Ted Chinn
テッドチン交配種
Aloha Meeting 2023
Mareka Little
ハワイのプルメリアの代表的な品種名の多くは人の名前が付けられています。
カウカ・ワイルダー
デイジー・ウィルコックス
ドナルド・アンガス
メアリー・モラーニ
を含め全てのモラーニ種、などなど。
もともと品種名やそのつながりを知る事に興味がありました。
ハワイに移住し、ドナルド・アンガスさんがジムリトル氏をプルメリアの世界に引き込 んだ人だったなど、実際に品種名の人物と会う機会や話しを聞く機会が増え、さらに興
味が湧きました。
2017年に初めてモラーニ種の生みの親ビルモラーニさん
の娘、メアリーさんにお会いできたのも嬉しい経験でした。

とても上品な素敵な方で、山の上の歴史的建造物にモ ラーニ種を全種類植えてあります。
メアリーモラーニさん�2017年10月撮影 残念ながら昨年2022年6月25日に他界なさりました。ご冥福をお祈りいたします。

今回Ted Chinnさんを選んだのは、アロハミーティング前にお会いする予定が
あったため前もってテッドチンさんについて調べていて、
しかし、予定の日が大雨でキャンセルになり、お会いできませんでした。
残念でしたが、テッド・チンさんに興味をもったのでアロハミーティングでは
Ted Chinnさんの品種についてお話ししたいと思います。

テッドさんはハワイ大学で卒業後、大学院をカリフォルニア大学デイビス校で大学院で 植物の遺伝子学で修士課程取得します。
その後ハワイ大学に戻り、クライリー教授の助手としてプルメリアの研究に加わります。
ドナルド・アンガス氏(植物コレクター・慈善家)、クライリー教授と共にプルメリアの品種
この頃にテッドさんはハワイ大学のワイマナロ農場でプルメリアの交配種を作ります。
この時に植えた種40個から、2品種を残しました。
や特徴をまとめたものを作成します。
品種交配の掛け合わせは Samoan Fluff x Peterson’s Gold


Ted Chinn交配種 KIMO

ハワイであちこちで見かけるオレンジ色の 品種キモ。

テッドさんの父親の名前が付けられていま
す。英語名のジェームスがハワイ語だとキ モとなります。