



















レースを本格的に始めたいという人を 対象とした登竜門として、以前からオー ディションに参加する、レーシングス クールを受講する等という方法があるの は周知の通り。ただしそれは、あくまで もクルマに乗って技量を試されるもの だった。
それが今では、クルマに乗らず、ゲー ムで試されるという。いや、ゲームと呼 ぶのは語弊もあり、正しくはシミュレー ションと呼ぶべきだろう。いずれにせよ、 プレイステーションのゲームソフト、「グ ランツーリスモ」のコンテストとして「GT アカデミーby日産×プレイステーション 2015」が、日本でも実施されることに なった。
ただしこのオーディションは、日本で は初めてながら、日産はすでにヨーロッ パを皮切りに、各国で実施済。合格して 実際にレースデビューしたドライバーの 第 1 期生が、スーパーGTや全日本F3 に
も出場するルーカス・オルドネ スであるのは、お馴染みの話 だ。むしろ日本での実施が後回 しだったのが不思議なぐらいだ が、彼らが海外で納めた実績 から判断して、まさに満を持し て……と考えるべきなのかもし れない。
また、「マツダ・ウィメンイン モータースポーツ・プロジェク ト」は、文字通り、マツダが支援 する、女性ドライバー育成プログラム。 レーシングドライバーで、JAFのウィメ ン・イン・モータースポーツワーキング グループのアンバサダー、井原慶子さん が、プロジェクトリーダーを務める。現 状では、どんなカテゴリーに何人を、と いう具体案は提示されていないものの、 メンバーとして 26 名が合格し、18 歳から 50 代まで幅広い年齢層となっているのが 特徴でもある。すでにプログラムはス
モータースポーツジャパンフェスティバル会場で自己紹介する、マツダ・ ウィメンインモータースポーツ・プロジェクトに選抜された皆さん。
タートしており、実力に応じたトレーニ ングを行っているという。
昨今はサーキットに女性ドライバーの 姿は少なく、それは景気の影響によると ころも多いのだろうが、興味を抱く女性 に対し、こういう取り組みから可能性が 広がることは十分期待される。新たな形 態を見せる人材育成プロジェクトの成果 を楽しみに待ちたいところだ。 (はた☆なおゆき)
今年も間もなく、世界 3 大レースのひ とつ、「ル・マン 24 時間レース」がフラン ス南西部で開催される。王者・アウディ
打倒に燃えるトヨタが 3 年前から参戦を 再開し、日本でもにわかに再注目されて いるこのレース。昨年からは、古豪・ポ ルシェが復帰。今季からは日産も参戦再
開を決めた。世界から 4 つのマニュファ
クチャラーが参戦し、ハイブリッドを搭 載した最新型プロトタイプカーが刃を交 えるということで、その盛り上がりは多 くのメーカーが火花を散らした 1999 年 以来となっている。
その中で、注目されるのは、やはり日 本勢。特に再開から 4 年めとなるトヨタ
の活躍は気になるところだ。トヨタは昨 年、ル・マンも含まれる WEC(世界耐久選手権)を 圧倒的な強さで制した。
ドライバーズ、マニュファ クチャラーズ両タイトルを もぎ取っている。しかし、 悲願のル・マン優勝だけ は成し遂げられていない。
中嶋一貴が日本人として 初めてポールポジション
を獲得し、レース折り返し過ぎまでトッ プを快走したにも関わらず、電気系トラ ブルでリタイヤ。今年はその雪辱を誓っ ている。
また、久々の復帰となる日産は、FFの プロトタイプカーという全く違うコンセ プトのクルマを走らせる。開発テストに 予想以上の時間が掛かっており、未だそ のポテンシャルはベールに包まれている のだが、このクルマがル・マンではどん な走りをするのか?初めて同レースに挑 戦する松田次生の頑張りにも期待だ。 これを迎え撃つのは、今季 8MJ ※ という最大のハイブリッドを搭載してい るポルシェと、空力を煮詰めエンジン& ハイブリッドを強化したアウディ。ドイ ツの雄との戦いは熾烈を極めることにな りそうだ。 (貝島由美子)
2015. 6/6 ~ 6/28
全日本F3選手権第8戦&第9戦
ザ・ワンメイクレース祭り2015富士
6月6〜7日 富士スピードウェイ(静岡県)
開催概要
スケジュール/6日(土) 第8戦 予選&決勝
7日(日) 第9戦 予選&決勝
観戦料金/●当日券 大人1,000円(JAF会員は900円) 高校生700円 中学生以下無料 パドック フリー
駐車料金/無料
問合せ先/
富士スピードウェイ㈱ TEL0550-78-1234
ホームページ/http://www.fsw.tv/index.html
全日本F3選手権第10戦&第11戦
6月27〜28日 岡山国際サーキット(岡山県)
開催概要(予定)
スケジュール/27日(土) F3第10戦予選&決勝 28日(日) F3第11戦予選&決勝
観戦料金/●前売券(2日間有効) 大人3,780円
中学生以下保護者同伴で無料
●当日券 大人 土曜 3,250円 日曜 4,350円 中学生以下 保護者同伴で無料
パドック フリー
ピットウォーク 可
駐車料金/1日 4輪2輪とも1,100円
問合せ先/㈱岡山国際サーキット TEL0868-74-3311 ホームページ/http://www.okayama-international-circuit.jp/
6月6〜7日 福井県
ギャラリーステージ情報
サービスパークは、うみんぴあ大飯駐車場です。レインボーラインと大飯町総 合運動公園にギャラリーステージを設定する予定です。大飯町総合運動公園の ギャラリーステージは観戦無料を予定しています(最新情報はHPをご覧下さい)。
観戦料金/大人 2,000円(レインボーラインギャラリーステージへのシャトル バス代、集合場所駐車場代を含む。出発時間はホームページ参照) 中学生 以下保護者同伴で無料
駐車料金/未定
問合せ先/SYMPHONY TEL0771-63-6363
ホームページ/http://wakasarally.com/
6月6〜7日 オートスポーツランドスナガワ(北海道)
開催概要
スケジュール/6日(土)公開練習ゲートオープン7:30
7日(日)ゲートオープン7:00 第1ヒート9:00
入場整理券/●前売券 大人 1,500円 中学生以下無料 ●当日券 大人 2,000円 中学生以下無料
駐車料金/無料
問合せ先/AG.MSC北海道 TEL011-864-2003
ホームページ/http://www.homei-gr.com/agmsc/allgm/2015allgm/top.html
6月13〜14日 テクニックステージタカタ(広島県)
開催概要
スケジュール/14日(日)ゲートオープン7:00 第1ヒート8:30〜
観戦料金/●前売券(ローソンチケット)大人 2,000円(プログラム代込み) ●当日券 大人 2,500円(プログラム代込み) 中学生以下無料 ●駐車料金/無料(駐車場から会場までシャトルバス7:30〜)
問合せ先/ブオーノプラスZIP'S事業部 TEL082-264-7710
ホームページ/http://jmrc-chugoku.org/2015dirt/index.html
全日本カート選手権FS-125部門東地域第3戦 ジュニアカート選手権FP-Jr部門/ FP-Jr
6月13〜14日 本庄サーキット(埼玉県)
開催概要
スケジュール/13日(土) 練習走行&車検
14日(日) 予選&決勝
観戦料金/●当日券 大人1,000円 中学生以下無料 駐車料金/土曜 4輪2輪とも500円 日曜 4輪1,000円 2輪500円
問合せ先/本庄サーキット TEL0495-72-9611
ホームページ/http://www.klk.co.jp/sph/index.html
全日本カート選手権KF部門第3・4戦 全日本カート選手権FS-125部門西地域第3戦 ジュニアカート選手権FP-Jr部門/
FP-Jr Cadets部門西地域第3戦
6月27〜28日 フェスティカサーキット瑞浪(岐阜県) 開催概要
スケジュール/27日(土) 練習走行&車検
28日(日) 予選&決勝
観戦料金/無料
駐車料金/無料
問合せ先/RTA TEL03-5793-1466
ホームページ/http://festika-miz.com/
全日本ジムカーナ選手権第4戦 オールジャパンジムカーナ
[JAF公認No.2015-0002] 開催日:4月17~19日 開催場所:鈴鹿サーキット 格式:国際(SF)、国内(F3) 主催:GSS[クラブ登録No.公認13013]、SMSC[クラブ登録No.公認24001]、㈱モビリティランド[団体登録No.公認13001] フォト/吉見幸夫 レポート/JAFスポーツ編集部
2015年の全日本選手権スーパーフォーミュ ラは4月18~19日、鈴鹿サーキットを舞台に 開幕した。
昨年までF1を戦っていた小林可夢偉選手の シーズンフル参戦が注目を集める中、土曜日に 好天のもと行われた予選では、まずQ1で山本 尚貴選手がトップに立った。Q2では同じホンダ エンジンのナレイン・カーティケヤン選手がト ップと、ここまではホンダエンジン搭載車の好 調さが目立っている。注目の小林選手はマシン トラブルを抱えてQ2で敗退。予選10番手か らのスタートとなった。
ポールポジションを決めるQ3では、終了間 際にクラッシュするマシンがあって赤旗中断と なり、残り3分で再開されて1周勝負となった 最後のアタックで、際立った速さを見せたのが 山本尚貴選手だった。前を走るクルマとの間隔 をうまく利用しながらスリップストリームを利 用して速度を稼いで、1分38秒585のベストタ イムをマーク。2013年王者にとって通算6回め のポールポジション獲得となった。
予選で2番手を獲得したのはカーティケヤン 選手。予選3位にはアンドレ・ロッテラー選 手、4位は石浦宏明選手とトヨタエンジン車が2
2. 注目を集める中、ファンサービスに努める小林可夢偉選手(右)は 9位でゴール。3.日本のトップフォーミュラで初めて表彰台に上った3位のナレイン・カーティケヤン選手。
列めに並び、昨年チャンピオンの中嶋一貴選手 が5番手につけた。
決勝日は朝から雨が降り、午前中のウォーム アップはウェットコンディションでの走行にな ったが、サポートレースのスタートに合わせる ように雨も止んで、路面も徐々にドライ状態に 変わっていった。
午後3時、43周先のゴールを目指して18台 が一斉にスタート。やや出遅れた最前列の2人
を交わしてトップに立ったのはロッテラー選手 だ。「1コーナーでトップに出ることが重要だっ た」と予選3位のグリッドから好スタートを見せ た。更にロッテラー選手に続いたのはチームメ イトの一貴選手で、トムス勢がワンツー体制で レースをコントロールする。
トップに立ったロッテラー選手は2位以下を 引き離して独走状態になるが、その2位争いは 一貴選手と3位走行の山本選手が中盤のピット インのタイミングを挟んでもなお、接近戦を繰 り広げており、山本選手が背後からプレッシャ
5. チームを移籍した伊沢拓也選手は初戦で 7位入賞。6. 石浦宏明選手は常に上位をキープする走りで5位入賞を果 たした。7. 背後からの山本尚貴選手のプレッシャーに耐え続け2位を獲得 した中嶋一貴選手。8.ロシター選手のストップで表彰台目前の4位に入賞 したJ・P・デ・オリベイラ選手。9. 表彰台の顔触れは左から2位の中嶋 一貴選手、優勝したロッテラー選手、ペトロナス・トムスの舘信秀代表、 3位のカーティケヤン選手。
4. 中嶋大祐選手は6位獲得。
1. 予選Q3の赤旗で好走がフイになった野尻智紀選手は8位入賞。課題だったスタートを決めて、独 走で優勝したロッテラー選手。
ーをかけ続ける。しかし一貴選手もペースをコ ントロールして2位をキープ。4位のカーティケ ヤン選手は単独走行状態になり、その後ろでは ジェームズ・ロシター選手、ジョアロ・パオ ロ・デ・オリベイラ選手と石浦選手が激しい5 番手争いを繰り広げている。
そしてドラマは最終ラップに起こった。3番手 の山本選手のマシンが白煙を噴き上げ無念のス トップ。それに続くように、ロシター選手がガ ス欠の症状で突然スローダウン。最後の最後 で大きく上位の順位が動いた結果となった。
優勝はロッテラー選手。2位には一貴選手が 入り、3位にはカーティケヤン選手が初表彰台 を獲得した。以下、オリベイラ選手、石浦選 手、中嶋大祐選手と続いた。
小林選手は予選10番手から9位でゴールし て入賞を逃した。
ロッテラー選手は「速く走ることしか考えて
土曜日に予選・決勝とも行うワンデーで開催されたホンダN-ONEのナンバー付きワンメイクレース「N-ONE OWN ER'S CUP」。2年めを迎えた同シリーズの開幕戦には、32台が出場した。
レースはポールポジションの小野貴史選手(写真右・中央)がゴールまで一度もトップを譲らず初優勝、2位には松本 恭典選手(同左)が入り、このレースがデビュー戦となった谷田部辰彦選手(同右)が3位と健闘して表彰台を獲得した。
いませんでした。ずっと先頭を走っていたから 見ている人には退屈で申し訳なかったけれど、
全日本フォーミュラ3開幕ラウンドは高星選手とキャシディ選手が星を分け合う
全日本フォーミュラ3選手権の開幕ラウンド は、外国人選手5人を含む16台が出走した。
第1戦は、ニック・キャシディ選手と山下健太 選手のチームメイト同士がトップを争ったが、残 り1周のシケインで両者接触。山下選手はその ままストップし、キャシディ選手は再び走りだし てトップでチェッカーを受けたものの、レース後
のペナルティで降格。優勝は高星明誠選手に転 がり込んだ。2位にはこのレースがF3デビュー戦 の石川京侍選手、3位は高橋翼選手となった。
第2戦はキャシディ選手が正真正銘のポー ル・トゥ・ウィンを飾り初優勝、2位には高星選 手、3位には山下選手が入りそれぞれポイントを 獲得した。
この素晴らしいクルマで自分の仕事が出来まし た」と、独走での幸先良い1勝を喜んでいた。
10.
11. 第1戦で3位に入り自己最高位を獲得 した高橋翼選手。12. 第2戦の表彰台には優勝のキャシディ選手(中央)と2位の高星明誠選手(左)、3位の山下健 太選手(右)が登った。13. デビュー戦ながら2位と健闘した石川京侍選手。14. 第1戦で優勝 を果たした、昨年ランキング3位の高星明誠選手。15. 昨年のマカオF3同様、日本でも速さを 見せつけたニック・キャシディ選手。
全8戦での開催が予定されている、スーパー GTが4月4~5日に今年も岡山国際サーキット で幕を開けた。
予選こそドライコンディションが保たれた が、5日の決勝はあいにくのウェットコンディシ ョン。ただし、スタート直前には雨がやんでお り、タイヤ選択が悩ましいところ。結局、
GT500では1台を除いてウェットタイヤを装着 したのに対し、GT300では2番手スタートとな る、平中克幸選手とビヨン・ビルドハイム選手
の操る、GAINER TANAX SLSを含む4台が ドライタイヤを装着。動向が注目された。
ポールポジションからスタートした、KeePer TOM'S RC Fのアンドレア・カルダレッリ選手 が、しばらくトップを守っていたものの、激しく 迫ってきたのがMOTUL AUTECH GT-Rのロ ニー・クインタレッリ選手。予選こそ4番手だ ったが、他を圧するペースでオーバーテイクを 重ね、その勢いで17周めにはトップに立つ。
しかし、クインタレッリ選手がトップを走った
GT500クラス/1. 山本/伊沢組のRAYBRIG NSX CONCEPT-GTは 2位を確保し、NSX勢の最上位につけた。2. 一時はトップに立った小暮 /ターベイ組のドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTだったが6位に 終わった。3.F1ドライバーコバライネン選手もドライブしたDENSO KO BELCO SARD RC Fは5位に入賞。4. 左から2位伊沢/山本組、優勝 平川/カリダレッリ、3位立川/石浦組の各選手。
のは、わずか5周。リヤブレーキが早々と音を 上げ、ピットに戻る羽目に。これでカルダレッ リ選手はトップに再浮上するが、そのまま逃げ ることは許されず、24周めにはドラゴモデュー ロNSX CONCEPT-GTの小暮卓史選手、次 の周にはRAYBRIG NSX CONCEPT-GTの 山本尚貴選手に、相次いでかわされてしまう。 雨が再び降ってきたのは、それから間もなく のことながら、路面の乾きは予想を遥かに超え て遅く、ドライタイヤを選んだ車両が直前に好
[JAF公認No.2015-0001]
開催日: 4月3~5日 開催場所: 岡山国際サーキット 格式:国際 主催:㈱岡山国際サーキット[団体登録No.公認33001]、AC[クラブ登録No.公認33001]、㈱GTアソシエイション[団体登録No.加盟13059] レポート/はた☆なおゆき フォト/野澤廣幸、上尾雅英
タイムを出していたが、もはや周回遅れとなっ ており、ギャンブルは失敗した格好に……。
降雨に合わせて絶妙のタイミングでドライバ ー交代を行った、KeePer RC Fが再びトップ に立つが、代わったばかりの平川亮選手も逃げ を許されず。49周めに再びRAYBRIG NSXの 伊沢拓也選手にかわされてしまう。その勢いの まま逃げ続けた伊沢選手は、一時は平川選手 にさえ、約10秒のリードを築いていた。
だが、終盤になって雨が強くなると、立場が 逆転。限定Aライセンス時代から走り込んでい たホームコースで、しかも滑りやすい路面は平 川選手の大好物。ゴールまであと10周となった
GT500クラスは、昨年もこの岡山での開幕 戦を制したKeePer TOM'S RC Fが優勝。ゴ ール後、平川選手に思わず抱きつくカルダレ ッリ選手。
71周めに、トップへと返り咲き、そのまま逃げ 切りに成功する。「フル参戦するのは今年が初め てで、レースが始まるまではバックマーカーをう まく処理できるのか、とか不安もあったし、プレ ッシャーもありましたが、終わってみると『自分で も勝てるんだ!』という感じでした」と平川選手。 一方、伊沢選手はZENT CERUMO RC F の石浦宏明選手にも迫られたが、辛くも振り切 ることに。表彰台の一角に、石浦選手とともに 立川祐路選手が並ぶこととなった。なお、ディ フェンディングチャンピオンのMOTUL AUTE CH GT-Rは、修復なって松田次生選手がコー スに復帰したものの、16周遅れでの完走を果た すに留まり、連覇に向けては、苦い滑り出しと なった。
GT300ではGAINER TANAX GT-Rのア ンドレ・クート選手が、ポールポジションから 好スタートを切ったが、タイヤと路面のマッチ ングに苦しみ、トップを走れたのはわずか3周 のみ。代わってトップに立ったのは、TOYOTA PRIUS apr GTの嵯峨宏紀選手。その勢いの
立川/石浦組のZENT CERUMO RC Fは追撃及 ばず、3番手にとどまった。6 GT-R勢は安田/オリベイラ組のカルソニ ックIMPUL GT-Rの7位が最上位という結果に終った。7.4位には松浦 /野尻組のARTA NSX CONCEPT-GTが入った。GT300クラス/ 8.9.GT300はJAF-GT勢が1-2フィニッシュ。嵯峨/中山組がドライブ のTOYOTA PRIUS apr GTが初戦を制した。10. 高木/小林組のARTA CR-Z GTは2位に入賞。11. ライアン/藤井組のAudiR8 LMS ultraは外 国車勢最上位の3位に入賞。12. マメロウ/細川組のRacing Tech Audi R8は4位でフィニッシュ。13. 今年はSLSにスイッチしたグッドスマイル 初音ミクの谷口/片岡組は5位にとどまった。14. マザーシャシー勢は6 位に入賞の土屋/松井組のVivaC86MCが最上位だった。
まま逃げ続け、約20秒のリードを築いたとこ ろで、中山雄一選手にバトンを託す。
レギュラーとして初めて挑んだ決勝だったこ ともあり、スティント前半は慎重な走りを見せ ていた中山選手だったが、それはタイヤを温存 するためでもあった。終盤になって雨足が増す と、一気にスパート。最後は40秒以上の差を つける圧勝となった。
2位は高木真一選手と小林崇志選手の駆る、 ARTA CR-Z GTで、3位はリチャード・ライア ン選手と藤井誠暢選手の駆る、Audi R8 LMS ultraが獲得。そして、連覇を狙う、谷口信輝 選手と片岡龍也選手のグッドスマイル初音ミク SLSは5位という結果で開幕戦を終えた。
GT300クラスのニューフェイス、“マザーシャシー”が開幕戦でデビュー! 第2戦以降は各チームの創意工夫溢れた取り組みに期待!
今年から本格的に導入されたGT300のマザーシャシーとは、簡単に言う と共通のモノコックとエンジンを使うことを条件に、あとは自由な改造を認 めます、というもの。ただ、4台中3台がトヨタ86ベースであるのは、意匠 の問題により、他の車両を自由にベースとすることが許されていないからだ。 唯一の例外がエヴォーラで、これはロータス社からの認可を受けている。こ のクルマを選んだことでミッドシップ化も可能となっているのだが、本来の エンジン搭載位置を保たなくてはならない規定により、86ベースであれば、 フロントエンジンでなくてはならない。
だが、その点と一部に指定パーツがある以外は、制約はないに等しい。今 後それぞれのチームが、創意工夫を凝らしてくることになるだろう。開幕戦 の印象は、コーナリングスピードは高そうだが、ストレートは今ひとつ…… か。トータルのラップタイムで、他車と肩を並べられることを期待したい。
(株)JAF出版社 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎03-5470-1711
(東京)00100-1-88320 印刷所/凸版印刷株式会社
表紙/2015全日本選手権スーパーフォーミュラ第1戦 撮影/吉見幸夫
12 2015年JAFモータースポーツ賞典規定
13 国内スピード行事コースの公認について
13 2015年地方ダートトライアル選手権カレンダーの一部変更につい て
13 2015年東北ジムカーナ選手権カレンダーの一部変更について
14 2016年日本ラリー選手権規定
15 2016年日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定
18 2016年JAFカップオールジャパンジムカーナ/ダートトライアル 規定
20 2016年日本サーキットトライアル選手権規定
21 車両公認一覧
22 海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請 方法
22 Aライセンス講習会日程
22 公認審判員講習会日程
39 6月は不正改造車排除強化月間です
40JAFMOTORSPORTSCALENDER(6月〜7月) 48全日本選手権データファイル
http://www.jaf.or.jp/msports/index.htm
https://www.facebook.com/jaf.motorsports
特 集
〜輸入車ラリーカー達の、“日本デビュー” 戦でのポテンシャルを徹底検証〜
52 NEWS&TOPICS F4新時代突入! 注目のFIA-F4がスーパーGT開幕戦と 併催でスタート
33 TOPICS シーズン開幕告げるモータースポーツ ジャパンフェスティバル開催!
58
「若いが一番 Plus」vol.12
4 JAFMOTORSPORTS TOPICS
5 2015年全日本選手権インフォメーション
[RACE]
6 2015年JAF全日本選手権スーパーフォーミュラ第1戦 2015年JAF全日本フォーミュラ3選手権第1戦&第2戦
8 2015SUPERGTRound1 OKAYAMA GT300KM RACE
54 2015富士チャンピオンレースシリーズ 第1戦
[RALLY]
30 2015年JAF全日本ラリー選手権第1戦 ツール・ド・九州2015in唐津
[GYMKHANA]
26 2015年JAF全日本ジムカーナ選手権第2戦 NRC鈴鹿BIGジムカーナ
56 2015年JAF四国ジムカーナ選手権第2戦
2015年JMRC全国オールスター選抜ジムカーナ第2戦 ‘15TECテクニカルジムカーナ
[DIRTTRIAL]
28 2015年JAF全日本ダートトライアル選手権第2戦 RASCALSPRING TRIALIN KYUSHU
[RACINGKART]
24 2015年全日本カート選手権 KF部門第1戦/第2戦
2015年全日本カート選手権 FS-125部門東地域第1戦
2015年地方カート選手権 FS-125部門/FP-3部門
2015年ジュニアカート選手権 FP-Jr部門/FP-JrCadets部 門東地域第1戦
34 輸入車は、本当に日本の道を 走れるのか?
一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」という。)は、 JAFの�定する����年(以下「当該年」という。)の各選手 権規定に基づき認定された当該種目の上位入賞者に対し、下記 に従い賞典を授与する。
�)地方選手権
⑴フォーミュラ�(F�)
①ドライバー選手権者
�������のドライバー
�F�A-フォーミュラ�(F �A-F�)
①ドライバー選手権者
�������のドライバー
⑶スーパーFJ(S-FJ)
①ドライバー選手権者
�������のドライバー
⑷ツーリングカー
①ドライバー選手権者
以下の通りとする。 ���ース��(以下「�ース」という。) 当該年の日本�ース選手権規定第��による各部門 ��ラ�ー��(以下「ラ�ー」という。)
当該年の日本ラ�ー選手権規定第��および第���による 各クラスのドライバーおよびナビゲーター
��ジムカーナ��(以下「ジムカーナ」という。) 当該年の日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定第 ���による各部門各クラス
��ダートトライアル��(以下「ダートトライアル」という。) 当該年の日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定第 ���による各部門各クラス
���ー��トトライアル��(以下「�ー��トトライアル」 という。)
当該年の日本�ー��トトライアル選手権規定第���によ る各部門各クラス
��カート��(以下「カート」という。) 当該年の日本カート選手権規定第��による各部門
下表のとおりとする。
受賞対象者
���ース
�)全日本選手権 ⑴スーパーフォーミュラ(SF)
①ドライバー選手権者 ���および��のドライ バー �������のドライバー ④チーム選手権者
⑤ドライバー選手権者のチ ーフメカニック �フォーミュラ�(F�)
認定証、トロフィー、副賞 表彰状、副賞
認定証、トロフィー、副賞 表彰状、副賞
認定証、トロフィー、副賞 表彰状、副賞
認定証、トロフィー、副賞 表彰状、副賞
オリジナル認定トロフィー、副賞 表彰状またはトロフィー、副賞
表彰状、副賞 オリジナル認定トロフィー オリジナルトロフィー
オリジナル認定トロフィー、副賞
表彰状またはトロフィー、副賞
表彰状、副賞 オリジナル認定トロフィーまたはメダル
オリジナル認定トロフィーまたはメダル
��ラリー
�)全日本選手権
各クラスのそれぞれについて
①ドライバーおよびナビゲ ーター選手権者
���および��のドライ バーおよびナビゲーター
�������のドライバー オリジナル認定トロフィーまたはメダル、 副賞 表彰状またはトロフィー、副賞 表彰状、副賞
�������のドライバー およびナビゲーター
�)地方選手権
全国各地区の各クラスのそ れぞれについて ①ドライバーおよびナビゲ ーター選手権者
�������のドライバ ーおよびナビゲーター
����カー�
�)全日本選手権
各部門各クラスのそれぞれ について
①ドライバー選手権者
���および��のドライ バー
�������のドライバー
�)地方選手権
全国各地区の各部門各クラ スのそれぞれについて
①ドライバー選手権者
�������のドライバー
���ー��ラ���
�)全日本選手権
各部門各クラスのそれぞれ について
①ドライバー選手権者
���および��のドライ バー
�������のドライバー
�)地方選手権
全国各地区の各部門各クラ スのそれぞれについて
①ドライバー選手権者
�������のドライバー
認定証、トロフィー
表彰状
オリジナル認定トロフィーまたはメダル、 副賞
表彰状またはトロフィー、副賞
表彰状、副賞
認定証、トロフィー 表彰状
オリジナル認定トロフィーまたはメダル、 副賞 表彰状またはトロフィー、副賞 表彰状、副賞
認定証、トロフィー 表彰状
������トトライアル ��地方選手権 全国各地区の各部門各クラ スのそれぞれについて ①ドライバー選手権者
�������のドライバー
����ト ��全日本選手権 �F、F�-���の各部門 について ①ドライバー選手権者 ���および��のドライ バー �������のドライバー ��地方選手権 FP-�、FP-�、F� -�、F�-���、FC- �の各部門について ①ドライバー選手権者 �������のドライバー ��ジュニア選手権 FP-JrおよびFP-J rCadetsの各部門に ついて
認定証、トロフィー
表彰状
オリジナル認定トロフィーまたはメダル、
副賞 表彰状またはトロフィー、副賞
表彰状、副賞
認定証、トロフィー 表彰状
「JAF国内スピード行事コースの公認に関する規定」に基 ��、下記のとおり、����年度のコース公認をいたしましたの でお知らせいたします。
���および��のドライ バー �������のドライバー
オリジナル認定トロフィーまたはメダル、 副賞 表彰状またはトロフィー、副賞 表彰状、副賞
賞典の授与は、全日本選手権についてはJAF本部が開催す るモータースポーツ表彰式において、地方選手権およびカート のジュニア選手権についてはJAFの各地方本部が開催する地 方選手権表彰式において、受賞対象者を招待して執り行う。
招待する受賞対象者の範囲(人 数)は、各選手権の部門、ク ラス毎にその都度JAFが決定する。
招待を受けなかった受賞対象者については賞典の発送をもっ てこれに代える。
本規定は����年����日より�行する。
[公示No2015ー049]
・お台場NOP街区特設会場(D1GPTOKYO DRIFT inお台場)
コース所�地: 東�都�東区����� ������場 TEL:03-5287-2939
コース申請者: 株式会社サンプロス
コースの種別: ドリフト競技限定コース
公認の種別 : ���� 公認����: ����年�������日
JAFスポーツ�����年����(公����������)で公�し ました標記カレンダーが以下の通り、一部変更となりましたの で、お知らせします。
�)北��ダートトライアル選手権第�戦
開催日�の変更:����日 � ����日 �)東北ダートトライアル選手権 ①
変更前)
競技会名:2015年 JAF東北ダートトライアル選手権第1戦
2015年 JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ第1戦
2015年 JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第1戦
2015年 福島県ダートトライアル第1戦
SiFダートトライアル2015
開 催 日:����日
開催場所:SSパークサーキット
↓
変更後)
競技会名:2015年 JAF東北ダートトライアル選手権第�戦
2015年 JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ第�戦
2015年 JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第�戦
2015年 福島県ダートトライアル第�戦
SiFダートトライアル2015
開 催 日:����日 開催場所:エビスサーキット新ダートトライアルコース ※コース公認取得が条件。
②
変更前)
競技会名:2015年JAF東北ダートトライアル選手権第5戦 2015年JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ第5戦 2015年JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第5戦 「ダイヤスターズダートトライアル 2015inFukushima」
開 催 日:����日
開催場所:SSパークサーキット
↓
変更後)
競技会名:2015年JAF東北ダートトライアル選手権第5戦 2015年JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ第5戦 2015年JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第5戦 「ダイヤスターズダートトライアル 2015inKiriyanai」
開 催 日:����日
開催場所:サーキットパーク切谷内
JAFスポーツ�����年����(公����������)で公�し ました標記カレンダーが以下の通り、一部変更となりましたの で、お知らせします。
東北ジ�カー�選手権第�戦 開催日�の変更:���日 � ����日
2015年地方ダートトライアル選手権カレンダーの 一部変更について [公示No2015ー050]
一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」という。)は、 ����年(以下「当該年」という。)のラリー競技�において� 秀な成績を収めたドライバーおよびナビゲーター(ラリー競技 開催規定に定めるスペシャルステージラリーにおいてはコ・ド ライバー。以下総称して「ナビゲーター」とい う。)の栄誉を たたえるため、これを認定する日本ラリー選手権規定を制定す る。
������� (略) ��������
当該年のJAF��競技車両規����ラリー車両規定に定 める以下の車両とし、��式以�のF�A�認���ル�を装 備していること。
� RR:
ラリーRR車両。
� RN:
ラリーRN車両。
� RJ:
ラリーRJ車両。自動車製造者が当該車両(同一車両型式) の��を��(��)した��年�の当該年�ま�資格を有す る。
� RPN:
ラリーRPN車両。同一車両型式の最も古いJAF登録年 が����年���日以降の車両のみ資格を有する。
� AE:
ラリーAE車両。
���������
参加車両は下表の通りクラス区分される。
気筒容積が�����以下の���動のRPNおよび AE(気筒容積別区分なし)。
気筒容積が�����を�え�����以下の���動の RPN。 クラス�
クラス� (JN��)
クラス� (JN��)
クラス� (JN��)
クラス� (JN��)
気筒容積が�����以下の���動のRN、RJ。
気筒容積が�����を�え�����以下のRN、RJ。
気筒容積が�����を�える���動のRN、RJ、 およびRR(気筒容積別区分なし)。
気筒容積が�����を�える���動のRN、RJ。
������
一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」という。)は、 ����年(以下「当該年」という。)のラリー競技�において� 秀な成績を収めたドライバーおよびナビゲーター(ラリー競技 開催規定に定めるスペシャルステージラリーにおいてはコ・ド ライバー。以下総称して「ナビゲーター」とい う。)の栄誉を たたえるため、これを認定する日本ラリー選手権規定を制定す る。
������� (略)
��������
���クラス�(JN��)およびクラス�(JN��)に参 加する車両:
�)当該年のJAF��競技車両規����ラリー車両規 定に定めるラリーRN車両(RN車両)、ラリーRJ車両 (RJ車両)またはラリーAE車両(AE車両)に適合 した車両とする。
なお、ラリーAE車両(AE車両)の参加はクラス� (JN��)に�定する。
�)参加車両は、自動車製造者が当該車両(同一車両型式) の��を��(��)した��年�の当該年�ま�参加車 両の資格を有する。
���クラス�(JN��)およびクラス�(JN��)に参 加する車両: �)当該年のJAF��競技車両規����ラリー車両規 定に定めるラリーRPN車両(RPN車両)に適合した 車両とする。
�)同一車両型式の最も古いJAF登録年が����年��� 日以降の車両のみ参加が認められる。
���クラス�(JN��)およびクラス�(JN��)に参 加する車両:
�)当該年のJAF��競技車両規����ラリー車両規 定に定めるラリーRR車両(RR車両)、ラリーRN車両 (RN車両)またはラリーRJ車両(RJ車両)に適合 した車両とする。
����ての参加車両は、��式以�のF�A�認���ル� を装備しなければならない。
���������
参加車両は気筒容積に基づき下記の通りクラス区分される。
クラス�(JN��):気筒容積が�����以下の車両、お よびAE車両
(気筒容積別区分なし)
クラス�(JN��):気筒容積が�����以下の���動 車両
クラス�(JN��):気筒容積が�����を�え�����以 下の���動車両
クラス�(JN��):気筒容積が�����を�え�����以 下の���動車両
クラス�(JN��):気筒容積が�����を�え�����以 下の車両
クラス�(JN��) :気筒容積が�����を�える車両
�������� (略) ��������の�� 本規定は、������月�日から�行する。
������月��日制定 ������月�日�行
������
一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」とい う)は、 �����(以下「当該�」という。)のジムカーナ/ダートトラ イアル競技会において優秀な成績を収めた者の栄誉をたたえる ため、これを認定する日本ジムカーナ/ダートトライアル選手 権規定を制定する。
日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権競技は「FIAの 国際モータースポーツ競技規則に準拠したJAFの国内競技規 則とその付則(本選手権規定およびスピード行事競技開催規定 を含む)ならびに当該選手権競技会特別規則」に従って開催さ れる。
����選手権の�������
�)全日本ジムカーナ選手権 �)地方ジムカーナ選手権 地方選手権区分は国内スポーツカレンダー登録規定の 行政区画による。
の承認を得て、隣接する行政区画にあ
るスピード行事公認コースで開催することができる。
(例:関東地方選手権を中部地方で開催する場合。近畿 地方選手権を中部地方で開催する場合。)
��.日本ダートトライアル選手権 �)全日本ダートトライアル選手権
�)地方ダートトライアル選手権
地方選手権区分は国内スポーツカレンダー登録規定の 行政区画による。
ただし、JAF の承認を得て、隣接する行政区画にあ るスピード行事公認コースで開催することができる。
(例:関東地方選手権を中部地方で開催する場合。近畿 地方選手権を中部地方で開催する場合。)
全日本選手権競技会の格式は国内競技とする。
地方選手権競技会の格式は準国内競技または国内競技とする。
��.全日本ジムカーナ選手権競技会の��開催�は��会、 全日本ダートトライアル選手権競技会の��開催�は�� 会とする。
なお、国内スポーツカレンダー登録規定の行政区画によ る地��に�競技会の開催を�則とする。
��.地方ジムカーナ/ダートトライアル選手権競技会は、各 ���開催�を���会とする。
全日本選手権:公認団体、公認クラブまたは加盟クラブが組 織できる。
地方選手 権 :公認団体、加盟団体または公認クラブ、加盟
下記のいずれかの条件を満たすこと。
��.全日本選手権:
����以内(���の�の�月�日から本選手権カレ ンダー登録申請締切日までの間)に当該競技種目の全日本 選手権、JAFカ��を�回以上、または地方選手権を� 回以上開催した実績のあるもの。
��.地方選手権:
�)上記�.の全日本選手権申請資格のあるもの。
�)����以内(���の�の�月�日から本選手権カ レンダー登録申請締切日までの間)に当該競技種目の地 方選手権競技会を�回以上開催した実績のあるもの。
�)����以内(���の�の�月�日から本選手権カ レンダー登録申請締切日までの間)に地方格式以上の当 該競技種目の競技会を�回以上開催した実績のあるもの。
※共催について:
上記��.または��.の申請資格を満たすクラブ(団体) と申請資格を満たさないクラブ(団体)の共催による申請 は�クラブ(団体)以内であれば認められる。 この共催によるオーガナイザーの実績は、上記�.また は��.に定める開催実績として認める。
����選手権の��申請
選手権の登録申請は、国内スポーツカレンダー登録規定に従 いカレンダー登録申請し、同時にJAF所定の申請書に従って
以下の事項を記載ならびに添付して提出すること。
なお、全日本選手権の登録申請は、競技種目�に�クラブ (団体)�申請までとする。
��.選手権の開催月日、種別、区分、部門、およびクラス区 分
��.選手権の開催場所
��.コース公認申請者の同意:
カレンダー登録申請時点で当該選手権開催に有効なコー ス公認許可証を所持しているコース公認申請者の同意を必 要とする(カレンダー登録申請者の競技会開催日に関する 同意欄を使用することとする)。
��.その他必要事項
����選手権����
全日本選手権:当該�の�月�日���月��日�日 地方選手権 :当該�の�月�日���月��日�日
JAFは、当該選手権として申請された中から日本ジムカー ナ/ダートトライアル選手権競技会に適合する競技会を当該選 手権競技会として認定する。
当該選手権競技会として認定を受けるオーガナイザーは、選 手権競技会に関するJAFからの指示事項に従わなければなら ない。JAFは競技会終了後選手権競技会としての要件を満た さなかったと判断した場合には、当該競技会のタイトルを取り
JAFは、認定された選手権競技会を、当該年度の始めまで に公示する。
��
選手権として認定された競技会は以下の期日までにJAF所 定の書式により組織許可申請書類をJAFに提出しなければな らない。
� .全日本選手権競技会は開催日の��月�まで。
� .地方選手権競技会は開催日の��月�まで。 ���������
� .PN部門
PN部門に参加する車両は、FIA公認車両、JAF公 認車両またはJAF登録車両で、当該年度JAF国内競技 車両規則(以下「車両規則」という。)���スピード車 両規定に定めるスピードPN車両(PN車両)に適合した ものとする。
� .N部門:
N部門に参加する車両は、FIA公認車両、JAF公認 車両またはJAF登録車両で、当該年度車両規則���ス ピード車両規定に定めるスピードN車両(N車両)に適合 したものとする。
� .B部門:
B部門に参加する車両は、当該年度車両規則���スピ ード車両規定に定めるスピードB車両(B車両)に適合し たものとする。(地方選手権のみに適用。)
� .SA部門:
SA部門に参加する車両は、当該年度車両規則���ス ピード車両規定に定めるスピードSA車両(SA車両)に 適合したものとする。
� .SC部門:
SC部門に参加する車両は、FIA公認車両、JAF公 認車両またはJAF登録車両で、当該年度車両規則��� スピード車両規定に定めるスピードSC車両(SC車両) に適合したものとする。
� .D部門:
D部門に参加する車両は、当該年度車両規則���スピ ード車両規定に定めるスピードD車両(D車両)に適合し たものとする。
� .AE部門:
AE部門に参加する車両は、FIA公認車両、JAF公 認車両またはJAF登録車両で、当該年度車両規則に定め る当該車両規定に適合したものとする。
�������������������
� .日本ジムカーナ選手権
�)全日本ジムカーナ選手権:
(�)部門:
全日本ジムカーナ選手権の部門は、���条「参加車 両」の分類に基づき、PN部門、N部門、SA部門、 SC部門およびAE部門の�部門で構成される。
(�)クラス区分:
PN、N、SA、SC、AEの 各部門は、下記の通 りクラス区分される。
スピードPN車両部門:
クラス�:����1600cc以下の�輪駆動(FF、 FR)のPN車両。
クラス�:����1600�を�える�輪駆動(FF、 FR)のPN車両。
クラス�:����1600�を�える�輪駆動(FF、 FR)のPN車両のうち、FIA/JAF公認 発行年またはJAF登録年が2012年1月1日 以降の車両。
クラス�:クラス�、クラス�およびクラス�に該 当しないPN車両。
スピードN車両部門:
クラス�:�輪駆動のN車両。
クラス�:�輪駆動のN車両。
クラス�:�輪駆動のN車両。
スピードSA車両部門:
クラス�:����1600cc以下の�輪駆動のSA車 両。
クラス�:����1600ccを�える�輪駆動のSA 車両。
クラス�:�輪駆動のSA車両。
スピードSC車両部門:(クラス区分なし) スピードAE車両部門:(クラス区分なし) �) 地方ジムカーナ選手権:
(�)部門:
地方ジムカーナ選手権の部門は、���条「参加車両」 の分類に基づき、PN部門、N部門、B部門、SA部 門、SC部門、D部門およびAE部門の中から、下記 (�)の①または②の何れかに区分された部門により 構成される。
(�)クラス区分:
下記①または②の何れかのクラス区分とする。
①全日本選手権と同クラス区分
②開催地域別に任意に設定されるクラス区分 ※次のa.~c.の要件全てを満たし、JAFの承 認を得ることを条件として、クラス区分を任意に 設定することができる。ただ し、a.~c.の要 件の何れかでも満たすことができない場合は、上 記①の全日本選手権と同一クラス区分とする。 a.クラス区分は����区分以内とすること。クラス 区分に際しては、単一部門内でクラス区分を組み 合わせるのみでなく、異なる部門(PN、N、B、 SA、SC、D、AE)を合体してクラス区分を 組み合わせることも認められ、また、駆動輪別 (�輪駆動、�輪駆動、�輪駆動、�輪駆動�) によるクラス区分を組み合わせることについても 認められる。
さらに、それらのクラス区分毎に国内競技車両規 則���スピード車両規定��章~��章、�� 章に対し、選手権シリーズを通じて特定の制限を 加えることも認められる。
b.同一地域の地方選手権を構成するオーガナイザー 全ての同意を得ること。
c.上記a.およびb.について、当該年の�年の�� 月��日までに、その内�を記した書�をJAFに 提出すること。
�.日本�ー��ライ��選手権
�)全日本�ー��ライ��選手権:
(�)部門:
全日本�ー��ライ��選手権の部門は、���条 「参加車両」の分類に基づき、PN部門、N部門、S A部門、SC部門、D部門およびAE部門の�部門で 構成される。
(�)クラス区分:
PN、N、SA、SC、D、AEの各部門は、下記 の通りクラス区分される。
スピードPN車両部門:
クラス�:����1600cc以下の�輪駆動のPN車 両。
クラス�:����1600ccを�える�輪駆動のPN 車両のうち、FIA/JAF公認発行年また は、JAF登録年が2012年1月1日以降の車 両。
スピードN車両部門:
クラス�:�輪駆動のN車両。
クラス�:�輪駆動のN車両。
スピードSA車両部門:
クラス�:�輪駆動のSA車両。
クラス�:�輪駆動のSA車両。
スピードSC車両部門:
クラス�:�輪駆動のSC車両。
クラス�:�輪駆動のSC車両。
スピードD車両部門:(クラス区分なし)
スピードAE車両部門:(クラス区分なし)
�) 地方ダートトライアル選手権:
(�)部門:
地方ダートトライアル選手権の部門は、���条「参 加車両」の分類に基づき、PN部門、N部門、B部門、 SA部門、SC部門、D部門およびAE部門の中から、 下記(�)の ①または②の何れかに区分された部門に より構成される。
(�)クラス区分:
下記①または②の何れかのクラス区分とする。
①全日本選手権と同クラス区分
②開催地域別に任意に設定されるクラス区分 ※次のa.~c.の要件全てを満たし、JAFの承 認を得ることを条件として、クラス区分を任意に 設定することができる。ただ し、a.~c.の要 件の何れかでも満たすことができない場合は、上 記①の全日本選手権と同一クラス区分とする。
a.クラス区分は����区分以内とすること。クラス 区分に際しては、単一部門内でクラス区分を組み 合わせるのみでなく、異なる部門(PN、N、B、 SA、SC、D、AE)を合体してクラス区分を 組み合わせることも認められ、また、駆動輪別 (前輪駆動、�輪駆動、�輪駆動、�輪駆動�) によるクラス区分を組み合わせることについても 認められる。
さらに、それらのクラス区分毎に国内競技車両規 則���スピード車両規定��章~��章、�� 章に対し、選手権シリーズを通じて特定の制限を 加えることも認められる。
b.同一地域の地方選手権を構成するオーガナイザー 全ての同意を得ること。
c.上記a.およびb.について、当該年の前年の�� ���日までに、その内�を記した��をJAFに 提出すること。
当該年度有効なJAF競技許可証所持者とする。
各選手権競技会の参加台数は原則として制限しない。
� .選手権シリーズの成立
���条で定められた各選手権競技会が当該年度で本条�. に従って�回以上開催されなければ当該各部門各クラスの 選手権シリーズは成立しない。
� .選手権競技の成立
�)全日本選手権は、各競技会において各部門各クラス� 台以上の出走を以って成立する。
�)地方選手権は、各競技会において各部門各クラス�台 以上の出走を以って成立する。
���������������������
オーガナイザーは、登録された選手権競技会が延期、中止、 開催��の場合、その開催日の���前までに理由を�してJ AFに届出を行い承認を得たうえで、必要な公示を行わなけれ ばならない。
正当な理由なく認定された選手権競技会を中止、または開催
しなかったオーガナイザーに対しては、次年度の選手権の登録 申請を認めない場合がある。
また、JAFは組織許可申請以前の中止であっても、規則違 反とみなし、罰則を適用することがある。
���������
� .選手権競技会に適用されるすべての規則または規定に対 する違反があった場合、JAFは当該違反者に対し罰則を 適用する。
� .����車両の保�基準(����年��������)ま たは国内競技車両規則に起因する失格を決定されたドライ バーは、当該年度の全得点が無効となる場合がある。 ��������������
� .JAFは���条の各部門各クラスの�高得点者を日本選 手権保持者として認定する。
� .得点合計の対象は、選手権として成立した当該クラスの 競技会の���(�数点以下���入)とし、高得点順に合 計する。ただし、開催された当該選手権クラスの競技会の 合計数が�競技会に満たない場合は、開催されたすべての 競技会が得点の対象となる。
� .複数の競技者が同一得点を得た場合は、下記に従い順位 を認定する。
�)有効得点(選手権として成立した当該クラスの競技会 数の���(�数点以下��� 入))の範囲内で高得点を 得た回数の多い順に順位を決定する。
�)上記�)の回数も同一の場合、当該競技者が獲得した すべての得点のうち、高得点を得た回数の多い順に順位 を認定する。
�)上記�)の方法によっても結果が出ない場合には、同 順位として認定する。
ただし、下位の者の順位は繰り上げない。
�)�位が複数の場合:�位、�位、�位、�位
��������� 各選手権競技会の各クラスごとに競技結果成績に基づき下記 の得点を与える。
得点基準表: ���������
日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権保持者として認定 された者に対し、JAFは資格認定証および JAFが別に定 める「JAFモータースポーツ賞典規定」による賞典を与える。
����������������
� .同一��者は�つの競技会で�つのクラスのみ参加でき る。
� .全日本選手権
�)シードドライバー
(�)JAFは前年度の全日本選手権各部門各クラスの上 位��を当該部門クラスの当該年度シードドライバー として認定する。
(�)シードドライバーは全日本選手権の認定された部門 クラスに限り参加を優先的に認められる。
�)同一車両による�複参加は、同一クラス内に限り�� まで認められる。
� .地方選手権
�)同一車両による�複参加は��まで認められる。
�)前年度の全日本選手権各部門各クラスの上位�位まで に認定されたシードドライバーは、地方選手権への参加 は認められない。
���� 参加申込者に対する参加拒否 ��委員会は国内競技規則�-��に従い、参加申込者に対し 理由を示すことなく参加を拒否した場合は、速やかにその理由 を付してJAFに報告しなければならない。
���� プラクティス(練習)
オーガナイザーがプラクティスを行う場合は、全参加者にそ のスケジュールを公開すること。
���� ドライバー変更
ドライバー変更は認められない。
�������変更
��.参加申込正式受理後の車両変更は、参加車両に故障、破
損等やむを得ない事情がある場合のみとし、競技会審査委 員会の承認を得ること。
��.車両変更は同一部門同一クラスであること。
��.車両変更申請は当該競技会の参加確認受付終了までとす る。
��.競技長は競技開始前に競技会審査委員会の出席を得てブ リーフィングを開催する。
��.ドライバーはブリ-フィング開始から終了まで出席して いなければならない。遅刻を含みこれに違反した場合はペ ナルティーの対象となる。
���������
オーガナイザーは、選手権競技会に公式予選を設ける場合は、 その実施方法について競技会特別規則に明記すること。
オーガナイザーは、発表したコースについて、参加者のため の慣熟走行または慣熟歩行にてコースの慣熟を行うこと。
選手権競技会で使用する信号合図は「スピード行事における 旗信号に関する指導要項」に従うこと。特別な信号を使用する 場合は競技会特別規則に明記すること。
�則として競技は��ートで行う。��ートのう�良好な� ートのタイムを採用し最終の順位(競技結果)とする。同タイ ムの場合は下記に従い順位を決定する。
��.セカンドタイムの良好な者。
��.排気量の小さい順。
��.競技会審査委員会の決定による。
��.保安上または不可抗力のため競技会実施あるいは続行が 困難になった場合、競技会審査委員会の決定により競技会 の成立、延期、中止、短縮を行う場合がある。
��.競技は���ートが終了した��で成立する。
��.オーガナイザーは、競技会の延期のため参加者が出場で きない場合、または中止の場合は参加料を返還すること。 ただし、天災地変の場合はこの限りでない。
��.競技車両は、車両検査終了後から正式競技結果発表まで の間は、指定駐車待機場所で保管されているものとする (コースを走行中または走行のための移動を除く)。
��.パドック待機中の競技車両はタイヤ交換、プラグ交換、 Vベルト交換(調整)の軽微な作業を除き、調整、変更、 交換作業を行う場合は、事前に技術委員長の許可を得るこ と。
��.参加者は、当該選手権への参加に係わる全ての者に全て の法規および規則を遵守させる責任を有する。
��.参加者は、当該競技期間中、自己の車両が車両規定およ び安全規定に適合していることを保証すること。
��.参加者およびドライバー等のチーム関係者は、オーガナ イザーまたは競技会審査委員会によって事情聴取等を受け た場合は、指示があるまで会場を離れないこと。
�������
オーガナイザーは保険(共済制度を含む)に関し、自動車競 技の��に関する規定�����.に定める措置をとること。
������������
オーガナイザーは、JAFの承認を得て当該選手権競技会の 特別規則を発行すること。
������������に�する��
�����������
やむを得ない事情により、本選手権規定を適用できない場合 には、JAFがその処置を決定する。
�����������変更
JAFは年度途中においても本選手権規定を見直す場合があ る。
��������������
本選手権規定は����年���日から施行する。 以上
[公示No2015ー054]
������
一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」とい う。)は 日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権上位入賞者を対象と して、各地域のモータースポーツの健全な発展および振興を図 ることを��に、年��開催されるジムカーナおよびダートト ライアル競技の祭典に「JAFカップオールジャパンジムカー ナ」「JAFカップオールジャパンダートトライアル」のタイ
JAFカップオールジャパンジムカーナ/ダートトライアル 競技は、「FIAの国際モータースポーツ競技規則に準拠した JAFの国内競技規則とその付則(本規定ならびにスピード行 事競技開催規定を含む)、����年(以下「当該年」という。)日 本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定(���および� ��を除く)ならびに当該競技会特別規則」が適用される。
�������の�定
JAFは当該年度全日本ジムカーナ/ダートトライアル選手 権、および地方ジムカーナ/ダートトライアル選手権の上位入 賞者を対象として開催されるジムカーナ/ダートトライアル競 技を「JAFカップオールジャパンジムカーナ」「JAFカッ プオールジャパンダートトライアル」として認定する。
当該競技会として認定を受けるオーガナイザーは、JAFカ ップオールジャパンジムカーナ/ダートトライアル競技会に関 するJAFからの指示事項に従わなければならない。
����開催��
��条に基づき、JAFカップオールジャパンジムカーナ/ ダートトライアル競技会の開催場所は、原則として暦年毎に異 なる開催地域とする。
����参加��
当該年度日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定��� 条「参加車両」と同一とする。
��������������
��.JAFカップオールジャパンジムカーナ
当該年度日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定 ���条��.�)と同一とする。
��.JAFカップオールジャパンダートトライアル 当該年度日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定 ���条��.�)と同一とする。
����開催資格
開催資格は、「公認クラブ、公認団体または加盟クラブ」とし、 競技の格式は「国内」とする。
������������ル���������������
イアルの申請資格
���年以内(�年前の年の���日から本選手権カレンダ ー登録申請締切日までの間)に当該競技種目の全日本選手権、 JAFカップを��以上、または地方選手権を��以上開催し た実績のあるもの。
※共催について:
上記の申請資格を満たすクラブ(団体)と申請資格を満た さないクラブ(団体)の共催による申請は�クラブ(団体) 以内であれば認められる。
この共催によるオーガナイザーの実績は、上記に定める開 催実績として認める。
����参加資格と����
��.当該年度全日本選手権シリーズの各部門、各クラス��位 までの者。
��.当該年度各地区の地方選手権シリーズの各部門、各クラ ス�位までの者。
��.オーガナイザーの選考に基づく者。
た�し、前項��.および��.に定めてある参加資格およ び優先順位を妨げてはならない。
����������の参加��
��.同一��者は�つの競技会に�クラスしか参加できない。
��.同一車両による重複参加(ダブルエントリー)は同一ク ラス内に限り認められる。
���� 参加台数
JAFカップオールジャパン対象部門およびクラスの最大参 加��は、����までとする。
JAFカップオールジャパンジムカーナ/ダートトライアル は、各クラス毎に��以上の出�をもって成�とする。
�������規���
��.認定された競技会に適用される規則または規定に対する 違反があった場合、JAFは当該違反者に対し罰則を適用 する。
��.����車両の��基�(����年��������)ま たは国内競技車両規則違反は失格となる場合がある。
�������������ル���������������
イアルの開催日程と申請手続き
JAFカップオールジャパンジムカーナ/ダートトライアル を組織しようとする者は、カレンダー登録申請時に、次に定め る方法で申請しなければならない。
��.申請手続き
�)JAFカップオールジャパンジムカーナ 開催日�:当該年の�����日(前後日を入れて�日間 開催も可)
申請期間:前年の����日�にJAF各地方本部に直 接申請すること。
�)JAFカップオールジャパンダートトライアル 開催日�:当該年の����日(前後日を入れて�日間 開催も可)
申請期間:前年の����日�にJAF各地方本部に直 接申請すること。
��.組織許可申請
JAFカップオールジャパンジムカーナ/ダートトライ アルの組織申請は開催日の���前までに行わなければな らない。
��.成績報告
オーガナイザーは、成績を「JAF公認競技会・競技結 果成績表」に記載し、競技会終了後、直ちにJAF本部に 報告しなければならない。
������の��
JAFカップオールジャパンジムカーナ/ダートトライアル の各部門各クラスで�位となった者に対し、JAFカップを� �し、また�位��位となった者に対し賞�を��る。
������������開催
��.オーガナイザーは、JAFカップオールジャパンジムカ ーナ/ダートトライアルの延期、または開催不能の場合、 その開��定日の���前までに、JAFにその理由を� して届け出を行い承認を受けなければならない。
��.正当な理由がなく、本競技会を開催しなかったオーガナ イザーに対しては、次年度以降の本競技会の開催を認めな い場合がある。また、JAFは組織許可申請以前の開催中 止であっても、規則違反とみなし、罰則を適用することが ある。
やむを得ない事情または重大な規則違反により、本規定を適 用できない場合は、JAFにおいてその処置を決定する。
���� 本規定の施行
本規定は����年���日から�正�行する。
一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」とい う)は、 ����年(以下「当該年」という。)のサーキットトライアル競 技会において優秀な成績を収めた者の栄誉をたたえるため、こ れを認定する日本サーキットトライアル選手権規定を制定する。
日本サーキットトライアル選手権競技は「FIAの国際モー
タースポーツ競技規則に準拠したJAFの国内競技規則とその 付則(本選手権規定およびスピード行事競技開催規定を含む) ならびに当該選手権競技会特別規則」に従って開催される。
����選手権の��
日本サーキットトライアル選手権は次の通り区分する。
地方選手権
地方選手権の��は、�サーキットで�シリーズを構成する ものについては、開催されるサーキット名およびオーガナイザ ー名を付し、また、�数のサーキットで�シリーズを構成する ものについては当該地方名を付する。
����選手権���の格�
準国内競技または国内競技とする。
����選手権���の�
各���開催数を���会とする。
�����������
公認団体、加盟団体または公認クラブおよび加盟クラブが組 織できる。
��� 選手権の申請資格
��条の団体またはクラブのみ申請することができる。
����選手権の��申請
選手権の登録申請は、国内スポーツカレンダー登録規定に従 いカレンダー登録申請し、同時にJAF所定の申請書に従って 以下の事項を記載ならびに添付して提出すること。
� .選手権の開催月日
� .選手権の開催場所
� .コース公認申請者の同意:
カレンダー登録申請時点で当該選手権開催に有効なコー ス公認許可証を所持しているコース公認申請者の同意を必 要とする(カレンダー登録申請者の競技会開催日に関する 同意欄を使用することとする)。
� .その他必要事項
����選手権����
当該年の�月�日���月��日�日
����選手権の��
JAFは、当該選手権として申請された中から日本サーキッ トトライアル選手権競技会に適合する競技会を当該選手権競技 会として認定する。
当該選手権競技会として認定を受けるオーガナイザーは、選 手権競技会に関するJAFからの指示事項に従わなければなら ない。
JAFは競技会終了後選手権競技会としての要件を満たさな かったと判断した場合には、当該競技会のタイトルを取り消す 場合がある。
����選手権���の��
JAFは、認定された選手権競技会を、当該年度の始めまで に公示する。
��
選手権として認定された競技会は以下の期日までにJAF所 定の書�により組織許可申請書�を開催日の��月前までにJ AFに提出しなければならない。
���������
� .B部門:
B部門に参加する車両は、当該年度車両規則���スピ ード車両規定に定めるスピードB車両(B車両)に適合し たものとする。
� .AE部門:
AE部門に参加する車両は、FIA公認車両、JAF公 認車両またはJAF登録車両で、当該年度車両規則に定め る当該車両規定に適合したものとする。
�����選手権の����������
� .部門:
���条「参加車両」の分�に��き、B部門およびAE 部門により構成される。
� .クラス区分:
�)B部門
���クラスとし、次の(�) �(�) の要件全てを 満たすことを条件にクラス区分を任意に設定する。
(�)気筒容積別、または駆動輪別(前輪駆動、後輪駆 動、�輪駆動、�輪駆動�)に区分する。さらに、 特定の制限を加えることができる。
(�)当該シリーズを構成するオーガナイザー全ての同 意を得ること。
(�)�記(�) および(�) について、当該年の前年 の��月��日までに、その内容を記した書�をJAF に提出すること。
�)AE部門
クラス区分なし
�������資格
当該年度有効なJAF競技許可証所持者とする。
���������
各選手権競技会の参加台数は原則として制限しない。
�����選手権�������選手権��の��
� .選手権シリーズの成立
���条で定められた各選手権競技会が当該年度で本条� . に従って��以�開催されなければ当該各部門各クラスの 選手権シリーズは成立しない。
� .選手権競技の成立
各競技会において各部門各クラス�台以�の出�を以っ て成立する。
オーガナイザーは、登録された選手権競技会が延期、中止、 開催��の場合、その開催日の��月前までに理由を付してJ AFに届出を行い、承認を得たうえで、必要な公示を行わなけ ればならない。
正当な理由なく認定された選手権競技会を中止、または開催 しなかったオーガナイザーに対しては、次年度の選手権の登録 申請を認めない場合がある。
また、JAFは組織許可申請以前の中止であっても、規則違 反とみなし、罰則を適用することがある。
��.選手権競技会に適用されるすべての規則または規定に対 する違反があった場合、JAFは当該違反者に対し罰則を 適用する。
��.����車両の保安基準(����年��������)ま たは国内競技車両規則に起因する失格を決定されたドライ バーは、当該年度の全得点が無効となる場合がある。
��.JAFは����の各��各クラスの最高得点者を地�選 手権保持者として認定する。
��.得点合計の対象は、選手権として成立した当該クラスの 競技会の���(小数点以下���入)とし、高得点順に合 計する。ただし、開催された当該選手権クラスの競技会の 合計数が�競技会に�たない場合は、開催されたすべての 競技会が得点の対象となる。
��.複数の競技者が同一得点を得た場合は、下記に従い順位 を認定する。
�)有効得点(選手権として成立した当該クラスの競技会 数の���(小数点以下��� 入))の範囲内で高得点を 得た回数の多い順に順位を決定する。
�)上記�)の回数 も同一の場合、当該競技者が獲得した すべての得点のうち、高得点を得た回数の多い順に順位 を認定する。
によっても結果が出ない場合には、同 順位として認定する。
ただし、下位の者の順位は繰り上げない。
�)�位が複数の場合:�位、�位、�位、�位
各選手権競技会の各クラスごとに競技結果成績に基づき下記 の得点を与える。
得点基準表:
日本サーキットトライアル選手権保持者として認定された者 に対し、JAFは資格認定証および JAFが別に定める「J
AFモータースポーツ賞典規定」による賞典を与える。
�則として競技は��ートで行う。��ートのうち良好な�
ートのタイムを採用し最終の順位(競技結果)とする。同タイ ムの場合は下記に従い順位を決定する。
��.セカンドタイムの良好な者。
��.排気量の小さい順。
��.競技会審査委員会の決定による。
���� ������、��、��、��
��.保安上または不可抗力のため競技会実施あるいは続行が 困難になった場合、競技会審査委員会の決定により競技会 の成立、延期、中止、短縮を行う場合がある。
��.競技は���ートが終�した�点で成立する。
��.オーガナイザーは、競技会の延期のため参加者が出場で きない場合、または中止の場合は参加料を返還すること。 ただし、天災地変の場合はこの限りでない。
オーガナイザーは保険(共済制度を含む)に関し、自動車競 技の��に関する規定����.に定める�置をとること。
オーガナイザーは、JAFの承認を得て当該選手権競技会の 特別規則を発行すること。
やむを得ない事情により、本選手権規定を適用できない場合 には、JAFがその処置を決定する。
���� ������変�
JAFは年度途中においても本選手権規定を見直す場合があ る。
���� ���������
本選手権規定は����年���日��施行する。 以上
[公示No2015ー056]
VF:供給変型、VO:オプション変型、VP:プロダクション変型、ET:正常進化、ES:スポーツ進化、ER:誤記訂正、 V�:����ー変型、�S:スー�ー����変型、�R:�ー����ー�ー変型、VR:��ープR変型、EVO:進化
●サーティフィケート申請方法
海外競技会出場証明書(サーティフィケー ト)は、以下の競 技に参加する際に必要になりますので、出発日の2週間前まで に所定の申請書に申請料を添えてJAFへ申請してください。
1.FIA国際スポーツカレンダーに記載されている国際競技 2海外で開催される国内格式競技で、開催国のASNが参加を 認めた競技
注:上記2については当該証明が必要な場合に申請してください。
海外競技会出場に関する証明申請書 ・ 写真(3cm×3cm、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの 申請料 ��用 ¥8,300(税込) 数次用 ¥24,100(税込)
海外競技会出場に関する証明申請書 ・ 申請料 ��用 ¥8,300(税込) 数次用 ¥24,100(税込)
所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペー ジ(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種 申請書等→海外競技会出場証明書申請書)からダウンロードす ることができます。
��用:1競技会限定のサーティフィケートです。
数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なサーティフィケートです。 3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦めします。 【申請受付】
JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現金 書留)にてご申請ください。
国際モータースポーツ競技������)、����)、����)、���JAFスポーツ�格���定����に��き、JAFが 「海外競技会出場証明書(サーティフィケート)」を発行した件数です。 【必要書類】 お問い合わせ先(JAF地方本部モータースポーツ窓口) 参加者用 競技運転者(コドライバー含む)用
北海道本部 ☎ 011-857-7155
東北本部 ☎ 022-783-2826
関東本部 ☎ 03-6833-9140
中部本部 ☎ 052-872-3685
関西本部 ☎ 072-645-1300
中国本部 ☎ 082-272-9967
四国本部 ☎ 087-867-8411
九州本部 ☎ 092-841-7731
0155-52-3910
03-3611-6687
0285-64-0200
国内カートレースの最高峰、全日本カート選 手権KF部門の2015シリーズ開幕戦は、驚き に満ちた2日間となった。
ドライコンディションの大会初日に行なわれ た第1戦の予選では、ベン・ハンリー選手がト ップでゴール、全日本初参戦でいきなり決勝の ポールを獲得してみせた。
一夜明けて、大会2日めは雨。初めて経験す
るウェットコンディションのもてぎに、ハンリ
2015年全日本カート選手権 FS-125部門東地域第1戦
2015年地方カート選手権 FS-125部門/FP-3部門 東地域第1戦
2015年ジュニアカート選手権 FP-Jr部門/
FP-Jr Cadets部門東地域第1戦[JAF公認No.2015-1106]
開催日: 4月4~5日 開催場所: ツインリンクもてぎ北ショートコース 格式: 国内
主催: ㈱モビリティランド [団体登録No.公認82401]
ー選手はあえなく順位を落としていく。代わっ て先頭に立ったのは、KF部門デビュー戦の澤田 真治選手。そこに三村壮太郎選手が着々と迫 ってきた。ダンロップ勢が上位を占める中、三 村選手のタイヤは少数派のヨコハマだ。
経験豊富な三村選手は、焦ることなく16歳 のルーキーを追い上げ、レースの折り返し点と なる14周めにトップへ。そして一気にリードを 広げてチェッカーまで駆け抜けた。全日本では
1.KF第1戦で2位入賞の山川仁也選手。2.KF第1戦表彰。左から2位山川仁也、優勝三村壮太郎、3位宮田莉朋選手。3.FS-125東地域第 1戦は全日本2年めとなる角田裕毅選手がポールトゥウィンを飾って全日本初優勝。4.KF第2戦の3位には2年めの阪口晴南選手が入賞し た。5.FS-125東地域2位には児玉和也選手が食い込んだ。6.KF第2戦では全日本初参戦ながら第1戦でPPを獲ったベン・ハンリー選手が、 最後尾から全車をごぼう抜きにするという離れ業を見せて、敗れた第1戦のリベンジを達成した。
KF部門第1戦は三村 壮太郎選手がヨコ ハマタイヤに初の勝利をもたらした。「最 高の気分です。雨で一瞬も油断できな いコンディションだったから、ゴールし た時は本当に安心しました。決勝は26 周あるんで、(先頭にいた)澤田君はタイ ヤがもたないだろうと思って、序盤はセ ーブしていました。正直なところレイン タイヤはテスト不足で、雨になったらチ ャンスは少ないだろうと思っていたんで す。自分が作ったタイヤで勝てたことは、 心の底から嬉しいですね。以前の優勝と は嬉しさの感じ方が違いました」
6位が最高成績だったヨコハマが、参入8年め で記念すべき1勝めを刻んだ瞬間だ。三村選手 にとっては3年ぶりの勝利だった。
続いて行なわれた第2戦。もてぎの雨にも慣 れたハンリー選手は、予選を三村選手に続く2 番手で終えた。しかし、決勝のダミーグリッド でハンリー選手のマシンが動かず、ピットレー ンに戻されて緊急修理を敢行。なんとかスター トには間に合ったが、ハンリー選手は最後尾か らのレース開始となってしまった。 ところがオープニングラップを終えると、11 番手にハンリー選手の姿が。1周で実に12台を 料理してきたのだ。そのペースは明らかに誰よ
ベン・ハンリー選手(KF第2戦優勝)
「優勝できてとても嬉しい。最後尾からのスタートになって、と にかく1周めに全神経を集中しようと思った。1周めにはオーバー テイクのチャンスがたくさんあるからね。日本のドライバーたち はレベルが高くて、タイムも接近している。決して楽に勝てたわ けじゃないんだ。僕は(現在の国際レースには存在しない)タイヤの開発競争があるレース が大好きなんだ。スケジュールの調整がつけば、また全日本に出たいと思ってるよ」
角田 裕毅選手(FS-125優勝)
「予選をトップでゴールしてポールを獲った時から、決勝はイ ケるなと思っていました。決勝はずっと今まで通りに走っていれ ばよかったのに、途中でミスが出て、後ろの選手に接近されてし まいました。その時は焦ったけれど、そこから先は自分の走りを 取り戻して勝つことができました。チェッカーを受けた時は嬉し かったけど、今年はシリーズチャンピオンを狙っているので、今 はまだ心の底から喜ぶことはできません」
FP-Jr/レース序盤はポールの澤龍之介選手が 0.5秒ほどのリードを保ったが、そこに滝田真之佑 選手と越野遼太郎選手が追いついて、レース中 盤から三つ巴の優勝争いが勃発。澤選手はこの 窮地にもトップを譲ることなく走り切り、ウィナー となった。2位越野選手と3位滝田選手はほぼ横 一線でゴール。その差はわずか0.073秒だった。
FP-Jr Cadets/2番グリッドの渡会太一選手が スタートで失速して5番手に後退。これでポール の木内秀柾選手が1周めから独走態勢を築くと、 最後は4秒弱にリードを広げて2年めの初優勝を 果たした。単独走行の2位は、大集団による序盤 の混戦を勝ち抜いた小田優選手。渡会選手は3位 までポジションを取り戻してフィニッシュした。
り速い。雨が止み乾き始めた路面でウェットタ イヤという困難なコンディションで、元GP2ド ライバーの腕前が冴える。26周レースの12周 め、ハンリー選手が2番手に浮上。そして先頭 の三村選手をぐいぐいと追い詰めていく。19周 め、ついにトップが入れ替わった。
一度はハンリー選手に食らいついた三村選手 だが、相手に分があると見るや、すぐポジショ ンキープに頭を切り替えた。独走となったハン リー選手は、「見たか!」と言わんばかりにナン バー1サインを掲げながらフィニッシュ。ぶっ つけ本番のウェット路面で、ライバル全員を抜 き去る驚異的な勝利だった。
地方FS-125/ポールの徳永紀京選手がオープニ ングラップで約1秒のリードを築くと、予選ヒート を再現するかのように独走。最後は8秒弱のアド バンテージを築いて優勝を飾った。2番グリッドの 緑川匠選手はスタートで4番手に後退したが、 徐々にそれを挽回して2位に復帰、チームメイト の徳永選手とワン・ツーフィニッシュを遂げた。
連勝はならなかった三村選手だが、ハンリー 選手がシリーズポイント対象外のため、フルマ ークの70点を獲得。タイムトライアルでトッ プタイムを叩き出しながら、第1戦では相次ぐ メカトラブルに泣かされた阪口晴南選手が、宮 田莉朋選手の追撃を振り切って3位に。これで 昨冬誕生したばかりのカート、マッドクロック は第1戦の全日本デビューウィンに続いて、表 彰台独占を果たすこととなった。
同時開催の全日本FS-125部門・東地域第1 戦では、デビュー2年めの角田裕毅選手が予選 で他を圧倒して決勝のポールに着いた。
角田選手のスピードは決勝でも衰えず、レー
開幕戦を制した三村壮太郎選手。横浜ゴムに全日 本最高峰での記念すべき1勝めをプレゼントした。
地方FP-3/予選で独走を演じたポールの横田英 宣選手は、決勝になると調子を崩して1周めに3 番手へ後退。代わってトップに立った山下優選手 が長い独り旅を続け、歓喜のガッツポーズで勝利 のチェッカーを受けた。高田亮選手は、レース中 盤に2秒以上あった山下選手との間隔をじりじりと 縮め、0.5秒ほどの遅れで2位ゴールを遂げた。
スが始まるとたちまちリードを広げていく。や がて角田選手のアドバンテージは1秒以上に拡 大した。だが、レースが折り返し点を迎える と、角田選手と2番手を走る児玉和也選手の間 隔が一気に0.6秒ほどに縮まった。昨年はもろ い一面も見られた角田選手なのだが、今年はこ のピンチにも崩れる気配がない。背後のギャッ プを保ったまま周回を重ねた角田選手は、両拳 を突き上げて初優勝のチェッカーをくぐった。 児玉選手はKF2部門を走った2010年の3位 を上回る、全日本自己最上位の2位に。9番グリ ッドから挽回の高野祐太選手が3位でフィニッ シュして表彰台の一角を占めた。
全日本ジムカーナ選手権第2戦は、全日本戦 の開催は2年ぶりとなる鈴鹿サーキット国際南 コースに舞台を移して行われた。
ドライコンディションで好天に恵まれた土曜 日の公開練習とは打って変わって、決勝日は朝 からウェットコンディションとなった。気温は 15度に届かず、4月としては肌寒い天候だった。 午前中こそ強かった雨脚も、午後からは少し弱 まったこともあって多くの選手が2本めにベス トタイムを刻んだ。
出走台数15台中、何と半数以上の8台がヒ ート1でペナルティという荒れた展開で始まっ たPN1クラス。そんな中、ヒート2に入ると今 季初出場となった橋本恵太選手が、「走りと新 しいFIT3の動きがマッチ」して、暫定ベストを 更新する。
その後、ひでき選手が1000分の4秒差に迫 るも、橋本選手のタイムを上回る選手は最後ま で現れず、念願の全日本戦初優勝を飾るととも に、FIT3に全日本初優勝をもたらした。
FIT勢は開幕戦で4位だった福田大輔選手が 3位表彰台に上がるなど絶好調。PN1クラスの 勢力図が少しずつ変化している事を感じさせる 一戦となった。
百戦錬磨のライバル達を退けてPN3クラス を制したのは、全日本戦初出場の山口克之選
手、50才だ。山口選手はデビュー戦での優勝 を、「ステッカーもほとんど貼っていない“無印” のクルマで勝ってしまいました」と自分でもその 勝利が信じられない様子で語った。
開幕戦圧勝の山野哲也選手は生タイムでは ベストを奪うも、痛恨のパイロンタッチで5位。 ユウ選手が2戦連続の2位をマークし、手堅く ポイントを重ねた。
2年ぶりとなった鈴鹿サーキット国際南コースでの全日 本戦は、ストップ&ゴーのテクニカルなコースが設定さ れた。特にストレート奥の180度ターン、コース中央の パイロンセクションにおける右左左右の4つの小さいター ン、そしてゴール手前のスラロームという3つの低速区間 は、ここの走り方如何で大きくタイムに影響したようだ。
21台が出走したN1クラスでは、ヒート1で ペナルティやミスコース無しで走ったのが僅か 5台(!)と、こちらも波乱の展開に。チャンプ箕 輪雄介選手や開幕戦を席巻した四国勢を抑えた
地元近畿の前田忍選手が、「地区戦での雨の鈴 鹿の経験が活かせた」という走りで全日本参戦7 年めにして嬉しい初優勝を飾っている。 一方、開幕戦で関東の若手、若林隼人選手 が全日本デビューウィンと派手な勝利を飾った 2015年JAF全日本ジムカーナ選手権第2戦 NRC鈴鹿BIGジムカーナ[JAF公認No.2015-2106] 開催日:4月4~5日 開催場所:鈴鹿サーキット国際南コース 格式:国内 主催:NRC [クラブ登録No.公認23001]
フォト/滝井宏之、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
橋本恵太FIT3が雨を制して全日本戦初優勝!
SA1クラス。今回はレギュラー勢が意地を見せ て、工藤典史選手が2ヒートともベストを奪っ て快勝した。
「去年は『1本めの男』と呼ばれ、攻めすぎる走 りで失敗することもありましたが、今回は事前 の準備も万端で、自分としては納得できる走り
3.PN3クラスは全日本デ ビュー戦の50才、山口克 之選手が殊勲の初優勝を 果たした。4.PN1クラスの ひでき選手は1000分の4 秒差で惜しくも2位にとど まった。5.N3クラスは飯 坂忠司選手が2位表彰台 を獲得した。
6.PN2クラスは森田陽介選手が2位に2秒近い差を つけて2連勝を飾った。
7. 前日に「負ける夢を見た」という川北忠 選手がSA2クラスで連勝。8.N1クラスは前田忍選手が「参戦7年 め」にして悲願の初優勝。
9. 野島孝宏選手はSA3クラスで今シー ズン初めて表彰台の中央に上がった。10.SA1クラスは工藤典史 選手がライバルの走りをはねのけ優勝した。11. 茅野成樹選手は PN4クラスで一歩届かず連続2位獲得。12.PN3クラスの2位に はユウ選手が入賞した。13. 松本悟選手がPN2クラスで2位表彰 台に。14.N3クラスは菱井将文選手が連勝を果たした。15. 尾崎 誠治選手はSCクラスで2位表彰台に。16.SCクラスは昨年王者 の大橋渡選手が貫録の2連勝を遂げた。
で勝つことができました」と工藤選手。
注目の若林選手は弟の拳人選手とWエント リーしたがパイロンの罠にはまり、ポイント圏 外に。また王者斉藤邦夫選手は今回も3位止ま り。チャンピオンの思わぬ足踏みでこのクラス も混戦の予感が漂ってきた。
SA2クラスでは、開幕戦優勝の川北忠選手 が、一つ前の出走で暫定トップを出していた久 保真吾選手のタイムを上回って2連勝。
「鈴鹿はこれまで相性が悪くて、初めて勝てた
チームスタッフ めい
昨年から全日本参戦チームのスタッフとして各競技会場を 訪れる「めい」さん。自身もJMRC千葉・東京シリーズに選手 としてデビューしたばかりだ。「慣熟歩行の時間、一緒に歩か せてもらって、どんなポイントに注意して歩くかとか教えても らっています。いつか自分もこの舞台に、って目標にもなりま すね。あと、子どもがいるのです が、託児スペースがある会場がま だまだ少なくて。市民マラソン大 会とかには必ずあって選手が参加 しやすいようになっているんです ね。こういう所がモータースポー ツ会場でも充実すると、もっとエ ントラントが増えるんじゃないか なと思っています」
のでとても嬉しいです。金曜、土曜は久保さん に差をつけられて負けていて、自分でもかなり 不安だったせいか、昨日の夢は勝負に負ける夢 を見てしまって(笑)。でも2本めはタイヤのグ リップを信じて渾身のアタックができました」と 連勝の喜びを語った。
PN1クラス 橋本恵太 選手
「(去年まで乗っていた)CR-Xが自分の熱い思いを受 け止めてくれるクルマだったことに比べて、FIT3は一歩 引いて操作することで、より速さを引き出せるクルマだ と感じています。雨は得意なので、この天候だとより チャンスは増えるかなと
思っていましたが、(第1
戦は欠場だったので)自
分にとっての開幕戦で最
高の結果を出せたことが
とても嬉しいです」
PN3クラス 山口克之 選手
「50才を迎えて、一度は頂点の人たちと戦いたいと 思ってエントリーしました。新しいタイヤとの相性から か、無理をするほど遅くなるように感じたので、決し て嫌いではないウェットで抑え気味に走ったことが、 いいタイムを出せた要因 だと分析しています。た だ自分としては完ぺきな 走りでは無かったので、 次回は自分でも納得でき る走りを目指します」
N1クラス 前田忍 選手 「今までは『うまいけど、遅い』とか『ちゃんと走れば 速いのに』と周りから言われてきていたので、今日は余 計なことは考えずに、持てるものを出し切ろうと思って 走った結果、うまく全てがはまった感じでした。鈴鹿 のウェット路面は地区戦 で走った事があるので、 その経験もここでは活か せたように思います」
全日本ダートトライアル選手権は4月18~ 19日の2日間、福岡県のスピードパーク恋の浦 でシリーズ第2戦が開催された。
18日は晴天に恵まれたものの、19日は予報通 り朝から雨。ただし断続的な雨ではなく、降っ たり止んだりという予報が出ていたこともあっ て、オーガナイザーは当初の予定通り、ドライ 用のコースレイアウトを採用。オーバーオール ウィンでも2分を超えるという長丁場となった。
ただ路面は折からの雨で土の柔らかい部分は たちまちマッドコンディションに。ヒート2の FFのN1クラスまではタイムアップ傾向を見せ ていたが、N2クラスからはタイムダウン傾向が 顕著に。N2を含むその後の6クラスはすべて結 果的に1本め勝負となった。
2本めに勝負がもつれたPNの2クラスはい ずれも全日本初ウィナーが誕生した。PN1クラ スは期待の若手、宝田ジュニアこと、宝田ケン シロー選手が逆転優勝を果たし、待望の勝利 を手に入れた。
「2本めはタイムアップが難しいと思ったんで すけど、慣熟で歩いたら結構、硬い所も出てい たので、ラインさえ外さなければ行けると攻め たのが良かったと思います。ここは最初は予定 がなかったんですが、開幕戦があまりに不甲斐
PN1クラスは北海道の宝田 ケンシロー選手が初優勝。
クラス2戦めにして2位ゲットとPN1山崎利博選手は早くも結果を残した。
3.「今日は、結果出さなきゃという力む走りじゃなくて、楽しもうと思ったのが良かったかもしれませんね」と振り返った宝田ケンシ ロー選手。全日本初優勝が決まると感涙にむせんだ。 たと思う」。N1は細木智矢選手が今季初優勝。5.N2では黒木陽介選手がヒート1のタイムで逃げ切ってクラス通算2勝めを獲得。
なかったので急遽エントリーしたんです。初優 勝まで長かったけど、地元の北海道から一番遠 い所で勝てたのは、やっぱり嬉しいです」
ヒート1でただ一人、2分30秒の壁を破って 土曜からの好調ぶりをキープしていた山崎利博
選手は「最後で大きくミスってしまって」とスイ フト初勝利はならず2位。「まだまだだけどセッ ティングの方向性は見えてきた」と手応えを感 じた様子だった。 続くPN2クラスは、ヒート2、クラス1番め
SPRING TRIAL IN KYUSHU[JAF公認No.2015-1702] 開催日:4月18~19日 開催場所:スピードパーク恋の浦 格式:国内 主催:RASCAL[クラブ登録No.加盟 40010]、FMSC[クラブ登録No.加盟40042] フォト/西野キヨシ、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
今回のコースレイアウト
コース最上部には玄界灘も望める シーサイドコーナーが待ち受ける恋 の浦。シーサイドまでの急坂とそこ を下るダウンヒルも攻め所だが、コ ース下部のテクニカルセクションが 今回もキーポイントになったようだ。
出走、注目のヴィッツターボを駆る櫻井貴章選 手が、ヒート1でマークした自らのセカンドベ ストを約12秒削り取る2分25秒854という断 トツのタイムであっさりと鎌田卓麻選手の暫定 ベストを塗り替える。
後続のドライバーもタイムアップを果たす が、2分30秒の壁を破ることはできず、鎌田選 手も31秒台に留まる、まさかの4位。「大きな ミスはしたけど、それがなくても届かなかった と思う。昼に降った雨がなければチャンスはあ
6. 四国香川の藤井自動車チームは今回絶好調。細木、黒木の両選手で2クラス制覇。 クラスは松田宏毅選手がヒート1のタイムを守って全日本初ウィナーに輝いた。 選手はヒート1のタイムで2位を守った。
11.N1坂井義浩選手は逆転を許し、2位。 SC1の2位には地元の南義則選手が食い込んだ。
13.SA2山本厚選手は僅差で金星を逸した。14. 恋の浦を連覇したD部門谷田川敏幸選手。
ったと思うけど…」とチャンピオンも脱帽のスー パーベストを叩き出した櫻井選手が、全日本初 優勝をゲットした。
全日本初優勝ラッシュはさらに続く。SC1ク ラスで、近畿の松田宏毅選手がヒート1のベス トを守り切って、待望の1勝を手にした。
「1本め勝負になると思ったので、ともかくタ イムを出すことに集中しました。FFなので一度 失速するとダメなので、スピードを殺さないよ うに走ったのが良かったかな。地元の阪下の雨
の路面に似てたのも良かったと思います」
続くSC2クラスでは、APRC時代に履き慣 れたMRFタイヤをチョイスした田口勝彦選手 がヒート1のタイムで逃げ切って今季初優勝。 「ラリーのヘビィウェットを想定してのタイヤ選 択。マレーシアの路面を思い出しながら走りま した。内周は厳しかったけど外周はバッチリだ ったと思う」。
昨年も接戦が続いたこのクラス、今年も一人 勝ちは許されない雰囲気になってきたようだ。
15.SA1は地元の岡田晋吾選手が優勝。「下ってきての最初のコーナーで失敗したことで逆に走りの切り換えができた。今年は JAFカップを狙います(笑)」16.SC2チャンプ梶岡悟選手は2位にとどまった。17. 開幕戦のリベンジを狙ったD亀山晃選手だが、 果たせず、2位。18.19.「山崎(利博)選手からもらった、インの硬い所を走れというアドバイスを守って、地元の池の平もこん な感じだったな、と思い出しながら走ったら勝てました(笑)」。PN2はヴィッツターボ2戦めの櫻井貴章選手が全日本初優勝。 20.21.SA2は大西康弘選手が今季初優勝。「前半は大きなシフトミスしてるんだけど後半で巻き返せたのが勝因でしょう」。 SC2はAPRC参戦時のラリーの経験を生かした田口勝彦選手が今季初優勝。
DAY1の最終SSでトップに立った 勝田範彦/足立さやか組はリードを 守り切って優勝。唐津マイスターの 称号をさらに確たるものにした。
今年のツール・ド九州は2日間、トータル 301.97kmのルートの中に計14本、71.23kmの SSが用意されるという設定。DAY1は林の上、 黒木平、三方というこのラリーの名物ステージ を巡る48.15kmのSSをこなし、DAY2はロー アベレージの白木々場、三方の逆走の一部に
2015年全日本ラリー選手権第1戦 ツール・ド・九州2015in唐津[JAF公認No.2015-5012]
開催日: 4月10~12日 開催場所: 佐賀 格式: 国内 主催: GRAVEL [クラブ登録No.加盟40022] フォト/中島正義、水野文幸、山口貴利、山本佳吾、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
新設の林道が加わった陣の山そして唐津東港 のサービスパークに近いギャラリーステージ、 シーサイドスーパーSSの3本をこなす。
このDAY2のSSトータルはDAY1の約半 分となる23.08km。やはり勝負どころは今年 もDAY1の3本、とりわけ2回走る、11.76km と今回最長のSSとなる三方ステージとなるこ とは衆目の一致するところだった。
レッキが行われた前日金曜は雨が降ったもの の、2日間通して雨はなし。DAY1のセクション 1はウェットが残る路面でのスタートとなった が、徐々に回復傾向を見せて、DAY2はほぼド
このラリー9連覇中と勝田範彦選手が圧倒的 な速さを見せているJN6クラスは、新井敏弘 選手、そして今年からこのクラスにステップア ップを果たした鎌田卓麻選手が開幕戦から VAB型WRX STIを投入。GRBを持ち込んだ 勝田組との新旧WRX対決が大きな注目を集め た。
高速ステージとして知られるSS1、林の上で いきなりベストを奪ったのは新井組。続くSS2、 黒木平ではSS1は0.1秒差の2位に甘んじた奴 田原文雄エボXが新井組を2.4秒もちぎるベス トで首位に浮上。この時点で唐津マイスターの 勝田組は、昨年終盤からVABに乗る炭山裕矢 組にも遅れを取る4番手と出遅れる。 しかし勝田組は、絶対の自信を持つSS4三 方で奴田原組を6.2秒差に下すこの日最初のベ ストを奪取。一気に差を詰めると、この日最後 のステージとなった2度めの三方SSでも奴田 原組を4.6秒ちぎって0.5秒という僅差ながら も、奴田原組を逆転。首位でDAY1を折り返
恒例の唐津神社でのご祈祷から始まるスタートセレモニー は今年は土曜DAY1の朝に設定された。2. 久々復活の林道 SSでのギャラリーステージには多くの観客が駆け付けた。
した。
翌日のDAY2。逆転 を期した奴田原組だっ
3. 先行逃げ切りを狙った奴田原文雄組だったが、DAY2の追撃も僅かに及ばず、2番手にとどまった。
4.5.「今回の優勝は天野さんのスピンに助けられた結果と思っている。次からも厳しい戦いが続くでし ょう」。JN5クラスは眞貝知志/漆戸あゆみ組が優勝を果たした。
6.JN3クラスはタイトル候補の本命、 岡田孝一/鶴田邦彦組が「SS1が事実上のシェイクダウン」と言いながらも降ろし立ての新車でまず1 勝。7. エボXにスイッチの福永修組はSSベストを奪うなど復活をアピール。8. 炭山裕矢VABは5位 を確保した。
9.10.「セッティングを学べたことが収穫」。新井大輝組はトップ3に続く4位をゲット。
11.12.VABデビュー戦はSSベストも奪い、ポテンシャルも垣間見せたが、3位にとどまった新井敏弘 組。13. 勝田範彦/足立さやか組はタイトル奪回に向けて、まずは最高のスタートを切った。
たが、この日最長の7.5 2kmのSS、陣の山は 前述の通り、三方SSの逆走に新規の林道が一 部加わったコース。やはり勝田組のアドバンテ ージは揺るがず、陣の山の2本で6.7秒の差を 広げた勝田/足立さやか組が最終的には5.5秒 の差をつけて優勝。勝田選手は前人未到の10
「陣の山は悪くてもトントンでは行けるかなと 思ったけど、結果的には三方があったから何と かなったという感じですね。ヌタさんは相変わ らず条件の悪い道では速かったので今年も厳し い戦いになる」と勝田選手。VABへの転向につ いては「洞爺くらいかな(笑)。でも実はGRBに
ついてもまだ満足した動きには持っていけてな いんですよ。VABでも三方を速く走れるかとい うのは、どうかな。あそこはリヤがキビキビ動
14.JN3クラス3位には本名修也組が入賞。15.ヴィッツターボのJN5天野智 之組は3位でゴール。16. 今年は86を駆るJN4番場彬組は3位に入賞。 17. ベテランJN5石田雅之組はDAY2で2位までジャンプアップ。18. 松田保 夫/杉原慶彦組はRX-8での初戦を全日本初優勝という最高の結果で飾った。
19.JN4クラスは若手同士のバトルを制した石川昌平/石川恭啓組の石川コンビがBRZ初戦のラリーを最高 の結果で締め括った。20.JN1クラスは今年からBSタイヤにスイッチの田中伸幸/藤田めぐみ組が快勝。 「スイフトとの相性は悪くないけど、もう少しタイヤに合わせた足を煮詰めたい」。21. 地元の一戦で勝利と順 調な滑り出しのJN3岡田孝一選手。22.JN2に移籍の鈴木尚組は3位でフィニッシュ。23.JN1クラス2位に 喰い込んだ喜多見孝弘組のRX-8。24.JN4の若手、小濱勇希組は2位を獲得。25.JN1クラスの2位には関 東のベテラン須藤浩志組が喰い込んだ。26. 藤田幸弘組デミオはJN3クラス2位に入賞を果たした。
いてくれないと厳しいから、そういう所まで持 っていけるかがポイントでしょう」
その三方SSで大きく遅れた新井組は奴田原 組に48秒差の3位でフィニッシュ。「林の上は 何とかなったけど三方はダメ。全体的にどう煮
詰めたらいいかというのは見えてきたけど、三 方はもうジオメトリーを見直すくらいのことを しないとダメかもしれない」と苦戦を強いられた VABデビュー戦を振り返った。
VAB勢は炭山組が5位に入ったが、鎌田組 はDAY1、駆動系トラブルでリタイヤ。DAY2 は走れずデータが蓄積できないという苦いデビ
石川昌平選手(JN4クラス・全日本初優勝)
「初優勝はまだ実感が湧かないけど、嬉しいです。今 日は小濱選手とのタイム差がなかったので、プレッシ ャーがありましたが、なるべくそういうことを考えない ようにしたのが良かったと思います。カートやっていた せいか、FRのBRZはあまり違和感なく乗れてますが、今日の勝利で、去年までの経験を やっと生かせるようになったのかなという気持です。次も気を引き締めて走ります」
松田保夫&杉原慶彦選手(JN1クラス・ともに全日本初優勝) 「古くは日本アルペンラリーも出ています。26年間、仕事でモータースポーツから遠ざ かって3年前に復活したんです。9月で70になるので枯葉マークで走りますよ(笑)。RX-8 の走らせ方は中村晃規選手のインカーを飽きるほど見 て研究したので、本人にどこまで近づけるか、直接対 決が今から楽しみです(笑)」(松田選手)。「松田さん とは2年前から組んでますが、この結果は、ただひた すら、さすがだな、と。特に三方は快調に走らせてい たので、勝利を確信できましたね」(杉原選手)
ュー戦となった。こ
のクラスはともに GRBインプレッサを 駆った勝田貴元、新井大輝という2世対決も話 題を集めたが、貴元組はSS3でコースオフを喫 してデイリタイヤ。対する大輝組はセカンドベ スト1本、サードベスト4本という快走を見せて 4位入賞と今回は大輝組に軍配が上がった。
この2人に劣らないヤングパワーを見せたの がJN4クラスでトップ争いを演じた石川昌平、 小濱勇希の20代の2人。昨年クスコジュニア ラリーチームが使用したBRZを駆る石川選手 に対し、小濱選手が駆るのはチャンピオン竹内 源樹選手が駆ったBRZと、実はこのクラス、 昨年、チャンピオン争いを演じた2台がドライ
今年度の「第1回JAFラリー競技における救急活動訓練」が全選手を対象に開催
今回の全日本ラリー選手権に参戦した選手を対象とし た救急活動訓練が、競技に先立つ4月10日に行われた。
今回は、クルーが負傷して自力で車外に脱出できず、か つ火災等によりクルーの生命に危険が差し迫った状況を 想定して、
(1)負傷クルーを引き出す際の身体保持方法の習得。 (2)負傷クルーを車外に引き出す方法の習得。
の2通りの訓練が行われた。参加者はまず椅子に座っ た状態の負傷クルーの体を保持しながら引き出す方法の 基本を学んだ後、実車を使って、コクピットから負傷ク ルーを引き出す際の基本操作についての訓練を体験した。 参加者にとっては、クルーを引き出す際まず身体のどこ を固定するべきか、また引き出す際はクルーの背中を自分 の胸に密着して保持することなど、救助の際の重要なポ イントを、身を以って理解できる絶好の訓練となった。
バーを代えて再び相まみえる形となっている。 DAY2の中盤までもつれた戦いは小濱組の SS10でのスピンで勝負あり。石川選手が嬉し い全日本初優勝をもぎ取った。
その一方、JN1では今年9月で70歳になると いう超ベテランの松田保夫選手のRX-8が全日 本初優勝。話題溢れる賑やかな大会となって いる。鎌田卓麻選手がステップアップし、戦国 時代突入のJN5クラスは、今年から晴れてRR 車両での参戦が認められた眞貝知志アバルト 500が全日本初陣を飾る勝利をゲット。
JN3クラスでは、新たに製作したデミオを投 入した岡田孝一組が優勝。JN1クラスではディ フェンディングチャンピオン田中伸幸組が DAY1のリードを守り切って快勝した。
今年もフィンランドASNのヤッコ・マルクラ氏が特別講師として招かれ、 講評を述べた。なお今回の訓練はFIA国際競技規則付則H項及びFIA INSTITUTEセミナーに基づく負傷クルー救出訓練に沿って行われた。
モータースポーツジャパン2015フェスティバル イン お台場 開催日:4月11~12日 開催場所:東京・お台場特設会場 主催:NPO法人 日本モータースポーツ推進機構 後援:JAF他 フォト/友田宏之 レポート/JAFスポーツ編集部
今年で10回めを数えた国内最大級のモータ ースポーツイベント「モータースポーツジャパン 2015 フェスティバル イン お台場」は、東京・ お台場の特設会場を舞台に、4月11日と12日の 2日間に渡って開催された。
10回めにして初めて春の開催となり、初日は 雨に見舞われたものの、2日めは春らしい好天に 恵まれて、2日間で合計97,188人の来場者がモ ータースポーツの魅力を堪能した。
会場中央に設けられた走行エリアでは、今シ ーズンのスーパーGTシリーズを戦うドラゴモ デューロNSX CONCEPT-GTをはじめ、翌 週に開幕戦を控えた全日本選手権スーパーフォ ーミュラに参戦するNAKAJIMA RACINGの SF14など、様々なカテゴリーのマシンが迫力 あるデモンストレーション走行を行った。
また走行エリアの周囲には、自動車メーカー やタイヤメーカー、レーシングチーム等のブー
スが立ち並び、本格的なモータースポーツシー ズンの到来を告げるイベントにふさわしい賑わ いを見せていた。
1. 様々な時代のスーパーGTマシンのデモ走行に観客も魅入っていた。
2. テレビCMでお馴染 み、45度の急坂を4WD車で登り切る三菱の体験コーナーも人気。
6. レースのピット作業を再現したトヨタのブースをは じめ、各自動車メーカーもそれぞれ工夫を凝らしてファンにサービス。
今回もJAFはPRブースを出展(写真上)。フ リーペーパーの配布や子ども向けイベントのほ か、モータージャーナリストの飯田裕子氏を迎 えてトークショーを開催し、モータースポーツの 参加、観戦へのPRを行った。また会場内特設 テントでは国内Bライセンス講習会を開催し(写 真下)、2日間で31名の新たなライセンスホルダ ーが誕生した。
モータースポーツジャパンフェスティバル開催!3. ホンダN-ONEワンメイク レース車両がデモ走行を披露し、ナンバー付きレースへの参加を呼び掛けた。4.D1グランプリ 車両が派手なパフォーマンスで観客を魅了。5. 日産のレジェンドコーナーでは懐かしのラリーカ ーのレプリカを囲んでトークショーを開催。
フルグリッドに近い台数を集めて盛り上がった
今年の全日本ラリー選手権開幕戦。
数ある話題を提供してくれたエントラントの中でも
特に注目を集めたのはプジョー、アバルト、MINIといった
欧州の輸入車ラリーカーだ。
栄えある舞台で見せてくれた
“黒船" ラリーカーのポテンシャルはどんなものだったのか。
ちょっとチェックしてみることにした。
レポート/若槻幸治郎 フォト/中島正義、水野文幸、山口貴利、山本佳吾
今季の全日本ラリーは JN5クラスに数台の 輸入車ラリーカーが参加してきた。昨年はイノ ベーションクラスで参加していたが、RR 車両 規定が設けられたことで選手権クラスに参加が 可能となったアバルト500 をはじめ、プジョ 208、MINIクロスオーバーという3 車種だ。 過去には綾部美津雄がプジョー 205 を全日 本ラリーに持ち込んだこともあり、全日本ジム カーナではロータス・エキシージが活躍した が、ここまで多彩な輸入車が一気に参戦してき たのは初めてのことだろう。成績も単なるイロ モノではなく、アバルト500 を駆るターマッ クスペシャリストの眞貝知志が優勝し、プジョ
ー 208 を駆る柳澤宏至が 4 位に入賞。まさに 「黒船来襲」と言った様相を呈した。
輸入車ラリーカーと聞くとWR カーのような 特殊な車両を想像しがちだが、決してそんなこ とはない。「これまで自分は主に 4WDターボ マシンに乗ってきたので、このようなFFターボ マシンは初めて乗りました。その意味ではやや 不安もありましたけど、実際にドライビングし
きたトップドライバー。そんな柳澤がそう語る のだからリアリティはある。ただ完全に満足し ていると言えば決してそんなことはない。 「あくまで今回は暫定仕様なので、セッティン グ的にはまだまだ改善の余地は大いに残って います。これからしっかり煮詰めていくことは 必要ですが、現状ではもっとアクセルオンでリ ヤを動かすようにしたいですね」
基本的な特性は安定志向で、アンダーステ ア傾向が強いと言う。このあたりは最近の国産 市販車でも同じで、あくまで一般ドライバーが 安全に走行できるようなセッティングになって いる、という。満足なセットアップができるか どうかは今後の煮詰め次第というところだが、 それでも今回は SS2 で JN5 クラスでベスト タイムもマーク。1600cc ターボという動力性 能の高さも大いに貢献しているのだろう。
「33 Φのリストリクターは装着していますが、 それでも中低速トルクがあるので、回転が落ち 込んでからの加速は速い」とは柳澤だが、同じ く「CERAM プジョー 208」で参戦してきたチ の森康宏も同じ意見だった。
「シェイクダウンで乗った時は、ランサーのエ より速いんじゃないの?って思いましたよ。 ミッションはノーマルですけど、ピークトルク 回転ぐらいなので、クロスがなくても 林道では、いい感じで加速してくれます」
ただし運動性能としては柳澤と同じようにア MINI クロ スオーバーも同様のようだ。ドライバーを務め た大橋逸夫は「今後はとにかくもっと姿勢を変
そして開幕戦で見事に優勝を飾ったのがア
プジョー208をドライブした柳澤は言うまでもなく日本を代表す るトップラリーストの一人、2リッター4WDターボの経験が長い が、キャロッセチームに抜擢される前はFFのCJ4Aミラージュ で全日本の一戦モントレーを制したこともある。
大橋(写真左)はラリーストというよりはスーパーGTのGT300ク ラスのチャンピオンチーム、グッドスマイルレーシングの名ディ レクターとして知られる一人。昨年はランサーでイノベーション クラスに数戦参戦した。森(写真右)は昨年のJMRC群馬シリー ズのチャンピオン。今年、若手育成を図るチームCERAMに大 抜擢された。
の眞貝知志だ。ただ、アバ とはやや違い、今 車両規定に合致した唯 規定で走って
「運転としてはこれまで乗ってきたインテグラ
アバルト500の眞貝は、DC2インテグラで2012年のチャンピオ ンを獲得したいわばFFマイスター。昨年は同じアバルト500を 駆り、全日本賞典外のイノベーションクラスに数戦参戦、データ 取りに励んだ。今回は見事にJN5クラスで優勝。
に比べると、リヤがトーションバーでリジットな ので、例えばブレーキングでリヤを出そうとし た時にやや唐突感がありますね。ホイールベー スが短いのも要因のひとつかもしれませんが、 今後のセッティングで何とかしたいですね」 そう語る眞貝だが、元々が R3 車両というこ とでシーケンシャルドグミッションが搭載され ているのも大きな強みだと言う。
「どうしてもターボラグが気になってしまうの で、ブレーキングはほぼ 100% 左足で操作し ていますし、コーナリング中はアクセルも常に 全開で左足でブレーキをコントロールしていま す。でも、その時にドグミッションならクラッ チを使わなくてもシフトが可能になるんです」 やはりアクセルを抜かずにシフトできるメリ ットは大きいようだ。
プジョー208 GTI 主要諸元/ 全長×全幅×全高=3,960×1,740×1,470mm。ホイールベ ース=2,540mm。トレッド前/後=1,480/1,490mm。車両 重量=1,200kg。エンジン=排気量1,598cc・直列4気筒 DOHCターボ・最大出力200ps/6,000rpm・最大トルク 275Nm/1,700rpm。タイヤ=205/45R17。
MINIジョンクーパーワークス・クロスオーバー主要諸元/ 全長×全幅×全高=4,145×1,790×1,550mm。ホイールベース =2,595mm。トレッド前/後=1,520/1,545mm。車両重量 =1,460kg。エンジン=排気量1,598cc・直列4気筒DOHCター ボ・最大出力218ps/6,000rpm・最大トルク280Nm/1,9005,000rpm。タイヤ=225/45R18。
アバルト500 ベースモデル主要諸元/
全長×全幅×全高=3,655×1,625×1,515mm。ホイールベー ス=2,300mm。トレッド前/後=1,415/1,410mm。車両重量 =1,110kg。エンジン=排気量1,368cc・直列4気筒DOHCター ボ・最大出力140ps※R3Tは180ps/5,500rpm・最大トルク 180Nm/4,500rpm。タイヤ=7"×17"(R3T)。
セッティングに関しては、いずれの車種もま だまだ暫定仕様といった感が強い。最も肝心 なサスペンションは、現代の車種らしくどのマ シンも安定志向が強いと言う。前項でも柳澤が 語っていたが、リヤの安定性をもっと落として リヤを自在に動かすようにしたいとのこと。だ が、森や大橋も同じ意見だった。 「でも正直、乗りやすいとは思いましたよ。ま
ぁ自分は元々 FF スターレットに乗っていたの で特に違和感はなかったし、剛性感がないと か運転しにくいということもなかったです」
と語ってくれた森が使用しているサスペンシ ョンは、ラリープラスチーム同様、クスコ製 03X を使用している。全長調整式の別タンク 式なので、ポテンシャルは十分。あとはセッテ ィングの問題だけだろうが、やはりさらにアン ダーステアを消すセッティングには持ち込みた いと言う。ただ森は「クルマは今の段階でも単 純に速い」とも語っているので、208 が今後ト ップ争いができる可能性は大いに高い。
また、眞貝のアバルト500 は R3 車両で、 FIA 規定ではサスペンションの変更も認められ ないが、全日本ラリーではローカルルールとし てサスペンションとブレーキキャリパーの変更 は認めてくれることとなったという。
「サスペンションはいじっていいということに してくれたことに関しては有難かったですね。
テインのサスペンションでいろいろセッティン グしていますが、現状ではもう少しリヤの動き をマイルドにしてリヤが出るようにもしたいで すね」と眞貝は語る。
LSD セッティングについては、ラリープラ ス 208 はクスコでも販売を始めたクワイフ LSD を使用。ファイナルギアもクスコの試作
クルマの基本性能自体が非常に安定性指向となっているのは、輸 入車のスポーツモデルとは言え、国産車のスポーツモデルと大差 はない。セッティングによっていかに「速さ」に結びつけるかが各 チームとも課題となっているが、それは電子デバイスをいかに手 なづけるかという戦いでもあるようだ。現状では昨年一年間、競 技車としての煮詰めが行われたアバルト500にアドバンテージが あるのは否めないところか。
CERAM の 208 も現在 はノーマルファイナルだが、今後はノーマルフ ァイナルの 3.6 に対して RC-Z 用の 4.6 が使 用可能とのことで、そのテストは実施する予定 だと言う。
MINI クロスオーバーは前後ともクスコ製 LSD を組み込んでいるが、それよりも問題に なるのが電子デバイスだ。
「電装品のハーネスがキャン通信を採用してい るので、何かひとつでも殺すとクルマが動かな くなるんです」とはドライバーの大橋だ。
MINI クロスオーバーの 4WD システムは、 ランサーやインプレッサのような構造とは異な り、プロペラシャフトで駆動されるリヤデフの 直前に電子制御のクラッチが装備されている。 過去の軽自動車に採用されていたようなビスカ ス式 LSD を電子制御化したようなものだと思 えばいい。だが、この制御をいじってしまう と、途端にクルマが言うことを聞かなくなって しまう。これらのセッティングをまず何とかし なければグラベルでの活躍は難しいかもしれ ない。
「うまく電子制御と共存していくか、それとも 大きく改造していかなければならないのかは、 今後のテスト次第です」とは大橋。MINI クロス オーバーのブレーキはフロントにエンドレス製 モノブロック 4 ポッドキャリパーを換装してい
る。トラクションコントロールはスイッチでオ フにできるそうだが、電子制御のセッティング
の活躍の鍵を握っているのかもしれない。 一方、プジョー 208 の電子デバイスも同じ くABSとトラクションコントロールが装備さ れている。プジョーもトラクションコントロー ルはカットスイッチが装備されているが ABS はカットできない。
「意外にアタマがいい ABS で(笑)、それほど 気にはならなかったですよ」とは森。ただし、マ スターバックの効きはかなり強かったとのこと で、今後についてはテストで判断するそうだ。 また、アバルト500 に関しては、すでに R3 仕様で輸入されてくるため、ABS をはじめ としてそのような電子デバイスは一切装備され ていない。
「その点に関してはやっぱりヨーロッパのラリ ーカーっていう感じですね(笑)。ただ、サスペ ンションに関してはまだ完璧というわけではあ りません。テインの EDFC プロも使っていま すが、まだ使い始めたばかりなので、今は試 行錯誤中です」
LSD に関しては規則で変更できず、標準装 備されているLSD を使用しているが、やや容 量が小さいのが辛いとか。元々 R 車両はスプ リング、ブレーキパッドにタイヤおよびホイー ル程度の変更しか許されていなかったが、全 日本戦ではさらにキャリパーとダンパーも変更 を許された。そのあたりのセッティングが今後 の戦闘力にどう影響するかが注目される。
少なくとも開幕戦の結果を見る限り、輸入車 ラリーカーのポテンシャルは決して低くないと いうことが証明された。「やはりターボ車とい う点が大きな魅力ですよね」と語ってくれたの は、チーム CERAM の代表で 2013 年 JAF 東日本ラリー選手権チャンピオンの草間一朝。 草間はグラベルラリーで 208 のステアリング も握る予定だ。
「メンテナンスの面では、主要箇所に TORX 規格のネジがあるので、トルクスレンチが必要 ということはありますが、ボディはかなり丈夫 だと思いますよ。自分でも走ってみましたが、 かなり速くてクルマがかなり軽く感じました。
今回は柳澤さんもベストを出せているので、ポ テンシャルはあると思いますね」
そのベストをマークした柳澤も「ターボエン ジンでリストリクターはついてますけど、トル クが太いんですよ。だから低速からの加速はド ッカンターボっていうわけじゃなくて扱いやす
全日本クラスデビューウィンを果たした眞貝。今回はヴィッ ツターボと渡り合う結果となったが、次回は同じ輸入車勢の 挑戦を受けて立つことになるか!?
全日本デビューを果たした4台の結果はアバルト500がクラ ス優勝。柳澤208が同4位、森208が同9位、大橋MINIが 同11位という結果に。しかし柳澤はデビュー戦ながらDAY2 は眞貝と肩を並べるタイムをマークしているだけに、今後の 速さは注目が集まりそうだ。
いし、実際に路面が濡れていた SS2 ではベス トタイムも獲れました。そう考えると、決して ポテンシャルは低くないと思いますね」と語って いる。柳澤は、ターボエンジンの特性を活かせ る、特にハイスピードの林道のようなコースで は威力を発揮するのではとも語ってくれた。
一方、MINIクロスオーバーの場合はターマッ クラリーではやや辛そうだ。「電子制御をどう 解除していくか、それともうまく付き合っていく のかという問題が最大の課題だと思います」 ドライバーの大橋はそう語るが、やはり 4WDということでグラベルラリーでの可能性 は期待してしまう。マシンを製作したキャロッ セの長瀬努代表は、「タービンは同じテンロク ターボのプジョーと比べても大きいんですよ。 確かにセットアップはこれからで、MINIはプジ ョーより300Kgも重い。ただ、現状ではまっ たくの暫定仕様ですが、特に国産車のターボモ デルは少ないですし、4WDということを考え
ればグラベルラリーでは MINI、ターマックラ リーでは FF のプジョーが速い、という図式に なるんじゃないでしょうか」と語ってくれた。 そしてアバルト500 の眞貝は「何よりシーケ ンシャルドグミッションが強力な武器になりま すし、そういう動力性能を除いてもボディの剛 性がもの凄く高い。ドライブシャフトも丈夫で すし、そういう所はやっぱり海外のラリーカー だなっていう感じはします。このボディなら何 年使ってもOK っていう感じですよ(笑)」
だが、今回の開幕戦では SS タイムを検証 すると、コーナーが大きく回り込むコースより も、直線からグッと減速し、再びフル加速して いくようなストップアンドゴーのような SS で は、柳澤が眞貝を上回るタイムをマークしてい る。昨年からイノベーションクラスで参戦して きた眞貝アバルト500 に対して、まったくの 暫定仕様でこれだけのタイムをマークできた柳 澤のタイムは、考え方によっては驚異的だ。 今後、このような輸入車ラリーカーがどんな 活躍を見せてくれるか期待すると同時に、国産 車でもこのようなスポーツ性の高いクルマが、 ぜひとも開発されることと期待したい。
貝を凌いでクラス3番手タイムを奪った森だ。路面の悪 さということで言えば、MINIの4WDのアドバンテージ も働いたと思われる。
輸入車といっても、その性格は三者三様。一括りには できないが、今回の開幕戦で、輸入車ラリーカーのアド バンテージが垣間見えたステージがなかったかどうか、 敢えて探ってみることにした。
表の数字はプジョー208(2台)、アバルト500、MINI クロスオーバー計4台の総合の順位をSSごとに比較し てみたもの。SSの各ステージのおよその性格がある程度 把握できるように、各ステージの1本めの総合ベストタ イムの平均速度も入れてみた。
この中で、輸入車勢が相対的な速さを見せたと言って いいのがDAY1に設定された黒木平ステージだ。この SSは、エボXをドライブする奴田原文雄組が3本すべて
で総合ベストを奪ったことからも知れるように、どちら かと言えばランサーが得意とする、ストップアンドゴー 的な性格を持つ下り主体のステージだ。
「うちの場合はバラストを積んでリア寄りになったマシ ンのバランスの悪さが、下りでちょうど帳消しになった ので、理想的な前後バランスで走れたということが大き かったと思います。
ただそれが影響した面もあったと思いますが、アタマ が入ったというか、ステアリングを切るタイミングが合 う林道でしたね。2本め、3本めとなると泥が出たりして 道も悪かったんですが、ロングホイールベースの安定感 もプラスになったかもしれません」というのはSS2で眞
最高位の15.5位をマークしたDAY2のSS11、ギャ ラリーステージとなったこのシーサイドSSは1kmにも 満たないショートSSだが、ここも典型的なストップ& ゴーコース。SS14は森がギャラリーサービスのしすぎ で下位に沈んだ影響で、順位は大きく下がっているが、 SS11は輸入車勢の立ち上がりのトラクションの良さが 好成績に繋がったと考えてもいいようだ。
写真左が黒木平。下り勾配のコーナーが続くが、前日の雨 や、泥などが現れるステージとなった。上は陣の山ステージ。 ツール・ド九州を象徴する回り込むコーナーが多い。
データで見る「輸入車&国内ラリー」の可能性 開幕戦2つのステージで見せた、
輸入車ラリーカーのポテンシャルの秘密を探る
正しいクルマの改造について熟知されている皆様から、正しい知識・情報を発信していた だくことは、本運動の目的達成はもちろん、健全なモータースポーツの発展に繋がります。 周囲の方々に対する本運動の目的のご案内や、正しい知識をお持ちでない方に対するアド バイス等により、本運動の推進にご協力ください。
「不正改造車を排除する運動」実施要領(国土交通省自動車局)資料より
我が国の自動車保有台数は、平成26年12月末現在で8,100万台を超えており、自動車 が国民生活にとって欠かすことのできない移動・輸送手段となっている。一方、昨年の交 通事故による死者数は4,113人と14年連続して減少しており、負傷者数も70万人と10年 連続で減少しているが、近年、交通事故死者数の減少幅は縮小傾向にあり、依然として厳 しい状況が続いている。
また、我が国の大気環境については、近年環境基準の達成状況に改善傾向がみられるも のの、��化��(���)及び浮遊粒子状物質(SPM)の環境基準が達成されていない地 域が依然として残っている状況にある。
さらに、自動車交通騒音に係る環境基準達成状況についても、近年、全体としては緩や かな改善傾向であるものの、幹線道路に近接する空間においては改善すべき余地が依然と して大きく、未だ苦情も寄せられている状況にある。
このような状況の中、暴走行為、過積載等を目的とした不正改造車については、安全を 脅かし道路交通の秩序を乱すとともに、排出ガスによる大気汚染、騒音等の環境悪化の要 因となっていることから、社会的にもその排除が強く求められている。
また、最近では、部品の取付けや取外しによって保安基準に適合しなくなっても、違法 であるとの認識のないままに改造を行っている使用者も見受けられる。
このため、「不正改造車を排除する運動」を全国的に展開することにより、不正改造につ いての認知度を高め、車両の安全確保・環境保全を図ることにより、国民の安全・安心の 確保を確実に実現する。
●不正改造とは保安基準に適合しない状態にする行為のことで、道路運送車両法で禁止さ れています。周囲へ危害を与えたり、騒音公害をもたらすことなどにより、安全面、環境 面で問題があるからなのです。
※JAFのホームページでは不正改造防止の豆知識をご案内しています。
クルマ何でも質問箱:不正改造にあたる主なケースとは?
http://www.jaf.or.jp/qa/mechanism/rule/01.htm
(JAFホームページ→クルマに関するQ&A→クルマ何でも質問箱→メカニズムの基礎知 識→保安基準→不正改造とは?)
自動車点検整備推進協議会ホームページの「不正改造防止」をご覧ください。
http://www.tenken-seibi.com
■開催場所の略号:TIS=十勝インターナショナルスピードウェイ SG=スポーツランドSUGO MO=ツインリンクもてぎ T=筑波サーキット SO=袖ヶ浦フォレストレースウェイ F=富士スピードウェイ S=鈴鹿サーキット O=岡山国際サーキット AP=オートポリス ■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方 太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは4月21日までに本部にて受付したものです。 *�:�日�開催�なります�、�曜日は�����の�式��の�で�り、��の���の��は���り�曜日�日 曜日になります。
2015年JAF全日本フォーミュラ3選手権第8戦&第9戦 ザ・ワンメイクレース祭り2015富士
(0550-78-1234)
(0285-64-0200) 2015もてぎチャンピオンカップレース第3戦
LamborghiniBlancpainSuperTrofeoAsiaSeriesRound1
2015富士チャンピオンレースシリーズ第2戦
GTAsiaSeries2015Round3&4
2015年JAF全日本フォーミュラ3選手権第10戦&第11戦 「GTAsia&SUPERF3RACEinOKAYAMA」
2015鈴鹿クラブマンレースRound4
2015北海道クラブマンカップレース第2戦
スーパー耐久シリーズ2015第3戦 富士 SUPERTEC 7月 3日〜5日
富士スピードウェイ㈱、FMC、SCCN (0550-78-1234)
(0868-74-3311)
D ARCN、SMSC(080-5152-7952)
D TOSC、MSF㈱(0155-52-3910)
富士スピードウェイ㈱、FMC (0550-78-1234)
JCCA(048-458-6660) JCCAクラシックカーフェスティバル 筑波ミーティングサマー
2015年JAF菅生スーパーFJ選手権第3戦 2015SUPERCARRACESERIESROUND3・4 JMRC東北レースシリーズ第3戦 2015SUGOチャンピオンカップレースRd3
2015ゴールドカップレース第3戦
2015年JAF全日本選手権スーパーフォーミュラ第3戦 2015年JAF全日本フォーミュラ3選手権第12戦&第13戦 富士スピードウェイ
2015もてぎEnjoy耐久レース"Joy耐"
FIA ALTERNATIVEENERGIESCUP ソーラーカーレース鈴鹿2015
㈱菅生、SSC(0224-83-3111)
富士スピードウェイ㈱、FMC (0550-78-1234)
㈱モビリティランド、M.O.SC. (0285-64-0200)
JAF、㈱モビリティランド (059-378-1111)
6月 5日〜7日
2015年JAF全日本ラリー選手権第3戦
2015年JAF中部・近畿ラリー選手権第2戦
2015年JMRC近畿・SSラリーシリーズ第○戦 若狭ラリー2015
SYMPHONY,OECU-AC (0771-63-6363)
RR,RN,RJ,RPN, RFAE RR,RN,RJ,RPN, RF,AE
13日〜14日
2015年JAF九州ラリー選手権第2戦
2015年JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第2戦
MCACAPRICCIO 2015
MCA(093-434-1377)
RR,RB
14日
2015年JAF北海道ラリー選手権第4戦
2015年JMRC北海道ラリーシリーズ第4戦
EZO SUMMERRALLY2015
EZO(011-822-0610)
D D
RN,RJ,RPN,RF,AE
RN,RJ,RPN,RF, AE,RB
北海道 北海道(100)
14日
14日
20日〜21日
21日
27日
ASCA(090-3400-2206) JMRC関東群馬ラリーシリーズ第2戦 あさま隠山岳ラリー2015
T-PROCREWS(0493-62-1485) TRDラリーチャレンジin須坂
2015年JAF東日本ラリー選手権第4戦 JMRC東北ラリーシリーズ 第35回どんぐりラリーin北秋田
2015年中国・四国ラリーシリーズEX戦 TRDラリーチャレンジ2015チャレンジカップin安芸高田
JMRC長野県ラリーシリーズ第3戦 はと車ラリー2015
2015年JAF中部・近畿ラリー選手権第2戦 2015年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ第3戦 2015年JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ第3戦 いなべ福王ラリー2015
2015年JAF全日本ラリー選手権第4戦 2015ARKラリー洞爺
JMRC関東イーストラリーツアー 第30回アルタスラリー2015 4日〜5日
DSCC-A,AKITA(0186-43-3481)
RC.H(0834-28-4632)
RT-はと車(0269-85-3330)
ON!(059-385-4019)
群馬(200) RN,RJ,RPN,RF, RB,AE D
RN,RJ,RPN,RF, AE,RB
RN,RJ,RPN,RF, AE,RB
RN,RJ,RPN,RF,RB D
RN,RJ,RPN,RF, AE,RB D
RN,RJRPN,RFAE RB D D
長野(130)
東日本 秋田(150)
広島(30)
長野(100)
近畿 三重(87) 滋賀(14)
TEAM ARK(011-753-9140)
RR,RN,RJ,RPN, AE
RR,RN,RJ,RPN, RF,AE,RB
TARTAS(090-3317-7272)
FMSC(092-980-7180) 2015年JAF九州ラリー選手権第3戦 2015年JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第3戦 第27回FMSCマウンテンラリー2015
2015JMRC近畿アベレージラリーシリーズ第4戦 2015きのくにラリーin阿弖河
RR,RN,RJ,RPN, RFAEF E RMN(072-265-7639)
11日〜12日 岐阜(120)
RN,RJRPN,RF AE,RB D M.C.SC.(0263-71-2505) TRDラリーチャレンジin高山 12日 青森(120)
23日〜26日
2015年JAF全日本ラリー選手権第5戦
2015年JAF東日本ラリー選手権第5戦 がんばろう!福島MSCCラリー2015
CMSC青森(0172-97-2738)
RN,RJ,RPN,RF,AE D
RR,RN,RJ,RPN,
25日〜26日
2015年JAF中部・近畿ラリー選手権第4戦
2015年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ2戦
2015年JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ第2戦 ANDテクニカルツアー2015
AND(0763-32-7052)
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。
競技会名 開催日
6月 6〜7日
2015年JAF全日本ジムカーナ選手権第5戦
2015年JMRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第4戦
オールジャパンジムカーナ
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
C D C.SC.C、AG.MSC北海道 (011-864-2003)
全日本 オートスポーツランドスナガワ PN,N,SA,SC, AE PN,N,SA,B,SC, D,AE
28日
7月 12日
JMRC北海道サーキットトライアルシリーズ
2015年TOKACHIサーキットトライアル第2戦
2015年JAF北海道ジムカーナ選手権第4戦
2015年JMRC北海道ジムカーナチャンピオンシリーズ第4戦
2015年JMRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第5戦
2015年JMRCオールスター選抜第4戦 チボーターマックアタック
=サーキットトライアル
2015CMSCジムカーナ第1戦 6月 7日
十勝インターナショナルスピードウェイ B,AE E TOSC(0155-52-3910)
北海道 オートスポーツランドスナガワ PN,N,SA,B,SC, AE D THIBAULT(011-864-2003)
競技会名 開催日 岩木山百沢スキー場 駐車場 PN,N,SA,B,SC, D E CMSC青森(0172-97-2738)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
21日
2015年JAF東北ジムカーナ選手権第3戦 2015年JMRC東北ジムカーナシリーズ第3戦 2015年JMRC全国オールスター選抜第3戦 BRIDGESTONECUP
D 奥州VICIC、MRC.S (022-225-5037)
東北 新協和カートランド PN,N,SASC, AE B
7月 5日
12日
19日
19〜20日
マルイコンタクトレンズカップ
2015宮城・福島3トライジムカーナシリーズ第4戦 (1日で取得Aライ講習会も有り)ATクラスも有り
2015CMSCジムカーナ第2戦
2015JRSCCエビスラップタイムアタックⅡ
2015年JAF東北ジムカーナ選手権第4戦 2015年JMRC全国オールスター選抜第4戦 2015MSCあきたスーパージムカーナ
エビスサーキット 南コース P,PN,N,SA,B, AE E TNEMOTO(0246-26-3611)
21日 岩木山百沢スキー場 駐車場 PN,N,SA,B,SC, D E CMSC青森(0172-97-2738)
P,N,SA,B D JRSCC(0243-24-2972)
PN,N,SA,SC, AE D AKITA(018-839-0834)
B,D D TDMC(03-3656-6166) TDMCドリフトマッスル2015第4戦SOGO大会
2015D1グランプリシリーズ第4戦エビス大会 31 8月1日
=サーキットトライアル
B,D D 株式会社サンプロス (03-5287-2939)
エビスサーキット東コース
東北 新協和カートランド
スポーツランドSUGO西コース
エビスサーキット
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日
6月 7日
2015年JAF筑波サーキットトライアル選手権第2戦
東関東サーキットトライアル inつくばSr3
DUNLOP DXLスカラシップタイヤセレクト小平CUP③ TMAC・Aライセンス講習会サーキットトライアル付き⑥
筑波 筑波サーキット コース2000 B,AE PN,SA,B D TMAC、 一般財団法人日本オートスポー ツセンター (03-3611-6687)
14日
2015年JAF関東ジムカーナ選手権第5戦
JMRC関東オールスターシリーズ第5戦
JMRC全国オールスター選抜第5戦
TASKテクニカルジムカーナ2015
関東 スピードパーク新潟 PN,N,SA,SC,D, AE D TASK(025-384-0513)
2015年JMRC埼群ジムカーナシリーズ第4戦
2015年JMRC甲信ジムカーナシリーズ第3戦 スピリッツテクニカルジムカーナ
T-SPIRIT(049-235-4886)
PN,N,SA,B E
関越スポーツランド
21日 筑波サーキット B,D D 株式会社サンプロス (03-5287-2939)
26〜28日 ツインリンクもてぎ北ショートコース
2015D1グランプリシリーズ第3戦 筑波大会
28日 =サーキットトライアル
2015JMRC関東チャンピオンシリーズ第5戦 JMRC栃木・茨城ジムカーナシリーズ第4戦
PN,N,B,SC,D E SHAKEDOWN (0287-96-4505)
7月 5日
2015年JAF関東ジムカーナ選手権第6戦 JMRC関東オールスターシリーズ第6戦 JMRC全国オールスター選抜第6戦 スピリッツテクニカルジムカーナ
オーガナイザー/電話番号
T-SPIRIT(049-235-4886)
競技車両 格式
選手権地区 開催場所
競技会名 開催日 関東 関越スポーツランド PN,N,SA,SC,D, AE D
12日
15日
26日
2015JMRC埼群ジムカーナシリーズ第5戦 クウェストtheジムカーナ2015
RTQ,KSL (0494-22-8515)
関越スポーツランド PN,N,B E
筑波サーキットコース2000 B E TMAC(03-3611-6687) TMACAライセンス講習会サーキットトライアル付き⑦
2015年JAF関東ジムカーナ選手権第7戦 JMRC関東オールスターシリーズ第7戦 JMRC全国オールスター選抜第7戦 NCSCスーパージムカーナ in長野さるくら
=サーキットトライアル
開催日
6月 7日
関東 さるくらモータースポーツランド PN,N,SA,SC,D, AE D NCSC(0265-22-3864)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名
2015年JAF中部ジムカーナ選手権第3戦 JMRC中部ジムカーナ選手権第3戦 JMRC全国オールスター選抜第3戦 BIGVANジムカーナ IN富山
中部 イオックスアローザスポーツランド PN,N,SA,B,SC, D D BIGVAN(076-422-2697)
14日
2015年FUKUDEジムカーナ シェラトンレーシングトライアル INFUKUDE
福田自動車教習所 N,SA,B E SHERATON(053-455-3577)
7日 大日スポーツランド PN,N,SA,B E IRC(076-232-0779) 2015JMRC中部ジムカーナ北陸シリーズ第3戦 IRCスラロームカップ
2015年JAF中部ジムカーナ選手権第4戦 JMRC中部ジムカーナ選手権第4戦 JMRC全国オールスター選抜第4戦 NRC鈴鹿BIGジムカーナ
PN,N,SA,B,SC, D D NRC(052-792-2031)
21日 富士スピードウェイジムカーナコース
中部 鈴鹿サーキット国際南コース
7月 5日
TMSC富士ジムカーナシリーズ2015第3戦
2015年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第5戦 LUCKHIGHSPEEDGYMKHANAinJuly
N,B,SC E TMSC(03-3221-9950)
28日 キョウセイドライバーランド
PN,N,SA,B E LUCKSPORT (0561-63-0101)
19日
2015年JAF中部ジムカーナ選手権第5戦 JMRC中部ジムカーナ選手権第5戦 JMRCオールスター選抜第5戦 ZESTハイスピードジムカーナ
12日 イオックスアローザスポーツランド
中部 幸田サーキットYRP桐山 PN,N,SA,B,SC, D D ZEST(052-798-5621)
28日
2015年JMRC中部ジムカーナ北陸シリーズ第4戦 チームABCジムカーナ in AROSA
PN,N,SA,B,SC, D E ABC(076-431-3674)
オーガナイザー/電話番号 競技会名
2015姫路セントラルパークジムカーナシリーズ第3戦 KSCCジムカーナ№2
2015年JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ第5戦 広島高潤杯スラロームハート2015
2015年JAF近畿ジムカーナ選手権第5戦
2015年JMRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第5戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第5戦 RCNARAジムカーナ
選手権地区 開催場所 競技車両 格式
E OPUAC(080-3031-0977)
D RCNARA(0742-32-0100)
PN,N,SA,B,SC, AE B
近畿 名阪スポーツランドCコース
19日
26日
2015姫路セントラルパークジムカーナシリーズ第4戦 OneTryChallengeKSCCジムカーナNo3
2015年JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ第6戦 DIREZZACUPジムカーナ
2015年JAF近畿ジムカーナ選手権第6戦
2015年JMRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第6戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第6戦 淀ハイスピードジムカーナ
KSCC(06-6327-6522)
B D
7月 5日 名阪スポーツランドEコース
姫路セントラルパーク第5駐車場
N,B E LAZYW.S、R-7 (072-944-8600)
D チーム淀(079-565-7808)
PN,N,SA,B,SC, AE B
近畿 名阪スポーツランドEコース
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 中国 備北サーキット PN,N,SA,B,SC, D,AE D ORANGE(086-241-0156)
27日
7月 5日
2015年JAF中国ジムカーナ選手権第4戦
2015年JMRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第4戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第4戦 ORANGETARMAC乱 '15
マツダファン・サーキットトライアル 中国・夏ラウンド
6月 7日 岡山国際サーキット B E ㈱岡山国際サーキット、AC (0868-74-3311)
2015年JAF中国ジムカーナ選手権第5戦
2015年JMRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第5戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第5戦
フルハウスジムカーナ 2015
=サーキットトライアル
四国地方
中国 スポーツランドTAMADA PN,N,SA,B,SC, D,AE D FULLHOUSE (082-877-6773)
四国 美川スポーツランド PN,N,SA,B,SC, D,AE D MAC(089-958-3089)
7月
19日
6月 14日 四国 徳島カートランド PN,N,SA,B,SC, D,AE D OWL(087-831-5789)
6月 7日
2015年JMRC九州ジムカーナジュニアシリーズ第4戦 デイリーカップ T-XT極乗ジムカーナ2015
PN,SA,AE E T-XT(0942-51-2188)
P,PN,N,SA,B, SC,D,AE E APC(0973-55-1111) オートポリスAライジムカーナ 2015 14日
21日
7月 5日
2015年JMRC九州ジムカーナジュニアシリーズ第5戦 スプラインジュニアチャレンジジムカーナ2015
PN,N,SA,B,AE D CRMC(0949-62-0252)
B E RTCR(093-591-9377)
オートポリスインターナショナル レーシングコース
19日
2015年JAF九州ジムカーナ選手権第6戦 JMRCオールスター選抜第6戦 とびうめジムカーナフェスティバル '15
=サーキットトライアル
DIRTTRIAL,AUTO CROSS
北海道地方
6月 28日
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 北海道 イーストジャパンオフロードスタジアム PN,N,SA,B,SC, D,AE D
2015年JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリー ズ第5戦
2015年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ第
5戦
2015年JMRCオールスター選抜第5戦 第13回OSCダイナミックダート
7月 19日
2015年JAF北海道ダートトライアル選手権第6戦
2015年JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリー ズ第6戦
2015年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ第
6戦
2015年JMRCオールスター選抜第6戦
2015ラナウェイ泥苦路ポリスダートトライアル
PN,N,SA,B,SC, D,AE D CCR(011-811-8186)
北海道
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日
6月 7日
2015年JAF東北ダートトライアル選手権第2戦
2015年JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ
第2戦
2015年JMRC全国オールスターダートトライアル選抜戦第
2戦
CMSC岩手 三菱ダイヤモンドトライアル
東北 サーキットパーク切谷内 PN,N,SA,SC,D, AE D CMSC岩手(090-5831-4272)
28日
2015年JAF東北ダートトライアル選手権第3戦
2015年JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ 第3戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第3戦
東北 サーキットパーク切谷内 PN,N,SA,SC,D, AE D MSC-TOWADA (0176-25-3020)
7月 12日
26日
2015年JAF全日本ダートトライアル選手権第5戦
2015年東北ダートトライアル IN KIRIYANAI
2015年JAF東北ダートトライアル選手権第4戦 2015年JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ 第4戦
2015年JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第4
戦
2015年福島県ダートトライアル第4戦 SiFダートトライアル2015
6月 7日
MSCはちのへ、AKITA (0178-28-0075)
PN,N,SA,SC, D,AE C
D SiF(024-591-3817)
東北 エビスサーキット PN,N,SA,SC,D, AE B
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
競技会名 開催日 関東 モーターランド野沢 PN,N,SA,SC,D, AE D RT-はと車、水芭蕉 (0269-85-3330)
2015年JAF関東ダートトライアル選手権第5戦 JMRC関東ダートトライアルシリーズ <JMRC全国オールスター選抜戦> 2015はと車ダートトライアル
2015年JAF関東ダートトライアル選手権第6戦 JMRC関東ダートトライアルシリーズ <JMRC全国オールスター選抜戦> CMRダートトライアル
関東 モーターランド野沢 PN,N,SA,SC,D, AE D CCCR、ROAD-KNIGHT、水芭蕉 (042-676-8861)
26日
7月 5日 モーターランド野沢 PN,N,SA,B,SC, D,AE E HOKUSAI(026-263-2828) 長野県ダートトライアルチャンピオンシリーズ第2戦 第23回 北斎ダートトライアル2015
中部地方
2015年JAF近畿ダートトライアル選手権第4戦 JMRC近畿ダートトライアルチャンピオンシリーズ4戦 JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第4戦 JMRC近畿ダートトライアルジュニアシリーズ第4戦 サファリ ダートトライアル in今庄 2015
2015年JMRC中部ダートトライアル北陸シリーズ第4戦 門前町観光協会長杯ダートトライアル
D TEAM SAFFARI (075-701-5505)
6月 7日 輪島市門前モータースポーツ公園 N,SA,B,SC,D E
28日
2015年JAF中部ダートトライアル選手権第5戦
JMRC中部ダートトライアル選手権第5戦
JMRC全国オールスター選抜第5戦
2015年JMRC中部ダートトライアル東海シリーズ第3戦
2015シャレット ダートトライアル
M.SC.MONZEN (0768-42-2025)
D SHALET(058-383-7849)
オートパーク今庄
中部
7月 12日
26日
2015年JMRC中部ダートトライアル北陸シリーズ第5戦 KRMサマーファイト2015
2015年JAF中部ダートトライアル選手権第6戦
2015年JMRC中部ダートトライアル選手権第6戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第6戦
JMRC中部ダートトライアル北陸シリーズ第6戦
北陸中日新聞杯 MRTだっトライアル2015
E KRM(076-237-4727)
MRT金沢(076-204-6860)
D
D,AE
N,SA,B,SC,D
N,SA,B,SC,D
PN,N,SA,B,SC,
D,AE
N,SA,B,SC,D
輪島市門前モータースポーツ公園
中部 輪島市門前モータースポーツ公園
7月 19日
2015年JAF近畿ダートトライアル選手権第5戦
JMRC近畿ダートトライアルチャンピオンシリーズ第5戦
JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第5戦
JMRC近畿ダートトライアルジュニアシリーズ第5戦
2015ホワイトダートトライアル inコスモス
競技会名 開催日
6月 13〜14日
28日
2015年JAF全日本ダートトライアル選手権第4戦
NANO TOPカップ ダートトライアル inタカタ
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
D WHITE(072-891-0679)
競技会名 開催日 近畿 コスモスパーク PN,N,SA,SC,D, AE N,SA,SC
オーガナイザー/電話番号
選手権地区 開催場所 競技車両 格式
全日本 テクニックステージタカタ PN,N,SA,SC, D,AE C CCN、TTS(0827-84-2900)
7月 19日
PN,N,SA,SC,D, AE D MCCS(0836-31-4741) 2015年JAF中国ダートトライアル選手権第5戦
中国 楠ハイランドパーク
2015年JMRC中国ダートトライアルチャンピオンシリーズ
第5戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第5戦 MCCSダートトライアル in山口
2015年JAF中国ダートトライアル選手権第6戦
2015年JMRC中国ダートトライアルチャンピオンシリーズ
第6戦
2015年JMRC全国オールスター選抜第6戦 「'15スピリットダートトライアル」
中国 テクニックステージタカタ PN,N,SA,SC,D, AE D SPIRIT(080-3802-4132)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 四国 香川スポーツランド N,SA,SC,D D CMSC香川(087-881-7888)
2015年JAF四国ダートトライアル選手権第4戦 2015年JMRCオールスター選抜ダートトライアル第4戦 '15CMSCアストロトライアルⅡ
7月 26日
6月 21日 四国 香川スポーツランド N,SA,SC,D D TT(0879-52-5413)
2015年JAF四国ダートトライアル選手権第5戦
2015年オールスター選抜ダートトライアル選手権第5戦 2015チーム玉藻アドバントライアル
7月 5日
2015年JAF九州ダートトライアル選手権第5戦
JMRCオールスター選抜第5戦 スーパートライアル in九州 2015
2015年JAF九州ダートトライアル選手権第6戦
JMRCオールスター選抜第6戦 トライアル・ド・セクト2015
PN,N,SA,B,SC, D,AE D RC-大分(0972-63-6695)
18日
〜19日
RACING KART INFORMATION
2015年全日本カート選手権FS-125部門東地域第
3戦
2015年地方カート選手権FP-3部門/FS-125
2015年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-
dets
2015年全日本カート選手権KF部門第3・4戦
2015年地方カート選手権FP-3部門/FS-125部門
2015年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FPJrCadets部門西地域第3
-Jr,FP-JrCadet
2015WAKO'Sスーパーカートカップ第4戦
2015WAKO'S スーパーカート富士チャンピオンシ
2015年全日本カート選手権KF部門第5 6戦
2015年全日本カート選手権FS-125部門東地域第
4戦
2015年地方カート選手権FP-3部門/FS-125部門
C D D
s
JN5クラス 出走12台 Pos No Driver CarName Time
1 18 眞貝知志/漆戸あゆみ ABARTH500RallyR3T 1:05’298
2 15 石田雅之/遠山裕美子 加勢eレーシング86 1:05455
3 17 天野智之/井上裕紀子 豊田自動織機ラックDLヴィッツGRMN 1:05’463
4 19 柳澤宏至/中原祥雅 ADVANクスコRALLY+208GTi1:05536
5 16 山口清司/島津雅彦 jmsADVANエナペタル久與861:06’101
6 20 曽根崇仁/桝谷知彦
7
JN6クラス 出走14台
Pos No Driver CarName Time
1 2 勝田範彦/足立さやかラック名古屋スバルDLWRXSTI1:01’344
2 1 奴田原文雄/佐藤忠 ADVAN-PIAAランサー 1:01399
3 3 新井敏弘/田中直哉 フジスバルアライモータースポーツWRX 1:02’279
4 8 新井大輝/伊勢谷巧 アライモータースポーツWRXSTI1:02336
5 4 炭山裕矢/保井隆 ADVANCUSCOWRX-STI1:02’374
6 5 福永修/鈴木裕 オサムファクトリ DLCZ4A 1:03’090
7 7 竹内源樹/加勢直毅 ADVANCUSCOWRX-STI1:03250
8 10 徳尾慶太郎/枝光展義 クスコDLitzzフォルテックランサー 1:03’500
9 9 筒井克彦/高橋巧 TEAM221ダンロップインプレッサ 1:03576
1012 今井聡/北川紗衣 IMMENSDLランサー 1:04’305
1 45 田中伸幸/藤田めぐみ 加勢eレーシングBSクスコWMスイフト1:09057
2 51 須藤浩志/新井正和 スマッシュBRIGコマツスイフト 1:09’333
3 49 鈴木尚/山岸典将 スマッシュitzzコマツスイフト 1:09’525
4 46 高橋悟志/箕作裕子ミツバWMDLマジカル冷機ヴィッツ 1:10125
5 50 平山十四朗/井上大幾 ADVAN杉プロパンポテンシャルスイフト
6
JAFは「JAF登録クラブ」への加入を強くお奨めします。
モータースポーツに参加するドライバーやオフィシャルの活動拠点となっている「JAF登録クラブ」 は全国に1,000クラブ以上あります。
・同じ趣味の仲間たちとモータースポーツを楽しみたい!
・モータースポーツ活動について相談相手が欲しい!
・ドライビングテクニックのアドバイスをしてもらいたい!
・競技車両のメンテナンスやセッティングの相談がしたい!
・オフィシャル活動をしたい!
などなど、加入すればあなたのモータースポーツ活動の幅がより一層広がることでしょう。
「JAF登録クラブ」は、こちらから検索できます
http://jaforjp→ モータースポーツ → データ室 → 登録クラブ・団体 → 「JAF登録クラブ・団体の検索」項目の「四輪」「カート」いずれかをクリック
全国の「JAF登録クラブ」は、あなたのお問い合わせを待っています!!
詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠 詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠
公認競技会や各種セミナーなどの開催告知や、ク ラブ員募集のお知らせなど、JAF登録クラブから ライセンス所持者の方々に発信したい情報をお待 ちしております。
〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 (株)JAF出版社 JAFMOTOR SPORTS編集部 TEL03-5470-1712 FAX03-5470-1716
※本ページ掲載の告知内容について問題が生じても、JAFは責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。また内容によっては、掲載できない場合もありますのであらかじめご了承ください。
●開催日:4月12日 ●開催場所:輪島市門前モータースポーツ公園 ●格式:準国内 ●主催:M.S.C.MONZEN
報告:JMRC中部ダートトライアル部会
今年から国内のF4レースはふたつのシリーズが行われることになった。ともにJAF地方選手権のタイトルが懸る形となるが、 マシンの特長は異なっている。新たに始まるFIA-F4の概要を、従来のF4と比較しながら解説してみることにしよう。 レポート/はた☆なおゆき フォト/野澤廣幸、吉見幸夫
新設のFIA-F4は、新たな ワンメイクミドルフォーミュラの 形を提案するシリーズだ
話題の新シリーズ、FIA-F4だが、最初に強 調しておきたいのは、従来から存在するF4(便 宜上JAF-F4と称す)とは、完全に“似て非なる もの”ということ。最大の相違点は、JAF-F4は シャシー、エンジンの選択が自由なのに対し、 FIA-F4はワンメイクだということだ。
また、名称に記されている通り、FIAが定め た世界共通の価格制限があり、エンジンにはラ イフ保証まで設定されている。それぞれ2リッ ターの4気筒エンジンという点では共通するも のの、FIA-F4の最大出力は約160PSで、JAF -F4は約180PS。ちなみにスーパーFJは約 125PSとあって、FIA-F4はJAF-F4とスーパ ーFJの中間に位置するカテゴリーと考えても いいだろう。
カーボンモノコックのシャシー、童夢F110 にはトムス開発のTZR42エンジンが搭載され、
ドライコンディションであれば、ダンロップの スリックタイヤを使用。ギヤチェンジはパドル シフトによって行われる。ちなみに、前述の価 格制限を含め、FIAの定めた規定を満たせば、 組み合わせは自由なので、海外にもFIA-F4が 存在するのは、そういった理由にもよる。
全7大会・14戦すべてスーパーGT国内大 会との併催とあって、大観衆の前でアピールで きるのは、何よりもの魅力であるはず。全国転 戦シリーズではあるものの、JAF地方選手権と して開催され、有効10戦でランキングを決定
童夢製カーボンモノコックシャシー 「F110」にトムスが開発した2リッ ターの直4エンジンを搭載する。
して表彰される。その他にも、オーガナイザー であるGTAによる独自の表彰、GTAアワード も設けられることとなっている。
第1&2戦 4/4-5 岡山国際サーキット
第3&4戦 5/2-3 富士スピードウェイ
第5&6戦 8/8-9 富士スピードウェイ
第7&8戦 8/29-30 鈴鹿サーキット
第9&10戦 9/19-20 スポーツランドSUGO
第11&12戦 10/31-11/1 オートポリス
第13&14戦 11/14-15 ツインリンクもてぎ
今年から新設のFIA-F4シリーズ。 開幕ラウンドでは牧野任祐選手が 見事に2連勝を飾り、一歩リード。
ステップアップフォーミュラの 代表である現行のF4シリーズも、 今年は2シリーズを開催
今年もJAF-F4は、地方選手権として東日本 と西日本の2シリーズが開催され、それぞれ従 来より1戦減の全5戦、そして1大会をダブル ヘッダーとすることになった。
車両的なレギュレーションに、昨年からの変 化はなく、エンジンは排気量の上限を2リッタ ーとし、リストリクターによる吸気制限が行わ れている。使用するパーツは価格制限こそあ れ、組み合わせ自由としているのも特徴のひと つだ。
ちなみにJAF地方選手権としては総合順位 で表彰されるが、日本F4協会は独自の賞典設 定としてカーボンシャシーを用いればCクラス として、アルミモノコックを用いればAクラス として表彰。さらに今年からAクラスを細分化 し、シーケンシャルミッションを搭載していれ
岡山国際サーキットで幕を開けたFIA-F4。4台がエン トリーを取り消したもの、それでも28台が予選に挑むこ ととなった。その予選は1回のみ行われ、第1戦は1stベ スト、第2戦は2ndベストのタイムでグリッドを決定。
その結果、坪井翔選手と5年ぶりのレースとなる、銘苅 翼選手がポールポジションを分け合うこととなった。
予選から一転してドライコンディションとなった第1 戦の決勝は、2周めに多重衝突があり、5周に渡ってセー フティカーランが行われる波乱の幕開けとなった。リス タート後の焦点は、坪井選手と牧野任祐選手によるトッ プ争い。
予選こそ6番手だった牧野選手だったが、絶妙のスタ ートを決めて、1コーナーの飛び込みで早くも坪井選手 の背後に。必死にガードを固め続けた坪井選手だった が、11周めまでしか堪え切れず。トップに立った牧野選 手が、そのまま逃げ切って、記念すべき最初のウィナー
に輝いた。
第2戦は再びウ
ェットコンディシ
ョンとなったため、
セーフティカース
タートとなるも、
十分タイヤを温め
られていなかった
のか、ポールの銘
苅選手を始め、上
第1戦で3位入賞の平木湧也選手。
位陣にもスピンやコースアウトが相次ぐ。あれよ、あれ よと言う間に前が空いて、トップに立ったのは5番手ス タートの牧野選手だった。
他を圧するペースで序盤のうちに差を広げると、後半 はペースを抑える余裕も。「予選は失敗しましたが、ト ップに立ってからは2戦とも後半はセーブすることがで きました。目標は全勝です!」 と牧野選手。坪井選手は2戦 連続で2位でのフィニッシュと なった。
1.第2戦表彰。左から2位坪井、優勝 牧野、3位大津の各選手。2.第2戦で 3位入賞の大津広樹選手。3. 開幕ラ ウンド2連勝と速さを見せつけた牧野 任祐選手。4.2戦連続の2位入賞を 果たした坪井翔選手。
ばA1クラス、Hパターンのミッションを搭載し ていれば、A2クラスとすることとなった。
また、東西のシリーズポイント、さらに年末 に行われる日本一決定戦のポイント合算によ る、グランチャンピオン賞も引き続き設けられ ている。
2015 F4シリーズ
東日本シリーズ
第1戦 3/15 ツインリンクもてぎ 第2戦 4/12 ツインリンクもてぎ
第3戦 5/23-24 スポーツランドSUGO
第4戦 5/23-24 スポーツランドSUGO
第5戦 9/18-20※ 富士スピードウェイ ※9/26へ変更予定
現行のF4は今年も東西5戦ずつの シリーズが組まれ、年末には恒例の 日本一決定戦も行われる予定だ。
西日本シリーズ
第1戦 5/10 鈴鹿サーキット(東)
第2戦 6/27-28 鈴鹿サーキット
第3戦 8/1-2※ 岡山国際サーキット
第4戦 8/1-2※ 岡山国際サーキット
第5戦 10/18 鈴鹿サーキット(東)
※7/26へ変更予定
1. ロードスターカップ(RSC)NB8優勝の戸田裕一選手。2. 遠藤力也選手はロータスカップClass1で優勝。3. ロータスカップCl ass1入賞の皆さん。4.RSC NA8優勝の山形卓選手。5.NCチャレンジ優勝のらんまん選手。6.RSC NA6は山川穣選手がレー ス中盤のポジションダウンを挽回して先頭に立つも、茂木文明選手が再逆転して「半年ぶりの表彰台」という優勝。7.NCオープン 優勝は芝本淳選手。8. ロータスカップClass2優勝の大澤明仁選手。9.NA1600は秋元優範選手が優勝。10.SK1優勝のYUUKA 選手。11. ロータスカップClass3優勝の能見謙司選手。
富士チャンピオンレースの2015シリーズが 開幕した。大会初日は曇り空から風が吹き付 ける寒い一日に。2日めは怪しい気配の空から 短時間だが雨が降った。だが、そんな天気も レースの熱気に水を差すことはなかった。
AE86/MR2/NA1600/シルビア180 /86&BRZの混走レースでは、2番グリッドか らオープニングラップで先頭に立ったなかむら ともき選手に、ポールの秋元優範選手が襲い かかりNA1600の2台がもつれ合うようなバト ルを繰り広げながら総合首位の座を競い合う。
昨年2勝を挙げながら最終戦のブレーキト ラブルでシリーズ2位に留まった秋元選手は、 レース中盤に2014チャンピオンのなかむら選 手をかわすと一気にリードを広げ、優勝を飾
った。「抜ける機会があればどこでも行こうと 思っていました。感無量です」と秋元選手。 AE86でも2014シリーズ2位の山口崇選手が、 同王者の柳本文彦選手を接戦の末に下して優 勝。「チャンピオン獲得に向けて絶好のスター トが切れました」と笑顔をこぼした。
11台が出走したスーパーFJ。スタートでは 2番グリッドの深村匠選手が先行したが、や がてそこにチャン・ルタオ選手と小松圭佑選 手が追い付き、レース中盤から三つ巴のトップ 争いとなった。この戦いを制したのは小松選 手だ。「タイヤを温存したかったし、前の2台 がかなり競っていたので、序盤は無理をしな かった」という小松選手は尻上がりにペースを 上げ、トップを奪うとすかさず独走へ。
2015 富士チャンピオンレースシリーズ 第1戦[JAF公認No.2015-1007]
開催日:4月18〜19日 開催場所:富士スピードウェイ 格式:準国内 主催:富士スピードウェイ ㈱[団体登録No.公認13003]、 FMC[クラブ登録No.公認13008]、VICIC[クラブ登録No.公認13009] レポート/水谷一夫 フォト/友田宏之
「昨日の練習走行でクラッチが粉砕して、それ をメカの人が深夜までかかって直してくれたの で、レースでそのお返しがしたかったんです」と 小松選手。カート出身の20歳が、4輪初レース とは思えない冷静な走りで堂々のデビューウィ ンを果たした。2位の深村選手は、「前半は良か ったけれどミスがあって引き離せなかった」と悔 しげ。3位フィニッシュのチャン選手は、「彼らは クリーンなレースをしてくれました。それに、 速いですね」と年下のライバルたちを称えた。 8周のスプリントレースで決勝が行われた、 ロードスターNCオープン/同NCチャレンジ /デミオレース/8ビート混走のロードスター カップ。NCオープンでは芝本淳選手と菊池聡 選手が、先行する8ビートの群れに割って入 りながら優勝争いを展開。昨年は4戦すべて 2位だった芝本選手が、レース中盤から菊池 選手を引き離して勝利を遂げた。 「一年ぶりの優勝で嬉しいです。菊池さんの クルマには羽根(リヤウィング)が付いていない
レース初参戦の小松圭佑選手がデビューV!
ので、タイヤがタレやすかったんだと思いま す」と芝本選手。また、独走でNCチャレンジ を制したらんまん選手は、「いつも同じクラスに 速い人がいて、それを目標に頑張ってきました。
非常に嬉しいです」と初優勝の喜びを語った。
8ビートでは、稲田昌文選手が追いすがる 武井寛史選手に逆転を許さず走り切って優勝。 デミオレースでは、昨シーズン全勝の西山隆 選手が常盤岳史選手との接近戦を制した。
また、ディーゼルエンジン搭載車をデビュ ーさせた町田亜矢選手が、「低い回転でシフト する感覚がトラックみたいで、まだ慣れが必 要」と言いつつ新型デミオを3位フィニッシュ に導いた。
12.JP-2S優勝の稲田昌文選手。13.S-FJ3位入賞のチャン・ルタオ選手。14. ロータスカップClass4優勝の佐藤考洋選手。15.MR2はAE86 の優勝争いに混じって走った谷田伸行選手が独走優勝。16.JP-3S優勝の佐藤圭選手。17.N1400入賞の皆さん。18.N1400優勝の高橋ノボ ル選手。19. 大野俊哉、雨宮恵司、田辺良輔の3台が一丸で優勝争いを展開したロードスターNA6は、何度かトップが入れ替わったが、大野選 手がウィナーに。20.SCP10ヴィッツのワンメイクとなったN1000はあおきみのる選手が優勝。21.AE111は窪田範明選手と船木周一選手が マッチレースを展開。終盤には一時船木選手がトップを奪うも、レースの大半をリードした窪田選手が僅差で優勝。22. デミオレースは西山隆 選手が優勝。23.AE86は山口崇選手が接戦を制した。24.S-FJ2位入賞の深村匠選手。25.86&BRZは山内正義選手が独走で優勝。 26.86&BRZ入賞の皆さん。27.SK4はSK1の群れに加わって走った桜井晋吾選手が優勝。28.JP-2R優勝の武井寛史選手。29.SK2はスタ ート直後からバトルを続けた3台が横並びでフィニッシュ、川島浩選手がウィナーに。30. シルビアは大山雅樹選手が優勝。
今大会のトリを務めたのが、N1400/N 1000/デミオN1の混走レースだ。N1400で はポールの高橋ノボル選手がレース序盤で後 続を5秒以上も引き離したが、「タイヤを使い すぎた」と苦境に陥り、そこに山田大輔選手と 大沢雄哉選手が急接近。
最終ラップ、ついに大沢選手がトップを奪 うが、最終コーナーで高橋選手が再逆転を成 功させて勝利を摑んだ。
フェラーリ、ポルシェ、ランボルギーニ、マクラーレン、 BMW、アウディ。憧れのモンスターマシンが秘めた能力を フルに解き放ちサーキットを疾走する……。スーパーカー レースシリーズは、そんな夢に満ちたレースだ。誕生2年め の今季はポルシェ・タイプ991の新型カップカーが加わり、
2015年の記念すべき開幕戦でクラスⅠ入賞を果たした皆さん。
さらにバラエティが増した。
「作り替えたばかりのクルマを無理やり出した ような状況で、厳しいレースでした」と、高橋 選手は安堵の表情だ。山田選手は残り2周で エンジンが息絶え、3位は上山敦裕選手のもの に。N1000では佐藤英二選手が独走態勢を築 いていたが、「レースを手伝ってくれる人たち のことが頭をよぎって、あきらめずに頑張りま した」という、あおきみのる選手がそこに追い 付き、最終ラップの逆転でウィナーとなった。
2015シリーズは全6大会・10戦で、すべて50分か60分 の耐久形式。アマチュアのジェントルマンドライバーのため のレースなのだが、プラチナドライバーと呼ばれるプロレー サーも多数チームに招聘され、大会に華やかさをもたらして いる。「カッコいいクルマが集まって競い合うレースの圧倒 的な魅力を、皆さんにぜひ観ていただきたい。主役はあくま でジェントルマンドライバーなので、プロにはハンデ(ピット 停止時間の延長)を背負ってもらいます」と、同シリーズ代表 の竹内浩典氏。キッズの交通安全教室を毎回併催するのは、 子供たちにスーパーカーの魅力に触れてもらって自動車離 れを少しでも食い止めたい、という思いの表れだ。 車両規定にはカテゴリーⅠ〜Ⅳの4クラスが設定されてお り、今大会にはFIA-GT3車両のカテゴリーIが6台とワンメ イクレース用車両のカテゴリーⅡの8台が出走。50分耐久 の第1戦ではチェッカー目前の逆転でTEAM AAIのBMW Z4が、60分耐久の第2戦では降雨に見舞われたレース
31.Rd.2クラスⅠ優勝はNAORYU/佐々木組の458GT3。32. 開 幕戦クラスⅠを制したChen/吉本組のZ4-GT3。33. 開幕戦クラス Ⅱは上野/田畑組のGallardoが優勝。34.Rd.2クラスⅡ優勝の舩井 /東組の458。
終盤を快走したTEAM NAORYU AGE-AGE-RACINGの フェラーリ458イタリアが、それぞれ総合優勝を飾った。
2015年JAF四国ジムカーナ選手権第2戦 2015年JMRC全国オールスター選抜ジムカーナ第2戦 ’15 TECテクニカルジムカーナ[JAF公認No.2015-7004] 開催日:4月19日 開催場所:徳島カートランド 格式:準国内 主催:TEC[クラブ登録No.加盟36008] フォト/谷内寿隆 レポート/JAFスポーツ編集部
3月、愛媛の瀬戸内海サーキットで幕を開 けた今年のJAF四国ジムカーナ選手権は、4月 19日、シリーズ第2戦が徳島カートランドで 開催された。
徳島カートランドは徳島市の西、吉野川市 の山あいにあるカートコース。4輪もナイター 走行ができるのが特長で、地元徳島をはじめ、 高松市内からも小1時間というアクセスの良さ
もあり、東四国地区のスラローマー達の練習
のメッカとなっている。また菱井将文、天満 清といった四国を代表するトップスラローマー が腕を磨いた場所としても知られているコー スだ。
今回の主催は天満選手が所属する徳島のト ータルエクセレンスクラブことTEC。TEC主催の 競技会はたっぷり走り込ませるレイアウトを採る のが毎回エントラントにも好評を博しているが、 今回もオーバーオールウィンのタイムが1分32 秒というロングコース が用意された。
天満選手がレイア ウトしたコースは外 周と内周をほぼフル
昨年王者を下して今季初優勝を 果たした鑓内良壮選手。
設定。走り応え十分の設定となった。 NS1クラスは2番ゼッケンの田中康一シビ ックがヒート1で暫定ベストを奪うが、ヒート 2は「突っ込み過ぎて」タイムダウン。ヒート1 で3位だったラストゼッケン内田憲作選手が 中間で田中選手の1本めを上回り、逆転なる かと思われたが、結果は0.3秒届かず。ヒー ト1のタイムで逃げ切った田中選手が今季初 優勝を飾った。
「シビックは長く乗っているので、もうクルマ の方は触る所がないかなと思ってたんですが、 今年はRSKさんでボディを補強してみたんで す。縁石に乗っても着地した時に暴れなくな ったので、その辺がタイムに繋がっているの かもしれませんね」と田中選手は勝因を振り返 っていた。
トヨタ・プロボックスがチャンピオンカーと して君臨するR1クラスは、そのチャンピオン 土居清明選手に代わり、息子の明生選手がプ 実は昨年のこの大会で、AZ-1を駆り、清明 選手に土をつけたのが、今回もエントリーして
NS1クラスは内田憲作選手がトップに 一歩届かず2位入賞。
2. 竹村高幸選手は NS2クラスで2位表彰台に。3.R4クラ スは佐伯希選手が快勝。4.PNクラスは 近畿勢の抱博高選手が優勝した。5. 土 居明生選手はR1クラス2位で表彰台に
鎚内良壮MR-Sが雪辱の今季初優勝を遂げる!
中康一選手がヒート1のタイムで逃げ切って優勝した。 9. 幾原智之選手はNS2クラスで優勝を飾った。
ラスは桑原義典選手が3位表彰台に。11.PNクラス表彰 台の皆さん。12.R1クラス表彰台の皆さん。 は竹崎康二選手が3位入賞を果たした。14.R2クラスは高 知の豊永真士選手がライバルを突き放して優勝した。
きた中国地区のトップスラローマーである有田 光徳選手。父の敵討ちを狙った明生選手だっ たが、乗り慣れないプロボックスに手こずった か、前半区間の遅れが響いて、またも有田選 手の後塵を拝することになった。
「僕も2本め、フリーターンで失敗してるんで すけど、土居選手も島回りをオーバーランした みたいなので助けられましたね。AZ-1は20数 年前に出た時に凄く欲しかったんですけど、や っとこの歳になって買えたんです。そんなクル マでまた勝てたんで最高です」と有田選手は喜 びを隠し切れない様子だった。
続くR2クラスは土居親子が所属する高知 のSPEC-Dチームの3人が表彰台を独占と強
さを見せた。勝負のかかったヒート2の後半 区間でライバルを一気に突き放した豊永真士 選手は「CR-Xに有利な最後のパイロン区間で 差がつけられたかなという感じですね。フリー ターンもCR-Xの方に分があったと思います。 軽さを武器にインテグラ勢と渡り合いたいで すね」と今季初優勝を喜んでいた。
5つもの車種に分かれるバラエティ溢れる 顔ぶれとなっているR3クラスは、鑓内良壮選 手のMR-Sが、RX-7を駆る2014チャンピオ ンの大原皆人選手を逆転で下して優勝した。
「2本めはドライになったんですけど、1本めの ウェットセットのままエアだけ下げて走ったの がドンピシャでした。今回の前に変えたブレー
15.R3クラス表彰台の皆さん。16.R3クラスの3位には大原皆人選手が入賞した。17. 與裕司選手がR2クラスで3位表彰台に。 18.R2クラス表彰台の皆さん。19.R4クラス3位には木村優介選手が入賞した。 菅正人選手はNS2クラスで3位表彰台獲得。
21.NS1クラスではジュウガワ貴行選手が3位表彰台に上がった。22. サトウマサヒト選手はR4クラスで2位表彰台を獲得した。 23.R3クラスでは高芝大輔選手が2位で表彰台に上がった。24.R1クラスの優勝は
キバランスもいい方向に行ったと思います。フ リーターンも進入から思い通りのラインで入れ ました」と鑓内選手。
「ここはRX-7やNSXといったライバルの方 が有利なコースなので勝てたのは大きいです。 MR-Sが得意とする瀬戸内海でも取りこぼさ ないようにしないといけないですね」と気を引 き締めていた。
その他のクラスではPNクラスでは優勝候 補の一角、桑原義典選手がヒート2、痛恨の ミスコースで3位止まり。関西から遠征してき た抱博高、黒田有一の両選手が1-2フィニッ シュを達成した。4WDターボが揃うR4クラス は女性ドライバー佐伯希選手のランサーが快 勝し、インテグラワンメイクのNS2クラスで は幾原智之選手が見事な逆転勝ちを見せた。
四国地区と中国地区ではスラローマーの交流がここ数 年、盛んになっているが、今回は広島の有田選手(写真左) が徳島に遠征。「徳島は勾配がはっきりしていて路面も中 国のコースとは違うので遠征組は最初は戸惑うでしょう ね。でもパイロンも自在に置けるので、中国のドライバー もパイロンの練習がてら参加してほしいですね」。昨年は 3度、四国に遠征した という黒田選手(写 真中)は「徳島は外周 が名阪のCコースに ちょっと似てますが、 傾斜のある路面での
ターンは関西勢にはチャレンジングですね」とひとこと。 PNクラスを制した昨年の近畿チャンピオンの抱選手(写 真右)は「雨でもタイヤが喰ってくれる感じはいいですね。 目標物が見つけにくいという点がまずは近畿のドライ バーには最初のポイントになると思います」と攻略法のヒ ントを教えてくれた。
た。結果は順位的には兄より上だった
していますか?
――隼人さんは開幕戦の岡山で拳人さんより一足早く全日本デビュー。そこで優 勝という快挙を成し遂げました。
ナドライバーだと言う、群馬県出身の 3 才違いの兄弟を今回は紹介しよう。
ーしましたね。
ェットコンディションだったので、もう一つ楽しくなかったんですね。で、 ドライになった日曜日に『思いっきり楽しんでやろう』と思って走りました。 ――第 2 戦の鈴鹿では拳人さんもデビュ
決勝はウェットで、すごく難し W
初めて走る岡山で、土曜日がウ
年の全日本ジムカーナ選手権にそれぞれデビューを果たした、両親共にジムカー
エントリーでし
ライバルとは言え、お互いの動画データ等は共有し、速くな っていくためのテクニックを高め合っているということだ。
んですが、ビミョーな順位で(笑)。 もっと上位で兄と争いたいです。――今年戦っていく全日本のコースは、 二人ともほとんどが初めてだということ ですが、どうやって攻略しますか? 隼人
拳人 僕はどちらかというと細かい分 今
事前に動画サイトで車載映像と
ジムカーナドライバー
若林拳人(右)21歳
と思っています(笑)。ただ今年は全戦参加は難しそうなので、出場したら、
まり意識せず、同じクラスの他の選手の皆さんと同じように、ライバルの一 人として意識していますね。 拳人
Pro ie 群馬県出身。ホームグラウンドは 関越スポーツランド。社会人2年めの今 年、シビックからCR-Xに乗り換え、全日 本ジムカーナ選手権開幕戦でいきなりデ ビューウィンを果たし、周囲を驚かせた。
りますが、できるだけ早い時期にチャンピオンになりたいと思っています。 拳人 20
技には臨んでいます。そういう意味では意識していますね。ただ今年に入ってからは学業が忙しくて、あまり練習ができていないんですよ。兄はすごく練習しているみたいで(笑)。でも、できるだけ走りに行く時間を見つけて、いい勝負をしたいなと。――今年の目標を教えてください。
今年と言うか近い将来の話にな
才のうちに全日本で勝ちたか
まったので、 21 才のうちには勝ちたい
ったんですが、 4
僕は兄には勝ちたいと思って競
21 才になってし
技をしているのが自分としては意外で(笑)、後輪駆動にも面白そうなクルマ はたくさんあるので、そんな経験もこれからどんどん積んでいきたいです。
るので、これからも長く続けていければなと思っています。それと、全体的に参加者が減少傾向にあるっていう話を聞くので、「こんなに楽しい競技があるんだよ」ということを、周りに広めていくような活動もしたいですね。 僕はいろんなクルマに乗って競
楽しくてジムカーナをやってい
FF で競
F R
若林隼人(左)24歳
――では今後どのようにモータースポーツに関わっていきたいか、ビジョンはあ りますか?