JAFスポーツ 2016年 1/2月号(第50巻 第1号 2016年1月1日発行)

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JAF MOTOR SPORTS 第50巻 第1号 2016年1月1日発行(毎月1回1日発行) 1967年3月20日 第3種郵便物認可 [モータースポーツ情報] FIA 2015 年全日本選手権スーパーフォーミュラ最終戦 第14回JAF鈴鹿グランプリ 2015 SUPER GT Round8 もてぎGT250kmレース 特集 ローカルだから、面白い ~地方サーキットレースの現在、そして未来~ 2016 1/ 2 JANUARY& FEBRUARY 2015 CHAMPIONS

頂点を目指した者 たちが一堂に

2015年JAFモータースポーツ表彰式が盛大に開催!

4 2016 1/2 JAF MOTOR SPORTS
JAF MOTOR SPORTS AWARD 2015

国内ラリーの発展に貢献された 寺尾慶弘氏にJAFモータースポーツ 名誉委員の称号を贈呈

今回の表彰式では、国内ラリー界で長く指導者的な立場で活躍されてきた寺尾慶 弘氏に、JAFモータースポーツ名誉委員の称号が贈られた。寺尾氏は1960年代から ダイハツのモータースポーツ活動を担い、多方面で活躍する傍ら、1970年、JAFの 旧ラリー小委員会委員に就任。その後、2度にわたり、同委員会の委員長を勤められ た後、1990年代にはJAFラリー部会部会長に2度、就任し、国内ラリー界を牽引し た。1998年からは12年間の長きにわたってJAFモータースポーツ審議会委員を務め られた。またJAF加盟クラブ、DCCSの代表として全日本ラリー選手権、全日本ダー トトライアル選手権を主催する等、国内モータースポーツ界の発展に寄与された。

プレミアムな夜だからこそ、ともに健闘を称え、未来を語り合おう

2015年のモータースポーツシーズンを締め括る恒例のJAFモー タースポーツ表彰式が、今回で6年連続となる東京渋谷のセルリ アンタワー東急で約400名のモータースポーツ関係者が全国から集 い、開催された。

式の冒頭では長年モータースポーツ界の発展に尽力されたJAF モータースポーツ名誉委員の称号贈呈が行われ、国内ラリーの発 展に多大な貢献をされた寺尾慶弘氏への授与が発表された(残念な がらご本人は欠席)。続いて行われたFIA代替エネルギーカップ・ ソーラーカーレースの表彰では、昨年のソーラーカーレース鈴鹿で 総合優勝を飾ったOSU 大阪産業大学をはじめとする3チームが表 彰された。

すっかり恒例となったJAFカップジムカーナ&ダートトライアル の優勝者の表彰のあとは、全日本選手権の上位入賞者の表彰へと

移り、まずジムカーナ、ダートトライアルのスピード行事の上位ラ ンカーが晴れの舞台に登壇。女性ナビゲーターの晴れやかな衣装

今回の表彰式も2部構成を採用。 第1部は恒例の記念写真で締め 括るJAF表彰式が行われ、懇親 会形式の第2部では、JRP、GT-A、 F3協会によるプロモーター賞の 贈呈が行われた。司会役はピエー ル北川さんとテレビ東京アナウン サーの須黒清華さんのコンビ。第 2部ではU字工事のお二人が登 場、宴を盛り上げた。

が式に華を添えたラリーの表彰の後は、モータースポーツ界の明日 を担うレーシングカートの若き戦士たちへの表彰に移った。

レース部門の表彰はまずF3、スーパーGTの順で各受賞者の表 彰へ。最終戦、JAF鈴鹿グランプリでのチャンピオン決定戦の余 韻まだ残るスーパー・フォーミュラの上位入賞者への表彰が式のト リを務め、初のチャンピオンに輝いた石浦宏明選手が満面の笑み で、王者の証たるお馴染みのV字トロフィーを受け取った。

懇親会形式を取った立食によるパーティ形式の第2部では今回 も日本F3協会、GTアソシエーション、日本レースプロモーション の3団体によるプロモーター賞の贈呈が行われたほか、今回は井原 慶子氏が「ウィメンインモータースポーツ」のこの一年間の活動につ いて報告。またツインリンクもてぎのお膝元、栃木県が生んだエン ターティナー、U字工事のパフォーマンスも盛んな喝采を浴びるな ど、和やかな雰囲気の中、式は幕を閉じた。

FIA代替エネルギーカップ優勝者を表彰!

今回の表彰式では昨年8月に行われたソーラーカーレース鈴鹿でFIA代替 エネルギーカップ対象となった3チームが表彰された。写真左は5年連続と いう圧倒的な強さを見せて4時間耐久レース総合優勝を飾った平塚工科高 校社会部。写真右はクラスⅠ優勝のOSU大阪産業大学。

式の冒頭で挨拶する小栗JAF会長(上)。懇親会の冒頭で乾杯の音頭を取る矢代JAF副会長 (右上)。中締めを行った杉山JAF副会長(右下)。

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RACE

スーパーフォーミュラ(SF)ド ライバーチャンピオン石浦宏 明選手。

全日本選手権スーパーフォーミュラ FIAインターナショナルシリーズ スーパーGT

全日本フォーミュラ3選手権

F3ドライバーチャンピオン ニック・キャシディ選手。

簡単にはいかなかった

ニック・キャシディ選手

チャンピオンを獲ってからしばらく時間は 経っていたけど、モータースポーツ界全体 の人々が集まっている場所で、このように 表彰されて、とてもいい雰囲気だった。僕 にとっては全日本F3参戦初年度だったけ

ど、今年のタイトルは、それほど簡単に獲得できたわけじゃない。 強力なライバルが何人もいた中で栄冠を勝ち取れたのは、リタイヤ せずに確実にポイントを重ねて行けたからだと思うよ。

全体の流れが良くなった

石浦宏明選手

SF(左から)チーム部門チャン ピオンPETRONAS TEAM TOM'S、ベストメカニック賞 P.MU/CERUMO・INGING 各受賞者の皆さん。

F3(左から)チーム部門チャン ピオンPETRONAS TEAM T OM’S、エンジンチューナー 部門㈱トムス各受賞者の皆 さん。

全員の力で獲れた栄冠 松田次生& ロニー・クインタレッリ選手

「接戦のレースが多くて、その 中で勝てたことが、去年より喜び も大きいですね。来シーズンは 今まで誰も成し遂げた事が無い3

こうした場で落ち着いて表彰を 受けると、改めてチャンピオンに なったと実感しますね。今年は、 初優勝できたことで全体の流れ が良くなったと思いますが、同時 にチームとして年々強くなってき ていたタイミングにも恵まれました。シーズン途中まではそ の状況を楽しめていました。ただ終盤は周りが気遣ってく れるのも分かるので、それで余計にプレッシャーがかかっ たり(苦笑)。でも、最終戦は落ち着いて臨めたと思います。

夢見ていた王者を獲得 アンドレ・クート選手

GT500(左から)チーム部門NI SMO、ドライバー部門松田次 生選手、ロニー・クインタレ ッリ選手各受賞者の皆さん。

GT300(左から)チーム部門 GAINER、ドライバー部門 アンドレ・クート選手の各 受賞者の皆さん。

年連続王者を目指して、同じ体制でチャレンジしたいですね」(松 田選手)。「チームの一人一人が100パーセントの力で素晴らしい仕 事をして、シーズン終盤の大事な時に気持ちを強く持って、全員の 力で獲れたチャンピオンです」(クインタレッリ選手)。

RACINGKART

全日本カート選手権

素晴らしいチームとチームメイト に恵まれて、夢見ていたチャンピオ ンが獲得できました。来年(の目標) は今年と同じようにチャンピオンに なることです。これは誰もが願って も簡単に叶うものではありません。来年も同じように努力 してチャンピオンを目指します。

達成感と感謝でいっぱいです

KF部門 阪口晴南選手

走り始めたら自分一人ですが、スター トする前までにはたくさんの人がマシン に関わっていて、その皆の気持ちを背負 って走っているという思いがあって、チ ャンピオン決定の瞬間は達成感と感謝の 気持を感じました。シーズンを通して調 子の波がほとんど無くて、全てのレース で前年の成績 を上回れて、 常に安定した 状態をキープ できたことが 良かったのか なと思います。

敗北から気持を切替えました FS-125部門 環優光選手  シーズンで一番印象に残った出来事は、 地元と言える神戸(スポーツサーキット) で、勝てると思っていたのにプレッシャー に負けて勝てなかったことです。くやしく て、でも「このままじゃダメだ」と思って気 持ちを切り替えて最終戦に臨めたことで、 最後は自分の 走りができまし た。周りの皆さ んの応援もあ って、良い結 果(優勝)に繋 がったのだと 思います。

CHAMPION’S VOICE CHAMPION’S VOICE

RALLY

全日本ラリー選手権

杉原慶彦 初

JN4ナビゲーター 石川恭啓 初

ノートの精度が上がりました

杉原慶彦選手

2014年第8戦で組んだ松田保夫選 手と人生初の全日本シリーズ参戦に挑 んだ杉原慶彦選手。北海道大学時代 から10年めのラリー人生で初戴冠と なった。「大ベテランの松田選手の隣 で貴重な経験をさせていただけまし た。シリーズを追うごとにペースノー トの精度が上 がり、ドライバ ーも自分も成長 していることを 実感できてとて も勉強になりま した。来年は 転職のためラリ ー活動はお休 みします」

JN2 ドライバー 高橋悟志 8年ぶり2度め

JN2ナビゲーター 箕作裕子 17年ぶり2度め

JN3ドライバー 岡田孝一 初

JN3ナビゲーター 鶴田邦彦 初

JN5ドライバー 天野智之 2年連続7度め

今後は海外も狙います

石川恭啓選手

長岡技術科学大学時代にラリーと 出会って全日本にスポット参戦してき た石川恭啓選手。2015年は石川昌平 選手と組んで初のシリーズ参戦となっ た。「今は無事に終わった安心感でい っぱいです。開幕戦で勝てたので、そ の勢いをどう続けられるか。そんなシ リーズを追う難 しさを痛感しま した。35歳まで に全日本チャン プ獲得という目 標が実現した ので、今後は 海外参戦を狙 って更に精進し ます」

JN5ナビゲーター 井上裕紀子 6年連続8度め

大きく成長できた一年でした 田中直哉選手

JN3で3年間死闘を演じた2012年

以来のフル参戦となった田中直哉選 手。相手はあのプロドライバー新井敏 弘選手だ。「最終戦直後は正直ホッと しました。新井さんというプロが相手 なので、いかに精神力を高めて、持て る実力を100%引き出せるようにする かを意識してコ ドラの仕事に 徹しました。自

分の完璧を発 揮できれば速 さに直結するこ

とが実感でき たので、大きく 成長できた1年 でした」

JN6ドライバー 新井敏弘 18年ぶり3度め

JN6ナビゲーター 田中直哉 初

VABのグラベルの速さが勝因です 新井敏弘選手

2014年から約17年ぶりに全日本選手権へ帰っ てきたPWRCチャンプ新井敏弘選手。初年度は国 内ラリーフィールドの特異性から苦しい戦いを強い られたが、2015年は5勝を挙げて初タイトルを獲 得した。「自分の走り はクルマの動かし方 から違うので、タイ ヤに頼りがちな近年 の風潮を何とかした いと思って走ってま す。そういう意味で は舗装の若狭ではコ ース設定に泣かされ ました(笑)。でも、 今年はVABのグラ ベルの速さに助けら れましたね」

7 2016 1/2 JAF MOTOR SPORTS
CHAMPION’S VOICE JN1 ドライバー 松田保夫 初 JN4ドライバー 石川昌平 初 JN1 ナビゲーター

前半からギリギリの戦いでした 岡野博史選手

ベテラン勢が移行してきたPN4クラスで辛くも3連 覇を果たした岡野博史選手。来シーズンは長年乗り継 いだランサーからWRX STIに乗り換える。「相手は茅 野成樹選手や西原正樹選手なので、前半からギリギリ の戦いになりました。マージンを取ってたら負けるの で、自分としては精一杯の走りで辛勝した感じです。 VABは手応えを感じてるのでじっくり煮詰めて戦闘力 を上げていきたいですね」

タイヤのいい所を引き出せました

菱井将文選手

開幕から第6戦まで全勝して12回めのタイトルを決 定。残り2戦はPN4にテスト参戦した菱井将文選手。 第7戦ではいきなり勝利して驚異的な強さを見せた。 「タイヤの美味しいところを100%引き出す走りができ ているので今年も苦労はありませんでした。新しいタイ ヤを試したかったのでPNに出てみましたが、NもSAク ラスも先行きが不透明なので、ハッキリするまではN3 で様子を見るかもしれません」

見た目ほど順風満帆ではなかったです 川北忠選手

全8戦で7勝という圧倒的なリザルトで自身2度め のタイトルを獲得した川北忠選手。順風満帆のように 見えて、実は悩ましい戦いが続いていたという。「鈴鹿 南などFD3Sの苦手なコースもありましたし、緊張しな い性格が災いして1本めだけミスすることも多かったの で、2本めで成績を出せたから良かったですが、裏では 課題がたくさんあった1年でした。来年はPN3にBRZ で挑むのでイチから再出発です」

8 2016 1/2 JAF MOTOR SPORTS PN1クラス 阪本芳司 初 N3クラス 菱井将文 6年連続12度め SA3クラス 津川信次 2年連続5度め PN2クラス 森田陽介 7年ぶり2度め SA1クラス 工藤典史 初 SC部門 大橋渡 2年連続2度め PN3クラス 山野哲也 2年ぶり16度め SA2クラス 川北忠 5年ぶり2度め PN4クラス 岡野博史 3年連続6度め N1クラス 朝山崇 4年ぶり3度め N2クラス 小林辰朗 2年ぷり2度め
CHAMPION’S VOICE 2015年JAFカップオールジャパンジムカーナ優勝者の皆さん。 全日本ジムカーナ選手権
GYMKHANA

DIRT TRIAL

全日本ダートトライアル選手権

2015年JAFカップオールジャパンダートトライアル優勝者の皆さん。

CHAMPION’S VOICE

何とかアジャストできた一年でした 鎌田卓麻選手

全日本ラリーと掛け持ちしながらFWD勢を相手に BRZで5勝を挙げてPN2連覇を達成した鎌田卓麻選 手。2016年はVAB WRX STIで2つのカテゴリーに挑 む。「今年から履いたダンロップを使いこなすまでに時 間が掛かったので、昨年のような順調な戦いではなかっ たです。何とかアジャストできましたが、ハマると凄い タイムが出るタイヤなので、来年のSA2でもそこを引き 出せるかが課題ですね」

『魅せる走り』をさらに追及します

黒木陽介選手

北條倫史選手との接戦を制して2011年以来2度め、 4WDでは初のタイトルを獲得した黒木陽介選手。自分 のカラをどう打ち破るかが大きな課題だと語る。「今年 は3勝のうち2勝が1本め勝負でした。どうしてもクル マを庇ってしまい、攻め切れてないんですよ。自分がダ ートラを見たときの感動を他人にも伝えたいので『魅せ る走り』を目指して更に精進です。自分との戦いはまだま だ続きますよ!」

“ワンランク上”を見つけられました 谷田川敏幸選手

シーズン6勝で12回めのタイトルを獲得した谷田川 敏幸選手。中盤はセットアップに悩んで足踏みしたが、 それも克服してさらなる強さを得たそうだ。「第4戦と第 5戦では自分の走りとタイムが合わずに苦労しました。

でも、第6戦では昨年を上回る結果を出せて、ワンラン ク上のセットアップを見つけられました。速くなったク ルマをしっかり扱えるようにシーズンオフも自身の修練 を重ねますよ」

9 2016 1/2 JAF MOTOR SPORTS
2年連続7度め SC2クラス 田口勝彦 初 PN2クラス 鎌田卓麻 2年連続2度め SC1クラス 工藤清美 5年連続5度め D部門 谷田川敏幸 3年連続12度め N1クラス 坂井義浩 初 N2クラス 黒木陽介 4年ぶり2度め SA1クラス 稲葉幸嗣 初
PN1クラス 荻原吉雅 初 SA2クラス 荒井信介
10 2016 1/2 JAF MOTOR SPORTS

(株)JAF出版社 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎03-5470-1711

(東京)00100-1-88320 印刷所/凸版印刷株式会社

表紙/2015年全日本選手権&スーパーGTシリーズチャンピオン

編集長/田代康  副編集長/岡本博司

12 重要/2016年ライセンスへの更新はお済みですか?

12 ドーピング検査に関する規定改正

14 2016年関東ジムカーナ選手権カレンダーの誤記について

15 2016年JAF地方ラリー選手権のクラス区分および過給器付車両 のエアリストリクターについて

16 2016年JAF地方ジムカーナ/ダートトライアル選手権のクラス区 分について

19 2016年全日本ラリー選手権統一規則の制定

20 2016年全日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権統一規則の 制定

21 FIA-F4車両用指定タイヤについて

22 F4車両用指定タイヤについて

39 S-FJ/FJ1600車両用指定タイヤについて

40 海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請 方法

40 車両公認一覧

41 2016年全日本レース選手権カレンダーの一部変更について

41 2016年全日本ダートトライアル選手権カレンダーの一部変更につ いて

41 Aライセンス講習会日程

41 公認審判員講習会日程

42 競技運転者許可証の上級および更新について

42「公認審判員許可証A」・「公認審判員許可証B」の取得方法およ

24 2015年全日本選手権スーパーフォーミュラ最終戦 第14回JAFグランプリ

26 2015SUPERGTRound8

47 JAF指定カートタイヤについて

48 2016年全日本/地方/ジュニアカート選手権カレンダーの一部 変更について

49 カートドライバーライセンスの上級条件

49 カート国際A・B・Cドライバーライセンス更新の条件

50 カートオフィシャルライセンスの上級申請条件

43 JAFMOTORSPORTSCALENDAR(1〜3月)

50 JAFカートカレンダー(1〜3月)

もてぎGT250kmレース

[RALLY]

28 2015年JAF全日本ラリー選手権第9戦

新城ラリー2015

52 2015JMRC近畿アベレージラリーシリーズ第6戦 ヒストリック関西ラリー

54 第10回JMRCオールスターラリーフェスティバルin九州 JMRC全国オールスターラリーフェスティバル サファリin九州

[GYMKHANA]

30 2015年JAFカップオールジャパンジムカーナ

2015年JMRC全国オールスタージムカーナ

[DIRTTRIAL]

32 2015年JAFカップオールジャパンダートトライアル JMRC全国オールスターダートトライアルIN中国

[AUTOTEST]

56 オートテスト、全国各地で開催!

〒1
☎0
発行所/
発行人/望月均 振替
JAFMOTORSPORTS 監修/一般社団法人 日本自動車連盟
05-0012 東京都港区芝大門1-1-30
570-00-2811 (ナビダイヤル)
デザイン/鎌田僚、(株)スタジオーネ63 編集/(株)JAF出版社JAFスポーツ編集部 ☎03-5470-1712
び役務執行権限 1//2 2 2016016..JJANUARY&FEBRUAR ANUARY&FEBRUARY
I I I I IN N N N N NF F F F F FO O O O O OR R R R R RM M M M M A A A A A AT T T T T TI I I I I I IO O O O O ON N N N N N N INFORMATION f f f fr r r r ro o o o om m m m m from J J J J JA A A A A AF F F F F F JAF ●JAFからの公示・お知らせ● 4 2015年JAFモータースポーツ 表彰式 頂点を目指した者たちが一堂に 34 ローカルだから、面白い 〜地方サーキットレースの現在、そして未来〜 特別企画 特 集 51 輝け、モータースポーツ女子 第4回 58 凄腕!オフィシャルズ 第6回 画 企 載 連 画 企 載 連 [RACE
Y
E E E E E EV V V V V VE E E E EN N N N N NT T T T R R R R RE E E E E EP P P P PO O O O O OR R R R EVENTREPORT T T T T T R R R R RA A A A A AC C C C C CI I I I I IN N N N N NG G G G G GK K K K K K KA A A A A AR R R R R R RT T T T T T I I I I I I IN N N N N NF F F F F F FO O O O OR R R R R R RM M M M M M A A A A AT T T T T T TI I I I I IO O O O O RACINGKARTINFORMATION N N N N

INFORMATION FROM

●JAFからの公示・お知らせ

重  要

2月中旬までに2016年ライセンスに更新されませんと、 4月号からJAFスポーツ誌をお届けできなくなりますので、ご注意ください。

各種競技会の情報や、重要な規定等の公示など、他では得られない情報が満載のJAFスポーツ誌のお届けを途切らせないため にも、ライセンスの更新はお早めに!!

ドーピング検査に関する規定を下記の通り改正いたしました ので、お知らせいたします。

*下線部 改正箇所

アンチ・ドーピングに関する規定

一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」という。)は、 FIA国際モータースポーツ競技規則付則A項(以下「付則A 項」という。)および世界アンチ・ドーピング規程(以下「W ADA規程」という。)ならびに日本アンチ・ドーピング規程 (以下「JADA規程」という。)に基づき、競技運転者の健 康を保護し、競技会が公平・公正に行われることを保証する目 的により本規定ならびに付則ドーピング防止規定を制定する。

����ドーピングの定�

ドーピングとは、付則A項���およびWADA規程��� ならびにJADA規程���に��する行�をいう。

����規�の��

FIAが検査管轄機関となりドーピング検査を実施する場合 は付則A項が適用され、公益財団法人日本アンチ・ドーピング 機構(以下、「JADA」という。)が検査管轄機関となり検査 を実施する場合はJADA規程が適用される。

����ドーピング��の��

JAF発給の当該年度有効な競技運転者許可証の所持者、あ るいはJAFが公認する競技会の競技運転者は、競技会期間中、

[公示No2016ー001]

期間外を問わず、ドーピング検査を受ける義務を負う。

また、JAF発給の当該年度有効な競技運転者許可証の所持 者、あるいはJAFが公認する競技会の競技運転者は本規定な らびに付則:ドーピング防止規定に従う義務を負うものとする。

����ドーピング�����の��

ドーピング検査対象者の抽出は、付則A項あるいはJADA 規程に従って実施されるものとする。

検査対象として抽出された者は、検査を受ける義務を負う。

����アンチ・ドーピング規���に�る����

ドーピング検査により採取された検体が陽性と判定された者 等、アンチ・ドーピング規則違反者に対しては、付則A項ある いはJADA規程で定める手続きにより、制裁措置が課せられ る。

検体の採取を拒否しもしくは検体の採取を行わず、またはそ の他の手段で検体の採取を回避することは、ドーピング防止規 定違反となり、付則A項あるいはJADA規程で定める手続き により制裁措置が課される。また、競技運転者のドーピングを 助長する者に対しても同様に制裁措置が課せられる場合がある。

課せられた制裁措置に��がある場合は、付則A項����あ るいはJADA規程����で定める手続きによっての�、�� 申し立てをすることができる。

�����規定の��

本規定は、�����年���日より施行する。

12 2016・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
������ �������
����������
ドーピング検査に関する規定改正

付則:ドーピング防止規定

本付則はJADAの定める競技団体用のアンチ・ドーピング 規定に基づき、JAFに合致させたものである。

本付則に記載されていない事項については、付則A項、WA DA規程およびJADA規程が適用される。

�. WADA規程

�.� JAFは、JADAがドーピング・コントロー�の開�、 実施及び実行することについて支援し、付則A項、WAD A規程および国際基準(以下、「国際基準」という。)並び にJADA規程に基づき、すべての義務を履行する責任を 担う。

�.� WADA規程に基づき、JAFは以下の役�および責任等 を担うものとする。

(1)JAFのアンチ・ドーピングに関する規定が付則A項、

WADA規程、国際基準および本規程並びにJADA規 程(第23条の規程を含む。)を遵守すること。

(2)JADAの自治を尊重し、その運営上の決定および活動 を妨げないこと。

(3)JAFに登録するクラブ・団体(以下「クラブ・団体」

という。)に対し、アンチ・ドーピング規則違反を示唆 する又は当該違反に関連するいかなる情報もJADAお よびFIAに報告すること、及び、ドーピング捜査を行 う権限を有する全てのアンチ・ドーピング機関が行うド ーピング捜査に協力することを、要求すること。  (4)JADAおよびFIAに協力すること。

(5)クラブ・団体に対し、その主催する競技会又は活動にお いて、コーチ、トレーナー、マネージャー、チームスタ ッフ、公式役職員、医師又は医療従事者として参加する 各サポートスタッフに対して、付則A項、WADA規程 及びJADA規程に準拠するアンチ・ドーピング規則及 び結果の管理を所轄するアンチ・ドーピング機関に従う ことに同意することを、当該参加の要件として要求する 規則を定めることを要求すること。

(6)アンチ・ドーピング規則に違反した競技運転者又はサポ ートスタッフに対し、資格停止期間中、交付金および助 成金の交付の全部又は一部を停止すること。

(7)付則A項、WADA規程およびJADA規程に違反した クラブ・団体またはその下部組織に対し、交付金および 助成金の交付の全部または一部を停止すること。

(8)サポートスタッフまたはその他の人が各ドーピング事件 に関与しているか否かのドーピング捜査を含む自己の管 轄内における全てのアンチ・ドーピング規則違反の可能 性を積極的に追求すること。

(9)アンチ・ドーピング教育を推進すること(クラブ・団体 に対しJADAと協力してアンチ・ドーピング教育を行 うよう求めることを含む。)。

(10)関係する国内機関および団体並びに他のアンチ・ドー ピング機関と協力すること。

(11)正当な理由によることなく禁止物質または禁止方法を 使用しているサポートスタッフが競技運転者に対して支 援を提供することを防ぐための懲戒規則を設けること。

�. アンチ・ドーピング規程の適用 �.� 本規定は以下の者に対して適用される。

(1)JAF

(2)競技運転者

(3)サポートスタッフ

(4)JAFの権限下にあるその他の人  (5)クラブ・団体(その下部組織を含む。)

�.� アンチ・ドーピング規則違反または本規定のその他の違反 に対し、制裁措置が適用される。

�. 義務 �.� 競技運転者は、以下の義務を�うものとする。

(1)適用される全てのアンチ・ドーピング規範及び規則、す なわち、付則A項、WADA規程、国際基準、JADA 規程(第241項を含む。)、本規程並びにJADA、JA FおよびFIAの規範および規則を理解し、遵守するこ と。

(2)検体採取にいつでも応ずること。

(3)アンチ・ドーピングと関連して、自己が摂取し、使用す るものに責任をもつこと。

(4)医療従事者に、禁止物質および禁止方法を使用してはな らないという自己の義務を伝え、自己に施される治療が、 自己に適用されるアンチ・ドーピング規範及び規則に違 反しないことを確認する責任をもつこと。

(5)JADAおよびFIAに対して、この10年以内にアンチ・ ドーピング規則違反を行ったとする非署名当事者により なされた競技運転者に対する決定を開示すること。

(6)アンチ・ドーピング規則違反をドーピング捜査するアン チ・ドーピング機関に協力すること。

�.� サポートスタッフは、以下の義務を�うものとする。

(1)自らにまたは支援する競技者に適用されるアンチ・ドー ピング規範および規則、すなわち付則A項、WADA規 程、国際基準、JADA規程(第242項を含む。)、本規 程並びにJADA、JAFおよびFIAの規範および規 則を理解し、遵守すること。

(2)競技運転者の検査プログラムに協力すること。

(3)競技運転者の価値観および行動に対する自己の影響力を 行使しアンチ・ドーピングの姿勢を育成すること。

(4)JADAおよびサポートスタッフが所属する国際競技連 盟に対して、この10年以内にアンチ・ドーピング規則違 反を行ったとする非署名当事者によりなされたサポート スタッフに対する決定を開示すること。

(5)アンチ・ドーピング規程違反をドーピング捜査するアン チ・ドーピング機関に協力すること。

(6)正当な理由なくして、いかなる禁止物質または禁止方法 も使用しないこと。

�.� JAFは、以下の義務を�うものとする。

(1)付則A項、WADA規程、国際基準および本規定並びに JADA規程(第23条の規程を含む。)を遵守すること。  (2)JADAが付則A項、WADA規程およびJADA規程 に基づく義務を遂行することに協力し、かつ、これを援 助すること。

(3)アンチ・ドーピング規則違反を示唆するまたは当該違反 に関連するいかなる情報もJADAに報告すること、お よび、ドーピング捜査を行う権限を有するアンチ・ドー ピング機関が行うドーピング捜査に協力すること。

(4)付則A項、WADA規程及びJADA規程に準拠するア ンチ・ドーピング規範を採択し、実施すること。

(5)FIAが日常的なアンチ・ドーピングプログラムを実施 することに協力し、かつ、これを援助すること。

(6)全ての競技運転者、およびJAF又は登録クラブ・団体 が主催する競技会または活動において、コーチ、トレー ナー、マネージャー、チームスタッフ、公式役職員、医 師または医療従事者として参加する各サポートスタッフ に対し、付則A項、WADA規程及びJADA規程に適 合するアンチ・ドーピング規則および結果の管理を所轄 するアンチ・ドーピング機関に拘束されることに同意す ることを、当該参加の要件として要求すること。

(7)JAFの権限の範囲内で、正当な理由によることなく禁 止物質または禁止方法を使用しているサポートスタッフ が競技運転者に対して支援を提供することを防止するこ と。

(8)登録条件として、登録クラブ・団体の方針、規則および プログラム等が付則A項、WADA規程及びJADA規 程に準拠することを義務付けること。

(9)付則A項、WADA規程およびJADA規程の違反を防

13 2016・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ

止するために適切な措置を講じること。

(10)聴聞を要求することなく、FIA、JADAまたはそ の他の署名当事者によるアンチ・ドーピング規則違反の 認定を承認し、かつ尊重すること。ただし、その認定が 付則A項、WADA規程およびJADA規程に準拠し、

関連団体の権限に基づく場合に限る。

(11)JADA以外のアンチ・ドーピング機関により、JA Fの競技運転者、サポートスタッフに対するアンチ・ド ーピング規則違反の認定およびこれに対する制裁措置が 行われた場合、JADAに速やかに通知すること。

(12)JADAと協力してアンチ・ドーピング教育を推進す ること。

�� 相互承認

�.� JAFは、付則A項、WADA規程に�合しかつ署名当事

者の権限内でなされる検査、聴聞会の結果又は当該署名当 事者によるその他の最終的な決定を承認する。

�.� JAFは、付則A項、WADA規程を受�していないその 他の機関が行った前項に掲げられる決定等についても、当 該機関の規則がWADA規程に適合している場合には、こ れを承認する。

�. 本規定違反

�.� アンチ・ドーピング規則違反を犯すことは、本規定に違反 する。

�.� 競技運転者、サポートスタッフ、その他の人又はクラブ・ 団体が本規定に基づくJAFに対する義務に違反すること は、本規定に違反する。

�. JAFが課す制裁措置

�.� アンチ・ドーピング規則違反を行ったと判定された人は、 FIAもしくは日本アンチ・ドーピング規律パネルの決定 を受けて、別途JAFの決定により、付則A項、WADA 規程及びJADA規程違反の重さに従って、日本代表また はその選考の資格、JAFからの交付金、助成金及び補助 金の交付の全部又は一部を受ける資格、並びに、JAFで 役職に就く資格を失う。

�.� 制裁措置の��は、付則A項、WADA規程およびJAD A規程の����条および���条に従って決定される。

�.� JAFは、違反が���か���か���かを判断するに あたり、いかなるアンチ・ドーピング機関によって課され た以前の制裁措置をも承認する。

�. 規律手続

�.� アンチ・ドーピング規則違反が�われる全ての事�は、付

則A項、WADA規程およびJADA規程に従って判断さ れ、付則A項、WADA規程及びJADA規程の条項に従 って認定され、付則A項、WADA規程及びJADA規程 の条項に従って不服申立がなされるものとする。

�.� 付則A項��条、WADA規程��条及びJADA規程� 8条に従って規律手続は遂行されるものとする。

�. 通知

本規定に基づいて制裁措置が課せられた場合には、JAF は課せられた制裁措置の詳細を下記宛に送付する。

(1)WADA規程���.�条およびJADA規程���.�条に基づ き、通知を受ける権利を有する者

(2)FIA

(3)関係する登録クラブ・団体

(4)JAFが通知を必要と考えるその他の人又は組織

�. 不服申立て

不服申立てについては、付則A項���条もしくはJADA 規程���条の規定に従うものとする。

��. アンチ・ドーピング規則違反の審査

アンチ・ドーピング規則違反を行ったとして記録された人 が後日、当該アンチ・ドーピング規則違反を犯していない ことが判明した場合、またはその他の誤りがスポーツ仲裁 裁判所(CAS)、日本スポーツ仲裁機構またはアンチ・ド ーピング機関により明らかになった場合、JAFはアン チ・ドーピング規則違反およびそのアンチ・ドーピング規 則違反の結果として課せられた制裁措置を取り消すものと し、本規程��条により制裁措置が課された�通知された 全ての人に対し、そのことを報告するものとする。

��. 解釈

本規定において使用された語は、付則A項、WADA規程 および国際基準(以下、「国際基準」という。)並びにJA DA規程に従い解釈されるものとする。付則A項、WAD A規程および国際基準(以下、「国際基準」という。)並び にJADA規程は、本規定の一部とみなされるものとし、 矛盾が生じた場合は、付則A項、WADA規程および国際 基準(以下、「国際基準」という。)並びにJADA規程が 自動的に適用され、本規定に優先するものとする。

��. 規定の施行

本規定は、��������日から施行する。

[公示No2016ー002]

本���������������.

た、�����関����ー�選手権��ン�ーにつきまして、� ��の��場所に誤記がありました。�者の�様、関係者の� 様に多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたしします。

・関����ー�選手権�����場所�  (誤)筑波中央サーキット

↓ (正)茨城中央サーキット

14 2016・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
以上
���������にてお知らせしまし
以上
2016年関東ジムカーナ選手権カレンダーの誤記について

����年���リー���������および����に���、

����年JAF���リー���のク�ス区分および過給器付車 両のエアリストリクターについて、下記の通りお知らせします。

������������������

�RA��ク�ス

・気筒容積�����cc以下のRPN車両。

なお、RPN車両に対するJAF登録年での年次制限は 行わない。

�RA��ク�ス

・気筒容積�����ccを超えるRPN車両。

なお、RPN車両に対するJAF登録年での年次制限は 行わない。

�RA��ク�ス

・気筒容積�����cc以下の���動車両。AE車両(気筒容 積別区分なし)。

・過給器付車両へのエアリストリクターの装着は任意とす る。

�RA��ク�ス

・気筒容積�����cc以下の車両。

・過給器付車両へのエアリストリクターの装着は任意とす る。

�RA��ク�ス

・気筒容積�����ccを超える車両。

・過給器付車両へのエアリストリクターの装着を義務付け る。そのサイズは����(�径������)とする。

������������������

��C��ク�ス

・気筒容積�����cc以下の車両、および気筒容積�����cc以下 のRPN車両。

AE車両(気筒容積別区分なし)。

なお、RPN車両に対するJAF登録年での年次制限は 行わない。

・過給器付車両へのエアリストリクターの装着は任意とす る。

��C��ク�ス

・気筒容積�����ccを超え�����cc以下の車両、および気筒容 積�����ccを超え�����cc以下のRPN車両。

なお、RPN車両に対するJAF登録年での年次制限は 行わない。

・過給器付車両へのエアリストリクターの装着は任意とす る。

��C��ク�ス

・気筒容積�����ccを超える車両。

・過給器付車両へのエアリストリクターの装着は任意とす る。

��������������������

��E��ク�ス

・気筒容積�����cc以下のRN、RJ、RPN、RF車両。 AE車両(気筒容積別区分なし)。

なお、RPN車両については、同一車両型式の最も古い JAF登録年�����年����以�の車両の����認 められる。

・過給器付車両へのエアリストリクターの装着は任意とす る。ただし、装着する場合、そのサイズは最大内径 ����(�径������)とする。

��E����ク�ス

・���動で気筒容積�����ccを超え�����cc以下のRN、R J、RPNまたはRF車両。

���動で気筒容積�����ccを超えるRN、RJ、RPN

またはRF車両。RR車両。

なお、RPN車両については、同一車両型式の最も古い JAF登録年�����年����以�の車両の����認 められる。

・過給器付車両へのエアリストリクターの装着は任意とす る。ただし、装着する場合、そのサイズは最大内径 ����(�径������)とする。

��E��ク�ス

・���動で気筒容積�����ccを超えるRN、RJまたはR F車両。

・過給器付車両へのエアリストリクターの装着は任意とす る。ただし、装着する場合、そのサイズは最大内径 ����(�径������)とする。さらに、エアリストリ クターを装着しない場合は、エンジンコントロールユニ ット(ECU)の変更、改造を認めない。

������������������

�F���ク�ス

・気筒容積別区分なしのRPN車両。AE車両(気筒容積 別区分なし)。

なお、RPN車両に対するJAF登録年での年次制限は 行わない。

�F���ク�ス

・気筒容積�����cc以下の車両。

・過給器付車両へのエアリストリクターの装着は任意とす る。

�F���ク�ス

・気筒容積�����ccを超え�����cc以下の車両。

・過給器付車両へのエアリストリクターの装着は任意とす る。

�F���ク�ス

・気筒容積�����ccを超える車両。

・過給器付車両へのエアリストリクターの装着は任意とす る。

�����������������

�R���ク�ス

・気筒容積�����cc以下の���動のRPN車両。AE車両 (気筒容積別区分なし)。

なお、RPN車両に対するJAF登録年での年次制限は 行わない。

・�����cc以下の車両は当該自動車製造者発行のカタログ等 の主要��一��の車両重量とする。�����cc�ら�����cc 以下の車両は当該自動車製造者発行のカタログ等の主要 ��一��の車両重量に��装�分の���gを増量された 値を車両重量とする。

�R���ク�ス

・気筒容積�����cc以下の車両。

・過給器付車両へのエアリストリクターの装着は任意とす る。ただし、装着する場合、そのサイズは最大内径 ����(�径������)とする。さらに、エアリストリ クターを装着しない場合は、エンジンおよびエンジンコ ントロールユニット(ECU)はノーマルとする。

�R���ク�ス

・気筒容積�����ccを超える���動のRPN車両。

なお、RPN車両に対するJAF登録年での年次制限は 行わない。

�R���ク�ス

・気筒容積�����ccを超え�����cc以下の車両。

・過給器付車両へのエアリストリクターの装着は任意とす る。ただし、装着する場合、そのサイズは最大内径 ����(�径������)とする。さらに、エアリストリ

15 2016・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
2016年JAF地方ラリー選手権のクラス区分および過給器付車両の エアリストリクターについて
[公示No2016−003]

クターを装着しない場合は、エンジンおよびエンジンコ ントロールユニット(ECU)はノーマルとする。

�R���ク�ス

・�������なしの����のRPN車両。

なお、RPN車両に対するJAF登録年での年次制限は 行わない。

�R���ク�ス

� .地方ジムカーナ選手権

�)����年���ジ��ー���� ク�ス���

参加車両 クラス 部門 気筒容積を制限しない前輪駆動(FF)および後 輪駆動(FR)のPN車両およびAE車両��

・���������ccを超える車両。

・過給器付車両へのエアリストリクターの装着は任意とす る。ただし、装着する場合、そのサイズは最大内径 ����(�径������)とする。��に、エアリストリ クターを装着しない場合は、エンジンおよびエンジンコ ントロールユニット(ECU)はノーマルとする。

�)����年��ジ��ー���� ク�ス���

参加車両 クラス 部門

クラス�

気筒容積1600㏄以下の前輪駆動(FF)の PN車両�����

気筒容積1600㏄を超える前輪駆動(FF) のPN車両����� クラス�

PN��

PN�� PN部門 (PN、AE) 気筒容積および駆動方式を制限しないPN ��以外のPN車両��

S���

�輪駆動のN、SA、B、SAX車両��

N、SA、 B部門 �輪駆動のN、SA、B、SAX車両��

S��� クラス区分なしのSC車両 区分なし SC部門

��の��の�るクラスは、����年����ム�ー�/�ートトライ �������規�第���第�条��)を適用する。

��の��の�るクラスの�、下�タイヤを含�通称Sタイヤを� 用する��は、�年のJAF����車両規�第��ス�ー�車 両規定第��ス�ー�N車両規定第�条または第��ス�ー�SA 車両規定第�条に���と。

使用が認められるタイヤ銘柄 ブランド名 タイヤ製造者

PN部門

気筒容積2000㏄以下の後輪駆動(FR)のPN 車両でFIA/JAF公認発行年またはJAF登録 年�2012年1�1�以�の車両������ クラス� 気筒容積2000㏄を超える後輪駆動(FR)のPN車 両(��)とJAF登録車両規定第2条2による前輪駆 動(FF)および後輪駆動(FR)のPN車両��� クラス� クラス���に該当しないPN車両��� クラス�

気筒容積区分�しの前輪駆動のN車両��� クラス� N部門 気筒容積区分�しの後輪駆動のN車両��� クラス� 気筒容積区分�しの�輪駆動のN車両��� クラス� 気筒容積1600㏄以下の�輪駆動のSA車 両およびSAX車両 クラス�

㈱ブリヂストン 93J・98J・01J・02G・03G

520S 540S 55S 11S POTENZA

DIREZZA 住友ゴム工業㈱ 021・032・038・039・048 050 ADVAN 横浜ゴム㈱ FM9R・08R・881・888 PROXES 東洋ゴム工業㈱ 海外タイヤ製造者製該当タイヤを含む (通称セミレーシングタイプタイヤ)等 製造者問わず

�)����年��ジ��ー���� ク�ス���

参加車両 クラス 部門

PN�

気筒容積1600㏄以下の �輪駆動(FF、 FR)のPN車両��

SA/

SAX 部門 気筒容積1600㏄を超える�輪駆動のSA 車両およびSAX車両 クラス� 気筒容積区分�しの�輪駆動のSA車両お よびSAX車両 クラス� クラス区分なしのSC車両およびD車両 区分なし SC/D部門

クラス区分�しのAE車両������ 区分なし AE部門 ��の����るクラスは、����年����ム�ー�/�ートトライ �������規�第���第�条��)を適用する。 ��の����るクラスは、�JAF登録車両規定第�条��による車 両は除く。 ��の����るクラスは、下�タイヤの�用�認���ない。

PN部門

N部門

気筒容積1600㏄を超える�輪駆動(FF、 FR)のPN車両��

使用が認められないタイヤ銘柄 ブランド名 タイヤ製造者

㈱ブリヂストン

520S 540S 55S 11S POTENZA

PN�

PN� PN�クラス、PN�クラスに該当しない PN車両��

N(FWD)

N(RWD)

SA�

前輪駆動のN車両��

後輪駆動のN車両��

気筒容積1600㏄以下の�輪駆動のSA車 両

SA部門 気筒容積1600㏄を超える�輪駆動のSA 車両

SC部門

93J・98J・01J・RSV98・ 02G 03G DIREZZA 住友ゴム工業㈱

ADVAN 横浜ゴム㈱

東洋ゴム工業㈱

製造者問わず

PROXES

021・032・038・039・048

049・A050

FM9R 08R 881 888

縦溝のみのタイヤ/ラリータイヤ/ 海外タイヤ製造者製該当タイヤ等

SA� �気�制限なしの�輪駆動のSA車両

SA�

SC車両 区分なし

AE車両�� 区分なし AE部門

��の��の�るクラスは、����年����ム�ー�/�ートトライ �������規�第���第�条��)を適用する。

��の��の�るクラスは、����年����ム�ー�/�ートトライ �������規�第���第�条��)を適用する。

��の��の�るクラスは、下�タイヤの�用�認���ない。

使用が認められないタイヤ銘柄

POTENZA

520S 540S 55S 11S

93J 98J 01J 02G 03G

021・032・038・039・048

050

PROXES

FM9R・08R・881・888

ラリータイヤ/海外タイヤ製造者製 通称Sタイプ、縦溝のみのタイヤ等

16 2016・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
以上
2016年JAF地方ジムカーナ/ダートトライアル選手権のクラス区分について
[公示No2016−004]
ブランド名 タイヤ製造者
㈱ブリヂストン
住友ゴム工業㈱
DIREZZA
横浜ゴム㈱
ADVAN
東洋ゴム工業㈱
製造者問わず

参加車両 クラス 部門

気筒容積1600㏄以下の�輪駆動(FF、

FR)のPN車両�� クラス�

気筒容積1600㏄を超える�輪駆動(FF、

FR)のPN車両�� クラス�

PN部門

クラス�

気筒容積1600㏄を超える後輪駆動(FR)のP N車両の内、FIA/JAF公認発行年またはJAF 登録年が2012年1月1日以降の車両��

クラス�、クラス�及びクラス�に該当し ないPN車両�� クラス�

前輪駆動のN車両 クラス�

参加車両 クラス 部門 1600㏄以下の前輪駆動及び2000㏄以下 の後輪駆動(FR)のPN制限付車両※ PN� PN部門 気筒容積及び駆動方式を制限しないPN制 限付車両※ PN� 気筒容積1000㏄以下のN車両 N� N部門 気筒容積1000ccを超える前輪駆動のN車両 N� 気筒容積1600㏄以下の�輪駆動のSA・ SAX・SC車両 S�

S部門

(SA、SAX、 SC) 気筒容積1600㏄を超える�輪駆動のS A・SAX・SC車両 S�

N部門 後輪駆動のN車両

SA部門

クラス�

クラス�

�輪駆動のN車両

気筒容積1600㏄以下の�輪駆動のSA/ SAX車両 クラス�

気筒容積1600㏄を超える�輪駆動のSA /SAX車両 クラス�

�輪駆動のSA/SAX車両 クラス�

区分なし B部門

SC部門

気筒容積1500㏄以下の�輪駆動のB車両 ��、��

クラス区分なしのSC車両 区分なし

クラス区分なしのD車両 区分なし D部門

��の記号のあるクラスは、����年�日本ジムカー�/�ートトライ アル����一����� ��� �)を適用する。

��の記号のあるクラスは、下記タイヤの使用が認められない。

排気量区分�しの�輪駆動のSA・SAX・ SC車両 S�

気筒容積1150㏄以下の��輪のB車両 B�

B部門 気筒容積を制限しない�輪駆動のB制限付車両※ B� 気筒容積を制限しない�輪駆動のB制限付車両※ B�

気筒容積を制限しないAE制限付車両※ AE AE部門 ※の記号のある「制限付車両」は、下記タイヤの使用が認められない。

タイヤ製造者

使用が認められないタイヤ銘柄 ブランド名

DIREZZA 住友ゴム工業㈱

POTENZA ㈱ブリヂストン

PROXES 東洋ゴム工業㈱

ADVAN 横浜ゴム㈱

93J98J01J02G 03G

520S 540S 55S 11S

FM9R・08R・881・888

021・032・038・039・048

050

ブランド名

タイヤ製造者 93J98J01J02G 03G

使用が認められないタイヤ銘柄

ラリータイヤ/海外タイヤ製造者製 通称Sタイプ、縦溝のみのタイヤ等 製造者問わず

DIREZZA

㈱ブリヂストン

住友ゴム工業㈱ 520S 540S 55S 11S

POTENZA

PROXES

ADVAN 横浜ゴム㈱

FM9R 08R 881 888 RR

東洋ゴム工業㈱ 021・032・038・039・048

050

Z214 Ventus HankookTireCo,Ltd

V710 Ecsta KumhoTireCo Ltd ラリータイヤ/海外タイヤ製造者 製該当タイヤ(通称Sタイプ)等

製造者問わず

��の記号のあるクラスは、以下の制限が加えられる。

①排気量 :1500cc以下の自然吸気エンジン(NAエンジン) とする。上記の排気量以下であればハイブリッド 車両での参加も認められる。

②駆動方式 :前輪�輪または後輪�輪のいずれ�を駆動する 二輪駆動車とする。

③車両本体価格 :250万円以下とする。

当該自動車製造者発行の量産車カタログの同一 型式に記載される車両本体価格を基準とする。

④最終減速比 :変更は許されない。

⑤フライホイール:変更は許されない。

⑥エアコン :装着およびその機能を維持していること。

⑦タイヤ :セミレーシングタイヤの使用を禁止する。

競技に使用できるタイヤ幅は195mmまでとす る。(競技会場内)

⑧参加制限 :自動車���の��登録年月より�年��した車 両は参加できない。

参加車両 クラス 部門 気筒容積1600㏄以下の�輪駆動(FF、 FR)のPN車両※�

PN部門 (PN、N)

PN�

気筒容積1600㏄を超える�輪駆動(FF、 FR)のPN車両、気筒容積2000㏄以下の 後輪駆動(FR)のN車両※� ただし、N車両はJAF登録車両であり、同 一車両型式の最も古いJAF登録年が2003 年の1月1日以降の車両で、国内競技車両 �����ス�ード車両����� ��� ���)最終減速比の変更は認められない

PN�� PN�およびPN��に該当しないPN車両※� PN� 気筒容積1000㏄以下のN車両、気筒容積 1000㏄を超える�輪駆動のN車両、気筒 容積1600㏄以下のSA車両および、 1600ccを�える�輪駆動のSA車両 AN� AN部門 (N、SA) 気筒容積1000㏄を超える�輪駆動のN車 両、気筒容積1600㏄を超える�輪駆動の SA車両 AN�

CDX部門 (SAX、 SC、D)

気筒容積区分なしのSAX車両、SC車両 およびD車両 CDX

気筒容積区分なしの�輪駆動のB車両およ びAE車両※� BR� BR部門 (B、AE) 気筒容積区分なしの�輪駆動のB車両およ びAE車両※� BR�

※�の記号のあるクラスは、����年�日本ジムカー�/�ートトライ アル����一����� ��� �)を適用する。

※�の記号のあるクラスは、下記タイヤの使用が認められない。 使用が認められないタイヤ銘柄 ブランド名 タイヤ製造者

ADVAN

DIREZZA

FORMULA-R FALKEN

A050 A049 A048

D03G D02G

D93J

RX-VⅡ・RS-V04

RE11S RE55S POTENZA

R888 PROXES TRAMPIO

製造者問わず

海外タイヤ製造者製該当タイヤ(通 称セミレーシングタイヤに準ずる タイヤ)、縦溝のみのタイヤ等

17 2016・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ ������������������������� ������������������������� �������������������������
横浜ゴム㈱
住友ゴム工業㈱
㈱ブリヂストン
東洋ゴム工業㈱

参加車両 クラス 部門

区分なし PN部門 (PN,N)

NS部門 (N、SA、 SAX、SC、 D、AE)

�輪駆動のPN車両および気筒容積 2000cc以下の後輪駆動のN車両(JAF 登録車両で同一車両型式の最も古いJAF 登録年が2003年1月1日以降の車両)※

気筒容積1600㏄以下のN、SA、SAX、 SC、AE車両 クラス�

クラス�

クラス�

クラス�

気筒容積1600㏄を超える�輪駆動のN、 SA、SAX、SCおよびAE車両

気筒容積1600㏄を超える�輪駆動のN、 SA、SAX、SC、クラス区分なしのD 車両およびAE車両

気筒容積1150㏄以下の後輪駆動のB車両 気筒容積1500㏄以下の前輪駆動および� 輪駆動のB車両※

気筒容積1500㏄を超える前輪駆動のB車

R部門

(PN、B)

両※ クラス�

気筒容積1150㏄を超える後輪駆動のB車

両※ クラス�

気筒容積1500㏄を超える�輪駆動のB車 両および�輪駆動のPN車両※ クラス� ※の記号があるクラスは、下記タイヤの使用が認められない。

ブランド名 タイヤ製造者 93J 98J 01J 02G 03G

使用が認められないタイヤ銘柄

参加車両 クラス 部門

FF��

気筒容積1500㏄以下の�輪駆動のN車両、 SA車両、SAX車両、B車両、SC車両 および気筒容積1600cc以下の�輪駆動 のPN車両および全てのAE車両で2000 年(平成12年)10月以降に初度登録された 車両であること

PN、N、 SA、 SAX、 B、SC、 D、AE 部門

FF��

FF��クラスに��しない�輪駆動のP N車両、N車両、SA車両、SAX車両、 B車両およびSC車両

排気量区分なしの後輪駆動のPN車両、N 車両、SA車両、SAX車両、B車両およ びSC車両 RWD

気筒容積1600cc以下の�輪駆動のN車 両、SA車両、SAX車両、B車両および SC車両 �WD-�

気筒容積1600㏄を超える�輪駆動のN車 両、SA車両、SAX車両およびSC車両 �WD-� 参加車両 クラス 部門

DIREZZA

住友ゴム工業㈱ 520S 540S 55S 11S POTENZA ㈱ブリヂストン FM9R・08R・881・888

AE、PN、 N/SA1500部門 (PN、N、SA、AE)

AE・PN・ N/SA1500

全てのAE車両およびPN車両、気筒容積 1500cc以下の�輪駆動のN車両、SA 車両およびSAX車両

横浜ゴム㈱

製造者問わず

PROXES

東洋ゴム工業㈱ 021・032・038・039・048 050

ADVAN

クラス 部門

PN��

海外タイヤ製造者製通称Sタイヤと 判断されるもの、縦溝のみのタイヤ

参加車両

気筒容積1600㏄以下の �輪駆動(FF、 FR)のPN車両およびAE車両*

PN部門 (PN、AE) 気筒容積1600㏄を超える�輪駆動(FF、 FR)のPN車両およびAE車両*

PN�� 全ての前輪駆動のN車両、SA車両および SAX車両 * NS��

NS部門 (PN、N、 SA、SAX)

全ての後輪駆動のN車両、SA車両および SAX車両 *

NS�� 全ての�輪駆動のPN車両、N車両、SA 車両およびSAX車両 * NS�� 全ての��輪のB車両 * B�� B部門

SS部門 (N、SA、 SAX、B)

SS

排気量区分、駆動方式区分無しのN車両、 SA車両、SAX車両およびB車両

*の記号のあるクラスは、下記タイヤの使用が認められない。ただし、 下記タイヤがJATMAラベリングの認定を受けた場合は使用が認 められる。

タイヤ製造者

㈱ブリヂストン

ブランド名

POTENZA

使用が認められないタイヤ銘柄

520S・540S・55S・11S

11A2.0/4.0

93J・98J・01J・02G・03G

ZⅡ-β・α DIREZZA 住友ゴム工業㈱

ADVAN 横浜ゴム㈱

PROXES 東洋ゴム工業㈱

グッドイヤー㈱

021・032・038・039・048

050 A-08B

FM9R 08R 881 888

RSsport-86S・R2・R3・R4

Vspec

海外タイヤ製造者製通称Sタイヤと 判断されるもの、縦溝のみのタイヤ 製造者問わず

�輪駆動のN車両と気筒容積1600㏄以下 の�輪駆動のN車両 N� N部門 気筒容積1600㏄を超える�輪駆動のN車両 N� �輪駆動のSA車両、SAX車両および SC車両 S� S部門 (SA、 SAX、SC) �輪駆動のSA車両、SAX車両および SC車両 S� 排気量区分なしのD車両 区分なし D部門

参加車両 クラス 部門 気筒容積1500㏄以下の�輪駆動のN車両 で排ガス規制平成12年規制以降の適合車 両、および気筒容積1600㏄以下の�輪駆 動のPN車両とし、AE車両を含む。

N1500 &PN1

N1500& PN1部門 (PN、N、AE) 気筒容積1600ccを超える2輪駆動のPN 車両のうち、FIA/JAF公認発行年または JAF登録年が2012年1月1日以降の車両 とする。

PN�部門 �輪駆動のN車両および気筒容積1600㏄ 以下の�輪駆動のN車両

PN�

N� N部門 気筒容積1600㏄を超える�輪駆動のN車両 N� �輪駆動のSA車両、SAX車両およびSC車両 S� S部門 (SA、SAX、SC) �輪駆動のSA車両、SAX車両およびSC車両 S� 排気量および駆動方式による区分なしのD車両 区分なし D部門

18 2016・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ ������������������������� ������������������������� � .地方ダートトライアル選手権 ����������������������������� ���������������������������� ����������������������������

�)������国�ートトライアル��� クラス���

RWD部門 (PN、N、SA、 SAX、B、SC、D)

参加車両 クラス 部門 排気量区分なしの後輪駆動のPN車両、N 車両、SA車両、SAX車両、B車両、S C車両およびD車両

RWD

PN・ S1500 PN S1500 部門 (PN、B、AE)

N部門

気筒容積1500㏄以下の�輪駆動のB車両 ��、気筒容積1600cc以下の�輪駆動 のPN車両および全てのAE車両

排気量によるクラス区分なしの�輪駆動のN車両 N�

気筒容積1600㏄を超える�輪駆動のN車両 N�

排気量によるクラス区分なしの�輪駆動の SA車両、SAX車両およびSC車両

RWD部門 (PN、N、SA、 SAX、SC、D)

RWD

参加車両 クラス 部門 気筒容積1600㏄以下の�輪駆動のPN車 両 PN�� PN部門 排気量区分なしの後輪駆動のPN車両、N 車両、SA車両、SAX車両、SC車両お よびD車両

�輪駆動のN車両 N�� N部門 �輪駆動のN車両、SA車両およびSAX 車両 NS�� NS部門

(N、SA、SAX)

S�

S� S部門 (N、SA、 SC、D)

S�

気筒容積1600cc以下の�輪駆動のN車 両および気筒容積3000cc以下の�輪駆 動のSA車両、SAX車両およびSC車両

気筒容積3000㏄を超える�輪駆動のSA 車両、SAX車両、SC車両およびD車両

��の記�の�るクラスの�、B車両は以下の��が加えられる。

・参加が許される車両は、気筒容積1500㏄以下の自然吸気エン ジンの車両および気筒容積1500㏄以下の 自然吸気エンジンを 搭載したハイブリッド車両とする。

・駆動方式は、�輪�輪�たは後輪�輪のいずれ�を駆動する� 輪駆動車とする。

・当該自動車製造者発行の量産車カタログの同一車両型式に記載 される車両本体価格を基準とし、250万円以下とする。

・最終減速比の変更は許されない。

・フライホイールの変更は許されない。

�)��������ートトライアル��� クラス���  �)��������ートトライアル��� クラス���

・エアコンは装着されていなければならず、その機能を維持してい ること。

・自動車���の������が�������以�の車両��る こと。

参加車両 クラス 部門 気筒容積1600㏄以下の�輪駆動のPN車

両 クラス� PN部門

�輪駆動のN車両 クラス�

�輪駆動のSA車両およびSAX車両 SA�� SA部門 �輪駆動のSC車両およびD車両 SCD-1 SCD部門 (SC、D) �輪駆動のSC車両およびD車両 SCD-2 すべてのAE車両 AE AE部門

�)������国�ートトライアル��� クラス���

クラス 部門

参加車両

�輪駆動のPN車両およびN車両 気筒容積1600㏄以下の�輪駆動のPN車 両およびN車両 � N部門 (PN、N) 気筒容積1600㏄を超える�輪駆動のPN 車両およびN車両 �

�輪駆動のSA車両、SAX車両および SC車両 � SD部門 (SA、SAX、 SC) �輪駆動のSA車両、SAX車両、 SC車両および駆動方式区分なしのD車両 �

�)������州�ートトライアル��� クラス���

RWD部門 (PN、N、SA、SAX)

N部門 気筒容積1600㏄以下の�輪駆動のN車両 クラス� 排気量によるクラス区分なしの後輪駆動のP N車両、N車両、SA車両およびSAX車両 RWD クラス

SA、SC

部門

�輪駆動のSA車両、SAX車両およびS

C車両 クラス�

�輪駆動のSA車両、SAX車両およびS

C車両 クラス�

クラス区分なしのD車両 区分なし D部門 クラス区分なしのAE車両 クラス� AE部門

2016年全日本ラリー選手権統一規則の制定

��������ラ������������の��定���

��� �会��

��� 競技会����

○競技会の定義および組織

�����JAF�日本ラリー������「�競技会の��]」 は、一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」という)の 公認のもとに国際自動車連盟(FIA)の国際モータースポー �競技規則に��したJAFの国内競技規則と�の�則、���� �日本ラリー���規定、������日本ラリー����一規則、 ラリー競技開催規定および本競技会特別規則に従い国内競技と して開催される。

○プログラム~○レッキの実施方法 (略) ○タイヤ

本競技会で使用できるタイヤの本数は、   本までとする。

���.舗装(ターマック)スペシャルステージを有する競 技会の場合、以下の条文を追記すること]

・RR車両、RN車両およびRJ車両は、下記事項を満

参加車両 クラス 部門 �輪駆動のN車両および気筒容積1600㏄ 以下の�輪駆動のN車両 N� N部門 気筒容積1600㏄を超える�輪駆動のN車 両 N� 後輪駆動のPN車両、N車両、SA車両、 SAX車両、B車両およびSC車両 FR S部門 (PN、N、SA、 SAX、B、SC、 AE)

気筒容積1586㏄以下の �輪駆動のPN車両、 N車両、SA車両、SAX車両およびAE車両 S� 気筒容積1586㏄を超える�輪駆動のSA 車両、SAX車両、排気量区分なしの�輪 駆動のB車両およびSC車両 S� �輪駆動のSA車両、SAX車両 S� 排気量および駆動方式区分なしのSAX車 両、B車両およびSC車両 区分なし C部門 (SAX、B、SC) 排気量および駆動方式区分なしのD車両 区分なし D部門

[公示No2016−005]

たしたタイヤを使用すること。

ただし、下記(1) による縦溝のみを有したタイヤおよ びスノータイヤ(「M+S」、「M・S」、「M&S」の表示 があるタイヤ)の使用は認められない。

(�)タイヤ���にタイヤを��する連�した�数 の縦溝を有していること。

(�)当該縦溝はトレッドウェアインジケータ(スリ ップサイン)が出るまで維持されていること。

・RPN車両およびAE車両は、下記事項を満たしたタ イヤを使用すること。

ただし、下記(2)による縦溝のみを有したタイヤおよ びスノータイヤ(「M+S」、「M・S」、「M&S」の表示 があるタイヤ)の使用は認められない。

(�)日本自動車タイヤ協会(JATMA)の定める JATMAラべリング規格における転がり抵抗 C 以上、ウェットグリップ d 以上であること、 または欧州のグレーディング規格における転が り抵抗 F 以上、ウェットグリップ E 以上のタ

19 2016・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ

イヤであること。

(�)�上記(�)を�たしたタイヤでか�タイヤ�� 面にタイヤを��する連�した�数の縦溝を有

(�)当該縦溝はトレッドウェアインジケータ(スリ

ップサイン)が出るまで維持されていること。

・安全上必要と判断した場合、競技長の宣言により規定 本数に追加して�本使用することができる。

本項に従ってなされた競技長の宣言に対して抗議する ことはできない。

[���.非舗装(グラベル)スペシャルステージを有する競 技会の場合、以下の条文を追記すること]

・スノータイヤ(「M+S」、「M・S」、「M&S」の表示が あるタイヤ)を使用すること。

[���.競技会で使用できる最大本数の算出方法]

・舗装(ター�ック)スペシャルステージの��が���~

������の場合、�本(���車両およびA�車両は� 本)とし、����以上の場合、����に�本追加。

・非舗装(グラベル)スペシャルステージの��が���~ ������の場合、��本(���車両およびA�車両は� 本)とし、����以上の場合、����に�本追加。

[���.以下の条文を記載すること。](略) ○セレモニアルスタート/フィニッシュ~○整備作業

○賞典

J���クラス ��~�� JAF�

J���クラス ��~�� JAF�

J���クラス ��~�� JAF�

J���クラス ��~�� JAF�

J���クラス ��~�� JAF�

J���クラス ��~�� JAF�

[���.副賞がある場合はその旨記載すること]  [���.副賞を制限する場合、「JAFの賞典を除き、参加 台数の…を下回らない範囲で賞典を制限する」等を記載 すること。この場合、正式な数を記載した公式通知を発 行し、参加受理書に同封すること]

○その他~○付則 (略)

���  競技参加に関する基準規則 ���~��� (略) ��� 参加��

定められた時間内に、参加者、ドライバーおよびコ・ドライ バーは、夫々本人が下記の書類を参加確認受付時に提示するこ と。代理は認められない。

�)ドライバーおよびコ・ドライバーの自動車�����  �)ドライバーおよびコ・ドライバーの競技��者���  �)競技参加者���

���~��� (略)

���� �����������

��.書類検査:

参加者は、書類検査時に以下の書類を提示すること。

�)自動車検査�

�)自動車�������険�

�)対人���険および��者�険�(��等)

��.車両検査:

�)~�) (略)

�)JAFが指定した競技番号(ゼッケン)および広告は 公式車両検査前までに参加車両の指定された場所に貼付 されていなければならない。なお、競技中に外部から視 認できるよう維持されていること。

�)~��) (略)

���� (略)

���� ス�シ�ルス�ー�

天候の急変による路面状況の変化ならびに車両がコースを逸 脱した場合に重大な危険を招くことがないようクルーの安全性 を考慮した適切な場所に設定すること。競技会審査委員会が危 険と判断した場合、当該スペシャルステージの走行を中止する 場合がある。

����~���� (略)

[公示No2016−006]

�����������ー�/�ートト��アル�����規則� 以下の通り定める。

競技会特別事項

○競技会の定義および組織

�����JAF全日本[ジムカーナ/ダートトライアル] 選手権第 戦「[競技会の名称]」は、一般社団法人日本 自動車連盟(以下「JAF」という)の公認のもとに国際 自動車連盟(FIA)の国際モータースポーツ競技規則に

��したJAFの国内競技規則とその付則、�����日本ジ ムカーナ/ダートトライアル選手権規定、�����全日本ジ ムカーナ/ダートトライアル選手権統一規則、スピード行 事競技開催規定および本競技会特別規則に従い国内競技と して開催される。

○競技会の名称~~○諸施設の見取り図(略)

以上

20 2016・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
���
��� �会��
���~���� (略)
2016年全日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権統一規則の制定
していること。
(略)
以上

FIA-F4車両用指定タイヤについて [公示No2016ー007]

���-��選手権では、���承認の�とプロモーターに よって指定されたタイヤを使用することとなっております。同 選手権のプロモーターからの以下の通り申請があり、指定タイ ヤとして承認しておりますので改めてお知らせいたします。

��指定タイヤ

●銘柄:住友ゴム工業株式会社製〈ダンロップ〉

ドライ用:RACING SLICK FIA-F� USE

パターン サイズ SLICK FIA-F�

SLICK

ウェット用:RACINGWET FIA-F� F� USE

パターン サイズ R�� FIA-F� ���/��� R�� WET/FRONT R�� FIA-F�

●刻印:タイヤにはサイドウォールに次の刻印があります。

『 FORFIA-F� USEONLY 』

●指定期�:����������日まで

●販売開始時期:販売中

●販売価格:(ドライ、ウェットは同価格)

�ロント ������円(�込)

�  ア ������円(�込)

●サービス料金:上記タイヤ価格には、組替え料金は含まれ ていません。組替えは、FIA-F�選手権��会時のサー キット内タイヤサービスガレージにて行います。組替履歴

のない新品タイヤのサーキット内タイヤサービスガレージ での組替え工�は�料とします。�タイヤ料金は����� 円/本が必要です。

��指定タイヤの販売

下記の要領で販売します。

●販売窓口:

株式会社GTアソシエイション FIA-F�事務局

住  所 ����-����

���品�������-��-�

���YNビル�F

電話番号 ��-����-����

E -mail tyre@fiaf4jp

担  当 中野

●販売方法:

①指定タイヤ購入希望者はFIA-F��式サイトより「FIA -F�専用タイヤ注文書」を入手して所定事項を記入の上、 Eメールにてお申込みください。注文書の送信と同時に 必要金額を指定銀行口座にお振込みください。

②お振込み金額確認後、GTアソシエイションFIA-F�事 務局より「タイヤ引換券」を送付いたします。(確認後、 引換券��までに���日�を要します)

③各サーキット内タイヤサービスガレージ(レース週の木 曜日午後〜日曜日のみ開設)にタイヤ引換券をご持参い ただくことで、ご注文のタイヤをお引き渡しします。な お、各サーキットのタイヤサービスガレージや販売店、 FIA-F�事務局での�金による直�購入は��ません ので、万一の際の予備タイヤをご用意いただくことを強 くお勧めします。

④各サーキット内タイヤサービスガレージ以外の場所に配 送を希望する場合は、「FIA-F�専用タイヤ注文書�直 送専用>」に直送先の住所・受取担当者名・電話番号を 明記してください。送料は元払いとします。

�レース開��週�前までに申し込みを�了してください。 レース直前の申込の場合、「タイヤ引換券」の発行をお断 りすることがありますので、あらかじめご了承ください。

●住友ゴム工業株式会社製 FIA-F�タイ������������������������ 管轄地域 所在地・電話・Fax 問合せ窓口 管轄サーキット

スポーツランドSUGO

ツインリンクもてぎ

富士スピードウェイ 鈴鹿サーキット

岡山国際サーキット

オートポリス

住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部 担当:白石

〒651-0071 兵庫県神戸市中央区筒井町2-1-1 Tel:078-265-5622    月〜金 9:00〜17:45

21 2016・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
全国
���/��� R�� DRY/FRONT
FIA-F� ���/��� R�� DRY/REAR
���/��� R�� WET/REAR

F���は、�AF承認のもとオーガナイザーによって指定さ

れたタイヤを使用することとなっております。当該シリーズの オーガナイザーからの以下の通り申請があり、指定タイヤとし て承認しておりますので改めてお知らせいたします。

��指定タイヤ

●銘柄:住友ゴム工業株式会社製〈ダンロップ〉

ドライ用:RACINGSLICK F� USE

パターン サイズ SLICKF� ���/��� R�� DRY/FRONT SLICKF� ���/��� R�� DRY/REAR

ウェット用:RACINGWET F� USE

パターン サイズ R�� F� ���/��� R�� WET/FRONT R�� F� ���/��� R�� WET/REAR

●刻印:タイヤにはサイドウォールに次の刻印があります。

『FORF� USEONLY』

●指定期�:����年�����日まで

●販売開始時期:販売中

●販売価 格:(ドライ、ウェットは同価格、価格は予告なく 変更される場合があります。)

フロント �������(�込)

リ  ア �������(�込)

●サービス料金:上記タイヤ価格には、組替え料金は含まれ ていません。組替えは、F�レース時のサーキット内タイ ヤサービスガレージにて行います。組替履歴のない新品タ イヤのサーキット内タイヤサービスガレージでの組替え工 �は無料とします。�タイヤ料金は�������本が�要 です。

��指定タイヤの供給

下記の要領で供給、販売します。  ●販売元:日本F�協会

http://www.f4kcojp/  ●販売指定窓口:

株式会社日本フォーミュラ・フォー協会

住  所 ��������� ����厚木���東�������

東京アールアンドデー厚木事業所内

電話番号 ������������

フ�ッ�ス番号 ������������

●販売方法:

①指定タイヤ購入希望者は日本F4協会ホームページより「F �タイヤ注文書」を入手して所定事�を記入の上、購入 方法ご案内に従いお手続きください。

②申し込み受付後、日本F�協会タイヤ販売事�所より「F �タイヤ引換券」を送付いたします。(申し込み受付後、 引換券��までに���日�を要します)

③タイヤ注文書に記載された各サーキット内タイヤサービ スガレージ(レース前日および当日のみ開設)にタイヤ 引換券をご持参いただくことで、御注文のタイヤをお引 き渡しします。注文書にはエントリー時のゼッケンを記 入してください。なお、各サーキットのタイヤサービス ガレージや販売店での現金による直接購入は出来ません ので、万一の際の予備タイヤをご用意いただくことを強 くお願いします。

④各サーキット内タイヤサービスガレージ以外の場所に配 送を希望する場合は、「F�タイヤ注文書」に配送�の住 所・氏名(または受け取り担当 者)・電話番号・お届け 希望日を明記してください。お届け希望日の記載が無い 場合、翌週での出荷手配となります。年末年始、その他 繁忙期はF�協会ホームページに�認ください。送料は 元払いとします。

�レース開��週�前までに申し込みを�了してください。 レース直前の申込の場合、「タイヤ引換券」の発行をお断 りすることがありますので、あらかじめご了承ください。

⑥注文後の取り消しはできません。また、製造ロットの指 定はお受けできません。

●住友ゴム工業株式会社製 F�タイ������������������������

スポーツランドSUGO ツインリンクもてぎ

筑波サーキット

富士スピードウェイ

鈴鹿サーキット

岡山国際サーキット

住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部 担当:安岡

〒651-0071 兵庫県神戸市中央区筒井町2-1-1 Tel:078-265-5622 Fax:078-265-5652

22 2016・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
管轄地域 所在地・電話・Fax 問合せ窓口 管轄サーキット
全国
F4車両用指定タイヤについて [公示No2016ー008]
23 2016 1/2 JAF MOTOR SPORTS

山本尚貴選手がJAF GP杯を獲得!

2015年全日本選手権スーパーフォーミュラ最終戦  第14回JAF鈴鹿グランプリ[JAF公認No.2015-0023] 開催日:11月6日~8日 開催場所:鈴鹿サーキット 格式:国際  主催:NRC[クラブ登録No.公認23001]、SMSC[クラブ登録No.公認24001]、㈱モビリティランド[団体登録No.公認24001] フォト/吉見幸夫、JAFスポーツ編集部、モビリティランド レポート/JAFスポーツ編集部

シリーズランキングのトップ4人のチャンピ オン争いが持ち込まれたスーパーフォーミュラ 最終戦は、2014年に続き、JAF鈴鹿グランプ リがかかる一戦として11月7~8日の二日間、 開催された。

今回のレースは2レース制を採り、レース1 は20周、レース2は28周で、ともに8日決勝 日、午前と午後に分けて行われる。予選はノッ クアウト方式を採り、Q1の順位でレース1のス

ターティンググリッドを決定。Q1~Q3通算の 結果でレース2のグリッドが決まるという形だ。

7日土曜、曇り空の下、ドライ路面で始まっ

JAF会員優待も充実!

今回のJAF鈴鹿GPではJAF会員向け に様々な特典が用意された。前売チケット の大幅な料金割引のほか、レースウィーク 中も、会員限定のサーキットサファリなど も新たに企画され、好評を博した。JAFブ

ースでも無料のドリンクサービス等が行わ れ、JAF会員には「お得感」が感じられるイ ベントとなったようだ。

たQ1を制したのはランキング3位で逆転王座 の可能性を残すアンドレ・ロッテラー選手。 0.038秒という僅差で石浦宏明、ジェームス・ ロシターの両選手がまったくの同タイムで続い たが、先にタイムを出した石浦選手が2番手を 奪取。初の王座を見据えるシリーズリーダーは 上々の滑り出しを見せた。

ロッテラー選手はQ2もトップで通過と快調 をキープするが、Q3で巻き返しを見せたのが HONDAユーザー勢。野尻智紀選手がまず1 分38秒192で首位に立つと、山本尚貴選手が ただ一人、38秒の壁を破る37秒963をマーク。

開幕戦の鈴鹿に続く、 シーズン2度めのPP

サポートレースも 雨中で各クラス、 激戦を展開

レース1のスタートに先立ち、第14回JAF鈴鹿グランプリの 開会を宣言するJAF矢代副会長。

を奪取し、野尻選手も好調ロッテラー選手に逆 転を許すも3番手を確保した。

このセッション、石浦選手はペースが上がら ず、7番手とレース2は厳しいグリッドに。しか し石浦選手を6ポイント差で追うランキング2 位の中嶋一貴選手もこの日は上位陣に食い込 めず、レース1は5番手、レース2は4番手と 苦しいスタートとなった。

1.GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 2015関西シリーズ第4戦で優勝した武平良 介選手。2.GAZOO Racing 86/BRZ Race 2015プロフェッショナルシリーズ第8戦で 優勝した元嶋佑弥選手。3.GAZOO Racing 86/BRZ Race 2015クラブマンシリーズ第 8戦Aで優勝した松原怜史選手。

24 2016 1/2 JAF MOTOR SPORTS
JAF GP SUZUKA
1 3 2

レース2を制した山本尚貴選手がJAF鈴鹿グラ ンプリの栄えあるトロフィーを手にした。

明けた8日決勝は予報通り、朝からあいにく の雨となった。レース1が始まる午前10時前に は雨足も強まったため、セーフティカースター トとなるが、SCによる先導は2周に留まったた め3周めから実質的なレースがスタートした。 PPのロッテラー選手が好スタートを決める一方 で、2番手の石浦選手の背後にはロシター選手、 4番手スタートの小林可夢偉選手が貼りつく。

3台による2番手争いはレース後半、再び、 雨が強くなったことで緊張感が増したが、16周 めにロシター選手がコースオフからクラッシュ を喫して脱落。続いて可夢偉選手が石浦選手 に仕掛け、18周めのシケインではアウトから並 びかけるもオーバーシュート。結局、そのまま のオーダーでフィニッシュした。

ロッテラー選手はシーズン3勝めをあげるも 石浦選手が2位に食い込んだため、このレース でノーポイントに終わったJ.P.・デ・オリベイ ラ選手とともにタイトル獲得の可能性がついえ、 ロシター選手のリタイヤで4位に浮上した中嶋 一貴選手のみが首の皮一枚繋がった状態で石 浦選手とのマッチレースに臨むことになった。

レース2は雨も小降りとなったため、通常の

4.ランキング4位で最終戦に臨んだオリベイラ選手はレース2で3位を獲得。5.レース1で3位に食い込んだ可夢偉選手は最後尾からスタ ートしたレース2でもオーバーテイクショーを見せ、観客の声援に応えた。

6.レース1で完璧なレース運びを見せたロッテラー選手だが、4年 ぶりの王座奪還は果たせなかった。

7.8.レース1で2位に入り、タイトルに王手をかけた石浦宏明選手。レース2は4位でチェッカーを受け、 初のチャンピオンに輝いた。9.レース1でジャンプスタートを狙った一貴選手だったがSCスタートにより叶わず。タイトル防衛は果たせなか った。10.レース1表彰。左から2位石浦選手、優勝ロッテラー選手と舘監督、3位可夢偉選手。11.2015年限りでタイヤ供給を終えるブリ ヂストンに感謝の気持を伝えるセレモニーが行われた。12.2016年からタイヤ供給を受け持つ横浜ゴムの発表会も行われた。13. 最終戦と なった今回の一戦ではシーズンエンドパーティが最後に行われた。

スタンディングスタートに。しかし5番グリッ ドについた可夢偉選手のフロントブレーキダク トのバックボードから炎が上がったため、ディ レイ。27周のレースに短縮され、初優勝を狙っ た可夢偉選手も最後尾に回るという波乱のスタ ートとなった。

JAFグランプリ杯を手に、JAF小栗会長と記念撮影に応じる山本尚貴選手。

注目のオープニングラップ、1コーナーではポ ールシッターの山本選手に抜群のスタートを決 めた一貴選手が並びかけるも、ここは山本選手 が抑えホールショットを奪った。「レース1はク ルマの調子がよくなく正直不安を持って 臨んだレースでしたが、エンジニアのお かげで動きが良くなって気持よく走るこ とができた」という山本選手に対し、優 勝がマストの一貴選手は「レース2はアン ドレのセットも参考にしてみたけど、速 いという感じにまでは持って行けなかっ

た」と山本選手の背後を脅かすことはできず、2 台の間隔は広がっていく。

一方、タイトルに王手のかかった石浦選手は 前を走っていた野尻、ロッテラーの両選手がレ ース中盤、マシントラブルで相次いでスローダ ウンする中、4番手まで浮上。結局、独走態勢 を築いた山本選手が逃げ切って、一貴、オリベ イラ両選手が表彰台を獲得。4位を守った石浦 選手が待望のシリーズチャンピオンに輝いた。 「今回はQ1で今年一番というくらいマシンを ねじ伏せていい走りができて、思った以上にタ イムが出せたので“来てるかな?”という感じは ありました。実力は出せた週末だったと思うし、 無事に終われてよかった。チームの明るい雰囲 気にホント助けられた一年でした」と石浦選手。 初優勝、初タイトルと初物尽くしの一年を笑顔 で振り返っていた。

25 2016 1/2 JAF MOTOR SPORTS
4 5 7 6 8 10 9 12 13 11

KeePer RC Fが白熱バトルを制す!

2015 SUPER GT Round8 もてぎGT250kmレース[JAF公認No.2015-0024]

開催日:11月13日~15日 開催場所:ツインリンクもてぎ 格式:国際 主催:㈱モビリティランド[団体登録No.公認24001]、 M.O.S.C. [クラブ登録No.公認09001]、㈱GTアソシエイション[団体登録No.加盟13059] フォト/野澤廣幸、GT-A レポート/JAFスポーツ編集部

国内トップフォーミュラの雌雄が決した最終 戦から1週間後の11月13日~15日、日本が世 界に誇るスーパーGTの最終戦がツインリンク もてぎで開催された。

例年、息詰るチャンピオン決定戦が最終戦に 持ち込まれるのが通例のスーパーGTだが、 2015年は最終戦を待たずにGT300クラスは前 戦、オートポリスで決着。GAINER TANAX GT-Rがアンドレ・クート選手のドライバーズタ イトルとチームタイトルをダブルで勝ち取った。

GT500クラスでも日産勢は優位に立ち、最 終戦を前にして、安田裕信/J.P.デ・オリベイ ラ組のカルソニックIMPUL GT-Rが66ポイン トで首位。それを2ポイント差で松田次生/ロ ニー・クインタレッリ組のMOTUL AUTECH GT-Rが追いかける。自力でチャンピオンを手 繰り寄せる権利を持つのはこの2台だけだ。

ランキング3番手は立川祐路/石浦宏明組

1.GT500最終戦を3位で終えたRAYBRIG NSX CONCEPTGTはシリーズランキングも3位にジャンプアップした。 2.3.「今回のレースで5年は寿命が縮まったよ(笑)」とクイン タレッリ選手が振り返ったMOTUL AUTECH GT-Rは予選の 劣勢を跳ね返して2年連続のタイトルを掴んだ。

のZENT CERUMO RC Fで53ポイント。

本山哲/柳田真孝組のS Road MOLA GT-R が50ポイントで続き、NSX勢最上位となる山 本尚貴/伊沢拓也組のRAYBRIG NSX CON CEPT-GTと伊藤大輔/ジェームス・ロシター 組のPETRONAS TOM’S RC Fがともに49 ポイントで並ぶ。この6台にタイトルの可能性

が残されていた。

全車ノーハンディと、ウエイトから解放され たマシンがグリッドを競った14日土曜の予選 はあいにくの雨に祟られた。そしてQ1では何 とMOTUL GT-Rが12番手にとどまり、Q2進 出を絶たれる波乱が起きる。Q2は、KeePer TOM'S RC Fをドライブした平川亮選手が1 分49秒738でPPを獲得。ともに49秒台にタ

坪井翔選手が初代FIA-F4チャンピオンを獲得

2015年、スーパーGTと全戦併催で行われたFIA-F4 も、最終戦にチャンピオン争いが持ち込まれた。第6戦

からの怒涛の6連勝が効いてシリーズ首位を走る坪井翔 選手を、シリーズ序盤に連勝した牧野任祐選手が追い掛 ける展開だが、残り2戦のどちらかで表彰台に 上がれば王座が決まる坪井選手が優勢。しか し、土曜午前の予選では牧野選手が2番手、PP と完全復活をアピールしたのに対し、坪井選手 はともに9番手と赤信号が灯る。

迎えた土曜午後の第13戦では抜群のスター トを決めた牧野選手がそのまま逃げ切って8戦 ぶりの勝利を獲得。坪井選手は、5位にとどまっ た。翌日曜の最終戦でも牧野選手は独走態勢を 築くが、「セットアップを変えてもらってグリッ プ感が増した」という坪井選手は前日とは打っ て変わって次々と前走車をパス。僅か2周で3 位に浮上する。

王座獲得圏内に順位を上げた坪井選手の勢

「ライバルとのバトルも楽し めたし、シーズンをいい形 で締め括れて良かったで す」(平川選手)。GT500は タイトルを争う上位陣を尻 目に快走を見せた平川/カ ルダレッリ組のKeePer TO M'S RC Fが優勝。

イムを入れたEPSON、RAYBRIGの2台の NSX CONCEPT-GTが続いた。

明けた決勝日15日も午前中は雨。しかしそ の後は上がってコース状況も好転。決勝スター トを控えたウォームアップランではスリックに 履き替えるマシンも現れたが、スタート30分 前から再び雨が降り出し、たちまちコースはフ ルウェットに。全車、レインタイヤを装着して のスタートとなった。

PPのカルダレッリ選手駆るKeePer RC F は順調にホールショットを決めるが、EPSON NSXが喰らいつき、この2台がまずはレースを 引っ張る。この中、3位グループにつけていた PETRONAS RC Fが10周めにマシンストッ プ。これでタイトル争いは5台に絞られた。 スタート直後から晴れ間が覗いた空模様は見 る見る内に回復。レースの3分の1を過ぎた19

いは止まらず、最終ラップでは遂に牧野選手に追いつき、 サイドバイサイドに持ち込むが、ここは牧野選手が意地 を見せて首位は譲らず。牧野選手が2連勝と最高のパフ ォーマンスを見せたが、栄えある初代王座は坪井選手の 上に輝くことになった。

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8. 関谷正徳監督に祝福され、感激 の表情を見せる坪井翔選手。9. 連 続表彰台をさらった根本悠生選手。 10. 最終戦表彰。左から2位坪井、 優勝牧野、3位根本の3選手。
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8 9 10
最終大会2連勝と強烈な速さ をアピールした牧野任祐選手。

PRIUS apr GT(中山/嵯峨組)、3位GAINER TA NAX SLS(平中/ビルドハイム組)の各選手。5.GT300・3位入賞の GAINER TANAX SLS。6.GT300・グッドスマイル初音ミクSLSは 2015年最上位の2位獲得。7.レース終了後の記者会見では嵯峨選手 が「今後はウエイトを想定したクルマ作りを詰めたい」と語ったTOYO TA PRIUS apr GTだったが、大会終了後には2015年を以って参戦終 了を発表。結果的に有終の美を飾ることになった。

周めから各車が続々とピットインし、スリック にチェンジする。23周めには首位を走るKeeP er RC Fがピットイン。24周めにはカルソニッ ク、その翌周にはじわじわと順位を上げてきた MOTULの2台のGT-Rがピットインするが、 カルソニックよりも3秒早くピット作業を済ま せたMOTULは、アウトラップのカルソニック をパスしたRAYBRIG NSXの前でコースに戻

参加ドライバーが全員登壇したフィナーレセレモニーには多く の観客が詰めかけた。

ることに成功する。

KeePer RC Fのピットインで首位に上がっ たEPSON NSXはその後も走り続け、1分以 上の大差を築くが、GT500とGT300の接触ア クシデントが起き、SCが導入されたため、その マージンは帳消しとなってしまう。

レースは31周めからバトルが再開するが、 このリスタートの1コーナーで首位を走ってい た平川選手のKeePer RC Fが何と1コーナー でオーバーラン。これで遂に松田選手のMOT UL GT-Rがトップに上がるが、それもつかの 間。バックマーカーに詰まったMOTUL GT-R を平川選手が41周めのV字コーナーでパス。 KeePer RC Fが首位に返り咲く。

レース終盤はこの2台に追いついたRAYBR

S-GT Round.8

IGそしてタイトルのためにはMOTULの前で のゴールが条件のカルソニックによる壮絶なバ トルが展開されたが、オーダーは揺るがず。Ke ePer RC Fが開幕戦以来のシーズン2勝めを あげ、2位を守ったMOTUL GT-Rが土壇場で 2年連続のタイトルを死守した。

一方、GT300もGT500同様の展開を見せ た。開幕戦に次いでシーズン2度めのPPを奪 ったのは、その開幕戦を制した嵯峨宏紀/中山 雄一組のTOYOTA PRIUS apr GT。Q1、Q2 で断トツのタイムを叩き出した速さは、ドライ に転じた決勝でも衰えず、SCの影響で一時は 4番手に順位を落とすも、38周めには再び首位 を奪還。GT500のKeePer RC Fと同じく開幕 戦以来の2勝めをマークした。

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4.GT300表彰。左から2位グッドスマイル初音ミクSLS(谷口/片岡 組)、優勝TOYOTA

2015年全日本ラリー選手権の最終戦、新城 ラリーが10月30日~11月1日の3日間行われた。

今回もメイン会場となったのは愛知県の新城 総合公園。観戦無料のギャラリーステージが、 レイアウトを変更して今年も設定されたほか、 今回はこの舗装ステージを使ってのデモンステ ーションランが田嶋伸博選手や全日本ダートラ チャンピオンを決めたばかりの田口勝彦選手ら のドライブによって行われた。

ラリーの設定は2日間で計17本、トータル 96.735kmのSSを走破するという設定。この SS区間を含む全体の総距離も414.088kmと スケールアップしている。SSのステージは計5 カ所。ネーミングが一部変わったものの、従来 このラリーで使用してきたステージがベースと なる形で設定されている。

DAY1はこのラリーの名物ステージ「雁峰 北」、雁峰線の流れを汲む「上平井」と、お馴染 み2車線のスカイラインの超高速ステージ「鬼 久保」が主たる舞台。DAY2はこちらも名物ステ ージとなった「ほうらいせん一念不動」と「上平 井」そして「鬼久保」によって構成される。新城 総合公園内のギャラリーSSは2日間、2本ずつ が設定されたが、DAY2は200mほど短縮され

た設定となった。

シーズン3度めの クラス成立となった JN1クラスは、昨年 も圧倒的な速さでこ のラリーを制している 中村晃規RX-8が前 評判通りのスピード を見せ、DAY1は総合 15番手のタイムで折 り返す。しかしDAY 2最終のギャラリー SSであるSS17でま さかのコースアウト。

完走すればタイトル が転がり込む松田保 夫RX-8にシーズン2 勝めを献上する形と なった。

1.JN3・3位には戸塚和幸組が前日の5位からジャンプアップした。

2. 話題を集めたJN1国沢光宏組の MIRAIは2位完走を果たした。

9台が参戦と2015 年最多エントリーを数えたJN2クラスは、前戦 ハイランドマスターズで全日本初優勝をさらっ た鈴木尚ZC31スイフトが飛び出し、DAY1を 首位で折り返すが、DAY2に入るとチームメイ

2015年JAF全日本ラリー選手権第9戦 新城ラリー2015[JAF公認No.2015-2306] 開催日: 10月30日~11月1日 開催場所: 愛知 格式: 国内 主催: MASC[クラブ登録No.加盟23011] フォト/中島正義、水野文幸、山口貴利、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部

トでもある須藤浩志ZC32スイフトが猛追。 SS15で鈴木組を捉えて首位に浮上、第6戦モ ントレーに次ぐ2勝めをあげた。

「新型スイフトは旧型に比べるとすべてが上回 っているので負けるわけにはいかないですよ (笑)。タイヤも路面に合ってくれました」と須藤 選手。2016シーズンの動向が注目される。

JRC Round.9

勝田範彦組、VAB WRXで待望の初勝利

3.JN2チャンプ決定済みの高橋悟志組は3位でフィニッシュ。4.5. 最後 に波乱が待ち受けたJN1は松田保夫/杉原慶彦組が2勝めをマーク。6.7.JN3は今回も断トツの速さを 見せた岡田孝一/鶴田邦彦組が優勝。タイトルレースでも2番手にダブルスコアの圧勝を飾った。
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2015年最後の一戦でVAB型WRXでの最初 の勝利をマークした勝田範彦/石田裕一組。

ラリーだけじゃない!クルマの楽しさを 味わえるスペースがさらに充実!

観戦以外にも様々なイベントが用意されているのが新城ラリーの 特長。同公園へのギャラリーの移動はシャトルバスを使用して行われ たが、今回はJRにより臨時列車も運行される等、輸送力も上がり、 折からの好天に恵まれたこともあって、2日間で5万人を超えるギャ ラリーが訪れた(主催者発表による)。

JN3クラスも参加9台と激戦区となったが、 チャンプ決定済みの岡田孝一デミオが今回も圧 倒的な速さを見せて6勝めを獲得、有終の美を 飾った。JN4クラスも横尾芳則組が「何度かこ のラリーを走ってきた中で、初めて楽しく走れ た(笑)」という「雁峰北」でのぶっちぎりのベスト が効いてDAY1からラリーの主導権を握る。途

中、「鬼久保」でスピンからタイヤバーストを招 くも大事には至らず、終わって見れば2015年

参戦した3戦をすべて勝利で締め括った。

若手二人による注目のチャンピオン争いは番 場彬組が横尾組がスピンを喫した同じコーナー

8.JN6奴田原文雄組は3位にとどまり、新城ラリー連覇は成らず。9.JN3・2位には藤田幸弘組が入り、ランキングも3位に 浮上した。10.JN4石川昌平/石川恭啓組は3位でゴール。ともに初にチャンピオンを決めた。11.チームメイト同士のバトル となったJN2のトップ争いは須藤浩志/新井正和組がDAY1の20秒差を跳ね返してシーズン2勝めをゲット。

ったが、GRMNターボがマシントラブルに見舞われる不運もあってJN5・6位にとどまった。

で姿勢を崩してコースオフ。3位で走り切った石 川昌平組が初のタイトルを手にした。

残るJN5クラスとJN6クラスは勝田親子が 主役を張る一戦に。JN5ではSS1でバーストを 喫した勝田貴元組がそこから何と13台抜きの 快挙を見せて大逆転優勝。「今年後半、北欧の ラリー参戦の経験を生かしてペースノートの作 り方を変えたことが速さに繋がりました」という 貴元選手は、2014年ハイランドマスターズ以来 となる2勝めを獲得した。

JN6クラスでも、「テストで詰めたセッティ ングが当たった」という勝田範彦組が横尾組同

14.15.JN4は2番手に1分以上の大差をつけた横尾芳則/渡邉晴子組が3勝めをマーク。横尾選手はランキング2位でシリーズを終え た。16.DAY2はベストで上がったJN6新井敏弘組だが有終の美は飾れず、2位。17.DAY1を4位で折り返したJN4佐藤隆行組は2位 までジャンプアップ。18.JN2鈴木尚組は逆転を許し、前戦からの連勝は果たせず。19.JN5・2位に終わった眞貝知志組は舗装のみの参 戦ながらシリーズ3位をゲット。20.21.SS1のバーストから見事な追い上げを見せた勝田貴元/足立さやか組が大逆転でJN5を制した。

様、「雁峰北」で築いたマージンを最後まで守っ て、投入5戦めにしてVAB型WRXでの初勝 利を飾っている。2016年はVABでのグラベル のスピードが注目されるところだ。

JN6ポディウム。勝利を飾った石田裕一選手は全日本最速 のクラスで初優勝。手荒い祝福を受けた。

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12.チャンプ 決定済みの天野智之組はDAY1から1つ順位を落として3位でフィニッシュ。13.FF初ドライブで注目された新井大輝選手だ

大坪伸貴86が雨中の混戦を制す!

2015年JAFカップオールジャパンジムカーナ

2015年JMRC全国オールスタージムカーナ[JAF公認No.2015-3127]

開催日:11月7日~8日 開催場所:名阪スポーツランドCコース 格式:国内

主催: LAZY W.S.[クラブ登録No.加盟27022]、R-7[クラブ登録No.加盟26009]

フォト/山口貴利 レポート/JAFスポーツ編集部

11月7~8日、シーズン終盤のビッグイベン ト、JAFカップオールジャパンジムカーナ/ JMRC全国オールスタージムカーナが、奈良 県の名阪スポーツランド Cコースで開催され、 200台に及ぶ“フルグリッド”のマシンがパドッ クを埋め尽くした。

日曜日は天気予報通り朝から雨が降り続き、2

スで好タイムを連発し初制覇。

本ともウェットコンディションでの戦いになった。

全日本組の参加は3名と少なかったものの、6 地区の地方選手権チャンピオンが顔を揃えるな ど、28台の最多エントリークラスとなったのは PN3クラス。

1本めが終わって、上位3台は佐々木裕選 手、山家丈夫選手、山下友秀選手という九州

SA1クラスの松瀬篤弘選手は「ライバル達が追い上げてきて 2本めはビビったんですが、“迷ったら踏め”と言い聞かせて 頑張りました」と僅差でJAFカップ初優勝。

勢が独占。2本めは上位陣全員がタイムアップ を果たし、上位9台までが1秒以内にひしめく という混戦を制したのは、「名阪に来たのは初 めて」という関東3位の大坪信貴選手だった。 地方戦3勝を挙げている実力者は、「レイア

6.Dクラスは村上仁選手が優勝。 7. 藤林伸吉選手はB1クラスで優 勝した。8.B2クラスは関東の柳和 典選手が優勝を果たした。9. 女性 の戦いとなったLクラスは清水浩子 選手が逃げ切って優勝。10. 大澤勝 紀選手がB3クラスで逆転優勝を 果たした。

JAFCUP
GYMKHANA
1.N1クラスの水野俊亮選手は追い上げるも一歩届かず2位に。2.N2クラスは1本めトップの梅村伸一郎選手が2位表彰台へ。3. 岡部隆市選 手はN3クラスで2位獲得。4. 小幡宏昭選手はN1クラスでJAFカップ2連勝を果たした。5. 中部チャンピオンの大須賀義外選手はSA2クラ
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PN3クラスで6名の地方戦王者を抑えて優勝し たのは、関東3位の大坪伸貴選手。

11.12.N2クラスはベテラン西森顕選手が「これまであまりい い思い出が無かった名阪」でJAFカップ初優勝。13.14.PN2 クラスは松本悟選手が初めてのビッグタイトル獲得。 15. 中 国地区のベテラン髙屋隆一選手が「いつもの走り」でJAFカ ップ初制覇を果たした。16.PN1の2位には小林伸人選手が 入った。17.PN2クラスは下原幸登選手がトップと僅かの差 で2位に。18. 九州王者の山家丈夫選手はPN3クラスで2位 表彰台に。19.PN4クラスの2位には小野田了選手が入った。

ウトも路面も、とても面白いコースという印象 です。セッティングは特にいじらず関東で走っ ているときと同じ。今日の雨対策は、地元の皆 さんがタイヤの空気圧を高めにしていたのを見 て、自分もかなりパンパンにして走りました。 あとは滑らないようにだけ気をつけました」と自 己の走りを分析。静かにJAFカップ初優勝の 喜びを噛みしめていた。また2位には地方戦王

者の意地を見せた九州の山家選手、3位には27 台のZC6、ZN6に対してたった1台のアクセラ で挑んだ難波眞選手が入り、マシンのポテンシ ャルを示した。

PN1クラスを

逆転で制したのは中国地区のベテラン高屋隆一 選手だった。全日本でも初優勝を遂げたばかり の高屋選手は、「2本めは、タイヤの圧を高め にして賭けてみようと思って準備していたんで すが、急きょいつも通りのセッティングに戻し ました。変わった事をやって失敗して後悔する くらいなら、普段の自分の走りをしようと。だ から2本めは、攻めていくというよりも、いつ もの自分のリズムを心掛けました」と出走直前 の作戦変更だったことを明らかにした。

PN2クラスでは、この路面によってZニス モ勢が揃って下位に沈む波乱の展開に。シビッ ク勢の戦いを制したのは、全日本では何度も2

20.SCクラスで2位に入ったのは永井克己選手。21.SA1クラスは北海道の小武拓矢選手 が2位表彰台に。22.SA2クラスは畠山純綱選手が2位に入った。23. 村上公一選手はSA3 クラスで2位表彰台を獲得。24. 恒例の地区対抗戦は関東が優勝した。25.26.27.PN2、 PN1、PN3各クラス表彰台の皆さん。28.29.PN4クラスは「イメージ通りに走れた」という掛 札雄一選手がJAFカップ連覇を果たした。30.N3クラスは地元近畿の飯坂忠司選手が6年 ぶりのJAFカップ優勝。31.SCクラスはレンタルのマシンで出場した西原正樹選手が優勝を さらった。32.33.34.35.36.37.38.39.PN4、N1、N2、N3、SA1、SA2、SA3、SC各 クラス表彰台の皆さん。 40.SA3クラスは近畿の辰巳浩之選手が大差で優勝を果たした。

位に入っていたがあと一歩で優勝を摑むことが できなかった松本悟選手だった。

「2本めは、1本めに失敗した部分を修正してま とめていく走りをイメージしていたんですが、 前半のターンでまたミスをしてしまって、この ままではさっきのタイムは超えられないと思っ て、後半はタイヤをインに乗せたりして攻める 走りに変更しました。そうするとクルマが前へ 前へと進むようになったので、“よっしゃあ”と いう感じで(笑)」。2位の下原幸登選手を僅か 100分の1秒差で振り切って、初めてのビッグ タイトルを手にした。

またJMRC全国オールスターの地区対抗戦 では、関東地区が優勝を果たした。

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20歳の新鋭が大一番で大金星!

2015年JAFカップオールジャパンダートトライアル  JMRC全国オールスターダートトライアルIN中国[JAF公認No.2015-4028]

開催日:10月31日~11月1日 開催場所:テクニックステージタカタ 格式:国内  主催:CCN[クラブ登録No.加盟35005]、TTS[クラブ登録No.加盟34031] レポート/佐藤均 フォト/西野キヨシ

全日本選手権と地方選手権のシリーズ上位 選手が一堂に会する年に一度の交流戦「JAFカ ップ&JMRCオールスターダートラ」が、広島 県安芸高田市にあるテクニックステージタカタ で開催された。

レースウイークは晴れ後曇りでその後雨模様 となっていたが、予報が変わって雨雲は遠のい た。しかし、日曜の朝は霜が降りる極度の冷え

込みに見舞われて路面温度が低下。そのため、 超硬質ドライタイヤが使える路面の見極めが難 しくなり、特に全日本ドライバーのタイヤチョ イスを難しくさせた。コースレイアウトは全日 本第4戦とほぼ同様だったが、立体交差のメビ ウスブリッジ周辺にはストレートエンドにクレ ストが加えられており、攻略が難しい新名所の 登場に地元選手も驚いていた。

昨年の優勝旗が返還された開会式では地元 の若手2名が選手宣誓を行い、中国地区の SA1チャンプ太田智喜選手とSC2チャンプ古 屋慶己選手が「土手を駆け上がっても決してア クセルを抜かず、ゴールを過ぎたら速やかにア クセルを緩めることを誓います」と全開走行を 宣言した。

地元中国の矢野淳一郎選手や近畿の近藤圭 司選手、北海道の和泉泰至選手など後輪駆動 を駆る地区戦チャンプが顔をそろえたPN2ク ラス。全日本戦で鎌 田卓麻選手と死闘を 繰り広げてシリーズ2 位に終わった櫻井貴

「1本めから87Rでいきましたが2本めはフロントだけ92Rに しました」。荻原吉雅選手がチャンプの貫禄でPN1を制した。

章選手が最終ゼッケンだ。公開練習から好タイ ムを連発して、決勝第1ヒートでも2位を1秒 以上引き離すベストタイムを計時して気を吐い た。

しかし、土曜からヒタヒタと僅差で後を付け ていたのは若手期待の竹本幸広選手だ。「1本 めはたくさん失敗してるからこのタイム差は返 せますよ!」と力強くスタートした第2ヒートで は、中間こそコンマ差だったが後半で好走して 2位を1.5秒引き離す暫定ベストを叩き出した。 最終走者の櫻井選手は中間計時コンマ8秒差 のままフィニッシュしたが、タイムは竹本選手 に届かず1秒遅れ。この結果、竹本選手がスタ ート前の宣言どおり、後輪駆動に挑戦して初と なる金メダルを獲得した。 「ミスをなくす走りができるようになってきて、 自分としても乗れてきた実感があります!2本

1.PN2で2位に甘んじた櫻井貴章選手。2.コルトで健闘の松岡修司選手はN1で2位入賞。3.PN1・ 2位入賞は九州の永田誠選手。4. 近畿の小泉敏志選手はSA2で3位獲得。5.SA1太田智喜選手は 地元の一戦を飾れず、2位。6.N2チャンプ黒木陽介選手も2位にとどまった。7.「今回は来年に向 けたセッティングの最終テストができて良かった」。2本ともベストと貫禄を見せたD谷田川敏幸選手。 8.「A036の走りのイメージに集中できた」と振り返った大西康弘選手はSA2を制した。9.JAFカップ 3連覇を狙ったSC1工藤清美選手は見事に目標を達成。10.SC2は梶岡悟選手が地元の一戦を制し た。11.「正直な所、自分でも怖いと思う走りだったので無事ゴールできて良かったです(笑)」。N2は 影山浩一郎選手が逆転で優勝。12.SA2・2位入賞は田上正彦選手。13.SA1で3位に入賞した福 島雄也選手。14.SC1鈴鹿浩昭選手は僅差の2位争いを制した。

15.SC2吉村修選手は2番手に甘 んじた。16.SC1山下貴史選手は悔しい3位に。

17.D炭山義昭選手は後半で逆転を許し、2位。

1 4 2 5 7 8 3 6 9 10 12 11 14 16 13 15 17
決勝コース図

N1は近畿の秘密兵器、まだ大 学生という仲健太郎選手が勝 利をさらった。

JAFCUP DIRTTRIAL

めは偶然曲がれたようなところもあったのでラ ッキーでしたが、繊細なアクセル&ステアリン グワークなど、DC2時代の気合だけの走りじゃ ダメなことを痛感していて、ようやく後輪駆動 を安定して操作できるようになってきました」と は竹本選手。またも2位に甘んじた櫻井選手は 「最初からラインがトレースできず2本めは厳し い走りでした。今年スポット参戦したTRDラ リーでも2位でしたから、今日は嫌な予感がし てたんですけどね」と苦笑いを見せた。

地元の松岡修司選手や近畿の磯部清五選手、 関東の古沢和夫選手ら地区戦チャンプのベテラ ン勢に加え、全日本で熾烈なタイトル争いを繰 り広げて惜しくもシリーズ2位に終わった四国 の細木智矢選手が参戦したN1クラス。実力派 ぞろいの中で速さを見せたのは細木選手だ。公 開練習不参加ながら「ミスなくイメージどおりに

走り切ること」を信条に第1ヒートでは中間ベス トを叩き出し、そのままトップタイムをマーク した。2番手につけたのはコルトVRで7年間孤

軍奮闘してきたベテラン松岡選手。「全日本で は細木選手にコンマ差で負けたので今日は絶対 に勝ちたい」と第2ヒートでの逆転を誓った。

21.PN1表彰台の3選手。22.PN2表彰台の3選手。23.N1表彰台の3選手。24.N2表彰 台の3選手。25.SA1表彰台の3選手。26.SA2表彰台の3選手。27.SC1表彰台の3選 手。28.SC2表彰台の3選手。29.D表彰台の3選手。

ところが、第2ヒートでブッちぎりのベストタ イムを計測したのは同志社大学三回生の仲健太 郎選手だった。今年は近畿ジュニアチャンプ獲 得を経て、JAFカップタカタでの勝利を目指して 中国地区戦にスポット参戦した京都在住のダー トラ成長株だ。続いて、DC2ラストランの柴原 学志選手がコンマ6秒差に迫るが暫定2位、松 岡選手も中間で仲選手をわずかに上回ったが約 コンマ05秒届かず暫定2位を塗 り替えた。そして最終走者の細木 選手。仲選手を1秒離すブッちぎ りの中間ベストを叩き出したが、 フィニッシュ手前で失速。何と4 番手に終わってしまった。

この結果、DC2より若い弱冠 二十歳の仲選手がJAFカップ初 制覇を成し遂げた。「全日本今庄 では不受理でしたし、中国地区 戦では松岡選手に2連敗したの でタカタではどうしても勝ちたか ったんです。今回は同じクラスな のに今井健文選手が徹底的に区

間タイム分析をし てくれたので、1 本めで遅かったマ ツタケ山を攻略し てとことん攻め切 れました。普段お 世話になっている 福永修さんをはじ 獲め、ホント皆さ んのおかげです」

18.SA1は中島孝恭選手が全日本に続いて連 勝。19.PN2は2016はチャンプ撮りに挑む竹 本幸広選手が優勝。20. 地区対抗戦は関東地 区が優勝した。

と、まだ実感の湧かない勝利を噛み締めてい た。2位の松岡選手は「あぁ~ホント悔しい!  マツタケ山で2か所失速した自分のミスです。 ホントもったいない」とガックリ。来年8年めと なるコルトVRでのリベンジを誓った。

SA1クラスでは中国チャンプ太田智喜選手 が2位、SA2クラスでは第1ヒート2位だった 小泉敏志選手が3位を獲得。SC2クラスで中国 チャンプ古屋慶己選手が4位入賞するなど、若 手の活躍が目立った今回のJAFカップ。表彰 台では「オヤジ狩り」がキーワードとなり、次世 代の新星たちが笑顔を見せた。

なお、恒例の地区対抗戦は、第1ヒートでは 中国地区がトップだったが、関東地区が逆転。2 年連続で優勝旗を持ち帰った。

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ローカル だから 、 面白 い 特集 〜地方 サーキットレースの 現在、 そして 未来〜 34 2016 1/2 JAF MOTOR SPORTS

古いクルマでも楽しめるという環境を どう乗り越えて行くか ローカルレース独自の、コスパに優れた ワンメイクレースがひとつのヒントになるか?

閑古鳥が鳴いている。スタンドはガラガラで、 観客は数えるほど。それもほとんどがエントラン トの家族であったり、仲間であったりするに違い ない。競技ライセンスを持っている本誌読者に、 そうは多くないだろうが、もしF1なり、スーパ ーGTの賑わいのみを知る方であれば、間違いな く目を疑うだろう。パドックの方が、よほど活気 があるものの、エントリー台数は一時期の比では ない。今回、クローズアップしたのは、オートポ リスのゴールドカップと岡山国際サーキットの OKAYAMAチャレンジカップだが、全国のロー カルレースが同じような状況にある。

先に記した、一時期とは数年前ではなく、この ふたつのサーキットができてから数年間、ともに 1990年の設立だから、20年以上前と言ってもい いだろう。いわゆる、バブルの時代だ。これだけ の月日を経ていると、その頃を知らないドライバ ーも増えてきた。若手はもちろん、夢をようやく

かなえたジェントルマンドライバーも、その間の 変化を知らないから、この閑散としたスタンドが 当たり前の光景になっている。なのに、同じサー キットでスーパーGTが開催されると、大観衆で スタンドは埋め尽くされ、一気に光景は華やぐ。 ギャップは著しい。

「ゴールドカップやチャレンジカップにも、いっ ぱいお客さんがいたんですよ。エントリーも多か ったし」と言っても、きっと信じてもらえまい。と 同時に、MINEサーキットも知らないのだろうな、

とも。91年に大改修を行う前は、西日本サーキッ トと呼ばれ、文字どおり西日本地区におけるレー スのメッカだった。なくなったのが2006年だか ら、ちょうど10年、もうそんなに経ったような 気は、少なくても筆者には、しないのだが……。 振り返ってみると、あの頃は3サーキットに交 流はほとんどなかった。MINEと当時のTIサーキ ット英田、今の岡山国際サーキットに、フォーミ ュラトヨタなどトヨタのワンメイクレースが、唯 一サーキットをまたいだシリーズではなかったか。 それで十分だったのだ、当時は。サーキットごと のシリーズで成り立っていたのだから。ただ、シ リーズはそれぞれであっても、共通レギュレーシ ョンのレースは多く、遠征や掛け持ちで参加する エントラントもまた多かった。

「今となっては、MINEって惜しい存在ですよね」 と語るTMRの松浦秀司さんは、MINEで観客、 オフィシャルの経験を持ち、かつオートポリスの 設立時には運営にも携わっていた人物である。 「今もあれば、極端に特徴の違うサーキットです から、MINEで速い人、オートポリスで速い人と 分かれるようなシリーズで、今と違った盛り上が りもあったかも」というのが、その理由である。

そういったシリーズは存在しないが、今もオー トポリスと岡山国際サーキットとでは、スーパー FJでそのようなことが可能だ。実際に存在しても いる。だが、多くはないのは、単純に距離の問題 だろう。MINEサーキットは中間に位置していた

から、存続していたなら、ひょっとすると、2サー キットを舞台とするシリーズが今、いくつも行わ れていたかもしれない。

ただ、スーパーFJであれば可能だが、ことツー リングカーに関しては、オートポリスと岡山国際サ ーキットとで、エントラントが交流を図るのは限り なく不可能だ。というのは、ゴールドカップのツ ーリングカーレースは独自路線を歩んでいるため。 ベースとなる車両規定はN1であるのだが、同一 メーカーであれば、エンジン換装が許されたり、 エアロパーツの装着が自由だったり。また、クラ ス区分はあるものの、混走レースでもあるからだ。 これに対してOKAYAMAチャレンジカップで は、いずれもワンメイクレースとして設けられて おり、エントリーの少ないクラスは混走となって いる。そもそも、両サーキットを走れるのは AE86やNAロードスター、K13マーチぐらいだ が、これらの競技車両が今や希少になりつつある ので、先々の発展は考え難い。

その一方で、ワンメイクレースではないからこ その、車両選択が自由であるメリットを生かし、 ゴールドカップには他のサーキットで走っていな い車両が出始めている。ノートニスモであったり、 スイフトであったり、フェアレディZ33だったり ……。そのうち、Z33を走らせる、中川モーター スの中川勝美さんに話を聞いてみた。 「私も以前はレースを、その前にはジムカーナ、 ラリー、ダートラと、ひと通りやってきて、全部 ニッサン車だったんですよ、親父が商売していま して、それもニッサンだったので。そんな流れで、 シルビアに代わるクルマは、となった時にZだっ たんです。C-WESTさんとのおつき合いの中で、 Zで作ろうと思っていますと言ったら、パーツあ りますよと。

カラフルな観客席でお馴染みのオートポリス は4輪、2輪のビッグレースも開催される九州 を代表するサーキット。高低差の激しい独特 のコースレイアウトも、様々なサーキットドラ イビングテクニックを学べると、評価も高い。 ゴールドカップレースは年5戦行われ、スー パーFJのほか、独自の規定に沿ったクラス分 けがされるツーリングカークラスをはじめとす る様々なレースが行われる。

意外に安く手に入るんですよ、中古車なら。た だ若い人が乗らないのは、3.5リッターなので、税 金が高い。でも、レースカーにしてしまえば、車 検もいらないし、税金もかかりません。走らせる 分にはパワーがあって、トルクもあるから、速い んでね。うちが最初にシルビアを作ったら、よそ も作ってくれましたので、またそうならないかと」 ちなみにノートニスモは、福岡日産の製作によ るもので、普段はディーラーやイベントで展示さ れているという。こういった新しいクルマは目を 引くこともあって、それがレースを見る上での魅 力にもなっていくかもしれない。「かっこいいし、 華やかでしょう。見てもらえば、走りたいと思う 人も出てくると思うんですよ」と中川さん。

そんなゴールドカップのツーリングカーだが、 かつてはフルグリッドにも迫る勢いだったものの、 今は6クラス混走でなお、20台に満たず。15年 は10台を切るレースもあった。

「若い子のクルマ離れは、もう仕方ないんです。 昔は1万5千円とか2万円、ローンを払っていけ ば、クルマが買えたんですけど、今はそのお金が スマホに行ってしまって」と中川さんは言う。また、 前出の松浦さんは、「僕もロードスターの走行会 を主催していて、それはそれで盛んなんですが、 走行会の手軽さに慣れてしまうと、レギュレーシ ョンに縛られたレースとのギャップを乗り越えら れない方が少なくないようです」と分析する。 「敷居の高さを感じられている方は、僕も少なく ないと思っています」と語るのは、菅一乗さん。今 は活動を休止しているが、かつてF4やスーパー

GTなどに出場した経験を持ち、現在はAライセ ンス講習会の講師、セーフティカードライバー、

オートポリス

イコールコンディションを図るための独自の期待を設定  ゴールドカップレース独自のクラスとして設定されているのは6クラ スに分かれたツーリングカークラスだ。その内容は、

1.SS0=総排気量1400cc以上のT/B付車両及び総排気量 1400cc以上のNA車両及び特に認めた車両。2.SS1=総排気量

1600cc~2200ccまでの可変バルブリフト機構付NA車両及び特に 認めた車両。SS1B=総排気量1600ccまでの可変バルブリフト機構 付NA車両及び特に認めた車両。3.SS2=ニッサンシルビアS13、14、 15、の車両及び特に認めた車両。4.SS3=総排気量1500cc~1800 までのNA車両、可変バルブタイミング機構付NB8C(NA)及び特に 認めた車両。5.SS4=総排気量1496cc~1800ccまでのNA車両 及び特に認めた車両(ロードスター・デミオ・フィット・ヴィッツ等)。

6.SS5=総排気量996cc~1495ccまでの車両及び特に認めた車両。  となっており、上記のクラス区分に該当しない車両は、車両型式、総 排気量、走行タイム等を考慮し上記いずれかのクラスに編入する場合 があるとしている。基本的には10周のスプリントレースだが、2015 年は最終戦の第5戦のみ、65周を走る300km耐久レースとなった。 昨年は最大で18台のエントリーを集めた。スーパーFJも同じく年間5 戦のスケジュール。昨年は10~14台のエントリーを数えている。

さらにレースコントロールなどオフィシャル活動 にも携わっている。「ツーリングカーは全国のサー キットで減少傾向にありますが、オートポリスは その比率が高いかもしれません。クルマがなくな ってきました。古いクルマが走れてきた環境があ るんですが、さすがに厳しくなってきて」と菅さん。

先の新しいクルマが目立つという話とは相反す るが、そうは言っても大半を占めるのは、一時代 を築き上げた年季の入ったクルマである。「長い 目で見れば」と前置きした上で、菅さんの考える 打開策は、「今、中央でワンメイクレースをやっ ているクルマが上手にこっちに流れてきて、ゴー ルドカップ独自のレギュレーションでやれたら、 また人気が復活するような気がします。それとコ ストを抑えられる工夫もしてあげたい。そのひと

つの方法が、タイヤのワンメイクなんですが、九 州のガレージはタイヤメーカーとのつながりを他 所より重視しているから、難しい。ワンメイクに できないから、タイヤ競争みたいなことも起こっ て、ややこしいんですけど」と、問題点も挙げる。 「できるだけ安くできるように」とコスト面への配慮 では、中川さんも共通する。「練習ではSタイヤを 使わず、普通のラジアルで。あと、3年勝負として、 少しずつ目標を上げさせる。最初から勝負とする と、1年でお金は尽きますし、無理をしてクルマを 壊しても、仕方ありませんからね」と語っていた。 一方、スーパーFJに関して、菅さんは「絶対的 な競技人口からすると、多めです」と語り、実際 に二桁のエントリーを常時集める一方で、タツミ レーシングの近藤龍美さんは「見てのとおり、全 体的に年齢層は高めです」とも。ただし環境に関 しては「トラブルがあると、チームの枠を超えて、 みんなで助け合う。その点は独特で、初心者には 優しいと思います。たくさん走れる環境、安い走 ここ数年はスーパーGTシリーズの開幕戦の 舞台としてすっかり定着した岡山国際は、か つてはF1も開催された本格的なレーシング コース。1990年代はAE86レースのメッカと して全国的にも知られたが、近年はロードス ターが最も多くのエントラントを集める。ス ーパーFJもここ数年は実力派のドライバーを ミドルフォーミュラ界に輩出している。

サーキットの雰囲気は和やかになっている。 あとは敷居の高さをどう下げて行くかが課題

岡山国際

シリーズ5戦の内、2戦は参加しやすい耐久を開催  OKAYAMAチャレンジカップレース独自のクラス設定は計10クラ ス。このクラスがそれぞれに混走となる5レースがシリーズ戦として行 われている。その内容は、

1. スーパーFJ/FJ1600(12周)。2.AE86/Nゼロ-86/N1-86( 10周)。3. ユーノスロードスター/WEST VITA( 10周)。4. ポルシェ トロフィー(12周)。5. TMSC All Vitz Clubman Race(CLASS-1・ CLASS-2・SCP10)/マーチ(K12)(10周)。

となっており、ポルシェトロフィーのみが単独クラスとして行われる。

このポルシェトロフイーとTMSC/マーチは年間4戦の開催。残りの クラスは計5戦の開催となる。昨年はシリーズ中2戦が2時間耐久レー スとして行われた。

最も参加台数が多いのはユーノスロードスターで減少傾向にあると は言え、昨年の最終戦は17台がエントリーし、以前の賑わいを取り戻し た。ロードスターと混走のWEST VITAもコンスタントに7~8台の 参加があり、その人気が定着した形だ。またN1-86も最終戦は昨年最 多の4台のエントリーがあり、今後が期待される。2度行われた2時間 耐久はともに約30台のエントリーを集め、OKAYAMAチャレンジカッ プの名物レースとなりつつある。

行料、コースのレイアウトと、スピードの高さで ドライバーを育てられるのも魅力です」と菅さん。

また、近藤さんは「年齢的に小さな子供がいる ドライバーが多いので、運動会をやる体育の日に 合わせないとか、大きな大会のサポートレースに 組んでくれれば、もう少し台数は増えると思うん ですけどね」と語っていた。

そのスーパーFJに関して、岡山国際のチャレ ンジカップの現状はというと、「普通の20代、サ ラリーマンではでき難い状況なので、親が頑張っ ている若い子とジェントルマンで、間がいませ ん」と、ガレージ植月の植月信男さん。ただし、 「レースにフルエントリーしている人は、決して多 くはないけど、スポーツ走行で練習している予備 軍は多いんです」とも。

その大きな理由として、岡山国際サーキットの 土井誠さんは「うちはハイスピードサーキットで

十勝

N1-1000はレーシング

ヴィッツを体感できる

十勝スピードウェイを舞台としたシリーズは 「北海道クラブマンカップ」の名で親しまれる。

2015年はナンバーなしの「N1-1000」&ナン

はないので、少ないリスクで、練習しやすいとい うのがあると思います。あと、体力と知識が伴っ ていることを判断できて、ちゃんとした指導がで きる立場の方がいることを条件に、限定Aライセ ンス取得前のドライバーでも走行を可能としてい るのも、大きいんじゃないでしょうか」と語る。 確かに岡山国際サーキットのスーパーFJから、 ここ数年、優秀な若手ドライバーが続々と輩出さ れている。11年の平川亮選手、14年の牧野任祐 選手、そして15年の大湯都史樹選手は、いずれ も限定Aライセンスのうちにチャンピオンを獲得。 さらにもう二人がジャパンスカラシップシステム による、F4スカラシップを獲得しているのは、ど うやらそういった背景にもよるようだ。そのうち のひとりである松本武士さんは、現在スーパー耐 久や86/BRZレースに出場する一方で、岡山国 際サーキットの職員として働いている。

もてぎ

バー付きの「TMSCヴィッツ」、「VITA」&「ザウルスジュニア」というふたつの混走レー スが行われ、それぞれ10台前後のエントリーを集め、激戦が展開された。ネッツカッ プヴィッツの北海道シリーズも併催されている。

SUGO

東北ロードスターカップの

発展に期待したい

「SUGOチャンピオンカップレース」の名を 持つサーキットシリーズは昨年、全5戦が組 まれた。富士チャンピオンレースと同一規定

で行われる2年めを迎えたナンバー付きの「東北ロードスターカップ」が看板レース だ。今年は昨年もスポット開催された「FIT 1.5チャレンジカップ」が2戦開催され、 こちらはもてぎを合わせてのシリーズ戦となる。このほかスーパーFJのシリーズも 組まれている。

筑波

旧車レースが多いが 入門には最適のシリーズ

筑波サーキットで開催されるツーリング カーレースは、かつてはJAF地方選手権のタ イトルもかかっていた「TTC1600/1400」

の名を持つEP82スターレットやEG6シビックといった往年のFFの名車達が活躍 中のクラスが入門に最適のレースだ。また2000ccまでのN1のFR車両が集まる 「P-FR」クラスは、「AE86」クラスとの混走で組まれており、S13&S15シルビアが 活躍中。さらに「マーチ」とK-CARによる「GT66」の混走レースも用意される等、コ ストパフォーマンスに優れるレースが多いのが筑波の特長になっている。

松本さんは、「若手が続々と育っているからこ そ、ジェントルマンドライバーとして楽しく走り たい方とのクラス分けが必要かな、と思うことが あります」と、違った視線から現状を見つめてい た。「僕が始めた頃より、雰囲気は和やかになっ ています。サーキットを走りやすくなったのは間 違いないけど、レースに出るには敷居が高い、と 思っている方がツーリングカーの方に多いようで す」とも。

ツーリングカーのエントリー減は、競技車両が 減りつつあるのも一因ながら、どうやらそのあた りも影響していそうだ。「いきなり出て、怒られた、 怖い。やっぱり出るのやめよう、ってなるのは寂 しいんで、ケアみたいなことを、できるだけして いこうと思っています」と松本さん。ドライバーと オフィシャル、両方の立場を知る彼やオートポリ スの菅さんのような存在は遠慮なく、どんどん活 用してアドバイスを求めるべきだ。

なお、敷居を下げるレースとして、岡山国際サ ーキットではロードスター・パーティレースのシ リーズを新たに設けることが決定。ただ、同じロ ードスターでもN1車両のメンテナンスを行う RS松元の松元博人さんは、「クルマさえあれば、 安くできるのはN1の方で、走ってもより楽しい のは事実。そのあたりは分かってもらいたいです ね」と言う。ナンバー付きレースの手軽さは確か に魅力だが、純粋な競技車両にある本格感を忘 れてはほしくないと、本誌はあえて訴えたい。そ のあたりはVITAも含めて、いずれじっくりと。 何はともあれ、ゴールドカップも、チャレンジ カップも再び熱を帯びることを期待したい。これ ら西日本地区のシリーズには、チャンスを待って いる方々はたくさんいるだけに、まったく不可能 だとは言い切れまい。

ホンダのスポーツモデルのレースが勢揃い

2015年も計5戦が組まれた「もてぎチャンピオンカップレー ス」はホンダのお膝元のサーキットとあって、ホンダ車のクラス が多いのが特長。看板クラスの「もてぎスポーツ」はもてぎシ ビック(EG6,EK4, EK9)、インテグラ(DC5)、FDシビック(FD2)、 VITA-01の4カテゴリーが混走する。また人気上昇中の「FIT 1.5チャレンジカップ」は今年からJAF地 方ツーリングカー選手権のタイトルがかかり、SUGO2戦と合わせ、計6戦のシリーズとなる。もてぎチャ ンピオンカップの新たな顔になりうるクラスだ。シリーズ戦ではないが、お馴染みのENJOY耐久レース も毎年、多くの参加者を集めている。

富士

岡山同様、N1仕様の86&BRZの台数増を期待  かつて富士フレッシュマンの名で知られた国内最大のサー キットシリーズは、富士チャンピオンレースと名前を変えた現在 も多彩なクラスを持ち、首都圏をはじめとするアマチュアレー サー達の聖地となっている。参加しやすいナンバー付きレース の代表格が「ロードスターカップ」。ほどほどのストリートチューンもOKで型式、排気量別にクラスが細 かく分かれイコールコンディションが保たれている。また「デミオレース」では新型のディーゼルターボ が昨年チャンピオンに輝き、話題を呼んだ。対するN1、N2仕様のクラスは「AE111」や「SW20」などト ヨタ車を中心として構成。現行の86&BRZ対象のN1仕様のクラスも設定されている。

鈴鹿

ホンダの新旧レースマシンでレースが楽しめる

鈴鹿サーキットが誇る鈴鹿クラブマンレースも、富士チャン ピオンレース同様、多彩なクラス分けを持つ。ツーリングカー の代表格は長い歴史を誇るシビックのワンメイクレースである 「FFチャレンジ」。昨年12月に行われた最終戦でも計27台の EK9&EG6が参加し、激戦を展開した。最もリーズナブルに参加できるクラスと言えるだろう。3クラ スに分かれた「スーパーツーリング」クラスも用意されている。またもてぎ同様、JAF地方選手権に昇格 する「FIT 1.5チャレンジカップ」も今年は台数増の予定だ。このほか、「フォーミュラENJOY」、人気の VITAが集う「クラブマンスポーツ」も20台超のエントリーを集め、盛り上がりが期待されている。

38 2016 1/2 JAF MOTOR SPORTS

S-FJ/FJ������は、JAF承認のもとオーガナイザーによ って指定されたタイヤを使用することとなっております。当該 シリーズのオーガナイザーからの以下の通り申請があり、指定 タイヤとして承認しておりますので改めてお知らせいたします。

��指定タイヤ(S-FJ、FJ����共通)

●銘柄:横浜ゴム株式会社製

ドライ用 :ADVANレーシング A���

ウェット用:ADVANレーシング A���  ●刻印:サイドウォールに「FJUSEONLY」の表示。さらに、   ドライ用にはサイド刻印番号  ��ント「����」

リ  ア「����」

ウェット用にはサイド刻印番号 ��ント「����」

リ  ア「����」

●指定��:�������月��日まで

●価格:(ドライ・ウェット共通)

F:�������/�(���含�)

R:�������/�(  �  )

●サービス料金:上記タイヤ価格には、レース時のサーキッ トタイヤガレージおよび下記のFJタイヤ取扱店にての新品 タイヤへの組替えは含まれています。

中古タイヤの組替えには、1�当たり��������となりま す。

�タイヤ料金:����/�

��指定タイヤの供給

●供給窓口:ジャパンスカラシップシステム   所��:����-���� ������住������-�   電  話:���-���-����   FA�:���-���-����   担  当:藤田

��時�:A��:������:��   休  日:日・月

●購入方法:

①指定タイヤ購入希望者はジャパンスカラシップシステム より「FJタイヤ注文書」を入手し、所定事項を記入して 現金書留で申し込んで下さい。

②申し込み受付後、ジャパンスカラシップシステムより 「FJタイヤ引換券」が宅配便にて送付されます。(申し 込みから引換券��までに��日�を�します)

③購入申し込み時に指定したタイヤ取扱店、または各サー キット内のタイヤサービスガレージ(レース前日および 当日のみ開設)に引換券を持参すると、タイヤを受け取 ることができます。なお、引換券なしでガレージ・代行 販売店でタイヤを直接購入することはできませんので万 一に備えスペアを用意しておくことを強く推奨します。

④指定タイヤ取扱店、または各サーキット以外の場所に配 送を希望する場合は「FJタイヤ注文書」に配送先の住所・ 氏名(または受け取り担当者)・電話番号を明記して下さ い。(配送手配後受け取りまで��日�以上を�します)

�レース���前�に申し込みを�了してください。

レース直前の申し込みの場合「タイヤ引換券」の発行を お断りすることがありますのでご了承ください。

アドバンタイヤサービス

筑波サーキット

富士スピードウェイ

アドバンタイヤサービス 株式会社山崎商事

〒410-1326 静岡県駿東郡小山町用沢88-6

TEL:0550-78-0640

FAX:0550-78-1964

鈴鹿地区

鈴鹿サーキット

アドバンタイヤサービス 共栄タイヤサービス有限会社

〒456-0032 愛知県名古屋市熱田区三本松

71-1103

39 J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ 2016・1/2JAFMOTORSPORTS ●横浜ゴム株式会社 S-FJ/FJ����用タイヤ���一� 管轄地域 所在地・電話・FAX 代行販売会社名 管轄サーキット 担当地区 東北全域 〒277-0863 千葉県柏市豊四季152-38 TEL:04-7146-4614 FAX:04-7146-2721 ケー・パワーズ株式会社 担当:栗田修一 スポーツランドSUGO 東北地区 関東全域 静岡 〒277-0863 千葉県柏市豊四季152-38 TEL:04-7146-4614 FAX:04-7146-2721 ケー・パワーズ株式会社 担当:栗田修一
もてぎ地区 関東全域 静岡 〒410-1326 静岡県駿東郡小山町用沢88-6 TEL:0550-78-0640 FAX:0550-78-1964
ツインリンクもてぎ
株式会社山崎商事 担当:山崎英伸
筑波地区 関東全域 静岡
担当:山崎英伸
富士地区
石川・富山・福井
愛知・三重・岐阜
E
:0
町2-18 T
L
52-871-0300
:0
FAX
52-882-2033
担当:小菅久幹
大阪・兵庫・京都・滋賀 奈良・和歌山・岡山・四国 〒6
兵庫県姫路市広畑区西夢前台 6-5 TEL:079-228-2925 FAX:079-228-2927
株式会社アライズ 担当:近藤猛嗣 岡山国際サーキット 岡山地区 九州全域 〒816-0846 福岡県春日市下白水南6-19 TEL:092-591-7835 FAX:092-591-7836 アドバンタイヤサービス ダイコウ 担当:大光賢護 オートポリス 九州地区
アドバンタイヤサービス
S-FJ/FJ1600車両用指定タイヤについて [公示No2016ー009]

海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請方法 [公示No2016ー010]

国際モータースポーツ競技������)、����)、����)、���JAFスポーツ�格���定����に��き、JAFが 「海外競技会出場証明書(サーティフィケート)」を発行した件数です。

●海外競技会出場証明書(サーティフィケイト)申請について  海外競技会出場証明書(サーティフィケイ ト)は、JAF発 行のライセンスを所持する方が、海外で開催されるASN公認 の四輪またはカートの競技に参加・出場する際、競技会の格式 が国際または国内を問わず必要な証明書です。

ただし、国内カートライセンスでは、海外のカート競技に参 加・出場することはできません。

出発�の����までに所定の申請書に�入の�え、申請� を添えてJAF支部に申請してください。

所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペー ジ(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種 申請書等→海外競技会出場証明書申請書)からダウンロードす ることができます。

��用:1競技会限定のサーティフィケートです。

数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なサーティフィケートです。     3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦めします。 【申請受付】

JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現金 書留)にてご申請ください。

お問い合わせ先(JAF地方本部モータースポーツ窓口) 参加者用 競技運転者(コドライバー含む)用

海外競技会出場に関する証明申請書 写真(3cm×3cm、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの 申請� ��用   ¥8,300(税込)

数次用 ¥24,100(税込)

海外競技会出場に関する証明申請書 申請� ��用  ¥8,300(税込)      数次用 ¥24,100(税込)

北海道本部 ☎ 011-857-7155

東北本部  ☎ 022-783-2826

関東本部  ☎ 03-6833-9140

中部本部  ☎ 052-872-3685

関西本部  ☎ 072-645-1300

中国本部  ☎ 082-272-9967

四国本部  ☎ 087-867-8411

九州本部  ☎ 092-841-7731

VF:供給変型、VO:オプション変型、VP:プロダクション変型、ET:正常進化、ES:スポーツ進化、ER:誤記訂正、  VK:キットカー変型、KS:スーパー2000変型、WR:ワールドラリーカー変型、VR:グループR変型、EVO:進化

40 2016・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
【必要書類】
2015年10~11月発行分 発行数 開催場所 競技会名 開催日(申請種別) 1 ShanghaiInternationalCircuit,CHINA AsianFormulaRenault ��月�日~��月��日 6 LEMANSKARTINGINTERNATIONAL,FRANCE IAMEINTERNATIONALFINAL2015 ��月��日~��月��日 4 ShanghaiInternationalCircuit,CHINA LamborghiniBlancpainSuperTrofeoASIAShanghai ��月��日~��月��日 3 NurburgringNordschleife,GERMANY ROWE-DMV250MeilenRennen ��月��日 1 PORTUGAL FIAWorldCupforCross-CountryRallies-BajaPortalegre500- ��月��日~��月��日 2 ChangInternationalCircuit GTAsiaSeries ��月��日~��月��日 2 NEW ZEALAND TargaNZ ��月��日~��月�日 2 CHINA FIAAsia-PacificRallyChampionship-ChinaRallyLongyou ��月��日~��月�日 3 SepangInternationalCircuit,MALAYSIA AsianLeMansSeries -MalaysiaRound- ��月�日~��月�日 1 SepangInternationalCircuit,MALAYSIA AsiaCupSeriesEvent2 ��月�日~��月�日 1 Snetterton,U.K DUOBRDCFormula4AutumnTrophy ��月�日~��月�日 10 InternationalKartingCircuitofPortimãoinAlgarve RotaxMaxChallengeGrandFinals2015 ��月�日~��月��日 1 Wales,UK WALESRALLYGB ��月��日~��月��日 3 GuiaCircuit,Macau 62ndMacauGrandPrix ��月��日~��月��日 2 SebringInternationalRaceway,USA LamborghiniBlancpainSuperTrofeoASIA ��月��日~��月��日 1 KF1KartingCircuit,SINGAPORE X30ChallengeSingapore ��月��日~��月��日 13 Bangsaen,THAILANDRAATThailandEnduranceChampionshipInternational2016(Round1) ��月��日~��月��日 1 Bangsaen,THAILAND ThailandSpeedFestival2015 ��月��日~��月��日 1 SepangInternationalCircuit,MALAYSIA SEPANG1000KM ��月��日~��月��日 4 KartodromodeColoane,MACAU AsianKartingOpenChampionshipRd4 ��月��日~��月��日 1 SepangInternationalCircuit,MALAYSIA AsiaCupSuper6 ��月��日~��月��日 3 Perak,MALAYSIA AAMMalaysianRallyChampionshipRd4&FinalRallyofPerak ��月��日~��月��日 3 SepangInternationalCircuit,MALAYSIA 2015SEPANG12HOURS ��月��日~��月��日 車両公認一覧 [公示No2016ー011] JAF公認№ 申 請 内 容 申請分類 グループ 型 式 車 両 名 会 社 名 JA-225 ER 18/10 ランニングギア(VK-S2000のER)
1
FIA A ER FK1 CivicWTCC 本田技研工業㈱

2016年全日本レース選手権カレンダーの一部変更について

本��������月号【公示No���������にてお知らせしまし た、�����全日本�ース選手権����ーに�きまして、�ー ス部会の審議結果に基づき、下記の通り開催日程を変更するこ とをお知らせいたします。

・JAF全日本スーパーフォーミュラ選手権:

(変更�)��� ������月��日���日          ↓  (変更後)

2016年全日本ダートトライアル選手権カレンダーの一部変更について

本��������月号【公示No.���������にてお知らせしまし た、�����全日本�ー��ラ���選手権����ーに�きま して、スピード行事部会の審議結果に基づき、下記の通り開催 日程を変更することをお知らせいたします。

Aライセンス講習会 日程

・JAF全日本�ー��ラ���選手権���:

(変更�)������月��日���日

41 2016・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
(変更後) ・JAF全日本フォーミュラ�選手権:  (変更�)���会 ������月��日���日          ↓  (変更後) 以上
(変更�)��� �������月�日��日          ↓
[公示No2016ー012]
↓  (変更後) 以上
[公示No2016ー013] 教材費 主任講師 上段:B 所 持 者 下段:B非所持者 主任講師 TEL 申込先 開催場所 時間 開催日 実費 ¥19,000/ ¥23,000 稲村 政幸 03-3611-6687 TMAC 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:30~17:00 1月20日 実費 ¥20,000/ ¥24,000 平塚 由紀人 03-3766-3312 チームクレバーレーシング 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:00~16:30 2月11日 実費 ¥20,000/ ¥24,000 稲村 政幸 03-3611-6687 TMAC 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:30~17:00 2月20日 実費 ¥19,000/ ¥23,000 稲村 政幸 03-3611-6687 TMAC 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:30~17:00 3月16日 実費 ¥20,000/ ¥24,000 平塚 由紀人 03-3766-3312 チームクレバーレーシング 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:00~16:30 3月21日
[公示No2016ー014] 教材費 受講料(1科目) 主任講師 申込先 種別 開催場所 時間 開催日 実費 ¥12,000 大谷 保志 989-1301 宮城県柴田郡村田町菅生6-1 菅生スポーツクラブ 0224-83-3111 技術・コース 計時 A1/A2/B1/B2 スポーツランドSUGO 宮城県柴田郡村田町 9:00~ 18:00 2月21日 公認審判員講習会日程 [公示No2016−015]

●競技運転者許可証の上級および更新について

○競技運転者許可証の上級条件

○国際A・B・C・Rライセンスの更新条件

国際A 国際A

申請前24ヵ月以内に、国際Bが必要とされるレース の5戦で総合成績の上位5位以内に入賞するか、 該当する年かその前年に国際Bが必要とされる選手 権の最終認定順位で上位5位以内の実績。

国際B

申請時に満18歳以上で、次のいずれかの条件を満たすこと。

①申請前24ヵ月以内に10回以上の公認レースにおいて完走※していること。

②申請前24ヵ月以内に7回以上の国内選手権が懸けられた公認レース、  または国際格式の公認レースにおいて完走※していること。

国際C

国内Aまたは国際Rを所持し、申請 前24ヵ月以内に、公認のレースに 少なくとも5回以上完走※している こと。

国際R

国内Aを所持し、申請前24ヵ月 以内にラリーまたはスピード行事 (いずれも日本選手権競技会に 限る)に6回以上完走※してい ること。

国内A

※上級申請をする場合、必ず公認競技会出場記録カードを添付すること。 ※「完走」とは、競技長により順位認定されること。(リタイア等は含まず)

①当該ライセンス取得 後、有効年度内に国際 格式のレースに1回以 上決勝出走した。

②申請前24ヵ月以内

に国際Bの取得条件 を満たしている。※

①にも②にも該当しな い。

翌年国際A 翌年国際B翌年国際C以下

①当該ライセンス取得 後、有効年度内に国 際格式のレースに1回 以上決勝出走した。

国際B

②申請前24ヵ月以内

に国際Bの取得条件 を満たしている。※

①にも②にも該当しな い。

国際Rライセンス 国際Cライセンス

出場実績による 更新条件なし

出場実績による 更新条件なし

翌年国際Rライセンス 翌年国際Cライセンス

注)更新申請の際、競技会に出走した証明が公認競技会出場記録カードに証 印されていないと、その実績の確認ができないので、必ず該当欄に捺印を受 けること。

※以前に上級もしくは更新の際に確認した過去24ヵ月の実績も含めることを認 める。

●「公認審判員許可証A」・「公認審判員許可証B」の取得方法および役務執行権限

公認審判員 A1級 すべての競技における監督および役務の執行 ができる。

(イ)2年以内にレース3回を含む6回 以上の当該役務・講習会・試験

(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦

公認審判員 A2級 「準国内競技」までの監督およびすべ ての競技における役務の執行ができる

国際競技運転者許可証 A・Bの所持者はコース 審判員許可証に限り申 請できる。

(イ)2年以内にレース3回以上の当該 役務・講習会・試験

(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦

(イ)2年以内にラリーまたはスピード行事におい て4回以上(うち準国内競技の監督1回以上を含 む)の当該役務・講習会・試験

(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦

(イ) 2年以内にレースで当該役務を2 回以上・講習会・試験 (ロ)公認クラブ 公認団体からの推薦

(イ)2年以内に当該役務を7回以上(う ちレース2回以上)・講習会・試験 (ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦

注)上級申請をする場合、必ず役務記録カードを添付すること。

監督または役務の執行を行なった証明は、その都度競技会の事務局長が審判員 の「役務記録カード」(JAF所定)に署名捺印することによって証明される。

(1)

公認審判員 B1級

レースを除く競技会における監督およびすべての競技におけ る役務の執行ができる。ただし、A2級からB1級を取得した者 に限り「準国内競技」までのレースの監督ができる。

(イ)2年以内にラリーまたはスピード行事において6 回以上(うち準国内競技の監督2回以上を含む)の当 該役務・講習会・試験

(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦

公認審判員 B2級

レースを除く競技会において「準国内競技」までの監 督およびすべての競技における役務の執行ができる

(イ)2年以内に当該役務を5回以上・講習 会 試験 (ロ)加盟 公認クラブ,公認団体からの推薦

公認審判員 B3級

国際競技運転者許可証の 所持者はコース審判員許 可証に限り申請できる。

「国内競技」までの役務の執行ができる

(2)

競技運転者許可証の国 内Bクラス以上の所持者

Bライセンス講 習会の受講者

準加盟、加盟、公認クラブおよ び加盟・公認団体からの推薦

(3) 公認競技会(クローズド含む)で公 認審判員の役務補助を行った者

(4)

42 2016・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
翌年国際B 翌年国際C以下

JAF●JAF国内モータースポーツカレンダー

MOTORSPORTS CALENDAR 1-3

■開催場所の略号:TIS=十勝インターナショナルスピードウェイ SG=スポーツランドSUGO  MO=ツインリンクもてぎ T=筑波サーキット SO=袖ヶ浦フォレストレースウェイ  F=富士スピードウェイ S=鈴鹿サーキット O=岡山国際サーキット AP=オートポリス ■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方 太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは12月15日までに本部にて受付したものです。 ��:�日�開催�なります�、�曜日は関����の�式��の�で�り、��の���の��は���り�曜日�日 曜日になります。

20日

27日

2016もてぎチャンピオンカップレース第1戦

2016年JAF筑波スーパーFJ選手権第1戦

2016筑波ツーリングカーシリーズ第1戦

2016筑波チャレンジクラブマンレース第1戦

2016鈴鹿クラブマンレースRound2

RALLY 1(JAN)

2016年JAF東日本ラリー選手権第1戦 JMRC関東ラリーシリーズ 長野県ラリーシリーズ第1戦 御岳SNOWLAND RALLY2016

2016年JAF北海道ラリー選手権第1戦

2016年JMRC北海道ラリーシリーズ第2戦 第30回EZO ENDLESSRALLY

2016FIA InternationalRally 2016年JAF東日本ラリー選手権第2戦 JMRC関東ラリーシリーズ RallyofTsumagoi

2016年JAF北海道ラリー選手権第2戦 2016年JMRC北海道ラリーシリーズ第2戦 北海道ブリザードラリー

JMRC関東ラリーシリーズ 第31回アルタスラリー2016

2016年JAF九州ラリー選手権第1戦 JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第1戦 第54回ACKKITナイトラリー

(0285-64-0200)

D チーム淀、SMSC(079-565-7808)

●ラリー

選手権地区 開催場所 競技車両

(0277-20-4633)

D AG.MSC北海道(011-864-2003)

RPN RN,RJ,RF,AE, RPN,RB

43 2016・1/2JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 13
●レース RACE 1(JAN) 場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 S東 NE D NRC、KSCC、SMSC (052-792-2031) 新春鈴鹿ゴールデントロフィーレース 1月  17日 2(FEB) O S-FJ,N2,NE(FJ1600),NE,NR-A D ㈱岡山国際サーキット、AC (0868-74-3311) 2016OKAYAMAチャレンジカップレース第1戦 2月  21日 S東 S-FJ,NE,N1,NE D ARC、SMSC(079-565-7808) 2016鈴鹿クラブマンレースRound1 28日 3(MARCH) S NE A SMSC(059-378-3405) FerrariChallengeTrofeoPirelliAsia-Pacifficseries2016 3月4日~6日 MO S-FJ,N1,NE,NR-A D ㈱モビリティランド、M.O.SC.
13日 T S-FJN1NE(FJ1600)NENR-A D
VICIC、TMSC(0465-22-9346)
S西 S-FJ,NE,N1,NE
格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 東日本 長野(100) RN,RJ,RF,AE, RPN,RR RB D FRC.(0265-76-8162)
1月16日~17日 北海道 北海道(11) RR,RN,RJ,RF,AE, RPN RN,RJ,RF,AE, RPN,RB D EZO(011-822-0610)
24日 東日本 群馬(460) GrA,GrN RR,RN,RJ,RPN, AE,RF,RB A C AG.MSC北海道、JAC
29日~31日 2(FEB) 北海道 北海道(13) RR,RN,RJ,RF,AE,
2月  21日 3(MARCH) 千葉(150) RN,RJ,RF,RB, RPN,AE
E TARTAS(090-3317-7272)
3月12日~13日 九州 福岡(150) RN,RJRRRPN, RF,AE RB D
ACK(093-881-3933)
19日~20日

GYMKHANA,CIRCUITTRIAL,DRIFT 1(JAN)~3(MARCH)

本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。

※1~3月に北海道地方、東北地方で開催される競技会はありません。

関東地方

競技会名 開催日

1月 20日

TMAC Aライセンス講習会サーキットトライアル付き①

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

B E TMAC(03-3611-6687)

筑波サーキット コース2000

2016クレバーサーキットトライアルin筑波 第1戦

-Aライ講習会付-

B E CLEVER(03-3766-3312)

筑波サーキット

2月 11日 筑波サーキット コース2000

TMAC(03-3611-6687) 東関東サーキットトライアルinつくばSr1

DUNLOPDXLスカラシップ タイヤセレクト足立加平CUP1

TMAC Aライセンス講習会サーキットトライアル付き②

B E

2月  20日 ツインリンクもてぎ 南コース

2016JMRC栃木・茨城ジムカーナシリーズ 第1戦 アクティブアタックジムカーナ

ACTIVE(070-6644-1348)

PN,N,SA,B,SC, D E

3月 13日 筑波サーキット コース2000 B E TMAC(03-3611-6687)

19日~20日

TMAC Aライセンス講習会サーキットトライアル付き③

JAF筑波サーキットトライアル選手権シリーズ 第1戦

16日 筑波 筑波サーキット B,AE PN,SA D VICIC、PMC S (03-3863-3378)

2016JAF筑波チャレンジクラブマンレース 第1戦

25日~26日

2016クレバーサーキットトライアルin筑波 第2戦 -Aライ講習会付-

2016D1グランプリシリーズ 第1戦 お台場大会

=サーキットトライアル

中部地方

CLEVER(03-3766-3312)

筑波サーキット B E

21日 お台場特設コース D D 株式会社サンプロス (03-5287-2939)

オーガナイザー/電話番号

競技会名 開催日 鈴鹿サーキット 東コース B D NRC、KSCC、SMSC (052-792-2031)

選手権地区 開催場所 競技車両 格式

1月 17日 キョウセイドライバーランド PN,N,SA,SAX, B E ZEST(0566-83-0030)

2月 21日

SUZUKAサーキットトライアルシリーズ第1戦 新春鈴鹿ゴールデントロフィーサーキットトライアル

2016年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第1戦 ZESTテクニカルジムカーナ

31日 美浜サーキット クニモト PN,N,SASAX B E PALM TOWN (080-5168-5417)

2016年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第2戦 602PTGカップジムカーナ

2016年JAF中部ジムカーナ選手権第1戦 JMRC中部ジムカーナ選手権第1戦 JMRC全国オールスター選抜第1戦 ZESTハイスピードジムカーナ

3月 13日 キョウセイドライバーランド PN,N,SA,SAX, B E

中部 幸田サーキットYRP桐山 PN,N,SA,SAX, B,SC,D D ZEST(0566-83-0030)

2016年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ 第3戦 プレジャー、M-Iスプリングアタック2016

M-I、Pleasure (053-411-8911)

20日 富士スピードウェイ ジムカーナ場 P,PN,N,SA,B D TMSC(03-3221-9950) TMSC富士ジムカーナシリーズ2016第1戦

21日

2016FISCO SPECIALSTAGETRIALRound1

20日 富士スピードウェイ B E 富士スピードウェイ㈱、FMC (0550-78-1234)

27日

SUZUKAサーキットトライアルシリーズ 第2戦

=サーキットトライアル

近畿地方

鈴鹿サーキット 西コース N,SAB D チーム淀、SMSC (079-565-7808)

開催日 名阪スポーツランド Cコース

競技会名

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

13日

2016年JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ 第1戦 広島高潤杯 スラロームハート2016

2016年JAF近畿ジムカーナ選手権第1戦

2016年JMRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第1戦

2016年JMRC全国オールスター選抜第1戦 DIREZZACUPジムカーナ

N,SAX,B E OPUAC(090-1247-7592)

D LAZYW.S(072-944-8600)

3月   6日 近畿 名阪スポーツランド Cコース PN,N,SASAX B,SC,AE B

20日

2016年“Cartolive”杯 舞洲スポーツアイランドシリーズ TjマイカージムカーナNo1

E Tj(072-296-6886)

44 2016・1/2JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 13 ●ジムカーナ●サーキットトライアル●ドリフト
舞洲スポーツアイランド N,B,AE

3月5日~6日

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 全日本 岡山国際サーキット PN,N,SA,SC, AE C ORANGE、 ㈱岡山国際サーキット、AC (0868-74-3311)

13日

四国地方

3月 20日

2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第1戦 全日本ジムカーナ in岡山国際サーキット

SupportedbyEXEDY

2016年JAF中国ジムカーナ選手権第1戦

2016年JMRC中国チャンピオンシリーズ第1戦

2016年JMRC全国オールスター選抜第1戦

2016年中国フレッシュマンシリーズ第1戦 フルハウスジムカーナ2016

中国 スポーツランド TAMADA PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE D FULLHOUSE (082-877-6773)

九州地方

2月 14日

2016年JAF四国ジムカーナ選手権第1戦

2016年JMRC全国オールスター選抜ジムカーナ第1戦 DCRジムカーナ '2016

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

競技会名 開催日 四国 瀬戸内海サーキット PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE D D.C.R(089-924-0220)

オーガナイザー/電話番号

競技会名 開催日 スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,SAX, B,SC,AE E 洞海ASC(093-642-5990)

28日

2016年JMRC九州ジムカーナジュニアシリーズ 第1戦 洞海G系自動車運動会Atスピードパーク 恋の浦

2016年JAF九州ジムカーナ選手権第1戦 JMRCオールスター選抜第1戦 グラベルマインドジムカーナ2016

選手権地区 開催場所 競技車両 格式

九州 スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,SAX, B,AE D GRAVEL(0940-62-1018)

20日

27日

2016年JMRC九州ジムカーナジュニアシリーズ 第2戦 V洞海GYMKHANAFESTIVAL2016

HSR九州ドリームコース PN,N,SA,SAX, BAE E V、洞海ASC (0942-22-0009)

B,D E APC(0973-55-1111) オートポリス Aライ ジムカーナ 2016Round1

3月 13日 オートポリス レイクサイドレーシング コース

2016年JAF九州ジムカーナ選手権第2戦 JMRCオールスター選抜第2戦 マーブル ジムカーナ

DIRTTRIAL,AUTO CROSS 1(JAN)~3(MARCH)

九州 スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,SAX, B,AE D T-OM(0957-25-8360)

●ダートトライアル●オートクロス

本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。

北海道地方

1月23日~24日

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 北海道 糠平湖氷上コース

2016年JAF北海道ダートトライアル選手権第1戦

2016年JMRC北海道ダートトライアルシリーズ第1戦

2016年JMRCオールスター選抜第1戦 第38回糠平湖氷上タイムトライアル

PN,N,SA,SAX, BSC,D,AE D TEAM-OSC(0155-58-2208)

2016年JAF北海道ダートトライアル選手権第2戦

2016年JMRC北海道ダートトライアルシリーズ第2戦

2016年JMRCオールスター選抜第2戦 コクピットチャレンジトライアル

2月 28日 ※1月~3月に東北地方で開催される競技会はありません。

PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE D C.SC.C(011-873-2072)

北海道 新千歳モーターランド ダートコース

45 2016・1/2JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 13
中国地方

関東地方

競技会名 開催日

3月   6日

2016年JAF関東ダートトライアル選手権第1戦

JMRC関東ダートトライアルシリーズ

<JMRC全国オールスター選抜戦>

FSCダートトライアル

オーガナイザー/電話番号

選手権地区 開催場所 競技車両 格式

関東 丸和オートランド那須 PN,N,SA,SAX, SC,D,AE D FSC(042-560-9667)

19日~20日

2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第1戦 DIRT-TRIALinNASU

全日本 丸和オートランド那須 PN,N,SA,SC, D,AE C FSC、MSCうめぐみ (0287-73-5028)

※1月~3月に中部地方で開催される競技会はありません。

近畿地方

3月  27日

中国地方

2016年JAF近畿ダートトライアル選手権第1戦 JMRC近畿ダートトライアルチャンピオンシリーズ第1戦 JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第1戦 JMRC近畿ダートトライアルジュニアシリーズ第1戦 サンダース ダートトライアル

競技会名 開催日

3月  13日

四国地方

3月  13日

2016年JAF中国ダートトライアル選手権第1戦 2016年JMRC中国ダートトライアルチャンピオンシリーズ

第1戦

2016年JMRC全国オールスター選抜第1戦 クルマスターカップCCNエキサイトダート

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

D THUNDERS(072-822-3346)

競技会名 開催日 近畿 コスモスパーク PN,N,SASAX SC,D,AE N,SA,SAX,SC, B

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

中国 テクニックステージタカタ PN,N,SA,SAX, SC,D,AE D CCN(0827-84-2900)

九州地方

2016年JAF四国ダートトライアル選手権第1戦

2016年JMRC全国オールスター選抜ダートトライアル第1戦 2016MACダートトライアル

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

競技会名 開催日 四国 香川スポーツランド PN,N,SA,SAX, SC,D D MAC(089-958-3089)

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 九州 スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE

D RASCAL(092-621-0664) 2016年JAF九州ダートトライアル選手権第1戦 JMRCオールスター選抜第1戦 RASCALDIRTTRIAL2016

3月  13日

2月  21日 九州 スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,SAX, B,SC,D,AE D FMSC(092-980-7412) 2016年JAF九州ダートトライアル選手権第2戦 JMRCオールスター選抜第2戦 FMSC桜吹雪ダートトライアル2016

46 2016・1/2JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 13

RACING KART INFORMATION

JAF指定カートタイヤについて

�����ラス�����

銘柄 クラス

・SL07 (ドライ)

SL6 (ドライ)

・SL9 (ドライ)

・AAE(SL07)(ドライ)

製造者

㈱ブリヂストン

住友ゴム工業㈱

住友ゴム工業㈱

横浜ゴム㈱

クラス

銘柄

SL83 (ドライ)

・SLFD (ドライ)

[公示No2016ーK001]

製造者

住友ゴム工業㈱

㈱ブリヂストン

横浜ゴム㈱

住友ゴム工業㈱

FA-2

(MOJO)D2(ドライ)

・SL03 (ウエット)

SL94 (ウエット)

・(MOJO)W2(ウエット)

SLW2 (ウエット)

・SL07 (ドライ)

・SL6 (ドライ)

・SL9 (ドライ)

・AAE(SL07)(ドライ)

ReifenwerkHeidenauGmbH&CoKG

横浜ゴム㈱

㈱ブリヂストン

ReifenwerkHeidenauGmbH&CoKG

住友ゴム工業㈱

㈱ブリヂストン

住友ゴム工業㈱

住友ゴム工業㈱

横浜ゴム㈱

SLJ (ドライ)

・AAJ(SLJ) (ドライ)

FP-Jr Cadets

住友ゴム工業㈱

横浜ゴム㈱

FR-2

ReifenwerkHeidenauGmbH&CoKG (MOJO)D2(ドライ)

・SL03 (ウエット)

SL94 (ウエット)

・(MOJO)W2(ウエット)

SLW2 (ウエット)

・SL07 (ドライ)

・SL9 (ドライ)

・SL83 (ドライ)

・SLFD (ドライ)

横浜ゴム㈱

㈱ブリヂストン

ReifenwerkHeidenauGmbH&CoKG

住友ゴム工業㈱

㈱ブリヂストン

住友ゴム工業㈱

住友ゴム工業㈱

㈱ブリヂストン

横浜ゴム㈱

住友ゴム工業㈱

FP-2

(MOJO)D2(ドライ)

・SL03 (ウエット)

SL94 (ウエット)

・SL98 (ドライ&ウエット)

・(MOJO)W2(ウエット)

・SLW2 (ウエット)

・SL07 (ドライ)

SL6 (ドライ)

・SL9 (ドライ)

SLFD (ドライ)

・AAE(SL07)(ドライ)

(MOJO)D2(ドライ)

・SL03 (ウエット)

・SL94 (ウエット)

(MOJO)W2(ウエット)

・SLW2 (ウエット)

SL07 (ドライ)

・SL6 (ドライ)

ReifenwerkHeidenauGmbH&CoKG

横浜ゴム㈱

㈱ブリヂストン

住友ゴム工業㈱

ReifenwerkHeidenauGmbH&CoKG

住友ゴム工業㈱

㈱ブリヂストン

住友ゴム工業㈱

住友ゴム工業㈱

住友ゴム工業㈱

横浜ゴム㈱

ReifenwerkHeidenauGmbH&CoKG

横浜ゴム㈱

㈱ブリヂストン

ReifenwerkHeidenauGmbH&CoKG

住友ゴム工業㈱

㈱ブリヂストン

住友ゴム工業㈱

FP-Jr

SLJ (ドライ)

・AAE(SL07)(ドライ)

・(MOJO)D2(ドライ)

・SL94 (ウエット)

・SL03 (ウエット)

(MOJO)W2(ウエット)

・SLW2 (ウエット)

住友ゴム工業㈱

横浜ゴム㈱

ReifenwerkHeidenauGmbH&CoKG

㈱ブリヂストン

横浜ゴム㈱

ReifenwerkHeidenauGmbH&CoKG

住友ゴム工業㈱

FP-3

SL9 (ドライ)

・SL83 (ドライ)

・SLFD (ドライ)

AAE(SL07)(ドライ)

・(MOJO)D2(ドライ)

SL03 (ウエット)

・SL94 (ウエット)

・SL98 (ドライ&ウエット)

・(MOJO)W2(ウエット)

・SLW2 (ウエット)

住友ゴム工業㈱

住友ゴム工業㈱

㈱ブリヂストン

横浜ゴム㈱

住友ゴム工業㈱

横浜ゴム㈱

ReifenwerkHeidenauGmbH&CoKG

横浜ゴム㈱

㈱ブリヂストン

住友ゴム工業㈱

ReifenwerkHeidenauGmbH&CoKG

住友ゴム工業㈱

47 2016・1/2JAFMOTORSPORTS

オーガナイザーは、競技会のクラス毎に製造者を限定し、競技会特別規則書に記載して下さい。

2016年全日本/地方/ジュニアカート選手権カレンダーの 一部変更について

JAFスポーツ誌2015年12月号(公示No2015-K014)で公示し ました標記カレンダーの一部が、以下の通り変更となりました のでお知らせいたします。

全日本カート選手権 KF部門 ���・���/

FS-125部門 東地域 ���

地方カート選手権 FP-3部門/FS-125部門 東地域 ���

ジュニアカート選手権 FP-Jr部門/

FP-JrCadets部門 東地域 ���

����(変更�)�月�����

⇒ (変更後)����日���日

48 2016・1/2JAFMOTORSPORTS 住友ゴム工業㈱ JAF指定№ サイズ 適用 銘柄 JAF指定№ サイズ 適用 銘柄 JAF-022 10x450-5 FRONT ・SLFD JAF-001 10x360-5 FRONT ・SL83 11x600-5 REAR 11x600-5 REAR JAF-023 10x360-5 FRONT SLJ JAF-007 10x450-5 FRONT SL98 11x500-5 REAR 11x650-5 REAR JAF-024 10x450-5 FRONT SLW2 JAF-015 10x450-5 FRONT SL6 11x650-5 REAR 11x710-5 REAR JAF-017 10x450-5 FRONT SL9 11x710-5 REAR ㈱ブリヂストン JAF指定№ サイズ 適用 銘柄 JAF指定№ サイズ 適用 銘柄 JAF-016 45/100-5 FRONT SL07 JAF-004 36/100-5 FRONT SL83 71/110-5 REAR 60/110-5 REAR JAF-006 40/100-5 FRONT ・SL94 60/110-5 REAR ����� 横浜ゴム㈱ JAF指定№ サイズ 適用 銘柄 JAF指定№ サイズ 適用 銘柄 JAF-020 45x100-5 FRONT ・AAE (SL07) JAF-008 36x100-5 FRONT ・SL83 71x110-5 REAR 60x110-5 REAR JAF-021 36x100-5 FRONT ・AAJ(SLJ) JAF-014 40x100-5 FRONT ・SL03 50x110-5 REAR 60x110-5 REAR ������
以上 ReifenwerkHeidenauGmbH & CoKG JAF指定№ サイズ 適用 銘柄 JAF指定№ サイズ 適用 銘柄 JAF-019 45/100-5 FRONT ・(MOJO) W2 JAF-018 45/100-5 FRONT ・(MOJO) D2 60/110-5 REAR 71/110-5 REAR
[公示No2016ーK002]
以上

●カートドライバーライセンスの上級条件

カート国際A

◎カート国際B所持者で、申請前2年以内の選手権または競技会において、以下の何れかの成績を収めていること。 ・単一イベントとして開催されたCIK-FIA選手権、トロフィー、またはカップの参加者中、上位33%にランクされていること。(上位33%のドライバー数が、選手権 決勝戦出場者34名を超えた場合は、クオリファイングヒートの中間着順に基づいて、国際Aライセンス候補者を選定する。)

・シリーズ戦として開催されたCIK-FIA選手権、トロフィー、またはカップの最終ランキングで得点を得ていること。

・3つの国際競技会の参加者中、上位33%以内に入賞していること。ただしこの場合、国際Bライセンス取得後に得た実績とする。

カート国際B

◎カート国際C(ジュニア国際)取得後、申請前24ヵ月以内に全日本選手権および/または国際イベントにおいて、上位10位以内に少なくとも3回入賞。 ☆カート国際C(ジュニア国際)所持者でカート国際B講習会を受講し合格した者。

□カート国際C(ジュニア国際)所持者で、公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで審査を受け承認された者。

カート国際C (15歳~)

◆ジュニア国際所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給 できる。

◎カート国内A(ジュニアA)取得後、申請前24ヵ月以内に格式準国内の 競技会に4回以上出場。または、格式国内の競技会に2回以上、もし くは全日本選手権の競技会に1回以上出場。なお格式準国内と国内 を組み合わせる場合は合計3回以上。

☆カート国内A所持者でカート国際C(ジュニア国際)講習会を受講し合 格した者。

□カート国内A所持者で公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで 審査を受け承認された者。

カート国内A (15歳~)

◆ジュニアA所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給できる。

◎カート国内B(ジュニアB)所持者でライセンス取得後、申請 前24ヵ月以内に格式制限付の競技会に2回以上出場。または、 格式準国内以上の競技会に1回以上出場。

□カート国内B所持者で加盟/公認カートクラブ代表者の推薦を受けた者 □加盟/公認カートクラブの会員で、当該クラブ代表者の推薦を受け、 JAFで審査を受け承認された者。ただし、18歳未満の者は、親権者の 承諾を必要とする。

また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。

カート国内B (15歳~)

◆ジュニアB所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給できる。

◎JAF登録カートクラブ・団体が主催するクローズド競技会に1回以上 出場した者。

☆カート国内B(ジュニアB)講習会を受講し合格した者。

□準加盟/加盟/公認カートクラブの会員で当該クラブ代表者の推薦 を受けた者、または加盟/公認カートコース団体の代表者の推薦を受 けた者。ただし、18歳未満の者は、親権者の承諾を必要とする。  また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。

◎競技実績による上級   □推薦による取得・上級

☆講習会受講による取得  ◆年齢制限解除による取得

※発給年齢の詳細は、「カートライセンス発給規定」を参照のこと。

ジュニア国際(13歳~14歳)

◎ジュニアA取得後、申請前24ヵ月以内に格式(ジュニア)準国内の競 技会に4回以上、もしくはジュニア選手権の競技会に2回以上出場。 または、格式ジュニア国内の競技会に2回以上出場。なお格式(ジュ ニア)準国内とジュニア国内を組合せる場合は合計で3回以上。

☆ジュニアA所持者でカート国際C(ジュニア国際)講習会を受講し合格 した者。

□ジュニアA所持者で公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで審 査を受け承認された者。

ジュニアA (12歳~14歳)

◎ジュニアB所持者でライセンス取得後、申請前24ヵ月以内に格式 制限付の競技会に2回以上出場。または、格式ジュニア準国内 以上の競技会に1回以上出場。

□カートジュニア国内B所持者で加盟/公認カートクラブ代表者の推薦 を受けた者。

□加盟/公認カートクラブの会員で、当該クラブ代表者の推薦を受け、 JAFで審査を受け承認された者。ただし、18歳未満の者は、親権者の 承諾を必要とする。

また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。

ジュニアB (10歳~14歳)

◎JAF登録カートクラブ・団体が主催するクローズド競技会に1回以上 出場した者。

☆カート国内B(ジュニアB)講習会を受講し合格した者。

□準加盟/加盟/公認カートクラブの会員で当該クラブ代表者の推薦 を受けた者、または加盟/公認カートコース団体の代表者の推薦を受 けた者。ただし、18歳未満の者は、親権者の承諾を必要とする。  また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。

●カート国際A・B・Cドライバーライセンス更新の条件 注)ライセンス更新の際は該当する競技会出場実績が確認できる書類(競技結果、出場記録カード等)を必ず提出してください。

1.国際A

更新:ライセンス取得後3年の間にCIK選手権・トロフィ カップで6位以内入賞、もしくは5年以内にCIK選手権・トロフィ カップに最低1回参加したことがある場合、更新可。

以上の条件を満たさないドライバーは国際Aの資格を失うが下位等級のライセンスは取得可。

2.国際B

更新:ライセンス取得後2年以内に該当するカテゴリーの国際競技に1回以上参加、もしくは国際B上級の条件を満たしていること。

3.国際C

更新:条件なし。(国内A、国内Bと同様の取り扱い)

49 2016・1/2JAFMOTORSPORTS
上級 凡例: 年齢制限解除に伴なう上級 年齢制限解除に伴なう更新/書き換え

●カートオフィシャルライセンスの上級申請条件

3 級

・JAFの会員でJAFカートオフィ

シャルライセンス3級講習会 を受講し、試験に合格した 者。

・準加盟/加盟/公認カート クラブまたは加盟/公認カ ートコース団体の代表者の 推薦を受けた者。

また、被推薦者はJAF国内 カート競技規則集を購入す ること。

2 級

・3級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式制限付の競技会で2回以上の監督役務を含む、 格式国内までの競技会(クローズドは除く)で 6回以上の当該役務を執行した実績のある者。

・3級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式制限付の競技会で1回以上の監督役務を含む、 格式国内までの競技会(クローズドは除く)で2回 以上の当該役務を執行した実績のある者で、カ

トオフィシャル2級講習会を受講し、試験に合 格した者。

・加盟/公認カートクラブまたは公認カートコ ース団体の代表者の推薦を受け、JAFで審査 を受け承認された者。

JAFカートカレンダー (1〜3月)

1(JAN)

1月  24日

2016HARUNACUPKARTRACERd1

1 級

・2級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の 格式準国内の競技会で2回以上の監督役務を 含む、すべての競技会(クローズドは除く)で6 回以上の当該役務を執行した実績のある者。 ・2級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式準国内の競技会で1回以上の監督役務を含む、 すべての競技会(クローズドは除く)で2回以上 の当該役務を執行した実績のある者で、カート オフィシャル1級講習会を受講し、試験に合格し た者。 ・公認カートクラブまたは公認カートコース団体の 代表者の推薦を受け、JAFで審査を受け承認さ れた者。

格式A−国際/B−準国際/C−国内/D−準国内/E−制限付 ●太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは12月15日までに本部にて受付したものです。

FS-125

2(FEB) 鈴鹿サーキット国際南コース

2016鈴鹿選手権シリーズ第1戦 KARTRACEIN SUZUKA

2016WAKO'S スーパーカートVICIC岡山国際サ ーキット選手権シリーズ第1戦 21日

3(MARCH)

FS-125 D SMSC(059-378-3405)

2月  20日 ~21日 岡山国際サーキット

FC-2リブレ FC-2リブレ D D VICIC(0465-83-4702)

2016もてぎカートレース第1戦

FS-125 D ㈱モビリティランド (0285-64-0200)

3月   6日 榛名モータースポーツランド

ツインリンクもてぎ北ショ トコース

2016HARUNACUPKARTRACERd2

FS-125 D HMSL(0279-54-8199)

13日 オートパラダイス御殿場

19日

2016APG CUP第1戦

2016WAKO'SスーパーカートVICIC筑波サーキット 選手権シリーズ第1戦

FS-125 D APG(0550-75-6138)

13日 筑波サーキット

FC-2リブレ FC-2リブレ D D VICIC(0465-83-4702)

~20日 鈴鹿サーキット国際南コース

21日

~22日

2016鈴鹿選手権シリーズ第2戦 KARTRACEIN SUZUKA

2016年全日本カート選手権KF部門第1・2戦

2016年全日本カート選手権FS-125部門東地域第1戦

2016年地方カート選手権FP-3部門/FS-125部門 東地域第1戦

2016年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FPJrCadets部門東地域第1戦

FS-125 FCリブレ D E SMSC(059-378-3405)

㈱モビリティランド (0285-64-0200)

C C D D

KF

FS-125

FP-3,FS-125

FP-Jr,FP-JrCadets

ツインリンクもてぎ北ショ トコース

50 2016・1/2JAFMOTORSPORTS
開 催 場 所 競 技 車 両 格式 オーガナイザー/電話番号 競 技 会 名 開 催 日 榛名モータースポーツランド
D HMSL(0279-54-8199)
~28日
27日

輝け

レースメカニック 見習 い 村上 リサ

輝け、女子! 輝け、 輝け、 、 女子! モーター スポーツ

~ウィメン イン モータースポーツ~ 第4回

自動車専門学校に通いながら、レースエンジニアを夢見て、 スーパー耐久等で修業中の女の子を今回は紹介する。容姿は端麗ながら、 “火の国”出身の彼女、モータースポーツに寄せる思いは熱いゾ! レポート/飯田裕子 フォト/友田宏之

センチのとてもスレンダ

くれたボルトの軽量かつ丁寧で細かな仕上げぶりにもうビックリしたんです。 私、量産車よりもたった一台に込められた技術やパーツに面白さを感じるからレースのメカニックが好きなんで す」と彼女。 その一方で世界に通じるレースエン

手伝いも始めた。 「体力面で女性がレースメカニックを

娘にも海外に出てもっと視野を広げてもらいたいと考えていたようだ。そんなお母様の影響も受けてか、村上さんも日常会話程度のドイツ語を話せることもあり、将来の活躍の場を欧州に向 けているのだ。 現在、学校ではクルマに関する基礎

S

だまだこれからだよ」、と思うのは筆者だけではないだろう。

の大学を出てから彼女を身ごもるまでドイツの航空会社の

学を本場ドイツで学んでは?という母親の思いを振り切って、レースメカニックを多数輩出している現在の学校で本格的に学ぶ道を選んだのだ。 ちなみに村上さんのお母様はドイツ

を学んでいる。 「 F 1

チームで働く

た彼女は、レースマシンとレースそのものに惹かれていく。 そしてせっかくならドイツ語と建築

が持ってきて

として働き、

リーマシンを走らせるレーシングチームでのインターン経験もできる。「女性でも採用してくれるチームがあるといいけれど…」と村上さん。 本人はもう

正式にレース活動にも参加できる。そ

こで彼女はチームリーダーを務めたい という。 また、希望者の中でも選ばれた生徒 だけが、スーパー

い道を見つけ、今、学校やサーキットで様々な知識や経験を積み始めている。 「週末、どこかでレースがあると分かっていながら家に居る時は、もう落ち 着かなくて…」 〝リサ、まっしぐら…〞という言葉が筆者の頭に浮かび、とても微笑ましく思えた。嫌いだった勉強も今は好きなことを学んでいるから楽しいという。 来年、

2 年生になると学校のチームで

歳というけれど、「ま

今回の撮影は“修業先”であるスーパー耐久に参戦するAUTO FACTORYチームの ガレージで。2年めとなる今年はさらに実戦部隊に近い役割を与えられそうだ。

51 2016 1/2 JAF MOTOR SPORTS
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などでファクト
22
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ジニアを目指すきっかけにもなった先輩エンジニアの誘いで 身長 173
耐チームのお
22 2015 年の春に都内の自
ーな女性が今回の主役、村上リサさん。 「もっと真面目に勉強しておけばよかった」と後悔の念を洩らす村上さんは
動車専門学校に入学した一年生だ。将来の目標は「世界で活躍できるレース エンジニア」だ。 ところで、前述のような過去の後悔 は大人の誰しもが一度や二度、抱いたことはあるだろう。それでもやっぱり好きな道に進むために今度こそしっかり勉強しよう、とリスタートを切った 彼女。 とにかく勉強嫌いだった村上さんは 定時制工業高校の建築学科に通うも、 子供の頃から好きだったバイクをいじるのが楽しくて仕方ない女子だったそうだ。そんな彼女がモータースポーツ界に興味を抱くきっかけとなったのはオートポリスでしたオフィシャルのアルバイト。熊本に実家のある彼女にとってオートポリスは身近なサーキット だったのだ。 その後、彼女が高校卒業後の進路に 悩んでいたところ、先輩オフィシャルの方の勧めでサーキットのレースクイーンとなる。スレンダーな体型に父親はドイツ人という目鼻立ちの整ったハーフの小顔、レースのことも分かり、

伝統の関西ラリーが京丹後で再出発

Topics

2015年JMRC近畿アベレージラリーシリーズ第6戦 ヒストリック関西ラリー[JAF公認No.2015-3308]

開催日:10月23~24日 開催場所:京都 格式:地方  主催:THUNDERS[クラブ登録No.加盟27006]、 FERIAS[クラブ登録No.加盟26023]、KTUAC[クラブ登録No.加盟26012] フォト/山本佳吾、レポート/若槻幸治郎

往年の名ラリーカーがしのぎを削る「ヒストリッ ク関西ラリー」が、JMRC近畿アベレージラリーシ リーズ第6戦として京都府京丹後市を舞台に開催 された。これまで群馬、長野等ではヒストリックラ リーカーを対象とした「レジェンド・オブ・ザ・ラリ ー」が開催されてきたが、その流れを汲んだラリー が近畿でも行われることとなった。

「レジェンドに参加した近畿の柴墻(宗良)くんから 関西でもこんなラリーをやってよという要望があり、 ヒストリックラリー開催の機運が高まりましたね」と

語るのは組織委員長でもあり、このラリーの仕掛 人でもある上村賢司氏だ。柴墻氏は、過去には

ヒストリッククラスには年齢、年式別の賞典が用意 ヒストリッククラスのクラス分けはラリーコンピュータ搭載の有無 だけだが、参加者の年齢別に賞典が設けられた。ドライバーかナ ビゲーターどちらかの年齢が68歳以上(A)/67~64歳(B)/63 ~60歳(C)/59歳以下(D)という4クラスのほか、参加車両の年 式でも別途賞典を設け、1972年以前(レジェンド)/1973~1980 年(ヒストリック)/1981~1995年(オールド)/1996年以降(ニュ ー)という4クラスで争われた。プラザホテル吉翠苑で開催された 表彰パーティでは、それぞれ上位3クルーが表彰されて、丹後半 島の地場産品などの副賞が贈られた。

KP61スターレットで全日本ラリーを席巻したドラ イバーで、今回もべレットで参戦した。

「一昨年のレジェンドに出て、こんなラリーが関西 でもできたら面白いと思って提案したんです」とは 柴墻氏だが、毎年春に行われるレジェンド・オブ・ ザ・ラリーが2015年は開催されなかったこともあ り、それなら関西で秋に開催しようじゃないか、と 盛り上がってこの大会が実現したそうだ。

そして、ラリーのサブタイトルには「西山寛メモ リアル」が掲げられた。故・西山寛氏といえば関西 では知らないラリーストはいない名ドライバーで、 '92年にRNN14パルサーでWRCグループNのタ

思い出深いGC8で初ラリー参戦

西山寛人/判 之和組[Dクラス7位]

チーム西山インプレッサ

ラリーのサブタイトルにもなっている西山寛氏が、当時 WRCでドライブしたGC8インプレッサで参加してきたのが西 山寛人/判之和組。寛人さんは西山氏の長男だ。「自分はラリ ーに出るのが今回が初めてなんですが、ずーっとWRCで親 父のナビをやっていた山口さんが『出ろや』って言うので参戦し ました(笑)。今回のナビは当時メカをやっていた判さんです。 このクルマは'97年のアクロポリスラリーでグループN5位に なったインプレッサです。今回は皆さんの前でこのクルマを走 らせることに意義があると思ってました。ただ、ナビの判さん も計算ラリーに手こずってましたが、すごく楽しかったです」

イトル争いを繰り広げ、アイボリーコーストラリー では見事にグループN優勝も飾った御仁だ。 「西山さんが亡くなって、ちょうど今年で10年め なんです。関西ラリー界の重鎮ですし、ぜひ西山 さんの名前を冠したラリーをやりたかったんです。 そういう、開催ポリシーを理解してくれた近畿3チ ームが共同で主催することになりました」

上村氏がこう語ってくれたように、主催はチー ムサンダースのほか、チームフェリアスや京都工 芸繊維大学体育会自動車部の共催となった。そし て、その舞台は、2014年まで3年連続で全日本ラ リーを開催してきた丹後半島が選ばれた。 「全日本の丹後半島ラリーでは地元の自治体がと ても協力してくれましたが、今回のラリーでも協力 的で助かりました。コースはオールターマックです が、アベレージもレジェンドよりは若干高くしまし た。高めのアベレージ区間は占有許可も取得しま したが、占有許可が取りやすかったという点も、

故・岡波勉さんの遺志を乗せて 柴墻宗良/桑原香織組[Bクラス6位] いすゞべレット べレットGT-Rを駆るのは、近畿ラリー界では往年の名ド ライバーにして今回のラリーの仕掛人でもある柴墻宗良選手 だ。「このべレットは元々ツーアンドフォーの岡波勉さんの所 有だったんですが、岡波さんが亡くなったときに自分が引き 取りました。一昨年のレジェンドラリーにも出たんですが、関 西でも同じようなラリーをやりたいと思って上村さんに提案し たんです。本当はオフィシャルをやらなきゃいけないんです が、どうしても出てくれって言われて参加しました(笑)。エン ジンは調子いいですけど、もうパーツがないので壊れたら終 わりですけどね。でも、ぜひ次回も出たいと思っていますよ」

開催場所に選んだ理由のひとつです」

丹後半島ラリーは日本三景のひとつでもある天 橋立を横目に走れることでも有名だったが、今大 会は京丹後市長の中山泰氏が大会名誉会長となる など、地元のバックアップも見逃せないだろう。 そして参加者の顔ぶれも多彩だ。今回はヒスト リッククラスに27台、近畿アベレージラリーシリ ーズに18台の計45台が参加してきた。なかでも 注目を浴びたのは往年のWRCマシンたちだった。

四国から参加した原田晃/中畑清和組は「ホンモ ノ」の1974年式ランチア・ストラトスを持ち込ん だ。WRC参戦のほか'81年にはスペイン選手権で タイトルを獲得した経歴を持つ由緒正しいマシン だ。かつて日本人初のTTEワークスドライバーを 務めたテインの藤本吉郎氏は、ラリージャーナリ スト川田輝氏のフォード・エスコートMkⅡで参加。

アリ・バタネンが実際にWRCでドライブしていた 車両だ。

国内マシンでは篠塚建次郎/宮地久司組がA73 ランサー、前出の柴墻宗良/桑原香織組がべレッ

トGT-Rで参戦した。ほかにも510ブルーバード を始め、TE27レビンやTE47トレノ、TE37レビ

サザンクロス仕様のレプリカA73

新菱オートA73ランサー

三菱自動車の本拠地、岡崎にある三菱旧車会のメンバーでもあ り、ʼ68年式のA73ランサーで参加してきたのが今井俊彦/和佐 美佳組だ。「10年ほど前にたまたま乗らないかっていう話をいただ いて購入しました。走行距離は17万kmほどですが、競技用エン ジンを譲っていただいて載せ換えました。エンジンだけならまだ2 ~3万kmです(笑)。このカラーリングは篠塚建次郎さんが'77年 のサザンクロスラリーに出たときのレプリカです。年に一度は建次 郎さんのペンションに集まる会にも行ってます。レジェンドラリー にも出たんですが、今回は関西でもこういうラリーをやると聞いた ので出ました」

2. 最小減点で総合優勝となったのはB優勝 の寺島滋/上坂次良組TE47トレノ。ヒストリッククラス優勝もさらった。

1.Aクラス優勝の篠塚建次郎/宮地久司組A73ランサー。

3.DクラスはSA22C RX-7の 中川一/中川賢一組が制した。4.レジェンドクラス優勝はPV554ボルボの砂原茂雄/仮屋重文組。 5. 平林武/中原祥雅/福井一郎組アルシオーネSVXがニュークラス制覇。6. オールドクラスはU12を 駆る永瀬浩一/林務組が勝利。7.Cクラスは1台の参加でP410ブルーバードの橋本俊実/橋本典子組 が完走。8. 表彰式では主催者を代表してチームサンダースの上村賢司氏があいさつ。9.

総合優勝は寺島滋/上坂次良トレノ。Bクラス&ヒストリッククラスでも優勝

今大会は第1種アベレージラリーとして土曜日の1デイで行な われた。午前10時31分に京丹後市役所を1号車がスタートして セクション1は京丹後半島を半周して天橋立を見渡すコースで 8CPをこなす93kmを設定。休憩と食事を道の駅丹後王国で行 った後のセクション2は5CP45kmを走破。合計13CPをこなし て京丹後市役所でフィニッシュする設定となった。

最も高齢となるAクラスでは、篠塚建次郎/宮地久司組A73 ランサーが、3人乗車で挑んできた平林武/中原祥雄/福井一郎 組アルシオーネSVXに160点以上の大差をつけて優勝。Bクラ スでは福井から参戦した寺島滋選手が、『Zの上坂(こうさか)』で

知られたナビの上坂次良選手と組んでTE47トレノを駆り減点 111.8点で総合優勝を飾った。CクラスではP410ブルーバードの 橋本俊実/橋本典子組が優勝。最も若手のDクラスではSA2 2C RX-7の中川一/中川賢一組が制した。 また、レジェンドクラスではボルボPV544でBクラス3位と なった砂原茂雄/仮屋重文組が優勝。ヒストリッククラスではB クラスを制した寺島/上坂組、オールドクラスではBクラス5位 で元全日本ドライバー永瀬浩一選手と元全日本ナビ林務選手が 組んだブルーバードSSS-Rが優勝。そしてニュークラスでは、 アルシオーネSVXを駆る平林/中原/福井組が制した。

ン、SA22C RX-7などなど、ラリーマニア垂涎の 名車たちが駆け抜けた。また、西山寛氏の長男で ある西山寛人/判之和組が、かつて西山氏が海外 ラリーを戦ったGC8インプレッサで参戦してきた ことも大きな話題となった。

欧州でタイトルを獲ったホンモノ!

原田 晃/中畑清和組[Dクラス4位]

ʻ74年式のランチア・ストラトスで四国から参戦したのは原田 晃/中原清和組だ。「この個体はWRCにも出ていた'81年スペイ ン選手権のチャンピオンマシンです。'82年にはツーリングカーレ ースでもチャンピオンを獲ったマシンで、レストアは当時のメカが やってくれました。エンジンも絶好調なんですが、今回はアベが 低くてカブリ気味でしたけどね(笑)。今回はゼッケン10番のラン チアデルタで参加した川那辺洋さんに声を掛けてもらって出場し ました。昔はAE86でJAF戦にも出たこともありますが、ラリーに 参加するのは30年ぶりです。今回は気楽に走らせてもらったの で楽しめましたよ」

往年のラリーストには懐かしく、若いラリースト には新鮮な驚きを与えた今大会。

関東に続く関西でのヒストリックラリー開催は、 その機運が全国に広まる大きな足掛かりとなるに 違いない。

アリ・バタネンが愛した名車で参戦

藤本吉郎/川田 輝組[Dクラス2位]

藤本/川田フォードエスコート

ワールドチャンピオンが実際にWRCに参戦していたフォー ド・エスコートを持ち込んだ藤本吉郎/川田輝組。「ナビの川田 が20年前にレストアしたそうで、現役時代はアリ・バタネンが 乗った左ハンドル車でしたが、その後フォードチームの監督も務 めたマルコム・ウイルソンに渡って右ハンドルに改造したそうで す。昨年のレジェンドに出たんですが、今回は上村さんに誘われ て出ました。クルマは調子いいんですが、ミッションのギヤの音 が大きくてヘッドセットで走りましたよ。ナビの川田も海外ラリ ーは詳しいけど、国内の計算ラリーの 経験は皆無だったのでちょっと大変で した(笑)。でも楽しかったですよ」

1/2 JAF MOTOR SPORTS
表彰会場には 大会名誉会長の中山泰・京丹後市長も訪れた。 Aクラス表彰 レジェンドクラス表彰
今井俊彦/和佐美佳組[Bクラス4位]
ロスマンズ
ランチアストライス
1 4 2 7 5 9 8 3 6

毎年、ラリー界のシーズンを締めくくるJMRC オールスターラリーフェスティバルが、2015年は大 分県臼杵市を舞台に開催された。今回で記念すべ き第10回を迎えたオールスターラリーは、ここ数 年は13年が岡山で、14年は愛知でターマックとし て開催されてきたが、今回は再びオールグラベル で39台を集めて開催されることになった。

主催は過去にも全日本2駆部門の最終戦を担当 していたラリークラブ大分だ。使用されたグラベ ル林道も当時のラリーで使用していたコースで、 ラリーは1デースタイルで開催され午前8時に1号 車がスタートする。セクション1は4本のSSでト ータル19.64Km、セクション2は4本のSSでト ータル16.56Kmを用意。ラリートータル 36.20KmのSSで争われたが、各ドライバーを苦 しめたのはその路面状況だった。

かつて全日本ラリー2駆部門の名物ラリーとして知られた 「EAST九州」でも使用された大分県臼杵市を中心としたエリ アが舞台となった。

使用した林道は2本だが、セクション1はその林 道を順走で2ループ、セクション2は逆走で2ルー プする。1本は路面はほとんどが土で、もう1本は土 と砂利が混在するコースだった。元々は良好な路 面なのだが、前日に降った雨で土の部分がかなり 滑りやすい状態になっており、非常に難易度の高 いラリーとなってしまった。この路面状況も勝負の 明暗を分ける要因になったのは間違いないだろう。

第10回JMRCオールスターラリーフェスティバルin九州

JMRC全国オールスターラリーフェスティバル サファリin九州[JAF公認No.2015-5048] 開催日:11月14~15日 開催場所:大分 格式:準国内  主催:RC大分[クラブ登録No.加盟44005]、FMSC[クラブ登録No.加盟40042] レポート/若槻幸治郎 フォト/西野キヨシ

レキから帰ってきた多くのクルーが「ああいう道はど うやって走ろうか?」と攻略に悩むほどだった。 そんな状況下でスタートしたラリーは、やはりベ テランがリードする展開となった。22台が出走した R4クラスではSS1から四国から遠征してきたベテ ランの渡部洋三選手がベストタイムをマーク。SS2 では関東から遠征してきた千明正信選手がベスト タイムをマークするが、千明組はSS4でまさかの 転倒リタイヤ。渡部組がSS3、SS4と連続ベスト をマークし、2位以下に30秒以上の差をつけトップ でセクション1を折り返す。

「今回は全日本にも出てる地元の藤本(鋼二)君と 同じレベルで走らなきゃいけなかったので、クルマ

渡部洋三組、難コンディションを制圧!

R4クラスは四国のベテラン渡部洋 三/池田茂組がセクション1で築 いたマージンを守って優勝。

1.R2クラスは全日本2勝と速さを見せた寺川和紘組/市山智博組が和田誠組とのデッドヒートを制した。2. 東北の白川信生組は R3で5位入賞。3. 九州の富安敏照組がR4で8位獲得。4. 地元の大津康孝組はR4で5位入賞。5. マクリン大地組はR4で7位 獲得。6.R4の6位には宮川優一組が入賞。
1 2 3 4 5 6

もしっかりとメンテして来た」と語る渡部選手だっ たが、優勝候補でもある藤本選手もSS3、SS4で やや遅れたのが響き結局4位でフィニッシュ。渡 部選手が「あいつは速くなった」と評価する四国の 長江修平選手と中部の上坂英正選手が僅差の2位 争いを展開し、長江選手が上坂選手に6秒差をつ けてフィニッシュするも、渡部選手は終盤にパン クしてもトップを維持、長江選手に8秒差をつけ て優勝を飾った。

「最終SSでは左前がパンクしましたが、右コー ナーは曲がらなかったので手前から姿勢を変えて 引っ張っていく走りをしましたよ。今回は近場での 開催だったので参加しましたが、半額券は2位の 長江に譲りました」とさすがベテランらしい貫録の コメントでシーズンを締めくくった。

一方、R3クラスでは「2015年は02年以来のラリ ー参戦でした」と語る熊本の古川寛選手がSS1から ベストタイムをマーク。「15年は西日本グラベルツ アーを追いかけましたが、ずーっと四国の松原(久) さんに負けていたんです。松原さんは4駆で自分は インテなので2駆ですが、どうしても勝ちたかっ た」とは古川選手だが、その松原選手は1ステでマ シンを傷めセクション2を走ることなくリタイヤ。

やや拍子抜けとはなったが、古川選手は「自分の 持ってるすべては出し切った」と4本のSSでベス

7. 地区対抗戦は地元で意地を 見せた九州地区が優勝をさら った。8.R4藤本鋼二組は4位 にとどまった。9.R3黒原康仁 組は僅差の4位に甘んじた。 10.0.7秒差という大接戦とな ったR1クラスは近藤潔/河嶋 康史組が優勝。11. 四国期待 の星、長江修平組はR4で2 位に食い込んだ。12.R3の2 位には関東から遠征の富澤拓 也組が入賞した。

トタイムをマーク。関東BC3チャンピオン富澤拓 也選手に20秒の差をつけ優勝を飾った。ただし 古川選手は「全日本半額券をもらえるっていうのは 知らなかったんですが(笑)、いずれにしろインテは 来年の全日本にはもう出られないですし、富澤選 手に譲りました」とこちらも2位の富澤選手が半額 券をゲットした。

R2クラスではSS1に北海道の和田誠組がベス トタイムで幕を開けた。だが、SS2からは全日本で も活躍した中国地区の寺川和紘組がその実力を見

13.R1クラス入賞の皆さん。14.R2クラス入賞の皆さん。15.R3クラス入賞の皆さん。16.R4クラス入賞の皆さん。17. 後半怒 涛の追い上げを見せたR1小川剛組だが2位にとどまった。18. 北海道のR2和田誠組も悔しい2位に甘んじた。19.R3は尻上が りに調子を上げた古川寛/廣田幸子組が4WD勢を抑えて優勝。20. 上坂英正組はR4・3位に入賞。21. 畠山貴之ヴィッツは R2・3位入賞。22. 安藤恭平組はR1で3位入賞。23.R3の3位争いを制した山口貴利組ブーンX4。

せつける。SS2、SS3でベストタイムをマークする が、セクション2のSS5では和田組から10秒以 上遅れ逆転を許してしまう。終盤まで和田組がラ リーをリードしたものの、最終SSでは寺川組が意 地を見せ2秒逆転。優勝を飾った。

R1クラスでも接戦が展開された。同じ九州勢で 九州RH1クラス3位の近藤潔組とRH1チャンピオ ン小川剛組が僅差のトップ争いを披露。だが「前ゼ ッケンに道を塞がれてタイムロスしたり、SS7でコ ースアウトしかかったり、バタバタでしたが、最終 SSは落ちるかどうかのギリギリの走りをしました」 と語る近藤選手が、わずか0.7秒という僅差で小 川選手を逆転、優勝を果たした。

「マッドな道はこうして走れ」。洋三選手が攻略法を伝授! 「今回は前日の雨で土の部分がヌタヌタだったんですよ。SS1は土ばかり で、SS2は土と砂利が交互に出てくる路面でしたね。特に滑りやすい土の路 面では、普通にハンドルを切り込んでも曲がらないので、手前からしっかり と向きを変えて姿勢を作っておくことが必要です。特に車速が乗らないと きは姿勢も変えにくいので、そこでどうやって向きを変えるかがポイントで しょう。パワーで持っていくか、あるいはパワーで持っていけないときはサ イドを引くとか、そういうコワザ的なテクニックは必要だと思います」

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オートテスト、全国各地で開催!

新たなるシーズンに向けて、さらなる盛り上がりを期待

昨年秋はオートテストの競技会が3会場で単独開催

2015年夏に始まったJAFの新種競技「オートテ スト」については、昨年の10月号の特集記事で7 月に行われた2つのイベントとひとつの模擬イベン トを紹介した。

このオートテストについては、8月にも、全日本 ラリー選手権モントレーin嬬恋の会場で、ギャラ リーステージの一部のエリアを使用したコース設

定により雨の中、開催され、また9月に開催された ラリー北海道でも、サービスパークが置かれた北 愛国交流広場で日曜日に開催される等、徐々に広 がりを見せている。

国内初開催となったオートテストは前述の通り、 7月に栃木県のドライビングパレット那須で、体験 型Bライセンス取得イベント「B-とる」の中で行わ れたが、その1週間後に北海道で行われたオート テストはJAF北海道ジムカーナ選手権の競技終了 後に、そしてモントレーやラリー北海道でのオート テストは競技開催中の日曜午前にそれぞれ行われ るなど、併催イベントもしくはプログラムのひとつ として行なわれるという例が続いた。

しかし10月に入ると、岐阜県のめいほうスキー場 駐車場で、中部地区初のオートテストが、単独のイ ベントとして開催され、11月には、7月に奈良名阪ス ポーツランドで模擬イベントを行ったJAF加盟クラ ブであるRC奈良が、奈良県大和郡山市内の特設 会場で、近畿地区としては初となるオートテストを、 こちらもまた単独のイベントとして開催した。

さらに11月下旬には、宮城の加盟クラブ、にっ かわくらぶが東北地区初となるオートテストを、ス ポーツランドSUGOのビッグレース開催時などに は駐車場として使用されるMパークで開催した。 このイベントは同サーキットで午前中に開催された JAF主催によるモータースポーツ見学会の参加者

8月、9月には全日本ラリー選手権の会場でオートテストが開催されるケースが相次いだ。いずれのケースもラリー観戦に訪れた ギャラリーがオートテストという競技に触れる絶好の機会となった。

これまでのオートテストでは、やはりリバースギアを使うセクションでのドライビングの成否がリザルトに直結するケースが多い ようだ。上のコース図は7月に北海道で行われたオートテストのレイアウト図。リバースギアを使うセクションが2カ所用意され た。今後、リピーターが参加する競技会などではこうした方向性を持つオートテストが増えるかもしれない。

も参加できる形になっていたが、こちらも単独の 競技会としてクローズド格式で行われている。

この3つのイベントは、オートテストを楽しむこ とを主目的として参加を希望した人々によるものと 言え、今後、このオートテストという競技を発展さ せていく上ではひとつの試金石的なイベントにな ったと言ってもいいかもしれない。めいほう、奈良

を掛け持ちで走ったエントラントもすでに登場する など、関心の高さも伺わせている。

今年についても、JAF地方ジムカーナ選手権と 併催で開催を考慮中の地区もあり、さらなる発展 が期待されている。本誌では引き続き、このオー トテストをフォローしていく予定なので、ご期待頂 きたい。

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2015.10.17 第1回オートテストチャレンジinめいほう 同じコースをスタート、 ゴールを入れ替えて設定

中部地区初のオートテストは中部地区のスラロ ーマーが走行会等で利用している岐阜県郡上八幡 市のめいほうスキー場駐車場で開催された。クラ ス分けは2,000ccを境に、MTとAT/CVTに分け る計4クラスとした。

ユニークなのはコース設定で、パイロンの配置 は同じながら、スタートとゴールを入れ替えて2回 ずつトライするという形になった。リバースギアを 使うセクションではステアリングを切る方向が1回 めのコースと2回めのコースでは、逆になるという チャレンジングな設定は、限られたスペースを使 う場合などは今後、参考になりそうだ。また夫婦 で参加したというエントラントも少なくなく、この 競技の楽しみ方が垣間見えた形になった。

2015.11.15 オートテスト Kansai Round.1 交通量の多い国道沿いの 開催でアピール度は◎

近畿地区初のオートテストは奈良県の西名阪道郡山インターにほど近 い、関西地区の基幹道路である国道24号線沿いの特設会場で行われた。

コースレイアウトはスタート直後にパイロンスラロームをこなした後にS字 を経てパイロンで仕切られたBOXに進入。そこから約90度の角度でリバ ースギアで後退し、2本のパイロン間のラインを通過後、一旦停止して最 後は270度ターンをこなしてゴールという設定だ。速度の乗る区間はほと んどないため、メリハリの効いた運転が成績に直結する形となったようだ。  走行は3本だったが、ウェットからドライへ路面が変化したことも、参 加者にはいい体験になったかもしれない。また、JAFウィメンインモーター スポーツのプロジェクトリーダーである井原慶子氏も駆け付け、同乗走行 などで盛り上げに一役買った。国道を走行中にたまたまこのイベントを見 かけたドライバーも当日は相当数いたと思われ、PRという意味でもベスト の立地で行われた形だ。

2015.11.28 第1回オートテストチャレンジ 東北地区初開催。SUGOの駐車場が舞台に

東北地区初となるオートテストは、冬間近い11月下 旬、スポーツランドSUGOのMパークで行われた。同 コースは同サーキットの入場ゲートに隣接する、ジムカ ーナも開催可能なほどの長方形の広いスペース。コー スの奥に向けて下り勾配の傾斜がついているため、リ バースギアを使って長い距離を後退するような場合等

は後方視界にも影響が出る可能性があり、その分スリ リングな走行が楽しめそうだ。当日のレイアウトは前半 区間でリバースギアを使うセクションをこなした後は、 そこそこ速度の乗るスラロームをこなしてゴールという 設定。進路を見失わないようにパイロンを寝かせるな

ど、初心者にも配慮した設定としていた。

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オフィシャルズ

鈴鹿で四半世紀以上ものキャリアを積んできたこの人、 実はスーパーGTでも欠かせない裏方の一人なのだった!

コース委員長

内田正則

6 回

ータースポーツに興味があったわけじゃないんだけどバイト感覚で通ってる内に好きになっていった感じでしたね。 レースの裏方って楽しいんだなって」 高校卒業後は上京し、

るべき場所はやはり鈴鹿だった。

の 1988

戻ってきたのは F 1

リーマン生活を送るも、 U ターン。戻

カート手伝ってくれと言われて。それからはずっとコースでした」

P

2

事件は現場で起きてるんで。自分も気持は現場に行ってますね」

のようにプロドライバーが走り、

1 年の時に先輩から勧められて始めた 鈴鹿でのアルバイトが彼のモータースポーツ人生の出発点となった。「最初は遊園地の掃除だったんですけ ど

メラ小僧と同じように、まずは鈴鹿のスタンドからレースの撮影を始めた者もいる。そして今回、紹介するオフィシャル、内田正則も、またそうした一人だ。サーキットが引き寄せてしまうのは、何もドライバーだけではないのだ。 内田が住むのは鈴鹿から北へクルマ

ラーの

2 回ほどやったら次からサーキット

7 年間のサラ

2年

で練習走行のオフィシャルをやるようになった。まだ中嶋悟が E P S O N カ

のクラブに協力してもらいますが、ポスト長はまず全員知ってます。

F

1 時間ほどの三重県菰野町。高校

のライダーとして鈴鹿を走ったことの ある F 1

高 3

カメラマンもいれば、多くのカ

2輪

何か起きた時でも僕は現場の判断に 任せます。 T V ドラマじゃないけど、

ーシングクラブの競技会でコース委員長を任せられるようになった。「コース委員長というのはポストと競技長の橋渡し役ですね。ポストから上がってくる情報を競技長に報告したり、 逆に進行の状況をポストに報告する。 例えばクラブマンをフルコースでやる場合はうちのクラブが受け持つポスト は

ポーツ走行。毎日がオフィシャルという日常を送る内田はめきめきと腕を上

F 1

たくない方なんで(笑)ポストで旗を振るよりは、レスキューがやりたかった。当時の先輩にお願いしてレスキューに回してもらいました。以来、オフ ィシャル馬鹿ひと筋です(笑)」 レースウィークは競技会、平日はス

キットでの経験を何かの形で繋げたい」 サーキットの中で橋渡し役を務めて きた男は、いまはサーキット間の橋渡し役に奔走する。内田のような、プロフェッショナルな意識を持ったフリーのオフィシャルが現れてきたことは、日本のレース界にとっては頼もしい限りだ。

のサーキットにも出向き、一オフィシ ャルとしてレースに携わっている。「レースってイコールコンディションが理想じゃないですか。だとするならオフィシャル業務もどのサーキットでもイコールでなくてはならない。そのために自分ができることがあれば、という気持はあります。

遜する内田だが、その仕事ぶりは誰も が認めるところ。

1990

スを取得し、オフィシャル活動に本腰 を入れ始める。「やっぱり性格的に 1

ヵ所にとどまり

F R O の一員を務める一方、週末は他

のは楽だろうけど、僕は競技に関わる人達が、思うことを言い合って作り上げていくのがレースだと思う。そうで なければ誰も成長できないんです」

自分はまだまだ自信が持てないと謙

ー G T のレスキューチームである

自分を前に出せるというか、自分の言動に自信を持てる人じゃないとダメなんです。それなりの場数を踏んで、自分なりに勉強してきたからこそ自信を持ってやれるわけです。 競技長のただ言いなりにやるという

F R O や他のサー

3 年前からはスーパ

フォト/吉見幸夫 レポート/鈴木和夫

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4
年代には、所属する淀レ 5
カ所なので他のポストは、他
オフィシャル業務についても高度に体系化されたレースに比べ、クラブマンのようなレースにはアマチュアレース
々モータースポーツメディアの業界では三重県出身者が少 なくない。若き日、自ら
の夏休みの平日などは、ポスト
2 で走っていた時代だ。「モ
20 鈴鹿に勤めてきた。「生業は ? と聞か G
今回は鈴鹿クラブマンレースで朝から夜まで 正にエンドレスな活躍を続けるコース委員長に登場願った。
レースのインターバルの間もコース清掃などの業 務で気が休めないのがコース委員長という仕事。 「緊張しっ放しではとても持たない。だから最近 は緊張しません(笑)」。レース進行が始まる直前 の、束の間の一服がリラックスタイムだ。
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J A F M O T O R S P O R T S 1967 年 3 月 20日 第 3 種郵便物認可(毎月 1 回 1 日発行)第 50巻 第 1号 2016 年 1月 1 日発行 発行人 望月均 03 ( 5470 ) 1711 (代) 一般社団法人 日本自動車連盟 東京都港区芝大門 1 1 番 30号 0570 ( 00) 2811 (総合案内サービスセンター) 発行所 東京都港区芝大門 1 1 番 30号 ㈱ J A F 出版社 143 円+税 2016 1 / 2

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