メール: [info@s-kkk.com]
工務店経営研究所 社名
Web サイト: [https://s-kkk.com]
志賀功宗・後藤さゆり
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1.誰に出すか?
●ニュースレターを誰に出すか?を決める
ニュースレターを誰に出すか?を決めるのは、見込み顧客の「リスト資産化」になります。
基本的に、自社に関係のある方には、全員にニュースレターを発送します。
⚫ 見学会来場者
⚫ OB 顧客
⚫ 資料請求者
⚫ 協力業者
⚫ スタッフの関係者
家を買う可能性がある人と、紹介につながる 人の両方に定期的に接することが大切。
身内だからと、協力業者にニュースレターを送 付しないのは、もったいない限りです。
実際、協力業者からの紹介は、意外に少な くありません。
日ごろの仕事ぶりが、モノを言います。
2.ニュースレターの目的
●ニュースレターの目的
は? 「売り込み」ではなく、「関係づくり」
発行頻度:月1回 サイズ:A42枚にプラスアルファ
もしくは、A3二つ折り
ターゲット別に内容を変えることも検討 目的:「忘れられない関係」
「紹介相談が生まれる状態」 を維持すること
3.ニュースレターの構成
●ニュースレターの中身構成
ニュースレターの中身の構成は、下記の2つをメインとする ⚫ 会社や現場の雰囲気を伝えるもの
⚫ 公平なお役立ち記事
左側
⚫ 社長コラム・あいさつ
⚫ 現場レポート:今進んでいる工事
引き渡し事例など
右側
お役立ち情報:新築系 リフォーム・メンテナンス系
※売り込み感ゼロ。でも、読めば読むほど、「また会いたくなる会社」が理想
4.配布方法と運用
●配布方法と運用フロー
⚫ メイン:郵送(透明封筒がおススメ)
⚫ 補助:LINE 公式アカウント・SNS など
⚫ リスト管理:Excel などで顧客ステージ別 に整理
【ポイント・注意点】
ニュースレターのコンテンツは、A4サイズ2枚分
ですが、プラスアルファとして、「お問い合わせ書」 「完成見学会の案内」などを同封する。
※もしくは、A3サイズ二つ折りにして、裏面を利 用する。
透明封筒を使う場合は、宛名は、タックシール
ではなく、ニュースレターと同じ用紙に印刷する。
(裏側などを利用)
※タックシールは、誰にでも大量に送っているイメ ージがあるため、できれば避けたい。
5.導線設計
●ニュースレターから受注につなげる導線設計
ニュースレターから次のアクションを起こしてもらうようにします。
⚫ 導線① 「見学会案内」や「勉強会情報」を定期的に掲載し、お客様との接点づくり・ イベントへの参加に誘導する。
⚫ 導線② 「ご紹介キャンペーン」の告知で OB 客様からの紹介数アップ。
⚫ 導線③ 「無料相談枠」のご案内で、相談、問い合わせの敷居を下げる。
⚫ 導線④ お客様の声を掲載する時には、記事内にさりげなく散りばめるとより効果的。
毎月のニュースレターごとに見学 会の案内、結果などがあると、会 社の活気を感じることができる。
新築の完成展示会だけでなく、 過去の OB 様のお宅も見せると 良い。
OB 様のお宅の中まで見せていただくのが難し ければ、夜間、外から灯りのついた OB 様宅を 見るだけのツアーも好評。
自分たちも、もし、家を建てたら「仕事から夜、 帰って来た時、こんな気分になるんだな」と、想 像が膨らみやすい。
6.まとめ
●成果につながるポイント
⚫ 接触頻度(毎月1回)が「信頼」を育てる(ザイアンス効果)
⚫ 関係が強化され、紹介が起こりやすくなる
⚫ 見込み顧客や OB 顧客の「温度感」を維持し、機会損失を防ぐ
⚫ 営業トークなしでも「また相談したい会社」になる
●ニュースレターで家が売れる仕組みづくり
1、見込み客・OB リストの整備
2、毎月定期接点の構築
3、売り込まないけど印象に残る誌面作り
4、来場・紹介・相談へ自然に誘導する導線設計
5、継続することで「ファン化」・リピート・紹介促進 最後に、私たちからのメッセージ
今、工務店は、
⚫ 広告費が高騰し、反響が減っている
⚫ 人手不足で営業に手が回らない
⚫ 紹介が取れず、毎月、集客に追われている
⚫ 一度関係が切れると、追いかけられない
という課題に直面しています。
これらを解決するツールが「ニュースレター」です。