Don bosco no kaze no20 april 2018

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ゞョむフル コミュニケヌション

n S a l e s i a

B u l l e t i n

J a p a n

20 No.

April 2018

─ 連茉むンタビュヌ ドン・ボスコの教え子たち ─ 城星孊園䞭孊校・高等孊校教諭

日本ビルマ救揎センタヌ代衚

äž­å°Ÿ 恵子 さん

─ ドン・ボスコのトモダチが暮らす街 ─

ダラットベトナム瀟䌚䞻矩共和囜

─ ぀ながれサレゞオ青幎 SYM JAPAN ─

SYM 倏合宿 in 宮厎 第 13 回SYMの集い☆スペシャル

ようこそチャヌベス神父様

─ サレゞアンピヌプル ─

互いのために祈り、 互いに仕え合うこずが 奇跡を起こしたす

トム・りズンナリル 神父 ─ サレゞオ家族探蚪 ─

瀟䌚犏祉法人カリタスの園 乳児院 ぀がみの寮

特集

芪子で

スクヌルラむフ ∌ドン・ボスコの“ 芪心”が息づく孊び舎∌


Mefsrsoamge

共に、喜び ながら 成 長でき る 孊び 舎

l a i c n i v o r Fr. P  こんにちは

マリオ神父

です

芪倧人にずっお、子どもは喜びであり、生きがいでしょう。倢の実珟の䞀぀か かん ぺき

もしれたせん。䞀方で、忍耐や犠牲も必芁です。子どもも芪も先生も、完 璧な人な どいなくお、それぞれの課題や問題を抱えおいるからです。 かな

子育おは芞術的で、楜噚を奏でるのに䌌おいるように思いたす。私はギタヌを匟 くせ

きたすが、どんなに良い楜噚でも必ず癖があるものです。でも、その癖を補い、い ぀くしみながら挔奏するこずで、矎しい音楜が生たれたす。 子どもは、孊校や地域の集団生掻の䞭で、さたざたな違いを乗り越えお仲間ず共 に生きる䜓隓を通しお “よい瀟䌚人” ぞず成長しおいきたす。芪倧人もたた、子ど もず共に成長しおいく必芁がありたす。私はアルれンチンでサレゞオの孊校に通いた したが、私の䞡芪も他の家庭の芪たちも、孊校の先生や教䌚の神父を蚪ねお子 育おの悩みを盞談したり、芪同士で助け合ったりしおいたした。 日本のドン・ボスコの孊校・幌皚園・保育園・教䌚孊校などでも、保護者の皆さ んが教育掻動のサポヌトやボランティア掻動に熱心に取り組んでくださっおいたす。ず きずな

きには重荷になるかもしれたせんが、家庭や職堎ずは異なる豊かな亀わり・絆は、 楜しみや倢に぀ながっお、きっず子どもが卒業しおも続く“宝” になるでしょう。 ドン・ボスコの孊び舎は、子どもたちずご家族の幞せのために、保護者や教職員 も“共に、喜びながら成長できる孊び舎” でありたいず願っおいたす。 芪倧人は、いく぀になっおも子どものこずを心配し、危機にある時こそ支え励た したいず願い、幞せを祈る存圚です。その “深い芪心” をもっお、ご䞀緒にドン・ボ スコの “アシステンツァ”共にいるこずを実践しおたいりたしょう。 サレゞオ䌚日本管区長

マリオ

山野内 倫昭

神父

2018 幎 4月8日 神のい぀くしみの䞻日に

たりお やたのうち みちあき 1955幎倧分県䜐䌯垂生たれ、62歳。8歳の時、 家族ずアルれンチンぞ移䜏。29歳で叞祭叙階。 アルれンチンの哲孊院で哲孊・瀟䌚孊などを 教え、叞牧担圓・院長・アルれンチンずパラ グアむ6管区の修緎長を経お、1997幎41歳 垰囜、日本のサレゞオ䌚員ずしお働く決意を する。育英高専・杉䞊支郚院長、調垃サレゞ オ神孊院院長、副管区長・サレゞオ家族担圓・ 逊成担圓を務め、2014幎12月より日本管区長。 趣味はギタヌ挔奏。

02

Salesian Bulletin Japan

No.20

2016 幎 3 月、 カトリック浜束教䌚での埩掻祭でギタヌ匟き語りを披露する山野内マリオ神父。 浜束教䌚はさたざたな囜籍の人びずず 家族が集い、 人生を分かち合う“倧家族”だ。

April 2018


ゞョむフル コミュニケヌション

Salesian Bulletin Japan No.20 April 2018

Contents

4

特集

もくじ

 芪子でスクヌルラむフ

今号の衚玙

〜ドン・ボスコの“芪心”が息づく孊び舎〜

子どもず共に歩き 共に成長しおいく 城星孊園埌揎䌚

むンタビュヌ 䞉䞖代でドン・ボスコの孊び舎に

喜びや悩みを分かち合い 豊かな人生を歩む サレゞオ孊院 父芪聖曞研究䌚

10 12

連茉むンタビュヌ ドン・ボスコの教え子たち

なか

城星孊園䞭孊校・高等孊校教諭 日本ビルマ救揎センタヌ代衚 ドン・ボスコのトモダチが暮らす街

Don Bosco

お

けい

芪ず子の倢は、 è‹Š 劎ず長い 時

こ

äž­ å°Ÿ 恵子さん

間をかけお䞀 臎し、 受け継 が れおいく。 神 が 侀 人 ひずりに か ける倢を私たちが 悟り、 そ

Amici

の 道を歩むように。 写 真は䞉 䞖代 50 幎以䞊にわたり城星孊

ダラットベトナム瀟䌚䞻矩共和囜



14

S a l e s i a n

P e o p l e

園ず共に歩んできた家族。



サレゞアンピヌプル

トム・りズンナリル神父

/むンド・バンガロヌル管区

“互いのために祈り、互いに仕え合うこずが奇跡を起こしたす” 18

サレゞオ家族探蚪 Visit the Salesian Family 瀟䌚犏祉法人 カリタスの園

乳児院 ぀がみの寮

む゚スのカリタス修道女䌚 宮厎県宮厎垂吉村町 ドンボスコずは

20

぀ながれサレゞオ青幎 SYM JAPAN Salesian Youth Movement Japan

「青少幎の友」ず呌ばれ、助けを必

SYM倏合宿 in 宮厎

さげた神父。1815 幎むタリア生たれ、

第 13 回SYMの集い☆スペシャル

ンニ。ドンボスコは「ボスコ神 父」

芁ずする若者たちのために生涯をさ 名前はペハネむタリア語でゞョノァ

ようこそチャヌベス神父様

の意味。青少幎教育に献身する サレゞオ䌚を創 立。1888 幎 åž° 倩。

24

 レポヌト サレゞアン スクヌルラむフ

30

Salesian Family member interview ファミリヌメンバヌむンタビュヌ

1934 幎列聖。

サレゞオ家族ずは

「今、私「○○」しおいたす」サレゞオ䌚叞祭 谷口 亮平 神父 「ようこそ日本ぞ」ゞェスりィン・マスタン 神孊生ゞョセフアブト・アマディ 神孊生

ドンボスコの粟神を受け継ぐ修道 者・信埒・協力者たち。䞖界 130 以 䞊の囜で、31 団䜓、40 䞇人以䞊 のメンバヌが、孊校、教䌚、瀟䌚 生掻のさたざたな堎面で青少幎や貧 しい人びずのために奉仕しおいる。サ

16 䞖界のサレゞオ家族ニュヌス / 26 サレゞオ家族 囜内ニュヌス / 29 サレゞオ情報募集

レゞアンファミリヌずも呌ばれる。

サレゞアン・ダむアリヌ vol.03

「愛するだけでは足りない 」 「 子どもたちが愛されおいるこずがわかるように、 愛さなければなりたせん。」職 員みんなで、 具䜓的にか぀足䞊みをそろえお実践できる方法はないだろうかず考 え、 たずは、 深くお倧きすぎる「愛」ずいう蚀葉を「ほめる」ずいう蚀葉に眮き換え お、 取り組みを始めた。 あいさ぀など圓たり前のこずも、 子どもたちができた良 ふ せん

い行いをほめお、ほめたら付 箋に蚘入し、芋えるずころに掲瀺する。たたった付箋は、 子どもたちにプレれント。 園党䜓に柔らかい空気が流れ、 おもしろいこずに、 子ど もたちも職員をほめおくれおいる。「○○ちゃん ありがずうっお蚀っおくれおありが ずう☆」子どもたちに愛が通じるこずを期埅しお、たた付箋が 1 枚远加!!

ドン・ボスコの颚

No.20

村束 泰隆

神父

むらた぀ やすたか

1969 幎生たれ。49 歳。 児童逊護斜蚭「聖ペれ フ寮」副 園 長。ゎスペ ル マ ã‚ž シャン「ファヌ ザヌミッキヌ」ずしおも 掻躍䞭。

April 2018

03


子育おは、かけがえのない喜びであるず同時に、 倧きな忍耐を必芁ずする人生の倧事業でもある。 ドン・ボスコの孊校は、子どもず共に芪も集い、孊び、

特集

芪子で

成長できる“呜ず愛”の孊び舎だ。 今回はドン・ボスコの“芪心”が息づく 保護者の皆さんの掻動を玹介したい。

スクヌル  ラむフ 〜ドン・ボスコの“芪心”が息づく孊び舎〜

04

Salesian Bulletin Japan

No.20

April 2018

● 取材・文線集郚


ド

ン・ボスコは身寄りのない青少幎のために寄宿孊校を始めた時、母マルゲ リヌタを呌び寄せお、家庭的な教育環境を倧切にしたした。 「家庭的な雰囲

気」は、今や䞖界䞭に数千校あるサレゞアンスクヌルの共通点ずいえたす。 ひ け぀

そんなドン・ボスコの“芪心”に満ちた教育の秘蚣がちりばめられた手玙があり たす。1884幎、晩幎のドン・ボスコがトリノの寄宿孊校オラトリオにいる“息 子たち”、぀たり先生ず生埒に宛おお曞いた「ロヌマからの手玙」は、圌が芋た倢 ぀づ

を語るかたちで綎られおいたす。

こころの教育者ドン・ボスコの 「ロヌマからの手玙」

長い手玙の䞭から、 “芪心”にあふれたドン・ボスコの蚀葉を玹介したしょう。

ドン・ボスコ瀟より

Don Bosco's words

深い芪心

1 2 3 Don Bosco's words

䌝わる愛

“アモレノォレッツァ”

Don Bosco's words

共にいるこず

“アシステンツァ”

近くにいおも遠く離れおいおも、

子どもたちを愛するだけでは足

子どもたちの奜きなこず、子ども

い぀も君たちのこずを思っおい

りたせん。子どもたちが、自分た

らしい望みに、倧人も加わりたし

たす。わたしの望みは、ただ䞀぀

ちは愛されおいるず実感できな

ょう。子どもたちはこれを芋お愛

です ─君たちがこの䞖でも氞

くおはなりたせん。

されおいるずわかり、䟋えば芏

4 5

遠においおも、い぀も幞せである

埋、勉匷、自制心のなかにも愛を

ように。

悟り、自発的に愛をもっおそれを

Don Bosco's words

行えるようになるのです。

Don Bosco's words

芪しみ、 愛、 ä¿¡é Œ

忍耐、 謙遜、 感謝

芪しみは愛を生み、愛は信頌を生

お互いの欠点を耐え忍ばなけれ

みたす。こうしお若者たちは、心

ばなりたせん。完党さは、ただ

を開き、恐れるこずなく䜕でも打

倩囜にだけあるのです。神の恩恵

ち明けたす。愛しおくれる人をよ

のうちに毎日を過ごすようにし

く知っおいお、その人が呜じるこ

なさい。神ずの平和がない者は、

ずなら䜕でも、喜んで埓いたす。

自分自身ずも、ほかの人たちずも

倚感な時期にある子どもず 共にいるずき、ドン・ボスコ の勧めを実践するのが困難な 時もあるでしょう。しかし、 ドン・ボスコの孊び舎には、 人生を分かち合い、励たし合 いながら、共に孊び、成長し おいくチャンスがありたす。

平和がないからです。

芪子でスクヌルラむフを ゚ンゞョむしおいたすか

ドン・ボスコの颚

No.20

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特集

芪子でスクヌルラむフ

宗教郚

テニス郚 城星フェスタの様子

子どもず共に歩き 共に成長しおいく 城星孊園埌揎䌚 城星孊園倧阪府倧阪垂は幌皚園・小孊校・䞭孊校・高等孊校 が同じ敷地にあるアットホヌムな孊校だ。城星孊園の特長の 䞀぀に、校皮を超えお掻発に掻動する保護者䌚「城星孊園埌揎 した ち

か

䌚」がある。埌揎䌚本郚圓時の島千倏さんにお話を䌺った。

゜フトボヌル郚

らの掻動には埌揎䌚から補助金が出 たす。 思い出すのは、嚘の入園のずき、園 長シスタヌから「座垃団も、ランチョ ン マット も å…š 郚 手 䜜 り で お 願 い し た す」ず蚀われたのですが、私は針ず糞 をほずんど持ったこずがありたせんで

城星孊園ずの出䌚いは

は足りない、愛されおいるこずがわか

した。どうしようず困っおいたら、埌

るように愛しなさい」ずいう蚀葉が実

揎䌚の手芞郚で教えおいただき、ずお

保護者ずしお城星孊園埌揎䌚本郚の

践されおいたのだず思いたす。

も助かりたした。 サヌクル掻動も盛んで、ランニング

総務をしおきたした。嚘は幌皚園の幎

保護者はどんな掻動を

サヌクル、ゎルフサヌクルがありたす。

こに関わっお、たくさんのシスタヌや

城星の特長の䞀぀は、保護者による

っおそれぞれのレベルに合わせお走っ

先生方、保護者の皆さんずお付き合い

埌揎䌚がずおも掻発で、保護者ず孊校

おいたす。ゎルフサヌクルは、2017

させおいただきたした。

ずの぀がなりが匷いずいうこずです。

幎床の倧阪私立䞭孊校高等孊校保護

私自身は別のキリスト教系の幌皚園

特城的なのは、埌揎䌚は幌・小・䞭・高

者䌚連合䌚のゎルフ倧䌚で、20 チヌム

を卒園したので、ここに来た時懐かし

の保護者がそれぞれ独立しお掻動す

äž­ 6 䜍でした。サヌクルにはOG・OB

いなず思いたした。幌い頃、愛されお

るのではなく、校皮を超えお集たっお

の参加もあり、幎霢の幅があっおずお

育ったずいう蚘憶があるので、嚘にも

いるこずです。

も賑やかです。

同じように䜓隓しおほしいず思い、城

埌揎䌚には、宗教郚・手芞郚・テニス

星孊園幌皚園に嚘を入園させたした。

郚・゜フトボヌル郚の 4 ぀の郚があり

実際、安心しお嚘を預けられ、倧切に

たす。運動系の郚には父芪の参加も倚

育おおいただきたした。園長シスタヌ

く、講垫やコヌチを招いお指導しおい

埌揎䌚䞻催の最倧の行事は、11 月

がい぀も蚀われおいた「愛するだけで

ただき、掻発に掻動しおいたす。これ

第 1 日曜日に開催する「城星フェスタ」

少から高校 3 幎たでの 15 幎間、城星に 通い、私もその間、母芪ずしお長くこ

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Salesian Bulletin Japan

No.20

April 2018

ランニングサヌクルは月に䜕床か集た

城星フェスタずは


城星フェスタのパンフレット

城星フェスタは子どもたちのワンダヌランド

城星フェスタで倧人気のふわふわ遊具 城星フェスタでは幌・小・䞭・高そしお埌揎䌚が䞀䞞ずなっお地域の方々をおもおなし

です。幌皚園児や小孊生に楜しんでも

庭が分断されないこずは、子どもにず

も ず 侀 緒 に なっお 鹒 ぎ 立 お る ず か せ

らい、䞭高生は暡擬店やゲヌムコヌナ

っおも保護者にずっおも安心があるず

ず、䞀歩匕いお萜ち着いお話をよく聞

ヌを担圓したす。保護者はそのバック

思いたす。孊校に来お先生ず䌚い、保

いおあげられるず思いたす。

アップをしたす。幌皚園から高校のク

護者の諞先茩たちから孊校の情報を

城星では保護者も孊校生掻を゚ンゞ

ラス圹員ず垌望者で毎幎 400 人から

教えおもらえたり、保護者どうしの情

ョむしおいたす。保護者が生き生きし

500 人 近 く 保 護 者 の ボ ラ ン ティア が

報亀換もできたりしたすので安心で

おいる姿があるず思いたす。 この 15 幎

集たりたす。

きたす。

間、いろいろ苊劎もありたしたが、そ

埌揎䌚本郚はテント蚭営・譊備・む

私自身、嚘のこずでちょっず䞍安が

れより楜しかったずいう印象です。嚘

ベ ン ト 関 係・販 売・総 務・䌚 蚈 を 担 圓

あったりした時に、先茩のお母さんた

ず䞀緒に歩いお幌皚園に行き垰りし

し、ボランティアの保護者 500 人をそ

ちのアドバむスは助けになりたした。

たのを思い出したす。嚘は文字通り䞀

れぞれのブヌスに割り圓おたす。䞭高

自分の䞍安を話す堎所があっお、䞍安

歩ず぀歩きながら成長しおいったよう

生による暡擬店、シスタヌコヌナヌ、制

でなくなるので、嚘に客芳的にアドバ

に、芪の私も嚘ず䞀緒に歩きながら、

服リサむクル、生埒䌚による被灜地支

むスするこずができたす。子どもは自

さたざたなこずを䞀緒に䜓隓し、成長

揎コヌナヌ、喫茶コヌナヌ、抜遞䌚、ク

分の䞖界が広がっおいくごずに、子ど

しおきたのかなず思いたす。

ラブ発衚䌚や展瀺、ふわふわ遊具、プ

もたちどうしでのいざこざが出おく

ロの劇団による人圢劇など盛りだく

るものですが、安心感があれば、子ど

さんのむベントです。2017 幎床は子 どもたちず保護者、それから地域の人 など含め来堎者は 4000 人でした。半

孊校から

幎かけお準備し、子どもたちの安党面

芪しみやすく、枩かい䌝統を倧切に

や衛生面などをきちんず考えお䌁画

城星孊園䞭孊校・高等孊校校長 宮脇道子シスタヌ

したす。倧勢の人を動員するこずで倧 倉なこずもありたすが、毎幎ずおもプ ラスになるこずが倚いです。すべおは 子どもたちに喜んでもらいたい、みん なで子どもたちのワンダヌランドを䜜

城星孊園は保護者ずの連携をずおも倧切にしおいたす。 倚くのご家庭が協力的です。こずが起こったずきだけでなく、 良いこずも報告するようにしお、さたざたな圢で連携をずっおいたす。ありがたいこずに、 卒業生が自分のお子さんを通しおたた孊校に垰っおくるずいうケヌスが結構ありたす。

りたいずいう思いです。

ここに入れたら倧切にされるずいう安心感をもっお送っおくださっおいるのかなず思いたす。

参加しおよかったこずは

なければ教育はできたせん。ドン・ボスコは「愛するだけでは足りない。子どもたち

城星は保護者どうしが集たる堎や時

共にいるこず、関わるこずをお願いしおいたす。実際、城星では先生ず生埒がずおも

間がたくさんあっお、孊校ずの関わり

芪しいずいう䌝統がありたす。そういう枩かい䌝統が続くようにしおいけたらず思いたす。

私たちはアシステンツァ、぀たり「共にいるこず」を倧切にしおいたす。愛ず信頌が が愛されおいるず感じるたでに愛しなさい」ず蚀いたしたが、教員にできるだけ生埒ず

が深いずころだず思いたす。孊校ず家

ドン・ボスコの颚

No.20

April 2018

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特集

芪子でスクヌルラむフ むンタビュヌ

䞉䞖代で ドン・ボスコの 孊び舎に 芪・子・孫、䞉䞖代で 50 幎以䞊も城星孊園ず 共に歩んでいる「城星ファミリヌ」な家族に むンタビュヌ アットホヌムで信頌できる 城星孊園のよき䌝統は、時代を経おもしっか りず受け継がれおいる。

巊から瀧川麻実さん枅子さんの次女、 41 期生、 接村歌織さん枅子さんの長女、 29 期生、 接村 詩音さん歌織さんの長女、 59 期生、 熊谷枅子さん4 期生

―城星孊園に入ったきっかけは

歌織 最近では倧阪星光孊院ずの亀流もあるようで、新た な颚を感じたす。他の孊校の方々ず接する機䌚も、私が圚

くたがいきよ こ

熊谷枅子さん以䞋、枅子 城星孊園に通っおいる近所の

籍しおいた頃より増えおいるように感じおいたす。

お姉さん1期生が「どこ受隓するの城星いいよ」ず

枅子 孫が入孊するず決たったずき、校歌を久しぶりにみ

勧めるので、 「どんなずころ」ず聞いたら「クリスマスに

んなで歌いたした。自分自身ただ芚えおいるこずにびっく

は1人1個ず぀ケヌキがもらえるよ。ぜひおいで」っお笑 。

りした次第です。

たい

圓時お祝いずいえば鯛だったので、わくわくしたした。埌

歌織 嚘の入孊匏の時に嬉しかったのが、小3の時の担任

日芋孊に行っお、シスタヌにお䌚いしお優しさにふれ「こ

の先生に䌚えたこずです。びっくりしたのず同時に、懐か

の孊校に行きたい」ず思いたした。隣接する倧阪カテドラ

しさず嬉しさでりルりルしおしたいたした。孊生時代を思

ル聖マリア倧聖堂も芋孊しお、その矎しさず壮倧さにびっ

い出し぀぀、私も再び城星に通っおいるずいう感じです。

くりし、 「絶察城星に行く」ずさらに入孊ぞの思いが高た

枅子 今も孫がこうしお城星に入孊し、行事に顔を出させ

り、頑匵ろうず決意したこずを芚えおいたす。

お頂いたりしお楜しみがありたす。今も昔も倉わらない城

接村歌織さん以䞋、歌織 私は幌皚園から14幎間、城星

星の雰囲気を感じおおりたす。

぀ むら か おり

に通いたした。気が぀けば自然にお祈りもし、聖歌も歌っ うた ね

おいたずいう感じです。嚘詩音が生たれるず、おがろ

―お子さんを母校に入れたいず思ったのは

げに城星に入孊させたいず考えおいたした。転勀で東京に いたしたが、嚘が小6になった時に蟞什が出お、卒業埌は

枅子 倧人になっおから、城星で倧切なこずを教えお頂い

倧阪に戻るこずになったので、城星に嚘を入孊させるこず

たこずに気づきたした。感謝する心や、人ぞの思いやりず

にしたした。遠方受隓で倧倉䞍安でしたが、母校の安心感

か。もちろん家で子どもの教育はしなければなりたせんが、

ず先生方のご察応のおかげで乗り切るこずができたした。

孊校での手助けは重芁だず感じおいたしたので、子どもた

瀧川麻実さん以䞋、麻実 私は幎の離れた姉や兄に぀い

ちに教育を受けさせるなら、ぜひ城星でず思いたした。

おいっおたので、生たれた時からずっず城星に通っおいる

歌織 瀟䌚に出おから自分ずしおは圓たり前にしおいる行

たきがわ た

み

くたがいのりゆき

感じです笑 。〔兄の熊谷兞之さんも小孊校たで城星〕

動もほめられるこずが倚く、孊校でも家庭でも心を育おら れたず思いたす。

―詩音さんは、オヌプンスクヌルで感激したずか。 ―城星孊園の昔も今も倉わらないずころは 接村詩音さん オヌプンスクヌルではクッキング䜓隓を

08

したした。ずおも楜しくお、先生ず先茩方もみんな優しく

歌織 生埒の雰囲気は倉わらないですね。昔から玠朎で穏

教えおくださいたした。校舎も玠敵で、城星に入りたいな

やかな子が倚いです。掟手でもなく、地味でもなく、でも

ず思いたした。入孊しおも印象は党く倉わらず、クラスは

明るく朗らかな感じです。卒業埌も仲良くしおいたす。

ほが

少人数で、先生ずも日々おしゃべりできたすし、毎日楜し

麻実 先生ず生埒の距離が近いです。アットホヌムずいう

く通っおいたす。今は聖歌隊ず理科郚に入っおいたす。聖

蚀葉が䌌合う孊校です。今も城星には䞭高時代の先生がい

歌隊ではあちこち出かけお歌ったり、理科郚ではニッケル

らしお、私のこずもよく芚えおくださっおいるので、圓時

の電気メッキの実隓をしたりしたす。倏は合宿もありたす。

に戻っお話しおいる感芚です。だから、ただ私も城星から

ずおも充実した孊校生掻です。

卒業できおないのかも笑 。

Salesian Bulletin Japan

No.20

April 2018


喜びや悩みを分かち合い 豊かな人生を歩む サレゞオ孊院 父芪聖曞研究䌚 サレゞオ孊院䞭孊校・高等孊校神奈川県暪浜垂の文化祭 で「芪父の焌き鳥」を芋事なチヌムワヌクで盛倧に焌いおい

鳥越校長を囲んで、 äž­å­Š 1 幎から高校 3 幎の父芪玄 150 人による「父 芪聖曞研究䌚」の皆さん

るお父さんたち  じ぀は「父芪聖曞研究䌚」のメンバヌだ。 幹事団56 期・䞭孊 3 幎生の父芪圓時の皆さんにお話を䌺った。

どんな䌚ですか

亀換できるのがよかったず思いたす。 ● 父 芪 ど う し の 連 垯 感 ず 芪 近 感 が で

きたす。䌑日に幹事団はほが毎週 ● 孊校では息子が勉匷だけでなく、生

集たるのも、楜しいので通っおいた

き方の教育を受けおいたす。その先

す。䞭 å­Š 生 の 入 å­Š 匏 で 保 è­· 者 の 皆

父芪聖曞研究䌚は、聖曞をもずに教

生方から芪も盎接孊べる環境がサ

さんに「父芪の皆さんも䞀緒に孊ん

育や家族や人生に぀いお共に考え、語

レゞオ孊院にはあるので、ぜひ参加

で、孊校生掻を゚ンゞョむしたしょ

り合う父芪有志の䌚です。堅苊しい勉 匷の堎ではなく、 「サレゞアンの父芪」

したいず思いたした。 ● 息子が受隓する前にサレゞオ祭を䞀

う」ず勧誘しおいたす。 ● 父芪の䌚の話題がきっかけで、子ども

ずいう同じ立堎から、喜びや悩みを分

緒に芋孊に来た時、 「芪父の焌き鳥」が

だけでなく劻ずの䌚話も増えたした。

かち合い、心身ずもにより豊かな人生

倧々的に掻躍しおいる様子を芋お、子

聖曞研究䌚で孊んだこずを家族で分

を歩むこずをめざしおいたす。䞭孊 1

どもが通う孊校に芪も䜕か関われた

幎 か ら 高 æ ¡ 3 幎 の 父 芪 箄 150 人 が 参

らず思っおいたした。 「聖曞研究䌚」ず

● 父芪の䌚に入っお、だいぶ子離れで

加しおいお、父芪同士で幎代や職業を

かち合えるのはずおもよいず思いたす。

いう名前に少しためらいたしたが、参

きたように思いたす。他のお父さん

超えた、郚掻動のような深い関係を築

加しおみるず違った笑ずいうか、芪

の話を聞くこずで、あたり心配しす

くこずができたす。

同士で孊びながら芪睊も深め合うこ

ぎなくなりたした。先生たちが「安

掻動内容は

ずができお良かったず思っおいたす。

心しお任せおください」ず蚀っおく

● 我が家は無宗教ですが、私たち倫婊

ださったおかげもありたす。反抗気

は仏教系の倧孊に、息子はプロテス

味だった息子が、逆に歩み寄っお話

毎月 1 回土曜日幎 9 回に校長先生

タントの小孊校に通っおいたした。

しかけおくるようになりたした。

を講垫に招いお、孊校で定䟋䌚聖曞

カトリックはどんなこずを教えおい

の講矩を開催しおいたす。講矩は玄 1

るのか興味があっお参加したした。

普通」ずいった返事しかなかったの

時間で、 「映画ずキリスト教」や「他宗

● 哲孊や宗教に興味があり、神父様の

ですが、父芪の䌚で孊校の話題を知

教ずキリスト教」など毎幎テヌマも倚

講矩を受けられるずいうので参加し

るこずができお、質問攻めにするこ

● 息子が孊校の話を聞いおも「別に、

圩です。孊校や日垞生掻の゚ピ゜ヌド

たした。本で埗られる知識ずは違っ

ずなく子どもず自然に䌚話できる

も満茉で、飜きさせない講矩です。講

お、日垞生掻に根ざしたハヌト・トゥ・

きっかけが増えたした。今は反抗期

矩終了埌は懇芪䌚も楜しみの䞀぀です。

ハヌトな話が聞けお、 キリスト教をよ

でも、父芪が自分や孊校のこずに関

定䟋䌚のほかにも研修合宿、サレゞ

り深く理解できたような気がしたす。

心を持っお少し離れたずころから芋

オ祭芪父の焌き鳥、゜フトボヌル倧 䌚、クリスマスミサなどの行事を通し お、䌚員間の亀流を深めおいたす。

守っおいるずいう安心感を、息子は

参加しおよかったこずは ●

参加したきっかけは

父芪の䌚を玔粋に楜しんでいたす。 子 育おに぀いお、お父さんたちず情報

わかっおくれおいるず思いたす。 サレゞオ孊院の保護者グルヌプは、保護者䌚、母芪聖曞研 究䌚、卒業生保護者による「きじの䌚」 母芪ず「竹の䌚」 父芪、キルト、コヌラスなどのグルヌプもありたす。

幹事団は䞭孊 3 幎生の父芪が担圓。 ほが毎週土曜に孊校

研修合宿では、 教育、 孊校生掻、 芪子の関わり方などグ

サレゞオ祭孊園祭では「芪父の焌き鳥」を出店。毎幎倧

に集たり、 和気あいあいず打ち合わせをしたす。

ルヌプ蚎議し、校長先生が講評。懇芪䌚やミサもありたす。

人気で 2 侇 5 千本が完売 売䞊は孊校等に寄付されたす。

ドン・ボスコの颚

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連茉むンタビュヌ

ドン・ボスコの 教え子たち

なかお けいこ 1958幎倧阪府堺垂生たれ。城星孊 園高等孊校で孊ぶ。関西孊院倧孊文

今、様々な分野で掻躍しおいる

孊郚卒業埌、結婚しお3人の子どもを

サレゞアンな同窓生を玹介したす。

育おながら自宅で児童英語教宀を開 く。育児が萜ち着いお母校の城星孊 園䞭孊校・高等孊校の英語科講垫ず

● 取材・文線集郚

なり、職堎での出䌚いがきっかけでビ ルマ支揎に関わり始める。珟圚も母 校で英語科教諭ずしお働き぀぀、日本 ビルマ救揎センタヌ代衚を務める。

We are

DB

匕っ蟌み思案だった女の子が、友達や先生に背䞭を抌し おもらいながら新しいこずに䞀歩ず぀チャレンゞする人 に。今は母校で英語を教えながら、日本ビルマ救揎セン ほんそう

タヌ代衚ずしお奔走する䞭尟恵子さんに話を䌺った。

城星孊園䞭孊校・高等孊校教諭 日本ビルマ救揎センタヌ代衚

äž­å°Ÿ 恵子さん

's Students サレゞオ歎城星孊園高等孊校OG

ビルマ難民支揎に関わり始めたきっかけは 関西孊院倧孊文孊郚で孊び、城星で教育実習をさせおもらいた した。倧孊卒業埌、結婚しお3人の子どもを育おながら自宅で児童 英語教宀を開いおいたした。3人目の子どもが小孊生になっお育児 が萜ち着いた頃、母校から声をかけられお英語科講垫ずしお城星 に戻っおきたした。そこで英語科のマドカ・チェむス先生ず出䌚いた

城星孊園での思い出は

した。䞀緒に1幎間働いたのですが、圌女が珍しいペンケヌスを䜿 っおいお、それがビルマミャンマヌの難民を支揎するフェアトレ

志望校だった公立高校の受隓に倱敗しお、城星孊園の二次募集

ヌド 補品だず知りたした。

で高校から入孊したした。そんなに目立぀生埒ではなかったのですが、

1988幎にビルマ民䞻化運動のきっかけずなる事件があったので

先生方にかわいがっおいただきたした。

すが、埌に日本ビルマ救揎センタヌの代衚ずなるカワサキ・ケンさ

城星で初めおシスタヌに出䌚いたした。宗教行事や聖曞を孊ぶこ

んずノィサカさん倫劻がビルマのダンゎン滞圚䞭に、孊生たちが殺

ずをずおしお、生きるうえで倧切な教えを教えおいただいたず思いた

されたその事件を目の圓たりにしたした。タむ囜境に逃れお難民に

す。英語ず歎史が奜きだったのず、城星の先生方の姿に圱響も受け

なった孊生や少数民族の人びずを支揎するために、カワサキ倫劻は

お、将来は英語か瀟䌚の先生になりたいず思うようになりたした。

日本垰囜埌すぐに日本ビルマ救揎センタヌを立ち䞊げ、支揎掻動を

高校生掻では、英語郚に入っお英語劇をがんばりたしたね。「ロミ

スタヌトしたした。掻動メンバヌは日本で英語教員をしおいる倖囜人

オずゞュリ゚ット」や「サりンド・オブ・ミュヌゞック」などの劇に挑

が䞭心で、チェむス先生もこの支揎掻動に関わっおいお、珟地の難

たたみ

戊しお、倏䌑みに孊校の教宀に畳を敷いお合宿もしたした。英語の

民女性たちが生掻しおいくために自助グルヌプを組織しお䜜った織

匁論倧䌚に出るために、顧問の先生が教䌚の知人でネむティブの人

物補品などをフェアトレヌド補品ずしお賌入し、バザヌなどで販売す

を玹介しおくれお、特蚓しおもらったこずもありたす。

るボランティア掻動をしおいたのです。

撮圱しおいるず、 「先生、かわいいヌ」

䞭孊時代たでは人の埌に぀いおい

ビルマ民䞻化運動のこずや軍事独裁政暩で倚くの難民が出おい

くほうが楜だず思っおいたのですが、

るこずを私も以前ニュヌスで知っおいたのですが、その埌は特に気

城星では英語劇で䞻挔したり、郚長

に留めおいたせんでした。チェむス先生から支揎掻動のこずを聞い

を務めたり、先頭に立぀タむプに倉

お、私も英語教員ずしおできるこずをしたいず思い、掻動に関わり

わっおいきたした。女子校なので思

始めたした。難民の方々の手䜜り品をバザヌなどで販売するほか、

い切っおできるようになったのかもし

私が関わり始めた圓時のセンタヌは日本にいる倖囜人にしか難民の

れたせん。友達や先生が背䞭を抌し

情報を発信しおいなかったので、私が日本語に翻蚳しお日本人に向

おくれたした。

けおも発信するようになりたした。珟地の様子を䌝えるビデオに日

ず生埒が寄っおきた。先生ず生埒の距 離が近いのも城星の特長だ。

10

フェアトレヌドFair Trade 盎蚳するず公平な貿易。開発途䞊囜の補品や䜜物を適正な

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䟡栌で継続的に取匕するこずで、生産者の生掻向䞊を持続的に支揎する仕組み。


2013幎にビルマ少数民族地域で長幎にわたり瞫補指導をしおき た元倧阪 YWCA 職員の山地和家子さんに連れられお、ピンりヌリ ン近郊のアニサカンにある瞫補孊校を蚪ねたら、なんず「セント・ メアリヌ・ドメニカ・マザレロ・コミュニティヌ」ずいう名前だった んです。城星のマリアさたず同じ絵が掲げおあっお、マリア・マザレ ロ の粟神のずおり、貧しい村から女の子たちを集めお瞫補を教え ダりンニりにあるカレン族の難民キャンプの

支揎物資の゜ヌラヌランタンを手にする生埒

孊校で、生埒たちず前列䞭倮が䞭尟さん。 たち

シスタヌや生埒たちず出䌚えたこずに感動したした。

2015幎撮圱

アニサカンにあるセント・メアリヌ・ドメニ

本語字幕を付けたり情報を翻蚳

私はこれたでビルマ難民キャンプを50回近く蚪問しおいたす。支

したりするなかで、ビルマ難 民

揎掻動ずは思っおいなくお、掻動を通しおすごく倚くのものをいただ

支揎に぀いお孊びたした。2000

いおいたす。難民のために呜がけで支揎掻動にたずさわる方々など、

幎に代衚のカワサキ倫劻がアメ

すばらしい人たちずの出䌚いもありたす。難民キャンプで日々闘っお

リカに垰囜するこずになったので

おられる人たちにたた䌚いに来たいな、支揎物資を日本で集めお次

すが、支揎掻動を続けるために、

は䜕を届けられるかなず思いめぐらしおいたす。垰囜したら城星の

私ができる範囲でよければず代衚

生埒たちにも蚪問した䜓隓を䌝えおいたす。

を匕き継いで今に至りたす。

マリア・マザレロドン・ボスコず共にサレゞアン・シスタヌズを創立したシスタヌ

↓

カ・マザレロ・コミュニティヌの瞫補孊校で

る孊校です。ビルマでサレゞアン・シスタヌズの孊校にめぐりあい、

右䞊が山地さん。2013幎撮圱

䞖界で起こっおいるこずが、他人事でなく、 自分のこずずしお考えられるような心の豊かさを持っお 日本ビルマ救揎センタヌの掻動を教えおください

城星孊園での教員生掻は

日本ビルマ救揎センタヌは、倧阪を拠点に珟圚10人ほどのスタ

子育おをしおから教員になったので、お母さんたちの思いがわか

ッフが党員ボランティアで掻動しおいたす。掻動内容は、たずタむ・

りたすし、䞀緒に子どもたちの成長を芋守れるのが嬉しいですね。

ビルマ囜境にある難民キャンプを蚪問するこずです。珟圚、12か所

勉匷に苊手意識をも぀生埒には、根気匷く接しおあげたいです。

の難民キャンプに玄10䞇人のビルマ難民が生掻しおいお、私たち

城星は授業以倖の堎面でも、行事などを通しお生埒ずたくさん関

のセンタヌが蚪問するメラりヌ難民キャンプの人口は玄9,500人、

わりがもおる孊校です。私は英語クラブESSを受け持ったり、

支揎しおいるダりンニり校幌皚園から高校たでの生埒は480人

人暩担圓ずしお人暩週間などのむベントを䌁画したりず、英語科の

いたす。圓センタヌではこれたで毎幎2回ほど珟地を蚪問しお人びず

授業以倖でも生埒たちず䞀緒に孊ぶ機䌚が充実しおいたす。

のニヌズを聞き、支揎芁請を受けお支揎金を集め、孊校を建おたり、 少数民族の女性の自助組織の支揎をしたり、圌女たちが䜜った織

若い人たちぞのメッセヌゞを

物を賌入しおきお日本のバザヌで販売するなどしおきたした。 毎幎8月に倧孊生ず珟地蚪問する玄2週間のスタディヌツアヌを

䞖界で起こっおいるこずが、他人事でなく、自分のこずずしお考え

行い、垰囜埌に参加者による報告䌚をしたす。倧阪倧孊倖囜語孊

られるような心の豊かさを持っおほしいです。私も子どもの頃は匕

郚ビルマ語孊科の孊生たちずの関わりもあり、城星の同窓生も参加

っ蟌み思案でしたが、先生や友達が背䞭を抌しおくれたした。日本

しおくれたす。枡航費甚は匕率の私を含め、党員自己負担です。

でも、どこの囜でも、小さなこずからでいいので、勇気をもっお䞀

日本に来お難民認定申請する人たちのために、軍事政暩䞋で迫

歩螏み出せば、䞖界はもっずもっず広がっおいきたす。日々の孊びや

害されおきたこずを蚌明する資料䜜成を手䌝うずいったサポヌトも行

出䌚いを通しお、子どもたちの背䞭をそっず抌しおあげたいです。

っおきたした。

20幎も掻動を続けられたのは 前代衚のカワサキさんに、私が日本人向けの孊習䌚やバザヌ出 店のアむデアを䌝えるず「思ったこずは自分でやっおみなさい」ず蚀 われたした。できるかどうか自信がなくお困ったなず思ったのですが、 実行しおみるず少しず぀掻動や支揎の茪が広がっおきお、今に続い おいたす。「ワン・ワヌルド・フェスティバル」など囜際協力の倧き なむベントにも参加しお、ビルマ難民の状況を䌝えおいたす。

日本ビルマ救揎センタヌ BRC-J 1988幎からビルマ民䞻化ず難民支揎を 行うNGO。民䞻化の圱で囜境地域で は今も政府軍による攻撃・略奪・匷制 劎働・匷制移䜏が続いおおり、難民キャ ンプの人びずや少数民族の支揎、日本 の倧孊生ず共に珟地蚪問、来日したビ ルマ難民のサポヌトなどを行っおいる。 倧阪府倧阪垂城東区森之宮 www.brcj.org

城星孊園䞭孊校・高等孊校 倧阪府倧阪垂䞭倮区玉造2-23-26 www2.josei.ed.jp

ドン・ボスコの颚

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サレゞオ家族が関わりをも぀ 䞖界そしお日本の颚景を玹介したす。

2017幎11月、サレゞオ䌚 EAO 東アゞア・オセアニ ア地域の青少幎叞牧ず広報担圓者䌚議がベトナムで開 催され、ダラットのサレゞオ神孊院を蚪問。神孊生た ちが若さず熱気にあふれる歌を披露しおくれた。ベト ナムでは、サレゞオ䌚の叞祭・修道士を目指す70人 以䞊の神孊生が、祈り・勉孊・奉仕に日々励んでいる。 神孊院食堂の壁䞀面に描かれおいるのは、ドン・ボス コが芋た「二぀の柱の倢」の堎面で、荒波や砲匟を济 びる教䌚船が聖䜓ず扶助者聖マリアの間に錚い かりを䞋ろしおいる。

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Dalat

Dalat Socialist Republic of Vietnam ダラットベトナム瀟䌚䞻矩共和囜 公甚語ベトナム語 ベトナムは、東南アゞアのむンドシナ半島東郚にある瀟䌚䞻矩共和制囜家。50以䞊の 民族からなり、内戊だけでなく、䞭囜・フランス・日本・アメリカ・韓囜など諞倖囜の 介入や、共産䞻矩政暩の圧政により受難の歎史を歩んできた。サレゞオ䌚は1940幎か ら宣教垫を掟遣し、教䌚・教育・犏祉・出版事業を展開しおきたが、共産䞻矩政暩は宗 教的掻動を匟圧。財産没収・投獄・囜倖远攟などによりサレゞオ䌚事業も90が停止 し、䌚員数は1985幎で78人に枛少。しかし、神の支えず䌚員の䞍屈の働きにより、珟 圚は304人にたで埩掻。ベトナム管区は今、東アゞア・オセアニア地域で最も掻気があ り、日本の教䌚・サレゞオ家族にも倚くの叞祭・修道者・若い志願者を掟遣しおいる。

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サレゞアンピヌプル S a l e s i a n

P e o p l e

䞖界そしお日本のサレゞアンな人たちを玹介したす。

Aden, Yemen Bangalore, India

トム・りズンナリル Fr. Tom Uzhunnalil, sdb

神父

むンド・バンガロヌル管区 Bangalore, India

2017幎9月、りズンナリル神父は解攟埌たもなく怜査療逊等のためロヌマぞ。フェルナンデス総長巊は自身が銖からかけおいた「宣教 の十字架」をりズンナリル神父右に莈り、解攟を喜び合った。

互いのために祈り、互いに仕え合うこずが 奇跡を起こしたす 2016幎3月4日朝、 䞭東む゚メンのアデンで、 神の愛の宣教者䌚の貧しい高霢者斜蚭をむスラム過激掟 チ

ャ

プ

レ

ン

のテロリストが襲撃し、 修道女4人を含む16人を殺害、 æ–œ 蚭付叞祭でむンド出身のサレゞオ䌚員トム・りズ ら

ち

ンナリル神父を拉 臎した。 教䌚や関係諞囜の政府、 人道団䜓が尜力し、 䞖界䞭のサレゞオ家族が祈りをさ さげ続け、 2017幎9月12日、りズンナリル神父は奇跡的に解攟された。 䜓重は30kg 近く萜ち䜓力を倱 か こく

おだ

かん めい

っおいたが、 過 酷な経隓をした圌の穏 やかさ、 萜ち着きに皆が深い感 銘を受けた。

ã‚Š

によっお』でりズンナリル神父は語っおいる。 「囚 われ

いる。「倧きな苊しみを感じたした。シスタヌ

おいた 557日間  私は匱かったけれど、打ち負かさ

たち、殺された人びずにあわれみを、そしお人殺した

れたせんでした。䞍安でしたが絶望するこずなく、信

むね

14

ずら

ズンナリル神父は拉臎された時のこずを語っお

ちをゆるしおくださるように。み旚を受け入れ、最埌

頌を倱いたせんでした。私を捕らえた人たちに傷぀け

たで神に忠実であるよう恵みず力をくださるよう祈りた

られる可胜性もありたしたが、そのようなこずは起こら

した。」監犁䞭、時間の倧半を祈りにささげ、できるだ

ず、糖尿病や過床の緊匵で䜓を壊すこずもありえたし

け倚くの人のために祈り、霊的にミサをささげ、黙想

たが、神はそれをおゆるしになりたせんでした。神は

したずいう。

詊緎を䞎えられたしたが、䞀方で、恵みによっお匷め

最近出版された自䌝『By Grace of God神の恵み

おくださいたした。」

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No.20

April 2018


S a l e s i a n

P e o p l e

解攟埌、ロヌマ総本郚で蚘者䌚芋し、感謝の蚀葉ず過酷な䜓隓を語るりズンナリル神父。

2017幎12月、りズンナリル神父はむンド・ムンバむのドン・ボスコ・むンタヌナショナ

18か月で30kg 近くやせお䜓力を倱っおいたが、穏やかさず萜ち着きに満ちおいた。

ルスクヌルを蚪問し、自身の䜓隓を語った。写真は蚪問の際、生埒たちずの䞀コマ。

「自分の蚈画ず神のみ旚ずの間に正しい結び぀きが あるこずは、人生で満たされおいるためにずおも倧切

サレゞオ䌚叞祭・宣教垫の道

なこずです。『この状況で、神は私に䜕を望んでおら

トム少幎が 10 幎生のずき、サレゞオ䌚員フィリップ・

れるのだろう』ず振り返らなければなりたせん。  

タむル神父が孊校を蚪れ、宣教垫の道に興味のある

銃声が聞こえ、シスタヌたちが倒れるのを芋たずき、

人はいないかず呌びかけた。叞祭になる望みを枩め

䞻が私にも呜を明け枡すよう願っおおられるのだず思

おいたトムは、ほかの数人ず共にすぐに手をあげた。

いたした。しかし、私は捕らえられたした。監犁の日々

䞡芪は驚いたが息子の望みを喜んだ。

が延々ず続き、神は私のために䜕を甚意されおいるの

1990 幎に叞祭に叙階され、育った蟲堎での経隓、

だろうず困惑の時を過ごしたした。しかし、解攟され、

技術系の逊成を掻かしながら、むンド各地の珟堎で貧

私は気づいたのです。神が生きおおられ、私たちの

しい子ども・若者のための䜿埒職に邁 進した。2009

祈りを聞き、ご自分のよいず思われる時に必ず答えお

幎、アンチュカンダム管区長は、バンガロヌル管区に

くださるず蚌しするこずが私の䜿呜なのだず。」

ゆだねられおいる宣教地む゚メンで働く意志のある䌚

たい しん

぀の

員を募った。む゚メンで働いおいた芪戚、サレゞオ䌚

家族ず故郷の思い出

員マシュヌ神父の存圚は、かねおからりズンナリル神

「私は 1958 幎、父ノァルゲヌれず母テレゞアクティ

けに応え、掟遣される甚意があるず管区長に申し出た

ヌの 7 人の子どもの 5 番目ずしお、むンド・ケララ州の

した。」拉臎事件は、りズンナリル神父がむ゚メンに掟

ラマプラムずいう矎しい村に生たれたした。私たちの

遣されお7 幎近くたった頃に起きたのだった。

父の心を熱くするものがあった。「私は内なる呌びか

小さな家は祈りず愛情、喜びの䜏たいでした。父は愛 情深く、忍耐匷い人でした。䞀床だけ、家族での倕

りズンナリル神父は自䌝で語っおいる。「今たで以䞊

の祈りに参加するのを眠気から拒んだ私は父に厳しく

に確信しおいるこずの䞀぀は、互いのために祈り、互

叱られたした。子ども心に䞍満でしたが、人生で䜕を

いに仕え合うこずが奇跡を起こすずいうこず。  どの

あ぀

優先するか貎重な教蚓ずなりたした。母は信心の節い

ように、どこで死ぬかずいうこずは倧事ではありたせ

優しい人で、子どもを良いキリスト者ずしお育おるこず

ん。倧事なのは、䜕のために生き、仕え、死ぬかずい

に心を砕きたした。私たち兄匟は家事や蟲堎の仕事

うこず。もし再び人生を䞎えられるなら、喜んでたた

を手䌝いながら、䞀臎ず愛情のうちに育ちたした。」

叞祭になりたいです。」

「子どもの頃から珟圚に至るたで、喜びの時だけで なく、最も困難な時も、神は共に歩み、䞖話しおくだ さいたした。垌望がないように思われるずきも、垌望 ず勇気で満たしおくださいたした。祈っおも答えが返 っおこないように思われるずきも、神は私をふずころに 抱きしめおくださっおいたのです。」

News source

“By Grace of God” ANS

, Tom Uzhunnalil, sdb, 2018

蚘事より

「ANS」は䞖界のサレゞオ家族ニュヌスサむト。毎日䞖界各

地のサレゞオ関連ニュヌスが英語・むタリア語など6か囜語で 玹介されおいたす。http://www.infoans.org/

ドン・ボスコの颚

No.20

April 2018

15


Salesian Family in the World

侖 界 の サレゞオ家 族 ニュヌ ス

シリア

韓囜

に走る青 少 幎 の 瀟 䌚 埩 垰を支

玛争に苊しむ人びずの「平和のオアシス」

危険に盎面する青少幎の 曎生センタヌを開蚭

サレゞオ青少幎曎生センタヌを

News Source:

ANS

News Source:

ANS

揎するため、2018 幎、枈州で 開 èš­ する。 枈 州 家 庭 裁 刀 所ず 連携し、家庭裁刀所から任され た若 者たち が 家 庭や 瀟 䌚 生 掻 に戻るたで䞀定期間をセンタヌ で過ごす䞖話を行う。サレゞオ 家族やカトリック教䌚の叞祭・信 埒など倚くの協力を埗お、開蚭 が決たった。センタヌは枈州島

韓囜・枈州のサレゞオ青少幎曎生センタヌ

の䞭倮に䜍眮するコロンバン䌚 のサンむシドロ蟲堎に拠点を眮 き、ドン・ボスコの 少 幎 たち の

サレゞオ䌚韓囜管区は、非行

銖郜ダマスカスのオラトリオの子どもたち

家ずなる。

シリア 箛 争 が 始 たっお 8 幎、

すこずができた。

シ゚ラレオネ

たすたす危機的な状況に陥っお

「状 況 は今 幎に入りさらに苊

いる。シリアの銖郜ダマスカス

しくなっおいたす。 さたざたな

1幎間で140人以䞊の少女を迎えたシェルタヌ

にあるサレゞオ䌚のオラトリオ

原 理 äž» 矩 グ ルヌプ の 拠 点にな

は「平和のオアシス」ず呌ばれ、

っおいるダマスカス郊倖のグヌ

戊闘が続く䞭でも珟地で暮らす

タから、無数のミサむルや砲匟

人びずの粟神的・物的支揎掻動

が打ち蟌たれおいたす。倚くの

を続けおきた。

垂民や子どもが亡くなり、孊校

ムニル・ハナチ神父が院長を

は䌑校し、銖郜には準戒厳什が

務める支郚のナヌスセンタヌで

しかれたした。 人びずは倧きな

は、 小 å­Š 生 から倧 å­Š 生 たで の

䞍安にさらされ、私たちのオラ

1,300 人 の 青 少 幎 が、 毎 日 数

トリオも、すべおの掻動を䌑止

時 間、 戊 闘 を 忘 れる時 を 過 ご

せざるをえなくなりたした。 バ

す。サレゞオ䌚は人びずを枩か

スに乗ったり歩 い たりしおここ

く迎える雰囲気を心がけ、蚪れ

に通う子どもたちがミサむルの

るすべおの人に 1 日 1 床、食事

犠牲になるかもしれないからで

を提䟛しおいる。倚くの垂民が

す。 状 況 が 少し萜 ち 着くたで、

事 欠 い お いる発 電 機や æ°Ž も 確

家にいるように呌びかけおいた

保できおいる。悲しみや恐怖に

す。」この 囜に平 和 が 回 埩され

芆われた日垞の䞭、ここに来れ

るようにずハナチ神父は祈りを

ば安らぎ、友情、喜びを芋いだ

呌びかけおいる。

News Source:

ANS

ドン・ボスコ・ファンブルのシェルタヌの少女たち

ã‚·ã‚š ラレオネに あ るドン・ボ

を始めるために枩かく迎えられ

スコ・ファン ブ ル の「少 女 た ち

た。その歩みは宗教的、道埳的、

の シェル タ ヌ」プ ロ グ ラム は、

霊的な偎面に光を圓おる。少女

2017 幎 の 1 幎 間 で、140 人

たちは毎日祈り、共同䜓ず共に

以䞊の少女を助けるこずができ

宗教祭儀にあずかり、神が自分

た。さたざたな虐埅の犠牲者で

たちを愛し䞖話しおくださるこ

ある少 女 た ち は、 曎 生 の æ­© み

ずを再び感じられるようになる。

東ティモヌル

100 人 が 参 加した。 今 幎 は 日

サレゞオ宣教の日に チマッティ神父を孊ぶ

ã‚š ルず、 日 本 の サレゞ オ 䌚 宣

スロベニア

スロベニア・リュブリャナのコ

教 の 父・ノィンチェンツォ・チマ

移民をテヌマに 舞台パフォヌマンス・

デリェノォ共 同 䜓 で 掻 動 する、

News Source:

本宣教の父・フランシスコ・ザビ

ANS

ッティ神父に぀いおのセミナヌ が行われた。チマッティ神父の ビデオの翻蚳など、東ティモヌ ル圚䜏の蟻村盎さんサレゞオ

プロゞェクト

前から「フスカボ」ずいうアヌテ News Source:

30 人 の 若 者 が 移 䜏・移 民 をテ

人 宣 教 åž« の マヌ゚ル・フレむレ

ヌマに参加しおいる。圹者のほ

åž« が「チマッティ神 父 の 列 犏を

ずんどは旧ナヌゎスラビア諞囜

願う祈り」を東ティモヌルのテト

からの移民の第 1 䞖代か第 2 侖

ゥン語にさっそく蚳し、ディリに 2018 幎 2 月 24 日、 「サレゞオ 宣教の日」の集いが行われ、玄

16

Salesian Bulletin Japan

No.20

代。倚くの芳衆に向けお、共生・

あるサレゞオ䌚逊成支郚では、 ノノェナ9 日間の祈りを始め おいる。

April 2018

ィスト集 団 を 結 成。「チ ル コラ ンス・プロゞェクトを立ち䞊 げ、

ペラトヌリが å°œ 力。 スペむン

東ティモヌルの銖郜ディリで

ANS

ンディア」ずいう舞台パフォヌマ

高 専 同 窓 生、サレゞアニ・コオ

東ティモヌルでもチマッティ神父に 取り次ぎを願う祈りが始たっおいる

困難を抱えた若者のためのスカ ラ・゜ヌシャルセンタヌは、5 幎

困難を抱える若者たちによる 舞台パフォヌマンス

創造力・瀟䌚環境の尊重などの 䟡倀を衚珟しおいる。


SFW にも力を入れおいたす。

ボリビア

この「子ども 食 堂 」では、日

サンホセ教䌚

本 から 掟 遣 さ れ た JICA囜 際

「子ども食堂」

協力機構のボランティアが䞀

サレゞオ䌚宣教垫 倉橋茝信神父

D B Kドン・ボスコ基 金は、 特に 助けが必 芁な青 少 幎の 保 è­· 育 成を支 揎する、 サレゞオの基 金です。

ビアの孊校は午前ず午埌の 2 郚 亀 代 制 で、午 前 の 授 業 を 終 え た子どもたちが教䌚に立ち寄り 昌食を食べ、午埌から授業があ る子どもたちは、教䌚に来お昌

子ども食堂で昌食を食べる子どもたち

食をずっおから孊校に行きたす。 子どもたちにずっお栄逊バラン

http://salesians.jp/about/dbk 機関誌「DBKだより」バックナンバヌも

ボリビアは囜民の玄 7 割が貧

ご芧いただけたす。

困 å±€ で、100 人 の 子 ど も のう ち 20 人が栄逊倱調に陥っおい

DBKドン・ボスコ基金では、ボリビア、モンゎル、南スヌダン、 日本囜内など、 䞖界各囜のサレゞオ関係グルヌプによる青少幎の 保護育成プロゞェクト等を支揎しおいたす。 ご寄付くださる方は、 䞋蚘の振蟌口座たでたたは本誌ずじ蟌みの 払蟌甚玙におお振り蟌みください。 郵䟿振替口座番号00190-5-292253 加入者名ドン・ボスコ基金 ※通信欄の寄付意向にチェックを入れお、寄付金額をご明蚘ください。寄付者氏名の 非公衚をご垌望の方は、払蟌甚玙に「匿名垌望」 ☑チェックマヌクをご蚘入ください。

アルれンチン

このドン・ボスコの家オラトリオ

ドン・ボスコプロゞェクト

は、職業のプロを育おる職業セ

ドン・ボスコプロゞェクト担圓者 ゜フィアずアグステむナ

聖ペハネ・ボスコ教䌚での職業蚓緎

ンタヌではありたせん。 もっず 玠朎なものです。 孊校に通い始めおもやめおし たう子どもた ちを 集 め、将 来、

たす。 DBKからの支揎金により、ボ リビアのサレゞオ䌚は、貧しい 地域の子どもたちのために授業 料無償の孊校を建蚭するプロゞ ェクトを展 開しおいたすが、私 が働いおいるモンテヌロ垂のサ ンホセ 教 䌚 で の「子ども 食 堂 」

私たちの教䌚では最も貧しく めに、䞻 ä»» 叞 祭コルデラ・ホセ 神 父 が 数 人 の 倧 人ず青 幎 たち を集め、子どもたちが成人に向 かっお成長するず同時に、職を 身に぀けられるよう孊べないか ずいうこずから「料 理・瞫 補・朚 工」のセンタヌを開蚭したした。 2017 幎 床 に は 8 æ­³ か ら 18 歳の青少幎が集たりたした。倚 くの 子ども た ち の 家 庭 で は 暎 力があり、䞍登校、性的虐埅、 健康問題などを抱えおいたす。

スの取れた食事はこれだけなの で、子どもたちは本圓に喜んで いたす。芪䞖代の倚くは貧しい 地域で孊校がなかったため、教 育を受けおいたせん。ここでは、 母芪たちぞの食育、料理教宀、 病気の説明もしおいたす。私た ちの掻動は「倧海の䞀滎」にす ぎたせんが、この䞀滎が倧海に なるのです。私も貧しさの䞭で、 喜んで働いおいたす。

東ティモヌル

この斜蚭で暮らす子どもたち

ロスパロス児童逊護斜蚭

の倚くは、䞭孊卒業埌、斜蚭を

サレゞアニ・コオペラトヌリ 蟻村盎

卒業し、䞻に蟲業で生蚈を立お るこずになりたす。このため、サ レゞオ䌚員ず志願者たちは、勉 孊以倖にも畑䜜業や家畜の飌育

瀟䌚の䞭で犯眪者や盗人ずしお

など、生掻に必芁な様々な技量

生きるこずがないように、ただ玠

を子どもたちに教えおいたす。

盎さのある時に小さな職を身に

珟圚の建屋は、1990 幎アメ

぀けられるような教育をするな

リカ合 衆 囜 囜 際 開 発 庁 の 揎 助

らば、圌らも喜んで通うのでは

で 建 èš­ されたした が、28 幎 の

ないかずいうこずで始めたした。 2016 幎ず2017 幎には、最

経幎劣化のため建屋の倩井やド

ロスパロス児童逊護斜蚭の子どもたち

アなどが傷み、修繕が必芁でし

初の良い実りがありたした。 私 お勉匷できない子どもたちのた

に、10 人のボランティアが昌食 ず軜食を提䟛しおいたす。ボリ

サレゞオ 䌚の創 立者ドン・ボスコの粟 神を受け継ぎ、貧 困・家 庭 問 題・灜 害 等により、特に 助けを必 芁ずする青 少 幎を保 è­· 育 成 する囜 内 倖のプロゞェクトを支 揎しおいたす。

DBKりェブサむト

緒になっおプロゞェクトを掚 進 しおおり、100 人の子どもたち

たちが行っおいるこずは小さな こずで瀟䌚事業ずは党然比范に はなりたせんが、ドン・ボスコの 心をもっお実践しおいる教育の 堎であり、圌らを受け入れる家 ずなっおいたす。どうぞ匕き続 き、このセンタヌを支えおくだ さい。 子どもたちからの祈りず 感謝の蚀葉をお䌝えしたす。 「日本 の 恩 人 の 皆さん、あり がずうございたす。アルれンチ ンに来られたしたら、ぜひ蚪問 しおください。ドン・ボスコず共 に。」

た。 ä¿® 道 院ず児 ç«¥ 逊 è­· æ–œ 蚭に 東 ティモ ヌ ル 囜 の 最 も 東 郚 に䜍眮するラりテム県ロスパロ ス地 区では、院 長 のトマス・グ スマオ神父様を初めずする7 人 の サレゞ オ 䌚 員 た ち が 準 ä¿® ç·Ž 院20 数 人 の 志 願 者 も 圚 籍 、 児 ç«¥ 逊 è­· æ–œ 蚭ず教 区 教 䌚 の 運 営のために働いおいたす。 䞭でも、1959 幎にサレゞオ 䌚宣教垫によっお蚭立された児 ç«¥ 逊 è­· æ–œ èš­ の æ­Ž 史 は 叀く、 開 èš­ から 珟 圚 た で、 åžž 時、100 人 匱 の 子どもた ちを 受 け 入 れ おいたす。

氎を送る重芁な圹割を担う絊氎 塔も老 朜 化 のため危 険 な 状 態 でした。 今 回、皆 様 の æž© か いご 支 揎 で、同 逊 è­· æ–œ èš­ の ä¿® 繕 å·¥ 事を 実 斜したした。ずりわけ、子ど も た ち の 寝 宀 は 雹 挏りが ひど く、割れた窓から入る隙間颚ず 疫病をもたらす蚊に悩たされお いたしたが、もうその心配もい りたせん。 子どもたち、そしお圌らず寝 食を共にする䌚員に代わり、心 より埡瀌申し䞊げたす。

ドン・ボスコの颚

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ゞオ サレ

家族

探蚪

Visit the Salesian Family

各地の ドン・ボスコの仲間を 玹介したす!

侀

人ひずりが愛されおいるず感じ かけがえのない呜を倧切にする乳児院 83 幎間、県内唯䞀の乳児院でしたが、 「宮

クの䜜り方、授乳や離乳食の食べさせ方、

厎県家庭的逊護掚進蚈画」 15 幎蚈画

沐 济の仕方、オムツ亀換などのトレヌニング

で県内の乳児院の地域分散化、里芪ぞ

を行っおいたす。グルヌプトレヌニングでは、

乳児院は、様々な事情により、家庭で

の委蚗掚進を含めた支揎が進められ、県

子どもの発達や障害、病気の時の察応の

逊育が困難な乳幌児をお預かりする、子

南方面に新たな乳児院が開蚭され、いず

仕方など、様々なテヌマで講挔䌚も行いた

どもたちにずっおの「もう䞀぀のお家」です。

れは県北でも乳児の受け入れが行われる

す。講挔䌚には里芪だけではなく、県内

「宮厎぀がみの寮は、キリストの優しさに包

予定です。

の児童逊護斜蚭など里芪支揎専門機関

たれお䞀人ひずりが愛されおいるず感じ、喜

こうした䞭で、぀がみの寮には2016 幎

のスタッフも参加したす。里芪が子育おをし

びず感謝の心で、かけがえのない呜を倧切

4月に児童家庭支揎センタヌが䜵蚭され、

おいく䞊で様々な困難に盎面したずき、孀

にする乳児院です」ずのビゞョンを掲げ、子

子育お盞談や里芪トレヌニング事業が行

立するこずなく、しっかりずサポヌトしおいく䜓

どもたちの成長を愛情をもっお支えるよう努

われるようになりたした。子育お盞談では、

制の構築が必芁だからです。それは里芪

めおいたす。

365日24 時間、保護者や子ども自身からの

だけではなく、子どもの幞せに必ず぀ながっ

倚岐にわたる盞談に応じおいたす。もちろん

おいきたす。

●

家庭で逊育困難な乳幌児の

「もう䞀぀のお家」

●

地域の子育お盞談、

真倜䞭の電話盞談であっおも察応したす。

里芪サポヌトぞの取り組み

里芪トレヌニング事業では、乳幌児から

2016 幎床の児童犏祉法の改正により、

もく よく

●

ボランティアの存圚に支えられお

の里芪委蚗も想定し、䜎月霢の赀ちゃん

乳児院には、個人やグルヌプなど、様々

「家庭逊護の重芁性」が打ち出されたし

の逊育技術の向䞊を目的にトレヌニングを

な方がボランティアずしお関わっおくださっおい

た。぀がみの寮は、1935 幎に創 èš­ 以 来

行っおいたす。個別トレヌニングでは、ミル

たす。近くにあるサレゞオ䌚の日向孊院の

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5

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7 ぀がみの寮で働くスタッフの皆さん。 ぀がみの寮の子どもず保育士のシスタヌ。 ぀がみの寮のために䜜られたむ゚スさたず赀ちゃん のご像の祝別匏。 4䞃五䞉の祝犏の祈り。  「こども家庭支揎センタヌ぀がみ」ずしお地域の芪子 のために開催しおいる「なかよしタむム」の䞀コマ。  毎幎 5 月に行われる聖母行列。 日向孊院のボランティアの皆さんに勀劎感謝の集い。

8

9日向孊院のボランティアの生埒。

9

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瀟䌚犏祉法人カリタスの園 乳児院 ぀がみの寮

a

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む゚スのカリタス修道女䌚 宮厎県宮厎垂吉村町

生埒も週に2 回来おくださいたす。以前の

できるこずにより、面䌚など家族の亀流も行

れたのだ」ず確信しおいたす。自らのかけが

倧舎制に比べるず、珟圚はナニット制で小

いやすくなり、家庭埩垰に向けた家庭の再

えのない呜に気づき、かけがえのない呜に

芏暡化されおいたすが、それでも子ども䞀人

構築がより進むこずが期埅されたす。

奉仕するために神から呌ばれた存圚である

ひずりの関わりには限界がありたすので、ボ ランティアの存圚は倧倉ありがたいです。ボ ランティアの方々が優しく抱っこや声かけをし

●

子どもたちから

喜びず感動をいただく日々

おくださるこずは、子どもたちの甘えたいずい

乳幌児期は、人栌圢成の䞀番倧切な

う思いが十分に満たされる特別な時ずなっ

土台を築く時です。この倧切な時期を過ご

おいたす。このように倚くの方々に支えられお

しおいる小さな呜に関わらせおいただいおい

子どもたちは日々成長しおいたす。

るこずを、日々感謝しおいたす。私たち䞀人

●

䞀人ひずりずの関わり、

家庭ずの関わりを倧切に

こずを日々自芚し、この倩職を通しお神様の 創造のわざの継続に参䞎しおいきたいず思 っおいたす。 文・写真瀟䌚犏祉法人カリタスの園 乳児院 ぀がみの寮提䟛

ひずりは、子どもたちのお䞖話をする䞀方で、 子どもたちの日々の成長や䜕気ないしぐさに いや

癒され、倚くの喜びず感動をいただいおいた

乳児院の分散化により、぀がみの寮の

す。ずはいっおも、幌い子どもたちですから、

定員は、35 人から30 人に枛りたした。今

病気や怪我など日々たくさんの心配があるこ

埌䞀局、乳児院の小芏暡化が進められる

ずも確かです。決しお楜な仕事ではありたせ

䞭で、䞀人ひずりに察しおはより密な関わり

んが、職員䞀人ひずりは、「自分たちは子ど

が望たれたす。それぞれの地域に乳児院が

もたちのために、必芁ずされ、神さたに呌ば

瀟䌚犏祉法人カリタスの園 乳児院 ぀がみの寮 宮厎県宮厎垂吉村町沖ノ原甲 1543 http://miya-tubomi.jp

ドン・ボスコの颚

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぀ながれ サレゞオ青幎 SYM JAPAN Salesian Youth Movement Japan

─────────────────── 2016幎倏の䞊五島巡瀌に続き、2017幎8 テヌマに、サレゞオ青幎のための埒歩巡瀌

祈りながら歩く、歩きながら祈る。 綟垂

囜富垂

サレゞオ家族の原点に迫る

を行った。蚪れたのは宮厎県 サレゞオ 䌚が日本で掻動を始めたずころであり、日

カトリック宮厎教䌚 む゚スのカリタス修道女䌚 宮厎修道院・宮厎修孊志願院

埒歩

そしおむ゚スのカリタス修道女䌚以䞋カ

車・バス移動

日向孊院䞭孊校・高等孊校 サレゞオ䌚 宮厎修道院

リタス䌚の誕生の地ず、サレゞオ家族に 最もゆかりの深い堎所である。巡瀌団は党 囜から集たったサレゞオ青幎ず、カリタス

宮厎県

10

䌚志願生、3修道䌚の神父・ブラザヌ・シス

田野聖母幌皚園 カトリック田野教䌚

の原点に迫る」旅の蚘録を綎る。

線

本 日豊

リ タ ス 䌚 の 宮厎修孊志願院 に

269

道 宮厎自 動 車 道の駅山之口

文昌堂

日南線

カ

吉郜線

●文・写真 SYM JAPAN 事務局

宮厎垂

カトリック南宮厎教䌚

タヌ方の蚈27人。4日間の「サレゞオ家族 ───────────────────

10

268

本のサレゞアン・シスタヌズの事業の出発点、

䞀ツ葉 有料道 è·¯

月も「祈りながら歩く、歩きながら祈る」を

鰐塚山

220

珟地集合し、志願生たちずの昌 食から巡瀌が始たった。隣の宮

厎修道院には歎史展瀺資料宀があり、カリ タス䌚の草創期を知る村岡雪枝シスタヌ の解説を受けながら右ペヌゞ写真1、初

䞉股垂 カトリック郜城教䌚 郜城聖ドミニコ孊幌皚園・高等孊校 む゚スのカリタス修道女䌚 郜城修道院

日向孊院 海の家

期のサレゞオ䌚員ずカリタス䌚の想像を絶 する劎苊の歎史を孊んだ。その埌サレゞオ

田野教䌚信埒の皆さんがご甚意しおくださ 222

「生き蚌人ずも蚀えるシスタヌや、圓時の

䌚が初めお叞牧を受け持った宮厎教䌚2、

り、宮厎の矎味しい地鶏や冷や汁などを堪

信埒の血を匕くご家族のお話は、どんな史

チマッティ神父が唯䞀校長を務めた日向孊

胜した 

料を読むよりもずっず珟実的に心に響いお、

院䞭孊校・高等孊校3 、隣接するサレゞオ

そうしお27日午前2時、満倩の星ず流れ

非垞に貎重な経隓ずなった」

䌚宮厎修道院を巡っお志願院に戻り、1日

星に倧隒ぎしながら、埒歩巡瀌再開。途䞭、

目を終えた。

郜城教䌚信埒の方がご自身の䌚瀟を䌑憩

「本圓にお金も蚀葉も䜕もない䞭で、どう

今回の巡瀌は宮厎の匷すぎる日差しを避

堎所に貞しおくださり9、20km を超え

しおここたでのこずができたのかず、宣教

けるため、倜早く寝お真倜䞭に起床、朝た

る道のりを歩き切っお、぀いに郜城教䌚に

垫たちの䞍屈の粟神に感服した。䞊々なら

で歩き、午前䞭たた少し寝お正午に起床し

たどり着いた10 埒歩巡瀌はこれに

ぬ苊劎の䞊に今のカトリック教䌚があるこ

掻動を再開するずいう過酷なスケゞュヌル

お終了。カリタス䌚が運営する郜城聖ドミ

ずを思うず、普段の自分の信仰生掻や生き

だった。26日0時半、チマッティ神父が行

ニコ孊園高等孊校を芋孊し、郜城教䌚で昌

る姿勢に぀いお考えさせられた」

き来しおいたずいう宮厎田野の道のりを

食 流しそうめんスむカ をいただいた。

たどるため、志願院を出発した。たず4km

信埒の皆さんにお話を聞き、共にミサをさ

「教䌚が小さくおも人が少なくおも、信埒の

を歩き、南宮厎教䌚を蚪問 4 。その埌コン

さげおお別れ。バスで日向孊院海の家に移

方は自分の教䌚に誇りをもっおいお、特長

ビニで䌑み祈りながら5、シスタヌ方が

動し (11)、最埌の分かち合いをした12。

をよく認識しおおり、それはすばらしいこ

掗濯にきおいたずいう川を枡り6 、矎し

最終日は海で過ごし、疲れも知らず若者

ずだず感じた。正盎、自分の教䌚に自信を

い自然の䞭を歩き 7 、16km を経お到着

らしくはしゃいで遊んだ。

もったこずなどなかったし、ほかにすごい

田野聖母幌皚園で䌑憩した埌、チマッティ

4日間の旅の蚘録は以䞊。無償の愛で私

教䌚がたくさんあるじゃないかず思っおい

神父が苊劎しお育おたずいう田野教䌚でお

たちを受け入れ、サポヌトしおくださった

たが、巡瀌の䞭で自分の教䌚に興味がわき、

話を聞き、信埒の皆さんず共にミサをささ

宮厎の皆さんに深い感謝を瀺すずずもに、

その歎史ず䟡倀を理解しお自信をもちたい、

げた8。この日は朝食、昌食、倕食たでも

参加者の声を玹介しお終わりたいず思う。

も぀べきだず感じた」

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24歳・望掋庵青幎

23歳・サレゞオ孊院 OB

21歳・聖曞孊校 OB


1

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぀ながれ

第 13 回 SYMの集い☆スペシャル

サレゞオ青幎 SYM JAPAN Salesian Youth Movement Japan

ようこそ チャヌベス神父様 Salesian Youth feat. Fr.Chavez! 2017幎10月21日、東京・調垃サレゞオ神孊院で第 13回 SYM の集いが開かれたした。今回はスペシャル な 集 い ず し お、 来 日 さ れ た サ レ ã‚ž オ 䌚 前 総 長 の パ ス クァヌル・チャヌベス神父をご招埅 箄60人の青幎 が集い、サレゞオ家族の仲間たち、そしおチャヌベス 神父ずの亀流を楜しみたした。

初めに調垃教 䌚信埒の方々が䜜っ おくださった倕 食を、いただきたす こちらのテヌ ブルはチャヌベス神父ず、山野内管 区長も䞀緒に。緊匵しおるかな

倕食が終わるず、 さっそくレクリ゚ヌションタむム。 ドン・ ボスコの歌に合わせお、みんなで Let’s Dance♪ ダンスの次は自己玹介ゲヌム。名前や、サレゞオ家族ずの ぀ながりを聞いお、メモメモ 。新しい友達がたくさんできたした

講 話 で は「瀟 䌚 が 目 面 する課 題 に 関 心をも぀ように 」 「“Think Globally, Act Locally.”たず自分自身が 倉わるこずが倧切」 「䜕のため に、䜕をしたいのかを明確に意識し お取り組んでほしい」ずメッセヌゞ。

レクの埌は、チャヌベス神父ぞの質問タむム 「奜きなメキシコ料理は䜕です か」 『SASHIMI!刺身』おちゃめな答えにみんなで倧笑い。

聖䜓賛 矎匏。「あなたがたは地の 塩、䞖の光である」 マタむ5 章を 読み、「塩が 圢を倉えおも味を保぀よ うに、私たちも圢を倉えられおも倧 切なこずをずっず䌝える存圚でありたい」 ず話されたした。 チャヌベス神父が、珟代瀟䌚の重倧な課題ずしお 「人皮䞻矩」 「移民問題」 「気候倉動」 「平和の維持」 挙げた「経枈的䞍平等」 した。 の5぀に぀いお、自分たちに䜕ができるかをグルヌプごず分かち合いた

SYM JAPANの 公匏Twitterアカりントができたした https://twitter.com/SYMJAPAN

「@SYMJAPAN」で怜玢 フォロヌしおね ●公匏Facebookグルヌプ【SYM JAPAN】 https://www.facebook.com/groups/SYMJAPAN シスタヌ、 父様、 の皆さん、集いを支えおくださった神 最埌に蚘念撮圱。参加しおくれた青幎  した た ござい う がず 様あり 信埒の方々、そしおチャヌベス神父

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●公匏LINE@アカりント【pzs3581n】 https://line.me/R/ti/p/%40pzs3581n お問い合わせ先 SYM JAPAN事務局 symjapan@salesians.jp


ドン・ボスコの颚

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ル ヌト ポ ヌレ ク ス むフ ラ サ

ã‚ž

ア

ン

い しお ョむ ã‚ž 。 ゚ン たす 掻を 介し 生 æ ¡ ご玹 が孊 k から ん o 皆さ ebo 校の Fac å­Š や 族の HP オ家 校の ã‚ž 各 サレ を、 様子

レ

る

サレゞオ䞭孊校 東京郜小平垂

党日本䞭孊校バレヌボヌル遞手暩倧䌚で 準優勝

日のように通っおいたそうです。本曞は 5 ぀の連䜜短線からな り、底抜けに明るい母芪ず二人で暮らす小孊 6 幎生の少女「花 ちゃん」が䞻人公。二人の日垞の出来事を、ナヌモラスに、時 にじわっず泣かせる筆臎で描いおいたす。

目黒星矎孊園・星矎孊園・サレゞオ孊院

合同錬成䌚を開催 目黒星矎孊園䞭孊高等孊校 東京郜䞖田谷区、星矎孊園

サレゞオ䞭孊校のバレヌボ

äž­ å­Š 校・高 等 å­Š 校東 京 郜 北

ヌル郚は、2017 幎 8 月 25 日、

区、サレゞオ孊院䞭孊校・高

å®® 厎 県 で 開 催 さ れ た 第 47 回

等 å­Š 校神 奈 川 県 暪 浜 垂の

党日本䞭孊校バレヌボヌル遞

合 同 錬 成 䌚 が 2017 幎 10 月

手暩倧䌚・男子の郚で決勝に

28 日に開催され、生埒䌚やカ

進出、駿台孊園䞭孊校東京郜 北区ず察戊しお芋事準優勝

党日本で準優勝した サレゞオ䞭孊校バレヌボヌル郚

トリック研究䌚などの生埒有

チマッティ資料通で コンプリ神父の話を聞く生埒たち

志ず教職員が参加したした。参加者は調垃サレゞオ神孊院ずサ

の成瞟を収めたした。党囜制

レゞアン・シスタヌズ本郚修道院いずれも東京郜調垃垂を

芇にはあず䞀歩でしたが、2003 幎・2013 幎に続く 3 床目の

蚪問し、チマッティ資料通の芋孊・墓所巡瀌、聖堂での祈り、茶

準優勝ずいう快挙です。日向孊院䞭孊校・高等孊校宮厎県宮

話䌚などを通しお、サレゞオ家族の぀ながりを深める有意矩な

厎垂は、兄匟校ずしおサレゞオ䞭孊校バレヌボヌル郚に緎習

ひず時を過ごしたした。

堎を提䟛するなど、物心䞡面で応揎したした。

日向孊院䞭孊校・高等孊校 宮厎県宮厎垂 倧阪星光孊院高等孊校 倧阪府倧阪垂

化孊グランプリで 2 人が金賞獲埗

曞道郚 囜際孊䌚でパフォヌマンス 日向孊院曞道郚は、2017

2017 幎 8 月 18 〜 19 日、「倢・化孊-21」委員䌚ず日本化孊

幎 11 月 5 日、シヌガむア・コ

䌚による「化孊グランプリ 2017」の二次遞考が筑波倧孊茚

ンベンションセンタヌ宮厎

城県぀くば垂で行われ、倧阪星光孊院高等孊校 3 幎圓時の

垂で開催された「ISEC囜際

宮川暉 史さんず米田圭 䜑さんが金賞を獲埗したした。党囜 4 千

溶 媒 抜 出 å­Š 䌚 2017」の 歓 迎

人を超える高校生の参加者の䞭から䞀次遞考を通過した成瞟

パヌティヌで、䞖界各囜から

䞊䜍者 80 人が二次遞考実隓をずもなう蚘述匏詊隓に挑ん

のゲスト玄 350 人を前に、和

だ䞭での快挙。倧阪星光孊院からはほかにも 2 人が銀賞ず銅賞

楜噚の情熱的な音楜に合わせお曞道パフォヌマンスを行いた

を獲埗したした。

した。パフォヌマンス埌にはゲストの䞭から垌望者を募っお曞

おる ふみ

けい すけ

曞道パフォヌマンスの䜜品ず 日向孊院曞道郚の皆さん

道䜓隓を行い、曞道郚員がアシスタントずしお挢字の曞き順を

星矎孊園䞭孊校 東京郜北区

äž­å­Š 2 幎生で䜜家デビュヌ

教えたり、名前の手本を曞いたりしお、楜しい䜓隓・亀流の機 䌚ずなりたした。

サレゞオ孊院高等孊校 神奈川県暪浜垂

星矎孊園䞭孊校 2 幎圓時の

2 泊 3 日で高 1 進路ガむダンスを実斜

鈎朚るりかさんが、2017 幎 10 月、連䜜短線集『さよなら、田䞭 さん』 小孊通で䜜家デビュヌ

サレゞオ孊院高等孊校は高

したした。鈎朚さんは小孊 4 幎生

æ ¡ 1 幎 生 を 察 象 に、2017 幎

の時2013 幎、小孊生察象の

11 月 13 〜 15 日、囜立オリン

「12 æ­³ の 文 å­Š 賞」 小 å­Š 通 äž» 催

ピック蚘念青少幎総合センタ

に小説を応募しお倧賞を受賞。続

ヌ東京郜枋谷区にお 2 泊 3

く 2014 幎 ず 2015 幎 も 史 侊 初

日の進路ガむダンスを実斜し

ずなる 3 幎連続で倧賞を受賞し

たした。倜の郚では、毎幎倚く

たした。倧の本奜きで、幌い頃

の卒業生である倧孊生・倧孊

から自宅の隣にある図曞通に毎

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鈎朚るりかさんの䜜家デビュヌ䜜 『さよなら、 田䞭さん』

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院生が蚪れ、倧孊での孊びの

サレゞオ孊院高等孊校 1 幎生の 進路ガむダンスの様子


話をしたす。今回も 2 日でのべ玄 60 人の卒業生が協力し、高 æ ¡ 1 幎生は興味のある分野の話を聞き、アドバむスを受けたし た。最終日は「起業しよう」をテヌマに、関心のある孊問・職 業で 30 のグルヌプに分かれお事業案を䜜成し、プレれンテヌ ションしたした。

目黒星矎孊園䞭孊高等孊校 東京郜䞖田谷区

近隣の団地で「ひたわりカフェ」開催 目黒星矎孊園䞭孊高等孊校は、2017 幎 12 月 19 日、孊校近 隣の団地で、地域の皆さんず協力し「ひたわりカフェ」を開催

郜城聖ドミニコ孊園高等孊校 宮厎県郜城垂

地元のお祭パレヌドに参加

したした。これは、恒䟋ずなっおいる東北被灜地ボランティア 研修の際に仮蚭䜏宅でお茶を飲みながら団らんする集い「星 矎っ子カフェ」の経隓を掻かし、身近な地域でも実践するも の。圓日は 9 人の生埒ず玄 40 人の団地の皆さんが参加。最初 は緊匵気味だった生埒も、茪の䞭に入っお自己玹介をし、幎末 幎始の過ごし方や地域の良いずころを教えおいただいたり、戊 争䞭の䜓隓談を聞いたりするうちに、皆さんず打ち解けるこず ができたした。生埒による合唱には倧きな拍手をいただき、懐 かしい歌も䞀緒に歌っお、枩かい亀流のひず時ずなりたした。

パレヌドで圹を挔じる郜城聖ドミニコ孊園高等孊校の生埒たち

郜城聖ドミニコ孊園高等孊校のむンタヌアクトクラブは、 2017 幎 11 月 23 日、地元の宮厎県郜城垂で開催された「島接 発祥た぀り」の「みやこんじょ歎史絵巻明道通パレヌド」に参 しゅん れい

み

こ

加。おんな城䞻春 嶺のなぎなた隊や巫 女圹を挔じたほか、カナ

地域の方々ずのお茶䌚で䞀緒に歌を歌う目黒星矎孊園䞭孊高等孊校の皆さん

ダからの留孊生も着物を着お笑顔で行進し、攟課埌の緎習の成 果を発揮しおいたした。

城星孊園䞭孊校・高等孊校 倧阪府倧阪垂

「お米ワンカップ運動」で釜ヶ厎支揎

サレゞオ工業高等専門孊校

ビゞネスプランコンテストで倧賞 2018 幎 1 月 28 日、 東 京 郜 町 田 åž‚ の「COMMUNE

城星孊園䞭孊校・高

BASE マチノワ」で初開催さ

等孊校では、ボランテ

れた「たちだ未来ビゞネスプ

ィア掻動グルヌプ「ラ

ランコンテストマヌケット

りラサヌクル」の呌び

2017」の 最 終 審 査 䌚 が 行 わ

か け で、2017 幎 11

れ、サレゞオ工業高等専門孊

月 29 日 〜 12 月 12

校機械電子工孊科 3 幎圓時

日、 「お米ワンカップ 運 動」を 行 い た し た。 「お米ワンカップ運動」で集たった支揎物資

の杉山倧季さんが発衚した 「小型電動二茪車の非接觊絊

倧賞を受賞した杉山倧季さん巊ず 指導教員の米盛匘信先生

これは、 「他者のため

電スポット」が、最幎少の登壇

に、他者ず共に生きる」ずいうドン・ボスコの粟神により、ホ

ながら䞀般郚門ず孊生郚門総合 1 䜍の倧賞を受賞したした。こ

ヌムレスから立ち䞊がろうずしおいる方々のための自立支揎

れは電動自転車の充電噚を倖さずに充電できるようにする仕

斜蚭である釜ヶ厎「出䌚いの家」ぞの支揎ずしお毎幎行っおい

組み。機械電子工孊科では、倖郚むベントぞ積極的に参加でき

る掻動で、城星孊園小孊校も協力しおいたす。厳しい冬の寒さ

る環境を敎え、プレれンテヌション胜力やコミュニケヌション

のなか生掻に苊劎なさっおいる方々に「出䌚いの家」を通しお

胜力の育成にも力を入れおいたす。

支揎物資をお届けするこずができたした。

Sa ドン・ボスコの颚

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R life! 25

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Salesian Family in J a p a n サレゞオ家族

囜内ニュヌス

è¡š 20 人ずサレゞオ䌚日本管区長の山野内倫

教育・犏祉

昭神父をはじめずするサレゞオ䌚員 14 人の

星矎ホヌム埌揎䌚

蚈 34 人が参加した。日本では今、青少幎を

チャリティヌむベント初開催

取り巻く家庭や瀟䌚の環境が倉化し、たたサ レゞオ䌚員数が枛少し高霢化が進んでいる。 この 状 況の䞭で、ずくに協 働 者の思いや䜓 隓に耳を傟け、 今 埌サレゞオ䌚 員ず協 働 者 が 助け合っお「ドン・ボスコらしい教 育」をど フィリピンずタむから来日した孊生たち

のように実践し、サレゞオの䜿呜を果たしお

少幎サむ゚ンス亀流事業「さくらサむ゚ンス

う機䌚ずしお、この集いは䌁画・開催された。

プラン」を実斜、フィリピンからドン・ボスコ・

1 日目は、 各事業所の玹介ず祈りの集い、

いけるのかに぀いお、 倢や課 題を分かち合

星矎ホヌム埌揎䌚チャリティヌむベントの様子

マンダルむペン工科倧孊の孊生 10 人ず、タ

懇 芪 䌚をずおしお互いを知り合い、 和 気 あ

むから泰日工業倧孊の孊生 2 人が来日した。

いあいずした家族的な雰囲気を楜しんだ。 2

2017 幎 10 月 7 日、 児 ç«¥ 逊 è­· æ–œ èš­ 星 矎

宮ヶ瀬ダム・氎ず゚ネルギヌ通、 䞉光機械

日目は、3 人 の 協 働 者 の 䜓 隓ず意 芋に耳を

ホヌム東 京 郜 北 区のオフィシャル 埌 揎 䌚

株本 瀟 å·¥ 堎、 日 本 科 å­Š 未 来 通 等 の 芋 å­Š

傟け、 校皮別業皮別のグルヌプに分かれ

「Seibi Shining Kids Family」は、 初 の

を通しお、 自然ず科孊技術の関係や日本の

おサレゞオ粟 神を実 践するための課 題や倢

チャリティヌむベントを開催、星矎ホヌム講堂

最先端技術に぀いお孊ぶ機䌚を提䟛。たた、

などに぀いお分かち合い、 最埌は感謝のミ

サロヌネが 満 垭ずなる玄 100 人 が 集たっ

日本の䌝統文化䜓隓教宀も開催し、 济衣姿

サを捧 げお集いを終え、 充 実した孊びず出

た。 星矎ホヌムでは斜蚭の老朜化ず逊護環

で狂蚀の所䜜に挑戊、 貎重な異文化䜓隓ず

䌚いの機䌚ずなった。

境の倉化に察応するため建お替えを順次進

なった。 サレゞオ高専キャンパスでは、デザ

めおいるが、サロヌネの建築資金が足りず、

むン・工 å­Š の 専 門 授 業 や 実 鹓 æ–œ èš­ 等を芋 å­Š

サレゞオ家族教職員逊成講座 新幎床も受講者を募集䞭

寄付金目暙額 1 億円を募集しおいる。 こ

し、メモを片 手に教 職 å“¡ã‚„å­Š 生らに積 極 的

のチャリティヌむベントは、 地域瀟䌚の皆さ

に質問。 英語授業や剣道郚䜓隓皜叀に参加

んに星矎ホヌムの掻動ぞの関心を寄せおい

したこずもあっお、日本人孊生ず掻発に亀流

ただき、 瀟 䌚 の 皆さんず共に子どもたちを

する埮笑たしい姿がキャンパスのあちらこち

育お、 未 来に぀なげおいくよう呌 びかける

らで芋受けられた。

もの。 星矎ホヌムの指導員、ケアワヌカヌ、 臚床心理士などの専門スタッフや、 建築家、

サレゞオ䌚員ず協働者ずの集い初開催

埌揎䌚の代衚者、ボランティアらが、子ども たちの状況や支揎の必芁性を蚎えた。たた、 ゚ンタヌテむメントずしお子どもたちずゲスト

サレゞオ家族教職員逊成講座で孊ぶ参加者たち

が歌を披露し、 星矎ホヌム特補の軜食も振 る舞われ、 支揎者の皆さんず和やかな懇芪

サレゞオ䌚の研修斜蚭サむテック東京郜

のひず時を過ごした。

杉䞊区で開催されおいるサレゞオ家族教職

Seibi Shining Kids Family は 公 匏

員 逊 成 講 座参 加 者 箄 50 人が、2018 幎

Facebookペヌゞでも随 時、 子どもたちの

3 月 9 日、2017 幎床党 6 回の最終回を迎

未来を共に考えるむベントの開催案内や星矎

えた。 参 加 者の教 職 員は、 幎 床の締めくく

ホヌムの行事玹介、寄付募集を行っおいる。

協働者の䜓隓ず意芋に耳を傟ける参加者

りにあたり1 幎間の講座を通しお孊んだ「教 日 本 å…š 囜 の サレゞ オ 䌚 の 事 業 所 で 働く

育者ドン・ボスコ」の姿を再床ふり返り、次幎

サレゞオ工業高等専門孊校

協 働 者ずサレゞオ䌚 員 の 初 めおの 集 い が、

床に向けた目暙をドン・ボスコのご絵の裏に

フィリピン・タむ・日本

2018 幎 1 月 7 〜 8 日の 2 日間、神奈川県䞉

蚘しお持ち垰った。 この日は皆勀賞・粟勀賞

孊術文化亀流研修

浊垂の研修斜蚭で行われた。 日本党囜のサ

の衚地も行われた。 2018 幎床も 5 月から講

2017 幎 10 月 28 日 か ら 8 日 間、 サレ ã‚ž

レゞオ 䌚 の å­Š 校5 校 、 幌 繚 園3 園 、保

座を開催予定。 叞祭・シスタヌ・教職員有志

オ高専東京郜町田垂が受け入れ機関ずな

育 園1 園 、 児 ç«¥ 逊 è­· æ–œ 蚭2 æ–œ 蚭 、出版

からなる講座コヌディネヌタヌズがプログラ

り、JST科孊技術振興機構の日本・アゞア青

郚門1 瀟の蚈 12 事業所から、協働者の代

ムを䌁画し、新たな参加者を募集しおいる。

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同窓生

青少幎

おたもの。 サレゞオ家族の修道者は、 地の 塩、 䞖の光ずなるために、 神ず隣 人を䞭 心

サレゞオ同窓䌚日本連合

YCCYouth Catholic Camp

ずする生き方、 グロヌバルな䞖 界の挑 戊に

若手ワヌキングチヌム初䌚合を開催

日向孊院海の家で開催

開かれた生き方をより深 め 前 進しなければ ならない、ず語った。 チャヌベス神 父はむタリア・ロヌマから来 日。 1 週 間 の 黙 想 䌚 の 埌、10 月 21 日は調 垃サレゞオ神孊院東京郜調垃垂で日本の SYMサレゞオ青幎運動の若者ずの集いを 開催。 翌 22 日は星矎孊園東京郜北区で 日本のサレゞオ家 族 8 グルヌプ 箄 180 人 が 集う「サレゞアンファミリヌデむ」が行われ、

吉田連合䌚長ず山野内管区長を囲むサレゞオ同窓䌚連 合ワヌキングチヌムのメンバヌ2017 幎 10 月

YCC の参加者。日向孊院海の家にお。

DBVGドン・ボスコ海倖青幎ボランティアグ ルヌプの掻動報告䌚ず「䞖界宣教の日」にあ

毎幎春䌑み恒䟋のYCCYouth Catholic

たりチャヌベス神父の講話があった。 チャヌ

サレゞオ同窓䌚日本連合サレゞオ高専、

Campが 2018 幎 3 月 24  27 日 の 4 日

ベス神父は「若者たちは自ら出かけお行き、

サレゞオ小 å­Š æ ¡ äž­ å­Š 校、 サレゞオ孊 院、 倧

間、日向孊院海の家宮厎県日南垂にお開

他の人たちず䜕かを分かち合う玠晎らしい䜓

阪星光孊院、日向孊院は、2017 幎 10 月

催された。 今回の「十字架が教えおくれるこ

隓を話しおくれたした。 私たちは、 救い䞻む

の 圹 員 䌚で若 手を䞭 心ずするワヌキングチ

ず」をテヌマに、 九 州 各 地のカトリック孊 æ ¡

゚スの 愛を地 の 果おたで䌝えに行く、 宣 教

ヌムWTを発足、 その初䌚合が 2017 幎

や 教 䌚 の äž­ 高 生 52 人 が 参 加し、 倧 自然 の

垫の"家族"。䞖界䞭そしお"デゞタル倧陞"で

11 月 25 日、 サレゞオ䌚 の 研 ä¿® æ–œ 蚭サむテ

䞭で充実した時を分かち合った。

も、私たちの喜びを、ただ知らない人たちず

ック東京郜杉䞊区にお開催された。 この

分かち合うために、 神の導きに信 頌しお出

WTは、 日 本 にある 5 ぀ のサレゞオ䌚 å­Š æ ¡

かけお行きたしょう」ずのメッセヌゞを送り、

修道䌚・信埒の䌚

日本でのたくさんの出 䌚いず家 族 的な分か

の同窓生 16 人からなり、顧問を䞉島心神父 ず鈎朚正倫神父が務める。

サレゞオ家族

WTは、広報、アゞア倧䌚2020 幎に日

チャヌベス名誉総長の合同黙想䌚ず

本で開催予定 、 財務法人化の 3 チヌムから

サレゞアンファミリヌデむを開催

ち合いに感謝の蚀葉を述べた。

む゚スのカリタス修道女䌚 東北被灜地の埩興を願う祈りの旅

なり、この日の䌚合には、来日䞭のノァツラ フ・クレメンテ神父サレゞオ䌚東アゞア・オ セアニア地域顧問 、 山野内倫昭神父サレ ゞオ䌚日本 管 区 長も同 垭しお、 同 窓 䌚 連 合の䞖界・アゞア地域における最新の状況や 同窓䌚青幎郚に぀いお有益な情報を分かち 合い、たた広報や財務に関わる諞課題に぀ いおも意芋を亀わした。 ドン・ボスコの粟神「アッシステンツァ助け を必芁ずする若者ず共に、若者のために 」を

サレゞアンファミリヌデむでチャヌベス名誉総長を囲んで 東北被灜地で歌うスモヌルクワむア

倧切にするこず、 同窓生間で同窓䌚連合に

2017 幎 10 月 15 〜 21 日、 サレゞ オ 䌚、

関する情報を共有し協力や寄付を呌びかける

サレゞアン・シスタヌズ、 む゚スのカリタス

2017 幎 12 月 19 〜 21 日、む゚スのカリ

ため公匏りェブサむトを立ち䞊げるこず、 サ

修道女䌚の院長・代衚者ら 45 人が、 サレゞ

タス修 道 女 䌚スモヌルクワむアは東 北 被 灜

レゞオ䌚孊校の圚校生や若手同窓生の亀流

アン・シスタヌズ山䞭黙想の家山梚県南郜

地埩興支揎を続けるカリタスゞャパン石巻ベ

に資する意矩ある揎助や行事を䌁画しおいく

留郡に集い、サレゞオ䌚名誉総長パスクア

ヌス宮 城 県 石 å·» 垂ず米 川ベヌス宮 城 県

こずなどの方向性を確認する䌚合ずなった。

ヌル・チャヌベス神父の指導による黙想䌚が

登 ç±³ 垂の 掻 動に参 加し、クリスマス・ミニ

WTで は 匕き続き䌚 合・亀 流を重 ね な が

行われた。 テヌマは、教皇フランシスコによ

コンサヌトツアヌを行った。 同䌚のスモヌル

ら、 同窓䌚連合の具䜓的なプロゞェクトを怜

る党教䌚のための、 特に奉献生掻者のため

クワむアは震 灜 埌から被 灜 地の慰 問を続け

蚎・実斜しおいく。

の「宣 教する匟 子プロゞェクト」に焊 点をあ

おおり、 今 回は 8 人 のシスタヌが 蚪 問。 å®®

ドン・ボスコの颚

No.20

April 2018

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Salesian Family in J a p a n サレゞオ家族

囜内ニュヌス

の びる

城県東束島垂野 蒜 の集団移転団地の集䌚所

タヌズ のCIAO 東アゞア管 区 協 è­° 䌚 がタむ

お、「話すこずより聎くこず、 静 けさのうち

や、 南䞉陞町のあさひ幌皚園、 のぞみ犏祉

のサンプランで開催され、シスタヌ・むノォ

に神や目の前にいる若者・倧切な人を䞭心に

䜜業所、 志接川の灜害公営䜏宅、 南䞉陞町

ンヌ・ランゎア総 長をはじめアゞアの 9 ぀の

おいお、 居心地のよい自分の殻から抜け出

の入谷桜沢公営䜏宅など、 各地で皆さんが

囜や地域から代衚者が参加した。 この䌚議

す勇 気ず忍 耐 が 必 芁」 、「かかわりを求めお

平和で幞せであるように祈りを蟌めお歌い、

は 2014 幎 総 䌚をふり返り、 次 期 総 䌚に向

いる若者たちに『私はあなたのためにある』

地 元 の 方々やボランティアの 方々ず団らん

けた課 題を探るもの。 今 回は䞀 般 ä¿¡ 埒ずし

ずたなざしず党 存 圚で䌝えたのがドン・ボス

や食事を共にしお和やかな時間を過ごした。

お共に働く人びずミッションパヌトナヌず

コ。 問題を解決しようずするのではなく、 若

たた、 蚪 れた震 灜 遺 構では、 亡くなった方

青幎にも参加枠が広がり、日本管区からは 3

者 が 望みや思いを衚 珟できるように心を開

のため、 被灜地で今もなお苊しむ方のため

人のシスタヌのほか、2 人の青幎も参加した。

き、 謙 虚に若 者を神にゆだねる気 持ちで祈

青幎代衚ずしお参加したVIDES JAPAN

るこずが倧切」だず語った。

に祈りを捧げた。

む゚スのカリタス修道女䌚 囜際逊成研修䌚を開催

サレゞ アン・シスタヌズ の 囜 際 ボランティ

午埌は、 浊田慎二郎神父サレゞオ䌚が

ア団 䜓の山 田 真 人さんは、 䌚 議のプログ

近 刊『オラトリオの少 幎たち』の玹 介を行っ

ラムの䞭で、 自身がサレゞアン・シスタヌズ

た。 今回のサレゞオ霊性セミナヌは、サレゞ

ずの 関 わりや 掻 動を通しお成 長した経 éš“ã‚’

オ家 族 教 職 員 逊 成 講 座の教 職 員コヌディネ

掻かし、珟圚は日本でのビゞネスを通じおア

ヌタヌやSYMサレゞオ青幎運動の若者た

フリカのマラりむに絊食支揎をする仕事をし

ちも参加し、 長厎地区、 倧分地区でも開催

おいるこずを「生きた蚌し」ずしお玹介した。

された。

倚様性豊かなアゞアの経隓や課題を共有 し、ミッションパヌトナヌや青幎ず共に、ドン・

サレゞオ䌚

ボスコの粟神で瀟䌚ず積極的に関わっおいく

二人のサレゞオ䌚員の終生誓願

韓囜ず日本のむ゚スのカリタス修道女䌚シスタヌによる 亀流の䞀コマ

こずを確認する有意矩な䌚合ずなった。

2018 幎 1 月 10 〜 23 日、む゚スのカリタ

サレゞオ家族

ス修道女䌚は修道䌚発祥地である日本で囜

サレゞオ霊性セミナヌを開催

際逊成研修䌚を開催し、 今回は韓囜ず日本 のシニアシスタヌ 20 人が参加。 長厎から始 たり、 発 祥の地を巡り、 東 京 杉 䞊の日本 管 区本郚で研修を行った。 創立者アントニオ・ カノォリ神父を盎接知る䌚員の蚌蚀を聞き、

終生誓願を宣立した竹䞋尚克修道士巊 ず 薬垫寺泰茔神孊生

䌚の創立の歎史や粟神を孊んだ。 ゆかりの 堎所に觊れるこずは、韓囜だけでなく日本の 䌚員にずっおも貎重な䜓隓ずなり、共に孊び・ 祈り・亀流する喜びの時ずなった。

2018 幎 3 月 19 日、 調垃サレゞオ神孊院 関東地区サレゞオ霊性セミナヌの様子。む゚スのカリタ ス修道女䌚管区本郚にお。

サレゞアン・シスタヌズ

東京郜調垃垂聖堂にお、サレゞオ䌚日本 管区長の山野内倫昭神父が叞匏するミサの 䞭で、 ガブリ゚ル 薬 åž« 寺 æ³° 茔 神 å­Š 生ずペセ

東アゞア管区協議䌚に青幎代衚が参加

2018 幎 2 月 10 日、 関東地区のサレゞオ

フ竹䞋尚克修道士が終生誓願を宣立し、 生

霊 性セミナヌが、 む゚スのカリタス修 道 女

涯サレゞオ䌚員ずしお生きる誓いを立おた。

䌚管区本郚東京郜杉䞊区にお開催され、

薬 åž« 寺 神 å­Š 生 は 1988 幎 倧 分 県 生たれ臌

サレゞオ家 族のメンバヌ玄 180 人 が 参 加し

杵 教 䌚 出 身 、 竹 例 ä¿® 道 士 は 1989 幎 å®® 厎

た。 2018 幎のサレゞオ家族幎間目暙スト

県 生たれ郜 城 教 䌚 出 身 。 2 人ずも四日垂

レンナに関するフェルナンデス総長のビデ

サレゞオ志願院䞉重県四日垂垂を経お召

オメッセヌゞを芖聎した埌、日宇愛シスタヌ

呜を実らせた。 今埌、 薬垫寺神孊生は叞祭

む゚スのカリタス修 道 女 䌚が 今 幎 1 月に

を目指しお神孊の勉匷を続け、 竹䞋修道士

タむで開催された東アゞア管区協議䌚の様子

ロヌマで開 催されたサレゞオ霊 性 週 間の内

はフィリピン北管区パラニャヌケで修道士ず

容を玹介しながら講話を行った。 ストレンナ

しおの逊成コヌスに進む。 2 人のためにお祈

2018 幎 2 月 8 〜 14 日、 サレゞアン・シス

のキヌワヌドである「傟聎」ず「同䌎」に぀い

りください。

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Salesian Bulletin Japan

No.20

April 2018


プレれント 付き

Salesian Bulletin Japan

No.20

サレゞオ情報の投皿を

April 2018

2018 幎 4 月 30 日発行 幎 2 回 4 月・10 月発行

お埅ちしおいたす

線集人 関谷 矩暹 発 行人 山野内 倫昭

本誌ぞのご意芋やご感想、たたサレゞオ家族の孊校・斜蚭・掻動グルヌプ・教

ご垌望のプレれント 䞋蚘 A 〜 C を明蚘し、お送りください。

䌚・修道院での出来事の写真ずコメントを、氏名・䜏所・電話番号・職業・幎霢・

発行所 カトリック・サレゞオ修道䌚

「ドン・ボスコの颚」線集事務局

〒160 -0011 東京郜新宿区若葉 1-22-12

ご蚘入いただいた個人情報は賞品発送以倖の目的で䜿甚いたしたせん。圓遞者の発衚は発送をもっ

電話03-3353-8355 Fax03-3353-7190

おかえさせおいただきたす。

Eメヌルdbw@salesians.jp

線集・デザむン制䜜 ドン・ボスコ瀟 印刷所 日之出印刷株匏䌚瀟

応 募 ç·  切 2018幎8月31日 【Eメヌル】dbw@salesians.jp

本誌掲茉の蚘事、写真、むラストの無断転茉を犁じたす。

【F A X】03-3353-7190「ドン・ボスコの颚」線集事務局宛

© カトリック・サレゞオ修道䌚 2018

「ドン・ボスコの颚」に぀いお ─ 「ドン・ボスコの颚」はサレゞオ䌚創立者ドン・ボスコが 1877 幎 に創刊した”Bollettino Salesiano”の日本版。サレゞオに関 わる人びずの生き方や掻動を玹介し、サレゞオ家族の絆を深め るサレゞオ䌚広報誌です。

本誌をご垌望の方ぞ ご寄付のお願い 本誌をご垌望の方は、䞊蚘奥付の「ドン・ボスコの颚」線集事務 局たでお申蟌みください。 本誌は無料配垃ですが、趣旚にご賛 同くださる皆様のご支揎をお願いしたす。 䞋蚘の振蟌口座たで たたは本誌綎じ蟌みの払蟌甚玙におご寄付いただいた方に は次号より1 郚莈呈いたしたす。

郵䟿振替口座番号 00100-7-412947

A

䞞型ホヌリヌ・ステッカヌ 「ドン・ボスコ」

ドン・ボスコのお 守りステッカヌ。 むタリア 語で 「Proteggimi」 私を守りたたえず蚘され、ドン・ ボスコは金色にふちどりされおいる。スマホ・手垳・ 車 など、い぀も目にする物に貌っお、ドン・ボスコ の保護を願おう。 盎埄 40mm 厚さ2mm むタリア補 ドン・ボスコ瀟

加入者名 「ドン・ボスコの颚」線集事務局

B

ドン・ボスコの颚 Facebookペヌゞ

『こころの教育者ドン・ボスコの 「ロヌマからの手玙」』

“䌝わる愛” を実践した教育者ドン・ボスコ。本誌の 特集で玹介した圌のメッセヌゞが凝瞮された「ロヌ マからの手玙」党文ず、その教育法の゚ッセンスを 玹介する「読み解きガむド」、関連する聖曞の蚀葉 を収茉。サレゞオ家族の必読曞

http://www.facebook.com/dbnokaze

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サレゞオ䌚日本管区 線浊田慎二郎 改蚳・監修 四六刀䞭綎じ 60 頁 ドン・ボスコ瀟

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【ハ ガ キ】〒160-0011 東京郜新宿区若葉1-22-12 サレゞオ䌚日本管区本郚 ドン・ボスコの颚 線集事務局

C

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次号No.21は 2018幎10月発行予定です。 「ドン・ボスコの颚」バックナンバヌは、サレゞオ䌚ホヌムペヌ ã‚ž http://salesians.jpトップペヌゞの「ラむブラリヌ」→ 「ドン・ボスコの颚」でご芧いただけたす。

『オラトリオの少幎たち』

ドン・ボスコによる傑䜜「ドメニコ・サノィオの生涯」 を含む、オラトリオの 3 人の少幎の䌝蚘集。ドン・ ボスコはどのように少幎たちず関わり、少幎たちは どのような気持ちで過ごしおいたのか、生き生きず した衚珟で䌝わっおくる。 ゞョノァンニ・ボスコ 著 アルド・ゞラりド 解説・泚釈浊田慎二郎 監蚳 A5 刀䞊補 380 頁 ドン・ボスコ瀟

A〜Cはドン・ボスコ瀟にお取扱䞭

ç·š 集 埌 蚘 サレゞオ家族の教育珟堎では、子どもたちはみんな神様あ るいはマリア様 から呌ばれおここにやっおきたず考えたす。 ふ えん

この考えを敷衍するず、その䞡芪たちも子どもたちから匕っ 匵られるかのように神様から招かれおそこにやっおきたず 蚀えるでしょう。芪子で招かれた喜びを感じずりながら、共 に孊び、成長し、神様から蚗されたそれぞれの䜿呜 ミッショ ンに気づいおいくこずができたすように。

S

フェむスブックずむンスタグラム、はじめたした。 む゚スの銙りをお届けしたす。

#ドン ボ スコ 瀟

ドン・ボスコの颚

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Salesian Family member interview ファミリヌメンバヌむンタビュヌ

今、私「○○」しおいたす サレゞオ䌚叞祭

谷口 亮平

神父

Fr.Ryohei Taniguchi

フィリピンの囜際神孊院で

「青少幎叞牧ず語孊を 勉匷」しおいたす フィリピンの地元の子どもたちず教䌚で

なぜサレゞオ䌚の神父に

な動 機でいいのか」ず思いながらも、 叀 朚 神 父 が「それで

い぀から神さたに呌ばれおいたのだろうかず考えるず、

もいいから」ず蚀うので、 四日垂䞉重県のゞュニア志願

今でも恐ろしく思いたす。なにせ幌児掗瀌の時にいただいた

院に入りたした。 結局この志願院での生掻がきっかけずなっ

掗瀌名はペハネ・ボスコなのですから。 䞡芪にはただ、なぜ

お、む゚ス様ずドン・ボスコにはたっおしたったので、叀朚神

この霊名を遞んだのか聞くに聞けずにいたす。 䞡芪、 特に

父の粘り勝ちだず思っおいたす。 䞀緒に志願院で生掻した

父は教䌚で青幎䌚掻動をしおいた圓時、 教䌚の手䌝いに䞭

サレゞオ䌚員の皆さんや仲間たちにも感謝しおいたす。

接倧分県のドン・ボスコ孊園から来おいたサレゞオ䌚の神 父様方にお䞖話になっおいたそうで、ドン・ボスコを知っおい

フィリピンの若手サレゞオ䌚員ず䞀緒に

未来の目暙は

たこずは理 解で

合蚀葉は「聖なる、サレゞオ䌚、叞祭」 。 具䜓的にどのよ

きたす。 私自身

うなサレゞオ䌚員に呌ばれおいるかはっきり芋えおいたせん

が䞭接のサレゞ

が、どこぞ行っおもノァルドッコのオラトリオドン・ボスコが

オに初 めお行っ

始めた圓初の孊び舎のような、よい共同䜓を぀くるこずが

たのは、 シニア

サレゞアンの仕事だず思っおいたす。 なぜならこのサレゞア

志 願 者ずしお叞

ンたちの雰囲気ず環境が若者をひき぀け、 育おおいくのだ

牧䜓隓に掟遣さ

ず、䜓隓を通しお感じおいるからです。その䞭で犏音宣教キ

れ た 21 æ­³ の 倏

リストの愛を䌝えるこずができれば最高ですが、ひずたず

のこずでした。

若者に自慢できる共同䜓を協力しお぀くっお、 その雰囲気 ちょう ざい

を若者に広げおいけたらず思いたす。 幎を取っおも聎 眪 叞 最初に出䌚ったサレゞオ䌚員は

祭や霊的同䌎者ずしお若者の圹に立おるよう準備しおいき

これは間違いなく叀朚眞 理 侀 神父2016 幎 6 月逝去で

たいです。 最終目暙はズバリ、 調垃神孊院に進玚しお以来

す。 父ずは埓 兄匟同士で、 倧分のスタディヌセンタヌで働

ずっずお䞖話になっおいる垫匠の金子賢之介神父越えです

た

い

ず

り かず

こ

いおいた頃はよく実家に寄っおくれたしたし、 時々週末を利 甚しお圓時小孊生だった私や芪戚の友達をスタディヌセンタ ヌに招埅しおくれたした。 䜐賀関に釣りに行ったり、ゞョむ フルファミレスでご飯を食べたりしたこずが懐かしく思い 出されたす。 そんなこんなでお䞖話になった叀朚神父から、 小孊 6 幎の秋にサレゞオ志願院に誘われたした。 その時は、 通っおいた小孊校が党校生埒 30 人皋床、 同玚生は 8 人で したので、 地元の䞭孊校で新しい友達ずクラブ掻動するこ ずに憧れお、お断りしたした。しかし䞭孊 3 幎の秋にも誘っ おくれたので、泊䜓隓の誘いを断れず、「たぁこういう生 掻を 3 幎間経隓するのも悪くないか」ず思い、「こんな適圓

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Salesian Bulletin Japan

No.20

April 2018

谷口亮平

たにぐち りょうぞい

Ryohei Taniguchi しん でん ばる

1986 幎 犏 岡 県 生たれ、 新 田 原 教 䌚 出 身。 侉 重 県 の 四日垂サレ ã‚ž オ 志 願 院を経 お、 調 垃 サレゞ オ神 å­Š 院 で 叞 牧 掻 動 にたずさわ り぀ ぀ 侊 智 倧 å­Š 神 å­Š 郚 で å­Š び、 2017 幎 4 月叞祭叙階。 珟圚、フ ィリピン・パラニャヌケのサレゞオ 䌚 囜 際 神 å­Š 院で青 少 幎 叞 牧ず語 孊を勉匷䞭。 珟地での愛称は「タ ニ」 「タニベアヌ」 「ファザヌ・タマ ゎッチ」等。 趣味は冒険、 映画鑑 賞、料理・お菓子䜜り。


Salesian Family member interview ファミリヌメンバヌむンタビュヌ

ようこそ 日本ぞ 2017幎11月、 日 本 に2人 の サ レ ã‚ž オ 䌚 宣 教 åž« が 掟 遣 さ れ た。2 人 ず も 若 い 神 å­Š 生 だ。 珟 圚、 日本語孊校で日本語を勉匷しながら宣教の準備 をしおいる2人のニュヌフェむスを玹介しよう。

調垃サレゞオ神孊院で

ゞェスりィン・ マスタン 神孊生

ゞョセフアブト・ アマディ 神孊生

Jeswin Mastan

むンドのムンバむ出身で、23 歳です。 家族は䞡芪ず3 人

Joseph Abuto Amadi

きょうだいです。 私が長男で、効ず匟がいたす。 父は持業関

す。 4 人の兄匟、4 人の姉効で、私は 7 番目です。 以前は家

係者で、母は専業䞻婊ですが父の手䌝いをしおいたす。

族でナむロビに䜏んでいたしたが、䞡芪は今、村に䜏んでい

お

じ

しん げん かい

ケニア出身で、31 歳です。 家族は䞡芪ず8 人きょうだいで

叔 父父の匟が神 蚀 䌚 の叞祭で、 南アフリカの宣教垫ず

たす。 父は仕立お屋の仕事をしおいたすが、30 幎以䞊カテ

しお働いおいたす。 その 叔 父 の 友 人 がサレゞオ䌚 叞 祭で、

キスタ教䌚の教垫ずしおも働いおいたす。 母は教䌚のたか

召呜担圓をしおいたした。 14 歳のずきサレゞオ䌚の若者の

ないの仕事をしおいたす。叔父がむ゚スの䜿埒䌚の叞祭です。

キャンプで小神孊校に来ないかず誘われ、サレゞオ䌚に入り

高校のずき、 修道䌚に入りたいず思い、あるシスタヌから

たした。

修道䌚を玹介する本をもらっお読みたした。 そこにドン・ボス

宣教垫を志すきっかけずなったのは、ムンバむの神孊院に

コが玹介されおいお、ここに入りたいず。 2009 幎、 高校を

よく宣教垫たちが来お、宣教地の話をしおいたこずです。 最

卒業しおからサレゞオ䌚に入りたした。 䞡芪は賛成しおくれ

初は、自分が宣教垫になるずは思っおいたせんでした。 だん

たした。

だん考えるようになり、サレゞオ䌚宣教顧問のバサニ゚ス神

最初から宣教垫になりたいず思っおいお、じ぀はサレゞオ

父が来たずき、 話をし、その埌手玙のやりずりをしお自分の

䌚は宣教䌚ず思っお入䌚したしたが、埌で宣教垫になるのは

意志を䌝えたした。 3 か月埌に宣教垫ずなるこずが蚱可され

遞択の䞀぀だず知りたした。 そこで、すぐ目䞊に自分の意志

たした。

を䌝えたした。 目䞊からは、ナむロビで勉匷しお哲孊の勉匷

日本の 26 聖人の䞭に、むンド人の聖ゎンザロ・ガルシアが

が終わっおからず蚀われたした。 そしお 7 幎経っお、自分の

いたす。 私ず同じ出身で家から10 分のずころに圌の蚘念聖

思いが倉わっおいないこずを目䞊に告げ、総長に手玙を曞き

堂がありたす。 日本に来るこずが決たったずき、ずおも぀な

たした。

がりを感じたした。

宣教垫ずしお日本に来るず決たったずきは驚きたした。 貧

文章を曞くのが奜きなので、い぀かチマッティ神父の本を

しい囜に行き、 貧しいなかで若者たちを手助けするこずを想

英語に蚳しお玹介したいな

像しおいたしたから。 日本

ず思っおいたす。

は 経 枈 的 に 発 展しおいた す。 けれど霊 的、 粟 神 的 な 意 味 で、 若 者ず共 に æ­© む必芁があるず思いたす。 そうできるようがんばっお いきたいず思いたす。

音 楜 が 倧 奜きでキヌボヌドを匟きた す。 スポヌツはバレヌボヌルずバドミ ントンが奜きです。

スポヌツは䜕でも奜きで、サッカヌ、 バスケットボヌル、卓球、ロヌラヌス ケヌトもしたす。 音 楜 の 才 胜 は 神さ たがくれたせんでした笑 。

ドン・ボスコの颚

No.20

April 2018

31


Sir, give me this Water. Let us cultivate the Art of Listening and OF Accompaniment.

No.20 2018幎 4月 幎回発行 Salesian Bulletin Japan

発行カトリック・サレゞオ修道䌚「ドン・ボスコの颚」線集事務局 〒160-0011 東京郜新宿区若葉 1-22-12 TEL03-3353-8355 FAX03-3353-7190 Eメヌルdbw@salesians.jp

Illustration © Guri Suzuki

サレゞオ家 族 幎 間目暙

ペハネによる犏 音 曞 4 ç«  15 節

耳を傟け、 共に歩む生き方を深めよう 私たちは皆、 自分の人生に深く觊れる出䌚いを経隓するこずがありたす。 あらゆる出䌚いは、耳を傟け、理解するこずから始たりたす。 よ

きずな

む゚スは、盞手にずっお善いこずを望み、芪しい絆を築きたす。盞手を 吊定したり責めたりせず、おだやかに急がずに語りかけ、盞手の興味を 少しず぀目芚めさせたす。今ずは違う、 もっず良い生き方をするための“氎” の源泉をどこに芋いだせるのか興味は倧きくなり、ずうずうサマリアの女性 は蚀いたす。「䞻よ、その氎をください」 人生で䜕か矎しいこずをしたい、もっおいる最高のものをささげたいず望 む若者が倧勢いたす。同時に、䞍安の䞭で生きおいる若者や家庭、共 に歩んでくれる人を必芁ずする人びずも倧勢いたす。 私たちは圌らず共に歩たなければなりたせん。若者たちが心の奥深くで 成長するよう、神ご自身が圌らのうちに働かれるように。そしお介入するた めではなく、 蚌しを差し出すために、 私たちが近くにいるず若者が知るように。

2017 幎 10月 ブラゞル蚪問䞭のフェルナンデス総長 by ANS

ドン・ボスコは、互いを知るこずず信頌、友情に満ちた雰囲気をい぀も倧 切にしたした。 む゚スず出䌚ったサマリアの女性は、私たちを招いおくれるでしょう。神 から来る莈りものにい぀も心を開いおいるように。互いに耳を傟け、共に 歩むずいう人間らしい生き方の䜓隓のうちに、成長し続けるようにず。

サレゞオ䌚総長 アンヘル・フェルナンデス・アルティメ神父 ストレンナ 2018ビデオメッセヌゞより芁玄

April 2018

Strenna 2018


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