JAFスポーツ 2017年 1月号(第51巻 第1号 2017年1月1日発行)

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2016年JAF全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦 第15回JAF鈴鹿グランプリ 2016 AUTOBACS SUPER GT Round8 MOTEGI GT GRAND FINAL 2017 [モータースポーツ情報] JAF MOTOR SPORTS 第51巻 第1号 2017年1月1日発行(毎月1回1日発行) 1967年3月20日 第3種郵便物認可 FIA 特集 飛翔するオートテスト ~あらゆるコラボで広がる新種競技の現在~ JANUARY 1

回めを迎えたJAF鈴鹿グラ ンプリは、今年も全日本スー パーフォーミュラ選手権の最 終戦として行われた。

ここ数年の例に倣い、2レース制が採られ た今回の一戦。2レース制の場合、通常は1 レースの半分のポイントが与えられる形にな っているが、この最終戦に限り、さらに3ポ イントが追加される。PPは1点が与えられる ので、今回は5(+3)+1=9ポイント×2レ ースで最大、18ポイントの加算が可能だ。

最終戦を前にチャンピオン獲得の権利を 有していたのは実に12人。この内、満点の 18ポイントを取れば王座を掴める自力チャン ピオン候補は、ランキング順に関口雄飛、国 本雄資、アンドレ・ロッテラー、中嶋一貴、 石浦宏明、ストフェル・バンドーンの6選 手。同じく2レース制で行われた2013年の 最終戦では、Wポール&優勝&3位とポイン トを荒稼ぎした山本尚貴選手が大逆転でチャ

2016 年 JAF 全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦  第 15 回 JAF 鈴鹿グランプリ[JAF 公認 No.2016-0025]

開催日:10 月 28~30 日 開催場所:鈴鹿サーキット 格式:国際

主催 : NRC[クラブ登録 No. 公認 23001]、SMSC[クラブ登録 No. 公認 24001]、㈱モビリティランド[団体登録 No. 公認 24001] フォト/吉見幸夫、MOBILITYLAND レポート/JAF スポーツ編集部

ンピオンを手にしているだけに、あながちフ ルポイントもありえない話ではなかった。

2レース制ということで29日に行われた公 式予選も変則的な方式が採られた。まずQ1 の順位でレース1のグリッドを決定。レース

2のグリッドは1~8位がQ3、9~14位は Q2の順位で決定という方式が採られた。Q2 に進めないドライバーは両レースとも15番 手以下からのスタートを強いられるだけに、 Q1から走りとセットアップを決め込むこと が求められるシビアな週末となった。

この予選で抜群の仕上がりを見せたのが、 P.MU/CERUMO・INGINGの2台。特に 石浦選手はQ1でぶ っちぎりのポールタ イムを叩き出すと、 Q3でもバンドーン選 手を0.005秒の僅差 で抑え込んで、Wポ ールを獲得。国本選

手もレース1は2番手、レース2は3番手に 食い込み、逆転タイトルに向け、好位置につ けた。一方、第4戦、第6戦でフルポイント を稼ぎ、ランキング首位で鈴鹿に乗り込んだ 関口選手はともに13番手からのスタートと 決勝に不安を残す滑り出しとなった。 空けた30日。JAF矢代会長の開会宣言で 幕を開けた今年のJAF鈴鹿グランプリは、 まずレース1決勝が9時45分、始まった。 抜群のスタートで、1コーナーにトップで飛び 込んだのは国本選手。一方、石浦選手は1コ ーナーでロッテラー選手に大外狩りを決めら れて3番手に落ちてしまう。レースはともに

1.2. 好天にも恵まれ、多くの観客が訪れた今年の JAF 鈴鹿グランプリ。特に 2 度の SC が入る展開となっ たレース 2 は、最後まで観客の視線を釘付けにした。3. 国本選手はレース1の優勝が効いて、栄えある JAF グランプリも手にすることに。JAF 矢代会長から記念のトロフィーが贈られた。4. 国本、石浦両選手 が高ポイントをマークした P.MU/CERUMO INGING チームは、チームタイトルも獲得と2 冠を達成した。

4 2017 1 JAF MOTOR SPORTS
SF
JAF GPが懸かった最終決戦は26歳の若手実力派が制覇 国本雄資選手、有言実行で初戴冠!
Final Round
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1 2

レース1を制した国本選手 は流れを引き寄せ、初の チャンピオンに輝いた。

国本雄資選手、有言実行で初戴冠!

1分40秒前半のハ イペースをキープ する国本、ロッテ ラーの2台が抜け 出すが、国本選手 はロッテラー選手 の追撃をしっかり とガードして一定 のマージンをキー

プ。1.7秒差でトッ プチェッカーを受けた。

レースラップで後れを取った石浦選手は3 位でゴール。関口選手は8位でゴールする も、14周めのシケインでのバンドーン選手と の接触にペナルティの裁定が下り、ポイント 圏外に。これでチャンピオン争いは31.5点 で首位に浮上した国本選手をはじめとする関 口、ロッテラー、石浦の4選手に絞られた。

2016年のシ リーズチャンピ

5.W ポールを獲得した石浦選手だったが、決勝ではともにスタートでライバルの先行を許 し、連続表彰台は獲得するも、勝利は果たせなかった。

6. 前夜に見直したクラッチ操作も見 事に決めてレース1を制した国本選手。大きくタイトルを手繰り寄せた。

7.8.「スーパーフォ ーミュラで得た多くのことを来年から生かして生きたい」。すでに来季のマクラーレン・ホン ダのシートが約束されているバンドーン選手は一年を振り返った。「バンドーンのおかけでヨ ーロッパのトップチームに少しは近づけた気がする」と村岡監督も賛辞を贈った。

9.J.P. デ・ オリベイラ選手はレース 2 で 4 位と意地を見せた。

10. 野尻智紀選手はレース1でホンダ勢最 上位の 4 位をマーク。11.12.2 戦連続 2 位でランキングも2 位に浮上したロッテラー選手。だ がレース後の記者会見では「SF は今回が最後かもしれない」と意味深のコメントを残した。 13. 前戦までの勢いを鈴鹿に持ち込めなかった関口選手。2017 年のリベンジが注目される。

オン、そしてJAF鈴鹿グランプリの勝者を 決める最終決戦、レース2は14時45分にス タートが切られたが、2度もSCが入る動きの 激しいレースとなった。レースを中盤まで引 っ張ったのはホールショットを決めた2番手 スタートのバンドーン選手と石浦選手の二 人。2台はレース2では義務付けられたピット インをこなした後も1-2を守り、2台のバトル は終盤にもつれ込んだが、ここで前述の通 り、アクシデントが続き、SCが入ることに。

バンドーン選手は2度のリスタートでも冷 静に後続を抑え込んだが、石浦選手は2度 めのリスタートの際にシケインで加速が鈍っ た隙を突かれ、ロッテラー選手に1コーナー でかわされてしまう。その後もハードプッシ ュでバンドーン選手を追ったロッテラー選手 だったが、0.7秒及ばずチェッカー。バンドー ン選手がSFラストレースを勝利で飾った。 この結果、注目のシリーズチャンピオンは このレースで6位に入り、1.5ポイントを上乗 せした国本選手がスーパーフォーミュラ参戦 6年めで初のチャンピオンを獲得。「(逆転チ ャンピオンを獲れる)自信はある」と前日の記 者会見で言い切った若者らしい果敢な走り が、王座を手繰り寄せた形となった。

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5 6 8 9 10 12 4 3 11 13 7

2016 年 JAF 全日本ラリー選手権第 9 戦 新城ラリー2016[JAF 公認 No.2016-2306] 開催日:11 月 4~6 日 開催場所:愛知県 格式:国内 主催:MASC[クラブ登録 No. 加盟 23011] フォト/水野文幸、山口貴利、中島正義、JAF スポーツ編集部 レポート/JAF スポーツ編集部

シリーズ総決算となる全日本ラリー 選手権最終戦・新城ラリーが、愛 知県新城市の新城総合公園を拠 点に開催された。昨年は最終戦前にほとんど のクラスのタイトル争いが決していたが、今 年はJN6とJN2、JN1のドライバーなどが未 決。更に、ステージ距離が合計100kmを超 えて係数1.2となったため、各クラスで僅差 の逆転を狙った激しい争いが展開された。

JN1では近年稀に見るシビアなタイトル 争いとなった。その主人公は、旧型スイフト を駆るポイントリーダー鈴木尚/山岸典将組 と、現行スイフトのベテラン須藤浩志/新井 正和組だ。序盤で連勝した鈴木選手は第6 戦嬬恋で大クラッシュしたが、車両を新造し た第8戦高山では優勝し、ポイントリーダー に返り咲いた。一方の須藤選手は、グラベ ル3戦限定の予定を覆して最終2戦に参加。 最終戦の直接対決に名乗りを挙げた。

千葉を根城とする2人の師弟対決は序盤 から混迷を極め、タイトな雁峰エリアを得意 とする鈴木選手と、高速区間に分がある現 行型を駆る須藤選手がベストタイムを奪い 合った。デイ1最後では鈴木選手が須藤選 手に6.5秒差を付けたが、デイ2でも激戦は 続き、互いにガムテープすら降ろす意地の張 り合いを披露。ラス前SS15終了時には、逃 げる鈴木選手が右前をヒットし、その隙に

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10 本でベストながら1 秒差で敗れた須藤浩志/新井正和組。新井選手 は 2 度めの全日本タイトルを確定。2. 生還した須藤選手を慰める平塚忠博監督。

全日本選手権に 54 台が 集結した今大会。土曜 には 19 台によるオープ ンクラスが併設され、日

曜には TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ

特別戦が併催されて 48 台もの参加があった。 モリゾウ選手も参加した E-2クラスでは、写真の 種治芳尚/天野沙貴組 が優勝した。

新城ラリーは雁峰(がんぽう)林道に代表さ れる、狭くてツイスティな酷道の攻略が肝 となる。JN1 鈴木尚選手は旧型スイフトの特 性を活かして低速区間で稼ぐ作戦を敢行。 それぞれの得意分野で差を付けた。

1. 本中 3. 小泉茂/小泉由起組に代わって挑んだ伊藤隆晃/大高徹也組が 3 位入賞。
1 2 3 4 5 7 8 9 18 13 15 17 12 10 11 14 16 6
土曜のオープンクラスと日曜の TGR ラリーで大盛況!

2日間続いたギリギリの攻防戦で掴んだ初の栄冠

木スイフトが1秒差で新城を制す

JRC

Round.9

5.4秒差に詰め寄った須藤選手が最終SSで 渾身のベストを叩き出した。すわ逆転かと思 われた両者のバトルは、鈴木選手が1秒差で 逃げ切る幕切れとなり、共に初となる全日本 の栄冠は鈴木選手の頭上に輝いた。

「勝負を分けた理由も分からない程しんどい 戦いでした。昨年は20秒稼げた雁峰でも今 年は差が付かなかったので、平坦路と下りは 死ぬ気で攻めました」と語る鈴木選手。対す る須藤選手は「このスイフトが最後の全日本 だと思っていたので、最初は鈴木選手の初チ ャンピオン獲得をサポートするつもりでした が、自分がポイントリーダーになったら、や っぱりタイトルを獲りたくなっちゃったんで すよね(笑)。だから、今回はタイヤを225サ イズに拡大するなど、やれることはすべてや ってきました。しびれる戦いはすごく楽しか ったし、彼はホントに上手くなりました。こ

の成長は嬉しいです」と笑った。 JN6のタイトル争いは、ポイ ントリーダー奴田原文雄/佐藤 忠宜組と勝田範彦/石田裕一組 の一騎打ちとなった。SS1では 勝田選手がいきなり7秒差を付 け、SS2では奴田原選手が猛プ ッシュ。ところがステージ中盤 で石と立ち木に激突して勝負は 終了。タイトル争いは、奴田原 選手との7.1ポイント差を埋める 戦いに変わった。

勝田選手は有効戦数の関係で 2位以上を獲得しないと逆転が危 うい状況だったが、デイ2トップ は新井敏弘/田中直哉組に譲り、 20秒以上のマージンを担保にして逃げ切り優 勝。勝田選手は2013年ぶり7回めのタイトル を手中に収めた。

今年一番と言える大勢の観客が詰め掛けたフィニッシュ会場。ラリーの師である平塚忠博監督 (左)と2 日間に渡る接近戦を制した喜びを分かち合った JN1 鈴木尚選手は、その後も、右前に 激戦の爪痕を残した愛機の A ピラーによじ登り、何度も拳を高く突き上げた。

4.JN6 優勝は、雁峰と長篠設楽原でブッちぎりの速さを見せた勝田範彦/石田裕一組。5. 思うような走りにもっていけず苦戦した JN6 新井敏弘 /田中直哉組が不完全燃焼の2 位。6. 走行中に編み出した独自の走りで後続を突き放した JN5 新井大輝/小坂典嵩組が15SS でベストの圧勝 で 2 度めの全日本優勝。7. 徳尾慶太郎/枝光展義組は相性のいい新城で自己最上位タイの 3 位入賞。8.JN5 の 3 位は柳澤宏至/中原祥雅組。 中原選手は今大会で 2 度めのタイトルを確定。9.H.コバライネン/北川紗衣組が雁峰で驚愕の速さを見せて JN5 の 3 位に。10.JN4 優勝は石川 昌平/石川恭啓組。後半の連勝でシリーズ 2 位に上がる。11. 得意な雁峰でコースオフを喫したものの 8 本のベストで逃げ切った JN3 天野智之 /井上裕紀子組。今季 8 勝め。12.デイ1は僅差の首位争いを演じた JN4 山口清司/島津雅彦組が中盤で失速して2 位に。13.すでに初タイト ルを決めている曽根崇仁/桝谷知彦組が JN4 の 3 位。14.JN3 の2 位は島田章/石黒祐輔組。15.JN3 の 3 位は戸塚和幸/木村悟士組。16.JN2 明治慎太郎/北田稔組がデイ2 で追い上げたが届かず 2 位。明治選手はこの2 位で初タイトルを確定。17.「リズムに乗れなかった」と反省する 期待の若手山本悠太/安藤裕一組が JN2 の 3 位。それでもショートステージでは 2 本のベストを奪取。18.正確な走りで狙い通りの優勝を獲得 した小濱勇希/馬場雄一組。小濱選手は 4 勝したもののシリーズ 2 位が確定。対する馬場選手は自身初のナビチャンピオンを確定。

また、JN2クラスは第7戦北海道で大量46 点を得たポイントリーダー明治慎太郎選手に 対して、舗装で3勝した小濱勇希/馬場雄一 組が一縷の望みを賭けてフルアタックを敢行。 小濱選手は11ステージでベストという圧巻の 走りで4勝めを挙げたが、終始2番手をキー プして2位完走を果たした明治選手が、自身 初の全日本タイトルを獲得することになった。

7 2017 1 JAF MOTOR SPORTS

ウィメンインモータースポーツは日本でも、 FIAのWIM委員を務める井原慶子さんが立ち上 げたプロジェクトなどで、徐々にその活動が知 られつつありますが、これまでの歩みを簡単に 振り返ってもらえませんか。

MM ウィメンインモータースポーツ(以下 WIM)は2009年の年末から始まりました。そ の年の12月にFIA世界評議会(World Motor Sports Council=通称WMSC)で創設が承認 され、本格的に稼働したのは2010年の1月から です。もう7シーズン、本当にあっという間だ ったわ。

ここまでの活動の中で様々な進歩がありまし た。WIMの存在を多くの人に知ってもらえるよ うになったし、このプロジェクトに参加してく れる女性選手も、たくさん増えました。もちろ ん、FIAは、各国のASNとも連携してくれてい ます。各国のASNにWIMの代表を置いてい ますが、創設当初の20ヵ国から、現在では78 ヵ国にまで拡大しました。

さらに、ドライバーだけでなく、オフィシャ ル、エンジニアなどのメンバーもいますし、モ ータースポーツにおける主要なカテゴリーすべ てにメンバーが存在するようになりました。こ れは大きなステップと言っていいでしょう。

WIMの活動の成果も、すでに顕著なもの になっていますよね。

MM WIMがスタートした時点では、レースに 数人の女性選手がいるだけで、特にラリーは一 人もいなかったの(笑)。でも今では、素晴ら しいリザルトを収める女性選手が多数活躍して います。

近年、目覚ましい活躍を遂げている選手を例 に挙げると、オーストラリアのラリードライバ ー、モリー・テイラーは、国内選手権のタイト ル争いに加わっているし(取材後、2016年のオ ーストラリアタイトルを獲得)、同じくラリーで は、ニュージーランドのエマ・ギルモアも優勝 経験があり、上位争いを続けています。

スペインのレーシングカートドライバー、マ ルタ・ガルシアはもう16歳になったけど、15歳 当時、CIKトロフィーの3大イベントのうち、2

イベントで50人の男性選手を抑えて優勝を果 たしたのよ。凄いでしょ。残る一戦も2位に入 り、タイトルを獲得したわ。フィンランドでは、 アニタ・マケラがドラッグレースでFIA選手権 を制しています。

WIMでは、こうした女性選手のプロモーシ ョンを支援しています。でもFIAはスポンサー ではないの。私達は、基本的には草の根の競

技レベルで活動を展開しているレーシングカー トの若手選手など、若い女性を選抜しているん です。今は、イタリアのラリー選手、タマラ・ モリナーロが成長していて、今年は2,3イベン トに参戦しています。今後がとても楽しみな選 手ね。 Michele

1951年、フランス生まれ。1974 年、ツールドコルスで WRCに初参戦。1980 年代に入るとアウディワークスのドライ バーを務め、1982 年には 3 勝をあげシリーズ 2 位に輝いた。 1985 年にはパイクスピークヒルクライムで総合優勝を飾っ た。F1、WRC のトップドライバーが集うトーナメントイベント、 レースオブチャンピオンズの創設者としても知られる。

8 2017 1 JAF MOTOR SPORTS
Special Interview
Mouton ミッシェル ・ ムートン F I A ウィメン ・ イン ・ モータースポーツ ミシェル ・ ムートン 委員長 に 聞 く 環境 さえ 整 えば 、 より 多 くの 女性達 参加 するはずよ 11 月上旬、一人 の が 愛知県常滑市 で 開 かれたイベントに 招 かれた 。 その 名 はミシェル ・ ムートン 。 80 の W R C で 、伝説 の 名 マシン 、 アウディ ・ クワトロを 駆 った 史上最強 の 。 は 、 F I A ウィメン ・ ・ ( W I M )委員会 の を 忙 駆 け 回 っている 。 W I M の について 聞 。

WIMの活動がど のような形で行われ ているのか、もう少 し、具体的に教えて もらえませんか。 MM WIMでは、こ うした選手をプロ モートしたり、支 援したり、またプ ログラム獲得のた めの後押しもして います。またセミナーを行ったりもしていま すが、中心となる作業は、各国のASNと連 携して行っています。通常、ASNの役割は、 才能のある選手を競技へプロモートするこ とだけど、WIMはASNとは異なる側面から 後押しを行っているんです。

近年、特に感じるのは、モータースポーツに は、モータースポーツを愛する女性がもっと存

在するべきだし、その存在が当たり前になるべ きだということ。モータースポーツは男性だけ の競技ではないはずよ。

例えば、いまF1には、モニシャ・カルテボ

ーンやクレア・ウィリアムズのようにチームの 首脳部に入る女性もいるし、イリナ・ガーディ アのようにエンジニアとして活躍する女性もい る。これが、当たり前の姿になるべきなの。そ うすれば、もっと女性がモータースポーツに参 加しやすくなるはずです。

今回の来日は 11 月12 日に愛知県のイオンモール常滑で行われた モータースポーツイベント「Q1 Drive&Safety」にスペシャルゲスト として招かれたことによるもの。当日は同イベントを主催した井原 慶子氏、インターラリーストの先駆けとして知られる初代全日本 ラリーチャンピオンの勝田照夫氏、そして勝田貴元選手とのトー クショーや、訪れたファンとの交流を楽しんだ。同イベントでは 女性限定のスカラシップを設けたカートイベントも開催され、国 内の WIM の一翼を担った試みとしても成功を収めた。

-WIMの今後の取り組みについて教えてもら えませんか。

MM WIMは現在、将来に向けて、大変大き なプロジェクトを計画しています。ヨーロッパ で若手の女性ドライバーを選抜していくのです が、残念だけど、今はそれ以上のことは言えま せん。まずは、計画の骨子をヨーロッパの団体 に提案して、その反応によりますが、少なくと も3年間のスパンでの計画を考えています。

これがヨーロッパで成功したら、将来的には

決して多いとはいえませんが、日本にも、モ ータースポーツの世界で活躍している女性達が います。これからこの世界へ入りたいと考えてい る女性達に何かメッセージをもらえませんか。 MM モータースポーツを志す女性に伝えたい ことは、自分を信じるべきだということ。もし モータースポーツをやってみたいと思うのなら、 選ぶのはあなた。ためらうことは ありません。でも、そう簡単には いかないわよ。トップレベルに到 達するには、懸命に取り組んでい かなくてはならないから。そして 競技のレベルが上がれば上がるほ ど、それはどんどん厳しくなって いく。

でも、誰にでもチャンスはある わ。モータースポーツは、自分の 限界を知る場所でもあるけど、自 分の可能性も知ることのできる、 素晴らしい学びの場なんです。

アジア、アフリカ、南アメリカ、中東などに範 囲を拡大させていきたいと思っています。この 活動が、より多くの女性がモータースポーツに 参入する地盤を作り、ステップアップできる土 台になってくれればと願っているの。またWIM では、教育プログラムにも取り組んでいて、特 にオフィシャル、エンジニアを育成対象の鍵と して見据えています。

日本のWIMがこうした活動に連動してより 希望に満ちたものになることを、日本の女性達 もきっと期待しているはずです。

MM 日本では、アジア代表としての井原慶子 さんが活動を行っていて、大変成功を収めてい ます。今回のイベントのようにトヨタやマツダ、 BMWのような大企業も協賛してくれているこ とも、大変ありがたく思います。

このように、多くの関係者が協力することが でき、女性のモータースポーツ参入拡大に取り 組むことができることが、WIMの役目のひとつ でもあるんです。

9 2017 1 JAF MOTOR SPORTS インタビュー&まとめ/千葉小夜子 フォト/滝井宏之
日本の WIM を牽引する井原慶子氏の活動も高く評価している。井原氏は現在、 WIM アジア代表委員も務めている。
始まった頃は、女性のラリードライバー
なんて一人もいなかったけど、いまは 多くの女性達が世界で活躍しているわ
10 2017 1 JAF MOTOR SPORTS

JAFMOTORSPORTS

監修/一般社団法人 日本自動車連盟

〒105-0012東京都港区芝大門1-1-30 ☎0570-00-2811(ナビダイヤル) 発行所/(株)JAFメディアワークス 〒105-0012東京都港区芝大門1-9-9     野村不動産芝大門ビル10F ☎03-5470-1711 発行人/望月 均

振替(東京)00100-1-88320 印刷所/凸版印刷株式会社

表紙/2016JAF鈴鹿グランプリ 撮影/吉見幸夫 編集長/田代康  副編集長/佐藤均 デザイン/鎌田僚、(株)スタジオーネ63

編集/(株)JAFメディアワークス JAFスポーツ編集部 ☎03-5470-1712

12 2017年モータースポーツライセンス更新のご案内

16 2017年クラブ・団体更新のご案内

17 JAFマイページのご案内

18 2016年JAFモータースポーツ表彰式受賞者一覧

18 訃報

20 アンチ・ドーピングに関するお知らせ

21 耐火炎レーシングスーツのJAF/FIA公認の取得について

21 海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請

21 Aライセンス講習会日程

42 2017年カートライセンス更新のご案内

45 2017年カートクラブ・団体更新のご案内

46 JAFカートカレンダー(1月〜3月)

[RACE]

4 2016年JAF全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦 第15回JAF鈴鹿グランプリ

24 2016AUTOBACSSUPERGTRound8

MOTEGIGTGRAND FINAL

28 スーパー耐久シリーズ2016第6戦

TKUスーパー耐久inオートポリス

22 JAFMOTORSPORTSCALENDER(1月〜3月)

46 全日本&ジュニアカート選手権データファイル

47 全日本選手権&JAFカップデータファイル

50 F1/WECリザルト

TOYOTA GAZOO RacingNetzCupVitzRace2016

西日本シリーズ第2戦

[RALLY]

6 2016年JAF全日本ラリー選手権第9戦

新城ラリー2016

52 レジェンドオブザラリー2016

54 第11回全国JMRCオールスターラリーフェスティバル ラリーIN四国 高知・大豊

[GYMKHANA/DRIFT]

27 LIFEGUARD TheDriftMuscle2016第5戦

日光サーキット大会

30 2016年JAFカップオールジャパンジムカーナin九州

2016年JMRC全国オールスタージムカーナ

56 2016年JMRC西日本ジムカーナフェスティバルin中部

[DIRTTRIAL]

32 2016年JAFカップオールジャパンダートトライアル  2016年JMRC全国オールスターダートトライアルin中部

57 2016年JMRC西日本ダートフェスティバルin近畿

方法
1 2017.JANUAR 017.JANUARY Y I I I I I IN N N N N N NF F F F F FO O O O O OR R R R R RM M M M M A A A A AT T T T T TI I I I I I IO O O O O ON N N N N INFORMATION f f f fr r r r ro o o o om m m m m from J J J J JA A A A A A AF F F F F F F JAF ●JAFからの公示・お知らせ●
特 集 8 SpecialInterview ミシェル・ムートンFIAウィメン・イン・ モータースポーツ委員長に聞く
特別企画
34 飛翔するオートテスト 〜あらゆるコラボで広がる新種競技の現在〜
「環境さえ整えば、より多くの女性達が モータースポーツに参加するはずよ」
E E E EV V V V VE E E E EN N N N NT T T T R R R R RE E E E EP P P P PO O O O O OR R R R EVENTREPORT T T T R R R R RA A A A AC C C C C CI I I I IN N N N NG G G G G GK K K K KA A A A AR R R RT T T T I I I I IN N N N NF F F F FO O O O O O OR R R R RM M M M A A A A AT T T TI I I I IO O O O O RACINGKARTINFORMATION N N N

INFORMATION FROM

●JAFからの公示・お知らせ

2017年モータースポーツライセンス更新のご案内 11月から受付中!

モータースポーツライセンス(以下「ライセンス」と言います。)の更 新手続きは、��月から受付を�始しました。

新しい年のモータースポーツ活動へ向けて、余裕を持って更新 手続きを行ってください。

なお、JAF窓口にご来店の際は、15ページに記載の休業日、 受付時間をご確認のうえご来店ください。

ライセンス申請書はJAFホームページよりダウンロード 可能です。

[公示No2017ー001]

お願い 2015年から2016年への更新を行っていない方には JAFスポーツ誌をお送りしておりませんので、身近に そのような方がいましたら、以下の内容をご案内ください。

2015年から2016年へのライセンス更新期限は、次のとおりです。

窓口受付 2016年12月29日(木)17:30まで *郵送の場合は2016年12月31日の消印(受信)まで有効 *JAFマイページ(web)で手続きされる場合は

2016年12月31日 23:59手続き完了分まで 2017年になると更新資格を失いますのでご注意ください。

(年末年始の休業日については15ページをご確認ください。)

●ライセンス取得資格  競技許可証および公認審判員許可証は「JAFスポーツ資格登録規定」および「自動車競技に関する申請・登録等手数料規定」に基づき発給さ れます。詳細は当該規定をご参照ください。

●更新に必要なもの

1.ライセンス申請書

ライセンス申請書は本誌2016年11月号に綴込んであります。

縦4cm×横3cm、無帽、無背景、上半身のもので、申請前6ヵ月以内に撮影した鮮明な写真を申請書の所定位置に貼付し てください。(お手持ちのライセンスに使用した写真でよければ、写真の提出は不要です。) ・必ず指定のサイズで無帽、無背景の写真を貼付してください。サイズが異なる場合、使用できないことがあります。

・デジタルカメラの画像を使用する場合は、必ず写真専用用紙に印刷してください。

3.JAF個人会員

4.ライセンス料(許可証料)

18歳未満の方は不要 下記の表の通りです。

5.出場記録カード

または役務記録カード

ライセンス更新に際しては、JAF個人会員が有効期限内であることが必須条件です。自動振替による自動継続のお申込みをさ れていない方で、JAF個人会員の有効が切れているとライセンスの更新手続きが行えません。ご自身のJAF個人会員の有効 期限をご確認くださいますようお願いします。万一、JAF個人会員の有効が切れている場合には、速やかに継続手続きを行って ください。継続手続きの方法等については、お近くのJAFへお問い合わせください。

上級更新(参加者は除く)、または国際A、Bライセンスの更新申請をする場合、実績を確認するために必要です。 (国内A、国内B、国際R、国際C、公認審判員、参加者の更新申請の場合は不要)

●JAFマイページによるライセンス更新

JAFマイページにご登録いただければ、インターネットでライセンス更新ができます。

なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。

●許可証料(カートライセンスの料金は、42ページをご覧ください。)

〈許可証料の計算方法〉

*公認審判員許可証を2種目以上併有する場合は、最上級の許可証料 に、2種目めより1種目につき500円ずつ加算されます。

(例)コースA1級と計時A2級の場合:5,100円+500円=5,600円  併有する許可証が同じ級(例:技術A1級とコースB1級等)の場合でも 計算方法は同様です 。

*競技運転者、公認審判員、競技参加者を併有している場合には、そ れぞれ左記の許可証料が必要です。

※競技会の出場実績を確認する必要がある種類のライセンス、および18歳未満の方のライセンスについては、JAFマイページでの更新はできません。 また、上級や推薦を伴う申請についても、お手数ですが、窓口へご来店いただくか現金書留による郵送での手続きをお願いします。

12 2017・1JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
参加者許可証のみの申請の場 合は不要
2.写真1枚
許可証料 許可証の種類 許可証料 許可証の種類 6,300円 国内 参 加 者 3,100円 国内B 競 技 運 転 者 12,500円 国際 4,100円 国内A 3,100円 3級 審 判 員 10,400円 国際R 4,100円 2級 10,400円 国際C 5,100円 1級 12,500円 国際B 1種目につき 500円 資格併有の場合 14,600円 国際A 10,400円 国際ソーラーカー 10,400円 国際ドラッグレース

●ライセンスの交付申請書の記入について 申請書の枠内に正確かつ明瞭に、記入漏れのないよう記入してください。(未記入の項目や、判読できない文字があると、ライセンスが発給でき ない場合があります。)本誌14頁に記入例を掲載していますので、ご参照ください。

項目

会員No

登録クラブ・団体の 所属証明欄

申請者氏名

連絡先電話番号

郵便番号

注意事項等

申請者本人の会員(ライセンス)番号を記入。

自分の所属しているJAF登録クラブ(または団体)(複数所属している場合は、その主たるクラブ1ヵ所)の名称、略称を記入し、 当該クラブ(または団体)の登録印を捺印。2016年の登録印は、2017年3月までの申請に、また、2017年4月以降の申請に は2017年の登録印を捺印。JAF登録クラブ(または団体)に所属していない場合は不要。

氏名とその上段にカタカナでフリガナを記入。

昼間、連絡がとれる電話番号を記入。

現住所の郵便番号(��)を記入。

都道府県名を必ず記入し、その上段にカタカナでフリガナも記入。マンション・アパート・寮名・部屋番号等も必ず記入。

写真再利用

現住所 ライセンスに使用する写真を再利用する場合「する」に○、新たな写真を使用する場合「しない」に○を付け、本申請 書に写真を貼付してください。

自動車運転免許証 男・女のいずれかに○。

運転免許証番号を記入。(変更がある場合記入)

性別

生年月日 申請時の年齢を記入。

大正・昭和・平成のいずれか該当するものに○印の上、記入のこと。

年齢

国際の運転者および参加者はローマ字で、国内の参加者はカタカナで記入。国内の運転者および公認審判員の申請者は記入不要。(30字以内) ライセンス表記名

参加者の申請の場合、代表者名を記入。国内参加者の場合はカタカナで、国際参加者の場合はローマ字(全て大文字)で記入。 参加者の代表者名

種類およびクラス

写真貼付欄

写真 ※記入例参照

その他

申請するクラスおよび種類に○。(本誌14ページの記入例は国内Aを年度更新する場合のもの。)

氏名、ライセンス番号、申請種別も、忘れずに記入。

縦4cm×横3cm、無帽 無背景 上半身のものを1枚。申請前6ヵ月以内に撮影のこと。ライセンス申請書の下段にある所定 の位置に貼付。(前年のライセンスに使用した写真を再使用する場合は、写真の貼付は不要です。)

��運転者と公認審判員の��を申請する場合でも申請書は�枚で�。

記入内容を訂正する場合は、取消線を引き訂正部を押印(またはサイン)の上、書き直してください。

●ライセンスが発給されるまで

~ライセンス作製の流れ~

※②発給日から60日間有効 ※①から③までは約1ヵ月ほどかかります。更新のピーク時にはこれ 以上日数がかかる場合がありますのでご了承ください。

写真入りライセンスをクラブ等にまとめて送付する場合、10件以上は レターパックで、10件未満の場合は普通郵便で送付します。

ライセンス発行に関するお問い合わせは、15ページのJAF支部窓口へ お願いします。

●ライセンスへの署名

ライセンスがお手元に届いたら、ライセンスの裏面の署名欄 に、必ずご本人が署名してください。

署名してはじめてライセンスは有効となります。

※ライセンス表面の二次元バーコードには会員(ライセンス)番号が登録さ れています。

13 2017・1JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
③写真入り  ライセンスを送付 ①申請 申 請 者 JAF窓口 JAF本部 ②仮ライセンス  発給
SAMPLE
AMPL
SAMPLE MP
AMP

ライセンス作製の際にデータ化 して印刷しますので、鮮明な写 真をお使いください。

14 2017・1JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ <記入例>

2017年クラブ・団体更新のご案内

2017年のJAF登録クラブ・団体の更新手続きが2016年12月1日 から始まりましたので、下記の通りご案内いたします。

●取扱期間 2016年12月1日(木)〜2017年3月31日(金)

●必要書類

※印:JAF所定の用紙を使用してください。

・従来どおり、「クラブ・団体登録申請書」の記載内容のうち登録番 号、クラブ・団体名称、略称、代表者氏名、連絡担当者氏名・住 所・電話番号は「JAFモータースポーツイヤーブック」等に掲載いた します。

△印:前回の提出内容に変更がある場合のみ必要です。

●申請料

注:更新時に格式変更(降格、昇格)を申請する場合は、年度登録申請料 のほかに別途加盟申請料が必要です。

●その他必要なもの  旧(2016年)登録印

●更新申請の受付場所 15ページに掲載のJAF各支部。

受付時間:土日祝日と年末年始(12 月30日(金)〜1月3日(火))を除く9:00 〜17:30。

【JAF登録クラブの代表者の皆様へ】

●更新条件

準加盟クラブ:所属会員のうち7名以上が国内B以上もしく は公認審判員許可証B3級以上の所持者であ ること。(1人で両方を所持している者は、どち らか一方の許可証でのみ、所属クラブの会員 としてJAFに届け出ることができる。)

またクラブ代表者は国内B以上もしくは公認 審判員許可証B3級以上の所持者であること。

加盟クラ ブ :所属会員のうち15名以上が国内B以上もしく は公認審判員許可証B3級以上の所持者であ ること。(1人で両方を所持している者は、どちら か一方の許可証でのみ、所属クラブの会員と してJAFに届け出ることができる。)またクラブ 代表者は国内B以上もしくは公認審判員許可 証B3級以上の所持者であること。

公認クラブ :�)所属クラブの会員のうち50名以上がJAF の国内競技運転者許可証B以上または公 認審判員許可証B3級以上の所持者で、 そのうち40名以上は、JAFの国内競技運 転者許可証A以上もしくは公認審判員許 可証A2級またはA1級の所持者であるこ と。(1人で両方を所持している者は、どち らか一方の許可証でのみ、所属クラブの会 員としてJAFに届け出ることができる。)           またクラブ代表者は国内A以上もしくは公 認審判員許可証A2またはA1級の所持者 であること。

�)前年度(2016年1月〜12月)、準国内格式 以上の公認競技会の単独主催、もしくは全 日本レース選手権競技会の主催(注)の、合 計2回開催の実績があること。(注:当該クラ ブを含む3つ以内の登録クラブ・団体が共催 した公認競技会に限り、実績として認める。)   準加盟団体 :責任者はJAF会員であること。

加盟団体  :国内B以上または公認審判員許可証2級以 上の所持者が1名所属していること。また責 任者はJAF会員であること。

公認団体  :前年度(2016年1月〜12月)、準国内格式以上 のJAF公認競技会を1回以上主催していること。

また国内A以上または公認審判員許可証Aの 所持者が1名所属しており、責任者はJAF会員 であること。

公認審判員B3級は、JAFの個人会員で、所定の申請条件を満たしていれば、自動車運転免許証を持っていなくても取得できます。

16 2017・1JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
特別 団体 公認 団体 加盟 団体 準加盟 団体 公認 クラブ 加盟 クラブ 準加盟 クラブ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ※JAF登録申請書 ○ ○ ○ ※クラブ員登録申請書 ○ ○ ※経歴書 △ △ △ △ △ △ △ 会則または定款 ○ ○ ○ ○ 役員名簿 △ △ △ 法人登記簿謄本の写し (法人の場合)
年度登録申請料 加盟申請料 クラブおよび団体 18,800円 8,300円 準加盟クラブ 18,800円 8,300円 加盟クラブ 136,300円 昇格申請料 94,300円 公認クラブ 157,300円 104,800円 準加盟団体 188,600円 104,800円 加盟団体 366,900円 209,600円 公認団体 733,900円 209,600円 特別団体
[公示No2017−002]

ライセンスは「 」で 更新! ライセンスは「      」で  更新 ラクラク

JAFと会員の皆様のコミュニケーションサイト《JAFマイページ》。それはJAF会員が無料で登録できる 個人専用ページです(法人会員を除く)。住所の変更、会員継続やご家族の入会、会費の自動振替登録等の手続 きがカンタンにでき、登録していただいた皆様一人ひとりへの耳よりなお知らせなどもあります。すでに250 万人を超える皆様が登録されています。この機会にぜひ、ご登録ください。

JAFマイページ 検索 検索 お手続きは コチラから

JAFマイページをご利用いただくにはカンタンな登録手続きが必要です。

JAFマイページ http://jaf.jp/

※パソコン・スマートフォン・携帯電話共通

「JAFマイページ未登録の方はこちら」をクリック→「通常登録はこちら」をクリック→利用規約に 同意のうえ、メールアドレスを送信後、画面の指示に従ってご登録ください。

※登録には会員番号が必要です。JAF会員証をご用意のうえ、アクセスしてください。※法人会員はJAFマイページの登録はできません。

登録完了後、すぐにライセンス更新等の各種サービスがご利用になれます! ライセンスの更新手続きは、下図のJAFマイページ内「モータースポーツライセンス」のページからアクセスし てください。仮ライセンスの印刷もできます(パソコンのみ)。

マイページでできる手続き等

①モータースポーツライセンスの更 新手続き

②JAF会員の継続手続き ③会員登録情報の確認

④住所・電話番号の変更

⑤JAFマイページ登録会員限定の 情報提供

などなど、便利なサービスをご利用 ください!!

※必ずお読みください

・ライセンス更新料、JAF継続会費および家族会員会費のお支払方法は、ご本人名義のクレジットカー ドのみとなります。

・クレジットカードをお持ちでない方は、お手数ですが従来の手続き方法にてライセンスを更新してくだ さい。

・更新条件の確認が必要な国際Aまたは国際Bライセンスの更新、18歳未満の方のライセンス更新、およ びライセンス写真の変更または婚姻等の理由によりライセンスの表示氏名の変更を希望される場合は、 従来の方法にてお手続きください。

17 2017・1JAFMOTORSPORTS

2016年JAFモータースポーツ表彰式 受賞者一覧

=チャンピオン

JAFモータースポーツ名誉委員

●JAFモータースポーツ名誉委員 外川 一雄 神谷 和潤

FIA代替エネルギーカップ

●ソーラーカー カテゴリー1

優勝 OSU 大阪産業大学

●ソーラーカー オリンピアクラス

優勝 TEAM RED ZONE

●ソーラーカーレース鈴鹿2016 4時間耐久レース総合

優勝 平塚工科高校 社会部 FIA-F4

●ドライバー部門

●チーム部門

Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 宮田 莉朋

2位 阪口 晴南

3位 大湯 都史樹

4位 石坂 瑞基

5位 小高 一斗

6位 平木 湧也

JAFカップオールジャパンジムカーナ

4位 福田 大輔

5位 橋本 恵太

6位 箕輪 雄介

●クラス4

野島 孝宏

2位 茅野 成樹

3位 岡野 博史

4位 掛札 雄一

5位 山野 哲也

6位 桝谷 裕一

全日本ジムカーナ選手権

[公示No2017ー003]

PN部門

N部門

智和氏

ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

朝山 崇

2位 小林 規敏

3位 高江 淳

4位 水野 俊亮

5位 小幡 宏昭

6位 佐藤 巧

SA部門

●クラス1

若林 隼人

2位 志村 雅紀

3位 工藤 典史

4位 小武 拓矢

5位 橋本 克紀

6位 近藤 岳士

SC部門 大橋 渡

2位 野中 信宏

3位 山越 義昌

4位 尾崎 誠治

5位 河村 晋一

6位 藤井 雅裕

小俣 洋平

●クラス3 ●クラス2 ●クラス1 菱井 将文 2位 飯坂 忠司

2位 上本 昌彦

3位 西森 顕

4位 安部 洋一

5位 梅村 伸一郎

6位 石井 和則

●クラス2

久保 真吾

2位 渡辺 公

3位 山田 寛宣

4位 �西 �治

5位 鰐部 光二

6位 上野 健司

3位 石元 啓介

4位 山田 拓

5位 大澤 勝紀 6位 天野 明夫

●クラス3

津川 信次

2位 金本 辰也

3位 田辺 剛

4位 印南 靖志

5位 緒方 和良

6位 岡部 隆市

JAFモータースポーツ��委員の����������日��されました(�年���)。 ����、����年の���スポーツ委員会で�年�、委員を務められた後、��小委員会の委員長��委員を��年�務められ、� の後もラリー小委員会、スピード行事小委員会、モータースポーツ審査委員会の委員などを歴任されました。また長年にわたり、J AF公認クラブ「日本ダットサンクラブ東京(NDC-TOKYO)」の代表を務められました。

18 2017・1JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
●クラス1 石元 啓介 小林 規敏 SA部門 ●クラス3 ●クラス2 ●クラス1 高山 敏和 �西 �治 服部 諒一 SC部門 藤井 雅裕
●クラス2 ●クラス1 奥村 直樹 宝田 ケンシロー N部門 ●クラス2 ●クラス1 赤羽 政幸 森 大士 SA部門 ●クラス2 ●クラス1 大西 康弘 工藤 清美 SC部門 ●クラス2 ●クラス1 吉村 修 山崎 迅人 D部門 河内 渉
●クラス4 ●クラス3 ●クラス1 角岡 隆志 松本 敏 斉藤 邦夫 N部門 ●クラス3
JAFカップオールジャパンダートトライアル PN部門
PN部門 ●クラス3 ●クラス2 ●クラス1 川北 忠 2位 松本 敏 3位 ユウ 4位 西野 洋平 5位 天満 清 6位 大江 光輝 片山 誠司 2位 松本 悟 3位 森田 陽介 4位 梅澤 高志 5位 河本 晃一 6位 坂中 真一郎 ひでき 2位 斉藤 邦夫 3位 土手 啓二朗
一般社団法人
訃 報
日本自動車連盟(JAF) 輪違

PN部門

全日本ダートトライアル選手権

●クラス2 ●クラス1

宝田 ケンシロー

2位 児島 泰

3位 山崎 利博

4位 佐藤 卓也

5位 上野 倫広

6位 福山 重義

N部門

川島 秀樹

2位 櫻井 貴章

3位 竹本 幸広

4位 奥村 直樹

5位 矢野 淳一郎

6位 須田 行雄

●クラス2 ●クラス1

岡 翔太

2位 細木 智矢

3位 花見 誠

4位 古沢 和夫

5位 仲 健太郎

6位 齊藤 道夫

SA部門

黒木 陽介

2位 北條 倫史

3位 矢本 裕之

4位 赤羽 政幸

5位 影山 浩一郎

6位 信田 政晴

●クラス2 ●クラス1

中島 孝恭

2位 稲葉 幸嗣

3位 崎山 晶

4位 工藤 清美

5位 太田 智喜

6位 伏見 利昭

SC部門

●クラス1

西尾 忠

2位 山崎 迅人

3位 中沼 貴広

4位 坂田 一也

5位 松田 宏毅

6位 大西 雅也

D部門

北村 和浩

2位 鎌田 卓麻

3位 荒井 信介

4位 大西 康弘

5位 田上 正彦

6位 林 軍市

●クラス2

田口 勝彦

2位 吉村 修

3位 平塚 忠博

4位 梶岡 悟

5位 上村 智也

6位 磯貝 雄一

●クラス4 ドライバー 桝谷 知彦

曽根 崇仁

2位 石川 昌平

3位 山口 清司

4位 横嶋 良

5位 香川 秀樹

6位 小倉 雅俊

●クラス5 ドライバー

柳澤 宏至

2位 大倉 聡

3位 大橋 逸夫

4位 新井 大輝

5位 眞貝 知志

6位 関根 正人

●クラス6 ドライバー

勝田 範彦

2位 奴田原 文雄

3位 新井 敏弘

4位 鎌田 卓麻

5位 福永 修

6位 徳尾 慶太郎

FS-125部門 佐藤 蓮

2位 小川 颯太

3位 井本 大雅

4位 三澤 拓真

5位 塩津 佑介

6位 宮下 源都

KF部門

宮田 莉朋

2位 朝日 ターボ

3位 名取 鉄平

4位 角田 裕毅

5位 高橋 悠之

6位 大草 りき

谷田川 敏幸

2位 河内 渉

3位 亀山 晃

4位 目黒 亮

5位 炭山 義昭

6位 亀田 幸弘

●クラス1 ドライバー

鈴木 尚

2位 須藤 浩志

3位 小川 剛

4位 松原 久

5位 三苫 和義

6位 番場 彬

全日本ラリー選手権

●クラス1 ナビゲーター

新井 正和

2位 佐々木 裕一

3位 和田 善明

4位 廣嶋 真

5位 山岸 典将

6位 鈴木 裕

●クラス2 ナビゲーター ●クラス2 ドライバー

明治 慎太郎

2位 小濱 勇希

3位 鎌野 賢志

4位 山本 悠太

5位 加納 武彦

6位 猪股 寿洋

●クラス3 ドライバー

天野 智之

2位 中西 昌人

3位 唐釜 真一郎

4位 岡田 孝一

5位 鷲尾 俊一

6位 島田 章

馬場 雄一

2位 北田 稔

3位 蔭山 恵

4位 横手 聡志

5位 谷内 壽隆

6位 安藤 裕一

●クラス3 ナビゲーター

井上 裕紀子

2位 松浦 俊朗

3位 菅野 総一郎

4位 美野 友紀

5位 豊田 智孝

6位 鈴木 隆司

●クラス4 ナビゲーター

2位 石川 恭啓

3位 島津 雅彦

4位 木村 裕介

5位 平山 真理

6位 尼子 祥一

●クラス5 ナビゲーター

中原 祥雅

2位 豊田 耕司

3位 小坂 典嵩

4位 藤上 亘

5位 加勢 直毅

6位 北川 紗衣

●クラス6 ナビゲーター

石田 裕一

2位 佐藤 忠宜

3位 田中 直哉

4位 市野 諮

5位 竹原 静香

6位 石田 一輝

全日本カート選手権

全日本フォーミュラ3選手権

●ドライバー 山下 健太

2位 JannMardenborough

3位 坪井 翔

4位 高星 明誠

5位 牧野 任祐

6位 千代 勝正

●チーム

B-MaxRacingTEAM

●エンジンチューナー SPIESSMotorenbauGmbH

19 2017・1JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ

FIAインターナショナルシリーズ スーパーGT

GT300クラス

●ドライバー

土屋 武士  松井 孝允

2位 嵯峨 宏紀  中山 雄一

3位 RichardLYONS  藤井 誠暢

GT500クラス

●ドライバー

HeikkiKOVALAINEN  平手 晃平

2位 大嶋 和也  AndreaCALDARELLI

3位 松田 次生  RonnieQUINTARELLI

●チーム

VivaCteam TSUCHIYA

●チーム

LEXUS TEAM SARD

全日本スーパーフォーミュラ選手権

●ドライバー 国本 雄資

2位 AndreLOTTERER

3位 関口 雄飛

4位 StoffelVANDOORNE

5位 石浦 宏明

6位 中嶋 一貴

●チーム INGING MOTORSPORT

●メカニック賞 INGING MOTORSPORT

アンチ・ドーピングに関するお知らせ

FIA(国際自動車連盟)のアンチ・ ドーピングに関するEラーニングの サイト「RACE TRUE ONLINE COURSE」(https://racetruefiacom/) にお�まして、日本語�の講習(�� 時間)とテストが公開されています。

オンラインコースを修了し、最終 試験に合格するとFIAメディカル 委員長名で修了証書(DIPLOMA)が 発行されます。

受講するには必要事項を入力しア カウントを新たに作成する必要があ りますが、講習が始まると、表示や ナレーションは日本語になります (「Nationality」で「Japan」を選択 した場合)。ライセンス所持者をはじ め、モータースポーツに関係されて いる方々におかれましては、アンチ・ ドーピングの理解を深めるために、 ぜひ受講してみてください。

JAFモータースポーツホームペ ージのトップページ下にバナーがあ ります。

http://jaf-sportsjp/

20 2017・1JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ

耐火炎レーシングスーツのJAF/FIA公認の取得について

以下の耐火炎レーシングスーツが、FIA基準8856-2000に基づき、JAF/FIAの公認を取得しましたので、お知らせします。

5ZIGENインターナショナル㈱

5ZIGENインターナショナル㈱

ARD-1000 PROGEAR TYPE-1 Genisys

ARD-1100 PROGEAR TYPE-SX LT

ARD-1150 PROGEAR TYPE-TX 5ZIGENインターナショナル㈱

RS.291.16

RS.292.16

RS.293.16

海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請方法

JAF-SP-EQ-196-16

JAF-SP-EQ-197-16

JAF-SP-EQ-198-16

[公示No2017ー005]

国際モータースポーツ競技������)、����)、����)、お��JAFスポーツ�格���定����に基づき、JAFが 「海外競技会出場証明書(サーティフィケート)」を発行した件数です。

●海外競技会出場証明書(サーティフィケイト)申請について  海外競技会出場証明書(サーティフィケイ ト)は、JAF発 行のライセンスを所持する方が、海外で開催されるASN公認 の四輪またはカートの競技に参加・出場する際、競技会の格式 が国際または国内を問わず必要な証明書です。

ただし、国内カートライセンスでは、海外のカート競技に参 加・出場することはできません。

出発�の����までに所定の申請書に�入の�え、申請� を添えてJAF支部に申請してください。

所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペー ジ(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種 申請書等→海外競技会出場証明書申請書)からダウンロードす ることができます。

��用:1競技会限定のサーティフィケートです。 数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なサーティフィケートです。     3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦めします。 【申請受付】  JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現金 書留)にてご申請ください。

お問い合わせ先(JAF地方本部モータースポーツ窓口) 参加者用 競技運転者(コドライバー含む)用

海外競技会出場に関する証明申請書 写真(3cm×3cm、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの

申請� ��用   ¥8,300(税込)

数次用 ¥24,100(税込)

海外競技会出場に関する証明申請書 申請� ��用  ¥8,300(税込)      数次用 ¥24,100(税込)

Aライセンス講習会 日程

北海道本部 ☎ 011-857-7155

東北本部  ☎ 022-783-2826

関東本部  ☎ 03-6833-9140

中部本部  ☎ 052-872-3685

関西本部  ☎ 072-645-1300

082-272-9967

四国本部  ☎ 087-867-8411

九州本部  ☎ 092-841-7731

21 2017・1JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
以上
[公示No2017ー004] JAF公認番号 FIA公認番号 製品名 申請者名
教材費 受講料 上段:B 所 持 者 下段:B非所持者 主任講師 TEL 申込先 開催場所 時間 開催日 実費 ¥20,000/ ¥24,000 稲村 政幸 03-3611-6687 チームマグナスオートクラブ (TMAC) 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 8:45~17:00 1月14日 実費 ¥18,600 堺 康彦 059-378-3405 鈴鹿モータースポーツクラブ (SMSC) 鈴鹿サーキット 三重県鈴鹿市稲生町 10:00~17:00 1月16日
[公示No2017ー006] 【必要書類】
中国本部  ☎
2016年10月発行分 発行数 開催場所 競技会名 競技会開催日 3 ShanghaiInternationalCircuit,CHINA GTAsiaSeries ��月��日���月��日 3 PenBayInternationalCircuit,TAIWAN TaiwanSpeedFestival2016(2016台灣大賽車) ��月��日���月��日 6 Johor,MALAYSIA AAMMalaysianRallyChampionship2016 ��月��日���月��日 3 ZhuhaiInternationalCircuit,CHINA AsianLeMansSeries ��月��日���月��日 4 GuiaCircuit,MACAU 63rdMacauGrandPrix-FIA-F3WorldCup- ��月��日���月��日 1 GuiaCircuit,MACAU 63rdMacauGrandPrix-MacauRoadSportChallenge- ��月��日���月��日 3 CoffsHarbour,NSW,AUSTRALIA WRC -RallyAUSTRALIA- ��月��日���月��日

JAF●JAF国内モータースポーツカレンダー MOTORSPORTS CALENDAR 1-3

■開催場所の略号:TIS=十勝インターナショナルスピードウェイ SG=スポーツランドSUGO           MO=ツインリンクもてぎ T=筑波サーキット SO=袖ヶ浦フォレストレースウェイ           F=富士スピードウェイ S=鈴鹿サーキット O=岡山国際サーキット AP=オートポリス ■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方 太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは11月25日までに本部にて受付したものです。 ��:�日�開催�なります�、�曜日は�����の�式��の�で�り、��の���の��は���り�曜日�日 曜日になります。

2017筑波チャレンジクラブマンレース第1戦

2017年全日本フォーミュラ3選手権

(0868-74-3311)

2017年JAF北海道ラリー選手権第1戦

2017年JMRC北海道ラリーシリーズ第1戦 北海道ブリザードラリー

2017FIA InternationalRally

2017年JAF全日本ラリー選手権第1戦

2017年JAF東日本ラリー選手権第2戦

2017年JMRC関東ラリーシリーズ第 戦 RallyofTsumagoi

2017年JAF北海道ラリー選手権第2戦

2017年JMRC北海道ラリーシリーズ第2戦

第31回 EZO ENDLESSRALLY

2017年JAF九州ラリー選手権第1戦 JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第1戦 MCACAPRICCIO 2017

AG.MSC北海道、JAC (0277-20-4633)

RR,RN,RJ,RPN, AE

RRRN,RJRPN, AE,RF,RB

RR,RN,RJ,RPN, AE,RF

RR,RN,RJ,RPN, AE,RF,RB

22 2017・1JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 13
●レース RACE 1(JAN) 場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 S東 NE D NRC、KSCC、SMSC (052-792-2031) 新春鈴鹿ゴールデントロフィーレース 1月  22日 2(FEB) S東 S-FJ,NE,N1,NE D KRHC、SMSC(075-865-1502) 2017鈴鹿クラブマンレースRound1 2月  26日 3(MARCH) O S-FJ,N2,NE(FJ1600),NE,NR-A D ㈱岡山国際サーキット、AC (0868-74-3311) 2017OKAYAMAチャレンジカップレース第1戦 3月  5日 MO F4,S-FJ,NE,N1,NE,NR-A D ㈱モビリティランド、M.O.SC.、 BSC(0285-64-0200) 2017もてぎチャンピオンカップレース第1戦 12日 T S-FJ,N1,N2,NE(FJ1600),NE,NR-A D VICIC(0465-22-9346) 2017年JAF筑波スーパーFJ選手権第1戦
2017筑波ツーリングカーシリーズ第1戦
19日 S西 S-FJ,NE,NE D ARC、SMSC(079-565-7808) 2017鈴鹿クラブマンレースRound2 27日 O F3 NE,NR-A C D ㈱岡山国際サーキット、AC
スーパーF3レース in岡山 31日 ~4月2日 ※ MO NE NR-A C D ㈱モビリティランド、M.O.SC. (0285-64-0200) スーパー耐久シリーズ2017第1戦 もてぎスーパー耐久 31日 ~4月2日 ●ラリー RALLY 1(JAN) 選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 東日本 長野(100) RR,RN,RJ,RPN, AE,RF RB D FRC.(0265-76-8162)
御岳SNOW
1月14日~15日 北海道 北海道(13) RR,RN,RJ,RPN, AE,RF RR,RN,RJ,RPN, RFRB D
2017年JAF東日本ラリー選手権第1戦
LAND RALLY2017
AG.MSC北海道(011-864-2003)
29日 2(FEB) 全日本 東日本 群馬(400)
GrA,GrN,GrR, RJ
A C
2月2日~5日 北海道 北海道(11)
D EZO(011-822-0610)
19日 3(MARCH) 九州 福岡(110) RR,RN,RJ,RPN,
D MCA(090-8914-9795)
AE,RF,RB
3月18日~19日 39ページに続きます。
23 2017 1 JAF MOTOR SPORTS

2016 AUTOBACS SUPER GT Round8

MOTEGI GT GRAND FINAL[JAF 公認 No.2016-0026]

開催日:11 月11 13 日 開催場所:ツインリンクもてぎ 格式:国際  主催:㈱モビリティランド[団体登録 No. 公認 24001]、MOSC[クラブ登録 No. 公認 09001]、

㈱ GT アソシエイション[団体登録 No. 加盟 13059]

フォト/野澤廣幸、MOBILITYLAND、GT-A レポート/JAF スポーツ編集部

サード RC F が逆転で初の王座獲得!

代替戦の第 3 戦はタイヤ無交換作戦に 出たフォーラムエンジニアリング

ADVAN GT-R が今季 2 勝め

スーパーGTシリーズは今年もツインリンクも てぎを最終戦の地に選んだ。ただし、いつもと 違ったのは、スーパーGTとしては初となるダブ ルヘッダーを採ったことだ。

これは、まず熊本地震の影響を考慮し、中止 とした5月開催予定だった第3戦を11月12日土 曜に代替戦として行い、13日日曜に最終戦となる 第8戦を行うというもの。2戦とも当日の午前に公 式予選を行ない、午後に決勝を行うというスケ ジュールだ。周回数はともに53周で競われる。

このことからも分かるように、今回は“2レー ス”制の大会ではなく、ふたつの大会が週末に 連続して行われると考える方が妥当。そのため、 ポイントもそれぞれ通常の規定に沿った形で与 えられる。結果、最大で42ポイントの獲得が可 能とあって、GT500クラスでは15チーム中14 チームにチャンピオンの可能性が残されるとい う、まったく予断の許されないレースウィークと

なった。

ウエイトハンディは第3戦では通常通り、基 本的には獲得ポイント×1kgが課せられるが、 第8戦は全車、ノーハンディでの戦いとなる。 なお今回は以上の経緯を踏まえて、“熊本地震 復興支援大会”の名称が特別 に添えられている。

12日午前8時35分という まだ早朝とも言える時間帯に 始まった第3戦の公式予選 は、両クラスとも僅か15分 という一発勝負にも似たシビ アな戦いとなった。路面は前 夜降った雨の影響が残り、 ウェット宣言が出された。ま ず先に予選が行われたGT 300クラスでは、こうした微 妙なウェット路面を得意とす るダンロップ勢がタイムを伸 ばして上位3位までを独占。

KOBELCO SARD RC Fが今季初のPPを奪取。

以下、佐々木大樹選手 が駆ったフォーラムエン

ジニアリング ADVAN

熊本地震復興支援大会のタイトルが懸けられた今大会には くまモンも駆けつけた。

ビヨン・ビルドハイム選手がドライブしたGAIN ER TANAX AMG GT3がポールポジションを 獲得した。

第 3 戦/1.4.GT500 クラスはタイヤ無交換作戦が奏功したフォーラムエンジニアリング GT-R(佐々木大樹/柳田 真孝組)がシーズン 2 勝めをマークした。2.au TOM'S RC F は予選の順位を守り、3 位入賞。3.GT500 クラス表彰 台獲得の 3 チーム。5.8.GT300 クラスは Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライアン/藤井誠暢組)がタイヤ 無交換で逆転、クラス初優勝を飾った。6. 予選 10 番手からスタートした Excellence Porsche は 2 位までジャンプ アップしてチェッカー。7. タイヤ無交換を選択したマネパランボルギーニ GT3 も11 番手から 3 位までポジション アップしてゴールした。

GT-R、ニック・キャシ ディ選手がドライブのau

GT300クラス同 様、セミウェット路 面でのタイムアタッ ク合戦となった

GT500クラスでは ヘイキ・コバライネ ン選手のDENSO

TOM'S RC Fと続いた。 週末2連戦のファース トレースとなる第3戦は 午後1時10分に決勝のスタートが切られた。PP からホールショットを奪った平手晃平選手のDE NSO RC Fに続いたのは3番手スタートのau RC F。まずはレクサス勢が1-2を作る。3周めに GT300クラスのマシンが相次いでクラッシュし

1 2 5 6 8 4 7 3

たため、SCが導入されるなど、序盤から動きの 激しいレースが展開されるが、リスタート後も上 位2台のオーダーは変わらず。

しかし20周あたりから始まったルーティンの ピットインで、素早いピット作業を見せたau RC Fが僅かの差でDENSO RC Fを逆転。事 実上のトップに躍り出たかに見えた。だがルー ティーンのピットインが全車終わった時点でトッ プに立っていたのは、柳田真孝選手に代わった 2番手スタートのフォーラムエンジニアリング GT-Rだった。第4戦SUGOで勝利をさらった

タイヤ無交換の戦略が今回も見事に的中。柳田 選手は、レクサス勢 をはじめとするライ

2位に上がったコバライネン選手のDENSO RC Fがタイヤの厳しくなった柳田選手に追いつ き、テールトゥノーズに持ち込むが、この勝負 は0.2秒差で柳田選手が逃げ切って、今季2勝 めをマークした。

一方、GT300クラスもピットインが勝負の大 きな分かれ目となり、前半、首位を走っていた GAINER AMGをピット作業で逆転したHitots uyama Audi R8 LMSが後半は独走。このク

ラスもタイヤ無交換作戦を選択したチームが優 勝をさらうことになった。

週末を通して快調なペースを見せた DENSO RC F が初の王座に

明けた13日は雌雄を決する最終戦決勝が行 われた。GT500の予選を制したのは、前日、優 勝まであと一歩に迫ったDENSO RC F。完全 なドライ路面、しかもノーハンディと前日は大き

バライネン、平手晃平の両選手。「今年はどこのサーキットに行っても速いクルマを目指してきましたから」と平手選手は胸を張った。

25 2017 1 JAF MOTOR SPORTS
9.GT500 表彰台を飾った 3 チームのドライバー達。10. 前日の戦略から一転、タイヤ交換作戦を取った WedsSport ADVAN RC F が 3 位に入った。11. 今季初優勝まで後一歩に迫った WAKO'S 4CR RC F。大嶋和也、アンドレア・カルダレッリ両選手はシリーズ 2 位に浮 上してシリーズを終えた。第 8 戦/12.PP から2 位という前日の流れを引き寄せて優勝。一気に GT500 タイトルを決めたヘイキ・コ
したのだ。 レースのハイライ トはラスト5周から 始まったバトル。au
バルをごぼう抜きに
RC Fを抜き返して
10 9 12 11
GT500 最終戦は WAKO'S 4CR RC F の追撃を抑え切った DENSO KOBEL CO SARD RC F が今季初優勝。逆転でシリーズチャンピオンに輝いた。

13.14.GT300 クラスは、決勝のスターティンググリッド上で急遽、タイム無交換作戦に変更した VivaC 86 MC が優勝。土屋武士選手は松井選手の“急成長”とADVAN タイヤの進化をチャンピオン獲得の勝因にあげ た。父親の春男監督も「親子でチャンピオンになれるなんて本当に幸せ」と最高の笑顔を見せた。15. 今回の 一戦は JAF-GT 勢が速さを見せ、PP スタートの TOYOTA PRIUS apr GT が 2 位に入った。16.FIA-GT 最上位は開 幕戦以来の表彰台となったグッドスマイル初音ミク AMG。3 位入賞を果たした。

く異なるコンディションにあってもDENSO RC Fの勢いは衰えず、平手選手が2日連続のPP をもたらす。

この日速さを見せたのはレクサス勢で、上位 4位までを独占。特に前日の2位でランキング 首位に躍り出たDENSO RC Fは最高のポジシ ョンからのスタートだ。一方、シリーズ3連覇を 狙うMOTUL AUTECH GT-Rはロニー・クイ ンタレッリ選手が自身のコースレコードを更新す る走りを見せるが、9番手にとどまり、連覇に黄 信号が灯ってしまう。

GT300クラスは昨年の最終戦を制した嵯峨 宏紀/中山雄一組が、今季、新型にモデルチェ ンジしたTOYOTA PRIUS apr GTでPPを獲

FIA-F4 はフル参戦 1年めの 宮田莉朋選手がタイトル獲得

スーパーGT に併催されるFIA-F4も、GT 同様、当初、予定さ れていたオートポリスでの第 5、6 戦の代替戦が、最終大会と なる今回のもてぎで行われた。ただしFIA-F4 の場合は第 5 戦 は 8 月の富士大会ですでに消化済み。第 6 戦が 12日の午前に 行われ、午後に第 13 戦そして13日に最終戦となる第 14 戦が 行われるスケジュールとなった。

予選は 11日金曜午後、ベストタイムで第 6 戦の、 セカンドベストで第 13 戦のグリッドを決めるという 形で行われた。セミウェットで各車、レインタイヤ でのアタックとなったこの予選で W ポールを奪った のはランキング 3 位につける大湯都史樹選手。同 首位の宮田莉朋選手は 2 戦ともに2 番手。同 2 番手 の阪口晴南選手はともに 3 番手と上位ランカーは順

17.20. 第 13 戦では阪口晴南選手(20.)がチャンピオンを争 う宮田、大湯両選手を抑えて FIA-F4 初優勝を飾った。18. 最 終戦は平木湧也選手がシーズン 2 勝めを飾った。19. 第 6 戦 はドライタイヤで勝負に出た川合孝汰選手が初優勝。

得。こちらはシリーズ2番手に9ポイント差をつ け、ランキング首位に立つVivaC 86 MCが6 番手スタート、と混戦のチャンピオン争いを予 感させる展開で決勝を迎えた。

1時30分に始まった決勝でもDENSO RC F は快走を見せて序盤からレースをリードする。同 じレクサス勢や、前日同様、タイヤ無交換作戦に 出たフォーラムエンジニアリングGT-Rも、その 背後を伺うことは叶わず、DENSO RC Fの独走 を許すが、終盤、唯一食らいついたのが、大嶋 和也選手がドライブするWAKO'S 4CR RC F。

2位でもタイトルが転がり込むDENSO RC Fは、急速なペースダウンもあって、無理はせ ず、首位を譲るかと思われたが、ここはコバラ

調に好ポジションにつけた。

しかし予選以上に微妙な路面コンディションとなった翌日の 第 6 戦はタイヤ選択が勝敗を左右する大荒れのレースに。レ インタイヤを選択した大湯、宮田選手は急速に乾いた路面で 順位を落とし、ドライタイヤの賭けが当たったかに見えた阪口 選手も2 周めの1コーナーで他車に追突されコースアウトと、 何と3 選手がともにノーポイントに終わってしまう。この第 6 戦のベストラップがそのまま最終戦のグリッドを決める形であ ったため、彼らが最終戦で上位でゴールする可能性は極めて 低くなった。

イネン選手が踏ん張ってトップのままチェッカ ー。今季初優勝をもぎ取るとともに、スーパー GT誕生時から参戦を続けてきた名門チーム、 サードに初の栄冠をもたらした。

一方、GT300クラスは、タイヤ無交換作戦に 賭けたVivaC 86 MCが松井孝允選手の激走 でレース中盤、首位に浮上。序盤、土屋武士選 手が頭脳的な走りでマージンを作ったタイヤグ リップを松井選手が最後までキープしたVivaC 86 MCがトップチェッカーを受け、ドライバー 引退を表明した土屋選手に最高の花道を作ると ともに、マザーシャシーがチャンピオン獲得とい う歴史的な1ページを記すドラマティックな1勝 を飾った。

第 13 戦はオープニン グラップでトップに立っ

た阪口選手がそのまま逃 げ切って初優勝を飾り、

宮田選手に 4 ポイント差 に迫って最終戦を迎え たが、33 番手からのスタ

ートを余儀なくされた阪 口選手は 15 位まで盛り 返すのが精一杯。チャ

ンピオンは宮田選手が

獲得、FTRS 出身のドライ バーが 2 年連続でシリー ズを制することになった。

「チャンピオン獲得のためにたくさんの 準備をしていただいたチームの皆さん に感謝したい」。全日本カートとのダ ブルタイトルを決めた宮田莉朋選手。

波乱のレースウィークで速さを見せたのが地元栃木を拠点 に活躍するルボーセモータースポーツの二人。第 6 戦は川合 孝汰選手が初優勝を飾り、このレースで 3 位に入った平木湧 也選手が最終戦を制した。3 連戦で 40 ポイントを稼いだ平木 選手はランキングを 6 位まで上げてシリーズを終えた。

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13 14 16 15 17 19 20 18

開催日:11 月 5~6 日 開催場所:日光サーキット

LIFE GUARD The Drift Muscle 2016 (ライフガード ザ ドリフトマッスル)第 5

藤野秀之選手、最終戦を制して王座決定! 2

016年のドリフトマッスルは全5戦で 争われ、栃木県の日光サーキットで最 終戦を迎えた。公認競技となるスー パーマッスルクラスには27台がエントリー。 その顔ぶれを見ると、D1でも活躍している選手 がいれば、日光サーキットを知り尽くしている 選手も、と強豪揃いとなった。

注目すべきは、2連勝中で首位を走る藤野秀 之選手が昨シーズンに続いてシリーズチャンピ オンの座を射止めるのか、あるいは、これを追 う神谷幸助選手、前田翼選手が逆転で勝利す るかという点。ただし藤野選手は追走進出で 勝ちが決まるポイント差を保っており、日光を 得意としている藤野選手ゆえに、マシンの不 調という波乱が起きない限り、チャンピオン獲 得が確実視されていた。

気持よくこの一年を終えたかった

予選、決勝とも11月6日に行なわれ、25台 が追走へ進出するための単走に挑んだ。単走 は審査員の採点が99.3点以上の場合、区間タ イムの1~5位も加点の対象となる。この単走 で圧巻の進入を見せたのが箕輪慎治選手。第1 戦(日光)で藤野選手に競り勝っており、その進 入速度は127km/hをマークした。対して藤野 選手は単走の1本めで速さと迫力のある完成度 の高いドリフトを見せ、総合得点でトップに躍 り出た。

結果、藤野選手は2位で単走を終え、追走 に駒を進めた。3位はドリフト侍選手、箕輪選 手は4位の結果だった。なお、神谷選手が6 位、前田選手が7位で、ともに追走への出場 を決め、望みをつないだ。単走の1位は川井謙 太郎選手。2ドア勢と比較して重量面でハンデ のある4ドアのチェイサーだが、区 間タイムが9秒6(9秒台は3選手) でトップ、進入速度も126km/hで 2位とスピード感に優るドリフトで 堂々のトップ通過を果たした。

藤野秀之選手(総合優勝&シリーズチャンピオン) 「シリーズチャンピオンになることができましたが、気持 ち良くシーズンを終えるために追走でも優勝すべく気合 を入れて走りました。ベスト16(1回戦)はやはり緊張しま すが、それ以降はリラックスできて、もっと行こう!! と いう気持ちになりました。今回、FD3Sの今村サン(ドリフ ト侍選手)と対戦したのが印象的でした。速いし、昔から 一緒に走ってきましたから、気持ち良く対戦できました ね。反対に決勝戦は勝つことができましたが、残念な対戦でした。第1戦で負 けていますから、勝負をして勝ちたかったです。これは次回にとっておきます」

昨年の調子を取り戻したかった

川井謙太郎選手(単走優勝)

「昨年とかは、結構トップ通過していたので、今日は返 り咲きを目指して思い切りアクセルを踏んで勝負に出ま した。これでダメなら仕方ない、くらい踏みましたよ。 それがうまくいきましたね。追走は気持ち良く戦えまし たし、3位で終えることができて嬉しいです」

ポイントランキングの上位3名 が追走へ進出。それも、トーナメ ント表の左側のラダーに3名が入 り、直接対決する場面も予想され た。が、神谷選手は初戦で対戦相 手の飯塚一哉選手に後追いでプッ シングする手痛いミスを犯して敗 退。また、前田選手は中村大介選

手と対戦したが、先行で中村選手に0.5のアド バンテージを取られ、後追いでもアドバンテー ジを許してしまい、初戦で敗退が決まった。一 方、藤野選手は危なげない走りで堂々の初戦 突破を果たす。同時にシリーズチャンピオンも 確定した。

「かなりのプレッシャーがある」と予選前に語っ ていた藤野選手であったが、2回戦で中村選手 と対戦し、1本めの後追いでアドバンテージを得 て勝利。D1でもトップグループに入る実力をい かんなく発揮し、準決勝では強豪のドリフト侍 選手を相手に、1本めの後追いで進入から接近 戦に持ち込む戦いを制して決勝戦を迎えた。

決勝戦での対戦相手は箕輪選手。追走1回 戦はサドンデスの末に勝ち上がり、2回戦では 単走以上に高い進入速度で先行するなど尻上 がりで調子の良さを見せる。準決勝でも先行 を逃げ切り、後追いでは1コーナーから接近戦 という勝ちパターンで勝利。第1戦の覇者が藤 野選手の3連覇を阻止すべく勝ち上がってくる 展開で、最終戦を飾る決勝戦に相応しいカー ドとなった。 先行は藤野選手。勢いよく1コーナーへ進入 する藤野選手に対して後追いの箕輪選手が進 入から合わせ、接近戦に持ち込む。が、2コー ナーへ向かうところで箕輪選手が寄せすぎて接 触。競技は入れ替わって2本めも行なわれた が、この1本めで勝敗が決し、藤野選手が後半 戦3連勝を決めて今シーズンを締め括った。

1. 圧巻の走りで単走を制した川井謙太郎選手。2.ドリフト侍選手と藤野秀之選手の準決勝は後追いで接近戦に持ち込んだ 藤野選手が勝利。3. もうひとつの準決勝は開幕戦優勝の箕輪慎治選手が、単走を制した川井謙太郎選手を破り、決勝進 出。4. 総合 6 位入賞の常川智明選手。5. 斉藤則夫選手は総合 5 位に入賞。6. 決勝は、1 本め接触を喫した箕輪選手を下し た藤野選手がシリーズ後半、負けなしの 3 連勝で有終の美を飾った。7.2016 年シリーズ表彰。左から稲田大二郎審判員、 2 位神谷幸助選手、チャンピオン藤野秀之選手、3 位中村大介選手、土屋圭市審判員。

27 2017 1 JAF MOTOR SPORTS
戦日光サーキット大会 [JAF 公認 No.2016-1511]
格式:準国内 主催:TDMC[クラブ登録 No. 加盟 13063] レポート/大谷英樹 フォト/友田宏之
1 4 6 2 7 5 3

ENDLESS GT-R、最終戦で意地の勝利!

スーパー耐久シリーズ 2016 第 6 戦 TKU スーパー耐久 in オートポリス TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 2016 西日本シリーズ第 2 戦[JAF 公認 No.2016-5043]

オートポリスを舞台に、スーパー耐久シ リーズ最終戦の「TKUスーパー耐久レ ースinオートポリス」が11月19~20 日に開催された。熊本地震の被害により休止を 余儀なくされたが、活動は再開されて、これが 2016年のオートポリスの最初で最後のビッグ イベントともなった。

今回も2グループに分かれての開催で、奇し くもグループ1の4クラスはすべて、この最終 戦を待たずに王座が確定。タイトルを争うの は、グループ2のST-4クラスとST-5クラス だけとなっていた。しかし、ST-4クラスは元嶋 佑弥/小河諒/村田信博組のENDLESS AD VAN 86がポールポジションを獲得し、1ポイン ト追加なったことで決勝を走らずして逃げ切り が確定。

開催日:11 月19 20 日 開催場所:オートポリス 格式:国内  主催:APC[クラブ登録 No. 公認 44001]、㈱オートポリス[団体登録 No. 加盟 44002] レポート/はた☆なおゆき(S 耐)、皆越和也 フォト/吉見幸夫、佐々木純也

決勝でもセミウェットの路面にウェットタイ ヤを選択し、スタート直後は逃げ続けたが、10 周もするとドライタイヤとの逆転があったため、 わずか13周で最初のドライバー交代を行う間 に順位を落とす。しかし、そこからの激しい追 い上げによって4勝めをマーク。手にしたばか りの王座に花を添えた。「展開に恵まれて、最 後また勝って終われました。決して楽なシーズ ンではなく、色んなこともあったからこそ、余 計に嬉しいですね」と元嶋選手。

そして最後までもつれたST-5クラスではラ ンキングトップ、大野尊久/梅本淳一/窪田俊 浩組のBRP★J'S RACINGホンダカーズ浜 松北みきゃんFITが予選4番手からスタートす るも、4周めに後続車両に追突されて最下位に 落ちる大波乱が。しかし、そこからの巻き返し

もすさまじく、終盤しっかり3番手にまで浮上 して、3連覇を達成した。

「ドライバーみんな、120%ずつ出し合い、し かも完璧な仕事をしてくれたチームのおかげ。 みんなに心から感謝しています」と梅本選手。 優勝は古宮正信/松田智也/吉本晶哉組の BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT が飾り、終盤の3連勝に「あとちょっとの差で チャンピオンは取れませんでしたが、誰もでき なかった連勝ができたことには満足していま す」と古宮選手は語った。

一方、グループ1は悪天候のため、予選が行 われずクラスごとランキング順にグリッドに並 べられることとなった。ST-Xクラスはポール・ トゥ・ウィンが確実視されていた、内田雄大/ 藤井誠暢/平峰一貴組のスリーボンド日産自動 車大学校GT-Rだったが、ラスト6分間でガス 欠症状が出て、YUKE TANIGUCHI/峰尾恭 輔/山内英輝組のENDLESS ADVAN GT-R に逆転を許すことに。

「最後、僕がタイヤ無交換で行って逆転する作 戦が、前に出られていたから、おかしいなと思 ったんですが、これがレースですね。今年ずっ

1.2.ST-5 クラスは BRP ★ JʼS RACING ホンダカーズ三重北 FIT(2.)が 第 4 戦からの 3 連勝を飾るが、シリーズ前半、手堅くポイントを重 ね、今回も 3 位に食い込んだた BRP ★ J S RACING ホンダカーズ浜 松北みきゃん FIT がシリーズチャンピオンに輝いた。

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第 3 戦に続く2 勝めをあげてシリーズを締め括っ た ST-X クラスの ENDLESS ADVAN GT-R。 1 2

と悔しい思いをしてき たので、最後にこうし て勝てて、本当に良か

ったです」と峰尾選手は 涙目で語っていた。

3.ST-3 クラスはすでにチャンピオン確定済みの MUTA Racing TWS IS350 が前 戦から 2 連勝で締め括った。4.5. 波乱の展開となった ST-2 クラスは恒力技巧 ☆新菱オートDXL エボ IX(4.)が待望の今季初優勝を飾った。6.ST-1クラス は D station Porsche 991 が磐石の 5 勝めをあげて、有終の美。7.まさかの逆 転負けを喫した ST-X クラスのスリーボンド日産自動車大学校 GT-R だが、シリ ーズチャンピオンの座は手にした。8.9. 最終戦までタイトル争いがもつれた ST-4 クラスは、PP ポイントを奪い、決勝スタート前にチャンプを決めた ENDL ESS ADVAN 86(8.)が 4 勝めをマークした。10.11. 併催の Netz Cup Vitz Race 2016 西日本シリーズは PP からスタートの三浦康司選手が優勝を果たした。

ST-1クラスは星野 敏/荒聖治組のD‘station Porsche 991が5 勝めをマーク。「今回はずっとミスなく走れた ので、いいシーズンの締め括りになりました」と 星野選手が語れば、荒選手も「最高のコンビに なれた実感があります」。そして、ST-3クラス でも、堀田誠/阪口良平組のMUTA Racing

TWS IS350が5勝めを挙げた。「タイヤを上 手に使えたのが最大の勝因で、僕の2回めで左

側2本を換えただけ」と阪口選 手は納得のレースに上機嫌だった。

一方、ST-2クラスには大波乱も。有終の美 を飾るべく快走を続けていた、大澤学/後藤比 東至組のDAMD MOTUL ED WRX STIな がら、ラスト45分で足回りにトラブルが発生。 修復の間にトップに立ったのはカルロス本田/ 佐藤勝博/下山久寿男組の恒力技巧☆新菱オ

ートDXLエボIX。

3台のランサーエボXの全滅という幸運(?) にも恵まれて、逆転優勝を飾ることとなった。 「まさか、まさかって感じですね。N1耐久の時 代から20年やってきて、これが初優勝なんで、 本当に嬉しいです!」と本田選手は喜びを爆発 させていた。

福岡から熊本を元気に!復興支援のメカニックの卵たちが、サービスを初体験

スーパー耐久最終戦オートポリスのパドックに、メカニック を目指す若者たちの姿があった。福岡市の専門学校、麻生工 科自動車大学校の生徒 11名達だ。彼らは同大学校の「Vehicle Mechanic Club」の部員として、普段学んでいる技術や知識を 生かし、熊本地震の被災地、西原村でガレキ撤去や、被災 地支援のプロと一緒にテクニカルな案件をこなすボランティ アとして今年、活動してきた。そしてその活動の延長として、 今回、S 耐に遠方から遠征してきたチームに、応援スタッフと して参加。チームをバックアップした。

「少しでもお役に立てればいいので、まずは雑用から手伝 わせてもらいました」( 引率の楠田将平先生 )と今回は 9 台の車 両に11人が分散して参加した。ディーラーやショップのメカ ニックに内定している学生もいれば、将来はレーシングチーム のメカニックとして働きたいという学生もいて、たった 2日間 ではあったが、初めてのレース現場で雑用からブレーキ交換 など、様々な経験を積んだ。

学校のフォーミュラ部長も務める澤田真光クンは「レース中 にはサインボードを任されました。現場の忙しさがよく分かり、

勉強になりました」と目を輝かせた。「ポルシェのディーラーに 入って、ポルシェカップのメカニックを務めるのが希望なん です」という紅一点の濱澤ジャスミンさんは、「給油も手伝わ せてもらいましたし、いい経験になりました」と感動の週末を振 り返った。また沖嶋海都クンは「車両の拭き上げなど自分でで きることから手伝わせてもらい、プロのメカニックの動きを学

ばせてもらいました。すべてが新鮮でした」と笑顔で答えた。  レースメカニックの仕事は学生にとってはなかなか経験で きることではないが、彼らを受け入れてくれたチームの寛容 さにも感謝しながら、11 名の学生は片付けを終えて福岡へと 帰って行った。今回の経験をぜひ将来に生かしてもらいたい ものだ。

サインボード掲示から、窓拭き、給油と、様々なサポー トを体験した学生達には貴重な学習の一日となった。

2017
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2016 年 JAF カップオールジャパンジムカーナ/

2016 年 JMRC 全国オールスタージムカーナ[JAF 公認 No.2016-5042]

ムカーナ競技の総決算として毎年行 われているJAFカップオールジャパ ンジムカーナは、全日本選手権と地 方選手権の上位選手が一堂に会する年に一度 の交流戦だ。前回は奈良の名阪スポーツランド Cコースで行われたが、今回は舞台を大きく西 に移して、全日本の興奮醒めやらぬ福岡のスピ ードパーク恋の浦で開催された。

参加台数は併設のL、Bクラス19台を含めた 合計113台のマシンが全国から集結。PN2と N2クラスは不成立だったが、恋の浦のサーキ ット施設をフル活用する賑やかな大会となっ た。公開練習の土曜日は汗ばむ陽気に恵まれた

開催日:11 月12~13 日 開催場所:スピードパーク恋の浦 格式:国内

主催:RASCAL[クラブ登録 No. 加盟 40010]、RTCR[クラブ登録 No. 加盟 40056]

フォト/西野キヨシ、JAF スポーツ編集部 レポート/JAF スポーツ編集部

が、決勝日は曇りベースで肌寒い状況。路面 温度も思うように上がらなかったため、第2ヒ ートでの逆転のチャンスも期待された。

決勝コースは、全日本第7戦で使われた上段 広場とスタート付近をつなぐハイスピードレイ アウトを採用。高い縁石を持つミニサーキット 区間と、上段広場のパイロン区間を組み合わ せ、高低差を生かした全国的にも珍しい独特の レイアウトでの戦いとなった。

全日本では来年からクラス統合が予定されて いるSA部門とN部門だが、ナンバー付き部門 の最高峰であるSA3クラスでは、地元を代表 する若手チャンピオンが全日本のベテラン選手 の逃げ切りを阻止して大逆転 勝利する劇的なシーンが見ら れた。

Sタイヤを履いたという驚きの経歴を持つ。 第1ヒートは全日本SA3を戦う印南靖志選 手が1分27秒977でトップタイムをマークし たが、第2ヒートは背水の陣で挑んだ高山選手 が自己タイムを1秒近く更新して逆転した。最 終走者の印南選手は「力みすぎてスタート直後 にいきなりアンダーを出して中間を落としてし まいました」とタイムダウン。その結果、高山 選手がJAFカップでの初勝利を挙げ、九州地 区の選手では今大会で唯一となるJAF表彰式 行きの切符をゲットした。

SA3高山敏和選手(中央)が第2ヒートで大金星! 全日本のベテラン印南靖志選手 のベストタイムを約コンマ3秒更新した高山選手が初優勝でJAFカップを獲得!

九州チャンピオンとして JAFカップに挑んだ高山敏和 選手は、ワンオーナーのGDB インプレッサをこよなく愛す る31歳。九州N4&NS4クラ スでは2012年から連続チャ ンピオンを獲得している期待 の逸材だ。また、九州NS4ク ラスではラジアルタイヤを装 着しているため、実は今大会 の公開練習で、人生で初めて

優勝した高山選手は「2本めは失うモノは何 もないと吹っ切れたんですよ。パイロンが他の 選手より速かったので、コース部分で置いて行 かれないように頑張りました。Sタイヤは練習も できなかったので、この週末はその特性を学ぶ ことに集中しました。それで余計な事を考えな かったのが良かったのかもしれませんね(笑)。 来年は全日本参戦も見据えてますので、Sタイ ヤの使い方などしっかり学んでいきたいと思い ます」と笑顔を見せた。

2位に終わった印南選手は「実は、全日本で もエボⅩの走らせ方に悩んでいて、なかなか速 いターンが決めらないんですよ。エボⅨや GDBだと楽なんですけどね。高山選手はノー マークだったので、まさか逆転されるとは思っ てませんでした(笑)」と肩を落とした。

九州の気鋭・高山 GDB が印南ランサーを逆転!

JAF CUP 2016

GDB インプレッサで九州地区のラジアルクラスを 戦う高山選手。31 歳にして人生初の S タイヤ装着 という賭けに出たが、挑戦者として吹っ切れた走 りを披露して見事な逆転勝利を成し遂げた。

1. ベテラン印南靖志選手は若手に足元をすくわれて SA3 クラス 2 位に。2. 全日本の忘れ物を取りに来た PN1 斉藤邦夫選手(中央)は「ま ずまずの走り」で優勝。

3. 新型シビックで参戦した PN3 松本敏選手が僅差で優勝。4. 最後まで松本選手を脅かす走りで迫った中部の仲 川雅樹選手が PN3 クラス 2 位。5. 中国チャンプの PN1 内田敦選手は 10 月に乗り換えた ND ロードスターで中間ベストながらも 2 位。6. 北 海道チャンプの PN1 米澤匠選手は電子制御の介入に翻弄されて悔しい 3 位。7. 近畿チャンプの抱(かかえ)博高選手は渾身の走りながら も PN3 クラス 3 位。8.「勝てると思ったのに」と落胆する SA1 一色健太郎選手が 2 位。9. 北海道チャンプ SA1 小武拓矢選手は「納得のい かない」3 位。10. バイザーを殴り壊してベスト更新を喜ぶ SA1 のベテラン服部諒一選手。オーバーオール優勝を達成。11. 全日本に続 いて恋の浦をブッちぎりで制覇した N1 小林規敏選手。12. 九州チャンプの意地で衛藤雄介選手が N1 クラス 2 位。13.N3 優勝は全日本 の石元啓介選手。14.N3 クラス 2 位は九州の古賀雄一選手。15.100 点に近い走りでようやくJAF カップ初制覇の SA2 葛西悠治選手。 16. 中部チャンプの小澤忠司選手が SA2 の 2 位。17.RE-05D で挑んだ藤井雅裕選手が 2 本ともベストで SC 優勝。18.SA2 の 3 位は全日 本の鰐部光二選手。19. 公開練習では柱に激突した河村晋一選手が SC2 位。20.GA2 を愛する全日本の町田和雄選手が SC3 位。

SA1クラスでも各地区を代表する若手たち が好バトルを繰り広げた。まず第1ヒートでは、 2015年東北チャンプの下河辺友貴選手が今年 の全日本で見せた勢いを再現。パイロン区間の 鋭い速さで暫定トップに立った。第2ヒートで は全日本を戦う四国の一色健太郎選手が暫定ベ

ストをコンマ2秒かわしてトップ浮上。下河辺 選手はペナルティで暫定2位に留まってしまう。

続く出走は北海道チャンプとして乗り込んだ 小武拓矢選手だが、自己タイムを僅かに上げた

ものの2番手止まりに終わった。そして最終走 者・服部諒一選手が全日本選手の意地を見せ

参加者の成績に応じて加点されるJMRCの地区対抗戦は、第1 ヒート終了時点では近畿地区309.3点でトップ、2位中部地区 305点、3位中国地区301.6点という僅差だったが、第2ヒートで 3クラスを制した中部が652.1点という大量得点で逆転勝利した。 2位は中国(596点)、3位は近畿(564.9点)、4位は九州(484.1 点)、5位は関東(392.4点)、6位は北海道(245点)、7位は四国 (200点)、8位は東北(191点)となっている。

た。第1ヒートのミスを払拭した走りは一色選 手を約コンマ1秒上回る僅差のベストタイム。 JAFカップ初制覇とRSKワンツー勝利をモノ にした。「今日は出来過ぎです。勝利の感触を 少し掴めてきたので、次は全日本初勝利を目指 します」とは服部選手。台頭するSA1の若手た ちを首の皮一枚で押さえ込んだ勝利だった。

JMRC地区対抗戦は中部地区が逆転勝利! 選手宣誓は前日に任命された沖縄勢

21. カプチーノ使い・大原秀樹選手が近畿チャンプの威厳 を見せて西日本フェスティバルに続くB1 優勝。22.B1 の 2 位は池武俊選手。23.B1 の 3 位は神里義嗣選手。24.6 名参 加の L クラス優勝は九州の白川希選手。25.L クラス 2 位は 植松道巧選手。26.S15 ミッション公認車の AE86 で挑んだ 石原さゆり選手が 3 位。27. 西フェスでは沈没した B2 たに もと章則選手が、久保田恵選手との同門対決を制した。

28.NA8C ロードスターを駆る中国の多田雅哉選手が吉村龍 雄選手の 2 本めのトラブルを横目に B3 逃げ切り優勝。

29. 近畿の江口裕史選手が恋の浦初体験にも関わらず、SA 部門でも表彰台を獲得する 1 分 27 秒台のベストタイムで B4 クラス逃げ切り優勝。

31 2017 1 JAF MOTOR SPORTS
恒例の選手宣誓は佐藤 裕・九州部会長から前日 に任命された高江淳選手 ら7名の沖縄勢が担当。 高江選手は「宣誓で頭が一 杯になり走りの集中力を欠 いた」と嘆く。JMRC九州主 幹のケータリングも選手た ちに大好評だった。
1 3 2 5 15 16 18 10 14 13 11 17 20 19 6 7 4 9 12 8 21 22 24 29 25 26 27 23 28

今年のJAFカップダートトライアルの舞 台は、2010年以来の開催となる今庄。 2カ月前、シリーズ天王山の戦いの余 韻醒めやらぬ北陸の地に、148台が集い、再び ホットバトルを繰り広げた。

決勝当日は朝から台風並みの強風が吹き荒れ たが、曇天で始まった空模様も競技が始まる頃 には回復し、晴天の中、ドライ路面が保たれた。 注目のレイアウトは、ゴール直前に何と巨大タ イヤパイロンを回る270度ターンが設定された。 勝敗を左右するヤマ場となったことは言うまで もない。

また今回の大きな特長は、折からの強風とい う条件も作用したか、路面の砂が掃けるのが思 ったよりも速かったということ。ヒート2開始 早々から、ブラックマークが敷かれた硬い路面が 現れ出した。風向き等を判断し、ヒート中の散水 が行われなかったことも手伝い、9月の全日本時 を凌ぐスーパードライタイヤ対決が展開された。

シリーズチャンピオンを争ったトップ2が欠場 したN1クラスは、全日本今庄戦でその二人に 続く3位に入った地元の森大士選手が、2ヒート ともにベストを奪う走りで優勝した。

「9月のリザルトから見ればトップの2台がいな いので、自分が勝たなければという気持は正直 ありました。ジムカーナを長くやってたんで、最

後のターンで差をつけられたと思います」

チームの先輩でもある同じカラーリング の石崎雄一選手が今年の門前ラウンドで初 優勝。先輩に続けと挑んだ9月の全日本で は、しかし悔いが残ったという。「全日本に 備えて92を何度もテストしたんですけど、 本番で履く勇気がなくて87で行って凄く後 悔したんです。だから今日は履けると思っ たら迷いなく92で行こう、と。ただ路温が低か ったので正直、どうかなという気もしたんです が、ブラックマーク見たら92を履かずにはいら れなかった(笑)。最後のターンも92にした分、 旋回速度上げられたと思います」

1.PN2 は 9 月の全日本でクラス初優勝を遂げた奥村直樹選手が今庄 2 連勝。 2.3.N2 は赤羽政幸選手が大逆転で優勝。4.N2 の 3 位には関東の宮地雅弘選 手が入賞した。

まったく同様のコメントを残してくれたのが続 くN2クラスで優勝した赤羽政幸選手だ。

「全日本の時は、一度92履いたのに迷って直 前に87に変えたので、今日はこういう路面にな ったら絶対92履こうと決めてたんですよ。最終 戦で勝てたけど、色んな人のアドバイス聞いて セッティングもまたちょっと変えました。特に同

じテインのサスペンションを装着する大西(康 弘)さんの話はクルマも同じエボXだから参考に なったし、大西さんの走りを見たら、走り方も 変えていたので、運転も凄く参考にさせてもら いました」。ヒート1、14番手からの大逆転劇に 会心の笑顔を見せた。

赤羽選手のお手本となったSA2クラスのその 大西選手は、今大会のウィナーの中で、ただ一 人、ヒート1のタイムで逃げ切った。ただしこの 1分24秒016というタイムはヒート1のオーバー オールウィンタイム。王者北村和浩選手は、ヒ ート2で自らのタイムを1.1秒詰めたが、それで

N1クラスは今季後半めきめきと速さを身につけて きた森大士選手がビッグイベント初優勝を達成。

開催日:11 月 5~6 日 開催場所:オートパーク今庄 格式:国内 主催:FASC[クラブ登録 No. 加盟 23008]、 SHALET[クラブ登録 No. 加盟 23035]、CCST[クラブ登録 No. 加盟 21002] レポート & フォト/JAF スポーツ編集部
2016 年 JAF カップオールジャパンダートトライアル  JMRC 全国オールスターダートトライアル in 中部 [JAF 公認 No.2016-2215]
“元スラローマー”森大士選手が難所を制して初優勝!
1 3 4 2 JAF CUP 2016

2016JAF カップダートトライアルコースレイアウト

9 月の全日本戦をベースとしつつ、アレ ンジが施された今回のコースレイア ウト。最後の島回りに 270 度ター ンがブラスされて大きな勝負 どころとなった。

も大西選手のベストに1秒届かなかった。いか に会心の走りだったかが分かる。

「昨日の公開練習の2本めで036履いてベスト 取れたので、そのイメージのまま、今日も1本め

から036履いて走りました。グリップも良かっ たのできれいに走れたと思う。セッティングも昨 日から変えてないです。今年、本番で試してき た中のひとつだけど、それが当たった感じか

な。2本めもタイムアップできると思っ たけど、路面も荒れて凹凸が出てき て、弾かれたりしたのでイメージ通り には走れなかったね」

表彰式では「そろそろ引退かなと思ってたけ

9.

ど、今回勝てたので来年もやります(笑)」と続投 を宣言。来季のSA2も役者が勢揃いだ。

12.S1500 クラス入賞の皆さん。13.RWD クラス入賞の皆さん。14.PN1 クラス入賞の皆 さん。15.PN2 クラス入賞の皆さん。16.N1 クラス入賞の皆さん。17.N2 クラス入賞の皆さん。18.SA1 クラス入賞の皆さん。19.SA2 クラス入賞の 皆さん。20.SC1 クラス入賞の皆さん。21.SC2 クラス入賞の皆さん。22.D クラス入賞の皆さん。23.24.25.26. 今回、健闘を見せた“地方戦士 達”。N1・3 位の前田利幸選手(23)、SC1・3 位の杉田聡選手(24)、SA2・2 位のデラックスヒロキ選手(25)、PN1・3 位の多田義和選手(26)。 27.34. 参加 26 台と今回最大の激戦区となった SA2 は大西康弘選手がヒート 1 のベストタイムで優勝。28. 関東の名手、SA1 小山健一選手は 87 で 3 位に食い込んだ。29.30.「最後の島回りでうまく帳尻合わせられた。あそこを決められるかどうかで 1 秒は違ったと思うよ」。D クラスも全日本 今庄の覇者、河内渉選手が連勝。31.SA1 は工藤清美選手が全日本最終戦から 2 連勝。32.「全日本の路面とは全然違った、結構“待った”ところ もあったけどギリギリ勝てました」。SC1 は山崎迅人選手が逆転で優勝。33.SC2 もヒート 2、大きくタイムを上げた吉村修選手が逆転優勝。

11.

33 2017 1 JAF MOTOR SPORTS
5. 併催の RWD クラスは土屋英之選手が優勝。6. 併催の S1500 クラスでは深谷文彦選手が 優勝を飾った。7.8.PN1 でも全日本今庄を制した宝田ケンシロー選手が今庄 2 連勝とタイ トルに華を添えた。 SC2 熊川嘉則選手はヒート 1 のタイムで 2 位入賞。10. 炭山義昭選手 は今季全日本最上位に並ぶ 3 位を獲得。 JMRC 全国オールスター地区対抗戦は近畿地区が優勝。
5 8 10 9 11 12 17 23 24 25 26 34 29 28 30 32 31 33 27 18 19 20 21 22 13 14 15 16 6 7

特集

飛翔する オートテスト

施行2年めのJAF新種競技「オートテスト」が新たなステージに飛び立とうとしている。 これまでの既存競技施設を二次使用した形ではなく、一般から多くの注目を浴びる理想的な舞台での開催がついに実現したのだ。 今回は、新しいコラボレーションで新種競技の未来を模索する関係者たちにインタビューを実施。

彼らが動いた知られざる舞台裏を紐解いていく。

フォト/滝井宏之、友田宏之、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部 イラスト/高梨真樹

広島祇園大会のポイント
~あらゆるコラボで広がる新種競技の現在~
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”イオンモール”が乗り気です! 市街地で競える!オートテストの理想形

新種競技として2015 年から始まったオ ートテスト。開催規定の施行から1年 が経過し、ようやく全国で定期的な開 催が行われるようになってきた。今季は北海道 のオートスポーツランドスナガワ、宮城のスポ ーツランドSUGO、愛知の美浜サーキットのよ うに常設コースではシリーズ戦が行われ、全日 本ラリーや全日本ジムカーナでは同じ会場にお けるオートテストの併催も行われた。

そしてこの11月、関係者により水面下で調整 されていた業界待望の大会が開催された。それ は、大型商業施設「イオンモール」を会場としたオ ートテストで、11月12日に広島県広島市の広島祇 園店、愛知県常滑市の常滑店にて初開催された。

これらの大型商業施設は、クルマで来店する とそれだけ多くの購買を期待できることから、 たいていの施設には大規模な駐車場が備えられ ている。全国161店舗を有するイオンモール は、同じイオン系施設の中でもあらゆるイベン

ト開催に積極的で、旗艦店にはライブステージ や職業体験パークなどが併設されたり、共有ス ペースを使った集客力の高いイベントを積極的 に誘致して様々な層へのアピールを行っている ことでも知られている。

オートテスト開催には、モータースポーツを 知らない層へのプロモーションという役割もあ る。そのため、200m×200m の区画で開催でき るオートテストと大型商業施設との親和性はか なり高い。そんな両者の思惑が合致して、様々 な調整や検討を重ねた末に、今回ようやく開催 に至ったというわけだ。

広島祇園店で開催されたオートテストは、JAF 広島支部とJMRC 中国のコラボにより開催され、 店舗正面入口に近い一等地での開催が許され た。そのため人通りが多くなることが予想され、 その対策には腐心したという。大会事務局を担 当した貞井隆司氏はこう語ってくれた。 「モータースポーツは一方通行で、知らない人 には不親切ですよね。なので今回はすごく単純 広島・安佐南区

軽トラックでも楽しめるオートテスト。オーナーの迫平敏典さ んは後輪駆動でスポーツ走行をしてみたかったとか。

化して分かりやすさを重視しました。公認コー スでの開催はすでにやる気のある人が来ている と考えられるので、ある程度走らせる設定でい いと思います。でも、こういう場所での開催は、 ブレーキとアクセルの踏み間違いが社会問題化 している世情を踏まえて、安全については最大 限考慮しました。担当の方とは濃い打ち合わせ ができたこともあり、施設入口正面の一等地を

第1回イオンモール広島祇園オートテスト 開催日:11月12日 開催地:イオンモール広島祇園駐車場 広島市内のイオンモールは3箇所あるが、2009年にオープンした広島祇園店は敷地 面積約5万平米、駐車台数2800台と2番めの規模を持つ。初開催となった今回 は、施設入口正面にある「B駐車場」で行われ、通路を挟んだ2区画の駐車スペース を使って、コースとパドックに振り分けた。午前と午後で2大会を実施し、それぞれ

慣熟走行を含めて3本走行できる構成。コンパクトながら1つのガレージを2回使う 長めのコースとなり、走行タイムは上位選手で35~40秒程度となった。当日の運 営は全日本を主催するJMRC中国の主要メンバーが勢揃いし、競技長は永山幸二 氏が担当。浅田義友氏や藤田直廣氏ら広島の重鎮が審査委員を務めた。

運転の障害となる装備の確認と して出走前の車検が行われた。

特に表彰式を行わず成績で内容 が変わる参加賞が贈呈された。

イオンモール広島祇園コース図

大会アナウンスは全日本ダートラでおなじ みの西元直行アナ。計時機器も全日本級!

お昼には来場者のお子さんを対象としたペ ダルカーによる子供オートテストを開催。

午前の大会の成績に納得が行 かず、キャンセルで空きが出た 午後の大会に急遽申し込んで見 事に優勝を飾った安達靖さん。

店舗入口の正面に設けられた会場。駐車場の通路と障害者 用駐車場に挟まれた角地で、施設内で最も注目を浴びる場 所が提供された。90 度曲がるスラロームは最後の入りがき つくしてあるため慎重なライン取りとステアリング操作が要 求された。2 度めの『ガレージ』では、後退のアプローチに 『ラインまたぎ』を組み合わせた。走行タイムは 35~40 秒 程度でトップは 36 ポイントだった。

施設駐車場の一等地での開催が許された広島祇園大会。コースとパドックは駐車場通路で分断されること になったが、コースの出入りとパドックの出入りはオフィシャルがコントロールし、一般来店者の通行を最 優先とするため競技を中断する場面も多くあった。施設への配慮として、駐車場番号を示すサインポールの 周囲にはタイヤバリアを配し、パイロン位置指定にはチョークなど跡が残りやすいものではなく粘着テープ を使った。また、ガレージは空ダンボールを使用して、ギャラリーに対する分かりやすさを強調した。

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クルマが不可欠な広島北部エリアの台所
1 コラボ

割り当ててくれたんです。そのため、パドック とコースの間を通路が走ることになり、横断す る一般車を待つために何度も競技を中断するこ とになりました。でも、ノークレームで互いに 気持ち良く次に繋げたかったのでイオンモール の意向は最大限配慮しました。隣接した障害者 用駐車場は大会観戦には最適な場所だったんで すが、利用者に気持ち良く停めてもらえるよう 人払いをしたり、こういう施設は地域住民との 関係も地元じゃないと分かりませんから、PA の 音出し時刻なども配慮しました」。

運営面についても数々の試行があった。 「コース内がパイロンだらけになると参加者に シビアな印象を与えると感じていたので、ダン ボールでガレージを作りました。コース内にポ ールが立っているのですが、それをガードする タイヤバリアも手作りしました。そしてコース 外周を柵で囲って通行を完全に遮断しました。

柵にバリケード効果はないので、あえて通路ギ リギリに設置して柵の周囲に人垣ができないよ う配慮しました。これらの装備はテクニックス テージタカタからお借りできたのですごく助か りましたね。競技の中身についてはコース委員 長の原博史さんが絶妙なコース設定をしてくれ たので、狭いながらも走り甲斐があったと思い ます。また、オートテストはヘルメットを被ら ないのでアナウンスが車内で聞こえるんですよ。

なので『ミスコースしそうになったらアナウンス をよく聞いてください』っていう形にしたんです。 初めての人はコースを覚えたり、指定のルート を走ることに慣れていないので、『分からなくな ってもちゃんと教えてくれる人がいる』という安 心感を提供して、余計な緊張をほぐしたかった

んですよ。実況は熟練者にお願いしたので、 『バックギヤに入りません!』なんて焦らせつつ も『ゆっくり下がれば大丈夫!』とフォローして、 参加者とギャラリー両方をうまく盛り上げてく れましたね」。

大会実況は全日本ダートラのアナウンサーと してもおなじみの西元直行氏が担当した。

「PA セットをタカタからお借りできたので全日 本並みの体制で挑みました。事務局からは『勝 ち負けを煽るような表現は控えめに』と言われて いたので気を遣いましたね。参加選手の情報が 少なかったことと、皆さんがどう受け止めるか を探りながらだったので、中途半端だったなと 反省しています。見ている人に面白く感じても らうことも大切なので、競技の説明もアナウン スに盛り込みました。でも、観客を長い時間繋 ぎ止めるには限界があったので、やっぱり参加 してナンボの競技なんだなとも思いました」。

同日には愛知県の常滑店でも開催されてい た。こちらは、FIA が推奨するウィメン・イン・ モータースポーツ関連のイベント『Q1 Drive & Safety』(本誌 8 ページに関連記事)の一環で行 われ、全国的にも珍しいカートコース併設店舗 ということでモータースポーツムード満点だっ た。オートテストは駐車場の一角で行われ、来 日したFIA のミシェル・ムートン氏から記念品が 贈呈される特典も用意されていた。

そして、11月27日には青森県上北郡にあるイ オンモール下田店でも開催された。北東北エリ アでは、10 月9日に秋田県横手市にあるイオン 横手店ですでに開催されているが、今回は JMRC 東北の主導により、イオンモールでのオ ートテストが青森初上陸となった。

初開催ということで競技経験者中心だった

観客に「自分にもできそう!」と思わせたらこっちのもの。飛び 入り参加などへのフレキシブルな対応は今後の課題だ。

が、下田店の大会アナウンサーを務めた津村和 明氏はこう語る。

「中には初めてスポーツ走行を体験した人もい ましたよ。試しにコースで走ってみたらアナウ ンスがはっきり聞こえたので、話し手としては 斬新でしたね。オートテストは色々な意味で想 像通りの大会でしたが、競技未経験の奥さまが 競技をやってるダンナに勝ったり、オートテス トに有利なクルマ探しの話題で盛り上がったり して、ガチの競技屋さんも意外にハマっていた のが印象的でした。でも、この人たちがオート テストを荒らす感じになるとマズいなとも感じ ましたので、大会では『次回はぜひ未経験のお 友達を連れてきてください』とクギを刺しておき ました(笑)。一つ心配なのは、この店舗はリニ ューアル直後だったので当日は結構混んでたん ですよ。他の駐車場がどんどん埋まっていった ので『ここでやっていて大丈夫かな』と恐縮しち ゃいましたね」。

イオン横手の大会では競技長を務め、下田店 の大会には選手として参加した JMRC 東北の立 川敬士氏は大きな可能性を感じたという。 「以前、企業の社内イベントとしてのオートテス

2016オートテストチャレンジINイオンモール下田

開催日:11月27日 開催地:イオンモール下田特設コース 青森県内にはイオンモールが2店舗あり、会場となった下田店 は、敷地総面積約6万平米、駐車台数4000台と県下最大規 模を持つ。三沢市と八戸市の中間にあることから三八上北エリ ア各所から多くの来店があるという。当日の会場は施設南部に ある「J駐車場」。中央に側溝があるためやや凹凸のある路面状 況となっていた。今回の参加は競技経験者が多かったが、「結 構楽しかった」、「同乗OKだったのでギャラリーの人を乗せて あげました」という話や、「せっかくの場所なのでもっと観客を 集めたい」、「初心者の目線に立つと、各セクションの判定基準 などがわかりにくいので明確にしたほうがいい」など建設的な意 見が聞かれた。また「スノーでも面白いよね」という青森ならで はの意見もあった。

イオンモール下田コース図

JMRC 東北の小野 守平氏らの主導で 実現。運営は MS Cはちのへ日向俊 男氏(写真)らが担 当した。

大会アナウンサー津村和明氏の先 導で慣熟歩行を実施。経験者も多 く参加したが勝負事はやはり真剣。

初開催ということもあり、ガレー ジ入庫完了の合図として緑旗を 上げる方式を採用した。

2クラス優勝は羽行誠さん、2 位は曾 我陽介さん、

コースの右側にパドックがある構成。4 本スラロームと2 箇所のガレージ、1 本パイロンの 270 度と2 本スラローム というオーソドックスな組み合わせ。スタートとゴール、 ガレージが同軸に並んでおり、目視確認を兼ねられる ため省力化を狙えそうな設定とも言える。

青森・おいらせ町
三沢と八戸をカバーする巨大モール
1クラス優勝は中居浩さん、2 位は 津村和明さん、 3 位は三浦和也さん。 3 位は八木澤英樹さん。 3 クラス優勝は米田茂さん、2 位は工 藤清美さん、3 位は山舘陽輔さん。 4クラス優勝は小笠原紀さん、2 位は 佐々木健一さん、 3 位は工藤真也さん。

セントレア直近のカートコース併設店

中部国際空港セントレア直近のショッピングモールとして知られるイオンモール常 滑は、『シーサイドサーキット』というカートコースを併設するモータースポーツ押し 店舗としても知られている。これまでモータースポーツ関連イベントは多く行われて きたが、オートテストは初開催となった。その会場はシーサイドサーキットに近い「A

Q1 Drive & Safety AUTOTEST 開催日:11月12日 開催地:イオンモール常滑特設コース

駐車場」内で、参加者が愛車で参戦できるのはもちろん、レンタカーとしてNDロー ドスターで参戦できる特典もあった。著名ドライバーもデモ参戦するなどショーアッ プされた内容は、大きなモータースポーツイベントで併催するオートテストの方向性 を示すものとなった。

ミシェル・ムートン氏と記念撮影に挑 む日紫喜俊夫さん。中部地区で多く のオートテストに参戦し続けている。 かなりタイトなコース設定だったた め、コース攻略はコンパクトカーの ほうが取り回しが楽だったようだ。

イオンモール常滑コース図

事前告知から大幅に短縮してコンパクトな設定となっ た今大会。2 本巻きのタイトな S 字をクリアしてガレー ジにバックで入る設定だが、やや鋭角に入る必要が あるため意外と難しいセクションとなった。

小原一芳さん(岐阜県) 「自分で走るのは初めてで少し緊張しま したが、楽しいですね! 競技にハマ ってしまいそうです。クルマを操る楽し さが詰まっていると思います。チョンと ブレーキを踏んで、キュッと中に入って いくところがタマリません」。

ト主催に関わったことがあって、参加者の方々が アツく楽しんでいた姿を見て『これは可能性があ るな』と思いました。イオン横手で初めて本格的 なオートテストを開催しましたが、競技屋の悪い 癖で、オートテストにしては長いコースにしてし まったので、少々危ない雰囲気があったんです よ。下田店の大会には後学のために選手として 参加したんですが、半分程度の距離でも40 秒ぐ らい走れて、ハラハラドキドキ感を十分に味わえ

浅井総吉さん(三重県) 「自分はもう65 歳になりますが、こうし た競技がもっと普及したら、たくさん の人が楽しめると思います。事故防止 にもつながりますしね。ショッピング モールもいいですね。お子さんなどに も身近に感じてもらえそうです」。

たんですよ。他の競技と同じくゴール後の達成 感も得られたので、既成概念に捕われず、やっ てみることが大切だなと思いました。大勢の方々 に見てもらう機会としては申し分ない会場です し、速度が低くても初めての人には大きな一歩 になります。なので『何かやってるから出てみよ う!』と思う人たちをうまく引き込むフレキシブル な現場対応が大切だなと感じました」。

衆目を集めやすい大型商業施設での開催は、

大塚拓哉さん/天太くん(愛知県) 「もう10 回以上参加してますから、ナビ ゲーター役を担当してくれる 8 歳の息子 も慣れたものです。オートテストは本当 に楽しいですね。もう止められません (笑)。勝っても負けても、また参加した いと思ってしまいます!」。

モータースポーツを気軽に体験できる絶好の機 会となることは間違いなく、競技経験者にとっ ても、普段の大会とは一味違った雰囲気で競争 できる環境は好評のようだ。その一方で、モー タースポーツ経験者と未経験者のズレを埋める 意識改革は未だに課題で、『まずは試しにやっ てみる』という思いで挑戦した人々は、モーター スポーツ振興に繋がる意外な発見が色々と得ら れたようだ。

”道の駅”で走れます!!

ドライブついでにスポーツ走行できる!

JAF 岐阜支部では岐阜県美濃加茂市にある 道の駅「日本昭和村」を舞台に毎年イベン トを開催しており、管内の道の駅を巡るス タンプラリーのゴール地点となっていたり、ク ラシックカーショーが行われたりと、あらゆる クルマ好きが楽しめる催しとなっている。今回 は、新たな試みとして同施設内の駐車場で初め てオートテストが開催された。

日本昭和村は、東海環状自動車道・美濃加茂 IC 併設の美濃加茂 SAと直結していて、ドライ ブスポットとしては良好なアクセス環境を持つ。

また、高低差を利用した何面もの駐車スペース を保有しているため、一般の通行を遮断した会 場を作りやすいのも特徴だ。

今大会の競技運営は、これまで JAF 愛知支部 と数々のオートテストを開催してきた JMRC中部

「オートテストは安全で使いやすい場所ならど こでも開催できると考えていますが、今回の会 場はアクセスも良くて付帯施設も充実してます

から環境としては最適ですよね。ですが、施設 内の導線から少し離れた駐車場だったので、ギ ャラリーへのアピール度は低かったと思います。 ただし、今回の駐車スペースは安全確保という 意味ではいい場所でした。コースの奥には土手 があり、パドックとの境界には植え込みがあっ たので、柵を設けなくともエリアを分割できた んです。これは安全対策という観点では重要な ポイントで、アクセルとブレーキの踏み間違い などでコントロールを失ったときの人的被害が 起きにくくなるんですよね。もちろん、コース 作りも変わってきます。極端に言えば、止まれ

『日本昭和村』は昭和 30 年代の里山の景色を再現したテーマ パーク。施設の入場門付近には平坦で広大な駐車場がある が、週末はかなり混雑している。そのため入場門右方向に上 ったところにある救護室付近の駐車場で開催された。

なくて真っ直ぐ行った先には必ずバリケードが ある、という構成ですね。一般の方々を対象に したイベントではこういう配慮がすごく大切で、 これをしっかり構築しておくと、主催者も安心

モータースポーツ振興委員長の増田好洋氏だ。
2 コラボ
愛知・りんくう町
37 2017 1 JAF MOTOR SPORTS

岐阜・美濃加茂市

多くの駐車場を持つ高速SA直結道の駅

日本昭和村は駐車スペースを多数保有しているが、園内の救護室に最も近い駐車 場が大会コースに使われた。ここはスペースの奥には土手、反対側には垣根があり 両脇にも柵が設置されていたため、交通の遮断を行いやすい敷地だった。しかし、 来場者の多くが駐車するエリアから離れた場所だったため、多くの観客に対する認

始めようモータースポーツ!オートテストIN日本昭和村 開催日:11月6日 開催地:平成記念公園・日本昭和村特設会場

知向上は望めなかったと言えよう。また、一般道路などに比べると路面舗装が荒か ったこともあり、「場所によってグリップの感触が変わるので戸惑うこともありまし た」という意見も聞かれた。上位選手で30~35秒程度、ペナルティも少なかったこ とから上位争いは僅差の戦いとなった。

複数の駐車スペースを使えたため、 午前と午後の参加者用にそれぞれパド ックスペースを確保することができた。

日本昭和村コース図

JAF 地方本部が受け付けまでを担当し、

運営は JMRC中部モータースポーツ振 興委員会の増田好洋氏が担当した。

かなりタイトな S 字から L 字配置のダブルガレージを こなし、間隔が狭い 5 本パイロンのスラロームを経て ゴールする設定。最初のパイロン進入を意識して車 両を斜めに止めてスタートする参加者もいた。

1. 中部エリアで開催される数多くのオートテ ストに参戦している有名人・日紫喜俊夫さん

に次ぐ勢いで多くの大会に参戦している AE86 の能見晴作さん。息子さんもナビゲーターと して同乗しており、午前の部クラス 2 では見 事に逆転優勝を決めた。2. 午前の部クラス 2 表彰。優勝は能見晴作さん、 2 位は菅那由多さ ん、3 位は小坂一矢さん。3. 午前の部クラス 1 表彰。優勝は井上信一郎さん、2 位は長谷部 豊さん、3 位は櫻井亮太さん。

4. 日本昭和村は施設を囲むように駐車場が広がっている。パドックは通常の駐車スペースが 使えたため元の白線枠を活用できた。5. コースには協賛スポンサーのバナーやのぼりを配置。 6. 公式掲示は大判のコルクボードを立て掛けるスタイル。7. 受付テントにも協賛スポンサー 一覧を掲示していた。8. 走った後は自分のタイムが気になるもの。今回は計時担当者が手書 きしたものをそのまま張り出した。9. 上位入賞者には特製のガラス盾が授与された。グッズ の入った JAF ロゴ入り手提げバッグなど副賞も豪華だった。

安全管理については JAF スピード行事部会でも 話し合われており、田畑邦博部会長はこう語る。 「まずはオートテストに興味を持ってもらい、 どんな場所でも開催できるように、とは思って おりますが、イオンモールなどの不特定多数の 人々が集まる場所での開催が今後広がることに なると、やはり安全管理の徹底が重要になりま す。モータースポーツを知らない方々にとって は、コースとパドックに境界があっても簡単に 超えちゃいますからね。

して参加者に『遠慮しないでアクセルを踏んでく ださい』と勧められるんですよ。また、開催概要 には会場の交通を遮断することが明記されてま すが、違った意味でも、コース外周を囲うこと は大切だと考えています。パイロンや柵にはク ルマを止めるバリケード効果はありません。で も、万が一操作ミスでオーバーランしたときも、 数本倒しながら何とか復帰するんですよ。人間 の心理で、何もないよりは、何かあった方が自 然と元に戻る操作をするんでしょうね。バリケ ードに使える要素が何もない平坦な場所で開催 するときは、ランオフエリアを25m 設けること で対処できると考えてます」。

今後はイベント主催経験のないクラブによる オートテストの開催も増えていくとは思います

が、クローズド競技会にする場合はどの程度の 安全基準を設けているかが分かるような届け出

が必要になるのかも知れませんね。基本ルール 以外のやり方は主催者によってバラエティがあ っていいと思います。統一や規制を進めすぎる と、会場によっては開催できなくなったり、競 技自体がつまらなくなる可能性もあります。オ ートテストだけの作業部会も実施しています。 現状に合わなければルールを変えていくことも 検討しています。2016 年は、まずはオーテスト に興味を持ってもらい、試しにやってもらうこ とがテーマでしたから、この流れを活かして、 引き続き底辺拡大につなげていきたいですね」。 衆目が集まる商業施設でのオートテスト開催 が実現した現在。認知に比例して高まるリスク への対策は急務と言える時期に来ている。

オートテスト開催 2 年めとなる今年は、公認コースから スキー場駐車場、自動車教習所、ショッピングモール 駐車場などなど、全国各地の様々な会場で行われた。 今年もまだ開催が予定されており、12 月18 日には愛知・ 美浜サーキットで行われるシリーズ最終戦、大阪・舞 洲スポーツアイランドでは日本初となる地方格式のオ ートテストが開催される。

日程 大会名 会場 主催 12 月18 日(日)第 4 回美浜 AUTOTEST CHALLENGE 美浜サーキット内特設会場(愛知県) 美浜モータースポーツクラブ 12 月18 日(日)モータースポーツフェスティバル IN 舞 洲 2016 初めてのオートテスト大会 舞洲スポーツアイランド(大阪府) ちーむ時間割
年内もまだまだやってます!
コース奥側には土手があり、パドックとの境界には植え込みが ある今回の会場。参加者の観戦は植え込みの手前に限定した。
オートテストの詳しい開催情報は JAFモータースポーツホームページ(http://jaf-sports.jp)でご確認ください。
1 2 3
4 7
5 8 38 2017 1 JAF MOTOR SPORTS
6 9

GYMKHANA,CIRCUITTRIAL,DRIFT 1(JAN)~3(MARCH)

本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。

※1~3月に北海道地方で開催される競技会はありません。

東北地方

3月 19日

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 東北 スポーツランド SUGO 西コース

関東地方

開催日

1月 14日

2月 8日

12日

2017年JAF東北ジムカーナ選手権第1戦

2017年JMRC東北ジムカーナシリーズ第1戦

2017年JMRC全国オールスター選抜第1戦

競技会名

TMAC Aライセンス講習会サーキットトライアル付き①

TMAC Aライセンス講習会サーキットトライアル付き②

2017クレバーサーキットトライアル in筑波 第1戦 -Aライ講習会付-

PN,N,SA,SAX, SC,AE D SSC(0224-83-3111)

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

TMAC(03-3611-6687)

B E

B E TMAC(03-3611-6687)

筑波サーキットコース2000

筑波サーキットコース2000

筑波サーキット B E CLEVER(03-3766-3312)

2017年もてぎジムカーナシリーズ第1戦

SHAKEDOWN (0287-96-4505)

ツインリンクもてぎ南コース PN,N,SA,B,SC, D,AE E

19日 筑波 筑波サーキット B,AE PN,SA,B D TMAC(03-3611-6687)

2017年JAF筑波サーキットトライアル選手権第1戦 東関東サーキットトライアルinつくばSr1

DUNLOPDXLスカラシップ タイヤセレクト 足立加平1

TMAC Aライセンス講習会サーキットトライアル付き②

3月 4日 ツインリンクもてぎ南コース PN,N,SA,B,SC, D,AE E ACTIVE(070-6644-1348)

2017JMRC栃木・茨城ジムカーナシリーズ第1戦 アクティブアタックジムカーナ

5日 筑波サーキットジムカーナ場 PN,N,SA,SAX, B,SC E T-SPIRIT(049-235-4886)

2017年JMRC関東チャンピオンシリーズ第1戦 2017年JMRC埼群ジムカーナシリーズ第1戦 スピリッツテクニカルジムカーナ

12日 筑波サーキット B E CLEVER(03-3766-3312)

25日

~26日

2017クレバーサーキットトライアル in筑波 第2戦 -Aライ講習会付-

2017年JAF全日本ジムカーナ選手権第1戦

20日 全日本 ツインリンクもてぎ南コース PN,SA,SC,AE C SHAKEDOWN、 ㈱モビリティランド (0287-96-4505)

日光サーキット B,D D TDMC(0550-78-6784) LIFEGUARDTheDriftMuscle第1戦日光サーキット大会

25日~26日 袖ヶ浦フォレストレースウェイ

31日

~4月2日

B E JARAC RC(043-266-3703) ジャラック Aライセンス講習会 CIRCUITTRIALRd1

26日 お台場特設コース

2017D1グランプリシリーズ第1戦お台場大会

=サーキットトライアル

中部地方

D D 株式会社サンプロス (03-5287-2939)

3月   5日

5日

12日

新春鈴鹿ゴールデントロフィーサーキットトライアル

TMSC富士ジムカーナシリーズ2017第1戦

2017年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第1戦

602PTG CUPジムカーナ

2017年JAF中部ジムカーナ選手権第1戦 JMRC中部ジムカーナ選手権第1戦 JMRC全国オールスター選抜第1戦

FASC MMSC美浜ジムカーナ

20日

26日

2017FISCO SPECIALSTAGETRIALRound1

鈴鹿クラブマンレース併設 鈴鹿サーキットトライアルシリーズ第1戦

=サーキットトライアル

開催場所 競技車両 格式

オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 鈴鹿サーキット 東コース B D NRC,KSCC,SMSC (052-792-2031)

P,PN,N,SA,B D TMSC(03-3221-9950)

PALMTOWN (080-5168-5417)

PN,N,SA,SAX, B E

PN,SA,SAX,B, SC,D D FASC、MMSC (090-2685-2944)

富士スピードウェイ㈱、 FISCO-C(0550-78-1234)

B E

B D チーム淀、ARC、SMSC (079-565-7808)

富士スピードウェイ ジムカーナコース

美浜サーキットクニモト

中部 美浜サーキットクニモト

富士スピードウェイ

鈴鹿サーキット 西コース

39 2017・1JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 13 ●ジムカーナ●サーキットトライアル●ドリフト
選手権地区
1月 22日

近畿地方

3月   5日

開催日 名阪スポーツランドCコース N,SAX,B E OPUAC(090-1247-7592)

12日

競技会名

2017年JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ第1戦 広島高潤杯スラロームハート2017

2017年JAF近畿ジムカーナ選手権第1戦

2017年JMRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第1戦

2017年JMRC全国オールスター選抜第1戦 DIREZZACUPジムカーナ

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

近畿 名阪スポーツランドCコース PN,N,SA,SAX, B,SC,AE D LAZYW.S(072-944-8600)

20日

26日

舞洲スポーツアイランド N,B,AE E Tj(072-296-6886) 2017年“Cartolive”杯舞洲スポーツアイランドシリーズ TJマイカージムカーナNo1

2017姫路セントラルパークジムカーナシリーズ第1戦 KSCCジムカーナNo1

B D KSCC(06-6327-6522)

姫路セントラルパーク 第5駐車場

3月 12日

2017年JAF中国ジムカーナ選手権第1戦

2017年JMRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第1戦

2017年JMRCオールスター選抜第1戦

2017年JMRC中国フレッシュマンシリーズ第1戦

2017年・チェリッシュテクニカルジムカーナ in備北サーキット

オーガナイザー/電話番号

選手権地区 開催場所 競技車両 格式

備北サーキット PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE D ORANGE、TCHERISH (086-241-0156)

3月 19日

競技会名 開催日 四国 瀬戸内海サーキット

2017年JAF四国ジムカーナ選手権第1戦

2017年JMRC全国オールスター選抜ジムカーナ第1戦 2017年MACジムカーナ

九州地方

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

PN,N,SA,SAX, BSC,D,AE D MAC(089-958-3089)

競技会名 開催日 九州 スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,SAX, B,SC,AE D GRAVEL(0940-62-1018)

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

3月 5日 HSR九州ドリームコース PN,N,SAX,B, AE E RC熊本(096-381-6475)

2017年JAF九州ジムカーナ選手権第1戦 2017年JMRCオールスター選抜第1戦 グラベルマインドジムカーナ2017

2017年JMRC九州ジムカーナジュニアシリーズ第1戦 RC熊本春一番ジムカーナ2017

19日

B,D E APC(0973-55-1111) Aライ ジムカーナ inオートポリス2017Round1

19日 オートポリスレイクサイドサーキット コース

DIRTTRIAL,AUTO CROSS 1(JAN)~3(MARCH)

本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。

北海道地方

●ダートトライアル●オートクロス

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 北海道 糠平湖氷上コース

2017年JAF北海道ダートトライアル選手権第1戦

2017年JMRC北海道ダートトライアルシリーズ第1戦

2017年JMRCオールスター選抜第1戦 第39回糠平湖氷上タイムトライアル

1月28日~29日 ※1月~3月に東北地方で開催される競技会はありません。

PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE D TEAM-OSC(0155-58-2208)

40 2017・1JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 13
中国地方
競技会名
中国
開催日
四国地方

関東地方

3月   5日

競技会名

2017年JAF関東ダートトライアル選手権第1戦

JMRC関東ダートトライアルシリーズ

<JMRC全国オールスター選抜戦>

FSCダートトライアル

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

開催日 関東 丸和オートランド那須 PN,N,SA,SAX, SC,D,AE D FSC(042-560-9667)

18日~19日

2017年JAF全日本ダートトライアル選手権第1戦 DIRT-TRIALinNASU

FSC、MSCうめぐみ (0287-73-5028)

※1月~3月に中部地方で開催される競技会はありません。

近畿地方

3月  26日

全日本 丸和オートランド那須 PN,N,SA,SC, D,AE C

中国地方

3月  5日

2017年JAF近畿ダートトライアル選手権第1戦 JMRC近畿ダートトライアルチャンピオンシリーズ第1戦 JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第1戦 JMRC近畿ダートトライアルジュニアシリーズ第1戦 サンダース ダートトライアル

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

競技会名 開催日 近畿 コスモスパーク PN,N,SASAX B,SC,D,AE D THUNDERS (072-822-3346)

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 中国 テクニックステージタカタ PN,N,SA,SAX, SC,D,AE D CCN(0827-84-2900)

2017年JAF中国ダートトライアル選手権第1戦 2017年JMRC中国ダートトライアルチャンピオンシリーズ

第1戦

2017年JMRC全国オールスター選抜第1戦 クルマスターカップCCNエキサイトダート

オーガナイザー/電話番号

3月  12日

2017年JAF四国ダートトライアル選手権第1戦

2017年JMRC全国オールスター選抜ダートトライアル 第1戦 つるぎアルペントライアル

選手権地区 開催場所 競技車両

四国 香川スポーツランド PN,N,SA,SAX, SC,D D CMSC香川、TSURUGI (090-2824-5692)

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 九州 スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE D RASCAL(092-621-0664) 2017年JAF九州ダートトライアル選手権第1戦 JMRCオールスター選抜第1戦 RASCALDIRTTRIAL2017

2月  19日 九州 スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE D FMSC(092-980-7412) 2017年JAF九州ダートトライアル選手権第2戦 JMRCオールスター選抜第2戦 FMSC桜吹雪ダートトライアル2017

3月  12日

41 2017・1JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 13
四国地方
格式
競技会名 開催日
九州地方

RACING KART INFORMATION

2017年カートライセンス更新のご案内 11月から受付中!

モータースポーツライセンス(以下「ライセンス」と言います。)の更 新手続きは、��月から受付を�始しました。

新しい年のモータースポーツ活動へ向けて、余裕を持って更新 手続きを行ってください。

なお、JAF窓口にご来店の際は、15ページに記載の休業日、 受付時間をご確認のうえご来店ください。

ライセンス申請書はJAFホームページよりダウンロード 可能です。

●ライセンス取得資格

お願い 2015年から2016年への更新を行っていない方には JAFスポーツ誌をお送りしておりませんので、身近に そのような方がいましたら、以下の内容をご案内ください。 2015年から2016年へのライセンス更新期限は、次のとおりです。

窓口受付 2016年12月29日(木)17:30まで *郵送の場合は2016年12月31日の消印(受信)まで有効 *JAFマイページ(web)上で手続きされる場合は、  2016年12月31日 23:59手続き完了分まで

2017年になると更新資格を失いますのでご注意ください。

(年末年始の休業日については15ページをご確認ください。)

カートドライバーライセンスおよびカートオフィシャルライセンスは「カートライセンス発給規定」および「カート競技に関する申請・登録等手数 料規定」に基づき発給されます。詳細は当該規定をご参照ください。

●年度更新に必要なもの

2.���(��)

エントラントのみの申請の場 合は不要

3.JAF個人会員

18歳未満の方は不要

4.ライセンス許可証料

5.出場記録カード または役務記録カード

ライセンス申請書は本誌2016年11月号に綴込んであります。

縦4cm×横3cm、無帽、無背景、上半身のもので、申請前6ヵ月以内に撮影した鮮明な写真を申請書の所定位置に貼付して ください。(お手持ちのライセンスに使用した写真でよければ、写真は不要です。) ・必ず指定のサイズで無帽、無背景の写真を貼付してください。サイズが異なる場合、使用できないことがあります。 ・デジタルカメラの画像を使用する場合は、必ず写真専用用紙に出力してください。

ライセンス更新に際しては、JAF個人会員が有効期間内であることが必須条件です。自動振替による自動継続更新のお申込 みをされていない場合、JAF個人会員の有効が切れているとライセンスの更新手続きが行えません。ご自身のJAF個人会員の 有効期限をご確認くださいますようお願いします。万一、JAF個人会員の有効が切れている場合には、速やかに継続手続を行 ってください。継続手続の方法等については、お近くのJAFへお問い合わせください。

下記の表の通りです。

国際ライセンス(エントラントは除く)の更新または上級更新申請をする場合、実績を確認するために必要です。 (国際ライセンス更新以外は不要)

※【ご注意】2013年からのカート諸規則の改正に伴い、JAF登録カートクラブがエントラントライセンスの申請をする場合、その取り扱 い方法が変更されておりますので、45ページの【お知らせ】をご確認ください。

●ライセンス許可証料(四輪ライセンスの料金は、12ページをご覧ください。)

●ライセンスが発行されるまで

~ライセンス作製の流れ~

申 請 者

*オフィシャルライセンスを併有する場合は、�種目につき500円ずつ加算されます。 (例)コース1級と計��級の場合:5,800円+500円=6,300円 併有する許可証が同じ級(例:技��級とコース�級)の場合でも計算方法は同様です。 *ドライバー、オフィシャル、エントラントライセンスを併有している場合 には、それぞれ上記の許可証料が必要です。

①申請

②仮ライセンス  発給

③写真入り  ライセンスを送付

※②仮ライセンスは発給日から60日間有効です。 ※①から③までは約1ヵ月ほどかかります。更新のピ ーク時にはこれ以上日数がかかる場合がありま すのでご了承ください。

写真入ライセンスをクラブ等にまとめて送付する場合、10件以上はレターパ ックで、10件未満の場合は普通郵便で送付します。

ライセンス発行に関するお問合せは、15ページのJAF支部窓口へお願いします。

42 2017・1JAFMOTORSPORTS
[公示No2017ーK001]
1.ライセンス申請書
許可証料 許可証の種類 許可証料 許可証の種類 6,300円 国内 エ ン ト ラ ン ト 1,500円 ジュニア国内B ド ラ イ バ � 12,500円 国際 2,100円 ジュニア国内A 3,600円 3級 オ フ � シ � ル 6,300円 ジュニア国際 4,600円 2級 3,100円 国内B 5,800円 1級 3,600円 国内A 1種目につき 500円 資格併有の場合 8,300円 国際C 9,400円 国際B 10,400円 国際A 〈許可証料の計算方法〉
JAF窓口 JAF本部

●ライセンスの交付申請書の記入について

申請書の枠内に正確かつ明瞭に、記入漏れのないよう記入してください。(未記入の項目や、判読できない文字があると、ライセンスが発給 できない場合があります。)

本誌44頁に記入例を掲載していますので、ご参照ください。

注意事項等 項目

申請者本人の会員(ライセンス)番号を記入。 会員No

登録クラブ・団体の 所属証明欄

申請者氏名

連絡先電話番号

郵便番号

自分の所属しているJAF登録クラブ(または団体)(複数所属している場合は、その主たるクラブ1ヵ所)の名称、略称を記入し、 当該クラブ(または団体)の登録印を捺印。2016年の登録印は、2017年3月までの申請に、また、2017年4月以降の申請に は2017年の登録印を捺印。JAF登録クラブ(または団体)に所属していない場合は不要。

氏名とその上段にカタカナでフリガナを記入。

昼間、連絡がとれる電話番号を記入。

現住所の郵便番号(��)を記入。

都道府県名を必ず記入し、その上段にカタカナでフリガナも記入。マンション・アパート・寮名・部屋番号等も必ず記入。

現住所 ライセンスに使用する写真を再利用する場合「する」に○、新たな写真を使用する場合「しない」に○を付け、本申請 書に写真を貼付してください。

性別

写真再利用 男・女のいずれかに○。

生年月日

年齢

大正・昭和・平成のいずれか該当するものに○。

申請時の年齢を記入。

国際のドライバーおよびエントラントはローマ字で、国内のエントラントはカタカナで記入。国内のドライバーおよび オフィシャルの申請者は記入不要。(30字以内) ライセンス表記名

エントラントライセンスの申請の場合、代表者名を記入。国際ライセンス申請の場合はローマ字(全て大文字)で記入。 エントラントの代表者名

申請するクラスおよび種類に○。(44ページの記入例は国内A、コース3級を同時に年度更新する場合のもの。) 種類およびクラス

氏名、ライセンス番号、申請種別も、忘れずに記入。 写真貼付欄

縦4cm×横3cm、無帽 無背景 上半身のものを1枚。申請前6ヵ月以内に撮影のこと。ライセンス申請書の下段にある所定 の位置に貼付。(前年のライセンスに使用した写真を再使用する場合は、写真の貼付は不要です。) 写真 ドライバーライセンスとオフィシャルライセンスの�方を申請する場合でも申請書は�枚で�。 記入内容を訂正する場合は、取消線を引き訂正部を押印(またはサイン)の上、書き直してください。

●JAFマイページによるライセンス更新  JAFマイページにご登録いただければ、インターネットでライセンス更新ができます。  お手続き方法については、本誌17ページをご覧ください。  なお、お支払方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。

●許可証申請の受付場所

ライセンスの年度更新のために必要な書類等は、お近くのJAF支部・事務所へ持参または郵送してください。掲載のない窓口での受付は行っ ていませんのでご注意ください。(各支部の住所は15ページをご参照ください。)

【窓口受付】

1受付時間は 9:00〜17:30です。

(土・日・祝日年末年始(12月30日(金)〜1月3日(火))は休業となります。) 2原則として「国際ライセンス(A、B、C、エントラント等)」の発給は 15ページ掲載の「○○本部」の表示がある支部のみで行います。詳 細はお問い合わせください。

SAMPLE AMP AMPL M MP P SA

必ず「現金書留」にてお送りください。その際封筒表面に「ライセンス更

新」と明記してください。

※ライセンス表面の二次元バーコ ドには会員(ライセンス)番号が登録 されています。

裏面

SAMPLE M AMPLE

<ライセンスがお手元に届いたら> あなたご自身が署名してください!! ライセンスの裏面の署名欄には、かならずご本人が 署名してください。

署名してはじめてライセンスは有効となります。

※競技会の出場実績を確認する必要がある種類のライセンス、および18歳未満の方のライセンスについては、インターネットでの更新手続きは行って おりません。また、上級や推薦を伴う申請については、お手数ですが、窓口へご来店いただくか現金書留による郵送にてお手続きくださいますよう お願いいたします。

43 2017・1JAFMOTORSPORTS
その他
【郵送受付】

ライセンス作製の際にデータ化 して印刷しますので、鮮明な写 真をお使いください。

44 2017・1JAFMOTORSPORTS <記入例>

2017年カートクラブ・団体の更新のご案内

2017年のJAF登録クラブ・団体の更新手続きが2016年12月1日 から始まりましたので、下記の通りご案内いたします。

●取扱期間 2016年12月1日(木)〜2017年3月31日(金) (上記申請期間を過ぎた場合は更新ができませんので、ご注意ください。)

●必要書類

・所定用紙は全てA4サイズに統一しましたので、用紙がない場合は 各支部へご請求ください。

・従来どおり、「カートクラブ・団体登録申請書」の記載内容のうち登録 番号、クラブ・団体名称、略称、代表者氏名、連絡担当者氏名・住 所・電話番号は「JAF国内カート競技規則集」等に掲載いたします。 △印:前回の提出内容に変更がある場合のみ必要です。

【お知らせ】 ※必ずお読みください。

2013年からのカート競技諸規則の改正に伴い、JAF登録の カートクラブの取扱いについて、以下のとおり変更および追 加されておりますのでご注意ください。

��準加盟および加盟カートクラブの所属人数が変更されま した。

①準加盟カートクラブ所属員人数   → JAFカートドライバーライセンスもしくは、

オフィシャルライセンス所持者が�名以上  ②加盟カートクラブ所属員人数   → JAFカートドライバーライセンスもしくは、     オフィシャルライセンス所持者が10名以上 ��準加盟・加盟・�認カートクラブは、��で国内エント ラントライセンスの発給を受けることができます。

●申請料

注:更新時に格式変更(降格・昇格)を申請する場合は年度登   録申請料の他に別途加盟申請料が必要です。

●その他必要なもの  旧(2016年)登録印

●更新申請の受付場所 15ページに掲載のJAF各支部。

受付時間:土日 祝日と年末年始 (12月30日(金)〜1月3日(火))を 除く9:00〜17:30。

なお、本取扱いにつきましては、クラブ登録申請時にご 記入済みの所定のカートライセンス交付申請書の提出を必 要とし、発給するライセンス表記名はJAF登録のクラブ名 称に限りま す。(新規申請の場合は、クラブ登録承認後に 発給いたします。)

また、国際エントラントライセンスの取得を希望する場 合は、国内エントラントライセンスとの差額の発給料を必 要とします。

ご注意:既にエントラントライセンスをJAF登録のクラブ名 で取得されている場合、そのライセンス更新手続き につきましては、必ずJAF窓口で行ってください。

JAFマイページでお手続きいただくと、全額有料と なってしまいます。

45 2017・1JAFMOTORSPORTS
[公示No2017−K002]
公認 カート コース 団体 加盟 カート コース 団体 特別 カート 団体 加盟 カート 団体 公認 カート クラブ 加盟 カート クラブ 準加盟 カート クラブ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ※JAF登録申請書 ○ ○ ○ ※クラブ員登録申請書 △ △ △ △ △ △ △ 会則または定款 ○ ○ ○ ○ 役員名簿 △ △ △ △ 法人登記簿謄本の写し
(法人の場合) ※印:JAF所定の用紙を使用してください。
年度登録申請料 加盟申請料 クラブおよび団体の区別 18,800円 8,300円 準加盟カートクラブ 18,800円 8,300円 加盟カートクラブ 104,800円 52,400円 公認カートクラブ 104,800円 52,400円 加盟カート団体 209,600円 104,800円 特別カート団体 94,300円 31,400円 加盟カートコース団体 188,600円 52,400円 公認カートコース団体

JAFカートカレンダー (1〜3月)

3月 4日

〜5日

4日

12日

18日 〜19日

26日

2017年鈴鹿選手権シリーズカートレース第1戦 KARTRACEINSUZUKA

2017WAKO'S スーパーカートVICIC地方選手権 岡山国際サーキットシリーズ第1戦

2017年CarXS本庄カートシリーズ第1戦

2017WAKO'S スーパーカートVICIC地方選手権 筑波サーキットシリーズ第1戦

2017もてぎカートレース第1戦

1〜2月に開催される競技会はありません。

格式A−国際/B−準国際/C−国内/D−準国内/E−制限付 ●太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは11月25日までに本部にて受付したものです。

オーガナイザー/電話番号

SMSC(059-378-3405)

VICIC(0465-83-4703)

SPH(0495-72-9611)

VICIC(0465-83-4703)

R R ESULTS ESULTS

FS-125 KZリブレ D E

鈴鹿サーキット国際南コース

岡山国際サーキット FC-2リブレ FC-2リブレ D D

FS-125 D D

本庄サーキット OK

FC-2リブレ FC-2リブレ D D

FS-125 D ㈱モビリティランド (0285-64-0200)

筑波サーキット

ツインリンクもてぎ北ショトコース

2016年全日本カート選手権&ジュニアカート選手権データファイル

全日本カート選手権FS125部門東西統一 競技会

(10月23日:鈴鹿サーキット国際南コース)

24 19'21618

6 12 小高一斗 ADVANHIROTEX 24 19'23461

7 18 菅波冬悟 SUCCEEDSPORTSJr 24 19'24434

8 9 高橋悠之 TONYKARTRACINGTEAMJAPAN 24 19'24759

9 13 冨田自然 KOSMICRacingTeamJapan24 19'27257

1024 大草りき スクーデリアLCT 24 19'27883

全日本カート選手権 KF部門 第10戦

(10月23日:鈴鹿サーキット国際南コース) 参加台数24台

Pos No DriverTeamLapsTime

1 4 朝日ターボ MASUDARACINGPROJECT 24 19'23162

2 3 宮田莉朋 EXPRITTAKAGIRACING 24 19'23806

3 12 小高一斗 ADVANHIROTEX 24 19'24936

4 31 三宅淳詞 TOYOTAYAMAHART 24 19'26055

5 30 太田格之進 TOYOTAYAMAHART 24 19'26439

6 5 佐々木大樹 TONYKARTRACINGTEAMJAPAN 24 19'26696

7 24 大草りき スクーデリアLCT 24 19'27212

8 20 神晴也 EXPRITTAKAGIRACING 24 19'27559

9 25 佐藤巧望 INTREPIDJAPANCORSE 24 19'29627

1019 渡邉俊輝 SUCCEEDSPORTSJr 24 19'30533

ジュニアカート選手権FP-Jr部門東西統一

46 2017・1JAFMOTORSPORTS 3(MARCH) 開 催 場 所 競 技 車 両 格式
名 開 催 日
競 技 会
〜5日
全日本カート選手権 KF部門 第9戦 (10月23日:鈴鹿サーキット国際南コース) 参加台数24台 Pos No DriverTeamLapsTime 1 34 角田裕毅 DRAGOCORSE 24 19'18403 2 4 朝日ターボ MASUDARACINGPROJECT 24 19'19367 3 3 宮田莉朋 EXPRITTAKAGIRACING 24 19'21164 4 2 澤田真治 EXPRITTAKAGIRACING 24 19'21485 5 5 佐々木大樹 TONYKARTRACINGTEAMJAPAN
参加台数34台 Pos No DriverTeamLapsTime 1 25 小川颯太 FLAXMotorSports 22 18'49798 2 5 佐藤蓮 FLAXMotorSports 22 18'51920 3 13 皆木駿輔 CrocPromotion 22 18'52889 4 8 武井遥斗 ウルフ&TKM 22 18'53637 5 57 中村葵 TEAMKEIN'S 22 18'54043 6 67 塚田脩海 ATEAMmotorsport 22 18'55931 7 15 小出峻 HRSJAPAN 22 18'56621 8 14 上原拓和 CrocPromotion 22 18'56870 9 34 米倉英輝 AKILANDRACING 22 18'57042 1023 上田裕也 NEXT-ONERacing 22 18'57216
競技会 (10月23日:鈴鹿サーキット国際南コース) 参加台数34台 Pos No DriverTeamLapsTime 1 20 小田優 BEMAXRACING 16 14'45687 2 2 清水英志郎 チームナガオ 16 14'45779 3 30 松崎清悟 ATEAMmotorsport 16 14'46335 4 21 居附明利 Ash 16 14'46720 5 29 伊藤琢磨 FA-KARTRACINGTEAM+HKC 16 14'51657 6 11 坂上真海 AKILANDRACING 16 14'52034 7 22 井上輝亮 AstyleRacing 16 14'56212 8 3 澤龍之介 FLAXmotorsports 16 14'56307 9 33 斉藤凛 ハルナカートクラブ 16 14'56605 1032 渡部智仁 WILDKARTJAPAN 16 14'51833
(10月23日:鈴鹿サーキット国際南コース) 参加台数33台 Pos No DriverTeamLapsTime 1 26 鈴木斗輝哉 FLAXmotorsports 12 12'11722 2 4 渡会太一 AEONGARAGECRT 12 12'12039 3 7 野村勇斗 Ash 12 12'12171 4 8 新原光太郎 チームナガオライドオンドリーム 12 12'16988 5 33 三瓶心 VITECracing 12 12'17350 6 77 田上龍輝 チームKBF 12 12'17447 7 19 阪本郁久 TEAMKEIN,S 12 12'17539 8 14 半田昌宗 チームウルフ 12 12'17979 9 16 内田拓真 AEONGARAGECRT 12 12'18662 1020 井田頼希 チームナガオ 12 12'18872
ジュニアカート選手権FP-JrCadets部 門東西統一競技会

N2 クラス 出走21台

Pos No DriverCarNameTime

1 62 赤羽政幸 メープルスポーツDLランサーⅩ 1'24829

2 63 矢本裕之 ZEAL河童APTYHランサー 1'25407

3 55 宮地雅弘 IRSボーエムFTランサーDL 1'25532

4 46 角皆昭久 ダンロップ IMC ランサー 1'25578

5 60 信田政晴 HKitzzテインDLランサー 1'25746

6 49 伴和則 YH神威クリエイティブランサー 1'26422

7 61 影山浩一郎 ENEOSitzzDLランサー 1'26424

8 64 黒木陽介 MJTガルフKYBDLランサー 1'26600

9 57 岸山信之 itzz☆DLルーカスランサー 1'26743 1045 伊藤益弘 BOOBOW・DL・ランサー

Pos No DriverCarNameTime

1 85 工藤清美 工藤ホンダDLワコーズシビック

2 88 中島孝恭 YHルブロスTEINインテグラ

SA2 クラス 出走26台

Pos No DriverCarNameTime

FORUMー1YHランサー 1'24016

2 92 デラックスヒロキ ADVANitzz米山らんさー 1'24822

SPM・DL・堀部SPランサー 1'25017 4115北村和浩 MJトレーディングDLランサー 1'25128

YH杉谷興業ABSCBランサー 1'25468

96 櫛田正文 テインDLヤッコ男71ランサー 1'25668

DLブリッドitzzランサー 1'25741

KYBNETインプレッサ 1'25756

ダンロップKYB男義ランサー

JAFは「JAF登録クラブ」への加入を強くお奨めします。

モータースポーツに参加するドライバーやオフィシャルの活動拠点となっている「JAF登録クラブ」 は全国におよそ1,000ほどあります。

・同じ趣味の仲間たちとモータースポーツを楽しみたい!

・モータースポーツ活動について相談相手が欲しい!

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などなど、加入すればあなたのモータースポーツ活動の幅がより一層広がることでしょう。

「JAF登録クラブ」は、こちらから検索できます http://jaforjp→ モータースポーツ → データ室 → 登録クラブ・団体 →

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49 2017・1JAFMOTORSPORTS SC2 クラス 出走7台 Pos No DriverCarNameTime 1135吉村修 FORTECナビクDLランサー 1'23584 2130熊川嘉則 G熊川 DLワコーズ ランサー 1'24628 3134上村智也 YHitzz磊石ランサー 1'24702 4131岩下幸広 DLアルテック KYBランサー 1'24703 5128渋谷修一 YHワコーズBOBランサー 1'29159 6133上原吉就 アルテックDLランサー 1'30420 7132上田強 テレオン藤井BSTインプレッサ 1'30591 D部門 出走13台 Pos No DriverCarNameTime 1147河内渉 YHATSKYB☆BKランサー 1'23078 2148谷田川敏幸 YHTRUSTCUSCOWRX 1'23780 3145炭山義昭 ZEALbyTSDLミラージュ 1'24966 4142宮入友秀 itzzDLグローバルランサー 1'25215 5141山本康徳 YHクスコFTK-1ランサー 1'25573 6140渡辺徹 YHロッキーゴクアクランサー 1'25643 7146岩澤研一 TRS飛蝗ランサー 1'26077 8136平澤宏美 TRSグラスホッパーランサー 1'26939 9139荒牧健太 神世MAO三和ランサー 1'28078 10138山口幸男 ロッキー極悪ミラージュ D4X 1'28426
1'26942
SA1 クラス 出走24台
1'28773
1'28799 3 82 小山健一 BFA MSベリティーシビック 1'28828 4 84 太田智喜 DLWAKOインテグラ508 1'29010 5 78 上角好孝 アンテロープインテグラR 1'29086 6 83 伏見利昭 工藤ホンダ遠藤板金DLシビック 1'29755 7 70 飯島千尋 スーパーG神速☆DLシビック 1'30071 8 81 横内由充 e'T☆DLリジット久與MR2 1'30246 9 86 崎山晶 Tガレ速心DLCVLインテグラ 1'30420 1080 田口和久 MSHブレインズDLシビック 1'30599
1114大西康弘
5108中澤康治
7113田上正彦
8106大竹公二
9107松原実
1'25950 10101鈴木信地郎 オセロット・ワコーズ・ランサー 1'26026 SC1 クラス 出走11台 Pos No DriverCarNameTime 1126山崎迅人 YHミクロゲンシンミラージュ 1'28069 2125中沼貴広 スマッシュDLitzzシビック 1'28114 3119杉田聡 アムロケイズDLミラージュ 1'29097 4117佐藤史彦 YH千明自動車H6インプレッサ 1'29354 5124坂田一也 グローバルMSDLミラージュ 1'29825 6122大西雅也 プロテックワコーズBBシビック 1'29942 7123松田宏毅 キャッツDLitzzシビック 1'29961 8121則信重雄 Tガレージ☆DL☆速心☆レビン 1'30291 9116佐藤裕 ミクカDL和光シビック 1'30902 10127西尾忠 DLMAXミラージュ 1'31174
3102川村永二
6
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クラブに加入しませんか?

2016FORMULA 1EMIRATESJAPANESEGRAND PRIXSUZUKA RESULT

2016FIA WorldEnduranceChampionship6HoursofFUJIRESULT

50 2017・1JAFMOTORSPORTS
ESULTS
R R ESULTS
(10月7〜9日:鈴鹿サーキット) 決勝結果表 PosNoDriverEntrantLapsTotalTimeDelayGapBest 1 6 N.Rosberg MercedesAMGPetronasF1Team 53 1:26'43333 21294km/h 1'36409 2 33 M.Verstappen RedBullRacing 53 1:26'48311 4978 4978 1'36386 3 44 LHamilton MercedesAMGPetronasF1Team 53 1:26'49109 5776 0798 1'35152 4 5 SVettel ScuderiaFerrari 53 1:27'03602 20269 14493 1'35118 5 7 KRaikkonen ScuderiaFerrari 53 1:27'11703 2837 8101 1'35990 6 3 D.Ricciardo RedBullRacing 53 1:27'17274 33941 5571 1'35511 7 11 SPerez SaharaForceIndiaF1Team 53 1:27'40828 57495 23554 1'36756 8 27 N.Hulkenberg SaharaForceIndiaF1Team 53 1:27'42510 59177 1682 1'37351 9 19 FMassa WilliamsMartiniRacing 53 1:28'21096 1'37763 38586 1'37785 10 77 VBottas WilliamsMartiniRacing 53 1:28'21656 1'38323 056 1'37844 11 8 RGrosjean HaasF1Team 53 1:28'22587 1'39254 0931 1'37020 12 30 JPalmer RenaultSportFormula1Team 52 1:26'59811 1Lap 1Lap 1'37978 13 26 D.Kvyat ScuderiaToroRosso 52 1:27'05855 1Lap 6044 1'37597 14 20 KMagnussen RenaultSportFormula1Team 52 1:27'15522 1Lap 9667 1'38036 15 9 M.Ericsson SauberF1Team 52 1:27'16276 1Lap 0754 1'38496 16 14 FAlonso McLarenHondaFormula1Team 52 1:27'18424 1Lap 2148 1'38208 17 55 C.SainzJr ScuderiaToroRosso 52 1:27'19306 1Lap 0882 1'37723 18 22 JButton McLarenHondaFormula1Team 52 1:27'22778 1Lap 3472 1'37177 19 12 FNasr SauberF1Team 52 1:27'31584 1Lap 8806 1'38544 20 21 EGutierrez HaasF1Team 52 1:27'34653 1Lap 3069 1'37775 21 31 EOcon ManorRacingMRT 52 1:27'36784 1Lap 2131 1'38380 22 94 PWehrlein ManorRacingMRT 52 1:27'56644 1Lap 1986 1'38000
(10月14〜16日:富士スピードウェイ) 決勝結果表 PosNoClassCPTeamNameTypeLapTotalTimeGapAve km/h 1 6 LMP1 1 TOYOTAGAZOORACING Stephane/Mike/Kamui ToyotaTS050-Hybrid 244 6:00'37284 185192 2 8 LMP1 2 AUDISPORTTEAMJOEST Lucas/Loic/Oliver AudiR18 244 6:00'38723 1439 1439 185179 3 1 LMP1 3 PORSCHETEAM Timo/Mark/Brendon Porsche919Hybrid 244 6:00'54623 17339 15900 185043 4 5 LMP1 4 TOYOTAGAZOORACING Anthony/Sebastien/Kazuki ToyotaTS050-Hybrid 244 6:01'31063 53779 36440 184733 5 2 LMP1 5 PORSCHETEAM Romain/Neel/Marc Porsche919Hybrid 243 6:00'47939 1Lap 1Lap 184342 6 13 LMP1 6 REBELLIONRACING Matheo/Dominik/Alexandre RebellionR-One-AER 229 6:00'51150 15Laps 14Laps 173693 7 26 LMP2 1 G-DRIVERACING Roman/Alex/Will Oreca05-Nissan 223 6:00'54127 21Laps 6Laps 169117 8 43 LMP2 2 RGRSPORTBYMORAND Ricardo/Filipe/Bruno LigierJSP2-Nissan 223 6:00'55525 21Laps 1398 169106 9 36 LMP2 3 SIGNATECHALPINE Gustavo/Nicolas/Stephane AlpineA460-Nissan 223 6:01'21750 21Laps 26225 168902 10 30 LMP2 4 EXTREMESPEEDMOTORSPORTS Antonio/Giedo/Sean LigierJSP2-Nissan 223 6:01'45443 21Laps 23693 168717 11 31 LMP2 5 EXTREMESPEEDMOTORSPORTS Ryan/Luis/Christopher LigierJSP2-Nissan 222 6:00'38760 22Laps 1Lap 168478 12 42 LMP2 6 STRAKKARACING Jonny/Lewis Gibson015S-Nissan 222 6:00'45600 22Laps 6840 168425 13 44 LMP2 7 MANOR Matthew/Richard/Roberto Oreca05-Nissan 222 6:01'05157 22Laps 19557 168273 14 27 LMP2 8 SMPRACING Nicolas/Maurizio/Mikhail BR01-Nissan 222 6:01'45418 22Laps 40261 167961 15 35 LMP2 9 BAXIDCRACINGALPINE David/Ho-Pin/Paul-Loup AlpineA460-Nissan 221 6:01'58848 23Laps 1Lap 167100 16 37 LMP2 10 SMPRACING Vitaly/Kirill/Victor BR01-Nissan 220 6:01'33739 24Laps 1Lap 166537 17 67 GTEPro 1 FORDCHIPGANASSITEAMUK Andy/Harry FordGT 212 6:00'54068 32Laps 8Laps 160773 18 66 GTEPro 2 FORDCHIPGANASSITEAMUK Stefan/Olivier FordGT 212 6:01'09574 32Laps 15506 160658 19 51 GTEPro 3 AFCORSE Gianmaria/James Ferrari488GTE 212 6:01'35208 32Laps 25634 160468 20 71 GTEPro 4 AFCORSE Davide/Sam Ferrari488GTE 212 6:01'43343 32Laps 8135 160408 21 95 GTEPro 5 ASTONMARTINRACING Nicki/Marco AstonMartinVantage 211 6:00'40553 33Laps 1Lap 160114 22 97 GTEPro 6 ASTONMARTINRACING Richie/Darren AstonMartinVantage 211 6:01'42967 33Laps 1'02414 159654 23 77 GTEPro 7 DEMPSEY-PROTONRACING Richard/Michael Porsche911RSR 210 6:00'39697 34Laps 1Lap 159361 24 98 GTEAm 1 ASTONMARTINRACING Paul/Pedro/Mathias AstonMartinV8Vantage 208 6:00'52206 36Laps 2Laps 157752 25 83 GTEAm 2 AFCORSE Francois/Emmanuel/Rui FerrariF458Italia 207 6:01'15242 37Laps 1Lap 156827 26 78 GTEAm 3 KCMG Christian/Wolf/Joel Porsche911RSR 206 6:01'02238 38Laps 1Lap 156162 27 86 GTEAm 4 GULFRACING Michael/Adam/Benjamin Porsche911RSR 205 6:01'08259 39Laps 1Lap 155361 28 88 GTEAm 5 ABUDHABI-PROTONRACING Khaled/David/Patrick Porsche911RSR 200 6:02'08554 44Laps 5Laps 151150 29 45 LMP2 11 MANOR Tor/Alex/Shinji Oreca05-Nissan 190 6:00'56348 54Laps 10Laps 144069 30 50 GTEAm 6 LARBRECOMPETITION Yutaka/Pierre/Ricky ChevroletCorvetteC7 172 6:01'58170 72Laps 18Laps 130044 ———————————————————————————————————以 上 完 走 DNF 4 LMP1 BYKOLLESRACINGTEAM Simon/Oliver/Pierre CLMP1/01-AER 79 2:06'47385 165Laps 93Laps 170443 DNF 7 LMP1 AUDISPORTTEAMJOEST Marcel/Andre/Benoit AudiR18 36 2:14'59874 208Laps 43Laps 72874
51 2017 1 JAF MOTOR SPORTS

TOPICS

“伝説”のラリーが帰ってきた

あの Legend of THE RALLY が晩秋の信州路を舞台に 2 年ぶりに復活

国内ラリーの創世記を支えた、往年の名ラリーマシンとドライバーが紅葉の山岳路を走り抜けるレジェンドオブザラリーが、 2年ぶりに行われた。予想外の降雪というアクシデントにも関わらず、今年もレジェンドマシンが颯爽たる走りを披露してくれた。 レポート/山中知之 フォト/水野文幸、小竹充

国内ラリーのトレンドが国際ラリーを規 範としたスポーツ性の高いものへと変 化していく一方で、ここ数年、カルチ ャーとしてラリーが市民権を得るために、JAF公

認ラリーのクラシックカーでのラリー参加や第1 種アベレージラリーの開催が増えてきている。そ

の先駆け的な存在として、4年前に第1回が開催さ れたのが「レジェンド・オブ・ザ・ラリー」だ。

1970年代から1980年代にかけて国内ラリー 華やかなりし時代を彩った名車と名ドライバー、 ナビゲーターたちがかつてのコースを舞台として、 真剣かつ楽しみながら行われているラリーだ。

参加車両は1996年までに製造されたクルマと 限定されていて、さらに71年以前に製造された クルマのレジェンドクラス、72年から79年の間に 製造されたクルマはヒストリッククラス、80年か ら96年に製造されたクルマはオールドクラスと 分けられる(いわゆるラリーコンピューターの使用 は禁止)。また参加者自身についてもドライバー、 ナビゲーターそれぞれにおいて年齢別のクラスが

3つ設定されている。

ラリーはかなりアベレージを抑え た設定になっている上に、チェック 処理で遅れを背負わないようにCP アウトは秒切り捨ての次分00秒スタ ートということになっている。

当初の「レジェンドオブザラリー」で は分計測が総CPの半数程度を占め ていたが、今回ではほとんどのCP が秒計測ということもあり、勝負に は正確性とドライバーとナビゲータ

ーのコンビネーションが問われること になった。

2 年ぶりの開催とあって、今回は 42 台ものエントラントが集まった。初参 加のドライバーのほか、新たにレストアが施されたマシンも参戦するなど、クラシックラ リーのイベントとしてすっかり定着した形だ。

コースはこれまでもかつてラリー で使用されたことのある“ラリー銀座”や険しい峠 などを繋ぐ形で制作されてきたが、今回は信州・ 蓼科をスタート&ゴールとする2デイの約380km が設定された。デイ1は蓼科から白樺湖を経由し て交通量の多い一般道を北上。その後一転、落 ち葉が敷き詰められたようなつづら折れの道を登

1.ともに現役ラリーストの夫婦コンビ、箕作有俊/箕作裕子組は三菱ワークスカラーをあしらったギャラン VR-4 でオールドクラス優勝。2.レジェ ンドクラスはコルトギャラン AII をドライブした、ともに還暦を超えたベテランコンビ、古茶重/竹島茂和組が優勝をさらった。

り、日本アルペンラリーでも使われた扉峠を抜け ていく。

一旦松本市内で昼食休憩を取ってから今度は 南下すると、80年代から90年代にかけてB・C地 区戦や長野県戦ラリーでしばしば波乱を演出した 高ボッチ高原を駆け抜け、諏訪大社でブレイクを

今回のレジェンドオブザラリー参加者の皆さん。

待ちに待った
見事、総合優勝を飾った寺島滋/ 上坂次良組スプリンタートレノ。
1 2

信州蓼科を拠点とした今回のラ リーは白樺湖~松本~諏訪湖と いったポイントを峠越えで回る

ルートで行われたが、降雪で当 初予定していた大河原峠が通れ なくなったため、この方面のル ートはキャンセルされた。

毎回違うチェリーで参戦 !?

新垣浩/新垣久美子組 日産チェリー X1R

鹿児島から参戦の新垣浩/久美子組。持ち込ん だクルマは当時からオーバーフェンダーがキマって いたチェリーX1-Rだ。第2回から参戦している新垣 選手は車名こそチェリーだが毎回違うバリエーション で参戦という根っからのチェリーファン。ナンバーが 付いていて走行可能なチェリーは3台だが、部品取

りまで入れれば現在10台のチェリーを所有している

というから驚きだ。仕事が落ち着いてきた10年ほど 前からモータースポーツに復帰。ここ数年は免許取 りたての頃にやっていたラリーに取り組んでいるとい

う。「ラリーの魅力は 相方がいるところで すかね。夫婦で出て いますけど、喧嘩も ありますが楽しいこと もありますから。勝 負より楽しんでます」

次はラリーモンテカルロに参戦 佐藤献二/池内敏正組 トヨタセリカ1600GT

50年代からサザンクロスラリーや1000湖ラリー などの海外ラリーにチャレンジを続けてきた佐藤献 二氏が今回ドライブしたのは、フランスから購入し た左ハンドルのいわゆるダルマ・セリカ。出場2回 めとなるレジェンド・オブ・ザ・ラリーについては「雰 囲気は最高。やっとこういうラリーが日本で出来るよ うになったかと感じたよ」と、スタート直前の緊張感 のある中でも熟成度を増す国内ラリーに顔をほころ ばせる。ロールケージや安全燃料タンクなど本格的 なラリー装備が施されているが、これは来年の1月 25日から始まるヒ ストリック・ラリー・ モンテカルロに出場 するためのもの。こ のラリー後にヨーロ ッパに送られること になっている。

挟んだ後にグラベ

ルの林道を走り、ビーナスラインを抜けて蓼科へ

と帰還する。デイ2は2000mを超すこちらも日 本アルペンラリーで勝負どころの一つに数えられ ることもあった大河原峠や唐沢林道を順走と逆走 で2ループしてゴールというルートとなっていた。

エントラントリストに目を通すと、70年代に国 内外のラリーで活躍した篠塚建次郎、全日本ラリ ーでもチャンピオン争いを演じた井上潔といった、 当時のトップドライバーをはじめとした歴戦の勇 者から数多くの名ナビゲーターまでその顔ぶれは 華やかそのもの。

それに負けず劣らず、TE27レビン/トレノ、歴 代のブルーバード、ギャランGTOやFTO、ベレ ット、初代シビック、初代ランサーや二代めとな るA175Aランサーなどの名車がパドックに並び、 観客のフォトジェニックとなっていた。また、96 年までに製造されたクルマなら出場できることか

い出の詰まったブルで皆勤賞

加藤光久/三浦正組 日産ブルーバード SSS-R  ドライバーの加藤光久、ナビゲーターの三浦正両名ともに 長野で行われているラリーでは競技役員として名を連ねること も多い重鎮。ドライバーの加藤選手は今回エントラントの中で は最年長だが「もっと出るべき先輩方がたくさんいるんだけど ね」と謙遜するが、レジェンド・オブ・ザ・ラリーは皆勤賞。 今回はブルーバードSSS-Rを持ち込んできたが「私はSCCN なんですが、このクルマが開発当時、色々と話をして発売に 漕ぎつけたクルマなんですね。 そうした思い出があるので、 今回はこのクルマでエントリー することにしました。ただ、競 技車ではなくて普段使いをす るための目立たないカラーリン グにオールペンしてあります」

エボリューションⅡなども既に「レジェンド」として 出場可能なクルマとなっていた。

日下部/田口組ダイハツシャルマンの田口次郎 選手は 65 歳以上ナビクラスで優勝(左)。篠塚 /宮地組三菱ランサーの宮地久司選手は 70 歳 以上ナビクラスで優勝(下左)。永瀬/遠藤組 SSS-R の永瀬選手は 60 歳以上ドライバークラ スで優勝(下右)。

ラリーは前日の晩に降った雨がスタートまでに は上がり、デイ1は途中から晴天に恵まれたもの の、標高の高い大河原峠周辺は降雪となり、かな りの積雪となってしまった。このためにデイ2は 急遽、当初予定していたコースをショートカット することで大河原峠周辺をパス。 このために走行距離が短縮とな り、さらにCP数が減ることと なったことで、デイ2で逆転を 狙うクルーには厳しい展開とな ってしまったようだ。

デイ1をトップで折り返した 寺島滋/上坂次良組(スプリン

ラリー大好き 3 人組が初参戦 鈴木満也/登立美峰/下村裕昭組 三菱ランサー EX  このラリーではクルマの乗車定員までなら参戦 可能なレギュレーションとなっているが、3名乗車 でエントリーしたのが鈴木満也/登立美峰/下村 裕昭組。3人ともこれまでもラリーやダートトライア ルが好きで年に何戦も直に観戦してきたモーター スポーツの熱狂的なファンだ。過去のレジェンド・ オブ・ザ・ラリーもラリー後のパーティにまで参加 するほど。そのたびに、多くの人々からエントリー を勧められてきたこともあり「もともとこのクルマ (ランサー)を持っていた」ので今回初参戦となった。 そのために今年は 鈴木/下村組で関 東デーラリーシリ ーズにも参戦する など、準備万端で のスタートを迎え ている。

40 年の時を経てコンビ復活! 大崎光/石井豊組 いすゞ 117 クーペ 「学生の頃、40年くらい前になりますけど、過去にこのコンビ でラリーに出場したことがあるんですが、そのときはミスコー スしてしまい散々な結果で終わったんです。ですから今回はそ の雪辱戦ですね」と当時を懐かしむかのように笑顔を見せる大 崎光さん。今回はナビゲーターとして参戦だが、実はクルマの オーナーでもある。この組み合わせになった理由は「彼(=石井 豊さん)をドライバーとして信用していますから」と話す。レジ ェンド・オブ・ザ・ラリーに出 場したくて3年ほど前に購入 したという117クーペだが、

「2年前の時に出場したかった のですが、クルマが間に合い ませんでした」ということで今 回が念願の初出場となった。

タートレノ)はデイ2も快調で全体でもトップの減 点でヒストリッククラスを制し、またデイ2の計 11CPを減点3という最小減点でクリアした箕作 有俊/裕子組(ギャランVR-4)がオールドクラス の優勝を飾った。もう一つのレジェンドクラスは 古茶重/竹島茂和組(コルトギャランAII)が勝利 を手にしている。

今回2年ぶりの開催となったレジェンド・オ ブ・ザ・ラリーだが、新たにクルマを製作してく る人たちやラリー初参戦のクルーも見受けられ、 これまで以上の盛り上がりも感じられた。また多 くのエントラントからは道の状況や風景は大きく 変わってはいるものの、シンボリックなステージ を走る設定を評価している人も多く、毎年の開催 を熱望している意見が印象的なラリーだった。

53 2017 1 JAF MOTOR SPORTS
らギャランVR -4やランサー・

R4クラスは、ノートラブルで走りきった竹

サバイバルを制した竹内源樹組が2 度めのV

第 11回全国 JMRC オールスター ラリーフェスティバル

ラリーIN 四国 高知・大豊

[JAF 公認 No.2016-7019]

開催日:11月19~

回めを迎えた全国JMRCオールスタ ーラリーは今年、四国を舞台として 開催された。四国と言えば、近年、 走り甲斐のあるグラベルラリーが人気を集めてお り、高知のてっぺんラリー、徳島のつるぎ山アル ペンラリーそして全日本久万高原ラリーのフィール ドで行われる愛媛のMACラリーには近畿、九州 地区からもエントラントが遠征している。

そして今回、新たに四国のグラベルラリーの仲 間入りをしたのが、今回のラリーIN四国 高知・ 大豊だ。大豊町は、スラロームコース、モーター ランドたぢかわを持ち、すでに四国のモータース ポーツ関係者には知られた地区であるが、ラリー は今回が初開催。ヘッドクォーターとサービスそし てスタート&ゴール地点ともなったのは同町内に ある、巨大な風力発電機が目印の観光施設、ゆと りすとパークおおとよ。ラリーはそこから北東に位 置する山深いエリアで行われた。

このエリアは四国のダート銀座といってもよいほ どグラベルの林道が集中するエリアで、週末はオ フロード好きのライダー達で賑わうほど。この中の 1本の林道を約6kmほどSSで使用するという設 定だ。このステージを午前は順走で2回。午後は 逆走で2回走り、ゆとりすとパークへ上る約2km のターマックを最終のSS5とした。SS1~4のス

1.R2クラスの 4 位は東北の羽賀俊亮組が獲得。2.R1 5 位 には九州の近藤潔組が入った。3.「今年、多くのラリーに 出た成果が生かせました」。全日本のほか、地区戦にも積 極的に参加した明治慎太郎/北田稔組が R1クラスを制し た。4.R4・6 位入賞は全日本ダートラのトップドライバー松 波克知組。5. 九州の冨安敏照組が R4・7 位を獲得した。

テージがスタートから約1時間と遠いため、SS2の 後にステージに近い場所にリモートサービスが設 けられた。

今回最多の19台がエントリーした2リッター 4WDターボが集うR4クラスは、優勝候補筆頭の 渡部洋三/井関美貴組がSS1で5分51秒4のベ ストタイムをマークして順当にラリーをリードする。 僅か0.2秒差でEK9シビックで全日本優勝経験も ある上原利宏/佐瀬拓野組が食らいつき、渡部組 と同じ地元四国の堀川竜二/池田茂組が上原組に 3秒遅れて3番手。6分を切ったこの3台がまずは トップグループを形成する。

しかしSS2では「たぶんスタートの段階でスロー パンクチャーが始まっていたと思う」と振り返った 渡部組が大きくタイムロス。堀川組もリタイヤに 追い込まれ、上原組が単独トップに躍り出るが、 その上原組もSS3をゴール後にマシントラブルで

今回の拠点、ゆとりすとパークはロケーション抜群!  今回のラリーの拠点となったのは大 豊町のオートキャンプ場「ゆとりすとパー クおおとよ」だ。ゆとりすとパークの最大 のセールスポイントは、雄大なロケーシ

ョン。遠く土佐湾や、1000m を優に超え る山並みを見渡せる。夜は満点の星が 手が届くかの如くに降り注ぐ。フラワー ガーデン、キッズアスレチック、クラフ ト体験ができるゆとりすとハウスも備え、 日帰りレジャーでも楽しめる。今回もラ リー観戦方々、パーク内の施設を楽し むカップル、家族連れの姿が目立った。

54 2017 1 JAF MOTOR SPORTS 11
20日 開催場所:高知 格式:準国 内 主催:MAC[クラブ登録 No. 加盟 13063]、TSURUGI [クラブ登録 No. 加盟 36022] レポート & フォト/JAF スポーツ編集部
内源樹/保井隆宏組が優勝を飾った。
1 2 3 4 5

6.R4クラスを制した竹内源樹/保井隆宏組(左か ら)。7.R3 4 位入賞の辻泰明組。8.安藤恭平組は R1・4 位入賞。9.R2・3 位入賞は関東から遠征の細 谷裕一組。10. 片山浩三組は R2 4 位入賞。11. 北 海道からエントリーの伊藤淳郎組は R4 4 位入賞。 12.R1は全日本も制したデミオのラストランとなった 寺川和絋/石川美代子組が有終の美を飾った。 13.JMRC 全国オールスター地区対抗戦は九州地区 が優勝を飾った。14. 松岡竜也組は R4 で 8 位獲得。 15. 第1回からの連続出場記録を今年も更新した九 州の黒原康仁選手に記念品が贈呈された。16.R1クラス1~4 位入賞の皆さん。17.R2クラス1~4 位入賞の皆 さん。18.R3クラス1~4 位入賞の皆さん。19.R4クラス1~3 位入賞の皆さん。20. 北海道から遠征の和田誠 組は R2 2 位に入賞。21. 近畿の辰巳浩一郎組は R3 2 位に入賞。22. 全日本福島でも活躍した直井健組は R1・2 位に入賞。23.R4 で 2 位入賞を果たした草間一朝組。24.R4クラス 4~6 位入賞の皆さん。

リタイヤ、とラリーは完全なサバイバルレースの様 相を呈してくる。

繰り上がってトップに立ったのはSS2でぶっち ぎりのベストを叩き出した竹内源樹/保井隆宏組 のGRBインプレッサ。路面が荒れ始めた続く SS3、SS4をともに3番手と手堅くまとめた竹内組 はSS2の貯金をしっかり守り切って、2度めのオー ルスター制覇を達成した。

「今日のクルマは練習車というか通勤車です(笑)。

SS1で出遅れたんで、“これは目を吊り上げないと 勝てない”と思ってSS2は多少のリスクは覚悟で 攻めました。今年は後半、自分の中で不完全燃焼 の走りが続いたので、いい走り収めができてよか ったです」と貫禄勝ちの竹内選手。

9.1秒差の2番手には竹内選手同様、ノーパン クで走り切った草間一朝/山本磨美組GDBが入 賞。「初めて乗るクルマなのでSS1、2は体が慣れ なかった分、出遅れましたね。SS4でプッシュしよ うかとも思いましたが、路面が荒れたので無用な リスクは避けました。でも、SS3で全日本ドライバ ーの竹内君に勝てたので、良しとします(笑)」

3番手には後半、好タイムを連発した北海道チ ャンピオン、山田健一/伊勢谷巧組がオールスタ ー自己最上位となる3位に入賞。前半のパンクが 悔まれるところだ。終わってみれば上位3位まで をインプレッサが独占と、スバル勢が速さを見せ

る結果になった。

R3クラスはSS1,2と連続ベストを奪取した九 州のグラベルマイスター古川寛/大久保叡組の DC2インテグラが、SS4でもダメ押しのベストを マーク。ブーンX4勢の追撃を抑え、オールスター 2連覇を達成した。

R2クラスは寺川和絋/石川美代子組デミオ、R1 クラスは明治慎太郎/北田稔組86が、全日本ドラ イバーの貫禄を見せて優勝を飾っている。注目の 地区対抗戦は九州地区が制した。なお来年のオー ルスターは近畿を代表するグラベルラリーのひとつ、 モアラリーが担当することがすでに決まっている。

26. 小川剛組は R1で 3 位入賞。27. 高田修組は R3 で 3 位入賞。28.R3 で 5 位入賞の山口貴利組。29. 九 州の阪本寧組は R4 で 5 位入賞。30.「さほどプッシュしなかった

25.

R4 3 位入賞は北海道の山田健一組。 SS1でベストが獲れたので今日のペースが掴めました。行き過ぎないようにコントロ ールしてくれたナビに感謝です(笑)」。R3クラスは九州の古川寛/大久保叡組がオールスター2 連勝を達成。
6 7 8 12 13 9 10 11 14 15 16 18 20 24 28 29 27 26 30 25 17 19 22 21 23

BR3クラスはぶっちぎりのタイムを マークした前中克仁選手が優勝。

前中克仁 MR2、3度めの挑戦で西フェス初制覇

2016 年 JMRC 西日本ジムカーナフェス

ティバル in 中部[JAF 公認 No.2016-2129]

開催日:10 月29 30日 開催場所:美浜サーキット ク ニモト 格式:準国内 主催:FASC[クラブ登録 No. 加 盟 23008]、MMSC[クラブ登録 No. 加盟 23084] レポート/若槻幸治郎 フォト/友田宏之

西日本地区の締め括りイベントとして開 催される西日本ジムカーナフェスティ バルが、愛知県の知多半島先端に近い 美浜町にある美浜サーキット・クニモトで、130台 のエントラントが集まり、開催された。

美浜サーキットはミニーサーキットだが、パドッ クから見て右側のダブルヘアピンを除くほぼすべ

てのコーナーを使用するコースレイアウトとなった。 ただ、180度ターンは設定されたものの、サブロク ターンや難易度の高いターンセクションは設定さ れなかった。その点ではパイロンタッチなども少な く、選手にとっては走りやすく、主催側にとっては スムーズな競技運営ができたと言えるだろう。

お祭り的な雰囲気の中、開催されたイベントで は、ケータリングサービスはもちろん、ゲストとし てピアノ弾き語りシンガーソングライターの小野亜 里沙さんを招き、競技終了後には表彰式が始まる までの間にパドックで生演奏も実施。普段はエキ ゾーストノートの爆音しか聞いていない各選手も、 その歌声に聞き入っていた。また、競技中もパイロ ンタッチした時やベストタイムを更新した際のファ

ンファーレを小野嬢がピアノで表現し、いつものジ

ムカーナとは違う雰囲気を醸し出していた。 競技は21台が参加したNPN1クラスからスター トしたが、ゼッケン1はなんと、元全日本Dクラス チャンピオンで、今季は全日本PN1クラスにND ロードスターで参戦している小林キュウテン選手。 「西フェスは初めてですが、JAFカップの練習で中 部14位で出ました(笑)。今年はクルマを乗り換え たのでいろんなコースでセッティングを試したかっ たんです」と余裕のコメントで優勝した。 一方、24台と最多出場台数を誇ったのが、 1500ccを超えるリヤ駆動のB車両で、ラジアル タイヤを装着するBR3クラスだ。第1ヒートは近 畿チャンピオン戦のランキングトップ吉村龍男選 手がトップで折り返すが、生タイムではパイロン タッチで沈んだものの、近畿ミドルチャンピオン の前中克仁選手がベストだ。

第2ヒートに入ると吉村選手はタイムアップを 果たすが、前中選手はミスなくさらにタイムアップ して吉村選手を1秒以上も逆転。「西フェスは3回 めですが、やっと勝てて嬉しいです。美浜は5年

1.BR1クラスは近畿のカプチーノマイスター大原秀樹選手が快勝した。2.BR2 2 位入賞の野田太一選手。3.NPN86 BRZ で 2 位入 賞の武藤英司選手。4. 久保敦嗣ロードスターは NPN1 で 2 位入賞。5.BR3 2 位入賞の吉村龍雄選手。6.BR4 は浅岡祥太郎選手がヒ ート1 のタイムで逃げ切った。7.NSA2 は林啓輔選手が逆転で優勝。8.BR2 は中国地区の石原秀晃選手が 2 本ともベストで快勝。 9.NSA1はヒート 2 でスーパーベストをマークした近藤瑛貴選手が逆転勝ち。
1 2 4 6 3 5 7 8 9

前に一度走っただけですが、クルマを仕上げてく れた来夢さんのおかげです」と西フェス逆転初優勝 を喜んでいた。

一方、17台で争われたBR4クラスは4WDクラ スだが、第1ヒートはジムカーナ歴10年という中

部の東海シリーズチャンピオン浅岡祥太郎選手が ブッちぎりのベストタイムをマーク。ところが浅岡

選手は第2ヒートに「気合が入りすぎました」とパイ ロンペナルティ3本というまさかのミス。しかし第

1ヒートのタイムには誰も届かず逃げ切り、優勝を

10.NPN2 はヒート1 の MC を挽回した杉山一矢 選手が優勝。11.NPN1 は小林キュウテン選手が 順当勝ち。12. オーバーオールウィンを飾った SCD の杏子選手。13.L クラスは RX-7 対決を制し た工藤実里選手が優勝。14. 高木健司選手は BR4 で 2 位入賞。15. 堤信久 選手は NSA2 で 2 位入賞。16.NPN86・BRZ は近畿の村井友樹選手がヒート 1 のタイムで逃げ切った。17. 地区対抗戦は近畿地区が制した。

果たした。「西フェスは初めて出ました。これから も細く長く楽しむというコンセプトで頑張ります」と 浅岡選手。来季もぜひ頑張ってもらいたいものだ。

ほかのクラスでは、NPN2クラスは「今回初めて 西フェスに出ました。本当はJAFカップに出たい

んですが、時間的に出られないので」と語る杉山一 矢選手が、今回はアクセラを駆った中国地区の強 豪、高屋隆一選手らを抑えて優勝を飾り、最高の

18.NPN1クラス入賞の皆さん。19.NPN2 クラス入賞の皆さん。20.NPN86 BRZ クラス入賞の皆さん。21.NSA1クラス入賞の皆さ

形で今シーズンを締め括った。参加14台と激戦区 となったNSA2クラスではFD3Sをドライブした 林啓輔選手がハコ車ではただ一人、1分14秒の壁 を破る1分13秒856の好タイムで快勝した。

SCDクラスではレディスドライバーの杏子選手 が、1分13秒344のオーバーオールウィンとなるタ イムで見事な優勝を飾った。

最大の激戦区S3は坂本裕幸選手が逃げ切りV!

待がかかる。2番手には中部の折口智史選手と近畿 の今井健文選手のインテグラが全くの同タイムで 並んだ。

部地区から西の5地区の選手が集う一大 ダートイベント、JMRC西日本ダートフェ スティバルが10月23日に近畿地区主催 によりコスモスパークにて開催され、各地区から 87人の戦士がハイスピードレイアウトのコースに 挑んだ。この大会は各地区の交流も目的の一つと あって、それぞれの地区が特色を活かしたケータ リングサービスも人気を集めたが、特に四国のじ ゃこ天はあっという間になくなったようだ。 競技はN1クラスからスタート。第1ヒートはブ ーンX4を駆る近畿のN2チャンピオン辰巳浩一郎 選手がトップタイムを出し、この大会3連覇に期

1.S3 クラス 3 位入賞の須川裕二選手。2. 今村太亮選手は S2 で 3 位入賞。3. 辰巳浩一郎選手は N1 で 3 位入賞。4.N2 は中部の澤田 恭昌選手が快勝。5.N1 はヒート 2 で会心の走りを見せた折口智史 選手が優勝。

第2ヒートに入ってゼッケン2番の折口選手が ベストタイムを更新すると、このタイムは最後まで 破られず、折口選手が優勝をさらった。「今年4月 からインテに乗り、慣れなくて戸惑いがありました がセッティングが決まり、やっと乗れるようになっ

てきました。今日は思った通り走れましたが、まさ か勝てるとは」と驚きの表情の折口選手。2位は辰

巳選手を逆転した今井選手が入ったが、「ブーンに 勝ててよかったけど中部の後輩に負けて悔しい」と 無念の表情。辰巳選手は「タイヤ選択ミスかな」と 悔しがった。

N2クラスは第1ヒートベストの清水憲治選手を 逆転した中部の澤田恭昌選手が優勝し、「昨日の 公開練習で初めてこのコースを走りましたが4回 走ったので慣れてきました」と会心の笑顔。2位も同 じく中部の矢木野昌俊選手が西フェス初参加で入 賞を果たした。

2016 年 JMRC 西日本ダートフェスティバ ル in 近畿[JAF 公認 No.2016-3207] 開催日:10 月22~23日 開催場所:コスモスパーク  格式:準国内 主催:TEAM FLEET[クラブ登録 No. 加盟 28021] レポート & フォト/山口貴利
ん。22.NSA2 クラス入賞の皆さん。23.BR1クラス入賞の皆さん。24.BR2 クラス入賞の皆さん。25.BR3 クラス入賞の皆さん。 26.BR4 クラス入賞の皆さん。27.L クラス入賞の皆さん。
10 12 11 14 16 17 15 13 18 20 23 19 24 25 26 1 3 5 2 4 27 21 22

一方、S2クラスは大激戦。「2本めは路面を選ん で走りました。今年の初優勝が西フェスです。い い形で一年を締め括れて良かったです」と振り返っ た地元の森嶋宏次選手が第1ヒートの10番手から ジャンプアップして優勝をもぎ取った。

2位の竹中雅哉選手は「マ フラーを変えてきて、中速が トルクアップして動きも良か ったので勝てると思ったのに 悔しいです」とがっくり。第1 ヒートトップだった上土井康 朗選手は「最終コーナーで外 に膨らんだのが痛かった」と 反省しきりの一戦となった。

S3クラスはこの大会最大 の28台で争われた。前日の 公開練習で絶好調だった中 部ジュニアチャンプのイデブ ロック選手は第1ヒートは5 番手。替わってトップに立っ たのは「昨日の公開練習でミ スコースしたので慎重に走り ました」という近畿の坂本裕 幸選手だ。

第2ヒートに入って少し雨 も降り、路面コンディション も悪化したためか、なかなか タイムアップする選手が現 れず、坂本選手も同様にタ イムダウン。そんな中、一人、 気を吐いたのが第1ヒートは タイヤバーストでタイムが残 せなかった九州の井上博保 選手。坂本選手のタイムに は届かなかったものの、終わ ってみれば2位に入るタイム を叩き出し、「去年は中間ベ ストを取ったのに、最終コー ナーでスピンしました。来年 こそ3度めの正直を狙いま

す」とリベンジを誓っていた。

逃げ切りで優勝を果たした坂本選手は「練習で はダメでしたが、今日はイメージ通り、走れまし た」と西フェス初優勝を素直に喜んでいた。井上選 手に逆転され3位に落ちた須川裕二選手は「インプ

ムが優勝旗をもぎ取った。

激戦区となったS3クラスは坂本裕幸選 手がヒート1のタイムで優勝を飾った。

6.2WD の激戦区となった S2 は森嶋宏次選手が大逆転で勝利をさら った。7.RWD はヒート 2、痛恨のペナルティを喫した千賀達也選手 がヒート1 のタイムで逃げ切った。8.D クラスは九州から遠征の荒牧 健太選手が逆転で優勝。9.N1 2 位入賞の今井健文選手。10.D ク ラスで 2 位入賞の三好工選手。11.RWD で 2 位入賞の山本剛選手。 12. 竹中雅哉 FTO は S2 で 2 位入賞。13. 九州の井上博保選手は S3 で 2 位入賞。14. 矢木野昌俊選手は N2 で 2 位入賞。

レッサからランサーに乗り換えてダメダメでしたの で、今日は嬉しい3位です。練習会でアドバイス をもらって少しは良くなったと手応えを感じていた ので、それをたしかめることができる一戦となりま した」と振り返っていた。

そのほかのクラスでは、RWDクラスはMR2を ドライブした近畿の千賀達也選手が、中国の元ラ リースト、山本剛選手のRX-7を2位に下して優勝。 Dクラスは九州の荒牧健太選手が第2ヒートで、1 分28秒101のスーパーベストを叩き出して見事な 逆転優勝を飾った。

58 2017 1 JAF MOTOR SPORTS
2017 1 JAF MOTOR SPORTS
6 7 12 11 14 21 22 15 18 16 19 17 20 10 13 9
15.N1 クラス入賞の皆さん。16.N2 クラス入賞の皆さん。17.S2 クラス入賞の皆さん。18.RWD クラス入賞の 皆さん。19.S3 クラス入賞の皆さん。20.D クラス入賞の皆さん。21.22. 地区対抗戦は中国・九州連合チー
8
59 2017 1 JAF MOTOR SPORTS
J A F M O T O R S P O R T S 1967 年 3 月 20日 第 3 種郵便物認可(毎月 1 回 1 日発行)第 51巻 第 1号 2017 年 1月 1 日発行 発行人 望月均 03 ( 5470 ) 1711 (代) 一般社団法人 日本自動車連盟 東京都港区芝大門 1 1 番 30号 0570 ( 00) 2811 (総合案内サービスセンター) 発行所 東京都港区芝大門 1 9 番 9 号 ㈱ J A F メディアワークス 143 円+税 2017 / 1

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