












FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿 2016[JAF 公認 No.2016-0012] 開催日:8 月 5~6 日 開催場所:鈴鹿サーキット 格式:国際 主催:㈱モビリティランド[団体登録 No. 公認 13001]、一般社団法人日本自動車連盟 フォト/野澤廣幸、JAF スポーツ編集部 レポート/JAF スポーツ編集部
まさに歴史が動いた瞬間だった。25周 年を迎えたソーラーカーレース鈴 鹿で、FIAオリンピアクラスを戦う 新興チーム、TEAM RED ZONEが総合優 勝を果たしたのだ。
真夏の鈴鹿サーキットを舞台にした「ソー ラーカーレース鈴鹿」。メインレースの5時 間耐久では、これまでドリームクラスを戦う
OSU大阪産業大学が総合4連覇で席巻して おり、FIAオリンピアクラスを2チーム体制で 戦っていた芦屋大学ソーラーカープロジェク トは総合2位が続いていた。ところが、昨年 から芦屋大学が学生主体のチームに再編さ れ、大学OBらがTEAM RED ZONEを創 設。カーボンむき出しの無骨な4輪車でFIA オリンピアに参戦し、総合優勝のOSUから 3周遅れの総合2位、クラス初優勝を獲得し
ていた。
今年のレースウィークは晴天に恵まれ、8月 5日には予選となるフリー走行が行われた。5 号車OSUがポールポジションを獲得して王者 の風格を見せ、004号車RED ZONEは約6.6 秒差の2番手でフロントローを分け合った。
そして、6日の決勝日も晴天に恵まれ、正 午に5時間耐久がスタート。5号車の第1走者 である全日本F3ドライバー三浦愛選手は滑 らかなスタートを決めたが、対照的にロケッ トスタートを決めたのは004号車。ソーラー カーの常識を覆す物凄い加速を見せて引き 離し、独走で1コーナーを制した。
海外で主流の4輪シャシーを持つ004号 車は前面投影面積に有利なオフセットコクピ ットを採用。対する5号車は実績ある3輪シ ャシーのセンターコクピットだ。FIAオリンピ
FIA 格式ということで、審査委員会には小野昌朗氏、畑川
治氏のほか FIA 派遣の Karl-Heinz STEGNER 氏、FIA テクニカ ルデリゲートとして Ge org BRASSEUR 氏が来 日。また、各クラスに は JAF 賞が授与され、 JAF 専務理事の久米正 一氏がプレゼンターを 務めた。
5 時間耐久の総合表彰式。執念の走りで全車をバックマ ーカーにした TEAM RED ZONE が表彰台の頂点に上った。
アはバッテリー容量が大きく、ドリームは太 陽電池の面積が広いなどクラス毎に車両規 則が異なり、モーターはミツバ製が独占状態 だが、太陽電池パネルやバッテリーなどは異 なるメーカーをチョイスする。そんな2台が 今年も総合を争うことになった。 安定したペースで2位をキープした三浦愛 選手は3時間の長いスティントを終えて兄の 純選手に交代。前輪2輪を手早く交換してコ ースに戻った。それを受けて004号車がピッ トイン。自作のエアジャッキを駆使してタイ ヤ4本交換とドライバー交代を47秒で済ま せた。残り1時間。空は薄曇りとなり、電圧
本戦を占う『走行会』の準備を進める大切な時期に起きた熊本地震。困難な道を乗り越え て、109 号車開成工業(左写真)、005 号車東海大学熊本ソーラーカーチーム(中央)、106 号車熊本大学ソーラーカープロジェクトの 3 チームが鈴鹿に帰って来てくれた。
FIA公認!JAFが主催する夏の鈴鹿のソーラーカー甲子園 熊本勢も鈴鹿サーキットに帰ってきた!
が下がる終盤には辛い状況だ。総合トップを 走る004号車はライン交錯によるペナルティ を受け、5号車との差が約50秒にまで縮まっ た。残り約30分。004号車が64周めを計測 して自己記録を更新した。スロットルを緩め ない004号車は、何とファイナルラップのセ クター3で区間最速タイムをマーク。5号車 を200Rで抜き去り、全車をバックマーカー にしてしまった。恐るべきハイペースで駆け 抜けた004号車が昨年の66周を上回る70 周でチェッカーを受け、初の総合優勝とFIA オリンピア2連覇を成し遂げた。
ZONE野村圭佑選手は「凄く嬉しい です。芦屋大学時代に優勝した
2011年以降は2位だったので、5年 越しの執念の勝利です。3輪車に限 界を感じて昨年4輪車をデビューさ せましたが、やはり突貫工事じゃダ メで、それらをすべて改良してきま した。負け続けても精進して、様々なアイデ アをフラットに評価して、いいモノを取り入 れて磨き上げた結果の勝利です」と安堵の表 情を見せた。そして、総合優勝は逃したもの のドリームクラスを制したOSU大阪産業大 学。村上雅享監督は「出せる性能は出し切り ましたので、これ以上は厳しかったですね。 狙った記録は達成したので、あとは来年をど うするかです……」と肩を落とした。
チャレンジクラスは懐事情も似ている23号
5 時間耐久/1.FIA オリンピア 2 位の 002 号車名古屋工業大学ソーラーカー部。鈴鹿のセーフティカードライバー脇田一輝選手を擁して 序盤から 2 番手に付けた。2.6 号車に本番ドライバーをレンタルした 014 号車芦屋大学ソーラーカープロジェクトが FIA オリンピア 3 位。 3.5.ドリーム優勝の 5 号車 OSU 大阪産業大学。総合 2 位で 5 連覇はならなかったが、昨年より3 周多い 69 周でフィニッシュ。4. 昨年は悔 しい 2 位に終わった 23 号車紀北工業高等学校ものづくり研究部が雨の 2014 年大会以来のチャレンジ制覇。6. 昨年の反省を活かしたバッ テリー管理がうまくハマった 4 号車静岡ソーラーカークラブがドリーム 2 位。7. 政情不安のトルコから初参戦した 6 号車 Team SOCRAT。ホ イールトラブルで序盤に 30 分のストップがあったものの他チームの協力でドリーム 3 位に。8. チャレンジクラスの名門である 22 号車柏 会。17 回めの参戦はクラス 3 位。9. チャレンジ連覇経験もある 21 号車堺市立堺高等学校科学部はクラス 4 位。10. 先行逃げ切りを身上 とする 25 号車 Team MAXSPEED だったが、終盤の日射不足で失速。23 号車にプレッシャーをかけ続けたがチャレンジ 2 位に終わる。
車紀北工業高校と25号車Team MAXSPE EDが秒差の戦い。終盤でスパートした23号 車が優勝した。藪下能男監督は「相手が相手 なので余力を残してると思ったので、何とか 付いていこうと胃が痛かったです(笑)。参戦 20年目にして和歌山の2チームが優勝できた のでホント最高の出来でしたわ」と感無量だ。
午前中に行われた4時間耐久では、18歳以 下の若者を対象にしたエンジョイⅠクラスと、 社会人も参加できるエンジョイⅡクラスが混 走。スタート時にはコースに強い日差しが降 り注ぎ、長い1日の始まりを告げた。
フロントローは、昨日コースレコードを塗 り替えてポールポジションを獲得したエンジ
ョイⅠの64号車MTHS松工ソーラーカーチ ームと、エンジョイⅡを戦う名門・114号車 TEAM SUNLAKEだった。決勝のホールシ ョットを奪ったのは、スタートで出遅れた64 号車をかわした114号車で、常勝集団の67 号車平塚工科高校社会部が後に付ける。そ こから猛烈なペースを見せたのが 107号車和歌山大学ソーラーカー プロジェクトで、名門チームを 次々とパスしてオープニングラッ プを制してみせた。
序盤のエンジョイⅡは101号車 オリンパスRSと107号車、エン ジョイⅠも67号車と64号車が接 近戦を展開し、中盤では101号車 と67号車という王者同士が総合トップを奪 い合うマッチレースとなる。ドライバー交代 が終了した後半戦。101号車のアンダーカッ トを試みた67号車が3時間経過時点でつい にトップに立った。
だが、残り30分でレースが動いた。何と 101号車オリンパスRSが突然スローダウン。 ダンロップ頂上では虫の息となり、ラップタ イムも6分台にまで下がった。ここで反撃を 開始したのが107号車だ。残り約5分、デグ
4 時間耐久/11. タスキ代わりに汗だくのヘルメットを繋いだ 107 号車和歌山大学ソーラーカープロジェクト。 6 回 めの参戦でエンジョイⅠ初優勝だ。12. 序盤は 107 号車にペースを乱され、終盤はバッテリートラブルで速度を抑 えざるを得なかった 101 号車オリンパス RS。まさかのエンジョイⅡ2 位に終わる。13. エンジョイⅡ3 位は 3 番グリ ッドからスタートした 105 号車 STEP 江東。14.20 年使った太陽電池の出力減に合わせて今年からエンジョイⅡに 変更した 114 号車 TEAM SUNLAKE。様子見でクラス 4 位。15. ポールスタートからエンジョイⅠ2 位に終わった 64 号車 MTHS 松工ソーラーカーチーム。16. バッテリー不調で終盤ストップを余儀なくされた 66 号車 Team 宮工(宮 崎工業高校)がエンジョイⅠ3 位。17.18. 総合優勝とエンジョイⅠクラス 7 連覇を達成した 67 号車平塚工科高校社 会部。イモ虫型を世に広めた名マシンも各部のガタが厳しく、いよいよ次期型の開発に入るという。
ナーで101号車をパスして、何とエンジョイⅡ のトップに立った。そして、総合トップの67号 車がペースダウンした隙に同一周回に並んだ。
67号車はファイナルラップのシケインから 元気を取り戻し、4時間耐久レースの総合優勝 とエンジョイⅠクラス7連覇を果たした。続い
て周回遅れの101号車、快走を続けた107号 車も無事ゴール。和歌山の学生チームが45周 という堂々たる周回数を計測して、エンジョイ Ⅱクラス初優勝をもぎ取った。
平塚工科高校社会部チームを統括する菅野 忠一先生は「さすがにあと1周する余力はなか ったですね(笑)。参戦2年めの学生や今年から 加入した2年生もフリー走行から調子良く走っ てくれたので、来年も期待できそうです。で も、9年めの車両がそろそろ限界です(笑)。ウチ はものづくりの学校なので、新しい車両の開発 を行いながら現行車を手直しして来年に挑むこ とになると思います」と語る。
巷で話題の「FRESH! by AbemaTV」にて毎年恒例のインター ネット生中継が行われた。5 時間耐久レースの前には JAF 電気・ ソーラーカー部会の生方聡部会長と岩田孝弘副部会長が登場 して、今年のソーラーカーレース鈴鹿の見所をアピールした。
エンジョイⅡ初優 勝となった和歌山大 学ソーラーカープロ ジェクト。チーム代 表の請川遼さんは「序 盤は飛ばしすぎまし たが、中盤でペース を調整しました。昨 年は間に合わせの仕様でしたが、今年は信頼性 を高められたので、表彰台に上がれる自信はあ りました。異なる学部から集まった学生だけの 大学公認プロジェクトなんですが、レース経験 者がいないので、紀北工業高校さんやTeam MAXSPEEDさんなどから、たくさん学ばせて
スムースにピット作業を済ませた平塚工科高 校。その後ペースを上げて総合首位に立った。
残り5 分でクラス首位の 101 号車を抜き去った 瞬間、和歌山大学ピットでは大歓声が!
もらったことが生きました」と笑顔を見せた。 両レースともファイナルラップまで白熱した 接戦を演じた25年めのソーラーカーレース鈴 鹿。歴史を動かした新興勢力に対して名門チー ムたちがどう迎え撃つのか。来年も間違いなく 見逃せないレースになるはずだ。
当日の映像は FRESH! by Ab emaTV にアーカイブされて おり繰り返し視聴が可能。
5 時間耐久レース総合結果
総合 順位 参加クラス チーム名 周回数 クラス順位 参加車両名
1 位 FIA OLYMPIA TEAM RED ZONE 70 周
クラス 1 位 FREEDAM
2 位 DREAM OSU 大阪産業大学 69 周
クラス 1 位 OSU model S 3 位 DREAM 静岡ソーラーカークラブ 64 周
クラス 2 位 FALCON
総合 順位 参加クラス チーム名 周回 クラス順位 参加車両名 数
1 位 ENJOYⅠ 平塚工科高校 社会部 45 周 クラス 1 位 平工コンセプト 2016 号
2 位 ENJOY Ⅱ 和歌山大学ソーラーカープロ ジェクト 45 周 クラス 1 位 それいけ☆みかん号
3 位 ENJOY Ⅱ オリンパス RS 44 周 クラス 2 位 ORS-17
4 位 ENJOYⅠ MTHS 松工ソーラーカーチーム 44 周 クラス 2 位 Diesonne 改
61 周
位 FIA OLYMPIA 名古屋工業大学ソーラーカー部 62 周 クラス 2 位 Horizon Z 5 位 FIA OLYMPIA 芦屋大学ソーラーカープロジ
5 位 ENJOY Ⅱ STEP 江東 43 周 クラス 3 位 えこっくる 002 号
6 位 ENJOY Ⅱ TEAM SUNLAKE 43 周 クラス 4 位 SUNLAKE EVOLUTION
7 位 ENJOY Ⅱ JAG つくばソーラーカーチーム 43 周 クラス 5 位 SALE EL SOL
8 位 ENJOYⅠ Team 宮工(宮崎工業高校)
INFORMATION OF JAF NATIONAL CHAMPIONSHIP EVENTS
全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦 第15回JAF鈴鹿グランプリ
10月29〜30日 鈴鹿サーキット(三重県)
開催概要
スケジュール/29日(土)SF予選 30日(日)SF決勝
観戦料金/JAF会員限定前売観戦券(2日間有効)※10月28日(金)も入場
できます。ゆうえんちモートピアパスポート1日券付前売観戦券
を特別価格で提供します。
●前売券 大人・中高生2,800円
こども(小学生)1,550円 幼児(3歳〜未就学児)1,000円
●当日券 ※1日観戦券(モートピアパスポート1日券付)
大人・中高生3,500円 こども(小学生)2,200円
幼児(3歳〜未就学児)1,400円
前売り期間:9月4日(日)〜10月23日(日)
パドックパス(2日間有効) 大人6,200円 3歳〜小学生1,600円
ピットウォークパス 1日2,100円 小学生以下無料
駐車料金/1日 4輪1,000円 2輪500円
問合せ先/SMSC TEL059-378-3405 HP/http://www.suzukacircuit.jp/
全日本ジムカーナ選手権第8戦 SUPER GYMKHANA IN IOX-AROSA
10月8〜9日 イオックスアローザスポーツランド(富山県) 開催概要
スケジュール/8日(土)ゲートオープン 7:30
9日(日)ゲートオープン 7:30 第1ヒート 8:30〜
観戦料金/●当日券(2日間有効)大人2,000円(プログラム・抽選券つき、 JAF会員500円引き) 中学生以下無料
駐車料金/無料
問合せ先/大会事務局 TEL076-431-3674
HP/http://2016jgc8.car.coocan.jp/
全日本ダートトライアル選手権第8戦
NANO TOP カップ ダートトライアル in タカタ
10月1〜2日 テクニックステージタカタ(広島県) 開催概要 スケジュール/1日(土)公開練習(観戦不可)
2日(日)シャトルバス運行 7:30〜
第1ヒート 8:30〜
観戦料金/●前売券(観戦は日曜のみ、ローソンチケット) 大人2,000円 中学生以下無料
●当日券 大人2,500円(JAF会員300円引き) 中学生以下無料 駐車料金/無料
問合せ先/ZIP'S TEL082-264-7710
HP/http://jmrc-chugoku.org/2016dirt/index.html
スーパーフォーミュラ最終戦は今年もJAFグランプリのかかる一戦に。チャ ンピオン争いに加え、誰がJAF GPの栄冠を勝ち取るかも注目される。
第44回M.C.S.Cラリーハイランドマスターズ2016
10月15〜16日 岐阜県
ギャラリーステージ情報
サービスパークは昨年と同じ、高山市郊外道の駅モンデウス飛騨位山です。 舟山スノーリゾートアルコピアにギャラリーステージを設定しました。土日それ ぞれ2回、合計4回観戦ができます。
観戦料金/●当日券(2日間有効) 大人2,000円 (プログラム・ステッカーつき) 中学生以下無料
駐車料金/無料
問合せ先/M.C.S.C TEL0263-87-9006 HP/http://mcsc-rally.com/
伝統のハイランドマスターズは今年も紅葉の飛騨路を舞台とする一戦 となる。ラス前の一戦、各クラスとも天王山の戦いが展開されそうだ。
全日本カート選手権KF部門第9・10戦
全日本カート選手権FS-125部門東西統一競技会 ジュニアカート選手権FP-Jr部門/ FP-Jr Cadets部門東西統一競技会
10月22〜23日 鈴鹿サーキット国際南コース(三重県) 開催概要
スケジュール/22日(土)練習走行&車検 23日(日)予選&決勝
観戦料金/●当日券 ゆうえんち入園料
(大人1,700円 小学生800円 3歳〜未就学児600円) 駐車料金/1日 4輪1,000円 2輪500円
問合せ先/SMSC TEL059-378-3405
HP/http://www.suzukacircuit.jp/
KF最終大会そして東西統一戦は今年も鈴鹿南コースが舞台となる。今年も各部門で感動のドラ マが見られそうだ。ジュニア選手権東西統一戦も併催される。
ラベル連戦の2戦めの舞台は北海 道。JAF全日本ラリー選手権は洞爺 湖町周辺で行われる第5戦ARKラ リー洞爺で折り返し地点を迎えた。第4戦福 島に続く大量得点のチャンスだが、デイ1で 降り出した小雨が豪雨に変わり、視界不良に 悩まされるサバイバルバトルになった。デイ 2では雨も上がって晴天に恵まれたが、洞爺 名物の“川渡り”では増水した川に突っ込ん で、エンジントラブルからリタイアに陥る車 両が続出するなど、大荒れのラリーとなった。
JN6はデイ1から快走した奴田原文雄/ 佐藤忠宜組が今季初勝利。JN5は関根正人/ 小坂典嵩組がSS2でリタイアして好敵手不 在となった柳澤宏至/中原祥雅組が圧勝。 JN4は得意なグラベルで猛烈に追い上げた 曽根崇仁/桝谷知彦組が逆転優勝を飾った。 JN3では寺川和紘/石川美代子組と接戦を 演じた天野智之/井上裕紀子組が逃げ切り 優勝。次戦でのタイトル確定に意気込む。12
2016 年 JAF 全日本ラリー選手権第 5 戦
台を集めたJN1は高橋悟志/箕作裕子組と 須藤浩志/新井正和組が競り合ったが、デ イ1後半から引き離しにかかった須藤/新井 組がグラベル2連勝を飾った。
第6戦モントレーin嬬恋は、群馬県嬬恋 村周辺にある2車線幅の高速ステージが特徴 的なターマックラリー。今回は全日本戦と群 馬県戦が併催され、日曜日には合計120台も のラリー車両がキャベツ畑を駆け巡った。
ところが、ラリーウィークは金曜日の夕方 から激しい雨に見舞われて、土曜日も霧を伴 うハードレインという悪条件。そのため、住 友ゴム勢が縦溝3本のウエット用Sタイヤを 持ち込み、対する横浜ゴム勢は新作タイヤ のデビュー戦となったが、両ユーザーの多く がそのタイヤを初めて履くことになり、デイ 1序盤は様子見の走りとなった。
そこで快走したのはJN6新井敏弘/田中 直哉組だ。2本のステージにシケインが設置さ
れるほど超高速コースのモントレーは、雨の
2016 ARK ラリー洞爺 supported by Sammy[JAF 公認 No.2016-8004]
開催日:7 月1~3 日 開催場所:北海道 格式:国内 主催:TEAM ARK[クラブ登録 No. 加盟 01008]
2016 年 JAF 全日本ラリー選手権第 6 戦
モントレー2016 in 嬬恋[JAF 公認 No.2016-1120]
開催日:8 月 26-28 日 開催場所:群馬県 格式:国内 主催:JAC[クラブ登録 No. 加盟 10003] フォト/水野文幸、山口貴利、中島正義、JAF スポーツ編集部 レポート/JAF スポーツ編集部
影響で川や落ち葉、インカットで出た泥が広 がる難しい路面となったが、新井選手は別格 の走りで序盤から4本のベストで引き離した。 その序盤で築いたマージンをキープして今季 2勝めをマーク。これでシリーズも3位に浮 上した。JN5では関根正人選手の代役でフィ ンランド帰りの新井大輝選手がシトロエン DS3 R-MAXに乗車。慣れないFFマシンな がらも、R3車両の真髄を示す速さを披露した。 ところがスポット参戦の眞貝知志/漆戸あゆ み組がジワジワとプレッシャーをかけ続け、 SS11では新井大輝/伊勢谷巧組がシケイン
「今回のペースは 7 割」と語っていた山本選手だが、ダートラで 培ったメンタルの強さで自分を抑えて難しいラリーを生還した。
デビュー2戦めで難ラリーを席巻した若き巨星 山本悠太86、雨の嬬恋で全日本初制覇
にヒット。そこでペナルティを受け2位に下 がってしまう。その結果、眞貝/漆戸組に勝 利が転がり込むことになった。
JN3は天野智之/井上裕紀子組がタイト ル確定の1戦となったが、車両トラブルから 速度が上がらず、スポット参戦してきたAki HATANO/鷹巣恵鈴組に逃げ切り優勝を 許してしまった。しかし、2位のリザルトで自 身8度めの全日本タイトルを確定させた。
JN2はTGRラリーチャレンジで修業を続 ける2014年全日本ダートラN1チャンピオン の山本悠太選手が速さを見せた。「今年2度 めの全日本ラリー参戦ですし、まだまだ学ん でいる途中なのでペースは抑えています」と語 りながらもデイ1をトップで折り返し、デイ2 も今回5本めのベストを奪って全日本初優勝 を決めた。JN1では成長著しい鈴木尚/鈴木 裕組が序盤で速さを見せたが、SS11でリタイ アとなり、須藤浩志/新井正和組が今季3戦 めで3連勝を獲得。この結果、須藤選手がシ リーズ首位に浮上した。
Rd.6 嬬恋/1.JN3 に SE3P で挑んだ Aki HATANO/鷹巣恵鈴組。パノラマ狙いの高速仕様 が裏目に出たが、僅差の戦いを制して全日本初優勝。
2. 前 2 戦で狂った足回りが悪影響を及 ぼした天野智之/井上裕紀子組が 2 位。「これで今年の JN3 タイトル確定です」と笑顔。
3. 悪 天候の中でギリギリの走りを披露した JN4 石川昌平/石川恭啓組。横嶋良/木村裕介組の 猛追をかわして開幕戦以来の 2 勝め。4. 今季 3 回めの全日本参戦となった JN5 眞貝知志/漆 戸あゆみ組。強烈なスピードで逃げる新井大輝/伊勢谷巧組に背後からプレッシャーをか け続け、念願の群馬初優勝。5. 久々の親子参戦となった WRC 帰りの新井大輝選手(右)。関 根正人選手の代役参戦で圧勝ムードだったが、SS11 のシケイン移動ペナルティで 2 位に。 6. スムーズな走りで 5 本ベストを奪取した JN2 明治慎太郎/北田稔組が今季最上の 2 位。 7. デイ1 では 2 位に大差を突ける速さを見せた鈴木尚/鈴木裕組がリタイアとなり、JN1は須 藤浩志/新井正和組が 3 連勝。8. ハイスピードなウエット路面を横浜ゴムの新作タイヤで快 走した JN6 新井敏弘/田中直哉組。格の違いを見せ付けて今季 2 勝め、モントレー3 連覇。 Rd.5 洞爺/9. デイ1 で豪雨に見舞われた洞爺は、ウエット路 面用タイヤを装着した JN6 奴田原文雄/佐藤忠宜組が順調な ラリー展開を見せて今季初優勝。10.SS1 でオーバーシュートし た JN6 勝田範彦/石田裕一組が諦めない走りで 2 位に入り JN6 首位の座を堅守。11. 雨で緩んだ路面に合わせ切れず失速した ものの JN6 鎌田卓麻/市野諮組が 3 位に入り今季 2 度めの表彰 台。12.リスクを避けたはずが川渡りのワナに嵌った JN5 大倉聡 /豊田耕司組。何とか 2 位を獲得。13.ようやく全日本初参戦と なった JN5 の H. コバライネン/北川紗衣組。GT-86 CS-R3 の日本 デビュー戦は 3 位に。14. 悪天候の中で接戦を繰り広げた JN3 寺 川和紘/石川美代子組。デイ 2 でもプッシュし続けたが届かず 2 位。15. ベスト連発で後続を突き離した JN5 柳澤宏至/中原祥 雅組が今季 3 連勝。16.JN3 天野智之/井上裕紀子組が 5 連勝 でタイトル獲得に王手。17. 今季 2 戦めの JN1 須藤浩志/新井正 和組がデイ1 から大差を付けたが、車両トラブルでマージンを 使い切るも逃げ切って 2 連勝。18.SS1 の遅れを埋めるべく怒涛 の追い上げを見せた JN4 曽根崇仁/桝谷知彦組。SS13 ではつ いに昨年のチャンピオンクルーを逆転してグラベル 2 戦を連勝 した。19. 序盤の貯金を徐々に使い果たした JN4 チャンプ石川昌 平 86。ベテランの気迫の走りに押されて 2 位に。
デイ1の集中豪雨でラリーは大荒れ 奴田原エボⅩが洞爺で今季初勝利!
JAFMOTORSPORTS
監修/一般社団法人 日本自動車連盟
〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎0570-00-2811 (ナビダイヤル) 発行所/(株)JAFメディアワークス 〒105-0012 東京都港区芝大門1-9-9 野村不動産芝大門 ビル10F ☎03-5470-1711
発行人/望月均 振替(東京)00100-1-88320 印刷所/凸版印刷株式会社
表紙/2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第6戦
12 2017年JAF国内競技車両規則の制定(改正概要)
16 2017年日本レース選手権規定
19 2017年日本ラリー選手権規定
21 JAFスポーツ資格登録規定の一部改正
22 2017年FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧
23 2017年全日本ジムカーナ選手権カレンダー一覧
23 2017年JAFカップオールジャパンジムカーナ
23 2017年JAF全日本ダートトライアル選手権カレンダー一覧
23 2017年JAFカップオールジャパンダートトライアル
24 FIA公認用品の再公認手順について:”RE-HOMOLOGATION PROCESS-clarificationnote(再公認手順-解説)”
26 車両公認一覧
26 登録車両一覧
43 海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請 方法
43 Aライセンス講習会日程
28
2016年全日本スーパーフォーミュラ選 手権/スーパーGTシリーズ/全日本 F3選手権中盤戦レビュー 〜夏を制したのは誰だ!〜
ディーラーが、本気だ!
〜モータースポーツ活性化に向けた新たな アプローチを探る〜
7
[RACE]
4 FIA ALTERNATIVEENERGIESCUP ソーラーカーレース鈴鹿2016
62 2016OKAYAMAチャレンジカップレース第4戦 スーパーFJ&F4サマーフェスティバルin岡山 [RALLY]
8 2016年JAF全日本ラリー選手権第5戦
2016ARKラリー洞爺 supportedbySammy
2016年JAF全日本ラリー選手権第6戦
モントレー2016in嬬恋
61 復興福島TOYOTAGAZOO Racingラリーチャレンジ in福島
[GYMKHANA]
32 2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第5戦 スーパースラロームIN久万高原
2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第6戦 もてぎ南コース オープニングスラローム2016
[DIRTTRIAL]
36 2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第5戦
2016年東北ダートトライアル IN KIRIYANAI
2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第6戦
ALLJAPAN SUPERDT2016
64 2016年JAF九州ダートトライアル選手権第6戦 JMRCオールスター選抜第6戦 グラベルマインドダートトライアル2016
[RACING KART]
34 2016年全日本カート選手権KF部門第5・6戦
2016年全日本カート選手権FS-125部門東地域第3戦 2016年地方カート選手権FP-3部門&FS-125部門東地域第3戦 2016年ジュニアカート選手権FP-Jr部門&FP-JrCadets部 門東地域第3戦
*年号の修正については省略
��������������
���������
� ���������車両�の�部�Ⅰ�に以下を�加する。
グループE-Ⅰ:フリーフォーミュラレーシングカー
� ���������車両�の�部�Ⅱ�を以下の通り改め る。 (略)
グループE-Ⅱ:フリーフォーミュラレーシングカー ���������������� 改正なし。
����������������������� 改正なし。
����������������������� 改正なし。
����������������� 改正なし。
����������������� 改正なし。
������������������ ���������������������������� � ����337)10)を以下の通り改める。
以下を満たすスキッドブロック及びスペーサーを前後 それぞれ1つずつ装着しなければならない。
(�)スキッドブロックおよびスペーサー
<スキッドブロック>
� ��は��������の間とする。
② 寸法は、長さ(車両前後方向)���mm、���� mm、幅(車両左右方向)は���mm、����mm。
� 厚さは��mmで��は��mm。
④ 新しい場合は一定の厚さであること。
� 最����の��で��の加工が認められる。
⑥ ��サ��以�のボルトを用いて、���たり最 ��か�でスペーサーに��され、スペーサー、 スキッドブロック、フラットボトム面の間に、か つ各々の構成の間に空気を通さぬよう、車両前後 方向中心線に対して左右対称に取り付けること。
⑦ スキッドブロックの使用後の適合性を確認するた めに、����に�す位置に����mm(��mm) の�つの穴を各々のスキッドブロックに開けなけ ればならない。測定はスキッドブロックに開けら
れた穴の周囲のみで行われ、すべての穴において、 その�周����でも�mm以�の厚さを有して いること。
<スペーサー>
⑧ 最 �厚さ�mmを有し、最����の�囲で��の 加工が認められる。なお前部スキッドブロックの 前端から前車輪軸中心までの間、後部スキッドブ ロックの前端から前方に���mmの間で延長が認め られる。延長した場合の形状は自由であるが、路 面等に接触した場合でも脱落しない取付でなけれ ばならない。
⑨ スペーサーは均一の幅で前後のスキッドブロック 間を最����までの�囲で��ることが認めら れる。��にて取り付ける場合、各々の�間は� mm以下でなければならない。また、スキッドブ ロック間で下面視で見える面は平面でなければな らず、いかなる空力的形状も有してはならない。
���� スキッドブロック各寸法
���� スキッドブロックおよびスペーサー詳細寸法
(�)スキッドブロックの取り付け位置
⑩ スキッドブロックは下記位置に取り付けられなけ ればならない。
・フロントスキッドブロックは、その前端が前車 輪軸から後方���mm(����mm、��mm) で、スキッドブロックの左右中心線と車両の前 後方向中心線が一�(����mm)してなけれ ばならない。
・リアスキッドブロックは、その後端が後車輪軸 と一�(����mm、��mm)して、スキッ ドブロックの左右中心線と車両の前後方向中心
線が一�(������)してなければならない。
��に�される位置に������(����)の�つの 穴を各々のスキッドブロックに開けなければならない。 測定はスキッドブロックに開けられた穴の周囲のみで ��れ、す�ての穴において、その�周���所でも ���以�の厚さを有していること。
<スペーサー>
���厚さ���を有し、�����の�囲で��の加工 が認められる。なお前部スキッドブロックの前端から 前車輪軸中心までの間、後部スキッドブロックの前端 から前方に�����の間で��が認められる。��した 場合の形状は自由であるが、路面等に接触した場合で も脱落しない取付でなければならない。
���� スキッドブロック取り付け位置
� ����「����とエアリストリク�ー」を以下の通り 改める。
⑨スペーサーは均一の幅で前後のスキッドブロック間を ���分�までの�囲で��ることが認められる。分 �にて取り付ける場合、各々の�間は���以下でな ければならない。また、スキッドブロック間で下面視 で見える面は平面でなければならず、いかなる空力的 形状も有してはならない。
*過給装置付きエンジンは、気筒容積に係数17を乗じ、そ れによって得られた値に相当する区分のテーブルが適用 される。
������������������������������
�������
� ����3351)「車体(モノコック構造体)」を以下の通 り改める。
車室部分はJAFによって認められたモノコックおよび ロールケージの使用が義務付けられる。
モノコックは、JAFが認めた場合に限り、加工が認め られる。
ロールケージに対する加工は一切認められない。
� ����337)7)を以下の通り改める。
以下を満たすスキッドブロック及びスペーサーを前後そ れぞれ1つずつ装着しなければならない。
(�)スキッドブロックおよびスペーサー
<スキッドブロック>
���は��������の間とする。
�寸法は、�さ(車両前後方向)�����、������、 幅(車両左右方向)は�����、������。
�厚さは����で��は����。
④新しい場合は一定の厚さであること。
������の��で��の加工が認められる。
���サ��以�のボルトを用いて、��当たり��� か所でスペーサーに締結され、スペーサー、スキッド ブロック、フラットボトム面の間に、かつ各々の構成 の間に空気を通さぬよう、車両前後方向中心線に対し て左右対称に取り付けること。
⑦スキッドブロックの使用後の適合性を確認するために、
�� スキッドブロックおよびスペーサー��寸法
(�)スキッドブロックの取り付け位置 ⑩スキッドブロックは下記位置に取り付けられなけれ ばならない。
・フロントスキッドブロックは、その前端が前車輪 軸から後方�����(������、����)で、 スキッドブロックの左右中心線と車両の前後方向 中心線が一�(������)してなければならな い。
・リアスキッドブロックは、その後端が後車輪軸と 一�(������、����)して、スキッドブ ロックの左右中心線と車両の前後方向中心線が一 �(������)してなければならない。
� ����5.7)「排気系統」を以下の通り改める。
JAFによって認められたエキゾーストシステムの使用
が義務付けられる。すべての排気ガスが通過する、少なく とも1つの触媒装置が設置されなければならない。触媒装 置はJAFに申請し承認されなければならず、当該触媒装 置を使用して初めて�加する���の�か��までに申請 しなければならない。
いかなる可変排気装置も禁止される。
側方排気車両の排気管の高さは次の通り:
�)最低高:排気口の最低点は最低地上高を確保しなけれ ばならない。
�)最大高:排気口の最高点は フラットボトム底面から 300mm上方を通過する平行面より高くなってはならな い。
� ���条58)を以下の通り追加する。
��� )エンジンコントロールユニット(ECU)
JAFによって認められたエンジンコントロールユニッ
ト(ECU)の使用が義務付けられる。
� ���条98)「ステアリング」を以下の通り改める。
ステアリングホイールと操向装置(ステアリングギアボ ックス、リンク)と操向車輪とは、唯一機械的に連結され ていなければならない。
JAFによって認められたステアリングギアボックス、
パワーステアリング(EPS)、パワーステアリングコント ロールユニット(EPS ECU)の使用が義務付けられ る。
ステアリングホイールの形状は自由。クイックリリース システムを備えていなければならず、その方式はステアリ ングコラム上に配置された同心円状のフランジを引く方法 によるものでなければならない。
衝撃吸収装置付きステアリングコラムの設置を推奨する。
� �別��「最低��とエアリストリクター」を以下の通り 改める。
ウは不透明な複合材料に変更されることも認められるが、 当初のウィンドウの形状が明確に判別できなければなら ない。
ただし、ポリカ ーボネイトを用いる場合、板厚はサイ ドウィンドウで28mm以上、リアウィンドウで38mm以 上の厚さを有しなければならない。
複合材料の場合、板厚は04㎜以上、3㎜以下の厚さを 有しなければならない。
�)〜�)(略)
�)サイドウィンドウに色付きガラスまたはウィンドウフ ィルムを使用する場合、��離れた位置から車室内のド ライバーを目視できなければならない。
�)リアウィンドウに以下条件で穴を開けることが許され る。
i)〜ii)(略)
� ���条331)「��インライン」の�����ならびに ������を以下の通り改める。
*過給装置付きエンジンは、気筒容積に係数17を乗じ、そ
れによって得られた値に相当する区分のテーブルが適用 される。
�����ラ���ー����ー���(�AF-GT500) � ���条313)を以下の通り改める。
フロントスプリッターを含む車両の全長は最大で 4,725mmとする。
(リアウィングおよびリアウィングサポートは含まれな い。)
� ���条322)「その他のウインドウ」を以下の通り改め る。
�)取り付け位置、形状に変更がなければ車室内を透視す ることができるポリカーボネイトに交換してもよい。
なお、リアウィンドウおよびリアクォーターウィンド
� ���条3383)「後部隔壁」を以下の通り改める。
側面視で運転席の座席後方に位置し、車室を完全に隔離 する隔壁が設置されなければならない。
後部隔壁(バルクヘッド)、3.3.6.1)�)の開口部の�� 構造、または当初から存在する開口部を塞ぐ素材の形状と 材質
形状:自由。
材質:堅固で防火性に富んだ材質により構成されていなけ ればならない。
� ���条3422)5)を以下の通り改める。
幅は最大1,900mm(支持体と翼端板を含む。)。
� ���条8.1)「駆動方式」から以下を削除する。
「運動エネルギー回生システムに関する付則」に従いJ AFに申請し承認を受けた運動エネルギー回生システムの 使用が認められる。
� ���条98)「ステアリング」を以下の通り改める。
ステアリングホイールと操向装置(ステアリングギアボ ックス、リンク)と操向車輪とは、唯一機械的に連結され ていなければならない。
ステアリングギアボックスおよびステアリング・コラム シャフトは、JAFの指定するものを使用しなければなら ない。
� ����条103)「ブレーキの冷却」から以下の下線部を削除 する。
空気による冷却および水噴射による冷却以外、いかなる 物質の噴射、噴霧による方法も禁止される。
(略)
����������(ナショナルフォーミュラ)に関する定義 改正なし。
�������������-FJ)
� �第�条43)「最大容積」を以下の通り改める。
1,500ccを含み1,500ccまでとする。
� �第�条412)「潤滑系統」を以下の通り改める。(標題と
条文の変更)
� ���)点�プラグ
自由。
� �第�条から以下を削除する。(以下条文番号を繰り上げ)
� ���)バルブスプリング
いかなる他のものとも交換が許される。ただし、製 造者の定めた数を変更してはならず、当初の取り付け 部を変更することなく取り付けられること。バルブス プリング調整用のスプリングシートの取り付けは許さ れる。
� ���)シリン�ーブロック
ボーリング、ホーニングの加工のみ許される。
� ���)シリン�ーヘッド
面削は平面��に限り�mmまで許される。
� ���)調整・仕上げ
クランクシャフト、ピストン、ピストンピンのバラ ンス取りのみ許される。
� �第��条117)「ヘッドレスト・サイドパッド」から以下の 下線部を削除する。
(略)
衝撃吸収材は、FIAが指定したCONFORForm CF45 (Blue)、またはそれと同等の性能を有するとJAFが認 めた材質でなければならない。 (略)
�������������F4)
改正なし
�����������������F)
� �第�条14)「適合車両」を以下の通り改める。
�����)本規定の以下の条項に合致した車両で、JAF が認めたス-パーフォーミュラ(SF)車両供給者から 供給される車両。
�����)本規定で個別に認められた改造、および、スー パーフォーミュラ(SF)車両供給者が指定した改造以 外にいかなる改造も許されない。
�����)シャシーの一部として取替えが可能な部品は、 本規則で個別に認められているものを除き、すべてス ーパーフォーミュラ(SF)車両供給者が供給するもの に限られる。
� �第�条24)「全幅」を以下の通り改める。
車体の全幅は、操舵される車輪を直進方向に向け、タイ ヤを除いて計測され1,910mmを超えてはならない。
� �第�条31)「最低重量」を以下の通り改める。
車両重量は����g未満であってはならない。
� �第��条1122)を以下の通り改める。
コンプリートホイールの幅と直径の測定は、14barに膨 張させた新しいタイヤを装着し、ホイールを垂直位置に保 った状態で車軸の高さで水平に行われる。
���������������)���) 改正なし。
� �第�章第�条21)「ラリーRR車両(RR車両)」を以 下の通り改める。
F�AによりグループR(R�〜R�)として�認され た車両(�認有��限��年を�過していない車両を含む) で、道路運送車両の保���(昭和��年運輸省令第��号) に適合し、本編に従った自動車登録番号標(車両番号標) を有する車両。
� �第�章第�条「最低重量」の74)を以下の通り改める。 RPN車両、RF車両およびAE車両についてはカタロ グに記載された車両重量から当該車両の燃料タンク容量に �重�.��を��た値(小数点以下切り�て)を��、これに �全装備(ロールケージ等)の重量として���gを加えた値 とする。ただし、本章第�条に従い換�した�の��容積 が�,���cc以下のRF車両については、上記���gを加えない 値とする。
同一車両型式に複数の車両重量が設定されている場合は、 その最小値を当該車両の車両重量として適用する。また、 同一車両型式に過給器付と過給器なしの両仕様が存在する 場合は、各々に設定されている車両重量の最小値を適用す る。
� �第�章第�条424)③に以下を追加する。
(略)
特殊な場合:
非鋼鉄製のボディシェル/シャシーの場合、ケージとボ ディシェル/シャシーとの溶接は一切禁止され、ボディ シェル/シャシー上に補強板を接着することのみ許され る。
� �第�章第�条「けん引用穴あきブラケット」を以下の通 り改める。
車両が砂地に停車したときでも使用が可能な位置に取り 付けられていなければならない。また、これらは明確に視 認でき、黄色、オレンジ色、あるいは赤色に塗装されてい ること。
金属製のけん引用穴あきブラケットは下記の要件を満た すこと。
①材質は、スチール製でなければならない。
②最小内径:����
③内径の角部はRを付けて滑らかにすること。
④板製の場合、最小断面積(取り付け部分も含む): �cm�
���の場合、最小直径:���以上。
なお、可倒式、および上記②を満たすケーブルフープ式 も許される。
� �第�章の第�条「改造の定�」と第�条「車両の改造」 を統合して以下の通り改める。(以下条文番号を繰り下げ)
第�条 車両の改造
本条51)〜55)に��く第�章〜第�章および第10 章の一般改造規定に従った作業。
なお、第�章〜第�章および第10章における当該車両 について分解整備(原動機、動力伝達装置、走行装置、 操縦装置、制動装置、緩衝装置または連結装置を取外し て行う車両の整備または改造であって道路運送車両法施 行規則(昭和26年運輸省令第74号)第�条で定めるもの をいう。)をしたときは、遅滞なく点検整備記録簿に整 備の概要等を記載しなければならない。ただし、分解整 備事業者が当該分解整備を実施したときは、この限りで はない。
5.1)修正加工 (略)
52)交換 (略)
53)追加 (略)
54)変更 (略)
55)調整 (略)
� �第�章「スピードP車両規定」第�条「�全規定」1.3) 7)「ロールバーの車体への最少取付け点数」に以下を追加 する。
(略)
⑥非鋼鉄製の車体の場合、車体上に補強板を接着するこ とのみ許される。
� �第�章「スピードPN車両規定」第�条「�全規定」13) 7)「ロールバーの車体への最少取付け点数」に以下を追加 する。
(略)
⑥非鋼鉄製の車体の場合、車体上に補強板を接着するこ とのみ許される。
� .���「スピード�車�規定」���「安全規定」14) 7)「ロールバーの車体への最少取付け点数」に以下を追加 する。
(略)
⑥非鋼鉄製の車体の場合、車体上に補強板を接着するこ とのみ許される。
� .���「スピードSA車�規定」���「安全規定」14)
7)「ロールバーの車体への最少取付け点数」に以下を追加 する。
(略)
④非鋼鉄製の車体の場合、車体上に補強板を接着するこ とのみ許される。
� .����「スピードA�車�規定」���「安全規定」13)
7)「ロールバーの車体への最少取付け点数」に以下を追加 する。
(略)
⑥非鋼鉄製の車体の場合、車体上に補強板を接着するこ とのみ許される。
� ��� �則�
S-FJ車両規定の競技会用実施細則
�.1「エンジン」(1)「エンジンおよび補機の改造限度」の 以下の下線部を削除する。
エンジンおよび補機については次の各項目以外の改造、 加工、修正を禁止する。
①シリンダーブロック:
シリンダーブロックは、ボーリング、ホーニング加工の
��� ��
一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」という。)は、 ����年(以下「当該年」という。)のレース競技会において� 秀な成績を収めた者の栄誉をたたえるため、これを認定する日 本レース選手権規定を制定する。
日本レース選手権は次の通り区分する。
�.全日本選手権
�.地方選手権
地方選手権の��は、�サーキットで�シリー�を�成 するものについては、開催されるサーキット名を付し、ま た、�数のサーキットで�シリー�を�成するものについ
ては当該地方名を付する。 ��� ���の��
�.全日本選手権
全日本選手権は、次の�部�で�成される。
�)全日本スーパーフォーミュラ選手権(以下「SF」と
ドライバーおよびチームに選手権を与える。
�)全日本フォーミュラ�選手権(以下「F�」という。) ドライバー、チームおよびエンジンチューナーに選手 権を与える。
�.地方選手権
地方選手権は、次の�部�で�成される。�)、�)およ び�)は、国内スポーツカレンダー登録規定の別表による
ボーリングは、025mmまで許される。
②シリンダーヘッド:
シリンダーヘッドの平面研磨は�mmまで許される。
シリンダーヘッドの平面研磨による段差の修正、および 取り付け穴の加工は許される。
④カムタイミングプーリー:
カムタイミングプーリーの加工は許される。
⑤ピストン、ピストンピン、ピストンリング:
�本�にバランス取り以外の加工は禁止とし、��以上 未加工品があること。
ただし、ピストントップについては、ヘッド面研によっ て生じるピストントップとヘッドおよびピストンとバル ブの干渉を避けるためのピストントップのみの追加工は ����に許される。
⑥コンロッド:
バランス取り以外の加工は禁止。��以上未加工品であ ること。
⑦クランクシャフト:
バランス取り以外の加工は禁止。
⑧バルブシート:
修正研磨は許される。また、シートリングとポートの段 付修正はポート�、シートリング�ともに接合面��� mmまでの範囲で加工が許される。
⑨オイルパン:
バッフル加工およびオイル戻し加工、油温計の取り付け 加工は許される。
地域別にドライバーに選手権を与え る。�)は、ドライバ ーおよびチームに選手権を与える。
�)フォーミュラ�地方選手権(以下「F�」という。) �)F�A�フォーミュラ�地方選手権(以下「F�A� F�」という。)
�)スーパーFJ地方選手権(以下「S�FJ」という。) �)ツーリングカー地方選手権(以下「ツーリングカー」 という。)
ツーリングカーは、各オーガナイザーにより任意に最 ��クラスの設定を行うことができ、��のクラスに特 定の制限を加えることができる。
ただし、設定されたクラス区分は当該年中に変更する ことは許されない。
�.選手権レースの最長走行距離および最短走行距離は次の 通りとし、レース毎に競技会特別規則書でレース距離(以 下「当初のレース距離」という。)を定める。
�.競技会審査委員会は、保安もしくは不可抗力のため、レ
短縮された距離が前項に定める最短走行距離に満たない 場合でも、選手権レースとして認定される。
�������������
�.各部門の選手権は、部門毎のレースが当該年度でそれぞ れ�回以上開催されなければ成立しない。
ただし、FIA�F�は、�回以上開催されなければ成 立しない。
�.各部門のレースは、��以上の車両がスタートしなけれ ば成立せず、選手権得点は与えられない。
ツー�ン�カー地方選手権は、当該�ラスが��以上の 車両がスタートしなければ成立せず、選手権得点は与えら れない。
�.不可抗力によりレースが中止された場合の取り扱いは次 の通りとする。
�)��車両が�周回を�了する前にレースが中止された
場合、レースは成立せず、選手権得点は与えられない。
�)��車両が�周回を�了し、か�走行した距離が当初
のレース距離の����満でレースが中止された場合、レ ースは成立し選手権得点の半分が与えられる。
�)��車両が当初のレース距離の���以上を走行した後 でレースが中止された場合、レースは成立し選手権得点 はすべて与えられる。
�.前��項により当初のレース距離が短縮された場合、前 項の�)および�)の���の��は短縮された距離に基づ く。 ��������
�.全日本選手権および地方選手権のレースには、次の規則、 規定が適用される。
�)国際モータースポーツ競技規則およびその付則 �)国内競技規則およびその付則 �)本選手権規定 �)競技会�別規則
�.全日本選手権のレースには、前項の規則、規定のほか、 各部門毎に別に定める次の統一規則が適用される。
�)全日本スーパー��ー�ュラ選手権統一規則 �)全日本��ー�ュラ�選手権統一規則
�.全日本選手権および地方選手権は、自動車競技の組織に �する規定���「競技会」に従った格式の競技とする。
�.全日本選手権または地方選手権のレースとして申請され たものの中からJAFが認定したレースのみが、選手権タ イトルの使用を許される。
�.JAFは、レース終了後、選手権レースとしての要件を 満たさなかったと判断したレースを選手権から除外し、そ のレースからタイトルを取り消すことがある。
日本レース選手権の登録申請を行うオーガナイザーは、国内 スポーツカレンダー登録規定に従い、所定の書式により次の事 項を記載しJAFに申請書を提出すること。
なお、FIA�F�に�いては、FIAライセンス�定に基 づきJAFが認めたプロモーターまたはオーガナイザーがJA Fに申請書を提出する。
�.選手権レースの開催月日、区分、部門 �.開催場所、�周の距離 �.レースの走行距離(周回数) �.その他、必要記載事項
��������
日本レース選手権として認定されカレンダー登録が認められ たレースのオーガナイザーは、下記の期日までに所定の書式に
より当該レースの組織許可申請書をJAFに提出しなければな らない。
�)全日本選手権(国際格式)�開催日の��月前 �) � (国内格式)�開催日の��月前 �)地方選手権 �開催日の��月前
����������������
JAFは、各年度の初めまでに日本レース選手権として認定 したレースを公示する。
������������������������
�.日本レース選手権として認定されたレースの開催を延期 し、または開催が不能となった場合、当該レースのオーガ ナイザーは、その開催�定日の��月前までに、その理由 を付してJAFに届け出を行い承認を得た上、必要な公示 を行わなければならない。
�.日本レース選手権として認定されたレースを、正当な理 由なく、中止または開催しなかったオーガナイザーは、次 年度の選手権レースの開催を認められない。
JAFは、����および����に定める得点基準に基づき、 選手権の各部門の最高得点者をその部門の日本レース選手権保 持者として認定し、「JAFモータースポーツ賞典規定」による 賞典を与える。
�.JAFは、日本レース選手権に適用される規則または規 定に重大な違反を犯した者を選手権から除外することがあ る。
�.JAFは、競技会審査委員会により国内競技車両規則違 反に起因する失格を宣告された者が当該年度に獲得した選 手権得点を遡及して無効とすることがある。
�����������
やむを得ない事情により本選手権規定を適用できない場合、 JAFがその処置を決定する。
�����������
���������
選手権に参加できる車両は、部門毎の選手権統一規則にこれ を定める。
���������������
�.SF
国際競技運転者許可証B以上の所持者が参加できる。 �.F�
国内競技運転者許可証A以上の所持者または、限定国内 競技運転者許可証A所持者の内、JAFスポーツ資格登録 規定����.�)に該当する者が参加できる。
国際格式競技の場合は、国際競技運転者許可証B以上の 所持者とする。
ただし、次のいずれかに該当する者は参加できない。 �)当該選手権統一規則に定める当連盟への公式登録申請 時にFIAスーパーライセンスを所持している者。
�)����年�����年の���、SFまたは�ormulaRenault � � Seriesにおいて、��ー�ラン�ン�上位�位まで の者。
���������
�.全日本選手権の得点は、所定の書式によりあらかじめJ AFに登録されたドライバー、チームおよびエンジンチュ ーナーを対象とする。
�.得点の基準および複数の者が同一の得点を得た場合の上 位者の決定方法は、各部門の選手権統一規則でこれを定め る。
ースがスタートする前迄に当初のレース距離を短縮するこ とができる。
��.F�:
当該年のJAF国内競技車両規則に定めるフォーミュラ �(F�)とし、本選手権に使用するタイヤは、JAFの 承認のもとでオーガナイザーによって指定されたものを使 用しなければならない。
��.FIA-F�:
当該年のFIA国際競技規則付則J項に定めるFIA- F�とし、本選手権に使用するタイヤは、JAFの承認の もとでプロモーターまたはオーガナイザーによって指定さ れたものを使用しなければならない。
��.S-FJ:
当該年のJAF国内競技車両規則に定めるスーパーFJ (S-FJ)とし、本選手権に使用するタイヤは、JAF の承認のもとでオーガナイザーによって指定されたものを 使用しなければならない。
��.ツーリングカー:
オーガナイザーからの申請に基づきJAFが承認した技 術規則に定める車両とする。
��.F�
限定国内競技運転者許可証Aを含み、国内競技運転者許 可証A以上国際競技運転者許可証B以下のライセンス所持 者で、次のいずれかの条件を満たす者が参加できる。
�)過�のレース出場��が�回以上。
�)過�のレース出場��が�回以上で、かつJAF公認 レーシングコースにおけるスポーツ走行の��時間が� 時間以上あってその証明を有すること。
�)過�にレースの出場��が�回で、かつJAF公認レ ーシングコースにおけるスポーツ走行の��時間が�時 間以上あり、その証明を有すること。
�)JAF公認レーシングコースにおけるスポーツ走行の ��時間が�時間以上あり、その証明を有すること。
��.FIA-F�
限定国内競技運転者許可証Aを含み、国内競技運転者許 可証A以上国際競技運転者許可証B以下のライセンス所持 者で、上��.�)��)に定めるいずれかの条件を満たす 者が参加できる。
ただし、����年�����年に���、SF、F�のいずれ かのレースにおいて�位以内に��した��を有する者は、 参加できない。
��.S-FJ
限定国内競技運転者許可証Aを含み、国内競技運転者許 可証A以上国際競技運転者許可証B以下のライセンス所持 者で、上���.�)��)に定めるいずれかの条件を満たす 者が参加できる。
ただし、����年�����年に���、SF、F�のいずれ かのレースにおいて�位以内に��した��を有する者は、 参加できない。
��.ツーリングカー
国内競技運転者許可証A以上の所持者が参加できる。
��.次の得点基準表に基づき、各選手権レースにおける上位 ��位までのドライバーに得点を与え る。(FIA-F�に ついては、ドライバーおよびチームに得点を与える。チー ムに対する得点は、エントラントに対して与えられ、各レ ースにおいて同一エントラントに所属する車両が得た順位 のうち、最上位のみが得点対象となる。)
ただし、得点を得る車両は、当該レースにおける同一部 門の��車両が走行した周回数の���(�数点以下��て) 以上の周回数を走行していなければならない。
� 得点基準表(F�、S-FJ、ツーリングカー)
� 得点基準表(FIA-F�)
��.ドライバーは、選手権レースによって異なった車両で参 加しても、その車が当該部門の参加車両の規則に合致して いれば、年間を通してその部門の得点は加算される。
��.ドライバーは、複数の選手権レースに出場して得た得点 のうちから、高得点順に次項に定めるレース数の得点を合 計して選手権得点とすることができる。
��.選手権得点の対象となるレース数は、以下の通りとする。
�)F�およびS-FJ:
選手権レースとして成立した当該部門のレースの合計 数の���(�数点以下����)とする。
�)FIA-F�:
選手権レースとして成立した当該部門のすべてのレー スとする。
�)ツーリングカー:
選手権レースとして成立した当該部門のレースの合計 数の���(�数点以下����)とする。
ただし、開催された当該部門のレースの合計数が�回 に満たない場合、開催された当該部門のレースのすべて が選手権得点の対象となる。
��.同一部門で、複数のドライバーが同一の選手権得点を得 た場合、次の基準に基づき上位者を決定する。
�)有�得点(上���.による選手権得点の対象レースで 得た得点)の範囲内で高得点を得た回数の多い順に順位 を決定する。
�)上��)の回数 も同一の場合、当該競技者が獲得した 全ての得点の内、高得点を得た回数の多い順に順位を決 定する。
�)上��)および�)の方法によっても順位が決定でき ない場合は、最終戦における得点をもって決定する。 最終戦の得点によっても順位が決定できない場合は、 最終戦の前の競技会における得点というように遡って順 位が決まるまで続ける。
��.公式予選は、最����(��による�断時間は��)と する。
��.公式予選は、�な�とも決�レーススタートの�時間前 までに終了していなければならない。
��.ただし、競技会審査委員会がやむを得ない状況であると 判断した場合は、この限りではない。
��.公式予選通過基準タイムは、公式予選で達成されたタイ ムの上位�位までのタイムを��し、その����以内とす る。ただし、FIA-F�は、当該公式予選で達成された �位のタイムの����以内とする。
本規則は、����年����より�行する。
一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」という。)は、 �����(以下「当該�」という。)のラリー競技会において� 秀な成績を収めたドライバーおよびナビゲーター(ラリー競技
開催規定に定めるスペシャルステージラリーにおいてはコ・ド ライバー。以下総称して「ナビゲーター」とい う。)の栄誉を たたえるため、これを認定する日本ラリー選手権規定を制定す る。
本選手権は次の通り区分し、それぞれにドライバー部門およ びナビゲーター部門を設ける。
・全日本ラリー選手権(以下「全日本選手権」という。なお、 英語表記はJapaneseRallyChampionshipとする。) ・地方ラリー選手権(以下「地方選手権」という。)
JAFは、国内競技規則とその付則、ラリー競技開催規定お よび本規定に基づいて組織し、開催されるラリー競技会のうち から、��条に基づ�次の�タイトルを付す。
ただし、競技会終了後、選手権競技としての要件を満たさな かったと判断した場合、JAFは当該競技会のタイトルを取り 消す場合がある。
�.全日本選手権として申請された国内格式以上の競技会の うちから、��以上���以内を「全日本ラリー選手権競技 会」として認定する。認定を受けようとするオーガナイザ ーは、カレンダー登録申請締切日前にJAFによって開催 される「全日本ラリー選手権カレンダー登録申請に係る説 明会」に出席すること。
※開催日時、開催場所等の詳細は別途公示される。
�.各地域から地方選手権として申請された準国内格式以上 の競技会のうちから��以上���以内を当該地域の「地方 ラリー選手権競技会」として認定する。
��� ������������������
全日本選手権は、各クラス�台以上のレ�キ受付台数を 以て、選手権クラスとして成立する。
地方選手権は、各クラス�台以上の参加出走台数を以て、 選手権クラスとして成立する。
�.選手権競技会の成立
全日本選手権は選手権対象全クラス合計��台以上のレ� キ受付台数を以て、地方選手権は選手権対象全クラス合計 ��台以上の参加出走台数を以て、選手権競技会として成立 する。
なお、全日本選手権と地方選手権が併催される場合は、
全日本選手権は選手権対象全クラス合計��台以上のレ�キ 受付台数を以て、地方選手権は選手権対象全クラス合計�� 台以上の参加出走台数を以て、それぞれ選手権競技会とし て成立する。
�.選手権シリーズの成立
全日本選手権、地方選手権のいずれも選手権として成立 した競技会数��以上を以て、選手権シリーズとして成立 する。 ��� ����
�.全日本選手権および地方選手権のラリーには、次の規則、 規定が適用される。
�)国��ータース�ー�競技規則およびその付則 �)国内競技規則およびその付則
�.全日本選手権のラリーには、前項の規則、規定のほか、 別に定める「全日本ラリー選手権統一規則」が適用される。
�.競技形式はラリー競技開催規定に定めるスペシャルステ ージラリーとする。ただし、JAFが特に認めた場合はこ の限りではない。
�.スペシャルステージの総走���は����以上設定され ていること。
�.やむを得ない理由により競技が短縮された場合において、 それ�でに終了したスペシャルステージの総��が���� を超えており、かつ競技会審査委員会が適当と認めた場合、 当該競技会は選手権として成立したものとする。
当該�のJAF国内競技車両規則���ラリー車両規定に定 める以下の車両とし、�点式以上のF�A公認�全�ルトを� 備していること。
�.RR:
ラリーRR車両。
�.RN:
ラリーRN車両。
�.RJ:
ラリーRJ車両。自動車製造者が当該車両(同一車両型 式)の��を��(終了)した���後の当該���で�格 を有する。
�.RPN:
ラリーRPN車両。同一車両型式の最も古いJAF登録 �が��������日以�の車両のみ�格を有する。
�.AE:
ラリーAE車両。
��� �����
参加車両は下表の通りクラス区分される。
���� (����)
気筒容積���������������R��および��(気筒 容積別区分なし)。
気筒容積������������������������R��。 ���� (����)
気筒容積���������������R��R�。 ���� (����)
気筒容積�������������������R��R�。 ���� (����)
���� (����)
気筒容積����������������R��R�� および RR(気筒容積別区分なし)。
気筒容積����������������R��R�。 ���� (����)
��� 参加��
全日本選手権競技に出場するものは、参加申し込み締め切り 時点において、参加車両を運転するのに有効なる運転免許を取 得後��以上��していなけれ�ならない。
���� ���������������
�.得点基準
�)クラス別得点
選手権として成立した各競技で完走したドライバーお よびナビゲーターに対し、競技��成績に基づ�、�� 条に定めるクラス別の順位に従って下記の表による得点 を与える。
ただし、不成立となったクラスの車両が参加出走した 場合において、隣接する上位クラスが成立しているとき は、そのクラスは当該車両を含んだ順位に基づいて得点 が与えられるものとする。
��得点係数
クラス別得点には、実際に行われたスペシャルステー ジの総距離および路面に従って以下の係数を乗じる。な お、小数点以下の得点もすべて有効とする。
��.クラス毎にエアリストリクターの装着を義務づけること、 または任意とすること。
��.エアリストリクターの装着を義務付ける場合、そのサイ �は、クラス毎に�大内������外������満�を設 定すること。
��.��条参加車両��.��による年次��を設定すること。
���������� 参加車両は����に基づき下記��.または��.のいずれか の方法によりクラス区分される。
��.全日本選手権と同クラス区分
��.開催地域別に任意に設定されるクラス区分:
なお、��条��.により選手権として成立した場合に は、いずれも係数は�.�とする。
��デイ別得点
選手権として成立した各競技の各デイにおける��条 に定めるクラス別の順位に従って上位�位のドライバー およびナビゲーターに対し、デイ毎に下記の表による得 点を与える。
なお、当該得点には、上記��の得点係数は乗じない。
��.選手権順位の決定
��選手権として成立した競技会数が��以上の場合は高 得点順に��を、��以下の場合は全�を得点合計の対 象とする。
��上記��に従って各競技者のクラス別得点を合計し、 その合計得点が多い順にクラス別選手権順位を決定する。
JAFは、このクラス別選手権順位において��位とな ったものを、クラス選手権者として認定する。
��上記��において、クラス別得点の合計が複数の競技 者について同一となった場合は、上位得点の獲得回数が 多い順に順位を決定する。
��上記��によっ ても順位が決まらない場合は、当該競 技者が得たすべての得点のうち、上位得点の獲得回数が 多い順に順位を決定する。
��上記��によっ ても順位が決まらない場合は、下記の 通りとする。
����位が複数��する場合は、上位得点を獲得した競 技会の各クラスにおける出走台数の多い順、次に当該 年に全日本選手権競技に出場した回数の多い順に順位 を決定する。
���上記���以外の場合は、同順位として認定する。 ただし、下位の者の順位は繰り上げない。
全日本選手権競技会を開催するオーガナイザーは、競技会特 別規則書に記載された参加受付日から競技会終了までの間事務 �を設置し、かつ�当の事務����以上を��さ�なければ ならない。
参加できる車両は、当該年のJAF国内競技車両規則��� ラリー車両規定に定めるRR車両、RN車両、RJ車両、RP N車両、RF車両またはAE車両とする。
ただし、RF車両のホイールおよびタイヤについては、当該 年のJAF国内競技車両規則���ラリー車両規定����� 条RJ車両規定に従うこと。
なお、過給器付車両のエアリストリクターについては、開催 地域毎に当該地域の地方選手権を構成するオーガナイザーのす べての同意を得たうえで、当該年の�年の�����日までにJA Fに申請し承認を得ることを条件に下記の措置を講ずることが できる。
次の�����の要件すべてを満たすことにより、クラ ス区分を任意に設定することができる。ただし、����� の要件のいずれかでも満たすことができない場合は、上記 ��.の全日本選手権と同一クラス区分とする。
��クラス区分は、当該年のJAF国内競技車両規則�� �ラリー車両規定���一�規定��条に基づき、�大 �区分以内とすること。
��当該地域の地方選手権を構成するオーガナイザーすべ ての同意を得ること。
��上記��および��について、当該年の�年の����� 日までにJAFに申請すること。
��.地方選手権に出場するものは、参加申し込み締め切り時 点において、参加車両を運転するのに有効なる運転免許を 取得��年以上�過していなければならない。
��.地方選手権の地域区分は、下記の�地区に分�する。
JAF北海道ラリー選手権 :北海道 JAF東日本ラリー選手権 :青森、秋田、岩手、山形、 宮城、福島、新潟、長野、 山梨、群馬、栃木、茨城、 埼玉、東京、神奈川、
千葉 JAF中部・近畿ラリー選手権:静岡、富山、石川、福井、 岐阜、愛知、三重、大阪、 兵庫、滋賀、京都、奈良、 和歌山
JAF中四国ラリー選手権 :岡山、鳥取、島根、広島、 山口、香川、徳島、高知、 愛媛
JAF九州ラリー選手権 :福岡、大分、佐賀、長崎、 熊本、宮崎、鹿児島、 沖縄
��.各地方選手権は原則として、上記に区分された当該地区 内にすべての行程が設定されなければならない。
��������������������
��.得点基準
選手権として成立した各競技会で完走したドライバーお よびナビゲーターに対し、競技��成�により、���条に 従って設定されたクラスごとに、下記の表による得点を与 える。
ただし、不成立となったクラスの車両が参加出走した場 合において、隣接する上位クラスが成立しているときは、 そのクラスは当該車両を含んだ順位に基づいて得点が与え られるものとする。
��.選手権順位の決定
��選手権として成立した競技会が��以上の場合は高得 点順に��を、��以下の場合は全�を得点合計の対象 とする。
��上記��に従って各競技者の得点を合計し、その合計 得点が多い順にクラス別の選手権順位を決定する。JA
Fは、この選手権順位において��位となったものを、 当該地区における各クラスの選手権者として認定する。
�)上記�)において、得点の合計が複数の競技者につい て同一となった場合は、上位得点の獲得回数が多い順に 順位を決定する。
�)上記�)によっ ても順位が決まらない場合は、当該競 技者が得たすべての得点のうち、上位得点の獲得回数が 多い順に順位を決定する。
�)上記�)によっ ても順位が決まらない場合は、下記の 通りとする。
(�)�位が複数��する場合は、上位得点を獲得した競 技会の各クラスにおける出走台数の多い順、次に当該 年に当該クラスの地方選手権競技会に出場した回数の 多い順に順位を決定する。
(�)上記(�)以外の場合は、同順位として認定する。
ただし、下位の者の順位は繰り上げない。
すべてのクルーおよび競技参加者は、必ずブリーフィングに 出席し、かつ出席表に署名しなければならない。
ただし、ブリーフィングを実施しない場合、オーガナイザー はすべてのクルーおよび競技参加者に対する指示事項を公式通 知にて発行し、参加確認時に書面にて配付するものとする。な お、当該指示事項に追加/変更を生じた場合には、当該競技会 審査委員会の承認のもと再度、公式通知にて発表する。
��.オーガナイザーは保険に�し、ラリー競技開催規定�� 条に定める措置を講じること。
��.オーガナイザーは上記��.の保険に加え、当該競技会の 参加者に対して傷害保険を付保すること。ただし、参加者 自身が傷害保険(または共済等)に加入しており、かつそ の事実が書面等の確実な手段によって証明される場合はこ の限りではない。
��������������������
オーガナイザーは国内競技規則により、参加者に対して理由 を示すことなく参加を��することができるが、この場合�日 以内に当該理由を付してJAFに報告しなければならない。
��������������������
��.オーガナイザーは、選手権競技会の延期、または開催不
※下線部 改正箇所 �����������������������
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新たに公認審判員許可証を申請する者は、次の条件のいずれ かを満たした者で、所定の申請書に必要事項を漏れなく記入し てJAF各地方本部事務局あて提出するものとする。
��.略
��.B���の新規申請
�)国際競技運転者許可証(A、B、C、R〈Cレース除外〉) の所持者。ただし、コース委員に限る。
�)JAF加盟、公認クラブおよび公認団体の代表者の推 薦を受けた者。
�ただし、�)の資格を満たした者については資格取得後 ��日以内に所定の申請書に必要事項をもれなく記入の上、
�の場合、その開催�定日の���前までに、JAFにそ の理由を付して届け出を行い承認を受けたうえ、必要な公 示を行わなければならない。
��.正当な理由なく、認定された選手権競技会を延期もしく は中止した場合、または当該競技会を開催しなかった場合、 そのオーガナイザーに対しては、翌年の選手権競技の開催 を認めない。
またJAFは、組織許可申請以前の開催中止であっても、 規則違反とみなし、罰則を適用することがある。
�����������
��.��運�車両の保�基�(����年運�������)ま たは国内競技車両規則に起因する失格を決定された競技者 は、当該年の全得点が無効となる場合がある。
��.オーガナイザーに規則違反または著しい競技運営の不備 があったとJAFが判断した場合、そのオーガナイザーに 対しては、翌年の選手権競技の開催を認めない。
��.JAFは、選手権競技会の運営状況を確認するため、必 要に応じてオブザーバーを派遣し、その報告に基づき必要 な措置を講じることができる。
��.翌年に新たな全日本選手権競技会(申請時点で当該年の 全日本選手権カレンダーに登録されていない競技会)の開 催を計画しているオーガナイザーは、カレンダー申請前に 候補競技会(原則として地方選手権競技会であること)の 運営状況についてオブザーバーによる確認を受けていなけ ればならない。
��.���年以内(�年前の年の���日から本選手権カレ ンダー登録申請締切日までの間)に全日本選手権競技会を 開催した実�のあるオーガナイザーは、上記��.は適用さ れない。
���������
����������� やむを得ない事情により、本選手権規定を適用できない場合 は、JAFにおいて、その処置を決定する。
�����������
本規定は、����年���日から施行する。
ただし、��条��.については����年����日から施行する。
[公示No2016−069]
����を�付しJAFの各地方本部事務局�に提出し なければならない。
��.A���の新規申請
�)国際競技運転者許可証 A、B、Cの所持者。ただし、 コース委員に限る。
�)JAF公認クラブおよび公認団体の代表者の推薦を受 けた者。
�ただし、�)の資格を満たした者については資格取得後 ��日以内に所定の申請書に必要事項をもれなく記入の上、 ����を�付しJAFの各地方本部事務局�に提出し なければならない。
��������������������� �����������������������
���������� �����������
本規定は、����年����日より施行する。
2017 FIA InternationalRally 2017年JAF東日本ラリー選手権第 戦
2017 SUPER GTRound1
岡山 GT300KM レース
(JAF-GT FIA-GT3) 4/7~9
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権 鈴鹿サーキット (SF)
2017 SUPER GTRound2
4/14~16 3 富 士 国際 富士スピードウェイ㈱ FISCO-C ㈱GTアソシエイション
5/19~21 5
富士 GT500km レース
(JAF-GT FIA-GT3)
5/2~4 4 オートポリス
2017 SUPER GTRound3 SUPER GTIN KYUSHU (JAF-GT FIA-GT3)
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権 岡山国際サーキット (SF)
5/26~28 6 群 馬 国際
2017 FIA InternationalRally 2017年JAF全日本ラリー選手権第 戦 モントレー2017 in嬬恋 (Grp A,N,R,RJ)
AG.MSC北海道 JAC
7/14~16 8
6/8~11 7 富 士 国際
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権 富士スピードウェイ (SF FIA-GT3)
2017 SUPER GTRound4 300KM レース (JAF-GTFIA-GT3)
富士スピードウェイ㈱ FISCO-C
㈱菅生 SSC ㈱GTアソシエイション
7/21~23 9 鈴 鹿 国際 ㈱モビリティランド JAF
スポーツランド SUGO 国際
FIA ALTERNATIVEENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿 2017 (ソーラーカー)
8/4~5 10 富 士 国際
2017 SUPER GTRound5 富士 GT300km レース (JAF-GT FIA-GT3)
富士スピードウェイ㈱ FISCO-C ㈱GTアソシエイション
8/4~6 11 ツインリンク もてぎ 国際 ㈱モビリティランド M.O.S.C.
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権 ツインリンクもてぎ (SF)
8/18~20 12 鈴 鹿 国際 KSCC SMSC ㈱モビリティランド
2017 SUPER GTRound6 第46回インターナショナルSUZUKA1000km (JAF-GTFIA-GT3)
8/25~27 13 ツインリンク
2017 FIA世界ツーリングカー選手権 (FIA-S2000)
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権 オートポリス
2017 FIA アジアパシフィックラリー選手権
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権
2017FIAフォーミュラ1
①10/13-15
2017FIA世界耐久選手権シリーズ 6 hoursofFUJI (LMP-1,LMP-2,GTEndurance)
2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権 第16回JAF鈴鹿グランプリ
2017 SUPER GTRound8 MOTEGIGTGRAND FINAL (JAF-GT FIA-GT3)
2017-18 AsianLeMansSeries (LMP2,LMP3,GTE、NE)
「競技会名称」欄に記載されている( )内の記号は、競技車両を指します。
2017年FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧
3月25日~3月26日 1
4月22日~4月23日 2
5月20日~5月21日 3
6月17日~6月18日 4
7月15日~7月16日 5
8月20日 6
9月9日~9月10日 7
9月30日~10月1日 8
2017年JAF全日本ジムカーナ選手権第1戦
2017年JAF全日本ジムカーナ選手権第2戦 オールジャパンジムカーナ イン エビス
2017年JAF全日本ジムカーナ選手権第3戦
ALLJAPAN GYMKHANA in名阪 まほろば決戦
2017年JAF全日本ジムカーナ選手権第4戦
2017年JMRC北海道ジムカーナシリーズEXラウンド オールジャパンジムカーナ
2017年JAF全日本ジムカーナ選手権第5戦 スーパースラローム IN 久万高原
2017年JAF全日本ジムカーナ選手権第6戦 全日本ジムカーナ かむばっく toTAMADA 広島復興祈念
2017年JAF全日本ジムカーナ選手権第7戦 とびうめジムカーナフェスティバル in九州
2017年JAF全日本ジムカーナ選手権第8戦 NRC鈴鹿 BIG ジムカーナ
チームシェイクダウン (株)モビリティランド
[公示No2016−071]
B エビスサーキット 西コース 奥州ビクトリーサークルクラブ
モータリストクラブ レイジィーダブリュエス
カースポーツクラブコクピット AG.メンバーズスポーツクラブ北海道
チーム.エトワール 瀬戸風モータースポーツクラブ愛媛 ドライバーズクラブルーキー
E 名阪スポーツランド Cコース
A オートスポーツランド スナガワ ジムカーナコース
G 美川スポーツランド
F スポーツランド TAMADA チームフルハウス
エーアールシーとびうめ ラリーチームクロスロード
名古屋レーシングクラブ
オーガナイザー 競技会名称 開催日
11月4日~11月5日 1
2017年JAFカップオールジャパンジムカーナ JMRC全国オールスタージムカーナ IN 中国
チームオレンジオブ岡山 チェリッシュモータースポーツクラブ チームフォーチュン
H スピードパーク恋の浦
D 鈴鹿サーキット 国際南コース
以上
[公示No2016−072]
地区 開催場所
F 備北サーキット
3月18日~3月19日 1
オーガナイザー 競技会名称 開催日 C 丸和オートランド那須 フォレストスポーツクラブ モータースポーツクラブうめぐみ
4月15日~4月16日 2
2017年JAF全日本ダートトライアル選手権第1戦 DIRT-TRIALinNASU
2017年JAF全日本ダートトライアル選手権第2戦 RASCALSPRING TRIALIN KYUSHU
2017年JAF全日本ダートトライアル選手権第3戦 2017年東北ダートトライアル IN KIRIYANAI 5月6日~5月7日 3
6月3日~6月4日 4
7月8日~7月9日 5
7月29日~7月30日 6
9月2日~9月3日 7
2017年JAF全日本ダートトライアル選手権第4戦 北海道ダートスペシャル inスナガワ
2017年JAF全日本ダートトライアル選手権第5戦 NOZAWA ダートトライアル
2017年JAF全日本ダートトライアル選手権第6戦 ダートスプリント in門前
2017年JAF全日本ダートトライアル選手権第7戦 スーパートライアル in今庄
2017年JAF全日本ダートトライアル選手権第8戦 NANO TOPカップ ダートトライアル IN タカタ
2017年JAFカップオールジャパンダートトライアル JMRC全国オールスターダートトライアル in近畿
地区 開催場所
H スピードパーク恋の浦 モータースポーティングクラブラスカル
福岡モータースポーツクラブ ラリークラブオオイタ
B サーキットパーク切谷内 モータースポーツクラブあきた
オートスポーツランドスナガワ ダートトライアルコース AG.メンバーズスポーツクラブ北海道
A
C モーターランド野沢 ラリーチーム.ロードナイト ラリーチームはと車
D 輪島市 門前モータースポーツ公園 スリーアール
D オートパーク今庄 チームシャレット エフオートスポーツクラブ 東濃カースポーツクラブ
F テクニックステージ
FIAから用品の再公認に関しまして、下記の通り発表され ましたので、原文(英文)と翻訳文を公示いたします。 FIA公認の用品申請をされている、もしくは今後検討され ている団体におかれましては留意してください。
RE-HOMOLOGATION PROCESS– clarificationnote
1 Foreword
Thehomologation ofamanufacturer’sproductrequiresthe manufacturertoundertakenottomodifythedesign,materials and fundamentalmethod ofproduction ofthe homologated product.However,overtheyears,manufacturersoftensuffer changesinorganization,productionprocessandmaterialsuppliersthatcouldpotentiallyaltertheproductsItisnecessarythat themanufacturersdefineinternalqualitycontrolsinorderto ensurethatthehomologatedproductsstabilityisguaranteed Forthisreason,in2012 itwasdecided thatahomologation wouldbevalidonlyforfiveyearsandthatafterthat,manufacturerswouldneedtore-submitthehomologationforassessmentand obtain are-homologation ifthey meetthecriteria established
2 Implementation
Inordertoexplainthetimeframerelatedtothere-homologation process,sections2.1and2.2exemplifytheapplicationperiodof productsapprovedbeforeandafter01012013
21Homologationsapprovedbefore01012013
Homologationsapprovedbefore01012013thatarenotgranted are-homologationwillexpirein2017Manufacturerswillnotbe authorizedtomanufacturetheproductsaftertheexpirationdate unlesstheyaregrantedare-homologation Thehomologations willexpire in the same calendar month that the original homologationwasapproved
•Example1 homologation approved in November2008: expirationdate30112017
•Example2homologationapprovedinJune2012:expiration date30.06.2017
•Example3homologationapprovedinMay2011:expiration date31052017
There-homologation shallbeapproved beforetheexpiration date
Inordertogetaproductre-homologatedtheASNshallsendthe FIA are-homologation application templateon behalfofthe manufacturertogetherwith acompletedossierwith theinformationrequested Anexplanationoftheinformationthatis necessarytoprovideisincludedinsection51
The FIA willstartadmitting re-homologation requests six monthsbeforetheexpiration date TheFIA strongly recommendssubmittingthere-homologationrequestsassoonasitis possibletodoso,inordertoavoidanydelayincaseadditional information isrequired by theFIA,such asadditionaltests, additionaldocumentation,oreventhepossibilityofanaudit
Exceptionally,re-homologationrequestswillbeadmittedafter theexpirationdatebutapenaltywillapply.However,thelimit fortheextendedperiodforthereview andapprovalprocesswill stillbesixmonthsaftertheexpirationdateandtherewillnotbe
anyapprovalissuedbeyondsixmonthsoftheexpirationdate
Example1HomologationapprovedinNovember2008
•Expirationdate:30112017
•Re-homologationperiod:from 01.06.2017to30.11.2017
•Extended period (penalty applies):from 01122017 to 31052018
Example2 homologationapprovedinJune2012
•Expirationdate:30062017
•Re-homologationperiod:from 01012017to30062017
•Extended period (penalty applies):from 01072017 to 31.12.2017
A manufacturerwillbeabletorequestthere-homologationof alltheproductsofthesametypethehomologationsofwhich expirein2017;thiscanbedoneatthesametimewithasingle dossier.
22Homologationsapprovedafter01012013
Allhomologationsapprovedafter01.01.2013willexpireinthe samecalendarmonth,fiveyearsaftertheapprovalManufacturerswillnotbeauthorizedtomanufacturetheproductsafterthe expirationdateunlesstheyaregrantedare-homologation The re-homologationprocessanddateswillbesameasinparagraph 2.1.
Example3 homologationapprovedinAugust2014
•Expirationdate:31082019
•Re-homologationperiod:from 01032019to31082019
•Extended period (penalty applies):from 01.09.2019 to 29022020
A manufacturerwillbeabletorequestthere-homologationof alltheproductsofthesametype,thehomologationsofwhich expireinthesamecalendaryear;thiscanbedoneatthesame timewithasingledossier
Thosehomologationsthatwereapprovedbasedonare-branding agreementwillalsoneedtorequestare-homologationwithinthe time-framedefinedinparagraph2Inorderforare-homologation ofare-brandedproducttobegranted,theRebrandingDistributorwillneedtosendare-homologationapplicationform togetherwithanoriginallettersignedbytheManufacturerandthe RebrandingDistributorindicatingthattheybothagreetocontinuewiththeirrebrandingagreementfortheproduct.
There-homologationcostswillbethesameasforextensionsto homologations
Ifthere-homologationhasbeenrequestedaftertheexpiration date,apenaltywillapply Inthiscasethefeewillbedoublethe normalre-homologation fee Forre-homologation requestsarrivingwithinthere-homologationperiodandwhicharecomplete,eveniftheapprovalisfinalizedaftertheExpirationdate, theFIA willnotapplyanypenalty)
Ifamanufacturerrequeststhere-homologationofseveralproducts ofthe same type with a single dossier,only one rehomologationfeewillcharged.
FIA公認用品の再公認手順について: “RE-HOMOLOGATION PROCESS –clarificationnote(再公認手順-解説)”[公示No2016ー075]
There-homologationassessmentwillbebasedonthemanufacturer’sdeclarationofitsqualitycontrol(QC)system (option1 below)Analternativeprocesswillbeavailableforthosemanufacturersthatdonothaveaqualitycontrolsystem inplace, basedonanew completesetofhomologationtestsatanFIAapprovedtesthouse(option2below).Themanufacturerswill needtochoosebetweenoneofthetwofollowingoptions:
51Option1:Re-homologationbasedonmanufacturerQC system
ThemanufacturerwillneedtosenditsASN are-homologation applicationform togetherwithadeclarationandexplanationof theirinternalqualitycontrolsystem.Thedocumentmustexplainwhattypeofcontrolandtraceabilityisbeingcarriedout inthematerialsandintheproduction,aswellaswhattypesof testarebeingdoneorhow thequalityoftheproductisassured
TheFIA hasbeen working with agroup ofrepresentative manufacturersandASNstodefineminimum QualityControl requirements.An initialproposalwasanalyzed and received bothpositiveandnegativefeedbackexposingthefactthatthe requirementsneeded improvementForthisreason,theFIA hasdecidedthatallrequestschoosingthisoption1receivedby the30062019willbestudiedcasebycaseandminimum commonrequirementswillbefixedtobeadoptedfrom 01072019
Thereareseveralmeetingsscheduledoverthenextfew weeks withASNsandManufacturerstoagreeontheminimum commonrequirementstobeadoptedfrom 01.07.2019andweexpect tocommunicatethem beforetheendofAugust2016
TheFIA reservestherighttoauditthemanufacturer,inorder toconfirm theveracityofthequalitycontrolsystem declared
IntheeventthatthemanufacturerdoesnothasaQC system inplace,themanufacturerwillbeabletorequestare-homologation bysubmittingtheRe-homologationApplicationform together with anew completehomologation testreportfrom an FIAapprovedtesthouse
�例� ����年��月に承認された公認�失効日は����年��月 ��日
�例� ����年��月に承認された公認�失効日は����年��月 ��日
再公認は、失効日を迎える前に承認されるべきである。
製品の再公認を得るには、管轄のASNは製造者に代わって、 それに必要な情報を記載した完全な書類一式と共にFIAへ再 公認申請書式を送付すること。提供が必要な情報の説明が以下 の�.�に�されている。
FIAは、失効日の��月前から、再公認申請の受付を�め る。FIAは、再公認申請を行う場合は、追加試験、追加資料 あるいは検査要請の可能性も含め、その承認のために追加の情 報がFIAに要求される場合に備えて、承認に遅れがでないよ う、できるかぎり早く提出することを強く推奨している。
例外的に、再公認の申請が失効日を過ぎて受け入れられる場 合もあるが、罰則は課される。しかしながら、再公認の検討と 承認過程に認められる�過期間はそれでも失効日から��月で あり、失効日を��月過ぎて後に承認が�えられることはない。
例� ����年��月に承認された公認
�失効日 �����年��月��日
�再公認期間 �����年��月��日から����年��月�� 日まで ��過期間�罰則��������年��月��日から����年��月�� 日まで
例� ����年��月に承認された公認
�失効日 �����年��月��日 �再公認期間 �����年��月��日から����年��月�� 日まで ��過期間�罰則��������年��月��日から����年��月�� 日まで
製造者は、����年に失効する公認を得ている同じタイプのす べての製品の再公認を求めることができる。これは�つの書類 一式にて同時に行うことができる。
�.前書き
製造者の製品の公認には、当該製造者が公認された製品の設 計、材質および製造の基本方法を変更しないことを保証するこ とが必要とされる。しかしながら、長い年月の中で、製造者は その組織、製品の製造過程および素材提供業者の変更により、 製品の修正をせざるを得ない可能性に苦慮することがよくある。
公認取得済みの製品の安定性を保証するために、製造者は内部 的な品質管理体制を定めることが必要である。このような理由 から、公認は�年間の期間についてのみ�効とされることが ����年に�定され、その期間�過後は、製造者は査定のために 再度公認を提出し、確立されている基準に合致するのであれば 再公認を得ることが必要となる。
�.実施 再公認過程に関する時間枠を説明するため、以 下�.��およ び�.��により、����年�月�日以前および以降に承認を得た 製品の申請期間が例証されている。
� ��������������前��認された公認 ����年��月��日以前に承認された再公認をされていない公認 は、����年に失効する。製造者は、当該製品が再公認されない 限り、失効日以降それを製造することは認められない。公認は、 最初の公認を取得した月と同じカレンダー月に失効する。
�例� ����年��月に承認された公認�失効日は����年��月 ��日
�.� ����年��月��日以降に承認された公認
����年��月��日以降に承認された公認はすべて、承認から� 年後の同一カレンダー月に失効する。製造者は、再公認が認め られない限り、失効後の当該製品の製造は認められない。公認 過程および日程は�.��と同じとなる。
例� ����年��月に承認された公認
�失効日 �����年��月��日 �再公認期間 �����年��月��日から����年��月�� 日まで ��過期間�罰則��������年��月��日から����年��月��
日まで
製造者は、同じカレンダー年に失効する公認を得ている同じ タイプのすべての製品の再公認を求めることができる。これは �つの書類一式にて同時に行うことができる。
�.再ブランドされた(re-branded)製品の再公認 再ブランド協定に基�いて承認された公認も、���で�め られた時間枠の範囲で再公認申請の必要がある。再ブランドさ れた製品の再公認が認められるには、当該製造者と再ブランド ディストリビューター両者が当該製品について再ブランド協定 を継続することに合意したことを記した両者の署名の入った書 簡原本と共に、再ブランドディストリビューターが再公認申請 書式を送付する必要がある。
�.費用
再公認費用は、追加公認(extensionstohomologations)と同 じである。
再公認が失効日を過ぎて申請された場合、罰則が課される。
その場合、��は通�の再公認�の��となる。(再公認期間 内に到着した、完成された再公認申請については、その最終的 承認が失効日後になされたとしても、FIAは罰則を課さな い)。
製造者が同じタイプのい�つかの製品について�つの書類一 式にて再公認を申請する場合、再公認��は��分の�請�さ れる。
�.承認基準
再公認の査定は、当該製造者の品質管理(QC)システム(下 �オプション�)の申告に基づいて行�れる。QCシステムを 実施していない製造者には、それに代えて、FIA承認の実験 施設における公認試験一式を新たに実施することに基づいて査 定を行うことができる(下�オプション�)。製造者は�下の� つのオプションのいずれかを選択する必要がある:
� � オプション�:���の��シス���基���公認 製造者は、その内部の品質管理システムの申告と説明と共に 管轄のASNへ再公認申請書式を送付する必要がある。書類に
より、材質および製品についてどのような種の管理がなされま た生産履歴管理が実施されているかが、実施された試験のタイ プあるいは製品の品質がどのように保証されているかと共に説 明されていなければならない。
FIAは代表製造者およびASNのグループと共に、最低限 の品質管理要件を決定するために協力作業をしてきた。初期の 提案が分析され、肯定的評価と否定的評価両方があり、それに より要件は改善が必要であることが判った。これにより、FI Aは���������日までに��したオプション�を選択するす べての申請はケースバイケースで検討され、最低限の共通要件 は��������日から�用されるよう��することを決定した。 ��������日から�用される最低限の共通要件について合 意するため、ASNと製造者の会議がここ数週間に渡って予定 されており、��はそれらを���������に�える予定であ る。
FIAは、申告された品質管理システムの真実性を確認する ために、製造者を監査する権限を留保する。
� � オプション�:��い������基���公認 製造者がQCシステムを実施していない場合、当該製造者は FIA承認の試験施設から出される新しい公認試験報告書一式 と共に再公認申請書式を提出することによって再公認の申請を 行うことができる。
ER 24/15
JA-225 ER 25/16 エンジン(別ER前のインテークマニフォールド誤記訂正)
ER 27/18 エンジン(ブロックおよびスリーブ変更)
※上記の車両公認申請は、現在、FIAへ申請中です。発効日等のお問い合わせはJAFモータースポーツ部までお寄せ下さい。
VF:供給変型、VO:オプション変型、VP:プロダクション変型、ET:正常進化、ES:スポーツ進化、ER:誤記訂正、 V�:����ー変型、�S:スー�ー����変型、�R:�ー����ー�ー変型、VR:��ープR変型、EVO:進化
スバル BRZ JF-165 富士重工業㈱ � 上記は���������日�で承認さ�ま��。���������日���効です。
排気量(cc)又は 定格出力(kW)
備 考 国土交通省 指定番号
外観(前後ランプ、リヤスポイラー、バンパー等) (MT/AT)、エンジン及び減速比(MT) 17116 1998
17115 1998 FA20 ZC6
外観(前後ランプ、リヤスポイラー、バンパー等) (MT/AT)、エンジン及び減速比(MT)
フォト/鈴木紳平、野澤廣幸、吉見幸夫、GT-A、モビリティランド レポート/松原一生(S-GT, F3)、JAFスポーツ編集部(SF)
2016全日本スーパーフォーミュラ選手権
ない。雨が降っては止むという不安定な天候の中、 自身初のPPを獲得すると、決勝でも抜群のスタ ートを決めて、その後は独走。最後までライバル に付け入る隙を与えずに快勝し、トップフォーミ ュラ初の1勝を手にした。 4
月に開幕した今年の全日本スーパーフォ ーミュラ選手権は、2カ月のインターバ ルを経て7月19~20日、第3戦が富士 スピードウェイで、その1カ月後の8月20~21 日にはツインリンクもてぎで第4戦が開催された。
第2戦岡山国際が悪天候のため、本格的なレー スが行われないままに終了。ポイントも通常の半 分ということになり、不完全燃焼気味に終わった こともあって、第3戦富士からはシリーズも仕切 り直しという感が強くなった。
第3戦富士はウェットでスタート。その予選で ポールポジションを奪ったのは富士走行経験のほ とんどない、大型ルーキー、ストフェル・バンド ーン選手だった。しかしドライに転じた決勝では バンドーン選手がスタート後の1コーナーでブレ
ーキをロック。2番手の石浦宏明選手も1コーナー 立ち上がりでオーバーランしたため、後続のJ.P .デ・オリベイラ選手と中嶋一貴選手が1-2を築い てオープニングラップを戻ってくる。
一貴選手は4周めにオリベイラ選手がミスをし た隙を突いて首位に浮上。一時は4秒近いギャッ プを築いたが、17周めにSCが入り、マージンは 帳消しに。ルーティンのピットイン後も何とか首 位を守った一貴選手だったが、残り5周となった 51周めに、後半ペースを上げてきたオリベイラ選 手に逆転を許し、今季初優勝は果たせなかった。
このレースで注目を集めたのはオリベイラ選手 のチームメイトである関口雄飛選手。41周めに前 を行くバンドーン選手を一発で仕留めてルーキー 対決を制する一方で、ロッテラー選手の追撃を最 後まで封じて見事、3位表彰台を獲得した。
関口選手の勢いは続く第4戦もてぎでも止まら
第3戦富士決勝。PPのバンドーン選手は1コーナーにトップで飛 び込むもブレーキロック。順位を落とすという波乱のスタートに。
タイヤをワンメイクで供給している横浜ゴムは この一戦から、新たに2スペックめのタイヤとし てソフトタイヤを投入。従来のミデイアムとこの
1. 第3戦富士は3番手スタートのJ.P.デ・オリベイラ選手が約1年ぶりのスーパーフォーミュラ優勝を飾った。2. 第4戦 もてぎで4位入賞の国本雄資選手。開幕戦の2位が効いてランキング4位につける。3. 開幕戦は躓いたチャンプ石浦宏 明選手。3戦連続の入賞でランキング3位に盛り返した。4. 今年、ただ一人、全戦でポイント奪取のロッテラー選手。2 戦続けて関口選手の後塵を拝するも1.5ポイント差のシリーズ2位につける。5. 富士で2位を獲得し復調の一貴選手。後 半戦の挽回が期待される一人だ。6. 夏の2連戦で“主役”を張った活躍を見せた関口選手。そのアグレッシブなドライビ ングには、闘将星野一義監督も太鼓判を押した。7. スーパーフォーミュラ3戦めでポールを奪った若き実力者、バンドー ン選手。もてぎではホンダ勢最上位の6位でフィニッシュした。
新しいソフトの両方を使用しなければ ならないという特別ルールで行われ たこの一戦で、関口選手はソフトでス タートして大量のマージンを作り、後 半はミディアムでそのリードを守り切 るという戦略も奏功しての初勝利だ った。
2番手にはロッテラー選手が今季 初の表彰台を奪い、3位には石浦宏明 選手が予選からひとつ順位を落とす も第2戦に次ぐ2度めの表彰台を奪っ た。この結果、シリーズポイントでも この上位3人が大きくジャンプアップ。
第4戦富士決勝結果
Pos No. Driver Car Name
1 19 J.P.デ・オリベイラ ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
2 37 中嶋 一貴 VANTELIN KOWA TOM'S SF14
3 20 関口 雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
4 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN KOWA TOM'S SF14
5 3 ジェームス・ロシター フジ・コーポレーション KONDO SF14
6 1 石浦 宏明 P.MU/CERUMO・INGING SF14
第5戦もてぎ決勝結果
Pos No. Driver Car Name
1 20 関口 雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
2 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN KOWA TOM'S SF14
3 1 石浦 宏明 P.MU/CERUMO・INGING SF14
4 2 国本 雄資 P.MU/CERUMO・INGING SF14
5 3 ジェームス・ロシター FUJI CORPORATION KONDO SF14
6 41 ストフェル・バンドーン DOCOMO DANDELION M41S SF14
スーパーフォーミュラ1年生とは言え、元F3チャンピオンの速 さを遺憾なく見せつけた関口選手。後半戦の活躍が楽しみだ。
横浜ゴムはもてぎからソフトタイヤのデリバリーを新たに開始し た。タイヤ選択の幅が広がることで、各チームのレース戦略に も大きな影響を与えることが予想されている。
11点を上乗せした関口選手が17点 を獲得し、第3戦終了時の10位から 一気に首位に浮上。ロッテラー選手 が15.5点、石浦選手が15点の3位 で続いている。
Pos. No. Driver Point 1 20 関口 雄飛
5 16 山本尚貴
もてぎでシリーズを折り返したスー パーフォーミュラはオートポリスの代替大会であ る第5戦岡山国際が9月第2週に行われ、その2 週間後にはSUGOで第6戦が行われる。岡山大 会は2レース制を採用。
6 3 ジェームス・ロシター 11
最終戦鈴鹿も同様に2レース制となるため、3大 会5レースが控える後半戦は、まったく予断が許 されない状況。トヨタ優勢のまま折り返したエン ジンウォーズの行方も注目されるところだ。
SUGO、富士、そして鈴鹿でのレースが、 短い期間のうちに続いたことで、「真夏 の3連戦」と呼ばれたスーパーGTシリー ズ。本来なら、この3戦の前にオートポリスで第 3戦が行われるはずだったが、熊本地震の影響で 中止になり、また真夏の3連戦とは言っても、暑 い決勝レースだったのは第5戦の富士だけ。その ことで本来の「シナリオ」通りの展開にならなくな った可能性は、多分にあるだろう。
どういうことかと言うと、まずオートポリスは ご存知の通り、アップダウンに富む、典型的なテ クニカルコースであるだけに、ウエイトハンデを 背負っていた車両は苦戦を強いられたのは間違い ない。第4戦のSUGOも同じくテクニカルコー スだが、一戦スキップされたことで、覚悟してい たより少ないウエイトで挑めた車両も確実にあっ たはずだ。
また、GT300は二分されるFIA-GT3とJAFGTとでは性格が好対照で、旋回性能の高さを自
慢とするJAF-GTにと ってはオートポリスの 一戦を欠いたのは、シ リーズを通して言えば、 かなり痛手であろう。
代替レースの行われる、 もてぎはストップ&ゴ ーが連続する。エンジ
第4戦SUGO優勝者
GT500クラス 佐々木大樹/柳田真孝 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
GT300クラス 嵯峨宏紀/中山雄一 TOYOTA PRIUS apr GT
第5戦富士優勝者
GT500クラス 安田裕信/J.P.デ・オリベイラ カルソニックIMPUL GT-R
GT300クラス 高木真一/小林崇志 ARTA BMW M6 GT3
第6戦鈴鹿優勝者
GT500クラス 立川祐路/石浦宏明 ZENT CERUMO RC F
GT300クラス 井口卓人/山内英輝 SUBARU BRZ R&D SPORT
ンパフォーマンスに定評のあるFIA-GT3に有利 なはずだから、Wパンチも同然だ。そして、暑く ない決勝レースでは、タイヤメーカーが想定温度 域を外していたかもしれない。それがシナリオ通 りでなかった可能性の理由である。
そんなうがった見方をせずとも、GT500で誰も が抱いた印象は、ニッサンGT-R勢の圧倒的な強 さではないだろうか。第6戦の鈴鹿で、ようやく ストップがかかったが、開幕4連勝を飾っており、 その鈴鹿でウエイト上限の100kgを積んでなお、 MOTUL AUTECH GT-Rの松田次生/ロニー・ クインタレッリ組が一時トップを走ったのは、驚 きを飛び越えて神秘的でさえあった。その理由と して、スーパーフォーミュラと共通規格のエンジ ンであっても、ニッサンはレクサス/トヨタ、ホ ンダとは異なり、スーパーGTに専念できている ことが大きいとの、もっぱらの噂だ。
またニッサン勢の勝ち方は、実にドラマチック でもある。第4戦を制したフォーラムエンジニア リングGT-Rの佐々木大樹/柳田真孝組は、タイ ヤ無交換を敢行。第5戦を制したカルソニックIM PUL GT-Rの安田裕信/J.P.デ・オリベイラ組 は、苦境続きの状況から脱して圧勝するなど、と もに印象に残る展開となっている。また、逆の意 味で印象に残ったのが、第6戦のMOTUL GT-R だ。4位でゴールし、これでまたランキングでリー ドを広げるかと思われたのに、最終ラップにまさ かのガス欠でストップ!
幸いにして完走扱いとなり、ふたつ順位を落と すに留まったが、失った4ポイントが影響を及ぼ さないとは言えない。ニッサン勢の連勝を止めた、 ZENT CERUMO RC Fの立川祐路/石浦宏明 組は11ポイント差にまで接近。さらにシリーズ序 盤、まったく歯が立たなかったホンダ勢にも巻き
8. 第5戦富士でホンダ勢最上位をマークしたKEIHIN NSX CONCEPT-GT。9.DENSO KOBELCO SARD RC Fは第4戦SUGO で今季2度めの表彰台をマーク。10. 富士で2位入賞のHitotsuyama Audi R8 LMS。11. 第6戦鈴鹿で一時、首位を走ったau TOM’S RC Fだが、2位にとどまった。12.SUGOで2戦連続の表彰台ゲットのVivaC 86 MC。13. タイヤ無交換に賭けたフォーラムエンジニアリングADVAN GT-Rは SUGOで今季初優勝。14.JAF-GT勢の雄、TOYOTA PRIUS apr GTもSUGOで今季 初優勝。15. 富士を制したARTA BMW GT3は2度の表彰台が効いてシリーズ3位に つける。16.5月の富士では不運に泣いたカルソニックIMPUL GT-R。同じ富士開催の 第5戦で見事リベンジを達成した。17.18. 伝統の鈴鹿1000kmを制したZENT CERU MO RC F。特別ポイントが与えられる一戦を制し、ランキングも2位に。19.20. 鈴鹿 を制して3戦連続表彰台に乗ったSUBARU BRZ R&D。18ポイント差をつけてタイト ルレースの首位を走る。
返しのムードがあり、残す3戦、タイトルの行方 はまったく予想がつかない。
もっと分からないのがGT300クラス。どのチ ーム、どの車両もまだ2勝めを挙げることが許さ れていないからだ。また、例年以上にポイントの 分散が目立ち、ランキングのトップもレースごと 入れ替わるというのは、ここまでそうはなかった こと。そんな状況において、第6戦を終えた時点 でランキングのトップに立つのは、SUBARU BRZ R&D SPORTの井口卓人/山内英輝組。
真夏の3連戦では2戦連続の3位を経て、鈴鹿で は初優勝を飾っている。開幕からの2戦の苦労か
らすれば、この躍進ぶりを誰が予想しただろうか。 また、1位と2位、表彰台に上がった以外のレース は無得点と、極端な展開になっているTOYOTA PRIUS apr GTの嵯峨宏紀/中山雄一組が2位 につけているのも、今までにはなかった展開だ。
GT500クラス
1位 松田次生/ロニー・クインタレッリ 100
2位 立川祐路/石浦宏明 90
3位 ヘイキ・コバライネン/平手晃平 82
4位 伊藤大輔/ニック・キャシディ 70
5位 大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ
ただ残る3戦がタイ、もてぎで行われることを思 えば、JAF-GT勢がこのままで行かない可能性も ……。唯一、全戦入賞のB-MAX NDDP GT-R を駆る、星野一樹/ヤン・マーデンボロー組が最 も気になる存在ではある。
船のごとく全日本F3選手権に現れたフ ォルクスワーゲンエンジンが、いよいよ シリーズ後半戦で本領を発揮し始めた。
前半戦はトヨタエンジンを用いるTEAM TOM'Sの山下健太選手が3勝をマークしてラン キングのトップにつけ、さらにトラブルでスター トを許されなかった第8戦以外、坪井翔選手がル
ーキーながら表彰台に上り続けて、互角以上に渡 り合っていた。しかし、後半戦のスタートとなっ た富士では、VWエンジンを用いるB-MAX RAC ING with NDDPのヤン・マーデンボロー選手が、 第9戦で山下選手に並ぶと、第10戦で早くも引 きずり下ろすことに成功。さらにもてぎでの連勝 で、リードを広げ続けている。
VWエンジンの連勝は、マーデンボロー選手が 初優勝を飾った岡山の第6戦から始まり、いまだ 継続中。ヨーロッパでのデビューを日本より1年 遅らせて開発を進めていた分、パフォーマンスに は絶対のマージンがあり、ならばトヨタを含む国 産エンジンも改良を、と思うことだろう。しかし、 FIAの公認エンジンしか使えないF3では、すな わち一定期間、自由に手を加えることが許されて いない。そういったジレンマがある中で、山下選 手や坪井選手がどう抵抗するか、それもひとつの 見どころではある。
一方、マーデンボロー選手も一時は日本のレー スの戦いに苦慮していて、スタートの失敗も目立 っていたが、近頃はそういった印象も薄らぎ、VW エンジン同様、真価を見せつつある。すでに4勝 を挙げた今、続く岡山で2連勝を果たせば、山下 選手と坪井選手の結果次第ではあるが、3レース開 催の最終大会・SUGOを待たずして、マーデン ボロー選手が栄冠を掌中に収める可能性もある。 また先に挙げた3人に、1勝を挙げたNDDPの 千代勝正選手に続く存在、TODA RACINGの牧 野任祐選手にも上昇ムードが。富士、もてぎで1 回ずつ表彰台に立ち、 第11戦では得意の雨 の中、ルーキーとし て唯一のポールポジ ションも獲得してい
る。昨年もFIA-F4 でタイトルを争い合 った坪井選手に、少 しでも近づきたいと ころだ。
第11戦ではPPを奪う速さを見せた牧野任祐選手。マーテンボ ロー選手に逆転を許すも、2度めの2位を獲得。
一方、日本F3協会が設定するF3-Nクラスで は、片山義章選手が6勝を挙げてランキングのト ップ。鈴鹿でデビューウィンを遂げて以来、一時 はとんとん拍子も、低迷の期間もあって、ルーキ ーらしく「山あり谷あり」状態だったが、第12戦の 勝利で吹っ切れた感は十分にあった。片山選手は この世代としては希少な、カートレースの経験を 持たないドライバーながら、短いスパンでステッ プアップを重ね、レースデビューからわずか3年 で、この位置にまで上り詰めた。やはり続く岡山 には、王手をかけて臨む。
そんな片山選手に対し、一縷ながら逆転の可能 性を残すのは、DRAGON選手と廣田築選手だ。 優勝回数では廣田選手の方が上回るが、表彰台 の常連であるDRAGON選手は第11戦で、初参 戦から4年、58戦めにして初優勝を飾った「達人」 で、49歳での優勝は、もちろん最年長記録!気合 いと執念では、息子ほど年の離れたドライバーに も引けを取っていないだけに、必死の抵抗を期待 したいところだ。
21. 第11戦ではF3-N参戦4年めのDRAGON選手が待望の初優勝を飾った。22. 第12戦ではタイトルレー スの主役達が表彰台に並んだ。左から山下、マーデンボロー、坪井の3選手。23. 夏2連戦で4戦3勝。速 さに加え安定感が増してきたマーデンボロー選手。24.トムスの2台は坪井選手(手前)が調子を上げ、山下 選手(後方)に3点差にまで迫る。25.B-MAXの優勝請負人の一人、千代勝正選手は第10戦でウィナーに。
2016 年 JAF 全日本ジムカーナ選手権第 5 戦 スーパースラローム IN 久万高原[JAF 公認 No.2016-7013]
2016 年 JAF 全日本ジムカーナ選手権第 6 戦 もてぎ南コース オープニングスラローム 2016[JAF 公認 No.2016-1320]
新作タイヤについて「今までならスピンする状況でも踏んで いける。これからは攻めの走りにしないと」と語る斉藤選手。
西と東に誕生した新たな全日本コースで 中盤戦を迎えたJAF全日本ジムカー ナ選手権。第5戦の舞台は美川スポ ーツランドだ。全日本ラリー久万高原ラウンド でおなじみの場所だが、高地にあることから決 勝当日は目まぐるしく変わる天候に悩まされた。 そして第6戦はツインリンクもてぎ南コース。 ここは日本でも類を見ない面積を持つ平坦なア スファルト舗装が特徴だが、真夏の開催とあっ て路面温度の上昇に悩まされることとなった。
第5戦美川は、第1ヒートで生じた濃霧の影 響で競技中断が長引いたため、第2ヒートの走 行を心配する声も上がった。しかし、初主催に も関わらず手際の良い進行で巻き返し、無事競 技が成立した。その結果、PN1ひでき選手が3 連勝、PN2片山誠司選手が2勝め、PN3川北 忠選手が4連勝、PN4茅野成樹選手が3連勝、 N2菱井将文選手が3連勝4勝め、SA3津川信 次選手が5連勝を挙げた。タイトル争いは、 PN1ではひでき選手、斉藤邦夫選手、中根卓 也選手、橋本恵太選手の4名に絞られ、PN3は
開幕戦で NDロードスター の可能性を見せた PN1 斉藤 邦夫選手が、待望の横浜ゴ ム新作タイヤを引っさげて クラス移行後初優勝!
開催日:7 月16~17 日 開催場所:美川スポーツランド 格式:国内 主催:ETOILE [クラブ登録 No. 加盟 38001] 、SETOKAZE[クラブ登録 No. 加盟 38023]、D.C.R[クラブ登録 No. 加盟 38009] フォト/山口貴利、JAF スポーツ編集部 レポート/JAF スポーツ編集部
開催日:8 月 6~7 日 開催場所:ツインリンクもてぎ南コース 格式:国内 主催:SHAKE DOWN[クラブ登録 No. 加盟 09020]、(株)モビリティランド[団体登録 No. 公認 24001] フォト/滝井宏之、JAF スポーツ編集部 レポート/JAF スポーツ編集部
川北選手と松本敏選手の一騎打ち。SA3は津川 信次選手と金本辰也選手の戦いだが、津川選 手の完走で確定という状況だ。
一方のN1クラスでは、ポイントリーダーと して地元大会に挑んだ朝山崇選手が、勝負の 第2ヒートで痛恨のスピン。高江淳選手はペナ ルティに沈み、小林規敏選手も低迷したため、 前半セクションで確実な走りを見せた黒崎嘉斗 選手が全日本初優勝を飾った。また、N2では練 習不足に悩む西森顕選手と迷路にハマった小 俣洋平選手の隙を突いた上本昌彦選手が全日 本初優勝。1本め勝負を予測した堅実な走りが 功を奏した結果だ。
そして迎えた第6戦もてぎ南では、8月初旬ら しく酷暑に見舞われ気温も路面温度も上昇した が、横浜ゴムの新作タイヤを投入したPN1斉
藤邦夫選手が第1ヒートから2位を1秒以上引
き離す快走で逃げ切り、クラス移行後NDロー ドスターで初優勝を飾った。「手応えは十分だ ったけど残り2戦はパイロンなのでFFが有利。 でも細かいコースは得意なので勝機はある よ!」と意気込む。そして、金曜に熱中症に見 舞われたひでき選手が、決勝では復活して精 緻な走りを見せたが、3位表彰台で自身初の全 日本タイトルを確定させた。 また、PN3では1本め勝負の下馬評を見事に 覆した”後輪駆動マイスター”川北選手が怒涛の 5連勝を挙げ、早くもPN3タイトルを確定。 SA3では津川選手が圧巻の6連勝を飾り「初の 満点チャンプを決められて嬉しい」と3年連続 の全日本タイトルを確定させた。
第6戦のN1クラスでは、美川ラウンドを欠 場してもてぎ南の猛練習に励んだ澤平直樹選 手が全日本初優勝。この結果、N1のタイトル争
「いつもは2本めで大失敗する んですが、今回の前半セクション は小清水昭一郎さんの指導のお かげでしっかり走れました。大学 自動車部時代に本格的なジムカ ーナを始めましたが、社会人にな って新たなホームとなった名阪が 得意だったはずなのに、全日本で はボロ負けして凄く落ち込んでた んです。なので、挑戦3年めでの 初優勝は素直に嬉しいです!」
「パイロンは得意ではないんで すが、これまでで一番動くセッテ ィングに変更して、グリグリにな らないよう気を使って走りまし た。全日本はふとしたきっかけで 挑戦できるようになったので、5 年前の当初は実力的に厳しい部 分もありました。でも、たまに勝 てそうな時があるので、続けてき ました(笑)。全然実感が沸いてな いのが正直なところです」
「今年から全日本に上がり名阪、 エビスに続く3戦めです。いつも は中古だったので新品タイヤの性 能の高さに驚いてます(笑)。これ まで自分の不足を修正すれば勝 てるという思いが重圧になってい たので、自分の走りに自信を付け るためにもてぎを走り込みまし た。そのおかげで平常心を保って 走ることができたので、初優勝と いう成果には泣きそうです」
Rd.5 美川/1. 表彰式では大物を予感させた N1 優勝の黒崎嘉斗選手。2. 悪天候の影響を モロに受けた PN1ひでき選手。高い集中力で逆転勝利。3. 今季 2 勝めの SA2 久保真吾選手 が藤井メカと固い握手。4.PN2 片山誠司選手が 2 勝めを挙げて実力の高さを証明。5. 待望 の今季初勝利を得た SA1 若林隼人選手。東北チャンプ下河辺友貴選手が大健闘の 2 位。 6.N2 上本昌彦選手が無欲の走りで全日本初勝利。7. セッティングミスを覆して思い通りの 走りで逆転優勝した PN3 川北忠選手。まさに横綱相撲。8.9. 完全復活でガッツポーズの PN4 茅野成樹選手。3 連勝で野島孝宏選手を追う。10. 急きょ飯坂忠司選手とダブルエン トリーした菱井将文選手がオーバーオール優勝。11.「2 本めのパイロンタッチは予定外」と 悔やむ SA3 津川信次選手が、第 1ヒートのタイムで 5 連勝。12.タイヤエンジニアが来ると 勝てないジンクスを打ち破りSC 野中信宏選手が苦手なパイロンで今季 2 勝めを挙げた。
いは今回2位に入った高江選手とポイントリー ダー朝山選手に絞られた。他のクラスでもチャ ンピオン候補が絞られ、PN2では松本悟選手と 森田陽介選手、もてぎ南で3勝めを挙げた片山 選手の3名、PN4では土壇場で3勝めを挙げた 野島孝宏選手と茅野選手の一騎打ちとなった。 N2はもてぎ南を制した小俣選手と上本選手、 西森選手の3名に、N3では5勝めを挙げた菱井 選手と飯坂忠司選手の一騎打ち。SA2は今回3 勝めを挙げた渡辺公選手とポイントリーダー久 保真吾選手の戦いで、SCは思わぬ苦戦中の大 橋渡選手と、連勝で勢いに乗る野中信宏選手 の一騎打ちとなっている。
そして、SA1だけは今年も混戦模様で、もて ぎ南で連勝した若林隼人選手がついにポイント
リーダーに立った。志村雅紀選手がシリーズ2 位に下がり、昨年チャンプの工藤典史選手が3 位でシリーズ3位を堅守。北海道の小武拓矢
選手が4位、安木美徳選手がシリーズ5位で、 この5名がSA1最終年のタイトル争いを繰り 広げることになった。
全日本ジムカーナに西と東の新名所が加わった。第 5 戦 の舞台は全日本ラリー久万高原の拠点としておなじみの 「美川スポーツランド」。基本的には平坦だが、スキー場 駐車場らしくコースの端にはやや高低差があり、全域に 舗装張り替えの継ぎ目がある。第 6 戦は北ショートコー スに代わる「ツインリンクもてぎ南コース」。安定したア スファルト舗装を持つ日本随一の広場コースには、低速 から高速まであらゆるレイアウトが設定できる。
& もてぎで初開催! 左が霧に覆われた美川、右が広大なもてぎ南。
第 5 戦美川は超テクニカルから外周の高速区間を クリアし高低差のある 8 の字を経てゴールした。
第 6 戦もてぎ南は定常円旋回後に 路面に描かれたコースをトレースし て狭いスラロームに入る設定。
Rd.6 もてぎ南/13.N1澤平直樹選手が全日本 3 戦めで初優勝。14. 横浜ゴムの新作タイヤに履き 替えた PN2 片山誠司選手が驚きの 3 勝め。15. 今年からPN1に移行した箕輪雄介選手が今季最上の 2 位表彰台。16.PN1で初優勝の斉藤邦夫選手。17. 美川ではお悩みモードに突入していた N2 小俣洋 平選手が愛機の特性を生かして大差の勝利。18. 美川に続くオーバーオール優勝で菱井将文選手が 今季 5 勝め。タイトル獲得に王手。19. 猛追する茅野成樹選手を地元の意地で突き放した PN4 野島 孝宏選手。20. 有効戦数でタイトルを狙う渡辺公選手が「逃げ切れて良かった」と語る3 勝め。21.22. 「今は乗れている」SA1若林隼人選手が 2 勝めを挙げてついにポイントリーダーに。拳人選手が 2 位 に入って兄弟ワンツー勝利を再び達成。23. 勢いに乗る野中信宏選手が今季 3 勝めで大橋渡選手と 勝利数で並んだ。24.PN3は 2 本ともベストで 5 勝めを挙げた川北忠選手が PN3 初タイトルを確定。 25. 第 1ヒートのタイムで優勝した SA3 津川信次選手。初の満点チャンプを勝利で飾った。
2016 年全日本カート選手権 KF 部門第 5・ 6 戦 &FS-125 部門東地域第 3 戦/地方カ
ート選手権 FP-3 部門 &FS-125 部門東地
域第 3 戦/ジュニアカート選手権 FP-Jr 部
門 &FP-Jr Cadets 東地域第 3 戦
[JAF 公認 No.2016-1116]
開催日:7 月 9 10 日 開催場所:茂原ツインサーキ
ット東コース 格式:国内 主催:有限会社茂原ツ
インサーキット[団体登録 No. 公認 81202]
フォト/滝井宏之、レポート/水谷一夫
日本KFシリーズの折り返し点となる茂 原ツインサーキット大会。午前に行なわ れた第5戦で、好調ぶりを見せつけたの は宮田莉朋選手だった。雨のタイムトライアルで5 番手とまずまずの順位を得た宮田選手は、ドライ に変わった予選でスイスイとトップに立って決勝の ポールポジションを獲得する。
決勝でも宮田選手は快調そのもの。名取鉄平選 手との攻防を制するとレース中盤以降を独走し、 2014年最終戦以来の優勝を飾った。「チームが頑 張っていいクルマを用意してくれたから、絶対に 勝って恩返しをしたかった」と宮田選手は語る。
2位はルーキーの角田裕毅選手。トラブルで予 選を走れず最後尾からスタートした角田選手は、 実に23台を抜いてこの結果をつかんだ。同じくル ーキーの名取選手がダンロップ勢2台に続く3位 でゴールし、ブリヂストン勢の最上位となった。
午後の第6戦も、決勝のポールは宮田選手。対 して角田選手は、またも予選でローリング中に止ま り24番グリッドに沈んだ。
26周レースの序盤は名取選手と 高橋悠之選手のブリヂストン勢が 1-2番手に。焦らずそれを追った宮 田選手が先頭に戻ると後続を引き 離す。すると14周め、猛スピード で挽回を続けるマシンが2番手に上 がってきた。予選を走れなかった分 タイヤが残っていた角田選手だ。
角田選手はたちまち宮田選手を捕 らえ、19周めにトップへ。だが、宮 田選手はここで諦めることなく角田 選手に食い下がり、残り3周で先頭 に返り咲いた。迎えた最後の1周、1 コーナーで角田選手が前へ。最終コ ーナー、今度は宮田選手が進入で インを刺す。激闘の結末は、宮田 選手の2連勝だった。
宮田選手は車検場でヘルメットを 脱ぐと拳を握って「ヨッシャー!」と 雄叫びを上げた。角田選手は初優 勝の好機を逃すも、今季6戦で3度めの表彰台獲 得。3位には高橋選手が入ってダンロップ勢の表彰 台独占を阻止した。
全日本 KF/1. 第 5 戦は独走を決め、第 6 戦ではファイナルラップで好バトルを演じて ダブルウィンを決めた宮田莉朋選手。2014 年の第 9&10 戦以来久々の優勝となり、喜 びもひとしおだった。この第 6 戦の優勝で朝日ターボ選手を逆転してシリーズリーダ ーに立ち、2014 年以来のタイトル奪還に弾みを付けた。2. 最後尾スタートからごぼう 抜きで掴んだ第 5 戦の 2 位、そして第 6 戦最終周で見せた宮田選手とのドッグファイ ト。2 戦とも銀メダルに終わり、シリーズも 3 番手に落ちてしまったがルーキー角田裕 毅選手(写真左)の勢いは止まらない。3. 第 5 戦は名取鉄平選手が 3 位表彰台を獲得。
4. 第 6 戦では第 5 戦がリタイアに終わった高橋悠之選手が復調の 3 位。
これで宮田選手はシリーズポイントを151点に 伸ばし、ランキング3番手から首位に浮上。147点 の朝日ターボ選手と143点の角田選手が僅差でそ れを追う。KF部門のタイトル争いは次回、混迷状 態でシリーズ終盤戦に突入する。
同時開催の全日本FS-125部門・東地域第3戦 では、目下2連勝中の佐藤蓮選手が圧巻の速さを
披露した。佐藤選手は、まず予選で後続に約3秒 弱の差をつける独走で1位ゴール。決勝では5周 で先頭集団を抜け出すと、レースが3分の1を終 える前に1秒以上のリードを開き、開幕3連勝のチ ェッカーへ悠々と駆け抜けた。レース中盤から続い た上原拓和選手と武井遥斗選手の2位争いは、残 り5周の逆転で武井選手のものとなった。 今季の佐藤選手はすべての予選と決勝を1位で 終え、満点のシリーズポイントを取っている。西 地域の動向次第では、佐藤選手の「東西統一戦の 前にチャンピオン獲得を決めたい」という言葉が、 そろそろ現実味を帯びてきそうだ。
全日本 FS-125/5. 予選から速さを見せてきた佐藤蓮選手。決勝で も早々に大量リードを築いて逃げ切り優勝。これで開幕 3 連勝となり 2 位宮下源都選手に 31 ポイント差を付けた。6. ポールトゥウィンを飾 った佐藤選手(写真中央)。予選 2 番手の皆木駿輔選手は 4 位に終わ った。7. 武井遥斗選手が 2 位表彰台。シリーズ 4 位にアップ。8.3 位 入賞の上原拓和選手は同ポイントの 5 位に沈んだ。地方 FS-125 東 /9. 予選で 4 秒差を付けた勢いそのままに大草りく選手がポールトゥ ウィン。嬉しい地方選手権初優勝を飾った。開幕 2 連勝中の奥住慈 英選手はスタートポジション違反で失格という波乱のレースとなっ た。10. 戸澤諒選手が第 2 戦本庄に続く3 位表彰台。11. 滝田真之佑選 手は 2 位で地方選手権の初ポイントを獲得。地方 FP-3 東/12. ポー ルスタートの横田英宣選手だったが僅差で破れ 2 位表彰台。13. ポイ ントリーダーの高田亮選手は 3 位に終わるも首位は堅守。14. 優勝は 最後尾スタートの山下優選手。怒涛の追い上げで開幕戦もてぎに続 く今季 2 勝めを挙げた。
ジュニア FP-Jr/15. シリーズ上位の澤
龍之介選手(写真中央)と小田優選手(写
真左)の争いに 3 位で切り込んだのは渡
部智仁選手。16. 予選で圧倒的な速さを
見せた澤選手が大差を付けてポールトゥ
ウィン。17. 第 2 戦本庄での悔しさを晴ら
す走りを見せた小田選手だったが、澤
選手には届かず 2 位に終わった。
ジュニア FP-Jr Cadets/18. ポール トゥウィンを決めた鈴木斗輝哉選手。シ リーズ 3 位からポイントリーダーに返り 咲く。19. 僅差の 3 位に終わった三枝大 和選手(写真右)はシャンパンファイトで 優勝の鈴木選手を狙い撃ち。20. 野澤勇 翔選手は熾烈なトップ争いの結果、今 季最上の 2 位表彰台を獲得した。
第5戦切谷内/1.2. 地元で今季初優勝を飾った PN1 佐藤卓也選手。3.PN2 奥村直樹選手は今季初表彰台を獲得。4. 岡翔太選手は N1 クラス 2 勝め一番乗りを果たす。5.1ヒート 6 番手から見事な逆転勝ちを収めた SA2 鎌田卓麻選手。6.7.2 本ともベストの快心の走りで タイトルに大きく前進の PN2 川島秀樹選手。8.N1 花見誠選手は今季最上位の 2 位獲得。9.SC1 で 2 位入賞は松田宏毅選手。10.SC2 の 3 位に食い込んだ岩下幸広選手。一昨年、JAF カップを制した地で、また走りが冴えた。
月第2週に行われた第5戦切谷内から シリーズ後半戦に突入した今年の全日 本ダートトライアル選手権は、その3 週間後には第6戦が今年の2度めの丸和ラウン ドとして行われ、残すは2戦。各クラスとも今 年の勢力図が見えてきた。
PN1クラスは切谷内で地元佐藤卓也選手が 今季初優勝。その流れを持ち込んで丸和でも 連勝を狙ったが、4番手にとどまる。優勝はこれ も地元の児島泰CR-Z。「最近の丸和は路面が
変わったので昔の走らせ方が全然通用しな い。地区戦を走って新しい路面に慣れたのが大 きかった。自分の走りは全部捨てました(笑)」
今季初優勝で4戦連続の表彰台となり、シリ ーズも首位に躍り出た。6点差で追うのは宝田 ケンシロー選手と上野倫広選手。次戦今庄は “半地元”の上野選手優勢ともいえるが、「CR-Z がよく曲がるので以前は苦手だったけど好きに なった(笑)」という児島選手もポイントを上乗せ したいところ。ラス前の天王山となりそうだ。
PN2クラスは川島秀樹選手が切谷内で3勝め をあげ、地元丸和で首位固めを狙ったが、第3 戦スナガワで転倒を喫した櫻井貴章選手が復活 を告げる今季初優勝。丸和で2位に入った竹本 幸広選手とともに逆転Vの可能性を残した。
N1クラスは岡翔太選手が優勝、2位と高得点 をマークして首位固めに。有効の捨てポイント を使い果たした細木智矢選手は丸和で切れ味 鋭い走りを見せたが後半区間で痛恨のスピン。
2016 年 JAF 全日本ダートトライアル選手権第 5 戦 2016 年東北ダートトライアル IN KIRIYANAI[JAF 公認 No.2016-6201]
2016 年 JAF 全日本ダートトライアル選手権第 6 戦 ALL JAPAN SUPER DT 2016[JAF 公認 No.2016-6202]
開催日:7 月10 日 開催場所:サーキットパーク切谷内 格式:国内 主催:MSC はちのへ[クラブ登録 No. 加盟 02024]、AKITA[クラブ登録
河内渉ランサー、開幕戦に続き、丸和を完全制圧
11. ぶっちぎりのオーバーオール V を飾った谷田川敏幸選手はこれ
で 4 連勝。12. 手の負傷が完治せずも平塚忠博選手とのホットバト
ルを制した田口勝彦選手が SC2 を制した。13. 僅差のバトルとなっ
た N2 は北條倫史選手が逆転で勝利。14.SC1 笹本俊選手は地元の
一戦を今年も譲らず速さ健在をアピール。15.N2 星盛政選手は 0.05 秒及ばず 2 位にとどまった。
岡選手に大きく水を 開けられてしまった。
N2クラスは黒木陽介選手が丸和は欠場したも のの、タイトルレースを大きくリードしている。
一方、最終戦決戦が確実な情勢になってきた のがSA1クラスだ。前半4戦は表彰台が僅か一 度と完全に失速したかに見えたチャンピオン稲 葉幸嗣選手が2連勝。タイトルレースに割り込 むどころかポイントでも首位に。「自分のクルマ
と92の相性の良さは 前から分かってて、マ イルドにDC5の限界 が使える感じなんで す。元々、夏は得意な んですが、丸和の今日 の状況なら勝たないと ダメでしょう」とコメン トにも王者の風格が漂 った。
DC5のもう一方の 雄、中島孝恭選手は 「岬のターンで向きが 変わりすぎて速度が ゼロになってしまっ て。普通に通過してればコンマ5秒は勝てた」 と悔やむも2位に食い込み、同ポイントで首位 に並んだ。
ここまで首位だった期待の若手、崎山晶選手 はマシントラブルでポイン ト圏外に沈んだが、開幕か ら5戦連続表彰台が効いて トップ2を8ポイント差で 追う。地元今庄で息を吹き
第 6 戦丸和/16.19. 櫻井貴章選手はラストゼッケンの貫禄を見せて土壇場で逆転勝ち。17.D 部門丸和 2 連勝の 河内渉選手。「大ヘアピンを敢えて 2 速で思いっきり踏んでいったらキマった。あれが大きかったね」18.25.SA2 は北村和浩選手がヒート2も首位を奪い、3 勝めを獲得。20.N2 赤羽政幸選手はヒート2 で 2 位まで挽回。21.D 目 黒亮選手は 1 本めの首位を守れず、3 位にとどまった。22.SC1 で 2 位入賞は中沼貴広選手。23.24.SA1は稲葉幸 嗣選手が切谷内から 2 連勝と完全復活。26.N1は信田政晴選手が今季初優勝。「皆が跳ねてるような所も安定し て走れた足回りが勝因のひとつです」27.SC1の西尾忠選手も今季丸和は負けなしの 2 連勝。28.PN1は児島泰選 手が CR-Z で接戦を制した。29.SC2 吉村修選手はタイトルレースを五分に持ち込む 3 勝めをゲット。30. インテグ ラひしめくN1 で見事全日本初優勝を飾った北原栄一パルサー。
返せば逆転チャンプの可能性は大きくなるはず だ。
SA2クラスは同じitzzカラーをまとう鎌田卓 麻、北村和浩の2台が、7月2連戦でも勝ち星 を分け合い、頭一つ抜け出した。ポイントでは 鎌田選手が上回るも、勝ち星では北村選手が ひとつリード。ここも次戦、北村選手が絶対の 自信を持つ今庄が大きなポイントになるだろう。 同様の展開になっているのがSC2クラス。 ポイントはチャンプ田口勝彦選手が優勢だが、 ここ4戦で3勝と波に乗る吉村修選手が3ポイ ント差まで追い上げてきた。ただ田口選手は手 の負傷が成績に影を落としたのも事実。今庄 以降は本来のコンディションで臨めるだけに、 序盤戦の勢いを取り戻せる確率は高いはずだ。 SC1クラスは西尾忠選手が丸和で2勝めを あげて一歩リード。D部門でも谷田川敏幸選手 が丸和では河内渉選手に敗れるも、切谷内まで の4連勝が効いて大きなリードを築いている。
北原栄一選手(パルサー・N1クラス)
N1クラスはパルサーを10年間で3台乗り継いできた北原栄 一選手が第6戦で全日本初優勝に輝いた。「1本めから気合入 れていきましたが、“あそこはこう走ろう”と色々と考えすぎた のがダメだったみたいです。2本めはあまり深く考えないで自分 の走りに集中したのがよかったと思います。タイヤもうまく合 ってくれました。フロントが036、リアが035の組み合わせで すが、パルサーはリアがクイックに動くと走りにくいので035 にしてるんです。もうパルサーはスペアエンジンがないのでも う一度、地区戦のチャンプ獲ったら次のステップを考えます。
ディーラーが、本気だ。 モータースポーツに積極的に 関わることを決め、 これまでになかった 様々な形を取って競技の世界に 可能性を見出そうとしている。 その取り組みを紹介しよう。 フォト/池田幸司、友田宏之、野澤廣幸、 名古屋トヨペット、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
モータースポーツ活性化に向けた たなアプローチを探る~
愛知県名古屋市に本社を置く名古屋トヨペッ
トは、NAVULというJAF 加盟クラブを持って
いる。NAVULと書いて「ナブール」と読む。も
ともとは名古屋の方言である「なぶる」に由来す
る言葉だ。
なぶる、とは触る、いじるといったニュアンス
を持った言葉で、名古屋の人達は「クルマをな
ぶる」といった使い方をする。現在 NAVUL の
クラブ員は実に 950 名を数える。うち50 名超が
JAF 公認のモータースポーツライセンスを持っ
て活動している。
「きっかけは 86 です」。そう語るのは名古屋ト
ヨペットで常務取締役に就き、FTD 部長も兼ね る横井克一郎氏だ。
「これは当社の社長がよく口にするのですが、
例えばゴルフ人口がなぜここまで増えたか、を
考えると、道具を作るメーカーがあって、ゴルフ コースもある。そしてその間をつなぐ打ちっ放し
の練習場があったからこそ、現在のゴルフ人気
を支えることにつながった。我々の業界に例えれ ば、クルマを作るメーカーもあれば、サーキット もある。ならば我々ディーラーは、その間をつな ぐ、河川敷の打ちっ放しになるべきだ、と。 86 ってサーキットを走るということをイメー ジできるクルマですよね。じゃあ一度、走って みませんか、ということで 86 を予約いただいた お客さまに、納車前にスパ西浦で試乗も兼ねて 乗ってもらったんです。すると、本当に皆さん の表情が、サーキットを走ると活き活きとしてく るんですね。走るということに対するワクワク感 というのが実感できたんです。 これをきっかけに様々なサーキットイベントを
仕掛けました。そのひとつとして、名古屋であ
る程度の地位に就かれている方々に今度は鈴鹿
のフルコースで試乗してもらったんです。そう
したら、皆さん、口々に“こういうことにはもの
凄く興味があったけれど、どうやって始めてい
いか分からなかった”と仰られた。
昨今ではクルマ離れなどという言葉まである
中、86 を通してモータースポーツをより身近な存
在と感じてもらうことで、クルマ好きの人達を増
やすことは大事じゃないか、と思ったわけです」
FTDとはいうまでもなく、Fun To Drive の略
称。FTD 部は NAVUL の事務局も運営する。
会員になると、年 2 回行われるミニサーキット走
行会に会員価格(無料のプログラムもあり)で参
加できるほか、定期的なメール配信により、
併せて行い、公認サー キットであるスパ西浦 での走行会の際は Aラ イセンス講習会まで行 っている。講師は、い ずれも資格 を 持 った NAVUL のクラブ員が 務めるなど、加盟クラ ブとしての活動も精力 的に行っている。現在、 NAVUL の 走行会 で モータースポーツの門 を叩いたドライバー 4 名が、86/BRZレース に参加している。彼ら のレース活動のサポー トもFTD 部 の 主たる 業務のひとつだ。
また社内の活動とし ては、TOYOTA Gaz oo Racing Rally Cha llenge に参加中。2 台 はシリーズ参戦してい
るが、社員が 入 れ 替 わりでドライバー、 コ・ドライバーを務め
NAVUL が年 2 回、ミニサーキットで行う走行会は回を重ねる度に参加台数が増え、現在は大盛況となっ ている。ディーラーが行う走行会という参加しやすさもあって、参加者は回を重ねるごとに増加中。こう したモータースポーツの広き門から、走りの楽しさに目覚めた人々の何人かはレース参戦の門を叩く。一 方で社員チームでラリーにも参戦。社内でのモータースポーツの輪もどんどん広がりつつある。
る車両も用意され、40 名近 い 社員 が 毎年、 何らかの形でラリーに 触れられる機会が作られている。社内外でこ れだけのモータースポーツ活動を行っている 会社は、国内でもそうはない。
「見るだけのスポーツだったモータースポーツ が、やるスポーツになってくると意外と楽しい ね、ってことに気がつき始めている人が増えてい る実感があります。長い目で見れば、それがク ルマ単体はさることながら、パーツなどが売れ ることで我々に利益をもたらしてくれるようにな ればいいな、と。
でも“なんちゃって”じゃダメ。ゴルフの道具 を買うのに、ゴルフをあまり知らない店員より、 よく知っている店員から買いたい、と思うよう に、クルマというものをよく理解して楽しんでも らうために、我々自身もモータースポーツに触 れ、様々なことを吸収する必要がある。それが 結局はお客さまとのコミュニケーションにも繋が るわけです」(横井氏)
基本は Fun To Drive。安全に楽しむために、 クルマを“なぶる”。
まずはそれがモータースポーツの魅力に触れ る最初の一歩だ。
様々な情報を受けることができる。トヨタ車に乗
っていなくとも入会は OK だ。当初、38 名から
始まった走行会は今年 7 月のイベントでは150 名を超える規模にまで拡大。参加者の技量に応 じてクラス分けを行う等、盛況を呈している。
走行会の開催時には Bライセンスの講習会も
やっちゃえ日産の、日産ディーラーも、なか なか、やっちゃっている。
近畿にある京都日産の高野店は、JAF 近畿ダ ートトライアル選手権の参戦を計画しているD 車両の製作をサポートしている。地元ディーラ ーが自社のクルマに乗るラリーやスピード行事 の選手を支援するという話は決して珍しくない が、通常その場合は、ナンバーの付いた車両を サポートする例がほとんど。最も改造範囲の広 い、つまり最も市販車のイメージからは縁遠い D 車両へのサポートは、かなり稀なケースと言 える。
車両製作を担当しているのは、京都のモータ ースポーツショップ、レソルテオートサービス。
関西ダートラ界では知る人ぞ知るD 車コーチビ ルダーだ。今年はレソルテオリジナル製作の VWビートルルックの D 車両が近畿ダートラ地 区戦で暴れまくっているが、今回のプロジェク トではマーチのボディを載せたパイプフレーム のマシンが出来上がる予定だ。
実はレソルテオートサービスの飯田誠治代表 と京都日産高野店の松岡秀正店長はかつて同じ 京都日産の職場で先輩・後輩の間柄という関係。 ニューマシンの製作を模索していた飯田代表と、 モータースポーツを通してのブランドイメージの 向上を狙っていた松岡店長の利害が一致した末 の第一歩が、この D 車両製作というわけだ。
「まぁ、今回の件は、飯田さんの話に乗らせて もらったという形です(笑)。ただ僕自身、10 代の 頃は 2 輪で鈴鹿を走っていて、この会社に入っ
究極の改造車、D車仕様 マーチに乞うご期待。そこで 描かれるビジョンとは!?
てからは飯田さんの手伝いで何度かダートラ場 に足を運んだことはあるし、昔、ラリーやスピー
ド行事で日産車が強かった頃の時代も当然、知 っています。昔のようにガンガン自分で走るとい うことができなくなったいま、モータースポーツ
に対して自分は何ができるんだろうか、と。まぁ 個人的には、その問いかけに対する自分なりの 答えでもあります。
ビジネスの面で言えば、若い人のクルマ離れ や、団塊の世代の方々がこれから年齢的な理由 からクルマを手放されるという時代が来て、じ ゃあ、その後をどうするかという課題にいま直 面しているわけですが、その時にクルマ好きの 方々が集まる場で日産車をアピールするという
ことは重要なんですね。その意味ではダートラ やモータースポーツの場は注目できる。ダート ラの選手の高齢化が進んでいることも知ってい ますが(笑)、ある意味、そういう方々も我々の ターゲットなんです」
分な PR 効果になると 言えるだろう。究極の
D 車両が、破天荒で はあるが、ひとつの強 いブランドイメージを
作り、差別化をもたら す。それはひとつの戦 略ではあるはずだ。 「クルマってこんなこ
ともできるんだ、とい うひとつの使い方、機 械というものを操る楽 しさを伝えたいですよ
ね。ダートラはそれが 伝えることができる場 だと思っています」
ほんのつかの間で も、ディーラーでクル
それにしても、いきなりD 車というのは、話 が飛びすぎているのでは、という気もするのだ が。その辺の覚悟はいかがものなのだろう。
「実はうちの店舗は、土地柄だと思うんですが、
人と違うクルマに乗りたいお客さまが多いよう で、オーテックや NISMO のバージョンが割と 売れるんです。お店のそういうカラーというのは 大事にしたいし、この辺は学生も多いので、マ ーチをショールームに飾ったら、これ何ですか、 これもマーチですか、くらいのインパクトはある んじゃないか、と(笑)」
そういう学生が社会人になってクルマ買おう
という時に、“何か変わった日産車置いてた店が あったな”と思い出してもらえるなら、それは十
マの楽しい夢を見れ る。このプロジェクト がそんな形につながっ てくれることを願いた いものだ。
京都八幡市の土系ショップ、レソルテオートサービスで鋭意、製作中のダートトライアル D 車仕様 のマーチ。パイプフレームのシャシーには日産 3.5リッターVQ エンジンが搭載されるほか、駆動系 をはじめとするパーツも原則として日産のパーツが奢られる予定だ。近畿地区戦でデビューの予定 だが、ぜひ全日本ダートトライアル選手権でもその勇姿を披露してほしい。
スタマイズに対応する日産パフォーマンスセン
ター(NPC)を全国 26 店舗で展開している。九
大分オートポリスで開催のゴールドカップレースを走る日産プリンス福岡のノート。カラーリングはスー パーGT で活躍中の MOTUL AUTECH GT-R と同じ色を使っている。栄光のワークスゼッケン、23 番も目印だ。 7 月に行われた地元福岡の TV 局主催の夏祭り会場では、ブースの入口で見物客をお出迎えしたが、家族 連れや大人達も足を止めていた。女の子もコクピットでレース気分をすっかり満喫だ。
機械を操る楽しさを伝えたい。そんな松岡店 長の言葉を聞くと、やはり「技術の日産」という 言葉を思い出してしまうのだが、本格的なモー タースポーツの世界と向き合うことで、自らの技 術に磨きをかけようという日産ディーラーが九州 にある。福岡市に本社のある日産プリンス福岡 販売は、昨年から、オ ートポリスで開催され ている JAF 公認のゴー ルドカップレースに、
会社でチームを結成し
て参戦している。
車両は N1 規定に沿 って製作されたノート。 NISMO のワークスカ ラーをあしらったノート
がつけるは、栄光のナ ンバー 23 だ。ナンバー 付レースでは、いまや ディーラーチームは珍 しくないが、レース専 用車両によるツーリン グカーレースにディー ラーチームがエントリ ーするのは極めて珍し
い話だ。
日産は、GT-R やフ ェアレディ Z をはじめ とするスポーツモデル
の日産車オーナーのカ
州は大分と、福岡のふたつ。その NPCを日産 プリンス福岡が 2 年前に設立したことが今回の プロジェクトのきっかけとなった。
「最初は NPC で飾るためのスポーティなイメ ージのクルマを一台作ろうという話から始まった んですが、どうせ作るんなら、ちゃんとレース
やれるクルマを作ろうという話に発展したんで す。私自身は以前からレース参戦の話を会社へ 働きかけていたので、やっと実現できたという
気持でした」と語るのは NPC のセンター長と同 社のモータースポーツ部長を兼任する古賀一夫 氏。京都日産の松岡氏と同じく、若き日、鈴鹿 に通い詰めた元 2 輪ライダーだ。 「ノートを選んだのは、もちろんノートNIS MO S の販促に繋がればという思いもありまし
たが、GT-R や Z はすでにスーパー GT に参戦 し、実績がある。でもノートでレースをやって いるところはなかったので、一番いいかな、と」 レーシングチームは 9 名。もちろんドライバー
の市村隆志選手をはじめ全員が日産プリンス福
岡の社員だ。レースのある週末はチーム全員が 土曜日からオートポリスに入り、セッティングに 明け暮れる。ライバルはレビン、シビックといっ たオートポリス歴戦の勇士達ばかり。現行車と いうことで重量面でもハンディがあり、現状はま だ優勝争いには加われていない。
「ある程度は本気でやりたいという気持はあり ますけど、一番は、クルマというものが、レース
という限界域で走らせるとどうなるのか、そこで クルマを速く走らせるためにはどうしたらいいの か、という基本的な技術、知識を学んでもらい たいということです」
やるなら本格派の競技車で。 国内唯一のディーラーワーク スNOTE、只今活躍中。
マーチの皮を被ったモンスターマシン登場間近! 日本で1台のN1仕様ノート、APで進化中!
ノートは普段は、NPC のショールームに飾ら
れ、県内や九州各地で行われるイベントに日産
プリンス福岡が出展する際は、NISMO バージ
ョンのモデルとともに展示される。
「意外と女性の方には“可愛い”と評判なんで す。ほとんどの方はやはりロールケージが張り
巡らされた車内を見て驚きますけど、これをき
っかけにレースを知って、競技車は持たないん
だけど、Aライセンスまで取られる方も増えてい
るんです」とその反響は決して小さくはない。
ただし、古賀氏によれば、レース参戦の一番
の狙いはリクルート効果なのだという。その成
果
は早速実り、昨年、モータースポーツをやっ
ている会社だからという理由で入社を希望した
人材を採用できたという。この社員は念願叶い、
現在は NPCに勤務している。
「やっぱりクルマを売るのが我々の本分ですか ら、例えば安全にクルマを走らせて楽しむには どうすればいいのかということをお客さまに伝え るような場合でも、レースを経験することでその 知識に肉付けできることってあるはずなんです。 理想はすべての従業員がそういう知識を持って くれるということです。我々がタイムを削る意義 はそこにあると思っています」 レースからのフィードバックを会社全体で共 有し、クルマの楽しさを伝えていく。レーシン グ・ノートは壮大なヴィジョンを背負って今日も サーキットを走る。
チームミッドレスといえば、西日本のヴィッツ レース関係者ならまず一度は耳にした事のある 老舗チームだ。今年、ヴィッツ関西シリーズに エントリーしたミッドレスのドライバーは実に18 台を数える。86/BRZレースにも8 台のチーム員 がエントリーしている。
る同社の神谷裕幸氏。モータースポーツ経験ゼ ロでヴィッツレースを始めた神谷氏はヴィッツマ イスターとして知られた一人で、現在は 86/ BRZレースのプロフェッショナルクラスに参戦 している。
実
はこのミッドレスは、愛知のネッツトヨタ中 部のカスタマイズ工房を本拠とするチーム。そ の軌跡はヴィッツレースの歩みとほぼ重なって いる。
「当時の規制緩和の流れでカスタマイズを始め たのがまずは先なんです。レースに関わったの はその後、ヴィッツレースが 2 年めを迎えた年 からですが、ミッドレスをそのまま JAF 準加盟 クラブの名称として当時、登録したんです。私 自身、若い頃、ラリーをやっていたので、クラ ブにした方が先々メリットがあるだろう、と判断 したんです」と話すのはミッドレスの生みの親で 現在、同社のサービス部副部長を務める安藤敏 基氏だ。
「最初の年は社員だけで福利厚生ということで 参戦したんですが、2 年めからはお客さまのヴィ ッツも扱うようになりました。始めからクラブ登 録していたおかげで、お客さまも同じクラブ員と いう扱いにさせてい ただいたのでクラブ
東海地区のミニサーキットでこれまで多くの走行会を開催した実績を誇るが、敢えて基礎技術の取得 のため、ジムカーナレッスンも開催している。ミッドレスの工房内にはドライビングシミュレーターも 完備するなどプロレーシングチーム顔負けの装備も、入門者には大きなバックアップとなる。
の輪も広がりやすか ったと思います」
工房ミッドレスは こうしてヴィッツレー
ス参加者が集う場と なったが、カスタマ イズ目的で訪れた 般 のクルマ 好きの 人々の中からも、ヴ ィッツレース参戦を 始める人が増えるよ うになったという。
「ヴィッツレースは 一度クルマを買って しまえば、その後は 意外とお金がかから ない。チューニング にお金をかけていた
人の中にも、そっち の方が面白いね、と 買い換える人が出て きたんです。そうい
う形で一度レースに ハマった人は、なか なか抜けられないみ たいです」と話すのは ミッドレスに勤務す
「ヴィッツレースはたしかに手軽に参加できる レースではあるけれど、初心者は、ブリーフィ ングといわれてもどこ行ったらいいか分からない し、車検だってどう対応したらいいか分からな い。そこでサーキットでもお客さまのサポートを するようにしたんです。サンデーレーサーには、 ちょっとしたサポートが安心につながるんです。 だからうちも最初に用意したのは積車でした (笑)。お客さまと一緒に勉強していくという感じ でしたが、やっぱりヴィッツレースは販売店が リードしていくべきだという気持があったのも事 実です」(安藤氏)
ミッドレスではレース参加時以外でも、サポー トを行っている。特に、毎回、趣向を凝らした 走行会は好評で、レース参加者のモチベーショ ンの維持にも繋がっているようだ。今年の冬には 雪上でのトレーニングを行ったほか、8月には敢 えてジムカーナコースでのレッスンを開催した。 「レースに出る人でも意外と基礎ができていな い人もいるんです。タイムが頭打ちになったり、 壁に当たったりした時は基礎を固めておくこと が突破口になったりする。それでジムカーナを 始めました」(神谷氏)。親身で寄り添う姿勢がミ ッドレスの人気の秘密なのだろう。
ただ、これだけの人気を集めたがゆえに、逆 に敷居の高さを作ってしまったことが、ミッドレ スのいまの悩みだという。
「ミッドレスのお客さま全体で見ると、公認レ ースに参加されている方は 2 割にも満たないん ですが、レースをやってるショップのあるディー ラーということで、近づきにくいと感じている方 もおられるのかな、と。
普通とは逆にアマチュアレーサーの皆さんに とってのピラミッドの上が先にできたことで、そ の裾野の部分を広げられていない、という反省 はあります。ヴィッツレースがあくまでうちの原 点ではありますが、モータースポーツへの取り 組み方は、その時々に合わせて態勢を変えてい きたいと思っています」(安藤氏)
8月のイベントでは初めてオートテストを導入 するなど、より多くのクルマ好きの方々を対象と した楽しみ方を提案した。ディーラーとしてどこ までモータースポーツと「本気」で付き合ったらい いか、そのボーダーラインの見極めに苦慮してい るディーラーは、ミッドレスだけではないだろう。 「やっぱり活動を続けていくためにも、お客さま にどれだけ支持してもらえるかが大切だと思い ます。できる限り、お客さまの声を聞いて、そ れを生かしたイベントをこれからも作っていきた い」と安藤氏。
モータースポーツを通しての絆作りに向けた 努力が、実を結ぶことを期待したい。
ヴィッツが原点。仲間とともにレースを楽しむ
国際モータースポーツ競技������)、����)、����)、���JAFスポーツ�格���定����に��き、JAFが 「海外競技会出場証明書(サーティフィケート)」を発行した件数です。
●海外競技会出場証明書(サーティフィケイト)申請について 海外競技会出場証明書(サーティフィケイ ト)は、JAF発 行のライセンスを所持する方が、海外で開催されるASN公認 の四輪またはカートの競技に参加・出場する際、競技会の格式 が国際または国内を問わず必要な証明書です。
ただし、国内カートライセンスでは、海外のカート競技に参 加・出場することはできません。
出発�の����までに所定の申請書に�入の�え、申請� を添えてJAF支部に申請してください。
【必要書類】
所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペー ジ(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種 申請書等→海外競技会出場証明書申請書)からダウンロードす ることができます。
��用:1競技会限定のサーティフィケートです。 数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なサーティフィケートです。 3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦めします。 【申請受付】
JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現金 書留)にてご申請ください。
お問い合わせ先(JAF地方本部モータースポーツ窓口) 参加者用 競技運転者(コドライバー含む)用
海外競技会出場に関する証明申請書 写真(3cm×3cm、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの 申請� ��用 ¥8,300(税込) 数次用 ¥24,100(税込)
海外競技会出場に関する証明申請書 申請� ��用 ¥8,300(税込) 数次用 ¥24,100(税込)
北海道本部 ☎ 011-857-7155
東北本部 ☎ 022-783-2826
関東本部 ☎ 03-6833-9140
中部本部 ☎ 052-872-3685
関西本部 ☎ 072-645-1300
中国本部 ☎ 082-272-9967
四国本部 ☎ 087-867-8411
九州本部 ☎ 092-841-7731
十勝インターナショナルスピードウェイ
十勝スピードウェイクラブ (TO.S.C)
0155-52-3910
海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請方法
■開催場所の略号:TIS=十勝インターナショナルスピードウェイ SG=スポーツランドSUGO MO=ツインリンクもてぎ T=筑波サーキット SO=袖ヶ浦フォレストレースウェイ F=富士スピードウェイ S=鈴鹿サーキット O=岡山国際サーキット AP=オートポリス ■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方 太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは8月23日までに本部にて受付したものです。 *�:�日�開催�なります�、�曜日は�����の�式��の�で�り、��の���の��は���り�曜日�日 曜日になります。
14日~16日
15日
16日
2016FIAフォーミュラ1世界選手権シリーズ第17戦
2016FIAWorldEnduranceChampionship6HoursofFUJI
2016ゴールドカップレース 第2戦
2016ゴールドカップレース 第3戦 AUTOPOLIS86/BRZRace第2戦 TOYOTAGAZOO RacingNetzCupVitzRace2016西日本
(0550-78-1234)
APC、㈱オートポリス (0973-55-1111)
APC、㈱オートポリス (0973-55-1111)
KRHC、SMSC(075-865-1502) 2016鈴鹿クラブマンレースRound5 22日~23日
スーパー耐久シリーズ2016第5戦 スーパー耐久レース in岡山
㈱岡山国際サーキット、AC (0868-74-3311)
NR-A C D
22日~23日 SO N1,NE D SCCN(03-6421-7967)
2016SCCN OCTOBERRACEMEETING inSODEGAURA 23日 T NE(クラシックカー) D JCCA(048-458-6660) JCCAクラシックカーフェスティバル エンデュランス筑波ミーティング 23日
2016年JAF全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦 第15回JAF鈴鹿グランプリ
2016もてぎチャンピオンカップレース 第5戦 30日
30日 11(NOV)
2016年JAF筑波スーパーFJ選手権第6戦
2016筑波ツーリングカーシリーズ
2016筑波チャレンジクラブマンレース第3戦
NRC、SMSC、㈱モビリティランド (059-378-3405)
SF NR-A A C
S-FJ,N1,NE D ㈱モビリティランド、 M.O.SC.、BSC(0285-64-0200)
S-FJ,N1,NE(FJ1600),NE,NR-A D VICIC、TMSC(0465-22-9346)
2016富士チャンピオンレースシリーズ 第6戦
富士スピードウェイ㈱、FISCO-C、 MSCC(0550-78-1234)
S-FJ,N1,N2,NE,NR-A D
F
11月 5日 ~6日 AP
2016AUTOBACKSSUPERGTRound8 MOTEGIGTGRAND FINAL 11日~13日
スーパー耐久シリーズ2016第6戦 TKUスーパー耐久 inオートポリス
TOYOTAGAZOO RacingNetzCupVitzRace2016西日本 シリーズ第2戦
2016SCCN NOVEMBERRACEMEETING inTSUKUBA
APC、㈱オートポリス (0973-55-1111)
㈱モビリティランド、 M.O.SC.㈱GTアソシエイション (0285-64-0200)
APC、㈱オートポリス (0973-55-1111)
SCCN、NDC-TOKYO (03-6421-7967)
S-FJ,NE D
2016ゴールドカップレース 第4戦 6日 MO
FIA-F4 A D
JAF-GT,FIA-GT3
NE NR-A C D
D
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日
2016年JAF中部・近畿ラリー選手権第6戦
2016年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ第4戦
2016年JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ第4戦 第32回シロキヤラリーin豊根
D SHIROKIYA、TASC、PUMA (0565-28-6524)
愛知(160) RR,RN,RJ,RF,AE, RPN RR,RN,RJ,RF,AE, RPN,RB
8日~9日
2016年JAF北海道ラリー選手権第7戦
2016年JMRC北海道ラリーシリーズ第7戦
とかち2016
8日~9日
14日~16日
JMRC関東ラリーシリーズ 群馬ラリーシリーズ第5戦 第62回チームif山岳ラリー
2016年JAF全日本ラリー選手権第8戦 第44回M.C.SC.ラリーハイランドマスターズ2016 SupportedbySammy
2016年JAF九州ラリー選手権第7戦 JMRC九州ラリーCHシリーズ第7戦 EAST九州2016
D RTC(0155-47-0202)
10月 1日 ~2日 北海道 北海道(90) RR,RN,RJ,RF,AE, RPN RN,RJ,RF,AE, RPN,RB
D チームif(0276-74-2356)
C M.C.SC(0263-87-9006)
RC大分(0972-63-6695)
群馬(180) RN,RJ,RFRPN, AE,RB,(F)
RR,RN,RJ,RPN, AE
全日本 岐阜(420)
大分(150) RPN,RN.RJRF AERR RB
15日~16日 福井(100) RN,RJ,RPN,RF, AE,RB D T-PROCREWS、TMSC (0493-62-1485)
2016年JMRC東北ラリーシリーズ第5戦 横手ラリー2016 NO1
TOYOTAGAZOO Racing ラリーチャレンジin恐竜 勝山
16日 東日本 長野(200) RR,RN,RJ,RF,AE, RPN, RB
2016年JAF東日本ラリー選手権第7戦 JMRC関東ラリーシリーズ 長野県ラリーシリーズ第5戦 第35回八子ヶ峰ラリー2016
D TR-8(03-3643-5783)
22日~23日
2016年JAF中部・近畿ラリー選手権第7戦 2016年JMRC近畿SSラリーシリーズ第4戦 第37回神大ラリー
Team Shindai(080-3706-8798)
22日~23日 中部・ 近畿 兵庫(160) RR,RN,RJ,RF,AE, RPN
RR,RN,RJ,RF,AE, RPN
29日~30日
2016年JAF中四国ラリー選手権第5戦 2016年JMRC中国・四国ラリーシリーズ第5戦 第26回チェリッシュつちの子ラリーinにいみ・2016
2016年JMRC東北ラリーシリーズ第6戦 最終戦 横手ラリー2016 NO2
TCHERISH(086-485-1866)
D
中四国 岡山(150) RR,RN,RJ,RPN, RF,AE
RN,RJ,RPN,RF, AERB
AKITA(018-839-0834)
29日 秋田 RRRN,RJRPN, AE,RF
FRC.(0265-76-8162) JMRC関東ラリーシリーズ FRC RALLYMountainCross
2016年JAF全日本ラリー選手権第9戦 新城ラリー2016
TOYOTAGAZOO Racingラリーチャレンジ in新城
2016年JAF九州ラリー選手権第8戦 JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第8戦 ひむかラリー2016
長野(120) RN,RJ,RPN,RR, RF,RB,AE
レジェンドオブザラリー2016 (LegendofTHERALLY2016)
19日~20日
20日
第11回JMRCオールスターラリーフェスティバル
関東デイラリーシリーズ
ChristmasRallyNo30
MSCC(03-3414-0176)
11日~12日 高知(160)
MAC、TSURUGI (090-3988-5116)
RN,RJ,RPN,RF, AERB D
AE,RR,F E M.C.SC(0263-87-9006)
RN,RJRPN,RF
長野(120)
26日~27日
JMRC関東ラリーシリーズ 朝一番ラリー2016
2016年JMRC近畿SSラリーシリーズ第5戦 チームモアラリーin滋賀‘16
HOTSTAFF(047-439-0048)
TEAM-MORE(0749-48-0515)
RN,RJ,RR,RPN, RF,AE,RB
RN,RJ,RR,RF,AE, RPN
千葉(150)
26日~27日 滋賀(100)
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。
10月 9日 =サーキットトライアル
競技会名 開催日 十勝スピードウェイ B E B-Sports(03-5487-0735) マツダファン サーキットトライアル 第5戦北海道ラウンド
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
競技会名 開催日
10月 2日
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
D SSC(0224-83-3116) 2016年JAF東北ジムカーナ選手権第7戦
2016年JMRC東北ジムカーナシリーズ第8戦
2016年JMRC全国オールスター選抜第7戦
競技会名 開催日
10月 1日
16日
東北 スポーツランド SUGO 西コース PN,N,SASC, AE
P,B
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
本庄サーキット N,B D PMC・S(03-3863-3378) PMC・S本庄サーキットトライアル R2
2016JMRC関東チャンピオンシリーズ 第9戦 JMRC埼群ジムカーナシリーズ 第6戦 ネッツトヨタ群馬ジースパイスチャレンジ
宝台樹スキー場 駐車場 PN,N,SAX,B E G'SPiCE(027-290-4555)
筑波サーキット コース2000 B E TMAC(03-3611-6687) TMAC Aライセンス講習会サーキットトライアル付き⑩
21日~22日 筑波サーキット B E CLEVER(03-3766-3312)
19日 お台場NOP地区特設コース D D 株式会社サンプロス (03-5287-2939)
11月5日~6日
2016D1グランプリシリーズ第7戦お台場大会
30日 日光サーキット
9日
12日~13日
2016クレバーサーキットトライアルin筑波 第5戦 -Aライ講習会付-
LIFEGUARDTheDriftMuscle2016 (ライフガードザドリフトマッスル) 第5戦日光サーキット大会
TMAC Aライセンス講習会サーキットトライアル付き⑪
2016年JAF筑波サーキットトライアル選手権第5戦 2016JAF筑波チャレンジクラブマンレース第3戦
20日 =サーキットトライアル
2016JMRC関東ジムカーナフェスティバル スピリッツテクニカルジムカーナ
B,D D TDMC(0550-78-6784)
筑波サーキット コース2000 B E TMAC(03-3611-6687)
筑波 筑波サーキット B,AE PN,SA D PMC・S、VICIC (03-3863-3378)
筑波サーキット ジムカーナ場 PN,N,SA,SAX, B,SC,D E T-SPIRIT(049-235-4886)
10月 1日
2016FISCO SPECIALSTAGETRIALRound2
格式
オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 富士スピードウェイ B E 富士スピードウェイ㈱、FISCO-C (0550-78-1234)
2016年JAF中部ジムカーナ選手権第8戦 プレジャー、M-Iファイナルアタック2016
PN,N,SA,SAX, B,SC,D D M-I、Pleasure (053-411-8911)
中部 キョウセイドライバーランド
8日
2日 富士スピードウェイ(レーシングコース) B E RTSONIC(055-967-8878)
SONICサーキットトライアル② (Aライ講習会付)
8日~9日
2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第8戦 SUPERGYMKHANA IN IOX-AROSA
C AND、A B C (076-431-3674)
PN,N,SA,SC, AE D
全日本 イオックスアローザスポーツランド
2016年JMRC西日本ジムカーナフェスティバルin中部
PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE D FASC,MMSC (0565-42-4162)
29日~30日 富士スピードウェイ
美浜サーキット クニモト
PorscheRacingExperience2016
13日 =サーキットトライアル
TMSC富士ジムカーナシリーズ2016第4戦
B E FISCO-C(0550-78-1234)
11月 10日 富士スピードウェイ ジムカーナ場
P,PN,N,SA,B E TMSC(03-3221-9950)
10月 16日
競技会名 開催日 姫路セントラルパーク 第5駐車場 B D KSCC(06-6327-6522)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
11月 20日
20日
10月 22日
2016姫路セントラルパークジムカーナシリーズ 第4戦 KSCCジムカーナNo5
Tj(072-296-6886) 2016年”Cartolive”杯 舞洲スポーツアイランドシリーズ TjマイカージムカーナNo4
舞洲スポーツアイランド N,B,AE E
姫路セントラルパーク 第5駐車場 B D KSCC(06-6327-6522) 2016姫路セントラルパークジムカーナシリーズ 最終戦 KSCCジムカーナNo6
オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 岡山国際サーキット B E ㈱岡山国際サーキット、AC (0868-74-3311)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式
マツダファン・サーキットトライアル 第3戦 中国・秋ラウンド
=サーキットトライアル ※10~11月に四国地方で開催される競技会はありません。
競技会名 開催日 オートポリス レイクサイドサーキット コース
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
B,D E APC(0973-55-1111) オートポリス Aライ ジムカーナ 2016Round3
2日
10月 2日 九州 スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,SAX, B,AE D RTCR(093-591-9377)
2016年JAF九州ジムカーナ選手権第9戦 JMRCオールスター選抜第9戦 スプラインチャレンジジムカーナ2016
2016年JAF九州ジムカーナ選手権第4戦 JMRC九州オールスター選抜第4戦 RC熊本すぷりんぐジムカーナ2016
2016年JMRC九州ジムカーナジュニアシリーズ 第6戦 RC熊本おーたむジムカーナ2016
RC熊本(096-381-6475)
D E
HSR九州ドリームコース PN,N,SA,SAX, B,AE
PN,N,SA,SAX, B,AE
12日~13日
サーキットトライアルINオートポリス 2016Round2
2016年JAFカップオールジャパンジムカーナ in九州 2016年JMRC全国オールスタージムカーナ
APC(0973-55-1111)
16日 オートポリス インターナショナルレーシングコース
11月 6日 JAF カップ スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,SC, AE C RASCAL、RTCR (092-621-0664)
B,AE E
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。
2016年JAF北海道ダートトライアル選手権第9戦
2016年JMRC北海道ダートトライアルシリーズ第9戦
2016年JMRCオールスター選抜第9戦
2016ARKDynamicTrial
ASL砂川シーズンエンドトライアル
=サーキットトライアル ※10~11月に東北地方で開催される競技会はありません。
TEAM ARK(011-753-9140)
D
PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE
●ダートトライアル●オートクロス
AG.MSC北海道 (011-864-2003)
北海道 新千歳モーターランド ダートコース
オートスポーツランド スナガワ ダートトライアルコース PN,N,SASAX B,SC,D,AE
長野県ダートトライアルチャンピオンシリーズ 第4戦
2016水芭蕉ダートトライアル
RT-MIZUBASYO (026-226-8751)
DIRTTRIAL,AUTO CROSS 10(OCT)~11(NOV)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 輪島市門前モータースポーツ公園 N,SA,SAX,B SC.D E M.SC MONZEN (0768-42-2025)
10月 2日 オートパーク今庄 N,SA,SAX,B, SC,D E URARA(0776-78-5821)
11月 5日 ~6日
2016年JMRC中部ダートトライアル北陸シリーズ第6戦 門前町観光協会長杯ダートトライアル
2016年JMRC中部ダートトライアル北陸シリーズ第7戦 ザ・イゴのダートラ神無月
16日 JAF カップ オートパーク今庄 PN,N,SA,SC, D,AE C FASC、SHALET、CCST (090-2685-2944)
2016年JAFカップオールジャパンダートトライアル JMRC全国オールスターダートトライアル in中部
10月 22日 ~23日
競技会名 開催日 コスモスパーク PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE D TEAM FLEET (078-967-2641)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
2016JMRC西日本ダートフェスティバル in近畿
競技会名 開催日
10月 1日 ~2日
2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第8戦
NANO TOPカップ ダートトライアル inタカタ
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
全日本 テクニックステージ タカタ PN,N,SA,SC, D,AE C CCN、TTS (0827-84-2900)
2016年JMRC中国ジュニアダートトライアルシリーズ 第 戦 TTSJrダートトライアル16' 9日 ※10~11月に四国地方、九州地方で開催される競技会はありません。
テクニックステージタカタ PN,N,SA,SC,D, AE E TTS(082-929-0888)
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方法によらなければならない。
�)�法は次の通りとする。
���������
すべてのクラスを通じて、少なくとも双方の後輪に同時に作 動する有効な足踏式ブレーキを備えなければならない。ブレー キは、ドラムまたはディスク型のいずれでもよい。
連�するワイヤーおよびロッドは��にすることが推奨され る。
手動操作フロントブレーキは、カテゴリーFCでの装着が禁 止される。
以下のクラスはフロントブレーキの装着が禁止される。
�K、KF�、�K-J����r、FP-Jr、 FP-JrC�����、FP-�、FP-�
ブレーキディスクがシャシーフレームのメインチューブより 下方に突出している場合、有効なリアブレーキディスク保護パ ット(テフロン、ナイロン、デルリン、カーボンファイバー、 ケブラーまたはリルサン製)がSuperkartを除く全てのカテゴリ ーに推奨される。この防護物は、シャシーの縦方向でディスク に対して側面、またはディスク下方に位置していなければなら ない。
Superkartにおいては、ワイヤー作動式のブレーキ装置は禁 止され、ブレーキライトが推奨される。
��.ホイールおよびタイヤ
�)ホイールは空気入りタイヤ(チューブ付きまたはチュ ーブレス)を備えていなければならず、�の�は��と
し、ドライバーが搭乗した場合にタイヤ以外の部分が地 面に接触してはならない。
�)ホイールの取り付けは、ロックナット等による安全な
※下線部 改正箇所 ������
�リムの��は最��インチとする。た�しクラスFCお よびSuperkartのリムの��は�インチまで認められる。
②フロントタイヤの外側��は最����mとし、リアタイ ヤの外側��は最����mとする。
�タイヤを付けた後車輪の最��は��.��mとし、前車輪 の最��は��.��mとする。
ホイールを車軸に取り付ける場合、スプリットピン、 またはセルフロックナット、またはサークリップのよう な安全なロッキングシステムを有していなくてはならな い。すべてのカテゴリーでリトレッドタイヤの使用、ス リックタイヤとレインタイヤを組み合わせた使用および 「ラジアル」タイヤや「非対称」タイヤの使用は禁止さ れ、いかなる手段でタイヤを熱することも、化学物質で タイヤを処理することも禁止される。
�)タイヤが制限される特定の車両クラスは別途定める付 則「指定カートタイヤについて」によって指定されたタ イヤを使用しなければならない。
�KF�、KF�、�K、�K-J����r、 Superkart:CIK-FIA公認タイヤの使用が義務付け られる。
②JAF指定タイヤの使用が義務付けられるクラス: FP-Jr、FP-JrCadets、FP-�、FP-�
�)��) (略)
��. (略)
��������� (略)
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本規則は、��������日より��する。
[公示No2016−K009]
※全日本選手権およびジュニア選手権については夫々の 地域シリーズ終了後、最終競技会として東西統一競技 会を開催する。
������
一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」とい う。)は �����(以下「���」という。)のカート競技会において� 秀な成績を収めた者の栄誉をたたえるため、これを認定する日 本カート選手権規定を制定する。
日本カート選手権は次の通り区分される。
日本カート選手権は以下の選手権別に制定する。
��.全日本選手権
全日本選手権は以下の�部�に区分する。
�)�K部�
�)フ�ー�ュラスーパー���(F�-���)部�
��.地方選手権
地方選手権は以下の�部�に区分する。����ースで 開催される�つのシリーズ(����の�「競技の�成」� �)は�部�以�、����ースで開催される�つのシリ
ーズ(���条の�「競技の��」参�)は�部門で��さ れる。
�)フォーミュラピストン�(FP-�)部門 �)フォーミュラピストン�(FP-�)部門 �)フォーミュラスーパー�(F�-�)部門
�)フォーミュラスーパー���(F�-���)部門 �)フォーミュラC-�(FC-�)部門
�.ジュニア選手権
ジュニア選手権は以下の�部門に��する。
�)フォーミュラピストンジュニア(FP-Jr)部門 �)フォーミュラピストンジュニアカデット(FP-Jr
Cadets)部門
���������������������
走行距離または時間(各ヒートの合計)
なかったと判断した場合には、当該競技会を選手権から除外す る場合がある。
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日本カート選手権競技会のカレンダー登録は、別に定める 「JAFカートカレンダー登録規定」による。
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JAFは、オーガナイザーが本規定およびJAFによる付帯 条件等を遵守することを条件として、日本カート選手権競技の 組織許可を与える。
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日本カート選手権競技会のカレンダー登録が認められた者は、 開催日の����までに所定の書式により当該競技会の組織許 可申請書類をJAFに提出すること。
������������������
オーガナイザーは、国内競技規則�-��に��き競技会開催 日の�日�までに参加者��の�しをJAFに提出すること。
�����������������
日本カート選手権競技会にはJAFからオブザーバーを派遣 する場合がある。
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��������������
��条に規定する部門�にそれ�れ�台以上の車両の出�を もって��とする。�台に満たない場合は、��条に定める選 手権得点は与えられない。
日本カート選手権として認定された�競技会において、�� 条に規定する部門�に���全日本選手権、���地方選手権 または���ジュニア選手権で定める�準により得点が与えら れる。
JAFは��条に��き�選手権の�部門で最高得点を得た 者を当該部門の選手権保持者として認定する。
複数のドライバーが同一の得点を得た場合は、下記に従い順 位を決定する。
�.有効得点の中で高得点を得た回数の多い順に順位を決定 する。
�.上記�の回数も同一の場合、当該部門の最終戦(全日本 選手権F�-���部門およびジュニア選手権(FP-Jr Cadets部門コースシリーズを除く)においては東西統一競 技会をいう。)で上位順位を得た者を上位とする。
なお、当該部門の最終戦に参加しなかった場合は、有効 得点のうち最終戦により近い競技会において高得点を得た 者を上位とする。
�.上記�および�の方�によっても��が出ない場合は、 同順位とする、ただし、下位の者の順位は繰り上げない。
�)�位が複数の場合��位、�位、�位、�位
日本カート選手権保持者として認定された者に対して、JA Fが別に定めた「JAFモータースポーツ賞典規定」による賞 典を与える。
����������
全日本選手権は国内格式以上、地方選手権は準国内格式以上、 ジュニア選手権競技会は準国内格式以上とし、夫々の選手権と して申請された競技会の中からJAFが認定したものに対して のみタイトルの使用が許可される。
JAFは競技会終了後、選手権競技会としての要件を満たさ
日本カート選手権競技会の参加台数は、当該競技開催場所の パドック、駐車場の面積によりJAFが参加台数を制限する場 合がある。
オーガナイザーは、国内競技規則�-��に��き、参加申� の拒否を行った場合は、速やかにその理由を付してJAFに報 告すること。
オーガナイザーは、日本カート選手権競技会を延期または中 止とする場合、開催�定日の����(��地�またはこれに 準ずる理由があるときを除く)までに、JAFに理由を付して 届出を行い、承認を受けたうえ、必要な公示を行うこと。 正当な理由がなく、認定された日本選手権競技を中止または 開催を行わなかったオーガナイザーに対しては、次年度の日本 選手権競技の開催を認めない。
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�.日本カート選手権競技に適用される規則に違反した者に 対し、JAFは罰則を課する場合がある。
�.年齢、ライセンス等、出場資格に制限のある日本カート 選手権競技で、その資格に違反してエントリーしたことが 競技会開始後に判明したドライバーについて、JAFは当 該年度の選手権の全得点を無効とする場合がある。
やむを得ない事情により、本規定を適用できない場合はJA Fがその処置を決定する。
全日本選手権競技は、JAF国内カート競技規則とその付則、 本規定、全日本カート選手権統一規則および競技会特別規則が 適用される。
全日本選手権に参加が認められるカート競技車両は、「JA F国内カート競技車両規則」の��条に定める���競技車両
に限定し、各部門により以下の通りとする。
��.OK部門:
JAF国内カート競技車両��第��条に定めるOK車両 とする。
��.FS����部門:
JAF国内カート競技車両��第��条に定めるFS� ���車両とする。
���������������
全日本選手権競技に出場するドライバーは、各部門毎に以下 の条件を満たしていること。
ドライバーが出場できる地域および参加部門は何れかの地域 ならびに部門に限定され、シリーズの途中で変更することはで きない。
��.OK部門:
�)国際�ドライバーライセンス以上の所持者。
�)国際Cおよび国内Aドライバーライセンス所持者につ いては、下記の何れかの実績を満たす者。
(�)当該年の前年の全日本選手権のKF部門に出場し た実績のある者。
(�)過去の全日本選手権S����KF部門、KF� 部門あるいはKF部門で、年��合順位が��位以内 であった者。
(�)当該年の前年の全日本選手権FS����部門で、年 ��合順位が��位以内の者。
(�)JAFによって特に認められた者(海外での実績 等)。
��.FS-���部門: �)国内Aドライバーライセンス以上の所持者 �)ジュニアAまたはジュニア国際ドライバーライセンス 所持者(満���以上または当該年に満���となる者)で、
下記の何れかの実績を満たし、かつJAFによって特に 認められた者。
(�)当該年の前年の地方選手権シリーズ(地域・コー ス)のFS-���部門で�位以内となった者。
(�)当該年の前年のジュニアカート選手権シリーズの F��J�部門で�位となった者。
��.東西統一競技会(東西統一競技会の構成については、第 ��条�「競技の構成」参�)FS����部門:
�)当該年の東地域、西地域(第��条�「地域区分」参�) 夫々で開催された全日本選手権の地域シリーズ競技会の 何れかの部門に出場した実績を有する者。
�)出場できる部門は、ドライバーが当該年に出場した部 門に限定する。
全日本選手権を開催するオーガナイザーは、以下の条件を満 たしていること。
��.カレンダー登録申請締切日前にJAFによって開催され る「全日本カート選手権カレンダー登録申請に係る説明会」 に出席すること。
※開催日時、開催場所等の詳細は別途公示される。
��.カレンダー登録申請時点で過去に単独で準国内格式以上 の公認競技会を��以上(内��以上の国内格式競技会を 含む)開催した実績を有する加盟または公認カートクラブ、 若しくは公認カートコース団体とする。
全日本選手権の開催場所は、カレンダー登録申請時点で同選 手権開催に有効なコース許可証を所持している公認カートコー スであること。OK部門の開催場所については、以下の基準を 満たした公認カートコースとする。
��.全長:���m以上
��.�路の��:����m
��.スタート/フィニッシュラインが設定される直線路:���
m以上
��.�つの�路区域の�:�m以上
����������
��.全日本選手権は、��として�コース�競技会開催とす る。
��.JAFは、全日本選手権OK部門としてオーガナイザー から申請された競技会の中から、�競技会以上�競技会以 内の競技会を選手権競技会として認定する。
��.JAFは、全日本選手権FS����部門としてオーガナ イザーから申請された競技会の中から、東地域、西地域夫 々�競技会以上�競技会以内の競技会を選手権競技会とし て認定する。
��.OK部門��競技会およびFS����部門東西統一競技 会は、同日開催とし、オーガナイザーからの申請に基づき、 JAFが指定し、認定する。
全日本選手権競技会にお�る����会は��で構成し、� ���長および������はJAF��とする。
�����������������
��.OK部門
�)地域区分:設�ない。
�)競技の構成:OK部門は�競技会�レース制とする。
��.FS����部門
�)地域区分:東地域および西地域の�つの地域シリーズ として区分する。
東西統一競技会は、�つの地域シリーズ���、開催 される。
東地域:北海道、青森、秋田、岩手、山形、宮城、 福島、新潟、長野、山梨、群馬、栃木、茨城、
埼玉、東京、神奈川、千葉
西地域:静岡、富山、石川、福井、岐阜、愛知、三重、 大阪、兵庫、滋賀、京都、奈良、和歌山、 岡山、鳥取、島根、広島、山口、香川、徳島、 高知、愛媛、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、 宮崎、鹿児島、沖縄
�)競技の構成:�競技会�レース制とする。
�����得点��
各部門毎に以下の通り得点が与えられる。ただし、競技会出 場台数に応じて下表aの通り得点の対象となる順位が制限され る。
ドライバーは、年�の各競技会を通じ、第��条の�定に合� する同一部門の車両であれば異なる車両で参加しても得点が加 算される。
表a(得点対象)
��.OK部門、FS����部門得点基準表は表��と�によ る。
��.FS����部門東西統一競技会の得点は得点基準表�� の�.��とする。
��.OK部門シリーズの順位は各競技会で獲得した得点のう �、高い得点の順に選手権として成�したレース数の��� (小数点以下四捨五入)を集計し、その得点合計により決 定する。
得点��となるレースが��部門においては��に満た ない場合は、全得点を合算する。
��.F�����部門のシリーズの順位は各地域での競技会お よび東西統一競技会で獲得した得点のうち高い得点の順に 選手権として成立したレース�の���(��点以下��� 入)を集計し、その得点合計により決定する。
得点��となる競技会が��に満たない場合は、全得点 を合算する。
表b(OK/FS-������ ①決勝結果成績に付す得点
��選結果成績に付す得点(��位まで)
前年の全日本選手権の各部門�位から��位の者に�して、順 位と同一の競技番号を与える。これを適用できない場合、ドラ イバーの実績を勘案し、オーガナイザーが競技番号を指定する。
なお、前年の全日本選手権の各部門で�位から��位とな�た 者以外はこの競技番号を使用することはできず、この者が不出 場の場合、当該競技番号は空番号となる。
��.��部門については、当該年に��以上のレースが開催 されなければ、全日本選手権は成立しない。
��.F�����部門については、���条に定める東�西何れか
の地域で当該年に����以上の競技会が開催されなけれ ば、全日本選手権は成立しない。
���������
��.F����F����F�����部門
�)国内Bドライバーライセンス以上の所持者。
�)ジュニアAまたはジュニア国際ドライバーライセンス 所持者(満���以上または当該年���になる 者)で、下 記の何れかの条件を満たす者。
(�)当該年の前年ジュニア選手権競技会に出場した実 績のある者。
(�)参加申�時点において過去����以内にク�ーズ ド格式以上の競技会に��以上出場した実績(ライ センス取得後の実績)のある者。
��.F����F���部門
国内Bドライバーライセンス以上の所持者。
���������
地方選手権を開催するオーガナイザーは、下記の何れかの条 件を満たした加盟または公認カートクラブ、若しくは加盟また は公認カートコース団体とする。
��.カレンダー登録申請時点で過去に単独で制限付格式以上 の公認競技会を��以上開催した実績を有する者。
��.上記�を満たしていない場合は、過去に全日本選手権競 技会を��以上開催した実績のあるクラブ若しくは団体と の共催により開催することをJAFが認めた場合。
���������
地方選手権の開催場所は、カレンダー登録申請時点で同選手 権開催に有効なコース許可証を所持している公認カートコース であること。
F���部門の開催場所については、���カートコース (準国内)に限定する。
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��.F����F����F����F�����部門 �)地方選手権(F����F����F����F�� ���部門)は、���条�に定めるシリーズ毎に��条�で 規定する�部門から、何れか�部門以内をオーガナイザ ーが選択し、JAFに申請する。
���������
地方選手権競技は、JAF国内カート競技規則とその付則、 本規定、地方カート選手権統一規則および競技会特別規則が適 用される。
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地方選手権に参加が認められるカート競技車両は、「JAF 国内カート競技車両規則�の��条に定める���競技車両に 限定し、各部門により以下の通りとする。
��.��ー�ュラ�ストン�(F���)部門:
JAF国内カート競技車両規則���条に定める��ー�
ュラ�ストン�(F���)車両とする。
��.��ー�ュラ�ストン�(F���)部門:
JAF国内カート競技車両規則���条に定める��ー� ュラ�ストン�(F���)車両とする。
��.��ー�ュラスー�ー�(F���)部門:
JAF国内カート競技車両規則���条に定める��ー� ュラスー�ー�(F���)車両とする。
��.��ー�ュラスー�ー���(F�����)部門:
JAF国内カート競技車両規則���条に定める��ー� ュラスー�ー���(F�����)車両とする。
��.��ー�ュラ���(F���)部門:
JAF国内カート競技車両規則���条に定める��ー� ュラ���(F���)車両とする。
地方選手権競技に出場するドライバーは、各部門毎に以下の 条件を満たしていること。
なお、一つの競技会における同一ドライバーの参加できる部 門は一部門のみとする。
�)JAFは、地方選手権(F����F����F�� ��F�����部門)として申請された競技会の中から、 東地域、西地域(���条�「地域区分�参�)および各 カートコース毎に���競技会以上�競技会以内の競技 会を選手権競技会として認定する。
��.F���部門
�)地方選手権(F���部 門)は、���条�.�)に定 めるシリーズ毎にオーガナイザーが選択し、JAFに申 請する。
�)JAFは、地方選手権(F���部門)として申請さ れた競技会の中から、各カートコース毎にそれ�れ�競 技会以上�競技会以内の競技会を選手権競技会として認 定する。
地方選手権競技会における審査委員長は、オーガナイザーが 「���のオ��シ��ライセンス所持者または��ス�ート ライセンス所持者の中から選出しJAFの承認を受けた者とす る。なお、JAFが特に指名する場合もある。
他の審査委員はオーガナイザーが指名した者をJAFが承認 する。
��.地域区分:
�)東地域:���、��、��、�手、山�、�城、 福島、新潟、長野、山梨、群馬、栃木、茨城、
埼玉、東京、神奈川、千葉
�)西地域:�岡、�山、�川、福�、��、��、��、
大阪、兵庫、滋賀、京都、奈良、和歌山、 岡山、鳥取、島根、広島、山口、香川、徳島、
高知、愛媛、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、 宮崎、鹿児島、沖縄
�.競技の構成:
地�選手権は、�の��のシリーズから構成される。
�)地域シリーズ:
地域シリーズは、全日本選手権競技会との併催により、 ���の東地域および西地域の��の地域シリーズとし て構成する。この場合の呼称は、当該地域名(東地域、 西地域)を付す。
コースシリーズは、���たは�数のカートコースに おいて��のシリーズを構成する。この場合の呼称は、 開催されるカートコース名を付す。
�.各シリーズの各部門毎に以下の通り得点が与えられる。
ただし、出場台数に応じて下表aの通り得点の対象となる 順位が制限される。
�.ドライバーは、年�を通じて���条の異なるシリーズに 出場することができる。出場するシリーズ毎に��条の� に規定する部門を任意に選択することができる。
�.ドライバーは、年�の各競技会を通じ、���条の規定に 合致する車両であれば異なる車両で参加しても得点が加算 される。 表a(得点対象)
部門の競技会が当該年�で夫々�回以上開催されなければ、当 該シリーズは成立しない。
ジュニア選手権競技は、JAF国内カート競技規則とその付 則、本規定、ジュニアカート選手権統一規則および競技会特別 規則が適用される。
ジュニア選手権に参加が認められるカート競技車両は、「J AF国内カート競技車両規則�の��条に定める���競技車 両に限定し、各部門により以下の通りとする。
�.フォーミュラピストンジュニア(FP-Jr)部門: ���条に定めるフォーミュラピストンジュニア(FP- Jr)車両とする。
�.フォーミュラピストンジュニアカデット(FP-Jr Cadets)部門:
���条に定めるフォーミュラピストンジュニアカデット (FP-JrCadets)車両とする。
���������������
ジュニア選手権競技に出場するドライバーは、以下の条件を 満たしていること。
ドライバーが出場できる地域は東地域�たは西地域(���条 �「地域�分�参照)何れかに限定され、シリーズの��で� 更することはできない。
�.フォーミュラピストンジュニア(FP-Jr)部門 �)ライセンス
ジュニアドライバーライセンス所持者とする。
ただし、ジュニアBカートドライバーライセンス所持 者は、参加申込時点において、以下の何れかの実績を満 たす者。
(�)ライセンス取得後クローズド格式以上の競技会に �回以上出場した実績を有する者。
FP-��FP-��F�-��F�-����FC-�部 門:
得点基準は表bによる。
得点合計の対象となる競技会は、選手権競技会として開 催されたシリーズ毎の当該部門競技会の合計数の���(� 数点以下四捨五入)とし、その得点合計によりシリーズ順 位を決定する。
ただし、開催された競技会の合計数が�競技会に満たな い場合は、開催されたシリーズ毎の当該部門競技会のレー スのすべてが得点合計の対象となる。
表�(���������������������������
門)
������������
�年の当該地域の地�選手権の各部門�位の者に対して、順 位と同一の競技番号を与える。これを適用できない場合、ドラ イバーの実績を勘案し、オーガナイザーが競技番号を指定する。
同競技番号は、シリーズ�位を得た地域ならびに当該部門での み使用が認められ、他地域ならびに他部門での使用は認められ ない。
なお、�年�位となった者以外はこの競技番号を使用するこ とはできず、この者が不出場の場合、当該競技番号は空番号と する。
���条に定める何れかのシリーズで、���条に定められた各
(�)JAFによって特に認められた者(海外での実績 等)。
�)年�制限
���(���の��日を�える当該年)以上����満の 者。
なお、当該年に満���に�しても、一�ライセンスを 取得しなければ、その年のフォーミュラピストンジュニ ア(FP-Jr)部門に出場することが認められる。
�)東西統一競技会:
(�)当該年の東地域、西地域(���条の�「地域�分� 参照)夫々で開催されたジュニア選手権の地域シリ ーズ競技会の何れかの部門に出場した実績を有する 者。
(�)出場できる部門は、ドライバーが当該年に出場し た部門に限定する。
�.フォーミュラピストンジュニアカデット(FP-Jr C adets)部門
�)ライセンス
ジュニアドライバーライセンス所持者とする。
ただし、ジュニアBカートドライバーライセンス所持 者は、参加申込時点において、以下の何れかの実績を満 たす者。
(�)ライセンス取得後クローズド格式以上の競技会に� 回以上出場した実績を有する者。
(�)ライセンス取得後JAF公認カートコースにおける ス�ー���の��時�が��時�以上あり、その�� を有する者。
(�)JAFによって特に認められた者(海外での実績等)。
�)年�制限
���(���の��日を�える当該年)以上����満の
者。
なお、当該年に���に�しても、その年のジュニア選 手権競技に出場することが認められる。
�)出場できる地域シリーズは、東地域または西地域(第 ���の��地域区分�参照)の�れかに限定され、シリ ーズの途中で変更することはできない。ただし、地域シ リーズとコースシリーズに重複して出場することは認め られる。
�)東西統一競技会:
(�)当該年の東地域、西地域(第���の��地域区分� 参照)夫々で開催されたジュニア選手権の地域シリ ーズ競技会、またはコースシリーズ競技会に出場し た実績を有する者。
(�)出場できる部門は、ドライバーが当該年に出場し た部門に限定する。
���������
ジュニア選手権を開催するオーガナイザーは、カレンダー登 録申請時点で��に��で�����以上の公認競技会を�� 以上(���以上の����競技会を��)開催した実績を有 する加盟または公認カートクラブ、若しくは加盟または公認カ ートコース団体とする。
���������
ジュニア選手権の開催場所は、カレンダー登録申請時点で同 選手権開催に有効なコース許可証を所持している公認カートコ ースであること。
����������
�.ジュニア選手権は、コースシリーズとして開催されるフ ォーミュラピストンジュニアカデット(FP-Jr Cad ets)部門を除き、原則として�コース�競技会開催と する。
�.JAFはジュニア選手権としてオーガナイザーから申請 された競技会の中から、東地域、西地域および各カートコ ース毎に夫々�競技会以上�競技会以�の競技会を選手権 競技会として認定する。
�.ジュニア選手権東西統一競技会の開催は、原則として、 全日本選手権東西統一競技会との併催とし、オーガナイザ ーからの申請に基づき、JAFが指定し、認定する。
コースシリーズを除くジュニアカート選手権競技会における 審査委員会は�名で構成し、審査委員長および審査委員�名は JAF派遣とする。
ただし、コースシリーズにおける審査委員長は、オーガナイ ザーが����のオフ�シ��ライセンス所持者または��ス パートライセンス所持者の中から選出しJAFの承認を受けた 者とする。なお、JAFが特に指名する場合もある。他の審査 委員はオーガナイザーが指名した者をJAFが承認する。
����������������� �.地域区分:
�)東地域:���、��、��、�手、山�、宮城、 福島、新潟、長野、山梨、群馬、栃木、茨城、 埼玉、東京、神奈川、千葉 �)西地域:�岡、�山、�川、福�、��、愛知、�重、 大阪、兵庫、滋賀、京都、奈良、和歌山、 岡山、鳥取、島根、広島、山口、香川、徳島、 高知、愛媛、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、 宮崎、鹿児島、沖縄 �.競技の構成:
ジュニア選手権は、�の�つから構成される。 �)地域シリーズ:
地域シリーズは、���.の東地域および西地域の� つの地域シリーズとして構成する。
東西統一競技会は、上記の選手権競技会終了後、開催 される。
�)コースシリーズ:(FP-Jr Cadets部門のみ) コースシリーズ、�つまたは複数のカートコースにお いて�つのシリーズを構成する。この場合の��は、開 催されるカートコース名を付す。
�����得点��
�.選手権競技会として認定された各競技会において、出場 台数に応じて下表aの通り得点の対象となる順位が制限さ れ、下表bの通り得点が与えられる。
�.ドライバーは、年�の各競技会を通じ、第���の�定に 合致する車両であれば異なる車両で参加しても得点が加算 される。
�.東西統一競技会の得点は得点基�表bの�.��とする。
�.地域シリーズの順位は東・西夫々の地域における得点お よび東西統一競技会で獲得した得点のうち、高い得点の順 に選手権として成立した競技会数の���(�数点以下四捨 五入)を集計し、その得点合計により決定する。得点対象 となる競技会が��に�たない場合は、全得点を合算する。
�.コースシリーズの順位は各競技会で獲得した得点のうち、 高い得点の順に選手権として成立した競技会数の���(� 数点以下四捨五入)を集計し、その得点合計により決定す る。得点対象となる競技会が��に�たない場合は、全得 点を合算する。
本年�のジュニア選手権各部門各シリーズ�位から��位の者 に対して、翌年も本ジュニア選手権の同一部門同一シリーズに 出場する場合には、順位と同一の競技番号を与える。
���������������
�.地域シリーズについては、第����に定める東・西�れ かの地域で、第���に定めるフォーミュラピストンジュ ニア(FP-Jr)部門、フォーミュラピストンジュニア カデット(FP-Jr Cadets)部門毎に、競技会が 当該年�に夫々��以上開催されなければ、その部門のジ ュニア選手権は成立しない。
�.コースシリーズについては、競技会が当該年�に��以 上開催されなければ、その部門の当該ジュニア選手権は成 立しない。
�����������
本�定は、����年���日より��する。
10月
1日
2日
2日
16日
22日
2016WAKO'S スーパーカートVICIC岡山国際サ
ーキット選手権シリーズ第5戦
2016もてぎカートレース第5戦
2016HARUNACUPKARTRACERd6
2016TOYOTASLカートミーティング SUGOカート レースシリーズ第6戦
2016年全日本カート選手権KF部門第9 10戦
格式A−国際/B−準国際/C−国内/D−準国内/E−制限付 ●太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは8月23日までに本部にて受付したものです。
VICIC(0550-78-0128)
FS-125 D ㈱モビリティランド (0285-64-0200)
HMSL(0279-54-8199)
FS-125 D
FS-125 E SSC(0224-83-3116)
SMSC(059-378-3405)
ツインリンクもてぎ北ショ トコース
榛名モータースポーツランド
スポーツランドSUGO西コース
~23日 11(NOV)
11月 5日
2016年全日本カート選手権FS-125部門東西統一
競技会
2016年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FPJrCadets部門東西統一競技会
2016WAKO'S スーパーカート 富士スピードウェイ シリーズ第4戦
C C D
KF
FS-125
FP-Jr,FP-JrCadets
FC-2リブレ E VICIC(0550-78-0128)
鈴鹿サーキット国際南コース
富士スピードウェイ
2016ROTAXMAXCHALLENGESERIESRd5
フェスティカサーキット (0282-25-1500)
2016WAKO'S スーパーカートVICIC筑波サーキッ ト選手権シリーズ第4戦
VICIC(0550-78-0128)
FS-125 D E
FS-125
6日 筑波サーキット
フェスティカサーキット瑞浪
12日 ~13日 鈴鹿サーキット国際南コース
2016鈴鹿選手権シリーズ第6戦 KARTRACEIN SUZUKA
SMSC(059-378-3405)
FC-2リブレ
FC-2リブレ D D
D E E
FS-125
FCリブレ KZリブレ
19日 ~20日 岡山国際サーキット
26日
2016WAKO'S スーパーカートVICIC岡山国際サ ーキット選手権シリーズ第6戦
VICIC(0550-78-0128)
FC-2リブレ
FC-2リブレ D D
~27日 ツインリンクもてぎ北ショ トコース
2016もてぎカートレース第6戦
2016HARUNACUPKARTRACERd7 27日
FS-125 D ㈱モビリティランド (0285-64-0200)
27日 榛名モータースポーツランド
FS-125 D HMSL(0279-54-8199)
(7月16〜17日:富士スピードウェイ)
Pos No Driver CarName Lap Time
119JPデ・オリベイラITOCHUENEXTEAMIMPULSF1455 1:25'12917
237中嶋一貴 VANTELINKOWATOM’SSF1455 1:25'15753
320関口雄飛 ITOCHUENEXTEAMIMPULSF1455 1:25'41459
436アンドレ・ロッテラーVANTELINKOWATOM’SSF1455 1:25'44806
5 3 ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDOSF1455 1:25'51266
6 1 石浦宏明 PMU/CERUMO INGINGSF1455 1:25'56261
7 7 ナレイン・カーティケヤン SUNOCOTEAMLEMANSSF1455 1:25'56268
810塚越広大 REALSF14 55 1:26'02931
KCMGElyseSF14 55 1:26'12405
108 小林可夢偉 SUNOCOTEAMLEMANSSF1455 1:26'30721 1111伊沢拓也 REALSF14 54 1:25'18461 1234小暮卓史 DRAGOCORSESF14 54 1:25'19379
DOCOMODANDELIONM40YSF1454 1:25'30219
NAKAJIMARACINGSF14 51 1:20'20573
DOCOMODANDELIONM41SSF1447 1:14'08367
4 ウィリアム・ブラー フジ・コーポレーションKONDOSF1440 1:04'33978
16山本尚貴 TEAM無限SF14 40 1:25'21875
2 国本雄資 PMU/CERUMO INGINGSF1414 21'28970
64中嶋大祐 NAKAJIMARACINGSF14 未出走
(8月20〜21日:ツインリンクもてぎ)
Pos.No. Driver CarName Lap Time
120関口雄飛 ITOCHUENEXTEAMIMPULSF1452 1:25'17584
236アンドレ・ロッテラーVANTELINKOWATOM'SSF1452 1:25'23711
3 1 石浦宏明 PMU/CERUMO・INGINGSF1452 1:25'24292
4 2 国本雄資 PMU/CERUMO・INGINGSF1452 1:25'38910
5 3 ジェームス・ロシターFUJICORPORATIONKONDOSF1452 1:25'49580
641ストフェル・バンドーン DOCOMODANDELIONM41SSF1452 1:25'53345
737中嶋一貴 VANTELINKOWATOM'SSF1452 1:25'53918
816山本尚貴 TEAM無限SF14 52 1:26'01781
9 8 小林可夢偉 SUNOCOTEAMLEMANSSF1452 1:26'02177
1064中嶋大祐 GREENTEC/NAKAJIMASF1452 1:26'24359
1134小暮卓史 DRAGOCORSESF14 52 1:26'33104
1210塚越広大 REALSF14 52 1:26'34008
134 ウィリアム・ブラー FUJICORPORATIONKONDOSF1452 1:26'39250
1411伊沢拓也 REALSF14 52 1:26'40610
1518中山雄一
4 22 山口清司/島津雅彦 jmsADVANエナペタル久與86 59'152
5 28 山口貴利/山田真記子 itzzブーボーNUTECブーンX41:00'457 JN3クラス 出走7台 Pos No Driver CarName Time 1 30 天野智之/井上裕紀子 豊田自動織機・DLヴィッツRS 59'054
2 33 寺川和紘/石川美代子 四国産直市場フジイ自動車DLデミオ 59'296
3 35 藤田幸弘/藤田彩子 エムスポーツBRIGデミオ 1:01'251
4 34 中西昌人/豊田智孝 YH・WM・KYBマクゼス・エイト11:01'564
5 36 鷲尾俊一/鈴木隆司 アストラルカヤバイッツDLワコーズRX81:05'591
JN1クラス 出走12台
Pos No Driver CarName Time
1 42 須藤浩志/新井正和 スマッシュBRIGコマツYHスイフト 1:00'427
2 38 松原久/和田善明 四国産直市場メディアワークスDLデミオ 1:01'462
3 40 高橋悟志/箕作裕子ミツバWMDLラックマジカル冷機ヴィッツ 1:01'565
4 43 番場彬/加勢直毅 YHGd高崎くす子アルト 1:02'580
5 45 高篠孝介/廣嶋真 YH・WM・KYBマクゼススイフト 1:03'058
6 47 増川智/赤木弥生 ARTAオートバックスAQUA
PN1クラス 参加台数17台 Pos No Driver CarName Time
1 17 ひでき KYBRC-T5スイフト 1'26268
2 10 橋本恵太 エグゼスポーツフィット 1'26394
3 7 高屋隆一 BSぢっぷすNUTECスイフト 1'26753
4 16
N1クラス
1
2
3 56 佐野光之 DLリジットAZURインテグラ
4
5 63 小林規敏 DLitzzエナJTインテグラ
6
全日本ダートトライアル選手権第5戦
動車メーカーに技術者として勤務する父が参戦していたから。父とダブルエントリーだったが「周囲の盛り上がりとは裏腹に、父は私のことなんて気にも留めてくれないんです」と、最初は 少し寂しい日々を送ったようだ。 とはいうものの、彼女はエンジニア
るもとまお)さん。彼女はジムカーナやサーキット走行で元気な走りを見せ る広島の女子大生で、免許を取って
ジムカーナを始めたきっかけは、自
いう 20 歳のフレッシュ・ドライバーだ。
彼女は見事最年少で合格した。「いざ入ってみたらドライバー志望の皆さんがハイレベルで、何で私が合格
(ドライバー以外でモータースポーツに関わりたい人)を含む
レンジしてみたくてマツダ・ウイメン・イン・モータースポーツの
〝(デミオだから)ミオちゃん〞と名付け、 仲間たちとダブルエントリーしながらジムカーナ参戦を続けてきた。 そして今年、彼女はレースにもチャ
家族や仲間と”デミオ”に恵まれて すっかりハマったジムカーナ♪ 彼女が挑んだ次のステップは 全く未知なるレースの世界……!!
フォト/友田宏之 レポート/飯田裕子
歳のモータースポーツ好きの堅 実女子は、まだまだスタートラインに立ったばかり。今後の動向や変化が気
活かして土日が休める企業に就職して生活の基礎を固めつつ、〝ミオちゃん〞 との競技活動を続けたいそうだ。
決〞をしていた古本舞桜(ふ
年半、ジムカーナ歴は 1 年ちょっとと
に応募。約
敬の念を抱く。「子供の頃から勉強が大好きなんです」と語る彼女の探求心やチャレンジ精神は父譲りのようだ。 そんな父が次期競技車両の製作に入 り、親子対決は一旦中断。その代りに彼女は相棒・デミオを手に入れて、
300
9 名が選ばれ、
である父が、主力ではないベース車を一線級の競技車両に仕立て駆る姿に尊 できたのかわかりません」とこの数ヵ月を振り返るが、まだ始まったばかり。 現在は 10 月に開催されるマツダ耐久レ
符を手に入れた彼女も、未来については今のところとても現実的。レース活動はお金がかかるから「きっとジムカーナがメインになる」と思っている。 大学で取得できる 2 級建築士の資格を
ムも上がり、周囲からライン取りも良
ースでの人生初レース参戦に向け、ウイメン・イン・モータースポーツの活 動に集中できる体制を構築中だ。 こんな風に皆が羨むレース参戦の切
に広いコースを走ったのは初めて。試行錯誤しつつでしたけれど、思い切り全開にできる分、楽しい!」と大きな笑顔を見せてくれた。富士や鈴鹿を走ったらますますサーキット走行の醍醐味を味わうことになるのかもしれない。 訓練を初めてからジムカーナのタイ
ながら徐々にペースを上げていった。 戻ってきた彼女は「とにかくこんな
月の初レースで良い走りをすることが今の目標だが、その後のスキル次第ではデミオレース参戦の可能性もあるそうだ。卒業前には全日本ジムカーナへの参戦も考えている。大学生の全日本参戦はまだ珍しく、〝女子大生〞というブランドがあるうちに〝ミオちゃん〞と実現させたいという。もちろん「一体、 何しに来たん?と言われないように猛練習をします」と話すキリッとした表情には芯の強さもうかがえた。 古本さんは現実的なモータースポー
くなったと褒められるという彼女。
ン・イン・モータースポーツの訓練。 初めての筑波で ND
になるは私だけではないだろう。 筑波サーキットで行われたウイメ
ロードスター初乗
車がとても嬉しそうだった。メンバーの乗車サポートやタイム計測などをしながら自分の番を待ち、いよいよコースインすると、トライ &
2期生向けの『訓練』では、レースの基本から応用までを座学と実技で学べ る。新たな世界に挑む彼女。元気印の全開走りがレースでも開花するか。
福島市にあるあずま総合運動公園を拠 点に、TOYOTA GAZOO Racingラ リーチャレンジ第11戦が開催された。
福島県内では毎年全日本ラリーが開催されて いるが、地元クラブの主催や福島市を通過する ラリーは数十年ぶりの開催だという。そのため各 種届出には時間を要したそうで「30~40年ぶり のラリーということもあり、詳細発表がギリギリ になったことをお詫びします」と語るのは菅野昭 雄組織委員長だ。そんな苦労話を聞きつけて、 当日は東北や関東からレジェンド級のラリー関係 者が応援に駆け付けていた。
また、TOYOTA GAZOO Racingも大規模な “ラリーパーク”を設けて福島復興を支援。前日ま
での台風直撃予報が奇跡的に回避され、夏休み最 後の週末が福島県民の日ということもあり、真夏 の晴天の下で大勢の家族連れがラリーに親しんだ。
ラリーのHQとサービスパークは同公園内に設 定され、近隣2ヵ所の林道ステージと公園内300 mのジムカーナステージを2ループする合計6本 のSSを用意。雨の影響で路面は滑りやすく、道 幅が狭い割には速度が乗る箇所もあったため、や や難しいラリーとなった。
そんな状況ながら、いきなりSS1で総合ベスト を叩き出したのはE-3クラスを86で戦う山本悠太 /安藤裕一組だ。ダートラ出身の山本選手はこの
シリーズでラリードライバー修業を重ね、全日本 へのステップアップを目指す期待の若手。「ダート ラの癖を抜くことと、初めての舗装、初めてのラリ ー、初めての後輪駆 動に慣れるべく目下 練習中です」とのこと だが、圧倒的な大差 でマージンを築いて おいて、最終SSで はギャラリーサービス のつもりがそのままス ピンしたりと話題作り も欠かさない。
それでもしっかり優 勝するあたりは、大 物を予感させる期待の 星だと言えよう。
一方で、ラリーチャ レンジ名物の僅差のシ ーソーゲームを展開したのはE-2クラスだ。SS1で 名古屋トヨペットの角谷豪也/秋田典昭組がベス トを計測すると、SS2では小倉クラッチ代表の小倉 康宏/高田高志組がトップを奪取。SS3ではデン ソー社員チームの種治芳尚/天野沙貴組がベスト を奪うなど、ステージごとにベストタイムの奪い合 いが繰り広げられ、結局序盤で築いた貯金が効い た小倉/高田組が勝 利した。「シリーズを 考えるとここはどうし ても勝ちたかった」と
7.C-2 表彰。SS1 でベストを刻んだ白州剛/宮下貴光組(写真右)が 3 位。SS2&5 の大差に泣いた。8. 栗 原久男/魚井千尋組が 91ヴィッツ最上位の C-2 クラス 2 位。9.ラリーパークではレーシングドライバ ー大嶋和也選手がトークショーを開催。10. 全日本ダートラ PN2 を戦う熊久保信重選手が0カーを担 当。初ラリーに大興奮! 11. 山本悠太/安藤裕一組が圧倒的な速さで E-3 クラス優勝。12.NCP131/ NCP91ヴィッツの C-2 クラスは牧野達哉/別所雄治組が優勝。13. 第 10 戦渋川に続く参戦の木下隆之 /保井隆宏組 E-3 クラス 2 位。保井選手の好アシストもあり、木下選手もすっかりラリーにハマった模 様。14. 細谷裕一/高橋直美組が NCP13 ヴィッツで格上マシンに挑み E-3 クラス 3 位。15. 中野勝文/ 田廻慎也組が C-3 クラス優勝。後半では初ラリーの田廻選手との息が合い 5 連続ベストを計測。16. 名 古屋トヨペットの長崎雅志/鈴木敬一組が C-3 クラス 2 位。17. ショートステージで速さを見せた種治 芳尚/天野沙貴組が E-2 クラス 2 位。18.2 本のベストを奪取した角谷豪也/秋田典昭組が E-2 クラス 3 位。19. 序盤で築いた 3 秒のマージンをうまく使って小倉康宏/高田高志組が E-2 クラス優勝。
Racing ラリーチャレンジ in 福島
[JAF 公認 No.2016-6303]
開催日:8 月 21日 開催場所:福島県 格式:地方
主催:T-PROCREWS[クラブ登録 No. 加盟 11064]、
TMSC[クラブ登録 No. 公認 13001]、CMSC 福島[クラ
ブ登録 No. 加盟 07025]
フォト/友田宏之、JAF スポーツ編集部 レポート/
JAF スポーツ編集部
1.2.「ほぼほぼ全開でしたが、パワーがあるクルマではないので、もっと完璧なノート作りが必要だと反省し てます」と語るいとうりな/織田千穂組が C-0 クラス優勝。3. 稲垣和也/兼原洋治組は SS1 での差が響いて C-0 クラス 2 位。4. ベストこそなかったものの谷口いずみ/坂巻りさ組が気合の踏みを見せて C-0 クラス 3 位。 5. 今年はチャンピオンを目指す岩田晃知/増田好洋組が林道ステージ全ベストで C-1 クラス優勝。6. このラ リーの元祖マシン SCP10 ヴィッツで戦うC-1 クラス。2 位表彰台は小林直広/小林紀子組(写真左)。
語る小倉選手。ポイントリーダーをしっかり守り切 った。
また、C-2クラスとC-0クラスでもベストタイム の奪い合いが勃発。C-2では栗原久男/魚井千尋 組を8秒差で制した牧野達哉/別所雄治組が優勝 した。C-0では、オクヤマワークスのいとうりな/ 織田千穂組とTRD代表の稲垣和也/兼原洋治組、 そしてARTAのAINA/増川智組がベストタイム を分け合う展開で、最終SSでパイロンタッチを 喫しながらもスムーズなラインで駆け抜けたいとう /織田組が優勝した。
JAF-F4 西日本シリーズは FIA-F4 でも注目 の一人、小高一斗選手が連勝を飾った。
2016 OKAYAMA チャレンジカップレー
ス第 4 戦 スーパーFJ&F4 サマーフェス
ティバル in 岡山[JAF 公認 No.2016-4020]
開催日: 7 月 30~31日 開催場所 : 岡山国際サーキッ
ト 格式 : 準国内 主催 : ㈱岡山国際サーキット[団体
登録 No. 公認 33001]、AC[クラブ登録 No. 公認 33001] フォト/上尾雅英、JAF スポーツ編集部 レポート/JAF スポーツ編集部
OKAYAMAチャレンジカップ第4戦は 7月下旬、2DAYイベントとして開催さ れた。この中、JAF-F4西日本シリーズ
とスーパーFJ岡山シリーズは、土日それぞれ1戦 ずつ決勝が行われるダブルヘッダーとなり、この2 戦合計のポイントに特別に賞典が与えられる「スー
パーFJ&F4サマーフェスティバルin岡山」のかか る大会となった。
このフォーミュラの2レースは土曜の予選のベス トで当日の決勝のグリッドを決定。セカンドベスト で翌日曜のグリッドを決める方式が採られた。第4 戦と第5戦が行われたJAF-F4は13台がエントリ ー。ダブルポールを決めたのはJAF-F4初参戦の 17歳、小高一斗選手で1週間前に行われたFIA -F4を制した実力を見せつけた。FIA-F4のライバ ルでもある大湯都史樹、澤田真治の両選手が小高
選手に続いたが、2戦とも予選でコンマ5~6秒の ビハインドを負い、苦しい週末となった。 仕上りの良さを見せた小高選手の速さは決勝で も衰えず、第4戦はシフトトラブルでリタイヤに終 わった大湯選手に代わり、2位に浮上した澤田選手 を寄せ付けず優勝。第5戦では大湯選手が食らい つくも、1.9秒差で斥けて2連勝を飾った。 「金曜の最後の練習走行でセッティングを大きく 変えたら良くなったので、土曜はそのセットで走っ て今日もちょっと変えてもらったぐらいです。(JA
1. 併催の WAKOʼS スーパーカート岡山国際サーキット選手権シリーズ SK2 クラス優勝の大島和也選手。2.FJ1600 は貫戸幸星選手が 優勝。3.WAKOʼS スーパーカートSK1は YUUKA 選手が優勝。4.5.S-FJ は今回がフォーミュラデビューとなった16 歳、角田裕毅選手が 圧巻のスピードを見せて連勝した。6.WAKOʼS スーパーカートSK2 で 2 位入賞の原山怜選手。7. 同 SK1で 2 位に入った岡島秀章選手。
8.JAF-F4 第 4 戦 H クラスで 2 位の山岸洋之選手。9.N-ONE で 2 位入賞の小野貴史選手。10.JAF-F4 第 5 戦 H クラス 2 位入賞の藤井敬 士選手。11.S-FJ 第 5 戦で 3 位入賞の前川涼輔選手。12. パーティレースⅢは本多永一選手が快勝。しかし本人は「予選から全然違っ た路面にアジャストするので精一杯でした」とひとこと。13.「木曜から煮詰めてきたセッティングが予選でようやく決まってくれたこ とが勝因です」。N-ONE で今季早くも5 勝めをゲットした吉田綜一郎選手。
14.JAF-F4 大湯都史樹選手は第 5 戦で 2 位を確保。15.S-FJ 第 4 戦 2 位 入賞の大原佳祐選手。16.関東から遠征の JAF-F4 金井亮忠選手は 2 戦 連続の 3 位獲得。17.JAF-F4 第 4 戦で 2 位獲得の澤田真治選手。
18.WAKOʼS スーパーカートSK4 で 2 位入賞の岩本隆選手。19.同 SK3 で 2 位入賞の大宅晴郎選手。20.21. パーティレースⅢで大接戦の末、 2 位をもぎ取った猪爪杏奈選手はゴール後、思わず号泣。22.ロードス ター中村輝選手は一歩及ばず、2 位。23 ロードスターは石川仁士選手 がシフトトラブルをしのいで優勝。24.WAKOʼS スーパーカートSK4 で優 勝の木村佳嗣選手。25.同 SK3 で優勝の中川健司選手。26.JAF-F4 第 4 戦 Hクラス優勝の里見乃亜選手。27.同第 5 戦 Hクラス優勝の八巻渉 選手。28.ロードスターを制した石川仁士選手はチームスタッフとともに No.1サイン。29. 兒島弘訓選手は S-FJ 第 5 戦で 2 位入賞。30.JAF-F4 第 4 戦 Hクラス入賞の皆さん。31.FJ1600クラス第 4 戦入賞の皆さん。
F-F4は)FIA-F4と比べるとスピードもあるし、ダ ウンフォースも効いて、おもしろい。FIA-F4のトレ ーニングを走っていて、フォーミュラの走らせ方で ちょっと覚醒したことがあったので、今回もそれを うまくアジャストできた感じです」。今回の参戦は あくまでスポットだが、日本一決定戦に出る可能 性はあるとのこと。ライバルにとってもその動向は 気になるところだ。
一方、17台がエントリーしたスーパーFJでもフ ォーミュラ初参戦のルーキーが連勝した。その16
スーパーGT シリーズに併催して行われる FIA -F4 は、5 月のスーパーGT オートポリスラウンドの 中止に伴い、予定されていた第 5 戦が第 9/10 戦 富士に組み込まれ、同様に第 6 戦は最終のもてぎ
大会の中で第 13/14 戦の前で開催という、1 大会 3レースを 2 度行うスケジュールに変更された。
川端伸太朗選手の開幕 2 連勝で始まった今年 のシリーズは第 2 大会富士では小高一斗選手が 連勝し、GT 同様、夏の 3 連戦に突入した。7 月 23 ~24 日に行われた SUGO 大会では小高選手が W ポールを奪って第 7 戦を制すが、何と再車検で チームメイトで 3 位に入った宮田莉朋選手ととも に車両規定違反となり失格。2 位の大湯都史樹選
32. 第 10 戦を制した平木湧也選手はシリーズ 8 位。地元もてぎで大 逆転 V を狙う。33. 大滝拓也選手は FIA-F4 初ポディウムを優勝という 派手な勝ち方で飾った。34. 今年、5 度トップチェッカーを受けてい る小高選手だが、夏の富士から流れが停滞気味。もてぎで復活 V な るか、注目。35. 序盤から随所で速さを見せてきた大湯選手。JAF-F4 とのダブルタイトルが視野に入ってきた。36. 勝利が欲しい阪口選 手。その願いが叶えば自ずとチャンピオンへの道も見えてくるか。 37. 阪口選手に劣らない安定感を見せている宮田選手。もてぎは元 全日本カートチャンプによる一騎打ちとなるのか。
歳、角田裕毅選手は、今年の全日本カート選手権 KF部門で、その速さが注目が集めている一人。フ ォーミュラデビューとなった第4戦では予選2番手 からホールショットを決めて独走。同じく2番手か らスタートした第5戦でも1コーナーこそPPの兒 島弘訓選手に譲るも、2コーナーでインを突いて首 位に立ち、そのまま逃げ切った。
「昨日の決勝はシフトミスしたり、いまひとつ集中 できませんでしたが、今日は最後までファステスト を狙って集中力を切らさないレースができたと思い ます。フォーミュラのいいスタートが切れました」と 角田選手。次はF1日本GPの前座レースに参戦の 予定とのこと。大型新人の走りも要注目だ。
手が繰り上がって FIA-F4 初優勝を達成した。し かし翌日の第 8 戦では小高選手が宮田選手とと もに 1-2 を決めてリベンジ。タイトルレースを再 びリードした。
小高、宮田のトムススピリット勢は 2 度めの富 士となった 8 月 6~7 日の 3 連戦も好調をキープ し、今度は宮田選手が第 5,9 戦と連勝。しかし小
高選手は速さを見せながらも、第 9 戦、第 10 戦 と連続してペナルティを受け、まさかのノーポイ ントに終わり、宮田選手にシリーズ首位の座を明 け渡してしまう。そして鈴鹿 1000km(8 月 27~ 28 日)に併催された第 11 戦では、SRS-F 卒業生で
OKAYAMAチャレンジカップの名物クラス、 ユーノスロードスターは9台がエントリー。予選で ぶっちぎりのPPタイムをマークした石川仁士選手 が決勝でもホールショット。その後、4速ギアが入 らなくなるトラブルが発生し、中村輝選手に0.3秒 差まで詰め寄られるも、「雨がパラついたのでグリ ップが下がったところでプッシュしました。雨の方 が勝率も高いんです」と中村選手の追撃をしのい でポール・トゥ・ウィンを達成した。
併催のパーティレースⅢ西日本シリーズは本多 永一選手が快勝。24台がエントリーと今回も盛況 のN-ONE OWNER’S CUPは吉田綜一郎選手が 今回もライバルを抑え2連勝を遂げた。
ある大滝拓也選手が、第 12 戦では大湯選手がと もにポールトゥウィンを飾った。
この結果、最終もてぎ大会を残してのランキン グは、鈴鹿でも連続して 6 位入賞の宮田選手が 124 点でトップ。7 度の表彰台を獲得している阪口 晴南選手が 11 点差の 2 位につけ、鈴鹿 2 戦で 37 点を上乗せした大湯選手が阪口選手に 3 点差で 続く。鈴鹿で 6 点の上積みにとどまった小高選手 は 101 点で 5 位というオーダーになっている。 前述の通り、3レースが行われるもてぎでは最 大 75 点を獲得することが可能であり、上位 9 人 にシリーズチャンピオンの可能性がまだ残され ている。昨年、劇的なクライマックスで幕を閉じ た FIA-F4。 2 年めの今年も、ドラマが待ち受ける展 開になりそうだ。
宮田莉朋選手が一歩リードするも 8 人に逆転タイトルの可能性あり
2016 年 JAF 九州ダートトライアル選手権
第 6 戦 JMRC オールスター選抜第 6 戦 グラベルマインドダートトライアル 2016
[JAF 公認 No.2016-5023]
開催日:7 月 24 日 開催場所:スピードパーク恋の浦 格式:準国内 主催:RASCAL[クラブ登録 No. 加盟
40010]、GRAVEL[クラブ登録 No. 加盟 40022] レポート&フォト/JAF スポーツ編集部
州地区のダートトライアル地区戦は7月 末、第6戦がお馴染みのスピードパー ク恋の浦で開催された。この一戦は当 初、6月下旬に組まれていたが、その週の前半、九 州地区を襲った豪雨により、路面コンディション
が悪化したため、延期に。関係者が砂利なども含
今回の大会では S1クラスが今年初めて成 立した。S1クラスは、1,586cc 以下の 2 輪駆動 の AE,PN,N,SA,SAX 車両が参加できるクラス。 比較的、年式の新しい FF コンパクトを対象と している。PN 仕様のデミオで参戦の藤原秀利 選手(写真下左)は 4 年ぶりに復活。「恋の浦を 走るのは今回が初めてなんです(笑)。1500cc 以下に乗りたかったんですが、ちょっとまだイ メージが掴めない。難しいです」。31 スイフト の近藤潔選手(写真下右)はラリーにも掛け持 ちで参戦中。「ラリーも出たいので RPN 仕様です。以前は改造車も乗 ってましたが、時代の流れはこち らかなと思って」と今村宏臣選手の 全日本チャンプカーを購入した。
全日本ドラの永田誠選手(写真中) はデミオ 15MB で参戦。「他にも2 名のドライバーが競技車を製作中 と聞いていますので、来季はフル に成立すると思いますよ」と頼もし いコメントを寄せてくれた。
ませながら路面の修復に必死に努めた結果、1カ月 のインターバルでコースが晴れて復活したのだ。
第1ヒートこそ、所々で路面の表面に残った浮 き砂利に戸惑ったエントラントも、路面が落ち着 いた第2ヒートではほとんどのドライバーがタイム アップ。2分前後という走り応えのあるロングコー スを楽しんだ。
N1クラスは尋常ならざるアクセルの踏みっぷり で開幕4連勝の橋本英樹選手が今回も大本命。し かし第1ヒートは、橋本選手が欠場した第5戦を制 した濱口雅昭選手が橋本選手をコンマ8秒凌ぐ暫 定ベストを奪取する。だが第2ヒート、濱口選手 は痛恨のマシントラブルでノータイム。橋本選手 はハーフスピンで一旦、失速するという不本意な 走りながらもただ一人、2分の壁を破って5勝めを
刻んだ。
続くS1クラスは大ベテラン石崎正一選手が開 幕戦を制し、オヤジパワーを見せつけたが、第2 戦からは地区戦5年めの田口和久選手が4連勝と ワンサイドゲームに。この日も2番手に2.7秒の差 をつけて5勝めをあげ、チャンピオンを確定させた。 「今年のオフはだいぶ練習しました。足回りを変え たらクルマも踏ん張ってくれるようになったのでそ の分、踏めるようになったのも大きいですね」と田 口選手。
某自動車メーカー勤務の田口選手は栃木時代は
1.N1クラス 4 位入賞の佐藤豊選手。2.S3 で 3 位の今福和彦選 手。3.S2 で 4 位の南義則選手。4. 秋竹誠之選手は S2 で 3 位 入賞。5. 開幕戦で S2 優勝の石崎正一選手は 5 位にとどまった。
6. セリカで 3 位に入った藤原薫選手。
7.N1で 2 位入賞の大坪 克典選手。8.S2 で 2 位入賞の大久保勇作選手。
勤務。「いつかは全日本で勝負したいと思ってます が、向こうがSCの方へ行ってしまいましたからね (笑)。もうちょっとSA1のFFで楽しみたいと思っ ています」と今後の抱負を語ってくれた。
一方、山本厚選手と岸山信之選手が激しい鍔迫 り合いを続けているS2クラスは第1ヒートのタイ ムで勝負が決まった。3勝めをあげた山本選手は 「クルマが壊れて金曜までは走れるかどうか分から
なかったけど、走れてよかった」と突貫工事でクル マを修復してくれたスタッフに感謝しきりだった。 オーバーオールウィンを巡る戦いとなったのはC クラスだ。第1ヒートの暫定ベストは、手の怪我か ら復帰の浜田隆行選手で1分54秒271。浜田選 手は2本め、53秒847 まで詰めるが、直後の 岡田晋吾選手が一気に 51秒台に叩き入れる。3 番手に落とされたラス トゼッケン、上原吉就 選手の走りに注目が集 まったが、そのタイム
今回のコースは 2 分近いロングコースが設定 された。名物コーナーのシーサイドコーナー を往復で使う設定だが、2 度めの下りで広場 にクロスして下りてくる設定は滅多にない設 定で攻略のポイントになったようだ。
は0.030秒、岡田選手を凌ぐ渾身のベストで5勝 めをあげ、タイトルを確定させた。
「2本めは74では厳しい所もあったけどトータル では正解だったと思います。走ったことのないコー ス取りもありましたけど、全日本にしてもいいくら い、走り応えはありましたよ」と上原選手。
レンタルマシンで2位の岡田選手は「2度めの2 位ですけど今日は気持のいい2位ですね(笑)。も うちょいです、1回くらい勝ちたいですね」と納得の 走りを振り返った。
トリのDクラスは1週間後の全日本丸和を睨ん で92のコンパウンドチェックを兼ねて参戦した岩 下幸広選手が逆転勝ちを収めた。
松でメーカーに勤務をする傍ら、週末は富士に通い詰めるという生活は、すでに四半世紀をとっくに過ぎている。
(ほうだ)久仁一。富士で行われるビ ックレースのプログラムを開けば、必ず計時委員長の肩書とともにその名が 記されている凄腕オフィシャルだ。
歳で富士の計時室に詰めるよう になった祝田は現在、
いそんな一時代を回想するのは祝田
「でも特に耐久レースなんかは大変でした。詰めるオフィシャルの数も多くなるし、皆、長時間緊張のしっ放しだから、もう最後は言葉遣いも荒くなって、いつ喧嘩が起きてもおかしくない っていうくらいの雰囲気でしたよ」 いまとなっては、往時と呼ぶしかな
そんな過酷な作業を当たり前のように 続けてきた。
何時間も読み取り続ける作業を、貴方はできるだろうか。
富士スピードウェイの計時室に勤め
たオフィシャル達はほんの 10 年前まで、
で目の前を通過していくマシンのゼッケンを、何周も、
は富士で行われる四輪レースのほぼす べてを計時の責任者として司った。「改修の前まではレース中の計測業務が主たるものでしたが、現在は、レースが終わった時点では我々の仕事はまだ半分。そこから結果表を作るという 重要な仕事が待っているわけです」 例えばペナルティによるタイムや周 回を課す作業、それに伴う順位の降格などの処理はレース終了後に手作業で行う。またここ数年増えてきたベストとセカンドベストを決勝のグリッドに割り振る作業なども、時にシステムが うことになるわけだ。
「改修の前まではレース中の計測業務行う。またここ数年増えてきたベスト
祝田はリニューアル後から計時委員 長のポストに就き、ほんの
のテクノロジーを持った自動計時システムが導入されたからだ。いま、通過する車両の順位判定は、計時室の天井中央からぶら下がったスリットビデオ なる電子の眼が請け負っている。
ナー寄りに移動した。これが何を意味するかといえば、最終コーナーから離れた分、計時オフィシャルは以前よりも速い速度で通過する車両のゼッケンを読み取る必要があるということだ。 しかしそうはならなかった。最新鋭
ルだった。レースオーガナイズの中枢は新設されたパドックビルに移され、それに伴って計時室も以前より
レッシャーは、自動化されたところで 軽減されたわけではないという。「人間が介在しなければならない作業はやはりあるんですよね。私自身で言えば、 長を任されたことで、緊張感や責任感は改修前となんら変わってはいないんです。 それが達成感と裏返しであることも、また事実ではあるんですけど」 だが、結果表が出なければ、本当の 意味でレースが終わったと言えないというのもたしか。それを担えるのが計時委員長という仕事の醍醐味でもある はずだ。 「それとやっぱり、これだけの高速コースを持ち、国内で最も多くのカテゴリーを開催する日本でトップのサーキットでやっている、という先輩方の自負を引き継いでいきたいという気持があったからこそやれた、という思いは
「たまに観客としてレースを見に行ったりすると、色んな情報が 欲しいなあと思ったりしますよね。お客様のための計時という 視点も次の世代には必要となってくるかな」。後継者の育成も 今後の任務のひとつになりそうだ。