サポート実践編2009年版

Page 1

パソコンサポート実践講座 Windows Vista 編 Point 1 Point 2 Point 3 Point 4 Point 5 Point 6 Point 7 Point 8 Point 9 Point 10

起動画面の名称 ................................................................................ 1 コントロールパネルの表示を変更するには ..................................... 2 ゴミ箱を削除してしまった .............................................................. 3 パソコンの時刻がずれる.................................................................. 4 タスクバーが消えた ......................................................................... 5 デスクトップのアイコンを移動するともとの場所に戻る ............... 6 言語バーが消えてしまった .............................................................. 7 サイドバーが表示されていない ....................................................... 8 デスクトップに見かけないツールバーが表示された....................... 9 スタートメニューの設定一覧 ...................................................... 10


1

<Windows Vista デスクトップ編>

起動画面の名称

Point 1

最小化ボタン 最大化ボタン 元に戻す(縮小)ボタン ごみ箱

コマンドバー

アドレスバー

検索ボックス

閉じるボタン サイドバー ガジェット

ファイル フォルダー プレビューペイン

ナビゲーションペイン

クイック起動

詳細ペイン

タスクバー

スタートボタン スキルアップ ・エクスプローラの詳細ペイン、プレビューペイン、 ナビゲーションペインは、[整理]→ [レイアウ ト] で表示されるメニューから表示/非表示の設 定ができます。

MS-IME 言語バー

通知領域


<Windows Vista デスクトップ編>

Point 2

2

コントロールパネルの表示を変更するには

・Windows Vista の全体の設定はコントロールパネルで行います。 ・コントロールパネルは分野別一覧とアイコン一覧表示に切り替えることができます。 ・設定を変更するときはどの項目をどのように変更したか記録しておくことが大切です。

・分野別表示

[クラシック表示]をクリック

・アイコン表示

[コントロールパネルホーム]をクリック


<Windows Vista デスクトップ編>

Point 3

3

ゴミ箱を削除してしまった

・Windows Vista では、ゴミ箱のショートカット メニューに[削除]という項目が追加されまし た。 ・この[削除]をクリックすると、ゴミ箱本体が 消えてしまいます。

消えたゴミ箱を表示するには次の操作を実行します。 ● 操作手順 [スタート]ボタン → [コントロールパネル] → [デスクトップのカスタマイズ] → [個人設定] → [デスクトップアイコンの変更]

スキルアップ ・[デスクトップアイコンの設定]ダイアログボックスで「パソコン」や「ネットワーク」 などのアイコンもデスクトップに表示させることができます。


<Windows Vista デスクトップ編>

Point 4

4

パソコンの時刻がずれる

・Windows Vista には、インターネット時刻サーバーを利用して時計を自動調整する機能が あります。通知領域の時刻がずれているときは次の方法で正しい時刻に調整してください。 ● 操作手順 通知領域の時計を右クリック → [日付と時刻の調整] → [インターネット時刻]タブ → [設定の変更] → [今すぐ更新]ボタンをクリック

スキルアップ ・インターネット時刻サーバーは変更 できます。 ・時刻が正しく設定できないときはイ ンターネット時刻サーバーを変更 してみましょう。


<Windows Vista デスクトップ編>

Point 5

5

タスクバーが消えた

・タスクバーの設定で[タスクバーを自動的に隠す]にチェックが入っていると、デスクト ップからタスクバーが消えた状態になります。画面の最下部までマウスポインターを下げ ると、タスクバーが表示されます。 ・タスクバーを自動的に隠す機能を停止するには、次の操作を実行します。 ● 操作手順 タスクバーの上で右クリック → [プロパティ] → [タスクバー]タブ → [タスクバー を自動的に隠す]のチェックを外す

スキルアップ ・ [タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ]ダイアログボックスでできるタスクバー の設定内容をチェックしておきましょう。 [タスクバーを固定する] [タスクバーをほかのウィンドウの手前に表示する] [同様のタスクバーボタンをグループ化する] [クイック起動を表示する] [ウィンドウプレビュー(縮小版)を表示する]


6

<Windows Vista デスクトップ編>

Point 6

デスクトップのアイコンを移動するともとの場所に戻る

・デスクトップで「アイコンの自動整列」が有効になっていると、アイコンを自由に移動す ることができません。 ・「アイコンの自動整列」を無効にするには、次の操作を実行してください。 ● 操作手順 デスクトップのなにもないところで右クリック → [表示] → [自動整列]をクリックし てチェックを外す スキルアップ マウスの右クリックで表示される メニューのことを「コンテキストメ ニュー」といいます。

スキルアップ ・デスクトップのコンテキストメニューでできるアイコンの設定内容についてチェックして おきましょう。 ・大アイコン ・中アイコン ・クラシックアイコン [大アイコン] [中アイコン](規定値) [クラシックアイコン] [自動整列] [等間隔に整列] [デスクトップアイコンの表示] ・フォルダー内の余白部分をクリックし て表示されるメニューでフィルダー内 のアイコンの自動整列の有効/無効を 設定できます。


<Windows Vista デスクトップ編>

Point 7

7

言語バーが消えてしまった

・何らかの設定で言語バーがデスクトップに表示されなくなったときは、次の操作を実行し てみましょう。 ● 操作手順 [スタート]ボタン → [コントロールパネル] → [時計、言語、および地域] → [地域と言語のオプション] → [キーボードと言語]タブ → [キーボードの変更] ボタン → [言語バー]タブ → [言語バー]セクション → [デスクトップ上でフロー ト表示する]をクリック

スキルアップ ・ [テキストサービスと入力言語]ダイアログボ ックスでできる言語バーの設定内容について チェックしておきましょう。 [デスクトップ上でフロート表示する] [タスクバーに固定する] [表示しない] [言語バーがアクティブでないときは透明で 表示する] [言語バーアイコンをタスクバーで表示する] [言語バーのテキストラベルを表示する] ・ [適用]ボタンをクリックすると、ダイアログボック スを閉じることなく設定状態を確認できます。


<Windows Vista デスクトップ編>

Point 8

サイドバーが表示されていない

・サイドバーを表示するには次の操作を実行します。 ● 操作手順 [スタート]ボタン → [検索の開始]に「サイド バー」と入力 → 検索結果として表示された 「Windows サイドバー」をクリック

スキルアップ ・起動と同時に常にサイドバーを表示するためには 次の操作を実行します。 操作その 1 [スタート]ボタン → [検索の開始]に「サイド バー」と入力 → 検索結果として表示された 「Windows サイドバーのプロパティ」をクリック 操作その 2 [スタート]ボタン → [コントロールパネル] → [デスクトップのカスタマイズ] → [windows サイドバーのプロパティ]

操作その 1 あるいは操作その 2 のいずれかの方法 で[Windows サイドバーのプロパティ]ダイアロ グボックスを表示→ [Windows 起動時にサイド バーを開始します]にチェックを付ける

・[Windows サイドバーのプロパティ]ダイア ログボックスでできるサイドバーの設定内容 についてチェックしておきましょう。 [Windows 起動時にサイドバーを開始します] [サイドバーを常に他のウィンドウより上にし ます] [サイドバーの画面表示の場所][右]/[左]

8


<Windows Vista デスクトップ編>

Point 9

9

デスクトップに見かけないツールバーが表示された

・Windows Vista では、デスクトップに置いたフォルダーをデスクトップの上部や左端など に移動するとそのフォルダーの内容を表示するツールバーが表示されます。

・ツールバーを非表示にするには、次の操作を実行します。 ● 操作手順 ツールバーのなにも表示されていないところで右 クリック → [ツールバーを閉じる]をクリック → [ツールバーを閉じる確認]ダイアログボック スで[OK]ボタンをクリック

スキルアップ ・ツールバーをクリックし外側の境界線をドラッグすることでツールバーをデスクトップの 任意の場所に移動させることができます。


<Windows Vista デスクトップ編>

Point 10

スタートメニューの設定一覧

10


パソコンサポート実践講座 ファイル・フォルダー(Windows Vista)編


11

<ファイル・フォルダー編>

ファイルの基本を知りたい

Point 1

・ファイルとは、パソコンで作成したデータを記録したものです。 パソコンでのデータ作成作業は、メモリ上で行われていますので、パソコンの電源を切る と作業中のデータは失われてしまいます。そこで作成したデータは、「ファイル」という 形でハードディスクやそのほかの記録メディアに保存しておきます。 ・データを保存するときには、「ファイル名」を付けます。 ファイル名は、「ファイルの内容がわかる簡単な文字列(ファイルの名前)」と「拡張子」 とで構成されます。 ・拡張子はファイルとして保存するときに、そのファイルを作成したアプリケーションソフ トによって、3 もしくは 4 文字の文字列がファイルの名前のあとに、ピリオドに続けて表 示されます。 Word 2007 のファイル

ファイルの名前

拡張子

画像ファイル

ファイルの名前

拡張子

スキルアップ ・ファイルをダブルクリックするとそのファイルを作成したアプリケーションソフトが表示 されます。これは拡張子によってどのアプリケーションソフトを開くかが Windows Vista に登録されているからです。 ●代表的なアプリケーションソフトと拡張子 ・Word 2007 .docx ・Excel 2007 .xlsx ・Word 2003 .doc ・Excel 2003 .xls ・メモ帳 .txt ・ペイント .jpg .bmp ・アプリケーションソフトは、他のアプリケーションソフトとの互換性を保持するために複 数の保存形式をサポートしています。 ファイルを保存するときは、保存形式を確認することが大切です。


<ファイル・フォルダー編>

Point 2

12

拡張子が表示されていない

・Windows Vista では、あらかじめ拡張子を表示しない設定となっています。 (Windows XP も同様です。) ・拡張子を表示させるためには、次の操作を実行します。 ● 操作手順 [スタート]ボタン → [コントロールパネ ル] → [デスクトップのカスタマイズ] → [フォルダ オプション] → [フォルダ オプション]ダイアログボックス → [表 示]タブ → [詳細設定]セクション → [登録されている拡張子は表示しない] のチェックを外す

スキルアップ ・拡張子を変更すると、そのファイルを作成 したアプリケーションソフトで開けなくな ったり、ファイルが壊れる可能性があるた め Windows Vista の標準設定では、拡張子 を表示しないようになっています。 ・拡張子を変更しょうとすると次のようなメ ッセーが表示されることがあります。

・なんらかの理由で拡張子を変更するときには、あらかじめ変更するファイルのバックアッ プを作成しておくといいでしょう。 ・「登録されている拡張子を表示しない」を有効にしておくことをおすすめします。


<ファイル・フォルダー編>

Point 3

13

ファイルをダブルクリックすると別のソフトが開くようになった

・ファイルのアイコンをダブルクリックするとアプリケーションソフトが自動的に起動する のは、ファイルの拡張子ごとに対応するアプリケーションソフトが指定されているためで す。(これを「関連付け」といいます。) ・アプリケーションソフトをインストールすると、ファイルをダブルクリックしたとき新し くインストールしたアプリケーションソフトが起動する場合があります。これは拡張子の 関連付けが新しくインストールしたアプリケーションに変更されたことによるものです。 (アイコンのデザインが変わってしまうこともあります。) ・アプリケーションソフトの関連付けを変更するには、次の操作を実行します。 ● 操作手順 関連付けを変更したいファイルをクリック → [開く]の右にある[詳細オプション] (下向き三角)をクリック →[規定のプログ ラムの変更] → [ファイルを開くプログ ラムの選択]ダイアログボックスで起動し たいアプリケーションソフトを選択 → [OK]ボタンをクリック ファイルの種類によって[詳細オプション] の左のメニュー名が異なります。 音楽やビデオの場合

スキルアップ

・[ファイルを開くプログラムの選択]ダイアログボックスの[この種類のファイルを開く ときは、選択したプログラムをいつも使う]のチェックボックスのチェックを外すと、選 択したファイルだけを別のアプリケーションで開くことができます。 ・すべてのファイルの関連付けを変更することなく、選択したファイルだけを別のアプリケ ーションで開くことができます。


14

<ファイル・フォルダー編>

Point 4

間違ってファイルを上書きした

・間違ってファイルを上書きすると、それ以前の内容はバックアップがなければ復活できま せん。 ・すでに存在するファイルがあるとき、同じファイル名で保存しようとすると上書きを確認 するメッセージが表示されます。 ・Word 2007 の上書き確認メッセージ

・Excel 2007 の上書き確認メッセージ

スキルアップ ・重要なファイルは上書きできないように「読み取り専用」に設定しておきましょう。 ・ファイルを「読み取り専用」に設定するには、次の操作を実行します。 ● 操作手順 読み取り専用にしたいファイルの上で右ク リック→ [プロパティ] → [全般]タブ → [読み取り専用]のチェックボックスに チェックを付ける

読み取り専用に設定されたファイルに上書 きをすると、次のようなメッセージが表示 されファイルの書き換えはできないように なっています。


<ファイル・フォルダー編>

Point 5

15

ファイルをどこに保存したのか分からなくなった

・ファイルをどこに保存したのか分からなくなったときは、Windows Visa の検索機能を利 用しましょう。 ・保存場所が分からなくなったファイルを見つけるには、次の操作を実行します。 ● 操作手順 [スタート]ボタンの [検索の開始]にファイル名 を入力 すると、該当するファイルが検索されます。 ・探したいファイル名の文字列の一部しかわからない ときでも、入力された文字列を含むファイルを検索 します。 スキルアップ ・ファイルの検索は、ファイル名だけではなく拡張子 や本文内の文字列でも検索できます。 ・拡張子で検索

・本文内の文字列で検索

・Windows Vista では、ファイルを高速に検索するた めにインデックス(索引)が自動的に作成されます。 ・インデックスは、ファイル名、本文、作成日、ファ イルの種類などをデータベース化しています。 ・インデックスの対象は標準で C ドライブのユーザ ーフォルダ、Internet Explorer 履歴、オンラインフ ァイル、[スタート]メニューです。 ・インデックスの対象は[コントロールパネル] → [システムとメンテナンス] → [インデックスの オプション]から確認できます。 パソコンによってインデックスの対象が異なるこ とがあります。 ・インデックスの対象外のドライブに保存しているフ ァイルを検索するには、 [すべての場所の検索]を クリックして表示される「高度な検索」機能を使用 します。


<ファイル・フォルダー編>

Point 6

16

ファイルには個人情報が含まれてる

・ファイルのプロパティに含まれる情報のなかには、個人情報にあたるものがあります。 Word や Excel で作成したファイルには、Word や Excel に登録されている使用者の名前が 登録されています。ファイルをほかの人に渡すようなときには、そのファイルのプロパテ ィから個人情報を削除しておきましょう。 ・ファイルのプロパティから個人情報を削除するには、次の操作を実行します。 ● 操作手順 ファイルの上で右クリックして[プロパティ] をクリック → [〈ファイル名〉のプロパティ] ダイアログボックスの[詳細]タブ → [プ ロパティや個人情報を削除]をクリック → [プロパティの削除]ダイアログボック ス → [可能なすべてのプロパティを削除し てコピーを作成]をクリック → [OK] 削除したいプロパティを選択したいときは [このファイルから次のプロパティを削除] をクリック → 削除したいプロパティの詳細 項目にチェックを付ける → [OK]

スキルアップ ・写真のプロパティには撮影時の設定が記録 されています。


17

<ファイル・フォルダー編>

Point 7

ファイルの圧縮について知りたい

・圧縮フォルダーとは、ファイルの内容を変えることなくファイルの容量を小さくして保存 するための仕組みのことです。 ・Windows Vista には標準で「Zip(ジップ)」形式と呼ばれる圧縮フォルダー機能が装備さ れています。 ・ファイルやフォルダーを圧縮するには、次の操作を実行します。 ● 操作手順 ファイルまたはフォルダーを右クリック → [送る] → [圧縮(Zip 形式)フォルダー] 同じ場所に圧縮フォルダーが作成され、もと のファイルやフォルダーはそのまま残ります。

スキルアップ ・複数のファイルをまとめて圧縮するには、 あらかじめ一つのフォルダーにファイルを まとめて格納したのち、そのフォルダーを 圧縮します。 ・圧縮フォルダーは文字や数字などのテキス ト 情 報 が 多 量 に 含 ま れ て い る Word や Excel などで作成した大容量のファイルを 効率よく圧縮します。 電子メールで Word や Excel などファイル を送信するときに活用されています。 ・電子メールで複数のファイルを送信すると きには、送信するファイルを圧縮フォルダ ーにまとめておくと送信もれを防止できま す。 ・JPEG などの画像ファイルは圧縮してもフ ァイル容量はあまり変化しません。

フォルダーの圧縮

ファイルの圧縮


<ファイル・フォルダー編>

Point 8

18

圧縮フォルダーの中を見るには

・圧縮フォルダーに格納されているファイルやフォルダーを取り出す作業のことを「解凍」 といいます。 ・圧縮フォルダーを解凍するには、次の操作をします。 ● 操作手順 ●解凍方法 その 1 圧縮ファイルをダブルクリックして中のファ イルを別のフォルダーにドラッグ アンド ド ロップすることで解凍されます。 ●解凍方法 その 2 解凍するファイルが複数ある場合は、圧縮フ ォルダーを開いてコマンドバーの[ファイル をすべて展開]を選択すると、指定した場所 に圧縮フォルダー内のすべてのファイルを一 度に解凍できます。

スキルアップ ・ファイルの圧縮方法には Zip 形式以外に、日本でよく利用されている lzh 形式があります。 Windows Vista は、lzh 形式には対応していないので、lzh 形式の圧縮ファイルを解凍する には解凍用のフリーソフトを入手する必要があります。 ・Windows XP では、マイクロソフト社のサイトから lzh 形式に対応した無料の解凍ソフト をダウンロードして使用することができます。


<ファイル・フォルダー編>

Point 9

19

ファイルやフォルダーの表示方法

・フォルダーとは、ファイルを分類・管理するために用意された仕組みで、Windows Vista では、書類フォルダーのアイコンで表示されます。 ・フォルダーやファイルを表示・管理するのがエクスプローラーです。 ・フォルダーやファイルの表示は、次の操作で切り替えることができます。 ● 操作手順 ●表示切り替え その 1 [表示]をクリックすると、 [一覧] → [詳 細] → [並べて表示] → [大アイコン] → [一覧]の順に切り替わります。

●表示切り替え その 2 [表示]の右にある[詳細オプション] (下向き三角)をクリック → 表示されたス ライダーを上下に移動して表示サイズを変更 します。サイズは無段階に変更できます。 それぞれの表示形式名をクリックしても表示 形式を変更できます。 スキルアップ ・Windows Vista には、個人用のフォルダーが用意されています。個人用フォルダーを使用 することが基本と考えましょう。特に 1 台のパソコンを複数のユーザーで使用するときに は、各ユーザーのファイル管理が容易となります。 ・個人用フォルダーは[スタート]メニューの右上にあるアカウント名をクリックすると表 示されます。


20

<ファイル・フォルダー編>

Point 10

フォルダ オプションの設定項目(参考)

フォルダオプションの設定項目 チェック ボックスを使用して項目を 選択する ドライブ文字を表示する ナビゲーション ウィンドウで簡易フ ォルダ表示を使用する すべてのファイルとフォルダを表示 する フォルダとデスクトップの項目の説 明をポップアップで表示する フォルダのヒントにファイル サイズ 情報を表示する プレビュー ペインでプレビューのハ ンドラを表示する ログオン時に以前のフォルダ ウィン ドウを表示する 暗号化や圧縮された NTFS ファイルを カラーで表示する 各フォルダの表示設定を保存する 常にアイコンを表示し、縮小版は表示 しない 常にメニューを表示する 登録されている拡張子は表示しない 別のプロセスでフォルダ ウィンドウ を開く 保護されたオペレーティング システ ム ファイルを表示しない

規定の 設定 オフ オン オン オフ オン オン オン オフ オン オン オフ オフ オン オフ オン

設定内容 複数のファイルをまとめて容易に選択できるように、ファイル ビューにチ ェック ボックスを追加する。 各ドライブやデバイスのドライブ文字を表示する。 フォルダとサブフォルダをつなぐ線をフォルダと共に表示する。 非表示とマークされているファイルとフォルダを表示する。 ファイルの上にマウス ポインタを置いたときにヒントを表示する。 マウスのポインタをフォルダの上に置いたときに、フォルダのサイズをヒ ントに表示する。 ファイルの内容をプレビュー ウィンドウに表示する パソコンを起動するときに、前回 Windows をシャットダウンしたときに 使用していたフォルダを自動的に開く。 暗号化または圧縮された NTFS ファイルはカラー表示される。 各フォルダのカスタム表示設定を無視し既定の設定でフォルダを開く。 常にファイルの静止アイコンを表示しファイルのプレビューは表示しな い。 常にツール バーの上部にメニューを表示する。クラシック メニューにア クセスする場合にはオンにする。 ファイル名拡張子をファイル名の一部として表示する。 メモリの個別の部分ごとにフォルダを開き、Windows の安定性を高める。 ただし、パソコンのパフォーマンスが低下するときがある。 通常は表示されないすべてのシステム ファイルを表示する。


1

<Word 2007 編>

パソコンサポート実践講座 Word 2007 編


2

<Word 2007 編>

Point 1

キーボードがかな入力になってしまった

ローマ字入力をするとかな文字が表示されるときは、日本語入力が「かな入力」に切り替わ っていることが考えられます。 そのときは、言語バーの[KANA]の表示を確認してください。 ・言語バーの[KANA]の表示が「白色」以外になっているときは、[KANA] をクリック して「白色」の表示にするとローマ字入力に切り替わります。

●ローマ字入力

ローマ字入力状態

●かな入力

かな入力状態 【注意】かな入力が ON になっているときの[KANA]の表示色は使用するパソコンによっ て異なることがあります。 ローマ字入力とかな入力は次のキーボード操作でも切り替わります。

ALT

カタカナ ひらがな

Microsoft Office IME 2007 では、かな 入力への切り替えを許可するメッセー ジが表示されます。 参考:言語バーの[CAPS]キーをクリックすると、アルファベットの大文字と小文字の切 り替えができます。 アルファベットの大文字と小文字は次のキーボード操作でも切り替わります。 Shift

Caps Lock 英数

Caps Lock とは、「Capital’s Lock」の 略で、大文字固定という意味です。


<Word 2007 編>

Point 2

3

Word 2007 のファイルを Word 2003 で開く方法

Word 2007 のファイルを Word 2003 で開く方法には、次の 2 つがあります。 方法その 1:Word 2003 に「Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック」をインストールする ・Word 2003 で Word 2007 のファイルを開くには、Word 2003 にマイクロソフト社のサイ トから「Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック」 をダウンロードしてインストールします。 (「Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック」で検索)

方法その 2:Word 2007 で「Word 97-2003 文書」形式で保存する ・Word 2007 には、旧バージョンに適したファイル形式で保存できる「Word 97-2003 文書」形 式が用意されています。ただし、Word 2007 の新機能はサポートされないことがあります。サポ ートされない内容については[Microsoft Office Word 互換性チェック]のダイアログボックスに 表示されます。


4

<Word 2007 編>

Point 3

勝手に波線が表示される

Word 2007 で文字を入力していると、文字に波線が表示されるときがあります。

緑の線は文書校正 (ウィンドウとウインドウが 混在する) 赤の線はスペルチェック Winodws ではなく Windows これは、Word 2007 の文書校正機能が自動的に働いているためです。 文書校正機能を OFF にして、波線を表示しないようにする手順は次のとおりです。 [Office ボタン] → [Word のオプション] → [文章校正] → [Word のスペルチェッ クと文章校正]セクション → [□入力時にスペルチェックを行う]と[□自動文章校正] のチェックをはずす → [OK]


<Word 2007 編>

Point 4

5

勝手に箇条書きになる

「①」や「●」の記号を行頭に入力すると、 [Enter]キーを押したときに次の行頭に同じ記 号(「①の場合は「②」」が表示されます。 これは、行頭の文字を自動的に判断して箇条書きに設定する「入力オートフォーマット」が 機能しているからです。 入力オートフォーマット機能を解除する方法は次のとおりです。 [Office ボタン] → [Word のオプション] → [文章校正] → [オートコレクトのオ プション]セクション → [オートコレクトのオプション]ボタン → [オートコレクト] ダイアログボックスの[入力オートフォーマット]タブ → [□箇条書き(行頭文字)] と[箇条書き(段落番号)]のチェックをはずず → [OK] → [OK]


<Word 2007 編>

Point 5

6

文章を 1 行に収めたい

文章を入力していると、最後の 1(もしくは 2)文字が次の行に送られることがあります。 (例文) 自動文章校正機能を解除するには[Office ボタン]の[Word のオプション]を使用しま す。 この文章を 1 行に収める手順は次のとおりです。 ①

1 行に収めたい文章を選択します。

② [Ctrl]キー+[D]キーを押します。 [フォント]ダイアログボックスが表示されます。 ([フォント]ダイアログボックスは、選択した文章上で右クリックして表示されるメニュ ーの[フォント]でも表示できます。) ③ [文字間隔]で[狭く] → [間隔]を 0.2pt から 0.4pt に設定 → [OK] 【注意】0.4pt 以上狭くすると読みにくくなります。

文章が 1 行に収まります


<Word 2007 編>

Point 6

7

フォントサイズを大きくすると行間が開く

フォントサイズを大きくすると行間が開くことがあります。

フォントサイズを大きくしても行間があまり広がらないようにする方法は次のとおりです。 フォントサイズを変更した文章を選択 → [右クリック] → [段落] → [段落]ダイア ログボックスの[間隔]セクション → [□1 ページの行数を指定時に文字を行グリッド 線に合わせる]のチェックを外す → [OK]


8

<Word 2007 編>

Point 7

文書にイラストを使いたい

Office Online のクリップアート

Word 2007 には、マイクロソフトの Web サイトである Office Online から 11 万点以上のイ ラストや写真をダウンロードして無料で利用できる仕組みが搭載されています。

Word 2007 の編集中に Office Online のクリップアートを利用する方法は次のとおりです。 ① [挿入]タブ → [クリップアート] → [クリップアート]作業ウィンドウの[Office Online のクリップアート]をクリック → Office Online のクリップアートのページが表示


9

<Word 2007 編> ②

検索ボックスにイラストに関連する検索語を入力し[検索]ボタンをクリック (ここでは「パソコン」と入力しています。)

ここをクリックするとダウン ロードのためのバスケットに 追加されます。同時に複数のク リップアートを選択できます。

ここをクリックするとプレビ ューが表示されます。

ここをクリックするとクリップ ボードにコピーされるので、その まま Word で貼り付けることが できます。


<Word 2007 編> ●クリップアートのダウンロード クリップアートのダウンロード方法は次のとおりです。 ①[○アイテムのダウンロード]をクリック(2 か所あるうちのどちらか)

②ダウンロードの手順のページで[今すぐダウンロード]をクリック

③[開く]をクリック

10


<Word 2007 編>

11

④ [許可する]をクリック

⑤[Microsoft クリップ オーガナイザ]が表示されるので、 [閉じる]ボタンで閉じます。 ⑥クリップアートは、 [ピクチャ]フォルダーに[[Microsoft クリップ オーガナイザ]フォ ルダーが自動的に作成され、そこにダウンロードされます。

Office Online のクリップアートに は「JPEG」や「wmf」形式といっ た複数の画像形式のファイルが用 意されています。 wmf 形式のファイルはエクスプロ ーラーではペイントのアイコン(既 定)でしか表示されません。


<Vista

メッセージ編>

1

パソコンサポート実践講座 Windows Vista システム編


<Vista

2

メッセージ編>

Point 1

パソコンの概要を知る

使用しているパソコンのハードウェア構成やそのパソコンにインストールされている OS の 種類の確認方法は次のとおりです。 [コントロールパネル] → [システムとメンテナンス] → [ウェルカムセンター]

ハードウェア構成

Vista のエディション

ハードウェア構成

パソコンの識別

ライセンス認証の確認


<Vista

3

メッセージ編>

●パソコンの性能を評価する[エクスペリエンス

インデックス]


<Vista

メッセージ編>

4

基本スコアは、ランダム アクセス メモリ (RAM)、中央処理装置 (CPU)、ハード ディスク、 デスクトップ上の一般的なグラフィックス性能、3‑D グラフィックス機能など、パソコン のさまざまな部分の機能に基づいた、システムの全体的な性能を表します。 ここでは、次の基本スコアが与えられるパソコンで期待できるエクスペリエンスの種類の一 般的な説明を示します。 基本スコアが 1 または 2 のパソコンには、オフィスの生産性向上アプリケーションの実行 やインターネットの検索など、最も一般的なコンピューティング タスクを実行するための 十分な性能が備わっています。ただし、この基本スコアのパソコンは一般的に、Windows Aero や Windows Vista で利用可能な高度なマルチメディア エクスペリエンスを実行する ための性能は不足しています。 基本スコアが 3 のパソコンは、Windows Aero と Windows Vista の多くの新機能を基本レ ベルで実行できます。Windows Vista の新しい拡張機能の一部では、その機能性をすべて利 用できない場合があります。たとえば、基本スコアが 3 のパソコンでは、Windows Vista の テーマを 1280 × 1024 の解像度で表示できますが、複数モニタでのテーマの実行がうま くいかない場合があります。また、デジタル テレビのコンテンツは再生できますが、高精 細テレビ (HDTV) のコンテンツの再生がうまいくいかない場合があります。 基本スコアが 4 または 5 のパソコンでは、Windows Vista のすべての新機能を完全な機能 状態で実行でき、マルチプレーヤーや 3‑D ゲーム、および HDTV コンテンツの録画や再 生など、高性能でグラフィックを多用するエクスペリエンスをサポートすることができます。 Windows Vista がリリースされたときは、基本スコア 5 のパソコンが利用可能な最も高性 能なパソコンでした。 Windows エクスペリエンス インデックスは、パソコン技術の進歩に対応するために設計さ れています。ハードウェアの速度と性能が向上すると、より高い基本スコアが導入されます。 しかし、インデックスの各レベルの基準はそのまま同じです。たとえば、スコアが 2.8 の パソコンは、パソコンのハードウェアをアップグレードしない限り 2.8 のままです。


<Vista

メッセージ編>

Point 2

5

ユーザーアカウントの仕組みを知る

複数のユーザーで 1 台のパソコンを使用するときには、それぞれの作業環境やデータを保護 するためにそれぞれのユーザーに「ユーザーアカウント」を設定します。 [コントロールパネル] → [ユーザーアカウントと家族のための安全設定] → [ユーザーアカウント]

●ユーザーアカウントの変更 ① ログイン時のパスワードの作成と変更 ② 画像の変更 ③ アカウント名の変更 ④ アカウントの種類の変更 ・管理者 ・標準ユーザー ●パスワードを忘れたら・・・ ・別のユーザーが管理者として登録されていれば、その人にログインしてもらい、あなたの ユーザーアカウントのパスワードを削除してもらう。 ●パスワードリセットディスク ・ユーザーアカウントにパスワードを設定したときは、必ず「パスワードリセットディスク」 を作成してください。 ・パスワードリセットディスクはアカウントごとに必要で、USB メモリに作成できます。


<Vista

実習

メッセージ編>

6

ユーザーアカウントの作成

管理者アカウントでログインします。

[コントロールパネル] → [ユーザーアカウントと家族のための安全設定] → [ユーザーアカウントの追加または削除] → [新しいアカウントの作成] → 新しいアカウント名「test01」を入力 → [標準ユーザー] → [アカウントの作 成]ボタン

アカウントの作成を終了 → ログオフ → test01 でログオン

C ドライブに Test01 ユーザー用のフォルダーが作成されます。


<Vista

7

メッセージ編>

Point 3

パスワードリセットディスクの使い方

●パスワードリセットディスクの使い方 間違ったパスワードを入力

パスワードリセットディスクの要求

管理者アカウントのパスワードを忘れた場合、パスワードリセットディスクがないと Windows を再インストールしなければなりません。


<Vista

メッセージ編>

Point 4

8

パソコンが起動しない

正常に起動していたパソコンがある日起動しなくなった、あるいはこれまでに見たことのな い画面が表示されたときの対処方法を知っておきましょう。 ●青い画面が表示された。(ブルースクリーン)

電源を入れた後やパソコンの操作中に上図のような青い画面が表示されることがあります。 この画面が表示されたときは、パソコン内部で何らかの異常(特にメモリ関連の異常)が発 生しています。 → メーカーのサポートセンターへ問い合わせましょう。 ●Vista が起動途中で停止する。 → Safe モードで起動してみましょう。 ・Vista の起動画面は表示するのだが、正常に起動しないときは、電源を切って、再度電源 を入れ、F8 キーを押して Safe モードで起動してみましょう。 ・Safe モードでは、Windows Vista を動作させるためのプログラムだけが読み込まれます。 → Safe モードでも起動しないときはメーカーのサポートセンターへ問い合わせましょう。


<Vista

メッセージ編>

Point 5

9

Vista の起動状態を確認したい

システム管理ツールであるシステム構成ツール「msconfig」で、Windows Vista の起動状態 を確認することができます。 [検索の開始]に「msconfig」と入力 → [Enter キーを押す]

システム構成ツールの[ブート]タブで[ブートログ]と[OS ブート情報]にチェックを 付けます。

GUI ブートなし. ブート時に Windows スプラッシュ画面を表示しません。 ブート ログ. ブート プロセスからすべての情報を %SystemRoot%Ntbtlog.txt ファイルに格納します。 %SystemRoot%は Windows Vista がインストールされている場所で 一般的には C:windows

基本ビデオ. 最小の VGA モードで Windows グラフィカル ユーザー インターフェイスをブートし ます。パソコンのビデオ ハードウェア固有のディスプレイ ドライバの代わりに、標準的 な VGA ドライバを読み込みます。 OS ブート情報. ブート プロセス中にドライバが読み込まれるときにドライバ名を表示します。


<Vista

10

メッセージ編>

Point 6

万一に備えてバックアップ

データのバックアップ

ハードウェアの故障や誤った操作で大切なデータを失わないようにデータのバックアップ の方法を知っておきましょう。 サポート時には、データのバックアップを忘れずに! ●ファイルの種類を指定して一括バックアップ → 「バックアップと復元センター」 [スタートメニュー] → [すべてのプログラム] → [メンテナンス] → [バックアッ プと復元センター]


<Vista

メッセージ編>

11

●ファイルの復元

バックアップと復元センターでは、ファイルやフォルダーを直接指定してバックアップする ことはできません。


<Vista

12

メッセージ編>

Point 7

万一に備えてバックアップ

ドライブ丸ごとバックアップ

Vista が起動できなくなったときに備えて、システムのドライブを丸ごとバックアップして おきましょう。

Vista のインスール DVD からパソコンを起動し、表示されたメニューから「パソコンを修復 する」を使用してシステムを復元します。


<Vista

メッセージ編>

Point 8

13

Vista の動作が不安定な時には

Vista も使い続けているうちに不安定な状態になることがあります。その原因を探すための ツールが[タスクマネージャー]です。

[Ctrl]+[Alt]+[Delete]キーを押す。または、タスクバーを右クリック して表示されるメニューから起動できます。

●パフォーマンス

●プロセス


<Vista

14

メッセージ編>

Point 9

パソコンの詳細を知る

システム情報

「システム情報」を使用すると、パソコンを構成しているハードウェアやソフトウェアの詳 細をすることができます。 [スタートメニュー] → [すべてのプログラム] → [アクセサリ] → [システムツー ル] → [システム情報]

GodMode.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}


<Vista

15

メッセージ編>

Point 10

Vista が起動しなくなった時は

最後の手段

Vista が起動しなくなり、再インストール以外に復旧の方法がないときは、KNOPPIX を CD から起動して、ハードディスクのデータを USB メモリに取り出すことができます。 http://www.rcis.aist.go.jp/project/knoppix/

ノートパソコンの場合、背面からハードディスクを取り出せるタイプのものであれば、別売 の USB 外付けハードディスクケースを使って別のパソコンからデータを取り出すことも可 能です。


<Vista

メッセージ編>

1

パソコンサポート実践講座 Windows Vista メッセージ編


<Vista

2

メッセージ編>

Point 1

セキュリティセンター

Windows Vista のセキュリティセンターでは、パソコンを保護するために 4 つのセキュリテ ィ項目を管理しています。 [コントロールパネル] → [セキュリティ] → [セキュリティセンター]

●ファイアウォール ファイアウォールは、インターネットやネットワークから送られてくる情報をチェックし、 ファイアウォールの設定に応じて、パソコンへの情報の通過をブロックまたは許可するソ フトウェアまたはハードウェアです。 ファイアウォールは、ハッカーまたは悪意のあるソフトウェア (ワームなど) がネットワ ークやインターネットを経由してパソコンにアクセスするのを防ぐために役立ちます。ま た、ファイアウォールを使用して、自分のパソコンが他のパソコンに悪意のあるソフトウ ェアを送信しないようにすることもできます。 次の図は、ファイアウォールのしくみを示しています。 ファイアウォールを 1 台のパソコンで 複数実行すると、システムに不具合が 発生することがあります。 Windows Vista に は 、 Windows Defender というファイアウォールが 装備されています。 また、市販のウィルス対策ソフトにも ファイアウォールが装備されていま す。 ファイアウォールの機能はウィルス 対策ソフトを優先使用して、Windows Defender は「OFF」にしてください。


<Vista

メッセージ編>

3

●自動更新 更新プログラムは、問題の防止または修正、パソコンのセキュリティの強化、またはパソ コンのパフォーマンスの向上を可能にするために、ソフトウェアへ追加されます。パソコ ンのためのセキュリティ更新プログラムおよびその他の重要な更新プログラム、または推 奨される更新プログラムを、利用可能になったときに Windows によってインストールで きるため、Windows の自動更新を有効にすることを強くお勧めします。 多くのソフトウェア発行元は、更新プログラムまたは新しいバージョンのプログラムが利 用可能になるときにユーザーに通知します。製品のサポート サービスにサインアップで きるかどうか、またはプログラムで更新プログラムを自動的にインストールするように設 定できるかどうかを確認するには、プログラムのヘルプをチェックするか、ソフトウェア 発行元の Web サイトにアクセスしてください。 ●マルウェア対策 マルウェアとは、不正な動作をするプログラムの総称です。 市販のウィルス対策ソフトを必ずインストールしておきましょう。

そのほかのパソコンのセキュリティ対策は、[コントロールパネル] → [セキュリティ] から実行します。


<Vista

4

メッセージ編>

Point 2

ファイアウォールの状態の確認

[ファイアウォールの確認]メッセージが表示されたときは、ファイアウォールの設定を確 認してください。

[コントロールパネル] → [セキュリティ] → [Windows ファイアウォール] → [設 定の変更]

Windows ファイアウォールを[有効] に設定 ウィルス対策ソフトをインストール しているときは、ここの設定を確認す る前に、ウィルス対策ソフトのファイ アウォールが有効になっていること を確認してください。その後、 Windows ファイアウォールの[有効] の設定を確認してください。


<Vista

メッセージ編>

Point 3

5

Windows Update

Internet Explorer の更新プログラムまたは Windows に付属のプログラムの更新プログラ ムを含む、Windows の更新プログラムは、コントロール パネルの[Windows Update]で 更新方法を設定します。 更新プログラムはソフトウェアに対する追加モジュールであり、問題の防止や修正、パソコ ンの機能の強化、またはコンピューティング環境の向上に役立ちます。

Windows Update は[スターメニュー]の[すべてのプ ログラム]からも実行できます。


<Vista

メッセージ編>

6

●Windows Update の仕組み http://update.microsoft.com/windowsupdate/v6/vistaprivacy.aspx?ln=ja-JP 「Update サービスの個人情報保護方針」より抜粋 Update サービスとは Windows Update は、Windows ソフトウェアのソフトウェア更新プログラムおよびその他 のソフトウェア (デバイス製造元から提供されるドライバなど) をお届けするサービスです。 Microsoft Update は、Microsoft からの新しいソフトウェアや、Windows ソフトウェアおよ びその他の Microsoft ソフトウェア (Microsoft Office など) のソフトウェア更新プログラ ムをお届けするサービスです。

Cookie またはトークン トークンは Cookie に似ています。トークンは情報を保存する小さなファイルで、Update サービスのサーバーによってお客様のパソコンのハード ディスク上に配置され、お客様の パソコンが Update サービスのサーバーに接続するときに、有効な接続を維持するために使 用されます。トークンはお客様のパソコン上にのみ保存され、サーバーには保存されません。 Cookie またはトークンには、前回のスキャン日時など、最新の利用可能な更新プログラム を検索するのに必要な情報が含まれています。この情報には、パソコンにダウンロードすべ きコンテンツやダウンロードの実行時期を管理するための情報に加えて、お客様のパソコン をサーバーに識別させるための GUID も含まれます。Cookie またはトークンに含まれてい る情報は、その Cookie またはトークンの有効期限を除き、サーバーによってすべて暗号化 されます。この Cookie またはトークンはブラウザ Cookie ではないので、お客様のブラウ ザの設定によって制御できません。また、削除することもできません。ただし、Update サ ービスを使用しない場合は、Cookie またはトークンは使用されません。 GUID 【Global Unique Identifier】 GUID とは、全世界で 2 つ以上のアイテムが同じ値を持つことがない一意な識別子のこと。 Ethernet カードに割り振られている MAC アドレスがその代表例


<Vista

メッセージ編>

Point 4

7

インターネットオプション

[コントロールパネル] → [セキュリティ] → [インターネットオプション]では、IE8 の[ツール] → [[インターネットオプション]と同じ操作結果として[インターネット のプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。 公共のパソコンを使用したときは、[閲覧の履歴]の[削除]ボタンをクリックして表示さ れる[閲覧の履歴の削除]ダイアログボックスの[すべて削除]ボタンをクリックして閲覧 の履歴をすべて削除しておきましょう。

自分のパソコンで閲覧の履歴を削除すると、サイトへのログイン情報や記憶させているパス ワードが削除されまので、[閲覧の履歴の削除]ダイアログボックス内の必要な削除処理の み実行してください。 【参考】 IE8 を閉じるときのメッセージを表示させ ないためには、 [タブ]セクションの[設定] ボタンをクリックして表示される[タブブ ラウズの設定]の[複数のタブを閉じると きにメッセージを表示する]のチェックを 外します。


<Vista

メッセージ編>

Point 5

8

突然表示されるパソコンの再起動メッセージ

Windows Update で自動更新を有効にしておくと、Windows Vista の起動中に更新プロブラ ムがダウンロードされ、必要に応じて再起動を要求するメッセージが表示されます。 このとき使用中のプログラムがあれば、データを保存して終了しメッセージの指示に従って システムを再起動して下さい。


<Vista

メッセージ編>

Point 6

9

更新プログラムの確認方法

使用しているパソコンにこれまでどのような更新プログラムがインストールされたかを知 る方法は次のとおりです。 [コントロールパネル] → [プログラム] → [プログラムと機能] → 左ペインにある [インストールされた更新プログラムを表示]


<Vista

メッセージ編>

Point 7

10

情報バーにお気づきですか?

http://www.toyota.co.jp/ms/nascar/special_01.html ActiveX コントロールのインストール

ActiveX とは、Microsoft 社が 開発したインターネット関 連技術群の総称です。 ActiveX は Microsoft 社 の Internet Explorer と、Web サ ーバの Internet Information Server で利用可能な各種の 技術で構成されています。 Web ブラウザで使用される ActiveX の 技 術 と し て は 、 ActiveX コントロールをはじ め、Web ページに動きを与 える ActiveX スクリプトなど の技術があります。


<Vista

メッセージ編>

11

必ず、どのようなソフトウェアがインストールされているのかを確認してください。 このメッセージが表示されたのか不明であれば、インストールしないでください。

ここでは、Apple 社のマルチメディアプレーヤー「QuickTime」のダウンロードを要求して います。

QuickTime は、Apple 社のサイトから無料でダウンロードできます。


<Vista

メッセージ編>

Point 8

12

Flash Player

動画投稿サイト「YouTube」を閲覧するには、Adobe 社の「Flash Player」が必要です。 Flash Player とは、Web 上で動作する動画を作成するソフトウェア「Flash」で作成された 動画を再生するためのソフトウェアです。 Flash Player は Adobe 社のサイトから無料でダウンロードできます。


<Vista

メッセージ編>

Point 9

Java

Java とは、Java とは、Sun Microsystems 社が開発したプログラミング言語です。

13


<Vista

メッセージ編>

14

Java が不要になったときは、 [プログラムのアンインストールまたは変更]でアンインスト ールしてださい。


<Vista

メッセージ編>

Point 10

15

HTTPS://

ログイン ID とパスワードが必要なサイトは、 「セキュリティ保護された接続」と呼ばれ、そ のサイトのページの URL は、「HTTPS」で始まります。

セキュリティ保護された接続とは。 セキュリティ保護された接続とは、アクセスしている Web サイトと Internet Explorer 間 で情報が暗号化されてやりとりされることです。暗号化は Web サイトが提供する証明書と 呼ばれるドキュメントによって行われます。Web サイトに情報を送信すると、パソコンで 暗号化され、Web サイトで暗号化が解除されます。通常の状況では、送信中に情報が読み 取られたり、改ざんされることはありませんが、だれかが暗号を解読する方法を見つけ出す 可能性はあります。 パソコンと Web サイトとの間の接続が暗号化されていても、Web サイトが信頼できると 保証されたわけではありません。入手された情報の使用または配布によってユーザーのプラ イバシーが侵害される可能性はあります。


Issuu converts static files into: digital portfolios, online yearbooks, online catalogs, digital photo albums and more. Sign up and create your flipbook.