おかえり!「九五式軽戦車（4335号）」

お披露目会開催報告 令和5年4月16日㈰ ＠うさぎ島特設会場

「5、4、3、2、1、エンジンスタート！」

ところが何ということでしょう！支援者の方

掛け声と共に「三菱A六一二〇VDe」空冷直列

たちが集まり始めると雨はすっかり上がり霧が

6気筒ディーゼルエンジンが咆哮を上げます。ク

晴れてゆき、会が始まるころには晴れ間も見え

ラッチを切ってギヤを入れる瞬間に独特の

始めました。クラウドファンディングにご協力

「ギャン」というギヤが噛合う音が響きます。

頂いた約600名の支援者、防衛技術博物館の設置

ハ号が動き出すとお披露目会に集まったクラウ

を実現する議員連盟会長の中谷元衆議院議員、

ドファンディングの支援者の方たちから大きな

事務局長の城内実衆議院議員、前御殿場市長の

歓声が上がります。この瞬間こそ当会が技術遺

若林洋平参議院議員、「（仮称）防衛技術博物

産として戦車の動態保存に拘る意味が凝縮され

館」建設推進連絡協議会会長である勝又正美御

ています。

殿場市長にも参列いただいて、安全祈願の神事

2023年4月15日。翌日のハ号お披露目会を控え

を終え、展示走行のころになると雲も消えて富

て御殿場市は日降水量60mmを超える雨が降り続

士山まで姿を見せてくれました。地面はまだ

き、天気予報では16日の天候は回復するとされ

湿っていましたが埃を巻き上げず却って展示走

ていましたが、止まない雨音に小林代表他ス

行や撮影には絶好の状態になりました。

タッフは眠れない夜を過ごしました。夜が明け ても御殿場市郊外のお披露目会会場は小雨と濃 霧に包まれていました。

☝国会議員連盟会長の中谷元衆 議院議員。挨拶では、九五式軽 戦車帰国に関わった皆様への感謝 を述べた。

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☝国会議員連盟事務局長の城内実衆 議院議員。個人的にもNPOをご支援頂 き、博物館への熱い思いを語ってくれた。

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☝元御殿場市長の若林洋平参 議院議員。市長時代の小林代表 とのエピソードを交え、博物館への 支援を約束してくれた。

☝博物館建設推進連絡協議会会 長の勝又正美市長。御殿場のまち づくりや観光推進に対して博物館が もたらす可能性を感じ取ってくれた。

たく富寿朝☜ のさ士ぎか☟ でん山、らサ は撮も安一イ なれ姿全転レ いたをを、ン で方現祈九ト しもし願五ヒ ょ大、す式ル う勢素る軽状 かい敵神戦態 。らな事車の っ写のの御 し真後帰殿 ゃがは国場 った、をの

皆だ☜ さけ集 ん多合 良く写 いの真 笑人撮 顔の影 で集会 し合の た写様 。真子 は。 圧こ 巻れ 。

九五式軽戦車と言えば「小さい」「弱い」などというイ メージを持った方が多いようですが、実際に動く本物を目 の前にして、エンジン音を聞いて軽やかに走る姿をみると そんな先入観がいかにあてにならないかを実感します。ク ラウドファンディングで高額支援を頂いた方に実際に体験 乗車していただきましたが、「軽といってもやっぱり戦 車」「思ったより大きい」「砲塔ハッチに入るとかなり視 点は高い」「速い」「スムーズなサスペンションに驚い た」「静かな走行音」と様々な感想が伺えました。 会場の地面にはハ号の履帯が掘り返した轍の跡がくっき り残りました。轍は地権者にお返しする際には整地しなけ ればなりませんが、轍をもっと堂々と刻むことができる場 所を早く創らなければとの思いを新たにしました。地面を

わョ家☜ れーに☟ まやよト し、るラ たラマッ 。ジニク オアス のッテ 公クー 開なジ 収トで 録ーは がク専 行シ門

荒らしたハ号も完全に泥を落とすのに3回洗車しました。動 かし続けるには色々手間がかかります。継続支援をお願い する次第です。 （広報担当理事

加藤聡）

テ 博 ☜ ☟元戦車乗りのスタッフによる万全のメ ィ 物 お ンテナンスを施していますのでご安心く の 館 披 ださい。 整が露 っ完目 た成会 倉す会 庫る場 でまを 出で後 番、に を空す 待調る ちと九 まセ五 すキ式 ☜テレビ静岡さん 。ュ軽 渾身の取材動画 リ戦 です。是非ご覧く 車 。 ださい。

☝当日のスタッフで九五式軽戦車を囲んでの記念撮影。 思いが けない特典があるかもしれないイベントボランティアは随時募集中で す。

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令和５年６月１５日。 衆議院第二議員会館の会議室にて、第4回防衛技術 博物館の設置を実現する議員連盟総会が開催され、 御殿場からも協議会メンバーが参加しました。

去る6月15日（木）に自民党国会議員有志による「防衛技術博物館の設置を実現する議員連盟」の 第四回総会が、コロナ禍を挟んで3年ぶりに開催されました。 会長の中谷元先生、会長代行の石破茂先生、事務局長の城内実先生を始め、地元選出代議士の細野 豪志先生、若林洋平先生他、数名の議連メンバーもご公務の合間を縫って駆けつけて下さいました。 地元御殿場からは市議会会期中で参加が叶わなかった市長や市議の代理として、静岡県議会議員和 田篤夫先生、東富士演習場関連団体様（4名）、御殿場青年会議所（5名）、そして株式会社タミヤ様 からもご担当者が出席頂きました。 防衛省、経産省、外務省、内閣府の担当者に向けて、徹夜で作ったプレゼン資料を元に、博物館設 置の具体的イメージの共有、予算措置、防衛省からの人的、物的支援の要請について熱く語らせて頂 きました。流石に緊張しましたが、伝えたかったことはしっかりお話しできました。 要望の肝は、予算確保ももちろんですが、退役が続く７４式戦車の確保と併せて、各地の駐屯地に 広報展示で７４式が入ることで押し出されて処分される可能性がある古い装備品の保存のお願いです。

☝ 議連会長の中谷元衆議院議員。レン ジャー時代の東富士演習場での思い出を交 えて挨拶をしてくれた。 Vol.18

☝協議会にも入会してくれている和田篤夫静岡県議 会議員（左）。和田議員も元自衛官で、特科部隊に所 属しており、装備品に対する愛着がとても強い方で、 用廃される装備品の現状を嘆かれていた。和田県議 の思いを聴かれた防衛省職員の表情が印象的だった。

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☞ テレビでお馴染みの 石破節。周りにいる 人間への説得力が 凄い。「できない理屈 をいっぱい並べられ ても・・・。どうすれば できるか？ということ を考えないと！」とい うコメントには会場内 全員が頷いた。防衛 省も検討するという 回答をしてくれた。

今回も会議終了後の僅かな時間の雑談タイ 議連総会にオブザーバー参加して頂いた、一般社 団法人御殿場青年会議所の理事長渡邊圭太様より、 総会参加の感想文をご寄稿頂きました。 渡邊理事長、ありがとうござました。

ムが有意義でした。会議中の省庁担当者の答 弁は多分に公式回答であり、雑談タイムにこ そ本音を伺って次回のプレゼン作戦を立てる

のです。 何のための防衛技術博物館か

今回御殿場から15名の参加者は、マイクロ

私たち青年会議所の設立は、1949年、戦争の 傷跡が街にも人々の心にも深く残る中、「新日 本の再建は青年の責務である」という志を同じ にする東京の青年達によって築き上げられまし た。 以来、青年会議所は「明るい豊かな社会の 実現」という理念を掲げ、様々な活動・運動を 行ってきました。そして、この度私たちが住ま う御殿場市に、防衛技術博物館設置にむけての 大きな動きがあり、その一環として行われた≪ 防衛技術博物館の設置を実現する議員連盟の総 会≫に、御殿場青年会議所のメンバーもオブ ザーブさせていただきました。

バスにて永田町へ参上しました。このチャー ター代金66,000円は皆さまのご支援から拠出 させて頂きました。 引き続き、博物館実現へ向けて変わらぬご 支援をよろしくお願い致します。必ず結果を 出して参ります！

（代表理事

小林雅彦）

①

②

そこでは、現在の緊迫している国際情勢の中 であっても、戦争体験のない私たちや未来の子 供たちの為に、 「当時の戦車」や只々スクラッ プになっていく「今を守る防衛装備品」を後世 の記憶や記録に残し、未来の平和の為に努力を している姿はとても眩しく感じました。そして 、その場に参加させて頂いたこと心から光栄に 思うと共に、未来の平和実現の為の努力が実る ことを切に願っています。 理事長

渡邊

圭太

☜ 総会終了後に防衛省職員と話す城内実衆議院議員①と、 地元の協議会メンバーと話す若林洋平参議院議員②。 実はこういう立ち話が重要だったりします。

☟議員会館のおみやげ。なかなか行 く機会もないので、ついつい買ってし まう。一緒に行った協議会の皆様も 両手にいっぱいおみやげを購入して いた。

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第4回の総会を経て、新たに議連に入会して頂いた 地元静岡県の議員をご紹介させて頂きます。 前御殿場市長の若林洋平参議院議員、今年、地元 御殿場市の選挙区の支部長に就任された細野豪志 衆議院議員のお二方から、博物館にかける思いを ご寄稿頂きました。

防衛技術博物館の設置を実現する議員連盟 新規入会議員紹介

皆さまにおかれましては、ますますご健勝のこ ととお慶び申し上げます。

若林洋平 参議院議員 経歴 昭和46年 12月24日生まれ 茨城県出身 平成 9年 国立埼玉大学理学部化学科を卒業後、 大手製薬メーカー（大正製薬）勤務 平成13年 社団法人有隣厚生会 富士病院に勤務 富士病院事務長 駿東共立産婦人科 医院事務長、富士小山病院事務長 などを歴任 平成21年 御殿場市長に就任 令和3年まで3期12年を務める 令和 4年 参議院静岡選挙区 初当選

私が初めて「防衛技術博物館を創る会」に携わ らせていただいたのが、御殿場市長在任中の2012 年でした。その後2017年に「防衛技術博物館の設 置を実現する議員連盟」発足の際には、御殿場市 長として足を運ばせていただき、現在は、参議院 議員として議員連盟に加入し活動を続けておりま す。中谷会長はじめ、城内事務局長他議員連盟の 皆様、NPO、自治体、ご関係の皆様に大変ご尽力 いただき、ようやく形になろうとしているところ でございます。 そしてこの度、議員連盟の副事務局長という大 役を仰せつかりました。一日も早い実現に向け引 き続き邁進して参りますので、今後ともご指導ご 鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。 参議院議員 若林洋平

細野豪志 衆議院議員 経歴 昭和46年 8月21日生まれ 滋賀県出身 京都大学法学部卒業 三和総合研究所研究員（現三菱UFJリ サーチ＆コンサルティング） 平成12年 衆議院初当選 環境大臣、内閣府特命担当大臣 （原子力発電所事故再発防止・ 収束）などを歴任 令和 3年 自由民主党入党 令和 5年 自由民主党静岡県第五選挙区支部長 に選任

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代表理事である小林雅彦さんの情熱で立ち上げ られた「防衛技術博物館を創る会」は、その趣旨 に賛同する御殿場市を中心とした地元の皆さんに 加え、我々政治家が参加する中で実現に向けた機 運が高まってきました。小林さんをはじめとした 関係者の皆さんのたゆまぬ努力に心より敬意を表 します。 政府与党の防衛三文書改訂による防衛費の増額、 国民の防衛技術に対する関心の高まりを受けて防 衛技術博物館建設の機は熟しました。この機会を 逃がすことなく、「構想から実現へ」大きな一歩 を踏み出すことができるよう、地元の国会議員と して全力を尽くすことをお約束申し上げます。 衆議院議員 細野豪志

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令和5年度の 活動報告会を 東京で 開催しました。

活動報告会を8月12日に東京渋谷の特設会場にて行いました。 コロナ禍以 来、久しぶりの御殿場以外での活動報告会という事もあり、当日は猛暑日・お 盆の中日でしたが、60余名のご参加をいただきました。 当日は小寺理事の司会のもと、２部構成として、第１部は当会代表理事小林 によるNPO活動のこれまでと現況、特に収蔵予定の車輛類についてなどをお 伝えさせていただきました。ネットで不特定多数の方にお伝えすると種々差し障 りある内容もございましたが、特に、九五式軽戦車4335号車の銘板の刻印の 謎についてや、現在米国にあります九七式中戦車の里帰り交渉についてはご 参加者様の興味を引いたようです。 第２部は、当会賛助会員でもある、日本戦車研究家の吉川 和篤さん、軍事評 論家の古是 三春（ふるぜ みつはる）さんにご登壇いただき、当会代表小林と ☝会場内の様子。60名の方にご参加頂きました。 のパネルディスカッションを行っていただきました。お二人からは先日ご参加い ただきました九五式軽戦車のお披露目会での体験談、当時の写真との比較や 考察などをお話しいただき、実際に動くところを見て学べる事の大切さや、それ を来館者様もまた体感することが出来る博物館の重要性を専門家から見たご 意見を頂戴しました。 また会の最後には質疑応答の時間を設け、ご参加いただきました皆さまから、 特に九五式軽戦車4335号車のエンジンについてや操作方法についてのご質 問を頂戴しました。 お披露目会会場では、代表理事は操縦やメディア対応など で皆さまとご意見交換する機会がありませんでしたの、今回の質疑応答を通じ て、やはり直接皆さまにお話しする事の重要性を改めて感じる事が出来ました。 ☝ゲストパネラーの吉川和篤様、古是三春様に も質疑応答にご対応頂きました。ありがとうござ いました。 て販☝ 頂売☞ きや受 ま銘付 し板で たもは 。販書 売籍 さの せ

会場では月刊パンツァーさんの出張販売や、発表の中でも登場した九五式軽 戦車4335号車の複製銘板の販売を行い、多数の方にお買い上げいただきま した。 また、今回の参加申込みや受付にはイベント管理システム「Peatix（ピー ティックス）」を導入いたしました。初めてという事もあり不慣れな対応でご迷惑 をお掛けする場面もございましたが概ねスムーズな受付管理が出来ましたの で今後の当会主催イベント時に活用したいと考えております。 本活動報告会で行いましたアンケートでは多数のご意見を頂戴し、御殿場・ 東京以外での活動報告会の開催を望む声も多数お寄せいただきました。今後 の開催の参考にさせて頂きます、ありがとうございました。 これからも活動報告 会の開催を通じて皆さまに活動の実態を直接お伝えする機会を設けたいと思 いますので、ご理解ご支援賜りますようお願い申し上げます。

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活動報告会では「物語はいつも一本の電話か ら始まります」とお話していますが、今回も8月 中旬に賛助会員のＮ様より北海道に現存する九 五式軽戦車改造ブルドーザーの購入について興 味があるか？とのお電話が入りました。 答えはもちろん、「はい」。電話で仲介者に内 容を確認したところ、１０年ほど前に模型雑誌 やネット界隈を賑わした個体であることが確認 できました。 当時、心無い人たちの盗撮や押し掛け騒動で、 オーナーさんが仕舞い込んでしまった経緯も 知っていたので、今回は慎重に、そしてスピー ディーに交渉を進めるために電話を頂いた翌週 には北海道に飛びました。

☝排土板が275cm幅なので、取り外しての輸送となりました。 この姿だと、足回りは九五式軽戦車のままだと良く判りますね。

英国からの九五式軽戦車里帰り計画により寄せ られた支援金がちょうど購入額と輸送費の合計 と同じというのも何かのご縁を感じました。 こうして賛助会員様とREADYFOR支援者様のおか げさまを持ちまして、ハ号改造ブルドーザーは 御殿場の地へやって来たのです。

☝排土板を取り付けた状態。戦後「更生ブルドーザー」とな り、その後製材所で牽引車として使われ、昭和50年頃にコ マツ製ブルドーザーの部品を移植されてこの状態に。

☝勝間田重機さんに北海道往復してもらいました。帰路は台 風の影響でフェリーが欠航して、一泊多い4泊5日の旅をさせ てしまいました。いつもありがとうございます。 す撮オトンニ☟ 。メーもダッコ カナそートマ みーれやをツ たのらヘ流製 いおしッ用ブ で手くドしル カ製見ラてド ッ。えイ移ー コ昭るト設ザ よ和がユ、ー いの、ニフの で特前ッェユ

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☝運転席キャビンも昭和50年頃の改造時の前オーナーのお手 製。変速機から操行装置、最終減速までオリジナルの九五 式軽戦車のモノがそのまま残っているのです！

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【開催日】 令和5年10月7日㈯ 【場所】 御殿場市内某所

九五式軽戦車 改造更生戦車 改造ブルドーザー 有識者検証会

検証会の様子やブルドーザーの 詳細は QRコードを読み込んで頂くと 動画がご覧いただけます

更生戦車の有識者検証会。当然、九五式軽戦車ベースと いうスタート地点からの様々な知見が飛び交い、防衛技術 博物館（仮）における活用方法の意見も交わされる。 そのような熱気の傍で、私はこの更生戦車そのものの歴 史に深く感銘を受けていた。政府公認の更生戦車として戦 後復興に尽くしながら、所有者の変遷に伴って役割を変え、 姿を変えて現代に残った稀有な歴史。いや、そんな難しい 話に振らずとも、なにげに愛くるしい甲殻類に見える現在 のフォルムと、兵器として生まれながら、日本の戦後復興 に尽くした歴史。そんな記憶を抱きしめたまま北海道の片 隅で眠り、数十年ぶりに掘り出されたタイムカプセルのよ うなこの更生戦車の物語にこそ、無限の価値があるように 思えてならないのだ。その記憶を何らかの形にして、子ど もたちに伝え、彼らの興味を掻き立てる術があるのでは？ そんなアプローチもあわせて、この貴重な技術遺産に向き 合いたく願っている。

参 考 の書 っ 作 ぽ籍 の こ ス も イ り ブ ま ル こ 155 と 11

（理事

宮永忠将）

☜東日本大震災の復旧作業 で発見された水陸両用重機の 物語。更生戦車にも語られるべ き物語が詰まっている。

検証会 詳細記事 掲載中 乗りものニュースの 記事はこちらから Vol.18

軍事博物館の戦車プラモデル Plastic model tanks at the Military Museum JAMES

と全 ☟ 笹コ 川レ 理ク 事シ コ 。ョ レ ンク のシ 約ョ 1ン 内 ／部 3。

戦車プラモデル作りの趣味は、創る会の賛助会員の皆様をはじめ理 事の中にもお持ちの方々は多いと伺っています。元来プラスチック産 業はこの静岡県の産業の一つとして日本有数であるし、プラモデルに 至っては田宮社と長谷川社という日本の二大メーカーの牙城でありま す。中でも田宮社の戦車プラモデルは精巧で、国内のみならず海外の ファンも多く、その製品は外国の模型店にも必ず見かけます。プラモ デルは各分野のアイテムがありますが、中でもスケールモデルといわ れる分野は、実物の縮尺（スケール）であり、戦車は実寸の1/35が主 流となっています。この1/35に統一されていることは大事なことで、 田宮社製品もそうですが、各車両の大きさを比較して見る事が出来る 由です。更には外観で各車両を検討しますと、戦車ならばその装甲状 態、装備、足回りなど考察することができます。そこで、各国の軍事 博物館の展示に至っては、その特性を生かし戦車プラモデルの展示が 多く見受けられます。 当会会誌Vol.7で紹介しましたドイツのジンズハイム＆スパイア館 （オートテック・ミュージアム：略称ATM）はドイツが開発し使用した すべての乗物の博物館であり、本館はベンツをはじめとする乗用車と 独軍車両館、航空機館、艦船博物館、SL館などを所有し、とても1日で すべてを見る事は出来ず、そのためホテルまで付属する大博物館群を 形成しています。本館裏庭には戦後の東西独軍で使われた実車が展示 され、貴重な両大戦中のAFV（装甲戦闘車両）とMV（軍用車両）が館内 に多数展示されています。その通路には、その車両に関するプラモデ ルが登場史順に並べられています。（写真①、②）

① プ通 ハ☜ ラ路 イ☝ モの ムド デ 1 ＆イ ル／ スツ 35 パ の イジ 戦 アン 車 館ズ

JAMES（Japan AFV Model Enthusiasts Society/日本AFV模型愛好家協会）会長でもある 当会の笹川俊雄理事からのご寄稿です。

②

並べられている模型は全て1/35で統一され、作品のほとんどが田宮社 製で、一部イタレリ社とドラゴン社の製品が少数ありました。

お隣の国、韓国にはアジア最大の軍事博物館、韓国戦争記念館（ソウル市）があり、会誌Vol.１（創刊号)で小林代表が 紹介下さいました（写真③）。この本館内の対空システムコーナーに対空火器とともに韓国対空戦車のプラモデルが見ら れます（写真④）。以前に配備されていたM113APC車台に対空火器を搭載した車両と、最近の韓国軍対空戦車が展示されて います。 このように、置く場所が限られる博物館での展示の補助や、実車がすでにない車両も模型で再現することが可能です。 そんな例を紹介しましょう。 先ず、ドイツ・コブレンツ軍事技術博物館です。かつてここには多くの独軍戦車が ③ 展示されていましたが、手狭なためか、ほとんどがATMかムンスターのドイツ戦車博物 館（Vol.６で紹介）に移動し、今では独軍火器、通信機器の展示が多く、戦車は少数 展示されています。ここの階段ロビーに珍しい車両の模型があります。ドイツ友人か ら送られたFAXですので、画像が悪いのですが（写真⑤、⑥）、独軍初期の軽装甲無線 中継車Sd,Kfz261の1/6（素材木製）の大型模型です。この車両は資料写真が少なく、 細部は不明で作りたくとも不可能であり、人気のある独軍AFVと言えども製品化されま せんでしたが、この模型の多角度からの写真、内部写真から自作する事が出来ました。 このような例はロシア博物館にも存在します。モスクワ中央軍事博物館は、ロシア 最大の博物館であり、多くの火砲、戦車、装甲列車（写真⑦）など外部に展示され、 館内には貴重な車両、小型AFVが展示されています。中にはわずか２両しか作られな かったグリケビッチ装甲車（1915年製）という76.2㎜砲搭載型自走砲のプラスチック 模型は、自作（スクラッチ）作品としても意義深いものがあります。（写真⑧）

④

サンクトペテルブルグ（旧レニングラード）砲兵・通信兵博物館にも面白い模型が あります。この博物館の前庭にはロシア製砲40門と自走砲20両余りが並び（写真⑨）、 館内には通信機材が展示されています。中でも砲兵が使用したと思われる列車砲（正 式名称不明）のかなり大きな模型（スケール・素材も不明）があります。（写真⑩） 詳細をご存知の方はご教示願いたいものです。

このように、メーカーが出してくれそうにない戦車プラモデル（アイテム）は、改造したり、1/35の図面を引いて自 作（スクラッチ）することが出来ます。材料として主に田宮製の0.3～2.0㎜のプラ板を使うのですが、私は本業の歯科 用印象材を用いたり、義歯用プラスチック（即時重同レジン）などを利用しています。

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⑪ ☟ そこで、このたび御殿場に帰還した95式軽戦車の試作型を作ってみました。 九 試作車については1934年、静岡市民の献金により作られ、その資料は月刊「パ 五 ンツァー」誌2019年９月号（アルゴノート社刊）95式軽戦車特集（吉川和篤氏 式 軽 著）に載っています。（写真⑪、⑫） 戦 こうして作って観察することにより後の量産型との比較が出来ます。試作車 車 は前面は量産型とほぼ同じですが、車体については大きく異なり、側面装甲が 試 垂直であり袖部バルジがなくフェンダーも繋がらず、誘導輪に歯が見られ、砲 作 型 塔には機銃が装備されていないなど特徴が一目でわかります。 また逆に、メーカーの最新キットに目を転じますと、旧日本軍の幻の150t超 ⑫ 重戦車オイ車がタコム社から発売されました。資料については「日本の重戦 車」カマド出版社刊（北川誠司氏著）に詳細が記され、素晴らしい本ですので、 参照されたいと思います。（写真⑬、⑭） 以上、私の戦車プラモデル作りの趣味は、昭和37年頃（高校生の頃）より始 め、約60年間に恒って作り続けてきました。内容については、私著「新・プラ モデルで見る世界の戦車史」（大日本絵画社刊）をごらん下さい。 ここ60年間に日本で発売された1/35のコンプリートキットは田宮、イタレリ、 ファインモールド、ピットロードなど日本のメーカーと発売された製品を余す ことなくすべて完成させ、その箱絵と組み立て説明図（クリアファイルブック1 10冊）を残らず保管しています。最初にこの趣味にのめりこんだのも、田宮社 ☝同上（右側面）ファインモールド社製に手を のＭＭシリーズからだったこともあり、大日本絵画社刊「ジャーマン・タンク 加えている ス」（富岡吉勝氏訳著）と「世界の戦車・メカニズム大図鑑」（上田信氏著） 車☟ ⑬ に載っている全ての車両を作り上げています。発売されていない車両に対して ）幻 は自作したり、同好の志により寄贈されました。これら収蔵品はJAMES（日本AF のの 完超 V模型愛好会）コレクションとして一般公開して来ました。（現在はコロナ禍と 成重 私の体調の都合でJAMES会員のみに公開）コレクションの総数はAFVとMV併せて 模戦 3000両弱となり、旧日本軍と独軍車両に至っては1両残らず完成させ、他の国の 型車 戦車や軍用車両もほとんどあります。 （ JAMES会員全員の賛意により、 JAMESコレクションの作品は、御殿場防衛技 術博物館が完成の暁には、全て寄贈し、展示品の一部として、戦車史ひいては 世界の自動車工業の歴史的教材として役立たせて頂ければ、幸いです。 先日、地元（文京区）の小学生たちの希望により、コレクションの見学会を 催し、私が戦車史を解説したのですが、皆熱心に耳を傾向けてくれました。後 にその小学生たちより、「ディズニーランド」より楽しい一日を過ごせ、勉強 になりましたと謝意が届けられ、大変嬉しく感じました。 また、創る会の賛助会員の皆様に限り、見学の希望があれば、お申し出下さ れば、コレクションを見て頂くのも、やぶさかではございません。事務局宛に ご一報ください。

オ イ

⑭

☝大きさの感覚を見るため、戦車兵フィギアを搭 乗させている

⑤

⑦

⑨

⑥ ⑤⑥ 独軍Sd,Kfz 261軽装甲無線中継 車の1/6模型 ⑦モスクワ中央軍事博物館の走行列車 ⑧館内のグリケビッチ装甲車の模型

⑩ ⑧ 13

⑨サンクトペテルブルグ砲兵・通信兵博物館 ⑩謎の列車砲の模型

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2023年9月末迄 のご支援額

￥5,102,000

目標達成まで

あと

￥14,898,000

昨年実施しました九五式軽戦車里帰りの輸送費クラウドファンディングもあり、九五式軽戦車購入時の借入 金への意識が薄くなりつつありますが、まだまだ返済は続きます。ご支援頂く際は、事務局までご一報くださ い。度重なるご支援の依頼で大変恐縮ではございますが、一口5,000円から記念の粗品。10万円以上のご支援 者様には、記念小冊子を進呈致しておりますので、引き続きのご支援をよろしくお願い致します。

５月に令和４年度の総会を開催し、 静岡県に事業報告書等を提出すること ができました。活動計算書の監査も済 みましたので、賛助会員の皆様にもご 報告させて頂きます。 より詳しい情報は総務省のHPからご 確認いただけます。 今年度からは賛助会員のほかに、マ ンスリーサポーターの会費も受取寄付 金として計上することになります。引 き続きのご支援をお願い申し上げます。 マンスリーサポーターの案内は、下記 のQRコードからご確認いただけますの で、ご興味ある方は是非ご覧ください。 月に1度のメールマガジンの配信があ ります。

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防技博通信

NPO法人 防衛技術博物館を創る会 事務局からのお知らせです

編集後記 会員の皆様におかれましては、日頃より当会へのご理

解・ご協力を頂き、誠にありがとうございます。

できました。呉市から四国へ向かう道中は、とびしま海

道を走り、フェリーに乗って大三島へ渡りましたが、そ

4月の九五式軽戦車お披露目会も無事に終わり、クラ

のフェリーが今まで体験したことのないようなワイルド

ウドファンディングの返礼品の発送も済み、令和４年度

なコンバットスタイル乗下船で船と共に生きる瀬戸内の

の総会も開催され、活動計算書での会計報告もすること

人たちの生命力を感じました。地元では絶対にできない

ができて肩の荷が少しおりたと思っていましたが、次の

ことができるのが旅の醍醐味。御殿場に旅に来た人が御

御殿場での活動報告会が控えており、1年がすぐに駆け

殿場でしかできないことができたと感動できる場所とし

抜けていく理由が少しわかった気がします。

ても博物館の建設は重要だと改めて思いを抱きました。

そんな1年の中での行事として、ゴールデンウイーク

（事務局：小高）

に家族旅行で毎年車で高知に行くのですが、今年は去年

い車博な池大☟ 。の物ど。和 イ館も艦ミ ベが開船ュ ンで催のー トきさラジ なたれジア どらてコム もラいン屋 開ジるの外 催コら走の しンし行大 た戦い会和 。

開催した講演会での戸髙館長のお話しに感銘を受け、広 島県呉市にも立ち寄ることにしてみました。呉市海事歴

史科学館、通称『大和ミュージアム』は、たくさんの人 で溢れかえっていて、展示が人垣で見えないくらいでし た。館内の展示アナウンスには地元呉市出身の人気声優 を採用し、まさに『呉市』の歴史が総がかりで学べる施 設になっていました。御殿場に博物館ができたら館内の 展示アナウンスや音声ガイドは御殿場出身の人気声優、 堀内賢雄さんにお願いできたら最高だなとかいろいろと 妄想するには良い時間を過ごすことができました。隣接 する海上自衛隊呉資料館、通称『てつのくじら館』にも 足を運び、呉市と海上自衛隊の関わりや掃海活動の実績、 潜水艦体験など、海上自衛隊に関する理解を深めること

ができました。呉湾艦船めぐりのクルージングも満喫し、 艦首が四角になった護衛艦「かが」を間近で見ることが

ら特自☝ い色衛艦 詳や官船 し装のめ い備方ぐ 案品がり 内なやの をどっガ し心てイ て配おド くにりさ れな、ん たる船は 。くの元

賛助会員入会状況 令和５年３月～令和５年９月末日現在

月

３

４

５

６

７

８

９

計

新規 入会数

1

2

1

0

1

※

1

7

732

734

735

735

736

737

738

738

既 存

731

1

☝ マンスリーサポーターも始まり、賛助会員の新規入会はなかな か増えませんが、これから博物館の建設や収蔵品の入手を地道 に発信することで、もっと仲間を増やしていければと思います。 引き続きのご支援をお願い申し上げます。 ※8月は特別会員へのご入会1名がありました。 15

ト目感来フ博『て☟ も当じ観ェ物掃つ 必てた者の館海の 要に。さメがフく か来戦んニでロじ も館車をュきーら ？しに楽ーたト館 た興しにら』に く味まも併とあ ながせひ設『る るなるとさてカ よくこ工れつフ うてと夫るくェ なもが凝でじで イカでらあラ頂 ンフきせろムい パェるばうネた クをと、カ』

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賛助会員について 一般賛助会員 ：年会費3,000円 入会金2,000円 団体賛助会員 ：年会費一口～ 30,000円

会員になると 会報誌を年2回お届け

会の活動や進捗情報などをお届けします。 みなさまからの貴重な情報も掲載。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 特別展示、限定イベントにご招待 会員向けの限定イベントをご案内します。 収蔵した車両も優先的にご案内します。

お申込み方法 世界中に当たり前にある、防衛装備品を展示する博物館 を日本にも創りたい！そんな思いから活動しています。 我が国が誇る技術産業力の結晶である戦車をはじめとし た機械は兵器という観点からしか語られず、それを研究、ま してや保存しようという考えは皆無です。このままでは産業 大国日本の将来を背負う子供たちに、先人たちの偉大な努

全国の郵便局ＡＴＭにて 郵便振替による 簡単に手続きができます。 申し込み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ マンスリーサポーター制度スタート 2023年4月より、クラウドファンディングサイト READYFOR内で申込み開始。月々500円から できるご支援方法になります。

力や成果を伝えることは出来ません。

ラジオ番組放送中

そんな中、使命を終えた機械が次々と溶鉱炉へ送られる

現状。これを一台でも救い出し保存保管していくことで我々 の活動の一部が達成できるのだと考えます。並行して海外 に置き去りにされている旧日本軍の車両里帰り計画も活動 における重要な事業だと考えます。 そのためにまず安全な保管場所の確保が急務となり、そ れには地元自治体との連携が不可欠です。大型車両を多 数保管する博物館ですから多くの費用が必要となり、ここで

静岡県御殿場市と小山町の一部をエリアとするコミ ュニティＦＭ[富士山ＧＯＧＯエフエム]で、当会の 番組『戦車でＧＯ！～ラジオ社長の小部屋～』を 毎週木曜18時15分頃から放送中！ 小林代表が濃いミリタリートークを繰り広げつつ、会 の進捗情報をお話しします。 放送は、ＰＣ・スマホからご視聴可能です。 ※詳しくは富士山ＧＯＧＯエフエムＨＰをご確認 下さい。

みなさまにご協力をお願いする次第です。一人でも多くの 方に我々の活動を知っていただき、その思いを具体化させ るためのご賛同とご援助をお願いいたします。 NPO法人防衛技術博物館を創る会 会報 第１８号 Vol.18 ２０２３年１１月発行 発 行 人 ：小林 雅彦 発 行 所 ：NPO法人防衛技術博物館を創る会 事 務 局 ：〒4122-0039 静岡県御殿場市竈717-6（㈱カマド内） TEL：0550-82-2854 FAX：0550-84-0917 E-mail：tank@k-m-d.co.jp ©NPO法人防衛技術博物館を創る会 無断転載を禁ず

NPO法人防衛技術博物館を創る会 代表理事 副代表理事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事

小林 湯山 加 藤 日向 笹川 冨田 小寺 礒部

雅彦 和行 聡 昭了 俊雄 宏人 清太 恭子

理 理 監 監 顧 事

務

事 事 事 事 問 局

宮永 忠将 勝間田 芳秀 勝又 親男 池谷美喜夫 吉祥寺怪人 小高 由佳