Vancouvershinpo 2017november2 part1

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認知症ず終末期医療

療に関する指瀺も含たれ、心 備されおいなけれ ば、その決

たせん。本人による指瀺が準

ガヌリック康子

肺機胜が停止した堎合の心肺

いお話し合っおいれば、できる

定は家族の手に委ねられたす。 蘇生措眮拒吊 DNR, Do Not 本人ず家族が、延呜治療に぀

に぀いおも、指 Resuscitate) 瀺しおおくこずができたす。

摂取ができなくなり、点滎 族内で共通意芋がたずたっお

定になる傟向がありたす。家

ができたす が、そうでない堎 心肺 蘇 生措眮 拒吊 DNR, 本人のためずいうよりも、 ずは、 合は、 Do Not Resuscitate) 終末期医療においお、心肺停 家族の感情や垌望に基づく決

だけ 本人の思いに沿った決定

や胃瘻、経錻カテヌテル錻 止状 態になったずきに、蘇 生

それほど時間が経たないう

にカテヌテルを留 眮し、高

る方法 、静脈栄逊法静脈

胃や十二指腞に栄逊物を送

吞噚の装着、胞骚圧迫心臓

らなければ、脱氎、衰匱し、 停止状態になったずき、人工呌

カロリヌ茞液などで栄 逊を

マッサヌゞ 、気管挿管気管

なりたす。具䜓 的には、心肺

意思衚瀺をするこずが芁件ず

力がある人が、事前に明確な

わないためには、自己刀断胜

ずです。蘇生措眮をあえお行

措眮は、担圓医垫の刀断で止

たせん。たた、䞀旊始めた延呜

お、延呜措眮を行わざるを埗

堎合は、担圓医垫の矩務ずし

いたす。意芋 がたずたらない

だかたりや埌悔が残っおした

埗しおいない堎 合もあり、わ

も、党員が最終的な遞択に玍

送る方法などで栄逊を摂

ちに死を迎えるこずになり

の同意が必芁です。

められるものではなく、家 族

にチュヌ ブを挿入し、軌 道を

腎䞍党などの合䜵症が原因

を受けるかが争点になりた

å Ž 合、どのような医療凊眮

の問 題で、実 際に停 止した

ないずいうわけではなく、治

それたでの治療やケアを行わ

わかるように、指瀺曞類や緊

の、介 護に関わる党おの人に

われないためには、家族以倖

こずも明確にしおおく必芁が 心肺蘇生措眮拒吊は、その 措眮を望たないずいうだけで、 ありたす。望たない措眮が行

いう気持ちもわかりたす。し

にた぀わる話はしたくないず

話し合っおおくべきです。「死」

葬儀の仕方に぀いおも、十分

延呜治療の遞択をする堎合 は、死埌の臓噚提䟛、埋葬や

車を呌んだ時点で、その措眮 を行わないずいう遞択肢はな

明確な指瀺がない限り、救急 たた、自宅療逊䞭に心肺停 止状態になったずきにも、心肺

圧剀の䜿甚などの拒吊がそれ い堎合は、可胜な限りの延 å‘œ

くなりたす。

す。理想的なのは、前もっお、 療の差し控えや䞭止ずは異な

急時の連絡先を掲瀺しおおき

しおお くこずで す。これに

するかを、あらかじめ指瀺

に同 意するか、たたは拒吊

際に、どのような医 療 措眮

な ど で、 入 院 Directive) 䞭たたは救急搬送をされる

合、本人が決めるこずはでき

断胜力がないず芋なされた堎

るため、認知症が進行しお刀

胜力がある」ずいう前提があ

ろが、芁 件ずしお「 自己刀断

回をするこずもできたす。ずこ

心肺蘇生措眮を行うこずです。

の有無やその予埌に関わらず、 す。

れおいる人の健 康状 態、病 気

けるこず、぀たり、目の前に倒

救急救呜士の矩務は、呜を助

人が決めおおくべきだこずで

幎霢に関係なく、すべおの倧

るこずが ゎヌルず考えたす。

はられるこずが倚いようです。 には、自分の望む最期を迎え

事前医療指瀺曞 りたす。たた、状況の倉 化に Advance 応 じ、指 瀺の修正、停 止、撀

かし、悔いのない人生のため

するには、 「救急車を呌ばない」

蘇生措眮拒吊の指瀺を有効に

にあたりたす。この指瀺がな

せん。

本職はフリヌランスの翻蚳通蚳者。 校正者、ラむタヌ、日英チュヌタヌずしおも 掻動。通蚳は、䞻に医療および叞法通蚳。昚 幎より、認知症の正しい知識の普及・啓発掻 動を始める。認知症サポヌタヌ認定日本 BC 州アルツハむマヌ協䌚 サポヌトグルヌ プ・ファシリテヌタヌ認定

たす。䞀般的に、冷蔵庫の扉に

このような 状況では、心 肺機胜が停止するのは時間

■ ガヌリック康子 プロフィヌル

措眮が行われたす。

ずいう堎合も少なくありた

で は な く、 肺 炎、 心 䞍 党、 確保し、誀嚥を防ぐこず 、降

ごえん

たす。認知症が盎接の死因

いろう

す。い ず れ、口からの栄 逊

か ら カ テ ヌ テ ル を 挿 入 し、 措眮を行わない遞択をするこ

り、意 識も朊 朧ずしおきた

べ物もだんだん摂れなくな

埌には寝たきりになり、食

ず進 行 したす。しかし、最

ありたすが、比范的ゆっくり

認知症は、䞀般的に、幎霢 や健康状態により個人差は

認知症 ず 二人䞉脚 は、生呜維持および延呜治

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Event Supporter : Vanvouver Shinpo

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連茉14 2017 幎平成 29 幎11 月 2 日 第 39 å·» 第 44 号


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