PORTFOLIO -ALIVE COMPLEX- vol.2

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PORT FOLIO

JOH YAMASAKI vol.2

ALIVE COMPLEX
ALIVE COMPLEX

エー エル アイ ブイ イー オー エム ピー エル イー

CV
Architecture Metaverse Architecture Interior Design Landscape Design Pre-Design
Vol.1 Vol.2
Artist Woks Designer Works Research Works

Architecture Architecture

らまちクリエイティブネットワーク な -浸透し積層する自然・歴史・文化2021,09~12 R3大阪芸術大学 建築学科卒業制作 4位予選通過 R3大阪芸術大学 建築学科卒業制作展 奨励賞 設計者 山﨑 丈 指導教員 門内 輝行 奈良市文化振興課公共施設改修ビジョン案提出
興福寺 東大寺 春日大社 上ツ街道 権威型神社仏閣 興福寺 ならまち 二条 裏三条 三条 元興寺 餅殿商店街 家業ネットワーク 300 m 敷地 奈良市 ならまち 周辺都市図

古都奈良では古くから続く関係主体のネットワークが今も息づいている。 本計画敷地である「ならまち」には“権威型神社仏閣群”“家業ネットワーク” “市民セクター”とも呼べる大きな主体が存在している。 昨今では、“家業ネットワーク”の活動により県外の優秀な人材や資本が流入 し、新たなコミュニティが生まれているのが見て取れる。

飲食店 ホテル・民宿 神社仏閣 創造産業 歴史・文化 商人・市民セクター 餅殿商店街 上ツ街道 計画敷地 興福寺 東大寺 ならまち上ツ街道 権威型神社仏閣群 家業ネットワーク 計画敷地 県外ネットワーク 出資 移住 新規移住者 元興寺
奈良市 ならまち
デザイン系企業・老舗店舗
関係主体のネットワークと場所の関係性
ならまちで育まれた 関係主体のネットワーク
豊かな微地形に現れる 主体の関係性 「ならまち」の表通りに現れる要素 歴史・文化が息づく ならまちの要素 歴史的風景 スケール・縦横・色彩 「ならまち」は条里制を基調とする都市を豊かな 微地形の上に敷き、浄土信仰の中心地や商人 の街といった歴史を経てきた。 どこか寂寞とした現在の街の様子の中にも、豊 かな要素が散らばり現存することが調査によって 分かったと言える。 微地形から読む 川の気配 本計画敷地は微地形から川の気配を感じられる。 今も飛鳥川が暗渠として存在している。 「ならまち」に残る歴史的景観の要素はスケール・縦横の力・色彩 として現れていることが連続立面図から見てくる。
「ならまち」連続立面図
“権威型神社仏閣群”と“市民セクター”の位置 関係には明確な高低差が存在する。 また、両セクターを繋ぐ存在として“家業ネットワ ーク”が存在することも興味深い都市の形である。
地と図「ならまち の表」 「ならまち」の表を示す図。 一部神社仏閣や現代建築をの除き、均一な建物風景が見て取れる。
奈良市 ならまち 地と図「ならまち の裏」 「ならまち」の裏を示す図。 街区の真中には人工物の敷かれていないスペースが広がっていることがわかる。 かつての地域のつながりとしての利用は廃れ、地域の創造性もプライベートとして街区の内側に閉ざされている。
A A 日替キッチン 事務所 足湯 共創エリア部屋 共創エリア舞台 聖光寺 誕生寺 住宅 郵便局 コミュニティセンター 御霊神社 B B 元興寺小塔院跡 保存樹 1:1000 配置図兼周辺図 地域資源と透過性

CONCEPT

「ならまち」の表と裏を繋ぐ、透過性を高めるデザインを行う。

奈良の中心地であった元興寺周辺は、豊かな自然と歴史・文化が息づく魅力あふれるエリアである。 条里制を基底には変化に富む地形があり、古の都から続く歴史・文化が積層しているからである。 とはいえ、現在は空き地や空き家が目立ち、どこか寂寞とした佇まいが感じられる。 そこで、街区の表と裏を透過するネットワークを形成し、そこに創造的な文化活動を組み込むことにより、 多様な人々が集い、交流し創造する場所を創り出した。

地域資源と透過性
1:500 1F 平面図 貸しキッチン 貸しダイニング チェア テラス テラス ロッカー ロビー 更衣室 更衣室 アトリエ アトリエ 小上がり 舞台 ルーム ルーム ルーム ルーム 足湯 作業部屋 休憩室 マッチングラウンジ ピアノ フリースペース ファブスペース ファブスペース 砂場広場 舞台広場 協働広場 個業BOX 個業BOX 個業BOX 個業BOX ギャラリー/レクチャースペース 縁側 池 広場 地域資源と透過性
地域資源と透過性 1:500 2F 平面図 ファブスペース アトリエ バルコニー コワーキングスペースコワーキングスペース ミーティングルーム ミーティングルーム ミーティングルーム 共創スペース 共創スペース 共創スペース 自習室 バルコニー アトリエ フリースペース 事務室 駐輪場 守衛室 庭

屋根の形態変化 街区の内外を結んだ「渡り廊下」

分節 引き伸ばし 切り欠き 地域資源と透過性
地域資源と透過性 交わり型  通り道型 抜け道型 舞台型 組み合わせ 屋根の形態変化

透過性を高めるデザイン手法

この計画地は、餅飯殿商店街と飛鳥川から引かれた池に囲ま れている。 そこで、日替わりで「ならまち」で活動するシェフを招いた会 を開催する貸しキッチンと共に、微地形をフィールドにスポーツ を促進させる更衣室及びロッカーを併設した。

この計画地は、施設管理に必要な事務所や駐輪場といった機 能を設置してる。ファサードは歴史的景観に沿うように庇に見 られるような横の力を強調するデザインとしている。 また、人々を誘引する操作として、壁面を斜めに設置したり、 格子の影を裏側へ続くように設置をおこなっている。 アプローチは二か所あり、それぞれたどり着く場所や景色に変 化がる。

表 1/250 A-A断面図 地域資源と透過性 「足湯で稼ぐ祭りの拠点」 隣接 日替キッチン 「食とスポーツで遊ぶ」 ファサード 休憩スペース 元興寺小塔院跡 祠 保存樹 至 「食とスポーツで遊ぶ」 商店街と自然系を結ぶ遊び場 「街の連続、裏への連続」 人々を誘引する空間の操作 貸しキッチン 貸しダイニング チェア テラス テラス ロッカー ロビー 更衣室 更衣室 アトリエ アトリエ 小上がり 舞台 ルーム ルーム ルーム ルーム 足湯 作業部屋 休憩室 マッチングラウンジ ピアノ フリースペース ファブスペース ファブスペース 砂場広場 舞台広場 協働広場 個業BOX 個業BOX 個業BOX 個業BOX ギャラリー/レクチャースペース 縁側 池 1:300 南側 立面図 1:500 1F 平面図

れた比較的新しい道路に隣接している。本来、町によって閉 ざされた地蔵盆だが、地域コミュニティと共に衰退の一途を 辿っている。本提案は、そのような現状に対し、既存の足湯 で稼ぐ作業場を共通の拠点に地蔵盆を開いていく事を目的と している。

表 裏 A-A断面図 「学びのオープンスペース」 住民との協働 南城戸町 中新屋町 鳴川町 三棟町 花園町 元興寺町 西新屋町 高御門町 東木辻町 地蔵盆の地蔵 神社 小塔院跡地 足湯・地蔵盆拠点 協働広場 コミュニティセンター 「歴史と文化の隣接」 隣接 個業 BOX 郵便局 至 御霊神社 住宅 至 元興寺 「足湯で稼ぐ祭りの拠点」 既存と地蔵盆ネットワークを基調とした作業場 「歴史と文化の隣接」 郵便局と神社とスペース 透過性を高めるデザイン手法 1:300 東側 連続立面図
歴史的建築物や郵便局、更には世界遺産に隣接した本計画 地。多様な人々が各々の目的地を結ぶ場所として、広場、ギャ ラリー、コワーキングスペースといった創造スペースを計画した。 地域資源と透過性
本計画地は、地蔵盆のネットワークの為、近代になって開か
地域資源と透過性 表から裏「足湯で稼ぐ祭りの拠点」
裏から表「足湯で稼ぐ祭りの拠点」 地域資源と透過性
表から裏「街の連続、裏への連続」 地域資源と透過性
地域資源と透過性 裏から表「街の連続、裏への連続」
表から裏「食とスポーツで遊ぶ」 地域資源と透過性
地域資源と透過性 裏から表「食とスポーツで遊ぶ」
表から裏「歴史と文化の隣接」 地域資源と透過性
地域資源と透過性 裏から表「歴史と文化の隣接」
アトリエ型 共創スペースのアイデア 共創エリア部屋 「砂場広場との連続性」
アトリエ型共創スペース 共創エリア部屋 「微地形が作る景観」
アトリエ型共創スペース 共創エリア部屋 「環境系が紡ぐ表情」
アトリエ型共創スペース 共創エリア部屋 「舞台広場の演奏会」 共創エリア部屋 「協働広場の夜間映画界」
アトリエ型共創スペース 共創エリア部屋 「微地形と部屋が生む共創空間」 共創エリア部屋 「微地形と部屋が生む共創空間」
アトリエ型共創スペース 1/300 C-C断面パース ミーティングルーム 共創スペース ファブスペース フリースペース 1/400 西側 立面図 表 裏
舞台型 共創スペースのアイデア 共創エリア舞台 「渡り廊下とクリエイティブ空間」
舞台型共創スペース 共創エリア部屋 「可視化されたクリエイティブ空間」
舞台型共創スペース 共創エリア舞台 「こちらからも可視化されたクリエイティブ空間」
舞台型共創スペース 共創エリア舞台 「会話を生む多様な空間」 共創エリア舞台 「バルコニーと舞台の関係」
舞台型共創スペース 共創エリア舞台 「舞台と小上がりの関係」 共創エリア舞台 「渡り廊下としてのクリエイティブ空間」
舞台型共創スペース 共創エリア舞台 アトリエ 舞台 1/300 B-B 断面図 レンタルルーム

表の街路と裏の街路の 双対グラフ

透過性を高める事で生まれる双対グラフ

本計画ではケーススタディとして、一区画を用いて透過性を高める 建築デザイン手法の提案と、微地形を活かした共創エリアの提案 を行った。

このようなデザイン手法を隣接する街区の同様なスペースに施し、 ネットワークを結ぶことが次のステップであると考える。

これにより、表の街路と裏の街路が共存共栄する、双対グラフを彷 彿とさせる新たな都市デザインが生まれると考える。

A A
表の街路と裏の街路の 双対グラフ

調査の中で、関係主体のネットワークに社会的中立の主体の 不在が私できた。大学や高校に代表されるような学校の協定 によって、共創エリアを運営する事により、新人代謝が安定し ている学生を「ならまち」の循環に置くことができ、諸問題へ の解決へ進むことを期待している。 また、外部ネットワークを誘致する家業ネットワークを、共創エ リアの真中に運営主体として置く。そうすることで、優秀な学 生と事業のマッチングを行ったりプロジェクトへの参加を推し進 めることができる。学び合いのオープンスペースをデザインす ることにも繋がる。

アトリエ 工作室 協働広場 個業 BOX ラウンジ 商人・市民セクター 家業ネットワーク 学校協定 広場 広場 運営 運営 運営 各施設の運営提案 各施設の運営提案
関係主体のネットワークを用いた運営提案
分に活かした子供がすくすくと育つプロ
課題文 敷地 あべのハルカス南側裏手周辺 用途 保育所型認定こども園 設定 満2歳未満、3,4,5歳児 20人 2歳児未満 35㎡ 匍匐室  70㎡ 3歳児 50㎡ 4,5歳児 40㎡ 遊戯室 150㎡ プレイルーム 100㎡ 育児交流室  50㎡ 託児室 100㎡  育児相談室  30㎡ 構造 自由 条件 可視の時間の陳列棚 不 2020,04~05 設計者 山﨑 丈 指導教員 門内 輝行 20年 三回生 第一課題 学内講評会選抜
近年、認定こども園を巡るトラブルが後 を絶たず社会問題化している。保育と幼 稚園の機能を求められるこども園は人材 や経営の二重性が否定できず、その皺寄 せが子供たちに及んでいる。このような 事態において、周辺環境、人の特徴を十
グラムを有する建築の提案を行え。
Back ground 01 天王寺駅 寺田町駅 新今宮駅 阿倍野区 天王寺区 西成区 生野区 東住吉区 JR大阪環状線 計画敷地 100万 500万 (所得) 西成区 天王寺区 阿部野橋区 生野区 東住吉区 Site-information 大阪 阿倍野区 あべのハルカス南側周辺 本計画敷地はあべのハルカスから南側、商業地域に位置 している。商業施設の裏側かつ路地の奥である敷地周辺 にはラブホテルや空き家、パチンコ店が点在している。 こども園の計画地には本来不適格な環境と言える。 区間ヒエラルキー 本計画地は阿倍野区に位置するが、同時に他4つの区からのアクセスが良好である。5つの区画は住人 の所得差が歴然であり、地域をレッテルにしたヒエラルキーが存在する。所得格差と教育投資格差は相 関がある為自然と階層が決定する要因にもなっている。また、区間格差は近代以降の歴史、民族、階級 問題に根差した差別にも関わる。それらが住人の深層心理に焼きついている事を忘れられない地域と言 える。 所得中央値 所得 民族 遊郭 階級 暴動 団体 犯罪
Problem 02
もっとあなたには。。。 もっと僕は。。。 お母さん後で遊んでよ この後やる事多いのに
近づかない方が良い。 出会い すれ違い 根拠の希薄な街 人 - 都市の懸念
関係を作る三項関係 親 - 親の懸念
あそこの子供とは関わらないで。 何をしている人? どこに住んでいる? どんな人だ?
人と人の関係性の構築は彼らが知る限りの情報を根拠 に形成される。所持品、身だしなみ、言動、住所とい った事が根拠に当たる。このこども園に集まる人々の 多様なバックグラウンドと、区間ヒエラルキーは良好 な人間関係を構築できない懸念がある。 阿倍野区は近鉄線、JR線、大阪Metroといった駅の集 積部を中心に大通りに沿って大型商業施設やグリーンイ ンフラが整備されている。しかし一方で小道に入り込む と古い住宅街と商業施設の裏が接する部分が広がる。 商業施設あべのハルカスを天守閣とした、商業の発展し ない下町であり、賑わいが公共空間に見られない。
Concept 03 Proposal 04 自由な場所選び、自由な行為をこども園を訪れる人々に奨 励する建築。これにより可視化された時間は地区の価値に 捉われず人間関係を刷新する。 一連の流れが、都市に伝播することで地区と結びつけられ た人という価値観を改革することを期待する。 Open securityの時間の可視化 街を繋ぐ全天候型遊び場 複数の箱様の建築物の壁を一部取り壊し、建築物 の間を埋めるようにガラスの箱を挿入する。 これによって、子供たちにとっての全天候型遊び 場を用意するだけでなく、可視化された子供達の 賑わいと多様なバックグラウンドを持つ大人達の 関わりを街へと伝播させていく。 2Fは大人の利用する場となっており、大人同士互 いに何をしているのかを可視化する。更に子供と の視線関係を結ぶことで、親子が互いに違う場所 で過ごしてきた時間に触れることが出来る。 1:400 北側立面図 0 5 10 0 5 10 1:1000 周辺図 兼 配置図 05 10 GL GL
Plan 05 1:300 一階平面図 1:300 二階平面図 A A A A そらの遊技場 職業訓練室 グループ会議室 縁側 0 5 10 0 5 10
住まいを取り巻く特定の環境条件を読み 解き、その場所に何かを仕掛けることで、 その場所そのものがもつ、特異点や潜在 力を引き出し、環境と「戯れる」、或いは 「対峙する」といった、環境との関わり方 に特化した住宅を設計せよ。 課題文 敷地 現実にある特定の場所を設定 用途 専用住宅 居住者 施主とその家族、計2名以上 構造 自由 条件 order house B 2019,04~05 設計者 山﨑 丈 指導教員 加治 大輔 19年 二回生 第一課題 学内講評会選抜 19年 二回生 第一課題 学内講評会一位
支配・収奪 南米を植民地とした移植者達は、その土地の要素全てを 資源として分割、保有した。この行為は自然崇拝を持つ マプチェへの迫害に発展し、現在に至るまで両者の隔た りを煽ることになった。
1492~ 祈り 恵みを受ける 迫害を受けたマプチェは、時代の流れと共 に復権が目指されるようになったが、生活 の為に村落的生活から都市的生活への変化 を余儀なくされてしまった。
Concept Plan 【現在】 【提案】 マプチェ族や入植者を問わず、自然環境を 資源化し自らの領域としている。資源の奪 い合いの中で、相手の越境に対して非常に 敏感になってしまっている。 人間中心主義から脱却し、本来の環境系 へと意識変化を促す計画を行う。自然環 境から建築に与える影響を、先住民や入 植者の立場を考慮しながら等しく分配す る。それによって、越境を許し合う場を 作り出していく。 意味の転換 自然環境 人工環境 スリットと大開口から内部に入り込む自然の要素を同類項に、 空中に持ち上げられた自身の所有する空間へと領域意識が変 化していく。 これにより、両民族のテリトリー意識を喚起させた壁はその 存在意義を徐々に失い、越境を許し合う場を作り出していく。 自然の空気によって薄れる領域意識 1:300 南側立面図 1:300北側立面図
Diagram スリットと大開口から内部に入り込む自然の要素を同類項に、 空中に持ち上げられた自身の所有する空間へと領域意識が変 これにより、両民族のテリトリー意識を喚起させた壁はその 存在意義を徐々に失い、越境を許し合う場を作り出していく。 用途変更可能な幅1200の通路 心の壁の可視化 / 意識的な領域の顕在化 2交わらない同面積の領域の空中化 1越境領域の創出 + 2 4越境側、自陣側のファサードデザイン 移植者側の領域 マプチェ族側の領域 領域となる大地を上空に上げ、各領域に一ヵ所アプローチを設置する。 マプチェ族側のアプローチ 移植者側のアプローチ 自領域に大開口 越境側はスリット窓 1 2 3 1 + 2 本計画はそれぞれの領域には、一筆書きのように周遊性がある。 ベッドルームやダイニングルームといった部屋は、通路が拡張 され人が溜まることが出来るようになっている。 また、幅が1200ある通路は、家具の配置によって用途変更が 可能な小空間にもなる。 1:300 3F 平面図 1:300 2F 平面図 1:300 1F 平面図 ベッドルーム ベッドルーム シャワールーム ダイニング/リビング ダイニング/リビング シャワールーム 用途変更通路 用途変更通路
空堀商店街周辺を敷地に、何らかの共有 空間をもつシェア型住居の在り方を提案 する。敷地周辺の特性を最大限に引き出 す何らかの形の「繋がりを生む」住まい の在り方を提案する。 課題文 敷地 空堀商店街周辺 用途 集合住宅 居住者 5名 構造 自由 条件 の上の住処 道 2019,11~12 設計者 山﨑 丈 指導教員 山内 靖朗 19年 二回生 第四課題 学内講評会選抜
Site Information 250000 商店街の道 大阪府 大阪市 谷町六丁目付近 5 min 圏内の資源発見 大阪城の南西に位置するこの町は、安土桃山時代には城下町として栄えた。 現在では大阪有数の空堀商店街を持ち、周辺には住宅街が広がっている。 空堀商店街を頂きに、最大6m程度降ることができる。本計画地は最下部 に位置しており一軒家やマンションが連なり建っている。 坂道の町 空堀商店街 計画地 集合住宅の設計を行う上で、計画敷地から半径25m 程度の 範囲で地域資源の調査を行った。25mは徒歩で移動が容易 な 5 min city によって決定した。 周辺飲食店群の 商店街の道幅は5m程度で両際に連 なる店舗によって賑やかな通りが実 現されている。 商店街の通りは勾配を促進する為の 通りであり、地域コミュニティの持 続発展への直接的な舞台となっては いない。 商店街から外れた場所に点在する飲 食店の多くは個業の店舗型である。 各店がコミュニティの拠点として機 能し、店に通う人や前面に溢れる賑 やかさを知る人によって、地域の質 が形成されている。 コミュニティを繋ぐ道 地域コミュニティの内部の人にとって 周辺一体の道はコミュニティを繋ぐ舞 台であり通りである。しかしながら外 部から訪れた人には認識し難い内輪の 都市機能となっている。 個人店舗 空堀商店街 計画敷地
6000 mm CONCEPT Proposal -software児童養護施設を出たばかりの人を住人に迎え、彼らが次なる ステップを踏む短期間に暮らす集合住宅の設計を行う。 この集合住宅は、住人のプライベート空間であると共に彼ら が積極的に運用・運営していく道の公共広場である。 個人営業の飲食店を単位に散開しているコミュニティの拠点 とし、住人にとってネットワークの入口となる建築を目指す。 運営会社 居住部 所有 住人 利用 運営 サポート 空堀商店街振興組合 周辺飲食店群 営利利用 児童養護施設 一般利用者 利用 日常利用 PLACE化 広場 所有 行政 ライフインフラ再構成 指定管理者
居住区 キッチン Program 回遊性を持つ道 ( 広場 ) 前面道路と路地を繋ぐように広場を設置し、子供たちが遊ぶ 場として利用する事も期待している。 更に、将来的に北側に隣接する敷地を購入し利用する事を計 画している。運営状況に応じて建築物を拡張していける。 Private / Publicが変化するキッチン 広場から住居部へのアプローチにはキッチンが設置されてい る。本来Private空間の一つであるこの場所は開口を制御する 事でキッチンが広場に連続するPublicスペースに変化する。 道の上に住み街のコミュニティと関わる キッチン 広場 談話場 バルコニー 居室 キッチン 談話場 広場 二階平面図 1:300 三階平面図 1:300 一階平面図 (開口開き) 1:300 0 5 10 0 5 10 0 5 10 0 5 10 談話場 広場 A-A 断面図 1:300 B-B 断面図 1:300 0 5 10 0 5 10 一階平面図(開口閉じ) 1:300 コミュニティを繋いでいた道を広場化し、上部に集合住宅を 設置する。新規住人は、キッチンと連続した広場を積極的に 運用していくことで、街と関わりながら生活していく。 敷地 集合住宅
Program 1:400 周辺図 兼 半地下1階平面図 前面道路と路地を繋ぐように広場を設置し、子供たちが遊ぶ 更に、将来的に北側に隣接する敷地を購入し利用する事を計 画している。運営状況に応じて建築物を拡張していける。 広場から住居部へのアプローチにはキッチンが設置されてい る。本来Private空間の一つであるこの場所は開口を制御する 事でキッチンが広場に連続するPublicスペースに変化する。 拡張予定敷地 夕食を持ち寄った広場の様子 居室から見た吹き抜け 談話場とキッチンの関係性 西側立面図 1:300 0 5 10
中之島地区の歴史と現状を踏まえて、都 市・大阪の建築・空間をアーカイブし、 ユニークな発想で発信するミュージアム を設計せよ。 課題文 敷地 中之島公園東側エリア 用途 ミュージアム 構造 自由 条件 地下駐車場は指定されている 条件 Time scope 錨 2020,06~07 設計者 山﨑 丈 指導教員 榊原 節子 20年 三回生 第二課題 学内講評会予選進出

かつての大阪は東西の水路、道路を用いた物流が盛んで それらを大阪全土に波及させるために南北の道が施工さ れたとされている。

その頃の道は広場として活用され、行き交うだけでなく その場で商いを行う等自由に利用されていた。

中之島は水運を用いた豊かな物流拠点として、藩邸が置 かれ豊かに栄えていた。

現在の道路は自動車が行き交う機能を有し、人間が多様 な行為を行える場ではなくなってしまった。その一方で 速度の求められるビジネス世界の発展を支えてきた。 中之島周辺のビジネス街としての発展は同時に中之島の 都市の中における特異点化を推し進めたと言える。

Site information
中之島公園 難波橋 中之島は現在、時間的にも都市的にも穏やかな場として成立している。それは 道と区画の相互作用によって生まれる時間の加速が都市を覆っていることが要 因に挙げられる。本計画では区画と道の関係性を思案するWSが開催できる建 築ミュージアムを地下に設計する。更に広場を対岸の“現在”と地下の“未来” の間と位置づけ、その機能を拡張・発展させる提案を行う。 Concept A-A断面図 0
現在の道路は自動車が行き交う機能を有し、人間が多様 な行為を行える場ではなくなってしまった。その一方で 速度の求められるビジネス世界の発展を支えてきた。 中之島周辺のビジネス街としての発展は同時に中之島の 都市の中における特異点化を推し進めたと言える。 中之島公園 かつての藩邸、商工所が集まる中之島周辺は高層のオフィスビルが作られ、物流 人流を促進するために道は車道へと整備された。 より多くの利益を生むために時間を加速するように作られた都市の中で、使われ なくなった河が堀のように取り囲み、高層ビルより一段下がった場所に中之島公 園がある。そこは時間の特異点のように穏やかな時が流れ、サラリーマンや周辺 住人が集まり休む憩いの場として機能している。 現在の中之島公園 A-A断面図 1:600 周辺図 1:5000 10 20 0 100 200

Diagram1 区画と道の変形

Diagram2

通と筋によって構成される直線の道と、長方形に近い形 をした区画。それらはミュージアム内部において形を崩 し曲線と円によって表現される。

Proposal

中之島公園への主なアプローチは徒歩と自転車である。 ミュージアムにはこの二つのモビリティの動線を計画 し、自由に出入りできるものとする。 【建築物が作り出す動線とたまり場の想定】

“溜まる場所”“移動するルート” を想定し、観測場を設置した。 観測場の利用率を高め、且つ水場で遊ぶ子供たちの賑わいを利用者に体感させるために、 観測所と水場の周囲を囲むように動線計画を行った。 また、ミュージアム内部自体を目的地化する為にたまり場からアプローチへの連続性を持 たせず人通りの多い動線に面するように設置している。

トップライトから入る自然光 未来の思案へと深まっていく

配置図 1:2000
主体の決定
0 100 200
AAA B
A
B
街のサードプレイス 試みの舞台 公園の道 車のための道 高速道路 搬入口 / 駐車場 GL GL-3000 GL-7000 GL-10000 GL-14500 観測 広場 / 遊び場 / 水場 / 観測場 フリースペース / 店舗/ 水場 貸しギャラリー/ 講演会場 講演会場 / 運営施設/ 図書情報 中之島公園への主なアプローチは徒歩と自転車である。 【地下に広がるプログラム】 周辺図 1:5000 0 100 200
中之島公園 憩いの水場 貸しギャラリー 観測所から見える風景 事務室への橋から見た公演場 館長室からの光景 B-B断面図 1:400 0 10 20
フリースペース 喫茶店 インフォメーション EV 荷解き室 男性更衣室 女性更衣室 休憩室 車路 駐車場 駐車場 駐車場 EV 受付 貸しギャラリー 貸しギャラリー 貸しギャラリー 貸しギャラリー 貸しギャラリー 駐輪場 池 池 池 池 事務室 館長室 会議室 休憩ホール 男性更衣室 女性更衣室 収蔵室 EV 女子トイレ 男子トイレ 休憩室 準備室 講義メインギャラリー EV 情報室 池 憩いの水場 公演席 EV 観測所 水場 水場 水場 水場 水場 観測所 観測所 観測所 観測所 EV Plan 中之島公園 水場とつながるフリースペース ギャラリーを巡る通路 水場の光と講演場 駐車場と吹き抜け GL+-0 平面図 1:800 GL-3000 平面図 1:800 GL-7000 平面図 1:800 GL-10000 平面図 1:800 GL-14500 平面図 1:800 0 10 20 0 10 20 0 10 20 0 10 20 0 10 20
用途変更を意味する「コンヴァージョン」 という建築行為を取り上げ、築40年以上 の公共建築を共同住宅・宿泊施設として 再生する問題に取り組む。 課題文 敷地 自由 ただし築40年以上の公共建築 用途 住居或いは宿泊施設 設定 住居或いは宿泊室10室 構造 自由 条件 への配慮生活 私 2021,12~2022,1 設計者 山﨑 丈 指導教員 田口 雅一 22年 三回生 第四課題 学内講評会予選選抜
庭 山 呼応関係 視線関係 池 志賀直哉旧居 中村家 自然 人 創作 適切な距離感と往来 一階 兼 二階平面図 奈良公園 春日大社 春日山 敷地情報 一 志賀直哉旧居 住所 奈良県奈良市高畑町 竣工 1929年4月 構造 木造二階建て 所有者 学校法人奈良学園 国登録有形文化財 / 奈良県指定有形文化財 内面を刺激する呼応 キッチン 0 春日山山道 呼応関係 一対一の自然と人との呼応関係が、直哉の発見した奈良の 創作環境のポテンシャルである。一方で家族を大事にして いた直哉は創作空間と家族との生活の空間を明確に分けた。 直哉は個の住居に、創作と家族の適切な距離感、「間」を 求めたと考えた。 客人の多かった直哉の影響で周辺は文化人があつまる高畑 サロンと呼ばれ、この場所から全国へ文化の対話が発信さ れた。その陰には、直哉と家族の歪な関係を見せず賑やか な家庭を演出する視線操作があった。 直哉が求めた建築とその設計
三畳間 三畳間 妻の部屋 直哉の部屋 子供の部屋 サンルーム 視線関係 庭 家族 適切な距離感と往来 二階平面図 1:500 志賀直哉旧居 二 中村家住宅 (旧足立家住宅) 奈良県奈良市高畑町 学校法人奈良学園 奈良県指定有形文化財 住所 奈良県奈良市高畑町 竣工 1919年 構造 木造二階建て 所有者 中村一雄 国登録有形文化財 直哉 妻・子供 嫉妬と束縛の愛 サンルーム 妻の部屋 直哉の部屋 子供の部屋 ダイニング 玄関 茶室 書斎 子供の勉強部屋 客間 客間 書庫 書庫 風呂 脱衣 キッチン 叔父の部屋 叔母の部屋 縁側 縁側 庭 庭 庭 周辺敷地の歴史  1947年 志賀直哉旧居 米軍接収。  1951年 志賀直哉旧居 接収解除。  1953年 志賀直哉旧居 厚生省厚生年金宿泊所  1978年 志賀直哉旧居 学校法人奈良学園が購入 奈良文化短期大学セミナーハウスとして使用  2000年 中村家住宅 国指定文化財指定。  2001年 志賀直哉旧居 有形文化財指定。  2009年 志賀直哉旧居 復元修復工事。 全面公開 10 20 客 妻の献身 子供の遊び 直哉の見栄 三畳間 視線関係
一の居室 四の居室 六の居室 別室一 別室二 別室三 別室四 別室五 別室六 一の間 三の間 六の間 二の間 三の間 五の間 男湯 女湯 脱衣所 脱衣所 展望室 キッチン 宿泊室 宿泊室 宿泊室 宿泊室 貸部屋 貸部屋 貸部屋 サロンの道 たかばたけ茶論 個部屋 個部屋 個部屋 五の居室 二の居室 三の居室 構想 本館西側立面図 1:100 A-A断面図 1:100 六の間 五の間 四の間 展望室 たかばたけ茶論 現在、志賀直哉旧居は学生セミナーハウスとして使用されているが、定期的に講義が開催される のみで、旧居の保存は形骸化している。直哉が求めた、想像と状況の世界の共存は全く継承され ていない。私はここに、共同住宅を計画しクリエイター達向けの賃貸と一般人向けの宿泊施設を 設置する事で、多様なコラボレーションという現代的なメディア展開の場と、それの基礎となる 状況と想像の世界の継承を行う。 一階平面図 1:200 二階平面図 1:200 歴史性×土地性×現代性 クリエイターを住人に指定するプログラムは、奈良の都市組織である 家業ネットワークのホテルが中心に進める個業推進に応答する。 クリエイティブな環境を提供する住宅を人通りを確実に確保できる春 日山山道の途中に計画し宿泊施設を兼ねる事で、現代版の高畑サロン を展開する。 012 012 0 1 2 0 1 2 GL GL
光の分配 視線関係 視線関係 呼応関係 山 空 山 空 呼応関係 庭 庭 光の分配 光の分配 光の分配 庭 一の居室 別室三 四の居室 別室六 三の間 孤立 ( 想像 ) 関わり ( 現実 ) 六の間 視線関係 想像ー現実 = 別室ー間 空や山に対する開口が多くとられ、自然と身体の呼応関係 を結ぶ別室。それに対して間は所有者を指定しながらも、 他の人の住居の間を繋ぎ住人が阿吽の呼吸で繋がり、離れ ていく場となる。別室からは限られた開口から間を覗き、 想像世界と現実世界の行き交いを促す。 展望室から見た庭 中庭を用いた採光 歴史性×土地性×現代性 クリエイターを住人に指定するプログラムは、奈良の都市組織である 家業ネットワークのホテルが中心に進める個業推進に応答する。 クリエイティブな環境を提供する住宅を人通りを確実に確保できる春 日山山道の途中に計画し宿泊施設を兼ねる事で、現代版の高畑サロン
2018年 1回生 造形計画演習 製図練習 造形演習 2018年 4月から1年を通しRC造、木造建築図面を手描きでトレースしチェックを行うことで 作図能力を向上と、建築に対する理解を高めた。計20枚程度のトレースを行った。 「見えちゃう隠れ家」 「 」 「痕跡」 共同制作 施工担当 2018年 4月から1年を通し行った造形演習にて制作した七作品のうち三作品を掲載する。 1, 大学構内を舞台にした隠れ家の設計 2, コンクリートの灯篭 3, 段ボール内部で空間構成 ※1:400に縮小 ※1:400に縮小 ※1:400に縮小 ※1:150に縮小

設計課題

2018年 11月から12月までの期間で大阪芸術大学建築学科生が利用する事を想定したアトリエ ハウスの設計を行った。

rotta g

建築学科生と他学科生徒が出会い多様な コラボレーションを生む場をコンセプト に設計した。学内に少ないサードプレイ スを充実させるため、周囲の勾配に配慮 しながら大きな壁を作り、景観を独占す る事で通常の時間の空間から離された場 を創出した。

北東立面図 1:400 東南東立面図 1:400 3階平面図 1:400

A-A 断面図 1:400

B-B 断面図 1:400

2階平面図 1:400 1階平面図 1:400

2018年 1回生 造形計画演習 / 設計基礎実習

Metaverse Architecture

Metaverse Architecture

Architecture

ara city museum of photography No,1 N 主催 協力 入江泰吉記念奈良市写真美術館 奈良市 伊達隼(プログラミング) 山﨑丈(設計・モデリング) 共催智弁学園高等学校写真新聞部 奈良市は美術館をより開かれた学びの場とする、施策の一環としてメタバース美術館が整 備されることになった。 本計画はその第一弾として、マスコミや関係各所にお披露目する為にデザインされた。また、 プレイベントとして智弁学園との共催で展覧会を行った。 作:某デザイン事務所 モデル用看板テクスチャ 作:山﨑丈
エントランスのファサード 側面ファサードとライティング エントランス 外部展示空間 展示空間

I designed it !!

Joh Yamasaki
Decentraland 入江泰吉記念奈良市写真美術館
Nara City Museum of Photography

ara city museum of photography No,2 N

MANA Nara City Museum Photographyと題し正式オープンしたメタバース美術館。入江 泰吉奈良市写真美術館館長である大西洋によるスケッチを元に、株式会社date及び山 﨑丈が制作を引き継いだ。

展覧会第一弾として、入江泰吉展が開催された。

主催 協力

入江泰吉記念奈良市写真美術館

大西洋(設計)

株式会社date(プログラミング)

山﨑丈(設計スタッフ・モデリング)

エントランスのファサード 作:某デザイン事務所 落款:入江泰吉 モデル用レタリング:山﨑丈
Decentraland 入江泰吉記念奈良市写真美術館 Nara
of Photography
City Museum

Interior Design

Interior Design

oncept
C 2022,10~11 設計者 指導 坂東 幸輔 THE ROYAL PARK KYOTO SANJO × 竹中工務店 山口 裕也 (プレゼンテーション・マネジメント) 山﨑 丈 (構成・CGデザイン・製図) 陳 樹傑
郭 俊邑
CONCEPT 京都での思い出が 客室の風景に受け止められ 新たな情景を映し出す。
Room
(CGデザイン・製図)
(ディテール・模型) (京都市立芸術大学准教授・坂東幸輔設計事務所)
N 708号室 平面図 1/50 展開図 南面 1/50 展開図 東面 1/50 展開図 西面 1/50 展開図 北面 1/50 展開図 天井面 1/50 20221031 ザ ロイヤルパークホテル客室提案 京都市立芸術大学院生チーム
N 708号室 平面図 1/100 天童木工HPより AKARI 〈家具〉 展開図 東面 1/100 壁面:アクリル板 麻の葉模様フィルム ダイクロイックフィルム(等) 木ルーバー 30*30 CLドア:既存鏡 ベッドボードと 同質の木仕上げ 壁面:和紙クロス(グレー) 梁下:鏡 展開図 西面 1/100 壁面:左官仕上げ イタリア磨き 木ルーバー 30*30 TV:ブラビア壁取り付け 展開図 南面 1/100 壁面:和紙クロス(グレー) 壁面:木ルーバー35*30 金メッキ 展開図 北面 1/100 壁面:和紙クロス(グレー) カーテン:鈍い銀と明るいグレー 展開図 天井面 1/100 梁下:鏡 天井:反射率の異なる鏡面素材 照明:和紙 白 で覆う 天井:和紙クロス(グレー) 20221031 ザ ロイヤルパークホテル客室提案 京都市立芸術大学院生チーム
① ③ ② ⑥ ⑤ ④ ① ③ ⑤
② ⑥ ④ 20221031 ザ ロイヤルパークホテル客室提案 京都市立芸術大学院生チーム
幡市新市庁舎 共創スペース パコカ構想 八 2021~2022,03 設計者 指導 門内 輝行 × ミサワホーム 花井 暁彦 乙部 春日 岩崎 芳保 山﨑 丈 (大阪芸術大学建築学科学科長 教授) 八幡市 門内研究室 × WEITIANJUN KANN (CGデザイン) (本棚) (ユニット家具) (構成・本棚) (フレーム家具・ユニット家具) (ユニット家具)
山﨑丈の提案 山﨑丈の提案 山﨑丈の提案

Landscape Design

Landscape Design

Design
C
ERN Garden Project
2022,04~2023,07 設計者 指導 坂東 幸輔 × 田中 ゆり 山﨑 丈 (設計・製図・CGデザイン・スケッチ) 長谷川 真央 (設計) JANE (設計) 郭 俊邑 (設計・スケッチ) (京都市立芸術大学准教授・坂東幸輔設計事務所) CERN 坂東研究室 (京都市立芸術大学客員研究員・CERN客員研究員) Markus Nordberg (CERN研究員) Tuuli (CERN研究員) 竣工予定 設計途中

CERN Garden Project

作:山﨑丈・ 郭 俊邑
提案:山﨑丈・郭 俊邑 提案:山﨑丈・郭 俊邑
H鋼
溝型鋼250×90 天井 吊りボルトφ9 スチールフレーム スチール 溝型鋼250×90 鋼管φ60.5 ネット ストリングス 溝型鋼250×90 1300 2314.87 2485.13 6100 6333.96 3490 1838 1372.03 2635 提案:山﨑丈
250×125
提案:山﨑丈

Pre-Design

Pre-Design

芸術大学と 周辺住人をつなぐ 京町家田中家の活動 京町家田中家は、京都駅からほど近い七条高倉に位置して います。 この一帯は平安時代には名だたる仏師が集い、平安時代に は仏像文化の中心地でした 江戸時代には田中家は酒屋を営んでいたことから、近隣の 東本願寺にもゆかりがあります。 明治28年(1895 年)の東本願寺の再建時に き場として当家の敷地を提供したことから、御礼として建 築材料や物品が払い下げられました。 これらの七条仏所跡の歴史的な価値と、貴重な木材が随所 に使われている建物の価値から、京町家田中家は京都市の 景観重要建造物に指定されています。 「この歴史ある京町家を維持していきたい」というオーナー の田中堯さんの思いを受け、2019 年に京都市立芸術大 の学生が中心とした「京、七条町家ものがたりプロジェク ト」として、この活動は開始しました。 活動開始以来、半年に一度のペースで京芸生が地域の人に 向けてイベントを開催し、昔ながらの町家の暮らしを伝え ています。 5 期目となる今年度は、学年も専攻も多様 が田中家で活動しています。 また、2023年 10 月には京都市立芸術大学が田中家か 歩いて5分ほどの京都駅東エリアへと移転します。 大学移転後に田中家が芸大生と周辺地域をを繋ぐこと 京芸生だけでなく、卒業生や地域の人たちにも長く親しま れる場所となることを目指して、今後のプロジェクトを展 開していきます。 京町家田中家の外観 活動概要 2022活動テーマ
「七条高倉 田中家の保存活用」 七条アートラボ文化資産デザイン推進機構 × 文化資産デザイン推進 機構とは! 地域に残る歴史的建造物︑まちの歴史・文化の保存︑活用に貢献することにより︑広く社会・地域の発展や継承を目的とし︑その目的に資する事 業を展開する社団法人︒ 七条アートラボとは!京町家七条高倉田中家を周辺住人・地域と京都市立芸術大学の学生をつなぐハブとしながら︑長く親しまれる場所となることを目的に︑オーナーである田中暁さんと︑芸大生有志メンバーで保存活用プロ である︒ 山﨑丈 ( アドバイザー ) 山﨑丈 ( 起ち上げメンバー ) ( アドバイザー ) ( 四期五期メンバー ) 七条アートラボ 学生有志メンバー 一部運営 七条通り 高倉通り JR線 運営 芸術大学と 周辺住人を繋ぐ 京町家田中家が作るエコロジー 5 期目となる今年度は、学年も専攻も多様な14 名の学生 が田中家で活動しています。 また、2023年 10 月には京都市立芸術大学が田中家から 歩いて5分ほどの京都駅東エリアへと移転します。 大学移転後に田中家が芸大生と周辺地域をを繋ぐことで、 京芸生だけでなく、卒業生や地域の人たちにも長く親しま れる場所となることを目指して、今後のプロジェクトを展 開していきます。 1.建物調査・作品調査・歴史調査 2.京芸生による田中家でのイベント 田中家の蔵にある収蔵品の展示 京芸生の作品展示と地域の方へのギャラリートーク 子ども向けの雛人形作りのワークショップ これまでの主なイベント 田中家の収蔵品の展示と大学院生の作品展示 2022活動テーマ が田中家で活動しています。 また、2023年 10 月には京都市立芸術大学が田中家から 歩いて5分ほどの京都駅東エリアへと移転します。 大学移転後に田中家が芸大生と周辺地域をを繋ぐことで、 京芸生だけでなく、卒業生や地域の人たちにも長く親しま れる場所となることを目指して、今後のプロジェクトを展 開していきます。 1.建物調査・作品調査・歴史調査 2.京芸生による田中家でのイベント 田中家の蔵にある収蔵品の展示 京芸生の作品展示と地域の方へのギャラリートーク 子ども向けの雛人形作りのワークショップ これまでの主なイベント 京、七条仏所 趾 田中家の収蔵品の展示と大学院生の作品展示 2022活動テーマ 周辺住人をつなぐ 京町家田中家の活動 京町家田中家は、京都駅からほど近い七条高倉に位置して この一帯は平安時代には名だたる仏師が集い、平安時代に 江戸時代には田中家は酒屋を営んでいたことから、近隣の 、資材置 き場として当家の敷地を提供したことから、御礼として建 これらの七条仏所跡の歴史的な価値と、貴重な木材が随所 に使われている建物の価値から、京町家田中家は京都市の 「この歴史ある京町家を維持していきたい」というオーナー 年に京都市立芸術大学 の学生が中心とした「京、七条町家ものがたりプロジェク 活動開始以来、半年に一度のペースで京芸生が地域の人に 向けてイベントを開催し、昔ながらの町家の暮らしを伝え 学生 月には京都市立芸術大学が田中家から 大学移転後に田中家が芸大生と周辺地域をを繋ぐことで、 京芸生だけでなく、卒業生や地域の人たちにも長く親しま れる場所となることを目指して、今後のプロジェクトを展 1.建物調査・作品調査・歴史調査 田中家の壁面のスケッチの作成 田中家に収蔵されている掛け軸の調査 七条高倉の歴史の勉強会 2.京芸生による田中家でのイベント 田中家の蔵にある収蔵品の展示 京芸生の作品展示と地域の方へのギャラリートーク 子ども向けの雛人形作りのワークショップ これまでの主なイベント 京都市立芸術大学 美術学部テーマ演習 関連イベント まちやのまつり  七条通高倉角に立つ「七条仏所趾 田中家」。かつてそこは定朝をはじめ、名だたる仏師 この田中家を特別に開放し、3つのワークショップと美術学部の学生による 作品展示(3/9-3/15)のささやかな町家のお祭りを開催します! ワークショップ 参加者募集‼ コロっとおひなさまを作ろう! ~ひなまつりのひな人形作り~ たたき染めファブリックスタンド! ~草花のたたき染めをしてみよう~ 田中家ガイドツアー ~田中家の歴史や京都の町家のおはなし~ 日時:3/5 (土 13:00-15:00  対象:幼児~小学生 ゲスト:田中尭さん(田中家オーナー) 笠原啓史さん(NPO法人古材文化の会) 日時:3/13 対象:どなたでも 卵型の発泡スチロールを基本に、 テープなどを用いて世界に一つだけ 参加費:無料 ★要予約 が木綿に移り、綺麗な模様になります。 スタンドを作りましょう! 町家としての工夫や、職人の遊び心が 光る部分などを紹介し イベントのご予約は こちらから⇨ 詳しいイベントの 内容はこちらから⇨ 学生の作品展時と子ども向けワークショップ収蔵品展示と子ども向けワークショップ 京、七条仏所 趾 当家 は 七条通高 倉 角に位置 し 一帯 「七 条 仏所 趾 」と呼 ばれる 名だ る仏師が 集 う場所でし 田中家コレクション展 会場 京 七条仏所跡 2/18 - 2/28 (木 10:00 - 17:00 日は休館日です 田中家の収蔵品の展示と大学院生の作品展示 2020年度後期 京町 家と田中家×芸大 生 ・田中 家の魅力 1年度前期の活動 202 0年 度後 期の活動 ・コラム  絵画 調査 創刊号 田中家 京 都芸 大 京町 家とま ち づく り 活動をまとめた冊子の発行 2021年度前期2021年度後期 2022年度前期 芸術大学と 周辺住人を繋ぐ 京町家田中家での活動

奈良市音声館

任意団体編集奈良Nara Design Commons ペチャクチャナイト奈良 ならマガRADIO 編集奈良学生プロジェクト Design Commons アイデア コンペ 実施 コンペ PJの企画・立案 クリエイターとPJとのマッチング メンバー同士のチェック会 奈良 制作チーム起ち上げ 周辺事業主・イベントへの提案 奈良の活動主体からの依頼 デザインチームからの積極的なイベント クリエイターとPJとのマッチング メンバー同士のエスキスチェック サポートチーム Passive active event 調査会(フィードバック会) 学び合いを基調とする共創型コミュニティ Nara Design Commons Nara Design Commonsは学生主体の共創コミュニティ である。その目的は奈良の社会循環に学生が専門性を 活かした積極的な活動主体として参加する為の共通の プラットフォームとなることである。この活動は、奈 良を豊かな学び合いと文化創造が行われていく街へと 発展させることができる一つの手法として産学官から 期待され援助を受けることが決定してる。 編集奈良NaraDesignCommons CreatinganewfuturewithNaradesigncommons. 創 - 創造力 実 - 実現力 関係主体の中で育まれるCommons 連携 編集奈良 Nara Design Commons 奈良で活動する事業者 奈良の住人の皆さん 入江泰吉記念奈良市写真美術館 旧南都銀行紀寺支店 ならまちセンター クリエイターブック 奈良市臨時職員 各種デザイン業務 共同研究 連携 Design Commonsに期待される活動

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