2015年JAF全日本F3選手権第10戦&第11戦 岡山国際サーキット












2015年全日本カート選手権KF部門第3戦&第4戦
2015年全日本カート選手権FS-125部門西地域第3戦 特集 ライバルに差をつける


~これからモータースポーツ始める人、必見!~









2015年JAF全日本F3選手権第10戦&第11戦 岡山国際サーキット
2015年全日本カート選手権KF部門第3戦&第4戦
2015年全日本カート選手権FS-125部門西地域第3戦 特集 ライバルに差をつける
~これからモータースポーツ始める人、必見!~
月号で公示された新たなス ピード行事競技、「オートテ スト」が全国各地で続々と始 まっている。
まず 7 月 5 日には、栃木県のドライビン グパレット那須で数年前から開催されてい る体験走行付のBライセンス講習会イベン ト「B-とる」の中で、受講者がオートテスト を体験した。さらにこの号が読者の手元に 届く頃には、北海道のオートスポーツラン ドスナガワで 7 月 12 日に開催されたオート テストとして初の公認競技会も終っている はずである。
このほか、7 月には公認競技会の前のプ レイベントとして、JAF加盟クラブがまず オートテストを試験的に開催する話も聞こ えてきている。さらに 8 月には、とある地 方サーキットで、公認競技会に合わせる形
で地元ディーラーが行うイベントの一環と してオートテストを導入する構想もあると いう。参加者のみならず、こうした主催す る側でも新たなサポーターがモータース ポーツの世界に参入してくることは歓迎す べきことだ。
オートテストの発祥 の地、英国では、オー トテストに特化した車 両を持ち込むスペシャ リストが活躍する例も 見られ、一部ではレベ ルの高いイベントも開 催されているようだ が、日本では、まずは 一般のクルマ好きのド ライバーでも気軽に楽 しめるイベントを設定
したいとする関係者が多いようだ。 こうした一連の動きは、先月号でもお伝 えした通り、本誌でもフォローしていく予 定だが、全国各地に広がりつつあるこの オートテストの輪がどこまで大きくなるの か、注目していきたいところだ。
家族や友達の応援合戦で盛り上がる日が 来るかも?(写真はイメージです)
年の夏は、モータースポーツ
のビッグイベントが目白押し だ。
愛選手が大会 4 連覇を狙って今年もエント リーしているので、ここにも注目したい。
話題豊富で始まった全日本選手権スー パーフォーミュラは中盤戦を迎える。8 月の ツインリンクもてぎ、9 月のオートポリスと テクニカルコースが続くが、まだまだ残暑 も厳しく、エンジン、タイヤ、ブレーキへ の負担も大きいことが予想される。チーム による暑さ対策や、ピットストップなどの 戦略も見どころになるだろう。
人気のスーパーGTシリーズは、8 月には 富士と鈴鹿の 2 戦が予定されており、文字 通り“アツイ”戦いが期待できるに違いない。
催されている。真夏の競技会は、出場選手 も観客も暑さとの戦いにはなるが、そろそ ろチャンピオンの行方が気になってくる季 節。今年の夏はテレビ観戦派の皆さんも、 右ページのインフォメーションやホーム ページを参考にして、ぜひ会場に足を運ん でほしい。
8 月 1日に決勝レースを迎 えるソーラーカーレース鈴鹿は、今年で 24 回めとなる長い歴史を持つ国際格式の レースで、太陽電池で発電したエネルギー のみを動力源にして、ソーラーパネルの出 力などでクラスに分かれて、5 時間、4 時間 の耐久レースを行う。学生たちや職場の仲 間が力を合わせて、“ものづくり”の楽しさ と難しさを学びながら迎えるゴール直後 の、全力を出し切った参加者達の表情も毎 年感動的だ。全日本F
全日本ラリー選手権は、屈指のハイス
ピードステージと目されて いるモントレー 2015 in 嬬 恋と、国際ラリー“アジパ シ”が併催されるRALLY HOKKAIDOが続けて開催 される。両競技会ともスペ シャルステージに観戦エリ アが設けられる予定だ。
その他、各カテゴリーと も観戦可能なビッグイベン トが毎週のように全国で開
ぜひ会場で熱気を体感してほしい。
全日本選手権スーパーフォーミュラ第4戦/全日本F3選手権第14戦& 第15戦/ツインリンクもてぎ2&4レース 8月22〜23日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 開催概要(予定)
スケジュール/22日(土) SF予選 F3第14戦&第15戦予選 F3第14戦決勝 23日(日) SF決勝 F3第15戦決勝
観戦料金/●前売券(2日間有効) 大人5,000円
学割(高校生以上の学生・学生証提示)2,500円 中学生以下無料 ●当日券 大人 土曜 3,600円 日曜 6,200円 中学生以下無料 パドックパス 前売(2日間有効) 大人3,100円 当日 大人3,100円 中学生以下 無料
ピットウォーク 大人 1日1,100円 中学生以下無料 駐車料金/●前売(2日間有効)1,500円 ●当日 1日 4輪2,000円 2輪無料
問合せ先/㈱モビリティランド TEL0285-64-0200
ホームページ/http://www.twinring.jp/index.html
全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦/オートポリス スーパー2&4レース2015 9月12〜13日 オートポリス(大分県)
開催概要(予定)
スケジュール/12日(土) SF予選
13日(日) SF決勝
観戦料金/●前売券(2日間有効) 大人4,200円 中学生以下保護者同伴で無料 ●当日券 大人 土曜 3,000円 日曜 5,500円 中学生以下保護者同伴で無料 パドックパス 未定 ピットウォーク 未定
駐車料金/前売 4輪 1日800円 2日間1,500円 当日 4輪1,000円 2輪500円
問合せ先/㈱オートポリス TEL0973-55-1111
ホームページ/http://www.autopolis.jp/
全日本ラリー選手権第6戦 モントレー2015 in嬬恋 8月29〜30日 群馬県
ギャラリーステージ情報
サービスパークはパルコールつま恋リゾートで、このラリーパークと土曜は大前須坂SS、日曜はあ さまサーキットで観戦できます。
観戦料金/無料
駐車料金/プレミアムパーキングパス(2日間有効特典付)4輪前売7,000円 当日8,000円 1DAYパーキングパス 当日 4輪2,000円 2輪無料
問合せ先/JAC TEL0276-25-0114
ホームページ/http://www.rally-montre.com/
全日本ラリー選手権第7戦 RALLY HOKKAIDO
(2015 FIA Asia Pacific Rally Championship)
9月19〜20日 北海道
ギャラリーステージ情報
サービスパークは北愛国交流広場で、隣接する札内にスーパースペシャルステージを設定しました。
土曜は陸別、パウセカムイ、札内の3カ所、日曜は音更、本別、札内の3カ所で観戦できます。
観戦料金/●前売券 各ステージ 大人2,000円 中学生以下保護者同伴で無料 ●当日券 各ステージ 大人2,800円 中学生以下保護者同伴で無料 その他に1日券、2日券もあり
駐車整理料/北愛国サービスパークおよび札内は無料、他は4輪2輪とも500円
問合せ先/AG.MSC北海道 TEL011-864-2003
ホームページ/http://www.rally-hokkaido.com/jp/
全日本ジムカーナ選手権第6戦 K.S.Cハイスピードスラローム
8月1〜2日 関越スポーツランド(群馬県)
開催概要
スケジュール/1日(土)ゲートオープン 7:00
2日(日)ゲートオープン 6:30 第1ヒート9:00〜
観戦料金/●当日券 大人 土曜1,000円 日曜2,000円 中学生以下無料
駐車料金(予定)/1日 4輪1,000円 2輪500円
問合せ先/K.S.C TEL027-347-4050
ホームページ/http://www.quality-jp.net/ksc/2015/allj6/alljmain.html
全日本ジムカーナ選手権第7戦 とびうめジムカーナフェスティバルin九州 9月19〜20日 スピードパーク恋の浦(福岡県)
開催概要
スケジュール/19日(土)ゲートオープン9:30 20日(日)ゲートオープン7:00 第1ヒート9:00〜
観戦料金/●前売券 大人 1,200円 中学生以下無料 ●当日券 大人 土曜500円(入場料) 日曜1,500円 中学生以下無料 駐車料金/無料
問合せ先/とびうめジムカーナ事務局 TEL092-621-0664
ホームページ/http://www.geocities.jp/a_r_c_tobiume/
全日本ダートトライアル選手権第6戦 NOZAWAダートトライアル 8月8〜9日 モーターランド野沢(長野県)
開催概要
スケジュール/9日(日)ゲートオープン7:00 第1ヒート8:45〜
観戦料金/●当日券 大人2,000円(駐車料・プログラム代込み) 中学生以下無料 公式駐車場は野沢温泉村ふるさと物産センターねんりんで、そこからシャトルバスで 会場へ
問合せ先/ROAD-KNIGHT TEL0263-26-2545
ホームページ/http://www.janis.or.jp/users/rt-hato/2015nozawa_dirt/index.htm
全日本ダートトライアル選手権第7戦 スーパートライアル in 今庄 9月5〜6日 オートパーク今庄(福井県)
開催概要
スケジュール/5日(土)ゲートオープン 未定
6日(日)ゲートオープン 未定 第1ヒート8:30(予定)
観戦料金/●前売券 未定 ●当日券 未定
駐車料金/未定
問合せ先/㈱ゼスト TEL0566-83-0030
ホームページ/http://www.imajyo.com/
全日本カート選手権FS-125部門西地域第4戦 ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-Jr Cadets部門西地域第4戦 8月1〜2日 オートパラダイス御殿場(静岡県)
開催概要
スケジュール/1日(土) 練習走行&車検
2日(日) 予選&決勝
観戦料金/無料 駐車料金/無料 問合せ先/APG TEL0550-75-6138
ホームページ/http://www.apg-kart.com/
全日本カート選手権FS-125部門西地域第5戦 ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-Jr Cadets部門西地域第5戦
8月29〜30日 神戸スポーツサーキット(兵庫県)
開催概要
スケジュール/29日(土) 練習走行&車検
30日(日) 予選&決勝
観戦料金/●当日券 日曜 大人1,000円 小学生以下無料 駐車料金/4輪 1,000円 2輪 500円
問合せ先/BSL TEL077-598-2888
ホームページ/http://www.kobesc.com/wp/
全日本カート選手権KF部門第7・8戦
全日本カート選手権FS-125部門東地域第5戦
ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-Jr Cadets部門東地域第5戦 9月12〜13日 スポーツランドSUGO西コース(宮城県) 開催概要 スケジュール/12日(土) 練習走行&車検
13日(日) 予選&決勝
観戦料金/●当日券 大人1,600円 高校生(学生証提示)800円 中学生以下無料 駐車料金/無料
問合せ先/SSC TEL0224-83-3111
ホームページ/http://www.sportsland-sugo.co.jp/race/cart_race.html
今年、2度めの岡山国際ラウン
GT Asia&SUPER F3 RACE in OKAYAMA[JAF公認No.2015-0025]
開催日:6月26~28日 開催場所:岡山国際サーキット 格式:国際 主催:㈱岡山国際サーキット[団体登録No.公認33001]、AC[クラブ登録No.公認33001] レポート/はた☆なおゆき フォト/吉見幸夫
Round.10&11
全日本F3選手権の第10戦、第11戦 が、岡山国際サーキットで6月27 ~28日に開催された。
2回の予選をいずれもトップで、連続ポー ルポジション獲得となったのは、山下健太選
手。「金曜日の専有走行は雨で、周りと比べ て4秒ぐらい遅かったので、予選に向けて不 安な部分もありましたが、ドライで走ってみ たら、クルマのバランスも良く、2回とも1周 をしっかりまとめることができました」と、会 心の走りに上機嫌。
ちなみに上位の順位は山下選手以下、高 星明誠選手、ニック・キャシディ選手、そし てルーカス・オルドネス選手と2戦とも同じ で、5番手には第10戦が石川京侍選手、第 11戦で福住仁嶺選手がつけることとなった。
予選の興奮醒めやらぬ内に行われた決勝 レース第10戦で、誰より鋭いスタートを決 めたのが、高星選手。ポールシッターの山下 選手のけん制をスルリとかわして、1コーナー にトップで飛び込んでいく。しかし、高星選 手も山下選手を振り切るまでには至らなかっ
たばかりか、一時はオルドネス選手、そして 予選7番手からスタートで一気に順位を上げ た福住選手も背後に連なって、周回が進む。
高星選手がミスを犯さず、なかなか逆転を 許されない状況に、やがて山下選手はファス テストラップ狙いに気持を切り替える。11周 めに記録されたことを高星選手は無線で知る
と、13周めに更新し返すも、次の周に山下選 手が再更新。この勝負は山下選手に軍配が 上がり、貴重な1ポイントを獲得するが、優 勝は辛くも逃げ切った高星選手のものに。
「スタートを成功させ
て、前に出られさえ すれば、このコース
では同じぐらいのペ ースでも抜かれな い。そうイメージし
ていた通りの展開に なって良かったけど、
後半のペースは山下 選手の方が優ってい
たので、その辺りは
今後の課題ですね」と高星選手。
日曜日に行われた決勝レース第11戦は、 天候が曇りから晴れに改まっただけで、レー ス展開は第10戦のまるで再現のようになっ た。またしても高星選手がスタート直後の1 コーナーで山下選手を抜き、そのまま一騎討 ちでのトップ争いを繰り広げたからだ。 コースアウト車両を回収するため、4周めか ら3周に渡ってセーフティカーがコースに入 るが、リスタート後の状況も変わらず。また しても逆転は許されなかったが、山下選手は
4. 前回の岡山ラウンドで初表彰台を得たオルドネス選手。得意とするコースで2戦連続の表彰台をマーク。
5.キャシディ選手は予選のグリッドからともに順位を下げる不本意な週末となった。6. 山下健太選手は2戦連 続の2位。手堅くポイントを重ね、シリーズ首位を守った。7.F3-N第10戦では三浦愛選手が優勝。8.9.F3-N 第11戦を制した小河諒選手はシリーズタイトルに早くも王手をかけた。10. 第11戦表彰。左から山下、高星、 オルドネスの各選手。
13周めにファステス トラップを記録。そ して高星選手が2連 勝、今季3勝めをマ ークすることとなっ た。3位は第10戦同 様、オルドネス選手が獲得し、岡山の4レー ス中、実に3レースで表彰台に上がることと なった。
キャシディ選手が5位、4位という結果に
終わったこともあり、山下選手がポイントリ ーダーに浮上するが、「今週は勝てる速さが あったのに、2戦とも落としているので」と反 省することしきり。とはいえ、キャシディ選 手に4ポイント差、高星選手にも5ポイント 差は、現在の流れからすると大きくもあり、 小さくもある。
一方、F3-Nクラスでは小河諒選手が、2戦 ともに予選トップ。だが、第10戦では違反 スタートでドライビングスルーペナルティを
科せられ、最後尾からの追い上げも、3勝め を獲得した三浦愛選手には届かず2位に。し かし、第11戦ではしっかりスタートを決める と、途中のSCランをもモノともせず、最後 は27秒差の圧勝とし、タイトル確定にも 早々と王手をかけることとなった。
国から日本に舞台を移し、GTアジアの第3 戦、第4戦が6月27~28日に開催された。 プロとジェントルマンが組むセミ耐久レースは、 年々レベルアップの傾向にあり、特にプロのほと んどが、ヨーロッパから招聘された実力派揃い。
第3戦は日本初上陸のベントレー・コンチネン タル勢が予選で上位を独占。決勝もPPからスタ ートのアンディ・スーチェク選手がトップを走る も、交代したジェフリー・リー選手がピット速度 超過のペナルティで順位を落としてしまう。代わ
ってトップに立ったのは、これまた日本初上陸の マクラーレン650S GT3を駆る、濱口弘選手だ った。ヴィタントニオ・リウッツィ選手から託さ れたバトンを、しっかり受け継いで優勝した。
第4戦もベントレーを駆るアドリー・フォン選 手がPPを獲得。決勝も逃げるが、10周めから4 周に渡ったSCランで、せっかくのリードが水の 泡と化してしまう。それでも代わった澤圭太選手 はトップのままレースを折り返すも、アストンマ ーチン・ヴァンテージを駆るダリル・オーヤン選 手がすぐ背後に。何とか振り切った のも束の間、続いてリチャード・ラ イアン選手のアストンが迫ってくる。 激しい攻防戦が最後まで続いたもの の、澤選手が逃げ切ってGTアジア 初優勝を飾った。
混走のGTMクラスでは、第3戦 を青木拓磨選手と浦田健選手が、そ して第4戦を八代公博選手と牧野哲 也選手が制している。
11. 第3戦ではマクラーレン650S GT3を駆る浜口博/リウッツィ組が優 勝。12. 第4戦で2位入賞のライアン/ユー組のアストンマーチン。13. カ ルロ・ヴァンダム選手がドライブしたF-458GT3は第3戦で2位獲得。 14.GTMクラス第3戦では青木拓磨選手/浦田健組が優勝。15. 八代公 博/牧野哲也組がGTM第4戦でトップチェッカー。
2015年全日本カート選手権KF部門第3戦&第4戦・FS-125部門西地域 第3戦 地方カート選手権FS-125部門・FP-3部門西地域第3戦
ジュニアカート選手権 FP-Jr部門・FP-Jr Cadets部門西地域第3戦
[JAF公認No.2015-1113]
開催日:6月27~28日 開催場所:フェスティカサーキット瑞浪 格式:国内/準国内 主催:RTA[クラブ登録No.公認81303]、フェスティカサーキット[団体登録No.公認80901] レポート/水谷一夫 フォト/益田和久
フェスティカサーキット瑞浪の上空 は、抜けるような青空。開幕戦か ら約2ヵ月半のインターバルを置い て開催されたKF部門の第3/4戦は、絶好 のレース日和に恵まれた。
このレースウィークを優位に進めてきたの は、16歳のルーキー澤田真治選手。大会初日 の公式練習とタイムトライアル、そして決勝 日の公式練習と全セッションでトップタイム を記録して、絶好調でヒートを迎えた。
午前に行なわれた第3戦。予選をトップの まま走り終えた澤田選手は、22周の決勝も先 頭でスタートすることに成功した。だが、経 験に勝るライバルたちは新鋭の逃げ切りを許 さない。阪口晴南選手と朝日ターボ選手が真 後ろから澤田選手にプレッシャーをかけ、9周 めに次々とその前へ。第3戦の主役は、ここ で入れ替わった。
先頭に立った阪口選手は0.5秒以上のリー ドを築いたが、やがて朝日選手がその差をじ
わじわと削り取っていく。15周め、バックス トレッチエンドで朝日選手が阪口選手のイン を急襲して先頭に躍り出た。次の周には澤田 選手が阪口選手を抜き返したのだが、ここ瑞 浪で昨年2連勝を飾っている朝日選手は、澤 田選手に逆転のチャンスを与えない。
朝日選手はレース終盤を迎えると徐々にリ ードを広げ、ピットレーンで待つチームスタ ッフたちに右手を突き上げながらチェッカー をくぐった。昨年の第4戦以来途絶えてい た、久々の優勝だ。「勝てずにいる間も、ダ ンロップの方々はずっと僕を気にかけてくれ ていた。やっとその気持ちに応えることがで きました」と笑顔をほころばせる朝日選手。 一方、澤田選手は自己最上位の2位にも「い い流れで来ていたのに勝てなかった。甘く考 えていました」と表情を曇らせた。
午後の第4戦。澤田選手は再び予選をトッ プのまま走り終えた。だが、そこには第3戦 とは異なる点があった。周囲が予選では無理
KF/1. 第3戦で6位入賞の佐々木大樹選手。2. 菅波冬悟選手は第4戦で4位。3. チャンプ宮田選手は第4戦の6位が今回の最上位。4. 清 原亮太選手は第3戦で5位入賞。5. 第3戦4位の山川仁也選手は第4戦で2位獲得。6. 阪口晴南選手は第3戦の3位が最高位という結果 にとどまった。
7.8. 第3戦を制した朝日ターボ選手。第4戦も3位に入り、連続表彰台を獲得した。
全日本最高峰のKFを初制覇し、チームと喜び のチェッカーを受ける澤田真治選手。第2戦 の2位から悲願の優勝へジャンプアップを果 たした(表彰・中央)。
をしていないことに気付いた澤 田選手は、リードを維持しつつ 自分もマシンを労わって走り、 タイヤをセーブしていたのだ。 そして決勝。必勝を期してポ ールからスタートした澤田選手は、全力を解 き放って猛ダッシュする。2周め、澤田選手 のリードは0.6秒。4番グリッドから2番手に 浮上した佐々木大樹選手が後続を封じ込め たことも澤田選手を利して、6周めにはそのリ ードが1秒以上に広がった。快心の独走だ。 フィニッシュの瞬間、澤田選手の右拳が一 度、二度と高く上がる。2013年のレッドブ ここは勝つつもりで来ました
KF部門初優勝・澤田真治選手
ここは得意なコースなので勝つ つもりで来ていましたし、第3戦で タイヤメーカーの方の期待に応え られなくて悔しい思いをしたので、 第4戦でチェッカーを受けた時は すごくうれしかったです。最初の4 ~5周はエンジンもタイヤもぎりぎ りの状態まで攻めてリードを作れ たので、その後はちょっと余裕を持って走れました。周り は予選であまりプッシュしていないことが第3戦で分かっ て、それに合わせることができたのもよかった点ですね。
FS-125部門初優勝・三澤拓真選手 予選でペースが良かったので自 信はあったんですが、4番手に下が って先頭集団に離された時はヤバ いなと思って焦りました。前方で バトルが始まった時は、これでチ ャンスが来るかな、と。前に追い 付いて、抜ける時にはいつでも行 くつもりでした。トップに出てから は、落ち着いていこうと自分に言い聞かせながら走りまし た。フロントブレーキの練習をしっかりやってきたことが 大きかったですね。バトルにその効果が出たと思います。
ル・カートファイトで世界チャンピオンに輝 いた俊英が、ついに国内最高峰の舞台で初 勝利を摑み取った。
2位は山川仁也選手。タイムトライアルで はタイヤのトラブルで最下位に沈んだが、予 選と決勝で21台を抜いて表彰台にたどり着 いた。朝日選手はレース序盤のペースが上が らず7番手まで後退したが、中盤戦からの巻 き返しで3位フィニッシュを果たした。
同時開催の全日本FS-125部門・西地域 第3戦も、ホットなレースになった。
20周の決勝では、2番グリッドの環優光選 手がスタートでトップを奪い、ポールの三澤 拓真選手は4番手に後退した。やがて佐藤
FS-125/9.2位入賞の宮下源都選手。
10.3位入賞は環優光選手。11. 表彰台獲 得の3選手。
12. 今年から全日本にステ ップアップの三澤拓真選手は3戦めで初 優勝を獲得した。
巧望選手が環選手に追い付き、2台で後続を 引き離して先頭集団を形成する。
レースが折り返し点を過ぎると、環選手と 佐藤選手の競り合いがにわかに熱を帯びる。
ここに勝機を見出したのが、3番手まで挽回 していた三澤選手だった。順位を入れ替え合 いペースが鈍った前2台に急接近すると、三 澤選手は間を置かずトップ争いに割って入 り、1周で2台を抜いて先 頭に返り咲いた。
地方FS-125部門/ 予選で7台一丸 の混戦を制してポールを獲った山田杯 利選手が、決勝では背後のアクシデン トを利して2周めから独走を開始。そ のまま18周を走り抜いた山田選手が 初優勝を飾った。やはり単独走行を続 けて2位フィニッシュの小出峻選手は 初表彰台をゲットだ。
地方FP-3部門/ 久富圭選手と津本 匠選手の淡々としたトップ争いが、ラ スト2周で激しいバトルに転じると、1 秒以上後方にいた松崎凌平選手がそ こに急接近。最終ラップに先頭の2台 がもつれ合ったところを、松崎選手が アウトから一気にかわして歓喜の逆転 優勝を果たした。
FP-Jr部門/スタート直後から優勝争 いは白熱、17周レースの終盤に至って 先頭集団は6台に膨らんだ。この激闘 を制したのはポールの新田渉選手。レ ース中盤からの戦いを優位に進め、ピ ットレーンで待ち受けるチームスタッ フに手を上げながら初優勝のチェッカ ーをくぐった。
FP-Jr Cadets部門/ レース終盤、 伊藤琢磨選手と嶋田隼人選手のトップ 争いに背後の2台が追い付くと、残り 4周で2番手の位置を奪い合うバトル が過熱。先頭にいた伊藤選手はこれで プレッシャーから解放され、両手を突 き上げフィニッシュ、2013年以来の同 部門2勝めを獲得した。
優勝争いはなおも5台 一列の接近戦が続いた が、三澤選手は背後のバ トルに乗じてリードを広 げ、真っ先にチェッカー へ。昨年のFP-Jr部門チ ャンピオンの初優勝だ。 2位はラスト2周でふ たつ順位を上げた宮下源 都選手。前半戦をリード し続けた環選手は3位で レースを終えた。
ン/鎌田僚、(株)スタジオーネ63
(株)JAF出版社JAFスポーツ編集部 ☎0
12 平成26年度(平成26年4月1日より平成27年3月31日まで)事業 報告ならびに収支報告
14 競技用シートのFIA公認の取り消しについて
15 海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請 方法
15 Aライセンス講習会日程
16 あなたの周りに2015ライセンスの更新がまだの方はいませんか?
17 JAFマイページのご案内
〜これからモータースポーツ始める人、必見!〜 30 TOPICS
18 JAFMOTORSPORTSCALENDER(8月〜10月)
45 全日本カート選手権&ジュニアカート選手権データファイル
46 全日本選手権データファイル
48 ル・マン24時間レースリザルト
4 JAFMOTORSPORTS TOPICS
5 2015年全日本選手権インフォメーション 49 CLUB MEETING
[RACE]
6 2015年JAF全日本フォーミュラ3選手権第10戦&第11戦 GTAsia&SUPERF3RACEinOKAYAMA
31 第83回ル・マン24時間レース
56 2015北海道クラブマンカップレース第2戦
[RALLY]
24 2015年JAF全日本ラリー選手権第3戦
若狭ラリー2015
32 2015年JAF中部・近畿ラリー選手権第3戦
2015年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ第3戦 2015年JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ第2戦 いなべ福王ラリー2015
57 2015JMRC中国・四国ラリーシリーズEX戦
TRDラリーチャレンジ2015チャレンジカップin安芸高田 2015ラリーin安芸高田
[GYMKHANA]
30 2015年全日本ジムカーナ選手権第5戦
2015年JMRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第4戦 オールジャパンジムカーナ
52 2015年JAF近畿ジムカーナ選手権第5戦
2015年JMRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第5戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第5戦
RC NARAジムカーナ
54 2015年JAF九州ジムカーナ選手権第5戦
JMRCオールスター選抜第5戦
CRMCジムカーナ2015
56 JMRC北海道サーキットトライアルシリーズ
2015年TOKACHIサーキットトライアル第2戦
[DIRTTRIAL]
28 2015年JAF全日本ダートトライアル選手権第4戦 NANO TOPカップ ダートトライアルinタカタ
[RACINGKART]
8 2015年全日本カート選手権KF部門第3戦&第4戦
2015年全日本カート選手権FS-125部門西地域第3戦 地方カート選手権FS-125部門・FP-3部門西地域第3戦 ジュニアカート選手権 FP-Jr部門・FP-JrCadets部門西地域第3戦
平成26年度はF1、WEC(世界耐久選手権)、WTCC(世 界ツーリングカー選手権)など世界選手権の日本開催の支援を 実施しました。モータースポーツファンの裾野を広げるために 「モータースポーツジャパン」等のイベントへの支援・協力を 行うとともに、海外からのモータースポーツ観光客を誘致する ため「ビジット・ジャパン トラベルマート」にブース出展を行 いました。また、昨年に引き続き「JAFグランプリ」につい て各種の支援・協力を行いました。
詳細は以下の通りです。
注)以下のデータのうち*印は、平成26年1月〜12月までの 1年間の実績です。
1 国内モータースポーツ活動の充実 (1)選手権競技会の認定
全日本選手権及び地方選手権競技会として認定した合計 312件*の競技会のうち、全日本選手権等60競技*(四輪、 カート合計)に延べ110人の競技会審査委員を派遣し、規 則の施行を徹底した。
(3)車両公認
国内車両公認申請24件*を承認した。
(4)モータースポーツライセンスの発給
① 四輪各種ライセンス61,711件*、カート各種ライセンス 6,171件*を発給した。
② 5月、7月および11月に実施したライセンス未更新者 更新促進策(はがきタイプの更新案内)では7,859件を 取扱った。
(2)競技会の公認
① 合計545件*の競技会を公認した。うち国際格式は、F 1・WEC・WTCCなど29件*であった。
② 登録番号標付車両によるレースの公認競技会数は50件* であった。(前年も同数)
(5)登録クラブの活性化への寄与
① 合計1,020件*のJAF登録クラブ・団体の登録を行った。
② 全国8地域のJAF登録クラブ地域協議会との連絡会 議を6月、2月の2回開催した。
(6)JAFグランプリの開催
11月に三重県の鈴鹿サーキットで開催された「JAFグ ランプリ」では、レースをはじめ様々なイベントが実施 され、延べ24,000名のファンや家族連れが訪れた。
(7)JAFモータースポーツ表彰式」の開催 「2014年JAFモータースポーツ表彰式」を11月28日、 都内のホテルで開催し、全日本選手権カテゴリーおよび スーパーGTシリーズのチャンピオンと上位入賞者を表 彰した。また、ソーラーカーレース鈴鹿の上位入賞者へ の表彰を行った。
この席上、永年にわたりJAFのモータースポーツ委員 を務め、国内のモータースポーツ発展に貢献された鈴木 修二氏に「JAFモータースポーツ名誉委員」の称号を 贈呈した。
(8)説明会の開催
① 1月に全日本選手権レースに関係する参加者およびオ ーガナイザーを対象に規則説明会を開催した。
② 全日本ラリー選手権オーガナイザー会議を2月に開催 した。
③ 全日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権オーガナ イザー会議を1月に開催した。
2 モータースポーツ各種委員会の開催、運営 モータースポーツ審議会をはじめ各種委員会を合計66回*開 催した。
ングコース許可証(18件、14ヵ所)※を発給した。
(2)スピード行事コース査察および許可証の発給
JAFコース査察員によるジムカーナコース(12ヵ所) ※、ダートトライアルコース(4ヵ所)※の査察をそれぞ れ実施し、JAFスピード行事競技コース許可証(ジム カーナ51件、ダートトライアル19件)※を発給した。
(3)救急医療体制の充実
競技会での救急医療体制充実のため、鈴鹿サーキット、 富士スピードウェイにおいて、医療体制の視察を行った。
(4)ドーピング検査の実施
全日本選手権レース競技会で2名のドライバーに対し、 ドーピング検査を実施した。
(5)競技車両に対する安全対策
レース車両の安全装置(ロールケージ)に関する規則を、 最新のFIA競技車両規則に準拠したものとした。
(6)ラリー競技における安全対策
国内ラリー競技会オフィシャルを対象としたスペシャル ステージにおける救急活動訓練を2回開催した。
(7)ドライバーに対する安全対策
レース競技における頭部および顎部の保護装置(FHRシ ステム)の段階的装着を一部を除き義務化した。
5 モータースポーツ広報の拡充
(1)10月25日〜26日に東京台場で開催された「モータースポ ーツジャパン2014」にJAFのブースを出展し、日本の モータースポーツ統轄団体(ASN)であるJAFの業 務やモータースポーツとの関わり、およびFIAでも推 し進める女性のモータースポーツ参加を促す「ウィメン・ イン・モータースポーツ」の活動について積極的にアピ ールした。
(2)国内モータースポーツ活性化対策の一つとして、9月24 日〜26日に東京ビッグサイトで開催された「ビジットジ ャパン トラベルマート2014」(主催:日本政府観光局 (JNTO))に、国内主要サーキット、レースプロモ ーターとの共同でブースを出展し、海外からの観光客を 国内主要レースに誘致する活動を行った。
(3)2014年JAFプレスパスを審査のうえ51名*に発行した。
6 国際組織等との国際交流の推進
(1)FIAの活動に参加し、その連携を強化するため、JA Fの役職員、モータースポーツ関係委員が各種会議に出席 した。
3 モータースポーツ関係規則の制定、改正
「国内競技車両規則」をはじめ、各種のモータースポーツ 関係諸規則(27件)を制定又は改正した。
4 安全対策の推進
(1)レーシングコース査察および許可証の発給
FIAコース査察員による国際レーシングコース査察お よびJAFコース査察員による国内/国際レーシングコ ース査察をそれぞれ実施し、JAF国内モーターレーシ
(2)FIA幹部との意見交換会や海外のFIA選手権競技会 への審査委員の派遣等を通じ、FIAや諸外国のモータ ースポーツ関係者との交流を推進した。
8月 FIA代替エネルギー委員会委員、FIA技術代 表との意見交換会
10月 FIA技術専門責任者との意見交換会
(3)救出訓練講習会の実施 FIA INSTITUTE(FIA研究所)認定のア ジア地域訓練供給者(RTP)としてタイ王国ASN(R AAT)からの要請に基づき、同国からのオフィシャル を対象に救出訓練講習を実施した。
①平成26年9月12〜14日(於:タイ王国) ②平成27年3月9〜10日(於:三重県鈴鹿サーキット)
7 カート競技における安全対策の推進と開催促進
(1)安全対策の推進
① CIK査察員における国際カートコース(2ヵ所)お よびJAF査察員による国内カートコース(7ヵ所)の 査察を実施した。
② 国内カートスーツ(2件)、FP‐Jr Cadets用 シャシー(2件)の公認(登録)申請の審査を実施した。
(2)選手権競技会開催への支援
① 全日本、地方、ジュニアカート選手権競技会を認定す るとともに、規則の施行を徹底するため、競技会審査 委員を派遣した。
② オーガナイザー会議を11月に開催し、競技運営に対す る指導を行った。
③ チーフオフィシャル会議を2月に開催し、競技運営に 対する指導を行った。
8 電気・ソーラーカーレースの振興 (1)「ソーラーカーレース鈴鹿」の開催支援
8月に鈴鹿サーキットにおいて、FIA代替エネルギー カップ「ソーラーカーレース鈴鹿2014」を共催した。ま たFIA派遣役員と参加車両の国際共通化を図る会議を 開催した。
(2)電気自動車およびハイブリッドカー等のモータースポー ツ参加の検討
電気自動車およびハイブリッドカー等によるモータース ポーツの将来像を検討すべく、JAF公認競技会を含め た代替エネルギー車両出場イベントに関する情報収集や 現状把握を行い、また、JAF−GT300のHV車両に ついて実車の視察を行った。
9 収支報告
平成26年度におけるモータースポーツ業務に直接係わる収 入は約3.8億円(事業収入:クラブ・団体登録料、ライセンス 発給料、許可証料、車両公認料、物品販売収入、手数料収入、 カート関係収入および事業外収入)、支出は約5.6億円(事業 費:JAFスポーツ誌製作費、スポーツ業務費、スポーツ奨 励費、カート業務費、物品製作費、宣伝普及費、会議費、人 件費、交通費他および事業外費用)でした。
なお、収支の差は会費等の収入から充当しています。
10 罰金等の金額について
公認競技会で納められた罰金および没収された抗議料また は控訴料の平成26年度末の残高は以下のとおりです。
なお、罰金および没収された抗議料または控訴料は、国内 競技規則11−8(罰金収入の措置)に従ってJAFの特別基 金に繰り入れ、モータースポーツの振興および福祉目的のた めに使用しています。
平成26年度末罰金残高 10,199,841円
<内訳>平成25年度罰金等残高 7,657,390円
平成26年度罰金等総額 2,542,451円
安全上の理由により、次の製品のFIA公認が取り消されましたので、お知らせします(即時適用)。
FIA基準8855-1999に合致していないシートの シリアルナンバー
EFE-UNO NICK COMPETICION(ARG)
CS.195.07
From AB30295 toAB75983
競技用シートのFIA公認の取り消しについて [公示No2015ー070]
国際モータースポーツ競技規則第2条2)、第2条3)、第3条9)、およびJAFスポーツ資格登録規定第7条2に基づき、JAFが 「海外競技会出場証明書(サーティフィケート)」を発行した件数です。
●海外競技会出場証明書(サーティフィケイト)申請について 海外競技会出場証明書(サーティフィケイ ト)は、JAF発 行のライセンスを所持する方が、海外で開催されるASN公認 の四輪またはカートの競技に参加・出場する際、競技会の格式 が国際または国内を問わず必要な証明書です。
ただし、国内カートライセンスでは、海外のカート競技に参 加・出場することはできません。
出発日の2週間前までに所定の申請書に記入のうえ、申請料 を添えてJAF支部に申請してください。
所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペー ジ(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種 申請書等→海外競技会出場証明書申請書)からダウンロードす ることができます。
1回用:1競技会限定のサーティフィケートです。
数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なサーティフィケートです。 3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦めします。 【申請受付】
JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現金 書留)にてご申請ください。
お問い合わせ先(JAF地方本部モータースポーツ窓口) 参加者用 競技運転者(コドライバー含む)用
海外競技会出場に関する証明申請書 写真(3cm×3cm、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの 申請料 1回用 ¥8,300(税込) 数次用 ¥24,100(税込)
海外競技会出場に関する証明申請書 申請料 1回用 ¥8,300(税込) 数次用 ¥24,100(税込)
北海道本部 ☎ 011-857-7155
東北本部 ☎ 022-783-2826
関東本部 ☎ 03-6833-9140
中部本部 ☎ 052-872-3685
関西本部 ☎ 072-645-1300
中国本部 ☎ 082-272-9967
四国本部 ☎ 087-867-8411
九州本部 ☎ 092-841-7731
十勝インターナショナルスピードウェイ 北海道河西郡更別村
海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請方法
JAFと会員の皆様のコミュニケーションサイト《JAFマイページ》。それはJAF会員が無料で登録できる 個人専用ページです(法人会員を除く)。住所の変更、会員継続やご家族の入会、会費の自動振替登録等の手続 きがカンタンにでき、登録していただいた皆様一人ひとりへの耳よりなお知らせなどもあります。すでに80 万人を超える皆様が登録されています。この機会にぜひ、ご登録ください。
JAFマイページをご利用いただくにはカンタンな登録手続きが必要です。
JAFマイページ http://jaf.jp/
※パソコン・スマートフォン・携帯電話共通
「JAFマイページ未登録の方はこちら」をクリック→「通常登録はこちら」をクリック→利用規約に 同意のうえ、メールアドレスを送信→返信メールに記載のURLから画面の指示に従ってご登録ください。
※登録には会員番号が必要です。JAF会員証をご用意のうえ、アクセスしてください。※法人会員はJAFマイページの登録はできません。
登録完了後、すぐにライセンス更新等の各種サービスがご利用になれます! ライセンスの更新手続きは、下図のJAFマイページ内「モータースポーツライセンス」のページからアクセスし てください。仮ライセンスの印刷もできます。
マイページでできる手続き等
①モータースポーツライセンスの更 新手続き
②JAF会員の継続手続き ③会員登録情報の確認
④住所・電話番号の変更
⑤JAFマイページ登録会員限定の 情報提供
などなど、便利なサービスをご利用 ください!!
・ライセンス更新料、JAF継続会費および家族会員会費のお支払方法は、ご本人名義のクレジットカー ドのみとなります。
・クレジットカードをお持ちでない方は、お手数ですが従来の手続き方法にてライセンスを更新してくだ さい。
・更新条件の確認が必要な国際Aまたは国際Bライセンスの更新、18歳未満の方のライセンス更新、およ びライセンス写真の変更または婚姻等の理由によりライセンスの表示氏名の変更を希望される場合は、 従来の方法にてお手続きください。
■開催場所の略号:TIS=十勝インターナショナルスピードウェイ SG=スポーツランドSUGO MO=ツインリンクもてぎ T=筑波サーキット SO=袖ヶ浦フォレストレースウェイ F=富士スピードウェイ S=鈴鹿サーキット O=岡山国際サーキット AP=オートポリス ■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方 太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは6月24日までに本部にて受付したものです。 *印:3日間開催となりますが、金曜日は関係者向けの公式行事のみであり、観客の皆様への行事は従来通り土曜日と日 曜日になります。
7日~9日
2015SUPERGTRound4 富士GT300kmレース
2015もてぎチャンピオンカップレース第4戦 8日~9日
21日~23日 *
2015年JAF全日本選手権スーパーフォーミュラ第4戦
2015年JAF全日本フォーミュラ3選手権第14戦&第15戦 ツインリンクもてぎ2&4レース
SUPERCARRACESERIES 22日
富士スピードウェイ㈱、FMC、 ㈱GTアソシエイション (0550-78-1234)
㈱モビリティランド、M.O.SC.、 BSC(0285-64-0200)
㈱モビリティランド、M.O.SC. (0285-64-0200)
富士スピードウェイ㈱、FMC、 ㈱SCRJAPAN(0550-78-1234)
A D
S-FJ,N1,NE D
A C D
SF
F3 NR-A
FIA-GT3,NE D
2015北海道クラブマンカップレース第3戦
TOSC、MSF㈱(0155-52-3910)
N1,NE,NR-A D
9(SEP)
11日~13日
2015SUPERGTRound5 第44回インターナショナルSUZUKA 1000km
23日 S JAF-GT NE FIA-F4
2015CJSUPERRACEChampionshipRound6(JAPAN) 2015富士チャンピオンレースシリーズ第4戦
ロードスター・パーティレースⅡ第4戦
第26回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース
スーパー耐久シリーズ2015第4戦スーパー耐久レースin岡山
2015年JAF菅生スーパーFJ選手権第4戦
JMRC東北レースシリーズ第4戦
2015SUGOチャンピオンカップレースRd4
2015FIA世界ツーリングカー選手権シリーズ
2015年JAF全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦 オートポリス スーパー2&4レース2015
KSCC、SMSC、㈱モビリティランド (059-378-3405)
富士スピードウェイ㈱、FMC、 TMSC(0550-78-1234)
A C D
28日~30日 F NE S-FJ,F4,N1,N2,NE(FJ1600),NE,NR-A
㈱岡山国際サーキット、AC(086874-3311)
㈱菅生、SSC(0224-83-3111)
㈱モビリティランド、M.O.SC. (0285-64-0200)
APC、㈱オートポリス (0973-55-1111)
13日
2015鈴鹿クラブマンレースRound5
2015SUPERGTRound6 SUGO GT300KMレース
2015年JAF筑波スーパーFJ選手権第5戦 筑波ツーリングカーシリーズ第4戦
2015SCCNSEPTEMBERRACEMEETINGinTSUKUBA
S-FJN1NE D KRHC、SMSC(075-865-1502)
㈱菅生、SSC、 ㈱GTアソシエイション (0224-83-3111)
SCCN、NDC-TOKYO (03-6809-1190)
SMSC(059-378-3405) 2015FIAフォーミュラ1世界選手権シリーズ第15戦 日本グランプリレース
2015FIAフォーミュラ1世界選手権シリーズ第15戦 日本グランプリレース併催レース
2015インタープロトシリーズ第2戦 ザ・ワンメイクレース祭り2015富士~秋~ 26日~27日
SMSC(059-378-3405)
富士スピードウェイ㈱、FMC (0550-78-1234)
JAF-GT FIA-F4 A D
16日~18日
2015年JAF全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦
2015年JAF全日本フォーミュラ3選手権第16戦&第17戦
18日 SO N1,NE,NR-A D
SCCN(03-6809-1190) 2015SCCNOCTOBERRACEMEETINGinSODEGAURA
D
24日~25日 MO S-FJ,N1,NE,NR-A D
NRC、SMSC、㈱モビリティランド (059-378-3405)
㈱モビリティランド、M.O.SC. (0285-64-0200)
25日 SG NR-A
25日
30日 ~11月1日
2015SUGOチャンピオンカップレースRd5
JCCAクラシックカーフェスティバルエンデュランス筑波ミーティング
2015SUPERGTRound7
SUPERGTIN KYUSHU
2015FIA-F4選手権inオートポリス第11戦、第12戦
D ㈱菅生、SSC(0224-83-3111)
25日 T
NE(クラシックカー) D JCCA(048-458-6660)
APC、㈱オートポリス、 ㈱GTアソシエイション (0973-55-1111)
富士スピードウェイ㈱、FMC、 MSCC(0550-78-1234)
FIA-F4,NR-A A D
JAF-GT
AP
S-FJ,F4,N1,N2,NE(FJ1600),NE,NR-A D
F
31日 ~11月1日 ●ラリー RALLY 8(AUG) 選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 中四国 高知(200) RN,RJ,RPN,RF,AE RN,RJ,RPN,RF,RB D D D.C.R(089-924-0220)
8月 1日 群馬(200) RRRN,RJRPN, RF,AE,RB D TAG(027-352-1503) JMRC関東群馬ラリーシリーズ第3戦
TAGラリー2015
22日~23日 全日本 群馬(380) RR,RN,RJ,RPN, RF,AE C
29日~30日
2015年JAF中部・近畿ラリー選手権第5戦 2015JMRC近畿・SSラリーシリーズ第2戦 第51回大阪電通大チャリティーラリー 「丹後半島ラリー2015」
JAC(0277-20-4633)
OECU-AC(090-3359-6877)
中部・ 近畿 京都(180) RR,RN,RJ,RF,AE RRRN,RJRFAE D D
2015年JAF北海道ラリー選手権第5戦
2015年JMRC北海道ラリーシリーズ第5戦
2015ARKスプリント300
2015年JAF九州ラリー選手権第4戦
2015年JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第4戦 グラベルマインドラリー2015in唐津
丹波96マメラリー 6日
2015JMRC近畿アベレージラリーシリーズ第5戦
TEAM ARK(011-753-9140)
GRAVEL(0940-62-1018)
PANASUS(075-591-2914)
2015年JAF中四国ラリー選手権第3戦
2015年JMRC中国・四国ラリーシリーズ第3戦 MACラリーin久万高原
MAC(089-958-3089)
愛媛(100) RN,RJRPN,RFAE RN,RJ,RPN,RF,RB
12日 群馬(200) RN,RJ,RPN,RF, AE,RB D PRESTIGE(090-3518-6745) JMRC関東群馬ラリーシリーズ第4戦 Play-Stageラリー 12日~13日
2015FIA AsiaPacificRallyChampionship
2015年JAF全日本ラリー選手権第7戦 RALLYHOKKAIDO
AG.MSC北海道(011-864-2003)
18日~20日 栃木(150)
JMRC関東イーストラリーツアー第4戦 FQRCスポーツラリー
2015年JAF東日本ラリー選手権第7戦 JMRC東北ラリーシリーズ最終戦
2015,MSCあきたターマックラリー
2015年JAF中部・近畿ラリー選手権第6戦 2015年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ第4戦 2015年JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ第4戦 第31回シロキヤラリーin豊根
FQRC(03-3944-3907)
AKITA(018-839-0834)
SHIROKIYA(0565-28-6524)
RN,RJ,RPN,RF, AEFRB D
26日~27日 10(OCT) 東日本 秋田(250)
RN,RJ,RPN,RF,AE D
3日~4日
2015年JAF九州ラリー選手権第5戦 2015年JMRC九州ラリーCHシリーズ第5戦 EAST九州2015
RC大分(0972-63-6695)
RTC(0155-47-0202) 2015年JAF北海道ラリー選手権第7戦 2015年JMRC北海道ラリーシリーズ第7戦
とかち2015
10日~11日
16日~18日
17日
17日~18日
24日~25日
JMRC関東群馬ラリーシリーズ第5戦 第61回チームif山岳ラリー
D チームif(0276-74-2356)
C C M.C.SC.(0263-71-2505) 2015年JAF全日本ラリー選手権第8戦 第43回M.C.SC.ラリーハイランドマスターズ2015
2015年JAF中四国ラリー選手権第4戦
2015年JMRC中国・四国ラリーシリーズ第4戦 第25回チェリッシュつちの子ラリーinにいみ2015
「第31回光圀ナイトラリー」
2015年JAF東日本ラリー選手権第8戦
JMRC関東長野県ラリーシリーズ第5戦 第34回八子ヶ峰ラリー2015
TCHERISH(086-485-1866)
RC.G.M(029-229-1932)
TR-8(03-3643-5783)
D D
RN,RJ,RPN,RF, AE,RB
10日~11日 群馬(180)
RN,RJ,RPN,RF, AE,RB,(F)
岐阜(420) RN,RJ,RPN,RF, AE RB
RN,RJ,RPN,RF,AE
RN,RJ,RPN,RF,RB
RN,RJ,RPN,RF,RB
中四国 岡山(200)
茨城(110)
RN,RJ,RPN,RF,AE D D
RN,RJ,RPN,RF,AE
東日本 長野(250)
23日~24日
30日 ~11月1日
2015年JAF九州ラリー選手権第6戦
2015年JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第6戦 ひむかラリー2015
2015JMRC近畿アベレージラリーシリーズ第6戦 ヒストリック関西ラリー
2015年JAF全日本ラリー選手権第9戦 新城ラリー2015
R-10-N(0982-37-0253)
THUNDERS,FERIAS,KTUAC (072-822-3346)
RR,RB D D
RN,RJ,RPN,RF,AE
24日~25日 京都(120)
E
C C MASC(0561-63-0103)
RR,RN,RJ,RPN, RF,AE,F
RR,RN,RJ,RPN, AE
RR,RN,RJ,RPN, RFAERB
九州 宮崎(160)
全日本 愛知(300)
●ジムカーナ●サーキットトライアル●ドリフト
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
競技会名 開催日 北海道 新千歳モーターランド PN,N,SA,B,SC, AE D NC.ASC(0123-23-5115)
30日
2015年JAF北海道ジムカーナ選手権第5戦
2015年JMRC北海道ジムカーナチャンピオンシリーズ第5戦
2015年JMRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第6戦
2015年JMRC北海道オールスター選抜第5戦 スーパースラローム in千歳Rd11
2015年JAF北海道ジムカーナ選手権第6戦
8月 9日 北海道 十勝インターナショナルスピードウェイ PN,N,SA,B,SC, AE D TOSC(0155-52-3910)
2015年JMRC北海道ジムカーナチャンピオンシリーズ第6戦
2015年JMRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第7戦
2015年JMRCオールスター選抜第6戦
2015TOKACHIショ トトラック ジムカーナ
2015年JAF北海道ジムカーナ選手権第7戦
2015年JMRC北海道ジムカーナチャンピオンシリーズ第7戦
2015年JMRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第8戦
2015年JMRCオールスター選抜第7戦
コクピットチャレンジジムカーナ
10月 4日 十勝インターナショナルスピードウェイ B,AE E TOSC(0155-52-3910)
北海道 新千歳モーターランド PN,N,SA,B,SC, AE D C.SC.C(011-873-2072)
4日
JMRC北海道サーキットトライアルシリーズ
2015年TOKACHIサーキットトライアル第3戦
4日 十勝インターナショナルスピードウェイ B,D E B-Sports(03-5487-0735)
マツダファン サーキットトライアル(北海道ラウンド)
=サーキットトライアル
8月 30日
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 東北 エビスサーキット 南コース PN,N,SA,SC, AE B
2015年JAF東北ジムカーナ選手権第5戦 2015年JMRC東北ジムカーナシリーズ第6戦 JMRC全国オールスター選抜第5戦 ADVAN CUP
D 奥州VICIC(022-225-5037)
9月 6日 エビスサーキット東コース P,N,SA,B D JRSCC(0243-24-2972) 2015JRSCCエビスラップタイムアタックⅢ 6日
2015年JMRC東北ジムカーナシリーズ第7戦 2015CMSCジムカーナ第3戦
岩木山百沢スキー場 駐車場 PN,N,SA,B,SC, D E CMSC青森(0172-97-2738)
東北 新協和カートランド PN,N,SA,SC, AE D AKITA(018-839-0834) 2015JAF東北ジムカーナ選手権第6戦 JMRC全国オールスター選抜第6戦 2015MSCあきたスーパージムカーナ
10月 4日
13日 エビスサーキット 南コース P,PN,N,SA,B, AE
マルイコンタクトレンズカップ 2015宮城・福島3トライジムカーナシリーズ第6戦 ATクラスも有り
2015年JAF東北ジムカーナ選手権第7戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第7戦 2015年JMRC東北ジムカーナシリーズ第8戦
=サーキットトライアル
E TNEMOTO(0246-26-3611)
13日 東北 スポーツランドSUGO西コース
D SSC(0224-83-3111)
PN,N,SA,SC, AE P,B
8月 1~2日
2015年JAF全日本ジムカーナ選手権第6戦
K.SCハイスピードスラローム
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
競技会名 開催日 全日本 関越スポーツランド PN,N,SA.SC, AE C KSC(027-347-4050)
22日
2015年JMRC関東チャンピオンシリーズ第6戦
2015年埼群ジムカーナシリーズ第6戦 ネッツトヨタ群馬ジースパイスチャレンジ
DUNLOP杯・DXLスカラシップ
タイヤセレクト小平CUP④
TMAC・Aライセンス講習会サーキットトライアル付き⑧
関越スポーツランド PN,N,B D G'Spice(027-290-3311)
9日 筑波サーキット コース2000 SA,B E TMAC(03-3611-6687) 東関東サーキットトライアル inつくばSr4
23日
2015JAF関東ジムカーナ選手権第8戦
JMRC関東オールスターシリーズ第8戦
JMRC全国オールスター選抜第8戦
ワンポイント&スフィア スーパースラローム in 浅間台
関東 浅間台スポーツランド PN,N,SASC,D, AE D T1P、SPHERE(048-9501510)
9月 5~6日
TDMCドリフトマッスル2015第5戦筑波大会
筑波サーキット コース1000 B,D D TDMC(03-3656-6166)
マツダファン サーキットトライアル(関東ラウンド) 第26回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース
筑波サーキット B,D E B-Sports(03-5487-0735)
5日 ツインリンクもてぎマルチコース PN,N,SA,B,SC, D E SHAKEDOWN (0287-96-4505)
2015年もてぎジムカーナシリーズ第3戦
JMRC栃木・茨城シムカーナシリーズ第5戦
6日 関越スポーツランド PN,N,B E KSC(027-347-4050)
6日 筑波サーキット コース2000
2015JMRC埼群ジムカーナシリーズ第7戦 KSCハイスピードスラローム
B E TMAC(03-3611-6687) TMAC・Aライセンス講習会サーキットトライアル付き⑨ 9日 関東 関越スポーツランド PN,N,SA,SC,D, AE D HORMS(055-232-4171)
2015JAF関東ジムカーナ選手権第9戦 JMRC関東オールスターシリーズ第9戦 JMRC全国オールスター選抜第9戦 HORMSエキサイティングジムカーナ
13日
13日 筑波サーキット B E CLEVER(03-3766-3312) 2015クレバーサーキットトライアル in筑波第4戦 -Aライ講習会付-
10月 4日
2015JMRC関東チャンピオンシリーズ第8戦 2015JMRC栃木・茨城ジムカーナシリーズ第7戦 アクティブアタックジムカーナ
2015JAF関東ジムカーナ選手権第10戦
JMRC関東オールスターシリーズ第10戦 JMRC全国オールスター選抜第10戦 ICCスパークリングシムカーナ
ACTIVE(070-6644-1348)
ツインリンクもてぎ マルチコース PN,N,SA,B,SC, D E
27日 関東 茨城中央サーキット
PN,N,SA,SC,D, AE D ICC・S(0299-43-6391)
10~11日
12日
2015年JAF全日本ジムカーナ選手権第8戦 RRC群馬スペシャリストジムカーナ IN 本庄
2015年JAF筑波サーキットトライアル選手権第3戦 東関東サーキットトライアル inつくばSr5
DUNLOP・DXL・スカラシップ タイヤセレクト小平CUP⑤ TMAC・Aライセンス講習会サーキットトライアル付き⑩
全日本 本庄サーキット PN,N,SA.SC, AE C RRC群馬(027-388-2295)
B,AE PN,SA,B D 一般財団法人日本オートスポー ツセンター、TMAC (03-3611-6687)
筑波 筑波サーキット コース2000
17~18日
23~24日
25日
31日
TDMC(03-3656-6166) TDMCドリフトマッスル2015第6戦間瀬大会
2015D1グランプリシリーズ第6戦 お台場大会
2015JMRC埼群ジムカーナシリーズ第8戦 ボレロハイスピードスラローム
PMC S本庄サーキットトライアルR2
=サーキットトライアル
株式会社 サンプロス (03-5287-2939)
B,D D
B,D D
日本海間瀬サーキット
江東区 特設会場
関越スポーツランド PN,N,B E BOLERO(0270-25-8866)
PMC S(03-3863-3378)
B,N D
本庄サーキット
2015年JAF全日本ラリー選手権第3戦 若狭ラリー2015[[JAF公認No.2015-3304]
開催日:6月5~7日 開催場所:福井 格式:国内 主催:SYMPHONY[クラブ登録No.加盟26010]、OECU-AC[クラブ登録No.加盟27019] フォト/中島正義、水野文幸、山口貴利<JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
全日本ラリー選手権は6月に入り、ターマッ ク3連戦を締め括る近畿ラウンドの一戦が行わ れた。近畿の全日本戦と言えば、昨年までは京 丹後市をホストタウンとする「丹後半島ラリー」 が行われていたが、今年は福井県のいわゆる嶺 南地区を舞台とした「若狭ラリー」として開催さ れた。
ヘッドクォーターはおおい町の「うみんぴあ 大飯」に置かれ、ラリーは、このHQを中心に
した小浜市等のステージとおおい町でのスーパ ーSSで構成された。今回、最大の話題を呼ん だのが、嶺南地区を代表する観光地である三 方五湖の有料道路、レインボーラインが2日間 にわたって、SSとして設定されたことだ。
このレインボーライン、若狭湾の雄大な景色 を望むかと思えば、片や三方五湖も眼下に見下 ろすという抜群のロケーション。天候もこのロ ケーションに味方するかのように、土曜午後に
1.2.JN2クラスではスポット参戦した近畿の若手注目株、中井育真選手が優勝。「レインボーを攻めれば勝てると思ってました。怖かったけ ど(笑)。いいクルマを用意してくれたチームに感謝します」。ナビの佐土原慶一選手も「中井君は今まで記憶に残る走りは何度もしてきたけ ど、初めて記録に残る走りをしてくれました」とその走りを高く評価した。3. 島田章組はJN3で惜しくも2位。4. 横嶋良組は激戦区JN6で4 位に食い込んだ。5.
6.レインボーでの速さが光った眞 貝知志/漆戸あゆみ組は不覚を喫した前戦のリベンジを果たした。
レインボーラインではギャラリーステージのほかでも、HQに程近 い、おおい町総合運動公園でもスーパーSSが行われ、多くのギ ャラリーが詰めかけた。
走る最初のSS6が始まる頃には午前中の雨も 止んで太陽が顔を出し、結局、計4本のレイン ボーSSはすべて快晴の下、ドライターマック で競われることになった。
JN6クラスは、昨年も悪コンディションの舗 装では速さを見せた奴田原文雄組が、雨となっ たDAY1前半でのリードが効いて首位で1日目
を折り返す。勝田範彦組もツールド九州で絶対 の自信を誇る三方線に似た9kmの「Furusato」 線で雨の中、ベストを奪い、奴田原組に喰らい つくが、TC遅着のペナルティを取られ、14.5 秒差で奴田原組を追うことに。一方、新井敏弘
7.「ランサーの特性を生かした走りができればモントレーでも勝負できると思う」。JN6ク ラスで久々2位獲得の福永修組。8.9.「新車にも関わらず、雨でも踏んでいける86を作 ってくれたチームのおかげです」。JN4は番場彬選手が初優勝。「北海道からノートの練習 に来た甲斐がありました」と同じく初優勝の亀森隆志ナビも感無量の表情。10.JN5天野 智之組は2番手に甘んじた。11.DAY2ベストで上がったJN4小濱勇希組は2位獲得。 12.JN1松田保夫組は2位入賞。13.JN2田中伸幸組は今季2勝めは果たせず。14.レイ ンボーでライバルを圧する速さを見せた、JN3いとうりな組だが林道で遅れを取り、3位。 15.16.17. 最終SSまでホットバトルが続いたJN3は武田雄一郎/鈴木和人組が全日本 初優勝。「逆転できたFurusatoはドライバーもクルマも一番合う道でした。でも、まだま だ引き出しを増やしたいですね」と武田選手(15.)。18.「雨のSS1から踏んでいけたので クルマの進化を確信できました」。JN1は今季初参戦の中村晃規/古川智崇組が快勝。
組は序盤でのタイヤ選択が外れて、苦戦を強 いられてしまう。
全日本ラリーでも活躍中の若手、新井大輝、 勝田貴元両選手が「世界」への挑戦権を獲得!
世界で通用するラリードライバーの育成を目的として始められた 「TOYOTA GAZOO Racingチャレンジプログラム」の最終選考 が、4月下旬から5月上旬までの6日間にわたってフィンランドで行 われ、新井大輝(左)、勝田貴元(右)の2名が育成ドライバーとして 選ばれた。両選手は今後、2度にわたるフィンランド国内でのトレ ーニングを経て、8~10月にかけてフィンランド及びポーランドの 国内選手権にスポット参戦。また全日本選手権にもTeam GAZOO Racingの一員としてヴィ ッツGRMNターボで新城
ラリー等に参戦の予定とな
っている。WRC復帰を決め
たトヨタの明日を担う逸材 達の今後に期待しよう。
しかし今季初優勝を狙った奴田原組は DAY2、2本めのレインボーラインで前戦に続 き、またもエンジントラブルに見舞われてリタ イヤ。代わって勝田組が首位に上がるが、前日 に続き、この日もレインボーでぶっちぎりのタ イムを刻んだ福永修組が6.5秒差まで差を詰め てくる。福永組はエボX勢が 前日も速さを見せたSS12Seki yaで勝田組を4秒も引き離す ベストを奪い、勝負はラス前の Furusatoに持ち込まれた。
「昨日もタイムが出せていたの で自信はあったけど、前半グリ ップが悪かったので焦ってしま った」勝田組は7km過ぎでスピ ン、リアセクションを痛めてし まう。しかし福永組もスタート 直後にスピンと両車、痛み分
けに。勝田組は痛めたマシンで600mの最終 SSを何とか走り切り、福永組を3秒差に抑え て今季2勝めをマークした。
「雨は仕方ないにしてもドライでもっとベストを 取らないとダメですね。GRBでの舗装は最後か もしれないけど、最終的にはテストして決めま す」と勝田選手はVAB投入に含みを残すコメン ト。モントレーまでの動きに注目が集まりそうだ。 また今回は若手の台頭が目立つ一戦となった。 JN4クラスでは29歳の番場彬選手がSS1でト ップに立つと、一度もその座を譲らずにゴール して、クラス3戦めで全日本初優勝。一方、JN2 クラスでも同じく29歳の中井育真選手が、初め てドライブするデミオで田中伸幸、高橋悟志と いった先輩達を抑え込み、こちらも初優勝。 さらにJN3クラスでは今年から全日本を追う 30歳、武田雄一郎選手が、島田章、いとうり な両選手との三つ巴を制して、初優勝を飾っ た。若手ドライバーのさらなる活躍を今後も期 待したいところだ。
2015年JAF全日本ジムカーナ選手権第5戦/2015年JMRC北海道ジムカーナラ ジアルシリーズ第4戦 オールジャパンジムカーナ[JAF公認No.2015-8205] 開催日:6月6~7日 開催場所:オートスポーツランドスナガワ 格式:国内/準国内 主催:C.S.C.C.[クラブ登録No.加盟01024]、AG.MSC北海道[クラブ登録No.公認01001] フォト/加藤和由、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
全8戦で行われる全日本ジムカーナ選手権の 後半戦最初の戦い、第5戦は北海道のオートス ポーツランドスナガワのジムカーナコースが舞 台となった。
6月とは言え朝晩の気温は一桁台にまで下が り、涼しさを通り越して「寒さ」を感じるほどの 天候になった決勝ヒートでは、エントリー台数 85台と少なめながら、各クラスで見応えある バトルが繰り広げられた。
N1クラスでは東北の菊池功悦選手が、第一 走者ながら2本めでトップタイムを叩き出し、 誰もそのタイムを抜く事ができずに久々の全日 本優勝を果たした。「(全日本での)優勝は15年 ぶりくらいですね。1本めは失敗が多かったの で、2本めまでに走りを思い出しながらミスをチ
ェックしました。(1本めの)動画は見ていませ ん。2本めは同じ所をミスしないように注意し て、少しずつタイムを削れました。(優勝が決 まった瞬間、感極まったのは)15年ほど前に全 日本を一緒に追いかけていた尾形さんが先週亡
くなって、今回はどうしても勝ちたいなと思っ ていたから、それを実現する事ができて本当に 嬉しいです」と振り返った菊池選手。 今シーズン初表彰台を2位で飾った“沖縄魂” 高江淳選手も、「今回は『勝ちたい』という気持 ちが、僕よりも菊池さんの方が上でした」とラ イバルの走りを称えた。
今シーズン、岡野博史選手の2連勝で幕を 開けた後、茅野成樹選手が2連勝で挽回し、 激しい戦いになっているPN4クラス。ここス
ナガワでは上り調子の茅野選手を 岡野選手が抑えて3勝めを上げ、 ポイントでもトップに立った。岡野 選手は「ここは2年ぶりの参戦で、 昨日の練習で無理をし過ぎてもタイムアップに
つながらないことが分かったので、狙ったライ ンを外さないような組み立て方で走ったんです が、それがうまくいきました。コース部分は無 理をせず、ターンセクション全体は滑りやすく て、サイドを引く回数がとても多かったんです が、その一つ一つを意識してトラクションに気 を遣ってタイムを削れたことがよかったのだと 思います」と自己分析。
一方、敗れた茅野選手は「厳しい戦いでした。 ターン部分で差をつけられてしまった感じで す。自分としてはラジアルタイヤでのターンが まだまだなので、次までに修行して頑張りま す」と次戦関越での巻き返しを誓った。
今大会最多の18台がエントリーしたSA1ク ラスでは、工藤典史選手が第2戦鈴鹿以来の 今季2勝めを上げてポイントリーダーを守った。 工藤選手は「前半のコースセクションに合わせ たのがうまくいきました。勝負どころは3速か ら2速で思いっきり行く外周からの突っ込み。
カーボンオフセットに取り組みました 今大会では、5月に同会場で開催さ れた全日本ダートトライアル選手権に 続いて、地球温暖化の元となる二酸化 炭素(CO2)削減を目的とした「カーボ ンオフセット」運動に取り組んだ。賛 同者からの募金と大会事務局により、 5トン分のCO2 に相当する「オフセッ ト・クレジット」が購入された。
クルマを“平均的”に作るよりも、自分の得意な 所を最大限楽しんで運転できるようなクルマに 仕上げています。ADVAN勢の中では低い路面 温度では“G2S”を選ぶ人もいたようですが、 今日の僕は4本とも“GS”。タイヤもよくグリッ プしてくれて、高速区間を攻められたのがよか ったです」と勝因を振り返った。
PN3クラスは、「ようやくRE-71Rに慣れてき た」という西野洋平選手が、昨年最終戦以来の 優勝でポイントランキング3番手をキープ。な かなか頭一つ抜け出すドライバーがいない混戦 クラスではあるが、終盤戦に向けてチャンピオ ン争いの行方がますます分からなくなってきた。
前半のコースエリアをフルに活かした 中高速セクションと、後半の比較的複 雑なパイロンセクションから成り、ム リをした結果走行ラインを外してしま うと、一挙に大きなタイムロスにつな がるという「難しい」レイアウトだった。 9 10 11 12 15 14
13 16 17
18
開催日:6月13~14日 開催場所:テクニックステージタカタ 格式:国内 主催:CCN[クラブ登録No.加盟35005]、TTS[クラブ登録No.加盟34031] フォト/西野キヨシ、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
ここ数年、最終戦の舞台となっていた広島テ クニックステージタカタの一戦は、今年は第4 戦に組み込まれた。これは今年のJAFカップ が秋にタカタで行われるため。今年は、全日本 そして地区戦の勇士達にとってはこのチャレン ジングなサーキットを一年に2度も走れるとい う願ってもないシーズンとなっている。
そうしたドライバー達の期待に応えるかのよ うに今回の一戦は、“まさにタカタ”という豪快
なコースが用意された。天候は晴れ。数クラス が走るごとに巻き上がる砂埃対策のために散水 が何度か行われたが、大きな影響はなく、2本め ドライタイヤ勝負の接戦が今年も展開された。
PN1クラスは前戦、地元のスナガワを初め て制した宝田ケンシロー選手が見事な逆転勝
ち。第2戦から3連勝と完全に波に乗った。 「昨日の公開練習もベスト獲れたんですが、何 度か危ない思いしたんですよ(笑)。どんなに路 面掃けても今日は053を履くと決めてたんです けど、今日も1本め、リアが出過ぎてタイムロ スしたので、2本めはリアを抑えて真っ直ぐな立 ち上がりを意識する走りをした のが良かったと思います」
フロントに92、リアに87と いう組み合わせに賭けた関東の 荻原吉雅選手が0.031秒遅れの 2位。「2本めも前半突っ込んで しまったし、ゴール前ではシフ トミスしちゃって。地元の野沢 で何とか勝ちたいですね」とリベ
1.2年連続Vを狙ったSC1田口都一選手だが、果たせず。2.N2影山浩一郎選手は今季最上位の3位ゲット。3. 今年か ら本格的に全日本復活のPN1荻原吉雅選手は僅差の2位。4.5.SC1山崎迅人選手は全日本通算2勝めを獲得。6.7.SC2 吉村修選手はヒート1のタイムで逃げ切って2連勝。8.PN1は宝田ケンシロー選手が3連勝。後半戦にこの勢いを持ち 込めるか!?。9.10.N1は全日本初優勝を遂げたゲンのいいコースで細木智矢選手が今季2勝めをマーク。
若手ががっぷり四つの戦いを見せたのがN1 クラス。開幕戦を制した社会人1年生の岡翔太 選手がぶっちぎりのベストで先行するも、タカ タが“準地元”の四国のヤングボーイ細木智矢選 手が打っちゃった。「まだ詰められる所はありま したが、欲を出さずに、ミスを削ることを考え た走りがきっちりできたことが勝因です」と今 季2勝め獲得の細木選手。
「自分でもびっくりするくらい乗れてる感じはあ るんです。でも2本めは勝ちを意識しすぎてリ
今年の特長はS字の後半から内周側に 切れ込むレイアウトが採用されたこと。 度胸試しのクレストから突っ込むキャロ ッセコーナーは今年は左回りで設定。
「今日負けたら今年は終わりだと 思ってたんで気合い入れました。 練習来た時も、しっかり慣熟し たくらいですから(笑)、今日は賭 けてました」。SA1は中島孝恭選 手が今季初優勝。
戦から2連勝。12.「一人で練習来たんだけど、その時、キャロッセを 走れたのが今から思えば大きかったね」。D部門は亀山晃選手が谷田川 敏幸選手の連勝を阻止。13.「今日が開幕戦だよ。去年みたいに“開幕 3連勝”を狙う(笑)」。SA2を制した北村和浩選手は復活宣言。14.「86/ BRZが速いコースだっただけにヴィッツターボのタイムは脅威」。PN2 を制したとはいえ、鎌田卓麻選手は後半戦も厳しい戦いを予想した。 15.16.17. 健闘を見せた地元中国勢のドライバー達。SC1で3位入賞 の鈴鹿浩昭選手(15.)。SA1で2位入賞の太田智喜選手(16.)。松岡 修司選手はN1で3位。18. 崎山晶選手がSA1で3位に入賞。
ズムが崩れてしまった」と岡選手は反省しきり。
しかし開幕戦の優勝がフロックでなかったこと を証明した。3位にはコルトを駆る松岡修司選手 が入賞。地元の意地を見せている。
SA1クラスは前戦優勝で波に乗りたい稲葉
幸嗣選手がヒート1、S字の切り込みで痛恨の転 倒を喫して連勝は果たせず。そのライバル、同 じDC5を駆る中島孝恭選手がゲンのいいタカ タで今季初優勝を飾った。
「キャロッセでやりすぎてハーフスピンして終 わったと思ったけど、その後あきらめずに頑張 ったのが報われました」
このクラスも地元勢が健闘し、若手の太田智 喜選手が0.04秒差まで迫って2位。3位にも中 部の元気印、崎山晶選手が入賞するなど、ジワ ジワと若手の台頭が目立ってきた。
そしてSA2は北村和浩選手が待望の今季初 優勝。復活をアピールした。「2本めは荒井さ んのタイムを聞いてスタートしたのが良かった かな。逆転されて、モチベーションがバッと上 がったからね。やっと走りが戻ったね、と皆か ら言われたけど、自分ではよく分からない。た だ、いつもよりはよく踏んだなという気はある よ。クルマ、92タイヤ、走りと何もかもがうま いこと回ったということかな」と北村選手。 遂に4人めのウィナーが誕生したこのクラ ス。混戦にいよいよ拍車がかかってきた。
女性が女性を指導する
レーシングプロジェクトが進行中だ。 「マツダ・ウィメン・イン・モータースポーツ・プロジェクト2015」は、 「モータースポーツ界における女性の活躍を推進」 していく事を目的としたプロジェクトで、
本誌6月号の「JAF MOTORSPORTS TOPICS」で紹介したように、 レーシングドライバーの井原慶子さんをリーダーとして、
今年4月から活動を開始している。
本誌編集部は6月上旬に行われた訓練に潜入取材。 プロジェクトの現場からレポートをお届けしよう。
フォト・レポート/JAFスポーツ編集部
職業もOL、医師、主婦、僧侶などバラエ ティに富み、年齢も18歳から50歳台までと 幅広い26名のメンバーは、「スポーツカーを カッコよくドライブできるようになりたい」、 「これから趣味としてモータースポーツをやり たいから、基本を習得したい」という入門者か ら、「チャンスがあればプロレーサーになりた い」といった大きな夢を目指す者まで、様々な 目標を持ってプロジェクトに臨んでいる。
6月上旬、その第3回の訓練が山口県のマ ツダ美祢自動車試験場で開催された。これま での2回の訓練を経て、ドライビングの習得 レベルによってメンバーは2つのグループに 分けられている。
「運転技術は前回までに叩き込んでいますか ら、今回は上級グループには、特に“気持
ち”の部分を徹底的に指導していきます」と講 師の井原さん。いくら1周の速さがあって も、レース1戦を完走するためにはメンタル の強さが必要だということだ。
今回の講習内容は、400mの直線×100メ ートル幅のスペースを利用した中速のUタ ーンと、サーキットにおける低速コーナーの 進入と立ち上がりの二つ。メンバーはグルー プに分かれ、代わる代わる車両に乗り込み、 一人ずつ“課題”に臨んでいく。井原さんは同 乗せずに、メンバーの走りをその目で捉え、 無線機を通して車内に指示を飛ばす。
「ブレーキを0.05秒遅らせてください」、 「コーナーの進入角度を、あと2度曲げてく ださい」と、とても細かい、微妙な数値で一 人ずつに呼びかける。
一人ずつに丁寧な指導をしている井原慶子さん。走っていないメンバーは井原さんと同じ視点からコース を見つめ、熱心にメモを取りながら他のメンバーの走りを観察し、次の自分の走りへの参考にしていた。
井原さんによると、「そ んな小さな数値が、実際 にはどれくらいなのかなん て、最初は分からなくても いいんです。そういう繊細 な部分まで意識しないとい けないんだ、という気持ち をわかってほしい。それに 気付いた時点で、ちゃんと ドライビングに表れてくる んですね。それが上達な んです」。あとは、怖さを 感じていると思われる部分 を指摘して取り除いてあげ る事で、上達の速度が見 る見る速まっていくのだと 言う。
メンバーの一人は井原 さんの指導について、「自 分で失敗したと思ったら、
座学講習では実際のレースの映像を鑑賞したりもする。
必ず指摘される。まるで助手席から見られて いるみたいに(笑)」と話す。「それで指摘され た部分を次のトライで改善できたら、また次 の課題を与えてくれる。だからムダな練習時 間が全然無いんですよ」。
井原さんは、これまで自分がそうしてきた ように、「運転中にクルマの中で起こってい る様々な事象を、的確な言葉にして正確にエ ンジニアに伝えられる」レーサーになれるよ う、メンバーには受け継いでいきたいと語 る。その上で、「ひとりひとりの個性を伸ば して、それぞれの目標に近づけてあげる」こ とが、このプロジェクトにおける井原さんの 役割なのだそうだ。訓練の宿泊先では、「女 子会」トークに花が咲く事もあるという。む しろメンタルを鍛えるには、そんな時間のほ うが有効なのかもしれない。
今回の訓練終了後、次のステップに進む 14名のメンバーが発表された。2人は7月の 富士のスーパー耐久レースに、12名はオート ポリスの耐久イベントに、それぞれ出場する ことになった。
一歩ずつレーサーへの道を歩み始めたメンバ ー達。井原さんが育てたドライバーが世界を舞 台に活躍する日も、そう遠くはないだろう。
開催日: 6月13〜14日 開催場所: フランス サルトサーキット レポート/貝島由美子 フォト/益田和久
去る6月13日〜14日、フランス西部で行わ れた第83回ル・マン24時間レースは、1999年 から継続参戦しているアウディに加え、復帰4 年めとなるトヨタ、復帰2年めのポルシェ、さ らに今年16年ぶりに復帰した日産が参戦。
4つの自動車メーカーが最高峰クラスの LMP1-Hクラスに顔を揃え、大いに盛り上が りを見せたが、終わってみればドイツメーカー 2社によるガチンコ対決が終始繰り広げられた。 日本勢にとっては、厳しい1戦となった。
現在、ハイブリッドシステムを搭載したクル マで争われているLMP1-Hクラスは、そのエ ネルギー回生量によって、2MJ(※)、4MJ、6MJ、 8MJというテーブルに分けられており、それぞ れ1周で使える燃料の容積が決められている。
ポルシェは今年新車を製作し、昨年の6MJか ら8MJへと移行。アウディも昨年までの2MJ から4MJへと回生量をアップしてきた。
アウディに関しては、モノコックこそ昨年の 流用だが、サスペンションや空力など、ほぼす
べてのコンポーネンツを見直してきている。こ れに対して、トヨタは昨年型の正常進化。日産 は、全く新しくFFのGT-R LMニスモという クルマを仕立ててきた。
この中で、まず圧倒的な速さを見せたのは、 ポルシェ。予選ではトップ3を独占したが、PP タイムは3分16秒887と他メーカーの度胆を 抜いた。これに続いたのは、アウディ勢。トヨ タは7番手、8番手。日産はクルマの開発が遅 れ、ル・マンがぶっつけ本番ということもあり、 3台ともにPPタイムの110%という予選基準 タイムをクリアできなかった。
1.2. 予選から苦戦を強いられたトヨタはA.ブルツ/S.サラザン/M.コンウェイ組の2号車が6位 に入ったのが最高位。一貴選手の1号車も8位にとどまり、今年は表彰台を逸した。3.GT-R LMニ スモで16年ぶりに復帰のニッサンは3台ともに完走は果たせず、勝負に絡むことができなかった。
4. 予選から他を圧するスピードを見せたポルシェ919ハイブリッドは優勝の19号車に続き、17号 車も2位に入り、1-2フィニッシュという最高の結果を残した。
決勝レースでは、序盤からポルシェとアウデ ィが激しくつばぜり合い。その中で、アウディ 8号車が序盤でクラッシュ。ポルシェも18号車 がコースアウト、17号車が1分間ストップのペ ナルティーを受けたため、次第に優勝争いから 脱落していく。これに対して、夜間に入ってか らトップに躍り出たのがポルシェ19号車。これ に、アウディ9号車、7号車が食らいついた。だ が、日曜の朝を迎えると、 7号車にはボディカウル 破損というトラブルが襲 い掛かり、レース終盤に は9号車もハイブリッド のトラブルに泣くことに。
その結果、スタートか らゴールまで、全くトラ ブルらしいトラブルに見 舞われることなく、安定 して走り続けたポルシェ 9号車が初優勝。現役F1 ドライバーのニコ・ヒュ ルケンベルグ選手は、初 めてのル・マンで初優勝
という快挙を達成した。
ルマン復帰2年めのポルシェワークスは、N.ヒュルケンベルク /E.バンバー/N.ダンディ組の19号車が1998年以来の総合 優勝に輝いた(上)。アウディは、ロッテラー、トレルイエ選手 らの7号車の3位が最上位という結果に終った(下)。
これに続いたのは同じくポルシェ17号車。トラ ブル発生後もハイペースで前を負ったアウディ 7号車が3位に入賞している。
日本勢は、トヨタの2号車が6位、中嶋一貴 選手がドライブした1号車が8位。日産勢は、 松田次生選手の21号車と23号車がリタイヤ。 22号車だけがチェッカーを受けたが、周回数 不足から完走扱いとはならなかった。 ※1MJ(メガジュール)は、100万ジュール。
238.898キロカロリーもしくは0.2778キロワット時。
2015年JAF中部・近畿ラリー選手権第3戦 2015年JMRC中部ラリーチャンピ オンシリーズ第3戦 2015年JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ第2戦 いなべ福王ラリー2015[JAF公認No.2015-2303] 開催日:6月27日~28日 開催場所:三重 格式:準国内 主催:ON![クラブ登録No.加盟24024] フォト&レポート/安達正男
2015年JAF中部・近畿ラリー選手権第3戦 の舞台は三重県の北部に位置するいなべ市。シ リーズ前半の大きな山場となるラリーを迎えた。
過去は美杉や青山高原周辺でラリーが開催 されていた三重県だが、ラリーの開催はしばら く途絶えていた。それが2012年にJMRC中部 ラリーチャレンジシリーズの一戦として復活。 翌年もチャレンジシリーズを開催して昨年には JAF中部・近畿ラリー選手権へと昇格した。今 年は地区戦としては2年めの開催となる。
今年から、土曜日に1本のみだが、SSを初設 定。日曜日は石博峠と福王それぞれのステージ
でSSが3本ずつ設定された。ただし併催のチ ャレンジクラスはSS4を終了した時点でゴー ルとなるため、石博峠が2本とウエイトを占め ている。福王ステージでは途中、ギャラリース テージが用意されており、ここでのSSが、こ のラリーの最大の勝負所となっている。
ラリーのスタート、サービス、ゴールはすべ ていなべ市北勢市民会館となったが、選手の 宿泊は青川峡キャンピングパークのコテージ。 ここでは懇親会が行われ、エントラントの交流 に一役買っていた。表彰式会場はお馴染みの 阿下喜温泉となっている。
1.CL-2クラス入賞の皆さん。2.DE-3クラス入賞の皆さん。3.DE-5クラス入賞の皆さん。4.DE-6クラス入賞の皆さん。5.DE-5で2位入賞 の川口孝則組。6. ペナルティが悔やまれる村上健組はDE-6で2位。7.DE-3で2位入賞の坂井智幸組。8. 安藤裕一組はCL-2で2位入賞。 9. ラリー序盤で築いたマージンで逃げ切ったDE-5クラスの大津知也/森井康貴組。10. 波乱の展開となったDE-3クラスは石田政晃/小林 長門組が優勝。11. 上林勇組はDE-6で3位入賞。12. 西本良敬組はCL-2で3位を獲得。13.DE-6で4位獲得の朴木博則組。14. 中野光組 はDE-5で3位入賞。
エントリー台数は昨年と同じ32台。中部勢 が主体の中でチーム神大が大挙5台で参戦して きた。一部ダートを含むとは言え、ターマック 主体のラリーとなった。
今回8台のエントリーのチャレンジクラスは、 SS1でいきなり優勝候補の鈴木大将組が後半 の右コーナーでコースアウトしてリタイヤ。も う1台の川島浩史組もSS2でリタイヤとなり、 残念ながらクラス不成立となってしまった。 チャレンジ2クラスは石王治仁組が全SSを 制する圧倒的速さで優勝。「昨年の福王ラリー がデビューでした。ラリー3回めにして初優勝 です」と石王選手。2位の安藤裕一組に1分以上 の大差で圧勝した。
DE3クラスはSS1から五十嵐貴充組が好ス タートを切るも石田正晃組がSS2でベストタ イムを奪い、逆転。SS3は五十嵐組がトップを 取るとさらにSS4では坂井智幸組がベストと シーソーゲームで混戦となる。しかし最終SS7 で五十嵐組はスタック。執念の脱出劇を演じて 3位入賞を果たすも、優勝は石田組のもとへ。 石田選手は「SSごと に勝ったり負けたり で楽しかったです」と 激戦を振り返った。 10台中5台がリタ イヤとサバイバル戦
有力勢が脱落する荒れた展開 となったDE-6クラスは北村信 /池嶋賢組が優勝を飾った。
となったDE5クラス は、SS1より大津知也 組がトップタイムを 連発。「高速セクショ ンではヒャッとしまし
たがアクセルを踏み 続けました。昨年イ
組。
ンテグラにスイッチして、半年前に大クラッシ ュしたんですが、復活したラリーでの初入賞が 優勝となってしまうなんて嬉しいですね」と本 人もビックリという大津選手は練習の成果が実 った格好となった。
2位は川口孝則組でSS3で一旦は挽回した
ものの、その後が続かなかった。「最終SSで 緊張の糸が切れてしまいました」と言いつつも、 中野光組が初の福王ラリーで3位入賞を果たし ている。
三重のラリー復活の立役者、福王ラリーは日本一の地方選手権を目指す!
三重のラリー復活を告げるイベントとし て始まったこの、いなべ福王ラリーも今年 で4回めを迎えた。ギャラリーステージや イベント、飲食ブースも充実と、観戦した
人々が楽しんでもらえるラリーイベントと しても年々、スケールアップしている。
「様々な地元の方々のご協力・ご支援によ
り、2012年に初めてこのラリーを開催す ることができたわけですが、2013年には 観戦スポット付きのチャレンジシリーズと して、大勢のギャラリーの方にラリーとい うものを知って頂けたように思います。初 開催以来、三重県といなべ市の後援を受 け、地域の振興を目指すチーム福王とラリ ー競技の振興を目標とする私どもON!と のコラボで頑張ってきました。私自身は、 選手や仲間をもっと育てて日本一の地方 選手権とする事が目標です。私が長く楽 しませて頂いたラリーを、少しでも多くの 次の世代の方に楽しんで頂けたらと思っ ています」と主催者の竜田健氏は今後の福 王ラリーへの展望を語ってくれた。
実力派揃いのDE6クラスは前戦で優勝した 村上健組が連勝を狙うも、ベテランの宮本雅 彦組や上坂英正組が立ちはだかった。しかし常 連の蒲生裕一組は「スピードセンサーが死んで 走らない」とジレンマに悩まされて6位入賞が やっと。そして連勝を狙っていた村上健組は何 とTC1に4分遅着してしまう凡ミスを犯してし まい、いきなり大きなハンディを背負う。
さらにこのクラスは波乱が続き、SS4では大 江殻組が、SS5のゴール手前では宮本雅彦組が コースオフから脱出できずともに無念のリタイ ヤ。さらに最終SS7ではギャラリー前で上坂英 正組も脱落してしまう。そんな中、生き残った のが「過去2戦だけ、EP82で北海道で走ってい ましたが、本格的にラリーを始めたのは今年か らです」という北村信組のインプレッサ。 コドラ池嶋賢選手が「横に乗ってて怖かった」 と言わしめる激走を見せた北村組が嬉しいラリ ー初優勝を果たした。村上健組は懸命な追い 上げで2位まで挽回したが優勝はならず。グラ ベルでの走りに課題を残す結果となった。
今回取り上げるのはスピード行事の観戦術。 でもレースと違って、タイムトライアルでは、速さというものは、なかなか見えづらい。 速さを見抜くテクニックをまず考えてみよう。
全開で駆け抜けるマシンを外から見て、その 速さを感じることは、スキルアップする上でも 非常に重要な作業だ。ただ、完全にアンダース テアを出したりスピンするなど明らかなミスを 除けば、ビギナーにとって、その速さの違いを 見分けるのはなかなか難しいものがある。 「特にジムカーナにおける速さの違いは見えに くいと思います」と語ってくれたのは、昨年の全 日本ジムカーナ選手権 PN3クラスにおいて、 山野哲也をガチンコで破ってチャンピオンを獲 得した森嶋昭時だ。
「うまい選手の走りって、何気なく難しいこと をあっさりやってしまうので、見てるだけだと 凄く簡単に見えてしまうと思うんです。でも、 実際に自分でやってみるとまったくできない。 自分でやってできないことを軽々とやってる選 手を見ると、やっぱり違うんだなとは思います が、僕の場合一番違いを感じたのはビデオを撮 るようになってからですね」
森嶋がまだビギナーの頃、先輩選手の走りを 動画で撮影するビデオ係を頼まれることが良く あったそうだ。特にビデオ解析ソフトを使用し て区間タイムを比較すると、一発で走りの違い が分かってきたと言う。
「進入は遅いけど立ち上がりが速いとか、どこ でタイムを詰めているかっていうのが、動画を
見ると分かりやすいんです。初めは解析ソフト を使わなければ違いが分からなかったんです が、その内に、目が肥えてきて走りを見るだけ でうまいとかヘタとかっていうのが分かるよう になりましたね」
ただし、もし見る場合はそのクラスは全車見 てほしいと言う。つまり運転のうまい走りだけ でなく、ゼッケンの早い選手達の、比較的レベ ルの低い方の走りも見ることで、どこが違うの かがより分かりやすくなるからだ。
一方、比較的違いが分かりやすいのはダート トライアルだろう。挙動変化が大きく、しかも ミスした場合の挙動も激しくなるからだ。それ でも微妙な走りの違いはある。
「僕の場合は両親がダートラをや っていて、小さい頃から親に連れ られてダートラ場に行っていたの で、これぐらいのスピードならこ のコーナーは曲がれるだろうって いうイメージは持っていました。 そのイメージを基準にしながら走 りを見るという感じでしたね」
そう語ってくれたのは、昨年、 一昨年と全日本ダートトライアル 選手権 N1クラスで 2 連覇を果た した山本悠太だ。山本は最も走り
込んできた池の平ワンダーランドのすべてのコ ーナーを完全に覚えており、他のコースに行っ ても池の平の似たコーナーを基準にして、他の 選手の走りを見て、“行けるか、行けないか”を 判断しているという。
だが、山本のように小さい頃からダートラを 見ていなくとも、自分のホームコースを基準に することで他人の走りを比較することは可能 だ。そのためにも、自分の基準となるホームコ ースを持ち、さらに完全に覚え込むまで走り込 むことも大事だろう。
今回の企画では、昨年、全日本チャンピオンに輝いた森嶋昭時(左)、山本悠太 (右)というトップドライバー達にメインアドバイザーをお願いした。ともに今年は 活動休止中とあって、観客の立場から今年はモータースポーツを見守っている。
近くで観戦することが大切だと思い ます」とは森嶋だ。これは SA2クラ スで活躍しているベテランドライバーの川北忠 も語っていることだが、特にレースのようなサ ーキットと違い、ジムカーナは比較的コースに 近い場所で観戦することができるのが大きなメ リットだからだ。
「近いところで走りを見ると、選手がどんな操 作をしているかも良く見えるからです。特にス タンドのような上から見ると、もっと良く分か ると思います。その場合、コースレイアウトに よっても違ってきますが、スタンドの近くで設
定されているパイロンターンなどを見てみるの がオススメです。
確かにブレーキやアクセルワークは見えませ んが、ハンドル操作やサイドを引くタイミング などはフロントガラスやサイドのガラスを通し て分かると思います」という森嶋は、過去にそ うやってターンを観察したことで、ジムカーナ という競技の奥の深さを知ったことがきっかけ となり、本格的にジムカーナをやろうと思った そうだ。今回話を聞いたPN1クラスの阪本芳 司も「ぜひパイロンターンは見てほしい個所で すね。特にパイロンを得意としている選手の走 りは参考になると思います」と語っている。
森嶋は、「最初の頃は、うまい選手の走りを 見ると、何であんな動きになるんだろうとか、
コースより高い位置にあるスタンドに座 れば、ドライバーの操作をフロントウイ ンドウ越しに観察することができる。
どんな操作をしたらあんな風に動くようになる んだろう、ってことを考えていました。なので、 走りを外からもじっくり観察しましたが、さら に実際にうまい選手の横に乗ることもたくさん しましたね」と語っているが、それは全日本の PN4 クラスに参戦しパイロンキングと異名を 取るパイロンの名手、岡野博史も「クルマや選 手によっても、それぞれ個性があって走り方が 全然違う。どうしてここでブレーキを踏むの か、どうしてパイロンに対してそういう動きを するのかなど、疑問を持って観る事が大切でし ょう」と森嶋と同じことを語っている。
さらに森嶋は「上級者の助手席で走りを体験 することは、スキルアップする上で非常に重 要」だとも語ってくれた。見ているだけでは感 じられない G を感じることができるため、より 走りの感覚が身体に入ってくるからだ。 「まずはうまい選手の走りを外から見て、その イメージに到達するように練習するんです。そ して、さらに横に乗ってみれば、より何が悪い のかがはっきりすると思います」
実際に森嶋もビギナー時代にドライブしてい
た GA2シティからSW20・MR2に乗り換
選手の個性を感じてほしい ジムカーナは観客に近い所をクルマが 走るので、かなり細かい所まで観察でき ます。まずマイカーと同じか、同じ駆動 方式で、よく似たサイズのクルマの走り を見るようにしましょう。音をよく聴くこ とで、ブレーキングポイントやアクセル の踏み具合などの違いや、選手の個性も 分かってくると思いますよ(川北忠選手)
まず大きな流れを掴むこと まず最初は高い所から見渡して、走行 全体の大きな流れを見ましょう。飛ばす 所や抑える所など、走りのリズムを見て ほしいと思います。もう少し細かい所は、 コーナーのクリッピングポイントや、パ イロンへのクルマの寄せ方などを、なぜ そういう動きをするのか、と疑問を持っ て観る事が大切ですね(岡野博史選手)
えた際、思ったようにまったく運転できずに悩 んだと言う。もちろん、先輩ドライバーの真似 をしようと練習していたが、ある時、キョウセ イドライバーランドで開催されたイベントで、 外周路を弱ドリフトしているSW20 を見て、 理想のドライビングのイメージを把握できたと 言う。
では、実際に観戦する際は、どんな場所で、 どんなことに注意して走りを観察すればいいの だろうか。森嶋に聞いてみた。
得意な技を観察してほしい トップクラスの選手でも、パイロンが 得意な人もいれば、アクセルを踏み込ん でいく高速セクションが好きな選手など 色々なタイプのドライバーがいます。も し僕の走りを見てもらうなら、パイロン セクションを見てほしいですね。その選 手の得意な所を観察することが、上達へ の一歩だと思います(阪本芳司選手)
と思ってるんです。ブレーキ、ハンドル、アク セルとすべての要素がうまく揃わないと速く抜 けられない。特に操作が流れるように運転して るって言うんでしょうか、すべての操作が止ま らないでスムースに連続している、というドラ イビングが理想だと思ってるんです」
「ジムカーナは色々な要素が詰まっているの で、全体を見つつ自分の関心の高いセクション を集中して見たいですね。例えばサブロクだっ
たら、ターンはもちろんですが前後のライン取 りなどもチェックした方がいいでしょう。どん なラインで進入して、どう立ち上がっていくか は、ターンでは重要です。その場合、ターンに 入る前のブレーキングを開始する少し前あたり から、立ち上がってフル加速してタイヤがしっ かりグリップする辺り、までをまずは見ればい いでしょう」
一方、スラロームでは進入する最初のブレー キングからステアリングを切り込むタイミング、 そしてアクセルオンのタイミングをチェックし ておきたい、という。
「スラロームって簡単そうに見えますけど、実 はジムカーナの中でも一番難しいセクションだ
スラロームは一度リズムが崩れると、スラロ ームを抜ける最後までリズムが崩れたままにな ってしまう。その意味でも、森嶋が言うように 難易度は高いわけだが、森嶋曰く、「流れの中 でコントロールできているか」が重要だそうだ。 そしてそれは、ビギナーが見ても優劣が分かる はずだと言う。
最後にコースジムカーナの場合のチェックポ イントについても、聞いてみた。
「コースジムカーナの場合は、コーナリングの ライン取りを見たいですね。特にジムカーナは レースと違ってバトルをしないので、できるで きないは別にして、自分の理想とするレコード ラインを通るようにすることができます。上級 者のラインはどこを通っているか、どうやって そのラインに正確に持ち込んでいるかを見たい ですね」
ただし、コースジムカーナでもターンが設定 されることがほとんど。コースとターンではブ レーキングに違いがあると言う。コースでのブ レーキングは減速のためだが、ターンに入る際
ビギナーにとって、パイロンターンの違いを見分けることは簡単なことではないが、動画を撮り、後で比較することは有効な方法だ。 上段の山野選手と、下段の東山選手はパイロンへのアプローチは大差がないが、フロントタイヤが通過する時のクルマの角度、またタ ーンした後の姿勢に違いがはっきりと見て取ることができる。こうした走りの違いをタイムと照合してみよう。
パイロンにどう寄せてクリアするか。 動画で見直してみるのもオススメだスタートでクルマをどういう所に置くのかはスピード行事では重 要なポイントだ。2台のクルマの左部分とパイロンの位置関係に 注意。下のインテグラの方がよりパイロンに寄せて、若干、角 度もつけた位置からスタートしようとしているのが分かる。
ドライビングの“流れ”が見えて くれば、君はもう観戦のプロだ
コーナーの出口に注目を! ダートラは、入口ではリアが流れても コーナーの出口は抑えてロスなく立ち上 がる人が速いんです。逆に出口でもずっ とドリフトしてる人は遅い。だから出口で 走りとタイムを比較してみると面白いでし ょう。ずっと見てればセオリーみたいなの が見えてくる。タイムやアナウンスもど んどん活用しましょう(平塚忠博選手)
自分はいかに直線的にコーナーを抜け るために、どこでアクセルを抜いている か、入れているかをチェックしています。
特に回り込んでいるようなコーナーでは、 どこで一度アクセルを抜いて、立ち上が っていくのかが参考になります。全日本 では地元のドライバーの独特のラインも 勉強になりますね(宝田ケンシロー選手)
のブレーキングは「曲げるための荷重を移す」ブ
レーキングになる。その違いも要観察ポイント になるそうだ。
さて今度はダートトライアルの観戦術につい
て、考えてみたい。全日本 N1チャンピオンで ある山本悠太は、あくまで自分のイメージを大 切にしているという。
「僕は毎日イメージトレーニングしています。 コースはどこでもいいんですが、あるコーナー を想像して、そのコーナーではこのぐらいのス ピードなら曲がれるだろうっていうことを想像 するんです」
しかも、山本はそれを1日で何百回も繰り返 すと言うから驚きだ。確かにイメトレ(イメージ トレーニング)は大切だが、イメトレだけで速く なるとは考えにくい。だが、山本はそのトレーニ ングの結果、実際にそのコーナーを走った際、 ほぼイメージ通りに走れるようになったと言う。 「外から人の走りを見るということも役に立つ と思います。確かに自分のイメージと違うライ ンを通る選手もいるんですよ。仮にそのライン が遅そうだと思っても、違うコーナーでは速い こともあるんです。全日本選手だって、速いコ ーナーはあるけど遅いコーナーがある人もいま す。県戦レベルだって、絶対速いラインを通る 選手だっているはずですし、どんなレベルのダ ートラでもそうやって観察することは凄く大切 だと思います」
ビギナーはまず低速から! ビギナーは、メリハリをつけて動かすと いうことが最初は難しいでしょうから、低 速でもそうした動きが求められる所がい いですね。高速の方が荷重移動しやすい 時もあるから、低速でしっかりと、前荷 重の時にハンドルを切っているかどうか、 ブレーキの仕方とハンドルを切るタイミン グも見てみましょう(北條倫史選手)
ラインを観察することが大切だと語っていた のは PN1クラスの宝田ケンシローも同じだっ た。「自分はずっとラインと音をチェックしてい ます。SA クラスのような排気音の高いクラスな ら、アクセルの踏み具合も分かりやすいです し、回り込んでるようなコーナーだったら、ど こで一度抜いてまっすぐ立ち上がっていくのか といったポイントも分かりやすいんですよ」
観戦場所はどうやって決めたらいいだろう か。山本は「まず自分が楽しめるコーナー(笑)」 と語る。
「僕は車速が高くてカッコ良く走れるコーナー が好きなので、観戦する時もそういう場所を選 んでいます。例えば門前だとコークスクリュー みたいなコーナーですね。特に車速が高くなる とテクニックの優劣がはっきり出るので見てい ても分かりやすいと思います」
また難易度の高い場所を奨めてくれたのは N2 チャンピオンの北条倫史だ。
「高速のコーナリングを真似ようと思っても、 ビギナーには簡単なことじゃないし、クルマを 壊したら身も蓋もないじゃないですか。だから 高速から一気に減速するようなコーナーの処理 を上級者はどうやってるかをチェックするのが いいと思います。そういう操作が一番難しいか らです」。特に 4 速から一気に 3 速、2 速とシフ トダウンして進入するようなコーナーがあれば ベストだという。
たしかに山本が言うように選手が楽しめるコ ーナーは、ギャラリーにも楽しいということに なるが、「見る所は、空いてるからいいや、じ
全日本ダートラを代表する北村和浩、荒井信介というトップドライバー の走りも対照的。特にコーナーへの進入の姿勢はまったく異なるが、出 口ではほぼ同じ姿勢で同じラインを通っている。君はどっちを選ぶ?
ブレーキングはすべてのモータースポーツに共通する大事な テクニック。特に高速からハードブレーキングで向きを変え るコーナリングは大いに参考にしたい(上)。また競技コース では選手達の集まるポイントで観戦するのも様々な情報が得 られるのでオススメだ。
最近ではYouTube等でも多くのインカービデオがアップされて いるが、実はこうした動画を見ることも、ドラテク向上のために非 常に有効なアイテムとなる。
「インカーを見る時は、ハンドルだけとか、ブレーキだけとかアク セルだけじゃなくて、全体をバランス良く見ることが大切です。上 級者の運転は、すべてがリンクして流れるように操作しているはず なので、そういう所を集中して見るようにすればいいんです」と森 嶋は言う。 「インカーを見るとよく分かるんですが、上級者というのは、すべ ての操作を手前から行なっているんです。だから操作に余裕があ るように見えるはずです。操作に慣れていないドライバーは、その 場に来てからハンドルを切り込んだりブレーキングしてしまうた め、操作が急激になってアンダーステアを出したり、挙動が乱れ たりしてしまうんですよ」
コーナーやターンに入る手前からの操作を、それが作り出す流 れとともにチェックするのが、インカー動画を見る際にも、ベスト な方法と言えそうだ。
ゃなくて、選手がたくさんいるような所がオス スメだね」と語ってくれたのは SC2クラスの平 塚忠博だ。全日本戦では、選手が集まっている ポイントは、そこが集中して特にチェックしな ければいけないコーナーということになるから だ。また、選手達の後ろから、そっと会話を盗 み聞きしてみるのもタメになるという。
「そうやって自分の理想の走りのイメージを作 ることが大切だと思いますが、もし自分で理想 のイメージが作れないという時は、その時の自 分のレベルでやれる範囲でいいので、うまい選 手の走りを真似しながらイメージを作ることを 心がけた方がいいと思います」と山本は言う。 単に真似をするだけでは、いつまで経っても真 似をした選手を超えることはできない。だが、 少なくともビギナーの頃は上級者の真似ができ るような努力をしなければ、それこそいつまで 経っても上達しないのも事実だろう。 「そして必ず自分の中のイメージで真似したこ とを、実際の練習で試してみることも大事です ね」とも山本は語っている。確かに、イメージ したその走りが自分に合っているかは最初は分 からないだろう。だが、それも試してみなけれ ば分からないのだ。
答はひとつじゃないのが ダートラの楽しい所だ!
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
競技会名 開催日 中部 キョウセイドライバーランド PN,N,SA,B,SC, D D SHERATON(053-455-3577)
30日
30日
9月 6日
2015年JAF中部ジムカーナ選手権第6戦
JMRC中部ジムカーナ選手権第6戦
JMRC全国オールスター選抜第6戦 シェラトンレーシングトライアルINキョウセイ
8月 2日 イオックスアローザスポーツランド
2015年JMRC中部ジムカーナ北陸シリーズ第5戦 BIGVANジムカーナIN富山
2015JMRC関東チャンピオンシリーズ第7戦
2015JMRC神奈川ジムカーナシリーズ第4戦 第31回チャリティージムカーナ
2015年JAF中部ジムカーナ選手権第7戦 JMRC中部ジムカーナ選手権第7戦 JMRC全国オールスター選抜第7戦 ARCハイスピードスラローム
BIGVAN(076-422-2697)
PN,N,SA,SC,D E
富士スピードウェイジムカーナコース PN,N,B E ROOKIE,Force (042-660-0192)
PN,N,SA,B,SC, D D ARC、AASC (0566-82-3535)
中部 鈴鹿サーキット国際南コース
SUZUKAサーキットトライアルシリーズ第3戦
N,SA,B D チーム淀(079-565-7808)
鈴鹿サーキット西コース
13日 幸田サーキットYRP桐山 PN,N,SA,B E ZEST(0566-83-0030)
13日 富士スピードウェイジムカーナコース
2015年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第7戦 ZESTテクニカルジムカーナ
2015JMRC神奈川ジムカーナシリーズ第戦 ベイサイド2015IEDチャレンジカップ
P,N,B E IED(042-702-9362)
20日 富士スピードウェイジムカーナコース
2015JMRC神奈川ジムカーナシリーズ第戦 ベイサイド2015IEDチャレンジカップ
IED(042-702-9362)
P,N,B E
20日 富士スピードウェイ
10月 3日
RTSONIC(055-967-8878) SONICサーキットトライアルNo2 (Aライ講習付き)
TMSC富士ジムカーナシリーズ2015 第4戦
B E
26日 富士スピードウェイジムカーナコース
N,B,SC E TMSC(03-3221-9950)
GSS鈴鹿・サーキットトライアル
鈴鹿サーキット 国際レーシングコース B D GSS(03-3403-5050)
4日 中部 幸田サーキットYRP桐山 PN,N,SA,B,SC, D D LIMIT(0566-83-0030) 2015年JAF中部ジムカーナ選手権第8戦 JMRC中部ジムカーナ選手権第8戦 JMRC全国オールスター選抜第8戦 リミットハイスピードジムカーナ
17日
4日 富士スピードウェイ B E 富士スピードウェイ㈱、 FMC(0550-78-1234)
18日
2015FISCOSPECIALSTAGETRIALRound2
2015年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第8戦
RSTGYMKHANA2015
=サーキットトライアル
8月 30日
美浜サーキットクニモト PN,N,SA,B E RST(052-802-0647)
9月 4~5日
6日
23日
27日
2015年JAF近畿ジムカーナ選手権第7戦
2015年JMRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第7戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第7戦 PROXESスーパーGスラローム
2015 D1グランプリシリーズ第5戦 大阪大会
2015年JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ第7戦
KSCCジムカーナNo4
2015“Cartolive杯” 舞洲スポーツアイランドシリーズ
TJマイカージムカーナNo3
2015年JAF近畿ジムカーナ選手権第8戦
2015年JMRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第8戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第8戦 DIREZZACUPJMRC近畿ジムカーナフェスティバル
オーガナイザー/電話番号
選手権地区 開催場所 競技車両 格式
D TSC.O(0798-52-1950)
競技会名 開催日 近畿 名阪スポーツランドEコース PN,N,SABSC, AE B
B,D D サンプロス(03-5287-2939)
N,B D KSCC(06-6327-6522)
TJ(072-296-6886)
N,B,AE E
D LAZYW.S(072-944-8600)
舞洲スポーツアイランド特設会場
姫路セントラルパーク第5駐車場
舞洲スポーツアイランド
近畿 名阪スポーツランドCコース PN,N,SA,B,SC, AE B
27日
10月 18日
2015年JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ第8戦 DIREZZACUPJMRC近畿ジムカーナフェスティバル
2015姫路セントラルパークジムカーナシリーズ第5戦 KSCCジムカーナNo5
LAZYW.S、R-7 (072-944-8600)
KSCC(06-6327-6522)
E
D
N,B
B
名阪スポーツランドCコース
姫路セントラルパーク第5駐車場
8月 2日
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 中国 備北サーキット PN,N,SA,B,SC, D,AE D CMSC島根(0852-23-1511)
9月 6日
2015年JAF中国ジムカーナ選手権第6戦
2015年JMRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第6戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第6戦
CMSC島根チャレンジカップ
2015年JAF中国ジムカーナ選手権第7戦
2015年JMRC中国チャンピオンシリーズ第7戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第7戦 ナノトップカップジムカーナ
開催日
8月 23日
9月 27日
競技会名
2015年JAF四国ジムカーナ選手権第7戦
2015年JMRC全国オールスター選抜ジムカーナ第7戦 POTENZACUP'15SKMCスラロームアタック№39
2015年JAF四国ジムカーナ選手権第8戦
2015年JMRC全国オールスター選抜ジムカーナ第8戦 エトワールスーパースラローム2015IN 美川
中国 TSタカタサーキット PN,N,SA,B,SC, D,AE D CCN、HINODE・C (0827-84-2900)
8月 23日
2015年JMRC九州ジムカーナジュニアシリーズ第6戦 スーパートライアル in恋の浦 2015
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
四国 モーターランドたぢかわ PN,N,SA,B,SC, D,AE D SKMC、TEAM MONKEY (088-875-3998)
美川スポーツランド PN,N,SA,B,SC, D,AE D ETOILE(089-963-3884)
E RC-大分(0972-63-6695)
2015年JAF九州ジムカーナ選手権第7戦 JMRCオールスター選抜第7戦 RASCALジムカーナ2015
PN,N,SA,B,AE D RASCAL(092-621-0664)
30日 オートポリスレイクサイドサーキット
オートポリス Aライジムカーナ 2015
P,PN,N,SA,B, SC,D,AE E APC(0973-55-1111)
9月 6日 全日本 スピードパーク恋の浦 PN,N,SA,SC, AE C TOBIUME、RC-大分、 RTCR(092-925-0708)
2015年JAF全日本ジムカーナ選手権第7戦 とびうめジムカーナフェスティバル in九州
19~20日 九州 スピードパーク恋の浦
2015年JAF九州ジムカーナ選手権第8戦 JMRCオールスター選抜第8戦 スプラインチャレンジジムカーナ2015
PN,N,SA,B,AE D RTCR(093-591-9377)
10月 4日 スピードパーク恋の浦
24~25日
2015年 西日本ジムカーナフェスティバル IN 九州
PN,N,SA,B,SC, D D RTCR(093-591-9377)
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。
競技会名 開催日
8月 2日
2015年JAF北海道ダートトライアル選手権第7戦
2015年JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリー
ズ第7戦
2015年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ第
7戦
2015年JMRCオールスター選抜第7戦 チボーダートアタック
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
PN,N,SABSC, D,AE D THIBAULT(011-864-2003)
北海道 オートスポーツランドスナガワ ダートトライアルコース
30日
2015年JAF北海道ダートトライアル選手権第8戦
2015年JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリー ズ第8戦
2015年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ第
8戦
2015年JMRCオールスター選抜第8戦
EZO DIRT2015
北海道 新千歳モーターランド ダートコース PN,N,SA,B,SC, D,AE D EZO(011-822-0610)
9月 27日
2015年JAF北海道ダートトライアル選手権第9戦
2015年JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリー ズ第9戦
2015年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ第
9戦
2015年JMRCオールスター選抜第9戦
2015ARKDynamicTrial
北海道 新千歳モーターランド ダートコース PN,N,SA,B,SC, D,AE D TEAM ARK(011-753-9140)
2015年JAF東北ダートトライアル選手権第5戦 2015年JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ
第5戦
2015年JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第5戦 「ダイヤスターダートトライアル2015inKiriyanai」
9月 27日
2015年JAF東北ダートトライアル選手権第6戦 2015年JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ
第6戦
2015年JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第6戦 2015JMRC北東北ダートトライアルサーキットパークシリーズ スーパートライアル IN 切谷内
PN,N,SA,SC,D, AE D CMSC福島(024-531-4451)
8月 23日 東北 サーキットパーク切谷内 PN,N,SA,SC,D, AE D MSCはちのへ (0178-28-0075)
8月
2日
23日
2015年JAF全日本ダートトライアル選手権第6戦 NOZAWAダートトライアル
2015年JAF関東ダートトライアル選手権第8戦
JMRC関東ダートトライアルシリーズ
<JMRC全国オールスター選抜戦> '15ARFAダートトライアル・ザ・お盆
PN,N,SA,SC,D, AE D CD-1(0256-38-4755)
PN,N,SA,SC,D, AE D ARFA(0258-82-0207)
関東 トライアルゾーン新潟
2015年JAF関東ダートトライアル選手権第9戦
JMRC関東ダートトライアルシリーズ <JMRC全国オールスター選抜戦>
第55回 TW.Sダートトライアル
9月 13日 モーターランド野沢
20日
長野県ダートトライアルチャンピオンシリーズ第3戦
2015水芭蕉ダートトライアル
関東 オートランド千葉第1コース PN,N,SA,SC,D, AE D TW.S、MARC (043-242-7365)
RTMIZUBASYO (026-226-8751)
PN,N,SA,B,SC, D,AE E
10月 11日
2015年JAF関東ダートトライアル選手権第10戦
JMRC関東ダートトライアルシリーズ
<JMRC全国オールスター選抜戦>
NDC-TOKYOダートトライアルスピリット
長野県ダートトライアルチャンピオンシリーズ第4戦
ロードナイト ダートトライアル
ロードナイト オートクロス 11日
=オートクロス
中部地方
NDC-TOKYO (0422-31-0640)
ROAD-KNIGHT (0263-26-2545)
PN,N,SA,SC,D, AE D
27日 モーターランド野沢 PN,N,SA,B,SC, D,AE E
SC,D E ROAD-KNIGHT (0263-26-2545)
丸和オートランド那須
モーターランド野沢
競技会名 開催日 中部 オートパーク今庄 PN,N,SA,B,SC, D,AE D R-8石川(090-7083-4828)
2015年JAF中部ダートトライアル選手権第7戦 JMRC中部ダートトライアル選手権第7戦 JMRC全国オールスター選抜第7戦
2015年JMRC中部ダートトライアル北陸シリーズ第7戦 R-8エキサイティングカップ '15ダート編
9月 5~6日
8月 23日 全日本 オートパーク今庄 PN,N,SA,SC, D,AE C SHALET、FASC、CCST (0566-83-0030)
20日
2015年JAF全日本ダートトライアル選手権第7戦 スーパートライアル in今庄
2015年JAF中部ダートトライアル選手権第8戦 JMRC中部ダートトライアル選手権第8戦 JMRC全国オールスター選抜第8戦 2015年JMRC中部ダートトライアル東海シリーズ第4戦 ザ・イゴのダートラ
D E URARA(0776-78-5821)
PN,N,SABSC,
D,AE
N,SA,B,SC,D
中部 オートパーク今庄
10月 4日 オートパーク今庄 N,SA,B,SC,D E URARA(0776-78-5821)
25日
2015年JAF全日本ダートトライアル選手権第8戦 ダートスプリント in門前
2015年JMRC中部ダートトライアル北陸シリーズ第8戦 ザ・イゴのダートラ神無月
全日本 輪島市門前モータースポーツ公園 PN,N,SA,SC, D,AE C Three-R(076-276-5753)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
2015年JAF近畿ダートトライアル選手権第6戦
競技会名 開催日 近畿 コスモスパーク PN,N,SA,SC,D, AE
JMRC近畿ダートトライアルチャンピオンシリーズ第6戦
JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第6戦
JMRC近畿ダートトライアルジュニアシリーズ第6戦
サンダース ダートトライアル 夏
D THUNDERS(072-822-3346)
N,SA,SC
9月 20日
2015年JAF近畿ダートトライアル選手権第7戦
JMRC近畿ダートトライアルチャンピオンシリーズ第7戦
JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第7戦
JMRC近畿ダートトライアルジュニアシリーズ第7戦
RC NARAグラベルアタック inコスモス
中国地方
D RC NARA(0742-32-0100)
8月 23日 近畿 コスモスパーク PN,N,SA,SC,D, AE
N,SASC
2015年JAF中国ダートトライアル選手権第7戦
2015年JMRC中国ダートトライアルチャンピオンシリーズ 第7戦
2015年JAF四国ダートトライアル選手権第6戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第7戦 楠チャレンジトライアル 23日 四国 テクニックステージタカタ N,SA,SC,D P,B D ETOILE(089-963-3884)
2015年JMRC中国西中国ダートトライアルシリーズ
2015年JMRC全国オールスター選抜ダートトライアル第6戦 エトワールスーパーダートトライアル2015IN TAKATA
2015年JMRC中国ダートトライアルチャンピオンシリーズ 第8戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第8戦 グラベルスピリット 2015
RC.H(082-962-6692)
9月 27日 楠ハイランドパーク
中国 テクニックステージタカタ PN,N,SA,SC,D, AE D
2015年JMRC中国Jrダートトライアルシリーズ第3戦 MCCSダートトライアルJr
2015年JAFCUPオールジャパンダートトライアル JMRC全国オールスターダートトライアル in中国 31 11月1日
MCCS(0836-31-4741)
PN,N,SA,SC, D,AE E
10月 11日 全日本 テクニックステージタカタ PN,N,SA,SC, D,AE C CCN、TTS(0827-84-2900)
※8~10月に四国地区で開催される競技会はありません。
2015年JAF九州ダートトライアル選手権第7戦
JMRCオールスター選抜第7戦
サマートライアル 2015
JMRC九州ダートトライアルジュニアシリーズ第4戦
洞海土系自動車運動会 Atスピードパーク恋の浦
開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
PN,N,SA,B,SC, D,AE
27日
2015年JAF九州ダートトライアル選手権第8戦
JMRCオールスター選抜第8戦
2015JMRC西日本ダートフェスティバル in九州 10月17~18日
PN,N,SABSC, D,AE D 洞海ASC(093-642-5990)
N,SA,B,SC,D D CRMC(0949-62-0252)
8月
2015年全日本カート選手権FS-125部門西地域第
4戦
2015年地方カート選手権FP-3部門/FS-125部門 西地域第4戦
2015年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FPJrCadets部門西地域第4戦
RTA(03-5793-1466) APG(0550-75-6138)
格式A−国際/B−準国際/C−国内/D−準国内/E−制限付 ●太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは6月24日までに本部にて受付したものです。
FS-125
FP-3,FS-125
FP-Jr,FP-JrCadets
2015WAKO'Sスーパーカートカップ第5戦
2015WAKO'Sスーパーカート筑波シリーズ第3戦
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
2日 スポーツランドSUGO西コース
9日
2015TOYOTASLカートミーティング SUGOカート レースシリーズ第4戦
2015もてぎカートレース第4戦
FS-125 E SSC(0224-83-3116)
9日 ツインリンクもてぎ北ショ トコース
FS-125 D ㈱モビリティランド (0285-64-0200)
2015鈴鹿選手権シリーズ第5戦 カートレース IN SUZUKA
FS-125 D SMSC(059-378-3405)
鈴鹿サーキット国際南コース
15日 ~16日 榛名モータースポーツランド
2015HARUNACUPKARTRACERd5
FS-125 D HMSL(0279-54-8199)
23日 新東京サーキット
FS-125
FS-125 D E NTC(0436-36-3139) NTC CUPRd4 23日 富士スピードウェイ
2015WAKO'S スーパーカート富士チャンピオンシ リーズ第4戦
29日 ~30日 9(SEP)
29日 神戸スポーツサーキット
2015年全日本カート選手権FS-125部門西地域第
5戦
2015年地方カート選手権FP-3部門/FS-125部門
西地域第5戦
2015年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FPJrCadets部門西地域第5戦
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
RTA(03-5793-1466)
BSL
JNSC
TNAGAO
C D D
FS-125
FP-3,FS-125
FP-Jr,FP-JrCadets
2015WAKO'S スーパーカート岡山国際サーキット シリーズ第4戦
2015APG CUP第4戦 6日
12日
2015年全日本カート選手権KF部門第7・8戦
2015年全日本カート選手権FS-125部門東地域第
5戦
2015年地方カート選手権FP-3部門/FS-125部門 東地域第5戦
2015年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FPJrCadets部門東地域第5戦
VICIC(0465-83-4702)
APG(0550-75-6138)
SSC(0224-83-3111)
FC-2リブレ E
FS-125 D
KF
FS-125
FP-3,FS-125
FP-Jr,FP-JrCadets
岡山国際サーキット
9月 5日 オートパラダイス御殿場
2015WAKO'Sスーパーカートカップ第6戦
2015ROTAXMAXCHALLENGESERIESRd5 22日
2015HARUNACUPKARTRACERd6 27日
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
22日 フェスティカサーキット瑞浪
FS-125
FS-125 D E フェスティカサーキット (0282-25-1500)
FS-125 D HMSL(0279-54-8199)
11日
2015もてぎカートレース第5戦
2015TOYOTASLカートミーティングSUGOカート レースシリーズ第5戦
SSC(0224-83-3116)
FS-125
FS-125 E
11日
17日
~18日
2015APGCUP第5戦
2015WAKO'Sスーパーカート岡山国際サーキット シリーズ第5戦
2015年全日本カート選手権KF部門第9・10戦
2015年全日本カート選手権FS-125部門東西統一
競技会
2015年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FPJrCadets部門東西統一競技会
KARTRACEINSUZUKA
APG(0550-75-6138)
FS-125 D
11日 岡山国際サーキット
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
SMSC(059-378-3405)
C C D
KF
FS-125
FP-JrFP-JrCadets
鈴鹿サーキット国際南コース
18日
2015WAKO'Sスーパーカート筑波シリーズ第4戦
2015WAKO'Sスーパーカートカップ第7戦
2015WAKO'Sスーパーカート富士チャンピオンシ リーズ第5戦
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
筑波サーキット
全日本カート選手権FS-125部門東地域第3戦
ジュニアカート選手権FP-Jr部門西地域第3戦
(6月5~7日:福井県)
JN6クラス 出走14台
Pos No Driver CarName Time
1 2 勝田範彦/足立さやか ラック名古屋スバルDLWRXSTI54'072
2 8 福永修/鈴木裕 オサムファクトリ DLCZ4A 54'102
3 1 新井敏弘/田中直哉 富士スバルアライモータースポーツWRX54'252
4 13 横嶋良/木村裕介 DL☆DEXLガルフ☆NETインプレッサ 55'018
5 11 竹内源樹/加勢直毅
59'166
7 32 鎌野賢志/坂井智幸 テイクスDLワコーズ86 59'555
8 34 山岸健/渡邉晴子 諏訪姫PLUMレーシングBS861:00'278
JN3クラス 出走7台
Pos No Driver CarName Time
1 37 武田雄一郎/鈴木和人 シロキヤ・DL・BRIGヴィッツwCCP 1:01'108
2 41 島田章/石黒祐輔 テイクスDLワコーズデミオ 1:01'150
3 40 いとうりな/新井祐一 ADVANpmuエムスポーツデミオ 1:01'434
4 42 戸塚和幸/木村悟士 PLUMAKRKUMHOVitz 1:02'124
5 38 鷹野健太郎/尼子祥一 WelcomeJPNMazda2 1:03'149
1 55 中井育真/佐土原慶一 デューポイント・DLフィルインSデミオ1:00'388
2 50 田中伸幸/藤田めぐみ 加勢eレーシングBSクスコWMスイフト1:00'509
3 51 須藤浩志/新井正和 スマッシュBRIGコマツスイフト 1:01'070
4 48 高橋悟志/箕作裕子ミツバWMDLラックマジカル冷機ヴィッツ
5 54 三苫和義/栃原正浩 0side1飯塚解体商会トップギアFit
6 49 鈴木尚/山岸典将 スマッシュitzzコマツスイフト
7 53 大野靖春/東山徹大 KsBRIGWAKOSDL日発ヴィッツ
公認競技会や各種セミナーなどの開催告知や、ク ラブ員募集のお知らせなど、JAF登録クラブから ライセンス所持者の方々に発信したい情報をお待 ちしております。
〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 (株)JAF出版社 JAFMOTOR SPORTS編集部 TEL03-5470-1712 FAX03-5470-1716
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2015年JAF中部ダートトライアル選手権第4戦/2015年JMRC中部ダート トライアル選手権第4戦/2015年JMRC全国オールスター選抜第4戦/ 2015年JMRC中部ダートトライアル北陸シリーズ第3戦 TOMBOダートトライアル
●開催日:5月31日 ●開催場所:輪島市門前モータースポーツ公園 ●格式:準国内 ●主催:TOMBO、ABC
報告:JMRC中部ダートトライアル部会
RWDクラス1位の近藤圭司選手。
PN.S1500クラス1位の深谷文彦選手。
N1クラス1位の石崎雄一選手。
N2クラス1位の村松俊和選手。
S1クラス1位の岸貴洋選手。
S3クラス1位の松原実選手。
JMRC北陸シリーズクラス2優勝の蟹直樹選手。
JMRC北陸シリーズクラス4優勝の奥村浩之選手。
RWDクラス表彰台の皆さん。
PN.S1500クラス1位の深谷文彦選手。
N1クラス表彰台の皆さん。
N2クラス表彰台の皆さん。
S1クラス表彰台の皆さん。
S3クラス表彰台の皆さん。
報告:JMRC中部ジムカーナ部会
●開催日:6月7日 ●開催場所:イオックスアローザスポーツランド ●格式:準国内 ●主催:BIG VAN
●開催日:5月17日 ●開催場所:オートパーク今庄 ●主催:JMRC中部ダートラ部会
報告:JMRC中部ダートトライアル部会
選手のレベルアップと、コミュニケーションの充実を目的に、全日本ドライバーらを講師に迎えて年1 回開催しているレベルアップ講習会。今回は22名が参加した。またJAF中部本部によるダートトライア ル見学&体験会も併催され20名が参加。また新たなダートラファンが生まれたに違いない。
2015年JAF近畿ジムカーナ選手権第5戦 2015年JMRC近畿ジムカーナ チャンピオンシリーズ第5戦 2015年JMRC全国オールスター選抜第5戦 RC NARAジムカーナ[JAF公認No.2015-3116]
開催日:6月28日 開催場所:名阪スポーツランドCコース 格式:準国内 主催:RC NARA[クラブ登録No.加盟29002] フォト&レポート/山口貴利
全8戦で争われているJAF近畿ジムカーナ選手 権は6月28日に開催された『RC NARAジムカー ナ』が後半戦のスタートとなる第5戦となる。会場 も過去4戦はそれぞれ異なった場所での開催だっ たが、今回は第1戦と同じく名阪スポーツランドC コースへと帰ってきた。シリーズの行方を占う意味 でも重要な一戦だ。それだけでも盛り上がる要素 だが、今回はJAFメイト誌で募集した『モータース
ポーツ観戦会』に100名近くのギャラリーが押し寄 せ、さらなる活況を呈することとなった。
今回の一戦、中でも一番の盛り上がりを見せた のがPN2クラス。台数こそ4台と寂しかったが、 第1ヒートから目下4連勝中のチャンピオン小玉知 司選手を抑え、レディスドライバーの植松道巧選 手がベストタイム。第2ヒートもさらなるタイムア ップを遂げ、小玉選手をコンマ5秒離して今季初 優勝を飾った。「ブレーキをギリギリで終わらす。
細かい区間でハンドルを早く戻す。全日本の菱井 選手のようなそんな走りを心掛けました」と植松選 手は快心の走りができたことを喜んでいた。
PN1クラスは久保敦嗣選手と抱博高選手が2勝 ずつ上げている混戦のクラス。そこへ今回は全日
本の野口泰通選手が殴り込み。「フリーターンで2
本とも失敗しました」とは言うものの、見事な優勝 を飾った。久保選手は第1ヒートのパイロンペナ ルティーから2位に入賞し、「抱選手より上で良か ったです」とホッとしていた。
B1クラスは近畿地区独特の軽自動車クラス。 過去4戦ともウィナーが変わっていたが、今回は 大原秀樹選手が「久しぶりに気持ちよく走れまし た」と前戦に続き2連勝。B2クラスも毎回ウイナー が変わっていたが、今回は奥浩明選手が、その中 から抜け出した。「第1ヒートは遠慮した走りだった けどタイムが残せたので第2ヒートはアグレッシブ
1.「第2ヒート勝負に行って負けました。失敗の走りです」。B1クラ ス2位に終わった鈴木亮選手。2. 今年は全日本も制した前田忍選手 だが、今回は2位。3.B1クラスで2連勝を飾った大原秀樹選手。 4.N2は隅田敏昭選手が快勝した。5.Lクラスはヒート1のミスコー スを挽回した辰巳知佳選手が優勝。6.B2は奥浩明選手がヒート1の タイムで逃げ切った。7.PN1は全日本の貫禄を見せた野口泰通選手 が快勝。8. インプレッサが1-2のB3は石田忠義選手が優勝。9.PN1 チャンプの抱博高選手は3位に甘んじた。10. 石垣宏仁選手はS2で 2位入賞。11.S3米田順一選手は3位に終るも、シリーズリーダー は死守した。12.PN1で2位入賞の久保敦嗣選手。13.B3で2位入 賞の福本真隆選手。14.B2武田あきひと選手は2位にとどまった。 15.S3クラス2位には石井公久選手が入賞。
に攻めました。結果パイロンタッチでしたけど満足 はできましたね」と第1ヒートのタイムで逃げ切り 優勝。2位の武田あきひと選手は「悔しい、しかない です。もう少しセッティングを詰めて次は頑張りま す」とリベンジを誓っていた。
4人のウィナーが誕生しているクラスはまだあり、 それがS3クラス。前戦マシントラブルで走れなか った昨年のチャンプ辰巳浩之選手が、第1ヒート からベストタイムを奪うが、石井公久選手に逆転 された第2ヒートでも再びベストタイムを叩き出し て優勝。「2勝め1番乗りなので、このまま最後ま で突っ走りたい」と独走宣言が飛び出した。
一方、S2クラスでは今 季初Vのドライバーが誕 生。その勝田裕貴選手は、 「課題を見つけようと、思
い切ってオーバーアクショ ンで走ったのが後半区間 で良かったみたいです」と 勝因を振り返った。唯一2 勝を挙げている石垣宏仁 選手は2位に入り、「シリ ーズ的には岩崎選手より 上の順位で良かった。で も次は勝ちます」と力強く 宣言した。
今回の一戦では、JAF奈良支部と主催者であるRC NARAがコラボしての観戦会も開催された。好評だった 昨年に続き2回めとなる今回は定員をオーバーする36 組約100名の参加があった。家族連れも多く、中には女 性同士のグループも見受けられた。今回はまず第1ヒー トを観客席から観戦したが、何と、全日本で活躍する大 橋渡選手、喜多治人選手、久保真吾選手らがそれぞれの グループに分かれての解説付きという豪華な内容。第1 ヒート終了後に慣熟歩行を体験した後は、パドックでマ シンを間近に見ながら参加者はドライバーとの会話も楽 しんだ。そして最後はこの3名のマシンの横に乗っての 同乗走行。盛りだくさんの内容に参加者は大満足だっ た。同乗した21歳の大学生は「どうしたらライセンス取 れるのですか」とすっかりハマった様子。そうした声に応 えるため、同時にBライ講習会も行われたが、こちらは 8名が参加し、モータースポーツの仲間として加わるこ ととなった。
N2クラスは全日本選手 の争い。開幕戦は隅田敏 昭選手が制したが、それ以降は前田忍選手が3連 勝。あとがない隅田選手だったが今回は前田選手
16.S2はエキシージを駆った勝田裕貴選手が今季初優勝。17.S3 は辰巳浩之選手が2勝め一番乗り。18.S1は、第2ヒートでセッテ ィングを見直したという藤田哲也選手が2勝めをゲット。
を抑えて優勝。「得意の名阪なので走りやすかった です」という隅田選手のコメントを聞いた2位の前 田選手は、「苦手の名阪は勝てませんね」とガック リしていた。
B3クラスはこれまで3勝している石田忠義選手
があっさりと優勝し「嬉しい4勝めです」と満面の笑 み。また、2位の福本真隆選手も「ショックを変えて 初めて走りました。第2ヒートは減衰を変えたら格 段にタイムアップ。次につながる2位でした」と手 応えを感じた様子だった。
PN2はレディスドライバー植松道巧選 手が小玉選手の4連勝を阻止した。
CRMCジムカーナ2015[JAF公認No.2015-5025]
開催日:6月21日 開催場所:スピードパーク恋の浦 格式:準国内 主催:CRMC[クラブ登録No.加盟40004] フォト/西野キヨシ レポート/JAFスポーツ編集部
6月21日、JAF九州ジムカーナ選手権第5戦が、 梅雨の合間を縫って好天に恵まれた福岡県・スピ ードパーク恋の浦で開催された。
シリーズは後半戦に突入したばかりではあるが、 この日の結果によっては早くもチャンピオン獲得の 可能性があるクラスもあり、そのあたりも注目の戦 いとなった。
PN2クラスでは、ここで勝てばチャンピオンの 可能性もある山家丈夫選手が第1ヒートでトップタ イムをマーク。第2ヒートではタイムを縮めるも勢 いあまって脱輪のペナルティを課せられたが、第1
ヒートのタイムで開幕からの5連勝を飾った。ラン キング2位の山下友秀選手は4戦連続で2位を獲 得しチャンピオン決定は持ち越し。山下選手も王 者に僅かな望みをつないだ。勝った山家選手は、 「今回のコースのポイントは、前半の中高速エリア だったと思います。後半のパイロン区間は意外に タイム差がつかない。2本めは勢いつきすぎて、ち ょっと外してしまいましたが(笑)」と喜びを語った。
高速と低速が交互にやってくる海側の前半セクション と、後半のパイロンセクションが組み合わされた、およ そ1分半ほどのレイアウト。「パイロン部分は失敗さえし なければそれほどタイム差がつかないので、ライバルを 突き放すためには前半の頑張りが大切」という声もあっ た、チャレンジングなレイアウトだ。
B1クラスは軽2シーター勢の戦いだ。第2戦以 来の参戦となる吉原幹二選手が逆転で開幕戦以来 のシーズン2勝めを上げた。「地方戦は久しぶりで したが、この前のジュニア戦で皮むきしたばかり の71Rがとても良かったです。装着は前輪だけで すが、コーナリングの最後の転がりが気持よく食 いついてくる感じなんです」と吉原選手。一方、連 勝を3で止められた池武俊選手も「次戦はタイヤを 新品にしてきますので、絶対に巻き返します!」と 終盤戦に向けて決意も新たに語った。 N3クラスはこれまで3人の勝者が生まれている 激戦のクラス。ランキングトップの坂本高城選手 が第1ヒートのトップタイムを守り切り、シーズン 3勝めを上げてポイントでも頭一つ抜け出した。元
勢いある山家丈夫選手の連 勝を止めるのは、果たして 誰になるのか。
1.SA1クラスの入口学選手は開幕からの5連勝を果たした。 2. 松本博文選手はPN1クラス3勝めで単独ポイントリーダーに。3.N3クラス3位でシーズン初表彰台をゲットした安河内茂喜選手。
4. 根岸雅也選手がN4クラス3位で今シーズン初めて表彰台に上 った。5. オープンクラスの優勝は大原秀樹選手。6.B1クラスは池 武俊選手が2位表彰台に上った。
全日本ダートトライアルチャンピオンで開幕戦優 勝の今村宏臣選手も好走を見せたが一歩及ばす2 位となった。坂本選手は「タイヤのエア圧を下げて みたらというアドバイスがあって、今回初めてやっ てみました。自分としてはしっくりきたので第1ヒ ートはその効果があったように思います。でも2本 めはそうでもなかったので、路面温度との兼ね合 いとかいろんな要因があるでしょうね。また色々と 試していってベストのセッティングを見つけたいで す」とホッとした表情で語った。
9台のエントリーを集めたN4クラスでは、高山 敏和選手が2位以下に1秒以上の差をつけて、貫 録の5連勝を果たした。「1週間で急ピッチで仕上
催されるスピードパーク恋の浦は、
2013年に福岡県福津市の玄海国定公
園内にオープンした新しいジムカーナ
コース。ダートトライアルコースも隣
接し、今では九州のスピード行事のメ ッカとなっている。 博多からのアクセスも、クルマで約 1時間ほどと大変便利だ。コースを見 渡せる高台に立つと、玄界灘の雄大 な景色を背景にした絶景を楽しむ事が できる。都会からも近い、自然の中の コースを未体験の方は、ぜひ一度訪 れてほしい。
げたクルマだったので不安もありましたが、勝て て嬉しいです」と高山選手。別府政治選手が2位に 入り、このクラスもチャンピオン決定は持ち越しと なった。
N2クラスは、衛藤雄介選手が第1ヒートで2位 に2秒の差をつけトップに立つと、第2ヒートでも 更にタイムアップを図り、開幕からの連勝を5に 伸ばした。「フロントタイヤを新品にした効果があ りました。2本めはもう少しタイムを削れたんです が、最後失敗したので残念なところもあります。 でも優勝できて良かったです」と衛藤選手。
PN1クラスは松本博文選手が3勝めを上げ単独 ポイントリーダーに立った。松本選手は「後半戦は 僕が主役になります」とランキング2位の古賀大作 選手をけん制。古賀選手も「まだまだ若いモンには 負けません」と切り返していた。
SA1クラスでは入口学選手が開幕からの5連勝 を飾り、チャンピオン争いに王手をかけた。ウィニ ングランとなった2本めでは、派手な走りで観客 を大いに喜ばせた。また、SA2クラスは豊武孝太 郎選手が連勝で、ポイントランキングの単独トッ プに立った。
8. 山下友秀選手はPN2クラスで2位に入りチャンピオンへの望みを残した。9.N3ク ラスは坂本高城選手がシーズン3勝めを上げた。10. 高山敏和選手はN4クラスで負け無しの5連勝。11.N2クラスは衛藤雄介選手が2位に2 秒近い差をつけ5勝めを上げた。12. 豊武孝太郎選手はSA2クラスで勝って単独ポイントリーダーに。13. 満本尚史選手はN2クラスで2位表 彰台を獲得。14.N3クラスの2位には今村宏臣選手が入賞した。15. 別府政治選手はN4クラスで2位表彰台に。16.SA1クラスは野村英資 選手が2位に入った。17. 奥園圭介選手はSA2クラスで2位表彰台を獲得した。18. 久々の出場で優勝を果たしたB1クラスの吉原幹二選手。
7.PN1クラスは古賀大作選手が2位表彰台を獲得した。
2015北海道クラブマンカップレース第2戦[JAF公認No.2015-8802]
JMRC北海道サーキットトライアルシリーズ
2015年TOKACHIサーキットトライアル第2戦[JAF公認No.2015-8206]
開催日:6月28日 開催場所:十勝インターナショナルスピードウェイ 格式:準国内/地方 主催:MSF㈱[団体登録No.加盟49002]、TOSC[クラブ登録No.加盟49007] フォト/加藤和由、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
5月に開幕した北海道クラブマンカップレースは 約1カ月のインターバルを経て第2戦が開催された。 午前中こそ雨がパラついたものの、決勝の始まる 昼には空も明るみ、ドライでの戦いとなった。
TMSCヴィッツクラブマンとN1-1000の2クラ ス混走によるレースは、8周、10周の2レースが行 われた。TMSC、N1ともに事実上はSCP10ヴィ ッツによるワンメイク。総合のPPはナンバー付の TMSCクラスの鈴木吉信選手が獲得、N1の安藤 選手が2番手に続いたが、上位4台が0.5秒の中 にひしめき、スリリングなバトルが期待された。
レース1決勝では鈴木選手がホールショットを
奪うも、安藤選手が3周めの1コーナーで鈴木選 手を仕留めて首位に浮上。その背後には同じくN1 の鹿内邦宣選手がTMSCの車両をごぼう抜きに して2番手に上がってくる。しかし鹿内選手は6周 めにミッションが不調を来たしてペースダウン。安 藤選手が逃げ切ってトップチェッカーを受け、鹿 内選手に代わって2位に上がった中村高幸選手が 鈴木選手を抑えきってTMSC優勝を決めた。
レース1のベストラップでグリッドを決めるレー ス2はコースレコードをマークした鹿内選手がPP からスタートを決めるが、安藤選手がレース1優勝 の勢いを駆って8周めに鹿内選手をパス。開幕戦
1. ザウルスJrは鬼塚益生選手が開幕2連勝。2.N1レース1入賞の皆さん。3.N1レース2入賞の皆さん。4. サーキットトライアル TB-1クラス入賞の皆さん。5. 同TB-2クラス入賞の皆さん。6.VITA01入賞の皆さん。7. ザウルスJr入賞の皆さん。8.TMSCレー ス1&2入賞の皆さん。9.N1レース1で2位入賞の中村涼子選手。10.VITAで2位入賞の中村啓選手。11. ザウルスJrで2位入賞 の五十嵐弘昌選手。12. 鈴木吉信選手はTMSCレース2で優勝。13.VITAでポールトゥウィンを飾った古井戸竜一選手。14.TMSC レース1では「去年くらいから皆レベルが上がってきたのでバトルしてても楽しいですね」と振り返った中村高幸選手が優勝。15.T B-2で2位に入った島野敏幸選手。16. ザウルスで3位入賞の山口琢美選手。17. 坂野研選手はVITAで3位入賞。18.「新しい タイヤに合わせてセットを変えたのが2回めは裏目に出てしまいました」とやや不満の残る走りとなったTB-2優勝の小野寺俊選 手。ジムカーナにも参戦するBRZマイスターだ。19.TB-1は二木大地選手がサーキットトライアル2戦めで初勝利。20.N1・レー ス1を逆転で制した安藤義明選手は、レース2でも鹿内邦宣選手を終盤、打っちゃって2戦連続の逆転勝ちを見せた。
から破竹の3連勝を飾った。一方、TMSCはN1の 2台に食らいついた鈴木選手が今季初の優勝をも ぎ取った。
北海道クラブマンの顔とも言えるザウルスジュ ニアは全国各地で人気上昇中のVITA-01との混 走で行われた。このクラスはVITAの方が総じて 速く、ザウルスとの「絡み」はなし。VITAは「最後に バトルに持ち込まれても勝負できるよう前半はタイ ヤを温存しました」という古井戸竜一選手が終って みれば、独走でポールトゥウィン。ザウルスはシフ トミスで一旦は順位を落とした鬼塚益生選手がラ スト2周で首位の五十嵐弘昌選手に追いつき、ス リップを使って1コーナーでパス。「シフトミスの 後もあきらめずに集中してミスを削る走りをしたの が良かったです」と振り返った鬼塚選手が、古井戸 選手とともに開幕2連勝を飾った。
一方、併催の十勝サーキットトライアルシリー ズも第2戦を迎えた。総合首位はスポーツラジア ルを履くナンバー付きの86/BRZでは十勝最速を 誇るという小野寺俊選手のBRZがマーク。またデ ミオVSヴィッツの戦いとなったTB-1クラスは十 勝の走行は2回めという二木大地選手がシリーズ 初優勝を飾った。
2015JMRC中国・四国ラリーシリーズEX戦 TRDラリーチャレンジ2015 チャレンジカップin安芸高田 2015ラリーin安芸高田[JAF公認No.2015-4015]
開催日: 6月21日 開催場所: 広島 格式: 準国内 主催: RCH[クラブ登録No.加盟34004] フォト/中島正義 レポート/JAFスポーツ編集部
4月に佐賀唐津の地で開幕したTRDラリーチャ レンジは早くも第4戦を迎えた。今年から新設さ れたチャレンジカップとしては2戦めに当たる。地 元中国地区をはじめ、九州また中部地区からもエ ントラントが駆け付けた。
今回のラリーの主戦場となったのは全国屈指の 高速ダートサーキットであるテクニックステージタ カタ。安芸高田市の高宮支所でのセレモニアルス タートを挟みつつ、同コースでの順走3本、逆走2 本の計5本、総距離18.64kmのSSに臨んだ。
86の上級者クラスであるE-2クラスは、1週間前 の全日本ダートラでもタカタを走った地元中国のト ップドライバー矢野淳一郎選手がやはり断トツの
速さを見せて優勝。一方、初中級者対象の86ワ ンメイク、C-3クラスは九州の田中実組が後半3連 続ベストの走りを見せるが、SS1、2のタイムロス が響いて優勝はならず。TRDラリーチャレンジ、ド ライバーとしては初参加の愛知の玉置宏行選手と 若松仁選手のコンビが優勝を飾った。 「昔はTE27でダートラやラリーに出てましたが、 ドライバーとしては20数年ぶりに実戦復帰です (笑)。ダートラの感覚はちょっと戻ってきましたが、 シフトの感覚が昔と違いすぎて戸惑いました。で も楽しく走れました」と玉置選手は久々のラリーを 楽しんでいた。
一方、トヨタ車限定のE-3クラスは1週間前の TRDラリーを制
ビンが2連勝。し かし0.001秒差と
SS1を走ったクルーはタカタを後にして、安芸高田市の高宮 支所でのセレモニアルスタートに臨んだ。声援を受けながら 再び勝負のステージへチャレンジだ。
いう超接近戦だっただけに「順走も逆走も1本めの SSでベストが取れてないのがちょっと…。今後の 課題ですね」と加藤選手は反省しきりだった。
この日、JMRC中国・四国ラリーシリーズもEX 戦として同じ設定で行われた。FG-4クラスは西隆 司選手がダートラ出身の強みを生かして優勝。ま たFG-1クラスは、全日本ラリースト、中西昌人選 手のスイフトが全SSでベストを奪い、貫禄勝ちを 見せた。
1. 中四国EX戦FG-4クラスはダートラ出身の西隆司/丸山晃助組が優勝。2.FG-4で2位 入賞の長江修平組。3. 片山浩三組はFG-1で2位入賞。4.FG-1優勝の中西昌人/廣瀬香織 組スイフト。5.TRD・E-3クラス名倉成幸組は0.001秒及ばず、2位。6. 佐々木康行組は E-2で2位入賞。7. 増元信彦組はC-3で2位入賞。8. 中四国FG-4入賞の皆さん。9. 中四 国FG-1入賞の皆さん。10.TRD・E-2入賞の皆さん。11.TRD・C-3入賞の皆さん。12.TRD・ E-3入賞の皆さん。13. 安藤恭平組は中四国FAクラスで優勝。14. 上清瑞穂組はFBで優 勝。15.FG-3優勝の松原久組。16.TRD・C-3クラスは玉置宏行/若松仁組が優勝。17. 大 接戦を制して優勝のTRD・E-3の加藤英祐/山崎和博組レビン。18.TRD・E-2はタカタを 知り尽くす矢野淳一郎/山崎貴之組が快勝した。
オフィシャルズ
計時委員長
永井真
第 2 回
W R C との出会 いだった。永井は 1995
R A C ラリーを観に行った。
で計時を担当したのがきっかけだった。 「 24 時間というレースの長さにデータ ベースが追いつかなかったりして大変でしたけれど、計時委員長を務めた市川(洲夫)さんや、市川さんが東京から引き連れてきた〝市川組〞の人達は厳しいけど、優秀な方ばかりでした。 専門的なことより、心構えを教わった にとっては大事な人の一人です」 そしてもうひとつが
の聖域を守る番人が、今回登場頂く永井真だ。えっ、どこが聖域だって?写真を見れば女子と戯れているただのオヤジじゃないかって(笑)?いやいや、もちろんこれは撮影のためのポーズ。 競技中はカメラだって立ち入ることができないのが計時室なのだ。その辺は誤解なきようにお願いします
永井は現在、北海道で開催される
北の大地のモータースポーツ界でこ
ていないというのは計時が一番最初に分かるんです。ひょっとしたらリエゾンの途中で落ちて困っているかもしれ
い山の中ですし、まだ携帯の電波がそれほど届いていなかったので苦労しました。リザルトボートの数字を写メールで送ったりもしました。それが一番 ミスが少ない方法だったんです」 ラリーという競技では計時が一番最
初に気付くことがある、と永井は言う。 「例えば SS
秒後にはコンピュータのリザルトに反映させるように〞なんて言われました。絶対無理なんですけど(笑)。
使い勝手はまだまだ改良できる余地が
に初開催された国際格式ラリーでは不 眠不休で計時システムを作り上げた。「当時はアドバイサーの
の一方で、数字を追うことで得られる独特の臨場感が計時という仕事にはあるという。その楽しさを多くの人が共有できる環境を作ることが永井の夢だ。 「これはスピード行事でもやれると思うんですが、ネットを見てる人がボタンを押すだけでスライドショー的にタイムが更新されるのを見れるようにす るとか、ラリーで SS
さんから〝競技車がゴールした
時委員長を務めながら、そうした想いを具現化することになる。
ャパンを見据えて先進的なラリーを主 催してきた
トってその時に初めて見たんです。なんて合理的なんだろう、と。そしてリザルトブックですね。パラパラとめくるだけでラリーのドラマが見えてくる。 ぜひ日本でもやりたいと思いました」 その後、永井は、当時からラリージ
ない。常に危険なことが起こり得るんだという姿勢でやらないとダメなんです。音も聞こえないし、オイルの匂いもないけど、画面の数字を突っ込んで見て行けば、〝このクルマ何かおかしい〞 というのは見えてくるものなんです」 だが、そうした心を張りつめた作業
計時委員長という立場で考えたことをどうモータースポー ツの活性化につなげていくか。「技術的にはそんなに難しい ものはないんです。方法論だけ煮詰められれば」と語る。
フォト/加藤和由 レポート/鈴木和夫