138th KOGIRE-KAI AUCTION CATALOG

Page 1


入札オークション

下見会<京都市勧業館 みやこめっせ・1F>

2024年9月6日● 金

10:00~17:00

9月7日● 土

10:00~16:00

東京下見会<東京プリンスホテル>11Fピオニー

2024年9月11日● 水  11:00~18:00

完全予約制(受付は9/6まで) 詳細はお問い合わせください。

京都予約下見<古裂會本社>

2024年8月8日~2024年9月2日まで (日・祝日・夏季休業中は除く) 京都市中京区堺町通夷川下る亀屋町176

最新情報は弊社ホームページ・SNS・メール・ 電話等にてご確認下さい。

<入札締切>

2024年9月12日(木)必着

カタログ掲載の全作品に経年損傷、実作品の色目等に多少の差異があり、下見会での実見 確認を原則としております。下見会へのご来場が困難な場合には、コンディションレポートを 受け付けます。お申し込み順での対応となりますので、お早めにお問い合わせください。真贋 については未詳。

TEL:075-254-8851 FAX:075-254-8854 e-mail:office@kogire-kai.co.jp

〈夏季休業について〉

8月11日(日)~16日(金)の間、休業いたします。17日(土)より通常営業いたします。

目次

特集 中国美術...............................................................2~50

朝鮮美術............................................................51~67    燈火器..................................................................68~87 有職.......................................................................................88~108

佛家 109~146

武家 147~187

書畫家 188~263

能楽 藝能 香道 264~279

茶道 華道 人形 280~335

文房 象牙 提物 336~339

景道 石造美術 340~345

古窯 新陶藝 明治工藝 346~369

漆藝 木工 370~379

金工 貴石 宝石 380~385

紅毛 江戸の科学 386~387

亞細亞美術ほか 硝子 388~393

染織 西洋美術 史料ほか 394~423

規約・参加方法 巻末

凡例

□掲載については、出品物の多寡に応じて傾向別の分別を心掛けたが、結果的に は同系統のものでありながら項目を隔てるような不統一も発生している。

□記事については、いずれも概略を示す程度である。錯誤も誤謬も予測されるが、 現段での理解に基づいている。判断のつきかねるものには言及していない。

□時代判別については、日本及び舶載のものは通例の表記法を採用。外国は世紀 で表記するよう努めた。判断のつきかねるものには表記を控えた。

□生産地について日本のものは、特に地域の特定されるもの以外はそれらの表記 を除いた。また、日本(国名)の表記は省いた。諸外国については、採取地を もとにした出品者の申告を重視した。

□損傷についての記載は、微妙且つ煩雑なので、一部を除いて割愛した。

□水漏れの表記について

水を溜めて使用する道具類であって、底面ないし器腹に明らかな瑕疵を認める 場合、水が漏れるか事前に確認することがある。確認できた場合はその旨を記 載するが、記載のない作品についての健全性を保証するものではない。

□本文中の敬称は、物故・現存にかかわらず全て略した。

□寸法の記載は、ヨコ×タテ×タカサ(ただし、硯はタテ×ヨコ×タカサ)とし た。単位はセンチ。着物類のヨコは、袖口から袖口まで。タテは、肩口から裾 端まで。袖は、その天地の長さ、筒袖は、袖口の寸法をヨコ、タテのあとに追 記した。ものによってはその高、巾、長、だけを記したものもある。また不要 と考えられるものは省いた。

□記事に関する参考文献は、特例を除き、巻末に一括して表示した。

□子供着物の表記について  子供の着物の表記については一ツ身のうち、背守り縫いのあるものを「祝い 着」、ないものを「一ツ身」と表記した。一ツ身以上の大きさで、背縫いのあ るものは、全てその大きさの差にかかわらず、これを「子供着物」とのみ表記 した。

□打掛の表記について  小袖、あるいは、振袖と、打掛の形態的変化は殆どない。ここでは、織物と、 婚礼衣裳として着用されたものを打掛と表記した。

□屏風の表記について  一対のものを一双とし、片双を一隻とした。特記しない場合もある。

□付属箱の表記について  時代箱:古製のオリジナル箱。桐、杉樅、不明/箱:上記に該当しない古箱/ 共箱:作者によって識字された箱  識箱:何人かによって識字された箱/新箱:新造箱 □事象の西暦表記について  和暦と西暦の併記に努め、西暦表記はグレゴリオ暦を採用した。ながら、和暦 西暦間の変換を行った際、若干の誤差を生じている場合がある。

特集 中国美術

CN-003 銅鍍金道教祖神倚像 ¥300,000~ 付合識箱(桐)

飾台 像高6 総高85

CN-005 銅鍍金歓喜天 ¥100000~ 総高165

CN-004 木彫彩色菩薩立像 ¥300,000~ 総高100 剥落 右足先接合

CN-006 木心乾漆菩薩坐像 ¥70000~ 総高24

CN-007 神獣葡萄鏡 ¥270,000~ 付木箱(桐) 11×11

CN-008 青銅尊 ¥150,000~ 16×16×18 穴

CN-009 白銅鍍金花喰鳥文八稜鏡 ¥80,000~ 13×13×06

CN-010 銅喚鐘 ¥70,000~ 15×9×21

CN-011 銅鐘 ¥50,000~ 14×8×19

CN-013 爵 ¥1,000,000~ 付唐木台 13×13×21

CN-014 素銅四方香炉 ¥950,000~

付黒塗合箱(桐 蓋桟一欠) 銅唐子鈕唐木透蓋 20×16×14  極小アタリ 「大明製」鋳銘

CN-016 黄銅唐仙人望瀑彫手焙 ¥200,000~  付時代識箱(杉) 39×30×29 青錆

CN-018 銅玉取獅子香炉 ¥70,000~  付識箱(杉) 20×15×23 尻尾根元ワレ

CN-017 黄銅神獣彫手焙 ¥100,000~ 22×18×17 「乾隆年製」鋳銘

CN-019 青銅觚 ¥50,000~  135×135×24 底補修

CN-020 水牛角爵形飾 ¥100,000~  付合箱(桐) 3×7×185 ソゲ

CN-021 青玉飾香炉 ¥300000~ 付識箱(杉) 10×5×245

CN-024 斑入赤瑪瑙大珠 ¥50,000~ 付木箱(桐) 35×15×85

CN-022 瑪瑙金魚彫水盂 ¥100000~ 付合箱(桐) 匙  11×95×5 カケ

CN-023 白玉嵌金銅帯金具 ¥100000~ 付識箱(桐) 65×55×25 麒麟浮文

CN-025 紅翡翠環 ¥50,000  付唐木ケース 75×75×25

CN-026 玉 三 ¥70,000~ 付漆塗段箱  10×15×6ほか

CN-028 唐三彩壺 ¥500,000~ 付識箱(桐) 24×24×27

CN-029 遼三彩駱駝 ¥200000~ 42×21×64 脚ヒビ、接合補修 鞍飾ヒビ

CN-031 鹿唐草文瓦塼 ¥200000~ 付飾台 32×16×3

CN-030 加彩駱駝俑 ¥200000~ 像高77 接合痕か

CN-032 アンダーソン壺 ¥100000~ 付木箱(桐) 45×39×38 口辺破損、補作

CN-034 唐三彩壺 ¥100,000~  付識箱(桐) 20×20×17 小山冨士夫箱識

CN-037 唐三彩盃 ¥50,000~ 付合箱(桐) 8×8×4  口縁小ソゲ

CN-041 灰陶手付瓶 ¥40,000~ 付木箱(桐) 11×11×17 口辺カケ

CN-035 唐白磁四耳壺 ¥100,000~  付木箱(桐) 18×18×27

CN-038 緑釉盃 ¥30,000~ 7×7×45 ヒビ

CN-042 漢灰陶壺 ¥35,000~ 付識大工箱(杉) 20×18×26 ユガミ 底穴埋補修

CN-036 唐二彩水注 ¥80,000~  付木箱(桐 貼札) 11×9×16  注口、縁補修 剥離

CN-039 漢手付鉢 ¥30,000~ 21×13×7

CN-043 灰陶水瓶 ¥30,000~ 21×21×24

CN-040

加彩

蛇頭俑 ¥50,000~  総高23

CN-044 漢緑釉壺 ¥60,000~ 29×28×33  底ヒビ 口辺ソゲ

CN-045 銅剣 四 ¥70,000  付溜塗合箱(桐) 総長40ほか

CN-048 漢銅飾残欠 ¥50000~  付合箱(桐) 17×13

CN-051 中国古銭 十 ¥40,000~ 直径38ほか 中華民国三年袁世凱壹圓銀貨2、 咸豊重寶、咸豊通寶2、太平天国2,康煕通寶、 半両銭2

CN-054 寿山石布袋 ¥30,000~  付飾台 像高12

CN-046 銅槍 ¥30,000~ 総長245

CN-049 青銅水次 ¥50000~  45×13×46

CN-052 玉器 ¥30,000~ 付木箱(桐) 唐木蓋(鈕欠損) 唐木台 5×5×55

CN-055 銅造ガネーシャ ¥30,000~  総高20

CN-047 銅帯鈎ほか 二 ¥30,000~  総長5ほか

CN-050 銘帯鏡 ¥30000~ 付木箱(桐) 9×9 ワレ接合補修 漢鏡

CN-053 玉水盂 ¥30,000~ 付ケース  10×9×15

CN-056

銅造観音 菩薩立像 ¥30000~  像高48  総高57

CN-058 宜興砂壺 二 ¥300000~ 付識箱(桐) 95×65×45 105×6×65 蓋ソゲ  蓋、把手接合補修 「蕚圃督製」銘 富岡鉄斎箱識

CN-059

テーブルクロス

¥200,000~ 付茅原元一郎名刺 147×70 ヤケ シミ 「孫文氏ヨリ」名刺書付、所蔵印

CN-062 呉杉堂 銀菊形茶托 五  ¥50000~ 付共箱(桐) 15×9×3 底印

CN-065 銅竹林七賢文腐らし盆 ¥30,000~ 34×24×3 「大清乾隆御製」銘

CN-068 染付煎茶碗 二種十 ¥30,000~ 付碗籠各一 5×5×3ほか

CN-070 葛明祥 宜興朱泥湯呑 ¥30,000~ 付木箱(桐) 8×7×6 「葛明祥造」底銘

CN-063 中島保美 純銀茶托 五  ¥30000~ 付共箱(桐) 115×115×15 「純銀三越」刻印 中島保美は昭和初期から続く大阪の鋳金家。 当代は三代。

CN-064 錫茶托 五 ¥30000~  10×65×2 「光緒年製」底銘

CN-066 木彫細葉茶盆 ¥30000~  81×7×6

CN-069 横倉嘉山 素文鉄瓶 ¥30,000~ 付共箱(桐) 銅蓋 17×14×245  把手銀象嵌 横倉嘉山(大正四・1915年~昭和四十七・ 1972)は山形県生まれの鋳金家。主に茶釜を制作。 日展審査員。

CN-071 錫茶壺 ¥30,000~ 17×17×24  大ヘコミ 自立困難

CN-067 青磁盆器 ¥30000~  付識箱(杉) 39×34×19 スレ

CN-072 大西浄寿 霰姥口丸瓶

¥90,000~ 付共箱(杉) 銅蓋 19×17×24 大西浄寿(文化五・1808~明治八・1875)は釜 師、大西家十一代。大西浄雪の子。名道敬、通称 三右衛門、清右衛門。大胆で力強い作品を得意と した。

CN-074 松陰 急須

¥30,000~ 10×7×5 在銘

CN-078

七宝地文小形鉄瓶 ¥50000~ 付龍文堂銘銅蓋 16×15×16

CN-082 大講堂鋳字鉄瓶 ¥50,000~ 付銅蓋 20×17×24

CN-086 宝斎 鉄瓶 ¥50000~ 付銅蓋 17×16×21  鋳銘

CN-075 朱泥急須

¥30,000~ 11×7×6 蓋小ソゲ

CN-079 雲龍地文鉄瓶 ¥70000~ 付龍文堂銘銅蓋 20×18×18

CN-083 素文鉄瓶 ¥50,000~ 付銅蓋 15×18×23

CN-087 久慈砂鉄霰瓶 ¥50000~ 付鉄共蓋 18×16×21  南部

CN-076 朱泥急須

¥30,000~ 10×6×7

CN-080 比丘浮文鉄瓶 ¥50000~ 付銅蓋 20×16×28 器腹在銘

CN-084 素文鉄瓶 ¥30,000~ 付鉄共蓋 15×14×20

CN-088 保寿 宝尽地文大鉄瓶 ¥50000~  付銅蓋 31×27×35 南部 鋳銘

CN-077 朱泥急須

¥30,000~ 95×6×5

CN-081 南瓜形鉄瓶 ¥50000~ 付鉄共蓋 19×17×23

CN-085 丸繋地文鉄瓶 ¥50,000~ 付銅蓋 18×15×20

CN-089 松地文大鉄瓶 ¥50000~ 付共鉄蓋 36×29×42

CN-090 端渓蓮池硯 ¥50000~  24×14×25 スレ ソゲ 縁破損

CN-093 硯 二 ¥70,000~  付唐木ケース 布ケース 17×11×2ほか  歙州板硯 端渓太平有象硯

CN-096 端渓硯 ¥30,000~ 付ケース  30×23×35

CN-099 端渓硯 二 ¥30000~  付唐木ケース1 23×155×25ほか

CN-091 端渓竹小禽硯 ¥50000~  付ケース(蓋小ソゲ) 135×85×3

CN-094 端渓硯 ¥50,000~ 24×16×55

CN-097 端渓硯 ¥30,000~ 付木箱(桐) 26×27×3

CN-100 改塼瓦硯 大小 ¥80000~  大205×16×7 小18×115×55  側面陽刻文字

CN-092 端渓硯 ¥50000~  付素木ケース 27×13×45

CN-095 端渓蝙蝠硯 ¥30,000~  105×20×35

CN-098 端渓硯 ¥30,000~ 付合箱(桐) 175×18×2

CN-101 唐墨 三 ¥50000~ 5×95×15ほか 丸形ワレ接合補修 左・中「大清乾隆 徽州老胡開文製」銘 右「青龍三年(235)九月上用 造奉」銘

CN-103 呉熙載 寿山朱砂竹節鈕印 ¥100,000 付木箱(桐) 4×3×3 「身在書生壯士閑 晏坐清風 寿如南山」三印面 「咸豊六年熙載作 身在書生壯士閑句 晏坐清風 寿如南山」刻銘 呉熙載(嘉慶四・1799~同治九・1870)は初名延颺、号譲之、別号譲翁、 晩学居士、儀徴(江蘇省)の人。書は包世臣の弟子として篆隷書をよくし、 篆刻は初め漢印を、のちに鄧石如の印を学び、呉昌碩や黄士陵などに影 響を与えた。

CN-105 端渓硯 ¥100,000~ 付木箱(桐) 33×22×6 カケ

CN-104 乾隆御賜班禅之印 ¥100,000~ 付識箱(桐) 4×4×6 「大清乾隆四十五年皇帝駕幸札什倫布御賜班禅額尓徳尼」刻銘

CN-106 徳化窯獅子鈕印 ¥100,000~ 45×45×10 カケ

CN-107 張魯庵 青田石大方印 ¥80000~ 付木箱(杉) 55×55×55

「寒夜客来茶當酒竹爐湯沸火初紅  莫以琴書詩畫附庸風雅行俗事」二印面 「辛卯五月初魯厂製」刻銘

CN-108 黄士陵 青田石印 ¥80000~ 付合箱(桐) 25×25×7 「上樓看山」印面 「爲湖潘大兄作甲申黄士陵刻」側面

CN-109 詹斗山 象牙彫筆 ¥75,000~ 付木箱(桐) 総長21 「秋水芙蓉 斗山」筆管刻銘

CN-110 翠玉墨台 ¥50,000~  付合箱(桐) 7×7×2 唐木台部

CN-111 鶏血石印材 二 ¥40,000~  2×2×8ほか

CN-112 獣骨筆筒 ¥30,000~ 9×6×15

CN-114 倶利小椀 ¥200000~ 付時代識箱(桐) 75×75×55  内銀張

CN-115 黄楊如意 ¥180000~ 付識箱(桐 貼札) 総長39

CN-116 唐物青貝宮中文卓 ¥150,000~  付時代箱(桐 貼札) 57×33×20 剥離

CN-117 螺鈿小箪笥 三 ¥150,000~ 付ガラス天板2 100×37×40 100×37×40 50×37×90 スレ ソゲ

CN-118 唐木高卓 ¥200000~ 35×35×136

CN-121 木彫親子獅子 ¥100,000~ 総高56 虫喰  ガラス眼球

CN-119 青貝高士観蓮文香合 ¥120,000~ 付時代識箱(桐) 錦仕覆 7×7×25 内黒

CN-120 銅胎堆朱食籠 ¥100,000~ 19×19×11 内溜

CN-122 朱地箔絵八角盆 一対 ¥50,000~ 31×31×8  ヒビ スキ

CN-124 銀飾鼈甲簪 ¥100000~  11×105

CN-125 貴石象嵌金銅飾水牛簪 ¥100,000~ 95×11 櫛部ワレ

CN-128 緑釉透タイル ¥50,000~  33×33×4

CN-130 唐木丸飾台 ¥30,000~  19×19×16

CN-127 飾簪

二 ¥100000~  銀55×9 銅9×10

CN-126 銀飾簪 ¥100,000~ 8×145

CN-129 木彫守護飾 ¥50,000  総高40

CN-131 唐木地青貝箱 ¥30000~  23×95×26 剥離

CN-132 太湖石 ¥100000~  付唐木飾台 石高24 総高27

CN-133 七宝花瓶 ¥50000~  15×15×26

CN-136 于右任 竹聯 一対 ¥50000~ 総長120  ヒビ 于右任(1879~1964) 政治家・書家。陝西省三 原生。名は伯循、右任は 字。日本に留学中、孫文 と会い、以後中国民主革 命の先駆者として活躍 した。民国成立後、交通 部次長・陜西省靖国軍 総指令・国民政府委員 を経て、審計院院長・監 察院院長を歴任。民国38 年国民政府と共に台湾 に移った。詩文を能くし た。民国53年(昭和39 1964)歿、86才。

CN-134 七宝諫鼓鶏飾 ¥50000~  付合箱(桐) 12×12×27

CN-135 刺繍飾布額 ¥30000~  11×75 額33×86 二布

CN-137 七宝長煙管 ¥30000~ 総長835

CN-138 唐物七宝酒盃 ¥30000~  55×55×3

CN-140 唐木机 ¥65,000~ 88×88×61 四方小抽斗

CN-139 仲尼式七弦琴 ¥30000~  総長122 「空谷流泉」銘

CN-141 肉筆秘画貼交帖 ¥80,000~ 絹本 20×14 帖24×20×1 ヤケ 十二図

CN-143 明染付鸚鵡口四耳水指 ¥2000000~ 付時代識箱(桐) 黒塗蓋  225×18×14 虫喰 嘴小カケ 蜥蜴把手

CN-145 龍泉窯青磁獣耳花入 ¥1800000~ 付二重箱(内時代識桐 外溜塗) 13×13×29 磁貫

CN-147

龍泉窯青磁双耳花入 ¥600,000~ 付時代箱(桐)

115×8×25 磁貫  四方胴

CN-148 青磁獅子香炉 ¥350,000~  付時代識箱(杉・虫喰 貼札) 11×11×14 磁貫 窯キレ 「天保十(1839)」箱識

CN-150 天龍寺青磁香炉 ¥300,000~ 付木箱(桐) 銀火舎 16×16×125 脚先時代補修 カケ

CN-149 青磁香炉 ¥300,000~ 付木箱(黒柿 貼札)  銀草花透火舎(「浄益造」刻銘) 11×11×8 磁貫

CN-151 天龍寺青磁酒会壺 ¥300,000~ 付溜塗箱(桐) 13×13×12 蓋裏小ソゲ

CN-153 龍泉窯青磁端反鉢 ¥350000~ 付時代溜塗箱(桐) 185×185×9

CN-155 徳化窯白磁香炉 ¥250,000~ 付合箱(杉)

瑪瑙鈕唐木蓋 14×14×18

CN-154 青磁水鳥香炉 ¥180000~ 付時代識箱(杉)  銀火舎(純銀刻印) 13×7×19 磁貫

CN-156 鈞窯楕円水盤 ¥400,000~ 付識箱(杉) 56×40×6

磁貫

CN-157 影青盃 付盃台 ¥350,000~ 付木箱(杉)  盃11×11×45 磁貫 盃台窯キレ 盃口辺極小ソゲ

CN-159 影青刻文鉢 ¥150,000~ 付木箱(桐) 18×18×65 磁貫 「白□」高台内墨識

CN-158 古染付盃 ¥150,000~ 付識箱(桐) 75×75×4 ヒビ

CN-160 祥瑞牡丹虫文輪花皿 五 ¥195,000~ 付段箱(桐) 15×15×3 ソゲ 窯キレ1 金補修2 「大明成化年製」染付銘

CN-162 染付壺 ¥150000~ 335×335×29

CN-164 古染付七寸皿 五 ¥150000~ 付木箱(桐) 21×21×3 縁虫喰 三友文4 三友鳥文1

CN-163 古染付甲鉢 ¥120000~ 付識箱(桐) 22×22×6 小虫喰

CN-165 染付牛文鉢 十 ¥120000~ 付時代箱(杉) 15×15×45 カケ1 虫喰

CN-166 古染付丸橋杭香合 ¥120,000~ 付木箱(桐 貼札) 35×35×6

CN-168 磁州窯鉄絵瓶 ¥100000~ 付木箱(桐) 10×10×23  ヒビ 口辺カケ

CN-167 磁州窯草花刻文枕 ¥120,000~ 付木箱(桐) 25×21×14 釉剥離

CN-169 磁州窯貝藻双魚文深鉢 ¥100000~ 付木箱(桐) 19×19×14 釉剥離

CN-171 越州窯青磁六耳蓮弁刻文壺 ¥100000~ 付識箱(杉 貼札) 26×26×25  磁貫 ソゲ 釉メクレ

CN-174 呉須赤絵大皿 ¥100,000~  付時代識箱(杉) 40×40×9 カケ ヒビ  口辺色補修

CN-177 古染付牡丹蝶文皿 ¥80,000~ 付時代箱(杉) 27×27×3

CN-172 柿天目茶碗 ¥100000~  付合箱(杉 貼札) 15×15×5

CN-175 呉須赤絵天下一鉢 ¥80000~ 付時代合箱(杉) 37×37×9 ソゲ

CN-178 祥瑞捻文皿 ¥60,000~  付木箱(桐) 21×21×35 虫喰 灰降

CN-173 粉彩燭台 ¥100000~  22×22×27

CN-176 呉須赤絵大皿 ¥80,000~  付時代合識箱(杉) 38×38×8 トリアシ

CN-179 蓮華 四十二 ¥75,000~  15×5×5ほか ヒビ3 ソゲ2 カケ12 窯キレ1  赤絵3 染付39

CN-180 南京染付五寸皿 十二 ¥50000~  付時代識箱(杉 蓋欠) 155×155×2 虫喰4 ヒビ3 「南京中皿」箱識

CN-182 呉須赤絵小皿 五 ¥50000~ 18×18×3 カケ  ヒビ 磁貫 ソゲ

CN-184 七官青磁香炉 ¥50000~  付木箱(桐) 9×9×65 磁貫 窯キレ

CN-187 天目茶碗 ¥60,000~  付木箱(桐) 12×115×65 口縁補修

CN-181 南京青磁染付山水文寄皿 五 ¥50000~  付合箱(桐) 24×24×4 磁貫 「成化年製」染付銘

CN-183 粉彩吉祥文皿 大小 ¥50000~ 付合箱(杉)  大22×22×4(ヒビ、縁ソゲ) 小17×17×3

CN-185 七官青磁琵琶箱形香合 ¥70,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 65×11×4  磁貫 覚々斎箱書、在判

CN-188 天目茶碗 ¥50,000~  付木箱(桐) 125×125×65

CN-186 南京月兎文香合 ¥60000~  4×4×3

CN-189 天目盃 ¥50,000~ 付木箱(桐) 8×8×3 口辺ソゲ共色補修 高台ソゲ

CN-191 戸田秋嶺 倣葛明祥花瓶 ¥80000~ 付共箱(杉) 16×16×30 戸田秋嶺(明治十・1877~昭和十七・1942)は 陶工、朝霧焼九世。京都から仁清を招聘して播州 で焼成した明石焼を源流に持つ。

CN-194 宋白釉鉢 ¥50,000~  付木箱(桐) 20×20×65 高台内墨字

CN-197 磁州窯四耳花入 ¥60,000~ 付木箱(桐) 15×15×28 耳元共色補修

CN-192 南京染付筆筒 ¥50000~  付木箱(杉) 黒塗蓋 165×165×16 内青磁 「大清雍正年製」底銘

CN-195 磁州窯鉄絵草文火入 ¥50,000~ 付木箱(桐) 12×12×9

CN-198 染付花唐草文瓶 ¥50,000~ 9×9×17

CN-193 染付唐絵紙筒 ¥50000~  付木箱(桐) 20×20×20 小スレ

CN-196 孔雀釉八角盃 ¥60,000~  付合箱(桐) 7×7×45 磁貫

CN-199 青華双耳花瓶 ¥50,000~ 付識箱(桐) 14×14×39 「富貴佳器」染付銘

CN-200 染付觚形花器 ¥30,000~ 65×65×165

CN-201 青磁皿 ¥50,000~  付時代合箱(杉) 21×21×4 金補修

CN-204 南京青磁内染付鉢 ¥30000~ 付時代箱(杉) 23×225×10  高台カケ 内網手

CN-207 漳州窯青華皿 ¥30,000~ 225×225×45

CN-208 南京白磁寿盃 ¥30,000~ 付木箱(桐) 65×6×4  高台極小ソゲ 高台内染付寿字

CN-202 染付花鳥文中皿 ¥30,000~  25×25×45 「江西瓷業公司」染付銘

CN-205 青華菓子鉢 ¥30000~  付木箱(杉 蓋桟二欠) 菓子箸 18×18×8  極小虫喰

CN-209 磁州窯鉄絵中壺 ¥35,000~ 20×20×285 磁貫 ヒビ

CN-203 漳州窯呉須花鳥文皿 ¥30000~ 28×28×6 磁貫 ヒビ

CN-206 灰釉蓮華浮文茶碗 ¥30000~ 17×17×7

CN-211 海鼠釉大火鉢 ¥30,000~ 62×62×43 「葛明祥」在印

CN-213 唐画花鳥双幅 ¥500000~ 付時代識箱(桐) 絹本 黒塗軸端 53×109 表具68×202 大ヤケ キレ 「伝呂紀」箱識

CN-214 唐画花鳥幅 ¥300,000~ 付木箱(桐) 太巻 絹本  唐木軸端 48×146 表具63×227 ヤケ スレ オレ

CN-215 明画寒山拾得幅 ¥280,000~ 付合箱(桐) 絹本  牙軸端 63×98 表具76×182 ヤケ スレ オレ キレ

CN-216 唐画獣使幅 ¥200,000~ 付合箱(桐) 絹本 骨軸端 43×74 表具57×168 大ヤケ スレ オレ キレ  表具オレ、ヤケ、スレ、虫穴 落款未詳

CN-218 伝石濤 山水画幅 ¥300,000~ 付合箱(桐) 紙本 唐木軸端 37×106 表具58×245 ヤケ シミ オレ 虫穴  表具オレ、ヤケ、大シミ、虫穴 中廻追賛 本紙内外の落款は全て所蔵印 石濤(崇禎十五・1642~康煕四六・ 1707)は清 初の画家、明朝王室の後裔。広西省桂林の人、俗名 は朱若極、法名を原済、清湘陳人、大滌子、苦瓜和 尚などとした。父は明の靖江王朱亨嘉。

CN-219 陳継儒 山水画賛大幅 ¥200,000~ 付木箱(桐) 紙本 骨軸端 92×171 表具100×197 薄ヤケ シミ オレ 董其昌賛

陳継儒(嘉靖三十七・1558~崇禎十二・1639) は文人、書家、画家。字仲醇、号眉公・糜公、華亭 (上海市松江)の人。官吏であったが二十九歳で 辞し、崑山(蘇州市外)に隠居。董其昌と並び称 された文人画家。

CN-220 王冶梅 山水画賛双幅 ¥250,000~ 付識箱(桐 貼札) 絖本 唐木軸端(一幅両欠) 115×105 表具17×143 ヤケ スレ 表具ヤケ、シミ  江馬天江箱識(「聖欽」「正人」印) 王冶梅は諱寅、字冶梅、江蘇江寧県の人。山 水・蘭竹・人物とあらゆる作品を手がけ、日本 の幕末の文人画に影響を与えた。

CN-221 惲南田 枯樹竹石画賛幅 ¥350000~ 付識箱(桐) 紙本  牙軸端 18×25 表具28×127 ヤケ シミ 虫穴 惲南田は惲寿平のこと。惲寿平(崇禎六・1633~康煕二九・1690)娘。字清於、 号浩如・蘭陵女史・南蘭女史など。草蟲・花鳥画をよくした。武進(今江蘇常州) 人。

CN-223 唐画騎馬山水幅 ¥150,000~ 付合箱(桐) 絹本

唐木軸端 35×46 表具48×181 ヤケ シミ スレ オレ  表具オレ、シミ

CN-222 陳元贇題富士山并叙幅 ¥180000~ 紙本  唐木軸端 22×17ほか 表具35×125 ヤケ シミ オレ  藤本鉄石富士画賛貼交

CN-224 馬元欽 親子虎画幅 ¥130,000~ 付時代識箱(杉)  絹本 唐木軸端 71×46 表具82×136 ヤケ シミ 表具穴 馬元欽〔清〕は字典欽、号三峯。山水画や白描の人物画で一家をなした。

CN-226 高士奇 山水画賛幅 ¥250000~ 付時代合識箱(桐 貼札) 絹本  牙軸端 43×134 表具56×194 ヤケ オレ 表具ヤケ、スレ、シミ 高士奇(順治二・1645~康熙四十 二・1703)は浙江省出身の文人。本名 丹、字澹人,号江村、竹窗など。晩号 に藏用老人。

CN-227 樹下人物画幅 ¥200000~ 付木箱(桐) 絹本  唐木軸端 58×116 表具73×219 大ヤケ オレ キレ ヤブレ  表具オレ、ヤケ、大シミ 天籟閣印

CN-228 趙雪江 山水画幅 ¥180000~ 付木箱(桐 貼札)  紙本 水牛角軸端 35×58 表具50×213 大ヤケ シミ オレ  表具オレ、スレ、シミ

CN-229 奚岡 脩竹艸盧画幅 ¥100000~ 付識箱(桐)

紙本 牙軸端 17×23 表具25×90 ヤケ 表具虫穴 奚岡(乾隆十一・1746~嘉慶八・1803)は初名鋼、字純文章、号鉄生、 羅 、別号鶴渚生、蒙道士、散木居士、蒙泉外史、冬花庵主、銭塘(浙湖 省杭州)の人。幼少の頃より書に秀で、詩文にも非凡で、山水画において は元四大家(黄公望、呉鎮、王蒙、倪瓚)や董其昌、王時敏に至るまでを 学び、清を代表する画家となった。

CN-231 湯貽汾 山水画幅 ¥100,000~ 付時代箱(桐・身桟一欠 貼札) 紙本 唐木軸端 45×128 表具57×187  ヤケ シミ スレ オレ 表具ヤケ、シミ 湯貽汾(乾隆四十三・1778~咸豊三・1853)清 朝画人。

CN-230 親子狆画幅 ¥100000~ 付合箱(桐) 紙本 黒塗軸端 42×56 表具52×148 ヤケ シミ オレ 虫穴 無款

CN-232 華樵 山水画賛幅 ¥100,000~ 付合箱(桐) 絹本 唐木軸端 49×125 表具66×206 大ヤケ スレ 画人未詳

CN-233 唐画布袋侍者幅 ¥80,000~  付合箱(桐) 絹本 骨軸端 45×94  表具62×198 ヤケ シミ オレ キレ  虫穴 表具オレ、ヤケ、キレ、シミ 落款不読

CN-235 唐画桃下鶴幅 ¥50000~

付木箱(桐 蓋桟一欠) 紙本 骨軸端(蓋一欠) 35×92 表具48×173  ヤケ オレ 表具ヤケ、大シミ、オレ

CN-236 唐画花鳥幅 ¥50000~

付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 42×98  表具57×206 薄シミ オレ 款記未詳

CN-237 蓮華画色紙幅 ¥50000~  付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 25×25  表具42×139 スレ オレ 表具シミ  不明瓢箪印

CN-238 祝允明 書巻物 ¥600,000~ 付二重箱(内桐 外溜塗) 紙本 唐木軸端 1671×45 表具1969×46 シミ オレ 虫穴 表具シミ  白玉爪

CN-239 唐画美人幅 ¥30000~ 紙本 唐木軸端 55×101 表具64×175 シミ オレ  キレ 表具オレ、シミ、ウキ

CN-240 常是道人  寿老画賛額 ¥30000~  紙本 43×112  額48×123 ヤケ 大シミ スレ  穴 裏面三聖画(無款)

CN-241 張士保 蓮池蜻蛉画幅 ¥30000~  絹本 P軸端 23×66  表具31×149 ヤケ シミ 張士保(嘉慶十・1805~光緒 五・1879)は字鞠如、山東掖県 人。主に山水花鳥、特に人物を 得意とす。

CN-242 阮元鳳 花鳥画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 56×127 表具71×219 ヤケ  シミ 表具シミ 画人未詳

祝允明(天順四・1461~嘉靖五・1527)は文人、書家。字希哲、号枝山。呉中四才子の一。

CN-244 即非如一 五字書横額 ¥200,000~ 紙本 122×29 額153×42 ヤケ シミ  背面損傷 即非如一(明・万暦四十四・1616~寛文十一・1671)は清から渡来した黄檗宗の禅僧。即非は字、 俗称林氏。福建省出身。黄檗三筆の一人。明暦三年(1657)来日、長崎崇福寺の住職となる。

CN-245 木庵性瑫 一行書幅 ¥150000~ 付時代識箱(杉) 紙本 牙軸端  29×127 表具40×210 ヤケ スレ 虫穴  表具虫穴

CN-246 木庵性瑫 一行書幅 ¥120000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 28×135 表具31×207 薄ヤケ シミ

木庵性瑫(万暦三十九・1611~天和四・1684)は中国、明末清初の禅僧で、明暦元年(1655)来日、 宇治の黄檗山萬福寺に入り、寛文四年(1664)隠元のあとをうけて黄檗第二代の住持となり、隠元、即 非とともに黄檗の三筆と称される。

CN-247 雪機定然 白衣観音画賛幅 ¥100000~ 付時代識箱(桐 貼札) 紙本  牙軸端 30×117 表具41×193 ヤケ シミ  即非如一賛 雪機定然(天聡二・1628~歿年未詳)は黄檗僧。 隠元に従い来日し、興福寺に入る。寛文元年帰国。

CN-248 黄檗二祖師 一行書双幅 ¥300000~ 付二重箱(内桐  外溜塗) 紙本  黒塗軸端 25×125 表具27×201 ヤケ  オレ 隠元隆琦 木庵性瑫

CN-249 黄檗二祖師 合作書大幅 ¥150000~ 付時代箱(杉 貼札) 紙本  角軸端 107×41 表具112×155 ヤケ  シミ オレ 虫穴 表具アレ、ウキ  隠元隆琦 木庵性瑫

CN-250 費隠通容 五行書額 ¥80,000~ 紙本 47×32 額57×45 ヤケ 額ヤケ 費隠通容(万暦十二・1593~永暦十五・1661)は福建省福清県の出身。 俗姓何氏、密雲円悟に参じ法を嗣いだ。崇禎六年(1633)より黄檗山萬福 寺に住持。

CN-251 狩野探幽 達磨画賛幅 ¥80,000~ 付時代識箱(桐・蓋一部欠 貼札) 紙本  雑木軸端 30×114 表具39×185 ヤケ  シミ スレ オレ 表具オレ、ヤケ、 スレ、キレ 木庵性瑫賛  狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674) は永徳を祖父に、孝信を父にもつ江戸幕府 を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、 狩野派中興の祖。

CN-253 八大山人

山水画額 ¥800,000~  紙本 39×89 額56×119  ヤケ シミ 八大山人(天啓六・1626 ~康煕四十四・1705)は清 初期に活躍した遺民画家。 明の寧藩の王族として南昌 に生まれる。寧藩滅亡後山 中に隠遁、出家。耕香庵の法 嗣となる。のち南昌に帰り、 還俗。水墨画の松、蓮図をよ くし、また小幅の鳥魚蔬果 に独特の画風を完成。

CN-254 劉銘義 「晨雪」画額 ¥800000~ 付共シール 紙本 48×59 額62×74 劉銘義(1960~)は北京出身の書畫家。京都精華大学大学院美術研究科(日本画)修了。1996年「創画展」に入選、翌年には 「京展」で紅賞。2000年「京都日本画家協会新鋭選抜展」では『民家』が同協会賞を受賞、京都文化博物館に収蔵される。2021 年には同博物館にて個展「劉銘義書画展」が開催された。

CN-255 呉昌碩 書額 ¥100000~ 絹本 34×65 額40×82 「癸亥(1923)秋」書中 呉昌碩(道光二十四・1844~民国十六・1927)は清末の画家。 浙江省安吉の人。初名俊卿、字倉石、昌硯、号缶廬、苦鉄ほか。書 画、篆刻ともによくした。四十代までは刻印により生活、画は花 卉画を得意とした。

CN-258 叶浅予 舞楽画額 ¥100,000~ 紙本  58×70 額66×78 ヤケ シミ オレ 叶浅予(1907 1995)は杭州出身の画家で、中国における漫 画の先駆者。

CN-257 黄幻吾 花鳥画幅 ¥100000~ 付合箱(桐) 紙本 黒塗軸端 45×97 表具58×216 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ、ウキ

CN-256 馮鏡如 梅画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(杉) 紙本 唐木軸端 22×135 表具29×192 ヤケ シミ オレ 表具オレ、大シミ

CN-259 金農 書幅 ¥50,000~ 付合箱(桐・身一部欠  貼札) 紙本 唐木軸端 62×135  表具75×192 オレ  表具オレ、シミ 金農(康煕二十六・1867~乾隆二 十七、八・1762)は清代中期の文人。

CN-260 青刷 未装  十一 ¥50000~ 紙本 29×122ほか シミ スレ  オレ キレ 小穴

CN-261 扇子 ¥50,000~ 絹本 総長33  花鳥 群蝶 唐木彫刻親骨 ヤケ

KR-003 李朝辰砂壺 ¥250000~ 23×23×19 ヒビ 口辺補修 KR-004 李朝鳳凰文壺 ¥150000~ 17×17×23 KR-005 李朝白磁向鶴浮文托

KR-007 高麗青磁徳利 ¥150,000~ 付時代合箱(桐) 8×8×12 底窯キレ金補修 口辺窯キズ 磁貫

KR-009 高麗三島徳利 ¥150000~ 11×11×14

KR-008 高麗青磁瓶 ¥150,000~ 12×12×20 磁貫

KR-010 高麗青磁角杯 ¥130000~ 付木箱(桐) 8×8×9

KR-012 李朝染付雲鳳凰文小壺 ¥150,000~ 付溜塗箱(桐) 85×85×105 口辺小ソゲ

KR-014 李朝染付更紗文角水滴 ¥100000~

付木箱(桐 貼札) 65×6×45 注口銀補修

KR-013 李朝飴釉面取盤口瓶 ¥80,000~ 付合箱(杉) 12×12×25

KR-015 李朝白磁水滴 ¥100000~ 付識箱(桐 貼札) 14×14×12 磁貫 窯キレ 日月庵貼札

KR-016 高麗青磁平丸壺 ¥80000~ 付木箱(杉) 17×17×11 磁貫

KR-018 李朝染付蓮弁文壺 ¥65000~ 19×19×18 シミ

KR-021 高麗青磁鉢 ¥30,000~  付木箱(杉 貼札) 26×25×12  磁貫 口辺ヒビ 腰部共色補修

KR-017 会寧壺 ¥50000~ 付溜塗箱(桐) 15×15×11

KR-019 李朝染付面取壺 ¥50000~  付合箱(桐) 14×14×10 口辺カケ、ヒビ

KR-022 高麗青磁平碗 ¥30,000~  付合箱(杉) 145×145×45

KR-020 李朝刷毛目丸壺 ¥50000~  付木箱(桐 貼札) 姫路城古材蓋 18×18×14  口辺共色補修、ヒビ

KR-023 李朝染付面取小壺 ¥30,000~  付合箱(杉) 10×10×75 シミ

KR-024 高麗青磁徳利 ¥50000~ 付合箱(桐) 8×8×12

口縁金補修 頸、胴補修

KR-028 高麗盤口瓶 ¥30,000~ 14×15×26 クッツキ

KR-025 李朝白磁小瓶 ¥50000~ 付木箱(桐) 4×4×55

KR-029 李朝灰磁盤口瓶 ¥30,000~ 16×16×25  磁貫 窯キレ

KR-032 高麗砂張鉢 ¥60000~  付木箱(杉) 17×17×95 ワレ 高台別作

KR-026 李朝盤口瓶 ¥50000~ 付溜塗合箱(桐) 11×11×18 磁貫 窯キレ  口辺金補修 共色補修

KR-030 李朝灰磁盤口瓶 ¥30,000~ 13×13×23  磁貫 ヒビ

KR-033 モール獣脚深鉢 ¥50000~  25×25×13

KR-027 高麗青磁盤口瓶 ¥50000~ 14×14×27 ソゲ補修 磁貫

KR-031 白磁筆筒 ¥50,000~ 付時代箱(杉 補修) 11×10×16 ヒビ 口辺時代補修

KR-034 銅半胴大香炉 ¥45000~  33×33×215 ヒビ鎹止

KR-035 銅鋺 ¥40000~ 18×18×85

KR-036 銅鋺 ¥30000~ 8×8×45

KR-037 李朝鉄床 ¥30,000~ 10×7×3

KR-038 済州盆ほか 四 ¥50,000~  42×42×4ほか ソゲ 色漆塗、素木各二

KR-039 李朝鉢巻入 ¥30,000~ 10×10×22

KR-040

李朝鮫皮眼鏡入 ¥30,000~  付合箱(杉) 75×75  象牙緒締 鹿角根付

KR-043 李朝形バンダジ ¥50,000~  66×34×47 底板虫喰

KR-041 李朝風鐸 ¥30,000~ 12×12×165

KR-044 李朝隅入小形膳 ¥50,000~  35×26×17 スレ ヒビ

KR-042 五爪龍文胸背 ¥30,000~ 29×25 ヤブレ

KR-045 伽耶琴 ¥50,000~  付刺繍布琴袋 総長144

KR-047 朝鮮毛綴 ¥250000~ 120×172 穴 大シミ ヤケ

KR-049 朝鮮毛綴 ¥100,000~ 115×170 穴 大シミ ヤケ

KR-048 朝鮮毛綴 ¥150000~ 118×170 穴 大シミ ヤケ

KR-050 李朝木彫三尊 ¥100,000~ 付厨子 中尊総高115 厨子31×11×34 ワレ 虫喰

KR-051

朝鮮高官書画帖 ¥700,000~ 紙本 帖32×43 ヤケ 大シミ

装幀スレ、シミ

朴宗薫(1841年歿)ほか

KR-053 「明神宗贈豊太閤書」模本 ¥1500000~ 紙本 177×60 ヤケ シミ 虫穴 掲出は双鉤填墨による写本文書。親本の上に薄い紙を置き、極めて細い筆を以て文字の輪郭だけを墨で写し取った後、朱墨で郭内を埋めている。画面左 上の落款は描き印。外郭の七宝龍文とその枠線には双鉤の痕跡がなく、そのまま肉筆で影写したと推察させる。原本は宮内省・図書寮文庫蔵「明神宗贈豊 太閤書」の名で知られる文書で、外郭を墨摺とし、本文を肉筆墨書とする。その内容は、豊臣秀吉による一度目の朝鮮出征(文禄戦役)に際し、朝鮮国に加 勢した明が発した勅諭であり、明側からの具体的な講和条件と贈呈品目を提示しているが、それは講和を急いだ日明両国使者の欺瞞外交によるもので、太 閤秀吉の意に沿うものではなかった。結果、二度目の出征(慶長戦役)を招いている。

現在御物となっている原本は、萬暦二十三年(1595)に発行されて以来様々な人物の手に渡ってきたことが確認されており、且つ、旧所有者が作製した 摸本が複数伝存している。掲出もその一と見受けるが、何ら伝来を示すものがない。ながら、原本の伝来を追うことで、掲出が作製された時期を絞ること はできよう。但し、これは掲出の親本が原本であるという前提の下に成り立つ。

現在宮内省の管理下にある原本は、杉孫七郎なる人物が宮内省御買上に尽力したことがわかっている。誰から買い上げたかまでは判然としないが、塩屋 良翰なる人物が有力とされる。さらにその前は佐藤坦(一斎)と目され、彼の蔵書目録に記載がある。佐藤の前は平戸藩主・松浦清(静山)で、原本に付属 する包布への書付を根拠とする。松浦は「本勅諭は明が日本を欺いて冊封しようとした文書で、所持していたくない」として譲渡に至っている。ながら、所 有時に精巧な影写本を作成しており、松浦史料博物館に現存する。松浦の前は亀井南溟で、福岡藩内での政争に敗れ困窮し、手放した。亀井以前の伝来は 明らかになっていない。遡る安永年間に石井又左衛門家に所蔵されたことは『慈照院史料』に記述があるものの、当該勅諭が贈られた萬暦二十三年は、安 永年から更に200年ほど遡る。

この来歴の中で、佐藤一斎が売却交渉にあたる際、同好の士と接触している。そのうちの一人に徳川斉昭がおり、決裂して佐藤に作品を返却するまでに 摸本を作成した可能性が指摘されている。『東洋学会雑誌』第二編六号に「水戸にも此写ありき」とあり、『彰考館図書目録』巻之二十二、申部、雑書外交類 に「萬暦帝諭秀吉書 萬暦二十三年 一枚 四一 寫」とある。この「水戸本」は発見された形跡がなく、掲出の可能性の一つとして提示しておく。

なお、明皇帝が秀吉に宛てた訓告ではあるものの、文禄戦役に係る文書であることから本項での掲載とした。

参考:「『明神宗贈豊太閤書』の伝来」(臼井和樹 書陵部紀要第74号)

KR-056 楼閣山水画幅 ¥300,000~ 付合箱(桐) 絹本 骨軸端 41×30 表具47×104 大ヤケ スレ オレ キレ

KR-057 高士遊興画幅 ¥300000~ 付合箱(桐) 絹本 牙軸端 48×26 表具50×106 ヤケ スレ オレ 表具大アレ

KR-059

朝鮮通信使絵巻断簡幅 ¥300,000~ 付時代識箱(杉) 紙本 黒塗軸端 47×31 表具59×127 ヤケ オレ  剥離

KR-060 李朝刺繍花鳥双幅 ¥100,000~  付時代合箱(桐) 骨軸端 51×112 表具58×157  ヤケ シミ 表具キレ

KR-061 釈迦四天王四比丘曼荼羅幅 ¥100,000~

付木箱(桐) 絹本 金軸端 66×115 表具83×191  ヤケ シミ スレ 穴

KR-062 大院君 蘭画貼交双幅 ¥180,000~  付時代合箱(桐 蓋ワレ、桟一欠) 紙本 唐木軸端 32×18  表具44×187 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ、虫穴 「甲戌(1874)」画中

KR-064 李朝花鳥画賛幅 ¥80,000~  付合箱(桐) 紙本 石軸端 62×99  表具77×191 大ヤケ スレ オレ 表具ヤケ

KR-067 李朝民画松樹鳥額 ¥50,000~ 紙本 32×75 額48×112  ヤケ シミ 背面損傷

KR-065 李朝民画花鳥 未装 ¥50000~ 絹本 35×78 裏打  ヤケ シミ スレ

KR-068 眞龍 竹梅画幅 ¥50,000~ 付時代箱(桐 蓋欠) 紙本 潤塗軸端 28×75  表具38×156 シミ スレ オレ  表具オレ 画人未詳

KR-066 李朝墨絵花鳥魚幅 ¥50000~ 紙本 雑木軸端 35×57 表具44×130 ヤケ スレ

KR-069 朝鮮民画貼交 仮巻 ¥50000~ 紙本 14×49  ヤケ シミ 虫穴

KR-071 姜後善 漢詩幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本  錦包軸端(ソゲ) 77×160  表具92×226 シミ オレ  表具シミ、虫穴

KR-072 朴徳源  二行書幅 ¥50000~  付合箱(桐) 紙本 雑木軸端 28×97 表具41×166 ヤケ オレ  ヤブレ 虫穴  表具大アレ

KR-073

聖徳大王神鐘飛天拓本幅 ¥30000~ 紙本 骨軸端 63×112  表具75×189 シミ

KR-074

鄭元容 尺牘帖 ¥50000~ 42×29 帖24×35×5

KR-075 謙斎 諸画 未装  二十二 ¥50000~ 絹本 19×25ほか ヤケ シミ スレ  小穴

KR-076 金庾信墓十二支神像拓本幅 十二 ¥50,000~ 紙本 唐木軸端 60×125 表具74×196 シミ オレ

特集

燈火器

陰影礼賛

燈火器で遊ぶ

「衆知のごとく王朝貴族の活動の舞台は多く夜であった。盡くるなき生命の享楽に酔ひしれむとす る彼等らを包むものは常に仄かなる闇の色である。總てに極端と徹底とを嫌ふ彼等が輝かしく眩し い陽の光を避けて仄かなる大殿油の灯影を愛し、その仄かさに於てのみ感情の調和を見出したこと は自然であった」。註

燈火器の文化史的な意味での展開は、上記を挙げるまでもなく、人々の闇との共存を原点に持つ。

平安時代の王朝人が、優美な燈火器を愛でたのは当然の成り行きであり、彼らの満足を具現した燈火 器の創始をここに見る。

眼前に並ぶ燈火器たちは、時代の趣向が形を変化させたものではあるが、間違いなく、後裔として 闇を愉しませるものたちである。

註:笹淵友一「王朝期物語における「もの」の文学的展開」(『國語・國文3-5』1933年)

#001 鋳鉄天正与次郎銘吊燈籠

#002 鋳鉄慶長年銘極楽寺吊燈籠 ¥150,000~ 29×31×31  カケ サビ キズ 「奉寄進極楽寺燈籠 慶長五年(1600)三月吉日」底鋳銘 菊紋透扉

#004 鉄置行燈 ¥100000~ 28×28×67

#003 桐紋透置燈籠 ¥98000~ 付木箱(桐) 35×35×58 扉止金具欠失

#005 黒漆塗菊燈 一対 ¥150000~ 29×29×105

#007 銅鍍金六角吊燈籠 ¥100000~ 31×31×41

「寛文四壬辰(1665)正月」銘

#009 銅鍍金六角吊燈籠 ¥80,000~ 38×38×47 接合補修2 「明暦元年乙未(1655)五月吉日 榊原□正院」銘

#008 銅鍍金六角吊燈籠 ¥90000~ 43×43×58

煙孔部品欠 扉止金具欠失

#010 銅輪宝透六角吊燈籠 ¥70,000~ 27×27×34 「寛文五乙巳年(1666)十二月」銘

#011 鉄吊行燈 ¥70,000~ 付銅油皿 48×44×46

#013 銅雑宝透六角吊燈籠 ¥50000~ 33×33×43

#016 銅唐草透吊燈籠 ¥50,000~  15×15×24

#012 燈火傘 ¥50,000~ 55×59×30

#014 銅火焰蕨手六角吊燈籠 ¥50000~ 30×30×42

#017 銅六角吊燈籠 ¥40,000~ 25×23×48

#015 銅吊鐘形天女透燈火器 ¥45000~ 21×21×335 天女内一頭部欠

#018 鉄蔵行燈 ¥45,000~ 16×16×44

#020 鋳鉄吊燈籠 ¥30,000~  215×20×16 扉欠

#023 鋳鉄吊燈籠 ¥45000~ 付鉄鎖  28×28×22 カケ 羽一欠 下部受皿欠失

#026 鉄吊松燈蓋 ¥35000~ 付鉄鎖  25×23×24(鎖含まず)

#021 鋳鉄吊燈籠 ¥30,000~  27×22×30 脚一、扉欠

#024 鉄吊燈籠 ¥30000~ 25×24×39

#027 鉄三脚松燈蓋 ¥35000~  21×21×17

#029 黄銅吊燈火器 ¥30000~ 165×95×16

#022 鋳鉄天正与次郎銘吊燈籠 ¥30,000~ 30×30×26 下部受皿欠失 「天正十一年(1583) 天正与次郎」笠鋳銘

#025 銅吊燈火器 ¥30000~  17×12×46 鉄製吊金具

#028 鋳鉄吊松燈蓋 ¥35000~  20×19×245 鋳鉄火皿 鍛鉄取手

#030 鉄燈籠 一対 ¥30,000~ 40×40×45

#031 朱漆塗可動行燈 ¥50,000  付紙覆 31×32×75 脚部材欠1

#032 芳雲 盆踊画四方行燈 ¥40,000~ 26×26×34  シミ 虫喰 部材一欠

#034 折畳式南京吊燈籠 一対 ¥35,000~  48×41×52

#037 鉄網掛行燈 ¥40000~  17×135×36

#033 露地行燈 ¥30,000~ 27×27×32

#035 木製切子燈籠骨組 ¥30,000~  25×25×20

#038 掛行燈 ¥30000~ 29×25×37

#036 吉向台坐短檠 ¥30,000~ 総高38 底窯印

#039 掛行燈 ¥30000~ 26×15×38

#041 鉄三燈台 ¥30000~ 245×11×24

#042 鉄平坐燭台 ¥50,000~  39×39×77

#045 鉄大形台皿燭台 ¥45000~ 32×32×65

#043 鉄自在燭台 ¥50,000~  22×21×61

#046 鉄クルス脚自在燭台 ¥35000~ 25×25×50

#049 鉄円形多燈台 ¥60000~  37×37×112 十二燈

#052 佛前鉄多燈燭台 ¥35,000~  625×36×57

#055 鉄三脚燭台 ¥30,000~ 22×22×72

#050 鉄宝珠形多燈台 ¥50000~  57×18×78 十三燈 台部木製

#053 鉄多燈燭台 ¥35,000~  40×18×53

#056 鉄三脚燭台 ¥30,000~ 19×19×48  濃錆

#057

鍛鉄花形台燭台 ¥30,000~ 19×18×50

#051 鉄宝珠形多燈燭台 ¥50000~  63×33×99 十四燈 台部木製

#054 鉄多燈燭台 ¥30,000~  24×15×27

#058 鍛鉄燭台 ¥30,000~ 165×17×39

#059 鉄三脚燭台 ¥40,000~ 25×21×72

#061 豆燭台 十 ¥150,000~ 大総高19ほか 三脚6 ほか4

#062 金屋五郎三郎 唐銅菊燈 一対 ¥68000~ 付共箱(桐) 総高60

#065 素銅燭台 一対 ¥30,000~  付時代箱(杉) 芯切鋏2 芯切壺 25×26×69  組立四部式

#063 金屋五郎三郎 紫銅菊燈 一対 ¥50000~ 付共箱(杉 貼札) 総高63

#066 銅燭台 一対 ¥30,000~  14×14×54

#064 銅燭台 一対 ¥30000~  付時代識箱(杉) 芯切鋏2 芯切壺2 28×28×73 「安政五(1858)」箱識

#067 銅燭台 一対 ¥30,000~  165×165×34

#068 モール燭台 ¥80,000~ 135×135×30  雲龍毛彫

#072 銅鍍金菊燈 ¥50,000~ 22×22×63

#076 黄銅燭台 ¥40000~  付時代識箱(桐) 芯切 芯切壺 13×13×32

#069 銅鈴台燭台 ¥50,000~ 105×105×31

#073 銅菊花形大燭台 ¥40,000~ 24×24×58

#077 黄銅雨龍小燭台 ¥30000~ 65×65×14 尻尾先欠

#070 銅菊燈 ¥30,000~ 16×16×41

#074 銅自在燭台 ¥30,000~ 20×21×42

#078 銅洋式小燭台 ¥30000~ 65×65×13

#071 別府細工燭台 一対 ¥50,000~ 付木箱(杉) 鮑形火皿 14×14×37

#075 宣徳燭台 一対  ¥30,000~ 13×13×45

#079 銅燭台 ¥30000~  付芯切鋏 18×18×38

#080 銅吊松燈蓋 ¥30,000~  135×12×21

#083 鉄手燭 ¥30000~ 12×30×14

#086 磁製カンテラ ¥40,000~  85×85×20 鉄製吊金具

#089 鉄カンテラ ¥35000~ 付鉄芯切鋏 13×11×32 蓋は銅製

#081 鉄吊篝 ¥30,000~ 32×33×53

#084 銅差替燭台 大小 ¥30000~  大175×26×12 小115×19×11

#087 鉄四口カンテラ ¥40,000~  12×12×26

#090 鉄カンテラ ¥30000~  14×10×36

#082 銅掛燭台 ¥30,000~ 14×155×20

#085 銅差替燭台 ¥30000~ 19×22×14

#088 鉄三口カンテラ ¥35,000~  14×14×22

#091 吊置両用カンテラ ¥30000~  10×12×47 穴

#092 木製掛燭台 一対  ¥30,000~ 7×22×485

#096 鉄掛燭台 ¥30,000~ 8×10×57

#100 溜塗燭台 ¥40,000~ 21×21×58 ヒビ

#093 鉄掛燭台 ¥30,000 6×13×32 「 十」竿部刻字

#097 鉄打掛燭台 ¥35000~ 付飾台 7×135×47

#101 黒漆塗燭台 ¥30,000~ 17×17×54

#094 柱掛燈明台 ¥30,000~ 10×15×28

#098 鉄自在吊燭台 ¥50000~ 総長113

#102 黒漆塗燭台 ¥30,000~ 30×29×84 剥離 アタリ ヒビ ワレ 「中村屋」底銘

#095 木彫燈明台 ¥30,000~ 13×13×32

#099 鉄自在燭台 ¥50000~ 総長94

#103 溜塗燭台 ¥30000~ 295×29×92 略式牛糞形

#105 黒漆塗菊燈 一対 ¥50000~  23×23×85

#108 木製八角台燭台 一対 ¥40,000~ 22×22×66 「嘉永丑(1853)」底墨識

#111 黒漆塗鈴台燭台 ¥30,000~  16×16×59 ソゲ カケ

#106 木製面取燭台 一対 ¥30000~ 28×28×85

#109 銅蓮華形雪洞 一対 ¥40,000~ 15×15×52

#112 秉燭載式燭台 ¥30,000~  15×15×68

#107 竹竿燭台 一対 ¥35000~  23×23×67

#110 朱地丸文蒔絵雛雪洞 一対  ¥50,000~ 15×13×46 巴 宝珠

#113 木製八角台燭台 ¥30,000~  26×26×70

#114 千段巻燭台 ¥30000~  15×15×46

#117 桑折畳式燭台 一対 ¥40,000~ 13×13×32

#120 石製 自在燭台 ¥50000~ 付木箱(桐  蓋欠) 最大12×12×48  小ソゲ

#115 木製面取燭台 ¥30000~  10×95×38

#118 菊置上短檠 一対 ¥30,000~ 付木箱(杉) 総高66

#116 桑自在燭台 ¥45000~  195×195×46 火皿小カケ

#119 草生水燈台 ¥30,000~

銅カンテラ11×11×10 燈台26×24×85 臭水は原油の古称。草生水とも。『日本書紀』で は「燃える水」として記述される。

#121 朱塗面明り ¥50000~ 最大総長246 ソゲ 演劇役者の前面を照らすために黒衣の雑役が使用した舞台照明で、「差 出し」とも云う。掲出は燭台部に「扇面に片喰」の定紋を据える。

#123 鉄松燈蓋 ¥30,000~  165×165×54

#126 木彫唐子形燭台 ¥35000~  14×9×31

#129 木製千筋燭台 ¥30000~  10×10×21

#132 鉄吊支那燈火器 ¥30000~  165×145×235

#124 鉄松燈蓋 ¥30,000~ 20×20×59 #125 鉄松燈蓋 ¥30,000~ 37×37×48

#127 木彫燭台 ¥35000~ 19×19×52  小ヒビ 台坐ソゲ共色補修 火皿部補修

#130 木地燭台 二 ¥30000~  鼓形12×12×22 突差棒式総長55

#133 李朝組立式黄銅小燭台 ¥30000~ 13×13×24

#128 朱漆塗千筋燭台 一対 ¥30,000~ 10×10×35 塗補修

#131 木製燭台ほか 三 ¥30000~  竹16×16×77ほか

#135 帯山与兵衛 菊紋御所燭台 ¥100,000~ 付時代識箱(桐 桟一欠) 14×13×37 磁貫 ワレ接合補修 「昭憲皇太后 陛下御所用 菊花御紋章陶器燭台 鍋島彦七郎 拝持」箱識 底印銘

#140 染付人物文燭台 一対  ¥40,000~ 16×16×40 磁貫 ヒビ  カケ 大破ワレ

#136 王地山白磁双耳燭台 ¥50000~  付識箱(桐) 9×8×25 灯芯、火皿時代金補修  耳ソゲ 「中西壺中庵(丹中)旧蔵」箱識

#138 白磁雲透燭台 ¥50,000~  付飾台 175×175×47 カケ ソゲ 窯キレ

#141 染付葉文燭台 ¥35,000~ 12×12×30  中空細工火皿(ヒビ) 窯キレ

#137 雲州茶室燭台 一対 ¥50000~ 付時代識箱(杉) 145×145×32  磁貫 小カケ 「天保十(1839)」箱識

#139 陶製燭台 一対 ¥50,000~  14×14×47 ヒビ 窯不明

#142 加藤春岱 織部燭台 ¥30,000~ 付木箱(杉) 8×8×24 「元治元年(1864)春岱  火乃用心」釉書

#143 瀬戸飴釉燭台 一対  ¥30,000~ 12×12×32

#145 菅次細工自在燈 ¥100000~ 付火鋏 蝋燭 総高73

#147 無尽燈 ¥50,000~ 14×14×55  ガラス火舎ヒビ

#150 西洋大形鉄燭台 ¥30,000~  40×40×139

#146 朱漆塗菊台雪洞 ¥100000~ 38×38×90

#148 西洋式鉄掛燈火器 ¥30,000~  24×34 印度

#151 銅モダン燭台 一対 ¥40,000~ 12×12×48

#149 西洋芯切鋏 ¥30,000~ 総長17

#152 鍍金箔押洋式多燈掛燭台 ¥30,000~ 38×23×45

#153 鉄足元燈火器 ¥30000~  12×12×8

#156 龕燈 二 ¥30000~ 23×29×23 22×36×22 スレ ソゲ 剥離 虫喰

#154 鉄足元燭台 ¥30000~  16×17×15

#157 善光寺常燈燧 ¥30000~  付善光寺本尊朱刷二 15×45 「善光寺 光明燈」両面鐫銘

#159 秉燭コレクション 四 ¥40,000~  瀬戸85×85×125、7×7×6ほか

#161 織部油皿 二 ¥70,000~ 付合箱(桐) 21×21×2  梅花文(ヒビ、磁貫) 沢瀉文(磁貫)

#155 慶入 油月秉燭 ¥30000~  付共箱(杉) 本体12×12×6 皿17×17×2  三部組

#158 木胎火もらい ¥30000~  30×27×29

#160 中川浄益 唐銅芯切壺 一対 ¥45,000~  付共箱(杉) 芯切鋏1 85×85×75

#162 小燈火器 一口 ¥40,000~ 付合箱(杉)  白磁5×5×3ほか

#164 吊ガス燈 ¥30000~ 14×14×21

#167 朝鮮鍛鉄六角吊燈籠 ¥50,000~ 28×29×30

#165 鉄ランタン ¥30000~  105×105×23 ガラスワレ

#168 李朝燈火器 ¥40,000~  185×18×55 ユガミ

#166 隠顕灯 ¥55000~ 19×19×50 旧日本陸軍の陣営燈火器で、蝋燭を用いる。

#169 李朝白磁燈火器 ¥35,000~  付木箱(桐) 9×9×23 磁貫 窯キレ

#170 李朝木彫吊行燈 ¥30,000~  125×125×32 #171 ガラスランプ 九 ¥90,000~ 大総高53ほか

#172 ガラスランプ ¥100000~  16×16×74 火舎ソゲ 大理石柱

#175 ガラスランプ ¥40,000~ 15×14×50  紫硝子油壺 赤硝子火舎

#173 ガラスランプ ¥70000~  11×11×46 エナメル彩

#176

染付唐獅子牡丹壺改ランプ ¥30,000~ 14×14×48

#174 反射板台付豆ランプ ¥60000~  全体11×11×40

#177 浮白油壺ランプ ¥30,000~ 15×15×45

#178 極小ガラスランプ ¥30,000~ 5×5×3

有職 公家文華

A-001 岡田玉山 御即位式画幅 ¥100000~ 絹本 黒塗軸端 54×33 表具61×108 ヤケ シミ  カビ スレ ヨゴレ  穴 表具アレ、穴

紫宸殿前の南北線を画面垂直に捉え、後方から俯瞰する。儀式は唐国に倣うと看取されるが、幼少と思しき天皇は赤衣を被着するものの、冕冠を被るこ となく儀に臨まれている。作者は江戸後期の大坂画人である岡田玉山であり、赤間神宮ほかに伝存する類本を鑑みると、掲出は若干九歳で即位した光格天 皇の儀(安永七 1780)と目される。経年の損傷が激しく彩色の剥落等が惜しまれる。

参考:「近世即位儀の絵図―東京大学史料編纂所架蔵本について―」(科学研究費研究成果報告書『画像史料解析による前近代日本の儀礼構造の空間構成と時間的遷移に関する研究』2008年 3月、pp6-19)

A-002 即位式画幅 ¥100,000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 骨軸端 57×117 表具68×187  ヤケ シミ スレ オレ 表具アレ 桜が咲き乱れる季節に執行された即位式を右後方から俯瞰する。高御座の浜台は八角に造作され、唐草彩絵 を施す。儀に臨む天皇は白衣を被着する。

A-004 後陽成天皇 和歌色紙幅 ¥350,000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端 18×19 表具42×153 シミ 表具シミ 「近衛家伝来」堀江知彦箱識 後陽成天皇(元亀二・1571~元和三・1617)は 誠仁親王(正親町天皇の皇子)の第一皇子、名和 仁、のち周仁(かたひと)。細川幽斎に和学を学 んだ。天正十四年(1586)正親町天皇のあとをう けて即位、慶長十六年(1611)第三皇子政仁親王 (御水尾天皇)に譲位した。第百七代天皇(在位 天正十四・1586~慶長十六・1611)。

A-003 後花園天皇 巻物切幅 ¥300000~ 付二重箱(内識桐 外黒塗) 紙本  牙軸端 15×31 表具42×163 シミ スレ 古筆了信箱識 後花園天皇(応永二十六・1419~文明 二・1471)は第百二代天皇。諱は彦仁。後 小松上皇の崩御したのち三十年あまり親 政を行った。禁闕の変、嘉吉の変、長禄の 変や土一揆、応仁の乱など、その在位期間 中は室町後期の激動期であった。詩歌管 絃に秀でた

A-006 後伏見天皇 源氏物語切幅 ¥130,000  付木箱(杉 蓋桟両欠) 古筆了信極札 紙本 雑木軸端 17×18 表具47×111 スレ 源氏物語「浮舟」 後伏見天皇(弘安十一・1288~延元元・1336)は第93代天皇。伏見天皇 第一皇子、諱胤仁。持明院統として花園、光厳天皇在位時に院政を敷いた。

A-008 龍泉窯青磁縄耳香炉 ¥100000~ 付時代識箱(桐) 銀火舎(無印) 11×11×10 「天保四(1833)初春 光格天皇様ヨリ拝領」箱識

A-007 東山天皇 踏歌節会宣命幅 ¥100,000  付時代識箱(桐) 所載コピー 紙本 黒塗軸端 55×36  表具66×127 シミ オレ 表具オレ、シミ 「宝永四年(1707)正月十六日」書中 池辺義象箱識 『芸淵耽溺』(高野辰之著・東京堂出版)所載 東山天皇(延宝三・1675~宝永六・1710)は第113代天皇。諱朝仁。父・ 霊元上皇の下で大嘗祭の儀を復活させるなど、朝儀復興を結実。

A-009 鶴亀菊花散大鏡 ¥230000~ 21×21×07

A-010 高野四社明神画幅 ¥240,000~ 付識箱(桐) 絹本  角軸端 41×98 表具60×163 ヤケ キレ 表具ヤケ、キレ 風帯一欠

A-011 木彫彩色狛犬 一対 ¥250,000~ 38×64×64 剥離 鎹止 虫喰 足先欠損

A-012

木彫彩色吽形狛犬 ¥50,000~ 像高41 ワレ 剥離

A A-014

天神絵巻断簡幅 ¥300000~

付合箱(桐) 紙本 牙軸端 47×34 表具59×124  ヤケ スレ オレ

A-015 怒天神画幅 ¥100,000~ 付二重箱(内時代識桐)

住吉廣賢折紙(付識桐箱) 紙本 唐木軸端 36×62 表具46×145  大ヤケ スレ オレ

A-016 秋月等観 束帯天神画幅 ¥60,000~

付二重箱(内識桐・虫喰) 紙本 牙軸端 31×89 表具44×170  ヤケ スレ オレ 表具オレ、ヤケ、風帯大破 秋月等観は、元薩摩島津氏の家臣。俗姓を高城、諱を等観といった。雪 舟の門人の中では最も著名で、明応年間に入明し画を学び、「入唐秋月 居士」などの印が見られる。晩年は薩摩に帰り画の弟子を育て、「等芸」 「等碩」「等坡」「等薩」などの画人が知られている。

A-017 大禮銀挿華 二 ¥100000~ 付合板箱  桜橘総高19ほか 接合補修 桜橘(大正大禮) 竹梅(昭和大禮)

A-018 ボンボニエール 二 ¥90000~ 5×37×15ほか  朱紐キレ

A-019 春日五斗台 ¥200000~ 付大工箱(杉) 77×43×32 小アタリ 小ヒビ 天板スレ

A-020 春日五斗台 ¥180000~ 89×51×36 ソゲ 小アタリ

A-022 伝近衛信尹 人麻呂歌賛幅 ¥90,000~ 付時代合箱(杉 蓋桐) 紙本  唐木軸端 39×87 表具52×166 スレ シミ オレ 表具アレ

A-023 近衛信尹 連歌幅 ¥70,000~ 付時代識箱(杉 貼札) 紙本  黒塗軸端 41×30 表具43×111 ヤケ  スレ オレ 表具大アレ

A-024 近衛信尹 和漢色紙貼交幅 ¥60,000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 17×19  表具65×133 二枚貼 福田行雄箱識

近衛信尹(永禄八・1565~慶長十九・1614)は公卿。従一位関白太政大臣近衛前久の子。初名信基、信輔。号三藐院。天正五年(1577)に元服し正五位下、 天正十二年(1584)左大臣。慶長五年(1600)に赦免、慶長十年(1605)関白に叙任。能書家として知られ、松花堂昭乗、本阿弥光悦らとともに寛永の三筆 と称される。

A-025 散華蒔絵春日卓 ¥120000~ 付識箱(桐 ワレ、虫喰) 57×32×40 ヒビ スレ  塗補修 断文

A-026 春日卓 ¥120000~ 49×30×37 小アタリ

A-027 近衛家熙 朗詠集切幅 ¥200000~  付二重箱(内識桐 外黒塗) 紙本 牙軸端 26×32 表具54×138  ヤケ 古筆了仲箱金泥識

A-028 近衛家熙 和漢朗詠切幅 ¥100000~  付黒塗識箱(桐) 紙本 牙軸端 31×28 表具43×111 ヤケ シミ  藪内猗々斎箱書

近衛家熙(寛文七・1667~元文元・1736)は従一位関白内覧太政大臣近衛基熙の子。母は後水尾天皇の皇女常子内親王。関白(宝永四・1707~宝永六・ 1709)、摂政(宝永六・1709~正徳二・1712)、太政大臣(宝永七・1710~正徳元・1711)。

A-029 近衛忠煕 和歌懐紙幅 ¥180,000 付二重箱(内時代貼札桐 外黒塗) 紙本 家紋唐草蒔絵軸端 49×35 表具63×129 近衛忠煕(文化五・1808~明治三十一・1898)は幕末・明治時代の公 家、政治家。安政四年左大臣。五年内覧となるも、安政の大獄に遭い辞職。 六年左大臣を辞し落飾謹慎、翠山と号した。文久二年復飾。明治十八年 勲一等、旭日大綬章。二十九年旭日桐花大綬章。没後正一位。

A-030 伝烏丸光広 和歌色紙幅 ¥200,000  付時代箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 16×19 表具55×117  ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、スレ、シミ、オレ 烏丸光広(天正七・1579~寛永十五・1638)は公卿、歌人。猪熊事件に 連坐し官を止められたが、のち還任。和歌を細川幽斎に学び、古今伝授 を受け二条派歌人として活躍。書は本阿弥光悦に学んだ。多彩多芸で知 られる。日光東照宮の創建にも尽力。

A-032 牙首競馬香 ¥700000~ 付時代識箱(杉) 35×26×9 手先カケ

A-033

不動利益縁起絵巻 断簡幅 ¥300000~  付時代箱(桐) 紙本  牙軸端 43×27  表具54×105 シミ スレ オレ 穴

不動利益縁起絵巻は、不動明王の霊験を説いた絵巻。南北朝に成立。泣不動縁起、証空絵詞とも呼ばれる。原本は国宝に指定され、掲出はその摸本。

A-034 梅花唐草蒔絵双六盤 ¥400000~ 付黒塗識箱(杉)2

黒塗駒箱(白駒:象牙 黒駒:唐木 各十五) 振筒 405×28×21 ヒビ A-035 笹唐草蒔絵六角貝桶 一対 ¥200000~ 31×31×37

A-036 鉄線梅鉢紋蒔絵行器 一対 ¥150000~

A-038 藤原俊成  古今集切幅 ¥500,000~  付木箱(桐) 古筆了香極札 藤井隆折紙 紙本 牙軸端 13×16 表具39×133 シミ 「寛平御時」書中 藤原俊成(永久二・1114~元久 元・1204)は歌人、藤原定家の父。 藤原俊忠の子で歌学を藤原基俊に 学んだ。千載和歌集の撰者で家集 『長秋詠藻』、歌論書『古来風躰抄』 の作者。

A-039 藤原定家 歌入記録切幅 ¥250,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 古筆了仲極札  紙本 牙軸端 41×39 表具44×118 ヤケ シミ オレ 表具アレ 明恵茶ノ十得 藤原定家(1162~1241)は俊成の子で詩歌にすぐれ、若くよりすでに名高く、その学問的業績も 多彩で、文学、歌論、有職故実など現存する著書も多い。「明月記」は定家の日記で治承四年 (1180)十九歳の時より嘉禎元年(1235)七十四歳に至る五十六年間反古の裏に書いたもので、鎌 倉初期の京都側情勢を知る最も重要な史料の一つである。

A-040

秋草蒔絵板文庫 ¥90000~ 付木箱(桐 貼札) 21×26

A-041 御行幸次第巻物 ¥150,000~  付識箱(桐) 太巻 紙本 唐木軸端 922×27 表具951×27 ヤケ シミ 虫穴 寛永三年(1626)九月の六日から十日まで、後水尾天 皇は三代将軍家光の招きに応じて二条城へ行幸され、 盛大な歓待を受けた。天皇の親族や公家衆が行列をな し、幕臣だけでなく全国の大名の八割近くが天皇を迎 えており、寛永行幸として人々の記憶に残った。

A-042 三条西実隆 和歌短冊幅 ¥90,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 牙軸端 6×36 表具32×144 ヤケ オレ 慶長裂中廻 三条西実隆(康正元・1455~天文六・1537)は 室町時代後半期の公卿・文化人。三条西公保の 次男で後柏原天皇に仕えて正二位内大臣となっ た。また宗祇や牡丹花肖柏らと交友す。従一位。

A-043 有栖川宮熾仁 和歌短冊幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 6×37 表具34×152  藤原忠政箱識(水無瀬神宮) 有栖川宮熾仁親王(天保六・1835~明治二十 八・1895)は有栖川宮幟仁親王の第一王子。号泰 山・霞堂。戊辰・西南戦争で征討総督となる。元 老院議官・参謀総長等を歴任。

A-044 山階宮晃親王 和歌短冊幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 菊盛上軸端 6×35 表具35×162 表具オレ、シミ  藤原陸夫箱識 山階宮晃親王(文化十三・1816~明治三十一・ 1898)、父伏見宮邦家親王。文政六年親王宣下、 翌年得度。十三年親王の位を剥奪されるが後に 赦されて再度親王宣下。慶応二年免職、再び蟄居。 翌三年に赦免、後王政復古により議定。翌年外国 事務総督を兼ねる。阿闍梨・常陸太守・治部卿。

A-046 飛鳥井雅章 和歌懐紙幅 ¥120,000~

付時代識箱(桐 虫喰) 紙本 牙軸端 54×38 表具67×123  オレ 虫穴 表具ヤケ 飛鳥井雅章(慶長十五・1610~延宝七・1679)は初名雅昭、雅庸の三 男、兄雅宣の順養子、従一位権大納言。蹴鞠、書にも秀でた。門弟に北村 季吟。

A-048 蘭陵王研出蒔絵硯箱 ¥150000~ 付木箱(桐) 硯石  銅笙形水滴 20×21×4 蓋小アタリ 蓋裏雅楽器蒔絵

猶 々 ( 以 下 判 読 不 可 ) 先 日 以 後 者 疎 遠 に て 就 中 青 門 主 へ 申 入 候 芦 雁 絵 之 歌 、 も は や 久 罷 義 候 、 何 と そ 出 来 候 や う に 頼 存 候 、 近 日 江 戸 へ 下 シ 申 □ □ 候 間 、 急 度 御 □ □ 頼 入 申 候 、 か し く 孟 夏 □ □ 竹 門 様 □

A-047 伝梶井宮盛胤親王 消息 未装 ¥80,000~ 紙本  52×34 ヤケ スレ 虫穴 竹門宛 盛胤親王(慶安四・1651~延宝八・1680)は後水尾天皇の皇子で、六歳 で梶井門跡に入り、天台座主を二度務める。

A-050 伝丸平 風俗人形 ¥50,000~ 付識箱(杉 貼札)  像高265 持物欠 三越扱 A-049 田中主水 木彫童舞 ¥65000~ 付共箱(桐) 像高225 背肩彩色剥離 「皇太后陛下行啓記念 昭和十三年」箱識 田中主水は大坂・ 四天王寺の佛師職を 代々務めた家系。

A-051

近衛文麿 一行書幅 ¥50000~ 絖本  唐木軸端 43×133 表具57×207 ヤケ シミ オレ  表具キレ、オレ 「昭和二年 (1927)」書中 近衛文麿(明治 二十四・1891~昭 和二十・1945)政 治家。第五代貴族 院議長。第三十四、 三十八、三十九代 内閣総理大臣。公 爵。

A-054 烏丸光広 和歌懐紙幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 52×36  表具54×111 ヤケ シミ オレ 表具オレ、 ヤケ、シミ 烏丸光広(天正七・1579~寛永十五・1638)は 公卿、歌人。猪熊事件に連坐し官を止められたが、 のち還任。和歌を細川幽斎に学び、古今伝授を受 け二条派歌人として活躍。

A-052 近衛忠煕 和歌短冊幅

¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 6×36 表具26×134 表具シミ 近衛忠煕(文化五・1808~明治三十一・1898) は公家、政治家。安政四年左大臣。五年内覧とな るも、安政の大獄に遭い辞職。六年左大臣を辞し 落飾謹慎、翠山と号した。文久二年復飾。明治十 八年勲一等、旭日大綬章。二十九年旭日桐花大綬 章。没後正一位。

A-055 日野資枝 和歌懐紙幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 黒塗軸端 43×31 表具55×115 日野資枝(元文二・1737~ 享和元・1801)は 日野家三十六代当主。烏丸光栄の末子。日野資時 の跡を継ぐ。優れた歌人であり、番頭・土肥経平 や塙保己一らに和歌を伝授した。また、画才にも 優れた。『和歌秘説』、『日野資枝百首』を著す。

A-058 伏見人形 七 ¥50000~ 大37ほか 京都では伏見稲荷に参詣し、家内安全、延命息災、富貴繁栄を祈願す るに際し、布袋人形を贖い、荒神棚に祀るが、翌年ごとに少し大きい布 袋を加え、七年続けるのを七福神と呼ぶ。

A-053 三条西実条 和歌短冊幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 陶磁軸端 6×36 表具29×156 ヤケ スレ ヨゴレ 三条西実条(天正三・1575~寛永十七・1640) は公卿、歌人。号は香雪院。公国の長男。細川幽 斎に歌学を学んだ。

A-056 短冊掛 ¥50,000~ 付短冊6 識箱(桐 貼札) 展開時12×96

A-057 松田栄哉 神代杉正倉院型硯箱 ¥50000~ 付共箱(桐 シミ) 24×21×95  足、蓋接合補修 内素木(春日杉)

A-059

脇息 二  ¥50,000~ 37×28×26ほか 「養休輔徳」銘

A-061 源氏物語絵貼交屏風 中形 六曲 一隻 ¥50000~ 紙本 37×92 屏風334×118 ヤケ スレ 穴 オゼキレ 背面損傷

A-062 渡辺公観 紫式部画幅 ¥200,000~ 付共箱(桐) 絹本 潤塗軸端  27×112 表具38×195 薄ヤケ シミ 渡辺公観(明治十一・1878~昭和十三・1938)は滋賀県生まれ。本名耕平、別号狂魚洞、遊魚洞。 森川曾文に師事。第一回文展に『進言』で入選。帝展開設により官展から離れ、大正八年(1919)日 本自由画壇を結成。京都市で歿。

A-063 玉輝 石山寺紫式部画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 41×123 表具55×204 ヤケ シミ 表具ヤケ 画人未詳

A-064 伝円山応瑞 朝顔歌賛幅 ¥50000~ 付識箱(杉) 紙本 黒塗軸端 40×32 表具41×113 シミ オレ  本居宣長賛 円山応瑞(明和三・1776~文政十二・1829)は 日本画家。円山応挙の長男、円山派二代目。

A-065 狩野典信 鶏画賛幅

¥50000~ 付合箱(杉) 紙本 唐木軸端 56×39 表具61×129 オレ  表具オレ、ヨゴレ 本居宣長賛 狩野典信(享保十四・1729~寛政二・1790)は 木挽町狩野六代、榮川古信の子、榮川院と称し、 号白玉斎。宝暦十二年に法眼・中務卿に叙せら れた。

A-067 春相 詩歌懐紙幅 ¥60,000~ 付時代識箱(杉 貼札)  紙本 雑木軸端 46×31 表具56×111 大ヤケ スレ オレ  表具ヤケ 「天文廿一年(1552)」書中 日隈政道貼札識

A-069 軒轅鏡 ¥50000~ 付六角箱(杉) 10×105×105

御所とその周辺で用いられた球体の鏡で、軒先に吊し て室内から室外の様子をみたとされるほか、四方を映し だすことから四方から侵入する邪気を祓う「破邪の鏡」 の説も聞く。

A-066 伝土佐光貞 歌仙源家長歌賛幅 ¥50000~ 付識箱(桐)  太巻 紙本 黒塗軸端 46×30 表具58×118  シミ 堀江知彦箱識 箱識:堀江知彦は書家・書道史家。会津八一研 究の第一人者で古筆鑑定にもすぐれる。号秋菊。 早稲田大学国文科卒。東京国立博物館に勤務した 後、二松学舎大教授をつとめた。

A-068 加藤義清 大日本女学会和歌巻物 ¥90,000~ 付時代箱(桐 貼札) 紙本 唐木軸端 3343×315 表具3384×315  東宮殿下 御成婚奉祝 「執筆御歌一所録事加藤義清」跋識 加藤義清(元治元・1864~昭和十六・1941)は歌人・御歌所寄人。名古 屋生。号は蕉陰・鏡迺舎。菊間平八郎の五男、加藤安彦孫娘婿。従五位・ 勲五等に叙せられる。

A-070 粟田銹絵染付茶碗 ¥50000~  付識箱(モミ) 12×12×7 粟田窯は、江戸初期は粟田口周辺に開窯され た京焼で、御所使用を務めた窯の一つ。

A-071 滴水 木彫冠形香合 ¥50000~ 付識箱(桐 貼札) 9×105×12 纓欠失 彩絵剥離 内箔押 底彫銘

A-073 純銀御護刀 ¥80000~ 付識箱(桐) 総長35 刀身純銀刻印

A-074 昭和四年式年遷宮参列装束 一式 ¥100,000~ 付識箱(杉 貼札) 麻地素襖158×85×67ほか 「昭和四年(1929)十月五日 伊勢御式年御遷宮式外宮参列の光栄に参列したる着用衣装」貼札識

A-076 縫切平緒 ¥50,000~ 垂72  三ツ巴紋 丸に三ツ柏紋

A-077

千鳥和歌 蒔絵文箱 ¥50000~ 65×215×45  アタリ 新古今和歌集  巻第十一 1024  藤原興風

A-075 伝伊勢神宝笏箱 ¥50,000~  25×65×16 ワレ 「此君亭(生野祥雲斎) 旧蔵」貼札 ※P274にも掲載あり

A-078 有職彩絵筥 五 ¥50000~  大20×27×10ほか

伊勢物語

A-079 伊勢物語歌賛絵ほか貼交屏風 小形 六曲 一双 ¥100,000~ 絹本  33×69ほか 屏風284×106 ヤケ シミ スレ 大縁剥離、スレ、穴 背面スレ 伊勢物語:嶋田元直 山水画賛:土岐瑛昌か

A-080 伊勢物語屏風 小形 六曲 一隻 ¥60,000~ 紙本 260×87 屏風274×100 ヤケ スレ 屏風ヤケ

A-081 伊勢物語歌留多 ¥80,000~  付時代黒塗箱(桐) 5×7 絵札4枚欠 字札2枚欠 肉筆 肉筆彩色、背面銀紙の札を紺地金襴裂の帙を誂え、黒漆塗の 木箱に収める。遊びながら教養を蓄える江戸時代の婚礼道具と して制作されたもので、掲出は数枚の欠失をみるものの保存状 態が良く美品。

年中行事

A-083 年中風俗画巻物 ¥250000~ 付木箱(桐) 紙本 雑木軸端 1068×28 表具1128×28 ヤケ シミ スレ 虫穴

A-084 亀田雲鵬 江戸年中行事画巻物 ¥190,000~ 付識箱(桐) 絹本 骨軸端 420×35 表具468×37 ヤケ  千代田城春暁 諸候登城、正月七日御本丸大奥ニ於ケル御鏡餅引、二月十五日東叡山文珠楼ニ於ケル涅槃会、二月初午近郷稲荷 神社祭礼、三月上巳品川湾御台場付近潮干狩、武州小金井観桜、亀土天神池畔之藤花、四月八日御本丸大奥ニ於ケル灌仏会、端午節 句、堀切村菖蒲園、五月五日御本丸大奥ニ於ケル粽調進、六月十五日日吉山王祭礼、六月十六日御本丸大奥ニ於ケル御嘉祥頂戴、七 月十四日御本丸大奥朝御座ノ間ニテノ御薬袋縫、青山星灯籠、八朔殿中太刀献上、道灌山聴虫、御本丸吹上御庭茸狩、十月御本丸大 奥御膳所荒神祭、十月廿日夷講、十一月御本丸大奥ヨリ御住居ヘ御鳥使、十一月浅草田圃酉之市、十二月十三日大奥ニ於テ年男ヲ命 ス、新吉原鏡餅搗、 明治歳次己酉孟秋 雲鵬居士英写 亀田雲鵬は、東京の画家。明治頃活躍。

A-085 月次和歌詠巻物 ¥60000~  付木箱(桐 貼札) 紙本 蒔絵軸端 470×32 表具530×32  シミ オレ 表具オレ、スレ、シミ、虫穴

A-087

左義長

羽子板 ¥50000~ 14×40 ヨゴレ

A-086 生田花朝女 五節句画色紙 五 ¥50000~

付共箱(桐) 絹本 26×27 大シミ 端午画左右裁断 生田花朝女(明治二十二・1889~昭和五十三・1978)は大坂市生れの 画家。本名は稔、初号は花朝。父は国学者の生田南水。はじめ菅楯彦に師 事し、大和絵や有職を学び、のち北野恒富に学ぶ。大正十五年第七回帝 展に「浪速天神祭」を出品、女性初の帝展特選受賞で注目された。大阪市 民文化賞、大阪府芸術賞を受賞。

A-089 参辰

A-088 享保雛 一対  ¥80,000~ 付時代合箱(杉)  男雛像高24ほか

御殿雛画賛大幅 ¥50,000~ 付時代箱(杉) 紙本 雑木軸端 120×86 表具129×144 ヤケ シミ  オレ 表具シミ、穴 「安政戊午(1858)」画中 「神海園」「橘仲守」款記

A-090 金地花鳥雛屏風 小形 六曲 一隻 ¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 151×52 屏風161×63 ヤケ スレ 背面損傷

A-092 佐野龍雲 上巳節供画三幅対 ¥50000~ 付識箱(桐 大破) 絹本 黒塗軸端 37×98  表具45×174 ヤケ シミ オレ 表具オレ、 虫穴

A-093 梨子地薬玉蒔絵広蓋 大小 ¥80000~

付時代溜塗箱(杉) 大61×44×8ほか 小アタリ 薄隅キレ

A-094 白如斎成真 競馬屏風 本間 六曲 一隻 ¥190,000~ 紙本 362×151 屏風376×168 ヤケ シミ スレ 「行年七十二歳」画中  白如斎成真(生歿年未詳)は肥前武雄の御用絵師。姓岩谷、名守成。二十五代邑主・鍋島茂昭に仕え、襖絵などを残している。

A-095 雲上流薬玉 ¥50,000~ 付木箱(杉 貼札) 20×20×21

A-096 薬玉刺繍袱紗 ¥50,000~ 付識箱(桐) 65×78 シミ

A-097 塩川文麟 七夕織姫画幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 絹本 骨軸端 36×101 表具50×190 ヤケ シミ オレ 塩川文麟(文化五・1808~明治十・1877)は 四条派の画家、京都人。字子温、子文。号文麟、 士温、木仏道人ほか。通称図書。平安四名家の 一人。

佛家

B-001

銅造十一面観音立像 ¥1,200,000~ 像高40  頂上佛欠失

鋳造像としては大型ながら、素朴 な鋳技を通して、庶民信仰の本尊を 想起させる。両肩に残る 痕が、作期 の確かさを伝える。

B-003 四度鼠心経巻物 ¥1,500,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 190×23 表具222×23 ヤケ シミ 虫穴

毘沙門天図像断簡幅 ¥200,000~ 付合箱(桐)  紙本 黒塗軸端 46×28  表具50×117 シミ スレ  虫穴

B-005 泥佛額 ¥130,000~ 14×17 額42×47

B-004

B-007 准胝観音二龍王画幅 ¥1200000~ 付時代箱(桐) 絹本 金軸端 48×80 表具63×158  ヤケ スレ キレ 粗密を顕著にする広幅の羽二重組織画布を用い、蓮池化生と二龍王による供養の様子を民画調の画技を以て顕す。左 右に張出した宝冠の形状は、西蔵佛画系の影響を視認させる。作期は中世末を下限としたい。

B-008 泉福寺焼経断簡幅 ¥800,000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 37×23 表具50×116  表具オレ、ヤケ、シミ

巻頭の首題下に「泉福寺常住」の印がおされていたことから「泉福寺経」と呼ばれる。料紙を薄藍に染め、金銀 切箔を散し、界線を金で引き、経文を墨書する。平安時代後期の装飾経の白眉とされるが、それには焼け跡をも魅 力に挙げられる。紫式部が『源氏物語』を著述した時代の美意識に連なるものである。その発見は、『古冩経綜鑒』(田 中塊堂 昭和17 鵤故郷舎出版部)あるいは『日本の美術156写経』(大山仁快 昭和54 至文堂)に登載がないことか ら昭和末年あたりと目される。泉福寺の寺名は畿内のみならず全国に知られ現在のところ確定に至っていない。

B-010 紺紙金泥経巻物 ¥400,000~ 付木箱(桐) 紙本 水晶軸端 981×28 表具1038×28  オレ 虫穴 佛説無量寿経巻下

B-011 醍醐寺黒印絵巻物 ¥100,000~ 付時代合箱(桐) 紙本 雑木軸端  354×32 表具367×32 ヤケ オレ 虫穴

B-012 不動明王二童子画幅 ¥300000~  付時代識箱(杉) 絹本 金軸端 38×92  表具57×169 大ヤケ オレ 表具オレ、ヤケ

B-013 銅造阿弥陀如来坐像 ¥150,000~ 付黒塗厨子  像高105 厨子14×10×20

B-014 銅造釈迦如来懸佛 ¥130000~ 付識箱(桐) 総高19  顔部鍍金

B-016 普賢延命菩薩画幅 ¥200000~ 付木箱(杉) 絹本

白檀塗金軸端 55×110 表具72×207 ヤケ スレ オレ 「普賢延命尊像 右奉為大江吉廣公御寿命長遠令寄進者也 宝永二年乙酉(1705)五月吉祥日願主完戸丹波源就宗 長州萩金剛院住宝物」背面墨識

B-017 銅水注 ¥100,000~ 23×18×20 底部水漏止補修

B-018 銅造誕生佛 ¥80,000~ 像高105 総高23

B-019 銅造誕生佛 ¥50,000~ 像高135 総高17

B-020 木彫不動明王二童子 ¥600,000~ 付素木厨子 不動総高52  厨子59×27×89  不動玉眼

B-021 木彫釈迦如来坐像 ¥400,000~  像高245 総高66 ソゲ 玉眼 黒漆箔押

B-023 五大菩薩画幅 ¥280000~ 付二重箱(内合桐 外蓋欠) 絹本 金軸端 71×124  表具91×207 シミ ウキ 虫穴 表具ウキ、虫穴 「止風雨経本尊 神護寺什物」巻止識

B-024

木彫新薬師 千体毘沙門天 三 ¥150,000~  像高365 総高40ほか

B-025 触地印如来坐像画幅 ¥50,000~ 紙本 雑木軸端 36×62 表具52×150 ヤケ シミ スレ オレ キレ  表具アレ

B-026 五大明王画幅 ¥50,000~ 絹本  潤塗軸端 30×62 表具42×136 ヤケ シミ  オレ キレ 裏箔

B-033

木彫

菩薩立像

¥150000~

付厨子

総高12

厨子8×7×15

B-035 百万塔 ¥300000~ 付識箱(桐) 10×10×21 虫喰  諸方金泥補修

B-036 木彫箔押蓮台 ¥120000~ 36×36×17 カケ ワレ

B-037 百万塔 ¥180,000~ 付合箱(桐) 105×105×23

B-038

木彫箔押定印菩薩坐像 ¥50,000~ 像高25 総高28

B-039

青石合掌地蔵刻一石五輪塔 ¥50,000~ 総高44

B-041 木彫把白銅塔鈴 ¥150000~

付識箱(桐) 総長19 カケ補修

B-042 銅鍍金三鈷杵 ¥100,000~ 総長132

B-043 軒丸瓦 ¥50,000~ 16×16×7
B-044 軒平瓦 ¥50,000~ 28×21×7

B-045 鰐口 ¥170000~ 付木箱(桐 貼札) 21×17×5 穴

「大永八(1528)十二月日」刻銘

B-046 木彫 金箔押多宝塔 ¥150,000 29×29×64 天部スレ

B-047 大伏鉦 ¥50000~ 37×36×95 「大和国添上郡窪之庄村 安楽寺什物  施主講中 享保二十乙卯(1735)十月15日  西村左近宗春作」刻銘

B-048 高野水瓶 ¥50,000~ 13×13×24  エクボ 口辺を玉縁に造作

B-049 紫銅大型火舎香炉 ¥50,000~ 54×54×30

B-051 石造如意輪観音 ¥50000~ 総高48

B-052 石造一面六臂 菩薩立像 ¥50000~ 総高46

B-055 素銅幡残欠 ¥50000~  付合箱(桐) 10×205

B-057 木彫観音坐像 ¥60,000~ 像高24 総高38

B-053 石造青面金剛 立像 ¥50000~ 総高62  明治二(1869)

B-054 佛足石 ¥50000~  40×40×22

※下見会には持参しません。詳細お問合せください。(075-254-8851)

B-056 黄銅密教法具 十一 ¥100000~ 付合箱(桐) 五鈷鈴75×75×17ほか  五鈷杵 三鈷杵 五鈷鈴 金剛盤 香炉 六器

B-058 澤田政廣 青銅聖観音立像 ¥50,000~ 総高235

澤田政廣(明治二十七・1894~昭和六十 三・1988)は彫刻家。本名は寅吉。旧号は晴 彦。山本瑞雲に師事。

B-059 銅造聖観音立像 ¥50,000~ 像高13 総高16

B-060 銅造聖観音立像 ¥50,000~ 像高27  総高325

B-061 慈雲飲光 一行書幅 ¥500,000~ 付時代箱(桐)

紙本 黒塗軸端 27×117 表具29×175 ヤケ シミ オレ  表具オレ、シミ

B-062 慈雲飲光 一行書幅 ¥350,000 付時代識箱(桐・桟一欠 貼札) 紙本 潤塗軸端 26×121  表具38×183 ヤケ シミ スレ オレ 表具ヤケ、スレ、シミ

慈雲(享保三・1718~文化元・1804)は真言宗の僧、名飲光、号葛城山人、大阪中之島生まれ、十三歳で河内の真言宗法薬寺で出家、また伊藤東涯に儒学 を学んだ。後に長栄寺、桂林寺などを歴任、晩年は大阪南河内葛城山中の高貴寺に住した。

社僧

B-064 松花堂昭乗 朝顔画賛幅 ¥350000~ 付時代識箱(桐) 紙本 唐木軸端 47×25 表具59×114 ヤケ シミ スレ  澤庵宗彭賛 「寛永戊辰(1628)」画中 松花堂昭乗(天正十二・1584~寛永十六・ 1639)は学僧、書画家。堺の人。俗名中沼式部、 号に惺々翁、空識、晩年に松花堂と号した。男山 岩清水八幡宮の瀧本坊に住した。

B-065 松花堂昭乗 達磨画賛幅 ¥100000~

付時代箱(桐・蓋桟一欠 貼札) 紙本 牙軸端 47×28 表具58×114  ヤケ 薄シミ 表具オレ、ヤケ、スレ、シミ 玉室宗珀賛

B-066 松花堂昭乗 和歌懐紙幅 ¥50000~

付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 45×31 表具57×118 ヤケ シミ 表具シミ 堀江知彦箱識

B-067 寂厳 一行書幅 ¥100,000~ 付識箱(杉) 紙本  唐木軸端 24×135  表具39×193 スレ オレ  皓月箱識 寂厳(元禄十五・1702~明和 八・1771)は真言宗の僧。備中宝 島寺に住す。

密僧東大寺

B-068 東大寺大佛蓮弁拓本幅 ¥100,000~ 付木箱(桐)  紙本 唐木軸端 69×139 表具81×182 宇佐美松鶴堂表具

清水公照(明治四十四・1911~平成十一・1999)は 東大寺長老。兵庫県の人。昭和四十九年(1974)東大寺別当、五 十年華厳宗管長、五十六年東大寺長老。文人画、書、陶芸を能く した。

B-069 清水公照 泥佛画賛横額 ¥50,000~ 紙本 91×24 額127×36 ヤケ

B-070 清水公照  亥画賛幅 ¥50,000  付二重箱(内共桐 外溜塗)  紙本 牙軸端 52×37  表具66×134 シミ

B-071 清水公照 羅漢絵茶箱 ¥50,000 付共箱(桐) 15×17×47 「渓仙」銘 「平成元年(1989)九月  指物師新兵衛」箱識

B-073 浄土二祖対面画幅 ¥250,000~

付合箱(桐) 絹本 金軸端 29×62 表具46×120  ヤケ 穴

B-074

徳本 名号幅 ¥50000~ 付木箱(桐  貼札) 紙本  雑木軸端 28×107 表具44×179 ヤケ シミ 穴

B-075 山下現有 名号幅 ¥50,000~  付時代箱(杉 虫喰) 絹本 金軸端 33×130  表具48×190 ヤケ シミ 山下現有(天保三・1832~昭和九・1934)は知 恩寺六十二世、増上寺七十六世、知恩院七十九世。 謙蓮社孝誉。

B-076 方便法身尊像画幅 ¥50000~  付黒塗箱(桐 貼札) 絹本 金軸端 16×34 表具29×76 ヤケ オレ

B-079 木彫阿弥陀如来立像 ¥70,000~ 像高26 総高50 指ソゲ

B-077 本如 山水画幅 ¥50000~  付時代識箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 35×98 表具48×180 薄シミ 表具穴

B-078 本如 花鳥画幅 ¥50000~  付合箱(杉 蓋欠) 紙本 雑木軸端 14×61  表具20×144 ヤケ シミ オレ  虫穴 表具アレ、ウキ

本如(安永七・1778~文政九・1827)は浄土真宗の僧、西本願寺十九世宗主。諱は光摂。

B-080 大谷光尊 肖像画賛幅 ¥50,000~ 絹本 金軸端 48×107 表具77×198 ヤケ 大シミ カビ 剥離 「本願寺法物授興之印」背面角印 大谷光尊(嘉永三・1850~明治三十六・1903) は明治時代の僧侶。真宗本願寺派(西)本願寺二 十一世宗主。

B-081 達如 和歌短冊幅

¥50,000~ 付識箱(杉) 紙本 黒塗軸端(剥離) 6×36 表具28×93  表具オレ、穴 達如(安永九・1780~慶応元・1865)は浄土真 宗の僧。東本願寺第二十代法主。

B-083 木彫彩色達磨ほか 五 ¥250000~ 達磨総高65ほか

B-084 木彫達磨 ¥120000~  付時代識箱(桐) 総高53 足首接合補修 「運慶作」背面彫銘

B-085 一休宗純 巌頭舟居画賛幅 ¥400,000~ 付二重箱(内識桐・虫喰 外溜塗) 紙本 骨軸端  50×34 表具60×108 ヤケ スレ オレ 表具オレ、ヤケ、スレ、シミ 一休宗純(明徳五・1394~文明十三・1481)は室町中期の禅僧。京都生まれ。別号狂雲子ほか。文明六年大徳寺四十七世となるもす ぐに退寺。没後大徳寺に真珠庵が建てられた。 禅家

B-086 一休宗純 七言書幅 ¥400,000~ 付二重箱(内時代貼札識桐) 古筆了伴極札 紙本 黒塗軸端 26×19 表具33×99 ヤケ スレ 表具ヤケ、シミ 一休宗純(明徳五・1394~文明十三・1481)は室町中期の禅僧。京都生まれ。別号狂雲子ほか。文明六年大徳寺四十七世となるも すぐに退寺。没後大徳寺に真珠庵が建てられた。

B-087 一休宗純 詩歌幅

¥120000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本  黒塗軸端 32×33 表具33×115  ヤケ シミ スレ 穴

B-088

頂相画賛幅

¥70000~ 付時代識箱(桐) 絹本 唐木軸端 50×101 表具66×186  ヤケ シミ オレ  虫穴 表具ヤケ、 虫穴 黙翁宗淵賛 「正保四年(1647)」 賛中

B-090 月江正印 置字幅 ¥380,000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 骨軸端 45×28 表具47×103 スレ オレ 表具大シミ

B-091 江雪宗立 置字幅 ¥380,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 雑木軸端 64×28 表具67×116 オレ 表具ヤケ 江雪宗立(文禄四・1595~寛文六・1666)は大徳寺百八十一世。慶安四年(1651)に品川東海寺の輪番職となり、寺内に桂昌庵を、ま た京北に松泉庵、山城の大原に即心、東向の二庵を創した。自号は不如無、破鞋子、枯髏子。

B-092 沢庵宗彭 置字幅 ¥250,000~ 付時代溜塗箱(桐)

大倉汲水極札 紙本 牙軸端 57×26 表具60×114

B-093 沢庵宗彭 詩歌幅 ¥190,000~ 付時代識箱(杉)  紙本 牙軸端 44×27 表具45×108 ヤケ スレ オレ 瑞源紙中極

沢庵宗彭(天正一・1573~正保二・1646)は臨済宗の僧。但馬国出石の人。一凍紹滴の法嗣、大徳寺第百五十三世。寛永六年紫衣事件で出羽に流された が後帰洛。品川に東海寺を開いた。

B-094 宙宝宗宇 五字書幅 ¥250,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端  85×27 表具88×130 オレ 惺斎箱書 宙宝宗宇(宝暦十・1760~天保九・1838)は臨済宗の僧、大徳寺四百十八世。塔頭 芳春院第十三世住職。号に洛陽人、松月老人、松月叟など。則道宗軌について法を嗣 ぐ。芳春院内に松月庵を営む。詩偈、書に優れ、名筆と称された。また、茶の湯を能く し製陶にも長じた。天保七年、仁孝天皇より天光真照禅師の号を賜る。

B-095 天室宗竺 置字幅 ¥100,000~  付溜塗箱(桐) 紙本 黒塗軸端 49×29 表具51×104  ヤケ オレ 表具アレ 天室(慶長十・1605~寛文七・1667)は大徳寺百九十世。 諱宗竺、号一如子、破笠子、雛道人。尾張生まれ、大徳寺の 玉室宗珀の法を嗣ぎ、承応三年(1654)に同寺の住持となっ た。

B-097 江月宗玩 一行書幅 ¥500000~ 付溜塗識箱(桐) 紙本 牙軸端 26×108 表具39×186 ヤケ シミ スレ 江月宗玩(天正二・1574~寛永二十・1643)は禅僧、大徳寺百五十六 世。別号欠伸子ほか。津田宗及の子。笑嶺宗訢のち春屋宗園に師事。方丈 再興等、大徳寺の復興に尽力。また龍光院内に茶室孤篷庵を開く。墨蹟 の鑑定に長じ、『江月和尚墨蹟手写』がある。

B-098 沢庵宗彭 一行書幅 ¥250000~

付時代箱(桐 貼札) 大倉好斎、古筆了意極札 紙本 牙軸端 29×115 表具32×188 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ 沢庵宗彭(天正一・1573~正保二・1646)は臨済宗の僧。但馬国出石 の人。一凍紹滴の法嗣、大徳寺第百五十三世。寛永六年紫衣事件で出羽 に流されたが後帰洛。品川に東海寺を開いた。

B-099 仙厓義梵 一行書幅 ¥200,000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 29×99 表具34×173 シミ スレ オレ  表具シミ 冨田渓仙箱識 仙厓義梵(寛延三・1750~天保八・1837)は画 僧。臨済宗妙心寺派。美濃武儀郡の人。僧名は義 梵。寛政元年筑前聖福寺第百二十三世住持とな る。飄逸な画風で知られる。

B-100 江雲宗龍 一行書幅 ¥200,000~ 付二重箱(内時代識桐)  大倉汲水、古筆了意極札 絹本 唐木軸端 30×112 表具33×174 ヤケ ヨゴレ  小林太玄箱識 江雲宗龍(慶長五・1599~延宝七・1679)は小 堀遠州の子。江月宗玩の法を嗣いだ。大徳寺第百 八十四世。

B-101 拙叟宗益 一行書幅 ¥120,000~ 付識箱(桐 貼札) 立花大亀添紙  紙本 陶磁軸端 28×100 表具30×181 シミ 拙叟宗益(安永五・1776~安政六・1859)は美 作生まれの臨済宗の僧。大徳寺四百四十七世。自 号は無用子。

B-103 怡雲宗悦  筆録幅 ¥100,000~

付識箱(桐 貼札) 紙本  潤塗軸端 25×24 表具37×106 シミ オレ  田山方南箱識 「天文十五(1546)」書中

B-104 沢庵宗彭 置字幅 ¥100,000~  付時代識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 18×57 表具30×150 シミ スレ オレ 穴 表具スレ 沢庵宗彭(天正一・1573~正保二・1646)は臨 済宗の僧。但馬国出石の人。一凍紹滴の法嗣、大 徳寺第百五十三世。寛永六年紫衣事件で出羽に 流されたが後帰洛。品川に東海寺を開いた。

B-105 無学宗衍 一行書幅 ¥90000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 28×89 表具30×158 シミ 虫穴 表具虫穴 無学宗衍(享保六・1721~寛政三・1791)は大 徳寺三百七十八世。龍門宗禹の法を継ぎ、玉林院 に住し、明和四年(1767)に大徳寺の住職となり 東海寺の輪番を勤めた。

B-106 宙宝宗宇 一行書幅 ¥80000~ 付時代識箱(杉 貼札) 紙本 黒塗軸端 28×128 表具31×181 ヤケ シミ  オレ 表具オレ、ヤケ、スレ、シミ、キレ 「天保第二辛卯(1831)」書中 宙宝宗宇(宝暦十・1760~天保九・1838)は臨 済宗の僧、大徳寺四百十八世。塔頭芳春院第十三 世住職。号に洛陽人、松月老人、松月叟など。

B-107 沢庵宗彭 消息幅 ¥50000~  付木箱(桐 貼札) 紙本 黒塗軸端 43×31  表具47×104 ヤケ シミ スレ オレ 穴  表具オレ、ヤケ、スレ、虫穴 沢庵宗彭(天正一・1573~正保二・1646)は臨 済宗の僧。一凍紹滴の法嗣、大徳寺第百五十三世。

B-108 法巌紹典 二字書幅 ¥50000~  付識箱(桐 貼札) 紙本 黒塗軸端 43×27 表具45×106 ヤケ 薄シミ  表具シミ 遼空箱識 法巌紹典(安永七・1778~天保八・1837)は禅僧、 大徳寺441世。諡号円機明通禅師。

B-109 宙宝宗宇 二字書幅 ¥50000~  付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 55×32  表具57×118 ヤケ シミ 宙宝宗宇(宝暦十・1760~天保九・1838)は臨済 宗の僧、大徳寺四百十八世。塔頭芳春院第十三世住 職。号に洛陽人、松月老人、松月叟など。

B-110

蘇東坡 画賛幅

¥90,000 付時代箱(桐  貼札) 紙本 牙軸端 24×65 表具36×148 スレ オレ 江月宗玩賛  不明香炉印

B-111

大龍宗丈 一行書幅

¥80,000

付時代識箱(杉  貼札) 紙本 黒塗軸端 29×98 表具32×184 ヤケ オレ 虫穴 表具オレ、ヤケ、 シミ、虫穴 大龍宗丈(元禄 六・1693~寛延四・ 1751)は臨済宗の僧。 大徳寺三百四十一世。 諱宗丈、号は蓑庵。 玉林院に南明庵を創 る。

B-112

清巌宗渭 一行書幅 ¥80,000

付二重箱(内桐) 紙本 牙軸端 28×113 表具31×183  ヤケ シミ 清巌宗渭(天正十 六・1588~寛文元・ 1661)は近江生まれ の臨済宗の僧。大徳 寺百七十世。諱は宗 渭、号は弧陋、自笑。

B-114 大綱宗彦 詠歌消息幅 ¥50000~ 付木箱(桐)

紙本 唐木軸端 86×17 表具90×101 大シミ 大綱宗彦(安永元・1772~安政七年・1860)は大徳寺第四百三十五世。 同寺塔頭黄梅院第十四世。昨夢、空華室と号したのち、向春庵と称した。

B-116 仙厓義梵 初詣画賛幅 ¥80,000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 27×85  表具38×180 シミ オレ 表具ヤケ 仙厓義梵(寛延三・1750~天保八・1837)は画 僧。臨済宗妙心寺派。美濃武儀郡の人。僧名は義 梵。寛政元年筑前聖福寺第百二十三世住持とな る。飄逸な画風で知られる。

B-115 橋本独山 扁額 ¥100000~ 付識箱(杉) 107×51 「萬雲窟」 山崎大耕箱識 橋本独山(明治元・1868~昭和十三・1938)は臨済宗の僧。相国寺派 管長。相国寺百二十八世。新潟県の出身。字天真、別号南苑。天竜寺で修 行し、相国寺派管長となり、南苑寺を創建。

B-117 大徹宗斗 一行書幅 ¥80,000~ 付木箱(モミ 貼札) 紙本 骨軸端 27×96 表具30×190 ヤケ シミ オレ  キレ 大徹宗斗(明和二・1765~文政十一・1828)は 臨済宗の僧。大徳寺四百三十世。四百七世大順宗 愼に法を嗣ぐ。摂津の人。尼ヶ崎栖賢寺住。東海 寺輪番。

B-118 尭州宗寛 一行書幅 ¥50,000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 黒塗軸端 28×100 表具30×182 ヤケ シミ オレ  キレ 尭州宗寛(享保三・1718~天明七・1787)は禅 僧、大徳寺379世。東海寺輪番。

B-119 明堂宗宣 瓢箪画賛幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 潤塗軸端 70×36 表具74×139 ヤケ シミ スレ オレ  表具シミ 藤井誡堂箱識 明堂宗宣(明和五・1768~天保八・1837)は丹 波生まれの臨済宗の僧。大徳寺四百二十九世。別 号春米子、返照山人。篠山藩老田塩家に生まれる。

B-121 文麟 朱衣達磨画幅 ¥100000~ 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 83×162 表具100×222 ヤケ シミ オレ  表具オレ

B-120 良寛大愚 細字幅 ¥250,000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 45×32  表具59×131 シミ 相馬御風箱識 良寛(宝暦八・1758~天保二・1831)は歌人で曹洞宗の禅僧。越後出雲崎の人。安永四年頃出家、大 愚とも号した。諸国を行脚した後に帰郷、脱俗生活を送る。書、漢詩、和歌は天衣無縫で高く評価され た。

B-122 良寛大愚 一行書幅 ¥50,000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 唐木軸端 27×102 表具30×179 ヤケ シミ 表具ヤケ、 シミ、ウキ 池邉松堂箱識

安 女 能 ふ 流 日 波 鞅 者 礼 奈 利 良 寛 坊

B-123 良寛大愚 三行書幅 ¥50000~ 付時代溜塗合箱(桐・蓋一部欠 貼札) 紙本  骨軸端 27×39 表具44×151 表具シミ

B-125 高橋草坪 芦乗達磨画幅 ¥50,000~

付識箱(桐) 紙本 牙軸端 33×115 表具46×193 シミ 「戊子(1828)」画中 高橋草坪(天明元・1801~天保 五・1834)は、名は雨あるいは高雨 とされる。字元吉。

福神

B-128

松花堂昭乗  寿老人画賛幅 ¥290,000 付時代箱(桐  貼札) 紙本 牙軸端 47×31 表具58×110 ヤケ  スレ 表具アレ 「元和二年 (1616)」画中  沢庵宗彭賛 松花堂昭乗(天 正十二・1584~寛 永十六・1639)は 学僧、書画家。号に 惺々翁、空識、晩年 に松花堂と号した。

B-126 方谷浩明  一行書幅 ¥50,000~  付共箱(桐) 紙本 竹軸端 30×111 表具32×199  ヤケ シミ 方谷浩明(大正二・1913 ~平成七年・1995) は臨済 宗大徳寺五百十二世。

B-127 小田雪窓 一行書幅 四 ¥80,000~ 付共箱(杉)2  共箱(桐)2 紙本 黒塗軸端 29×97 表具33×175ほか ヤケ シミ オレ  表具ヤケ、シミ、オレ

雪窓宗甫(明治三十四・1901~昭和四十一・1996)は大徳寺五百六世住持。鳥取 県生まれ。俗姓小田。道号雪窓。諱宗甫。室号蔵暉。

B-129 紀信良  福神豊漁戯画大幅 ¥250,000 付時代識箱(杉 破損)  紙本 軸端両欠 130×103  表具147×210 ヤケ  スレ オレ  表具ヤケ、スレ

B-130 雪海 三面大黒画幅 ¥85,000~ 付時代識箱(杉) 絹本 骨軸端 57×91 表具71×175 ヤケ シミ 「安政丁未(1857)」画中 櫻井雪海か

B-131 雪舟等楊 福禄寿画幅 ¥70,000~ 付二重箱(内時代識貼札桐) 紙本  牙軸端 27×92 表具41×180 ヤケ シミ スレ オレ 表具ヤケ 「四番 久我家蔵」貼札 雪舟(応永二十七・1420~永正三・1506)は室 町時代の禅僧画家。備中国の人。諱は等楊。

B-132 甲子講大黒画幅 ¥50000~  紙本 雑木軸端 25×45 表具35×109 ヤケ  シミ オレ 表具大ヤケ、穴 款記未詳

B-134 狩野常信 寿老画三幅対 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 絹本  牙軸端 28×89 表具43×176 ヤケ シミ オレ 表具オレ、キレ、シミ  左右破墨山水

狩野常信(寛永十三・1636~正徳三・1713)は尚信の長男、京都の人。木挽町狩野 家二代。徳川幕府の奥絵師、禁裏の御用絵師。号養朴、古川叟ほか。

B-136 雲谷等與 布袋山水画双幅 ¥50000~ 絹本  牙軸端 36×109 表具47×188 ヤケ シミ オレ

B-135 松村景文  お多福歌賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐  貼札) 絹本 牙軸端 36×99 表具48×181  薄ヤケ 「天保壬辰 (1832)冬日」画中 千種有功賛 松村景文(安永八・ 1779~天保十四・1843) は四条派の画家、京都の 人。字士藻、号華渓、通称 要人。呉春の異母弟で、 呉春に師事。写生画の花 鳥をよくした。軽妙さが 特色。兄とともに四条派 の隆盛に尽力。

B-137 狩野永季 寿老草花画三幅対 ¥50000~  付時代識箱(桐 貼札) 絹本 牙貼軸端 33×89 表具43×171 ヤケ 薄シミ  オレ 表具アレ

B-138 雪舟等楊 寿老画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 大倉好斎極札 紙本 牙軸端 28×65 表具40×148 オレ  キレ 剥離 表具オレ、スレ、 シミ 風帯弱り 小田原運瑞賛 雪舟(応永二十七・1420~永正 三・1506)は室町時代の禅僧画家。 諱は等楊。

儒教

B-139 狩野探信 大黒画幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絹本 雑木軸端 39×97 表具52×181 ヤケ シミ オレ 表具オレ、 ヤケ、小穴 狩野探信(承応二・1653~享保 三・1718)は探幽の長男。名守政、 幼名仙千代。通称図書、忠洲。

B-140 大黒・夷

十六 ¥50,000~ 付桝3 厨子1 木箱1  夷総高25ほか 木彫大黒夷15 土大黒1

B-141 頼山陽 漢詩幅 ¥50000~  付鏡識箱(桐) 絹本 唐木軸端 59×37  表具77×125 「游糺林七律」頼潔箱識 頼山陽(安永九・1781~天保三・1832)は儒者。 頼春水の息。字子成、別号に三十六峯外史。

B-142 蒲生君平 書幅 ¥50000~ 紙本 潤塗軸端 66×19 表具69×140 ヤケ シミ オレ  表具スレ、ウキ 蒲生君平(明和五・1767~文化十・1813)は江 戸後期の学者、勤皇家。名秀実、字君平。宇都宮 出身。国防と尊王の一致を主張。高山彦九郎、林 子平とともに寛政の三奇人と呼ばれる。

B-143 文雪 王祥画賛大幅 ¥50,000~ 絹本 雑木軸端 84×142 表具101×245 ヤケ シミ オレ 穴 立軒賛

B-145 英一蝶

渡橋鍾馗画幅 ¥50,000~

紙本 黒塗軸端 31×95 表具41×173 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ、スレ、シミ、穴

B-146 英一蝶

研剣鍾馗画幅 ¥50,000~

付識箱(杉 貼札) 絹本 牙軸端 34×85 表具46×174 ヤケ 薄シミ オレ 表具オレ、 ヤケ、シミ、虫穴

英一蝶(承応元・1652~享保九・1724)は京都の人。本姓藤原、多賀、 のち英。別号朝湖・北窓翁など。寛文六年江戸に下り狩野安信に師事 (後に破門)。松尾芭蕉に学び俳諧にも長じた。元禄十一年、将軍徳川 綱吉を諷刺した罪で三宅島に流された。後、大赦で江戸に帰り、一蝶 と名乗った。

B-147 岸良 西王母画三幅対 ¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本

骨軸端 36×98 表具48×179 ヤケ シミ 左右花鳥 岸良(寛政十・1798~嘉永五・1852)は京都の画家。岸駒に学び有栖川宮家に 仕える。花鳥画・人物画に優れ、南蘋風の写実画もよくした。

B-149 泥絵地獄額 ¥70000~ 紙本 40×29 額57×41 スレ 穴 虫穴 額シミ

B-150 泥絵極楽額 ¥70,000~ 紙本 40×33 額57×41  スレ 穴 虫穴 額シミ

B-151 雪村周継 鍾馗画大幅 ¥500,000~ 付黒塗識箱(桐 貼札) 紙本  牙軸端 80×133 表具96×225 ヤケ  シミ スレ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ 雪村周継(生歿年不明・1500年頃に生まれ、 八十余歳まで)は室町時代末から戦国時代に かけての画僧。名は周継、如圭、鶴船翁、検龠 齋等の別號あり。田村平蔵と称す。常陸国の 人。はじめ周文の筆意を学ぶ。雪舟に私淑、 また中国画にも学び独自の様式を確立。

武家

C-001 鉄錆地鑢目目下頬 ¥500000~ 練韋二段垂

C-003 鉄黒漆塗八間覆輪兜付二枚胴具足 ¥5000000~

付溜塗櫃 家地の損傷こそ惜しまれるものの、総体として華美かつ創意に富む。

兜  鉄板八枚を矧合わせて黒漆塗とし、阿古陀的な膨らみを見せる。各筋立    と腰巻に鍍金素文の覆輪を廻らし、金銅魚子地の精緻な桧垣金物を各    隅に据える。八幡座は六段、金銅裏菊座金を底として赤銅菊透、金銅裏    菊、小刻、抱花に壺形の金具を重ねる。天辺から左右に精緻な利剣形の    篠垂を各一条垂らし、その真下に四天鋲を一点ずつ、その後方隣の矧板    中央に一点ずつ打つ。響孔はなく、笠印付鐶は裏菊座金に菊鋲頭として    稍高めに打つ。受張に銘見孔はない。眉庇は裏朱の当世形、藻獅子絵韋    に菖蒲韋小縁を伏縫し、座金付の鍍金三光鋲と小桜鋲七で打留め、金銅    唐草毛彫の覆輪を廻らす。 は五段、鉄板を矢筈頭に切付けて金叩塗と    し、紺絲で素懸に威し、稍垂直方向に開く。肩摺板には啄木畦目と紅絲    菱縫一段を飾る。吹返は一段、絵韋と覆輪は眉庇、絲飾は に通底した    仕立とする。据紋は赤銅地を毛彫し、外郭と空隙を鍍金した「丸に向鶴」    で、丁寧な工作を見せる。前立は金銅魚子地に唐草浮彫とした鍬形台に    金銅日輪と練韋箔押鍬形を挿し、二本角本に宿す。

面具 鉄黒漆塗烈勢頬。金銅歯を挿し、糟毛髭を植える。耳に古風な六曜を透    かし、丸汗抜孔を穿つ。裏朱。耳金具廻りに漆の損傷をみる。垂は四段、 に通底する。

胴  前立挙は三段。二、三段目は に通底し、二段目に両乳鐶を打つ。一段    目は黒漆素文とし、金銅菊透の入八双金物二を打ち、精緻な金銅魚子地    唐草毛彫の蝶番で胸板を繋ぐ。胸板は眉庇に通底し、吹返と同紋を据え    る。後立挙四段は金叩塗、長側五段は鉄箔押切付札を紺絲で毛引に威す。

背板と肩上も黒漆素文とし、南蛮胴風に襟を立て覆輪を廻らす。襟廻り    は亀甲金を黒羅紗で包み、長側と同仕立の三段小鰭を具える。肩上先に    は眉庇に通底した杏葉を付す。草摺は練韋七間五段の威下げで、前三間    は二段目以降を更に二間ずつに分ける。掲出は連尺用の孔を具える。長    側四段目の前後に計四点、後立挙一段目に一点、両乳鐶と同様の鐶が打    たれている。

袖  他部位と同様の叩塗とした切付のない板札六段を階段状にずらして菱    綴し、裏に銀襴を貼って覆輪し固定する。冠板は藻獅子絵韋を貼って覆    輪を廻らす。三段目に菊透の笄金物を据え、菊鋲頭の水呑鐶を打つ。

三具 佩楯以外は袖裏と同じ銀襴を使用する。三本篠籠手は上膊部に金具を    具えず、肘部に円形の鉄金具を家地で包み、香色絲で蛇腹伏する。手甲    には同紋を蒔絵する。臑当は短篠三、長篠五の八本篠で、立挙は襟に通    底する。

付属 大型の溜塗具足櫃が添う。

C-005 鉄錆色漆塗三十二間筋兜付錆地桶側二枚胴具足

¥1000000~ 付革覆付黒塗櫃 札三枚  加賀市美術館展示品 兜  総体鉄錆色漆塗。金工六段の八幡座を戴き、笠印付鐶を高めに打つ。    四天鋲と響孔はなく、前正中腰巻際に一本角本を立てる。古格ある    大型の円形前立は、木胎で前面を金箔押、後を銀箔押として日月を    一具とする。

は切付札五段の当世形で一段目を吹返し、黒漆地に 「八角に本字紋」を蒔絵する。鉢の漆の剥落などの瑕疵をみる。

面具 鉄錆色漆塗烈勢頬。金銅歯を挿し、上下髭を糟毛植する。耳に六曜、    顎先に丸汗抜孔を穿つ。垂は四段。耳金具廻り、上唇の漆が剥落す    る。

胴  錆地板札を山道頭に刻み、前立挙三段、後四、長側五段の二枚胴に    仕立てる。各板札は桜花透の座金を置いて鋲綴され、前正中に鎬を    立てて南蛮胴的とする。金具廻りも錆地とし、縁を縄目刻とする。

背板と肩上は一枚板で、縁を曲げて立襟とする。錆塗小鰭を付し、    前二段目に金銅両乳鐶を打ち、背は角合当理と待受を具える。草摺    は七間五段威下げ。

袖  錆塗六段当世袖。萌葱地銀襴を裏張に充てるが、これは小鰭裏に通    ずる。

三具 縹地錦を家地とした鉄三本篠籠手、小篠佩楯は仕立を通底する。鉄    錆塗七本篠臑当は家地を異にするが、亀甲金を包んだ立挙は胴襟    廻りに通ずる。

付属 黒漆塗の具足櫃には「木瓜に九曜紋」が朱描され、韋覆は左右に吹    返と同紋、後に「丸に十六目紋」を箔押する。

C-006 鉄黒漆塗六十二間筋兜付二枚胴具足 ¥950000~

C-008 鉄錆地六十二間筋兜 ¥2200000~ 付時代識箱(杉 蓋ワレ) 長府毛利家 前正中銘:佐近将監信家 後正中銘:八幡大菩薩

C-010 椎実形兜付胸取二枚胴具足 ¥400,000~  付漆塗櫃(破損) 損傷方々

C-011 朱漆塗桶側二枚胴 ¥380000~ 付櫃 袖 籠手

C-012 鉄錆色漆塗十二間小星兜 ¥300,000~ 「岡住高橋元義作」後正中在銘

C-014 鉄黒漆塗十六間筋兜 ¥130000~ 漆剥落 丸に竪二引両紋

C-013 鉄黒漆塗七枚張突 兜 ¥250,000~  付蒔絵手箱(大破) 半頬 兜立

C-015 鉄黒漆塗三十二間筋兜 ¥130000~ 総体塗改

CC-017 潤地二引陣笠 ¥50000~  29×29×16 アタリ 「阿州主名藤川氏」内朱識

C-020 紅地金襴布籠手 一双 ¥80,000~ 付時代溜塗合箱(杉) 牡丹唐草文

C-023 色々威金小札当世袖 一双 ¥70000~

C-018 三ツ金星紋陣笠 ¥50000~  36×36×18 アタリ ヒビ

C-021 金箔押童筒籠手 ¥50,000~

C-024 紙采配 ¥50000~ 総長37  柄ヒビワレ

C-019 鉄黒漆塗半頬 ¥50000~

C-022 鉄錆地三本筒臑当 ¥100,000~  立挙欠失

C-025 茶麻段家紋幕 ¥50000~  220×132 三巾縫合

C-026 肉色漆塗伊予札二枚胴 ¥80,000~

C-028 緋羅紗纏 ¥100000~  付時代箱(杉) 纏立 総高165 五ツ丁字紋

C-027 練韋火事兜 ¥100,000~ 丸に鷹羽紋

C-029 勝虫飾箙 ¥60000~ 18×14×44

C-031 木胎色漆塗旗頭 ¥60000~  付飾台 37×47×8

C-030 矢籠 ¥50000~ 付矢4 10×7×36

C-032 薄銅盾 ¥60000~ 52×64 カケ  鋲一部欠

C-034 日輪紋鞍 鐙一双 ¥180000~

C-036 鍍金唐草金具貼軍陣鞍 ¥80,000~ 金具一部欠 溜塗居木

C-035 牡丹象嵌鐙 一双 ¥120000~

付黒塗挟箱(塗剥離 底イタミ) スレ ヒビ 剥離 「清政」銘(象嵌剥離)

C-037 毛頭 二 ¥50,000~  黒総長75ほか

C-038 伊達家紋蒔絵祝盆 三 ¥50000~ 広蓋43×42×7ほか 広蓋:付合箱(杉 不具合) 硯蓋大小:付時代識箱(桐)

C-039 伊達家紋蒔絵刀掛 ¥50,000~ 48×17×39 塗補修 三本掛

三ツ葉葵

¥650,000~ 64×29×32

C-040 三ツ葉葵紋万両箱

CC-042 徳川頼宣 消息幅 ¥350,000~ 付識箱(桐) 紙本 角軸端 55×39 表具66×124 ヤケ シミ オレ  表具ヤケ、虫穴 「昭和十三年 九岳庵あるじ松□(花押)」箱識 徳川頼宣(慶長七・1602~寛文十一・1671)徳川家康の十男。母は養珠院。紀伊和歌山藩主徳川家初代。幼名は長福丸。初名 は頼将、頼信。法号は南竜院。

C-043 春日局 歌仙懐紙幅 ¥300000~  付黒塗識箱(杉 貼札) 紙本 唐木蒔絵軸端 46×32 表具59×120  シミ オレ 表具オレ

C-044 伝徳川秀忠 和歌小色紙幅 ¥280000~

付時代識箱(桐) 紙本 骨軸端 14×18 表具39×133

C-047 徳川斉昭 漢詩大幅 ¥100,000~ 絹本 唐木三ツ葉葵紋蒔絵軸端 56×164 表具70×214 ヤケ シミ 表具アレ  三ツ葉葵紋一文字裂 徳川斉昭(寛政十一・1799~萬延元・1860)は 常洲水戸の第九代藩主。徳川治紀の第三子。字子 信、初名紀教、号景山、潜龍閣。

C-045

三ツ葉葵紋蒔絵指樽 ¥200000~ 付木箱(桐) 15×6×15 小剥離

C-048 三ツ葉葵紋行器 ¥80,000~ 付時代黒塗箱(杉) 34×34×31  アタリ 漆ヒビ

C-046 守中 稲塚写竹根花入 ¥50000~ 付共箱(杉 貼札) 10×10×125 「大慈院様(徳川宗直)御好」住山楊甫写添書 ワレ 「大磯高麗園竹根」箱識 C-049 伝徳川慶喜 城掛四字書幅 ¥50,000~ 紙本 唐木軸端 139×153  表具157×202 ヤケ シミ オレ キレ  表具大アレ、ウキ 「徳川慶喜公御筆」巻止識

C-052 駿河守盛道・越前守定道合作 刀 付笛巻塗家紋鞘拵 白鞘 ¥800,000~ 付錦刀袋 納戸色刀袋 特別保存刀剣鑑定書(日刀保)  長さ715 反り16 目くぎ穴1 拵柄ユルミ 白鞘ワレ 表銘:駿河守藤原盛道 裏銘:越前守源定道 青森県第10655号

C-051 無銘伝「雲重」 刀 付黒塗鞘拵 白鞘 ¥950000~ 付錦刀袋 紫刀袋(ヤブレ) 特別保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ708 反り15 目くぎ穴2 拵スレ、小アタリ 兵庫県第44755号 佐藤寒山鞘識

C-054 越前助宗 刀 付白鞘 ¥480000~ 付薄青巾着刀袋 長さ751 反り17 目くぎ穴1 総体小サビ 上部棟薄サビ 白鞘小アタリ  表銘:於越前助宗作 裏銘:信濃國住 埼玉県第83304号

C-055 薩州二代盛篤 刀 付白鞘 ¥350,000~ 付紫刀袋 長さ735 反り17 目くぎ穴生1 差表切先薄サビ 差裏中程小サビ  表銘:薩州住二代源盛篤三十七歳作(花押) 裏銘:昭和四六年(1971)九月吉日 鹿児島県第17899号

C-056 無銘「宇多」 刀 付白鞘 ¥280,000~ 付白刀袋 保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ708 反り26 目くぎ穴2 中程、鎺元刃コボレ  差裏鎺元鍛キズ、鎬筋炭ゴモリ 合せ鎺 熊本県第58046号

C-057 無銘「海部」 刀

付梨子地鞘糸巻太刀拵 ¥350000~ 付錦刀袋 保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ645 反り20 目くぎ穴3

切先先端極小カケ 物打小サビ、下刃コボレ 鎺元刃コボレ 差裏肌アレ 棟小サビ 神奈川県第46302号

C-061 大和大掾藤原正則 脇差 付白鞘 ¥330,000~ 付紫刀袋 特別保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ392 反り08 目くぎ穴2

差表総体小キズ 差裏物打下小キズ 白鞘小シミ 表銘:大和大掾藤原正則 愛知県第65126号 C-062 守家(国不明・室町後期) 脇差

付白鞘 ¥250,000~ 付縞刀袋 保存刀剣鑑定書(日刀保) 長さ312 反り07 目くぎ穴2  鎺元棟薄サビ 差裏刃先小サビ 白鞘ワレ 表銘:守家 兵庫県第125007号 「九鬼生」鞘識

C-059 無銘「兼春」 刀

付朱塗鞘拵 ¥300000~ 付錦刀袋 保存刀剣鑑定書(日刀保)  長さ706 反り12 目くぎ穴3 差表鎬地小キズ、炭ゴモリ 棟鎺元鍛キズ  鞘小アタリ、小剥離 鯉口塗補修 千葉県第8584号

C-060 九郎左忠光 脇差 付白鞘 ¥320000~

付紫刀袋 日本刀剣保存会鑑定書 長さ589 反り16  目くぎ穴1

表銘:備前国住長船九郎左衛門尉忠光作  裏銘:天文六年(1537)八月吉日 広島県第58502号 「奥平伯爵御拝領品」鞘尻墨識

C-064 吉則 短刀

付鮫鞘拵 白鞘 ¥200,000~ 付黒地錦刀袋 縞木綿刀袋 長さ291 反りなし 目くぎ穴1 差裏中程、鎺元鍛キズ  鎺元小肌アレ 鞘入難(ヒケ) 鞘、柄ガタツキ 柄糸ホツレ 表銘:吉則 滋賀県第21737号

C-065 藤原正□ 短刀 付茶潤塗銀装合口拵 ¥150,000~

長さ274 反り04 目くぎ穴2 総体刃中薄サビ 棟鎺元小サビ  差表鎺元刃中サビ 差裏鎬地サビ 筒金小アタリ 柄一部カケ  表銘:藤原正□之作 奈良県第26275号 真目貫 銀小柄(小刀「正重」銘)  銀割笄

C-067 兼住 脇差

付変塗腰刻鞘合口拵 ¥130,000~

付白刀袋 長さ326 反り06 目くぎ穴1 鞘スレ、小アタリ  表銘:兼住 香川県ろ第33170号

C-068 朱塗鞘拵 ¥150000~ 付錦刀袋 総長120 鞘剥離 茎入難

C-069 薩摩拵 ¥130,000~ 付キルティング刀袋 総長104 柄糸ヨゴレ 「寶暦十三未(1763)小田氏直香作」鐔銘 C-070 朱塗鞘打刀拵 ¥120,000~ 付香色地花文錦刀袋 総長117 鞘スレ、小アタリ 柄糸スレ

C-071 黒石目地鞘拵 ¥110000~ 付茶地銀襴刀袋 総長94 鞘スレ、剥離

C-072 黒塗鞘脇差拵 ¥50,000~ 総長63  鞘ヒビ 鯉口塗補修  小柄ヘコミ

C-073 無銘 脇差

付牡丹蝶蒔絵鞘拵 ¥100000~ 付錦刀袋  長さ302 反り02 目くぎ穴1 焼刃判然とせず 刃コボレ複数  切先極小刃マクレ 刃区カケ 差表小キズ方々 差裏鎺元小肌アレ  栗形ヒビ 柄糸ヨゴレ 静岡教第51316号

C-074 無銘 脇差 付木製竹杖仕立合口拵・潤塗鞘拵 ¥100000~ 付藍色刀袋 錦刀袋 長さ494 反り19 目くぎ穴2 福岡県第23521号

C-075 陽気光 刀

付黒塗片身替鮫鞘拵 ¥100000~ 付紺刀袋  長さ738 反り18 目くぎ穴1 差表裏中程より上部薄サビ  表銘:陽気光作之 福岡県第77885号

C-076 賀州住兼若 脇差

付白鞘 ¥100000~ 付錦刀袋(大破) 長さ595 反り05 目くぎ穴1 総体サビ身 差表裏切先小サビ  白鞘ワレ、鳩目裏欠 表銘:賀州住辻村兼若(花押) 裏銘:延寳八年(1680)八月日 金象嵌:ワキケ其ハヲ以向鉢土壇入井村十蔵正興(花押)是様  石川県第28118号

C-077 長谷部國重 短刀 付白鞘 ¥90000~  付紫刀袋 長さ279 反り01 目くぎ穴3 総体小キズ 棟サビ 鎺元切先小刃コボレ、 刃マクレ  表銘:長谷部國重  兵庫県第408号

C-081 波平□安 脇差 付黒塗鞘拵 ¥70000~ 長さ597 反り20 目くぎ穴2 総体刃先小サビ、棟薄サビ 切先小カケ  差表鎬地小鍛キズ 鞘スレ、小アタリ 差裏物打鎬地受けキズ  鯉口補修  表銘:波平□安□ 裏銘:□正八□ 石川県第28117号

C-083 長船勝光 脇差 付白鞘 ¥50,000~ 付紫刀袋  長さ499 反り2 目くぎ穴1 刃先小刃コボレ 鎺元棟小サビ 差表中程刃中炭ゴモリ、鎬地鍛キズ 差裏総体ヒケキズ、中程小鍛キズ  白鞘大破接合補修(接着剤漏れ) 鯉口水牛欠 表銘:備州長船勝光 裏銘:元亀元年(1570)二月日  東京都第176497号

C-082 無銘 脇差 付黒塗糸目引鞘拵 ¥50,000~  長さ386 反り07 目くぎ穴1 小サビ方々 鞘スレ、剥離、小アタリ  栗形鵐目一欠 鯉口欠 石川県第28116号

C-084 無銘 脇差 付白鞘 ¥50,000~ 付紫刀袋 長さ506 反り10 目くぎ穴2 物打刃コボレ 差表鎬地鍛キズ  差裏切先、中程下鍛キズ 替白鞘ガタツキ 替鎺不具合  茨城県第40728号

C-079 摂州住(以下判読不能)作 火縄式銃砲 ¥185000~ 全長1334 銃身長1056 口径12 尾栓開閉確認不可 槊杖欠 絡繰可動  台木スレ、ワレ 目釘欠四 銘:摂州住(以下判読不能)作 東京都第327119号

C-080 國友藤兵衛 火縄式銃砲 ¥180000~ 全長1293 銃身長992 口径13 尾栓開閉確認不可 槊杖欠 銃身目釘欠  絡繰部目釘後補 銘:江州國友藤兵衛□□ 兵庫県第126912号

C-085 榎並屋佐兵衛 龍象嵌銃身 ¥50,000~ 総長101

C-086 銅三連式火薬試打 ¥50,000~ 総長11

C-087 鉄乳切木 ¥50000~ 総長124

CC-089 黄銅地九曜桜花紋散鐔 ¥150,000~ 付鐔箱(桐)  保存刀装具鑑定書(日刀保) 7×75×05 無銘(西垣)

C-091 赤銅石目地雨下落雁文鐔 ¥130,000~ 付鐔箱(桐)  保存刀装具鑑定書(日刀保) 68×75×04 無銘(水戸)

C-093 鉄地くくり猿透甲冑師鐔 ¥130,000~ 付鐔箱(桐) 9×9×04

C-090 鉄地茄子透鐔 ¥135,000~ 付鐔箱(杉)

保存刀装具鑑定書(日刀保) 82×85×05 無銘(庄内)

C-092 鉄地山水人物文鐔 ¥125,000~ 付鐔箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 7×73×04 「長州萩住友幸作」銘

C-094 鉄地松透金山鐔 ¥120,000~ 付鐔箱(桐) 76×76×05

C-095 鉄地左右海鼠透金山鐔 ¥110,000~ 付鐔箱(桐) 75×76×05

C-098 鉄槌目地左右海鼠透貝藻文鐔 ¥90,000~ 付鐔箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 77×77×04

象嵌剥離 無銘(平安城象嵌)

C-101 銅地歌留多散鐔 ¥80000~

付鐔箱(桐) 58×65×05

C-096 鉄地寒山拾得透鐔 ¥105,000~

付鐔箱(桐) 75×82×03

「梅忠七左衛門橘重義作」銘

C-099 鉄地京透鐔 ¥90000~

付鐔箱(桐) 81×81×04

C-102 赤銅磨地柏葉透鐔 ¥78000~

付鐔箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 7×73×04 「江府住赤尾吉次」銘

C-097 鉄地菊花透鐔 ¥100,000~

付鐔箱(桐) 68×72×03 耳朽ちサビ 「江都住橋本正斎」銘

C-100 鉄地櫂透鐔 ¥80000~

付鐔箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 82×82×05 耳サビ 無銘(正阿弥)

C-103 鉄磨地冠透鐔 ¥78000~

付鐔箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 73×77×04 無銘(伝節愛)

C-105 鉄磨地笹雀透鐔 ¥73,000~ 付鐔箱(桐) 76×76×04 「因州住駿河作」銘

C-109 鉄地金覆輪貝透鐔 ¥55,000~ 付鐔箱(桐) 82×82×06 耳小アタリ 「會津住正阿弥」銘

C-113 鉄地透金山鐔 ¥80000~ 付鐔箱(桐) 68×7×05

C-106 鉄地鉄線象嵌透鐔 ¥70,000~ 付鐔箱(桐) 81×85×04 象嵌剥離  平安城象嵌

C-110 鉄地柳生水月透鐔 ¥50,000~ 付鐔箱(桐) 66×7×06

C-107

鉄地丸形影透刀匠鐔 ¥70,000~ 付識鐔箱(桐) 91×91×01 寒山箱識

C-111 鉄地赤銅覆輪三巴透鐔 ¥50,000~ 付鐔箱(桐 天地合板) 77×77×04

C-114 鉄地透鐔 二 ¥50000~  付鐔箱(桐 天地合板)2 角67×70×05 丸72×72×05

C-116 赤銅地金銀色絵鞭采配目貫 ¥50,000~ 総長72

C-108 鉄地獅子牡丹文鐔 ¥60,000~ 付鐔箱(桐) 84×9×04 「忠廣」銘

C-112 鉄地雲龍透鐔 ¥50,000~ 付鐔箱(桐) 7×75×03

C-115 銅地鐔 三 ¥65000~ 付木箱(桐 蓋欠)  赤銅覆輪唐草文「如竹(花押)」銘 (6×66×03)

赤銅覆輪笹蟹文(66×7×03)  磨地素文碁石形(68×69×03)

C-117 赤銅地鉄線目貫 ¥50000~  付目貫箱(杉) 45×15

C-118 赤銅地布袋目貫 ¥50000~  付目貫箱(桐) 38×17

C-119 加納夏雄 銀地鯉文小柄・笄 ¥200000~ 付木箱(桐) 笄総長175ほか 加納夏雄(文政十一・1828~明治三十一・1898)は彫金家。京都の人。大月派の池田孝寿に入門。安政元年(1854)江戸に移る。精緻な刀装具他を製作。 明治二年(1869)から十年(1877)新貨幣の原型を製作。帝室技藝員、東京美術学校教授。

C-120 銀赤銅削継磨地葛文小柄 ¥130,000~ 付小柄箱(桐) 保存刀装具鑑定書(日刀保) 総長8 「信盧」印銘

C-121 赤銅地鹿文小柄 ¥60,000~ 付小柄箱(桐) 総長92

C-123 玉楮象谷 花虫彫茶刀 ¥80,000~ 総長48

鐺付近刻銘 玉楮象谷(文化三・1806~明治二・1869)は高松出身。本姓藤川。幼少 より父の教えを受け、塗りと彫刻の技術を修得。写実性あふれた花、野 菜、鳥、虫、などを緻密に彫刻で表現した。讃岐漆芸の祖。

C-122 赤銅地水禽文小柄 ¥50,000~ 付小柄箱(桐)  総長96 小アタリ ヘコミ 「徳乗作 廉乗(花押)」追銘

C-124 大高源吾所用和歌描金茶刀 ¥50,000~ 付合箱(桐)  総長47 差裏描金銘 宝井其角和歌

大高源吾(寛文十一・1671~元禄十六・1703)は赤穂四十七士の一人。 名忠雄、俳号子葉。宝井其角の弟子でもあった。

C-126

細川斉茲 花鳥画幅 ¥500,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 朱塗軸端 27×64  表具41×155 ヤケ 細川斉茲(宝暦五・1755~天 保六・1835)は熊本藩第八代藩 主。宇土藩主の家に生まれ、明 和九年家督を継ぐ。天明七年 には熊本藩主を継ぎ、初名の 立禮から斉茲に改名。絵画に 明るく、自らも絵筆を執った。

C-127 中里茲重 長篠合戦画幅 ¥190000~ 付時代識箱(桐) 紙本 骨軸端 55×169 表具61×208 ヤケ シミ オレ  表具大アレ、ウキ

C-128 狩野柳雪 巴御前画幅 ¥140,000~  付識箱(桐) 絹本 骨軸端 45×98 表具58×189  ヤケ シミ 狩野秀信(正保三・1646~正徳二・1712)は大学氏 信の子。外記と称し、号柳雪斎、父に師事。

C-129 神田薫政 信玄肖像画幅 ¥90,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 33×86 表具44×167 ヤケ オレ  ヨゴレ

C-130 島津忠良 松画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 37×127 表具52×214  ヤケ オレ 「日新斎」画中

C-132 大石内蔵助 富士画大幅 ¥80000~

付時代識箱(桐) 紙本 牙軸端 117×80 表具135×191  薄シミ スレ オレ 表具オレ 入江石亭箱識 大石内蔵助良雄(万治二・1659~元禄十六・1703)は播磨国赤穂藩士。 忠臣蔵のモデルとなった赤穂事件における浪士の中心的指導者。

C-134 職人尽絵幅 ¥50000~ 絹本 黒塗軸端 39×42

表具57×129 ヤケ シミ 表具虫穴

C-133 伝源義経肖像画幅 ¥60000~ 付木箱(桐) 紙本  牙軸端 46×36 表具48×106 大ヤケ スレ オレ  表具シミ、スレ、オレ 竹屋町裂表装

C-135 富士巻狩屏風 小形 四曲 一隻 ¥50,000~ 絹本 168×48 屏風170×70 ヤケ 虫穴 オゼキレ  台紙大アレ 背面損傷

C-136 驪黄物色画巻物 上下 ¥120,000~ 付木箱(桐) 紙本 紙貼軸端 661×43 表具681×43 シミ オレ キレ 虫穴 表具虫穴 「正保四年丁亥(1647)十一月」林羅山序識 「丁亥(1647)仲冬中旬」林鵞峰跋識

C-137 源平合戦絵貼交屏風 小形 六曲 一隻 ¥150,000~ 付時代箱(杉) 紙本 32×45 屏風250×85 ヤケ シミ スレ 虫穴 背面損傷

C-138 源平合戦屏風

本間 六曲 一双 ¥120,000~ 紙本 360×155 屏風386×176 本紙大アレ 大縁ヤケ 背面損傷 款記:「鶴渚庵菱川□□」

C-139 布陣屏風 中形 六曲 一隻 ¥140000~ 紙本 280×109 屏風294×124 ヤケ 大シミ スレ 背面損傷

C-140 松前章広 二字書幅 ¥90000~

付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 41×104 表具46×187  オレ キレ 表具シミ 松前章広(安永四・1775~天保四・1833)は松前藩第九 代藩主。

C-142 綱紀 富士画賛幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本  潤塗軸端 34×62 表具46×148 ヤケ  シミ オレ 表具オレ、ヤケ、 シミ C-141 武芸伝書巻物 十二 ¥50000~  紙本 ガラス軸端ほか 428×18ほか

候 、 昨

C-144 黒田如水 消息幅 ¥680,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 太閤展出陳礼状(昭和29年) 紙本 雑木軸端 40×16 表具50×96  ヤケ シミ スレ 黒田如水(天文十五・1546~慶長九・1604)は武将、軍師。黒田官兵衛、或いは如水の名で知られる。キリシタン大名でもあり、洗礼名はシメオン。

C-145 大内義隆 和歌短冊幅 ¥450,000 付識箱(桐) 古筆了延、了仲極札  所載本 紙本 牙軸端 5×35  表具28×152 スレ 「初秋」宗祇題字 『日本の美術7』(1981)所載 大内義隆(永正四・1507~天文二 十・1551)は戦国大名。父義興から家 督を相続し、文治政治を展開。大内家 最大領土を誇り、大内文化が花開い た。

C-146 前田利常 和歌懐紙幅 ¥290000~ 付時代識箱(桐)  紙本 雑木軸端 43×30 表具53×110 ヤケ 表具ヤケ  松本白華箱識 前田利常(文禄二・1594~万治元・1658)は大名、加賀藩第二代藩主。 加賀に京風文化を移入し金沢文化を開花させ、また内政においては治水 や農政など盤石な態勢を築いた。

C-147 島津親忠 消息幅 ¥150,000~ 付識箱(桐) 紙本  唐木軸端 43×17 表具46×101 ヤケ 藤井誡堂箱中蓋識 島津親忠(生歿年未詳)は南北朝期の武将。伊作家第三代当主。

C-149 鮫島白鶴 七言絶句書幅 ¥200000~ 付時代識箱(杉) 絹本 唐木軸端 71×170 表具91×230 ヤケ 鮫島白鶴(安永三・1774~安政六・ 1859)は書家。鹿児島藩士。名黄裳。 字元吉。通称吉左衛門。別号鼓川。頼 山陽らと親交があった。墨絵もよく した。

C-150 松平筑前守 消息幅 ¥80,000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 骨軸端 55×21 表具66×108 ヤケ シミ オレ

C-151 丹羽長秀 消息幅 ¥60000~ 付時代識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 40×29 表具48×91 大シミ スレ オレ  表具オレ、スレ、虫穴

C-152 木村重成 消息幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 紙本  黒塗軸端 46×27 表具50×85 ヤケ シミ ウキ  オレ 表具アレ 高松某宛 桃山から江戸初期の武将

C-153 岡本半介 和歌懐紙幅 ¥100,000~ 付木箱(杉) 紙本 骨軸端 40×29 表具50×119 ヤケ オレ

C-154 岡本半介 消息幅 ¥50,000~  付時代溜塗箱(桐) 紙本 黒塗軸端 42×31  表具44×111 ヤケ シミ スレ

岡本半介は彦根藩で家老を務めた兵法家の通称で、初代の岡本宣就以来代々が名乗った。

C-156 岡本宣就 消息幅 ¥50,000  付時代識箱(杉) 紙本 黒塗軸端 44×30 表具47×109 オレ 表具オレ、ヤケ、穴、ウキ 岡本宣就(天正三・1575~明暦三・1657)。

C-157 石川丈山 消息幅 ¥50,000  付木箱(杉 小口破損) 紙本 水牛角軸端 47×27 表具51×108 ヤケ シミ スレ オレ  粟津右近宛 石川丈山(天正十一・1583~寛文十二・1672)。

C-159 大石良雄  消息巻物 ¥100,000~ 付紙貼箱 不明巻物 紙本 牙軸端 274×16 表具344×19 ヤケ スレ 欠損

C-155 岡本半介 消息幅 ¥50,000~  付木箱(杉) 紙本 竹軸端 42×31  表具44×107 シミ スレ

C-158 鍋島綱茂 漢詩幅 ¥70,000  付木箱(桐) 絹本 黒塗軸端 55×27  表具69×119 ヤケ シミ 「乙亥九月」書中 鍋島綱茂(慶安五・1652~宝永三・1707)。

C-160 吉良義央 消息額 ¥50,000~  紙本 57×21 額90×31 ヤケ シミ 虫穴 額ヤケ 背面損傷 「十二月十九日」書中 池永主税宛

C維新

C-162 藤田東湖 三行書幅 ¥70000~ 付合箱(桐) 紙本 唐木軸端 50×132 表具64×203 シミ オレ  表具ウキ、虫穴 藤田東湖(文化三・1806~安政二・1855)は幕 末の水戸学者・水戸藩士。諱彪、字斌卿、号東湖。

C-163 勝海舟 三行書幅 ¥50000~  付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 51×129  表具64×198 シミ 勝海舟(文政六・1823~明治三十二・1899)は 政治家。名義邦、通称麟太郎、号海舟。

C-164 佐久間象山 四行書幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 46×131 表具61×209 シミ 枕山箱識 佐久間象山(文化八・1811~元治元・1864)は 思想家。信州松代藩士。名国忠のち啓、通称修理、 字子迪、号象山。

C-166 正木利光 肖像画幅 ¥50000~ 付識箱(杉) 書、消息幅 紙本 唐木軸端 55×120 表具66×180 ヤケ シミ オレ 表具オレ、アレ、ヤケ  朱子家訓 C-165 伊藤博文 宮小路康文 双幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本  唐木軸端 博文76×142 表具90×198ほか シミ オレ 書中天覧印 伊藤博文(天保十二・1841~明治四十二・1909)は政治家、初代内閣総理大臣。維新 の功臣。公爵。幼名利助、のち俊輔、維新後博文。号春畝、滄浪閣主人。周防出身。枢密 院議長・貴族院議長、立憲政友会総裁などを歴任。明治三十八年韓国統監。四十二年 ハルビン駅頭で韓国人安重根に暗殺された。国葬。

C-167 三条実美 書状巻物 ¥90000~ 付識箱(桐) 釈文合装 紙本 唐木軸端  130×20ほか 表具510×26 ヤケ シミ 清岡公張宛 三条実美(天保八・1837~明治二十四・1891)は京都生まれの公卿、政治家。三条実万の子。父の志 を継ぎ尊攘派公卿、権中納言、参議として活躍。文久三年(1863)の八・一八政変では「七卿落ち」の一 人として長州三田尻に逃れ、のち長州処分のため筑前太宰府に移された。王政復古とともに官位復旧。 明治国家創立期の中心人物の一人で明治二十二年(1889)の黒田内閣退陣の際は臨時内閣総理大臣を 務めた。

C-168 公文菊僊 龍馬肖像画賛幅 ¥60000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 50×126 表具65×194 ヤケ シミ 公文菊僊(明治六・1873~昭和二十・1945) は高知県生まれ。楠永直衛から西洋画を教え られ、後上京。人物画の修行を積む。坂本龍馬 の銅像が高知に建てられた昭和三年(1928)頃 から起こった龍馬人気に支えられ、坂本龍馬 の肖像画を数多く描いた。

C-170 月照 和歌懐紙幅 ¥60,000~ 付合箱(桐) 紙本

黒塗軸端 29×23 表具39×120 スレ 表具オレ 月照(文化十・1813~安政五・1858)は、幕末期の尊皇攘夷派の僧侶。 名は宗久、忍介、忍鎧、久丸。

C-169 伊藤博文  書巻物 ¥85,000~ 付二重箱(内識桐) 西源四郎書簡 絖本  黒塗軸端 101×29 表具187×37 薄シミ オレ 表具オレ 富本長洲箱識

伊藤博文(天保十二・1841~明治四十 二・1909)は政治家、初代内閣総理大臣。 維新の功臣。公爵。幼名利助、のち俊輔、 維新後博文。号春畝、滄浪閣主人。枢密 院議長・貴族院議長、立憲政友会総裁な どを歴任。明治三十八年韓国統監。四十 二年ハルビン駅頭で韓国人安重根に暗殺 された。国葬。

C-171 岩倉具視 消息幅 ¥50,000~ 紙本 唐木軸端  51×15 表具63×125 オレ 表具オレ 米田侍従宛 岩倉具視(文政八・1825~天保十・1839)は京都出身の公家・政治家。 前権中納言・堀河康親の次男。慶應三年(1867)には大久保利通らと王 政復古のクーデターを成功させた。参議、大納言、右大臣。

CC-173 山本五十六 四字書額 ¥110000~ 紙本 99×32 額137×51 シミ ヨゴレ 山本五十六(明治十七・1884~昭和十八・1943)は、明治から昭和時代前期の海軍軍人。大艦巨砲主義が主流を占める海軍にあって、航空重視の施策を 断行し、日本海軍航空戦力を育成した。太平洋戦争開戦時の連合艦隊司令長官。

C-174 東郷平八郎 二行書幅 ¥100,000~

付二重箱(内識桐・内蓋2 外溜塗) 手紙2 絹本 牙軸端 43×138 表具58×240 シミ  箱識・手紙:遠山英一、佐藤鉄太郎 東郷平八郎(弘化四・1848~昭和九・1934)は鹿児島藩士、東郷 吉佐衛門の四男。薩英・戊辰戦争に参加した後、イギリスに留学。 日清・日露戦争では日本海軍の司令官として勝利に貢献した。

C-175 東郷平八郎 二行書幅 ¥50,000~ 付二重箱(内識桐) 紙本  牙軸端 33×127 表具47×214 ヤケ  シミ オレ 島村速雄ほか箱識

C-176 犬養毅 三行書幅 ¥55,000~ 付木箱(桐) 絖本 牙軸端 43×134 表具58×208 シミ 犬養毅(安政二・1855~昭和七・ 1932)は政治家。号木堂。昭和六年首相。 五・一五事件で射殺された。

C-177 東郷平八郎 四字書額 ¥80,000~ 絹本 35×38 額55×59 薄ヤケ 東郷平八郎(弘化四・1848~昭和九・1934)は鹿児島藩士、東郷吉佐 衛門の四男。薩英・戊辰戦争に参加した後、イギリスに留学。日清・日 露戦争では日本海軍の司令官として勝利に貢献した。元帥・海軍大将・ 従一位大勲位功一級。

C-178 村上義治 模本犬追物画巻物 ¥150,000~ 付木箱(桐) 紙本 錦包軸端 473×39 表具534×40 ヤケ シミ 原本は土佐光茂が天文十九年(1550)に作製しており、巻末には模写の記録が記される。掲出は大正九年(1920)作、村上義治なる人物による摸本だが、 仔細は未詳。

C-179 弓道矢羽根伝書巻物 ¥100,000~ 紙本 硝子軸端 756×18 表具793×18ほか ヤケ シミ 虫穴 「大正十二年(1923)十二月」跋識

書畫家

D-001 雪舟等楊 白衣観音画幅 ¥380000~

付二重箱(内識桐 外黒塗) 紙本 骨軸端 34×101 表具50×182  シミ スレ オレ キレ 表具虫穴 「勝海舟愛蔵愛玩」箱識 雪舟(応永二十七・1420~永正三・1506)は室町時代の禅僧画家。備 中国の人。諱は等楊。幼少で相国寺の春林に師事、画を周文に学ぶ。応仁 元(1467)、明に渡り大陸の自然と水墨画を学び帰国。代表作に「山水長 巻」「秋冬山水図」「天橋立図」など。

D-002 周耕 白衣観音画幅 ¥140000~

付時代識箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 48×119 表具59×206  シミ スレ オレ キレ 表具スレ 周耕は和州多武峰に住した僧で、雪舟に学び、雪舟とともに入明した と記す画伝がある。作風からみた周耕は雪舟弟子とするに相応しいが、 現存する作品が少なく、伝歴はまだ不明の部分が多い。

D-003 田村直翁 岩上柏鷹画双幅 ¥300,000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 牙軸端  56×116 表具66×213 スレ オレ 中野雅宗箱識 田村直翁(生歿年未詳)は江戸前期の画家。曽我直庵の弟子とするが経歴不明。鷹の絵を得意とする。

D-004 伝明兆 瀧見観音画幅 ¥140000~ 付識箱(杉)

湖西老鷗書付追箱(桐) 紙本 牙軸端 38×97 表具50×187 大ヤケ スレ オレ 穴

DD-006 曾我二直庵 楼閣山水画幅 ¥120000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 31×52 表具40×136 シミ 曾我二直庵(江戸前期)は堺生まれ。曽我直庵の子。通称は左兵衛、法号は直庵順蝿。花鳥人物、とり わけ鷹の絵を得意とし、院体様写生と直庵の粗豪な筆致を継ぐ。歿年未詳。

D-007 雪舟等楊 山水画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 37×82 表具51×152 ヤケ シミ オレ  風帯イタミ 雪舟(応永二十七・1420~永正三・1506) は室町時代の禅僧画家。諱は等楊。

D-009 雪舟等楊 鍾馗画幅 ¥50,000~ 付溜塗識箱(桐 蓋ワレ) 紙本  牙軸端 28×69 表具39×154 ヤケ  スレ オレ 表具オレ、スレ D-008 樹下繋馬 画幅 ¥120,000~  付時代箱(桐 貼札) 紙本 骨軸端 47×100  表具61×187 シミ スレ オレ 落款不読

D-010 雪村周継 松叭々鳥画幅 ¥65000~ 付木箱(桐) 紙本 雑木軸端 50×32 表具58×119 ヤケ スレ オレ 表具ヤケ 雪村周継(生歿年不明・1500年頃に生まれ、八十余歳まで)は室町時 代末から戦国時代にかけての画僧。名は周継、如圭、鶴船翁、検龠齋等の 別號あり。田村平蔵と称す。

D-012 海北友松 岩上鵲鴒画幅 ¥50,000~ 付時代箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 38×95 表具50×178 ヤケ シミ スレ オレ  表具ヤケ、スレ、シミ 海北友松(天文二・1533~慶長二 十・1615)は海北派の祖。近江の人。 名は紹益。

D-011 琴高仙人画扇面額 ¥50,000~ 紙本 48×18 額57×45 未詳香炉印

D-013 能阿弥 山水画幅 ¥80,000~ 付二重箱(内桐  外溜塗) 太巻 紙本 牙軸端 56×130 表具67×230 シミ スレ 能阿弥(応永四・1397~文明三・ 1471)は足利将軍家の同朋衆。

D-014 曾我二直庵 搏撃画幅 ¥70,000~ 付時代箱(桐) 紙本 牙、骨軸端 51×114 表具63×198  ヤケ シミ オレ 表具シミ 曾我二直庵(慶長頃)は堺生、曾我直 庵の子。

D-015 雲谷等璠 山水画幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 帝国美術保存会鑑定書 紙本  黒塗軸端 25×81  表具35×156 ヤケ シミ  スレ オレ 虫穴 雲谷等璠(寛永十二・1635~ 享保九・1724)。

D-017 狩野探幽 対鏡王昭君画三幅対 ¥1,000,000~ 付二重箱(内時代識杉・蓋ワレ) 狩野探美折紙 絹本 牙軸端

46×107 表具60×201 ヤケ シミ 表具ヤケ 「行年七十歳」画中 狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖父に、孝信を父にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興の祖。 狩野探美(天保十一・1840~明治二十六・1893)は日本画家。名守貴。鍛冶橋狩野家・探淵の二男。維新後、海軍操練所製図御用、皇居造営御用絵師を務 める。

D-018 狩野尚信 四季山水画四幅対 ¥100000~ 付二重箱(内貼札識桐 外黒塗)  大倉好斎折紙 絹本 牙軸端 37×96 表具51×180 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ、シミ 狩野尚信(慶長十二・1607~慶安三・1650)は孝信の次男、京都の人。木挽町狩野家の祖。号自 適斎、通称主馬。寛永七年(1630)江戸に下り、幕府の御用絵師となる。

D-020 久隅守景 福禄寿画三幅対 ¥90000~

付時代箱(桐 貼札) 古筆了伴折紙 紙本 牙軸端 27×95  表具39×178 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、シミ、オレ、ウキ 久隅守景(生歿年未詳)は通称半兵衛、無礙斎、無下斎、号一陳翁。 京都に生まれ、探幽に画を師事した。探幽四天王の一人。

D-019 狩野探幽 朝顔画幅 ¥150000~ 付時代識箱(桐 貼札)  大倉好斎極札 紙本  牙軸端 29×90 表具31×160 シミ  オレ 表具オレ 「潮軒愛玩」包布書付  竹屋町表装 狩野探幽(慶長七・ 1602~延宝二・1674) は永徳を祖父に、孝信 を父にもつ江戸幕府を 代表する御用絵師。諱 は守信。京都の人、狩 野派中興の祖。

DD-022 橋本養邦 鴫立沢画双幅 ¥100,000~

付時代識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 28×84 表具40×167  シミ オレ 表具スレ 橋本養邦(生年未詳~弘化四・1847)は狩野派の絵師。晴川院養信に仕え、 晴園養邦を称す。同門の橋本伊貞長女に婿入りし橋本姓となる。川越藩御用 絵師も務める。子に橋本雅邦。

D-024 狩野養信 墨竹梅画双幅 ¥50,000~ 付識箱(杉)

紙本 潤塗軸端 58×123 表具70×202 ヤケ オレ 虫穴 表具オレ、虫穴 狩野養信(寛政八・1796~弘化三・1846)は木挽町狩野九代。栄信の長男。 号晴川院、会心斎ほか。通称庄三郎。天保四年法印。江戸城障壁画ほか、多数 の製作に従事。狩野派最後の大家。

D-023 狩野栄信・養信 富士鶴画幅 ¥60,000~  付木箱(桐) 絹本 牙軸端 33×86 表具46×172 ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ 狩野栄信(安永四・1775~文政十一・1828)木挽町狩野八代。 狩野養信(寛政八・1796~弘化三・1846)木挽町狩野九代。

D-025 狩野探幽 岩上白衣観 音画幅 ¥60,000~ 付時代識箱(桐・ 蓋一部欠 貼札) 絹本 牙軸端 41×102 表具53×187 ヤケ シミ  オレ 虫穴 表具シミ、虫穴 D-026 狩野探幽 白鷹画幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 牙軸端 42×122 表具55×213  ヤケ シミ オレ 狩野探幽(慶長七・1602~延宝二・1674)は永徳を祖父に、孝信を父に もつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。

D-027 狩野常信 富士画賛幅 ¥50000~ 紙本 黒塗軸端 53×38 表具66×132 ヤケ シミ スレ オレ  表具オレ、ヤケ、シミ、虫穴 松尾芭蕉句入賛 狩野常信(寛永十三・1636~正徳三・1713)は尚信の長男。木挽町狩 野家二代。徳川幕府の奥絵師、禁裏の御用絵師。号養朴、古川叟ほか。

D-029 伝狩野元信 三聖画幅 ¥50000~ 付時代識箱(桐)

古筆了仲折紙 紙本 牙軸端 28×23 表具36×141 ヤケ シミ  スレ オレ 表具スレ、虫穴 綴裂表装

D-031 狩野芳崖 岩上鶺鴒画幅 ¥50,000~  付鏡識箱(桐・蓋ワレ 貼札) 紙本 牙軸端 46×25 表具61×118

薄シミ 表具オレ 岡倉秋水箱識 狩野芳崖(文政十一・1828~明治二十一・1888)は山口の人。長府藩 御用絵師の家に生まれる。長じて江戸の狩野勝川の門に入り勝海雅道と 称し、のち芳崖と改めた。

D-028 狩野益信 枯木翡翠画幅 ¥50000~ 付木箱(杉) 紙本 黒塗軸端 57×35 表具60×125 大ヤケ シミ スレ 狩野洞雲(寛永二・1625~元禄七・1694)は駿河台狩野家初代。名益 信。探幽の養子となるがのち別家。法眼。

D-030 狩野雅信 武蔵玉川画幅 ¥90000~

付時代識箱(桐 貼札) 絹本 黒塗軸端 39×28 表具51×112  ヤケ 表具オレ、ヤケ、シミ 古筆了仲箱識 狩野雅信(文政五・1822~明治十三・1880)は江戸生まれの奥絵師。 幼名は栄次郎。別号に素向斎、尚古、櫟堂。法印に叙せられ勝川院と号す。

D-032 橋本雅邦 諸画巻物 ¥50,000~ 付二重箱(内識桐)  紙本 錦包軸端 1053×29 表具1073×29 シミ オレ キレ  表具スレ 「勝園絵巻」題箋 橋本雅邦(天保六・1835~明治四十一・1908)は江戸木挽町生まれ。 狩野雅信に師事、狩野派の伝統を守りつつ、フェノロサ、岡倉天心らの 鑑画会で日本画の革新に努めた。明治画壇の巨匠。

DD-034 狩野探淵 嵐山春景画幅

¥80,000~ 付時代識箱(杉 貼札) 絹本  骨軸端 35×97 表具42×174 ヤケ シミ  穴補修 表具ヤケ、スレ、虫穴 狩野探淵(文化二・1805~嘉永六・1853)は鍛 冶橋狩野家の画家。

D-035 清原雪信 文珠画幅

¥50,000~ 付時代箱(桐) 絹本 牙軸端 40×89 表具55×174 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ、シミ 清原雪信(寛永二十・1643~天和二・1682)は 絵師。名は雪子。狩野探幽の姪である国と、久隅 守景の子。

D-036 武田伝斎 花籠画幅

¥50,000~ 付識箱(桐) 絹本 骨軸端 40×85  表具50×174 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ 武田伝斎(生歿年未詳)は江戸中期頃の絵師。狩 野常信門人。

D-037 橋本雅邦 布袋瀧山水画三幅対 ¥350,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 東京美術倶楽部鑑定証書 絹本 牙軸端 33×103 表具47×192 ヤケ シミ 「行年六十三歳」画中 橋本秀邦箱識 橋本雅邦(天保六・1835~明治四十一・ 1908)は江戸木挽町生まれ。狩野雅信に師事、 狩野派の伝統を守りつつ、フェノロサ、岡倉 天心らの鑑画会で日本画の革新に努めた。ま た東京美術学校教授として後進の育成に注力、 門下に横山大観、菱田春草らがいる。明治画 壇の巨匠。

D-038 本阿弥光悦 和歌幅 ¥650000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 28×24 表具42×113 シミ  表具ヤケ、スレ、シミ 本阿弥光悦(永禄元・1558~寛永十四・1637)は芸術家。京都生まれ。号徳友斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家に生まれる。 寛永の三筆のひとり。角倉素庵と嵯峨本を制作。家康から鷹峰を賜り、芸術家村を作り上げた。陶芸では「不ニ山」などが著 名。蒔絵では意匠を与えるなど、指導的役割を果たしたと推測される。

D-039 本阿弥光悦 和歌幅 ¥400000~ 付二重箱(内貼札識桐 外黒塗) 紙本 黒塗軸端 38×24 表具49×110 薄シミ オレ 表具シミ 田中塊堂箱識 箱識:田中塊堂(明治二十九・1896~昭和五十一・1976)は岡山県生まれの書家、古写経研究家。名は英市。大阪貿易語学 校英専科卒業。漢字を川谷尚亭に、漢詩を藤沢黄坡に、かな字を独学にて習得し、千草会を主宰。古写経の研究に力を注ぎ、 著書に『古写経綜鑒』『日本書道史』『日本古写経現存目録』などを遺す。

D-041 酒井抱一・鈴木其一 東下画三幅対 ¥500000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 37×108 表具48×197 ヤケ

「応需画富士 添先生(酒井抱一)対幅」箱識 鈴木其一(寛政八・1796~安政五・1858)は琳派の画家。名は元長、字は子淵、別号必庵、為三堂、噌々、菁々など。通称為三郎。江戸の人。酒井抱一の 内弟子として絵を学んだ。同門の鈴木蠣潭の養子となり鈴木家を継ぎ、酒井家家臣となり抱一の付人を務めた。大胆な装飾的画風が特色。俳諧・諸芸にも 通じた。

D-042 尾形光琳 寿老鹿画幅 ¥480000~

付時代識箱(桐 破損) 絹本 黒塗軸端 36×98 表具47×180  ヤケ オレ キレ 表具オレ、ヤケ

D-043 伝尾形光琳 寒山画幅 ¥350000~

付二重箱(内識桐 外黒塗) 紙本 牙軸端 33×76 表具43×155  ヤケ シミ オレ 表具ヤケ 無款 安田靫彦箱識 尾形光琳(万治元・1658~正徳六・1716)は画家、工芸家。琳派の大成者。京の呉服商雁金屋に生まれる。名惟富、別号積翠、惟亮、伊亮、青々、澗声、方 祝、寂明ほか。乾山は弟。独自の装飾的大和絵画風を確立。陶器の絵付けも携わった。

DD-045 渡辺始興 河畔花卉画幅 ¥280,000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 35×94 表具48×182 ヤケ シミ 渡辺始興(天和三・1683~宝暦五・1755)は京 都生まれの絵師。近衛(予楽院)家煕に随侍。初 め狩野派に、後に尾形光琳に学ぶ。大和絵の画法 も研究し、多様な様式で描いた。

D-046 尾形光琳 月下梅画幅 ¥200,000~ 付二重箱(内識杉) 大倉好斎極札  紙本 梅花蒔絵唐木軸端 39×112  表具53×194 ヤケ 尾形光琳(万治元・1658~正徳六・1716)は画 家、工芸家。琳派の大成者。京の呉服商雁金屋に 生まれる。名惟富、別号積翠、惟亮、伊亮、青々、 澗声、方祝、寂明ほか。乾山は弟。

D-047 酒井抱一 白梅竹画幅 ¥200,000~ 付二重箱(内時代貼札桐 外溜塗)  絹本 牙軸端 35×94 表具46×176 酒井抱一(宝暦十一・1761~文政十一・1828) は琳派の画家。姫路藩主酒井忠以の弟、江戸生ま れ。三十七歳の時、西本願寺の文如上人の弟子と なる。書、俳諧も能くした。

D-048 酒井抱一 扇流画幅 ¥60,000~  付識箱(桐 貼札) 絹本  鍛銀軸端 50×113 表具64×208 シミ スレ  オレ 表具オレ  酒井抱祝箱識 酒井抱一(宝暦十一・1761 ~文政十一・1828)は琳派の 画家。姫路藩主酒井忠以の弟、 江戸生まれ。三十七歳の時、 西本願寺の文如上人の弟子 となる。書、俳諧も能くした。

D-049 尾形光琳 金地菊画扇面額 ¥50,000~

付木箱(杉) 紙本 56×20 額64×36 オレ 剥離 尾形光琳(万治元・1658~正徳六・1716)は画家、工芸家。琳派の大成 者。京の呉服商雁金屋に生まれる。名惟富、別号積翠、惟亮、伊亮、青々、 澗声、方祝、寂明ほか。乾山は弟。独自の装飾的大和絵画風を確立。陶器 の絵付けも携わった。

D-050 本阿弥光悦 消息幅 ¥500000~ 付時代箱(杉) 紙本 唐木軸端 43×29 表具54×126 大ヤケ シミ スレ 本阿弥光悦(永禄元・1558~寛永十四・1637)は芸術家。京都生まれ。号徳友斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家に生まれる。寛永の三筆のひ とり。角倉素庵と嵯峨本を制作。家康から鷹峰を賜り、芸術家村を作り上げた。陶芸では「不ニ山」などが著名。蒔絵では意匠を与えるなど、 指導的役割を果たしたと推測される。

DD-052 円山応挙 夏冬山水画双幅 ¥500,000~ 付二重箱(内識桐) 川端玉章折紙  絹本 牙軸端 34×96 表具48×191 ヤケ  シミ 表具大シミ 村瀬玉田箱識 円山応挙(享保十八・1733~寛政七・1795)は 諱は氐、のち応挙。号は一嘯・夏雲・仙嶺・僊斎。 通称主水、字仲選。京都に出、石田幽汀につき狩野 派を学ぶ。

D-053 円山応挙 春秋画双幅 ¥250000~ 付時代黒塗家紋散箱 (杉 貼札) 添状外袋のみ 絹本 牙軸端 55×115 表具72×206 ヤケ  シミ 表具ヤケ 嵐山 高尾 「安永丁酉(1777)」画中

D-054 池坊専定 立華画幅 ¥150000~  付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 50×110 表具63×191 ヤケ キレ 「天保三壬辰(1832)」 画中 池坊専定(明和六・ 1769~天保三・1832)は 京都生まれの僧、華道宗 匠。六角堂住職。池坊四 十世。号は瓢庵・智春館。 生花様式を整備。画を岸 駒にまなぶ。

D-056 松村呉春 九老画幅 ¥185,000~ 付識箱(桐) 絹本  牙軸端 50×128 表具64×224 ヤケ シミ 「安永己亥(1779)」画中 巌谷一六箱識 松村呉春(宝暦ニ・1752~文化八・1811)は四条派の開祖、京都の人。 名豊昌、字伯望、号月渓ほか、通称嘉右衛門。はじめ大西酔月、次いで与 謝蕪村に師事。天明元年摂津池田に住み、同地の古名呉服の里に因み呉 春と称した。天明末頃、應挙風の写実的画風に転換。軽妙洒脱な新様式 を作りだした。

D-055 長沢芦雪 寿老鶴画三幅対 ¥350,000~ 付二重箱(内貼札桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 35×98 表具49×195 ヤケ シミ 長沢芦雪(宝暦四・1754~寛政十一・1799)は京 都の人。名は政勝、魚、字は氷計。円山應挙に入門、 写生画法を学ぶ。紀州の無量寺・草堂寺などに大作 あり。

D-057 岡本秋暉 梅下群叭々鳥画大幅 ¥150,000~  付二重箱(内鏡識桐 外溜塗) 所載コピー 紙本 牙軸端 92×168 表具117×259 シミ 『桜田荘遺愛品 高橋弘吉氏所蔵品入札目録』所載 岡本秋暉(天明四・1784~文久二・1862)は江戸生まれの絵師。小田 原藩主大久保家に仕えた。名隆仙、字柏樹、通称祐之丞、晩年の号は秋翁。 大西圭斎、渡辺崋山に師事、また南蘋派や円山派の影響も受けた。椿椿 山らとともに崋山十哲の一。

DD-059 円山応震 牛若丸弁慶画幅 ¥200000~ 絹本

牙軸端 40×105 表具51×185 ヤケ シミ 表具穴 円山応震(寛政二・1790~天保九・1838)は円山派三代目の画人。字 中恭、別号百里、方壺子など。木下応受の子で、伯父の円山応瑞に養子入 りした。

D-060 松村呉春 誕生佛画三幅対 ¥70,000~  付時代識箱(杉) 紙本 牙軸端 19×94 表具22×175 シミ オレ  右初鰹、左子規画 「文化庚午(1810)」画中 横山清輝箱識 松村呉春(宝暦ニ・1752~文化八・1811)は四条派の開祖、京都の人。 名豊昌、字伯望、号月渓ほか、通称嘉右衛門。はじめ大西酔月、次いで与 謝蕪村に師事。天明末頃、應挙風の写実的画風に転換。軽妙洒脱な新様 式を作りだした。

D-061 村東旭 郭子儀龍虎画三幅対 ¥60000~  付時代識箱(桐) 絹本 骨軸端 41×112 表具54×193  ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、大シミ 村東旭(生年未詳~嘉永四・1851)は加賀藩の絵師。号髟順軒ほか。岸 駒に師事。

D-062 松村景文 花鳥画幅 ¥100000~ 付二重箱(内貼札桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 50×133 表具65×218 シミ スレ 松村景文(安永八・1779~天保十四・1843)は 四条派の画家、京都の人。字士藻、号華渓、通称 要人。呉春の異母弟で、呉春に師事。写生画の花 鳥をよくした。兄とともに四条派の隆盛に尽力。

D-063 長沢芦雪 掻痒画幅 ¥50000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 根来塗軸端 28×106 表具39×166 ヤケ スレ 長沢芦雪(宝暦四・1754~寛政十一・1799)は 京都の人。名は政勝、魚、字は氷計。円山應挙に 入門、写生画法を学ぶ。機知に富んだ題材の扱い や奔放な筆墨による個性的作風で著名。紀州の 無量寺・草堂寺などに大作あり。

D-065 岸駒 富岳清秀画幅

D-064 横山清暉 羲御天照画賛幅 ¥50000~ 付二重箱(内識桐) 紙本 彫漆軸端 48×136 表具61×229 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ 平尾竹霞箱識 横山清暉(寛政四・1792~元治元・1864)は京 都生まれの四条派の画家。平安四大家の一。字成 文、通称主馬ほか、号吾岳ほか。

¥50000~ 付識箱(桐) 絹本 唐木軸端 100×63  表具118×167 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ 紐キレ 「乙酉(1825)」画中 石川有 箱識 岸駒(寛延二・1749~天保九・1838)は岸派の祖。姓佐伯、岸、初名矩、名駒、昌明、蘭斎、雅楽助、 字賁然、号に華陽、同功館、可観堂、天開屈ほか。

D-066 松村景文 梅小禽画風炉先屏風 ¥50000~ 紙本 170×58 屏風186×74  ヤケ シミ キレ

DD-068 章継 富士清見寺画幅 ¥80,000~ 絹本 潤塗軸端 34×102  表具45×185 ヤケ シミ 画人未詳

D-071 冷泉為恭 二宮尊徳肖像画幅 ¥50000~ 付黒塗識箱(桐 貼札) 絹本 唐木軸端 31×83 表具40×161 薄ヤケ シミ  オレ 表具ヤケ、オレ、スレ 冷泉為恭(文政六・1823~元治元・1863)は伊 勢守永泰の子。狩野永岳の甥。後に姓を菅原に改 む。正六位下式部大丞。勤皇家。復古大和絵の旗 手。

D-069 英一蝶 梅小禽画幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 朱塗軸端 27×92 表具29×174 ヤケ オレ 表具シミ

D-070 英一蝶 白張烏帽子人物画幅 ¥50,000~ 付時代識箱(杉 貼札)  紙本 雑木軸端 23×91 表具28×175 シミ  オレ 表具虫穴 杜鵑仰観

英一蝶(承応元・1652~享保九・1724)は京都の人。本姓藤原、多賀、のち英。別号朝湖・北窓翁な ど。寛文六年江戸に下り狩野安信に師事(後に破門)。松尾芭蕉に学び俳諧にも長じた。元禄十一年、 将軍徳川綱吉を諷刺した罪で三宅島に流された。後、大赦で江戸に帰り、一蝶と名乗った。江戸の風 俗を軽妙洒脱に描写し人気画家となった。

D-072 瀧口国成 春景画幅 ¥50000~ 絹本 骨軸端 27×81 表具38×170  ヤケ 瀧口国成(生年未詳~嘉永元・1848)は土佐藩 中老。狩野派、南画が席巻する近世土佐藩におけ る唯一の土佐派絵師で、土佐光貞に師事。

D-073 窪俊満 月下杜鵑画賛幅 ¥70000~ 付識箱(杉) 絹本 潤塗軸端 30×85 表具41×168 ヤケ シミ 表具シミ  大田南畝賛 窪俊満(宝暦六・1756~文政三・1820)は浮世 絵師。別号黄山堂・尚左堂など。画を楫取魚彦に、 浮世絵を北尾重政・勝川春章に学んだ。江戸の 人。

D-074 宮川長春 花見遊興画幅 ¥280000~ 付識箱(杉)

絹本 骨軸端 59×38 表具72×126 ヤケ シミ オレ 宮川長春(天和二・1682~宝暦二・1752)は浮世絵師、宮川派の祖。尾 張宮川村に生まれ、宮川姓を名乗った。通称長左衛門、号春旭堂。初め土 佐派を学び、菱川師宣を慕った。また懐月堂安度に影響をうけ、遊女・ 遊里風景などの江戸庶民の風俗を肉筆で描いた。

D-076 西川照信 浮世絵幅 ¥130,000~ 付木箱(桐) 絹本  朱塗軸端 56×38 表具58×132 ヤケ シミ スレ オレ 掲出は険ある顔立ちで厳しい表情を溢しており、幾分個性的である。 西川照信は本絵師から転じて浮世絵師となったことが知られるものの、 作品数が少なく資料に乏しい。ながら、出光美術館蔵の二例と比較する に、髪型などの特徴に酷似をみる。活躍期は享保頃とされてきたが、近 年の研究では元禄後期から正保頃とされる。

D-075 伝岩佐又兵衛 遊興画幅 ¥230000~  付時代箱(桐 貼札) 古筆了意極札 紙本 雑木軸端 56×28  表具65×104 ヤケ スレ オレ 虫穴 岩佐又兵衛(天正六・1578~慶安三・1650)は風俗画の名手で浮世又兵 衛と称された。字勝以(かつもち)。京都、福井、江戸などで製作した。狩 野派などの漢画にも影響された。

D-077 伝菱川師宣 輪踊画幅 ¥85,000~ 付識箱(桐)  絹本 彫漆軸端 53×36 表具67×131 ヤケ シミ 穴 表具シミ 菱川師宣(元和四・1618~元禄七・1694)は浮世絵師、安房(千葉県) 平群郡生まれ、名吉兵衛、号友竹。挿絵本の分野に登場、その数百五十種 以上と言われる。また版本から絵を独立させて浮世絵版画の創始者と伝 えられる。諸画風を摂取、独自の美人風俗画様式を確立。

DD-079 歌川豊国 美人画双幅 ¥150000~ 絹本 骨軸端

33×87 表具40×160 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ、スレ 久米仙人 衣通姫 歌川豊国は浮世絵師で初代(明和六・1769~文政八・1825)から四代 (文政六・1823~明治十三・1880)までいる。

D-081 橋下文机洗美人画幅 ¥50,000~

絹本 唐木軸端 51×39 表具63×133  ヤケ シミ オレ 款記未詳

D-080 天衾 肉筆浴後美人画幅 ¥120000~ 付識箱(桐)  絹本 朱塗軸端 38×104 表具51×186 ヤケ シミ オレ キレ 画人未詳

D-082 肉筆遊興画幅 ¥50,000~

付木箱(桐) 絹本 牙軸端 40×30 表具53×116  ヤケ シミ オレ 表具シミ、顔料剥落

D-083 伝北斎 踊画賛幅 ¥300,000~ 付木箱(桐) 紙本

骨軸端(蓋一欠) 52×126 表具71×223 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ 鹿津部真顔賛

D-084 北斎 肉筆川渡画色紙 ¥250,000~ 絹本  本紙27×30 裏打

葛飾北斎(宝暦十・1760~嘉永二・1849)は浮世絵師。江戸生まれ。勝川春章に学び、役者絵と相撲絵で頭角を現した。狩野派を勉学。頻繁に画号と住 居を変えつつ、洋風画を含む諸派を摂取。自然と人間の調和や大胆な構成に確かな描写を加えた独自の様式を確立。晩年の作品は花鳥画、測量図、美人画 など。欧州印象派にも影響を及ぼした。代表作「富嶽三十六景」「北斎漫画」ほか。

D-085 北斎 大黒天画幅 ¥230000~ 付木箱(桐) 紬地絹本 牙軸端 29×59 表具34×118 ヤケ シミ オレ 表具アレ

D-086 北斎 美人画幅 ¥200000~ 付二重箱(内桐 外黒塗) 識板 紙本  牙軸端 22×67 表具33×138 シミ スレ

DD-088 伝月斎峨眉丸 太夫禿道行画幅 ¥80000~

付識箱(桐 身桟一欠) 絹本 潤塗軸端 49×111 表具64×195 ヤケ 薄シミ オレ  表具オレ 月斎峨嵋丸(安永四・1775~文政七・1824)は 浮世絵師、尾張名古屋藩士。姓牧、名信盈。

D-091 蹄斎北馬 太夫禿画賛幅 ¥50000~ 付二重箱(内桐 外溜塗) 絹本  骨軸端 49×110 表具64×205 ヤケ シミ  オレ キレ補修 表具オレ 蹄斎北馬(明和八・1771~弘化元・1844)は浮 世絵師。有坂氏、本姓星野、号駿々斎、駿々亭、 秋園など。北斎の門下。

D-089 宮川長春 美人画幅

¥50,000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 51×121 表具65×202 ヤケ シミ スレ オレ 宮川長春(天和二・1682~宝暦二・1752)は浮 世絵師、宮川派の祖。尾張宮川村に生まれ、宮川 姓を名乗った。通称長左衛門、号春旭堂。

D-092 初代山崎年信 夏美人画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 潤塗軸端 42×110 表具55×185 ヤケ オレ 山崎年信(安政四・1857~明治十九・1886)は 号を仙斎、南斎、呉園、扶桑園、呑海、春香とし、 芳年の門下中で画才が高かったが、三十歳で若 死した。

D-090 高井丹崖 名妓立姿画幅

¥50,000~ 付識箱(桐) 絹本 根来塗軸端 33×81 表具46×167 シミ ヨゴレ 高井丹崖(生歿年未詳)は江戸後期の四条派絵 師。名鱗、字秋澗。応挙、月渓の画風に倣う。

D-093 孤雲 美人画幅 ¥50,000~  付合箱(杉 蓋桟一欠) 紙本 潤塗軸端 32×108 表具45×192 シミ オレ 表具シミ  小袖裂表装 画人未詳

D-094 富士川永丸 名妓美人画幅 ¥50,000~  付識箱(桐) 紙本 朱塗軸端 24×61 表具38×145 ヤケ シミ  オレ 「辛酉」画中  木村東介箱識 D-095 歌川国重 扇投美人画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 朱塗軸端 28×75 表具42×155 ヤケ  シミ オレ 木村東介箱識

D-098 可良 芸妓客画幅 ¥50000~ 付識箱(桐) 絹本  朱塗軸端 30×72 表具42×159  ヤケ シミ オレ 表具ヤケ  菊川系

D-099 一翠斎甫山 名妓美人画幅 ¥50,000

付識箱(桐) 絹本 朱塗軸端 36×97 表具48×179 ヤケ シミ

D-096 美人画賛幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本  牙軸端 29×79 表具31×165  ヤケ シミ オレ 表具シミ  曲亭馬琴賛

D-100 遠桜 浴後美人画幅 ¥50,000 付識箱(桐) 絹本 朱塗軸端 28×83 表具39×154 ヤケ シミ

D-097 一指

高尾太夫画幅 ¥50,000~

付木箱(桐 蓋一部欠) 絹本  陶磁軸端 33×85 表具44×178  ヤケ シミ 江戸後期、礫川亭、小石軒

D-101 美人画幅 ¥50,000~  付時代箱(桐) 紙本 朱塗軸端 32×82 表具43×169 ヤケ  シミ オレ 表具オレ、シミ

DD-103 行燈持絞浴衣美人 画幅 ¥50,000~ 絹本  朱塗軸端 24×65 表具37×151  ヤケ シミ オレ  表具ヤケ、虫穴 巻止小キレ

D-104 肉筆美人画幅

¥50000~ 付木箱(桐) 絹本  黒塗軸端 36×81 表具46×156  シミ オレ  表具オレ、シミ、虫穴

D-105 北斎 肉筆不二画双幅 ¥50000~  付時代識箱(桐 虫喰) 絹本 牙軸端 50×112 表具62×196 薄シミ  オレ 表具キレ 百景ノ内 玉置環斎箱識 葛飾北斎(宝暦十・1760~嘉永二・1849)は浮世絵師。江戸生まれ。勝川 春章に学び、役者絵と相撲絵で頭角を現した。狩野派を勉学。頻繁に画号 と住居を変えつつ、洋風画を含む諸派を摂取。晩年の作品は花鳥画、測量 図、美人画など。欧州印象派にも影響を及ぼした。

D-106 風俗版画幅 ¥50,000

付溜塗箱(桐) 紙本 黒塗軸端 59×29  表具63×113 シミ スレ オレ  表具オレ、スレ、シミ

D-107 北斎 雪中人家画幅 ¥50,000~ 付識箱(桐)

紙本 骨軸端 27×19 表具35×124 ヤケ シミ オレ  表具オレ、キレ、シミ

D-108 有川梅隠 竹梅画双幅 ¥150000~ 付時代箱(杉 貼札・火事痕)  絹本 骨軸端 47×118 表具53×191 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ 「丁亥」画中

D-110 広方 里見八犬伝芳流閣画幅 ¥70000~ 付共箱(桐 貼札) 絹本  根来塗軸端 34×96 表具48×183 ヤケ  シミ オレ 表具ヤケ、シミ

D-109 今大路悠山 三友鷹画三幅対 ¥50000~

付木箱(桐) 絹本 骨軸端 34×101 表具47×200 オレ 今大路悠山(寛政二・1790~嘉永二・1849)は聖護院坊官、絵師。

D-111 小泉斐 群鮎画幅 ¥60,000~  付木箱(桐) 絹本 雑木軸端 39×97  表具47×185 ヤケ シミ ウキ  表具オレ、ヤケ、シミ 小泉斐(明和七・1770~嘉永七・1854)は画人。 下野国の人。本姓は木村。幼名勝、諱光定、字桑 甫、子章。別号に檀山、青鸞、檀森斎、非文道人 など。島崎雲圃に画をまなび、とくに鮎図で知ら れる。

D-112 広瀬花隠 八重単桜和歌賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 45×35 表具56×124 ヤケ オレ 表具大アレ 広瀬花隠(生歿年未詳)は江戸時代後期の画家。 京都の人。名は自勝。別号に睡足園。初め狩野派 を学び、のち三熊花顚に師事。

DD-114 浦上玉堂 山水画幅 ¥1,300,000  付二重箱(内識桐) 竹岡散人折紙 紙本  牙軸端 29×131 表具41×203 シミ  富岡鉄斎箱識

浦上玉堂(延享二・1745~文政三・1820)は文人 画家。名は孝弼、字は君輔、号は玉堂琴士。備前池田 侯の支藩鴨方池田家の藩士。陽明学を学び詩や琴と ともに文人画を好んだ。のち脱藩し諸国放浪後、京 都に定住。

D-115 山本梅逸 十六羅漢画幅 ¥700000~ 付二重箱(内識桐) 所載目録

鏡中蓋 紙本 牙軸端 73×170 表具89×239 田近竹邨箱識 「安政乙卯之歳(1855)小春 三月」画中 『広島県藤井此君園氏所蔵品 入札』(昭和八、大阪美術倶楽部)所載

山本梅逸(天明三・1783~安政三・1856)は尾張 名古屋藩の御用絵師、名古屋の人。名親亮、字明卿、 別号玉禅居士ほか。神谷天遊に師事。師没後上京、 その後各地を遍歴。艶麗な花鳥画に特色がある。同 門の中林竹洞と親交、名声を競う。安政元年帰郷し 藩の御用絵師格となった。

D-117 与謝蕪村 寒山拾得画双幅 ¥500,000~

付二重箱(内時代識桐) 絹本 牙軸端 40×105 表具55×193 ヤケ シミ 表具ヤケ 「己卯(1759)」画中 横山清暉箱識 本間美術館旧蔵 与謝蕪村(享保元・1716~天明三・1783)は俳人・画家。摂 津国東成郡毛馬村の人。旧姓谷口。名信章、寅、字春星、雅号 四明、長庚、謝寅ほか。俳号宰鳥、夜半翁、蕪村。作風は幅広 く、独自の様式を創造。池大雅と並ぶ日本南画の大成者。俳諧 では蕉風復興を提唱。

D-118 池大雅 山水画双幅 ¥450,000~ 付二重箱(内時代識桐  外溜塗) 紙本 牙軸端 46×111  表具63×206 シミ スレ 穴 僊山ほか十名箱識 池大雅(享保八・1723~安永五・ 1776)は画家、書家、京都の人。与謝蕪 村とともに「日本南画の祖」と呼ばれる。 姓は池野、名勤、無名。字公敏、貸成。号 大雅堂、霞樵、九霞山樵ほか。画を祇園 南海、柳沢淇園、土佐光芳に学び、また 明・清の筆意を研究し、独自の南画を構 築。書、篆刻もよくした。妻池玉瀾も画 家・歌人として著名。

D-120 小田海僊 蘭亭曲水画大幅 ¥380000~

付識箱(桐) 紙本 唐木軸端 85×177 表具103×230  ヤケ シミ オレ 小田海僊(天明五・1785~文久二・1862)は周防生まれの南画家。名 は瀛、字を巨海、通称は良平、別号に百谷、百穀。上洛して呉春に円山派 を学び、浦上春琴・田能村竹田らと交わる。頼山陽に感化され、文人画 に転向。京都住。

D-119 谷文晁 富士蝶画三幅対 ¥350000~  付二重箱(内識桐) 絹本 牙軸端 32×103 表具39×189  ヤケ シミ

「拝領 万延庚申(1860)従対洲公」箱識 谷文晁(宝暦十三・1763~天保十一・1840)は画家、江戸 の人。田安家の家臣で漢詩人の谷麓谷の子。名正安、初号文 朝、師陵、別号に写山楼、画学斎、無二、一恕。法眼に叙さ れた。加藤文麗、渡辺玄対、鈴木芙蓉に画を学んだ。和漢の 古典絵画や文人画、南蘋派、西洋画などを学び写生的な風 景画、また肖像画にも優れた作品を残した。諸国巡歴し古 文化財を調査し『集古十種』編集に参加した。

D-121 与謝蕪村 句仙猿雖画賛幅 ¥200000~  付二重箱(内識桐 外黒塗) 紙本 根来塗軸端 18×19  表具38×117 シミ スレ 表具シミ  是澤恭三箱識

与謝蕪村(享保元・1716~天明三・1783)は俳人・画家。摂津国東成 郡毛馬村の人。旧姓谷口。名信章、寅、字春星、雅号四明、長庚、謝寅ほ か。俳号宰鳥、夜半翁、蕪村。作風は幅広く、独自の様式を創造。池大雅 と並ぶ日本南画の大成者。俳諧では蕉風復興を提唱。

DD-123 田能村竹田 立春小景歌賛幅 ¥300000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 識中板 絹本 唐木軸端 26×113 表具41×194 ヤケ 平尾竹霞、田能村直雙箱識 田能村傳板識

D-124 田能村竹田 前赤壁画賛幅 ¥250000~ 付二重箱(内識黒柿 外黒塗)  田能村直入識彫中蓋 絹本 牙軸端 37×131 表具53×210 ヤケ シミ  頼元緒巻止識、箱彫識

田能村竹田(安永六・1777~天保六・1835)は文人画家。豊後竹田の人。名孝憲、通称行蔵、字君彜、 別号田舎児ほか多数。初め儒学を修めたが、谷文晁の教育を受けるなど、画や詩も学ぶ。詩書画三絶 の清雅な作風を確立。頼山陽ほか多くの文人と交流した。

D-125 与謝蕪村 茅葺馬小屋画幅 ¥180000~ 付識箱(桐 桟一欠) 絹本 牙、骨軸端 41×105 表具46×188  ヤケ シミ 山本梅逸箱識 「乙酉(1765)倣宋人絵」画中 与謝蕪村(享保元・1716~天明三・1783)は俳 人・画家。摂津国東成郡毛馬村の人。旧姓谷口。 名信章、寅、字春星、雅号四明、長庚、謝寅ほか。 俳号宰鳥、夜半翁、蕪村。

D-126 本堂蘭室 花鳥画幅 ¥200,000~ 付識箱(杉) 絹本 唐木軸端 50×147 表具63×180 ヤケ シミ 本堂蘭室(安永五・1776~天保十四・1843)は 盛岡藩の御用絵師、文人画家。実兄の田鎖鶴立斎 と共に藩務で江戸や京都に遊学し、渡辺玄対や谷 文晁に学んだ。

D-127 岡田半江 山水画賛大幅 ¥160,000~  付時代溜塗識箱(桐) 絹本 ウニコール軸端(ヒビ) 86×160 表具110×215 ヤケ シミ 石井金陵箱識 岡田半江(天明二・1782~弘化三・1846)は文人画家、 岡田米山人の子。大坂の人。名粛、字子羽、別号寒山ほか。 通称は宇左衛門、父没後彦兵衛を襲名。

D-128 鏑木雲潭 牡丹猫蝶画幅 ¥150,000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 39×108 表具50×190 ヤケ シミ 表具オレ、穴 鏑木雲潭(天明二・1782~嘉永五・ 1853)は南画家。名祥胤、字三吉。谷文晁 に学び、絵師として大村藩に仕える。書家 の市河米庵は実兄。

D-130 野呂介石 山水画賛幅 ¥120000~ 付識箱(杉) 絹本 唐木軸端 43×120 表具58×201 ヤケ シミ  表具シミ、虫穴 「己巳(1809)」画中 野呂介石(延享四・1747~文政十一・1828)は 紀州和歌山生まれの南画家。名を隆年、字を松齢、 号を十友、混斎、第五隆、矮梅など。

D-131 貫名海屋 蘭竹画賛幅

¥100000~ 付識箱(桐) 絹本 唐木軸端 36×103 表具49×189 シミ 中沢雪城賛  華陽箱識 「御製淳化軒刻画宣」表具朱印 貫名海屋(安永七・1778~文久三・1863)は儒 者、書家、文人画家。幕末三筆の一人。別号菘翁。 字君茂、子善。通称政三郎、のち省吾、泰次郎と 改める。号に海仙、海客、海屋、摘菘人、菘翁ほ か。別に方竹山人、須静主人などとも称した。

D-132 福田半香 秋景山水画幅 ¥100000~ 付識箱(桐) 絹本 唐木軸端 43×119 表具58×188 ヤケ シミ 「壬子(1852)清和」画中 渡辺華石箱識 福田半香(文化元・1804~元治元・1864)は遠 州見付(現在の磐田市)に生まれ、字は吉人、号 は磐湖のち半香と改め、暁夢、暁斎とも号した。

D-133 麝香猫杉戸風炉先屏風 ¥390000~ 170×53

D-134 椿椿山 山水柘榴鶴画幅

¥100000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 52×118  表具67×210 ヤケ シミ オレ 「壬子(1852)」画中 渡辺華石巻止、箱識 椿椿山(享和元・1801~嘉永七・1854)は文人画家、 江戸の人。名弼、字篤甫、通称忠太、別号琢華堂ほか。 金子金陵、渡辺崋山に師事。肖像画・花鳥画をよくし た。蛮社の獄の際は、崋山赦免運動を展開。

D-135 建部凌岱 梅樹画幅 ¥100000~ 付識箱(桐) 絹本 唐木軸端 34×113 表具48×191 ヤケ シミ オレ  表具ヤケ 建部凌岱(享保六・1721~安永三・1774)は東 福寺の僧。字孟喬、俳號凉袋、初め野坡に學び葛 鼠と號した後、希因・梅盛に従い号を都門とす。 その後号を凉袋と改め、画号は寒葉斎。

D-136 岡田半江 山水羅漢画幅 ¥50000~ 付木箱(杉) 絹本 唐木軸端 30×108 表具35×167  ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、シミ、虫穴 岡田半江(天明二・1782~弘化三・1846) は文人画家、岡田米山人の子。大坂の人。名 粛、字子羽、別号寒山ほか。通称は宇左衛門、 父没後彦兵衛を襲名。

D-137 洛中洛外屏風 本間 六曲 一隻 ¥150,000~ 紙本 351×158 屏風365×172 シミ 剥離 右隻

DD-139 池大雅 山水画賛幅 ¥50,000~

付木箱(杉) 紙本 潤塗軸端 29×100 表具41×174 ヤケ  シミ スレ オレ ヤブレ   表具大シミ 大典顕常賛 池大雅(享保八・1723~安永五・ 1776)は画家、書家、京都の人。与 謝蕪村とともに「日本南画の祖」と 呼ばれる。姓は池野、名勤、無名。 字公敏、貸成。号大雅堂、霞樵、九 霞山樵ほか。

D-140 野呂介石 那智瀧画賛幅 ¥50,000~

付時代識箱(桐 貼札) 絹本  唐木軸端 34×99 表具43×170  ヤケ シミ 表具ウキ 野呂介石(延享四・1747~文政十 1828)は紀州和歌山生まれの南 画家。名を隆年、字を松齢、号を十 友、混斎、第五隆、矮梅など。桑山 玉洲、池大雅に師事、のち紀州藩の 儒者、伊藤蘭嵎に儒学を学ぶ。

D-141 広瀬春樵 架鷹画幅 ¥50,000~ 付識箱(杉 蓋桟一欠 身一部欠)  紙本 唐木軸端 40×116  表具55×207 ヤケ シミ オレ  表具キレ 広瀬春樵(生歿年未詳)は愛知県 笠松の画人。

D-142 高橋草坪 蔬菜画賛幅 ¥50,000~ 付時代識箱(桐) 紙本 骨軸端 26×110 表具39×194 シミ  スレ オレ ヨゴレ 「文政丁亥(1827)」画中  福田平八郎箱識 高橋草坪(天明元・1801~天保 五・1834)は豊後杵築生まれ、名は 雨あるいは高雨とされる。字元吉。 初め長谷部柳園に、後田能村竹田が 杵築を訪れた際に竹田に弟子入し た。

D-143 中林竹洞・竹渓 山樵独釣山水画幅 二 ¥50000~ 紙本 牙貼軸端 58×135 表具73×213 ヤケ シミ オレ 「丙午(1846)春三月竹渓」画中 中林竹洞(安永五・1776~嘉永六・1853)は南画家。

中林竹渓(文化十二・1815~慶応三・1867)は京都生れ、竹洞の子。

D-144 金地花鳥屏風 中形 六曲 一隻 ¥50,000~ 紙本 237×93 屏風251×107 シミ スレ

D-145 曾我蕭白 唐人画貼交屏風 本間 六曲 一双 ¥100,000~ 紙本 60×130 屏風382×176 ヤケ 大シミ スレ オレ ヨゴレ 縁下段一欠  背面損傷 曾我蕭白(享保十五・1730~安永十・1781)は本姓三浦、名は暉雄。字師龍、別号蛇足 軒、鬼神斎など。初め高田敬輔に画を学んだとされ、後に独創の力強い筆致の奇想天外 な作風を確立した。円山應挙に劣らぬ名声があり、池大雅とも交友があった。

D-146 銀地花鳥屏風

本間 六曲 一双 ¥90000~ 紙本 336×157 屏風350×172 ヤケ 大シミ  スレ 背面損傷 款記未詳

D-147 水墨野馬屏風 本間 六曲 一隻 ¥50,000~ 紙本 358×150 屏風376×172  大ヤケ シミ スレ 穴 オゼキレ 背面損傷

D-148 奈良絵扇面貼交屏風  本間 二曲 一隻 ¥50,000~ 紙本  扇面57×22 屏風190×173 ヤケ スレ キレ  穴 オゼキレ 背面損傷

DD-150 岡倉秋水 山水画幅 ¥180000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 41×124 表具55×221  ヤケ 岡倉秋水(慶応三・1867~歿年未詳)は越前国生まれの日本画家。本 名は覚平。岡倉天心の甥。狩野芳崖に画を、フェノロサに美学をまなぶ。 東京美術学校にも入学したが、退学して東京女子高等師範学校で絵画を 教えた。青年絵画共進会審査員。日月社幹事。学習院教授。

D-151 下村観山 無我境洞瞰画幅 ¥220000~  付二重箱(内識桐) 絹本 彫漆軸端 51×126 表具66×203  ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ 大橋文岱箱識 下村観山(明治六・1873~昭和五・1930)は名は睛三郎、和歌山に生 れる。狩野芳崖、橋本雅邦に学ぶ。東京美術学校日本画科卒業後、母校で 教鞭をとる。大正二年横山大観と日本美術院を再興する。文部省美術展 覧会の審査員。帝室技藝員。

D-152 柴田是真 漆絵大根鼠幅 ¥200,000~  付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 20×28 表具28×112  薄シミ オレ 表具キレ、シミ

D-153 柴田是真 諸画帖 ¥150,000~ 付識箱(桐 蓋ワレ)  絹本 165×21 帖21×27 シミ 十二図

柴田是真(文化四・1807~明治二十四・1891)は画家、漆芸家。江戸両国の人。字は 然、号は令哉、枕流亭、対柳居。蒔絵を古満寛哉に、絵ははじめ鈴 木南嶺に、のち京都の岡本豊彦に学んだ。明治二十三年帝室技藝員。

D-154 柴田真哉 寿老愛亀画幅 ¥60,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絹本  骨軸端 40×109 表具53×206 薄シミ 「上野絵画展ニテ求ム」箱識 柴田真哉(安政四・1857~明治二十八・1895) は柴田是真の次男。

D-155 柴田是真 漆絵朝顔雀幅 ¥55,000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 40×28  表具51×109 ヤケ オレ 表具ヤケ 柴田是真(文化四・1807~明治二十四・1891) は画家、漆芸家。江戸両国の人。

D-156 吉川霊華 伊勢物語画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 潤塗軸端 51×37 表具65×125 ヤケ シミ 表具ヤケ 吉川霊華(明治八・1875~昭和四・1929)は日 本画家。本名を準、通称三郎、別号を瑞香堂・延 景。 初め浮世絵師揚州周延に学び、のち狩野良信、 山名貫義に師事。

DD-158 渡辺省亭 秋雨竹鳩画幅 ¥120,000~ 付識箱(桐)

絹本 牙軸端 49×123 表具64×224 ヤケ シミ 鈴木華邨箱識

D-159 渡辺省亭 枝垂桜吊燈籠画幅 ¥70,000~

付木箱(桐・蓋ワレ 貼札) 絹本 P軸端 35×105 表具47×191  ヤケ 薄シミ 表具薄シミ

渡辺省亭(嘉永四・1851~大正七・1918)は江戸神田の人。菊池容斎の門人。花鳥画を能くす。明治二十一年(1888)にパリ万国博覧会で銅牌をうけ、 渡仏後は洋風をいかした花鳥画を描いた。代表作に明治二十六年(1893)のシカゴ万国博覧会に出品した「雪中群鶏図」(東京国立博物館蔵)などがある。

渡辺水巴(俳人)は長男。

D-160 前田公華 金地松鶴屏風

本間 六曲 一双 ¥100,000~ 付時代箱(杉) 紙本  360×156 屏風376×172 金地小剥離 前田公華(明治十八・1885~昭和三十一・1956)は静岡県出身の日本画家。鈴木華邨に師事。

D-161 渡辺省亭

枝垂桜小禽画幅 ¥50000~  付木箱(桐) 絹本 骨軸端 50×117 表具61×200 薄シミ  オレ 表具シミ、虫穴

D-165 渡辺省亭 寒菊画幅 ¥70,000~ 付識箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 42×119 表具56×208 薄ヤケ

D-162 渡辺省亭

梅鶏画幅 ¥70000~ 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 38×101 表具51×184 ヤケ  薄シミ 大宝堂箱識

D-166 渡辺省亭

寒牡丹雀画幅 ¥70,000~  付識箱(桐 身桟一部欠 貼札)  絹本 牙軸端 50×130  表具65×230 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ

D-163 渡辺省亭 稲雀画幅 ¥50000~ 付識箱(桐 貼札) 絹本 骨軸端 50×138 表具65×207 薄ヤケ  シミ

D-167 菊池容斎 春宵画幅 ¥50,000~ 付二重箱 (内識桐・シミ 外溜塗) 絹本  牙軸端 49×111 表具64×205  ヤケ シミ 表具ヤケ 「壬申初冬」画中 木本大果箱識 菊池容斎(天明八・1788~明治十 1878)は江戸生の日本画家。

D-164 渡辺省亭 月下花虫画幅 ¥60000~

絹本 牙軸端 40×105 表具52×191 ヤケ シミ オレ  表具オレ、ヤケ

D-168 鈴木華邨 竹群鳩画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 50×128 表具66×218 薄シミ  オレ 表具オレ 鈴木華邨(安政七・1860~大正 八・1919)は本名惣太郎。華村、忍 青とも号す。

D-170 小林古径 松下白鶴画幅 ¥160,000~ 付共箱(桐)  紙本 牙軸端 59×134 表具74×216 ヤケ シミ オレ  表具ヤケ、シミ 小林古径(明治十六・1883~昭和三十二・1957)は新潟県生まれの日 本画家。本名茂。梶田半古に師事。紅児会に参加。日本美術院同人。大正 十二年渡欧。新古典的作風を確立。帝室技藝員、文化勲章ほか。

D-171 前田青邨 御堂画賛幅

¥150,000~ 付木箱(桐)  紙本 竹軸端 44×19 表具48×97 シミ 前田青邨(明治十八・1885~昭和五十二・1977)は近代日本画の巨匠。 岐阜県中津川生まれ、本名廉造、梶田半古に師事。紅児会に参加、小林古 径・安田靫彦らと研鑚を積んだ。大正三年再興第一回院展に出品、同人。 古径・靫彦と院展三羽烏と謳われた。十一年渡欧、翌年帰国。帝国芸術 院会員、帝室技藝員、東京芸大教授。昭和三十年文化勲章。作域は広いが 中でも歴史人物画を得意とした。

D-172 梥本一洋 信濃路画幅 ¥50,000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 51×42 表具66×140 ヤケ 梥本一洋(明治二十六・1893~昭和二十七・1952)は日本画家。京都 の染織図案を営む家に生まれる。山元春挙、川村曼舟に師事。

D-173 梥本一洋 初雁画幅 ¥50000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙貼軸端 51×43 表具66×144  ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ

D-174 山口蓬春 紫陽花猫画幅

¥85,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 36×120 表具50×194 ヤケ シミ 山口蓬春(明治二十六・1893~昭和四十六・ 1971)は北海道に出生。日本芸術院会員、文化勲 章を受章。

D-175 荒井寛方 夏日猫画幅

¥55,000~ 付識箱(桐) 絹本 P軸端 41×127  表具55×214 ヤケ シミ 鈴木三朝箱識 荒井寛方(明治十一・1878~昭和二十・1945) は栃木県生まれの日本画家。名は寛十郎。

D-177 金地諸画貼交屏風 本間 四曲 一隻 ¥150,000~ 紙本  扇面52×20ほか 屏風367×172 ヤケ スレ

D-176 梥本一洋 嵯峨野画幅

¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 36×121 表具51×195 シミ 梥本一洋(明治二十六・1893~昭和二十七・ 1952)は日本画家。

DD-179 鈴木松年 羅漢画幅 ¥150,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 41×108 表具56×196 ヤケ シミ

D-180 鈴木松年 密林幽屋画賛幅 ¥120,000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 50×114 表具64×208 薄シミ 「壬寅(1902)」画中

D-181 鈴木松年 蓬莱画幅 ¥150,000~ 付木箱(桐) 絹本 唐木軸端  全体57×183 ヤケ 描表装 鈴木松年(嘉永元・1848~大正七・1918)は日本画家、百年の息。京都生まれ。名賢、字百僊、本名百太郎。父に師事。国内外の博覧会、絵画共進会で活 躍。豪放な作風で今蕭白と称された。

D-182 宮崎霞谷 十六善神画幅 ¥200000~ 付木箱(桐) 紙本 唐木軸端 43×131 表具55×197 シミ 宮崎霞谷(文政元・1818~明治三十八・1905) は赤穂の画人。焼塩製造を生業とする家の嫡子で、 家業は弟に譲り画業に専心。横山清暉に学び、山 水花鳥や中国人物を好んで描いた。

D-183 塩川文麟 蛍画幅 ¥150000~  付識箱(桐) 絹本 牙軸端 42×103  表具56×193 シミ 表具シミ 塩川文麟(文化五・1808~明治十・1877)は四 条派の画家、京都の人。字子温、子文。号文麟、 士温、木仏道人ほか。通称図書。

D-184 磯部百鱗 芥子下猫画幅 ¥120000~ 付木箱(桐) 絹本 潤塗軸端 37×103 表具48×184 ヤケ 磯部百鱗(天保六・1835~明治三九・1906)は 宇治今在家町の御師の家に生まれ、神宮に奉仕 する傍ら、林棕山、長谷川玉峰に四条派の画風を 学んだ。

DD-186 猪飼嘯谷 鵯越画幅 ¥200,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 44×131 表具60×208 シミ

「義経勇断」原題 猪飼嘯谷(明治十四・1881~昭和十四・1939) は京都生まれの日本画家。本名を敬眞、通称を卯 吉。谷口香嶠に師事。京都市立美術工芸学校を卒 業後、教諭として絵画の指導をしながら、歴史画 を中心に活躍した。

D-187 渡辺公観 松下朱衣寿老画幅 ¥150,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 41×126 表具55×209 ヤケ シミ 表具ヤケ 渡辺公観(明治十一・1878~昭和十三・1938) は滋賀県生まれ。本名耕平、別号狂魚洞、遊魚洞。 森川曾文に師事。第一回文展に『進言』で入選。 帝展開設により官展から離れ、大正八年(1919) 日本自由画壇を結成。京都市で歿。

D-188 冨田渓仙 清涼寺画賛幅 ¥150,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 29×123 表具41×210 シミ 冨田渓仙(明治十二・1879~昭和十一・1936) は福岡県生まれ。明治二十九年京都に出て都路 華香に師事。大正元年文展入選し、大正四年日本 美術院同人。大正十一年駐日仏大使の詩人ポー ル・クローデルと詩画集を合作。昭和十年帝国 美術院会員。京都市で歿。

D-189 徳岡神泉 菊鶉画幅 ¥350000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 徳岡紀子鑑定証書 絹本 牙軸端 36×129 表具50×218 シミ 徳岡神泉(明治二十九・1896~昭和四十七・1972)は京都生まれ、明 治四十二年(1909)に竹内栖鳳の画塾竹杖会に、翌年京都市立美術工芸 学校に入学した。昭和三十二年(1957)に日本芸術院会員。昭和四十一年 (1966)には文化勲章受賞。

D-190 望月玉成 秋汀巴鴨画幅 ¥150,000~

付二重箱(内共桐) 絹本 陶磁軸端 42×131 表具56×222 シミ  表具シミ 望月玉成(明治三十三・1900~昭和二十六・1951)京都生。名は重一。祖 父は望月玉泉、父は玉渓。京都絵画専門学校卒。西山翠嶂、望月玉渓に師事。 帝展、日本美術協会等各展入選。花鳥画を得意とした。

D-191 鈴木松年 三社明神画三幅対 ¥100000~ 付木箱(桐)  絹本 牙軸端 33×109 表具58×200 ヤケ 表具ヤケ 「百僊」款記 鈴木松年(嘉永元・1848~大正七・1918)は日本画家、百年の息。京都生ま れ。名賢、字百僊、本名百太郎。父に師事。国内外の博覧会、絵画共進会で活 躍。豪放な作風で今蕭白と称された。

D-193 小波魚青 二十四孝屏風 本間 六曲 一双 ¥100,000  紙本 362×154 屏風378×172 スレ 小波魚青(弘化元・1844~大正七・1918)は伊予生まれの画家。本名は盛春。は じめは南洋と号した。別号に月柳、月華、夏風庵、清風居。梶谷南海、長谷川玉峰 に師事。のちに長崎に移住し、萩原魚仙など後進の指導も行った。

D-194 三木翠山 唐人物屏風 本間 六曲 一隻 ¥100000~ 紙本 372×168 屏風375×172 ヤケ シミ 三木翠山(明治二十・1887~昭和三十二・1957)は、名は齋一郎。播磨に生まれる。竹内栖鳳の門下で美人画を得意とする。昭和六年帝展推薦。

D-195 森川曽文 京名所絵貼交屏風 中形 二曲 一双  ¥50000~ 紙本 44×111 屏風148×155 ヤケ シミ 金剥離  東福寺春秋 嵐山、金閣 森川曽文(弘化四・1847~明治三十五・1902)は、名は英絢、字は士倩、 曽文は号。京都の人。前川五嶺に入門、のち長谷川玉峰に師事。京都美術 工芸学校教授。

D-196 里見雲嶺 宮島屏風 本間 二曲 一双 ¥50,000~  絹本 170×155 屏風186×172 ヤケ シミ 里見雲嶺(嘉永二・1849~昭和三・1928)は広島四条派の画家。山県 二承、西山芳園に師事。四条派の伝統的な画法を能くし、山水、人物画を 得意とした。

D-197 竹内栖鳳 甘鯛画賛幅 ¥55000~ 付二重箱(内識桐 外黒塗) 紙本  牙軸端 42×33 表具44×124 シミ  竹内逸箱識 「偶作」追題

D-198 竹内栖鳳 宝船画幅 ¥50000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 30×24 表具33×110 ヤケ  竹内四郎箱識

竹内栖鳳(元治元・1864~昭和十七・1942)は京都生れの日本画家。本名恒吉。初めは棲鳳と号し た。土田英林、幸野楳嶺に師事。昭和十二年(1937)文化勲章受章。大正二年(1913)帝室技藝員任命。

D-200 山元春挙 白菊画賛幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 36×32 表具49×120 ヤケ 大シミ 山元春挙(明治四・1871~昭和八・1933)は滋 賀県生まれ。本名金右衛門。別号円融斎、一徹居 士。野村文挙、森寛斎に師事。各展覧会で受賞を 重ねる。京都市立絵画専門学校教諭、帝室技藝員、 帝国美術院会員。

D-201 橋本関雪 冬山歌賛幅 ¥50,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本  牙貼軸端 38×35 表具50×131 シミ  橋本雪屋箱識 橋本関雪(明治十六・1883~昭和二十・1945) は神戸生まれの日本画家。片岡公曠、竹内栖鳳に 師事、四条派を学ぶ。昭和十年帝国美術院会員。 昭和十二年帝国芸術院会員。

D-199 森寛斎 飛不如帰画幅 ¥50000~ 付合箱(桐) 絹本 骨軸端 48×35  表具56×113 ヤケ 森寛斎(文化十一・1814~明治二十七・1894) は萩生まれの画家。森徹山の養子。名公粛、字子 容、別号桃渓など。幕末には国事に関係。維新後 は円山派の重鎮として活躍。京都府画学校創設 に尽力。明治二十三年帝室技藝員。

D-202 川合玉堂 風景画賛幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本 唐木軸端 22×24 表具25×111 シミ オレ 表具シミ 川合玉堂(明治五・1873~昭和三十二・1957) は通称芳三郎。初め京都に出て望月玉泉、幸野楳 嶺に学び、後東京に移り橋本雅邦に学ぶ。帝国美 術院会員、帝室技藝員、東京美術学校教授。昭和 十五年文化勲章受章。

DD-204 堂本印象 山静渓清画幅 ¥70,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本 牙軸端 32×29 表具45×135 シミ 表具シミ

D-205 堂本印象 春景画幅

¥60,000~ 付木箱(桐) 紙本 牙軸端 37×31 表具50×124 シミ

D-206 堂本印象 春晴画幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本 牙軸端 29×36 表具39×120 シミ

堂本印象(明治二十四・1891~昭和五十・1975)は京都市生まれ、京都市立絵画専門学校に学び、西山翠嶂の青甲社に入門し、主に帝展で活躍した。昭 和三十六年(1961)文化勲章受章。文化功労者。

D-207 堂本印象 晴春画幅 ¥50,000~  付共箱(桐) 紙本 牙軸端 24×28 表具35×113 シミ

D-208 堂本印象 秋晴画幅 ¥50,000~  付共箱(桐) 紙本 骨軸端 25×32 表具37×121 ヤケ

D-209 冨田渓仙 南泉斬猫画幅 ¥50,000~  付二重箱(内桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 28×22  表具44×120 ヤケ シミ 冨田渓仙(明治十二・1879~ 昭和十一・1936)は福岡県生ま れ。都路華香に師事。昭和十年 帝国美術院会員。京都市で歿。

D-210 村嶋酉一 老鯰画幅 ¥50000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗)  太巻 紙本 牙軸端 62×48  表具78×153 野風散人箱識 村嶋酉一(明治三十・1897~昭和五十八・ 1973)は富山生の日本画家。本名酉一郎。結 城素明に師事。

D-211 川端玉章 鹿画幅 ¥70,000~  付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 48×110  表具61×188 大ヤケ 川端玉章(天保十三・1842~大正二・1913)は 日本画家。京都生まれ。円山派の中島来章に師事 後、江戸に移り高橋由一に洋画を学ぶ。東京美術 学校創設時、円山派系写生画を担当。明治二十九 年(1896)帝室技藝員。同四十二年(1909)川端 画学校を創立。花鳥・山水に秀れた。

D-214 塩川文麟 蛍画幅 ¥80,000  付識箱(桐) 絹本 唐木軸端 51×121  表具64×188 ヤケ シミ 表具ヤケ、シミ 長島勝正(富山県文化財委員)箱識 塩川文麟(文化五・1808~明治十・1877)は四 条派の画家、京都の人。字子温、子文。号文麟、士 温、木仏道人ほか。通称図書。

D-212 木島桜谷 猛禽画幅

¥65,000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 42×116 表具54×198 薄ヤケ 薄シミ オレ  表具オレ、ヤケ、スレ、シミ

D-213 木島桜谷 春宵画幅 ¥60,000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 25×133 表具37×212 シミ

木島桜谷(明治十・1877~昭和十三・1938)は京都生まれ。本名文次郎。十六才で今尾景年門下に 入る。明治四十年(1907)第一回文展で二等賞。文展、帝展で活躍。帝展委員を務める。京都市立絵画 専門学校教授として後進の指導にあたった。

D-215 川合玉堂 水墨山水画幅 ¥80,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 絹本  骨軸端 37×128 表具51×210 ヤケ シミ  安田靫彦箱識 川合玉堂(明治五・1873~昭和三十二・1957) は通称芳三郎。帝国美術院会員、帝室技藝員、東 京美術学校教授。昭和十五年文化勲章受章。

D-216 小村大雲 舟遊画幅

¥70,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 41×117 表具56×210 ヤケ シミ  表具ヤケ 小村大雲(明治十六・1883~昭和十三・1938) は日本画家。島根県平田市生まれ。都路華香、山 元春挙の弟子、京都に住した。帝展委員。

DD-218 森雄山 雪景山水画幅 ¥70,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 唐木軸端 58×128 表具75×210 ヤケ 森雄山(生年未詳~大正六・1917)は日本画家。 森寛斎の門人。京都住。

D-219 西山完瑛 新緑釣漁画幅 ¥65,000~ 付識箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 50×112 表具66×202 ヤケ シミ 西山完瑛(天保四・1833~明治三十・1897)は 大坂生まれ。四条派の画家西山芳園の子。名は謙、 字は子受。

D-221 堀江友聲 寿老山水画三幅対 ¥60,000~  付時代識箱(杉) 絹本 骨軸端 36×112 表具49×203 ヤケ シミ  オレ 表具ヤケ シミ 堀江友聲(享和二・1802~明治六・1873)出雲松江の母方堀江家をつぐ。 本名は森山豊信。通称は善三郎。

D-220 平福百穂 芦鶴画幅 ¥60,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 32×132 表具45×216 薄シミ  表具シミ 平福百穂(明治十・1877~昭和八・1933)は秋 田県生まれ。画家穂菴の子。本名は貞蔵。

D-222 塩川文麟 酔楊貴妃画幅 ¥50,000 付識箱(桐) 絹本 牙軸端 42×111 表具58×187 ヤケ シミ  オレ 表具シミ、虫穴 塩川文麟(文化五・1808~明治 十・1877)は四条派の画家。

D-223 森寛斎 飲中八仙画幅 ¥50,000 付識箱(桐) 紙本 牙軸端 47×126 表具62×220 ヤケ シミ  オレ 奥谷秋石箱識 森寛斎(文化十一・1814~明治二 十七・1894)は萩生まれの画家。

D-224 長谷川玉峰 夏秋画双幅 ¥50000~

付時代識箱(桐・桟破損 貼札) 紙本 黒塗軸端 46×138  表具49×217 シミ オレ 長谷川玉翠箱識 長谷川玉峰(文政五・1822~明治十二・1879)は四条派の画家。名師盈、 字士進。松村景文に師事。人物花鳥をよくした。

D-227 塩川文麟 襲雨宴席画幅 ¥50000~ 付識箱(桐・破損 貼札) 絹本 唐木軸端 44×116 表具60×186  ヤケ 表具ヤケ、シミ 塩川文麟(文化五・1808~明治十・ 1877)は四条派の画家。

D-225 竹内栖鳳

杜若画賛幅 ¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 骨P軸端(不揃) 27×113 表具40×196 ヤケ シミ  ウキ 表具オレ、ヤケ、シミ  大谷句佛賛

D-228 幸野楳嶺 八房梅旧跡画幅 ¥50000~  付識箱(桐 貼札) 絹本 唐木軸端 36×106 表具50×198  ヤケ シミ 東閣箱識 幸野楳嶺(天保十五・1844~明治 二十八・1895)は京都の人。

D-226 竹内栖鳳 葛屋風景画幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共識桐) 絹本 牙貼軸端 40×115 表具56×210  薄ヤケ シミ 表具シミ

竹内栖鳳(元治元・1864~昭和十七・1942)は京都生まれの日本画家。 本名恒吉。初めは棲鳳と号した。昭和十二年(1937)文化勲章受章。大正二 年(1913)帝室技藝員任命。

D-229 寺崎広業 雪景山水画幅 ¥50000~ 付識箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 41×112 表具56×211 薄シミ 表具オレ、シミ 鳥谷幡山箱識 寺崎広業(慶応二・1866~大正 八・1919)は秋田県生の日本画家。

D-230 田中紅果 柳蝉画幅 ¥50000~ 付共箱(杉 貼札) 絹本 黒塗軸端 26×111 表具29×194  薄ヤケ 薄シミ オレ 田中紅果は四条派画人、山元春 挙らに師事。

DD-232 今尾景年 月下野鴨画幅

¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本 牙軸端 31×136 表具44×210 ヤケ オレ 今尾景年(弘化二・1845~大正十三・1924)。 別号聊自楽、養素斎。幼名猪三郎、名永勤、字子 裕。帝室技藝員、文展審査員、帝国美術院会員。

D-233 檪文峰 閑村清流画幅

¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 40×125 表具52×184 薄シミ オレ 櫟文峰(明治二十四・1891~昭和四十五・1970) は高山出身の四条派画人。橋本関雪門下。

D-234 三輪晁勢 菊鳥画幅

¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本 陶磁軸端 26×91 表具37×179 シミ オレ 表具シミ 三輪晁勢(明治三十四・1901~昭和五十八・ 1983)。日本芸術院会員。京都府美術工芸功労者、 京都市文化功労者。

D-235

猪飼嘯谷  宝槌画幅

¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本 牙貼軸端 42×41 表具45×132 薄シミ オレ  表具オレ 猪飼嘯谷(明 治十四・1881~ 昭和十四・ 1939)は京都生 まれの日本画家。 本名を敬眞、通 称を卯吉。谷口 香嶠に師事。

D-236

山崎豊 果物画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 太巻  紙本 牙軸端 27×38  表具41×132 山崎豊(明治三 十三・1900~昭和 五十六・1981)。竹 内栖鳳に学び、川 端龍子に入門。

D-237 徳岡神泉 富士画色紙額 ¥60,000~ 絹本 24×27 額46×49  ヤケ シミ 徳岡神泉(明治二十九・1896~昭和四十七・ 1972)は京都生まれ。昭和三十二年(1957)に日 本芸術院会員。昭和四十一年(1966)には文化勲 章受賞。

D-238 西山翠嶂 水草画額 ¥50,000~ 紙本 36×36 額54×54  ヤケ ヨゴレ 西山翠嶂(明治十二・1879~昭和三十三・ 1958)は京都生まれの日本画家。

D-241 土田麦僊 素描舞妓画額 ¥60,000~ 付土田鏡子シール 紙本 26×41 額45×62 シミ

D-239 西村五雲 林檎鼠画団扇額 ¥50,000~ 絹本 34×29 額61×55 薄シミ 西村五雲(明治十・1877~昭和十三・1938)は 京都生まれの日本画家。

D-242 土田麦僊 素描舞妓画額 ¥50,000~ 紙本 19×23 額41×53

土田麦僊(明治二十・1887~昭和十一・1936)は日本画家。新潟県佐渡生まれ。本名金二。

D-244 金島桂華 双鮎画幅 ¥50000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 42×37 表具57×133 表具シミ

D-245 金島桂華 鶯画幅 ¥50,000~  付共箱(桐) 紙本 P軸端 44×43  表具57×138 シミ

金島桂華(明治二十五・1892~昭和四十九・1974)は広島県生まれの日本画家。本名政太。平井直 水、竹内栖鳳に師事。京都市立美術工芸学校教諭、画塾衣笠会主宰。日展運営会参事。日本芸術院会員。

D-240 河合健二 風景画額 ¥50,000~ 紙本 32×23 額51×42 河合健二(明治四十一・1908~平成十・1998) 日本画家。西村五雲、山口華楊に師事。

D-243 榊原紫峰 桔梗画扇面額 ¥50,000~ 付共蓋(額裏貼) 紙本 45×21 額59×43 榊原紫峰(明治二十・1887~昭和四十六・ 1971)は京都生まれ。

D-246 大野藤三郎 虞美人草画額 ¥50000~ 紙本 33×23 額52×41 大野藤三郎は京都出身の日本画家。大正六年 (1917)生。金島桂華に師事。日展で活躍。

DD-248 池田遥邨 春雪画額 ¥300,000~ 紙本 31×39 額53×61

D-249 池田遥邨 通天峡画幅 ¥180,000  付二重箱(内識桐 外溜塗) 絹本 P軸端 32×38 表具56×132  シミ

池田遥邨(明治二十八・1898~昭和六十三・1988)は岡山県生まれ。名は昇一。幼少の頃より画を好み、はじめ大阪に出て松原三五郎の天彩画塾で洋画 を学び、次いで京都にて竹内栖鳳の竹杖会に入塾。京都絵画専門学校卒業後、小野竹喬、鹿子木孟郎らと烏城会を、後に上村松篁、山口華楊らと水明会を 結成。勲三等瑞宝章、文化功労賞、文化勲章受章、帝展推薦。

D-250 秋野不矩 紅梅画扇面額 ¥130,000~

付秋野子弦鑑題シール 紙本 46×14 額68×43 秋野不矩(明治四十一・1908~平成十三・2001)は静岡県生まれの日 本画家。名はふく。静岡県女子師範学校卒業。石井林響、西山翠嶂に師事 し、昭和五年帝展初入選、昭和十一年文展鑑査展選奨を受賞。戦後は創 造美術(後の創画会)の結成に参加。また、昭和三十七年にインドへ滞在 してからは度々インドに赴き風景や人々、寺院などをモチーフに作品制 作を続けた。京都市立芸大教授。創画会会員。文化勲章。

D-251 青木大乗 富士画額 ¥100,000~ 付共シール  紙本 53×41 額76×62

青木大乗(明治二十四・1891~昭和五十四・1979)は大阪市生まれ。 本名精一郎、初号は宏峰。関西美術院で洋画を、京都市立絵画専門学校 で日本画を学ぶ。大正十三年大阪で新燈社洋画研究所を開設。昭和十年 日本画に転ず。十二年大日美術院を結城素明らと結成。二十七年に大日 本美術院を解散後は無所属作家として個展を中心に制作発表を続ける。

D-255 富岡鉄斎 清渓釣隠画賛幅

¥500,000~ 付二重箱(内共桐)  大阪美術倶楽部鑑定証書 絹本 牙軸端 56×145 表具73×209 ヤケ シミ 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は南画家。京都 の人。名は百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝 室技藝員、帝国美術院会員。幼時に国学・漢学を学び、十八歳 頃から絵を学ぶ。幕末、国事に奔走。維新後は石上神社・大鳥 神社の宮司となる。明治十五年京都に転居、「万巻の書を読み、 万里の路を往く」という理想を実践した。

D-256 富岡鉄斎 心経幅 ¥400,000~ 付木箱(杉) 大阪美術倶楽部鑑定証書 紙本 黒塗軸端 93×178  表具111×214 大シミ オレ 表具ウキ 「明治二十五年(1892)」書中 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は南画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。 帝室技藝員、帝国美術院会員。幼時に国学・漢学を学び、十八歳頃から絵を学ぶ。幕末、国事に奔走。維新後は石上神社・ 大鳥神社の宮司となる。明治十五年京都に転居、「万巻の書を読み、万里の路を往く」という理想を実践した。

D-257 富岡鉄斎 蓬莱仙境画賛幅 ¥300,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 50×128 表具66×211 「大正七年(1918)」箱識

D-258 富岡鉄斎 足柄山画幅 ¥250,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 51×142 表具66×243 ヤケ 大シミ

D-259 天野方壺 深樹清遊画賛幅 ¥300,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 牙軸端 85×142 表具104×211 ヤケ 大シミ 天野方壺(文政九・1826~明治二七・1894)は、 名は俊、字は吉太。伊豫の人。中林竹洞門下。

DD-261 胡鉄梅 山水画賛幅 ¥250000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絖本 唐木軸端 43×152 表具56×195 シミ オレ  表具オレ、シミ 胡鉄梅(道光二十八・1848~光緒二十五・ 1899)は中国清末の画家。鉄梅は字。安徽省桐城 の人。胡寅の子。来日して日本で画名が高まる。

D-262 日根対山 山水画賛幅 ¥200000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 73×160 表具90×225 ヤケ 日根対山(文化十・1813~明治二・1869)は南 画家。和泉生まれ。名は盛長、字は小年、別号茅 海・錦林子・小墨庵など。姓は日根野とも称し た。土佐派、のち京都で貫名海屋に学ぶ。南紀を 歴遊して画技を磨き、やがて一家を成した。

D-263 内海吉堂 登龍門画幅 ¥150000~ 付二重箱(内桐 外溜塗) 紙本  唐木軸端 73×179 表具88×212 シミ 「禹門三級」画中 内海吉堂(嘉永二・1849~大正十四・1925)は 福井(京とも)の人。名鹿六。森寛斎、塩川文麟 の門に学び、のち南宗に転じた。

D-264 小杉放庵 秋山画幅 ¥200,000~ 付共箱(桐) 紙本 牙軸端 32×24 表具47×107 小杉放庵(明治十四・1881~昭和三十九・1964)は画家。日光出身。本名国太郎。初号未醒。洋画を五百城文哉に師事。渡欧し帰国 後は再興日本美術院洋画部を主宰。春陽会結成。中年以降は水墨画をはじめ日本画を描いた。随筆、歌文集の著作も多い。

D-265 小杉放庵 梅花玉笛画賛幅 ¥150000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 36×138 表具50×227 「戊辰(1928)」画中

立 行 と か へ り み す れ は 屋 嶋 湾 八 栗 の 剣 そ そ り た つ 見 ゆ 放 菴

為 四 国 山 陽 同 遊 三 路 見

D-266 小杉放庵 八栗山和歌幅 ¥100,000~ 付共箱(桐) 紙本 黒塗軸端 19×120 表具29×197 オレ

DD-268 瀧和亭 春風舞燕画幅 ¥120000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 37×116 表具50×189 シミ 瀧和亭(文政十三・1830~明治三十四・1901) は江戸生まれ。名謙、字子直、号水山、翠山、蘭 田。明治六年ウィーン万国博覧会出品、内国勧業 博覧会受賞ほか。明治二十六年帝室技藝員。

D-269 松林桂月 小楼談笑画賛幅 ¥120000~ 付二重箱(内共桐) 絹本 牙軸端 41×145 表具56×217 ヤケ シミ 松林桂月(明治九・1876~昭和三十八・1963) は萩市生まれ。本名は伊藤篤、字は子敬。別号に 香外、玉江漁人。帝室技藝員、日展顧問、芸術院 会員、南画院長など。

D-270 平野五岳 山水画賛幅 ¥100000~ 付識箱(桐) 絖本 唐木軸端 52×169 表具66×226 ヤケ シミ 表具ヤケ 「丙子(1876)」画中 平野五岳(文化六・1809~明治二十六・1893) は詩画僧。豊後生。名岳、聞慧、別号古竹園、方 外仙史、古竹村舎。儒者広瀬淡窓の咸宜園に入門、 詩書画に秀で三絶僧と呼ばれた。

D-271 富岡鉄斎

親子亀画賛幅 ¥100,000~  付木箱(桐 貼札) 紙本 牙軸端 30×131 表具35×191  シミ オレ 大田垣蓮月賛 富岡鐡斎(天保七・1836~大 正十三・1924)は南画家。名は百 錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、 鐡史がある。帝室技藝員、帝国美 術院会員。

D-273 野口幽谷 水仙

画賛幅 ¥80,000~ 付識箱(杉)  紙本 陶磁軸端 59×133  表具75×210 オレ 表具虫穴  松林桂月箱識 野口幽谷(文政十・1827~明治三 十一・1898)。

D-274 松林桂月 蒼海旭 日画賛幅 ¥80,000~ 付二重箱 (内共桐 外蓋欠) 絹本 牙軸端 42×142 表具56×218 ヤケ シミ 松林桂月(明治九・1876~昭和三 十八・1963)は萩市生まれ。

D-275 堅山南風 梅小禽画幅 ¥80,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 41×126 表具55×212 堅山南風(明治二十・1887~昭和 五十五・1980)熊本県生。名は熊次。

D-272 淡海槐堂 蘭画賛幅 ¥100,000~  付二重箱(内識桐) 絖本  唐木軸端 49×130  表具66×190 ヤケ  富岡鉄斎箱識 淡海槐堂(文政五・1822~ 明治十二・1879)は勤王家。 近江国生まれ。儒者下坂篁斎 の子。姓は下坂、後板倉、淡 海。名は緝、字は敬天。一時 板倉姓を名乗ったため、板倉 槐堂との俗称がある。筑前介 に任ぜられ従五位に叙せら れた。安政三年に醍醐寺の寺 侍となり、坂本龍馬・桂小五 郎などの志士と交流し、尊王 攘夷運動を行った。維新後は 新政府に出仕、大津裁判所参 謀となる。

D-276 野口小蘋 山水画幅 ¥70,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本  牙軸端 42×119 表具58×206  シミ オレ 「江山清趣」原題 野口小蘋(弘化四・1847~大正 六・1917)は大阪生れの南画家。

DD-278 富岡鉄斎

山屈得趣画賛幅 ¥50000~

付共箱(桐 桟一欠) 絹本 牙貼軸端 47×130 表具60×195 ヤケ

D-279 富岡鉄斎

山水画賛幅 ¥50000~

付木箱(桐) 紙本 牙軸端 33×135 表具46×204 シミ オレ

D-280 富岡鉄斎

漁樵談笑画賛幅 ¥50000~

付木箱(桐) 紙本 P軸端(ワレ) 34×132 表具49×188 シミ  スレ オレ

富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は南画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史 がある。帝室技藝員、帝国美術院会員。維新後は石上神社・大鳥神社の宮司となる。

D-282 小川芋銭 雪湖朝晴画幅 ¥80,000~ 付共箱(桐) 絹本 牙軸端 42×105 表具56×199 ヤケ シミ  ヨゴレ 小川芋銭(慶応四・1868~昭和十 三・1938)は日本画家。

D-283 野口幽谷 秋鹿画幅 ¥50,000~ 付二重箱(内識桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 54×122 表具69×197

薄ヤケ シミ 松林桂月箱識 野口幽谷(文政十・1827~明治三 十一・1898)。

D-284 田能村直入 秋景山水画賛幅 ¥50,000~  付二重箱(内識桐 外溜塗) 絖本  牙軸端 43×138 表具57×210 ヤケ シミ オレ 田中柏陰箱識 田能村直入(文化十一・1814~明 治四十・1907)は大分県生の南画家。

D-281 田近竹邨

山水画賛幅 ¥50000~

付共箱(桐) 絹本 牙軸端 43×148 表具56×203 薄ヤケ 薄シミ 「己酉(1909)」画中 田近竹邨(文久三・1863~大正十 1922)は関西南画界の巨匠。

D-285 中林梧竹 竹画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 破損) 紙本 竹軸端 30×126 表具41×198 ヤケ スレ キレ  穴 中林梧竹(文政九・1826~大正 二・1913)は肥前の人。

D-286 内海吉堂 牡丹小禽画賛幅 ¥50000~ 付時代箱(桐  貼札) 紙本 唐木軸端 46×143 表具63×201 薄シミ オレ 表具ヤケ 「丁未(1907)」画中 内海吉堂(嘉永二・1849~ 大正十四・1925)。名鹿六。

D-287 田崎草雲

春景山水画幅 ¥50000~  付識箱(桐 桟一欠) 絹本 雑木軸端 50×134 表具66×202 ヤケ スレ 田崎草雲(文化十二・1815~ 明治三十一・1898)は名は芸。

D-291 平野古桑 陳賢写観音画賛幅 ¥70,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 43×32 表具55×127 平野古桑(明治十四・1881~昭和六・ 1931)は大分県生まれの南画、日本画家。 名は要道。田近竹邨に師事。

D-288 江上瓊山

太湖石画賛幅 ¥50000~ 付木箱(杉) 紙本 水牛軸端 26×131 表具41×220 ヤケ シミ スレ オレ  表具オレ 江上瓊山(万延元・ 1860~大正十三・1924)。

D-292 谷文中 六歌仙画幅 ¥50,000~  付識箱(杉) 絹本 骨軸端 36×25 表具40×120 ヤケ 表具オレ ヤケ シミ 谷文中は幕末明治の画人、文 晁の孫。

D-289 木村武山  紅葉小禽画幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 36×132 表具51×206 ヤケ シミ オレ 木村武山(明治九・1876 ~昭和十七・1942)は茨城 県生まれの日本画家。本名 は信太郎。

D-293 山家画賛幅 ¥50,000~ 付合箱(桐) 絖本  牙軸端 17×24 表具31×126  款記未詳

D-290 藤井達吉 紅梅画賛幅 ¥50000~ 付共箱(桐)  紙本 陶磁軸端 23×60 表具50×220 ヤケ シミ オレ 表具スレ 「墨雨」箱識 藤井達吉(明治十四・ 1881~昭和三十九・ 1964)は愛知県生。

D-294 掌中画帖 ¥50,000~  付帙 紙本 45×9 シミ  幽眼ほか

D-296 静逸・槐堂 草花画賛貼交巻物 ¥100000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絖本 黒塗軸端 153×25ほか 表具360×27 ヤケ シミ 山中静逸(文政四・1821~明治十八・1885)は幕末・明治の志士、詩人。名は献、字は子文、別に信天翁、對嵐山房、二水、月橋の号あり。三河の人。 淡海槐堂(文政五・1822~明治十二・1879)は勤王家。近江国生まれ。儒者下坂篁斎の子。姓は下坂、後板倉、淡海。名は緝、字は敬天。一時板倉姓を名 乗ったため、板倉槐堂との俗称がある。筑前介に任ぜられ従五位に叙せられた。坂本龍馬・桂小五郎などの志士と交流して尊王攘夷運動を行い、維新後は 新政府に出仕、大津裁判所参謀となる。

D-297 澤山卓爾 天岩戸画幅 ¥100,000~ 付共箱(桐) 紙本 P軸端 67×132 表具83×217 シミ 澤山卓爾(明治四十三・1910~平成九・ 1997)は兵庫県和気出身の日本画家。

D-298 岡本神草 雪景画幅 ¥100,000~ 付木箱(桐 貼札) 絹本 牙軸端 35×121 表具49×205  ヤケ シミ 岡本神草(明治二十七・1894~ 昭和八・1933)日本画家。

D-299 山口江月 俗化福神画幅 ¥70,000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 40×111 表具55×191 シミ オレ  表具シミ、オレ、虫穴 山口江月は明治後期頃に京都で 活動した画人。

D-300 川端龍子

海老画幅 ¥80,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 絹本 牙軸端 35×120 表具49×209 シミ オレ 表具シミ 川端龍子(明治十八・1885~昭 和四十一・1966)は日本画家。

D-301 和田三造 中国風俗画幅 ¥70,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 50×141 表具65×237 ヤケ シミ スレ オレ 表具オレ、アレ、 ヤケ、スレ 和田三造(明治十六・1883 ~昭和四十二・1967)。

D-302 島本風外  十八羅漢画幅 ¥50,000~ 付木箱(杉) 絹本 唐木軸端 41×109 表具53×200 ヤケ  表具ヨゴレ

D-303 楚岳 神功皇后画幅 ¥50,000~ 付時代鏡識箱(桐) 絹本  彫漆軸端 50×111  表具66×198 ヤケ シミ 画人未詳

D-306 秦テルヲ 貧しき人々画幅 ¥50,000~ 付合箱(桐) 紙本  雑木軸端 30×130 表具40×182 ヤケ シミ オレ 表具オレ、 シミ 「1915」画中 秦テルヲ(明治二十・1887~ 昭和二十・1945)は日本画家。

D-307 武者小路実篤 蔬菜画賛幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 紙本 陶磁軸端 45×41 表具59×140 オレ  表具シミ 武者小路実篤(明治十八・1885~ 昭和五十一・1976)は作家。

D-304 夕暮画幅 ¥50,000~ 付木箱(桐 桟一欠) 絹本  P軸端 41×126 表具49×199 表具オレ 款記未詳

D-308 千尋

雪中九体寺画幅 ¥50,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 太巻  紙本 牙軸端 シミ 「浄晨」原題 画人未詳

D-305 樗園 老松瀧画幅 ¥50,000  付識箱(桐) 絹本 骨軸端 56×117 表具69×201 ヤケ シミ オレ 表具オレ、ヤケ、 シミ 画人未詳

D-309 楠部彌弌 墨絵円窓石榴額 ¥50,000~ 付共シール 紙本 23×26 額41×45  シミ 楠部彌弌(明治三十・1897~昭和五 十九・1984)は京都生まれ。大正七年 赤土社結成に参加。日本芸術院会員、 文化功労者、文化勲章。

D-311 伊東深水 羽根突美人画幅 ¥150,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗) 紙本  牙軸端 33×107 表具44×185 シミ オレ  表具シミ 伊東深水(明治三十一・1898~昭和四十七・ 1972)は東京の人。鏑木清方の門人。此君亭と号 す。昭和三十三年(1958)日本芸術院会員。昭和 四十四年(1969)日展顧問。昭和四十五年(1970) 勲三等旭日中綬章を受章。

D-312 橋本関雪 唐美人画幅

¥150,000~ 付二重箱(内桐) 紙本 蒔絵軸端 45×148 表具59×233 シミ オレ 橋本関雪(明治十六・1883~昭和二十・1945) は神戸生まれの日本画家。片岡公曠、竹内栖鳳に 師事、四条派を学ぶ。日中の古画研究により、他 派の作風も吸収、独自の画風を拓いた。詩文にも 長じ訪中は三十数回に及ぶ。昭和十年帝国美術 院会員。昭和十二年帝国芸術院会員。古美術の収 集家としても著名。

D-313 三井高徳 二人唐美人画幅 ¥150,000~ 付木箱(桐) 絹本 牙軸端 62×145 表具75×230 ヤケ 「昭和甲戌(1934)」画中 三井高徳(明治七・1874~昭和十二・1937)は 男爵、実業家。三井南家九代。通称は寿太郎。三 井物産社長。

D-314 池田輝方 舟涼美人画幅 ¥80,000~ 付時代箱(杉) 絹本 潤塗軸端 41×116 表具57×207 ヤケ シミ オレ 池田輝方(明治十六・1883~大正十・1921)は 東京生まれの日本画家。本名は正四郎。水野年方、 川合玉堂に師事。鏑木清方らと烏合会を結成。妻 の蕉園も日本画家。

D-315 池田蕉圃 美人画幅

¥50,000~ 付木箱(桐) 絹本 骨軸端 40×119 表具55×193 ヤケ シミ 表具ヤケ 池田蕉圃は大正頃の閨秀画家。池田蕉園、川合 玉堂に学ぶ。

D-317 小川雨虹 鏡獅子画額 ¥180,000~ 付共シール  紙本 60×49 額80×67 小川雨虹(明治四十四・1911~平成十四・2002)は栃木県出身。三尾 呉石、中村貞以の門下。日本美術院院友。春泥会会員。文楽・時代考証 研究家。

D-316 小西福年 舞妓画幅

¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本 朱塗軸端 27×114 表具40×200 薄ヤケ シミ  表具ヤケ 「京舞子」原題 小西福年(明治二十・1887~昭和三十四・ 1959)は円山派の画家。名重熙、猶之助、別号芝 生園。鈴木松年に入門し福年の号を受けた。

D-318 伊東深水 素描裸婦画額 ¥100,000~  付共シール 紙本 23×33 額42×51 小シミ  背面損傷 伊東深水(明治三十一・1898~昭和四十七・1972)は東 京の人。鏑木清方の門人。此君亭と号す。昭和四十五年 (1970)勲三等旭日中綬章を受章。

D-320 田中玉園 蛍狩美人画幅

¥50000~ 付共箱(桐) 絹本 骨軸端(蓋一欠) 36×125 表具49×216  ヤケ シミ 田中玉園は閨秀画家。三重県出身で、上村松園 に師事し美人画をよくした。父伊藤百川も画家。

D-321 吉原真龍 美人画幅

¥50000~ 付木箱(杉) 絹本 陶磁軸端 36×93 表具49×180 ヤケ シミ オレ  表具シミ 吉原真龍は岡本豊彦の門人の三畠上龍に師事 した。号臥雲。濃艶な美人画を得意とした。安政 三年(1856)歿。

D-323 木村斯光 美人画額 ¥50,000~ 付共シール 紙本 49×59 額71×82 木村斯光(明治二十 八・1895~昭和五十 1976)は京都出身、 菊池契月に師事、本名 健吉。

D-322 川崎小虎 唐美人画賛幅  ¥50000~ 付合箱(桐) 絹本 骨軸端(蓋一欠) 35×88 表具48×173  ヤケ オレ 川崎小虎(明治十九・1886~昭和五十二・ 1977)日本画家。祖父の川崎千虎に大和絵を学び、 のちに小堀鞆音に師事。日本芸術院賞恩賜賞、日 展幹事、武蔵野美術大学名誉教授、日展顧問など。

D-324 倉田冨美 美人画額 ¥55000~ 付共シール 紙本 30×39 額51×60 倉田冨美は女性画家。 昭和十二年(1937)生。 丸山石根に師事。日輝 展会員。

D-325 蘭渓斎 金地墨絵山水屏風 本間 六曲 一双 ¥100000~ 紙本 362×161 屏風374×172 ヤケ ウキ キレ スレ 表具ウキ、ヤブレ 款記は「台□蘭渓斎筆(書印)」とする。蘭渓斎を号とした画人には大坂の富田蘭渓斎がいるものの掲出と の関連は判然としない。

D-327 唐人風俗屏風

本間 六曲 一双 ¥80,000~  絹本 318×156 屏風334×172  背面ヤブレ

D-326 洛中洛外屏風 本間 六曲 一双 ¥120,000~ 紙本 361×156 屏風376×171 ヤケ シミ スレ 穴

D-333 無地銀屏風 小形 六曲 一隻  ¥50000~ 紙本 165×69 屏風169×73

D-331

金地京名所

屏風 本間  二曲 一隻 ¥50,000~  紙本 170×155 屏風185×172  ヤケ スレ

D-329

洛中洛外屏風

本間 六曲 一隻 ¥50000~  紙本 349×156  屏風363×170

D-330 諸画貼交屏風

小形 六曲 一隻 ¥70,000~  絹本 26×20ほか 屏風238×91

D-332 砂子地風炉先屏風 一隻 ¥50000~ 紙本 166×35 屏風172×55 ヤケ シミ

D-334 無地金屏風 本間

二曲 一隻 ¥50000~ 紙本 170×170 屏風174×174 薄シミ

D-335 大形和額 ¥50000~ 161×68

D-336 林武 油彩花画額 ¥1,300,000~ 付所載カラーコピー 武の会登録証書  24×33 額51×60 カンバス 『林武全画集』所載 林武(明治二十九・1896~昭和五十・1975)は東京生まれの洋画家。本名は武臣。日本美術学校 退学。大正十年二科展に初入選、同年樗牛賞受賞。昭和五年独立美術協会創立会員。昭和九~十年 滞欧。二十七~三十八年東京芸術大学教授。三十四年日本芸術院賞、四十二年文化勲章授章ほか。 フォーヴィスムを基調に独自の構成と量感ある作風を展開した。

D-338 藤田嗣治 素描人物画額 ¥300,000~ 付猪熊弦一郎シール 紙本 29×40 額51×63 ヤケ シミ 藤田嗣治(明治十九・1886~昭和四十三・1968)陸軍軍医、藤田嗣章の次男として東京に生ま れる。東京美術学校西洋画科を卒業後、大正二年に渡仏する。モディリアーニ、スーチン、ピカソ らと親交を重ねる。初め憂愁を帯びた風景、人物画を描くが、のちに乳白色のキャンバスに流暢 で繊細な描線で描く独自の作風を確立する。八年にはサロン・ドートンヌの会員になり、エコー ル・ド・パリの寵児として脚光を浴びる。昭和四年一時帰国したのち、パリ、中南米で制作を行 う。日本国内では壁画制作を行い、戦中は従軍画家として記録画を多数描き、朝日文化賞を受賞。

戦後昭和二十四にはアメリカを経てフランスに渡り三十年に帰化する。1959年にカトリックの洗 礼を受ける、洗礼名レオナール。晩年はランスの礼拝堂の設計と壁画制作に没頭する。チュー リッヒで歿。

D-340 山本芳翠 油彩海浜人物画額 ¥300,000~ 74×42 額108×70 油彩剥離  額破損 カンバス 山本芳翠(嘉永三・1850~明治三十九・1906)は洋画家、版画家。はじめ久保田雪江に南画を学 んだが、初代五姓田芳柳に入門し洋画に転じた。渡仏してエコール・デ・ボザールに学び、帰国し て画塾生巧館を主宰。

D-339 棟方志功 「目犍連の柵」板画 未装 ¥150,000~ 付合箱(桐) 棟方巴里爾鑑題シール 46×101 棟方志功(明治三十六・1903 ~昭和五十・1975)は版画家。青

森市生まれ。大正十三年上京。柳宗悦ら民芸運動 家に評価される。板画と称した木版画は世界的 に知られる。昭和四十五年文化勲章受章。郷里に 棟方志功記念館がある。

D-341 辻司 油彩狐嫁入画額 ¥120,000~  付共シール 48×60 額67×78 カンバス 辻司は大阪府出身の画家。1933年 生。行動美術協会所属。

D-342 林武 油彩薔薇画額 ¥320,000 付武の会シール 49×58 額73×83 カンバス 林武(明治二十九・1896~昭和五十・1975)は東京生 まれの洋画家。本名は武臣。日本美術学校退学。大正十年 二科展に初入選、同年樗牛賞受賞。昭和五年独立美術協 会創立会員。昭和九~十年滞欧。二十七~三十八年東京 芸術大学教授。三十四年日本芸術院賞、四十二年文化勲 章授章ほか。フォーヴィスムを基調に独自の構成と量感 ある作風を展開した。

D-343 嶋本昭三 油彩画額

¥300,000~ 14×17 額20×23  カンバス

嶋本昭三(昭和三・1928~平成二十五・2013)は現代美術家。大阪府生。 具体美術協会の創立メンバーで、絵画制作をパフォーマンスとするスタ ンスで知られる。紺綬褒章受章。

D-344 水島哲雄 油彩抽象画額 ¥180,000~ 18×19 額32×32 カンバス

D-345 水島哲雄 抽象画額 ¥180,000~ 紙本 53×47 額74×68

水島哲雄(昭和十九・1944~)は東京生まれの画家。画名にMIZU、ミズ・テツオ。武蔵野美術学園卒。1998年長野オリンピック陶壁画の 原画を制作。国内外で活躍。個展多数。自由美術協会会員。

D-347 小林和作 油彩「山湖の秋」画額 ¥85,000~ 22×15 額40×33 板 背面サイン 小林和作(明治二十一・1888~昭和四十九・1974)は山口県生まれ。 京都市立絵画専門学校卒。竹内栖鳳に師事、のち洋画に転向。春陽会会 員、独立美術協会会員。芸術選奨文部大臣賞受賞。

D-349 中島晃次 油彩風景画額

¥50,000~ 43×36 額65×61 カンバス 中島晃次(昭和二十二・1947~)は岐阜県出身 の画家。

D-352 須田剋太 丸龍画色紙

¥50,000~ 紙本 24×27

須田剋太(明治三十九・1906~平成二・1990) は洋画家。埼玉県生まれ。具象抽象両面にわたり、 生命感あふれる作風を展開した。

D-348 長谷川利行 猫画額 ¥70,000~ 紙本 40×31 額59×49 シミ

長谷川利行(明治二十四・1891~昭和十五・1940)は洋画家。激しい 色調と筆致で、独自の詩情豊かな作品を描いた。

D-350 大津英敏 海辺少女画額

¥50,000~ 紙本 27×19 額45×37  パステル 「毬シリーズ」 大津英敏(昭和十八・1943~)は熊本県出身の 洋画家、独立美術協会会員。多摩美術大学名誉教 授。

D-353 久保吉郎 金閣寺画額

¥50,000~ 紙本 36×52 額58×72 久保吉郎(昭和十七・1942~)は京都府出身の 日本画家、堂本印象に師事。

D-351 岸田劉生 果菜画額 ¥50,000~ 紙本 33×31 額49×47 ヤケ シミ ヨゴレ 背面損傷 「大正内時夏」画中 岸田劉生(明治二十四・1891~昭和四・1929) 洋画家。東京生。

D-354 渡辺章雄 秋野画額 ¥50,000~ 紙本 40×32 額60×52 渡辺章雄は大阪府出身の日本画家、1949年生。 創画会会員。

D-355 近馬治 油彩巴里小路画額

¥50,000~ 31×40 額54×62 カンバス 近馬治(昭和九・1934~)は洋画家。東京生。

D-358 奥津国道

油彩婦人画額 ¥50,000~ 44×52 額63×70 カンバス

D-356 金田辰弘 油彩梟画額

¥50,000~ 15×21 額30×38 カンバス 金田辰弘(大正五・1916~平成八・1996)は、 大阪生まれ。京都府文化功労賞受賞。京都精華大 学教授。

D-359 奥津国道

油彩婦人風景画額

¥50,000~ 44×51 額64×71  カンバス

D-360 奥津国道

油彩婦人画額 ¥50,000~ 32×44 額52×62 カンバス

奥津国道(昭和七・1932~)は神奈川県出身の洋画家、水彩画家。同郷の宮永武彦に師事し、二科展 へ出品、入選。雑誌「平凡パンチ」の表紙も手掛ける。2019年故郷秦野に奥津国道美術館が開館。

D-362 三輪良平 裸婦画額 ¥100000~ 付共シール 紙本 54×35 額74×55 三輪良平(昭和四・1929~平成二十三・2011)は京都生ま れの日本画家。京都市立美術専門学校卒。山口華楊に師事。新 日展で白寿賞、菊華賞など受賞。日展評議員。京都府文化賞功 労賞受賞。

D-357 中村白玲 薔薇画額 ¥50,000~ 紙本 32×44 額52×64 中村白玲(明治三十七・1904~昭和六十一・ 1986)は京都生まれの日本画家。金島桂華に師事。 日展会友。

D-361 佐々木豊 油彩画額

¥70,000~ 59×48 額64×54 カンバス 佐々木豊(昭和十・1935~)は名古屋出身の洋 画家。国画会会員。

D-363 関根伸夫 素描集

¥130,000~ 紙本 24×34ほか 布箱39×54 23点 1960 1976

関根伸夫(昭和十七・1942~令和元・2019) は現代美術家。埼玉県大宮市出身。「もの派」 を牽引。

能楽

E-001 桜花鳳凰文唐織 ¥750000~ 156×170×57

E-002 秋草扇流文唐織 ¥650000~ 160×167×57

E-004 黒地渦文半切 ¥250,000~ 80×123 スレ

E-006 萌葱地半切 ¥250,000~ 80×125

E-008 葡萄蒔絵小鼓 ¥200,000~ 付朱塗箱 鼓革  調緒 10×10×25

E-005 白地菊文半切 ¥250,000~ 80×119

E-007 白地大口 ¥80,000~ 80×124

E-009 菊流水蒔絵小鼓 ¥180,000~ 付木箱(桐 大シミ)  鼓革 調緒 仕覆 10×10×25  小アタリ

E-010 香色地水衣 ¥80000~ 172×124×81

E-012 茶地水衣 ¥80,000~ 170×119×82

E-014 黒地水衣 ¥80,000~ 170×120×81

E-011 浅葱地水衣 ¥80000~ 162×120×80

E-013 萌葱地水衣 ¥80,000~ 168×118×75

E-015 白地水衣 ¥70,000~ 170×120×81

E-017 高津紘一 鼻瘤悪尉 ¥180,000~ 付共箱(桐) 17×22

E-018 高津紘一 神体 ¥100,000~ 付共箱(桐) 14×21

高津紘一(昭和十六・1941~)は神奈川県平塚生で、独学で能面師となる。丹波篠山能楽資料館研究員。著書に『能面の彩色』、『能面の風姿』など。

E-019 高津紘一 怪士 ¥100,000~  付共箱(桐) 145×205

E-020 高津紘一 童子 ¥100,000~  付共箱(桐) 14×22

E-021 高津紘一 小姫 ¥70,000~ 付共箱(桐) 135×21

E-023 高津紘一 曲見 ¥70,000~ 付共箱(桐) 135×21

E-025 縹地蔦文鬘帯 ¥70,000~ 総長242

E-022 高津紘一 深井 ¥70,000~ 付共箱(桐) 13×21

E-024 般若 ¥50,000~ 付黒塗箱(桐) 17×26 剥離

E-026 縹地花文鬘帯 ¥70,000~ 総長239

E-032 飾髻 二 ¥30,000~ 大総長266ほか

E-034 鉢巻 二 ¥30,000~ 大総長244ほか

E-036 鉢巻 二 ¥30,000~ 大総長212ほか

E-028 輪繋文鬘帯 ¥70,000~ 総長242

E-029

茶地百合文鬘帯 ¥70000~ 総長249

E-030 鱗文鬘帯 ¥70000~ 総長236

E-031

紺地秋草文鬘帯 ¥60000~ 総長233

E-033 赤地飾髻 二 ¥30,000~ 大総長270ほか

E-035 鉢巻 二 ¥30,000~ 大総長248ほか

E-037 鉢巻 二 ¥30,000~ 大総長240ほか

E-038 白地腰帯 二 ¥90,000~  総長270 蝶 鳥

E-041 浅黄地菊文腰帯 ¥50,000~ 総長284

E-045 白地卍二巴文腰帯 ¥30,000~ 総長290

E-049 白地花菱文腰帯 ¥30000~ 総長233

E-039 萌黄地鳥丸文腰帯 ¥60,000~  総長278

E-042 茶地牡丹唐草文腰帯 ¥30,000~ 総長257

E-046 白地輪宝揚羽文腰帯 ¥30,000~ 総長300

E-050 黒地亀甲花文腰帯 ¥30000~ 総長248

E-040 格子地笹丸文腰帯 ¥60,000~  総長278

E-043 白地雲版文腰帯 ¥30,000~ 総長288

E-047 紺地牡丹唐草文腰帯 ¥30,000~ 総長280

E-051 灰青地卍蓮華文腰帯 ¥30000~ 総長274

E-044 白地龍胆文腰帯 ¥30,000~ 総長249

E-048 香色地草花文腰帯 ¥30,000~ 総長270

E-053

本鬘 ¥90000~  総長90

E-054

黒垂 ¥60000~  総長85

E-055 尉鬘 ¥60,000~ 総長98

E-056

姥鬘 ¥50,000~  総長88

E-057

馬毛鬘 ¥50,000~  総長90

E-058

白馬毛 二  ¥30,000~ 大総長91ほか

E-059 頭巾 ¥60000~ 38×120

E-062 静烏帽子 ¥40,000~ 25×27 井筒製

E-060 柳寂風折烏帽子 ¥70000~  付木箱(桐) 12×26×15

E-063 梨子打烏帽子 ¥30,000~ 27×29

E-061 風折烏帽子 ¥60000~  付木箱(桐) 10×24×16

E-064 子方用梨子打烏帽子 ¥30,000~ 25×255 井筒製

E-065 子方用前折烏帽子 ¥30,000~ 25×245 井筒製

E-066 翁飾三宝揃 ¥40000~  25×245×20 シミ

E-069 面袋 二 ¥40000~  大20×27ほか

E-072 鼓笛文面袋 ¥30,000~ 24×30

E-074 伝一色能手持鈴 ¥50,000~  総長16

E-067 刺繍桜文面袋 ¥50000~  235×37 ホツレ

E-070 面袋 二 ¥40000~  大19×26ほか

E-073 牡丹文面袋 ¥30,000~ 25×27

E-075 田中主水 木彫狂言末廣狩 ¥60000~ 付共箱(桐) 像高235ほか 「昭和三十年(1955)」箱識

E-068 草花文面袋 ¥30000~ 21×26 ホツレ

E-071 面袋 二 ¥40000~  大22×27ほか

E-076

玉手菊洲 留守能絵幅 ¥50,000~  付木箱(桐) 絹本 牙軸端 35×102 表具49×192  ヤケ シミ

藝能

E-079 色漆塗面 ¥100,000~ 15×19 スレ 剥離 E-078 牡丹蒔絵笙 ¥200000~  付時代識箱(杉) 青地蜀江錦笙袋  青地立涌鳳凰文錦平袋 総高44

E-080 神楽面 二 ¥70,000~ 付時代溜塗合箱(桐) 14×19ほか 「萬延……良成」背面墨識

雑感

E-081 鍛銅大銅鑼 ¥50,000~ 付架(80×37×94)、撥 銅鑼66×66×8

古格ある素木の笏箱で、片端を花先形に、対の端を直線的に造形する。笏箱は文字通り笏 を納めるためにあるが、掲出は長辺が60cmを超えており、節会の内弁が使用する大笏のため を思わせる。掲出の伝来として、式年遷宮に係る御神宝撤下が想定される。蒔絵をはじめと した加飾が何ら施されていないことも論拠の一になろう。

掲出蓋裏には「此君亭」の所蔵を示す紙片が貼附される。此君亭とは竹藝の重要無形文化 財保持者・生野祥雲斎(1904-1974)の自宅兼工房であり、柳宗悦ら多数の文化人を迎えたことで も知られる。 A-075

香道

F-001 金重陶陽 寿老伏香炉 ¥2700000~ 付共箱(杉) 像高31

金重陶陽(明治二十九・1896~昭和四十二・1967)は備前焼初の重要無形文化 財保持者。備前市伊部に生まれ、父楳陽に陶技を学び、陶土、窯詰め、焼成法など の研究につとめ、現代に桃山風備前を甦らせた。

F-003 金工太鼓形吊香炉 ¥200000~ 付識箱(桐) 鉄吊鎖 10×9×9

F-004 瀬戸飴釉猫香合 ¥180,000~ 7×45×5 極小ソゲ

F-006 野々村仁清 色絵麒麟文四方香炉 ¥125,000~ 付二重箱(内桐) 金工火舎 85×65×6 底印

F-005 備前獅子香炉 ¥150,000~ 付木箱(桐 貼札) 8×10×9 窯キレ

F-007 山銅茄子鈕竹耳香炉 ¥100,000~ 11×7×10

F-008 野々村仁清 東下富士香合 ¥200,000  付識箱(杉) 仕覆(ホツレ) 12×8×2 磁貫 ヒビ 身部共色補修  土佐光則画

F-009 野々村仁清 鴎香合 ¥190,000~ 付時代識箱(桐) 6×4×4 茶楽斎箱識

野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。丹波国桑田郡野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器の創始者。作風は清純優雅で蒔絵風の ものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作もある。

F-010 前田青邨

志野猫香合 ¥250,000~ 付二重箱(内共桐 外溜塗)  仕覆 6×35×5 F-011 奥田木白 奈良人形写香合 ¥90,000~  付共箱(桐 貼札) 7×6×8 身部規方共色補修 底銘 奥田木白(寛政十一・1799~明治四・1871)は奈良赤膚焼の陶 工。大和郡山に生まれ、名を武兵衛、屋号を柏屋といい、柏にちな んで木白とした。仁清風・高取風・萩風な茶陶から楽焼におよぶ 写し物などが多いが、奈良にちなんで能人形の佳作が知られ、型 物、細工物をよくした。

前田青邨(明治十八・1885~昭和五十二・1977)は近代日本画の巨匠。岐阜県中 津川生まれ、本名廉造、梶田半古に師事。紅児会に参加、小林古径・安田靫彦らと 研鑚を積んだ。大正三年再興第一回院展に出品、同人。古径・靫彦と院展三羽烏と 謳われた。十一年渡欧、翌年帰国。帝国芸術院会員、帝室技藝員、東京芸大教授。 昭和三十年文化勲章。作域は広いが中でも歴史人物画を得意とした。

F-013 家紋唐草蒔絵阿古陀香炉 ¥100000~

付時代識箱(桐) 鍍金火舎 95×95×8

F-015 銅蟷螂鈕菱形香炉 ¥80,000~ 付合箱(杉) 14×9×9

F-014 菊折枝蒔絵六角香箱 ¥220000~

付時代黒塗箱(桐 貼札) 13×145×8 隅一時代補修  菊葉紐座金 蓋裏桐紋

F-016 青海波忍草蒔絵焚殻入 ¥80,000~ 付時代箱(桐) 7×7×7

F-017 真清水蔵六 青磁獅子香炉 ¥66000~ 付共箱(桐) 11×10×10

F-019 金箔押臥麒麟香炉 ¥50000~  25×15×17

F-022 清水六兵衛 信楽菊香合 ¥50,000~ 付識箱(桐) 仕覆(大破) 65×65×4 彫銘

F-018 古清水六角香炉 ¥60000~ 付識箱(桐) 緞子仕覆  銀火舎 唐木火舎 7×8×6 磁貫

F-020 古清水六角火入 ¥50000~  95×9×7 三ツ葉葵紋(金彩剥離)

F-023 黄釉南京形香合 ¥50,000~ 付時代箱(桐) 4×4×6  ヒビ

F-021 織部八角香炉 ¥50000~  付識箱(桐) 銀火舎(純銀刻印) 65×65×45  磁貫 ユガミ 口辺小ソゲ

F-024 真葛長造 仁清写結文形香合 ¥50,000~  付共箱(桐) 85×55×1 底銘

F-025 宋胡録鳥飾香合 ¥50,000~ 付木箱(桐) 4×4×3  小ソゲ

G-002 高麗刷毛目茶碗 ¥380,000~ 付木箱(桐) 14×13×8  磁貫 窯ヒビ 切高台

G-004 黄伊羅保茶碗 ¥300000~ 付木箱(桐 貼札) 白縮緬仕覆(シミ) 145×145×7 ヒビ

G-003 井戸茶碗 ¥350,000~ 付合箱(桐) 165×165×7 ヒビ  口縁金補修

G-005 紅葉呉器茶碗 ¥150000~ 付木箱(桐 貼札) 和更紗仕覆 135×135×85 磁貫 ヒビ

G-007 斗々屋茶碗 ¥200000~ 付時代溜塗識箱(桐 貼札)

仕覆 165×165×55 金補修  烏丸光広箱識(古筆了信極紙蓋裏貼附)

G-009 金海堅手茶碗 ¥170000~ 付時代黒塗識箱(杉) 仕覆 135×135×9 ヒビ補修 銘「西王母」

G-008 影青刻文平茶碗 ¥180000~ 付識箱(桐) 17×17×65 鵬雲斎箱書

G-010 珠光青磁茶碗 ¥150000~ 145×145×6 磁貫

G-011 半使茶碗 ¥140000~

付時代識箱(桐 虫喰、身部一部欠) 145×14×9 ヒビ 磁貫 「椙形」箱識

G-013 御本三島沓茶碗 ¥90,000~  付合識箱(桐) 仕覆 14×13×8 磁貫 ヒビ  切高台 「釜山窯御本沓茶碗」箱識

G-012 伊羅保茶碗 ¥120000~ 付時代箱(桐) 紫縮緬仕覆  15×15×65

G-014 対州絵御本茶碗 ¥90,000~  付時代箱(桐 貼札) 13×13×8 ヒビ

G-015 李朝堅手茶碗 ¥50,000~  付木箱(桐 貼札) 仕覆 155×15×75  磁貫 ヒビ 窯キレ

G-018 絵唐津火間茶碗 ¥150000~ 付木箱(桐 貼札)  仕覆 12×115×6 時代金補修 ヒビ

G-021 唐津米計茶碗 ¥100,000~ 付時代箱(杉 貼札) 11×11×6 ワレ金補修 縁漆補修

G-019 萩茶碗 ¥120000~ 付識箱(桐) 135×13×85  銘「山色」 即中斎箱書 G-020 唐津米計茶碗 ¥100,000~ 付木箱(桐) 仕覆  11×11×7 磁貫 金補修

G-022 弓野鉄絵茶碗 ¥80000~  付時代箱(桐・ワレ 貼札) 125×125×8 口辺釉メクレ

G-024 出雲御本写茶碗 ¥80,000~ 付識箱(桐) 13×13×75

口辺カケ補修 磁貫

G-026 出雲茶碗 ¥80,000~ 付識箱(杉) 13×13×6

口縁、高台小ソゲ 銘「常盤木」 藪内透月斎箱書

G-023 丹波茶碗 ¥100000~  付時代識箱(杉 貼札) 155×145×7

G-025 出雲蕎麦写茶碗 ¥80,000~ 付木箱(桐) 165×165×55 磁貫

G-028 直斎 手捏黒茶碗 ¥700,000~ 付二重箱(内識桐) 13×125×8 見込ヒビ 銘「徳介」 一啜斎内箱書 不徹斎外箱書 直斎(享保十・1725~天明二・1782)は武者小路(官休庵)七世で堅叟宗守。官休庵における新しい茶の湯制度(家元制度)を確立。また、如心斎らと 「千家七事式」を制定した。

内箱:一啜斎(宝暦十三・1763~天保九・1838)は武者小路千家八世休翁宗守。号円明、溪澗。川越兵庫頭の子、七代堅叟宗守の養子。讃岐高松藩主松平 侯の茶頭。一方庵の復興にあたり、四畳半に改め半方庵と名付けた。茶通箱点の新手順を考案。

外箱:不徹斎(昭和二十・1945~)武者小路家十四世。有隣斎徳翁宗守の長男。慶應義塾大学法学部政治学科、同大学院文学研究科で美学美術史を専攻。 昭和四十九年、嗣号「宗屋」を襲名。昭和六十四年「不徹斎」の斎号を授与され、同年十二月「宗守」を襲名。

G-029 了入 黒茶碗 ¥300,000~ 付共箱(桐 鼠害) 13×13×7 了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明 和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事する など樂家中興と称えられる。

G-031 清寧軒 小服黒茶碗 ¥230,000~ 付識箱(桐) 仕覆 10×10×7 磁貫 銘「八千代」 惺斎箱書

G-030 慶入 御紋黒茶碗 ¥250,000~ 付共識箱(桐) 仕覆 12×12×85 磁貫 ヒビ 切高台 碌々斎箱書 慶入(文化十四・1817~明治三十五・1902)は樂家十一代の陶工。旦 入の養子。紀伊和歌山藩、西本願寺の御庭焼に従事し、大谷光尊から「雲 亭」印を受領する。丹波出身。

G-032 旦入 黒茶碗 ¥200,000~ 付共箱(杉) 105×105×75 ヒビ 旦入(寛政七・1795~嘉永七・1854)は樂家十代。了入の次男、文化八 年に十代吉左衛門を襲名。弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。

G-034 尾形乾山 月薄彫黒茶碗 ¥480000~ 付二重箱(内時代合識桐 外黒塗) 紅縮緬仕覆  満岡忠成極札 11×11×7 尾形乾山(寛文三・1663~寛保三・1743)は江戸中期の陶工、画家。光琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の 影響が窺える。二代伊八、三代呉介といった風に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、私淑するような形が多 かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。

G-035 一入 東陽坊写黒茶碗 ¥200,000~ 付識箱(桐) 12×12×8 磁貫 円能斎箱書 一入(寛永十七・1640~元禄九・1696)は樂家四代。朱釉黒樂茶碗を 創始した。幼名左兵衛、明暦二年(1656)、四代吉左衛門を襲名。元禄四 年(1691)養子宗入に家督を譲る。

G-036 得入 黒茶碗 ¥190,000~ 付識箱(桐 底ワレ) 11×105×8 ヒビ ソゲ 旦入箱識 得入(延享二・1745~安永三・1774)は長入の長男。宝暦十二年 (1762)に八代吉左衛門を襲名。明和七年(1770)剃髪隠居し佐兵衛と号 す。作品は歴代中で最も少なく、ほとんど二十五歳までの若い時期の作 品であり、父、長入の影響が指摘される。

G-037 狩野尚信絵付 芦雁絵赤茶碗 ¥180000~

付識箱(桐) 14×14×9 磁貫 又玄斎箱書 狩野尚信(慶長十二・1607~慶安三・1650)は孝信の次男、京都の人。 木挽町狩野家の祖。号自適斎、通称主馬。寛永七年(1630)江戸に下り、幕 府の御用絵師となる。

箱書:一燈宗室(享保四・1719~明和八・1771)は裏千家八世。斎号は 又玄斎。表千家原叟宗左の三男。兄である如心斎と七事式を制定。宗旦百 年忌の茶会を催した。

G-039 任土斎 検校写赤茶碗 ¥150000~ 付共箱(桐) 14×14×7 口辺共色補修 玉水焼は樂家四代一入の子、彌兵衛が玉水に開窯したもので樂家脇窯 とされる。初代一元(寛文二・1662~享保七・1722)は、長次郎から五代 目として一元を称し、母親の生地に新たに楽焼の窯を開いた。二代一空 (宝永六・1709~享保十五・1730)は一元の長男。三代任土斎は一空の 弟。任土斎は妻を娶らず血統は三代で絶えたが、楽斎・娯楽斎・涼行 斎・浄閑斎・照暁斎と継承された。

G-038 九代大樋長左衛門 数印黒茶碗 ¥150000~  付二重箱(内共識桐) 12×12×8 銘「磯辺」 即中斎箱書 九代大樋長左衛門(明治三十四・1901~昭和六十一・1986)は父であ る八代長左衛門に師事。昭和十一年大阪阪急百貨店にて茶碗十二ヶ月展 で注目され、京都の樂家に次いで茶陶の名工と称されるようになった。 戦後は日本伝統工芸展にて入選を重ね、日本工芸会正会員としても活躍 する。裏千家より淡々斎茶道文化賞を受賞、昭和五十二年裏千家十五世 鵬雲斎家元より陶土斎の号を贈られる。

G-040 了入 赤茶碗 ¥100000~ 付共箱(桐) 11×11×85 口縁ソゲ補修 了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明 和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事する など樂家中興と称えられる。

G-042 野々村仁清 伊賀茶碗 ¥480,000~ 付二重箱(内時代識桐) 12×115×7 「印は金森宗和の贈りたる物也」東陶軒内箱識 五代清水六兵衛外箱識 野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。丹波国桑田郡野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器 の創始者。作風は清純優雅で蒔絵風のものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作もある。

G-043 仁阿弥道八 富士茶碗 ¥150,000~ 付共箱(桐) 12×12×8 ヒビ金補修 道八は京都清水焼の陶工、高橋氏代々の通名。伊勢亀山藩士出身で初 代(元文五・1740~文化元・1804)の時、京へ出て粟田口で開窯。松風亭、 空仲、周平と号し、動物・人物置物、香合・酒器を製作した。二代仁阿弥 道八(天明三・1783~安政二・1855)は光時、法螺山人、松風亭、華中亭 とも称し、京焼中興の名工といわれ、歴代で最も有名。青木木米、永樂保 全と共に頴川門下の逸材、幕末の三名工として知られ、当時の文人趣味、 煎茶趣味に走らず、伝統的な仁清風、乾山風な雅陶をよくした。

G-044 平沢九朗 志野写茶碗 ¥150,000~

付共識箱(桐) 仕覆 13×125×85 銘「羅漢」 即中斎箱書 平沢九朗(安永元・1772~天保十一・1840)は尾張名古屋藩士。名は一 貞。通称は清九朗。茶道を嗜み茶室を今昔庵と号す。茶器を作陶、九朗焼 といわれた。

箱書:即中斎宗左(明治三十四・1901~昭和五十四・1979)は表千家十 三代。十二代惺斎の次男。昭和十二年襲名。幼名は覚二郎、号に無尽・清 友軒。

G-045 加藤孝俊 油滴天目茶碗 ¥200,000~

付二重箱(内共桐 外溜塗) 13×13×7 銀覆輪 加藤孝俊(大正六・1917~昭和五十六・1981)陶芸家。瀬戸の窯元真 玉園の七代目。釉薬の研究に取り組み、窯の繊細な温度差を使い神秘的 な斑点模様を作り出すことに成功。昭和46年日本伝統工芸展入選。現在 の油滴天目第一人者の一人。

G-047 清水卯一 柚子肌茶碗

¥70,000~ 付共箱(桐) 105×105×10 磁貫 清水卯一(大正十五・1926~平成十六・2004) は京都五条坂生まれ。昭和六十年(1985)重要無 形文化財「鉄釉陶器」保持者認定。

G-046 豊場惺也 唐津写茶碗 ¥100,000~ 付識箱(桐) 145×14×8 荒川豊蔵箱識、茶碗添字 豊場惺也(昭和十七・1942~)は岐阜県出身。刀剣鑑定家豊場重春の 四男。名古屋市立工芸高等学校卒業後、荒川豊蔵に師事。昭和四十九年 (1974)には大萱に窯下窯を築いて独立し、国内外で個展を開き活動し ている。

G-048 楠部彌弌 鈞窯写茶碗 ¥70,000~ 付共箱(桐) 135×13×75  高台内印 楠部彌弌(明治三十・1897~昭和五十九・ 1984)。昭和二年帝展初入選。日本芸術院会員、 文化功労者、文化勲章。

G-049 中島宏 青磁茶碗 ¥50000~  付共箱(桐) 135×135×7 中島宏(昭和十六・1941~平成三十・2018)は 佐賀県生まれの陶芸家。佐賀県重要無形文化財 工芸技術保持者。平成十九年(2007)重要無形文 化財「青磁」の保持者に認定された。

G-051 李朝平茶碗 ¥100000~ 付識箱(桐) 仕覆 15×15×5  磁貫 窯キレ補修

G-053 李朝白磁平茶碗 ¥100,000~ 付木箱(杉) 17×17×55 磁貫 高台内墨識

G-055 刷毛目茶碗 ¥100,000~ 付木箱(桐 貼札) 15×15×65

G-052 粉引平茶碗 ¥100000~ 付木箱(桐) 165×165×4 縁カケ補修

G-054 李朝雨漏小服茶碗 ¥100,000~ 付識箱(桐)  錦仕覆 12×12×5 ソゲ

G-056 御本茶碗 ¥80,000~ 付木箱(桐) 13×12×8  縁金補修 ヒビ 切高台

G-057 白油手高麗茶碗 ¥90000~

付時代識箱(桐) 13×13×75 ヒビ  長入箱識

G-060 御本刷毛目茶碗 ¥90,000~  付時代識箱(桐) 16×15×7 ヒビ 切高台

G-063 青井戸茶碗 ¥50,000~

付識箱(桐) 17×17×7 朴鐘漢箱識

G-066 斗々屋茶碗 ¥50,000~  付木箱(桐) 15×15×5

G-058 高麗茶碗 ¥50000~

付識箱(桐) 16×16×7 鵬雲斎箱書

G-061 御本茶碗 ¥50,000~ 14×14×8  金補修

G-064 伊羅保茶碗 ¥50,000~

付識箱(桐) 16×16×65

G-067 無地刷毛目平茶碗 ¥50,000~ 17×165×35 磁貫 ソゲ色漆補修  窯キレ金補修

G-059 高麗茶碗 ¥50000~

付識箱(桐) 14×14×95 ヒビ 「遊撃呉器茶碗」箱識

G-062 李朝鉄絵茶碗 ¥50,000~  付識箱(桐) 仕覆 13×13×9 磁貫 ヒビ  蒔絵金補修 銘「むさし野」

G-065 会寧茶碗 ¥50,000~  付識箱(杉) 13×125×8 磁貫

G-068 井戸脇平茶碗 ¥50,000~  付時代溜塗箱(桐・補修 歌銘小色紙貼) 145×145×4

G-070 左入 赤茶碗

¥90,000~

付識箱(桐) 仕覆 11×11×85 磁貫

口縁金補修 銘「炭カマ」 石牛斎箱書 左入(貞享二・1685~元文四・1739)は樂家六 代。左の一字は千家如心斎(宗左)から拝領したと され、光悦模などを得意とし、左入釉の語を残し た。

G-073 倉崎権兵衛 出雲刷毛目茶碗 ¥50000~

付時代識箱(桐) 105×10×8 倉崎権兵衛(生年未詳~元禄七・ 1694)は出雲樂山窯の創始者とされ、 伊羅保写に優れたと伝えられる。

G-077 錦光山 七宝文茶碗 ¥80,000~ 付時代箱(桐) 135×135×45  底印 錦光山家は京都粟田口を代表す る陶家。

G-071 狩野宗寿 赤茶碗

¥80,000~  付時代識箱(桐 蓋桟一欠) 10×10×8 磁貫

銘「朝日」 大綱宗彦箱識 箱識:大綱宗彦(安永元・1772~安政七年・1860) は大徳寺第四百三十五世。同寺塔頭黄梅院第十四 世。昨夢、空華室と号したのち、向春庵と称し、和 歌や茶の湯をよくし書画に優れた。裏千家の玄々 斎千宗室や表千家の吸江斎千宗左、武者小路千家 の全道宗守らと親交し、茶道界の発展に尽力した。

G-074 伝二代加田半六 茶碗 ¥50000~ 付識箱(桐) 13×13×7 ソゲ 切高台 初代加田半六が倉崎権兵衛に学 んで、出雲楽山の二代を継いで以降、 子孫は代々半六の名を継承した。

G-078 小山冨士夫

信楽茶碗 ¥60,000~

付共箱(桐) 14×135×75 小山冨士夫(明治三十三・1900~ 昭和五十・1975)は岡山県生まれ、 瀬戸や京都で作陶を学んだのち大 正十四年(1925)京都で独立。昭和五 年(1930)東洋陶磁研究所所員とな り、中国古窯趾調査など古陶磁の研 究に専念。また昭和二十二年(1947) 東京国立博物館、文化財保護委員会 で技官の任に就いた。著書に「東洋 古陶磁」など。

G-072 大橋秋二 茶碗 ¥50,000~  付二重箱(内時代識杉・底補修) 105×105×85 磁貫 口辺釉メクレ 切高台 「秋二」刻銘 大橋秋二(寛政七・1795~安政四・1857)は東 海郡出。松菴と号す。別に收翁・指雲兒・紫雲 二・聾耳・桝底等の銘印あり。はじめ医業をす るも、風流を好み茶道のほか数寄多く、京の尾形 周平に陶技を学ぶ。古器の写しをよくする。養老 山に開窯。

G-075 伝出雲楽山 立鶴茶碗 ¥50000~  付識箱(桐) 12×12×9 磁貫  切高台

G-076 伝出雲楽山 茶碗 ¥50000~ 付時代箱(桐 貼札) 10×10×8 磁貫 釉剥離 切高台

G-079 平瀬露香 瀬戸梅花文茶碗 ¥50,000~  付共箱(杉 駒沢利斎造) 125×125×6 口辺ソゲ補修 「半介」底小判印 「明治十四年十二月一日北野聖廟 献茶祭直会用之内」箱識 平瀬露香(天保十・1839~明治四 十一・1908)は大阪の実業家。第三 十二銀行頭取・日本火災保険会社 社長などを歴任。嗜む趣味は三十一 にも上る。特に茶湯を能し、武者小 路千家十一世一指斎の急逝に際し ては家元預かりを務めている。

G-080 野村得庵 平茶碗 ¥50000~ 付共箱(桐 貼札) 12×12×45 磁貫 窯キレ  銘「窓」 野村得庵は二代目野村徳七。野村 財閥を築き上げた。文化的な活動で もしられ、茶の湯と能に造詣が深 かった。野村美術館は得庵の蒐集品 を主要な展示品として創設された。

G-081 古清水注連縄宝尽文茶碗 ¥100,000~ 付識箱(桐) 11×11×7 磁貫 ヒビ

G-083 木原唐草文茶碗

¥50,000~ 付木箱(桐) 12×107×7 磁貫 ヒビ ソゲ、 カケ、ワレ銀補修

G-087 黄瀬戸歪茶碗

¥50,000~ 付時代箱(杉) 15×15×75 口縁漆補修

G-091 朝日茶碗 ¥50,000~  付木箱(桐) 12×12×8 小ソゲ  切高台 底銘

G-084

上野紫蘇釉輪花茶碗

¥50,000~ 付木箱(桐) 135×13×9 小ソゲ

G-088

絵瀬戸雨龍染付茶碗

¥50,000~ 付識箱(桐) 13×13×7

口縁補修 磁貫 歌銘「白露」

堀田宗達箱書

G-092 古曽部俵茶碗

¥50,000~ 付木箱(桐) 115×11×75 高台内印

G-082 紫野黒茶碗 ¥80,000~ 付時代黒塗箱(杉) 12×12×7  共色補修 底窯印

G-085 上野茶碗 ¥50,000  付木箱(桐) 135×135×85  磁貫

G-089 黒織部茶碗

¥60,000~ 付時代合箱(桐) 125×11×7 口縁小ヒビ

G-093 膳所天目茶碗

¥50,000~ 付木箱(杉 貼札) 12×12×55 ヒビ 銀覆輪

G-086 萩茶碗 ¥50,000~  付識箱(桐) 14×14×85  大破時代金補修 ソゲ

G-090 黒織部茶碗

¥50,000~ 付木箱(桐 貼札) 16×12×8

G-094 黒釉茶碗 ¥70,000~  付木箱(桐) 155×155×5

G-096 織部双耳茶入

G-098 瀬戸茄子茶入 ¥250000~ 付二重箱(内時代識桐)  黒漆唐木挽家 仕覆3 牙蓋 8×8×65 口辺補修 「梶井慈胤法親王箱蓋表書付」大倉澗水箱識

G-100 黒平茶入 ¥180000~ 付時代識箱(杉) 牙蓋 9×9×7  銘「センヘイ」 覚々斎箱書

G-099 瀬戸肩衝茶入 ¥250000~ 付時代識箱(桐) 仕覆 牙蓋 6×6×11 「鳴海茶入」箱識

G-101 備前茶入 ¥150000~ 付二重箱(内時代貼札識桐)  仕覆3 牙蓋 65×65×9 口辺極小ソゲ 銘「清閑」 鵬雲斎箱書

G-103 木地独楽茶器 ¥190,000~ 付時代識箱(桐) 6×6×8  ヒビ 佐久間将監箱書(古筆了仲極紙貼附)

G-105 盛阿弥 菊水蒔絵大棗 ¥180000~ 付時代識箱(桐 貼札) 緞子仕覆 8×8×8 内黒 針銘  久須美疎安箱書(大倉好斎極札貼附) 盛阿弥は桃山時代の漆工、京都に住した。利休 の塗師、秀吉から天下一の号を受ける。棗は盛阿 弥夏目と称される。三代続いたとされる。

G-104 金溜水車青貝蒔絵中次 ¥200,000~ 付木箱(桐) 7×7×75 内金溜

G-106 原羊遊斎 芦桐平蒔絵棗 ¥120000~ 付共箱(桐) 65×65×7  蓋時代ワレ 箱蓋裏松平不昧花押 原羊遊斎(明和六・1769~弘化二・1845)は江 戸後期の蒔絵師。江戸神田に住み、通称は久米次 郎、更山と号する。酒井抱一の下絵による江戸琳 派の印籠・櫛類を工房で多く制作した。

G-107 西村松逸 扇蒔絵平棗 ¥120000~ 付黒塗共箱(杉) 85×85×5  内外梨子地 西村松逸は蒔絵師。初代(1895~1891)は近田 市太郎、津田鉦一郎に師事。加賀蒔絵の名工とし て茶道具などを手掛けた。当代は三代目。

G-108 梨子地宝袋蒔絵手付茶器 ¥90000~

付時代識箱(桐) 9×9×11 剥離 ウキ 内梨子地

G-110 七代駒沢利斎 秋草蒔絵大棗 ¥80000~ 付共箱(桐) 仕覆 8×8×8  内黒 了々斎在判 銘「むかし」

G-114 木原山水染付茶入 ¥80,000~  付二重箱(内共識桐 外溜塗) 慶入赤添蓋 8×8×5 ヒビ 磁貫 金森得水箱書 金森得水(天明六・1786~元治二・1865)は茶 人。号に玄甲舎。田丸城主・久野家の臣。茶道を 吸江斎に学ぶ。

G-109 武蔵野蒔絵桶棗 ¥80,000~ 付木箱(桐) 65×65×65  内黒 蓋裏遠山蒔絵

G-111 篠井秀次 菊蒔絵朱茶器 ¥50000~ 付二重箱(内共桐) 55×55×6  ヒビ ウキ 内金溜 篠井秀次は塗師。初代は通称を弥五郎、号は善 斎。二代は号を善鏡。三代は号を善紹、吉田織部 の塗師。四代は号を林斎。

G-115 淡々斎 巴紋碁笥茶器 ¥70000~ 付共識箱(桐) 7×7×55 蓋裏淡々斎(花押)刻 「鶴岡八幡宮 御鎮座七百六十年祭 献茶式 記念 昭和二十六年(1951)」箱識 淡々斎宗室(明治二十六・1893~昭和三十九・ 1964)は裏千家十四世。

G-112 藤重藤厳 黒中次 ¥70000~  付時代識箱(桐) 緞子仕覆 65×65×6  蓋裏漆ヒビ 針銘 藤重藤厳は奈良の人。利休時代、蒔絵師。専ら 中次を制作した。

G-117 桐蒔絵中次 ¥50,000~  付時代箱(桐) 加茂裂仕覆 75×75×75  スレ 内黒

G-120 桜柳蒔絵棗 ¥50,000~  付木箱(桐) 7×7×7 内黒

G-123 黒中次 ¥50000~  付時代識箱(桐) 67×67×7  蓋ソゲ 「文叔宗守中続」箱識

G-118 春斎 溜塗金輪寺棗 ¥50,000~ 付共箱(桐 貼札) 7×7×7  スレ 小ソゲ 内溜 針銘

G-121 紫陽花蒔絵棗 ¥65,000~  付木箱(杉 貼札) 65×65×65 規方極小ソゲ、小剥離、スレ 内黒

G-124 松梅蒔絵棗 ¥50000~ 付時代識箱(桐) 6×6×75 内黒

G-119 飛来一閑 面取黒中次 ¥50,000~ 付共箱(桐) 67×67×7 アタリ 一閑張の飛来一閑は千家十職の一。初代は中 国明代の人で寛永年間に来日帰化して京都に住 した。千宗旦が作品を賞したことから知られる ようになった。現在は十六代。

G-122 八重葎蒔絵中次 ¥50,000~ 付識箱(桐) 仕覆 65×65×7 小スレ 内黒

G-125 菊桐蒔絵茶器 ¥60000~ 付木箱(杉) 縞仕覆 6×6×75 内黒

G-126 瀬戸胴紐茶入 ¥50000~ 付時代合識箱(桐)  仕覆3 牙蓋 65×65×65  口辺ソゲ

G-127 瀬田掃部 竹茶杓 ¥480,000~ 付二重箱(内識桐) 共筒 総長18 吸江斎内箱書 即中斎外箱書 瀬田掃部(天文十七・1548~文禄四・1595)は武士、茶人。名は正忠、 伊繁。豊臣秀吉に仕え、関白就任に伴い従五位下掃部頭に叙任。千利休 の高弟で、利休七哲の一。大ぶりの平高麗茶碗や掃部形と呼ばれる茶杓 を愛用した。豊臣秀次事件に連座した。

G-128 小堀政優 竹茶杓 一対 ¥250,000~ 付二重箱(内共桐)  共筒各一 総長17ほか 銘「伏見」「淀」 小堀政優(天明六・1786~慶応三・1867)は遠州流八代家元。改易となっ ていた小堀家の再興を果たす。

G-130 一啜斎 竹茶杓 ¥250,000~  付二重箱(内共桐) 共筒 総長185  銘「白龍」 不徹斎外箱書 一啜斎(宝暦十三・1763~天保九・1838)は武 者小路千家八世休翁宗守。号円明、溪澗。川越兵 庫頭の子、七代堅叟宗守の養子。讃岐高松藩主松 平侯の茶頭。一方庵の復興にあたり、四畳半に改 め半方庵と名付けた。茶通箱点の新手順を考案。

G-131 好々斎 竹茶杓 ¥200,000~  付共箱(桐) 共筒 総長19 櫂先小ソゲ  銘「仙友」 好々斎宗守(寛政七・1795~天保六・1835)は 武者小路千家九世。裏千家九世石翁玄室の第三 子。茶法を父に学び、のち一啜斎の養子となり官 休庵九世となる、また高松侯の茶頭を引き継ぐ。 別号に宗什、仁翁。

G-132 江雪宗立 竹茶杓 ¥150,000~  付識箱(桐) 大徹宗斗追筒 総長18  愈好斎箱書 江雪宗立(文禄四・1595~寛文六・1666)は大 徳寺百八十一世。慶安四年(1651)に品川東海寺 の輪番職となり、寺内に桂昌庵を、また京北に松 泉庵、山城の大原に即心、東向の二庵を創した。 自号は不如無、破鞋子、枯髏子。

G-133 川喜田半泥子 竹茶杓 ¥100,000~ 付共箱(桐) 共筒 総長208  銘「アリガトウ」 川喜田半泥子(明治十一・1878~昭和三十八・ 1963)は陶芸家、実業家。三重県の素封家の十六代、 伊勢木綿問屋のほか電力、銀行などの実業に関係し たが、はやくから趣味生活に入る。自宅に楽窯を築い た後、大登窯を築窯。晩年には広永の山中に移窯し弟 子を養成。

G-134  啄斎

煤竹茶杓 ¥90,000  付識箱(桐) 共筒 総長18 櫂先補修 銘「鶴」 啄斎宗左(延享元・1744 ~文化五・1808)は表千家八 代。幼名は与太郎。別に件翁 の号がある。川上不白らの援 助を受け、叔父一燈宗室の指 導を仰ぎ茶湯に励んだ。十四 歳で宗左を名乗り八世家元 を継承。利休二百回忌の茶会、 宗旦百五十回忌などを催す。

G-136 堀内宗完 竹茶杓

¥50,000~ 付共箱(桐) 共筒  総長19 銘「松風」 堀内宗完(大正八・1919~平成二 十七・2015)は表千家流堀内家十二 代。京都帝国大学卒。幽峯斎急逝後、 長生庵をつぐ。即中斎に師事。建仁 寺竹田益州老大師より兼中斎の号 を受ける。昭和二十八年宗完襲名。 平成十年、十三代の襲名に伴い宗心 と称した。

G-135 正信 牡丹蒔絵茶杓 ¥70,000~ 付識箱(桐) 総長19 裏面蒔絵銘

G-137 近藤道恵  牙胎黒漆塗茶杓 ¥50,000~ 付共箱(桐) 総長18 「恵」銘 利休形 近藤道恵は江戸時代から 続く塗師の家。初代道恵は 前田利長の知遇を受けた。 当代は十一代。

G-138 象牙茶杓 ¥50,000~ 付筒  総長185

G-140 伊賀飾耳付水指 ¥900000~ 付二重箱(内時代黒塗杉・大破、虫喰 外黒塗) 共蓋 黒塗蓋 20×17×21 ヒビ 窯キレ

G-141 上野叩造水指 ¥500000~  付時代箱(桐 貼札) 黒塗蓋 17×17×16

口辺小補修 底貝目跡 薄造(6585g)

G-142 備前頭巾形水指 ¥480000~ 付時代箱(杉) 黒塗蓋(塗補修、剥離) 備前蓋  19×19×18

G-144 野々村仁清 信楽手付水指 ¥350,000~  付識箱(桐) 共蓋 20×19×18 ヒビ補修 粟田印 坐忘斎箱書 野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。丹波国桑田郡 野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器の創始者。作風は清純優 雅で蒔絵風のものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作も ある。

G-146 美濃伊賀水指 ¥290,000~ 付木箱(桐 貼札)  時代黒塗蓋 18×16×12

G-145 備前袋形水指 ¥350,000~ 付時代箱(桐) 仕覆  黒塗蓋二種(小ソゲ) 18×18×18

G-147 美濃伊賀飾耳水指 ¥290,000~ 付時代箱(杉 貼札)  黒塗蓋 溜塗蓋(摘接合補修) 18×15×10

G-148 七宝遊環水指 ¥250000~ 付時代識箱(桐) 共蓋  15×15×20

G-150 南蛮水指 ¥150000~ 付時代識箱(桐 貼札)  洋更紗仕覆 黒塗蓋 21×21×12 軽ヒビ 古筆了仲箱識 丹波か

G-149 備前打紋水指 ¥180000~ 付識箱(桐)  古備前鑑定委員会鑑定書 黒塗蓋(スレ) 17×17×11 口辺共色補修

G-151 高麗水指 ¥100000~ 付識箱(桐) 潤塗蓋  24×22×14 小堀宗慶箱書

G-153 上野水指 ¥100,000~ 付木箱(桐) 黒塗蓋  カピタン縞仕覆 17×165×16 窯キレ

G-155 野々村仁清 色絵御所車水指 ¥90,000~

付時代箱(桐) 共蓋 19×15×18 磁貫 底印 野々村仁清(慶長元・1596~万治三・1660)は陶工。丹波国桑田郡 野々村出身。通称清兵衛・清右衛門。色絵陶器の創始者。作風は清純優 雅で蒔絵風のものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作も ある。

G-157 備前袋形水指 ¥90,000~

付識箱(桐) 黒塗蓋 19×19×16

口辺数カ所共色補修 桂又三郎箱識

G-154 増田千代松絵付 珉平碧山紅葉水指 ¥90,000  付共箱(桐) 共蓋 14×14×19 磁貫 蓋裏、底「珉平」印

G-156 理兵衛 飾耳水指 ¥90,000~

付木箱(桐・蓋桟一欠 貼札) 黒塗蓋 14×13×18 印銘

G-158 備前縄耳水指 ¥80,000~

付時代箱(杉 蓋後補) 共蓋(ソゲ) 19×16×19

G-159 丹波水指 ¥90,000~

付時代黒塗箱(桐 貼札) 潤塗蓋 19×19×14

G-160 呉須印判平水指 ¥50,000~  付時代合箱(杉 貼札) 黒塗蓋 255×255×12 漳州窯

G-163 志戸呂水指 ¥50000~

付時代識箱(杉・身一部欠 貼札) 黒塗蓋 16×16×16 小ソゲ 口辺共色補修  永楽和全箱識

G-166 上野水指 ¥50000~

付識箱(桐) 黒塗蓋 145×145×175 磁貫

G-161 染付牛追文水指 ¥50,000~  付黒塗蓋 225×225×125 伊万里

G-164 常滑菱形水指 ¥50000~

付時代箱(杉 貼札) 新調黒塗蓋(寄木) 185×14×14

G-167 内耳菱形水指 ¥50000~

付時代箱(桐 貼札) 黒塗蓋(スレ) 16×15×18 高取か

G-162 珉平染付水指 ¥50,000~  付黒塗蓋 18×16×18 磁貫 ソゲ

G-165 瀬戸一重口水指 ¥50000~  付時代箱(桐) 黒塗蓋(小剥離) 15×15×16  口辺ソゲ

G-168 黒薩摩水指 ¥50000~

付時代箱(桐 貼札) 黒塗蓋 145×135×21

G-170 膳所水指 ¥80,000~  付合箱(杉) 古作黒塗蓋 19×16×16

G-173 南蛮面取水指 ¥50,000~  付時代識箱(杉) ハンネラ蓋 古作黒塗蓋 20×20×19

G-176 加藤十右衛門 志野水指 ¥50000~ 付共箱(桐) 共蓋 21×21×19  磁貫 加藤十右衛門(明治二十七・1894~昭和四十 九・1974)は瀬戸の陶芸家。美濃大平の陶祖、加 藤景豊の流れをくむ。昭和十五年(1940)に大菅 に八坂窯を開窯し、作陶に従事した。岐阜県無形 文化財保持者。

G-171 信楽水指 ¥50,000~  付識箱(桐) 黒塗蓋 16×17×185

口辺極小黒漆補修 ヒビ  即中斎箱書、在判

G-174 青磁芋頭水指 ¥50,000~ 付時代溜塗箱(杉 貼札) 共蓋 17×17×17  磁貫

G-177 白井半七 唐津細水指 ¥60000~ 付共識箱(桐) 共蓋 14×14×20  即中斎箱書 白井半七の初代は江戸今戸で開窯し、土風炉、 雲華焼などの瓦器を焼いた。七代のとき関東大 震災に遭い兵庫伊丹に移窯。八代は乾山を写し て名工の誉れ高く、昭和十四年に宝塚に再移窯 し現在にいたる。

G-172 犬山呉須水指 ¥50,000~ 付溜塗箱(桐) 共蓋 20×19×21 口辺小補修

G-175 神楽岡文山 信楽写双耳水指 ¥50,000~ 付共箱(杉) 共蓋 20×16×155

G-178 森香洲 虫明月下梅絵水指 ¥50000~ 付黒塗箱(桐) 共蓋(共色補修) 17×13×21 磁貫 底印 虫明(むしあげ)焼は岡山県邑久町の陶土に恵 まれた虫明地区で生まれた。森香洲(生年未詳~ 大正十・1921)は虫明焼の伝統をすぐれた技法 で守り受け継ぎ、その技法は後の横山香宝や岡 本英山(岡山県重要無形文化財保持者)などに伝 わった。

G-179 伊賀塔頭掛花入 ¥480,000~ 付時代識箱(桐) 13×13×12 ヒビ  道安在判 円能斎箱書 千道安(天文十五・1546~慶長十 二・1607)は茶人。初名紹安のちに道 安。号眠翁、可休斎、一咄家斎。千利 休の長男。利休とともに豊臣秀吉の 茶頭をつとめる。

G-180 竹籠花入 ¥180000~ 付時代識箱(桐) オトシ  21×21×20 キレ 大口如翁箱書 大口如翁(生年未詳~安永七・1778)は大坂の茶人。名は保教。別号に 芳流庵、養浩斎。父大口樵翁の跡をつぎ石州流大口派二代となった。

G-181 吸江斎 置竹花入 ¥150000~ 付二重箱(内共桐) 8×7×32 ワレ 十本之内 銘「芝草」 吸江斎宗左(文政元・1818~万延元・1860)は表千家十代。号は安祥 軒、祥翁、省々など。了々斎の弟の久田家七代皓々斎の子。八歳で 啄斎 の養子となり、代を継いだ。紀州家に仕え、十九歳で治宝卿から台子真 手前の伝授を受ける。この間の後見人は二代住山楊甫。隠居後は宗旦と 称した。

G-183 吸江斎 竹尺八花入

¥100,000~ 付共箱(桐) 8×8×345 ワレ  銘「白頭」 吸江斎宗左(文政元・1818~万延元・1860)は 表千家十代。号は安祥軒、祥翁、省々など。

G-186 藪内休々斎 竹一重切花入

¥50,000~ 付共箱(桐) 9×9×21 ワレ  銘「玉菴」 藪内休々斎(天保十一・1840~大正六・1917) は藪内流十代竹翠紹智。もとは加賀大聖寺藩茶 道頭兼典医の福田氏、藪内家に迎えられる。明治 十一年北野大茶湯を再興。

G-184 又玄斎 竹二重切花入 ¥90,000~ 付時代識箱(桐) 12×12×48 ヒビ  鎹補修 在判 一燈宗室(享保四・1719~明和八・1771)は裏 千家八世、斎号又玄斎。一燈は表千家からの養子、 原叟宗左の三男。今日庵の茶席を修復。兄如心斎 と七事式を制定した。

G-187 永楽即全 交趾鶴首花入

¥50,000~ 付共箱(桐) 8×8×275 磁貫 永樂即全(大正六・1917~平成十・1998)は永 樂善五郎十六代。京都市生まれ。十五代正全の息。 昭和九年襲名。十一年三井高棟の大磯城山荘内 に城山窯築窯。京都伝統陶芸協会初代会長。

G-189 駒田正吉 桑木地煙草盆

G-185 認得斎 竹吊舟花入

¥75,000~ 付識箱(桐) 25×10×10 ヒビ  銘「妻むかへ」直書、在判 又玅斎箱書 認得斎宗室(明和七・1770~文政九・1826)は 裏千家十世。不見斎の長男。 幼名与三郎のち粂 三郎、号栢叟。

G-188 南蛮粽掛花入 ¥50,000~  付時代箱(桐 貼札) 8×8×19

G-190 桑煙草入 一双 ¥50,000~ 付時代識箱(杉) 8×8×8  極小アタリ 内同 如心斎好

G-191 大西浄長 富士釜 鳳凰文風炉 ¥700000~ 付共識箱(桐)2 銅蓋 所載本 釜27×27×16 風炉38×37×21 『歴代家元道具』(主婦の友社・1973)所載 惺斎箱書 傳来累坐富士釜写(如心斎好) 傳来鳳凰風炉写 大西浄長(慶応元・1865~昭和十八・1943)は十 三代大西清右衛門。浄典の長男。幼名清三郎、諱孝 信。十一代浄寿、玉村徳兵衛に師事。惺斎宗左より 浄長の号を受ける。

G-193 芦屋鰐口釜 ¥480000~ 付二重箱(内識桐)

共蓋 28×27×20 「天正時代」藤原昌孝箱識 「芦屋天正元年九月吉日」鋳銘

G-194 三ツ菊散地文二重形釜 ¥290000~ 付時代黒塗識箱(杉) 共蓋 26×26×17 徳川斉昭公好

G-195 三代下間庄兵衛 唐銅朝鮮風炉 ¥250000~  付識箱(杉) 切合霰釜(銅蓋) 30×30×20 風炉底ヒビ補修  釜水漏れ 「天保年時代」大西浄中箱識 三代下間庄兵衛は京都の釜師。名味宣。剃髪して浄汲と号す。文化文 政頃に活躍。

G-196 辻与次郎 覆垂阿弥陀堂釜 ¥190,000~  付時代識箱(桐) 銅蓋 29×27×18 「利休天正時代」名越建福箱識

G-197 辻与次郎 大阿弥陀堂釜 ¥180,000  付時代識箱(桐 貼札) 銅蓋 27×26×21 穴 「利休時代」下間庄兵衛箱識

辻与次郎は近江国高野庄辻村の出身で、西村道仁の弟子といわれ、桃山時代に京三条釜座に住み、天下一を号した。弟子の弥四郎、藤左衛門とともに利 休好みの阿弥陀堂釜、雲竜釜、四方釜を作ったとされる。

G-198 三代下間庄兵衛 尻張釜 ¥200000~

付時代共識箱(杉 貼札) 銅蓋 26×24×18 宙宝宗宇箱識 三代下間庄兵衛は京都の釜師。名味宣。剃髪して浄汲と号す。文化文 政頃に活躍。

G-199 永楽和全 道安風炉 ¥280,000~ 付共箱(杉) 35×35×23

永樂和全(文政六・1823~明治二十九・1892)は永樂家十二代。十一代 永樂保全の長男。仁清の窯跡を再興し「おむろ」名を使用、慶応年間には 加賀山代窯に滞在、また明治六年は愛知県岡崎で作陶した。

G-201 名越弥五郎 乙御前釜 ¥100,000~  付時代共箱(桐) 唐銅蓋(共蓋欠) 26×26×18 御物写 文政年製 名越弥五郎は京都の釜師。名越家十一代善正の二男弥五郎家昌が幕府 に召され江戸へ行き、小堀遠州、片桐石州などの好みものを作った。家 昌に始まる家系を江戸名越家といい、代々弥五郎を通称とする。

G-203 大西浄久 立瓜釜 ¥90000~  付識箱(杉) 銅蓋 25×22×20 カケ 「寛文年時代」大西浄長箱識

G-202 長谷川春江 十二支地文姥口釜 ¥100,000~  付識箱(桐) 銅蓋 29×26×16 一望斎春泉箱識

G-204 大西浄久 糸目釜 ¥80000~  付時代識箱(桐 虫喰) 銅蓋 28×27×17  堀浄知箱識

大西浄久(生年未詳~貞享三・1686)は京都の釜師。大西家二代浄清の弟。名は記壽。浄久は号。名 手といわれた。

G-206 初代宮崎寒雉 繰口釜

¥80,000~ 付識箱(桐) 銅蓋(ヒビ、穴) 27×26×18 十三代箱識

G-207 堀山城 甑口釜 ¥70000~  付識箱(桐 蓋ワレ) 銅蓋 26×26×15 「元禄年時代」大西浄心箱識

G-205 大西浄清 肩衝筒釜 ¥80000~ 付時代識箱(杉) 銅蓋 22×18×21 「寛文年時代」大西浄寿箱識 大西浄清(文禄三・1594~天和二・1682)は釜 師大西家二代。名は村長、通称は五郎左衛門。

G-208 名越弥五郎 尻張釜

¥50,000~ 付共箱(桐) 銅蓋 21×14×19 「文久元(1861)造之」箱識

G-209 万治元年秋草地文釜

¥80,000~ 付時代箱(杉 貼札) 銅蓋 26×26×18

G-212 大西浄寿 鶴首釜 ¥50,000~  付共箱(杉) 銅蓋 18×18×19 大西浄寿(文化五・1808~明治八・1875)は釜 師、大西家十一代。大西浄雪の子。名道敬、通称 三右衛門、清右衛門。大胆で力強い作品を得意と した。

G-210 古天明国師形釜 ¥70,000  付時代識箱(杉 貼札) 銅蓋 23×22×18  大西浄長箱識

G-213 二代下間庄兵衛 小尻張釜 ¥50000~ 付時代識箱(杉) 銅蓋 23×21×18  四代下間庄兵衛箱識 二代下間庄兵衛(生年未詳~寛政十二・1800) は釜師。名は味次。初代下間荘兵衛の子。鑑定に すぐれた。門下から水野忠三郎、高橋因幡が出て いる。

G-215 宗与 小角豆大鐶 ¥90000~  付共箱(桐) 直径135

G-218 住山楊甫 赤灰匙 ¥50000~ 付黒塗識箱(杉)  総長17 住山楊甫は茶人の家系。

G-211 唐銅鳳凰文風炉 付富士釜  ¥50,000~ 付木箱(杉) 銅蓋 24×24×19

G-214 唐物炭斗 ¥60,000~  付時代箱(桐・虫喰 貼札) 26×26×11

G-216 鉄鞭形釜鐶 ¥50000~ 直径8

G-219

南京染付福寿文蓋置 ¥50000~ 付時代識箱(桐 貼札) 4×4×5

G-220 銅文字蓋置 ¥50000~ 付木箱(桐) 5×5×35  腐食

G-217 桑柄灰匙 ¥50000~ 付時代識箱(桐)  総長22 織部好

G-221 黄銅八卦蓋置 ¥50000~ 付木箱(杉) 4×4×45

G-223 金森徳元 象嵌釜鎖 ¥290,000

付識箱(桐) 総長216 大西浄長箱識 金森徳元は室町から安土桃山時代の甲冑師と伝わる。

G-226 南蛮鉄銀象嵌釜鎖 ¥90,000~  付時代識箱(桐) 総長222  象嵌の一部に南蛮人

G-227 唐物七宝花鎖 ¥90,000~

付木箱(桐) 総長119

G-224 唐草銀象嵌釜鎖 ¥190,000~  付堅木箱 総長185

G-225 菊頭象嵌鉄火箸 ¥180,000~ 付割煤竹箱 総長29

G-228 金森徳元 龍頭鉄火箸 ¥90,000~ 付識箱(杉) 総長29 八代浄益箱識 金森徳元は室町から安土桃山時代の甲冑師と伝わる。

G-229 金森徳元 銀象嵌火箸 ¥90,000~ 付時代識箱(桐) 総長18 無銘 金森徳元は室町から安土桃山時代の甲冑師と伝わる。

G-230 鉄霊芝漢詩象嵌火箸 ¥50000~ 総長26

G-231 南蛮鉄葡萄象嵌火箸 ¥50000~ 付識箱(桐) 総長25 遠州好

G-232 萬古風炉灰形 八 ¥150000~  付時代二段識箱(桐) 15×15×9 「安政六年」彫銘 深津宗味箱書

G-234 駒澤利斎 松木炉縁 ¥90,000~ 付共箱(杉) 42×42×65  合口小カケ 駒澤利斎は千家十職の一、指物師。

G-237 浅尾宗筌 飴釉切懸風炉灰形 ¥50000~ 付共識箱(杉) 14×14×9  淡々斎箱書 浅尾宗筌(1897~1978)は陶芸家。

G-233 桐紋雲錦蒔絵炉縁 ¥100000~ 付時代箱(杉) 43×43×7 薄ヒビ 山道取

G-235 一后一兆 菊桐紋炉縁

¥65,000~ 付共識箱(桐) 425×425×65  鵬雲斎箱書、在判 一后一兆(明治三十七・1904~平成三・1997) は蒔絵師。輪島塗作家。

G-238 南蛮灰釉四耳茶壺 ¥80000~ 29×29×31 ソゲ ヒビ

G-236 十一代中村宗哲 黒炉縁 ¥70,000~ 付共識箱(桐) 415×415×65  針銘 鵬雲斎箱書、在判 十一代宗哲(明治三十二・1899~平成五・ 1993)は名忠蔵。号元斎、叩城、九土。九代宗哲 の次男。戦中戦後の多難な時期に多数の名作を 製作。京都府文化功労者。

G-239 丹波四耳茶壺 ¥50000~  付木箱(桐) 24×24×27 口辺ソゲ 磁貫

G-241 東福門院拝領蛤香合 ¥400,000~ 付溜塗識箱(杉) 11×85×45 玄々斎箱書、在判

玄々斎の箱書に「東福門院御貝桶」「元伯拝領伝来」とある。元伯宗旦(1578-1659)は後水尾天皇中宮・東福門院の許に出 入りしており、御作の押絵など多くの拝領品が知られる。その中に、狩野永納筆と伝える多数の貝合を納めた葵紋蒔絵貝桶 一双があり、のちに表千家・碌々斎と裏千家・玄々斎が一桶ずつ分け合っている。掲出はその貝桶に納められた貝合を玄々 斎が香合に仕立てたもので、内部の絵に合わせて源氏香「葵」図を貝外側に漆書する。今日庵などに出自を同じくする香合 が伝来しており、知恩院門跡尊超法親王来臨の折など、玄々斎は時宜の都度に仕立てていたようである。

G-242 丹波耳付香合 ¥350000~ 付時代識箱(杉 貼札) 6×6×4 内貴清兵衛蔵紙片 古製杉箱の書付について仔細を明らかにしないが、付帯する厚紙片は 内貴清兵衛の所蔵品であったことを示唆する。内貴清兵衛(1878~1955) は京都の実業家。特筆すべきは文化人としての性格で、古器物蒐集をはじ め、北大路魯山人を書生として招いて支援し、また村上華岳、冨田渓仙や 小松均ら画人を援助した。

G-243 永楽保全 分銅亀香合 ¥150000~ 付共箱(桐) 6×45×4 磁貫 ヒビ 永楽保全(寛政七・1795~安政元・1854)は千家十職の一、土風炉師 永樂善五郎家の十一代。文化十四年(1817)襲名。文政十年(1827)紀州 家十代徳川治宝に招かれ偕楽園焼に携わり、「河濱支流」金印、「永樂」 の銀印を拝領した。

G-244 一入 柴垣彫丸香合 ¥90,000~ 付識箱(桐)

5×5×25 旦入箱識

一入(寛永十七・1640~元禄九・1696)は樂家四代。朱釉黒樂茶碗を 創始した。幼名左兵衛、明暦二年(1656)、四代吉左衛門を襲名。元禄四 年(1691)養子宗入に家督を譲る。

G-246 後楽園 黒立螺香合 ¥50000~ 付時代識箱(桐) 4×4×6  窯印 保田憲司箱識

G-249 溜塗天目台 ¥50000~  付識箱(杉) 16×16×7 高林庵什物写

G-252 五代中村宗哲 黒天目台 ¥50000~ 付時代共箱(杉 貼札) 17×17×7 五代中村宗哲(明和三・1766~文化八・1811) は通称守一、八兵衛。号豹斎、漆畝。

G-245 了入 鯉文赤香合 ¥90,000~ 付共箱(桐) 6×6×25

了入(宝暦六・1756~天保五・1834)は樂家九代。七代長入の二男。明 和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事する など樂家中興と称えられる。

G-247 小堀邦直 鹿香合 ¥50,000~  付時代識箱(桐) 65×45×35 身部共色補修  磁貫 大森有斐箱識

G-250 溜塗天目台 ¥50000~  付時代箱(桐 貼札) 17×17×7

G-253 中川浄益 銅建水 ¥50,000~  付共箱(杉 身一部欠) 14×14×6  住山楊甫好 中川浄益は千家十職の金物師。

G-248 漆絵梅鉢香合 ¥50,000~  付識箱(桐) 8×8×4 久田耕甫箱書、在判

G-251 潤塗四方盆 ¥50000~

付木箱(モミ) 19×19×3 共色補修  久田宗也在判

G-254 桑木地丸盆 ¥80,000~  付時代識箱(桐) 17×17×3 金鎹補修  内金箔押

G-256 古染付扇面向付 五 ¥300000~ 付時代識段箱(桐) 18×9×3 虫喰

G-258 縁金ガラス四方鉢 ¥220000~ 付木箱(桐) 19×19×10

G-257 無地刷毛目鉢 ¥200000~ 付識箱(桐) 18×18×8 磁貫 ヒビ金補修 「茶碗」箱識

G-259 永楽保全 交趾三重丼鉢 ¥190,000~ 付共箱(杉)  大20×20×95ほか 黄共色補修 永楽保全(寛政七・1795~安政元・1854)は千家十職の一、土風炉師 永樂善五郎家の十一代。文化十四年(1817)襲名。文政十年(1827)紀州 家十代徳川治宝に招かれ偕楽園焼に携わり、「河濱支流」金印、「永樂」 の銀印を拝領した。

G-260 南京染付富士山形皿 ¥180000~ 付木箱(桐) 27×25×5 虫喰

G-262 吉田屋茶巾筒 ¥120000~ 付木箱(桐) 35×35×75

G-261 信楽木瓜形向付 ¥150000~ 付木箱(桐) 14×13×7  口辺共色補修

G-263 織部敷瓦 ¥150000~ 付時代識箱(桐 貼札) 30×30×8 窯ヒビ 「寸松庵伝来」箱識

G-265 黒漆塗重棚 ¥150000~ 付時代箱(杉) 78×39×56  補修

G-269 呉須赤絵魁鉢 ¥80,000  付時代箱(杉・虫喰 貼札) 21×21×85  補修 スレ

G-267 銅水差 ¥50000~ 18×14×25 くさらし  雲石漢詩文

G-266 大西浄雪 銚子 ¥90000~ 付共箱(杉 貼札) 共蓋 南京染付替蓋(嘉靖年製銘) 19×16×17 「三十之内」箱識  大西浄雪(安永五・1776~嘉永五・1852)は釜師、京都大西家十代。著 書に「名物釜由緒聞書伝」「名物釜記」「釜の図録」など。

G-270 永楽和全 金襴手鉢 ¥50,000~ 付合識箱(杉) 20×20×10 磁貫

G-268 三代坂高麗左衛門 萩利休像 ¥50000~ 付識箱(桐) 像高225 「三代坂新兵衛元禄時代の 作 昭和辛丑(1961)」十一世 箱識

G-271 永楽和全 青交趾鉢 ¥50,000~ 付識箱(桐) 24×24×5 ヒビ  窯キレ 補修 永楽得全箱識 天下第一 永樂和全(文政六・1823~明治二十九・1892)は永樂家十二代。十一代永樂保全の長男。仁清の窯 跡を再興し「おむろ」名を使用、慶応年間には加賀山代窯に滞在、また明治六年は愛知県岡崎で作陶 した。晩年は京都下河原にて菊渓窯を築窯。

G-277 如心斎 一行書幅

¥650000~ 付時代識箱(桐 貼札)  古筆了伴正筆札 紙本 黒塗軸端 26×88 表具28×168 ヤケ シミ  伝三谷宗鎮箱書

如心斎宗左(宝永二・1705~寛延四・ 1751)は不審菴の七代。六代覚々斎(久田 宗全)の長男、別号を丁々軒、天然、椿斎、 松風楼。大徳寺大龍宗丈に参禅。紀州徳川 家の茶頭。幼くして茶道に通じる傍ら、画 や俳句にも秀で多くの作品をのこした。

G-278 古田織部 祝賀文幅 ¥540000~ 付時代識箱(桐) 紙本 唐木軸端 46×29 表具48×109  シミ スレ 穴 表具オレ、穴 古田織部(天文十三・1544~慶長二十・1615)武将。山城西岡城主。従五位下織部正。徳川将軍家の茶道師範。はじめ中川秀成、 のち豊臣秀吉に仕え、九州の役、小田原の陣に従軍。利休七哲の一人。沓形茶碗の創始、キリシタン文様の採用など器物の意匠に 工夫をこらし、後の茶道に大きな影響を与える。大坂夏の陣で大坂方に通じたことが発覚、伏見邸にて自刃する。

G-279 千利休 書状幅 ¥480000~ 付二重箱(内時代識杉 外溜塗) 紙本 黒塗軸端 51×18 表具55×100  ヤケ オレ 二月二十九日付 千利休(大永二・1522~天正十九・1591)は茶人、侘び茶の完成者。和泉堺の魚問屋に生れる。幼名与四郎、法名宗易、別号抛筌 斎。大徳寺の大林宗套に法嗣を受け、武野紹鴎に茶の湯を学ぶ。織田信長・豊臣秀吉に仕えた。秀吉の北野大茶会の茶頭(茶の湯の 師匠)として尽力。

G-281 船越永景 消息幅 ¥240000~ 付時代識箱(桐) 古筆了意極札 紙本 黒塗軸端 44×15 表具47×97 ヤケ オレ 船越永景(慶長二・1597~寛文十・1670)は旗本、茶人。初名吉勝、号宗舟。茶道は古田織部、小堀遠州らに師事。

G-282 小堀遠州 消息幅 ¥290,000~ 付時代箱(杉) 古筆了香極札(虫穴) 紙本 唐木軸端 67×16 表具71×99 ヤケ シミ スレ  表具シミ 佐田川昌俊宛 小堀遠州(天正七・1579~正保四・1647)は茶人、武将。本名政一。号狐篷庵・宗甫。遠州は通称。古田織部のもとで茶の湯を学んだ。茶の湯、造庭に優 れ、その茶風は洗練され「綺麗さび」と言われる。

G-283 小堀遠州 瀟湘八景諸画賛巻物 ¥130,000~ 付識箱(桐 貼札) 紙本 唐木軸端 325×28 表具347×31 シミ ウキ オレ  表具オレ、ウキ、虫穴

六 月 十 日 重 然 ( 花 押 )

( ウ ハ 書 ) 古 田 織 部 下 間 法 橋 人 々 御 中 重 然 明 昼 為 御 礼 、 昨 日 者 御 出 御 慇 懃 之 至 候 、 還 而 令 迷 惑 候 、 尤 以 前 可 申 入 候 ヘ ハ 、 客 来 御 座 候 間 、 可 被 成 御 免 候 、 明 日 者 午 刻 御 門 跡 被 成 御 供 ニ 、 御 出 奉 待 存 候 、 何 も 期 面 拝 之 時 候 、 恐 惶 謹 言

G-284 古田織部 消息幅 ¥350000~ 付時代箱(桐) 紙本  黒塗軸端 40×31 表具43×111 シミ スレ 虫穴 下間法橋宛 古田織部(天文十三・1544~慶長二十・1615)武将。山城西岡城主。従 五位下織部正。徳川将軍家の茶道師範。はじめ中川秀成、のち豊臣秀吉 に仕え、九州の役、小田原の陣に従軍。利休七哲の一人。沓形茶碗の創始、 キリシタン文様の採用など器物の意匠に工夫をこらし、後の茶道に大き な影響を与える。大坂夏の陣で大坂方に通じたことが発覚、伏見邸にて 自刃する。

G-285 千利休 消息幅 ¥130000~ 付識箱(桐) 紙本  潤塗軸端 34×27 表具42×114 ヤケ シミ オレ 虫穴 ヨゴレ  表具ヤケ、スレ、シミ 淡々斎箱書 千利休(大永二・1522~天正十九・1591)は茶人、侘び茶の完成者。和 泉堺の魚問屋に生れる。幼名与四郎、法名宗易、別号抛筌斎。大徳寺の大 林宗套に法嗣を受け、武野紹鴎に茶の湯を学ぶ。織田信長・豊臣秀吉に 仕えた。秀吉の北野大茶会の茶頭(茶の湯の師匠)として尽力。

G-287 片桐石州 消息幅 ¥100,000~ 付時代箱(杉) 紙本  雑木軸端 43×29 表具48×109 シミ スレ オレ 表具大アレ 片桐石州(元和元・1605~寛文十二・1672)は大和小泉藩二代藩主。 片桐且元の甥。幼名長三郎、長じて貞俊のち貞昌とす。小堀遠州の跡を 継ぎ、将軍家茶道師範となり武家流茶道を完成させた。石州流茶道の祖。 G-286 小堀遠州 消息幅 ¥150,000~ 付時代識箱(桐)

川勝宗久極札 紙本 黒塗軸端 49×33 表具51×110  ヤケ シミ オレ 表具オレ、シミ 播磨殿宛 小堀遠州(天正七・1579~正保四・1647)は茶人、武将。本名政一。号 狐篷庵・宗甫。遠州は通称。古田織部のもとで茶の湯を学んだ。茶の湯、 造庭に優れ、その茶風は洗練され「綺麗さび」と言われる。

G-289 藤村庸軒 書幅 ¥50,000~  付合箱(桐) 紙本 黒塗軸端 38×15 表具41×97 スレ 表具ヤケ、穴 藤村庸軒(慶長十八・1613~元禄十二・1699) は茶人。久田宗栄の次男で庸軒流茶道の開祖。初 名は政直、のち当直、別号に反古庵・徹翁。宗旦 四天王の一人。漢詩文にも優れた。

G-292 即中斎 三字書幅 ¥50,000~  付共箱(桐 桟欠) 紙本 黒塗軸端 61×32  表具63×119 シミ 杉寿庵 即中斎宗左(明治三十四・1901~昭和五十四・ 1979)は表千家十三代。十二代惺斎の次男。昭和 十二年襲名。幼名は覚二郎、号に無尽・清友軒。

G-290 大心義統 茶事心得幅 ¥80,000~ 付木箱(桐 貼札) 紙本 唐木軸端 41×31 表具54×108 ヤケ スレ オレ 大心義統(明暦三・1657~享保十五・1730)は 大徳寺二百七十三世。号を蓮華童子、巨妙子、金 剛童などとした。

G-291  啄斎 消息幅 ¥50,000~ 紙本 黒塗軸端 47×15 表具50×97 ヤケ  シミ オレ 中野笑仙宛 啄斎宗左(延享元・1744~文化五・1808)は 表千家八代。幼名は与太郎。別に件翁の号がある。

G-293 圓能斎 消息幅 ¥50,000~  付木箱(桐) 紙本 竹軸端 49×18 表具53×91  オレ 表具シミ 圓能斎宗室(明治五・1872~大正十三・1924)は裏 千家十三世。又玅斎の長男。別号に対流軒、寒雲、鉄 中など。幼名は駒吉。十五歳で家督を継ぐ。

G-294 堀内至慎斎 久田不及斎教訓幅 ¥50,000~ 付合箱(桐) 紙本 潤塗軸端 43×33 表具54×123 シミ オレ 表具オレ、シミ 至慎斎は堀内家七代、明治二十九年(1896) 歿。

G-295 伝天桂 小堀遠州肖像画幅 ¥80,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 紙本  金軸端 16×64 表具29×145 ヤケ シミ  オレ 表具オレ、ヤケ、シミ 「正保四年丁亥(1647)二月六日」画中

G-298 淡々斎 一行書幅 ¥50,000~  紙本 潤塗軸端 29×108 表具33×193  シミ オレ 表具シミ 淡々斎宗室(明治二十六・1893~昭和三十九・ 1964)は裏千家十四世。十三世円能斎の長男。幼 名政之輔。号碩叟。大徳寺円山伝衣老師について 得度、無限斎の号を授与。

G-296 斗米庵文仲 還翠庵政甫肖像画賛幅 ¥50,000~

付時代識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 32×99 表具36×160 ヤケ スレ  明堂宗宣賛

G-299 山本紅雲 雪笹画賛幅 ¥50,000~ 付共箱(桐) 絹本 一閑作軸端 19×126 表具22×195 大シミ 即中斎賛 山本紅雲(明治二十九・1896~平成五・1993) は日本画家。本名利三郎。

G-297 利休肖像画賛幅 ¥50,000~ 付識箱(杉) 絹本 黒塗軸端 30×78 表具42×157 ヤケ シミ オレ 表具ヤケ、 オレ、スレ、シミ、虫穴  啄斎賛

G-300 後藤瑞厳 二字書幅 ¥50,000~ 付識箱(桐) 紙本 黒塗軸端 19×95 表具22×165 オレ 淡々斎箱書 後藤瑞厳(明治十二・1879~昭和四十・1965) は岐阜県生まれの臨済宗の僧。妙心寺六百十五 世。大徳寺五百三世。法名は宗碩。

G-302 青木木米 湯沸 ¥500,000~ 付共箱(桐 虫喰) 145×125×13 ヒビ共色補修 注口ソゲ

「模南蛮 古器観木米造」箱識 把手二重小判印 青木木米(明和四・1767~天保四・1833)は陶工、南画家。通称木屋佐兵衛、八十八。号青来、百六散人、聾米ほか。京都の料理茶屋に生まれる。製陶に従 事したのは寛政八年前後、陶器を宝山に、磁器を奥田穎川に学んだとされる。紀伊の瑞芝焼、加賀の春日山窯等にも関与。多彩な技法で、名品名器の模造再 現に巧みでありながら、独自の作風を見せる。

G-303 売茶翁 一字書幅 ¥80000~ 付識箱(杉 貼札)  紙本 P軸端 19×30 表具28×138 スレ 「八十四翁」書中 柴山元昭(延宝三・1675~宝暦十三・1763)は煎茶道の始祖。肥前蓮 池生まれ、十一歳の時、黄檗宗龍津寺の創建者化霖禅師のもとに学び、 後に宇治の黄檗山に入る。僧名月海元昭禅師、別名高遊外、自称売茶翁。 茶の知識は長崎遊学中に清人から学んだ。当時の文人たちを自由な形式 の煎茶道で魅了した。著書『梅山種茶譜略』など。

G-306 富岡鉄斎 茶歌書画貼交額 ¥50,000~ 紙本

26×36 額70×50 ヤケ 大シミ 「八十八翁」書中 富岡鐡斎(天保七・1836~大正十三・1924)は南画家。京都の人。名は 百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技藝員、帝国美術 院会員。幼時に国学・漢学を学び、十八歳頃から絵を学ぶ。幕末、国事に 奔走。維新後は石上神社・大鳥神社の宮司となる。明治十五年京都に転 居、「万巻の書を読み、万里の路を往く」という理想を実践した。

G-309 島村竹峰 煤竹風炉先屏風 一隻 ¥50,000~  184×43 「竹峰作」刻銘

G-304 大田垣蓮月 和歌彫急須 ¥50000~ 付識箱(杉) 11×10×6 ヒビ、ソゲ方々 桃果鈕 大田垣蓮月(寛政三・1791~明治八・1875)は女流歌人。名は誠(の ぶ)。京都出身。夫の死後、剃髪して法名蓮月と号す。手作りの陶器に自 詠の歌をつけて生活の糧とした。孤高で閑雅・清新な歌風で知られる。

G-305 池田作美 芭蕉長盆 ¥80,000~ 付共箱(桐) 72×285×25

G-307 初代浜村蔵六 葉盆 ¥50,000~ 付共箱(桐) 51×105×15 篆刻家

G-308 煎茶具 六 ¥50,000~ 付識箱(杉 破損) 旗44×60 斗帳92×186 風炉先138×15ほか 旗2(田中頼璋、久我小年) 風炉先2(金砂子、久我小年漁筏画賛) 斗帳2

¥50,000~ 365×22×32

G-310 肥松器局

H-001 モール吊舟花入 ¥70000~  付黒塗箱(桐) 鉄鎖 29×145×16

H-004 銅管耳花入 ¥50000~ 付識箱(桐) 8×8×17  小エクボ

H-002 走獅子地文遊環立華瓶 ¥50,000~ 30×30×265 「大日本文政年整珉」鋳銘

H-005 銅獅子耳花入 ¥50000~ 8×8×255 底スキ(水漏れ) ヘコミ(エクボ)

H-003 銅蟹留 ¥50000~ 30×15×10 右第五脚根元ヒビ

H-006 秦蔵六 一枝瓶 ¥50000~ 付共箱(桐) 6×6×285

H-007 南蛮縄簾切溜花入 ¥50000~ 付時代溜塗箱(桐)  仕覆 14×14×34 小カケ ヒビ

i-001 三春人形高砂 ¥150000~ 像高12ほか スレ 剥離

i-003 等身三折抱人形 ¥85,000  付黒塗箱(杉) 着物3(内1大破) 襦袢 前垂  像高71 首彩色剥離

i-002 御所人形獅子舞 ¥120000~ 45×24×30 シミ  花押底朱銘

i-004 加茂人形唐子 ¥50,000  付木箱(桐) 像高9

i-005 童馬乗張子人形 ¥50,000  総高21 馬脚オレ修理 尻尾欠、剥離  二部式

文房

L-001 伝正倉院古墨 ¥100,000~

付吉田包春彩絵桐箱(225×85×45) 総長16  ソゲ カケ 剥離 ワレ

象牙

L-004

象牙楊貴妃立像

¥100,000~ 付唐木台 身部像高335 「乾隆年造」銘

L-002 猿面硯 ¥100000~ 付木箱(桐) 黒塗蓋 145×10×5

L-003 錦木石硯 ¥50,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 14×95×2 小ヒビ 「奥州外浜産」箱識 蓋裏和歌銘

L-005

象牙皇帝立像 ¥100,000~ 付唐木台 身部像高335 「大清年製」銘

M-001 紫呉呂地金箔散腰差煙草入 ¥500,000~ 付木箱(桐) 月下社頭文煙管(「光長」刻銘 総長197) 溜塗煙管筒  朱硝子緒締 125×7 銀白魚前金具(「光春」刻銘) 煙管:二代豊川光長(嘉永四・1851~大正十二・1923)は柳川派の金工師。初代光長に師事し、宮内省の御用を務めた。 金具:桂光春(明治四・1871~昭和三十七・1962)は彫金家。明治15年から二代豊川光長に入門し、十五年間の修行を経て独立。

M-002 金尽蛇革腰差煙草入 ¥300000~ 付葛巻煙管筒(総長22 スレ、ヒビ、剥離) 13×75

後藤派金無垢高肉彫双獅子前金具(裏:後藤派小判改留金具) 天保二朱金改掛金具 銀雲龍緒締

M-004 喫煙具コレクション ¥300,000~ 付桑不精箪笥 13×8×3ほか 銀煙管5(在銘1) 喧嘩煙管1  煙管筒8(牙胎4 竹2 網代2) 腰差煙草入4(1牙獅子舞緒締、牙煙管筒 2金唐革:色漆緒締、草花彫煙管筒(剥離) 3巾着:瑪瑙緒締、鹿角煙管筒(栓欠、カケ) 4相良縫:虎目緒締)ほか

M-005 梶川

粉溜扇色紙蒔絵四段印籠 ¥450,000~ 付識印籠箱(桐) 5×3×95 珊瑚緒締 粉溜饅頭根付  内梨子地 「梶川作(朱印)」底銘

M-006 梶川 竹蒔絵五段印籠 ¥110,000~ 付合箱(桐) 5×25×9 一段目規方ソゲ 獣骨緒締 千両蒔絵箱根付 内梨子地 「梶川(花押)」底銘

M-009 浮線綾文蒔絵四段印籠 ¥100000~ 付印籠箱(素材不明) 5×2×65  小アタリ キレ 隅補修 内梨子地 緒締  鏡根付

M-012 ビロード腰差煙草入 ¥50,000~ 付黄銅煙管(総長205) 裂脆弱 銀製御鷹ポッポ前金具

M-007 梶川 草花蒔絵二段印籠 ¥100,000~ 付共箱(桐) 5×25×45  内梨子地 円座形根付 珊瑚緒締

M-010 研出富士蒔絵三段印籠

¥100000~ 付印籠箱(桐) 65×25×75 小ソゲ 内梨子地 白硝子緒締 鹿角龍頭根付

M-013 緒締コレクション 五

¥50,000~ 総長7ほか 香木 銅鯛曳車 銀亀 象牙蟷螂透 鍍金瓢帯留

M-008 古満寛哉 十六羅漢蒔絵 四段印籠 ¥100000~ 5×25×8 ソゲ 内梨子地 象牙人物根付 獣骨緒締 「寛哉作」底銘 古満寛哉(明和四・1767~天保六・1835)は、江 戸後期の蒔絵師。本名は坂内重兵衛、坦叟・坦哉 と号した。古満巨柳の門人となり、古満の姓を許 される。弟子には柴田是真らがいる。

M-011 木彫犬根付 ¥100000~  4×3×3 「一光正克」彫銘

M-014 根付 二 ¥50,000~  木彫天狗面(総長5) 象牙桃抱猿

景道

N-001 水石 ¥100000~ 付木箱(桐) 飾台 14×8×25

N-002 植松陶翠 瑠璃長方水盤 ¥400,000~ 付時代識箱(杉) 695×395×45 「陶翠園印」浮銘

石造美術

N-003 嘉兵衛燈籠 ¥750,000~ 78×70×250  アテ石 奥ノ院 七部式

※下見会へは持参しません。落札後の搬出も 琵琶湖HOUSEからとなります。詳細お問合せ ください。Tel075-254-8851

N-005 平等院形石燈籠 ¥250,000~ 83×73×220

N-007 雪見燈籠 ¥250,000~ 123×103×115

N-006 三月堂形石燈籠 ¥180,000~ 77×68×193  奈良石 六部式

¥350,000~ 63×64×41

※これらの石造品は下見会へは持参しません。落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなります。詳細お問合せください。

N-009 宮前燈籠 ¥120000~  60×60×200 笠カケ 白川石 六部式

N-010 永徳寺形石燈籠 ¥120000~  66×67×156 六部式

N-011 宮前燈籠 ¥120000~  60×59×195 笠カケ 火袋ヒビ  本御影 六部式

N-016 十三重塔 ¥350,000~ 83×84×395  済州島 十七部式

N-017 三重層塔 ¥250,000~  74×75×220 笠カケ2 相輪部接合補修  白川石 八部式

N-018 礎石 ¥50000~ 77×50×34

¥50,000~ 67×54×60

※これらの石造品は下見会へは持参しません。落札後の搬出も琵琶湖HOUSEからとなります。詳細お問合せください。

N-022 道標 ¥140000~  地上25×25×138 「明和二乙酉年(1765)六月吉日 圓光大師二 十五箇所巡拝 第九番 右大和たゑま殿 大坂 講中浄安建之」

N-025 宮前燈籠 ¥80,000~   50×50×184 五部式 「延寶五丁巳天(1677)九月十六日」

N-023 道標 ¥80000~ 47×27×77  白川石 「左 きらら坂」

N-026 織部燈籠 ¥55,000~  地上46×46×135 萬成石 五部式

N-024 道標 ¥60000~ 地上15×14×135  丹波鞍馬石 「秋葉三尺坊」

N-027 石蛙 二 ¥50000~ 21×33×18 19×20×21

N-028 石蛙 三 ¥50,000~ 20×28×18ほか

古窯

O-001 備前緋襷阿古陀大徳利 ¥290000~

付二重箱(内識桐 外溜塗) 15×13×25 窯キレ 桂又三郎箱識

O-003 備前旅枕花入 ¥75,000~

付識箱(桐 貼札) 9×13×17 ヒビ補修

O-002 細工備前文殊菩薩伏香炉 ¥150000~  付時代識箱(杉 桟一欠) 26×16×23 窯キレ

O-004 信楽佛花器 ¥50,000~

付時代識箱(桐) 9×9×17 底漆補修

O-005 信楽中壺 ¥60,000~

付木箱(モミ 貼札) 27×27×36 口辺カケ

O-006 瀬戸印花手小壺 ¥100000~ 付時代識箱(杉) 9×9×5

O-008 瀬戸瓶子 ¥120000~ 付木箱(桐) 16×16×27 口辺共色補修

O-007 瀬戸箍付四方水指 ¥90000~ 付木箱(桐) 黒塗蓋  19×15×15 内茶入5 窯趾出土品

O-009 絵瀬戸中皿 ¥50,000 付木箱(桐) 22×22×4 磁貫 口辺カケ

O-011 織部滑車 ¥50000~  付木製吊具 全体28×26×48

O-010 瀬戸菊形皿 ¥50,000 付木箱(桐) 24×24×6 ソゲ ヒビ 磁貫

O-012 備前盥 ¥50000~ 付木箱(桐) 22×21×9 窯道具

O-014 高取徳利 ¥190000~ 付時代識箱(杉) 11×11×21

口辺共色補修

O-016 高取花入 ¥190000~ 付時代黒塗箱(杉) 11×11×23

口辺共色補修 四穴

O-015 笠原大鉢 ¥90000~ 付木箱(杉) 35×35×9 カケ

O-017 唐津盃 ¥50000~ 付木箱(桐 貼札) 12×9×4 磁貫  窯キレ クッツキ

O-018 上野小皿 五 ¥50000~ 付段箱(桐 貼札) 105×105×3 磁貫 「古上野小皿」貼札

O-019 尾形乾山 絵替小皿 五 ¥200,000~ 付識箱(桐) 105×105×15 磁貫 鉄絵銘

O-020 尾形乾山 百合絵皿 五 ¥200,000~  付時代識箱(桐 蓋反り) 15×15×15 磁貫 窯キレ 鉄絵銘

尾形乾山(寛文三・1663~寛保三・1743)は江戸中期の陶工、画家。光琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊八、三代呉 介といった風に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、私淑するような形が多かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。

O-021 青木木米 三島俵鉢 ¥280000~ 付時代識箱(杉) 21×16×11 窯ヒビ 青木木米(明和四・1767~天保四・1833)は陶工、南画家。通称木屋佐 兵衛、八十八。号青来、百六散人、聾米ほか。

O-022 古清水布袋 ¥300000~ 付木箱(杉) 125×11×11  磁貫

O-024 薩摩太公望 ¥200000~ 付木箱(杉) 27×24×30

磁貫 ヒビ

O-026 仁清印色絵紅葉橋花入

¥90,000~ 付合識箱(桐・破損 貼札) 16×16×18 磁貫

O-025 源内焼楼閣山水浮文大皿 ¥150000~  付時代識箱(杉) 415×415×7 ヒビ補修 トリアシ 「古乾山山水鉢」箱識

O-027 偕楽園 紫交趾写寿字菓子鉢 ¥80,000~ 付時代識箱(杉) 21×21×85 底銘 偕楽園焼は紀州藩の御庭焼。藩主治寶が文政 二年(1819)に開窯し、嘉永五年(1852)に廃窯 となる。楽了入、旦入、慶入、仁阿弥道八、永樂 保全らが携わった。

O-028 源内焼麒麟陽刻皿 ¥50,000~ 24×24×3 口縁接合補修 取手三孔

O-029 染付竹文大皿 ¥400000~ 付木箱(桐) 33×33×75 共色補修  初期伊万里

O-030 染付大鉢 ¥120000~ 付時代箱(杉) 41×41×16

伊万里 箱は底を簀子にし、天板を円形に刳貫く

O-031 色絵菱形皿 五 ¥250000~ 付識箱(杉) 15×135×25 底窯キレ1 縁小ソゲ2 古九谷手

O-033 色鍋島大破向付 ¥220,000~ 付木箱(桐) 105×105×7 金補修

O-035 色絵花籠大鉢 ¥100,000~  付時代箱(杉 貼札) 38×38×8

O-034 錦手八角沈香壺 ¥120,000~ 41×41×85 口辺ソゲ

O-036 染付梅花菖蒲文唾壺 一対  ¥80,000~ 付木箱(桐) 13×13×18  底小窯キレ 伊万里

O-037 初期色絵撫子八角皿 ¥70,000~ 付木箱(桐) 15×15×2  高台、口辺金補修 見込クッツキ痕

O-038 染付菊芋印蕎麦猪口 ¥50,000~ 75×7×55 ヒビ 底厚

O-041 染付葉文七寸皿 五 ¥50000~ 225×225×3 磁貫 伊万里

O-044 色絵小皿 五 ¥65,000~  付識段箱(桐) 125×125×25 伊万里 「古姫谷窯小皿五客」箱識

O-047 赤絵酒筒 ¥50,000~  付木箱(桐) 10×10×22  注口共色補修

O-039 錦手草花文鉢 ¥50,000~  付木箱(桐) 195×19×75 伊万里

O-042 染付漁夫文向付 十 ¥50000~  付時代識箱(杉) 175×175×55 伊万里

O-045 鍋島青磁大香炉 ¥80,000~  315×315×20 菊紋足飾

O-048 染付草花文徳利 ¥80,000~ 付木箱(桐) 11×11×24 口辺アタリ  初期伊万里

O-040 色絵端反鉢 ¥50,000~ 付時代箱(桐・虫喰 貼札) 24×24×11  伊万里

O-043 染付登龍門文皿 二 ¥50000~ 32×32×55ほか スレ 裏白 志田

O-046 湖東双耳火鉢 ¥50,000~  285×22×19 無印 底穴3

O-049

染付蛸唐草文大徳利 ¥80,000~ 24×24×395 伊万里

O-050 染付八角大壺 ¥50,000~ 33×33×42 ヒビ接合補修 カケ銀補修  クッツキ 伊万里

新陶藝 北大路魯山人

O-052 北大路魯山人 唐津風中皿 五 ¥1500000~ 付共箱(桐) 東京美術倶楽部鑑定証書 21×21×54 北大路魯山人(明治十六・1883~昭和三十四・1959)は陶芸家。本名房次郎。京都生まれ、北鎌倉で没。書画、篆刻、漆芸にもすぐれる。大正十四年超高 級料亭星岡茶寮顧問として料理・食器など指導。北鎌倉に星岡窯を築き、独特の雅陶を製作。陶技は志野・織部・備前・信楽から染付・赤絵と多岐にわ たった。

河井寛次郎(明治二十三・1890~昭和四十一・1966)は陶芸家。島根県安来生まれ。東京高等工業学校窯業科卒業 後、京都市立陶磁器試験所にて研究と制作に従事。大正九年京都五条坂に鐘渓窯を開窯。大正末期より民芸運動に参画。重厚な形態と釉法 に、素朴な美しさの宿る作品をつくった。昭和四十八年自宅に河井寛次郎記念館が開設された。

O-064 河井寛次郎 辰砂碗 ¥350000~ 付識箱(桐) 14×14×95 磁貫 河井紅葩箱識

O-066 河井寛次郎 黄釉花文碗 ¥250000~ 付識箱(桐) 13×13×10 河井敏孝箱識

O-065 河井寛次郎 窯変碗 ¥250000~ 付共箱(桐) 11×11×10

O-067 河井寛次郎 呉須香炉 ¥150000~ 付識箱(桐) 銀火舎(無刻印) 85×85×65 磁貫 「呉須碗」河井つね箱識

O-068 河井寛次郎 花絵壺 ¥350000~ 付共箱(桐) 共蓋 16×16×17 蓋小ソゲ 磁貫 辰砂染付

O-070 河井寛次郎 練上渦巻文鉢 ¥250000~  付識箱(桐) 26×26×85 口縁金補修 河井紅葩箱識

O-069 河井寛次郎 鐘谿窯紫紅鉢 ¥250000~  付共箱(桐) 185×185×8 埋金補修

O-071 河井寛次郎 流薬鉢 ¥200000~ 付共箱(桐) 22×22×65 磁貫

O-073 河井寛次郎 黒釉幾何文筥 ¥150,000  付識箱(桐) 75×75×65 磁貫 河井敏孝箱識

O-075 富本憲吉 角灰皿 ¥150,000~ 付共箱(桐) 8×65×55 富本憲吉(明治十九・1886~昭和三十八・1963)は陶芸家。奈良県の人。 明治四十二年東京美術学校図案科卒業後、英国に留学、工芸に対する知見を 広める。帰国後はバーナード・リーチと親交を結び、故郷で楽焼を試みて大 正四年本窯を築く。昭和元年、東京祖師谷に窯を移し、国画会に入会。同十 九年東京美術学校教授。戦後は官職を辞し、京都に移り制作に専念。三十年 重要無形文化財「色絵磁器」保持者認定。三十六年文化勲章受賞。色絵に金 銀彩を加えた華麗な作風で知られる。

O-074 河井寛次郎 鉄釉草花文丸蓋物 ¥150,000  付識箱(桐) 12×12×11 蓋小カケ 河井武一箱識

O-076

富本憲吉 五弁花帯留 ¥70000~ 付共布箱 53×53×03

O-077

富本憲吉 帯留 ¥50,000~ 付共箱(桐) 35×35×05

O-078 富本憲吉 葡萄葉文皿額 ¥100000~ 付共シール  皿21×21×3 額33×30 岡村多聞堂額装 清水窯

O-080 富本憲吉 箸置 一対 ¥80000~ 付識箱(桐) 28×15×2 藤本能道箱識

O-079 富本憲吉 梅飾壺画額 ¥50000~ 紙本 44×32 額47×92 ヤケ シミ

O-081 濱田庄司 糠釉黒流掛角皿 ¥80000~  付識箱(桐) 20×20×4 濱田晋作箱識 濱田庄司(明治二十七・1894~昭和五十三・1978)は神奈川県生まれ。 本名象二。東京高等学校(現在の東京工業大学)窯業科で板谷波山に師 事した。卒業後京都市立陶磁器試験場で研究を重ね、大正九年(1920) バーナード・リーチと渡英、帰国後は益子に移住して制作に励んだ。柳 宗悦、河井寛次郎、芹澤銈介とともに民芸運動の中心人物として活躍。 昭和三十年(1955)重要無形文化財「民芸陶器」保持者に認定。文化勲章 受章。

O-082 濱田庄司  柿釉赤絵筆筒 ¥100,000~ 付識箱(桐) 11×11×145 濱田晋作箱識

O-083 濱田庄司 花入 ¥60,000~ 付共箱(桐) 95×95×14

O-084 濱田庄司  地釉茶碗 ¥50,000~  付共箱(桐) 16×16×75

O-086 金重陶陽 備前累坐花入 ¥400,000~  付二重箱(内共桐 外拭漆) 15×14×23

金重陶陽(明治二十九・1896~昭和四十二・1967)は備前焼初の重要 無形文化財保持者。備前市伊部に生まれ、父楳陽に陶技を学び、陶土、窯 詰め、焼成法などの研究につとめ、現代に桃山風備前を甦らせた。

O-087 十三代柿右衛門 濁手牡丹文壺 ¥150,000~  付共箱(桐) 18×18×14

十三代酒井田柿右衛門(明治三十九・1906~昭和五十七・1982)本名 酒井田渋雄は、父である十二代とともに江戸中期から途絶えていた濁し 手地の復元に成功。昭和三十八年(1963)に十三代を襲名。昭和四十六年 (1971)柿右衛門製陶技術保存会の「柿右衛門(濁手)」技法が重要無形 文化財の総合指定を受け、昭和五十一年(1976)には重要無形文化財保 持団体に認定。昭和四十七年(1972)に紫綬褒章、昭和五十三年(1978) に勲四等旭日小綬章を受章。 O-088 近藤悠三 三趣盃 ¥100000~ 付共箱(桐)

O-089 近藤悠三 松染付花瓶 ¥250000~ 付共箱(桐) 20×20×26

近藤悠三(明治三十五・1902~昭和六十・1985)は京都市生まれの陶芸家。本名は雄三。京都市立陶磁器試験場附属伝修所卒業。日本工芸会発足と同時 に参加した。京都市立芸術大学学長、名誉教授。京都市文化功労者。京都市名誉市民。昭和五十二年(1977)染付技法の重要無形文化財保持者に認定。

O-090 バーナード・リーチ 水禽画額 ¥150000~

紙本 32×23 額53×42 シミ 「1971」画中 バーナード・リーチ (明治二十・1887~昭和五十四・1979)は イギリスの陶芸家。香港生まれ。ロンドン美術学校でエッチング を学んだ後、明治四十二年来日。六世尾形乾山に師事。富本憲吉、 柳宗悦、濱田庄司らと交流。大正九年帰国、セント・アイヴスに 築窯。東洋陶磁の特質にイギリスの技法を適用、独自の作風を展 開した。

O-091 徳田正彦 彩釉花入 ¥85000~ 付共箱(桐) 20×20×24

O-092 三代徳田八十吉 瓢徳利・盃 ¥60000~ 付共箱(桐)2 徳利9×9×17ほか

三代徳田八十吉(昭和八・1933~平成二十一・2009)は石川県生まれ。本名正彦。初代、二代に師事。 昭和六十三年に三代を襲名。平成五年紫緩褒章受賞。平成九年に重要無形文化財「彩釉磁器」の保持 者に認定される。

O-094 三代徳田八十吉 花入 ¥50000~ 付共箱(桐) 75×75×25

O-095 加藤卓男 織部四方花入 ¥50000~ 付共箱(桐) 65×65×225 加藤卓男(大正六・1916~平成十七・2005)は 陶芸家。日展特選北斗賞、紫綬褒章など受賞。多 治見市無形文化財、岐阜県無形文化財保持者。平 成七年(1995)重要無形文化財保持者認定。

O-093 藤原雄 備前緋襷茶碗 ¥50000~ 付共箱(桐) 12×12×85 藤原雄(昭和七・1932~平成十三・2001)は岡 山県生まれの陶芸家。藤原啓の長男。明治大学卒。 昭和五十五年(1980)岡山県重要無形文化財保持 者、平成八年(1996)「備前焼」重要無形文化財 保持者に認定。

O-096 藤原雄 備前花入 ¥50,000~  付共箱(桐) 10×10×22

O-098 初代徳田八十吉 丸紋大花瓶 ¥400000~ 付共箱(杉)

23×23×45 古九谷紋意

徳田八十吉は九谷焼の陶工。初代八十吉(明治六・1873~昭和三十一・1956) は号鬼仏。昭和二十八年、九谷焼の無形文化財に認定される。

O-100 真清水蔵六 唐津写片口 ¥50000~ 付共箱(杉) 17×165×8 窯ヒビ 初代真清水蔵六(文政五・1822~明治十・ 1877)は京都の陶工。天保十四年(1843)京都五 条坂に開窯。妙法院宮より「真清水」の名を受け る。2013年に四代目の長男が五代目を襲名。

O-099 三浦竹軒 白磁双鳳文花入 ¥230000~  付二重箱(内共桐) 16×16×435 三浦竹軒(明治三十三・1900~平成二・1990)は初代三浦竹 泉の三男。三代竹泉を継ぐ。昭和九年竹軒と改号。政府認定技 術保存資格者。主に金襴手が得意で、茶道具、花器等を作る。

O-101 中川鷺脚 山水刻茶碗 ¥50000~ 付共箱(桐) 12×12×9 鷺脚焼は姫路の陶藝で、柴田鴨脚に学んだ初代 中川鷺脚によって創始された。樂焼風の土に彫刻 を施す特徴を持つ。二代目の死により断絶。

O-102 杉本泥牛 絵唐津茶碗 ¥50000~ 付共箱(桐) 14×14×8 磁貫 杉本立夫(昭和十五・1940~)は京都の料理人、 陶芸家。号は泥牛など。

O-103 二代真葛香山 花瓶 ¥180,000~ 付木箱(杉) 12×12×14 底銘 二代真葛香山(安政六・1859~昭和十五・1940)は本名半之助、大正 六年二代香山を襲名。

O-105 須田剋太 陶彫裸婦像 ¥50,000~

付共箱(桐) 20×8×13 「1986」刻字

須田剋太(明治三十九・1906~平成二・1990)は洋画家。埼玉県 生まれ。昭和四十六年司馬遼太郎の『街道をゆく』の挿絵を製作。 具象抽象両面にわたり、生命感あふれる作風を展開した。

O-104 初代徳田八十吉 絵替皿 五 ¥180,000~  付共箱(桐) 215×215×25 徳田八十吉は九谷焼の陶工。初代八十吉(明治六・1873~昭和三十 1956)は号鬼仏。昭和二十八年、九谷焼の無形文化財に認定される。

O-106 辻村史朗 伊賀八寸

¥50,000~ 付共箱(桐) 24×24×45

辻村史朗(昭和二十二・1947~)は奈良県生ま れの陶芸家。

O-107 絵志野向付 五 ¥50,000~  85×85×65 磁貫

O-108

青磁詩文刻四方花瓶 ¥50,000~ 付識箱(桐 貼札) 9×9×27

O-110 山下清

蝸牛絵茶碗 ¥400,000~ 付山下清鑑定会鑑定書 12×12×75

山下清(大正十一・1922~昭和四 十六・1971)は東京生まれの画家。 「裸の大将」として親しまれた。

O-111 辻村史朗 信楽蹲 ¥300,000~ 付共箱(桐) 18×17×17

辻村史朗(昭和二十二・1947~)は奈良県生まれの陶芸家。初め画家 を志し、のち師を持たず作陶を始める。同五十二年(1977)の初個展以降、 国内外で発表を行う。息子二人も陶芸家。

O-112 山元春挙 牡鹿絵茶碗 ¥100,000~ 付共箱(桐) 115×115×7 磁貫 銘「妻恋」 山元春挙(明治四・1871~昭和八・1933)は滋賀県生まれ。本名金右衛 門。別号円融斎、一徹居士。野村文挙、森寛斎に師事。京都画壇において 竹内栖鳳とともに活躍。京都市立絵画専門学校教諭、帝室技藝員、帝国美 術院会員。

O-115

加賀金工花鳥象嵌大花瓶

¥500000~ 付木箱(桐) 27×20×44 「大日本高岡市 角羽勘左エ門 製」底刻銘

O-116 安藤七宝香炉

¥240,000~ 付木箱(桐) 12×12×115

O-117 薩摩色絵羅漢童子文長壺 ¥200000~  付黒塗箱(杉) 16×16×25 太公望 花鳥

O-119 長谷川長吉 銅鳳凰文花瓶 ¥85,000~ 付大工箱(杉) 17×17×315 器腹印銘

O-118 薩摩色絵三傑文小壺 ¥150000~ 付合箱(杉) 9×9×16

O-120 薩摩金彩瓢形徳利 ¥80,000~  付木箱(桐 貼札) 13×13×22 磁貫

O-121 錦光山 花鳥手鉢 ¥60,000~  付木箱(杉) 19×14×16 磁貫 ヒビ 底銘 錦光山家は京都粟田口を代表する陶家。

漆藝

P-001 本阿弥光悦 青貝松蒔絵乱箱 ¥900,000~ 付時代箱(杉・虫喰 貼札) 29×37×10 『新古今和歌集』藤原雅経和歌(結句差異)

本阿弥光悦(永禄元・1558~寛永十四・1637)は芸術家。京都生まれ。号徳友斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家に生まれる。寛永の三筆のひとり。角倉素 庵と嵯峨本を制作。家康から鷹峰を賜り、芸術家村を作り上げた。陶芸では「不ニ山」などが著名。蒔絵では意匠を与えるなど、指導的役割を果たしたと 推測される。

P-004 誰が袖蒔絵錫縁硯箱 ¥450,000

付時代溜塗識箱(桐 貼札) 水滴 硯石 21×23×5  極小アタリ、剥離 「光悦誰が袖硯箱」貼札識  蓋裏松千鳥、内千鳥蒔絵

P-006 堆黒硯箱 ¥120000~ 付木箱(桐) 銅水滴(不具合) 八角兎文硯 刀子 錐 20×24×45 内黒

P-005 紅葉賀蒔絵硯箱 ¥250,000~ 付黒塗識箱(貼札) 14×33×45 「長昌院殿御拝領」朱識 ※長昌院は六代将軍徳川家宣の生母。

P-007 中山胡民 花喰鳥蒔絵硯箱 ¥120000~

付二重箱(内時代桐) 銀水滴 寄硯石 18×19×4 下須板飾カケ  蓋軽ユガミ 「応需胡民造」蒔絵銘 中山胡民(文化五・1808~明治三・1870)は、柴田是真と並び称され た印籠蒔絵師。原羊遊斎の門人となり、若くして名をなす。夕顔、小倉山、 片輪車手箱、鶴岡手箱など羊遊斎のテーマや作風を継承。胡民斎、泉々、 風観子、観などと号し、後に法橋に叙せられる。

P-009 蒔絵櫛笄 六 ¥200,000~ 付合箱(桐) 櫛12×8ほか  大櫛3 櫛1(ヒビ) 黒漆笄(アレ 宝玉哉銘) 鹿角笄

P-010 菊桐薄蒔絵大名火鉢 ¥190000~ 付時代識箱(杉) 44×44×22 ヒビ 剥離 漆補修 「安政二乙卯年(1856)」箱識

P-008 松枝梅花蒔絵化粧箱 ¥250000~  付時代溜塗箱(桐) 梨子地鏡台 18×24×16

P-011

草花蒔絵燭台 一対 ¥150000~ 総高83 剥離補修 「法橋光琳」銘

P-013 藤蒔絵両次 ¥180,000~ 付木箱(桐) 25×25×20ほか  杓文字 汁次 飯器

P-015 鉄線蒔絵野弁当 ¥150,000~  付木箱(杉) 34×22×35 小アタリ  隅キレ補修 錫徳利一対(エクボ1) 内朱

P-014 梨子地牡丹唐草蒔絵吸物椀 十 ¥180,000~  付時代識箱(桐) 12×12×9 内朱

P-016 武蔵野蒔絵丸四段重 ¥90,000~ 付時代箱(桐 虫喰) 155×155×25  内朱

P-017 菊桐薄蒔絵三段重 ¥80,000~  付時代識箱(杉) 24×26×19 ソゲ アタリ  ヤケ 内黒

P-018 山水蒔絵硯箱 ¥90,000~ 付時代溜塗箱(桐・ 紐キレ 貼札) 素銅鍍銀水滴 硯石 筆入(隅大破) 22×23×45

蓋裏梨子地梅鶯(初音)

P-020 大徳寺盆 十 ¥90000~  付木箱(桐 貼札) 255×255×25

P-023 松蒔絵四方香合 ¥70,000~  付仕覆 75×75×5 内黒

P-019

桐松皮菱繋蒔絵硯箱 ¥90,000~ 付木箱(桐) 銅水滴  硯石 22×22×5 ソゲ  身部隅キレ 内秋草

P-021 根来四ツ椀 五組 ¥76000~  付時代黒塗箱(杉 貼札) 大145×15×8ほか  内小椀欠1 小ソゲ

P-024 亀甲鶴丸蒔絵菓子器 ¥50,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 15×13×105 脚小ソゲ 内梨子地

P-022 三ツ葉葵紋蒔絵隅入高杯 ¥60000~ 33×33×32 ソゲ 剥離 天板ヒビ

P-025 貝合蒔絵鼓箱 ¥50,000~  25×305×25 隅キレ 小アタリ

P-027 根来丸盆 ¥80,000~  付木箱(杉 貼札) 39×39×3  小剥離 小アタリ 朱地縁黒

P-030 初音蒔絵軸盆 ¥50000~  10×295×6 ヒビ

P-033 雲慶 草虫盛上漆絵銘々皿

十 ¥50,000~ 付木箱(モミ 貼札) 15×15×3 絵替 「雲慶(花押)」底朱銘

P-036 桐木地群鶴画賛蒔絵火鉢 ¥70,000~ 付識箱(桐) 36×34×205 「正光」蒔絵銘

P-028 春日根来九寸盆 ¥60,000~  付木箱(杉) 紹巴袋 28×28×25

P-031 宇治茶摘蒔絵香盆 ¥50000~  付時代箱(桐 貼札) 26×18×3

P-034 吹寄蒔絵盃洗 一対 ¥50,000~  付識箱(杉) 155×155×9

P-037 木地青貝秋草蒔絵大火鉢 ¥50,000~ 43×43×25

P-029 黒塗行器 一対 ¥50,000~  47×47×46 鍍金唐草毛彫金具

P-032 蒔絵高杯 ¥50000~  付識箱(杉) 255×255×26 共色補修

P-035 文箱 十九 ¥50,000~  大8×38×45ほか 宛名鏡9 革4 漆2  蒔絵2 色漆1 木地1

P-038 桐唐草蒔絵大名火鉢 ¥50,000~ 55×55×27 菊花唐草文隅金具

新漆藝

P-039 大場松魚 金貝群鳥蒔絵平棗 ¥380000~ 付共箱(桐) 85×85×6 内黒

大場松魚(大正五・1916~平成二十四・2012)は蒔絵師。本名勝雄。父宗秀、松田権六に学ぶ。日展、日本伝統工芸展などで活躍し、伊勢神宮式年遷宮の 神宝制作や中尊寺金色堂の修理に携わる。平文技法に優れ、昭和五十七年重要無形文化財「蒔絵」の保持者認定された。

P-040 正光 立雛織目蒔絵硯箱 ¥200000~ 付識箱(桐) 銀帆船水滴 硯石  刀子 筆2 22×27×5 内梨子地重色紙蒔絵  蓋裏在銘

P-042 大場松魚 金貝千鳥蒔絵盆 ¥100,000~  付共箱(桐 シミ) 30×20×3 薄スレ 大場松魚(大正五・1916~平成二十四・2012)は蒔絵師。本名勝雄。父 宗秀、松田権六に学ぶ。日展、日本伝統工芸展などで活躍し、伊勢神宮式 年遷宮の神宝制作や中尊寺金色堂の修理に携わる。平文技法に優れ、昭 和五十七年重要無形文化財「蒔絵」の保持者認定された。

P-044 紙縒朱漆塗金縁吸物椀 五 ¥50,000~ 11×11×85

P-046 神坂祐吉 香合 ¥50,000~  付共箱(桐) 6×75×2 小ソゲ 内梨子地 神坂祐吉(明治十九・1886~昭和十三・1938) は蒔絵師、神坂雪佳の実弟。

P-043 青貝手文庫 ¥100,000~ 付木箱(桐) 20×24×12  スレ

P-045 砺波宗斎 軸盆 ¥50,000~ 付共箱(桐) 37×15×3  スレ 砺波宗斎は二代続く漆芸家。

P-047 七代平安象彦 研出春蘭蒔絵脚付吸物膳 十 ¥70,000~ 付黒塗共箱(桐) 28×28×5

P-048 倣堆黒器局 ¥70,000~  27×15×29 ヒビ

P-049 平櫛田中 翁飾面 ¥100000~

付共箱(桐) 扇飾板51×28 平櫛田中(明治五・1872~昭和五十四・1979)は木彫 家。岡山県西江原村に生まれ、東京都小平市で没。本名倬 太郎、旧姓田中、後平櫛家の養子となる。大明治四十年米 原雲海らと日本彫刻会を結成。大正三年再興日本美術院 彫塑部主宰、同人。東京芸術大学教授、文化勲章。帝室技 藝員。

P-052 楠正一 法隆寺古材煙草入 ¥70,000~ 付識箱(杉) 目録コピー 27×14×6 二部式 水谷嘉六か

P-055 恒忠 木彫親子蛙 ¥100000~ 21×17×12 底彫銘

P-050 円窓形花籠 ¥80000~

付識箱(桐 貼札) 33×28×37  内黒漆紙小破損 外角部材欠

P-053 加納鉄哉 陵王面丸額

¥50,000~ 付共箱(桐) 38×38×4 「甲子正月」箱識 加納鉄哉(弘化二・1845~大正十四・1925)は 岐阜出身。明治十四年(1881)、第二回内国勧業 博覧会で妙技三等賞を、第十次、第十一次奈良博 覧会では一等賞を受賞している。その後奈良、京 都で古寺の文化財調査を実施、東京美術学校の 彫刻科設置に関わった。

P-056 守重 桑木地唐獅子彫火鉢 ¥100,000~ 付識箱(杉) 五徳 38×36×18  ヒビ 在銘

P-051 永富伸一 一位一刀彫芦乗達磨 ¥70000~ 付木箱(杉 貼札) 15×11×30  彫銘

P-054 唐木彫亀蓋物 ¥50,000~  付合箱(桐) 21×14×4

P-057 木地厨子飾棚 ¥100000~  103×39×113 ヒビ カケ 金具ウキ  銅金具七宝透

金工

Q-001 前金具 六十三 ¥400,000~ 付不精小箪笥 4×15ほか

Q-004 花鳥蝶文円鏡 ¥180000~ 付木箱(桐 蓋欠) 115×115

Q-006 正寿 木目金矢立 ¥120000~ 付筆 総長21 印銘

Q-008 銅大水鉢 ¥110,000~ 73×73×40 二部式

Q-005 藤双鳥文円鏡 ¥180000~ 付木箱(桐 蓋欠) 115×115

Q-007 帖佐美行 金工額 ¥70000~  付共シール 33×24 額51×43 帖佐美行(大正四・1915~平成十四・2002)は金工家。 鹿児島県生まれ。本名は良行。小林照雲、海野清に師事。 文展・日展で受賞を重ねる。昭和六十一年(1986)勲三 等旭日中授章、文化勲章授章。日本芸術院会員。日展顧 問ほか。

Q-009 銅花鳥浮文水盤 ¥100,000~  付時代箱(杉 背面ワレ) 63×49×21

Q-011 白銅桐鳳凰文柄鏡 ¥50,000~  付合箱(桐) 所載コピー 18×28 「天下一飯村土佐守光重」銘 『柄鏡大鑑』P234No434所載

Q-014 金工自在群亀飾 ¥50,000~  85×65×45

Q-017 銅鷹文彫薄端 ¥50000~  39×39×37 二部式

Q-012 唐銅龍文双耳花入 ¥50,000~  付木箱(桐) 20×11×26

Q-015 銅臥牛水滴 ¥50,000~  10×6×55

Q-013 小林親光 銀草花文花入 ¥50000~ 付共箱(桐) 7×7×25

Q-016 鉄鎖 ¥50,000~ 付合箱(桐)  総長232

Q-018 銅水鉢 ¥50000~ 60×60×34 スレ Q-019 銅龍吐水 ¥50000~  付合箱(杉) 36×37×33

Q-020 加納夏雄 金工三段印籠 ¥650,000~

付識箱(桐) 55×25×8

「壬申年仲秋日 秋穂(花押)」箱識 加納夏雄(文政十一・1828~明治三十一・1898)は彫金 家。京都の人。大月派の池田孝寿に入門。安政元年(1854) 江戸に移る。精緻な刀装具他を製作。明治二年(1869)から 十年(1877)新貨幣の原型を製作。帝室技藝員、東京美術 学校教授。

Q-021 中川浄益 銀熨斗押 ¥200,000~ 付二重箱(内共桐) 75×7×14 中川浄益は千家十職の金物師。代々武具を鋳造する家であったが、初 代紹益(永禄二・1559~元和八・1622)が京都に出て利休の茶道具を作 り始めた。以後は浄益を名乗り皆具、水指、建水、水次薬鑵などを製作。

Q-022 金工波形水晶飾 ¥250,000~ 付木箱(桐 貼札)

大直径7 中直径4 小直径35 金工台33×85×15

貴石・宝石

R-001 翡翠リング ¥270000~

付ケース 宝石鑑別書(CGL) 151×123×72mm 18号 有色樹脂含浸 1203ct 脇石063ct Pt900

R-004 南洋真珠リング ¥115,000~  付ケース 真珠鑑別書(CGL) 直径136-137mm 14号 脇石061ct Pt900

R-007 彫刻珊瑚ペンダントトップ

¥75,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 37×55 K18

R-002 パパラチアサファイアリング ¥135000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL、DGL) 11号 加熱 0370ct 脇石074ct Pt950

R-005 翡翠リング ¥95,000~  付ケース 宝石鑑別書、分析報告書(CGL) 17-18号 重量表示なし 18K刻印

R-008 彫刻珊瑚ペンダントトップ

¥50,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 23×36 色素残留 重量表示なし K18

R-003 ピンクダイヤモンドリング

¥130000~ 付ケース

グレーディングレポート(CGL) 250-254×153mm 12号 0059ct

脇石045ct Pt950

R-006 ダイヤモンドリング

¥60000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL) 10号 100ct Pt950

R-009 翡翠バングル ¥50000~  付ケース 宝石鑑別書(CGL) 750×755×92mm 429g 色素残留

R-010 ダイヤモンドペンダント

¥225,000~ 付ケース  ソーティングメモ(CGL) 680-686×410mm  最長45 1182ct 脇石034ct K18

R-013

ダイヤモンド

ペンダント

¥75000~

付ケース

宝石鑑別書

(CGL)

トップ09×31

総長445 075ct K18WG

R-011 マルチサファイアペンダント

¥120,000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL、対薄青石) トップ09×45  総長395 加熱 273、0688刻印 K18

R-014

ダイヤモンド ペンダント

¥60000~

付ケース

宝石鑑別書 (CGL)

トップ14×17

総長39 025ct

脇石012ct 750

R-015

真珠ペンダント

¥50000~

付ケース

真珠鑑別書

(CGL)

白珠直径108-113mm

総長395 脇石004ct K18WG

R-016

南洋真珠 ペンダント

¥50000~ 付ケース

真珠鑑別書 (CGL) トップ 13×13×22

総長39

脇石008ct K18

R-012 ダイヤモンドペンダント

¥110,000~ 付ケース 宝石鑑別書(CGL)  トップ08×35 総長39 単一又は複数処理 060ct トップK18WG 他Pt850

R-017

ダイヤモンド ペンダント

¥50000~

付ケース

宝石鑑別書 (CGL)

トップ 20×30

総長39 050ct K18WG

R-018 真珠 ネックレス ¥50000~  付ケース

真珠鑑別書(CGL)

直径90-95mm 総長42

着色 SILVER

R-019

珊瑚ネックレス

¥50000~ 付ケース

宝石鑑別書(CGL)  総長54

重量表示なし SILVERTOP

S-001

浮絵人形遣

遊興幅 ¥150,000~ 付時代識箱 (桐) 紙本

牙軸端 67×47 表具85×171 ヤケ オレ キレ 穴  表具ヤケ

S-002 司馬江漢 富士独釣画幅 ¥100,000~ 付時代識箱(桐 貼札) 絹本  唐木軸端 32×111 表具41×186 ヤケ シミ  表具シミ

S-003 司馬江漢 樵夫観瀑画幅 ¥80,000~ 付時代識箱(桐) 絹本 雑木軸端 41×95 表具55×189 ヤケ シミ スレ  表具虫穴

S-004 浮絵高砂幅 ¥50,000~ 紙本  雑木軸端 67×57 表具73×138 ヤケ シミ  スレ オレ 表具オレ、ヤケ、シミ、ヤブレ、 虫穴 司馬江漢(延享四・1747~文政元・1818)は洋風画家。江戸の人。本名安藤峻、字君嶽、号不言道人、 春波楼ほか。狩野派、南蘋派を学んだ後、平賀源内、小田野直武の影響を受け安永年間に洋風画に転 向。日本初のエッチングの製作に成功、油絵も製作した。天明八年には長崎に遊学した。

江戸の科学

S-005 鉄自在蟷螂蓋蝶耳香炉 ¥400000~ 付溜塗箱(桐) 13×11×11  秋草象嵌彫文

S-006 量程器 ¥150,000~  付時代箱(桐) 16×15×1 平賀源内発明 量程器とは歩数を計って距離を算出する測量 器の一種で、現在の万歩計の元になっている。

S-007 蘭引 ¥80,000~ 22×24×37  灰降 下段トリアシ 注口共色補修

S-008 針口天秤 ¥75,000~ 付分銅11 皿(中堀与七郎銘) 73×27×75 スレ アタリ

亞細亞美術 小特集

中近東の装い

T-001 チルピー ¥80,000~ 198×105×8  羽織 トルクメニスタン

T-003 黄地クルタ ¥40000~  154×116×28 ウズベキスタン

T-006 紅絞地文ウェディングベール ¥80,000~ 98×176 モール 印度

T-004 ベルベット縞クルタ ¥30000~ 180×123×34 ウズベキスタン

T-007 モールスレンダン ¥50,000~  31×204 穴 スレ イタミ スマトラ島

T-002 紅地モールチャパン ¥50,000~ 176×121×17 裏洋更紗  ウズベキスタン

T-005 縞チャパン ¥30000~  252×123×15 裏洋更紗 アフガニスタン

T-008 縞ロシアドレス ¥30,000~  120×106×13 シミ ウズベキスタン

TT-015 交趾飴釉蓋物 ¥50000~  付合識箱(桐) 19×19×10 蓋小ソゲ

T-018 ビサンチン緑釉線文鉢 ¥80000~ 付識箱(桐) 27×27×8 「十二世紀」市川清箱識

T-021 波斯青釉手付壺 ¥50,000~ 付ケース 16×15×20 カケ 補修

T-016 波斯彩文鉢 ¥50000~ 付識箱(桐) 20×20×8 大破接合補修  共色補修 「11-12世紀」市川清箱識

T-019 波斯染付鉢 ¥70,000~  25×25×10 大ヒビ ワレ接合補修

T-022 エナメル装銀壺 一対 ¥70,000~ 16×16×24 イラン

T-017 波斯陶板騎馬画額 ¥50000~ 32×23 額55×45 磁貫

T-020 安南染付盤 ¥50,000~  33×33×65 高台小ソゲ

T-023 銅壺 ¥50,000~ 195×195×23

T-024 イスラム玉 二十一 ¥240000~ 25×25×2ほか ワレ接合補修3 欠損後補1

T-027 蜻蛉玉 ネックレス ¥90,000  総長50

T-025 イスラム玉ネックレスほか  ¥200000~ 付新作珠2 総長45 玉最大径20

T-028 首飾 九種十点 ¥50,000~  総長40ほか 瑪瑙 山珊瑚ほか

T-026 イスラム玉ネックレス ¥200000~ 総長47 玉最大径22  ワレ接合補修

T-029 赤絵 イスラム文字碗 大小 ¥50,000~ 11×11×5ほか

ソゲ

T-030 蒟醤六角煙草盆 ¥200,000~ 275×16×6 漆ヒビ

T-032 陶製動物 三 ¥50000~ 4×8×8ほか カケ

考古

T-033 インカ彩文丸底土器壺 ¥50000~  付木箱(桐) 11×11×15 口辺カケ

T-034 発掘鉄刀 六 ¥100,000~ 総長90ほか 鉄直大刀1、中刀1、小刀4

T-037 新羅壺 ¥100000~  付木箱(桐) 24×20×23 壺中居扱

T-035 須恵長頸壺 ¥50,000~ 18×17×23 接合ほか修理多数  窯跡出土

T-036 山茶碗 ¥50,000~  17×155×65 ヒビ ソゲ共色補修

T-038 埴輪手 二 ¥50,000~  付木箱(桐) 総長16ほか 接合補修

U-001 江戸硝子徳利 二 ¥100,000~ 付時代溜塗合箱(桐) 緑65×65×19ほか

U-004 藤田喬平 三彩ガラス花入 ¥80,000~ 付共箱(桐) 175×16×31 藤田喬平(大正十・1921~平成十六・2004)は 東京生まれのガラス工芸家。文化功労者。市川市 名誉市民。文化勲章授章。宮城県松島町に藤田喬 平ガラス美術館。

U-007 富本憲吉旧蔵切子 花瓶 ¥50000~ 付識箱(杉) 195×195×38 大ヒビ

U-002 紫江戸硝子彩絵朝顔形盃 ¥80,000~ 付合箱(桐) 55×55×35

U-005 縁白ウランガラス花入 ¥50,000~ 9×9×18 ※写真はUVライト照射時

U-008 金縁ガラス菓子鉢 ¥50000~ 付木箱(桐) 205×205×125

U-003

江戸式硝子蓋付碗 ¥50,000~ 付木箱(桐) 105×105×5

U-006 青硝子台脚ランプ ¥50,000  付時代箱(杉) 17×16×525 三部式

U-009 切子小判形小皿 十 ¥70000~  付時代識箱(桐 貼札) 10×8×25 極小ソゲ

染織

V-001 芭蕉布藍型染着物 ¥100000~ 108×113×34

V-003 紅地縮緬小袖 ¥65,000~ 126×162×47 シミ  三友鶴亀刺繍

V-005 納戸地梅竹文小袖 ¥60,000~ 126×155×48 シミ  袷仕立

V-002 芭蕉布着物 ¥100000~ 120×140×41

V-004 帷子秋草文振袖 ¥65,000~ 124×154×96 シミ  五ツ紋

V-006 謡曲刺繍中裁 ¥70,000~ 134×123×52

V-007 芸能衣装 ¥70000~ 64×134 肩ホツレ

V-009 襦袢 二 ¥50000~

灰青地楊柳縮緬126×146×63(シミ)  寄裂130×152×46

V-008 振袖 二  ¥100,000~ 紗夏草文128×145×102 綾織納戸地桜折枝文 140×151×96 五ツ紋

V-010 着物ほか 二 ¥50000~  内文様126×145×55(シミ 五ツ紋)  紺木綿道中着116×83×47

V-014

デンチ 二

¥60,000~ 裂織刺子39×55

木綿縞55×80

V-012

子供着物類

四種 ¥80,000~  戦争文 82×89×59ほか  シミ 絣二種  登龍背掛

V-011 馬飾布 三種 ¥70000~ 紺麻馬腹掛65×256ほか ヤケ シミ キレ

V-013 経絵絣道中合羽 ¥50000~  152×93 シミ ヤブレ 楓鹿文

V-015

麻着物 四  ¥50,000~ 絣112×87×37ほか

V-017 長崎更紗 三 ¥100,000~  128×162ほか ヤケ シミ 木綿  広巾、大広巾、四巾縫合

V-020 小袖裂

¥50,000~ 付仮巻 36×123

V-018 小袖改打敷 二 ¥70,000~  納戸地175×140 萌黄地150×138 ヤケ シミ  袷仕立

V-021 小袖裂 二 ¥50,000~  39×164 42×166 ヤケ 大孔 シミ

V-023 幕 三 ¥70,000~

小袖裂148×145(裏紺麻裂) 紺地錦184×122(裏白麻裂) 薄木綿墨絵98×166(素山陳人か)  脆弱 大シミ ヨゴレ

V-026 袱紗 五 ¥70000~ 56×70ほか  小孔 シミ

V-019 更紗布団地 三 ¥70,000~  156×188ほか ヤケ 大シミ 広巾二 四巾

V-022 小袖裂 六種二十二 ¥70,000~ 21×113ほか  ヤケ キレ 小孔 サケ

V-024 木綿裂 四種 ¥50,000~  更紗75×75ほか シミ  堺和更紗三種 型染見本裂

V-027 袱紗 六 ¥50000~ 102×99ほか  シミ 掛袱紗大小 縮緬四

V-025 竹屋町裂ほか 四種 ¥60,000~  63×61ほか ヤケ キレ

V-028 紺地吉祥文袱紗 二 ¥50000~ 67×68ほか

V-032 タペストリー ¥100,000~  277×91

安田靫彦「黄瀬川の陣」左隻 頼朝像刺繍

V-029 竹屋町岩牡丹幅 ¥80000~ 付合箱(桐)  唐木軸端 60×60 表具62×125 ヤケ 薄シミ 表具ヤケ、虫穴  一軸物

V-030 木綿表裏捺染敷物 ¥50,000 130×144 小穴 シミ

V-033 芹澤銈介 柿画額 ¥50000~ 紙本 34×25 額60×48  シミ

V-031 カシミヤ断片額 ¥50,000~  71×82 額92×100

V-034 芹澤銈介 型絵染カレンダー 十二 ¥50000~ 29×38

芹澤銈介(明治二十八・1895~昭和五十九・1984)は染織工芸作家。雑誌『工芸』の表紙装幀を契機 に民芸運動に参加。重要無形文化財「型染絵」保持者。登呂遺跡のなかに静岡県立芹澤銈介美術館。

V-035 玳瑁大櫛笄 ¥80,000~ 付識箱(桐) 櫛16×7  笄総長30(虫喰)

V-036 髪飾 二十一 ¥70,000~ 付識箱(桐) 簪総長20ほか  「秋田貫誠堂」簪袋

西洋美術

W-001 聖母イコン ¥150,000~ 22×34×2 「オランタ」  ウクライナ

聖母マリアが両の手を軽く掲げて立つ形式は「オランタ」と呼ばれ、ラ テン語で「祈る人」を意味する。画面上部両端のギリシャ文字は「神の母」 を指す略語であり、ビザンチン帝国を経た東方教会のイコンでは必ず表 記される。被着する深緑の衣装は、掲出の出処をウクライナに想定させる。

W-003 木彫蛇踏聖者立像 ¥50000~  総高29 ヒビ スレ

W-004 十字架繋鎖 ¥50,000~ 総長92

W-002 聖母イコン ¥90,000~ 30×35 「エレウサ」

W-005 ヴィクトリアン銀製携帯用フルーツナイフ ¥70,000~ 総長14 19世紀末 イギリス

W-006 サンルイ アールヌーヴォーペン皿 ¥50,000~ 24×9×35 見込陽刻印 1900年頃  サンルイ社カタログ所載

W-007 ガレ 湖上睡蓮文花瓶 ¥150000~ 7×7×20 器腹サイン

W-008 KPM 陶板美人画額 ¥150000~ 7×7 額33×33 裏面窯印

W-009 少女胸像 ¥100,000~ 総高21 W-010 マイセン

陶製キューピッド ¥80,000~ 像高16  小カケ 窯印

W-012 ミントン 魚文絵皿 一対  ¥70000~ 22×22×2 窯印 1891~1901年 DavisCollamore社印

W-013 ダービー 伊万里写カップ&ソーサー ¥50000~ カップ9×75×4ほか 窯印 1863~1866年

W-011 オールドノリタケ

風景文花瓶 ¥50,000~ 15×15×25 窯印  1911~1921年

W-014 ロルフ・ラフルスキー

油彩風景画額 ¥50000~ 33×23 額51×42  カンバス

史料ほか

Z-001 諸家扇面画帖 ¥180,000~ 付帙 絖本ほか  扇面15×5 帖17×9×2 虫穴  谷鉄臣序文 山中静逸 田能村直入 江馬天江ほか

Z-002 鍬形蕙斎 版画江戸幅 ¥120,000~ 付木箱(桐)  紙本 唐木軸端 56×39 表具67×130 ヤケ シミ オレ 虫穴

Z-003 細川幽斎 伊勢物語伝受巻物 ¥200000~ 付時代溜塗識箱(桐 貼札) 紙本  牙軸端 903×25 表具926×25 シミ 表具スレ、剥離 道澄宛 「天正第十五暦(1587)孟夏」跋識 細川幽斎(天文三・1534~慶長十五・1610)、本名藤高、玄旨幽斎と号した。桃山時代の大名、歌人、 茶人、肥後細川藩の祖。足利将軍家、信長、秀吉、家康に仕えた。

Z-004 松尾芭蕉 句入消息幅 ¥250000~ 付時代識箱(桐)  半時庵淡々折紙2 紙本 牙軸端 42×15 表具44×89 「元治二年(1865)」蓋裏識 松尾芭蕉(寛永二十一・1644~元禄七・1694)は俳諧師。伊賀上野の 人。北村季吟に師事。やがて蕉風を創始。主著『野ざらし紀行』『笈の小 文』『奥の細道』等。門人多数。貞門・談林の句風を止揚し中世的美意識 の「さび」を俳諧の「かるみ」の中に完成させた。

Z-006 与謝蕪村 絵入連句幅 ¥120,000~ 付時代識箱(桐)  紙本 雑木軸端 55×15 表具57×88 ヤケ 表具シミ 与謝蕪村(享保元・1716~天明三・1783)は俳人・画家。摂津国東成 郡毛馬村の人。旧姓谷口。名信章、寅、字春星、雅号四明、長庚、謝寅ほ か。俳号宰鳥、夜半翁、蕪村。作風は幅広く、独自の様式を創造。池大雅 と並ぶ日本南画の大成者。俳諧では蕉風復興を提唱。

Z-005 平賀源内 漢詩 未装 ¥150000~ 紙本 55×22  ヤケ シミ スレ 穴 虫穴 「宝暦壬午(1762)」書中 平賀源内(享保十三・1728~安永九・1780)は江戸時代の奇才。本草 学者、科学発明家、鉱山家、陶芸家、美術家、戯作者など数多くの分野に 才能を発揮したとで知られる。香川県志度町出身。特にエレキテル(摩 擦起電機)の発明は有名。

Z-007 松永貞徳 書状幅 ¥100,000~ 紙本 黒塗軸端  46×29 表具49×118 ヤケ スレ オレ 表具大シミ、ヨゴレ 松永貞徳(元亀二・1571~承応二・1653)は京都の俳人・歌人。和歌 を細川幽斎に、連歌を里村紹巴に学んだ。名勝熊、号長頭丸・逍遊軒な ど。『俳諧御傘』を著して俳諧式目を定めた。貞門俳諧の祖。

Z-009 松尾芭蕉 書額 ¥85,000~ 紙本 29×15 額47×35 シミ 表具シミ 松尾芭蕉(寛永二十一・1644~元禄七・1694)は俳諧師。伊賀上野の 人。北村季吟に師事。やがて蕉風を創始。主著『野ざらし紀行』『笈の小 文』『奥の細道』等。門人多数。貞門・談林の句風を止揚し中世的美意識 の「さび」を俳諧の「かるみ」の中に完成させた。

Z-010 亀田鵬斎 書貼交屏風 本間 六曲 一双 ¥50,000~ 紙本 54×135 屏風376×171 ヤケ スレ オレ  背面損傷

亀田鵬斎(宝暦二・1752~文政九・1826)は江戸時代後期を代表する 儒学者。幼名を彌吉、通称 文左衛門。名を翼、のち長興とし、折衷学者井 上金峨に師事して二十余歳で塾を開いた。また朱子学を批判し、寛政異 学の禁で五鬼の一人とされ、庶民性を兼ね備えた学者、芸術家として名 を残した。

Z-012 松永貞徳 連歌幅 ¥50000~  付時代識箱(桐 貼札) 古筆了伴極札 紙本  骨軸端 21×14 表具36×95 シミ スレ  表具オレ、シミ、虫穴 古筆了伴箱識 松永貞徳(元亀二・1571~承応二・1653)は京 都の俳人・歌人。

Z-011 連歌 未装 ¥50,000~ 紙本 48×18  ヤケ スレ 溝口宣勝(戦国武将)、宣辰(武将か)、岡本宣就(半介)、他 阿上人、相阿上人、僧阿上人

Z-013 宗周 置字幅 ¥50000~ 紙本  黒塗軸端 61×31 表具65×118 ヤケ オレ  表具オレ、大シミ 連歌師か

昔 思 ふ 草 の 庵 の 夜 の 雨 に 涙 な 添 へ そ 山 ほ と と ぎ す

Z-014 藤田東湖 書幅 ¥50000~  紙本 黒塗軸端 36×26 表具45×117  ヤケ 大シミ 表具オレ、スレ、シミ 藤田東湖(文化三・1806~安政二・1855)は 幕末の水戸学者・水戸藩士。諱彪、字斌卿、号 東湖。

Z-015 肖像画賛幅 ¥50,000~  付木箱(桐) 絹本 唐木軸端 35×92  表具47×177 ヤケ オレ 表具ヤケ、小虫穴

Z-018 松尾芭蕉

句短冊幅 ¥100000~  付時代箱(杉) 大倉好斎極札  紙本 牙軸端 6×36  表具26×152 オレ 表具オレ、スレ、ヤブレ 松尾芭蕉(寛永二十一・1644 ~元禄七・1694)は俳諧師。伊賀 上野の人。北村季吟に師事。やが て蕉風を創始。主著『野ざらし紀 行』『笈の小文』『奥の細道』等。 門人多数。貞門・談林の句風を 止揚し中世的美意識の「さび」を 俳諧の「かるみ」の中に完成させ た。

Z-016 法躰肖像画幅 ¥50,000~ 絹本  黒塗軸端 41×93 表具51×172 ヤケ オレ

Z-017 密宗 古血脈図幅 ¥50000~ 紙本  雑木軸端

28×149 表具33×185 ヤケ スレ オレ 虫穴 表具ヤケ、スレ、ウキ、虫穴 東寺観地院伝来 鎌倉時代写  義寶の代

Z-019 伝北斎 下絵帳 ¥50,000~ 紙本 25×18 シミ キレ 穴 表具キレ

Z-020 高札 ¥80000~ 89×36×7

Z-022 益田鈍翁 如春庵宛書状幅 ¥280,000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 63×19 表具65×109  ヤケ シミ 表具シミ 益田鈍翁(嘉永元・1848~昭和十三・1938)は三井物産を創始し大実業家として活躍するかたわら、茶湯を好み野崎幻 庵や松永耳庵とともに小田原の三茶人として近代茶湯復興に力を尽くした。

Z-023 岡倉天心 書稿 三 ¥200000~ 紙本 25×24  東京芸術大学附属図書館便箋 岡倉天心(文久二・1863~大正二・1913)は神奈川県生まれの思想家、 美術史家。本名は覚三。東京大学卒。アーネスト・フェノロサと日本美 術を調査。東京美術学校の設立に貢献、初代校長となるが、のちに排斥 され辞職。著書に「東洋の理想」「日本の覚醒」「茶の本」など。

Z-024 河東碧梧桐 俳句幅 ¥50000~ 付合箱(桐)  紙本 雑木軸端 34×133  表具46×211 シミ 河東碧梧桐(明治六・1873~昭和 十二・1937)は愛媛松山の人、正岡 子規に師事。

Z-025 三島中洲 二行書幅 ¥50000~ 付識箱(杉) 紙本 唐木軸端 33×133 表具46×191 シミ オレ 三島中洲は漢学者、文宗。大正八 年(1919)歿。

Z-026 川島昭隠 野晒画賛幅 ¥50000~ 付木箱(杉 貼札) 紙本 唐木軸端 31×120 表具40×181 シミ オレ 川島昭隠(慶応元年・1865~大正十三・1924) は岐阜県生まれの禅僧。

Z-027 細川護貞 唐塼拓本幅 ¥50000~ 付木箱(桐) 紙本 黒塗軸端 23×88 表具32×151 大シミ オレ 表具オレ、シミ

Z-029 村上三島 書扇面幅 ¥75000~ 付共箱(桐) 紙本  唐木軸端 48×20 表具69×116 「昭和丁卯(1987)」箱識 村上三島(大正元・1912~平成十七・2005)は愛媛県生まれの書家。 本名は正一。片山萬年、辻本史邑に師事。上海美術館特別顧問・特別研 究員。文化功労者。文化勲章受賞。全日本書道連盟名誉顧問ほか。

Z-031 童子丸家系図 六 ¥50,000~  付識箱(杉) 紙本 ヤケ シミ スレ オレ  元禄

Z-028 柳原白蓮 和歌短冊幅 ¥50000~ 付木箱(杉 桟破損) 紙本  潤塗軸端 6×36 表具27×161 オレ 柳原白蓮(明治十八・1885~昭和四十二・ 1967)は、歌人。名は燁子。

Z-030 田山方南 一株椿画賛横額 ¥50000~ 紙本  44×19 額60×29 田山方南(明治三十六・1903~昭和五十五・1980)は書道史家。松永 美術館館長。三重県生まれ、名は信郎。著書に『禅林墨蹟』ほか。美濃、 備前、越前で作陶をした。

Z-032 切支丹宗門改帳 ¥50,000~ 紙本 17×24 シミ  オレ 虫穴

Z-033 『武徳編年集成』 三十 ¥80,000~ 付時代識箱(杉) 17×23  手書本

Z-035 丸石柱 ¥250000~ 40×40×250

江洲石 「豊ヶ丘 開墾昭和七年(1932)」 ※下見会へは持参しません。落札後の搬出も 琵琶湖HOUSEからになります。