pickles

01 Pickles 漬 物 の 魅 力 を 伝 える 贈 答 用 の 容 器 の デ ザイン

/ 課題 : Localization 同じ目的のアイテムを、二つの地域に向けて提案する

/ 時間 2019.4

2019.6

/ 選んだ二つの国

色付く花の数によって食べ頃を 表示でき、漬ける贈答用の容器

使 用 方 法

送り手

受け手

漬ける

食べ頃を待つ

01

02

色付く花の数により漬物のおいしい頃を表示する

01

02

03

三日間

コリコリの食感 好きな旬の野菜と漬け

容器の外輪溝に水を入れて蓋を

る用の材 料を入 れる

閉めると花いろの変化が始まる

構 造 固体顔料 詰め物

時間が経つことによって花の色が変わる

お酒のつまみにす

るのがおすすめ！

二十日

もうしばらく待つ

サクサクの食感

発 酵で 生 成された 亜 硝 酸 塩 の 生

ご 飯とお 茶 の 付 き合 わ

成 量 が 食 品 安 全 値 に越える期 間

せにするのがおすすめ！

パ ッ ケ ー ジ の デ ザ イ ン 中身の花の色付けをパッケージの表に表示する

パッケージにいれた取り扱い説明書

漬汁を調味料として便利に使え、 引っ張ることで漬ける贈答用の容器

使用方法

02

01

好きな旬の野菜と漬ける用の材料を入れる

構造

03

よく揉んで蓋を閉める

ひもを引っ張ることにより野菜に加圧してパッケージに入れる

パッケージのデザイン

引っ張る

野菜

汁

紐を引っ張ることで野菜に加圧する

感謝の言葉をパッケージの表にあって、使用の説明を裏に書いてある

開けられる日付けをパッケージの裏に記入できる

デザインプロセス

手で感じる

楽しむ

季節ごとの遊びを 楽しむ

心

[夏のプール]

新しい 体験

体験

[旬の材料で作る]

時候の挨拶

サマータイム制

課題 : Localization

仕事

同じ目的のアイテムを、二つの地域に向けて提案する

行事

文化

季節を

食文化

感じられる所

民俗

二十四節気 認識

着眼点 : 食と季節

五感からの

物質的

メッセージ

古くから伝わっている 「故郷の風習」 「 旬の食物」 や、 自 然のリズムを若者に伝える必要があると考えられる。

視覚

贈り物

カラー

物を伝える

かたち

触覚

季節の食材の素晴らしさを人々に伝える

祖母からの贈り [梅酒][漬物]

嗅覚

材料、 質感 温度

目的

精神的

香り、匂い 「旬」野菜や果物を知る

味覚

季節を 「舌」 で楽しむ 懐かしい味

選んだ二つの国

行 事 か ら わ か る

体 験

生 活 感 を 求 め る

五 感 か ら 獲 得

「食」 で季節を 楽しむ

手 間 暇 文 化 を 理 解 す る

認 識 過 程

目指すこと 文化・人・自然 多様性の維持 伝統の食文化

旬の食材で 料理を作る

生活の豊かさが 感じられる

人 と の 繋 が り が あ る

自 然 と の 繋 が り が あ る

自然のリズムに 合わせて食べる 食事バランスに 注目する

より新鮮、 栄養高い 食文化の豊かさが 感じられる 心の豊かさ

心 と 体 が 健 康 で い ら れ る

日本 地理：ユーラシア大陸の東

地理：東アジア、太平洋の西岸

面積：378,000 km²

面積：9,634,057km2

人口：約1.268億

人口：約13億9538万

経済：先進国 GDP世界第二

「 季 節の食 材の素 晴らしさ」を どうやって 人 に 伝 えるの か？

中国

海運大国

経済：発展途上国 海外輸入品多い 農業輸出国

自然：国土の70%を森林として保持している。

自然：人工森林量は世界一

自然に対する意識： 「自然環境と人間は一つ」

自然に対する意識： 「自然を征服」 から 「自然に 従う」転ずる。

季節感について

季節感について

・季節の変化は食べ物から始め、 日本文化全

・ここ数十年の急速な経済成長によって中国人

体に影響する。旬の食材をその季節に食べ、

の 「季節感」 「旬」 は失われるようになってしまっ

味覚を目や舌で味わう。

たが、 伝統の 「二十四節気」 文化や民俗からの季

・四季が感じられる日本の伝統庭。

節文化がある。

・季節ごとのお祭りが多いである。 アジサイ祭

・古代詩歌中の季節表現

り、蛍祭り、 バラ祭り、 朝顔祭り、菊祭りなどは

・季節と養生は関係をつけている

順番に過ぎる。

食について

食について

・ 「ご飯」 を食べるために、 「汁」 と 「菜」 がある。 「

・食卓を共に相手との関係を深めるための大切

一汁三菜」 が和食の基本型。

な行為であるという意識がとても強いだ。

・旬の食材を利用する。

・冷めた料理は食べない。冷めたものや冷たいも

・お弁当をよく食べる。

のは身体に良くないという漢方医学に基づいた

体験

（行事）

CM

パッケージ

（色、 かたち）

（宣伝）

映画、看板

体験 （文化）

（宣伝）

体験 （作る）

体験 （食べる）

（教育）

（宣伝）

（質感、温度）

（野外の匂い）

ピクニック

体験 （食べる）

見る

聞く

触る

嗅ぐ

味う

ラジオ

書籍

器具

考えに由来している。

情報

体験

体験

伝える

認識

体験

体験することは最も認識できる方法である。 この結果によって、贈り物で体験を伝えると考える。

コンセプト： 「贈り物」を通して、 「 体験」を伝える

旬物を 楽しむ

手間暇

作 る

認識

シ ー ズ ナ ル ギ フ ト

贈り物 容器

美 味 し い 際 を 待 つ

認識

保存食で季節を楽しむから発想し、漬物に着目した

贈 り 物 の 類 別

パ ー ソ ナ ル ギ フ ト

・個人から個人へ贈る ・誕生祝いのように個人の心に訴えるもの ・若い世代の間で個性豊かな習慣があり、 今後は新しい文化の一つとなる

・年中行事日で行われる ・家族や家庭単位で交わされる ・日本の贈りものの主流である ・形式化、マンネリ化の傾向がある

ソ ー シ ャ ル ギ フ ト

「贈り物」をシーズナルギフトと パーソナルギフトに設定する

デザインプロセス-日中の食文化の比較

目の料理

分

制

食材は象徴

食べ物の初の味とそれ 生きのまま食べる

なりの季 節を感じること

漬ける

蒸す

調理方法

和食 食材の形と

器 具の品 質と食

色にこだわる

環 境を追 求する

煮る

焼く

美味しい料理を自然の花束に見

事 前に料 理を分け、定 食ができ「 平

特定の日（お正月、人日の節句など）に象徴意

られ 、生 活 の 飾り物とみられる

均 主 義 」という制 度 が 形 成 され た

味 がある食 を食 べることで 体 の 健 康 を願う

聚食制

味の料理

様々な過程を通じること が味が美味しくなる要因

炸

炒め

五味は五臓

烹

蒸す

中華 料理 全体の調和に凝る

煮る

養 生と関 係がある

調理方法

燉

など

味覚の楽しみを満足するため

食 卓を共に相 手との関 係を深めるた

人間の身体の陰陽も季節や気候の変化に従い変化

に 、様 々な 調 理 方 法 が あ る

め の 行 為 で あるという 意 識 が 強 い

していくという「天人合一」の思想を重要視している

デザインプロセス-日中の漬物の比較

和食の定番

ぬか漬け以外は重石が必要されている

そのまま食べる

代 表 的： 「 沢 庵 漬け」糠と塩で漬けた日本を代 表する代 表す

自家製の漬物もよく食べる日本人の需要によ

自家 製 の 漬 物もよく食 べる日本 人 の 需 要 に

る漬 物「 梅 干し」梅 の 実 を塩 漬 けにしてから干した 保 存 食

り、市 販 の 漬 物 の 容 器 は 便 利 さを 重 視 する

より、市販の漬物の容器は便利さを重視する

中国の東北人と西南人の常備菜

独特な密封方

食材としても使われている

塩漬

こじ漬

醤油漬

ぬか漬

粕漬

からし漬

酢漬

味

漬

もろみ漬

半干性腌菜

糖醋漬菜

咸菜

四川 菜

広東糖醋酥姜

北京咸菜

北京干し大根

広東糖醋瓜嬰

北京雪菜

北京甘辛大根

鎮江糖醋大根

広東糖醋蒜

広東糖醋蒜

辛い大根

北京桂花糖蒜

杭州干し大根

ジアン菜 ジアン菜

干菜

酸菜 四川泡菜 北方酸百菜 武漢酸白菜

広東梅干菜

潮州咸酸菜

広東干し冬瓜

酸番茄

湖南切り干し大根

酸胡瓜

湖南干しなす

代表的： 「ポオツァイ」キュウリや大根などの旬物を香辛料と一緒

伝統の水封法：内で生じた気体が外へ

様々な料理の材料として、ま

に漬ける。 「 ザーツァイ」芥子菜の一種を天日干しの後、塩で漬ける

出られるが、外の空気が中に入れない

た、隠し味として使われている

漬物についての共通点 調付 味き 料合 せ

お か ず

酸 い

塩 20 25日 3日

食 べ ら れ な い

食 べ ら れ る

４∼２５日の間は亜硝酸塩の含有量は食 品の安全値に超えるので、食べられない

食 べ ら れ る

そのまま食べるだけでなく

大多数の人は漬物を

特殊な伝統の水封法で

漬汁で料理をする

単一の方法で食べる

密封する

そのまま食べて

漬物の食感によって

伝統の容器は重石で

漬汁は常に廃棄する

食べ方は多種多様

加圧する

味と口当たりの変化はほぼ一緒、 亜硝酸塩の含有量の変化は一致

米

塩

米

塩

味

味

しょっぱい

辛い

酸っぱい

甘い

油

醋

マ

油

醋

そ の ま ま

味と漬ける主材料はほぼ一緒

それそれの特色を知って、両国漬物の魅力点を引き出す

スケッチ-イメージ交換してデザインする

色 付く花 の 数 によって食 べ 頃を 表 示できる漬ける贈 答用の容 器

漬 汁 を 調 味 料 として 便 利 に 使 え 、 引っ張ることで漬ける贈答用の容器

食べ頃の表示がインクカレンダーを参考し、花の染色を試作する

贈答用の容器大きさを検証し、ちょうど両手で持ち上げられるサイズにする

温かみがある質感の素材を選び、模型を作る

「Pickles」 は伝統の漬け方を現代に活かす贈答用容器で ある伝統の飲食方式や食文化がギフトの容器を使うこと で現代の若者に伝える。

。

漬 物といえば大きな容 器を使うイメージがあるが、 「 Pickles」 はちょうど両手で持ち上げられ、冷蔵庫の中で コンパクトに収まる形にデザインされている。送り手が込 められた気持ちは、時が醸し出す風味によっても現れる。

不足していた所と感想

今回の課題は二ヶ月の作業でした。 こんな長い時間の課題が私にとっては初めてです。 しかし、最初の時はずっと詰まってしまい、テーマもなかなか決 められなくて、何も決めてなかったまま半月が過ぎてしまったです。それで、最後のモック作りはギリギリまで仕上がりました。それは時間の把握が不 足していた原因です。