ポートフォリオ
Chiba Institute of Technology Faculty of Creative Engineering Department of Design サトウ テン
千葉工業大学 創造工学部デザイン科学科 4学年 佐藤天 Sato Ten 感性工学デザイン研究室 kansei design lab さとうてん の 体験を大事にしてソウゾウしまくる多趣味マン TANKYU と KANSATSU っ てどんな 人 ? #紀尾井清堂 #パビリオントウキョウ #お酒大好き #ガチャガチャ #七号通り公園トイレ #西原一丁目公園トイレ
さとうてん のデザインは、 日常に溶け込む要素を大切にしています。 ターゲットの表に出ない魅力と
魅力を引き出す能力には自信があります。 対象へのリサーチから小さな魅力を見つけて、大きな魅力に仕上げる作品が多くあります。 それは日常に溶け込むものの価値を見出すことと同じで、私の得意とする行動です。 対象を多角的に見るということは、どの分野においても重要な能力だと考えています。 趣味でも散歩をよくすることから、私の「 ものを見る能力 」は日々成長していています。
新聞作りに ハマる 2012 藤沢に 生まれる 2000 テスト成績が 伸び悩む 2014 周りとの 差を感じる 2020 2021 2020 散歩に ハマる 2030 自分の存在が 知れ渡る? 2050 デザインを 教える存在に 2018 Tokyo に通う 2016 高校入学 心機一転 Motivation あの時が今に生きる 将来有望 課題を取り組む中で、パッと思いつくアイデアの ほとんどが過去の記憶にあったモノたち。デザイン という観点から経験を振り返ればどの思い出も 活かすことができることに気づいた。だから たくさんの経験を積むことを意識しているのだ。 子供の頃の夢は「モノを作る人になる」 今の夢も「モノを作る人になる」 なんだかんだで、夢の実現に向かってる。 今後はデザインで人の役に立つことが目標である。 ? NOW
新しい祈りのカタチ 自由なテーブル interior product 駄菓子屋のブランディング branding 01 02 03 紅茶のパッケージ 04 05 その他の作品 Contents product product product product display 3DCG
駄菓子屋のブランディング product,branding 2022/0 5 / 0 1 -05/31
駄菓子のカプセル販売 小さな駄菓子屋さん 少しお腹がすいたなと思った時にガチャガチャコーナーに お菓子があったら面白いな。小さくてかわいいパッケージは コレクションできるしみんなにも知ってほしい。
パカッ シュ ッ
クルク ル
菓子小売業者の推移
100,000 50,000 0 1972 2016
→年々、駄菓子屋が消えていく スーパーやショッピングモールでお菓子が売られるようになって、人が 来なくなった。また、継ぐ人がいなくて続けられないところもある。時 代の変化によって、店舗を持つ意味をなくしつつあるのが現状である。
-53,302
Concept
駄菓子をどこでも見かけさせる
お菓子の進化と流行は激しく、新商品ばかり並ぶコンビニは魅力的にな る。駄菓子の魅力は昔変わらずの見た目と安さにあり、誰でも手に取り やすい。駄菓子への興味を若者に持ってもらえば、流行の波に乗って小 売業者の復活も期待できるかもしれない。
流行の変遷
Reserch
答えた20代女性は63%もいる。これは現代にはない不完全さに魅力を感じて いると思う。平成もレトロと言われる時代で、親の世代にも影響を与えている。 レトロ ここ10年で市場規模が1.5倍になっておりガチャガチャの第4次ブームがきて いる。1983年のキン消しから始まったブームは商品もどんどん魅力的になり、 子供だけでなく大人もターゲットになっている。今では省スペースで人件費も 削減できることから専門店も増えている。 トイカプセル
2010年頃から若者を中心に巻き起こっているレトロブーム。レトロを魅力的と
Mock up
ORION’S ORION’ Point 01 02 03 カプセルサイズの駄菓子なので、食べやすくて 誰でも気軽に挑戦しやすい。見た目も小ぶりで ポケットにしまいやすく持ち運びにも便利。 パッケージのコレクションにも是非。 ショッピングモールやゲームセンター、駅や空港構内 などのガチャガチャが置ける所であればどこでも 設置可能で、おもちゃと並んで販売することができる。 ガチャガチャは基本硬貨で回すので、使い道を促せる。 また、空港に設置した場合外国人は硬貨は消費したい と思うのでより利用されると思う。そこから外国人にとって 「硬貨は駄菓子に使う」という新たな常識も生まれるだろう。
Vision 駄菓子屋を聖地にする 非常時の食糧にする 駄菓子の専門店は少なくなっていて貴重な存在になる。駄菓子屋 に行くことが若者の流行になれば復活も期待できる。 どこにでも設置できることから災害時の非常食として利用できる。駄菓子は 乾燥しているので長期保存もしやすくて管理がラクになる。食べられるガ チャガチャとしてシリーズ化すればより拡大してふとした時に利用できる。 1/2サイズで製作 中身を入れて検討 小さいから便利になる どこでも設置できる 硬貨の使い道を広げる
新しい祈りのカタチ product 2021/1 1 / 2 0 -12/24
み込 むよ うな 形で ある 手円 。 との 思い 出が 蘇り 、故 人に 祈 かけ とな る 。上 段を 受け 皿や 香皿とし て 使い 、下 段に は故 人を を添える 。 一見 、他 者か らは よう に感じるが 、 当人 にし か分 の形 を表 すものとな る 。 手円 新しい祈りのカタチ
生活に溶け込む 祈りのカタチ 募集テーマ 若monoデザインコンペティション燕の 参加企業で、ステンレス版の加工が得意な株式会社大倉製作所からのテーマ。 これからの祈りの形「手元に置けるお墓」として、金属素材での募集になる。 お墓の手間 お墓が増えることで維持や管理が厳しくなっている。お墓にかかるコストか らも手放す人もいる。若者の今後を考えると、お墓の継承も簡略化されるの ではないだろうか。お墓を作る以前にお墓についての考え方を新しくするべ きなのか。今は多様性への理解も深まっているので、それぞれのライフスタ イルに合わせられる形であるべき。 お墓の文化の違い お墓とは遺骸や遺骨を葬り、その人の霊を祀る所である。樹木葬、納骨堂、 合祀墓、個別式集合墓があり、何かしらのしるしから故人を思う場でもある。 国や宗教、文化によって受け継がれた形は異なるが故人を思う気持ちを形 にすることは変わらない。 手元供養は現代の祈り 手元供養とは遺骨を一部保管して供養する方法のこと。仏壇をおけない家族 構成であったり住環境であることから、故人を身近に感じて思い偲ぶことが できる手元供養が選ばれている。お墓を持つより楽でアクセサリーにして身 に着ける手元供養もある。遺族や家族から理解されにくいこともある。
Sketch
Mock 実寸スケールでの検討 スタイロフォームやアルミホイル、プリンターで形を検討する 中で、日常に置いたときの馴染み方をイメージした。 曲線の美しさへの追求 金属の固くて冷たいイメージは仏具にしたとき合わなくなるの で、どこから見ても曲線があり柔らかく暖かい印象を目指した。
両手でそ っ と包 み込 むよ うな 形で ある 手円 。 触れる度 、 故人 との 思い 出が 蘇り 、故 人に 祈り を 捧げるき っ かけ とな る 。上 段を 受け 皿や 一輪 挿し 、 香皿とし て 使い 、下 段に は故 人を 思い 返せ るモ ノ を添える 。 一見 、他 者か らは イン テリ アの よう に 感じるが 、 当人 にし か分 から ない 祈り の形 を表 す ものとな る 。 そっと添え、そっと包み。 円を重ねて構成する 形 120 80 130 35 20 75 チ タ カ の り 祈 い し 新 Conclude 使う人にとって意味が変わる 他者からは一輪刺しのように見えても、花を添えた本人からは お供えのつもりだったりと二面の意味を持たせられる。場面に 合わせて異なる物を置けることに多様性を感じさせる。 存在感が馴染む空間 ステンレス材であるため光沢もあり一見目立つが、置き場 所に困らないスタンダードな形をしている。円は落ち着き と親しみを感じさせ、新たな常識が生まれる。 行為から故人を想う 花を添えたり、お線香を焚いたりする行為が故人への メッセージとなり、劣化させないための工夫である。金 属の擦れ合う音も安らぎをもたらす。
自由なテーブル interior,product 2022/0 2 / 1 4 -03/31
盛り付けて彩るテーブル 300 580
Pallet
概要 東川町を知る 重いを試作 木工に挑戦 撮影 完成
隈研吾と東川町のコ ンペで、「自由なテー ブル」というテーマ から取り組んだ。
北海道の中心地であり、 美しい山並みと田園風 景が広がっている。木 工業が盛んある。
重力からの解放を意識し て糸を用いたプロトタイ プを制作した。たわみを テーブルにする検討。
1/1スケールで制作をした。 なめらかな曲線を目指して たくさん削った。
自然に落とし込むため にCADを使わず実物を 撮ることでイメージを 合わせることを狙った。
process
歪みを楽しむ 乗せるもので変わる天板の歪みが、ユーザーの「置いてみたい」 という感情を引き出す。従来のテーブルにはない、好奇心を 揺さぶるテーブルを目指す。 机の訴えかけ あるべき形とは 椅子はその形態が人に座らせたいと思わせる能力があるが、 机は訴えかける働きが少ない。そのため重力を逆らって行為と物を 繋ぐツール でしかない。もっと机は人に影響すべきである。 重力から解放することで机はもっと自由になる。 自由な机は感情に影響して捉え方が大きく変化する。 concept
sketch prototype 重さの表現で天板に凹凸をつけることで検討した。木材のあるべき形から作れるように意識 した。多くのパターンを書き出して使いやすいラインは 置く場所が3つあると使いやすい ように感じられた。このスケッチを参考にプロトタイプに取り組んだ。 プロトタイプから提案物に入れるべき要素を見直した。 天板に隔たりを設けることで 置けるモノを 制限することで進めた。 そうすることでその 範囲で置きたい気持ちを作る。 実際に作りながら検討することで、大きさをきめることができた。
mock up おきたくなる机の大きさからサイドテーブル 程を目指して木を削って制作した 。 使用イメージを伝えるために撮影を行なった。 天板をお皿として食べ物を おいたり、 インテリアとして利用することもでき、使う人によってさまざまな 姿に変化する 。 円柱の板から凹凸を作る ためにトリマーを 活用して制作した。削る量 も多く かなり苦戦 しつつも 大まかな形にできた。 木材本来の味を生かす ために 丁寧なみがき も心掛けた。 テーマに 合う 自由を表現する ためにいくつかの パターンを撮影し
完成した テーブルは どの角度から 見ても角がなく とて も柔らかい 印象に仕上がった。
た。
紅茶のパッケージ product 2022/0 5 / 0 1 -05/31
プロセス コンセプト ラベル検討 ビジュアル制作 課題理解 ポジショニングマップ ムードボード作成 コンビニエンスストアで発売する無糖ストレートティーのパッケージ デザイン 課題。インド原産の春摘みダージリン茶葉を使用している。 コンビニエンスストアのため商品の入れ替わりも激しい。紅茶の品の 良さとターゲットに注目されるパッケージが求められているのだろうか。 陳列棚にあるお茶のボトルを撮影して、ポジショニングマップに することで、現状の分布を可視化した。現行のボトルと差別化を 図ることが今回の目的であり、未開拓のポジションを見つける ために必要な工程であった。 イメージに合う写真を並べることで、最終的なビジュアルに 必要な要素を書き出した。それぞれの雰囲気が伝わる写真を 並べると自然に言葉となって印象を作ることができた。
設定を行った。この人に合うコンセプトの検討を行った。 スケッチとプロトタイプをもとにラベルの検討をした。ムードボードで
使用イメージを考えることができた。 使用イメージやブランドコンセプトを伝えるためにビジュアルの 制作をした。商品の印象は制作していく中で理解も深まったので それに合うように目指した。
現行のラベルに記載されている言葉や形を書き出すことで、どの要素が 求められるのかマップに配置した。これまでのデートをもとにペルソナの
言語化した要素を取り入れることを意識して制作して、プロトタイプから
ポジショニングマップ 01 02 03 奇抜でポップ カジュアルで高そう カジュアルでシック が多い !! な印象 !! 狙い所 !! フルーツを使った紅茶であり、 明るい色を多く使っている。 甘そうな印象がパッケージから 伝わる。ボトルの形も種類が 豊富である。限定のドリンク によく見られる傾向である。 明朝体で品のある印象を 持たせながら、手に取り やすいまとまり感がある。 中身の色とラベルの デザインが馴染んでいる。 所々に吹き出しやイラスト のカジュアルさがある。 手に取りやすく、シックな デザインの紅茶はあまり なかった。コンビニの陳列 で目立たなくなってしまう からだろうか。売る時と 手にした時のバランスが 重要である。 ?
ムードボード シック カジュアル 落ち着いた佇まい モダンで都会的 ふわふわしている リラックスしている よはくが 十分にある 淡くて くすんだ色 細太字の メリハリ 有機的な 図形 要素の言語化 シック×カジュアル
コンセプト 大人の余裕を、 持ち歩く。 マップ化 ペルソナ おしゃれな服装と 自慢したくなる生活。 そんな都会の暮らしの イメージをこの紅茶で 表現する。気軽に買う 飲み物にも見た目を こだわれると、 気持ちも高まる。 プロフィール 名前:佐藤 花子 年齢:23歳 職業:デザイナー 趣味:カフェ巡り 行動の特徴 ・SNS映えする新しいモノが好き →流行に敏感 ・持ち物もお洒落に気を遣う
プロトタイプ 栄養成分表示 100ml当たり エネルギー…0g たんぱく質…0g 脂 質…0g 炭 水 化 物 … 0g -糖質 …0g -食物繊維…0g 食塩相当量 0.03g ●紅茶あああああああああああ●あああああああ あああああああああああ(あああああああ)ああ ああああああああああああああああああああああ あああああああああ●あああああああ●ああああ あああ/ああああああああああああああああ/あ あああああああああ●あああ-ああ-ああ ああ ああああああああああ ああああ ああああ ああああああああああ あああああ/ああああ ああああああああああ あああ-ああああああ ああああああああああ ああああああああああ ああああああ-あああ ああ-あああああああ 500ml 500ml プロトタイプ スケッチ OHPフィルム印刷 レイアウトの検討では、余白の配置とムードに合うことを意識した。 また、アクセントにする 形の検討も した。ダージリンに連想される モノとし て、茶葉や花、ヒマラヤ山麓をゆるく描いてみた。最終的に 山と花の中間的な形を目指した。
ラベル検討 Fi r s t F l u s h B l a c k tea wit h out suga r Nati v e t o i n di a T h e s c ent is fru i t y だー りん 500m First Flus h Black tea w ithout s uga r Nati v e t o i n di a The scent i s fruit y 500m 500m ・両角に寄せることで余白を作る ・ダージリンの花のイメージ ・ひらがなの柔らかい印象 ・上下に情報を集める ・有機的な図形によるアクセント ・ひらがなの柔らかい印象 ・横文字にして差別化 ・有機的な形によるアクセント ・英語のシックさを強める 最終決定 カジュアルとシックのバランスがとれた 03案 を採用 01 02 03
その他の作品 product,display,3DCG
酒屋のリブランディング 実際にある酒屋の店舗ディスプレイをした。 統一感と利便性を中心に考えて、立方体のスツールで埋めることの提案をした。 角打ちの拡充も求められたため椅子や机の利用もできる。 O SA KE SHOP U D A z o nin g TA B L E SHE L F C HA I R ○ ○ ○ ○ さかやの老舗感のある雰囲気か ら , 老 若男女が利用で き る 公 共の場に変えることをイメージ し て店内設計をしました 。 ちんれつはできるだけ少なくし て , そ の時のお酒との 期 会を楽しんでもらいます 。 店舗がしせつの奥にあることか ら , 店 内にもたちより や す い ように広くスペースをあけてい ま す 。 店外でもスツールを置いておけ ば 外で角打ちとして使え る の で内外の境界も薄ま り, 角打 ち 利用 客 も増えると思い ま す 。
酒屋の角打ちテーブルの提案 日本酒専門の角打ちコーナーで利用するで2案出した。店主の要望か ら「ウッディで日本酒に合う角打ちを作りたい」と聞いており、雰囲 気の調和を意識して製作した。 天板に磁石を埋め込むことでパーテーションの位置を自由に変更できる。 グラスの底にも埋めることで、グラスの定位置が決まり、机上を整理して利用できる。 組み木を利用したテーブルは多くあるため、オリジナル性が今後求められる。 また、複数人で利用することも考慮して修正する必要がある。
「今までになかった面白い 」のテーマから自由な発想の を求められ
た。3Dプリンターでモックアップを展示する。fusion360を用いて実
際の寸法とプリンターに合わせたサイズに継手を制作した。
SHAKU
音と動きを楽しむ杖
.
錫杖 ルーピング
杖の持ち手は手を下ろした時の手のひ らの向きに合うように曲線になってい る。歩行時の違和感を軽減する。
フープ状のモノは杖の中で自由に動く ため、歩行時の振動によりぶつかり合 うことで音が出る。
留め具を取り外せばフープを組み替え られるため、自分だけのSHAKUを作 ることができる。
の提案
新種のバザール展 by 新種のimmigrationsにて出展。一般の方からも 製作した を見ていただくことで客観的な意見をいただいた。
の提案
「クスッとなる文房具」というテーマで、2作品提出した。
日常の小さな笑顔を文房具に落とし込むことを意識して制作した。
どこにクスッとなる要素を含ませるかをよく検討した。
サンスター文具 第27回アイデアコンテスト
02 01
なる。そのとき、モノのこころを感じるきっかけになるのではないだろうか。 モノのこころは手間がかか る
Product
こころを感じるしるし」。
02 01
エントリー番号 こころを感じるとは、必ずしも人間同士の間に生まれるものではない。 判子のインクを拭き取る行為に着目すれば、モノを大切に扱い、モノにもここ ろがあるとされているのがわかる。しかし、それを手間と捉えて効率を求める ようになった今、モノと人とのこころの距離が曖昧になり、モノのこころはど こかへ消えてしまうのではないかと思う。モノとの付き合い方は難しい。判子 という今にも消えそうなプロダクトに対して、手間と時間をかける提案する。 いずれ何かの形に見えたなら、それだけ長くハンコと向かい合ってきたことに
15th SHACHIHATA New
Design Competition シヤチハタのコンペティションにて2作品を提案した。 第15回のテーマが「
こころという無形が使い手にどう影響するかを意識した。
Chiba Institute of Technology Faculty of Creative Engineering Department of Design サトウ テン
ありがとうございます