JAFスポーツ 2018年 1月号(第52巻 第1号 2018年1月1日発行)

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2017 SUPER GT Round.8 MOTEGI GT GRAND FINAL 2017年JAF全日本ラリー選手権第9戦 新城ラリー 2017 ~JAFカップに挑んだ地方戦士達は、何を持ち帰ったのか~ JAFスポーツ[モータースポーツ情報] JAF MOTOR SPORTS 第52巻 第1号 2018年1月1日発行(毎月1回1日発行) 1967年3月20日 第3種郵便物認可 FIA ラストランに、賭ける 特集 2017 JAF CUP WOMEN CLASS WINNER 2018 JANUARY 1

台風を跳ね返す! 熱き“喧嘩レース”でホンダ勢が健闘!!

N.ミケリス選手が雨のホーム“もてぎ”で優勝

WTCC

台風22号接近の影響で、日本各地 で競技会の開催が危ぶまれていた 10月の最終週。西日本では決勝 中止などの決定がなされる中で、ツインリン クもてぎで開催されたFIA世界ツーリングカ ー選手権(WTCC)第8戦はレースウィーク に突入した。

しかし、第7戦チャイナからの船便による ロジスティックに影響し、機材到着が大幅に ずれ込んでしまう。そのためレース日程が短 縮され、通常3デイで行われる日程を2日間 に凝縮。10月29日(日)に予選と決勝レースが 行われるスケジュールとなった。

道上龍選手の車両は船便を避けて航空便 に切り替えるも、中国・党大会の影響でフラ イトできず、別に組み上げた急造マシンで参 加する事態が発生。エンジン交換を余儀なく されたため、オープニングレース(レース1) ではグリッドダウンを喫してしまった。

ヘビーウェットで迎えた日曜日。予選では Q1、Q2ともホンダ勢が好調で、N.ミケリス 選手とE.グエリエリ選手に加え、道上選手 も急造マシンで速さを見せて自身初のQ3進 出を果たす。今季初めて3台がQ3に進出し たホンダ勢は好調を維持。特にミケリス選手

2017 FIA 世界ツーリングカー選手権シリーズ JVCKENWOOD 日本ラウンド

[JAF 公認 No.2017-0025]

開催日:10 月 28~29 日 開催場所:ツインリンクもてぎ 格式:国際  主催:株式会社モビリティランド[団体登録 No. 公認 24001]、M.O.S.C.[クラブ登録 No. 公認 09001] フォト/山本佳吾、本田技研工業、JAF スポーツ編集部 レポート/JAF スポーツ編集部

は圧倒的な速さを見せた。この結果、メイン レース(レース2)では、ミケリス選手が1番 手、グエリエリ選手は4番手、道上選手は5 番グリッドを獲得することになった。

ライバルのボルボ勢も黙ってはおらず、 N.キャッツバーグ選手が2番手、N.ジロラミ 選手が3番手、T.ビョーク選手は6番手グリッ ドを獲得して、敵地での追い落としにかかる。

リバースグリッドのレース1は、ラダ・ベ スタを駆るK.グリーソン選手がポールポジ ション。2番手以降はシトロエンのT.チルト ン選手、ラダのY.エーラシェ選手、シトロエ ンのM.ベナーニ選手が続き、S.ローブ・レー

シングとRCモータースポーツの戦いだ。

チルトン選手がロケットスタートを決め、 後退したグリーソン選手の隙を突いてボルボ 勢が順位を上げる。若手期待のエーラシェ 選手も上位に食い込んだが、チルトン選手

もてぎのメインレースを制した N.ミケリス選手はチームホ ンダの A. マリアーニ代表とガッチリ肩を組む。ボルボ勢 も N. キャッツバーグ選手、N. ジロラミ選手が表彰台の両脇 を固めてホンダ勢をガッチリ包囲する。

がセクターベスト連発で先行。そのままチル トン選手が逃げ切って今季2勝めを挙げた。 レース2が始まる15時30分。雨は時折強 く降る状況のため、セーフティーカースター トとなった。ポールポジションのミケリス選 手はホールショットを奪い、キャッツバーグ 選手とジロラミ選手が続く。そして、5番グリ

FIA IDC で優勝した川畑真人選手と末永直 登選手がドリフトデモ走行を披露。

観客と選手の“近さ”も WTCC の売り。 R. ハフ選手は終始笑顔で触れ合った。 降りしきる雨の中、表彰式では JAF 久米 正一専務がプレゼンターを務めた。

4 2018 1 JAF MOTOR SPORTS

降りしきる雨の中、80kg の ウェイトを積んだ N.ミケリ ス選手がメインレースでポ ール・トゥ・ウィンを獲得。 ホンダ勢はホームコースの もてぎで、シリーズ首位を 走るボルボ勢に一矢報いる レースを見せた。

WTCC 第 9 戦マカオで偉業達成 道上龍選手が日本人初表彰台!

1.レース 2 で 2 位の N. キャッツバーグ選手。2. 表彰台で健闘を称え合うキャッツバーグ選手(左)とN. ジロラミ選手。3. ジロラミ選手 は 3 位。4.レース 2 の 4 位は E. グエリエリ選手。レース 1 ではホンダ勢トップの 3 位フィニッシュ。5.WTCC 名物「MAC3」では N.ミケ リス選手を先頭にしたホンダ勢が今季 2 度めの勝利。6.7. エンジン交換でグリッド降格の憂き目に遭った道上龍選手。レース 1 では 10 位入賞、レース 2 ではリタイアに終わったが、終始激しいドッグファイトを展開してホームコースでの存在感を示した。8.4 度の WTCC 王者・Y.ミュラーの秘蔵っ子でもある気鋭の Y. エーラシェ選手がレース 1 で 2 位。WTCCトロフィーもゲットした。9.10.2 番グ リッドスタートの T. チルトン選手がトップ独走で今季 2 勝め。念願のタグホイヤー(賞典)をゲットして上機嫌。11.もう一つの WTCC 名物「リペアタイム」。レース 1 では T.ビョーク選手以外は下位に沈みレース 2 への対応に追われた。12.M. ベナーニ選手がレース 1 で は 5 位、レース 2 では 6 位で WTCCトロフィーを獲得。13.レース 1 のミケリス選手はジロラミ選手に追突されて順位を落とす。14. 今 季からポールスター・サイアン・レーシングのアドバイザーを務めるミュラー氏。レース 1 ではキャッツバーグ選手とジロラミ選手 がペナルティを受ける展開となり、レース 2 での戦略を練る。

ッドの道上選手は後続のビョーク選手とのバ トルを展開。道上選手はレース1で後続にプ ッシュされて順位を落としながらも、諦めず にバトルを仕掛けて10位入賞を果たしてい るだけに、これまでの鬱憤を晴らすかのよう

なWTCCらしいデッドヒートを2レース通じ て演じてみせた。しかし、4周のV字コーナー

で痛恨のコースオフ。ブレーキトラブルによ りリタイアとなってしまった。

強まる雨の中でミケリス選手がトップを守

ったが、7周めにはセーフティーカーが入って しまう。SCラン中にもコースアウトする程の 土砂降りとなったためレースは10周で赤旗が 出されて終了となった。この結果、ミケリス 選手が今季3勝めを挙げ、今大会のMAC3 も制したホンダ勢が、昨シーズンに続いてホ ームレースを優勝で飾ることになった。

そして、もてぎで存在感を見せつけた道上 選手は、第10戦マカオのレース1で何と3位 フィニッシュ。日本人初のWTCC表彰台獲

ロータスカップ& N-ONE 最終戦も波乱の展開!

11 月18~19 日に行われた恒例のマカオグランプリは、同日開催の GT ワールドカップの予選レースで 12 台がクラッシュする荒れ模様となっ ていたが、11 月18 日に行われた WTCC 第 9 戦レース 1もマカオの洗礼 を受けることになった。3 番グリッドを獲得した道上選手は、スタート こそ出遅れたものの海側のストレートで稼いで順位をキープした。し かし、5 番手に順位を上げた N.ミケリス選手が 7 周めのタ ーン 16 でウォールにヒット。 その影響で後続車が次々と 追突して赤旗中断となってし まう。レースは再開されず 5 周終了時点で成立となったた め、道上選手は 3 位を獲得。 日本人初の表彰台という偉業 を成し遂げた。

得の偉業を成し遂げた。また、最終戦ロサイ ルには、ボルボのY.ミュラー氏が1年ぶりに 現役復帰することが決定。調子を上げて首位 に迫るホンダ勢と、逃げ切りたいボルボ勢と のタイトル攻防戦は最終戦までもつれ込んだ。

LOTUS Cup Japan 第 5 戦 & 第 6 戦/ 2017 N-ONE OWNER'S CUP FINAL

15. 草野誠二選手と長谷川憲幸選手のタイトル争いが決するロータスカップ第 5 戦&第 6 戦。第 5 戦では長谷川選手と草野選手の交錯があり後味の悪いレ ースとなったが、結局長谷川選手が連勝で逆転タイトルを確定した。

16. 連続 2 位でタイトルを逃した草野選手(左)と長谷川選手。第 6 戦表彰台を下りた 草野選手からの思わぬ握手に長谷川選手は帽子の陰で男泣き。

17. 荒田良浩選手は第 6 戦で 3 位に。18. 第 5 戦表彰台。優勝の長谷川選手(中央)、2 位草野 選手(左)、3 位佐藤考洋選手。19. クラス 3 は秋葉有一選手が連勝。20.N-ONE オーナーズカップ最終戦決勝ではポールポジションを獲得した阿久津敏寿選 手が先行するも途中で失速。2 番手に食らい付いた西郷倫規選手が 5 コーナーでトップに立ち、嬉しい初優勝を飾った。21. 優勝の西郷選手(中央)、2 位の 坂井拓斗選手(左)、3 位は小林天翔選手。阿久津選手が 4 位となったため、昨シーズンは 1 ポイント差で泣いた坂井選手が念願の初タイトルを獲得した。

2018 1 JAF MOTOR SPORTS で優勝
1 3 2 5 7 11 13 12 14 6 8 10 9 4 15 16 17 18 20 21 19

KeePer

TOMʼS

LC500が2位入賞で史上最年少500チャンプ誕生! 崖っぷちで“絶対勝利”をもぎ獲った2

SGT

2017 SUPER GT Round 8 MOTEGI GT GRAND FINAL[JAF 公認 No.2017-0026]

開催日:11 月10~12 日 開催場所:ツインリンクもてぎ 格式:国際  主催:株式会社モビリティランド[団体登録 No. 公認 24001]、M.O.S.C.[クラブ登録 No. 公認 09001]、

株式会社 GT アソシエイション[団体登録 No. 公認 13009]

フォト/野澤廣幸、GTA、JAF スポーツ編集部 レポート/はた☆なおゆき、JAF スポーツ編集部

全8戦で争われるスーパーGTの最 終戦「MOTEGI GT GRAND FIN AL」が、11月10~12日にツインリ ンクもてぎで開催された。GT500では5チー ムに、GT300では4チームにチャンピオン獲 得の権利が残されていたが、ポールポジショ ンを獲得したのは、いずれも候補のチーム。

GT500ではMOTUL AUTECH GT-Rの松 田次生/ロニー・クインタレッリ組、GT300 ではグッドスマイル初音ミクAMGの谷口信 輝/片岡龍也組が、それぞれ最前列グリッド からスタートすることになった。

秋晴れで3万6,000人もの大観衆が詰めか けた決勝レースでは、フォーメーションラッ プで波乱が起こる。タイヤに熱を入れようと、 最終のビクトリーコーナーでアクセルのオン オフを繰り返していたMOTUL GT-Rと予選 2番手のWAKO’S 4CR LC500が接触。共 にエアロパーツを傷めてしまう。

これにより、WAKO’S LC500はボンネッ トが浮くほどダメージを負い、徐々に順位を 落としたばかりか、後にリアから接触されて、 大嶋和也選手とアンドレア・カルダレッリ選

手は王座獲得の権利を逃してしまう。

一方、MOTUL GT-Rは損傷部分がすぐに 飛び散って事なきを得たことから、クインタ レッリ選手はトップを快走。一方で2番手に 浮上したのがKeePer TOM’S LC500のニ ック・キャシディ選手だ。この順位をキープ すれば、平川亮選手と共に栄冠が手に入る。

22周めにピットに戻った37号車は平川選 手と交代、その2周後にはMOTUL GT-Rも 松田選手に代わるがポジションはそのまま。 間に割って入る存在が欲しい松田選手ではあ ったが、その時点で3番手を走るのは、レク サス勢のZENT CERUMO LC500の石浦 宏明選手とあって、むしろ盾にもなっていた。

結局、そのまま逃げ切ったMOTUL GT-R の2人は、チャンピオンこそ奪えなかったが、 今季のニッサン勢で唯一奪えた勝利となり、 レース後には安堵の表情を見せていた。 「開幕戦ではレクサス勢に上位を独占されて、 苦しいシーズンが始まったと思いつつ、一生 懸命開発を進めて、ようやくクルマもタイヤ も合わせ込めたからこそ、集大成として最後 に勝てたんだと思います」と松田選手。

一方、2位でタイトルを確定した平川選手と キャシディ選手は共に23歳。500の栄冠を手

GT500/1. 最終戦で今季ようやく初勝利を挙げた 23 号車松田次生/R. クインタレッリ組。「新しい空力規定に なって正直合わせ込みに苦労しました。今年は GT-R が 1 勝もできなかったのでこの勝利は大きなプラスになり ました」とは松田選手。2.GT500 表彰台。シリーズ 2 位で挑んだ 6 号車大嶋和也/A. カルダレッリ組は運に見放 されて 2 周差の 13 位に。3.37 号車の平川亮/N. キャシディ組は 2 位でタイトル確定。4.38 号車立川祐路/石浦 宏明組は我慢のレースで 3 位。5.6.17 号車塚越広大/小暮卓史組(5.)と100 号車山本尚貴/伊沢拓也組(6.)が 熾烈なバトルを演じ、NSX-GT 同士の 4 位争いは 17 号車が制した。7.46 号車本山哲/千代勝正組が 6 位。GT300 /8.9. 優勝は 65 号車黒澤治樹/蒲生尚弥組。「今季はマシンとタイヤに恵まれて、手探りながらも蒲生選手と 2 人で高め合っていい戦いができました」とは黒澤選手。10. タイヤ無交換で最後に逆転された 55 号車高木真一 /S. ウォーキンショー組が 2 位。11.4 号車谷口信輝/片岡龍也組は 3 位でタイトル確定。12.9 番手スタートの 9 号車 J.レスター/峰尾恭輔組が 4 位に。13.25 号車の若手コンビ松井孝允/山下健太組は惜敗の

6 2018 1 JAF MOTOR SPORTS
5 位。
1 2 3 4 5 6 10 12 11 13 9 7 8

10 月からの雨続きが一変して晴天に恵まれた最終戦もてぎ。シリーズ 3 位からのタイト ル奪還を狙った 23 号車モチュール GT-R が、決勝ではポール・トゥ・ウィンで完全勝利。 逆転タイトル獲得とはいかなかったが、GT-R 勢に待望の今季初勝利をもたらした。

冠王者の意地

にした最年少コンビとなった。

「ホッとしたというか、言葉になりにくいん ですが、1年を通してミスなく、ニックもいい

仕事をしてくれました。完璧なシーズンを過 ごせたことを、皆さんに感謝しています」と平 川選手が語れば、キャシディ選手も「僕もホ ッとしました。まだ2年めの僕を信頼してく れたチームの人達に感謝します。これからも 日本のレースで頑張っていくつもりです」と、 共に冷静に喜びを噛み締めていた。なお、2

人が所属するチームTOM’Sにとっては9年 ぶりとなるタイトル獲得でもあった。

GT300では、初音ミクAMGの片岡選手 がスタートと同時に逃げていくが、10周を過 ぎたあたりでペースが鈍り始める。が、それ は想定の範囲で、規定で許された最短の16 周めにピットに戻って谷口選手と交代する。

代わってトップに立ったARTA BMW M6 GT3の高木真一選手は、31周めまでショー ン・ウォーキンショー選手との交代を遅らせ

たばかりか、何とタイヤを無交換。これでウ ォーキンショー選手は、LEON CVSTOS AMGの蒲生尚弥選手、VivaC 86 MCの松 井孝允選手、そして谷口選手をも抑えて、ト ップでコースに戻ることができた。このうち 松井選手以外はチャンピオン候補で、この順 位が保たれれば、初音ミクAMGのタイトル が確定する。

しかし、ウォーキンショー選手との差を詰 めつつあった蒲生選手が逆転して、谷口選手

来たる“GTA × ITR”のコラボ計画が ニッポンのもてぎで加速した!

かたい握手を交わしたベルガー氏(左)と 坂東正明 GTA 代表。GT500 とDTM が共通 モノコックを使用しており、いずれ『クラ ス 1』として交流を図ろうとする計画が、ま た一歩、前進を果たした。

この大会ではドイツツーリングカー選手権/DTM マシンのデモ走行が行われた。すでにド イツのホッケンハイムで、レクサス LC500、ニッサン GT-R によるデモランが行われていたが、 この時はホンダ NSX-GT が参加せず。そのため、今回は GT500 マシンと併せて日独 6 車種が 連なって走る歴史的な光景が披露された。これに DTM のチェアマンである、元 F1ドライバ ーのゲルハルト・ベルガー氏も同行。「日独のメーカーが同じ規則を使うことで、互いにレー スをすることができるし、日本のメーカーが欧州でレースに出ることもできる。素晴らしいレ ースをファンに見せられるでしょう」とはベルガー氏。2019 年には DTM も 2ℓの直 4 直噴ター ボエンジンの採用を公表。DTM とスーパーGT のコラボが現実のものとなりつつあるのだ。

日独 6 車種混走のデモランは土曜と日曜 に実現。そして上陸した 3 台の DTM マシ ンは、栃木県警の警察車両に続いてパレ ードラップにも参加。駆け付けた観客達 は交流戦の早期実現を夢想した。

ドイツから訪れたのは、BMW M4 DTM を駆るアウグスト・ファルフス選 手(左上)とアウディRS5 DTM を駆るロイック・デュバル選手(右上)、そ してメルセデス AMG C63 DTM を駆るマロ・エンゲルス選手(左下)。ま た、長年アウディ・スポーツの代表を務めてきたウォルフガング・ウル リッヒ博士も来日して日本最高峰レースの盛況ぶりを実感していた。

7 2018 1 JAF MOTOR SPORTS

「昨年は取りこぼしが多かったけど、今年は全レースで ポイントを獲得できたことが大きかった」とは関谷正徳監 督。史上最年少チャンプとなった平川亮選手は「今年は 強いクルマに乗れて、最終戦はチームもノーミスで対応 してくれました。ゴール直後はホッとしたというのが正直な感想です」と語る。

N. キャシディ選手は「まだスーパーGT2 年めの 自分をチームの皆さんが信頼してくれたことに感謝したい」と安堵の表情を見せた。

Driver Ranking GT500

1 平川亮選手 LC500

N. キャシディ選手 84 point

2 松田次生選手 GT-R

R. クインタレッリ選手 82 point

3 大嶋和也選手 LC500

A. カルダレッリ選手 63 point

4 立川祐路選手 LC500

石浦宏明選手 62 point

5 J. ロシター選手 LC500 53 point

6 中嶋一貴選手 LC500

Driver Ranking GT300

は4番手のままであれば、蒲生 選手が黒澤治樹選手と共にチャ ンピオン確定となる。それだけは 阻止したい谷口選手だったが、 鉄壁のガードに阻まれていた。

そして、GT300連覇の夢は断 たれた松井選手は、表彰台に上 がって最後の意地を見せたかっただろう。し かし、タイヤを4本とも交換した谷口選手に 対し、松井選手は左2本交換に留めたことも あり、やがてコーナーでの踏ん張りが利かな くなり、38周めには谷口選手ばかりか、GULF NAC PORSCHE 911のジョノ・レスター選 手にも抜かれてしまう。

片山右京監督は「横浜ゴム 100 周年なので年頭から狙ってました。2 人も厳しい時に 耐えてくれたので、タイトルを獲得してくれてありがとうと言いたいです」。「今年 ほどマシンにパフォーマンスがあると感じた年はありませんでした。でも、周囲の 期待と現実の難しさの間で緊張感の高い週末になりました」とは片岡龍也選手。谷 口信輝選手は「今年も2014 年みたいな展開になったのでタイトルが獲れて肩の荷 が下りた感じです」と語る。

込みも、シーズンを通じてどんどん進んでい ったからには、次のシーズンの僕らはもっと 手強くなっているはず」と逆襲を誓った。

その後、予想通りトップは入れ替わる。蒲 生選手も左2本交換の強みを生かして、ジワ ジワとウォーキンショー選手を追い詰め、ラ スト2周でついに逆転。LEON AMGの2人 は2勝めをマークするも、ランキングでは奇 跡の大逆転を果たせなかった。

黒澤選手は「新しく履いたタイヤの合わせ

GT300では、ARTA M6が2位。そして3 位でゴールした初音ミクAMGが、GT300で 3度めとなるチャンピオンを確定させた。 「ポイントリーダーとしても てぎに入り、それなりに差 をつけていましたが、実は まったく余裕がなく、我々 は最善と、最悪を避ける方 向、両方の作戦を立ててい ました。そうして3位に苦労 して入ってチャンピオン、

第 13 戦は宮田莉朋選手が独走。後 続では角田裕毅選手と笹原右京選手 の接触、澤田真治選手のコースオ フ、大湯都史樹選手の車両トラブル と波乱が起きたが、篠原拓朗選手 (右写真)が 2 位を獲得して「今年のベ ストレースでした」と笑顔を見せた。

第 14 戦は 2 番グリッドの澤田真治選 手(左写真)が 1コーナーを奪い、大 湯都史樹選手が 2 番手で続く。トッ

プの澤田選手は 10 周めの 90 度で痛 恨のブレーキミス。その隙に大湯選 手が競り合いにもち込み、大湯選手 が差し切って今季 3 勝めを挙げた。

47 point

1 谷口信輝選手 AMG GT3 片岡龍也選手 77 point

2 黒澤治樹選手 AMG GT3

蒲生尚弥選手 72 point

3 中山雄一選手 RC F GT3 坪井翔選手 61 point

4 高木真一選手 M6 GT3

S. ウォーキンショー選手 61 point

5 松井孝允選手

嬉しいというより、どっと肩の荷が下りた気 分です」と語る谷口選手。そして片岡選手も 「チャンピオン獲れて、本当に良かったです。 まわりの人たちにすごく助けてもらって、チ ャンピオンという結果で恩返しできたことを 嬉しく思います。『獲れるでしょ?』っていう、 まわりとの空気感のズレも感じつつ、決して 簡単じゃなかっただけに、今は緊張感から解 放されたという気分です」と語る。谷口選手と 片岡選手、そしてチーム共々3回めの栄冠と あって、実感はこれから湧くのだろう。

選手がズラリと並ぶグランドファイナル。2 日間計 5 万 5,500 人の観客が再会を誓った。

FIA-F4 最終戦もてぎは宮田莉朋選手が初の連覇達成! 2017 FIA-F4 選手権 第 13 戦&第 14 戦

「勝って決めたかったので 3 位は複雑な気持ちで す。フォーミュラのキャリアは短いですが、FIA-F4 をしっかり連覇して GT に上がりたかったという目 標に近付けそうです」とは宮田莉朋選手。

ポイントリーダーで迎えた最終ラウンド。笹原右 京選手は予選からスピード不足に悩んで本調子と はいかず、第 13 戦もスタート直後から接触&マシ ン破損の憂き目に遭う苦しい戦いとなった。

月末の鈴鹿以来の開催となった FIA-F4。最終決戦の舞台はツインリンクもてぎだ。ポ イントリーダー笹原右京選手を始め、宮田莉朋選手と角田裕毅選手というそれぞれ 今季 3 勝している 3 名にタイトル確定の権利がある。笹原選手と宮田選手は 13 ポイ ント差。笹原選手が両者に第 13 戦で 26 ポイント差を付ければタイトルが決まる状況だ。し かし、第 12 戦鈴鹿の勝利で勢いに乗る宮田選手は、第 13 戦で完璧なレースを披露。残り2 周でファステストを獲得するなど圧巻の走りを見せた。ペースの上がらない笹原選手は何と 5 位。これで宮田選手が 2 ポイント差で首位に躍り出ることになった。起死回生を狙う笹原選 手は第 14 戦の 4 番グリッドから好スタートを決め、スタートに失敗した宮田選手とバトルにな ったが、角田選手の先行を許して 5 番手に転落。対する宮田選手は手堅く3 番手フィニッシ ュ。このため宮田選手が 3 位で 2 年連続 FIA-F4ドライバーチャンピオンの座を確定させた。

2018 1 JAF MOTOR SPORTS
8
山下健太選手 48
B.
45
86 MC
point 6 平中克幸選手 AMG GT3
ビルドハイム選手
point

この週末、唯一行われた決勝レースと なった OK 部門第 9 戦は、6 番手スター トの名取鉄平選手が優勝。

台風の影響で鈴鹿南が舞台の全日本カートは大荒れに!

KART

2017 年全日本カート選手権 OK 部門第 9・10 戦 全日本カート選手権 FS-125 部門東西統一競技会

ジュニアカート選手権 FP-Jr 部門/

FP-Jr Cadets 部門東西統一競技会[JAF 公認 No.2017-2511]

開催日 : 10 月 28~29 日 開催場所 : 鈴鹿サーキット国際南コース

格式 : 国内 主催 : SMSC[クラブ登録 No. 公認 82401] フォト/早川俊昭 レポート/水谷一夫

日本カート選手権の2017シリーズ を締め括る大会は、台風に翻弄さ れる2日間となった。鈴鹿サーキ ット国際南コースで開催されたのは、全日本 カート選手権OK部門の第9・10戦と、同 FS-125部門の東西統一競技会、そしてジュ ニアカート選手権2部門の東西統一競技会。

中でも14名もの選手がチャンピオンの権利 を残しているFS-125部門は、出走55台の にぎわいだ。

この週末は台風22号が日本列島の南海上 を通過、サーキットは2日間の会期を通じて 雨に包まれた。台風は大会2日めの各部門 決勝が行なわれる時間帯の直後にもっとも 鈴鹿に近づくと予測されたため、1日めに全 部門のタイムトライアルとOK部門第9戦の 予選を行なう予定だったタイムスケジュール は前倒しに変更され、ジュニア2部門の予選 も1日めに実施されることとなった。

国内カートレースの最高峰、OK部門。2日 めに行なわれた第9戦決勝をポールから発 進したのは、ベテランの佐々木大樹選手だ。 佐々木選手は序盤で2秒弱のリードを築い て独走する。だが、名取鉄平選手が6番グ

リッドから順位を上げて佐々木選手に接近、 レースが終盤に入った18周めに一発で逆転 を成功させてトップを奪った。すると、残り 2周で名手・佐々木選手が雨に足元をすくわ れまさかのスピン。これで大きなリードをも らった名取選手が、今季3勝めを飾った。 「今朝の公式練習で大きく変えたセッティン グが当たりました」と名取選手。

予選レースからゼブラゾーンも隠れるほどの豪雨に見舞わ れたため、ほとんどの決勝レースは中止が決定された。

2位は単独走行の三宅淳詞選手。野中誠 太選手が朝日ターボ選手の追い上げを振り 切って、4戦連続の表彰台となる3位に。前 大会で早くも王座獲得を確定させた佐藤蓮 選手は、予選で後続に追突されリタイア、 決勝は16ポジションアップの8位となった。 第10戦の予選は、佐藤選手が独走中の6 周め終了時点に、雨量が危険なレベルに達 したとして赤旗が提示され中断。12周から9 周に短縮して再開されたレースでは、佐々 木選手が朝日選手を従えて1位でゴール、 大草りき選手が3位でチェッカーを受けた。 ますます強まる雨の中、続いてジュニア 選手権FP-Jrカデット部門の決勝が12周か ら8周に短縮されて行なわれたのだが、やは り6周めの終わりに赤旗が出され、このレー スはそのまま不成立となった。

その後、台風が鈴鹿に近づく中でブリー フィングが行なわれ、大会はこの時点で終 了することが参加者全員に伝えられた。そし て追って発布された公式通知で、OK部門の 第10戦と他の部門は予選の結果(FS-125部 門はA/Bグループ予選の総合結果)を正式 結果とみなしてレースが成立したこと、全日 本の2部門には予選までのポイントが与えら れること、ジュニアの2部門には予選結果に 決勝のポイントが与えられることが告知され た。こうして2017年の日本カート選手権は、 異例の形でシリーズの幕を閉じた。

1.OK 部門第 9 戦で 3 位入賞の野中誠太選手。2. 同第 9 戦で 2 位に入った三宅淳詞選手。

3.OK 部門第

部 門予選ヒートを1 位で通過した平良響選手。

9 2018 1 JAF MOTOR SPORTS
OK部門第9戦は名取鉄平選手が3勝めを獲得 するも、第10戦は悪天候で決勝が不成立に!
10 戦予選ヒートでトップを奪った佐々 木大樹選手。4.FP-Jr Cadets 部門では加納康雅選手が予選ヒート首位を奪った。5.FP-Jr 部門予選ヒート、トップの小田優選手。6.FS-125
1 4 2 5 3 6
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2018.JANUAR 018.JANUARY Y

JAFMOTORSPORTS

監修/一般社団法人 日本自動車連盟

〒105-0012東京都港区芝大門1-1-30 ☎0570-00-2811 (ナビダイヤル)

発行所/(株)JAFメディアワークス 〒105-0012東京都港区芝大門1-9-9

野村不動産芝大門ビル10F ☎03-5470-1711

発行人/山口真人

振替(東京)00100-1-88320 印刷所/凸版印刷株式会社

表紙/2017JAFカップオールジャパンジムカーナ&JAFカップオールジャパンダートトライアル

撮影/谷内寿隆(ジムカーナ)

編集長/田代康  副編集長/佐藤均

デザイン/鎌田僚、(株)スタジオーネ63

編集/

12 2018年モータースポーツライセンス更新のご案内

14 モータースポーツライセンス更新申請料のFAX及び郵送によるク レジットカード支払い利用取扱い中止について

15 2018クラブ・団体更新のご案内

16 JAFマイページのご案内

17 2017JAFモータースポーツ表彰式 受賞者一覧

19 Aライセンス講習会日程

20 海外競技会出場証明書(サーティフィケート)申請について

40 2018年カートライセンス更新のご案内

42 2018カートクラブ・団体更新のご案内

42 JAFカートカレンダー(1〜2月)

21 JAFMOTORSPORTSCALENDAR(1〜2月)

43 全日本カート選手権&ジュニアカート選手権データファイル

45 全日本カート選手権データファイル

32 ラストランに、賭ける

特 集

〜JAFカップに挑んだ地方戦士達は、何を持ち 帰ったのか〜

30 Topics

FIA MastersHistoricF1、鈴鹿に上陸

52 Topics 「身近な場所で気の合う仲間と」 東西でオートテストの開催拡大!

58

画 企 載 連

輝け、モータースポーツ女子のチカラ! 第6回

[RACE]

4 2017FIA世界ツーリングカー選手権シリーズ日本ラウンド (WTCC)

6 2017SUPERGTRound8

MOTEGIGTGRAND FINAL

56 2017SCCN NOVEMBERRACEMEETING in TSUKUBA

57 2017ゴールドカップレース第5戦

[RALLY]

24 2017年JAF全日本ラリー選手権第9戦

新城ラリー2017

54 第12回JMRC全国オールスターラリーフェスティバル チームモアラリーin滋賀

[GYMKHANA]

26 2017年JAFカップオールジャパンジムカーナ JMRC全国オールスタージムカーナIN中国

51 2017年JAF筑波サーキットトライアル選手権第5戦 東関東サーキットトライアルinつくばSr6

DUNLOPDXLスカラシップ タイヤセレクト足立加平6

TMAC Aライセンス講習会サーキットトライアル付11

[DIRTTRIAL]

28 2017年JAFカップオールジャパンダートトライアル JMRC全国オールスターダートトライアルin近畿

[RACING KART]

9 2017年全日本カート選手権OK部門 第9戦/第10戦

2017年全日本カート選手権FS-125部門東西統一競技会

2017年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-JrCadets部 門東西統一競技会

(株)
A
3-5470-1712
JAFメディアワークス J
Fスポーツ編集部 ☎0
1
I I I I I IN N N N N NF F F F F FO O O O OR R R R R RM M M M M A A A A A AT T T T T TI I I I IO O O O O ON N N N N INFORMATION f f f fr r r r r ro o o o o om m m m from J J J J JA A A A A AF F F F F JAF ●JAFからの公示・お知らせ●
E E E E E EV V V V V V VE E E E E E EN N N N N NT T T T T T R R R R RE E E E E EP P P P P PO O O O O OR R R R R R EVENTREPORT T T T T T T R R R R R RA A A A A A AC C C C C CI I I I I I IN N N N N NG G G G G GK K K K K KA A A A A AR R R R R RT T T T T I I I I I IN N N N N N NF F F F F FO O O O O OR R R R R RM M M M M A A A A AT T T T T TI I I I I I IO O O O RACINGKARTINFORMATION N N N N

INFORMATION FROM

●JAFからの公示・お知らせ

2018年モータースポーツライセンス更新のご案内 受付中!

モータースポーツライセンス(以下「ライセンス」と言います。)の更 新手続きは、��月から受付を�始しています。

新しい年のモータースポーツ活動へ向けて、余裕を持って更新 手続きを行ってください。

なお、JAF窓口にご来店の際は、14ページに記載の休業日、 受付時間をご確認のうえご来店ください。

ライセンス申請書はJAFホームページよりダウンロード 可能です。

[公示No2018ー001]

お願い 2016年から2017年への更新を行っていない方には JAFスポーツ誌をお送りしておりませんので、身近に そのような方がいましたら、以下内容をご案内ください。

2016年から2017年へのライセンス更新期限は、下記のとおりです。

窓口受付 2017年12月29日(金)17:30まで *郵送の場合は2017年12月31日の消印まで有効 *JAFマイページ(web)上でのお手続きの場合は  2017年12月31日 23:59手続き完了分まで 2018年になると更新の資格を失いますのでご注意ください。

(年末年始の休業日については14ページをご確認ください。)

●ライセンス取得資格  競技許可証および公認審判員許可証は「JAFスポーツ資格登録規定」および「自動車競技に関する申請・登録等手数料規定」に基づき発給さ れます。詳細は当該規定をご参照ください。

●更新に必要なもの

1.ライセンス申請書

所定のライセンス交付申請書を使用してください。

縦4cm×横3cm、無帽、無背景、上半身のもので、申請前6ヵ月以内に撮影した鮮明な写真を申請書の所定位置に貼付し てください。(お手持ちのライセンスに使用した写真と同じでよろしければ、写真の提出は不要です。) ・必ず指定のサイズの写真を貼付してください。サイズが異なる場合、使用できないことがあります。

合は不要

3.JAF個人会員

4.ライセンス料(許可証料)

・デジタルカメラの画像を使用する場合は、必ず写真専用用紙に印刷してください。

ライセンス更新に際しては、JAF個人会員が有効期限内であることが必要条件ですので、JAF個人会員の有効期限が切れて いるとライセンスの更新手続きが行えません。ご本人のJAF個人会員の有効期限をご確認くださいますようお願いします。万一、 JAF個人会員の有効期限が切れている場合には、速やかに継続手続きを行ってください。継続手続きの方法等については、お 近くのJAFへお問い合わせください。

18歳未満の方は不要 下記の表の通りです。

5.出場記録カード

または役務記録カード

上級更新(参加者は除く)、または国際A、Bライセンスの更新申請をする場合、実績を確認するために必要です。 (国内A、国内B、国際R、国際C、公認審判員、参加者の更新申請の場合は不要)

●JAFマイページによるライセンス更新

JAFマイページにご登録いただければ、インターネットでライセンス更新ができます。

お手続き方法については、本誌16ページをご覧ください。

なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。

●許可証料(カートライセンスの料金は、40ページをご覧ください。)

〈許可証料の計算方法〉

*公認審判員許可証を2種目以上併有する場合は、最上級の許可証料 に、2種目めより1種目につき500円ずつ加算されます。

(例)コースA1級と計時A2級の場合:5,100円+500円=5,600円  併有する許可証が同じ級(例:技術A1級とコースB1級等)の場合でも 計算方法は同様です 。

*競技運転者、公認審判員、競技参加者を併有している場合には、そ れぞれ左記の許可証料が必要です。

※競技会の出場実績を確認する必要がある種類のライセンス、および18歳未満の方のライセンスについては、インターネットでの更新手続きは行って おりません。また、上級や推薦を伴う申請についても、お手数ですが、窓口へご来店いただくか現金書留による郵送にてお手続きくださいますよう お願いいたします。

12 2018・1JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
2.写真1枚 参加者許可証のみの申請の場
許可証料 許可証の種類 許可証料 許可証の種類 6,300円 国内 参 加 者 3,100円 国内B 競 技 運 転 者 12,500円 国際 4,100円 国内A 3,100円 3級 審 判 員 10,400円 国際R 4,100円 2級 10,400円 国際C 5,100円 1級 12,500円 国際B 1種目につき 500円 資格併有の場合 14,600円 国際A 10,400円 国際ソーラーカー 10,400円 国際ドラッグレース

●ライセンスの交付申請書(更新)の記入について

申請書の枠内に正確かつ明瞭にご記入いただき、記入漏れのないようご注意ください。(未記入項目や、判読できない文字があると、ライセンス が発給できない場合があります。)11月号14ページに記入例を掲載していますので、ご参照ください。

項目

注意事項等

申請者本人の会員(ライセンス)番号を記入。 会員No

登録クラブ・団体の 所属証明欄

申請者氏名

自分の所属しているJAF登録クラブ(または団体)(複数所属している場合は、その主たるクラブ1ヵ所)の名称、略称を記入し、 当該クラブ(または団体)の登録印を捺印。本証明欄については、2017年の登録印は、2018年3月までの申請に使用できま す。JAF登録クラブ(または団体)に所属していない場合は不要。

氏名とその上段にカタカナでフリガナを記入。

平日昼間、連絡がとれる電話番号を記入。

郵便番号       ※

連絡先電話番号    ※ 現住所の郵便番号(��)を記入。

現住所        ※

都道府県名を必ず記入し、その上段にカタカナでフリガナも記入。マンション アパート 寮名・部屋番号等も必ず記入。

ライセンスに使用する写真を変更する場合「する」を○で囲み、本申請書に写真を貼付してください。 写真の変更      ※

自動車運転免許証   ※

運転免許証番号を記入。

国際の運転者および参加者はローマ字で記入。国内の運転者および公認審判員の申請者は記入不要。(30字以内) ライセンス表記名

参加者の代表者名

種類およびクラス

写真貼付欄

写真

その他

参加者の申請の場合、代表者名を記入。国際参加者の場合はローマ字(全て大文字)で記入。

申請書の該当するクラスおよび種類に○。(11月号の記入例は国内A、コースB3級、計時A1級、技術A2級を同時に年度更 新する場合のもの。)*国際ドラッグレースライセンスは国内A以上のライセンスと併有することが条件。

氏名、ライセンス番号、申請種別も、忘れずに記入。

縦4cm×横3cm、無帽 無背景 上半身のものを1枚。申請前6ヵ月以内に撮影のこと。ライセンス申請書の下段にある所定 の位置に貼付。(前年のライセンスに使用した写真を再使用する場合は、写真の貼付は不要です。)

�技運転者と公認審判員の��を申請する場合でも申請書は�枚で�。 ご記入内容を訂正する場合は、取消線を引き訂正部を押印(またはサイン)の上、書き直しをしてください。

※の箇所は更新申請の場合、変更がなければ記入不要です。

●ライセンスが発給されるまで

~ライセンス作製の流れ~

①申請

申 請 者

②仮ライセンス  発給

③写真入り  ライセンスを送付

JAF窓口 JAF本部

※②発給日から60日間有効 ※①から③までは約1ヵ月ほどかかります。更新のピーク時にはこれ 以上日数がかかる場合がありますのでご了承ください。

写真入りライセンスをクラブ等にまとめて送付する場合、10件以上は レターパックで、10件未満の場合は普通郵便で送付します。

ライセンス発給に関するお問い合わせは、14ページのJAF支部窓口へ お願いします。

●ライセンスへの署名

ライセンスがお手元に届いたら、ライセンスの裏面の署名欄 に、必ずご本人が署名してください。

署名してはじめてライセンスは有効となります。

※ライセンス表面の二次元バーコードには会員(ライセンス)番号が登録さ れています。

13 2018・1JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
SAMPLE AMP AMPL 2018
SAMPLE MP

●ライセンス申請の受付場所

ライセンス更新のために必要な書類等は、お近くの下記JAF支部へ持参または郵送してください。掲載のない窓口での受付は行ってい ませんのでご注意ください。

【窓口受付】

受付時間は 9:00〜17:30です。

土・日・祝日・年末年始(12月30日(土)〜1月3日(水))は休業となります。

【郵送受付】

必ず「現金書留」にてお送りください。その際封筒表面に「ライセンス更

新」と明記してください。

※一部の支部の電話は地方本部のある支部へ転送されます(転送費用はJAF負担)。

モータースポーツライセンス更新申請料等の FAX及び郵送によるクレジットカード支払い利用取扱い中止について [公示No2018ー002]

かねてより本誌でお知らせしておりますが、割賦販売法改正 によるクレジットカード取扱い方法の変更により、FAX及び 郵送によるクレジットカードでのお支払いの申請受付は2017年 ����を��まして��させていただきました。

これにより、郵送による申請受付は現金書留を利用した方法

のみの受付とさせていただいております。

なお、JAF窓口に直接ご来店の場合、あるいはJAFマイ ページにおきましては、引き続きクレジットカードをご利用い ただけます。

14 2018・1JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
住所および電話番号 支部 地方 本部 〒062-0051 札幌市豊平区月寒東1条15丁目8-1 TEL 011-857-7155 札幌支部(北海道本部) 北海道 〒041-0824 函館市西桔梗町589-21 TEL 0138-49-4534 函館支部 〒070-8061 旭川市高砂台1-1-1 TEL 0166-69-2111 旭川支部 〒084-0906 釧路市鳥取大通8-2-11 TEL 0154-51-2167 釧路支部 〒080-0038 帯広市西8条北1-14-1 TEL 0155-26-0260 帯広支部 〒090-0838 北見市西三輪1-657-3 TEL 0157-66-5220 北見支部 〒984-8539 仙台市若林区卸町3-8-105 TEL 022-783-2826 宮城支部(東北本部) 東北 〒030-0955 青森市駒込字桐ノ沢9-12 TEL 017-765-5255 青森支部 〒020-0834 盛岡市永井12-18-1 TEL 019-637-7110 岩手支部 〒960-8165 福島市吉倉字谷地12-1 TEL 024-546-0022 福島支部 〒010-0942 秋田市川尻大川町2-1 TEL 018-864-8492 秋田支部 〒990-2402 山形市小立2-1-59 TEL 023-625-4520 山形支部 〒105-8562 港区芝2-2-17 TEL 03-6833-9140 東京支部(関東本部) 関東 〒950-0965 新潟市中央区新光町11-6 TEL 025-284-7664 新潟支部 〒381-0034 長野市高田675-2 TEL 026-226-8456 長野支部 〒310-0851 水戸市千波町2475-7 TEL 029-244-2660 茨城支部 〒321-0166 宇都宮市今宮2-4-6栃木県自動車会館内 TEL 028-659-3231 栃木支部 〒370-0071 高崎市小八木町2040-2 TEL 027-364-5155 群馬支部 〒338-8531 さいたま市中央区下落合4-1-1 TEL 048-840-0025 埼玉支部 〒260-8565 千葉市中央区中央港1-16-19 TEL 043-301-0800 千葉支部 〒221-8718 横浜市神奈川区片倉2-1-8 TEL 045-482-1255 神奈川支部 〒400-0854 甲府市中小河原町730-1 TEL 055-243-3131 山梨支部 〒466-8580 名古屋市昭和区福江3-7-56 TEL 052-872-3685 愛知支部(中部本部) 中部 〒939-8064 富山市赤田791-3 TEL 076-425-5550 富山支部 〒921-8062 金沢市新保本4-8 TEL 076-249-1252 石川支部 〒918-8236 福井市和田中2-105 TEL 0776-25-2000 福井支部 〒500-8356 岐阜市六条江東2-4-11 TEL 058-277-1121 岐阜支部 〒422-8517 静岡市駿河区曲金6-4-8 TEL 054-654-1515 静岡支部 〒514-0815 津市藤方字中堰東666-8 TEL 059-222-2300 三重支部 住所および電話番号 支部 地方 本部 〒567-0034 茨木市中穂積2-1-5 TEL 072-645-1300 大阪支部(関西本部) 関西 〒520-2153 大津市一里山5-11-1 TEL 077-544-3300 滋賀支部 〒601-8134 京都市南区上鳥羽大溝5 TEL 075-682-6000 京都支部 〒657-0044 神戸市灘区鹿ノ下通2-4-13 TEL 078-871-7561 兵庫支部 〒630-8144 奈良市東九条町109-1 TEL 0742-61-0006 奈良支部 〒641-0007 和歌山市小雑賀640-3 TEL 073-421-5355 和歌山支部 〒733-8610 広島市西区庚午北2-9-3 TEL 082-272-9967 広島支部(中国本部) 中国 〒680-0911 鳥取市千代水2-13 TEL 0857-31-4433 鳥取支部 〒690-0011 松江市東津田町1092-1 TEL 0852-25-1123 島根支部 〒703-8586 岡山市中区穝155-9 TEL 086-273-0710 岡山支部 〒753-0871 山口市朝田2094-1 TEL 083-921-7777 山口支部 〒760-0079 高松市松縄町1083-16 TEL 087-867-8411 香川支部(四国本部) 四国 〒770-0867 徳島市新南福島1-4-32 TEL 088-625-6511 徳島支部 〒790-0062 松山市南江戸5-15-32 TEL 089
925-8668 愛媛支部 〒780-0088 高知市北久保19-28 TEL 088-882-0311 高知支部 〒814-8505 福岡市早良区室見5-12-27 TEL 092-841-7731 福岡支部(九州本部) 九州 〒849-0921 佐賀市高木瀬西6-1149-5 TEL 0952-30-7000 佐賀支部 〒850-0043 長崎市八千代町2-13 TEL 095-811-2333 長崎支部 〒861-8038 熊本市東区長嶺東6-30-30 TEL 096-380-9200 熊本支部 〒870-0955 大分市下郡南5-3-12 TEL 097-567-7000 大分支部 〒880-0925 宮崎市本郷北方2696-9 TEL 0985-52-4511 宮崎支部 〒890-0072 鹿児島市新栄町2-12 TEL 099-284-0007 鹿児島支部 〒901-2102 浦添市前田1-48-7 TEL 098-877-9225 沖縄支部
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2018年のJAF登録クラブ・団体の更新手続きが2017年12月1日 から開始しておりますので、下記の通りご案内いたします。

●取扱期間 2017年12月1日(金)〜2018年4月2日(月)* *3月31日が土曜日の為

●必要書類

(法人の場合)

※印:JAF所定の用紙を使用してください。

・従来どおり、「クラブ・団体登録申請書」の記載内容のうち登録番 号、クラブ・団体名称、略称、代表者氏名、連絡担当者氏名・住 所・電話番号は「JAFモータースポーツイヤーブック」等に掲載いた します。

△印:前回の提出内容に変更がある場合のみ必要です。

●申請料

●その他必要なもの  旧(2017年)登録印

●更新申請の受付場所 14ページに掲載のJAF各支部。

受付時間:土日祝日と年末年始(12 月30日(土)〜1月3日(水))を除く9:00 〜17:30。

【JAF登録クラブの代表者の皆様へ】

●更新条件

準加盟クラブ:所属会員のうち7名以上が国内B以上もしく は公認審判員許可証B3級以上の所持者であ ること。(1人で両方を所持している者は、どち らか一方の許可証でのみ、所属クラブの会員 としてJAFに届け出ることができる。)

またクラブ代表者は国内B以上もしくは公認 審判員許可証B3級以上の所持者であること。

加盟クラ ブ :所属会員のうち15名以上が国内B以上もしく は公認審判員許可証B3級以上の所持者であ ること。(1人で両方を所持している者は、どちら か一方の許可証でのみ、所属クラブの会員と してJAFに届け出ることができる。)またクラブ 代表者は国内B以上もしくは公認審判員許可 証B3級以上の所持者であること。

公認クラブ :�)所属クラブの会員のうち50名以上がJAF の国内競技運転者許可証B以上または公 認審判員許可証B3級以上の所持者で、 そのうち40名以上は、JAFの国内競技運 転者許可証A以上もしくは公認審判員許 可証A2級またはA1級の所持者であるこ と。(1人で両方を所持している者は、どち らか一方の許可証でのみ、所属クラブの会 員としてJAFに届け出ることができる。)           またクラブ代表者は国内A以上もしくは公 認審判員許可証A2またはA1級の所持者 であること。

�)前年度(2017年1月〜12月)、準国内格式 以上の公認競技会の単独主催、もしくは全 日本レース選手権競技会の主催(注)の、合 計2回開催の実績があること。(注:当該クラ ブを含む3つ以内の登録クラブ・団体が共催 した公認競技会に限り、実績として認める。)

準加盟団体 :責任者はJAF個人会員であること。

加盟団体  :国内B以上または公認審判員許可証2級以 上の所持者が1名所属していること。また責 任者はJAF個人会員であること。

公認団体  :前年度(2017年1月〜12月)、準国内格式以上 のJAF公認競技会を1回以上主催していること。

また国内A以上または公認審判員許可証Aの 所持者が1名所属しており、責任者はJAF個人 会員であること。

公認審判員B3級は、JAFの個人会員で、所定の申請条件を満たしていれば、自動車運転免許証を持っていなくても取得できます。

15 J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ 2018・1JAFMOTORSPORTS
特別 団体 公認 団体 加盟 団体 準加盟 団体 公認 クラブ 加盟 クラブ 準加盟 クラブ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ※JAF登録申請書 ○ ○ ○ ※クラブ員登録申請書 ○ ○ ※経歴書 △ △ △ △ △ △ △ 会則または定款 ○ ○ ○ ○ 役員名簿 △ △ △ 法人登記簿謄本の写し
年度登録申請料 加盟申請料 クラブおよび団体 18,800円 8,300円 準加盟クラブ 18,800円 8,300円 加盟クラブ 136,300円 昇格申請料 94,300円 公認クラブ 157,300円 104,800円 準加盟団体 188,600円 104,800円 加盟団体 366,900円 209,600円 公認団体 733,900円 209,600円 特別団体 注:更新時に格式変更(降格、昇格)を申請する場合は、年度登録申請料 のほかに別途加盟申請料が必要です。
2018年クラブ・団体更新のご案内 [公示No2018−003]

ライセンスは「 」で 更新! ライセンスは「      」で  更新 ラクラク

JAFと会員の皆様のコミュニケーションサイト《JAFマイページ》。それはJAF会員が無料で登録できる 個人専用ページです(法人会員を除く)。住所の変更、会員継続やご家族の入会、会費の自動振替登録等の手続 きがカンタンにでき、登録していただいた皆様一人ひとりへの耳よりなお知らせなどもあります。すでに250 万人を超える皆様が登録されています。この機会にぜひ、ご登録ください。

JAFマイページ 検索 検索

JAFマイページをご利用いただくにはカンタンな登録手続きが必要です。

お手続きは コチラから

JAFマイページ http://jaf.jp/

※パソコン・スマートフォン・携帯電話共通

「JAFマイページ未登録の方はこちら」をクリック→「通常登録はこちら」をクリック→利用規約に 同意のうえ、メールアドレスを送信後、画面の指示に従ってご登録ください。

※登録には会員番号が必要です。JAF会員証をご用意のうえ、アクセスしてください。※法人会員はJAFマイページの登録はできません。

登録完了後、すぐにライセンス更新等の各種サービスがご利用になれます! ライセンスの更新手続きは、下図のJAFマイページ内「モータースポーツライセンス」のページからアクセスし てください。仮ライセンスの印刷もできます(パソコンのみ)

マイページでできる手続き等

①モータースポーツライセンスの更 新手続き

②JAF会員の継続手続き ③会員登録情報の確認

④住所・電話番号の変更

⑤JAFマイページ登録会員限定の 情報提供

などなど、便利なサービスをご利用 ください!!

※必ずお読みください

・ライセンス更新料、JAF継続会費および家族会員会費のお支払方法は、ご本人名義のクレジットカー ドのみとなります。

・クレジットカードをお持ちでない方は、お手数ですが従来の手続き方法にてライセンスを更新してくだ さい。

・更新条件の確認が必要な国際Aまたは国際Bライセンスの更新、18歳未満の方のライセンス更新、およ びライセンス写真の変更または婚姻等の理由によりライセンスの表示氏名の変更を希望される場合は、 従来の方法にてお手続きください。

16 2018・1JAFMOTORSPORTS

JAFからの公示・お知らせ

2017年JAFモータースポーツ表彰式 受賞者一覧

=チャンピオン

JAFモータースポーツ名誉委員

高橋 国光

佐藤 琢磨

JAFモータースポーツ特別賞

FIA Electric & New Energy Championship

●Category I - Solar Powered Vehicles

優勝 OSU 大阪産業大学

●Category I – OLYMPIA CLASS Solar powered vehicles

優勝 TEAM RED ZONE

●ソーラーカーレース鈴鹿2017 4時間耐久レース 総合

優勝 オリンパスRS

FIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップ

全日本フォーミュラ3選手権

総合

川畑 真人

2位 Arkady TSAREGRATSEV

3位 齋藤 太吾

FIA-F4

●ドライバー部門 ●チーム部門

宮田 莉朋

2位 笹原 右京

3位 角田 裕毅

4位 大湯 都史樹

5位 大滝 拓也

6位 澤田 真治

●ドライバー

Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト

全日本スーパーフォーミュラ選手権

石浦 宏明

2位 Pierre GASLY

3位 Felix ROSENQVIST

4位 関口 雄飛

5位 中嶋 一貴

6位 Andre LOTTERER

●チーム

INGING MOTORSPORT

●メカニック賞

INGING MOTORSPORT

FIAインターナショナルシリーズ 2017年 スーパーGT

GT500クラス

●ドライバー ●チーム

平川 亮  ニック・キャシディ

2位 松田 次生 ロニー・クインタレッリ

3位 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ

GT300クラス

LEXUS TEAM KeePer TOM'S

●ドライバー ●チーム

谷口 信輝 片岡 龍也

2位 黒澤 治樹 蒲生 尚弥

3位 中山 雄一 坪井 翔

●ドライバー 高星 明誠

2位 坪井 翔

3位 Alex PALOU

4位 宮田 莉朋

5位 大津 弘樹

6位 阪口 晴南

●チーム カローラ中京kuo TEAM TOM'S

●エンジンチューナー 株式会社トムス

OK部門 佐藤 蓮

2位 野中 誠太

3位 名取 鉄平

4位 朝日 ターボ

5位 澤田 真治

6位 小川 颯太

FS-125部門 澤 龍之介

2位 坂入 悠斗

3位 滝田 真之佑

4位 塚田 海斗

5位 小林 陽幸

6位 清水 英志郎

全日本カート選手権

全日本ラリー選手権

●クラス1 ドライバー ●クラス1 ナビゲーター

須藤 浩志

2位 古川 寛

3位 三苫 和義

4位 伊藤 隆晃

5位 小川 剛

6位 いとう りな

新井 正和

2位 小林 剛

3位 大高 徹也

4位 遠藤 彰

5位 池田 孝之

6位 佐々木 裕一

●クラス2 ドライバー ●クラス2 ナビゲーター

猪股 寿洋

2位 明治 慎太郎

3位 鈴木 尚

4位 石田 雅之

5位 加納 武彦

6位 桝井 和寛

北田 稔

2位 横手 聡志

3位 蔭山 恵

4位 高篠 孝介

5位 遠山 裕美子

6位 齋藤 孝太

●クラス3 ドライバー ●クラス3 ナビゲーター

天野 智之

2位 大倉 聡

3位 内藤 学武

4位 中西 昌人

5位 藤田 幸弘

6位 唐釜 真一郎

井上 裕紀子

2位 豊田 耕司

3位 小藤 桂一

4位 新井 祐一

5位 藤田 彩子

6位 松浦 俊朗

●クラス4 ドライバー ●クラス4 ナビゲーター

曽根 崇仁

2位 山本 悠太

3位 山口 清司

4位 香川 秀樹

5位 石川 昌平

6位 上原 淳

桝谷 知彦

2位 藤田 めぐみ

3位 山本 磨美

4位 漆戸 あゆみ

5位 竹薮 英樹

6位 尼子 祥一

17 2018・1 JAF MOTOR SPORTS
[公示No.2018ー004] GOODSMILE RACING & TeamUKYO

●クラス5 ドライバー ●クラス5 ナビゲーター

小濱 勇希

2位 川名 賢

3位 大橋 逸夫

4位 柳澤 宏至

5位 竹岡 圭

6位 鷹野 健太郎

馬場 雄一

2位 保井 隆宏

3位 木村 裕介

4位 ヤナ

5位 中原 祥雅

6位 加勢 直毅

●クラス6 ドライバー ●クラス6 ナビゲーター

勝田 範彦

2位 新井 敏弘

3位 奴田原 文雄

4位 福永 修

5位 鎌田 卓麻

6位 竹内 源樹

PN部門

斉藤 邦夫

2位 福田 大輔

3位 深川 敬暢

4位 小林 キュウテン

5位 上野 健司

6位 箕輪 雄介

●クラス4 茅野 成樹

2位 野島 孝宏

3位 岡野 博史

4位 角岡 隆志

5位 高橋 和浩

6位 石原 昌行

SA部門

石田 裕一

2位 田中 直哉

3位 佐藤 忠宣

4位 齊田 美早子

5位 市野 諮

6位 加勢 直毅

全日本ジムカーナ選手権

山野 哲也

2位 河本 晃一

3位 片山 誠司

4位 松本 敏

5位 工藤 典史

6位 松本 悟

ユウ

2位 西野 洋平

3位 川北 忠

4位 天満 清

5位 難波 眞

6位 山口 克之

N部門

●クラス1 ●クラス2 細木 智矢

2位 岡 翔太

3位 森 大士

4位 齊藤 道夫

5位 花見 誠

6位 古沢 和夫

SA部門

黒木 陽介

2位 北條 倫史

3位 岸山 信之

4位 伊藤 久

5位 星 盛政

6位 信田 政晴

●クラス1 ●クラス2 工藤 清美

2位 稲葉 幸嗣

3位 小山 健一

4位 崎山 晶

5位 外山 嘉賢

6位 飯島 千尋

SC部門

北村 和浩

2位 荒井 信介

3位 鎌田 卓麻

4位 川村 永二

5位 大西 康弘

6位 林 軍市

●クラス1 ●クラス2 山崎 迅人

2位 坂田 一也

3位 佐藤 秀昭

4位 則信 重雄

5位 西尾 忠

6位 熊久保 信重

D部門 谷田川 敏幸

2位 亀山 晃

3位 亀田 幸弘

4位 河内 渉

5位 宮入 友秀

6位 川崎 勝己

梶岡 悟

2位 田口 勝彦

3位 吉村 修

4位 岩下 幸広

5位 平塚 忠博

6位 磯貝 雄一

JAFカップオールジャパンジムカーナ

●クラス1 ●クラス2 ●クラス3 若林 拳人

2位 志村 雅紀

3位 小武 拓矢

4位 近藤 岳士

5位 一色 健太郎

6位 橋本 克紀

●クラス4 津川 信次

2位 菱井 将文

3位 飯坂 忠司

4位 佐藤 裕樹

5位 金本 辰也

6位 山田 拓

SC部門

西原 正樹

2位 大橋 渡

3位 田辺 剛

4位 野中 信宏

5位 野尻 隆司

6位 小川 謙輔

PN部門

朝山 崇

2位 澤平 直樹

3位 高江 淳

4位 小林 規敏

5位 佐藤 巧

6位 水野 俊亮

小俣 洋平

2位 西森 顕

3位 渡辺 公

4位 鰐部 光二

5位 葛西 悠治

6位 野本 栄次

PN部門

●クラス1 ●クラス2 ●クラス3

深川 敬暢 河本 晃一 西野 耕司

●クラス4 ●クラスWomen

石原 昌行 東方 紀美恵

SA部門

●クラス1 ●クラス2 ●クラス3

一色 健太郎 佐藤 巧 安部 洋一

●クラス4

金本 辰也

SC部門

野原 博司

PN部門

全日本ダートトライアル選手権

●クラス1 ●クラス2

宝田 ケンシロー

2位 上野 倫広

3位 児島 泰

4位 山崎 利博

5位 佐藤 卓也

6位 福山 重義

川島 秀樹

2位 櫻井 貴章

3位 竹本 幸広

4位 鳥居 晴彦

5位 河石 潤

6位 和泉 泰至

JAFカップオールジャパンダートトライアル

●クラス1 ●クラス2 ●クラスWomen

山崎 利博 櫻井 貴章 石垣 晴恵

N部門

●クラス1 ●クラス2

細木 智矢 北條 倫史

SA部門

●クラス1 ●クラス2

外山 嘉賢 北村 和浩

SC部門

●クラス1 ●クラス2

山崎 迅人 上村 智也

●D部門

亀田 幸弘

18 2018・1 JAF MOTOR SPORTS
●クラス1 ●クラス2 ●クラス3

Aライセンス講習会日程

TEL 申込先 開催場所 時間 開催日

1月13日

2月4日

2月11日

3月14日

3月21日

4月7日

4月14日

8:30〜17:00

8:45〜17:00

9:00〜16:30

8:45〜17:00

チームマグナスオートクラブ 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡

稲村 政幸 03-3611-6687

稲村 政幸 03-3611-6687 チームマグナスオートクラブ 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡

筑波サーキット 茨城県下妻市村岡

茨城県下妻市村岡

チームクレバーレーシング

チームマグナスオートクラブ 筑波サーキット

筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:00〜16:30

8:45〜17:00

9:40〜17:00

訂正とお詫び

筑波サーキット

茨城県下妻市村岡

富士スピードウェイ 静岡県駿東郡小山町

チームクレバーレーシング

チームマグナスオートクラブ

平塚 由紀人 03-3766-3312

稲村 政幸 03-3611-6687

平塚 由紀人 03-3766-3312

稲村 政幸 03-3611-6687

粟田 吉晴 055-967-8878 ソニックレーシング

[公示No2018ー005]

実費 ¥20,000/ ¥24,000

実費 ¥20,000/ ¥24,000

実費 ¥20,000/ ¥24,000

実費 ¥18,000/ ¥23,000

実費 ¥20,000/ ¥24,000

実費 ¥20,000/ ¥24,000

実費 詳細は主催者に お問い合わせください。

本誌����年��月号��ページに掲載の����年近畿�ートト���ル選手�カレ��ーに�いて、�記が�りましたので下記の�り訂正す�とともに関 係者の皆様にお詫び申し上げます。

7月15日

2018年JAF近畿ダートトライアル選手権第5戦 JMRC近畿ダートトライアルチャンピオンシリーズ第5戦 JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第5戦 JMRC近畿ダートトライアルジュニアシリーズ第5戦 2018 ホワイト&TOFグラベルアタック inコスモス

ホワイトオートクラブ、 チーム・オサムファクトリー

PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE 準国内 コスモスパーク

7月15日

2018年JAF近畿ダートトライアル選手権第5戦 JMRC近畿ダートトライアルチャンピオンシリーズ第5戦 JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第5戦 JMRC近畿ダートトライアルジュニアシリーズ第5戦 2018 ホワイト&オサムファクトリー グラベルアタック inコスモス

ホワイトオートクラブ、 チーム・オサムファクトリー

PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE 準国内 コスモスパーク

9月30日

(正)

9月30日

2018年JAF近畿ダートトライアル選手権第7戦 JMRC近畿ダートトライアルチャンピオンシリーズ第7戦 JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第7戦 JMRC近畿ダートトライアルジュニアシリーズ第7戦 サンダース&TOFグラベルアタック inコスモス

チームサンダース ホワイトオートクラブ チーム・オサムファクトリー

PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE 準国内 コスモスパーク

2018年JAF近畿ダートトライアル選手権第7戦 JMRC近畿ダートトライアルチャンピオンシリーズ第7戦 JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第7戦 JMRC近畿ダートトライアルジュニアシリーズ第7戦 サンダース&オサムファクトリー グラベルアタック inコスモス

チームサンダース チーム・オサムファクトリー

準国内 コスモスパーク

PN,N,SA,SAX,

本誌12月号56ページ「2017年JMRC西日本ジムカーナフェスティバルin近畿」のレポート記事で掲載しました道下貴広選手の名前が間違っておりまし た。関係の方々にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫びしますとともに、ここに訂正とさせていただきます。

19 2018・1JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ 教材費 受講料 上段:B 所 持 者 下段:B非所持者 主任講師
(誤)
���(�������正)
(正) ���(����������������正) (誤)
B,SC,D,AE

海外競技会出場証明書(サーティフィケイ ト)は、JAF 発行のライセンスを所持する方が、海外で開催されるASN 公認の四輪またはカートの競技に参加・出場する際、競技会 の格式が国際または国内を問わず必要な証明書です。

出発�の����までに所定の申請書に�入の�え、申請 料を添えてJAF支部に申請してください。

競技運転者(コドライバー含む)用

海外競技会出場に関する証明申請書 ・ 写真(3cm×3cm、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの 申請� ��用   ¥8,300(税込) 数次用 ¥24,100(税込)

所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペ ージ(http://jaf-sportsjp/→各種情報→各種申請書→海外競技 会出場証明書)からダウンロードすることができます。

��用:�競技会限定のサーティフィケートです。

数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なサーティフィケ ートです。

3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦め します。

【申請受付】

JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現 金書留)にてご申請ください。

お問い合わせ先(JAF地方本部モータースポーツ窓口) 参加者用

海外競技会出場に関する証明申請書 ・ 申請� ��用  ¥8,300(税込)      数次用 ¥24,100(税込)

北海道本部 ☎ 011-857-7155

東北本部  ☎ 022-783-2826

関東本部  ☎ 03-6833-9140

中部本部  ☎ 052-872-3685

関西本部  ☎ 072-645-1300

082-272-9967

087-867-8411

092-841-7731

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ロードサービスや会員優待施設ご利用時に、スマホに登録したJAFデジタル会員証を提示すると、 JAF会員向けの各種サービスが受けられます。

たとえば、こんな時に・・・

・まさかのバッテリー上がり ・遠征前にガソリン給油

・ファミリーレストランで打ち上げ ・カフェで反省会

・競技会帰りに温泉でひと風呂

※優待の詳細はJAFホームページ「JAFナビ」でご確認ください。

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※機種によってはご利用できない場合があります。デジタル会員証は個人会員、家族会員向けのサービスです。

20 2018・1JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
海外競技会出場証明書(サーティフィケート)申請について
【必要書類】
中国本部  ☎
四国本部  ☎
九州本部  ☎
などなど
安 心 簡 単 便 利

JAF

●JAF国内モータースポーツカレンダー MOTORSPORTS CALENDAR 1-2

■開催場所の略号:TIS=十勝インターナショナルスピードウェイ SG=スポーツランドSUGO           MO=ツインリンクもてぎ T=筑波サーキット SO=袖ヶ浦フォレストレースウェイ           F=富士スピードウェイ S=鈴鹿サーキット O=岡山国際サーキット AP=オートポリス ■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方 太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは11月20日までに本部にて受付したものです。 ��:�日�開催�なります�、�曜日は�����の�式��の�で�り、��の���の��は���り�曜日�日 曜日になります。

御岳SNOWLANDRALLY2018

2018年JAF北海道ラリー選手権第1戦 2018年JMRC北海道ラリーシリーズ第1戦 第32回EZOENDLESSRALLY

2018FIA InternationalRally 2018年JAF全日本ラリー選手権第1戦 2018年JAF東日本ラリー選手権第2戦

2018日本スーパーラリーシリーズ第1戦 RallyofTsumagoi

2018年JAF北海道ラリー選手権第2戦 2018年JMRC北海道ラリーシリーズ第2戦 北海道ブリザードラリー

AG.MSC北海道、JAC、ASAMA (0277-20-4633)

AE,RF RR,RN,RJ,RPN, AE,RF,RB

A

Gr-A,Gr-N

RR,RN,RJ,RPN, AE,

RR,RN,RJ,RPN, AE,RF,RB

AG.MSC北海道(011-864-2003)

D

RR,RN,RJ,RPN, AE,RF

RR,RN,RJ,RPN, AE,RF,RB

21 2018 1 JAF MOTOR SPORTS 21 2017・1JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 12
●レース RACE 1(JAN) 場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 S東 NE D NRC、KSCC、SMSC (052-792-2031) 新春鈴鹿ゴールデントロフィーレース 1月  21日 2(FEB) S東 S-FJ,NE,N1,NE D AASC、SMSC(079-565-7808) 2018鈴鹿クラブマンレースRound1 2月  18日 O S-FJ,N2,NE,NE,NR-A D ㈱岡山国際サーキット、AC (0868-74-3311) 2018OKAYAMAチャレンジカップレース第1戦 25日 ●ラリー RALLY 1(JAN) 選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 東日本 長野(100) RR,RN,RJ,RPN, AE,RF,RB D FRC(0265-76-8162) 2018年JAF東日本ラリー選手権第1戦
1月  13日 ~14日 北海道 北海道(12)
D
RRRN,RJRPN,
EZO(011-822-0610)
14日
全日本 東日本 群馬(400)
2(FEB)
C
2月 1日 ~4日 北海道 北海道(13)
18日

GYMKHANA,CIRCUITTRIAL,DRIFT 1(JAN)~2(FEB)

●ジムカーナ●サーキットトライアル●ドリフト

本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。

※1~2月に北海道、東北、近畿、中国、四国、九州で開催される競技会はありません。

関東地方

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日

1月  13日

2月   4日

11日

25日

TMAC Aライセンス講習会 サーキットトライアル付き①

東関東サーキットトライアルinつくばSr1

DUNLOPDXLスカラシップ タイヤセレクト 足立加平①

TMAC Aライセンス講習会 サーキットトライアル付き②

2018クレバーサーキットトライアル in筑波 第1戦

-Aライ講習会付-

2018JMRC栃木・茨城ジムカーナシリーズ第1戦 アクティブアタックジムカーナ

=サーキットトライアル

中部地方

競技会名 開催日

新春鈴鹿ゴールデントロフィーサーキットトライアル 1月 21日

2月 18日

2018年JMRC中部 ジムカーナ東海シリーズ第1戦 602PTGジムカーナ

=サーキットトライアル

DIRTTRIAL,AUTO CROSS 1(JAN)~2(FEB)

B E TMAC(03-3611-6687)

B E TMAC(03-3611-6687)

筑波サーキットコース2000

筑波サーキットコース2000

筑波サーキット B E CLEVER(03-3766-3312)

ツインリンクもてぎ南コース PN,N,SA,B,SC, D,AE E ACTIVE(070-6644-1348)

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

鈴鹿サーキット東コース N,SA,B D NRC,KSCC,SMSC (052-792-2031)

PALM TOWN

PN,SASAXB SC E

美浜サーキットクニモト

●ダートトライアル●オートクロス

本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。

※1~2月に東北、関東、中部、近畿、中国、四国で開催される競技会はありません。

北海道地方

1月  27日 ~28日

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 北海道 糠平湖氷上コース PN,N,SASAX B,SC,D,AE D TEAM-OSC(0155-58-2208)

2018年JAF北海道ダートトライアル選手権第1戦 2018年JMRC北海道ダートトライアルシリーズ第1戦 2018年JMRCオールスター選抜第1戦 第40回糠平湖氷上タイムトライアル

九州地方

2月  19日

競技会名

2018年JAF九州ダートトライアル選手権第1戦 JMRCオールスター選抜第1戦

RASCALDIRTTRIAL2018

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

開催日 九州 スピードパーク恋の浦

PN,N,SASAX B,SC,D,AE D RASCAL(092-621-0664)

22 2018 1 JAF MOTOR SPORTS 22 2017・1JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 12
23 2018 1 JAF MOTOR SPORTS

JN6最終決戦は3勝め獲得の勝田範彦WRXがタイトル防衛

日本ラリー選手権最終戦の舞台とな ったのは、お馴染みの新城ラリー。 雨に祟られることの多かった同ラリ ーだが、今年は2日間とも、ほぼ晴天が保たれ たこともあって、メイン会場の新城総合公園に は多くのギャラリーが訪れ、大会の総観客数は 2日間で54,000人と過去最高の盛り上がりを 見せた。

コースは今年も新城の名物ステージを巡る設 定。DAY1はほうらいせん、雁峰北を各2回、 DAY2は長篠設楽原を同じく2回走る。超高速 ステージの鬼久保は2日間で計4本、用意され た。新城公園内のギャラリーSSは今年は 760mのコースが4回、設定されている。計14 本用意されたSSの総距離は87.4km。全体の 3割を越える鬼久保はもちろんだが、やはり

10kmを越すロングステージとなる雁峰北、長 篠設楽原で好タイムを残すことが今年も勝利 への最低条件となりそうだ。

最終戦にチャンピオン争いが持ち込まれたの はJN6、JN2の2クラス。JN6クラスは前戦ハ イランドマスターズで奇跡とも言える逆転優勝 を果たした新井敏弘/田中直哉組が、チャンピ オンの権利を残して新城に乗り込んできた。迎 え撃つはもちろん、新城をホームラリーとする 勝田範彦/石田裕一組。これまでの実績を見 れば、やはり勝田組の優勢は揺るがないが、注 目のSS1ほうらいせんで新井組が勝田組を5 秒もちぎるベストを奪取したことで開始早々か らチャンピオンバトルが俄然、白熱した。

勝田組は絶対の自信を誇るSS2雁峰北で新 井組を7秒差に下して首位に立つが、新城総合

3.4.JN2 クラスは明治慎太郎/北田稔組が DAY1 のマージンを守りきって優勝。5.JN4 山口清司/山本磨美組は DAY1 の 3 位を守りきった。

6.JN1 古川寛/池田孝之組は 3 位入賞。7.JN5 眞貝知志/安藤裕一組も 3 位にとどまった。8.9.DAY2 の鬼神の走りが報われた JN2 猪股寿洋選 手は初のチャンピオンを獲得。10. プジョー208 で復活の柳澤宏至/加勢直毅組は JN5 の 2 位争いを制した。11.JN1 伊藤隆晃/大高徹也組は 最終 SS のミスが響き、2 連勝はならず。12. 福永修/齋田美早子組は JN6 3 位に入賞。13.JN3 3 位入賞の内藤学武/小藤桂一組。14.JN4 曽根崇仁/桝谷知彦組は DAY2 首位を奪うも、2 位。15. 鈴木尚/鈴木裕組は JN2 で 2 位入賞。16.17.JN5 小濱勇希/馬場雄一組は今季 6 勝 めをマーク。18.SS ベストも奪った大倉聡/豊田耕司組だが、今回も 2 位に甘んじた。19. 奴田原文雄組は DAY も 2 位を守ってゴールした。

1. 天野智之/井上裕紀子組は最終戦も磐石の走りを見せて 9 戦全勝の快挙を達成。2.JN1クラスも前戦優勝の伊藤隆晃マ ーチとのマッチレースを制した須藤浩志/新井正和組が有終 の美を飾った。

公園のギャラリーSSを挟んだSS4鬼久保では 新井組が2.7秒差で勝田組を下し、再びイーブ ンに。勝負は2ループめに持ち込まれたが、2度 めの雁峰北で勝負に出た新井組が痛恨のパンク を喫して、1分30秒近い遅れを取ってしまう。 代わって2番手に上がった奴田原文雄/佐 藤忠宜組に33秒のリードを築いてラリーを折 り返した勝田組は、DAY2はクラス5番手で上 がる抑えの走りを見せながらもトップをキープ。 2年連続のチャンピオンをもぎ取った。 「いやぁ、こんなにつらいDAY2は、なかなか

2017年JAF全日本ラリー選手権第9戦  新城ラリー 2017[JAF公認No.2017-2306] 開催日: 11月3~5日 開催場所: 愛知 格式: 国内 主催: MASC[クラブ登録No.加盟23011] フォト/中島正義、水野文幸、山口貴利、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
JRC 全
1 2 3 4 6 5 7 8 9 13 10 18 14 17 11 15 19 12 16

JN6 クラスは、前戦、コースオ フで勝利を手放した勝田範彦/

石田裕一組が第 2 戦以来の勝利 を飾って王座を獲得。

経験したことがないくらい、今日はペースが掴 めなかった。トップに立っても全然、楽じゃな かったですよ。SS1は、前戦のコースオフのダ メージが残ってて、踏めなかった。あそこで負 けて、ある意味、リセットできたかな。今年は、 でも5人も優勝ドライバーが出たでしょ。いい

ことだと思う。それだけ世代交代が進んできた ということ」とチャンピオンは激戦が続いた一

年を振り返った。

もう一方の最終決戦、JN2クラスは、前評判 通りの速さを見せ付けた明治慎太郎/北田稔組 が優勝。舗装6戦で5勝と、2017年も相変わら ずの速さを見せ付けた。この勝利でチャンピン レースでも首位を走る猪股寿洋選手に、総合得 点、有効得点ともにまったの同ポイントに持ち 込んだが、ラリー北海道で34ポイントを獲得 して、上位得点の獲得回数で上回った猪股選 手が規定により、初のチャンピオンに輝いた。

最終SSの鬼久保で明治選手を10秒差で下 すベストを奪取し、DAY2総合ベストを取った ことが効いた猪股選手は、「昨日はチャンピオン

セレモニアルフィニッシュではお馴染みの石田節も復活。ギャラリ ーの声援を受けて石田選手は現役続行を宣言した(!)。

20. 今回は欧州でラリー修業中の貴元選手も応援に駆けつけた。「今回は自分より息子の方が心配してたみたい(笑)」と範彦選手。21.22. 山本 悠太/藤田めぐみ組は DAY1 のリードを守ってシーズン 3 勝めを上げるも、「自分では納得できる走りをしても、まだタイムがついて来ないし、 納得してないのにベストが取れるときもある。まだまだ修業です」と山本選手。

を意識過ぎたせいか、周りから“ガチガチになっ てるから、もっと肩の力を抜け”とアトバイスさ れたんです。それでちょっと今日はリラックスし て走ってみたら長篠設楽原でベストが取れたん です。あれでペース

が掴めた」とDAY2 ベストをさらった要 因を語ってくれた。

JN5、JN3、JN1 の3クラスは、す でにチャンピオン を決めた小濱勇希 組、天野智之組、 須藤浩志組が勝利 をさらって有終の 美を飾り、JN4ク ラスでは山本悠太

/藤田めぐみ組が今季3勝めを獲得。山本選 手は、ダートラ出身ながら、今年はしっかりと 舗装の速さを印象付ける速さを見せ付けてシリ ーズを締め括った。

TGR 特別戦は 50 台がエントリー

全日本戦の DAY2に併催された TGRラリーチャレ ンジ 2017は、総距離13.6km の 4 本の SS を舞台に 行われた。全日本と同じコースを走るのは SS1の新 城総合公園、SS4 の鬼久保の 2 本のみで、特別戦 専用の立岩 SS が 2 本設 定された。人気のラリー にふさわしく、今回も50 台が参加、7クラスに分 かれて熱戦を展開した。

23.E-4クラスはお馴染みの中村英一/山口達雄組 カルディナが優勝。24.E-2は伊豆野康平/東山徹 大組が 0.2 秒差で優勝。25.C-3 優勝の中野勝文/ 逸見茉央組は総合首位も獲得。26.E-3は細谷裕一 /長田尚士組が優勝。27.E-1で優勝の野村長/山 田実歩組。28.C-2 で優勝の森岡史雄/田所英一郎 組。29.AQUA の C-1は高篠孝介/廣嶋真組が優勝。

2018 1 JAF MOTOR SPORTS
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石原昌行ランサー、“全日本組”の貫禄でJAFカップ初優勝

2017年JAFカップオールジャパンジムカーナ

JMRC全国オールスタージムカーナIN中国

2017年のジムカーナシーンを締め括る

る大一番、JAFカップオールジャパンジ ムカーナ/JMRC全国オールスタージ ムカーナin中国が岡山県の備北サーキットで開 催された。北は北海道から南は沖縄まで、全日 本選手権や各地区シリーズ戦の上位陣を集め ての頂上決戦。今シーズンから新たにPN部門 クラスWomenが加わり、全12クラス、総勢 150名が栄冠を奪い合う。

晴れのち曇り、時々雨。山間部特有の秋の 移り気な天候に翻弄された前日の公開練習から 一転、決勝当日、会場の備北サーキットは抜け るような秋の晴天に包まれた。ゲートオープン 時は真冬並だった気温も時間の経過とともに温 まり、第1ヒートがスタートする頃には10度近

JAF

くまで上昇。第2ヒートが始まる頃には防寒ウ エアが不要になり、それに伴い路温も予想外の 高まりを見せる。そして大幅な路温の変化がク ラスによっては勝負を分ける大きな要因となっ た。

5名の全日本選手と4名の地区戦ウィナーが 参戦、全19台での争いとなったPN1クラス は、北海道の地区戦覇者である米澤匠選手が 低い路面温度を制し第1ヒートをトップで折り 返す。「1本めは自分でも会心の走り。ただ、 勝負は2本め。そこでタイムアップできないよ うなら一番は難しいと思ってはいました……」と 戦いを振り返る米澤選手は惜しくも2位。JAF

カップの勝利は地元北海道が開催地となる来 年まで持ち越しとなる。そんな米澤選手を抑え

9 人の女子スラローマーが接戦を展開

新設のウィメンクラスに参戦可能な車両は 2 輪駆動の PN 車両のみ。デミオ、ロードスタ ー、シビック、86、BRZ などなど、初戦となる今回は全 9 台がエントリーした。  朝一番手の出走。第 1ヒートは冷え切った路面に全車思うようにタイムが伸ばせず、勝負 は第 2ヒート1 本に絞られる。やがて迎えた第 2ヒートは路温も上がりベストと言えるコンデ ィション。そしてこの機を見事に捉えたのが関東からエントリーの東方紀美恵選手だ。中盤 までの高速区間はもちろん、後半のパイロン区間もほぼノーミスと言えるスムーズな走りで 見事優勝をゲット。「関東にはない印象のコースで心配したけど、練習からうまく合わせてい けました。本番も気負わず走れてよかった」。一方、悔しさを隠しきれなかったのが、東方選 手に遅れることコンマ 3 秒の村里早織選手。「このクラスを企画した者の一人として、今回は なんとしてもと勝ちたかったのですが、残念。でもバトルが盛り上がったことがせめてもの救 いかな」。そして 3 位は東方 選手の地区戦のライバルと なる亀井佳子選手。「上手 な方がいっぱいで、まった く自信なしでの出走。たく さんミスをしちゃったし、完 璧な棚ボタです(笑)」

て2本めにベストタ イムを更新したのが 今シーズン全日本戦 3位の深川敬暢選手。

全日本最終戦で優勝

プしての逆転勝利だ。「前半の高速区間は得意 なレイアウト。後半のパイロン区間さえうまく 纏めることができたら勝てる感触はありました。 思いのほか僅差で焦ったけど、逆転勝利はやっ ぱり気持ちがいいですね」とJAFカップ初優勝 の喜びを噛みしめた。

PN2クラスは、全日本勢の2位(河本晃一選 手)と3位(片山誠司選手)のトップ争いとなり、 こちらも大逆転劇が待っていた。1本め、ただひ とり1分8秒台をマークした片山選手に、路温 が上がった2本めで大きくタイムを伸ばした河 本選手が1秒以上の差をつけてゴール。「今回 も結局やられました……」と肩を落とす片山選 手。一方河本選手は「2本めは路温にタイヤが マッチした。JAFカップは絶対に欲しかったタ イトル。4度めの挑戦にしてようやく念願が叶い ました」とこちらは満面の笑みだ。 総勢22台がエントリーしたPN3クラスは、 中部地区1位の西野耕司選手が2本めに1本め を2秒以上上回るトップタイムをマークし、大 逆転で初優勝を決める。PN4クラスは沖縄から 遠征の石原昌行選手が2番手の金子博選手の 猛追をかわし、こちらもうれしいJAFカップ初

1. お馴染みの JMRC 地区対抗戦は今年は中部地区が優勝をさらった。

2.L クラスはヒート1、脱輪に沈んだ辰巳知佳選手が逆転優勝。3.BK クラスは九州の池武俊選手が近畿の強豪達を抑えて優勝。4.PN2 は 全日本最終戦優勝の勢いを持ち込んだ河本晃一選手が優勝。

1 JAF MOTOR SPORTS
[JAF公認No.2017-4031] 開催日: 11月4~5日 開催場所: 備北サーキット 格式: 国内 主催: ORANGE[クラブ登録No.加盟33011]、 T.CHERISH[クラブ登録No.加盟33009]、T4[クラブ登録No.加盟33023] レポート/勝森勇夫 フォト/谷内寿隆
JAFGymkhanaCUP
カップ初設定のウィメンクラスは
した好調ぶりをキー
1 3 2 4
PN4 クラスはヒート1、2 位の石原昌 行選手が逆転優勝を飾って JAF カッ プ初優勝。

5.ウィメンクラス 2 位入賞はロードスターを駆った村里早織選手。6.PN2 片山誠司選手は 2 位に甘んじた。7.PN4 金子博選手も逆転を許し、悔しい 2 位。8. 注目の若手対決となっ た SA1 で 2 位入賞の小武拓矢選手。9.SA3 の 2 位は中部のベテラン鰐部光二選手が入賞。10.SA4 辰巳浩之選手は 0.03 秒差の 2 位。11. シルビアを持ち込んだ川村徹選手が SC ク ラス 2 位入賞。12.BK クラス 2 位には藤林伸吉選手が入賞。13. 九州から遠征の白川希選手が L クラス 2 位入賞。14.「JAF カップは 4 度めですが、全日本格式の大会で勝てたのは 初めてで、感激です。自分が得意とする高速区間でしっかりタイムが稼げたのが勝因です」。激戦区 SA2 を制した佐藤巧選手。15.PN1クラスも全日本最終戦を制した深川敬暢選 手が貫禄の逆転勝ちを見せた。16.「今日は文字通り手足のように FD を動かすことができました、この感覚は初めてです。今は負ける気がしません」。西日本フェスに続いてビッ グイベント 2 連勝を飾った SA3 安部洋一選手。17.SC クラスは関東の野原博司選手が 2 本ともベストで上がって快勝。18.SA4 は地元中国の金本辰也選手が超僅差のバトルを制し た。19.PN1クラス入賞の皆さん。20.PN2 クラス入賞の皆さん。21.PN3 クラス入賞の皆さん。22.PN4 クラス入賞の皆さん。23.SA1クラス入賞の皆さん。24.SA2 クラス入賞の 皆さん。25.SA3 クラス入賞の皆さん。26.SA4 クラス入賞の皆さん。27.SC クラス入賞の皆さん。28.BK クラス入賞の皆さん。29.L クラス入賞の皆さん。 優勝だ。

路温の大幅な上昇が2本めのタイムアップに ダイレクトにつながったクラスはここまで。タ

イヤのコンパウンドが選択可能なSタイヤを履 くSAクラスに入ると、予想外に上がった気温

と路温に選手たちは逆に苦しめられることにな る。1本めと比べ、思うようにタイムが伸びない どころか、逆にタイムを落とす選手が続出した のだ。そんな状況の中、この路温の変化をはっ きりと味方につけたのがSA1クラストップの一

30.PN3 クラス 2 位入賞は 16 年ぶり復活の四国、徳永秀典選手。31. 中部勢同士の 2 位争いを制した SA2 榎本利弘選手。32. 北海 道から遠征の米澤匠選手が PN1 で 2 位入賞。33.「2 本め、路温が上がったので、ようやくタイヤの実力が活かせた感じです」。今 回、最多エントリーを数えた PN3 クラスは中部の西野耕司選手が優勝。34.

四国の若手ナンバーワンの注目株、一色健太郎選手 も初のビッグタイトルを手にした。

色健太郎選手。同クラス唯一、 タイムを1分7秒台に入れての快勝だ。一色選 手曰く、「2本め、タイヤを高温用のハードタイ プに交換。コレがドンピシャ。タイヤに合わせ て、走り方の修正もうまくできたし、タイムを 出せた手応えはありました」

さらに路温の上昇が勝敗を大きく左右したク ラスがもう一つあって、それがSA4クラスだ。 ここでは1本めに1分4秒台半ばのトップタイ ムをマークした金本辰也選手が、2本めで猛追 を見せた辰巳浩之選手を100分の3秒差でか わし1位を死守。「結果的に1本めから後がない 気で攻めていったことが功を奏しました。今季 は(全日本戦)絶不調。最後の最後に、地元で 開催された大舞台で有終の美を飾ることができ て、本当に嬉しい」と金本選手。2017年JAFカ ップのトリを務めたレディースクラスは、ファ イナル走者の辰巳知佳選手が、第2ヒートでラ イバルを1秒以上引き離すタイムで堂々の勝 利。近畿チャンプの実力を見せつけた。

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017年のダートトライアルシーズンもい よいよクライマックス。そのファイナル イベントとなるJAFカップオールジャ パンダートトライアル/JMRCオールスターダ ートトライアルin近畿が京都のコスモスパーク で開催された。最終決戦に名乗りを上げた選手 は全135名。地区戦上位や全日本戦を戦う数 多くのトップランカーが、JAFカップの栄冠を 目指しエントリーリストに名を連ねた。

舞台となったコスモスパークは路面改修が行 き届き、最高と言えるコンディション。前日に 降った、にわか雨に、多少路面は湿気を帯びて 滑りやすくなったものの、ギャップはなく、ほ ぼフラット。車速が乗るハイスピードなコース コンディションに変わりはない。「以前の、荒 れたバンピーな路面がウソのよう。整備が本当 によく行き届いていて、本当にびっくり。気持 ちよく走れて、しかもタイムが出せる。最高の ステージでオーガナイザーに感謝だね」と、SA2 クラスの全日本覇者であり、今回も優勝を果た した北村和浩選手も、用意された舞台を大絶賛 だった。

午前中の1本め、湿気を帯びた粘土質の路 面は、やはり少々スリッピー。アタックはほど ほどに、コースの状況を把握するというスタン スでクルマを走らせる選手が多数派を占めた。 そして、そんな彼らの狙い通り、路面コンディ ションは午後に入り好転。路面の表層部が剥が れて、下から硬質ダートが顔を表し始める。実 際、各クラスともに、2本めに入りベストタイム が次々と塗り替えられた。

JAF CUP Dirt Trial

位入賞。5. 初開 催となったウィメンクラスで 2 位入賞の平木真砂子選手。

1本めと比較し、目に見えて車速が高まった 第2ヒート。6名の全日本ランカーが出走した PN1クラスを制したのは全日本4位の山崎利博 選手。2番手の上野倫広選手とは100分の2秒 差の激戦。クラス最終走者の全日本トップラン カー、北海道の宝田ケンシロー選手は痛恨の大 転倒。信条とする攻めの走りが結果的に裏目に 出た格好だ。

一方、N1クラス全日本チャンプの細木智矢選 手は、D地区覇者の浦上真選手をコンマ8秒差 でかわしJAFカップを手中にする。「全日本戦 とはまた違う味わいの勝負。細かいミスが多 く、満点の走りではなかったけど、まあ、終わ りよければ、すべてよしです」と細木選手は決 して楽勝ではなかった戦いを振り返った。

続くN2クラスは、2本め、1分25秒683ま

カップオールジャパンダートトライアル

でタイムを詰めた赤羽政幸選手のタイムがしば らく破られず、そのまま逃げ切りかと思われた が、最終走者の北條倫史選手が土壇場で0.4 秒かわしてゴールラインを通過した。「コスモ スパークは嫌いじゃないコース。路面はスリッ ピーで、自分にはタイトだったけど、日頃、全 日本で揉まれて鍛えてきた技術が活きた気がし ます」と振り返った。

スーパードライタイヤで行けるかどうか。タイ ヤの選択も、今回の戦いでは勝負を分けた大き なポイントだ。例えば、先に走ったドライバーの タイムをヒントに自らのタイヤを選んだと話す SA1クラスの外山嘉賢選手は、053を選択した 戦略が見事的中。2位の小山健一選手の追撃を かわして1位をゲット、「勝因はやっぱりタイヤ 選択です」と断言した。また、去年に続きJAFカ ップ2連覇を成し遂げたSC1クラス山崎選手も、 外山選手と同じタイヤ選択が良い方向に向き、 「ストレートでハイパワーなマシンの動力性能を 存分に活かせたことが大きい」とコメントした。

SA2 クラスは北村和浩選手がぶっちぎりの タイムで優勝。2017 シーズンを最高の形 で締め括った。

1.PN2 はただ一人、1 分 33 秒台に叩き入れた櫻井貴章選手が全日本最終戦から連勝。2.PN1 では山崎利博選手が 2 本ともベストを奪 う走りでシーズン初優勝。3.N1.5 で 2 位入賞の藤嶋義孝選手。4.RWD ではロードスターで健闘の土屋英之選手が 2
北村和浩ランサー、王者の風格漂う走りで快勝!
in近畿[JAF公認No.2017-3208] 開催日
月11~12日 開催場所
FLEET[クラブ登録No.加盟28021] レポート/勝森勇夫 フォト/山口貴利、JAFスポーツ編集部
2017年JAF
JMRC全国オールスターダートトライアル
: 11
: コスモスパーク 格式: 国内 主催: TEAM
1 3 4 5 2

ウィメンクラスは、CR-Z の石垣晴恵選手が起死回生の逆転勝利

JAF カップの初代女王を決めるウィメンクラスには、

5 名の選手がエントリー。車両は本クラス のレギュレーション、PN 車両の 2WD のみに限定してのトライアルだ。

路面がまだスリッピーな1 本め、まずは最終走者、借り物車両で参戦の平木真砂子選手が、2 番手タイムの石垣晴恵選手を1 秒半押さえて1 歩リード。3 番手にはジムカーナを本業とする村里 早織選手が滑り込んだ。路面状況が良くなった 2 本め、今度は石垣選手が 1 本めを 5 秒以上上 回るタイムで逆転。平木選手も猛追を見せるも、コンマ 5 秒届かず、初代女王の座には石垣選 手が着くこととなった。

「1 本めが終わって、クルマを貸した平木選手が前にいるのは、正直、焦りました(笑)。逆転で きてよかった」と石垣選手(38. 右)。一方、2 番手の平木選手(38. 左)は、「逆転負けで残念だけど ……。まあ、大人としての、空気は読めた順位かも(笑)」とこちらも笑顔でコメント。3 番手タイム の入れ替わりはなく、オ ン、オフ、両刀使いの村 里選手が堂々のお立ち台。 「最後の最後でダートの走 り方が見えてきた感じ。ま ずまずのタイムが出せた し、それだけで十分です」

そして2017年のJAFカップもいよいよ大詰 め。SC2クラスがスタートする頃には晴れ間が 覗き、路面は完全なドライと言えるコンディシ ョンとなってきた。そして、この変化を勝機と して掴んだのが全日本7位の上村智也選手だ。

オーバーなアクションを控え、イン側を最短距

6.N2 クラスは北條倫史選手がラストゼッケンの貫禄を見せて優勝。7.N1クラスでも ittz カラーを 纏った細木智矢選手が有終の美を飾った。8.JMRC 地区対抗戦は北海道・東北連合チームが優 勝。9.N1.5 では木村剛士選手が僅差のバトルを制して優勝。

離で走り切る堅実な走法で、2 位以下を1秒半以上引き離すダントツタイムを マークする。「今シーズンはパッとしなかったの で最後の最後で気持ちよく走れました。とにか くインから離れなかったことが勝因。来年に向 け弾みがついた感じです」

10.N1.5 クラス入賞の皆さん。11.PN1クラス入賞の皆さん。12.PN2 クラス入賞の皆さん。13.N1クラス入賞の皆さん。14.N2 クラス 入賞の皆さん。15.SA1クラス入賞の皆さん。16.SA2 クラス入賞の皆さん。17.SC1クラス入賞の皆さん。18.SC2 クラス入賞の皆さん。 19.D クラス入賞の皆さん。20.RWD クラス入賞の皆さん。21.SA2 で 2 位入賞の鎌田卓麻選手。22.SC1 深田賢一選手は初走行のコス モスで 2 位入賞。23.N1 の大型新人、浦上真選手は JAF カップでも 2 位獲得。24.JAF カップに強い SC2 岩下幸広選手。僅かに及ばず、 2 位。25.PN2 矢野淳一郎選手は 86 勢最上位の 2 位。26.SA1 北淳選手は全日本勢に割って入る 2 位。27.N2 赤羽政幸選手は最後に 逆転を許し、無念の 2 位。28.35.D クラスの注目株、亀田幸弘選手は今季 2 度めの金星ゲット。29. 谷田川敏幸選手はマシンの不調 もあって 2 位にとどまった。30.PN1 上野倫広選手は僅差の 2 位に泣いた。31.32.SA1 では外山嘉賢選手が逆転優勝。33.RWD は SW20 の久志本登喜男選手が快勝。34.SC1はチャンプを決めた山崎迅人選手がホームコースで快勝。36.コンマ 1 秒の間に 3 台がひしめい た SC2 では上村智也選手がビッグタイトルを手にした。

さらに、最終出走のDクラスは、スーパード ライタイヤを履いた亀田幸弘選手が、これまた 2位以下を1秒近く引き離すタイムで圧勝。超 ハイスピードな戦いを制した。「ルーズな路面 が苦手な自分にとって、2本みの出走を前に顔 を出した太陽は、まさに恵みの太陽。大きなミ スもあったけど、得意なコンディションで思う 存分走れました。来期に向けてのデータが採れ たことも、今回は大きいです」と亀田選手。戦 いが終わり、気持ちはもう完璧に来シーズンを 向いているようだった。

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日本初のデモレース開催で咆哮した50周年のコスワースDFVサウンド

“FIA Masters Historic F1”、鈴鹿に上陸

「FIA マスターズ・ヒストリック・フ ォーミュラ・ワン」は FIA 公認のヒス トリックレースカテゴリーだ。

RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017

開催日:11 月 18~19 日 開催場所:鈴鹿サーキット 主催:株式会社モビリティランド フォト/中島正義、JAF スポーツ編集部 レポート/JAF スポーツ編集部

鹿サーキット50周年を記念して 2015年から始まったヒストリッ ク・イベント「鈴鹿サウンド・オ ブ・エンジン」。3度めを数える今回も往年の 名車やドライバー、ライダーが鈴鹿に集結し た。今回は目玉として欧米で人気を博してい るクラシックレース「FIAマスターズ・ヒスト リック・フォーミュラ・ワン」のデモレースを 実施。実際にシリーズを戦う選手達が、往年

のF1マシン16台を“スズカ”の国際レーシン グコースに持ち込んだ。

この“マスターズ”は2004年から始まった当 時モノのF1マシンで争われるヒストリックレー スで、現在は欧州と北米で開催されている。

対象はデビューして50年が経つ3リッター

V8のコスワースDFVエンジンを搭載した、実 際に1966年~1985年のF1に参戦した車両 で、空力仕様等によって「ジャッキー・スチュ ワート」「エマーソン・フィッティパルディ」「パ トリック・ヘッド」「ニキ・ラウダ」と名付けられ た4クラスで争われている。今季の欧州シリー ズは、ブランズハッチ、マニクール等の名門サ ーキットを巡る全8戦。北米ではラグナセカを 皮切りに6戦が行われ、うち3戦は現行F1グ ランプリのサポートレースとして開催された。

鈴鹿サウンド・オブ・エンジンは、英国の 「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピー ド」のようなイベントを目指しており、今回はマ スターズ・ヒストリック・レーシング社代表の ロン・メイドン氏の協力を得てデモレースを招

1976 年の F1 選手権イン・ジャパン参戦のために開発され た純国産 F1マシン・コジマ KE007 が約 40 年ぶりに復活し

聘。「伝統のドライバーズ・サーキットをレーシ ングスピードで走りたい」という世界の声に応 えるべく、公認競技ではないものの本気のデモ レースが実現することになった。

土日で予定されていたデモレースは、土曜は 雨天となったため日曜が本番。午前中の練習走 行でグリッドが決まり、13時からの決勝では13 台のF1車両がグランドスタンド前に並んだ。 ドライ路面で行われた決勝レースは、ロータ ス88Bでポールポジションから飛び出した久 保田克昭選手が独走。マスターズでも優勝を 飾り全日本F3でも腕を鳴らす久保田選手が圧 倒的な速さでデモレースを制した。

「マスターズはロータス78で走ってますが、 今回は日本に置いていた88Bで出ました。フロ ントウィングが飾りみたいなクルマなのでダウ ンフォースがないんですよ。だから、現代の F1みたいに前後の車高でダウンフォースを増 やして、何とか1コーナーを曲がってる状態で す。以前スペインで200km/hぐらいから操作 不能になった事があって(笑)。それ以来10年

コジマ KE007 のオーナ ーで今回ドライバーを 務めた伊藤英彦選手。

た。現在のオーナーは広島の若手・伊藤英彦選手だ。無事 フィニッシュした伊藤選手は「元のオーナーさんがヒストリッ ク・モナコで走るためにレストア作業 を進めていたんですが、亡くなられた ので自分が引き継ぎました。エンジン や色々な箇所をレストアする必要があ ったため、富士スピードウェイ50 周年イベントで走らせる予定が間に合わず、小野昌朗 さん(設計者)を始めとした皆さんの助言と協力で今回の鈴鹿を走ることになりました。 でも、金曜にはミッションが壊れて広島から代わりを輸送してもらって、ようやく土曜の 午後から走らせることができました。もう感無量です」と語った。

冠スポンサー「RICHARD MIL LE」を率いるリシャール・ミル

氏もマクラーレン M23 で参 戦。和柄に彩られたヘルメッ トをご愛用。

マスターズ・ヒストリック・ レーシングを主宰するロン・ メイドン氏。自身もドライバ ーでウィリアムズ FW04 を鈴 鹿に持ち込んだ。

30 2018 1 JAF MOTOR SPORTS
ʼ76 年 F1富士を戦った“コジマKE007”が鈴鹿で復活!

1.2.

3.4.

J.フォルチ - ルシニョール選手が 2 位。5.6.2 番手ブラバムを追い詰めたロータス 92 の G.ソーントン選手だったが届かず 3 位。7.1974 年のグランプリを彷彿とさせるバトルを演じ

たロータス76とヘスケス 308B。8. 鈴鹿の 6 位争いを制したのは 76 号車オーナーの A.ビューモント選手。9.シャシーナンバー1の 308 を駆る J. ヘイガン選手が 7 位。ヘスケスベアも健在だ。10.26 号車オーナーの F.ライオンズ選手。11.マスターズだけでなくGT 車両の 経験も豊富な M.ライオンズ選手も26 号車で鈴鹿を走った。12.J. ハント選手も乗車したマクラーレン M26 が鈴鹿を 4 位でフィニッシュ。

ライオンズ選手所有の車両はシャシーナンバーM26/1。13.日本初のプライベートF1チーム「マキ・エンジニアリング」が用意した純日 本製 F1マシン「マキ F101C」は 5 位。ドライバーは鮒子田寛選手ではなく耐久レースでも活躍するオーナーの J.グレゴール選手。14.8 位は I.シモンズ選手が駆るベネトンカラーのティレル 012。15.9 位はティレル 001を駆るティレル・コレクターの J. ディレーン選手。

ぶりくらいです。コイツで鈴鹿を一生懸命走っ たのは久々だったので少し怖かったですね (笑)。日本の舗装は海外に比べて格段にいいの で、参加した選手達からライン取りを聞かれま

したよ。マスターズは40代から70代くらいま で年齢層も様々。他に速いドライバーも沢山い ますから」とは久保田選手。

DFVサウンドを響かせて往年のF1マシンが

本気で競い合う“マスターズ”。いつか日本で も、本格的に開催されることを期待したい。

サポートレースも本格派!

1990 年 F1日本 GP で 2 位表彰台を獲得し たロベルト・モレノ氏が特別ゲスト。片 山右京氏とのトークショーやサイン会の 他、ウィリアムズ FW04 とFW08 でデモ走 行も披露。

旧車の展示が行われた GP スクエアの特 設ステージでは、Mr. ル・マン寺田陽次郎 氏や星野一義氏、長谷見昌弘氏らによる、 グループ C カーをテーマとしたトークショ ーが行われた。

イベントの土曜は雨に見舞われたが、グ リッドに並べられたホンモノの F1 マシン には観客が殺到。2 日間通じて約 2 万 3,000 人ものヒストリック・レーシング愛 好家が集まった。

1980 年代の日本のモータースポーツシーンで日産、トヨタ、マツダが鎬を削ったレースと言えば「グループ C」。1983 年に全日本耐久選手権が開幕した“聖地”鈴鹿で、往年のドライバーが再びその咆哮を唸らせた。ゲス トドライバーの寺田陽次郎氏がマツダ 787B、長谷見昌弘氏と星野一義氏が 2 台のニッサン R92CP、片山右京氏 がトヨタ TS010 のステアリングを握り、実走可能な往年の C カー達とデモレースを楽しんだ。

16.787B をドライブした寺田氏は 計器類不調のため“耳シフト”を披 露。17. 長谷見氏が 24 号車“YHP”、 星野氏が 1 号車“CALSONIC”を駆り ランデブー走行。シケインではブ レーキングで白煙を上げる懐かし のシーンの再現も !? 18. 久保田克 昭選手のニッサン R86V と片山氏の TS010 が大バトル。“カミカゼ右京” 復活の激走に観客騒然。19. 懐かし の日産シルビアターボ C も元気に 鈴鹿を駆け抜けた。

日本最大のヒストリッ ク・フォーミュラカー・ レース「ヒストリック・ フォーミュラ・レジス ター」もコラボ。32 台の葉巻型フォーミュラが集結したデモ レースはシェブロン B15 の白井栄二選手(右上)が総合で優 勝。2 位はブラバム BT28 を駆る手塚雅一選手(右下)。

1960 年代のレーシングマシンが無差別級で混走するデモ レースも開催された。長谷見昌弘選手がドライブする日 産 R382 とKPGC10 GT-R のバトル(上)や、希少なマクラン サ LM とポルシェ907 が絡むなど初登場車両の活躍も見ら れ、かなり濃いラインナップとなっていた。

、鈴鹿に上陸
優勝はロータス 88B を駆る久保田克昭選手。 ブラバム BT49C を駆るスペインの
“スポーツカー”レースの代表格「グループC」マシンが“聖地”鈴鹿を激走!
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~ JAFカップに挑んだ地方戦士達は、 何を持ち帰ったのか

毎年11月上旬に行われる、シーズンを締め括るビッグイベント、JAFカップ。

2017年も、普段は地元の地区戦で切磋琢磨する精鋭達が、 この年イチの晴れ舞台で、その鍛え上げてきた走りを見せてくれた。

もちろん彼らにとって、最高の栄誉は優勝。だが、数字とは別の、何かに簡単には代えがたい

貴重な経験を多くのドライバー達は得たようだ。

それぞれのホームへ持ち帰った、JAFカップで得た財産をちょっと教えてもらった。

レポート/勝森勇夫 フォト/上尾雅英、谷内寿隆、JAF スポーツ編集部

ラストラン に、 賭ける
特集 32 2018 1 JAF MOTOR SPORTS

消滅した参戦クラス。戦いの ステージをJAFカップに求めた

ジムカーナ歴8年。地方戦のPN4クラス にランサー(CZ4A)で参戦する古川和浩選手 は、2017年度のシーズンを悶々と過ごした。

地元九州地区のPN4クラスが、エントリー 数減少のために今年に入って突然、SA4クラ スに統合され、走るステージを失ったのだ。

PN4クラスをターゲットに購入したクル マ、煮詰めてきたセッティング、そして取り 組んできた練習と磨いたスキルが、すべて宙 に浮いてしまった。もちろんモータースポー ツがスポーツである以上、レギュレーション やルールの変更はいたしかたのない話だ。そ のこと自体を、彼は否定していない。でも、 だからと言って、『早々にSタイヤに履き替 えてSA4へクラス替え』、などという気持ち にはまったくなれなかった。 「だって、そうでしょう。今のところ何の結 果も何の満足感も、達成感も、自分が目指し たクラス(PN4)では得られていないのに ……。用意万端、でも走る場がない。やるせ ない気持ちばかりが募る、本当に悶々とした シーズンでした」と古川選手。

岡山県の備北サーキットを舞台に開催され た2017年JAFカップジムカーナは、そんな

古川和浩

JAF カップジムカーナ・PN4 クラス 九州

30歳を過ぎてから競技を始めた古川選手。2011年 にJMRC九州ジュニアチャンピオンを獲得している。 同じPN車両のドライバー達とイコールコンディショ ンで競える場として昨年に続いてJAFカップを選ん だ。結果は1ヒートからひとつ順位を上げ、8位。目標 の6位には届かなかった。

彼が唯一出走したイベント。力量的にはまだ まだ高嶺のステージであり、勝とうなんて気 持ちは毛頭ないと話す。

とにかくPN4クラスで走りたい。今の自 分の実力が、どの程度であるかを知りたい。 その一心で推薦枠を獲得した。

公開練習日、走りの勘が思うように取り戻 せない。ようやく使う時が来た、今年に入り 新調したタイヤを履いての本番アタックも、 思うようにアクセルが踏み切れなかった。そ れでも彼は大いに満足する。

「踏めない自分、頭に体がついて行けていな い自分の現状が見えた。それだけでも大収 穫。走れる場がないと、そのことすら気づけ ないのですから」

いつまでも、大好きな車両で 戦い続けられるJAFカップ

ジムカーナのPN1クラスは、ロードスタ ー(ND5RC)の独壇場になりつつある。ひと 昔前までクラスを占拠したスイフト(ZC32) も、現在は劣勢。よほどのことがない限り、 ロードスターに後塵を浴びせることは難しい 状況だ。勝ちにこだわる選手の中には、早々 に乗り換えた人も多いようだ。

“推薦枠”の用意されたJAFカップはそうい った、戦力的に劣るとされる車両やモデルに

も参戦するチャンスが与えられる大舞台。速 さだけではなく、クルマとモータースポーツ を愛していることをJAFカップは要求する。 速さを命題とする全日本戦とは違う、もちろ ん実績不問の地区戦とも違う特別なスタンス で、このイベントは開催される。

今回で6度めのJAFカップ挑戦となる高 橋秀明選手は、スイフトで地区戦を戦い続け る一途なスイフト乗りの一人だ。地元関東の 地区戦で、今シーズンは見事、キャリアベス トとなる5位につけ、JAFカップへのパスポ ートを手にした。

「日常ユースのことを考えなければならない 自分にとって、スイフトはベストな競技車 両。コストを抑え、ジムカーナをこれからも 長く続けていくためにも乗り換えるつもりは ありません」とキッパリ。

「今回の目標は?」という問いには「トップ 10入り。そして、スイフト勢の一番を取る こと」と答え、「すべてを出し切れた。また来 ます」と話す。12位という結果にも、悔いは 微塵も感じていない。

そして、愛機とのエントリーにこだわる有 力な地方選手がもう一人いて、それが北海道 の扇圭一選手だ。車両は7年前に手に入れた シビック(EK9)。思うように曲がらないキ ャラクターに苦戦しつつも、彼は愛車ととも

高橋秀明

JAF カップジムカーナ・PN1クラス 関東

現在、47歳の高橋選手は競技歴22年を誇るベテラ ン。JAF関東ジムカーナ選手権をメインに活動してい る。JAFカップは2年ぶり6度めの参戦。スイフト勢 の中では4番手でゴールしたが、やはりロードスター 勢の壁は厚く、シングルポジションは果たせなかった ものの、本人は来季の参戦を誓った。

自分が目指すクラスで何が 得られるかを知りたかった
自分にとってベストな競技車 でどこまで行けるかが楽しみ
33 2018 1 JAF MOTOR SPORTS
JAFカップだからこそ、経験できたこと あなたが得たもの、教えてくれませんか?

に地元の地区戦にフル出場し、全日本戦にも スポット参戦。昨年の九州は欠場するも、 JAFカップも毎年の一つの目標として精力 的に参加する。

今のところ、どのステージでもチャンピオ ン獲得の経験はない。そして今回の決勝も、 肝心なところでハーフスピン。クラス11位 に甘んじた。

「本当に思うように曲がってくれないクルマ です。でも自分は、このクルマのそういうと ころが好きです。ドライビングのミスやスキ ルの未熟さを、いやがおうにも教えてくれる からです。

コイツを完璧に乗りこなせるようになった 時が、シリーズチャンピオンや、表彰台のて っぺんに立てる時。来年も引き続きこのクル マでチャレンジです」

より一層の成長を期し

未知のコースとライバルに挑む

地区戦と全日本戦の一番の違いは、戦いの ステージが固定化されない点だろう。ジムカ ーナ、ダートラともに地域の主要会場で開催 される地区戦に対し、全日本戦は全国各地の 会場を転戦する。どんな会場にも柔軟に対応 できる力量なくして、ジムカーナもダートラ も、日本を代表するトップランカーにはなれ ないのだ。

今シーズン、JMRC関東ジムカーナシリー ズでN2クラス2位となった徳武銀河選手は、 経験のないコースで、見知らぬライバルと戦 うためにJAFカップに初エントリーした。

1日2本限り、わずか数分で勝負が決まる緊 迫感が好きで始めたジムカーナだが、長年続

これまでにない

クルマの動きを体験できた

徳武銀河

JAF カップジムカーナ・SA3 クラス 関東  S2000を長く乗り続けている徳武選手は、2017年 の関東地区戦N2クラスでシリーズ2位を獲得した実 力派。履き慣れないタイヤで勝負する、またコースも 初走行というハンディは承知の上で参加した。普段 は戦えない他の地区のスラローマーとの戦いで得たも のは大きかったと振り返った。

けるうちに彼自身、 心のどこかでマン ネリ化を感じるよ うになっていたの かもしれない。ク ラスは敢えていつ もと違うSA3クラ ス、タイヤも経験 のないSタイヤを 装着してのチャレ ンジ。久しぶりに 味わう初心者の頃 のような緊張感 を、徳武選手は遠 く離れた未知のス テージで満喫した。 「上位選手に置い ていかれないよう に。順位的にはた だそれだけを意識 して走りました。 いつもとは勝手の 違うコースを体験 できて、本当に良 かったと思います。

自分のスキルの未熟さを 思い知らせてくれる場です

扇圭一

JAF カップジムカーナ・SA1クラス 北海道

全日本ジムカーナ選手権でも、過去何度か本州勢 を返り討ちに合わせてきたレベルの高さで知られる北 海道地区戦SA1クラスを戦う扇選手。最近は全日本 を追いかける北海道のドライバーも増えているが、ス ポット参戦するアウェーの大会で自分の腕を見極めた いというのが扇選手のスタンスだ。

ラジアルとは次元が違うSタイヤのパフォ ーマンスを使い切る難しさや、これまでにな いクルマの動きも体感できたし。大いに勉強 になった2日間です」

さらに、近畿地区でジムカーナの地区戦を 追いかけて2年、PN4クラスに参戦した暮部 雄一郎選手も、経験のないコースでの戦いを 求め、JAFカップにエントリーしてきた。 「地元のコースは、どこをどう走ればいい

か、すっかり身に付いてしまった感じです。 今回、JAFカップには頭を使って走ることを 忘れないように参加しました。もちろん、自 分のレベルを知るためにも真剣に、出るから にはてっぺんを目指して走ります」 有言実行が暮部選手の信条。コースの分析 から攻略まで、公開練習時から頭をフル回転 させて決勝戦に挑む。2本め、最後のターン でミスするも5番手タイムをマーク。地区戦 を追いかけて2年、JAFカップ初参加で堂々

未知のコースを攻略する ために頭を悩ますのが新鮮 暮部雄一郎

JAF カップジムカーナ・PN4 クラス 近畿

競技歴はまだ3年ながら、地区戦でシリーズ2位を 獲得した暮部選手は今回がJAFカップ初出場。ヒー ト1はミスで下位に沈んだものの、ヒート2では4番 手タイムをマークし、終わってみれば、5位を獲得、 近畿勢最上位をマークした。まだ25歳。今回の経験 を糧に、来季はまず地区戦王者を狙う。

34 2018 1 JAF MOTOR SPORTS

今年は終わりのはずが 我慢できなかった

安藤輝明

JAF カップダートトライアル・N2 クラス 関東  学生時代に親しんでいたダートラに40歳を過ぎて から復活した安藤選手は現在、54歳。今年の全日本 最終戦タカタの動画をYou Tubeで見ていたら、どう しても去年、初参加したJAFカップを走りたくなって 推薦を申請したという。来季は再びシード権を得て 堂々とJAFカップに帰ってくるのが目標だ。

トップの人達と同じ土俵 で戦う雰囲気を味わいたい

藤原秀利

JAF カップダートトライアル・PN1クラス 九州

全日本ラリーの主催等で知られるラリークラブ大分 所属の藤原選手は、何度か途中ブランクはあるもの の、18歳から始めたダートラを今も続けている。2年 連続地区戦2位の実力者だが、地元恋の浦の全日本 参戦経験はない。コスモスは、いまは無き地元のモビ リティおおむたに似ていると語った。

の入賞を果たした。

「得意なハズのターンでミスったのは痛恨だ けど、結果には満足。久々に頭を使った感も よかった。今後の戦いに必ず活かせると思い ます」と振り返った。

ツだ。競技に参加するとなるとアマチュアレ ースといえど出費は少なくはない。もちろ ん、上を目指せば目指すほど額は膨らみ、時 間的な拘束も多くなる。若い頃に始めた競技 生活を生涯に渡って続けられる選手はごくわ ずかで、やむなく競技生活を引退する選手は 多い。

再び再開する、いわゆるリターン組だ。経済 的にも時間的にもゆとりができ、モータース ポーツ魂が再燃する大人世代。そして、JAF カップは、そんな彼らの頂上決戦のステージ となりつつある。地元で地区戦を追い、年に 一度、全国のライバルとこのイベントで速さ を競うというわけだ。

モータースポーツはコストがかかるスポー

トライアルに関東から参戦した安藤輝明選手 は、そんなリターン組のひとりだ。40才をす ぎて競技車両(ランサーEvo.Ⅵ)を購入し、学 生の頃に没頭したダートラを再び始めている。

「年齢的に、もう、全日本戦は難しい」と謙 遜しつつ、JAFカップでは密かに上位を狙う。

2015年には地区戦でシリーズ5位を獲得し た実力者。今回のJAFカップの目標はクラ スの中程としたが、決勝では目標以上の結果 を目前に、後半に入って手痛いミスを犯す。

「初めてのコースでしたが、気持ちよく、良 い走りができました。後半のミスがなければ 1桁台が狙えた感触。残念だけど、また来 年、シードを取れるように頑張ります」と安 藤選手。競技に参加し、走ることが楽しくて しょうがない様子だ。

一方、同じくダートラのPN1クラスに参 戦する藤原秀利選手は、地元九州地区のシリ

そんな現実の中にあって、近年、目に見え て増えてきたのが、一旦卒業した競技生活を ーズ戦に参戦したり休んだり。肩のチカラを 抜いて競技生活を無理なく長く続けるスタン スだ。

今回も、競技用のクルマ(デミオ)に乗るの も、ダートを走るのも5ヵ月ぶりだと言う。 競技には、順位にこだわらず、楽しさ優先で 参加するのがモットーだとも話す。

「自分の場合は、JAFカップへのエントリー は、トップ選手と同じ土俵に上がり、その場 の雰囲気を味わうことが一番の目的です。順 位はまったくと言っていいほど気にしていま せん。

全日本戦と違ってJAFカップは、自分に そういう機会を与えてくれるところが魅力で す。今回もいろんな場面で、全日本格式のイ ベントに感動の連続です」と藤原選手。

久々のダート。迎えた決勝では1本めと2

本めのコースの路面変化に対応仕切れず、結

関西のダートラの聖地、京都のコスモスパ ークで開催された2017年JAFカップダート

果は最下位に終わった。それでも十分に、 JAFカップを楽しめた様子だ。

「来年は地元九州での開催。出場できても、 出られなくても、楽しみです」

競技歴1年で頂点にチャレンジ 若武者たちの大舞台

ジムカーナもダートトライアルももちろん だが、モータースポーツはアクセルを踏み込 むだけでは決して勝てない。しかし、アクセ ルを強く踏み込むことができなければ絶対に 勝機は来ない。

荒削りなドライビング、セオリーなどお構 い無しのライン取り。それでも、タイムを見 ると相当に速い。市販車ベースで競うモータ ースポーツには、そういうビギナーが時折、 出現する。

彼らの強みは怯まずアクセルを踏めるこ

一度離れた競技への思いが再燃 リターン組の頂上決戦
年齢を考えれば全日本を追うのはちょっと
難しい。でもJAFカップなら自分の力を…
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臂直樹

JAF カップジムカーナ・PN1クラス 中国  今回のJAFカップジムカーナ取材対象者の中で最年 少の臂選手は23歳。ジムカーナ参戦2戦めの地区戦 で3位に入ったことから、一気にビッグイベント参戦の 夢が膨らんだ。結果だけ見れば2本ともペナルティを 連発し、満足なタイムは残せなかったが、来季は今回 の手痛い経験を生かして飛躍を図りたいところだ。

中平永吉

JAF カップダートトライアル・N1クラス 近畿  22歳の現役大学生ながら、地区戦で2位を獲得し た中平選手が所属する甲南大学自動車部は竹本幸広、 岡翔太を輩出したダートラ界の名門“車部”。だが本人 は、今回はまずは全国の猛者が集うビッグイベントの 雰囲気を味わいたかったという。目標の3位は果たせ なかったが元気のいい走りは光った。

と。守るものが無いから、彼らは失敗を恐れ ずアクセルを果敢に踏み込む。

ジムカーナのPN1クラスにエントリーし た臂直樹選手は、ジムカーナ歴わずか4ヵ 月。公式戦出場は今回のJAFカップで3戦 め!、もちろん全日本格式のイベントも初体 験となる。全日本レベルの選手がひしめく、 地元中国地区の地区戦では、初陣で6位、2

度目の参戦で早くも3位を獲得、表彰台に立 った。「全日本の選手たちに挑戦してみたか っと」と、エントリーの動機を臂選手は率直 に語った。

パイロンタッチを喫した第1ヒートが、彼

須藤正人

JAF カップダートトライアル・D クラス 東北  全日本ダートラDクラスの凄腕ドライバーとして知 られた三上悟選手を師と仰ぐ須藤選手は、地元切谷内 のオフロードレースや北海道の氷上トライアルなどで 腕を磨いてきた。競技歴は1年だが、バックボーンは なかなかに深い。仕事柄、時間の制約はあるが全日本 も極力、追いたいと意欲的だ。

の第2ヒートを一段と興味深いものにする。 守るか、攻め切るか。彼の選択は後者。パイ ロンに触れ、脱輪しても、アクセルを緩める ことをしなかった臂選手。試合後、聞けば、 「2本めは、頭の中が真っ白でした」 。彼 の本能は攻め続けることを選択したようだ。

ダートトライアルでは、今年から地区戦を 追いかけ始めた中平永吉選手がトップアスリ ートたちに挑戦した。岡翔太や竹本幸広とい った豪腕ランカーを輩出した甲南大学の自動 車部に席を置く若武者。「でも、あの人たち は別格ですから」と笑う。

しかし、出るからには勝ちを目指す闘争心 は、明らかに先輩譲り だ。「目標は?」という 問いには「3位入賞で す」と即答。中盤に入

っての車両替えで2位 に甘んじた今シーズン を取り返す意気込み で、中平選手はスター ティンググリッドに着 いた。

地の利があり、明ら かに上位が狙えた戦 い。なのに、意気込み すぎて2つのコーナー でミスをする。 「あれじゃ、勝てませ ん」と、試合後悔しさ をにじませた。しかし、 中平選手の走りも、最 後まで消極的でなかっ たことは確かだ。

さらにダートトライアルではDクラスに 参戦した青森の須藤正人選手も注目の一人。 44才でこの競技を始めた競技歴1年、熟年 の新人選手だ。それまで趣味として楽しんで いた草レース的なオフロードトライアルから の転身で、悪路を走るそこそこのスキルはす でに身についている。同郷の青森のダートラ の英雄、三上悟選手を師と仰ぐ、恐れを知ら ないダイナミックな走りが自慢で、今回も初 見コースのコスモスパークで5位に入賞。並 ではない素性の高さを見せつけた。 「2本めの前半はノーミス。その時点では正 直、3番手くらいに行けると思いました。で も、最後の最後でミスをやらかした……。ま あ、初出場だし、5位という結果には満足し ています。メダルのご褒美ももらうことがで きたし。

来年の九州戦も絶対に出ますよ。でも、も う歳なので(笑)、自分としてはゆっくりとは していられない、そういう気持です」 JAFカップは経験も年齢も問わない。必 要なのは、この一戦に賭け、失敗を恐れずア クセルを踏める強い気持ちだけだ。

憧れのトップドライバーと 同じステージに立てる喜び

2017年、JAFカップダートトライアルの 決勝当日。競技車両の中で出走の時を待つ N1クラスの國久和也選手は、いつになく、 かなり緊張していた。地元四国の地区戦では 2度のシリーズ制覇の経歴を持ち、JAFカッ プ出場の経験もある。場慣れは十分にしてい る。なのに鼓動がどんどん早くなった……。 結果、1本めはミスコース。2本めも本来の

遅咲きですから、もう 時間はないと思ってます
今の自分はどこまで行ける のか。それを知りたい
勝手知ったるコースだから、 そこそこ行けるはずだったが…

全日本チャンプの師匠に 食らいついていきたい

國久和也

JAF カップダートトライアル・N1クラス 四国  今年、黒木陽介、細木智矢と2名の全日本チャン ピオンを生んだ四国地区の明日を担う一人である國久 選手。自分のクルマの車検が切れたため、今回は細 木選手のチャンピオンカーでWエントリーさせてもら った。細木選手から5秒落ち以内という目標は達成で きなかったが、来季は心機一転、4WDを駆る。

折口智史

JAF カップダートトライアル・N1クラス 中部

ダートラ歴7年の折口選手は2年前にコスモスで開 催された西日本フェスを制した実力者だが、全日本参 戦はまだそのレベルじゃないと、そのスタンスはいた って堅実だ。最下位でもいいから、まずは経験を積む ことを念頭に走った今回、地区戦の猛者達に食らい つく走りでクラス10位とまずまずの結果を残した。

力がほとんど出せず、トップとの差は6秒、

不甲斐ない戦績に終わった。

「完璧に場に呑まれてしまいました。JAFカ

ップは2度めの挑戦だし、緊張はしないと思 っていたのに……。今回は、師匠(全日本1 位の細木智也選手)と師匠のマシン(Wエン トリー)で、同じ土俵で戦えるというチャン スをもらえたのに、活かせませんでした」と 試合後、國久選手は悔しさをにじませた。

不慣れな借り物のマシンであったことが、

緊張をより高めたのかもしれない。でも、國 久選手は理由をそのためとは思っていない。 原因はあくまでも自分にあると考えている。 「たまには地元を離れて技術はもちろん、メ ンタル的にも、もっと鍛える必要がある。コ ースを覚えることも、自分は本当に苦手で、 いやになる時もあるんですけど、全国を転戦 する細木選手と一緒に過ごしたこの2日間 で、そのことを強く感じました」

JAFカップを、トップアスリートの走りを

WOMEN クラス新設。来季の JAF カップはより多くの女子が集う場にしたい 2017年のJAFカップ から、新たにWOMEN クラスが新設された。

ジムカーナは9名、ダー トトライアルは5名の女 子が参加し、初代JAF カップ女王の座を競っ た。「女子にもシーズン

の最終目標となる大会が作りたい、というコ ンセプトから始まった試みなんです」というの はJAFスピード競技部会委員でもある村里早 織選手。WOMENクラスの発起人でもある 村里選手はジムカーナ、ダートラ両大会にエ ントリーし、ともに表彰台獲得という離れ業を 見せた。

両カテゴリーとも関東の女子選手がウィ ナーに輝いたが、ダートラを制した石垣晴恵 選手は、かつて全日本ダートラにレディスクラ スが併催されていた時代を知る一人だ。「男子 と同じ苦労を重ねて遠征したのにレディスだ けは選手権が懸からないということを知って、

凄く落胆した記憶があります。私自身は男性 と戦ってきたし、全日本で勝つという目標は 変わらないですけど、道具を使うスポーツと 言っても男女がまるっきり対等で戦える競技 とは思ってないです。まずは腕を磨いて自信 をつける取っ掛かりとして、こういうクラスが あれば、これを目標としてカムバックする女子 もいると思うし、PNという参加しやすい車両 で、というのもいい。女性同士だから、今度は 言い訳が効かなくなりますけど(笑)、それは それで楽しいと思いますよ」(石垣選手)  大きな可能性を秘めてスタートした WOMENクラスの今後に期待していきたい。

学べる絶好の機会と考える地方選手は他にも いる。同じくダートラN1クラスに参戦した 折口智史選手は、自らも最終目標とする全日 本戦の選手たちのコース攻略や試合運びを間 近で感じ取るためにJAFカップに参戦した。 「全日本選手は、コーナーの見方とかが自分 とは全然違うと思うんです。でなきゃあ、あ んなに大差はつかない。勝敗や順位よりも、 全日本選手と同じ場に身を置き、戦い方の一 部始終を学んで帰ることが、今回、参戦した 一番の目的です」

そんな折口選手にとって、会場のコスモス パークは得意なコース。昨年の西日本フェス タではクラス優勝、今年も2位を獲得してい る。だが、当日のJAFカップは10位に終わ った。

「自分の腕がまだ未熟なことは、自分自身が 一番、分かってます。これからも、まだまだ 勉強。来年もまた、このステージに立てるよ うに頑張ります」

エントラントの数だけ参戦理由があり、エ ントラントの数だけ存在意義がある。そんな JAFカップという大舞台に挑んだ地方アス リート達ひとりひとりが胸に刻んだ、その想 いが、来季どのような形で彼らの熱い走りに フィードバックされていくのか。その行方を 見守っていきたい。

今回は、自分の実力を出せず仕舞い。
でも次に出る時こそは、必ず!…
全日本のレベルじゃない ことは分かっています
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38 2018 1 JAF MOTOR SPORTS

Bライセンスモータースポーツは JAF 動画サイトで チェックしよう!

すべての全日本選手権をカバーするモータースポーツ月刊番組

スーパーフォーミュラからレーシングカートまで、国内で開 催されるJAF全日本選手権等のイマを伝える、インターネ

ット配信を利用した国内モータースポーツニュース情報番組 が4月からスタートしました。これは今年開催される全日本選手権の 競技結果等を、日本を代表するキャスター、ピエール北川さんがスタ ジオからレポートする新しいニュース番組で、毎月20日頃の配信を 予定しています。

JAFモータースポーツホームページの特設ページ、You Tubeの JAF公式アカウント「jafchannel」から無料で視聴が可能です。ぜ ひ、ご覧下さい。

全日本選手権や地方選手権など、JAF公認のモータースポーツ活動を戦う上で必要な情報を満載した『JAFモー タースポーツホームページ』がリニューアルされました。

このインターネットサイトは、国内競技規則の制定や施行、改正、追補並びに廃止に関する公示を行う媒体とし てJAFが監修しているもので、これら公示情報の他、国内レースやラリー、ジムカーナ、ダートトライアル、レー シングカートの競技結果や獲得ポイントが検索できるようになっていて、国内競技のデータベースとしても活用でき るサイトになっています。

他にも競技ライセンスや公認コース、登録クラブに関するページも併せてリニューアルしており、今回の刷新に 合わせて、全日本選手権の競技結果レポートを中心としたモータースポーツニュースも文字情報と映像番組で新た に配信する予定となっています。

JAF モータースポーツホームページも大幅リニューアル! 最新公示をより詳しく  競技レポートも新掲載 競技参戦に欠かせない  データ資料も全面刷新 スマートフォンでも    大きく見やすく
NEWS! ス
JAF モータースポーツホームページ http://jaf-sports.jp/
JAF モータースポーツニュースダイジェスト」好評配信中!

RACING KART INFORMATION

2018年カートライセンス更新のご案内 受付中!

モータースポーツライセンス(以下「ライセンス」と言います。)の更 新手続きは、��月から受付を�始しています。

新しい年のモータースポーツ活動へ向けて、余裕を持って更新 手続きを行ってください。

なお、JAF窓口にご来店の際は、14ページに記載の休業日、 受付時間をご確認のうえご来店ください。

ライセンス申請書は、JAFホームページよりダウンロー ド可能です。

●ライセンス取得資格

お願い 2016年から2017年への更新を行っていない方には JAFスポーツ誌をお送りしておりませんので、身近に そのような方がいましたら、以下内容をご案内ください。

2016年から2017年へのライセンス更新期限は、下記のとおりです。

窓口受付 2017年12月29日(金)17:30まで

*郵送の場合は2017年12月31日の消印まで有効 *JAFマイページ(web)上でのお手続きの場合は、  2017年12月31日 23:59手続き完了分まで

2018年になると更新の資格を失いますのでご注意ください。

(年末年始の休業日については14ページをご確認ください。)

カートドライバーライセンスおよびカートオフィシャルライセンスは「カートライセンス発給規定」および「カート競技に関する申請・登録等手数 料規定」に基づき発給されます。詳細は当該規定をご参照ください。

●年度更新に必要なもの

2.���(��)

エントラントのみの申請の場 合は不要

3.JAF個人会員

18歳未満の方は不要

4.ライセンス許可証料

5.出場記録カード または役務記録カード

所定のライセンス交付申請書を使用してください。

1.ライセンス申請書 縦4cm×横3cm、無帽、無背景、上半身のもので、申請前6ヵ月以内に撮影した鮮明な写真を申請書の所定位置に貼付して ください。(お手持ちのライセンスに使用した写真と同じでよろしければ、写真は不要です。) ・必ず指定のサイズの写真を貼付してください。サイズが異なる場合、使用できないことがあります。 ・デジタルカメラの画像を使用する場合は、必ず写真専用用紙に出力してください。

ライセンス更新に際しては、JAF個人会員が有効期間内であることが必要条件ですので、JAF個人会員の有効期限が切れて いるとライセンスの更新手続きが行えません。ご本人のJAF個人会員の有効期限をご確認くださいますようお願いします。万一、 JAF個人会員の有効期限が切れている場合には、速やかに継続手続を行ってください。継続手続の方法等については、お近く のJAFへお問い合わせください。

下記の表の通りです。

上級更新または国際A、Bライセンスを更新する場合、実績を確認するために必要です。 (エントラントは不要)

※【ご注意】JAF登録カートクラブがエントラントライセンスの申請をする場合の取り扱い方法については、42ページの「2018年カー トクラブ・団体の更新のご案内」の●クラブ代表者のエントラントライセンス申請方法をご確認ください。

●ライセンス許可証料(四輪ライセンスの料金は、12ページをご覧ください。)

●ライセンスが発給されるまで

~ライセンス作 製の流れ~

申 請 者

*オフィシャルライセンスを併有する場合は、�種目につき500円ずつ加算されます。 (例)コース1級と計��級の場合:5,800円+500円=6,300円

併有する許可証が同じ級(例:技��級とコース�級)の場合でも計算方法は同様です。 *ドライバー、オフィシャル、エントラントライセンスを併有している場合 には、それぞれ上記の許可証料が必要です。

①申請

②仮ライセンス

発給

③写真入り  ライセンスを送付

JAF窓口 JAF本部

※②発給日から60日間有効。

※①から③までは約1ヵ月ほどかかります。更新のピ ーク時にはこれ以上日数がかかる場合がありま すのでご了承ください。

写真入ライセンスをクラブ等にまとめて送付する場合、10件以上はレターパ ックで、10件未満の場合は普通郵便で送付します。

ライセンス発行に関するお問合せは、14ページのJAF支部窓口へお願いします。

40 2018・1JAFMOTORSPORTS
[公示No2018ーK001]
許可証料 許可証の種類 許可証料 許可証の種類 6,300円 国内 エ ン ト ラ ン ト 1,500円 ジュニア国内B ド ラ イ バ � 12,500円 国際 2,100円 ジュニア国内A 3,600円 3級 オ フ � シ � ル 6,300円 国際Cジュニア 4,600円 2級 3,100円 国内B 5,800円 1級 3,600円 国内A 1種目につき 500円 資格併有の場合 6,300円 国際Cリストリクティッド 8,300円 国際Cセニア 9,400円 国際B 10,400円 国際A 〈許可証料の計算方法〉

●ライセンスの交付申請書(更新)の記入について

申請書の枠内に正確かつ明瞭にご記入いただき、記入漏れのないようご注意ください。(未記入項目や、判読できない文字があると、ライセ ンスが発給できない場合があります。) 11月号47ページに記入例を掲載していますので、ご参照ください。

注意事項等 項目

会員No

登録クラブ・団体の 所属証明欄

申請者氏名

連絡先電話番号    ※

郵便番号       ※

現住所        ※

申請者本人の会員(ライセンス)番号を記入。

自分の所属しているJAF登録クラブ(または団体)(複数所属している場合は、その主たるクラブ1ヵ所)の名称、略称を記入し、 当該クラブ(または団体)の登録印を捺印。本証明欄については、2017年の登録印は、2018年3月までの申請に使用できま す。JAF登録クラブ(または団体)に所属していない場合は不要。

氏名とその上段にカタカナでフリガナを記入。

平日昼間、連絡がとれる電話番号を記入。

現住所の郵便番号(��)を記入。

都道府県名を必ず記入し、その上段にカタカナでフリガナも記入。マンション・アパート・寮名・部屋番号等も必ず記入。

ライセンスに使用する写真を変更する場合「する」を○で囲み、本申請書に写真を貼付してください。 写真の変更      ※

ライセンス表記名

エントラントの代表者名

種類およびクラス

写真貼付欄

国際のドライバーおよびエントラントはローマ字で記入。国内のドライバーおよびオフィシャルの申請者は記入不要。 (30字以内)

エントラントライセンスの申請の場合、代表者名を記入。国際エントラントの場合はローマ字(全て大文字)で記入。

申請書の該当するクラスおよび種類に○。(11月号の記入例は国内A、コース3級、計時1級、技術2級を同時に年度更新す る場合のもの。)

氏名、ライセンス番号、申請種別も、忘れずに記入。

縦4cm×横3cm、無帽 無背景 上半身のものを1枚。申請前6ヵ月以内に撮影のこと。ライセンス申請書の下段にある所定 の位置に貼付。(前年のライセンスに使用した写真を再使用する場合は、写真の貼付は不要です。) 写真

ドライバーライセンスとオフィシャルライセンスの�方を申請する場合でも申請書は�枚で�。 ご記入内容を訂正する場合は、取消線を引き訂正部を押印(またはサイン)の上、書き直しをしてください。 その他 ※の箇所は更新申請の場合、変更がなければ記入不要です。

●JAFマイページによるライセンス更新

JAFマイページにご登録いただければ、インターネットでライセンス更新ができます。  お手続き方法については、本誌16ページをご覧ください。

なお、お支払方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。

●許可証申請の受付場所

ライセンスの年度更新のために必要な書類等は、お近くのJAF支部・事務所へ持参または郵送してください。掲載のない窓口での受付は行っ ていませんのでご注意ください。(各支部の住所は14ページをご参照ください。) 【窓口受付】

受付時間は 9:00〜17:30です。

(土・日・祝日年末年始(12月30日(土)〜1月3日(水))は休業となります。)

SAMPLE AMP AMPL M MP P SA 2018

【郵送受付】

必ず「現金書留」にてお送りください。その際封筒表面に「ライセンス更 新」と明記してください。

※ライセンス表面の二次元バーコ ドには会員(ライセンス)番号が登録 されています。

裏面

SAMPLE M AMPLE

<ライセンスがお手元に届いたら>

あなたご自身が署名してください!!

ライセンスの裏面の署名欄には、かならずご本人が 署名してください。

署名してはじめてライセンスは有効となります。

※競技会の出場実績を確認する必要がある種類のライセンス、および18歳未満の方のライセンスについては、インターネットでの更新手続きは行って おりません。また、上級や推薦を伴う申請については、お手数ですが、窓口へご来店いただくか現金書留による郵送にてお手続きくださいますよう お願いいたします。

41 2018・1JAFMOTORSPORTS

2018年カートクラブ・団体の更新のご案内

2018年のJAF登録クラブ・団体の更新手続きが2017年12月1日 から開始しておりますので、下記の通りご案内いたします。

●取扱期間 2017年12月1日(金)〜2018年4月2日(月) ※3月31日が土曜日の為

●必要書類

※印:JAF所定の用紙を使用してください。

・所定用紙は全てA4サイズに統一しましたので、用紙がない場合は

各支部へご請求ください。

・従来どおり、「カートクラブ・団体登録申請書」の記載内容のうち登録

番号、クラブ・団体名称、略称、代表者氏名、連絡担当者氏名・住

所・電話番号は「JAF国内カート競技規則集」等に掲載いたします。 △印:前回の提出内容に変更がある場合のみ必要です。

●申請料

[公示No2018−K002]

●その他必要なもの  旧(2017年)登録印

●更新申請の受付場所 14ページに掲載のJAF各支部。

受付時間:土日 祝日と年末年始 (12月30日(土)〜1月3日(水))を 除く9:00〜17:30。

●クラブ代表者のエントラントライセンス申請方法

準加盟・加盟・公認カートクラブは、無償で国内エントラン トライセンスの発給を受けることができます。

なお、本取扱いにつきましては、クラブ登録申請と同時に所 定のカートライセンス交付申請書の提出を必要とし、発給する ライセンス表記名はJAF登録のクラブ名称に限りま す。(新規 申請の場合は、クラブ登録承認後に発給いたします。)  また、国際エントラントライセンスの取得を希望する場合は、 国内エントラントライセンスとの差額の発給料を必要とします。

ご注意:既にエントラントライセンスをJAF登録のクラブ名で 取得されている場合、そのライセンス更新手続きにつ きましては、必ずJAF窓口で行ってください。

JAFマイページでお手続きいただくと、全額有料とな ってしまいます。

2018年からのカートライセンス発給規定の改正に伴い、カートドライバーライセ ンス発給基準の一部が変更されておりますのでご注意ください。詳しくは、 JAFスポーツ誌6月号およびJAFホームページのお知らせ(2017年5月9日付 公示)に掲載のカートライセンス発給規定をご参照ください。

注:更新時に格式変更(降格・昇格)を申請する場合は年度登   録申請料の他に別途加盟申請料が必要です。

格式A−国際/B−準国際/C−国内/D−準国内/E−制限付 ●太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは11月20日までに本部にて受付したものです。

42 2018・1JAFMOTORSPORTS
公認 カート コース 団体 加盟 カート コース 団体 特別 カート 団体 加盟 カート 団体 公認 カート クラブ 加盟 カート クラブ 準加盟 カート クラブ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ※JAF登録申請書 ○ ○ ○ ※クラブ員登録申請書 △ △ △ △ △ △ △ 会則または定款 ○ ○ ○ ○ 役員名簿 △ △ △ △ 法人登記簿謄本の写し (法人の場合)
年度登録申請料 加盟申請料 クラブおよび団体の区別 18,800円 8,300円 準加盟カートクラブ 18,800円 8,300円 加盟カートクラブ 104,800円 52,400円 公認カートクラブ 104,800円 52,400円 加盟カート団体 209,600円 104,800円 特別カート団体 94,300円 31,400円 加盟カートコース団体 188,600円 52,400円 公認カートコース団体
【お知らせ】※必ずお読みください。
2(FEB) 開 催 場 所 競 技 車 両 格式 オーガナイザー/電話番号 競 技 会 名 開 催 日 鈴鹿サーキット国際南コース FS-125 FCリブレ D E SMSC(059-378-3405) 2018年鈴鹿選手権シリーズ カートレース第1戦 KARTRACEIN SUZUKA 2月 17日 〜18日 JAFカートカレンダー (1〜2月)

R R ESULTS ESULTS

2017年全日本カート選手権&ジュニアカート選手権データファイル

全日本カート選手権FS-125部門東地域 第3戦

ジュニアカート選手権FP-JrCadets部 門西地域第3戦

(7月15~16日:神戸スポーツサーキット)

ジュニアカート選手権FP-Jr部門東地域 第3戦

全日本カート選手権FS-125部門東地域

ジュニアカート選手権FP-JrCadets部 門東地域第3戦

全日本カート選手権FS-125部門西地域 第3戦

ジュニアカート選手権FP-Jr部門西地域

43 2018・1JAFMOTORSPORTS
全日本カート選手権OK部門第3戦 (6月3~4日:本庄サーキット) 参加26台 Pos No Driver CarType Time 1 85 佐藤蓮 TM/DragoCorse/DL 15'220 2 20 澤田真治 VORTEX/EXPRIT/DL 15'248 3 8 三宅淳詞 IAME/SWF/BS 15'263 4 5 高橋悠之 VORTEX/TONYKART/BS 15'269 5 30 小川颯太 IAME/SWF/BS 15'273 6 23 環優光 VORTEX/EXPRIT/DL 15'275 7 18 太田格之進 IAME/CRG/DL 15'277 8 16 武井遥斗 IAME/KOSMIC/BS 15'280 9 9 佐々木大樹 VORTEX/TONYKART/BS 15'296 1022 井本大雅 VORTEX/EXPRIT/DL 15'302 全日本カート選手権OK部門第4戦 (6月3~4日:本庄サーキット) 参加26台 Pos No Driver CarType Time 1 3 名取鉄平 IAME/birelART/BS 15'279 2 85 佐藤蓮 TM/DragoCorse/DL 15'282 3 8 三宅淳詞 IAME/SWF/BS 15'282 4 23 環優光 VORTEX/EXPRIT/DL 15'284 5 20 澤田真治 VORTEX/EXPRIT/DL 15'292 6 5 高橋悠之 VORTEX/TONYKART/BS 15'296 7 30 小川颯太 IAME/SWF/BS 15'297 8 16 武井遥斗 IAME/KOSMIC/BS 15'316 9 19 藤原道長 IAME/CRG/YH 15'316 1018 太田格之進 IAME/CRG/DL 15'319
第2戦 (6月3~4日:本庄サーキット) 参加台数25台 Pos No Driver CarType Time 1 12 澤龍之介 IAME/DragoCorse/DL 16'354 2 38 坂入悠斗 IAME/KOSMIC/DL 16'378 3 18 塚田海斗 IAME/TONYKART/DL 16'392 4 24 小林陽幸 IAME/TONYKART/DL 16'393 5 25 戸澤諒 IAME/TECNO/DL 16'415 6 16 大草りく IAME/KOSMIC/DL 16'418 7 20 川村崚太朗 IAME//DL 16'433 8 44 滝田真之佑 IAME/TONYKART/DL 16'442 9 34 関根陽幹 IAME/birelART/DL 16'442 1026 下村渉 IAME/TECNO/DL 16'445 ジュニアカート選手権FP-Jr部門東地域 第2戦 (6月3~4日:本庄サーキット) 参加19台 Pos No Driver CarType Time 1 25 田上蒼竜 YAMAHA//BS 14'555 2 6 渡部智仁 YAMAHA/XENONKART/BS 14'555 3 9 木内秀柾 YAMAHA/birelART/BS 14'556 4 24 平安山良馬 YAMAHA/TONYKART/BS 14'563 5 33 三瓶心 YAMAHA/TONYKART/BS 14'565 6 38 近棟晴太 YAMAHA/Ricciardo/BS 14'575 7 21 松原隼 YAMAHA/Tecno/BS 15'005 8 35 内田涼風 YAMAHA/KOSMIC/BS 15'005 9 5 小田優 YAMAHA/FAKART/BS 15'021 1014 半田昌宗 YAMAHA/TONYKART/BS 15'063 ジュニアカート選手権FP-JrCadets部 門東地域第2戦 (6月3~4日:本庄サーキット) 参加19台 Pos No Driver CarType Time 1 2 鈴木斗輝哉 YAMAHA/EXPRIT/YH 13'229 2 26 村田悠磨 YAMAHA/WILDKART/YH 13'230 3 19 伊藤祐 YAMAHA/EXPRIT/YH 13'232 4 71 小林利徠斗 YAMAHA/birelART/YH 13'234 5 18 三枝大和 YAMAHA/KOSMIC/YH 13'235 6 11 佐野雄城 YAMAHA/birelART/YH 13'272 7 23 松浦光聖 YAMAHA/MADCROC/YH 13'275 8 20 島貫結季 YAMAHA/birelART/YH 13'276 9 24 山崎絢也 YAMAHA/WILDKART/YH 13'285 1066 山越ヒユウ YAMAHA/RICCIARDO/YH 13'295
(7月1~2日:茂原ツインサーキット東コース) 参加28台 Pos No Driver CarType Time 1 12 澤龍之介 IAME/Dragocorse/DL 17'22225 2 18 塚田海斗 IAME/TONYKART/DL 17'31786 3 29 岡村涼太 IAME/EXPRIT/DL 17'31861 4 24 小林陽幸 IAME/TONYKART/DL 17'32306 5 39 徳永紀京 IAME/Dragocorse/DL 17'32495 6 22 伊藤慎之典 IAME/KOSMIC/DL 17'32722 7 25 戸澤諒 IAME/TECNO/DL 17'32851 8 16 大草りく IAME/KOSMIC/DL 17'32961 9 11 中川智貴 IAME/birelART/DL 17'34815 1044 滝田真之佑 IAME/KOSMIC/DL 17'35158
(7月1~2日:茂原ツインサーキット東コース) 参加18台 Pos No Driver CarType Time 1 6 渡部智仁 YAMAHA/XENONKART/BS15'53558 2 5 小田優 YAMAHA/FAKART/BS 15'54242 3 9 木内秀柾 YAMAHA/birelART/BS 15'54462 4 12 荒尾創大 YAMAHA/birelART/BS 15'55116 5 24 平安山良馬 YAMAHA/TONYKART/BS 15'55190 6 29 佐藤涼太 YAMAHA/birelART/BS 15'55294 7 11 渡会太一 YAMAHA/RICClARDO/BS 15'55947 8 15 山川凌河 YAMAHA/KOSMIC/BS 15'56224 9 25 田上蒼竜 YAMAHA/FAKART/BS 15'57730 10 7 井上輝亮 YAMAHA/Tecno/BS 15'57775
(7月1~2日:茂原ツインサーキット東コース) 参加16台 Pos No Driver CarType Time 1 71 小林利徠斗 YAMAHA/birelART/YH 17'03551 2 19 伊藤祐 YAMAHA/birel/YH 17'03655 3 12 佐藤統 YAMAHA/TONYKART/YH 17'05244 4 66 山越ヒユウ YAMAHA/RICCIARDO/YH 17'12634 5 26 村田悠磨 YAMAHA/WILDKART/YH 17'12715 6 20 島貫結季 YAMAHA/birelART/YH 17'12834 7 11 佐野雄城 YAMAHA/birelART/YH 17'13068 8 27 五十嵐文太郎 YAMAHA/birelART/YH 17'13190 9 95 岸風児 YAMAHA/birelART/YH 17'15635 1025 原田暖人 YAMAHA/WILDKART/YH 17'15837
(7月15~16日:神戸スポーツサーキット) 参加29台 Pos No Driver CarType Time 1 13 清水英志郎 IAME/TONY/BS 18'18663 2 23 津端剣心 IAME/EXPRIT/BS 18'23034 3 37 三島優輝 IAME/KOSMIC/BS 18'26976 4 21 親川謙心 IAME/SWF/BS 18'28051 5 5 塩津佑介 IAME/TONY/BS 18'28486 6 36 夏目南斗 IAME/SWF/BS 18'28800 7 41 小石裕也 IAME/EXPRIT/BS 18'37259 8 51 古谷悠河 IAME/TONY/BS 18'37791 9 32 酒井夢良 IAME/SWF/BS 18'38475 1039 永川悠太 IAME/TONY/BS 18'39529
第3戦 (7月15~16日:神戸スポーツサーキット) 参加15台 Pos No Driver CarType Time 1 12 野村勇斗 YAMAHA/EXPRIT/Yokohama15'10708 2 22 嶋田隼人 YAMAHA/TONY/Yokohama15'11325 3 23 橙侍槻 YAMAHA/Energy/Yokohama15'16617 4 8 鎌苅一希 YAMAHA/TONY/Yokohama15'16692 5 78 津野熊凌大 YAMAHA/CRG/Yokohama 15'19756 6 11 坂上真海 YAMAHA/DragoCORSE/Yokohama15'22359 7 14 山本聖渚 YAMAHA/CRG/Yokohama 15'22580 8 44 泉晴信 YAMAHA/EXPRIT/Yokohama15'26990 9 25 濱川桂希 YAMAHA/TONY/Yokohama15'28433 1013 服部慎 YAMAHA/TONY/Yokohama15'33855
参加20台 Pos No Driver CarType Time 1 44 中村海斗 YAMAHA/Energy/DL 14'40797 2 17 脇万葉 YAMAHA/birelART/DL 14'41486 3 27 加藤大翔 YAMAHA/FA-KART/DL 14'41629 4 46 山口大耀 YAMAHA/TONY/DL 14'46503 5 34 宮島昊雅 YAMAHA/birelART/DL 14'54452 6 23 上岡世直 YAMAHA/TONY/DL 14'54456 7 18 永石一真 YAMAHA/CROCPROMOTION/DL14'56418 8 13 洞地遼大 YAMAHA/FA-KART/DL 14'56540 9 56 加納康雅 YAMAHA/Energy/DL 14'56668 1045 西田光来 YAMAHA/EXPRIT/DL 14'56786 全日本カート選手権OK部門第5戦 (8月19~20日:瑞浪レイクウェイ) 参加27台 Pos No Driver CarType Time 1 85 佐藤蓮 TM/DragoCorse/DL 15'46586 2 2 朝日ターボ TM/EXPRIT/DL 15'53402 3 3 名取鉄平 IAME/birelART/BS 15'53533 4 30 小川颯太 IAME/SWF/BS 15'54460 5 9 佐々木大樹 VORTEX/TONYKART/BS 15'55495 6 24 宮下源都 VORTEX/TONYKART/BS 15'55658 7 17 野中誠太 IAME/RICCIARDO/BS 15'55817 8 23 環優光 VORTEX/EXPRIT/BS 15'56524 9 20 澤田真治 VORTEX/EXPRIT/DL 15'56734 10 5 高橋悠之 VORTEX/TONYKART/BS 15'57281 全日本カート選手権OK部門第6戦 (8月19~20日:瑞浪レイクウェイ) 参加27台 Pos No Driver CarType Time 1 3 名取鉄平 IAME/birelART/BS 15'59139 2 17 野中誠太 IAME/RICCIARDO/BS 16'00372 3 18 太田格之進 IAME/CRG/DL 16'00488 4 23 環優光 VORTEX/EXPRIT/BS 16'00554 5 30 小川颯太 IAME/SWF/BS 16'01374 6 20 澤田真治 VORTEX/EXPRIT/DL 16'01427 7 9 佐々木大樹 VORTEX/TONYKART/BS 16'01572 8 24 宮下源都 VORTEX/TONYKART/BS 16'01776 9 13 三村壮太郎 TM/CrocPromotion/YH 16'02782 10 5 高橋悠之 VORTEX/TONYKART/BS 16'03919 全日本カート選手権FS-125部門西地域 第4戦 (8月19~20日:瑞浪レイクウェイ) 参加34台 Pos No Driver CarType Time 1 35 伊東黎明 IAME/Energy/DL 15'44434 2 46 奥住慈英 IAME/CRG/DL 15'45192 3 51 古谷悠河 IAME/TONYKART/DL 15'45415 4 11 新田渉 IAME/CrocPromotion/DL 15'46330 5 15 山田杯利 IAME/KOSMIC/DL 15'46523 6 23 津端剣心 IAME/EXPRIT/DL 15'48412 7 20 高木悠帆 IAME/CRG/DL 15'48476 8 34 守山輝一郎 IAME/TONYKART/DL 15'49082 9 4 三澤拓真 IAME/Energy/DL 15'49417 1016 廣岡陸勢 IAME/CrocPromotion/DL 15'50550 ジュニアカート選手権FP-Jr部門西地域 第4戦 (8月19~20日:瑞浪レイクウェイ) 参加13台 Pos No Driver CarType Time 1 12 野村勇斗 YAMAHA/EXPRIT/BS 14'37776 2 11 坂上真海 YAMAHA/DragoCorse/BS 14'47773 3 14 山本聖渚 YAMAHA/CRG/BS 14'49558 4 24 齊藤匠人 YAMAHA/CrocPromotion/BS14'50328 5 13 服部慎 YAMAHA/TONYKART/BS 14'50530 6 40 大槻直 YAMAHA/birelART/BS 14'50705 7 15 伊藤僚我 YAMAHA/EXPRIT/BS 15'00296 8 18 清水啓伸 YAMAHA/CrocPromotion/BS15'00397 9 43 向山拓人 YAMAHA/TONYKART/BS 15'00479 10 8 鎌苅一希 YAMAHA/TONYKART/BS 15'07919

ジュニアカート選手権FP-JrCadets部

門西地域第4戦

(8月19~20日:瑞浪レイクウェイ) 参加18台

Pos No Driver CarType Time

1 24 田中風輝 YAMAHA/EXPRIT/YH 13'05112

2 30 鈴木浬 YAMAHA/birel/YH 13'05144

3 27 加藤大翔 YAMAHA/FA-KART/YH 13'05333

4 44 中村海斗 YAMAHA/energy/YH 13'05807

5 21 百瀬翔 YAMAHA/KOSMIC/YH 13'07108

6 34 宮島昊雅 YAMAHA/birelART/YH 13'07343

7 26 井上遥斗 YAMAHA/birelART/YH 13'07481

8 14 鈴木翼 YAMAHA/TONYKART/YH

全日本カート選手権OK部門第8戦

Pos No Driver CarType Time

1 85 佐藤蓮 TM/DragoCorse/DL 15'56430

全日本カート選手権FS-125部門東地域 第5戦

全日本カート選手権FS-125部門西地域

参加18台

Time

1 9 木内秀柾 YAMAHA/birelART/ 16'42462

2 74 植田涼太 YAMAHA/FA-KARTVICTORY/16'43204

3 6 渡部智仁 YAMAHA/XENONKART/ 16'44582

4 25 田上蒼竜 YAMAHA// 16'44618

5 15 山川凌河 YAMAHA/KOSMIC/ 16'45980

6 24 平安山良馬 YAMAHA/TONYKART/ 16'46041

7 5 小田優 YAMAHA/FAKART/ 16'46102

8 7 井上輝亮 YAMAHA/TECNO/ 16'46315

9 35 内田涼風 YAMAHA/KOSMIC/ 16'46342

1029 佐藤涼太 YAMAHA/birelART/ 16'46389

ジュニアカート選手権FP-JrCadets部 門東地域第4戦

(8月26~27日:カートソレイユ最上川)

ジュニアカート選手権FP-Jr部門東地域 第5戦

ジュニアカート選手権FP-JrCadets部

参加14台

Pos No Driver CarType Time

1 71 小林利徠斗 YAMAHA/birelARTC-28Y554484/13'26920 2 2 鈴木斗輝哉 YAMAHA/EXPRIT/ 13'30545 3 11 佐野雄城 YAMAHA/birelART/

全日本カート選手権OK部門第7戦

ジュニアカート選手権FP-JrCadets部 門東地域第5戦

44 2018・1JAFMOTORSPORTS
13'07685 9 16 大石喜生 YAMAHA/birelART/YH 13'08702 1023 上岡世直 YAMAHA/TONYKART/YH 13'08832
第4戦 (8月26~27日:カートソレイユ最上川) 参加21台 Pos No Driver CarType Time 1 38 坂入悠斗 IAME/KOSMIC/DL 18'18647 2 29 岡村涼太 IAME/EXPRIT/DL 18'18922 3 24 小林陽幸 IAME/TONYKART/DL 18'18990 4 44 滝田真之佑 IAME//DL 18'19151 5 12 澤龍之介 IAME/DragoCorse/DL 18'19564 6 16 大草りく IAME//DL 18'20944 7 26 下村渉 IAME/TECNO/DL 18'22671 8 15 林蕗偉 IAME/KOSMIC/DL 18'22681 9 35 木村龍二 IAME//DL
1034 関根陽幹 IAME/birelARTRY30-S7/DL18'23665 ジュニアカート選手権FP-Jr部門東地域
(8月26~27日:カートソレイユ最上川)
Pos
全日本カート選手権FS-125部門東地域
18'22730
第4戦
No Driver CarType
YAMAHA/リカルドC28715123/ 13'33642 6 26 村田悠磨 YAMAHA/WILDKART/ 13'34332 7 23 松浦光聖 YAMAHA// 13'34528 8 24 山崎絢也 YAMAHA/WILDKART/ 13'34699 9 18 三枝大和 YAMAHA/コスミック/ 13'34827 1014 三條太輔 YAMAHA/birelART/ 13'35261
13'30709 4 25 原田暖人 YAMAHA/WILDKART/ 13'33534 5 66 山越ヒユウ
(9月23~24日:ツインリンクもてぎ北ショートコース) 参加24台 Pos No Driver CarType Time 1 85 佐藤蓮 TM/DragoCorse/DL 15'57039 2 17 野中誠太 IAME/RICCIARDO/BS 16'00648 3 13 三村壮太郎 TM/CrocPromotion/YH 16'07757 4 20 澤田真治 VORTEX/EXPRIT/DL 16'08173 5 2 朝日ターボ TM/EXPRIT/DL 16'10630 6 30 小川颯太 IAME/SWF/BS 16'11685 7 24 宮下源都 VORTEX/TONYKART/BS 16'11763 8 11 上原拓和 TM/DragoCorse/DL 16'15087 9 5 高橋悠之 VORTEX/TONYKART/BS 16'15088 1028 白石優太 IAME/CRG/DL
16'16159
(9月23~24日:ツインリンクもてぎ北ショートコース) 参加24台
2 13 三村壮太郎 TM/CrocPromotion/YH 15'56816 3 17 野中誠太 IAME/RICCIARDO/BS 15'57006 4 3 名取鉄平 IAME/birelART/BS 15'58876 5 2 朝日ターボ TM/EXPRIT/DL 15'59524 6 14 渡邉俊輝 TM/CrocPromotion/DL 16'00585 7 8 三宅淳詞 IAME/SWF/BS 16'01386 8 5 高橋悠之 VORTEX/TONYKART/BS 16'01987 9 6 大草りき VORTEX/KOSMIC/YH 16'04085 1024 宮下源都 VORTEX/TONYKART/BS 16'06389
(9月23~24日:ツインリンクもてぎ北ショートコース) 参加32台 Pos No Driver CarType Time 1 18 塚田海斗 IAME/TONYKART/DL 17'09082 2 78 吉江宏斗 IAME/KOSMIC/DL 17'11277 3 44 滝田真之佑 IAME/TONYKART/DL 17'11545 4 29 岡村涼太 IAME/EXPRIT/DL 17'11833 5 34 関根陽幹 IAME/birelART/DL 17'11984 6 39 徳永紀京 IAME/CrocPromotion/DL 17'12110 7 51 山中秀馬 IAME/TONYKART/DL 17'11802 8 16 大草りく IAME/KOSMIC/DL 17'12343 9 24 小林陽幸 IAME/TONYKART/DL 17'12351 1019 木下藍斗 IAME/SWF/DL 17'12587
(9月23~24日:ツインリンクもてぎ北ショートコース) 参加20台 Pos No Driver CarType Time 1 35 内田涼風 YAMAHA/KOSMIC/BS 14'25007 2 33 三瓶心 YAMAHA/TONYKART/BS 14'26650 3 71 角陽向 YAMAHA/TONYKART/BS 14'27123 4 29 佐藤涼太 YAMAHA/birelART/BS 14'27330 5 74 植田涼太 YAMAHA/FAKART/BS 14'27611 6 24 平安山良馬 YAMAHA/TONYKART/BS 14'27786 7 16 野澤勇翔 YAMAHA/birelART/BS 14'28293 8 7 井上輝亮 YAMAHA/TECNO/BS 14'28419 9 15 山川凌河 YAMAHA/KOSMIC/BS 14'28602 10 5 小田優 YAMAHA/FAKART/BS 14'28735
(9月23~24日:ツインリンクもてぎ北ショートコース) 参加21台 Pos No Driver CarType Time 1 2 鈴木斗輝哉 YAMAHA/EXPRIT/YH 13'48716 2 71 小林利徠斗 YAMAHA/birelART/YH 13'48809 3 99 大越武 YAMAHA/KOSMIC/YH 13'49385 4 19 伊藤祐 YAMAHA/EXPRIT/YH 13'49619 5 66 山越ヒユウ YAMAHA/RICCIARDO/YH 13'51005 6 21 梅垣清 YAMAHA/birelART/YH 13'51005 7 11 佐野雄城 YAMAHA/birelART/YH 13'54100 8 20 島貫結季 YAMAHA/birelART/YH 13'54711 9 92 浅見謙心 YAMAHA/EXPRIT/YH 13'59066 1023 松浦光聖 YAMAHA/CrocPromotion/YH 14'00160
第5戦 (9月30日~10月1日:琵琶湖スポーツランド) 参加28台 Pos No Driver CarType Time 1 37 三島優輝 IAME/KOSMIC/DL 18'22673 2 4 三澤拓真 IAME/Energy/DL 18'23310 3 5 塩津佑介 IAME/TONY/DL 18'23673 4 38 松崎清悟 IAME/KOSMIC/DL 18'24553 5 13 清水英志郎 IAME/TONY/DL 18'24990 6 35 伊東黎明 IAME/Energy/DL 18'26418 7 20 高木悠帆 IAME/CRG/DL 18'27196 8 18 辻本始温 IAME/CRG/DL 18'30050 9 11 新田渉 IAME/CROCPROMOTION/DL18'30687 1024 平良響 IAME/EXPRIT/DL 18'30881 ジュニアカート選手権FP-Jr部門西地域 第5戦 (9月30日~10月1日:琵琶湖スポーツランド) 参加18台 Pos No Driver CarType Time 1 28 伊藤琢磨 YAMAHA/FA-KART/BS 15'17420 2 12 野村勇斗 YAMAHA/EXPRIT/BS 15'17818 3 22 嶋田隼人 YAMAHA/TONY/BS 15'17984 4 11 坂上真海 YAMAHA/DragoCORSE/BS15'21366 5 44 泉晴信 YAMAHA/EXPRIT/BS 15'22216 6 24 齊藤匠人 YAMAHA/CROCPROMOTION/BS15'25733 7 13 服部慎 YAMAHA/TONY/BS 15'26616 8 17 植田晴斗 YAMAHA/CRG/BS 15'26995 9 14 山本聖渚 YAMAHA/CRG/BS 15'28962 1030 向畑疾走 YAMAHA/CRG/BS 15'33333
門西地域第5戦 ((9月30日~10月1日:琵琶湖スポーツランド)) 参加14台 Pos No Driver CarType Time 1 24 田中風輝 YAMAHA/EXPRIT/YH 14'36516 2 44 中村海斗 YAMAHA/Energy/YH 14'38856 3 13 洞地遼大 YAMAHA/TONY/YH 14'39415 4 55 近江川暖人 YAMAHA/EXPRIT/YH 14'39495 5 26 井上遥斗 YAMAHA/birelART/YH 14'39728 6 46 山口大耀 YAMAHA/TONY/YH 14'40339 7 57 竹本優月輝 YAMAHA/CRG/YH 14'42131 8 23 上岡世直 YAMAHA/TONY/YH 14'42368 9 14 鈴木翼 YAMAHA/TONY/YH 14'42583 1027 加藤大翔 YAMAHA/FA-KART/YH 14'43335 全日本カート選手権OK部門第9戦 (10月28~29日:鈴鹿サーキット南コース) 参加27台 Pos No Driver CarType Time 1 3 名取鉄平 IAME/birelART/BRIDGESTONE 22'31899 2 8 三宅淳詞 IAME/SWF/BRIDGESTONE22'35341 3 17 野中誠太 IAME/RICCIARDO/BRIDGESTONE 22'37053 4 2 朝日ターボ TM/EXPRIT/DUNLOP 22'37382 5 13 三村壮太郎 TM/Crocpromotion/YOKOHAMA 22'40368 6 24 宮下源都 VORTEX/TONYKART/BRIDGESTONE 22'41409 7 20 澤田真治 VORTEX/EXPRIT/DUNLOP 22'43165 8 85 佐藤蓮 TM/DragoCorse/DUNLOP 22'44110 9 30 小川颯太 IAME/SWF/BRIDGESTONE 22'48878 1019 角田裕毅 IAME/CRG/YOKOHAMA 22'48895

R R ESULTS ESULTS 2017全日本選手権 データファイル

全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦

全日本F3選手権第14戦

全日本F3選手権第15戦

全日本スーパーフォミュラ選手権第4戦

KCMGElyseSF14 52 1:24'45400 3 7 フェリックスローゼンクヴィスト SUNOCOTEAMLEMANSSF14 52 1:24'46324

4 2 石浦宏明 PMU/CERUMOINGINGSF1452 1:24'47012

5 3 ニックキャシディ FUJI×raffineeKONDOSF1452 1:24'52906

6 4 山下健太 FUJI×raffineeKONDOSF1452 1:25'06156

736アンドレロッテラー VANTELINKOWATOM'SSF1452 1:25'07715

840野尻智紀 DOCOMODANDELIONM40SSF1452 1:25'13921

910塚越広大 REALSF14 52 1:25'16507

108 大嶋和也 SUNOCOTEAMLEMANSSF1452 1:25'24159

1137中嶋一貴 VANTELINKOWATOM'SSF1452 1:25'29256

1264中嶋大祐 TCSNAKAJIMARACINGSF1452 1:25'36332

1316山本尚貴 TEAMMUGENSF14 52 1:25'38139

1420ヤンマーデンボロー

全日本F3選手権第16戦

全日本スーパーフォミュラ選手権第5戦

1:25'01502

DOCOMODANDELIONM41YSF1453 1:25'14763 以上規定周回数完走

TEAMMUGENSF14 38 59'56163

ニック・キャシディ FUJI×raffineeKONDOSF1418 28'51548

TCSNAKAJIMARACINGSF14

SF 全日本スーパーフォミュラ選手権第3戦 (7月7~9日:富士スピードウェイ) Pos No Driver CarName Lap Time 1 2 石浦宏明 PMU/CERUMOINGINGSF1455 1:20'09046 2 7 フェリックスローゼンクヴィスト SUNOCOTEAMLEMANSSF14 55 1:20'16315 336アンドレ・ロッテラー VANTELINKOWATOM'SSF1455 1:20'31888 419関口雄飛 ITOCHUENEXTEAMIMPULSF1455 1:20'50832 515ピエール・ガスリ TEAMMUGENSF14 55 1:20'50867 641伊沢拓也 DOCOMODANDELIONM41YSF1455 1:20'52430 737中嶋一貴 VANTELINKOWATOM'SSF1455 1:20'53113 820ヤンマーデンボロー ITOCHUENEXTEAMIMPULSF1455 1:20'53407 910塚越広大 REALSF14 55 1:20'53956 1040野尻智紀 DOCOMODANDELIONM40SSF1455 1:20'55238 1164中嶋大祐 TCSNAKAJIMARACINGSF1455 1:21'12893 128 大嶋和也 SUNOCOTEAMLEMANSSF1455 1:21'13595 1350小暮卓史 B-MaxRacingteamSF14 55 1:21'15563 1465ナレイン・カーティケヤン TCSNAKAJIMARACINGSF1455 1:21'23551 1518小林可夢偉 KCMGElyseSF14 55 1:21'30220 以上規定周回数完走 4 山下健太 FUJI×raffineeKONDOSF1446 1:08'46143 1 国本雄資 PMU/CERUMOINGINGSF1436 56'07889 16山本尚貴 TEAMMUGENSF14 25 38'52625 3 ニックキャシディ FUJI×raffineeKONDOSF14 1 1'35160
(8月18~20日:ツインリンクもてぎ) Pos No Driver CarName Lap Time 115ピエール・ガスリ TEAMMUGENSF14
218小林可夢偉
52 1:24'26817
ITOCHUENEXTEAMIMPULSF1452
151
PMU/CERUMOINGINGSF1452
1619関口雄飛 ITOCHUENEXTEAMIMPULSF1452
1750小暮卓史 B-MaxRacingteamSF14
以上規定周回数完走 65ナレインカーティケヤン TCSNAKAJIMARACINGSF1442 1:09'12186 41伊沢拓也 DOCOMODANDELIONM41YSF1430 49'25687
1:25'43685
国本雄資
1:25'44227
1:25'45581
52 1:26'01479
(9月8~10日:オートポリス) Pos No Driver CarName Lap Time 115ピエール・ガスリ TEAMMUGENSF14 54 1:24'28619 2 7 フェリックスローゼンクヴィスト SUNOCOTEAMLEMANSSF14 54 1:24'30177 3 8 大嶋和也 SUNOCOTEAMLEMANSSF1454 1:24'36257 4 2 石浦宏明 PMU/CERUMO・INGINGSF1454 1:24'37174 5 1 国本雄資 PMU/CERUMOINGINGSF1454 1:24'37628 637中嶋一貴 VANTELINKOWATOM'SSF1454 1:24'38076 718小林可夢偉 KCMGElyseSF14 54 1:24'43082 820ヤン・マーデンボロー ITOCHUENEXTEAMIMPULSF1454 1:24'43599 910塚越広大 REALSF14REALSF14 54 1:24'59769 1019関口雄飛 ITOCHUENEXTEAMIMPULSF1454 1:25'13318 1164中嶋大祐 TCSNAKAJIMARACINGSF1454 1:25'13493 1250小暮卓史 B-MaxRacingteamSF14 54
134 山下健太 FUJI×raffineeKONDOSF1454
1440野尻智紀 DOCOMODANDELIONM40SSF1453
16山本尚貴
3
65ナレインカーティケヤン
1 2'06775 36アンドレロッテラー VANTELINKOWATOM'SSF14 1 2'26208 45 2018・1JAFMOTORSPORTS
1:25'20128
1:25'21744
1541伊沢拓也
(9月23~24日:スポーツランドSUGO) Pos No Driver CarName Lap Time 119関口雄飛 ITOCHUENEXTEAMIMPULSF1468 1:19'00439 215ピエール・ガスリ TEAMMUGENSF14 68 1:19'00682 337中嶋一貴 VANTELINKOWATOM'SSF1468 1:19'01613 4 1 国本雄資 PMU/CERUMO・INGINGSF1468 1:19'07193 5 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCOTEAMLEMANSSF1468 1:19'11911 6 2 石浦宏明 PMU/CERUMO・INGINGSF1468 1:19'13085 718小林可夢偉 KCMGElyseSF14 68 1:19'19891 841伊沢拓也 DOCOMODANDELIONM41YSF1468 1:19'21180 920ヤン・マーデンボロー ITOCHUENEXTEAMIMPULSF1468 1:19'21898 1036アンドレ・ロッテラー VANTELINKOWATOM'SSF1468 1:19'29410 114 山下健太 FUJI×raffineeKONDOSF1468 1:19'37133 1240野尻智紀 DOCOMODANDELIONM40SSF1468 1:19'41649 1365ナレイン・カーティケヤン TCSNAKAJIMARACINGSF1468 1:19'45039 1450小暮卓史 B-MaxRacingteamSF14 67 1:19'02367 158 大嶋和也 SUNOCOTEAMLEMANSSF1467 1:19'13039 1610塚越広大 REALSF14 67 1:19'31067 1764中嶋大祐 TCSNAKAJIMARACINGSF1467 1:20'02750 1816山本尚貴 TEAMMUGENSF14 66 1:16'59968 193 ニック・キャシディ FUJI×raffineeKONDOSF1465 1:16'24801 以上規定周回数完走 F3
(7月7~9日:富士スピードウェイ) Pos No Driver CarName Lap Time 123高星明誠 B-MAXRACINGTEAMWITHNDDP15 24'06559 2 2 大津弘樹 TODARACING 15 24'09274 312アレックスパロウ ThreeBondRacingwithDRAGOCORSE 15 24'11928 4 7 阪口晴南 HFDPRACING 15 24'16095 5 3 三浦愛 B-MAXRACINGTEAM 15 24'18236 636宮田莉朋 カローラ中京KuoTEAMTOM'S15 24'18943 733イェホンリー TeamKRCwithB-Max 15 24'23833 821ブルーノカルネイロ ALBIREXRACINGTEAM 15 24'36401 930DRAGON B-MAXRACINGTEAM 15 25'09693 1011植田正幸 B-MAXwithRn-Sports山下製作所 15 25'17954 115 アレックスヤン HuaJiangHURacing 15 25'18340 1222長谷川綾哉 ALBIREXRACINGTEAM 15 25'30260 1355久保田克昭 HANASHIMARACING 15 25'30966 1413吉田基良 B-MAXRACINGTEAM 15 25'37177 1578片山義章 OKAYAMAKOKUSAICIRCUITRC14 25'40545 以上規定周回数完走 28山口大陸 TAIROKURACING 12 19'35763 1 坪井翔 カローラ中京KuoTEAMTOM'S 4 9'41391 全日本F3選手権第13戦 (7月7~9日:富士スピードウェイ) Pos No Driver CarName Lap Time 1 1 坪井翔 カローラ中京KuoTEAMTOM'S21 33'35057 223高星明誠 B-MAXRACINGTEAMWITHNDDP21 33'36286 3 2 大津弘樹 TODARACING 21 33'49593 412アレックスパロウ ThreeBondRacingwithDRAGOCORSE 21 33'51740 536宮田莉朋 カローラ中京KuoTEAMTOM'S21 33'58317 6 7 阪口晴南 HFDPRACING 21 33'59036 733イェホンリー TeamKRCwithB-Max 21 33'59813 8 3 三浦愛 B-MAXRACINGTEAM 21 34'01424 928山口大陸 TAIROKURACING 21 34'18390 1030DRAGON B-MAXRACINGTEAM 21 34'51066 1111植田正幸 B-MAXwithRn-Sports山下製作所 20 33'43725 125 アレックスヤン HuaJiangHURacing 20 33'50654 1322長谷川綾哉 ALBIREXRACINGTEAM 20 33'50914 1455久保田克昭 HANASHIMARACING 20 33'53066 以上規定周回数完走 21ブルーノ・カルネイロ ALBIREXRACINGTEAM 14 23'32334 78片山義章 OKAYAMAKOKUSAICIRCUITRC14 24'07798 13吉田基良 B-MAXRACINGTEAM 0
全日本F3選手権第12戦
(7月28~30日:ツインリンクもてぎ) Pos No Driver CarName Lap Time 1 1 坪井翔 カローラ中京KuoTEAMTOM'S14 24'37391 223高星明誠 B-MAXRACINGTEAMWITHNDDP14 24'38285 3 2 大津弘樹 TODARACING 14 24'45749 436宮田莉朋 カローラ中京KuoTEAMTOM'S14 24'46752 578片山義章 OKAYAMAKOKUSAICIRCUITRC14 24'56330 628山口大陸 TAIROKURACING 14 25'02811 7 7 阪口晴南 HFDPRACING 14 25'23882 830DRAGON B-MAXRACINGTEAM 14 25'46518 977平優弥 シーエムエスモータースポーツプロジェクト 14 25'46787 105 アレックスヤン HuaJiangHURacing 14 26'02546 1155藤井敬士 HANASHIMARACING 14 26'06893 1211植田正幸 B-MAXwithRn-Sports山下製作所 14 26'08512 1313吉田基良 B-MAXRACINGTEAM 13 24'42651 以上規定周回数完走 27SYUJI B-MAXRACINGTEAM 11 25'06847 33イェホンリー TeamKRCwithB-Max 9 16'08650 22長谷川綾哉 ALBIREXRACINGTEAM 1 2'05460 12アレックスパロウ ThreeBondRacingwithDRAGOCORSE 0 3 三浦愛 B-MAXRACINGTEAM 0 21ブルーノカルネイロ ALBIREXRACINGTEAM 0
(7月28~30日:ツインリンクもてぎ) Pos No Driver CarName Lap Time 1 1 坪井翔 カローラ中京KuoTEAMTOM'S14 24'42466 223高星明誠 B-MAXRACINGTEAMWITHNDDP14 24'43452 312アレックス・パロウ ThreeBondRacingwithDRAGOCORSE 14 24'46805 4 2 大津弘樹 TODARACING 14 24'54239 578片山義章 OKAYAMAKOKUSAICIRCUITRC14 25'00497 6 7 阪口晴南 HFDPRACING 14 25'02237 7 3 三浦愛 B-MAXRACINGTEAM 14 25'03035 836宮田莉朋 カローラ中京KuoTEAMTOM'S14 25'04416 933イェホンリー TeamKRCwithB-Max 14 25'11379 1028山口大陸 TAIROKURACING 14 25'12686 1121ブルーノ・カルネイロ ALBIREXRACINGTEAM 14 25'17601 1277平優弥 シーエムエスモータースポーツプロジェクト 14 25'51622 135 アレックスヤン HuaJiangHURacing 14 26'14582 1430DRAGON B-MAXRACINGTEAM 14 26'17713 1511植田正幸 B-MAXwithRn-Sports山下製作所 14 26'18249 1622長谷川綾哉 ALBIREXRACINGTEAM 14 26'18407 1713吉田基良 B-MAXRACINGTEAM 14 26'31775 1827SYUJI B-MAXRACINGTEAM 13 25'16180 以上規定周回数完走 55藤井敬士 HANASHIMARACING 0
(7月28~30日:ツインリンクもてぎ) Pos No Driver CarName Lap Time 1 1 坪井翔 カローラ中京KuoTEAMTOM'S20 35'23235 223高星明誠 B-MAXRACINGTEAMWITHNDDP20 35'24076 3 2 大津弘樹 TODARACING 20 35'34394 436宮田莉朋 カローラ中京KuoTEAMTOM'S20 35'35098 578片山義章 OKAYAMAKOKUSAICIRCUITRC20 35'46752 6 7 阪口晴南 HFDPRACING 20 35'47410 712アレックスパロウ ThreeBondRacingwithDRAGOCORSE 20 35'47945 828山口大陸 TAIROKURACING 20 35'54592 933イェ・ホンリー TeamKRCwithB-Max 20 35'55185 103 三浦愛 B-MAXRACINGTEAM 20 35'55885 1121ブルーノカルネイロ ALBIREXRACINGTEAM 20 36'02424 1277平優弥 シーエムエスモータースポーツプロジェクト 20 36'49439 1330DRAGON B-MAXRACINGTEAM 20 36'59699 1455藤井敬士 HANASHIMARACING 20 37'11159 155 アレックスヤン HuaJiangHURacing 20 37'12145 1622長谷川綾哉 ALBIREXRACINGTEAM 19 35'32196 1711植田正幸 B-MAXwithRn-Sports山下製作所 19 35'54300 1813吉田基良 B-MAXRACINGTEAM 19 36'29048 1927SYUJI B-MAXRACINGTEAM 19 36'54520 以上規定周回数完走

Time 1014梶岡悟 DLレイズ・ingsランサー 1'46700

2011田口勝彦 HKSYH・テインランサー 1'47592

3127岩下幸広 DLアルテック・KYBランサー 1'49487

4013平塚忠博 スマッシュダンロップランサー 1'49642

5015上村智也 YHitzz磊石ランサーⅩ 1'49769

itzz速心ATSDLランサー 1'49773

2017JAFカップ リザルト

JAFカップオールジャパンジムカーナ

6 27 小林キュウテン YHサミーKoneロードスター 1'08817

7 24 菊池功悦 DLガルフitzzロードスター 1'09204

8 10 上野健司 DLマキシマWmロードスター 1'09938

9 13 向井秀和 KoneサミーYHロードスター

DLリジットAZURインテグラ 1'07574

4 98 佃真治 ADVAN☆伝説のインテグラ 1'07650

5 99 中嶋敏博 ファインアート☆インテグラ 1'07937

6 92 前田忍 BSPMNewsT2インテグラ 1'08054

7103高江淳 DLオイチェΩBPFインテグラ 1'08055

50 2018・1JAFMOTORSPORTS D部門 出走16台 Pos No driver CarName Time 1 02 河内渉 YHATSKYBBK☆ランサー 1'46407 2143川崎勝己 MJトレーディングランサー 1'47984 3 01 谷田川敏幸 ADVANトラストクスコWRX 1'48064 4 05 亀田幸弘 YH栗原オート企画インプレッサ 1'48516 5145宮入友秀 itzzDLグローバルランサー 1'49064 6 03 亀山晃 ベストスポーツDLランサー 1'49441 7142山本康徳 KoneFTクスコYHランサー 1'49604 8 04 目黒亮 スコーチDLMotysランサー 1'50481 9 05 炭山義昭 ZEALbyTSDLミラージュ 1'50556 10144江川博 DLALTEC・江陵ランサー 1'52614 SC2クラス 出走19台 Pos No driver CarName
6122古屋慶己
7012吉村修
8016磯貝雄一
MSHブレインズDLランサー 1'51554
FORTECナビクDLランサー 1'50364
MJTZEALランサーⅩ 1'50649 9126熊川嘉則 G熊川DLワコーズランサー 1'51376 10125橋本和信
(11月4~5日:備北サーキット) PN WOMENクラス 参加10台 Pos No Driver CarName Time 1 7 東方紀美恵 STPリジットYHBRZ 1'11964 2 8 村里早織 ウエルマー☆速心☆ロードスター 1'12218 3 3 亀井佳子 STPアルファリジットBRZ 1'14366 4 6 渡辺千尋 DL☆RST86 1'14635 5 9 飯島かつ子 ありがとー!たかポンスイフト 1'15835 6 5 片山志濃 NUTECioYHSOシビック 1'18986 7 1 古本舞桜 K1速心LDYHぶぶぶデミオ 1'21262 8 4 吉川直美 WMYHグローバルロードスター 1'23349 9 2 梅田久美 トヨタカローラ福岡86あいむ号 1'29806 PN1クラス 参加20台 Pos No Driver CarName Time 1 28 深川敬暢 DLエナペBRIGロードスター 1'08161 2 25 米澤匠 DL功誠会シンシアロードスター 1'08320 3 23 高屋隆一 BSぢっぷすWm☆NTスイフト 1'08402 4 29 福田大輔 DLレイズT2Wmロードスター 1'08548 5 26 稲木亨 DLレイズWmT2ロードスター
1'08585
1'10398 1014 宮部貴盛 URG☆ATIKスイフトITO 1'10569 PN2クラス 参加5台 Pos No Driver CarName Time 1 34 河本晃一 RAYSリジットZニスモ05D 1'07512 2 33 片山誠司 NUTECioYHSOシビック 1'08751
32 野口弘毅 NUTECioYHシビック3号 1'10628 4 30 勝野佑紀 YHエリアS☆WM124RAC 1'12499 5 31 肥塚紀明 IED☆Verity☆シビック 1'13199 PN3クラス 参加23台 Pos No Driver CarName Time 1 56 西野耕司 BSエナペタル☆MOTUL86 1'08772 2 55 徳永秀典 CP56AZURポテンザBRZ 1'08985 3 50 松村正吾 DLイッツSOJTロードスター 1'09275 4 46 大坪伸貴 YHマンパイ・アクティブBRZ 1'09392 5 45 抱博高 DL☆SP+AZUR86T3R 1'09508 6 51 仲川雅樹 MRSワコーズAZUR☆BRZ 1'09563 7 49 桑原義典 BSモーティブRAYS5586 1'09831 8 47 難波眞 GM戸田QRRロードスターRF 1'09854 9 52 沼上洋司 G天竜YHスバルBRZ(青) 1'09940 1039 磯村良二 itzz☆BRIDE☆BRZ 1'10128 PN4クラス 参加13台 Pos No Driver CarName Time 1 70 石原昌行 沖縄S-EVO☆DLランサー 1'06798 2 67 金子博 ワニさんランサーDjacYH 1'07000 3 61 石黒義弘 R-SpecLubテックWRX 1'08623 4 63 佐伯希 モーティブランサー 1'09097 5 66 暮部雄一郎 YHHMJGCMSCランサー 1'09122 6 68 小玉知司 アルファラックFTランサーYH 1'09398 7 60 佐々木雄史 FA-PRS-DLランサー 1'09403 8 58 古川和浩 アズリドBRAINSランサー 1'09978 9 62 迫谷政則 SF吉田屋カピバラインプレッサ 1'10095 1064 古谷美佳子 エアフォルクDLランサー 1'11846 SA1クラス 参加14台 Pos No Driver CarName Time 1 71 一色健太郎 DLイッツLT★RSKシビック 1'07961 2 84 小武拓矢 シンシアYHワコーズCRX艶々 1'08071 3 83 阿戸幸成 YHitzzディライトシビック 1'08112 4 82 島田昌典 ファインアート☆シビック 1'08205 5 81 田中康一 BS☆CP56☆RSKシビック 1'08287 6 77 内田憲作 ADVANモーティブシビック 1'08304 7 76 上程恒夫 フルハウスQRRトーマスCRX 1'09133 8 72 柏昇吾 BPFよしだやYHシビック 1'09184 9 73 合田尚司 YHシビックATS速心BPF 1'09400 1080 中山務 DLファインアートしそCRXμ 1'09477 SA2クラス 参加19台 Pos No Driver CarName Time 1102佐藤巧 YH★M-ARTS★インテグラ 1'07282 2100榎本利弘 セナルトAZURインテグラYH 1'07568 3 93 佐野光之
3
8 89
1'08057 9 87
1'08634 1097 井上洋
1'09349 SA3クラス 参加14台 Pos No Driver CarName Time 1112安部洋一 山本タイヤ久與RX-7BS 1'06904 2117鰐部光二 DLレイズWako'sRX-7 1'06933 3116葛西悠治 FAM-MS-フジツボーRX7 1'07067 4106坂本稔和 ITZZ冬コミ当選お願いRX7 1'07550 5111小林純 坂本eコサリックSPMRX-7 1'07604 6115野本栄次 BSレイズジアロRX-7 1'07768 7104藤井雅裕 BPF☆NUTEC☆HWRX7 1'07826 8105宮里佳明 片山レーシングRX-7 1'08233 9110中本信一 DLJTNSXSPOHLINS 1'08379 10109徳武銀河 水芭蕉柿崎テックS2000 1'08443 SA4クラス 参加12台 Pos No Driver CarName Time 1128金本辰也 DLitzz速心レイズランサー 1'04642 2125辰巳浩之 BSフォルテックWMランサーIX 1'04672 3130飯坂忠司 BS高崎くす子PRSランサー 1'05148 4118米田順一 DL乱人チャレンジャーランサー 1'05222 5127石元啓介 BSラックレイズガルフランサー 1'05228 6129佐藤裕樹 DLitzzURGランサー 1'05935 7126大城剛 DL☆BPF☆OASランサー 1'06254 8124多田淳 DL速心ATS山愛ランサーWM 1'07339 9119藤木拓 ADVANTGMランサー 1'08899 10123古賀雄一 YHエナペタルRAPSランサー 1'08989 SCクラス 参加7台 Pos No Driver CarName Time 1136野原博司 YH丸久Motys渦CR-X 1'07361 2131川村徹 DL☆RIGID☆丸久シルビア 1'07820 3134内藤源氏 ナイトー自動車スピードMEK9 1'08241 4132町田和雄 ADVANK1アクションシティ 1'09242 5135原和正 DL中山CMSC島根アスティー 1'09456 6122野村英資 DL☆エスカランド☆アスティー 1'09873 7133前田好昭 DXL速心大城CSカプチーノ♪ 1'11074 JAFカップオールジャパンダートトライアル (11月11~12日:コスモスパーク) PN Womenクラス 出走5台 Pos No Driver CarName Time 1 13 石垣晴恵 アクションきれいどころCR-Z 1'38179 2 23 平木真砂子 アクションCR-Z(借) 1'38680 3 11 村里早織 DL☆itzzスイフト(借) 1'41351 4 22 中道理恵子 ACTIVE☆オクヤマ☆アクア 1'46017 5 12 伊藤夫左香 オクヤマ・アクア 1'49948 PN1クラス 出走19台 Pos No Driver CarName Time 1 32 山崎利博 itzz鳥居DLTACスイフト 1'32517 2 34 上野倫広 DL田中自LubBRGスイフト 1'32531 3 33 児島泰 ALEXDLFTヤマトCR-Z 1'33889 4 29 内藤修一 DLitzzSCENEスイフト 1'34160 5 14 井土拓巳 YH・MARUIスイフト 1'34577 6 30 坂本英彦 BOOBOW・AGSCスイフト 1'34610 7 25 島田正樹 SCコルサ・モタスポ部スイフト 1'34920 8 21 藤原祐一郎 田中自動車DL岡歯科29FIT 1'35137 9 19 上原秀明 KIT-KYBデミオ 1'35168 1031 福山重義 KーoneSG・YHスイフト 1'35221 PN2クラス 出走6台 Pos No Driver CarName Time 1 41 櫻井貴章 ブリッドDLオクヤマヴィッツG 1'33468 2 39 矢野淳一郎 MotysBSTテクノDL86 1'34067 3 38 和泉泰至 DLワコーズitzzクスコ86 1'34422 4 40 河石潤 NUTEC☆DL☆モベル86 1'34658 5 36 大木厚 TACシロキヤDL86オレンジ 1'38940 6 37 福西貴志 TACシロキヤDL86AT駆動 1'42632 N1クラス 出走14台 Pos No Driver CarName Time 1 55 細木智矢 DLItzzSPMインテグラ 1'29522 2 50 浦上真 DL和合VT☆MSPインテグラ 1'30387 3 47 伊藤慎二 岩本屋YH杉尾Gインテグラ 1'31090 4 54 森大士 DL和合ニューテックインテグラ 1'31232 5 48 渥美孝太郎 速心IBSインテグラDL 1'31664 6 51 橋本英樹 DLミヨシDXLインテグラ 1'31997 7 52 一宮頼人 YHフレイムFAインテグラ 1'32308 8 44 髙間一光 DLかわぐち自動車インテグラ 1'33174 9 53 古沢和夫 YHターマックプロミラージュ 1'33662 1043 折口智史 Tガレージ速心インテグラR 1'34039 N2クラス 出走21台 Pos No Driver CarName Time 1 76 北條倫史 DLitzzNUTECランサー 1'25207 2 62 赤羽政幸 メープルDLテインランサー10 1'25683 3 59 伊藤益弘 BOOBOW・DLランサー 1'25780 4 73 信田政晴 HKitzzDLオメガランサー 1'25822 5 71 本多智治 アッスルDLMLランサー 1'25969 6 69 浜田隆行 DLクスコitzz浜自ランサー 1'26045 7 57 岡佐都史 シュースポーツランサーⅩ 1'26079 8 64 大橋邦彦 DL大翔工業堀部SPランサー 1'26339 9 68 伊藤久 RZDLフォルテRACランサー 1'26437 1061 西田裕一 DLBOOBOWランサー 1'26583 SA1クラス 出走18台 Pos No Driver CarName Time 1 91 外山嘉賢 YHオクヤマシビック 1'29591 2 77 北淳 YHエナペタルインテグラR 1'29991 3 92 小山健一 ADLMSベリティーシビック 1'30076 4 94 工藤清美 工藤ホンダDLワコーズシビック 1'31173 5 85 森嶋宏次 ブラボーDL川崎Engシビック 1'31925 6 89 松岡修司 NMM速心DLWMOLコルト 1'32067 7 90 髙木勝人 シルクセロ☆DXL和合シビック 1'32355 8 86 杉浦忠洋 BF-AベリティMSミラージュ 1'33028 9 82 中島孝恭 テインYHルブロスB☆500A 1'33602 1083 川崎佳弘 洞海DL大石塗装要修行シビック1'33626 SA2クラス 出走22台 Pos No Driver CarName Time 1116北村和浩 HKサービスMJTランサーDL 1'23321 2115鎌田卓麻 itzzオクヤマDL栗原WRX 1'24881 3114大西康弘 FORUMー1YHランサー 1'25068 4113中澤康治 アドバンABS中澤CBランサー 1'25248 5111松原功治 DLたまご足VTランサー 1'25437 6101デラックスヒロキ YHitzzAPYらんさー 1'25468 7110寺岡知展 DL田中自動車EXDランサー 1'25495 8109大竹公二 KYBNETインプレッサ 1'25656 9107宇野研三 チームスカイランサー7 1'26080 10108鈴木信地郎 オセロットワコーズDLランサー 1'26154 SC1クラス 出走6台 Pos.No. Driver CarName Time 1122山崎迅人 YHゲンシンMAXミラージュ 1'29076 2118深田賢一 BFAベリティシビックエフケー 1'30377 3121西尾忠 DLMAXミラージュ 1'31274 4119山下貴史 YHツインひげFTO 1'31774 5117佐藤史彦 YH千明自動車H6インプレッサ 1'32882 6120中野潤 無限・DUNLOPCRーX 1'33984 SC2クラス 出走9台 Pos No Driver CarName Time 1126上村智也 YHitzz磊石ランサー 1'23077 2130岩下幸広 DLアルテック・KYBランサー 1'23171 3131吉村修 FORTECナビクDLランサー 1'23175 4125太田雅文 apーゼストADVANランサー 1'24809 5123渋谷修一 YHワコーズSRSランサー 1'25092 6129熊川嘉則 G熊川DLワコーズランサー 1'25152 7124上原吉就 アルテックDLランサー 1'26387 8127上田強 テレオン藤井BSTインプレッサ 1'29305 9128佐伯義輝 MSHブレインズDLランサー 1'30243 D部門 出走7台 Pos No Driver CarName Time 1137亀田幸弘 YH栗原オート企画インプレッサ 1'21940 2138谷田川敏幸 ADVANトラストクスコWRX 1'22859 3136江川博 DLALTEC・江陵ランサー 1'24746 4133炭山義昭 ZEALbyTSDLミラージュ 1'24822 5132須藤正人 すとうmriクリニックランサー 1'25654 6135小川浩幸 小川自ガルフDXLYHランサー 1'25826 7134五味直樹 MSHDLブレインインプレッサ 1'29655
加田充 YH塩岡スピードインテグラ
楠瀬浩之 BS55SPEC-Dインテグラ
YH☆BPF☆ASSインテグラ

蝶間林一夫ランサー・エボ、ヒート 2 の タイムアップバトルを制して逆転優勝

筑波サーキットコース2000を舞台に繰り 広げられる「JAF筑波サーキットトライ アル選手権シリーズ」。その、今シーズ ンの最終戦となる一戦が11月23日に開催された。

参加台数は併設クラスを含めて28台(出走27 台)。前日から降り続いた雨の影響でウェットだっ た路面も、正午過ぎから天候は回復。競技開始と なる14時過ぎにはレコードライン上はほぼドライ となるコンディションで1ヒートがスタートした。

計測時間は15分。アウトラップから各車続々と タイムアタックを始めるが、約5分を経過したとこ ろで、コース上に多量のオイルが確認されたため、 赤旗となり競技は中断。オイル処理の間に計測時 間は経過してしまったが、タイム計測されていない

選手も若干名いたため、赤旗解除後は3周のタイ ムアタックという措置が採られた。

波乱含みの第1ヒートとなったが、この時点で 総合トップはやはりB3クラスで、今季第2戦から

連勝中のRX-7を駆る森田正穂選手。コース再開 後の最終ラップで1分04秒054のトップタイムを 叩き出す。B2クラスではFT86の花澤健太選手が 同じく04秒台。B1クラスでは唯一08秒台をマー クした本山賢一郎選手のロードスターがそれぞれ 暫定トップで第1ヒートを終える。

約50分のインターバルを経てスタートした第2 ヒート。路面のドライエリアはコース全域に渡って 増えてはいるものの、11月下旬の夕刻は路面温度 の低下が気になるところだが、ここで一気にタイ ムアップを果たしたのがB3クラスの上位陣。暫定 トップの森田選手は5周めに02秒818をマーク。 しかし同じく5周め、それを上回る02秒529でト ップに立ったのは元ジムカーナドライバーで、ラン サーの蝶間林一夫選手。この後の周回でもこのタ イムは破られる事は無く、蝶間林選手が森田選手 の連勝を阻止しB3クラスを制した。

「今回ぶっつけ本番でA052を履いたのですが、 探りながらの走行でも良いタイムが出せました」と 蝶間林選手。今シーズンはスポットで2戦しか参 戦できなかったが、来シーズンはフル参戦を予定

2017 年 JAF 筑波サーキット

トライアル選手権第 5 戦

東関東サーキットトライアル Sr6

DUNLOP DXL スカラシップ

タイヤセレクト足立加平

TMAC A ライセンス講習会 サーキットトライアル付き⑪

[JAF 公認 No.2017-1424]

開催日 : 11 月 23 日 開催場所 : 筑波サーキット

格式 : 準国内

主催 : TMAC[クラブ登録 No. 加盟 13103] レポート & フォト/友田宏之

ということで手応えも十分感じていたようだ。また B2クラスではタイム更新はならなかったものの、 第1ヒートのタイムで花澤選手が逃げ切った。 「予定では第2ヒートに賭けていたのですが、ライ バルの能勢選手が第1ヒートから攻めていたので、 それに便乗する形でアタックしたらベストタイムが 出ました」と話す花澤選手の今回のタイム1分04 秒504はB2クラスのコースレコードを樹立した。 そしてB1クラスでは本山選手が第1ヒートのタイ ムをコンマ1秒更新。

「5月に参戦した時の自己タイムを更新したかった のですが、及びませんでした。気候もこの時期な ら行けるかなと思っていたのですが、少し残念で すね」と自身のタイムには課題が残る結果だったよ うだが、B1クラスでは頭一つ抜きん出るタイムで の勝利となった。

1.18.NT-2 クラス優勝の須永一直選手。2.19.NT-3 優勝の林幸夫選手。3.NT-1 優勝の柴田尚選手。4.NT-1 で 3 位の本橋正選手。5.B2 クラス 3 位の金田祐貴選手。6.B1 で 3 位の中澤伸幸選手。7.B3 で 3 位の馬場元選手。8.B1 クラス入賞の皆さん。9.B2 クラス入賞の 皆さん。10.B3 クラス入賞の皆さん。11.NT-1 クラス入賞の皆さん。12.B1 で優勝を決めた本山賢一郎選手。13.B2 は 1 ヒートでコー スレコード更新の花澤健太選手が優勝。14.B3 で 2 位入賞の森田正穂選手。15.B1 で 2 位入賞の吉崎久善選手。16. 能勢健一朗選手 は B2 で 2 位入賞。17. けーたこ選手が NT-1 で 2 位入賞。20.2 ヒートでタイムを上げ、見事な逆転優勝を飾った蝶間林一夫選手。

6
1 2 3 4 13 12 9 18 19 20 11 15 17 8 10 14 16 6 5 7

Motorsport Topics 「身近な場所で気の合う仲間と」

東西でオートテストの開催拡大!

増々広がるモータースポーツの入口にこそ、安全で確実な競技運営が欠かせない

フォト/小竹充、伏尾章男、JAF スポーツ編集部 レポート/JAF スポーツ編集部 イラスト/高梨真樹

JMRC東京ジムカーナ部会の協力で 東京都下のイオンモールで初開催!

JAF わくわく CAR ニバル 「オートテスト in イオンモールむさし村山」

開催日:11月3日 主催:SPHERE 開催場所:イオンモールむさし村山臨時駐車場 (東京都武蔵村山市)

ATクラス表彰。優勝は真紅のアウディA3セダンを駆る樋口賢選手。「友人に 誘われて出ましたが、コースアウトしそうになりドキドキしました」と笑う。2位は VAB WRX STIの坂本和也選手。3位はプレオの井戸勇輔選手。4位はデミオデ ィーゼルの杉山嘉紀選手。

10月のお台場でオートテストを初体 験して2度めの参戦となったデミオの 高橋信春選手。「お台場で走りがダメ ダメだったので、近所だったので愛車 のデミオで再挑戦しました。自分のク ルマの限界を知らない事がわかってタ メになりました」と再びため息。

東京都下のイオンモールで初めてオートテスト が開催された。主催は全日本ジムカーナも 開催するスフィア・コンペティション・クラ ブ。JMRC東京ジムカーナ部会の協力で、全日本ジム カーナの現役ドライバーも多数サポートする華やかな 大会となった。

全日本ジムカーナを戦う若林隼人選 手が大島美紗選手とトゥデイでダブ ルエントリー。若林選手は「慣熟歩行 で車庫の間隔を掴んで全開でバック する」秘技を編み出したが2位。大島 選手は「1本めはミスコースでしたが、 2本めは楽しく踏めました」と笑顔。

MTクラス表彰。優勝は愛知から遠征中で君津に続く関東2連覇となった日紫 喜俊夫選手。2位はシトロエンC4の松永健太郎選手。3位はS15シルビアの海 老名功治選手。4位は180SXの廣瀬憲一選手。5位はZC32Sスイフトスポー ツの京田利幸選手。6位はGKフィットRSの蛯子雄介選手。

EXATクラス表彰。優勝はダイハツ・ソニカの井坂貴俊選手。「いつも買い物 に来ているお店でこんな楽しい大会に出られるなんて思いもよりませんでした。

ソニカはいいクルマですよ」と語る。2位はノートeパワーの遠藤幸和選手。3位 はヴィッツの秋元拓也選手。

ヴィッツRSを駆る鈴木恵選手(左)。 「君津のオートテストに娘と参加して 楽しかったのでまた出ました。クルマ の運転が大好きで、いつも主人とド ライブに出かけるんです。オートテス トは日常では滅多に味わえない緊張 感と、走り終わった時の達成感が楽 しくてすっかりハマってます」。ご主 人の英次さんは今回付き添いで来場。

会場は日産自動車の村山工場跡地に建設されたイ オンモールむさし村山の臨時駐車場。当日はJAF関 東本部主催の記念イベントと併催され、大勢の家族 連れが見守る中で66台による大会が行われた。 「オートテスト初開催でしたが、大きいクルマから軽 自動車まで集まるクルマが様々で新鮮でした。参加 者の方もこういう場は慣れていないので、パドックの 安全管理を意識しました。また、この会場を普段は通 り抜けしている地域住民の方を想定して警備員を配 置しました。コースレイアウトは『覚えやすいこと/ 難しい車庫入れ/三角おにぎり』がポイントで、勢い ではなく慎重な操作をしないと結果が出ない構成に なってます。今回は広い会場をお借りできたので、参 加者の皆さんもクルマの限界を知らないでしょうか ら、アンダーステアやハンドル操作のミスが起きるこ とを考慮して、エスケープゾーンも広く取っています」 と語る同クラブの中村真幸氏。

変速機の種類と競技経験の有無で4つのクラスを 設けたが、競技経験者とオートテスト経験者が一緒に なってしまうミスマッチも発生。「今後は参加者の経 験値の見極めが課題です」とも語っていた。

EXMTクラス表彰。優勝はGA2シティの西塚正選手。2位は通勤車トゥデイで 参加した全日本ジムカーナの若林隼人選手。3位はアウディS1スポーツバック の吉田昌之選手。4位はフィットRSの古賀尚也選手。5位はGDBインプレッサ の林孝選手。6位は黄色いコペンの久保田浩之選手。

スタート直後にはハンドル操作のウォ ーミングアップを兼ねた間隔広めの8 の字ターンが設けられ、コースのハイ ライトとなる90度連続の“オフセット” ダブルガレージ、間隔がかなりタイト な3本スラロームが続く。オートテス トでは珍しい3本巻きの450度ターン でフィニッシュかと思いきや、ゴール 手前には見落としがちな1本の規制パ イロンを設置。シンプルなように見え て意外と繊細な操作を要求される難セ クションが目白押しだった。

全日本ジムカーナの阪 本芳司選手、山田寛宣 選手、西野洋平選手ら が慣熟歩行の講師を担 当。大会実況は関東の 大原史行選手、コース クリアは中村誠司氏が 担当した。

今大会はJAF関東本 部主催の「JAFわくわ くCARニバル」と併 催され、特種用途車 等の体験乗車や戦隊 ヒーローショー等の 催しも行われ、大勢 の観客が押し寄せた。 52 2018 1 JAF MOTOR SPORTS

ートテストは2015年にスタートしたJAF新 種競技。3年めとなった今シーズンはショッ ピングモールや自動車販売店等で開催され るなど話題性と認知度の向上がトピックとなった。

オートテストの参加者は、モータースポーツ未経 験であるだけでなく、クルマの運転もこれまで独学 で身に付けてきた人が多い。また、実際に参加する と意外と高い緊張感に包まれる上に、愛車が未知の 挙動を示したときの対処法についても、多くの人が

未熟であると言える。

そのため、オートテストの開催にあたっては、立地 のいい会場探しや募集告知の拡大も大切な一方で、 様々なレアケースを想定した安全マージンの十分な 確保と高度な運営技術が要求される。

ここでは共に11月に開催された、ジムカーナ/ ダートトライアルの競技運営に長けた主催クラブに よる最新のオートテストをご紹介。東西のクラブが 考えるノウハウの一部を見ていこう。

RC奈良が自動車教習所で再び開催! 家族連れでも楽しめる70台の運動会

「オートテスト

in 奈良 2017

開催日:11月23日 主催:RC NARA 開催場所:法隆寺自動車教習所(奈良県生駒郡) 奈良県生駒郡にある法隆寺自動車教習所で、 奈良の老舗クラブRC奈良主催のオートテス トが開催された。今大会には親子や夫婦、家 族での参戦が目立ち、女性の参加も多かったため、風 が強い天候ではあったが、アットホームな雰囲気で大 会が行われた。

今回のコースは縦長の広場に複数のセクションを 詰め込んだ幕の内仕様。規制分を含めて夥しい数の パイロンが並んだため、練習走行ではミスコースが続 出した。しかし本番2本ではしっかり完走した選手も 多く、攻め甲斐があるコースと評判だった。

Cクラス表彰式。優勝はノートeパワーNISMOを駆る吉本嘉輝選手。2位は 50プリウスの高嶋融選手。「以前に参加した名阪スポーツランドのドライ ビングレッスンで学んだ事が生かせました」と語る。3位はコペンの金物谷昭 典選手。4位はK12マーチの佐古千明選手。5位はNDロードスターの上野 浩選手。6位はZC32Sスイフトスポーツの中島章浩選手。

中村正司選手(右)と中村はる美選手は夫婦 で別のクルマで参加。「一緒に出ようかと言 ったら別ので走る!と言われて2台で来まし た。妻はコース図を見たらすぐ覚えてスイ スイ走ってたんですが、自分はコースが覚 えられずドキドキでした」とは正司選手。

また、今回は光電管ではなくあえて手動計測を用い たのも特徴。同点時の判定基準に光電管計時のコン マ秒を用いることも多いが、タイムを競う事を主目的 としないオートテストらしさの演出を考慮して「車検 証の記載重量の大小」を判定基準に追加した。  講師を務めた久保真吾選手は「オートテストは初め て体験しました。正直、最初は『どうかな~』と思っ ていて、今回は実況解説も担当しましたが、皆さん のアツい走りを見ているうちに、自分も走りたくなっ ちゃったんですよね(笑)。で、ノーマルのロードス ターと本番車のエキシージで走ったんですが、トップ の成績には及ばなかったんです。それもモータース ポーツの楽しさなので、オートテストの奥深さを知れ たことも収穫になりました」と語る。

表彰式では参加者に当日の走行写真のプレゼント もあり、多くの参加者は笑顔で家路に就いていた。

Bクラス表彰式。オートテスト・マイスターとして有名な日紫喜俊夫選手が 優勝。2位は買い物仕様のCR-Xを駆る山本雪選手。3位はAE86トレノを 駆る能見晴作選手。愛息・晴紀くんは今回で最後のコドラになりそうだと か。4位は全日本ジムカーナにも参戦する道下貴広選手。5位はアルトワー クスの大塚拓哉/天太組。6位はS660の篠原賢爾選手。

馬場和人選手(右下)と里選手(右上)、奈都 子選手(左上)、晶子選手は、笑顔が素敵な ファミリー。プリウスαとラパンでダブルエ ントリーした。父の和人選手は攻めた走り でAクラスを制し、「免許取り立ての奈都子 にいきなり負けたのが悔しい!」と嘆くのは 母の里選手。姉の晶子選手もインリフトす る激走を見せ、血は争えない様子だった。

会場は法隆寺自動車教習所。 狭路通過等は使わず広場のみ での開催だったが、縁石の段 差がないコースなので今後の 可能性が広がりそうだ。

Aクラス表彰式。優勝はラパンで激しい3輪走行を披露した馬場和人選手。 2位はMRワゴンの原田愼也選手。3位は原田選手とダブルエントリーの原 田佳修選手。4位は馬場選手とダブルエントリーした馬場晶子選手。

真紅のパッソで参戦したのは石 田真美選手。「すごく可愛がっ ている愛車なので、何かパッソ との思い出作りを考えてたら、 知り合いからオートテストを教 えてもらいました。うまく走れ ませんでしたが、いい記念にな りました」と笑顔。

今大会には70台のう ち女性ドライバーが 11名参戦した。秘め たセンスがキラリと光 る走りが随所で見ら れ、好成績を修めた 選手も多かった。

インストラクター兼大会MCは オートテスト初体験の全日本 ジムカーナチャンプ久保真吾 選手が担当。「面白いし難しい ので楽しいです」と語る。

4輪車教習用の4車線の外周スペ ースを使った縦長のコース。中央 にはT字路を利用したガレージが 設定された。スタートしてタイトな S字スラロームを抜けて4本巻きの 360度を通過。そのまま前輪通過 の「ラインまたぎ」をクリアして、90 度後退でガレージに入る。前進で 出庫して左右クランクから3本巻 きの360度ターンがハイライト。 気持ちよく脱出できる区間なので、 勢いでゴールラインを通過してし まう選手も見られた。

53 2018 1 JAF MOTOR SPORTS

九州のベテラン阪本/八尋組がサバイバルの一戦を制す

第 12 回 JMRC 全国 オールスターラリーフェスティバル

チームモアラリーin 滋賀 '17

[JAF 公認 No.2017-3311]

開催日 : 11 月18~19 日 開催場所 : 滋賀

格式 : 準国内

主催 : TEAM-MORE[クラブ登録 No. 加盟 25002]

フォト & レポート/JAF スポーツ編集部

内ラリーのシーズンを締め括る恒例の 一戦、JMRCオールスターラリーが今年 も11月18~19日の二日間、近畿滋・ 賀県を舞台として開催された。

主催のチームモアは2度めのオールスターラリ ーの開催。モアラリーは、毎年、良好なグラベル

ロードをたっぷり走り切れるラリー として好評を博しており、今回の 一戦も前回開催時とほぼ同じエリ アでの開催となった。

基本的には国道を挟んで向かい 合う2本の林道にSSが設定され、 1本の林道は同じ方向で3度走行。 もう1本の林道は途中にジャンクシ ョンとして機能する分岐点がある ため、3本すべてこの分岐点で走る 方向を変え、同じ区間を3度は走 らない設定とし、路面の荒れを軽 減する方法が採られた。

しかしながら、ラリー当日の19 日日曜は真冬並みの寒気が到来。雨が時に雪やみ ぞれに変わり、路面は深いワダチや水たまりも現

R-4 で 5 位入賞。5. 能戸知徳/山本 摩美組は R-4 の 6 位に入賞。6.R-4 狭間繁信/川村義組は 8 位獲得。7.R-4 高潮徳輝/及川陽也組は 10 位ゲット。8. 大内孝弥/過足 宏和組は R-4 7 位獲得。9.R-4 クラス 4~6 位入賞の皆さん。10.R-4 クラス 1~3 位入賞の皆さん。11.R-3 クラス 1~3 位入賞の皆さ ん。12.R-2 クラス 1~2 位入賞の皆さん。13.R-4 で 2 位入賞の関東の強豪、上原利宏/郷右近孝雄組。14.R-3 黒原康仁/久木野理 恵組はあと一歩まで迫るも 2 位にとどまった。15. 九州の前田良書/藤田めぐみ組は R-1 で 2 位獲得。16. 武内洋信/摩島繁治組は R-2 で 2 位入賞。17.R-3 クラスはグラベルを得意とする山口貴利/山田真記子組がオールスター初優勝を飾った。

れるハードなコン

ディションとなっ

た。この影響か、

出走36台中、13

台がリタイヤする

というサバイバルな一戦となった。 22台がエントリーし、最大の激戦区となった R-4クラスには全日本のトップランカー、福永修選 手が1番ゼッケンでエントリー。この“速すぎるペ ースメーカー”が各クルーの目標となったが、SS1 では2番ゼッケン、四国の堀川竜二/池田茂組が 福永/齋田美早子組を何と8秒もちぎるベストを マーク。福永組がエンジントラブルでリタイヤした SS2でもダントツの連続ベストを奪い、トップを 快走する。 しかし、好事魔多し。「修選手が消えてしまった ので気持がいっぺんに下がってしまって。先頭ゼ ッケンも苦手なんですよ」と振り返った堀川組は

54 2018 1 JAF MOTOR SPORTS
1.2.R-1 クラスは相羽博之/小藤桂一組スイ フトスポーツが序盤からラリーをリードす る展開で優勝をさらった。
1 2 3 6 9 13 15 14 17 16 10 11 12 4 7 5 8
3. 九州の城戸新一郎/橋口由衣組は R-4 クラス 9 位を獲得。4. 中部の宮本雅彦/鈴木和人組が

SS4で痛恨のコースオフ。復帰に時間がかかり、 大きく順位を下げ、SS3でベストを奪った九州の ベテランコンビ、阪本寧/八尋俊一組に首位を明 け渡してしまう。

ラリー後半は荒れた道を得意とする関東の上原 利宏/郷右近孝雄組がSS4, SS5と連続ベストを 奪い、追い上げたが、阪本組が前半で築いたマー ジンで逃げ切った。

「ここのラリーは20年ほど前、レカロカップを追 って参加した時以来です。もちろん全然、覚えて ない(笑)。SS1とSS2で堀川選手に大きく負けて、 序盤でペースを上げられない、いつもの悪いパタ ーンがまた出たな、と思ったけど、2ループめから 気持を立て直して行ったのが結果に繋がった感じ ですね。こういう道は好きなんですよ。道の荒れ も、気にならなかった。こんなもんでしょう」と阪 本選手。地元九州では一時、無敵を誇った速さが、 滋賀の地で復活した形となった。

一方、R-3クラスでは、ブーンX4を持ち込んだ 2012年の全日本チャンピオン、山口貴利/山田真 記子組がこちらも前半に作ったマージンでライバ ルの追撃を振り切った。

「足回りを変えたのでそのテストも兼ねての参戦 でしたが、SS1から手応えがあったので、その後は 踏み切れた感じです。ただ黒原君が凄いペースで 追い上げてきたので、最後は落とし過ぎたと思い ましたが、勝てて良かったです」

オールスターが始まって以来、ただ一人連続出 場記録を更新中の、その黒原康仁選手は2週間前 の新城ラリーで転倒。しかしそのダメージはなかっ たと否定した。

18.19.R-2 クラスはオールスターに合わせて準 備してきたという三品朋之/辻正男組が優勝。 20.R-4・4 位入賞の山口英明/土井喜嗣組。21. R-4 マクリン大地/大橋正典組は僅差の 3 位争い を制した。22.R-3 の 3 位には北海道の笠原彰人 /関根正人組が入賞。23.R-3 のサバイバルバト ルを生き残った藤井俊樹/高木充組が 4 位完 走。24. 地区対抗戦は各クラスで高ポイントを獲 得した九州地区が優勝した。

「前半がちょっと走りが今ひとつで。 後半、ワダチができた方が走りやす かった。タイムが上がったのはその せいです」。3位には北海道から遠征 した大学生、笠原彰人選手が駆るミ ラージュが入賞した。

R-2クラスは、九州期待の若手、 平島宏季/一ノ瀬晃太郎組スイフトがSS1, 2と 連続ベストでラリーをリードするが、SS4でドライ ブシャフトを破損し、痛恨のリタイヤ。グラベルラ リー専門で、今回の一戦に照準を合わせてきたと

いう中部の三品朋之/辻正男組のデミオが優勝を 飾った。R-1クラスは関東の相羽博之/小藤桂一組 のスイフトスポーツが4連続ベストの快走を見せ て優勝した。

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R-4 クラスは九州から遠 征の阪本寧/八尋俊一 組が優勝を飾った。
18 21 22 23 24 19 20

荒井康裕マーチ、最終戦で有終の美を飾り、 6

年連続のシリーズチャンピオンを決定

ovember RACE MEETING in TSU KUBA」が、11月19日に筑波サーキット で開催された。秋晴れの空の下、最初 に行われたのはケーターハムスーパーセブン。予 選では向山弘康選手が2番手の伊藤健選手に1秒 6もの差をつけたこともあり、決勝でも圧勝となる と思われた。だが、序盤は予想外の接戦となり、 むしろ伊藤選手にプレッシャーをかけられる格好に。 中盤は2秒にまで差を広げた向山選手だが、終盤 にまた詰め寄られながらも、逃げ切りを果たした。 「最後、追いつかれたのは後ろが頑張っていたから。 余裕を持って走っていたつもりだけど、ちょいちょ いミスをしていたから、案外そうでもなかったか な」と向山選手。

続いて行われたP-FR/AE86では、ポールシ ッターの大歳岳選手が後続車両に追突されて、い きなり最後尾まで落ちる波乱の幕開けとなった。

これで村手順一選手がトップに立つが、徐々に差 を詰めて来たのがAE86の廣田耕司選手。逆転ま であと一歩と迫るが、それより速いペースでやっ て来たのが大歳選手だった。9周めの最終コーナー で廣田選手をかわすと、10周めに同じく最終コーナ ーでトップに浮上。「スタートは失敗したんです。 当たりどころは良かったんですね、足までダメージ なくて。まさかこんな展開になるとは。自分でも凄 いと思いました(笑)」と大歳選手。もちろんAE86 では廣田選手が、久々の優勝を喜んでいた。

マーチレースでは、小磯卓也選手が荒井康裕選 手を1000分の1秒差で抑えてポールを奪い、決 勝でもトップで1コーナーに飛び込んでいく。しか し、先頭を走れたのは3周めまで。4周めの1コー ナーで荒井選手が逆転、そのまま一定の間隔を保 ったままフィニッシュした。「途中、接触があって フェンダーとタイヤが少し当たっていたので、オレ ンジボール旗を出されても嫌なので、抑えて走り ました。チャンピオンは今年で6年連続、そろそろ かな、と考えています」と荒井選手。3位は青野誠 之選手が獲得している。

VITA-01と、2018年から正式にシリーズがスタ

NOVEMBER RACE MEETING in TSUKUBA

ートするレジェンドカーの混走による150min耐久 には、それぞれ14台、10台が出走。給油などを含 み8分間のピットストップが2回義務づけられて、 トップはめまぐるしく入れ替わったものの、予選か ら速さを見せつけていた茂木祐一選手と加藤正将 選手のコンビが、ポール・トゥ・ウィンを達成。全 車を周回遅れとし、「ピットでのロスもなく、完璧 なレースでした。僕も頑張ったけど、努力とセンス の人、茂木さんが頑張ってくれました」と加藤選手。 レジェンドカーでは、たしろじゅん選手がひとりで 走りきって優勝しただけに、第一声が「疲れました ~」だったのは無理もない。

1. スーパーセブン R クラス優勝の田中太郎選手。2. マーチ 3 位 入賞の青野誠之選手。3. レジェンド 150 分耐久優勝のたしろ じゅん選手。4.VITA150 分耐久 3 位入賞の鶴賀/武村組。5. 沼 尻翼選手は AE86 で 3 位入賞。6.GT66 優勝の伊藤秀昭選手。 7. レジェンド 150 分耐久 3 位入賞の橘川/佐藤組。8.VITA150 分耐久は茂木/加藤組が優勝。9.P-FR は怒涛の追い上げを見 せた大歳岳選手が優勝。10. スーパーセブン E クラス優勝の向 山弘康選手。11. マーチレース優勝の荒井康裕選手。

12.VITA150 分耐久入賞の皆さん。13. レジェンド 150 分耐久入 賞の皆さん。14. スーパーセブン E クラス 2 位の伊藤健選手。

15. レジェンド 150 分耐久 2 位入賞の日比野/塚本組。16.PFR で 2 位入賞の村手順一選手。

17. マーチ 2 位入賞の小磯卓也 選手。18.VITA150 分耐久 2 位入賞の相馬/青木組。19.AE86 で 2 位入賞の荒木雅之選手。

56 2018 1 JAF MOTOR SPORTS
2017 年 SCCN [JAF 公認 No.2017-1026] 開催日 : 11 月19 日 開催場所 : 筑波サーキット 格式 : 準国内 主催 : SCCN[クラブ登録 No. 公認 13002] レポート/はた☆なおゆき フォト/友田宏之
「N
AE86 はクラス 3 番手スタートの廣田耕司選手が優勝。
1 2 3 4 5 6 9 8 7 12 15 13 18 16 19 14 17 11 10

オートポリス S-FJ は PP 奪取の鈴鹿

からの遠征組、荒川麟選手が優勝!

オートポリスの2017年ラストレースとなる、 「ゴールドカップレース第5戦」が11月5日 に、雲ひとつない青空の下で開催された。

オートポリス86/BRZレースは、GR 86/BRZ レースと共通規定の1クラス、スピードB車両規 定の2クラスの混走で争われる。ポールポジショ ンは2クラスの田中誠心選手が獲得するも、2番手 から5番手までのタイム差はコンマ7秒しかなく、 「タイムも接近していますし、手堅く3位狙いで」と 田中誠心選手は語っていたが、実際に決勝はその ような展開に。1コーナーにトップで飛び込んだの は2番手の原俊平選手だが、そのまま逃げるまで には至らず。田中誠心選手と田中雅裕選手を背後 に置いたばかりか、やがて石川裕剛選手と永畑誠 喜選手を加え、5人でトップを争い合う。

後続がめまぐるしく順位を入れ替える中、原選 手はトップをキープし続けていたが、9周めの100R で田中雅裕選手選手にインを刺されてしまう。原 選手は、9周めには田中誠心選手にもかわされ、そ

の間に逃げ切った田中雅裕選手は、1クラスのチャ ンピオンも確定。「同じ(仕様の)クルマだから差が つかなくて、相手のタイヤがタレるのを待ちました。 息子もクラス優勝で、親子でワンツー。それが何

よりです」と喜びのコメント。総合2位でゴールの 田中誠心選手がクラス2を制すも、チャンピオン

は総合5位でゴールの石川選手に確定した。

スーパーFJは、チャンピオン候補の地元ドライ バーたちを抑え、鈴鹿を主戦場に戦う荒川麟選手 がスポット参戦ながら、PPを獲得。2番手はスー パーFJ2戦めの元嶋成弥選手が獲得し、ポイント

リーダーの中島功選手が3番手に。「もうちょっと 出るかと思ったんですが、明らかに気負いすぎ。 荒川君や元嶋君が速いので、その後ろを淡々と」と、 中島選手は照準を王座確定に絞っていた。 決勝では元嶋選手が好スタートを切るも、勢い 余って1コーナーでスピンし、最後尾まで後退。こ れで荒川選手がトップに立ち、予選4番手だった 川地欽也選手が2番手に浮上する。その後も荒川 選手が逃げ続け、中盤から川地選手も単独走行と なった後も続けられたのが、池田雄太郎選手と中 島選手の3番手争い。8周めに中島選手が逆転して 表彰台をゲットし、チャンピオンを確定した。一方、 荒川選手は11秒もの大差で圧勝、「これが初優勝 です。やっと、という気分ですね。スキルアップ のため積極的に遠征して、ようやく実力がついて きたという感じです」と嬉しそうに語っていた。ま た元嶋選手も追い上げたが、6位に戻るのがやっと だった。

オートポリス独自の車両規定で争われるツーリ ングカーは、300km耐久での開催。86/BRZレー スで親子ウィンを飾った田中誠心/田中雅裕組が S2000でポールを獲得、2番手の楊昌樹/塚田利 郎組のZ33に3秒以上の差をつけただけに、「決 勝でもこのまま行きます」と田中雅裕選手は語って いたが、バッテリートラブルでピットスタートを強

いられることに。それでも、わずか12周でトップ に返り咲くが、義務づけられた3回のピットストッ プのうち、2回めでクラッチトラブルに見舞われ、 リタイアを喫することとなる。

これで楊/塚田組が一気に楽になると思いきや、 クラスごとピット停止時間が異なるためマージンを 築けず。全車3回めのピットを済ませた時、トップ を走行していたのはSS1クラスの佐藤正弘/阿部 貴一/首藤哲也選組の駆るAE111。だが、その背 後には同クラスで今岡達哉/益田富雄組の駆る EG6が……。残り6周で今岡選手は阿部選手を逆 転した。

見事、総合優勝を果たした今岡選手はSS1クラ スの4連覇も達成。「最後に何が何でもと抜いてき て、トップに立ってからは逃げ切れると信じていま した」とゴール後は安堵の表情を浮かべていた。

1. ツーリングカー耐久(TC)SS1 クラス 2 位入賞の佐藤/阿部/首藤組レビン。2.S-FJ で 2 位入賞の川地欽也選手。3.TC 耐久・ SS1 クラス入賞の皆さん。4.AP86/BRZ 1 クラス入賞の皆さん。5.AP86/BRZ 2 クラス入賞の皆さん。6.TC・SS1 クラス優勝の今 岡/益田組シビック。7.AP86/BRZ 2 クラス優勝の田中誠心選手。8.AP86/BRZ 1 クラス優勝の田中雅裕選手。

9.S-FJ は鈴鹿を メインに参戦する荒川麟選手がスポット参戦ながら速さを見せ付けて優勝。10.AP86/BRZ 1 クラス 3 位入賞の永畑誠喜選手。

11.TC 耐久・SS0 クラスで 2 位入賞の石川/田久保/長江組。

12.AP86/BRZ 2 クラス 3 位入賞の出原裕二選手。

13.AP86/BRZ 1 クラス 2 位入賞の原俊平選手。14.TC 耐久・SS0 クラスで 3 位入賞の米田/貝田組。

15.TC 耐久・SS1 クラスで 3 位入賞の守/ テツ清水組。

16.S-FJ で 3 位入賞の中島功選手。17.AP86/BRZ 2 クラス 2 位入賞の石川裕剛選手。

57 2018 1 JAF MOTOR SPORTS
2017 ゴールドカップレース第 5 戦 [JAF 公認 No.2017-5044] 開催日 : 11 月 5 日 開催場所 : オートポリス 格式 : 準国内 主催 : APC[クラブ登録 No. 公認 44001]、 ㈱オートポリス[団体登録 No. 加盟 44002] レポート/はた☆なおゆき フォト/皆越和也 ツーリングカー耐久 SS0 クラスは楊/塚田組の Z33 が優勝。
10 12 14 3 9 7 6 4 5 8 17 13 2 1 16 15 11

その映えある初代ウィナーに輝いたのが東方(とうぼう)紀美恵選手だ。 練習を重ねてきた東方選手に、ジムカーナの魅力を聞いた。

フォト/谷内寿隆

ですが、事故してしまい……。 反省して、ちゃんと運転技術を学び

ドライバーとして一目置かれる存在だ。

なんでも、最初からジムカーナを 志していたワケではないとか? :そもそもクルマに興味がなかっ

を見て、そういう世界がある事を初め て知って。それで R X ‐

争われる最激戦区)で、ランキング

たんです。就職して

位、最上位は

今季から J A F カップ

位という、関東の女性

3 年めぐらいに免

7 を買ったん

許を取得してドライブ程度で走ってま したが、たまたまアニメの「頭文字 D 」

女子 の

れて、関東の地区戦を見に行ったら、凄くびっくりして。そこからですね、 競技を意識するようになったのは。 そこから、トントン拍子に?:そうでもなくて、公式戦をしっ かり追い始めたのは

直接連絡を取って「ジムカーナを始めたいんですけど」と言ったら、「ここで走れるよ」って教えてくれた練習会に参加したんです。そこにはその方の仲 間もいて知り合いも増えました。 しばらく練習だけだったんですが、

回見に来なよ」って誘わ

「イベント、 1

絡したのがきっかけです。

7 でジムカーナをやっていた女性です。

教えてくれるそうな人とは?

で繋がった、同じ

輝け、 チカラ! 第

階的に教えてくれる方がいたんです。皆さんの教えでできないことができるようになって楽しくなりました。基本の荷重移動が分かってきたので、「じゃあサイドターンやってみようか」って言われて、「なぜかできる……!」ってなってましたからね(笑)。ホント、仲間と環境に恵まれました。 B R Z

自動車ディーラーへ見に行ったら、一目惚れで注文しちゃいました。まった

を選んだのは? :後輪駆動が好きで、操作の楽し さがあるので、

どんジムカーナにハマっていきました。 その頃にアルファの中村誠司社長と レッスンで出会い、発売前の B R Z を

B の頃には優勝もできて、どん

のロードスターにも乗ってまし

すごく励みになりました。 これからの希望や目標は。:私は走ることが好きなので、自

ょっとミスするとガーンと順位が落ちてしまいます。なので精神的に落ち込むんですよ……。だから、今回の

では出せないこと。ジムカーナは

けてきたようですが、逆に壁にぶつかったことはありますか? :練習では出せたタイムが、本番

く買う気はなかったのに(笑)。その後、 チーム

コツコツと走りのスキルを身に付

台ぐらいの参加台数なので、ち

クラスで結果を出せたのは、

に入ったんです。

58 2018 1 JAF MOTOR SPORTS
S N S
R X ‐
B R Z
東方選手は J M R C 関東チャンピ
P N 3 ( 86や B R Z で
に乗ってか
オンシリーズの
11
2
R
7
N A と N B
X ‐
の後にも
N
S T P
2本
P N 3 20
しかないので、本番でいかに自分の走りができるか、っていうことに悩んでます。それと、今出ている W O M E N
分が仲間や先輩にしてもらったように、
ジムカーナに新設された〝ウィメン〞クラス。
レポート/はた☆なおゆき
6 回
JAFカップジムカーナ/ダートトライアルの優勝者はJAF モータースポーツ表彰式で優勝カップが授与される。東方選 手はステージの中央でズシリと重い”JAFカップ”を手にした。
JAFカップオールジャパンジムカーナ PN部門クラスWomen優勝 東方紀美恵さん
59 2018 1 JAF MOTOR SPORTS
J A F M O T O R S P O R T S 1967 年 3 月 20日 第 3 種郵便物認可(毎月 1 回 1 日発行)第 52巻 第 1号 2018 年 1月 1 日発行 発行人 山口真人 03 ( 5470 ) 1711 (代) 一般社団法人 日本自動車連盟 東京都港区芝大門 1 1 番 30号 0570 ( 00) 2811 (総合案内サービスセンター) 発行所 東京都港区芝大門 1 9 番 9 号 ㈱ J A F メディアワークス 143 円+税 2018 / 1

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