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W A K O W A K O

S T O R Y

http://www.wako.ed.jp/e/


和光小学校 をご存知ですか? 今の時代だからこそ必要な教育がここにはあります

そこには小学生時代という特別な六年間を

何かを発見した時に湧き上がる「驚き」や「感動」。

この、心を動かす体験は、子どもたちの成長の原動力です。

まずは「感じること」から。

それこそが「学び」の出発です。

子どもたちの 肥沃な土壌を耕す

和光の特別な六年間 子どもたちの感受性豊かなこの六年間とは、 今後獲得する知識をさらに活かす土壌づくり であり、また社会を力強く生きるための本物 の知性を育む貴重な時間でもあります。和光 の六年間は、社会に通用するしっかりとした 学力づくりと、個性豊かな表現力、さらに本 物を直感できる感性、そして何より、人と共 に生き、喜びを共有することで自らを見出す 力を養う「時」と考えています。それは、子 どもたち一人ひとりの成長プロセスから目を そらさずに、子どもたちの心の中に自信の種 が萌芽するのを見守り続けるまなざし。その 根気と熱意で耕す土壌づくりの教育が和光の 特別な六年間なのです。

2 WAKO

School introduction School introduction WAKO

3

見つめ続ける和光独自のまなざしがあります

「感じる」ことの大切さ

新しいものや未知なるものに触れた時の「ときめき」。


和光小学校 をご存知ですか? 今の時代だからこそ必要な教育がここにはあります

そこには小学生時代という特別な六年間を

何かを発見した時に湧き上がる「驚き」や「感動」。

この、心を動かす体験は、子どもたちの成長の原動力です。

まずは「感じること」から。

それこそが「学び」の出発です。

子どもたちの 肥沃な土壌を耕す

和光の特別な六年間 子どもたちの感受性豊かなこの六年間とは、 今後獲得する知識をさらに活かす土壌づくり であり、また社会を力強く生きるための本物 の知性を育む貴重な時間でもあります。和光 の六年間は、社会に通用するしっかりとした 学力づくりと、個性豊かな表現力、さらに本 物を直感できる感性、そして何より、人と共 に生き、喜びを共有することで自らを見出す 力を養う「時」と考えています。それは、子 どもたち一人ひとりの成長プロセスから目を そらさずに、子どもたちの心の中に自信の種 が萌芽するのを見守り続けるまなざし。その 根気と熱意で耕す土壌づくりの教育が和光の 特別な六年間なのです。

2 WAKO

School introduction School introduction WAKO

3

見つめ続ける和光独自のまなざしがあります

「感じる」ことの大切さ

新しいものや未知なるものに触れた時の「ときめき」。


和光はこんな小学校です

「人が人を育てる学校」

子どもたちの成長のプロセスに情熱を捧げる教育

子どもたちの好奇心の土壌を教師が

たがやし

一人ひとりの限りない可能性の

芽を育て

さらなる成長を人との交わりで

のばす

子どもは自然 理屈だけでは伝わらない、大人の 都 合では 動かない、なぜなら 子 ど もたちは自 然そのものだからです。 教育に大切なことは、常に自然に 寄り添いながら、手を汚すことを 厭わず自然を耕し、たっぷりと養 分を与え続けること。教育には自 然農法のような根気と手間と時間 が必要です。六年間をかけて子ど もたち一人ひとりの成長の芽を芽 吹かせていく。その六年間の成長 物語を支えるのが和光教育であ り、またその物語の担い手が和光 の教師なのです。

耕し人のいる学校

教科書を越えた教育 子どもたちがこれからの時代を力強く生きて いくためには、知識を活かす力、考え、感じ、 伝える力、そして自分を見つめ、他者を思い やる豊かな心を養うことが大切です。小学時 代 と い う 六 年 間 は、 こ れ か ら の 人 生 に お け る「感性と想像力、そして確かな知性」を養 う貴重な基礎づくりの時間です。和光教育は この六年間を丁寧に、そして丹念に子どもた ち一人ひとりと向き合いながら根気強く、そ の基礎づくりの成長プロセスを支えていきま す。 子どもたちの成長のプロセスには、教科書に は収まりきれない限りない可能性を秘めてい ます。和光の教育現場には、情熱あふれる教 師たちが常に子どもたちに寄り添い、共に笑 い、共に悩み、共に喜ぶ姿があります。それ は人が人を育てるという教科書を越えた教育 の原点を大切にしているからです。それが子 どもたち一人ひとりの成長を六年間を通して しっかりと見つめ続ける和光のまなざしなの です。

和光物語

一人ひとりの物語 和光教育は定量的な学習成果だけを重視する のではなく、子どもたち一人ひとりの個性に 合わせた知性と、こころとからだの一体的な 成長プロセスを重視しています。〈「全体的発 達」をめざす教育課程〉としているのはそう いう意味です。教科教育と行事や自治活動な どの教科外教育、そして生活べんきょう・総 合学習の三領域での教育プログラムが、それ ぞれに重なり合い、子どもたちの知的好奇心 を刺激し、さらに仲間と共に学び合うことの 意味を子どもたち自身が感じ取りながら日々 の学校生活を送ります。身近な身の回りのこ とから社会へと視野を広げながら、次々と新 しい世界、新たな人との出会いを体験し、一 人ひとりの学びの物語が紡がれていくので す。和光学園には、ハンディキャップを持っ た仲間も共に学び、生活し、そこから〈共に 生きる〉という、これからの社会で欠くこと のできない多様性への視点を育む考え方が古 くから継承されています。自分自身も多様な 人々の中の一人であるという感覚の中で、か けがえのない成長物語を創り上げていきま す。それが子どもたち一人ひとりの和光物語 なのです。

4 WAKO

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S T O R Y W A K O


和光はこんな小学校です

「人が人を育てる学校」

子どもたちの成長のプロセスに情熱を捧げる教育

子どもたちの好奇心の土壌を教師が

たがやし

一人ひとりの限りない可能性の

芽を育て

さらなる成長を人との交わりで

のばす

子どもは自然 理屈だけでは伝わらない、大人の 都 合では 動かない、なぜなら 子 ど もたちは自 然そのものだからです。 教育に大切なことは、常に自然に 寄り添いながら、手を汚すことを 厭わず自然を耕し、たっぷりと養 分を与え続けること。教育には自 然農法のような根気と手間と時間 が必要です。六年間をかけて子ど もたち一人ひとりの成長の芽を芽 吹かせていく。その六年間の成長 物語を支えるのが和光教育であ り、またその物語の担い手が和光 の教師なのです。

耕し人のいる学校

教科書を越えた教育 子どもたちがこれからの時代を力強く生きて いくためには、知識を活かす力、考え、感じ、 伝える力、そして自分を見つめ、他者を思い やる豊かな心を養うことが大切です。小学時 代 と い う 六 年 間 は、 こ れ か ら の 人 生 に お け る「感性と想像力、そして確かな知性」を養 う貴重な基礎づくりの時間です。和光教育は この六年間を丁寧に、そして丹念に子どもた ち一人ひとりと向き合いながら根気強く、そ の基礎づくりの成長プロセスを支えていきま す。 子どもたちの成長のプロセスには、教科書に は収まりきれない限りない可能性を秘めてい ます。和光の教育現場には、情熱あふれる教 師たちが常に子どもたちに寄り添い、共に笑 い、共に悩み、共に喜ぶ姿があります。それ は人が人を育てるという教科書を越えた教育 の原点を大切にしているからです。それが子 どもたち一人ひとりの成長を六年間を通して しっかりと見つめ続ける和光のまなざしなの です。

和光物語

一人ひとりの物語 和光教育は定量的な学習成果だけを重視する のではなく、子どもたち一人ひとりの個性に 合わせた知性と、こころとからだの一体的な 成長プロセスを重視しています。〈「全体的発 達」をめざす教育課程〉としているのはそう いう意味です。教科教育と行事や自治活動な どの教科外教育、そして生活べんきょう・総 合学習の三領域での教育プログラムが、それ ぞれに重なり合い、子どもたちの知的好奇心 を刺激し、さらに仲間と共に学び合うことの 意味を子どもたち自身が感じ取りながら日々 の学校生活を送ります。身近な身の回りのこ とから社会へと視野を広げながら、次々と新 しい世界、新たな人との出会いを体験し、一 人ひとりの学びの物語が紡がれていくので す。和光学園には、ハンディキャップを持っ た仲間も共に学び、生活し、そこから〈共に 生きる〉という、これからの社会で欠くこと のできない多様性への視点を育む考え方が古 くから継承されています。自分自身も多様な 人々の中の一人であるという感覚の中で、か けがえのない成長物語を創り上げていきま す。それが子どもたち一人ひとりの和光物語 なのです。

4 WAKO

School introduction School introduction WAKO

5

S T O R Y W A K O


和光へようこそ 「学び」に垣根をつくらない

め、机に向かって学ぶのが学習であるとい

くと考えています。何を学ぶかを先生が決

子どもたちにしっかりとした知識が身につ

を 抱 き、 自 ら 主 体 的 に 取 り 組 む 学 び こ そ、

和光小学校では、子どもたちが興味や関心

育に対して横断的で問題解決的な学習を「総

一的に育てていくことに加え、さらに教科教

外教育で子どもたちの学ぶ力と人格形成を統

でいくのです。また私たちは教科教育と教科

解決の主人公となって能動的、探求的に学ん

生まれる・・・そのような、仲間と共に問題

い」を自分たちで探求し、さらに「問い」が

は な い で し ょ う か。 子 ど も た ち が 持 つ「 問

が持てない中で生活していることが多いので

ているつもり」であっても体験がなく、実感

す。現代の子どもたちは、ともすれば「知っ

テーマ」を学習の中心に据えて展開していま

ともやりたい、子どもの要求になるであろう

合的なテーマ」「子どもたちにとって、もっ

もたちにとって切実・重要な課題性を持つ総

きていくうえで、また未来の主権者たる子ど

和光では、子どもたちが「現代社会を共に生

大きな違いは、「テーマ」を考える視点です。

的な学習の時間」と和光の「総合学習」との

たのは十数年前のことです。文科省の「総合

文科省が「総合的な学習の時間」を打ち出し

らです。さまざまな人との出会いで自分自身

習は自分づくり、自分さがしの学習であるか

見がたくさんあることです。第5に、総合学

本物、人との出会いを通じて学び、新しい発

に、学校の外へ出て行ってそこにある事実や、

作・交流など活動的な学習になること。第4

習にはあるのです。第3に、調査・研究・創

自ら解き明かしていく喜びや楽しさが総合学

とです。つまり、教えてもらう学習ではなく、

なく、またその答えも一つではないというこ

す。第2に、問題の答えが教師や大人の側に

の手で解き明かすことができる学習だからで

いる今を知りたがっていて、それを自分たち

由は、第1に子どもたちは自分たちが生きて

子どもたちは総合学習が大好きです。その理

取り組んでいました。

動的な方法で進められ、子どもたちは夢中で

れも「調べる」 「たずねる」「作る」などの能

ないテーマの学習に取り組んでいました。ど

を飛ばそう」など、教科の中だけでは収まら

を作る」「世田谷の歴史をたずねて」 「熱気球

り組みをはじめ、「紙すきで和紙を作る」「塩

和光小学校独自の「総合学習」

う従来のイメージを、和光では「子どもた

合学習」として位置づけることで、和光の学

が評価される場面があり、仲間と共に学び合

「学び」はつながっている

ちが学びたいことが学べる学習」 「 体 験・

びに広がりと深さを加えています。学びに垣

う中で「自分もまんざらではない」と思うよ

はがれ落ちない本物の知性を

体感を通して実感できる学習」へとつくり

根をつくらず、学びをつなげていく。それが

うになります。また友だちの良さも再発見し

る喜びに変わり、その学ぶ力がこれからの

ます。和光の学びは、わかる喜びが、でき

という視点を大切に授業をつくり上げてい

しっかりと理解させることができるのか、

に学びに結びつけていけば、子どもたちに

を 常 に 考 え、 そ の こ と を 授 業 に ど の よ う

か、どんなことに疑問をいだいているのか

子どもたちが今、何を知りたがっているの

うことから教育を組み立てるのではなく、

それは「知らせたい、わからせたい」とい

教育に対する考え方があります。

向学の瞳にしっかりと応える、和光独自の

変えてきました。そこには、子どもたちの

和光小学校の低学年「生活べんきょう」 、中

人生の「生きる力」につながる、はがれ落

体験から学ぶ

習なのです。

ます。子どもに生きる勇気と希望を与える学

ちない本物の知性を身につけることを大切

問いを育てる

討論がある

人との出会いから学ぶ

和 光の六年 間にはこんな授 業がいっぱい

手づくり教材

年 代、 総 合 学 習「 ヒ ロ シ マ 」 の 取

1 9 8 0 WAKO STORY

にしています。

ひと美

「生きる力」を育む

校長

 北山

私 た ち は、 生 き る 力 に つ な が る 学 力 を 育 てたいと思っています。〈生きる力〉とは、 「 競 争 」 を 前 提 と す る 社 会 を 生 き 抜 く、 生 き残る、つまり適応する力ではなく、子ど も自身が学習や生活、社会に主体的に関わ る力なのだと考えています。そのために育 てたい学力とは、事実に即してものごとを とらえ、その裏にある論理をとらえ関連さ せ、発展させることができ、さらに探求し ようとする学力、これからの時代に主体的 に参加し、協働し、共に生きていく学力 、 学ぶことを通して自分が見え、 他者が見え、 自分と世界のつながりが見える学力 なの だと思うのです。仲間とともに生き生きと 学び、生活する学校であればこそ、そのよ うな学力が育まれます。私たちはこれまで

感性を育む

学年以上の「総合学習」です。和光小学校は、

「教科教育」と「総合学習」の相乗教育をめざして

「体験は学びの宝庫」

6 WAKO

School introduction School introduction WAKO

7

もこれからも、子どもが主人公の学校であ り続けることをめざしています。

実感することで輝く 向学の瞳


和光へようこそ 「学び」に垣根をつくらない

め、机に向かって学ぶのが学習であるとい

くと考えています。何を学ぶかを先生が決

子どもたちにしっかりとした知識が身につ

を 抱 き、 自 ら 主 体 的 に 取 り 組 む 学 び こ そ、

和光小学校では、子どもたちが興味や関心

育に対して横断的で問題解決的な学習を「総

一的に育てていくことに加え、さらに教科教

外教育で子どもたちの学ぶ力と人格形成を統

でいくのです。また私たちは教科教育と教科

解決の主人公となって能動的、探求的に学ん

生まれる・・・そのような、仲間と共に問題

い」を自分たちで探求し、さらに「問い」が

は な い で し ょ う か。 子 ど も た ち が 持 つ「 問

が持てない中で生活していることが多いので

ているつもり」であっても体験がなく、実感

す。現代の子どもたちは、ともすれば「知っ

テーマ」を学習の中心に据えて展開していま

ともやりたい、子どもの要求になるであろう

合的なテーマ」「子どもたちにとって、もっ

もたちにとって切実・重要な課題性を持つ総

きていくうえで、また未来の主権者たる子ど

和光では、子どもたちが「現代社会を共に生

大きな違いは、「テーマ」を考える視点です。

的な学習の時間」と和光の「総合学習」との

たのは十数年前のことです。文科省の「総合

文科省が「総合的な学習の時間」を打ち出し

らです。さまざまな人との出会いで自分自身

習は自分づくり、自分さがしの学習であるか

見がたくさんあることです。第5に、総合学

本物、人との出会いを通じて学び、新しい発

に、学校の外へ出て行ってそこにある事実や、

作・交流など活動的な学習になること。第4

習にはあるのです。第3に、調査・研究・創

自ら解き明かしていく喜びや楽しさが総合学

とです。つまり、教えてもらう学習ではなく、

なく、またその答えも一つではないというこ

す。第2に、問題の答えが教師や大人の側に

の手で解き明かすことができる学習だからで

いる今を知りたがっていて、それを自分たち

由は、第1に子どもたちは自分たちが生きて

子どもたちは総合学習が大好きです。その理

取り組んでいました。

動的な方法で進められ、子どもたちは夢中で

れも「調べる」 「たずねる」「作る」などの能

ないテーマの学習に取り組んでいました。ど

を飛ばそう」など、教科の中だけでは収まら

を作る」「世田谷の歴史をたずねて」 「熱気球

り組みをはじめ、「紙すきで和紙を作る」「塩

和光小学校独自の「総合学習」

う従来のイメージを、和光では「子どもた

合学習」として位置づけることで、和光の学

が評価される場面があり、仲間と共に学び合

「学び」はつながっている

ちが学びたいことが学べる学習」 「 体 験・

びに広がりと深さを加えています。学びに垣

う中で「自分もまんざらではない」と思うよ

はがれ落ちない本物の知性を

体感を通して実感できる学習」へとつくり

根をつくらず、学びをつなげていく。それが

うになります。また友だちの良さも再発見し

る喜びに変わり、その学ぶ力がこれからの

ます。和光の学びは、わかる喜びが、でき

という視点を大切に授業をつくり上げてい

しっかりと理解させることができるのか、

に学びに結びつけていけば、子どもたちに

を 常 に 考 え、 そ の こ と を 授 業 に ど の よ う

か、どんなことに疑問をいだいているのか

子どもたちが今、何を知りたがっているの

うことから教育を組み立てるのではなく、

それは「知らせたい、わからせたい」とい

教育に対する考え方があります。

向学の瞳にしっかりと応える、和光独自の

変えてきました。そこには、子どもたちの

和光小学校の低学年「生活べんきょう」 、中

人生の「生きる力」につながる、はがれ落

体験から学ぶ

習なのです。

ます。子どもに生きる勇気と希望を与える学

ちない本物の知性を身につけることを大切

問いを育てる

討論がある

人との出会いから学ぶ

和 光の六年 間にはこんな授 業がいっぱい

手づくり教材

年 代、 総 合 学 習「 ヒ ロ シ マ 」 の 取

1 9 8 0 WAKO STORY

にしています。

ひと美

「生きる力」を育む

校長

 北山

私 た ち は、 生 き る 力 に つ な が る 学 力 を 育 てたいと思っています。〈生きる力〉とは、 「 競 争 」 を 前 提 と す る 社 会 を 生 き 抜 く、 生 き残る、つまり適応する力ではなく、子ど も自身が学習や生活、社会に主体的に関わ る力なのだと考えています。そのために育 てたい学力とは、事実に即してものごとを とらえ、その裏にある論理をとらえ関連さ せ、発展させることができ、さらに探求し ようとする学力、これからの時代に主体的 に参加し、協働し、共に生きていく学力 、 学ぶことを通して自分が見え、 他者が見え、 自分と世界のつながりが見える学力 なの だと思うのです。仲間とともに生き生きと 学び、生活する学校であればこそ、そのよ うな学力が育まれます。私たちはこれまで

感性を育む

学年以上の「総合学習」です。和光小学校は、

「教科教育」と「総合学習」の相乗教育をめざして

「体験は学びの宝庫」

6 WAKO

School introduction School introduction WAKO

7

もこれからも、子どもが主人公の学校であ り続けることをめざしています。

実感することで輝く 向学の瞳


間の意識を持って行動できること をめざしています。

9

WAKO

School introduction

きは、2 年生がパン作りの学習で お世話になっている地域の手作り パン屋さんに注文することもでき ます。

に数回、顔合わせをしたり、担当 教師といっしょに地区別下校を

さぁ、 小学校生活のスタートです

てチャイムに頼らない自主的な時

ただ、ご家庭で準備ができないと

入学当初の生活

並んでいます。

つけていくことも大切にし、やが

1年生になったら勉強する!と期待に胸を

きるよう、教室の机はコの字型に

ましいと考え、昼食はお弁当です。

ふくらませて入学してくる子どもたち。

通学地区別のグループを作り、年

の様子を見ながら活動の区切りを

通ってくる子どもたちもいます。

一方で、遊びが中心だった幼稚園、保育園

意識の中で準備して頂くことが望

から小学校の生活への移行は、とまどうこ

1年生の入門期は特に子どもたち

学び合っていく、そんな学習がで

が見え、友だちの意見を聞きあい、

とも多いはずです。先生、クラスの仲間と

電車、バスなどを使って遠くから

対応も含め、それぞれのご家庭の

出会い、えんぴつを持つ「べんきょう」も

子どもたちの「食」は、アレルギー

「ノーチャイム制」にしています。

少しずつ始めながら、楽しいことを見つけ

必要なチャイム以外は鳴らさない

ではない、クラスの仲間たちの顔

ていけるような、ゆったりとした毎日から

登下校

スタートします。どんなことでも受け止め

お弁当

てくれる先生、新しい友だちと、安心して

チャイムのない小学校

過ごせる教室がそこにはあります。

一方的に先生から教えてもらうの

先輩たちがいっしょに遊んで、

みんなの顔が見える教室

いろんなことを教えてくれるんだ!

よいしょっと!

和光物語、最初の一ページ

役割を果たしています。

入学式

の理解を深めていく、「学級通信」はそのような

そこは初めて出会う体験ばかり

1 ヶ月に一度の学級親和会でさらに子どもたちへ

WA KO S T O RY

ワクワク、ドキドキでいっぱい

新入生の生活 1年生

ほとんどの子どもたちは、まわりは知ら

ない人ばかり。そこへ入学式で手を繋い

ちの生活、学習の内容まで様々なことを交流し、

で く れ た 6 年 生 が 遊 び に 来 て く れ ま す。

り励ましていっていただきたい、という願いから、

「学級通信」が発行されます。学校での子どもた

ランドセルの中の物をロッカーへしまう

姿をリアルに伝え、子どもたちの成長を共に見守

の も 手 伝 っ て く れ た り し ま す。 2 年 生、

くなっていく保護者のみなさんに、子どもたちの

3年生、4年生もプレゼントを届けてく

園とちがって毎日担任と顔を合わせる機会も少な

れていっしょに遊んでくれます。5年生

りを受け止めています。と同時に、幼稚園や保育

は絵本の読み聞かせをしてくれます。こ

員たちもしっかり向き合い、子どもたち一人ひと

のように、温かく迎えられた1年生は安

こることもあります。そういう毎日の生活に、教

心して小学校生活をスタートします。ペ

んの仲間との生活の中にはけんかやトラブルが起

アになった6年生や2年生とは、3月の

いが通じなくて悲しい思いをすることも。たくさ

「 6 年 生 と 遊 ぶ 会 」 で も ペ ア で 遊 び、 特

く、ワクワクすることもあれば、時には自分の思

別な親しい関係になっていきます。

です。学び、発見することもいっぱいです。楽し

子どもたちと学校 、 家庭をつなぐ学級 通 信

子どもたちの学校生活には日々ドラマがいっぱい

行ったりします。保護者の顔合わ せで、同じ地域から通ってくる子

どもたちがわかるような機会も持 ちます。

School introduction

WAKO

8


間の意識を持って行動できること をめざしています。

9

WAKO

School introduction

きは、2 年生がパン作りの学習で お世話になっている地域の手作り パン屋さんに注文することもでき ます。

に数回、顔合わせをしたり、担当 教師といっしょに地区別下校を

さぁ、 小学校生活のスタートです

てチャイムに頼らない自主的な時

ただ、ご家庭で準備ができないと

入学当初の生活

並んでいます。

つけていくことも大切にし、やが

1年生になったら勉強する!と期待に胸を

きるよう、教室の机はコの字型に

ましいと考え、昼食はお弁当です。

ふくらませて入学してくる子どもたち。

通学地区別のグループを作り、年

の様子を見ながら活動の区切りを

通ってくる子どもたちもいます。

一方で、遊びが中心だった幼稚園、保育園

意識の中で準備して頂くことが望

から小学校の生活への移行は、とまどうこ

1年生の入門期は特に子どもたち

学び合っていく、そんな学習がで

が見え、友だちの意見を聞きあい、

とも多いはずです。先生、クラスの仲間と

電車、バスなどを使って遠くから

対応も含め、それぞれのご家庭の

出会い、えんぴつを持つ「べんきょう」も

子どもたちの「食」は、アレルギー

「ノーチャイム制」にしています。

少しずつ始めながら、楽しいことを見つけ

必要なチャイム以外は鳴らさない

ではない、クラスの仲間たちの顔

ていけるような、ゆったりとした毎日から

登下校

スタートします。どんなことでも受け止め

お弁当

てくれる先生、新しい友だちと、安心して

チャイムのない小学校

過ごせる教室がそこにはあります。

一方的に先生から教えてもらうの

先輩たちがいっしょに遊んで、

みんなの顔が見える教室

いろんなことを教えてくれるんだ!

よいしょっと!

和光物語、最初の一ページ

役割を果たしています。

入学式

の理解を深めていく、「学級通信」はそのような

そこは初めて出会う体験ばかり

1 ヶ月に一度の学級親和会でさらに子どもたちへ

WA KO S T O RY

ワクワク、ドキドキでいっぱい

新入生の生活 1年生

ほとんどの子どもたちは、まわりは知ら

ない人ばかり。そこへ入学式で手を繋い

ちの生活、学習の内容まで様々なことを交流し、

で く れ た 6 年 生 が 遊 び に 来 て く れ ま す。

り励ましていっていただきたい、という願いから、

「学級通信」が発行されます。学校での子どもた

ランドセルの中の物をロッカーへしまう

姿をリアルに伝え、子どもたちの成長を共に見守

の も 手 伝 っ て く れ た り し ま す。 2 年 生、

くなっていく保護者のみなさんに、子どもたちの

3年生、4年生もプレゼントを届けてく

園とちがって毎日担任と顔を合わせる機会も少な

れていっしょに遊んでくれます。5年生

りを受け止めています。と同時に、幼稚園や保育

は絵本の読み聞かせをしてくれます。こ

員たちもしっかり向き合い、子どもたち一人ひと

のように、温かく迎えられた1年生は安

こることもあります。そういう毎日の生活に、教

心して小学校生活をスタートします。ペ

んの仲間との生活の中にはけんかやトラブルが起

アになった6年生や2年生とは、3月の

いが通じなくて悲しい思いをすることも。たくさ

「 6 年 生 と 遊 ぶ 会 」 で も ペ ア で 遊 び、 特

く、ワクワクすることもあれば、時には自分の思

別な親しい関係になっていきます。

です。学び、発見することもいっぱいです。楽し

子どもたちと学校 、 家庭をつなぐ学級 通 信

子どもたちの学校生活には日々ドラマがいっぱい

行ったりします。保護者の顔合わ せで、同じ地域から通ってくる子

どもたちがわかるような機会も持 ちます。

School introduction

WAKO

8


教科教育 入学期の教科教育

年生

「わかった!」それが学びの原点です

2

国語 詩やことばあそびなど、日本語のリズムをからだ で感じながらみんなで声に出して楽しみます。ひ らがなは、ことばを構成する文字として一文字ず つ〈もの〉や︿こと﹀と結びつけて覚えていきます。

ぷり経験し、覚えたひらがなを使って「せんせい

発見したこと、伝えたいことを「話す」ことをたっ

小学校に入学すると、話しことばの世界から書きことばの あのね」で始まる「あのねのーと」で日々の生活

間として豊かに育っていくことを願っています。

磨くだけでなく友だちと仲良くなり、ひとりの人

ます。あそびを共に楽しむ中で、音楽的な感覚を

多様な音楽と対面していく時の基本的な力となり

うに心とからだを開いて楽しむ音楽体験はその先、

どおりからだ全体を動かしてあそびます。このよ

考えるからです。友だちと共にうたいながら文字

ところから音楽教育を出発させることが大切だと

のからだに流れる日本の自然な音感にもとづいた

〈あそびうた〉をあそぶことから始めます。私たち

和光小の音楽教育は、 「わらべうた」をもとにした

音楽

と結びつけて読むことをめざします。

んの物語の世界を楽しみ、自分の生活経験や体験

切に、「書く」ことを励ましていきます。たくさ

らこそ文字を覚えたい、そんな子どもの意欲を大

世界へ入って行きます。そのベースにあるのはそれまでの

ことで、計算の意味が納得できます。

の操作、そして数字の計算と段階を追って進める

て学習します。実際にものを使う操作からタイル

から「数字」への仲立ちとして「タイル」を使っ

ります。 たし算もひき算も意味を大切にし、「もの」

数字のうしろには具体的な「ものの集まり」があ

ていく道筋に沿った授業作りをめざしています。

りのプリント、 教材を準備し、 子どもたちがわかっ

「授業書」 (教科書)を作り、そこからさらに手作

カリキュラムに合わせた1単元1冊の手作りの

算数

べ ん き ょうだいすき! と 大 き な 声で言えた日

低学年

「わかる」 って楽しい!

とやってみたい、という意欲につながります。

ばを結びつけるなど、 「わかった!」と思うことが、もっ

ことを通して実感としてわかっていくのです。実物とこと

認識です。国語や算数の教科学習の中でも、 〈やってみる〉

をつづります。発見、体験をみんなに伝えたいか

ことばを知る、ことばで遊ぶ、 ことばで伝える 音を楽しむ、音で遊ぶ、 音を体で感じることから

生活の中で体験し、身につけてきたことばであり、数量の

具体的な「もの」から 「タイル」を仲立ちとして 「数字」の世界へ

10 WAKO

School introduction School introduction WAKO

11

1


教科教育 入学期の教科教育

年生

「わかった!」それが学びの原点です

2

国語 詩やことばあそびなど、日本語のリズムをからだ で感じながらみんなで声に出して楽しみます。ひ らがなは、ことばを構成する文字として一文字ず つ〈もの〉や︿こと﹀と結びつけて覚えていきます。

ぷり経験し、覚えたひらがなを使って「せんせい

発見したこと、伝えたいことを「話す」ことをたっ

小学校に入学すると、話しことばの世界から書きことばの あのね」で始まる「あのねのーと」で日々の生活

間として豊かに育っていくことを願っています。

磨くだけでなく友だちと仲良くなり、ひとりの人

ます。あそびを共に楽しむ中で、音楽的な感覚を

多様な音楽と対面していく時の基本的な力となり

うに心とからだを開いて楽しむ音楽体験はその先、

どおりからだ全体を動かしてあそびます。このよ

考えるからです。友だちと共にうたいながら文字

ところから音楽教育を出発させることが大切だと

のからだに流れる日本の自然な音感にもとづいた

〈あそびうた〉をあそぶことから始めます。私たち

和光小の音楽教育は、 「わらべうた」をもとにした

音楽

と結びつけて読むことをめざします。

んの物語の世界を楽しみ、自分の生活経験や体験

切に、「書く」ことを励ましていきます。たくさ

らこそ文字を覚えたい、そんな子どもの意欲を大

世界へ入って行きます。そのベースにあるのはそれまでの

ことで、計算の意味が納得できます。

の操作、そして数字の計算と段階を追って進める

て学習します。実際にものを使う操作からタイル

から「数字」への仲立ちとして「タイル」を使っ

ります。 たし算もひき算も意味を大切にし、「もの」

数字のうしろには具体的な「ものの集まり」があ

ていく道筋に沿った授業作りをめざしています。

りのプリント、 教材を準備し、 子どもたちがわかっ

「授業書」 (教科書)を作り、そこからさらに手作

カリキュラムに合わせた1単元1冊の手作りの

算数

べ ん き ょうだいすき! と 大 き な 声で言えた日

低学年

「わかる」 って楽しい!

とやってみたい、という意欲につながります。

ばを結びつけるなど、 「わかった!」と思うことが、もっ

ことを通して実感としてわかっていくのです。実物とこと

認識です。国語や算数の教科学習の中でも、 〈やってみる〉

をつづります。発見、体験をみんなに伝えたいか

ことばを知る、ことばで遊ぶ、 ことばで伝える 音を楽しむ、音で遊ぶ、 音を体で感じることから

生活の中で体験し、身につけてきたことばであり、数量の

具体的な「もの」から 「タイル」を仲立ちとして 「数字」の世界へ

10 WAKO

School introduction School introduction WAKO

11

1


生活べんきょう 「み つ け た よ ! 」

低学年の子どもたちは知りたがり、やりたがり、 言いたがりです。そんな子どもたちの学びへの意 欲を大切に、身のまわりの「ヒト・モノ・コト」 全てを対象にした学習、 それが「生活べんきょう」 の時間です。虫や草花など自然の中で発見するこ と、学校ではたらく人、おうちの人のしごとなど 社会的なことに目を向けること、ものづくりなど の手仕事にも取り組みます。また、集団での遊び

年生

まつりでパン屋さんを開店します。

ンを作ることができるようになったら、いちょう

中に含まれるグルテンも発見します。おいしいパ

りです。イーストや酵母の働きも学習し、小麦の

にはどうしたらいいか試行錯誤しながらのパン作

のパン屋さんに聞きに行き、おいしいパンを作る

調べて作ってみます。何度か失敗し、時にはプロ

苦労してつくりだした小麦粉、パン作りの方法も

どうやって粉にするか、 みんなで知恵を絞ります。

をします。麦の穂から脱穀し、取り出した麦粒を

踏み」も体験し、2年生の6月、いよいよ麦刈り

り強い麦に育てるため根もとから踏みつける「麦

さの中で芽を出します。少し伸びた麦の芽を、よ

1年生の秋に種をまいた麦は、凍てつくような寒

などを通して交わる力もついていきます。

麦からパンへ

2

できたぁ~、おいしそう

ヒトの手は、親指が他の四本の指と向かい合うこ とで道具をたくみに扱えるようになり、道具を使 うことで脳が発達してきたと言われています。便 利に使える物があふれている時代ですが、小さい うちから道具を使って生活する、何かを作る体験 は、さまざまな場面で生活を豊かにしてくれるは ずです。ナイフもそのひとつ。ナイフ、包丁、の こぎりなどの刃物は、ケガをするのではないかと い う 心 配 が つ き も の で す が、 使 い 方 が わ か れ ば めったにケガをするものではありません。1年生 は切り出しナイフでエンピツを削ります。エンピ ツを握る親指の力加減でゆっくりと削っていきま す。柿の皮をむいて干し柿も作ります。鉛筆削り とは違って、ナイフを握る方の手の親指で刃先を 押えます。時間がかかっても自分でできたときの 喜びはひとしおです。いちょうまつりで使うさい ふを一針一針縫い、アイヌの踊りのマタンプシ(は ちまき)、テクンペ(手っ甲)の刺繍もします。

ります。それはさらに個々の草花への関心へと広

けて、色や形の違うたねが次々と集まるようにな

ね」の発表から、クラスの子どもたちが刺激を受

う」へとつながります。ある子が見せてくれた「た

い、 という子どもたちの思いは、 朝の会の「はっぴょ

聞いてもらいたい、見つけたものを見てもらいた

学校の行き帰りに見つけたことを先生や友だちに

はっぴょう、大好き

針仕事 ナイフ

うまくできるかな? はっぴょう

がり、そこから栽培や一つの花の種の数調べ、調 理や染め物などへ子どもたちが次々と学習を発展 させていくのです。子どもたちの興味や関心から 生まれる「知」への欲求を自然なかたちで学習へ と結びつけ、豊かな体験へと展開していきます。

12 WAKO

School introduction School introduction WAKO

13

1


生活べんきょう 「み つ け た よ ! 」

低学年の子どもたちは知りたがり、やりたがり、 言いたがりです。そんな子どもたちの学びへの意 欲を大切に、身のまわりの「ヒト・モノ・コト」 全てを対象にした学習、 それが「生活べんきょう」 の時間です。虫や草花など自然の中で発見するこ と、学校ではたらく人、おうちの人のしごとなど 社会的なことに目を向けること、ものづくりなど の手仕事にも取り組みます。また、集団での遊び

年生

まつりでパン屋さんを開店します。

ンを作ることができるようになったら、いちょう

中に含まれるグルテンも発見します。おいしいパ

りです。イーストや酵母の働きも学習し、小麦の

にはどうしたらいいか試行錯誤しながらのパン作

のパン屋さんに聞きに行き、おいしいパンを作る

調べて作ってみます。何度か失敗し、時にはプロ

苦労してつくりだした小麦粉、パン作りの方法も

どうやって粉にするか、 みんなで知恵を絞ります。

をします。麦の穂から脱穀し、取り出した麦粒を

踏み」も体験し、2年生の6月、いよいよ麦刈り

り強い麦に育てるため根もとから踏みつける「麦

さの中で芽を出します。少し伸びた麦の芽を、よ

1年生の秋に種をまいた麦は、凍てつくような寒

などを通して交わる力もついていきます。

麦からパンへ

2

できたぁ~、おいしそう

ヒトの手は、親指が他の四本の指と向かい合うこ とで道具をたくみに扱えるようになり、道具を使 うことで脳が発達してきたと言われています。便 利に使える物があふれている時代ですが、小さい うちから道具を使って生活する、何かを作る体験 は、さまざまな場面で生活を豊かにしてくれるは ずです。ナイフもそのひとつ。ナイフ、包丁、の こぎりなどの刃物は、ケガをするのではないかと い う 心 配 が つ き も の で す が、 使 い 方 が わ か れ ば めったにケガをするものではありません。1年生 は切り出しナイフでエンピツを削ります。エンピ ツを握る親指の力加減でゆっくりと削っていきま す。柿の皮をむいて干し柿も作ります。鉛筆削り とは違って、ナイフを握る方の手の親指で刃先を 押えます。時間がかかっても自分でできたときの 喜びはひとしおです。いちょうまつりで使うさい ふを一針一針縫い、アイヌの踊りのマタンプシ(は ちまき)、テクンペ(手っ甲)の刺繍もします。

ります。それはさらに個々の草花への関心へと広

けて、色や形の違うたねが次々と集まるようにな

ね」の発表から、クラスの子どもたちが刺激を受

う」へとつながります。ある子が見せてくれた「た

い、 という子どもたちの思いは、 朝の会の「はっぴょ

聞いてもらいたい、見つけたものを見てもらいた

学校の行き帰りに見つけたことを先生や友だちに

はっぴょう、大好き

針仕事 ナイフ

うまくできるかな? はっぴょう

がり、そこから栽培や一つの花の種の数調べ、調 理や染め物などへ子どもたちが次々と学習を発展 させていくのです。子どもたちの興味や関心から 生まれる「知」への欲求を自然なかたちで学習へ と結びつけ、豊かな体験へと展開していきます。

12 WAKO

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13

1


教科教育 中学年の成長期

年生 理科 体験と実感から考える力を 実際に見たり手で触ったりできる物や教具を 使って学習することを大事にしています。子ど もにとって、考えるもととなる、自然や物と関 わ る 体 験 を 授 業 の 中 で も 保 障 し て い る の で す。 年 生 最 初 の 授 業 は「 学 校 の 中 の 野 草 さ が し 」

た、 〈ギャングエイジ〉とも言われるこの時期の子どもた 見比べながら、毎年約

です。花の色、茎の形、葉っぱの付き方をよく 種類の野草を見つけて

ちは、仲間と一緒に取り組んだり、自分たちの力で新たな います。食べられる野草もあれば、毒草が見つ

が生活している地域から少しずつ視野を広げていき、自分 と社会とのつながりにも気づき始めます。

元気に遊び、学び、語り合う いつも笑顔が絶えない私たち

かることもあります。あの野草、今年も生えて いるかな?と高学年になっても気になるようで す。子どもたちが、自分の生活経験や学習した ことを使って、自由に本気で考えることができ るような授業をめざしています。

算数 感じる算数、考える算数 中学年の算数では、わり算を学び小数の学習へ と入っていきます。低学年と比べると、抽象的 な世界に入り、計算の仕組みも難しくなってい きますが、ただ、 「できた!」だけではなく、 「な ぜそうなるのか?」を理解することをおもしろ がれるようになっていきます。自分の考えを伝 え、友だちの意見を聞き、みんなで解き明かす ことを楽しみながら学んでいきます。 1キロは、 どのくらいの長さなのか実際に歩いて調べるな ど、机の上だけでなく、体を通してわかること も大切にしています。算数の世界と実際の生活 が結びついていることを実感しながら学んでい くのです。

体育 運動は「からだ」の楽しい科学 体育では運動文化の特質に触れ、その楽しさを 学ぶ中でいろいろな感覚を育てていくことを中 心に授業を進めていきます。また、友だちと観 察しあうことも取り入れ、みんなでわかり、み ん な で で き る こ と も 追 求 し て い き ま す。 カ リ キュラムは発達段階に合わせ科学的な仕組みも 系統的に学べるように工夫しています。呼吸や リ ラ ッ ク ス し た 浮 き 身 を 大 切 に し た「 ド ル 平 」 泳法を基礎とした水泳、お話を楽しみながら表

年から

年までの民

現するマットや鉄棒、得点の仕方を楽しみなが ら系統的に学ぶ球技、

工作技術科です。

あるものを生み出す授業。それが和光小学校の

ます。ものにはたらきかける技術を学び、価値

方・おもちゃの構造などを自然と理解していき

だわっているうちに、素材の特徴・道具の使い

切っても切れない関係です。納得がいくまでこ

を さ ら に 改 良 す る。 つ く る こ と と 使 う こ と は

な か で 技 を 身 に つ け、 技 を 高 め る た め に 作 品

なく、遊び方にも技が必要です。友だちと遊ぶ

術科の題材は「つくって遊ぶ」。つくるだけで

ソーパズル・・・3年生が最初に出会う工作技

フリスビー・ブーメラン・ビー玉めいろ・ジグ

工作・技術 作ることは知ること

舞教育など、特徴的な配列になっています。

6

中学年

20 1

3年生から始まる社会科では地域探検をしながら自分たち

謎を解き明かしたりすることにとても意欲的になります。

増え、抽象的な思考が深まっていくと言われています。ま

3、4年生の時期、子どもの脳は飛躍的に成長し、語彙が

4

なぜ?  から、もっと、 もっと、 知りたくなった自分がいた

好奇心を刺激する授業がいっぱい

14 WAKO

School introduction School introduction WAKO

15

3

3


教科教育 中学年の成長期

年生 理科 体験と実感から考える力を 実際に見たり手で触ったりできる物や教具を 使って学習することを大事にしています。子ど もにとって、考えるもととなる、自然や物と関 わ る 体 験 を 授 業 の 中 で も 保 障 し て い る の で す。 年 生 最 初 の 授 業 は「 学 校 の 中 の 野 草 さ が し 」

た、 〈ギャングエイジ〉とも言われるこの時期の子どもた 見比べながら、毎年約

です。花の色、茎の形、葉っぱの付き方をよく 種類の野草を見つけて

ちは、仲間と一緒に取り組んだり、自分たちの力で新たな います。食べられる野草もあれば、毒草が見つ

が生活している地域から少しずつ視野を広げていき、自分 と社会とのつながりにも気づき始めます。

元気に遊び、学び、語り合う いつも笑顔が絶えない私たち

かることもあります。あの野草、今年も生えて いるかな?と高学年になっても気になるようで す。子どもたちが、自分の生活経験や学習した ことを使って、自由に本気で考えることができ るような授業をめざしています。

算数 感じる算数、考える算数 中学年の算数では、わり算を学び小数の学習へ と入っていきます。低学年と比べると、抽象的 な世界に入り、計算の仕組みも難しくなってい きますが、ただ、 「できた!」だけではなく、 「な ぜそうなるのか?」を理解することをおもしろ がれるようになっていきます。自分の考えを伝 え、友だちの意見を聞き、みんなで解き明かす ことを楽しみながら学んでいきます。 1キロは、 どのくらいの長さなのか実際に歩いて調べるな ど、机の上だけでなく、体を通してわかること も大切にしています。算数の世界と実際の生活 が結びついていることを実感しながら学んでい くのです。

体育 運動は「からだ」の楽しい科学 体育では運動文化の特質に触れ、その楽しさを 学ぶ中でいろいろな感覚を育てていくことを中 心に授業を進めていきます。また、友だちと観 察しあうことも取り入れ、みんなでわかり、み ん な で で き る こ と も 追 求 し て い き ま す。 カ リ キュラムは発達段階に合わせ科学的な仕組みも 系統的に学べるように工夫しています。呼吸や リ ラ ッ ク ス し た 浮 き 身 を 大 切 に し た「 ド ル 平 」 泳法を基礎とした水泳、お話を楽しみながら表

年から

年までの民

現するマットや鉄棒、得点の仕方を楽しみなが ら系統的に学ぶ球技、

工作技術科です。

あるものを生み出す授業。それが和光小学校の

ます。ものにはたらきかける技術を学び、価値

方・おもちゃの構造などを自然と理解していき

だわっているうちに、素材の特徴・道具の使い

切っても切れない関係です。納得がいくまでこ

を さ ら に 改 良 す る。 つ く る こ と と 使 う こ と は

な か で 技 を 身 に つ け、 技 を 高 め る た め に 作 品

なく、遊び方にも技が必要です。友だちと遊ぶ

術科の題材は「つくって遊ぶ」。つくるだけで

ソーパズル・・・3年生が最初に出会う工作技

フリスビー・ブーメラン・ビー玉めいろ・ジグ

工作・技術 作ることは知ること

舞教育など、特徴的な配列になっています。

6

中学年

20 1

3年生から始まる社会科では地域探検をしながら自分たち

謎を解き明かしたりすることにとても意欲的になります。

増え、抽象的な思考が深まっていくと言われています。ま

3、4年生の時期、子どもの脳は飛躍的に成長し、語彙が

4

なぜ?  から、もっと、 もっと、 知りたくなった自分がいた

好奇心を刺激する授業がいっぱい

14 WAKO

School introduction School introduction WAKO

15

3

3


総合学習 〜

年生

体験して初めてわかること  

4

いのちの営みに向き合う

カイコ

年 生 は カ イ コ を 千 頭 ほ ど 飼 い ま す。 小 さ

年生

毎年 な卵から生まれたカイコは、ムシャムシャと桑の 葉を食べて、どんどん成長していきます。そんな

とらえる力がついてきます。大人、親、教師を対

中学年になると身のまわりの自然や社会のことを

カイコの成長を止めなくてはいけません。生かす

てきます。しかし糸取りをするためには、ここで

す。そして、繭はそのままにしておけば成虫が出

コが成長し、繭になっていく過程は驚きの連続で

姿を子どもたちは愛おしそうに見つめます。カイ

象化して見る力もつき、 言われたことに対して 「な か殺すか、かわいいカイコが人間にとって家畜で

度も話し合い、自分たちの結論を出します。

あったことに気が付く瞬間です。子どもたちは何

ぜ?」と考え、それに応えてもらうことで視野も

女らしさってなに?」を位置づけています。4年 生は生きものとりに始まる「多摩川」 、 「異文化国 際理解教育」では「中国」 、 「からだ・こころ・い のちの学習」では、 「私たちのからだと成長」を 学習します。

ものの見方が 広がるって、 とっても楽しい!

多摩川

年生

年 生 は 多 摩 川 に ど っ ぷ り 浸 る 一 年 間。 多 摩 川

り、化石、歴史、外来魚問題など、毎年さまざま

には自分のテーマをもって研究をすすめます。釣

学期に川でたっぷり遊んだ子どもたちは、二学期

合宿まで、多摩川全体が学びの場となります。一

んけんから、川の最初の一滴を探しに行く奥多摩

わっている川です。東京湾に流れる河口の干潟た

飼っている子。教師よりもずっと多摩川のことや

へ 通 っ て 釣 り を す る 子、 捕 っ た 魚 を 家 で 大 事 に

て小さな水族館のようです。毎週のように多摩川

や廊下の水槽で飼うことで、水槽がどんどん増え

び、深めていきます。捕まえた魚や生き物は教室

その違いを感じながら生態系と社会との関係を学

す。棲んでいる生き物も違います。子どもたちは

源流から河口まで、川は様々な姿を見せてくれま

は生き物の宝庫であり、私たちの生活にも深く関

生に研究成果を伝えます。学びの成果を下級生に

魚のことに詳しい子どもたちが増えていきます。

なテーマが登場し、 「多摩川を伝える会」で

伝えるのが、 和光の総合学習の特徴のひとつです。

豊かな自然と社会とのつながりを実感

「からだ・こころ・いのちの学習」では「男らしさ、

す。 「異文化国際理解教育」の領域では「韓国」を、

て〈見つける〉 〈調べる〉 〈まとめる〉学習をしま

後半は「地域の素材」からクラスでテーマを決め

たちで育て、養蚕という産業にも目を向けます。

す。3年生は生きものとしての「カイコ」を自分

道を立てて考える力を育てる学習を進めていま

がら、事実をしっかり見て物事をとらえる力、筋

合学習」でも、具体的な体験や活動を大事にしな

ことが楽しくなってくる時期でもあります。 「総

広がります。 「どうしてそうなるのか」を考える

知識と体験がつながる楽しさ

3 3

3

3

16 WAKO

School introduction School introduction WAKO

17

4 4


総合学習 〜

年生

体験して初めてわかること  

4

いのちの営みに向き合う

カイコ

年 生 は カ イ コ を 千 頭 ほ ど 飼 い ま す。 小 さ

年生

毎年 な卵から生まれたカイコは、ムシャムシャと桑の 葉を食べて、どんどん成長していきます。そんな

とらえる力がついてきます。大人、親、教師を対

中学年になると身のまわりの自然や社会のことを

カイコの成長を止めなくてはいけません。生かす

てきます。しかし糸取りをするためには、ここで

す。そして、繭はそのままにしておけば成虫が出

コが成長し、繭になっていく過程は驚きの連続で

姿を子どもたちは愛おしそうに見つめます。カイ

象化して見る力もつき、 言われたことに対して 「な か殺すか、かわいいカイコが人間にとって家畜で

度も話し合い、自分たちの結論を出します。

あったことに気が付く瞬間です。子どもたちは何

ぜ?」と考え、それに応えてもらうことで視野も

女らしさってなに?」を位置づけています。4年 生は生きものとりに始まる「多摩川」 、 「異文化国 際理解教育」では「中国」 、 「からだ・こころ・い のちの学習」では、 「私たちのからだと成長」を 学習します。

ものの見方が 広がるって、 とっても楽しい!

多摩川

年生

年 生 は 多 摩 川 に ど っ ぷ り 浸 る 一 年 間。 多 摩 川

り、化石、歴史、外来魚問題など、毎年さまざま

には自分のテーマをもって研究をすすめます。釣

学期に川でたっぷり遊んだ子どもたちは、二学期

合宿まで、多摩川全体が学びの場となります。一

んけんから、川の最初の一滴を探しに行く奥多摩

わっている川です。東京湾に流れる河口の干潟た

飼っている子。教師よりもずっと多摩川のことや

へ 通 っ て 釣 り を す る 子、 捕 っ た 魚 を 家 で 大 事 に

て小さな水族館のようです。毎週のように多摩川

や廊下の水槽で飼うことで、水槽がどんどん増え

び、深めていきます。捕まえた魚や生き物は教室

その違いを感じながら生態系と社会との関係を学

す。棲んでいる生き物も違います。子どもたちは

源流から河口まで、川は様々な姿を見せてくれま

は生き物の宝庫であり、私たちの生活にも深く関

生に研究成果を伝えます。学びの成果を下級生に

魚のことに詳しい子どもたちが増えていきます。

なテーマが登場し、 「多摩川を伝える会」で

伝えるのが、 和光の総合学習の特徴のひとつです。

豊かな自然と社会とのつながりを実感

「からだ・こころ・いのちの学習」では「男らしさ、

す。 「異文化国際理解教育」の領域では「韓国」を、

て〈見つける〉 〈調べる〉 〈まとめる〉学習をしま

後半は「地域の素材」からクラスでテーマを決め

たちで育て、養蚕という産業にも目を向けます。

す。3年生は生きものとしての「カイコ」を自分

道を立てて考える力を育てる学習を進めていま

がら、事実をしっかり見て物事をとらえる力、筋

合学習」でも、具体的な体験や活動を大事にしな

ことが楽しくなってくる時期でもあります。 「総

広がります。 「どうしてそうなるのか」を考える

知識と体験がつながる楽しさ

3 3

3

3

16 WAKO

School introduction School introduction WAKO

17

4 4


教科教育

読み、聞き取り、味わい、語り、書く子どもに育

年生

高学年になると抽象的な思考はさらに深まり、社会に起こっている てる」としています。読み物教材では個々の読み

〜 国語 生きた「ことば」を身につける

出来事の因果関係についても考えるようになります。学んでいるこ を大切にするとともに、クラスで交流しながらさ

和光小学校の国語科の目標は、「日本語を豊かに

とが自分の生活とどのように結びついているか、学んでいることの らに読み深めること、科学読み物では書かれてい

高学年・広がる視野

価値についても意識します。国語では「人物の魅力やふれあいを感 る事実を読み取りながら、実際にやってみたりす るなかで実感を持ってことばをとらえるように読 むこと、自分の思い、感じたことや体験をさまざ まな表現方法で伝えること、漢字学習では一文字 一文字の成り立ちや意味、使い方などをていねい に扱うことを大事にしています。読み物教材を選 択する視点に添って教材を選ぶため、教科書教材 より、その年齢にふさわしい読み物を選び読み進 め て い ま す。 高 学 年 で は 現 代 的 課 題 に つ い て 問 題意識を掘り起こす作品、科学的な認識を養い事 実をつかむおもしろさが体験できる作品、さらに 文学ならではの読み味わい方が楽しめる作品など を、クラスで読み深めていきます。

自分にとって 確かなものが わかり始める

ワクワクしました」…これは、 ﹃円と円周率﹄の学

活や社会が、より深く見えてきます。 「大人の私が

数を学ぶことによって、自分たちの身の回りの生

つ「単位あたり量」 ﹄ ﹃世界が見えてくる算数﹄ 。算

めた本にタイトルをつけました。 ﹃日常生活に役立

﹃単位あたり量﹄を学習した6年生が、授業をまと

いて考えます。社会科では人に出会い、人に学ぶ

きた時代のことを聞き取りながら戦争と平和につ

願いや現代的課題を考え、祖父母や家族の生きて

歴史を教えてもらいます。米作りを通して農家の

出会い、暮しのこと、生産と労働について、また

ことを大切にしています。学校周辺の地域の人に

人々のくらしの様子をつかみ、願いを受けとめる

も一人一人の表現を丸ごと受け止めながら、その

葛藤が大きくなるのもこの時期の特徴です。子ど

方で、「思い」と「技術」の間にギャップがあり

要求にみあった題材を準備しています。しかし一

す。表現活動も、この時期の特徴や子どもたちの

持つ特徴を鋭くとらえる事が出来るようになりま

感、量感などを理解する力も高まります。対象の

高学年になると、対象を読み取る力が発達し、質

美術 感じたことを表現へつなげる

習を通して、円の面積を求める式を発見していっ

こと、具体物を触ったり作ったりすることを通し

社会 人を通して社会の視野を広げる

た子どもたちが、お家の人に説明した後にもらっ

子らしい表現を引き出していきます。

見つけていきます。このような授業を通して、一

ぜその公式が生まれたのか?を、クラスの仲間と

て実感をもって学びます。

算数 発想の豊かさを養う

わかること、できること、 そして自分が見えてきた

社会は人でできている、 だから自分たちが社会をつくれるんだ

を実感するのも高学年の特徴です。

仲間と意見を出し合い、討論することで学びが深まること

現実生活を解き明かすための学習が組まれます。クラスの

関係をとらえる作品」などを読み、算数では数の世界から

別、生き方を見つめる作品」「自然や人間を見つめ、その

じさせる作品」「家族や友情を見つめる作品」に加え、「人権や差

6

た感想です。ただ公式を覚えるだけではなく、な

「速度」の実験

18 WAKO

School introduction School introduction WAKO

19

5

生はがれ落ちない学力を身につけていくのです。

学んだことを「算数日記」にまとめる


教科教育

読み、聞き取り、味わい、語り、書く子どもに育

年生

高学年になると抽象的な思考はさらに深まり、社会に起こっている てる」としています。読み物教材では個々の読み

〜 国語 生きた「ことば」を身につける

出来事の因果関係についても考えるようになります。学んでいるこ を大切にするとともに、クラスで交流しながらさ

和光小学校の国語科の目標は、「日本語を豊かに

とが自分の生活とどのように結びついているか、学んでいることの らに読み深めること、科学読み物では書かれてい

高学年・広がる視野

価値についても意識します。国語では「人物の魅力やふれあいを感 る事実を読み取りながら、実際にやってみたりす るなかで実感を持ってことばをとらえるように読 むこと、自分の思い、感じたことや体験をさまざ まな表現方法で伝えること、漢字学習では一文字 一文字の成り立ちや意味、使い方などをていねい に扱うことを大事にしています。読み物教材を選 択する視点に添って教材を選ぶため、教科書教材 より、その年齢にふさわしい読み物を選び読み進 め て い ま す。 高 学 年 で は 現 代 的 課 題 に つ い て 問 題意識を掘り起こす作品、科学的な認識を養い事 実をつかむおもしろさが体験できる作品、さらに 文学ならではの読み味わい方が楽しめる作品など を、クラスで読み深めていきます。

自分にとって 確かなものが わかり始める

ワクワクしました」…これは、 ﹃円と円周率﹄の学

活や社会が、より深く見えてきます。 「大人の私が

数を学ぶことによって、自分たちの身の回りの生

つ「単位あたり量」 ﹄ ﹃世界が見えてくる算数﹄ 。算

めた本にタイトルをつけました。 ﹃日常生活に役立

﹃単位あたり量﹄を学習した6年生が、授業をまと

いて考えます。社会科では人に出会い、人に学ぶ

きた時代のことを聞き取りながら戦争と平和につ

願いや現代的課題を考え、祖父母や家族の生きて

歴史を教えてもらいます。米作りを通して農家の

出会い、暮しのこと、生産と労働について、また

ことを大切にしています。学校周辺の地域の人に

人々のくらしの様子をつかみ、願いを受けとめる

も一人一人の表現を丸ごと受け止めながら、その

葛藤が大きくなるのもこの時期の特徴です。子ど

方で、「思い」と「技術」の間にギャップがあり

要求にみあった題材を準備しています。しかし一

す。表現活動も、この時期の特徴や子どもたちの

持つ特徴を鋭くとらえる事が出来るようになりま

感、量感などを理解する力も高まります。対象の

高学年になると、対象を読み取る力が発達し、質

美術 感じたことを表現へつなげる

習を通して、円の面積を求める式を発見していっ

こと、具体物を触ったり作ったりすることを通し

社会 人を通して社会の視野を広げる

た子どもたちが、お家の人に説明した後にもらっ

子らしい表現を引き出していきます。

見つけていきます。このような授業を通して、一

ぜその公式が生まれたのか?を、クラスの仲間と

て実感をもって学びます。

算数 発想の豊かさを養う

わかること、できること、 そして自分が見えてきた

社会は人でできている、 だから自分たちが社会をつくれるんだ

を実感するのも高学年の特徴です。

仲間と意見を出し合い、討論することで学びが深まること

現実生活を解き明かすための学習が組まれます。クラスの

関係をとらえる作品」などを読み、算数では数の世界から

別、生き方を見つめる作品」「自然や人間を見つめ、その

じさせる作品」「家族や友情を見つめる作品」に加え、「人権や差

6

た感想です。ただ公式を覚えるだけではなく、な

「速度」の実験

18 WAKO

School introduction School introduction WAKO

19

5

生はがれ落ちない学力を身につけていくのです。

学んだことを「算数日記」にまとめる


総合学習 〜

年生

6

年生 沖縄

学習」では「社会的な性の問題」を考えます。

て の 英 語 の 学 習、 「 か ら だ・ こ こ ろ・ い の ち の

は「憲法と私たちのくらし」です。外国語とし

ろ」に取り組みます。6年生は「沖縄」 、後半

いのちの学習」では、 「思春期のからだとここ

交 流 を 位 置 づ け て い ま す。 「 か ら だ・ こ こ ろ・

の学習、東京インターナショナルスクールとの

際理解教育」の分野では、外国語としての英語

く〉として「食」に取り組みます。 「異文化国

ブタイトルに〈食べ物と健康・食べ物からのぞ

んな学習を展開したいと思います。5年生はサ

生き方も重ねて考えることができるような、そ

いる今の時代のいろいろな側面が見え、自分の

があります。学習することで自分たちが生きて

るという視点をしっかりと持って取り組む必要

り組む総合学習は、 「現代的な課題」をとらえ

ようになっていきます。そんな子どもたちが取

会的なことを見聞きし、自分なりの考えを持つ

きく成長します。テレビや新聞で報道される社

高学年になると、行動力も抽象的な認識力も大

社 会 を 見 つ め、 生き方を考える

5

「沖縄の学びが今の自分につながっている」…卒 業生のことばです。6年生で学ぶ「沖縄」は、子 どもたちの胸に深く刻みこまれます。沖縄料理作 り、シーサー作り、三線、エイサー…一学期、ま ずはたっぷりと沖縄の文化を味わいます。二学期 に入ると、 「過去の沖縄」 、 「現在の沖縄」につい て学びを進め、

月末に、沖縄の地で五感を使っ

沖縄

て学びます。沖縄から帰った後は、学んだことを 1冊の本にまとめて、一つ下の5年生や、お家の 人に「沖縄」を伝えます。これらの学びを通して、 〈平和〉 〈命〉 〈自分の生き方〉を考える…これが 私たちの沖縄学習です。

感じたことを言葉にする 伝えなくてはならない 自分の言葉を探す旅が そこにはある

年生 食

沖縄から見えてくる それぞれの日本、そして世界

関する問題や矛盾を探っていきます。

くる疑問を大切にしながら、現代社会の「食」に

を支える人々」です。作る活動を通して芽生えて

と食生活」 「食品問題」 「食糧問題」 「食と健康」 「食

を以下の5つに設定しています。「食文化・技術

を通して子どもたちと共に考える「現代的課題」

を調べ、実際に何度も作ります。授業では、「食」

など、その年によって違いますが、材料や作り方

きます。おせんべい・豆腐・うどん・おだんご・・・

子どもたちといっしょに取り組む素材を決めてい

年生の「本物の食をさぐる」というテーマでは、

5 5

20 WAKO

School introduction School introduction WAKO

21

10

「食」をテーマに社会を考える 自然・文化・歴史・ 現在の沖縄を見つめる

6


総合学習 〜

年生

6

年生 沖縄

学習」では「社会的な性の問題」を考えます。

て の 英 語 の 学 習、 「 か ら だ・ こ こ ろ・ い の ち の

は「憲法と私たちのくらし」です。外国語とし

ろ」に取り組みます。6年生は「沖縄」 、後半

いのちの学習」では、 「思春期のからだとここ

交 流 を 位 置 づ け て い ま す。 「 か ら だ・ こ こ ろ・

の学習、東京インターナショナルスクールとの

際理解教育」の分野では、外国語としての英語

く〉として「食」に取り組みます。 「異文化国

ブタイトルに〈食べ物と健康・食べ物からのぞ

んな学習を展開したいと思います。5年生はサ

生き方も重ねて考えることができるような、そ

いる今の時代のいろいろな側面が見え、自分の

があります。学習することで自分たちが生きて

るという視点をしっかりと持って取り組む必要

り組む総合学習は、 「現代的な課題」をとらえ

ようになっていきます。そんな子どもたちが取

会的なことを見聞きし、自分なりの考えを持つ

きく成長します。テレビや新聞で報道される社

高学年になると、行動力も抽象的な認識力も大

社 会 を 見 つ め、 生き方を考える

5

「沖縄の学びが今の自分につながっている」…卒 業生のことばです。6年生で学ぶ「沖縄」は、子 どもたちの胸に深く刻みこまれます。沖縄料理作 り、シーサー作り、三線、エイサー…一学期、ま ずはたっぷりと沖縄の文化を味わいます。二学期 に入ると、 「過去の沖縄」 、 「現在の沖縄」につい て学びを進め、

月末に、沖縄の地で五感を使っ

沖縄

て学びます。沖縄から帰った後は、学んだことを 1冊の本にまとめて、一つ下の5年生や、お家の 人に「沖縄」を伝えます。これらの学びを通して、 〈平和〉 〈命〉 〈自分の生き方〉を考える…これが 私たちの沖縄学習です。

感じたことを言葉にする 伝えなくてはならない 自分の言葉を探す旅が そこにはある

年生 食

沖縄から見えてくる それぞれの日本、そして世界

関する問題や矛盾を探っていきます。

くる疑問を大切にしながら、現代社会の「食」に

を支える人々」です。作る活動を通して芽生えて

と食生活」 「食品問題」 「食糧問題」 「食と健康」 「食

を以下の5つに設定しています。「食文化・技術

を通して子どもたちと共に考える「現代的課題」

を調べ、実際に何度も作ります。授業では、「食」

など、その年によって違いますが、材料や作り方

きます。おせんべい・豆腐・うどん・おだんご・・・

子どもたちといっしょに取り組む素材を決めてい

年生の「本物の食をさぐる」というテーマでは、

5 5

20 WAKO

School introduction School introduction WAKO

21

10

「食」をテーマに社会を考える 自然・文化・歴史・ 現在の沖縄を見つめる

6


感性教育(美、技、音)

豊かな表現

感性 多様な音を感じ取ること、生活のまわりにある さまざまな〈もの〉 〈こと〉をとらえ、描くこと、 ものとのつきあい、ものを感じ、作り替えるこ と、そして感じ取ったことを表現し、仲間と共 有すること、それらはすべて人が人として育つ 上でとても大切な〈人としての感性〉を育てる ことに大きく関わっています。音楽、美術、技 術工作といった教科の中で、人としての感性を 育てる教育を、発達に即して大事にしていきた いと考えています。

とにかく夢中になれた時

音楽

体で音を感じ、 みんなで音を楽しむ

低学年では「わらべうたあそび」の他にも、歌 集を用いて自分の好きな曲をクラスでうたう 「 リ ク エ ス ト 」 な ど で、 心 と か ら だ を 開 く 時 間 を楽しみます。中高学年でも学習の主体者であ る子どもたちが、自分の好きな曲を選び、みず から練習し友だちに発表し交流するなど、仲間 と関わり合いながら個々の音楽表現や音楽的 な要求も高めることを大切にしています。友だ ちの表現に耳を傾け、多様な音楽を共有する中 で互いの音楽世界はひろがっていきます。音楽 室ではいつでも子どもたちが音楽活動をしてい て、音を楽しみながら友だちと豊かな関係を築

感性と技術の結晶が カタチになる

いている、それが和光小の音楽です。

工作技術

光小学校のカリキュラムは、「子どもの発達」「表

きる力を子どもたちに育てたいと思います。和

よろこび、豊かな表現力を育て、たくましく生

深く現実を認識し、表現活動の中で、表現する

的な関わりがあって初めて磨かれていきます。

性」や 「美的感情」は、ほうっておいても育 つものではなく、外界や他者との主体的、積極

高めていくための教育の一分野です。 「美的感

美術教育は、子どもたちが人間としての能力を

る、を繰り返します。感性とは、この試行錯誤

様々なことを考え、実行した結果からまた考え

なります。誰でも真剣にものづくりに向かうと、

のは、打ち込んだ時間の詰まった大切な宝物に

自分のものにしていきます。そうして作ったも

とき、子どもたちは夢中になり、自然と技術を

す。使いたくなる・遊びたくなるものをつくる

に神経を集中し、切る・折る・貼る。ものづく

れを形にするために正確な線をひくこと。指先

どんなものを作りたいかイメージすること。そ

現手段」 「題材の内容」など様々な視点を総合

の時間によって磨かれるのです。

りのプロセスにはたくさんの技術が求められま

して、考えられ組み立てられています。

生き生きと、主体的に、 自分の思いを表現できる子に

美術

クリエティブ精神満載

1 〜 6 年生 豊かな感性を育む授業 

22 WAKO

School introduction School introduction WAKO

23

宝物 世界に一つだけの

Lessons that nurture rich sensitivity

豊かな感性を育む授業


感性教育(美、技、音)

豊かな表現

感性 多様な音を感じ取ること、生活のまわりにある さまざまな〈もの〉 〈こと〉をとらえ、描くこと、 ものとのつきあい、ものを感じ、作り替えるこ と、そして感じ取ったことを表現し、仲間と共 有すること、それらはすべて人が人として育つ 上でとても大切な〈人としての感性〉を育てる ことに大きく関わっています。音楽、美術、技 術工作といった教科の中で、人としての感性を 育てる教育を、発達に即して大事にしていきた いと考えています。

とにかく夢中になれた時

音楽

体で音を感じ、 みんなで音を楽しむ

低学年では「わらべうたあそび」の他にも、歌 集を用いて自分の好きな曲をクラスでうたう 「 リ ク エ ス ト 」 な ど で、 心 と か ら だ を 開 く 時 間 を楽しみます。中高学年でも学習の主体者であ る子どもたちが、自分の好きな曲を選び、みず から練習し友だちに発表し交流するなど、仲間 と関わり合いながら個々の音楽表現や音楽的 な要求も高めることを大切にしています。友だ ちの表現に耳を傾け、多様な音楽を共有する中 で互いの音楽世界はひろがっていきます。音楽 室ではいつでも子どもたちが音楽活動をしてい て、音を楽しみながら友だちと豊かな関係を築

感性と技術の結晶が カタチになる

いている、それが和光小の音楽です。

工作技術

光小学校のカリキュラムは、「子どもの発達」「表

きる力を子どもたちに育てたいと思います。和

よろこび、豊かな表現力を育て、たくましく生

深く現実を認識し、表現活動の中で、表現する

的な関わりがあって初めて磨かれていきます。

性」や 「美的感情」は、ほうっておいても育 つものではなく、外界や他者との主体的、積極

高めていくための教育の一分野です。 「美的感

美術教育は、子どもたちが人間としての能力を

る、を繰り返します。感性とは、この試行錯誤

様々なことを考え、実行した結果からまた考え

なります。誰でも真剣にものづくりに向かうと、

のは、打ち込んだ時間の詰まった大切な宝物に

自分のものにしていきます。そうして作ったも

とき、子どもたちは夢中になり、自然と技術を

す。使いたくなる・遊びたくなるものをつくる

に神経を集中し、切る・折る・貼る。ものづく

れを形にするために正確な線をひくこと。指先

どんなものを作りたいかイメージすること。そ

現手段」 「題材の内容」など様々な視点を総合

の時間によって磨かれるのです。

りのプロセスにはたくさんの技術が求められま

して、考えられ組み立てられています。

生き生きと、主体的に、 自分の思いを表現できる子に

美術

クリエティブ精神満載

1 〜 6 年生 豊かな感性を育む授業 

22 WAKO

School introduction School introduction WAKO

23

宝物 世界に一つだけの

Lessons that nurture rich sensitivity

豊かな感性を育む授業


3年生では、異文化理解の学習で「韓国」の学習を進める中で、初めて出会う「外国語」 として「韓国語」に出会います。4年生では、「中国」の学習を通して「中国語」に出会 まとまった学習に取り組みます。「あいさつ」 「自己紹介」 「場面ごとで使う英語を学ぶ(家 庭・お店での買い物・学校でやり取り等)」を実際に外国の子どもたちに出会って使うこ とを通して学び、これから本格的に始まる中学での英語学習に意欲的に学べるよう準備し ていきます。

国・中国の子どもたちと直接交流をします。また、英語を話す 文化圏の子どもたちとも交流します。これらの直接交流を通し

10 ●

夏休み

いちょうまつり

発表会

沖縄学習旅行(6年生)

11

12

公開研究会

冬休み

うたの会

1 ●

教育懇話会

2 ●

交流プログラム

9

3年に一度のサイクルでお互い の国を訪問し、家族の家にホー ムステイ体験交流と文化交流を 中心とした学校間交流をしま す。その国の生活、文化を丸ご

School introduction

す。総合学習で、異文化理解・国際交流の領域があります。韓

と体験するのです。 学校では、お互いの学校が持っ ている文化の交流をします。遊 び・食べもの作り・もの作り・ 子どもたちの持っている文化 ( 踊 り や 音 楽、 ダ ン ス 等 ) を 体

WAKO

夏休み

よって日本語をさらに深く理解したくなることをめざしていま

験しながら交流を深めます。

25

林間合宿

ぐるためにことばを知ること、よその国のことばを学ぶことに

ホームステイ交流

新入生歓迎会

プール開き

8

つながることでことばを学びたくなること、その国の文化をさ

2人一組で現地の家庭にホーム ステイします。韓国でのホーム ステイでは、一緒にトランプを したり、食事をしたり、同じ部

運動会

7

屋で寝たりしました。また、韓 国の着物(チマチョゴリ)を着 せて頂いたり、キムチづくりを 一緒に体験させて頂いたりもし ました。近くの遊園地や市場に 連れて行ってもらって食べ歩き を 体 験 し た り、 お 菓 子 や お も ちゃなどをお土産として買った りしました。仁寺洞(インサド

入学式

6

和光小学校では、会話一辺倒の英語教育はめざしません。人と

いくことによって更に学ぶモチベーションを高めていきます。 ン)で民芸品を見て韓国の生活 や文化を感じました。

5

1 〜 6 年生

てそれぞれの国のことばにも興味を持ち、学びはじめ、使って

日中韓三カ国交流

4 ●

交流を終えた子どもたちからは 「 こ と ば は わ か ら な い け ど、 心

は通じた」という声が、聞こえ てきます。国際化した社会の中 で、 「平和と共生」を求めてお 互いを尊重しながら生きていく 時代が来ています。和光小学校 では、韓国・ミㇽアルドㇾ学校 と中国・グリーンタウン小学校 と姉妹校締結をし、学校間文化

及び相互のホームステイ交流を 十 数 年 続 け て き て い ま す。「 ち がいがあるからこそ直接交流し て、ちがいを認め合って、同じ を探していく」学習です。

年間行事

和光を彩る一年間

外国 語 ・ 英 語 教 育 の 意味 と ね ら い

います。更に3年生、4年生では、「英語」を学び始めます。5年生と6年生では、少し

多文化との出会い

ことばを越えて、 つながる心

外国語・英語教育プログラム

Encounter with multiculturalism

わかりあ え る 喜 び

笑顔は国境を越える

多文化との出会い

3 ●

劇の会

卒業生を送る会

美術展・技術展

卒業式

School introduction

WAKO

24


3年生では、異文化理解の学習で「韓国」の学習を進める中で、初めて出会う「外国語」 として「韓国語」に出会います。4年生では、「中国」の学習を通して「中国語」に出会 まとまった学習に取り組みます。「あいさつ」 「自己紹介」 「場面ごとで使う英語を学ぶ(家 庭・お店での買い物・学校でやり取り等)」を実際に外国の子どもたちに出会って使うこ とを通して学び、これから本格的に始まる中学での英語学習に意欲的に学べるよう準備し ていきます。

国・中国の子どもたちと直接交流をします。また、英語を話す 文化圏の子どもたちとも交流します。これらの直接交流を通し

10 ●

夏休み

いちょうまつり

発表会

沖縄学習旅行(6年生)

11

12

公開研究会

冬休み

うたの会

1 ●

教育懇話会

2 ●

交流プログラム

9

3年に一度のサイクルでお互い の国を訪問し、家族の家にホー ムステイ体験交流と文化交流を 中心とした学校間交流をしま す。その国の生活、文化を丸ご

School introduction

す。総合学習で、異文化理解・国際交流の領域があります。韓

と体験するのです。 学校では、お互いの学校が持っ ている文化の交流をします。遊 び・食べもの作り・もの作り・ 子どもたちの持っている文化 ( 踊 り や 音 楽、 ダ ン ス 等 ) を 体

WAKO

夏休み

よって日本語をさらに深く理解したくなることをめざしていま

験しながら交流を深めます。

25

林間合宿

ぐるためにことばを知ること、よその国のことばを学ぶことに

ホームステイ交流

新入生歓迎会

プール開き

8

つながることでことばを学びたくなること、その国の文化をさ

2人一組で現地の家庭にホーム ステイします。韓国でのホーム ステイでは、一緒にトランプを したり、食事をしたり、同じ部

運動会

7

屋で寝たりしました。また、韓 国の着物(チマチョゴリ)を着 せて頂いたり、キムチづくりを 一緒に体験させて頂いたりもし ました。近くの遊園地や市場に 連れて行ってもらって食べ歩き を 体 験 し た り、 お 菓 子 や お も ちゃなどをお土産として買った りしました。仁寺洞(インサド

入学式

6

和光小学校では、会話一辺倒の英語教育はめざしません。人と

いくことによって更に学ぶモチベーションを高めていきます。 ン)で民芸品を見て韓国の生活 や文化を感じました。

5

1 〜 6 年生

てそれぞれの国のことばにも興味を持ち、学びはじめ、使って

日中韓三カ国交流

4 ●

交流を終えた子どもたちからは 「 こ と ば は わ か ら な い け ど、 心

は通じた」という声が、聞こえ てきます。国際化した社会の中 で、 「平和と共生」を求めてお 互いを尊重しながら生きていく 時代が来ています。和光小学校 では、韓国・ミㇽアルドㇾ学校 と中国・グリーンタウン小学校 と姉妹校締結をし、学校間文化

及び相互のホームステイ交流を 十 数 年 続 け て き て い ま す。「 ち がいがあるからこそ直接交流し て、ちがいを認め合って、同じ を探していく」学習です。

年間行事

和光を彩る一年間

外国 語 ・ 英 語 教 育 の 意味 と ね ら い

います。更に3年生、4年生では、「英語」を学び始めます。5年生と6年生では、少し

多文化との出会い

ことばを越えて、 つながる心

外国語・英語教育プログラム

Encounter with multiculturalism

わかりあ え る 喜 び

笑顔は国境を越える

多文化との出会い

3 ●

劇の会

卒業生を送る会

美術展・技術展

卒業式

School introduction

WAKO

24


Learning of body, mind and life

からだ・こころ・いのちの学習 子どもは、成長とともに排泄や入浴、衣服の 着脱などの身辺自立ができるようになりま す。その過程で自分のからだに興味を持つよ うになり、おとなのからだとの違い、異性の からだとの違いなどにも気づくようになりま す。からだや性についての学びが科学的で一 人ひとりを大切にする視点から伝えられてい くことで、子どもの豊かな性を育みます。自

「生まれる前はお母さんのおなかの中にいたん だけど、どうやってお母さんのおなかの中に 入ったの?」ということを聞かれたことはあ

か、 そ れ と と も に、 こ こ ろ に も 変 化 が 起 こ る こ と を 学 び ま す。 ま た、 性 愛 の 対 象 が 異 性 と は 限 ら な い こ と、 か ら だ と こ こ ろ の 性

思 春 期 を 迎 え る と、 月 経 が 始 ま り、 射 精 が 起 き ま す。 二 次 性 徴 を 迎 え る 前 に、 お と なに近づくとからだがどのように変化する

であり自分もその中にいるということを学 ぶ こ と は、 自 分 と は 違 う 人 た ち を 受 け 入 れ る素地を作ることにもつながります。

生まれたばかりの赤ちゃんの重さを実感する おなかの中の赤ちゃんはどうやって大きくなっていくのだろう?

分も自分以外の人も、だれもがかけがえのな いいのちを持っていること、一人ひとりの違 いを認め合い、共に生きていることのすばら しさを実感できることをめざし、1年生から 6年生までの全学年に「からだ・こころ・い のちの学習」を位置づけています。

   和光のまなざし

しっかりと「性」を見つめる

自分のことを好きと 思えるために

からだの不思議 いのちの重み

ヒ ト の 手 は、 親 指 が 他 の 4 本 の 指 と 向 か い 合 っ て い る た め、 他 の 動 物 と は 違 う さ ま ざ ま な 動 き を す る こ と が で き、 道 具 を 使 う こ

りませんか?自分のいのちの基はどうやって できたんだろう、お母さんのおなかからどう やって生まれてきたんだろう、という疑問は、

多様な性

と も で き ま す。 ヒ ト も 他 の 動 物 も、 歯 の 形 は食べるものによって決まってきているこ となど、自分のからだのことを意識すると、

子どもは誰しも一度は持ちます。2年生の 「た んじょう」の学習では、自分が生まれてきた ときの様子をおうちの人にインタビューしま す。クラスの友だちのたんじょうの様子を交 流し、子どもたちが「たんじょう」にまつわ

たんじょう

さ ま ざ ま な こ と に 気 が つ き ま す。 ま た、 男 の 子 も 女 の 子 も 性 器 の 名 前 を 知 り、 断 り な く見たり見せたりするところではないとこ ろ、 プ ラ イ ベ ー ト ゾ ー ン・ パ ー ツ で あ る こ と が わ か る こ と で、 性 被 害 を 防 ぎ、 自 分 自

が 一 致 し な い 人( ト ラ ン ス ジ ェ ン ダ ー) も い る こ と、 な ど〈 多 様 な 性 〉 を 学 び ま す。 と言われる性的マイノリティーの 人 た ち は 7 6 % と 言 わ れ て い ま す。 性 的 マイノリティーの人たちに対する差別的な こ と ば を 目 に す る こ と も 多 い 中、 性 は 多 様

いのち

の中からどのようにして生まれてくるのかを、 科学的に学んでいきます。

身を大切にする第一歩となります。「からだ・ こ こ ろ・ い の ち の 学 習 」 は、 1 年 生 の「 か らだたんけん」から始まります。

自分のからだ

感じて、考える る様々な疑問を出し合いながら、お母さんが 持っている卵子とお父さんが持っている精子 がどうやって出会い、受精卵となっておなか の中で成長していくか、おかあさんのおなか

からだ

26 WAKO

School introduction School introduction WAKO

27

L G B T

1 〜 6 年生

からだ・こころ・いのちの学習


Learning of body, mind and life

からだ・こころ・いのちの学習 子どもは、成長とともに排泄や入浴、衣服の 着脱などの身辺自立ができるようになりま す。その過程で自分のからだに興味を持つよ うになり、おとなのからだとの違い、異性の からだとの違いなどにも気づくようになりま す。からだや性についての学びが科学的で一 人ひとりを大切にする視点から伝えられてい くことで、子どもの豊かな性を育みます。自

「生まれる前はお母さんのおなかの中にいたん だけど、どうやってお母さんのおなかの中に 入ったの?」ということを聞かれたことはあ

か、 そ れ と と も に、 こ こ ろ に も 変 化 が 起 こ る こ と を 学 び ま す。 ま た、 性 愛 の 対 象 が 異 性 と は 限 ら な い こ と、 か ら だ と こ こ ろ の 性

思 春 期 を 迎 え る と、 月 経 が 始 ま り、 射 精 が 起 き ま す。 二 次 性 徴 を 迎 え る 前 に、 お と なに近づくとからだがどのように変化する

であり自分もその中にいるということを学 ぶ こ と は、 自 分 と は 違 う 人 た ち を 受 け 入 れ る素地を作ることにもつながります。

生まれたばかりの赤ちゃんの重さを実感する おなかの中の赤ちゃんはどうやって大きくなっていくのだろう?

分も自分以外の人も、だれもがかけがえのな いいのちを持っていること、一人ひとりの違 いを認め合い、共に生きていることのすばら しさを実感できることをめざし、1年生から 6年生までの全学年に「からだ・こころ・い のちの学習」を位置づけています。

   和光のまなざし

しっかりと「性」を見つめる

自分のことを好きと 思えるために

からだの不思議 いのちの重み

ヒ ト の 手 は、 親 指 が 他 の 4 本 の 指 と 向 か い 合 っ て い る た め、 他 の 動 物 と は 違 う さ ま ざ ま な 動 き を す る こ と が で き、 道 具 を 使 う こ

りませんか?自分のいのちの基はどうやって できたんだろう、お母さんのおなかからどう やって生まれてきたんだろう、という疑問は、

多様な性

と も で き ま す。 ヒ ト も 他 の 動 物 も、 歯 の 形 は食べるものによって決まってきているこ となど、自分のからだのことを意識すると、

子どもは誰しも一度は持ちます。2年生の 「た んじょう」の学習では、自分が生まれてきた ときの様子をおうちの人にインタビューしま す。クラスの友だちのたんじょうの様子を交 流し、子どもたちが「たんじょう」にまつわ

たんじょう

さ ま ざ ま な こ と に 気 が つ き ま す。 ま た、 男 の 子 も 女 の 子 も 性 器 の 名 前 を 知 り、 断 り な く見たり見せたりするところではないとこ ろ、 プ ラ イ ベ ー ト ゾ ー ン・ パ ー ツ で あ る こ と が わ か る こ と で、 性 被 害 を 防 ぎ、 自 分 自

が 一 致 し な い 人( ト ラ ン ス ジ ェ ン ダ ー) も い る こ と、 な ど〈 多 様 な 性 〉 を 学 び ま す。 と言われる性的マイノリティーの 人 た ち は 7 6 % と 言 わ れ て い ま す。 性 的 マイノリティーの人たちに対する差別的な こ と ば を 目 に す る こ と も 多 い 中、 性 は 多 様

いのち

の中からどのようにして生まれてくるのかを、 科学的に学んでいきます。

身を大切にする第一歩となります。「からだ・ こ こ ろ・ い の ち の 学 習 」 は、 1 年 生 の「 か らだたんけん」から始まります。

自分のからだ

感じて、考える る様々な疑問を出し合いながら、お母さんが 持っている卵子とお父さんが持っている精子 がどうやって出会い、受精卵となっておなか の中で成長していくか、おかあさんのおなか

からだ

26 WAKO

School introduction School introduction WAKO

27

L G B T

1 〜 6 年生

からだ・こころ・いのちの学習


和光の運動会は日本一

運動会 和光小学校の運動会は、 緑組(1組)対白組(2 組)で対戦し、子どもたちだけでなく全教職員 も保護者の方たちも熱く燃えます。会場が一体 となって熱気に包まれる和光小の運動会、見に 来ていただくとそのヒミツがわかります。種目 のほとんどは複数の学年による集団競技です。

さぁ、力を合わせて! タイヤ引きは、 1・2年生合同でチー ムを作って対戦する種目です。グラ 個ほど(奇数個)並べます。タ

ンドの真ん中に大・中・小のタイヤ を

メート

年生がたてた作戦で

気持ちと体を一つに

年生も力を合わせて対戦します。

ち で す。

タイヤを陣地まで運んだチームの勝

ひっぱってきます。時間内に多くの

速力で走り、タイヤを自分の陣地に

ストルの合図で、タイヤめがけて全

ル近く離れたラインに並びます。ピ

右に分かれて、タイヤから

ます。子どもたちはチームごとに左

イヤには、引くための綱がついてい

10

点と、大差がつく競技な

きも強まります。

ります。たて割りの3学年の結びつ

ので、運動会の中でも一番盛り上が

負ければ

ルできるかを競います。勝てば

レーをして、どちらの組が早くゴー

重ねます。そして、5つの種目でリ

ル、 ⑤ 6 人 7 (人 ム ) カ デ、 と い っ た5つの種目に分かれて練習を積み

び、 ③ キ ャ タ ピ ラ、 ④ キ ャ タ ロ ー

緑組とも、①3人4脚、②大なわと

組む競技です。子どもたちは、白組・

4・5・6年生の3学年が合同で取り

心は一つ、みんなのために

たちの本気の表情が光る種目です。

に守りながらおこないます。子ども

に立ち、子どもがケガをしないよう

の教師が対戦している騎馬のまわり

ます。激しく争う競技ですが、4人

く か、「 馬 」 が く ず れ る か で 決 ま り

り手」の子どものからだが地面につ

1 対 1 で 対 戦 し ま す。 勝 敗 は、「 乗

一騎と緑組一騎で、すもうのように

3人の「馬」の上に乗ります。白組

を 作 り ま す。 1 人 の「 乗 り 手 」 が、

5・6 年 生 合 同 の 4 人 組 で「 騎 馬 」

頼むぞ!乗り手

ズムを合わせることです。

と声を出しながら、同じ組の人とリ

です。大切なのは、「1、 2、 1、2…」

がら交互に走ってリレーをする競技

コ」と「タテ」がバトンパスをしな

で す。 チ ー ム で 順 番 を 決 め て、「 ヨ

とヒモで足を結んで走るのが「タテ」

デなど子どもがたてに並んで、つな

2人ムカデ、3人ムカデ、4人ムカ

首 を 結 ん で 走 る の が「 ヨ コ 」 で す。

人5脚など子どもが横に並んで、足

戦します。2人3脚、3人4脚、4

3・4 年 生 合 同 で チ ー ム を 作 っ て 対

1

40

それぞれの種目で子ども同士が話し合い、作戦 を立てて取り組みます。運動能力を伸ばすとと もに、たて割りの子ども同士の関係を作ること や、リーダー学年である6年生を中心とした自 治の力を育てることを目的とした行事です。

10

28 WAKO

School introduction School introduction WAKO

29

2 25

全力を出しきる 力を合わせて 助け、助けられ やった!達成感

タイヤ引き ヨコタテ 騎馬戦 グランプリレース

1 〜 6 年生

仲間とともに 運動会

無我夢中 仲間のために、自分のために つながる心

Sports festival with friends


和光の運動会は日本一

運動会 和光小学校の運動会は、 緑組(1組)対白組(2 組)で対戦し、子どもたちだけでなく全教職員 も保護者の方たちも熱く燃えます。会場が一体 となって熱気に包まれる和光小の運動会、見に 来ていただくとそのヒミツがわかります。種目 のほとんどは複数の学年による集団競技です。

さぁ、力を合わせて! タイヤ引きは、 1・2年生合同でチー ムを作って対戦する種目です。グラ 個ほど(奇数個)並べます。タ

ンドの真ん中に大・中・小のタイヤ を

メート

年生がたてた作戦で

気持ちと体を一つに

年生も力を合わせて対戦します。

ち で す。

タイヤを陣地まで運んだチームの勝

ひっぱってきます。時間内に多くの

速力で走り、タイヤを自分の陣地に

ストルの合図で、タイヤめがけて全

ル近く離れたラインに並びます。ピ

右に分かれて、タイヤから

ます。子どもたちはチームごとに左

イヤには、引くための綱がついてい

10

点と、大差がつく競技な

きも強まります。

ります。たて割りの3学年の結びつ

ので、運動会の中でも一番盛り上が

負ければ

ルできるかを競います。勝てば

レーをして、どちらの組が早くゴー

重ねます。そして、5つの種目でリ

ル、 ⑤ 6 人 7 (人 ム ) カ デ、 と い っ た5つの種目に分かれて練習を積み

び、 ③ キ ャ タ ピ ラ、 ④ キ ャ タ ロ ー

緑組とも、①3人4脚、②大なわと

組む競技です。子どもたちは、白組・

4・5・6年生の3学年が合同で取り

心は一つ、みんなのために

たちの本気の表情が光る種目です。

に守りながらおこないます。子ども

に立ち、子どもがケガをしないよう

の教師が対戦している騎馬のまわり

ます。激しく争う競技ですが、4人

く か、「 馬 」 が く ず れ る か で 決 ま り

り手」の子どものからだが地面につ

1 対 1 で 対 戦 し ま す。 勝 敗 は、「 乗

一騎と緑組一騎で、すもうのように

3人の「馬」の上に乗ります。白組

を 作 り ま す。 1 人 の「 乗 り 手 」 が、

5・6 年 生 合 同 の 4 人 組 で「 騎 馬 」

頼むぞ!乗り手

ズムを合わせることです。

と声を出しながら、同じ組の人とリ

です。大切なのは、「1、 2、 1、2…」

がら交互に走ってリレーをする競技

コ」と「タテ」がバトンパスをしな

で す。 チ ー ム で 順 番 を 決 め て、「 ヨ

とヒモで足を結んで走るのが「タテ」

デなど子どもがたてに並んで、つな

2人ムカデ、3人ムカデ、4人ムカ

首 を 結 ん で 走 る の が「 ヨ コ 」 で す。

人5脚など子どもが横に並んで、足

戦します。2人3脚、3人4脚、4

3・4 年 生 合 同 で チ ー ム を 作 っ て 対

1

40

それぞれの種目で子ども同士が話し合い、作戦 を立てて取り組みます。運動能力を伸ばすとと もに、たて割りの子ども同士の関係を作ること や、リーダー学年である6年生を中心とした自 治の力を育てることを目的とした行事です。

10

28 WAKO

School introduction School introduction WAKO

29

2 25

全力を出しきる 力を合わせて 助け、助けられ やった!達成感

タイヤ引き ヨコタテ 騎馬戦 グランプリレース

1 〜 6 年生

仲間とともに 運動会

無我夢中 仲間のために、自分のために つながる心

Sports festival with friends


林間合宿 月 に 入 る と、 林 間 合 宿 に 出 か け ま す。 低 学 年 は 2 泊

仲間との結びつきが深まります。自然がたくさん残る合 宿地で、ふだん味わえない自然を満喫し、山登りにも挑

1 〜 6 年生

戦します。

「仲間と共に挑み、語り、笑い、食ベた思い出は一生忘れない」

がき 山 ) のふもとのキャンプ場での合宿です。どの学年 も、おうちを離れ、クラスの仲間と一緒に生活する中で、

秩父、4年生は奥多摩、高学年は北八ヶ岳の瑞牆 み (ず

3日で中伊豆へ。3年生以上は3泊4日です。3年生は

7

自然と出会い、自然に学ぶ

低学年・中伊豆 好 き じ ゃ な か っ た け ど、「 シ イ タ ケ や 野 菜が食べられた!」という声があちこち か ら 聞 こ え て き ま す。 初 め て の 合 宿 は、 2泊3日の中伊豆合宿です。「自然と食」 を大切にした体験型のグリーンツーリズ ムを町ぐるみで進めている場所です。天 城山の湧水を利用したワサビ田の横を流 れる清流で「川遊び」を体験します。そ して次の日は、自然いっぱいの中を散策 したり、登山に挑戦したりします。夜は 天の川も見える真っ暗な夜道で「肝試し」 をしたり、キャンプファイヤーを楽しみ ます。草すべりにも大声が湧いてきます。 お腹が空いたら、湧水で育ったお米や野 菜の素朴な味でお腹と心を満たします。

3年生:秩父三峰 3年生は埼玉県秩父の三峯神社に泊まり ます。洞窟探検や川遊び、郷土料理「つ とっこ」作りなど、楽しいことがいっぱ いです。秩父音頭を教えてくれる地元の 方とのすてきな出会いもあります。秩父 はかつて養蚕が盛んだった地域です。秩 父にのこる養蚕家のお宅を見学して、養 蚕のプロが育てる立派なカイコに、みん なびっくりします。繭を育てる「まぶし」 が ず ら っ と 並 ぶ 様 子 は 圧 巻 で す。「 こ こ の桑の葉はおいしそう」、「ここならカイ コは幸せだね」と、1学期にカイコを育 ててきた3年生ならではの感想がたくさ ん出ます。

4年生・奥多摩 4年生は多摩川の最初の一滴をめざして、 奥多摩で合宿をします。私たちの生活を 支える貴重な水が、森林を管理する多く の方々の努力によって守られていること を知ります。多摩川の源流がある笠取山 まで、往復5時間半の登山。みんなで励 まし合いながら登ります。岩から染み出 る一滴を見たときは感動ものです。その

(みずがき)

一滴一滴が、多摩川全長一三八キロメー トルの水の旅のスタートなんですね。上 流 で の 川 遊 び も 本 当 に 楽 し い 活 動 で す。 冷たい水に岩から飛び込むなど都会では 体験できないことです。体全体で多摩川 を感じられるのが4年生の合宿です。

高学年・瑞牆

高学年は山梨のキャンプ場を使って3泊 4日のテント生活を体験します。子ども たちでテントを張り、水を汲んで火をお こし、食事を作って過ごします。時には 失敗もあり、うまくいかないこともあり ますが、班の仲間で一つの問題を乗り越 えようと協力し合います。登山を通して 自然の厳しさと豊かさを味わうこと、温 泉の気持ちよさとありがたさも味わえま す。家に帰っていつもの生活に戻った時 「水って大切なんだね」とつぶやく子も いました。仲間と一緒に生活をつくるこ とで学べる行事です。

自然からの贈り物と 会話する

30 WAKO

School introduction School introduction WAKO

31

Encounter with nature, Forest training camp

自然との出会い 林間合宿


林間合宿 月 に 入 る と、 林 間 合 宿 に 出 か け ま す。 低 学 年 は 2 泊

仲間との結びつきが深まります。自然がたくさん残る合 宿地で、ふだん味わえない自然を満喫し、山登りにも挑

1 〜 6 年生

戦します。

「仲間と共に挑み、語り、笑い、食ベた思い出は一生忘れない」

がき 山 ) のふもとのキャンプ場での合宿です。どの学年 も、おうちを離れ、クラスの仲間と一緒に生活する中で、

秩父、4年生は奥多摩、高学年は北八ヶ岳の瑞牆 み (ず

3日で中伊豆へ。3年生以上は3泊4日です。3年生は

7

自然と出会い、自然に学ぶ

低学年・中伊豆 好 き じ ゃ な か っ た け ど、「 シ イ タ ケ や 野 菜が食べられた!」という声があちこち か ら 聞 こ え て き ま す。 初 め て の 合 宿 は、 2泊3日の中伊豆合宿です。「自然と食」 を大切にした体験型のグリーンツーリズ ムを町ぐるみで進めている場所です。天 城山の湧水を利用したワサビ田の横を流 れる清流で「川遊び」を体験します。そ して次の日は、自然いっぱいの中を散策 したり、登山に挑戦したりします。夜は 天の川も見える真っ暗な夜道で「肝試し」 をしたり、キャンプファイヤーを楽しみ ます。草すべりにも大声が湧いてきます。 お腹が空いたら、湧水で育ったお米や野 菜の素朴な味でお腹と心を満たします。

3年生:秩父三峰 3年生は埼玉県秩父の三峯神社に泊まり ます。洞窟探検や川遊び、郷土料理「つ とっこ」作りなど、楽しいことがいっぱ いです。秩父音頭を教えてくれる地元の 方とのすてきな出会いもあります。秩父 はかつて養蚕が盛んだった地域です。秩 父にのこる養蚕家のお宅を見学して、養 蚕のプロが育てる立派なカイコに、みん なびっくりします。繭を育てる「まぶし」 が ず ら っ と 並 ぶ 様 子 は 圧 巻 で す。「 こ こ の桑の葉はおいしそう」、「ここならカイ コは幸せだね」と、1学期にカイコを育 ててきた3年生ならではの感想がたくさ ん出ます。

4年生・奥多摩 4年生は多摩川の最初の一滴をめざして、 奥多摩で合宿をします。私たちの生活を 支える貴重な水が、森林を管理する多く の方々の努力によって守られていること を知ります。多摩川の源流がある笠取山 まで、往復5時間半の登山。みんなで励 まし合いながら登ります。岩から染み出 る一滴を見たときは感動ものです。その

(みずがき)

一滴一滴が、多摩川全長一三八キロメー トルの水の旅のスタートなんですね。上 流 で の 川 遊 び も 本 当 に 楽 し い 活 動 で す。 冷たい水に岩から飛び込むなど都会では 体験できないことです。体全体で多摩川 を感じられるのが4年生の合宿です。

高学年・瑞牆

高学年は山梨のキャンプ場を使って3泊 4日のテント生活を体験します。子ども たちでテントを張り、水を汲んで火をお こし、食事を作って過ごします。時には 失敗もあり、うまくいかないこともあり ますが、班の仲間で一つの問題を乗り越 えようと協力し合います。登山を通して 自然の厳しさと豊かさを味わうこと、温 泉の気持ちよさとありがたさも味わえま す。家に帰っていつもの生活に戻った時 「水って大切なんだね」とつぶやく子も いました。仲間と一緒に生活をつくるこ とで学べる行事です。

自然からの贈り物と 会話する

30 WAKO

School introduction School introduction WAKO

31

Encounter with nature, Forest training camp

自然との出会い 林間合宿


いちょう祭り 月に行われる 「いちょうまつり」

は、学習したことを発表し、学級 文化活動の交流の場を、と 年以 上前から始まった子どもたちのお 祭りです。午前中の〈まつりの広 場〉では、2年生は生活勉強で取 り組んだパンの店を開き、3年生 は自分たちが育てたカイコの繭玉 を使った繭人形など、4年生は多 摩川の魚をかたどった物などの手 作 り 商 品 の お 店、 5 年 生 は「 食 」 の店を開きます。どの店も実行委 員会から「出店許可証」をもらう ための商品の質を追求していま す。6年生は遊びのコーナーやお 化け屋敷など、参加する人たちを 楽しませるための取り組みをしま す。親和会のお店も出ます。午後 の〈おどりの広場〉は、日本の各 地の民舞の発表会です。参加した 人たちみなさんが加わって踊る フィナーレでは、民舞の心地よさ

しみます。自分達で一針一針ししゅ うをほどこしたマタンプシとテクン ぺ、それらをきりりと額や手に巻い てバッタやキツネになります。狩に 欠かせない弓棒を使い大地に力をも らって踊ります。和光小学校では帯

アイヌの人々は一つ一つのものに カ ム イ( 神 ) が や ど っ て い る と 考 え、動物や木々を大切にし共に生き ています。そのアイヌの人々が仲間 達と踊っている踊りを1年生達も楽

「ハエイー ハエイー (バッタのおどり) 」

アイヌの踊り (1年生)

す と、 子 ど も 達 の 踊 り が と て も 力 強 さ を ま し て い き ま す。「 ラ ッ セ ラーラッセーラ」の掛け声も大好 き な 子 ど も た ち で す。 毎 年 有 志 の 子どもたちが地元にでかけ踊りを 教えていただいています。

青森県津軽半島の今別町に伝わる ね ぶ た 祭 り の 踊 り で す。 地 面 か ら の力をもらいながら力強く跳ねま す。 馬 の 頭 を 大 き く 振 る こ と で 尻 尾 が は ね ま す。 馬 を つ け て 踊 り だ

「ラッセーラー ラッセーラー」

今別荒馬 (2年生)

「ドドキテサ」  

寺崎はねこおどり(3年生)

岩手県岩泉町小本字中野地区に古 く か ら 伝 わ る 芸 能 で す。 荒 地 を 開 墾 し、 田 畑 を 切 り 開 き、 収 穫 を 喜 ぶ一連のストーリーで構成されて

「ダンツコツコツコ ダンツコダン」

中野七頭舞 (4年生)

広のものを中心に踊らせていただい ています。

宮城県石巻市桃生町寺崎に古くから 伝わる踊りです。豊かに実った稲を 刈り取り、束ね、俵を肩に担いで放 り投げるという動作を表した「打ち

ての自分の姿を重ねていきます。保護者と全教員というあた

30

を大人も子どもも味わい、祭りの

高学年の演奏からは憧れられる演奏をしたい、伝えたいとい

余韻に浸ります。

い自分を見出していきますが、高学年も他学年の演奏にかつ

い ま す。 七 つ の 道 具 と 七 種 類 の お ど り 方 か ら「 七 つ も の 」 と も 言 わ れ て い ま す。 地 面 を 踏 み し め 道 具 を 見 つ め、 一 心 不 乱 に 踊 る 姿 か ら、 より魅力的に踊りたいという気持 ちが伝わってきます。

う気持ちが感じられます。3・4 年生は高学年の姿になりた

ば や し 」、 豊 作 を 祈 り 祝 う 人 々 の 思 い が 込 め ら れ た「 献 ば や し 」、 元 気 に跳ね回る「馬鹿ばやし」の3つの 踊りを踊っています。毎年地元石巻 市に有志の子どもたちがでかけ、地 元保存会の方に踊りを伝えていただ いています。

大森みかぐら (5年生) 「センヤーハー」

たかく共感的な聴き手によって、子どもたちの表現はより深

まっていきます。

大森み神楽を和光小学校で踊るよう になって 年以上になります。当時 の岩手県衣川村の大森分校の子ども たちに直接教えてもらった踊りで す。錫丈と扇を両手に持ち、回転し たり、しずみ込んだところから高く 伸び上がる動きは踊り手にとって気 持ちがいいものです。低学年の時か らどうしてあんなに扇が回るのだろ うと不思議に思っていた、低学年の あこがれの踊りです。

和光エイサー (6年生) 「イーヤーサーサー ハーイーヤー」

6年生総合学習「沖縄」で沖縄の文

ロアーで表現します。

化・歴史・自然などを学習していき ま す が、「 エ イ サ ー」 も そ の 一 つ と して取り組んでいます。毎年卒業生 たちの「和光青年会」の人に指導に 入 っ て も ら い エ イ サ ー を 学 び ま す。 先祖を大切にし、芸能をこよなく愛 する沖縄の人々の踊りに少しでも近 づけるよう踊っています。 月の沖

受けます。

秋になると毎朝、教室からリコーダーの音色が響いてきます。

1 〜 6 年生

いちょう祭り・劇の会・うたの会

10

学びの成果を 祭りの笑顔に

からだじゅうで想いを表す

32 WAKO

School introduction School introduction WAKO

33

3 〜 6 年が集って、日ごろの授業の成果を聴き合ううたの会。

4・6年生の劇作りは、脚本を選び、そのテーマを読み取り、 自分たちは何を表現したいのかを考えあうところから始まり ます。そしてキャスト、スタッフを決めてスタートします。 自分とは違う “ 役 ” になりきること、舞台の上で関係性を追 求することで、新たな自分、今まで気づかなかった友だちの 姿を発見することになります。演技と音と光のタイミングを 合わせる難しさと心地よさを体験することも、劇作りの醍醐 味の一つです。 劇作りそのものがクラスの大きなドラマな のです。2年生はお話の世界をたっぷり楽しみ、体育館のフ

 うたの会  劇の会

35

縄学習旅行では地元沖縄の園田(そ んだ)青年会と交流し、直接指導も

10

Ginkgo Festival, Theater Party, Uta no Kai

いちょうまつり・劇の会・うたの会


いちょう祭り 月に行われる 「いちょうまつり」

は、学習したことを発表し、学級 文化活動の交流の場を、と 年以 上前から始まった子どもたちのお 祭りです。午前中の〈まつりの広 場〉では、2年生は生活勉強で取 り組んだパンの店を開き、3年生 は自分たちが育てたカイコの繭玉 を使った繭人形など、4年生は多 摩川の魚をかたどった物などの手 作 り 商 品 の お 店、 5 年 生 は「 食 」 の店を開きます。どの店も実行委 員会から「出店許可証」をもらう ための商品の質を追求していま す。6年生は遊びのコーナーやお 化け屋敷など、参加する人たちを 楽しませるための取り組みをしま す。親和会のお店も出ます。午後 の〈おどりの広場〉は、日本の各 地の民舞の発表会です。参加した 人たちみなさんが加わって踊る フィナーレでは、民舞の心地よさ

しみます。自分達で一針一針ししゅ うをほどこしたマタンプシとテクン ぺ、それらをきりりと額や手に巻い てバッタやキツネになります。狩に 欠かせない弓棒を使い大地に力をも らって踊ります。和光小学校では帯

アイヌの人々は一つ一つのものに カ ム イ( 神 ) が や ど っ て い る と 考 え、動物や木々を大切にし共に生き ています。そのアイヌの人々が仲間 達と踊っている踊りを1年生達も楽

「ハエイー ハエイー (バッタのおどり) 」

アイヌの踊り (1年生)

す と、 子 ど も 達 の 踊 り が と て も 力 強 さ を ま し て い き ま す。「 ラ ッ セ ラーラッセーラ」の掛け声も大好 き な 子 ど も た ち で す。 毎 年 有 志 の 子どもたちが地元にでかけ踊りを 教えていただいています。

青森県津軽半島の今別町に伝わる ね ぶ た 祭 り の 踊 り で す。 地 面 か ら の力をもらいながら力強く跳ねま す。 馬 の 頭 を 大 き く 振 る こ と で 尻 尾 が は ね ま す。 馬 を つ け て 踊 り だ

「ラッセーラー ラッセーラー」

今別荒馬 (2年生)

「ドドキテサ」  

寺崎はねこおどり(3年生)

岩手県岩泉町小本字中野地区に古 く か ら 伝 わ る 芸 能 で す。 荒 地 を 開 墾 し、 田 畑 を 切 り 開 き、 収 穫 を 喜 ぶ一連のストーリーで構成されて

「ダンツコツコツコ ダンツコダン」

中野七頭舞 (4年生)

広のものを中心に踊らせていただい ています。

宮城県石巻市桃生町寺崎に古くから 伝わる踊りです。豊かに実った稲を 刈り取り、束ね、俵を肩に担いで放 り投げるという動作を表した「打ち

ての自分の姿を重ねていきます。保護者と全教員というあた

30

を大人も子どもも味わい、祭りの

高学年の演奏からは憧れられる演奏をしたい、伝えたいとい

余韻に浸ります。

い自分を見出していきますが、高学年も他学年の演奏にかつ

い ま す。 七 つ の 道 具 と 七 種 類 の お ど り 方 か ら「 七 つ も の 」 と も 言 わ れ て い ま す。 地 面 を 踏 み し め 道 具 を 見 つ め、 一 心 不 乱 に 踊 る 姿 か ら、 より魅力的に踊りたいという気持 ちが伝わってきます。

う気持ちが感じられます。3・4 年生は高学年の姿になりた

ば や し 」、 豊 作 を 祈 り 祝 う 人 々 の 思 い が 込 め ら れ た「 献 ば や し 」、 元 気 に跳ね回る「馬鹿ばやし」の3つの 踊りを踊っています。毎年地元石巻 市に有志の子どもたちがでかけ、地 元保存会の方に踊りを伝えていただ いています。

大森みかぐら (5年生) 「センヤーハー」

たかく共感的な聴き手によって、子どもたちの表現はより深

まっていきます。

大森み神楽を和光小学校で踊るよう になって 年以上になります。当時 の岩手県衣川村の大森分校の子ども たちに直接教えてもらった踊りで す。錫丈と扇を両手に持ち、回転し たり、しずみ込んだところから高く 伸び上がる動きは踊り手にとって気 持ちがいいものです。低学年の時か らどうしてあんなに扇が回るのだろ うと不思議に思っていた、低学年の あこがれの踊りです。

和光エイサー (6年生) 「イーヤーサーサー ハーイーヤー」

6年生総合学習「沖縄」で沖縄の文

ロアーで表現します。

化・歴史・自然などを学習していき ま す が、「 エ イ サ ー」 も そ の 一 つ と して取り組んでいます。毎年卒業生 たちの「和光青年会」の人に指導に 入 っ て も ら い エ イ サ ー を 学 び ま す。 先祖を大切にし、芸能をこよなく愛 する沖縄の人々の踊りに少しでも近 づけるよう踊っています。 月の沖

受けます。

秋になると毎朝、教室からリコーダーの音色が響いてきます。

1 〜 6 年生

いちょう祭り・劇の会・うたの会

10

学びの成果を 祭りの笑顔に

からだじゅうで想いを表す

32 WAKO

School introduction School introduction WAKO

33

3 〜 6 年が集って、日ごろの授業の成果を聴き合ううたの会。

4・6年生の劇作りは、脚本を選び、そのテーマを読み取り、 自分たちは何を表現したいのかを考えあうところから始まり ます。そしてキャスト、スタッフを決めてスタートします。 自分とは違う “ 役 ” になりきること、舞台の上で関係性を追 求することで、新たな自分、今まで気づかなかった友だちの 姿を発見することになります。演技と音と光のタイミングを 合わせる難しさと心地よさを体験することも、劇作りの醍醐 味の一つです。 劇作りそのものがクラスの大きなドラマな のです。2年生はお話の世界をたっぷり楽しみ、体育館のフ

 うたの会  劇の会

35

縄学習旅行では地元沖縄の園田(そ んだ)青年会と交流し、直接指導も

10

Ginkgo Festival, Theater Party, Uta no Kai

いちょうまつり・劇の会・うたの会


して恩師たちに教えられたこと。振り返

れば、卒業後渡米し 13 年米国で過ごし た私が競争の激しい国際社会で沈みこみ そうになるたびに助けられたものは、全 うに思う。海が怖い私が館山で6キロ完 てくれた笑顔、『失敗は宝』だという丸

木先生のお話、間違えると『先生も一生 いじめがあった時授業時間を返上してク ラス全員で話し合わせ、最後生徒と一緒 に泣いてくれた先生。和光の先生たちは いつも『本気』で向きあってくれる。都

さん

学んでく生徒なんだ』と照れていた先生。

国際ジャーナリスト

て和光での日々にちりばめられていたよ 泳した時、大嫌いだった鬼コ一チが見せ

合の悪い事をごまかさず、裸の自分をさ

私は自由に学べる環境を求めて、途中か

らけだす。その姿は時にみっともなく、

ら和光小に編入しました。先生や友達は

愛おしく、私たち生徒に自分の過ちを認

とても温かく受け入れてくれ、よい交流

めてくれる勇気と人の弱さを受け入れる

を持つことができたと思います。また、

大切さを教えてくれた。今ならわかる。

いが忘れられません。先生は最初にお会

いったものについて。

和光の「美術」で学び取ったこと。

School introduction

たりと、実に野性児でありました。自分 の好きなことを続ける、そんな私を和光 の先生方はいつも温かく見守ってくれま した。そんな私も現在では大学勤務の病 理医をしています。医学界では日陰にい る存在ですが、自分の力を着実に発揮で きる仕事です。好きなことを選択する目 は小学生時代に養われたものと確信して います。

医師

WAKO

先輩からのメッセージ

ウから銀杏を拾って焚き火に入れて食べ

さん

35

います。

から実を拝借したり、冬は校庭のイチョ

林 紀乃

含むみなさんで話し合い、子どもたちを見守り育てています。

が今の私の自信になっているのだなと思

さん

ているのが学級親和会。日々の授業の様子、子どもたちの関係など、担任を

1942 年生まれ。東京芸術大学大学院修了。代表作にオペラ 「忠臣蔵」 オラトリオ「ヤマトタケル」 、 映画「優駿」 、 NHK 大河ドラマ「太平記」 「花の乱」 。著書に「大作曲家たちの履歴書」など。2004 年、 プッチー ニのオペラ「蝶々婦人」を下敷きにした新作オペラ「Jr. バタフライ」 を世界初演し話題を呼ぶ。この作品は 2005 年3月、4月に神戸で 再演され、2006 年イタリア・プッチーニフェスティバルで再演した。

昭和五十九年度︵五十一回︶卒業生

くれる」ということがただ嬉しく、それ

平成九年度 六 ( 十四回 卒 ) 業生

す。親和会は、名実ともに和光小学校の教育を支えています。その中心になっ

らも慕われる先生となられました。

木に登り、夏は下校途中にあるびわの木

漫画家

れを先生や友達に認められたり誉めても

とか「失敗しても一生懸命やれば誉めて

教 員

に、学校と保護者が力を合わせて教育作りをしていく「三位一体」の学校で

先生はみなの尊敬を集め、恐れられなが

話になりました。小学生の春には、桜の

で自分を表現したり主張したりして、そ

の私は「頑張れば先生が誉めてくれる」

子ども

地に小学校を作ったことから誕生したのが和光学園です。子どもをまんなか

でない人との違いはわかるもので、丸木

和光学園には、小学校から高校までお世

等に載せて頂いております。和光小学校

松本モモ子

作詞 丸木政臣 作曲 池辺晋一郎

レット」や「デラックス・マーガレット」

とは難しいことを知りましたが、あの頃

保護者

先生たちに来てもらって、当時は麦畑のまん中だったという世田谷、経堂の

ましたが、子どもながらに人格者とそう

デビューさせて頂き、今は「ザ・マーガ

つれて、どんな人からも認めてもらうこ

「日本一の学校を作ろう!」と、父母のみなさんが土地を求め、“ 日本一 ” の

ためにぶたれたりした仲間もたくさんい

私は「別冊マーガレット ( 集英社 )」で

らえる喜びを学びました。大人になるに

親和会

わゆるスパルタ教育で、いたずらをした

さん

桜がさいて

かおもほころび

朝のひかりが

かがやきわたる

かたをならべて

元気にゆけば

あこがれのそらのした

雲はながれ

自由のあかりが

ゆくてをてらす

ニューヨーク州立大学国際関係論学科卒業。ニューヨーク市立大学 大学院国際関係論学科修士号取得。国連、 米国野村證券を経て現職。 米国の政治、経済、医療、福祉、教育、エネルギー、農政など現場 から幅広く取材。マスコミが伝えない真実を、執筆、講演、メディ アなどで発信中。 「NHK 100 分 de メディア論」 「ホンマでっか?! TV」 「朝まで生テレビ」 「NHK クローズアップ現代」など出演多数。 2006 年に「アメリカ弱者革命」で日本ジャーナリスト会議黒田清 新人賞。2008 年「ルポ貧困大国アメリカ」 (3部作)で中央公論 新書大賞、2009 年に日本エッセイストクラブ賞。多数の著書は海 外でも翻訳され高く評価されている。近著に「核大国ニッポン」 (小 学館) 「日本が壊れる」 (扶桑社) 。夫は参議院議員の川田龍平氏。

作家

いした時から、とにかくこわかった。い

三枝 成彰

先駆的な役割を自ら課した学園の誕生

和光中では恩師の丸木政臣先生との出会

和光で私が、頭ではなく心に蓄積して

昭和三十年度︵二十二回︶卒業生

「和光」という名は、初代校長の吉田慶助氏が、東北 帝大で中国哲学、とりわけ老子の研究を深めた人で、 老子の言葉にある 『和光同塵 (わこうどうじん) 』 からとっ たと言われています。すなわち、高見にたって知をひけ らかすのではなく、塵の中に交わってその中で光るよう な知を備えた人間こそ価値があるという教えです。

戦後、日本の新教育の

和光で学んだ 卒 業 生 た ち

例えば夢中でかけぬけた十代の日々、そ

堤 未果

日。成城小学校から分か

10

ふとした時に心を揺さぶるものがある。

昭和五十九年度 五 ( 十一回 卒 ) 業生

11

Messages from our seniors

和 光学園の歴 史

1 9 3 3

大正デモクラシーの時代の新自由教育運動から生まれた和光

小学校の創立は

れて創立されました。大正から昭和にかけての日本では、大

正デモクラシーの時代的な背景を受けて、自由で個性を尊重

する私立学校が誕生していました。自由な環境の中で個性重

視の教育を求める親たちが、校舎を建て、教師を集めて新し

い学校を世田谷区経堂の地に創りました。和光小学校の誕生

です。当時の募集ポスターには「理想の新学校」の理念が次

のように書かれています。

定員が少なくて 個別的に手が届く 健康に恵まれた学園

新しい校舎、新しい校章、新しい校歌

和光が新学園としてスタートする時、創立関係者は皆一様に

新しい学校づくりに燃えていました。理想を高く掲げる創設

メンバーは、新しく建てる校舎はもちろんのこと、校章は、

長崎の「平和祈念像」を代表作とし多くの作品を残した彫刻

家の北村西望氏、校歌は日本を代表する作曲家・山田耕筰氏、

作詞には北原白秋氏と、その道の日本一の人に依頼すること

にしたのです。

和光学園の教育理念と歴史

School introduction

WAKO

34


して恩師たちに教えられたこと。振り返

れば、卒業後渡米し 13 年米国で過ごし た私が競争の激しい国際社会で沈みこみ そうになるたびに助けられたものは、全 うに思う。海が怖い私が館山で6キロ完 てくれた笑顔、『失敗は宝』だという丸

木先生のお話、間違えると『先生も一生 いじめがあった時授業時間を返上してク ラス全員で話し合わせ、最後生徒と一緒 に泣いてくれた先生。和光の先生たちは いつも『本気』で向きあってくれる。都

さん

学んでく生徒なんだ』と照れていた先生。

国際ジャーナリスト

て和光での日々にちりばめられていたよ 泳した時、大嫌いだった鬼コ一チが見せ

合の悪い事をごまかさず、裸の自分をさ

私は自由に学べる環境を求めて、途中か

らけだす。その姿は時にみっともなく、

ら和光小に編入しました。先生や友達は

愛おしく、私たち生徒に自分の過ちを認

とても温かく受け入れてくれ、よい交流

めてくれる勇気と人の弱さを受け入れる

を持つことができたと思います。また、

大切さを教えてくれた。今ならわかる。

いが忘れられません。先生は最初にお会

いったものについて。

和光の「美術」で学び取ったこと。

School introduction

たりと、実に野性児でありました。自分 の好きなことを続ける、そんな私を和光 の先生方はいつも温かく見守ってくれま した。そんな私も現在では大学勤務の病 理医をしています。医学界では日陰にい る存在ですが、自分の力を着実に発揮で きる仕事です。好きなことを選択する目 は小学生時代に養われたものと確信して います。

医師

WAKO

先輩からのメッセージ

ウから銀杏を拾って焚き火に入れて食べ

さん

35

います。

から実を拝借したり、冬は校庭のイチョ

林 紀乃

含むみなさんで話し合い、子どもたちを見守り育てています。

が今の私の自信になっているのだなと思

さん

ているのが学級親和会。日々の授業の様子、子どもたちの関係など、担任を

1942 年生まれ。東京芸術大学大学院修了。代表作にオペラ 「忠臣蔵」 オラトリオ「ヤマトタケル」 、 映画「優駿」 、 NHK 大河ドラマ「太平記」 「花の乱」 。著書に「大作曲家たちの履歴書」など。2004 年、 プッチー ニのオペラ「蝶々婦人」を下敷きにした新作オペラ「Jr. バタフライ」 を世界初演し話題を呼ぶ。この作品は 2005 年3月、4月に神戸で 再演され、2006 年イタリア・プッチーニフェスティバルで再演した。

昭和五十九年度︵五十一回︶卒業生

くれる」ということがただ嬉しく、それ

平成九年度 六 ( 十四回 卒 ) 業生

す。親和会は、名実ともに和光小学校の教育を支えています。その中心になっ

らも慕われる先生となられました。

木に登り、夏は下校途中にあるびわの木

漫画家

れを先生や友達に認められたり誉めても

とか「失敗しても一生懸命やれば誉めて

教 員

に、学校と保護者が力を合わせて教育作りをしていく「三位一体」の学校で

先生はみなの尊敬を集め、恐れられなが

話になりました。小学生の春には、桜の

で自分を表現したり主張したりして、そ

の私は「頑張れば先生が誉めてくれる」

子ども

地に小学校を作ったことから誕生したのが和光学園です。子どもをまんなか

でない人との違いはわかるもので、丸木

和光学園には、小学校から高校までお世

等に載せて頂いております。和光小学校

松本モモ子

作詞 丸木政臣 作曲 池辺晋一郎

レット」や「デラックス・マーガレット」

とは難しいことを知りましたが、あの頃

保護者

先生たちに来てもらって、当時は麦畑のまん中だったという世田谷、経堂の

ましたが、子どもながらに人格者とそう

デビューさせて頂き、今は「ザ・マーガ

つれて、どんな人からも認めてもらうこ

「日本一の学校を作ろう!」と、父母のみなさんが土地を求め、“ 日本一 ” の

ためにぶたれたりした仲間もたくさんい

私は「別冊マーガレット ( 集英社 )」で

らえる喜びを学びました。大人になるに

親和会

わゆるスパルタ教育で、いたずらをした

さん

桜がさいて

かおもほころび

朝のひかりが

かがやきわたる

かたをならべて

元気にゆけば

あこがれのそらのした

雲はながれ

自由のあかりが

ゆくてをてらす

ニューヨーク州立大学国際関係論学科卒業。ニューヨーク市立大学 大学院国際関係論学科修士号取得。国連、 米国野村證券を経て現職。 米国の政治、経済、医療、福祉、教育、エネルギー、農政など現場 から幅広く取材。マスコミが伝えない真実を、執筆、講演、メディ アなどで発信中。 「NHK 100 分 de メディア論」 「ホンマでっか?! TV」 「朝まで生テレビ」 「NHK クローズアップ現代」など出演多数。 2006 年に「アメリカ弱者革命」で日本ジャーナリスト会議黒田清 新人賞。2008 年「ルポ貧困大国アメリカ」 (3部作)で中央公論 新書大賞、2009 年に日本エッセイストクラブ賞。多数の著書は海 外でも翻訳され高く評価されている。近著に「核大国ニッポン」 (小 学館) 「日本が壊れる」 (扶桑社) 。夫は参議院議員の川田龍平氏。

作家

いした時から、とにかくこわかった。い

三枝 成彰

先駆的な役割を自ら課した学園の誕生

和光中では恩師の丸木政臣先生との出会

和光で私が、頭ではなく心に蓄積して

昭和三十年度︵二十二回︶卒業生

「和光」という名は、初代校長の吉田慶助氏が、東北 帝大で中国哲学、とりわけ老子の研究を深めた人で、 老子の言葉にある 『和光同塵 (わこうどうじん) 』 からとっ たと言われています。すなわち、高見にたって知をひけ らかすのではなく、塵の中に交わってその中で光るよう な知を備えた人間こそ価値があるという教えです。

戦後、日本の新教育の

和光で学んだ 卒 業 生 た ち

例えば夢中でかけぬけた十代の日々、そ

堤 未果

日。成城小学校から分か

10

ふとした時に心を揺さぶるものがある。

昭和五十九年度 五 ( 十一回 卒 ) 業生

11

Messages from our seniors

和 光学園の歴 史

1 9 3 3

大正デモクラシーの時代の新自由教育運動から生まれた和光

小学校の創立は

れて創立されました。大正から昭和にかけての日本では、大

正デモクラシーの時代的な背景を受けて、自由で個性を尊重

する私立学校が誕生していました。自由な環境の中で個性重

視の教育を求める親たちが、校舎を建て、教師を集めて新し

い学校を世田谷区経堂の地に創りました。和光小学校の誕生

です。当時の募集ポスターには「理想の新学校」の理念が次

のように書かれています。

定員が少なくて 個別的に手が届く 健康に恵まれた学園

新しい校舎、新しい校章、新しい校歌

和光が新学園としてスタートする時、創立関係者は皆一様に

新しい学校づくりに燃えていました。理想を高く掲げる創設

メンバーは、新しく建てる校舎はもちろんのこと、校章は、

長崎の「平和祈念像」を代表作とし多くの作品を残した彫刻

家の北村西望氏、校歌は日本を代表する作曲家・山田耕筰氏、

作詞には北原白秋氏と、その道の日本一の人に依頼すること

にしたのです。

和光学園の教育理念と歴史

School introduction

WAKO

34


W A K O W A K O

S T O R Y

和 光 小 学 校 千歳船橋

経堂

東京農大

小田急小田原線

豪徳寺

宮の坂

三軒茶屋

馬事公園

世田谷通り

国士舘大

世田谷 区役所

環七通り

環八通り

和光 小学校

豪徳寺

砧公園

用賀 東急田園都市線

所在地/交通案内 ● ● ● ●

小田急線 「経堂駅」 下車、 徒歩:約12分 東急田園都市線 「用賀駅」 下車、 バス (世田谷区民会館行き) 「農大前」 停下車、 徒歩5分 東急世田谷線 「宮の坂駅」 下車、 徒歩15分 バス (渋谷〜成城) 「農大前」 停下車、 徒歩15分

学校法人

和光学園

Wako Gakuen

和 光 幼 稚 園 〒156-0053 東京都世田谷区桜 2-18-18

03-3420-4352

和 光 鶴 川 幼 稚 園 〒195-0051 東京都町田市真光寺町 1271-1 042-735-2291 和 光 小 学 校 〒156-0053 東京都世田谷区桜 2-18-18

03-3420-4353

和 光 鶴 川 小 学 校 〒195-0051 東京都町田市真光寺町 1282-1 042-736-0036

http://www.wako.ed.jp/e/

和 光 中 学 校 〒195-0051 東京都町田市真光寺町 1291

042-734-3402

和 光 高 等 学 校 〒195-0051 東京都町田市真光寺町 1291

042-734-3403

和光大学・大学院 〒195-0051 東京都町田市金井町 2160

044-988-1431

法 人 事 務 局 〒195-0051 東京都町田市金井町 2160

044-986-6500

Profile for 学校法人 和光学園

和光小学校 学校案内パンフレット  

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