











いよいよ2016年モータースポーツシーズンも大詰め。 今年は皆さんにとって、どんなシーズンでしたか? 今年も11月1日から
「2017年モータースポーツライセンス」の更新手続きが始まります。
来年のモータースポーツ活動に向けて、
忘れないうちに早めの更新をお願いします!
更新手続きは、JAFマイページや、
詳しい手続き方法は、本誌12ページからの「2017 年モータースポーツライセンス更新のご案内」や、 17ページ「ライセンスは『JAFマイページ』でラクラ ク更新!」をご覧ください。
●国際Aまたは国際Bライセンスの更新
●18歳未満の方のライセンス更新
●ライセンス写真の変更や婚姻等の理由によりライセンスの表示氏
名の変更を希望される場合 など...
予告 2017 年ライセンスに更新された皆様に、 オリジナルステッカーをプレゼント
詳しくはお近くのJAFへお問合せください。(本誌15ページをご覧ください) ※2017年ライセンス発送時に同封させていただく予定です。
JAF各支部で行う事ができます。
※下記のような場合は「マイページ」からの 更新はできませんのでご注意ください。
INFORMATION OF JAF NATIONAL CHAMPIONSHIP EVENTS 2016.11
全日本ラリー選手権第9戦 新城ラリー2016
11月4~6日 愛知県
ギャラリーステージ情報
サービスパークは昨年と同じ、新城総合公園です。同公園内の特設SSで土日 それぞれ2回、合計4回観戦ができます。
観戦料金/無料
駐車料金/一般(3か所、会場まではシャトルバス運行)1日
4輪1,500円 2輪500円
会場近くのサテライト駐車場の前売券はホームページ参照
問合せ先/㈱ラック TEL0561-63-0103
HP/http://www.shinshiro-rally.jp/
JAFカップオールジャパンジムカーナ in 九州
JMRC全国オールスタージムカーナ
11月12~13日 スピードパーク恋の浦(福岡県)
開催概要
スケジュール/12日(土)ゲートオープン 7:30
13日(日)ゲートオープン 7:00 第一ヒート 9:00~
観戦料金/●前売券(日曜日)大人1,200円 中学生以下無料 ●当日券 大人1,500円 中学生以下無料 駐車料金/無料 問合せ先/RASCAL TEL092-621-0664 HP/http://www.jmrc-kyushu.gr.jp/
JAFカップオールジャパンダートトライアル JMRC全国オールスターダートトライアル in 中部
11月5~6日 オートパーク今庄(福井県)
開催概要
スケジュール/5日(土)ゲートオープン 9:00
6日(日)ゲートオープン 7:00
第一ヒート 8:30~
観戦料金/●前売券(日曜のみ)大人1,200円 中学生以下無料 ●当日券 大人 土曜500円 日曜1,500円 中学生以下無料 昼休みに抽選会を予定しています。
駐車料金/無料
問合せ先/㈱ゼスト TEL0566-83-0030
HP/http://t-zest.com/2016jafcup.htm
コハマタイヤ元年』となった、今年の 全日本スーパーフォーミュラは、開幕
から6大会・7レースを消化したが、 未だに混沌としたチャンピオン争いが続いている。
ここまで唯一2勝を挙げ、28ポイントを獲得し
てポイントリーダーに立っているのは、“遅咲きの ルーキー”関口雄飛選手。その関口選手を筆頭に、 23.5ポイントの国本雄資、22ポイントのアンド レ・ロッテラー、20ポイントの中嶋一貴、19ポイ ントの石浦宏明&ストフェル・バンドーンの各選 手が続いており、計算上では最終戦で 逆転チャンピオンを狙えるドライバー が、19人中10人以上もいる。
最終戦は、2レース制で、優勝者に はそれぞれ3ポイントのボーナスポイ ントが付与され、両レースの予選でP Pを獲得して、2連勝すると、最大18 ポイントを一気に獲得することが可能 だからだ。そのタイトル争いこそが、 最終戦最大の見所。ルーキーの関口選 手がこのまま逃げ切れるのか。あるい
はロッテラー選手や一貴選手といったレース巧者 が逆転を果たすのか。さらには、バンドーン選手 の最終レースでの奮闘にも期待。彼は来季、マク ラーレン・ホンダのレースドライバーとしてF1に 完全昇格するが、スーパーフォーミュラで有終の 美を飾ることができるのかも、タイトルレースの 行方とは別に注目したい。
さらには、鈴鹿で常に速さを見せ、今季開幕戦 を制している山本尚貴選手や、ディフェンディン グ・チャンピオンの石浦選手、シリーズ中盤の低 迷から何とか挽回を図りたいJ.P.・デ・オリベイ ラ選手らの気迫溢れる走りも堪能していただきた いところだ。
第15回JAF鈴鹿グランプリ開催概要 スケジュール/29日(土)SF予選 30日(日)SF決勝
観戦料金/JAF会員限定前売観戦券(2日間有効) ※10月28日(金)も入場できます。ゆうえんちモー トピアパスポート1日分付前売観戦券を特別価格で 提供します。●前売券 大人・中高生 2,800円 こども(小学生)1,550円 幼児(3歳~未就学児) 1,000円 ●当日券 ※1日観戦券(モートピアパス ポート1日分付)大人・中高生 3,500円 こども(小 学生)2,200円 幼児(3歳~未就学児)1,400円 《前売り期間:9月4日(日)~10月23日(日)》 パドックパス(2日間有効) 大人6,200円 3歳 ~小学生1,600円 ピットウォークパス 1日 2,100円 小学生以下無料
駐車料金/1日 4輪1,000円 2輪500円 問合せ先/SMSC TEL059-378-3405 HP/http://www.suzukacircuit.jp/
季6戦のFIAアジア・パシフィック ラリー選手権(APRC)は第4戦北 海道ラウンドを迎え、JAF全日本ラ リー選手権と併催で今年も帯広市を拠点に開 催された。今年のステージ構成は、デイ1は 金曜の北愛国スーパーSSで幕を開け、土曜 からは今ラリー唯一のターマックとなるイケ ダのほか陸別サーキットを中心とした11ステ ージを走る。デイ2は音更と足寄、本別エリ
アを巡る7ステージで、APRCは 合計18ステージとなるが、全日 本ラリーはデイ2午後の2ステー ジを減じた合計16SSで争われ た。今ラリーでは、8月末に猛威を ふるった台風10号の影響で道路 破壊が生じたため、SS4&8のクン ネイワ、SS13&16のホンベツステ ージの短縮がラリー初日に発表さ れている。
今年のAPRCは、シュコダ・フ ァビアR5を駆るチームMRFの G.ギル選手が3連勝中で、同じく ファビアR5を駆るドイツの新星・F.クレイム 選手が2番手を走る。そこにクスコラリーチ ームから参戦するM.ヤング選手とS.タクル 選手らが追いかけている。また、話題のヴィ ッツベースのAP4車両をデビューさせる炭山 裕矢選手や高山仁選手、今井聡選手、長谷 川智秀選手らもエントリーして、アジアカップ 登録ドライバーが北海道で揃い踏みとなった。
ラリーをリードしたのは、日本初上陸とな
ったファビアR5を駆るG.ギル/S.プレボ 組で、デイ1中盤から1分以上のマージンを 築いた。F.クレイム/F.クリスチャン組はデ イ1序盤が様子見の走りとなり、デイ1で3 本のベストをマークするも大きく遅れてしま う。代わりに総合2位に立ったのはM.ヤン グ/M.リード組だったが、クンネイワ2ルー プめのパンクにより3番手に落ちてしまった。 ここで約10秒差の4位に付けていたのは 高山仁/竹藪英樹組だ。ヤング/リード組と の差はデイ1後半で徐々に離されてしまった が、日曜午前のホンベツでは、ギル/プレボ 組に次ぐ2番手タイムをマーク。これは全日 本JN6でも最速のタイムで、ヤング/リー ド組との3番手争いが激化するかに思われ た。しかし、そこから巻き返したヤング/リ ード組が3位を死守。高山/竹藪組は2走め のホンベツでもヤング組を上回ったが、失意 の4位に終わった。
APRC総合優勝は、12ステージでベスト を奪ったギル/プレボ組で、タイトル獲得に 王手を掛けた。2位はデイ2で4本のベストを 獲得したクレイム/クリスチャン組となり、 岩下英一/高橋昭彦組が総合5位で、未登 録勢では最上位フィニッシュとなった。 一方の全日本ラリーは、係数2.0の第7戦
日本初上陸のファビアR5 を駆るG.ギル/S.プレボ 組が、18SS中12 ステー ジでベストを飾る圧巻の 速さで 4 連勝を決めた。
はタイトル争いを大きく左右する大量得点が 望める最後のチャンスとなっていた。しか し、台風の爪痕が生々しく残る十勝のステー ジ群は、15回めの記念すべき大会を、過酷な サバイバルラリーへと変えていった。
デイ1最初のSS2イケダは、今ラリー唯 一の舗装だが、インカットでかき出した泥や 落ち葉が広がり、金曜に降った雨も影響して かなりスリッパリーな路面となっていた。大 番狂わせはJN6で起きた。第4戦以降勝ち 星がないまま首位を走っていた勝田範彦/ 石田裕一組が、SS2でスピンアウト。いきな
りデイリタイアの憂き目に逢う。ここでは JN5のH.コバライネン/北川紗衣組やJN4
の香川秀樹/船木一祥組のほか、JN1の田中
伸幸/中田昌美組やJN6
の大嶋治夫/井手上達
也組などのベテラン勢も
1.M. ヤング/M.リード組は乱高下のある走りながらも APRC3 位を死守。2.SS13 で光る速さを見せた高山仁選手。惜しくも APRC 表彰台を逃し た。3.リハビリ半ばでラリーが終わった復活組の岩下英一選手が総合 5 位。4. 唯一の RC5 参戦となった金藤公人/近藤喜弘組。3 年めのコン ビは総合 10 位でクラス優勝。5.ライバルが離脱してまたも孤独な戦いとなった JN5 柳澤宏至/中原祥雅組。タイトル確定に王手。6. 大倉聡 /豊田耕司組は”振り返れば大倉”作戦で 2 位完走。7. 嬉しい全日本初優勝の JN1高篠孝介/廣嶋真組。8. 大ベテラン坂昭彦選手は急造し たスイフトで JN1に今季初参戦。デイ2 ではトップタイムで JN1クラス 2 位。9.JN4 優勝は小倉雅俊/平山真理組。念願のラリー北海道初制 覇を達成。10. 石川昌平/石川恭啓組のリタイアで楽になった曽根祟仁選手は JN4 クラス 2 位でポイントリーダーを堅守。
11.ギヤ比選択に翻 弄された JN3 天野智之/井上裕紀子組。フルポイント獲得で有効 211 点をマーク。12.昨年の洞爺以来コルト VR で復活してきた JN4 木村謙治 /尼子祥一組。熟成中ながら3 位入賞。13. 久々の参戦となった南野保/P. サント組。その速さは衰えず JN3 で 2 位表彰台。
JN1の小川剛/藤田めぐみ組らがマシンを傷 めてラリーを終えている。そしてJN6の4番 手に付けていた福永修/竹原静香組がリク ベツでまさかのロールオーバー。徳尾慶太郎 /石田一輝組もエンジントラブルで停車する など、デイ1終了時点で実に15台がリタイ アする大荒れの展開となった。
そんなサバイバルラリーながら、勝田/石 田組が消えたJN6では熾烈な優勝争いが展 開されていた。連続ベストで序盤から引き離
しに掛かったのは奴田原文雄/佐藤忠宜組 だが、6秒差の2位には鎌田卓麻/市野諮組 が付け、1.1秒差の3位には新井敏弘/田中 直哉組が続いた。SS3とSS4では新井/田 中組が連続ベストで2番手を奪い、総合トッ プの奴田原/佐藤組が3連続ベストを叩き出 して逃げる展開となる。
多くのマシンにトラブルが発生したSS8ク ンネイワでは、1ループめの遅れを帳消しにす るべく快走した鎌田/市野組が今ラリー初ベ
勝田範彦/石田裕一組と JN5 の H. コバライネン/北川紗衣組がコースオフでリタイア。
デイ2 で復活した勝田/石田組は貴重な 1 ポイントを獲得。15. 第 6 戦嬬恋を休んで地元に賭けた JN5 関根正人/小坂典嵩組はラジエター破損でストップ。16.クレバーな戦いぶりを見せていた JN4 石川昌 平/石川恭啓組はまさかのエンジントラブルでタイトル争いから脱落。17. 炭山裕矢/保井隆宏組が噂 の「AP4 車両」をシェイクダウン。しかし、車両トラブルで 2 ステージの走行に留まった。
SS2から脱落者続出!今年も十勝はサバイバル!!
「あんなシビレる走りをしたのは久々」と語った新井敏弘選手 が奴田原/佐藤組を逆転して今季 3 勝め。フィンランド選手 権で 3 位入賞の愛息の結果も合わせて最良の週末となった。
ストを叩き出した。しかし、コンマ6秒差に 新井/田中組、コンマ4秒差に奴田原/佐藤 組が付ける激戦となり、勝田組がリタイアし たイケダの2ループめでは、新井/田中組が ギリギリの走りで2.8秒引き離すベストをマ ークした。その結果、デイ1終了時点では奴 田原/佐藤組がトップをキープ。6.2秒差の2 番手に新井/田中組、18.2秒差の3番手に鎌 田/市野組が入ってラリーを折り返した。
デイ2では、マシンセッティングが合わず 苦労していた新井/田中組が復調して快走。 オープニングステージからベストタイムを連 発した。SS13では首位との差を1.9秒にまで 縮め、29.11kmのSS14では5秒差のベスト で奴田原/佐藤組をついに逆転。SS15では 奴田原/佐藤組がコンマ7秒差の2番手タイ ム、最終SS16ではコンマ1秒差に終わった ため、デイ2で驚愕の巻き返しを図った新井 /田中組が逆転優勝。今季3勝めを挙げた。
新井選手は「デイ1はクルマが合わなくて スゲー怖い思いをするぐらい攻めた。セッテ ィングを見直したデイ2からは楽に走れるよ うになったから、このセットで最初から行け
18.タイヤチョイスを含めてあらゆる知略を講じて善戦した奴田原文雄/佐藤忠宜組。デイ2 に逆転されて 2 位に終わったが JN6 ポイントリーダーに立った。19. デイ1から速さを見せたものの、またもマシントラブルに泣いた JN6 鎌田卓麻/市野諮組。3 位に 終わる。20. エントリー9 台の JN6 クラスは完走 4 台のサバイバル。4 位で生還したのは浜田康明/白水順一組。21. 後輪駆動車 で初のグラベルとなった明治慎太郎選手(写真左)。無事完走して JN2 優勝をもぎ取り、一躍ポイントリーダーに立った。また、 轍の合わない FF アルトで JN1クラス 3 位に入った番場彬選手(写真右)と共に、クスコジュニアラリーチーム大躍進となった。
てればと後悔したよね」と笑う。2位の 奴田原選手は「結構頑張ったんだけど……新 井が速かったね」と肩を落とす。鎌田選手は 「途中で駆動系トラブルが見つかったので終 了です」と悔しい3位に留まった。この結果、 35点を獲得した奴田原選手がポイントリー ダーに立ち、デイ2で1点を獲得した勝田選 手はシリーズ2位にドロップ。45点を得た新 井選手は3位キープながらも、2位勝田選手 に13.4点差にまで詰め寄った。
3台完走のJN5は、フルポイントをマーク した柳澤宏至選手がポイントリーダーを堅守 したが、シリーズ2位の大倉聡選手も34点 を加算して2位に付ける。我慢のラリーとな った大橋逸夫選手は3位で完 走してシリーズ3位にジャン プアップした。スポット参戦 の小倉雅俊選手が優勝した JN4では、2位に付けた曽根 崇仁選手が34点を獲得して 単独首位となった。今回欠 場したシリーズ2位の山口清 司選手とは44点差に開いた。
第6戦嬬恋でJN3タイト
ルを確定させている天野選手だが、今季の 勝利数を6に伸ばして積み重ねたポイントは 200の大台を超え211点となった。レギュラ ー勢が軒並みスキップしたJN2では明治慎 太郎選手が完走してフルポイントを獲得。こ れでシリーズ首位に立ち2位小濱勇希選手に 17点差を付けた。JN1では高篠孝介選手が全 日本初優勝したことで、今回欠場した須藤浩 志選手が首位変わらず。第7戦はリタイアに 終わった小川剛選手がシリーズ2位を守り、 今回4位で完走した三苫和義選手が3位に浮 上した。JN1は、10位の坂昭彦選手にまでタ イトル獲得の可能性が残されており、残り2 戦は混戦必至となっている。
JN1クラス高篠孝介選手(右)
「このラリーは頑張ったら負けという部 分があるので、自分のキャパシティの範 囲内でともかく自分のペースで走ろうと 思ってました。昨夜、松原さんのクラッ シュを見た後は平常心保つのが大変だっ たけど、ペースを落とさずに最後までそ れなりに走れたという気はします。ここは 出る度にタフで難しいラリーだと感じてい たので自分が勝てるなんて全然、思って なかったんですが、地元でもあるので、 この初優勝は感慨深いものがありますね」
2016 年 JAF 全日本スーパーフォーミュラ選手権第 6 戦
2016 年 JAF 全日本フォーミュラ 3
開催日 : 9 月 23 25 日 開催場所 : スポーツランド SUGO
格式 : 国際 主催 : ㈱菅生[団体登録 No. 公認 04001]、SSC[クラブ登録 No. 公認 04002] フォト/上尾雅英 レポート/松原一生
一
時は19ポイントにまで広がってい たヤン・マーデンボロー選手との 差を、最終大会SUGOを前に8 ポイント差にまで詰めていた山下健太選手。 チームメイトの坪井翔選手にも権利は残され ていたとはいえ、今年の全日本F3選手権の タイトル争いは、最後までこの上位2台の一 騎討ちも同然だった。
とにかく決勝3レースすべてマーデンボロ ー選手の前でゴールすることが、逆転の条件 だったが、まずは第一関門をクリア。2回の予 選はいずれもポールポジションを獲得し、2ポ イントを加えることにも成功したからだ。
第15戦はポール・トゥ・ウィン。それも2 番手を走行していた千代勝正選手が15周め
にクラッシュし、セーフティカーが入って築 いたマージンを失った山下選手ながら、完璧 なリスタートで、ひとつ順位を上げてきたマ ーデンボロー選手を寄せつけず。第16戦も 逃げ切り、山下選手は連勝を飾って1ポイン ト差ながら逆転を果たす。そして第17戦は、 第16戦の順位でグリッドが決まるため、山下 選手は三たびポールからのスタートに。
スタートダッシュはマーデンボロー選手の 方が良かったが、1コーナーへの進入でしっか り牽制をかけて逆転を許さず。またもSCラ ンが行われる展開にも、リスタートをこれま た決めて逃げ切り成功。大一番の3連勝でタ イトルを確定し、「とにかくホッとしました」と 山下選手はプレッシューからの解放感にしみ じみと浸っていた。また、F3-Nクラスでは、
一時は劣勢に立たされた感もあった山下選手だが、前戦岡山 からの追撃が功を奏して念願のチャンピオンを手に入れた。
第15戦を制した片山義章選手がチャンピオ ンを確定。だが、ラスト2戦ではDRAGON 選手の連勝を許している。
スーパーフォーミュラでは、今季2回めの PPから関口雄飛選手が決勝でもスタートか ら逃げたが、19周めにチームメイトのJ.P.デ・ オリベイラ選手がSPコーナーでスピンアウ ト。そのため、SCが入ると同時に後続車両は ピットに入るも、ひとり計測ラインを超えて いた関口選手はタイミングを逃してしまう。
しかし、そこからが関口選手の真骨頂。2番 手に浮上していた中嶋大祐選手より1周1秒 以上速いペースで周回し続け、リードが34 秒にまで広がった55周めに、ようやくピット へ。トップをキープしたばかりか、その後も 逃げ続けて、今季初の2勝めをマーク。ラン キングでもトップに浮上することとなった。
JAFMOTORSPORTS 監修/一般社団法人 日本自動車連盟 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎0570-00-2811 (ナビダイヤル) 発行所/(株)JAFメディアワークス 〒105-0012 東京都港区芝大門1-9-9
野村不動産芝大門ビル10F ☎03-5470-1711 発行人/望月均 振替(東京)00100-1-88320 印刷所/凸版印刷株式会社
表紙/2016WTCC RACEOFJAPAN 撮影/野澤廣幸
12 2017年モータースポーツライセンス更新のご案内
17 JAFマイページのご案内
18 2017年クラブ・団体更新のご案内
18 2016年JAFモータースポーツ表彰式のご案内
19 2017年JAFモータースポーツ専門部会委員候補者の公募につい て
19 車両公認一覧
19 海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請 方法
20 Aライセンス講習会日程
〜東洋の技巧派たちが世界を魅了する!〜
「輝け!モータースポーツ女子」第12回
21 JAFMOTORSPORTSCALENDER(11月〜12月)
45 全日本&ジュニアカート選手権データファイル
46 全日本選手権データファイル
49 WTCC RACEOFJAPANリザルト
50 RALLYHOKKAIDOリザルト
[RACE]
9 2016年JAF全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦 スポーツランドSUGO
2016年JAF全日本フォーミュラ3選手権第15&16&17戦
24 2016FIA 世界ツーリングカー選手権シリーズ第17&18戦
32 LamborghiniBlancpainSuperTrofeoAsiaSeries2016
2016インタープロトシリーズ第5&6戦
2016富士チャンピオンシリーズ第5戦
52 2016SUGOチャンピオンカップレースRd4 JAF菅生スーパーFJ選手権第4戦
JAFもてぎ・菅生ツーリングカー選手権第5戦
JMRC東北レースシリーズ第3戦 ポルシェGT3カップチャレンジジャパン NetzCupVitzRace2016 ロードスターパーティレース
[RALLY]
6 2016FIA AsiaPacificRallyChampionship
2016年JAF全日本ラリー選手権第7戦
RALLYHOKKAIDO
56 2016年JAF中四国ラリー選手権第4戦 2016年JMRC中国・四国ラリーシリーズ第4戦 MACラリーin久万高原
[GYMKHANA]
26 2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第7戦 とびうめジムカーナフェスティバルin九州
51 2016JAF北海道ジムカーナ選手権第7戦
JMRC北海道ジムカーナシリーズ第7戦
JMRC全国オールスター選抜
[DIRTTRIAL]
28 2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第7戦
スーパートライアル in今庄
54 2016年JAF関東ダートトライアル選手権第9戦 JMRC関東ダートトライアルシリーズ
JMRC全国オールスター選抜 ロードナイト・ダートトライアル
[RACINGKART]
30 2016年全日本カート選手権 KF部門 第7・8戦&
FS-125部門 東地域第5戦
地方カート選手権 FS-125部門東地域第5戦
ジュニアカート選手権 FP-Jr部門&FP-JrCadets部門東地 域第5戦
モータースポーツライセンス(以下「ライセンス」と言います。)の更 新手続きは、��月から受付を�始します。
新しい年のモータースポーツ活動へ向けて、余裕を持って更新 手続きを行ってください。
なお、JAF窓口にご来店の際は、15ページに記載の休業日、 受付時間をご確認のうえご来店ください。
ライセンス申請書は本誌に綴込んであります。追加で必要 な場合は、JAFホームページよりダウンロード可能です。
●ライセンス取得資格
[公示No2016ー080]
お願い 2015年から2016年への更新を行っていない方には JAFスポーツ誌をお送りしておりませんので、身近に そのような方がいましたら、以下内容をご案内ください。
2015年から2016年へのライセンス更新期限は、下記のとおりです。
窓口受付 2016年12月29日(木)17:30まで *郵送(FAX)の場合は2016年12月31日の消印(受信)まで有効 *JAFマイページ(web)上でのお手続きの場合は 2016年12月31日 23:59手続き完了分まで 2017年になると更新の資格を失いますのでご注意ください。 (年末年始の休業日については15ページをご確認ください。)
競技許可証および公認審判員許可証は「JAFスポーツ資格登録規定」および「自動車競技に関する申請・登録等手数料規定」に基づき発給さ れます。詳細は当該規定をご参照ください。
本誌に綴込んであるライセンス交付申請書を使用してください。
縦4cm×横3cm、無帽、無背景、上半身のもので、申請前6ヵ月以内に撮影した鮮明な写真を申請書の所定位置に貼付し てください。(お手持ちのライセンスに使用した写真と同じでよろしければ、写真の提出は不要です。) ・必ず指定のサイズの写真を貼付してください。サイズが異なる場合、使用できないことがあります。
・デジタルカメラの画像を使用する場合は、必ず写真専用用紙に印刷してください。
3.JAF個人会員
4.ライセンス料(許可証料)
18歳未満の方は不要 下記の表の通りです。
5.出場記録カード
または役務記録カード
ライセンス更新に際しては、JAF個人会員が有効期限内であることが必要条件ですので、自動振替による自動継続のお申込 みをされていない方で、JAF個人会員の有効期限が切れているとライセンスの更新手続きが行えません。ご本人のJAF個人会 員の有効期限をご確認くださいますようお願いします。万一、JAF個人会員の有効期限が切れている場合には、速やかに継続 手続きを行ってください。継続手続きの方法等については、お近くのJAFへお問い合わせください。
上級更新(参加者は除く)、または国際A、Bライセンスの更新申請をする場合、実績を確認するために必要です。 (国内A、国内B、国際R、国際C、公認審判員、参加者の更新申請の場合は不要)
●JAFマイページによるライセンス更新
JAFマイページにご登録いただければ、インターネットでライセンス更新ができます。
お手続き方法については、本誌17ページをご覧ください。
なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●FAXによるライセンス更新
FAXにてライセンス更新を行う場合は、所定の申請書類(�種類)を印刷し、必要事項を漏れなくご記入のうえお手続きください。 申請書類と申請方法については、JAFホームページに掲載しています。
http://www.jaforjp/→モータースポーツ→各種情報→各種申請書→ライセンス更新(クレジット支払)書式→申請について なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●許可証料(カートライセンスの料金は、40ページをご覧ください。)
*公認審判員許可証を2種目以上併有する場合は、最上級の許可証料 に、2種目めより1種目につき500円ずつ加算されます。
(例)コースA1級と計時A2級の場合:5,100円+500円=5,600円 併有する許可証が同じ級(例:技術A1級とコースB1級等)の場合でも 計算方法は同様です 。
*競技運転者、公認審判員、競技参加者を併有している場合には、そ れぞれ左記の許可証料が必要です。
※競技会の出場実績を確認する必要がある種類のライセンス、および18歳未満の方のライセンスについては、インターネットでの更新手続きは行って おりません。また、上級や推薦を伴う申請についても、お手数ですが、窓口へご来店いただくか現金書留による郵送にてお手続きくださいますよう お願いいたします。
●ライセンスの交付申請書の記入について 申請書の枠内に正確かつ明瞭にご記入いただき、記入漏れのないようご注意ください。(未記入項目や、判読できない文字があると、ライセンス が発給できない場合があります。)次頁に記入例を掲載していますので、ご参照ください。
会員No
登録クラブ・団体の 所属証明欄
申請者氏名
連絡先電話番号
郵便番号
注意事項等
自分の所属しているJAF登録クラブ(または団体)(複数所属している場合は、その主たるクラブ1ヵ所)の名称、略称を記入し、 当該クラブ(または団体)の登録印を捺印。2016年の登録印は、2017年3月までの申請に、また、2017年4月以降の申請に は2017年の登録印を捺印。JAF登録クラブ(または団体)に所属していない場合は不要。
氏名とその上段にカタカナでフリガナを記入。
昼間、連絡がとれる電話番号を記入。
現住所の郵便番号(��)を記入。
都道府県名を必ず記入し、その上段にカタカナでフリガナも記入。マンション・アパート・寮名・部屋番号等も必ず記入。
写真再利用
現住所 ライセンスに使用する写真を再利用する場合「する」に○、新たな写真を使用する場合「しない」に○を付け、本申請 書に写真を貼付してください。
自動車運転免許証
性別
運転免許証番号を記入。(変更がある場合記入)
男・女のいずれかに○。
大正・昭和・平成のいずれか該当するものに○印の上、記入のこと。
年齢
生年月日 申請時の年齢を記入。
国際の運転者および参加者はローマ字で、国内の参加者はカタカナで記入。国内の運転者および公認審判員の申請者は記入不要。(30字以内) ライセンス表記名
参加者の申請の場合、代表者名を記入。国内参加者の場合はカタカナで、国際参加者の場合はローマ字(全て大文字)で記入。 参加者の代表者名
種類およびクラス
申請書の該当するクラスおよび種類に○。(次ページの記入例は国内A、コースB3級、計時A1級、技術A2級を同時に年度更 新する場合のもの。)*国際ドラッグレースライセンスは国内A以上のライセンスと併有することが条件。
氏名、ライセンス番号、申請種別も、忘れずに記入。 写真貼付欄
※記入例参照
縦4cm×横3cm、無帽 無背景 上半身のものを1枚。申請前6ヵ月以内に撮影のこと。ライセンス申請書の下段にある所定 の位置に貼付。(前年のライセンスに使用した写真を再使用する場合は、写真の貼付は不要です。)
�技運転者と公認審判員の��を申請する場合でも申請書は�枚で�。 ご記入内容を訂正する場合は、取消線を引き訂正部を押印(またはサイン)の上、書き直しをしてください。
●ライセンスが発給されるまで
~ライセンス作製の流れ~ ③写真入り ライセンスを送付 申 請 者 JAF窓口 JAF本部
②仮ライセンス 発給
SAMPLE AMP AMPL
※②発給日から60日間有効 ※①から③までは約1ヵ月ほどかかります。更新のピーク時にはこれ 以上日数がかかる場合がありますのでご了承ください。
写真入りライセンスをクラブ等にまとめて送付する場合、10件以上は レターパックで、10件未満の場合は普通郵便で送付します。 ライセンス発行に関するお問い合わせは、15ページのJAF支部窓口へ お願いします。
ライセンスがお手元に届いたら、ライセンスの裏面の署名欄 に、必ずご本人が署名してください。
署名してはじめてライセンスは有効となります。
※ライセンス表面の二次元バーコードには会員(ライセンス)番号が登録さ れています。
ライセンス作製の際にデータ化 して印刷しますので、鮮明な写 真をお使いください。
ライセンス更新のために必要な書類等は、お近くの下記JAF支部へ持参または郵送してください。掲載のない窓口での受付は行ってい ませんのでご注意ください。
1 受付時間は 9:00〜17:30です。
土・日・祝日・年末年始(12月30日(金)〜1月3日(火))は休業となります。
2 原則として「国際ライセンス(A、B)」の仮ライセンス発給は「○○本 部」の表示がある支部のみで行います。詳細はお問い合わせくださ い。
必ず「現金書留」にてお送りください。その際封筒表面に「ライセンス更
新」と明記してください。
●競技運転者許可証の上級および更新について
○競技運転者許可証の上級条件
○国際A・B・C・Rライセンスの更新条件
国際A 国際A
申請前24ヵ月以内に、国際Bが必要とされるレース の5戦で総合成績の上位5位以内に入賞するか、 該当する年かその前年に国際Bが必要とされる選手 権の最終認定順位で上位5位以内の実績。
国際B
申請時に満18歳以上で、次のいずれかの条件を満たすこと。
①申請前24ヵ月以内に10回以上の公認レースにおいて完走※していること。
②申請前24ヵ月以内に7回以上の国内選手権が懸けられた公認レース、 または国際格式の公認レースにおいて完走※していること。
国際C
国内Aまたは国際Rを所持し、申請 前24ヵ月以内に、公認のレースに 少なくとも5回以上完走※している こと。
国際R
国内Aを所持し、申請前24ヵ月 以内にラリーまたはスピード行事 (いずれも日本選手権競技会に 限る)に6回以上完走※してい ること。
国内A
※上級申請をする場合、必ず公認競技会出場記録カードを添付すること。 ※「完走」とは、競技長により順位認定されること。(リタイア等は含まず)
①当該ライセンス取得 後、有効年度内に国際 格式のレースに1回以 上決勝出走した。
②申請前24ヵ月以内 に国際Bの取得条件 を満たしている。※
①にも②にも該当しな い。
翌年国際A 翌年国際B翌年国際C以下
①当該ライセンス取得 後、有効年度内に国 際格式のレースに1回 以上決勝出走した。
国際B
②申請前24ヵ月以内 に国際Bの取得条件 を満たしている。※
①にも②にも該当しな い。
国際Rライセンス 国際Cライセンス
出場実績による 更新条件なし
出場実績による
注)更新申請の際、競技会に出走した証明が公認競技会出場記録カードに証 印されていないと、その実績の確認ができないので、必ず該当欄に捺印を受 けること。
※以前に上級もしくは更新の際に確認した過去24ヵ月の実績も含めることを認 める。
●「公認審判員許可証A」・「公認審判員許可証B」の取得方法および役務執行権限
公認審判員 A1級 すべての競技における監督および役務の執行 ができる。
(イ)2年以内にレース3回を含む6回 以上の当該役務・講習会・試験
(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
公認審判員 A2級
「準国内競技」までの監督およびすべ ての競技における役務の執行ができる
国際競技運転者許可証 A・B・Cの所持者はコー ス審判員許可証に限り 申請できる。
※新たに国際C所持者は、 コースA2を申請可能に なりました。
(イ)2年以内にレース3回以上の当該 役務・講習会・試験
(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
(イ)2年以内にラリーまたはスピード行事におい て4回以上(うち準国内競技の監督1回以上を含 む)の当該役務・講習会・試験
(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
(イ) 2年以内にレースで当該役務を2 回以上・講習会・試験 (ロ)公認クラブ 公認団体からの推薦
(イ)2年以内に当該役務を7回以上(う ちレース2回以上)・講習会・試験 (ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
注)上級申請をする場合、必ず役務記録カードを添付すること。
監督または役務の執行を行なった証明は、その都度競技会の事務局長が審判員 の「役務記録カード」(JAF所定)に署名捺印することによって証明される。
(1)
公認審判員 B1級
レースを除く競技会における監督およびすべての競技におけ る役務の執行ができる。ただし、A2級からB1級を取得した者 に限り「準国内競技」までのレースの監督ができる。
(イ)2年以内にラリーまたはスピード行事において6 回以上(うち準国内競技の監督2回以上を含む)の当 該役務・講習会・試験
(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
公認審判員 B2級
レースを除く競技会において「準国内競技」までの監 督およびすべての競技における役務の執行ができる
(イ)2年以内に当該役務を5回以上・講習 会 試験 (ロ)加盟 公認クラブ,公認団体からの推薦
国際競技運転者許可証の 所持者はコース審判員許 可証に限り申請できる。
「国内競技」までの役務の執行ができる
(2)
(3)
(4)
競技運転者許可証の国 内Bクラス以上の所持者
Bライセンス講 習会の受講者
準加盟、加盟、公認クラブおよ
び加盟・公認団体からの推薦
公認競技会(クローズド含む)で公 認審判員の役務補助を行った者
JAFと会員の皆様のコミュニケーションサイト《JAFマイページ》。それはJAF会員が無料で登録できる 個人専用ページです(法人会員を除く)。住所の変更、会員継続やご家族の入会、会費の自動振替登録等の手続 きがカンタンにでき、登録していただいた皆様一人ひとりへの耳よりなお知らせなどもあります。すでに250 万人を超える皆様が登録されています。この機会にぜひ、ご登録ください。
JAFマイページをご利用いただくにはカンタンな登録手続きが必要です。
JAFマイページ http://jaf.jp/
※パソコン・スマートフォン・携帯電話共通
「JAFマイページ未登録の方はこちら」をクリック→「通常登録はこちら」をクリック→利用規約に 同意のうえ、メールアドレスを送信後、画面の指示に従ってご登録ください。
※登録には会員番号が必要です。JAF会員証をご用意のうえ、アクセスしてください。※法人会員はJAFマイページの登録はできません。
登録完了後、すぐにライセンス更新等の各種サービスがご利用になれます! ライセンスの更新手続きは、下図のJAFマイページ内「モータースポーツライセンス」のページからアクセスし てください。仮ライセンスの印刷もできます。
マイページでできる手続き等
①モータースポーツライセンスの更 新手続き
②JAF会員の継続手続き ③会員登録情報の確認
④住所・電話番号の変更
⑤JAFマイページ登録会員限定の 情報提供
などなど、便利なサービスをご利用 ください!!
・ライセンス更新料、JAF継続会費および家族会員会費のお支払方法は、ご本人名義のクレジットカー ドのみとなります。
・クレジットカードをお持ちでない方は、お手数ですが従来の手続き方法にてライセンスを更新してくだ さい。
・更新条件の確認が必要な国際Aまたは国際Bライセンスの更新、18歳未満の方のライセンス更新、およ びライセンス写真の変更または婚姻等の理由によりライセンスの表示氏名の変更を希望される場合は、 従来の方法にてお手続きください。
2017年のJAF登録クラブ・団体の更新手続きが2016年12月1日 から始まりますので、下記の通りご案内いたします。
●取扱期間 2016年12月1日(木)〜2017年3月31日(金) ●必要書類
●更新条件
準加盟クラブ:所属会員のうち7名以上が国内B以上もしく は公認審判員許可証B3級以上の所持者であ ること。(1人で両方を所持している者は、どち らか一方の許可証でのみ、所属クラブの会員 としてJAFに届け出ることができる。)
またクラブ代表者は国内B以上もしくは公認 審判員許可証B3級以上の所持者であること。
加盟クラ ブ :所属会員のうち15名以上が国内B以上もしく は公認審判員許可証B3級以上の所持者であ ること。(1人で両方を所持している者は、どちら か一方の許可証でのみ、所属クラブの会員と してJAFに届け出ることができる。)またクラブ 代表者は国内B以上もしくは公認審判員許可 証B3級以上の所持者であること。
・従来どおり、「クラブ・団体登録申請書」の記載内容のうち登録番
号、クラブ・団体名称、略称、代表者氏名、連絡担当者氏名・住 所・電話番号は「JAFモータースポーツイヤーブック」等に掲載いた します。
△印:前回の提出内容に変更がある場合のみ必要です。
公認クラブ :�)所属クラブの会員のうち50名以上がJAF の国内競技運転者許可証B以上または公 認審判員許可証B3級以上の所持者で、 そのうち40名以上は、JAFの国内競技運 転者許可証A以上もしくは公認審判員許 可証A2級またはA1級の所持者であるこ と。(1人で両方を所持している者は、どち らか一方の許可証でのみ、所属クラブの会 員としてJAFに届け出ることができる。)
またクラブ代表者は国内A以上もしくは公 認審判員許可証A2またはA1級の所持者 であること。
�)前年度(2016年1月〜12月)、準国内格式 以上の公認競技会の単独主催、もしくは全 日本レース選手権競技会の主催(注)の、合 計2回開催の実績があること。(注:当該クラ ブを含む3つ以内の登録クラブ・団体が共催 した公認競技会に限り、実績として認める。) 準加盟団体 :責任者はJAF会員であること。
昇格)を申請する場合は、年度登録申請料
●その他必要なもの 旧(2016年)登録印 ●更新申請の受付場所 15ページに掲載のJAF各支部。
受付時間:土日祝日と年末年始(12
月30日(金)〜1月3日(火))を除く9:00
〜17:30。
加盟団体 :国内B以上または公認審判員許可証2級以 上の所持者が1名所属していること。また責 任者はJAF会員であること。
公認団体 :前年度(2016年1月〜12月)、準国内格式以上 のJAF公認競技会を1回以上主催していること。
また国内A以上または公認審判員許可証Aの 所持者が1名所属しており、責任者はJAF会員 であること。
【JAF登録クラブの代表者の皆様へ】 公認審判員B3級は、JAFの個人会員で、所定の申請条件を満たしていれば、自動車運転免許証を持っていなくても取得できます。
� ����日:2016年11月25日(金) � � �:����から����ま�
� 場 �:��������東����������(東京・渋谷)
� ����:(1)次の各部門の上位6位(チーム部門等は1位)
(予 定)
2016年全日本レース選手権
2016年全日本ラリー選手権
2016年全日本ジムカーナ選手権
2016年全日本ダートトライアル選手権
2016年全日本カート選手権
2016年FIA-F4選手権
(2)次の各部門の上位3位(チーム部門は1位)
2016年FIAインターナショナルシリーズ
スーパーGT GT500/GT300
(3)次の各競技会の優勝者
2016年JAFカップオールジャパン
ジムカーナ/ダートトライアル
※JAFから招待状をお送りした方のみご入場いただけます。
上記は変更となる場合もございます。詳細は招待状にてご確認ください。
電車:東急東横線・田園都市線、京王井の頭線、JR山手線・埼京線、
東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線、渋谷駅より徒歩5分
◆羽田空港より:リムジンバスで約60分
◆東京駅より:JR山手線(外回り)で約25分
◆品川駅より:JR山手線(外回り)で約12分
◆首都高速:3号線下り高樹町出口より約10分、3号線上り渋谷出口より約5分
�����の「JAFモータースポーツ��部会」��部会の内、 ��の部会に�いて、JAFモータースポーツライセンスを所 持し、登録クラブの推薦を受けた方の中から委員候補者を公募 いたします。
[公示No2016ー082]
応募資格、応募方法などはJAFモータースポーツニュース No�88(下記URL参照)をご覧ください。
URL:http://www.jaforjp/msports/msinfo/msinfohtm
VF:供給変型、VO:オプション変型、VP:プロダクション変型、ET:正常進化、ES:スポーツ進化、ER:誤記訂正、 VK:キットカー変型、KS:スーパー2000変型、WR:ワールドラリーカー変型、VR:グループR変型、EVO:進化
[公示No2016ー084]
国際モータースポーツ競技������)、����)、����)、���JAFスポーツ資格登録�定����に��き、JAFが 「海外競技会出場証明書(サーティフィケート)」を発行した件数です。
●海外競技会出場証明書(サーティフィケイト)申請について 海外競技会出場証明書(サーティフィケイ ト)は、JAF発
行のライセンスを所持する方が、海外で開催されるASN公認 の四輪またはカートの競技に参加・出場する際、競技会の格式 が国際または国内を問わず必要な証明書です。
ただし、国内カートライセンスでは、海外のカート競技に参 加・出場することはできません。
出発�の����までに所定の申請書に記入の�え、申請� を添えてJAF支部に申請してください。
所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペー ジ(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種 申請書等→海外競技会出場証明書申請書)からダウンロードす ることができます。
��用:1競技会限定のサーティフィケートです。 数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なサーティフィケートです。 3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦めします。 【申請受付】
JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現金 書留)にてご申請ください。
お問い合わせ先(JAF地方本部モータースポーツ窓口) 参加者用 競技運転者(コドライバー含む)用
海外競技会出場に関する証明申請書 ・ 写真(3cm×3cm、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの 申請� ��用 ¥8,300(税込) 数次用 ¥24,100(税込)
海外競技会出場に関する証明申請書 ・ 申請� ��用 ¥8,300(税込) 数次用 ¥24,100(税込)
北海道本部 ☎ 011-857-7155
東北本部 ☎ 022-783-2826
関東本部 ☎ 03-6833-9140
中部本部 ☎ 052-872-3685
関西本部 ☎ 072-645-1300
中国本部 ☎ 082-272-9967
四国本部 ☎ 087-867-8411
九州本部 ☎ 092-841-7731
11月6日
11月6日
11月9日
11月22日
11月30日
12月23日
8:00〜14:00
9:00〜17:00
9:00〜17:00
11:30〜17:45
10:00〜17:00
9:00〜17:00
阿讃サーキット
徳島県三好郡東みよし町
大分県日田市上津江町
ドライバーズ・クラブ・ルーキー (ROOKIE)
オートポリス倶楽部 (APC) オートポリス
筑波サーキット 茨城県下妻市村岡
チームマグナスオートクラブ (TMAC)
[公示No2016ー085]
実費 ¥20,900/ 受講対象外 大西 周 089-924-0220
荒谷 嘉章 0973-55-1111
稲村 政幸 03-3611-6687
実費 ¥20,000/ ¥24,000
実費 ¥19,000/ ¥23,000
受講料に 含む 主催者に ご確認ください 星 忠 0285-64-0200 モビリティランド ツインリンクもてぎ 栃木県芳賀郡
鈴鹿サーキット 三重県鈴鹿市稲生町
筑波サーキット 茨城県下妻市村岡
鈴鹿モータースポーツクラブ (SMSC)
チームマグナスオートクラブ (TMAC)
実費 詳細は主催者HP 堺 康彦 059-378-3405
稲村 政幸 03-3611-6687
実費 ¥20,000/ ¥24,000
849-3216 佐賀県唐津市相知町町切537 KRSモータースポーツクラブ(KRS)080-1791-0007
791-8022 松山市美沢2-5-33 山本自動車工業内 ドライバーズ・クラブ・ルーキー(ROOKIE)089-924-0220
463-0065 愛知県名古屋市守山区廿軒家14-40 名古屋レーシングクラブ(NRC)052-792-2031
321-3597 栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1 エムオースポーツクラブ(M.O.S.C)0285-64-0202
131-0031 墨田区墨田4-46-7 チームマグナス オートクラブ(TMAC)03-3611-6687
※2科目以降の受講料は、1件につき¥4,100が加算されます。
■開催場所の略号:TIS=十勝インターナショナルスピードウェイ SG=スポーツランドSUGO MO=ツインリンクもてぎ T=筑波サーキット SO=袖ヶ浦フォレストレースウェイ F=富士スピードウェイ S=鈴鹿サーキット O=岡山国際サーキット AP=オートポリス ■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方 太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは9月23日までに本部にて受付したものです。 *�:�日�開催�なります�、�曜日は�����の�式��の�で�り、��の���の��は���り�曜日�日 曜日になります。
2016富士チャンピオンレースシリーズ 第6戦
2016ゴールドカップレース第4戦
2016AUTOBACKSSUPERGTRound8
MSCC(0550-78-1234)
APC、㈱オートポリス (0973-55-1111)
㈱モビリティランド、M.O.SC. ㈱GTアソシエイション (0285-64-0200)
12日〜13日
2016年JAF筑波スーパーFJ選手権第6戦
2016筑波ツーリングカーシリーズ
2016筑波チャレンジクラブマンレース第3戦
VICIC、TMSC (0465-22-9346)
N1,NE,NR-A,NE(FJ1600)
19日〜20日
APC、㈱オートポリス (0973-55-1111) スーパー耐久シリーズ2016第6戦 TKUスーパー耐久inオートポリス TOYOTAGAZOORacingNetzCupVitzRace2016西日本シ リーズ第2戦
SCCN、NDC-TOKYO (03-6421-7967)
(0285-64-0200) 2016S-FJ&F4マスターズ
(0550-78-1234) 2016AsianLeMansSeries 4HoursofFUJI
マツダファンフェスタ2016イン岡山 (MAZDAFANFESTA2016inOKAYAMA)
2016N-ONEOWNER'SCUPFINAL 4日
2016鈴鹿クラブマンレースRound6
GOODYEARVitz&86/BRZDreamCup2016 18日
(0868-74-3311)
(0285-64-0200)
ARCN、SMSC(079-565-7808)
富士スピードウェイ㈱、FISCO-C (0550-78-1234)
N1,NE D
2016年JAF全日本ラリー選手権第9戦
新城ラリー2016
11月4日~6日 愛知(120)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 全日本 愛知(400) RR,RN,RJ,RPN, AE RF
C MASC(0561-63-0103)
TOYOTAGAZOORacingラリーチャレンジ in新城
RN,RJ,RF,RPN, RB,AE D MASC(0561-63-0103)
5日~6日 九州 宮崎(180) RPN,RN.RJRF
2016年JAF九州ラリー選手権第8戦
JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第8戦 ひむかラリー2016
D R-10-N(0982-37-0253)
AERR RB
5日~6日 長野(300) 群馬(50)
(RN),RJ,RF,F D MSCC(03-3414-0176) レジェンドオブザラリー2016 (LegendofTHERALLY2016)
11日~12日 高知(160)
20日
第11回JMRCオールスターラリーフェスティバル
関東デイラリーシリーズ Christmas Rally No30
RN,RJ,RPN,RF, AE,RB D MAC,TSURUGI(090-3988-5116)
19日~20日 長野(120)
M.C.SC(0263-87-9006)
RN,RJ,RPN,RF, AE,RR,F E
26日~27日
JMRC関東ラリーシリーズ 朝一番ラリー2016
2016年JMRC近畿SSラリーシリーズ第5戦 チームモアラリーin滋賀‘16
HOTSTAFF(047-439-0048)
TEAM-MORE(0749-48-0515)
GYMKHANA,CIRCUITTRIAL,DRIFT 11(NOV)~12(DEC)
RN,RJRRRPN, RF,AE,RB E
RN,RJ,RR,RF,AE, RPN D
千葉(150)
26日~27日 滋賀(100)
●ジムカーナ●サーキットトライアル●ドリフト
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。
※11~12月に北海道地方、東北地方で開催される競技会はありません。
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 日光サーキット
11月5日~6日 筑波サーキット コース2000
9日
12日~13日
20日
12月 23日
B,D D TDMC(0550-78-6784) LIFEGUARDTheDriftMuscle2016 (ライフガードザドリフトマッスル) 第5戦日光サーキット大会
B E TMAC(03-3611-6687) TMACAライセンス講習会サーキットトライアル付き⑪
2016年JAF筑波サーキットトライアル選手権第5戦 2016JAF筑波チャレンジクラブマンレース第3戦
2016JMRC関東ジムカーナフェスティバル スピリッツテクニカルジムカーナ
東関東サーキットトライアルinつくばSr6
DUNLOPDXLスカラシップタイヤセレクト足立加平CUP6 TMACAライセンス講習会サーキットトライアル付き⑫
=サーキットトライアル
12月 25日
=サーキットトライアル
PMCS、VICIC (03-3863-3378)
B,AE PN,SA D
PN,N,SA,SAX, B,SC,D E T-SPIRIT(049-235-4886)
筑波 筑波サーキット
筑波サーキットジムカーナ場
筑波サーキット コース2000 B E TMAC(03-3611-6687)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
2016 FIA 世界ツーリングカー選手権シリーズ
世界ツーリングカー選手権の日本ラウ ンドは、岡山国際サーキット、鈴鹿 サーキットを経て、昨年からツイン リンクもてぎで開催されている。今年で9回め となる日本戦は9月3~4日に行われ、シリー ズを大きくリードするシトロエンを始め、地元 のホンダやボルボ、ラダが参戦。プライベート のセバスチャン・ローブレーシングも2台のC エリーゼを持ち込んで、もてぎのグリッドは国 際色豊かなマシンが揃うことになった。
土曜日に行われた予選ではJ-M.ロペス選手、
Y.ミュラー選手、M.ベナーニ選手らシトロエン 勢が速さを見せ、今年から採用された「メイン レース」のフロントローを独占。またレース1に 相当する「オープニングレース」のグリッドは予 選10位までのリバースグリッドとなっており、 N.ミケリズ選手とR.ハフ選手らホンダ勢がフ
ロントローを獲得して、ウェイトなしのボルボ を駆るT.ビオーク選手が3番手、4番手にラダ のN.キャッツバーグ選手が並んだ。
今年でフル参戦4年めとなるホンダだが、参 戦初年度でメーカータイトルを獲得したもの の、その後はシトロエンに押されていた。その ため今年からベテランのR.ハフ選手を迎え、 マシンの大幅アップデートも施してタイトル奪 還を狙ってきた。その甲斐あって今季は3勝を 挙げ、第4戦モロッコ大会ではハフ選手、ミケ リス選手、T.モンテイロ選手の順で表彰台独占 を果たしてみせた。
ところが翌戦のレースウィークで車両に技術 規定違反を指摘され、チームの上告むなしく第 4戦の結果をすべて取り消されることに。その ため、この日本ラウンドまでにシトロエンが9 勝、シボレーとラダが2勝しているが、3台態勢 でワークス参戦しているホンダとしては、地元 であるもてぎの勝利は必須課題であった。
選手のインに入りクロスラインを抑えて3番手 を獲得。見事にホンダ・ワンツースリー態勢に 持ち込んでみせた。
シトロエン勢はロペス選手とミュラー選手が ホンダの3台を追う4、5番手に順位を上げてき たが、ホンダ勢の築いたマージンは大きく、そ のままファイナルラップへ突入。ミケリズ選手 が今季初勝利を飾り、ハフ選手が2位、7番手 グリッドから追い上げたモンテイロ選手が3位 に入り、地元ニッポンでホンダが表彰台を独占 して、見事にリベンジを果たした。
ホンダが表彰台を独占したオープニングレースでは、ポディ ウムで JAS モータースポーツの A. マリアーニ CEO を中心にし て、3 名のホンダドライバーが集結して歓喜の記念撮影。
迎えた決勝日。13周のオープニングレースで はミケリズ選手とハフ選手がスタートダッシュ を決めた。1コーナーではビオーク選手とシトロ エンのT.チルトン選手、モンテイロ選手が3ワ イドで進入。3番手はビオーク選手がキープ、 チルトン選手の失速を突いたモンテイロ選手が 4番手に上がった。ハフ選手はミケリズ選手を 逃がすためにビオーク選手をブロック。7周めの 90度コーナーでは、モンテイロ選手がビオーク
「今日はグッドスタートを切れて、それがパフ ォーマンスのカギだった。チームメイトが完璧 な仕事をしてくれたので、後半ではちょっと息 をつけたよ。80kgのウェイトを積んでもコンペ ティティブだった。チームに感謝したい」とミケ ルズ選手は久々の優勝に喜びを爆発させた。 14周のメインレースではポールスタートのシ トロエンワークス2台が横綱相撲を見せた。ロ ペス選手とミュラー選手が1コーナーを立ち上 がり、4番手スタートのモンテイロ選手がチルト ン選手を抑えて3番手に上がった。2周めでは4 番手のM.ベナーニ選手と5番手のチルトン選 手が後続を抑えにかかり、ロペス選手とミュラ ー選手が独走態勢を築いた。
周回を重ねる毎にロペス選手がミュラー選手 との差を広げていったが、ファイナルラップに 入る直前、ロペス選手が突然のスローダウン。
圧巻の強さでホンダワークス表彰台独占!
R. ハフ選手、3 位 に T. モンテイロ選手が入って ホンダ表彰台独占を果たした。
メインレースでは、パルクフェルメに戻った J-M. ロペス選手 が C エリーゼのルーフに上がってタイトル確定を宣言。集ま った仲間達と記念すべき勝利の喜びを分かち合っていた。
それをパスしたミュラー選手がトップに立ち、 ロペス選手を2位に従えてフィニッシュライン を通過する驚きの幕切れとなった。
フィニッシュ後のロペス選手は1コーナーで 停車してアルゼンチン国旗を掲げてウイニング ランを開始。実は、第11戦タイラウンドの中 止が決まるとロペス選手のドライバーズタイト ルが確定する状況となっており、今回は条件付 きでのチャンピオン獲得の瞬間だったのだ。
「こんなに早くチャンピオンが決まるとは、何 てアメイジングでファンタスティックなんだ!」
と雄叫びを挙げるロペス選手。一方でミュラー 選手は「第8戦アルゼンチンでは自分が彼に勝 利を譲ったからね。こういうことができるチー ムは本当に素晴らしい」と日本ラウンド初勝利 を喜んだ。なお、9月末に行われたWMSCにお いてタイラウンドのキャンセルが承認されたた め、ロペス選手の2016年タイトル獲得と3連 覇が確定することになった。
1. オープニングレースのパルクフェルメでは、シビックのルーフを叩いて今季初勝利の喜びを爆発させた N.ミケリズ選手。2. ナイスアシスト のチームプレイを展開した R. ハフ選手(写真左)と T. モンテイロ選手。3. メインレースの 4 位にはセバスチャンローブ・レーシングの M. ベナー ニ選手が入った。4. メインレース 5 位はボルボチームに大抜擢されたアルゼンチンの新星・N. ジロラミ選手。5. 今年から 2 台体制となったシ トロエンワークス。ワークス参戦最終年となる今年も圧倒的な速さでレースをリードして、もてぎのメインレースをワンツーフィニッシュで 飾った。6. オープニングレースの序盤は、ウェイトハンデなしのボルボ S60 を駆る T.ビオーク選手が 3 番手に付けていたが、2 番手 R. ハフ選 手のアシストによりT. モンテイロ選手が 3 番手に浮上した。7.8. メインレースでは T. モンテイロ選手と2 番手争いを展開していた Y.ミュラー選 手。最終周でトップに立って日本ラウンド初勝利となり、愛娘・ニナちゃんと喜びを分かち合った。9.10.フィニッシュ後の 1コーナーで国旗 を掲げてウイニングランに突入した J-M. ロペス選手。「果てしないポテンシャルを持つクルマを仕上げてくれたシトロエンチーム、ミュラー選 手、関係者全員に感謝したい」と連続タイトルを獲得した 3 年間を満面の笑みで振り返った。
急きょ参戦が決まった道上龍選手は、久々 のレース参戦ながら T. コロネル選手とバトル を展開。メインレースではクールスーツトラ ブルに見舞われ苦しいレース展開となった。
表彰式では久米正一 JAF 専務理事が堀内大 資プロジェクトリーダーにトロフィーを授与。
日本初上陸となった「MAC3」。3 台以上で参戦 するチームを対象としたマニュファクチャラ ーポイントが加算されるタイムアタックで、 今回はシトロエンが 1 位 10 ポイントを獲得。
11.12. ツーリングカーシリーズ in アジア(TCSA)ではレース 1&2 とも大差を付けた E. クワ ン選手が連勝。唯一の日本人となった井上佳亮選手はレース 1 で総合 5 位を獲得。「路 面温度が上がって苦しいレースでした。昨年リタイアの苦い思い出があるので最後は抑 えました」と語る。13.14.ロータスカップジャパン第 4 戦はポイントリーダーの長谷川憲幸 選手がポールトゥウイン。「とにかく無事に走り切ることを念頭に置いて何とか完走でき ました。次戦の鈴鹿は未経験なのでまだまだ気は抜けません」と気合いを入れていた。
り2戦となった全日本ジムカーナ選 手権は、第6戦もてぎ南でPN1が ひでき選手、PN3が川北忠選手、 SA3は津川信次選手が年間タイトルを確定さ せたが、PN2やN3では3名、SA1では5名が チャンピオン争いをする状況で、終盤でも未だ 混戦模様となっている。
スピードパーク恋の浦開催3度めとなった今 年の全日本ラウンドは、これまで観戦エリアだ った丘の一部を崩して、スタート脇に抜けるル ートを復活させて周回コースへと生まれ変わっ た。決勝コースでは、スタートして下段のカー トコースを周回して、上段のパイロン区間を通 過して再び下段に戻る設定が追加されたため、 決勝タイムは晴天にも関わらず1分30秒を超 えるロングコースとなった。また、ゴール手前
開催日:9 月10~11日 開催場所:スピードパーク恋の浦 格式:国内 主催:
に置かれた6本パイロンのターンは、4駆ターボ 勢の車格ではかなりタイトな設定で、複数の舗 装が混在する難しい路面も相まって、パイロン タッチを喫する選手も多かった。
今年の開幕戦から3勝を挙げて、王者らしい 戦いぶりを見せていた2015年N1チャンピオ ンの朝山崇選手だが、地元の第5戦美川では 大一番でサイドレバーが戻らず、第6戦もてぎ 南ではミスコースを喫して足踏みが続いてい た。群雄割拠のN1では、そんな朝山選手の隙 を突いて2名の若手が全日本初優勝を遂げた が、迎えた第7戦恋の浦でも、勝てそうで勝て ない状況が続いていた広島の小林規敏選手が、 待望の全日本初優勝をモノにした。
全日本では「1本め勝負」と言われている恋の 浦。セッティングに悩んだ朝山選手は、週末を 通じて絶不調状
恋の浦がついに 周回コースに!
2014 年から全日本ジムカーナの 舞台となっているスピードパー ク恋の浦は、高い縁石のカート コースとやや狭いパイロンセク ションを組み合わせた複合レイ アウトが特徴だ。今年から観戦 エリアの土手の一部を切り崩し てカートコース時代の周回レイ アウトが復活。全日本・恋の浦 では初となる、広場を横切って 切り通しを抜ける周回コースが 採用された。
態に陥り、落と せない第1ヒート ではベストタイム を出せなかった。 対する小林選手
は「恋の浦はイケ イケな感じのリズ ムが合うんです よ」と語る好調さ を見せ、僅かな 秒差で朝山選手 を2位に従えるこ
表彰台では、広島カープ優勝に掛けたコメントを試みた小林 規敏選手(写真中央)だったが、思いがこみ上げて言葉になら なかった。
とになった。第2ヒートは気を取り直した朝山 選手が足回りを見直して挑んだもののタイムダ ウンに終わり、小林選手もタイムを上げられな かったため、第1ヒートのタイムで小林選手の 全日本初勝利が決まった。
「金曜から刻々と変わる路面に合わせ切れず、 もう少しタイムを出せたと反省です。朝山さん はさすがにその辺りを合わせてきてたので、そ れを見習ってもっと精進しないといけません ね」と語る小林選手。シーズン山場での初勝利 は、来年に繋がる絶好のターニングポイントと なったはずだ。なお、タイトル争いのライバル 高江淳選手が3位に終わったことから、2位に入 った朝山選手がN1ファイナルイヤーで連続チ ャンピオンを確定させた。
そして、N2では第6戦もてぎ南で復活の狼煙 を挙げた小俣洋平選手がクレバーな走りで第1 ヒートを制覇。そのまま逃げ切って今季3勝め
1.2. 優勝で N2 タイトルを決めた小俣洋平選手。初タイトル確定の 洗礼は正座で受ける。3.N2 で 2 位の上本昌彦選手がシリーズ 2 位 を堅守。4.PN2 片山誠司選手が野口弘毅選手の協力で今季 3 連勝 を挙げた。5. 悔しい 2 位表彰台の PN2 河本晃一選手。6.7. 今年は ND ロードスターで PN1 を戦う小林キュウテン選手が実に 4 年ぶり の全日本優勝。8. 新タイヤを得て連続 2 位獲得中の PN1 箕輪雄介 選手。9. アクセラから乗り換えた難波眞選手が PN1 で嬉しい 3 位。
10.PN4 で孤軍奮闘する山野哲也選手(写真左)。鬼神の走りでベ スト連発するも茅野成樹選手にコンマ 02 秒逆転され優勝は幻に。
11. 巧者・岡野博史選手が VAB WRX STI を PN4 の初表彰台に上げ た。12. 怒涛の 6 連勝めで PN3 満点チャンプ達成の川北忠選手(写 真中央)。13.PN3 ユウ選手が 2 位で今季最上位。14. 愛機 CR-X の ファイナルイヤーとなる SA1 若林隼人選手が 3 連勝。15. 渾身の走 りでも届かなかった SA1 志村雅紀選手が 2 位。16. 恋の浦セッティ ングが奏功してオーバーオールウィンの SA3 津川信次選手。17.2 位で N1 連覇を決めた朝山崇選手。18. 初のタイトル争いを 3 位で 逃した N1 高江淳選手。19. 参戦全勝で N3 タイトルを確定させた菱 井将文選手。20. 思い出の地・恋の浦を連覇した SA2 久保真吾選 手。21. 徐々に大橋渡選手を追い詰める SC 野中信宏選手(写真左)。 22. 第 1ヒートで逃げ切り、貴重な 4 勝めを挙げた大橋選手。
を挙げ、自身初の全日本タイトルを確定させ た。「ここは相性がいいコースなので、今回は “結果”だけを最優先して、ペナルティを受けな い走りに徹しました。美川で自分の主体性のな さに悩んでしまい、勝負に対する考え方を改め た効果が少し現れたかもしれません。来年を優 位にするために最終戦も攻めますよ!」と意気 込む小俣選手。完全復調の勝利となった。
また、N3では参戦全勝となった菱井将文選 手が、自身13度めとなる7年連続の全日本タ イトルを確定させている。
チャンピオン決定戦を最終戦に残したのは5 クラスだ。PN2は今回3連勝でポイントリーダ ーに立った片山誠司選手と松本悟選手、PN4は
下段のカートコースでは高い縁石を どうクリアするかが勝負の分かれ目。 小林規敏選手はアグレッシブな自分 の走りを貫いてベストタイムを導き、 全日本初勝利をモノにした!
「地区戦チャンプをきっかけに全日本に切り 替えて、フル参戦2年めでやっと勝てました。 チャンスを何度も逃してきたので正直ホッと してます。『自分の走りができればタイムも付 いて来る』と背中を押してくれたWinmax伊 藤さんのおかげです。せっかくこのクルマで 頑張ってきたので、来年はSA車両にして、 トップを狙っていきたいと思ってます!」
今回の4勝めでようやくシリーズ首位の座を獲 得した茅野成樹選手と野島孝宏選手、SA1は3 連勝で勢いに乗る若林隼人選手と志村雅紀選 手、SA2は恋の浦を連覇した久保真吾選手と渡 辺公選手、SCは土壇場で4勝めを挙げた大橋 渡選手と野中信宏選手という、ぞれぞれ2名に よる直接対決を控えている。クラス統合前の最 終年のタイトル戦いは、最終戦イオックスで大 団円を迎える。
小林規敏インテが初勝利!朝山崇選手は 2 位で連覇確定N1クラス小林規敏選手
今季初優勝を飾った荒井信介選手。前戦まで 2 戦連続 2 位のリベンジを今庄で達成した。
2016 年 JAF 全日本ダートトライアル選手権第 7 戦 スーパートライアル in 今庄[JAF 公認 No.2016-2210]
日本ダートララス前の一戦の舞台と して、ここ数年すっかり定着した感 のある福井オートパーク今庄。今年 も9月の第1週にシリーズの天王山として開催 された。
タイトルレースで序盤先行した宝田ケンシロ
開催日:9 月 3~4 日 開催場所:オートパーク今庄 格式:国内 主催:SHALET[クラブ登録 No. 加盟 23035]、 FASC[クラブ登録 No. 加盟 23008]、CCST[クラブ登録 No. 加盟 21002] フォト/安達正男、JAF スポーツ編集部 レポート/JAF スポーツ編集部
ー・スイフトを中盤、連続表彰台で児島泰CR-Z が激しく追い立てているPN1クラス。ガップリ四 つの2台の戦いは2勝めを上げたケンシロー選手 に軍配が上がり、再びポイント首位に浮上した。
「第6戦丸和の前に足回りを変えて036でもタ イムが出る足になったんです。昨日もベスト取
れたので足の良さを確かめられたのが良かっ た」とケンシロー選手。「路面は行ける感じだっ たけど序盤立て続けにミスしたのが痛かった」と 児島選手は不本意な5位。2台の決戦は最終戦 タカタに持ち越された。
1.2. 前戦丸和で復調の手応えを掴んだ宝田選手。PN1 クラス首位に返り咲いた。
3.4.PN2 クラスは奥村直樹選手がクラス初優勝。「ワンミ スくらいしても、いい所につけることができるクルマを作ってくれたチームに感謝したい」と振り返った。
川島秀樹選手の駆るマツダデミオディーゼル ターボの初タイトルが懸かったPN2クラスは、 ただ一人1分33秒台にタイムを入れた奥村直 樹選手の86がヒート1から9台をごぼう抜きに してPN初優勝をさらった。
「2本め、036は最初は手応えなかったんです
最後の島回りも大きな勝負どころに!
今回はブラインドのコーナーをストップ & ゴーでクリアする要素の 強い設定となった。最後は外周から右回りに島回りをこなしてゴー ルする。ここも大きな勝負の分かれ目となった。
5.6.「コーナーは 8 割くらいに抑えて直線 の立ち上がりのトラクション生かす走り に徹した」。N2 クラスは矢本裕之選手 (右)が今庄 2 勝めを獲得。遠征をともに する星盛政選手(左)も 2 位入賞と最高の 結果となった。7.SA1 は中島孝恭 DC5 イ ンテグラがタイトルに大きく近づくシー ズン 3 勝めをゲット。8.N2 は黒木陽介選 手が 4 位に終わったものの V2 を確定し た。9.10.N1 は大型新人の呼び名も高か った岡翔太選手が 3 勝めをあげて初のタイトルを確定した。11.SC1 中沼貴広選手は 2 戦連続 2 位と好調をキープ。12. 最終セクション のミスが響いて 2 位に甘んじた PN2 鳥居晴彦選手。13.N1 森大士選手は今季初表彰台を獲得。14. 珍しく2 連敗を喫した谷田川敏幸選 手。しかし今年も D 部門の王座を守った。15.16.「一番苦手だったコースで勝てた。この 1 勝は大きい」。SC2 は好調吉村修選手が今 季 4 勝めを上げた。17.「クルマが凄く良くなったので 1 本めからいい感じで走れた」。D は河内渉選手が丸和から 2 連勝を果たす。
が、途中からグリップ感が一気に出てきたので 行けると思って攻めました。インを外さない
036走りです(笑)。このところ、福山選手、悠 太選手とK-ONEのクルマが立て続けに優勝し たので、凄いプレッシャーありましたけど勝て てよかったです」
章の両選手がともに表彰台を逸したため、デミ オディーゼルターボの初戴冠が確定した。
1980~1990年代、田嶋伸博 選手とのスーパーD対決で、全日 本ダートトライアル選手権の黄金 期を築いたレジェンド、大井義浩 氏が8月1日、永眠された。
今回の一戦では、開会式に先立 ち、選手、関係者が大井氏を偲び、黙祷を捧げた。大井氏 は今年に入っても全日本ダートトライアル選手権の会場に自 ら足を運ばれるなど、ダートトライアルという競技を最期ま で愛され続けた。ご冥福をお祈りします。
中間はベストだった鳥居晴彦デミオは0.3秒 届かず2位。「最後の島回りで1mアウト側走っ ちゃった。やられたかな、と思ったらその通り になっちゃったね」。得意の最終戦タカタでデ ミオディーゼル初優勝を狙う構えだ。注目の川 島選手は「ブレーキングでミスってしまった」と7 位止まり。しかしライバルの竹本幸広、櫻井貴
N1クラスでは遂に若きチャンピオンが確定 した。2本ともベストと、ホームコースでライバ ルを寄せ付けなかった岡翔太選手がシーズン3 勝めを上げ、全日本本格参戦僅か2年めで初の タイトルを手繰り寄せた。
「ここはセッティングの基本を決めるコースな んでいつも通りのセットで走りました。去年タ イトルがかかった最終戦で緊張しすぎて失敗し た経験が生かせました。今日はいいメンタルで
走れたと思います」とコメントにも成長の跡を伺 わせた。
近畿勢二人がしのぎを削り合うSC1クラス は背水の陣で臨んだ山崎迅人選手が2勝めを マーク。西尾忠選手との最終戦決戦に持ち込 んだ。
「前走の選手がリタイヤしたので精神的にきつ かったけど何とか勝てました。シフトミスやオ
SC1は山崎迅人選手(右から 4 人め)が優勝。同
じ近畿の西尾忠選手(右から2 人め)と、ともに 初チャンプを賭けて最終戦で雌雄を決する。
ーバーランもあったけど、1本めもベスト取れた 053で行ったのは正解でしたね」
通常より多い散水のタイミングに難しいタイ ヤ選択を強いられたSC1クラスだったが、読 みの当たった山崎選手には首の皮が繋がる一戦 となったようだ。
2016 年全日本カート選手権 KF 部門 第 7・8 戦 &FS-125 部門 東地域第 5 戦 地方カート選手権 FS-125 部門東地域第 5 戦 ジュニアカート選手権 FP-Jr 部門 & FP-Jr Cadets 部門東地域第 5 戦
2
016シリーズの終盤戦を迎えた全日本 カート選手権KF部門。雨のSUGO に最強の男が帰ってきた。SUGOマイ スターとして名高いスーパーGTドライバー、 カートレース今季初参戦の佐々木大樹選手だ。 第7戦の予選で、佐々木選手は6台を抜いて1 位となり決勝のポールに着いた。
28周の決勝では、やや雨脚の強まったコン ディションにタイヤがマッチしたヨコハマ・ユ ーザー2名が躍進する。まず小高一斗選手が 10番グリッドからグイグイと順位を上げ、レー ス中盤に佐々木選手もパスして先頭へ。続いて 三村壮太郎選手も14番グリッドから表彰台を うかがう位置まで浮上してきた。ひとり別次元 のタイムで駆ける小高選手のリードは、やがて 2秒以上に拡大した。
しかし21周め、ドラマは起きた。小高選手が ブレーキングで突如コントロールを失い、コー スを飛び出してスポンジバリヤに突進。この瞬 間、小高選手のKF部門初優勝とヨコハマの同 2勝めは露と消えた。トップに戻った佐々木選 手は、残り8周を独走してゴール。「SUGOで は“もってる”なと思いました」と笑顔をこぼした。
三村選手は2位で今季2度めの表彰台へ。コー スに復帰した小高選手は3位でレースを終えた。
続く第8戦。佐々木選手は予選の1周めにア
クシデントを回避して コースを外れ、決勝 は8番グリッドからの スタートとなった。だ が、決勝が始まると 佐々木選手のペース はライバルたちを凌 駕。7周で先頭に立つ と残る周回をひたすら 独走した。佐々木選 手は2014年以来 SUGOで負け知らず、 これで実に6連勝だ。
ヨコハマ勢は第7戦ほ どの勢いが見られな かったが、それでも 小高選手が2位を獲 得。大草りき選手が3位で開幕戦以来の表彰 台に立った。
全日本 KF/1.2.SUGO マイスターは健在。スーパーGT でもここ SUGO で勝利を飾った佐々木大樹選 手が連勝。3. 第 7 戦で 2 位入賞の三村壮太郎選手。4. 大草りき選手は第 8 戦で 3 位獲得。5. 痛恨の コースオフで勝ちを逃がした小高一斗選手だが、連続表彰台を確保した。
突入する。
今季最後の鈴鹿大会を前にしてのポイントス タンディングは、ルーキーの名取鉄平選手が 172点でランキング首位に浮上。163点の宮田 莉朋選手と161点の朝日ターボ選手が2・3番 手に着けている。全10戦8戦有効のポイント システムを考慮すると、3名の差は極めて小さ い。チャンピオン争いは混迷状態で最終決戦に
6.8. 地方 FS-125 で優勝を飾った大草りく選手。7.11.Cadets は小林利徠斗選手が独走で優勝。9.Cadets で 2 位入賞の鈴木斗輝哉選手。10. 地方
FS-125 で 2 位入賞の星涼樹選手。12. 全日本 FS-125 で 3 位獲得の下村渉選手。13. 全日本 FS-125 で 2 位入賞の坂入悠斗選手。14.15. 全日本 FS125 のタイトルを東西統一戦を待たずに確定させた佐藤蓮選手。16.18.FP-Jr では井上輝亮選手が優勝。17.FP-Jr2 位入賞の木内秀柾選手。
同時開催の全日本カート選手権FS-125部門 では、ポイントリーダーの佐藤蓮選手にマジッ クナンバーが出ていた。ここでビッグポイント を獲得すれば、残る東西統一競技会を待たず してチャンピオンを獲得できるのだ。「ポール・ トゥ・ウィンでチャンピオンを獲りたい」と佐藤 選手。そんな佐藤選手に、ライバルたちが牙を むいた。タイムトライアルではチームメイトの 小川颯太選手が佐藤選手を僅差で凌ぎトップ に。決勝では坂入悠斗選手が5番グリッドから 一気に順位を上げ、トップの佐藤選手を目の前 に追い詰める。 だが、ペースに勝る坂入選手の攻勢にも佐 藤選手は動じる様子をまったく見せず、ミスの ない走りで相手に逆転のチャンスを与えない。 すると26周レースの19周め、周回遅れとライ ンが交錯した坂入選手がスピン。これで勝負は 決した。独走となった佐藤選手は、ゴールを前 にした最終コーナーですでに拳を握り、歓喜の チェッカーへ。開幕戦から5戦連続のポール・ トゥ・ウィンで大目標達成だ。「来年はKF部門 に出たい。1年めからチャンピオンを狙います」。 佐藤選手の目は、早くも次の目標に向けられて いる。
Lamborghini Blancpain Super Trofeo Asia Series 2016/ 2016 インタープロトシリーズ第 5 戦・第 6 戦/2016 富士チャンピオン レースシリーズ第 5 戦[JAF 公認 No.2016-0019]
曜日は朝から激しい雨に見舞われる ことになった富士チャンピオンレー ス第5戦。17日に行われたF4東日本 シリーズ第5戦は、開幕戦から4連勝中の大湯 都史樹選手がアウト側からスタートを決め、加 藤智選手を従えてホールショット。
白熱を極めたのは金井亮忠選手と金澤力也 選手による3位争いで、順位を入れ替えながら のバトルは、9周めの1コーナーでスリップから 抜け出した金澤選手が金井選手をパスして3番 手を奪った。第5戦は大湯選手が優勝、加藤 選手が2位、金澤選手が3位となり、Hクラス は八巻渉選手がトップチェッカーとなった。
18日の第6戦は雨が断続的に降る過酷な状 況でスタート。抜群の反応を見せた大湯選手 がまたもホールショットを決めた。その一方で、 2番手の加藤選手と3番手の金澤選手が1コー ナーでオーバーラン。6番手スタートの里見乃亜 選手が一気に2位まで順位を上げた。金澤選 手、加藤選手、金井選手が僅差で3位を争っ ていたが、4周めの1コーナーで加藤選手がコー スオフして外側の金澤選手にヒット。
これで2台がリタイアとなりSCが導入され、 1位大湯選手、2位里見選手は変わらず、金井 選手が3位に浮上した。SC走行中に再び風雨
開催日:9 月17~18 日 開催場所:富士スピードウェイ 格式:国際、準国内 主催:富士スピードウェイ(株)[団体公認 No. 公認 13003]、 FISCO-C[クラブ公認 No. 公認 13008]、TMSC[クラブ公認 No. 公認 13001] フォト/石原康 レポート/入江大輔
が強くなる中、8周めからレース再開。金井選手 が2位の里見選手に襲いかかり最終コーナーで パスした。首位の大湯選手は安定した周回を重 ね、2位の金井選手に8.473秒差をつけて勝利。 3位には里見選手が入った。最終周までもつれ た4位争いは、フィニッシュ直前で木村順選手 がハンマー伊澤選手をパスした。今回の結果で 大湯選手は6戦全勝となり、圧倒的な速さと強 さで今年のF4を席巻した。
大湯選手は「今回は両レースも勝てましたが、 自分の中では走りやセッティングにいくつか課 題が見つかりました。日本一を狙うならもっと 詰めなければいけませんね」と兜の緒を締める。
そして、Hクラスで第5戦は僅差の2位、第6戦 では大差の勝利となった里見選手は「実はドラ イのセッティングが決まっておらず、ウェット 路面が今回の結果につながりました。スタート から安心して攻められて、ポジションもかなり 上げられましたしね。第6戦は自分が有利な状 態で戦うことができました」と語った。
インタープロトシリーズは、ジェントルマン クラスが17日に第5戦、18日に第6戦が行われ DRAGON選手が両レースを制し、CCS-Rも卜 部治久選手が連勝。一方、18日に第5戦と第6 戦が行われたプロクラスは、第5戦は横殴りの
ドライ路面とウエット路面の両方を制して圧巻の強さを見せ 付けた大湯都史樹選手が連勝。これで今季全勝を果たし満 点チャンプ獲得となった。
雨のためセーフティーカースタートとなり、ポ ールの中山雄一選手が一度も首位を譲ることな く優勝。第6戦はスタート後に激しい降雨に見 舞われて30分間の中断。レース再開後ファイ ナルラップで首位の中山選手を捕らえた坪井翔 選手が嬉しい初勝利を飾った。
また、18日にはAE86/MR2/NA1600/ シルビア・180レースも行われた。こちらも雨 が降りしきる中で15台のレースがスタートし て、NA1600の秋元優範選手が矢島篤選手を抑 えて勝利。シルビア・180は山崎浩明選手、 MR2は奥田達矢選手、AE86は山口崇選手が制 した。
1.2. インタープロト第 5 戦は坪井翔選手(写 真中央)がプロクラス初勝利。「第 6 戦は最 後尾で失うものもなく、雨の方が調子良か ったので攻めました。ただ、天候が荒れて赤旗になったりして、一度切れた集中 力を戻すのが難しかったです」。3.4. 両戦とも大差を付けた卜部治久選手(写真中 央)が CCS-R ジェントルマンクラス連勝。5. インタープロトのジェントルマンクラス は DRAGON 選手(先頭)がドライの第 5 戦とウェットの第 6 戦を制して圧勝。「土曜は 前半抑えて、後半プッシュして逃げようと思ってましたが、思った以上に最初の段 階で離れてくれました」。6.CCS-R プロは新田守男選手との激戦を制した阪口良平選 手が連勝。7.F4 第 5 戦 2 位の加藤智選手。8.F4 第 5 戦 H クラストップの八巻渉選 手。9.F4 第 6 戦 2 位の金井亮忠選手。10.AE86 優勝は山口崇選手。11.シルビア・ 180 で西田広一郎選手とのバトルを制した山崎浩明選手。12. 奥田達矢選手が 5 台 の戦いを制して MR2 優勝。13. インタープロト第 5 戦は豪雨のため SC ランが続き中 山雄一選手がプロ優勝。14.F4 第 5 戦では総合 6 位、第 6 戦では 3 位で今季 3 度め の表彰台を獲得した里見乃亜選手。シリーズ 3 位を確定。15.NA1600 は秋元優範 選手が優勝。「矢島選手や小宮選手とバトルとなり最後の最後にコカコーラで矢島 選手を抜けました。総合トップでしたし、とても嬉しいです!」。
えるだろう。国内選手権で FIA-F4 を卒業したド
ライバーには、国際的な F3 シリーズへの道が 開けている。次は GP2 があるが、現在それに 代わる選手権として F2 を立ち上げようと、話 し合いを続けているところだ。
ランボルギーニ創始者生誕 100 周年とミウ
ラ誕生 50 周年を記念した「ランボルギーニ・デ
イ 2016」が 9 月16 日に東京都内で開催された。
その週末には富士スピードウェイでランボルギ
ーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジ
ア(LSTA)シリーズ第 5 戦が開催され、ランボ
ルギーニ CEO のステファノ・ドメニカリ氏が同
社 CEO として来日。FIA シングルシータ―委員 長を務める同氏に、世界の入門フォーミュラカ ーレースの現状認識と将来像を聞いた。 「FIA シングルシーター委員会のトップとして、 FIA-F4 の世界的な成功をとても嬉しく思ってい る。フォーミュラは F1 を頂点としていくつもの 段階を踏むピラミッドを構築しなければならな い。カートを終えたドライバーが次に乗るカテ ゴリーとしては、FIA-F4 は最適なカテゴリーと言
FIA-F4 は日本を含めた多くの選手権で数十 台の参加を集めている。現在、多くの若いドラ イバーは、シミュレーターを使うことが多い。 例えば航空機の世界でもフライトシミュレータ ーが使われているが、もし自分の乗っている 飛行機のパイロットがシミュレーターしか経験 がなかったら怖いだろう? つまり、レーシン グドライバーにもキャリアの初期に、できるだ け低コストで、実際のサーキットで長い距離を 走って欲しいんだ。とにかく彼らにはステアリ ングを握って、サーキットを攻める楽しさを忘 れて欲しくない。フォーミュラでしっかりトレ ーニングを受けたドライバーは、将来的に GT やツーリングカーレースでも戦えるだろう。 これは我々のような自動車メーカーにとって も良質なドライバーを確保できるということ だ。それこそが、日本において我々がサポート を行っている理由でもある。日本はモータース ポーツにおいて長く質の高い歴史を持つ国だ が、世界中が日本や欧州のようなレース先進 国と同じクオリティにあるわけではない。質の 高いドライビング経験を積めるカテゴリーを、
できるだけ多くの地域で開催するという意味で FIA-F4 の存在価値は本当に高い。F2 は、先ほど も言ったように色々な調整が続いているところ だ。F1 へのステップである GP2 との調整が、目 下一番の課題だろう。新カテゴリーについて は、近い将来、何か発表ができると思う」。
16.LSTA 第 5 戦はワールドファイナル前のアジア最終戦。選手権リ ーダーの落合俊之/A. ヤジド組が 2レースとも後方スタートから圧 倒的な速さを見せ、レース 1 優勝で早々にチャンピオンを確定。レ ース 2 でも盤石の体制で連勝した。プロ・アマクラス初の日本人チ ャンピオンとなった落合選手は「すごく嬉しいです。レース 1 でタイ トルを決めていたので、レース 2 は余裕を持って走れました」と喜び を語った。17.ドライのレース 1は D. マラガムワ/A. エブラヒム組が 2 位。18.ウエットのレース 2 は内田雄大/J.レスター組が 2 位に。
2005 年 11 月に台湾でジムカーナの国際大会が行 われた。あれから約 11 年が 経過した 2016 年 9 月、 再びアジア各国で活躍するドライバーが台湾に集 結して、ジムカーナでアジア最速を決める大会が開 催されることになった! 今回は日本チームとして 参加した西原正樹選手や山野哲也選手の戦いぶ りを始め、各国のモータースポーツ事情を特別レポ ート。ここ11 年で成長を遂げたアジアのモータース
ポーツはどのように進化してきたのかを見ていこう。
フォト/佐藤靖彦 レポート/山中知之、JAF スポーツ編集部
FIA Taiwan Auto Gymkhana Prix 2016
開催日:9月 24-25日 開催場所:リーパオランド内特設会場(台中市)
格式:国際
主催:CTMSA
(Chinese Taipei Motor Sport Association)
2005 年、アジア各国から著名ドライバーが 台湾に集結してジムカーナの国際イベントが開 催された。その後、ジムカーナは一部の国では モータースポーツを愛する人々に受け継がれた が、グラスルーツとしての国際的な広がりは期 待されたほどではなかった。しかし、この約10 年の時を経て、再びジムカーナが国際舞台へと 帰ってくることになった。
9 月24 ~ 25日に行われた「TAIWAN AUTO GYMKHANA PRIX 2016」は、前回と同様、台湾 の ASN であるCTMSA が主催して、香港やイン ドネシア、日本、韓国、マカオ、マレーシア、
ネパール、フィリピン、シンガポール、スリラ ンカ、タイといったアジア各地から代表選手が 集まった。地元台湾は 8 人 4 チームが参加し、 今回はアジアパシフィック地域のオーストラリ アのドライバーも招待され、13 ヵ国から各国 2 人の代表選手がアジアの覇を競うことになった。 日本からは大ベテランである西原正樹選手と山 野哲也選手が、前回大会のディフェンディング チャンピオンとして参戦することになった。
その会場は、首都・台北市から南西方向に 100kmほど離れた台湾第 3 の都市・台中市の 郊外にある「リーパオランド」というライドパーク
日本チームはJAFスピード行事部会・小西俊嗣副部会長を監 督に、西原正樹選手と山野哲也選手が参戦。ASN代表として JAFマニュファクチャラーズ部会の菅谷重雄部会長と稲垣健夫 副部会長、JAFモータースポーツ部の樋山部長も参加した。
の駐車場。すぐ隣にはカートコースもあり、台 湾では 2 つめとなる国際サーキット建設予定地 にもなっていて、モータースポーツイベントを 行なうにはふさわしい場所とも言えた。前回も そうだったが、国際大会として台湾で開催され るジムカーナ競技は、主催者が用意した車両で
オーストラリア[CAMS]代表
Calum JONES選手
Charlotte POYNTING選手
アジア・パシフィックゾーンに属するオースト ラリアは今回招待という形で参戦し、17歳の C.ポインティング選手、16歳のC.ジョーンズ 選手というヤングドライバーを派遣。オースト ラリアの免許取得は17歳からだが、早くから モータースポーツに慣れ親しんできた2人にも ジムカーナは新鮮に映っていたようだ。
台湾[CTMSA]代表 Jin-Yi JHU選手 Kai-Cing YEA選手
地元台湾は予備選で選ばれた4チーム8人が 参戦。予選で速さを見せたのは台湾Bチーム の朱晋億選手と葉凱青選手だ。国際サーキッ トが造られて以降、近年の台湾ではレースは 数多く開催されているが、ジムカーナは以前ほ どの盛り上がりがないようだ。それでもドライ バーたちのスキルレベルは高かった。
香港[HKAA]代表 Chi-Hgong YU選手 Tse-Nok MOK選手
アジアツーリングカー選手権に参戦する兪志 昴選手と弱冠21歳の莫梓諾選手のコンビで参 戦してきた香港。莫選手は競技経験は浅いも のの、日本の織戸学選手が監修したシミュレ ーターでレーシングドライビングをしているそ うで、ジムカーナはモータースポーツのグラス ルーツとして香港では定着していると言う。
インドネシア[IMI]代表 James SANGER選手
Demas Agil RAMADANI選手
国際ジムカーナの誘致にも前向きだと言われる インドネシア。ジムカーナが盛んで日本からチ ューナーが大会に出向くほどレベルも高い。前 回の大会にも参戦しており数々の国内競技の タイトルを獲得してきたベテランのJ.サンガー 選手と若手のD.A.ラマダニ選手が参戦。ラマ ダニ選手は個人戦で3位を獲得した。
Jae-Sun LEE選手
中国や日本と並ぶアジアの自動車大国でありな がら、モータースポーツはあまり関心が高くな いと言われる韓国。今回は30歳の李在尚選手
と20歳の金炳旭選手の2名のジムカーナドラ イバーが参戦。さすがにジムカーナには慣れ ていることもあり、レベルの高さを見せつけて 国別の団体戦では3位に入る健闘を見せた。
Wai-Hong LAM選手
マカオからはベテラン呂文傑選手と20代の林 偉洪選手のコンビがエントリー。マカオでは、 ツーリングカーを始めとしたレース競技がポピ ュラーなモータースポーツだそうだ。一般的に はドリフトやカートがモータースポーツの入口 となっていて、今回のようなジムカーナ(に類 するイベント)は初体験だったそうだ。
国内ではジムカーナで活躍するM.チョン選手 と、ジムカーナだけでなくラリーにも参戦する S.イリアス選手が参戦してきたマレーシア。個 人戦では対戦相手に恵まれず決勝トーナメント 早々に敗退したが、国別の団体戦は準決勝進 出を果たす。しかし、準決勝では台湾Aに、3 位決定戦では韓国に敗れて4位で終えた。
近年では「インド-ネパール・フレンドシップ ラリー」やFIAのアジア・パシフィック地域の 会議を開催するなどモータースポーツも盛んに なってきたというネパール。今大会には、国内 ではラリーやラリークロスに出場する、2輪のラ イダーでもあるS.シェレシュタ/R.シェレシュ タ選手がエントリーしてきた。
11年前の大会でも3位に入賞したJ.C.アント ン選手と若手でもトップドライバーのM.リベ ラ選手が参戦。国内のジムカーナ(フィリピン ではスラロームと呼ぶ)イベントでも50台前後 の参加を集める中でチャンピオンを獲得してい る2人だけあって、今回も安定した速さで個人 戦&国別対抗戦の二冠を獲得した。
今大会最年長(西原選手と同年齢)のT.ソー選 手と10年以上に渡ってシンガポールのオート ジムカーナ(バイクとクルマのジムカーナを区 別するためこう呼ぶ)のチャンピオンである J.ウォング選手のコンピで参戦。ソー選手はジ ムカーナのようなコースを転戦するカーパーク ラリーにも参戦しているそうだ。
スリランカのラリークロスチャンピオンのD.セ ラシンジー選手とラリーチャンピオンのT.ガマ ジ選手が参戦。ジムカーナ経験がほとんどな いそうで、今回はコースを覚えるのもひと苦労 だったようだ。それでも国際大会の雰囲気はと てもいい経験になったようで、次回以降も参加 したいと話していた。
タイの2015年ジムカーナチャンピオンS.クワ ァングカウェ選手とすでに今季のチャンピオン を決めたN.サイコスム選手が参戦したタイ。 自国ではクワァングカウェ選手がシビック、サ イコスム選手はプロトンを走らせるが、4WDマ シンはほとんど見られず、ジムカーナではコン パクトなマシンが主流だそうだ。
韓国[KARA]代表 Byeong-Wook KIM選手 マカオ[AAMC]代表 Man-Kit LUI選手 マレーシア[MALAYSIA]代表 Mitch CHONG選手 Shazmie ILIAS選手 ネパール[NASA]代表 Saurav SHRESTHA選手 Rovit SHRESTHA選手 フィリピン[AAP]代表 Juan Carlos ANTON選手 Milo RIVERA選手 シンガポール[SMSA]代表 Johnny WONG選手 Terence SOH選手 スリランカ[CMSC]代表 Devin SERASINGHE選手 Yasith GAMAGE選手 タイ[RAAT]代表 Nutpicha SAIKOSUM選手 Savitree KWANGKAEW選手1. 光電管による計時システムを採用。フィニッシュ付近に電光掲示板が設置され、観客にもタイムがわかるようになっ ていた。参加者向けには場内のリザルトボードに結果表が貼り付けられた。
2. 自国でジムカーナを戦う韓国チームの金選 手は速さを見せたがベスト 8 で敗退。3. マシンは左ハンドルの LUXGEN。4.JAF モータースポーツ部の樋山部長もコース を慣熟。5.リザルトボードで順位を確認する西原選手。6.リアタイヤにリングを被せてグリップを下げる「ドリフトジム カーナ」のデモ走行も行われた。7.8. 日本のドライバーをリスペクトしていたフィリピンチームは今回の大躍進に大喜び。 ベテランの J.C. アントン選手と若手成長株の M.リベラ選手という組み合せの妙も功を奏した。9. 競技コースはリーパオラ ンドの駐車場。大会スポンサーのバナーを貼ったフェンスで 2 面のコースが区画され、3 種類のシンメトリカルなコース が設定された。残念ながらツイントライアル形式は採用されなかったため、ギャラリーへの訴求力は低かった。
走ることでイコールコンディションをキープす るというポリシーに基づいており、今回は台湾 の自動車メーカー「裕隆汽車」から発売されたば かりの「LUXGEN S3」の CVT モデル 4 台がスタ ンバイ。ただし、このクルマは B セグメントの 何の変哲もない 4ドアのセダンで、モータース ポーツ参戦を意識した追加装備は全く施されて おらず、ショールームストック状態である点も 前回同様だった。
競技コースはおよそ70m 四方のスペースを2 つに分割したデュアルコースが設定されたが、 ジムカーナとしてはさほど大きくない。前回の 大会ではヒュンダイの小型 2 ボックス車だった ことから、今大会の車両ではライン取りなどで 苦戦させられることも予想された。さらに、日 中の気温はゆうに 30℃を超え、肌を刺すような
強い日差しが照り付けて路面温度も上昇させた。 しかし、アベレージスピードを意識的に抑える
コース設定ということもあって、最後までクル マの不具合やタイヤトラブルに見舞われること なくイベントは進行した。
競技は 24日(土)に個人戦の予選を実施。2 つ のコースを2 回ずつ走り、4 本の合計タイムでベ スト16 を選出。翌 25日(日)には決勝として1 位と16 位、2 位と15 位という対戦方式のトーナ メント戦で優勝者を決定する。また、日曜には 個人戦とは別に国別対抗の団体戦も開催され た。こちらは土曜のコースとは別のコースで予 選とトーナメントによる決勝戦が行なわれた。
また、競技ルールも日本のジムカーナとは違 う部分もあった。コースやクルマによる有利不 利を減らすために、合計タイムでの戦いだった こと、そして、ゴールはフライングフィニッシ ュではなく、ゴールラインでのストップフィニ ッシュだったことだ。
主催者が用意したワンメイク車両は、台湾の自動車メーカー・裕隆 汽車の「LUXGEN S3」。全長4551mm、全幅1783mm、全高 1527mmの4ドアセダンだ。排気 量1556ccの4気筒DOHCエンジン は最高出力116PS/6000rpmを
発生。変速機は7速CVTのみ(価格は54万9000~68万9000NTD)。タイヤは 205/55R16サイズで、大会スポンサーでもある台湾のNANKANGがスポーティタイ ヤを提供していた。台湾は左ハンドルのため、その習熟が勝負を分けた可能性も。
今回は3つのコースが用意され、コース1と2が個 人戦の予選に、団体戦の予選にはコース2が使用さ
前回同様、主催は台湾の ASN である CTMSA(Chine se Taipei Motor Sport Association)で代表は楊光榮 氏が務める。今大会の開催スタンスは楊氏の強い 思い入れが込められた独自スタイルのジムカーナ となっており、会場スペースも今大会のサイズが マキシマムで、ストレートを 50m 以上取らないな ど、手軽さを重視している部分が随所に伺えた。 今回のような競技スタイルで国際クラスのジムカ ーナ選手権の継続開催を目論んでいるそうだ。
コース1 コース2
コース3
れた。また本戦では個人戦ではコース2が、団体戦 はコース3が使われている。パイロンには地面に 枠が設けられていて、そこを完全にはみ出さなけ ればパイロンタッチのペナルティ(+2秒)は加算 されない。またフィニッシュはストップフィニッ シュで、ゴールライン上をホイールベースで跨ぐ ように停車する必要がある(ペナルティは+5秒)。
前回の大会でも各国のモータースポーツ事情 を伺ったが、当時はジムカーナがモータースポ ーツのグラスルーツイベントである国が多かっ た。今回改めてリサーチを重ねたところ、多く の国でレーシングカートが入門カテゴリーとな っているようだった。この11年でアジアのモー タリゼーションは一気に進み、映像や情報の取 得も容易になった。そしてサーキットレースへ のハードルも下がり、モータースポーツのステ ップアップ手法も欧州のような姿に進化しつつ あるようだ。一方で、以前からジムカーナが行 なわれている国では、ジムカーナが確実に進化 していたようで、予選のタイムアタックが始ま ると、ジムカーナが盛んに行なわれている国々 のドライバーたちの活躍が目立つこととなった。 予選では、フィリピン人ドライバーが1位と2 位を独占。3 位にもインドネシア人ドライバーが 入った。日本勢は「いきなりの左ハンドルだと、 やはりクルマの右側のパイロンが見にくい」(予 選 4 位の山野選手)、「前回みたいな小さいクル
ゴールラインはストップフィニッシュ!
「アジアゾーン選手権を 開催できるといいですね
11年前の大会にも参加した両選手の目には 久々の「国際ジムカーナ」はどう映っただろうか。
西原(以下西)「イベントとしてどうしたら盛り 上がるのか、スポンサーが求めているものが何 なのかをよく分かっているイベントだね。少な い予算だと思うけど、その中でよくやっている 感じ。オリンピックのように国別対抗戦がベー スなので、いろいろな国の人々がワイワイしな がら交流している状況は素晴らしいことだと思 う。来年以降、どこの国がやるか分からないけ ど、こうしたイベントが広がっていけばいいと 思うよ」。
山野(以下山)「第一印象は会場の作り方がよく 考えられている。区画を仕切るフェンスが広告 宣伝の役割もしっかり果たしてるし、テント類
も含めて構築物の造形がキレイで会場を盛り上 げようという雰囲気が分かりやすいね。11年 前に比べて確実に進化が見られる点もいい。こ
れ(イベントの作り方)が台湾では普通なのか、 アジア全体も同じような取り組みなのかは分か らないけど、この辺りは日本のイベントとは違 う点だったね」。
日本国内で行なわれているジムカーナ競技と は形式が大きく違う点も多かった。
西「この台湾で行なわれるジムカーナは、イコー ルコンディションでドライバーのテクニックで 勝負をつけたいというのが主催者のコンセプ ト。イベントも街中で開催することが主眼に 置かれていているのでスペースもあまり広くな い。これまでモータースポーツに興味のなかっ た新しい層に見てもらい、見てもらえれば手軽 に参加できることも理解してもらえると考えて いるようだね。ジムカーナが長年開催されて盛 んになってくると、当然クルマのモディファイ が進んでいくよね。そうなると敷居が高くなっ
マならまた話は違っただろうけど、今回のクル マの大きさだと取り回しに苦労させられた」(予 選 8 位の西原選手)と予想外の順位に苦戦。翌 日の本戦に向けて気合を入れ直していた。
しかし、西原選手は個人戦決勝トーナメント でもベスト8 で敗退。山野選手は決勝まで進ん だもののパイロンタッチ(2 秒のペナルティ)が 響いて2 連覇とはならなかった。優勝したフィ リピンの M.リベラ選手は優勝が決まった瞬間に 喜びを爆発。「山野サンはグレートドライバーだ から最初からすごいプレッシャーでした。でも、 タイトコースでもミスなく走れたのが勝因だと 思います」と話してくれた。また、国別団体戦も フィリピンチームが快走。準決勝で韓国チーム
を撃破すると、決勝でも台湾チーム A を破って、 今大会二冠を獲得して有終の美を飾った。
決勝トーナメントが始まる前に「アジア・オー トジムカーナ・チャンピオンシップ・ワーキン ググループ」によるミーティングが行なわれた。
「国際ジムカーナ」は 11年前には、後に続く大会 がほとんどなくて立ち消えになってしまったが、 今回こそ次年以降のシリーズ化を模索している ようだ。このミーティングでも意見交換が行な われ、今回の主催者 CTMSA 代表の楊氏によれ ば、今後の国際ジムカーナ開催について好意的 な反応を示してくれた ASNもあったそうだ。そ
して、CTMSA は来シーズン以降もジムカーナ大 会を開催する予定があるそうで、アジアで「ジ ムカーナ」の国際シリーズが開かれる可能性が 高まっていると言えそうだ。
もちろん、シリーズ戦ともなればイベント数
て、新しい人が入門しにくくなる。この大会は、 身体一つで来て遊べるようなイベントが理想な んだね」。 山「こういう競技の主催を続けていくと、段々ス ピードレンジが上がってもっと広いコースが必 要になって開催場所が郊外へと移って行く。同 時に観客とコースの距離も離れていくことにな るよね。今回の大会ではコース設定のシンプル な点も含めて、一般の人たちに親しみやすさを 感じてもらえるようなイベント作りに、楊氏の こだわりが感じられたね」。
優勝候補の日本チームだったが、残念ながら 個人戦も団体戦も優勝には届かなかった。 山「インドネシアとフィリピンのレベルが高い。 モータースポーツを楽しむベースが出来ている し、クルマをよく知っている。自国が左ハンド ルだから、今回もすぐに対応ができている感じ だった。走り始めてすぐは、こんな狭いスペー スでは切り返しが必要になるんじゃないかとも 思ったけど、ライン取りを始め、頭を使うスポー ツでもあったね」。
西「インドネシアとフィリピンは、ずっとジム カーナが続けられてきてる国なので速かった ね。ベテランドライバーだけでなく、若いドラ イバーも出てきているようなので、これからが 楽しみだと思ったな。また、この大会はイコー ルコンディションなので、勝負にこだわる人に は面白いはず。ドノーマルでスピードが遅いか ら見るイベントとしては興味が湧かないかもし れないけどね。自分としては、次回参加するな ら監督がいいかな(笑)」。
カートを足掛かりとしたモータースポーツへ の階段が整備されつつあるアジアだが、わかり やすいジムカーナ競技が持つ登竜門としての役 割には、まだまだ可能性がありそうだ。
も必要となるだろうし、オーガナイズのレベル もある程度以上の水準が求められる。レギュレ ーションの統一などクリアすべき課題も多い。 今回の大会では、前回の覇者・日本チームを破 ったことで、自分たちの大きな成長ぶりを体感 したアジア各国の選手達のモチベーションは大 いに上がり、大会そのものは成功したと言える だろう。しかし、台湾国内でのプロモーション は決して成功していたとは言えず、台中市内で もこの大会を知る人々は皆無に等しかった。そ れにも関わらず、参加した選手たちの間からは 「こういう機会があれば次も参加したい」という
声が数多く聞かれたため、意義ある大会だった と言えよう。
台湾で行なわれた今回の「ジムカーナ」は、現 在の日本で言えばジムカーナというよりはオー トテストに近い形式だ。国内のジムカーナ関係 者から見れば、モータースポーツらしい迫力に 欠けるイベントとして映るかもしれないが、ア ジアだけでなく世界的に見てもモータースポー ツ大国である日本がリーダーシップを執り、こ の新しいモータースポーツを広める旗振り役と なれれば、アジアゾーンの更なる発展と活性化 へとつながると思う。
台湾
個人戦も国別の団体戦も予選で走行タイムの合計でベ スト16を決めた後に、1位と16位、2位と15位という対 戦によるトーナメント方式の決勝ラウンドが行なわれた。 個人戦では台湾6名のほか、韓国、マレーシア、日本、フィ リピンがそれぞれ2名、インドネシア、タイは1名がそれ ぞれ決勝トーナメントに進出。トーナメント初戦では西 原正樹選手が敗れる波乱が起きたが、残りのバトルでは順 位上位者が順当にコマを進めた。決勝戦はフィリピンの リベラ選手と山野哲也選手との戦いとなったが、山野選手 は、この日コース2の最速のタイムをマークするもパイロ ンタッチが響いて、2本合計タイムでコンマ6秒届かず連 覇とはならなかった。インドネシアのD.A.ラマダニ選手とフィリピンのJ.C.アントン選手との戦いとなった3位 決定戦もペナルティが勝負を左右し、ラマダニ選手が勝者となった。一方、国 別の団体戦も日本が2回戦で敗れるという番狂わせ。準決勝の顔ぶれは韓国、 マレーシア、フィリピン、台湾Aチームとなったが、決勝にはフィリピンと台 湾Aがそれぞれ進出した。決勝戦は走行タイムとしては台湾Aがリードして いたものの、2人
のドライバーと もパイロンタッ チを犯してしま い惜しくも優勝 を逃した。また、 3位決定戦は韓 国が制した。
21歳のM.リベラ選手(左)と46 歳のJ.C.アントン選手のフィリ ピン勢が国別対抗戦優勝。
国別対抗戦3位は韓国チーム。 30歳の李在尚選手(写真左)と 20歳の金炳旭選手(写真右)。
個人戦はフィリピンのリベラ選手が優勝。 2位は山野哲也選手、3位はラマダニ選 手、4位はフィリピンのアントン選手。
「追い越せニッポン!」国別対抗は
A との決勝戦をフィリピンが制す!西原正樹選手 山野哲也選手
競技会名 開催日
11月 20日
20日
12月 4日
17日~18日
18日
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
Tj(072-296-6886) 2016年"Cartolive"杯舞洲スポーツアイランドシリーズ TjマイカージムカーナNo4
2016姫路セントラルパークジムカーナシリーズ 最終戦 KSCCジムカーナNo6
2016年"Cartolive"杯舞洲スポーツアイランドシリーズ TjマイカージムカーナNo5
モータースポーツフェスティバル In舞洲2016
2016Finalジムカーナ運動会
併催Yubidogem杯Gymkhana女性ナンバーワン決定戦
舞洲スポーツアイランド N,B,AE E
姫路セントラルパーク第5駐車場 B D KSCC(06-6327-6522)
Tj(072-296-6886)
舞洲スポーツアイランド N,B,AE E
舞洲スポーツアイランド N,B,AE E Tj(072-296-6886)
Tj(072-296-6886) モータースポーツフェスティバルIn舞洲2016 初めてのオートテスト大会
=サーキットトライアル に斜体=オートテスト
舞洲スポーツアイランド N,B,AE E
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 岡山国際サーキット
B E ㈱岡山国際サーキット、AC (0868-74-3311) マツダファン・サーキットトライアル 中国・冬ラウンド 12月 3日
=サーキットトライアル ※11~12月に四国地方で開催される競技会はありません。
11月 6日
競技会名 開催日 オートポリス インターナショナルレーシングコース
12日~13日
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
B,AE E APC(0973-55-1111) サーキットトライアルINオートポリス2016Round2
2016年JAFカップオールジャパンジムカーナ in九州
2016年JMRC全国オールスタージムカーナ
=サーキットトライアル
JAF カップ スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,SC, AE C RASCAL、RTCR (092-621-0664)
●ダートトライアル●オートクロス
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。
※11~12月に北海道地方、東北地方で開催される競技会はありません。
12月 11日
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 丸和オートランド那須 PN,N,SA,SAX, BSC,D,AE D ROAD-KNIGHT (0263-27-1420)
11月5日~6日
2016年JMRC関東ダートトライアルフェスティバル
開催日 JAF カップ オートパーク今庄 PN,N,SA,SC, D,AE C FASC、SHALET、CCST (090-2685-2944)
2016年JAFカップオールジャパンダートトライアル JMRC全国オールスターダートトライアル in中部
開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
※11~12月に近畿地方、中国地方、四国地方、九州地方で開催される競技会はありません。
モータースポーツライセンス(以下「ライセンス」と言います。)の更 新手続きは、��月から受付を�始します。
新しい年のモータースポーツ活動へ向けて、余裕を持って更新 手続きを行ってください。
なお、JAF窓口にご来店の際は、15ページに記載の休業日、 受付時間をご確認のうえご来店ください。
ライセンス申請書は本誌に綴込んであります。追加で必要 な場合は、JAFホームページよりダウンロード可能です。
●ライセンス取得資格
[公示No2016ーK010]
お願い 2015年から2016年への更新を行っていない方には JAFスポーツ誌をお送りしておりませんので、身近に そのような方がいましたら、以下内容をご案内ください。
2015年から2016年へのライセンス更新期限は、下記のとおりです。
窓口受付 2016年12月29日(木)17:30まで
*郵送(FAX)の場合は2016年12月31日の消印(受信)まで有効 *JAFマイページ(web)上でのお手続きの場合は、
2016年12月31日 23:59手続き完了分まで
2017年になると更新の資格を失いますのでご注意ください。
(年末年始の休業日については15ページをご確認ください。)
カートドライバーライセンスおよびカートオフィシャルライセンスは「カートライセンス発給規定」および「カート競技に関する申請・登録等手数 料規定」に基づき発給されます。詳細は当該規定をご参照ください。
●年度更新に必要なもの
1.ライセンス申請書
2.���(��)
本誌に綴込んである、ライセンス交付申請書を使用してください。
縦4cm×横3cm、無帽、無背景、上半身のもので、申請前6ヵ月以内に撮影した鮮明な写真を申請書の所定位置に貼付して ください。(お手持ちのライセンスに使用した写真と同じでよろしければ、写真は不要です。) ・必ず指定のサイズの写真を貼付してください。サイズが異なる場合、使用できないことがあります。 ・デジタルカメラの画像を使用する場合は、必ず写真専用用紙に出力してください。
エントラントのみの申請の場 合は不要 ライセンス更新に際しては、JAF個人会員が有効期間内であることが必要条件ですので、自動振替による自動継続更新のお 申込みをされていない場合、JAF個人会員の有効期限が切れているとライセンスの更新手続きが行えません。ご本人のJAF個 人会員の有効期限をご確認くださいますようお願いします。万一、JAF個人会員の有効期限が切れている場合には、速やかに 継続手続を行ってください。継続手続の方法等については、お近くのJAFへお問い合わせください。
3.JAF個人会員
18歳未満の方は不要 下記の表の通りです。
4.ライセンス許可証料
5.出場記録カード または役務記録カード
国際ライセンス(エントラントは除く)の更新または上級更新申請をする場合、実績を確認するために必要です。 (国際ライセンス更新以外は不要)
※【ご注意】2013年からのカート諸規則の改正に伴い、JAF登録カートクラブがエントラントライセンスの申請をする場合、その取り扱 い方法が変更されておりますので、44ページの【お知らせ】をご確認ください。
●ライセンス許可証料(四輪ライセンスの料金は、12ページをご覧ください。)
●ライセンスが発行されるまで
~ライセンス作製の流れ~
申 請 者
*オフィシャルライセンスを併有する場合は、�種目につき500円ずつ加算されます。 (例)コース1級と計��級の場合:5,800円+500円=6,300円 併有する許可証が同じ級(例:技��級とコース�級)の場合でも計算方法は同様です。 *ドライバー、オフィシャル、エントラントライセンスを併有している場合 には、それぞれ上記の許可証料が必要です。
①申請
②仮ライセンス
発給
③写真入り ライセンスを送付
JAF窓口 JAF本部
※②仮ライセンスは発給日から60日間有効です。 ※①から③までは約1ヵ月ほどかかります。更新のピ ーク時にはこれ以上日数がかかる場合がありま すのでご了承ください。
写真入ライセンスをクラブ等にまとめて送付する場合、10件以上はレターパ ックで、10件未満の場合は普通郵便で送付します。
ライセンス発行に関するお問合せは、15ページのJAF支部窓口へお願いします。
申請書の枠内に正確かつ明瞭にご記入いただき、記入漏れのないようご注意ください。(未記入項目や、判読できない文字があると、ライセ ンスが発給できない場合があります。) 次ページに記入例を掲載していますので、ご参照ください。
注意事項等 項目
申請者本人の会員(ライセンス)番号を記入。 会員No
申請者氏名
郵便番号
現住所
性別
生年月日
年齢
ライセンス表記名
自分の所属しているJAF登録クラブ(または団体)(複数所属している場合は、その主たるクラブ1ヵ所)の名称、略称を記入し、 当該クラブ(または団体)の登録印を捺印。2016年の登録印は、2017年3月までの申請に、また、2017年4月以降の申請に は2017年の登録印を捺印。JAF登録クラブ(または団体)に所属していない場合は不要。
氏名とその上段にカタカナでフリガナを記入。
昼間、連絡がとれる電話番号を記入。
現住所の郵便番号(��)を記入。
都道府県名を必ず記入し、その上段にカタカナでフリガナも記入。マンション・アパート・寮名・部屋番号等も必ず記入。
ライセンスに使用する写真を再利用する場合「する」に○、新たな写真を使用する場合「しない」に○を付け、本申請 書に写真を貼付してください。
男・女のいずれかに○。
大正・昭和・平成のいずれか該当するものに○。
申請時の年齢を記入。
国際のドライバーおよびエントラントはローマ字で、国内のエントラントはカタカナで記入。国内のドライバーおよび オフィシャルの申請者は記入不要。(30字以内)
エントラントライセンスの申請の場合、代表者名を記入。国際ライセンス申請の場合はローマ字(全て大文字)で記入。 エントラントの代表者名
種類およびクラス
写真貼付欄
写真
その他
申請書の該当するクラスおよび種類に○。(次ページの記入例は国内A、コース3級、計時1級、技術2級を同時に年度更新す る場合のもの。)
氏名、ライセンス番号、申請種別も、忘れずに記入。
縦4cm×横3cm、無帽 無背景 上半身のものを1枚。申請前6ヵ月以内に撮影のこと。ライセンス申請書の下段にある所定 の位置に貼付。(前年のライセンスに使用した写真を再使用する場合は、写真の貼付は不要です。)
ドライバーライセンスとオフィシャルライセンスの�方を申請する場合でも申請書は�枚で�。
ご記入内容を訂正する場合は、取消線を引き訂正部を押印(またはサイン)の上、書き直しをしてください。
●JAFマイページによるライセンス更新 JAFマイページにご登録いただければ、インターネットでライセンス更新ができます。 お手続き方法については、本誌17ページをご覧ください。
なお、お支払方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●FAXによるライセンス更新 FA�にてライセンス更新を行う場合は、所定の申請書類(�種類)をJAF�ー�ページか���ンロードして印刷し、必要事項を漏れなくご 記入のうえお手続きください。
申請書類と申請方法については、以下のページに掲載しています。
http://www.jaforjp/→モータースポーツ→各種情報→各種申請書→ライセンス更新(クレジット支払)書式→申請について なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●許可証申請の受付場所
ライセンスの年度更新のために必要な書類等は、お近くのJAF支部・事務所へ持参または郵送してください。掲載のない窓口での受付は行っ ていませんのでご注意ください。(各支部の住所は15ページをご参照ください。)
1受付時間は 9:00〜17:30です。
(土・日・祝日年末年始(12月30日(金)〜1月3日(火))は休業となります。) 2.原則として「国際ライセンス(A、B、C、エントラント等)」の発給は 15ページ掲載の「○○本部」の表示がある支部のみで行います。詳 細はお問い合わせください。
【郵送受付】
必ず「現金書留」にてお送りください。その際封筒表面に「ライセンス更 新」と明記してください。
※ライセンス表面の二次元バーコ ドには会員(ライセンス)番号が登録 されています。
裏面
<ライセンスがお手元に届いたら> あなたご自身が署名してください!!
ライセンスの裏面の署名欄には、かならずご本人が 署名してください。
署名してはじめてライセンスは有効となります。
※競技会の出場実績を確認する必要がある種類のライセンス、および18歳未満の方のライセンスについては、インターネットでの更新手続きは行って おりません。また、上級や推薦を伴う申請については、お手数ですが、窓口へご来店いただくか現金書留による郵送にてお手続きくださいますよう お願いいたします。
ライセンス作製の際にデータ化 して印刷しますので、鮮明な写 真をお使いください。
●カートドライバーライセンスの取得方法
カート国際A
◎カート国際B所持者で、申請前2年以内の選手権または競技会において、以下の何れかの成績を収めていること。 ・単一イベントとして開催されたCIK-FIA選手権、トロフィー、またはカップの参加者中、上位33%にランクされていること。(上位33%のドライバー数が、選手権 決勝戦出場者34名を超えた場合は、クオリファイングヒートの中間着順に基づいて、国際Aライセンス候補者を選定する。)
・シリーズ戦として開催されたCIK-FIA選手権、トロフィー、またはカップの最終ランキングで得点を得ていること。 ・3つの国際競技会の参加者中、上位33%以内に入賞していること。ただしこの場合、国際Bライセンス取得後に得た実績とする。
カート国際B
◎カート国際C(ジュニア国際)取得後、申請前24ヵ月以内に全日本選手権および/または国際イベントにおいて、上位10位以内に少なくとも3回入賞。 ☆カート国際C(ジュニア国際)所持者でカート国際B講習会を受講し合格した者。
□カート国際C(ジュニア国際)所持者で、公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで審査を受け承認された者。
カート国際C (15歳~)
◆ジュニア国際所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給 できる。
◎カート国内A(ジュニアA)取得後、申請前24ヵ月以内に格式準国内の 競技会に4回以上出場。または、格式国内の競技会に2回以上、もし くは全日本選手権の競技会に1回以上出場。なお格式準国内と国内 を組み合わせる場合は合計3回以上。
☆カート国内A所持者でカート国際C(ジュニア国際)講習会を受講し合 格した者。
□カート国内A所持者で公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで 審査を受け承認された者。
カート国内A (15歳~)
◆ジュニアA所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給できる。
◎カート国内B(ジュニアB)所持者でライセンス取得後、申請 前24ヵ月以内に格式制限付の競技会に2回以上出場。または、 格式準国内以上の競技会に1回以上出場。
□カート国内B所持者で加盟/公認カートクラブ代表者の推薦を受けた者 □加盟/公認カートクラブの会員で、当該クラブ代表者の推薦を受け、 JAFで審査を受け承認された者。ただし、18歳未満の者は、親権者の 承諾を必要とする。
また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。
カート国内B (15歳~)
◆ジュニアB所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給できる。
◎JAF登録カートクラブ・団体が主催するクローズド競技会に1回以上 出場した者。
☆カート国内B(ジュニアB)講習会を受講し合格した者。
□準加盟/加盟/公認カートクラブの会員で当該クラブ代表者の推薦 を受けた者、または加盟/公認カートコース団体の代表者の推薦を受 けた者。ただし、18歳未満の者は、親権者の承諾を必要とする。 また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。
◎競技実績による上級 □推薦による取得・上級
☆講習会受講による取得 ◆年齢制限解除による取得
※発給年齢の詳細は、「カートライセンス発給規定」を参照のこと。
ジュニア国際(13歳~14歳)
◎ジュニアA取得後、申請前24ヵ月以内に格式(ジュニア)準国内の競 技会に4回以上、もしくはジュニア選手権の競技会に2回以上出場。 または、格式ジュニア国内の競技会に2回以上出場。なお格式(ジュ ニア)準国内とジュニア国内を組合せる場合は合計で3回以上。
☆ジュニアA所持者でカート国際C(ジュニア国際)講習会を受講し合格 した者。
□ジュニアA所持者で公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで審 査を受け承認された者。
ジュニアA (12歳~14歳)
◎ジュニアB所持者でライセンス取得後、申請前24ヵ月以内に格式 制限付の競技会に2回以上出場。または、格式ジュニア準国内 以上の競技会に1回以上出場。
□カートジュニア国内B所持者で加盟/公認カートクラブ代表者の推薦 を受けた者。
□加盟/公認カートクラブの会員で、当該クラブ代表者の推薦を受け、 JAFで審査を受け承認された者。ただし、18歳未満の者は、親権者の 承諾を必要とする。
また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。
ジュニアB (10歳~14歳)
◎JAF登録カートクラブ・団体が主催するクローズド競技会に1回以上 出場した者。
☆カート国内B(ジュニアB)講習会を受講し合格した者。
□準加盟/加盟/公認カートクラブの会員で当該クラブ代表者の推薦 を受けた者、または加盟/公認カートコース団体の代表者の推薦を受 けた者。ただし、18歳未満の者は、親権者の承諾を必要とする。 また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。
●カート国際A・B・Cドライバーライセンス更新の条件 注)ライセンス更新の際は該当する競技会出場実績が確認できる書類(競技結果、出場記録カード等)を必ず提出してください。
1.国際A 更新:ライセンス取得後3年の間にCIK選手権・トロフィ カップで6位以内入賞、もしくは5年以内にCIK選手権・トロフィ カップに最低1回参加したことがある場合、更新可。
以上の条件を満たさないドライバーは国際Aの資格を失うが下位等級のライセンスは取得可。
2.国際B 更新:ライセンス取得後2年以内に該当するカテゴリーの国際競技に1回以上参加、もしくは国際B上級の条件を満たしていること。
3.国際C 更新:条件なし。(国内A、国内Bと同様の取り扱い)
●カートオフィシャルライセンスの上級申請条件
3 級
・JAFの会員でJAFカートオフィ シャルライセンス3級講習会 を受講し、試験に合格した 者。
・準加盟/加盟/公認カート クラブまたは加盟/公認カ ートコース団体の代表者の 推薦を受けた者。
また、被推薦者はJAF国内 カート競技規則集を購入す ること。
2 級 �
・3級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式制限付の競技会で2回以上の監督役務を含む、 格式国内までの競技会(クローズドは除く)で 6回以上の当該役務を執行した実績のある者。
・3級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式制限付の競技会で1回以上の監督役務を含む、 格式国内までの競技会(クローズドは除く)で2回 以上の当該役務を執行した実績のある者で、カ
トオフィシャル2級講習会を受講し、試験に合 格した者。
・加盟/公認カートクラブまたは公認カートコ ース団体の代表者の推薦を受け、JAFで審査 を受け承認された者。
1 級 �
・2級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の 格式準国内の競技会で2回以上の監督役務を 含む、すべての競技会(クローズドは除く)で6 回以上の当該役務を執行した実績のある者。 ・2級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式準国内の競技会で1回以上の監督役務を含む、 すべての競技会(クローズドは除く)で2回以上 の当該役務を執行した実績のある者で、カート オフィシャル1級講習会を受講し、試験に合格し た者。
・公認カートクラブまたは公認カートコース団体の 代表者の推薦を受け、JAFで審査を受け承認さ れた者。
2017年のJAF登録クラブ・団体の更新手続きが2016年12月1日 から始まりますので、下記の通りご案内いたします。
●取扱期間 2016年12月1日(木)〜2017年3月31日(金) (上記申請期間を過ぎた場合は更新ができませんので、ご注意ください。)
●必要書類
(法人の場合) ※印:JAF所定の用紙を使用してください。
・所定用紙は全てA4サイズに統一しましたので、用紙がない場合は 各支部へご請求ください。
・従来どおり、「カートクラブ・団体登録申請書」の記載内容のうち登録 番号、クラブ・団体名称、略称、代表者氏名、連絡担当者氏名・住
所・電話番号は「JAF国内カート競技規則集」等に掲載いたします。
△印:前回の提出内容に変更がある場合のみ必要です。
【お知らせ】 ※必ずお読みください。
2013年からのカート競技諸規則の改正に伴い、JAF登録の カートクラブの取扱いについて、以下のとおり変更および追 加されておりますのでご注意ください。
��準加盟および加盟カートクラブの所属人数が変更されま した。
①準加盟カートクラブ所属員人数 → JAFカートドライバーライセンスもしくは、 オフィシャルライセンス所持者が�名以上 ②加盟カートクラブ所属員人数 → JAFカートドライバーライセンスもしくは、 オフィシャルライセンス所持者が10名以上 ��準加盟・加盟・�認カートクラブは、��で国内エント ラントライセンスの発給を受けることができます。
●申請料
注:更新時に格式変更(降格・昇格)を申請する場合は年度登 録申請料の他に別途加盟申請料が必要です。
●その他必要なもの 旧(2016年)登録印
●更新申請の受付場所 15ページに掲載のJAF各支部。
受付時間:土日 祝日と年末年始 (12月30日(金)〜1月3日(火))を 除く9:00〜17:30。
なお、本取扱いにつきましては、クラブ登録申請時にご 記入済みの所定のカートライセンス交付申請書の提出を必 要とし、発給するライセンス表記名はJAF登録のクラブ名 称に限りま す。(新規申請の場合は、クラブ登録承認後に 発給いたします。)
また、国際エントラントライセンスの取得を希望する場 合は、国内エントラントライセンスとの差額の発給料を必 要とします。
ご注意:既にエントラントライセンスをJAF登録のクラブ名 で取得されている場合、そのライセンス更新手続き につきましては、必ずJAF窓口で行ってください。
JAFマイページでお手続きいただくと、全額有料と なってしまいます。
11(NOV)
11月 5日
格式A−国際/B−準国際/C−国内/D−準国内/E−制限付 ●太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは9月23日までに本部にて受付したものです。
オーガナイザー/電話番号
競技車両 格式
競技会名 開催日 富士スピードウェイ
開催場所
6日
12日 〜13日
19日 〜20日
26日 〜27日
27日
27日
2016WAKO'Sスーパーカート 富士スピードウェイ シリーズ第4戦
2016ROTAXMAXCHALLENGESERIESRd5
2016WAKO'SスーパーカートVICIC筑波サーキッ ト選手権シリーズ第4戦
2016鈴鹿選手権シリーズ第6戦 KARTRACEINSUZUKA
2016WAKO'S スーパーカートVICIC岡山国際サ ーキット選手権シリーズ第6戦
2016もてぎカートレース第6戦
2016HARUNACUPKARTRACERd7
12(DEC)
12月 3日
17日
〜18日
2016WAKO'Sスーパーカート 富士スピードウェイ シリーズ第5戦
2016鈴鹿選手権シリーズ第7戦
KARTRACEINSUZUKA
FC-2リブレ E VICIC(0550-78-0128)
FS-125
FS-125 D E フェスティカサーキット (0282-25-1500)
VICIC(0550-78-0128)
SMSC(059-378-3405)
VICIC(0550-78-0128)
㈱モビリティランド (0285-64-0200)
FC-2リブレ,FC-2リブレ D
D E E
FS-125
FCリブレ
KZリブレ
フェスティカサーキット瑞浪
筑波サーキット
鈴鹿サーキット国際南コース
FC-2リブレ
FC-2リブレ D D
FS-125 D
FS-125 D HMSL(0279-54-8199)
FC-2リブレ E VICIC(0550-78-0128)
SMSC(059-378-3405)
D E E
FS-125
FCリブレ
KZリブレ
岡山国際サーキット
ツインリンクもてぎ北ショトコース
榛名モータースポーツランド
富士スピードウェイ
鈴鹿サーキット国際南コース
ジュニアカート選手権Fp-Jr部門西地域第5戦
1:11'32980
3 1 石浦宏明 PMU/CERUMO・INGINGSF1451 1:11'33495
436アンドレ・ロッテラー VANTELINKOWATOM'SSF1451 1:11'37079
519JPデ・オリベイラ ITOCHUENEXTEAMIMPULSF1451 1:11'41302
616山本尚貴 TEAMMUGENSF14 51 1:11'43331
741ストフェル・バンドーン DOCOMODANDELIONM41SSF1451 1:11'45426
811伊沢拓也 REALSF14 51 1:11'47868
920関口雄飛 ITOCHUENEXTEAMIMPULSF1451 1:11'51781
103 ジェームスロシター FUJICORPORATIONKONDOSF1451 1:11'52561
1110塚越広大 REALSF14 51 1:11'54270
1264中嶋大祐 GREENTEC/NAKAJIMASF1451 1:11'56668
1318中山雄一 KCMGElyseSF14 51 1:11'57725
1434小暮卓史 DRAGOCORSESF14 51 1:11'58287
154 ウィリアム・ブラー FUJICORPORATIONKONDOSF14 51 1:12'11472
1640野尻智紀 DOCOMODANDELIONM40YSF1451 1:12'14217
178 小林可夢偉 SUNOCOTEAMLEMANSSF1451 1:12'34882
1865ベルトラン・バゲット GREENTEC/NAKAJIMASF1450 1:12'16905
以上規定周回数完走 7 ナレインカーティケヤン
ウィリアム・ブラー フジ・コーポレーションKONDOSF1468 1:23'04481
REALSF14 68 1:23'04805
ナレイン・カーティケヤン SUNOCOTEAMLEMANSSF1468 1:23'05304
2 2 奴田原文雄/佐藤忠宜 ADVAN-PIAARallyTeam 41'373
3 1 勝田範彦/石田裕一 LUCKRALLYTEAM 41'462
4 5 鎌田卓麻/市野諮 SYMSRACINGwithTEIN 41'526
5 7 竹内源樹/加勢直毅 CUSCORACING 43'125
6 9 佐藤兵馬/三谷良一 フェイスクラフトラリーチーム 43'297
7 10 村瀬太/宮部弘陽 アールエスタケダラリーチームジャパン 43'376 8 6 徳尾慶太郎/石田一輝トクオワークスレーシン 43'581 9 3 福永修/竹原静香 OSAMU-FACTORYRALLYTEAM44'387
10 8 筒井克彦/藤田めぐみ Team221 44'562
JN5クラス 出走8台
Pos No Driver Entrant Time
1 17 眞貝知志/漆戸あゆみムゼオチンクエチェントレーシングチーム 43'399
2 20 新井大輝/伊勢谷巧 MATEX-ZEUSRALLYTEAM 43'411
3 14 柳澤宏至/中原祥雅 ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチームJ43'585
4 15 大倉聡/豊田耕司 TeamTOYOTAGAZOORacing45'148
5 19 吉澤哲也/井手上達也 CUSCORACING 45'209
JN4クラス 出走8台 Pos No Driver Entrant Time
1 25 石川昌平/石川恭啓 ARTAオートバックスラリーチーム 44'403
2 24 横嶋良/木村裕介 AQTEC-ZEUSRALLYTEAM 45'001
3 26 香川秀樹/澤田耕一 鋳造魂ラリーチーム 45'566
4 22 曽根崇仁/桝谷知彦トクオワークスレーシング 46'012
5 28 石田雅之/遠山裕美子 加勢eレーシング 46'484
6 23 山口清司/島津雅彦 TEAM-TASC
5 41 佐藤隆行/髙木充 BilsteinOriginalBoxRallyTeam
2 51 伊藤隆晃/大高徹也
6 52 桝井和寛/齊田美早子 アクティブクラッチ・デミオ
RALLY HOKKAIDO
(9月23〜25日:北海道)
JN6クラス 出走9台
Pos No Driver CarName Time
1 53 新井敏弘/田中直哉 富士スバルアライモータースポーツWRX1:05'317
2 52 奴田原文雄/佐藤忠宜 ADVAN-PIAAランサー 1:05'255
3 54 勝田範彦/石田裕一 SYMSTEINDLWRXSTI 1:05'499
4 59 浜田康明/白水順一 YHPACKRインプレッサ 1:16'203
JN5クラス 出走5台
Pos.No. Driver CarName Time
1 60 柳澤宏至/中原祥雅 YHクスコラリープラス208R2 1:12'406
2 63 大倉聡/豊田耕司 TGRVitzGRMNTurbo 1:15'117
3 64 大橋逸夫/藤上亘 MINIジョンクーパーワークス 1:31'076
JN4クラス 出走5台
Pos No Driver CarName Time
1 68 小倉雅俊/平山真理 DLデューポイントブーン 1:15'316
2 65 曽根崇仁/桝谷知彦 PMU☆DL☆SPM☆INGING861:15'451
3 69 木村謙治/尼子祥一 アンフィニコルトR木村 1:23'222
JN3クラス 出走5台
Pos No Driver CarName Time
1 70 天野智之/井上裕紀子 豊田自動織機・DLヴィッツRS1:16'239
2 74 南野保/ポールサントエムスポーツITOデミオ1号 1:19'020
3 71 中西昌人/豊田智孝 YH・WM・KYBマクゼス・エイト11:19'420
4 72 高篠孝介/廣嶋真 エムスポーツITOデミオ2号 1:29'123
JN2クラス 出走5台
Pos No Driver CarName Time
1 75 明治慎太郎/谷内壽隆 YHGd高崎くす子86 1:23'355
JN1クラス 出走9台
Pos No Driver CarName Time
1 85 高篠孝介/廣島真 YH・WM・KYBマクゼススイフト 1:19'410
2 86 坂昭彦/中谷篤 AQTEC-ZEUSRALLYTEAMスイフト 1:20'285
3 84 番場彬/藤井俊樹 YHGd高崎くす子アルト 1:21'261
4 82 三苫和義/梶山剛
もてぎ南コースオープニングスラローム2016
2 7 箕輪雄介 YHペトロナス スイフト
3 23 ひでき KYBRC-T5スイフト
4 17 福田大輔 DLレイズT2WmASフィット
5 19 橋本恵太 エグゼスポーツフィット
N1クラス 出走15台
2016JAF 北海道ジムカーナ選手権第7戦
JMRC 北海道ジムカーナシリーズ第 7 戦
JMRC 全国オールスター選抜 スーパー
スラローム in 千歳[JAF 公認 No.2016-8211]
開催日:9 月18 日 開催場所:新千歳モーターランド
格式:国内 主催:NC.ASC[クラブ登録 No. 加盟 01113]
レポート/村岡克己 フォト/加藤和由
016年北海道ジムカーナ選手権シリーズ
の最終戦の舞台は、小雨模様となった 新千歳モーターランドだ。設定されたコ ースは、今回初めて競技長となった猿川仁氏が「最 終戦なので、あえて難しく覚えにくい、かつ攻め 甲斐いのあるコース設定にしてみました」と言う通 り、ミスコース/パイロンタッチが多く発生する波 乱の(!)展開となった。
PN1クラスは、すでにチャンピオンを決めてい る米澤匠選手が、「2位の依田選手とのタイム差を 考えると2本めはタイムアップしなければ!」とスタ ートし、完璧な走りで1本めから1.3秒アップして 優勝。ロードスターに乗り換えて初年度の有終の
美を飾った。依田選手は、タイムアップを 狙った2本めにミスコースが響いて2位と なった。
R-1クラスは、シリーズポイントリーダ ーの小野寺俊選手がエントリーしていない ので、シリーズ2位の白尾泰選手が優勝 すれば逆転チャンピオンとなる状況で注目 が集まった。白尾選手は1本め3番手で2本めは 気迫の走りを披露するも、惜しくもパイロンタッチ で3位のまま。優勝した松倉拓郎選手は、「ウェッ トは得意なので、積極的に攻めました。久々の優 勝は嬉しいです」と、高い速度からリアを振り出す ドライブが功を奏した。そしてチャンピオンは小野 寺選手が獲得した。
イロンタッチが多発。1本めにパイロンタッチをし てしまった成瀬悠人選手は、雨の量が多くなった 2本めは完璧な走りでオーバーオールでもトップと なるタイムで優勝。「2本めは雨が多くなったけど、 うまくアジャストできました。コースは難しかった ですが踏み応えがあり、距離も長くて面白かった です」と振り返った。
R-2クラスは、シリーズポイントリーダーの逸見 将吾選手と、5ポイント差で追う笠原康彦選手が直 接対決で、勝った方がチャンピオンという状況と なった。先にスタートする笠原選手はボトムスピー ドを落とさないスムーズなライン取りで1本めトッ プタイムを記録。対する逸見選手は3番手。2本 めタイムアップを狙う逸見選手は攻め込むも残念 ながら3番手のまま。笠原選手が優勝し、逆転で
SH-1クラスは、なぜかパ
R-ECOクラスは、すでにチャンピオンを決めて いる梶靖博選手が2番手タイムとなる中、関健一 郎選手が2.5秒上回って優勝。「昨日の練習ではタ イムが出なかったんですが、先輩からアドバイス をもらって、自分なりに色々考えて、本番でうまく まとまったかなという感じです」と嬉しい今季初優 勝となった。
参加台数こそ34台と寂しかったものの、多くの 選手が走りにくいと感じながらも、難しいコース設 定を楽しんでいたのが印象的だった。
1.SH1クラス 2 位入賞の石川晋選手。2.PN1クラス 2 位入賞の依田秀臣選手。3.ヒート1はパイロンに沈むも見事オ ーバーオールウィン達成の成瀬悠人選手。4.PN1 で 3 位入賞の柏木伸秀選手。5.R1クラスに MINI を持ち込んだ吉崎 智貴選手は 2 位入賞。6.SH1 扇圭一選手は 3 位入賞。7.R2 クラスの逸見将吾 GDB は 3 位入賞。8.R-ECO クラスで 2 位 ゲットの梶靖博選手。9. 後藤洋右選手は R2 で 2 位ゲット。10.「新しいタイヤ(YH052)も走りやすかったです」。R-ECO で優勝を飾った関健一郎選手。11.R-ECO で 3 位入賞の伊藤大将選手。12.R1白尾泰選手は 3 位入賞。13.「雨に助 けられました。チャンピオンを決められて嬉しいです!」。R2 は笠原康彦選手が優勝。14.R1はラリーでも活躍の松倉 拓郎選手が逆転勝ち。15.PN1は ND ロードスターで孤軍奮闘の米澤匠選手が快勝。
チャンプ確定済みの米澤匠ロードスター 最終戦もスイフト勢を撃破して有終の美
JAF
JAF もてぎ・菅生ツーリングカー選手権第 5 戦
JMRC 東北レースシリーズ第 3 戦
ポルシェGT3 カップチャレンジジャパン
Netz Cup Vitz Race 2016 ロードス
ターパーティレース[JAF 公認 No.2016-6005]
開催日:9 月10~11日 開催場所:スポーツランドSUGO
格式:準国内 主催: ㈱菅生[団体登録 No. 公認
04001]、SSC[クラブ登録 No. 公認 04002] レポート/松原一生 フォト/野澤廣幸
SUGOチャンピオンカップレース第4戦が、 スポーツランドSUGOを舞台に9月10 ~11日に開催された。今回は土曜日のう ちに3レースが行われたが、最初の一戦は今年か ら北日本シリーズが新設された、パーティレースIII のNC/NBシリーズ。開幕戦を制している小松寛 子選手が、2番手の佐久間行雄選手に1秒2もの差 をつけ、ポールポジションを獲得すると、決勝で も早々に独走態勢へと持ち込んでいった。
「ある程度、差がついてからは普通の走りに切り 替えましたが、序盤のうちに差をつけようというの は意識していました」と小松選手。その後方では、 佐久間選手と岩本忠将選手、松浦俊一選手による 2番手争いが激しく繰り広げられていたが、岩本選 手が6周めのスピンで脱落、終盤には佐久間選手 が差を広げることとなった。混走のNBシリーズは、 スタートで先行を許した小森晴夫選手を3周めの1 コーナーで逆転した、岡澤清英選手が3連勝。
パーティレースIIIのNDシリーズでは、鎌倉裕 貴選手がポール・トウ・ウィンを達成、無傷の4 連勝を達成している。2位は兼原洋治選手で、4戦 連続で鎌倉選手の後塵を拝することとなった。し
かし、「兼原選手がどんどん速くなってきているの で、僕もうかうかしていられません。もっと強く、 ミスのないドライバーでありたいと思っています」
1. ポルシェGT3 カップチャレンジジャパン 第 8 戦総合優勝のトライナカオ選手。2. パ ーティレースⅢ北日本シリーズ ND/クラブ マンで優勝を飾った鎌倉裕貴選手。3. 同北 日本シリーズ NC/NB でポール・トゥ・ウ ィンの小松寛子選手。4.GT3 カップチャレ ンジジャパン第 7 戦総合優勝は福田幸平 選手が獲得。5. 北日本 ND/クラブマンで 2 位入賞の兼原洋治選手。6. 橋本元選手は TGR Netz Cup Vitz Race で 2 位入賞。
と鎌倉選手に慢心の様子はまったくなし。
パーティレースIIIより改造範囲の広いロードス ターカップでは、川崎俊英選手を抑えたばかりか、 自らの持つレコードタイムを更新した、山川穣選手 がポールポジションを獲得。しかし、ウェットコン ディションに転じた決勝では、川崎選手がスター トを決めて1コーナーまでにトップに立つと、もは や敵は存在しなくなっていた。「路面が濡れていた ら、こっちのもの! 道、知っていますからね」と 川崎選手。続いて2位でゴールの山川選手も、終 始単独走行だった。
ネッツカップ・ヴィッツレース東北シリーズは、 今回が最終戦。ポイントリーダーの松井宏太選手 を抑えてポールポジションを奪ったのは、渡辺圭
介選手で、このままの順位を保てば、逆転で王座 が確定する。それだけに松井選手は、何としても 前に出たいところだったが、逆に決勝では1周めを 終えて間もなく橋本元選手に抜かれてしまう。 思いがけず盾ができた渡辺選手は、ポール・ト ゥ・ウィンを達成し、「王座返り咲き果たせました、 5年ぶりです! 結果的に橋本選手に助けられた 格好なので、いつか恩返しをしなくてはいけませ んね」と笑顔で語っていた。
スーパーFJ菅生シリーズは、KAMIKAZE選手 が勝てば最終戦を待たずしてタイトルが決まる、 大一番となっていた。予選は突然の雨でアタック の機会を逃したライバルの大類康幸選手に対し、 早々にアタックを開始していたKAMIKAZE選手
東北スーパーFJ は KAMIKAZE 選手が最終戦を待たずにタ イトルを確定した。
スーパーFJ 表彰。左から2 位草野、優勝 KAMIKAZE、3 位大類の各 選手(左から)。
がトップタイムを記す。ところが、この二人に加え、 2番手につけていたはずの草野裕也選手までもが ペナルティでグリッド降格となってしまう。 繰り上がってポールポジションに着いた三瓶旭 選手だったが、スタートに失敗、代わって久保田 一也選手がトップに立つも、タイトルに執念を燃 やすKAMIKAZE選手はオープニングラップの馬 の背コーナーで、早々と前に出る。一方、2番手に は草野選手が3周めに着き、4周めには大類選手が そのあとに続く。この二人が激しく争う間に、KAM IKAZE選手はひとり逃げ切りを図って3勝めをマ ーク、タイトルを確定した。
今年から JAF ツーリングカー地方 選手権になった、FIT 1.5 チャレンジカ ップ。もてぎ・菅生シリーズは全 6 戦 で争われ、今回の第 5 戦が終わった 段階で 4 人のウィナーが誕生すること になった。
今回、その 4 人めに名乗り出たの は初参加ながら、ポール・トゥ・ウィ ンを飾った太田侑弥選手(右上)。ま た、イシカワヨシオ選手(左中)の一
瞬のミスを見逃さなかった塩 谷烈州選手(左下)が逆転して 2 位を獲得。今シーズン、唯 2 勝を挙げている海老澤紳 一選手は 4 位にとどまった。 さて、気になるタイトルの 行方だが、開幕戦の勝利と、 以降の 4 戦すべて 2 位の塩谷選手と 海老澤選手が激しくシリーズ首位を 争ったまま最終戦を迎える形となっ
た。チャンピオンは事実上、この二 人に候補が絞られた形だが、最終戦 は最終ラップまで眼が離せないホッ トバトルが展開されそうだ。
「チャンピオンの経験はありますが、JAFの選手権 は初めてなので、すごく嬉しいですね。6秒離れて からは抑えました。ジワーっときて、ペースを上げ られなくなったなんてことはなくて、最後まで冷静
10.TCSA Rd.7 Ind クラス優勝の IP Tak Meng 選手。11.JMRC 東北 Moty's 杯ロードスターカ
ップは 2 番手スタートの川崎俊英選手が逆転優勝。12. 同ロードスターカップ表彰でシャンパンファイトに興じる2 位山川、優勝川 崎、3 位茂木の各選手(左から)。13.Vitz Race で 3 位入賞の松井宏太選手。14. 北日本 ND/クラブマンで 3 位入賞の連貴洋選手。 15.GT3 カップ C2 クラス Rd.8 優勝の島下泰久選手。16. 北日本 NC/NB で 2 位入賞の佐久間行雄選手。17.GT3 カップ第 8 戦表彰。 2 位福田、優勝トライ、3 位永井の各選手(左から)。18. 東北ロードスターNB8 優勝の和光博紀選手。19. 北日本 NC/NB で NBC 優 勝の岡澤清英選手。20.Vitz Race 表彰。2 位橋本、優勝渡辺、3 位松井の各選手(左から)。21. 東北ロードスターNC 優勝の高橋裕 史選手。22. 東北 S-FJ で 3 位入賞の大類康幸選手。23.GT3 カップ C2 クラス Rd.7 優勝の小川勝久選手。24. 東北 S-FJ で 2 位入賞の 草野裕也選手。25. 山川穣選手は東北ロードスター総合 2 位に入賞。26.Vitz Race は渡辺圭介選手が優勝で 5 年ぶりに王座奪回。
でしたよ(笑)。あとは筑波! 二冠獲得と行きたい です」とKAMIKAZE選手。一方、最後まで続いた 2位争いは、草野選手が大類選手をコンマ06秒と いう僅差ながらも抑えて、自己最上位を獲得した。
なお、2戦が行われたツーリングカーシリーズア ジアは、NG King Veng選手とCHEUNG Chi Sing選手が優勝を分け合い、ポルシェGT3カッ プチャレンジジャパンは、第7戦は福田幸平選手 が、そして第8戦はトライ ナカオ選手が、ともに ポール・トゥ・ウィンを飾っている。
2016
ロードナイト・ダートトライアル
[JAF 公認 No.2016-1713]
開催日:9 月11日 開催場所:モーターランド野沢 格
式:準国内 主催:ROAD-KNIGHT[クラブ登録 No. 加盟 20012]、RT MIZUBASHO[クラブ登録 No. 加盟 20022] レポート&フォト/鈴木篤
すけど、正解はドライだったりする。走り方にもよ りますが、インフィールドを攻めなくちゃ勝てない んですよね」とタイヤ選択についても、皆、口を揃 えたように言及するのだ。
2
017年は全日本選手権の復活が決まった モーターランド野沢。関東地区戦では地 元長野勢が上位に来ることが多い会場だ が、地元有力ドライバーの多くが口にするのが、 「野沢は大外の外周でタイム差が付くように感じる。 でも、本当に差が付くのはインフィールド。特にフ ワフワの土が積もった木が生えた島回りで差が付 くんです」という言葉。
「だから、路面が乾いて、硬い路面が表面に出て くる2本めで、ついつい外周でタイム稼ごうとして スーパードライを選択するドライバーがいるんで
そんなモーターランド野沢で今年2度めの開催 となった関東地区戦。N1500&PN1クラスの1本 め、MSCうめぐみの入澤勇選手がただ一人1分40 秒台を記録し頭一つ抜け出す走りを見せる。しか し、ここは午前と午後でまるで様相が変わるモー ターランド野沢。2本めに入ると、各車5秒近いタ イムアップでトップタイムを塗り替える。
そんな接戦を制したのは、今年全日本開幕戦で 優勝を収めたゼッケン023の向井冬樹選手だった。
2本め、モーターランド野沢の鉄則である立ち上 がり重視のラインを無視し、飛び込み重視のスー パードライをチョイス。
「自分より上位にいるドライバーと同じ選択しても 勝ち目がないので、一発勝負にかけました!」とい う言葉の通り、突っ込み重視の走り!「どうせ立ち 上がりでトラクションがかからないなら、失速して
もいいので突っ込んで、あとはどうにか曲げて…。 そんな走りをしたら勝てました。中間までは負けて もしょうがない、でも最後のゴール前はバリバリ の硬い路面!ここで勝負をかけられたのが、良い 結果を招いてくれたのかもしれませんね」ともコメ ントしてくれた。 また、N1クラスではミスター野沢こと、野沢ス ペシャリストの中のスペシャリスト!スターレットを 駆る飯田清明選手がマシンハンデをひっくり返す 走りを披露。「野沢は道幅が広いので端から端まで 使って車速を落とさないのがポイントです。先週 の大会でドライを温存できたのも勝因のひとつで すね。あと、娘が作ってくれたミサンガのおかげ で勝てました♪」と照れ臭そうにハニカミながら答 える飯田選手。 2位に甘んじたものの、この入賞でシリーズタイ トルを決めたパルサーの北原栄一選手は「前回の 野沢では地元の飯田さんに勝てたんですけど、今 回は同じタイヤを使って負けちゃいました。飯田さ んはインフィールドがとにかく速い!あれはちょっ と異次元ですよね」と地元スペシャリストに完敗を 認める結果となった。
さらに地元勢の活躍が目立ったのがS1クラスだ
1.N2クラス2 位入賞の安藤輝明選手。2. 松栄吉彦選手は N1500&PN1クラス で 3 位入賞。3.S2クラス高橋昌広選手は 2 位をゲット。4.5.N1クラスは飯 田清明選手がスターレットで逃げ切った。6. 全日本ドラ影山浩一郎選手は N2 で 3 位に甘んじた。7. 全日本丸和からの連勝はならず。N1北原栄一パルサ ーは 2 位。8. 同じく全日本制覇のベテラン入澤勇選手も2 位にとどまった。
9.S1 で 2 位入賞の飯田太郎選手。10.D クラスで 2 位入賞の森正選手。11.N1 の 3 位は 3 か月ぶり地区戦復帰の宮川昌広選手。12. 深 田賢一選手は S1 で 3 位。13.14.N2 は「2 位に入った安藤さんの選択に乗ってウェットで行ったのが功を奏した」と振り返った足立由 夫選手が優勝。15.S2 は林軍市選手が貫録勝ち。16.S1も全日本ドラの実力を見せ付けた飯島千尋選手が優勝。17.18.N1500& PN1は向井冬樹選手が 2017 年地区戦初勝利をゲット。19.N1500&PN1 で 4 位入賞の池田裕和選手。20.D で 4 位入賞の中島伸一選 手。21. 関根和浩選手は N1 で 4 位入賞。22. 佐藤善範選手は S1 で 4 位入賞。23. 中澤康治選手は S2 で 4 位入賞。24.N2 で 4 位入 賞の武石裕二選手。25.D は W エントリーで参戦の星野伸治選手が優勝。26.「2 台と寂しい参加台数ですが、前回勝てなかった野
った。全日本にも参戦する長野の飯島千尋選手が 地元勢とともに参戦。中間タイムだけを見ても、 後半区間のセクションだけで他を2秒近く突き放 す走りで圧勝した。
飯島選手もN1の飯田選手同様、「モーターラン ド野沢でタイムを削るのは内周のフカフカしたとこ ろです!野沢は上空から見るとフルフラットの正方 形のように見えますが、実は勾配がきつく凄く縦 長のコースなんです」と熱く語る。「FFはWETで もタイム出ますよ…」という言葉の通り、WETタイ
ヤを選択し、直線を意識したトラクションをしっか りかけた立ち上がり重視の走りを披露した。
今大会最多参加台数の16台を集めたS2クラス は、全日本ドライバー林軍市選手の独壇場!1本 めも唯一の28秒台、2本めもドライタイヤを選択し、 他の追随を許さない26秒台をマークし、ぶっちぎ りの優勝を飾った。「小さいところはとにかく小さ く、速度にメリハリをつけて走れたのが良かったで すね」と語る林選手。
「来年、全日本もある野沢なので、イベントレベ
全日本で名を馳せたあの車両が地区戦で復活! ホンダで働く26 歳の若手ドライバー田邊真也選手は今大会の最 年少。名門チームヤマトに所属し、関東地区戦に参戦する。そんな 田邊選手が駆る車両はあのお馴染みの DC5 インテグラ!18 歳で入 社し 21 歳で入部、師匠は児島泰選手と佐藤孝選手だという。佐藤 選手のナビシートに同乗させてもらい、その凄さに衝撃を受けたの がダートラを始めるきっかけだったという田邊選手。師匠からはい つも『もっと踏め!』と激励が飛んでいるという!丸和カップから地区 戦にスポット参戦を開始し、今年で 2 年めと順調なステップアップ を続けている。目標は「まずは自分に勝ちたいです!そして、 2 年以内 に地区戦でも上位を走れるようになりたいですね。ゆくゆくは全日 本にも…」とのこと。健闘を期待したい。
ルの緊張感できちんと走っておきたかったんです。 とてもいい経験ができました。ただタイヤ選択に 関しては難しいですね。全日本レベルの車両が走 った後も同じ路面かと言われると疑問です…」との コメントを残した。
2017年の全日本選手権がもうすでに待ちきれ ない雰囲気だった関東地区戦。だが地元勢は、す でに来年に向けて、準備は万端のようだ。
第 1戦[JAF 公認 No.2016-8801]
主催 : TOSC[クラブ登録 No. 加盟 49007]、MSF ㈱[団 体登録 No. 加盟 49002]
JMRC 北海道サーキットトライアルシリー
ズ 2016TOKACHI サーキットトライアル
第 1戦[JAF 公認 No.2016-8203]
5
月の北海道・十勝としては珍しく、気温 30℃の真夏日になった十勝スピードウェ イで行われた2016年のクラブマンカッ プ・シーズン開幕戦には4クラス総勢18名のドラ イバーが参加した。
VITA-01クラスには6名がエントリー。予選タ イムでは1秒差の中に4名が入る接近戦は、決勝 レースでも熾烈な展開が予想された。スタートから リードしたのはPPからスタートした古井戸竜一選 手。2番手には坂野研選手。しかし坂野選手は1周 めの最終コーナーで手痛いスピン。すぐに体制を 立て直すも最後尾に落ちた。しかしそこからベスト ラップを連発した坂野選手は10Lapの間に混走の Saurus-Jrを含む8台を抜く快走を見せ、2位まで 浮上してチェッカー。優勝は完璧な走りで古井戸 選手が今季1勝めを上げた。
昨年のSaurus-Jrチャンピオン鬼塚益生選手は ステップアップ初レースながら終盤まで2位を走 行。最終ラップで残念ながらスピンし、初戦は4 位で終えた。Saurus-Jrは、ベテラン五十嵐弘昌選 手が後続との差をコントロールしながらの落ち着 いた走りで優勝となった。
Vitz-ZEROは、ナンバー付き旧型Vitzで争わ
れる手軽に参加できるカテゴリーの一つ。吉田斉 選手と松橋智史選手がスタートからテールtoノー ズの激戦を展開するが、最後は吉田選手が僅差で 逃げ切って優勝。N1-1000は、N1仕様の旧型Vitz が参加するクラスで、安藤義明選手が好スタート でリードするが、ピ タリと後ろにつけて その座を狙う中村高 幸選手がレース中盤 でオーバーテイク。 そこからはコースレ ーコードを記録する 走りで2位以下を引 き離し、終わってみ れば2位に6秒の差 をつけて今季1勝め をあげた。
十勝スピードウエ イでは、レース初出 場ドライバーに向け て、国内Aライセンス取得とN1-1000レースに出 場する[ルーキードライバーサポート]システムがあ り、またSaurus-Jrもレンタルマシンを用意するな ど、北海道外からも遠征で参加でき る環境が整っている。興味のある方は コンタクトしてみてほしい。
開催日 : 5 月 22 日 開催場所 : 十勝インターナショナ
ルスピードウェイ 格式 : 地方 主催 : TOSC[クラブ
登録 No. 加盟 49007]
レポート/村岡克己 フォト/加藤和由
1.TOKACHI サーキットトライアル/TB-1 クラス優勝の川嶋雅人選手。2.TB-2 で優勝の小野寺俊選手。
3.TB-2 で 2 位の長南明宏選手。4.TB-1 で 2 位は平野宏司選手。
5. 宮崎ひとみ選手は TB-4 で優勝。
さにレースの予選風イベントだ。TB-1クラスは 1500cc以下の車両クラスで、川嶋雅人選手のデ ミオが優勝。TB-2クラスは、1501~2500ccの 車両だが、小野寺俊選手のBRZが2本めのタイ ムで逆転優勝を飾った。
一方、TOKACHIサーキットトライ アルは、クラブマンカップと同日で開 催している年3戦のシリーズ戦。20分 ×2回の走行でベストラップを競うま
TB-4クラスは2501cc以上の4WD車両のクラ スで、宮崎ひとみ選手のランサーは、走行1本め でトラブルが発生するも、それまで記録されたタ イムで優勝となった。ナンバー付きの愛車でサー キットを存分に楽しめるこの公認イベント、今後さ らに注目が集まることを期待したい。
6.VITA で 2 位入賞の坂野研選手。
7.N1-1000 で 2 位入賞の安藤義明選手。
8.Saurus-Jr の瀬川公輝選手は 2 位入賞。9. 今野訓昌選手は VITA で 3 位ゲ ット。10.Vitz-ZERO で 2 位獲得の三浦稔呂選手。
11.12.N1-1000 は中村 高幸選手がコース R を更新する走りで優勝。2 位の安藤選手(写真左)とと もにシャンパンファイトに興じた。
13.14.Saurus-Jr は、五十嵐弘昌選手 が快勝を飾った。15.16. 予選から接戦が演じられた VITA は古井戸竜一 選手が見事なポール・トゥ・ウィンを飾った。
17.18.SCP10 ヴィッツ 4 台 による戦いとなった Vitz-ZERO は吉田斉選手が接戦を制した。
2016 年 JAF 中四国ラリー選手権第 4 戦
2016 年 JMRC 中国・四国ラリーシリーズ
JAF中四国ラリー選手権は、愛媛県久万 高原町を舞台とする第4戦が9月10日に 行われた。
今回の一戦は4月末に開催された全日本久万高 原ラリーのコンパクト版といってもいい内容で、同 ラリーでも使われた大谷、大野ヶ原の2つのステ ージを3回ずつ走るという設定。
路面は大谷ステージは、これも全日本で過去設 定されたことのある舗装とグラベルのMIX、大野 ヶ原はグラベルとなる。大谷は昼間でもあまり陽
が届かない鬱蒼とした森の中を走るステージであ るため、舗装も湿り気を含み、時に泥にも覆われ る難セクションとなった。一方、大野ヶ原も全日本 ではサバイバルが演じられた、ラフな路面が待ち
受けるステージだ。 クルマは壊したくないが、攻めないと勝利は呼 び込めない。そんなタフなラリーを生き残ったのは、
やはり経験に勝るベテラン達だった。 16台が参加したFG4クラスは半数の8台がリ タイヤ。昨年のチャンプ、マクリン大地/大橋正 典組も、序盤の3SSでセカンドベスト2本と好ス タートを見せたが、SS4で側溝にはまり、リタイヤ を強いられてしまった。 勝利をさらったのはSS1から4連続ベストと貫 禄を見せた中四国シリーズの第一人者、渡部洋三 /池田茂組。前戦てっぺんラリーではラリー当日 に虫に刺され、眼が腫れてしまうなどのアクシデ ントが響いて不本意な走りに終わったが、その借 りをしっかりと返した。 「ダートがずっとドライだったら、もっとタイム上 げられたと思うけど、結構ヌタヌタの部分もあって あまり山のない自分のタイヤには厳しかった。今日 はだから舗装と砂利で稼げた感じかな。 道は最初は凄かったけど(笑)、皆走った後の2 本めからはだいぶ走りやすくなったと思う。ただ、 色んな道で色んな走らせ方をしなきゃいけない難
1. 西隆司/丸山晃助組は FG4クラスで 5 位入賞。2.山口貴利/山田真記子組は FG3クラス 4 位に入賞。3. パンクに泣いた古川寛/
大久保叡組は FG3クラス5 位でゴール。4.FG3 辰巳浩一郎/成田正喜組は 2 位を守ってゴール。5.このシリーズお馴染みの一台、FG4 の手塚清明/斉藤哲史組は 2 位をもぎ取った。6. 完走 1台とサバイバルな戦いとなったFG2クラスは片山浩三/阿部孝子組が優勝。 7.ブーン、インテグラといったライバルと互角に渡り合った高田修/園田裕康組ミラージュが FG3クラスを制した。8.FBクラスはラリ ーデビュー戦の竹宮和彦/縄田幸裕組が見事な勝利を飾った。9. 九州の名手、FG4 の阪本寧/八尋俊一組は昨年同様の 3 位でゴー ルした。10.FG1クラス2 位入賞の安藤恭平/原野雅子組スイフト。11. 地元愛媛の白形利文/伊藤洋幸組が FG3 2 位に入賞。
しいラリーだったね」 2番手は「久しぶりの表彰台で嬉しい」と笑顔を 見せたこちらもベテランの手塚清明/斉藤哲史組 が入賞。SS1、コースオフで出遅れるも、終盤の2 本で連続ベストを奪って手塚組に2.5秒差まで迫 った阪本寧/八尋俊一組が3位に入り、九州勢ト ップの成績でゴールした。 FG3クラスは10台中3台がリタイヤと、FG4ク ラスに比すと完走率は7割に上がったが、タイヤ バーストが勝負の明暗を分けた。 SS1をトップで上がったのは九州の古川寛/大 久保叡組のDC2インテグラ。古川組はSS2でも 2番手、関東から遠征の高田修/園田裕康組 CJ4Aミラージュを8秒もちぎるスーパーベストを マークしてリードを広げる。 しかし好事魔多し。古川組は続くSS3、SS4と 立て続けにタイヤバースト。SS4では高田組もバー ストに見舞われたため、ブーンX4を駆る全日本ダ ートラドライバー辰巳浩一郎/成田正喜組がトッ プに立った。 逃げ切りを図りたかった辰巳組だったがターボ 不調のため、ペースを上げることができず、SS5 で高田組にトップに譲り渡すことに。結局、最終 のSS6もトップで上がった高田組がサバイバルな 一戦を制した。 「3本めくらいから調子が出てきたので勝負賭けよ うと思ったらパンクしてしまいました。古川さんの パンクに助けられましたね。関東の人間ですけど、 四国に来て“ウ◯コ道”が好きになりました(笑)。今 日も僕は断然、大野ヶ原の方が面白かったです」と 高田選手。以前、全日本で見せた速さの一端を垣 間見せた。
辰巳組に続く3番手にはインテグラの白形利文 /伊藤洋幸組が入賞。SS5で意地のベストを奪取 した古川組は5位でラリーを終えた。
FG1クラスは妹尾吉之/平松浩行組FIT3と安 藤恭平/原野雅子組ZC31スイフトが序盤、鍔迫 り合いを演じたが、SS3から4連続ベストをもぎ取 った妹尾組が逃げ切った。FIT3投入3戦めで早く も2勝め獲得の妹尾選手は「実は二人とも体調が 最悪で、今日はともかく走れるだけ走ろうと思った ら、皆がミスしてくれた感じです。
クルマの方は、前回の反省から足を硬めにした ら、結構きつくて。減衰とかイジって最後の2本 でようやくセッティングが決まった感じでした」
中四国戦も女子ドライバーの時代が到来 !? 今回の一戦には 2 名の女子選手がドライバーとして参 戦した。FB クラスにミラージュで参戦した上清瑞穂選手 (写真下)は今年、十数年ぶりにシリーズに復活したドラ イバー。サバイバルなラリーで見事、2 位完走を果たし た。FC クラスにランサーでエントリーした地元愛媛の武田 有加選手(写真上)は、JAF 四国ダートトライアル選手権に 参戦しているドライバー。今回がラリーデビューの一戦 となったが、SS3 でコースオフ。残念ながらリタイヤを喫 してしまった。TGR ラリ ーチャレンジ等ではも はや珍しくない女子ド ライバーだが、こうし た地区シリーズでも今 後は参加を期待した いところだ。
12.日高重貴/大谷美紀夫組は FG1で 3 位に入賞。13.FG4 の宮川優
一/岡田誠組は若手勢最上位の 4 位に入賞。14.FIT3の妹尾吉之/
平松浩行組はグラベル2 勝めをゲットした。15.FG1クラス入賞の皆さ
ん。16.FG4クラス入賞の皆さん。17.FG3クラス入賞の皆さん。18.FG3 クラス6 位入賞の八塚仁/佐川俊二組ミラージュ。19.FG4クラス6 位入賞の三好正哲/三好祥江組インプレッサ。
今後は舗装でも煮詰めていきたいとのこと。中 四国にもFIT旋風が吹き荒れそうだ。
2位に終わった安藤選手は「スイフトに乗り換え てから色々とありすぎて(笑)。でも今回は初めてダ
ートのラリーを何事もなく帰って来れました。それ だけで今回は満足です」。コンパクト対決の行方に も注目したいところだ。
女性だって戦います
さんにご登場いただいた。灯台下暗し(笑)。モータースポーツ部に女性がい らっしゃるならば、ぜひお話を聞きた いではないか。 「出張で競技会場などへ取材に行くのはあっちの島です。私はコチラの島。 モータースポーツ部の中の業務課で総
の手続きや外国人の免許手続きに関す る業務などを行っていたそうだ。
そんな彼女はモータースポーツ部に
第12回
お仕事をして 6 年めという大野会理子
ースポーツ部である。
J A F
モータースポーツ部で
2009
F I A 加盟国
望したのだそうだ。 大野さんはこれまで
らした経験のある大野さんは、家族でカーライフを過ごす中で出会った
(ドイツ自動車連盟)の存在や、
に入社。子供の頃、ドイツで暮
今回はJAFのモータースポーツ業務に携わる 元気女子をご紹介。仕事で関わったことが きっかけで、すっかりモータースポーツにハマって しまった彼女がいま思い描くヴィジョンとは!?
フォト/友田宏之 レポート/飯田裕子
うになったという。色白でほっそり、 そして静かに言葉を選んでお話される大野さんはご自身でもインドア系だとおっしゃるが、インドア派も環境が変
J A F での仕事を希
J A F 会員
ツは彼女にとっては行きやすい外国であったこともあるようだが、サーキットとなるとまた話は違う。その後は友人たちと北海道までラリーを観に行っ たり、スーパー G T の観戦にも行くよ
鹿を観にいくには時期が少し先だからとりあえずドイツに観にいこうと思って」と、ホッケンハイムに一人で行っ てしまったこともあるのだとか。 学生時代に語学留学も経験したドイ
ポーツを進めていくには、競技というイベント以外にも、土台の整備や管理も重要であり、そのために
ポーツ情報など広報関係の仕事の後方支援に加え、〝隣の島〞となるスポーツ 課の業務のサポートを行っている。「モータースポーツ部では競技のほかにもオフィシャルやコースの管理(安全)、技術、装備品、マニュファクチャラーとの調整や、一般車両を競技車両として承認の手続きするなど
5 人で分担しているので、業務課の方
J
JAFモータースポーツ部 職員 大野会理子
タースポーツ部が担う役割は大きいのだ、と改めて実感した次第だ。
6 年めにな
W O M E N I N M O T O R S P O R T
ろが環境が変わり、初めてもてぎで開催されたインディカーレースを観に行って、生の迫力に圧倒される。さらにモータースポーツ誌を見ているうちに F 1 にも興味を抱くようになり、「鈴
た『
こ
F I A が
J A F
A
J A F の W e b に載るモータース
10 くら