Communication design for Japanese OKASHI

下町人情

グラフィックデザインアプローチによる地域の現地調査

下町人情

グラフィックデザインアプローチによる地域の現地調査

Design Str ategy

ワークショップ／5日 団体作業／5人 役割担当／ U X Rereach(Together) Illustrati on

御菓子司へ 2023

現地調査、デザイン策略、商店街、外国人観光客 5日間の国際的なワークショップで、墨田区のキラキラ橘商店街と 共同で、実際の商業ビジネスのためのデザインプロトタイプで革新 的なアイデアとブランド戦略を作成する。私たちのグループは5人 の異なる国のメンバーで構成され、日本語と英語を交えてコミュニ ケーションを取る。 協力した店舗はの店主は匠の精神を持つおじ いさんであり、店舗は強い日本の伝統的なスタイルを持っている和 菓子屋。3日間の深いインタビューの結果、私たちは店舗の伝統的 なスタイルを保ちつつ、彼らが今本当に取り組まなければならない 課題に対処することを望んでいる。

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De sign Strategy

ABOUT THE WORKSHOP ワークショップについて このワークショップの目的は、日本、韓国、タイからのデザイン学生を集め、 実際の商業ビジネスのためのデザインプロトタイプで革新的なアイデアと ブランド戦 略を作 成することである。 このワークショップは、キラキラ橘 商 店街と連携して開催される。キラキラ橘商店街は京島地区のショッピング 街で、墨田コミュニティのために食料品店や洋服店、カフェなど地元の商 店が多く残っている。5日間のワークショップでは、参加者は墨田の地域を 調査し、キラキラの地元企業のための新しいアイデアを考え出します。5日 間のワークショップには、グラフィックデザインアプローチによる地域の現 地調査が含まれる。 時間：2023.02.13-2023.02.17（5日間） 場所：千葉大学墨田サテライトキャンパス 提携：キラキラ橘商店街 （〒131-0046 東京都墨田区京島３丁目４４−43-10） 参 加 対 象 ：日本 ｜ 千 葉 大 学（ 留 学 生 含め）、韓 国 ｜ 延 世 大 学 (Yonsei

University)、タイ｜モンクット王工科大学トンブリー

校(KMUT T University)

ABOUT KIRAKIRA MARKET 下町人情キラキラ橘商店街について キラキラ橘商店街は、日本の墨田区に位置する商店街である。商店街は 地 元の様々な店 舗が 軒を連ね、様々な商 品や サービスが 提 供されてい

SDI-A KIRA-KIRA

る。商店街は地域社会に根ざし、地元住民や観光客に親しまれている。

Winter Design Workshop in JAPAN

キラキラ橘 商 店 街では、伝 統 的な日本の雰 囲 気や 文 化が 感じられるお 店があり、地元の特産品や伝統的な和菓子などが販売されている。商店 街は地域の活性化や交流の場として、様々なイベントやプロジェクトにも 参加している。

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ABOUT THE SHOP

According to Interview 1&2

提携ショップー「さがみ庵」について 店歴：90年以上(3代続いている) • 周辺の和菓子屋はどんどんなくなった 営業時間：10:00-18:30 • 水曜日休日-伝統的な祝日に重なるのを避けるため スタッフ：店主と奥さん（60歳以上） • 嬢さんは他の仕事があり、たまに手伝いに戻ってくる • 健康に問題があり、後継者がいないので、自分でできなくなった ら店を閉める • 大きな変化を受け入れる余裕がない

商品とパッケージ： • 定番の和菓子（餅、大福、饅頭、団子など） • 独特な和菓子（キラキラ橘商店街の文字が刻まれた饅頭） • 季節によって異なる和菓子（桜餅など） • 店内の現在の包装物はすべて出来合いのものを購入する • 現在のロゴは店主の家の家紋を使っている インテリアデコレーション： • 35年前に改装され、オイルも冷蔵庫も必要ないため、清潔に保たれている • 店の外側のガラスに多い宣伝物を貼り付けていない

顧客：周辺住民が中心、時々外国人客もいる(週2回程度)

• 店内は壁面に残ったスペースが少なく、書道の文字で装飾されている

支払方法：多様なニーズが対応できる

• お客さんが座って食べられる椅子がいくつかある(お客様はすぐに食べ終 わるか、お持ち帰りになる)

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De sign Strategy

PROBLEM 2回のインタビューを通じて、彼らがいくつかの問題に直面していることがわかった。

お客様に買っていただけるようなデザインを作れば、 デ ザインの質は上がると思うが、コストがかかるので 採用されるとは限らないし、お店の伝統的な雰囲気も

外国人客に対するコミュニケーションの壁

残したいと思っている。

墨田区のスカイツリー近くにあるため、外国人観光客もよく来店する(週2回程度)。

先 方の足 元の火を消した方が、先 方のお 役に立てる

言葉の壁で話が通じない。 • 和菓子は単品ではサイズが小さいため、試食が難しい。彼らは和菓子の歴史、意味、

と思いまして、外国人のお客様のことを考えて、デザイ ンを考えた。

中身、甘さ、製造過程、人気商品などを知りたい。 • 店主は今、携帯電話の通訳機能を使って外国人客と簡単なコミュニケーションをと っているが、携帯電話を取り出してのコミュニケーションは客に失礼だと感じている。

お客さんに和菓子の情報をもっと知ってもらいたい • お菓子の名前と値段以外の情報は、店主と直接話をしないと得られない。 • 外国人観光客や子ども連れのご両親に、和菓子の情報をもっと知ってもらいたい。

周辺住民以外の顧客を誘致して商品を購入させる • 後継者はいない。店主の体力では、当面の日販分しか作れない。 これ以上の需要に は対応できないかもしれない。

GOAL 伝統的なスタイルの維持と外国人客 の誘致をいかに両立させる • 英語を表現することは、日本の伝統的なスタイル を壊す可能性がある。 • 伝 統 的な店 舗にテクノロジーが 介 在した 場 合 、 バランスをとる

和菓子の魅力と文化を伝える

• 店主はさらなる集客に意欲的ではなく、現状維持でいいと考えている。

• 店主からやネットで和菓子に関することを調べる

• 周辺の学校や施設などからイベントのためにお店に註文が来ることもある。

• 和菓子をよく知って選んでもらう

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Design Str ategy

DESIGN PROPOSAL 3回目のインタビューでは、いくつかのアイテムの企画を持ち込み、店主に意見を聞いた。

①Menu for Foreigners ②Information Card ③Sweets Poster • お店の紹介 • 和菓子の特徴 ③ ④ ② ⑤

⑥

• 店 の外 側 のガラスに 宣 伝

品名

物を貼りすぎないのは、お 客

餅や大福や饅頭や団子

商品図

様 が 通りか かったときに 、シ

の違い

短い説明

ョーウインドー越しにガラス

材料

棚の中の商品を見て、目を引

• 商品: 食感

①

• 商 品 紹 介：

• お 店 の案 内：

いて購入してほしいからだ。

内容物

店名

• 店 内 は 壁 面に 残っている

意味

電話

スペースが 少なく、書 道の文

製作の流れ

住所

字を 使った 装 飾が 伝 統 的な

• おすすめ商品

地図

店のスタイルに合っている。

④Shop Website

⑤KIRAKIRA Set

⑥Package Design

• 店 主 は 使うことに 抵 抗 が

• 商 店 街 マークを 焼きご て

• ギフトセットを 買うお 客さ

ある。後 続 の情 報 更 新を 行

で彫るのに適した商品(饅頭

ん はあまりおらず、単 品で 買

う能 力 がな いため 、作 業 が

)が一つだけある。

うことが多いようだ。

難しい。

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De sign Strategy

グループメンバーと担当分野（左から右へ）： 江

羽

王子依

（千葉大学と台湾東海大学｜リサーチ、お店の情報カード作成） （千葉大学と台湾国立陽明交通大学｜リサーチ、イラスト）

Seohee Byun （延世大学｜リサーチ、パンフレット作成、スライド作成） 蓮見太一

（千葉大学｜リサーチ、お菓子制作情報、日本語翻訳）

Jihoon Lee （千葉大学と延世大学｜Q＆A質問作成、スライド作成、英語翻訳）

最終発表では、私たちはお店のお菓子を持参し、 その場で学生さんたちにメニューを 註文してもらうことで、実際の外国人の買い物シーンを再現した。

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MENU FOR FOREIGNERS

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外国人のお客さんが来たときに出して、雰囲気を壊さないようにする。

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イラスト担当

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INFORMATION CARD

単品を購入した際に受け取ることができる。

店外に看板を置く。 店内は英語対応できると伝うため。

イラスト担当

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店主からのコメント 最終なレイアウトを店主に見せたら、 「まさかこういう事ができるなんて思わなかった！この絵は誰が描いた の？すごい才能を持っているちゃん！」 日本で就職したいことを話したら、 「そんな熱意と才能があれば、 どこでもうまくいくよ〜頑張ってね！」 話を聞いて、すごく感動した。

商店街スタッフからのコメント 「さがみ庵の店主はこだわりがあることで有名で、非常に厳しい人で す。あなた方が彼のこのような高い評価を得ることは、非常に容易で はありません。」

先生からのコメント 「 取 材は各チーム一 回の予 定だったんですが、三 回も行ってくれて、 本当に真剣でした。」 実際に毎日伺いました。 「真みたいに描きました!おいしそうで、買いに行きたくなります。」

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