












秋の訪れとともに、世界のモータースポーツファンが気になり始めるのが翌年の世界選手権のカレンダー。 日本でも開催されるF1とWEC。そしてトヨタの復帰で日本でも人気が高まりそうなWRCの来季の暫定カレンダーが発表された。
秋の訪れとともに、世界のモータースポーツファンが気になり始めるのが翌年の世界選手権のカレンダー。 日本でも開催されるF1とWEC。そしてトヨタの復帰で日本でも人気が高まりそうなWRCの来季の暫定カレンダーが発表された。
F1、WEC の日本大会は、来年も2 週続けて、鈴鹿、富士の順番で開催されることがほぼ決まった。
F1は 2 年連続でルマンとバッティングするヨーロッパ GP の動向が注目される。
9 月 28 日、フランス・パリのFIA本部で 2016 年度 3 回めとなるFIA世界モータース ポーツ評議会(WMSC)が開催された。
例年、この時期のWMSCの主要課題は、 翌年のFIA世界選手権シリーズの暫定カレ
回 日時 開催国
1 3月26日 オーストラリアGP
2 4月9日 中国GP
3 4月16日 バーレーンGP
4 4月30日 ロシアGP
5 5月14日 スペインGP
6 5月28日 モナコGP
7 6月11日 カナダGP
8 6月18日 ヨーロッパGP
9 7月2日 オーストリアGP
10 7月9日 イギリスGP
11 7月23日 ハンガリーGP
12 7月30日 ドイツGP
13 8月27日 ベルギーGP
14 9月03日 イタリアGP
15 9月17日 マレーシアGP
16 10月1日 シンガポールGP
17 10月8日 日本GP
18 10月22日 USA-GP
19 10月29日 メキシコGP
20 11月12日 ブラジルGP
21 11月26日 アブダビGP
2017年WEC世界耐久選手権暫定カレンダー
回 日時 開催国
1 4月16日 イタリア
2 5月6日 イギリス
3 6月17-18日 フランス(ルマン24時間)
4 7月16日 ドイツ
5 9月3日 メキシコ
6 9月16日 アメリカ
7 10月15日 日本
8 11月5日 中国
9 11月18日 バーレーン
2017年WRC世界ラリー選手権暫定カレンダー
回 日時 開催国
1 1月21-22日 モンテカルロ
2 2月11-12日 スウェーデン
3 3月11-12日 メキシコ
4 4月8-9日 フランス
5 4月29-30日 アルゼンチン
6 5月20-21日 ポルトガル
7 6月10-11日 イタリア
8 日程未定 フィンランド
9 日程未定 ドイツ
10 日程未定 スペイン
11 日程未定 GB
12 日程未定 オーストラリア
ンダーが承認されること。モータースポー ツ競技の最高峰のスケジュールが発表され ることで、来るべきシーズンへの展望が見 えてくるということになる。
F1 世界選手権は今年同様に 21 大会によ るカレンダーが承認された。開幕戦は今年 から 1 週遅れとなる 3 月第 4 週で、場所は 同じオーストラリアのメルボルン。最終戦 は今年同様、11 月の最終週に行われ、こち らも同じアラブ首長国連邦のアブタビが受 け持つことになっている。
鈴鹿で開催される日本GPは、10 月 8 日に シリーズ第 17 戦として組まれた。なおカナ ダGP、ドイツGP、ブラジルGPの 3 大会は 現時点でプロモーター契約が合意に至って いないため、“To be confirmed”(確認を要す る)の注釈付きとなっている。
なおヨーロッパGPは今年同様、WECルマ ン 24 時間と日程が重複しているが、仮に 同GPを 1 週間後に遅らせるとF1 が 3 週連 続開催となるため、それは認められないよ うだ。むしろ、前述のカナダGPがこのま ま契約に到らずキャンセルとなった場合、 ヨーロッパGPを 1 週間前倒しで開催するこ ともありうるという。
またアウディの撤退表明で揺れに揺れて いる世界耐久選手権(WEC)もカレンダーが 発表された。こちらも今年同様、全 9 戦の シリーズで、開催週もほぼ今年を踏襲する 形となっている。ただし開幕戦は今年の英 国シルバーストンからイタリアモンツァ サーキットへ変更となり、シルバーストン は第 2 戦として開催されることになった。
今年、第 2 戦として開催されたベルギー のスパ-フランコルシャンはカレンダーか ら外れたようだ。富士スピードウェイの日 本ラウンドは 10 月 15 日に第 7 戦として開 催される。これで来年もまた、日本では、 F1、WECが 2 週連続で開催されることに なった。
世界ラリー選手権(WRC)は 12 大会の開 催場所が確定し、最大 14 大会までの可能 性を含むカレンダーが承認された。13 もし
くは 14 大会めとなる候補はトルコ、ポーラ ンドそして今年、天候不順の影響を受け、 中止となった中国の 3 カ国だ。また 12 大会 のうち、5 大会は現時点では日程未定となっ ている。
フォーミュラEについても 10 月 9 日に香 港で開幕する 2016/2017 シーズンの全 13 戦のカレンダーが承認された。世界ツーリ ングカー選手権(WTCC)については、次回 のWMSCでカレンダーが承認される予定に なっている。なお以上のカレンダーは冒頭 で述べたように現時点では暫定のスケ ジュールであり、正式なカレンダーは次回 のWMSCで正式決定となる見込みだ。
今回のWMSCでは、CIK国際ライセンス 発給年齢の引き下げが承認された。これは ジュニア国際ライセンスと国際ライセンス の発給年齢を 1 年引き下げるというもので、 ジュニア国際Cは 12 歳(12 歳の誕生日を迎 える該当年)から 14 歳未満の者に、国際ラ イセンス(C以上)は 14 歳(14 歳の誕生日を 迎える該当年)以上の者に発給できるよう になる。これを受けてJAFでも、この件に ついて検討に入った。
現在、FIA-F4 へは 15 歳から参戦が認めら れている国もあるが、FIA-F4 へのステップ アップを果たす前に国際的なカートカテゴ リーでレース経験を 1 年でも長く積むこと を可能とすることで、国際シングルシー ターレースのピラミッドをより強固なもの にしていきたいとのCIKの希望が実現に 到ったということのようだ。この改正は来 年 1 月 1日より施行されることになる。
次回のWMSCは 12 月 2 日にウィーンで 行われるFIA総会に併せて 11 月 30 日に、 開催される。
2016 FIA フォーミュラ 1 世界選手権シリーズ第 17 戦 エミレーツ 日本グランプリレース[JAF 公認 No.2016-0022] 開催日 : 10 月 7~9 日 開催場所 : 鈴鹿サーキット 格式 : 国際 主催 : SMSC[クラブ登録 No. 公認 24001] フォト/吉見幸夫、HONDA、MOBILITYLAND レポート/JAF スポーツ編集部
年も21戦という長丁場で行われ るF1世界選手権シリーズが10 月、鈴鹿に還ってきた。
9月18日の週末にシンガポールで始まっ たアジア3連戦は、10月2日のマレーシアを 経て、10月9日、鈴鹿でとりあえず終結。第 17戦日本グランプリを終えたF1サーカスは 北米大陸に移動し、米国、メキシコと2連 戦。11月13日に南米ブラジルでラス前の一 戦を行って2週間後に中東アブダビで最終戦 を迎え、約8カ月に及んだ壮大なシリーズが 閉幕する。
今年もシリーズを引っ張るのはメルセデス F1チームのニコ・ロズベルグ選手とルイス・ ハミルトン選手の2台。実に16戦中14戦で どちらかが勝利を収める圧倒的な強さを見せ ている。開幕4連勝と悲願のチャンピオンに 向け最高のスタートを切ったロズベルグ選手 に対し、ハミルトン選手は6戦めのモナコで ようやく今季初勝利。スロースターターを強 いられたが、第9戦から怒涛の4連勝を飾 り、第11戦で遂にシリーズトップに立った。
しかし第13戦ベルギーからはロズベルグ 選手が再び3連勝。第15戦シンガポールで トップの座を奪い返した。第16戦マレーシ アでは、ハミルトン選手がトップを快走しな がら突然のエンジントラブルでノーポイント。
一方、ロズベルク選手はオープニングラップ でアクシデントに巻き込まれ、最下位まで落 ちるも、猛追実って3位まで挽回。
その結果、23ポイントのマージンを持って 鈴鹿に乗り込んできた。シリーズ3位にはこ の波乱の一戦を制し たレッドブルのダニ エル・リカルド選手 がつけるが、ハミル トン選手との差は68 ポイントと、2強に食 い込むには厳しい数 字だ。
10月8日土曜に行 われた公式予選は午 後3時から曇天の中、 始まった。路面はド
ライだが降水確率も僅かに出ており、微妙な コンディションだ。Q1を1-2で通過したのは フェラーリ勢でセバスチャン・ベッテル選手 が1分31秒659、キミ・ライコネン選手が 31秒674で続いた。しかしQ2ではメルセ デス勢が本領を発揮。ロズベルグ選手がた だ一人30秒台にタイムを乗せ、ハミルトン 選手も31秒129で2番手に上がる。
最後のQ3ではハミルトン選手がロズベル グ選手のQ2のタイムを上回る30秒660を 叩き出すが、ロズベルグ選手も渾身のラスト アタックで30秒647をマーク。3年連続とな る日本GPでのポールポジションを獲得した。 メルセデスの2台とともに30秒台にタイム を入れたライコネン選手が3位に入り、ベッ
テル選手とともにセカンドローを確保。3列め にはレッドブルのマックス・フェルスタッペ ン、ダニエル・リカルドの両選手が並んだ。
しかしベッテル選手は前戦で3グリッド降 格のペナルティを受けたために6番手に降 格。ライコネン選手も予選終了後、ギアボッ クスを交換したため、5グリッド降格に。結 果、レッドブルの2台がセカンドローに繰り
上がり、5番グリッドにはフォース・インディ アのセルジオ・ペレス選手が上がった。
注目のマクラーレン・ホンダはジェンソ ン・バトン選手がQ1で敗退、フェルナン ド・アロンソ選手もQ2に進むも15番手と
低迷。「金曜にいいバランスが見つからなか ったためアロンソ選手のセットで走った」と いうバトン選手は、「我々のマシンは低速コ ーナーやハードなブレーキングが要求される ようなセクションが得意だけど、鈴鹿は中高 速や長いコーナーがたくさんあるサーキット だ」と相性の悪さを指摘。アロンソ選手も「明 日は雨でも降らない限り、入賞は難しいかも ね」と厳しい表情を見せた。
空けた9日日曜は午後2時に決勝のスター トが切られた。夜半に降った雨の影響で午前 中に行われたスーパーFJの特別戦は各車、 ウェットタイヤを履いての出走となったが、
の、F1はスリックタイヤでの勝負となった。 ただし空は前日に続き、曇天。決勝レースが 終わった途端に晴れ間が指す、という何とも 皮肉な一日となった。
抜群のスタートから見事なホールショット を決めたロズベルグ選手に対し、躓いたのは ハミルトン選手。「僕のグリッドの路面が湿 っていたことはあまり関係ないよ。単にホイ ールスピンをしただけだ」と大きく出遅れた ハミルトン選手は、1コーナーまでに後続のマ シンに次々とかわされ、何と8番手で戻って くる。ロズベルク選手に続いたのはフェルス タッペン選手。序盤の3周でリカルド、ペレ ス両選手を次々とパスしたベッテル選手が3 番手に上がってくる。
「ペースはレッドブルより速かったからマッ
1.2. 活躍が期待されたマクラーレン・ホンダだが、速さは影 を潜め、アロンソ選手の16 位が最上位という結果に終わっ た。3.「またポイント争いのポジションに戻るために冷静に今 回のデータを分析したい」。ホンダ F1プロジェクト総責任者 の長谷川祐介氏もリベンジを誓った。4. バトン選手もまさか の18 位という結果に終わった。
クスを抜けるのは時 間の問題だと思って いた」ベッテル選手
だが、フェルスタッ
ペン選手を抜きあぐねる内にフェルスタッペ ン選手は1回めのピットイン。
上位3台のオーダーは、この1回めのピッ トインでは変動はなかったが、2回めのピット インではそれまで怒涛の追い上げを続けてき たハミルトン選手がベッテル選手をかわして 3位に浮上する。
ソフトタイヤに換えてハミルトン選手を追 ったベッテル選手だったが、ミディアムを履
5. 併催のポルシェカレラカップジャパンは近藤翼選手が優勝した。6.ウィリアムスはマッサ、ボッタス両選手が W 入賞を果たし た。7. ペレス選手はふたつ順位を落とすも7 位に入賞。フォース・インディアはヒュルケンベルグ選手も8 位に続き、まずまずの 週末に。8. ポディウムにはフェルスタッペン、ロズベルグ、ハミルトン 3 選手の母国の国旗が掲げられた。左端はプレゼンターを 務めた矢代 JAF 会長。9.スタートの失敗が悔やまれるハミルトン選手。鈴鹿 3 連覇は果たせなかった。10.11.18 歳という若さで F1を制した驚異のルーキー、フェルスタッペン選手。今回の 2 位でベッテル選手と同ポイントの 5 位に並んだ。12.13.14. 今回の 一戦では歴代の F1マシンが展示されるなどフェラーリファンには堪らないレースに。ベッテル選手が 4 位(13.)、ライコネン選手 が 5 位(14.)と続いたが表彰台は奪えず。15.メルセデスF1チームは 4 戦を残して早々とコンストラクターズのタイトルを決めた。
くメルセデスのテールを捉えることはできな かった。ハミルトン選手は残すところ1周と なった最終シケインで2位フェルスタッペン 選手に仕掛けるも叶わずオーバーラン。冷静 な判断を見せた若き天才が2番手を守った。
「最初から最後まで完璧な週末だったと思
う。今日もペースとマックスとのギャップを 最後までコントロールして走ることができた んだ。この伝説的なサーキットで勝つことが
夢だったから、それが達成できて最高の気分 だよ」と振り返ったロズベルグ選手は、これ でリードを33ポイントに拡大。初チャンプ への道がおぼろげながらも見えてきた。
決勝での挽回が期待されたマクラーレン・ ホンダ勢は残念ながらアロンソ選手の予想が 覆らず、入賞圏外の16位(アロンソ)、18位 (バトン)という結果に終わった。ラスト4戦 での追撃を期待したいところだ。
「スーパーFJドリームカップレース」と銘打たれた今回 の一戦に参加したのは 19 台の精鋭たち。8 日午前に行わ
れた予選はセミウェットで始まり、各車レインタイヤでコ ースインするが、乾き出した路面に合わせたドライタイ ヤでのアタック合戦となり、2 分 22 秒 379 のぶっちぎりのタイムを叩き 出した角田選手が PP を獲得した。
することしか考えていないので、お客さんの多さは目に 入りませんでした」と角田選手。夏の岡山国際に続いてこ れで S-FJ は 2 戦 2 勝。牧野任祐、阪口晴南といった過去 のこのレースのウィナー達に続く活躍が期待される。
2
17.
9 番手から3 位を獲得した津本選
F1日本 GP の前座フォーミュラとしてすっかり定着した
スーパーFJ 特別戦が今年も開催され、全日本カート選手 権で活躍する16 歳、角田裕毅選手がポール・トゥ・ウィ ンで快勝した。
前日同様のコンディションで始ま った 9 日の決勝は各車レインタイヤ でスタート。角田選手の速さはこの 日もまったく衰えず、独走で優勝を 飾った。「走り出してみたら、路面が かなり乾いていたのでタイヤのことも 考えつつプッシュするという感じで 走りました。いつも自分の走りに集中
ヨタ5号車がゴール目前で優勝を逃 したル・マン24時間耐久レースか ら4か月。その後もトヨタはFIA世 界耐久選手権(WEC)最高峰カテゴリーLMP 1-Hクラスで勝負してきたが、ポルシェ、ア ウディら強豪の後塵を拝していた。しかし、 第7戦日本ラウンドでは、S.サラザン/M.コ ンウェイ/小林可夢偉組の6号車が快走。 今季4回の表彰台を獲得している実力を発揮 して、ホームイベントで今季初優勝。トヨタ に2年ぶりの勝利をもたらした。
晴天の富士スピードウェイで開幕した第7 戦。15日(土)の予選ではアウディ8号車の L.ディグラッシ/L.デュバル/O.ジャービ ス組がポールを獲得。2番手にはT.ベルンハ ルト/M.ウェバー/B.ハートレー組のポル シェ1号車が続き、A.デビッドソン/S.ブエ ミ/中嶋一貴組のトヨタ5号車が3番手に付
けた。4番手はトヨタ6号車、5番手はM.ファ スラー/A.ロッテラー/B.トレルイエ組の アウディ7号車で決勝グリッドが決まった。
迎えた16日(日)の決勝。ローリン グスタートで始まった6時間耐久レ ースは、まず8号車ジャービス選手 が1コーナーを制した。序盤から果 敢に攻めた6号車小林選手は、ハイ ブリッドシステムのトラブルで早々 に戦列を離れた7号車を横目に3番 手に上がり、1号車ウェバー選手も パスして2番手を奪取した。
S. サラザン/M.コンウェイ/小林可夢偉組が駆るトヨタ 6 号車。トラブルフリー で周回を稼ぎ、終盤の『奇策』で強者アウディを逆転。2 年ぶりの勝利を飾った。
50分を経過すると8号車が最初のピット イン。他チームも同様で6ピット7スティン ト作戦となる様相だ。6号車は小林選手から コンウェイ選手にスイッチ。8号車のピット間 隔は約52分、6号車は約55分ということで、 6号車は2周程度多く周回して差を詰める作 戦だ。途中でLMP1の4号車起因の黄旗が 出たがすぐに解除となる。レース前半は8号 車と6号車、1号車による僅差のバトルが続 き、天候も含めてクリーンなレースとなった。
6号車3人めのドライバー、サラザン選手 はフルプッシュを続け、デュバル選手に交代
6 Hours of FUJI[JAF 公認 No.2016-0024]
開催日:10 月14~16 日 開催場所:富士スピードウェイ 格式:国際 主催:富士スピードウェイ㈱[団体登録 No. 公認 13003]、FISCO-C[クラブ登録 No. 公認 13008] フォト/服部真哉、JAF スポーツ編集部 レポート/JAF スポーツ編集部
した8号車をアウトラップで先行したものの、 トラフィックで順位が戻る。続いて、ベルン ハルト選手に交代した1号車がトラフィック に悩む6号車に急接近。結局、サラザン選手 は1号車に2番手を明け渡してしまった。 残り1時間40分。6号車は10分程度早く5 回めのピットイン。温存していた新品タイヤ に交換し、ダブルスティントのサラザン選手 から再び小林選手に交代した。8号車はデュ バル選手が続投、1号車はB.ハートレー選手 にスイッチした。1号車は6号車と交錯気味に コースに戻ったが、小林選手は前を譲らずド ッグファイトに持ち込む。果敢に2番手を獲 得したが、8号車を逃がしてしまった。 8号車が残り50分で最後のピットに入っ た。デュバル選手は3スティント続投だ。長 めの給油が終わりタイヤを交換。ここでアウ
フリー走行まではセットアップに悩んだ 6 号車。予選ではアウデ ィ8 号車のトップタイムにコンマ2 秒差の 4 番手に付けて臨戦態
勢が整った。迎えた決勝では最終ピットのタイヤ無交換作戦が 効いて6 号車が首位に立ち、雪辱の瞬間まであと少しとなった。
6号車小林可夢偉選手が粘りの走りで強者を振り切った! ル・マンの雪辱。トヨタが今季初勝利!
ディは新品4本を温存していた。ニュータイ ヤのデュバル選手は、フルプッシュで1分24 秒645のファステストを計測。対する6号車 小林選手は予定の周回ギリギリでピットイン。
給油を終えた6号車は何とタイヤ無交換作戦 を発動した。8号車の1分25秒00に対し、6 号車は1分00秒02でピットアウト。大きな アドバンテージを得た6号車は、8号車に約 10秒のマージンを生み出して首位に立った。
残り30分。8号車デュバル選手がセクター ベストを出しながら首位6号車との差を7秒 に詰める。1号車の最終スティントはウェバー 選手に託されたが徐々に離れていく。6時間 レースの首位争いは、6号車と8号車の2台に 絞られた。デュバル選手はブレーキロックを 見せるギリギリの走りで攻め、小林選手は1 分26秒台の安定した走りで逃げる。残り5 分で2台の差は5秒。3.8秒、2.6秒と、徐々 に差が詰まりファイナルラップに突入した。 ここでデュバル選手がトラフィックに引っ 掛かって僅かに差が開く。他クラスも集団で 首位争いを展開する中で、冷静にマシンを操 った小林選手が自分の道を拓いて集団を抜 け出した。そして、最終コーナーでは6号車 と8号車にコーナー半周の差が付いた。勝負 あり。迫る8号車を約1.4秒差で交わした6
号車が、ついに久々の勝利を 獲得したのだ。
「マシンは予選から信頼性が 高く、成功を収めるために頑 張ってきたので優勝は本当に 嬉しいです。タイヤ無交換で のダブルスティントはリスク がありましたが、アウディに 対して10秒得られるということで決断しまし た。リスクのある走りでしたがホームレース で優勝できたことはとても満足しています」と は小林選手。最終局面まで先が見えなかった LMP1-Hクラス。6号車の今季初勝利は、トヨ タにとっては2014年11月以来の優勝で、通 算11勝め、過去5回行われたWEC富士ラウ ンドの勝利数を4勝に伸ばす結果となった。
サポートレースはフェラーリチャレンジ・アジアパシフィック最終戦。土日のレース1&2 共に F.メルク ス選手が総合優勝して今季 4 連勝(左写真)を飾った。また、Am クラスにはニュル 24 時間耐久レース 参戦経験もある岸本裕行選手(右写真中央)がスポット参戦。レース1では追突されて順位を下げた が、レース 2 では後続のプレッシャーを交わして総合 3 位に入り、Am クラス初優勝を飾った。
LMGTE-Pro 表彰では JAF 矢代会長(写
真左端)がプレゼンターを担当。
LMP2でもLMP1-Hと同様の激しい争いが 繰り広げられた。序盤はR.ルシノフ/A.ブラ ンドル/W.スティーブンス組の26号車が独 走したが、レース終盤では26号車と43号車 R.ゴンザレス/F.アルバカーキ/B.セナ組 がマッチレースを展開。スティーブンス選手 とセナ選手による横並びのバトルでは、26号 車のトラックリミット違反で43号車に順位を 譲る波乱も発生。仕切り直しの戦いは、残り 5分で再び26号車が43号車を抜いて首位に
秋晴れの富士に約 5 万 3200 人 の観客が来場した。
立ち、26号車が今季初優勝を飾った。
LMGTE-Proは序盤からフォード勢がワン ツー体制を維持。51号車G.ブルーニ/J.カ ラド組と71号車D.リゴン/S.バード組ら後 続のフェラーリ勢を押さえて、A.プリオール/ H.ティンクネル組の67号車が優勝。S.ミュッ ケ/O.プラ組の66号車が2位に入った。 LMGTE-Amではアストンマーチンを駆る98 号車P.ダララナ/P.ラミー/M.ラウダ組 が、83号車F.ペロード/E.コラール/R.ア グアス組に大差を付けて優勝となっている。
1.WEC 総合優勝の高みに久々に掲げられた日の丸。2.トヨタ5 号車の中嶋一貴選手は「トラフィックで序盤にペースを 掴めなかった」と反省しつつチームメイトの優勝を祝福。3. 現役引退を表明したM.ウェバー選手。WEC での日本最後 の走りは車両バランスに悩んで戦線離脱した。4.予選ポールを獲得したアウディ8 号車。最後の 30 分で猛追した L.デュバル選手(写真左)は 6 号車を僅差で逃した。5. ポールスタートの 8 号車は最終ピットの長い給油時間が影響し て勝機を逃した。6. 最終ピットでタイヤ交換とドライバー交代の賭けに出た1号車。7. 久々にポール争いを演じた5 号車は今季ベストの 4 位を獲得。8.LMP2 優勝は終盤のペナルティを覆した Gドライブ 26 号車。9.RGR スポーツの 43 号車が 26 号車と好バトルを演じてLMP2 の 2 位。10.LMGTE-Proはフォード・チップガナッシの 67 号車と66 号車 が上位独占。11.LMGTE-Am 優勝はアストンマーチン 98 号車。12.LMP2 の 45 号車で参戦した中野信治選手は車両ト ラブルで無念のリタイア。13.山岸大選手が参戦して一時表彰圏内を走ったコルベット50 号車はトラブル修復が長引 き最下位完走。14.タイヤ無交換の奇策が効いた 6 号車。小林選手の我慢の走りが雪辱の今季初勝利に結び付いた。
監修/一般社団法人 日本自動車連盟
〒105-0012東京都港区芝大門1-1-30 ☎0570-00-2811(ナビダイヤル) 発行所/(株)JAFメディアワークス 〒105-0012東京都港区芝大門1-9-9 野村不動産芝大門ビル10F ☎03-5470-1711
発行人/望月 均
振替(東京)00100-1-88320 印刷所/凸版印刷株式会社
表紙/2016FIAWorldEnduranceChampionship6HoursofFuji
撮影/服部真哉
編集長/田代 康 副編集長/佐藤 均 デザイン/鎌田僚、(株)スタジオーネ63
編集/(株)JAFメディアワークス JAFスポーツ編集部 ☎03-5470-1712
12 2017年モータースポーツライセンス更新のご案内
15 2017年クラブ・団体更新のご案内
15 2016JAFモータースポーツ表彰式のご案内
16 2017年全日本レース選手権カレンダー一覧
16 2017年全日本ラリー選手権カレンダー一覧
17 2017年地方レース選手権カレンダー一覧
19 2017年地方ラリー選手権カレンダー一覧
20 2017年地方ジムカーナ選手権カレンダー一覧
22 2017年地方サーキットトライアル選手権カレンダー一覧
39 2017年地方ダートトライアル選手権カレンダー
41 2016年 JAF地方選手権表彰式 開催一覧表
41 JAF-GT300、JAF-GT300MC、JAF-GT500用触媒装置の承 認について
42 2017年JAFプレスパスのご案内
42 車両公認一覧
43 海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請
43 Aライセンス講習会
43 公認審判員講習会日程
2017年カートライセンス更新のご案内
48 2017年カートクラブ・団体の更新のご案内
49 2017年全日本カート選手権カレンダー一覧/2017年ジュニアカ ート選手権カレンダー一覧/2017年地方カート選手権カレンダー 一覧
50 JAFカートカレンダー(12月)
44 JAFMOTORSPORTSCALENDAR(12月)
[RACE]
5 2016FIAフォーミュラ1世界選手権シリーズ第17戦 エミレーツ 日本グランプリレース
8 2016FIA WorldEnduranceChampionship 6HoursofFUJI
[RALLY]
30 2016年JAF全日本ラリー選手権第8戦 第44回M.C.SC.ラリーハイランドマスターズ2016
56 2016年JAF中部・近畿ラリー選手権第6戦
2016年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ第4戦 2016年JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ第4戦 第32回シロキヤラリー in豊根
[GYMKHANA]
24 2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第8戦
SUPERGYMKHANA IN IOX-AROSA
52 2016年JAF東北ジムカーナ選手権第7戦
2016年JMRC東北ジムカーナシリーズ第8戦
2016年JMRC全国オールスター選抜第7戦
54 2016年JAF中部ジムカーナ選手権第8戦
プレジャー、M-Ⅰファイナルアタック2016
[DRIFT]
32 2016D1グランプリシリーズ 第7戦 お台場大会
[DIRTTRIAL]
26 2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第8戦
NANO TOPカップ ダートトライアル inタカタ
[RACINGKART]
28 全日本カート選手権KF部門第9・10戦
2016年全日本カート選手権FS-125部門東西統一競技会
2016年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-JrCadets
部門東西統一競技会
“自分の走り”で勝つ! 強い人は持っている!オンリーワンな得意ワザ
モータースポーツライセンス(以下「ライセンス」と言います。)の更 新手続きは、��月から受付を�始しました。
新しい年のモータースポーツ活動へ向けて、余裕を持って更新 手続きを行ってください。
なお、JAF窓口にご来店の際は、14ページに記載の休業日、 受付時間をご確認のうえご来店ください。
ライセンス申請書はJAFホームページよりダウンロード 可能です。
●ライセンス取得資格
[公示No2016ー087]
お願い 2015年から2016年への更新を行っていない方には JAFスポーツ誌をお送りしておりませんので、身近に そのような方がいましたら、以下内容をご案内ください。
2015年から2016年へのライセンス更新期限は、下記のとおりです。
窓口受付 2016年12月29日(木)17:30まで *郵送(FAX)の場合は2016年12月31日の消印(受信)まで有効 *JAFマイページ(web)上でのお手続きの場合は 2016年12月31日 23:59手続き完了分まで 2017年になると更新の資格を失いますのでご注意ください。 (年末年始の休業日については14ページをご確認ください。)
競技許可証および公認審判員許可証は「JAFスポーツ資格登録規定」および「自動車競技に関する申請・登録等手数料規定」に基づき発給さ れます。詳細は当該規定をご参照ください。
●更新に必要なもの
1.ライセンス申請書
本誌に綴込んであるライセンス交付申請書を使用してください。
縦4cm×横3cm、無帽、無背景、上半身のもので、申請前6ヵ月以内に撮影した鮮明な写真を申請書の所定位置に貼付し てください。(お手持ちのライセンスに使用した写真と同じでよろしければ、写真の提出は不要です。) ・必ず指定のサイズの写真を貼付してください。サイズが異なる場合、使用できないことがあります。
・デジタルカメラの画像を使用する場合は、必ず写真専用用紙に印刷してください。
3.JAF個人会員
18歳未満の方は不要
4.ライセンス料(許可証料)
5.出場記録カード
または役務記録カード
ライセンス更新に際しては、JAF個人会員が有効期限内であることが必要条件ですので、自動振替による自動継続のお申込 みをされていない方で、JAF個人会員の有効期限が切れているとライセンスの更新手続きが行えません。ご本人のJAF個人会 員の有効期限をご確認くださいますようお願いします。万一、JAF個人会員の有効期限が切れている場合には、速やかに継続 手続きを行ってください。継続手続きの方法等については、お近くのJAFへお問い合わせください。
上級更新(参加者は除く)、または国際A、Bライセンスの更新申請をする場合、実績を確認するために必要です。
(国内A、国内B、国際R、国際C、公認審判員、参加者の更新申請の場合は不要)
●JAFマイページによるライセンス更新
JAFマイページにご登録いただければ、インターネットでライセンス更新ができます。
なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●FAXによるライセンス更新
FAXにてライセンス更新を行う場合は、所定の申請書類(�種類)を印刷し、必要事項を漏れなくご記入のうえお手続きください。
申請書類と申請方法については、JAFホームページに掲載しています。
http://www.jaforjp/→モータースポーツ→各種情報→各種申請書→ライセンス更新(クレジット支払)書式→申請について なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●許可証料(カートライセンスの料金は、46ページをご覧ください。)
〈許可証料の計算方法〉 *公認審判員許可証を2種目以上併有する場合は、最上級の許可証料 に、2種目めより1種目につき500円ずつ加算されます。
(例)コースA1級と計時A2級の場合:5,100円+500円=5,600円
併有する許可証が同じ級(例:技術A1級とコースB1級等)の場合でも 計算方法は同様です 。
*競技運転者、公認審判員、競技参加者を併有している場合には、そ れぞれ左記の許可証料が必要です。
※競技会の出場実績を確認する必要がある種類のライセンス、および18歳未満の方のライセンスについては、インターネットでの更新手続きは行って おりません。また、上級や推薦を伴う申請についても、お手数ですが、窓口へご来店いただくか現金書留による郵送にてお手続きくださいますよう お願いいたします。
●ライセンスの交付申請書の記入について 申請書の枠内に正確かつ明瞭にご記入いただき、記入漏れのないようご注意ください。(未記入項目や、判読できない文字があると、ライセンス が発給できない場合があります。)本誌11月号14頁に記入例を掲載していますので、ご参照ください。
項目
会員No
登録クラブ・団体の 所属証明欄
申請者氏名
連絡先電話番号
郵便番号
申請者本人の会員(ライセンス)番号を記入。
自分の所属しているJAF登録クラブ(または団体)(複数所属している場合は、その主たるクラブ1ヵ所)の名称、略称を記入し、 当該クラブ(または団体)の登録印を捺印。2016年の登録印は、2017年3月までの申請に、また、2017年4月以降の申請に は2017年の登録印を捺印。JAF登録クラブ(または団体)に所属していない場合は不要。
氏名とその上段にカタカナでフリガナを記入。
昼間、連絡がとれる電話番号を記入。
現住所の郵便番号(��)を記入。
都道府県名を必ず記入し、その上段にカタカナでフリガナも記入。マンション・アパート・寮名・部屋番号等も必ず記入。 現住所
写真再利用
ライセンスに使用する写真を再利用する場合「する」に○、新たな写真を使用する場合「しない」に○を付け、本申請 書に写真を貼付してください。
自動車運転免許証 男・女のいずれかに○。
運転免許証番号を記入。(変更がある場合記入)
性別
生年月日 申請時の年齢を記入。
大正・昭和・平成のいずれか該当するものに○印の上、記入のこと。
年齢
国際の運転者および参加者はローマ字で、国内の参加者はカタカナで記入。国内の運転者および公認審判員の申請者は記入不要。(30字以内) ライセンス表記名
参加者の申請の場合、代表者名を記入。国内参加者の場合はカタカナで、国際参加者の場合はローマ字(全て大文字)で記入。 参加者の代表者名
申請書の該当するクラスおよび種類に○。(本誌11月号14ページの記入例は国内Aを年度更新する場合のもの。) 種類およびクラス
氏名、ライセンス番号、申請種別も、忘れずに記入。 写真貼付欄
縦4cm×横3cm、無帽 無背景 上半身のものを1枚。申請前6ヵ月以内に撮影のこと。ライセンス申請書の下段にある所定 の位置に貼付。(前年のライセンスに使用した写真を再使用する場合は、写真の貼付は不要です。)
��運転者と公認審判員の��を申請する場合でも申請書は�枚で�。 ご記入内容を訂正する場合は、取消線を引き訂正部を押印(またはサイン)の上、書き直しをしてください。
●ライセンスが発給されるまで
~ライセンス作製の流れ~
③写真入り ライセンスを送付
※②発給日から60日間有効 ※①から③までは約1ヵ月ほどかかります。更新のピーク時にはこれ 以上日数がかかる場合がありますのでご了承ください。
写真入りライセンスをクラブ等にまとめて送付する場合、10件以上は レターパックで、10件未満の場合は普通郵便で送付します。
ライセンス発行に関するお問い合わせは、14ページのJAF支部窓口へ お願いします。
●ライセンスへの署名
ライセンスがお手元に届いたら、ライセンスの裏面の署名欄 に、必ずご本人が署名してください。 署名してはじめてライセンスは有効となります。
※ライセンス表面の二次元バーコードには会員(ライセンス)番号が登録さ れています。
2017年のJAF登録クラブ・団体の更新手続きが2016年12月1日 から始まりますので、下記の通りご案内いたします。
●取扱期間 2016年12月1日(木)〜2017年3月31日(金)
●必要書類
※印:JAF所定の用紙を使用してください。
・従来どおり、「クラブ・団体登録申請書」の記載内容のうち登録番 号、クラブ・団体名称、略称、代表者氏名、連絡担当者氏名・住 所・電話番号は「JAFモータースポーツイヤーブック」等に掲載いた します。
△印:前回の提出内容に変更がある場合のみ必要です。
●申請料
注:更新時に格式変更(降格、昇格)を申請する場合は、年度登録申請料 のほかに別途加盟申請料が必要です。
●その他必要なもの 旧(2016年)登録印
●更新申請の受付場所 14ページに掲載のJAF各支部。
受付時間:土日祝日と年末年始(12 月30日(金)〜1月3日(火))を除く9:00 〜17:30。
【JAF登録クラブの代表者の皆様へ】
●更新条件
準加盟クラブ:所属会員のうち7名以上が国内B以上もしく は公認審判員許可証B3級以上の所持者であ ること。(1人で両方を所持している者は、どち らか一方の許可証でのみ、所属クラブの会員 としてJAFに届け出ることができる。)
またクラブ代表者は国内B以上もしくは公認 審判員許可証B3級以上の所持者であること。
加盟クラブ :所属会員のうち15名以上が国内B以上もしく は公認審判員許可証B3級以上の所持者であ ること。(1人で両方を所持している者は、どちら か一方の許可証でのみ、所属クラブの会員と してJAFに届け出ることができる。)またクラブ 代表者は国内B以上もしくは公認審判員許可 証B3級以上の所持者であること。
公認クラブ :�)所属クラブの会員のうち50名以上がJAF の国内競技運転者許可証B以上または公 認審判員許可証B3級以上の所持者で、 そのうち40名以上は、JAFの国内競技運 転者許可証A以上もしくは公認審判員許 可証A2級またはA1級の所持者であるこ と。(1人で両方を所持している者は、どち らか一方の許可証でのみ、所属クラブの会 員としてJAFに届け出ることができる。) またクラブ代表者は国内A以上もしくは公 認審判員許可証A2またはA1級の所持者 であること。
�)前年度(2016年1月〜12月)、準国内格式 以上の公認競技会の単独主催、もしくは全 日本レース選手権競技会の主催(注)の、合 計2回開催の実績があること。(注:当該クラ ブを含む3つ以内の登録クラブ・団体が共催 した公認競技会に限り、実績として認める。) 準加盟団体 :責任者はJAF会員であること。
加盟団体 :国内B以上または公認審判員許可証2級以 上の所持者が1名所属していること。また責 任者はJAF会員であること。
公認団体 :前年度(2016年1月〜12月)、準国内格式以上 のJAF公認競技会を1回以上主催していること。
また国内A以上または公認審判員許可証Aの 所持者が1名所属しており、責任者はJAF会員 であること。
公認審判員B3級は、JAFの個人会員で、所定の申請条件を満たしていれば、自動車運転免許証を持っていなくても取得できます。
� ����日:2016年11月25日(金) � � �:����から����ま�
� 場 �:��������東����������(東京・渋谷)
� ����:(1)次の各部門の上位6位(チーム部門等は1位) (予 定)
2016年全日本レース選手権
2016年全日本ラリー選手権
2016年全日本ジムカーナ選手権
2016年全日本ダートトライアル選手権
2016年全日本カート選手権
2016年FIA-F4選手権
(2)次の各部門の上位3位(チーム部門は1位)
2016年FIAインターナショナルシリーズ
スーパーGT GT500/GT300
(3)次の各競技会の優勝者
2016年JAFカップオールジャパン
ジムカーナ/ダートトライアル ※JAFから招待状をお送りした方のみご入場いただけます。 上記は変更となる場合もございます。詳細は招待状にてご確認ください。
電車:東急東横線・田園都市線、京王井の頭線、JR山手線・埼京線、 東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線、渋谷駅より徒歩5分 ◆羽田空港より:リムジンバスで約60分 ◆東京駅より:JR山手線(外回り)で約25分 ◆品川駅より:JR山手線(外回り)で約12分 ◆首都高速:3号線下り高樹町出口より約10分、3号線上り渋谷出口より約5分
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦 鈴鹿サーキット
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦 岡山国際サーキット
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦 富士スピードウェイ
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 ツインリンクもてぎ2&4レース
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 オートポリス
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦 スポーツランドSUGO 9/22-24
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦 第16回JAF鈴鹿グランプリ
フォーミュラ3:
FISCO-C
鈴鹿 国際 NRC SMSC ㈱モビリティランド
格式 オーガナイザー 競 技 会 の 名 称
㈱岡山国際サーキット AC 2017年全日本フォーミュラ3選手権 スーパーF3レース in岡山
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦 鈴鹿サーキット
2017富士チャンピオンレースシリーズ第2戦
FISCO-C
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦 岡山国際サーキット
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦 富士スピードウェイ 7/14-16
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 オートポリス
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦 スポーツランドSUGO
2月2日〜5日 1 ※
国際 国内 RallyofTsumagoi
㈱岡山国際サーキット AC
5/26-28 ④ 鈴鹿 国内 SMSC
AG.メンバーズスポーツクラブ北海道 (AG.MSC北海道) 上州オートクラブ (JAC)
ターマック スノーアイス路面
佐賀 (350) ターマック
グラベルモータースポーツクラブ (GRAVEL) 国内 ツール ド・九州2017in唐津 4月7日〜9日 2 愛媛 (250) ターマック
松山オートクラブ (MAC) ドライバーズクラブルーキー (DCR)
5月19日〜21日
国内 久万高原ラリー
若狭ラリー2017
国内 準国内
モータースポーツクラブシンフォニーオブ京都 (SYMPHONY)
4月28日〜30日 3 福井 (400) ターマック
大阪電気通信大学体育会自動車部 (OECU-AC)
モントレー2017 in嬬恋
※ 群馬・長野 (350) ターマック
国際 国内
AG.メンバーズスポーツクラブ北海道 (AG.MSC北海道)
上州オートクラブ (JAC)
6月8日〜11日 5 北海道 (350) グラベル アーク.オートクラブ.オブ.スポーツ (TEAM ARK) 国内 2017ARKラリー洞爺
6月30日〜7月2日 6 北海道 (1000) グラベル
RALLY HOKKAIDO 9月15日〜17日 7 ※ ※ 岐阜 (420) ターマック
第45回M.C.S.C.ラリー ハイランドマスターズ2017
AG.メンバーズスポーツクラブ北海道 (AG.MSC北海道)
松本カースポーツクラブ (M.C.S.C.)
準 国内
ト AC ㈱GT アソシエイション
岡山国際 準 国内 ㈱岡山国際サーキッ ト AC ㈱GT アソシエイション
富士 準 国内 富士スピー ドウェイ㈱ F I SCO-C ㈱GT アソシエイション
富士 準 国内 富士スピー ドウェイ㈱ F I SCO-C ㈱GT アソシエイション
オー トポリス 準 国内 APC ㈱オー トポリス ㈱GT アソシエイション
オー トポリス 準 国内 APC ㈱オー トポリス ㈱GT アソシエイション
SUGO 準 国内 ㈱菅生 SSC ㈱GT アソシエイション
国内
ドウェイ㈱ F I SCO-C ㈱GT アソシエイション
鈴鹿
準 国内 KSCC SMSC ㈱モビリティランド
もてぎ 準 国内 ㈱モビリティランド M. O. S. C.
㈱GT アソシエイション
もてぎ 準 国内 ㈱モビリティランド M. O. S. C. ㈱GT アソシエイション
2017 SUPE R GT Ro u n d 1
OKAYAMA GT 300k mレース
2017 SUPE R GT Ro u n d 1 OKAYAMA GT 300k mレース
2017 SUPE R GT Ro u n d 2 F UJ I GT 500k mレース 5/ 24
2017 SUPE R GT Ro u n d 2 F UJ I GT 500k mレース
2017 SUPE R GT Ro u n d 3 SUPE R GT I N KYUSHU
2017 SUPE R GT Ro u n d 3 SUPE R GT I N KYUSHU
2017 SUPE R GT Ro u n d 4 SUGO 300k mレース
2017 SUPE R GT Ro u n d 4 SUGO 300k mレース
2017 SUPE R GT Ro u n d 5 F UJ I GT 300k mレース
2017 SUPE R GT Ro u n d 5 F UJ I GT 300k mレース
2017 SUPE R GT Ro u n d 6
第46回インターナショナルSUZUKA 1000k m
2017 SUPE R GT Ro u n d 6
第46回インターナショナルSUZUKA 1000k m
2017 SUPE R GT Ro u n d 8
MOT E GI GT GRAND F I NAL
2017 SUPE R GT Ro u n d 8
5/ 24 ④
5/ 1921 ⑤
5/ 1921
7/ 2123
7/ 2123
8/ 2527
8/ 2527
11/ 1012
MOT E GI GT GRAND F I NAL 11/ 1012
格式 オーガナイザー 競技会名
SUGO 準 国内 ㈱菅生 SSC
2017 SUGOチャンピオンカップレースシリーズ
2017鈴鹿クラブマンレース Ro u n d 1
選手権
準 国内 ARC SMSC
準 国内 OCCK SMSC
鈴鹿 (西) 準 国内 チーム淀 SMSC
鈴鹿 (東)
準 国内 ARCN SMSC
鈴鹿 準 国内 OCCK SMSC
2017鈴鹿クラブマンレース Ro u n d 2
2017鈴鹿クラブマンレース Ro u n d 3 5/ 7
2017鈴鹿クラブマンレース Ro u n d 5 9/ 17
2017鈴鹿クラブマンレース Ro u n d 6 10/ 22
2017鈴鹿クラブマンレース F i n a l Ro u n d F 4 SF J マスターズレース 12/ 910
開催場所 格式 オーガナイザー 競技会名
オー トポリス 準 国内 APC ㈱オー トポリス
オー トポリス 準 国内 APC ㈱オー トポリス
オー トポリス 準 国内 APC ㈱オー トポリス
オー トポリス 準 国内 APC ㈱オー トポリス
オー トポリス 準 国内 APC ㈱オー トポリス
2017 ゴール ドカップレース第1戦
2017 ゴール ドカップレース第2戦
2017 ゴール ドカップレース第3戦
2017 ゴール ドカップレース第4戦
2017 ゴール ドカップレース第5戦
№
4/ 2 ①
5/ 7 ②
7/ 16
8/ 27 ④
11/ 5 ⑤ オートポリスS -F J 選手権
準 国内 富士スピー ドウェイ㈱ F I SCO-C
準 国内 富士スピー ドウェイ㈱ F I SCO-C
準 国内 富士スピー ドウェイ㈱ F I SCO-C
2017富士チャンピオンレースシリーズ
2017富士チャンピオンレースシリーズ
北海道 (13)
AG. メンバーズスポーツクラブ北海道 (AG. MSC北海道)
準 国内
北海道 (11) モータースポーツクラブ. エゾ (E ZO)
北海道 (15)
北海道ブリザー ドラリー 1月29日 1
準 国内 第31回E ZO E NDL E SS RAL L Y
2月19日 2
AG. メンバーズスポーツクラブ北海道 (AG. MSC北海道) 準 国内
北海道 (60) ラリーチームカンサー (R. T C)
ノースアタックラリー 5月14日 3
準 国内 Sup e r T a r ma c PL US 2017 6月18日
Ro u n d 1
国内
SMSC
n d
愛知 (150) モンテカルロオー トスポーツクラブ (MASC) トヨタオー トスポーツクラブ (T E AMT ASC) チームテイクス (T AKE ‘S) 準国内
PN, N, SA, SAX, B, SC, AE
準 国内 新千歳モーター ランド アクティブ・セー フティ ・パーク
新千歳アクティ ブセーフティク ラブ
2017年J AF 北海道ジムカーナ選手権第1戦
PN, N, SA, SAX, B, SC, AE
準 国内 新千歳モーター ランド アクティブ・セー フティ ・パーク カースポーツク ラブコクピッ ト
PN, N, SA, SAX, B, SC, AE
準 国内
オー トスポーツラ ンドスナガワ ジムカーナコー ス AG. メンバーズ スポーツクラブ 北海道
PN, N, SA, SAX, B, SC, AE
準 国内
オー トスポーツラ ンドスナガワ ジムカーナコー ス チーム. チボー
PN, N, SA, SAX, B, SC, AE 準 国内 新千歳モーター ランド アクティブ・セー フティ ・パーク カースポーツク ラブコクピッ ト
PN, N, SA, SAX, B, SC, AE 準 国内
PN, N, SA, SAX, SC, AE 準 国内 エビスサーキッ ト 西コース
チームケーオ ーエス 奥州ビク トリー サークルクラブ
PN, N, SA, SAX, SC, AE
準 国内 スポーツランド SUGO 西コー ス 菅生スポーツク ラブ
PN, N, SA, SAX, SC, AE 準 国内 新協和カー トラン ド みちのくレーシ ングクラブ. ス ポーツ
PN, N, SA, SAX, SC, AE
準 国内 新協和カー トラン ド モータースポ ーツクラブあき た
PN, N, SA, SAX, SC, AE
国内
ラリーi n 新城2017
2017年J MRC北海道ジムカーナシリーズ第1戦
2017年J MRCオールスター選抜第1戦 スーパースラローム i n 千歳 Rd 15
4月9日 1
2017年J AF 北海道ジムカーナ選手権第2戦
2017年J MRC北海道ジムカーナシリーズ第2戦
2017年J MRCオールスター選抜第2戦 コクピッ トチャレンジジムカーナ
5月7日
2017年J AF 北海道ジムカーナ選手権第3戦
2017年J MRC北海道ジムカーナシリーズ第3戦
2017年J MRCオールスター選抜第3戦
5月28日
AG. MSC北海道ハイスピー ドチャレンジジムカーナ
2017年J AF 北海道ジムカーナ選手権第4戦
2017年J MRC北海道ジムカーナシリーズ第4戦
2017年J MRCオールスター選抜第4戦 チボー ターマック アタック
2017年J AF 北海道ジムカーナ選手権第5戦
MRCオールスター選抜第5戦
福井 (400)
モータースポーツクラブシンフォニー オブ京都 (SYMPHONY) 大阪電気通信大学体育会自動車部 (OE CU-AC) 国内 準国内
三重・ 滋賀 (130)
富山 (150)
京都 (180)
兵庫 (150)
愛知 (180)
トライアルスタッフオン ! (ON ! ) 準国内
エースナビゲーター& ドライバーズ (AND) 準国内 ANDテクニカルツアー2017
大阪電気通信大学体育会自動車部
(OE CU-AC)
準国内
第53回大阪電通大チャリティラリー 「丹後半島ラリー 2017」
神戸大学体育会自動車部 (T E AM SHI NDAI ) 準国内
チームシロキヤ
第38回神大ラリー
MRC東北ジムカーナシリーズ第1戦
2017年J MRC全国オールスター選抜第1戦 3月19日
2017年J AF 東北ジムカーナ選手権第2戦
2017年J MRC東北ジムカーナシリーズ第2戦
2017年J MRC全国オールスター選抜第2戦 ノックアウ トジムカーナ イン エビス DI RE ZZA CUP
4月9日
2017年J AF 東北ジムカーナ選手権第3戦
2017年J MRC東北ジムカーナシリーズ第3戦
2017年J MRC全国オールスター選抜第3戦
5月14日
2017年J AF 東北ジムカーナ選手権第4戦
2017年J MRC東北ジムカーナシリーズ第4戦
2017年J MRC全国オールスター選抜第4戦 みちのくハイスピー ドジムカーナ i n 協和 6月4日
2017年J AF 東北ジムカーナ選手権第5戦
2017年J MRC全国オールスター選抜第5戦 MSCあきたスーパースラローム2017
2017年J AF 東北ジムカーナ選手権第6戦
2017年J MRC東北ジムカーナシリーズ第7戦
PN, SA, SAX, B, SC, D 準 国内 美浜サーキッ ト クニモ ト
2017年J AF 中部ジムカーナ選手権第1戦 J MRC中部ジムカーナ選手権第1戦 J MRC全国オールスター選抜第1戦 F ASC ・ MMSC美浜ジムカーナ
PN, SA, SAX, B, SC, D
準 国内 キョウセイ ドライ バーランド チーム. リミッ ト
2017年J AF 中部ジムカーナ選手権第2戦 J MRC中部ジムカーナ選手権第2戦 J MRC全国オールスター選抜第2戦 リミッ ト ハイスピー ド ジムカーナ
4月16日
PN, SA, SAX, B, SC, D
準 国内 イオックスアロー ザ スポーツランド チーム. エー. ビ ー. シー、 チーム. オブ. モ ーターボーイズ
2017年J AF 中部ジムカーナ選手権第3戦
PN, SA, SAX, B, SC, D
準 国内 イオックスアロー ザ スポーツランド ビッグバンスポ ーツクラブ
PN, SA, SAX, B, SC, D
準 国内
鈴鹿サーキッ ト 国際南コース
名古屋レーシン グクラブ
PN, SA, SAX, B, SC, D
準 国内
奥伊吹モーター パーク
プレジャーモー タースポーツク ラブ、 チームエムアイ
PN, SA, SAX, B, SC, D 準
PN, N, SA, SAX, B, SC, AE 準 国内 名阪スポーツラ ンド E コース トランピオ. スポ ーツ. コミュニ ケーション. 大 阪
PN, N, SA, SAX, B, SC, AE
準 国内 奥伊吹モーター パーク プレジャーモー タースポーツク ラブ
PN, N, SA, SAX, B, SC, AE
準 国内 名阪スポーツラ ンド C コース
大阪レーシング カークラブ
PN, N, SA, SAX, B, SC, AE
準 国内
名阪スポーツラ ンド E コース
関西スポーツカ ークラブ
PN, N, SA, SAX, B, SC, AE
国内
PN, N, SA, SAX, B, SC,
2017年J AF 関東ジムカーナ選手権第1戦
J MRC中部ジムカーナ選手権第3戦
J MRC全国オールスター選抜第3戦 ハイスピー ドジムカーナi n AROSA
5月7日
2017年J AF 中部ジムカーナ選手権第4戦 J MRC中部ジムカーナ選手権第4戦 J MRC全国オールスター選抜第4戦
BI GVANジムカーナ I N 富山 5月28日
2017年J AF 中部ジムカーナ選手権第5戦
J MRC中部ジムカーナ選手権第5戦
J MRC全国オールスター選抜第5戦 NRC鈴鹿BI Gジムカーナ
6月18日 5
2017年J AF 中部ジムカーナ選手権第6戦 J MRC中部ジムカーナチャンピオンシリーズ第6戦 J MRC全国オールスター選抜第6戦 Pl e a s u r e 、M1 Su mme r Gy mk h a n a 2017
DI RE ZZA CUP ジムカーナ
2017年J AF 近畿ジムカーナ選手権第2戦
2017年J MRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第2戦
2017年J MRC全国オールスター選抜第2戦
4月9日
PROXE SスーパーGスラローム
2017年J AF 近畿ジムカーナ選手権第3戦
2017年J MRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第3戦
2017年J MRC全国オールスター選抜第3戦 プレジャーテクニカルジムカーナ i n OKUI BUKI
4月30日
2017年J AF 近畿ジムカーナ選手権第4戦
2017年J MRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第4戦
2017年J MRC全国オールスター選抜第4戦 ORCC ジムカーナ 6月4日
2017年J AF 近畿ジムカーナ選手権第5戦
2017年J MRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第5戦
2017年J MRC全国オールスター選抜第5戦 KSCC ジムカーナi n 名阪
2017年J AF 近畿ジムカーナ選手権第6戦 2017年J MRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第6戦 2017年J MRC全国オールスター選抜第6戦
ドジムカーナ
AF 近畿ジムカーナ選手権第7戦 2017年J MRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第7戦 2017年J MRC全国オールスター選抜第7戦
PN, N, SA, SAX, SC, D, AE 準 国内 茨城中央サーキ ッ ト アイ. シー. シー. スポーツ
PN, N, SA, SAX, SC, D, AE 準 国内 さるくらモーター スポーツランド 南信パーツカー スポーツクラブ
PN, N, SA, SAX, SC, D, AE
準 国内
ツインリンクもて ぎ マルチコース
チームシェイク ダウン、 ㈱モビリティラ ンド
PN, N, SA, SAX, SC, D, AE
準 国内 浅間台スポーツ ランド 習志野レーシン グクラブ
PN, N, SA, SAX, SC, D, AE
準 国内
富士スピー ドウェ イジムカーナ場 トライアラー ズ・ チーム・ フォ ース
PN, N, SA, SAX, SC, D, AE
準 国内 筑波サーキッ トジ ムカーナ場
モータースポ ーツサークルス ピリッツ
PN, N, SA, SAX, SC, D, AE 準 国内 スピー ドパーク新 潟 チームオー トス ポーツ下越
PN, N, SA, SAX, SC, D, AE
PN, N, SA, SAX, SC, D, AE
PN, N, SA, SAX, SC, D, AE 準 国内
J MRC関東オールスターシリーズ第1戦
J MRC全国オールスター選抜第1戦 I CCスパークリングジムカーナ
2017年J AF 関東ジムカーナ選手権第2戦
J MRC関東オールスターシリーズ第2戦
J MRC全国オールスター選抜第2戦
4月16日
NCSCスーパージムカーナ i n さるくら
2017年J AF 関東ジムカーナ選手権第3戦
J MRC関東オールスターシリーズ第3戦
5月13日 〜14日 3
J MRC全国オールスター選抜第3戦
2017年J AF 関東ジムカーナ選手権第4戦
J MRC関東オールスターシリーズ第4戦
J MRC全国オールスター選抜第4戦 ラッテス トーンハー ドスラローム
5月28日 4
2017年J AF 関東ジムカーナ選手権第5戦
J MRC関東オールスターシリーズ第5戦
J MRC全国オールスター選抜第5戦 F o r c e テクニカルチャレンジジムカーナ イン 富士
2017年J AF 関東ジムカーナ選手権第6戦
J MRC関東オールスターシリーズ第6戦
J MRC全国オールスター選抜第6戦
J MRC全国オールスター選抜9戦
ラブ
T 1P&SPHE RE &T MSC スーパースラローム
2017年J
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE
PN, N, SA, SAX, B, AE
PN, N, SA, SAX, B, AE 準 国内 スピー ドパーク恋 の浦 チームワンミニ ッツ
PN, N, SA, SAX, B, AE
準 国内 HSR九州 ドリー ムコース ラリー同好会熊 本
PN, N, SA, SAX, B, AE
準 国内 スピー ドパーク恋 の浦 モータースポ ーティングクラ ブラスカル
PN, N, SA, SAX, B, AE
準 国内 スピー ドパーク恋 の浦 エーアールシ ーとびうめ
PN, N, SA, SAX, B, AE 準 国内 HSR九州 ドリー ムコース チームエクス ト リーマー
AF 九州ジムカーナ選手権第2戦 J MRCオールスター選抜第2戦 スーパー トライアル I N 恋の浦2017
2017年J AF 九州ジムカーナ選手権第3戦 J MRCオールスター選抜第3戦 マーブルジムカーナ
4月23日
2017年J AF 九州ジムカーナ選手権第4戦 J MRCオールスター選抜第4戦 RC熊本すぷりんぐジムカーナ2017
5月14日
2017年J AF 九州ジムカーナ選手権第5戦
J MRCオールスター選抜第5戦 RASCAL ジムカーナ2017
6月11日
2017年J AF 九州ジムカーナ選手権第6戦
2017年オールスタ ー選抜第6戦 とびうめジムカーナフェスティバル ‘17 7月9日
2017年J AF 九州ジムカーナ選手権第7戦 J MRCオールスター選抜第7戦 TXT 極乗ジムカーナ2017
2017年J AF 筑波サーキッ ト トライアル選手権第1戦
DUNL OP DXL スカラシップ タイヤセレク ト 足立加平1 T MAC A ライセンス講習会サーキッ ト トライアル付き② 3月4日
B, AE 準 国内 筑波サーキッ ト ブレインズモー タースポーツ クラブ
2017年J AF 筑波サーキッ ト トライアル選手権第2戦 コカ コーラ オール ドナウ ・カーフェスティバル 5月5日
B, AE 準 国内
2017年J AF 中国ジムカーナ選手権第2戦
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE
準 国内 備北サーキッ ト コル トモーター スポーツクラブ 島根
2017年J MRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第2戦
PN, N, SA, SAX, SC, D, AE
準 国内 T Sタカタサーキ ッ ト カークラブ錦
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE
準 国内 備北サーキッ ト プレジール ・オ ト ・スポーツ
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE
準 国内 備北サーキッ ト チームオレンジ オブ岡山
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE 準 国内
スポーツランド T AMADA チームフルハウ ス
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE 準 国内 モーターランド たぢかわ スピリッツ. モー タースポーツ. クラブ
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE 準 国内 徳島カー トランド トータルエクセ レンスクラブ
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE 準 国内 瀬戸内海サーキ ッ ト
瀬戸風モータ ースポーツクラ ブ愛媛
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE 準 国内 美川スポーツラ ンド チーム. エ トワー ル
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE 準 国内 徳島カー トランド モータースポ ーツアウル
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE
準 国内 モーターランド たぢかわ スポーツ. ケンネス. モーターリス トクラブ、
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE
2017年J MRC全国オールスター選抜第2戦
2017年J MRC中国フレッシュマンシリーズ第2戦 CMSC島根チャレンジカップ
4月9日
2017年J AF 中国ジムカーナ選手権第3戦
2017年J MRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第3戦
2017年J MRC全国オールスター選抜第3戦
2017年J MRC中国フレッシュマンシリーズ第3戦 クルマスターカップCCNスーパージムカーナ
4月30日 3
2017年J AF 中国ジムカーナ選手権第4戦
2017年J MRC中国チャンピオンシリーズ第4戦
2017年J MRC全国オールスター選抜第4戦
2017年J MRC中国フレッシュマンシリーズ第4戦 Mo 'ty s CUP ジムカーナ i n ばら祭 2017
5月28日
2017年J AF 中国ジムカーナ選手権第5戦
2017年J MRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第5戦
2017年J MRCオールスター選抜第5戦
6月25日
MRC中国フレッシュマンシリーズ第5戦 ORANGE T ARMAC乱' 17
2017年J
2017年J AF 中国ジムカーナ選手権第6戦
2017年J MRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第6戦
2017年中国フレッシュマンシリーズ第6戦 フルハウスジムカーナ2017 7月30日
2017年J MRCオールスター選抜第6戦
2017年J AF 四国ジムカーナ選手権第2戦
2017年J MRC全国オールスター選抜ジムカーナ第2戦
POT E NZA カップ' 17 スピー ドマスター杯SMC スラロームアタック
4月16日
2017年J AF 四国ジムカーナ選手権第3戦
2017年J MRC全国オールスター選抜ジムカーナ第3戦 ‘17T E C テクニカルジムカーナ 5月14日
2017年J AF 四国ジムカーナ選手権第4戦
2017年J MRC全国オールスター選抜ジムカーナ第4戦 POT E NZA CUP SE T OKAZE ジムカーナ2017
2017年J AF 四国ジムカーナ選手権第5戦 J MRC全国オールスター選抜ジムカーナ第5戦 エ トワールスーパースラローム2017I N美川
7月2日
2017年J AF 四国ジムカーナ選手権第6戦
2017年J MRC四国ジムカーナ選手権第6戦
2017年OWL ほのぼのジムカーナ
8月6日
第 2ヒートは雨が降るウエット路面な がら、快心の走りを見せた野島孝宏 選手。自己タイムを1.5 秒短縮してベ ストタイムを奪い、最終走者茅野成 樹選手のフィニッシュを待った。
チャンピオン争いがPN2、PN4、SA1、
SA2、SCの5クラスで未決のまま最 終戦を迎えたJAF全日本ジムカーナ 選手権。タイトル確定の大一番は、2014年以来 の開催となる富山県南砺市のイオックスアロー ザスポーツランドが舞台だ。今大会には選手権 対象外のD部門が設定されて合計160台の参 加があり、最終戦に相応しい盛況ぶりを見せた。
今季3度めのフルパイロンとなった今大会の 決勝コースレイアウトは、昨年はフリーターン だったゴール手前の見せ場が、今年は近接した 2本パイロンの複合ターンとなり、大柄な車種 には鬼門となった。また、天候は予報通りの雨 だったが第1ヒート中盤には止み、第2ヒート のスタート時には晴れ間も見えた。ところが、 PN3の中盤から大粒の雨が落ちてくる番狂わ せとなり、タイトル争いに大きな影響を与える 予想外の展開に見舞われた。
PN4のタイトル争いは、ベテラン茅野成樹 選手と、今年からPN4に移行してきた野島孝 宏選手の一騎打ちとなっていた。緒戦で2勝し た野島選手に対して茅野選手が3連勝で応戦 し、第6戦もてぎ南で野島選手が優勝するデッ ドヒート。第7戦恋の浦では茅野選手が4勝め を挙げてポイントリーダーに立ち、5ポイント差 で野島選手が2位に付けていた。最終戦は、野 島選手の勝利は絶対条件で、茅野選手も優勝
しないと有効同点ながら野島選手に 逆転される可能性がある状況となっ ており、今シーズン一番と言える超 接近戦が始まった。
ウェットの第1ヒートは、1分15秒 812というスーパーベストを叩き出 した野島選手がリードした。茅野選 手は何と1.5秒離れた4番手に終わ り、ドライの午後に一発逆転を賭け ることになった。第2ヒートはPN3 から降り出した雨ですっかりウェッ ト路面になったが、スキー場の駐車 場であるイオックスは水ハケが良く、 粗い舗装の影響もあってグリップ感 は大きく変わらない。そのため、第 2ヒート序盤から自己タイム更新が 相次ぎ、角岡隆志選手が1分16秒前半に入れ、 岡野博史選手は1分15秒956で3番手タイム をマークした。
「茅野選手、1 分 15 秒 252、届かず 2 番手!」の場内アナウンスを聞いた野島選 手(写真中央)。二人三脚でやってきた井本メカと拳を突き上げ、大接戦となっ た逆転劇を制した瞬間の喜びを分かち合った。
PN4最終2台の戦いは、野島選手がいきな り46秒433の中間ベストを叩き出す。続いて 茅野選手が出走。先にゴールした野島選手は1 分14秒399というスーパーベストを叩き出し た。茅野選手の中間タイムは約コンマ4秒遅れ の46秒808。まだ逆転が可能なタイムだ。
茅野選手のフィニッシュを、目をつぶって静 かに待つ野島選手。後半区間での逆転に賭け
た茅野選手は、最後のタイトなターンもパイロ ン近くで決めてきた。しかし、フィニッシュタ イムは1分15秒252の2番手。この瞬間、野 島選手の初タイトル奪取が確定した。 「2本めはイメージ通りに走れました。前半で アンダー出していたところをしっかり曲げて、 最後のターンも寄せました。路面の砂が流れて グリップが良くなったのか、思ったよりタイム が上がりましたね。とにかく疲れました(笑)。 勝った実感もありますし、(場内実況の)阿久津 栄一アナの『ベストタイム更新!』も聞けました。
もう、言うことナシの最終戦です」とは野島選 手だ。PN4は有効同ポイントで野島選手と茅野 選手が並び、野島選手の第7戦6位と茅野選 手の開幕戦9位による4点の差で雌雄が決する 大接戦だった。また、今大会ではVAB WRX STIを再びPN4の表彰台に上げた岡野選手が 3位に入り、シリーズも3位にジャンプアップ。 今年は苦労が続いたが、来年に向けて現行マ シンの可能性を示してみせた。
PN2は松本悟選手が2位に終わったため3 位表彰台の片山誠司選手が初タイトルを確定。 SA1は志村雅紀選手が4位となって、6位の若 林隼人選手が初チャンピオンを確定。SA2は渡 辺公選手がペナルティ覚悟のタイヤ交換を行っ
たが入賞圏外に終わったため、久保真吾選手 が出走前にタイトル確定。SCは地元ながら苦 手な設定で撃沈した野中信宏選手を横目に、 総合2番手タイムで優勝した大橋渡選手が3年 連続チャンピオンを確定させた。
1.SA2 のタイトル争いは渡辺公選手の自滅により、久保真吾選手(写真右端)が出走前にタイトル確定。久保選手は第 2 ヒートは 7 位に終わっ た。2. 全日本初優勝ながら「想定タイムに届かなかった」と反省する SA2 半谷信治選手。3.SA2 速田憲一選手がコンマ 3 秒届かず 2 位。4.「雨 と路面の違いに合わせ切れなかった」と肩を落とす PN2 松本悟選手は 2 位。「周りを意識し過ぎた」と初のタイトル争いを終えた。5.「予定通り の 3 位」で初タイトルを決めた PN2 片山誠司選手。6. 悩み続けたセッティングを見直して挑んだ PN2 森田陽介選手。「このタイヤで 1 勝した い」という強い思いが結実した今季初勝利となった。7.PN4 のポイントリーダー茅野成樹選手は第 2 ヒート後半で追い上げたが届かなかった。 8. 新車に悩んだ岡野博史選手が連続 3 位表彰台。9.N1 小幡宏昭選手は第 1ヒートのタイムで 2 位を獲得。10. タイトル確定の第 7 戦恋の浦は 2 位に終わったが、最終戦は気持ちいい走りで勝利した N1 朝山崇選手。11. 不調のマシンが直って久々の快勝となった N2 梅村伸一郎選手。 12.N2 上本昌彦選手は今季 3 度めの 2 位でシリーズ 2 位も確定。13. 菱井将文選手不在で今季 2 勝めの飯坂忠司選手。14.GDB で奮闘する N3 山田拓選手が殊勲賞の 2 位。15 第 2 戦の SA1ウイナー近藤岳士選手はコンマ 3 秒届かず 2 位。16.SA1 は志村雅紀選手が 4 位に終わったため、 若林隼人選手(写真右)が 6 位で初タイトルを確定。弟の拳人選手は 3 位で今季 2 度めの表彰台。17.自己タイムを更新して 2 本ともベストで 完勝した SA1 橋本克紀選手。18. 新作タイヤに翻弄された 1 年を帳消しにするスーパーベストで今季初勝利を挙げた PN1 土手啓二朗選手。 19. 最後にコンマ 3 秒逆転されて 2 位に終わった PN1 福田大輔選手。20. 総合 6 番手タイムで SC クラス 2 位を獲得した山越義昌選手。21. 得 意なパイロンで SC クラス 2 位の尾崎誠治選手。22. 優勝で 3 年連続タイトルを確定させた SC 大橋渡選手。オーバーオール 2 位で完勝した。
マシンセッティングが合ってきた! 約20年ぶりの全日本再チャレンジ 「LSDのイニシャルトルク 落ちに悩まされて、今日の難 所でもその影響が出たので サイドの使い方がすごく難し かったです。全日本はGA2 時代に出ましたが、昨年から 久々に復活しました。年初に エンジン修復もあって今年 はあまり出られませんでした が、イオックスの事前練習 が雨だったので、そういう意 味では、今回はラッキーな勝 利だったかもしれませんね」。
「今回は走り切ったという 感じがなくて、正直、実感 が沸いてません(笑)。これま でイオックスは成績が全く 出たことがなかったんです よ。今年はボディを作り直し てもらって動きがシビアにな ったんですが、セッティング の方向性が美川ぐらいから 固まってきたので、どこかで イケるだろうとは思ってまし たが、こんなに早く成績が 出るとは思いませんでした」。
23.PN3 の 86/BRZ とPN4 のエキシージに適したブリヂストン の新作タイヤがデビューした今大会。「ワイパー2 段階くらい の雨量でしたが、皆もタイム更新してるからイケるだろうと 思って走りました」と語る PN3 鈴木孝幸選手が唯一の 1 分 17 秒台を叩き出してベストタイムを更新。ユウ選手をコン マ 3 秒かわして PN3 では初優勝を挙げた。24. 最も雨量が多かったタイミングでの出走となったユウ選手。鈴木選手 には届かず、第 7 戦恋の浦に続く2 位に終わった。25.PN3 天満清選手は 208GTi で最上位の 3 位を獲得。26.PN3 では 4 位の松崎充意選手(写真中央)とダブルエントリーで森嶋昭時選手(写真右)が復活。同じく復活した小林辰朗選手 (写真左)と 6、7 位で並んだ。27. 第 2 ヒートにタイヤ交換ペナルティで挑んだ SA3 津川信次選手。パイロンタッチで 失意の 3 位に。28. 第 3 戦以来の参戦となった岡部隆市選手。総合 3 番手タイムで SA3 の 2 位に輝く。29.N 車両を SA 車両に仕立て直して SA3 に挑んだ菱井将文選手。ブッちぎりの 1 分 12 秒 078 でオーバーオール優勝。
日本ダートトライアル選手権は10月2 日、広島テクニックステージタカタで 最終戦決勝が行われ、タイトル争いが 持ち込まれた5つのクラスでバトルが白熱した。
チャンピオンの権利を持つ宝田ケンシロー選 手が前日の公開練習をトップで上がったPN1ク ラス。宝田選手は日曜もヒート1ではベストと好 調をキープ。ヒート2も中間ベストを奪うが、後 半に失速。3番手に陥落するも、ライバル児島泰 選手が4番手にとどまったため、初の全日本タ イトルが確定した。宝田選手は、 「難しい路面でしたけどADVANとしては053 で行くしかないな、と。前半は思ったより食って くれたけど後半はアレッって感じで。勝った山崎 さんがウェットだったので、031もあり得たかもし
タカタの名物コーナーを隈なく網羅した設定
今回のコースレイアウトはタカタの全 日本ではお馴染みとなっている名物コ ーナーをクリアするオーソドックスな 設定。だが、立体交差付近のレイア ウトが一部改修されており、その攻略 法は各選手とも頭を悩ませていた。
れませんね。児島さんが優勝してたら負けてた んで、チャンピオンの実感はまだちょっと…」と 言いながらも流石に笑顔が緩みっぱなしだった。 「74選択した人は少なかったと思うけど、掃け てるけど砂利が出てくる所もあると思ったんで すよ。74でつらい所もあったけどいい所もあった ので全体的には上手にコントロールできたかな、 と。今回の勝てたイメージを来年に何とか繋げ たいですね」と、山崎選手はPN1初優勝の余韻 に浸りつつも来季を見据えていた。
SA1クラスでも工藤清美選手がクラス移籍 後、初の1勝をゲットした。「ミスもあったけど 最後の最後に勝てた。今日は87をしっかりワダ チに入れて走った感じ。モンテカルロもアタマ がいい感じで入ってくれました。路面は去年の JAFカップに似てた かな。でも本当は、2 分を切りたかったな」
注目のタイトル争い
は最終戦は2位崎山晶 選手から、3位稲葉幸 嗣、4位中島孝恭の両 選手のオーダーでゴー ル。この結果、4ポイ ントを上乗せした中島 選手が逃げ切って初 のタイトルを獲得。表 彰台では全日本の現 場で苦楽を共にしてき
「地元で勝てたなかったけど、遠い所で 勝てたのは嬉しい(笑)」。PN2 は櫻井貴章 ヴィッツターボがシーズン 2 勝めを獲得。
た幸代夫人を呼び寄せ、労を ねぎらった。
移籍1年めでタイトルを狙う 鎌田卓麻選手がポイントリー ダーで最終戦に臨んだ激戦区 SA2クラス。北村和浩選手と の最終決戦は、勝負のかかっ たヒート2、中間タイムでは鎌 田選手が0.01秒の僅差で北村 選手を抑えるも、後半で逆転 した北村選手が優勝。有効得 点で同点に持ち込んだ北村選手が優勝数の差で 3年ぶりの王座に返り咲いた。 「1本めに気合入れすぎて行き過ぎた所を2本 めはしっかり気をつけて走れたので、1本めに失 敗しておいて良かったね(笑)。卓麻とは同じタ イヤを履けば同じタイム出せる自信あったけど、 誰が一番獲っても俺はダメだったから皆が敵だ ったね。チャンピオン獲らないとシリーズが終わ らないので、いまはこの3年間のシリーズがや っと終わったという気がしてる。ずっと崖っぷち
1.コルトを駆る2016 中国チャンプの松岡修司選手が N1クラスで表彰台を 獲得。2.86/BRZ 勢トップタイムを奪った PN2 矢野淳一郎選手だったが、 惜しくも2 位。3.4.PN1クラスは FF マイスター山崎利博スイフトが得意のタ カタでクラス初優勝。5.SA1クラスでも今年このクラスに移籍した工藤清 美選手が最終戦で待望の1 勝。6.SC1クラスは中国の若手実力派、一柳豊 選手が全日本初優勝。7. 会場には大井義浩選手がドライブしたスーパーD マシンが特別展示された。8. 今季ニューマシン投入の炭山義昭選手はその ミラージュで表彰台をゲット。9.SA2 田上正彦選手は今季 3 度めの 3 位を 獲得。10. 前戦でチャンプ確定の
N1岡翔太選手は今庄に続く連勝で有終 の美。11. 親子二代でチャンピオン確定のケンシロー選手は、その場で父、 宝田芳浩氏に V を報告した。
12. タカタはギャラン VR-4 で全日本初優勝を飾った思い出の地。実にそれ以来と なる 26 年ぶりのタカタ制覇達成の N2 赤羽政幸選手。13.D 部門はチャンプ確定の 谷田川敏幸選手がしっかりと有終の美を飾った。14.15. 最後まで息詰まるバトルと なった SA2 クラスは北村和浩選手が優勝でチャンプ確定。その勝負強さにはライ バル鎌田卓麻選手も思わず脱帽。16. 今季 3 度めの 2 位入賞の SC2 平塚忠博選手 はシリーズ 3 位に浮上。17.18. 最終戦で今季 4 勝め獲得の田口勝彦選手。吉村選 手の猛追を振り切って V2 を確定した。19. 初チャンプ確定の SA1 中島孝恭選手は
SC1クラスは、タカタをホームコースとする一柳豊選 手がスポット参戦の一戦で大金星を上げた。「実は2本め も1コーナーで刺さってしまって心が折れそうになったん ですが、あきらめずに頑張ったのがよかったと思います。
地区戦とは全然違う硬い路面をどう走るか、5年間試行錯 誤してきて、今日はともかく丁寧に走ることを心がけまし た。フロント87、リア74という組み合わせも当たったと 思います。いま32歳ですが、永遠の若手と思っている ので(笑)、今後も地元の全日本では狙っていきたいです」
歩いてきたので、“まだ夢じゃな いの”って感じだよ」。今年一番 といってもいい名勝負を北村選 手はそう振り返った。
続くSC1クラスはタイトルを 争う西尾忠、山崎迅人の両選手 を尻目に地元の一柳豊選手が初 優勝。西尾選手はヒート1、エンジン不調でよ もやの7番手と窮地に立たされたがヒート2で3 位まで挽回。この順位なら山崎選手は優勝でタ イトルが転がり込む状況となったが、タカタス ペシャリストの伏兵に屈し、王座を逸した。
SC2クラスは田口勝彦選手が吉村修選手に
並ぶ4勝めをマーク。二人で今季の勝ち星を分 け合った形となったが、最終戦で表彰台を逃し てしまった吉村選手に対し、出場7戦中6戦で 表彰台という安定感を見せた田口選手が土壇場 で逆転。V2を確定し、最後はチャンピオンの貫 禄を見せつけた形となった。
季最後の戦いを迎えた鈴鹿は薄曇 り。まずますのレース日和だ。最高 峰のKF部門は、この大会も2レー ス制で行なわれる。チャンピオン候補は名取鉄 平、宮田莉朋、朝日ターボ、角田裕毅、高橋悠 之、菅波冬悟の6選手だ。
そのチャンピオン候補たちに、第9戦の予選 で試練が訪れた。まず、角田選手がグリッドで エンジンを始動できずノースタートに。続いて 高橋選手がアクシデントで4周めにピットへ帰 還。前大会まで抜群の安定感を見せていた名 取選手は、タイムトライアル17番手から懸命 の挽回を図るも14位が精一杯だった。
決勝は24周。11周め、佐々木大樹選手らと のバトルを経て先頭に立った朝日選手の後ろに 猛スピードで順位を上げてきたマシンが追い付 いた。グリッド最後尾から発進した角田選手 だ。角田選手は13周めに朝日選手からトップ の座を奪うと、0.5秒ほどのリードを保ってフィ ニッシュ。KF部門1年めの16歳が、抜群の速 さをついに初勝利へと結実させた。
2位の朝日選手に続いて、宮田選手が3位で ゴール。今季まさかの不振にあえいでいた澤田
部門/ 第 戦表彰。 位に入った宮田莉朋選手がチャンピオ ンを確定した。2.3. 第 10 戦を制した朝日ターボ選手。シーズン最 多の 3 勝めをマークした。4. 第 10 戦で 4 位に入賞した三宅淳詞選
手。5. 第 10 戦で 3 位と表彰台獲得の小高一斗選手。
手は第 9 戦で 4 位入賞。7. 朝日選手と健闘を称え合ったチャンプ確 定の宮田選手。
真治選手が、ラスト2周で佐々木選手をかわし て4位に。7位の菅波選手と8位の高橋選手は、 ここでタイトル獲得の可能性が消えた。
第10戦の予選では、宮田選手が1位に。名 取選手は本調子を取り戻せず12位。朝日選手 はアクシデントで大きく遅れて14位。角田選 手は序盤でリタイア。この時点で、チャンピオ ン候補は宮田選手と朝日選手に絞られた。状況 は宮田選手の圧倒的有利だ。
そして迎えた今季最後の戦い。今度は朝日選 手が猛追を演じる番だった。朝日選手は1周め
2016 年全日本カート選手権 KF 部門第 9 戦/第 10 戦 全日本カート選手権 FS-125 部門東西統一競技会 ジュニアカート選手権 FP-Jr 部門/FP-Jr Cadets 部門東西統一競技会[JAF 公認 No.2016-2506]
を11番手で終えると、宮田選手、澤田選手、 佐々木選手、三宅淳詞選手の先頭集団にひた ひたと近づいていく。トップは宮田選手から 佐々木選手、そして澤田選手へ。20周め、つい に先頭集団に追いついた朝日選手が、三宅選 手をパスして3番手に浮上した。 そしてラスト2周、佐々木選手が再びトップ
開催日:10 月 22~23 日 開催場所:鈴鹿サーキット国際南コース 格式:国内 主催:SMSC[クラブ登録 No. 公認 82401] レポート/水谷一夫 フォト/稲田浩章
怒涛の追い上げを見せた茂原大 会を彷彿とさせる走りで全日本初 優勝を飾った角田裕毅選手。
に立った直後にドラマが起きた。澤田選手が 佐々木選手に勝負を仕掛けたが、両者は接触 してコース外へ弾け飛び、宮田選手が緊急回 避。その間隙を縫って、朝日選手が一気にトッ プへ躍り出た。13台抜きの大逆転で、朝日選手 が今季最多勝となる3勝めを獲得だ。
続いてチェッカーを受けたのは宮田選手。 2014年に続く2度めの最高峰タイトル獲得の 瞬間だった。「ゴールした時、後ろに(チャンピ オンを競い合う)宮田君がいるのが分かってす ごく悔しかった」と朝日選手。「前のSUGO大 会で結果を出せず、『次の鈴鹿こそは』という気 持ちがありました」と宮田選手。3位でフィニッ シュした小高一斗選手は、ドライでの耐久性の 課題をなかなか克服できなかったヨコハマ・タ イヤに表彰台をプレゼントし、両手でピースサ インを作って車検場に戻ってきた。
会には、大量52台が出走。実に18台が予選 落ちとなる厳しいレースだ。タイトル争いはす でに、東地域の5戦すべてでポール・トゥ・ウ ィンの佐藤蓮選手のチャンピオン確定で決着し ている。その佐藤選手の前に 立ちはだかったのが、チームメ イトの小川颯太選手だった。
22周の決勝が始まると、ス タートでポールの小出峻選手が 6番手に順位を下げ、2番グリッ ドの小川選手も3番手に後退し た。4番グリッド発進の佐藤選 手は3~4番手で序盤戦をこな していく。レースが中盤戦を迎 えると小川選手と佐藤選手のペ ースがじわりと上がり、7周めの
「今季の内に1勝できて、ほっとしました。ただ、第10 戦が残っていましたから、喜びの気持ちは抑えて次に臨 みました。(第9戦と同様、グリッド最後列からトップに 立った)茂原大会では宮田選手とバトルして負けちゃった から、今回は最後まで落ち着いていきました。あの時の 経験が今日に生きたんだと思います。今年は恵まれたチ
ーム環境の中でレースができ たのに、なかなか優勝できな くて、『早く1勝しなきゃ』って 焦る気持ちもありました。チ
ャンピオンの目もあったけれ
ど、そのチャンスを自分で壊
しちゃったことが残念です。
来年はフォーミュラが活動の メインになると思うけれど、 もしできるならカートレースも 続けたいです」
小川颯太(FS-125部門初優勝)
決勝はフロントロウのふたり、小田優選手と清水 英志郎選手のマッチレースになった。スタートでは ポイントリーダーの清水選手が先頭に立ったが、 ポールの小田選手はすぐにトップの座を獲り返して ラップを重ねていく。レース終盤、両者は横並び のまま3分の1周を回る熱いバトルを繰り広げた が、小田選手が最後までトップを守り切って開幕戦 以来の2勝めを獲得。清水選手は2位フィニッシ ュと同時にチャンピオンを手中に収めた。
12.13. 開幕戦に次 ぐ勝利の小田優選 手。14.2 位入賞の 清水英志郎選手。
15. 松崎清悟選手 が 3 位に入賞。
「スタート前はすごく緊張していたけれど、勝てる自信 はありました。全日本2年めだったから、何としても結果 を出したいと思っていました。スタートで順位を下げた 時はマズいなと思ったけれど、自分の走りをすれば勝て ると思って必死に頑張りました。レース後半にセットを 合わせてあったから、トップに戻ってからは後半に引き 離せると信じて、自分の走り に集中しました。実はたまに 後ろを見ちゃったんですけど (笑)。後ろが離れてからは、 チェッカーまで長く感じまし た。でも、走っていてすごく 楽しかった。やっと勝ててほ っとしたけれど、『こういう走 りが早くできていればもっと 勝てたのかも……』と思って、 少し複雑な気持ちです」
16. 東西統一競技 会入賞の各選手。
終わりに小川選手がトップへ、その翌周に佐藤 選手が2番手へ上がった。
懸命に先頭をひた走る小川選手と、その背 中を追う佐藤選手。両者の間隔は、終盤戦に 入るとじわじわ開いていく。結果は小川選手の 逃げ切りだった。待望の初優勝にも小川選手 は昂る様子を見せず、軽く右手を挙げてチェッ カーを受けた。シリーズ全勝を阻まれた佐藤選 手は、「最後に課題が現れたけれど、最低限の 結果は残せたと思う」と語り表情を引き締めた。
決勝序盤の長い先頭集団の列から、やがて鈴木 斗輝哉、野村勇斗、渡会太一の3選手が抜け出し てトップ争いを展開した。シリーズポイントで他を 大きくリードする野村選手は「今回の一番の狙いは チャンピオンでした」というが、最終ラップには先 頭の鈴木選手に仕掛けて勝利を狙いに行く。鈴木 選手はこれに応戦して野村選手を退け、さらに渡 会選手も野村選手の前へ。ウィナーは今季3勝め の鈴木選手。野村選手は3位で戴冠を果たした。
17.18.3 勝めをあげて シリーズを終えた鈴木 斗輝哉選手。19. 渡会 太一選手は
JN6 クラスは SS1 から一度もトッ プを譲ることなく走り切った鎌田 /市野組が今季初優勝を飾った。
2016 年 JAF 全日本ラリー選手権第 8 戦 第 44 回 M.C.S.C ラリーハイランドマスターズ 2016[JAF 公認 No.2016-1127]
全日本ラリー選手権は、伝統の一戦、 ハイランドマスターズが10月14〜 16日、シリーズラス前の一戦として 開催された。
今年のハイランドマスターズは総距離 375.81kmの中に計12本、88.14kmのターマッ クSSが用意されるという設定。15日のDAY1 は「青屋」、「駄吉」といった名物ステージを中心 にクリア。16日のDAY2はHQ&サービスが置 かれたモンデウス位山国際スキー場の南に位置
開催日 : 10 月14~16 日 開催場所 : 岐阜 格式 : 国内 主催 : M.C.S.C[クラブ登録 No. 加盟 20002] フォト/中島正義、水野文幸、山口貴利、JAF スポーツ編集部 レポート/JAF スポーツ編集部
する「牛牧」、「あたがす」、そしてDAY1でも使 用された「無数河-アルコピア」を前日とは逆走 で走るという設定だ。
天候は2日間ともに快晴。ラリー前も降雨が 少なかったようで、路面はほぼ完全なドライと いうコンディションで行われたが、一部、法面 が崩れ、砂利や泥が道に流れた場所もあり、 最後まで気の抜けないステージが待ち構える。
11台がエントリーと今大会最多参加台数と
なったJN6クラスは、チャンピオンの権利を持 つ3台を尻目に鎌田卓麻/市野諮組が
1.ターボトラブルに見舞われた新井選手はクラス 4 番手にとどまった。
2.JN6 奴田原/佐藤組は勝田組に 僅かに及ばず 3 番手に。3. 初の全日本タイトル確定
の JN4 曾根崇仁選手(左)と2 度めの V 確定の桝谷知 彦選手(右)。4.「嬉しい、というよりホッとしている。 チームに感謝です」。JN5 で 2 位に入った柳澤宏至選 手も初の全日本王座を確定。ナビの中原選手は最終 戦で 2 度めの王座を狙う。
「いまの JN6 は昔のように根性一発の走りで勝てるクラスじゃ ない。全日本に合わせた勝てるクルマ作りができたというこ とです」と卓麻選手。新城も台風の目になりそう。
絶好調。DAY1のSECTION1を3連続ベスト で上がると、セクション2最初のSS4もベスト と2番手につけた奴田原文雄/佐藤忠宜組に 10.4秒の大差をつける。SS5, SS6では勝田範 彦/石田裕一組が盛り返し、奴田原組を抜い て2番手に浮上。鎌田組に7.9秒差で折り返し た。一方、前戦ラリー北海道を制し、タイトル に望みを繋いだ新井敏弘/田中直哉組はSS1 からターボトラブルが発生。鎌田組に40秒の ビハインドを負う苦しい展開となってしまう。 「足回りを大きく変えてテストでもタイムが出 るようになったので、雨のモントレーでも“晴れ たら速く走れるだろうな”という感触はあったん ですよ。無理しなくともタイムが出るのでクル マも壊さない、といういい流れが作れてるの で、この調子でいければ」とDAY2を展望した
5.JN6 勝田/石田組は 2 位でゴール。最終決戦に持ち込んだ。6.14.「052 に合わせたセットアッ プはできた。目標のフルポイントが取れてとりあえず良かった」。JN2 は小濱勇希/馬場雄一組が 今季 3 勝めをマーク。7.JN5 大倉/豊田組は柳澤組と互角の速さを見せたが 3 位に甘んじた。8.JN3 島田/内藤組は DAY2、2 位に浮上してゴール。
9.JN2 明治/北田組は着実な走りで 2 位をゲットし た。10.JN1 須藤/新井組は高速 SS で速さを見せるも 2 位にとどまった。11.JN3 は天野/井上組が今回もラ イバルに隙を与えず 7 勝めを飾った。12.JN4 山口/島津組は 3 番手にとどまった。13.JN3 唐釜/松浦組も 3 位でラリーを終えた。15.「攻めたけど冒険はしてないです。フルポイントが取れて良かった」。モントレー はコースオフに終わった JN1 鈴木尚選手は完全復活をアピール。16.「DAY1 途中でセッティングを変更した ことが当たった。特に無数河はドンピシャでした」。JN4 は W 石川コンビが 3 勝めをマークした。
鎌田選手の速さは、日が変わっても衰えず、 DAY2最初の「あたがす」でも勝田組を2.9秒差 に下すベスト。
続くSS8, SS11も激しい2位争いを展開す る勝田、奴田原の2台を抑えてベストと最後ま でラリーの主導権を渡さずにフィニッシュ。鎌 田選手は2005年第3戦以来、11年ぶり。ナビ の市野選手にとっては2001年第7戦以来とな る総合首位での優勝を飾った。DAY2をトップ で上がった勝田組が2位を守り、3位でゴール
した奴田原組と最終戦新城で雌雄を決する形と なった。
一方、JN5クラスはモントレーに続いて2度 めのシトロエンDS3ドライブとなった新井大輝 /小坂典嵩組がSS1から圧巻の走りを披露。 総合でも父、敏弘選手に続く5位でフィニッシ ュし、DS3に全日本初優勝をもたらすとともに、 自身も小坂選手とともに全日本初優勝を達成し
ている。2位は大倉聡/豊田耕司組とのバトル を制した柳澤宏至/中原祥雅組が入賞。柳澤
17.JN2 加納/横手組は今季初表彰台をゲット。18. 伊藤隆晃選手にドライバー変 更の PD マーチは初の表彰台を獲得。19.20.「難しいラリーでしたがメリハリのあ
選手は初の全日本タイトルを確定させた。大倉 組に続く4位に入ったヘイキ・コバライネン/ 北川紗衣組は最終SSで全日本ラリーのターマ ックステージでは初となるベストタイムをマー ク。最終戦新城ラリーでの速さが注目される。 JN4クラスはDAY1を首位で折り返した石 川昌平/石川恭啓組が今季3勝めをマーク。2 位に入った曾根崇仁/桝谷知彦組が一戦を残 して全日本タイトルを確定した。
JN3クラスはすでにタイトル確定済みの天 野智之/井上裕紀子組が7勝めをマーク。JN2 クラスは小濱勇希/馬場雄一組、JN1クラスは 鈴木尚/山岸典将組が優勝。ともに最終戦で の逆転Vに望みを繋げた。
開催日 : 10 月 21~
016年のD1は、第5戦エビスサーキ ットで優勝し、今季4勝めをあげた齋 藤太吾選手が、第6戦エビスサーキッ トの結果をもって最終戦を待つことなく2度め のシリーズチャンピオンを獲得。残すは単走部 門のチャンピオン争いであり、舞台は最終戦と なる東京・お台場の特設コースへと移った。
この最終戦はシリーズランキング24位まで の選手に出場権が与えられ、単走決勝はベスト 16による追走トーナメントの出場をかけた事実 上の追走予選をも兼ねた戦いとなった。曇り空 でやや肌寒さを感じる天候の中で始まった単走 決勝。注目は第6戦を終えて151点を獲得して いる齋藤選手、これを7点差で追う前年チャン ピオンの川畑真人選手、21点差で3位につけた 藤野秀之選手のチャンピオン争いだった。
結果は川畑選手が97.21点で12位となり14 点を加算。藤野選手が97.92点で8位となり 19点を加算。が、齋藤選手は2選手を上回る 98.26点で7位となり、単走部門でもチャンピ オンに輝いた。齋藤選手のマシンは900馬力 のトヨタ・チェイサーであり、単走の進入速度 は123.4km/hをマーク。圧巻のドリフトを見 せた。単走の優勝は今シーズンからロードスタ ーで参戦した岩井照宣選手。480馬力の軽量マ
「練習の時から決勝と似たような得点が出ていましたから、そ れを維持できるように挑みました。今日の朝のグリップ感が昨日 と違ったのでタイヤの内圧を変えて修正しましたが、結果的に練 習と同じような点数を出すことができたので、それが良かったん だと思います。地元が広島なので今年から乗り始めたロードスタ ーで優勝することができたという点でも嬉しいです」
「今年からタイヤメーカーがワンリになりましたが、グ リップ性能がとても高く、これが強い武器となり、優勝 を重ねられた一番の要因だと思います。あとは、戦い方
も少しずつ変わり、毎戦、落ち着いて戦えるようになっ
たことですね、(戦法の)組み立てもうまくいっています。
テージを生かし、ス ピーディかつリズミ カルなドリフトで今 季2勝めを飾った。
単走決勝を終え、 ベスト16が出揃っ た。追走トーナメン トは今季未だ1勝を あげていない川畑 選手が優勝で締め 括るか、齋藤選手 が優勝で強さを見 せつけるか、あるいは藤野選手、横井昌志選手 といった注目株の優勝があるかが注目された。1 回戦(ベスト16)のハイライトは川畑選手で、 1000馬力のGT-Rが後追いで対戦相手に“ビタ ビタな”接近戦を挑み、先行では引き離すとい う圧巻の戦いを見せた。
川畑選手は2回戦も順当に勝ち上がって準決 勝へ駒を進め、同じく齋藤選手、藤野選手も 準決勝まで進む。ここで川畑選手と藤野選手 のシリーズ2位、3位対決となったが、藤野選 手のマシンに駆動系のトラブルが発生して競技 を中止。川畑選手が決勝に進んだ。一方、齋
藤選手は準決勝で平島明選手と対戦。平島選 手は第4戦筑波サーキットで4位に入賞した注 目株の一人であり、進入の時点で対戦相手に 接近戦を挑むというアグレッシブさを1、2回戦 で見せていた。
しかし、百戦錬磨の齋藤選手は先行で逃げ 切り、さらに後追いでは進入後すぐにインに入 って接近戦へ持ち込み、勝負を決めた。決勝 は最終戦に相応しい齋藤選手と川畑選手のラ ンキングワンツーの戦い。結果、齋藤選手が 制して5勝めを挙げて今季の熱い戦いを締め 括った。
単走で 2 位に入った田中省己選手。2. 追走決勝進出は逃すも 3 位獲得の平島明選手。3.1000ps の モンスターGT-R を持ち込んだ川畑真人選手だったが、決勝では齋藤選手に屈し、2 位にとどまった。 藤野秀之選手はマシントラブルに泣き、決勝進出は果たせず。5. 追走表彰。左から 2 位川畑、優 勝齋藤、3 位平島の 3 選手。6. 単走では岩井照宣選手がシーズン 2 勝め。7. 単走 3 位入賞の横井昌志 選手。8. 内海彰乃選手は単走で 4 位。9. 全日本ダートラマシンのデモランも好評を博した。
今シーズン、一番心に残っている戦いは、やはり開幕戦(東京・お台場)です。ワンリが周り と比べてどれぐらい性能が良いタイヤなのか、という部分が分からなかったわけですが、こ こで優勝できてとても嬉しかったです。レギュレーションの関係で2戦めから今のマシンに 変わり、心配な面もありましたからやはりタイヤに助けられたという思いが強いですね」
最近の全日本ジムカーナ選手権の会場でよく聞く、気になる言葉がある。
それは選手たちが語る「自分の走りで勝ちたい」という台詞だ。
従来は激しさを身上とするダートラ選手たちの専売特許だったが、
ジムカーナでも、特に中堅選手の間でトレンドワードとなりつつある。
そこで今回は、全日本ジムカーナ&ダートトライアルを戦う選手たちに、
走行スタイルや参戦アプローチ、勝負の組み立て方を徹底リサーチ。
そこから「自分の走り」とは何か、そして「勝つ」ための心構えを探る。
フォト/滝井宏之、友田宏之、西野キヨシ、吉見幸夫、トヨタ自動車、JAF スポーツ編集部 レポート/JAF スポーツ編集部
日本ダートラでは、自らのコーナリン グ手法を「自分の走り」として磨き上 げ、それで勝つことに価値が見出さ れてきた。その代表格は北村和浩選手で、あり
えない速度と角度でコーナリングする”キタムラ 走り”は、ファンやライバルたちを魅了してい る。このような走りに対する強いこだわりはダ ートラ固有の現象だったが、最近ではジムカー ナでも「自分の走り」を意識する選手が増えてき ている。そこで今回は、全日本ジムカーナとダ ートラを戦う選手たちの協力を得て「自分の走 り」と「勝利」の因果関係を考えてみよう。
まずは、選手たちに「自分の走り」とは何かを 聞いた。まず最初は全日本ダートラDクラスを 戦う大ベテランの谷田川敏幸選手。昔から自分 のスタイルに人一倍こだわりを持っており、勝 敗だけでなく「自分の走りで勝てたかどうか」に 重きを置いて戦っているという一人だ。 「初めてダートラを見たときに豪快な 4 輪ドリ フトに憧れて始めたので、やっぱりそういう走 りを極めたいと思ってるんだ。具体的には、コ ーナリング速度を上げて如何に速く脱出できる か。ずっとこれを考えてやってきたからね。『そ
んだよね。基本的には、どんな路面でも自分の 走らせ方は変えてなくて、左足ブレーキも使わ ないので、進入で姿勢を決めたら高い車速のま まコーナーに入るってのが理想。かなりリスキ ーなんだけど、そうしないと凄いタイムは出な いと思うから、挑戦しがいのある走りだよね。 でも、失敗すると大アンダーだから、そのリス クを減らすために、路面に関する情報はギリギ リまで確認してますね」
老舗オクヤマのワークスマシンを任されて PN2を戦う竹本幸広選手。 2 年めの今年はシリー ズ 3 位と徐々に成績が上向いており、ダートラ 界期待の若手ドライバーだ。
「ボクは昔から派手に走りたい方だったんです が、それだとタイムが出ないので、そのせめぎ 合いでずっと格闘してきました。昔は全部が派 手な走りでしたけど、試しに地区戦で全部抑え た走りをしてみたら結構いいタイムが出ちゃっ たので、結果を残すために抑えた走りを勉強し
元D1GPドライバーにして、エビスサーキット代表の熊久保信重選手が全日本ダ ートラPN2に参戦中。「子供の頃に見たダートラ場だったエビスでの走りが忘れ られず、ダートを走るならドリフトで魅せたい」と奮闘しているが、中盤戦以降は タイムの出る走りと派手な走りの両立にお悩み中。
一発勝負の進入を決める谷田川選手のGVB WRX STI。タイヤ をインに切ったまま高い車速を維持する走りはリスクが高い。
タイムを意識した抑えた走りと自分固有の激しい走りのせめぎ合いに悩む若手期 待の竹本選手。まずは自分の速さの底上げを図るべく修業に励んでいる。
父親仕込みのリアタイヤを旋回に使う走らせ方をスタイルに掲げる鎌田選手。 ラリーでも安定した路面なら伝家の宝刀を振りかざしてトラクションを稼ぐ。
こから曲げていくのか!』
って感じで、他の選手が 唸るような走りをしたい
実は感覚派でインスピレーションを大切にする斉藤選手。しかし、そのバックボ ーンには長年積み重ねた膨大な練習量と経験値が裏打ちされている。
区間タイムの分析で速い走りを自分のモノにしてきた津川選手。得られた ノウハウは自信に繋がり「ミスのない走りができれば勝てる」と公言する。
昨年までは写真のRX-7で軽量コンパクトなエキシージを相手にSA2を戦っていた川北選手。それ以前の SA1時代は、ジムカーナでは主力のEK9シビックやEF8
CR-X勢がライバルだったため正攻法では通用 せず、やや不利な後輪駆動マシンのメリットを最大限に生かす独自の戦略を編み出した。その思想は現在 のBRZのセットアップにも反映されている。
ました。でも、特に全日本だと、全部抑えた走 りでは勝てないんです。最終的には全部自分の 走りで勝ちたいんですけど、現状ではまだまだ 学ぶことが多いので、自分のスピードを底上げ する練習に励んでます」
北海道出身の全日本ラリーストにして、近年 では全日本ダートラにも挑戦している鎌田卓麻 選手。あらゆる路面を走るラリーストだけにユ ニークなアプローチを持つ。
「小さい頃から隣に乗ってきた親父(鎌田豊)の 走りですね。それは FF 車特有の『前タイヤで引 っ張ってリアタイヤで旋回させる走り』で、フォ ークリフトじゃないですが、リアタイヤをハンド ルだと思ってるんです。大きく滑れば大きく曲 がる。レーシングカートで言う腰で曲げるみた いな感覚ですね。リアを滑らせすぎるとトラク ションが出なくて、食わせすぎると旋回性能が 落ちるんで、ギリギリのバランスを狙ってます。
FF はフロントタイヤに仕事をさせすぎるとア ンダーステアにしかならないので、旋回の仕事 をリアタイヤに割り振って、小舵角で曲がる走 りを目指してます。ラリーでも理想はそうなん
ですが、路面が急激に変わ るので状況によって走らせ 方を変えてます。でも、ダ ートラは路面があらかじめ 分かっているので、そういうリスクの高い走り も突き詰めやすいですよね」
ベテラン茅野成樹選手が第3戦名阪で魅せた走りは前半戦のトピックス。車速を 高めてフリーターン進入でリアを大きく振り出して、その慣性で車体を回転させ、 アクセルを合わせながらインベタで立ち上がる。この2年ぶりの超絶技には多く の選手が挑戦したものの挫折することに。
続いてジムカーナドライバーに伺おう。まず は今季からPN3にBRZ で挑んだ川北忠選手だ。
これまで RX-8 や RX-7 で SA 部門を走り続け、後 輪駆動マイスターの名をほしいままにしてきた が、その経験が走りの組み立てに大きく影響し ているとという。
「高い速度を維持してコーナリングすることを 意識してます。これは RX-8 時代にはぼんやりと あってRX-7時代に確立しました。ジムカーナの 基本として、最短距離を走ったり、クリップを 外さない走りがありますが、そこにはあまりこだ わらず、例えパイロンから離れてもアベレージ 速度を上げる方を強く意識してます。昨年まで は特性の違う車種との戦いでしたから。特に軽 量トラクションマシンであるエキシージ勢とは同 じセオリーでいくと力負けするので、自分のクル
マで稼げる所を探ったときに、違う道を選んだ 方が勝負ができると思ったんです。今年は PN3 で同じ後輪駆動の戦いになりましたが、FF から乗 り換えた人と比べると、自分はセッティングも少 数派の手法を選んでるみたいですね」
ジムカーナ界の大ベテラン、SA3クラスの津 川信次選手は、4 輪駆動に乗り換えてから10 年 が経過するが、曲がらないクルマに乗り換えて から走らせ方が変わったそうだ。 「クルマを低速コーナーを重視してオーバース テアな方向に振ってあるので、できるだけリア を出さないようにする走りをしてる。FF や 4 駆は 弱アンダーで立ち上がったとき、アクセルを入 れるとアンダーが助長されるからね。若い頃は 突っ込み重視だったけど、FF の最後にDC5 イン テグラや EP3シビックなどの曲がらないクルマ に乗ってから色々と勉強したんだ。それまでの EK9シビックは曲がるクルマだったから、イケ
感覚だけには頼らない!全日本ジムカーナ PN3 川北忠 選手
全日本ダートラ第7戦オートパーク今庄におけるSA2クラス注目ドライバーの比較。上写真の鎌田選手は 前後タイヤのグリップ感と相談しながら車体をうまく前に進める鋭い走りを見せている。対して、コース 創設時から走ってきた下写真の北村選手は、勝手知ったるホームコースということでコース整備に全幅の 信頼を寄せており、あり得ない角度の突っ込みを披露した。
イケの発想で良かった。でも、難しいクルマに 乗ったことで、それまで自分では気付かなかっ た走らせ方を知ったんだよね。走らせ方を変え る基準にしたのは区間タイムだね。ビデオを導 入したのも割と早かったので、区間分析で速い 走りを検証して速い走りを見つけてきた。そう いう積み重ねがあるから、現在は『ミスのない走 り』をすれば勝てると考えてるんだ」
これまで長くEK9シビックで SA1を戦ってき た斉藤邦夫選手。今年は NDロードスターに乗 り換えてPN1に挑んでいるが、大ベテラン選手 は意外な発想で走りを組み立てていた。
「他人には理論的に説明するんだけど、自分の 走りは理詰めじゃなくて、ほとんどインスピレ ーションなんです(笑)。変な言い方だけど、自 分の感覚が正確だから慣熟歩行で本番の動きが 分かるんです。スピンは慣熟歩行で終わってる
から、本番走行では予想外の動きが起きないん です。ジムカーナやる以前にスキーや自転車、 バイクに乗ってたから、その頃の感覚が活きて るんだろうね。だから、初めてのコースで 1本 めがすごく速い。普通は無理をせずデータを取 りながら徐々にペースを上げていくけど、自分 は感覚で走るからパーンとタイムが出ちゃう。 弱点としては、いきなり速いタイムを出せるけ ど、それが当たりの確率が高いから、その後は タイムが伸びないという点(笑)。そういう意味 では、初見でタイム出せるって事は、ジムカー ナに向いてる体質なのかもね」
々の考え方に基づいて千差万別の走 らせ方でコンマ差の争いをしている ジムカーナとダートラ。そういう状
況において「自分の走り」を磨き上げることが、 果たして勝利に繋がるのか? 今度は競技を見 守る関係者の意見も含めて検証していこう。
意外にも感覚派である斉藤邦夫選手は、大会 本番ではある程度の開き直りが肝要だと語る。
「”根拠のない自信”って大事だと思ってます。
クルマの動きは物理で説明できるんですが、そ れでも、気持ちやラッキーみたいな要素が必ず 勝因に入りますからね。自分は本番の 一番いい走りができると思い込んでます。なぜ なら、それまで何年も真面目にトレーニングし てきた人にとっては、次の走りが常に自分の集 大成なんですよ。全日本では金曜から本番まで に 4 回走れますよね。セッティングや運転など 色々試した結果、一番いい走りを わけだから、悪い訳がないんですよ」 全日本ラリーで最高峰クラス初勝利を遂げた 鎌田卓麻選手。自分の走りを確立しているにも 関わらず、それを封印することの意義を語った。 「現在の全日本ラリーやダートラは、アイテム の進化で環境が刻々と変わるので、ある時点の 自分の走りが必ずしも速いとは限らないんです。 もちろん自分のスタイルはありますけど、そこ に固執しすぎると、いいタイムには繋がらない。 なので、自分の走りが合わないなと感じたとき は、スッパリ自分の走りを止めて、ライバルが 速かったらその走りを真似します。クルマやス タイルが違うのに同じタイムしか出ないなら、 『どれが正解?』じゃなくなるんですよね。自分 の走りには自信がありますけど、『他人の走りを 真似しないと勝てないかも』ってなるのがダート ラの難しさであり面白さだと思います。 自分の走りは気持ちいいですが、それがリス キーで、もっと簡単にタイムを出すライバルが いるなら、それを真似るべき。難しいことをや
るからミスするんですから。ダートラは歩いて グリップ感覚を掴めるので、ライバルの走りを 試しやすいですよね。スーパータイムは出せな いかもしれませんが、年間タイトルを獲るには 成績の上下動をなくすことが大事なので、走り には柔軟性が必要だと思ってます」
後輪駆動車で自分の走りを確立させてきた川 北忠選手は、クルマがライバルと同じ条件にな ったとしても、スタイルは変えないと語る。
「自分はあんまり器用じゃないので(笑)、どこ でもどんな状況でも速いというのを目指すのは 無理だと思ってます。なので、自分の方法でい い所を活かそうとすると、他の選手とは違った
セッティングで挑むことだと思ってます。
例えば、最短距離で走った方が速い特性のク ルマに乗り換えたらどうするか? と言われた ら、ライバルと同じアプローチにして力負けし ないことが証明できれば、自分のスタイルをバ ッサリ捨てるかもしれません。でも……やっぱ り、今まで自分が積み重ねてきた経験をベース に、まずは自分のスタイルで試します。なぜな ら、やっぱりそれが“自分の走り”ですからね」
自分の走りを信じること。そして自分の走り を封印して新たな走りに挑むこと。それぞれ相 反する主張に聞こえなくはないが、実はアプロ ーチの判断に迷いがないという意味では共通し ている。最後に、長年に渡りジムカーナとダー トラの全日本選手権を物心共に支援するウィン
マックスの伊藤和浩氏に登場いただ き、パーツサプライヤーという第三者 の立場として、選手が勝てるときの要 因とは何なのかを聞いてみた。
「常に上位に来ている選手は、ある程 度のベースができていて、微調整の中 で色々とトライしている人ですね。タ イヤ選びや空気圧、ショックの番手程 度です。大きくモノを換えだしたら負 けで、コンマ1秒で接戦してる人なら アリかもしれないけど、これは『やら ないとやられちゃう』という自分の弱 さを見せてる訳ですからね。基本的 には人間同士の勝負事なので、自分の見られ方 をも考えられる人は強いですよね。
昭和の走り。後輪駆動全盛だった1970〜80年代は、リアタイヤを意図 的にスライドさせてアクセル全開時間を稼ぐ4輪ドリフト走行がタイムが 出る走りの定番だった。
中堅どころの選手たちについては、自分の得 意な事を自分の得意な所で伸ばせている人が勝 てそうだと感じます。色々な事をしてる人はダ メ。迷ってない人に勝機アリですね。なかなか 2 番手から上がれない人たちは、うまく走ろうと 押さえ込む運転をしてる印象があります。
逆に、アクセルを沢山踏む人にはチャンスが あると思ってます。それだけは教えてできるも のじゃないですからね。才能のない人も努力す ればある領域には到達できますが、ホントに速 い人は凄く踏んでる。やりすぎなくらい。きっ と楽しいんでしょうね(笑)。こういう事を言うと 昭和の人だと言われるでしょうけど、『面白いな
~』とか『あれは一発屋だな~』と思える走りをし てくれる人っていいですよね。みんなが応援し たくなる走りって大事ですよ」
攻めすぎても、抑えただけでも勝てないジム カーナとダートラ。「ライバル以上の走りをする には同じことをしててはダメで、他人が真似で きない走りがあれば強みになります。でも、自 分の走りができても、ライバルがそれ以上の走 りをすれば勝てないんだから。そのときは潔く 相手の走りを認めるしかないんですよね」とは斉 藤選手。勝者が限られるタイムアタック競技 は、努力を重ねた人がすべて勝てるわけではな いだけに、自分の走りを磨くことは、僅かな勝 機を手繰り寄せるためには、やはり欠かせない アプローチだと言えるだろう。
第4戦スナガワでのPN3川北選手と松本選手の比較。写真の位置はコース中央を横断して外周に出 る右直角コーナー。その後も外周を道なりに走る高速区間となっていたため、一度乗ったスピードを 落とさないように大きめの弧を描いくライン取りも戦略の一つだ。しかし、立ち上がりの外側にウォ ールがあるため、コースオフ→即クラッシュのリスクが高いラインではあった。
2017年J MRC全国オールスター選抜ダー ト トライアル第2戦
PN, N, SA, SAX, SC, D 準 国内 香川スポーツラ ンド モータースポ ーツアウル
PN, N, SA, SAX, SC, D
準 国内 香川スポーツラ ンド コル トモーター スポーツクラブ 香川
PN, N, SA, SAX, SC, D
準 国内
香川スポーツラ ンド 松山オー トクラブ、 ラリークラブつる ぎ
PN, N, SA, SAX, SC, D
準 国内
テクニックステー ジ タカタ チーム. エ トワー ル
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE
グラベルモー タースポーツク ラブ
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE 準 国内 スピー ドパーク恋 の浦 ラリークラブオ オイタ
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE
準 国内 スピー ドパーク恋 の浦 チームエムエ スエイチ
PN, N, SA, SAX, B, SC, D, AE
準 国内 スピー ドパーク恋 の浦 洞海オー トスポ ーツクラブ
2017 チーム玉藻ア ドバントライアル
2017年J AF 四国ダー ト トライアル選手権第3戦
2017年J MRC全国ダー ト トライアル第3戦
2017年OWL ほのぼのダー ト トライアル
2017年J AF 四国ダー ト トライアル選手権第4戦
2017年J MRCオールスター選抜ダー ト トライアル第4戦 ' 17CMSCアス トロ トライアル
2017年J AF 四国ダー ト トライアル選手権第5戦
2017年J MRCオールスター選抜ダー ト トライアル第5戦 つるぎアルペントライアル
2017年J AF 四国ダー ト トライアル選手権第6戦
2017年J MRC全国オールスター選抜ダー ト トライアル第6戦 エ トワールスーパーダー ト トライアル2017 i n T AKAT A
5月14日 3
6月11日
7月9日
9月3日 6 四国ダートトライアル選手権
����年��月��日(金) ������ 本部
2017年J AF 九州ダー ト トライアル選手権第5戦
2017年J MRCオールスター選抜第5戦 グラベルマインドダー ト トライアル2017
6月11日
2017年J AF 九州ダー ト トライアル選手権第6戦 J MRCオールスター選抜第6戦 スーパー トライアル i n 九州2017
7月23日
2017年J AF 九州ダー ト トライアル選手権第7戦 J MRCオールスター選抜第7戦 MSH サマー トライアル2017
8月20日
AF 九州ダー ト トライアル選手権第8戦
MRCオールスター選抜第8戦
At スピー ドパーク恋の浦
[公示No2016ー096]
セルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区)
北海道本部 ホテルニュー水戸屋(仙台市太白区)
����年��月 �日(土) ������
札幌コンベンションセンター(札幌市白石区)
����年��月��日(日) ������ 東北本部 TKPガーデンシティ品川(東京都品川区)
����年 �月��日(日) 未定
関東本部 鈴鹿サーキットホテル(鈴鹿市稲生町)
����年 �月��日(土) ������(予定)
����年 �月 �日(日) ������
ホテル阪急エキスポパーク(吹田市千里万博公園)
ホテルセンチュリー��広島(広島市南区)
����年 �月 �日(月・�)������ 四国本部
����年 �月��日(日) ������(予定) 中国本部 JRホテルクレメント高松(高松市浜ノ町)
����年 �月��日(日) ������ 九州本部
長崎インターナショナルホテル(大村市水主町)
���������������������������������������������������������������� ������������������������������������������������������������以�の���� が承認されましたのでお知らせします。
2017年のJAFプレスパスを新規で申請される方は、件名に 「JAFプレスパス資料希望」と記し、下記のメールアドレス 宛にお名前、ご連絡先(Eメールアドレス)を入れたEメールを お送りください。
JAFモータースポーツ部からご案内・資料をEメールでお送り します。
また、2016年JAFプレスパスを所持する方には、登録情報に 基づき、JAFモータースポーツ部から更新に関するご案内をお 送りいたしますので、登録情報に変更がある場合はご連絡くだ さい。
なお、いずれの方についてもJAFからのご案内・資料の発信 は11月中旬以降となります。
申請条件は下記をご確認のうえ提出資料のご準備をお願いい たします。
※申請のご案内・資料は余裕を持ってご請求ください。
資料請求先アドレス: sports@jaforjp (半角) 申請資料提出��日: ���6年��月�2日(木) ※詳細につきましては、後日お送りするご案内をご覧くださ い。
【申請条件】
新規申請の方は��������6年の�年�の掲載実績、また、 更新申請の方は���6年の掲載実績が提出でき、いずれの方も ���7年中の掲載計画が提出できること。
(�)掲載実績:�の①②いずれかを提出のこと ① 全日本レース選手権の各シリーズの���(��� 捨五入)以上または後述の主要レース競技会との 合計で年����会以上の��実績があり、その掲 載実績(記事の写等)が提出できること。
② レ ース競技以外の全日本選手権の各シリーズの ���(���捨五入)以上あるいは��の全日本 選手権競技もしくはJAFカップ競技との合計で 年����会以上の��実績があり、その掲載実績 (記事の写等)が提出できること。
※ご提出いただく資料については、クレジット等 の記名があり、申請者が書いた記事、あるいは 撮った写真であることが判別できるものとしま す。
※掲載実績の提出方法として、PDF、またはJ PEGのデータをUSBメモリー等の記録媒体 に収めてご提出をお願いします。
(�)掲載計画:�の①②いずれかを提出できること
① 全日本レース選手権の各シリーズの���(��� 捨五入)以上、または後述の主要レース競技会(※) との合計で���会以上を��し掲載する計画があ り、所属先または契約先の媒体の発行元からその 証明が提出できること。
② レ ース競技以外の全日本選手権の各シリーズの ���(���捨五入)以上、あるいは��の全日 本選手権競技もしくはJAFカップ競技との合計 で���会以上を��し掲載する計画があり、所属 先または契約先の媒体の発行元からその証明が提 出できること。
※全日本選手権レース競技以外の主要レースとは・・・ ① スーパーGTシリーズ
② スーパー耐久シリーズ
③ FIA選手権を除く日本国内における国際格式競技 (FIA選手権競技は対象外です。)
[公示No2016ー099]
※上記の車両公認申請は、現在、FIAへ申請中です。発効日等のお問い合わせはJAFモータースポーツ部までお寄せ下さい。 VF:供給変型、VO:オプション変型、VP:プロダクション変型、ET:正常進化、ES:スポーツ進化、ER:誤記訂正、 VK:キットカー変型、KS:スーパー2000変型、WR:ワールドラリーカー変型、VR:グループR変型、EVO:進化
[公示No2016ー100] 国際モータースポーツ競技������)、����)、����)、���JAFスポーツ�格���定����に��き、JAFが 「海外競技会出場証明書(サーティフィケート)」を発行した件数です。
●海外競技会出場証明書(サーティフィケイト)申請について 海外競技会出場証明書(サーティフィケイ ト)は、JAF発 行のライセンスを所持する方が、海外で開催されるASN公認 の四輪またはカートの競技に参加・出場する際、競技会の格式 が国際または国内を問わず必要な証明書です。 ただし、国内カートライセンスでは、海外のカート競技に参 加・出場することはできません。
出発�の����までに所定の申請書に�入の�え、申請� を添えてJAF支部に申請してください。
所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペー ジ(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種 申請書等→海外競技会出場証明書申請書)からダウンロードす ることができます。
��用:1競技会限定のサーティフィケートです。
数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なサーティフィケートです。
3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦めします。 【申請受付】
JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現金 書留)にてご申請ください。
お問い合わせ先(JAF地方本部モータースポーツ窓口) 参加者用 競技運転者(コドライバー含む)用
海外競技会出場に関する証明申請書 写真(3cm×3cm、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの 申請料 ��用 ¥8,300(税込) 数次用 ¥24,100(税込)
海外競技会出場に関する証明申請書 申請料 ��用 ¥8,300(税込) 数次用 ¥24,100(税込)
北海道本部 ☎ 011-857-7155
東北本部 ☎ 022-783-2826
関東本部 ☎ 03-6833-9140
中部本部 ☎ 052-872-3685
関西本部 ☎ 072-645-1300
中国本部 ☎ 082-272-9967
四国本部 ☎ 087-867-8411
九州本部 ☎ 092-841-7731
463-0065 愛知県名古屋市守山区廿軒家14-40 名古屋レーシングクラブ(NRC)052-792-2031
321-3597 栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1
※2科目以降の受講料は、1件につき¥4,100が加算されます。
■開催場所の略号:TIS=十勝インターナショナルスピードウェイ SG=スポーツランドSUGO MO=ツインリンクもてぎ T=筑波サーキット SO=袖ヶ浦フォレストレースウェイ F=富士スピードウェイ S=鈴鹿サーキット O=岡山国際サーキット AP=オートポリス ■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方 太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは10月21日までに本部にて受付したものです。 ��:�日�開催�なります�、�曜日は関����の�式��の�であり、��の���の��は���り�曜日�日 曜日になります。
(0550-78-1234) 2016AsianLeMansSeries 4HoursofFUJI 2016インタープロトシリーズ第7戦・第8戦
(0285-64-0200) 2016N-ONEOWNER'SCUPFINAL
GYMKHANA,CIRCUITTRIAL,DRIFT,AUTOTEST 12(DEC)
●ジムカーナ●サーキットトライアル●ドリフト●オートテスト
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。
※12月に北海道地方、東北地方で開催される競技会はありません。
12月 23日
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 筑波サーキット コース2000 B E TMAC(03-3611-6687)
東関東サーキットトライアルinつくばSr6 DUNLOPDXLスカラシップ タイヤセレクト足立加平CUP6
TMAC Aライセンス講習会サーキットトライアル付き⑫
=サーキットトライアル
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 富士スピードウェイ B E 富士スピードウェイ㈱、 FISCO-C(0550-78-1234)
2016FISCO SPECIALSTAGETRIALRound3
=サーキットトライアル
TjマイカージムカーナNo5 12月
17日~18日
18日
2016年"Cartolive"杯 舞洲スポーツアイランドシリーズ
モータースポーツフェスティバル In舞洲2016 2016Finalジムカーナ運動会
併催Yubidogem杯 Gymkhana女性ナンバーワン決定戦
モータースポーツフェスティバルIn舞洲2016 初めてのオートテスト大会
=サーキットトライアル に斜体 =オートテスト
E Tj(072-296-6886)
N,BAE E Tj(072-296-6886)
N,B,AE E Tj(072-296-6886)
マツダファン・サーキットトライアル 中国・冬ラウンド 12月 3日
競技会名 開催日 岡山国際サーキット B E ㈱岡山国際サーキット、AC (0868-74-3311)
=サーキットトライアル
オーガナイザー/電話番号
選手権地区 開催場所 競技車両 格式
※12月に四国地方、九州地方で開催される競技会はありません。
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。
※12月に北海道地方、東北地方で開催される競技会はありません。
関東地方
2016年JMRC関東ダートトライアルフェスティバル
●ダートトライアル●オートクロス
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
ROAD-KNIGHT (0263-27-1420)
※12月に中部地方、近畿地方、中国地方、四国地方、九州地方で開催される競技会はありません。
衛 疫
クラブに加入しませんか?
JAFは「JAF登録クラブ」への加入を強くお奨めします。
モータースポーツに参加するドライバーやオフィシャルの活動拠点となっている「JAF登録クラブ」 は全国におよそ1,000ほどあります。
・モータースポーツ活動について相談相手が欲しい!
・ドライビングテクニックのアドバイスをしてもらいたい!
・競技車両のメンテナンスやセッティングの相談がしたい!
・オフィシャル活動をしたい!
などなど、加入すればあなたのモータースポーツ活動の幅がより一層広がることでしょう。
「JAF登録クラブ」は、こちらから検索できます
http://jaforjp→ モータースポーツ → データ室 → 登録クラブ・団体 → 「JAF登録クラブ・団体の検索」項目の「四輪」「カート」いずれかをクリック
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モータースポーツライセンス(以下「ライセンス」と言います。)の更 新手続きは、��月から受付を�始しました。
新しい年のモータースポーツ活動へ向けて、余裕を持って更新 手続きを行ってください。
なお、JAF窓口にご来店の際は、14ページに記載の休業日、 受付時間をご確認のうえご来店ください。
ライセンス申請書はJAFホームページよりダウンロード 可能です。
●ライセンス取得資格
お願い 2015年から2016年への更新を行っていない方には JAFスポーツ誌をお送りしておりませんので、身近に そのような方がいましたら、以下内容をご案内ください。
2015年から2016年へのライセンス更新期限は、下記のとおりです。
窓口受付 2016年12月29日(木)17:30まで
*郵送(FAX)の場合は2016年12月31日の消印(受信)まで有効 *JAFマイページ(web)上でのお手続きの場合は、 2016年12月31日 23:59手続き完了分まで
2017年になると更新の資格を失いますのでご注意ください。
(年末年始の休業日については14ページをご確認ください。)
カートドライバーライセンスおよびカートオフィシャルライセンスは「カートライセンス発給規定」および「カート競技に関する申請・登録等手数 料規定」に基づき発給されます。詳細は当該規定をご参照ください。
●年度更新に必要なもの
2.���(��)
エントラントのみの申請の場 合は不要
3.JAF個人会員 18歳未満の方は不要
本誌に綴込んである、ライセンス交付申請書を使用してください。
1.ライセンス申請書 縦4cm×横3cm、無帽、無背景、上半身のもので、申請前6ヵ月以内に撮影した鮮明な写真を申請書の所定位置に貼付して ください。(お手持ちのライセンスに使用した写真と同じでよろしければ、写真は不要です。) ・必ず指定のサイズの写真を貼付してください。サイズが異なる場合、使用できないことがあります。 ・デジタルカメラの画像を使用する場合は、必ず写真専用用紙に出力してください。
ライセンス更新に際しては、JAF個人会員が有効期間内であることが必要条件ですので、自動振替による自動継続更新のお 申込みをされていない場合、JAF個人会員の有効期限が切れているとライセンスの更新手続きが行えません。ご本人のJAF個 人会員の有効期限をご確認くださいますようお願いします。万一、JAF個人会員の有効期限が切れている場合には、速やかに 継続手続を行ってください。継続手続の方法等については、お近くのJAFへお問い合わせください。
下記の表の通りです。
5.出場記録カード または役務記録カード
4.ライセンス許可証料 国際ライセンス(エントラントは除く)の更新または上級更新申請をする場合、実績を確認するために必要です。 (国際ライセンス更新以外は不要)
※【ご注意】2013年からのカート諸規則の改正に伴い、JAF登録カートクラブがエントラントライセンスの申請をする場合、その取り扱 い方法が変更されておりますので、48ページの【お知らせ】をご確認ください。
●ライセンス許可証料(四輪ライセンスの料金は、12ページをご覧ください。)
●ライセンスが発行されるまで ~ライセンス作製の流れ~
申 請 者
*オフィシャルライセンスを併有する場合は、�種目につき500円ずつ加算されます。 (例)コース1級と計��級の場合:5,800円+500円=6,300円 併有する許可証が同じ級(例:技��級とコース�級)の場合でも計算方法は同様です。 *ドライバー、オフィシャル、エントラントライセンスを併有している場合 には、それぞれ上記の許可証料が必要です。
①申請
②仮ライセンス 発給
③写真入り ライセンスを送付
※②仮ライセンスは発給日から60日間有効です。 ※①から③までは約1ヵ月ほどかかります。更新のピ ーク時にはこれ以上日数がかかる場合がありま すのでご了承ください。
写真入ライセンスをクラブ等にまとめて送付する場合、10件以上はレターパ ックで、10件未満の場合は普通郵便で送付します。
ライセンス発行に関するお問合せは、14ページのJAF支部窓口へお願いします。
申請書の枠内に正確かつ明瞭にご記入いただき、記入漏れのないようご注意ください。(未記入項目や、判読できない文字があると、ライセ ンスが発給できない場合があります。) 本誌11月号42頁に記入例を掲載していますので、ご参照ください。
注意事項等 項目
申請者氏名
連絡先電話番号
郵便番号
現住所
写真再利用
性別
生年月日
年齢
ライセンス表記名
申請者本人の会員(ライセンス)番号を記入。
自分の所属しているJAF登録クラブ(または団体)(複数所属している場合は、その主たるクラブ1ヵ所)の名称、略称を記入し、 当該クラブ(または団体)の登録印を捺印。2016年の登録印は、2017年3月までの申請に、また、2017年4月以降の申請に は2017年の登録印を捺印。JAF登録クラブ(または団体)に所属していない場合は不要。
氏名とその上段にカタカナでフリガナを記入。
昼間、連絡がとれる電話番号を記入。
現住所の郵便番号(��)を記入。
都道府県名を必ず記入し、その上段にカタカナでフリガナも記入。マンション・アパート・寮名・部屋番号等も必ず記入。
ライセンスに使用する写真を再利用する場合「する」に○、新たな写真を使用する場合「しない」に○を付け、本申請 書に写真を貼付してください。
男・女のいずれかに○。
大正・昭和・平成のいずれか該当するものに○。
申請時の年齢を記入。
国際のドライバーおよびエントラントはローマ字で、国内のエントラントはカタカナで記入。国内のドライバーおよび オフィシャルの申請者は記入不要。(30字以内)
エントラントライセンスの申請の場合、代表者名を記入。国際ライセンス申請の場合はローマ字(全て大文字)で記入。 エントラントの代表者名
種類およびクラス
写真貼付欄
申請書の該当するクラスおよび種類に○。(11月号42ページの記入例は国内A、コース3級を同時に年度更新する場合のも の。)
氏名、ライセンス番号、申請種別も、忘れずに記入。
縦4cm×横3cm、無帽 無背景 上半身のものを1枚。申請前6ヵ月以内に撮影のこと。ライセンス申請書の下段にある所定 の位置に貼付。(前年のライセンスに使用した写真を再使用する場合は、写真の貼付は不要です。) 写真 ドライバーライセンスとオフィシャルライセンスの�方を申請する場合でも申請書は�枚で�。
その他
ご記入内容を訂正する場合は、取消線を引き訂正部を押印(またはサイン)の上、書き直しをしてください。
●JAFマイページによるライセンス更新 JAFマイページにご登録いただければ、インターネットでライセンス更新ができます。 お手続き方法については、本誌11月号17ページをご覧ください。
なお、お支払方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●FAXによるライセンス更新 FA�にてライセンス更新を行う場合は、所定の申請書類(�種類)をJAF�ー�ページか���ンロードして印刷し、必要事項を漏れなくご 記入のうえお手続きください。
申請書類と申請方法については、以下のページに掲載しています。
http://www.jaforjp/→モータースポーツ→各種情報→各種申請書→ライセンス更新(クレジット支払)書式→申請について なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●許可証申請の受付場所 ライセンスの年度更新のために必要な書類等は、お近くのJAF支部・事務所へ持参または郵送してください。掲載のない窓口での受付は行っ ていませんのでご注意ください。(各支部の住所は14ページをご参照ください。) 【窓口受付】
1受付時間は 9:00〜17:30です。
(土・日・祝日年末年始(12月30日(金)〜1月3日(火))は休業となります。) 2.原則として「国際ライセンス(A、B、C、エントラント等)」の発給は 14ページ掲載の「○○本部」の表示がある支部のみで行います。詳 細はお問い合わせください。
【郵送受付】
必ず「現金書留」にてお送りください。その際封筒表面に「ライセンス更 新」と明記してください。
※ライセンス表面の二次元バーコ ドには会員(ライセンス)番号が登録 されています。
裏面
<ライセンスがお手元に届いたら> あなたご自身が署名してください!!
ライセンスの裏面の署名欄には、かならずご本人が 署名してください。
署名してはじめてライセンスは有効となります。
※競技会の出場実績を確認する必要がある種類のライセンス、および18歳未満の方のライセンスについては、インターネットでの更新手続きは行って おりません。また、上級や推薦を伴う申請については、お手数ですが、窓口へご来店いただくか現金書留による郵送にてお手続きくださいますよう お願いいたします。
2017年のJAF登録クラブ・団体の更新手続きが2016年12月1日 から始まりますので、下記の通りご案内いたします。
●取扱期間 2016年12月1日(木)〜2017年3月31日(金) (上記申請期間を過ぎた場合は更新ができませんので、ご注意ください。)
●必要書類
・所定用紙は全てA4サイズに統一しましたので、用紙がない場合は 各支部へご請求ください。
・従来どおり、「カートクラブ・団体登録申請書」の記載内容のうち登録 番号、クラブ・団体名称、略称、代表者氏名、連絡担当者氏名・住 所・電話番号は「JAF国内カート競技規則集」等に掲載いたします。 △印:前回の提出内容に変更がある場合のみ必要です。
【お知らせ】 ※必ずお読みください。
2013年からのカート競技諸規則の改正に伴い、JAF登録の カートクラブの取扱いについて、以下のとおり変更および追 加されておりますのでご注意ください。
��準加盟および加盟カートクラブの所属人数が変更されま した。
①準加盟カートクラブ所属員人数 → JAFカートドライバーライセンスもしくは、
オフィシャルライセンス所持者が�名以上 ②加盟カートクラブ所属員人数 → JAFカートドライバーライセンスもしくは、 オフィシャルライセンス所持者が10名以上 ��準加盟・加盟・�認カートクラブは、��で国内エント ラントライセンスの発給を受けることができます。
●申請料
注:更新時に格式変更(降格・昇格)を申請する場合は年度登 録申請料の他に別途加盟申請料が必要です。
●その他必要なもの 旧(2016年)登録印
●更新申請の受付場所 14ページに掲載のJAF各支部。
受付時間:土日 祝日と年末年始 (12月30日(金)〜1月3日(火))を 除く9:00〜17:30。
なお、本取扱いにつきましては、クラブ登録申請時にご 記入済みの所定のカートライセンス交付申請書の提出を必 要とし、発給するライセンス表記名はJAF登録のクラブ名 称に限りま す。(新規申請の場合は、クラブ登録承認後に 発給いたします。)
また、国際エントラントライセンスの取得を希望する場 合は、国内エントラントライセンスとの差額の発給料を必 要とします。
ご注意:既にエントラントライセンスをJAF登録のクラブ名 で取得されている場合、そのライセンス更新手続き につきましては、必ずJAF窓口で行ってください。
JAFマイページでお手続きいただくと、全額有料と なってしまいます。
今年は様々な地域での初開催が進み、認知度が向上した。
中でも特徴的だったのは、全日本選手権との併催大会だった。
015年7月に公示されたオートテスト。今
年はシーズン前半からは宮城のスポーツラ ンドSUGOや愛知の美浜サーキットがシ リーズ戦を始め、北海道のオートスポーツランド スナガワや広島のTSタカタサーキットではJAF 地方選手権と併催された。これら全国規模の試行 によって、多くの競技関係者が実感を伴った認知
全日本戦での併催は昨年も行われたが、今年4 月にオートテスト九州初上陸となった全日本ラリー 開幕戦唐津では、主催者も予想外の大盛況となっ たため大きな驚きと共に各地へ広まることになった。 全日本併催は第5戦嬬恋と第7戦北海道でも行わ れ、9月には全日本ジムカーナ第7戦恋の浦でも実 施された。
イベント併催は、会場費や人的資源の共有が図 りやすいため、継続的な開催計画を描きやすい。 集客力の高い全日本戦との併催となれば、これま
では見るだけだった観戦者が抱く「試したい」という 自然な欲求にその場で応えられることになる。その ため大会だけでなくカテゴリー自体の魅力アップ にも繋がり、競技ライセンス取得〜上位競技会参 戦を促すロードマップも描きやすくなるだろう。 現在、これまで各地で調整が続いていた大手商 業施設とのコラボ企画が始まっている。オートテ ストの理想的な環境とされる「市街地における定期 開催」を見込める絶好のチャンスだけに、その成否 に関係者の注目が集まっている。
JRC Rd.5 群馬
日/群馬県・パルコールつま恋ラリーパーク内特設コース
MT換装のIS350を駆る柴匠吾さん(写真右)がCクラス優勝。
松井一義さんがコペンで激しい走りを披露してAクラス表彰台を獲得。
福岡県初上陸の舞台はスピードパーク恋の浦
福岡初上陸となった恋の浦のオートテストは全日本ジムカーナ第7戦決勝日 に併催される初の試みでもあった。会場はダートコース脇の舗装の広場で、午 前と午後に各2トライする2大会が行われ合計21名が参加した。今大会ではレン
タル車が用意され、トヨタカローラ福岡の協力で試乗車での参戦も可能だった。
ゴール地点には電光掲示板が設置され、参加者への配慮も充実していた。
1. 会場はラリーのギャラリーSS。2. 観戦者にはデモラン選手の本番同乗走行の権利 も。3. 優勝はデモラン担当の松井有紀夫選手。一般最上位は村田望さん。
嬬恋のオートテストは昨年に続いて全日本ラリー第5戦「モントレー 2016 in 嬬恋」の会場で開催された。この大会はレンタル車限定で、今回はトヨタ86と フォレスターの2台を用意。また、一般参加者の他にデモランドライバーが参加 する点も特徴だ。当日はあいにくの雨模様で深い霧も覆う中で20名を超える参 加があり、ラリーパークに置かれたメインステージで表彰式が行われた。
25日の大会の優勝者は、GC8を駆る道産子ラリース トにして、今回はサービス隊としてラリー北海道に訪 れていた藤澤和弘さん(写真後列中央)。
ポディウムを使った
表彰式ではラリー北 海道オフィシャルレー スクイーンの柳まおさ んとまやさんから表彰 盾が手渡された。
JRC Rd.7 北海道
AUTOTEST CHALLENGE in Rally Hokkaido
9月24 ~ 25日/北海道・北愛国交流広場センター通路特設コース
ラリー北海道のサービスパークで好評開催
APRC第4戦&全日本ラリー第7戦ラリー北海道では、今年もサービスパー クの北愛国交流広場でオートテストが開催された。この大会は会場内の中 央通路を使った細長い舗装コースが特徴で、シャトルバスで来場した観戦 者も気軽に参加できるようレンタル車のみの参戦となった。また、表彰式 はラリーのポディウム上で行われ、滅多に味わえない貴重な機会となった。
11 月19 日(土)JAF オートテストチャレンジ SUGO シリーズ スポーツランド SUGO(宮城県) 菅生スポーツクラブ
11 月 27 日(日) 2016 オートテストチャレンジ IN イオンモール下田 イオンモール下田(青森県) MSC はちのへ
年末も全国各地でオートテスト開催中! 12月に入っても全国各地でオートテストが開催さ れる予定で、12月18日の舞洲スポーツアイランド 大会は、史上初となる準国内格式で行われる。
12 月10
2016 年 JAF 東北ジムカーナ選手権第 7
戦/2016 年 JMRC 東北ジムカーナシリ
ーズ第 8 戦/2016 年 JMRC 全国オール スター選抜第 7 戦/ENDLESS CUP ジム カーナシリーズ
[JAF 公認 No.2016-6108]
開催日:10 月2日 開催場所:スポーツランドSUGO 西 コース 格式:準国内 主催:SSC[クラブ公認 No. 公 認 04002]
フォト/友田宏之 レポート/若槻幸治郎
各地区で大詰めを迎える中、JAF東北ジム カーナ選手権が宮城・スポーツランド
SUGO西コースで最終戦を迎えた。
JMRC東北戦とエンドレスカップのタイトルも掛 かる今大会は、選手権が42台、JMRC戦18台の
全日本ドライバーの格の違いを見せ付けたSA1合田尚 司選手。ハイスピード設定のSUGO西コースで快走 し、自身3度めの東北チャンピオンを確定させた。
計60台で開催された。今回は西コースをフルに使 った1分30~40秒程度のロングコースが採用さ れ、ターンセクションも360度が中盤に1回、ゴー ル直前の1回だけの豪快な高速設定で、どの選手 も走り応えを感じていたに違いない。
東北戦はほとんどのクラスで2016年チャンピオ ンが確定していたが、唯一SA1クラスだけは今大 会で決着がつく状況だ。参加8台中、タイトル獲 得の権利を持つのは3台。ポイントリーダー熊谷 修選手をはじめ、シリーズ2位で今大会がジムカ ーナラストランとなる全日本ドライバー田中秀実選 手、同じく全日本の合田尚司選手の3名だ。有効 ポイントでは熊谷選手と田中選手はすでに有効5 戦一杯だが、シリーズ3位の合田選手は今回のポ イントを丸々加算できるため、合田選手が今回4
位以上なら無条件でタイトルが転がり込む。 第1ヒート。合田選手がベストタイムを更新する。 続く田中選手は、まさかのパイロンタッチで下位 低迷。最終出走の熊谷選手は合田選手にコンマ2 秒差の2番手で折り返した。第2ヒートに入ると、 合田選手が自己タイムをコンマ7秒削ってベストタ イムを更新して来た。続く田中選手は「自分では完 璧な走りだと思ったんですが……」と言いながら合 田選手の約2秒落ちでタイムが伸びない。そして 熊谷選手は自己タイムのコンマ5秒更新に留まり 合田選手が逃げ切り優勝。シリーズ3位から大逆 転で2016年チャンピオンを確定させた。 「今回は接戦で本当に楽しく走れました。自分は 福岡出身で茨城在住の東北所属ドライバーなんで すが(笑)、SUGO西コースはかなり熟知しているつ
1. 新生活も始まった SA2 菊池功悦選手がブッちぎりで優勝。2.SA2 の連続銅メダリスト宍戸政宏選手が今回は銀メダルの 2 位。3.自己タイムを上げた SA2 佐藤拓也選手は届かず 3 位に。4. 今年は JMRC 戦に息子のクルマで参戦しているベテラン佐 藤良幸選手がクラス2 で 4 連勝。5.クラス2 の 2 位は菊田健一選手。6.DB8 インテグラで孤軍奮闘する菊地敦選手がクラス 2 の 3 位。7.クラス 3 優勝は AZ-1の中居浩選手。8.クラス 3 の 2 位は内海拓也選手。9.CL クラス優勝はベテラン芦名政幸 選手。10. 僅差の PN2 逆転優勝は「1本めのターン失敗をサイドの調整で取り返した」佐藤宏明選手。11.PN2 の 2 位は 2016 年チャンプを決めている巻口洋平選手。12.PN2 の 3 位は工藤康恭選手。13.SA3は佐藤英樹選手(写真右)にマシンをレンタ ルした佐柄英人選手が悔しい 2 位。14. 全日本 N3 ではシリーズ 7 位に付ける天野明夫選手が SA3 の 3 位。15.「慣れないエ ボⅩでサイドの操作に苦労しました」と語るSA3 佐藤選手がオーナー破りで優勝。
2015年PN1チャンプがクラス換え トルセンデフの86でPN2も制覇! 昨年の東北PN1チャンピオン巻口洋平選手は、今 季は86に乗り換えPN2クラスに参戦してPN2タイ トルを確定させた。「昨年までスイフトで走っていた んですが、より難しいクラスで走りたくて86に乗り 換えました。後輪駆
動は難しいですね。
資金も少ないですし デフもトルセンのま ま走っています。自 分にはそれで十分だ
と思っているので大 丈夫です。来年もこ のまま継続して地区
戦連覇を狙います!」。
もりです。ただ、あまり得意ではないんですよ。13 万km使い込んでるエンジンでパワーもないですし (笑)。ただ、今回はライン取りやターンがうまくい
16.SA1の 3 人によるタイトル争いは合田尚司選手(写真中央)が制した。17.「今年こそタイトルを獲りたかった」 と語るSA1熊谷修選手が悔しい 2 位。18.SA1の 3 位は EG6 で頑張る羽行誠選手。19.SA1の 4 位は全日本から 引退した千葉順一選手。20. 全日本にも挑戦し続けた2015 年チャンプ下河辺友貴選手は 5 位に終わる。21.ノ ートニスモを駆るPN1藤澤満選手は 2 位。22.2016 年チャンプ児玉良樹選手は 3 位に終わる。23. デミオ15MB を駆る加藤正道選手がβ02 の恩恵もありブッちぎり優勝。24.N(RWD)優勝は 10 年めの S2000 を駆る2016 年 チャンプ阿部崇治選手。25. 車両トラブルで借り物参戦となった藤原広征選手は第 2ヒートでガス欠に見舞われ N(RWD)2 位。26. 小林純選手が今季最上位の N(RWD)3 位。27.SW20 使いの虻川卓也選手は N(RWD) 5 位。28. 久連山義人選手が開幕戦に続くN(RWD)6 位。29.SUGOレースクイーンの遠山瑞姫さん(写真左)と エンドレスレディの元谷百合奈さんが大会に華を添えてくれた。
ジムカーナの楽しさを広めるため 趣味の”痛車”でエントリー
JMRC東北戦クラス2で痛車のFD2シビックを走 らせる後藤和宏選手。「このFD2は今年で7年めで す。最初は仙台ハイランドなどを走ってましたが、 長く続けられそうなジムカーナに転向して、秋田県 戦のラジアルクラスを 戦ってます。カラーリ ングはカッティングま でを自分で行い、岩 手『エッジグラフィッ クス』で貼ってもらい ました。こんなクルマ なら若い人が声を掛 けやすいと思って始め たんですよ」。
ったのが勝因だと思います」とは合田選手で、今季 は3勝を挙げて、自身3度めの東北チャンピオン を確定させた。逆転された熊谷選手は「やっぱり全
ジムカーナ30年選手が挑戦する 「できるだけノーマルで走ること」 ほぼノーマルのFD2シビックでJMRC東北戦クラ ス2に参戦する今野稔選手は宮城県多賀城市在住 だ。「ジムカーナは1991年からやってます。以前は EK4シビックでしたが、2011年の震災でクルマが流 されたので、EK3シビ
ックに乗り換えて5年 後にFD2に乗り換え ました。このFD2も ブレーキパッド以外は 完全ノーマルです。ウ
デの勝負にしたいの で、なるべく改造せず に走ることに意義があ ると思っています」。
日本ドライバーの壁は厚かったですね。でも、とり あえず今年は自分なりに頑張ったと思いますし、 今回も楽しく走れたので良しとします」と満足気な 表情だった。
N(RWD)ではすでにタイトルを決めているラス トゼッケンの阿部崇治選手が、借り物マシンの藤 原広征選手に2秒差を付けて優勝。PN1では今季 からデミオ15MBを駆る加藤正道選手が2本とも ベストで圧勝。PN2は巻口洋平選手を逆転した全 日本の佐藤宏明選手が勝利。SA2は新婚の菊池功 悦選手がブッちぎりの今季7連勝を果たした。SA3 は今季3年ぶりの復帰戦となっている佐藤英樹選 手が、前日の駆動系トラブルから佐柄英人選手の エボⅩでダブルエントリー。ところが佐藤選手が2 本めにコンマ5秒差で佐柄選手を逆転してしまい オーナー破りで優勝。佐柄選手の連勝記録を止め る結果となった。
2016
[JAF 公認 No.2016-2126]
開催日:10 月2日 開催場所:キョウセイドライバーラ
ンド 格式:準国内 主催:Pleasure[クラブ登録 No. 加盟 21024]、M-I[クラブ登録 No. 加盟 22049] レポート/水谷一夫 フォト/安達正男
朝方の小雨は最初の慣熟歩行の前に止み、 間もなく路面は全面ドライに。2016 JAF中部ジムカーナ選手権の最終戦は、 曇天ながらまずまずのコンディションで開催された。 エントリー総数は特設クラスの2名を含めて100名 ちょうど(うち1名は欠場)と、なかなかの賑わいだ。
S1500クラスの第2ヒートは、出走3名ながら ドラマチックな展開に沸いた。まずは最初の出走 者の渡瀬和則選手が、第1ヒートのトップタイムを 更新。続いてコースインした大下貴選手は渡瀬選
手のタイムを1秒以上縮めたが、パイロンタッチ の判定が。第1ヒートでトップだった石崎聖選手も、 自己タイムこそ短縮したが渡瀬選手のタイムには 及ばず。結果、ここまで劣勢のタイヤで奮闘を続 けてきた渡瀬選手が、第3戦以来の勝利を手にし た。「最終戦でやっと2勝めを挙げることができま した。最近は『パイロンタッチがなければ』とかタラ レバばかりだったけれど、ようやくメカニックにい い報告ができました」と、渡瀬選手は表彰台の真ん 中で笑顔を咲かせた。
PN-2クラスもまた、劇的な形でシリーズが決 着した。今季、第1~4戦ではすべて大石博之選 手が優勝を飾り、下原幸登選手が2位に。第5戦 で下原選手がタイヤをチェンジすると、今度は第7 戦まですべて下原選手が優勝し、大石選手が2位 に。両者がっぷり四つのまま迎えたこの大会では、 下原選手が他を2秒弱も引き離すトップタイムで4 連勝をつかみ、大石選手はまたも2位となった。
かくして下原選手と大石選手は、シリーズポイント も同じなら、獲得した順位も共に優勝4回+2位4 回と、まったくの横並びで2016シリーズを終了し たのだ。「大先輩に追いついてチャンピオンが二人 という、一番美しい形で一年を終えられました」と 語る下原選手。来季に関しては「地区戦でPN-2が 成立しなかったら、全日本に出るしかないのかな ……」とつぶやいた。
今回最多の16名が出走したPN-3クラスは、上 位8名が1秒差の中に納まる実力伯仲の戦いだっ た。この僅差の勝負を制したのは、ランキング2 番手に着けていた若山真也選手だ。対してポイン トリーダーの小川国大選手は7位に留まった。今 季3勝めを遂げた若山選手は、「第5戦の初優勝 で流れが自分に来たのかな、という気がします。 チャンピオンになれて本当に嬉しいです。去年は 周りがブリヂストンを使っている中、僕ひとりダン
1.PN1クラス表彰台の 3 選手。2.PN2 クラス表彰台の 3 選手。
3.PN3 クラス表彰台の 3 選手。4.PN4 クラス表彰台の 3 選手。
5.SC クラスで快勝の山梨俊二選手。6.N2 クラスは上本昌彦選 手が安部洋一選手との「全日本対決」を制して優勝。7.PN1はベ テラン樫山慶選手が一人 1 分 16 秒台に入れて優勝。8.N1クラ ス 2 位入賞の西井将宏選手。9.SA2 クラス 2 位入賞の大須賀義 外選手。10.SA3 クラス 2 位入賞の岡部隆市選手。11. 仲川雅樹 選手は PN3 で 2 位入賞。12. 松木紀友選手は PN1で 2 位入賞。 13.S1500 クラスはヒート1のペナルティから起死回生の走りを 見せた渡瀬和則選手が優勝。14.PN2 は下原幸登選手が 2 本ともベストを奪 って快勝。15.SA3 クラスではインプレ ッサで孤軍奮闘の山田拓選手が優勝。 16. 参加 13 台の激戦区 SA2 は小澤忠 司選手が 2 本ともベストと快心の走り を見せた。17.S1500 クラス表彰台の 3 選手。18.N1クラス表彰台の 3 選手。 19.N2 クラス表彰台の 3 選手。20.N1 は全日本組の隅田敏昭選手が貫録勝 ち。21.PN4 でも全日本組の角岡隆志 選手がぶっちぎりの速さを見せた。
22.SA1クラス表彰台の 3 選手。23.SA2クラス表彰台の 3 選手。24.SA3クラス表彰台の 3 選手。25.SCクラス 表彰台の 3 選手。26.SA1は CR-X が1-2。近藤瑛貴選手が群を抜いた速さを見せた。27. 最後は高級焼肉争奪の 大ジャンケン大会で盛り上がった。28. 大石博之選手は PN2 で 2 位入賞。29. 柳瀬昌樹選手は PN4 で 2 位入賞。 30. 石崎聖選手は S1500 で 2 位入賞。31.N2 で 2 位入賞の安部洋一選手。32.SC で 2 位入賞の小西敏夫選手。 33.SA1で 2 位入賞の酒井昭選手。
ロップで頑張ってきました。今年はみんな同じタイ ヤになって、去年の苦労が生きたんだと思います」 と今季の選手権を振り返った。
ポイントリーダー不在の最終戦となったN-1ク ラスでは、近畿地区を主戦場とする隅田敏昭選手 が優勝した。今年最初の中部地区遠征となった第 7戦では2位、そして今回はライバルたちのタイム を0.3秒強上回って今シリーズ6人めのウィナーに。
僅か2回のスポット参戦で存 在感を見せつけた隅田選手は、 「中部は若いヤツらが速くなってきたのが楽しみ。 また出てみようかと思っています」と会心の笑顔だ。
SA-1クラスでは、近藤瑛貴選手がここまで5 勝を挙げ、ポイントレースを大きくリードしている。 その近藤選手は、今回も抜群の強さを発揮。第1 ヒートでただ一人1分13秒台をマークすると、第
SA-3 クラスの堀隆成選手(富山県出身・21 歳/写真左)は、昨年デビューの新鋭だ。本格参戦は今年か らなのだが、「上級者ばかりがいるこのクラスで、ちょっとずつ差が縮まっていくのを感じる時が楽しいです ね。来年も中部選手権に出場して、2 回は表彰台に上がりたいです」と意欲は高い。「持ち味は若さと勢いで す!」という堀選手。将来の目標は全日本出場だ。PN-3 クラスの石井宏尚選手(愛知県出身・27 歳/写真右) はサーキットトライアルの出身で、公式競技参加は今年から。レース参戦を将来の目標に、ラリーにも興味 を抱いている。今回は「苦手だったターンセクションで(PN-3 全体の)ベストタイムを出せて本当にうれしい」 と、手応えをつかんだ様子だ。N-1クラスの菊池隆彦選手(埼玉県出身・31 歳/写真中)は、大学生時代か らモータースポーツに親しんできたキャリアの持ち主。昨年、転勤に伴って主戦場を関東から中部に移し、 今年はフル参戦初年度にして1 勝 をマークした。「最初は S タイヤの スピードと中部の広いコースに戸 惑ったけれど、メンタル面はいくら か強くなれたと思います」と今年の 収穫を語ってくれた。彼ら新世代 の熱気が、中部地区の今後に活況 をもたらしていくのだろう。
2ヒートではそのタイムをさらに短縮し、2位の酒井 昭選手を約1.8秒も上回るトップタイムで6勝めを 飾った。「前回のキョウセイ(第6戦)では2位に終 わっているので、そのリベンジができました」とい う近藤選手。これだけ圧倒的な強さを実証済みな のに、なおも高いモチベーションを維持できるの はなぜか。そう尋ねると、即座に答えが返ってき た。「それはすごく単純なこと。ジムカーナが好き なだけです」
SA-3クラスでは、9名のランサー勢に混じって 唯一インプレッサを駆った山田拓選手が、4番手に 留まった第1ヒートの自己タイムを1.5秒近く更新 して初優勝を果たしている。
すべての戦いが済み、和やかな雰囲気の中で行 なわれた表彰式の締め括りは、高級すき焼き肉1 キロ(2万円相当!)3名分を懸けた場内全員参加の ジャンケン大会。この日一番の歓声が会場に響き 渡る中、JAF中部選手権は賑やかに2016シリーズ の幕を閉じた。
2016 年 JAF 中部・近畿ラリー選手権第
戦 JMRC 中部ラリーチャンピオンシリ
ーズ第 4 戦 JMRC 中部ラリーチャレン
ーin 豊根
[JAF 公認 No.2016-2305]
開催日: 10 月1~2日 開催場所 : 愛知 格式 : 準国内
主催 : SHIROKIYA[クラブ登録 No. 加盟 23017]、
TEAM-TASC[クラブ登録 No. 加盟 23085]、
PUMA[クラブ登録 No. 加盟 16011]
フォト&レポート/山口貴利
JAF中部・近畿地方ラリー選手権の第6戦 は10月1~2日に愛知県豊根村にある茶臼 山高原スキー場をスタート&ゴールとする SS(スペシャルステージ)ラリーとして開催された。
SSは合計5本。トータル約47kmと地方選手 権としては走り応えのある設定となっている。中で も勝負どころとなるのは3本設定された11kmを超 えるSS。夜半に降った雨の影響で路面はウェット。 スタート時点で雨は上がったが、乾くところまでは 行かず、難しいコンディションとなった。
参加16台と今回最多の激戦区となったDE- 4.5クラスは全日本に参戦する明治慎太郎/岸本 知希組が参戦。明治選手は今年このシリーズに2 戦参戦し、いずれも優勝を果たしており、今回も
大本命だった。6km弱のSS1では2番手につけた 松村智/谷内壽隆組に9秒の差をつける貫禄のベ ストタイムを叩き出し、11kmのSS3でもブッちぎ りのベストタイムをマーク。セクション1をトップ で折り返した。2番手はシリーズ2位につける大津 知也/森井康貴組が明治選手組から34秒差で半 ばあきらめ顔。3番手に松村組が約4秒差に迫って おり、2位争いが熾烈になってきた。
セクション2に入っても明治組は一人旅。全SS でベストタイムを叩き出して今季3勝めをゲットし、 シリーズでもトップに躍り出た。明治選手は、「楽 しいラリーでした。全日本(MCSC)に向けて良い データが取れました」と納得の表情だ。2位争いは SS4でスピンをして大きくタイムロスした大津組 を松村組が逆転し、2位に浮上。だが続く最終SS で鬼神の追い上げを見せたのが茶谷佳祐/船木淳 史組。明治選手のタイムから2秒差の2番手タイ ムで、セクション1の6番手から2位にジャンプア ップしてフィニッシュした。
「昨年のこのラリーのSS1でクラッシュしたので、
そのSSはビビりまくりでした(笑)。午後からはドラ イになったのでアクセルを踏んで曲げて行くよう攻 めて走りました。2位はメッチャ嬉しいです。ベテラ ンの船木さんがうまく持ち上げてくれたのが良かっ たです」と茶谷選手。結局3位に落ち着いた松村選 手は「最終SSのドライで負けましたが、初メダル なので嬉しいです。最終SSはSS2のリピートで その時危なかったシーンがあったので、無難に走っ てしまいましたね。これが敗因です」と振り返った。
4位はシリーズリーダーだった石原裕也/小林 剛組が入賞。「完走を目指す走りを目指してたんで すが、初めてラリーで落ちそうになったので、その 後はビビりまくってました」と悔しそうだった。5位 には鮫島太湖/船木佐知子組が入り、前半快調だ った大津組は6位まで順位を落としてのフィニッシ ュになった。
DE-3クラスも全日本経験者が出場した。第3 戦若狭ラリーで2位に入賞している東隆也/大寶 ゆかり組だ。こちらも全SSをベストタイムで走り 切り、あっさりと優勝。「16インチタイヤに変えて
1.DE3 クラスは近畿の東隆也/大寶ゆかり組が全日本若狭ラリー表彰台の速さを実証する走りで優勝。2.DE4・5 クラス 5 位獲得 の鮫島大湖/船木佐知子組ミラージュ。3.DE4 5 大津知也/森井康貴組は後半順位を落とし、クラス 6 位。4. 全日本スラローマ ー石原裕也/小林剛組は DE-4 5 クラス 4 位にとどまった。5.DE3 で 4 位に入った西村好正/松井弘成組。6. 野村長/鹿肝利明 組は DE3 で 5 位をゲット。7. チャレンジシリーズ 2 位獲得の浅井康介/北田稔組。8. 茶谷佳祐/船木淳史組は DE-4 5 クラス 2 位に食い込んだ。9.DE3 加藤英祐/塩田卓史組は今季 3 度めの 2 位に甘んじた。10. チャレンジシリーズは後半ペースを上げた笹 岡亮佑/加藤昭文組が優勝した。11.DE4 5 松村智/谷内壽隆組は 3 位に入り、表彰台をゲット。12.DE3 佐藤光理/古川智崇組 は 3 位にとどまった。13.DE6 徳能大輔/長澤奨平組は 2 位入賞を果たした。14.DE6 蒲生裕一/前田健吾組は 3 位でラリーを終 えた。15.DE4 5 クラスは全日本のセッティングテストも兼ねて参戦の明治慎太郎/岸本知希組が快勝した。
19 20
今回のシロキヤラリーでは、参加選手やオ フィシャル、そしてサービスクルーを対象とし たラリー救急活動訓練が開催された。中部地 区での開催としては過去も含め初めてとなるが 今年は全日本ラリー選手権の開幕戦唐津に続 いて 2 度めの開催となる。講師は福岡在住の 吉田恵助氏と河合克弥氏。両名とも消防署員 であり、全日本選手権第 1 戦の副救急委員長 である。また、今回のラリーの医師団長加藤 禎洋氏も医師の立場から講師として参加した。 訓練の内容は主に意識の無いドライバー (コ・ドライバー)をそれぞれが車外に助け出す というもの。女性も必死になって車外へクルー を助け出していたのが印象的だった。また、参 加者からは色んなケースに対しての質問もあ り、有意義な講習となった。ただし 1 度だけの 訓練ではいつの間にか忘れてしまう可能性も あるはず。万が一に備えて継続して訓練を受 け、自分のものと身につけた上でイザという時 に備える、というのが一番大切と思われる。
16.DE6 クラス表彰台獲得の皆さん。17.DE4・5 クラス表彰台獲得 の皆さん。18.DE3 クラス表彰台獲得の皆さん。19.DE4 5 で 7 位 獲得の齋藤伸司/石田昌孝組。20. 西村修/坂口進組は DE4 5 で 8 位に入った。
うまく行きました」と東選手はニンマリしていた。2 位に入ったのは加藤英祐/塩田卓史組。今季3度
めの2位に「全部、全日本選手にやられての2位な んです。ただSS4ではキロ1秒だったのが同じ最 終SSではキロ0.5秒まで詰めたので少しずつでも 収穫はあったのかなと思います」と語っていた。 3位には今季2勝を挙げている佐藤光理/古川 智崇組が入賞。「残念です。ブレーキジャダーが出 てうまく走れませんでした。クルマの動きは良かっ たので、もったいない1戦となりました」と悔しがっ
今回のレスキュー訓練は 10 月1 日の午後、レッキを終えた参加 者、ラリー関係者などを対象に、 ラリーの HQ が置かれた茶臼山高 原スキー場で行われた。アクシ デントに見舞われたクルーを車外 に引き出す方法・注意点・心得 などについて習熟が図れられた。
た。それでもシリーズはトップに浮上し、チャンピ オン候補ナンバーワンに格上げとなった。4位は近 畿の西村好正/松井弘成組。追い上げての逆転 入賞に「最後で4位に入れて良かったです」と素直 に喜んでいた。
DE-6クラスはこちらも全SSをベストタイムで 走った宮本雅彦/浦雅史選手組が、徳能大輔/長 澤奨平選手組を下して今季2勝めを獲得した。
全SSでベストタイム奪取と完璧なラリ ー運びを見せた宮本雅彦/浦雅史組が DE6クラスを制した。