JAFスポーツ 2016年 8/9月号(第50巻 第7号 2016年8月1日発行)

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2016 第84回ル・マン24時間レース 2016年JAF全日本F3選手権第7戦&第8戦 鈴鹿サーキット 2016 [モータースポーツ情報] JAF MOTOR SPORTS 第50巻 第7号 2016年8月1日発行(毎月1回1日発行) 1967年3月20日 第3種郵便物認可 FIA 特集 NEW GENERATION NAVIGATORS ~ラリー界の明日を担う“新感覚派”ナビゲーター達の現在~ AUGUST SEPTEMBER 89

FIA便り VOL.5

6月に毎年恒例となる世界モータースポーツ評議会が開催された。今回は世界ラリー選手権や スーパーライセンス規定の小変更が加えられ、世界最高峰の戦いが、より安全で充実したものに進化した。

再び世界の表舞台に立つニッポン

FIA は、モータースポーツにおける公平性や安全性の確保に加えて、モビリティのハードやソフトの大きな変貌を見据えて、 豊かな未来のために国際協調路線を進めている。

今年 2 回目となる恒例の世界モータース ポーツ評議会(WMSC)が 6 月 24 日、イタリ ア・トリノで開催された。

この会議では翌年の F1 カレンダーの日程 確保が行われるのが恒例だが、今年は感動 的な幕切れで閉幕したル・マン 24 時間耐久 レースの日程が真っ先に決定された。日程 は 6 月17 ~ 18 日。テストデイは 6 月 4 日と 決まり、来年も世界耐久選手権の 1 戦とし て開催される予定だ。また、日本でも SUP ER GT のサポートレースとして開催される FIA F4 だが、各国シリーズの上位選手らが 一堂に会して世界一を決めるワールドファ イナル開催の検討が開始された。

そして、選手権規定と車両規定に関して も、各カテゴリーで小変更が行われた。

世界耐久選手権では、LMP1 を戦うプライ ベーター車両のレベル向上のために、リア ウイングの車両前部のサイズ拡大や最低重 量引き下げなどの案が承認された。フォー

ミュラ E 選手権では、F1 に似たライセンスポ イント導入や電力の消費制限を超えた場合 の「パワー・ランプ・ダウン」ボタンの導入 などが決議された。また、F3 ヨーロッパ選 手権では、車両の空力開発の制限や使用エ ンジン公認期間を 2 年延長するなど、新規 チーム参入の障壁を引き下げたり、コスト 削減を狙った技術規定の改定が行われた。

そして、セーフティコミッションでは、 FIA スーパーライセンスのポイントシステム にも変更が加えられた。F1 パイロットの必 須条件であるスーパーライセンス発給には

GP2 やユーロ F3、WEC(LMP1)、インディ カーなどの大会で合計 40 ポイントを獲得 する必要があるが、この対象にフォーミュ ラ E と豪州で人気の国際 V8 スーパーカー 選手権が加わった。

また、ペナルティポイント制を導入する 各国の FIA 選手権を対象に、ペナルティポ イントを一切受けずに選手権を終えたすべ てのドライバーに対して、「安全ボーナス」

の 2 ポイントが付与される。これは、成績 獲得を優先する余り、ラフプレイに走る選 手の行動を抑制する意味合いがあるという。

今年も大きな感動を生んだル・マン24時間耐久レース。

そして、世界ラリー選手権では、マニュ ファクチャラーのドライバー登録要件とポ イントシステムに関する決議がなされた。

新たな WR カーが走る来年を狙ってトヨタ が参戦を予定しているが、その新 WR カー はマニュファクチャラーチームが登録した ドライバーしか参戦できないことが決まっ た。さらに、ファーストドライバーの登録 義務がなくなり、登録人数は未定だが、よ り多くのドライバーがノミネートできること になった。

また、アイテナリー変更に伴うポイント 配分について、最低 75% の走行距離を満 たさないとフルポイントが与えられず、75 ~ 50% はハーフポイント、50 ~ 25% は 1/3 ポイント、25% 未満の場合はノーポイントと なることも決められた。

FIA では、モータースポーツの公平性や 安全性の確保だけでなく、将来を見据えた モビリティの可能性も探っている。そのた め、以前から各国 ASN 関係者が親交を深め るカンファレンスを開催しており、 6 月 21 ~ 23 日に「モビリティ」と「スポーツ」カンファ レンスが同時開催された。ここではセバス チャン・ベッテル選手やジャッキー・イク ス氏らもスピーチを行うなど 3 日間に渡っ て様々なセッションが行われている。 このカンファレンスは各国持ち回り開催 となっており、来年はスポーツカンファレ ンスがジュネーブで開催されるが、モビリ ティカンファレンスは東京での開催が予定 されているため、世界の FIA 加盟クラブ代 表が一堂に会する 2017 年は、日本が再び 大きく注目されることになるだろう。

ソーラーカーレース鈴鹿2016が話題の動画サイトで生配信!  8月5~6日、太陽電池で発電したエネルギーを動力源にしたソーラーカーによる世界大 会「FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿2016」が三重県の鈴鹿 サーキットで開催される。

今年は6日(土)早朝から4時間レースと5時間レースの二つのレースを、話題の動画配信 サイト「FRESH! by AbemaTV」で生中継する予定だ。

スマートフォン・タブレット→「FRESH! by AbemaTV」のアプリをダウンロード パソコン→ https://abemafresh.tv/solarcar

配信予定時間: 8月6日(土)6:30~17:30(予定)

なおCS放送「EXスポーツ」チャンネル(スカパー!プレミアムサービスCh.609)でも、 レース翌週8月14日(日)14~17時に録画ダイジェストを放送予定。

5 JAF MOTOR SPORTS
いよいよWRCにトヨタが参戦 モビリティの未来も東京で
ひたむきな挑戦者たちが真夏の鈴鹿に挑む!
視聴方法

RACE

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 全日本F3選手権第11戦&第12戦

ツインリンクもてぎ2&4レース

8月20〜21日  ツインリンクもてぎ(栃木県)

開催概要

スケジュール/20日 SF予選 F3は未定

/21日 SF決勝 F3は未定

観戦料金/●前売券(2日間有効) 大人5,000円 高校生以上学割2,500円 中学生以下無料 ●当日券 大人 土曜3,600円 日曜6,400円 中学生以下無料 パドックパス(ピ

ットウォークつき、2日間)大人2,500円

駐車料金/前売り(2日間有効)4輪1,000円 2輪無料 当日 4輪2,000円 2輪無料

問合せ先/㈱モビリティランド TEL0285-64-0200

ホームページ/http://www.twinring.jp/2and4/

全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦

全日本F3選手権第15戦&第16戦&第17戦

9月24〜25日  スポーツランドSUGO(宮城県)

開催概要

スケジュール/24日 SF予選 F3は未定

/25日 SF決勝 F3は未定

観戦料金/●前売券(2日間有効) 大人5,200円 ペア9,400円 トリプル14,100円

4名グループ18,800円 女性4,200円 中学生以下無料

●当日券 大人 土曜3,100円 日曜6,400円 中学生以下無料  パドックパス(ピットウォーク込み)大人 土曜4,500円 日曜6,500円  4歳〜小学生は半額 3歳以下無料

駐車料金/1日 4輪1,000円 2輪500円

問合せ先/㈱菅生 TEL0224-83-3111

ホームページ/http://www.sportsland-sugo.jp/

RALLY

全日本ラリー選手権第6戦

モントレー2016 in 嬬恋

8月25〜28日  群馬県

ギャラリーステージ情報

サービスパークとギャラリーステージをパルコールつま恋ラリーパークに設定しました。土日とも2 回ずつ観戦できます。

観戦料金/無料

駐車料金/1日 4輪2輪とも2,000円 会場へはシャトルバスを運行します。

問合せ先/JAC TEL0277-20-4633

ホームページ/http://www.rally-montre.com/

全日本ラリー選手権第7戦

2016 FIA Asia Pacific Rally Championship

RALLY HOKKAIDO

9月23〜25日  北海道

ギャラリーステージ情報

サービスパークは昨年と同じ北愛国交流広場です。陸別サーキットのほか、足寄、音更、本別の 林道にギャラリーステージを設定しました。

観戦料金/2日券(全ステージ観戦)大人 前売券5,000円 当日券6,000円 中学生以下無料

1日券(その日のステージ観戦)大人 前売券3,500円 当日券4,500円 中学生以下 無料

各ステージ券 大人 前売券2,000円 当日券2,800円 中学生以下無料

駐車料金/北愛国交流広場は無料、陸別など各ステージの一部では4輪500円

問合せ先/AG.MSC北海道 TEL011-864-2003

ホームページ/http://www.rally-hokkaido.com/

GYMKHANA

全日本ジムカーナ選手権第6戦

もてぎ南コースオープニングスラローム2016

8月6〜7日  ツインリンクもてぎ南コース(栃木県)

開催概要

スケジュール/6日(土)ゲートオープン 7:00

7日(日)ゲートオープン 6:00 第1ヒート 8:00

観戦料金/●当日券 大人1,000円 中学生以下無料

駐車料金/無料

問合せ先/チームシェイクダウン TEL0287-96-4505

ホームページ/http://www.twinring.jp/

全日本ジムカーナ選手権第7戦 とびうめジムカーナフェスティバル in 九州

9月10〜11日  スピードパーク恋の浦(福岡県)

詳細はホームページを参照して下さい。

問合せ先/TOBIUME TEL092-925-0708

ホームページ/http://www.jmrc-kyushu.gr.jp/

DIRTTRIAL

全日本ダートトライアル選手権第6戦

ALLJAPAN SUPER DT 2016

7月31日  丸和オートランド那須(栃木県)

開催概要

スケジュール/31日(日)ゲートオープン 7:30 第1ヒート 8:45

観戦料金/●前売券 大人1,500円 中学生以下無料 ●当日券 大人2,000円(JAF会員は500円引き) 中学生以下無料 駐車料金/1日 4輪1,000円 2輪500円

問合せ先/Team-F TEL022-797-1188

ホームページ/http://www.man-m3.com/

全日本ダートトライアル選手権第7戦

スーパートライアル in 今庄

9月3〜4日  オートパーク今庄(福井県)

開催概要

スケジュール/3日(土)ゲートオープン 9:00

4日(日)ゲートオープン 7:00 第1ヒート8:30

観戦料金/●前売券 大人1,200円 中学生以下無料 ●当日券 大人 土曜500円 日曜1,500円 中学生以下無料

駐車料金/無料

問合せ先/ZEST TEL0566-83-0030

ホームページ/http://www.t-zest.com/2016imajyo.htm

JAF会員証割り引きあります! 4日決勝日の当日、JAF会員証を現地窓口に提示いただくと、観戦料が大人1500円のとこ ろ1200円に割り引きとなります(中学生以下無料。1会員5名まで)。お問い合わせはJAF愛 知支部事業課(052-872-3685)まで。

RACING KART

全日本カート選手権FS-125部門東地域第4戦 ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-Jr Cadets部門東地域第4戦 7月30〜31日 カートソレイユ最上川(山形県)

開催概要

スケジュール/30日(土) 練習走行&車検 31日(日) 予選&決勝

観戦料金/無料 駐車料金/無料

問合せ先/RTA TEL03-5793-1466

ホームページ/http://www3.ic-net.or.jp/~kartsoleil/

全日本カート選手権FS-125部門西地域第5戦

ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-Jr Cadets部門西地域第5戦 8月27〜28日  中山カートウェイ(岡山県)

開催概要

スケジュール/27日(土)練習走行&車検 28日(日)予選&決勝

観戦料金/●当日券 大人1,000円 小人500円 10歳以下無料

駐車料金/無料

問合せ先/㈱山陽スポーツランド TEL0869-93-2333

ホームページ/http://www.nakayama-circuit.com/

全日本カート選手権KF部門第7・8戦

全日本カート選手権FS-125部門東地域第5戦

ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-Jr Cadets部門東地域第5戦

9月17〜18日  スポーツランドSUGO西コース(宮城県)

開催概要

スケジュール/17日(土)練習走行&車検 18日(日)予選&決勝

観戦料金/●当日券 大人1,600円 高校生800円 中学生以下無料

駐車料金/無料

問合せ先/SSC TEL0224-83-3116

ホームページ/http://www.sportsland-sugo.jp/

5 2016 8/9 JAF MOTOR SPORTS INFORMATION OF JAF NATIONAL CHAMPIONSHIP EVENTS 2016. 7.31 〜 9.25 2016 全日本選手権インフォメーション

Le Mans

トヨタ5号車、初優勝直前で無念のリタイヤ 次はきっと、リベンジ!

2016 FIA 世界耐久選手権第 3 戦 第 84 回ル・マン 24 時間レース

開催日 : 6 月18 19 日 開催場所 : ル・マン サルトサーキット(フランス) フォト/益田和久、TOYOTA レポート/貝島由美子

6月18日(土)~19日(日)、仏・サル トサーキットで行われた第84回ル・ マン24時間レースは、過去に例を 見たことがないような幕切れの1戦となった。

チェッカーまで残り数分というところで首位 を走っていたトヨタTS050ハイブリッド5号 車にトラブルが発生。ポルシェ919ハイブリ ッドの2号車が逆転優勝を果たしたからだ。

今年のフランスは、5月から天候不順が続 き、ル・マン本番のレースウィークがスター トしてからも、天候は安定せず。特に、木曜 日の予選2回めは、開始からしばらくすると 激しい嵐となり、夜の予選3回めも乾かず。

結局、グリッドは水曜日夜の予選第1セッシ ョンのタイムで決定されることとなった。

PPを奪ったのは、昨年に続き、ポルシェ 2号車のニール・ジャニ選手。これにポルシ ェ1号車、トヨタ6号車、5号車。アタックの タイミングを逃したアウディ7号車、8号車と 続いた。

1日の休息日を経て、いよいよ土曜日の午 後3時には決勝がスタートする。だが、グリ ッドウォークが終了する頃になると、サーキ ットの北西方面から雨が降り始め、みるみる

コース全体がウェットコンディションに。そ のため、ル・マンでは初となるSCランで、

レースは開始された。

このSCランは1時間近く続き、実質的な レースが開始されたのは、午後3時52分。 トップが7周を終えたところから、各車が一 斉にレーシングスピードで走り始める。路面 もライン上は乾き始めていた。

ここで真っ先にアウディ7号車がスリック タイヤに交換。翌周から、他陣営がピットに 入る中、一気にトップに立つ。しかし、間も なく7号車にはターボトラブルが発生し、優 勝争いから脱落。

また、スタートから約5時間というところ で、アウディは8号車にも左側のドア交換と いうイレギュラーの作業が発生。ペース的に も、次第にポルシェ、トヨタに引き離される。 さらに、スタートから8時間余りが経過する と、今度はトップ争いの一角にいたポルシェ 1号車にも深刻なトラブルが発生。2度に渡る 長時間のピット作業を余儀なくされ、大きく 遅れることとなった。 これに対して、終始トップ争いを演じるこ とになったのは、トヨタの2台とポルシェ2 号車。トヨタは6号車が深夜、接触でサイド カウルにダメージを負ったことから、次第に ペースを保つのが難しくなったが、5号車は

勝利目前でマシンを止めたトヨタ 5 号車。不意のエンジン トラブルがすべてを奪った。

5 号車の突然の失速で 2 位に 繰り上がった 6 号車。来年は 5 号車とともに雪辱を期す。

度イレギュラーのピッ トインを強いられた以

外はノーミス。14周1スティントでペースも 良く、イエロー区間の排除のタイミングなど にも味方され、次第に抜け出して行く。 ポルシェは13周1スティントの作戦で、 途中からは1セットのタイヤで4スティント

1.トヨタ最上位の 2 位に入ったコンウェイ/可夢偉/サラザンの 3 選手(左から)。2. 優勝はデュマ/ジャニ/リ ーブ組のポルシェ2 号車に転がり込んだ。

3. アウディの最上位はディ・グラッシ/デュバル/ジャービス組の 3 位だった。

4. 悲願の優勝まであと一歩に迫ったトヨタ 5 号車。安定したペースを刻んだがトラブルに泣いた。

5. 今年から欧州に活躍の場を移した平川亮選手だったが、完走は果たせなかった。

6. 昨年、17 年ぶりにル・マ ンを制したポルシェは 2 年連続、通算 18 度めの栄冠を手にした。7. 予選で PP を獲得した澤圭太選手がドライ ブしたクリアウォーター・レーシングのフェラーリ 458 イタリアはクラス 4 番手でチェッカーを受けた。

走らせトヨタ5号車を追った。しかし、チェ ッカーまで残り12分というところで、スロー

パンクチャーのためにピットイン。これでト ヨタは悲願の初優勝かと思われた。

ところがチェッカーまであとわずか6分半。 382周めのポルシェコーナーで トヨタ5号車に、トラブルが発 生。ターボチャージャーとイン タークーラーをつなぐ、吸気ダ クト回りの不具合によって、突 如エンジンパワーを失い、383周 を終えた直後のメインストレー トでストップする。チェッカーま で約3分半という時点だった。

折からの天候不順の影響を受けた今年のル・マン。史上初というSC 先導のスタ ートとなった。

その脇をすり抜け、優勝を手 にしたのはポルシェ2号車。ト ヨタ5号車はそこからゆっくりと 動き始め、チェッカーを目指し たが、1周の規定時間をオーバ

ー。失格扱いとなった。代わって、2位となっ たのは、トヨタ6号車。アウディ8号車が3 位で続いた。

LMP2では、深夜までトップ争いに加わっ ていた松田次生選手の47号車KCMGが電 気系トラブルでストップ。一旦は動き出した ものの、オルタネータートラブルでパワステ が作動しなくなりコースアウト。朝方までト ップ争いを演じていた平川亮選手の46号車 ティリエ・バイTDSもオーナードライバー の走行中にクラッシュ。ともにリタイヤを余 儀なくされた。

中野信治選手の34号車レース・パフォー マンスはクラス17位で完走。GTE-Amで クラスPPからスタートした澤圭太選手の61 号車クリアウォーターは、表彰台まであと一 歩の4位でフィニッシュ。山岸大選手の37 号車ラルブルは途中大きなクラッシュを喫し たものの、8位で完走した。

7 2016 8/9 JAF MOTOR SPORTS
スタート直後のプログ ラミング設定に若干問 題があったことと、ス ローパンクチャーで一
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日本F3選手権は6月11~12日の2 日間、シリーズ第4大会となる第7 戦・第8戦が鈴鹿サーキットで開催 された。

今年の全日本F3は9月最終週のSUGO大 会まで全17戦が組まれているが、9月に開催 予定だったオートポリスでの第13戦・第14 戦は中止が決定され、その代替大会を現在、 調整中という状況下にある。今季2度めの鈴 鹿開催のこの2戦は、いずれにしてもシリー ズ前半戦を締め括る戦いとなった。

開幕ラウンドとなった前回の鈴鹿を2連勝 と、最高のスタートを切ったのはTEAM TOM'Sの山下健太選手。しかし続く第2大 会富士では、開幕からその速さが注目を集め ていたVWエンジンを積むB-MAX Racing Team with NDDPが遂にそのベールを脱 ぎ、スポット参戦の佐々木大樹選手が連勝。

五分の星となったTOM'SとB-MAXのバ トルは続く第3大会岡山国際では、山下選手 と、開幕戦から速さを見せながら勝利に見放 されていたB-MAXのヤン・マーデンボロー

選手が星を分け合う形で終了。トップ2チー ムはともに3勝の実績を下げて再び鈴鹿に乗 り込んできた。

6月11日土曜朝8時半から立て続けに始ま った公式予選で速さを見せたのはTOM'S勢。 第7戦予選では山下選手が3周めのアタック で1分52秒521でポールポジションを奪う と、チームメイトの坪井翔選手も52秒715で 2番手を確保。

8時50分からの第8戦予選でも、第7戦同 様、4周にとどめた山下選手がアタック2回め の3周めできっちりと52秒314をマーク。坪 井選手も52秒593まで詰めて、TOM'Sは2 戦連続となるフロントローを決めた。一方、 B-MAX勢はいずれも53秒を切れず、第7戦 はマーデンボロー、第8戦は千代勝正の各選 手の3位が最上位。予選に関してはTOM'S 勢の完勝に終わった。

11日午後1時過ぎに始まった第7戦決勝は 午前と同様、ドライコンディション下で行われ たが、予選とは違った様相を見せた。マーデ ンボロー、高星明誠のB-MAX勢がTOM'S

2016 年 JAF 全日本フォーミュラ 3 選手権第 7 戦 & 第 8 戦  スーパー耐久シリーズ 2016 第 3 戦鈴鹿サーキット[JAF 公認 No.2016-2003] 開催日 : 6 月11~12 日 開催場所:鈴鹿サーキット 格式:国内 主催:NRC[クラブ登録 No. 公認 23001]、SMSC[クラブ登録 No. 公認 24001]、㈱モビリティランド[団体登録 No. 公認 24001] フォト/吉見幸夫、㈱モビリティランド レポート/JAF スポーツ編集部

Round.7 & 8 F 3

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1. 第 7 戦決勝。TOM'S の 2 台が飛び出すも B-MAX 勢が食ら いつき、最後は予想外の展開に。2.F3-N は廣田築選手が連 勝を飾り、タイトル争いも混沌としてきた。

に食らいついたのだ。2台はまず2周めにあっ さりと坪井選手をかわして2位、3位へ浮上。 さらにマーデンボロー選手は山下選手の背後 に迫り、9周めの日立オートモティブシケインで 遂に山下選手のインに飛び込んだ。 しかし2台は接触。足回りを傷めた山下選 手はリタイヤを強いられ、マーデンボロー選 手もトップチェッカーを受けるも、全日本F3 特別規則「危険なドライブ行為」違反により40 秒の加算を受けて10位に降格。漁夫の利を 得た高星選手が今季初勝利を手にした。

高星明誠選手が鈴鹿 2 連勝

好調B-MAXはまたも“優勝請負人”が活躍
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第 7 戦を制した高星選手は、続く第 8 戦も山下 選手を従えてトッフプチェッカーを飾った。

早朝の予選では遅れを取ったB-MAX勢だ が、前日午後の公開練習では速さを見せてい ただけに、「今日もペースを上げてくるだろう ことは予想していたが、予想以上だった」と驚 きを隠せない坪井選手。開幕戦とは勝手が違 う展開は、翌12日の決勝の行方をさらに予測 困難なものとした。

その第8戦決勝は午後1時半過ぎに始まっ たが、何と坪井選手がエンジン系のトラブル のためにグリッドにつけずリタイヤという波乱 の幕開け。さらに午前中から降り始めた霧雨 状の雨が路面に残る微妙なコンディションが、 スリックでスタートしたドライバー達の戦いに も影響した。

山下選手はホールショットを決めるも、チ

第 8 戦表彰。左から 2 位山下、優勝高星、3 位マーデンボローの 3 選手。タイトル争いは山下選手にマーデンボロー選手が 10 点差で 続く展開になっている。

3. ルーキー坪井翔選手は波乱の第 7 戦を 2 位でゴールするも、第 8 戦はポディウムを逃した。4. 前戦岡山に続く勝利を狙ったマーデン ボロー選手だったが、今回は 3 位が最上位。5.3 年めの今季、悲願 の V を狙う山下選手だが、大量ポイント上積みは果たせなかった。

ームメイトの脱落により、ライバルB-MAX 勢の追撃を早々に受けることに。まず2番手 に立ったのは千代選手だったが、「路面コン ディションが味方してくれた分、ペースが上 げられた」高星選手が、9周めに千代選手をパ スして2位に浮上する。

高星選手は11周めのデグナーでミスをした 山下選手の背後に一気に迫ると、続く12周め の1コーナーで遂に山下選手を捉え、トップ に立った。抜き返しにかかる山下選手の背後 にはマーデンボロー選手が迫り、終盤はスリ リングな展開となるが、レースはこのオーダ ーのままでフィニッシュ。岡山、鈴鹿と4戦

限定スポット参戦の高星選手が2連勝で“有 終の美”を飾った。

B-MAX2連勝でシリーズを折り返す形とな ったが、シリーズリーダーは依然、山下選手

がマーデンボロー選手に10ポイントのリード を築いている。しかし「B-MAX勢が後半は速 いだろうというコースが続くだけに2連勝して おきたかった」という山下選手にとっては厳し い2連戦となったことは間違いない。

続く富士大会は7月半ばの開催。そして次 のもてぎ大会は8月お盆過ぎに控える。夏を 味方につけるのはどのチームか、そして誰か。 後半戦は一戦たりとも目が離せない展開にな りそうだ。

SUZUKA“S耐”サバイバルの一戦はENDLESS ADVAN GT-Rが優勝

今年も多くのエントラントを集め、盛況を見せるスーパー耐久は、F3 第 8 戦終了後の 12 日午後に 4 時間耐久 レースとして決勝が行われた。SUZUKA“S 耐”サバイバルと銘打たれた今回の一戦で注目を集めたのは 11日午後 に行われた「セカンドチャンス 100」。初めて行われたこの試みは午前中の予選で各クラス 4 位以下(ST-X とST-1 は除く)となったマシンによる100 分の敗者復活戦レース。各クラスごとに振り分けられた規定の順位をクリア した 22 台のマシンを含む 45 台が決勝に臨んだ。15 時にスタートが切られた決勝は開始 30 分を過ぎたあたりか

ら雨が本格的に降り出してウェットレースに。総合トップを巡るバトルは前回優勝の 24 号車スリーボンド日産

自動車大学校 GT-R が前半は首位を守るが、雨を味方につけた 89 号車 Hub Auto Ferrari 458GT3 が逆転。さらに 89 号車がペナルティで後退した隙を突いた 5 号車 Mach MAKERS GTNET GT-R が首位に上がるも、残り6 分で スローダウンと劇的な幕切れに。この結果、首位に繰り上がった昨年の王者、 3 号車 ENDLESS ADVAN GT-R がト ップでナイトチェッカーを受けた。また ST-5 クラスでは 17 号車 DXL アラゴスタ・NOPRO デミオ SKY-D がディー ゼルターボエンジン車として記念すべき初勝利をあげた。

6.9.ST-3 クラスは堀田/阪口組の 38 号車 MUTA Racing TWS IS 350 が開幕 3 連勝。

7.12.ST-5 クラスでは遂にデミオ・ディーゼルターボが頂点に。谷川/井尻/野上 組が優勝を飾った。

8.ST-1クラスは星野/荒組の 777 号車 D'station Porsche 991が優 勝。10.ST-2 クラスは冨桝/菊地/大橋組の 6 号車新菱オートDIXCEL エボ X が SUGO から2 連勝。11.ST-4 クラスは 86 号車 TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86 を駆った松井/ 井口/蒲生の若手コンビが前戦 SUGO のリベンジ達成。13. 王者の貫禄を見せて総合 優勝を飾った ST-X クラス TANIGUCHI/峰尾/山内組の 3 号車 ENDLESS ADVAN GT-R。

8/9 JAF MOTOR SPORTS
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10 2016 8/9 JAF MOTOR SPORTS

12 2015年度(2015年4月1日より2016年3月31日まで)事業報告な らびに収支報告

15 海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請 方法

15 Aライセンス講習会日程

15 公認審判員講習会日程

16 あなたの周りに2016ライセンスの更新がまだの方はいませんか?

17 これは便利!「JAFマイページ」にラクラク登録!

NEW GENERATION NAVIGATORS

〜ラリー界の明日を担う”新感覚派”ナビゲーター 達の現在〜

45 全日本選手権データファイル

47 ル・マン24時間耐久レースリザルト

37 「輝け!モータースポーツ女子」第10回

58 「凄腕オフィシャルズ」vol.12

4 FIA便り Vol5

5 2016年全日本選手権インフォメーション

[RACE]

6 第84回ル・マン24時間耐久レース

8 2016年JAF全日本フォーミュラ3選手権第7戦&第8戦 スーパー耐久シリーズ2016第3戦鈴鹿サーキット

54 2016もてぎチャンピオンカップレース第3戦

[RALLY]

24 2016年JAF全日本ラリー選手権第4戦

がんばろう!福島MSCCラリー2016

56 JAF東日本ラリー選手権第4戦

JMRC東北ラリーシリーズ第1戦

第36回どんぐりラリー北秋田

[GYMKHANA]

26 2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第4戦

オールジャパンジムカーナ

[DIRTTRIAL]

28 2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第4戦 ダートスプリント in門前

30 2016年JAF東北ダートトライアル選手権第4戦

2016年JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ第

4戦

2016年JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第4戦 EnjoySummer2016サンケーダートトライアル

[RACING KART]

52 2016年JAF全日本カート選手権KF部門第3・4戦

2016年JAF全日本カート選手権FS-125部門西地域第3戦

2016年JAF地方カート選手権FP-3部門/FS-125部門西地 域第3戦

2016年JAFジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-JrCadets 部門西地域第3戦

JAFMOTORSPORTS 監修/一般社団法人 日本自動車連盟 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎0570-00-2811 (ナビダイヤル) 発行所/(株)JAFメディアワークス 〒105-0012 東京都港区芝大門1-9-9 野村不動産芝大門 ビル10F ☎03-5470-1711 発行人/望月均 印刷所/凸版印刷株式会社 表紙/2
年J
撮影/山本佳吾 編集長/田代康  副編集長/佐藤均 デザイン/鎌田僚、(株)スタジオーネ63 編集/(株)JAFメディアワークス JAFスポーツ編集部 ☎03-5470-1712
016
AF全日本カート選手権KF部門第3 4戦
8//9 9 2016.AUGUST/SEPTEMBE 016.AUGUST/SEPTEMBER R I I I I I IN N N N N N NF F F F F FO O O O O OR R R R R RM M M M M A A A A AT T T T T TI I I I I I IO O O O O ON N N N N INFORMATION f f f fr r r r ro o o o om m m m m from J J J J JA A A A A A AF F F F F F F JAF
●JAFからの公示・お知らせ● 32
特 集
画 企 載 連 画 企 載 連 R R R R R RA A A A A A AC C C C C CI I I I I IN N N N N N NG G G G G G GK K K K K KA A A A A A AR R R R RT T T T T I I I I IN N N N N NF F F F F FO O O O O OR R R R R RM M M M M A A A A A A AT T T T TI I I I I I IO O O O O RACINGKARTINFORMATION N N N N N 43 JAFカートカレンダー(8月〜10月) 18 JAFMOTORSPORTSCALENDER(8月〜10月)
48 CLUB MEETING
44 全日本カート選手権&ジュニアカート選手権データファイル
E E E E E EV V V V V VE E E E E EN N N N N N NT T T T T R R R R RE E E E E EP P P P P PO O O O O OR R R R R EVENTREPORT T T T T

INFORMATION FROM

●JAFからの公示・お知らせ

2015年度(         )事業報告ならびに収支報告

����年�はフ�ー��ラ�、W�C(世界��選手権)、WT CC(世界ツーリングカー選手権)、CIK-FIAアジアパシ フィックKF選手権など世界選手権競技会の、日本開催のため の支援を行いました。

モータースポーツファンの裾野を広げるために「モータース ポーツジャパン」等のイベントへの出展・協力を行うとともに、 海外からのモータースポーツ観光客を誘致するため「ビジット・ ジャパン トラベルマート」にブースを出展しました。また入門 者向けの新種競技「オートテスト」を開発し、開催要項および 主催者向けのガイドラインを公示しました。

「JAFグランプリ」については昨年に引き続き、各種の支 援・協力を行いました。

詳細は以下の通りです。

�)��の�ー�のうち��は、����年�������での� 年間の実績です。

(�)選手権競技会の認定

全日本選手権及び地方選手権競技会として認定した合計 �����の競技会のうち、全日本選手権���競技�(四輪、 カート合計)に競技会審査委員を派遣し、規則の施行を 徹底した。

(�)��公認

国���公認������を承認した。

(�)�ー�ース�ー�ライセンスの発給

� 四輪各種ライセンス��������、カート各種ライセンス �������を発給した。

② ��、����び���に実施したライセンス���� �����(は���イ�の����)では������を 取扱った。

【ライセンス発給件数*】 前年比(%) 2014年 2015年 ライセンス種別

(�)競技会の公認

� 合計�����の競技会を公認した。うち国際格式は、F �・���・����������であった。

(�)登録クラブの����の��

� 合計�������のJAF登録クラブ・団体の登録を行った。   ② 全国�地�のJAF登録クラブ地���会との��会 �を��、��の����した。

12 2016・8/9JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
分    類 102.1% 2,840 2,899 国際(A~R、ソーラーカー) ドライバー ライセンス 四 輪 101.3% 17,461 17,694 国内A 100.1% 22,975 22,993 国内B 100.7% 43,276 43,586 小計 106.0% 302 320 国際 エントラント ライセンス 112.8% 288 325 国内 109.3% 590 645 小計 100.5% 2,891 2,905 1級 オフィシャル ライセンス 98.4% 5,230 5,147 2級 103.0% 9,716 10,005 3級 101.2% 17,837 18,057 小計 100.0% 8 8 エキスパートライセンス 100.9% 61,711 62,296 合      計  前年比(%) 2014年 2015年 ライセンス種別 分    類 95.8% 590 565 国際(A.B.C) ドライバー ライセンス カ � ト 78.0% 41 32 ジュニア国際 97.7% 1,241 1,213 国内A 95.3% 2,173 2,070 国内B 85.7% 287 246 ジュニア(A.B) 95.2% 4,332 4,126 小計 107.3% 55 59 国際 エントラント ライセンス 89.8% 235 211 国内 93.1% 290 270 小計 97.4% 1,543 1,503 オフィシャルライセンス 100.0% 6 6 エキスパートライセンス 95.7% 6,171 5,905 合      計 【選手権競技会等認定件数*】 件 数 内    訳 種    別 7 スーパーフォーミュラ 全日本選手権 レース 8 F� 7 F�A�F� 地方選手権 10 JAF�F� 38 スーパーFJ 9 全日本ラリー選手権 ラリー 32 地方ラリー選手権 8 全日本ジムカーナ選手権 ジムカーナ 63 地方ジムカーナ選手権 4 地方サーキットトライアル選手権 1 JAFカップジムカーナ 8 全日本ダートトライアル選手権 ダートトライアル 62 地方ダートトライアル選手権 1 JAFカップダートトライアル 21 全日本カート選手権 カート 20 地方カート選手権 22 ジュニアカート選手権 321 合   計 【競技会公認件数*】 前年比(%) 2014年 2015年 種   類 103.6% 84 87 レース 四 輪 104.3% 69 72 ラリー 97.4% 305(497) 297(479) スピード行事 81.6% 87(182) 71(176) カ ー ト 96.7%(97.8%) 545(832) 527(814) 合 計 ( )内は組織許可不要なクローズド競技を含む。
[公示No2016−062]
2016年3月31日まで
2015年4月1日より

【JAF登録クラブ・団体の登録件数*】

(�)JAFグランプリの開催    ���に���の鈴鹿サーキットで開催された「JAF鈴 鹿グランプリ」で�、��日に������名のフ�ンや��� れが訪れた。

(�)JAFモータースポーツ表彰�の開催    「����年JAFモータースポーツ表彰�」を�����日、 都内のホテルで開催し、全日本選手権カテゴリーおよび スーパーGTシリーズのチャンピオンと上位入賞者を表 彰した。また、ソーラーカーレース鈴鹿の上位入賞者へ の表彰を行った。

この席上、ウィメン・イン・モータースポーツの活動報 告や新種競技「オートテスト」について披露する一方、

国内ラリー界で永年にわたり指導者的な立場で活躍され た寺尾慶弘氏に「JAFモータースポーツ名誉委員」の 称号を贈呈した。

(�)説明会の開催

① ��に全日本レース選手権に関係する参加者およびオ ーガナイザーを対象に規則説明会を開催した。   ② 全日本ラリー選手権オーガナイザー会議を��に開催 した。

③ 全日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権オーガナ イザー会議を��に開催した。

モータースポーツ審議会を�じめ各種委員会を������開 催した。

ス査察をそれぞれ実施し、JAF国内モーターレーシン グコース許可証(���、���所)�を発給した。

(�)スピード行事コース査察及び許可証の発給    JAFコース査察員によるジムカーナコース(���所)�、 ダートトライアルコース(��所)�の査察をそれぞれ実 施し、JAFスピード行事競技コース許可証(ジムカー ナ���、ダートトライアル���)�を発給した。

(�)救急医療体制の充実

競技会での救急医療体制充実のため、鈴鹿サーキット、 富士スピードウェイ、ツインリンクもてぎにおいて、医 療体制の視察を行った。

(�)ドーピング検査の実施

全日本選手権レース競技会で�名のドライ�ーに対し、 ドーピング検査を実施した。

(�)競技車両に対する安全対�

レース車両の安全装置(ロールケージ)に関する規則を、 引き続き最新のFIA競技車両規則に準拠したものとし た。

(�)ラリー競技における安全対�

国内ラリー競技会オフィシャルを対象としたスペシャル ステージにおける救急活動��を��開催した。

(�)�������日に��・お�場で開催された「モータース ポーツジャパンフェスティ�ル����」にJAFのブース を出展し、日本の四輪モータースポーツ統轄団体(AS N)としての業務やモータースポーツとの関わり、およ びFIAでも推し進める女性のモータースポーツ参加を 促す「ウィメン・イン・モータースポーツ」の活動につ いて、積極的にPRした。

(�)国内モータースポーツ活性�対�の一つとして、���� ���日に���ッグサイトで開催された「�ジットジャ パン トラ�ル�ート����」(主催�日本��観光�(J NTO))に、国内主要サーキット、レースプロモータ ーとの共同でブースを出展し、海外からの観光客を国内 主要レースに誘致する活動を行った。

(�)����年JAFプレスパスを審査の����名�に発行した。

(�)FIAの活動に参加し、その��を��するため、JA Fの役職員、モータースポーツ関係委員が各種会議に出 席した。

新種競技「オートテスト」の開催要項および主催者向けガ イドラインを公示したほか、「国内競技車両規則」等、各種モ ータースポーツ関係諸規則(���)を制定����した。

(�)レーシングコース査察及び許可証の発給    FIAコース査察員による国際レーシングコース査察及 びJAFコース査察員による国内/国際レーシングコー

(�)FIA��との��交�会や海外のFIA選手権競技会 への審査委員の派遣等を通じ、FIAや諸外国のモータ ースポーツ関係者との交流を推進した。

(�)FIAが、日本発�であるドリフト競技の定�とクラス 分類に着手するにあたり、JAFからコーディネーター を派遣した。

(�)救出����会の実施

FIA INSTITUTE(FIA研究所)認定のア

13 2016・8/9JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
前年比(%) 2014年 2015年 分   類 90.0% 10 9 特別団体 四 輪 100.0% 5 5 公認団体 96.2% 26 25 加盟団体 114.3% 14 16 準加盟団体 100.0% 22 22 公認クラブ 100.0% 387 387 加盟クラブ 96.4% 441 425 準加盟クラブ 98.2% 905 889 小   計 100.0% 5 5 特別団体 カ � ト 100.0% 14 14 加盟団体 93.3% 15 14 公認コース団体 100.0% 14 14 加盟コース団体 100.0% 6 6 公認クラブ 100.0% 37 37 加盟クラブ 108.3% 24 26 準加盟クラブ 100.9% 115 116 小   計 98.5% 1,020 1,005 合     計 【委員会開催件数*】 回 数 委 員 会 名 3 モータースポーツ審議会 5 登録部会 4 安全部会 4 メディカル部会 6 技術部会 10 マニュファクチャラーズ部会 5 レース部会 7 ラリー部会 7 スピード行事部会 4 電気・ソーラーカー部会 7 カート部会 62 合     計 【FIA会議等への出席*】 回 数 会 議 等 1 FIA総会 3 世界モータースポーツ評議会 17 専門委員会 4 作業部会 2 CIK委員会 3 CIK作業部会 1 アジアゾーン会議 4 競技会視察 7 その他 【海外競技参加出場証明書の発行数*】 311 レース 93 ラリー 46 カート 450 合     計

ジア地域訓練供給者(RTP)としてタイ王国ASN(R AAT)からの要請の基づき、同国からのオフィシャル を対象に救出訓練講習を実施した。

�������������日(�:タイ王国)

(�)�全対�の��

① 国内カート�ース(���)*の査察を実施した。

② 国内カートスーツ(�件)、FP‐Jr Cadets用 シャシー(�件)の公認(登録)申請の審査を実施した。*

(�)選手権競技会���の支�

① 全日本、地方、ジュニアカート選手権競技会を認定す るとともに、規則の施行を徹底するため、競技会審査 委員を派遣した。

② オー��イ�ー会議を���に��し、競技��に対す る指導を行った。

③ �ーフオフィシャル会議を��に��し、競技��に 対する指導を行った。

(�)��ー�ーカー�ース鈴鹿�の��支�

��、鈴鹿サーキットにおいてFIA代替エネルギーカ ッ���ー�ーカー�ース鈴鹿�����を��した。

������にお�るモータースポーツ業務に��係�る収入 は������(事業収入:������登録料、�イ��ス� 給料、許可証料、車両公認料、物品販売収入、手数料収入、 カート関係収入および事業外収入)、支出は������(事業 費:JAFスポーツ誌製作費、スポーツ業務費、スポーツ奨 励費、カート業務費、物品製作費、宣伝普及費、会議費、人 件費、交通費他および事業外費用)でした。

なお、収支の差は会費等の収入から充当しています。

公認競技会で納められた罰金および没収された抗議料また は控訴料の�������の��は以�のとおりです。

なお、罰金および没収された抗議料または控訴料は、国内 競技規則����(罰金収入の��)に�ってJAFの��基 金に繰り入れ、モータースポーツの振興および福祉目的のた めに使用しています。

�������罰金�� �����������

<内訳>2014��罰金等�� �����������

14 2016・8/9JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
2015��罰金等�� ���������� 以上

[公示No2016ー063]

国際モータースポーツ競技������)、����)、����)、���JAFスポーツ�格���定����に��き、JAFが 「海外競技会出場証明書(サーティフィケート)」を発行した件数です。

●海外競技会出場証明書(サーティフィケイト)申請について  海外競技会出場証明書(サーティフィケイ ト)は、JAF発 行のライセンスを所持する方が、海外で開催されるASN公認 の四輪またはカートの競技に参加・出場する際、競技会の格式 が国際または国内を問わず必要な証明書です。

ただし、国内カートライセンスでは、海外のカート競技に参 加・出場することはできません。

出発�の����までに所定の申請書に�入の�え、申請� を添えてJAF支部に申請してください。

所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペー ジ(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種 申請書等→海外競技会出場証明書申請書)からダウンロードす ることができます。

��用:1競技会限定のサーティフィケートです。

数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なサーティフィケートです。

3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦めします。 【申請受付】

JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現金 書留)にてご申請ください。

お問い合わせ先(JAF地方本部モータースポーツ窓口) 参加者用 競技運転者(コドライバー含む)用

海外競技会出場に関する証明申請書 写真(3cm×3cm、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの 申請料 ��用   ¥8,300(税込) 数次用 ¥24,100(税込)

海外競技会出場に関する証明申請書 申請料 ��用  ¥8,300(税込)      数次用 ¥24,100(税込)

Aライセンス講習会 日程

北海道本部 ☎ 011-857-7155

東北本部  ☎ 022-783-2826

関東本部  ☎ 03-6833-9140

中部本部  ☎ 052-872-3685

関西本部  ☎ 072-645-1300

中国本部  ☎ 082-272-9967

四国本部  ☎ 087-867-8411

九州本部  ☎ 092-841-7731

チームマグナスオートクラブ

ソニックレーシング(RT・SONIC)055-967-8878

※2科目以降の受講料は、1件につき¥4,100が加算されます。

15 2016・8/9JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ 教材費 受講料 上段:B 所 持 者 下段:B非所持者 主任講師 TEL 申込先 開催場所 時間 開催日 実費 ¥19,000/ ¥23,000 稲村 政幸 03-3611-6687 チームマグナスオートクラブ (TMAC) 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:00~17:00 7月20日 実費 ¥20,000/ ¥24,000 富田 等 048-564-3661 イエローハットモータースポーツレーシングチーム (YMS-RT) 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 8:30~17:00 7月27日 実費 ¥20,000/ ¥24,000 稲村 政幸 03-3611-6687 チームマグナスオートクラブ (TMAC) 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:00~17:00 8月20日 実費 ¥20,000/ ¥24,000 平塚 由紀人 03-3766-3312 チームクレバーレーシング (CLEVER) 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:00~16:30 9月11日 実費 ¥20,000/ ¥24,000 佐々木 豊 080-3192-8147 にっかわくらぶ事務局 (NC) スポーツランドSUGO 宮城県柴田郡村田町 9:00~17:00 9月11日 実費 ¥20,000/ ¥24,000 稲村 政幸 03-3611-6687
(TMAC) 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:00~17:00 9月22日
[公示No.2016ー064] 教材費 受講料(1科目) 主任講師 申込先 種別 開催場所 時間 開催日 実費 ¥12,500 栗田 吉晴 410-0317
技術・コース 計時 A1/A2/B1/B2 富士スピードウェイ 静岡県駿東郡小山町 8:30~ 15:30 7月23日 公認審判員講習会日程 [公示No2016ー065]
静岡県沼津市石川359-7
【必要書類】
2016年5月発行分 発行数 開催場所 競技会名 競技会開催日 7 数次用 2 Pelris,MALAYSIA AAM MalaysianRallyChampionship2016Rd1 �月��日��月��日 2 Nürburgring,GERMANY ADAC Zurich24hourRace �月��日��月��日 2 Beijin,CHINA 2016ChinaDriftChampionship �月��日��月��日 6 Queensland,AUSTRALIA InternationalRallyofQueensland(APRC) �月��日��月��日 1 Spa-Francorchamps,BELGIUM SPASummerClassic-SPA3Hours- �月��日��月��日 1 PenBayInternationalCircuit,TAIWAN 2016TAIWAN SPEED FESTIVAL �月��日��月��日 1 Sepang,MALAYSIA FerrariChallengeAsia-Pacific2016 �月�日��月�日
海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請方法

あなたの周りに、2016年ライセンスへの更新が まだの方はいませんか?

ライセンスホルダーのご友人に、 お声掛けの協力をよろしくお願いいたします。

2016年のモータースポーツシーズンもいよいよ後半戦に突入しました。

このJAF MOTOR SPORTS誌をお届け出来ている皆さんは、2016年ライセンスに更新されていますが、 まだ更新手続きをされていないライセンスホルダーの方が、たくさんいらっしゃいます。

・去年は出場していたけど、今年は一度も出場していない知り合い とか ・今年の前半は休んでいたけど、後半から出場しようと張り切っている友だち とか ・「最近、JAFスポーツ誌が届かなくなったなー」と言ってたクラブの仲間

上記に該当する人は、もしかしたらライセンスの更新を、まだしていないかもしれません。

もしあなたの周りに、そんな人がいたら、「ライセンス更新、しましたか?」 の声掛けのご協力をよろしくお願いします。

更新手続きは、JAFマイページや、JAF支部で行う事が可能です。 マイページのお手続きについては、次ページをご覧ください。

ライセンス更新についてのお問い合わせは JAF総合案内サービスセンター(全国共通・年中無休)

0570-00-2811

※受付時間 平日 9:00~19:00 土日・祝・年末年始 9:00~17:30(年中無休)

通話料は有料(固定電話は1分/10円 携帯電話は20秒/10円)。ただし、一部のIP電話等からはご利用になれません。 ※携帯電話からおかけの場合、基本使用料金に含まれる無料通信分の対象とはなりません。

※ご本人以外からの、ライセンス番号など個人情報に関するお問い合わせは、お断りしておりますのでご了承ください。

16 2016 8/9 JAF MOTOR SPORTS
上記ナビダイヤルがご利用になれない場合は 048-840-0036 まで。
たとえば…

これは便利!!「 」に 登録! これは便利 「        登録! ラクラク

JAFと会員の皆様のコミュニケーションサイト《JAFマイページ》。それはJAF会員が無料で登録できる 個人専用ページです(法人会員を除く)。住所の変更、会員継続やご家族の入会、会費の自動振替登録等の手続 きがカンタンにでき、登録していただいた皆様一人ひとりへの耳よりなお知らせなどもあります。すでに80 万人を超える皆様が登録されています。この機会にぜひ、ご登録ください。

JAFマイページ 検索 検索

JAFマイページをご利用いただくにはカンタンな登録手続きが必要です。

JAFマイページ http://jaf.jp/ ※パソコン・スマートフォン・携帯電話共通

コチラから

「JAFマイページ未登録の方はこちら」をクリック→「通常登録はこちら」をクリック→利用規約に 同意のうえ、メールアドレスを送信→返信メールに記載のURLから画面の指示に従ってご登録ください。

※登録には会員番号が必要です。JAF会員証をご用意のうえ、アクセスしてください。※法人会員はJAFマイページの登録はできません。

登録完了後、すぐに各種サービスがご利用になれます!

ライセンスの更新(2017年)手続きは、11月以降下図のJAFマイページ内「モータースポーツライセンス」のペー ジからアクセスしてください。仮ライセンスの印刷もできます。 マイページ以外のライセンス更新方法:お近くのJAF窓口へご来店いただくか、現金書留でもお手続き可能です。

①モータースポーツライセンスの更 新手続き

②JAF会員の継続手続き ③会員登録情報の確認

④住所・電話番号の変更 ⑤JAFマイページ登録会員限定の 情報提供

などなど、便利なサービスをご利用 ください!!

※必ずお読みください

・ライセンス更新料、JAF継続会費および家族会員会費のお支払方法は、ご本人名義のクレジットカー ドのみとなります。

・クレジットカードをお持ちでない方は、お手数ですが従来の手続き方法にてライセンスを更新してくだ さい。

・更新条件の確認が必要な国際Aまたは国際Bライセンスの更新、18歳未満の方のライセンス更新、およ びライセンス写真の変更または婚姻等の理由によりライセンスの表示氏名の変更を希望される場合は、 従来の方法にてお手続きください。

17 2016・8/9JAFMOTORSPORTS
お手続きは
マイページでできる手続き等

JAF●JAF国内モータースポーツカレンダー

■開催場所の略号:TIS=十勝インターナショナルスピードウェイ SG=スポーツランドSUGO           MO=ツインリンクもてぎ T=筑波サーキット SO=袖ヶ浦フォレストレースウェイ           F=富士スピードウェイ S=鈴鹿サーキット O=岡山国際サーキット AP=オートポリス ■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方 太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは6月20日までに本部にて受付したものです。 *�:�日間開催�なります�、�曜日は関����の�式��の�で�り、��の���の��は���り�曜日�日 曜日になります。

26日~28日

2016SUPERGTRound5 A C D

㈱モビリティランド、M.O.SC.

(0285-64-0200)

19日~21日 * F NE S-FJ,F4,FIA-GT3,N1,N2,NE,NR-A

富士スピードウェイ㈱、FISCO-C、 SCCN (0550-78-1234)

D

A C D

S JAF-GT

FIA-F4

* TIS N1,NE

2016年北海道クラブマンカップレース特別編

TOSC、MSF㈱(0155-52-3910)

VICIC、TMSC(0465-22-9346)

2016筑波チャレンジクラブマンレース第2戦

28日 9(SEP) T N1,N2,NE,NR-A D

2日~4日

第27回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース

2016FIA 世界ツーリングカー選手権シリーズ第17戦・第18戦

B-Sports(03-5487-0735)

㈱モビリティランド、M.O.SC. (0285-64-0200)

9月 3日 MO S2000 NE NR-A

A C D

11日

スーパー耐久シリーズ2016富士 第4戦 SUPERTEC

JAF菅生スーパーFJ選手権第4戦

もてぎ・SUGOツーリングカー選手権第5戦

JMRC東北レースシリーズ第3戦

ポルシェGT3カップチャレンジジャパン

NetzCupVitzRace2016

ロードスターパーティレース

富士スピードウェイ㈱、FISCO-C (0550-78-1234)

F FIA-GT3,N1,N2,NE,NR-A C

2日~4日 SG

D ㈱菅生、SSC(0224-83-3111)

16日~18日

LamborghiniBlancpainSuperTrofeoAsiaSeries2016

2016インタープロトシリーズ第5戦・第6戦

2016富士チャンピオンレースシリーズ第5戦

F4,N1,N2,NE,NR-A A D

F NE

23日~25日

2016鈴鹿クラブマンレースRound4

2016年JAF全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦

2016年JAF全日本フォーミュラ3選手権第15戦、第16戦、第17戦

2016SUGOチャンピオンカップレースRd5

JAF菅生スーパーFJ選手権第5戦

JMRC東北レースシリーズ第4戦

2016N-ONEOWNER'SCup

OCCK、SMSC(06-6843-4350)

㈱菅生、SSC(0224-83-3111)

S-FJ,NE,N1,NE D

A C D

SF F3

S-FJ,NR-A

S西

18日 SG

2016年JAF筑波スーパーFJ選手権第5戦 筑波ツーリングカーシリーズ第4戦

2016SCCNSEPTEMBERRACEMEETINGinTSUKUBA

S-FJ,N1,NE(FJ1600),NE,NR-A D

T

25日

25日 S NR-A D

GSSNetzCupVitzRaceinSuzuka

関西シリーズ第4戦

18 2016・8/9JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 81 0 ●レース RACE 8(AUG) 場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 S ソーラーカー A JAF、㈱モビリティランド (059-378-3405) FIA ALTERNATIVEENERGIESCUP ソーラーカーレース鈴鹿 2016 8月5日~6日 F JAF-GT,FIA-GT3 FIA-F4,NE,NR-A A D 富士スピードウェイ㈱、FISCO-C、
㈱GTアソシエイション (0550-78-1234) FUJI300kmレース 5日~7日 MO SF F3 NR-A
2016年JAF全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 2016年JAF全日本フォーミュラ3選手権第11戦&第12戦 ツインリンクもてぎ 2&4レース
A
2016CJSUPERRACEChampionship 2016富士チャンピオンレースシリーズ第4戦
19日~21日
NE
KSCC、SMSC、㈱モビリティランド (059-378-3405)
2016SUPERGTRound6 第45回インターナショナルSUZUKA 1000km
D
28日 T S-FJ,N1,NE(FJ1600),NE,NR-A
D
2016年JAF筑波スーパーFJ選手権第4戦 2016筑波ツーリングカーシリーズ
S-FJ,NE,NE,NR-A
2016SUGOチャンピオンカップレース Rd4
富士スピードウェイ㈱、FISCO-C、 TMSC (0550-78-1234)
SCCN(03-6809-1190)
GSS、SMSC(03-3403-5050)
MOTORSPORTS CALENDAR 8-10

28日~30日 *

2016OKAYAMAチャレンジカップレース第5戦

2016北海道クラブマンカップレース第4戦

2016FIAフォーミュラ1世界選手権シリーズ第17戦 日本グランプリレース

2016FIAWorldEnduranceChampionship6HoursofFUJI

富士スピードウェイ㈱、FISCO-C (0550-78-1234)

エンデュランス筑波ミーティング

2016年JAF全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦 第15回JAF鈴鹿グランプリ

2016もてぎチャンピオンカップレース 第5戦

2016年JAF筑波スーパーFJ選手権第6戦 2016筑波ツーリングカーシリーズ 2016筑波チャレンジクラブマンレース第3戦

RALLY 8(AUG)

2016年JAF中四国ラリー選手権第3戦 2016年JMRC中国・四国ラリーシリーズ第3戦 四国のてっぺんDCRラリー2016in嶺北

2016JMRC近畿アベレージラリーシリーズ第4戦 2016ホワイトラリーin花園

(059-378-3405)

㈱モビリティランド、M.O.SC.、BSC (0285-64-0200)

VICIC、TMSC(0465-22-9346)

S-FJ,N1,NE D

WHITE(072-891-0679)

25日~28日

27日~28日

2016年JAF東日本ラリー選手権第6戦 第39回りんどうALPENATTACK2016 JMRC関東ラリーシリーズ長野県ラリーシリーズ第4戦 第33回りんどう美ヶ原高原RALLY2016

TOYOTAGAZOORACING ラリーチャレンジin福島 復興福島

2016年JAF全日本ラリー選手権第6戦 モントレー2016in嬬恋

2016年JAF中部・近畿ラリー選手権第5戦 2016年JMRC近畿SSラリーシリーズ第3戦 TOYOTAGAZOORacingラリーチャレンジカップin丹後半島 第52回大阪電通大チャリティーラリー「丹後半島ラリー2016」

JMRC関東ラリーシリーズ 群馬ラリーシリーズ第4戦 モントレーinAsama

D TEAM-RINDO(0263-73-4836)

20日~21日 福島(120)

T-PROCREWS、TMSC、 CMSC福島 (0493-62-1485)

JAC(0277-20-4633)

OECU-AC(090-6916-4610)

D

東日本 長野(230) RR,RN,RJ,RF,AE, RPN, RB

RN,RJ,RPN,RF, AE,RB

RR,RN,RJ,RPN, AE

RR,RN,RJ,RF,AE, RPN

RR,RN,RJ,RF,AE, RPN

RN,RJRFAE RPN,RB D ASAMA(0277-20-4633)

19 2016・8/9JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 81 0 10(OCT) 場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 O S-FJ,N2,NE(FJ1600),NE,NR-A D ㈱岡山国際サーキット、AC
(0868-74-3311)
10月   2日 TIS N1,NE,NR-A D TOSC、MSF㈱(0155-52-3910)
2日 S F1 A SMSC(059-378-3405)
7日~9日 S NE S-FJ A C
日本グランプリレース
7日~9日 F LMP-1,LMP-2,GT-Endurance, FIA-GT3,NE A
SMSC(059-378-3405) 2016FIAフォーミュラ1世界選手権シリーズ第17戦
(併催レース)
14日~16日 AP S-FJ,NE,NR-A D APC、㈱オートポリス (0973-55-1111)
16日 S東 NR-A F4,S-FJ,NE,N1,NE C D KRHC、SMSC(075-865-1502) 2016鈴鹿クラブマンレースRound5 22日~23日 O NE NR-A C D ㈱岡山国際サーキット、AC (0868-74-3311) スーパー耐久シリーズ2016第5戦 スーパー耐久レース in岡山 22日~23日 SO N1,NE,NR-A D SCCN(03-6809-1190) 2016SCCNOCTOBERRACEMEETINGinSODEGAURA 23日 T NE(クラシックカー) D JCCA(048-458-6660) JCCAクラシックカーフェスティバル
23日 S SF NR-A A C NRC、SMSC、㈱モビリティランド
2016ゴールドカップレース 第四戦
MO
30日 T S-FJ,N1,NE(FJ1600),NE,NR-A D
30日 ●ラリー
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 中四国 高知(130) RRRN,RJRPN, RF,AE RN,RJ,RPN,RF, AE,RB D
D.C.R、SETOKAZE (089-924-0220)
8月 6日 和歌山(100) RN,RJ,RF,AE,
RPN,RR,F E
7日
D
21日 全日本
群馬(380)
C
中部・ 近畿 京都(180)
群馬(250)
28日

9月

D TEAM ARK(011-753-9140) 2016年JAF北海道ラリー選手権第6戦

2016年JMRC北海道ラリーシリーズ第6戦

TOYOTAGAZOORacingラリーチャレンジカップin豊浦

2016年JAF中四国ラリー選手権第4戦

2016年JMRC中国・四国ラリーシリーズ第4戦 MACラリー in久万高原

MAC(089-958-3089)

D

RR,RN,RJ,RF,AE, RPN

RN,RJ,RF,AE, RPN,RB

RR,RN,RJ,RPN, RF,AE

11日 京都(90) RN,RJ,RF,F,AE,

2016年JAF九州ラリー選手権第6戦

23日~25日 10(OCT)

10月  1日

GRAVEL(0940-62-1018)

RN,RJRFRPN,F RB,AE

RPN,RR

青森(100)

九州 佐賀(130) RR,RN,RJ,RPN, AE,RF RF,RB D

2016FIA AsiaPacificRallyChampionship

2016年JAF全日本ラリー選手権第7戦

RALLYHOKKAIDO

AG.MSC北海道(011-864-2003)

2016年JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第6戦 グラベルマインドラリー2016in唐津 APRC 全日本

A C

北海道(1000) GrA,GrN,RJ RR,RN,RJ,RPN, AE

RR,RN,RJ,RPN, AE,RF,RB

2016年JAF中部・近畿ラリー選手権第6戦

2016年JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ第4戦 第32回シロキヤラリーin豊根 ~2日

2016年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ第4戦

D SHIROKIYA、TASC、PUMA (0565-28-6524)

RR,RN,RJ,RF,AE, RPN

RR,RN,RJ,RF,AE, RPN,RB

中部・ 近畿 愛知(160)

2016年JAF北海道ラリー選手権第7戦

2016年JMRC北海道ラリーシリーズ第7戦 とかち2016

RR,RN,RJ,RF,AE, RPN

RN,RJ,RF,AE, RPN,RB

8日~9日 群馬(180) RN,RJ,RFRPN, AE,RB,(F)

D チームif(0276-74-2356) JMRC関東ラリーシリーズ 群馬ラリーシリーズ第5戦 第62回チームif山岳ラリー

8日~9日 全日本 岐阜(420) RR,RN,RJ,RPN, AE

2016年JAF全日本ラリー選手権第8戦 第44回M.C.SC.ラリーハイランドマスターズ2016

C M.C.SC(0263-87-9006)

14日~16日 九州 大分(150) RPN,RN.RJRF AERR RB

2016年JAF九州ラリー選手権第7戦 JMRC九州ラリーCHシリーズ第7戦 EAST九州2016

2016年JMRC東北ラリーシリーズ第5戦 横手ラリー2016 NO1

D RC大分(0972-63-6695)

AKITA(018-839-0834)

D

15日~16日 秋田 RR,RN,RJ,RPN, AE

TOYOTAGAZOORacing ラリーチャレンジin恐竜 勝山

16日 東日本

2016年JAF東日本ラリー選手権第7戦 JMRC関東ラリーシリーズ 長野県ラリーシリーズ第5戦 第35回八子ヶ峰ラリー2016

D

22日~23日

2016年JAF中部・近畿ラリー選手権第7戦 2016年JMRC近畿SSラリーシリーズ第4戦 第37回神大ラリー

Team Shindai(080-3706-8798)

D

RR,RN,RJ,RF,AE, RPN

近畿 兵庫(160)

中部・

29日

2016年JAF中四国ラリー選手権第5戦

TCHERISH(086-485-1866)

D

岡山(150)

中四国

RN,RJRPN,RF

AE,RB

29日~30日

2016年JMRC東北ラリーシリーズ第6戦 最終戦 横手ラリー2016 NO2

JMRC関東ラリーシリーズ

FRCRALLYMountainCross

AKITA(018-839-0834)

FRC.(0265-76-8162)

D

D

RR,RN,RJ,RPN, AE,RF

RN,RJ,RPN,RR, RF,RB,AE

秋田

29日~30日 長野(120)

20 2016・8/9JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 81 0 9(SEP) 選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 北海道 北海道(150)
2016ARKスプリント300 3日~4日 中四国 愛媛(100)
RN,RJ,RPN,RF, AERB
E
10日
SCCB青森(0172-53-6612)
E
第33回ベルナールサマーラリーイン浅虫 TOYOTAGAZOORacingラリー チャレンジカップin浅虫
PANASUS(075-591-2914)
2016JMRC近畿アベレージラリーシリーズ第5戦 2016丹波96マメラリー 11日
17日~18日
北海道 北海道(90)
D RTC(0155-47-0202)
15日~16日 福井(100) RN,RJ,RPN,RF, AE,RB D T-PROCREWS、TMSC (0493-62-1485)
長野(200) RRRN,RJRFAE RPN, RB
TR-8(03-3643-5783)
22日~23日
RR,RN,RJ,RF,AE, RPN
RR,RN,RJ,RPN, RF,AE
2016年JMRC中国・四国ラリーシリーズ第5戦 第26回チェリッシュつちの子ラリーinにいみ・2016

GYMKHANA,CIRCUITTRIAL,DRIFT 8(AUG)~10(OCT)

本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。

北海道地方

競技会名 開催日

8月 28日

2016年JAF北海道ジムカーナ選手権第6戦

2016年JMRC北海道ジムカーナシリーズ第6戦

2016年JMRC北海道ジムカーナオールスター選抜第6戦

2016TOKACHIショートトラックジムカーナ

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

PN,N,SA,SAX, B,SC,AE D TOSC(0155-52-3910)

北海道 十勝インターナショナルスピードウェイ ジュニアコース

9月 18日

2016年JAF北海道ジムカーナ選手権第7戦

2016年JMRC北海道ジムカーナシリーズ第7戦

2016年JMRCオールスター選抜第7戦 スーパースラロームin千歳Rd14

東北地方

8月5日~7日

PN,N,SA,SAX, B,SC,AE D NC・A・S・C(0123-23-5115)

北海道 新千歳モーターランド アクティブ・セーフティ・パーク

競技会名

2016D1グランプリシリーズ 第5戦第6戦 エビス大会

開催日 エビスサーキット D D 株式会社サンプロス (03-5287-2939)

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

2016年JAF東北ジムカーナ選手権第5戦

2016年JMRC東北ジムカーナシリーズ第6戦

2016年JMRC全国オールスター選抜第5戦

ADVAN CUP

D 奥州VICIC(022-225-5037)

PN,N,SA,SC, AE B

21日 百沢スキー場駐車場 PN,N,SA,B E CMSC青森(0172-97-2738)

東北 エビスサーキット ジムカーナコース

9月 4日 エビスサーキット東コース PN,N,SA,B D ESC(0243-24-2972)

11日

2016CMSCジムカーナ 第3戦 獄きみカップ

2016エビスラップタイムアタック Ⅲ 4日 東北 新協和カートランド PN,N,SA,SC, AE D AKITA(018-839-0834)

2016年JAF東北ジムカーナ選手権第6戦 2016年JMRC東北ジムカーナシリーズ第6戦 2016年JMRC全国オールスター選抜第6戦 2016MSCあきたスーパージムカーナ

10月 2日

2016年JAF東北ジムカーナ選手権第7戦 2016年JMRC東北ジムカーナシリーズ第8戦 2016年JMRC全国オールスター選抜第7戦

=サーキットトライアル

関東地方

8月6日~7日

D SSC(0224-83-3116)

東北 スポーツランド SUGO 西コース PN,N,SA,SC, AE PB

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 全日本 ツインリンクもてぎ 南コース PN,N,SA,SC, AE C SHAKEDOWN、 ㈱モビリティランド (0287-96-4505)

20日

21日

2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第6戦 もてぎ南コース オープニングスラローム2016

東関東サーキットトライアルinつくばSr4

DUNLOPDXLスカラシップ タイヤセレクト足立加平CUP4 TMAC Aライセンス講習会サーキットトライアル付き⑧

2016年JAF関東ジムカーナ選手権第8戦 JMRC関東オールスターシリーズ第8戦 JMRC全国オールスター選抜8戦 ワンポイント&スフィア&TMSCスーパースラロームin浅間台

B E TMAC(03-3611-6687)

D T1P、SPHERE、TMSC (048-950-1510)

筑波サーキット コース2000

関東 浅間台スポーツランド PN,N,SA,SAX, SC,D,AE

21 2016・8/9JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 81 0 ●ジムカーナ●サーキットトライアル●ドリフト

9月 3日

競技会名 開催日 筑波サーキット B,D E B-Sports(03-5487-0735) マツダファン・サーキットトライアル(関東ラウンド) 第27回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース

4日

2016年JAF関東ジムカーナ選手権第9戦

JMRC関東オールスターシリーズ第9戦 JMRC全国オールスター選抜第9戦 NCSCスーパージムカーナinさるくら

オーガナイザー/電話番号

選手権地区 開催場所 競技車両 格式

PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE D N・C・S・C(0265-22-3864)

関東 さるくらモータースポーツランド

10日~11日

11日

18日

22日

日本海間瀬サーキット B,D D TDMC(0550-78-6784) LIFEGUARDTheDriftMuscle2016 (ライフガードザドリフトマッスル)

第4戦間瀬サーキット大会

2016クレバーサーキットトライアルin筑波 第4戦 -Aライ講習会付-

2016JMRC関東チャンピオンシリーズ 第8戦

2016JMRC栃木・茨城ジムカーナシリーズ 第7戦 アクティブアタックジムカーナ

2016年JAF筑波サーキットトライアル選手権第4戦 東関東サーキットトライアルinつくばSr4

DUNLOP・DXLスカラシップ タイヤセレクト足立 加平

CUP5

TMAC Aライセンス講習会サーキットトライアル付き⑨

筑波サーキット B E CLEVER(03-3766-3312)

PN,N,SA,B,SC, D E ACTIVE、㈱モビリティランド (070-6644-1348)

ツインリンクもてぎ マルチコース

筑波 筑波サーキット コース2000 B,AE PN,SAB D TMAC、JASC (03-3611-6687)

25日

2016年JAF関東ジムカーナ選手権第10戦 JMRC関東オールスターシリーズ第10戦 JMRC全国オールスター選抜第10戦 K・S・Cハイスピードスラローム

関東 宝台樹スキー場 駐車場 PN,N,SA,SAX, SC,D,AE D K S C(027-347-4050)

10月  1日

本庄サーキット N,B D PMC・S(03-3863-3378) PMC・S本庄サーキットトライアル R2

2016JMRC関東チャンピオンシリーズ 第9戦 JMRC埼群ジムカーナシリーズ 第6戦 ネッツトヨタ群馬ジースパイスチャレンジ

宝台樹スキー場 駐車場 PN,N,SAX,B E G'SPiCE(027-290-4555)

19日

16日 筑波サーキット コース2000

B E TMAC(03-3611-6687) TMACAライセンス講習会サーキットトライアル付き⑩

2016D1グランプリシリーズ 第7戦 お台場大会

お台場NOP地区特設コース D D 株式会社サンプロス (03-5287-2939)

30日

21日~22日 筑波サーキット B E CLEVER(03-3766-3312) 2016クレバーサーキットトライアルin筑波 第5戦 -Aライ講習会付-

=サーキットトライアル

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 イオックスアローザスポーツランド PN,N,SA,SAX, B,SC,D E BIGVAN(076-422-2697)

28日

9月 4日

2016JMRC中部ジムカーナ北陸シリーズ 第5戦 BIGVANジムカーナIN富山

2016JMRC関東チャンピオンシリーズ 第7戦 2016JMRC神奈川ジムカーナシリーズ 第4戦 第32回チャリティージムカーナ

2016年JAF中部ジムカーナ選手権第7戦

JMRC中部ジムカーナ選手権第7戦

JMRC全国オールスター選抜第7戦

NRC鈴鹿BIGジムカーナ

PN,B E Force、ROOKIE (042-660-0192)

PN,N,SA,SAX, B,SC,D D NRC(052-792-2031)

富士スピードウェイジムカーナコース

中部 鈴鹿サーキット 国際南コース

11日

18日

18日

25日

2016年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第8戦 リミットテクニカルジムカーナ

2016JMRC神奈川ジムカーナシリーズ 第5戦 ベイサイド2016IEDチャレンジカップ

2016JMRC神奈川ジムカーナシリーズ 第6戦 ベイサイド2016IEDチャレンジカップ

2016年JMRC中部ジムカーナ北陸シリーズ 第6戦 IRCスラロームカップ

LIMIT(0566-83-0030)

IED(042-702-9362)

IED(042-702-9362)

IRC(076-232-0779)

PN,N,SA,SAX, B E

P,N,B E

P,N,B E

PN,N,SA,SAX, B,SC

幸田サーキット YRP桐山

富士スピードウェイ ジムカーナ場

富士スピードウェイ ジムカーナ場

大日スポーツランド

22 2016・8/9JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 81 0
中部地方
8月  28日
E
23 2016 8/9 JAF MOTOR SPORTS

不屈の攻めで曽根崇仁86 が福島初制覇!

2016 年 JAF 全日本ラリー選手権第 4 戦 がんばろう!福島 MSCC ラリー2016[JAF 公認 No.2016-1114]

福島県棚倉町周辺で開催された第4戦 は、タイトル争いに大きく影響するグ ラベル連戦の幕開けとなった。例年 はウエットグラベルに苦戦する福島ラウンドだ が、今年は直前の雨がやや影響したもののラリ ーウィークは昨年同様に晴天に恵まれ、砂塵が 舞い上がるドライ路面の戦いとなった。エント リーはグラベル戦ということで選手権対象外の イノベーションクラス5台を含めた40台とやや 少なめだったが、各クラスではこれまでのシリ ーズ動向を覆す激戦が展開。東日本エリアから 続々と駆け付けた約4000人のギャラリーたち は、ベテラン選手たちの真剣勝負に魅了された。

今年のJN4は初戦で石川昌平/石川恭啓 組、第2戦で山口清司/島津雅彦組が勝利し、 第3戦ではニューフェイス横嶋良/木村裕介組 が初勝利する混戦模様。着実にポイントを重ね る山口/島津組が一歩リードする状況だ。

今大会はJN6車両のストップからSS1がキ ャンセルとなる波乱のスタートとなったが、 SS2でベストを叩き出したのはベテラン曽根崇 仁/枡谷知彦組だった。そのままSS3もベス トで上がりラリーをリードするかと思われたが、 195サイズのA053を装着した山口/島津組 が、雨の影響で緩さが残る路面を味方にセクシ ョン2から台頭。SS7で曽根/枡谷組を逆転し て2位に14.6秒差のトップで折り返した。

「O/Hしたアシがいい感触なんだけど、ドラ イバーが下手(笑)。スピンがもったいなかっ た。2日めは舗装の割合も多いので、タイヤを 87Rに変えて逆転を狙います」とは曽根/枡谷

開催日:6 月10~12 日 開催場所:福島県 格式:国内 主催:MSCC[クラブ登録 No. 公認 13014] フォト/佐久間健、水野文幸、山口貴利、中島正義、JAF スポーツ編集部 レポート/

組。しかし、デイ2の1本めをベストで上がっ たのは「グラベルの感触も掴めてきた」と語る前 戦ウィナーの横嶋/木村組。そして、トップ2 からは遅れていたが、若手期待の石川/石川 組もSS10、SS11で今大会初のベストを連続 でマークしてきた。

SS11終了時では依然として山口/島津組が トップだったが、密かに9秒差にまで詰め寄っ ていた曽根/枡谷組が午後のループで反撃開 始。SS12では山口/島津組に約8秒差のベス ト。ショートステージのSS13でも2秒差のベ ストを計測してついに逆転。940mのギャラリ ーステージ鹿角平でも手綱を緩めず、1秒差で 引き離しに掛かる。そして最終SS15では山口 /島津組にダメ押しの7秒差を付けてゴール。 結局、8.5秒もの差を付けて曽根/枡谷組が福 島初制覇を成し遂げた。

「195の山口選手に対して87Rが当たった感

山口/島津組を逆転しても手綱を緩めず「集中して走り切っ た」と安堵の表情を見せた曽根崇仁選手。2011 年第3戦ひむ か以来の勝利を噛み締めた。

じ。舗装で稼げましたね。午前は滑る路面に苦 労したけど、道からこぼれないように必死で。 あれだけタイムを詰められたのは自分でも予想 外でした。グラベルでの勝利は今後の大きな自 信につながりました」とは曽根選手。4戦めにし て4人めのウィナーが誕生したJN4。タイトル 争いは益々混戦模様だ。

レーシングドライバー、ヘイキ・コバライネン選手、全日本ラリーに挑む!

が、ヘイキ・コバライネン選手を擁して、日本初登場となるトヨタ 86 の FIA-R3 車両 で全日本ラリーに参戦することになった。その緒戦となった福島では車両条件が整わず競技参戦ができなか ったが、北川紗衣選手をナビに起用してレキに参加し、土曜日にはルネサンスでのデモ走行を披露した。ち なみに、ヘイキ選手は母国フィンランド の競技ライセンスによる参戦となるため、 全日本選手権のドライバーズポイントは 与えられず、ヘイキ選手の下位でゴール した選手には、順位が繰り上がったポイ ントが付与される。

24
JAF スポーツ編集部 SUPER GT を戦うSARD

JN6では開幕戦で新タイヤを投入したダンロ ップ勢の活躍が目立ったが、グラベルで起死回 生を狙うアドバン勢が序盤から速さを見せた。

SS1では奴田原文雄/佐藤忠宜組と新井敏弘 /田中直哉組がワンツーを飾り、奴田原選手が SS2のスピンで大きくタイムを失ってからは、 新井選手が3連続ベストで逃げる展開に。福永 修/鈴木裕組は序盤でリタイアを喫し、久々の グラベルラリーに苦戦中の勝田範彦/石田裕一 組はドライビングの修正に翻弄される。その隙 に新井/田中組が奴田原/佐藤組に約20秒差 を付けてデイ1トップに立った。ところが、新 井VABはデイ1終盤に人頭大の石にヒットして 油圧系トラブルを抱え、デイ2では炭山裕矢/ 保井隆宏組や鎌田卓麻/市野諮組が怒涛の追 い上げを見せるが、20秒の大差をうまく使って 何とか逃げ切り、待望の今季初勝利を挙げた。

1. ベスト 3 本でデイ1トップに立った JN4 山口/島津組だが、デイ 2 ではベースが上がらず曽根/枡谷組に逆転を許して 2 位に終わる。2. デイ 1 で大きく遅れた JN4 石川/石川組は、デイ 2 に 3 本のベストを計測するも 3 位に。3.JN4 横嶋/木村組はマシンの感触を掴みつつ 4 位に。

4.5. 大量のマージンを築いて横綱相撲を見せた JN6 新井/田中組。グラベル連戦で巻き返しを図る。5. 新井敏弘選手(写真右)は久々の笑顔。 6.「デイ1 のスピンがホントに痛い」と語る奴田原/佐藤組。デイ 2 は 4 本のベストで追い上げたが届かず 2 位。7.「ターマックの感触が抜けな い」と頭を抱える勝田/石田組。3 位ながらもシリーズリーダーは堅守。8.「悟志がマジだったので、もうやめようと持ちかけた」と苦笑する JN1 須藤/新井組。低速主体だったデイ1 の貯金で逃げ切った。9.JN1 の熱き攻防戦が終結してシャンパンファイトで健闘を称え合う。10.「下り 命で無駄のない走りで攻めた」と語る JN1 高橋/箕作組。須藤/新井組を 9.6 秒差まで追い詰めて 2 位。11. 今年全日本デビューの直井健/厚 地保幸組が、スペアパーツレスの苦境ながらクレバーな走りで 3 位。12. 福永/鈴木組、鎌田/市野組、炭山/保井組の相次ぐリタイアにより、 激戦区 JN6 で藤本鋼二/中島亜希子組が自己最上位タイの 4 位に。

JN5では関根正人/小坂典嵩組と柳澤宏至 /中原祥雄組が僅差のデットヒートを繰り広 げ、セットアップの熟成が進む柳澤/中原組が 2勝めを挙げた。JN3は天野智之/井上裕紀子 組が思わぬ暑さにやられながらも9本のベスト

県南部を広域で移動するため 観客もラリー気分を堪能でき る福島戦。HQ とサービスパー クがある棚倉町のルネサンス 棚倉や鮫川村の鹿角平観光 牧場には、毎年恒例となるギ ャラリーステージが設けられ、 三和町の三和ふれあい館には 今年もリグループの三和ラリ ーパークを設定。ラリー車や 選手らと間近でコンタクトで きる絶好の機会となった。

晴天に恵まれて季節外れの陽気に恵 まれたラリーウィーク。初日のルネサ ンス&三和ラリーパークには約 2350 人、鹿角平を含めた 2日めは約 1750 人の観客が集結した。

を叩き出して4連勝。JN1では、千葉のベテラ ン須藤浩志/新井正和組が序盤から大差を付 けてリード。デイ2では高橋悟志/箕作裕子組 に追い上げられたが、辛くも逃げ切って今季初 勝利をモノにした。 2 6 8 12 10 3 7 9 13 16 17 14

14.JN3 唐釜真一郎/松浦俊朗組 は序盤こそベストを獲ったが「ノートも失敗して調子が悪すぎた」と反省の2 位。15.デミオ15MB 待ちの岡田孝一/菅野総一郎組はショートステージを落 とさない確実な走りで 3 位入賞。16.リム落ちや吸気系トラブルに見舞われ勝負権を失った大倉聡/豊田耕司組だが 3 位で完走。17. 柳澤/中原組プジ ョーと一進一退の戦いを展開した JN5関根/小坂組。高速ステージ主体の2日めではセットアップが合わず、最終的に逆転を許して悔しい2 位に終わ った。18.ラリー序盤は 20 秒のビハインドを背負った JN5 柳澤/中原組だったが徐々に追い詰めてデイ2 序盤で逆転。連勝してシリーズ独走態勢を築く。

13.新サスペンションが功を奏して総合 8 番手に食い込んだ JN3 天野/井上組。今季 4 連勝でタイトル争いに王手。

18 15

恒例・三和ラリーパークと 2 箇所のギャラステで観客たちはラリーを満喫! 1 5 11 4

2016 年 JAF 全日本ジムカーナ選手権第 4 戦 オールジャパンジムカーナ[

の大地に舞台を移したJAF全日本ジ ムカーナ選手権。前半戦を締めくくる 第4戦がオートスポーツランドスナガ ワで開催された。全日本選手権はN2が不成立 となりエントリーは83台だったが、併催された JMRC北海道ラジアルシリーズの16台が加わ り、例年にも増して賑やかなパドックとなった。

6月の北海道は本州に比べて朝夕の気温が低 く長袖が必要な気候となった。公開練習では前 日までの雨の影響もあったが、曇り空ながらも 時折強い風が吹いたため、決勝日の路面はドラ イコンディションとなった。スナガワは島回り のコース部とフィニッシュ周辺の広場付近の路 面状況が異なり、コース部ではヤスリのような 攻撃性の高い路面に砂が乗り、思わぬグリップ 変化が起きる難しい路面を持つ。それに加えて 低い気温&路面温度により、他大会とはタイヤ

選択の傾向が異なる部分も多いためレギュラー 選手の中には頭を悩める姿もあった。

そんな難しい状況にも関わらず快進撃を見せ たのは、EF8 CR-XでSA1を戦う小武拓矢選手 だ。小武選手は最近北海道に拠点を移した28 歳で、今年は全日本にシリーズ参戦して、ホー

ムでもある第2戦エビスで2位表彰台を獲得し

た注目株だ。その速さは公開練習から際立ち、 迎えた決勝第1ヒートでもベテラン阿戸幸成選 手と道産子ツートップ態勢を築いた。昨年チャ ンプの工藤典史選手はパイロンペナルティ、今 年2勝している志村雅紀選手は約1秒離されて しまい、第2ヒートでそれぞれタイムアップした ものの暫定ベストには届かなかった。

この結果、第1ヒートのタイムで逃げ切った 小武選手の全日本初勝利が確定した。

「転勤して北海道民になりましたが、この大会 に向けて1ヵ月間走り込みました。コース部は グリップが低いし後半の広場はグリップするの で、高速区間でタイムを落とさずパイロンを回 しやすくする独特なセッティングを見つけるの に苦労しました。スナガワは苦手意識がありま したが、2回めの北海道でだいぶ自分の走りが できるようになりました」とは小武選手。彼ら EF8使いたちの快進撃は、パイロン多めのシリ ーズ後半戦でいよいよ加速しそうだ。

PN1ではNDロードスターを駆る地元の米澤 匠選手に注目が集ま った。スイフト勢を

畳み掛ける高速&低速コーナー!

全日本戦開催前に、SA2 を 戦う地元ドライバー佐藤透 選手らの声がけでスナガワ のパドック清掃が行われ た。また、当日は、佐藤選 手が営む佐藤農園で生産 する富良野メロンやアスパ ラガスが大会の副賞として 提供された。

コースジムカーナとパイロ ンジムカーナが融合するス ナガワの独特なレイアウ ト。大きな 8 の字を描いて 外周をフルに走るなど、す べての特徴を使い切ったロ ングコースとなった。

抑える丁寧な走りはベテラン選手も認めるもの だったが、集中力を高めて挑んだひでき選手が ブッちぎりのトップタイムで優勝をさらった。

1.「これまでの 3 本指に入るいい走りができた」と笑うSA2 渡辺公選手が得意なスナガワで今季 2 勝め。 2. 独特な路面温度に翻弄されつつ第 2ヒートでオーバーオール優勝した SA3 津川信次選手。今季 4 勝め で目下 7 連勝中。3. 勢いに乗りたい SA2 久保真吾選手だったが渡辺選手には届かず 2 位。4.SA3 金本辰 也選手が名阪に続き 2 位。5. 道産子 ND ロードスター使いの PN1 米澤匠選手。本番の緊張にも動じず 2 位 入賞で大物登場の予感。6. 今年はスロースタートな PN1 福田大輔選手が 3 位表彰台。7. 外野の情報をす べてシャットダウンして挑んだ PN1ひでき選手。第 2ヒートはウイニングランながら、2 位を 1 秒引き離す 驚愕のベストで 2 連勝。8. ブリヂストン反撃の狼煙を上げたかった PN2 河本晃一選手は届かず 2 位。 9.PN2 森田陽介選手はパイロン区間最速ながら 3 位に。10. 激戦の PN2 で唯一の今季 2 勝めを挙げたのは やはり松本悟選手(写真中央)。11. 更なるタイム更新を狙った第 2ヒートで沈没した N1 朝山崇選手は連勝 ながら自分との戦いが続く。12.N1 小林規敏選手が開幕戦以来の 2 位獲得。13.N1 小幡宏昭選手が 3 位 表彰台。14. サイドブレーキのトラブルを克服して圧倒的な速さが復活した PN4 茅野成樹選手が今季 2 勝 め。15. 川北忠選手(写真右)と松本敏選手による PN3トップ争いは今回も川北選手に軍配。16.タイムが 伸び悩む PN4 野島孝宏選手は今回も 2 位に留まる。17. パイクスピークヒルクライムの本番直前に挑んだ PN4 山野哲也選手(写真左)がエキシージで初の 3 位表彰台。18. ブリヂストン勢の速さが光ったスナガ ワ。PN3 ではユウ選手が 3 位に入り逆襲が始まる。

JAF 公認
] 開催日:6 月18~19 日 開催場所:オートスポーツランドスナガワ
格式:国内 主催:C.S.C.C.[クラブ登録 No. 加盟 01024]、AG.MSC 北海道[クラブ登録 No. 公認 01001] フォト/加藤和由、JAF スポーツ編集部 レポート/JAF スポーツ編集部
No.2016-8205
ジムカーナコース
1 2 3 5 4 7 6 8 9 11 12 14 16 17 15 18 13 10

公開練習から好調だっ た小武拓矢選手。スナ ガワ攻略を徹底検証し て挑んだ本番でもその 速さは衰えず、2 本とも ベストで圧勝した。

小武拓矢 CR-X が圧巻の初勝利! スナガワ猛練習の成果が出た!

PN2では元オーナー千葉順一選手と久々の ダブル参戦した松本悟選手が第1ヒートのタイ ムで優勝。「勝ちにこだわって手堅くいきすぎ たかも」と言いつつ、今季唯一の2勝めを挙げ てシリーズを一歩リードした。PN3では、第2 ヒートは攻めすぎてタイムを落とした川北忠選 手が、第1ヒートのほぼノーミスの走りで優勝。 対する松本敏選手はコンマ差で届かず、川北 選手に3連勝を許した。PN4は茅野成樹選手が 復調。車両トラブルも克服して2勝めを挙げ、 圧勝モードを取り返しつつある。そして山野哲 也選手がPN車両のエキシージに初の3位表彰 台をもたらした。

N1は「更に高い領域に上がるために攻め続け る」と語る朝山崇選手が第1ヒートのタイムで逃 げ切り優勝。N3は菱井将文選手が前半の予想 外のロスを取り返して僅かにタイムアップ。今 季3勝めを挙げた。SA2は「北海道まで来たの で悔いのない走りを目指して攻め切れました」

と語る渡辺公選手が、第1ヒートで仰天のベス トタイムを叩き出して圧勝。スナガワ参戦4回 中3勝という相性の良さは継続中だ。SA3は、

北海道を拠点にEF8で全日本を戦う小武選手は第2戦エビスで2 位を獲得した28歳の注目株。新たな地元のスナガワで全日本初勝 利を挙げた。「大会前の1ヵ月はとにかくスナガワを走りまくりまし た。どんなレイアウトでも対応できるように練習したので、今回は 迷いなく攻め切ることができました。全日本には2013年からスポ ット参戦でしたが、今年は名阪を除いて全戦出ています。今後も北 海道を拠点にできるだけ多く参戦する予定です!」

「第1ヒートは路面なりにまずまずのタイムとな ったが、第2ヒートで思いっきり攻めた」という 津川信次選手が2本ともベストで今季4勝めを 獲得。SC大橋渡選手は第1ヒートで1分40秒 台のオーバーオールタイムを計測。第2ヒート ではコンマ04秒アップして久々のスナガワ優 勝となったが、オーバーオールは1分40秒 068をマークした津川選手に譲った。

19. 道産子ドライバーSA1 阿戸幸成選手がコンマ 1 秒差の 2 位。「思い通りの走 りができた」と全日本では久々の表彰台獲得に感無量。20.'15 チャンプ工藤典 史選手は走りに悩みつつも第 2ヒートでコンマ 2 秒差の 3 位に付けた。21. スナ ガワ初挑戦の SA1 志村雅紀選手は 4 位が精一杯。22.「予想よりタイムが上が らなかった」と語る N3 菱井将文選手が今季 3 勝め。23.2 位に戻った飯坂忠司 選手だがシリーズでは N3トップを走る。24.AE86 で SC に挑むジェントルマン ドライバー山梨俊二選手がギヤ比に苦労しつつも全日本初表彰台獲得。25. 排 気量アップで武装した山越義昌選手が FF オーバーオール。SC では自己最上位 となる 2 位表彰台を獲得。26. 未だレンタル車生活が続くSC 大橋渡選手。初 優勝の地スナガワで 3 年ぶりの優勝。

SA1 小武拓矢選手 EF8 CR-X
初勝利
22 25 24 26 21 23 20 19

日本ダートトライアル選手権は6月 19日、石川・門前モータースポーツ 公園で第4戦が行われた。梅雨に突 入後ということで、雨も心配された門前だった が、決勝当日は逆に30度近い夏を思わせる天 候に。各ヒートともに中盤に散水車が入るとい う完全なドライコンディションの中でのバトル が展開された。

前回スナガワで和泉泰至86が勝利をさらい、 86/BRZ勢が息を吹き返したPN2クラス。だ が、ヒート1は開幕2連勝の川島秀樹デミオが ただ一人、1分52秒台にタイムを乗せて暫定ト ップに立ち、3勝めを射程距離に入れる。ヒート 2に入ると奥村直樹選手が52秒169までベス トタイムを更新してシード勢の出走となるが、 竹本幸広選手が一気に50秒422まで詰めてラ スト2台のタイムを待つことに。

川島選手は51秒台に乗せるも及ばず、前回

の転倒から復活を遂げた櫻井貴章ヴィッツター ボも川島選手から0.24秒遅れる3位にとどま ったため、竹本選手がPN2初の1勝をもぎ取 った。「2本めは特にギャラリーコーナーなどの 後半が路面が掃けてくれたので、コース幅を使 った攻めの走りで踏み切って86の良さを生か せました。053も後半の路面に合ってくれたと 思います」と竹本選手。

1.N1 は黒木陽介選手が 2 本ともベストの 快勝。早くも 3 勝めをマーク。2.SA1 はホ ームコースでもある門前を攻め切った崎山 晶選手が逆転で今季初優勝。3.4.「乗りや すくてタイムも出せるダンパーを最初から 作ってくれたチームに感謝したい」。PN1 は 福山重義選手が 4 年ぶりに全日本制覇。

今回はギャラリーコーナーを上って下る、見応えのあるレイ アウトが設定された。

その後半で大きく水を開けられた川島選手は

「これだけパンパンになるとやっぱり排気量の差 はどうしようもない。スイフトよりも遅いんだか ら(笑)。自分としては1本めの方が走りやすか った」。それでも優勝、2位が各2回という抜群 の安定感でシリーズトップは守っている。中盤 戦の攻防は路面もひとつの鍵を握りそうだ。 続くN1クラスは、スボット参戦ながら地元 北陸の隠れた優勝候補、石崎雄一インテグラ が11度めの挑戦で遂に門前を制して全日本初

若手の台頭が続くN1 クラスは地元 のベテラン石崎雄一選手が 2WD 総 合ベストの走りを見せて優勝した。

2016
4 戦  ダートスプリント in 門前[JAF 公認 No.2016-2206] 開催日:6 月19 日 開催場所:輪島市門前モータースポーツ公園 格式:国内  主催:THREE-R[クラブ登録 No. 加盟 17011] フォト/安達正男、JAF スポーツ編集部 レポート/JAF スポーツ編集部 11 度めの正直
石崎雄一インテが初優勝 1 2 4 3
年 JAF 全日本ダートトライアル選手権第
!?

5.PN1 佐藤卓也選手は今季最上位の 2 位獲得。6. 好調矢本裕之選手 はスナガワに続いて表彰台をゲット。7.8. 混戦の SC1 は前回の覇者、 佐藤孝選手がリタイヤと波乱の展開の中、地元の山口順平選手が勝 利をさらった。9.SA1 工藤清美選手は開幕戦に続く2 度めの 2 位を獲 得。10.SA2 林軍市選手は 0.001 秒差の 2 位に泣いた。

優勝に輝いた。2011年、2013年と2位を獲得 し、優勝まであと一歩に迫ったが、ここ2年間 はトップ6にも入れず低迷。だが見事に復活を 果たした。

「2本めは前半は快心の走りかな。そのマージ ンで勝てましたから。後半はミスもあったし、 普段は履かないので87を使い切れなかった。」。

1分47秒843の2WDオーバーオールウィンの タイムにも「もう1秒は速く走らないと」と門前 スペシャリストのプライドを見せた。

SC1クラスでも同じ北陸の山口順平選手が 大金星を上げた。駆ったシビックは何と所属ク ラブの所有車。レンタルマシンで全日本の頂点 を射止めた。

11.PN2 はデミオ(川島)、86(竹本)、ヴィッツターボ(櫻井)と 三つ巴を象徴する表彰台に。12.19.「前回から足を変えたら 乗りやすくなったのが勝因。トラクションもかかるようになっ てる」。SC2 は吉村修選手がスナガワに続いて 2 連勝。13.SA2 はスナガワで復活宣言の北村和浩選手が 2 連勝。14.18.D 部 門は谷田川敏幸選手が得意の門前でオーバーオール V。15. ギ ャラリーコーナーで鬼神の走りを見せた竹本幸広選手は PN2 初優勝。16. 東北の伊藤久選手が N2 で 3 位。17.N1 仲健太郎 選手は恋の浦に続く2 度めの 3 位獲得。20.D 部門亀山晃選手 はコンマ 5 秒差の 2 位に甘んじた。21. 今季自己最上位の 3 位 獲得の SA2 田上正彦選手。22.2 週間前の地区戦ジムカーナで の転倒が影響するも 2 位確保の SC2 田口勝彦選手。23.SC1 西 尾忠選手は 2 位に入り、ポイントリーダーの座を死守。

「地区戦では体験できない路面だったので前半 は思うように走れなかったですけど、徐々に修 正できて後半の勝負所の林道でタイムを稼げ たのが勝因だと思います。路面が難しかった 分、皆さんタイヤを合わせ切れずミスったと思 うので、その面ではラッキーでした」。

ヒート1はベストの西尾忠選手は逆転を許す

石崎雄一選手(インテグラ・N1クラス)

飯を食う気も起らない(笑)

門前挑戦11度めで悲願の初優勝達成の石崎選手。「ダ ートラ歴は21歳から始めていま47歳なのでざっと26 年です。すんごい嬉しいの一 言。何も考えられないし、や る気も起らない。飯を食う気 もしません(笑)。次の目標は もうしばらくしたら考えるけ ど、やっぱりPNかな。でも ホントに、若い人は速いねぇ」

も2位を確保し、シリーズリーダーの座は守っ たが、「後半のコークスクリューを降りた先で ハンドルが忙しくてギアチェンジをミスった」と コンマ1秒差の敗戦を悔やんだ。このクラス、 これで4戦が終わって勝者も4人。「2勝めを上 げたヤツが来るはず」という西尾選手の読みは、 トップランカー達なら、皆、意識するはずだ。

山口順平選手(シビック・SC1クラス)

北陸の人達がライバルだった まったくのノーマークだった山口選手。「今年はここは 1回だけ走ったんですが、その時にSA1の中島さんにコ ンマ差で負けたのでSC1で勝 つというより、中島さん、石 崎さん、崎山君といった同じ 北陸の選手に勝ちたいという 気持の方が強かったです。今 度は自分のGCインプレッサ で、いい所見せたいです(笑)」

初勝利
5 6 8 9 10 7 11 12 15 16 19 22 14 17 20 23 18 21 13
初勝利

金田一聡ランサーが最速で今季初勝利! 梅

雨時にも関わらず朝から晴れたサーキ ットパーク切谷内で、JAF東北ダート トライアル選手権第4戦が開催され た。日中は風が強い曇り空となったが、雨は降 らずドライ路面でのアタックとなった。ところ が、前半出走クラスは第2ヒートのタイムが伸 び悩んでしまった。そんな状況をものともせず、 第2ヒートでタイムアップして、今大会オーバ ーオール優勝したのがS2金田一聡選手だ。

S2クラスには昨年チャンピオンの柿本拓自 選手が今回から出場して第1ヒートをトップで 折り返したが、第2ヒートでは金田一選手が逆 転した。「まるで手応えが感じられなかった」と 語る柿本選手は金田一選手に0.1秒届かず2 位。金田一選手が今季初優勝を飾った。「いつ もの路面より滑る気がしましたが、2本めのタイ ヤ選択(硬質用)も良かったと思います」と金田 一選手は語った。

PN1では翌々週に控 えた全日本の下見で参 戦した佐藤卓也選手が 優勝。「今回2本めの 路面は難しかったです ね。1本めの方がライン の自由度が高かったで すね」と語る。続くN2 クラスでは、伊藤久選 手が第2ヒートに車両 トラブルで失速しなが らゴール。それでもベ ストタイムだったが、 無念のリタイヤとなっ た。その隙を突きたかった2番手の浅沼賢志選 手だが、タイムアップしたものの僅かに届かず、 伊藤選手が逃げ切った。「ゴールが下り坂で良 かったです(笑)。今回は2本めに走れたとして

1.トップと同秒台に入れた S2 四戸岳也選手は 4 位。2.S2 の 3 位は星盛政ランサー。3.PN1 の 3 位は葛西一省選手とダブルで参戦 した大西康弘選手。4.S1 今隆志選手は大きく離されて 4 位。5.PN1 の 2 位は全日本の川島秀樹選手。6.S1 の 3 位は佐藤史彦選手。

7.D の 2 位は野口誠選手。8.N2 の 3 位は佐藤善彦選手。9.N2 浅沼賢志選手は惜しくも 2 位。10. 路面に翻弄されたが PN1 優勝は 佐藤卓也選手。11. 全日本の練習で参加した笹本俊選手が S1 優勝。12. 車両トラブルながらの N2 優勝は伊藤久選手。13.D 優勝 は今年も東北を戦うアキマただゆき選手。14.S1クラス入賞者の皆さん。15.S2 クラス入賞者の皆さん。16.D クラス入賞者の皆さ ん。17. 悔しい S2 クラス 2 位は柿本拓自選手。18. 借り物マシンで 2 位に入ったのは S1 竹村由彦選手。

「1 本めの失敗も上手くリカバリーできた」と語 る S2 金田一聡選手がオーバーオール優勝。

もドライタイヤじゃなかったと思います」とは伊 藤選手。冷静に路面の分析をしながらも、やや 悔しい優勝となった。

中盤のS1になると路面も安定してきたせい か、好タイムで上位陣の順位が入れ替わる。し かし、それは2位以降。「1年ぶりの競技です」 と、笑顔でコメントしたのはラストゼッケン、 地元の名手・笹本俊選手。久しぶりの競技な がら第2ヒートはウィニングランで貫禄を見せ た。最終Dクラスではアキマただゆき選手が優 勝。「コースが長かったので待機中も余計なア イドリングはせず、いつも以上に熱対策しまし た」と今季3勝めを挙げた。

2016 年 JAF 東北ダートトライアル選手権第 4 戦 JMRC 東北ダートトライアル チャンピオンシリーズ第 4 戦 JMRC 全国オールスターダートトライアル選抜第 4 戦  Enjoy Summer 2016 サンケーダートトライアル[JAF 公認 No.2016-6206] 開催日:6 月 26 日 開催場所 : サーキットパーク切谷内  格式:準国内 主催:MSC 十和田[クラブ登録 No. 加盟 02006] レポート&フォト/友田宏之
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現在、日本のラリー界には一目置かれたふ たりのコ・ドライバーがいる。昨年、新井敏 弘選手とコンビを組み全日本選手権タイトル を手にした田中直哉選手。そして、クスコ・ ラリーチームから全日本選手権や APRC(ア ジア・パシフィック選手権)に参戦する保井 隆宏選手。この二人に共通するのは、コ・ド ライバー専業を謳ったこと。つまり、この日 本のラリー界で“プロフェッショナル・コ・ ドライバー”を宣言しているのだ。

ドライバーに対して、あくまでも裏方の役 割を求められるコ・ドライバー。近年、WRC ではスターコ・ドライバーと言われるような 存在も現れ始めたが、一般的にはメジャーな 存在とは言い難い。それでもコ・ドライバー を選んだ理由は何だったのだろうか。

田中選手は流れの中でいつの間にかコ・ド ライバーになっていたことを明かしてくれた。 「若い頃からクルマが好きで、初めて買った クルマが三菱ランサーエボリューションでし

た。何も考えずに雪のコースを走 っていたら、知人にラリーをやっ ている方を紹介してもらったんで す。ラリーのルールもよく分らず に、『ナビゲーターをやってみた ら?』と言われて、そのまま現在 に至ってます(笑)。もちろん運転 も好きでしたが、自分でクルマを

NEW GEN NAVIG

ラリー界の明日を担う“新感

日本のラリーが SS 方式主体に変わって幾年月。 主催者やドライバーだけでなく、大きく変わらなければ いけなかったのは、実は『コ・ドライバー』だった。 ここでは、そんな変化にいち早く対応して、 一線で活躍している新世代ナビゲーターたちの声を聞いた。

作ると費用も掛かるので、考える暇もなくナ ビゲーターになっていった感じです」

一方、保井選手は高山短大の学生時代に実 習で WRC のラリーオーストラリアを経験し ているが、その時はラリー界で生きていくこ とになるとは思ってもいなかったという。 「整備士になろうと思っていたので、卒業後 は自動車メーカーに就職しました。たまたま 会社の先輩から買ったクルマがラリー車だっ たのが、この世界に飛び込んだきっかけで す。ショップを紹介してもらって、ラリーに も参加するようになりました。当時はジェミ ニでドライバーもやってましたが、僕は最初 からコ・ドライバーに興味がありました。長 く続けられるし、とにかく楽しかった。ドラ イバーより向いていたんでしょうね(笑)」

二人がモータースポーツでキャリアを積み 始めた当時、日本のラリー界は大きなうねり の中にあった。初の国際格式イベントが開催 され、WRC ラリージャパンも実現。そして、

JAF 表彰式では ドライバー石川俊明選手と表彰を受けた。

国内ラリーの主流も計算ラリーから、SS 方式 のラリーへと変わっていく。案内役だったナ ビゲーターが、ドライバーと共に戦うコ・ド ライバーへと変化したのである。しかし、ナ ビゲーターとしてスタートした田中選手は、 業界の状況に無自覚だったと笑った。 「国際ラリーが始まる気配はありましたが、 自分とは関係ない出来事だと思って、自分が 出ているラリーを楽しんでいました。長野県 シリーズに出ていた頃は基本的には計算ラリ ーですし、レッキという概念すらなかった。 それこそ、始めて数年は新井敏弘さんの名前 すら知りませんでしたから(笑)。ペースノー トを作り出したのは、全日本の 2 輪駆動部門 に出るようになってから。主催者の指示に従 って、自分の出来る範囲で競技をやってまし た。当時も WRC のインカー映像はありまし たから、それを見よう見まねでレッキ中に 『ライト、レフト』という具合にドライバーと 相談しながら作ってました。すべてが『こう いうものなんだ』と、飲み込むしかなかった 感じで、とにかく一度やってみて、トライ &

田中選手が初めて英語ノートを作ったのは、 全日本ラリー4 駆部門に参加した高田修選手 のとき。以後 3 年ほど習熟に格闘したそうだ。

新井敏弘選手とは単発イベントなどで組んだ経 験があった田中選手。2014 年末に新井選手から 声が掛かり翌年のフル参戦が決まった。

番場彬選手とプロトン R3 クスコラリーチームか ら 2012 年 APRC に参戦した保井選手。全日本ラ リーも追いながら連続タイトルを獲得。

クスコレーシングのコ・ドライバー加勢直毅選 手。海外経験のなかった頃の保井選手は、加勢 選手の振る舞いをイチから吸収していった。

クスコレーシングの炭山裕矢選手とは海外から 全日本ラリーまであらゆるラリーでコンビを組 んだ戦友。共に信頼が厚い存在だとか。

柳澤宏至選手と海外ラリーを転戦した中原祥雅 選手は、保井選手がリスペクトする選手の一 人。必ず答えを持っている偉大なる先輩だ。

32 2016 8/9 JAF MOTOR SPORTS
特集
2005 年は全日本ラリーの 4 駆部門と2 駆部門 を掛け持ち参戦した田中選手。
ドライバーも経験したけど、気付けばコドラ街道まっしぐら

JAF スポーツ編集部 レポート/入江大輔、若槻幸治郎、JAF スポーツ編集部

ERATION ATORS

覚派”ナビゲーター達の現

保井選手も同様だ。「時々コ・ドライバー 同志が集まって食事会をしたりします。海外 にはコドラの養成講座みたいなものがありま すが、僕らにとってはこれがその代わりです (笑)。先輩コ・ドライバーたちから聞いた雑 コ・ドライバーの仕事はあまりにも多い。 その割に賞賛を受けるような存在でもない。 二人はそういう存在であることに、フラスト レーションを感じることはないのだろうか。 「僕自身はあまりコ・ドライバーがフィーチ ャーされなくてもいいと思ってます。上手く

田中直哉

エラーを繰り返していましたね」 現代のラリーでは、スペシャルステージで ペースノートを読むのがコ・ドライバーの主 な仕事だと思われがちだ。しかし、二人が口 を揃えるのは、ノート作りや読みは、多くの 仕事の一部でしかないということである。 「コ・ドライバーは『ペースノートを読むだ けの存在』とは思われたくないんです。ペー スノートは、ラリー全体における僕らの仕事 から言えば 10 ~ 20% でしかない。ラリー前 の準備から、レッキを行って、ラリー中は全 体のマネジメントも考えなければならない。 ノート作りはそのうちの一つなんです。だか ら、ラリー中は気を抜ける瞬間なんてありま せん。常にアンテナを高く、視野を広く保た なければならない。ドライバーやメカニッ ク、チームマネージャー、ライバルなどな ど、色々な場所から様々な情報が入って来る 中で、それを瞬間瞬間で精査する必要があり ます」と保井選手が説明するように、コ・ド ライバーはラリー全体を俯瞰して情報を管理 することが求められる。

そのため、例えライバル同士であっても、 コ・ドライバーは積極的に情報交換を行うと いう。タイムを競うドライバー達がお互いに 闘争心を露にするのに対して、コ・ドライバ ーは不思議な連帯感を持っていると語るのは 田中選手だ。

「自分だけが得た有利な情報であっても、 コ・ドライバー同士で情報を共有します。ド ライバーが違うだけで、やっている仕事はみ んな一緒なので、協同組合みたいなものかな (笑)。現在のラリーは SS で勝負がつきます から、それ以外のところで敵としてぶつかる 必要はないんです。例えば、『あのリエゾン には近道がある』とか『あの辺りは渋滞の可能 性がある』とか、情報を渡し合ってます。ど のドライバーもたいていワガママなので (笑)、色々なことが共感できるんですよ」

談が、ふとした時に役立つことがあるんです よ。僕が悩んだことでも、彼らは必ず答えを 持っている。その情報がラリー中でリスクを 排除してくれるし、コ・ドライバーとしての 糧となって僕に蓄積されていくんです」

ナビシートはラリーの隠れたすべてを体感できる特等席

やって当たり前で、ミスをした時だけピック アップされてしまう。コ・ドライバーの仕事 って、外から評価するのが難しいですから、 ドライバーが『良かった。また組みたい』と言 ってくれればそれで充分だと思ってます」

こう語る田中選手に保井選手も賛同する。

保井隆宏

2015 年 JAF 全日本ラリー選手権ナビゲ ーター部門チャンピオン。長野県松本 市を拠点に戦うコ・ドライバーで、全日 本ラリー選手権には 2002 年から参戦。

国内での活躍が中心だが、40 歳を過ぎ た現在、プロとして新たなチャレンジに 邁進している。

2011~2012 年 FIA アジアパシフィック ラリー選手権ジュニアカップ、コ・ド ライバーチャンピオン。全日本ラリー 選手権では勝田範彦選手や三好秀昌 選手などあらゆるタイプのドライバー とコンビを組んできた。現在はクスコ レーシングで戦う。

33
ニュージェネレーション・ナビゲーターズ
フォト/滝井宏之、水野文幸、山口貴利、中島正義、小竹充、斉藤武浩、トヨタ自動車、
い ま
Naoya TANAKA
Takahiro YASUI

Yasuhiro ISHIKAWA

昨年のJN4ナビゲーターチャンピオン石川恭啓選手は、コドラ イバー歴10年だが、当初はクルマにもスポーツにも興味はなかっ たという。ある時、ラリーというものがあって、それは二人が協力 して戦うスポーツであることを知り、自分にもそういう競争ができ るのでは、と思ってナビゲーターの道を選んだそうだ。

「学生の頃はミラージュの競技車で走ってました。でも、自分には 運転の才能がないと思いましたし(笑)、何て言うか、”二人が協力し て戦う”ことが面白くてナビをやるようになったんです。昔はバン ドをやっててドラムを叩いてたんです。そして、私生活でも飲み会 では幹事を引き受けることが多いんです。ドラムって裏方ですよ ね。こういうコトって地味だけ ど、やってる方は上手くいくと 気持ちがいいんですよ。自分は 前に出ていくよりも、裏で支え る方が性に合ってる感じがして ましたね」

全日本には2008年の新城 ラリーで初挑戦し、鎌野賢志選 手と組んでクラス5位だった。

'09〜'10年は新潟の濱井義郎

「こういった取材の機会で、僕らの存在を知 ってもらうことは大切です。でも、あえて賞 賛を浴びたいとは僕も思ってません。以前、 ダニエル・エレナ選手がノートを読み間違え た時も、セバスチャン・ローブ選手は『今ま で自分は何万回も彼に助けられている』と言 って、彼を責めなかった。こんな信頼関係を ドライバーと築くことができれば、これ以上 の喜びはないでしょうね」

保井選手はコ・ドライバーが最も贅沢な場 所でラリーを楽しんでいると付け加えた。

「僕はラリーファンなんです(笑)。コ・ドラ イバーはドライバーの真横、一番近くでラリ ーを見ることができる。そして、ラリーの最 初から最後まで関わることができます。同じ 時間を共有できるのが楽しくて仕方がないん です。数あるモータースポーツの中でコクピ ットに二人が座っているのはラリーしかな い。例えばベストタイムを記録した時、それ をライブで共有できるのはコ・ドライバーだ け。その時はアドレナリンとドーパミンが同

魅力

選手、'11年は四国の宇田圭佑選手 と組んだが、この経験は大きな糧 になったとか。 「宇田さんは、ダートはとりわけ速 いんですが、勝つか落ちるかって いう走り方なんです(笑)。そこで、 いかにドライバーをコントロールし て、落ちないようにするかを学べ たと思ってます。フィル・ミルズ選 手の『ドライバーを速くすることは できないが、遅くさせてしまうこと はできる』という言葉は今も肝に銘じてますね」。  現在コンビを組んでいる石川昌平選手は感覚派で、セッティング などについてうまく表現できないことがあると、代わりにメカニッ クに説明することもあるそうだ。

今後を見据えて英語の勉強を欠 かさない石川選手。いずれはハイ パワー4WD マシンのコ・ドライバ ーも務めてみたいと語ってくれた。

「コ・ドライバーの役割は、ドライバーとチームの意思疎通を円滑 にする緩衝材的な存在だと思ってます。全日本のコ・ドライバーは ペースノートを読めるのは当たり前で、さらにマネージング的なこ とまでカバーすることも、コ・ドライバーの務めだと思ってます」  海外ラリーにも目を向ける石川選手。更なる高みを目指している。

時に出てくる感じで、あれは病み付きになり ますよ(笑)。セバスチャン・オジエ選手とコ ンビを組んでいるジュリアン・イングラシア 選手も同じことを言っていましたよね。『自 分はアドレナリンフリークだ』って。あの非 日常的な空間は他には絶対にない。僕らはド ライバーに命を預けていますから」

コ・ドライバーの魅力に取り憑かれた二人 がプロを目指したのは必然だったのかもしれ ない。新井選手とコンビを組んだ 2015 年、 田中選手はプロになることを宣言した。その 決断には保井選手の存在があったという。 「保井君は以前からプロになりたいという、 明確な向上心を持ってました。自分はそんな 彼に『現実を見ろ』なんて言ってた方ですけど (笑)。僕は目の前のラリーを一生懸命やって きただけで、自分の立場なんて考えたことが なかった。でも、色々と経験を積んで、ある 程度の自信を得た時、どこからかオファーが 来ても、そのチャンスを掴めない状況にある と気が付いたんです。このままでは仕事もラ

リーも中途半端になってしまうと。今までラ リーにお世話になってきて、これからは恩返 しをしたいという気持ちもありました。ラリ ーが盛り上がりつつある中、自分がもっと上 を目指せる体制を作った上で、挑戦すること を決断しました。そういうタイミングに、新 井さんから頂いた全日本ラリー参戦のオファ ーが重なったんですよ」

対する保井選手は、キャリア初期の段階か らプロになることを考えていたという。 「やっぱりラリーが楽しかったんです。それ は地区戦に出ていたころから変わらないです けど、20 歳代の頃、友人に不幸が起きたりし て『自分がやりたいことをしたい』と強く感じ ていたんです。もし、ラリージャパンと APRC に出るとしたら、2 週間の休みを年に 2 回も取らなければいけない。その上、全日本 ラリーにも出たら……。それで、ラリーをや りたくて会社を辞めました。自動車メーカー 勤務だったので、周りからは『お前はバカか』 って言われましたよ(笑)」

ノートのほかにタイムチャートもつける田中選手。バッグには愛用の筆記用具を始め、 塩分補充のサプリメントも携帯。ほかにエア圧調整工具を入れたポーチも持っている。

田中選手 保井選手

コ・ドライバーはラリー中に使うアイテムも多種多様だ。その核となるのはやはりペースノートだ。田中選手は「紙は 厚手のものがいいとかよく言われますが、自分は薄いほうがめくりやすいので、普通のコピー用紙のような紙に自分 で印刷したオリジナルノートを使ってます。新井さんはロングフレーズも多く、情報量がすごく多いんです。”ライン ノート”なので、複数のコーナーがすべてつながるんですよ」と語る。保井選手は「自分は厚い紙のほうが好みで、井 手上達也さんが作っている5ラインのノートを使ってます。海外の市販ノートも試して、自分でも作りましたけど、 井手上さん仕様に落ち着きました。どちらかというと『穴』のほうが重要で、市販のものは『しなる』ので、めくるときに 引っ掛かりやすいのがイヤなんです。固い紙でオリジナルの表紙を作りましたし、リングも高橋巧さんが作っている 剛性の高いものを使ってます」ということで、それぞれのこだわりは、ノートそのものにも大きく現れているのだ。

海外で売っているジュリアン・ イングラシア仕様や定番のペー スノート・ドットコムなどあらゆ る市販ノート(下写真)を試したと いう保井選手。国内の選手が独 自に作ったノート(上写真)も試し ており、現在は井手上達也選手 が制作しているオリジナルノート (上写真右)を愛用している。

J R C 『二人
“ めくり”と“厚み ” にこだわる2人のノート選び
で戦うスポーツ』という独自性が
さやか

お互いを強く意識し、同時にリスペクトし合 う田中選手と保井選手。それぞれが目指す理 想のコ・ドライバー像はどこにあるのだろう。 「僕はデニス・ジロウデ選手のような存在に なりたいんです。派手な活躍をしていません が、最も WRC 参戦数の多いコ・ドライバー の一人です。これまで、僕は人との出会いが 次の仕事に繋がってきました。ジロウデ選手 と一緒に仕事をした人は誰しも『すごくいい ヤツだ』と言います。だから、長く WRC で活 躍し続けてるんでしょうね。それに、彼はラ リーが持つ”車外からは分らない楽しみ”を エンジョイしているようにも見えます。彼の ようにラリーを続けられたらいいですね」

とは田中選手。そして保井選手はミッコ・ ヒルボネン選手のコ・ドライバーを務めてい たヤルモ・レウティネン選手の名前を挙げた。 「彼のインタビュー記事を読んだ時、コ・ド ライバーとしての考え方が、僕の理想に凄く 近かったんです。ドライバーに対する対応の 仕方や、あまり我を出さない姿勢ですね。自 己主張が強い訳ではないけれど、ドライバー にとっては欠かせない存在。レウティネン選 手のように、チームやドライバーが、また仕 事したいと思ってくれるようなコ・ドライバ ーが理想です。クリス・ミーク選手とポー ル・ネーグル選手が作るペースノートは好き ですね。彼らは使う言葉がシンプルだし、コ ールも聞き取りやすい。彼らのインカー映像 はすごく参考になりますよ」

二人の理想像が“縁の下の力持ち”タイプ というのは興味深いところだ。最後に、二人 のコ・ドライバーとしての目標を聞いた。 「いつか『チームジャパン』という形で世界に

Sayaka ADACHI

「例え持ち出しが 必要でも、フィー リングが合うドラ イバーと組みたい ですね。どんな状 況でも、ペースノ ートのリーディン グがばっちり合っ た時は快感ですよ ね!」と語る北川紗 衣選手。根っから のラリー好きだ。

実際やってみると、失敗を引きずらない人も 多くて、ラリーには魅力的な人が多いなとい う印象です。でも、コ・ドライバーはなかな か100点が取れません。十人十色で正解が ないですよね。どんな状況でも最善を尽くし ますが、今までドライバーから合格点をもら ったことはありませんからね……」

期待の若手

全日本ラリー福島ラウンドではヘイキ・コ バライネン選手のコ・ドライバーを務めた北 川紗衣選手。小学生の頃から語学教室に通っ

て英語が堪能だったが、クルマのことは何も 知らなかった。それが、大学時代にラリーに 出会い、2010年にはJN1チャンピオンを獲 得。2012年にはWRCニュージーランドにも 参戦して、ラリーにどっぷりのめり込んだ。

「ラリーの表彰式でドラとナビが一緒に壇上に 上がるが凄くカッコ良く見えたんです。二人 で協力して戦うことが魅力的だったんですね。

新たなチャレンジとなった福島では、ペー スノートもベンドの深さは数字を使わず「スロ ー」、「ファースト」、「ケー」、「ミディアム」な どの言葉を使うことも知ったそうだ。現在の 北川選手にとって、さらにスキルアップでき る絶好のチャンスが訪れている。

今年からシトロエン DS3を駆るJN3 関根 正人選手は若手期 待の小坂典嵩選手 をコ・ドライバーに 抜擢した。ペースノ ート読みはできるが、 ラリーの実戦経験が 少ないということで、 現在急ピッチでコ・ ドライバー特訓中だ。

全日本ラリーで新たなチャレンジ中!

出て行く時が来たら、何らかの形で関われる 立場に居たいですね。それはコ・ドライバー じゃなくてもいい。そのためにも、これから 色々な経験が必要だと考えてます。近い目標 としては、一つ一つのラリーを大切に戦っ て、勝ちを積み上げていきたいです」 とは田中選手。そして保井選手は「世界中 の知らない道を走りたい」と目を輝かせた。 「僕は欧州や南米を走ったことがないので、 どんな道があるんだろうと想像しています。 実はそんなに焦ってもいなくて、WRC では 50 歳以上のコ・ドライバーもたくさんいま

すよね。世界に行くなら、ある程度ちゃんと した体制で戦いたいんです。

海外で走れるコ・ドライバーを探す問い に、パッと手を上げることはサラリーマンだ と難しいでしょう。だからこうやってフリー でいるんです(笑)」

二人に共通するのは「自分たちがパイオニ アになる」という強い自負だ。新しい世代の 日本人ドライバーが羽ばたこうとしている現 在、日本人コ・ドライバーも、着実に世界へ の道を切り拓きつつあるのだ。

JN6 ナビチャンプが異国の地での新たな挑戦!

勝田範彦選手のナビゲーターとして全日本4連覇という華々しい 実績を残している足立さやか選手。彼女は昨年から、TOYOTA GAZ

OO Racingチャレンジプログラムで選ばれた勝田貴元、新井大輝両 選手とともに海外に活動の拠点を移しており、現地で彼らのマネジャ ー役を務める傍ら、自らもフィンランド選手権にスポット参戦した。 この7月からはフィンランドに居を移し、いよいよラリー漬けの毎日 が始まる。

「北欧や欧州ではやはりラリーが職業として認知されているので、 コ・ドライバーも当然プロフェッショナルです。経験や知識が豊富な

「向こうでも女性コドラはいますけど、体格も男性並み。 私も日々筋トレで鍛えてます」と語る足立さかや選手。

ので、現在はチャレンジプログラムの若い二人にとっては先生でもあ るし、チームに対しても様々なリクエストをするなど意識が高い。ア ピール力も凄いです(笑)。実際にラリーに出ると、むしろ日本の経験 が邪魔と感じるくらい、すべてが違いますね。例えば、同じ高速のグ ラベルでも、日本はワダチがある ので、トラクションやGの掛かり 方が違う。超高速でワダチもない ので、舗装を走るくらいのイメー ジでノートを作った方がいいんで す。日本で体験したことのないよ うなGの掛かり方もあるので、慣 れが必要ですね。当然、道に合わ せて入れる情報や言葉も日本とは 違ってきます。『キンクスなんて 見えてるんだからいらないだろ う』という感覚です。向こうでも なるべくノートはシンプルに作れ

といいますが、シンプルという言葉の捉え方が違うんです。でも『こ んな言葉も使えるんだ』とか、日々新しい発見がありますね。向こう ではコ・ドライバーもドライバーと同じくらい半端ない距離を走って トレーニングするので大変ですが、経験値は確実に上がっているし、 現在は早く次のラリーに出たいという気持です。コバライネン選手が 全日本に出るニュースが流れた時、ちょうどフィンランドにいたんで すが、彼らがまず聞いてくるのが『コ・ドライバーは誰がやるんだ?』 なんです。マシンはその次。それだけコ・ドライバーは重要視されて るんですよね。日本とは道が違いすぎるというハンディはあります が、運転やセッティングの違いをチームにフィードバックするという “センサー”役もコ・ドライバーの仕事の一つ。それは国内でも磨き上 げることができますよね。その経験と高い知識があれば、海外でも ある程度は通用できるはずです。自分で役割を限定しないで、チー ムに積極的に関わっていくことも大切です。あとは情熱。世界で活躍 するコ・ドライバーが日本からも出てきて欲しいですね」

「向こうではコ・ドライバーが若い二人に、あのコーナーはこういう挙動だったか ら、次はこう走ろうといったアドバイスもする。ドライバーが熱い時に冷静に運転 や状況を分析できることも仕事の一つだと思います」

35 2016 8/9 JAF MOTOR SPORTS J R C

しっかりしたコドラたちが増えると 日本のラリーのステータスも上がる

新井敏弘選手は、WRC や PWRC、IRC を始めとした国際ラリーで戦ってきた 国内随一の海外ラリー経験者。そんな新井選手に、海外ラリーにおける コ・ドライバーの役割や、求められるスキルの国際スタンダードを聞いた。

プロのコ・ドライバーはどうあるべきなの か。そして、海外でも通用するには何が必要 なのか。日本のラリー界において、最も世界 を知る男、新井敏弘選手に聞いた。 「かつてコ・ドライバーが“ナビゲーター” と呼ばれていた時代は、ラリーは何時にゴー ルするかもわからないし、とにかく情報がな いゲーム性の高いものだった。現在のコ・ド ライバーとは求められる役割が全く違ってた よね。現在はあらゆる規則やルート、スケジ ュールを全て把握した上で、ラリー全体をコ ントロールしないといけない。ペースノート なんて、彼らの仕事のほんの一部なんだ。田 中選手や保井選手には『ノートなんて読めて 当たり前』で、その先にコ・ドライバーとし ての本当の仕事があるんだと言ってるよ。ド ライバーの役割はほとんど変わってないの に、コ・ドライバーのウェイトは本当に高く なったよね。それこそ、コ・ドライバーの力 量で勝負が決まると言っても過言じゃないく らい。だから、優秀なコ・ドライバーは職に あぶれることがないんだ。コンビを解消した 瞬間に、次のオファーが届くからね」

新井選手は、田中選手と保井選手の二人が、 海外のコ・ドライバーに近い動きが出来てい ると認めた上で、より高いレベルを要求する。 「海外の一流コ・ドライバーはホテルやレン タカーの手配、レッキの廻り方、チームとの 交渉など、すべてをこなします。二人ともラ リー中の動きについては海外の連中に近い動 きが出来てると思う。ノートを読む技術、情 報に対する貪欲な姿勢も評価できるし、技術 面に関する知識もある。でも、もっと “プロ としての振る舞い”を意識して欲しい。つま り、自分がスポンサーからお金を頂いて戦っ ていること。だから、当然、服装や態度、環 境にも意識が行くでしょう。もちろん、成績 も残さなければいけないからね」

さらに、ドライバーが不安を感じた時に

新井敏弘

コ・ドライバーは明確な回答を提示 して欲しいと付け加えた。

NEW GENERATION NAVIGATORS

「ドライバーはラリー中、常に不安 を抱えてる。だから、決断を下すべ き時にその根拠を示して欲しいん だ。そのためには経験も必要だし、 有益な情報を得るネットワークも持 たないといけないんだよね」

そんな新井選手が最も評価してい るのが、2002 年から 2007 年までコ ンビを組んでいた、トニー・サーカ ム選手だ。

「彼はラリーにおけるあらゆる出来 事を完璧に把握していたね。ステー ジでの危険な箇所や各 TC の位置、リエゾン のルート選びなどなど、次々と入る情報をし

2005 年 FIA プロダクションカーラリー選手権(PWRC)で日本人初のチャ ンピオンを獲得。現在は田中直哉選手とコンビを組んで JAF 全日本ラ リー選手権 JN6 を VAB WRX STI で戦っており、2015 年は約 20 年ぶりと なる国内タイトルを獲得した。

2002 年から 2007 年まではトニー・サーカム選手と組んだ新井選手。 「ラリーを完全にコントロールできて、ノートも読めれば一人前と言 ってもいいけど、コドラはさらに”ドライバーをどう速く走らせるか” を考える必要がある。ここまでちゃんとやってくれてたのは、トニー 選手だけだったな」と振り返る。

2015 年から全日本ラリーでコンビを組む田中直哉選手。プ ロとアマチュアが混在する全日本の現場で新井選手が国際基 準を伝授する。

「ドライバーが抱える不安はたいてい不確定要素が原因。だ から、ドライバーにとっては、コドラが不安になってる状態 が一番辛いんだ」とは新井選手。冷静さと即座の状況判断が 求められる。

っかり網羅しつつ、それを精査して伝える能 力に優れてたんだ。その上、ドライバーの状 況を的確に判断して、後押ししたり、抑えた り、コントロールするのもホントに上手かっ た。疲れてる時は、私が気付かないうちに察 知して、ミスする前に抑えてくれたからね」

新井選手はコ・ドライバーに必要な能力を どのように考えているのだろうか。

「英語はマスト。ドライバーは英語を話せな くても何とかなるけど(笑)、コ・ドライバー はダメ。海外のコ・ドライバーのコミュニテ ィーに受け入れてもらうためには、プロの振

る舞いも必要です。そして、とにかく地元の 連中と仲良くなること。彼らしか知らないス テージの危険情報が全部入って来るからね。 あと最低限必要な能力としては、車酔いしな いこともあるかな。そして、色々なことを並 行してこなせるマルチタスク能力が重要で す。TC に入る 1 分前にタイヤの空気圧をチェ ックしながら、その 10 秒前にはドライバー に時間が来たことを知らせなければならな い。だから、周囲の状況に神経を張り巡らせ て、何が起きているのか、次に何をすべきか を把握することが求められるんだ。それがど うしてもできないという人なんかは、ノート が読めても、『コ・ドライバーには向いてな い』という評価になっちゃうんだよね」 そして、これからコ・ドライバーを目指す 若者に対し、できるだけ早い段階で海外に挑 戦することを新井選手は勧めてくれた。 「プロになりたいなら、すぐにでも外国に行 ったほうがいい。学生のうちにでもお金を貯 めて、2 ~ 3 年は海外で修業する感じ。欧州 で色々なチームの門を叩いて、『ギャラは安 くてもいいから、ラリーで乗せてくれ』って 言えばいい。腕のあるコ・ドライバーならシ ートはすぐ見つかるでしょう。欧州のラリー は日本より格段に距離が長い。リエゾンの動 きも厳しいから、ラリーにおけるマネジメン トも覚えられる。そして、一番重要な人間関 係を築くことができるってコト。横の繋がり は驚くほどすぐに広がっていくはずだよ。そ れだけの経験を積んでくれば、日本に戻って きても引く手数多だよ。意識が高く気概のあ るコ・ドライバーが育ってくれば、日本のラ リーのステータスも上がってくる。だから、 全日本ラリーで第一線にいる二人がしっかり 頑張れば、彼らを追う存在も現れるはずだよ ね。私はそれを期待してます」

Toshihiro ARAI

女性の中でも花形のお仕事、ホンダウェルカムレディを務めた経歴の持ち主。 その時にサーキットに行く機会を得た のが、今に至るきっかけとなった。

ナウンサーだ。 柿沼さんは大学卒業後、才色兼備な

に、実況アナウンサーの方々が、それが〝どう凄いのか〞をサラッと的確に言葉にして、観客を盛り上げていたんです。本当に素晴らしい、と思いまし た」とおっしゃる柿沼佐智子さん。 彼女はサーキットの年間専属や、い

ステージ M C までこなす、実況女子ア

ま急増中のアジアシリーズなどの国際 レースなど、 2輪 4 輪問わず活躍し、

ースを観ていて、〝凄いっ!〞って思うこと多いですよね。 でも、初めてレースを見た時

の仕事もある種の〝消えモノ〞なのだという。その表現が新鮮だった。確かにこういう仕事は、その瞬感瞬間を伝えることに全力を注いでも、そのあとに

ウィメン イン モータースポーツ

レース観戦には欠かせない存在の 実況アナウンス。 女性ならではの視点を交えたレポートが好評の アナウンサー女子を今回はご紹介! フォト/友田宏之 レポート/飯田裕子

以上のキャリアになる。「観に来てくださる方々に一緒に楽しさや凄さを共感して頂き、〝面白いレースだった〞と思って帰っていただけ るように、いつも心掛けています」 彼女によれば、レースの実況も M C

第10回

〝伝える〞というお仕事は、今年で 10年

「それまでは決勝の翌日に届くリザルトだけがモータースポーツとの接点だったんですが、初サーキットで見たレースで、このお仕事をしていきたいと 思ったんです」 ウエルカムレディを卒業後、全日本 ロードレースの M C からスタートした

イでポルシェカップ・アジアの実況を担当。メインストレートを見下ろすアナウンス室では複数のモニターでレースの動きとラップタイム、目の前を通過するマシンを確認しながら、その状況を伝えた。声のトーンは落ち着いているが、競り合いとなると声のトーンもリズムも変わる。前屈みになって一心に食い入るようにモニターを見なが

い所の状況も伝え、スポンサーにも配慮し、プレスには正確な情報を届ける。 それが実況という仕事です」と話す彼女の言葉からは、少しも気を抜く様子は感じられなかった。 取材当日、彼女は富士スピードウェ

観客の心に残るのは、うまく話せたとしても、記憶だけなのかもしれない。 それでも、「お客さんに見えていな

ることはあっても流行りの連続ドラマなどを見る暇はまったくないという。「でもやっぱり、皆さんの助けがなかったら、ここまでは続けてこられなかったと思います。ステージやアナウンス室を支えてくれる人たちがいて、マイクの先には私の実況でレースを楽しんでくれる人がたくさんいる。本当に

間に過ぎてしまったとのこと。そんな生活が日常なので、

やした準備時間はサーキットでの取材に加え、月〜金曜日はレース動画チェック、シリーズや選手についての W e b

ら、また時には椅子の背もたれにのけ反りながら、さらにハンドジェスチャーも加えながら全身でレースを伝えた。 今回の約

サイトでの下調べであっという

分間のレースのために費

この仕事を選んでよかったと思うし、 これからもレースの楽しさを広げていきたいと思っています」 モータースポーツは基本的には男性 社会。だからトップカテゴリーの実況は男性がやるべき、と柿沼さんはいう。 「要は、それぞれのカテゴリーに合っ た〝声〞と〝スタイル〞で正しく楽しく伝えることが大切」と自らの仕事を冷静に見る目も持つ。だから女性の実況が合う場合があることも彼女はちゃんと理解している。やっぱりサーキットには女性の〝声〞も必要だと思う。

実況では声を伝えながら、ほぼ休みなく身振りが加わる。レース終了後 は表彰台で滑らかな英語&日本語で司会やインタビューも行った。

37 2016 8/9 JAF MOTOR SPORTS
「 レ
30
T V でレースを見
レースアナウンサー 柿沼佐智子
女性だって戦います
38 2016 8/9 JAF MOTOR SPORTS

オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 富士スピードウェイ B E 富士スピードウェイ㈱、FISCO-C (0550-78-1234)

選手権地区 開催場所 競技車両 格式

10月 1日 中部 キョウセイドライバーランド PN,N,SA,SAX, B,SC,D D M-I、Pleasure (053-411-8911)

2016FISCOSPECIALSTAGETRIALRound2

2016年JAF中部ジムカーナ選手権第8戦 プレジャー、M-Iファイナルアタック2016

8日

2日 富士スピードウェイ(レーシングコース) B E RTSONIC(055-967-8878)

SONICサーキットトライアル② (Aライ講習会付)

8日~9日

29日~30日

2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第8戦 SUPERGYMKHANA IN IOX-AROSA

2016年JMRC西日本ジムカーナフェスティバルin中部

=サーキットトライアル

近畿地方

8月 21日

C AND、A・B・C (076-431-3674)

全日本 イオックスアローザスポーツランド PN,N,SA,SC, AE D

美浜サーキット クニモト PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE D FASC,MMSC (0565-42-4162)

競技会名 開催日 名阪スポーツランド Eコース N,SAX,B E LAZYW.S、R-7 (072-944-8600)

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

28日

2016年JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ 第7戦 DIREZZACUPジムカーナ

2016年JAF近畿ジムカーナ選手権第7戦

2016年JMRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第7戦

2016年JMRC全国オールスター選抜第7戦 RCNARAジムカーナ

D RCNARA(0742-32-0100)

近畿 名阪スポーツランド Eコース PN,N,SA,SAX, B,SC,AE B

9月  11日

2016姫路セントラルパークジムカーナシリーズ 第3戦

OneTryChallenge

姫路セントラルパーク 第5駐車場 B D KSCC(06-6327-6522)

25日

2016年”Cartolive”杯 舞洲スポーツアイランドシリーズ TjマイカージムカーナNo3

2016年JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ 第8戦 DIREZZACUPJMRC近畿ジムカーナフェスティバル

舞洲スポーツアイランド N,B,AE E Tj(072-296-6886)

22日 名阪スポーツランド Cコース N,SAX,B E LAZYW.S、R-7 (072-944-8600)

10月  16日

中国地方

9月 18日

2016年JAF近畿ジムカーナ選手権第8戦

2016年JMRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第8戦

2016年JMRC全国オールスター選抜第8戦 DIREZZACUPJMRC近畿ジムカーナフェスティバル

2016姫路セントラルパークジムカーナシリーズ 第4戦 KSCCジムカーナNo5

D LAZYW.S(072-944-8600)

25日 姫路セントラルパーク 第5駐車場 B D KSCC(06-6327-6522)

近畿 名阪スポーツランド Cコース PN,N,SA,SAX, B,SC,AE B

四国地方

開催日

2016年JAF中国ジムカーナ選手権第7戦

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 中国 スポーツランド TAMADA PN,N,SA,SAX, BSC,D.AE D SPIRIT(090-9721-0303)

2016年JMRC中国チャンピオンシリーズ第7戦

2016年JMRC全国オールスター選抜第7戦

2016年JMRC中国フレッシュマンシリーズ第7戦

2016スピリットジムカーナ

競技会名

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

2016年JAF四国ジムカーナ選手権第7戦

2016年JMRC全国オールスター選抜ジムカーナ第7戦

POTENZACUP'16SKMCスラロームアタック №40

D SKMC、TEAM MONKEY (088-875-3998)

四国 モーターランドたぢかわ PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE B,AE

9月  25日

8月  28日 四国 美川スポーツランド

2016年JAF四国ジムカーナ選手権第8戦

2016年JMRC全国オールスター選抜ジムカーナ第8戦

2016年MACジムカーナ

D MAC(089-958-3089)

PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE B

39 2016・8/9JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 81 0

9月 10日

2016年JAF九州ジムカーナ選手権第7戦 JMRCオールスター選抜第7戦 T-XT極乗ジムカーナ2016

D CRMC(09496-2-0252) 2016年JAF九州ジムカーナ選手権第8戦 JMRCオールスター選抜第8戦 CRMCジムカーナ2016

2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第7戦 とびうめジムカーナフェスティバル in九州

C TOBIUME、RTCR (092-925-0708)

PN,N,SA,SC, AE

~11日 オートポリス レイクサイドサーキット

APC(0973-55-1111) オートポリス Aライ ジムカーナ 2016Round3

2016年JAF九州ジムカーナ選手権第9戦 JMRCオールスター選抜第9戦 スプラインチャレンジジムカーナ2016

RTCR(093-591-9377)

2016年JAF九州ジムカーナ選手権第4戦 JMRC九州オールスター選抜第4戦 RC熊本すぷりんぐジムカーナ2016

2016年JMRC九州ジムカーナジュニアシリーズ 第6戦 RC熊本おーたむジムカーナ2016

DIRTTRIAL,AUTO CROSS

16日 ●ダートトライアル●オートクロス

RC熊本(096-381-6475)

本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。 北海道地方

8月 21日

2016年JAF北海道ダートトライアル選手権第7戦 2016年JMRC北海道ダートトライアルシリーズ第7戦

2016年JMRCオールスター選抜第7戦 チボーダートアタック

THIBAULT(011-864-2003)

PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE D

北海道 オートスポーツランド スナガワ ダートトライアルコース

9月 11日

2016年JAF北海道ダートトライアル選手権第8戦

2016年JMRC北海道ダートトライアルシリーズ第8戦

2016年JMRCオールスター選抜第8戦

EZODIRT2016

D EZO(011-822-0610)

PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE

北海道 オートスポーツランド スナガワ ダートトライアルコース

16日

東北地方

2016年JAF北海道ダートトライアル選手権第9戦

2016年JMRC北海道ダートトライアルシリーズ第9戦

2016年JMRCオールスター選抜第9戦 2016ARKDynamicTrial

ASL砂川シーズンエンドトライアル

D TEAM ARK(011-753-9140)

PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE

北海道 新千歳モーターランド ダートコース

AG.MSC北海道 (011-864-2003)

E

10月 2日 オートスポーツランド スナガワ ダートトライアルコース

PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日

8月 21日

2016年JAF東北ダートトライアル選手権第5戦

2016年JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ 第5戦

2016年JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第5

スーパートライアルIN切谷内

PN,N,SA,SAX, SC,D,AE D MSCはちのへ (0178-28-0075)

東北 サーキットパーク切谷内

9月 25日

2016年JAF東北ダートトライアル選手権第6戦

2016年JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ

2016年JMRC全国オールスターダートトライアル選抜戦

ダイヤスターダートトライアル2016inFukushima

PN,N,SA,SAX, SC,D,AE D CMSC福島(090-1379-3773)

東北 エビスサーキット 西コース

40 2016・8/9JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 81 0 九州地方 選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 九州 HSR九州ドリームコース PN.N.SASAX BAE SC,D
8月 7日 九州 スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,SAX, B,AE SC
28日 全日本 スピードパーク恋の浦
D T-XT(0942-51-2188)
コース BD
10月   2日 九州 スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,SAX, B,AE
E
D
2日 九州 HSR九州ドリームコース PN,N,SA,SAX, B,AE PN,N,SA,SAX, B,AE D E
8(AUG)~10(OCT)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日

関東地方

NOZAWAダートトライアル 8月   6日

競技会名 開催日 モーターランド野沢 PN,N,SA,SC,D, AE C ROAD-KNIGHT、RTはと車 (090-3063-3788)

7日

2016年JAF関東ダートトライアル選手権第7戦

JMRC関東ダートトライアルシリーズ

<JMRC全国オールスター選抜戦> '16ARFAダートトライアル・ザ・お盆

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

関東 トライアルゾーン新潟 PN,N,SA,SAX, SC,D,AE D ARFA(0258-82-0207)

9月   4日

11日

2016年JAF関東ダートトライアル選手権第8戦

JMRC関東ダートトライアルシリーズ

<JMRC全国オールスター選抜戦>

TZSuperTrial2016

28日 モーターランド野沢 PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE E HOKUSAI(026-263-2828) 長野県ダートトライアルチャンピオンシリーズ 第3戦 第24回 北斎ダートトライアル2016

関東 トライアルゾーン新潟 PN,N,SA,SAX, SC,D,AE D TZ(0256-38-4755)

2016年JAF関東ダートトライアル選手権第9戦

JMRC関東ダートトライアルシリーズ <JMRC全国オールスター選抜戦> ロードナイト・ダートトライアル

関東 モーターランド野沢 PN,N,SA,SAX, SC,D,AE D ROAD-KNIGHT、RT MIZUBASYO (0263-27-1420)

10月 9日

中部地方

2016年JAF関東ダートトライアル選手権第10戦

JMRC関東ダートトライアルシリーズ

<JMRC全国オールスター選抜戦>

NDC-TOKYOダートトライアルスピリット

25日 モーターランド野沢 PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE

長野県ダートトライアルチャンピオンシリーズ 第4戦 2016水芭蕉ダートトライアル

関東 丸和オートランド那須 PN,N,SA,SAX, SC,D,AE D NDC-TOKYO (0422-31-0640)

RT-MIZUBASYO (026-226-8751)

9月   3日 ~4日

11日

2016年JAF中部ダートトライアル選手権第7戦

2016年JMRC中部ダートトライアル選手権第7戦

2016年JMRC全国オールスター選抜第7戦

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 中部 オートパーク今庄 PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE N,SA,SAX,B, SC,D

2016年JMRC中部ダートトライアル北陸シリーズ第4戦 R-8エキサイティングカップ'16ダート編

2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第7戦 スーパートライアル in今庄

D R-8石川(090-7083-4828)

8月 21日 全日本 オートパーク今庄 PN,N,SA,SC, D,AE C SHALET、FASC、CCST (0572-55-5201)

輪島市門前モータースポーツ公園 PN,N,SA,SAX, BSC,D E KRM(076-237-4727) JMRC中部ダートトライアル北陸シリーズ 第5戦 KRMオータムファイト2016

2016年JAF中部ダートトライアル選手権第8戦

2016年JMRC中部ダートトライアル選手権第8戦

2016年JMRC全国オールスター選抜第8戦

2016年JMRC中部ダートトライアル東海シリーズ第4戦

2016年FASCダートトライアル

D FASC(0565-42-4162)

25日 輪島市門前モータースポーツ公園

中部 池の平ワンダーランド PN,N,SASAX B,SC,D,AE PN,N,SA,SAX, B,SC,D

2016年JMRC中部ダートトライアル北陸シリーズ第6戦 門前町観光協会長杯ダートトライアル

M.SCMONZEN (0768-42-2025)

N,SA,SAX,B SC.D E

10月 2日 オートパーク今庄

16日

近畿地方

9月 18日

2016年JMRC中部ダートトライアル北陸シリーズ第7戦 ザ・イゴのダートラ神無月

N,SA,SAX,B, SC,D E URARA(0776-78-5821)

競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

2016年JAF近畿ダートトライアル選手権第6戦 JMRC近畿ダートトライアルチャンピオンシリーズ第6戦 JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第6戦 JMRC近畿ダートトライアルジュニアシリーズ第6戦 大阪電通大ダートアタック2016

D OECU-AC(090-6916-4610)

選手権地区 開催場所

競技会名 開催日 近畿 コスモスパーク PN,N,SA,SAX, SC,D,AE N,SA,SAX,B, SC,D

10月  22日 ~23日

2016JMRC西日本ダートフェスティバル in近畿

TEAM FLEET (078-967-2641)

D

PN,N,SASAX B,SC,D,AE

コスモスパーク

41 2016・8/9JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 81 0
E

8月 21日

2016年JAF中国ダートトライアル選手権第8戦

2016年JMRC中国ダートトライアルチャンピオンシリーズ

第8戦

2016年JMRC全国オールスター選抜第8戦 楠チャレンジトライアル

D MCCS(0836-31-4741)

9月  11日

2016年JAF中国ダートトライアル選手権第9戦

2016年JMRC中国ダートトライアルチャンピオンシリーズ

第9戦

2016年JMRC全国オールスター選抜第9戦

PN,N,SA,SAX, SC,D,AE D INDY(082-819-0822)

18日

2016年JAF四国ダートトライアル選手権第5戦

2016年JMRC中国西中国ダートトライアルシリーズ

2016年JMRC全国オールスター選抜ダートトライアル第5

エトワールスーパーダートトライアル2016IN TAKATA

ETOILE(089-963-3884)

D

四国 テクニックステージタカタ PN,N,SA,SAX, SC,D

10月  1日

2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第8戦

NANO TOPカップ ダートトライアル in タカタ

全日本 テクニックステージ タカタ PN,N,SA,SC, D,AE C CCN、TTS (0827-84-2900)

~2日 テクニックステージタカタ PN,N,SA,SC,D, AE E TTS(082-929-0888) 2016年JMRC中国ジュニアダートトライアルシリーズ 第 戦 TTSJrダートトライアル16'

9日

※8~10月に四国地方で開催される競技会はありません。

九州地方

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 九州 スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE D MSH(096-277-1811)

2016年JAF九州ダートトライアル選手権第7戦 JMRCオールスター選抜第7戦 サマートライアル 2016

9月  25日

8月 21日 九州 スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE D 洞海ASC(093-642-5990)

2016年JAF九州ダートトライアル選手権第8戦 2016年JMRCオールスター選抜第8戦 洞海土系自動車運動会 Atスピードパーク恋の浦

42 2016・8/9JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 81 0 中国地方 選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 中国 楠ハイランドパーク PN,N,SA,SAX,
SC,D,AE
中国
テクニックステージタカタ

RACING KART INFORMATION

JAFカートカレンダー (8〜10月)

27日 〜28日

27日 〜28日

2016鈴鹿選手権シリーズ第5戦

2016WAKO'S スーパーカートVICIC筑波サーキッ ト選手権シリーズ第3戦

2016WAKO'Sスーパーカートカップ第5戦

2016年全日本カート選手権FS-125部門西地域第

5戦

2016年地方カート選手権FP-3部門/FS-125部門 西地域第5戦

2016年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FPJrCadets部門西地域第5戦

VICIC(0550-78-0128)

㈱山陽スポーツランド (0869-93-2333)

格式A−国際/B−準国際/C−国内/D−準国内/E−制限付 ●太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは6月20日までに本部にて受付したものです。

C D D

FS-125 FP-3,FS-125 FP-Jr,FP-JrCadets

中山カートウェイ

9月  17日

2016HARUNACUPKARTRACERd5

HMSL(0279-54-8199)

FS-125 D

28日 9(SEP) スポーツランドSUGO西コース

2016年全日本カート選手権KF部門第7・8戦

SSC(0224-83-3116)

〜18日 10(OCT)

2016年全日本カート選手権FS-125部門東地域第

5戦

2016年地方カート選手権FP-3部門/FS-125部門 東地域第5戦

2016年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FPJrCadets部門東地域第5戦

C C D D

KF

FS-125

FP-3,FS-125

FP-Jr,FP-JrCadets

2016WAKO'S スーパーカートVICIC岡山国際サ ーキット選手権シリーズ第5戦

2016もてぎカートレース第5戦 2日

VICIC(0550-78-0128)

FC-2リブレ FC-2リブレ D D

FS-125 D ㈱モビリティランド (0285-64-0200)

岡山国際サーキット

10月  1日 ツインリンクもてぎ北ショ トコース

FS-125 D HMSL(0279-54-8199)

榛名モータースポーツランド

2016HARUNACUPKARTRACERd6 2日 スポーツランドSUGO西コース

22日 〜23日

2016TOYOTASLカートミーティング SUGOカート レースシリーズ第6戦

2016年全日本カート選手権KF部門第9・10戦

2016年全日本カート選手権FS-125部門東西統一

競技会

2016年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FPJrCadets部門東西統一競技会

FS-125 E SSC(0224-83-3116)

16日 鈴鹿サーキット国際南コース

SMSC(059-378-3405)

C C D

KF

FS-125

FP-Jr,FP-JrCadets

29日

〜30日

2016WAKO'S スーパーカートVICIC筑波サーキッ ト選手権シリーズ第4戦

VICIC(0550-78-0128)

FC-2リブレ

FC-2リブレ D D

筑波サーキット

43 2016・8/9JAFMOTORSPORTS
8(AUG) 開 催 場 所 競 技 車 両 格式 オーガナイザー/電話番号 競 技 会 名 開 催 日 スポーツランドSUGO西コース
E SSC(0224-83-3116)
FS-125
レースシリーズ第5戦 8月 7日 鈴鹿サーキット国際南コース
2016TOYOTASLカートミーティング SUGOカート
FS-125 D SMSC(059-378-3405)
KARTRACEIN SUZUKA 13日 〜14日 筑波サーキット FC-2リブレ FC-2リブレ D D
榛名モータースポーツランド

R R ESULTS ESULTS

2016年全日本カート選手権&ジュニアカート選手権データファイル 全日本カート選手権KF部門第3戦

全日本カート選手権FS-125部門西地域 第3戦

(6月18〜19日:フェスティカサーキット瑞浪)

ジュニアカート選手権Fp-JrCadets部門 西地域第3戦

(6月18〜19日:フェスティカサーキット瑞浪)

ジュニアカート選手権Fp-Jr部門西地域 第3戦

44 2016・8/9JAFMOTORSPORTS
(6月18〜19日:フェスティカサーキット瑞浪) 出走23台 Pos No Driver Team BestTime 1 4 朝日ターボ MASUDARACINGPROJECT 43355 2 3 宮田莉朋 EXPRITTAKAGIRACING 43469 3 18 菅沼冬悟 SUCCEEDSPORTSJr 43416 4 2 澤田真治 EXPRITTAKAGIRACING 43485 5 22 小暮ひかる CrocPromotion 43473 6 9 高橋悠之 TONYKARTRTJ 43491 7 34 角田裕毅 DRAGOCORSE 43513 8 31 三宅淳詞 TOYOTAYAMAHART 43571 9 30 太田格之進 TOYOTAYAMAHART 43873 1019 渡邊俊輝 SUCCEEDSPORTSJr 43758 全日本カート選手権KF部門第4戦 (6月18〜19日:フェスティカサーキット瑞浪) 出走23台 Pos No Driver Team BestTime 1 4 朝日ターボ MASUDARACINGPROJECT 49041 2 3 宮田莉朋 EXPRITTAKAGIRACING 49076 3 21 三村壮太郎 CrocPromotion 49235 4 12 小高一斗 ADVANHIROTEX 49196 5 34 角田裕毅 DRAGOCORSE 49023 6 16 野中誠太 RICCARDONEXUS 49269 7 22 小暮ひかる CrocPromotion 49264 8 2 澤田真治 EXPRITTAKAGIRACING 49323 9 19 渡邊俊輝 SUCCEEDSPORTSJr 49533 1011 名取鉄平 TeamBirelART 49512
出走26台 Pos No Driver Team BestTime 1 3 三澤拓真 EnergyJAPAN 51531 2 30 丹澤慧 TechMiyazawaSnap-onmotorsports51556 3 41 大木一輝 BUZZInterntional 51805 4 27 冨田蓮 Ash 51798 5 16 廣岡陸勢 TrentaQuattro 51802 6 35 加藤潤平 ATEAMMotorsports 51782 7 31 浜久保太一 CrocPromotion 51800 8 20 井本大雅 TAKAGIPLANNING 51772 9 23 上田裕也 NEXT-ONERacing 52262 1021 永川悠太 TeamREGOLITH 52195
(6月18〜19日:フェスティカサーキット瑞浪) 出走27台 Pos No Driver Team BestTime 1 31 鎌苅一希 ATEAMMotorsports 58193 2 30 松崎清悟 ATEAMMotorsports 58078 3 21 居附明利 Ash 58568 4 24 藤井一弥 Ash 58345 5 2 清水英志郎 TeamNAGAO 58492 6 14 嶋田隼人 K-TECHwithぴぃたぁぱん 58620 7 23 橙侍槻 EnergyJAPAN 58710 8 16 久保斗希 FIOREMotorSports 58417 9 36 平野和弥 TeamNAGAO 58911 1045 松下海斗 TeamHIRANO 58943
出走17台 Pos No Driver Team BestTime 1 24 田中風輝 クラッシュメイト 1:02108 2 7 野村勇斗 Ash 1:01935 3 8 新原光太郎 TeamNAGAO 1:02152 4 16 阪本郁久 TEAMKEIN'S 1:01983 5 20 井田頼希 TeamNAGAO 1:02259 6 13 洞地遼大 Ash 1:01931 7 18 佐藤凌音 TeamPrecisionwithHRT 1:01839 8 19 宮脇遙 TEAMKEIN'S 1:02363 9 55 松本凌生 HIGUCHIRT 1:02338 1025 岩間翼 TEAMKEIN'S 1:02065

RALLY

全日本ラリー選手権第4戦

No Driver CarName Time 1 5 新井敏弘/田中直哉 富士スバルアライモータースポーツWRX 1:01:509

2 2 奴田原文雄/佐藤忠宜 ADVAN-PIAAランサー 1:02:100

3 1 勝田範彦/石田裕一 ラックSTI名古屋スバルDLWRX 1:02:218

4 7 藤本鋼二/中島亜希子 ADVAN加勢eレーシングランサー 1:05:438

5 8 泉陽介/石田一輝 DLitzzクスコセノーテトクオランサー 1:07:489

JN5クラス 出走5台

Pos No Driver CarName Time

1 11 柳澤宏至/中原祥雅 YHクスコラリープラス208R21:08:006

2 13 関根正人/小坂典嵩 MATEX-ZEUSKYBDLDS3 1:08:055

3 10 大倉聡/豊田耕司 TGRVitzGRMNTurbo 1:13:441

JN4クラス 出走5台

Pos No Driver CarName Time

1 17 曽根崇仁/桝谷知彦 PMU☆DL☆SPM☆INGING861:10:074

2 15 山口清司/島津雅彦 jmsADVANエナペタル久與861:10:159

3 18 石川昌平/石川恭啓 ARTAオートバックス86 1:10:411

4 16 横嶋良/木村裕介 AQTEC-ZEUSRALLYTEAM 1:11:038

JN3クラス 出走7台

Pos No Driver CarName Time

1 20 天野智之/井上裕紀子 豊田自動織機・DLヴィッツRS 1:09:289

2 24 唐釜真一郎/松浦俊朗 エムスポーツITOデミオ 1:10:416

3 21 岡田孝一/菅野総一郎 キーストーンナビゲーターDLデミオ 1:10:452

4 25 藤田幸弘/藤田彩子 エムスポーツBRIGデミオ 1:11:359

5 26 内藤学武/小藤桂一 YHMoty'sBRIGG4デミオ 1:13:278

6 22 中西昌人/美野友紀 YHWMKYBマクゼスエイト1 1:13:377

JN1クラス 出走8台 Pos No Driver CarName Time

1 34 須藤浩志/新井正和 スマッシュBRIGコマツYHスイフト 1:10:360

2 33 高橋悟志/箕作裕子 ミツバWMDLラックマジカル冷機ヴィッツ 1:10:456

3 32 直井健/厚地保幸 ヌヴォラーリ.DLペトロナスSWIFT1:10:563

4 30 松原久/和田善明 四国産直市場メディアワークスDLデミオ 1:11:062

5 27 鈴木尚/山岸典将

6

8

GYMKHANA 全日本ジムカーナ選手権第4戦 オールジャパンジムカーナ

DIRTTRIAL 全日本ダートトライアル選手権第4戦 ダートスプリントin門前

全日本F3選手権第7戦 (6月11~12日:鈴鹿サーキット) 出走16台 Pos No Driver Team Lap Time 121高星明誠 B-MAXNDDPF3 12 23'08378 237坪井翔 ZENTTOM'SF314 12 23'10540 323千代勝正 B-MAXNDDPF3 12 23'13380 412牧野任祐 TODAFIGHTEX 12 23'15403 5 2 石川京侍 TODAFIGHTEX 12 23'19017 6 8 大津弘樹 HFDPRACINGF312 12 23'22145 7 7 阪口晴南 HFDPRACINGF312 12 23'23573 8 3 三浦愛 EXEDYB-MaxF312 12 23'29728 928山口大陸 タイロクレーシング28号 12 23'41693 1022ヤンマーデンボロー B-MAXNDDPF3 12 23'47253 119 廣田築 アルビレックスF306TLM 12 24'05041 1230DRAGON B-MaxRacingteamF306 12 24'05409 135 アレックスヤン ALEXYANGHanashimaF3 12 24'19067 1410岡崎善衛 GlocalアルビTLM 10 20'18178 以上規定周回数完走 1536山下健太 ZENTTOM'SF312 9 17'26419 1678片山義章 PetitLMRacing 2 4'05326 全日本F3選手権第8戦 (6月11~12日:鈴鹿サーキット) 出走16台 Pos No Driver Team Lap Time 121高星明誠 B-MAXNDDPF3 17 32'48882 236山下健太 ZENTTOM'SF312 17 32'49875 322ヤンマーデンボロー B-MAXNDDPF3 17 32'50294 423千代勝正 B-MAXNDDPF3 17 32'52170 5 2 石川京侍 TODAFIGHTEX 17 33'06617 612牧野任祐 TODAFIGHTEX 17 33'11770 7 7 阪口晴南 HFDPRACINGF312 17 33'12500 8 8 大津弘樹 HFDPRACINGF312 17 33'13649 9 3 三浦愛 EXEDYB-MaxF312 17 33'19641 1028山口大陸 タイロクレーシング28号 17 33'43057 119 廣田築 アルビレックスF306TLM 17 34'15085 1230DRAGON B-MaxRacingteamF306 17 34'25140 1378片山義章 PetitLMRacing 17 34'26118 1410岡崎善衛 GlocalアルビTLM 17 34'28019 155 アレックスヤン ALEXYANGHanashimaF3 17 34'39451 以上規定周回数完走 37坪井翔 ZENTTOM'SF314 D.N.S
R R ESULTS ESULTS 2016全日本選手権データファイル F3
がんばろう!福島MSCCラリー2016
出走9台 Pos
(6月11~12日:福島県) JN6クラス
1:11:427
スマッシュDLitzzコマツスイフト
28 小川剛/佐々木裕一 チームOTSANフィット 1:12:381
番場彬/加勢直毅 YHGd高崎くす子アルト 1:12:405
7 31
29 三苫和義/梶山剛 oside1DLTGレイズWMフィット3 1:13:092
(6月18~19日:オートスポーツランドスナガワ) PN1クラス 出走12台 Pos No Driver CarName Time 1 13 ひでき KYBRC-T5スイフト 1'47814 2 1 米澤匠 DL功誠会シンシアロードスター 1'48723 3 10 福田大輔 DLレイズT2WmASフィット 1'49039 4 8 中村伸造 DL☆WMSPMスイフトITO 1'49059 5 9 斉藤邦夫 ADVANロードスター 1'49138 6 7 喜多治人 ITOベルBPFレイズスイフト 1'49289 7 14 阪本芳司 エコスポエリアSPスイフトBS 1'49785 8 11 土手啓二郎 ITO★DL★ATIKスイフト 1'49813 9 12 いながわひろゆき BS天Gdニパ子スイフトRAC 1'49999 10 5 柏木伸秀 TSシーン白スイフト 1'50298 PN2クラス 出走5台 Pos No Driver CarName Time 1 15 松本悟 DLSOμCOBRAシビック 1'47900 2 19 河本晃一 BSリジッドRAYSZニスモ 1'48043 3 17 森田陽介 BSΩクスコエグゼ♂シビック 1'48557 4 18 千葉順一 タックSORACDLシビック借 1'49141 5 16 山田展弘 BSシンシア★コウイチZニスモ 2'03377 PN3クラス 出走9台 Pos No Driver CarName Time 1 25 川北忠 オートバックスDLBRZ 1'46050 2 27 松本敏 Itzz☆DL☆URG☆BRZ 1'46180 3 29 ユウ BSエボitzzNTL86 1'46510 4 28 西野洋平 BSALEXC栃木DP那須86 1'47700 5 24 深川敬暢 DLエナペタルBRIG☆BRZ 1'48012 6 23 天満清 ADVANRAYSクスコ208 1'48378 7 26 山口克之 AZUR銀の86 1'48457 8 20 佐藤宏明 DL☆SPM-ItzzT286 1'48521 9 22 折茂紀彦 DL速心RAYSクスコシビック 1'55394 PN4クラス 出走6台 Pos No Driver CarName Time 1 35 茅野成樹 TAitzzクスコDLランサー 1'41996 2 33 野島孝宏 DLレイズWMLubランサー 1'43254 3 31 山野哲也 EXEDY71REXIGE 1'44305 4 32 桝谷裕一 DLバルボリンSTランサー 1'45742 5 34 西原正樹 ポルコロッソAQUABSWRX 1'45770 6 30 浅井崇 EXMコムドライブWRX 1'53180 N1クラス 出走8台 Pos No Driver CarName Time 1 43 朝山崇 DL◆BPF◆RSKインテグラ 1'43158 2 40 小林規敏 DLitzzエナJTインテグラ 1'44360 3 42 小幡宏昭 菅沼自工インテグラ6号 1'44608 4 41 高江淳 DLオイチェΩBPFインテグラ 1'44737 5 39 佐藤巧 BS★M-ARTS★インテグラ 1'45105 6 37 黒崎嘉斗 DL036エボNTLインテグラ 1'45620 7 38 佐野光之 DLリジッドAZURインテグラ 1'45913 8 36 飯島かつこ BS和光ITO丸久インテグラ 1'47639 N3クラス 出走5台 Pos No Driver CarName Time 1 47 菱井将文 BSレイズ・クスコランサー 1'41347 2 46 飯坂忠司 BS高崎くす子PRSランサー 1'43495 3 45 石元啓介 BSラックレイズガルフランサー 1'44473 4 44 林宏明 IDI・メンテG・ランサー 2'05592 5 48 西田啓朗 DLSCENEランサー8 2'07841 SA1クラス 出走15台 Pos No Driver CarName Time 1 58 小武拓矢 元TUMCYHCRX艶々 1'43759 2 54 阿戸幸成 YHitzzディライトシビック 1'43892 3 63 工藤典史 YHwmxITOspmシビック 1'43910 4 61 志村雅紀 YHアルボーWmシビックKYB 1'44074 5 55 一色健太郎 DLレイズLT★RSKシビック 1'44576 6 60 安木美徳 BSスノコATSシビックRAC 1'45392 7 62 服部諒一 DL☆RSK風見itzzCRX 1'45692 8 51 下河辺友貴 DLスキップ!TUMCシビック 1'46098 9 56 島田昌典 BS-EXEDY-FAシビック 1'46292 1057 大原史行 BSナノトップ鰹シビックRAC 1'46588 SA2クラス 出走8台 Pos No Driver CarName Time 1 70 渡辺公 BSリキFGレイズOSNSX 1'42427 2 73 久保真吾 DL藤井チャレンジャ37NSX 1'43171 3 71 葛西悠治 MSFAMRX7YH 1'44067 4 72 山田寛宣 BS風見PBRLFWμRX-7 1'44773 5 69 上野健司 DLマキシマitzzRX-7 1'45921 6 67 佐藤透 DライトS2000ビックロード 1'50065 7 68 堤信久 OS技研F1YHトレースNSX 1'50921 8 66 帷子浩義 DL☆ALHシンシアインテグラ 1'54614 SA3クラス 出走5台 Pos No Driver CarName Time 1 78 津川信次 DL☆itzz☆URGランサー 1'40068 2 76 金本辰也 DLitzzTAレイズランサー 1'43369 3 77 田辺剛 DLSP山田TRS戸田ランサー 1'43744 4 75 村上公一 ビックロードディライトランサー 1'44878 5 74 江藤貴文 DLSCENEランサー6 2'08640 SCクラス 出走5台 Pos.No. Driver CarName Time 1 83 大橋渡 DL奥伊吹PRSランサー 1'40648 2 82 山越義昌 アップルFLBS風見渦シビック 1'42741 3 79 山梨俊二 エナペLBK-1YSSレビン 1'48035 4 80 町田和雄 YHK1アクションシティGA2 1'51883 5 81 藤井雅裕 乱人BPF☆NUTEC☆RX7 1'54542
PN1クラス 出走15台 Pos No Driver CarName Time 1 9 福山重義 K-oneSGYHスイフト 1'51405 2086佐藤卓也 DLΩKYBオクヤマスイフト 1'51705 3083児島泰 ALEXDLFTヤマトCR-Z 1'51758 4085山崎利博 itzz鳥居歯科DLスイフト 1'51805 5084上野倫広 DL田中自LubBRGスイフト 1'51949 6082宝田ケンシロー YHKYBabオクヤマスイフト 1'52754 7081荻原吉雅 Lubtech・DL・スイフト 1'52863 8 3 徳田宏海 DLモンスター☆オクヤマデミオ 1'53323 9 4 馬場基 ポート豊橋DLデミオ 1'53756 10 6 藤原祐一郎 田中自動車DL岡歯科29FIT 1'54409 PN2クラス 出走12台 Pos No Driver CarName Time 1074竹本幸広 YHKYBabオクヤマ86 1'50422 2073川島秀樹 DLオクヤマ☆モンスターデミオ 1'51643 3072櫻井貴章 ブリッドDLオクヤマヴィッツG 1'51882 4 20 奥村直樹 K-oneYH86+1 1'52169 5 22 矢野淳一郎 MotysBSTテクノDL86 1'52392 6 16 河田富美男 DLITZZZEAL86 1'52610 7 23 須田行雄 SマジックDLオクヤマBRZ 1'52932 8 18 鳥居晴彦 B☆オクヤマ☆エナペタルデミオ 1'54100 9 17 近藤圭司 YH速心ガレージクロノスBRZ 1'54116 1019 坂井義浩 メープルFORTDLBRZ 1'54495 N1クラス 出走12台 Pos No Driver CarName Time 1 29 石崎雄一 和合タイヤ☆インテグラ 1'47843 2062細木智矢 DLItzzSPMインテグラ 1'48175 3 34 仲健太郎 DLクスコDXLインテグラ 1'48715 4066松井正嗣 DLワコーズAZURインテグラ 1'49003 5 30 高間一光 かわぐち自動車インテグラ 1'49235 6 31 森大士 DL和合ニューテックインテグラ 1'49765 7063岡翔太 フォルテックDL杉尾インテグラ 1'50530 8065花見誠 DL田中自ルブロスインテグラ 1'50692 9 32 前田蔵人 Tクスコ住鉱ITOインテグラμ 1'50805 1033 古沢和夫 YHターマックプロミラージュ 1'51003 N2クラス 出走17台 Pos No Driver CarName Time 1051黒木陽介 MJTガルフKYBDLランサー 1'41160 2 49 矢本裕之 ZEAL河童APTYHランサー 1'41586 3 47 伊藤久 RZフォルテックDLランサー 1'42708 4 51 西田裕一 DLBOOBOWランサー 1'43377 5052北條倫史 DLitzzNUTECランサー 1'43557 6054信田政晴 HKitzzテインDLランサー 1'43719 7 45 角皆昭久 DLIMCランサー 1'44018 8 46 村松俊和 ワコーズ加藤テイクスランサー 1'44205 9 42 伏見浩二 SRSシロキヤランサー 1'44517 10053赤羽政幸 メープルスポーツDLランサーⅩ 1'44652 SA1クラス 出走18台 Pos No Driver CarName Time 1043崎山晶 Tガレ速心DLCVLインテグラ 1'48401 2 71 工藤清美 工藤ホンダDLワコーズシビック 1'48735 3042中島孝恭 YHルブロスTEINインテグラ 1'49093 4 62 高木勝人 シルクセロ☆WAGO☆シビック 1'49284 5 68 伏見利昭 工藤ホンダDL遠藤板金シビック 1'49981 6 61 宮子祐輔 クラブオートペンズμインテグラ 1'50099 7046飯島千尋 Moty's☆DLシビック神速 1'50121 8041稲葉幸嗣 メープルFORTDLインテグラ 1'50168 9044太田智喜 DLWAKOインテグラ508 1'50334 1065 佐藤靖朗 あま美や4ドアインテグラ 1'50416 45 2016・8/9JAFMOTORSPORTS
(6月19日:輪島市門前モータースポーツ公園)

JAFは「JAF登録クラブ」への加入を強くお奨めします。

モータースポーツに参加するドライバーやオフィシャルの活動拠点となっている「JAF登録クラブ」 は全国におよそ1,000ほどあります。

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46 2016・8/9JAFMOTORSPORTS SA2クラス 出走21台 Pos No Driver CarName Time 1032北村和浩 MJトレーディングDLランサー 1'41189 2 90 林軍市 YHイッツKYBクスコランサー 1'41190 3033田上正彦 DLブリッドitzzランサー 1'41625 4031荒井信介 クスコYHitzzランサー 1'41957 5034大西康弘 FORUMー1・YHランサー 1'42053 6 88 松田周一 Dソルジャーダンロップランサー 1'42300 7036川村永二 SPMDL堀部SPランサー 1'42410 8 91 鎌田卓麻 itzzオクヤマDL栗原WRX 1'42802 9 85 松原功治 DLたまご足ランサー9 1'43205 1087 鈴木信地郎 オセロット・ワコーズランサー 1'44014 SC1クラス 出走11台 Pos No Driver CarName Time 1 98 山口順平 アクティブBPDLシビック★ 1'48274 2026西尾忠 DLMAXミラージュ 1'48386 3023坂田一也 グローバルMSDLミラージュ 1'48727 4102大西雅也 プロテックワコーズBBシビック 1'49048 5022山崎迅人 YHミクロゲンシンミラージュ 1'49394 6024中沼貴広 スマッシュDLitzzシビック 1'49616 7100松田宏毅 キャッツDLitzzシビック 1'49834 8 99 佐藤史彦 YH千明自動車H6インプレッサ 1'51420 9103墨田雄基 アクティブBPDLシビック 1'55052 SC2クラス 出走16台 Pos No Driver CarName Time 1012吉村修 FORTECナビクDLランサー 1'40834 2011田口勝彦 HKSYHテインランサー 1'41084 3013平塚忠博 スマッシュダンロップランサー 1'41312 4015梶岡悟 DLレイズ・ingsランサー 1'41779 5014上村智也 YHitzz磊石ランサー 1'41896 6016磯貝雄一 MJTZEALランサーⅩ 1'42142 7118青木辰之 itzzエクセディDLランサー 1'43666 8112ヨレヨレトモキ スマッシュダンロップランサー 1'43838 9116岩下幸広 DLアルテック KYBランサー 1'44472 10115アキマただゆき ⑦東西海運CMMSランサーDL 1'44605 D部門 出走15台 Pos No Driver CarName Time 1 01 谷田川敏幸 YHTRUSTCUSCOWRX 1'39411 2 02 亀山晃 ベストスポーツDLランサー 1'39993 3 03 河内渉 YHATSKYB☆BKランサー 1'40626 4 04 目黒亮 オクヤマDLMotysランサー 1'41171 5131宮入友秀 itzzDLグローバルランサー 1'41785 6 05 炭山義昭 ZEALbyTSSDLミラージュ 1'42076 7 06 亀田幸弘 YH栗原オート企画インプレッサ 1'42414 8130栗本利也 ADVAN速心Itzz☆BRZ 1'42709 9128渡辺徹 YHロッキーゴクアクランサー 1'42900 10132山田ひとみ SPヤマダTODAランサー 1'44592
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2016FIA世界耐久選手権第3戦 第84回ル・マン24時間レースリザルト (2016年6月18〜19日)

47 2016・8/9JAFMOTORSPORTS
ESULTS
R R ESULTS
Pos No Cat Driver Car Tyre Laps Besttime Bestspeed 1 2 LMP1 RomainDUMAS,NeelJANI,MarcLIEB Porsche919Hybrid M 384 3'21756 2432 2 6 LMP1 StéphaneSARRAZIN,MikeCONWAY,KamuiKOBAYASHI ToyotaTS050-Hybrid M 381 3'21445 2436 3 8 LMP1 LucasDIGRASSI,LoïcDUVAL,OliverJARVIS AudiR18 M 372 3'22206 2426 4 7 LMP1 MarcelFÄSSLER,AndréLOTTERER,BenoîtTRÉLUYER AudiR18 M 367 3'23043 2416 5 36 LMP2 GustavoMENEZES,NicolasLAPIERRE,StéphaneRICHELMI AlpineA460-Nissan D 357 3'37195 2259 6 26 LMP2 RomanRUSINOV,WillSTEVENS,RenéRAST Oreca05-Nissan D 357 3'36558 2266 7 37 LMP2 VitalyPETROV,VictorSHAITAR,KirillLADYGIN BR01-Nissan D 353 3'40065 2230 8 42 LMP2 NickLEVENTIS,DannyWATTS,JonnyKANE Gibson015S-Nissan D 351 3'38795 2242 9 33 LMP2 JunjinPU,TristanGOMMENDY,NicoPieterDEBRUIJN Oreca05-Nissan D 348 3'38605 2244 10 41 LMP2 MemoROJAS,JulienCANAL,NathanaëlBERTHON LigierJSP2-Nissan D 348 3'41806 2212 11 27 LMP2 NicolasMINASSIAN,MaurizioMEDIANI,MikhailALESHIN BR01-Nissan D 347 3'39445 2236 12 23 LMP2 FabienBARTHEZ,PaulLoupCHATIN,TimothéBURET LigierJSP2-Nissan M 347 3'39629 2234 13 1 LMP1 TimoBERNHARD,MarkWEBBER,BrendonHARTLEY Porsche919Hybrid M 346 3'21816 2431 14 49 LMP2 JohnPEW,OswaldoNEGRIJR,LaurensVANTHOOR LigierJSP2-Honda D 345 3'37339 2258 15 43 LMP2 RicardoGONZALEZ,BrunoSENNA,FilipeALBUQUERQUE LigierJSP2-Nissan D 344 3'38734 2243 16 30 LMP2 ScottSHARP,EdBROWN,JohannesVANOVERBEEK LigierJSP2-Nissan D 341 3'42146 2209 17 25 LMP2 MichaelMUNEMANN,ChristopherHOY,AndreaPIZZITOLA LigierJSP2-Nissan D 341 3'40450 2226 18 68 LMGTEPro JoeyHAND,DirkMÜLLER,SébastienBOURDAIS FordGT M 340 3'51840 2116 19 82 LMGTEPro GiancarloFISICHELLA,ToniVILANDER,MatteoMALUCELLI Ferrari488GTE M 340 3'52269 2112 20 69 LMGTEPro RyanBRISCOE,RichardWESTBROOK,ScottDIXON FordGT M 340 3'51514 2119 21 66 LMGTEPro OlivierPLA,StefanMÜCKE,BillyJOHNSON FordGT M 339 3'51582 2119 22 40 LMP2 TracyKROHN,NiclasJÖNSSON,JoãoBARBOSA LigierJSP2-Nissan M 338 3'39988 2230 23 95 LMGTEPro NickiTHIIM,MarcoSØRENSEN,DarrenTURNER AstonMartinVantage D 338 3'53293 2103 24 97 LMGTEPro RichieSTANAWAY,FernandoREES,JonathanADAM AstonMartinVantage D 337 3'53809 2098 25 63 LMGTEPro JanMAGNUSSEN,AntonioGARCIA,RickyTAYLOR ChevroletCorvetteC7R M 336 3'53398 2102 26 62 LMGTEAm WilliamSWEEDLER,TownsendBELL,JeffreySEGAL Ferrari458Italia M 331 3'56671 2073 27 83 LMGTEAm FrançoisPERRODO,EmmanuelCOLLARD,RuiAGUAS FerrariF458Italia M 331 3'56639 2073 28 88 LMGTEAm KhaledALQUBAISI,DavidHEINEMEIERHANSSON,PatrickLONG Porsche911RSR M 330 3'57989 2062 29 12 LMP1 NicolasPROST,NickHEIDFELD,NelsonPIQUETJR RebellionR-One-AER D 330 3'26838 2372 30 61 LMGTEAm WengMOK,KeitaSAWA,RobertBELL Ferrari458Italia M 329 3'57339 2067 31 77 LMGTEPro RichardLIETZ,MichaelCHRISTENSEN,PhilippENG Porsche911RSR(2016) M 329 3'54377 2093 32 22 LMP2 VincentCAPILLAIRE,ErikMARIS,JonathanCOLEMAN LigierJSP2-Judd D 328 3'43769 2193 33 86 LMGTEAm MichaelWAINWRIGHT,AdamCARROLL,BenBARKER Porsche911RSR M 328 3'58004 2061 34 48 LMP2 BenKEATING,JeroenBLEEKEMOLEN,MarcGOOSSENS Oreca03R-Nissan D 323 3'41582 2214 35 60 LMGTEAm JohnnyLAURSEN,MikkelMAC,ChristinaNIELSEN Ferrari458Italia M 319 3'57218 2068 36 99 LMGTEAm AndrewHOWARD,LiamGRIFFIN,GaryHIRSCH AstonMartinV8Vantage D 318 3'58503 2057 37 50 LMGTEAm YutakaYAMAGISHI,PierreRAGUES,Jean-PhilippeBELLOC ChevroletCorvetteC7-Z06 M 316 3'57739 2064 38 84 CDNT FrédéricSAUSSET,ChristopheTINSEAU,JeanBernardBOUVET MorganLMP2-Nissan M 315 3'46131 2170 39 57 LMGTEAm JohnnyO'CONNEL,OliverBRYANT,MarkPATTERSON ChevroletCorvetteC7-Z06 M 306 3'57939 2062 40 67 LMGTEPro MarinoFRANCHITTI,AndyPRIAULX,HarryTINCKNELL FordGT M 306 3'52453 2111 41 78 LMGTEAm ChristianRIED,WolfHENZLER,JoëlCAMATHIAS Porsche911RSR M 300 3'58417 2058 42 31 LMP2 RyanDALZIEL,LuisFelipeDERANI,ChrisCUMMING LigierJSP2-Nissan D 297 3'39156 2239 43 34 LMP2 NicolasLEUTWILER,ShinjiNAKANO,JamesWINSLOW Oreca03R-Judd D 297 3'43647 2194 44 55 LMGTEAm DuncanCAMERON,MattGRIFFIN,AaronSCOTT Ferrari458Italia M 289 3'56634 2073 45 5 LMP1 AnthonyDAVIDSON,SébastienBUEMI,KazukiNAKAJIMA ToyotaTS050-Hybrid M 384 3'22495 2423 46 28 LMP2 InèsTAITTINGER,RémySTRIEBIG,LéoROUSSEL Morgan-Nissan M 292 3'41670 2213 47 98 LMGTEAm PaulDALLALANA,PedroLAMY,MathiasLAUDA AstonMartinV8Vantage D 281 3'57718 2064 48 38 LMP2 SimonDOLAN,JakeDENNIS,GiedoVANDERGARDE Gibson015S-Nissan D 222 3'40274 2227 49 13 LMP1 MathéoTUSCHER,AlexandreIMPERATORI,DominikKRAIHAMER RebellionR-One-AER D 200 3'26957 2371 50 44 LMP2 TorGRAVES,MatthewRAO,RobertoMERHI Oreca05-Nissan D 283 3'36259 2269 51 46 LMP2 PierreTHIRIET,MathiasBECHE,RyoHIRAKAWA Oreca05-Nissan D 241 3'37957 2251 52 35 LMP2 DavidCHENG,Ho-PinTUNG,NelsonPANCIATICI AlpineA460-Nissan D 234 3'37444 2256 53 64 LMGTEPro OliverGAVIN,TommyMILNER,JordanTAYLOR ChevroletCorvetteC7R M 219 3'54359 2094 54 4 LMP1 SimonTRUMMER,OliverWEBB,PierreKAFFER CLMP1/01-AER D 206 3'36288 2268 55 51 LMGTEPro GianmariaBRUNI,JamesCALADO,AlessandroPIERGUIDI Ferrari488GTE M 179 3'52541 2110 56 71 LMGTEPro DavideRIGON,SamBIRD,AndreaBERTOLINI Ferrari488GTE M 143 3'53434 2102 57 92 LMGTEPro FrédéricMAKOWIECKI,EarlBAMBER,JörgBERGMEISTER Porsche911RSR(2016) M 140 3'53500 2101 58 91 LMGTEPro PatrickPILET,KevinESTRE,NickTANDY Porsche911RSR(2016) M 135 3'53754 2099 59 47 LMP2 TsugioMATSUDA,MatthewHOWSON,RichardBRADLEY Oreca05-Nissan D 116 3'39650 2234 60 89 LMGTEAm CooperMACNEIL,LehmanKEEN,MarcMILLER Porsche911RSR M 50 4'01419 2032

CLUB MEETING LUB EETING

クラブミーティング

Vol.287

公認競技会や各種セミナーなどの開催告知や、ク ラブ員募集のお知らせなど、JAF登録クラブから ライセンス所持者の方々に発信したい情報をお待 ちしております。

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2016年JAF中部ジムカーナ選手権第3戦/JMRC中部ジムカーナ選手権第3戦/ JMRC全国オールスター選抜第3戦

ハイスピードジムカーナ inAROSA(2016年5月8日開催)結果報告

報告:JMRC中部ジムカーナ部会

今季初勝利となったS1500渡瀬和則選手のフィット。 石崎聖&大下貴選手が火花を散らすS1500。 PN1はスイフトの山田崇之選手が今季初勝利。 PN3は全日本ドライバー松本敏選手が優勝。

SA2はDC2の大須賀義外選手が今季初優勝。 SA2は小澤忠司選手と大須賀選手が拮抗する。 SA3は西田哲弘選手が岡部隆市選手を破った。 全日本を戦うSC桃井守選手が中部戦で連勝。

AE86を駆る全日本SCの山梨俊二選手も参戦。 桃井選手連勝だが今季トップは石井公久選手。

全日本最終戦の舞台となるイオックスアローザ。

Dを戦う村上仁選手が第2戦幸田から連勝中。

2016年JAF中部ジムカーナ選手権第4戦/JMRC中部ジムカーナ選手権第4戦/

JMRC全国オールスター選抜第4戦

ARCハイスピードスラローム(2016年6月5日開催)結果報告

村上選手がDで戦うジムカーナ専用車YT-41。 報告:JMRC中部ジムカーナ部会

スイフトのPN1渋谷達也選手が今季2勝め。

2位に入った樫山慶選手がPN1のシリーズトップ。 PN2で開幕4連勝を挙げている大石博之選手。 PN3は86を駆る山崎哲也選手が今季初優勝。

48 2016・8/9JAFMOTORSPORTS

ランサーのPN4角岡隆志選手が今季3連勝中。 N1は菊池隆彦選手が連続4位を脱して優勝。 N2安部洋一選手が上本昌彦選手を下して勝利。 EF8近藤瑛貴選手がSA1優勝。目下4連勝中。

折り返しとなる第4戦鈴鹿南には93台が集結。

東京大学海外ヒストリックラリー参戦プロジェクト2016

「Team MUSASHI」がラリー完走報告会を開催

東京大学では工学系研究課と工学部が中心となって海外のヒストリックラリーに参戦して いる。今年も欧州のラリー参戦を予定していたが、開催地の社会不安からフィールドを変 更。ニュージーランドの「タルガ・バンビーノ」(3月)、オーストラリアの「タルガ・タ

スマニア」(4月)に参戦することになった。「Team MUSASHI」と名付けたこの参戦 プロジェクトは、合計5台が無事完走し、6月18日に東京大学にて報告会を行った。

10号車SB1シビックは久保雅俊氏が乗車。

9号車のSB1には篠塚建次郎選手が搭乗した。 Team MUSASHIのメンバーたち。

木村哲也氏ドライブの135号車TE27レビン。 川崎修司氏が乗車した136号車A73ランサー。 134号車TE27レビンは国政久郎氏が搭乗。 東京大学で行われた報告会では記録映像も上映。

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SA2は大須賀義外選手が連勝でシリーズ逆転。 SA3ではベテラン岡部隆市選手が優勝した。 石井公久選手が2勝めで今季SCトップを守る。 SC石井選手のランサーは全日本戦でも活躍。 D村上仁選手が圧倒的な速さで今季3連勝。 S1500では石崎聖選手が今季初勝利を獲得。
報告:Team MUSASHI

今年は5台を完走させた恒例のプロジェクト。大勢が参加した報告会で来季の再会を誓った。

2016年JAF中部ダートトライアル選手権第5戦/JMRC中部ダートトライアル選手権第5戦/

JMRC全国オールスター選抜第5戦/JMRC中部ダートトライアル東海シリーズ第3戦  2016シャレットダートトライアル(2016年6月26日開催)開催報告

報告:JMRC中部ダートトライアル部会

東海シリーズFWD優勝は松岡剛志選手。

80台のグラベルマシンがオートパーク今庄を激走!

東海シリーズ4WD優勝はイデブロック選手。

RWD優勝の横内由充選手のSW20 MR-2。 中部を戦う清野タカシ選手はRWDの2位。

PN/S1500優勝は深谷文彦選手のヴィッツ。

PN/S1500で僅差の2位は深見延良選手。

N1優勝の前田利幸選手のDC2インテグラ。

N1森大士選手は2本めで前田選手に逆転された。

N2で優勝した浦上智明選手のランサー。 12台で争ったN2は浦上選手の圧勝だった。

S1広上徹選手が愛用する4ドアインテグラ。

S1は中島孝恭選手と広上選手が激戦を披露。

S3優勝の藤原崇史ランサー。何とエボⅣ。 藤原選手が2本め大逆転で19台の頂に立った。

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KF部門第2ラウンド瑞浪は朝日ターボ選 手が2連勝とダントツの速さを見せた。

ドライ&雨どちらも OK。朝日選手が無敵の2 連勝

2016 年全日本カート選手権 KF 部門 第 3 戦/第 4 戦 &FS-125 部門西地域第 3 戦  地方カート選手権 FS-125 部門 &FP-3 部 門西地域第 3 戦 ジュニアカート選手権

FP-Jr 部門 &FP-Jr Cadets 部門西地域

第 3 戦[JAF 公認 No.2016-1112]

開催日:6 月18~19 日 開催場所:フェスティカサ

ーキット瑞浪 格式:国内 主催:フェスティカサ

ーキット[団体登録 No. 公認 80901]

フォト/山本佳吾 レポート/水谷一夫

大会初日の土曜日は快晴に恵まれ、真夏の ような猛暑に。それが決勝日の日曜日は 一転、午前から断続的に小雨がパラつ く不安定な天候。雨はやがて強さを増し、午後に 行なわれる6つの決勝はすべてウェットレースとな った。雨はなおも強弱を繰り返し、コースの温度や 濡れ具合を微妙に変化させていく。KF部門の今季 2度めの大会で、23名のドライバーたちは空模様と も戦わなければならなかった。

土曜日のタイムトライアル(TT)でトップになった のは、16歳のルーキー佐藤巧望選手。昨年はFS125部門でシリーズ13位だったダークホースだ。 日曜日は実績のある選手達にしてやられ、入賞はな らなかったが、今回示した速さは今後への希望と なることだろう。

第3戦決勝の路面はドライ。ただし、曇り空か らポツポツと雨粒が落ちるデリケートなコンディシ ョンだ。ここで抜群の速さを見せたのがポールの 朝日ターボ選手。1周めにトップを奪った澤田真治 選手を3周で抜き返すと、たちまち2秒以上のリー ドを築き、あとはペースをコントロールしながらチ ェッカーへとひた走った。前回のもてぎ大会では5

位がやっとだった朝

日選手。快勝での復 活に、「もてぎの後は 落ち込んだけれど、その悔しさがあったから勝てた んだと思います」と喜びの涙をにじませた。

ホームコースで快走を見せた朝日 選手。2 連勝で調子を取り戻し、開 幕戦の不振を払拭した。

それに続いたのは宮田莉朋選手。TT12番手、予 選7番手と挽回を続けての2位だ。3位の菅波冬悟 選手は2014年以来の表彰台獲得だった。

第4戦はウェットレースに変わったが、朝日選手 の勢いは衰えを見せなかった。再びポールからス タートすると無理なくリードを広げ、またも独走し て2連勝。2014~2015年の4戦で3勝と、ここ瑞 浪で無類の強さを誇る朝日選手が、今年も瑞浪大 会を制圧した。

5番グリッドから2番手に浮上した菅波選手は、 レースが中盤に差し掛かるところでエンジンが壊れ リタイアに。これで2番手争いに繰り上がった三村

壮太郎選手と宮田選手の戦いは、宮田選手に軍配 が上がった。ただし宮田選手は、2戦続けての2位 獲得にも「TTさえもっとよければ勝てるペースだっ たのに……」と、やや悔しげな表情だった。 今回の瑞浪大会では2レース合計6席の表彰台 のうち、5席をダンロップ勢が独占。前回のもてぎ大 会ではブリヂストン勢が5席を占め、ダンロップ・

KF 部門/1. 第 3 戦で一昨年以来の表彰台獲得の菅波冬悟選手。2. 横浜タイヤの雨の速さを見せつけた三 村壮太郎選手は第 4 戦で 3 位入賞。3.4. 宮田莉朋選手は 2 戦連続 2 位と着実にポイントを重ねた。5. フル ウェットとなった第 4 戦表彰。左から 2 位宮田、優勝朝日、3 位三村の各選手。

1 4 3 5 2

地方選手権FS-125 伊東黎明選手が全車抜きの逆転優勝

ポールの高木悠帆選手は1周めに3秒近いリードを 得ると、独走でラップを重ねていく。レース中盤、そ の背中にハイペースで接近するマシンが。予選を走れ ず最後尾スタートとなった伊東黎明選手だ。

やがて高木選手のテールを捕らえた伊藤選手は、残 り3周でトップを奪い、全車抜きの快挙で初優勝を飾 った。2番グリッドの女性ドライバー清瀬若菜選手は、 スタート直後のスピンで最後尾に下がったが、追い上 げの末、5位に入賞した。

地方選手権FP-3 初参戦組が健闘。優勝は谷田選手

グリッド最前列のふたり、久富圭選手と森川貴光の 先陣争いが決勝開始と同時に勃発。この戦いの中で久 富選手はスピンを喫し最後尾に落ちてしまう。一方の 森川選手は序盤から大きなリードを築き、独走のまま チェッカーを受けた。

しかしレース後、森川選手には失格の裁定が。代わ

って単独走行でゴールの谷田幸史選手がウィナーとな った。出走8台のうち今季初参戦の4名が、ポイント 獲得圏内の4位までを占める珍しい結果だった。

ジュニア選手権FP-Jr

鎌苅一希選手がハードレインを制す!

雨が強まる中で行なわれた決勝。鎌苅一希選手は5 番グリッドから毎周のように順位を上げ、5周めにトッ プに立つと、さらにリードを広げて独走フィニッシュを 飾った。歓喜のナンバー1サインを何度も突き上げた鎌 苅選手は、これが待望の初優勝だ。

15台抜きの猛追で2位の松崎清悟選手は、鎌苅選手 のチームメイト。ポールの居附明利選手は3位に。開 幕2連勝の清水英志郎選手は5位に留まるも、ポイン トリーダーの座を守っている。

ユーザーは第1 戦3位の1席の みだった。さらに 今回は、第4戦 でヨコハマのウ ェットタイヤが光 る速さを見せ、 三村選手が3位 表彰台に。同じ ヨコハマ・ユー ザーの小高一斗 選手も、結果こそ4位だったが、セッティングさえ 決まっていれば優勝もありえるスピードを披露した。 大会ごと、セッションごとに変遷するタイヤメーカ ー3社のパワーバランス。その行方からも目が離せ そうにない。

ジュニア選手権FP-Jr Cadets 三つ巴を制した田中風輝選手が優勝

新原光太郎選手、野村勇斗選手、田中風輝選手によ る三つ巴のトップ争いは劇的な結末に。最終ラップも 残り3分の1となったところで、3番手に着けていた田 中選手が前2台のバトルの隙を突いて2番手の新原選 手をパス。

さらに田中選手は、コントロールラインのわずか手 前で先頭を行く野村選手の脇をスルスルと抜け、優勝 をさらっていった。これは田中選手の初優勝。目前の勝 利を奪われた野村選手は、0.017秒差で2位となった。

14. 表彰台の 3 選手。15.2 位入賞 の高木悠帆選手。16.3 位入賞の新 海僚真選手。17. 優勝の伊東黎明 選手。

同時開催の全日本カート選手権FS-125部門の 決勝では、ポールの三澤拓真選手が1周めから背 後にギャップを広げ先頭を行くと、その背中を丹 澤慧斗選手が追走。1秒弱あった両者のギャップは、 レース終盤には0.3秒を切るまでに縮まった。だが、 三澤選手はオーバーテイクのチャンスを与える距 離まで丹澤選手を接近させることなく走り切り、全

18.21. 優勝を飾った谷田幸史選 手。19. 大原洋樹選手は 2 位入賞。 20. 澤村学選手が 3 位に入った。

22. 表彰台の 3 選手。23. 松崎清 悟選手は 2 位入賞。24.3 位ゲット は居附明利選手。25. 見事な追撃 で初優勝の鎌苅一希選手。

26.29. 大接戦を制した田中風輝 選手。27.2 位入賞は野村勇斗選手。 28. 新原光太郎選手は 3 位入賞。

全日本 FS-125/10.12. 全日本ス テップアップ後、2 度めの勝利をあ げた三澤拓真選手。11. 大木一輝選 手は 3 位に入り、全日本初表彰台 をゲット。13. 丹澤慧斗選手は 2 戦 連続の 2 位を獲得。

日本で通算2勝めとなる今 季初優勝を果たした。

日本での供給が再開さ れたばかりのカート、エナ ジーの開発ドライバーとし て今季の全日本を戦う三

澤選手は、「やっと練習日だけでなくレース本番で もいい結果が出ました。ここまで苦 労もあったので、とても嬉しいです」 と会心の笑顔を見せた。KF部門の朝 日選手と同様に、三澤選手も瑞浪マ イスターとして知られる存在。2013~ 2014年のFP-Jr部門時代を含め、こ れで瑞浪大会4連覇だ。

丹澤選手は惜しくも初勝利を逃した が、2戦連続で2位獲得と上り調子。 FP-Jr出身の大木一輝選手は、冨田 蓮選手とのバトルを制して3位となり、

全日本初参戦で表彰台を獲ってみせた。開幕戦から 2戦連続ポール・トゥ・ウィンの井本大雅選手は8 位に終わるも、いまだ西地域のポイント争いをリー ドしている。

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6. 第 3 戦 5 位入賞の小暮ひかる選手。7. 角田裕毅選手は第 4 戦で 5 位入賞。8. 第 4 戦 で 4 位に入った小高一斗選手。9. 第 3 戦で 4 位入賞の澤田真治選手。
6 8 7 10 12 13 11 9 14 18 22 26 15 19 23 27 17 21 25 29 16 20 24 28

スーパー FJは伊藤鷹志選手が三つ巴を制して4 連勝

2016 もてぎチャンピオンカップレース第 3 戦

[JAF 公認 No.2016-1010]

開催日:6 月19 日 開催場所:ツインリンクもてぎ

格式:準国内 主催:㈱モビリティランド[団体登録 No. 公認 24001]、M.O.S.C.[ クラブ登録 No. 公認 09001]、SCCN[クラブ登録 No. 公認 13002]

フォト/野澤廣幸 レポート/松原一生

もてぎチャンピオンカップレース第3戦が6 月19日に開催され、早くもスーパーFJ ではチャンピオンが確定した。全5戦の うち、すでに終了している3戦すべてを制し、王手 をかけていたのは伊藤鷹志選手。一方、今年の日 本一決定戦はツインリンクもてぎが舞台とあって、 練習を兼ねて岡山シリーズから兒島弘訓選手が遠 征、ともに今季無敗のドライバーだけに、激しい バトルが繰り広げられることが期待された。

練習では「まだしっくり行っていないんです」と語 っていた兒島選手ながら、予選ではしばらく伊藤 選手を従えてトップに。その伊藤選手は起死回生 をはかるべく、残り5分となったところでピットに 戻ってタイヤの内圧を調整。そして、終了間際に 逆転を果たし、ポールポジションを獲得する。「内 圧だけじゃなく、気持もリセットしたのが大いに効 きました」と伊藤選手。

伊藤選手と兒島選手だけでなく、3番手の鶴賀義 幸選手も2分3秒台に乗せており、実際に決勝レー

スも三つ巴の戦いとな った。それぞれの間隔 は1秒となく緊張感漂う 中、最初に動くのは誰 なのか。ちょうど折り返 しの6周めに、最初の 動きがあったが、何と それは兒島選手のリタ イア。シフトリンケージ の破損が原因だった。 その後は2番手に上が った鶴賀選手を、伊藤 選手は徐々に引き離し て4連勝。

しかし、「本当に勝ち たいのは日本一決定戦 なので、今は練習の最 中。なので、あんまり 嬉しくないんですが、 皆の祝福は素直に喜び たいし、まずは全勝を 狙います」と決意を新た にしていた。

年々台数を増やす

VITAトロフィーは、前回に続いて16台のエントリ ーを関東でも集めるようになった。ここまで1勝を 挙げる前田大道選手、そして2勝の黒岩巧選手を

1.2.F4 東日本シリーズは前回に 続いて 2 連勝を飾った大湯都史 樹選手が開幕 4 連勝。3. 石崎敦 士選手は 3 位に入った。4. 居村 征嗣選手は 3 位に食い込んだ。 5. 前回優勝のイシカワヨシオ選 手は 3 位でチェッカーを受けた。

抑え、初のポールポジションをスポット参戦のイノ ウエケイイチ選手が獲得。決勝ではスタートを決 めた黒岩選手が、すぐにイノウエ選手に迫るが、 いきなり扉は開かず。それでも固いガードに阻ま れつつ、何度も牽制をかけてチャンスの到来を、 黒岩選手は待ち続けた。

唯一の誤算は、バトルの激しさのあまり、前田 選手と居村征嗣選手の接近を許したこと。しかも、 9周めの3コーナーで前田選手と黒岩選手は接触 してしまう。その際、前田選手は足回りを傷めたの に対し、黒岩選手はボディの一部が損傷したのみ。

6. 金井亮忠選手は F4 第 3 戦で 3 位に入賞。7. イノウエケイイチ選手は 僅差の 2 位に甘んじた。

8. 鯉渕貴比古選手は 3 位に入賞。9. 片岡聡選手 は S-FJ で 3 位入賞。

10. 阿部亮太選手は 2 位を獲得した。

11.F4 第 4 戦で 3 位に入った飛田陽宏選手。12.JAF 地方選手権がかかる FIT1.5 チャレン ジカップは海老澤紳一選手がポールトゥウィンで今季初優勝。13.F4 加 藤智選手は 2 戦連続の 2 位を獲得。14. 塩谷烈州選手は前回に続く2 位 にとどまった。15.S-FJ で 2 位入賞の鶴賀義幸選手。16. 吉田政輝選手は 2 位でチェッカーを受けた。

1 4 3 5 2 6 9 7 10 8 14 16 13 15 11 12

そして最終ラップの1コー ナーでイノウエ選手をか わし、黒岩選手は待望の トップに躍り出た。「最初

からチャンスは1回か2回 しかないと思い、最後ま で待っていました。とって もクリーンな、いいレース ができて満足しています」 と黒岩選手。

以前はVITAとの混走だった、もてぎシビックは 今年になって全戦が単独開催。前回のウィナー平 山直弥選手を従え、ポールポジションを奪ったの は、昨年のチャンピオン相原誠司郎選手だったが、 スタートに出遅れたばかりか、明らかにペースが上 がらず、順位を落としてしまう。スタート良くトッ プに立った平山選手は、1周めだけで2秒以上のリ ードを築く。終盤になって吉田政輝選手の接近を 許すも、「最初の3周で差をつけようと、思いっき り走りました。最後に追いつかれてしまったのは、 まぁ予定内です」と平山選手は連勝を喜んでいた。

依然、根強い人気を誇るマーチレースは、5連覇 を目論む荒井康裕選手がポールポジションを獲得。 だが「昨年の最終戦でぶつけられてしまい、その時 のダメージが思いのほかあって、前回のレースはガ タガタで。直してきたつもりだったけど、十分じゃ なかったみたい」と、予選タイムには不満を見せた。

決勝でも荒井選手は第1戦のウィナー阿部亮太 選手を、常に背後に置く展開となる。9周めの5コ ーナーで一度は抜かれるも、ヘアピンですぐに逆

転。「また連勝したいですね」と、今季初優勝には 満足そうだった。混走のN1軽自動車によるGT66 は2台のカプチーノが出走、深谷太選手の圧勝と なっている。

FIT 1.5チャレンジカップは、昨年のチャンピオ ン海老澤紳一選手が今季初優勝を飾って、3人め のウィナーに。ダブルヘッダー大会となったF4東 日本シリーズでは、大湯都史樹選手が2戦とも勝 ち、これで開幕4連勝となった。

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17. 予選から僅差の戦いとなった VITAトロフィーは黒岩巧選手が優勝。18. マーチは V4 中の荒井康裕選手が今季初優勝。19.もてぎシビックは 2 番手スタートの平山直弥選手が 2 連勝。20.F4 第 4 戦表彰の 3 選手。21. スーパーFJ 表彰の 3 選手。22.FIT1.5 チャレンジ表彰の 3 選手。23. マ ーチカップ表彰の 3 選手。24.VITAトロフィー表彰の 3 選手。25.もてぎシビック表彰の 3 選手。26.GT66 クラスは染谷太選手が快勝した。
17 18 21 24 22 25 26 19 20 23
スーパーFJ で開幕 4 連勝。勢い が止まらない伊藤鷹志選手。

セクション2に狙いを定めたBC-4唐沢徹 夫/山田一成組が逆転の今季初優勝。

唐沢/山田組 GRB、雨の秋田で粘り勝ち!

2016 年 JAF 東日本ラリー選手権第 4 戦

2016 年 JMRC 東北ラリーシリーズ第1戦

第 36 回どんぐりラリー in きたあきた

[JAF 公認 No.2016-3203]

開催日:6 月18~19 日 開催場所:秋田県 格式:

準国内 主催:DSCC-A[クラブ登録 No. 加盟 05002] フォト/滝井宏之 レポート/山中知之

近年、地方選手権ラリーの参加台数はか なり減少しているが、東日本選手権はス ノーラウンド2戦でシリーズの火蓋が切 って落とされるなど、ターマック、グラベルそして 雪とラリーのバリエーションは豊富にそろっている。 しかし、グラベルラリーは東北でしか行われてい ないこともあって、関東のラリーストの中には、グ ラベルを求めて遠征するクルーが毎年のように見 受けられる。

JAF東日本ラリー選手権とJMRC東北ラリーシ リーズのダブルタイトルが掛かった「第36回どん ぐりラリーinきたあきた」が、6月18日のワンデーの 日程で北秋田市を中心に開催された。東日本戦と しては4戦めとなる今回は、舞台を東北に移して シーズン初のグラベルラリーとなった。

今年もBC-4クラスは15台、BC-3は9台(内2 台はBC-2相当のマシンだったが、地方戦は3台 出走しないと成立しないためにBC-3に編入され た)の合計24台のエントリーが集まった。

かつては、地区戦においても過給器付きの車両 ではリストリクター装着が義務付けられていたが、 昨シーズンからはシリーズごとにリストリクターを 外すことも可能になったため、東日本戦では装着

しなくても良い規則を採用した。このためJMRC 東北シリーズとの車両レギュレーションに大きな違 いがなくなり、特に過給器付きの車両はどちらの シリーズにも参戦が可能になっている。

ラリーは北秋田市内の市営野球場脇の駐車場を スタート&ゴールに、約2kmのショートステージ を2回、8kmを超すロングステージを3回走行す るステージ構成となった。SSトータル距離は約 20km、しかも、半径5km程度の範囲に収まるコ ンパクトなレイアウトだったため、ラリーのテンポ も良く参加者たちの評判も上々だった。

北秋田周辺の天気予報は晴天だった。しかし、 すでに東北地方は梅雨入りしていたこともあり、 ラリー当日は朝からどんよりと雲が低く垂れ込めた 状態。午前に行われたレッキでも小雨が降ったり 止んだりしたために、本番での路面状況がスリッ パリーになることを気にする声も多かった。そして ラリーはスタート時刻の14時を迎えていた。

BC-4クラスは、シリーズトップを走る青山康/ 船木淳史組がGDBインプレッサでSS1を制した。

2015 年初タイト ルを獲得した唐沢 選手(写真左)。昨 年の雪辱戦となっ た今回は、危なげ ない走りでグラベ ル緒戦を制した。

「当初は遠征するつもりはなかったんですけど、綾 部(美津雄)さんから(ラリーに)出るならサービスす るぞって言ってもらえたので……、やはり出るしか ないですよね(笑)」と久々のグラベルでも速さを見 せた。しかし、ロングのSS2と、SS1の再走とな るSS3は、数年前からラリーに復帰してきた渡辺 謙太郎/吉野博満組CT9Aランサーが連続ベスト を叩き出して一気にトップへと躍り出た。2番手は 1.7秒差で昨年のチャンピオン唐沢徹夫/山田一 成組GRBインプレッサ、3番手は2.1秒差で青山 /船木組という順だ。

昨年シリーズ2位の千明正信/松本優一組は GVB WRX STIを持ち込んだが、実戦のグラベ BC-4 クラス表彰(左から) 優勝:唐沢徹夫/ 山田一成組(GRB インプレッサ)、2 位:大桃大 意/露木明浩組(GRB インプレッサ)、3 位:千 明正信/松本優一組(GVB WRX STI)、4 位:沼 尾秀公/沼尾千恵美組(CT9A ランサー)、5 位: 高塩徳輝/及川陽也組(GDB インプレッサ)、6 位:小松崇/手塚千鶴組(CT9A ランサー)。

BC-3 クラス表彰(左から) 優勝:中村修/菅 野総一郎組(CJ4A ミラージュ)、2 位:和田誠 /宗片さおり組(M112S ストーリア)、3 位:池 内しょうじ/佐瀬拓野組(EG6 シビック)、 4 位: 細谷裕一/高橋直美組(NCP13 ヴィッツ)、5 位:白川信生/齊藤省吾組(CJ4A ミラージ ュ)、6 位:武蔵真生人/遠藤誠組(CJ4A ミラ ージュ)。

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2. 珍しい GVB を持ち込んだ千明正信選 手。トップから約 30 秒離されたが 3 位でポイントリーダーに躍り出た。

1. 左ハンドルの GRB をようやく実戦投入してきた大桃大意選手。最終 SS では 2 番手タイムを計測。

3. 綾部美津雄氏をサービス隊長に擁して乗り込んだ青山康選手。 セクション2では駆動系トラブルでストップした。

4. 常勝・千明自動車軍団にランサーで挑む渡辺謙太郎選手。首位を独走するかと思いき や最終ステージを前に戦線離脱。

5. 久々に参戦したエボⅦ沼尾夫妻は 4 位に。6. セクション2で速さを見せた高塩/及川組は 5 位。7. 最 終ステージで覚醒した小松/手塚組は 6 位入賞。8.BC-2 車両ながらミラージュ勢に一矢報いた細矢/高橋組。9.白川/齊藤組は序盤のス ピードが続かず 5 位。10.ショートステージの速さが光った武蔵/遠藤組が 6 位入賞。11.4WD のメリットで SS1を奪取した和田/宗片組だ ったが、ロングステージでは離されて 2 位に留まった。12. すべてのステージで 3 番手タイムと今一歩勝負に絡めなかった池内/佐瀬組が 3 位。13. 全日本用マシンをプリペアして挑んだ中村/菅野組。ロングステージを圧倒的な速さで駆け抜け東日本戦初優勝を飾った。

ルを走るのが初めてだったこともありタイムが伸 びない。また、左ハンドルのGRBインプレッサを ドライブする大桃大意/露木明浩組も「車両感覚 がまだまだ……」と本来の速さを発揮できず、両者 共にトップから10秒以上離されていた。

ショートサービスの後にロングステージを2本走 るセクション2でも激戦が予想された。しかし、い きなりの波乱が起きてしまう。青山/船木組が

SS4のスタート直後にミッショントラブルに見舞わ れてリタイア。さらに、その時点でトップの渡辺/ 吉野組も、SS4こそ走り切ったが、マシンを止める 展開となってしまった。

これで楽になったのが唐沢/山田組だ。「今シー ズン初のラリーでしたから、セクション1は様子見 でした。勝負はロング2本の後半だと思ってました から」と、走るたびに大きくタイムを削ってベスト を連発。一気に後続を引き離し、今シーズン初優 勝を獲得した。2位には大桃/露木組が入り、3 位は千明/松本組、4位には奥さんを再び横に乗 せて参加した沼尾秀公/沼尾千恵美組だ。

BC-3では遠征組が気を吐き、ここ5年ほど北 海道から東北遠征している和田誠選手や、かつて 地区戦で上位争いをしていた中村修選手、チャン ピオン獲得を狙う二瓶崇選手やEG6シビックを駆 る池内しょうじ選手らが優勝争いを繰り広げた。

SS1はストーリアX4をドライブする和田誠/宗 片さおり組がトップで駆け抜けた。しかし、その勢 いは続かず、後のロングSSのほとんどが下りの ためCJ4Aミラージュで戦う中村修/菅野総一郎 組にとっても、2WD車のデメリットは大きくなかっ たようだ。SS2は中村/菅野組が、SS3では再び 和田/宗片組が制して、セクション1トータルでは 中村/宗片組がトップで折り返した。

「一昨年、2015シーズン以降の全日本ラリーをス ポット参戦するためにCJ4Aミラージュを作ったん ですが、10年規制で今年から出られなくなり、久々 に地区戦に出てきたんです。セットアップを変更し てきたのが良かったですね」と語る中村選手はロン グSSでの走りに手ごたえを感じていたようだ。し かし、最終SS5で二瓶崇/伊藤尚吾組がステー ジを塞ぐ形で止まってしまったため、このクラスは SS4までのタイムで勝負が決着した。

中村選手は「長いことやってますけど、実は地区 戦初優勝なんですよね」と、ゴールで笑顔を見せ た。約16秒差の2位には和田/宗片組が入り、3 位は池内しょうじ/佐瀬拓野組が入った。

スノー、ターマック、グラベルとバリエー ション豊富な設定を持つ東日本選手権。車 両規定もやや緩和され、参加しやすさが考 慮されている。

本格グラベルを堪能できる東日本戦 オールスターにもつながる特典も! JAF 東日本ラリー選手権の主催者連合が、シ リーズ振興のために耳よりな参加者特典を設け ている。まずは、2015 年の関東3ラリーシリー ズ(群馬、長野、イースト)及び JMRC 東北ラリ ーシリーズで、各クラスシリーズ3位までのド ライバーには参加費の1万円割引を実施(BC-2 クラスのエントリーフィーを BC-4、BC-3 クラスよ り1万円以上の割り引きは継続中)する。また、 2016 年 JAF 東日本ラリー選手権を3戦以上出場 している成績上位ドライバーを対象として、四 国で開催される予定の JMRC オールスターラリ ーフェスティバル参戦への補助を行う。そして、 2017 シーズンの東日本地区所属の主催者が主 催する JAF 全日本ラリー選手権で参加費の半額 補助を行う予定だ。また、今回も次戦が青森ラ ウンドということもあり、競技車両を現地ショッ プで預かる有料サービスを実施している。ステ ップアップしたい選手に打って付けな振興策を 実施する JAF 東日本ラリー選手権。その動向か ら今後も目が離せない。

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1 12 2 3 11 9 8 10 4 5 6 7 13

好隆幸だ。この三好競技長、実は前日は、筑波サーキットで

「でも、我々のクラブの主催レースでは決して珍しいことではありませんよ」とさらっと言ったのは、今回のレースの主催者のひとつ、

ッサンスポーツカークラブ:

「白地」があると、我々メディア関係者もホッとするものだ。

のための昼休みが設けられ、それはゆっくりできるほどの時間でない場合も多いのだが、それでもタイスケの中に

の決勝が始まり、それが午後

ケジュールを見て、驚いた。まったく「空き」がないのだ。朝

参加受付が始まり、最初の予選は

通常はエントラントやオフィシャル

)に所属し、競技長を務めた三

2 輪レースの競

プロが集うビッグレースとはまた違った意味での難しさがある。

様々な技量のドライバーが集うアマチュアレースには、

に所属したからこそ、自然に身に着け た目線だ。 「我々のレースが初レースという人も、 結構多いんですね。多分、そういう人にとっては一生、忘れられないレースになるわけじゃないですか。だから下手なことはできないし、しっかりやらなければならない」 そのために

競技長という仕事も、ルールの番人といった ありきたりのものでは決してないようだ。

休みなく

8 回続く。

チャンピオンカップレー

からでそれが 7 カテゴリー。最後の予

選が終わって 20 分後の 11時 20 分に最初

日に行われたもてぎ

3 戦。そのタイムス

19

時まで

凄腕 オフィシャルズ

第 12 回

目が行く。それは長く入門レースを主 催し続けてきた S C C N というクラブ

行会の枠があった。形の上で言えば、三好に責任が及ぶカテゴリーではない。 「でも、やっぱりモニターを見ちゃいますね。特に今回のように、クルマの性能は高いけどドライバーさんの経験や技量に差があるような場合は注意し ます」

経験が浅いドライバーの方に敢えて

ではドライバー

「でも、やっぱりモニターを見ちゃい ます」

S C C N

レース中にタイヤが外れるトラブルがあってその後処理に時間がかかりディレイはしたものの、「何もないのがいいレース」という三好にとっては、まあ納得の一日だったようだ。「でも、無事に終わるのが当たり前とは思ってないですね。何が起きるか分からないのがモータースポーツですから。その中でスタートから終わりまで

ると、ドライバー目線からすると、どうしても気になってラインをちょっと変えたりする。そういう心理面の変化がレースの展開に影響することもあるんです。その辺も頭に入れながら、 やってほしいということを伝え ます」 この日のレースは、大きなア クシデントもなく、またペナルティの判断等で暫定や正式結果の発表が遅れるということもなく、淡々と進んだ。 途中、ひとつだけレースの合間に走

す。その辺も頭に入れながら、 く、淡々と進んだ。

しようということは皆で申し合わせてます。いきなり難しい言葉を使って、 ドライバーさんが理解できないままレースに臨んでアクシデント、なんてことは絶対起こしたくないですよね。上のカテゴリーに上がった時も、役に立ったなと思い返してもらえるような話を伝えたいと思ってます」 最後のレースは 17 時半に終了。途中、

1 週間程度の 「レースのある日は、朝起きたら、どうしよう、やっぱりこうしようと か、終わるまでずっと考えている。僕も、その意味ではエントラン トさんと同じことをしているんですよ」。今年から JAFレース部会の 一員に就任。豊富な経験からのフィードバックが期待される。

58 2016 8/9 JAF MOTOR SPORTS
6
6時 15 分から
8時
5
S C C N
S P O R T S C A R C L U B O F N I S S A N
んな人物に当たり前だと言われると、もう言葉の返しようがない。 各オフィシャルの長と副責任者が一 同に会するオフィシャルミーティング
サーキット関係者に直近
技長も務めたという凄腕の競技長。そ
が行われたのは 6 時半から。しかし三
レース競技長
三好隆幸
59 2016 8/9 JAF MOTOR SPORTS
J A F M O T O R S P O R T S 1967 年 3 月 20日 第 3 種郵便物認可(毎月 1 回 1 日発行)第 50巻 第 7号 2016 年 8月 1 日発行 発行人 望月均 03 ( 5470 ) 1711 (代) 一般社団法人 日本自動車連盟 東京都港区芝大門 1 1 番 30号 0570 ( 00) 2811 (総合案内サービスセンター) 発行所 東京都港区芝大門 1 9 番 9 号 ㈱ J A F メディアワークス 143 円+税 2016 8 / 9

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