経歴
2002. 1
2009. 2
2014. 4
2020. 1
2020. 3
2020. 9
京都市で生まれる
親の単身赴任により渡米(カリフォルニア州)
立命館宇治中学入学
国際バカロレア(IB)資格取得
立命館宇治高等学校卒業
オランダ アイントホーフェン工科大学建築学科入学 (architecture urbanism and building science)
2021. 9
同大学 優位学位プログラム(Honors Academy)開始
取得資格:
実用英語技能検定一級合格
toefl IBT 97点
国際バカロレアプログラムディプロマ取得
使用ソフトウェア:
Archicad/Adobe Indesign/Adobe Illustrator/Adobe Photoshop/Autocad/Sketchup/Twinmotion
建築学科三年の髙橋です。幼少期からモノづくり と絵をかくのが好きで、アメリカの国立公園に訪れ たときに自然に溶け込む建物を体験したことをき っかけに建築に興味を持ち始めました。
模型をたくさん作りながらデザインをしていくのが 好きです。私がいつも設計するときに心がけている ことは自然を取り入れながら、人々が集う憩いの場 をつくることです。
私について
Dress Tower
制作期間:8週間
敷地:オトロー市クレラーミュラー美術館 種類:美術館の増築
クレラーミュラー美術館は自然豊かなフェールヴェ国立公園の中心に位置する美術館である。敷地、 周りの自然風景、既存の美術館建物を分析し、美術館に新しい機能、タイポロジーを加えるとともに、 既存の建物と強く結びつくデザインを心がけた。新旧の対比、lightとheavyの対比、平坦と隆起の対 比など 様々な側面での対比をテーマに既存の建物の特色をより協調する設計を意識した。また、周 りの自然風景と調和する素材、構造を考えた。
茶色:既存の美術館+白色:増築部分(自身の設計)
新しいボリュームにより、 中庭ができる。 古い部分との対比: 古い外壁が内壁へ solidとlightの要素の コントラスト
高さのあるボリュームにより 新しい次元、2dから3dへ、 自然風景の体験の仕方が 増える
古いレンガ壁と新しい白いコンクリート壁の対照
断面図
ポートフォリオ|髙橋一馬 ポートフォリオ|髙橋一馬
タワー部分の断面アクソメ
LightとHeavyのコントラスト
Llight
光を通す 非耐力壁 滑らかな材質 軽い表現 半透明
Heavy 光を通さない
耐力壁 粗い材質 重い表現 不透明
LightとHeavyに囲まれた廊下階段には木々のフィルターを通 したやさしい光が振り注ぐ。lightの半野外空間は柔らかく周り の自然風景と溶け込む。Heavyの空間は展示物をじっくり楽し むことができる。HeavyとLightの空間の対比によりお互いの良 さを引き立てる。
ディテール:
コンクリート壁スタッコ仕上げ材
鉄筋骨組み ポリカーボネートグラスファイバー
高さがある建物にも関わらず、ドレスの生地のようなlightな 表現から、威圧感はなく、自然風景と調和する。
ポートフォリオ|髙橋一馬
Gardening Gathering House
制作期間:8週間
敷地:アイントホーフェン Heistraat 種類:生徒寮
南アイントホーフェンの小さな住宅街の中心に生徒寮を設計した。生徒の居心地の良さとつながりを テーマに、放射状に導線を置き中心の庭を囲む構成にした。それぞれの階にシェアガーデンをつくる ことで小さなコミュニティのつながりを感じられるようにした。またこのエリアを使用する生徒と近隣 のこどもたちの関係性に注目し、こどもに良い刺激を与えるメーカースペースをプレイグラウンドと 共に中央に設置した。
ポートフォリオ|髙橋一馬
開口部を中庭に向けることで 視線と導線をそこに集中させ、 コミュニティの感覚を強める。
ファサードのセットバックにより 半野外空間が生まれ、外と内の移り 変わりが滑らかに。
コンクリートの冷たさと木の温かみ の対比。
寮の東部エリアと西部エリアを繋ぐ 部分を共用のリビングルームにす ることにより、生徒同士の交流の場 を設ける。
中心にメーカースペース。
生徒と近隣のこどもたちが間接的 に交わる場所。
生徒が想像力を働かせて ものづくりに熱中している姿を、 こどもたちは周りの遊具で遊びな がら、眺める。
ポートフォリオ|髙橋一馬
Street in the Sky
制作期間:8週間
敷地:アントワープペリカン通り 種類:住居ビル
アントワープのペリカン通り付近はここ数年注目されている都市開発エリアの一部である。このプロ ジェクトでは開発計画の一部として、商業施設、オフィス、住居スペースが一つになった24階の高層 ビルの設計をした。
近隣の人とのつながりが遮断されがちな従来の居住ビルとは異なり、高層ビルに住みながらも地上 に住む近隣のつながりを感じられる設計を心がけた。近所のこどもが遊んだり、犬を散歩したり、小さ な家庭菜園を作ったり、様々な活動、人々の交流が生まれる地上の近所の小さな街路という存在に注 目し、その要素をビルに応用した。そうするために、街を細かく切りとり、縦に積み重ねるようにし、人 が関われる場所としての street(街路)を空中に設けることができた。
地上の街路を空へ
縦方向に積み重ねる 結果的に街路が空中にできる 人が集まるstreetを積み重ねる
周りの自然を取り込む
動物園と公園をつなげる
4階から上の階 複層住戸の平面図
Nature Bench
活動期間:2年間
敷地:Zaandam
種類:パブリックデザイン
Honors Academy のプロジェクトでは、実際に地方自治体と提携し、公共空間の設計をしている。
人と自然のつながりを小さなスケールから構築することをテーマにストリートファーニチャーを作っ ている。デザインから組み立て、他機関とのコミュニケーションなどすべてのことをチーム四人で 考え活動している。
私はプロダクトデザイン、コンセプトデザイン、ビジュアル作成などを担当している。
コンセプト
生態系の繁栄 人々の手が届く距離に 自然を提供
異文化の交じり合い 人々の心身の健康を促進 交流が生まれる場
自然と生活の融合 生態系の再生 都市を変える
材料の物語を伝える
木材やレンガの再生利用されたもの を作る
企業に対してコンセプト、アイディアを 提案し、ディスカッションを重ね、考え をまとめプレゼンテーションをした。 そこから建設会社と人脈を構築し、 パートナーシップを組むことができた。