20年近くにわたり、当社は北米全土の何百ものグラウンドキーパーや組織の 信頼を得るために、尽力してきました。
そして今、私たちはマイナーリーグから信頼を得たことを非常に誇りに思っています。
マイナーリーグの公式内野プレーイング・サーフェスとして、DuraEdgeは、当社の内野用ミック ス、トップドレッシング、マウンドクレーでこの指定にお応えできることを光栄に思っています。
このような水準の信頼を得るには、傾聴、誠実さ、約束を守ること、一貫性、 能力、革新性を維持することが求められます。
DuraEdgeは創業以来、これらの基本的な理念に沿って歩んできました。これらの理念に 忠実であることや、教育的リソースを通じて分かち合いたいという私たちの願いが、あら ゆるレベルのお客様、そしてマイナーリーグとの持続的な関係につながっています。
これまで以上に皆様の信頼にお応えしてまいります。
当社の評判は、球場コミュニティ全体で 高まり続けています。
賛辞の言葉ほど、信頼の証となるものはありません。
DuraEdgeの製品やサービスに満足なさるお客様が、ソーシャルメディアに 投稿して友人や同僚に知らせていることは、私たちにとって大きな誇りです。
皆さんは、DuraEdgeでどのような体験をお持ちですか?お客様の満足と成功体験の投稿を見るのをとても楽しみにしています。 投稿の際は、ぜひ#TheDuraEdgeDifference をご使用ください。
野球が始まった1800年代後半から今世紀初頭まで、
内野スキン (土の部分) はどれも似たり寄ったりだと考えられていました。
つまりは「土」ですよね?そう考えられていたのは、ほとんどが土に対する理解不足によるものでした。グラウン ドキーパーとしては、あるものは何でも使い、それをうまく使うことが求められていました。大抵、これは当て推量の 作業となります。うまくいくこともありましたが、グラウンドキーパーの当て推量は失敗のほうが多かったのです。
それが2000年代初頭に一変しました。グラント・マクナイトは、家業の砂・砂利事業で製品に技術を取り入れた経験 を生かし、科学的な観点で内野の土を改良しました。彼は、砂、シルト、粘土を正確にブレンドし、最適なパフォーマ ンスを発揮できる配合を研究しました。それと同じほど重要だったのが、そのプロセスでした。このような独自の内野 用に配合された土を生産し、全米に一貫した資材を供給する能力こそが、内野用土業界に革命をもたらしたのです。
2007年以来、DuraEdgeは球場業界のリーダーとして、その名を不動のものにしてきました。DuraEdgeの比類なき専 門知識は、メジャーリーグやマイナーリーグの組織が内野のパフォーマンス仕様を当社に託す理由です。
DuraEdgeの革新的な製品を使用し、その違いをご自身で実感してください…
#TheDuraEdgeDifference
6
鉱山から内野へ 粘土岩の触媒
16
いくら必要ですか? 推奨される使用量
26 ウォーニングトラック
当社製品
本書の内容
8
フィールドセーバーのプロセス 既存の内野を改良する
18
トップドレッシング その目的と当社製品
28-29
リソースと施工 教育リソースと球場への施工
12
内野用配合土 当社の遺産、製品及びヒント
22
マウンドクレー 破砕ブロック
30 フィールドアシュアランス メンテナンスのお手伝い
866-867-0052 | DURAEDGE.COM
鉱山から内野まで
ペンシルベニア州西部の天然粘土岩が、配合土の触媒となるまで。
ンシルバニア州西部に非常に特殊 な赤色粘土岩を堆積させ、それが DuraEdge内野用配合土の重要な 資材となりました。
1 2 8 9
ピッツバーグ赤色層粘土岩は、3層のオーバーバーデンの 下に存在するユニークな高圧縮粘土岩です。この粘土岩に +アクセスし、採取するには2か月近くかかります。
DuraEdge 通り、切れ味(エッジ)を保ちながら耐久性 (デュラブル)を発揮するものとなります。
DuraEdgeの内野用土は、他の土と異なり、 土が流されることはありません。
最終コンベアから、赤 茶色のDuraEdge内野 用配合土の山が姿を現 します。この最終製品 も、個々の原材料と同様 に、材料が各DuraEdge 製品の厳格な仕様に適 合していることを確 認するため、定期的 にテストされます。
ピッツバーグの赤土が、DuraEdgeの内野用 土を特別なものにしています。
イライト粘土とカオリナイ ト粘土の混合物である赤色 層粘土岩は、大小の石とし て採取され、大きく膨張す ることなく水を吸収し、水 分を速やかに発散させる鉱 物で構成されています。
コンベアによって砂と 粘土がパグミルに運ば れ、最終的に混合され ます。砂に含まれる水 分とパグミルでの激し い混合による摩擦熱に よって、粘土は砂に付着 します。バケツで混ぜ 合わせても決して生じ ない現象です。その結 果、単一の均質な混合 物ができあがります。
5 6 4
手間のかかる3段階の工程を経て、 粘土石を細かく加工しやすい粉末にし、
もうひとつの重要な原料は砂です。DuraEdge内野 用土製品には非常に特殊な砂が必要とされるため、 生産前に砂とクレーの両方を定期的に検査し、 精度と一貫性を確保しています。
粉末状のクレーと砂は、ミキサー装置のホッ パーに投入されます。資材がコンベア上に追 加されると、コンピューターが製品ごとに分 配量を制御する。
カスタム改良材
パフォーマンスの悪い内野の表土を改良することは、どのレベ ルでも難しい作業です。フィールドセーバー・プロセスは予算に かかわりなく、より良いフィールドへの道を開くことができます。
DuraEdgeフィールドセーバー・プロセスは、問題のある内野を改善する最も効果的で経済的な方法です。これは当て推量で はなく、土壌科学と土壌検査に基づいたものです。内野が小石まみれ、埃っぽい、滑りやすい、あるいはダマになっているの であれば、フィールドセーバーカスタム内野用改良材は、内野の土壌のバランスとコンディションを整え、安定させる、オー ルインワンの土壌改良材です。
内野の土壌改良は素晴らしいことですが、それを長持ちさせるにはどうしたらよいのでしょうか?フィールドセーバーの内野 用改良材は、DuraEdgeフィールドアシュアランスメンテナンスプランの対象となり、投資を保護し、内野用土の最高の状態 を維持できるようにします。フィールドセーバー・プロセスは簡単です。
■ 現在の内野をテストし、その結果を分析します。
■ 適切なESカスタム改良材を特定し、処方します。
■ DuraEdgeの認定施工者がお客様の内野に資材を施工し、DuraEdgeの担当者は フィールドアシュアランスのオプションについてお客様にご説明します。
フィールドセーバー・プロセスは、土の入れ替えに代わる費用対効果の高い方法です。
粘土含有率 + -
DuraEdgeは、約20年前に内野用土を科学的に改良し、バランスを整えるプロセスを開発し、完成させました。 私たちは、問題のある既存の内野土壌の構成を調整するための4つの標準的な配合土を生産しています。
砂、シルト、粘土の量が変動する採取土や混合土の原土とは異なり、DuraEdgeFS土は、何度でも再現できる非常に厳 格な仕様に合わせて生産されています。これらの土は一貫したものですので、私たちはどの土が内野土壌のバランスを 整え、欠点を改善するかを判断することができます。
FS40 – 40% シルト/粘土、60% 中砂
FS50 – 50% シルト/粘土、50% 中砂
FS60 – 60% シルト/粘土、40% 中砂
FS90 – 90% シルト/粘土、10% 中砂
砂の含有量 + -
シルトと粘土の比率が高い内野の土壌を、 中砂の含有量を増やしたり維持したりしながら 調整するために使用する。
過剰な砂質土壌や、砕石を使用した土など、 緩くなっている内野の土に安定性を高めるため に適用される。
「この土は素晴らしかった!
批評家たちは、「ビッグ・リーグ」の土の状態を維持するのは無理だろうと言って いましたが、フィールドセーバーはメンテナンスの必要が最も大きいエリアを最も小さいエリアに変えてくれました。月曜 日から木曜日までの4日間で21試合を行いましたが、木曜日の夜には、月曜日の朝と同じように完璧な状態でした。」 - マートルビーチ高校野球部ヘッドコーチ、ティム・クリスティ氏
まずは土壌検査から
内野用土の構造を知ることなく、改良することはできません。私たちは、 T.A.C.S.メソッド(テスト、分析、比較、解決)を、既存の内野の土壌を改善 するための標準手順として開発しました。
土壌検査の結果は分析され、内野用土のための具体的な内野ニーズレポー トが作成されます。このレポートには、土壌検査の詳細と現在の土壌の問 題点、そして既存の土壌のバランスを整え、そのパフォーマンスを向上さ せるための解決策が記載されています。
内野ニーズレポートにおいて重要なのは、SCR (シルトと粘土の比率) で す。SCRスコアは、内野用土の相対的な性能を示すもので、シルト含有量 を粘土含有率で割って算出されます。
最適なSCRは、0.5~1.0です。
SCR スケール
SCRスコアが最適値から離れれば離れるほど、内野用土の改良の難易度は高くなります。SCRスコアが3.0未満の土壌 は、フィールドセーバーの改良プロセスに適しています。SCRスコアが3.0を超える土壌は、DuraEdge内野用土を使 用した5.1cm敷き詰め、または完全な入れ替えが適しています。
土壌検査の手順
1. サンプルを採取する場所の表面のトップドレッシングをブラシで 取り除く。
2. 縦・横・深さ各3インチ(7.6cm)の内野土壌サンプルを掘り出し、 バケツに入れる。このステップを、内野の表土を取り除いた部分 の周囲12~15箇所で繰り返す。
3. すべてのサンプルをバケツに入れて混ぜ合わせ、塊があれば粉砕 する。
4. 4.粉砕した土壌サンプルを1リットルのジップロック袋に入れ、 フィールド名をラベルする。袋がしっかりと密閉されていること を確認する。
5. DuraEdgeの代理店またはDuraEdgeの担当者に、検査のために 内野土壌サンプルを送るためのサンプル提出用紙を請求してくだ さい。
これは正しく行われなければなりません。
当社のフィールドセーバー手順が、成功を確実にする唯一の方法です。内野表土を改良する場合、このプロセス は、配合土を組み入れるだけでなく、表面排水の問題も修正します。表面の勾配が悪いと、水が滞留し、降雨後の回復 に問題が生じます。排水の問題を解決することで、降雨後の内野表土の回復を可能な限り早めることができます。
フィールドセイバー手順:
1. 芝生の端にある既存のリップを取り除き、元の勾配に戻す。 芝生の端が希望する寸法になっていることを確認する。
2. 既存の内野スキンをレーザー勾配計で仕上げ勾配にし、必要 に応じて内野に資材を追加したり、余分なものを取り除いた りする。仕上げ勾配は、完成時に表面排水性を確保するもの とする。
3. 可能であれば、FS土壌改良材を加える前に、内野の表面に 水を十分にまいておく。
4. 浸漬後、内野スキンが十分に安定したら、トップドレッサー を使用して、FS配合土を19.5kg/m2で表面全体に均等に散布 する。
5. 散布が終わったら、ロトティラーで内野表土を7.6cmの深さ まで耕す。それ以上深く耕さない。リバースタイン耕うん機 (推奨) を使用する場合は、表土を1~2回耕うんする。そうで ない場合は、通常の順タイン耕うん機を使用する場合、最低 3回、内野を耕し、内野の資材を完全に混ぜ合わせる。
6. 完全に混合したら、再度レーザー勾配計を使い、前と同じ仕 上げ勾配にする。FS製品を加えても、内野面の高さは上が らない。
7. 1.5トンのローラーを使って、内野を転圧する。2つの直角方 向に転がす。
8. 内野に十分に水をまいて水浸しにする。
9. 内野が安全に歩けるようになったら、内野の表面にトップド レッシングを施す。その後、ネイルドラッグで軽く傷跡をつ け、フロートドラッグで平滑にする。
10. 仕上げにもう1回転圧し、最終的に水をまく。
内野用配合土
配合土
すべての球場が同じように作られているわけではありません。プレーのレベル、メンテナンス
能力、水へのアクセスなどが、内野の土をどのようなものにするかに関わってきます。
これらの要素に基づいて球場を評価すれば、適切な土を使用することができます。
球場の評価仕様
DuraEdgeは、グラウンドキーパーとの広範な調査と科学的な理解を通じて、3つの各レベルで、最高の性能を発揮する内 野用土の配合仕様を作成しました。
レクリエーションレベル
全砂 70~75%。中砂 50%以上
シルト/粘土 25~30%。SCR = 0.5-1.0 ボランティアレベルのメンテナンスが必要 で、水へのアクセスは不要。
球場の評価仕様について...
球場の評価仕様の範囲が狭いため、他の土壌 サプライヤーが一貫して仕様通りの製品を維 持することは非常に困難です。
DuraEdgeのお客様は、当社の土壌製品が常 に仕様に適合していることを信頼していた だけます。当社の革新的な製造工程により、 当社の内野用土がどこで生産され、どこに配 送されたとしても、仕様範囲内であることを 保証することができます。
自問してみてください: メンテナンスのレベルは? 水へのアクセスは? これらの答えをもとに、お客様とDuraEdge の担当者または資格を有する販売代理店は、 お客様の状況に適したDuraEdge内野用土を 決定することができます。
中間レベル
全砂 65~69%。中砂 45%以上
シルト/粘土 31~35%。SCR = 0.5-1.0 少なくともある程度のメンテナンスと水へ のアクセスを必要とする。
プロフェッショナル
全砂58~62%。中砂40%以上
シルト/粘土38~42%。SCR = 0.5~1.0 定期的なメンテナンスと水へ のアクセスが必要。
DURAEDGE の内野用土のラインナップ なプレー面を作ります。内野用ミックスの 中で最も粘土含有率が高い。
「きちんとした」プレーができる環境を求 める人に最適な中間的選択肢。
DuraEdge内野用土は、バルク、1トンスーパーサック、50ポンドバッグで入手可能。
DuraEdgeプロフェッショナル はマイナーリーグ公 式内野ミックスです
ご注意:レクリエーションレベルのDuraEdge・クラシックを使 用したグラウンドでは、水の使用は必須ではありませんが、どの 内野の土壌も、定期的に十分な散水を行うと効果的です。定期的 に散水することで、内野土壌の性能を大幅に向上させることがで き、プレーヤーはより優れたプレーを行えます。
DuraEdgeHydroProのご紹介
新しいツールであるHydroProは、内野の縁の埋め戻しやマウンドの構築など、内野の土壌をすぐになじま せたいエリアでの作業を支援します。HydroProは、DuraEdgeプロフェッショナル内野用土をあらかじめ 選別し、水分を含ませたもので、袋から出してすぐに使用できます。
DuraEdgeプロフェッショナルは粘土含有率が多く、水分が含まれているため、この製品は瞬時にそれ自体 や既存の内野土壌になじみます。既存の土壌に適度な水分を与え、投入する土となじむよう表面を掘り起こ してから、必要な量のHydroProを散布し、勾配をつけ、固く締め固め、水分を与えます。
つの簡単なステップで、 作業者の時間を大幅に節約できます。
DuraEdge HydroProは以下の用途に最適です。
◾ ピッチングマウンドのベース、サイド、バックの構築
◾ 内野のエッジの埋め戻し
◾ 消耗の激しい内野エリア (リードオフ&スライディングエ リア、選手のポジション) への施工
配送オプション 50ポンド袋、1トンスーパーサック*
* スーパーサックは、理想的な湿度を保つためにシュラウドに包 まれています。
DuraEdge内野用土を施工する際のヒント
適切な内野用土を選ぶことは、取り組みの半分に過ぎません。正しく施工することも同様に重要です。
内野用資材の施工を誤ると、将来の成功が大きく損なわれてしまいます。
DuraEdge内野用配合土の施工に関してご質問がある場合は、遠慮なくお問い合わせください。
資金調達は一度きりですから、最初に正しく行うことが重要です。
ここでは、施工を成功させるために知っておくべきことをご紹介します。
詳細な施工仕様:入札プロジェクトでは、サプライヤーや施工業者にプロ ジェクトを説明する仕様書を作成する必要があります。一般的に、仕様書を きっちりと書き、施工方法を詳細に説明すればするほど、希望通りのものが手 に入る可能性が高まります。施工業者の事前審査も同様です。この仕事に適し た会社であることを証明する照会先を求めてください。
下層土の勾配:下層土の勾配は、希望する仕上げ勾配を再現する必要があ り、これによって内野の表面全体にわたって内野資材の深さが一定になるよう にします。
締固め:
内野資材と下層土の両方にとって重要です。下層土の締固めが不十 分だと、施工時に内野用ミックスを「絞る」ためのしっかりとした抵抗があり ません。下層土は、プロクター最大密度の少なくとも90%まで締め固めなけれ ばなりません。既存の下層土が柔らかすぎて締固めを達成できない場合 (例有機 性の高い「泥土」など)、それを取り除き、適切な下層土の締固めを達成するた めに粒状盛土 (細かく砕いた角石製品) に置き換えます。内野の土自体について 5.1cmの厚さで (「リフト」と呼ばれる) 敷き詰め、10.1cmの厚さになるま で、その都度締め固めます。
水分:水分によって、土の粒子は互いにすべり合い、より密な構成になりま す。そのため、内野の土壌が施工中に乾燥しすぎると、土壌は適切に結合しま せん。表面はしっかりしているように見えるかもしれませんが、結果はプレー シーズン中に明らかになります。雨が降ると、水が余分な間隙を埋めるため、 泥沼ができることがあります。施工中に水をやりすぎない。水は圧縮性がない ため、土壌に水を与えすぎると、ローラーの下で移動 (「ポンプ」) し、完全な 締固めができず、表面にわだちが残ります。
表面仕上げ勾配:水が滞留していると、どんなに資材が良くても内野を軟ら かくしてしまいます。水が流れるようにするには、通常は内野の手前から奥に 向かって、一貫して傾斜した表面勾配が必要です。正確に勾配 (誤差±3.2mm) を出すには、勾配をつける装置をレーザーで誘導します。安く済ませようとし たり、スキッドステアを持っている近所の人にタダでやってもらったりしてい る場合ではありません。
いくら必要ですか?
いくつか計算してみました。以下は、様々な用途に対する推奨量です。
球場設計と寸法ガイドにも詳細な図があります。
▶ DuraEdge内野用土
(詳細は28ページを参照) ▶ DuraEdge
レクリエーション用球場のウォーニングトラック資材は、4.5mm勾配を使用する。プロ用、 大学用の施設では、やや小さい3.2mm勾配を使用する。
DuraTraxウォーニング・トラック
トップドレッシング
内野のトップドレッシングは、内野スキン の管理において重要な役割を果たします。
DuraEdge内野用トップドレッシング
トップドレッシングを効果的に使用するには、まずしっかりとした内野の土壌基盤が必要です。
内野資材が、緩い、砂が多い、または不安定な場合、すぐにトップドレッシング材を飲み込んでしまいます。
このような問題を抱えている内野がある場合は、トップドレッシングを加える前に、フィールドセー バーのアップグレードにより、内野のベース土壌を改良する必要があります。8ページを参照。
トップドレッシングは、内野ベースの土壌の表面に、最大3.2mm~6.4mmの厚さで散布します。
掘り起こしたり、深くネイルドラッグを使うことはしません。
内野スキンをメンテナンスするときは、内野のトップドレッシング層での作業を大部分とし、 ベースの土まではあまり手を入れないようにします。
内野表土のプロファイル
締固められた下地
DuraEdge内野用トップドレッシング 資材の特徴:
▶ DuraEdge焼成粘土トップドレッシング 吸収性余分な表面水分を除去し、トップドレッシング層に水分 を保持するのに効果的です。
▶ DuraEdge ProSlide膨張頁岩トップドレッシング 非吸収性表面水を内野のベース土に浸透させ、最適な弾力性を 与えます。
トップドレッシングを単独またはブレンドして使用することで、 プレーのしやすさを向上させ、内野面を以下のように仕上げるこ とができます。
◾ 内野面の水分管理をより容易にします。
◾ 弾力性のある本格的なグラウンドになります。
◾ 適切にメンテナンスされれば、優れたスライディングが行え ます。
◾ 内野面の色が濃くなり、グラウンドボールを視覚的に追いや すくなります。
◾ 内野面のメンテナンスが容易になります。
ProSlide
DuraEdge ProSlide はマイナーリーグ公式 トップドレッシングです
◾ 色褪せや洗い流しがなく、グラウンドボールの追跡に 優れたコントラストを提供する色落ちしにくい赤また は茶色の外観
◾ 6 x 30の1つのグラデーションレンジがあり、一貫し た小粒径
◾ きめ細かく、本格的な使用感で、スライディングが決 められる
◾ 粒子が壊れにくく、市場で最も耐久性のあるトップド レッシング
◾ 吸湿性が低く、内野表土が重要な水分を保持しやすい
◾ DuraEdgeの土で改良された、中間レベルおよびプロ レベルの内野での使用を推奨
内野表土の用途 内野表土トップドレッシング
配送オプション 50ポンド袋、1トンスーパーサック
DuraEdge焼成粘土 内野用トップドレッシング
◾ 扱いやすい18.1kg袋入り
◾ 732°C以上で焼成し、業界をリードする粒子耐久性を実現 ◾ グラウンドで長く使用でき、シーズン中の使用量は少なくて済む
◾ 厳格な製造工程により均一なグラデーションを実現
◾ 内野表土と芝土の両方の用途に効果的
◾ 高吸収乾燥剤
◾ トンボなどでならすだけ
◾ 濡れた状態でも固まりにくい
下地の根域を耕し、締め固めを緩和
エアレーション後、芝土にトップドレッシングと ドラッグを施し、水はけを良くする
養分と水分の保持能力を向上させるため、エアレーショ ン後、土の根域にトップドレッシングとドラッグを行う
ドリル&フィル、ドライジェクトに使用可能 ␡ ␡
USGA仕様の砂土根域に対応 ␡ ␡
配送オプション 40ポンド袋、1トンスーパーサック
マウンドクレー
袋から出してすぐに使えるクレーが必要です。しかし、十分な水分と多すぎる水分は紙一重です。
DuraEdge破砕マウンドクレーは適切なバランスを保つので、クレーが固まったり乾燥したりする心配 はありません。多くのクレーの圧縮を避けたい場合は、インターロッキング10°の角度を持つ未焼成の ProLoc粘土クレーをご利用ください。
BlackStick™ 究極のプロフェッショナル マウンドクレー
防水シートと水へのアクセスが必要 配送オプション 50ポンド袋 マウンドやホームプレートの補強にこれ以上のクレーはありません。
BlackStickは、12.7mm以下に選別され、利便性のためにあらかじめ補水加工済みの市場で唯一のガンボクレーです。
DuraEdge BlackStick は、マイナーリーグの公式 マウンドクレーです
◾ 鉱物学的に、最も強固に粘着するクレータイプで、優れ た沈着力を発揮する
◾ プロの投手、打者、グラウンドキーパーに最も効果的な クレーとして評価されている
◾ 粘土含有率60%以上
◾ 濃灰色、黒色
◾ 密着性が高いので磨耗が少なく、補修の必要も少ない
◾ 破砕化、選別、補水加工済みで、袋から出してすぐに使 用可能
用途 中・高メンテナンス球場 一般球場 (13歳以上)
水分管理
DuraPitch™プレミアムマウンドクレー
◾ 最も汎用性の高いクレー
◾ 40%以上の粘土含有率
◾ 赤褐色
◾ 破砕化、選別、補水加工済みで、 袋から出してすぐに使用可能
◾ ProLocブロックの磨耗補修に使用
用途
低頻度メンテナンス球場
少年球場 (12歳以下) 中・高メンテナンス球場
一般球場 (13歳以上)
水分管理
防水シートは任意
配送オプション 50ポンド袋、1トンスーパーサック
DuraPitch™ プロフェッショナル マウンドクレー
◾ 摩耗しやすい、より高い性能を要求される場所で優れた粘着力 を発揮するクレー
◾ 50%以上の粘土含有率
◾ 茶色がかった灰色
◾ 破砕化、選別、補水加工済みで、袋から出してすぐに使用可能
用途 中・高メンテナンス球場 一般球場 (13歳以上)
水分管理
防水シートと水へのアクセスが必要
配送オプション 50ポンド袋
ProLoc™マウンドブロック
ほとんどの粘土レンガの辺は正方形です。しかし、ProLocは違います。すべて10°です。
特許取得済みのくさび形デザインで、継ぎ目が重なり合っているため、ブロック同士が自然に融合します。
◾ DuraPitchプレミアム マウンドクレーを使用
◾ 40%以上の粘土含有率
◾ 補水加工済み未焼成粘土ブロック
◾ 加圧下で押し出され、最大に圧縮されたもの
◾ 特許取得済み10°くさび形デザイン(特許#10,676,876)
◾ 競合品と比較してブロック間の接着に優れている(下図参照)
◾ ブロックに発生した磨耗の補修にはDuraPitchプレミアムマウ ンドクレーを使用する
用途
低頻度メンテナンス球場 少年球場 (12歳以下) 中・高メンテナンス球場 一般球場 (13歳以上)
水分管理 防水シートは任意
配送オプション
湿気と柔軟性を保持するためにビニール袋 に8ブロックずつ梱包されています
38袋/パレット (合計304ブロック)
タンピングやローリングによって下向きの圧力を加えると、10°のくさび形が ProLoc™ブロックの重なり合う継ぎ目を作り、簡単に固い粘土の下地に溶け 合わせることができます。
標準的な長方形の粘土レンガは継ぎ目が垂直なので、タンピングのエネル ギーが真下に向かって無駄になり、結合に役立ちません。
DuraPitch
ウォーニングトラック
プレーヤーは気づく必要があります。感触は重要な役割を果たします。
違いを感じるだけでなく、音を聞く必要があります。
DuraTrax®ウォーニングトラック ミックス
DuraEdgeは、さまざまな供給元からさまざまな資材を全国に提供しています。 これらのウォーニングトラック資材は、すべてのDuraEdge資材と同じ厳格な一貫した基準を満たしています。
当社のウォーニングトラック資材はすべて、 次のように配合されています。
指定通りに施工した場合、最適な垂直排水 を可能にする。
定位置に留まるため、メンテナンスが少な くて済む。
魅力的で豊かなカラーコントラスト。 クリートが接触すると、音と感触でプレイ ヤーに警告する。
DuraTrax®粉砕溶岩
◾ 100%スコリア溶岩
◾ 3.2mm以下に粉砕
◾ グラデーションが細かく摩耗しにくい
◾ 深みのある自然な赤色で色あせしない
DuraTrax™粉砕レンガ
◾ 赤土の焼成レンガが原料
◾ 4.5mm以下に粉砕したもの
◾ 粗粒の方が経済的
◾ 色あせしない鮮やかなオレンジレッド
DuraTrax 粉砕溶岩 は、マイナーリーグの公式 ウォーニングトラック材です
配送オプション バルクダンプトラックまたは1トンスーパーサック
地域別ウォーニングトラック資材もご利用いただけます。オプションについてはお問い合わせください。
ウォーニングトラック断面
10.2cm石灰石下層土 • 7.6cm締固めた2A石灰石 • 2.5cm2Aベースの上に締固めた石灰石ダスト (90~95%の締固め)
球場の芝生 フィールド境界 芝生がフィールドの壁の すぐ外側に生えている場 合は、フェンス沿いのメ ンテナンスを容易にする ため、ウォーニングト ラックを壁から15.2cm延 長してください。
7.6~10.2cm DuraTrax資材 (90~95%の締固めを行う)
10.2cmの石灰石下層土
締固めた下地 (90~95% の締固め)
0.5~1%の傾斜
球場を科学する
DuraEdgeほど研究と革新を行っている企業はありません。
さまざまな学習機会を通じて学んだことを喜んで共有しています。
DURAEDGE 出版物
当社では、情報に富む2つの文書を発行しています。 今すぐご請求ください!
DuraEdgeメンテナンス マニュアル&リソースガイドで は、四季を通じて球場の表土をメンテナンスするための 詳細な情報を提供しています。
球場設計・寸法ガイドは必携です。
この56ページの資料は、球場の設計、建設、 改修に必要なすべての情報を網羅しています。
DURAEDGE.COM
クリックするだけでアクセスできます。
当社のウェブサイトには、製品情報、 ハウツービデオ、ブログ記事、 仕様書、販売シート、MSDSシート などのダウンロードが満載です。
担当チームがご質問にお答えします 当社のビジネス開発チームは、元プロ野球のグラウンドキーパーで構成されており、125年以上の経験があります。
球場資材やメンテナンス方法に関するご質問は、メールでお気軽にお問い合わせください。
■ 西部 Eric Blanton eblanton@duraedge.com
■ セントラル Tom Burns tburns@duraedge.com
■ 中西部 Paul Zwaska pzwaska@duraedge.com
■ 北東部 Patrick Coakley pcoakley@duraedge.com
■ 南東部 Luke Yoder lyoder@duraedge.com
■ フロリダ Mike Williams mwilliams@duraedge.com
内野グラウンドの改修と施工
HOMEFIELDソリューション
内野グラウンドを全面的に、最初から最後まで改修するには、認定された 施工が最良の方法です。お客様の内野グラウンドのために、Homefield のパートナーと共に、長期的かつ包括的なソリューションを提供します。
お客様の施設には、より良い内野グラウンド以上のものが必要な場合があ ります。当社では、お客様の目標を達成するための適切な資材や製品の選 定を含め、完全なプロジェクト管理を提供し、細部に至るまで対応いたします。 当社では、DuraEdge製品がすべて正しく施工されるよう、国内有数の施工業者を 認定し、トレーニングを行っています。
認定を受けたホームフィールドの施工は、お客様の施設の可能性を最 大限に引き出します。Field Assurance™プログラム (次ページ参照) の対象となり、今後何年にもわたってお客様の投資を保護します。
内野表土 | ピッチャーマウンド | ホームプレートエリア | ブルペン | ウォーニングトラック
DURAEDGE10 項目チェックリスト
☐ 施工前の測量と評価
☐ 円弧の距離の測定、ガイドラインと比較し、調 整する
☐ ベース距離の確認、必要に応じて調整し、ファ ウルポールに向けて真っすぐにする
☐ 内野の芝生エッジに沿ったリップを取り除く
☐ ホームプレートからマウンドまでの距離を測定 し、ボックス内のクレーが適切かを確認する
☐ ピッチャーマウンドを計測し、リーグ/年齢のガイドラインに 準拠するよう調整
☐ 既存の勾配を測量し、新しい内野資材のための下層土の下地 を整える
☐ 厳選した内野用配合土をレーザー勾配計を使って、5.1cm以 上施工する
☐ トップドレッシングを内野に施工し、プレーのために整える
☐ メンテナンスと用具の推奨
DuraEdge Homefield は、マイナーリーグの 公式内野インストーラーです 866-867-0052
HOMEFIELD
あなたの投資を守ります。
Field Assuranceは、グラウンドの性能を最高レベルに保ちます。
すべてが適切に実施され、内野用ミックスが適切に配合され、施工されたとしても、メンテナ ンスが不十分であれば、時間とともに劣化してしまいます。多くの場合、それは数年後に再び費 用のかかる大規模な改修に直面することを意味します。
そこでDuraEdgeのField Assuranceプログラムの出番です。DuraEdgeのメンバーシッププラ ンは、予測可能なフラットラインの予算内で、フィールドを毎シーズン維持するための適切なメ ンテナンスを保証します。フラットラインの予算は、将来の予期せぬ大きな出費を抑制します。
Field Assuranceには3つのレベルがあり、フレキシブルなスケジュールでメンテナンス、 予算管理、プレー面の改善をサポートします。
重荷は私たちにお任せください。
DuraEdgeの担当者に連絡して、今すぐField Assuranceを設定してください。
フィールド保証プラン | DURAEDGE プロテクション
最高のグラウンドは、Field Assuranceによって支えられます。
何もしないことにはコストがかかります。適切なメンテナンスには時間とリソースが必要です。当社のField Assuranceプランにご加入いただくことで、長期にわたって良好なメンテナンスが保証され、避けられない (そしてコストのかかる) 大規模な改修を回避することができます。
以下のプランは、適切なメンテナンスによって最高の性能を保証しながら、 ご予算を管理できるように設計されています。
プレミアム
グラウンドメンテナンス訪問 毎年
標準
グラウンドメンテナンス訪問 3年毎
ベーシック
グラウンドメンテナンス訪問 3年毎
DuraEdge内野用ミックス、トップド レッシング、マウンドクレーを含む。
DuraEdge内野用ミックス、トップド レッシング、マウンドクレーを含む。
DuraEdge内野用ミックスを含む。 (トップドレッシングとマウンドク レーは含まれません。)
施工が認定されたグラウンドは、3つのプランのいずれかを受ける資格があります。認定を受けるには、グラウンドに5.1cmの深さまで 100% DuraEdge内野用ミックス (DE全面改修またはFieldSaver改良) が施され、表面排水が確保されている必要があります。