KOG Final, DeraUma, Circle of Balance, 450 jam, SJC matsuri, Hiroshima, Kagawa, PeniPee etc.
for riders with soul
January-February
Rider: Guava
Photo: kuribow
2003
sjc
jay & dad
karient--e
HoriKen
ono SJC #1
kariente yokoyan
karakama
opj
top kariente class
kobori
hagi sjc #2
opj
low kariente class photos & text by skip
higo mockosu
masa nagashima
kariente 1 dig-it'zine
noribow 2003
11 月 24 日 宇都宮でもう恒例となった宇都宮ジャム (別名 SJC 祭り)があった。まず SJC という組織について説明してお こう。SJC とは Skip 情報センターの略、僕スキップの私設諜報 機 関 の こ と で あ る。 開 設 は 多 分 5?6 年 前。 諜 報 部 員 は 約 二万三千人だが主に四人が活躍している。そのうち三人は宇都 宮在住。もう一人は茨城県の日立在住だったが国際化のためア メリカの CIA に研修に行かせた。ディギジンのネタ集めのため に結成したのに、今はただ僕の子分というか、僕と遊んでくれ るだけかもしれない。まあどちらにしろ、勢いで訳の分からな い組織を結成して未だに一緒に遊ぶしけた野郎共なのであっる。 一言で言うと我々はツーカーの仲なのであり、お互いの壺を心 得ているのだ。 そんなわけで子分共が主催する SJC 祭りは僕にとっても最も 大切なイベントの一つなのである。今回で 5 回目になるという のに、いつも何かと重なってしまい、僕自身は二年前に参加し て以来、顔を出していなかった。今年こそは参加するぞという 僕の強 ? い信念に子分達も遊ぶ気満々で待っていてくれた。 できれば前の晩から宇都宮入りして前夜祭からやらかした い! ところが 2,3 日前に風邪をひいてしまい、前日には最悪の状 態には悪化。結局、編集長あゆみ様よりだめだしをくらってし まった。前夜祭の夢は吹き飛んで仕方なく当日の朝に宇都宮に 出かけることにした。前夜祭で SJC の連中をいじめられないの はとっても残念だ。 僕が一番苦手なことは朝、普段よりも早起きすることだ。家 から宇都宮までは約三時間かかるから、心配していた通り、し っかり寝坊して七時に出発予定が結局八時半に。鼻が詰まって 頭はボーとするし、鼻水は壊れた蛇口のように止まらない。テ ィッシュで鼻水を拭き拭きしながらも何とか開始予定の十一時 までには現地入りすることが出来た。 それにしても今回は楽しそうなことがたくさんありそうだ。 フラットのコンテストなのに OPJ も一家で来るそうだし、何
でもアメリカ帰りのニューキャラクター、カリエンテ・マナブと 言うのが凄いらしい。期待大! さて大会のスタッフを紹介しておこう。ディレクターは宇都 宮のムラサキスポーツで BMX を担当している SJC 二号のハギ。 三号笠原はタイムキーパー。ハギの彼女のあかねが雑務全般担 当、一号大野が進行と Mc 担当である。 さぁ始まるのかと思ったら、大野から思いもしない命令が僕 に下った。 「スキップ、今ユミジンが近くの駅に着いたらしいか ら、迎えに行ってきてよ。 」 えっ!何だってユミジンが宇都宮に来た??? 聞いてないよ ぉぉぉぉぉ。 大野の野郎が KOG の時にユミジンが気になるって言うから僕 がユミジンのメルアドを教えてやったのが間違いの元だった。 獣のような性欲を持つ大野は羊の皮をかぶりながらユミジンと のコンタクトをとり続けていたのだ。そして遂にこの日、ユミ ジンを宇都宮に呼びつけることに成功していたわけだ。どうや ら大野、今夜は契りを結ぶ気らしい。 もぉー何で親分の僕が行かなくてならないんだよぉ。しかも 見知らぬ土地の行ったこともない駅までよそモンの僕を迎えに 行かせるとは対した馬鹿チン野郎だ。しかーし、可愛い子分の ため渋々不安な気持ちを押さえてユミジンを迎えに出かけた。 駅がまた遠いの何のって。あの野郎 - ! ユミジンが来たら大野は子猫のように見事なじゃれっぷりで、 穴のあいた前歯をもろともせず、ユミジンとの距離を見事に詰 めていった。 恋の話 (性欲の話)はこれくらいにして本題に移ろう。寄り道 しすぎた。 クラスはノービスクラスとエキスパートの 2 クラス。それぞ れ予選はライダー同士で投票しあって決勝に残るライダーを決 めるというシステムで行われた。
yosuke sakuma
大野のとってもつまらなく自分勝手な MC にのってノー ビスのライディングスタート。大野の MC は出場ライダー の言ってはいけないポイントを見事に突いているために、 みんなのライディングはほとんどの場合ボロボロになった のが思い出に残りました。個性いっぱいのライダー達が力 一杯ライディングしたのだけど、お待ちかねの宇都宮の最 終兵器カリエンテ・マナブの番がやってきた。カリエンテ はチャリを初めて未だ数ヶ月らしく、出てきたかと思った らチャリはただのファッションでスイミングキャップをカ リエンテキャップっといい、海パン姿いっちょで寒風吹く 中リクエストに応えて Aquarius を頭からかぶって笑いを かっさらった。今までやったネタを全て披露したカリエン テは何と特別ゲストの OPJ の審査員特別枠に。おかげで 決勝進出してしまったから、さあ大変。決勝でネタ切れを 起こしたカリエンテ。やけくそで海パン姿で逆立ちになり ぴくぴく震え、とどめにボディーパンプではねまくる。笑 いすぎておなかが痛くなったけど、カリエンテ本名は榊原 学といい、静岡出身で高校時代はサッカーで小野伸二と一 緒にプレイしたらしい。その後サッカーでイギリスにも留 学。そんな凄いスポーツマンなのに何故か、しけてる街宇 都宮に就職。その後仕事でアメリカのオレンジカウンティ ーに行き、つい三日前にこの大会の為だけに帰国したらし い。それでこのパフォーマンス。いったい何者だ? カリエンテのライディングに MC 大野は大喜び、この後 ニットキャップを「カリエンテキャップ」と名付けかぶって るやつが出てきたらしつこいくらいアナウンスしていた。 さて人気のカリエンテは別にしてノービスクラスの決勝 は、まじめに良いライディングをしていたのは子持ちライ ダーの飯塚さん。彼は最新トリックをさらりと決めて見せ た。高山君はまじめなトリックとポケットに仕込んだ剣玉 をプレイして上位に入賞。小山ローカルのおのはらクンは、 斜めつば付きカリエンテキャップをかぶり、普通に上手い、 最新トリック炸裂で見事優勝。ついでに彼女は白のぼんぼ ん付きカリエンテキャップをかぶってムーチョ。同じく小 山ローカルの須藤君、決めることが出来なかったけど動き がとってもスムースで無理がなく、潜在能力ありありとみ た。 その他、何故かエントリーが少なかった、地元宇都宮の エロ顔中学生ライダー中山くんは、MC 大野のヤジにやら れて撃沈。クロシンは宇都宮のストリートライダーなのに フラット荒らしで参戦。だってフラット上手かった。たと えるなら Chad Degroot の少し小型ライダーってのりで、 マニュアルから 360 でバースピンしたりとやりたい放題。 しっかり決勝に残って技が決まるまでライディングして五 位に入賞。 ノービスクラスでは都築ローカルのちびっ子(といって 中学生か小学校高学年)肥後君と堀くんの対決も実現した。 二人ともオールドスクールを主体にしたトリックとライバ ル心むき出しのライディングで場内を沸かせてくれた。今 回は頭がとってもくて帽子の後ろがシワになるくらい余っ ていた堀君が肥後ビシャスをうっちゃりで下した。肥後君 の悔しそうな顔が印象的だった。感情がストレートで非常 によろしい。大人になるとこらえる人多いからね。 で順位は 1,おのはら 2,いいづか 3,ほり 4,たかやま 5,くろしん 5,須藤 6,肥後 7,なかやま 8,かりえんて * 予選落ちしたけどゴーヤ君というのも出てました。キ ャラクターがとても僕好みで良かったです。 だからどうしたのノービスクラス、カリエンテは来日す る し、 ち び っ 子 対 決 も あ っ て、 ち ょ っ と 前 に KOG の novice 見たばっかりだったので、これみてほっとしまし た。みんな個性を伸ばしてのびのび練習してね。そして自 分の味を造ってくださいませ。期待してます。 エキスパートクラスに行くまでにまたまた余談。 ライダーにとっては迷惑抜群、自分だけノリノリのムー チョな MC を繰り広げる大野は、ドーパミンが出てきたの かアドレナリンか男性ホルモンが分泌され徐々に隣に座ら せたユミジンの大接近。ついにはお触りタイム、頬を寄せ てさらにフェロモン大放出。男の力こぶでテーブルを持ち 上げてしまい、この日まかなわれていたチーズフォンデュ
ーを局部にかぶってしまい、「ムーチョ熱い!」と断末魔の 声を上げた。自業自得です。果たして二人は結ばれたのか? タイムキーパーの三号笠原はあまりの寒さに口が動かな くなってしまい、MC 大野に残り時間をコールしないもん だから、大野から怒られるしいったいやってんでしょ。つ いには MC 飽きてきたのか僕にまで MC をさせるモンが から、僕も頭が真っ白になり無口な MC 展開しました。 エキスパートクラス このクラスはもうキャラが濃い人がムーチョ出演。有名 なところで OPJ を筆頭に KOG プロライダーの佐久間陽介、 KOG エキスパート常連の横浜ライダーマサ長島。唐鎌ち ゃんは、富士額が素敵な群馬県民の期待を一心に背負う KOG エキスパートライダー。いわきローカルのたび靴 (地 下足袋がシューズタイプになったもの)をこよなく愛す、 福島県いわきの人気の横山くん。ロンドンバイクをこよな く愛す栃木県矢板ローカルの小堀君は、最近ゲイの噂があ がっている。当日も唐鎌ちゃんに「家に泊まりに来てくだ さいね。」って誘っていた。笠原曰く小堀君は自分は外に出 かけないくせに、よその人を泊めたがるらしい。あやしー? 他に SJC 一号、二号、三号も参戦して予選は始まった。 もう、唐鎌ちゃん、マサ長島、佐久間君はほっといて、 MC 大野。自分が出るもんだから MC は僕が代わって無口 に繰り広げる中、やつはわざわざこの日のためにネタを用 意していた。それは今、流行らないたれ目型のめがねに、 脱落防止のめがねバンドだった。大野は二年くらい前まで めがねとめがねバンドを愛用していたのだ。ところが太郎 が宇都宮に初めて上陸した時に、大野を見た太郎に 「おまえ、 BMX ライダーに見えんね。そのめがねバンド、体育教師 か?」と言われてしまった。柄にもなく心を痛めた大野は めがねを止めてコンタクトレンズで大変身。それ以来色気 づいてしまい、一部体育教師ファンからは惜しむ声があっ た。それを僕のためかそれとも愛するユミジンのためなの か知らないが、この日一日だけ復活。しかしうけてたのは、 昔から大野を知る連中だけという、まさに内輪だけ盛り上 げてくれた。事もあろうにユミジンは昔ルックの大野を見 て「竹生さん(Green-G)みたい!」と言っていた。またはず してしまった。 笠原は、練習不足気味なのか良いとこなく消えていった。 主催の二号萩原(通称ハギ)も良いコンボを一つ決めて、 本当は上手なんだよと言うところを見せたものの予選通過 ならず。残念。 日立ローカルのパン屋のさとしこと北村聡。この日参加 のただ一人のエキスパート日立ライダだから、地元の期待 を一心に背負ってがんばったのだろうが、あえなく撃沈。 本当はいいとこあったのに多分アピールが不足していたみ たいだ。日立の SJC 四号無き今、日立はおまえにかかっ ているをがんばれパン屋のさとし!スキップムーチョ期 待! さとしに対していわきのたび靴男横山君はいい!技も上 手いし、個性がぷんぷんする見栄えも笑える。素晴らしい。 地元ではチャリに乗りながらも電柱を造っているのか売り 歩いているのかしらんが、彼が電柱売りに来たら 100 本 位思わず買うね。本気で気に入った。キャラも技もいい。 当然予選軽々通過。なぜならジャッジも頼まれた Mc スキ ップが高得点をつけたからさ。 家族総出でしけた街宇都宮を堪能したらしい、OPJ。二 人の子供は、可愛いし、嫁さんの OPS さんもとってもキ ュートで二人の子の母親とは思えない。スキップの BMX ライダーの嫁さんランキングでもトップテンに入る美し さ。ああそれなのにお父さんは BMX ライダー。かっこい い。 何だか分からないが、OPJ は実は昔はフラットでならし ていたのだ。だって昔からやってるライダーは、ネモチン だって Shoe-G だって、ツルケンだってフラットやってい たんです。だから身のこなしがみんなしなやかなんですね ぇ。そんなわけだから、颯爽とハングファイブか何かで OPJ 登場。四本のチタンペグが鈍く光っていた。かっこい い彼のライディングに格好場内大盛り上がり。気をよくし た。OPJ は息子のジェイを読んで二人でダブルスをかまそ うかと思ったけど、最近は悪知恵が効くほど成長したジェ イはこれを無視。仕方なく一人でバーライドに挑戦した。 一瞬うまくいったかと思ったそのときハンドルがねじれて OPJ 落下、転倒。しかも運悪く背中とおしりがかっこいい チタンペグの上に着地してしまったからさあ大変。倒れた ままの形で固まってしまった。しばらくしてから OPJ レ スキュー隊が出動し、固まったままの OPJ を自転車の上 から排除した。これにはムーチョ笑わせて頂きました。
運営スタッフの中でただ一人ちゃんと働いているあかね が、がんばって得点集計して無事決勝進出の五人が決定。 何故か大野も決勝進出。 以外にみんな期待してみている中、いよいよ決勝が開始 された。MC は相変わらず無口な私が担当。 次のネタはどうするのか?と思われた大野。やってしま いました。これまた中途半端なパンツ姿のライディング。 予想通りだんだん半けつで愛しのユミジンも引き気味。中 途半端はやめましょう。やっぱりていたらくで 5 位。 続いては MC スキップの期待大、電柱職人の横山君。決 勝はやりました。MC の完璧なバックアップを受け、 長 - い、 長 - いライディングをメイク。なぜなら MC が出来るまで やれと、エキストラタイムを彼のためだけに三分以上もと ったからです。素晴らしい。技は凄いのに、ルックスのせ いでかっこよく見えないところが凄い。まるでチャリのフ レームの上でとび職人が綱渡りしているような、出初め式 みたいな素敵。いつまでも彼のライディングを楽しみたか ったけど、大野からしかられたので、三分で断念しました。 しかもジャッジは私なので高得点で二位になられました。 凄い。MC スキップのおかげです。 OPJ は決勝でも息子さんのジェイの 「ちんちん!」 の声援 に送られ、これまたタッグライディングも拒否されてしま い、寂しくライディング。しかし執念のバーライドを今度 は決めました。でも本当はみんなが期待していたのは、ま たこけて背中にチタンペグが刺さることだったのを本人は 分かっていなかったようです。 群馬一のスター唐鎌ちゃんのライディングはとってもセ ンスが良い。動きのゆったりさが美しゅうございます。上 手い! けどミスも今回目立ってしまいました。唐鎌ちゃ んの実家は地元では超有名なおいしいパンやさんなんだっ て。群馬県前橋市にお立ち寄りのさいは是非味わってっく ださいね。 マサ長島はスピン系が上手い。最近はまっているらしい ペダルをこぐスピン技にチャレンジするもののなかなかメ ークできず、やっぱり出来るまでやらされてしまった。や っぱりあんたは上手いよ。まさ。見事に電柱屋と同率二位。 佐久間陽介君はさすがにプロは違ったと言うライディン グ。ハードトリックをしっかり決めて見事優勝。宇都宮ロ ーカルライダーも本物のライディングを見れて満足そう。 ホント来てくれた佐久間君ありがとうね。SJC 代表として 感謝感謝です。すっかり東京人だと思った佐久間君、ある 筋から静岡出身らしいという噂を聞きました。ホントです か? 故郷と捨てたんですか!おせーて。
yokoyan
kozure rider iiduka
表彰式は、にぎにぎしく行われ物欲におぼれた野郎共、 おなご共が商品を争奪ししあう醜いものになりまして、ま さに SJC 祭り。素晴らしい。 しかし、あんまりにもMCたちがライダーでエキストラ タイムをとって遊んだせいか片づけ終わったときは、会場 閉鎖の 5 分前。ダッシュで駐車場から車を出してぎりぎり セーフ。 僕はと言うと、あんなにカゼで具合が悪かったというの に、思い切り楽しんだせいでしっかり元気いっぱいノリノ リに変身していた。MCさせてもらって思い切り遊んだか らね。 打ち上げはおなじみの宇都宮餃子屋 「正嗣」でムーチョム ーチョ餃子を 5 人前も食べて、幸せいっぱいのまま見事な 居眠り運転を繰り広げ、気が付いたらうちに帰ってました。 よかったちゃんと帰れて。でもこのままだといつか僕は東 北道で事故死間違いありません。 SJC の連中は相変わらずしけてるけど、アホはアホなり にがんばってます。また次回も懲りもせず、SJC 祭りをや るそうなので是非是非次回は皆さんも参加してください ね。 君も、SJC 祭りの素敵なMCと外し気味のギャグのウェ イブに包まれ、ライディングしてみないか!
takayama
Skip エキスパート 1,佐久間 2,まさ & よこやま 3,からかま 4,OPJ 5,大野
kariente 2 dig-it'zine
2003
朝夕寒くなってきましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか? 諸国漫遊記第一弾はお好み焼きと紅葉まんじゅうが美味しい広島から 11 月 10 日(日)に行 われた「BIKES 広島」レポートをからめて無責任にお届けします。僕は前日の 9 日の朝 9 時 に大分県は別府市のディギット新聞社支局から広島に向けて出発した。途中大分県宇佐市でキ ズと合流。高速を利用して僕たちは快適にお昼過ぎ広島に到着した。出発前日ター坊達から「例 の場所」でダートジャムとの情報だったので、早速「例の場所」へと移動する。駐車場には既 に大阪から B-BAR やトシゴン、京都のデーブ中村ファミリーなど到着していまして準備して いた。僕も早速撮影機材を準備して現地へ向かうことにする。「例の場所」に着くとまた一段 と山がデカくになっていて驚いた。ココの会場は日本で 1 番ビックな純手盛り。マッドマック ス規格なのだ!見るだけで驚き。だが今回も広島悪役商会の皆様方は前日にまたまた弾けすぎ たのか?誰も人影がない。まぁー何時もながらボチボチ行きましょうじゃありませんか。 B-BAR やトシゴン達はコブを一つ一つ確認するかのように楽しそうにトライ。デーブ中村 やギズなどもトライする。1 〜 2 時間後ようやくボチボチと ROBO ファミリーや石井コージ、 ター坊等も到着。みんなで楽しく乗って遊ぶとする。そして一部地域限定のスターである大阪 のモグラとホセ藤原も到着。意外にもモグラの相手をしてくれるライダーが一部地域にしかい ないにもかかわらず、今回彼女とラブラブで広島入り。それもバリ綺麗な 20 歳の彼女をゲッ トしているには驚きましたょ。 石井コージなどの地元ローカル連中はやはりうまい。ライン が全然違ってリズミカル。だけど B-BAR もローカル以上のなめらかで力強いライディング。 トシゴンやデーブ中村も終盤にはテンポよくコブ山を攻めていました。そんな中僕はター坊に 釘付けだった。ター坊は 5 月に肘を複雑骨折した。選手生命が心配されたものの、頑張ってリ ハビリして完全復活にはいかないものの、流れるような鬼飛びの姿が帰ってきたのだ。ホント 涙が出そうでした。余談ながらダートが飛べない僕は暇だったので皆さんのフレームチェック をしてみました。単刀直入に S&M のフレームに乗っているライダーが多かった。嘘じゃあり ません。近年色々なメーカーやブランドが有るにもかかわらず殆どが S&M。やはり信頼がお ける古豪メーカーは凄いと思ったところでした。 さて「例の場所」で心底楽しんだ僕たちは陽も暗くなってきたので広島で一番売れているバ ブちゃんのお店「フリーバード」へと移動した。このお店はカッパ君が働いている「ハーフ・ ライフ」から歩いて 38 歩と嫌がらせのような距離。あまりの近さに県外のライダー達は驚い ていました。 さてさてお腹が空いた ROBO と石井コージのパパのお店「味ごころ伊志井」へ。すべての 料理が御世辞抜きでホント美味しかった。職人芸ともいえる素晴らしい味付け。おかげでみん なのビールがよくすすむ。トシゴンやニセ原田のスエ、ホセ藤原達もビールがすすむ。やっぱ りうまい料理をみんなで食べるのは最高だね。 酔っぱらってテンションが上がった僕と ROBO は本日のターゲットを決めた。それは「モグラ」 だった。なんてったって次の日は 30 歳の誕生日。これを狙わないわけはありません。早速モ グラはバブちゃんやター坊に押さえつけられてマジックの餌食に。最後には愛する彼女レイコちゃんからも「好き」とマジック で書かかれていました。愛でたし愛でたし。 その後僕たちはカッパ君の連絡で大会の前夜祭会場の太田川へ移動した。カッパ君の故郷太田川では焚き火をしながら大酒盛 り。ササ、ロカちゃん、武田君、タナベ君、ヒロ、ヤンマー等々全国各地から有名ライダーが集まっているのには驚きました。 特に駒沢宴会の武田君と広島で会えるとは思っても見ませんでしたょ。そして酒盛りのテンションが更に上がった僕たちはまた またターゲットを決めた。そう、もちろん「モグラ」。みんなにそそのか され午前 0 時の時報の合図で川に飛び込まされていました。誕生日の記 念が初泳ぎはさぞ寒かったでしょう。この光景を見ることが出来たライ ダーはラッキーでしたね。モグラのフルチン姿も見れたからね。モグラ も飛び込んだことだしこれからもっと面白くなりそうな予感。しかし残 念ながら僕は次の日というか今日というか 10 日(日)は仕事なんですょ。 上司に無理に言っても勤務のサイクルを替えてもらうことができなく 涙。ということで今回 BIKES 広島に参加した皆さん大会レポート出来 なくてごめんなさい。しかし我が社の秘密組織のメンバーからの情報に よると、大会当日の結果は以下のとおりだそうです。 今回も無責任ながら BMX ファンの皆様に勝手にお伝えしましたが、 このレポートに関 する件は苦情処理 係のカナメへ。利 用者がいない BBS にレスして あげて下さい。き っと喜びます。それと大会 の結果の名前が違っていた らカッパ君へ。漢字が読め なくて苦労していました。 それではまたどこかでお会 いしましょう。ディギット 新聞社は各地の合コンや性 感帯ゲームなど取材に伺い ます。みなさんドシドシ伝 書鳩などで連絡して下さい。特に合コンの場合 BIKES HIROSHIMA 2002 result ・BEGINNER CLASS は迷わず僕とクリ坊にすぐ連絡してね。そんな 1st ISHIKAWA , 2nd ISHIGAKI, 3rd TSURUTA, 4th TAKUNO, 5th HIRATA ところでペニピーでした。 ・NOVICE CLASS 1st UEDA , 2nd AV, 3rd HORINO, 4th ENOMOTO, 5th WATANABE PS: 今回も関係ない話なんですがノノ .. 広島市内 ・EXPERT CLASS 1st MATSUURA , 2nd ZIKE-KUN, 3rd HAMMER, 4th BUGEEY, 5th の某ショップに遊びに行った時の出来事です。 YATSUKURA 店主自らステムの交換作業に 8 時間近く掛か ・PRO CLASS 1st ROBO , 2nd ROCA-CHANG, 3rd KAPPA, 4th TANABE, 5th HIRO っているのを目撃しました。 3 dig-it'zine
2003
香川ジャムレポート まいどペニピーです。皆さんいかがお過ごしでしょうか? エロサイト仲間 .... じゃなくて、ネット仲間の香川ローカ ル秋山さんからの情報は、香川県の豊浜町にある一宮海水 浴場で 9 月 29 日にゆるっとした JAM はいかが?とのこ と。 香川は徳島に行くときに通過するだけであまり立ち 寄った事がない。これは行かねばと決心して、毎回のごと く参加者を募った。が ..... しかし誰も参加の見込みは無し。 出発前日、行きつけの「エビス屋」で悪友ROBOに「香 川行こうよ!!」と誘いながら一緒に深酒するものの、朝 目が覚めると予定していたフェリーに乗り遅れる寸前だ った。超最悪!あわててアクセル全開で結局ROBOを拉 致することが出来ないままワープモードで一人で乗り込 んでみました。 四国では香川が一番「ナウ」な街らしい。誰かさんの地元 「佐賀」とは違い信号機や自動販売機などもちゃんとある ぜ、がははははぁ! さてこの日は香川のカリクビライダー秋山君達が不定期 ながら開催しているゆるっとしたJAM。四国各地からラ イダーが沢山集まって楽しく乗って遊びました。僕の四国 のイメージは徳島4強のヒロ、ヤンマー、タッちゃんや新 しい世界に旅立ったミノといった感じしか頭に今まで浮 かんでこなかった。しかし今回の香川ジャムに参加して僕 の四国のイメージが変わりました。ホント驚きでしたよ。 特に僕の目にググときたライダーを独断でピックアップ してみます。 フロントの安定した長いコンボやクリフハンガーからの タービンなどを渋く織り交ぜる高知のドンキー。ドンキー は KOG 企画のプロクラスに最近昇格し今一番脂が乗って いる。ついでにドンキーは面倒見が良いし彼女もバリ可愛 い。実に好青年だ。 愛媛のユウタもグット。巷では小田 原のボス恒松より高志に似ていて、ニセ高志とも言われて いる。タイソン兄弟は兄も弟も個性が強くインパクトがあ る。酔っぱらいエロ親父の秋山君はノーブレーキライダ ー。ワンハンドのピンキーなど燻銀のようにかっこいい。 ゼンマイやハンマー等々みんなホントレベルが高いよ。 みんなで楽しく乗った後は、チャリンコレースなどで楽し く遊びました。今回チャレンジしたのは運動会でおなじみ の「ピラミッド」土台部分が8人で3段目までみんなで頑 張ってみたのですが、力尽きて崩れてしまいました。次は 是非メイクさせたいね。今回のこのJAMは香川を始め四 国のフレンドリーでホットなライダーが沢山来てホント 楽しかったよ。楽しい風景はナイスな画像で堪能して下さ い。そのなところでまたどこかでお会いしましょう。あっ ! 苦情は全てカナメにお願いします。 ペニピーでした (^_^)/~
4 dig-it'zine
2003
世界最高峰に位置するフラットランドコンテスト KOG、 第1 戦浅草からスタートし 、2 戦は名古屋 、3 戦は大阪と各地を回 りそして最終戦の舞台を再び浅草に戻して今年最後の熱戦が繰 り広げられた 。 振り返ってみれば今年は技 、 流れともに去年以 上に進化し 、 それと同時に全世界的にもフラットランドシーン が盛り上がった記念すべき年だったと僕は感じる 。 それを象徴 するかの様に最終戦には国籍や地域を越えた様々なライダーが エントリー 、 海外勢ではプロクラスを中心にヨーロッパやアメ リカのライダーがエントリーし 、 日本では各クラス供に北から 南まで実に様々な地域の個性派ライダーがエントリーし 、 毎回 の如く 1 日で全部やり切れるのかなと心配になる程の大人数で 行われた 。 これをキッチリ裁き切る KOG スタッフの皆様 、1 戦から 4 戦まで一年間ご苦労様でした 。 そして来年もスタッフ 一丸となって皆で力を合わせてがんばって下さい 。 実はこの最終戦に僕も出場を予定していたけど 、 月末月初の 残業地獄で乗る時間が無く 、 多忙すぎる仕事の毎日に出場気分 もそがれ 、 その上 、 腰痛も重なり敢え無く断念 、 一緒に出場し ようねと約束していた大野さん 、 そして横浜のマサ君ごめんな さい 。 いつも浅草で取材するの時は自宅から車で行くのが一番早く て快適な反面 、 駒沢公園の時の様に駐車スペースを確保するが 大変なので今回はのんびりと電車で行く事に 、 実際に会場入り した正午には 、 ギャラリー 、 ライダーとバイクで会場はごった 返し 、 大荷物を抱えた僕は移動するのにも一苦労 、 やっとの思 November 10th 2002 photos & text by kuribow and skip いで満席になったギャラリースタンドのほぼ中央に設置された 幅1m四方にも満たない SJC 浅草 ROX 臨時支局へたどり着 きそこへ 30cm 四方のプレスルームを設けてまずは観戦から 。 皆ローカル毎に場所を固めて観戦しているので 、 いざ自分達 の仲間が出場するともうヤンヤ ・ ヤンヤの大喝采 、 まるで運動 会の観戦に来ている父兄の様だ 。 皆 、 仲間のライディングに一 喜一憂しながら大騒ぎ 、(チーム Dig-it も決して例外では無か った 。)しかもローカル毎に騒ぎ方が様々なので周りで見ている こちらも面白い 。 それに今回は SJC クルー 1、3、4 号に太郎君 、 そして SJC 本部長の Skip という強力なメンバーによる毒舌 トークにボケとツッコミを混ぜた究極の解説が本部席で繰り広 げられてもう可笑しいのなんの 。 今日も新たなライダーのあだ 名や数々の名言がここで生まれ Dig-it 名言 ・ あだ名大全集に新 たなページが追加された 。 特にこの日一番盛り上がったのは何 を隠そう太郎君のライディング以外に無いだろう 。 今回のテー マソングはミニモニをチョイスして太郎ライディング開始 !! と 行く予定だったが CD が掛らない 。 結局音が出るまで 5 分位掛 り 、 その間ギャラリーはおあずけ状態に皆 、 太郎君のライディ ングを見たくて 、 見たくて皆さんソワソワ ・ ワクワク ・ ドキド キそれが最高潮に達した時に松浦亜弥(あやや)の曲に合わせラ イディングスタート !! もうそこからは上から下へ右から左へ笑 いのジェットコースターライディング 、 会場は割れんばかりの 拍手喝采で大揺れ 、 でも楽しい時間は早いもの 。 技も笑いもパ ーフェクトランできっちりキメた太郎君のライディングに皆 、 大大満足 。 決勝でもう一度見たいと誰もが思っていたが無情に も願いは叶わず予選だけのライディングになってしまった 、 太 郎君来年も見たいので KOG に絶対出て下さいね 。 まだ 、 僕の 頭の中ではあややの曲が掛っています 。 クリ坊
KOG-2002Round:Final
2002 King Of Ground Champion YANMAR
Daibutsu
Kotaro Tanaka
世界一のフラットランドコンテスト、キングオブグランドの 2002 年最終戦が東京浅草であった。 シリアスなライダー達の戦いが繰り広げらる最近の KOG が 僕は苦手だった。嫌いだとかそういうことではなくて、ライダ ーにとって絶対に必要なコンテストであることはよーく分かっ ているのだけど、観客の固唾をのんだ雰囲気がなじめないのだ った。 ところが今回の KOG は、違っていた。大会の一週間も前か らじわじわと僕の周りでも色んな事が起き始めた。 まずは、一週間前ペニピーの結婚式当日、店番のオガマサか ら僕の携帯にメールが届いた。Mark Eaton の Dorkin シリー ズビデオで 10 年以上前からトップライダーとしてフラットラ ンド界に君臨する名ライダー Lief Valin がディギットに突然や ってきたのだった。Lief は二年前の York Jam で話をしたこと が有りとってもいい人だ。今回もディギットに来ておとなしく ride BMX の最新号を見てお帰りになったらしい。 大会の二日前、横浜で小田原ローカルの恒松グループが主催す るクラブイベントが開催され太郎とロボが九州から上京し、見 事なショーを繰り広げた。丁度その日、ディギット閉店間近に 伊東高志が Alex Jumelin とフランス人ライダー 4?5 人を連 れてやってきた。このフランス御一行様達とっても良い奴らで 「こいつらも本気で BMX 好きなだけなんだなー」って思った。 既にスーパースターの Alex も本当にライディングが好きなだ けの活かした兄ちゃんだ。 大会前日は暇をもてあました太郎とロボが福岡ライダーで KOG エキスパートクラスでトップテンにランキングされてい
5 dig-it'zine
2003
6 dig-it'zine
2002
る大仏と坂田精二と一緒にやってきた。坂田と大仏は家に泊ま った。 翌朝苦手な早起きをして KOG 会場の浅草へ車で向かった。 今回から特に KOG のエントリーの手法は厳格になった。簡 単に言うとエントリーの申請は一週間前までにすまさなくては ならない。もう一つ当日はエントリー時間内にエントリーフィ ーを払ってエントリーを完了させなくては大会に参加すること は出来なくなったのである。実は前回くらいまでは KOG の役 員に前日くらいまでに電話して参加の意志を伝えておけば参加 することが出来たのだ。というわけで今回の大会エントリーを 漏れたライダーがたくさんでた。ヒロはエントリーし損ない、 太郎は前夜小田原でショーの打ち上げがあり、当日の朝みんな で寝坊して間に合わないからスキップさんエントリーしてくだ さいと連絡があり、同じように遅刻しそうなえのやんの分もエ ントリーして何とかセーフだった。太郎達と一緒に行動してい た川村絵里子は結局エントリーに間に合わずに参加不可能。当 日エントリー可能と信じて広島からやって来たライダーも無駄 足に終わった。これだけの規模の大会になったら決まりは守ら ないと回っていかないのだから KOG の前日は早めに寝て遅刻 しないようにしましょうね。 何しろ今回の総参加人数は約 200 人。これだけの人数をきち んと裁ききるために淡々と大会は始まった。 さて今回のレポートは僕と一緒に会場の一角を占拠して人の ライディングに無責任な批評をしていた五人のフラットランド 評論家の先生方と一緒にお届けします。その先生方を紹介しま しよう。倉谷太郎塾長。僕の子分、宇都宮ローカル元祖ていた らくライダー、SJC 一号の大野、同じく宇都宮の若年寄ライダ ー SJC 三号の笠原、日立のラジウムバルブ職人、SJC 四号の 秋元一能、カメラマンクリ坊である。この実況中継を読んで、 しゃくに障った人がいたら本当にごめんちゃい。すべて太郎と 大野が一番悪い。 83 人のエントリーを数えたノービスクラスでは手前みそな がらディギットによく来てくれる相模原ローカルの佐藤ひでき が落ち着き払ったライディングで会場を沸かせてくれたのがう れしかったね。それから栃木矢板ローカルの赤いロンドンバイ クを転がす小堀たかしが他のライダーとは違うスタイルのフロ ントのスピンに Lee Mustlewhite を思わせる変わった動きの 技を繰り出して個性を発散していた。ロンドンバイク狂いの彼 は、ロンドンバイクはロンドンにあると信じていた。僕はロン ドンバイクのロンドンはイギリスのロンドンはなく、カナダに ある小さな街のロンドンの事だと教えてやった。それを知った 彼はしそんな話聞きたくなかったと落胆していた。それでも彼 はロンドンバイクの日本人ファクトリーライダー渡辺栄一郎君 のことが大好き。大会終了後電話番号を交換したらしいが、未 だに連絡が無いらしい。自分でかけなさい! 噂では彼は男子が 好きらしい。そういえば会場の横のゲームセンターで何故か小 堀君とプリクラをとる羽目になった。男とプリクラとるのは勘 弁だよ。 ノービスクラスは人数が多くてもう何が何だかよく分からな いうちに終わってしまった。これだけたくさんライダーが出て たら目立った方が勝ち。ノービスクラスの皆さん、自分独自の ライディングで次回はもっと目立ってください。
Alex Jumelin
Akira Okamura
Rafael Chiquet
Robo Ishii
Masataka Yamamoto
Shoe-G
激戦率ナンバーワンのエキスパートクラスは 61 人のエント リー。 このクラスの最初のライダーは何と Shoe-G !! こういう普 通考えられないような事が大好物の僕はフィルムを一本しかも ってきていなかったのに、Shoe-G だけで 10 枚も写真を撮っ てしまった。彼のように既成概念を打ち壊して KOG 本気でエ ントリーして自分も観客も楽しませてくれるって素晴らしいじ ゃありませんか。その証拠に Shoe-G への声援の凄いこと。み んな分かってるね。 Shoe-g は上手かった。盛り上げ上手だった。しかし Shoe-G このクラスに出たらいかんよ。「Shoe-G に負けたやつはいった いどうしたらいいんですかね? 」って彼よりは順位が上だった 太郎は言ってた。次回もでるらしいからフラットライダーの 方々くれぐれも負けないようにね。 今回の評論も受け持っている SJC 一号大野もよせばいいのに 出場した。人の事は色々言うくせに予想通り、ライディングで 笑いもとれないし、感動もとれないしで、まじめまじめまじめ に乗って中途半端なままに終わり太郎から本気で広いおでこを 叩かれていた。全く持ってていたらく。 大野は突然「実は俺、あのタイムキーパーやってるギャルが 気になるんだ。あのより目で時々目があうとどきどきする。ご じゃっぺだべ。」って言い出した。大野は恋をしていた。そして その相手のタイムキーパーのギャルとはディギジンでユミジン を連載しているユミジンだった。今後本誌では二人の恋の行方 をドキュメントで追っていきます。期待してね。
Viki
次に登場は、相模原ローカルの Eastan ライダー三沢君。名 6 dig-it'zine
2003
前を呼ばれさわやかに登場。その表情にはこの日のために練習 を重ねてきた自信が満ちあふれていた。ところが未だスタート のコールが無いのに勝手にライディングを開始してしまった。 BGM もかかってない場内無音の状態でがんがん乗っている。 しかも結構決めている。その上普段から練習しているという噂 のガッツポーズまで繰り出した。ノリノリの彼に対して場内は いったい何が起きているのかと騒然としている。普段から緊張 しがちな彼は大会ではウォークマンを聴きながら、視線は絶対 に観客席を見ないようにしているらしい。だから周りが見えて いなかったのだ。僕らの周りだけはこの出来事に大喜び。太郎 は「も ? う、大会ではウォークマン禁止ですよ。いったい何を やっているのでしょうかね?見事な道化師ぶりですね。」と大喜 びの様子。 やっと止められた三沢君、今度は本部席のところで なにやらもめていた。その後ちゃんと音楽がかかって三沢君の ライディングが始まるのかと思ったら、彼は会場から出て行っ てしまい、他のライダーのライディングが始まってしまった。 何事かと思ったら三沢君、朝遅刻をしてしまいお金を払ってい なかったらしい。と言うわけで結局三沢君にライディングは幻 に終わった訳で太郎と大野は彼にニューニックネーム「ピエロ」 を名付けて喜んでいた。「俺、三沢君のことかなり好きになり ましたよ。」太郎は言った。三沢君には悪いけど僕もかなり悪の りしておもしろかったです。周りに動じず自分の世界を披露し た三沢君は凄かったです。ハプニングと言う物は何者よりも本 気でおもしろい。でも本人は相当に落胆していたので以後この 話題はタブーにします。ごめんね三沢君。次回はがんばってね。 高知びいきの僕が期待していたドンキーは前回の優勝者だ。 そんな彼もこの激戦を戦い抜くことは出来ず予想外の予選落ち となってしまった。ドンキーもがんばれよ。土佐鶴待ってます。 家に泊まった大仏は、何だかこの日の予選は名前の通り悟り を開いたようにゆったりと技を展開し一瞬仏の空中浮遊を思わ せるトリックを効果的に決めて見事に予選を通過。大仏上達し ました。 前回の大阪大会から KOG に参加した大分のグレートティー チャRoboクンはさすがにポリシーである観客を楽しませる ライディングに徹していたが、ジャッジにはアピール出来ず予 選落ち。「石井君は東京に来たらおとなしいね。東京に弱すぎ る。」と同じく予選落ちしたものの順位はRoboクンより上を いった太郎は言った。 広島のレジエンド、ゴリさんも KOG 多分初参加で独特の表 現しがたいライディングを披露。ゴリさん小さいから虫眼鏡で 見ないと見えないぞ!とうヤジ身もめげず表情一つ変えずに見 せきった。やはりだたものではありません。ゴリさん普段は広 島で実家のホテル業の専務として大活躍しているので広島で泊 まるところがなかったら「ホテルニュー菊水」へどうぞ。 やはり大阪の大会から KOG に復帰して見事エキスパートク ラスから出直しをはかる太郎。今回も太郎の登場と同時にお客 さんも分かってます。他のライダーを見るのとは心のチャンネ ルを切り替えて楽しむ体制万全で彼を見つめた。太郎は自分の ためのCDを用意していた。ところが書き込みが不良だったの か再生不良だったので、急遽、他の CD を持ってきた。そんな こんなで太郎登場から終わりまでに 10 分近くもかかってしま った。それでも太郎の行動に最後まで目が離せないが観客一同、 文句一つ言わずに待っていた。こんな事が許されるのは太郎だ けだ。間違いなく。「あやや」の曲に乗ってやっと始まったライ ディングはスリルとサスペンス。最後にはイチゴのパンティー 姿でパンティーラインを描いて太郎は見事声援に応えきった。 仕事は終わった。いつもの事ながら絶対にお客さんの期待を裏 切らない太郎は本物のプロフェッショナル。「予選落ちしやが って!」っと僕は言った。はたして決勝で太郎のライディング がみれる日は来るのでしょうか? 引き続いて行われたエキスパートクラス決勝。予選で過去最 高位につけた大仏に期待がもたれたが、大仏空中浮遊を忘れて しまったのかネタに走りすぎたのか倒れた自転車の上に座禅を 組み拝みすぎたのが災いして 10 位に終わった。 エ キ ス パ ー ト ク ラ ス は ハ プ ニ ン グ 満 載。 三 沢 君 と 太 郎、 Shoe-G にありがとう。大野は中途半端はやめてね。 ヒロがエントリーし損ねたプロクラス。ヤンマーの年間チャ ンピオンは決定的だしチャンピオンになって当たり前。本当に ヤンマーのライディングは凄い。今日本で彼はぬきんでている。 ライディングかっこいいしね。 最終戦だけあって海外からのたくさんのライダーを迎えて 38 人のプロライダー参加で行われたプロクラス。辺りは暗く なって雰囲気は抜群だ。 アレスバイク SJC の人気を独占し「あさってくん」という呼び 名で呼ばれた。ディギットにやってきた Lief Vailn はお世話係 をしていた三沢君によると太郎の大ファンらしく、滞在中太郎 のビデオはないのか? 太郎がみたいと大騒ぎしていたらしく、 ここで念願の太郎のライディングを見て満足してしまったそう だ。太郎も York ジャムから二年ぶりに話をして本当に良いや つだねと言っていた。Lief はストリートもたいそう上手いらし 7 dig-it'zine
2003
KOG Round:Final
Aumin Batoumeni
Taro
Mitaki
Taro
Taro
Consome Fukami
unknown
Kappa Gori-san
Takuma Kawamura
SJC #1 ONO
い。KOG では予選は通過できなかったけど存在感のある良い ライダーです。 マイフレンド、アレクシーは自分のブランドの Neko バイク に乗って今年もやってきてくれた。夏はドイツのケルンで、年 末は KOG ファイナルで彼に再会するのはもう習慣になったよ うだ。もっとゆっくりと日本でアレクシーと遊びたいけど、お 互い忙しいから難しい。特に今年アレクシーは大会後、嫁さん の実家の大分に滞在して、フランスから両親を呼んで両家で一 緒に京都見物に出かけると言っていたから忙しそうだった。予 選が終わってからアレクシーが「Skip、KOG で決勝残るのは大 変になったよ。」って言っていたのが印象的だったな。 アレクシーと同じく日本びいきのドイツ人ライダー Mike S。 相変わらず抜群にテクニシャン。大崩はなく安定したライディ ングに思われた彼でさえ何と予選は 10 位ぎりぎりで通過とい うきびしさ。マイクがあんなに下だとは思わなかった。見慣れ ると不利なのか?とにかく信じられないハイレベルな大会に KOG は進化していた。 日本初登場の世界一、二のスピンライダー Frank Lukas。得 意のスピンでがんがん攻めるも、世界戦や他の大会で何度か見 てきた彼のライディングの半分の力も出し切れていなかった様 に見えた。本物の彼はあんなモンじゃない。予選不通過も納得 でしょう。次に来日するときは本気を見せて欲しい。感動の高 速スピンを。 二年前に York ジャムで個性的なライディングを見せてくれ た Terry Adams も日本上陸。二年前は十七才位で、ちょっと エッチなレストランで太郎や僕にからかわれて顔を赤くしてい たあいつがすっかり大人になっていた。調子に乗ってギャグを 連発していたから始末が悪い。太郎にいたずらされてもてあそ ばれていたがライディングは進化を遂げていた。たとえば以前 からやっていたバーを一気に飛び越えてエフトラックに入ると いうトリックが、さらにそこからバーを逆に跳んで元に戻って いた。しかもミスが少なく安定感もある。悔しいけど Terry す っかり一流ライダーにのし上がっていた。 Travis は今年の世界戦の時に Green-G から「やつは注目ラ イダーですよ。」と言われたけど、あのときは正直言ってそれほ どとは思わなかったのだ。しかし KOG では断然上手くなって いたのだ。とても十代とは思えない。 体型が素敵な溶解ライダー河童くん。年間ランキングでも上 位につけこのところ予選通過が当たり前になりつつあった彼だ けど、今回は気負いすぎたのか、エキスパートクラスに出て広 島ライダー「フラショー」に驚異を感じていたのか、あまり調子 が出ていない。そのいらいらをそのままライディング中に爆発 させ大声で絶叫し自分を叱咤激怒する河童を僕はかってます。 それくらいじゃないといけません。 最近はディギットの隠し球からエースへの道を驀進中の坂田 精二。予選はちょっとやばい…. と思ったのだけど。 今年最後を飾る予選通過 10 名によるプロクラス決勝。 Alex Jumelin は予選も決勝も魂あふれるライディングでみ んなを圧倒。僕も太郎も彼のライディングはかっこいいて心か ら認めてます。彼も毎年来てね。 根っからのいたずら坊主の Viki。いたずらでひらめいたアイ デアをライディングに活かしてます。ぼけぼけライディングは 信じられないつなぎと展開の凄さはオリジナルです。チャリに 乗っているときの彼はかっこいい。降りるとやんちゃ坊主。 坂田の決勝でのライディングは最高だった。手前みそながら 誰よりも観客をわかせた。坂田のライディングは静かな動きか らだんだんと激しい動きになり突然として終わるので、みんな を引き込むパワーを誰よりも持っている。今回の KOG 評論家 全員が感動してました。太郎もね。
Un Known
KOG Round:Final
pro 2002 final 1.Terry Adams 2.Viki Gomes 3.Alex Jumelin expert 2002 final 1. 桧垣 貴大 2. 稲生 光 3. 坪井 浩紀 novice 2002 final 1. 吉田 剛 2. 佐藤 秀貴 3. 渡辺 奈美土
プロクラスは世界一高水準のコンテストになった。個人的に はプロ昇格二戦目で見事決勝に残り、しかも四位になった坂田 に あ り が と う。 そ れ か ら ト ッ プ 3 の Alex Jumelin, Viki, Terry Adams に凄いライディングを見せてくれてありがとう と言いたい。優勝したのは Terry だったけど僕から見たら三人 誰が優勝してもおかしくなかったよ。 年間チャンピオンは文句なしで見事ヤンマーの頭上に輝い た。凄いぞヤンマーって声をかけたら「優勝して決めたかった から満足していないよ。」っていうヤンマー偉い!渋い! 2000 年のドイツ世界戦の時に異常に緊張していたヤンマーの姿を思 い出した。 えのやんも河童も年間ランキングトップテンに入ったしカメン の親父さんとしても言うことありません。 KOG おもしろかった。僕の KOG 苦手意識もすっかり無くな っていた。 ライダーの皆さん、来年ももっと熱い戦い期待してます。く れぐれもエントリー漏れと寝坊はしないようにね。 Skip 8 dig-it'zine
2003
Trip
そうだ、京都に行こう! 〜京都 Dub Fuctory HungOut 訪問〜 photos & text by Green-G
JVの(山崎)肇ちゃんが、「今一番熱いローカルってどこだろ?」というので、「うーん、京都かなぁ」と答えた。そこから今 回の旅は生まれた。金曜の夜に横浜を経って、高速を飛ばすこと 6 時間。途中、京都ローカルのナッツ(仲辻智昭)と連絡をと りながら、着いた先は京都駅前。時計を見るともう 3 時で、夜も更けてきたというのに、沢山のライダーが集まっていた。ど うやらマルコというローカルライダーの誕生日パーティというので酒盛りをしていたらしい。そこで DUB Factory 京都店の HangOut で働く中島 隆盛(リュウセイ)が、酒を飲んで自己紹介しようとするのだが、みんなに「ファール」とか「盗塁はいか んよ」といわれて更に飲みなおしさせられ、挨拶しようとするが、 「ちょっと待ってください」と毎回ゴミ箱にゲロを吐きに行き、 それでも笑顔で自己紹介という、超ハードコア体育会系方式(京都ではもしかして普通?!)の歓迎で出迎えてくれた。ストリ ートライダーのノリ君と竜太郎は、コントしまくりで最後まで笑いが止まらなかった。 その日はフラットライダーのサブちゃんちに泊まることになり、次の日の昼ころ、早速 HangOut へと向かった。HangOut はビル の 2 階にあり、広い店内で窓が大きく、開放的な雰囲気のお店だ。ゼブラ柄の壁紙が目を引く。HangOut(タマる、溜まり場) とい う意味の通り、多くのライダーがひっきりなしに訪れ、常に誰かがいる、というような名実ともに京都BMXシーンの発信基地だ。 少し雑談した後、ナッツの撮影のため、近くの陸上競技場へ移動した。先に来ていたキョロちゃん、えなり君、松田君、サ ブちゃんらが黙々と練習している。だがちょうど高校の競技会があったらしく、人が多すぎて撮影が出来ない。ダベって時間 を潰して、人がいなくなるのを待つ内、すっかり暗くなってしまった。さすがにこう暗くては乗れない、と思ったのだが、最 近KOGエキスパートクラスでも活躍中の松田(浩法)君が、試しに乗ってみると、結構バシバシコンボが決まる。そこで肇ち ゃんは早速ビデオを準備し、ビデオカメラのライトだけが照らされる中、松田君のオンステージが始まった。ナッツは補助ラ イトをもう 1 つ照らして、自分は遠くからその明かりを頼りに写真を撮った。何本か挑戦するうち、終にメイク!盛り上がり のうちに解散、となった。 夜は近くの駅に移動し、ストリートを撮ることになった。最初はノリ君。みんなが「こんなに気合の入ったノリ君は見たこと てみたら?」といわれて、清水寺の帰り道は、かなり色々 見えてきた。今まで、建物、風景、という巨視的な見方 でモノをみていたけれど、カタチの面白さ、っていうの は微視的な見方、建物でもある一部分、画面の切り取り 方で、面白いものが撮れる可能性がある、ということに 気づいた。自分の中ではかなり「開眼」といってもいいく らいの衝撃だった。ただし、それが本当に分かって撮れ るかどうかは別の話だが・・・ その後は京都の名所としてよく取り上げられる、木製 のアーチが連続した橋を探そう、となったのだが、その 時は橋の名前がわからず、うどん屋のおばちゃんたちに 聞いてみて、嵐山の渡月橋がそれかも、とそこに行くこ とにした。ここも人が多かったが、清水寺の一件があっ たので、ちょっと違う風にモノをみることができて、何 枚か写真を撮ってみた。 その後はDub Factoryに戻って、ストリー トライディング撮影に向かった。この日のハイライトは 二条駅構内のスポットでのブーやんのライディングだ。 10 段くらいの階段に、変則的な角度にカットされた壁
BooYANG
MATUDA
がない」という気合と共に、階段で段段になっている花壇で、階段上の花壇にグライ ンドし、そのまま階段下の花壇にもグラインドする、というのを何度も何度も叩き つけられ、花壇に放り出されながらも、諦めず、メイク! 次はアップカマーの村田怜人(レヒト)。淡々とした表情からは想像が出来ないア グレッシブかつ、ヨーロッパのリアルストリートライダーっぽいスタイリッシュな 動きで、8 段ほどの階段を 180°でドロップ、キックフリップなどを一発でメイクし てきた。 続いては HangOut のオーナー、大御所ブーやんこと中村辰二。花壇にフットプ ラントした後、さらに花壇からジャンプして、高く飛び上がると同時にテイルウィ ップ!凄まじい高さで車体を回し、その動きがとにかくスタイリッシュだった。 その夜はそのまま近くの川原で行われたレゲエのイベントに行き、自分はまた色 んな奴と話をすることが出来て、楽しい時間を過ごせた。その後はまた京都ローカ ルのアキ君の家にお世話になって、寝たのは空も白んできた 5 時くらい。遠征はい つも楽しいが、自分が一番弱い、睡眠不足との戦いだ・ ・ ・。 次の日は 11 時くらいに起きて、寺を回ろうと肇ちゃんと眠い目をこすりながら 車を走らせた。(走らせてもらった。)最初に向かったのは清水寺。肇ちゃんは 8 m mフィルムを回して、いろいろなものを撮ったりしていたのだが、自分はなかなか 何を撮っていいのかがわからない。人が多すぎて通りとかを撮ってもおもしろくな いし、という風にただプラプラしていたら、肇ちゃんに 「もっとカタチの面白さを見
があるのだが、そこにウォールライドして降りる、という。目の前のイヤな位置に、ちょっと張り出した角柱があり、ミスし たら頭をかち割る危険性がある。ブーやんは進入角度、ウォールライドした後に降りる方向を、何度も入念にチェックし、そ のチェックが緊張感をいやがおうにも高める。 そして 1 分ほどの沈黙の後、「行きます!」の声。そして壁に飛び込み、これ以上のラインはない、というくらい綺麗なライ ンを描いてメイク!みんな大歓声を上げた。 その後は、雨が降っていたが、HangOut 近くのマンションの駐輪場でナッツの写真を撮った。短い滞在ということもあって、 場所を細かく選ぶ時間が無いのが悔しかった。その後はハングアウト近くのラーメン屋でラーメンを食し、ハングアウトでし ばし話をした後、帰路へとついたのは夜の 11 時だ。そこからまたまた肇ちゃんに運転してもらって、ウチについたのは朝の 7 時で、オイラはそのまま会社に行ったのでした・・・ 今回、初めてストリートの写真を撮らしてもらって思ったのは、フラットの場合は乗っているところに寄っていって、好き な時にタイミングを計って撮ることが出来るが、ストリートは次に何をやるかわからないし、 「これをやってくれ」 と言う時点で、 それをキチンと写真に収めなければいけない、というプレッシャーが生まれる、ということを感じた。今回のように、肇ちゃ んが撮影するのがメインで、その横で何をやるのか、というようなのを聞いて、自分の撮りたいものを勝手に撮る、というス タンスならいいのだが、1 人で行って、1 人で撮影する、というのはまだまだ出来ないな、と実感した。 何より、そのトリックのリスクが高くなればなるほど、撮影する人間が抱えるプレッシャーというのは大きくなると思う。 また、リアルストリートだと、フラットよりもっとみんなで楽しむ、というか、全員の一体感があって、違う世界が見ること が出来て楽しかった。ブーやん、ナッツには本当にお世話になりました。サブちゃん、アキ君も泊めてくれてありがとう!泊 まるところを手配してくれたナミト君にも感謝!またまた慌しい 2 日間になってしまったけれど、また遊びに行きます! Green−G
・このコーナーの写真提供は「バニーホップ帝王 MR.100」
「生ゴミ #1」
丸屋とハジメが 450jam の後に遊びに来て くれました。遊び疲れて丸屋は凍死寸前です。
「生ゴミ #2」
「HOMO 疑惑 ...」
Shoe-g も450jam に合わせて凶徒に遊びに 来てくれました!楽しそうでしょ!
丸屋とハジメが 450jam の後に遊びに来て くれました。ハジメも京都の猛者たちと遊び 疲れて撃沈! Viva Kyoto!!
「Happy Birthday」
* B-bar! ビーバーのお誕生日会が、京都で行われました。 33歳のビーバーフィーバーに乞う御期待! 一緒に写って いるのはブーヤンの愛娘ももかちゃん。かっわいい!
「Happy Birthday 2」
*ももかチャンはライダーのアイドルだ。
9 dig-it'zine
2003
「となりのトトロ」
猫バスを待ってるところです。 隠れ京都ローカル、ヤンマーです。大会 で見るヤンマーと京都で見るヤンマーと は、全くの別人です。
BMX の大会に初めてでたのは中学 2 年のゴールデンウィークだっ た。そのときはランプとフラットの 2 種目に出場して両方ともビリだ ったりそれに近い順位を取ったのを今でもよく覚えている。 17 年前は守屋君、大将もアトム君も SAL 君もみんなランプとフラ ットの両種目出場してはフラットとランプのスキルを競っていた。その うちランプもフラットも独自の進化を遂げ 両方いっぺんにしなくなっ てきたんだ。それは backyard などのスカフトリックが出てきてから だと思うんだけどね。俺はそんなに器用じゃないからランプのほうが得 意だったね、今でもそうなんだけどね。 そんな感じでここ何年とランプばかりやっているね、今はパーク、ス トリート、バートって言われているんだけどさ。だから、ここ 10 年間 出場する大会はもちろんパーク、バートの大会のみだ。 でも、2002 年の 6 月に丸屋@ FamilyProducts が主催したパー クの大会 Rock n’Roll BMX に伊東高志、岡村旭らが出場して楽しん でいた。そんなフラットが鬼うまいライダーがパークの大会に出たんだ から、俺もフラットの大会 KOG に出てみたいと思ったんだ。で、出場 してみたんだ。 KOG については見たことがあるが出場したことがないからどのクラ スに出たらいいのか全然分からなくてとりあえずエントリー用紙の EXPERT という文字に丸をしてしまった。2 日前に肇に EXPERT は うまいよ!って教えてもらって どうしよう〜って思ったよね。 大会前日に俺は自分の自転車に 2 本ペグをつけて 4 本にし、前ブレ ーキを 4 年ぶりにつけ練習をちょっとした。でも、前ブレーキは効か ないし、横でノービスに出場すると言っていたヤンはちゃんとスカフが できるんだ。俺はスカフのスの字すらできないが、中学のときに練習し たフラットを思い出していた。 そんなこんなで当日の朝になった。朝アメージングまで車で行きそこ から 30 分かけて浅草まで自転車で移動した。途中、タクシー会社の横 の狭い道が通ろうとしたら普段の倍のペグがついているからペグが壁と 駐車しているタクシーに引っかかって僕は転倒してしまったよね。朝寒 いし予期せぬ転倒は痛かったね。そんなことに凹んでたらつまらないか ら、えっちらおっちらと自転車を漕いでなんとか会場に到着し、練習を して大会に出ることとなった。ノービスクラスが終わる前に僕は練習す ることができたんだ。で、EXPERT クラスの一番最初が俺の出番で、
いや〜緊張したね、このままおとなしくライディングをして終わってく れればいいなぁと思ってたんだ。ところが MC をしていたノブ君、旭 が「世界のストリートライダーのウエヤマシュウジが KOG に ....」なん て盛り上げてくれるんだけど、俺は恥ずかしくて恥ずかしくて早くライ ディングさせてよぉ〜 と思ってた。 いや〜でも会場でのギャラリーが応援してくれて本当〜に助かった ね!スカフも何にもできなかったけどね。とりあえず、バニーホップロ ックウォークの 720 ができたからとても嬉しかったね。 でも、最後にバンダーロールをやる予定ができず非常に残念だった。 出場する前は緊張してたり、恥ずかしかったけど終わってみると非常に 楽しかったんだよね。で、次また浅草で KOG が行われるときはまた出 場しようと思っちゃったよ。でも、一つでも技を増やして見せれる所を 作りたいね。で、今 KOG でやりたい技があるんだ。それは KOG に出 場している Pro の人もできない技だから できたら面白いかなぁ〜と 思うんだよな、本当のことはどうだか分からないけどね。とりあえず、 今はランプを使って練習しているよ。まだ、スカフもグライドもできな いんだけどね。唯一俺ができるグライドはマニュアルかな?これってグ ライドなの? ほな、皆さんにとって 2003 年はさらに素敵な年になることを祈っ ているよ! 来年も世路氏区ね P.S そういえば、1 月 12 日 ( 日 ) 10:00 〜 12:00 に東京のアメー ジングスクエア キノウチサイクルのパークでパークの乗り方講習会を するよ。講師を担当するのは アメージングローカルのコムコム、藤君、 Yossy(wethepeople)、俺 (Land Rover Japan,Dig-it) あと、鶴田 絢史、大将も教えてくれるかな? 参加費は ¥2,000 でその日はパーク乗り放題、パークやってみたい 人、何か教えてもらい技がある人、パークに挑戦したい人 どんどん参 加して!参加したその日は終日パーク乗り放題だよ! SHoe-g
Green column 最近、KOG以外でも色々な人を巻き込んで、一 緒に何かを作って行く、ということが増えて来た。 そういった場合に、作る対象がカッチリ判っていれ ば、迷わず突き進めるのかもしれないが、だいたい「今 までやったことが無い」ことに挑戦している状況が多 いため、常に手探りであることが多い。 複数の人が関わっていれば、それぞれの得意分野 があるので、分担して頑張ればいいのだが、やはり 共同で1つの分野に関して作業が必要になる場合も ある。 その時相手に、言葉や、図を使って説明をしても、 作ろうとしているものがどういうものなのか、どう いう効果があるものなのか、イマイチ伝わらないこ
とが多い。そうした時に、「言葉」より、「やって見せ た」ほうが早い、かつはるかに正確に趣旨が伝わるこ とに気付いた。何か未知のことをやるに際して、そ のイメージがより確実に見えている人が、それを 「カ タチ」にして見せる、ということで次のステップへと みんなが進んで行けるように思う。フラットのトリ ックも、「こういうのできるかなぁ」と考えている人 間は沢山いるだろうが、その中でも一番見えている 人間が最初にメイクして、それを見た人間はもっと イメージすることがラクに出来るので、出来るのも、 最初にやった人間が掛けた時間よりはるかに短い時 間でメイクできる、という現象に似ているかもしれ ない。
それに、言葉や図などの、耳と目を主に使った方 法で理解しようとすると、頭で判るだけだが、「見せ てもらって」理解しようとするというのは、見たこと を自分で、同じように再現しようとする時に、五感、 頭をフルに駆使しないと出来ない。そうして達した 理解は、「判った」と口で言えるだけでなく、「そんな の当たり前」と心から思うようになる。更にそうして 理解するのに通ってきた道が、「これまでこういう方 向で来たから、こっちにも道が続いているに違いな い」と、未知の道へ、ある程度の確信をもって進ませ るキッカケになる。しかも一回道を見つけたという 実績から、「自信」が違うアイディアを生む確率を上 げることになる。それが集団の中で連鎖的に起こる 時、1人では成しえないようなコトが出来るのが楽 しい。自分のイメージ以上に物事が広がっていく様 を見る時に、「おもしろいなぁ」と思うのだ。 そうして 「見せて」 引っ張りあげてきた経験と自信が、 言葉の説得力を増して、「見せてわかってもらう」影 響に比べたら小さいものかもしれないが、それでも 十分に理解してもらえるだけの力が出てくるのかも しれない。 Green-G
10 dig-it'zine
2003
TRC 1
TRC 1
TRC 4
TRC 5
TRC 3
photos & text by kuribow Unknown
Sergio 13 dig-it'zine
AniKen Tonakai
Atsuo Asano 2003
Yossy
Kenta Tanaka 1
Kenta Tanaka 2
10 月と言えばそう 、 皆が待ちに待った Dirty&Go!Go!!450Jam!! 心なしか今年はストリートジャムが少ないなぁって思っていたけど 、 良く考えてみればその分 、 中身が非常に濃い大会ばっ かりだ 。 思い起こせば去年の 450Jam はトニーによる自信の無い選手宣誓から始まり 、 倉谷太郎君の過激な MC で煽られた ライダー達による突然バックフリップ大会や正太郎君の首折りダイブで瀕死の重体事件等 、 眼を閉じればつい 2 〜 3 ヶ月の 出来事の様に思える。最近どうも月日が経つのが早く感じてしょうがない 。 過去の事はこれ位にして今年の 450Jam は去年よりも更にパワーアップ・アップ !! 何がアップしたって?それは大会参加 商品の豪華さ 。 去年は 450 特製のすんごくかっこいいリストバンドがエントリーしたライダー全員に配られ 、 僕も欲しくっ て欲しくってたまらなかったが在庫数の関係で入手できず。今年こそは絶対にもらうぞ !! とワクワクしていたら何と今年の 参加商品は 450 オリジナルのメッシュキャップではないか !! メッシュキャップといえば今流行のアイテム。帽子好きな僕と しては是非押さえておきたい。本当はエントリーしたライダーのみの配布だったが 、 トシゴンと MO3 に頼み込んでついにも らう事に成功 !! 朝 4 時半に起きてはるばる神戸まで取材に来た甲斐がありました 。450 スタッフ全員に感謝感激雨あられ 。 大 会中にはダンボール 3 箱分 ( それ以上あったかも ) ギッシリ詰められた 450 グッズやショップ 、 メーカーから協賛を受けたあ りとあらゆる商品を(かなりマニアな商品もあった。)ギャラリーや盛り上げたライダーに向かって MO3 やビーバーが投げ それをギャラリーがまるでプロ野球の試合でファウルボールを観客が我先に捕る様にジャンピングキャッチしてもう会場内は 凄いのなんのって 。( この日薄着だった僕は寒さに耐え切れずその中に紛れて一枚スエットもらっちゃいました 。) さすがライ ダーズカンパニー皆のよがるツボを完璧に押えている 。 やる事が違います 。 そんなノリノリの調子を更に盛り上げるべく MC トカちゃんをはじめ Shoe-G、 正太郎君 、 ビーバーが入り混じって過激な MC を繰り広げそれに合わせるかの如くライダーもテンションが上がり会場は異常な盛り上がりを見せる 。 火の様に上がった テンションを更に燃え上がらせるかの様にジックジャパンツアーで来日したヨーロッパライダーも参戦してとんでも無い事に ノービスクラスではクリスマスにはまだ早いがトナカイの仮装を施したライダーが痛々しいコケを見せ 、 エキスパートクラス ではアメージングローカルのシゲさんはハンドレールを下から上へ滑り上がろうとして何回もハンドレールに突っ込むし、名 古屋の亀君はクオーターでバックフリップ 、 負けじとアメージングローカルのチンピラもスパインでバックフリップし高次元 な戦いを繰り広げる 。 地元神戸の高級マンションの最上階に住むという寺師は今年もビッグダイブをかまして鮮やかな散り技 を見せ 、 プロクラスでは名古屋のグアバや駒沢の田中健太は華麗なハイエアーターンを見せる 。 大会とは別に行われたビックジャンプコンテストではヨッシーが 2.5 mのバーを越し 、Fly バイクのセルジオは 2.7 mのバ ー越えをトライして失敗 ( だったと思う ) プロクラスも怪我人が続出する程ハイテンションなライディングでかなり盛り上が ったらしいが 、 新幹線の乗車時刻と次の日から始まる月末月初の残業地獄に恐れを成して 、 後ろ髪を引かれる思いで夜 7 時に 盛り上がる会場を後に帰宅の途についた 。 今回の 450Jam を取材して全体に感じた事は今年に入ってからまるで加速が付いた様に日本のストリートのレベルが上が っている事を肌で感じ取れた 。 今 、 すごくいい方向に向かって日本の BMX シーンは前に進んでいる事をしみじみと感じられ た大会だった 。 Kuri-bow Kuri-bow
Kenta Tanaka 3
Kenta Tanaka 4
Kenta Tanaka 5
Hiromichi Ogawa
Kenta Tanaka 14 dig-it'zine
2003
デラウマカップ
rider:MarBow
photos & text by kuribow
大盛況だった 8 月のコアピットに引き続き「ケッタフェスティバル」という自転車
にまつわる大きなイベントが名古屋で行われこのフェスティバルの一環として名
古屋の頭領、正太郎君がプロデュースする名物コンテスト「デラウマカップ」が開 催された。
あんなに暑かった夏があっという間に終わり近頃めっきりと涼しくなった今日この頃
だが、この日に限って蒸し暑く、そして時折雨が降る荒れ模様の天気の中で行われた。 フラットオンリーの大会は各地でちょくちょく行われてはいるが、どうしても場所の問 題からストリートコンテストが少ないのでフラットとストリートの両種目をやるデラウ
マカップは皆にとってかなり貴重な存在の大会だ。特に今回は一番盛り上がったストリ ートのプロクラスを中心にレポートしようと思う。
Kaname
MarBow
Kawai 11 dig-it'zine
2003
まずは岡山 ASPO から名古屋へ本拠地を戻した加納グアバ、去年末に岡山コンテストで見た時か らかなり実力を上げていてセクションの使い方、身のこなし方、どれをとっても凄くて皆を唸らせ るライディング、特に凄かったのはタイアの幅程しかないサブレレール付き RtoR へ 360°テールタ ップをかましメイクしたのにはビックリ。いやーグアバは凄いよ。今やもう日本のトップクラス入 りの実力です。 続いては大坂から 450 クルーのビーバーととしごん。ビーバーは得意のルックダウンやテールウ イップ、フェイキーインバートエアーが渋くてカッコイイ〜最近はエアターンを高く出す練習をし ているみたいでこの日の前日に行われたハイエアーコンテストではグアバや正太郎君らを破り優勝 したそうだ。今月 10 月末に行われる 450Jam が凄く楽しみ。パンクな出立ちで出場したのはとし ごん。リアルストリートを意識した技の展開だが、去年よりも確実にパークライディングが上手く なっていた。 名古屋のお隣、豊橋からは若手実力派のまーぼーが凄かった。大将やビーバー、D-Jin 等の強豪 を見事に押さえ 3 位に入賞、それもそのはずエアターンはガンガンに高いわ、技はヒネリ系のもの からキックフリップまで実に多彩でセクションのこなし方も上手い。しまいにはバックフリップま でやらかしてギャラリーを盛り上げる。何回もチャレンジしてその度に空中分解しては地面に叩き つけられたりしていたが一度だけ完璧に回りきってメイクしたか!!と思ったが残念ながら着地に バランスを崩し失敗、次回のコンテストまでには確実にモノにしていそう。それにしてもまーぼー 君は名古屋周辺のコンテストしか出ていないみたいなのでもっと出歩いていろいろな大会に出て欲 しいなと思う。東京の若手ライダーとは一味違ったライディングスタイルなのでこれからどういう 形になって成長していくのかが楽しみ。もっといろいろコンテストを荒しまわって欲しいと思って います。 まーぼー君ら若手ライダーには負けないと言わんばかりに毎回デラウマで体を張った気合い全開 のライダーがいる。その名は次郎君(32 才)彼の力強いライディングの凄さを文章で書き表すのは 難しいがとにかく凄いのだ。力とスピードで無理矢理技をねじ込むスタイルはもうスタントマンラ イディングで正太郎君も大喜び。技が決まらないと物凄い勢いで自転車と共に吹っ飛んでいくが決 まった時は凄い!!スーパーマンでナッシング等離し系トリックが凄くアメージングローカルの気 合君をも上回りそうな勢いだ。また 2-Hip の古い T- シャツもイイ味を出していてイカしている。 彼のライディングを全体的にまとめるとオールドっぽくそしてライディングはブチ切れモードと言 った感じで今流行りのライディングスタイルとは違った部分が大きく目立っていて凄くかっこい い。一体彼は何年位乗っているのだろうか?とても気になるところだ。まーぼー君と同様に次郎君 も各地のコンテストに出て体を張ったライディングで荒し回ってもらいたいものだ。でも体は自転 車のパーツの様に交換できないのでくれぐれも大切にして下さい。 8 月のコアピット以来だった大企業社会人ライダー森本修こと D-jin、相変わらずスタイリッシ ュなライディングで得意のナッシングはハローのライアンばりにパワーアップしていた。ウォール フェイキーはタイアがウォールの上にはみ出てしまうのではないか位まで高くあがり、メイク率は
Toshigon
Jiro-kun
ほぼ百発百中、社会人になって乗る時間が少なくなっても実力が衰えない部分に同じ社会 人ライダーとして感心しました。 名古屋で数多くの逸話や伝説を残し続けている松尾カナメ君、愛車を FBM から S&M の PBR にスイッチ、 ライディングは前に見た時から非常にレベルアップしていてビックリ。 クオーターのデッキに飛び乗ってノーズボングを入れてからリアのマニュアルに入るのが オシャレでかっこいー。最後にはジャンブボックスで 360°を数回に渡る挑戦でメイクして シメくくってくれた。 愛犬エイトを連れて名古屋入りした大将ことオカズさんはテクニックで見せるカメラマ ン泣かせのライディング。大将のライディングの特徴を押さえて上手く写真で表現する事 が僕にとってかなり難しい。そのセクションに応じて実に多彩な攻め方をするので予想が 付きにくくとっさの判断力に欠ける僕は目の前で何回もシャッターチャンスを逃して今回 も涙を飲んだ。いつか大将らしいライディングをバッチリ納めて Zine の表紙にしたいも のだ。
D-jin
大会の運営から MC まで何でもこなしてしまう正太郎君はマイク一本で皆を煽り盛り上 げるがついに自分自身までをも盛り上げてしまいいささか興奮ぎみでライディング開始、 正太郎君のパークライディングはあまり見ないのでかなり貴重だ。前に Zine で正太郎君 にインタビューした時は「オレのライディングはパークに向いてない」と言っていたが、そ んな事は全然ありません。身のこなし方が実に上手くてスムーズにセクションを流すのだ。 でもそんな中にも正太郎君らしいいつもの「はっちゃけた」部分もあって、今回、はっちゃ けたのは久々に挑戦したバックフリップ。最初は短い距離で助走を付けてやったがどうに も上手く行かないので今度はもっと助走を付けてチャレンジ、これを見事にメイクして本 人も大・大・大満足。 主催者自身も出場したライダーもギャラリーも取材に来た僕らメディア関係者も一緒にな って一日中楽しめた大会だった。正太郎君を始め設営に携わった方々、楽しい大会をあり がとう。お疲れ様でした。
Guava
ShowTaLow
Yasushi Tanabe
UZ Shirai
B-bar
Guava & Toshigon 12 dig-it'zine
2003
Circle Of Balance
photos & text by Green-G
TAKASHI ITO 去年の秋、Wethepeople のクラウスからメールが来た。「来年、 レッドブルが主催で、お城を借り切って、フラットランドだけの コンテストが行われるかもしれない。 」そんな夢のような話、実際 ありえないっしょ、と思っていたが、今年の夏、またクラウスか らメールが来た。「例の話、現実になった。ドイツのオーバーハ ウゼンで、世界から 18 人のトップライダーだけが招待されて、 500 人だけが見れるコンテストになる。」しかも、自分を5人のジ ャッジの内の 1 人に推してくれるという。日本からは宇野陽介、 伊東高志の 2 人が選ばれ、その日はやってきた。 成田空港でみんなと待ち合わせて、飛行機に乗り込もうとした ら、キップの名前が違う。その確認に手間取って、ちょっと波乱 を思わせるスタートとなったが、夜の 10 時に成田を経ち、経由 地のフランス、シャルル・ド・ゴール空港に到着したのは現地時間 の朝 4 時。人気の無い空港で早い朝飯を食べて、そこからドイツ のデュッセルドルフまで 1 時間のフライト。空港に着いても迎え の人が来ていない。しばらくして迎えが来て、車に揺られること 1 時間ほど。朝の 10 時くらいに、ドルトムントの近くにあるバ ロップという小さな街に着いた。小さいが高級そうなホテルで、 「ラインホーフ」という名前だ。どうやら自分らが一番最初に到着 したらしい。 ロビーに入ると、今回の主催者、レッドブルの責任者である、 ドイツ人のアンディ・ツァイスと、世界戦以来の再会。彼は世界 戦の MC も務めたりと、BMX に情熱を注いでいる 1 人だ。少し 話をした後、この日しか自由時間がない、ということで、陽介、 高志と街にでて撮影をするために、ドルトムントのダウンタウン に行くことにした。 ホテルのシェフがちょうど買い物に出るから、と乗せてもらっ て、ホテルでここはどうかな?と薦められた石炭の採掘跡に行っ てみた。しかし中で撮影は許可できない、ということで、そこか らそのまま S バーン(路面電車)に乗って街の中心まで出た。 街中の寺院や、オシャレな銀行などの前で高志、陽介の撮影を して、夕方にレセプションパーティがある、というので早めに帰 ることにした。帰りは地下鉄のUバーンを使ったのだが、乗った 電車がいきなり線路の途中でストップした。しばらくすると運転 手が出てきて、「寝てたんだろ!」と逆ギレされてしまった。だが 無事逆方向に運転し始めて、Sバーンへと乗り継ぎ、降りるはず の駅を通り過ぎてしまったりもしたけれど、なんとか無事、ホテ ルにたどり着くことが出来た。 夜はホテルの食堂でレセプションパーティが行われ、そこで今 回のコンテストの対戦カード抽選会が行われた。このコンテスト はトーナメント制で、最初は3人1グループになる。ビッキー、 マーティと当たるライダーにはみんなが 「あー」 とか言ったりして、 かなり盛り上がった。高志はフィル・ドラン、アレックス・ジュメ リン組になり、まいった、という顔をしていた。陽介は、チーム メイト、サイモン・オブライエンとフランスの伊達男、ジミー・ペ
15 dig-it'zine
2003
ティットの組になり、さあ勝負、といった感じ。 その後チャド・ジョンソンの新作ビデオのプレミア上映があり、 そこで陽介が持ってきた SleepWalker も飛び入りで上映しても らった。光太郎が超長いコンボを最後の最後でミスる&乾杯シー ンはかなりバカ受けしていた。後でみんなに反応を聞きに行くと、 マーティ(クォッパ) や、マイケル・ソマー、Cream Magazine の フォトグラファー、マニュ・サンツ等は 「凄くよかった。Art の匂 いがするビデオだね」と言ってくれていたが、それ以外のライダ ーはあまり判ってない風だった。 ヨーロッパのライダーは、ライディングスタイルがスタイリッ シュなライダーが多いにもかかわらず、話を聞くと、結構トリッ MARTTI KUOPPA
ク、コンボそれ自体のオリジナリティにこだわりすぎていて、ラ イダー、ジャッジも結構、技術志向に走っている感じもした。逆 にヨーロッパの人にとっては Art っていうのが体に染み付いてい るから、自然にそういうものは染み出してくるもので、意識する ものではないのかもしれないけれど・ ・ ・ その日は飛行機であまり寝れなかったのに、撮影に行ったり、 なんだかんだオーバーペースだったこともあって、ドッと疲れが 出て、ベッドに入ってすぐに爆睡してしまった。 次の日は大会前日、ということで、昼頃からみんなで車に分乗 して、会場のオーバーハウゼンまで向かった。滞在地のドルトム
ントからアウトバーンを走ること1時間ほど。左側に巨大な円筒 形の塔が見えてきた。周囲に高い建物が何も無いことも手伝って、 遠くから見ていると大きいのか小さいのかの感覚が狂う。近くに 来て見上げてみて、その巨大さにみんなビビっていた。パイプや 足場に覆われたこのガスタンクは、1920 年代に建てられ、当時、 周辺にあった工場へ供給するために動いていたらしい。第 2 次世 界大戦の時に周囲の工場は全て破壊され、このガスタンクが残っ た、というのだが、爆撃がそれるにはあまりにもデカすぎて、な んでこれだけ打ち損じたのかなぁ、と不思議に思う。 風がビュービュー吹いていて、死ぬほど寒いので、とにかく中 に入ってみると、冬にクラウスに連れてきてもらったときの博物 館のイメージがあったので、相当驚いた。赤や青のライトアップ がされて、黒いカーテンで仕切られた会場には、ライダーの待合 室があり、飲み物、果物が用意され、ソファーやレストランまで ある。ライディングする舞台が建物の中央にステージが配置され、 真中に巨大なサークル・オブ・バランスのロゴがここが大会の会場 だ、ということを示しているだけで、周囲にはカクテル光線用の 照明塔が8個ほど立てられ、レッドブルのマークをあしらった DJ ブースがあり、まるでロックコンサートの会場のようだ。 後で総責任者のアンディに聞いたところ、18人だけ出場する、 フラットランドだけのコンテストにも関わらず、会場設営、賞金 等の諸経費込みで1億近い資金が投入されているという、まさに 夢のような大会だ。 みんな真っ白な路面に大会ロゴが描かれた路面で次々乗り始 め、まっさらだった路面にタイヤの跡が描かれていく。転んだり、 タイヤがドン!と地面につく度に、「ゴォン、ゴォン、ゴォン、 ゴォン・ ・ ・」とその音が反響しつづけて、世界の底にいる、という な孤独感に襲われる。 みんなの練習を眺めていると、マーティ(クォッパ)が凄いのは 言うまでも無いが、進化の方向性的には昔からさほど変わらない。 しかしビッキーの進化のスピード、方向性の変わり方には驚いた。 系統としては、ヤンマーのように手持ちのトリックをありとあら ゆる方法でコンビネーションにし、流れで見せる、という部分は 変わらないのだが、片手、片足だけで体を支えて、車体と体が同 時に逆方向に回転する、という瞬間瞬間の体勢がありえないポジ ショニングのコンビネーションを続けざまに入れ、何事もなかっ たかのように次のトリックに繋いでいく。想像でしか可能でない はずのコンボを、凄まじいまでのバランス感覚と想像力で可能に している。 ネイサン (ペノンゼック)もしばらく見ていなかったが、ネイサ ンも流れるようなコンビネーションを更に進化させてきていた。 2フットのペグウィリーから G ターン、バックヤードからの G ターンウィップ to アップサイドダウンペグウィリーなど、ネイ サンの長い手足を最大限に利用したリアのスムースなトリック、 ネイサン十八番のスティームローラーのスムースなコンビネーシ
ョンと、綺麗なライディングにアグレッシブさが加わっていた。 マーティ・ローズは世界戦の時の絶不調はどこへやら、新しい コンビネーションも取り入れて絶好調。バックワーズヒッチハイ カーGターンを中心にして組まれたコンビネーションは、キビキ ビと気持ちいい。 高志も黙々と乗りつづけ、みんなライディングに一生懸命な状 況をヨソに、陽介はひたすらカメラマンに気に入られて、あっち で撮影、こっちで撮影とされていた。やっと乗り込み始めて、汗 を拭こうとしたら、 「いやーその汗がいい」とやはり撮られている 始末。 それ以外でも陽介と2人で練習そっちのけで、「お、ここポー トレートとか撮れそうじゃん」とか色々写真を撮るのに会場をグ ルグル回っていて、結局陽介は最後に少し乗っただけだったが、 そこで集中力が切れたか、ウィップを普段の逆回しでやろうとし てミスって肋骨からモロに鬼落ち。その後ずっと痛そうにしてい たが、日本に帰ってから病院に行ったら、やはり肋骨にヒビが入 っていたらしい。 その後はみんなでボーリングをしに行ったのだが、それがもう メチャクチャ。ドイツではマリファナが解禁になったらしいのだ が、みんなタバコと混ぜたものを吸いまくってブリブリモードで、 ビッキー、マーティ (ローズ) 、アレックス、ジミーらが1つのレ ーンでボールを一気に4つづつくらい投げ込んだりして、機械が おかしくなってしまった。挙句の果てには機械をぶっ壊して、ア ンディがボーリング場の管理人に超大目玉を食らって、帰りの時 間がメチャクチャ遅くなってしまい、ホテルに着いたのは夜中の 2 時を回った頃だった。 ホテルに帰って、まだみんな元気いっぱい、ホテルのバーで飲 もう、と盛り上がっていて、自分もちょっと休んで参加しようと 思っていたが、ちょっと寝たつもりが、起きたら朝になっていた。 朝の 8 時くらいに目が覚めて、とりあえず朝食でも、とレストラ ンに下りて行くと、マイク(スタイングラバー)がちょうど散歩か ら帰ってきた所だった。マイクはいつも朝は早起きして、こうし て散歩をするらしい。レストランを見回すと、ポール・オシッカ が先に朝食を食べていたので、一緒に話しながら食べていると、 フィル(ドラン)のとっつぁんがプラプラとやってきた。腰痛がひ どくて、今日は靴下も履けねーよ、と裸足でペタペタとレストラ ンまで来て、ウチらの座っているテーブルに座った。マイクとか はストレッチはしないらしく、ポールとフィルが「うそだろ?オ メーもいい年じゃん」みたいな話になって、話が年寄りくさくな ってきたので、陽介と高志の部屋に行って、マーティ・ローズや フランク・ルーカスと雑談しているウチに、昼近くになって、会 場入りする時間が近づいてきた。 再びレッドブルの車に分乗して、会場に入ると、前日とはうっ てかわってカクテル光線も本格的に照らされ、レストランやライ ダーのウエィティングルームにも草花が置かれたり、ライトが灯 っていたりして本番の雰囲気が伝わってきた。夕方6時半から会 場のセッティングを行うらしく、それまで練習できる、というの でみんな必死に乗り込んでいる。 自分はといえば、睡眠不足を補うために、誰もいないウェイテ ィングルームで1時間ばかり寝ていると、ライダーやジャッジが 集まってきて、ジャッジミーティングが始まった。今回はトーナ メント方式で、最初は1グループ3人 × 6グループ、次が勝ち抜 けた2人ずつを混ぜて1グループ3人 × 4グループ、そこから勝 ち抜けた2人は、今度はタイマンバトルで決勝まで勝ち残り戦と いう形式だ。紆余曲折の後、最終的に決まったジャッジ方法は、 1グループ3人、または2人の中で、落ちるライダー1人だけを 選ぶ、というものだった。 そして開場の時間になると、一気に冷気が下の入り口から駆け 上がってきて、BGMの音量がグンとあがり、緊張感が俄然高ま ってきた。まずはジャッジが壇上にあがり、それからライダーが 上がってくると、スポットライトが当たり、大歓声が巻き起こる! それがエコーとなって何重にも重なり合い、地響きが会場を揺ら している。一通りライダーの紹介が終わった後、いよいよ大会が スタートした。 まずは一回戦のAグループ。高志、アレックス・ジュメリン、 フィル・ドランだったが、フィルが腰痛のため不戦勝で2人が次 のラウンドへ上がるが、エキシビションでライディング。一方、 別グループの陽介は手堅く、完成度の高いバリエーションでキッ チリメイク。サイモンも18番のスティームローラーとボディバ リアルを軸としたフロントトリックを決めて1抜け、といった感 のライディング。ジミーを破って陽介とサイモンが2回戦へと勝 ち上がる。 2回戦は、勝ち上がったライダーを更に抽選で混ぜて3人1組 のグループを作る。高志ははサイモン・オブライエン、マイケル・ スタイングラバー組に入ったが、なかなかトリックが決まらず、 ここで敗退。 陽介はマーティ・クオッパ、フランク・ルーカス組に入って、完 成度と攻めのギリギリの線を狙ってのライディング。だが慎重を 期すぎたか、ノーハンドFトラックなどのキメ技が入りきらなか った。マーティはちょっとミスが立てこんだものの、十八番のキ ックフリップ、クロスフットワンハンドハング5to Fトラックな どの超絶技巧トリックを決めて、その穴を埋める。フランク・ル ーカスは攻めるのだが、最後の最後にツメが決まらない、といっ た感じだったが、地元とあって、観客の反応がかなりいい。ジャ ッジの判定は陽介がドロップ。2回戦で日本人ライダーは2人と も姿を消した。
VIKI
TAKASHI ITO
その先3回戦でマーティ・ローズとマーティ・クオッパが当たっ たのだが、これがこの大会のハイライトだ。2人とも譲らずマー ティ・ローズはヒッチハイカーGターンウイップとハーフパッカ ーのクイックなグライドを入れたライディング、必殺バックワー ズタイムマシーン等のコンボをバシバシ決める。一方、マーティ・ クオッパもクロスフット6パッカー to ハーフパッカーのコンビ ネーション、キックフリップをふんだんにいれて、負けじと応戦。 だがこの時のマーティ・ローズの集中力、気迫はマーティ・クオッ パをわずかに上回っていたように見えた。ジャッジの判定は真っ 二つに分かれ、技術でみたらマーティ・クオッパがミスはあった ものの、それでもマーティ・ローズをわずかに上回るか、という 判断があったが、マーティ・ローズの魅せる&気迫のライディン グが評価され、マーティ・クオッパが敗北。結果の発表後、まる で決勝の後のように、観客の2人をたたえる拍手の音が、いつま でも会場内にこだましていた。 そして決勝まで勝ち上がったのは気迫で攻めつづけるマーティ・ ローズと、どのコンテストでもトップ3をはずすことはまず無い ビッキー・ゴメス。マーティ ・ ローズは攻めに攻めたライディングで、 技の決められるギリギリの速さを見極め、刃渡りのようなコンボ を展開していく。ビッキーはスティームローラーからフレームを 逆側にまたぎ越して、スカッフをガツッといれて無理矢理フレー ムを引き寄せるコンビネーション、ありえない体勢からハーフパ ッカーに持っていくなど、こちらも出し惜しみ無しのコンビネー ションで応戦。マーティのライディングも魅力溢れるものだった が、ビッキーの創造性はそれを上回っていた。ビッキーの優勝。 2位マーティ・ローズ、3位決定戦を制したのはマーティ ・ クオッパ、 そしてサイモン・オブライエンと続いた。 大会後、会場のステージはバー&ダンスホールと化した。カク テル光線が白い会場の床を極彩色や水面の細波の色を映し出し、 ビール片手にみんな踊り狂う。ライオネル (カルドソ)がバリバリ DJをこなしたりして、夜は瞬く間に更けていった。 で、ジャッジや睡眠不足で疲れていた自分は、会場下の練習ス ペースに降りて、シートに腰かけ、レッドブルをチビチビ飲みな がら1人ボーットしていたが、しばらくすると、同じく上の喧騒 からマニュ・サンツやポール・オシッカも逃げてきた。彼らと雑談
MICHAEL SOMMER
NATHAN PENONZEK
をしたりして、時間を過ごした。 夜も2時くらいになり、RedBullの人間が酔っ払いライ ダー共をかき集めて車に詰め込み始めたが、なかなか全員突っ込 めない。やっと会場を出たのは1時間近く経った3時くらい。み んなベロベロに酔っ払っていて、車内で突然、マーティ(ローズ) がラップを歌い始めた。それにマーティ(クォッパ)や陽介、ライ オネルが次々と歌を繋いでいって、その内みんな英語で歌ってい るのが面倒くさくなってきてそれぞれの自国語で歌い始め、ドイ ツ語、フィンランド語、フランス語、日本語が飛び交う。最高に 楽しかった。 ホテルに戻ってきたのは朝の4時頃。自分らの飛行機は11時 の出発なので、空港に向かう時間を考えると、もうほとんど寝る 時間もない。ちゃっちゃとシャワーを浴びて、2時間ほど寝た後、 ロビーに下りてきて、賞金を貰ったりして、そこからレッドブル の人に、マニュ (サンツ)と高志、陽介と一緒に空港に送ってもら った。とにかくいつも忙しい日程だが、今回は本当に忙しかった。 大会以外にもライディング写真を撮りに行ったりと、かなり精力 的に動いたのはいいが、本当にエネルギーを使い果たした4日間 だった。 何より、フラットがドイツではこれだけ認知され、こうした巨 大なイベントが実際に実現できる資金力と企画力があるのには驚 いた。ライダーの扱いもすこぶるよく、今までのX−Games や世界戦と違った、新しい方向性を見た気がした。ただ、ライダ ーが動かしている大会でない、という面で、ボーリング場へ行っ て、みんな好き放題やっていた時に、オーガナイザーとライダー の間に心の壁があるのは感じた。ライダーが開いたものだったら、 自制したような気がするからだ。そこにちょっと影が見えたのが 気になった。2年後にまたこの大会が行われるとしたら、その時 に集まるライダー、ジャッジの反応によって、真価が問われるこ とになるだろう。 Green−G
16 dig-it'zine
2003
Corry Stratychuk KuriBow
17 dig-it'zine
2003
Seiji Sakata KuriBow 18 dig-it'zine
2003
2002.11.3 大分・湯布院ハイツにて・・・
ペニ山さんが結婚した!
祝
自分の事は
と言うか、きつねにつままれた様な顔で言った。 私 は 矢 継 ぎ 早 に『 誰 と? 彼 女 い た の? 知 っ て た の??』と質問攻めにしたが、本当に全然しらなか った様だ。あんなに人の情報に詳しいペニ山さんが、 極秘の内に進めていたのだ。 立派な人だ。 その後ペ
ニ山さんと電話で話す機会があったので、『できちゃったの?』と問いただ したが、『違いますよ?。 入籍した方が給料の待遇面が良いし。』等と言っ
ていたので、さすがに公務員は自転車屋と違って待遇がしっかりしているの ねえと納得させられたのだった。 「結婚式は 2 ヶ月前には言ってね、特割で行くから。」と言ったのに数日後 には、「11 月に式を挙げることになりました。」と連絡があった。 すでに特 割には間に合わない時期だった。 本当に
式の当日 11 月 3 日は、由布岳で初冠雪を記録する程寒い日 になった。 さすがに九州一の寒冷地。
早めに会場について控室にいると、今朝、横須賀から着いたと言う松尾カナ メがやって来た。 馬子にも衣装だ。 ちなみに、席次表には「横須賀基地 松 尾要」とあって、私はミョウに受けてしまった。 さすがペニ山さん。 席次 表をざっと見ても軽く 100 人は列席者がいるようだった。 式の時間が近づいてきたので控室を出ると、チンピラグループみたいな人
達が受け付けしていた。 遠巻きに見ていたら ROBO 君やモンキーだった。 皆、着慣れないスーツを身にまとい、ぎこちない動きをしていて面白かった。
モンキーはオールバックに決めて、本当にチンピラみたいだった。 式は今流行の人前式で、披露宴会場で列席者全員の前で “愛を誓う” のだ。 いつもとは違う緊張した面もちのペニピーが入場してきた。 そして、お父 上に付き添われた花嫁が入場。 2 人は全員の前で永遠の愛を誓い、誓いのキ スをするのである。 この、一生に一度のシャッターチャンスを逃すものかと、 日頃ペニピーに何かとお世話になっている 人達がキスシーンの撮影に臨んだ。
素早いペニ山さんだった。 そして、 結婚式には私も招待して頂けると
ペニピーの事を知らない 人の為に、披露宴で配られ た” ともひろ&ようこ “の愛 しおりを参考にご紹介しまし ょう。 ペニピーこと片山智裕 さんは、昭和 47 年 11 月 17 日 生まれの御年 30 才。 蠍座、A 型、 好きな色はグレー、紺。 高校時代
こ
とも
イダーには恐怖となっている。 子供の頃の夢は、おむこさんに なることだったらしい。 夢が叶って何よりです。 新婦の緒方陽子 さんは、昭和 51 年 9 月 22 日生まれの 26 才。 趣味はダンス、スノー ボード。 職業は保母さんという優しい女性。 2 人の出会いは BMX とダン スのイベントでした。 陽子さんはペニピーの頼りがいがあるところが好き なそうです。 ペニピーから告白しておつき合いが始まった様です。 陽子さ んはトモじゃなくて、ペニピーに子煩悩なパパになって欲しいそうです。 皆さん邪魔をしないであげてくださいね。 そして、浮気は絶対に許されな いそうです。 皆さん協力してあげましょう。 もっと詳しい事を知りたい人 は直接ペニピーに聞いてください。
スピーチ地獄
しばらくして届いた招待状には、「当日一言お願いします。」なんて書かれ
た紙が入っていた。 これはいわゆる『スピーチ』だ。 Skip は動揺していた。 なんでもハング社長の結婚式で苦い思い出があるらしいのだ。 Skip の動揺
愛
私は初めての大分をとても楽しみにしていた。 結婚式の前日、湯布院の民宿でこわーい『リング』 を見ながらスピーチの下書きをした。 他ならぬペ ニピーの結婚だし、なにぶん人ごとなので軽?い 気持ちで下書きしたら、 結構長くなってしまった。 でも、「私が読むんじゃないし、まあいいか。」普 通に読めば 5 分も掛からないなあと思い、下書き
を終了、『リング』に集中した、アー恐かった。
19 dig-it'zine
2003
Skip はあまり良い写真が撮れなく てがっかりしていた。 同じテー ブルだったカナメは、「良い写 真が撮れた!」と満足気だっ た。 皆きっと、この時の写
よう & ひろ
は陸上に勤しみ、県代表になるほどの 実力の持ち主。 そして、柔道もかなりの 腕前で、東京勤務時には大会で数名の東京 のライダーを投げ飛ばしたりして、関東のラ イダーの一部にはいやムなイメージを持っている 人もいるだろう。 近年は DIG-IT 新聞社の特派員と して西日本各地へ出向き取材活動を展開している。 そ の記事や写真には波乱を巻き起こす内容も多く、一部のラ
をよそに
写真・SKIIP
ペニピー永遠の愛を誓う
8 月の終わり頃だったか、『ペニピーが入籍した んだって!』と Skip が電話を終えてとても驚いた
言うではないか! しかも娘ま でOKとの太っ腹。 今、噂 の湯布院温泉に行けるなん て幸せ!と言う事で家族で 出席する事になった。
文 / あゆみ
真を水戸黄門の印籠みたい に使うんだろうなあ。 この 人達に知り合う前に結婚し ていて良かったとしみじみ感 じたのだった。 人前式が終わると、披露宴が 始まった。 新郎の紹介では『智 裕君は、趣味の BMX でも世界選
手権に出場するほどの腕前で・・・』 などと言われていた。 いよいよ、余興 の始まりなのだが、式次第も無いのでい つスピーチがあるのかわからず Skip は落ち 着かない様子だった。『それでは、新郎の恩師 である・・』と司会者が紹介したので、「あっ! スピーチが始まる。 でも恩師だからまだだね。」なん て思っていたら、『恩師である馬渡やすたか様より・・』
と紹介されて しまった。 『恩師』 だなんて、なんて細 かい所まで気を配ったギ ャグの散りばめ方をするんだ ろうと、 感動した私であった。 肝心のスピーチは、のっけ から無理矢理酒を飲まされボ ロボロだった。 5 分もあれば 終わるはずが、10 分位の大 演説。 最後は見かねた司会 者に無理矢理終わりにしても ら う と 言 う 始 末 で あ っ た。 これで二度とスピーチは頼ま れないだろう。 余興の間にはすごーく沢山 の料理が運ばれてきた。 娘 は普段は食べられない、 「超 豪華お子さまランチ」を前に 興奮気味。 食べても、食べ ても次々に美味しそうな料理
が運ばれてきて、至福の時を 過ごした。 花嫁が保母さん と言う事もあって、余興には アンパンマンも登場し、娘も
来て “モーターサイクル博物館” とやらに行った。 そ こには世界の各メーカーの往年のバイクが展示してあ った。 カワサキのコーナーには SS250, SS550 が 展示してあり、私はここで「ここにウチにある 750 を入れたら完璧になるなあ。 オーナーはきっと欲し がるだろうなあ。 幾らくらいなら出すかなあ?」な
ブルでは、カナメ氏作「キャンドルをとっくりに突っ込み、海老の頭などで 飾り付けてみました。」と言うかわいいものに収まっていたが、隣のテーブル
の女将さんに聞いたのだが、湯布院が繁盛していることに目を付けて本州か ら出展してきているお店も多いそうだ。 そう言えば、「オルゴール美術館」
では「パンツ一丁になった男の頭にキャンドル」やペニ山さんのおもちゃで ある「いっこうの涙の男体盛り」など力作がならんでいた。 男体盛りは、見 るも無惨なとても汚いものであった。 当然のごとくキ ャンドルのロウを垂らされていじめられて いた。 ペニ山さんの感動的な挨拶も終 わり、 披露宴は無事に終了した。 私も色々な披露宴に出席した けれど、今回は盛り上がり方 も素晴らしい、とても強烈な 披露宴だった。 これもペニ ピーの人徳かな。 末永くお 幸せに。 これからは羽目を
外しすぎない様にしましょ う。
地鶏そば
Skip にとっては過去に 10 万円 入の財布を落としたり、2 回転半を目 撃したりと鬼門の大分だが、今回初めて 大分を訪れる私はとても楽しみにしてい た。 式の前日福岡に到着してレンタカーで大
分へ向かった。大分道でペニピーの里 である“玖 珠” を過ぎて、九重に寄り道していくことにしたの だが、私はここで “九重(ここのえ)” と “久住(くじ ゅう)” は違う事に気付かされた。「くじゅう」は知って いたけれど、字を知らなかったので「九重」を「くじゅう」 だと思っていたのだ。丁度、 紅葉が始まった頃でとても綺麗だった。 やまなみハイウェイを走って湯布院に向ったのだが、これが 11 月上旬とは 思えない寒さ。 箱根の様な雰囲気の大分のこの辺りは九州一の寒冷地らしい。 北風ピープー本当に寒かった。 湯布院と言えば今、日本一繁盛している温泉地で有名なので興味津々。 今 回泊まるのはペニピーが用意してくれた民宿なのだが、新しい様でとても綺 麗だった。 夕飯までの間、散策しようと思ったがそぼ降る雨があまりにも冷 たいので、歩くのは辞めて車で出かけることにした。 わざわざ湯布院にまで
ど と 皮 算 用 し て い た。 そ ん な こ と と は 知 ら な い Skip は、 バイクの前で記念写真を撮って喜んでいた。 そう言えば、Skip の 750 のエンジンより前は私に所有権がある。 今、思い 出した! KX を買うときに担保として差し出されたのだ。 一通り、見学して 民宿に戻り夕飯を頂いたのだが、ご飯(白米)がとても美味しかった。 民宿
や「テディベア博物館」等は、名だたる観光地に必ず有るようだ。 是非地元 の業者にがんばってもらいたい。 そうしないと、観光地もどこへ行っても同 じになってしまうぞ、と思ったのでした。 披露宴が終わってから、大分市内に移動。 この日は雪で山間部ではチェーン規 制までされていたようだ。この夜 の宿もペニピーが用意してくれ た東洋ホテルという日航系の 素敵なシティホテルだった。
Skip は二次会に出かけたが、 私は娘がもう眠いと言うの でホテルに残った。 翌日は、大分一のデパート
「ときは」に土産物を買いに出 かけがてら、駅前を歩いてみ た。 丁度『大分トリニータ』が J 1 昇格を決めたとあって、町は おめでとうムードだった。 パルコ では、『西武ライオンズ準優勝記念』 と言うあまりぱっとしないバーゲンを やっていた。 それにしても、最近の都市
の駅前は、どこへ行っても同じ様な感じでち ょっとつまらないなあ。 パルコや三越、高島屋 等の関東や関西の老舗に地方都市の老舗店が圧倒さ れている様だ。 大分駅自体は近代化されていない様で、 素朴な感じがして良かった。 披露宴の時に岐津君の奥様に勧められた「地鶏そば」を食べ ることを熱望していた私だったが、美味しい中華屋があるという のでそちらへ行くことにした。 すでに、モンキーや河童達が食事をしていた。 そこでは地震に見舞われた。 それも震度 4 程の結構強い地震だった。九州に 来て、地震にまで遭うなんて・・なんて強運。 定食は量も多くて美味しかった。 でも、やっぱり「地鶏そば」を諦めきれない私だった。 各地の名物を食べる 事を楽しみに出かけている私はにとって、かなりショックな事なのである。 今度行ったら絶対に食べよう! お昼も食べ終わり、 私達は野暮用を済ませに Skip の故郷の佐賀へ向かった。
大分は自然も一杯あって、とても良い所でした。 地鶏そばだけが心残り。
ペニ山さんには本当にお世話になりました。 自分の事で精一杯のはずが、家 族で押し掛けて、かえってご迷惑をお掛けした様で恐縮でございます。 そして、これからも何かと物議を醸し出す「ペニ山レポート」に一段と磨き がかかることを期待しています。 今度は夫婦で遊びに来てね。 如何でしたか? BMX 界の「コムロ& keiko」?「お うペニピー!」特集でした。こんなにピンクとハート を使ったのは zine 誌上初で楽しかった。
鶴
株を上げたことだろう。 そう言えば、ハング社長もマシンを持ってきていた みたいだったけど、ショーには出ていなかった。 何で持ってきていたのだろ う?? わざわざ京都から。 お色直しの後は、キャンドルサービスが始まるのが定番。 ここはそう簡単 には終わらないのが常だが、BMX ライダー達はケタが違う。 私たちのテー
寿
喜んでいた。 フラフープ対決ではペニ父さんやペニ兄さんも参加させられ、 のりのりで頑張っていた。 BMX ショーには新郎も参加。 狭いステージだったけれど皆頑張ってライ ディングし、 かなりの盛り上がりを見せた。 ロボ君は何故か流血までしていた。 モンキーはくるくる回りながら、ステージから転げ落ち、ステージを傷付け ていた。 新郎も「世界選手権出場」の腕前を親戚一同の前で華麗に披露し、
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1:大分の GTR 社長 2:三国一の花婿 3:三国一の花嫁 4:スーツに SK8 シューズ 5:木津ファミリー 6:指輪の交換 7:KiSS 8:カナメ(ペニピーの苦情係) 9:GTR ショータイム
10:花婿ライドオンタイム! 11:GTR & お猿タイム 12:関サバ夫ショータイム 13:ペニ兄 &アンパンマン 14 : キャンドルサービス 15:キャンドルボーイ 16:男体盛キャンドルサービス 17:Futari 18:Omedetou
Yumi Zine
" 愛の始まりか .."
ユミジン Vol.6 KOG最終戦が終わりました。(ヤンマーおめでと う。)光栄にも、今年からKOGのスタッフに加わるこ とになり、タイムキーパーとゴミ係という大役をなん とか果たせてホッとしています。今回は最終戦という ことで海外ライダー達がたくさん来ました。そこで、 ゴミ箱を二ヶ国語表記にしてちょっぴりインターナシ ョナル気分。気付いてもらえました? あとすこしで2002年も終わりですね。思い出が 走馬灯のようにかけめぐります。 ・アパート侵略事件 ・696☆BMX ・サマーオブLOVEin名古屋 ・高速トイレ事件 ・Shoe - Gに美人な彼女が! ・小ストロベリーJAM ・T.Iナイトat代々木公園 ・成田夫妻結婚おめでとう ・初めての大阪ぶらり旅 ・旧友のターくんと再会! ・・・etc. いろんな事件や出来事がありすぎて、いつのまにか 破局していたことにも気が付きませんでした。とても 楽しい一年でした。 みなさん1年間どうもありがとう。そして迷惑かけ ちゃった人達、ゴメンなさい。来年は酒の飲み方と口 のきき方、男の子チョイスには気を付けたいです。 ’ 02年を締めくくるテーマは「腰痛」。 厚生労働省の統計によると、現在腰痛に悩まされて いる日本人は推定1千万人。主な原因として、筋肉・ 血行・骨の3つが挙げられますが、多くのライダーは 前者の2つが影響していると思われます。(例外あり。) 痛みが起こるしくみとしては、運動や姿勢不良によ って筋肉疲労が起こり、組織内に発痛物質と呼ばれる ものが生じて痛みが発生。その上血行が悪くなると、 発痛物質が血流で洗い流されず蓄積するようになるの です。 普通の人よりも体を酷使するライダー達は、筋肉疲 労から腰痛になりやすい状態にあるのです。 腰痛を予防するには、筋トレやストレッチによる質 の良い筋肉と筋力の維持が大切です。特に腹筋は(体
の構造により)背筋と比 べあまり使われないの で、意識的に鍛える必要 があります。ライディン グを見ていても、腹筋の 弱さを感じさせるライダ ーがとても多いです。腹 筋を鍛えることは腰痛予 防だけでなく、ライディ ングのレベルアップにも 必ずつながります。 また、寝る時の姿勢も (図1) 腰痛の一因となりま す。柔らかすぎる布 (図 2) 団、 高 さ の あ る 枕、 うつ伏せ寝は腰への 負担大。寝返りので きない状態(シング ル で 彼 女 と、 と か ) も よ く あ り ま せ ん。 す こ し 硬 め の 布 団、 寝返りができる大き さの枕(日本人男性には63cm幅が合うそうです。) をおすすめします。横向きか、仰向けなら膝下に枕な どを入れて寝るのが良いでしょう。 そして肥満。腰痛を訴える人の約半数は肥満だそう です。太りすぎ注意。 もし腰痛になってしまったら・・・安静です。急性(ギ ックリ系)の場合、入浴はちょっとガマン。痛みがや わらいだら、39〜40度くらいのお湯にゆっくり (20分前後)入ると楽になります。アルコールも充血 の原因となるので急性期には控えましょう。 どんなに安静にしていても痛みがひかないときや、 痛みの後に足に力が入らなくなったり、しびれが出た ときはすぐに病院に行って下さい。腰の痛みは内臓の 病気や脊髄の病変などでも起こる場合があり、放って おくと危険です。 腰痛は一度なってしまうと完治するのが非常に難し い病気です。ならないように、また症状を悪化させな いように日頃から気を付けることが大切です。 ≪腰痛に効果的なツボ≫ ツボを刺激したからといって腰痛が治るわけではあ
SJC 祭りにて、一号大野に愛をささやかれすっかり その気のユミジン。 それに、自分は全くお呼びで ないのにしっかりと後ろに移っている三号の間抜け さ具合。 恐ろしいのはユミジンのしている黒い革 手袋。この手袋で大野の首を絞め絞めして、アブノ ーマルプレイを楽しんだのでしょうか? りませんが、痛みをやわらげるのに効果的です。つま ようじのおしりを使って押したり、仁丹くらいのもの をテープで貼り付けておくのもいいですよ。 <腰痛点>(図1) 手の甲で人差し指と中指の間、薬指と小指の間の2 ヶ所。骨と骨の間の溝にある。 <崑崙>(こんろん) (図 2) 足の外くるぶしとアキレス腱との間にある。
Yumi Zine
下依知主婦殺人事件 以前お伝えしたと思うけど最近の神奈川県厚木市下依知周辺はとっても 物騒である。ディギットのある厚木市は東京のベッドタウン、新宿まで約 一時間の距離にある。そのなかでも下知地区は厚木の駅まで行くのにバス で 30 分位も掛かるという不便さもあってヤンキーや族は多いものの今まで は大きな事件もなく畑の中の住宅地と言った場所だった。ところが 6 月 24 日をもって一変してしまった。下依知で深夜主婦が何者かに殺されてしま ったのである。僕は丁度殺された時間に高知のコンテストからの帰り、愛 車の Clad で駅から下依知の自宅に向って走っていたのだがノノ。 その事件から約半年、未だに犯人は捕まっていない。 僕の脳裏からもこの 殺人事件の事は忘れ去られようとしていた。
KOGのとき、本当にカッパはいるかいないかで河 童くんとケンカになりました。先日、ニュースでヤラ セだったと言っていました。でも友達のお兄ちゃんは 本当に見たそうです。 感想・質問・出張などはこちらのアドレスまで tarakohime@docomo.ne.jp
めていた焼き肉屋へ言ったことがあるか?」やら、根ほり葉ほり聞かれた 上に「今度、髪の毛と唾液を提出してもらうかもしれません。」と言われた そうだ。忙しいので未だに提出はしていないそうだけど、それより驚いた のは半年くらいマグーと一緒に仕事をしていて、10 月に千葉に引っ越した 人間も彼の実家に警察から電話があり同様のことを言われたらしい。多分 僕の家には昼間誰も居ないから警察が来ていないんだろうと思うけど、警 察の捜査情報収集の凄さに感心というか呆れます。それくらいこの事件の 糸口は無いのかもしれない。ディギットの近所に住んでいるライダーで殺 された主婦の子供と同級生だった奴がいて、奴が言うには息子は相当なヤ ンキーで中学時代呼び出されて殴られたこともあるらしい。だから息子が 怪しいと近所ではもっぱらの噂だったのだそうだ。殺された主婦はディギ ットのそばにある焼き肉屋でパートをしていたそうで以前トシゴンが泊ま りに来たときに一度行ったこともあるので凄いリアルすぎる。こわーい。 そして今日も下依知周辺をパトカーがうろうろしているのである。一体犯 人はだれ?
Skip'Zine
ところがここに来てこの事件を思い出させてくれることが発覚。事件が解 決しないので警察は遂にしらみつぶし作戦にでたのか、下依知住民を根こ そぎ疑ってやろうとでもいうのか、捜査の手を僕の周辺にも広げてきたの だ。ある日、僕の弟、マグーのアパートに警察がやってきて「被害者の務
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Alexis Desolneux PeniPee 23 dig-it'zine
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Sergio Layos KuriBow
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Rider: Taro
photos & text by kuribow
MikeMetzger
Ogamasa
MarBow
えー本記事は私の独断によって3日に渡り行動を供にした倉谷太郎君の東京での御様子とモトクロスの話題を絡め皆様に お伝えしたいと思います 。 とは言っても私 、 全くモトクロスの知識はございません 。 これから勉強していきますのでもし 間違えた事が書いてあっても平に平にご容赦願いますね 。 25 dig-it'zine
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MikeMetzger
KOG 最終戦が終った翌日から一週間 、 我 チームライダーの太郎君が東京に滞在する 話を聞いた僕はこれを機会に太郎君のライ ディングを撮影させて貰おうと思いチーム マネージャーである Skip に相談したところ 、 思いもよらぬ話が 、 それは木曜日に太郎 君が Dig-it の側を流れる相模川の河川敷に あるモトクロスコースで久々に走るという ではないか 、 こんな話は滅多に無い 、 太郎 君と言えばモトクロス国際 B 級のライセン スを持ち九州チャンプという筋金入りの本 格モトクロスライダーである 。 (7〜8年前 に雑誌 Fine に福岡の BMX シーンが紹介さ れていた時から僕は知っています)チャンプ の走りを一目見たい 。 そう思った僕は会社 を休み 、 撮影の時間を作る事にした 。
そして木曜日 、 冷たい風が吹く中 、 元 ? モトクロスライダーである Skip と共にコー スへ向かう 。 到着するとそこにはモトクロ スジャージに身をまとった太郎君の凛々し い御姿が 、 これを見た Skip と僕はいつもと 360°違う太郎君の姿にもう大はしゃぎ 、 颯 爽と走り出した太郎君の姿を見て更に僕と Skip は大興奮してチャンプの熱い走りを見 守る 。 この日太郎君が乗っていたのは一緒 に走りに来たカメラマンのモト君から借り た 80cc のバイク 、 普段は 250cc を操る太 郎君はパワー不足だとしきりに嘆いていた が 、 そんな事は全くありません 。 ド素人の 僕が見ていても明らかにコーナーの攻め込 みっぷりは他に走りに来ていたライダーを も上回るハイレベル ・ ハイテクニックです
んごくカッコいい !! さすがチャンプ !! 初め て見る太郎君のナマの走りに僕はもう圧巻 されっぱなし 。Skip も昔とった杵柄 、 封印 していた走りの DNA が疼き出しモト君に 勧められ復活のライディング 。 コーナーを 曲がる Skip の目はまるで血に飢えた狼の様 だ 。 これを機に Skip モトクロス復活か ?! そういう僕もモトクロスに初挑戦 、 自転車 では絶対に得られないパワーとスピードに ゾクゾク時にヒヤヒヤしながらコース一週 を何とか走る 。 ちゃんとした知識とバイク 操作 ( この日まで実はギア付き原動機に乗 った事が無かった ) を覚えてまた走りに行 きたいと本気で思う程楽しかった 。 この日最後のランに太郎君は他に走りに 来ていた人から 125 cc を借りてダイナミ
ックな走りを見せ周りの人達を全員ノック アウト 。 いやもう太郎君カッコ良過ぎです 。 この走りにどっぷり惚れ込んだ僕は土曜 日太郎君をトレイルにご招待し 、 チーム RPG のまあぼ 、 おがまさらと一緒にジャン プ セ ッ シ ョ ン 、 太 郎 君 は CLAD か ら BOWLS に乗り換えライディング 、 太郎君 にとっては初めて飛ぶコースだが 、 きっち りと要所で技を入れながら余裕で2つのジ ャンプレーンを完全圧勝制覇 、 モトクロス と BMX で鍛え上げられたバイクコントロ ールで華麗かつスムーズなジャンプにまた もや回りの人達全員をノックアウト 、 上手 すぎます 。 日本のライダーの中でここまで オールラウンドに上手くこなせるライダー って他にいる? 日も暮れてきたので息つ
く暇無く今度はスケートパークへご招待 、 実は一年程前に太郎君が Dig-it へ来た時に 満足なおもてなしが出来なかったので今回 はその分 、 トコトン徹底的におもてなし致 します 。 パークへ移動する間 、 助手席の太 郎君はカミングスーン 、 ドリームイン(つま り睡眠) 、 僕も安らかな太郎君の寝顔につら れて居眠り運転ギリギリの地獄ドライブ 、 到着後は公園の駐車場で太郎君と共に 1 時 間半程カミングスーン 、 ドリームイン 、 後 から来たトレイルメンバーに電話で起こさ れ 、 半寝ぼけ状態でパークセッション。 しばらくしてやって来た Skip とあゆみ編 集長と供にその後 、 腹ごしらえをしに厚木 基地裏手にある Skip お薦めの沖縄料理の店 へ向かう 。 途中からモト君も加わり 4 人で
沖縄料理セッション 、 僕は初めて食べる沖 縄料理の美味さに感動 、 このお店はご飯の お代わりが自由なので僕は食欲の秋と勝手 に銘うってゴーヤチャンプルーをオカズに ご飯を 2 杯食べ 、 編集長が半分残したタコ ライスを全て平らげる 、 そんな僕の大食い っぷりに Skip は目を丸くしていた 。 明日はお台場で 、 モトクロスバイクでバ ックフリップをかます男 「マイクメッツガー」 を招待して行われるフリースタイルモトク ロスのショーがあり 、 モト君と太郎君が取 材で行くというので 、 すっかりモトクロス かぶれになった僕もそのまま二人と供に行 動する 。 その晩お世話になったのは BMX カメラマンで名を馳せるモト君宅である 。 そこを拠点に一週間寄宿している太郎君は
山中ファミリーから家族同然で迎え入れて いる 。 僕もその輪にお邪魔させてもらい太 郎君と供に撮影スタジオで寝る 。 翌朝モト 君のやさしい声で 2 人起こされ 、 お母さん が用意してくれたおにぎりをご馳走になり 出発 、 天気は悪いけど何とかなるだろう 。 移動の車中で僕が以前夜中の通販で衝動買 いした 70 年代邦楽ヒット曲を流し 3 人ノ リノリでお台場へ向かう 、 モト君の用意し てくれたパスのお蔭で 、 順番待ちで行列す る人達の横を VIP 並みの待遇でスムーズに 車で直接会場内へ入る事が出来た 。 会場では出場ライダーによる練習走行が 行われていて乾いたエンジン音が鳴り響き 僕らの気分を盛り上げる 。 バイクメーカー のブースではモト君と太郎君のバイク談義
に花が開きバイクの知識が全く無い僕はち んぷんかんぷん 、 そしていよいよ一回目の ショーが始まる 。 僕の回りには女の子 2 人 で見に来ている人や 、 一見全くモトクロス に関係なさそうな人 、BMX ライダーまで来 ていて観客の層は実に様々だ 、 雑誌のライ ターとしてパスを貰った太郎君はジャンプ 台前に陣取るカメラマンに混じり 1 人ビー ル片手に観戦というかお仕事 (マイクメッツ ガーにビールを勧めたそうだが丁重に断ら れたそうだ)あれで本当に記事書けるのかな ぁと心配になる 。 一方僕はモトクロスのジ ャンプは Core-X 以来 1 年半振りの撮影で ある 。 慣れていない上 、 感覚もすっかり忘 れてしまっているのでショーが始まるなり モトクロスのでっかいジャンプに早くも大
苦戦を強いられる 。 高く飛び過ぎるので構 図が上手くまとまらないのだ 。 でも技はす ごかった 。 よくあんな重いバイクを空中で コントロールしながらあんなに高く飛べる モンだ 。 技の中でも特に僕が好きなのはパ ンケーキという技で (BMX でいうインバー ト)飛び出してから車体を寝かし戻すまでの 間のアクションが大きく 、 迫力があって僕 のお気に入りの一つだ 。 多彩な技と華麗なバイクコントロールで みせる BMX に対して 、 フリースタイルモ トクロスは BMX の様にハンドルが回らな いので技の種類に偏りがあるものの (体を離 す系の技が多い)究極とも言えるバイクコン トロールにあの独特なエンジン音と排気ガ スの匂いで人間が持つ視覚 、 聴覚 、 嗅覚を
全て刺激させてくれるので見ていて凄く新 鮮だ 。 今回注目のマイクメッツガーは高い ジャンプと多彩な離し技の数々で(バイクと 体の離れ方が半端なかった)ギャラリーを盛 り上げる 。 日本人ライダーもオリジナルト リックで盛り上げ会場を沸かせるが 、 本場 海外ライダーの方が全てにおいて日本人よ り一枚上手だ 。 フリースタイルモトクロス はアメリカでは X-GAME の種目にもなって いるし 、 これから盛り上がるシーンになる 事間違い無し 、 日本でも BMX のダートジ ャンプとモトクロスのジャンプをコラボレ ーションしてイベントやったら楽しそうだ な 。 いや 、 絶対やって欲しい 。 残念な事にこの日のショーは 3 回やる予 定だったが2回に減った上 、 マイクメッツ
ガーがバックフリップをやらなかったので 僕と太郎君は煮え切らず 「 おめえプロで金 もらって日本に来てんだからやれー 」 とか 「 オレがメッツガーに話しを付けてバック フリップをやらせてやる 」「 責任者呼んで来 い 」 と回りの皆に聞こえない様に2人でこ そこそと野次を飛ばしていたが 、 最後には ライダーの健闘を称え感激の表情で惜しみ ない拍手を送っている太郎君の横顔がステ キでした 。 いやー太郎君と一緒にいた時間 は本当に充実していて楽しかった 。 太郎君 また東京に遊びに来て下さいね 。 取材に協 力してくれたモト君有難う御座いました 。
追伸 まったく BMX にしか興味がない人には用の ない話だけど、もしよかった読んでね。 クリ坊の書いているとおり、太郎は子供の頃 から家族でモトクロスをやっていた。最終的 には国際 B 級という BMX でいったらエキス パートクラスの九州チャンピオンになった腕 の持ち主だった。しかし BMX を本格的に始 めてからはご無沙汰していた。 二年前にまだ太郎が車を持っていた頃二人 で九州北部を旅したことがある。その時ペニ ピーの知り合いの人のバイクを借りて大分の 山間部のコースで太郎は何年かぶりにバイク に乗った。僕もモトクロスをかじっていたか ら太郎の素晴らしいライディングにびっくり したもんだ。これに気をよくした太郎は密か
にモトクロスのブーツやグッズを集め、太郎 のお父さんをそそのかして、モトクロスのバ イクを買わせたりしていた。しかし太郎がそ の後モトクロスをやったとう噂は聞かなかっ た。 先日のペニピーの結婚式をパスした太郎 の本当の魂胆は福岡の志賀島でモトクロス のレースに出ることだったのだ。今モトク ロスの世界で話題のホンダ CRF450 という ガバイ早い最新マシーンにまたがった太郎 は無敵だったらしい。第一ヒートでは、ぶ っちぎりでトップを快走中、最終ラップで 痛恨のエンストをしてしまい三位に終わっ た物の、第 2 ヒートでは無敵の快進撃で見 事優勝を果たしたそうだ。BMX の世界では 最近優勝がないのでさぞうれしかっただろ
う。そして相模川のコースでのライディン グもジャンプ以外は腐っても鯛って本当だ なって感心! しかも連続ギャップでは調子に乗りすぎて 大きな土煙を巻き上げて見事な転倒を披 露。、やっぱり期待に応えてくれました。 しかし太郎のモトクロスの格好。笑えま した。モト君から借りた十年前の度派手な 紫のパンツにメーカー違いのピンクのジャ ージ姿。やや太めの体にぴちぴちに着込ん で、自分ではおしゃれだと思っているピン クの長髪をお侍風に束ねて河原の風景に不 自然にマッチしていました。今頃こんな派 手な人間居ません。待ち合わせの時は太郎 の前でしたら完璧かも。 BMX にしてもモトクロスにしても好きな
ことは本気で楽しむのが太郎流。 翌々日モト君の手配で freestyle モトロス を見物に行った太郎は行けなかった僕のた めにビデオを撮ってきてくれた。果たして そのビデオには見事なバイクの飛び出しシ ーンと着地のシーンが写っていた。肝心の 技のシーンは完璧に切れていた。辛うじて タイヤが時々画面の上の方に写ってはいた。 何してるんだか。 ありがた迷惑ってこのことだ。 Freestyle モトロスの翌日太郎は大好きな バスに乗り 14 時間かけて福岡に帰ってい た。本物の暇人だ。 Skip
KuriBow
Rider: Taro 26 dig-it'zine
2003
今月の金賞作品「超大物達 」 :Toshigon
*これはむか〜し、むか〜しのお話です。えー多分ですが、この写真に mo3、 Shoe-G, Sean Makinney, それから何とヤンマーとヒロも!!!
「BIG 3 :240kg」 :Skip
「jay 」 :KazKun
*太郎、オガマサ、河童 3人合わせて、体重は 240Kg, 餌は一人あたり約一日一トンを消費します。(す)
*熱唱。 アイドル乙幡ジェイ
「いっちゃった ,,SJC4 号 」 :Skip
「3 ペイくんの悲劇 」 :Jin Jin
*クリ坊と一緒に写っている 4 号はアメリカに転勤になりま した。滞在先の金髪娘に惚れたらしいのですが、英語が全く話 せないため悶々とした日々を送っているらしいです。(す)
*今年から姫路を飛び出して大阪に住み着いている大学生の 3 ペイくん、Quamen BOWLS に乗って眼着! 藤原 JOSE くんにお金を借りて顔面を 24 針も縫う大手術で した。ちなみにモグンは優しかったらしい ....。 BMX は危険ダス。
「やったぜ ! 」 :Skip
* KOG ノービスクラスで2位になった佐 藤ヒデキくん。普段から彼の事をしている スキップは嬉しかったです。(す)
「大分んまち」:Ayumi-sama
*ペニピー自慢の大分駅前とめでたく J2 優勝で J1 昇格を決めた大分トリニータ。羨ましいね。
「抱いてもらいなさい 」:Skip
「妖怪登場 」:Skip
* KOG に彼女連れで来てたカメンライダーの藤井ちゃん。 酔っぱらった彼は人が変わります。(す)
「中途半端 1」 :Skip
*自分では思いっき りカメラ目線で帽子 を今風に斜にかぶり ネックレスまでして 目一杯いけてるつも りの大野。 思いっきり中途半端 なことに全く気付か ない不幸な男です。 とほほ ...(す)
27 dig-it'zine
2003
*コン!河童のカーゴチャン。
「中途半端 2」 :Kaz-kun
*自分ではバカウケのつもりの大野(す)
「昔の顔で出ています」 :Kaz-kun
*二年前までかけてたメガネを復活させて 大受けを狙った大野。見事外してしまいま した。決して Green-G では有りません。
「姉さん」:Skip
*お気楽、川村絵里子ネーサンです。
「もてもて ? 」 :Skip
「ままごん 」 :Jin Jin
*投稿写真用のワナとは知らずメット2に抱 かれる坂田。元ヤンキーも今は立派なスーパ ーライダー、人気者です。ヒロにパシられて いた頃が嘘のようです。(す)
「肉体美 」:Skip
*産地広島でも滅多に見かけることはないと言う噂のメガッパを偶然にも 大分で発見。初めてお目にかかりました。河童を幸せにしてあげてね。 (す)
「秋田ストロベリージャム」 : Akita Local
「メット2」: Skip
*去年のメットに続く太郎の東京の遊び相 手第 2 弾。名付けてメット2です。 噂では彼女はかなりの資産家の娘らしくこ れから期待大だと太郎は喜んでました。
*前号でお知らせした世界戦で場内を湧かせたヘラクレスくんに大興奮して 写真をおねだりした太郎と佑一郎。手に持っているのは彼の愛用品です。 (す)
「つがい」:Skip
*ディギットは最近レースにはまって時々緑 山のレース会場に出店してます。そこで見か けるエノモトサイクルのオヤジさんはこの肉 体美。鍛えてます。格好いいです。凄いっす
* 10 月に延期されていた大会、無事開催されました。
「ヘラ」:Skip
*トシゴンとお母さんのママゴンさぁー。ト シゴンはママゴン似です。後ろにシーサーチ ャンも写ってます。沖縄だなぁ。
「リング」: PeniPee
*きっと来る。きっと来る。貞子。
「儀式」: 宇都宮ローカル
*毎度お馴染み SJC の連中におもちゃに される Skip です。まるで飼い犬に手を噛 まれているようだと Skip は言ってました・
「ミニスカ護衛隊」: 轟
*某パーティー会場でローアン グルから写真を撮られそうな彼 女をしっかりガード。エロい!
「大分ローカル」: 大分ローカル
「よさこい国体」:PeniPee
*今年の国体は高知で開催。元スプリンターの ペニピーとしてはこんな時は黙っていられませ ん。早速着ぐるみを着るバイトを始めたとか。
* 11 月の下旬大分を第2のふるさととい ってはばからないアレクシーが大分に帰 ってきました。彼こそ真の日本人です。
「ペニ兄を捜せ」:ごりえ
*さーてペニピーのお兄さんはど こに写っているでしょうか?お兄 さんはヘリパイロットです。
「いじめられっ子」 :要
*イッコウ。いつも遊んでもらってます。
このコーナーはタモリクラブの空耳アワ ーばりに、皆さんからの写真が命です。 だから、写真を大、大募集。 応募は E- メールか郵送でお願いします。 君が撮った素敵な写真を待ってます。
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ところがところがです。この試合なんとビ スコンティーのフリーキックが炸裂して鳥 栖が先制! 僕は思いっきり飛び上がって雄叫びを上げ てしまった。やったぜサガン! しか〜し、周りを見回すとベルマーレサポ ーターらしい子供達が振り返って僕に冷た い視線を送ってるではないか。冷静になっ てよく考えてみると、さっき得点を上げた ときに僕を含むサガン側約15人が雄叫び を上げているときに、確かに周りでは「あ 〜ぁ」という大きなため息が聞こえていた。 だいたいアウェー側なのにもベルマーレサ ポーターが座っているのがおかしい!
ーらしき姿は皆無に近い。どがんしたと! 佐賀んもん! 当然ジャージなんて着ているのは僕だけ。 結局サガン鳥栖サポーターは試合開始時点 で約八人。それ以外に鳴り物を持ったサガ ン鳥栖の応援団が7〜8人という有様だ。 この日の総入場者は 3,800 人だった。その 内サガン鳥栖を応援する人間約15人・・。 まぁいいか。少ないとは言えこの人達は間 違いなく佐賀ンモンに違いない。佐賀は人 口が少ないから関東に来てからも佐賀の人 に出会う確率はきわめて低いし、こんなも んかぁ〜。これだけ集まっただけでも良し としようーと無理矢理納得。 さて試合がスタートするとベルマーレサ ポーターは大興奮。鳴り物入りの応援もあ って凄い応援振り。仲々声援が止むときが ない。それでも僅かな静けさを狙って我が サガン鳥栖応援団も鳴り物を使い大声を上 げて頑張って応援だ。ところが直ぐにベル マーレの応援が始まってしまい見事にかき 消されてしまう。そんなことを繰り返して いた。サガン鳥栖の私設応援団ではない僕 を含む八人は、声を上げるどころか試合開 始前の意気込みはどこへやら、すっかりの まれてしまって黙って見つめるのみ ...... 。 たまに鳥栖が優勢になると微妙に拳を動か してみたり、そんな感じで佐賀ンもんの誇 りも忘れてしまっていた。
2002年 J2 サガン鳥栖 応援で私が思い 知らされたこと。 サガン鳥栖応援の話 今年日本はワールドカップでフィーバー (古いか?)したけど、何事もかぶれやすい 僕はサッカーを見直した。内緒だけどずい ぶん前からJ2のサガン鳥栖を応援してた。 ジャージも持っていた。そいばってん・・ ただ心の中で応援していたに過ぎない。チ ームジャージだって時々着てジムに行った りしていただけだった。 ばってん、今は違う。サッカー見る気満々 だ。と言うわけで、この夏ディギットの有 る厚木市のお隣平塚市にある競技場にジャ ージを着込んで颯爽と応援に出かけた。 我がサガン鳥栖が戦う相手は以前あの中田 英寿が所属してJ1で上位を争っていたベ ルマーレ湘南だ。この時ベルマーレはJ2 の12チーム中で6位あたり、愛するサガ ン鳥栖は10位11位あたりをうろうろす る低迷振り。アウェーと言う事もあって残 念ながら試合前から分が悪い。しかーし! そこは応援に駆けつけているであろうサガ ン鳥栖サポーターいや、在京、在関東佐賀 県人のいひゅーもんパワーでベルマーレば くそみそにしてやっ! そんなことを考えな がら、駐車場からスタジアムに向った。 それにしてもベルマーレサポーターの多い こと多いこと。ちょっとサガン鳥栖のジャ ージを着ているせいで殴られるんじゃない かとか、絡まれたらどうしようなんて弱気 になってきた。それでも我がチームに自信 を持てと自分に言い聞かせて、いよいよス タジアムに入る。 応援によってホーム側とアウェー側に別れ ているのでアウェー側のシートに向うっと ここでちょっと太めの南米人らしきおじさ んが「今日、鳥栖は負けないよ。ビスコン ティー(サガンのアルゼンチン人プレーヤ ー)頑張るよ。」と僕に言った。この人サガ ン鳥栖のサポーターなのか?とやっとスタ ジアムで同じ人種にあった喜びに心躍った。 試合がよく見えそうな座席を選んで腰掛け た。予想以上にがらがらに空いている。落 ち着いてよく見るとサガン鳥栖のサポータ
くそーこいつらぁぁぁ。 僕は本気で思った。こいつらは敵だ、こう なったら徹底的にやっつけてやる! そう思ったら今までのもやもやもどこへや ら、自分の思うままに応援が出来る様にな ってしまった。段々ベルマーレ応援してい る奴らがアホに見えてきてしまったからあ ら不思議。 何が湘南だ。あんな汚い海。かっこつけや がってたいしたこと無いじゃないか。サガ ンモンが湘南ボーイかなんか知らないがそ んな軟派な奴らに負けるわけがない。サガ ンモンが通った後には草も生えないって言 うんだぞ!(これは違うけど)とにかく湘 南と言う響きに嫌悪感を感じて段々エスカ レートしていった。鳥栖に声援を送るのは 勿論のこと、ベルマーレにブーイングを飛 ばす始末。当然だけど声援を送るタイミン グが全く逆だから、その度に感じる周りの
あの冷たい視線。 う〜!しびれるではないかぁぁぁ! 本気で燃えた。人間逆境の中で開き直ると 凄い。僕は完全なトランス状態に陥ってい た。僕の応援でこいつらを叩きのめしてや る!っと。 後から考えて見るとこのスタジアムにい たときの僕は普段以上に自分がよそモンで あることを心底思い知らされてしまってい たのだ。 普段の生活では僕がよそモンでなまってい たり習慣が違っていたりしても、僕を知る 人達は優しく受けとめてくれる。だから自 分が自分でいれるけど、このスタジアムの 中では、地元、ベルマーレーサポーターが よそモンの僕を絶対に、完璧拒否していた。 絶対に相容れないものを感じたのだ。 多分この感じは、田舎に帰ったときに感じ る心地よさと対局にあるものなんだろう。
しかし、そのよそモンに対する冷たい視線 は、僕を奮い立たせ、負けたくない、やっ てやるって前に進めてくれる事も真実。 迷 いを消してくれる。そんな重要なことに気 がつかせてくれたのだった。周りを気にせ ず、自分のテンションで自分の思ったとお りにやるのだ。 これはくせになる! やめれましぇん。
結局試合は2ー2で引き分けに終わった。 勝っていればもっと良かったけど僕は満足 していた。こんな不利な環境で引き分けは 悪くない。 席を立った僕に南米おじさんが「ね!負け なかったでしょ。サガンはこれから上がる よ。」って二人で笑った。 全国のよそモンライダーの皆さん、逆境を バネに飛躍してね。(す)
しお巡りさんは僕のセリフを聞き流してか「ここにサインしてくだ さい。」と淡々と仕事を進めるばかり。 しかしあまりに僕が強硬なので「ビデオを撮ってあるのでそれで 確認しましょう。」と言いだした。そんなものがあるんだったら先 に言ってくれよ。そう思いながら現場の見渡せる駐車場に仕掛けて あったビデオを見るために車から降りていった。そしてビデオを再 生してくれたのだが僕の車が出てきたところで、カメラの前を他の 車が通りすぎており、確認出来ない。それでまたもめていたら他い た二人のお巡りさんも口論に参加して「ビデオには写ってないけど、 今ここに写って、見えなくなってから次ぎにあなたの車が見えるの
スキップ捕まる。 第一章・戦いの幕が開いた。 一月ほど前のことだ、太郎がディギットから車で二十分くらいの河 原でモトクロスするというので、クリ坊と二人で出かけた。夕方五 時頃に走り終わっての帰り道、一方通行路から左折したら突然交通 機動隊らしきお巡りさんから止められた。なんだこんなところで、 こんな時間に検問か??? と思い「何ですか?」と言うと「あなた そこの一方通行から出てくるときに一時停止しませんでしたね。」 と寝耳に水なセリフを言うではないか。「こっちに来てください」 と言われ路地に入って車を停めるとお巡りさんは有無を言わせず青
はここだから、移動時間が早すぎるでしょ。ちゃんと止まっていた らこんなに早くここまでこないもの。」なんてへりくつを言いだす 始末。それだけなら未だ良いけど、そこにいたお巡りさん3人全員 が僕の説得工作に精を出していたから、その間に一時停止していな い車が何台か通り過ぎてたから、僕は「あの、あの車もこの車も止 まって無いじゃないですか。3人掛かりで僕一人相手している間に 本当に止まってない車を見逃して、何やってるんですか!」という と「人のことはどうでも良いですよ。今はあなたのことを言ってい るんですから!」と逆切れ。「そんな3人で暇なことしている時間 があったら、あそこは一時停止しないと危ないんでしょ。危ないん だったらあそこに立って止まるように指導したらいいじゃないです か。その方が絶対に正しいと思いますし、感謝されますよ。」と僕 が言うと「そんな暇はない!」と一言。僕に3人にかかってる暇は 有るのに全くおかしな話だ。 結局僕はお店の時間が気になりお巡りさんが勝手に僕の車の中に置 いた青いチケットと罰金の振込用紙をもって現場を後にした。でも 最後までサインはしなかった。 そして今、僕は罰金を払っていない。罰金は 7000 円で多分それを 払った方が事は簡単にすむのかも知れない。しかし僕は泣き寝入り はしたくないのだ。この後どうなるか分からないが、行けるところ まで行ってやる。この模様は事の決着がつくまでお伝えしようと思 うので次の進展をお楽しみに。怒れる男SkIp
スキップ捕まる。
いチケットを書き出した。何事かと「何かの間違いじゃないですか。 僕絶対に止まりましたよ!」。ところが全く聞く耳を持たないと行 った様子で「いや、止まってませんでした。あれでは徐行です。私、 見てましたから。」とお巡りさん。「止まった。」 「いや止まってない。」 の押し問答が延々続きチケットを無事に書き上げたお巡りさんは僕 にチケットと罰金の払い方、入金の期日、減点の点数などについて 説明しだした。そんなこと説明されても僕はやっていない!「僕は やってませんよ。これはお金が惜しいからとかそんなことでいって いるわけではないんです。やってないものをやっていると言われる ことそれを認めることは出来ません。」と僕は言った。何しろ僕は 仲間内では安全運転で知られている。実際この時まで自動二輪時代 を含めて20年以上無事故無違反を誇っていたのだ。それがこの納 得出来ない反則で二十年間は全くのパァーなのだ。そんなことあっ てはならない。 「お巡りさん、あなたは何のために取締をしてるんですか?反則を した人がこんなやり方で反省しますか?僕はもし自分がやったと納 得出来たら認めますよ。気を付けようと反省しますよ。でもこれは えん罪です。僕は反省しません。反省するどころか僕はただあなた を恨みます。ただただ悔しいだけです。それがあなたの仕事です か?」お巡りさんは「それが仕事です。それにあなたは止まってま せん。」と言い張る。「ぼくだってやってたらちゃんと認めます。や ってないって言ってるんですから、何度言っても一緒です。」しか
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2003 年 1 月 1 日 2 スキップ新聞 社会・スポーツ 2
カナダの大会。ここでも僕が Flatland を作っている Shane に事前に太郎 Manifesto とヒロのことを宣伝しておいたので彼も取材 する気満々だった。そこで期待通りに繰り広 げられる太郎の世界。 『誰かあいつを止めてく れ』と叫ぶ Jay Miron 。素晴らしいです。大 体太郎は大会前から「みんな大人しすぎる!」 とやる気満々だったらしく Jay の制止も「も っとやれ!」と、言われたと勘違いしていた くらいなのです。ここでのライディングで のエンディングもり予想以上の活躍っ PROPS ぷりでした。 そのあとのフロリダで CFB でも気取った大会 の雰囲気をぶちこわすパフォーマンスで、感 動した Chad Degroot 達に握手を求めたれた
支店では、何と店長として務めるらしい。こ の際、早く身を固めてみたりしたらどうなの かと余計なお世話をおもってしまう僕でした。 03年はモンキーのライディングを楽しみに 生きていきたい。将来のエースはモンキー? さるさる。ちばりよ。 坂田の予想を上回るパフォーマンスは02年 一番の驚きだった。我ながら僕はライダーを 見る目がありますね。 「もうエースライダー だ。」と河童は言っていた。坂田はほっといて も凄くなる努力をしてるもの。当たり前です。 今後の坂田にも期待してください。一番期待 しているのは僕なんですから。顔もいけてる と思うけど、多分本人はたいしたこと無いと 思っていると思います。だからあんなにセン スのない眉毛をしているのです。アレさえ止 めたら顔もライディングもかっこいいのにな ぁ。もう坂田はカメンの、いや日本のエース ライダーですよ。 河村卓馬、彼は口にはしないけど、実はジムに 通っていたりと人に見えないと事で人しれず努 力している。だから諦めない最後までやり通す。 そんな気迫を感じる。その事が本物であること を世界選手権で証明してくれた。彼もほっとい ても自分で考えて努力する。だからいつまでも 彼を応援してあげたい。がんばれ卓馬。カメン の努力のエースライダーです。 千葉県ライダーの藤井道宏。生え抜きライダ ーである。良いモノを持っており大会でも軽
ラーメンのはなし。「今本当に美味しいラーメン屋さんを勝手に決定!」 く優勝出来る実力を持っている。だけど結果 を気にしすぎてる。気にしすぎて楽しむこと この頃ラーメンがどうしたとか、あそこは美味いと ラーメン好きなのにね。 をおろそかにしているとどつぼにはまってし か、僕の周りやテレビでもラーメンの話題が多いで ブームか何か知らないけど、食べる前から能書きの まう。アルコールが入ると手に負えないほど すね。そこで今回は僕のお薦めのラーメン屋さんを 凄いラーメン屋さんが多いと思う。特に関東ではそ ハイテンションになる。それをライディング 紹介したいと思います。僕は何に対してもこだわり の傾向は強くメディアに取り上げられたり、お店も を持つというか、思い入れを持ちやすい達なので先 おしゃれでないとお客さんは来ないみたいだ。九州 にぶつけてくれ。自分のライディングを信じ ずは能書き(思い出話?)から。 でも福岡市内ではその手のお店は多いけれど、僕が て楽しもうよ。アルコールが入ったらカメン ラーメン、僕が子供の頃ラーメンは滅多に食べれら 思うにはそんなお店は大した事はないんです。九州 のエースライダーです。 れるものでは無かった。何しろ家の親父のお客さん で「豚骨ラーメン」なんてうたっているラーメン屋 仙台在住の伊東真一郎、口だけでなく行動で が来たときに料理が苦手なうちのお母さんが、出前 さんはだめ。それは当たり前なんですから。そんな を良い方向に向けようと日夜動いてい を頼んでくれるぐらいのもので、その美味しかった 店には地元の人は行きません。九州の美味しいラー BMX こと。当時外食なんてモンは夢のゆめ、庶民の僕ら メン屋さんはもっと断然庶民的で店の外見はちっと る。あんまり欲がない彼だけど、だからこそ は佐賀ん街に出かけたときに玉屋(佐賀の地元デパ もおしゃれではないけど、中にはいると清潔にして 損得抜きで彼を慕うライダーは数多い。仙台 ート)の最上階のレストランに連れて行ってもらう あり美味しくて値段も安い。そんなお店が美味しい と言わず真一郎のスピリッツを受け継ぐライ 位が最高の贅沢だったのです。 のです。関東みたいにラーメン一杯に 円も 800 ダーが沢山出てきて欲しい。出来れば真一郎 脱線はこのくらいにして、僕にとってラーメンと言 円も出すなんてナンセンス。九州には外見は 1000 にはもっともっと各地に出かけてもらえばも えば当然九州の豚骨ラーメンなのは間違いなく、そ ボロでも地元の人が沢山来て本当に美味しいお店が っともっと真一郎のスキルは上がると思いま れが普通だったのです。だから今みたいに“しょうゆ” あります。コマーシャルが苦手なお店が多いけど、 とか“みそ”とかそんな区別はなく、中学生になる そう言うお店が美味しいです。味で勝負です。 す。特に始めたばかりの子とかに真一郎のラ まではしょうゆ味やみそラーメンなんて言うのはイ で、誰でもが自分が慣れしたしんだ味が一番だと言 イディング、考え方を見せて、教えて伝えて ンスタントラーメンの味なんだと信じて疑わなかっ うけど僕にもそんなお店があります。 欲しいな。 た。九州を離れて違う味を体験してやっと違うラー それは佐賀の「一休軒 本店」。 メンの世界があったのか知ったのです。だから今で 味を文章には、出来ませんが、心からお薦めします。 としごんに関してはいつも何にもしてあげて ないなーっと思ってるけどトシゴンは自分で も残念ながら、みそやしょうゆはインスタントラー 場所は佐賀市内、佐賀神社のそばにあります。詳し メンの味に思えてしまう悲しい性を背負ってしまっ くはホームページを作ったそうなのでそれを見てく 自分の道をどんどん開拓して行っている。偉 たのです。 ださい。あ、それからインターネット通販でクール いぜ。応援してくれる 450 のみんなや大阪勢 最近は九州以外の地方でも博多ラーメンとか熊本ラ 宅急便で送ってくれるので興味のある方はスキップ は凄いけど、それ以上にトシゴンが彼等を引 ーメンとか長浜ラーメンなどと言うラーメン屋さん に騙されたと思って頼んでみて下さい。実は僕もネ き付ける。トシゴンとは周りをその気にさせ があるのだけど、一度も美味いと思ったことがない。 ットで頼んでみたけど佐賀で食べるのと変らない味 るオーラを持っていると僕は思うな。「トシゴ いったい何が違うのだろう?九州のラーメン屋さん でおいしかった〜ぁ。 は、近くを通っただけでラーメン屋さんがあるなっ 詳しくは以下のアドレスまで ンが乗るなら僕らも乗らないと」そうやって てあの独特の匂いで分かった。あれが苦手な人も多 ライディングでローカルを引っ張る影のリー www.ikkyuken-honten.com いと聞いたけど、僕は匂いがしないラーメン屋さん 一食分(生麺、生スープ、チャーシュー、焼き海苔、 ダーそれがトシゴン。 なんて信じられない。匂いを嗅いだだけでつばが出 刻みネギ、胡椒、おてもと)で¥600。送料は何 がいなかったら日本の BMX どうな Shoe-G てくる。 食分頼んでも代引き手数料込みで全国一律千円です。 っていたのか分からない。 Shoe-G は英語が出 美味しいお店がないのを悟ってしまった僕は関東で 以上 BMX と全く関係のないお話でした。(す) 来たリ社会人としても BMX ライダーには珍し はラーメン屋さんにほとんど行かなくなりました。 く一般に言うところの「安定した良い生活を 送っている。」様に見える。外部の人間から見 れば、交渉事や仕事の話をする事が出来る数 少ないライダーだ。だけどこのライディング とは全く関係がないチャリにまたがっていな いときのことで、時に他のライダー煙たがら れたり、スポンサーから使い勝手が良いよう に利用されているような話を噂に聞くと本当 に残念で悲しく思ってしまう。器用に何でも こなしてしまうからこそ、こんな事になって しまうのだけど、少なくもと僕は Shoe-G はも っともっと高く評価され、愛されて良いライ ダーだと信じて疑わない。ライダーとしても っともっと自分自身を高めて欲しいと思う。 いつでも Shoe-G は自分が自転車始めたときの 感動、気分を忘れていない。いつでも初心に 返れるそんなライダーなのです。 とりとめもなく全く起承転結もなく終わって しまうこの記事だけど、彼等が自分自身でど こまでやるか、僕はそのスパイスになれたら 良いと思うばかりです。今この時点ではっき り言えることは僕が応援しているライダーは、 みんな超一流もしくは金の卵だと言うことで す。自信満々のスキップでした。 最後に、読者の皆さんも03年、もっともっ と前進していけるように頑張ってください。 僕は今年も出来るだけ各地の大会に出かけて 色んなライダー達と会えることを楽しみにし ています。どこかの大会で会いましょう。待 ってます。(す) います。ライダーとしての歴が長い彼だけど まだまだ伸びているのを僕は感じてます。河 童は長生きすると言うけどその通り、未だに 進化し続けてます。技数も凄いし河童のポテ ンシャルは果てしない。河童がカメンのエー スです。 山田タカシ、沖縄在住の山田も今年は太郎ヒ ロと一緒にアメリカ大陸に再上陸。数年前山 田はカリフォルニアに留学していたことがあ りそれ以来の訪米だ。いま山田は「沖縄の山 田くん」であってフラットライダーの山田く んで通用するような活動をしていないのは事 実。しかしアメリカ行きで太郎とヒロと一緒 に行動しすっかり二人のアホさ加減にあきれ 果ててしまった山田は「これじゃいかん!」 と飛躍を誓ったのでした。山田のライディン グはお世辞抜きで格好いい。大会で実力を発 揮出来ないところがたまに傷だが、大変なス キルを持っていることは事実。沖縄在住とい う地理的に不利な条件はあるがだからこそハ ングリー精神は抜群。近いうちに山田をまた 表舞台に登場させたい。いつまでもヒロと太 郎のお守りをしているのは可哀想だから。そ の手始めに「 Sukiyaki 」ビデオでは堂々の主 役を演じています。山田はカメンのエースの ジョーです。ちばりよ! 02年はモンキーのライディングを見る機会 があまり無くとても残念だった。たこ焼きや さんでバイトしているが、今度新しく出来る
号外
新春特集「あなたがエースです!」
2003 年 1 月 1 日号 発行所::ディギット新聞社 編集長 Skip 様 号外なのでもう発行予 定なし 印刷所 アドタック 一部 500 円
毎年、新年号はライダーに新年の豊富や去年 らしく、インターネットの CFB 大会のレポー の反省等を語ってもらうというネタをやってま トに“バニーボーイ”として太郎のことが書 した。でも今年はちょっとさぼって僕が色々と いてありました。ヒロのことは何も書いてい 自分勝手に書いてやることにしました。 なかったのにね。 先ずは三十代に突入してますます腰の動きに アメリカ大陸で予想を遙かに上回る活躍を果 切れが出てきた倉谷太郎。寝起きのよだれも し一躍トップライダーにのし上がった太郎。 凄いです。2002年の太郎はカメンライダ つぎはヨーロッパ、ドイツの世界選手権にも ーの切り札としてカナダ、アメリカ、ドイツ 参戦。ここでも自分の仕事を 120% はたし、 へ海外進出を果し人気爆発。おかげで 「○太郎」 会場中の人気者にのし上がりました。そして と言う名前のライダーは外人に自分の名前を 次なる太郎、世界進出戦略が「 Sukiyaki 」ビデ 告げると「オー!お前があの太郎か?」と言 オなのだってことに気がつきましたか? われてしまうようになったらしい。ついでに そんなわけで今年の太郎の世界進出作戦は見 言うと「違うよ、○太郎だよ。 」って言うと次 事にツボにはまった。しかし次の太郎の目標 には必ずこう言われる「そうかお前が正太郎 は再び国内に向けられることとなる。それは か。 」って 「のど自慢」参戦なのですよ 。NHK 太郎を海外に出したのはアメリカのディギッ ヒロは02年の目標であった「 X-games に出 トのリクエストに応えてのものだった。 Martti てみよう。 」はクリアーしたものの浮き沈みが やヒロの活躍によってアメリカでは「カメン 激しかった。それがヒロのハラハラさせる良 はギリギリのライディングをするライダーが さでもあるんだけど、例えば Martti はあのハ 乗る真面目なブランド」というレッテルを貼 ードトリックをノーミスで決めるコンスタン られかけていた。さらにアメリカ側が言うに トさも持っているわけだから、ヒロにも当然 は CFB コンテストは最高につまらないコンテ 出来ることだと僕は思う。僕がヒロにお願い ストなんだそうだ。だからアメリカのディギ したいのは、誰が見てもヒロが一番凄い、そ ットとしては是非、太郎にお出まし願ってそ んな格好いいライディング期待しているので の雰囲気をぶちこわして欲しいと思っていた す。だってヒロは世界一のライダーになれる のだ。 スキルを絶対に持っているのです。だからハ まずは手始めに太郎塾ビデオをアメリカで売 ードトリックスタイル曲げてはいけません。 り出すことにした。売り出してみると一部販 ヒロはカメンのエースライダーです。 売店から「こんなもの売れるか!」と返品を それからエイズになって死なないようにね。 くらった。普通ならがっかりするところだろ 気を付けてね。 うけど、これはアメリカ側の思った通りで「返 エノヤンも太郎と同じく十一月に無事三十歳 品食らいました。こんなの初めてですよ。う になりました。02年エノヤンは彼が世界で れしいじゃないですか。これで良いんです。 一番生き生き出来る国オランダの大会に参戦 話題騒然ですよ。 」と言っていたのです。ビデ し、ヨーロッパにもノーブレーキライダーエ オで話題を振りまいたところでいよいよ太郎 ノヤンの勇姿を刻みつけてきました。シャイ をアメリカに送り込んだわけで、一部のマニ なエノヤンだけど海外ライダーとはべらべら アは太郎のことを知っていたのです。先ずは 話をするのでエノヤンは将来アメリカかヨー ロッパに住んだ方がいいと僕は思う。それに しても最近ディギットには「そちらに榎貴広 さんお勤めですか?」と女の人から何回か電 話があったけどあれは何?えのやんの謎を未 だに僕は解けずにいるのです。 最近地元広島のライダー達の成長が著しく、 ハラハラドキドキしているという噂の河童。 自転車屋さんの店員として頑張りながら KOG 全戦に参加して、河童の通好みライディング が充分戦えるということを証明してくれまし た。年間ランキングも目標としていたトップ テン入りを果し素晴らしいです。何よりも苦 しい生活の中、出来るだけの事はしようと色々 と大会に顔を出してくれた。もうすっかり河 童は全国区。トップライダーとして君臨して
総合・経済
2003 年 1 月 1 日 スキップ新聞 突然の号外
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Trip
そうだ、タイに行こう! 〜 2002 Green-G's trip to Thailand 〜 photos & text by Green-G
「ちょっとタイに行ってくる」 「え?なんで?大会かなんかあるの?」誰かにタイに行く ームを揃えているらしい。 ことを告げる度に、みんなに怪訝そうな顔をされたのだが、キッカケは去年のアクテ 空港の玄関を出て、駐車場に向かうと、いきなり見慣れたファミリーマートの看板が。タイに来てまでファミリーマートに出 ィブコレクションの時に遡る。タイに何回か訪れたことがある (白井)祐二君が、タイ くわすとは思わなかった。道路も日本と同じ、左側通行で、そこら中にセブンイレブンとファミリーマートがある様子は、道 地元のエクストリームスポーツ系番組を放送しているテレビ局の人間と知り合いで、 路に明かりは少なく、看板の字も見えにくかったことも手伝って、 「ここは日本だ」と言われれば納得してしまうほど、日本と そいつが日本に来たいらしいんだけれども、上手く意思疎通が出来ないから、手を 雰囲気が似ていた。途中、ボラとダーを家の前で下ろして、更にユタの家までひた走る。だんだん細い道路に入って行き、 貸してくれという依頼から始まった。様々な困難を乗り越えた後、カメラマンのアノ 最後に狭い路地に入ると、そこにユタの家があった。2 階建ての集合住宅で、妹と 2 人で住んでいるらしい。とにかく汗だ ンとリポーターのユタの 2 人は日本にやってきた。その時に宿を提供したり、取材先 くで、シャワーを浴びたいと、浴室へいくと、バケツにたまった水と、桶のみ。トイレも、流すときは自分で水を桶で汲んで、 に行く方法を教えたりして、色々世話をしてあげた。それ以来、一度タイに遊びに来 便器に流すという方法で、固形物の時は上手くやらないと飛び散りまくり!という危険性があり、最後までこれには慣れなか い!と誘ってくれていたのだが、なかなかタイミングが合わせられない。会社のお盆 った。水浴びして 2 階にあるユタの部屋に上がると、クーラーが利いていて、快適にご就寝。快適に寝れたのはいいが、 休みが 1 週間あるのだが、そこしかチャンスは無い!とキップを取ることにした。さ 今回は寝ている暇がない。今回は実質 2 日しかいられないのだ。ガバッと起きると、もう 9 時だ。やばい、時間がもったい すがに 1 年を通してもっとも込み合う時期とあって、希望していた 1 週間の滞在は ない、とユタを起こしてとにかく外に飛び出た。 叶わず、4日間の旅で 9 万もかかり、 しかも、 出発寸前になってオーバーブッキングで、 初日はまず日本で言う皇居、グランド・パレスに行くことにした。バスで行く、とユタは言ったが、バス停なんて見当たらない。 飛行機会社が変更+行きの出発時間は遅くなり+帰りの出発時間は早くなって、更に 「ん?ん?」と思いつつ、家の前にある私道から、広い道に出ると、ユタが、通りかかった 3 輪自動車の乗り合うタクシー、 滞在時間が減ってしまった。当日、ちょっと早めに成田空港に着くと、乗るはずの飛 トゥクトゥクを掴まえて、なにやら 2,3 言、言葉を交わし、 「さあ乗ろう」という。わけもわからず乗り込んで、しばらく走ると 行機がまだアメリカから到着していないらしい。更に出発は遅れ、日本を離れたのは いきなり止まって、更に人が乗り込んできた。タダでさえ狭い 3 輪車の荷台に、6 人もの人が座り、ハデにハネるので頭は 夜の 10 時も回った頃だった。連日のイベントの疲れが頂点に達していた自分は、今回もご多分に漏れず、飛行機で眠りこ 天井にぶつけ、隣の膝に自分の膝がガシガシ当たる。 けていた。目が覚めると、アナウンスが後 1 時間ほどで到着すると告げている。6 時間のフライトの後、午前 2 時を回った 暫く走ると、いきなり車が止まった。ユタに言われるままに降りると、歩道沿いに人が長蛇の列をなしている。ここは大学の ころ、バンコク国際空港に到着した。日本とは 2 時間の時差で、同じアジアの国とあって、思っていたより近い。入国審査 前で、どうやらバス停らしいのだが、やはりバス停らしき標識は見当たらない。 「なんでバス停の標識がないの?」とユタに を済ませて、ゲートをくぐるとすぐにユタの姿を発見。一緒に(前畑)悠樹の友達のボラと、タイのNo 1 ライダー、ダーも来て 聞くと、バス停は実際、かなり離れたところにあるらしいのだが、みんなが大学を出たすぐの所で待つので、そこにバスが いた。早速ダーに、悠樹から預かってきたAr e sのフレームを渡す。タイではBMX屋が無く、みんな個人輸入でパーツ、フレ 来るらしい。なんともテキトーだ。何台かバスをやり過ごすうちに、グランド・パレス行きのバスが来たらしい。ユタに背中 を押されて乗り込んだ。車掌のおばちゃんが料金を徴収しにくると、1 人 12 バーツらしい。お金を渡すと、手にもった表 彰状を入れるような筒にお金を放りこみ、ペロっとはみ出た紙を、サランラップのように引き出して、千切って渡してくれた。 この筒がキップ入れ兼財布になっているようだ。何故か意味も無くキラキラした青と赤の紙が張ってある。ユタに聞くと、 バスにも色々グレードがあるらしく、この時乗ったのはエアコンディショニングバスで、空調が利いている一番高いバスだっ た。次に空調なしで大きなバス、車体が小さいバス、と色々あるらしい。しばらく順調に走っていたが、大通りに出たところ で全然車が進まなくなった。なんだろう、と前を覗いてみると、とてつもない大渋滞。 それが先に進むに連れ、原因がわかった。なんと反対車線からぞろぞろUターンし DAHHIT ていて、その車が、タダでさえ、その先で自然渋滞になっているのに、Uターンすると きに 2 車線を塞いでしまっているので、そこで更に渋滞が悪化していたのだ。それ をとがめない警察もバカなのか、おおらかなのか、呆れるばかりだった。渋滞を抜け ると、真っ白な城壁が、右側に見えてきた。グランド・パレスだ。王宮の目の前を走る 大通りには、女王の顔写真が立ち並んでいる。ユタの話によると、内閣や政治屋(あ えて「政治家」とは書かない)はどこかの国と一緒で、まったく信用も尊敬もされてい ないらしいのだが、ロイヤルファミリーは別で、宗教的にも尊敬されていて、国民の 心の拠り所になっているそうだ。グランド・パレスの前でバスを降りて、とりあえず朝 飯を食べに行くことにして、小さい店が立ち並ぶ、アーケードの中にある料理屋に入 った。 ヨーロッパのメニューは、文字のみで、言葉が読めないと、それがどういう食べ物な のかわからなかったが、タイは日本と同じで、写真付きのメニューがあり、冷麺(のよ うに見えた) を注文した。これがやたら美味い!ヨーロッパの、普通の店で出てくる料
理は、味がある意味単純で、食いすぎると飽きが来たが、こちらの料理は味が繊細で、 DAHINS 日本人好みだ。量もそんなに多くないので、女性向けと言うと、聞こえがいいかもし れない。というわけでペロっと平らげ、値段は 1 人 40 バーツ (120 円弱) 。それでも 安いなー、と思っていたが、観光地以外の屋台なら、20 パーツあれば、腹いっぱい 食える、と言っていた。次に、ユタがボートでヘビ園に行こうというので、川沿いへ と足を向けた。川にはたくさんの観光船が行き交い、活況を呈していたが、川の水 の色が、日本の緑色や黒と違って、泥水で茶色だ。運チャンに 300 バーツを払い、ボ ートに乗り込む。客が自分ら 2 人しかいないので、 他の客を待つのかな、 と思ったら、 すぐに出発だ。大きな川から支流へと入り、町中に網目のように走る水路を通り抜け てゆく。川沿いには家が立ち並ぶが、どれも板切れを繋ぎ併せただけのあばら屋、 といった家が多い。市内を見る限りでは、排ガスでくすんではいるものの、近代的な 町並みが見れられたが、一歩郊外に出ると、こうした貧富の差が見えてくる。 15 分ほどで目的地のヘビ園に到着。園内にはヘビのショーだけでなく、動物園も併 設されていて、サルや鳥類、ワニといった比較的小さい動物が飼われていたので、そ れを眺めながらグルッと園内を一回りしてくると、ちょうどヘビのショーが始まった。コブラや、ハブといった猛毒を持つヘ ビを相手に、ヘビ使いたちが挑発したり、口でヘビの首(?) をつかまえたり、キバをビーカーに噛ませて毒を取ったり、し かもタマにポイッとヘビを観客席側に投げたりしてビビらせつつ、MC (?)のオッチャンがフランス語、韓国語、日本語、英 語で止まることなくシャベリを入れていた。ショーの後は、外で待ってもらっていたボートに戻って、ワット・ポー寺院へと向 かった。巨大な仏塔や、大仏に、隙間無く貼り付けられた金箔が、タイの人たちがいかに信心深いかを表わしている。ここ は観光地とあって、多くの人が訪れていて、見ることより、人ごみにもまれる方で疲れてしまった。建物の中は観光客だけ
でなく、ちゃんと礼拝したい人用に、線香や、蓮の花があり、ユタもお参りしていた。寺院には高さ 10 メートル近く、長さ 50 メートルはあろうかという巨大な涅槃仏(横に寝たブッダの像) もあり、そこに後から柱を立てて、屋根をつけたらしい。 薄暗い中に、金箔が鈍く光り、仏像が日本よりハデなのを除けば、 日本の三十三間堂を思わせる作りだ。静かなんだけれど、 圧倒的な迫力がある、というか。お次は近くにあるグランド・パレス (皇居)へと向かった。早速入ろうとすると、入り口で止 められ、ドレスコードがあるから、素足を見せてはいけない、という。中に入ってすぐの所に、ズボンやスカートを借しだし ているところがあって、そこでズボンを借りて入場した。 宝物館に入って見るが、ドイツのドムにあった宝物館とあまり変わらない感じがした。古びた金のショールやらなんやらが 置いてあるだけで、どの国も対して変わらないなぁ、という感想。こちらではとにかく高価な宝石、金で仏像を作る、飾るこ とが功徳のように捉えられている感がある。タイの人の信仰は、精神的なもの、というより、徳を積んでおくと、自分に帰って くる、という現実的な感覚に基づいているもののようだ。そこが日本の仏教とまたちょっと違う感じがして不思議だった。広 いグランドバレスを見て回っているうちに、1 時間もすると、どの建物も同じように見えて来た。途端に腹も減ってきて、昼 飯を食べるところを探しに外へ出た。グランド・パレスの周りは、観光地ということもあって、沢山の屋台が店を出しており、 そこで緑色の青汁のようなお茶を飲んだり、パイナップルを食べたりしたが、どれも美味い!特に、日本で食べるパイナップ ルは、苦味のような後味があるが、タイのパイナップルはコクがある甘さで、後味もスッキリ!熱帯の植物は、熱帯で育って 本来の味になるのかな、と思ったりした。そこからトゥクトゥクを掴まえ、近くのモールに行った。お菓子売り場で、バナナ を濾して作ったという、ちまきのようなものを買って、ユタは卵の黄身で作ったというお菓子を買っていたが、とにかく 1 つ として日本で見たことがあるようなお菓子、食べ物が無いのには驚いた。そしてマズいものが無い!こんなに美味いものに 囲まれている国なのに、太った人をあまり見かけないのは不思議なくらいだ。メインの昼飯には、出店でなく、ちゃんとした 店に入って、カレーを頼んだ。思ったよりは辛くなく、バクバク食べられる。ただ、やっぱりここでも量が少なかったが・・・ そこからバスで帰ったのだが、行きよりヒドイ超大渋滞。車はピクリとも動かず、こうなると恒例の爆睡タイム。ヨダレをたら
して寝ていると、ユタがここで降りる、というのでソソクサとバスを降り、しばらく道路沿いを歩いた。ここにもたくさんの露 店が出ていて、フルーツを売っている所が多い。その中に毛むくじゃらのグロテスクな果物があって、 「これ何?」と聞くと、 1 口食べてみろ、というので食べてみる。グロテスクな外見とは裏腹に、中身はライチのような感じの実で、味も似ている。 ランブータンという果物らしい。10 バーツ (30 円くらい)だったので買うと、これでも DAHKIC か、というくらい袋にパンパンに詰めてくれた。さらに通りを進むと、ユタがいきなり 路地を左に入った。その通りにはトゥクトゥクが次から次へとやってくる。まったくワ ケがわからない。バス停や、目印が無いのに、とにかくトゥクトゥクがやってきて、人 を乗せてはドンドン走り去っていく。そのウチの 1 台を捕まえて乗り込むと、15 分 ほどでユタの家に着いた。結局タイに 2 日いて、相当トゥクトゥクを使ったが、未だに 乗り方&目的地の見分け方、降り方が分からない。夜になって、ユタが会社に行か なきゃいけない用がある、というので一緒に連れて行ってもらった。車で走ること 5 分ほど。5 階建て位のビルに入り、屋上の駐車場まで上がったところに、オフィスが あった。ユタが仕事をこなしている間、日本で撮った映像を色々見せてもらったが、 1 週間でよくもまぁ、というくらい色々な所に行っていた。けれども、蕎麦屋に入った はいいが、食券の字が読めなくて、一応見本を見て、頼んではみたが、思っていたも のと違うものを注文してしまったりと、かなり苦労していた様子だった。ユタは平仮 名と片仮名は読めるのだが、途中に漢字が挟まってくるので、それが更に難易度をU Pさせていたようだ。ビデオを見ている間にユタが仕事を片付け、終わってから家 に直行して寝たのはまたしても 3 時くらい。次の日がつらそうだ・・・ スケジュールを詰め込みに詰め込んだタイ滞在も最終日。この日はユタの友達という、
マリオットホテルの受付で働いていて、ドイツ語、英語が話せる、というジョイ、とい う女の子と、ユタのお母さんの 4 人でバンコック郊外の渓流へと向かった。途中、 いきなりオマワリに止められて、運転手のユタになんやら難癖をつけてきている。5 分くらいのやり取りの後、何事も無く再び車は走りだした。 「あれは何?」とユタに聞 くと、タイでは汚職がはびこっていて、オマワリも、イチャモンつけては通行料を取 ったりするらしい。この時はうまくごまかせたが、またしばらく走ると、別のオマワリ に止められて、 更に今度はアンケートを取っている人が道を塞いでいる。やれやれ。 バンコック市内は、一見して車や、人も 「都会」という格好、様子だが、一歩市外に出 ると、遠くには木のおおい茂った山が見え、その手前に広がる平原は、熱帯っぽい 背の高い木や植物に覆われている。道路沿いの屋台や出店も、かやぶきの質素な 掘っ立て小屋が目立つようになってきた。道は曲がることなく、どこまでもまっすぐ& 片道 3 車線道路が続き、長時間運転すると眠くなりそうだ。走ること 3 時間ほど。目 的地の渓流に到着した。ヨーロッパや北米の自然は、針葉樹林がメインか、広葉樹 があっても整然としていて、 植物の種類も少ないのだが、 こちらは風景が「潤っている」 というか、みずみずしい感じがして、それが日本の自然を連想させた。渓流沿いの 売店で、料理を注文して、ちょっと遅めの昼飯を取った。ブタの首の肉と野菜の炒め物を食べて、沖縄のミミガーに触感が 似ていたが、とにかくこちらの料理はどれも辛い。唐辛子がガンガンに入っていて、ユタに「これってみんな普通に食べて る辛さ?」と聞くと、 「いつもの 5%くらいかな〜」と言っていた。こんな辛いのを毎日食べていたら、痔になってしまう。食 事の後は、ちょっとマッタリしてから、帰路についた。 途中、市場があったので、立ち寄ってみた。店には見たことも無い果物が並び、不思議そうに売り物を眺めていると、売店
のオバチャンが食べてみろ、というのでいろいろ試食させてもらった。梅干を超マイルドにしたような味の果物や、オロナミ ンCの味がする果物など、形も日本の果物と全然違うが、味も全然違う。 帰りはバンコク市内に入るまでは順調にぶっ飛ばせたのだが、市内に入った途端、またまた名物?の超大渋滞に遭遇。帰 りは 4 時間ほどかかってしまって、家についたのは夕方 6 時頃になった。この日はユタのお母さんの手料理を食べさせて もらった。タイの家庭料理は、3 品が基本で、1 つはスープ、おかず、そして魚で、ご飯で食べる、というのがオーソドックス なスタイルらしい。ご飯はタイ米で、一時期日本に入ってきたタイ米がメチャクチャ不 味かった記憶が頭に残っていて、恐る恐る1口食べてみたが、味が全然違う。美味い。 LUIHAL 日本に輸入されていたのは緊急で、タイの中でも米なんて余ってねー、ってことで、 古古米とかが日本に送られたに違いない。ご飯も 2 杯くらいお代わりしてしまった。 夕飯を食べてから、今度はユタと 2 人で、タイの出版業界の人間が集まる、というパ ーティへと向かった。ユタのボスの命令で、顔を出してこい、ということらしい。そこ にはタイで一番大きいといわれる新聞の主幹の人も来るよ、ということで、ちょっとカ タイ、フォーマルなパーティをイメージしていたが、若い人も多く、冗談が飛び交って、 かなりぶっちゃけた雰囲気のパーティだった。でもみんな頻繁に席換えをして、しっ かりポイントになるところはマジな話が飛び交い、根回し、というか、公の場面より、 こうした会食などで、話が決まって行く、これがタイ流のビジネスの仕方だ、とユタは 言っていた。色々話をしたかったが、もう帰国のフライトまで 10 時間を切っている。 タイのローカルが乗っている場所に行きたい、とユタに話してあったので、ユタも話 もそこそこに切り上げてくれて、今度ははダーの練習している公園へ車で向かった。 公園に着くと、ダーと、ローカルのライダーがすでに集まって、ライディングしていた。
だが、一番広くて平らな所はサッカーをしている奴らに占領されていて、サッカーをやっている奴らとはかなり仲が悪い、と ダーが言っていた。それでも何とか空いているスペースを探して、ダーをメインに、写真を撮った。 ダーのライディングも 20 分ほどしか見ることが出来なかったが、ペダルハング 5 から、バーフリップしてハーフパッカー、変 形サイドスクェークのスピンなど、トリックのアイディア、スキル的に他のライダーから頭 2 つは抜けている。相当乗り込んで いる感じで、タイに埋もれさせておくには惜し過ぎる、高いスキルとオリジナリティを持っているライダーだ。 写真を撮った後に、みんなと話をした。出版業界パーティの席でも、雑誌に関わって いるライダーに会ったが、大会の運営、シーン全体に関してかなり他人事で、ダーた ちも、自分たちで大会をやりたいが、どうやっていいか分からない、と言っていた。結 局、みんな外に行かないから、方向性が見えてない。チャンスがあればどんどん外 の世界を見に行って、大会も、出るだけじゃなくて、大会自体を観察して、最初はで きる範囲でそれを真似してやってみたら、とアドバイスしてみた。だが、結局は本人 たちがどうしたいかにかかっている。みんなと夢中で話していたら、気づいたときに は朝の 2 時になってしまった。5 時から搭乗手続きが始まるので、荷造りをしに、ユ タの家へと向かった。その途中、ゾウがノッシノッシと闊歩しているのを発見!タイ初 日の夜、やはりゾウを見て、 「あれに乗りてー」と思っていたのだが、最後の最後にチ ャンスは巡ってきた!速攻で近くの路地に車をとめて、ゾウを追いかける!見た目のス ローさに騙されるが、スピードはかなり速い。ズンズン先に行ってしまう。大声で呼 び止めて、なんとか追いついた。 飼い主がゾウの前足をポンポンと叩くと、ゾウが前足をあげてくれて、それを足がか UNKNOW りに上に乗ろうとするが、高い!上に乗っていた人になんとか引き上げてもらって、つ
いにゾウの首の上ら辺に乗れた!モモのが耳の裏あたりに来て、生暖かく、下から見ていたより更に高く感じる。! 2.5 メ ーターくらいはあるだろうか。ユタに頼んで、100 バーツ払って、ゾウの体全部&自分も入れて写真を撮ってもらったが、魚 眼でないと相当遠くからでないと入らないくらいデカい!本当はゾウを公道で歩かせるのは違法らしく、たまーにゾウとバ スが衝突事故を起こしたり、車にぶつかられてビックリしたゾウが暴走して、人が潰されたり、という事件があるらしい。こ んなバカでかい生き物が走り回ったら、それこそ戦車を暴走させているのと変わら ない。何はともあれ、時間がない!そそくさと飼い主の 2 人にお礼を行って、ユタの UNKNOW 家へと向かった。 ユタの家で少し仮眠した後、すぐにバンコク空港へと向かった。車に乗った後は気 が緩んで、記憶が飛んだ。気づいたら空港に着いていた。出発ゲートの前でユタと 握手をして、搭乗ゲートへと進んだ。やけに冷房の効いた待合ロビーでブルブル震 えていたが、この時ばかりは睡魔の方がはるかに上回っていた。ヒマラヤの遭難者 の気分で、寝ちゃダメだ、寝ちゃダメだ、と搭乗時間までは、なんとか気合で意識を保 っていたが、飛行機で座った途端に敗北。目が覚めたらそこは成田だった。たった 2 日間という日程は、タイの空気を十分に感じるには短すぎた。いつも初めての土地に 踏み入れた時の衝撃を感じる間もなく帰ってきてしまって、頭に残った印象といえば、 「食べ物が美味い!」で終わってしまった。だがまた色々な出会いがあり、日本のマン ガや音楽が相当浸透していて、親近感を覚えた。飛行機で 6 時間と、気分的には車 で大阪に行くような気分でいける国、タイ。また他のアジアの国も行ってみたいなぁ、 と思わせてくれた、今回の旅でした。 Gr e en−G
DAHUPS
33 dig-it'zine
2003
最近のディギット
☆今月SJCに入った情報の数々☆ ♂東北支部青森支店八戸出張所根城分室 へ ( ばな )メールアドレス seiyo525@hi-net.ne.jp ★ 今年最後と言う事なので、本年出来事大賞というベタなネタです。 第五位、、、八戸市河川敷遊び場、台風の洪水によりハワイまで流される、アロハー。 第四位、、、ゴメス故郷の函館に帰る、お帰りっしょー。 第三位、、、ユウ坂本氏による九戸村ルーズジャム開催、おめは最高だな。 第二位、、、青森市たらポッキトレイル誕生ジャム開催、青森 BMX 野朗あずましー。 第一位、、、一ノ関ヒラクトレイル復興、ヒラク&ユスの BMX 魂最高だなす。 は今年全然特派員らしい事をできなかったのでとても反省しております。こんな僕をしつこく特派員にし
ディギットジン新聞社 : 編集長 ( あゆみ様 )、編集員 ( スキップ、クリ坊 )、デザイナー (G-products 加藤剛 )、Juicy Vision(SHOE-G)、中九州支局長 ( ペニ P)、京都支局長 ( 百 ) 青森八戸支局長 (Seiyo)、国土防衛隊員 (Kaname K.O.F) 、鎌倉局 (KAO 大橋 )、名古屋情報局 ( ショータロ )、ウチナンチュー大阪支部 ( トシゴン 176 & JinJin) 役立たず徳島支局 ( ヒロ )、長崎支局(森山 dz 大ニ)、専属作家 ( クスボボ )、秘密 諜報部員組織 (S.J.C.) 、フラットバカ ( グリーン・G)、影武者 ( オガマサ ) 、全世界のライダー
次号(2 月下旬発行)予告 ★ペニ山氏新婚生活報告。 ★オガマサ誕生会 ★他盛りだくさん。
新年 あけまして おめでとうございます。
seiyo ☆河童は毎日毎日、お昼にカレーを食べている。 いつも、カレーの てくれてる編集長にとても感謝しています、足向けて寝れねー。来年は絶対に特派員らしい働きを約束いたしま 臭いをぷんぷんさせているらしい。 じゃけん、太るんじゃ! す ち へば、来年も楽しく遊べる事を願いまして。合掌 ( ょっと不安 。) ☆オガマサがペニピーの披露宴に電報を打つことにした。 オガマサ ☆祝八 戸新幹線開通。 暖かくなったら是非伺いたいと思います。 編集部みんな。 にとっては初めての電報で緊張していた。 差出人はクリ坊と連名 ♂ 中 九 州 山 間 部 支 部 メールアドレス ridebmx@d3.dion.ne.jp で、 『専務のクリ坊と店長おがまさ』にしたのだが、これを告げる時 ★ 京都ではパジェロに注意らしい。 にこらえきれなくて電話口でふき出していた。電報の種類は結婚だ ★モグラの彼女の両親は元暴走族だったらしく、モグラと意気投合しているらしい。 _ けに「ドラえもん電報」。 ちなみにペニピーの披露宴に届いた電報 ★アレクシーの日本語はモンキーよりうまかった。 でライダーからのものは、 この手のふざけたものが多かったそうだ。 ★噂によるとロカちゃんは軽量化の次は空気抵抗とのことらしい。 ペニピー曰く、『子供が出来たりしても生まれるまで言わない。』そ ★カッパ君はやっぱり妖怪のためなのか漢字が苦手と発覚した。 うだ。 何故なら、 「とんでもない贈り物が届くから」らしい。 でも、 ★デーブ中村君の話によると、カナメはペニピーの披露宴の時ステージで踊っている綺麗な女の子に一目惚れだ ったらしい。しかしその綺麗な女の子が9ヶ月の身重とは知らず熱を上げてました。 それはペニピーが普段とんでもない贈り物では・・?
ディギットまで。
昨年中はディギット新聞社をご愛顧頂きまして誠にありがとうござ います。 本年も昨年同様よろしくお願い申し上げます。 さて、前号のプラスでもお知らせ致しました通り、長年に渡り皆様 に無料でお届けしてきましたZINEですが、誌面充実により制作費 が増大し皆様に無料で配布する事は困難な状況になっておりました。 ZINEは今後も内容を縮小させることなく継続して行きたいと思っ ておりますので、今号よりZINEは基本的には有料と致します。 尚、ディギットご利用のお客様で年間(12月〜11月)に10万 円以上お買上頂いた方には1年間、ZINE発行前半年間に2万円以 上お買上の方、前回ZINE発行時より次回発行時までの間に、1万 円以上お買上の方には次回ZINEを自動的にお送り致します。 これ 以外でディギットをご利用頂いている方にはプラスをお送りいたしま す。 その場合は、5千円以上のご注文でご希望の方にはZINEを商 品と一緒にお送りいたします。 尚、ZINEのみの販売も致します。 本年も、編集部、特派員、他社へ出向中の専務クリ坊、おまけのS JC、一丸となって楽しいZINEを発行して行きたいと思いますの で、皆様のご支援、ご協力お願い申し上げます。
oh yeah!
♂京都支部 ミスター百マイル。 苦情は info@dub-hangout.com ☆ スキップは「ワンナイロックンロール」と言う番組が好きである。 *夏に京都支部長ブーヤンの外見に似合わぬ高〜いバニーホップに感度したオガマサ。先日他誌でバニーホップ それに出てくる「ごりえ」と言うキャラクターを見てスキップは気 の講座が乗っているのを見て突然「こんなのは本物のバニーホップ講座じゃない!」と言いだした。日本では正 付いた「太郎とファッションセンスが一緒だ!」と。 太郎かハング社長以外に講座を出来るライダーはいないと言うのだ。と言うわけで今度、ハング社長の取材を計 ☆最近のエノヤンはと〜ても!あやしい???。 画しています。 レポーターは当然オガマサです。 ☆KOG最終戦にエントリーし忘れて出場出来なかったヒロだが、これま * 先日B誌に載っていたハング社長の写真を見たオガマサ「日本であんなダサイ帽子を堂々とかぶって、紙パ で稼いでいたポイントで辛くもプロクラスに残留出来るらしい。 残念?! ックのジュースをストローで飲んでいるなんて信じられない。ダサイのにバニーホップはあんなに高い何て格好 ☆ 最近自転車のパーツもハカリに乗せて買う時代だ。重さに敏感な いいー!」と又又感動していた。 ディギットスタッフは自分の体重にもとっても敏感。中でもスキッ *当のハング社長。プロップスの最新号に出てたバニーホップ大会の画像を見て「あんなの軽いよ。俺が出たら プとオガマサは身長が172cm位と同じということもあってお互 優勝じゃないか。」と心底思ったそうだ。格好いいのだ。 ♂名古屋支部 ・てしがはら正太郎 いをとっても気にしている。そして2002年、スキップは十ヶ月 ★エノヤンが遂に愛車をGET!!イケメン仕様のVOLVOだ!! ★マツイサイクルは今年で30周年目ですが、今だに看板が無く先日 お客さんに怒られた。(一言)わかりに くいとの事です! ★最近 正太郎は三重県桑名市にオープンしたBMXコースに通っていて、若さを保っているらしい。 ★ビーバーはセクシーダンスを見ると大きくなるらしい。(コアピットナイトにて) ★ナッツはどうしても女を京都へ連れて帰ろうとしていた。 ★スポーツマジック桑名はBMXのパラダイスだ!!4月26,27日にレース。KOD。ストリート。フラッ トの大会をやるのでみんな遊びに行こう!! ☆某BMX雑誌で一番面白かった記事は、松井サイクルの広告だと思いました。 常駐編集部一同。 ♂その他の情報筋・今月の最新タレ込み情報 ★ディギット専属電気屋の横須賀の「うちでん」さんに、第一子が誕生。 おめでとうございます。 ★航空公園に練習に行くと、ド派手なキャデラックが止まっていました。すると中からバブルガムブラザーズのブ ラザートムがでてきました。ロケで来てたみたいです。撮影を終えたブラザートムは僕達の練習場所の近くで昼食 をとり始めました。それに気づいた原君はいつものショーマンシップを発揮してものすごいスピードでピンキーを 繰り出しトムを唖然とさせていました。トムは弁当を持ったまま徐々にこちらに近づいて来て、原君のピンキーが 炸裂する度、 「おぉ!」と言っていました。以上最近の原君の様子でした。 所 ( 沢ローカル 鬼塚俊樹くんより) ★盛岡の 一読者の藤沢敏裕さんからのお手紙です。 *最近のディギジンは文字が小さくなりすぎて読むのが疲れます。次回はメガネ付のディギジンを待ってます。 *盛岡の高校生ライダーがKOGノービスクラスで4位を取りました。とんでもない話です!! しかもそいつは 秋田のストロベリージャムでエキスパート V(ブイ)でした。凄いと思います。自分より後から始めたのに追い 越されました。自分の精進が足りなかったと思うので来年のストロベリージャムでそいつに勝ってやろうと思いま す。 ★佐賀県伊万里市にある公営パークは「サトモトパーク」と呼ばれてるらしい。由来は、ローカルもよく知らな い様子。確定した情報がないので私はそのロケーション「谷底」と呼んでいます。そして 2-skates にあったミ ニランプが「谷底」に移設され充実してきてます。しかし、ライダーに出会ったことがない。(長崎支部)
問い合わせはクリ坊迄。
クレイマーvs クレイマー 2
★以前長崎に公営コンクリパークが出来ると伝えましたが、03年の1月頃完成が延期の可能性もありとの事。 ★12月に季節はずれの大雪が関東を襲った。 特に北関東宇都宮では、『ムーチョムーチョ、雪大盛り』(SJ C1号報告)の積雪17センチを記録。 しかし、恋に発展しそうな今を楽しむSJC1号の心は暖かかった。 ★先月のプレゼントで賞品ををゲットした、野島隆志さんからのメール。『こんにちは。いつもディギジン楽し く拝見させて頂いています。僕はヒロ君のファンで、ヒロ君のライディングには とても驚きつつ楽しみにしております!これからもヒロ君や、太郎くん達の面白 い情報をディギジンにて楽しみにしております。』 ★先日、すごーく久しぶりにカブーさんが来店した。 相変わらずの飛ばしっぷり に私たちは安心した。 今は自宅と仙台を往復する忙しい日々を送っているそうだ。 何故仙台? 仙台でのカブーさん目撃情報お待ちしております!
☆今年も 皆様からの情報・感想等をお待ちしております。 その際は、お名前を明 記して下さい。 掲載される場合匿名等を希望される方はその旨お知らせ下さい。
プレゼント送り先は
DIG IT VIDEO ZINE X 「すきやき」発売!
肉体関係
2002年もあっと間でした。僕がこの世界に入ってからもう 8年が経ちます。BMXを始めたばかりの頃、周りで一緒に乗って いた年上の方々を見て、将来の自分の姿を想像し「あの位の歳にな った時、自分はどうなっているのだろう」と思っていましたが、ま さかその8年後に自分がライダーであると同時に写真を通してBM Xに携わっているとは想像付きませんでした。当たり前の事ですが、 人間先の事は分かりません。後で悔いが残らぬ様、物事は思い立っ たらその日を吉日としてその日からやり始めた方がいい、と僕は考 えています。今年もこの事を念頭において活動していきます昨年も に協力してくれた多くの皆様、有難うございました。 Dig-it Zine 来年も貴方の心に響く写真を Dig-it Zine からお届け致します。
★ 1 月 7 日★ オガマサお誕生日会
ク リ 坊 の お こ と ば
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2003 年 1 月 1 日号 発行所: ディギット新聞社 編集長 あゆみ様 隔月一回発行予定 印刷所 アドタック 一部 500 円
約5年間もの永い沈黙をやぶり、遂に発売!「X」はエックスでは で約10キロの減量を成功させた。対してオガマサは未だに80キ ありません。 十のテンです。 そうです、なんと、十作目なのです。 ロ代をキープの安定振りを見せている。 そこで今回は二人の大好き 今回は、ビデオクリエーターで『その道ではちょっと知られた』新 なコーラの呼び名を紹介しよう。オガマサが最も好んで飲んでいる 井 ヒロシ君が編集をしてくれたので、 過去最高の出来になりました。 「青ラベル」はペプシコーラ。スキップが最も好んで飲んでいるの 過去の作品は、全て『塾ビジョン』バリの手作りだったので、数段 は「銀ラベル」、ダイエットペプシ。コークは「赤ラベル」と「白 ラベル」。 二人の重さに対するこだわりは続いていく。 の進歩です。 副題の「すきやき」は、見てもらえば分かります。 内容は98%フラットランド。 後の2%は、お楽しみコーナー。 ☆ 京都支部長からの報告によると、先日トシゴンのパパ、通称「ゴンパ 出演ライダーは、太郎、ヒロ、坂田、エノヤン、河童、モンキー そ パ」が京都に上陸したらしい。ゴンパパは気前が良いことで知られてい るが、トシゴンから支部長に「オヤジが来てるから一緒に飲もうよ。 」と して山田タカシです。 2〜3年間撮り貯めた映像を一挙放出! ヒロの髪形の変遷もお楽し お誘いがかかったそうだが、残念ながら売れて売れて仕方がない「ハン みください。 太郎のお気に入りのシーンは河童のライディングシー グアウト」というお店を切り盛りする社長である支部長、その日自転車 が89台も売れてしまい、結局ゴンパパに会えなかったそうだ。ゴンパ ンです。 セクシーな河童君に思わず惚れてしまうかも。 CM用の パはお酒を飲んで飲んで飲みまくって帰っていったらしい。トシゴンに 映像も出来ました。こちらもお楽しみに! 過去にリリースした9作品は既に廃盤となっていて入手不可能で お父さんはどんな人なの?って聞いたら「おやじはねぇー、いつも『さ 」と彼は言ったそうです。ちばりよ! す。 9作目は、今や伝説となっているライダー「ジェシー」がディ ぁさぁ』言っているよ、 ギットの為にライディングしてくれた映像も入っていたりしてかな ☆11月3日 めでたく太郎さんが30歳の誕生日をお迎えになり ました。この日がペニピーの結婚式と重なってしまいバースデーを り貴重でした。 見たい人は持っている人を捜してください。 祝ってやれなかったスキップはあゆみ様と一緒にメールを送りまし 『7』は知る人ぞ知る『マイナス』ビデオ。 何と掟破りの2時間の 超大作。 内容は当時ディギットに来ていたライダー達を網羅してい た。「30回目の誕生日おめでとうございます。これからも順調に て、オガマサやクリ坊、としごんも登場しています。 これが結構好 不安定な生活をお送り出来る事をお祈り申し上げます。」と。 きな人は好きなのです。 スキップ邸に初めて泊まる人はこれを見な ☆スキップは今年こそ太郎を絶対にのど自慢に出演させると意気込 いといけないと言う決まりもあります。 先日、坂田と大仏に見せる んでいる。 のを忘れたので、次回は必ず見てもらいます。
・スキップを良く知る一部マニアの間では前号で一番好評だったの はスキップのクレイマーの話だったらしい。彼の行く先々でみんな 笑顔で「スキップさん九州男児は大変ですねぇ。」「料理出来ないん ですか?」「娘さんお腹痛くなったんですか?」「今の九州男児は違 いますよ。」などと突っ込まれまくり本人かなり落ち込んでました。 でも本当の事だから笑われても仕方有りません。少しは反省してい るのかと思ったら、未だに家では、動かない、役にたたない、気が 利かないの三拍子揃ってるのだそうです。 本人はどう思っているのかスキップに尋ねると「オヤジやお爺さん を見て絶対あんな風にならないぞって思っていたのに気がつけば同 じだ!」なんだそうだ。九州男児は死んでも直らないのだろうか?
* 1,2 月のイベント*
隔月刊
2003 年 1 月 1 日 ディギットジン新聞 1
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