2026年度 経営学部パンフレット

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Faculty of

Business Administration

More Collaboration More Changes

⾃⼰を超え、連携を深め、 変 革 を起こす。

常に当たり前を疑い、高い課題意識を持ち、

経営の⼒で社会を変⾰する 人 間を育成する。

人 と 人 とのつながりを充実させるアプローチで、

世の中に新たな可能性を見出し、時代を切り拓いていきます。

経営学科

スケールアップ志向型の 人間の育成

マネジメントコース

会計コース

経営情報コース

学部共通コース

経営の力で、 社会を変革する 人間を育成する

商学科

スタートアップ志向型の 人間の育成

事業創造コース

マーケティングコース

学部共通コース

4-Year Studies

4年間で何を学ぶ?

人と人とのつながりを充実させる経営学的アプローチで 世の中に新たな可能性を見出し、時代を切り拓く。

経営学科

スケールアップ志向型の人間の育成

競争力人材・社会人基礎力・非認知能力の獲得と育成を主軸 として、自らが属する組織の課題発見と、解決のための戦略 構築をします。そして、各構成員が獲得してくる個別情報を 組み合わせて組織全体の成果を向上させられる能力をもっ たスケールアップ志向型の人間育成をめざします。

商学科

スタートアップ志向型の人間の育成

実践と知識の往還型教育を主軸として、実践的な学びを通 じて社会の諸課題を実証的に把握します。そして、市場や地 域社会において継続的に新たな価値を創造し提供すること のできるスタートアップ志向型の人間育成をめざします。

学部サイト

1 年次 2 年次 3 年次 4 年次 修士 1 年 修士 2 年 1セメスター 2セメスター 3セメスター 4セメスター 5セメスター 6セメスター 7セメスター 8セメスター

教育理念・目的:課題発見⼒・戦略構築⼒・競争的リーダーの育成

演習科目

ゼミ探究

経営学科

推奨 科目群一覧

基礎演習 演習Ⅰ

特別基礎演習 特別演習Ⅰ

管理者

演習Ⅱ(演習論文)

体験演習

海外の競争的ビジネスリーダーとの交流プログラム

学部との 有機的連携

大学院

大学院

アカデミックコース

大学院修了(修士)

経験学習

大学院修了(修士) 大学卒業(学士)

早期履修制度

管理者体験演習 (大学院科目履修)

課題研究 競争的リーダーコース

講義科目

必修科目 選択必修科目 選択科目

各自のオリジナルな講義科目の確定

選択科目

学部共通コース

国際関係コース、英語コミュニケーションコース、 スポーツサイエンスコース、環境サイエンスコース

1 年次 2 年次 3 年次

1セメスター

実践型科目

社会調査入門

素地形成科目

商学科

プロジェクト入門

プロジェクト実践

社会データ分析

空間データ分析

4 年次

マーケティング リサーチ デジタル マーケティング

社会調査実践

デザイン マネジメント実践

ローカルビジネス のフロンティア

食農ビジネス のフロンティア

など

演習型科目

Startup

Mindset

アカデミック スキルズA

フレッシャーズ ゼミ アカデミック スキルズB

情報リテラシー

講義型科目

キャリア& ライフマネジメント

流通システム論 ベーシック マーケティング マーケティング論

演習Ⅰ

演習Ⅱ(演習研究含む)

商品開発論 グローバル マーケティング アジア企業経営論 グローバル ビジネスの基礎 ベーシック アカウンティングⅠ

起業家行動論 京都企業論 ビジネス イノベーション ケースで学ぶ ローカルファイナンス ワークルール入門 ビジネス ケーススタディA

経営立地論 事業システム論 ロジスティクス ケースで学ぶ ビジネスヒストリー など

学部共通コース

国際関係コース、英語コミュニケーションコース、 スポーツサイエンスコース、環境サイエンスコース

[めざす職業・進路]

● 企業(商社、金融、情報、航空・旅行、介護・福祉など)

● 起業家 ● 公認会計士 ● 税理士

● ファイナンシャル・プランナー ● NPO/NGO

● 公務員(国際・国家・地方) ● 教員 ● 司書教諭

[取得可能な免許・資格]

経営学科 ● 中学校教諭一種免許状(社会)  ● 高等学校教諭一種免許状(地理歴史、公民、商業) ● 図書館司書 ● 学校図書館司書教諭

商学科 ● 高等学校教諭一種免許状(商業)

両学科共通 ● 本願寺派教師資格( 受験資格 )

Hot Topic

経営学部の取り組み

〈経営学科〉

競争的ビジネスリーダー交流プログラム

このプログラムは、学生が協働(チームワーク)を通じて、競争的ビジネスリーダーが 必要とされる能力とは何であるのかに関するパワーポイントを作成したうえで、実際 のビジネスリーダーにプレゼンテーションを行い、ディスカッションを通じて、リー ダーシップの具体的内容を学修するものです。具体的内容は以下のとおりです。

1.戦略論・感情知能理論・創造的発想法・経験学習論といった文献を使いながら、担 当教員らの指導のもとで、協働して分散的に情報収集・情報共有した上で、発表する 企画案を構想し、パワーポイントを作成する

2.社長をはじめとする経営幹部層や現場管理者らに対して、各階層におけるビジネ スリーダーが要求される能力・人間特性に関する報告を行い、ディスカッション(座 談会)を行う

3.ビジネスリーダーらからの返答をもとに、ビジネスリーダーが要求される能力と報告 パワーポイント作成時までに自分たちが問われた能力との類似性を、学生たちで批 判的に吟味し、相互フィードバックを行う

訪問先の企業は、年度ごとに変更され、業種も多岐にわたり、大企業から中小企業ま で、国内企業だけでなく海外に進出している日本企業へのビジネスリーダーへのインタ ビューも行っています。このプログラムに参加して獲得を期待できる効果は、年次の違 う学生ともチームを組んで協働しますので、協働プロセスのなかで、自分たち自身が新 奇性ある企画構築上で必要な能力が問われます。さらに、実際に競争的リーダーへの 発表と質疑応答を行いますから、競争的リーダーに必要な能力・人間特性が何である かを、知識としても、経験・体験としても、学べる枠組みになっています。

〈商学科〉 プロジェクト入門

プロジェクト入門では、マーケット(マルシェ)の企画と開催を通じて、事業創造やマー ケティングのプロセスを体感し、実践的に学びを深めます。授業では京都や大阪にお いて開催されるマーケットの現地調査や視察をグループごとに行い、店舗出店のため のコンセプト設定、商品選定、仕入れ、価格設定、VMS(Visual Marchandising)、 SNS等の情報発信、宣伝物の作成、広報など一連の活動を経て、実際に商品をマー ケットにおいて販売します。

社会で求められる人材をめざし チーム単位でスキルを向上させる

「普通に生活をしているだけでは、企業が求める能力は獲得できない」と いう先生の言葉に強く共感し、このゼミを選びました。高校時代にクラブ 活動の部長を務め、チームを動かす難しさや自分の能力不足を痛感して いた私は、このままでは社会で生き残れないという危機感をもっていた からです。ゼミでは、創造的な企画を構築する3つの条件と、それを達成 するために必要な8つの人間特性の活用法を学びます。後輩へのコーチン グ活動をとおして、チームのメンバーが違えば集まる情報や組み換え方が 変わり、新たなストーリーが生まれる楽しさを感じています。自分がタス クをこなす場合ならできることも、人に教えるとなると一気に難しくなり ます。わかっているつもりでも理解が曖昧な部分も多く、現状と目標を俯 瞰して見る重要性にも気づけました。社会で求められる能力を着実に獲得 し、自分の可能性をさらに高めていきたいと思います。(石津さん)

初対面の相手とも協働できる共感 ⼒ が キャリアでの大きな強みになると信じて

就職活動をはじめるにあたり、自信をもってアピールできる強みをつくり たいと考え、企業が求める能力の本質を学べるこのゼミを選びました。最 も成長を感じるのは共感力です。他学年の学生や留学生とチームを組み、 ビジネスリーダーの前でプレゼンテーションを行う海外交流プログラム は、私にとって大きな挑戦でした。説明の論理性やメンバーの自主的発信 をうながすことに苦労し、初対面のメンバーと協働する難しさを実感する も、個々の理解度やペースに合わせたアプローチの重要性を学んだこと で、共感力を活かしたコミュニケーションが展開できたのです。その結果、 チームの心理的安全性が高まり、共感の声をいただけるほど新奇性のある プレゼンテーションを構築できました。このスキルは、多様な利害関係者 が絡み合う法人営業で大いに役立つはずです。私だけの強みを活かし、新 たな価値創造に貢献していきたいです。(山崎さん)

Projects #1

経営学科:マネジメントコース

解決をめざす「社会課題」▼ チームマネジメント

石津 愛永さん

経営学科3年生 (京都府 龍谷大学付属平安高等学校 出身)

山崎 遥香さん

経営学科3年生 (兵庫県立伊丹北高等学校 出身)

多様な価値観が交わる組織を運営するために 一人ひとりの個性を活かしチーム力を向上させる

解決をめざす「社会課題」▼ 企業価値の推定 財務諸表という 確かな数字から 企業の実態を読み解き 的確な判断を導く

清水 啓丞さん

経営学科3年生 (奈良県 奈良女子大学附属中等教育 学校 出身)

会計の専門知識と分析 ⼒ を活かして 企業の真の価値を見極める

財務分析のスキルを実践的に磨き 社会に貢献できる人材をめざす

ゼミでの学びは、就職活動や投資判断など、実社会での意思決定につな がっています。ゼミ生の多くが金融業界をめざすなか、地方銀行の可能 性について確かな情報から一つの結論を導き出せたことは、非常に有意 義であったと感じます。企業の経営状態や将来性を客観的に分析できる 力は「貯蓄から投資へ」という時代のニーズに応える重要なスキルとな るでしょう。さらに研究を深めれば、企業のマネジメントや危機管理と いった管理会計の分野にも応用でき、コンサルティングを通じて社会に も貢献できます。チーム活動で養われた問題解決力や組織運営の経験も、 かけがえのない財産となっています。将来は税理士として、専門知識と 実践力を活かしながら、クライアントと深い信頼関係を築いていきたい と考えています。財務諸表という確かな数字から企業の真の姿を見極め、 適切な判断へと導いていける、会計のプロフェッショナルをめざします。 現代社会では、企業の価値を正確に分析し、適切な判断を下すことが重 要です。私が所属する濱田ゼミでは、会計や金融の専門知識と技術を活 用し、企業の財務分析に取り組んでいます。具体的には、業界ごとの企 業研究を行い、財務諸表や経営指標から企業の実態を読み解いていきま す。私が所属する班では、低金利政策の転換期にある銀行業界に着目し、 メガバンクと地方銀行の財務構造を徹底的に分析しました。各行の財務 諸表の構成比率や財務指標を比較・検討することで、業界の将来性や各 企業の競争力を客観的に評価する手法を理解します。業界分析の過程で 特に重要だと実感したのは、能動的な情報収集の有意性です。インター ネット上に流布する情報をそのまま受け入れるのではなく、財務諸表と いう確かな根拠に基づいて独自の分析と考察を行うことで、既存の通説 とは異なる新たな結論を見出すことができました。

課題解決に必要な情報活用のリテラシーを プログラミングやゲームを介して修得する

高度情報化社会といわれる現在、企業が課題を解決するには、情報活用 とデータ分析が欠かせません。それらのスキルを身につけるために、私 が所属するゼミではチームに分かれてロボットプログラミングやビジネ スゲームなどを行い、課題解決に向けた文献調査や資料収集、調査報告 に取り組んでいます。ロボットを想定どおりに動かせるまで失敗・分析・ 修正を繰り返す過程からは、作業を順序立ててすすめる計画性がプロ ジェクト達成の近道であると学びました。また、一人ひとりが社長になっ て会社を経営するゲームからは、ビジネス戦略には、競合他社や社会情 勢も考慮に入れる視野の広さが重要であると学びました。これらの活動 をとおして、情報を精査する能力と理論的な思考力、情報共有に必要な 説明力やコミュニケーション力、協調性が養われました。卒業論文は「IT・ ICTを活用した農業の発展」をテーマにすすめる予定です。

企業と連携してオリジナルの商品を開発 試行錯誤した経験がキャリアへの礎に

特に印象深い取り組みは、印刷会社の方々のご協力のもと、商品の開発・ 販売を手がけたことです。オリジナル商品を百貨店の催事スペースで販 売する際は、出店場所や人の動線を踏まえた陳列、利益を見込んだ価格 設定といった課題が山積みでした。そうした苦労を乗り越えたおかげで、 購買意欲を促す商品デザインや店舗レイアウト、接客にも工夫を凝らせ るようになりました。さらに多角的な視点からアプローチする力が鍛え られ、予想外の状況やトラブルに直面しても臨機応変に対応する力もつ きました。能動的な行動力をはじめ、情報を収集・分析し自らの意思決定 に反映させる技術など、ゼミ活動をとおして得たスキルを、今後の自分 自身のキャリアに活かしていきたいです。誰しもインパクトのある情報 や思い込みにとらわれがちですが、適切なICT活用の知識を身につける ことで、より良い日常生活や企業活動を行えると信じています。

Projects #3

▼ 解決をめざす「社会課題」

経営学科:経営情報コース

ICTの利活用

大角 ひなたさん

経営学科3年生

(京都府立洛西高等学校 出身)

さまざまな情報が飛び交う 現代社会で必要なのは 収集した資料を見極め プロジェクトに活用する力

※2025年4月 新設

石河 祥太さん 経営学科3年生 (栃木県立宇都宮北高等学校 出身) Projects #4 商学科 ※ :事業創造コース

解決をめざす「社会課題」▼ 人間関係の希薄化 人と人とをつなぎ 学生同士の交流から 社会人との対話まで 新たな関係性を築く

京都の土地柄を活かした交流で 持続可能な地域活性化をめざす

眞鍋ゼミでは「事業共創」をキーワードとし、人々の交流促進や地域活性 化といった社会課題に取り組んでいます。私の班は、京都市内の大学同 士や、学生と社会人の関係性が希薄な点に着目しました。「学生の街」と 呼ばれる京都も、大学の垣根を越えた交流は意外に少ない現状です。そ こで、学生団体による意見交換会「ゼミフェスタ」の企画・運営や京都市 移住定住応援団への参加を通じて、人々の交流の場を創出しています。

さらに、酒造会社と連携して「蔵開き」イベントに学生ブースを出店し、 他大学のゼミが運営に参加する京都市主催の「オープンパーク」の公園 利活用活動にも参加しました。活動を通じて実感したのは、地域活性化 には規模の大小にかかわらず、その土地に合ったスタイルでの継続的な 取り組みが重要だということです。異なる背景をもつ人々が出会い、共 に考え行動することで、地域に活力が生まれます。

ゼミ活動での学びは社会人への準備 キャリアにつながる大きな財産に 私たちの活動の特徴は、学生自身で一から企画し実行する点にあります。 企画の立案から、協力先との交渉、広報活動まで、自分たちで進めてい きます。ビジネスメールの書き方や企画書の作成、プレゼンテーション など、社会で必要となる実践的なスキルが自然と身につきました。また、 異なるテーマで活動する他班との協働で多様な視点や考え方に触れ、主 体性も養われています。「街を人で好きになる」を班のスローガンとして 人々の交流促進をすすめるなかで、組織の運営方法やチームビルディン グの重要性も理解できました。地域の方々やプログラムに協力してくれ る社会人とのかかわりから、社会で求められる振る舞いや責任感も養わ れています。各自の世界を広げ、社会への認識や個人の意識を高めてい くことは、社会に出るための準備としても有効だと考えます。ゼミでの 学びは、社会人として活動するうえで大きな財産となるでしょう。

未利用資源の活用と地場産業の活性化で 持続可能な社会の実現をめざす

高度に発展した現代社会では、地域特有の資源や産業を次世代に継 承することが求められます。私が所属する藤岡ゼミでは「Issue× Marketing」をテーマに、マーケティングを通じた地域・社会課題の解決 に取り組んでいます。具体的には、加工の難しさから廃棄せざるを得な い有田みかんの皮を活用した商品開発や、和歌山県有田川町の特産品で あるぶどう山椒の産地を未来へと存続させるプロジェクトです。これら の活動をとおして、未利用資源の新たな価値創造や高齢化による農業の 担い手不足といった地域課題の解決をめざします。ゼミ活動をとおして 深く理解したのは、現場に足を運び、自分の目で見て、肌で感じることの 重要性です。実際に現地を訪ね、生産者の声を聞き、マーケティングの観 点から解決策を模索する過程で、机上の学びだけでは得られないリアル な知識と実践経験を積むことができました。

トライ&エラーの経験を ⼒ に変えて マーケティングを通じた社会課題に挑む

商品開発やマーケティング戦略を練るなかで、消費者ニーズの把握や消 費者の意識改革、市場分析の必要性も強く実感しています。特に消費者 の意識を変えることは、社会課題解決への大きな力となるでしょう。し かし、一学生の発信力には限界があり、世間に周知させるのは困難を極 めます。そこで私たちは企業や行政と連携し、商品開発やイベント開催 などを行い、社会に向けた情報発信を行っています。自分に何ができる のか、いかにアプローチすべきか。トライ&エラーを繰り返して取り組 み自体をブラッシュアップしていくことで、私自身も人間的に成長でき たと実感しています。こうした経験は、部活動や就職活動など、大学生活 のさまざまな場面で活かされてきました。学生のうちにマーケティング を実践した経験は、社会に出てからも大きな強みとなるでしょう。今後 も身近な社会に目を向け、微力でも課題解決に貢献できればと思います。

Projects

▼ 解決をめざす「社会課題」

※2025年4月 新設

未利用資源の活用

工藤 麟太郎さん

経営学科4年生

(京都府 龍谷大学付属平安高等学校

出身)

地域の課題を見つけ出し 学生ならではの発想と マーケティングの視点から その解決策を探る

株式会社 インテック 金融ビジネス事業本部 金融デジタル推進部 勤務 ゼミ活動をとおして学んだのは「組織におけるコ ミュニケーション能力の重要性」です。教授か ら与えられる課題に取り組み、企業が求めてい る実践的なスキルを身につけました。現在は、 IT企業で生命保険業務の基幹システム開発に 携わり、生成AIなど最新技術の導入検証をとお して業務の効率化を推進しています。ゼミで培っ たコミュニケーション能力は仕事のあらゆる場 面で役立っています。新しい技術を導入する際 は、現場スタッフとの密な対話が欠かせません。 コミュニケーションの質が組織の成果を左右す るのは明らかです。今後は、自分がかかわるチー ムをより強固にし、組織全体のパフォーマンス 向上に貢献したいと思っています。大学選びは 「何を学ぶか」が重要です。早期から実践的に 学べる環境に身を置き、社会で活きる力を身に つけてください。

本田 加寿也さん

2020年卒業 (大阪府立枚方高等学校 出身)

Life after G

新しい技術の効果的な導入をめざして、詳細な検証を 行う毎日。現場の皆さんと密な連携を取りながら、効率 化・省力化の可能性を推量しています。

My Background

学部で一番ストイックといわれるゼ ミに所属。他のゼミに比べて課題の 量が多いことに驚きつつも、充実し た日々を過ごしました。

学部のゼミ紹介の一環で、自分たち の活動成果を発表しました。入学を 考える受験生を前に緊張するも、無 事に発表を終えられました。

新たにゼミへ入ってきた1年生へ、ゼ ミ活動に関するコーチングを実施。 身をもって、人に教えること、伝える ことの難しさを経験しました。

龍谷大学の姉妹校である大連外国語 大学と大連市内の日系企業を訪問し ました。研究内容の発表や意見交換 をとおして知見を広げました。

株式会社

Mizkan J plus Holdings 人事本部 人材開発部 勤務

在学中はマーケティングのゼミに所属し、京都 市の水道水の魅力を周知するカフェの企画・運 営に携わりました。企業への協賛交渉やSNSで の情報発信を担当し、相手の立場で考える大切 さを学びました。学外の方と関わりながら実践 形式でマーケティングを学ぶ機会も多く、自分 たちで一から企画を立て、それを形にする経験 は大きな自信となりました。現在は人事部門で 会社全体の要員計画や異動調整を担当し、社 員一人ひとりが最大限に強みを発揮できる配置 や、会社と社員がともに成長できる環境を提案 しています。部署ごとの異なるニーズを汲み取り 調整を進めていくなかで、大学時代に培った協 働力が役立っていると感じます。人事分野でよ り広い知識と視野をもち、社員が働きやすい環 境づくりや組織の成長に貢献できる存在をめざ します。

raduation

床田 麻衣果さん 2016年卒業 (大阪府立北千里高等学校 出身)

My Background

テニスサークルに所属していました。

大学の授業に加え、アルバイトに サークル活動と、1日があっという間 でした。

先生の「カフェやってみない?」の一 言から始まったゼミ活動。カフェのコ ンセプトについて仲間と真剣に話し 合いました。

人事を円滑にすすめるには、相手の立場や考えを理解 することが肝心。会社の展望を踏まえつつ、誰もが働き やすい環境づくりに貢献したいと思います。

広報班として、カフェの魅力を発信し ました。ゼミ生全員で力を合わせて 運営したカフェは、京都まちづくり推 進表彰を受賞しました。

「カフェを活用したマーケティングコ ミュニケーション」をテーマに卒業 論文を執筆。仲間と協力した経験は、 かけがえのない財産です。

Careers

経営学部の就職

経営学部のキャリアサポート体制

支援の取り組み

1.就活を経験した先輩による「キャリア情報提供会」

資格・ 就職情報

就職活動を終えた卒業年次生の協力のもと、年に3 回、1〜3年生を対象に「キャリア情報提供会」を開催しています。「キャリア情報提供会」では、「社 会人基礎力の養成」をキーワードに、自身の性格・特徴や行動特性ならびに産業界が求める人材の把握を目的としています。

2.クラウド型の教育支援サービスを活用した進路サポート

クラウド型の教育支援サービス「manaba」を活用して進路・就職活動に関する状況調査を実施することで、4年生の進路把握率を高め、進路に悩む 学生に対してアプローチし、進路未決定者への早期支援に努めています。経営学部ではキャリアセンターとの連携を強化し、学生の主体的な進路選 択を支援しています。

3.低年次からのキャリア形成

1年次に開講する全員履修科目「情報リテラシー」では「社会人基礎力養成ガイダンス」や「大学生活を充実させるためのガイダンス」を実施してい ます。低年次からのキャリア形成をより有効に支援しています。

あいおいニッセイ同和損保株式会社 内定

株式会社村田製作所 内定

分析⼒と対話⼒を強みに 社会に貢献できる人材へ ゼミで鍛えた企画⼒と提案⼒で お客さまのニーズに応えたい

面接では、ゼミで培った創造的な企画構築力を強くア ピールしました。チームで自分の特性をいかに発揮でき るかを、具体的に示せたことが内定につながったと思い ます。情報収集・共有・組替の3条件を意識し新奇性の ある企画を練った経験は、お客さまに応じた保険をご提 案する際にも活きると確信しています。

藤村 香織 さん

4年生

(大阪府立山田高等学校 出身)

学びによって身についた分析力が、就職活動中の企業 研究に役立ちました。また、海外企業へのプレゼンテー ションで培った集中力とコミュニケーション力のおか げで、面接本番でも自信をもって論理的に意見を伝えら れました。業務を通じて専門性を磨き、会社やチーム、 そして社会に貢献していきたいです。

山本 未来 さん

4年生

(滋賀県立草津東高等学校 出身)

芙蓉総合リース株式会社 内定

財務会計の専門知識を活かし 企業の成長戦略を支える

ゼミで深めた会計学の知識をもとに、企業の財務諸表分 析やリース会計基準の研究に取り組みました。特に会計 基準の国際的統一化を図る「コンバージェンス」に着目 し、業界への影響を考察しました。培われた分析力は企 業研究でも大きな強みとなりました。企業の設備投資を 通じた成長戦略をサポートしていきます。

石原 大幹 さん 4年生

(兵庫県立篠山鳳鳴高等学校

就職状況(2024年3月卒業生)

経営学部

[主な就職先]

金融業、メーカー、商社、情報、通信業など 幅広い業種への就職実績があります その他 5.5%

● 大和ハウス工業株式会社

● 株式会社長谷工コーポレー ション

● 株式会社キーエンス

● クリナップ株式会社

● スズキ株式会社

● 住友大阪セメント株式会社

● ダイキン工業株式会社

● 日産化学株式会社

● 株式会社富士通ゼネラル

● 株式会社村田製作所

● アマゾンジャパン合同会社

● 西日本旅客鉄道株式会社(JR 西日本)

● 株式会社大塚商会

● 株式会社ニトリ

● あいおいニッセイ同和損害 保険株式会社

● 株式会社関西みらい銀行

● 株式会社京都銀行

● 京都信用金庫

株式会社ニトリ 内定

● 京都中央信用金庫

● 株式会社滋賀銀行

● 日本生命保険相互会社

● 野村證券株式会社

● 丸三証券株式会社

● 株式会社みずほフィナン シャルグループ

● 三井住友海上火災保険株式 会社

● 三井住友信託銀行株式会社

● 三菱UFJニコス株式会社

● 明治安田生命保険相互会社

● 株式会社りそな銀行

● 株式会社NTTデータ関西

● 株式会社オリエンタルランド

● 株式会社JTBグローバル マーケティング&トラベル

● 日本郵便株式会社

● 財務省

● 滋賀県庁

● 京都市役所 など

※主な就職先は業種順に記載

株式会社堀場テクノサービス 内定 株式会社 LDH JAPAN 内定 マーケティングの実践は 将来への大きな自信に

「未利用資源の活用」をテーマにマーケティングを学び、 廃棄みかんの皮を使った商品開発や販売に挑戦しまし た。マーケティングの実践によって磨かれた市場調査や プレゼンテーションのスキルは、就職活動でも大きな強 みとなりました。商品認知拡大に取り組んだ経験を活か し、広報や宣伝部での活躍をめざします。

高田 美南 さん

4年生 (岡山県立倉敷南高等学校

能動的な思考と行動で さらなる成長をめざす

ゼミ活動で衰退地域の活性化に取り組み、住民の思いに 寄り添い、多角的な視点で課題解決を考える重要性を学 びました。さらに教職課程の学びを通じて得た多様な働 き方への理解も、就職活動に役立ちました。何事にも関 心をもって行動に移すことを常に意識して自ら成長し、 キャリアの可能性を広げたいと思います。

河合 恒 さん 4年生

(京都府立南陽高等学校)

計画⼒と発信⼒を発揮して 多くの人に音楽の魅⼒を届けたい

ゼミでは徳島県の地域活性化に取り組み、SNSでの情 報発信を通じて計画性が身につきました。この経験から 計画的に行動する重要性を実感し、就職活動にも入念な 事前準備をして臨みました。音楽業界で働くという長年 の夢がかなった喜びを忘れず、大好きな音楽の魅力を発 信していきたいと考えています。

畑 美月 さん 4年生 (滋賀県立石山高等学校 出身)

深草キャンパス

大阪、奈良、兵庫から好アクセス JR 「大阪」駅 → 約42分 京阪「京橋」駅 → 約41分 近鉄「奈良」駅 → 約43分 JR「三ノ宮」駅 → 約63分

龍谷大学のブランドストーリー

世界は驚くべきスピードでその姿を変え、 将来の予測が難しい時代となっています。

いま必要なことは、「学び」を深めること。 「つながり」に目覚めること。

龍谷大学は「まごころある市民」を育んでいきます。

自らを見つめ直し、他者への思いやりを発動する。

自分だけでなく他の誰かの安らぎのために行動する。

それが、私たちが大切にしている

「自省利他」であり、「まごころ」です。

その心があれば、激しい変化の中でも本質を見極め、

変革への一歩を踏み出すことができるはず。

探究心が沸き上がる喜びを原動力に、 より良い社会を構築するために。

新しい価値を創造するために。

私たちは、大学を「心」と「知」と「行動」の拠点として、 地球規模で広がる課題に立ち向かいます。

1639年の創立以来、貫いてきた進取の精神、 そして日々積み上げる学びをもとに、様々な人と手を携えながら、 誠実に地域や社会の発展に力を尽くしていきます。

豊かな多様性の中で、心と心がつながる。人と人が支え合う。 その先に、社会の新しい可能性が生まれていく。 龍谷大学が動く。未来が輝く。

You, Unlimited

龍谷大学 経営学部

あらゆる「壁」や「違い」を乗り越えるために、「まごころ」を持ち、 「人間・社会・自然」について深く考える人を育む。 それが、龍谷大学の教育のあり方です。

自分自身を省み、人の痛みに感応して、 他者を受け容れ理解する力を持つ。

人類が直面するリアルな課題と真摯に向き合う。

そして様々な学びを通じて本質を見極める目を養い、 自らの可能性を広げていきます。

※掲載の学年、所属は取材時のものです。 2025年4月発行 京都市伏見区深草塚本町67 Tel 075-645-7895 biz@ad.ryukoku.ac.jp

https://www.biz.ryukoku.ac.jp

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