JAF MOTOR SPORTS 第49巻 第8号 2015年10月1日発行(毎月1回1日発行) 1967年3月20日 第3種郵便物認可 [モータースポーツ情報] FIA 全日本選手権スーパーフォーミュラ/ スーパーGTシリーズ/全日本F3選手権 2015シリーズ中盤戦レビュー 特集 未来を拓け!オートテスト、発進 〜注目の新スピード行事、そのJAPANオリジナルの形とは?〜 10 OCTOBER 2015
FIA便り
競技ライセンスにも、この本の表紙にも、さりげなく描かれているFIAのマークロゴ。 そんなFIAからの話題を紹介する新連載が始まりました!
FIAって何?
世界モータースポーツ評議会って何?
新連載の今月は、FIA の業務の紹介からはじめよう。
そして今、FIA ではどんな話題で盛り上がっているか、初公開の話も含めてご紹介!
FIAとは
FIA(Federation Internationale de l'Auto mobile、国際自動車連盟)は、世界の約 120 の国や地域を代表するクラブによって構成 され、モータースポーツを国際的に統轄し ている機関だ。その本部が置かれているの はフランスのパリ。JAFは 1963 年の設立当初 からFIAに加盟して、以後 50 年以上に渡り その運営や活動に参加している。
世界モータースポーツ評議会
FIAにおいて、モータースポーツの最高決 定機関と言えるのが「世界モータースポーツ評 議会(World Motor Sport Council,WMSC)」だ。
メンバーは元F1王者のエマーソン・フィッ ティパルディや、FOM(フォーミュラワン・マ ネージメント)の代表であるバーニー・エクレ ストンといったビッグネームのほか、FIAの各 地域代表など 27 名から構成されていて、4 年 に一度選挙で選ばれることになっている。
JAFは世界モータースポーツ評議会の前 身である国際スポーツ委員会(Commission Sportive Internationale, CSI)時代の 1968 年 から、そのメンバーに名を連ねており(2009 ~ 2013 年は除く)、現在はJAF本部のモー タースポーツ部長が評議会メンバーに就い ている。ちなみにフェラーリF1チームの監 督は、コンストラクター代表として選挙を経 ずとも評議会のメンバーに入るという規則に
なっていて、モータースポーツ界における フェラーリの立場を表しているようで、大 変、興味深い。
世界モータースポーツ評議会の定例会議 は、年に 4 回開催されることになっている。 会議では、FIA選手権カレンダーや各モー タースポーツ委員会から提案される規則の 変更、あるいはモータースポーツ振興策の 提案などが議題に上がり審議される。
7 月にメキシコで開催された今年 2 回めの 会議では、2016 年のフォーミュラ1 世界選手 権のカレンダーが審議され、全 21 戦の暫定 カレンダーが発表された。世界中のモー タースポーツカレンダーは、このF1の日程 とWEC(世界耐久選手権)の一戦であるル・ マン 24 時間レースの日程が決定した後に、 そのカレンダーと競合しないように調整しな がら決定されていく。
またFIAでは各カテゴリーをそれぞれ専門 的に推進していくために、23 もの専門部会を 設置している。JAFは車両公認委員会、サー キット委員会、電気/新エネルギー選手権 委員会、耐久委員会、国際カート委員会、 女性モータースポーツ委員会、シングル シーター委員会、ドライバー委員会の 8 つ の委員会にメンバーとして参加し、直接議 論を戦わせている(2015 年 8 月現在)。
新たな “フォーミュラ・ピラミッド”
現在、世界モータースポーツ評議会で ホットな話題と言えばシングルシーター、す なわちフォーミュラカーレースの動向だ。
FIAは、以前から若手ドライバーをFIA選 手権シリーズでステップアップさせていくこ とで、F1ドライバーを誕生させたいという考 えを持っており、その一環として始まった、 FIA-F4 国内選手権シリーズは、現時点では 日本をはじめ 8 カ国でシリーズ戦が組まれ、 多くのエントリーを集めて、早くも若手登竜 門としての役割を果たしている。
そしてFIA-F4 からのステップアップ先と してのフォーミュラ 3 は、ヨーロッパ各国を
転戦するFIAヨーロッパF3 選手権が隆盛を 誇っており、参加者の受け皿を増やすため にフォーミュラ 3 によるFIA管轄の新しい「地 域選手権」の立ち上げも検討するほどである という。
そして現在、FIA直轄のシリーズが存在し ないのがF1直下のカテゴリーだ。GP2 や フォーミュラルノーは現在FIA管轄ではない ため、F1を頂点とした“フォーミュラ・ピラ ミッド”が、ここ数年複雑化しており、F1へ の道筋が見えにくくなっているのが実情だ。 そこでFIAでは、かつて開催されていた FIA-F2 シリーズのようなF1直下のカテゴ リーの復活を検討し、フォーミュラ・ピラ ミッドを、70 ~ 80 年代のような分かりやす いものに変革させようとしている。既にFIA はGP2 シリーズのプロモーターと話し合い に入っており、来年にもGP2 シリーズが新 しい「FIA-F2」シリーズに衣替えして、スター トされる予定だ。
「ドリフト
」が世界へ
また、日本が起源で近年海外でも人気が 高くなってきているドリフト競技も、FIAが注 目するカテゴリーだ。
日本国内では 2014 年からスピード行事の 一つとして公認競技も開催されるドリフト競 技だが、日本での人気が徐々に海外にも波 及している状況を踏まえ、FIAは今年新たに ドリフト競技のワーキンググループを立ち上 げた。モータースポーツの、認知された一 つのカテゴリーとして、ドリフト競技を国際 レベルで確立していきたいというのがFIAの 考えであり、その元となる規則や安全基準 を今年中にも確定しようと検討中だ。 JAFも“ドリフト競技発祥国”として、コー ディネーターという立場でワーキンググルー プに参加している。今後FIAのガイドラインが 公開されることで、さらに多くの国で開催さ れ、世界的な競技として発展していくだろう。
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フランスのパリに本部を構えるFIA(国際自動車連盟)。
VOL.1
RACE
全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦
全日本F3選手権第16戦&第17戦
スポーツランドSUGO
10月17〜18日 スポーツランドSUGO(宮城県)
開催概要
スケジュール/17日(土)SF予選 F3は未定
18日(日)SF決勝 F3は未定
観戦料金/
●前売券(2日間有効) 大人5,200円
ペア9,400円 トリプル14,100円
4名18,800円 中学生以下無料
●当日券 大人 土曜 3,100円 日曜 6,200円
中学生以下保護者同伴で無料
パドックパス 大人 土曜 4,500円 日曜6,500円
4歳〜小学生はそれぞれ半額
ピットウォークパス 大人 1日2,500円
中学生以下保護者同伴で無料
駐車料金/1日 4輪1,000円 2輪500円
問合せ先/SSC TEL0224-83-3111
ホームページ/http://www.sportsland-sugo.jp/
GYMKHANA
全日本ジムカーナ選手権第8戦 RRC群馬スペシャリストジムカーナ IN 本庄
10月10〜11日 本庄サーキット(埼玉県)
開催概要
スケジュール/10日(土)ゲートオープン 7:30
11日(日)ゲートオープン 7:30 第1ヒート9:20〜
観戦料金/●当日券 大人 2,000円 中学生以下無料
駐車料金/1日 4輪2輪とも1,000円
問合せ先/RRC群馬 TEL027-388-2295
ホームページ/http://www.klk.co.jp/
DIRTTRIAL
全日本ダートトライアル選手権第8戦 ダートスプリントin門前
10月4日 輪島市門前モータースポーツ公園(石川県) 開催概要
スケジュール/4日(日)ゲートオープン7:00 第1ヒート8:25〜
観戦料金/●前売券(チケットぴあ) 大人1,200円 中学生以下無料 ●当日券 大人1,500円 中学生以下無料
駐車料金/無料 会場まではシャトルバス運行
問合せ先/㈱ゼスト 0566-83-0030
ホームページ/http://www.t-zest.com/
RACING KART
全日本カート選手権KF部門第9・10戦 全日本カート選手権
FS-125部門東西統一競技会
RALLY 全日本ラリー選手権第8戦 第43回M.C.S.C.ラリー
ハイランドマスターズ2015
10月17〜18日 岐阜県
ギャラリーステージ情報
サービスパークは高山市の道の駅モンデウス飛騨高山、ギャラリーステージは 舟山スノーリゾートアルコピアに設定しました。土曜、日曜とも2回観戦でき ます。
観戦料金/
(2日間有効)大人2,000円(駐車料・プログラム・ステッカー込み)
問合せ先/M.C.S.C. TEL0263-71-2505
ホームページ/http://mcsc-rally.com/
ジュニアカート選手権FP-Jr部門/ FP-Jr Cadets部門東西統一競技会
10月17〜18日 鈴鹿サーキット国際南コース(三重県) 開催概要
スケジュール/17日(土) 未定
18日(日) 未定
観戦料金/鈴鹿サーキット入場料 1日 大人1,700円 小学生800円 3歳〜未就学児600円
駐車料金/1日 4輪1,000円 2輪500円
問合せ先/SMSC TEL059-378-3405
ホームページ/http://www.suzukacircuit.jp/
INFORMATION OF JAF NATIONAL CHAMPIONSHIP EVENTS 2015. 10/4 ~ 10/18 2015 全日本選手権インフォメーション 5 2015 10 JAF MOTOR SPORTS
チャンピオン争いもいよいよ佳境に入った。
2015 SF & S-GT & F3
シリーズ中盤戦レビュー
国内のビッグレースも夏を迎え、いよいよタイトル争いも白熱してきた。
中盤戦の攻防を振り返るとともに、シリーズチャンピオンの行方を占ってみよう。
レポート/はた☆なおゆき(S-GT&F3)、貝島由美子(SF) フォト/鈴木紳平、野澤廣幸、上尾雅英、GT-A、JRP、モビリティランド
SUPER GT
FIAインターナショナルシリーズ スーパーGT
今年のGT500は、スーパーGT独自のウエイ トハンデ制度が効果的に機能して、5戦が終わっ た段階で2勝を挙げるチームは現れず、すべてウ ィナーは入れ替わっている。まだ3戦を残した段 階であるということ、ラストの2戦はハンデが半 減、そしてなくなるということを考え合わすと、 理論上だけでなく、下位チームの大どんでん返し も決して不可能ではない。
現実的に言っても、1回の勝利で得られる20ポ イント差に5チームが並んでいるのだから、少な
GT500はレクサスRC F勢が反撃開始。
300はGAINNER GT-Rが一歩リード
くても最終戦を前に、チャンピオン確定は相当な ことが起きない限り、あり得ないだろう。
ただ、ウエイトが50kgを超えた場合、50kg分 を燃料リストリクターの装着に置き換えるのは、 果たして適切なのか、という意見もある。重量増 はスピードを抑えるには有効ながら、安全面を損 ないかねないことからの配慮であり、確かにアク セルを全開とするストレートでは、効力を発揮し ている。
だが、アクセルをコントロールして抜けるコーナ
ーではいかがなものなのか……というわけだ。実 際、燃料リストリクターを装着したチームも、その 後入賞を重ねていて、「それだけ実力があるのだ よ」と言われてしまえば、それまでなのであるが。 ともあれ、第5戦鈴鹿1000kmを終了した時点 でドライバーランキングのトップに立つのは、カ ルソニックIMPUL GT-Rを駆る安田裕信/ジョ アオ・パオロ・デ・オリベイラ組で、7ポイント差 で追いかけるのはZENT CERUMO RC Fを駆 る立川祐路/石浦宏明組だ。
6 2015 10 JAF MOTOR SPORTS
この2チームに共通するのは、今季まだ優勝を 挙げていないこと。ただし、戦い方は対照的で、 安田組が全戦で入賞、コツコツ稼いでいるのに対 し、立川組は2戦のノーポイントはあるが、残る 3戦すべて表彰台に上がっている。今後の展開次 第ではあるが、そう考えるとタイトルの獲得方法 にセオリーなどないのだということを、理解して もらえるだろう。
逆に言うと、優勝を飾っている5チームは、せ っかくつかんだ波を、直後に手放しているような 感もある。それだけ今のGT500はさまざまな要 素を完璧に整えないと、勝てないということでも あるのだろう。どうあれ、混戦状態が最後まで続 くのは必至である。
だが、GT300に目を向けると、まったく異なる 状態になっているのが分かる。第4戦を終えた段 階で、チームランキングのトップは、ニッサン GT-Rを走らせるGAINER。アンドレ・クート/
千代勝正/富田竜一郎組のGAINER TANAX GT-Rは第2戦の勝利を筆頭に、コンスタントな 入賞を果たしているため、その位置にいるのは妥 当だと言える。
しかし、88kgものウエイトを背負った第5戦は、
GT500クラス/1. 第5戦伝統の鈴鹿1000kmは、PETRO NAS TOM'S RC Fがこの大会、2連勝。抱き合って喜ぶロシ ター、伊藤の両選手。2.3. 第4戦富士では佐々木/クルム組 のD'station ADVAN GT-Rが優勝。佐々木選手(3.)は GT500初優勝を飾った。
4.5. 安田/オリベイラ組のカルソニ ックIMPUL GT-Rも2戦連続で3位と表彰台をキープ。シリ ーズ首位を走る。
6. 立川/石浦組のZENT CERUMO RC F は2戦連続の2位を獲得。ランキングも2番手につけている。
我慢を強いられるものと思われた。実際、追いか ける立場にあったチームは、揃ってそんな展開を 強いられていたのだが……。しかしクート組の結 果はというと、予選で2番手、決勝ではなんと2 勝めを飾っているのだ!
その結果、ランキング2位でTOYOTA PRI US apr GTの嵯峨宏紀/中山雄一/佐々木孝太 組を擁する、aprとの差は33ポイントまで拡大。2 位以下が僅差で並んでいるのとは、対照的な状 態に持ち込んでいる。また、ドライバーランキン グでは唯一全戦に出場するクート選手がトップで、 2位が千代、3位が富田選手と、チームメイト同士 分かれて上位を独占する、かつてなかった状況に。
上限に達した100kgのハンデも、あと1戦だけ 我慢すればいいことを思えば、もう先は見えてき たかの感も強い。もし、クート選手がドライバー チャンピオンに輝けば、外国人ドライバーとして 初の快挙ともなる。
GT300クラス/7.ミューラー/荒組のStudie BMW Z4は鈴鹿で2位入賞。8. 第4戦富士では黒 澤/蒲生組のLEON SLSが2位に入った。9.10. 鈴鹿を制したのはクート/千代/富田組のGAINN ER TANAX GT-R。クート選手は断トツのランキン グ首位に立った。11. 富士ではJAF-GT勢が気を吐 き、高木/小林組のARTA CR-Z GTが優勝。
スーパーGTポイントランキング(第5戦終了時)
伝統の鈴鹿1000kmレースは
PETRONAS RC Fが2連覇! シリーズ第5戦は、伝統の「鈴鹿1000km」として開催され、PP はMOTUL AUTECH GT-Rの松田次生/ロニー・クインタレッリ 組が獲得。しかし、決勝はスタート時のウェットからコンディショ ンが目まぐるしく入れ替わったこともあり、トップもまた何度も入 れ替わる。その状況を打破したのが、PETRONAS TOM'S RC F の伊藤/ロシター組だ。素早いピット作業にも後押しされて、2 回めのドライバー交代以降のレースをリードし、そのまま差を広 げ続けて今季初優
勝。一方、GT300 でもトップは激し
く入れ替わったが、
最後に笑ったのは
GAINER TANAX
GT-R。88kgのウエ イトを積み、一度は 周回遅れとなって
からの大逆転優勝 だった。
GT500クラス 1位 安田裕信/J.P.デ・オリベイラ 51 2位 立川祐路/石浦宏明 44 3位 伊藤大輔/ジェームス・ロシター 43 4位 松田次生/ロニー・クインタレッリ 39 5位 アンドレア・カルダレッリ/平川亮 34 6位 本山哲/柳田真孝 30 GT300クラス 1位 アンドレ・クート 69 2位 千代勝正 54 3位 富田竜一郎 40 4位 星野一樹/高星明誠 38 5位 高木真一/小林崇志 36 6位 嵯峨宏紀/中山雄一 34
1 3 4 6 2 5 7 8 11 10 9
GT500入賞の3クルー。
全日本選手権スーパーフォーミュラ
4月に開幕した全日本選手権スーパーフォーミ ュラも、8月までに4レースを消化。シーズンを折 り返したということで、そろそろチャンピオンタ イトルに向けて、候補が絞られてきた。
5月の第2戦を終えてから、2ヶ月という長いイ ンターバルの後、戦いの舞台となったのは、7月の 富士スピードウェイ。この大会では、予選が雨交 じりとなり、グリッドポジションにも多くの異変 があった。
開幕戦で優勝したアンドレ・ロッテラー選手、 第2戦で優勝した石浦宏明選手が、ともにQ2で 敗退。また、世界耐久選手権で負ったケガのため
に第2戦を欠場したディフェンディング・チャンピ オンの中嶋一貴選手も8番手に留まった。これに 対して、フロントロウを獲得したのは、チーム・イ ンパルの2台。アンドレア・カルダレッリ選手が、 同チームに加入して初のPPを獲得。ジョアオ・
もてぎで2勝め獲得!!。絶好調、石浦 選手の勢いを止めるドライバーは誰だ?
パオロ・デ・オリベイラ選手が2番手につけた。
だが、決勝ではPPのカルダレッリ選手がスター トで出遅れ、オリベイラ選手が好ダッシュを見せる。 オリベイラ選手は盤石な走りで、今季初優勝を果 たしたが、これに続いたのは、スーパースタートで 一気に6台抜きを見せた一貴選手。さらに、ピット インを引っ張る作戦を採った石浦選手が、しぶとく 3位表彰台を獲得。ロッテラー選手も挽回して5位 と、終わってみれば実力者が上位に並んだ。
続く第4戦・ツインリンクもてぎでは、石浦選 手が今季2度めのPPを獲得。野尻智紀選手が僅 差でこれに続く。さらに、小林可夢偉、オリベイ ラ、一貴、カルダレッリ、ロッテラーの各選手と いう予選結果になった。
決勝日は、昼過ぎに一旦土砂降りの雨が降り、 そこから路面が乾くコンディション。グリッド上で は、アウト側の路面はほぼ乾いていたが、イン側 はハーフウェットという状 態でのスタートとなった。
HONDAエンジンユーザー
チームの反撃に後半戦は要注目! 前半戦シーズン、勝ち星を挙げられていないのがホンダ エンジンユーザーたち。しかし、ここまで開幕戦で山本尚 貴選手がPPを獲得。第2戦では野尻選手が表彰台に上が り、第3戦では中嶋大祐選手が予選3番手を記録と随所に 光る走りを見せている。 後半の3戦では、彼らの 頑張りに注目だ。また、 今季大型新人としてシ
リーズに参戦を開始し た小林可夢偉選手がい つ初優勝を果たすのか も気になるところ。すで に第2戦の岡山では2位 表彰台を獲得。歯車が 噛み合えば初優勝は手 が届くところにある。
後半戦の台風の目はやっぱりこ の人。まずは優勝が欲しい。
ここでホールショットを奪ったのは、石浦選手。 富士に続いて抜群のスタートを切った一貴選手が 3台をかわして2番手に浮上する。これに可夢偉、 オリベイラ、野尻、ロッテラーの各選手が続く展
12. 若手の一人、国本雄資選手は第3戦で4位入賞。13. 第4戦では中嶋大祐選手がホンダ勢トップ の5位でチェッカーを受けた。14. この2連戦、表彰台は逃したもののポイントを重ねたロッテラー選 手はランキング4位につける。15. 速さを見せつつも、この2連戦ノーポイントに終わった可夢偉選 手。後半戦の逆襲が楽しみだ。16. 開幕戦からすべてポイントゲットの野尻智紀選手。ホンダ勢では トップのシリーズ5番手をキープ。17. チャンプ一貴選手は優勝こそないものの、ランキング3番手か ら後半戦、タイトル防衛に挑む。18. 第3戦で今季初優勝のオリベイラ選手もシリーズ後半戦のカギ を握る一人だ。19. 第4戦ではライバルを寄せ付けない速さを見せた石浦選手。好調をキープできれ ば初のチャンピオンが見えてくるか!?
SF
12 14
19 18 17 15 13
16
開に。オリベイラ選手とロッテラー選手は、前走 者に引っ掛かる形となったため、早目のピットイ ンで挽回を図った。
一方、トップ争いは前半、石浦選手が一貴選 手に対して10秒以上のマージンを稼ぐ展開に。 各車がピット作業を終えた後、悠々とピットに滑 り込んだ石浦選手は、そのまま首位を守った。後 半に入ると、一貴選手がグンとペースアップ。終 盤は石浦選手を追い詰める展開となったが逆転は ならず。石浦選手が今季2勝めを挙げ、一貴選手 は3回めの2位表彰台。可夢偉選手がピット作業 で遅れたこともあり、オリベイラ選手が3位、ロ ッテラー選手が4位でレースを終えている。
その結果、タイトル争いで一歩抜け出す形とな ったのは、32ポイントを獲得している石浦選手。 これをオリベイラ選手が25ポイント、一貴選手
F3 全日本F3選手権
全8大会・全17戦で争われる全日本F3選手権 は、激戦に激戦を重ねて、いよいよ1大会・2レ ースを残すのみとなった。
近年のF3マシンは空力に優れ、単独での走行 では非常に高い性能を発揮する一方で、集団で 走行した場合、前のマシンに近づき過ぎると、ダ ウンフォースが抜けて、挙動が乱れる傾向がある。 それは特にテクニカルコースに多く見られ、その 結果、オーバーテイクしにくいというのが実情だ。
数台でのトップ争いは何度も繰り広げられている ものの、ここまでの15戦中8戦でポール・トゥ・ ウィンが飾られ、それ以外の優勝も、大半はスタ ートでの逆転で決まっている。
それだけ予選が重要である中、シーズンを通じ てPETRONAS TEAM TOM'Sの山下健太選
手とニック・キャシディ選手、B-MAX Racing
が24ポイント、ロッテラー選手が20ポイントで 追っている。タイトル争いは、ほぼこの4人に絞 られてきた感じだ。
残るは3戦。中でも、オートポリスとスポーツ ランドSUGOは、シーズンのターニングポイント になる。石浦選手を追いかける3人のドライバー にとっては、ここが重要なポイントだ。過去の戦 績を考えると、オートポリスは外国人ドライバー 達が得意とするコース。オリベイラ選手やロッテ ラー選手が、ここでどんな走りを見せるかが注目 のポイントとなってくる。
シリーズリーダーの石浦選手は、これまで同サ ーキットであまり好成績を挙げてきていないが、 今年は絶好調ということで、一体どんな走りを見 せるのか。そこも気になる部分だ。
またSUGOは、荒れた展開が多い1戦。実力
者のオリベイラ選手とロッテラー選手すら、昨年 はスタート直後に絡んでリタイヤを余儀なくされ ている。それだけサバイバルなレースとなるため、 クレバーかつ冷静なレース運びを見せる一貴選手 の走りに注目。また、過去のリザルトから考える と、ここも外国人勢が上位に絡んできそうだ。 この2戦でさらにタイトル候補者が絞り込まれ るのか、あるいはこのままの状態で最終戦・鈴鹿 に、雪崩れ込んで行くのか。いずれにしても、一 筋縄では行かないシーズンが展開されるはずだ。
スーパーフォーミュラポイントランキング(第4戦終了時)
山下、キャシディのトムス2枚看板が まったくの同ポイントで最終戦決戦へ!
Team with NDDPの高星明誠選手による、三つ 巴の戦いが繰り広げられており、チャンピオン候 補もこの3人だけとなっている。
しかも、山下選手とキャシディ選手は同ポイン トで並んでおり、最終大会で1ポイントでも多く 獲得した方が王座に輝く。ただ万が一、もし優勝 と2位を分け合った場合は、優勝回数も5回ずつ、 2位の獲得回数も4回ずつと一緒であるだけに、3 位の獲得回数が多い山下選手で確定。そのマージ ンをどう活かすか、あるいはキャシディ選手がど う意識しているか、大いに気になるところではあ る。一方、この二人に対して、高星選手は15ポイ ント差と、まさに首の皮一枚残す状態だが、可能 性のある限り全力を尽くすのは間違いないだろう。
ランキング4位は、HFDP RACINGのルーキー、 福住仁嶺選手ですでに確定。逆にタイトル争い同 様、最終大会の焦点となりそうなのが、ランキン グ5位争奪戦である。B-MAX Racing Team with NDDPのルーカス・オルドネス選手、HFDP RAC
20.21. 富士の第13戦で5戦ぶりの勝利をあげた山下健太選手。第15戦もてぎでも2位を奪い、キャシディ選手にポイントで並 んだ。22.23. キャシディ選手は抜けないもてぎで第15戦ではまさかの5位。山下選手とのSUGO決戦に挑む。24.25. この2連 戦で表彰台は1度に終わった高星選手だが、タイトル獲得の可能性は残している。26.F3-Nは最終大会を待たずに小河諒選手が シリーズ首位を確定させた。27.もてぎの主役を奪った福住選手。2戦とも盤石のポール・トゥ・ウィンを飾った。
INGの高橋翼選手、TODA
RACINGの石川京侍
選手が僅差で並んでいるため、セカンドグループ のバトルからも、どうやら目は離せられそうもない。 トヨタ3S-GEエンジンのワンメイクで、旧型 シャシーによって争われるF3-Nクラスは、第6 大会・富士でTOM'Sの小河諒選手が、すでにチ ャンピオンを確定。現在の12勝から、もうふた つ優勝を重ねられるか注目される一方で、その小 河選手を破った唯一の存在、EXEDY RACING の女性ドライバー、三浦愛選手の逆襲にも期待し たいところ。なお、このクラスは3位でB-MAX Racing TeamのDRAGON選手まで、ランキン グはすでに確定している。
初優勝の勢いで最終戦も制すか? ルーキー福住選手の走りに注目! ツインリンクもてぎの第6大会で連勝を飾ったHFDP RACING の福住仁嶺選手は、このオフに18歳になったばかりのルーキード ライバーだ。それまでも表彰台に二度上がり、ポールポジション も一度獲得していた。彼の特徴は、短期間で多くのことを学び、吸 収して成長を遂げることだ。だから、シーズン中の成績は右肩上 がりで、チャンピオンを獲得した昨年のF4・FCクラスや13年の全 日本カートKF1クラスを筆頭に、 ひとつのカテゴリーを1年で卒業 を果たし続けてきた。ただ、全日 本F3のライバルはいずれも百戦 錬磨。下方修正を強いられはした が、諦めることも、焦ることもなく、 自分を磨き続けて、ついに初優勝 を飾ったばかりか、連勝も果たし た。勢いに乗ったルーキーが、こ のまま勝ち続けてしまう可能性も 十分にあると予想される。
初優勝のもてぎでは「やっと 勝てました」と振り返った。
1位 石浦宏明 32 2位 J.P.デ・オリベイラ 25 3位 中嶋一貴 24 4位 アンドレ・ロッテラー 20 5位 野尻智紀 11 6位 小林可夢偉 8 20 21 24 25 26 23 22 27
10 2015 10 JAF MOTOR SPORTS
2015.OCTOBE 015.OCTOBER R
(東京)00100-1-88320 印刷所/凸版印刷株式会社 表紙/2015全日本フォーミュラ3選手権第14戦&第15戦
2015 SF&S-GT&F3 シリーズ中盤戦レビュー 34 未来を拓け!オートテスト発進
12 2016年JAF国内競技車両規則の制定(改正概要)
14 2016年日本レース選手権規定
16 2016年日本ラリー選手権規定の一部改正
19 2016年日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定の一部改正
23 JAFスポーツ資格登録規定の一部改正
23 国内スピード行事コースの新規公認について
23 JAF-GT300トラクションコントロールシステムの承認について
23 フォーミュラ4(F4)用エンジンの承認について
24 2016年FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧
25 2016年全日本ジムカーナ選手権カレンダー一覧
25 2016年JAFカップオールジャパンジムカーナ
25 2016年全日本ダートトライアル選手権カレンダー一覧
25 2016年JAFカップオールジャパンダートトライアル
26 海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請 方法
26 2016年「JAFモータースポーツ専門部会」委員候補者の公募につ いて
26 2015年��ジムカーナ選手権���の��場�の��について
載
4 FIA便り
画
43 車両公認一覧
43 Aライセンス講習会日程
43 公認審判員講習会日程
43 JAF公認ロールケージ一覧
28 FIA ALTERNATIVEENERGIESCUP ソーラーカーレース鈴鹿2015
60 2015OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦
[RALLY]
32 2015年JAF全日本ラリー選手権第4戦
2015ARKラリー洞爺
2015年JAF全日本ラリー選手権第5戦 がんばろう!福島MSCCラリー2015
[GYMKHANA]
E E E E E EV V V V V VE E E E E E EN N N N N NT T T T T T R R R R RE E E E E EP P P P P PO O O O O OR R R R R R EVENTREPORT T T T T T R R R R R RA A A A A A AC C C C C CI I I I I I IN N N N N NG G G G GK K K K K K KA A A A A AR R R R R RT T T T T I I I I I I IN N N N N N NF F F F F F FO O O O O OR R R R R RM M M M M A A A A AT T T T T TI I I I I IO O O O O RACINGKARTINFORMATION N N N N 48 2016年JAF国内カート競技車両規則(改正概要) 52 2016年日本カート選手権規定
57 カートライセンス発給規定の一部改正 58 JAFカートカレンダー(10〜11月)
34 2015年JAF全日本ジムカーナ選手権第6戦 K.S.Cハイスピードスラローム
59 2015年JAF北海道ジムカーナ選手権第4戦
2015年JMRC北海道ジムカーナチャンピオンシリーズ第4戦
2015年JMRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第5戦
2015年JMRC北海道オールスター選抜第4戦 チボーターマックアタック
[DIRTTRIAL]
36 2015年JAF全日本ダートトライアル選手権第5戦
44 JAFMOTORSPORTSCALENDER(10〜11月)
2015年東北ダートトライアル IN KIRIYANAI
2015年JAF全日本ダートトライアル選手権第6戦
NOZAWA ダートトライアル
62 2015年JAF東北ダートトライアル選手権第4戦
2015年JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ第 4戦 2015年JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第4戦
2015年福島県ダートトライアル第4戦
SiFダートトライアル2015
64 2015年JAF関東ダートトライアル選手権第8戦
JMRC関東ダートトライアルシリーズ
<JMRC全国オールスター選抜戦>
監修/一般社団法人
〒1
1
30 ☎0570-00-2811 (ナビダイヤル) 発行所/
発行人/望月均 振替
撮影/鈴木紳平 編集長/田代康 副編集長/岡本博司 デザイン/鎌田僚、(株)スタジオーネ63 編集/(株)JAF出版社JAFスポーツ編集部 ☎03-5470-1712
JAFMOTORSPORTS
日本自動車連盟
05-0012 東京都港区芝大門1-
-
(株)JAF出版社 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎03-5470-1711
0
10
I I I I IN N N N N NF F F F F FO O O O O OR R R R R RM M M M M A A A A A AT T T T T TI I I I I I IO O O O O ON N N N N N N INFORMATION f f f fr r r r ro o o o om m m m m from J J J J JA A A A A AF F F F F F JAF
巻頭企画 特 集 31 輝け、モータースポーツ女子! 第1回
●JAFからの公示・お知らせ● 6
66 凄腕!オフィシャルズ 第3回
連 新
5 2015年全日本選手権インフォメーション 企
載 連
[RACE]
‘15ARFAダートトライアル・ザ・お盆
58 2015全日本&ジュニアカート選手権データファイル
INFORMATION FROM
●JAFからの公示・お知らせ
2016年JAF国内競技車両規則の制定(改正概要)
*年号の修正については省略 �������ー����定�
��������� �����条「�内����」の「���」に以下を追加する。
JAF-GT300MC�グランドツー�ング�ー�����ーシ ャシー
�����ー���������� 改正なし。
���������������に関する���定 改正なし。
���������������に関する���定 改正なし。
�������ー����ー(��) 改正なし。
�������ー����ー(��) 改正なし。
�����ラ���ー����ー���
*内容についてはJAFホームページに掲載しております「J AFモータースポーツニュースNo����(����年�月��日� 行)」をご確認ください。
�����ラ���ー����ー���(JAF-GT500)
*内容についてはJAFホームページに掲載しております「J AFモータースポーツニュースNo����(����年�月��日� 行)」をご確認ください。
����������(ナショナルフォーミュラ)に関する定義 改正なし。
������ー�ー��(�-FJ)
������条112)「記載項目」2)に以下を追加する。
ただし、�年�の�検を��したとしても消火装置の製 造者が定めた有効年数あるいは耐用年数を超えて使用する ことはできない。
-消火装置の製造者が、有効年数あるいは耐用年数を定め ていない場合、その使用期限は製造期日(または初回充 填期日)�ら�年間を目�とする。
-消火剤の充填日もしくは前回検査日の表示が 年(月)表 示である場合、有効期間の起算日は当該 年(月)の末日
とする。
�����フォーミュラ�(F4)
[公示No2015−073]
�����条「17)アクティブサスペンション」を削除する。 (以下条文番号を繰り上げ)
�����条27)「ウイング」を以下の通り改める。
各ウイングにガーニーフラップの取り付けが許されるが、 外形形状は平板であれば自由、ただし同一断面形状をなす ウイングの���ら前�������に限り許される。この ガーニーフラップとウイングとの間に隙間を開けてはなら ない。
�����条�.1)「エンジンの種類」を以下の通り改める。
レシプロピストンによる一般市販エンジンが使用できる。 一般市販とは、誰もが容易に購入できるよう、価格と販路 が公開される事である。ただし性能の均等化の為、新規に 使用するレース用エンジンはJAFに申請し、承認を受け なければならない。
�����条61)を以下の通り改める。
走行中にドライバーの操作、電子的・機械的手段により 調整できる機構は禁止する。
また、以下を追加する。
62)装備されたショックアブソーバーの複数を関連させ て操作、制御する機構は禁止する。
6.3)アクティブサスペンションは禁止する。
������条112)「記載項目」2)に以下を追加する。
ただし、�年�の�検を��したとしても消火装置の製 造者が定めた有効年数あるいは耐用年数を超えて使用する ことはできない。
-消火装置の製造者が、有効年数あるいは耐用年数を定め ていない場合、その使用期限は製造期日(または初回充 填期日)�ら�年間を目�とする。
-消火剤の充填日もしくは前回検査日の表示が 年(月)表 示である場合、有効期間の起算日は当該 年(月)の末日 とする。
������ー�ーフォーミュラ(�F)
*内容についてはJAFホームページに掲載しております「J AFモータースポーツニュースNo����(����年�月��日� 行)」をご確認ください。
12 2015・10JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
��������(������)(��) 改正なし。
��������������
�.第�条「��重量」7.5)④「スペアホイール」を以下の 通り改める。
・RN車両、RR車両については、���本までのスペア ホイールを搭載する(スペアホイールを�本搭載してい
る場合は、��前に�本を取り外す)。
・RJ車両、RPN車両、RF車両およびAE車両につい ては、スペアホイールの重量は含まない。
�.第�条「ロールケージ」の4.1)を以下の通り改める。
RR車両は、FIAまたはASNによって公認されたロ ールケージを装着しなければならない。RN車両は、FI A国�モータース�ー�競技規則付則J�第���条第�� に従ったロールケージを装着しなければならない。
(略)
FIAまたはASNによって公認されたロールケージの 使用は許されるが、アルミニウム製ロールケージの使用は 許されない。公認ロールケージに対する改造はいかなるも のでも認められない。
ロールケージの材質はスチールとし、下記の規定に従う こと。
���������������
�.第�条「競技車両」に以下を追加す る。(以下条文番号 を繰り下げ)
15)スピードSAX車両:SAX車両
�.第�条「車両の定義」に以下を追加す る。(以下条文番 号を繰り下げ)
2.5)スピードSAX車両(SAX車両)
本�第��のスピードSAX車両適用規定に従った道 路運送車両法による自動車登録番号標(車両番号標)を 有さない車両。
参加者は、車両の主要諸元を証明するための当該自動 車製造者発行のカタログ、パンフレット等(新型車解説 書、整備解説書等を含む)を常に携帯することが義務づ けられる。
また、以下の通り改める。
26)スピードB車両(B車両) 道路運送車両の保安基準(昭和26年運輸省令第67号) に適合した国��通省認定車両で、第��スピードB車 両(B車両)規定に従った道路運送車両法による自動車 登録番号標(車両番号標)を有し、運行の用に供するこ とができる(自動車検査証の有効期間内)車両。
27)スピードSC車両(SC車両) FIA公認車両またはJAF公認車両あるいはJAF 登録車両で、本�第��のスピードSC車両適用規定に 従った自動車登録番号標(車両番号標)を有さない車両。
参加者は、車両(エンジン変更を行った場合は、変更 したエンジンが当初搭載されていた車両を含み)の主要 諸元を証明するための当該自動車製造者発行のカタログ、 パンフレット等(新型車解説書、整備解説書等を含む) を常に携帯することが義務づけられる。
28)スピードD車両(D車両)
第��スピードSC車両規定(SC車両)の改造規定 における改造範囲を超えて改造または製作された車両で、 本�第��スピードD車両(D車両)規定に従った自動 車登録番号標(車両番号標)を有さない車両。 2.9)スピードAE車両(AE車両) 電気モーター、または電気モーターとエンジンを併用 して動力とする車両で、道路運送車両の保安基準(昭和 ��年運輸省令第��号)に適合し、かつメーカーライン� フ時の諸元が変更されていないもの(当該自動車の自動 車検査証の型式指定番号欄に型式指定番号が記載されて いるもの。ただし、本�第���の規定に基づく改造につ
いてはこの限りではない。また、����年以�のJAF国 内競技車両規則に基づき、ロールバーの装着に伴う乗車 定員変更のための構造等変更検査手続きを行った車両お よびJAF登録車両規定第�条�による車両は除く。) で、第���スピードAE車両(AE車両)規定に従った 道路運送車両法による自動車登録番号標(車両番号標) を有し、運行の用に供することができる(自動車検査証 の有効期間内)車両。
参加者は、車両の主要諸元を証明するための当該自動 車製造者発行のカタログ、パンフレット等(新型車解説 書、整備解説書等を含む)を常に携帯することが義務付 けられる。
�.第�条「車両の改造」を以下の通り改める。
本�第�条の定義に基づく第���第��および第��� の改造規定に従った作業。
なお、第���第��および第���における当該車両に ついて分解整備(原動機、動力伝達装置、走行装置、操縦 装置、制動装置、緩衝装置または連結装置を取外して行う 車両の整備または改造であって道路運送車両法施行規則 (昭和26年運輸省令第74号)第�条で定めるものをいう。) をしたときは、遅滞なく点検整備記録簿に整備の概要等を 記載しなければならない。ただし、分解整備事業者が当該 分解整備を実施したときは、この限りではない。
�.第��「スピードSAX車両規定」を以下の通り追加す る。(以下条文番号を繰り下げ)
第�条 安�規定
本�第��スピードSA車両規定第�条「安�規定」と 同一とする。
第�条 一�改造規定
第��一�規定、本�の安�規定および本�の一�改造 規定で課せられている以外、すべての改造は禁止される。 車両の構成要素は当初の機能を保持しなければならない。 本規定によって許可されていないすべての改造は、明確に 禁止される。
改造の範囲�許可される取付けは本�第��スピードS A車両規定第�条�第�条(91)を除く)に規定される。
���������
レース競技に参加するドライバーの装備品に関する付則 � .10「頭部および頸部の保護装置(FHRシステム)」3) (2)を以下の通り改める。
FHRシステムは、FIAテクニカルリストNo.33、 No.41もしくはNo.49に列記されている当該装置に適 合するヘルメットと共に着用しなければならない。
�.同� )(3)および「国内格式以下のレース競技における 頭部および頸部の保護装置を使用する場合の条件」の②お よび③について、以下事前告知を追加する。
※����年����からFIA基準����に合�したテザーお よびテザー取付点の使用が義務付けられる。
ラリー競技に参加するクルーの装備品に関する付則 � .3.「頭部および頸部の保護装置(FHRシステム)」3)(2) を以下の通り改める。
FHRシステムは、FIAテクニカルリストNo.33、 No.41もしくはNo.49に列記されている当該装置に適 合するヘルメットと共に着用しなければならない。
� .同�)(3)および「国内格式以下の競技における頭部お よび頸部の保護装置を使用する場合の条件」の②および③ に※印を付し、以下事前告知を追加する。
※����年����からFIA基準����に合�したテザーお よびテザー取付点の使用が義務付けられる。
13 2015・10JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
スピード行事競技用ヘルメットに関する指導要綱 �.7.「頭部および頸部の保護装置(FHRシステム)」�) (2)を以下の通り改める。
FHRシステムは、FIAテクニカルリストNo.33、 No.41もしくはNo.49に列記されている当該装置に適 合するヘルメットと共に着用しなければならない。
� .同3)(3)および「国内格式以下の競技における頭部お よび頸部の保護装置を使用する場合の条件」の②および③
に※印を付し、以下事前告知を追加する。
※����年���日�らFIA������に合�したテザーお よびテザー取付点の使用が義務付けられる。
2016年 日本レース選手権規定
������
一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」という。)は、 ����年(以下「当該年」という。)のレース競技会において� 秀な成績を収めた者の栄誉をたたえるため、これを認定する日 本レース選手権規定を制定する。
����選手権の�� 日本レース選手権は次の通り区分する。
�.全日本選手権 �.地方選手権
地方選手権の��は、�サーキットで�シリー�を�成す るものについては、開催されるサーキット名を付し、また、 ��のサーキットで�シリー�を�成するものについては当 該地方名を付する。
��� 選手権の構成
� .全日本選手権
全日本選手権は、次の�部門で�成される。
�)全日本スーパーフォーミュラ選手権(以下「SF」と いう。)
ドライバーおよびチームに選手権を与える。
�)全日本フォーミュラ�選手権(以下「F�」という。) ドライバー、チームおよびエンジンチューナーに選手 権を与える。
� .地方選手権
地方選手権は、次の�部門で�成される。�)、�)およ び�)は、国内スポーツカレンダー登録規定の別表による
地域別にドライバーに選手権を与え る。�)は、ドライバ ーおよびチームに選手権を与える。
�)フォーミュラ�地方選手権(以下「F�」という。)
�)FIA�フォーミュラ�地方選手権(以下「FIA� F�」という。)
�)スーパーFJ地方選手権(以下「S�FJ」という。) �)ツーリングカー地方選手権(以下「ツーリングカー」
ツーリングカーは、各オーガナイザーにより任意に最 ��クラスの設定を行うことができ、��のクラスに特 定の制限を加えることができる。
ただし、設定されたクラス区分は当該年中に変更する ことは許されない。
�������の����
�.選手権レースの最長走行距離および最短走行距離は次の
FIA公認の競技用シート
�.FIA�����������に�い公認された競技用シートに以 下の通り�)を追加する。
�)シートは、シート製造者のインストラクションおよび テクニカルリストNo.��に��て使用されなければなら ない。
�.FIA�����������に�い公認された競技用シートに以 下の通り�)を追加する。
�)シートは、シート製造者のインストラクションおよび テクニカルリストNo.��に��て使用されなければなら ない。
[公示No2015−074]
通りとし、レース毎に競技会特別規則書でレース距離(以 下「当初のレース距離」という。)を定める。
� .競技会審査委員会は、保安もしくは不可抗力のため、レ ースがスタートする前迄に当初のレース距離を短縮するこ とができる。
短縮された距離が前項に定める最短走行距離に満たない 場合でも、選手権レースとして認定される。
����選手権���の成�
� .各部門の選手権は、部門毎のレースが当該年度でそれぞ れ��以上開催されなければ成立しない。
ただし、FIA�F�は、��以上開催されなければ成 立しない。
� .各部門のレースは、��以上の車両がスタートしなけれ ば成立せず、選手権得点は与えられない。
ツーリングカー地方選手権は、当該クラスが��以上の 車両がスタートしなければ成立せず、選手権得点は与えら れない。
� .不可抗力によりレースが中止された場合の取り扱いは次 の通りとする。
�)�頭車両が���を��する前にレースが中止された 場合、レースは成立せず、選手権得点は与えられない。
�)�頭車両が���を��し、�つ走行した距離が当初 のレース距離の����満でレースが中止された場合、レ ースは成立し選手権得点の半分が与えられる。
�)�頭車両が当初のレース距離の���以上を走行した� でレースが中止された場合、レースは成立し選手権得点 はすべて与えられる。
� .前条�項により当初のレース距離が短縮された場合、前 項の�)および�)の���の��は短縮された距離に�� く。
� .全日本選手権および地方選手権のレースには、次の規則、 規定が適用される。
14 2015・10JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
以上
※下線部 改正箇所 ��������
という。)
��������
��ート以上の競技 ��ートの競技 部 門 区 分 合 計 ��ートの距離 最 長 最 長 最 短 最 長 最 短 300㎞ 180㎞ 75㎞ 300㎞ 110㎞ SF 全日本 選手権 150㎞ 75㎞ 65㎞ 100㎞ 65㎞ F� 150㎞ 75㎞ 45㎞ 100㎞ 30㎞ F� 地 方 選手権 30分 又は 100㎞ 30㎞ FIA-F4 150㎞ 75㎞ 25㎞ 100㎞ 30㎞ S-FJ 100㎞ 30㎞ ツーリングカー
�)国際モータースポーツ競技規則およびその付則 �)国内競技規則およびその付則
�)本選手権規定
�)競技会�別規則
� .全日本選手権のレースには、前項の規則、規定のほか、 各部門毎に別に定める次の統一規則が適用される。
�)全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則 �)全日本フォーミュラ�選手権統一規則
第�条 ��の格�����定
� .全日本選手権および地方選手権は、自動車競技の組織に �する規定��条「競技会」に従った格式の競技とする。
� .全日本選手権または地方選手権のレースとして申請され たものの中からJAFが認定したレースのみが、選手権タ イトルの使用を許される。
� .JAFは、レース終了後、選手権レースとしての要件を 満たさなかったと判断したレースを選手権から除外し、そ のレースからタイトルを取り消すことがある。
第�条 選手権の����
日本レース選手権の登録申請を行うオーガナイザーは、国内 スポーツカレンダー登録規定に従い、所定の書式により次の事 項を記載しJAFに申請書を提出すること。
なお、FIA-F�に�いては、FIAライセンス�定に基 づきJAFが認めたプロモーターまたはオーガナイザーがJA Fに申請書を提出する。
� .選手権レースの開催月日、区分、部門 � .開催場所、�周の距離 � .レースの走行距離(周回数) � .その他、必要記載事項
第�条 ����
日本レース選手権として認定されカレンダー登録が認められ たレースのオーガナイザーは、下記の期日までに所定の書式に より当該レースの組織許可申請書をJAFに提出しなければな らない。
�)全日本選手権(国際格式):開催日の��月前 �) � (国内格式):開催日の��月前 �)地方選手権 :開催日の��月前
第10条 日本レース選手権の公示
JAFは、各年度の初めまでに日本レース選手権として認定 したレースを公示する。
第11条 日本レース選手権の延期、中止、非開催
�.日本レース選手権として認定されたレースの開催を延期 し、または開催が不能となった場合、当該レースのオーガ ナイザーは、その開催�定日の��月前までに、その理由 を付してJAFに届け出を行い承認を得た上、必要な公示 を行わなければならない。
�.日本レース選手権として認定されたレースを、正当な理 由なく、中止または開催しなかったオーガナイザーは、次 年度の選手権レースの開催を認められない。
第12条 賞の授与
JAFは、���条および���条に定める得点基準に基づき、 選手権の各部門の最高得点者をその部門の日本レース選手権保 持者として認定し、「JAFモータースポーツ賞典規定」による 賞典を与える。
第13条 規則違反
� .JAFは、日本レース選手権に適用される規則または規 定に重大な違反を犯した者を選手権から除外することがあ る。
� .JAFは、競技会審査委員会により国内競技車両規則違 反に起因する失格を宣告された者が当該年度に獲得した選
手権得点を遡及して無効とすることがある。
第14条 本規定の特例
やむを得ない事情により本選手権規定を適用できない場合、 JAFがその処置を決定する。
第�� �日本選手権
第15条 参加車両
選手権に参加できる車両は、部門毎の選手権統一規則にこれ を定める。
第16条 ドライバーの参加資格
� .SF
国際競技運転者許可証B以上の所持者が参加できる。
� .F�
国内競技運転者許可証A以上の所持者または、限定国内 競技運転者許可証A所持者の内、JAFスポーツ資格登録 規定��条� .�)に該当する者が参加できる。
国際格式競技の場合は、国際競技運転者許可証B以上の 所持者とする。
ただし、次のいずれかに該当する者は参加できない。
�)当該選手権統一規則に定める当連盟への公式登録申請 時にFIAスーパーライセンスを所持している者。
�)����年�����年の���、SFまたは�ormulaRenault 3.5Seriesにおいて、�リー�ラン�ング上位�位まで の者。
第17条 得点基準
� .全日本選手権の得点は、所定の書式によりあらかじめJ AFに登録されたドライバー、チームおよびエンジンチュ ーナーを対象とする。
� .得点の基準および複数の者が同一の得点を得た場合の上 位者の決定方法は、各部門の選手権統一規則でこれを定め る。
第�� ��選手権
第18条 参加できる車両
� .F�:
当該年のJAF国内競技車両規則に定めるフォーミュラ �(F�)とし、本選手権に使用するタイヤは、JAFの 承認のもとでオーガナイザーによって指定されたものを使 用しなければならない。
� .FIA-F�:
当該年のFIA国際競技規則付則J項に定めるFIA- F�とし、本選手権に使用するタイヤは、JAFの承認の もとでプロモーターまたはオーガナイザーによって指定さ れたものを使用しなければならない。
� .S-FJ:
当該年のJAF国内競技車両規則に定めるスーパーFJ (S-FJ)とし、本選手権に使用するタイヤは、JAF の承認のもとでオーガナイザーによって指定されたものを 使用しなければならない。
� .ツーリングカー:
オーガナイザーからの申請に基づきJAFが承認した技 術規則に定める車両とする。
第19条 ドライバーの参加資格
� .F�
限定国内競技運転者許可証Aを含み、国内競技運転者許 可証A以上国際競技運転者許可証B以下のライセンス所持 者で、次のいずれかの条件を満たす者が参加できる。
�)��のレース出場��が�回以上。
�)��のレース出場��が�回以上で、か�JAF公認 レー�ング�ースにおけるスポーツ走行の��時間が� 時間以上あってその証明を有すること。
�)��にレースの出場��が�回で、か�JAF公認レ
15 2015・10JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
ーシングコースにおけるスポーツ走行の���間が�� 間以上あり、その証明を有すること。
�)JAF公認レーシングコースにおけるスポーツ走行の ���間が��間以上あり、その証明を有すること。
� .F�A-F�
限定国内競技運転者許可証Aを含み、国内競技運転者許 可証A以上国際競技運転者許可証B以下のライセンス所持 者で、上記�.�)��)に定めるいずれかの条件を満たす 者が参加できる。
ただし、����年�����年に���、SF、F�のいずれ かのレースにおいて�位以内に��した��を有する者は、 参加できない。
� .S-FJ
限定国内競技運転者許可証Aを含み、国内競技運転者許 可証A以上国際競技運転者許可証B以下のライセンス所持 者で、上記�.�)��)に定めるいずれかの条件を満たす 者が参加できる。
ただし、����年�����年に���、SF、F�のいずれ かのレースにおいて�位以内に��した��を有する者は、 参加できない。
� .ツーリングカー
国内競技運転者許可証A以上の所持者が参加できる。
第20条 公式予選
� .公式予選は、最���分(��による�断�間は��)と する。
� .公式予選は、�な�とも決�レーススタートの��間前 までに終了していなければならない。
� .ただし、競技会審査委員会がやむを得ない状況であると 判断した場合は、この限りではない。
� .公式予選通過基準タイムは、公式予選で達成されたタイ ムの上位�位までのタイムを��し、その����以内とす る。ただし、F�A-F�は、当該公式予選で達成された �位のタイムの����以内とする。
第21条 得点基準
� .次の得点基準表に基づき、各選手権レースにおける上位 ��位までのドライバーに得点を与え る。(F�A-F�に ついては、ドライバーおよびチームに得点を与える。チー ムに対する得点は、エントラントに対して与えられ、各レ ースにおいて同一エントラントに所属する車両が得た順位 のうち、最上位のみが得点対象となる。)
ただし、得点を得る車両は、当該レースにおける同一部 門の��車両が走行した周回数の���(�数点以下��て) 以上の周回数を走行していなければならない。
● 得点基準表(F�、S-FJ、ツーリングカー)
得点基準表(F�A-F�)
� .ドライバーは、選手権レースによって異なった車両で参 加しても、その車が当該部門の参加車両の規則に合致して いれば、年間を通してその部門の得点は加算される。
� .ドライバーは、複数の選手権レースに出場して得た得点 のうちから、高得点順に
次項に定めるレース数の得点を合計して選手権得点とす ることができる。
� .選手権得点の対象となるレース数は、以下の通りとする。
�)F�およびS-FJ�
選手権レースとして成立した当該部門のレースの合計 数の���(�数点以下����)とする。
�)F�A-F��
選手権レースとして成立した当該部門のすべてのレー スとする。
�)ツーリングカー�
選手権レースとして成立した当該部門のレースの合計 数の���(�数点以下����)とする。
ただし、開催された当該部門のレースの合計数が�回 に満たない場合、開催された当該部門のレースのすべて が選手権得点の対象となる。
� .同一部門で、複数のドライバーが同一の選手権得点を得 た場合、次の基準に基づき上位者を決定する。
�)有�得点(上記�.による選手権得点の対象レースで得 た得点)の範囲内で高得点を得た回数の多い順に順位を 決定する。
�)上記�)の回数 も同一の場合、当該競技者が獲得した 全ての得点の内、高得点を得た回数の多い順に順位を決 定する。
�)上記�)および�)の方法によっても順位が決定でき ない場合は、最終戦における得点をもって決定する。 最終戦の得点によっても順位が決定できない場合は、 最終戦の前の競技会における得点というように遡って順 位が決まるまで続ける。
第22条 本規則の施行
本規則は、����年���日より�行する。
2016年日本ラリー選手権規定の一部改正
第�� �則
本選手権は次の通り区分し、それぞれにドライバー部門およ びナビゲーター部門を設ける。
第�条 �的
一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」という。)は、 ����年(以下「当該年」という。)のラリー競技会において� 秀な成績を収めたドライバーおよびナビゲーター(ラリー競技 開催規定に定めるスペシャルステージラリーにおいてはコ・ド ライバー。以下総称して「ナビゲーター」とい う。)の栄誉を たたえるため、これを認定する日本ラリー選手権規定を制定す る。
第�条 �本���選��の��
・全日本ラリー選手権(以下「全日本選手権」という。なお、 英語表記はJapaneseRallyChampionshipとする。) ・地方ラリー選手権(以下「地方選手権」という。)
第�条 ����
JAFは、国内競技規則とその付則、ラリー競技開催規定お よび本規定に基づいて組織し、開催されるラリー競技会のうち から、��条に基づき次の�タイトルを付す。
ただし、競技会終了後、選手権競技としての要件を満たさな かったと判断した場合、JAFは当該競技会のタイトルを取り
16 2015・10JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
以上 �位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 順位 �点 �点 �点 ��点 ��点 ��点 ��点 得点 ��位 �位 �位 �点 �点 �点 �位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 順位 �点 �点 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 得点 ��位 �位 �位 �点 �点 �点
[公示No2015−075] ※下線部 改正箇所
消す場合がある。
��.全日本選手権として申請された国内格式以上の競技会の う�から、��以上���以内を「全日本ラリー選手権競技 会」として認定する。認定を受けようとするオーガナイザ ーは、カレンダー登録申請締切日前にJAFによって開催 される「全日本ラリー選手権カレンダー登録申請に係る説 明会」に出席すること。
※開催日時、開催場所等の詳細は別途公示される。
��.各地域から地方選手権として申請された準国内格式以上 の競技会のう�から��以上���以内を当該地域の「地方 ラリー選手権競技会」として認定する。
����������������������
��.選手権クラスの成立
全日本選手権は、各クラス�台以上のレ�キ受付台数を 以て、選手権クラスとして成立する。
地方選手権は、各クラス�台以上の参加出走台数を以て、 選手権クラスとして成立する。
��.選手権競技会の成立
全日本選手権は選手権対象全クラス合計��台以上のレ� キ受付台数を以て、地方選手権は選手権対象全クラス合計 ��台以上の参加出走台数を以て、選手権競技会として成立 する。
なお、全日本選手権と地方選手権が併催される場合は、 全日本選手権は選手権対象全クラス合計��台以上のレ�キ 受付台数以て、地方選手権は選手権対象全クラス合計��台 以上の参加出走台数を以て、それぞれ選手権競技会として 成立する。
��.選手権シリーズの成立
全日本選手権、地方選手権のいずれも選手権として成立 した競技会数��以上を以て、選手権シリーズとして成立 する。
�������� ��.全日本選手権および地方選手権のラリーには、次の規則、 規定が適用される。
��国際�ータース�ー�競技規則およびその付則 ��国内競技規則およびその付則
��本選手権規定
��競技会特別規則
��.全日本選手権のラリーには、前項の規則、規定のほか、 別に定める「全日本ラリー選手権統一規則」が適用される。
���������� ���������������
��.競技形式はラリー競技開催規定に定めるスペシャルステ ージラリーとする。ただし、JAFが特に認めた場合はこ の限りではない。
��.スペシャルステージの総走行距離は����以上�定され ていること。
��.やむを得ない理由により競技が短縮された場合において、 それ�でに��したスペシャルステージの総距離が���� を超えており、かつ競技会審査委員会が適当と認めた場合、 当該競技会は選手権として成立したものとする。
��� 参加車両
当該�のJAF国内競技車両規則���ラリー車両規定に定 める以下の車両とし、�点式以上のF�A公認�全�ル�を� 備していること。
��.RR:
ラリーRR車両。 ��.RN:
ラリーRN車両。 ��.RJ:
ラリーRJ車両。自動車製造者が当該車両(同一車両型 式�の��を��(���した����の当該���で�格
を有する。
��.RPN:
ラリーRPN車両。同一車両型式の最も古いJAF登録 �が��������日以�の車両のみ�格を有する。
��.AE:
ラリーAE車両。
��������� 参加車両は下表の通りクラス区分される。
クラス� (����)
気筒容積���������の����のR�������(気筒 容積別区分なし)。
気筒容積������������������の����のR��。 クラス� (����)
クラス� (����)
気筒容積���������の����のR��R�。
気筒容積������������������のR��R�。 クラス� (����)
クラス� (����)
気筒容積���������������のR��R�����R R(気筒容積別区分なし)。
気筒容積���������������のR��R�。
����参加��
全日本選手権競技に出場するものは、参加申し込み締め切り 時点において、参加車両を運転するのに有効なる運転免許を取 得���以上��していなけれ�ならない。
��������������������
��.得点基準
��クラス別得点 選手権として成立した各競技で完走したドライバーお よびナビゲーターに対し、競技��成�に基づき、�� 条に定めるクラス別の順位に従って下記の表による得点 を与える。
ただし、不成立となったクラスの車両が参加出走した 場合において、隣接する上位クラスが成立しているとき は、そのクラスは当該車両を含んだ順位に基づいて得点 が与えられるものとする。
��得点係数
クラス別得点には、実際に行われたスペシャルステー ジの総距離および路面に従って以下の係数を乗じる。な お、小数点以下の得点もすべて有効とする。
グラベル ターマック スペシャルステージの距離
なお、��条��.により選手権として成立した場合に は、いずれも係数は���とする。
��デイ別得点
選手権として成立した各競技の各デイにおける��条 に定めるクラス別の順位に従って上位�位のドライバー およびナビゲーターに対し、デイ毎に下記の表による得 点を与える。
なお、当該得点には、上記��の得点係数は乗じない。
��.選手権順位の決定
��選手権として成立した競技会数が��以上の場合は� 得点順に��を、��以下の場合は全�を得点合計の対 象とする。
��上記��に従って各競技者のクラス別得点を合計し、 その合計得点が多い順にクラス別選手権順位を決定する。 JAFは、このクラス別選手権順位において��位とな ったものを、クラス選手権者として認定する。
17 2015・10JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
�位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 順位 �点 �点 �点 �点 ��点 ��点
得点
�
�位 �位 �位 順位 �点 �点
クラス� (����)
��点 ��点
��
�� � ������������ �� � �� � ������������� �� � �� � �������
�点 得点
��上記��において、クラス別得点の合計が複数の競技 者について同一となった場合は、上位得点の獲得回数が 多い順に順位を決定する。
��上記��によっ ても順位が決まらない場合は、当該競 技者が得たすべての得点のうち、上位得点の獲得回数が 多い順に順位を決定する。
��上記��によっ ても順位が決まらない場合は、下記の 通りとする。
����位が複数�在する場合は、上位得点を獲得した競 技会の各クラスにおける出走台数の多い順、次に当該 年に全日本選手権競技に出場した回数の多い順に順位 を決定する。
���上記���以外の場合は、同順位として認定する。
ただし、下位の者の順位は繰り上げない。
��������������
全日本選手権競技会を開催するオーガナイザーは、競技会特 別規則書に記載された参加受付日から競技会終了までの間事務 �を設置し、かつ�当の事務�員�名以上を��さ�なければ ならない。
��������� ���������
参加できる車両は、当該年のJAF国内競技車両規則��� ラリー車両規定に定めるRR車両、RN車両、RJ車両、RP N車両、RF車両またはAE車両とする。
ただし、RF車両のホイールおよびタイヤについては、当該 年のJAF国内競技車両規則���ラリー車両規定����� 条RJ車両規定に従うこと。
なお、過給器付車両のエアリストリクターについては、開催 地域毎に当該地域の地方選手権を構成するオーガナイザーのす
べての同意を得たうえで、当該年の�年の�����日までにJA Fに申請し承認を得ることを条件に下記の措置を講ずることが できる。
��.クラス毎にエアリストリクターの装着を義務づけること、 または任意とすること。
��.エアリストリクターの装着を義務付ける場合、そのサイ �は、クラス毎に�大内������外������満�を設 定すること。
��.��条参加車両��.��による年次��を設定すること。
����������
参加車両は����に基づき下記��.または��.のいずれか の方法によりクラス区分される。
��.全日本選手権と同クラス区分
��.開催地域別に任意に設定されるクラス区分:
次の�����の要件すべてを満たすことにより、クラ ス区分を任意に設定することができる。ただし、����� の要件のいずれかでも満たすことができない場合は、上記 ��.の全日本選手権と同一クラス区分とする。
��クラス区分は、当該年のJAF国内競技車両規則�� �ラリー車両規定���一�規定��条に基づき、�大 �区分以内とすること。
��当該地域の地方選手権を構成するオーガナイザーすべ ての同意を得ること。
��上記��および��について、当該年の�年の����� 日までにJAFに申請すること。
���������
��.地方選手権に出場するものは、参加申し込み締め切り時 点において、参加車両を運転するのに有効なる運転免許を 取得��年以上�過していなければならない。
��.地方選手権の地域区分は、下記の�地区に分�する。
JAF北海道ラリー選手権 :北海道 JAF東日本ラリー選手権 :青森、秋田、岩手、山形、 宮城、福島、新潟、長野、
山梨、群馬、栃木、茨城、 埼玉、東京、神奈川、 千葉
JAF中部・近畿ラリー選手権:静岡、富山、石川、福井、 岐阜、愛知、三重、大阪、 兵庫、滋賀、京都、奈良、 和歌山
JAF中四国ラリー選手権 :岡山、鳥取、島根、広島、 山口、香川、徳島、高知、 愛媛
JAF九州ラリー選手権 :福岡、大分、佐賀、長崎、 熊本、宮崎、鹿児島、 沖縄
��.各地方選手権は原則として、上記に区分された当該地区 内にすべての行程が設定されなければならない。
��������������������
��.得点基準
選手権として成立した各競技会で完走したドライバーお よびナ��ーターに対し、競技��成�により、���条に 従って設定されたクラスごとに、下記の表による得点を与 える。
ただし、不成立となったクラスの車両が参加出走した場 合において、隣接する上位クラスが成立しているときは、 そのクラスは当該車両を含んだ順位に基づいて得点が与え られるものとする。
��.選手権順位の決定
��選手権として成立した競技会が��以上の場合は高得 点順に��を、��以下の場合は全�を得点合計の対� とする。
��上記��に従って各競技者の得点を合計し、その合計 得点が多い順にクラス別の選手権順位を決定する。JA Fは、この選手権順位において��位となったものを、 当該地区における各クラスの選手権者として認定する。
��上記��において、得点の合計が複数の競技者につい て同一となった場合は、上位得点の獲得回数が多い順に 順位を決定する。
��上記��によっても順位が決まらない場合は、当該競 技者が得たすべての得点のうち、上位得点の獲得回数が 多い順に順位を決定する。
��上記��によっても順位が決まらない場合は、下記の 通りとする。
����位が複数�在する場合は、上位得点を獲得した競 技会の各クラスにおける出走台数の多い順、次に当該 年に当該クラスの地方選手権競技会に出場した回数の 多い順に順位を決定する。
���上記���以外の場合は、同順位として認定する。 ただし、下位の者の順位は繰り上げない。
��������
������������
すべてのクルーおよび競技参加者は、必ずブリーフィングに 出席し、かつ出席表に署名しなければならない。
ただし、ブリーフィングを実施しない場合、オーガナイザー はすべてのクルーおよび競技参加者に対する指示事項を公式通 知にて発行し、参加確認時に書面にて配付するものとする。な お、当該指示事項に追加/変更を生じた場合には、当該競技会 審査委員会の承認のもと再度、公式通知にて発表する。
�������
��.オーガナイザーは保険に�し、ラリー競技開催規定�� 条に定める措置を講じること。
��.オーガナイザーは上記��.の保険に加え、当該競技会の 参加者に対して傷害保険を付保すること。ただし、参加者
18 2015・10JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
�位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 順位 �点 �点 �点 �点 ��点 ��点 ��点 ��点 得点
自身が傷害保険(または共済等)に加入しており、かつそ の事実が書面等の確実な手段によって証明される場合はこ の限りではない。
�������申������������
オーガナイザーは国内競技規則により、参加者に対して理由 を示すことなく参加を��することができるが、この場合�日 以内に当該理由を付してJAFに報告しなければならない。
�����選手権��の���������
��.オーガナイザーは、選手権競技会の延期、または開催不 �の場合、その開催�定日の���前までに、JAFにそ の理由を付して届け出を行い承認を受けたうえ、必要な公 示を行わなければならない。
��.正当な理由なく、認定された選手権競技会を延期もしく
は中止した場合、または当該競技会を開催しなかった場合、 そのオーガナイザーに対しては、翌年の選手権競技の開催 を認めない。
またJAFは、組織許可申請以前の開催中止であっても、 規則違反とみなし、罰則を適用することがある。
�����������
��.��運�車両の保�基準(����年運�������)ま たは国内競技車両規則に起因する失格を決定された競技者 は、当該年の全得点が無効となる場合がある。
��.オーガナイザーに規則違反または著しい競技運営の不備
があったとJAFが判断した場合、そのオーガナイザーに
対しては、翌年の選手権競技の開催を認めない。
�����������の��
��.JAFは、選手権競技会の運営状況を確認するため、必 要に応じてオブザーバーを派遣し、その報告に基づき必要 な措置を講じることができる。
��.翌年に新たな全日本選手権競技会(申請時点で当該年の 全日本選手権カレンダーに登録されていない競技会)の開 催を計画しているオーガナイザーは、カレンダー申請前に 候補競技会(原則として地方選手権競技会であること)の 運営状況についてオブザーバーによる確認を受けていなけ ればならない。
��.���年以内(�年前の年の���日から本選手権カレ ンダー登録申請締切日までの間)に全日本選手権競技会を 開催した実績のあるオーガナイザーは、上記��.は適用さ れない。
������の�� ��������の��
やむを得ない事情により、本選手権規定を適用できない場合 は、JAFにおいて、その処置を決定する。
��������の��
本規定は、����年���日から�行する。
ただし、��条��.については����年����日から�行する。
������
一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」とい う)は、 ����年(以下「当該年」という。)のジムカーナ/ダートトラ イアル競技会において優秀な成績を収めた者の栄誉をたたえる ため、これを認定する日本ジムカーナ/ダートトライアル選手 権規定を制定する。
日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権競技は「FIAの 国際モータースポーツ競技規則に準拠したJAFの国内競技規 則とその付則(本選手権規定およびスピード行事競技開催規定 を含む)ならびに当該選手権競技会特別規則」に従って開催さ れる。
����選手権の�������
��.日本ジムカーナ選手権
�)全日本ジムカーナ選手権 �)地方ジムカーナ選手権 地方選手権区分は国内スポーツカレンダー登録規定の 行政区画による。
ただし、JA Fの承認を得て、隣接する行政区画にあ るスピード行事公認コースで開催することができる。
(例:関東地方選手権を中部地方で開催する場合。近畿 地方選手権を中部地方で開催する場合。)
��.日本ダートトライアル選手権 �)全日本ダートトライアル選手権 �)地方ダートトライアル選手権 地方選手権区分は国内スポーツカレンダー登録規定の 行政区画による。
ただし、JA Fの承認を得て、隣接する行政区画にあ るスピード行事公認コースで開催することができる。 (例:関東地方選手権を中部地方で開催する場合。近畿 地方選手権を中部地方で開催する場合。)
����選手権���の格�
全日本選手権競技会の格式は国内競技とする。
地方選手権競技会の格式は準国内競技または国内競技とする。
����選手権���の�
��.全日本ジムカーナ選手権競技会の��開催�は��会、 全日本ダートトライアル選手権競技会の��開催�は�� 会とする。
なお、国内スポーツカレンダー登録規定の行政区画によ る地��に�競技会の開催を原則とする。
��.地方ジムカーナ/ダートトライアル選手権競技会は、各 ���開催�を���会とする。
�����������
全日本選手権:公認団体、公認クラブまたは加盟クラブが組 織できる。
地方選手権 :公認団体、加盟団体または公認クラブ、加盟 クラブが組織できる。
��� 選手権の申請資格
下記のいずれかの条件を満たすこと。
��.全日本選手権:
���年以内(�年前の年の���日から本選手権カレ ンダー登録申請締切日までの間)に当該競技種目の全日本 選手権、JAFカ��を�回以上、または地方選手権を� 回以上開催した実績のあるもの。
��.地方選手権:
�)上記��.の全日本選手権申請資格のあるもの。
�)���年以内(�年前の年の���日から本選手権カ レンダー登録申請締切日までの間)に当該競技種目の地 方選手権競技会を�回以上開催した実績のあるもの。
19 2015・10JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
以上
[公示No2015−076]
2016年日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定の一部改正
※下線部 改正箇所
�)���年以内(�年�の年の�月�日から本選手権カ レンダー登録申請締切日までの間)に地方格式以上の当 該競技種�の競技会を��以上開催した実績のあるもの。
※共催について:
上記� .または� .の申請資格を満たすクラブ(団体)
と申請資格を満たさないクラブ(団体)の共催による申請 は�クラブ(団体)以内であれば認められる。
この共催によるオーガナイザーの実績は、上記� .また
は� .に定める開催実績として認める。
������������
選手権の登録申請は、国内スポーツカレンダー登録規定に従 いカレンダー登録申請し、同時にJAF所定の申請書に従って 以下の事項を記載ならびに添付して提出すること。
なお、全日本選手権の登録申請は、競技種��に�クラブ (団体)�申請までとする。
� .選手権の開催月日、種別、区分、部門、およびクラス区 分
� .選手権の開催場所
� .コース公認申請者の同意:
カレンダー登録申請時点で当該選手権開催に有効なコー ス公認許可証を所持しているコース公認申請者の同意を必 要とする(カレンダー登録申請者の競技会開催日に関する 同意欄を使用することとする)。
� .その他必要事項
全日本選手権:当該年の�月�日���月��日�日 地方選手権 :当該年の�月�日���月��日�日
����������
JAFは、当該選手権として申請された中から日本ジムカー ナ/ダートトライアル選手権競技会に適合する競技会を当該選 手権競技会として認定する。
当該選手権競技会として認定を受けるオーガナイザーは、選 手権競技会に関するJAFからの指示事項に従わなければなら ない。JAFは競技会終了後選手権競技会としての要件を満た さなかったと判断した場合には、当該競技会のタイトルを取り 消す場合がある。
�������������
JAFは、認定された選手権競技会を、当該年度の始めまで に公示する。
������������������
選手権として認定された競技会は以下の期日までにJAF所 定の書式により組織許可申請書類をJAFに提出しなければな らない。
� .全日本選手権競技会は開催日の��月�まで。
� .地方選手権競技会は開催日の��月�まで。
���������
� .PN部門
PN部門に参加する車両は、FIA公認車両、JAF公 認車両またはJAF登録車両で、当該年度JAF国内競技 車両規則(以下�車両規則」という。)���スピード車 両規定に定めるスピードPN車両(PN車両)に適合した ものとする。
� .N部門:
N部門に参加する車両は、FIA公認車両、JAF公認 車両またはJAF登録車両で、当該年度車両規則���ス ピード車両規定に定めるスピードN車両(N車両)に適合 したものとする。
� .B部門:
B部門に参加する車両は、当該年度車両規則���スピ ード車両規定に定めるスピードB車両(B車両)に適合し
たものとする。(地方選手権のみに適用。)
� .SA部門:
SA部門に参加する車両は、当該年度車両規則���ス ピード車両規定に定めるスピードSA車両(SA車両)に 適合したものとする。
� .SAX部門
SAX部門に参加する車両は、当該年度車両規則��� スピード車両規定に定めるスピードSAX車両(SAX車 両)に適合した車両とする。
� .SC部門:
SC部門に参加する車両は、FIA公認車両、JAF公 認車両またはJAF登録車両で、当該年度車両規則��� スピード車両規定に定めるスピードSC車両(SC車両) に適合したものとする。
� .D部門:
D部門に参加する車両は、当該年度車両規則���スピ ード車両規定に定めるスピードD車両(D車両)に適合し たものとする。
� .AE部門:
AE部門に参加する車両は、FIA公認車両、JAF公 認車両またはJAF登録車両で、当該年度車両規則に定め る当該車両規定に適合したものとする。
�������������������
� .日本ジムカーナ選手権
�)全日本ジムカーナ選手権:
(�)部門:
全日本ジムカーナ選手権の部門は、�����参加車 両」の分類に基づき、PN部門、N部門、SA部門、 SC部門およびAE部門の�部門で構成される。
(�)クラス区分:
PN、N、SA、SC、AEの 各部門は、下記の通 りクラス区分される。
スピードPN車両部門: クラス�:��������cc以下の����(FF、 FR)のPN車両。
クラス�:���������を��る����(FF、 FR)のPN車両。
クラス�:���������を��る����(FF、 FR)のPN車両のうち、FIA/JAF公認 発行年またはJAF登録年が����年�月� 日以降の車両。
クラス�:クラス�、クラス�およびクラス�に該 当しないPN車両。
スピードN車両部門:
クラス�:����のN車両。
クラス�:後���のN車両。
クラス�:����のN車両。
スピードSA車両部門:
クラス�:��������cc以下の����のSA車 両。
クラス�:��������ccを��る����のSA 車両。
クラス�:����のSA車両。
スピードSC車両部門:(クラス区分なし) スピードAE車両部門:(クラス区分なし) �) 地方ジムカーナ選手権:
(�)部門:
地方ジムカーナ選手権の部門は、�����参加車両」 の分類に基づき、PN部門、N部門、B部門、SA部 門、SAX部門、SC部門、D部門およびAE部門の 中から、下記(�)の①または②の何れかに区分され た部門により構成される。
(�)クラス区分:
下記①または②の何れかのクラス区分とする。
①全日本選手権と同クラス区分
20 2015・10JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
�����������
②開催地域別に任意に設定されるクラス区分 ※次のa.~c.の要件全てを満たし、JAFの承認 を得ることを条件として、クラス区分を任意に設定 することができる。ただ し、a.~c.の要件の何 れかでも満たすことができない場合は、上記①の全 日本選手権と同一クラス区分とする。
a.クラス区分は����区分以内とすること。クラス区 分に際しては、単一部門内でクラス区分を組み合わ せるのみでなく、異なる部門(PN、N、B、SA、 SC、D、AE)を合体してクラス区分を組み合わ
せることも認められ、また、駆動輪別(前輪駆動、 �輪駆動、�輪駆動、�輪駆動�)によるクラス区 分を組み合わせることについても認められる。
さらに、それらのクラス区分毎に国内競技車両規則 ���スピード車両規定���~���、����に 対し、選手権シリーズを通じて特定の制限を加える ことも認められる。
b.同一地域の地方選手権を構成するオーガナイザー全 ての同意を得ること。
c.上記a.およびb.について、当該年の前年の��� ��日までに、その内�を記した��をJAFに�出 すること。
� .日本ダートトライアル選手権
�)全日本ダートトライアル選手権:
(�)部門:
全日本ダートトライアル選手権の部門は、���条
「参加車両」の分類に基づき、PN部門、N部門、S A部門、SC部門、D部門およびAE部門の�部門で 構成される。
(�)クラス区分:
PN、N、SA、SC、D、AEの各部門は、下記 の通りクラス区分される。
スピードPN車両部門: クラス�:��������cc以下の�輪駆動のPN車 両。
クラス�:��������ccを�える�輪駆動のPN 車両のうち、FIA/JAF公認発行年また は、JAF登録年が����年���日以�の 車両。
スピードN車両部門:
クラス�:�輪駆動のN車両。
クラス�:�輪駆動のN車両。
スピードSA車両部門:
クラス�:�輪駆動のSA車両。
クラス�:�輪駆動のSA車両。
スピードSC車両部門:
クラス�:�輪駆動のSC車両。
クラス�:�輪駆動のSC車両。
スピードD車両部門:(クラス区分なし)
スピードAE車両部門:(クラス区分なし)
�) 地方ダートトライアル選手権:
(�)部門:
地方ダートトライアル選手権の部門は、���条「参 加車両」の分類に基づき、PN部門、N部門、B部門、 SA部門、SAX部門、SC部門、D部門およびAE 部門の中から、下 記(�)の①または②の何れかに区 分された部門により構成される。
(�)クラス区分:
下記①または②の何れかのクラス区分とする。
①全日本選手権と同クラス区分
②開催地域別に任意に設定されるクラス区分 ※次のa.~c.の要件全てを満たし、JAFの承 認を得ることを条件として、クラス区分を任意に 設定することができる。ただ し、a.~c.の要 件の何れかでも満たすことができない場合は、上 記①の全日本選手権と同一クラス区分とする。
a.クラス区分は����区分以内とすること。クラス区 分に際しては、単一部門内でクラス区分を組み合わ せるのみでなく、異なる部門(PN、N、B、SA、 SC、D、AE)を合体してクラス区分を組み合わ せることも認められ、また、駆動輪別(前輪駆動、 �輪駆動、�輪駆動、�輪駆動�)によるクラス区 分を組み合わせることについても認められる。
さらに、それらのクラス区分毎に国内競技車両規 則���スピード車両規定���~���、���� に対し、選手権シリーズを通じて特定の制限を加え ることも認められる。
b.同一地域の地方選手権を構成するオーガナイザー全 ての同意を得ること。
c.上記a.およびb.について、当該年の前年の��� ��日までに、その内�を記した��をJAFに�出 すること。
���������
当該年度有効なJAF競技許可証所持者とする。
���������
各選手権競技会の参加台数は原則として制限しない。
�����������������������
� .選手権シリーズの成立
���条で定められた各選手権競技会が当該年度で本条� に従って�回以上開催されなければ当該各部門各クラスの 選手権シリーズは成立しない。
� .選手権競技の成立
�)全日本選手権は、各競技会において各部門各クラス� 台以上の出走を以って成立する。
�)地方選手権は、各競技会において各部門各クラス�台 以上の出走を以って成立する。
���������������������
オーガナイザーは、登録された選手権競技会が延期、中止、 開催��の場合、その開催日の���前までに理由を�してJ AFに届出を行い承認を得たうえで、必要な公示を行わなけれ ばならない。
正当な理由なく認定された選手権競技会を中止、または開催 しなかったオーガナイザーに対しては、次年度の選手権の登録 申請を認めない場合がある。
また、JAFは組織許可申請以前の中止であっても、規則違 反とみなし、罰則を適用することがある。
���������
� .選手権競技会に適用されるすべての規則または規定に対 する違反があった場合、JAFは当該違反者に対し罰則を 適用する。
� .����車両の保�基�(����年��������)ま たは国内競技車両規則に起因する失格を決定されたドライ バーは、当該年度の全得点が無効となる場合がある。
��������������
� .JAFは���条の各部門各クラスの�高得点者を日本選 手権保持者として認定する。
� .得点合計の対象は、選手権として成立した当該クラスの 競技会の���(�数点以下���入)とし、高得点順に合 計する。ただし、開催された当該選手権クラスの競技会の 合計数が�競技会に満たない場合は、開催されたすべての 競技会が得点の対象となる。
� .複数の競技者が同一得点を得た場合は、下記に従い順位 を認定する。
�)有効得点(選手権として成立した当該クラスの競技会 数の���(�数点以下��� 入))の範囲内で高得点を 得た回数の多い順に順位を決定する。
21 2015・10JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
�)上記�)の回 数も同一の場合、当該競技者が獲得した すべての得点のうち、高得点を得た回数の多い順に順位 を認定する。
�)上記�)の方 法によっても結果が出ない場合には、同 順位として認定する。
ただし、下位の者の順位は繰り上げない。
�)�位が�数の場合:�位、�位、�位、�位 ���������
各選手権競技会の各クラスごとに競技結果成績に基づき下記 の得点を与える。
得点基準表: ���������
日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権保持者として認定 された者に対し、JAFは資格認定証および JAFが別に定 める「JAFモータースポーツ賞典規定」による賞典を与える。
����参加に�する��
�����参加申込�に�する��
��.同一��者は�つの競技会で�つのクラスのみ参加でき る。
��.全日本選手権
�)シードドライバー
(�)JAFは前年度の全日本選手権各部門各クラスの上 位��を当該部門クラスの当該年度シードドライバー として認定する。
(�)シードドライバーは全日本選手権の認定された部門 クラスに限り参加を優先的に認められる。
�)同一車両による��参加は、同一クラス�に限り�� まで認められる。
��.地方選手権
�)同一車両による��参加は��まで認められる。
�)前年度の全日本選手権各部門各クラスの上位�位まで に認定されたシードドライバーは、地方選手権への参加 は認められない。
���� 参加申込者に対する参加拒否
��委員会は��競技規則�-��に従い、参加申込者に対し 理由を示すことなく参加を拒否した場合は、速やかにその理由 を付してJAFに報告しなければならない。
���������に�する��
���� プラクティス(練習)
オーガナイザーがプラクティスを行う場合は、全参加者にそ のスケジュールを公開すること。
���� ドライバー変更
ドライバー変更は認められない。
�������変更
��.参加申込正式受理後の車両変更は、参加車両に故障、破 損等やむを得ない事情がある場合のみとし、競技会審査委 員会の承認を得ること。
��.車両変更は同一部門同一クラスであること。
��.車両変更申請は当該競技会の参加確認受付終了までとす る。
�����ドライバー���ー�ィ��
��.競技長は競技開始前に競技会審査委員会の出席を得てブ リーフィングを開催する。
��.ドライバーはブリ-フィング開始から終了まで出席して いなければならない。遅刻を含みこれに違反した場合はペ
ナルティーの対象となる。
������に�する��
���������
オーガナイザーは、選手権競技会に公式予選を設ける場合は、 その実施方法について競技会特別規則に明記すること。
������ース���
オーガナイザーは、発表したコースについて、参加者のため の慣熟走行または慣熟歩行にてコースの慣熟を行うこと。
���������
選手権競技会で使用する信号合図は「スピード行事における 旗信号に関する指導要項」に従うこと。特別な信号を使用する 場合は競技会特別規則に明記すること。
����������
�則として競技は��ートで行う。��ートのうち良好な� ートのタイムを採用し最終の順位(競技結果)とする。同タイ ムの場合は下記に従い順位を決定する。
��.セカンドタイムの良好な者。
��.排気量の小さい順。
��.競技会審査委員会の決定による。
��������������������
��.保安上または不可抗力のため競技会実施あるいは続行が 困難になった場合、競技会審査委員会の決定により競技会 の成立、延期、中止、短縮を行う場合がある。
��.競技は���ートが終了した�点で成立する。 ��.オーガナイザーは、競技会の延期のため参加者が出場で きない場合、または中止の場合は参加料を返還すること。 ただし、天災地変の場合はこの限りでない。
��������
�����������ド�ク��
��.競技車両は、車両検査終了後から正式競技結果発表まで の間は、指定駐車待機場所で保管されているものとする (コースを走行中または走行のための移動を除く)。
��.パドック待機中の競技車両はタイヤ交換、プラグ交換、 Vベルト交換(調整)の軽微な作業を除き、調整、変更、 交換作業を行う場合は、事前に技術委員長の許可を得るこ と。
�����参加者(ドライバー)�����
��.参加者は、当該選手権への参加に係わる全ての者に全て の法規および規則を遵守させる責任を有する。
��.参加者は、当該競技期間中、自己の車両が車両規定およ び安全規定に適合していることを保証すること。
��.参加者およびドライバー等のチーム関係者は、オーガナ イザーまたは競技会審査委員会によって事情聴取等を受け た場合は、指示があるまで会場を離れないこと。
�������
オーガナイザーは保険(共済制度を含む)に関し、自動車競 技の��に関する規定����.に定める�置をとること。
������������
オーガナイザーは、JAFの承認を得て当該選手権競技会の 特別規則を発行すること。
������������に�する�� �����������
やむを得ない事情により、本選手権規定を適用できない場合 には、JAFがその処置を決定する。
�����������変更
22 2015・10JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
�位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 順位 �点 �点 �点 ��点 ��点 ��点 ��点 得点 ��位 �位 �位 �点 �点 �点
JAFは年度途中においても本選手権規定を見直す場合があ る。
��������������
※下線部 改正箇所 ���������
� ��) 略
�)
(�)�(�) 略
(�)CIK-FIAカート国際ドライバーライセンスC
以上の所持者は同一年または翌年の競技運転者許可証 国内A以下の許可証を申請できる。
本選手権規定は����年�����ら�行する。 た�し、���� ������ ��)(�)���お������ � ��)(�)���に�いては����年�����ら�行する。 以上
[公示No2015−077]
(�) 限定国際ソーラーカー競技運転者許可証、またはカ ート国内Aライセンスの所持者は、同一年または翌年 の競技運転者許可証国内Bの許可証を申請できる。
JAFは申請に基づき、審査のうえ当該申請者に対 し、所定の自動車競技運転者許可証の発給を行うこと とする。 以下、���まで略
本規定は、����年��������行する。
「JAF国内スピード行事コースの公認に関する規定」に基 づき、下�のとお�、����年度のコース公認をいたしましたの でお知らせいたします。
・ツインリンクもてぎ南コース コース所在地:栃木県芳賀郡茂木町桧山120�
TEL:0285(64)0200 コース申請者:株式会社モビリティランド コースの種別:ジムカーナコース 公認の種別 :����
公認����:����年�����
・エビスサーキット西コース
コース所在地:��県�本�������地
TEL:����(��)����
コース申請者:株式会社エビスサーキット
コースの種別:ダートトライアルコース
公認の種別 :����
公認����:����年������
国内競技車�規�����ース車�規定����ランドツーリン�カー���(�AF-GT���)�����)に基づき、以下のトラクシ�ンコ ントロールシステムが承認されましたのでお知らせします。
フォーミュラ4(F4)用エンジンの承認について
国内競技車�規�����ース車�規定������ー��ラ�(F�)���)に基づき、以下のエンジンが承認されましたのでお知らせ します。
23 2015・10JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
JAFスポーツ資格登録規定の一部改正
���
����� ��������������
(�) 略
����������
�����������
以上
[公示No2015ー078]
国内スピード行事コースの新規公認について
以上
[公示No2015ー079] JAF番号 ECU型式 ECU製造者 申請者名 JEP-024 PectelMQ12 ECU Cosworth ㈱M-TEC
JAF-GT300トラクションコントロールシステムの承認について
以上
[公示No2015ー080] 備考 申請内容 申請者 JAF番号 ㈱戸田レーシング:B18CTODA1.85L F4レース認定エンジン ㈱戸田レーシング (日本F���� JF4-028-15 ㈱戸田レーシング:B18C TODA1.9L F4レース認定エンジン ㈱戸田レーシング (日本F���� JF4-029-15
2015年7月31日現在
2016 FIA InternationalRally 2016年JAF東日本ラリー選手権第 戦 RallyofTsumagoi (Grp A,N)
4/8~10 2
2016 SUPER GTRound1 岡山GT300KMレース (JAF-GT FIA-GT3)
2016年全日本スーパーフォーミュラ選手権 鈴鹿サーキット (SF)
4/15~17 3 富 士 国際 富士スピードウェイ㈱ FMC ㈱GTアソシエイション
2016 SUPER GTRound2 FUJI500kmレース (JAF-GT FIA-GT3)
5/2~4 4 オートポリス 国際 APC
2016 SUPER GTRound3 SUPER GTinKYUSHU (JAF-GT FIA-GT3) 5/20~22
5/27~29 6
7/15~17 7
2016年全日本スーパーフォーミュラ選手権 岡山国際サーキット (SF)
2016年全日本スーパーフォーミュラ選手権 富士スピードウェイ (SF FIA-GT3)
2016 SUPER GT Round4 SUGO300KMレース (JAF-GTFIA-GT3)
SUGO 国際 ㈱菅生 SSC ㈱GTアソシエイション
7/22~24 8 鈴 鹿 国際 JAF ㈱モビリティランド FIA ALTERNATIVEENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿 2016 (ソーラーカー)
8/5~6 9 富 士 国際 富士スピードウェイ㈱ FMC ㈱GTアソシエイション
2016 SUPER GTRound5 FUJI300kmレース (JAF-GT FIA-GT3)
8/5~7 10 ツインリンク もてぎ 国際 ㈱モビリティランド M.O.S.C.
8/19~21 11
2016年全日本スーパーフォーミュラ選手権 ツインリンクもてぎ (SF)
2016 SUPER GTRound6 第45回インターナショナルSUZUKA1000km (JAF-GTFIA-GT3) 8/26~28 12
13
2016 FIA世界ツーリングカー選手権 (FIA-S2000)
2016年全日本スーパーフォーミュラ選手権 オートポリス
2016 FIA アジアパシフィックラリー選手権 RALLY HOKKAIDO (GrpA,N)
2016年全日本スーパーフォーミュラ選手権
17
①10/7-9 ②10/14-16 ③9/30-10/2 18
2016FIA世界耐久選手権シリーズ
6 HoursofFUJI (LMP-1,LMP-2,GTEndurance)
2016年全日本スーパーフォーミュラ選手権 第15回JAF鈴鹿グランプリ (SF)
2016 SUPER GTRound8 もてぎGT250kmレース
(JAF-GT FIA-GT3) 11/11~13 20
12/9~11 21
2016 AsianLeMansSeriesRound 3 HoursofFUJI
(LMP2,LMP3,GTE)
「競技会名称」欄に記載されている( )内の記号は、競技車両を指します。
富士スピードウェイ㈱ FMC
24 2015・10JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ 開催場所 格式 オーガナイザー 競 技 会 の 名 称 開 催 日 № 群 馬 国際 AG.MSC北海道 JAC
岡山国際 国際 ㈱岡山国際サーキット AC ㈱GTアソシエイション
1/29~31 1
鈴 鹿 国際 GSS SMSC ㈱モビリティランド
㈱オートポリス ㈱GTアソシエイション
5 岡山国際 国際 ㈱岡山国際サーキット AC
富 士 国際 富士スピードウェイ㈱ FMC
スポーツランド
鈴 鹿 国際
KSCC SMSC ㈱モビリティランド
ツインリンク もてぎ 国際 ㈱モビリティランド M.O.S.C.
9/9~11
オートポリス 国際 APC ㈱オートポリス
(SF) 9/9~11 14 北海道 国際 AG.MSC北海道
9/23~25
スポーツランド SUGO 国際 ㈱菅生 SSC
15
スポーツランドSUGO (SF) 9/23~25 16 鈴 鹿 国際 SMSC
(F1) 10/7~9
富 士 国際
FMC
2016FIAフォーミュラ1 世界選手権シリーズ日本グランプリ
富士スピードウェイ㈱
鈴 鹿 国際
SMSC ㈱モビリティランド
NRC
ツインリンク もてぎ 国際
11/4~6 19
㈱モビリティランド M.O.S.C. ㈱GTアソシエイション
富 士 国際
2016年FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧
[公示No2015−081]
2016年全日本ジムカーナ選手権カレンダー一覧
3月5日~3月6日 1
[公示No2015−082]
開催場所 オーガナイザー 競技会名称 開催日 F 岡山国際サーキット
2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第1戦 全日本ジムカーナ in岡山国際サーキット
SupportedbyEXEDY
チームオレンジオブ岡山 ㈱岡山国際サーキット アイダクラブ
4月23日~4月24日 2
5月21日~5月22日 3
6月18日~6月19日 4
7月16日~7月17日 5
8月6日~8月7日 6
9月10日~9月11日 7
2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第2戦 オールジャパンジムカーナ イン エビス
2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第3戦
ALLJAPAN GYMKHANA in名阪 まほろば決戦
2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第4戦
2016年JMRC北海道ラジアルシリーズ第4戦 オールジャパンジムカーナ
2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第5戦 スーパースラローム in久万高原
2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第6戦
2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第7戦 とびうめジムカーナフェスティバル in九州
B エビスサーキット 西コース 奥州ビクトリーサークルクラブ
E 名阪スポーツランド Cコース モータリストクラブレイジィー ダブリュエス
カースポーツクラブコクピット AG.メンバーズスポーツクラブ北海道
A オートスポーツランド スナガワ ジムカーナコース
G 美川スポーツランド チーム.エトワール 瀬戸風モータースポーツクラブ愛媛 ドライバーズクラブルーキー
C ツインリンクもてぎ 南コース チームシェイクダウン ㈱モビリティランド
H スピードパーク恋の浦 エーアールシーとびうめ ラリーチームクロスロード
エースナビゲーター&ドライバーズ チーム.エー.ビー.シー
2016年JAFカップオールジャパンジムカーナ
D イオックスアローザ スポーツランド
2016年JAF全日本ジムカーナ選手権第8戦 SUPER GYMKHANA IN IOX-AROSA 10月8日~10月9日 8 以上
地区 開催場所 オーガナイザー 競技会名称 開催日 H スピードパーク恋の浦 モータースポーティングクラブラスカル ラリーチームクロスロード
2016年JAFカップオールジャパンジムカーナ in九州 2016年JMRC全国オールスタージムカーナ 11月12日~11月13日 1 以上
2016年全日本ダートトライアル選手権カレンダー一覧
[公示No2015−083] 地区 開催場所 オーガナイザー 競技会名称 開催日 C 丸和オートランド那須 フォレストスポーツクラブ モータースポーツクラブうめぐみ
2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第1戦 DIRT-TRIALinNASU 3月19日~3月20日 1 H スピードパーク恋の浦 モータースポーティングクラブラスカル 福岡モータースポーツクラブ
5月21日~5月22日 3
2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第2戦 RASCALSPRING TRIALIN KYUSHU 4月16日~4月17日 2 A オートスポーツランドスナガワ ダートトライアルコース AG.メンバーズスポーツクラブ北海道
6月19日~6月19日 4
7月10日~7月10日 5
7月31日~7月31日 6
9月3日~9月4日 7
2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第3戦 北海道ダートスペシャル inスナガワ
2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第4戦 ダートスプリント in 門前
2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第5戦 2016年東北ダートトライアル IN KIRIYANAI
2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第6戦 ALLJAPAN SUPER DT2016
2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第7戦 スーパートライアル in今庄
2016年JAF全日本ダートトライアル選手権第8戦 NANO TOPカップ ダートトライアル in タカタ 10月1日~10月2日
D 輪島市 門前モータースポーツ公園 スリーアール
B サーキットパーク切谷内 モータースポーツクラブはちのへ モータースポーツクラブあきた
チーム・エフ エムスリーレーシング
C 丸和オートランド那須
D オートパーク今庄 チームシャレット エフオートスポーツクラブ 東濃カースポーツクラブ
カークラブ錦 チームテスタスポーツ
2016年JAFカップオールジャパンダートトライアル
オーガナイザー
F テクニックステージ タカタ
2016年JAFカップオールジャパンダートトライアル JMRC全国オールスターダートトライアル in中部
エフオートスポーツクラブ チームシャレット 東濃カースポーツクラブ
25 2015・10JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
地区
8 以上
[公示No2015−084] 地区 開催場所
競技会名称 開催日 D オートパーク今庄
11月5日~11月6日 1 以上
[公示No2015−085]
国際モータースポーツ競技������)、����)、����)、お��JAFスポーツ資格登録�定����に��き、JAFが 「海外競技会出場証明書(サーティフィケート)」を発行した件数です。
●海外競技会出場証明書(サーティフィケイト)申請について 海外競技会出場証明書(サーティフィケイ ト)は、JAF発
行のライセンスを所持する方が、海外で開催されるASN公認 の四輪またはカートの競技に参加・出場する際、競技会の格式 が国際または国内を問わず必要な証明書です。
ただし、国内カートライセンスでは、海外のカート競技に参 加・出場することはできません。
出発�の����までに所定の申請書に記入の�え、申請� を添えてJAF支部に申請してください。
【必要書類】
所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペー ジ(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種 申請書等→海外競技会出場証明書申請書)からダウンロードす ることができます。
��用:1競技会限定のサーティフィケートです。 数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なサーティフィケートです。 3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦めします。 【申請受付】
JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現金 書留)にてご申請ください。
お問い合わせ先(JAF地方本部モータースポーツ窓口) 参加者用 競技運転者(コドライバー含む)用
海外競技会出場に関する証明申請書 写真(3cm×3cm、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの 申請� ��用 ¥8,300(税込) 数次用 ¥24,100(税込)
海外競技会出場に関する証明申請書 申請� ��用 ¥8,300(税込) 数次用 ¥24,100(税込)
北海道本部 ☎ 011-857-7155
東北本部 ☎ 022-783-2826
関東本部 ☎ 03-6833-9140
中部本部 ☎ 052-872-3685
関西本部 ☎ 072-645-1300
中国本部 ☎ 082-272-9967
四国本部 ☎ 087-867-8411
九州本部 ☎ 092-841-7731
2016年「JAFモータースポーツ専門部会」委員候補者の公募について
�����の「JAFモータースポーツ��部会」��部会の内、 ��の部会に�いて、JAFモータースポーツライセンスを所 持し、登録クラブの推薦を受けた方の中から委員候補者を公募 いたします。
[公示No2015ー087]
応募資格、応募方法などはJAFモータースポーツニュース No���(下記URL参�)を��ください。
URL:http://www.jaf.or.jp/msports/msinfo/msinfo.htm
2015年関東ジムカーナ選手権第9戦の開催場所の変更について
JAFスポーツ����������(公����������)で公�し ました標記カレンダーが以下の通り変更となりましたので、お 知らせします。
[公示No2015ー088]
・�����関�ジムカー��手����開催場所の変更:
関越スポーツランド → さるくらモータースポーツランド
26 2015・10JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ 2015年6~7月発行分 発行数 開催場所 競技会名 開催日(申請種別) 15 数次用 1 Pekan,MALAYSIA RotaxAsiaZoneChallenge(4) �月��日~�月��日 1 ZhuhaiInternationalCircuit,CHINA 2015AsianFormulaRenaultRd.5&6 �月��日~�月��日 3 Queensland,AUSTRALIA FIAAsiaPacificRallyChampionship -InternationalRallyofQueensland- �月��日~�月��日 78 ChangInternationalCircuit,THAILAND AutobacsSuperGTRd3Buriram SuperGTRace �月��日~�月��日 1 HamptonDownsMotorsportPark,NEW ZEALAND 2015MahindraNorthIslandEnduranceSeries �月��日~�月��日 1 BatterseaPark,UK FIAFormulaEChampionship �月��日~�月��日 1 PenbayInternationalCircuit,TAIWAN FormulaMastersChinaSeries �月�日~�月�日 35 KoreaInternationalCircuit,KOREA KoreaChinaJapanMotorsportFestival �月��日~�月��日 1 PukekoheParkRaceway,NEW ZEALAND 2015MahindraNorthIslandEnduranceSeries �月��日~�月��日 2 Finland NesteOilRallyFinland �月��日~�月�日 1 INJEInternationalCircuit,KOREA SuperRaceChampionshipRound5 �月�日~�月�日 1 KualaLumpurStreetCircuit,MALAYSIA FormulaMastersChinaSeries �月�日~�月�日 8 THAILAND ASIACrossCountryRally2015 �月�日~�月��日 9 MALAYSIA FIAAsia-PacificRallyChampionship-MalaysianRally �月��日~�月��日 2 MALAYSIA MalaysianRallyChampionshipRound3 �月��日~�月��日 1 SepangInternationalKartingCircuit,MALAYSIA RotaxMaxAsia/MalaysiaChallengeRound5 �月��日~�月��日 1 ChangInternationalCircuit RAATThailandEnduranceChampionshipInternational2015 �月��日~�月��日 2 SepangInternationalCircuit,MALAYSIA GTAsiaSeriesMalaysiaRound �月�日~�月�日 3 LaConca-MuroLeccese,ITALY CIK-FIAWorldKFChampionship �月��日~�月��日 1 CHINA FIAAsia-PacificRallyChampionship-ChinaRally ��月��日~��月�日
海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請方法
[公示No2015ー086]
以上
以上
27 2015 10 JAF MOTOR SPORTS
SOLARCAR OSU、酷暑を制し4連覇
FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿2015
[JAF公認No.2015-0010]
開催日:7月31日~8月1日 開催場所:鈴鹿サーキット 格式:国際 主催:㈱モビリティランド[団体登録No.13001]、一般社団法人日本自動車連盟 フォト/益田和久、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
5 HOURS ENDURANCE RACE OLYMPIA/DREAM/CHALLENGE
鈴鹿の夏の風物詩の一つ、FIAソーラーカー レース鈴鹿は今年で24回めを迎えた。
昨年までドリームとFIAオリンピアの両クラ スに参戦していた芦屋大学ソーラーカープロジ ェクトが、今年はFIAオリンピアクラスのみの エントリーとなったため、3連覇中のOSU大阪 産業大学は総合優勝を争うライバルを失ったか のように思われていた。
しかしそんな中、今大会の話題をさらったの が、大会プログラムにマシンの写真はおろか、 ドライバーの名前すら掲載されていなかった
「TEAM RED ZONE」。その素性は大会当日 までベールに包まれていたが、ふたを開けてみ ると芦屋大学を中心に、これまで様々な大学で ソーラーカーレースに携わってきたOB達が結 集した新チームであることが判明。独特のフォ ルムをした新設計のマシンは、長年に渡り芦屋 大学のドライバーとして活躍し、このレースを 知り尽くす同大学OBの野村圭佑、三瀬剛の両 ドライバーがハンドルを握る。
決勝のスタート順位を決める金曜日のフリー 走行で、TEAM RED ZONEは「今日が初走行」 とは思えない走りを披露、明らか に他車より速いスピードでピット 前のストレートを駆け抜けて、こ
れまでのFIAオリンピアクラスの コースレコードを大きく上回る3分 50秒047の好タイムをマーク。ド リームクラスのOSU大阪産業大 学のタイムさえ約1.5秒上回り、 チームとして初出場ながら実質の
“ポールポジション”を獲得した。 TEAM RED ZONEの野村選手は、「突貫 で仕上げたマシンで、いろいろな部分で不安だ らけなんですが、とりあえず目立つことができ てよかったです(笑)」と、まずはチームの存在 感をアピールできたことを満足そうに語った。 一方、クラスは違うが決勝レースでのライバ ルになるであろうOSU大阪産業大学の村上雅 享マネージャーは、「ウチは無理にトップタイム を狙うことはなかったので、明日の決勝に向け て予定通りに進行しています。より高い効率を 求めて一新した太陽電池セルも調子がいい」と、 決勝を見据えた戦略でレースを組み立てていく ようだ。
また、FIAオリンピアクラスの昨年度優勝チ ーム、芦屋大学ソーラーカープロジェクト MONOは、TEAM RED ZONEに次ぐクラ ス2番手のタイムをマーク。同チームを指揮す る盛谷亨監督は「(TEAM RED ZONEの速さ は)想定内ですが、決勝はついていきます」と、 かつての仲間の快挙を称えると共にレースへの 闘志も表した。
決勝レース当日、早朝から強い日差しが降り そそぎ、気温はぐんぐん上昇していく。この日 の鈴鹿サーキット周辺の最高気温は37度を超 える予報で、雨に悩まされた昨年とは打って変 わって、クルマにとっても人間にとっても、大 変、過酷な状況下での戦いになりそうだ。 5時間耐久レースは正午にスタート。第1コ
猛暑の中、正午にスタートを 切った5時間耐久レース。
総合優勝/ドリームクラス優勝
OSU大阪産業大学
大会4連覇を果たした OSU大阪産業 大学。「気温がかなり上がって、(曇りだ った)昨年より体はキツかったですが、ク ルマの暑さ対策のおかげで快調に走るこ とができました」(三浦愛選手)。「残り1 時間で接触があったので、ピットインし て念入りにチェックしてもらいました。 ゴールまでクルマを運ぶことが出来て、 今はホッとしています」(三浦純選手)。
ーナーにトップで入 ったのは、全日本F3 ドライバー三浦愛選 手が操るOSU大阪 産業大学だ。一方、 スタート前に発生し た「電気系のトラブ ル」が解消されずチ ェックに時間を要し、 せっかくの”ポールポ ジション”をふいにし たTEAM RED ZONEは、ピットよ
り最後尾からのスタ ートながらフリー走 行での速さを再現して見る間に順位を上げ、ト ップのOSU大阪産業大学との差を縮めていっ た。しかし30分が経過した頃、TEAM RED ZONEは「ドライバーがパンクしたと思った」こ とから早過ぎる1回めのピットイン。特に問題 は無く、すぐにコースに復帰していった。
FIAオリンピアクラス優勝
TEAM RED ZONE
初出場でクラス優勝を果たした TEAM RED ZONE。「見ている人に楽しんでもら おうと、もしかしたらドリームクラスに勝 っちゃうかも、みたいな走りができたので 良かったです。でも体力的にはかなり厳 しかったです」(野村圭佑選手)。「最後は クルマのトラブルも出ていたんですが、 チェッカーを受けるという自分の使命を果 たすことが出来ました」(三瀬剛選手)。
レース中盤、1時間30分が経過した時の順位 は、ドリームクラスがOSU大阪産業大学、静 岡ソーラーカークラブ、JTEKT SOLAR CAR TEAMが上位3台、FIAオリンピアクラスは TEAM RED ZONE、芦屋大学ソーラーカー プロジェクトMONO、名古屋工業大学ソーラ ーカー部と続いている。チャレンジクラスは Team MAXSPEED、紀北工業高等学校もの つくり研究部、柏会の3チームが、拮抗したラ ップタイムで接近戦を繰り広げている状況だ。
1時間50分あたりでTEAM RED ZONEが 上位陣では最初のルーティンのピットインを行 うと、それに続くように各チームがピットイン してドライバーチェンジに入る。しかしその間 もOSU大阪産業大学は速いペースのまま走り 続けて2位以下を突き放し、独走状態に入って いった。
3時間を経過した頃、OSU大阪産業大学がよ うやく初めてのピットインを行った。ドライバ ー交代と、フロントタイヤを交換してもわずか 44秒のピット作業でピットを後にした。マシン から降りた三浦愛選 手は「特に問題は無 く、すべて予定通り でとても順調です。
チャレンジクラス優勝
Team MAXSPEED
12回めの出場となったTeam MAXSP EEDは4年ぶりのクラス優勝。「もう少し 引き離したかったんですがバッテリーも厳 しくて、でも最後は追い上げてくる気配 が無くなったので、走り切ることに集中し ました」(ゴールのチェッカーを受けた古 川慎選手)。「クラストップでバトンを引き 継ぐ自分の目標が果たせてよかったです」 (スタートを担当した荘野悠選手)。
あとは兄(三浦純選手)が最後まで走り切ってく れると思います」と、それほど疲れも見せずに 話した。
この直後に総合2位を走るTEAM RED ZONEは2度めのピットインでタイヤを四輪と も交換し、最後の追い上げに備えた。
順調な走行を続けるOSU大阪産業大学の独 走でレースは終わるかと思われた残り1時間、 OSUはデグナーカーブで他車と接触。そのま ま走行を続けることはできたが、車体への影響 を確認するため緊急のピットインを行い、カウ ルを開けて念入りにチェック。5分を要して再び コースへと戻っていった。第3ドライバーの須 藤隆選手は「2位との差も大きかったので念の ためピットインさせて足回りを中心に確認しま したが、大きなダメージはありませんでした」と 安心した様子で語った。
結局最後まで走り切ったOSU大阪産業大学 が、2位に3周の差をつけて4連覇を達成。チー ムの村上マネージャーは「レース前は(4連覇へ の)プレッシャーもかなり感じていたんですが、 レースではパワーマネージメントもほぼ完璧 で、かなり余裕を持ってゴールすることができ ました」と5時間の戦いを振り返った。
一方、総合2位でチェッカーを受けて、FIA
1.「昨年型よりトレッドを広げた」マシンでチャレンジクラス2位に入賞した紀北工業高等学校ものつくり研究 部。2. 安定した走行で昨年より一つ順位を上げた静岡ソーラーカークラブはドリームクラスで2位。
3.FIAオリ ンピアクラスの2位には芦屋大学ソーラーカープロジェクトMONOが入賞。4.5.レース前の車検ではマシンか らの脱出時間もチェックする(5.)。6.FIAオリンピアクラスの3位に入賞した名古屋工業大学ソーラーカー部。 7.16回めの出場となった柏会はチャレンジクラスで3位表彰台を獲得した。 8.ドリームクラスの3位にはJTE KT SOLAR CAR TEAMが入賞した。9. 戦略がはまりチャレンジクラスで4年ぶりの優勝を果たしたTeam MA XSPEED。10. 今大会の話題をさらったTEAM RED ZONEは、初出場でFIAオリンピアクラス優勝の快挙。
1 3 2 4 5 6 7 8 9 10
4連覇を果たしたOSU。
オリンピアクラスで優勝を飾ったTEAM RED ZONEの車体設計者である山本晴彦氏は、「ド リームクラスに勝って総合優勝を狙っていたの で、少し残念」と言いながらも、「細かいトラブ ルは出ましたが、マシンの方向性は間違ってお らず想定通りの走りが出来ました。暑さの中、 ドライバーも頑張りました」と新しいマシンの好 走を喜んだ。
同クラス2位に入った芦屋大学ソーラーカー プロジェクトMONOの盛谷監督は、「今回は2 位が予定通りといった感じです。エネルギーは まだ余裕はあったんですが、(TEAM RED ZONEとの)接戦にならなかったので無理はし ませんでした」と、今回ばかりはTEAM RED ZONEの速さに脱帽といった様子だった。
チャレンジクラスでは、鈴鹿高専のOBを中 心としたメンバーで活動するTeam MAXSPE
5時間耐久レース総合結果
Pos. Cls. Team
1st Driver 2nd Driver 3rd Driver Laps
1 DREAM OSU大阪産業大学
A.MIURA J.MIURA T.SUDO 66
2 OLYMPIA TEAM RED ZONE
K.NOMURA T.MISE 63
3 OLYMPIA 芦屋大学ソーラーカープロジェクトMONO
K.YASUDA K.MAEDA R.NAKASHIMA 63
4 DREAM 静岡ソーラーカークラブ
S.BIKKANNAVAR K.OSHIMA 60
5 OLYMPIA 名古屋工業大学ソーラーカー部
H.TANABE K.WAKITA 59
6 CHALLENGE Team MAXSPEED
M.FURUKAWA Y.SHONO 59
EDが、昨年優勝の紀北工業高等学校ものつく り研究部の追い上げを振り切り、14秒の僅差で 4年ぶりのクラス優勝を果たした。Team MAX SPEEDの蔵城剛憲総監督は、「紀北さんのラ ストの追い上げは想定していたので、その差を
4 HOURS ENDURANCE RACE
ENJOY I/II CLASS 平塚工科高校社会部が5年連続優勝!
ソーラーパネルの出力が480W以下に抑え られた初級クラスのマシンで競われる4時間耐 久レースは、18歳以下のメンバーで構成される エンジョイIクラスと、年齢制限の無いエンジ
ョイⅡクラスの混走で31台が参加し、午前7 時にスタートが切られた。
トップで第1コーナーに入っていったのは、 昨年まで4年連続優勝を果たしている平塚工科 高校社会部で、2番手には昨年の大会で印象的 な走りを見せた開成工業が続く。3番手には立 命館大学EV-Racing+篠塚、その後ろには表 彰台の常連チームであるオリンパスRSと、ま ずはこの4台が先頭集団を築いた。
5周めに入ると、ラリーでも活躍する篠塚建 次郎選手がハンドルを握る立命館大学EV-
Racing+篠塚がトップに浮上。スタートから1 時間以上が経過しても、上位4台は順位を入れ 替えながら、時には4台が3秒以内に近づくこ ともあるほどの接近戦を繰り広げ、入れ替わり トップに立ちながらレースは進行していく。
残り1時間になったところでトップを走って いたのはオリンパスRS。しかしここに来て、 一時は5位まで順位を落としていた平塚工科高 校社会部が、オリンパスRSより1周10秒以上 速いタイムで急接近。「ゴールまで考えたパワ ーマネジメントがうまく成功した」という平塚工
科高校社会部は、残り30分となった40周めの バックストレートで遂にオリンパスRSを捉え てトップに浮上。オリンパスRSには追いすが る力は残っておらず、このままの順位でチェッ
11. 昨年とは異なるカラーリングのマシンで5年連続総合優勝を果たした平塚工科高校社会部。「2人の2年生ドライバーが頑張ったおかげ」と新倉 瑞稀部長。12. 立命館大学EV-Racing+篠塚は序盤の快走もありエンジョイⅡクラス2位で表彰台に上った。13. エンジョイIクラスで3位に入った のは松工ソーラーカーチーム。14.STEP江東は「目標だった42周」を周回してエンジョイI Iクラスで3位表彰台を獲得した。15. 総合の表彰台には優 勝が平塚工科高校社会部、2位にはオリンパスRS、3位にはTeam MIYAKOU宮崎工業高校が上がった。16. エンジョイIクラスで2位に入ったTeam MIYAKOU宮崎工業高校。17. 総合トップと同一周回で渡り合ったオリンパスRSはエンジョイⅡクラスで見事優勝を果たした。
JAFは今年もUtreamを使って、同レース の生中継を実施した。現在でも下記のURLで 録画したものが観られるようになっているので チェックしてみよう。また今年はデジタル衛 星放送「スカパー!」の「EXスポーツ」チャンネ ルでも、録画中継が全国に向けて放送された。 http://www.ustream.tv/channel/solarcar-race-suzuka-jaf
ドライバーに無線で伝えながらバッテリーの残 量も計算しつつ、逃げ切ることができました」 と最後まで厳しかった戦いを振り返った。
4時間耐久レース総合結果
Pos. Cls. Team
Driver 2nd Driver 3rd Driver Laps
ENJOY I 平塚工科高校 社会部
K.HASEGAWA M.NIIKURA 45
42
42
カーを受けた。平塚工科高校社会部は5年連続 優勝。3位に入ったのはTeam MIYAKOU宮崎 工業高校で、終始安定したペースを守って最後 の最後に順位を上げて見事表彰台を獲得した。
1st
1
Y.NISHIYAMA
2
H.SEKI
3
S.YANO
4 ENJOY II
K.SHINOZUKA R.MAKINO
5
K.ISHIDA J.MORI
6 ENJOY II STEP江東 S.IIDA K.KITA A.KIKUCHI
ENJOY II オリンパス RS
M.KARASAWA 45
ENJOY I Team MIYAKOU(宮崎工業高校)
R.YAMASHITA 43
立命館大学 EV-Racing + 篠塚
ENJOY I 松工ソーラーカーチーム
T.SUGITANI 42
レースの模様を Ustreamで生中継しました
11 12 13 14 16 17
15
新連載
輝け
輝け、
女子!輝け、 輝け、、女子! モーター スポーツ
~ウィメン イン モータースポーツ~ 第1回
モータースポーツの様々な分野で活躍する女性達に登場頂くこの企画、
記念すべき第1回は、ラリー、レース、レーシングカートで男勝りの走りを 披露しているマルチレディスドライバーを紹介します!
レポート/飯田裕子 フォト/水野文幸、JAFスポーツ編集部
じで…。アクセルを踏んだ時の加速感が本当に気持ちよくて、また走ってみたいと思ったんです」 その後、女性だけのカートチームに
5
いとう りな
ラリー &
サーキットではレースクイーンとしてレースを盛り上げる一方、近年は全日本ラリーで活躍のほか、レーサーとしても様々なレースに参戦中だ。 最近ではレーシングスーツを着てい
る時間の方が、モデル/タレント業よりも多いのだとか。そこには今どきの彼女らしいチャンスとの巡りあわせが ある。 まずモータースポーツに興味を持っ
気持ちいいっ!みたいな感
!?
普段はその容姿や笑顔にカメラのレ ンズを向けられることの多い、いとうりなさん。職業はモデル / タレント。
ラリーやカートレースの実績、さらにグラビアなどを見てオファーが来たの だそうだ。 レース人口は男性の方が多く、だか
らこそ女性のモータースポーツ経験者であり情報の発信力もある、容姿端麗なモデル/タレントさんを
サーチし、ドライバー契約を結ぶというのが今らしいではないか。
ース参戦について。女性ドライバーを集めているチームがアジアの中で女性ドライバーを探していた際、たまたま F a c e b o o k でりなさんを発見。
走れた時やギャラリーコーナーを上手く走れた時は〝ヨッシャっ!〞って嬉しくなるんですが、失敗も沢山あります
ツやデミオといった
3 位になったのが最高位だが、一時 はクラストップも走った。〝今どきのチャンスの掴み方〞という のは
ンが揃うクラスに参戦。今年は、若狭 で
ラリーはコーナーを道幅スレスレで
分かるのですが、ラリーは終わってみないと結果が分からないため、モチベーションを保つことも含め、難しいですね。全日本ラリーは、正直、初めは M T 車も全然、乗れてない感じだった
3 年前から参戦している韓国のレ
ので最初の
2 年は勉強でした。
S N S
能性を感じ、挑戦中のりなさんの辿り着く先が、気になるのは筆者だけではないのではないか。
ンスも見せられるようになりたい、自分のレーシングチームも持ってみたい。
様々なモータースポーツに魅力と可
フォーミュラなどのスポット参戦を含めると、トップレーサー以上に彼女のスケジュールはレースカレンダーと化 しているらしい。 ケン・ブロックのようなパフォーマ
タートで始めたモータースポーツ。「運転がもっと上手くなりたいという 気持は今でも変わりません。さらにどんどん成長していってるんだよっていうのを皆にも伝えたいし、私みたいな人でもやってるんだから〝できるかも?〞と背中を押すきっかけになったらいいなぁと思う」
cc のマシ
なさんにファン心理を抱くとすると?「ダマされてるぞっ、て思います(笑)」と、いたずらな笑顔を見せた。 カートに乗ったことがきっかけで運 転が上手くなりたいという
レースや耐久レース、
31 2015 10 JAF MOTOR SPORTS
0 (ゼロ)ス
86/ B R Z
(苦笑)。でも私的にはラリーの方が運 転技術は磨かれると思っています」 現在は J N 3 クラスという、ヴィッ 1 5 0 0
たきっかけは、レースクイーンをしていていたチームのカート大会。「カートというものに初めて乗ったら、 何コレ
入りレースに出場。「技術も上手くなかったし、いきなり全日本に近いレースに出ることもあって、レベルも全然違う。当然ながらすごい後ろを走って…、なんでもっと速く走れないんだろうって悔しかったんですよね。でもその内に、ちょっとずつスピンもしなくなって、自分なりに成長が見られて楽しくなって、もっと運転が上手くなりたいと思うようになりました」 ら
2 年連続で出
レーシングドライバー
今年の全日本ラリー第3戦では一時、クラス首位を快走した。現在、 舗装の高速ラリーではトップドライバーの実力を誇る。
VAB勢がグラベルで大躍進!
JRC Round.4
& 5
2015年JAF全日本ラリー選手権第4戦 2015 ARKラリー洞爺[JAF公認No.2015-8005]
グラベル2連戦で速さを見せた のは新井敏弘/田中直哉組。 未知数の部分が残る新型WRX で2連勝をマークした。
開催日:7月3~5日 開催場所:北海道 格式:国内 主催:TEAM ARK[クラブ登録No.加盟01008]
2015年JAF全日本ラリー選手権第5戦 がんばろう!福島MSCCラリー2015[JAF公認No.2015-1117]
開催日:7月23~26日 開催場所:福島 格式:国内 主催:MSCC[クラブ登録No.公認13014] フォト/中島正義、水野文幸、山口貴利、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
シリーズ序盤戦をいずれもターマックラリー で終えた今年の全日本ラリー選手権は、7月に 入り、グラベル2連戦を迎えた。
お馴染み北海道洞爺湖を拠点とするラリー洞 爺と、こちらも全日本を代表するグラベルの一 戦となった、がんばろう!福島ラリーだ。今年
は3週間のインター
バルで、昨年とは
逆となる洞爺、福島の順で開催された。
JN6クラスは新型のVABスバル WRXの速 さが際立った2連戦となった。第2戦でVABに 初優勝をもたらした新井敏弘選手が2連勝し、 炭山裕矢選手も2戦連続となる3位を奪取。
そして福島からVABを遂に投入した勝田範 彦選手も、事実上シェイクダウンを兼ねた一戦
でDAY1は新井選手と首位争いを繰り広げて2
第4戦洞爺Ⅰ/1.2.DAY2にもつれたJN5クラスの優勝争いは、天野智之ヴィッツターボのコ ースアウトにより、決着。一昨年のラリー北海道以来のCJ4Aドライブとなった関根正人/竹下 紀子組が優勝。3.4.JN6クラスは新井親子が1-2フィニッシュ。大輝選手はDAY2でデイベスト をマーク。父親を凌ぐスピードを見せた。5. 岡田孝一組はJN3クラス2番手に甘んじた。6.ミラ ージュマイスターとして知られるま松倉拓郎組が小倉雅俊組との熾烈な2位争いを制した。
位入賞と表彰台をほぼ総ナメにした。 「道が荒れてても小さいコーナーになればなる ほどトラクションがかかる。去年と比較しても タイムも速い」とは福島を終えた新井選手のコ メント。「思ったより乗りやすい」と勝田選手も 手応えを感じた様子。「ただもっと詰めないと、 高速は攻めきれない」と今回、明暗が分かれた 高速ステージが課題と振り返った。超高速ラリ ーとなるラリー北海道でのVAB勢の速さには 注目が集まりそうだ。
この2連戦でただ一人、VABの牙城を突き崩 したのが洞爺で2位を獲得した新井大輝選手。 センターデフにトラブルを抱えながらも「走らせ 方を変えることで対応できた」という大輝選手 は、DAY2の4本の林道SSすべてを制して DAYベストを獲得と圧巻の走りを見せている。 JN5クラスでも北海道の関根正人選手が、 規定の変更で全日本へのエントリーが今年限り
1 2 3 5 4 6
第5戦福島/7.DAY2は3本のベストを奪った炭山裕矢組は2戦連続で表彰台をゲット。8. 勝田範彦 組はVABのデビュー戦ながら2位入賞。9. 足回りにダメージを負いながらも2位完走を果たしたJN2の 高橋悟志組。10. 前戦優勝の余勢を駆って出場の関根正人組はDAY1のマージンを守って2連勝。 11.JN3クラスも寺川和紘組が2連勝を果たした。12.JN2クラスは中西昌人選手が廣島真選手のコンピ でクラス移籍後初優勝を飾った。13. 奴田原文雄組はトップ争いに絡めず、4位にとどまった。14. 鎌田 卓麻組は5位入賞を果たした。15.JN3の3位には唐釜真一郎組が入賞。16.17.FF初ドライブとなった JN5勝田貴元組は2位をゲット。18. 今年から全日本復活のJN3鷹野健太郎組はDAY1の2位を守り切 った。19.JN5のベテラン石田雅之組は今季2度めの表彰台に上がった。20. 併催の東日本選手権BC-4 クラスは唐沢徹夫/山田一成組が優勝。21. 同BC-3クラスは細谷裕一/須藤ゆか組が優勝した。
となったCJ4Aミラージュで、並み居る“新車” 勢を抑えて2連勝を果たした。
洞爺では天野智之ヴィッツターボとの一騎打 ちとなったが、DAY2最初のSSで天野組が痛 恨のコースオフ。弟子、松倉拓郎選手とCJ4A
第4戦洞爺Ⅱ/22.JN2クラスは田中伸幸/藤田めぐみ組が DAY1のリードを守って今季2勝めを獲得。23.JN3は昨年、優勝 まであと一歩まで迫りながらもコースオフに泣いた寺川和紘/石 川美代子組がリベンジを果たして全日本初優勝。24.JN5小倉雅 俊組は3位にとどまった。25. 石田正史組は復帰初戦を5位でフィ ニッシュ。26.JN3クラス3位には藤田幸弘組が入賞。
の1-2フィニッシュを達成、と最 高の結果を残した。
続く福島でもDAY1で築いた 50秒の貯金をDAY2はペースコ ントロールで守り切って2連勝。 「DAY2がトリッキーな道なので そこで勝負したくなかった。アベ レージが低い、パワー差が出にく
いDAY1でプッシュしてリードを 作れれば、という作戦通りのラリ ーができました」
今回の2連戦では新婚ホヤホヤのJN3 寺川和紘/石川美代子の二人が連勝を飾っ た。「今年はタイヤとショックを変えたこと でスリッピーな道でも接地感が上がったん です。それが攻めの走りに繋がってると思 います」(寺川選手)。「去年、岡田(孝一)さ んの助手席で色々と勉強させてもらったことが今年は生かせてます。絶 叫してでも、ドライバーを抑えさせましたから(笑)」(石川選手)
このクラスで も、福島では期 待の若手の速さ が光った。「ロン グのSS2で、(勝 田)貴元君がFF 初ドライブなのに 5秒差で食らいつ いてきた。若い子 は伸び代があるか ら、どこで詰めら れるか分からない のでDAY1はリー ドできた後も最後
までフルプッシュ。その結果として50秒というマ ージンが作れたということ」(関根選手)
実際、貴元選手はその伸び代でDAY2は3 本のSSでベストを奪ってDAYベストを獲得。 石田雅之選手の追撃を抑え切って前日の2位を 守った。
「もっと早くFFに慣れていれば、もっといい結 果が出せたと思いますが、クルマにもハードな ラリーで、完走はマストのプレッシャーの中で 結果が出せたことは良かったです」と貴元選手。 このグラベル2連戦、ヨーロッパでの本格的 な武者修行を前にした若き二人が、それぞれの 形で印象的な走りを披露してくれたことが大き なTOPICSとなったことは間違いないだろう。
33 2015 10 JAF MOTOR SPORTS
新婚の寺川和紘/石川美代子 組が洞爺で全日本初優勝!
7 9 8 11 13 16 19 18 12 14 15 17 10 22 24 25 26 23 20 21
若林兄弟が“最後の関越”を席巻!
2015年JAF全日本ジムカーナ選手権第6戦
K・S・Cハイスピードスラローム[JAF公認No.2015-1001]
開催日:8月1~2日 開催場所:関越スポーツランド 格式:国内 主催:K.S.C[クラブ登録No.加盟10039] フォト/滝井宏之&JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
前戦北海道スナガワから2カ月。2015年の全 日本ジムカーナ選手権が再び動き出した。2006 年開幕戦以来、実に9年ぶりの開催となる関越 スポーツランドがその舞台だ。
関東のフルパイロンの聖地での一戦、注目の コースレイアウトを担当したのはSA1クラスの トップスラローマーである斉藤邦夫選手。敢え て地元の一戦を欠場し、数か月間、熟考したと いうレイアウトはスラローム、フリーターンは もちろん、ビッグパイロン、クラッシュパッド、 またパイロンに代わる樽型の目標物など、バラ エティに富んだ障害物が置かれて、普段とはま た変わったパイロンジムカーナを演出した。
天候は晴れ。真夏ということで路温の上昇に 伴うタイムの変動が注目されたが、PN部門こそ
2つのヒートのタイムが拮抗したものの、N部門 以降は、ヒート2でタイムアップするドライバ ーが目立つようになった。それでも11クラス中 6クラスで、ヒート1のウィナーがそのまま逃げ 切る形に。微妙な路面だったことは間違いない ようだ。
「今日のコースは面白かった。できるなら自分 が観客になりたかった(笑)。それくらい見てる
人も楽しめたコースだったと思うよ」と振り返っ たのはPN3クラスを制した山野哲也選手。「ド
ライバーとしては、今日はどんなコンディション だろうが、自分の決めたベストのレーシングラ インにいかに乗せ切って走れるかがポイントだ ったと思う。2本めはそれが完璧にできた」とぶっ ちぎりの優勝タイムの理由を説明してくれた。
2.3.PN4は岡野博史選手が大差で4勝めをゲット。4.N1は唯一、13秒 台に入れた箕輪雄介選手が今季2勝めをマーク。5.PN3は山野哲也選手が3勝めをマーク。6.PN1は関越育ちのいながわひろゆき選手が全 日本本格参戦2年めで初優勝。7. 岩田ユウジ選手は激戦区のPN3で3位入賞。8.PN4掛札雄一選手は今季最上位の2位をゲット。9.「来 年、次のタイプRが出るとしたら、FD2で対決したい(笑)。もっと自由自在な動きに持っていけると思ってますから」。 7年ぶり全日本王座返り 咲きの森田陽介選手。10. スポット参戦の中村光範選手はPN4で殊勲の3位獲得。11. 中部の実力者、佐野光之選手がN1で3位入賞。
PN1クラスでは今季4人めの全 日本初ウィナーが誕生した。土手 啓二朗選手とのトップ争いを制し たのは、いながわひろゆき選手。 今季3度めの表彰台で念願の初優 勝を射止めた。
「1本めは変にGが残ったりして無 理やり回したところもあったんです が、2本めはそこもある程度修正で きて、走りの内容も全然良かった んです。ただ路温が上がったせい かタイムダウンしてしまいました」 と、いながわ選手。「アジュールさ SA1クラスは若林拳人選手が初優勝(右)。兄 の隼人選手(左)も2位に入り、兄弟で1-2フィ ニッシュを達成した。
んにお願いして2週連続でパイロンのセッティ ングを詰めてもらったおかげです」と“優勝請負 人”たる川村徹選手に感謝しきりだった。 驚愕の2WD最速タイムを叩き出して同じく 全日本初優勝を飾ったのはSA1クラスで懐か しのインターゲットカラーのCR-Xを駆った若 林拳人選手だ。ヒート1、クラス1番ゼッケン で走って、いきなり1分12秒572をマーク。 結局このタイムが最後まで破られずに優勝タイ ムに。開幕戦を制した兄、隼人選手はコンマ2 秒差まで迫ったが及ばず。しかし兄弟で1-2フ ィニッシュという、これ以上ない結果を残した。 「1本めからタイムを出そうとかなり気合入れま
1 2 4 3 7 8 11 9 10 5 6
1. 関東の地区戦トップランカー、片山誠司選手はPN2で2位と健闘。
したが、突っ込みすぎだけはやらないように注 意しました。ミスると致命傷になると思ったの はスラローム。頑張りすぎてリアが出るとタイ ムダウンしちゃうので、その辺も気を付けまし た」。関東ではその名を轟かせていた若き新鋭 は、名実ともに全国区の仲間入りを果たした。
練りに練られたコースゆえ、地元の利も消え るかと思われたが、グリップ感が体に染み込ん だいながわ、若林、そしてN1クラスを制した 箕輪雄介という関越育ちのドライバー3人が見 事に勝利を収めた。
仲間の前で勝てたことが嬉しい いながわひろゆき選手
(PN1で全日本初優勝)
「緊張しやすいタイプの自分の緊張が 解けるよう、気を使ってくれた仲間達 にまず感謝ですね。そして今までお世 話になってきた
JGC Round.6
12 15
今回のオーバーオールウ ィンをもぎ取ったのはSA3 クラスの津川信次選手。 「ターンのトラクション重視のセッティングにし てきたのが狙い通りハマった。野島君にはもっ
最後の関越なので勝ちたかった
若林拳人選手 (SA1で全日本初優勝)
「(他の選手が苦心した)フリーター ンは目標物のあるターンだったので 大丈夫でした。正直、狙ってはいま したが、自分にとっては最初で最後 の全日本関越だったので、勝てて本 当に嬉しい。それしかないです」
ともっと苦労して苦 労して獲ってもらわ ないと(笑)」。ホーム でシリーズの趨勢を 決める4勝めを狙っ た野島選手は「10秒 台の勝負になるのは 想定内だったけど、 ちょっと力が入りす ぎました」と11秒台 にとどまった自らの 走りを悔やんでいた。
こうした中、2戦を残して4名のドライバーが シリーズチャンピオンを確定させた。PN2森田 陽介、N3菱井将文、SA2川北忠の3選手は開 幕6連勝と無敵のままにタイトルを確定。SC大 橋渡選手は4勝めを飾って2年連続のタイトル をたしかなものとした。なお6年連続のチャン ピオンを確定した菱井選手は残り2戦、レンタ ルのエボXでPN4クラスに参戦の予定とのこ と。その速さに注目が集まりそうだ。
35 2015 10 JAF MOTOR SPORTS
ガレージ天竜の 遠藤さんの前
というホームコ ースで勝てたこ とが嬉しくて堪 らないです」
で、しかも関越
12.N2は序盤戦出遅れた小林辰朗選手が3連勝と完全復活。13. タイト ルレース白熱のSA3は津川信次選手が3勝めを獲得。14.N3は菱井将文 選手が今年も若手を寄せつけず、V 6を確定。15.「追っかけられる立場 になって難しかったが、状況に合わせてクルマと走りを合わせていく対応 力は上がったと思う」。SA2では初タイトル確定の川北忠選手。16.「今 日はまさに地元の奥伊吹か、というくらい似た設定。全開で攻められた」。 SCは大橋渡選手が2年連続のVを確定。17. 地元のDC2マイスター半 谷信治選手はSA2で3位。18.SC西田竜治選手は地元の一戦で2位。 13 14 16 18 17
7月青森サーキットパーク切谷内。8月モータ ーランド野沢。シリーズ中盤戦に突入した今年 の全日本ダートトライアル選手権は東日本のテ クニカルサーキットを転戦し、タイトルレース の趨勢がおぼろげながらも見えてきた。
天候は2戦とも快晴でドライ路面が最後まで 保たれた。結果、ともに事実上はヒート2の一 発勝負の展開に。奇しくもオーバーオールウィ ンのタイムはともに1分24秒台。比較的ロン グコースとなったシリーズ序盤の数戦と比較す ればワンミスが命取りの一戦が続いた。
このコースの短かさが味方してくれたと振り 返ったのは切谷内でPN1初優勝を飾った児島 泰選手。CRZに全日本初優勝をもたらした。
「クルマの素性は悪くないのでバッテリーが持っ てくれれば勝負できるとは思ってたんですよ。第 4戦のタカタあたりから狙えるなという気はして たけど、この優勝は久しぶりにグッと来た。本当 に堪らない。冬からずっと仕事が終わった後に 一人でコツコツと作り上げてきたクルマなので」 野沢で連覇を狙った児島選手だったが、「バ
ッテリーは余ったくら いだったけど抑えすぎ てしまった」と5番手 止まり。2戦連続2位 が続いていたスイフト を駆る地元長野の荻 原吉雅選手が、3度め の正直で全日本初優 勝を獲得した。
「今日も本当は今年タ イムが出せているスー パードライを履きたか ったんだけど、水と塩 カリの量が多かったの で妥当な線で87で走 りました。走りとしては 1本めから感触が良かっ たので、2本めは細かな 失敗をしないように攻め ました」。これで今季4度めの表彰台。抜群の安 定感が効いてシリーズリーダーに躍り出た。
2015年JAF全日本ダートトライアル選手権第5戦
2015年東北ダートトライアルIN KIRIYANAI[JAF公認No.2015-6201] 開催日:7月11~12日 開催場所:サーキットパーク切谷内 格式:国内 主催:MSCはちのへ[クラブ登録No.加盟02024]、AKITA[クラブ登録No.加盟05026]
2015年JAF全日本ダートトライアル選手権第6戦
NOZAWAダートトライアル[JAF公認No.2015-1711] 開催日:8月8~9日 開催場所:モーターランド野沢 格式:国内 主催:ROAD-KNIGHT[クラブ登録No.加盟20012] フォト/友田宏之、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
PN2は鎌田卓麻選手が切谷内で4勝めを飾 るも、その鎌田選手が欠場した野沢は、川島秀 樹選手が優勝。デミオディーゼルターボがその 名を知らしめる一戦となった。
デミオディーゼルが全日本初優勝!
JDTC
Round.5&6
「今日のコースは前半は86/BRZが速いけど、 後半のターンやテクニカルな所はトラクション がいいFFが有利なので狙った所でタイム稼げ たのが勝因です。切谷内でも手応えあったけど PN1のタイム出せなかったので入賞しても嬉し 「デミオの加速の良さを生かしてま た勝ちを狙いたい」。PN2では川 島秀樹選手がデミオディーゼル ターボに初の1勝をもたらした。
1 2 3
第5戦切谷内Ⅰ/1.SA2は北村和浩選手がタカタに続いて2連勝。2.SA1はフロント92、リア87で 勝負に出た大栗一也選手が優勝。3.N2は赤羽政幸選手が今季初優勝を飾った。
第5戦切谷内Ⅱ/4.「去年、全日本とJAFカップ両方勝ったセットから、いいとこ取り で詰めてきました」。N1は坂井義浩選手が2勝めをマーク。5.SC2平塚忠博選手は開幕 戦以来の2勝めを獲得。「ギャップに影響されない走り方をしたのが効いたかもしれな い」6.「自分の走りと92との相性がよくなってきた。このタイヤが好きになってきたよ (笑)」。D部門は亀山晃選手が前戦から2連勝。7. 逆転で4勝め獲得のPN2鎌田卓麻 選手。8.PN1では今年からCR-Zにスイッチの児島泰選手がクラス初優勝。9.ヒート1 はシャフトトラブルに見舞われるも、優勝。速さ健在をアピールのSC1笹本俊選手。
10. 昨年のJAFカップ覇者、岩下幸広選手はゲンのいい切谷内で今回も2位入賞。
11.「ちょっとずつミスした。勝てた一戦でした」。D部門目黒亮選手は2番手に甘んじた。
くなかった(笑)。今日はPN1のタイムも凌げた ので、ある程度は満足だけど、もっと進化させ
今日のコースなら、内周で 挽回できると思っていました
荻原吉雅選手(PN1クラスで全日本初優勝)
「野沢は、内周が勝負なんです。今日のコースも たとえ外周で離されても、後半の内周で1秒は詰め られると思っていたのでチャンスはあると思ってま した。ここは車速やライン通りを全体的にマネージ メントしないと速くは走れないので先を見通した走 りが必要なんです。それができたのが勝因ですね」
ないと」と川島選手。今庄でのチャンプとの直 接対決が楽しみになってきた。
N1クラスは、切谷内で坂井義浩選手が、野 沢では岡翔太選手がともに今季2勝めをマー ク。すでに2勝をあげている細木智矢選手を加 えた三つ巴となることが決定的になってきた。 合計得点では坂井選手が一歩リードするが、 今年まだ4戦しかエントリーしていない細木、 岡の二人は残り2戦のポイントが丸ごと加算さ れる形だ。ともに20代の若さながら、参戦し たイベントはすべて表彰台をさらっているだけ に、最終戦までもつれることは必至の情勢だ。 SA1クラスはともにDC5インテグラを駆っ
てタイトル争いをしている中島孝恭、稲葉幸嗣 の二人を尻目に、切谷内ではEK9シビックの大 栗一也選手が、「中島さんに“もうシビックの時 代は終わったから”と言われたので奮起しました (笑)」と気迫の走りを見せて5年ぶりの優勝。 野沢でも地元長野のシビックマイスター、飯 島千尋選手がヒート1、ぶっちぎりの速さを見 せたが、「2本めは2カ所ほどクルマが滑って止 まらなかった」と不本意な走りに。「ラインを大 きく取れる所でDC5の良さを生かせた」という 稲葉選手がヒート1の4番手から大逆転で今季 2勝めをあげ、シリーズリーダーの座も手にし たが、残り2戦はライバル中島選手の地元北陸 が舞台。このクラスも最終戦までもつれる可能 性が高くなってきた。
第6戦野沢/12.SA2は荒井信介選手が今季初勝利。ポイントリーダーの北 村選手と同点首位に。13.3戦ぶりの勝利を飾った谷田川敏幸選手。14.N2は 黒木陽介選手が今季2勝め獲得。第2戦から連続して表彰台をキープ。15.N1 は92タイヤで勝負に出た岡翔太選手が開幕戦に次ぐ2勝めをあげてタイトル レースに宣戦布告。16.SC2吉村修選手は第3戦から4戦3勝と抜群の安定感 を見せている。17.SA1の中部の若手、崎山晶選手は2位に入り、自己最上位 を更新。18.D部門河内渉は今季最上位の2位獲得。
19.SC1大西雅也選手は あと一歩のところで大金星を逃した。
20.SC1は工藤清美選手が逆転で今季3 勝め獲得。21.SA1は稲葉幸嗣選手が優勝し、シリーズリーダーに立った。 22.PN1は荻原吉雅選手が地元の一戦を制して全日本初優勝。
4 5 8 10 11 9 6 7 12 15 16 13 14 18 20 19 22 21 17
未来を拓け! オートテスト、 発進
~注目の新スピード行事、そのJAPANオリジナルの形とは?~ この7月、JAFが新たに導入した新たなスピード行事競技 「オートテスト」に関するイベントが、3つの会場で開催された。 英国を源流とするこの競技を、いかに日本独自の形に アレンジして発展させていくか。関係者の取り組みを追ってみた。 レポート/大谷英樹 フォト/加藤和由、森山良雄、山口貴利
特集 38 2015 10 JAF MOTOR SPORTS
オートテストは
、“クルマで
遊ぶ ”を コンセプトとした JAF の新種競技です
JAF モータースポーツ部 部長 樋山良毅
JAF はこれまでもツイントライアルやサーキットトライアルといった新種
競技を導入してきました。オートテストはそうした流れを受ける形で、昨
年の初頭から導入を本格的に検討してきた競技です。
オートテストは本場の英国では半世紀を超える歴史を持つ競技です
が、私自身は 1994 年に初めてこの競技に触れました。実はオートテスト
は 1990 年代の終わり頃に、一度、スピード行事部会で導入を模索した
ことがあるのですが、当時は具体化までは至りませんでした。
グラスルーツモータースポーツを活性化させ、多くの人々にモーター
スポーツへ入門してもらおうと考えた時に、いまのモータースポーツは
敷居が高いね、といった声をよく耳にしますよね。オートテストは、その
“敷居”を取り払って、まずはクルマで遊びましょう、というベーシックな
スタイルを提案する競技なんです。
ヘルメットがなくても大丈夫で、2 名乗車もOK。そしてコース公認
も不要、というのは従来の JAF の公認競技の概念から大きく逸脱するも のですので、様々な議論があったのも事実です。
JAF 公認の新種競技(競技格式:クローズ ド、地方および準国内)としてオートテストが導 入された背景には、自動車運転免許を取得した ドライバーのスキルアップと同時に、日常の安 全運転への貢献という目的がある。もちろん、 モータースポーツ文化のさらなる発展をも目指 すものだ。
オートテストは英国がその発祥であり、JAF 公認のスピード行事のひとつとして今年度から 全国各地で本格的に開催される。競技コースは ジムカーナの縮小版といったイメージに近い。 ただ、最大 200m×200m の区画にコースが 設けられ、瞬間最高速度が 50km/h 以内で、 スタート後は 50m 以内に方向転換するレイア
2015.7.5「Be-とる」
オートテストが国内開催されるのに先立ち、7月5日に 体験版オートテストがドライビングパレット那須(栃木 県)で実施された。国内Bライセンス講習会「B-とる」に
ただし、この競技はコースや直線の 全長を規制していますし、例えばフィ ニッシュラインを跨いで止まるような設 定も可能とするなど、非常に安全に配 慮した競技である、ということに注目し てほしいと思います。
欧州では高速道路のサービスエリ アの敷地内で開催もしていますが、私 もそうした駐車場のような小さなスペー スで開催されるような形でポピュラーになっていけばいいんじゃないかと 思っています。また欧州では参加者が自分の走行を終えた後にオフィ シャルをやってみるというイベントもあります。
オーガナイザー、エントンラントが、それぞれの立場を超えてアイデ アを出し合って新しいクルマ遊びの形を作っていく。オートテストがそう いう場になってくれることを望みたいと思います。
ツライセンスの有無も問われない。
ウトとなるように定められているなど、全般的 に速度域が低く、すぐに覚えられる単純なコー スレイアウトが特徴だ。
また、リバースギアを使う区間があるのも、 既存のモータースポーツにはなかったオートテ ストの大きな特色となっている。コースは事前 公開されるルールとなっており、ジムカーナの ような慣熟歩行も基本的に設けられない。
運転免許と保安基準に合致するナンバー付き 車両があれば特別な装備が必要なく誰でも参加 できる。極端な話、買い物のついでにオートテ スト参加しちゃいました、というようなことも 近い将来は可能になりそうな、そんな手軽さが 最大の魅力だ。クローズドならモータースポー
会場:ドライビングパレット那須(栃木県)
併せて行なわれたもので、40名近いエントリーがあった。 ドライビングパレット那須は初心者から楽しめるターマ ックコースであり、コース内の常設コースとパイロンコー スを併せて使い、コース設定され た。事実上、国内初開催とあり、こ の日は全日本ジムカーナ選手2名 が招待され、デモ走行と併せてコ ースチェックを行なっていた。
コースは、スタート後に約50m 先にクランクが設けられ、そこから スラローム、ヘアピン、S字と続く。 そして、オートテストの大きな特色 であるリバースギアを使っての“車 庫入れ区間”が設けられ、そこから 再び前進してフィニッシュを迎える というもの。これを2ヒート行なっ た。体験版ということで正式なタイ ム表示はなかったが、スタートから
必然的に参加できる車両も多岐にわたり、例 えば下記で紹介している那須のイベントでは特 殊な例としてマイクロバスが“参戦”し、次ペ ージで紹介するスナガワでは車高を上げたクロ カン 4WD、また名阪ではトラックのエントリ ーもあった。走行前の車両チェック(車検)はも ちろんあるが、自分が普段使っているクルマで そのままでトライできる競技となっている。
コースは JAF のオートテスト開催要項に則 って決められ、参加することで正確な運転操作 によるスキルアップが見込める。
実際に筆者も名阪スポーツランドのお試しコ ースを走ってみた。
スタート直後にスラロームあり、ヘアピン(U ターン)ありのコースレイアウトとなったそれ は、ジムカーナそのものの雰囲気を思わせた。 瞬間最高速度が 50km/h 未満であり、最長
フィニッシュまでタイムは1分以内が多く、タイムの速 い参加者で43秒台をマークしていた。なお、走行中の パーキングブレーキの使用は禁止となっていた。短い区 間の中にクルマをコントロールする要素がたくさん詰ま ったコースレイアウトであり、モータースポーツ初参加 者も当日は大いに楽しんでいた。
Bライ講習会参加者が、オートテストを初体験。“車庫入れ”に悪戦苦闘
! 、
39 2015 10 JAF MOTOR SPORTS
これまでになかった、お手軽な体験型 イベントをいかに作り上げていくか
でも50mごとにパイロンが立てられ、方向転 換を行なうように設定されたコースは単純であ り、低速域で走りやすく、ヒヤリとするような ポイントがない。
しかし、通常の走行では避けるべき急発進、 急制動といった動作はモータースポーツならで はのもの。手軽とはいえ1本めより2 本めと、 「どうすればもっと速く走れるだろうか?」と、 タイムを縮めるための手立てを考え、気が付け ば夢中になっていたほどだ。
パイロンタッチはペナルティ(タイムの加算) があり、スタート時、走行中の緊張感ももちろ んある。ただ、ヘルメットを着用していないせ いだろうか、全体的にリラックスして楽しめる ところも印象として残った。
ちなみに車庫入れは思いのほか難しい。4 輪 すべてを入れてコースへ復帰するわけだが、車 庫を“いち早く出入りする”という、非日常的な
運転操作はミスを誘発する。車庫入れからの発 進でエンストしたり、シフトミスなんてパター
ンも多く見かけた。実際、プリウスで走った筆 者も慌ててしまい、Dレンジへのシフトになかな か入らなかった。ミスを犯せば克服したくな る。ゆえにもっと走りたくなるというものだ。
主催者側もコース設定や、運営面での工夫 が見られる。
ドライビングパレット那須では、常設のコー スを併用し、比較的テクニカルな要素を加味し ていた。参加者の競技以外でもプロドライバー によるデモラン、さらには MCも務めてギャラ リーを大いに盛り上げるなど、走って、見て楽 しめるイベントとして成立させていた。
コース作り、試走を担当した全日本ジムカー ナに参戦中の西野洋平選手は、「車庫入れ以外 はジムカーナに近い競技です。スタートからフ ィニッシュまですべてを楽しめますね。自分の クルマがどれぐらい小回りして走れるのかとか、 性能も知ることができます」とコメント。
また、フェアレディ Z で見事なデモランを披 露した全日本ジムカーナドライバーの河本晃一
JAF北海道ジムカーナ選手権と併催。初の公認競技会に31名がチャレンジ
去る7月12日、北海道のオートスポーツランドスナガワ では、早くも公認競技としてAG.メンバーズスポーツクラ ブ北海道が主催する「第1回オートテストチャレンジ2015」 が開催された。この日はJAF地区戦となるジムカーナも開 催され、これと併催される形で行なわれた。エントリーは 31名でジムカーナ参加者、ホームページ等の告知を見た参 加者が集まった。クラスは気筒容積が2000cc以下(AT、 CVT)のクラス1、2000cc以上(AT、CVT)のクラス2、 2000cc以下(MT)のクラス3、2000cc以上(MT)のクラス 4、さらにレンタカーのクラス5まで5つに分けられた。 コースはパイロンのみで設定され、AとBのふたつのコー
スがあった。コースA、コースBともに注目はもちろんオー トテストの特色であるリバースギアを使う後退区間が設けら れている所で、それぞれ2ヶ所が設けられた。2ヶ所のうちひ とつが車庫入れとなり、さらにコースBでは長い距離を後 退するという非日常的な運転技術を要するコース設定で面 白味を一層、加えていた。パイロンコースゆえにドライバー がコースを認識しやすいように、車庫入れゾーン等にブロ ック状の仕切りを置き、また、4輪すべてが車庫入れゾーン に入ったと判断できる目印をパイロンの先に設けるといった 工夫も見られた。コース図と実際のコースを確認すれば誰 もがミスコースせずに走れる内容だった。
実戦を想定して“縦列駐車”セクションも模索。また実況の方法もテスト
名阪スポーツランドでは、7月18日に「オートテストお試し 会」が実施された。これは前出のふたつのイベントとは異な り、主催者のRC-NARAのクラブ員が若干名参加しての 非公開で行なわれた。本格的に始まるオートテストの競技 内容を吟味し、より楽しいイベントとして成立させることを 目的としたものだ。コースは名阪スポーツランドのDコース
に設置され、広場状のスペースの中にパイロンコースが作 られた。コースはスタート後、すぐにスラロームがあり、ヘ
アピン、さらにヘアピンを通過したのち車庫入れ、スラロー ムをクリアしてフィニッシュという単純なものだった。スタ ートからフィニッシュまでゆっくり走っても1分あれば十分 走れるコースとなった。
車庫入れでは、前進で入って後退で出るパターンと、そ の逆パターンもチェックされた。さらにスタートとフィニッ シュ、方向転換するポイントのパイロンを色分けするなど の工夫も見られた。また、参加者を盛り上げるべくマイク パフォーマンスにも力を入れるべきとの考えから、選手紹 介や走行の模様だけでなく、1名の同乗が許されるオートテ ストゆえに同乗しての“実況中継”もテストが行われていた!?
選手は、「誰でも楽しめる、安全性の高い競技 です。ジムカーナ、ダートラの登龍門としてク ルマを操る楽しさをオートテストでまずは知っ てもらいたいです。繰り返し走ることによりス キルアップもできますよ」とコメントしてくれ た。 全日本ダートトライアル選手権で活躍するベ テランの炭山義昭選手は、「参加者の年齢層の 広さに驚きました。皆さん真剣に走っているし、 MCも聞いて楽しんでいましたね。ステップア ップにも役立つオートテストの今後が楽しみで す」と期待を寄せていた。
一方、オートスポーツランドスナガワでは公 認競技として初開催とあってふたつのコースを 用意。2ヒートずつ、計 4ヒートで参加者を楽 しませた。
当日、審査委員長を務めた JMRC 北海道ジ ムカーナ部会長の石川和男氏は、「初の開催と なったわけですが、エントリーされた方の層の 幅の広さに驚きました。手軽に参加できるとこ
オートテストの本番では、走行に加えてギャラリーとしても 楽しめるイベントになりそうだ。
2015.7.18「オートテストお試し会」
名阪スポーツランド(奈良県)
2015.7.12「第1回オートテストチャレンジ2015」 オートスポーツランドスナガワ(北海道)
2本めはうまく走れました。講師(!?)に感謝です。
コースを覚えるだけでも楽しかったです
「西野選手に同乗してもらいアドバ
イスをいただきました。1本めは1コー
ナーのクランクが難しいと思ったけれ
ど、2本めの走行でうまく走れ、西野 選手に褒めていただきました!!」とコメ ントするのは、フォレスターで参加し
た長岡千恵さん。クルマが大好きで、 走りに興味があるという長岡さん。昔 はちょくちょく走りにも出かけていた
そうで、本格的にモータースポーツを
始めるべく国内Bライセンスの取得と 同時に走れる「B-とる」に参加。オー トテストはコースを覚えるのも楽しか ったとか。今後はクーペかセダンに乗 り換えてJAF公認のドリフト競技にも エントリーしたいという。
バックギアでの走行が思ったより難しかった。
コースを覚えるのも簡単ではなかったです(笑) 免許を取って4年め。3年前からサーキットの走行会 などにちょくちょく参加している棟方大地さん。「サー キット走行に比べてスピードが低く、バックギアも使う ので最初は緩い内容だとは思いましたが、バックが難 しかったですね。普段はこんなにバックで長く走るこ となんてないですしね。それに、コースを覚えるのが 簡単だと聞いていましたが、案外難しかったです。実 際に走ってみるとコース図とは違うなと思いました。自 分では4本中、3本めが一番うまく走れたと思います。 またチャンスがあれば出たいですね」とコメント。英国 生まれのオートテストはミニが似合う。
ダートラを昔やっていましたが、コースを 覚えるのが、難しかったですね(笑)
エンジンルームを見せてもらうと、吸気系、補強系にと手を加えて愛車 のミライースを楽しんでいる照喜名勲さん。カラーリングを統一し、見た 目の仕上がりにもこだわりがある様子。今回は走って国内Bを取得できる から申し込んだそうで、オートテストを終えた感想は、「学生時代にはダー トラの経験もありますが、コースを覚えるのがけっこう大変でしたね」。1本 めは「コースを覚えた てで緊張した」とかで 1コーナーでミスをし てしまった。しかし 「2本めがうまくいき、 とても面白かったで す。またオートテス トや走りのイベント にエントリーしたい ですね」とコメントし てくれた。
イベントはホームページで知りました
誰でも楽しめる参加しやすさが○ですね モータースポーツが好きで、ラリーやジムカーナに 注目しているという瀬尾毅さん。「今年の始めにBライ を取得し、ホームページでオートテストがあると知っ てエントリーしました。とても面白かったです。クルマ の性能差による影響もあまりなく、誰もが楽しめると 感じました。参加しやすい所も良いですね。実際に走 ってみて、普段慣れていないバックが難しいと思いま した。コースAよりコースBの方が難しかったですね。 これからも参加しようと思っています」とコメントして くれた。瀬尾さんはオフィシャルにも興味があり、ライ センスの取得に向けてこの方面でも勉強中だ。
ろが大きな要因なのだと思います。コースとし
ては、もう少し難しい方が楽しいのかなぁとか、 初心者ならこれぐらいがいいだろうと、色々な 案がこれから出てくるでしょうし、採点方法も含 めて検討の余地がありますが、始まったばかり の競技ですし、オートテストの楽しさをもっと広 めていければいいですね」とコメントしていた。
名阪スポーツランドで行なわれた「オートテ ストお試し会」では、タイムトライアルのほか、 主催者があらかじめ走行タイムを設定し、これ にいかに近づけて走ることができるかという、 アベレージラリーのような方式で順位を決める 検証も行なっていた。また通常のバックで入る
車庫入れではなく、縦長の限られたBOX に縦
車庫入れでは運転の基本が学べて 良かった。スキルも再認識できました スカイラインGT-Rでエントリーした熊本祐希さんは念願の愛車を昨年 購入。国内Bライセンス取得を兼ねてチームの数名でエントリーした。「オ ートテストは車庫入れもあって、改めて運転の基本の大切さを知ることが できました。それと同時に自分のスキルも知ることができて良かったです し、内容もとても面白かったです」とコメント。体験版ということで正式な タイムこそ掲示され なかったものの、43 秒台という速いタイ ムで走ることができ た様子。国内Aのラ イセンスの取得も目 指す熊本さん。大好 きな愛車でこれから 本格的にモータース ポーツを始めると意 気込んでいた。
ショップの経営者でもある小野寺俊さんはジムカー ナとWエントリーした。「正直、ジムカーナと比較して 優しい競技だろうな、なんて甘く考えていましたが、 思いのほか楽しかったです。この楽しさは実際に走っ てみないと分からないでしょうね。ジムカーナと比較 すると物足りなさは当然ありますが、仲間うちで参加 すればワイワイと楽しめるんじゃないでしょうか。サー キット、ジムカーナと、お客さんに、クルマで走ると 楽しいよと、啓蒙活動もしていますから(笑)、手軽に 楽しめるオートテストは大歓迎です。独自のルールを 決めたりすればもっと楽しくなるんじゃないですかね」
列駐車の要領でバックで入れるセクションを設 定、参加者がその難易度を検証するという方法 もテストしていた。
どうすればオートテストがもっと面白い競技 になるのかという点について、主催者側もまだ 試行錯誤している段階のようだ。
だが、実際に参加者の声を拾ってみると、一 様に「面白い!」とオートテストの感想を述べて いた。総じてふたつの大会を見る限りでは、初 めて走ったという参加者にとっては当然難しく、 反対にジムカーナなど本格的にモータースポー ツを始めている参加者にとっては物足りない側 面もあったようだが、既存のモータースポーツ にはなかったリバースギアを使う区間がポイン
どんなクルマでも楽しめるのがオートテストです
田畑邦博 JAF スピード行事部会長に聞く 英国のオートテストをYou Tube等で見ると屋根を切ったクルマ が出てきたり(笑)と結構、過激ですよね。ですから今回の導入につ いては、英国の規定をベースにしつつ、日本に馴染むような形に全 体的に変えて行ったという形です。ただ最初からあまり細かくやる と、皆、興味を示さないでしょうから(笑)、まず始めてみて、変更 が必要な所はこれからやっていきましょう、ということです。
例えば最大直線長が200mというのは日本独自の規定です。スラ ロームやリバースギアを使う設定を考えるとこれくらいは必要かな、 と。またガイドラインについてはAT車やCVT車を想定して改定し た部分もあります。AT車はフットブレーキだからサイドが引きにくい というような、ジムカーナ的なイメージでは元々噛み合わないのが オートテストという競技です。
どんなクルマが来ても対応できるコースで、どんな参加者でも楽 しめる。クルマの性能差では決まらないので、自分のクルマに乗り
ジムカーナにはない設定が、難しかった ですけど、同時に楽しくもありました オートテストの前に行なわれたジムカーナで見事、 優勝した金子智也さん。先日行なわれた全日本ジムカ ーナ第5戦ではN-2クラス3位入賞の実績を持つド ライバーだ。参加車両のS2000はカラーリングが目 立つ競技車両そのもののイデタチだ。「バックの感覚が 難しいですね。真っ直ぐバックして、パイロンのすき 間に後輪だけ入れるとか、ジムカーナでもやりません し、普段の車庫入れでも長くバックするということが ありませんから。見た目以上に難しかったですが、楽 しかったです。オートテストはどんなクルマでも参加 できるところがいいですね」とコメントしてくれた。
トとなり、難しい=楽しいと感じた参加者が多 かったようだ。
また会場では、独自のルールも加えていけば もっと面白味が増すのではと、具体的な提案を する参加者もいた。こうした参加者の声をこま めに拾いながら、主催者と参加者が手を取り合 って作り上げていくのが、このオートテストと いうモータースポーツなのではないか、と改め て認識したという次第だ。
いずれにせよ、オートテストは何よりも参加 して楽しめる競技であることは間違いない。今 後、全国各地の主催者がオートテストの開催情 報を発信していくであろうから、まずは情報を 欠かさずチェックしておきたいところだ。
慣れている人が一番上手いということがあり得る。オートテストはそ んなゲーム感覚で楽しんでもらいたいと思いますね。
私は、クルマで遊んで楽しむということを教えられるのがオート テストの一番いい所だと思っているんです。まず参加して楽しんで もらう。Bライ講習会に来た人には優先的に走ってもらうようにする とか、先日、我々のクラブがやったように、競技会の後に走っても らう。また競技を見に来た人が、その気になってそのまま参加でき るような形があってもいいじゃないですか。
そのために当日受付もOKにするというようなことも現在、検討し ています。体ひとつで行ってレンタカーで走ったら楽しかったから、 今度は自分のクルマでやろうというような形でもいいと思いますよ。
まずは遊べるイベントだということ、そして安全な競技であると いうことをPRすれば、ジムカーナ的な方向に持っていかなくても、 人気が広がっていくはずだと私は思っています。
仲間達と参加すれば、もっとワイワイ 楽しめるイベントだと思いますよ
参加者の皆さんに聞いてみました。“オートテスト、楽しめました?”
42 2015 10 JAF MOTOR SPORTS
※上記の車両公認申請は、現在、FIAへ申請中です。発効日等のお問い合わせはJAFモータースポーツ部までお寄せ下さい。
VF:供給変型、VO:オプション変型、VP:プロダクション変型、ET:正常進化、ES:スポーツ進化、ER:誤記訂正、 V�:����ー変型、�S:スー�ー����変型、�R:�ー����ー�ー変型、VR:��ープR変型、EVO:進化
Aライセンス講習会 日程
089-924-0220 ドライバーズ・クラブ・ルーキー
政幸 03-3611-6687 TMAC 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡
泰寛 0155-52-3910 十勝スピードウェイクラブ
公認審判員講習会日程
¥20,000/ ¥24,000
¥20,000/ ¥23,000
43 2015・10JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ 車両公認一覧 [公示No2015ー089] JAF公認№ 申 請 内 容 申請分類 グループ 型 式 車 両 名 会 社 名 JA-215 ER 21/5 ランニングギア FIA A ER FN2 CIVIC TYPE R 本田技研工業㈱ � JG-005 VF23/3 日産自動車、及び、レインライトのサプライヤー 都合による部品仕様の変更 FIA GT3 VF R35 GT-R 日産自動車㈱ � JA-226 VR3 1/1 R�C変型 FIA A VR3 ZN6 GT�� トヨタ自動車㈱ � JA-226 VO 2/1 DOOR FOAM FIA A VO 〃 〃 〃 � JA-226 VO 3/2 GLAZING 〃 〃 〃 〃 � JA-226 VO 4/3 SAFETY CAGE 〃 〃 〃 〃 � JA-226 VO 5/4 BODY SHELL 〃 〃 〃 〃 � FT-104 新型申請 FIA T2 新型 VDJ200 トヨタランドクルーザー 〃 � FT104 VO 1/1 ファイナルドライブ、ルーフベント FIA T2 VO 〃 〃 〃 �
教材費 受講料����� 主任講師 申込先 種別 開催場所 時間 開催日 実費 ¥12,500 田村 喜久男 982-8692 宮城県新仙台郵便局私書箱20号 にっかわくらぶ事務局 080-3192-8147 技術・コース 計時 A1/A2/B1/B2 スポーツランドSUGO 宮城県柴田郡村田町 9:00~ 16:30 11月1日 実費 ¥12,000 古賀 修 849-3216 佐賀県唐津市相知町町切537 ケイ.アール.エス 090-6290-6570 技術・コース 計時 A1/A2/B1/B2 岡山国際サーキット 岡山県美作市 9:00~ 17:30 11月28日 実費 ¥12,500 大西 周 791-8022 松山市美沢2-5-33 山本自動車工業内 089-924-0220 技術・コース 計時 A1/A2/B1/B2 阿讃サーキット 徳島県三好郡東みよし町 7:00~ 18:00 11月29日
[公示No2015−091] 教材費 受講料 上段:B 所 持 者 下段:B非所持者 主任講師 TEL 申込先 開催場所 時間 開催日 実費 ¥20,000/ ¥24,700 栗田 吉晴 055-967-8878 ソニックレーシング 富士スピードウェイ 静岡県駿東郡小山町 9:40~17:00 9月19日 実費 ¥20,900/ 受講対象外 大西 周
阿讃サーキット 徳島県三好郡東みよし町 8:00~14:00 10月4日 実費
稲村
9:30~17:00 10月12日 実費
十勝インターナショナルスピードウェイ 北海道河西郡更別村 11:00~17:00 10月12日 実費 ¥20,000/ ¥24,000 平塚 由紀人 03-3766-3312 チームクレバーレーシング 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:00~16:30 11月1日 実費 ¥20,900/ 受講対象外 大西 周 089-924-0220 ドライバーズ・クラブ・ルーキー 阿讃サーキット 徳島県三好郡東みよし町 8:00~14:00 11月15日 実費 ¥19,000/ ¥23,000 稲村 政幸 03-3611-6687 TMAC 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:30~17:00 11月25日
小谷
[公示No2015ー090] JAF公認ロールケージ一覧 [公示No2015ー092] 備 考 申 請 内 容 JAF公認№ 会 社 名 レクサス RC F(USC10)用ロールケージ JRH-035-15 トヨタ自動車㈱ � ※上記は��������日�で�認さ�ま��。 ��������
�日��、AS�公認ロー��ー�����効です。���、��す�車両����の���認��い��合�
JAF●JAF国内モータースポーツカレンダー
MOTORSPORTS CALENDAR 10-11
■開催場所の略号:TIS=十勝インターナショナルスピードウェイ SG=スポーツランドSUGO MO=ツインリンクもてぎ T=筑波サーキット SO=袖ヶ浦フォレストレースウェイ F=富士スピードウェイ S=鈴鹿サーキット O=岡山国際サーキット AP=オートポリス ■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方 太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは8月28日までに本部にて受付したものです。 *�:�日�開催�なります�、�曜日は�����の�式��の�で�り、��の���の��は���り�曜日�日 曜日になります。
2015年JAF全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦
18日
18日
2015鈴鹿クラブマンレースRound6
2015SCCNOCTOBERRACEMEETINGinSODEGAURA
SCCN(03-6809-1190)
N1,NE,NR-A D
スーパー耐久シリーズ2015第5戦
鈴鹿サーキット
NRC、SMSC、㈱モビリティランド (059-378-3405)
C
24日~25日 MO
25日
25日
30日 ~11月1日
2015もてぎチャンピオンカップレース第5戦
JMRC東北レースシリーズ第5戦
2015SUGOチャンピオンカップレースRd5
S-FJ,N1,NE,NR-A D ㈱モビリティランド、M.O.SC. (0285-64-0200)
25日 SG
㈱菅生、SSC(0224-83-3111)
JCCA(048-458-6660) JCCAクラシックカーフェスティバルエンデュランス筑波ミーティング
2015SUPERGTRound7
SUPERGTIN KYUSHU
2015FIA-F4選手権inオートポリス第11戦、第12戦
2015富士チャンピオンレースシリーズ第5戦 31日 ~11月1日 11(NOV)
SUPERCARRACESERIES 11月 3日
APC、㈱オートポリス、 ㈱GTアソシエイション (0973-55-1111)
NR-A D
F S-FJ,F4,N1,N2,NE(FJ1600),NE,NR-A D 富士スピードウェイ㈱、FMC、 MSCC(0550-78-1234)
富士スピードウェイ㈱、FMC、 ㈱SCRJAPAN(0550-78-1234)
FIA-GT3,NE D
F
2015年全日本選手権スーパーフォーミュラ最終戦 第14回JAF鈴鹿グランプリ
2015SUPERGTRound8 もてぎGT250㎞レース
2015ゴールドカップレース第5戦
2015年JAF筑波スーパーFJ選手権第6戦 ロードスター・パーティーレースⅡ第5戦 筑波エキサイティングディ2015
2015OKAYAMAチャレンジカップレース第5戦
SF NR-A A C NRC、SMSC、㈱モビリティランド (059-378-3405)
6日~8日 * MO
FIA-F4 A D ㈱モビリティランド、M.O.SC. ㈱GTアソシエイション (0285-64-0200)
JAF-GT,FIA-GT
㈱岡山国際サーキット、AC (0868-74-3311)
44 2015・10JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 1 01 1
●レース RACE 10(OCT) 場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 TIS N1,NE,NR-A D TOSC、MSF㈱(0155-52-3910) 2015北海道クラブマンカップレース第4戦 10月 4日 F LMP-1,LMP-2,GT-Endurance,LMP3, FIA-GT3 A 富士スピードウェイ㈱、FMC (0550-78-1234) 2015FIA WorldEnduranceChampionship6HoursofFUJI 9日~11日 O S-FJ,N2,NE(FJ1600),NR-A D ㈱岡山国際サーキット、AC (0868-74-3311) 2015OKAYAMAチャレンジカップレース第4戦 11日 AP S-FJ,NE,NR-A D APC(0973-55-1111) 2015ゴールドカップレース第4戦 11日 SO NE D ㈱SCR・JAPAN(046-265-0522) 2015SUPERCARRACESERIESRd8/Rd9 11日 SG SF F3 S-FJ,NR-A A C D ㈱菅生、SSC(0224-83-3111)
スポーツランドSUGO 16日~18日 * S東 F4,S-FJ,N1,NE,NR-A D
2015年JAF全日本フォーミュラ3選手権第16戦&第17戦 JAF菅生スーパーFJ選手権第5戦
ARC、SMSC(0566-82-3535)
SO
S NE(スーパー耐久)
T NE(クラシックカー) D
AP JAF-GT FIA-F4,NR-A A D
S
13日~15日 AP S-FJ,NE D
APC(0973-55-1111)
15日 T N1,NE,NR-A D
2015SCCNNOVEMBERRACEMEETINGinTSUKUBA 15日 T S-FJ,N1,N2,NE(FJ1600),NR-A D B-Sports(03-5487-0735)
SCCN(03-6809-1190)
22日 O S-FJ,N2,NE(FJ1600),NR-A D
29日
RALLY 10(OCT)
2015年JAF東日本ラリー選手権第7戦
JMRC東北ラリーシリーズ最終戦 2015,MSCあきたターマックラリー
2015年JAF中部・近畿ラリー選手権第6戦
2015年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ第4戦
2015年JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ第4戦
第31回シロキヤラリーin豊根
2015年JAF九州ラリー選手権第5戦
2015年JMRC九州ラリーCHシリーズ第5戦 EAST九州2015
2015年JAF北海道ラリー選手権第7戦
2015年JMRC北海道ラリーシリーズ第7戦 とかち2015
JMRC関東群馬ラリーシリーズ第5戦 第61回チームif山岳ラリー
RC大分(0972-63-6695)
RTC(0155-47-0202)
16日~18日
2015年JAF全日本ラリー選手権第8戦
第43回M.C.SC.ラリーハイランドマスターズ2015
M.C.SC.(0263-71-2505)
17日~18日
24日~25日
2015年JAF中四国ラリー選手権第4戦 2015年JMRC中国・四国ラリーシリーズ第4戦 第25回チェリッシュつちの子ラリーinにいみ2015
TCHERISH(086-485-1866)
RN,RJ,RPN,RF,AE
RN,RJ,RPN,RF,RB
17日 茨城(110)
RC.G.M(029-229-1932) 「第31回光圀ナイトラリー」
2015年JAF東日本ラリー選手権第8戦 JMRC関東長野県ラリーシリーズ第5戦 第34回八子ヶ峰ラリー2015
TR-8(03-3643-5783)
RN,RJ,RPN,RF,RB E
RN,RJRPN,RFAE D D
RN,RJ,RPN,RF,AE
東日本 長野(250)
2015年JAF九州ラリー選手権第6戦
2015年JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第6戦 ひむかラリー2015
R-10-N(0982-37-0253)
RR,RB D D
RN,RJ,RPN,RF,AE
24日~25日 京都(120)
九州 宮崎(160)
2015JMRC近畿アベレージラリーシリーズ第6戦 ヒストリック関西ラリー
2015年JAF全日本ラリー選手権第9戦 新城ラリー2015
THUNDERS,FERIAS,KTUAC (072-822-3346)
MASC(0561-63-0103)
RR,RN,RJ,RPN, RF,AE,F E
23日~24日 全日本 愛知(300)
C C
RR,RN,RJ,RPN, AE
RR,RN,RJ,RPN, RF,AE,RB
2015年JAF中部・近畿ラリー選手権第7戦
2015年JMRC近畿・SSラリーシリーズ第3戦 第36回神大ラリー
TEAM-SHINDAI(080-3706-8798)
RR,RN,RJ,RPN, RF,AE
RR,RN,RJ,RPN, RFAE
14日~15日
21日~22日
JMRC関東長野県ラリーシリーズ第6戦 FRCRallyMountainCross
第10回JMRCオールスターラリーフェスティバルin九州 JMRC全国オールスターラリーフェスティバル サファリin九州
JMRC関東群馬ラリーシリーズ第6戦
MSCCラリーinMIKABO
FRC(0265-76-8162)
RC大分,FMSC(0972-63-6695)
7日~8日 大分(150) RN,RJ,RPN,RF, AE,RB
MSCC(03-3414-0176)
2015年JMRC近畿SSラリーシリーズ第4戦 チームモアラリーin滋賀'15
TEAM-MORE(0749-48-0515)
RR,RN,RJ,RPN, RF,AE D
21日~22日 千葉(200)
28日~29日
JMRC関東イーストラリーツアー第5戦 第32回RBACサンデーラリー
第53回ACKKITNIGHTRALLY JMRC九州ラリーチャレンジシリーズ第7戦 学生チャンピオンシリーズ
RBAC(0436-43-5044)
ACK(093-881-3933)
RR,RN,RJ,RPN, RFRB D
28日~29日 福岡(120)
RN,RJ,RPN,RF, AE,RB D
45 2015・10JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 1 01 1 ●ラリー
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 東日本 秋田(250) RN,RJ,RPN,RF,AE D AKITA(018-839-0834)
10月2日~4日 中部・ 近畿 愛知(160) RN,RJ,RPN,RF,AE D SHIROKIYA(0565-28-6524)
3日~4日 九州 大分(150) RN,RJ,RPN,RF,AE RR D D
3日~4日 北海道 北海道(100) RN,RJ,RPN,RF,AE RN,RJ,RPN,RF, AE,RB D D
群馬(180) RN,RJRPN,RF AE,RB,(F) D
10日~11日
チームif(0276-74-2356)
全日本 岐阜(420) RN,RJ,RPN,RF, AE RB C C
10日~11日
中四国
岡山(200)
D
D
中部・
30日 ~11月1日 11(NOV)
近畿 兵庫(160)
D D
11月7日~8日 長野(100)
D
RN,RJRPN,RF AE,RB
D
群馬(145)
D
RN,RJ,RPN,RF, AE,RB
滋賀(100)
GYMKHANA,CIRCUITTRIAL,DRIFT
10(OCT)~11(NOV)
●ジムカーナ●サーキットトライアル●ドリフト
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。
北海道地方
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 北海道 新千歳モーターランド PN,N,SA,B,SC, AE D C.SC.C(011-873-2072)
2015年JAF北海道ジムカーナ選手権第7戦
2015年JMRC北海道ジムカーナチャンピオンシリーズ第7戦
2015年JMRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第8戦
2015年JMRCオールスター選抜第7戦
コクピットチャレンジジムカーナ
10月 4日 十勝インターナショナルスピードウェイ B,AE E TOSC(0155-52-3910)
4日
JMRC北海道サーキットトライアルシリーズ
2015年TOKACHIサーキットトライアル第3戦
4日 十勝インターナショナルスピードウェイ
B,D E B-Sports(03-5487-0735) マツダファン サーキットトライアル(北海道ラウンド)
=サーキットトライアル
東北地方
開催日 東北 スポーツランドSUGO西コース
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名
2015年JAF東北ジムカーナ選手権第7戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第7戦
2015年JMRC東北ジムカーナシリーズ第8戦
D SSC(0224-83-3111)
PN,N,SA,SC, AE
P,B
10月 4日 エビスサーキット南コース
マルイコンタクトレンズカップ
2015宮城・福島3トライジムカーナシリーズ第9戦
(1日で取得Aライ講習会も有り)ATクラスも有り
23日
2015年東北モータースポーツフェスティバルinエビス
VICIC東北スーパースラローム2015
関東地方
10月 4日
P,PN,N,SA,B, AE E TNEMOTO(0246-26-3611)
11月 8日 エビスサーキット西コース B D 奥州VICIC(022-225-5037)
競技会名 開催日 関東 茨城中央サーキット
2015JAF関東ジムカーナ選手権第10戦
JMRC関東オールスターシリーズ第10戦
JMRC全国オールスター選抜第10戦 ICCスパークリングジムカーナ
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
PN,N,SA,SC,D, AE D ICC S(0299-43-6391)
10~11日
12日
全日本 本庄サーキット PN,N,SA.SC, AE C RRC群馬(027-388-2295) 2015年JAF全日本ジムカーナ選手権第8戦 RRC群馬スペシャリストジムカーナ IN 本庄
2015年JAF筑波サーキットトライアル選手権第3戦
東関東サーキットトライアル inつくばSr5
DUNLOPDXLスカラシップ タイヤセレクト小平CUP⑤
TMAC Aライセンス講習会サーキットトライアル付き⑩
ツセンター、TMAC (03-3611-6687)
17~18日
2015D1グランプリシリーズ第6戦お台場大会 23~24日
11月 1日
1日
15日
22日
25日
PN,SAB D 一般財団法人日本オートスポー
B,AE
筑波 筑波サーキット コース2000
B,D D TDMC(03-3656-6166) TDMCドリフトマッスル2015第6戦間瀬大会
B,D D 株式会社 サンプロス (03-5287-2939)
日本海間瀬サーキット
江東区 特設会場
PMC・S本庄サーキットトライアルR2
2015年もてぎジムカーナシリーズ第4戦
2015クレバーサーキットトライアル in筑波 第5戦 -Aライ講習会付-
2015年 JMRC関東ジムカーナフェスティバル inICC
2015年JAF筑波サーキットトライアル選手権 第4戦 筑波エキサイティングディ2015
TMAC・Aライセンス講習会 サーキットトライアル付き⑪
28~29日 =サーキットトライアル
TDMCドリフトマッスル2015第7戦日光大会
B,N D PMC・S(03-3863-3378)
PN,N,SABSC, D E SHAKEDOWN (0287-96-4505)
B E CLEVER(03-3766-3312)
ICC・S(0299-43-6391)
D,AE D
PN,N,SA,B,SC,
本庄サーキット
31日 ツインリンクもてぎ北ショートコース
筑波サーキット
茨城中央サーキット
B,AE
PN,SA D B-Sports(03-5487-0735)
B E TMAC(03-3611-6687)
B,D D TDMC(03-3656-6166)
筑波 筑波サーキット
筑波サーキット
日光サーキット
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 富士スピードウェイジムカーナコース
N,B,SC E TMSC(03-3221-9950)
TMSC富士ジムカーナシリーズ2015第4戦 10月 3日 鈴鹿サーキット 国際レーシングコース
B D GSS(03-3403-5050) GSS鈴鹿・サーキットトライアル 4日 中部 幸田サーキットYRP桐山 PN,N,SA,B,SC, D D LIMIT(0566-83-0030)
2015年JAF中部ジムカーナ選手権第8戦
JMRC中部ジムカーナ選手権第8戦
JMRC全国オールスター選抜第8戦 リミットハイスピードジムカーナ
4日 富士スピードウェイ B E 富士スピードウェイ㈱、 FMC(0550-78-1234)
17日 美浜サーキットクニモト PN,N,SA,B E RST(052-802-0647)
2015FISCOSPECIALSTAGETRIALRound2
18日 =サーキットトライアル
2015年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第8戦
RSTGYMKHANA2015
46 2015・10JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 1 01 1
中部地方
近畿地方
10月 18日
競技会名 開催日 姫路セントラルパーク第5駐車場 B D KSCC(06-6327-6522)
2015姫路セントラルパークジムカーナシリーズ第5戦 KSCCジムカーナNo5
オーガナイザー/電話番号
選手権地区 開催場所 競技車両 格式
11月 1日
7~8日
29日
2015“Cartolive”杯 舞洲スポーツアイランドシリーズ TJマイカージムカーナ No4
2015年JAFカップオールジャパンジムカーナ 2015年JMRC全国オールスタージムカーナ
舞洲スポーツアイランド N,B,AE E TJ(072-296-6886)
C LAZYW.S(072-944-8600)
JAF カップ 名阪スポーツランドCコース PN,N,SA,SC, AE
N,B,D
B D KSCC(06-6327-6522) 2015姫路セントラルパークジムカーナシリーズ最終戦 KSCCジムカーナNo6
※10~11月に中国地方、四国地方で開催される競技会はありません。
九州地方
10月 4日
姫路セントラルパーク第5駐車場
競技会名 開催日 九州 スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,B,AE D RTCR(093-591-9377)
2015年JAF九州ジムカーナ選手権第8戦 JMRCオールスター選抜第8戦 スプラインチャレンジジムカーナ2015
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
24~25日
11月 22日
2015年 西日本ジムカーナフェスティバル IN 九州
2015年JMRC九州ジムカーナジュニアシリーズ第7戦
RASCAL秋 2015
DIRTTRIAL,AUTO CROSS 10(OCT)~11(NOV)
スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,B,SC, D D RTCR,T-OM (093-591-9377)
スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,AE E RASCAL(092-621-0664)
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。 ※10~11月に北海道地方、東北地方で開催される競技会はありません。
関東地方
●ダートトライアル●オートクロス
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 モーターランド野沢 PN,N,SA,B,SC, D,AE E ROAD-KNIGHT (0263-26-2545)
長野県ダートトライアルチャンピオンシリーズ第4戦 ロードナイト・ダートトライアル
ロードナイト・オートクロス 11日
10月 11日 モーターランド野沢 SC,D E ROAD-KNIGHT (0263-26-2545)
=オートクロス
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 全日本 輪島市門前モータースポーツ公園 PN,N,SA,SC, D,AE C Three-R(076-276-5753) 2015年JAF全日本ダートトライアル選手権第8戦 ダートスプリント in門前
10月 4日 オートパーク今庄 N,SA,B,SC,D E URARA(0776-78-5821)
2015年JMRC中部ダートトライアル北陸シリーズ第8戦 ザ・イゴのダートラ神無月 25日
※10~11月に近畿地方で開催される競技会はありません。
10月 11日
競技会名 開催日 楠ハイランドパーク PN,N,SASC, D,AE
2015年JMRC中国ジュニアダートトライアルシリーズ第3戦 MCCSダートトライアルJr
2015年JAFCUPオールジャパンダートトライアル JMRC全国オールスターダートトライアル in中国
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
E MCCS(0836-31-4741)
※10~11月に四国地区で開催される競技会はありません。
JMRC九州ダートトライアルジュニアシリーズ第5戦 グラベルマインドダートトライアル2015
JAF カップ テクニックステージタカタ
47 2015・10JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 1 01 1
中部地方
中国地方
PN,N,SA,SC, D,AE C
CCN、TTS(0827-84-2900)
31 11月1日
九州地方 選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 スピードパーク恋の浦 N,SABSC,D D CRMC,MSH
(0949-62-0252)
10月17~18日 スピードパーク恋の浦 N,SA,B,SC,D E GRAVEL(0940-62-1018)
2015JMRC西日本ダートフェスティバル in九州
11月 22日
RACING KART INFORMATION
2016年JAF国内カート競技車両規則(改正概要)
(略)
��.カート競技車両のクラス区分
カートは、使用されるエンジンによって、�の��のカテ ゴリーに区分される。
クラスKF�、K��、K��は�式����上の競技と して、クラスKF�は�式制限付�上の競技として��れな ければならない。
(略)
��.���.(略)
��.エンジン
�)��)(略)
�)��ンプ�ッシ�ンバルブ
エンジン始動段階においてエンジン圧縮を制限するこ
とを唯一の目的とした受動的機械式システムを意味する。
始動段階が終了した場合、バルブは閉じなければならな い。エンジンが始動した状態でカートがトラック上にあ
る場合は作動してはならない。いかなる状況においても、 またどんな時でも、本システムは、規定された最小値を
下回ってエンジン燃焼室の容積を減少させてはならない。
��.���.(略)
(略)
��.(略)
��.重量
�)車両最�重量制限
①カテゴリーFP :FP-Jr :���k�
:FP-JrCadets:���k�
:FP-� :���k�
②カテゴリーFC :FC :���k� :FC-� :���k� �カテゴリーFS-� :FS-� :別途定める �カテゴリーFS-��� :FS-��� :別途定める �カテゴリーKF :KF� :別途定める :KF� :���k� :KF� :���k� :KF� :���k� �カテゴリーOK :OK :���k� :OK-Junior :���k� �カテゴリーK� :K�� :���k� :K�� :���k� ⑧カテゴリーSuperkart:Superkart :���k�����k� �)��)(略) (略) (略)
A…この領域にはいかなる部品も(例えばネジであっ ても)許されない。
B…フッククランプは工具を用いることなく手で開け 閉めできること。
フロントフェアリング取付キットを使用してフェアリ ングをカートに取り付けることのみが認められる。他の 手段は認められない。フロントフェアリングは、自由に シャシーの方向へ後退できなければならず、その動きを 制限するような部品による妨げがあってもならない。
48 2015・10JAFMOTORSPORTS
[公示No2015−K007]
※下線部 改正箇所
:FP-� :���k�
排気量 クラス カテゴリー ���cc FP-Jr FP � ���cc FP-JrCadets ���cc FP-� ���cc FP-� ���cc FC FC � ���cc FC-� ���cc FS-� FS-� � ���cc FS-��� FS-��� � ���cc KF� KF � ���cc KF� ���cc KF� ���cc KF� ���cc OK OK � ���cc OK-Junior ���cc KZ� KZ � ���cc KZ� ���cc Superkart Superkart �
フロントバンパー(上下パイプ)はシャシーに強固に 結合され、表面が平坦でなければならない。フロントバ ンパーの摩擦を最大化するようないかなる機械加工やそ の他の作業は厳重に禁止される。
� .(略)
��������� (略)
�����ブレーキ
すべてのクラスを通じて、少なくとも双方の後輪に同時に作 動する有効な足踏式ブレーキを備えなければならない。ブレー キは、ドラムまたはディスク型のいずれでもよい。
�結する�イヤーおよびロッドは�重にすることが推�され る。
手動操作フロントブレーキは、カテゴリーFCでの装着が禁 止される。
以下のクラスはフロントブレーキの装着が禁止される。
KF�、OK-Junior、FP-Jr、 FP-JrCa�et�、FP-�、FP-�
(略)
��������� (略)
������ン�ン
���.概要
エンジンとは、シリンダーブロック、クランクケース、
��する場合は�ヤボックス、点火システム、�つまたは 複数のキャブレターおよび排気マフラーを含め、走行可能 状態の車両の推進装置一式と理解される。
全てのインジェクション・システムを禁止する。燃料以 外の物質の噴霧は禁止とする。
エンジンは、コンプレッサー他、いかなるシステムの過 給装置も装備されていてはならない。
SuperkartおよびFPについては、空冷または 液冷方式による冷�装置(���ccのシリンダーおよびシリン ダーヘッドのみ)が許可される。液冷方式の場合、水(��O) のみが許可される。
KF�、KF�、KF�、KF�、OK、OK-Jun ior、K��、K��のエンジンは、製造�のカタログ に記載され、CIK-FIAによって設定された書式に基 づく「公認書式」に記載される対象とならなければならな い。この公認書式は、ASNおよびCIK-FIAによっ て証印が押され、署名されるものとする(公認規則参照)。 (略)
��
.��� (略)
���.ウォーターポンプ
カテゴリーFC、FS-���、KF�、KF�、KF�、
KF�、OK、OK-JuniorおよびSuperka rtを除き、ウォーターポンプはエンジンから独立し、エ ンジンもしくはリアホイールアクスルにより機械的に制御 されなくてはならない。
���.キャブレター
(略)
KF�、KF�、KF�、OKおよびOK-Junio rのキャブレター:���を参照。
���.イグニッション
KF�、KF�、KF�およびKF�について、使用さ れる点火装置はインテグレーテッド・レブリミッターを備 えたデジタル方式でなければならない。
OKおよびOK-Juniorについて、使用される点 火装置はインテグレーテッド・レブリミッターを備えたデ ジタル方式で非プログラム式でなければならない。その作 動にバッテリーが必要であってはならない。
ローターが外側にあり、突出し、露出している点火装置 については、回転部分を覆う防護装置が備えられていなけ
ればならない。カートの走行中に、エンジン機能のパラメ ーターを自動制御することを可能とするすべての電子装置 は禁止とする。
審査委員の決定により、エントラントの点火装置を、C IK-FIAまたはJAFにより供給された点火装置と交 換することができる(公認を得た同じモデル)。
OKおよびOK-Juniorを除き、いかなるときも 配線が交換できるようにコネクターが同じであれば、スタ ーターキー・ユニットに替えて、ひとつまたはふたつのス タート/ストップ押しボタンを用いることが許可される。
����������
�)��)(略)
�)KF�、KF�、KF�、KF�、OK、OK-Jun ior:ダクト最大����
K��、K��:ダクト最大����
Superkartでは容量の変化するエアボックスの 使用は禁止とする。
�������
すべてのカテゴリーで、磁気反応鋼材製でなければならない。
KF�、KF�およびKF�においては、排気装置は公認を 得ていなければならない。
OKにおいては、排気装置は特定の単一のタイプ(図No. ��)のものでOK用に公認されていなければならない。ピスト ンと排気入口までの距離は自由。
OK-Juniorにおいては、排気装置は特定の単一のタ イプ(図No.��)のものでOK-Junior用に公認され ていなければならない。ピストンと排気入口までの距離は自由。 (略)
��������� (略) �����ホイールおよびタイヤ ���.ホイールおよびタイヤ �)��)(略)
�)タイヤが制限される特定の車両クラスは別途定める付 則「指定カートタイヤについて」によって指定されたタ イヤを使用しなければならない。
①KF�、KF�、OK、OK-Junior、Sup erkart:CIK-FIA公認タイヤの使用が義 務付けられる。
② (略) �)��)(略)
��������� (略)
�������
� .公認
�)シャシーの公認
��� .に従って、KF�、KF�、OK、OK-J uniorおよびK��のシャシーはCIK-FIAま たはJAFの公認を得なければならない。
�)(略)
� .�� .(略)
� .許容公差
�)エンジン
公認書に記載されている技術的仕様(写真、図、寸法)、 および��� .に従って許可される改造を考慮にいれる ことによって、公認されたエンジンまたはエンジンの部 品を識別できなければならない。
管理のため次の許容公差が許される。
①コネクティングロッドセンターライン ��.���
②ピストンストローク(エンジン組み立て時) ��.���
ピストンストローク(エンジン分解時) ��.���
49 2015・10JAFMOTORSPORTS
(略)
�� (略)
③KFおよびOKエンジン(ピストン、クランクシャフ ト、コンロッド、リードボックス、バランスシャフト) �すべての���ccエンジンの排気装置 ��.�mm KFエンジン用に製造された部品(�o.�、�o.�) ��mm
OKエンジン: 排気装置:図�o.��参照 パワーバルブ:図�o.��参照 OK-Junior: 排気装置:図�o.��参照 �吸気・排気���度 ��° (KF、OKおよびOK-Juniorエンジンは除
く)
⑥イグニッション、エンジン:点火タイミング交差 ��°
�公認��ボックス(エンジン�回��の��)
��°
寸法は全てメートル法(cm、mm、k g、°(度)
等)で測定される。
�)��)(略)
� .�� .(略)
� .(略)
� .データロガー(データ蓄積装置)
データロガーの仕様は自由であるが、エンジンの通常の 作動に影響や変更を及ぼしてはならない。
KF�、KF�、KF�、K��において、排気温度セ ンサーを使用することは自由であるが、公認されたエキゾ ーストまたは寸法が規制されたマニホールドを改造するこ とはできない。
OKおよびOK-Juniorにおいて、排気温度セン サーは、OKについては図�o.��、OK-Junior については図�o.��に�定された�置にのみ��付ける ことができる。 � .(略) (略)
� .�� .(略)
� .��直���mmの�本の��用スクリ�ーを�えるKF �公認バタフライタイプキャブレターで、厳密にオリジナ ルのままでなければならない。疑義を避けるため、このこ とは、キャブレターが、合理的な製造上の公差の範囲内で、 公認査察時に査察員によって封印されCIK-FIAで保 管されているキャブレターとすべての面で同一でなければ ならないことを意味する。また、当該公認書および吸気ダ クトの形状を検査するために製造者によって預託された工 具に適合していなければならない。
� .���.(略)
��.タイ�:CIK-FIA公認�イン�オプションタイプ。
��.���.(略)
� .�� .(略)
� .��直���mmの�本の��用スクリ�ーを�えるKF �公認バタフライタイプキャブレターで、厳密にオリジナ ルのままでなければならない。疑義を避けるため、このこ とは、キャブレターが、合理的な製造上の公差の範囲内で、 公認査察時に査察員によって封印されCIK-FIAで保 管されているキャブレターとすべての面で同一でなければ ならないことを意味する。また、当該公認書および吸気ダ クトの形状を検査するために製造者によって寄託された工 具に適合していなければならない。
� .�� .(略)
��.タイ�:CIK-FIA公認�イン�プライムタイプ。
��.���.(略)
(略)
� .公認エンジンへの改造はすべて認められる。ただし、O K公認書に記載されているオリジナル部品の当初の外観、 寸法、図面または写真から変更されるような改造は、本規 則の条項で明確に許可されている場合、または安全上の理 由(CIK-FIAによって発表される)がある場合を除 き、禁止される。
� .ベーシック・エンジンは特定の部門すべての使用に適合 できるものでなければならない。
� .ダイレクト・ドライブ・シングル・シリンダー・�スト ローク・レシプロケイティング・エンジンはCIK-FI Aによって公認される。
� .新素材は禁止される。
� .機械的な機能および/または伝達力を持つ部品について は鉄もしくはアルミニウムを使用すること。
� .カーボンはすべての構成部分において使用を禁止する。
� .エンジンのクランクケースおよびシリンダーは、アルミ ニウムの鋳物の使用を義務付ける。
� .クランクシャフト、コネクティング・ロッドとクロスヘ ッドピンは磁気鉄鋼の使用を義務付ける。
� .ピストンはアルミニウムの鋳造か鍛造が義務付けられる。
��.鉄の鋳型ライナー付のシリンダーとする。
��.シリンダーの���積:���cc。
��.ストロークは����mmから����.�mmの�で構成さ れる。
��.��(クランクケース、シリンダー、シリンダーヘッド) は�回路のみとする。
��.��は、単一回路の�つの自由なラジエターに制�され、 いかなる他の組み合わせも除外される。サーモスタットの 正常な機能のために内部回路を付加することは認められる。
��.クランクケースやシリンダー内部のリードバルブ吸気方 式とする。
��.図�o.��に合�し、エンジンとともに公認された特定 の単一型パワーバルブ。
��.��は禁止する。
��.燃焼室の���積は�ccとし、付則�o.�cによる測 定方法とする。
��.スパーク・プラグ:��は自由(��品で厳密に当初の ままとする)。シリンダーヘッド上に締め込まれたスパー ク・プラグのバレル(電極は含まな い)は、燃焼室ドーム の上部を超えてはならない。
��.排気�度は排気�ートで���94°とし、その測定は技 術規定22532に記載されている方法に従い、ライナーのレ ベルで行われる。
��.デコンプレッションバルブが義務付けられる。それは、 シリンダーヘッド頂部に装着されなければならない。
��.スパーク・プラグ�ウジングの���の寸法-�さ:��.� mm;
ピッ�:�����.��
��.クランクシャフトとは��の方�に回�するアンバラン ス・システムを用いた公認バランスシャフトの使用が義務 付けられる。バランシングは�����(��は公認規則を 参照)。外部から直接その配置と操作がコントロール可能 なバランスシャフトでなければならない。
��.エンジン回��は������r�mまでとする。
��.��直���mmの�本の��用スクリ�ーを�える公認 バタフライタイプキャブレターで、厳密にオリジナルのま までなければならない。疑義を避けるため、このことは、 キャブレターが、合理的な製造上の公差の範囲内で、公認 査察時に査察員によって封印されCIK-FIAで保管さ れているキャブレターとすべての面で同一でなければなら ないことを意味する。また、当該公認書および吸気ダクト の形状を検査するために製造者によって預託された工具に
50 2015・10JAFMOTORSPORTS
適合していなければならない。
��.クラッ�は認められない。
��.スターターは認められない。
��.バッテリーは認められない。
��.図�o.��に合�しOK公認された�定の単一型排気装
��.CIK-FIAは��mmのダクトを�つ�えた吸気消音 器を公認する。
��.音�は�����r�mで�����d�/Aを限度とする。
��.加えられる�滑�の�は、�料の��を限度とする。
��.化���排気�の�限は公認時に規�される。
��.認証:��mm���mmの�らな場�に�定する認証ステ ッカーを取り付ける。
-シリンダーの前
-ハーフ・サンプ用のリード・ボックス・ハウジングの 上部
��.タイヤ:CIK-FIA公認�イン�プライ�タイプ ��.�低���:���k�(ドライバー��) ��.カートの�低��(�料を除く):��k�
��������Junior
公認エンジンへの改造はすべて認められる。ただし、OK- Junior公認書に記載されているオリジナル部品の当初の 外観、寸法、図面または写真から変更されるような改造は、本 規則の条項で明確に許可されている場合、または安全上の理由 (CIK-FIAによって発表される)がある場合を除き、禁 止される。
���条で規定された��を��し�下の差�を有したOKで 公認したエンジン。
� .パワーバルブは許可せず:代わりに機械加工を伴わない シリンダー内部の公認され固定されたブランキングカバー またはシリンダー内部のハウジング。
� .技術規則付則22532の方法に従い、ライナーのレベルで �定したとき、排気�ート上の排気�度は�����度を限 度とする。
� .エンジンの回��は������r�mまでとする。
� .��室の��容�は��ccとし、付則�o.�bによる� 定方法とする。
� .図�o.��に合�し、OK-Junior公認された指 定の単室(送)排気装置
� .������mmの�本の��用スクリ�ーを�えるOK -Junior公認バタフライタイプキャブレターで、厳 密にオリジナルのままでなければならない。疑義を避ける ため、このことは、キャブレターが、合理的な製造上の公 差の範囲内で、公認査察時に査察員によって封印されCI K-FIAで保管されているキャブレターとすべての面で 同一でなければならないことを意味する。また、当該公認 書および吸気ダクトの形状を検査するために製造者によっ て預託された工具に適合していなければならない。
� .冷却装置は自由な単一の回路のラジエターひとつに限定 され、その他のいかなる組み合わせも除外される。サーモ スタットを�常に機能させるために�本の内部回路を�加 することは許される。
� .��������r�mのリ�ッター付き公認��装置。
� .タイヤ:CIK-FIA公認�イン�オプシ�ンタイプ。
��.�低���:���k�(ドライバー��)。
��.カートの�低��:��k�(�料を除く)。
��������������
a)~b)(略)
� .~��.(略)
��.排気消音器:公認され、�用義�。図�o.��に従った
排気と消音器の取り付け。
��.タイヤ:�イン�
-K��:公認されたプライ�タイプ
-K��:公認されたプライ�またはオプシ�ンタイプ
��.~��.(略)
��������� (略)
�����������
本規則は、��������日より施行する。
2017年JAF国内カート競技規則付則・ 指定カートタイヤについて
� .指定カートタイヤに要求される項目
�)(略)
�)性能:
(�)ドライタイヤについては下記の�りとする。
① 走行中グリップの限界を超えた場合に急激な性能 変化がなく、コントローラブルであること(滑りが 予知できること)。
② グリップ性能が低下することなく十分な耐久性を 有すること。
③ 常温時(摂氏20度)に下記の距離の走行が可能で あること。
a.F�-���:およそ���km
b.FP-Jr/FP-�/FP-�:およそ��� km
c.FP-Jr Cadets:およそ���km
(�)~(�)(略)
� .指定タイヤの申請について
�)(略)
�)申請方法:
下記要領に従い申請すること。
(�)~(�)(略)
(�) 申請内容:
① 申請日
② 申請者名
③ 型式および銘柄
④ 適用クラス……�の�クラスの中から適用クラス を明記すること。
a.F�-���
b.FP-Jr/FP-�/ FP-�
c.FP-Jr Cadets
⑤ 諸元表
⑥ 性能概要
⑦ 配給形態および配給網一覧(全国的に安定した配 給を行い得る配給網が確保されていることを証明で きる資料)
⑧ 外国製品を申請する指定代理店または輸入代理店 については、製造者の委託を受けたことを証明でき る書類。
⑨ 仕様および性能を変更することなく指定期間中は 全国的に安定供給を行う旨の契約書。
� .指定基準
�)�つの銘柄は、�則として仕様および性能を変更する ことなく指定期間中は全国的に安定供給できること。た だし、JAF国内カート競技車両規則の改定等により仕 様および性能を変更する必要がある場合、当該製造者は それに協力できること。
�) (略)
� .タイヤの指定
�)申請のあったカートタイヤについては、上記� .の指 定基準に基づき申請内容を審査し、必要に応じ資料の補 完を行い、性能概要テストおよび/または査察を実施の うえ指定する。書類審査および査察は遅くとも申請した 日から����内に行われる。
51 2015・10JAFMOTORSPORTS
置
�) (略)
� .タイヤの指定期間 タイヤの指定期間は��間とするが、指定期間中であっ ても安定供給がされていないと見なされた場合、指定を取 消すことがある。
2016年日本カート選手権規定
※下線部 改正箇所
再指定申請は妨げない。その場合、本規定に従い手続き を行うこと。
[公示No2015−K008]
��条に規定する部門�にそれ�れ��以上の車�の��を もって成�とする。��に満たない場合は、��条に定める選 手権得点は与えられない。
一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」とい う。)は �����(以下「当該�」という。)のカート競技会において� 秀な成績を収めた者の栄誉をたたえるため、これを認定する日 本カート選手権規定を制定する。
日本カート選手権は次の通り区分される。
� .全日本選手権
� .地方選手権
� .ジュニア選手権
※全日本選手権およびジュニア選手権については夫々の 地域シリーズ終了後、最終競技会として東西統一競技 会を開催する。
日本カート選手権は以下の選手権別に制定する。
� .全日本選手権
全日本選手権は以下の�部門に区分する。
�)�F部門
�)フォーミュラスー�ー���(F�-���)部門
� .地方選手権
地方選手権は以下の�部門に区分する。���コースで 開催される�つのシリーズ(���条の�「競技の�成」参 �)は�部門以内、���コースで開催される�つのシリ ーズ(���条の�「競技の�成」参�)は�部門で�成さ れる。
�)フォーミュラピストン�(FP-�)部門 �)フォーミュラピストン�(FP-�)部門 �)フォーミュラスー�ー�(F�-�)部門
�)フォーミュラスー�ー���(F�-���)部門 �)フォーミュラC-�(FC-�)部門
� .ジュニア選手権
ジュニア選手権は以下の�部門に区分する。
�)フォーミュラピストンジュニア(FP-Jr)部門
�)フォーミュラピストンジュニアカデット(FP-Jr Cadets)部門
走行距離または時間(各ヒートの合計)
日本カート選手権として認定された�競技会において、�� 条に規定する部門�に���全日本選手権、���地方選手権 �たは���ジュニア選手権で定める�準により得点が与えら れる。
JAFは��条に��き�選手権の�部門で最高得点を得た 者を当該部門の選手権保持者として認定する。
複数のドライバーが同一の得点を得た場合は、下記に従い順 位を決定する。
� .有効得点の中で高得点を得た回数の多い順に順位を決定 する。
� .上記�の回数も同一の場合、当該部門の最終戦(全日本 選手権F�-���部門およびジュニア選手権(FP-Jr Cadets部門コースシリーズを除く)においては東西統一競 技会をいう。)で上位順位を得た者を上位とする。
なお、当該部門の最終戦に参加しなかった場合は、有効 得点のうち最終戦により近い競技会において高得点を得た 者を上位とする。
� .上記�および�の方法によっても��が�ない場合は、 同順位とする、ただし、下位の者の順位は繰り上げない。
�)�位が複数の場合��位、�位、�位、�位
日本カート選手権保持者として認定された者に対して、JA Fが別に定めた「JAFモータースポーツ賞典規定」による賞 典を与える。
全日本選手権は国内格式以上、地方選手権は準国内格式以上、 ジュニア選手権競技会は準国内格式以上とし、夫々の選手権と して申請された競技会の中からJAFが認定したものに対して のみタイトルの使用が許可される。
JAFは競技会終了後、選手権競技会としての要件を満たさ なかったと判断した場合には、当該競技会を選手権から除外す る場合がある。
日本カート選手権競技会のカレンダー登録は、別に定める 「JAFカートカレンダー登録規定」による。
JAFは、オーガナイザーが本規定およびJAFによる付帯 条件等を遵守することを条件として、日本カート選手権競技の 組織許可を与える。
日本カート選手権競技会のカレンダー登録が認められた者は、
52 2015・10JAFMOTORSPORTS
以上
部門 区分 最長 最短 ����または��分 ����または��分 KF 全日本選手権 〃 〃 F�-��� ����または��分 ����または��分 FP-� 地方選手権 〃 〃 FP-� 〃 〃 F�-� 〃 〃 F�-��� 〃 〃 FC-� ����または��分 ����または��分 FP-Jr ジュニア選手権 ����または��分 ����または��分 FP-Jr Cadets
開催日の���前までに所定の書式により当該競技会の��許 可申請書類をJAFに提出すること。
オーガナイザーは、国内競技規則����に基づき競技会開催 日の�日前までに参加者��の�しをJAFに提出すること。
日本カート選手権競技会にはJAFからオブザーバーを派遣 する場合がある。
日本カート選手権競技会の参加台数は、当該競技開催場所の パドック、駐車場の面積によりJAFが参加台数を制限する場 合がある。
オーガナイザーは、国内競技規則����に基づき、参加申� の拒否を行った場合は、速やかにその理由を付してJAFに報 告すること。
オーガナイザーは、日本カート選手権競技会を延期または中 止とする場合、開催�定日の���前(��地変またはこれに 準ずる理由があるときを除く)までに、JAFに理由を付して 届出を行い、承認を受けたうえ、必要な公示を行うこと。
正当な理由がなく、認定された日本選手権競技を中止または 開催を行わなかったオーガナイザーに対しては、次年度の日本 選手権競技の開催を認めない。
��.日本カート選手権競技に適用される規則に違反した者に 対し、JAFは罰則を課する場合がある。
��.年齢、ライセンス等、出場資格に制限のある日本カート 選手権競技で、その資格に違反してエントリーしたことが 競技会開始後に判明したドライバーについて、JAFは当 該年度の選手権の全得点を無効とする場合がある。
やむを得ない事情により、本規定を適用できない場合はJA Fがその処置を決定する。
��.KF部門:
�)国際�ドライバーライセンス以上の所持者。
�)国際Cおよび国内Aドライバーライセンス所持者につ いては、下記の何れかの実績を満たす者。
(�)当該年の前年の全日本選手権のKF部門に出場し た実績のある者。
(�)過去の全日本選手権S����KF部門、KF� 部門あるいはKF部門で、年��合��が���以内 であった者。
(�)当該年の前年の全日本選手権FS����部門で、年 ��合��が���以内の者。
(�)JAFによって特に認められた者(海外での実績 等)。
��.FS-���部門:
�)国内Aドライバーライセンス以上の所持者
�)ジュニアAまたはジュニア国際ドライバーライセンス 所持者(満���以上または当該年に満���となる者)で、 下記の何れかの実績を満たし、かつJAFによって特に 認められた者。
(�)当該年の前年の地�選手権シリーズ(地域�コース) のFS-���部門で��以内となった者。
(�)当該年の前年のジュニアカート選手権シリーズのF ��J�部門で��となった者。
��.東西統一競技会(東西統一競技会の構成については、第 ��条�「競技の構成」参�)FS����部門:
�)当該年の東地域、西地域(第��条�「地域��」参�) 夫々で開催された全日本選手権の地域シリーズ競技会の 何れかの部門に出場した実績を有する者。
�)出場できる部門は、ドライバーが当該年に出場した部 門に限定する。
全日本選手権を開催するオーガナイザーは、以下の条件を満 たしていること。
��.カレンダー登録申請締切日前にJAFによって開催され る「全日本カート選手権カレンダー登録申請に係る説明会」 に出席すること。
※開催日時、開催場所等の詳細は別途公示される。 ��.カレンダー登録申請時点で過去に単独で準国内格式以上 の公認競技会を��以上(内��以上の国内格式競技会を 含む)開催した実績を有する加盟または公認カートクラブ、 若しくは公認カートコース団体とする。
全日本選手権競技は、JAF国内カート競技規則とその付則、 本規定、全日本カート選手権統一規則および競技会特別規則が 適用される。
全日本選手権に参加が認められるカート競技車両は、「JA F国内カート競技車両規則」の第�条に定める第��競技車両 に限定し、各部門により以下の通りとする。
��.KF部門:
JAF国内カート競技車両規則第��条に定めるKF�車 両とする。
��.FS����部門:
JAF国内カート競技車両規則第��条に定めるFS� ���車両とする。
全日本選手権競技に出場するドライバーは、各部門毎に以下 の条件を満たしていること。
ドライバーが出場できる地域および参加部門は何れかの地域 ならびに部門に限定され、シリーズの途中で変更することはで きない。
全日本選手権の開催場所は、カレンダー登録申請時点で同選 手権開催に有効なコース許可証を所持している公認カートコー スであること。KF部門の開催場所については、以下の基準を 満たした公認カートコースとする。
��.全�:���m以上
��.�路の��:����m
��.スタート/フィニッシュラインが設定される直線路:��� m以上
��.�つの�路�域の�:�m以上
��.全日本選手権は、�則として�コース�競技会開催とす る。
��.JAFは、全日本選手権KF部門としてオーガナイザー から申請された競技会の中から、�競技会以上�競技会以 内の競技会を選手権競技会として認定する。
��.JAFは、全日本選手権FS����部門としてオーガナ イザーから申請された競技会の中から、東地域、西地域夫 々�競技会以上�競技会以内の競技会を選手権競技会とし て認定する。
��.KF部門��競技会およびFS����部門東西統一競技 会は、同日開催とし、オーガナイザーからの申請に基づき、
53 2015・10JAFMOTORSPORTS
�������������
全日本選手権競技会における����会は��で�成し、� ���長および������はJAF��とする。
�����������������
��.KF部門
�)地域区分:�けない。
�)競技の�成:KF部門は�競技会��ース制とする。
��.F�����部門
�)地域区分:東地域および西地域の�つの地域シリーズ として区分する。
東西統一競技会は、�つの地域シリーズ���、�� される。
東地域:北海道、青森、秋田、岩手、山形、宮城、
福島、新潟、長野、山梨、群馬、栃木、茨城、
埼玉、東京、神奈川、千葉
西地域:静岡、富山、石川、福井、岐阜、愛知、三重、 大阪、兵庫、滋賀、京都、奈良、和歌山、 岡山、鳥取、島根、広島、山口、香川、徳島、 高知、愛媛、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、 宮崎、鹿児島、沖縄 �)競技の�成:�競技会��ース制とする。
�����得点��
各部門毎に以下の通り得点が与えられる。ただし、競技会出 場台数に応じて下表aの通り得点の対象となる順位が制限され る。
ドライバーは、年�の各競技会を通じ、���条の規定に合� する同一部門の車両であれば異なる車両で参加しても得点が加 算される。 表a(得点対象)
表�(�����������)
①決勝結果成績に付す得点
�位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 順位 ��点
��選結果成績に付す得点(��位まで)
������������
前年の全日本選手権の各部門�位から��位の者に対して、順 位と同一の競技番号を与える。これを適用できない場合、ドラ イバーの実績を勘案し、オーガナイザーが競技番号を指定する。
なお、前年の全日本選手権の各部門で�位から��位とな�た 者以外はこの競技番号を使用することはできず、この者が不出 場の場合、当該競技番号は空番号となる。
��������������
��.KF部門については、当該年に��以�の�ースが�� されなければ、全日本選手権は成立しない。
��.F�����部門については、���条に定める東�西何れか の地域で当該年に����以�の競技会が��されなけれ ば、全日本選手権は成立しない。
���������
���������
地方選手権競技は、JAF国内カート競技規則とその付則、 本規定、地方カート選手権統一規則および競技会特別規則が適 用される。
���������
地方選手権に参加が認められるカート競技車両は、「JAF 国内カート競技車両規則�の��条に定める���競技車両に 限定し、各部門により以下の通りとする。
��.��ー�ュラ�ストン�(F���)部門:
JAF国内カート競技車両規則���条に定める��ー� ュラ�ストン�(F���)車両とする。
��.��ー�ュラ�ストン�(F���)部門:
JAF国内カート競技車両規則���条に定める��ー� ュラ�ストン�(F���)車両とする。
��.��ー�ュラスー�ー�(F���)部門:
��.KF部門、F�����部門得点��表は表�①と�によ る。
��.F�����部門東西統一競技会の得点は得点��表�① の����とする。
��.KF部門シリーズの順位は各競技会で獲得した得点のう ち、高い得点の順に選手権として成立した�ース数の��� (小数点以下四捨五入)を集計し、その得点合計により決 定する。
得点対象となる�ースがKF部門においては��に満たな い場合は、全得点を合算する。
��.F�����部門のシリーズの順位は各地域での競技会お よび東西統一競技会で獲得した得点のうち高い得点の順に 選手権として成立した�ース数の���(小数点以下四捨五 入)を集計し、その得点合計により決定する。
得点対象となる競技会が��に満たない場合は、全得点を 合算する。
JAF国内カート競技車両規則���条に定める��ー� ュラスー�ー�(F���)車両とする。
��.��ー�ュラスー�ー���(F�����)部門:
JAF国内カート競技車両規則���条に定める��ー� ュラスー�ー���(F�����)車両とする。
��.��ー�ュラ���(F���)部門:
JAF国内カート競技車両規則���条に定める��ー� ュラ���(F���)車両とする。
���������������
地方選手権競技に出場するドライバーは、各部門毎に以下の 条件を満たしていること。
なお、一つの競技会における同一ドライバーの参加できる部 門は一部門のみとする。
��.F����F����F����F�����部門
�)国内�ドライバーライセンス以�の��者。
�)ジュニアAまたはジュニア国際ドライバーライセンス ��者(満���以�または当該年���になる 者)で、下 記の何れかの条件を満たす者。
(�)当該年の前年ジュニア選手権競技会に出場した実 績のある者。
(�)参加���点において������以内に��ーズ
54 2015・10JAFMOTORSPORTS
JAFが指定し、認定する。
得点対象順位 出場台数 得点対象順位 出場台数 ��位�� �����台 ��位�� ��台�� ��位�� �����台 ��位�� �����台 �位�� �����台 ��位�� �����台 �位�� �����台 ��位�� �����台 �位��
��位�� �����台 �位��
��位�� �����台 �位��
��位�� �����台 �位��
��位�� �����台 �位��
��位�� �����台 ��位
��点 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 得点 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 順位 �点 �点 �点 �点 �点 �点 �点 �点 �点 ��点 得点 ��位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 順位 �点 �点 �点 �点 �点 �点 �点 �点 �点 ��点 得点
�����台
�����台
�����台
���台
���台
ド格式以上の競技会に��以上出場した実績
(ライセンス取得後の実績)のある者。
�)���条��.�)に定める地域シリーズとして開催され
るF���部門は、満���以上の国内Bドライバーライ センス以上の所持者とする。
��.F���部門
国内Bドライバーライセンス以上の所持者。
���������
地方選手権を開催するオーガナイザーは、下記の何れかの条 件を満たした加盟または公認カートクラブ、若しくは加盟また
は公認カートコース団体とする。
��.カレンダー登録申請時点で過去に単独で制限付格式以上
の公認競技会を��以上開催した実績を有する者。
��.上記�を満たしていない場合は、過去に全日本選手権競
技会を��以上開催した実績のあるクラブ若しくは団体と の共催により開催することをJAFが認めた場合。
地方選手権の開催場所は、カレンダー登録申請時点で同選手 権開催に有効なコース許可証を所持している公認カートコース であること。
F���部門の開催場所に�いては、���カートコース (準国内)に限定する。
����������
��.F����F����F����F�����部門 �)地方選手権(F����F����F����F�� ���部門)は、���条�に定めるシリーズ毎に��条�で 規定する�部門から、何れか�部門以内をオーガナイザ ーが選択し、JAFに申請する。
�)JAFは、地方選手権(F����F����F�� ��F�����部門)として申請された競技会の中から、 東地域、西地域(���条��地域区分�参�)および各 カートコース毎に���競技会以上�競技会以内の競技 会を選手権競技会として認定する。
��.F���部門
�)地方選手権(F���部 門)は、���条�.�)に定 めるシリーズ毎にオーガナイザーが選択し、JAFに申 請する。
�)JAFは、地方選手権(F���部門)として申請さ れた競技会の中から、各カートコース毎にそれ�れ�競 技会以上�競技会以内の競技会を選手権競技会として認 定する。
�������������
地方選手権競技会における審査委員長は、オーガナイザーが ����のオ��シ��ライセンス所持者または��ス�ート ライセンス所持者の中から選出しJAFの承認を受けた者とす る。なお、JAFが特に指名する場合もある。
他の審査委員はオーガナイザーが指名した者をJAFが承認 する。
�����������������
��.地域区分:
�)東地域:���、��、��、�手、山�、宮城、福島、 新潟、長野、山梨、群馬、栃木、茨城、埼玉、東京、
神奈川、千葉
�)西地域:�岡、�山、�川、福�、��、愛知、��、
大阪、兵庫、滋賀、京都、奈良、和歌山、岡山、鳥取、 島根、広島、山口、香川、徳島、高知、愛媛、福岡、 大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
��.競技の構成:
地方選手権は、�の��のシリーズから構成される。
�)地域シリーズ:
地域シリーズは、全日本選手権競技会との併催により、
���の東地域および西地域の��の地域シリーズとし て構成する。この場合の呼称は、当該地域名(東地域、 西地域)を付す。
�)コースシリーズ:
コースシリーズは、��または�数のカートコースに おいて��のシリーズを構成する。この場合の呼称は、 開催されるカートコース名を付す。
�����得点��
��.各シリーズの各部門毎に以下の通り得点が与えられる。 ただし、出場台数に応じて下表aの通り得点の対象となる 順位が制限される。
��.ドライバーは、��を通じて���条の異なるシリーズに 出場することができる。出場するシリーズ毎に��条の� に規定する部門を任意に選択することができる。
��.ドライバーは、��の各競技会を通じ、���条の規定に 合致する車両であれば異なる車両で参加しても得点が加算 される。
表a(得点対象)
F����F����F����F������F���部 門:
得点基準は表bによる。
得点合計の対象となる競技会は、選手権競技会として開 催されたシリーズ毎の当該部門競技会の合計数の���(� 数点以下四捨五入)とし、その得点合計によりシリーズ順 位を決定する。
ただし、開催された競技会の合計数が�競技会に満たな い場合は、開催されたシリーズ毎の当該部門競技会のレー スのすべてが得点合計の対象となる。
表�(��������������������������� 門) ��
����������
��の当該地域の地方選手権の各部門�位の者に対して、順 位と同一の競技番号を与える。これを適用できない場合、ドラ イバーの実績を勘案し、オーガナイザーが競技番号を指定する。 同競技番号は、シリーズ�位を得た地域ならびに当該部門での み使用が認められ、他地域ならびに他部門での使用は認められ ない。
なお、���位とな�た者以�はこの競技番号を使用するこ とはできず、この者が不出場の場合、当該競技番号は空番号と する。
�������������
���条に定める何れかのシリーズで、���条に定められた各 部門の競技会が当該��で����以上開催されなければ、当 該シリーズは成立しない。
55 2015・10JAFMOTORSPORTS
���������
得点対象順位 出場台数 得点対象順位 出場台数 ��位�� �����台 ��位�� ��台�� ��位�� �����台 ��位�� �����台 �位�� �����台 ��位�� �����台 �位�� �����台 ��位�� �����台 �位�� �����台 ��位�� �����台 �位�� �����台 ��位�� �����台 �位�� �����台 ��位�� �����台 �位�� ���台 ��位�� �����台 �位�� ���台 ��位�� �����台 ��位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 順位 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 得点 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 順位 �点 �点 �点 �点 �点 �点 �点 �点 �点 ��点 得点
ジュニア選手権競技は、JAF国内カート競技規則とその付 則、本規定、ジュニアカート選手権統一規則および競技会特別 規則が適用される。
ジュニア選手権に参加が認められるカート競技車両は、「J AF国内カート競技車両規則�の第�条に定める第��競技車 両に限定し、各部門により以下の通りとする。
� .フォーミュラピストンジュニア(FP-Jr)部門: 第��条に定めるフォーミュラピストンジュニア(FP- Jr)車両とする。
� .フォーミュラピストンジュニアカデット(FP-Jr Cadets)部門:
第��条に定めるフォーミュラピストンジュニアカデット (FP-JrCadets)車両とする。
ジュニア選手権競技に出場するドライバーは、以下の条件を 満たしていること。
ドライバーが出場できる地域は東地域または西地域(第��条 �「地域区分�参照)何れかに限定され、シリーズの途中で変 更することはできない。
� .フォーミュラピストンジュニア(FP-Jr)部門
�)ライセンス
ジュニアドライバーライセンス所持者とする。
ただし、ジュニアBカートドライバーライセンス所持 者は、参加申込時点において、以下の何れかの実績を満 たす者。
(�)ライセンス取得後クローズド格式以上の競技会に ��以上出場した実績を有する者。
(�)JAFによって特に認められた者(海外での実績 等)。
�)年��限
���(���の��日を��る当該年)以上����満の 者。
なお、当該年に満���に�しても、一�ライセンスを 取得しなければ、その年のフォーミュラピストンジュニ ア(FP-Jr)部門に出場することが認められる。
�)東西統一競技会:
(�)当該年の東地域、西地域(第��条の�「地域区分� 参照)夫々で開催されたジュニア選手権の地域シリ ーズ競技会の何れかの部門に出場した実績を有する 者。
(�)出場できる部門は、ドライバーが当該年に出場し た部門に限定する。
� .フォーミュラピストンジュニアカデット(FP-Jr C adets)部門
�)ライセンス
ジュニアドライバーライセンス所持者とする。
ただし、ジュニアBカートドライバーライセンス所持 者は、参加申込時点において、以下の何れかの実績を満 たす者。
(�)ライセンス取得後クローズド格式以上の競技会に ��以上出場した実績を有する者。
(�)ライセンス取得後JAF公認カートコースにおけ るス�ー���の��時�が��時�以上あり、その 証明を有する者。
(�)JAFによって特に認められた者(海外での実績 等)。
�)年��限
���(���の��日を��る当該年)以上����満の 者。
なお、当該年に���に�しても、その年のジュニア選
手権競技に出場することが認められる。
�)出場できる地域シリーズは、東地域または西地域(第 ��条の�「地域区分�参照)の何れかに限定され、シリ ーズの途中で変更することはできない。ただし、地域シ リーズとコースシリーズに重複して出場することは認め られる。
�)東西統一競技会:
(�)当該年の東地域、西地域(第��条の�「地域区分� 参照)夫々で開催されたジュニア選手権の地域シリ ーズ競技会、またはコースシリーズ競技会に出場し た実績を有する者。
(�)出場できる部門は、ドライバーが当該年に出場し た部門に限定する。
ジュニア選手権を開催するオーガナイザーは、カレンダー登 録申請時点で��に��で�国内格式以上の公認競技会を�� 以上(内��以上の国内格式競技会を��)開催した実績を有 する加盟または公認カートクラブ、若しくは加盟または公認カ ートコース団体とする。
ジュニア選手権の開催場所は、カレンダー登録申請時点で同 選手権開催に有効なコース許可証を所持している公認カートコ ースであること。
� .ジュニア選手権は、コースシリーズとして開催されるフ ォーミュラピストンジュニアカデット(FP-Jr Cad ets)部門を除き、原則として�コース�競技会開催と する。
� .JAFはジュニア選手権としてオーガナイザーから申請 された競技会の中から、東地域、西地域および各カートコ ース�に夫々�競技会以上�競技会以内の競技会を選手権 競技会として認定する。
� .ジュニア選手権東西統一競技会の開催は、原則として、 全日本選手権東西統一競技会との併催とし、オーガナイザ ーからの申請に基づき、JAFが指定し、認定する。
コースシリーズを除くジュニアカート選手権競技会における 審査委員会は�名で構成し、審査委員長および審査委員�名は JAF派遣とする。
ただし、コースシリーズにおける審査委員長は、オーガナイ ザーが「���のオフ�シ��ライセンス所持者または��ス パートライセンス所持者の中から選出しJAFの承認を受けた 者とする。なお、JAFが特に指名する場合もある。他の審査 委員はオーガナイザーが指名した者をJAFが承認する。
� .地域区分:
�)東地域:�海�、��、��、�手、山�、宮城、福島、 新潟、長野、山梨、群馬、栃木、茨城、埼玉、東京、 神奈川、千葉
�)西地域:�岡、�山、�川、福�、��、愛知、�重、 大阪、兵庫、滋賀、京都、奈良、和歌山、岡山、鳥取、 島根、広島、山口、香川、徳島、高知、愛媛、福岡、 大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄 � .競技の構成:
ジュニア選手権は、�の�つから構成される。
�)地域シリーズ:
地域シリーズは、��� .の東地域および西地域の� つの地域シリーズとして構成する。
東西統一競技会は、上記の選手権競技会終了後、開催 される。
�)コースシリーズ:(FP-Jr Cadets部門のみ)
56 2015・10JAFMOTORSPORTS
コースシリーズ、�つまたは�数のカートコースにお いて�つのシリーズを�成する。この場合の��は、開 催されるカートコース名を付す。
�����得点��
� .選手権競技会として認定された各競技会において、出場 台数に応じて下表aの通り得点の対象となる順位が制限さ れ、下表bの通り得点が与えられる。
� .ドライバーは、年�の各競技会を通じ、����の規定に 合致する車両であれば異なる車両で参加しても得点が加算 される。
� .東西統一競技会の得点は得点基�表bの����とする。
� .地域シリーズの順位は東・西夫々の地域における得点お よび東西統一競技会で獲得した得点のうち、高い得点の順 に選手権として成立した競技会数の���(�数点以下四捨 五入)を集計し、その得点合計により決定する。得点対象 となる競技会が��に満たない場合は、�得点を合算する。
� .コースシリーズの順位は各競技会で獲得した得点のうち、 高い得点の順に選手権として成立した競技会数の���(� 数点以下四捨五入)を集計し、その得点合計により決定す る。得点対象となる競技会が��に満たない場合は、�得 点を合算する。
表a(得点対象)
������� (略)
����������������������
� .新たにドライバーライセンスを取得しようとする者は、 次の��のいずれか�つを満たさなければならない。
身体の障害のある者は、ライセンスを取得する適性につ いてJAFの審査を受け、承認を得なければならない。
�)��ーズド競技参加によるもの:(略) �)��会受�によるもの:(略)
�)��によるもの:(略)
�)自動車競技運転者許可証の所持者は次の通り同一年ま たは翌年のカートドライバーライセンスの資格を申請で きる。
JAFは申請に基づき、審査のうえ、当該申請者に対 し次の通りライセンスを発給することができる。
国内競技運転者許可証A → カートドライバーライセンス国内A以下
表b ������������
本年�のジュニア選手権各部門各シリーズ�位から��位の者 に対して、翌年も本ジュニア選手権の同一部門同一シリーズに 出場する場合には、順位と同一の競技番号を与える。
���������������
� .地域シリーズについては、�����に定�る東・西�れ かの地域で、����に定�るフォーミュラピストンジュ ニア(FP-Jr)部門、フォーミュラピストンジュニア カデット(FP-Jr Cadets)部門毎に、競技会が 当該年�に夫々��以上開催されなければ、その部門のジ ュニア選手権は成立しない。
� .コースシリーズについては、競技会が当該年�に��以 上開催されなければ、その部門の当該ジュニア選手権は成 立しない。
国際競技運転者許可証C以上
→ カートドライバーライセンス国際B以下 ※カート国際ドライバーライセンス所持者は、JAF国 内競技規則付則・JAFスポーツ資格登録規定に従い、 次の通り自動車競技運転者許可証の資格を申請できる。
カート国際Cライセンスの所持者は、同一年または 翌年の競技運転者許可証国内A以下の許可証を申請で きる。
� .以上のいずれかを満たした者は申請資格取得後、所定の 申請書に必要事項を漏れなく記入のうえ、JAF各地方本 部に提出するものとする。また、前 項�.�)��)によ る申請については、申請資格取得後���以内に��なけれ ばならない。
� .申請必要書類:(略)
�������� (略)
57 2015・10JAFMOTORSPORTS
����������� 本規定は、����年����より��する。 以上 得点対象順位 出場台数 得点対象順位 出場台数 ��位�� �����台 ��位�� ��台�� ��位�� �����台 ��位�� �����台 �位�� �����台 ��位�� �����台 �位�� �����台 ��位�� �����台 �位�� �����台 ��位�� �����台 �位�� �����台 ��位�� �����台 �位�� �����台 ��位�� �����台 �位�� ���台 ��位�� �����台 �位�� ���台 ��位�� �����台 ��位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 順位 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 ��点 得点 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 ��位 順位 �点 �点 �点 �点 �点 �点 �点 �点 �点 ��点 得点
[公示No2015−K009]
カートライセンス発給規定の一部改正
※下線部 改正箇所
以上
JAFカートカレンダー (10~11月)
2015もてぎカートレース第5戦
11日
11日
11日
17日
〜18日
2015TOYOTASLカートミーティング SUGOカート レースシリーズ第5戦
2015APGCUP第5戦
2015WAKO'Sスーパーカート岡山国際サーキット シリーズ第5戦
2015年全日本カート選手権KF部門第9・10戦
2015年全日本カート選手権FS-125部門東西統一
競技会
2015年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-
JrCadets部門東西統一競技会
KARTRACEINSUZUKA
18日
31日
2015WAKO'Sスーパーカート筑波シリーズ第4戦
2015WAKO'Sスーパーカートカップ第7戦
2015WAKO'Sスーパーカート富士チャンピオンシ リーズ第5戦
11(NOV)
格式A−国際/B−準国際/C−国内/D−準国内/E−制限付 ●太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは8月28日までに本部にて受付したものです。
FS-125 D ㈱モビリティランド (0285-64-0200)
FS-125 E SSC(0224-83-3116)
FS-125 D APG(0550-75-6138)
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
SMSC(059-378-3405)
C C D
KF
FS-125
FP-Jr,FP-JrCadets
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
岡山国際サーキット
筑波サーキット
富士スピードウェイ
2015TOYOTASLカートミーティング SUGOカート レースシリーズ第6戦
FS-125 D E NTC(0436-36-3139)
FS-125
新東京サーキット
NTCCUPRd5 11月 1日 スポーツランドSUGO西コース
FS-125 E SSC(0224-83-3116)
1日 鈴鹿サーキット国際南コース
2015 鈴鹿選手権シリーズ第6戦 カートレースIN
FS-125 FCリブレ D E SMSC(059-378-3405)
SUZUKA 21日 〜22日 榛名モータースポーツランド
2015HARUNACUPKARTRACERd7
FS-125 D HMSL(0279-54-8199)
22日 オートパラダイス御殿場
FS-125 D APG(0550-75-6138)
2015APGCUP最終戦 22日 ツインリンクもてぎ北ショ トコース
29日
2015もてぎカートレース第6戦
2015WAKO'Sスーパーカート岡山国際サーキット シリーズ第6戦
R R ESULTS ESULTS
FS-125 D ㈱モビリティランド (0285-64-0200)
29日 岡山国際サーキット
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
全日本カート選手権KF部門第6戦
58 2015・10JAFMOTORSPORTS 全日本カート選手権KF部門第5戦 (7月19日:茂原ツインサーキット) 出走23台 Pos No Driver Team Time 1 3 阪口晴南 DRAGOCORSE 18'01230 2 1 宮田莉朋 MASUDARACINGPROJECT18'04465 3 12 山川仁也 スクーデリアLCT 18'06921 4 16 ⿊岩靖広 MAD-CROCKarting 18'10045 5 7 大湯都史樹 TONYKARTRTJ 18'11289 6 27 西村拓真 FA-KARTRACINGTEAM 18'15050 7 24 高橋悠之 TONYKARTRTJ 18'16150 8 5 佐々木大樹 INTREPIDJAPANCORSE 18'17290 9 25 前田樹 KOSMICRTJ 18'17429 1021 神晴也 EXPRITTAKAGIRACING 18'17794
(7月19日:茂原ツインサーキット) 出走21台 Pos No Driver Team Time 1 3 阪口晴南 DRAGOCORSE 18'01975 2 24 高橋悠之 TONYKARTRTJ 18'05455 3 5 佐々木大樹 INTREPIDJAPANCORSE 18'05897 4 7 大湯都史樹 TONYKARTRTJ 18'06004 5 20 澤田真治 EXPRITTAKAGIRACING 18'09720 6 25 前田樹 KOSMICRTJ 18'10350 7 2 朝日ターボ MASUDARACINGPROJECT18'10616 8 21 神晴也 EXPRITTAKAGIRACING 18'12268 9 9 荒川麟 DRAGOCORSE 18'13165 1010 井上広海 TEAMMOTOYAMA 18'13701
全日本カート選手権FS-125部門東地域第4戦 (7月19日:茂原ツインサーキット) 出走20台 Pos No Driver Entrant Time 1 11 角田裕毅 TeamBirelART 17'31612 2 22 武井遥斗 レーヴRT 17'31893 3 12 名取鉄平 TeamBirelART 17'32263 4 26 高野祐太 MAD-CROCkarting 17'35824 5 30 小川颯太 モリシタレーシング 17'39701 6 25 高渕凌 スクーデリアLCT 17'44131 7 44 加来匠 ミツサダPWGR 17'32521 8 24 今川涼太 レーヴRT 17'52343 9 21 福島啓之 RacingCooperationPINK 17'53759 1020 早瀬広道 RacingCooperationPINK 17'54520
(7月19日:茂原ツインサーキット) 出走18台 Pos No Driver Entrant Time 1 27 澤龍之介 FLEXMotorSport 15'32904 2 5 上原拓和 レーヴRT 15'35185 3 18 滝田真之佑 チームKBF 15'35252 4 21 宮澤彪吾 J-BLOODRF 15'35360 5 8 越野遼太郎 RFAOYAMA 15'40579 6 30 星涼樹 A-styleracing 15'45914 7 28 斎藤凛 ハルナカートクラブ 15'46022 8 26 岡村涼太 Astyleracing 15'52913 9 23 中川智貴 クイックレーシング 15'52991 1022 金子修 チームKBF 15'53045
2015全日本&ジュニアカート選手権データファイル
ジュニアカート選手権FP-Jr部門東地域第4戦
(7月19日:茂原ツインサーキット) 出走16台 Pos No Driver Entrant Time 1 14 小田優 レーヴRT 17'23273 2 17 野澤勇翔 チームエッフェガーラ 17'23406 3 11 渡会太一 AEONガレージCRT 17'23792 4 16 八子諒雅 WILDKARTJAPAN 17'25310 5 22 井上輝亮 Astyleracing 17'25414 6 12 SIRAMEDTTHIINGSU ビレルパシフィックMTS 17'29488 7 19 荒尾創大 チームKBF 17'30063 8 10 木内秀柾 アステック 17'34160 9 18 山口祐京 チームエッフェガーラ 17'34261 1066 HuangXiZheng nexuscompetition 17'34844 10(OCT) 開 催 場 所 競 技 車 両 格式 オーガナイザー/電話番号 競 技 会 名 開 催 日 ツインリンクもてぎ北ショ
ジュニアカート選手権FP-JrCadets部門 東地域第4戦
トコース
10月
4日 スポーツランドSUGO西コース
オートパラダイス御殿場
鈴鹿サーキット国際南コース
依田秀臣スイフトが全勝をキープ!
2015年JAF北海道ジムカーナ選手権第4戦 2015年JMRC北海道ジムカ ーナチャンピオンシリーズ第4戦 2015年JMRC北海道ジムカーナラジアル シリーズ第5戦 2015年JMRC北海道オールスター選抜第4戦
チボーターマックアタック[JAF公認No.2015-8207]
開催日:7月12日 開催場所:オートスポーツランドスナガワ 格式:準国内 主催:THIBAULT[クラブ登録No.加盟01102] レポート/大谷英樹 フォト/加藤和由
大会当日は快晴に恵まれたが、気温が30℃を超 すという、夏本番の厳しい暑さとなった。そんな中、 JAF北海道ジムカーナ選手権第4戦、JMRC北海 道ジムカーナチャンピオンシリーズ第4戦として PN-1クラス(気筒容積を制限しない2輪駆動の PN・AE車両)、SH-1クラス(2輪駆動のN・SA・ B車両)が熱いバトルを繰り広げた。
コースは、常設区間に加えて、複雑なライン取 りを行なうパイロン区間を合わせての設定だった。
走行前にはドライバー全員が慣熟歩行を実施。入 念にシミュレーションを行なっていた。
まず、PN-1クラスは4台がエントリー。車両はす べてスイフトスポーツだ。1ヒートめ、沓澤大祐選 手が1分30秒701のトップタイムをマークした。2 ヒートめではタイムをさらに縮めて1分30秒231
でトップを守る。しかし、1ヒートめでパイロンペナ ルティがありタイムを落とした依田秀臣選手が最 後に出走。今年に入ってスイフトにスイッチし、練 習の成果が2ヒートめで表れて、出したタイムは1 分29秒283。唯一の29秒台で逆転優勝を飾った。
SH-1クラスは11台。シビック、インテグラ勢 がひしめくクラスとなった。1ヒートめは1分26秒 台をマークする選手が多い中、抜きん出たのが小 武拓矢選手だった。まずは1分24秒686をマーク すると、さらに2本めは1分24秒112を叩き出し、 トップを堅守して見事、優勝を決めた。勝因は「よ いサスセッティングを見つけられたことです」とコ メント。2位は同じ24秒台に2本とも揃えたものの 僅かな差で阿戸幸成選手。3位はFR車のS2000 で健闘した佐藤透選手となった。
1.R-2クラスで2位表彰台を獲得した逸見将吾選手。2.PN-1クラス表彰台の皆さん。3.SH-1クラス表彰台の皆さん。4.R-1クラ ス表彰台の皆さん。5.R-2クラス表彰台の皆さん。6. 柏木伸秀選手はPN-1クラスで3位表彰台獲得。7.SH-1クラスの3位には 佐藤透選手が入った。8.R-ECOクラスで優勝を果たした二木大地選手。9. 沓澤大祐選手はPN-1クラスで逃げ切って2位。10. 激 戦のSH-1クラスで2位表彰台を獲得した阿戸幸成選手。11.R-1クラスの2位には谷口僚選手が入賞した。12.R-2クラスは鈴木 雄策選手が今シーズン初優勝を遂げた。13. 金子 智也選手は出走9台のR-1クラスで今シーズン2 勝めを上げた。14.SH-1クラスでは小武拓矢選手 が全体の最速タイムでシーズン初優勝。
PN-1クラスで開幕からの4連 勝をキープした依田秀臣選手。
さて、この日は地区戦のチャンピオンシリーズと 同時にJMRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ も併催された。
まず、9台が出走した気筒容積が3000cc以下 (過給器換算1.7乗)の車両で争われるR-1クラス は、2本とも27秒台を刻んできたS2000の金子智 也選手が優勝。ベストタイムは1ヒートめに出した 1分27秒284。今季2勝めを挙げた。2位は1ヒー トめでパイロンタッチがあったものの、2本めで1 分27秒702を出したCR-Xの谷口僚選手だった。 気筒容積3000cc以上のR-2クラスはWRX- STIの鈴木雄策選手が1ヒートめで出した1分29 秒374を守り切って優勝。「慣熟走行ではアンダ ーが出ていたから多少抑えて走ったら良いタイム でした」とコメント。2位は2ヒートめで惜しくも1分 29秒745だった逸見将吾選手となった。
気筒容積が1600cc以下のエコカーによる R-ECOクラスは、ヴィッツの二木大地選手が1分 31秒398で優勝した。
2015
1 2 4 3 5 6 7 10 11 8 12 13 9 14
牧野任佑選手がF4ダブルタイトルを確定!
2015OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦[JAF公認No.2015-4022]
開催日:7月26日 開催場所:岡山国際サーキット 格式:準国内 主催:㈱岡山国際サーキット[団体登録No.公認33001]、 AC[クラブ登録No.公認33001]
OKAYAMAチャレンジカップレースシリーズ第 3戦が7月26日に開催され、予選、決勝ともに素 晴らしいコンディションに恵まれた。
2レース開催となったF4西日本シリーズは、予 選のベストタイム、セカンドベストタイムともにト ップだった牧野任祐選手が、Wポールポジション を獲得。そして、今回が四輪デビューとなる阪口 晴南選手が2戦とも2番手で続いた。
第3戦の決勝は、苦手なはずのスタートを牧野 選手がしっかり決めて、トップでレースを開始。阪
レポート/はた☆なおゆき フォト/上尾雅英 スーパーFJは全日本カーターで 16歳になったばかりの阪口晴南選手が フォーミュラデビューウィン!
2007年にスーパーFJが誕生して以来、日本一決 定戦で07年に松本武士選手、10年に平川亮選手、13 年に山田真之亮選手、そして14年に牧野任祐選手 と、実に4人のチャンピオンが優勝していることも あり、岡山シリーズの評価が近年高まっている。同 じ西日本地域にあっても、鈴鹿サーキットより岡山 国際サーキットの方が豊富に練習できるため、ドラ イバー育成には最適だと判断されたのだろう。今年 も開幕の2戦は、16歳で全日本カート選手権KFクラ スにも参戦中の大湯都史樹選手が連勝。第2戦でポ ールポジションを奪った兒島弘訓選手が、2戦連続で
スーパーFJデビュー戦で快勝した阪口晴南選手。
口選手は予選のポジションを守ったものの、牧野 選手に近づくことは最後まで許されなかった。一 方、激しかったのが3番手争いで、金井亮忠選手 を片山義章選手が7周めのヘアピンでパス。その 後、金井選手にはフロアのボルトが外れるハプニ ングもあり、片山選手も単独走行となった。
第4戦でも牧野選手はスタートを決めたばかり か、オープニングの1周だけで阪口選手に2秒の 差をつけ、そのまま逃げ続けた。それでも牧野選 手は「黄旗が長く出ていたので、途中抑えましたけ
□□□□■cap抜けです3.N3クラス3位でシーズン初表彰 台をゲットした安河内茂喜選手。
4.根岸雅也選手が
ど、それがなかったら、もっと離せたと思いますし、 ファステストラップだってもっと更新できたと思い ます」と内容には不満のよう。しかし、開幕からの 4連勝で、早々と東日本シリーズに続く、西日本シ リーズのチャンピオンも確定した。3位は金井選手 が獲得し、久々の表彰台へ上がった。
N1仕様の新旧86混走レースは、N1-86が3台、 AE86が2台出走。「AE86の方が速いので、スタ ートで抜かれそうになりましたが、1コーナーにトップ で入ってからは、もう大丈夫でした」と語るN1-86の ナニン・インドラ・パユーング選手が圧勝。AE86 の鶴田康仁選手は、N1-86の堀田誠選手をスタート で抜いたが、1周めのヘアピンで逆転を許した。鶴 田選手はもちろんAE86クラス優勝を飾っている。 ロードスターのポールシッター、近藤善嗣選手 は「スタートはいつも失敗するんです、80%ぐらい (笑)」とあって3番手からの発進となるも、1周めの
1.VITAで好バトルを展開した瀬谷選手(右)と高田選手。お互いの 健闘を称え合った。2. その高田選手は2位に入賞。3.VITAで3位 入賞の加藤洋一選手。4. 石川仁士選手はロードスターで3位入賞。 5.ロードスターは近藤善嗣選手が優勝。6.ロードスター表彰台の、 2位武連、優勝近藤、3位石川の各選手。7.ロードスターで2位入 賞を果たした武連良治選手。
18.16歳の誕生日直後のレースで優勝の阪口選 手。19. 大湯都史樹選手が2位入賞。20. 片山 義章選手が3位に入賞。21.2位大湯、優勝阪 口、3位片山の各選手。
2位につけていた。
そんな二人に、第3戦で真っ向か ら立ちはだかったのが、阪口晴南選 手だった。大湯選手同様、KFクラス に参戦中で、16歳になると間髪入れ ずフォーミュラにもデビュー。いきな りポールポジションを獲得する。し かし、「練習で、もう同じぐらいのタ イムが出ていたので、もう少し縮め たかったですね。まだ、攻めきれていないセクショ ンもありましたし」と、満足はしていない様子。その 阪口選手にコンマ2秒差で続いたのは、スーパーFJ に久々参戦の片山義章選手で、3番手は兒島選手。4 番手にようやく大湯選手がつけた。
決勝ではカートレースから移行したばかりのドラ イバーが陥りがちなスタートミスもなく、阪口選手 がトップで1コーナーへ。そしてスタートでひとつ順 位を上げた大湯選手が、ヘアピンで2番手に浮上す る。だが、1周めを終えた時点で、阪口選手との差は コンマ8秒。これが徐々に広がっていったばかりか、 8周めからは一人、阪口選手が1分39秒台に入れて スパートをかけると、もはや誰もついていけず。逆
に大湯選手は終盤に片山選手の接近を許すも、辛く も逃げ切りを果たした。
最後は7秒差での圧勝となった阪口選手は、「スタ ートは心配でしたが、丁寧な操作をすることを心掛 けて、うまくいきました。後半にプッシュしようと思 っていましたが、それも狙い通りで良かったです」と 冷静に語っていた。なお、16歳と17日での初優勝 は、平川選手が10年に記録した16歳と45日を上回 る、最年少記録ともなった。
8/9 JAF MOTOR SPORTS
1 2 3 4 6 7 5 18 20 19 21
アトウッドコーナーで武連良治選手、ヘアピンで 石川仁士選手を抜いて、すぐにトップに復帰。そ
の後も3台で激しいバトルを繰り広げたものの、 最後まで落ち着いた走りで対処した近藤選手がト ップを守り抜き、3連勝を飾った。
VITAではスプリントと耐久合わせて、ここまで 2連勝の瀬谷隆選手がポールポジションを獲得。 決勝では高田匠選手が抵抗を見せて、まずは1周 めのアトウッドコーナーでインを刺すが、バックス トレートを挟んで瀬谷選手がすぐに逆転する。し かし、食らいついて離れない高田選手は2周めの ヘアピンで前に出たものの、Wヘアピンで再び瀬 谷選手の逆転を許すことに。
そのまま逃げようとした瀬谷選手との差を、一
旦は高田選手が詰めたものの、逆転するまでには 至らず。「見ている方も面白かったでしょうが、や っている方も面白かったですよ。何せ4回も入れ
12.F4第3 戦で3位入賞の片山義章選手。13.F4第4戦で同じく3位入賞の金井亮忠選手。14.AE86は鶴田康仁選手が優勝。15.F4第4 戦A2クラス1位の山岸洋之選手。16.F4第3戦A2クラス1位の藤井敬士選手。17. ポルシェ2位入賞の小山雅也選手。
替えたからね。だいぶ差を詰めてこられたから、 次あたりは分かりませんね」と瀬谷選手は、高田選 手の健闘を賞賛した。
ポルシェトロフィーでは第1戦以来の勝利を狙う MUSASHI選手がポールポジションを獲得。しか し、スタートに出遅れ、予選4番手から絶妙のダ ッシュで松島豊選手がトップに立つ。1周めを終え た段階で松島選手にMUSASHI選手が、そして 小山雅也選手、永井秀貴選手が続き、しばらくは それぞれ牽制し合いながらも、そのままの順位を
保ち続ける。
まず動いたのが永井選手で、5周めに3番手に浮 上。8周めのヘアピンでは松島選手に襲いかかった MUSASHI選手が、痛恨のスピンを喫してしまう。 これで視界の開けた永井選手がトップを獲りにい くも、10周めのアトウッドコーナーで、やはりスピ ンして遅れを取る。最後は小山選手に8秒差で逃 げ切った松島選手は、「スタートで前に出られたの が大きいですね。勝つ時にはいつもラッキーなん ですよ」と大喜びだった。
コースレコードを更新するなど予選から快調 な走りを見せた牧野選手。F4西日本シリーズ で2戦連続ポール・トゥ・ウィンを達成。
8 9 13 17 16 10 15 14 12 11
8.VITAは瀬谷隆選手が接戦を制した。9.N1-86はフォーミュラドライバーでもあるナニン・インドラ・パユーング選手が優勝。 10. ポルシェトロフィーは松島豊選手が優勝。11.F4西日本第4戦入賞の2位阪口、優勝牧野、3位金井の各選手。
「RACラリーでも公園セクショ ンではミックスが当たり前だっ たからこういう路面は面白いと 思うよ」。WRCにも参戦した元 全日本ラリースト、藤田哲也選 手が復活の勝利を獲得。
東北にダートラの新名所、“エビス”が開店!
2015年JAF東北ダートトライアル選手権第4戦
2015年JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ第4戦
2015年JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第4戦
2015年福島県ダートトライアルシリーズ
SiFダートトライアル2015
[JAF公認No.2015-6205] 開催日:7月26日 開催場所:エビスサーキット 格式:準国内 主催:SiF[クラブ登録No.加盟07055] レポート/佐藤均 フォト/関根健司
宮城の仙台ハイランドと福島のSSパークサーキ ットが営業終了したことで、今年の地方選手権で
は栃木の丸和オートランド那須を開幕戦に設定す るなど、ダートラ関係者たちが新たなフィールドの
確保に奔走している、そんな東北ダートラ界に朗 報が舞い込んだ。ドリフトのメッカとして知られる 福島のエビスサーキットがダートコースをオープン させてコース公認を取得し、7月26日にこけら落と しイベントとして地方選手権第4戦を開催したのだ。 このダートコース新設は、今回の主催を務めた SiFの須田行雄氏の要請にエビスサーキットの熊 久保信重氏が応えて実現したという。 「もともとエビスサーキットは約40年前にダート コースとして始まっていて、自分も幼い頃からダー ト走行が身近にありました。ダートラについては、 昔から自分でもいつか走りたいと思ってましたし、 イベントもウチのコースで観てみたいという思いが あったんですよ」と語るのは熊久保氏だ。 ダートコース新設といっても、かつて東コースの 位置にあったような専用コースではなく、今年7月 に全日本ジムカーナが開催された「西コース」のエ スケープゾーンをダートコースに見立てた半舗装& 半ダートのコースなのだ。路面はもともと赤土で、 中盤の高速セクションには大量の砂利を載せてい る。しかし、スタートを含めた前半部分では西コー ス上も走るため、天気が良ければドライタイヤを
1.「2本めは滑る路面でのドライタイヤの使い方に手こずってしまい ました。低速セクションでの抑え方が勉強になりましたね」。S1クラス 優勝の中沼貴広選手。2.「タイヤはA031だと厳しいのでD車は A053にカットを入れていく感じですね」。Dクラスは佐藤史彦選手が 優勝。3.「下りながらの回り込むコーナーなどは攻め所でしょう。大 きく差が付きそうです」と振り返った今隆志選手はN1クラスを制し た。4.PN/AE/N.SA1500クラスで2位の岩崎健二選手はヴィッツを ドライブした。5. 石川邦雄選手はN2で2位入賞。
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エビスサーキットダートコース解説 サーキットのエスケープも使うNEW コース。スピードレンジは当然、高い。
この新ダートコースの面白いところは、サーキット のエスケープゾーンをつないでダートコースにしてし まおうという発想だ。今回のレイアウトは、全日本ジ ムカーナでも使用したピットレーンからスタートする、 西コースを横断しながらのミックス路面だ。
前半セクションは、スタート直後に舗装で右ターン してそのままアウト側のダートに入り、西コース頂上 にダートのショートカット路で上がる。そこからダー トの右回りコークスクリューで下り、再び左回りで上 って、最上段のストレート部に設けられた速度抑制の シケインを通過してから、緩い左コーナーでバックス トレートに入る。ここはターボ4駆勢は4速に入る速 度域でややバンピーな路面をクリアしつつ、ハイスピ ードな右コーナーを経て後半セクションに入る。
後半は全てがダートで、大きな左ターンを回って“タ コツボ”と呼ばれる高低差のある東コース連絡路に入 る。最下部まで駆け下って1本パイロンをターンして 上段の大きなターンに戻る。その後は再び西コースの 舗装に戻り、かの新井敏弘選手も転倒したショートカ ットを下って、規制パイロンの不通過に気をつけなが らホームストレートに入ってフィニッシュする。
パイロンや土砂入りのフレコンバッグで設けられた
選択することになりそうだ。
天気は快晴。うだる暑さの中で高低差のある新 コースの慣熟歩行が行われ、コース攻略もタイヤ 選択も手探りなまま第1ヒートがスタートした。話 題の新コースオープンということで第4戦には多く の全日本選手も参戦した。中でも全日本N2クラス を戦う星盛政選手は本番車のランサーを持ち込み、 第2ヒートで気合の走りを見せて優勝を飾った。
1本め、星選手は浮き砂利を意識してウェットタ イヤを選択。さすがの激走を見せたが、ややライ ンを外して3番手にとどまってしまう。代わってト ップに立ったのはポイントリーダーの石川邦雄選 手だ。サイドターンでストールしながらもDL87 RW装着で2位に1秒差をつけてみせた。
ラインが分散して路面があまり掘れなかったこ ともあり、第2ヒートのタイヤ選択は分かれた。ア ドバン勢では何とA036を履く選手も登場したた
め、4駆勢の第2ヒートは硬質路面用タイヤでの戦 いとなった。自己タイムを約1秒上げて自ら暫定ベ ストを塗り替えたのは石川選手だった。そして最 終走者の星選手は全日本戦に温存しておいた A053を装着して本気の走りを披露。タイムは1分 53秒664と2位を約1.7秒引き離すベストタイム
規制パイロンが多かったことから、やや複雑なコース
となり、第1ヒートではミスコースが続出してしまっ た。また後半の赤土エリアでは自分の巻き上げたホコ
リで走路を見失うケースも散見された。ちなみにコー スクリアのランサーで1分57秒台をマークしており、 2駆マシンは2分を超えるロングコースとなった。
となり、そのまま逃げ切って優勝。オーバーオー ルウィンもさらった。
「タコツボ下のターンではリアをヒットしてますか ら、まだまだタイムは削れますよ。見つけたライン をいかに我慢して走り、あらゆるターン を小さく回ることがキモになりますね。 コーナー間の距離感も意外に難しくて、 シフトアップのタイミングには悩まされ ました」とは星選手のコメントだ。
パイロンの数も多かったことから第1 ヒートはミスコース続出となったが、し っかりと勝負していたのがS2クラスだ。 青森のベテランラリースト齊藤春生選
10.「2分超えというタイムの割に は長くは感じなかった。面白いコースです」。PN/AE/N. SA1500クラス佐藤秀昭選手は1本めのタイムで逃げ切っ た。11.N1で3位ゲットの市村友哉選手。12. 同2位の佐々 木健一選手。13. 菊池恒博選手はS2で2位入賞。14. 川島 秀樹選手は僅差の2位に。
手や、元アドバンワークスドライバーの藤田哲也 選手が参戦しており、内容の濃いバトルが展開さ れたが、藤田選手が2本ともベストで完全勝利& 今季初勝利を収めた。
「今回のコースではローを使う場所が5ヵ所あった んだけど、1速のセクションが遅いからホントは4ヵ 所にしたかった。2本めは前半の上りでギヤ選択を 間違ったのが大きなミスだったね。ダンパーも替 えてだんだんキマってきたから、クルマが壊れな い限り、チャンピオン目指して頑張りますよ」と藤 田選手は手ごたえ十分の笑顔を見せていた。
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15.PN/AE/N.SA1500クラス入賞の皆さん。 16.N1クラス入賞の皆さん。17.N2クラス入賞 の皆さん。18.S1クラス入賞の皆さん。19.S2ク ラス入賞の皆さん。20.Dクラス入賞の皆さん。
6.S1で3位入賞の立川敬士選手。7. 四戸岳也選手はS2で3 位獲得。8.Dクラスで2位獲得の野口誠選手。9.N2で貫禄 勝ちを見せた星盛政選手。
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雨の新潟、柿澤廣幸スイフトが今季初勝利
2015年JAF関東ダートトライアル選手権第8戦/
JMRC関東ダートトライアルシリーズ/<JMRC全国オールスター選抜戦>/ ’15ARFAダートトライアル・ザ・お盆[JAF公認No.2015-1712]
開催日:8月23日 開催場所:トライアルゾーン新潟 格式:準国内 主催:ARFA[クラブ登録No.加盟15022] レポート/佐藤 均 フォト/滝井宏之
全10戦で争われるJAF関東ダートトライアル 選手権の第8戦がトライアルゾーン新潟で開催さ れた。
1台出走のためやや長めの設定となった決勝コ ースは、スタート地点から最下段のソックスコーナ ーまでS字を描くように往復する設定で、途中で タイトなシケインを設けたり、タコツボを逆走で使 ったり、ゴール直前には難しい位置に規制パイロ ンを設置するなど、地元有利にならないテクニッ ク重視の配置となっていた。
また、このコースは晴天なら超硬質ドライタイ ヤが使えるが、大会前日の雨で路面はやや軟質状 態。当日の天候は気温が高く路面が乾きやすい状 況ながら、午後には雨が降る予報でもあったこと から、タイヤチョイスは困難を極め、第1ヒートか
ら気の抜けないアタックが要求された。
ウイナーが分散してタイトル争いが混沌として いるN1500&PN1クラス。第1ヒートで唯一2分 を切ってきたのは昨年復活したポイントリーダー入 澤勇選手だ。中間ベストは池田裕和選手が獲得し たものの1分59秒29でトップタイムを刻み、全日 本ドライバーの面目躍如となった。2 位には松栄吉彦選手、3位は柿澤廣 幸選手と、上位3台にZC31Sスイ フトが並んだ。
路面が乾いた第2ヒートはドライ バトルが期待されたが、スタートす る12時ごろ、急激に黒雲が立ちこ めてきた。しかし、落ちてきた雨量 が少なかったためタイムは順調に
1.N2クラス3位に入った安藤輝明選手。2. 渋谷修一選手はDクラスで3位表彰台獲得。3.N1クラスで3位表彰 台を獲得したのは古沢和夫選手。4. 下屋敷勝弘選手はDクラスで2位に入賞した。5. 鈴木良信選手はN1クラス で2戦連続2位に入った。6~11. 順番にN1500&PN1、N1、N2、S1、S2、D各クラス表彰台の皆さん。
上がり、1分57秒台の争いに。そこでターゲットタ イムを1分56秒台に引き上げたのは松栄選手で、 続く入澤選手が横っ飛びでゴールする激しい走り でコンマ3秒逆転した。このまま優勝かと思わせ たところで柿澤選手が中間ベストをマーク。 フィニッシュタイムは何と2位に1秒差をつけた 1分55秒29を叩き出した。残るシード勢は奮わず、 シリーズ3位で挑んだ山川弘介選手もゴール直前 のパイロンタッチで沈んだため、柿澤選手が1年 ぶりの嬉しい今季初勝利を獲得した。「デミオから 乗り換えて昨年は何をやってもダメでしたが、今
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7 8 10 11 9 N1500&PN1クラスでは柿澤廣幸選手が今シ ーズン初めての優勝で“美酒”を浴びた。
年はグループ4で足回りのセッティングを見直して から戦えるようになってきました」と喜びの声。タ イトル争いに名乗りを挙げた。
N2クラスはポイントリーダー武石裕二選手を全 日本ドライバーの影山浩一郎選手が追う展開。こ れまで武石選手が地元の新潟を2勝、影山選手が 野沢を2勝して僅差の攻防を続けている。第1ヒ ートの路面状況はウェットタイヤが最適なように見 えたが、87Rで挑んだ神奈川の安藤輝明選手が1 分47秒台で早々にベストタイムを計測した。
ウェットタイヤで挑んだシードの武石選手は1分 48秒台と奮わず、続く影山選手は87Rで1分46 秒94を叩き出してベストタイムを更新した。昨年 チャンプの宮地雅弘選手が安藤選手をかわして2 位に浮上したことで、武石選手は4位に転落して しまった。
雨はかなり強く降り続き、N2クラスはほぼ不出 走。第1ヒートのタイムで成績が確定した。「自分 もウェットでいくつもりだったのでラッキーでした」 と語る影山選手。この結果、影山選手が武石選手 を3ポイント上回ってポイントリーダーに浮上して いる。
新潟でキラめく、3名のダートラ女子たち!
フィジカルスポーツに比べて男女差が付きにくいモー タースポーツ。特に短時間で勝負が決まるタイムトライ アル競技では、油断した男性が競り負けることは多々あ る。第8戦新潟でも3名の女性トライアラーが健闘して いる。今回は競技の世界で高い女子力をキラめかせる、 ダートラ女子たちに意気込みを聞いた。
N1クラスの黒木奈津美選手(写真上)は、大学時代に 出会ったダートの世界にどっぷり漬かって11年が経過し た。「自動車部でダートラを初体験しましたが共用の『部 車』だったので思いきり踏めず成績が良くなかったんで す。それが悔しくて社会人になったらすぐにダート車を 入手しました。今まで1年も休まず一生懸命活動してき ましたが、一昨年に結婚してから調子が狂いまして(笑)。 現在は『妊活』中でもあるので、ダートラが好きなダンナ と長く競技を続けていく方法を模索してるんです」
競技歴20年を超えるベテラン砂川里美選手(写真中) はDE5FSデミオを駆りN1500&PN1クラスを戦う。「始 めた当時はレディス全盛期で、大井こずゑ選手や太田直 美選手たちの男性顔負けの豪快な走りに憧れてました。 結婚など“やめどき”は色々あったんです。実際、子供 の受験で活動休止したんですが、お金が貯まっちゃった ので、新車のデミオで競技車を作っちゃいました(笑)。 なかなかやめられないもんですね」
N1クラスは、前戦でS2チャンプを確定させた 中澤康治選手がクラスを変更して参戦。第1ヒー トでトップタイムをマークすると、午後に降り出し た雨によりほとんどの選手がタイムダウンしたため、 そのまま優勝を飾った。
S1クラスは、「副賞の日本酒目当て」に参戦した 小山健一選手が圧勝。ポイントリーダーだった外 山嘉賢選手は今回2位に留まり、シリーズ2位に 引き摺り落とされた。
S1クラスでシリーズ
4位につけている古屋 沙織選手(写真下)。た またま見たダートラの 豪快な走りに憧れてこ の世界に足を踏み入れ た。「関東ジュニアでは レディスチャンピオン を獲得しました。『ショ ップ戦でタイトルを獲 れないようじゃどこで も通用しない』とか『丸 和を走れないようじゃ ……』とか、色んなタイ ミングで私の闘志に火 を点けてくれる人がい たので、そのたびに無 我夢中で走ってました。
現在はC地区を追って ますが、最近ご無沙汰
な表彰台獲得とともに、シード獲得を目標としていま す」。今回も5位入賞を果たし、目標実現に一歩ずつ近 付いている。
S2クラスは静岡のGC8使い、土屋廣明選手が 新潟4回めにして初勝利。第2戦の大転倒から復 活した平田満選手が今季最上位の2位となった。3 位は元全日本ドライバーの岩田賀嗣選手が久々に 親子参戦して3位表彰台を獲得した。
Dクラスは星野伸治選手がオーバーオールタイ ムで3連勝。これで今季4勝となったがギリギリ でタイトル確定とはならず、今回不参加の森正選 手と最後のタイトル争いに挑む。
13. 中澤康治選手はクラスをS2からN1に移しても優勝で“7連勝”を遂げた。14.N2クラスは影山浩一郎選手が「得意ではないコー ス」にも関わらず優勝を飾った。15.S2クラスでは土屋廣明選手が今季初優勝。16.S1クラスは小山健一選手が優勝しチャンピオ ン争いを面白くした。17.S1クラスは杉浦忠洋選手が3位で表彰台獲得。18. 松栄吉彦選手がN1500&PN1クラスで3位に入った。 19.S2クラスの3位には岩田賀嗣選手が3位でシーズン初表彰台を獲得した。20.N2クラスは昨年王者の宮地雅弘選手が2位入 賞。21.N1500&PN1クラスの2位にはポイントランキング首位の入澤勇選手が入った。22. 外山嘉賢選手はS1クラスで2位表彰 台を獲得。23. 平田満選手はS2クラスで今シーズン最上位の2位に入った。24.Dクラスは星野伸治選手が3連勝を遂げた。
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オフィシャルズ
昨年は3回。そして今年はすでに2回、全日本ラリー選手権の 技術委員長を務めた“技術の鬼”たる人物を今回は紹介する。幾人もの名ラリーストを 全日本に送り込んだ群馬ラリー界を創設時から支えてきたベテランは、 いまや日本ラリー界を代表する技術オフィシャルの一人だ。
けど、ロールバーを入れて定員が変わった場合は車検を取り直すといういまに続く制度が始まったんです。(社長の)加勢さんから、うちの競技車、全部やってくれ、ということになって。そしたら、〝並木さん、そういうことに物凄く詳しいんだったら、技術委員長やってよ〞ってことになったんです。ラリ
ダートラから関わったが、ラリーにウエイトが置かれるようになったのは、 同じ群馬の名門キャロッセチームの改造車検を引き受けるようになったのが きっかけだった。 「まだ
こうしたハードスケジュールが決して 珍しくはない日常を続けている。 本業は前橋市内で自動車整備工場を 営む。しかし「自分が関わるラリーのある週は、もう月曜からラリーモード。 簡単な仕事しか受けない(笑)」。技術委員長の依頼があれば、スケジュール が空いている限りはまず断らない。 技術オフィシャルという仕事はまず
リーに関わった。関東ラリー界、というより東日本ラリー界の技術の番人、並木衛は少なくとも、もう
1970
年代の頃だと思うんだ
木が絶大の信頼を寄せる〝並木組〞のスタッフ達。並木は分業化された各検査セクションの最後に構えて合格の証のシートを貼るというのが本来の役割だが、実際は各セクションを歩き回って、若いスタッフとともに対応を考えるという仕事がほとんどだ。「例えば、〝ちょっとマズイな〞と感じたようなロールバーを通しちゃった後に、アクシデントが起きてロールバーの溶接がはがれたことが原因で最悪の事態になったとしますよね。もちろんそういう場合、まず乗員の生命が危険にさらされる。そして外国の場合は、 そんなクルマを運転したドライバーが悪いと自己責任で終わるんだけど、日本は、なんでこんなクルマを走らせたんだ、とオーガナイザーの責任になるわけです。だから、こんないい加減なクルマは通せないと説明する。
でもね、いきなりダメだとは言わな
い。このままだとダメだから直してきて、と。方法が分からないのなら一緒に考える。スタートまでに何とか走れる可能性を探る、そのアドバイスをするのも我々の仕事だと思う」 並木ほどのベテランともなれば、顔
の写しなどを見ると、その責任者の欄に自分の名前が書いてあるわけ。こり ゃ、落とすわけにはいかない(笑)」 車検の現場を切り盛りするのは、並
まだまだ厳しいジャッジ、お願いしま すね。
に対して選手達がどう対応してくるのか、というのが面白かったりするんです。付き合いの長い選手は、こっちが冗談で言ってるのか、本気で言ってるのかは分かるみたい。少なくとも仕事となれば私情は挟まない、というのは理解してくれてると思う。そういう切り替えは若い人も見習ってほしいよね」 この時期ともなれば、来年の技術規 則の改定が公示されるので、並木もその〝予習〞に勤しんでいるかと思いきや、「さらっと目は通すけど、じっくり読むのは年が代わってから」という意外な答えが返ってきた。「昔は読み込んでたんだけど、現場で〝並木さん、それ来年の規則だよ〞って選手に指摘されたことが結構あって(笑)。混同しちゃうんで、やめたんです」。でもこういう話を聞くと、何となく並木の一途さ が伝わってくる気がしないだろうか。「〝もう、くたびれた〞と口では言うけど、体が丈夫な限りは続けたいと本人は思っている(笑)。やっぱりモータースポーツが好きだし、何より人との繋 がりがね、好きなんでしょうね」
歳。定年なんて言葉は無用。
車両重量をはじめとする全参加車両の基本的なデータを予め 調べ、エクセルデータでパソコンに入れて車検の現場で照合す る。一昔前は近所のディーラーに出向いてカタログや新型解 説書の必要箇所をコピーさせてもらったという。
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7 月最終週、全日本ラリー 福島。 8 1 J M R C 群馬ラリーシリーズ。 8 月最終週、全日本ラリー群馬。約 1 ヵ月の間に 3 度、日数にして 8 日、ラ
30 年以上は、
技術委員長 並木衛
フォト/友田宏之 レポート/鈴木和夫 第 3 回
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J A F M O T O R S P O R T S 1967 年 3 月 20日 第 3 種郵便物認可(毎月 1 回 1 日発行)第 49巻 第 8号 2015 年 10月 1 日発行 発行人 望月均 03 ( 5470 ) 1711 (代) 一般社団法人 日本自動車連盟 東京都港区芝大門 1 1 番 30号 0570 ( 00) 2811 (総合案内サービスセンター) 発行所 東京都港区芝大門 1 1 番 30号 ㈱ J A F 出版社 143 円 2015 / 10