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103号 目次
・事業所紹介 百合の樹通信 グループホームより はだしの邑通信 ろばの家だより ・それぞれの声
・「ろばと野草の会の目指すもの」 理事長 瀨戸英治 ・ありがとうございました
特定非営利活動法人 ろばと野草の会 2025年7月1日発行
百合の樹通信
くりはま花の国
いい天気に恵まれ 1 万歩、歩きました!
東京湾久里浜港まで歩 きました。
〒231-0033
横浜市中区長者町 4-10-1 パルム長者町 201
TEL:045-211-4081 FAX:045-211-9030
E-mail:yurinoki@ray.ocn.ne.jp
2025・5・7 散策レクリェーション~
生き残るために!
��皆さんの感想です��
・初めてだから、園内全部見たかった。
ポピー号の全線をクリアしたかった。で きて良かった!(S・K)
・楽しかった。(O)
・ああいう所で運動をするのもいいかな ぁと思いました。
・何回も行っているけど、フラワートレ インに乗ったのは初めてです。良かった ので、また乗りたい。(R・A) ・ポピー号に乗れてよかった。鯉のぼり が気持ちよく泳いでいました。(S・F)
2025・4・24 防災訓練 防災センターにて~
震度 7 の体験、消火器体 験、煙の中を進む体験、室 内で被災し、ガラスが割れ たりする中を避難する体験 など、次々と体験しました。 非日常の連続でした。
地震警報が発令され、乗っている台が揺 れ出します。ガタガタ激しい揺れと合わせ て、目の前の世界も崩壊していきます。グ ループごとに違う揺れを体験しました。そ の中には阪神・淡路大震災の揺れもありま した。体験では、初めに、揺れに備えた姿 勢をとるようアナウンスがありましたが、 実際は、ただ、丸まるだけで精一杯だと思 いました。
熱海・小田原旅行に行ってきました!(2025.2.28~3.1)
身代わり不動尊で記念写真! 小田原城とナイスガイ
~みんなの感想~ 今年の旅行はいかがでしたか?
・楽しかった T・N
〒231-0843
横浜市中区本郷町 1-2 小倉ビル 2 階 TEL/FAX:045-625-2509 MAIL:hadashi85@yahoo.co.jp
ホテルで夕食。かんぱ~い!
・熱海は何回か行ったけどはだしの邑で初めての旅行だったので、すごく ・毎回楽しい。朝 5 時に露天風呂に行って来て寒かったけど楽しかった ・なんでもどこに行っても楽しかった T・T
・いろんなお酒の飲み放題が良かった。あとサウナがついててよかった ・カラオケが楽しかった。ホームで練習した成果が出た T・K
・萩原さんと色んな所に行けて良かった I・K
・小田原城の景色がすごくキレイでした O・M
・日頃できていない麻雀が、久しぶりに存分にできて満足だった T・K ・あっ晴れで、少しアツかったけど久しぶりの熱海、小田原サイコーでした。
卜部 裕子さん
新たな仲間(非常勤さん)をご紹介 (ご紹介が遅くなってしまって ごめんなさい!)
似顔絵は恒例の 24 村画伯が描いて くれました!
〇いつからはだしで働いてくれていますか? 2023.6.からです。
〇働いてみての感想や感じていることを聞かせて ください! メンバーさんと過ごす時間がとても楽しくてや りがいを感じています。
〇お仕事以外の日はどんなことをしていますか? はだしがお休みの日は(ベイサイド)西之谷にお ります。
鴫原 しぎはら 弘美さん
〇いつからはだしで働いてくれていますか? 昨年の 1 月からです。
〇働いてみての感想や感じていることを聞かせてく ださい!
因幡 いなば の素 しろ 兎 うさぎ が蒲 がま の穂綿 ほわた に包まっている気持ちで す(メンバーさんも職員の方もみなさんいい方で助 けていただいています)。
〇お仕事以外の日はどんなことをしていますか? 毎月いただく献立ての作り方を調べて、どうやっ たら、やすくて、はやくて、おいしいものが作れる か、試行錯誤しています。
~それぞれの声~
それぞれの声は、利用者の方々の自由な投稿の場です
ろばと野草の会 法人研修を実施!
2025 年 2 月 22 日(土)午後、寿町健康福祉交流センター において、当法人の全体研修が開催されました。
瀬戸理事長から、「ろばと野草の会」が、「ろばの会」と 「野草の会」が一緒になり現在に至った経緯や、当法人の理 念について講話がありました。
講演では、「虐待防止・身体拘束等の適正化」と題して、 社会福祉法人夢21福祉会の山口博之さんがご利用者の方と ともに登壇されました。
利用者目線での事例発表によって、私たち職員自身の支援 の仕方を振り返ることができました。また、グループワーク では「ほめること」によるモチベーションアップを実感で き、今後の円滑なコミュニケーションの一助になることが期 待されます。
『庭に咲いたお姫様たち』さ十しさん(はだしの邑)
ろばと野草の会
『夏に飲みたいね』M さん(百合の樹)
『塗り絵①』K・T さん(ろばの家)
合同追悼式を開催
2025 年3月 14
日(金)午後、合同追悼式を開催しまし た。
場所は真言宗徳恩寺(横浜市緑区恩田町)の「青葉霊園」 にある「千秋の丘」(写真中央の墓石)です。マイクロバス 等で現地集合、14 名が参加しました。
「千秋の丘」は、寿町の関係者が徳恩寺前住職のご厚意を 得て、身寄りのない寿に住む人々のために設立した共同墓地 です。当法人では、「千秋の丘」に、利用者(会員)の中で 希望される方を埋葬・永代供養するとともに、利用者や入居 者の方でお亡くなりになった方たちについても、年に 1 度、 合同追悼式でご供養しています。
墓地を保障することは、精神障がい者が地域で暮らしてい くためのサポートの つとなっています。
ろばと野草の会の目指すもの
特定非営利活動法人ろばと野草の会 理事長 瀬戸英治 ろばと野草の会は、障がい者が住み慣れた地域で暮らし続けて行くことを会の目的としています。一見当たり 前のようなことですが、これを掲げなければならない状況があったからです。いや、いまもあまり変わらないの ではと思っています。
ろばと野草の会の前身が活動を始めたころは、精神障がい者の多くは精神病院に入院をしている状況でした。
戦後、高度経済成長を迎えると都市に人が流入し、大家族から核家族化が進み、精神障がい者を家族で抱え込む ことができなくなっていきました。そこで国策で精神病院の設置基準を一般の病院よりも低くして、都市の周辺 に精神病院をたくさん建て、多くの患者を長期にそして劣悪な状況で閉じ込めることになったのです。私たちの 会にも、20 年以上入院をしていた人も少なくありません。中には人生のほとんどを病院で過ごしてきたという 人もいました。だから「病院(施設)から地域へ」というスローガンは、精神障がい者が人として生きていくこ との宣言なようなものでした。
その時から50年が過ぎようとしています。精神障がい者を取り巻く環境は大きく変わりました。入院は少な くなり、期間も短くなりました。作業所やグループホームも整備され、また生活保護により親元を離れて生活す ることも以前よりできるようになりました。でもそれらの数はまだ少ないのが現実です。そして何より「地域で 暮らす」ということが本当に達成したのかは疑問です。「地域で暮らす」ということは「地域の人たちの中で暮 らす」ことに他なりません。その点で、まだまだ地域の人たちの精神障がいへの理解が深まっていないのが現状 です。また私たちも、地域に溶け込む努力をどれほどしてきたのか、と反省します。
地域にはきっと、私たちの会のメンバーを必要としていることがあるはずです。また私たちも地域の人を必要 としています。地域にとって「ろばと野草の会」が欠かせない存在となることを夢見ています。
人 及 び 六 団 体 の 皆 様 か ら い た だ き ま し た 事 業 所 寄 付 金
ろ ば と 野 草 第 〇 三 号 発 行 二 〇 二 五 年 七 月 日 発 行 者 特 定 非 営 利 活 動 法 人 ろ ば と 野 草 の 会 理 事 長 瀨 戸 英 治 編 集 青 山 法 子 葦 原 果 戈 里 笠 間 夕 里 川 﨑 圭 子 田 口 環 西 村 佳 三 宮 崎 雄 郎 題 字 佐 々 木 和 美 発 行 所 ろ ば と 野 草 の 会 事 務 局 〒 二 三 〇 〇 二 六 横 浜 市 中 区 寿 町 三 ‐十 ‐十 三 金 岡 ビ ル 三 ○ T E L 〇 四 五 ‐二 六 四 ‐八 六 〇 七 F A X 〇 四 五 ‐二 六 四 ‐八 六 〇 八 E メ ル ア ド レ ス robatoyaso@galaxy.ocn.ne.jpホ ム ペ ジ http://robatoyasou.com/印 刷 所 就 労 継 続 支 援 B 型 事 業 所 百 合 の 樹 編 集 後 記 初 め て