air

02 Blance 伝 統 の 両 心 壺と公 道 杯 の 構 造 を 利 用し、 飲 み 過 ぎ を 防 ぐた め の 酒 具 の 提 案

/ 課題 : Air 空気の特性を使ってデザイン提案する

/ 時間 2019.6

2019.7

/ 空気の物理な特性に着目 / テーマ 飲み過ぎを抑制するプロダクトデザイン

空気の特性を知る 空気の動き 重さは温度に よって変化する

空気の力

気圧

空気をメディアムにする 無色無味

注目した空気の物理原理

空気の物理な特性を使った中国の伝統の酒具に着目

空気の物理原理

無色 無味

密度

気圧

弾性

重さ 二つの穴から異なる飲 み物を注ぎ込むことが

気圧原理

できます

サイフォン原理

着眼点：飲み過ぎを

抑制するプロダクト お酒を飲み過ぎてしまうと、全身の様々な臓器

一つの穴を押すと別の口から 注入された液体が注ぐことが できます

に影響を与えてしまいます。 アルコール依存症、肝臓の疾患、 メタボリックシ ンドローム （高血圧・脂質異常症・高血糖） など

飲み過ぎを防ぐ対処法

両心壺：違う穴を押すことで、注ぎ出す液体も違う伝統の酒具

・お酒を飲み時は水も飲む。

両心壺の内は二つに分けられて、昔の人はお酒を飲む時に水と酒をそれぞれ二つの内胆に注入する。飲む

・短時間の多量な飲酒を避ける。

時には機関を使って出した液体を調整できる。 これは昔の人が酒を飲んで興を添える時に使う壺である。

公道杯：注入した酒が杯内の柱を 超えると、下部に流れる酒具

公道杯で飲むとき、 それが柱に超えていなければ、通常のカップと 変わらなく、普通に飲める。柱に超えてようになると、酒は底の穴 を全て流れます。 両心壺と公道杯の 使用動画を撮りま した！

赤線の部位を超えないときは 普通のコップのように使える

赤線の部位を超えたときは、入 れた酒が全て下に流される

二つの中国伝統の器のの仕組みを現代に 活かす、飲み過ぎ防止酒具を提案する

酒具の原理を実験する

空気の圧力を利用し、簡易な両心壺を試作

空気のサイフォン原理を利用し、簡易な公道杯を試作

ガイドライン

シンプルでありながら東洋感を表現する

スッケチ

形の検討-公道杯

見た目の良いのを 決める

枡酒からヒントを受け、 「

１.コップの形 2.枡の柄 3.一体感

れるまで注ぐ」 の意識か

ら 「注ぎすぎないように注意して注ぐ」 に持たせる

柱を超えないことで、アルコールの摂取を控える

超えない：お酒がコップにいれられる

超える：お酒が下部に流れる

形の検討-両心壺

１.形と心地よさの比較

形が最適なのを 決める

2.押す時、指の位置の観察 3.力を加えやすい形 ４.傾斜の角度 ５.酒具のイメージ

起き上がり小法師からヒントを受け、 ポットの傾けることによ って使用者に酒と水をバランスよく取ることを注意させる

壺のバランスを取ることで、酒と水のバランスよく取ることができる

バランスを失って傾斜する

バランスを取って直立する

「Blance」は空気の物理な特性を利用した両心壺と 公道杯という二つの中国伝統の器の構造に着目し、 そ の仕組みを現代に活かす、飲み過ぎ防止酒具である。

展示の様子

不足していた所 今回の設計は主3Dプリンターで製品を作った。何 回も実験を繰り返した後、最適な形にした。 しかし 、両心壺のモックが起き上がり小法師のような効 果になって欲しかったが、壺の安定性を考慮した 上のため、最適な効果になっていなかった。 残念な所があるが、色々経験を積み、今後の研究 と勉強にも役に立ってると思う。