ARTBOOK and PORTFOLIO














片岡 華瑠 / Karyu KATAOKA
EDUCATION
2019年 4月 高知大学 理工学部 情報科学科 入学
2023年 3月 高知大学 理工学部 情報科学科 卒業
2023年 4月 高知大学大学院 総合人間自然科学研究科 理工学専攻 情報科学コース 入学
私は大学、大学院を通して、情報科学、強化学習、芸術、心理学、神経科学、林業、事業 開発、地方創生に携わってきました。特に、強化学習研究と芸術に力を入れてきました。
SCIENCE
私は強化学習研究において、指摘を求め て担当教員や他研究室の先生方と交流して きました。結果、担当教員から「国内大学 で近年なほど研究に意欲的」とのお言葉を 頂きました。この経験から「指摘によって 大きく成長可能」と実感しました。
IT SKILLS
Python, C, Pytorch, Tensorflow 等
ART
デジタルイラスト制作において、目指して いた作風の習得に大きく近づきました。この 際、感覚の言語化に拘りました。結果、大手 ゲーム企業様から「作風が非常に魅力的」と お褒め頂きました。この経験から「小さな改 善が大きな成果を生む」と実感しました。
ART TOOLS
CLIP STUDIO PAINT, Photoshop, Indesign 等
"事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。"
私が最も大事にしている言葉です。世界を様々な視点から見るきっかけになっています。 この言葉により、「利己な利他」や「失敗はバグ。ラッキー」等の一風変わった考え方や視 点を持つようになりました。
人生の軸
大学3年次から4年次にかけて作成し、就職活動中により具体化したものです。
・魅力的な人と繋がる。私もなる
他者の為にリソースを割く/メタ思考・クリティカル思考が可能/謙虚で成長意欲がある/熱狂している物事がある
・論理×感性の一流になる
・魅力的な社会を創る
魅力的な方々が創る社会/誰にも責任感と多様な選択肢/異なる存在間に相乗効果/安心・快適・感動の充足/魅力的な解釈
・より学べる環境にいる
・人を創る。人を理解する
制作時間 35時間
制作時期 2023年9月
ツール CLIP STUDIO PAINT
この作品では、以下の2点を目指して制作をしまし た。
・クラシックな青・黄色・ピンクの組み合わせる事
・笑顔ではないが笑顔の印象を受ける作品にする事
実は、小鳥が隠れていたり. . .
制作時には以下の2点を意識し ています。
・工程の細分化
・後で見えなくなる箇所も描く
「工程の細分化」に関して、制
作時には右の6段階の各工程を さらに細分化する事で、制作難 易度の下げています。
「見えなくなる箇所も描く」に 関して、「全体線画」のように 後で見えなくなる箇所も描いて おく事で、齟齬の発生を抑制し ています。
制作時間 25時間
制作時期 2022年6月
ツール CLIP STUDIO PAINT
リファレンスを基に、「笑顔ではないが笑顔の印象 を受ける作品」を目指して制作をしました。
また当時は、顔の立体表現に力を入れて取り組ん でいました。
そこで、立体表現の難易度が低いピエロを描く事 としました。理由は、白塗りの場合、彩度の低い 状態が完成形である事から、色の影響を受けづら く、考慮すべき対象が比較的少ないためです。
制作時間 40時間
制作時期 2021年6月
ツール CLIP STUDIO PAINT
「気品が感じられる作品」を目指して制作をしまし た。
私は、大学1年次にデジタルイラスト制作を開始以 来、世界的に著名なイラストレーターであるwlop 様を目指してきました。そのため、wlop様の作品 から感じられる「気品」を表現し、かつインクを頬 と手につける事で気品と雑さのコントラストを作り ました。
またこの作品では、肌や布、クッションから金属ま で幅広い質感を描き分ける事に挑戦しました。
ツール CLIP STUDIO PAINT
この作品では、以下の2点を目指して制作をしました。 ・アニメ風のイラストから自身の作品を制作する方法を 理解する事
・3DCGを用いたイラスト制作方法を理解する事
高知大学の正門付近の風景、事業開発活動で訪れた地域の風景です。
写実的にせず、私が人物を描く際の作風と良い関係を築く作風を模 索しています。
制作時間 18時間(制作中)
制作時期 2024年3月
ツール CLIP STUDIO PAINT
この作品は、現在模索中の作風によって描いています。
「写実的な人物」と「粗さの残る物や風景」が共存す るコントラストの高い世界をなじませ、1枚の作品と
して完結させる事を目指しています。
既存の作風とは違うこの作風の面白味から、新たな感 動を届けられると考えています。
本ポートフォリオと掲載物 は、アイデア、リファレンス、 制作時などの全てにおいて、一 切AI技術を使用しておりませ ん。
左は、上で掲載していた作品 の制作過程(約5時間分)です。
制作時において、画像生成AI などを使用していないことをご 確認頂けると思います。
このサイトの概要欄、または 以下のURLかQRコードより、 左の制作過程の動画をご確認頂 けます。
【 作品制作プロセス 30秒間版
https://youtu.be/Ej0K9p2QNI4
私は、元林業従事者の祖父から林業の話を聞き、 林業の産業課題に関心を持ちました。そこで、 林業や林業従事者の事をより知る為に木に触れ ようと考えました。また、木工の後戻りができ ない点を通して壊す事に慣れようと思い、木工 を始めました。現在は写真にある木で植木鉢を 制作しています。
写真に写っている木は山桜の切り株であり、実 際はピンク色に見えますが、写真では茶色に見 えてしまいます。ソニー製カメラのα1であれ ば、実際の美しさを切り取る事ができるので しょうか?
●学生時代に力を入れたこと(400字以内)
私は、世界的なイラストレーターの写実的な作風の習得に尽力した。この方の作品に魅 了され、大学1年次に制作活動を始め、再度世界に関心を持てた。そのため「私も感
動を届けたい」と思い、作風の習得を目指した。しかし1年後、完成度の向上に伸び 悩みました。そこで自己評価として、小さな違和感等の感覚の言語化に拘り、7項目で 平均1000文字以上の評価を行った。結果、状況を俯瞰して適切に描画ができるように なり、ポートフォリオ相談会にて大手ゲーム企業様から「作風が非常に魅力的」とお褒 め頂けた。この経験から、小さな改善を繰り返す事で、達成のイメージができない大き な目標でも達成できると実感した。この経験は研究や事業開発でも活きており、担当教 員との情報共有の仕方等、日々改善を繰り返している。貴社では、ソニー様内の相乗効 果をITから促進する為、小さな改善を重視して大きな成果を生むよう尽力する。
●挫折を乗り越えた経験
右の画像は、挫折を乗り越えた経験に関する作品です。
上にある「取り組んだ事」のエピソードにある通り、制作活動開始から1年後には、完 成度の向上に伸び悩んでいました。
そこで私が抱いていた違和感を優先し、制作した作品を壊して描き直しました。理由は、 完成度の比較が容易な為と、壊す事により従来の描き方をやめる決意を固める為です。
結果、左側の作品を壊し、右側の作品を描く事が出来ました。この経験から、私自身の 感覚を信じて描く事ができるようになり、自己評価による改善を加速させる事に繋がり ました。
●ソニーグローバルソリューションズ様、ソニー様に対する志望動機(500字以内)
私が人生の軸を満たしながら企業で活躍する為に就職活動の軸を設けた。この軸がソ ニー様と一致し、かつ私のITスキルで貢献できる為、志望している。【魅力的な社員】 貴社は多様な個性を重視し、かつ説明会でのオープンな姿勢が印象的だった。【理念へ の共感】ソニー様の存在意義は、私の人生の軸の「論理×感性の一流になる」や、描画 活動で目指した感動を届ける事とも一致する。【理念と実際の一致】私は林業等に触れ、 産業ごとに強みや弱みがある事を実感した為、異なる産業間の相乗効果を重視している。 この経験からソニー様の事業体制に大きな価値を感じている。さらに私は、ソニー様が 世界を感動で満たせると確信している。世界的メーカーとしての技術力に加え、私の最 も好きな作品である「アクロス・ザ・スパイダーバース」のように、開始20秒で感動 する作品を生み出す力もある。【感動に近いIT】私は多様な事業の知見を持つITエン ジニアとして、ソニー様内の相乗効果を促進したい。相乗効果の促進が事業拡大を推し 進め、世界を感動で満たす事に繋がると考えている。また、私は多様な分野に主体的に 取り組んできた為、ソニー様の全事業に強い関心を持って取り組める。