2024幎床 法孊郚パンフレット

Page 1

韍谷倧孊 法孊郚 2024

Law Faculty of

From the Citizens' Perspective

「垂民に寄り添う人」ぞ

法孊は、人ず向き合う孊問ずしおは、医孊や神孊などず䞊んでもっずも叀 い専門分野ず蚀える孊問です。韍谷倧孊の法孊郚は、特に広く瀟䌚的な課 題に取り組むこずをひず぀の特城ずしおいたす。そのための教逊や実践力 を身に぀けるために座孊だけでなくフィヌルドワヌクなどをずおしお垂民 芖点からの孊びに泚力しおいたす。

01
匁護士 囜家 公務員 地方 公務員 䌁業での 法務郚 パラ リヌガル 保護 芳察官 怜察官 叞法曞士 瀟䌚保険 劎務士 刑務官 法務教官 行政曞士 裁刀官 裁刀所 事務官 怜察 事務官 家庭裁刀 所調査官 匁理士 裁刀所 曞蚘官 志望にあわせお コヌス遞択 叞法コヌス 孊郚共通コヌス 珟代囜家ず法 コヌス 囜際政治ず法 コヌス 垂民生掻ず法 コヌス 犯眪・刑眰ず法 コヌス 02

孊生の取り組み玹介

Understanding SDGs through Traditional Crafts

京郜深草の䌝統工芞品を通じお

SDGsぞの理解を深める

法孊郚を盛り䞊げたいず考える孊生有志が集う、䌁画・広報団䜓「LeD’sレッズ」。

孊生自らが䌁画・立案したむベントの運営をずおしお、法孊郚の孊びの魅力を孊内倖ぞ発信しおいたす。

03

法孊郚の魅力発信ず

身近な瀟䌚問題の啓発に努める

私たちLeD’sレッズは、法孊郚の魅力を 孊内倖ぞ発信し、倚くの方に認知しおもら えるよう孊生自身が䌁画・立案したむベン トなどを開催しおいたす。近幎泚目を集め おいるSDGs持続可胜な開発目暙の啓発 や、若者の投祚率䜎䞋など、身近な瀟䌚問 題にも積極的に取り組んでいたす。私たち が今回䌁画したのは、SDGsの啓発掻動でし

た。2015幎の囜連採択以降、その名前は呚 知され぀぀あるものの、SDGsの内容や意矩 たで深く理解しおいる人は決しお倚くあり たせん。そんなSDGsに぀いお地域の小孊生 にも知っおほしい、楜しみながら理解を深 めおほしいず思ったのが、深草の䌝統工芞 品である「竹うちわづくり」むベントを開催 するきっかけでした。

䌝統工芞品づくりを通じお SDGsの意矩を䌝えたい

SDGsに掲げられおいる17の目暙のうち今 回テヌマに取り䞊げたのは、「぀くる責任・ ぀かう責任」「海の豊かさを守ろう」「陞の豊 かさも守ろう」の3぀でした。SDGsず聞く ず難しいように思われがちですが、実際は ずおも身近な問題です。ただ、座孊で孊ぶず

なるず、小孊生は退屈に感じおしたうかも しれたせん。そこで私たちは、竹うちわづく

りのほかにもSDGsに関する簡単なクむズ を甚意するなど、楜しく孊ぶこずに重点を 眮き、工倫を重ねたした。実際に竹の銙りや 手觊りを䜓感しながら補䜜するなかで、自 䜜のうちわぞの愛着が生たれたのか、倧切 に䜿おうずいう姿勢が芋受けられたした。 プラスチック補品を䜿うのが圓たり前に

Ryosuke Ueda

怍田 涌介 さん

3幎生 倧阪府立䜐野高等孊校 出身

なっおいる小孊生が、プラスチックごみを はじめずする環境問題に目を向け、自分た ちに䜕ができるかを考えるきっかけになっ おくれれば、嬉しい限りです。これからも身 近な瀟䌚課題を広く発信し、呚囲の方々を 巻き蟌んだむベントを開催できればず思っ おいたす。

䌁画に携わっお䜓感した 準備の倧倉さず倧切さ

このむベントを開催するにあたり、私たち は蚈画の緎り盎しからスタヌトしなければ なりたせんでした。ずいうのも、2020幎に 蔓延した新型コロナりむルス感染症の圱響 を受け、2幎間ずっず停滞しおいたむベント だったからです。䌁画の察象者が小孊生ずい うこずもあり、感染察策の培底や保護者ぞ情 報を呚知する手段など、コロナ前たでは考え もしなかった課題が山積みで、詊行錯誀を繰 り返したした。むベントの呚知をお願いする 小孊校にも䜕床も足を運び、校長先生や教頭 先生ず協議を重ねたり、申蟌曞の配垃をお願 いしたりず、準備だけで半幎もの時間を芁し たした。しかし、この䞀連の倧倉さを味わっ おいなければ、きっず䞻催者偎の苊劎を知る こずはできなかったでしょう。䞀぀のむベン トが開催されるたでには、倚くの時間ず呚到 な準備が必芁なのだず、身をもっお知る貎重 な経隓でした。

仲間ず困難を乗り越えた経隓は 将来ぞの倧きな自信ずなっお

小孊生向けのむベントながら、䌁画者であ る私たちも、SDGsぞの理解がより深たりた した。同時に、自然資源の掻甚法や䌝統工芞 品の埌継者䞍足など、新たな課題にも気づ

けたした。たた、今回の䜓隓をずおしお、仲 間ず協働するこずの倧切さも改めお孊びた した。特に準備期間䞭は倚くの課題に盎面 しお、行き詰たるたびにみんなで盞談し、知 恵を出し合ったものです。ずもに悩み考え る仲間がいなければ、途䞭で諊めおいたか も知れたせん。幹郚数名を䞭心に、同じ目暙 ぞ向けお力を合わせたからこそ、実珟でき たむベントなのだず、仲間や支え協力しお くださった方々ぞの感謝の気持ちでいっぱ いです。この経隓はきっず、今埌の孊生生掻、 ひいおは、将来においおも倧きな自信にな るず確信しおいたす。

Tomo Nakahira

äž­å¹³ 朋 さん

3幎生

鹿児島県立鹿屋高等孊校 出身

Momoka Kawakami

川䞊 桃䜳 さん

2幎生

䌊䞹垂立䌊䞹高等孊校 出身

04

「銙り」で地域おこしを行う 䞊垂町の取り組みをリサヌチ

法政アクティブリサヌチは、自分たちで テヌマを蚭定し、行政機関や自治䜓、䌁業 にヒアリング調査を行い、成果を孊内倖 に発信する孊生䞻䜓の取り組みです。私 たちのグルヌプは、「かおり・においず環 境」ずいう芖点からの「たちづくり」に着 目し、調査研究を行うこずにしたした。た ちづくりずいうず芳光名所や特産品など 芖芚・味芚に蚎えるアプロヌチが䞀般的 ですが、嗅芚に働きかける地域掻性化も 可胜なはずです。そこで、間䌐暹朚を掻甚 した粟油などによる商品開発や䜓隓プロ グラムを通じお「銙り文化」の掚進に取り

組んでいる富山県䞭新川郡䞊垂町を、ヒ アリング先に遞びたした。

たちづくり圓事者から話を聞き、 地域掻性化のヒントを探る

䞊垂町は、人口枛少や少子高霢化、蟲林業 の埌継者䞍足、未敎備森林の増加ずいっ た問題を抱えおいたす。それらの解決策 の䞀環ずしお「『銙り文化』掚進プロゞェ クト」を実斜し、䜏民や事業者の方々が連 携しおたちづくりをすすめおいたす。今 回その掻動を調査するこずで、地域の特 性や資源を掻かした取り組みこそ、雇甚 の創出や地堎産業の繁栄の鍵であるずわ かりたした。特に、ヒアリング調査から孊

んだこずは倧きいず感じたす。瀟䌚課題 に向き合っおいる方のお話を聞き、座孊 だけでは知るこずのできない貎重な知芋 を埗られたしたし、アポむントやメヌル のやり取り、珟地での振る舞いなどの瀟 䌚人ずしお必芁なマナヌも身に぀きたし た。たた、チヌム内で自分が䜕をすべきか 芋定める刀断力も逊われたした。䞀方、こ ちらの事前準備が䞍十分で聞きたいこず を質問しきれなかったずいう埌悔もあり たす。ヒアリング調査を充実させるには、 「なぜそれを調べるのか」「なぜそれを尋 ねるのか」を考え抜いおおかねばならな いず痛感したした。そういった反省点も 掻かしながら、今埌も匕き続き地域課題 に取り組んでいきたいです。

法政アクティブリサヌチ

Research Local Issues and Seek Solutions

瀟䌚課題の解決をめざす

法政アクティブリサヌチは、瀟䌚課題を解決する取り組 みに、孊生が䞻䜓的に参加する授業です。孊倖の各皮団 䜓や自治䜓、法人などにヒアリング調査を行い、自分た ちで解決策を暡玢、提案しおいきたす。今回は、「銙り」 ずたちづくりに぀いお調査を実斜したした。

「銙り」の地域振興を調査し、
Keita
鈎朚 啓倪
2幎生 奈良県立奈良北高等孊校 出身 05
Suzuki
さん

地域の珟状を「知るこず」が 瀟䌚問題を解決する第䞀歩

日本の各地域には、認識はされおいるもの の危機感が共有されおいない問題や、ただ 認知すらされおいない問題など、瀟䌚に䞍 利益をもたらすさたざたな問題が数倚く 存圚したす。そういった事柄を課題ずしお ずらえ解決に぀なげるには、「知るこず」 から始める必芁がありたす。私たちは法政 アクティブリサヌチを通じ、䞊垂町が盎面 しおいる困難を知りたした。珟地たで足を 運び、䌁業や自治䜓の方々にお話をうかが い、地域の取り組みに぀いお理解を深める こずで、課題解決に向けた考え方がおのず ず身に぀いたように感じたす。

ヒアリング調査で埗られた知芋を 共有し、瀟䌚貢献に掻かしたい

䞊垂町のたちづくりの必芁性や「銙り」ず いう資源掻甚の背景を調査するこずで地域 掻性化ぞの理解が深たり、さたざたな芖点 から物事をずらえる力が身に぀きたした。

法政アクティブリサヌチでは孊生自ら珟 地を蚪れおお話をうかがいたすが、事前に 綿密な䞋調べをする必芁がありたす。倧倉 な䜜業ですが、苊劎しお埗た知芋は、今埌 の人生でも必ず圹立぀ず思いたす。ヒアリ ングで圹堎の方々の思いなどを知り、䞊垂 町により芪近感が湧くずずもに、地域の問 題を自分事ずしお考えるようになりたし

た。人口枛少や少子高霢化による地域衰退

は、党囜共通の課題です。私たちがヒアリ ング調査を行い発衚するこずで、少しでも 倚くの人や地域に䞊垂町の取り組みが䌝 わり、瀟䌚課題を解決する䞀助になればう れしいです。

Ogi 倧朚 のぞみ さん 2幎生 奈良県立橿原高等孊校 出身
Ono 小野 愛実 さん 2幎生 倧阪府立山田高等孊校 出身
Nozomi
Manami
06

Hot Topics

法孊郚の取り組み

11幎生の孊びを支える クラスサポヌタヌ制床

䞻に2幎生ず3幎生がクラスサポヌタヌになっお、1幎生前期の「基瀎 挔習」ず埌期の「法政入門挔習」で1幎生や教員をサポヌトしたり、1 幎生ず教員ずの橋枡しをしたりしながら円滑な授業運営をめざした す。1幎生がどんな問題を抱えおいるか、どんな情報を必芁ずしおいる かを盞手の立堎で考えフィヌドバックするので、サポヌトする偎の私

もプレれン力やコミュニケヌション力が鍛えられおいくのを実感でき たした。1幎生のサポヌトにずどたらず、自分自身の成長に぀ながるク ラスサポヌタヌ制床は法孊郚の倧きな特城の1぀だず思いたす。

2孊びの成果を地域に還元 孊生法埋盞談郚

垂民や孊生から受ける法的な盞談に察し、倧孊で孊んだ法孊知識をも ずにアドバむスを行いたす。普段の授業でむンプットした知識を実務 ずしおアりトプットし、盞談者の問題解決をお手䌝いするのが目的で す。ヒアリングや助蚀を通じお、法的思考力や課題解決力が向䞊した した。なかでも盞手の話を匕き出す話し方や、傟聎する姿勢、人間力 が特に培われ、これから瀟䌚にでるうえで求められる力が身に぀いた ず感じおいたす。今埌もこの掻動をずおしお自分自身の胜力を高め、 瀟䌚でも掻甚しおいきたいです。

衣笠 翔也 さん

2幎生倧阪府立倧塚高等孊校 出身

卒業生による進路遞択のサポヌト 法孊郚メンタヌシッププログラム

このプログラムでは、本孊法孊郚卒業生を䞭心ずした瀟䌚人がメン タヌ盞談盞手、助蚀者ずなり、瀟䌚人ずしお培っおきたキャリアや 孊生時代の経隓を掻かしながら、圚孊生に察しお、進路遞択やキャリ ア圢成に関する助蚀を行いたす。

倚様な情報があふれおいる時代 ですが、メンタヌから盎接助蚀を 受けるこずによっお、進路遞択や キャリア圢成の䞀助、卒業埌の姿 を考えるきっかけずなるこずを目 的ずしおいたす。

3
å¿—æ°Ž å·Šè¿‘ さん 3幎生京郜府立東宇治高等孊校 出身
07

4-Year Studies

4幎間で䜕を孊ぶ?

法埋や政治を基瀎から発展たで段階的に 孊修するこずで、無理なく知識を積み䞊げる

1 幎次 2 幎次 3 幎次 4 幎次

1セメスタヌ2セメスタヌ3セメスタヌ4セメスタヌ5セメスタヌ6セメスタヌ7セメスタヌ8セメスタヌ 4 幎間の流れ

倧孊での孊び方を 修埗する

段階的に孊修を深めお 関心があるコヌスを遞択

専門性の高い科目を孊び リヌガルマむンドを育おる

研究テヌマを远究し、 卒業研究にたずめあげる

基瀎挔習

「倧孊入門科 目」であり、倧 孊での孊び方 を修埗したす。

法政入門 挔習 法孊・政治孊 の孊修に必芁な 読解力を逊成し たす。

クラスサポヌタヌ制床

法政 ブリッゞ セミナヌ 卒業研究ぞず ぀ながる文章 䜜成胜力を磚 き、専門的な孊 びに向けた橋 枡しをしたす。

法孊・政治孊入門科目 法孊・政治孊の基瀎を孊ぶための基本科目を履修したす。

● 法ず裁刀

● 憲法Ⅰ・Ⅱ

● 民法Ⅰ-A・B

挔習Ⅰ

専門教育れミナヌルずしお、各自が 垌望するれミを遞択。倚様なれミが 開講されたす。

挔習Ⅱ・卒業研究

「挔習Ⅰ」での孊修をさらに深める専門教育れミナヌルが 「挔習Ⅱ」です。その集倧成ずしお卒業研究を䜜成したす。

● 消費者保護のための行政の取り組みず䌁業の察応

● 刑事法入門

● 日本法制史A

● 珟代䞖界の政治    など

進路にあわせおコヌスを遞択

これたでに 取り組んだ内容

● 最前線の持続可胜瀟䌚の諞政策を考える

● 瀟䌚的問題に関する「垂民」の芖点ず理念論

● 歎史的芳光地の「光」ず「圱」

法埋事務実務・法埋実務論

法埋事務所や叞法曞士事務所でむンタヌンシップを行い、掻きた法埋を孊びたす。

叞法コヌス

六法科目を少人数で孊び、教員ず孊生によるむンタラクティブな授業を展開したす。

珟代囜家ず法コヌス

公法科目憲法、行政法などを䞭心に、関連科目ずしお政治孊や日本政治を孊びたす。

垂民生掻ず法コヌス

民事法科目民法、民事蚎蚟法などや、商事法科目商法、䌚瀟法などを䞭心に孊びたす。

犯眪・刑眰ず法コヌス

刑事法科目刑法、刑事蚎蚟法、刑事政策、犯眪孊などを䞭心に、関連科目ずし お矯正・保護課皋科目を孊びたす。

囜際政治ず法コヌス

囜際法や囜際政治関係、地域研究の芳点から、囜際瀟䌚に関するさたざたな問題を 孊びたす。

孊郚共通コヌス

囜際関係コヌス、英語コミュニケヌションコヌス スポヌツサむ゚ンスコヌス、環境サむ゚ンスコヌス

取埗可胜な免蚱・資栌

● 䞭孊校教諭䞀皮免蚱状瀟䌚

めざす職業・進路

● 公務員囜家・地方

● 高等孊校教諭䞀皮免蚱状地理歎史、公民

● 本願寺掟教垫資栌受隓資栌

● 叞法曞士、行政曞士、刑務官、譊察官、法務教官、保護芳察官

● 裁刀所事務官、怜察事務官、家裁調査官

● 教員䞭孊校、高等孊校

● 法科倧孊院匁護士・怜察官・裁刀官

● 䌁業法務関係など

孊郚サむト
孊びの党䜓像 コヌスの孊び 専攻基瀎科目 専攻科目
08
法政アクティブリサヌチ

Seminars れミ玹介

浜井 浩䞀れミ

実䟋に基づく犯眪ず瀟䌚埩垰の珟状を 倚角的な芳点から考察する

京田 愛花 さん

4幎生岡山県 岡山孊芞通高等孊校 出身

私は、犯眪孊や犯眪心理孊を䞭心に研究しおいたす。人はなぜ犯眪を犯 し、どのように曎生するのか。瀟䌚埩垰に至るたでの心理に関心を抱い たからです。れミではグルヌプに分かれ、犯眪癜曞をもずにテヌマを蚭 定し、珟代の犯眪の特城や凊遇方法をレポヌトにたずめお発衚したす。

定期的なメンバヌの入れ替えにより幅広い分野に觊れるこずで、自分 の興味察象が絞られ卒業論文に぀なげおいきたす。そのような孊びを ずおしお、私が卒業論文のテヌマに遞んだのは、少幎犯眪です。曎生や 再教育などを目的ずする少幎法は、教育法・犏祉法の圹割も担っおいた す。非行少幎が眪を犯す理由や再犯を抑止する凊遇など、少幎犯眪に関

する専門的な孊びは、法務教官ずいう倢をも぀きっかけにもなりたし た。担圓教員の専門的な指導のもずで今埌は日本の刑眰に察する囜際 的な芖点も逊い、倢の実珟をめざしたす。

れミで取り扱う孊びのテヌマ䟋

法埋系

● カヌボンニュヌトラルの掚進ず枩泉街の振興

● 南海トラフ地震を芋据えた集団移転促進事業の掻甚に぀いお

―䜏民の接波事前察策の遞択肢拡倧を図る芳点から―

● いじめ自殺事件の重倧さを考える加害者の責任・健党育成に着目しお

デヌタや゚ビデンスに基づいお 考察し培底的に事実ず向き合う

束䞋 明日銙 さん

4幎生倧阪府 倧阪教育倧孊附属高等孊校 倩王寺校舎 出身

浜井れミでは、犯眪癜曞などを掻甚しお犯眪が起こる割合や犯眪者ぞ の凊遇方法を調査し、どうすれば犯眪が枛るか、再犯を防ぐにはどんな 政策が有効か、自分なりの結論を導き出しおいきたす。研究をすすめる なかで、非行少幎や犯眪の圓事者に察しお自分はいかに勝手なむメヌ ゞをもっおいたのかず驚き、少幎法に察する考え方も芆されたした。少 幎院ず刑務所の違いや少幎ぞの凊遇方法を科孊的に怜蚌するなかで、 適甚幎霢の匕き䞋げや厳眰化が必ずしも犯眪の枛少に結び぀くのでは ないずわかりたした。そんなれミでの孊びから、18  19歳の少幎ぞの 凊遇が瀟䌚に䞎える圱響に着目し、卒業論文は「少幎法適甚幎霢匕き䞋 げは適切であったのか」をテヌマに遞びたした。誰もが無意識にも぀ 誀ったむメヌゞや決め぀けを取り陀き、事実ずずこずん向き合うこず が犯眪や再犯の枛少に぀ながるず考えたす。

● 再犯防止に向けた就劎支揎のあり方

● 日本における垂民の犯眪に察するパラダむム犯眪の病因に察する芳点から

● 再審開始決定に察する怜察官抗告の怜蚎

● ダングケアラヌに察する日本の今埌

09

法埋や政治は、広く瀟䌚的な課題に関わっおいたす。

れミでは、実瀟䌚の出来事や珟象を独自の芖点で考察し、実践力を育みたす。

教員・ スタッフ玹介

瀬畑 源れミ

沖瞄の基地問題を巡る

党囜玙ず地方玙の違いを分析

怿本 知倮 さん 3幎生倧阪府立䜏吉高等孊校 出身

近代日本の政治に匷い関心があり、日本政治史が専門の瀬畑れミを遞 びたした。特に印象深いのが、党囜玙5玙ず沖瞄地方玙2玙における沖 瞄基地問題の取り扱い方をテヌマにした、2幎次埌期の合同報告䌚で す。各新聞の瀟説を䞀぀ず぀読みながら調査するこずで、党囜玙ず地 方玙の違いだけでなく、5玙間・2玙間の論調や立堎の差異も発芋でき たした。膚倧な量の情報を敎理しお分析する䜜業は倧倉でしたが、や り切ったずきはずおも達成感があり、貎重な経隓を埗られたず感じお いたす。その埌も沖瞄に぀いお、歎史や芳光産業も含めおみんなで考 察をすすめおいたす。少人数だからこそ時間をかけお茪読や報告、議 論を行える密床の濃さや、瀬畑先生のサポヌトの现やかさも、本れミ の特城です。これたでの取り組みをずおしお身に぀いた幅広い知識や 資料の遞び方を、今埌の卒業研究にも掻かしおいきたす。

正解のない政治問題を探究し 自分なりの考えを構築したい

沖野 翔倪 さん 4幎生倧阪府立垃斜高等孊校 出身

日本政治史を研究するれミを遞んだのは、䞎党ず野党が察立する政治 問題に匷い関心をもっおいたからです。コヌスは「珟代囜家の法」コヌ スを遞択し、れミでは、戊前・戊埌の歎史問題や、沖瞄の米軍基地問題 から掟生する日米安党保障条玄、倩皇制など幅広い領域を孊んでいた す。興味深いのは、諞問題に察する論点や䞻匵が、人によっお倧きく異 なる点です。特に倩皇制ぞの意芋は、戊前から戊埌、そしお珟代たで倉 化があり、時代を超えおさたざたな賛吊が存圚したす。そこに焊点を あお、卒業論文では「倩皇制の今埌に぀いお」ずいうテヌマを掘り䞋げ おいきたす。歎史を遡りながら賛吊それぞれの䞻匵を考察するなかで、 どのような芋解を埗られるのか。絶察的な正解のない政治的なテヌマ をいかにずらえるのか。れミでの孊びを掻かした柔軟な芖点に立ち、 自分なりの考え方を構築したいず考えおいたす。

政治系

● 憲法25条ず貧困生掻保護制床の問題点に着目しお ● プラむバシヌ暩䟵害の䞍法行為における違法性の刀断枠組み 最刀什和2幎10月9日民集74å·»7号1807頁刀決を䞭心に ● 嫡出掚定制床の問題点嫡出吊認暩を誰に認めるべきか

● 日本で政暩亀代が起きないのはなぜか

● 東條英機の人物像―期埅ず憎しみを背負った努力家

● 宇宙の環境保党ず囜際協調スペヌスデブリ問題を事䟋に

● 日本におけるむンタヌネット投祚の有効性投祚暩保障の芳点から

10

Life after Graduation

Graduate's Interview

京郜府庁

総務郚自治振興課 勀務

Kazuya Maeda

前田 和哉 さん

法埋孊科 2021幎卒業 京郜府立城陜高等孊校 出身

Q.倧孊時代にはどのようなこずに取り組んでいたしたか?

行政法を専攻テヌマずするれミに所属し、地方自治法や京郜の景芳政策に぀いお研究しおい たした。法孊郚の広報掻動にも力を泚ぎ、オヌプンキャンパスでは孊郚玹介や暡擬裁刀を通 じお高校生に法孊郚の魅力を䌝えたした。勉孊だけでなくこうした課倖掻動が豊富であるな ど、孊生の意欲に応えおくれる制床や支揎が充実しおいるのが法孊郚の魅力だず感じたす。

Q.倧孊での孊びは珟圚の仕事にどう掻かされおいたすか?

地方公共団䜓の事業の倚くは法埋や条䟋に基づいお斜行されるので、倧孊での法孊の知識が 掻かされおいるず感じたす。垂圹所のむンタヌンシップに参加した経隓も、公人ずしおの心 構えを知るうえで貎重な機䌚でした。珟圚私は地方公共団䜓の歳入である亀付皎の算定亀 付怜査を担圓し、緊匵感ずやりがいをもっお府内の皎財政運営に携わっおいたす。すべおの 府民が倢ず垌望をもっお暮らせるよう、今埌も府政のために尜力したす。

My Background

フィヌルドワヌクをずおしお、刀䟋 だけではわからない珟堎の状況を確 認する倧切さを孊びたした。

オヌプンキャンパスで実斜する暡擬 裁刀の䌁画長・叞䌚進行圹を担圓。 孊郚の魅力をアピヌルすべく、さた ざたな工倫を凝らしたした。

晎れお倧孊を卒業し、公務員詊隓も 無事合栌。喜びや苊劎をずもにした 仲間ずは、今でも連絡を取り合い、 芪亀を深めおいたす。

京郜党䜓を支える「瞁の䞋の力もち」 をめざし、府庁での実務経隓を通じ お、掻躍の幅を広げおいきたいです。

倧孊1・2幎生 倧孊3幎生
倧孊4幎生 珟圚
11

Graduate's Interview

高束地方裁刀所

䞞亀支郚 勀務

Yusuke Kagawa

銙川 雄祐 さん

法埋孊科 2018幎卒業

銙川県立坂出高等孊校 出身

Q.倧孊時代にはどのようなこずに取り組んでいたしたか?

倧孊時代は法科倧孊院ぞの進孊を芖野に、法埋に関する授業を幅広く受講したした。憲法 れミを遞択し、卒業論文では「信教の自由ず政教分離の盞克問題」に぀いお考察したした。 たた、実際に匁護士のもずで法曹実務を䜓隓する実務科目も孊修し、この経隓をずおしお、 専門甚語や自分の考えを盞手にわかりやすく説明する重芁性ず難しさを実感したした。

Q.倧孊での孊びは珟圚の仕事にどう掻かされおいたすか?

珟圚は裁刀所内の「叞法行政郚門」で、䌚蚈事務や広報掻動などを担圓しおいたす。手続き などの耇雑さから裁刀所の利甚に䞍安を感じる方が倚いため、「より良い叞法サヌビスを 提䟛したい」ず垞々意識しおいたす。その原点は、倧孊での孊びや経隓にあり、圓時の経隓 は珟圚の仕事すべおに盎結しおいたす。叞法に携わる䞀人ずしお瀟䌚の動きに柔軟に察応 し、すべおの方が利甚しやすい裁刀所の実珟に向けお今埌も努力を重ねおいきたす。

My Background

倧孊1・2幎生 倧孊3幎生 倧孊4幎生 珟圚

1幎生の授業支揎を行うクラスサ ポヌタヌ掻動に参加。新たな友人が できたり教員ずも芪睊を深められた り、ずおも充実しおいたした。

「法埋事務実務」の授業における暡 擬裁刀の䞀幕。台本なしの䞀発勝負 のため、チヌム䞀䞞ずなっお尋問構 成を連日考えおいたした。

目暙に向けお仲間ず切磋琢磚した日々 はかけがえのない思い出です。卒業匏 にれミの先生から卒業蚌曞をいただい たこずは、ずおも感慚深かったです。

叞法詊隓合栌ずいう、倧孊時代から の目暙を達成できたした。孊びや経 隓のすべおを、これからも掻かし続 けたいず思いたす。

12

Careers

法孊郚の就職

法孊郚で孊んだリヌガルマむンドを掻かし、

公務員をはじめ、さたざたな分野で掻躍

法孊郚生の進路ずいうず、叞法関係の仕事がむメヌゞされがちですが、法孊郚の卒業生は、さたざたな分野に就職し掻 躍しおいたす。それは、法孊・政治孊の授業をずおしお逊われるリヌガルマむンドは、公務員はもちろん金融業や䞍動

産業、サヌビス業や卞売・小売業など、倚様な業皮で幅広く求められるこずの結果です。ずりわけ、本孊法孊郚生は、毎 幎5、6人に1人ずいう高い割合で、公務員に就職しおいたす。

20.3% 公務員

「法孊郚法曹」ではない

「リヌガルマむンド」は 身近な課題の解決に圹立぀

法孊ずいうず、匁護士や裁刀官、怜事など、䞀般垂 民ずは別の䞖界のように思うかもしれたせん。し

かし法孊に関係するこずは、私たちのすぐ身近に あり、日垞生掻に起きるあらゆるこずが法孊に関 係しおいたす。法孊郚で培われる、珟代瀟䌚の諞問 題を鋭敏な人暩感芚をもっお批刀的・論理的に分 析する胜力リヌガルマむンドは、瀟䌚に出おか ら盎面するさたざたな課題の解決に圹立ちたす。

少幎犯眪 クレゞット カヌド

英䌚話教宀 の契玄 冀眪 法 埋 自動車事故 自衛隊の 海倖掟遣 米軍基地 問題

● NECネッツ゚スアむ株匏䌚瀟

● ニッタン株匏䌚瀟

● アむリスオヌダマ株匏䌚瀟

● 株匏䌚瀟キヌ゚ンス

● スズキ株匏䌚瀟

● 株匏䌚瀟淀川補鋌所

● リンナむ株匏䌚瀟

● JA党蟲たたご株匏䌚瀟

● 島接メディカルシステムズ株匏䌚瀟

● ダむワボり情報システム株匏䌚瀟

● 株匏䌚瀟モリタ

● 株匏䌚瀟あさひサむクルベヌスあさひ

● コヌナン商事株匏䌚瀟

● 株匏䌚瀟セブン-むレブン・ゞャパン

● 株匏䌚瀟ダマダホヌルディングス

● 株匏䌚瀟京郜銀行

● 京郜信甚金庫

● 京郜䞭倮信甚金庫

● 株匏䌚瀟滋賀銀行

● ほけんの窓口グルヌプ株匏䌚瀟

● 明治安田生呜保険盞互䌚瀟

● 関西電力株匏䌚瀟

● 富士゜フト株匏䌚瀟

● 株匏䌚瀟マむナビ

● 京郜府教育委員䌚

● 厚生劎働省囜家公務員䞀般職

● 法務省法務省専門職員、刑務官

● 囜皎庁囜皎専門官

● 滋賀県庁

● 京郜府庁

● 奈良県庁

● 倧接垂圹所

● 京郜垂圹所

● 倧阪垂圹所

● 滋賀県譊察

● 京郜府譊察

● 倧阪府譊察

● 兵庫県譊察 など

䞻な就職先 法埋 å­Šç§‘
就職状況2021幎床卒業生
アルバむト代 䞍払い
2021幎床卒業生実瞟 ※䞻な就職先は業皮順に蚘茉 資栌・ 就職情報
土朚・建蚭業 4.9% 補造業 9.3% 卞売業 9.6% 金融業 6.4% 情報通信業 7.0% 教育 2.6% 䞍動産 5.5% 公務員 20.3% 小売業 12.8% ゚ネルギヌ 0.3% サヌビス業 14.0% 運茞業 2.9% 犏祉 1.2% その他 3.2% 倧孊院進孊含む 13

京郜垂圹所

本孊䞻催の気候倉動開発䌚議ぞの参加を通じお、瀟䌚課題解決に取り組む 意矩を芋出したのをきっかけに孊生団䜓を立ち䞊げたした。倚くの人ず関 わり内省を深めた結果、就職掻動の軞が「孊生の支揎ができる仕事」ず明 確になりたした。この経隓を螏たえ、孊生の掻動支揎に力を入れおいる京 郜垂の職員ずしお孊生の掻動や取り組みを埌抌ししたいず考えおいたす。

倧孊や組織の枠を超えお地域や民間䌁業ずも暪断的に協働できる基盀づ くりに寄䞎し、新たな䟡倀の創出をめざしたす。

4幎生滋賀県立甲西高等孊校 出身

株匏䌚瀟䞀条工務店 内定

講矩では刑法や犯眪孊に関する科目を䞭心に勉匷し、関心の匷い分野ぞの 孊びを深めおいきたした。れミ掻動においお倚くの発衚やれミ長を経隓す るなかで、人前でも臆するこずなく自分の意芋を論理的に䌝える力が培わ れたした。就職掻動でもその力を十分発揮できるよう倧孊内のキャリアセ ンタヌを最倧限に掻甚しお察策を行ったおかげで、倚くの䌁業の面接を通 過できたした。倧孊で積み重ねた孊びを掻かし、お客さたに信頌しおもら えるビゞネスパヌ゜ンずなるべく、さらなる飛躍をめざしたす。

土肥 裕矢 さん

4幎生兵庫県立淡路䞉原高等孊校 出身

法務省 内定

入孊圓初から公務員をめざし、蚈画的に孊修をすすめおきたした。れミで は行政法を専攻し法埋や行政の圹割に぀いお確かな知識を身に぀けなが ら、法埋系資栌の取埗に向けた勉匷も䞊行しおいたした。孊びのなかで身 に぀けた豊富な法埋知識は自信にも぀ながり、公務員詊隓でも萜ち着いお 自分の実力を発揮できたした。倧孊で埗た孊びは、人暩被害を受けた盞談 者の人生を守るべく掻かしおいきたいず考えおいたす。実務経隓を積みな がらさらに資栌取埗にも励み、より知芋を広げおいきたいです。

園原 聖 さん

4幎生京郜府立鳥矜高等孊校 出身

LINE株匏䌚瀟 内定

授業では幅広く日本の法埋に぀いお孊び、れミでは囜際政治孊を専攻した した。海倖各囜を参考ずしながら日本政治の発展に必芁な斜策を暡玢し、 研究を通じお囜際感芚ず倚角的に物事をみる芖野が身に぀きたした。法孊 郚の孊びでは、筋道立おおわかりやすく自分の意芋を䌝える力も磚かれ、 ゚ントリヌシヌトの蚘入や面接においおも倧いに圹立ったず感じおいた す。䞀぀の芋方にずらわれず柔軟な思考で事業に貢献し成長を重ね、幅広 く掻躍する人材になりたいです。

䞭蟻 ç¶Ÿ さん

内定
束田 あゆみ さん
4幎生倧阪府立登矎䞘高等孊校 出身
14

䞖界は驚くべきスピヌドでその姿を倉え、 将来の予枬が難しい時代ずなっおいたす。

いた必芁なこずは、「孊び」を深めるこず。 「぀ながり」に目芚めるこず。

韍谷倧孊は「たごころある垂民」を育んでいきたす。

自らを芋぀め盎し、他者ぞの思いやりを発動する。

自分だけでなく他の誰かの安らぎのために行動する。

それが、私たちが倧切にしおいる

「自省利他」であり、「たごころ」です。

その心があれば、激しい倉化の䞭でも本質を芋極め、 倉革ぞの䞀歩を螏み出すこずができるはず。

探究心が沞き䞊がる喜びを原動力に、 より良い瀟䌚を構築するために。

新しい䟡倀を創造するために。

私たちは、倧孊を「心」ず「知」ず「行動」の拠点ずしお、 地球芏暡で広がる課題に立ち向かいたす。 1639幎の創立以来、貫いおきた進取の粟神、

そしお日々積み䞊げる孊びをもずに、様々な人ず手を携えながら、 誠実に地域や瀟䌚の発展に力を尜くしおいきたす。

豊かな倚様性の䞭で、心ず心が぀ながる。人ず人が支え合う。 その先に、瀟䌚の新しい可胜性が生たれおいく。 韍谷倧孊が動く。未来が茝く。

You, Unlimited

韍谷倧孊のブランドストヌリヌ 韍谷倧孊 法孊郚

あらゆる「壁」や「違い」を乗り越えるために、「たごころ」を持ち、 「人間・瀟䌚・自然」に぀いお深く考える人を育む。 それが、韍谷倧孊の教育のあり方です。

自分自身を省み、人の痛みに感応しお、 他者を受け容れ理解する力を持぀。

人類が盎面するリアルな課題ず真摯に向き合う。 そしお様々な孊びを通じお本質を芋極める目を逊い、 自らの可胜性を広げおいきたす。

深草キャンパス

倧阪、奈良、兵庫 から奜アクセス

京郜垂䌏芋区深草塚本町67

Tel 075-645-7896

hogaku@ad.ryukoku.ac.jp

JR倧阪駅 → 玄42分 京阪京橋駅 → 玄41分 近鉄奈良駅 → 玄43分 JR䞉ノ宮駅 → 玄63分

https://www.law.ryukoku.ac.jp

※掲茉の孊幎、所属は取材時のものです。

2023幎4月発行

Turn static files into dynamic content formats.

Create a flipbook
Issuu converts static files into: digital portfolios, online yearbooks, online catalogs, digital photo albums and more. Sign up and create your flipbook.
2024幎床 法孊郚パンフレット by Ryukoku University Digital Library - Issuu