



















ポーツカーによるツーリングカーレース がサポートレースとして組まれていた。 F-2000 レースでは高原敬武選手(マーチ 742・BMW)が記念すべき第 1 回大会を 制した。
1978 年からはヨーロッパF2レースと同 じ車両規則のマシンで競われるようにな り、海外からも多くの強豪が参加した。同 年ヨーロッパF2 チャンピオンのブルーノ・
発生するなど荒れた展開のレースとなっ たが、5 周短縮されて 30 周になったレー スを、ホンダエンジンの星野一義選手 (マーチ 86J・ホンダ)が逃げて、ヤマハ エンジンのジェフ・リース選手とイワ ン・カペリ選手が追う形で展開し、結局 星野選手が逃げ切った。
来る 11 月 8 日から 9 日に、鈴鹿サー
キット(三重県)で開催される「JAF鈴鹿グ ランプリ」。1974 年に当時のF-2000 規定 のマシンで開催されてから、フォーミュ ラ 2 規定で一旦終了する 1986 年まで、
常に国内トップフォーミュラのビッグ レースとして開催されてきた。
開催についての詳細は右 ページの全日本選手権イン
フォメーションをご覧いただ くとして、ここでは過去の同 大会を振り返ってみよう。
第 1 回大会が開かれた 1974 年、開催概要を掲載している
本誌 10 月号では、競技会の スケジュールとともに鈴鹿 サーキットのコース図が示さ れ、各コーナーを観戦スポッ
トとして紹介している。
レースの内容は、概要によ
ると1 周 6 004km(現在は
5 807km)のコースを「排気量 2000 ㏄を含み 2000 ㏄までの フォーミュラ」のF-2000 マシ ンにより 25 周で競われる国際 格式の競技がメインレースで、 そのほか「F-J」、「FL-500」の 二つのフォーミュラレースと、
排気量 1300 ㏄以下の特殊ス
ジャコメッリ選手(マーチ 782・BMW)は それまでのコースレコードを約 2 秒縮め る驚異的なタイムでPPを獲 得。日本のファンを唸らせ た。しかし決勝レースでは、 ジャコメッリ選手はマシント ラブルで後退、優勝はそれ まで四輪の「グランプリ」制覇 の経験が無かった高橋国光 選手(KE008・BMW)が逆転 でもぎ取り、初のグランプリ フォルダーとなった。
1986 年の同大会もF2 レー スが舞台。多重クラッシュが
数々の名勝負を残してきた同大会は、 今年も 7 名のチャンピオン候補者たちの 争いと、二つのメーカーのエンジンがし のぎを削る戦いで、見どころの多いレー スになるだろう。20 名のドライバーの戦 いは、きっとファンを楽しませてくれる に違いない。
本誌1978年12月号では、「ジャコメッリ・ショック」に沸いた78年の大会 をレポート。
夕陽が傾く1986年の表彰台で、満員の観客に応える2位のリース選手(左)、優勝の星野選手(中央)、3位のカペリ選手(右)。(本誌 1986年12月号より)
全日本選手権スーパーフォーミュラ第7戦 2014年JAF鈴鹿グランプリ
11月8〜9日 鈴鹿サーキット(三重県)
11月1〜2日 愛知県
ギャラリーステージ情報
サービス会場およびギャラリーステージは昨年同様、新城総合運動公園です。 デモンストレーション走行や、ラリーショーなどのイベントも充実し、ターマッ クコースのSSが土日とも2本観戦できます。特設駐車場はホームページを参 照して下さい。
観戦料金/無料
駐車料金/特設駐車場3カ所 1日 4輪1,000円 2輪500円(第3特設駐 車場のみ) 特設駐車場から新城総合運動公園までシャトルバス運行 問合せ先/新城ラリー運営事務局 TEL0561-63-0103
ホームページ/http://www.shinshiro-rally.jp/
JMRC全国オールスタージムカーナ イン 東北
鈴鹿での開催は開幕戦以来となる。 (写真:MOBILITYLAND)
いよいよシーズン最終戦を迎えるスーパーフォーミュラシリーズ。28年ぶりに国 内トップフォーミュラの公式戦として開催されるJAFグランプリは、2014年チャン ピオン決定の舞台となる!
1大会2レース制で開催される今大会は、ポールポジション&2連勝で最大18ポイ ントが獲得できるため、理論上チャンピオンの可能性があるのは7名。特に上位4位 までの中嶋一貴選手、デ・オリベイラ選手、ロッテラー選手、デュバル選手は全員チャ ンピオン経験者で、勝ち方を知る者ばかり。上り調子のホンダエンジン勢もトップ争 いに加わって、グランプリの名にふさわしい激しい戦いが期待できるだろう。
開催概要 スケジュール/8日(土) SF予選
9日(日) SF決勝
観戦料金/●前売券(2日間有効) 大人4,000円(ゆうえんちモートピアパス
ポート1日つき) 3名10,800円 4名13,600円 5名16,000円
中高生1,700円(入場のみ)
●当日券 土曜 1,700円(ゆうえんち入園料) 日曜 大人
4,300円 中高生1,700円 小学生800円
3歳〜未就学児600円
パドックパス(2日間有効) 大人 6,200円
3歳〜小学生1,600円
ピットウォークパス 大人 1日2,100円 小学生以下無料
駐車料金/1日 4輪1,000円 2輪500円
問合せ先/SMSC TEL059-378-3405
ホームページ/http://www.suzukacircuit.jp/superformula/
11月8〜9日 エビスサーキット西コース(福島県) 開催概要
スケジュール/8日(土)ゲートオープン6:30〜
9日(日)ゲートオープン6:00〜 第1ヒート8:15〜
観戦料金/●当日券 1日 大人2,000円 中学生以下無料 プログラム代500円
駐車料金/無料
問合せ先/奥州VICIC TEL022-225-5037
ホームページ/http://ohshu-vicic.com/?page_id=1280/
JAFカップオールジャパンダートトライアル JMRC全国オールスターダートトライアル IN 東北 11月1〜2日 サーキットパーク切谷内(青森県)
開催概要
スケジュール/1日(土)ゲートオープン9:00〜
2日(日)ゲートオープン7:30〜 第1ヒート9:00〜 観戦料金/●前売券(2日間) 大人2,000円(先着300名プログラム付き) ●当日券(日曜) 大人2,500円(プログラム代込み) 中学生以下無料
駐車料金/無料
問合せ先/MSCはちのへ TEL0178-28-0075
ホームページ/http://www.cs-hinata.com/msc-h/
10月25日(土)、26日(日)の二日間、今年も『モータースポーツジャパン2014 フェスティバル イン お台場』が開催される。
モータースポーツやクルマの魅力に「見て」「聞いて」「触れる」をテーマとして、国 内で行われる最大級のモータースポーツイベントとして定着しており、昨年は147 台のフォーミュラカー、GTカー、ラリーカー、バイクなどが展示され、トップドライ バーが迫力あるデモランを披露してくれた。
9回めとなる今年は、会場の全てのエリアが入 場無料となり、走行エリアのレイアウトを昨年と は変更して観覧スペースが拡充されるそうなの で、より迫力あるレーシングカーの走行を楽しむ ことができるだろう。
開催概要
●名 称 モータースポーツジャパン 2014 フェスティバル イン お台場
●日 程 2014年10月25日(土)〜10月26日(日)
●時 間 9:00〜17:00
●場 所 東京お台場 特設会場
●入 場 入場無料
●主 催 NPO法人日本モータースポーツ推進機構
●後 援 一般社団法人日本自動車連盟(JAF)他 http://www.motorsport-japan.com/msjf/
2014FIA Asia Pacific Rally Championship RALLY HOKKAIDO[JAF公認No.2014-0016] 開催日:9月26~28日 開催場所:北海道 格式:国際 主催:AG.MSC北海道[クラブ登録No.公認01001] フォト/中島正義(PLATZ)、水野文幸、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
FIAアジア・パシフィックラリー選手権 (APRC)の一戦、RALLY HOKKAIDOが今年
も9月26~28日の3日間、北海道十勝地区を 舞台に開催された。
今年もホストタウンは帯広市となり、例年同 様、音更、本別、足寄、陸別といったエリアを 中心に北海道ならではの豪快な高速ステージが 用意された。ラリーの総距離は964.22km。SS
は18本でトータル222.28kmの設定だ。
今年の大会の特長は、長年レグ1の勝負どこ ろとして知られてきた、名物のロングステージ、 その名も「アショロ・ロング」が最終日のレグ2 に設定されたこと。
しかしもうひとつのロングステージ「クンネイ ワ」はレグ1に設定されており、走り切ることが まずは第一の関門となる、このラリーのタフさ はまったく失われていない。
天候は27日土曜のレグ1は終始、快晴。し かしレグ2は朝からどんより雲が立ち込め、ア ショロ・ロングは加えて雨、霧がステージを覆 った。ただし、昨年に続いてスーパースペシャ
ルステージの舞台となった札内川河川敷のステ ージは、何とか雨は免れ、詰めかけたラリーフ ァンで今年も賑わった。
競技の行方は昨年同様、シリーズ1-2を形成 しているチームMRFの2台のシュコダ・ファ ビアS2000を軸とした展開が予想されたが、 今年も新井敏弘選手が4ドアインプレッサでス ポット参戦。総合優勝も視野に入れた戦いに 挑む。 また大きな注目を集めたのがクスコ・ワール ドラリーチームが投入した新型のWRX。今年 はラリー活動を休止していた柳澤宏至選手がド ライブした。
1.APRC表彰台。新旧のインプレッサをドライブしたクスコワールドラリーチームの2台が2位、3位を 占めた。2. スタートセレモニーには道内のゆるキャラが登場し、会場を和やかな雰囲気に包みこんだ。
4.「高速ステージは高いポテ ンシャルを感じました。今回、たくさんのデータが採れたので、これを次に生かしたい」。新型WRXを ドライブした柳澤宏至組は総合3位、APRC2位でフィニッシュ。5.APRCアジアカップを狙う炭山裕 矢組はAPRC3位でゴール。同カップでランキング首位に立ち、タイトル奪還に向けて弾みをつけた。 6. 母国チェコを代表する自動車メーカーであるシュコダに、速くからその才能を見いだされたコペッキ ー選手(右)は昨年のERCチャンピオン。今後はWRCでの活躍も期待される注目のドライバーだ。
3. マイケル・ヤング組は2WD最速のAPRC5位でフィニッシュと健闘。
実質的にはシェイクダウンを兼ねて の参戦と言ってもいいほど、準備期間 が限られての参戦だったが、ギャラリ ーのみならず、エントラントやラリー
関係者の注目も大いに集めることにな った。
ラリーは26日夜、セレモニアルス タート直後に設定されたスーパーSS で始まった。このSSをトップで上がったのは MRFの一台、ガウラブ・ジル組のファビア S2000。しかし翌27日、本格的な戦いが始ま ると、MRFのもう一台、2013年のERCチャン ピオン、ヤン・コペッキー組が序盤は僅差なが らベストを連取する。
だがヤムワッカ、クンネイワというロングス テージに入ると先頭ゼッケンのコペッキー組は 砂利掻き役を強いられたこともあって、ジル組 に先行を許し、この日午前のセクションではジ ル組が20秒近いリードを築いた。
路面が掃けた午後のセクションでは、トップ 2台のガチンコバトルが期待されたが、SS8ヤ ムワッカで何とジル組がコースアウト。この SSのゴール時点で2番手の新井敏弘組に45 秒のマージンを築いたコペッキー組はキープペ ースに切り替える。
開けたレグ2。コペッキー組はアショロ・ロ
8 11
新井敏弘選手は今回はAPRCにエントリー。1年ぶりのドライブとなった4ドアインプレッサを巧みに操り、総合2位を獲得。 9.TRDラリーチャレンジではヴィッツを駆る新堀忠光組は総合5位でフィニッシュ。
ングでは2本ともベストを奪って貫禄を見せる も、APRCシリーズのライバルが消えたことも あって、堅実な走りに徹してフィニッシュ。RA LLY HOKKAIDOのデビューウィンを飾るとと もに、チームMRF&ファビアS2000のパッケ ージは見事にRALLY HOKKAIDO2連覇を達 成した。
レグ2、音更、本別の両ステージでコペッキ ー組をしのぐタイムを出して、詰めかけたギャ ラリーの期待に応えた新井組は総合2位でゴー
ル。総合3位には新型インプレッサの柳澤組が 入ってAPRC2位を獲得。レグ1、パンクのた めのタイムロスが響いた炭山裕矢組もAPRC3 位に食い込み、同アジアカップではトップフィ ニッシュを飾るなど、APRCのポディウムでは クスコチームの2台が脇を固めた。
なお2WD車両ではプロトン・サトゥリアネ オを駆ったマイケル・ヤング組がAPRC5位で フィニッシュ。APRC2WDカップ、同ジュニア カップの2部門でシリーズ首位に立った
RALLY HOKKAIDO初参戦ながら、 ERCチャンピオンの実力を見せつけ たヤン・コペッキー選手。チーム MRFの2年連続優勝にも貢献した。
2014年全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦 スポーツランドSUGO[JAF公認No.2014-0017] 開催日:9月26~28日 開催場所:スポーツランドSUGO 格式:国際 主催:菅生[団体登録No.公認04001]、S.S.C[クラブ登録No.加盟04033] フォト/鈴木紳平 レポート/JAFスポーツ編集部
F1出場を経たアンドレ・ロッテラー選手(ペ トロナス・チーム・トムス)が優勝したオートポ リス戦から2週間のインターバルをおいて、 2014年全日本選手権スーパーフォーミュラ第6 戦決勝レースがスポーツランドSUGO(宮城 県)で開催された。
決勝レースは好天に恵まれた9月28日(日)、 午後3時にスタートが切られた。2戦連続ポー ルポジションを獲得した山本尚貴選手(TEAM 無限)を、予選2位で最前列に並んだ野尻智紀 選手(ドコモチームダンディライアンレーシン グ)が交わして先頭に立つと、その少し後方で
予選3番手のロッテラー選手が大きく出遅れ、1 コーナーまでに中段グループに順位を落として しまう。
続く2コーナーでは、ひと塊となった中段グ ループの中で、予選で中位に沈んでいたポイン トリーダーのジョアオ・パオロ・デ・オリベイ ラ選手(レノボ・チーム・インパル)とロッテラ ー選手が接触!オリベイラ選手に乗り上げたロ ッテラー選手は宙を舞い、更にその後方から伊 沢拓也選手(ドラゴ・コルセ)も同様に乗り上げ て、3台ともリタイヤとなってしまった。
いきなりポイントランキング首位と2位がい なくなりセーフティカーが導入さ れる波乱の幕開けから、4周めにレ ースは再スタートが切られ、野尻
選手はトップを守って走行する。しかし14周 めにクラッシュしたマシンの排除処理から早く も2度めのセーフティカーランとなった。 このタイミングで多くのマシンがピットイン する。給油作業だけの作戦を取るチームもあれ ば、同時にタイヤ交換作業を行うチームもあ り、ここで各チームの戦略の違いが表れた。 22周めに切られた再スタートで先頭に立っ たのは、作戦上ピットインを行わなかった国本 雄資選手と(P.MU/CERUMO・INGING)と中 山雄一選手(KCMG)。自分より上位の選手に ピットインが必要であることを理解していた野 尻選手は、それほどプッシュすること無く3位 をキープして走行している。
もし3回めのセーフティカー導入があれば、
ぴったりハマった作戦 とレース運びで初優勝 を遂げた野尻智紀選手。
燃費が抑えられて無
給油のままゴールまで 走り切る作戦を取っ
ていた国本選手と雄
4.5位の中嶋大祐選手は今シーズン初入賞。5. 石浦宏明選手は6位で4戦連続入賞。6.2位の中嶋一 貴選手はポイントランキングトップで最終戦を迎える。7. 安定した走りで入賞を続けるジェームス・ロ シター選手は4位。8. 表彰台は左から中嶋一貴選手、村岡潔ダンデライアン監督、野尻智紀選手、デ ュバル選手。9. 併催のスーパーFJ東北シリーズ第5戦は、2周めにトップに立った篠原拓朗選手が逃 げ切って優勝しチャンピオンも獲得した。
10.GAZOO Racingネッツカップ ヴィッツ東北シリーズ第3 戦は、沖ノ井宣隆選手が久しぶりの優勝を飾った。11.N-ONEオーナーズカップ第5戦は、全日本ジム カーナチャンピオンの柴田優作選手がシリーズ初優勝。12.ゴール後、右手で拳を作り優勝の喜びを表 す野尻選手。「自分の仕事ができた思いでいっぱいです」。
一選手だが、中盤以降レースは落ち着いた状態 で進行しラップを重ねていく。そしてレースも 終盤を迎えた60周め、国本選手は耐え切れず 給油のためピットイン、そして雄一選手は残り3 周のところでガス欠状態となり後退していく。
これで野尻選手がトップに返り咲き、荒れた
展開のレースをミスせず走り抜いて、優勝のチ ェッカー。見事に自身初優勝を飾った。この勝 利は今シーズンのホンダエンジンHR-414Eの 初優勝でもあった。
そしていよいよ最終戦は、開幕戦以来の鈴 鹿サーキットで開催される「JAF鈴鹿グランプ
例年にない接戦が続く2014年全日本フォーミュラ3選手権。土曜 日と日曜日にそれぞれ開催された第12戦と第13戦は、ポイントラン キング1位の松下信治選手(HFDP RACING)が連勝し、チャンピオン 争いの中で最終大会を前に頭一つ抜け出す結果となった。
土曜日に行われた第12戦のポールポジションは松下選手が獲得し、2番手には勝田貴 元選手(ペトロナス・チーム・トムス)が並ぶ。決勝レースのスタートでこの二人に続いた
のは清原章太選手(TODA RACING)と高星明誠選手(B-MAX RACING TEAM with
1.2位、3位と連続表彰台の勝田貴元選手。2. 清原章太選手は第12戦 で今季初表彰台へ。3. 山下健太選手は第13戦で2位に入り、最終戦へ
リ」。28年ぶりに国内トップフォーミュラの公式 戦として行われるこの一戦は、今シーズンのチ ャンピオン決定の舞台となる。ルーキーの台 頭、2種類のエンジンの真っ向対決と、新たな 流れが見え始めたSUGO戦を経て、最終戦は まさに見逃せない一戦になるだろう。
NDDP)。4周めに発生した事故処理のセーフティカー後のリスタートでは、勝田選手がト ップに立つ。しかし松下選手は落ち着いてすぐに抜き返すと、ゴールまで逃げ切って今 季5勝めを上げた。勝田選手に続く3位には今シーズン初表彰台の清原選手が入った。
翌日曜日の第13戦では、ポールポジションからトップを走っていた高星選手が、終 盤に差し掛かる頃、突然スローダウン。トップに立った松下選手が大きなリードを保 ったまま連勝を飾った。2位には山下健太選手(ペトロナス・チーム・トムス)、3位に は勝田選手が入った。
監修/一般社団法人日本自動車連盟
〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎0570-00-2811(ナビダイヤル) 発行所/(株)JAF出版社 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎03-5470-1711 発行人/茂木淳一
振替(東京)00100-1-88320 印刷所/凸版印刷株式会社
表紙/2014全日本カート選手権FS-125部門東地域第5戦
撮影/澤田和久
デザイン/鎌田僚、(株)スタジオーネ63
編集/(株)JAF出版社JAFスポーツ編集部 ☎03-5470-1712
12 2015年モータースポーツライセンス更新のご案内
17 JAFマイページのご案内
18 国際Bライセンスの取得条件について
18 2015年クラブ・団体更新のご案内
19 FIA国際モータースポーツ競技規則付則H項の改正について
19 車両公認一覧
19 登録車両一覧
20 JAF公認ロールケージ一覧
20 海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請 方法
21 Aライセンス講習会日程
21 公認審判員講習会日程
47 全日本選手権データファイル
50 2014ソーラーカーレース鈴鹿リザルト
http://www.jaf.or.jp/msports/index.htm
Facebookもやってます。見てね!
https://www.facebook.com/jaf.motorsports
58
4 JAFMOTORSPORTS TOPICS
5 全日本選手権インフォメーション
[RACE]
8 2014全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦 スポーツランドSUGO
[RALLY]
6 2014年FIA AsiaPacificRallyChampionship RALLYHOKKAIDO
28 2014年JAF全日本ラリー選手権第6戦 丹後半島ラリー2014
30 2014年JAF全日本ラリー選手権第7戦
RALLYHOKKAIDO
54 2014年JAF九州ラリー選手権第4戦 JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第4戦 グラベルマインドラリー2014in唐津
[GYMKHANA]
24 2014年JAF全日本ジムカーナ選手権第7戦 とびうめジムカーナフェスティバルin九州
34 2014年JAF近畿ジムカーナ選手権第8戦
2014年JMRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第8戦
2014年JMRCオールスター選抜第8戦
2014年JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ第8戦 DIREZZA CUPJMRC近畿ジムカーナフェスティバル
51 2014年JMRC関東チャンピオンシリーズ第8戦
JMRC栃木・茨城ジムカーナシリーズ第6戦
もてぎラウンド4アクティブアタックジムカーナ 57 2014年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第8戦 ZESTテクニカルジムカーナ
[DIRTTRIAL]
36 2014JAF全日本ダートトライアル選手権第7戦
スーパートライアルin今庄
57 2014年JAF四国ダートトライアル選手権第6戦 2014年JMRC全国オールスター選抜ダートトライアル第6戦 2014年JMRC中国ジュニアダートトライアルシリーズ第3戦 エトワールスーパーダートトライアル2014IN TAKATA
[RACINGKART]
32 2014JAF全日本カート選手権FS-125部門東地域第5戦 2014年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-JrCadets部 門東地域第5戦 2014年地方カート選手権FP-3部門/FS125部門東地域第5戦
33 2014JAF全日本カート選手権FS-125部門西地域第5戦 2014年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-JrCadets部 門西地域第5戦 2014年地方カート選手権FP-3部門/FS125部門西地域第5戦
38 輝け、モータースポーツ女子! 〜ウィメン・イン・モータースポーツ 始まる!〜
モータースポーツライセンス(以下「ライセンス」と言います。)の更 新手続きは、��月から受付を�始しています。
新しい年のモータースポーツ活動へ向けて、余裕を持って更新 手続きを行ってください。
なお、JAF窓口にご来店の際は、15ページに記載の休業日、 受付時間をご確認のうえご来店ください。
ライセンス申請書は本誌に綴込んであります。
●ライセンス取得資格
[公示No2014ー104]
お願い 2013年から2014年への更新を行っていない方には JAFスポーツ誌をお送りしておりませんので、身近に そのような方がいましたら、以下内容をご案内ください。
2013年から2014年へのライセンス更新期限は、下記のとおりです。
窓口受付 2014年12月26日(金)17:30まで *郵送(FAX)の場合は2014年12月31日の消印(受信)まで有効 *JAFマイページ(web)上でのお手続きの場合は 2014年12月31日 23:59手続き完了分まで 2015年になると更新の資格を失いますのでご注意ください。 (年末年始の休業日については15ページをご確認ください。)
競技許可証および公認審判員許可証は「JAFスポーツ資格登録規定」および「自動車競技に関する申請・登録等手数料規定」に基づき発給さ れます。詳細は当該規定をご参照ください。
本誌に綴込んであるライセンス交付申請書を使用してください。
縦4cm×横3cm、無帽、無背景、上半身のもので、申請前6ヵ月以内に撮影した鮮明な写真を申請書の所定位置に貼付し てください。(お手持ちのライセンスに使用した写真と同じでよろしければ、写真の提出は不要です。) ・必ず指定のサイズの写真を貼付してください。サイズが異なる場合、使用できないことがあります。
・デジタルカメラの画像を使用する場合は、必ず写真専用用紙に印刷してください。
3.JAF個人会員
4.ライセンス料(許可証料)
18歳未満の方は不要 下記の表の通りです。
5.出場記録カード
または役務記録カード
ライセンス更新に際しては、JAF個人会員が有効期限内であることが必要条件ですので、自動振替による自動継続のお申込 みをされていない方で、JAF個人会員の有効期限が切れているとライセンスの更新手続きが行えません。ご本人のJAF個人会 員の有効期限をご確認くださいますようお願いします。万一、JAF個人会員の有効期限が切れている場合には、速やかに継続 手続きを行ってください。継続手続きの方法等については、お近くのJAFへお問い合わせください。
上級更新(参加者は除く)、または国際A、Bライセンスの更新申請をする場合、実績を確認するために必要です。 (国内A、国内B、国際C、公認審判員、参加者の更新申請の場合は不要)
●JAFマイページによるライセンス更新
JAFマイページにご登録いただければ、インターネットでライセンス更新ができます。
お手続き方法については、本誌17ページをご覧ください。
なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●FAXによるライセンス更新
FAXにてライセンス更新を行う場合は、所定の申請書類(�種類)を印刷し、必要事項を漏れなくご記入のうえお手続きください。 申請書類と申請方法については、JAFホームページに掲載しています。
http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種申請書等→ライセンス更新(クレジット支払)書式→申請について なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●許可証料(カートライセンスの料金は、41ページをご覧ください。)
〈許可証料の計算方法〉
*公認審判員許可証を2種目以上併有する場合は、最上級の許可証料 に、2種目めより1種目につき500円ずつ加算されます。
(例)コースA1級と計時A2級の場合:5,100円+500円=5,600円
併有する許可証が同じ級(例:技術A1級とコースB1級等)の場合でも 計算方法は同様です 。 *競技運転者、公認審判員、競技参加者を併有している場合には、そ れぞれ左記の許可証料が必要です。
※競技会の出場実績を確認する必要がある種類のライセンス、および18歳未満の方のライセンスについては、インターネットでの更新手続きは行って おりません。また、上級や推薦を伴う申請についても、お手数ですが、窓口へご来店いただくか現金書留による郵送にてお手続きくださいますよう お願いいたします。
※これまで国際Cレース除外(exclusiveofrace)と表記していたものについては、国際R(InternationalR)と表示されます。
●ライセンスの交付申請書の記入について 申請書の枠内に正確かつ明瞭にご記入いただき、記入漏れのないようご注意ください。(未記入項目や、判読できない文字があると、ライセンス が発給できない場合があります。)次頁に記入例を掲載していますので、ご参照ください。
項目
会員No
登録クラブ・団体の 所属証明欄
申請者氏名
連絡先電話番号
JAF年会費の自動振替の有無
郵便番号
現住所
写真再利用
申請者本人の会員(ライセンス)番号を記入。
自分の所属しているJAF登録クラブ(または団体)(複数所属している場合は、その主たるクラブ1ヵ所)の名称、略称を記入し、 当該クラブ(または団体)の登録印を捺印。2014年の登録印は、2015年3月までの申請に、また、2015年4月以降の申請に は2015年の登録印を捺印。JAF登録クラブ(または団体)に所属していない場合は不要。
氏名とその上段にカタカナでフリガナを記入。
昼間、連絡がとれる電話番号を記入。
どちらかに○。JAF個人会員の有効期限を記入。
現住所の郵便番号(��)を記入。
都道府県名を必ず記入し、その上段にカタカナでフリガナも記入。マンション・アパート・寮名・部屋番号等も必ず記入。
ライセンスに使用する写真を再利用する場合「する」に○、新たな写真を使用する場合「しない」に○を付け、本申請 書に写真を貼付してください。
運転免許証番号を記入。(変更がある場合記入)
性別
自動車運転免許証 男・女のいずれかに○。
生年月日 申請時の年齢を記入。
大正・昭和・平成のいずれか該当するものに○印の上、記入のこと。
年齢
国際の運転者および参加者はローマ字で、国内の参加者はカタカナで記入。国内の運転者および公認審判員の申請者は記入不要。(30字以内) ライセンス表記名
参加者の代表者名
種類およびクラス
写真貼付欄
写真 ※記入例参照
参加者の申請の場合、代表者名を記入。国内参加者の場合はカタカナで、国際参加者の場合はローマ字(全て大文字)で記入。
申請書の該当するクラスおよび種類に○。(次ページの記入例は国内A、コースB3級、計時A1級、技術A2級を同時に年度更 新する場合のもの。)*国際ドラッグレースライセンスは国内A以上のライセンスと併有することが条件。
氏名、ライセンス番号、申請種別も、忘れずに記入。
縦4cm×横3cm、無帽 無背景 上半身のものを1枚。申請前6ヵ月以内に撮影のこと。ライセンス申請書の下段にある所定 の位置に貼付。(前年のライセンスに使用した写真を再使用する場合は、写真の貼付は不要です。)
�技運転者と公認審判員の��を申請する場合でも申請書は�枚で�。 その他
●ライセンスが発給されるまで
~ライセンス作製の流れ~
②仮ライセンス 発給
③写真入り ライセンスを送付
※②発給日から60日間有効 ※①から③までは約1ヵ月ほどかかります。更新のピーク時にはこれ 以上日数がかかる場合がありますのでご了承ください。
写真入りライセンスをクラブ等にまとめて送付する場合、10件以上は レターパックで、10件未満の場合は普通郵便で送付します。
ライセンス発行に関するお問い合わせは、15ページのJAF支部窓口へ お願いします。
●ライセンスへの署名
ライセンスがお手元に届いたら、ライセンスの裏面の署名欄 に、必ずご本人が署名してください。 署名してはじめてライセンスは有効となります。
ライセンス作製の際にデータ化 して印刷しますので、鮮明な写 真をお使いください。
●国際A・B・C・Rの取得方法
●国際A・B・C・Rライセンスの更新条件
申請前24ヵ月以内に、国際Bが必要とされるレース の5戦で総合成績の上位5位以内に入賞するか、 該当する年かその前年に国際Bが必要とされる選手 権の最終認定順位で上位5位以内の実績。
申請時に満18歳以上で、次のいずれかの条件を満たすこと。
①申請前24ヵ月以内に10回以上の公認レースにおいて完走※していること。
②申請前24ヵ月以内に7回以上の国内あるいは国際の選手権が懸けられた 公認レースにおいて完走※していること。
③前年、または前々年にCIK世界選手権あるいはCIKワールドカップにおいて 最終認定順位が3位以内であること。
国際C
国内Aまたは国際Rの所持者で、 国内A取得後、申請前24ヵ月以 内に、公認のレースに少なくとも5 回以上完走していること。
国際R
国内A取得後、申請前24ヵ月以 内にラリーまたはスピード行事 (いずれも日本選手権競技会に 限る)に6回以上完走しているこ と。
国内A
※上級申請をする場合、必ず公認競技会出場記録カードを添付すること。 ※「完走」とは、競技長により順位認定されること。(リタイア等は含まず)
①当該ライセンス取得 後、有効年度内に国際 格式のレースに1回以 上決勝出走した。
②申請前24ヵ月以内 に国際Bの取得条件 を満たしている。※
①にも②にも該当しな い。
翌年国際A 翌年国際B翌年国際C以下
①当該ライセンス取得 後、有効年度内に国 際格式のレースに1回 以上決勝出走した。
国際B
②申請前24ヵ月以内 に国際Bの取得条件 を満たしている。※
①にも②にも該当しな い。
翌年国際B 翌年国際C以下
国際Rライセンス 国際Cライセンス
出場実績による 更新条件なし
出場実績による 更新条件なし
注)更新申請の際、競技会に出走した証明が公認競技会出場記録カードに証 印されていないと、その実績の確認ができないので、必ず該当欄に捺印を受 けること。
※以前に上級もしくは更新の際に確認した過去24ヵ月の実績も含めることを認 める。
●「公認審判員許可証A」・「公認審判員許可証B」の取得方法および役務執行権限
公認審判員 A1級 すべての競技における監督および役務の執行 ができる。
(イ)2年以内にレース3回を含む6回 以上の当該役務・講習会・試験
(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
公認審判員 A2級
「準国内競技」までの監督およびすべ ての競技における役務の執行ができる
国際競技運転者許可証
A・Bの所持者はコース 審判員許可証に限り申 請できる。
(イ)2年以内にレース3回以上の当該 役務・講習会・試験
(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
(イ)2年以内にラリーまたはスピード行事におい て4回以上(うち準国内競技の監督1回以上を含 む)の当該役務・講習会・試験
(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
(イ) 2年以内にレースで当該役務を2 回以上・講習会・試験 (ロ)公認クラブ 公認団体からの推薦
(イ)2年以内に当該役務を7回以上(う ちレース2回以上)・講習会・試験 (ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
注)上級申請をする場合、必ず役務記録カードを添付すること。 監督または役務の執行を行なった証明は、その都度競技会の事務局長が審判員 の「役務記録カード」(JAF所定)に署名捺印することによって証明される。
公認審判員 B1級
レースを除く競技会における監督およびすべての競技におけ る役務の執行ができる。ただし、A2級からB1級を取得した者 に限り「準国内競技」までのレースの監督ができる。
(イ)2年以内にラリーまたはスピード行事において6 回以上(うち準国内競技の監督2回以上を含む)の当 該役務・講習会・試験
(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
公認審判員 B2級
レースを除く競技会において「準国内競技」までの監 督およびすべての競技における役務の執行ができる
(イ)2年以内に当該役務を5回以上・講習 会 試験 (ロ)加盟 公認クラブ,公認団体からの推薦
公認審判員 B3級
国際競技運転者許可証の 所持者はコース審判員許 可証に限り申請できる。
「国内競技」までの役務の執行ができる
競技運転者許可証の国 内Bクラス以上の所持者
(1) Bライセンス講 習会の受講者
(2)
(3)
準加盟、加盟、公認クラブおよ び加盟・公認団体からの推薦
(4)
公認競技会(クローズド含む)で公 認審判員の役務補助を行った者
JAFと会員の皆様のコミュニケーションサイト《JAFマイページ》。それはJAF会員が無料で登録できる 個人専用ページです(法人会員を除く)。住所の変更、会員継続やご家族の入会、会費の自動振替登録等の手続 きがカンタンにでき、登録していただいた皆様一人ひとりへの耳よりなお知らせなどもあります。すでに80 万人を超える皆様が登録されています。この機会にぜひ、ご登録ください。
JAFマイページをご利用いただくにはカンタンな登録手続きが必要です。
JAFマイページ http://jaf.jp/
※パソコン・スマートフォン・携帯電話共通
「JAFマイページ未登録の方はこちら」をクリック→「通常登録はこちら」をクリック→利用規約に 同意のうえ、メールアドレスを送信→返信メールに記載のURLから画面の指示に従ってご登録ください。
※登録には会員番号が必要です。JAF会員証をご用意のうえ、アクセスしてください。※法人会員はJAFマイページの登録はできません。
登録完了後、すぐにライセンス更新等の各種サービスがご利用になれます! ライセンスの更新手続きは、下図のJAFマイページ内「モータースポーツライセンス」のページからアクセスし てください。仮ライセンスの印刷もできます。
①モータースポーツライセンスの更 新手続き
②JAF会員の継続手続き ③会員登録情報の確認
④住所・電話番号の変更
⑤JAFマイページ登録会員限定の 情報提供
などなど、便利なサービスをご利用 ください!!
2015年ライセンス更新の お手続きはこちらから。
お早めにどうぞ!
※2015年ライセンスの取り扱いは 2014年11月1日より開始します。
・ライセンス更新料、JAF継続会費および家族会員会費のお支払方法は、ご本人名義のクレジットカー ドのみとなります。
・クレジットカードをお持ちでない方は、お手数ですが従来の手続き方法にてライセンスを更新してくだ さい。
・更新条件の確認が必要な国際Aまたは国際Bライセンスの更新、18歳未満の方のライセンス更新、およ びライセンス写真の変更または婚姻等の理由によりライセンスの表示氏名の変更を希望される場合は、 従来の方法にてお手続きください。
クリック! クリック クリック! クリック
�記の件、すでに����年JAFモータースポーツイ�ーブ�
ク掲載のFIA国際モータースポーツ競技規則付則L項におい て規定されている国際Bライセンス取得条件について、JAF では�の適用を���ておりましたが、����年の��ライセン ス発給分から適用いたします。
<国際Bライセンス取得条件の概要(����年の申請から適用)> �)申請者は�����であること。 �)下記のい�れかの��を�すること。
�申請者は、申請前���月�内に�な�と����のASN公
2015年のJAF登録クラブ・団体の更新手続きが2014年12月1日 から始まりますので、下記の通りご案内いたします。
●取扱期間 2014年12月1日(月)〜2015年3月31日(火)
●必要書類
(法人の場合)
※印:JAF所定の用紙を使用してください。
・従来どおり、「クラブ・団体登録申請書」の記載内容のうち登録番 号、クラブ・団体名称、略称、代表者氏名、連絡担当者氏名・住 所・電話番号は「JAFモータースポーツイヤーブック」等に掲載いた します。
△印:前回の提出内容に変更がある場合のみ必要です。
●申請料
注:更新時に格式変更(降格、昇格)を申請する場合は、年度登録申請料 のほかに別途加盟申請料が必要です。
●その他必要なもの 旧(2014年)登録印
●更新申請の受付場所 15ページに掲載のJAF各支部、各事務所。
受付時間:土日祝日と年末年始(12 月27日(土)〜1月4日(日))を除く9:00 〜17:30。
認の自動車レース競技に出場し、十分に競技を行うことが できると評価されなければならない。(完走し、順位認定 されること。)
�申請者は、申請前���月�内に�な�と���、国内選手 権あるいは国際選手権が懸けられたASN公認の自動車レ ース競技に出場し十分に競技を行うことができると評価さ れなければならない。(完走し、順位認定されること。)
③申請者は、前年、または前々年にCIK世界選手権あるい はCIK�ー�����の��認定順位にて�位�内であ ること。
[公示No2014−106]
●更新条件
準加盟クラブ:所属会員のうち7名以上が国内B以上もしく は公認審判員許可証B3級以上の所持者であ ること。(1人で両方を所持している者は、どち らか一方の許可証でのみ、所属クラブの会員 としてJAFに届け出ることができる。) またクラブ代表者は国内B以上もしくは公認 審判員許可証B3級以上の所持者であること。 加盟クラブ :所属会員のうち15名以上が国内B以上もしく は公認審判員許可証B3級以上の所持者であ ること。(1人で両方を所持している者は、どちら か一方の許可証でのみ、所属クラブの会員と してJAFに届け出ることができる。)またクラブ 代表者は国内B以上もしくは公認審判員許可 証B3級以上の所持者であること。
公認クラブ :�)所属クラブの会員のうち50名以上がJAF の国内競技運転者許可証B以上または公 認審判員許可証B3級以上の所持者で、 そのうち40名以上は、JAFの国内競技運 転者許可証A以上もしくは公認審判員許 可証A2級またはA1級の所持者であるこ と。(1人で両方を所持している者は、どち らか一方の許可証でのみ、所属クラブの会 員としてJAFに届け出ることができる。) またクラブ代表者は国内A以上もしくは公 認審判員許可証A2またはA1級の所持者 であること。
�)前年度(2014年1月〜12月)、準国内格式 以上の公認競技会の単独主催、もしくは全 日本レース選手権競技会の主催(注)の、合 計2回開催の実績があること。(注:当該クラ ブを含む3つ以内の登録クラブ・団体が共催 した公認競技会に限り、実績として認める。)
準加盟団体 :責任者はJAF会員であること。
加盟団体 :国内B以上または公認審判員許可証2級以 上の所持者が1名所属していること。また責 任者はJAF会員であること。
公認団体 :前年度(2014年1月〜12月)、準国内格式以上 のJAF公認競技会を1回以上主催していること。
また国内A以上または公認審判員許可証Aの 所持者が1名所属しており、責任者はJAF会員 であること。
【JAF登録クラブの代表者の皆様へ】
公認審判員B3級は、JAFの個人会員で、所定の申請条件を満たしていれば、自動車運転免許証を持っていなくても取得できます。
�記��の���2.4.5.1d)に�する������らの��が�� ������で����ら�表されましたので、その英語文と和 訳文を下記の通り掲載いたします。
第2章 サーキットレース
245 マーシャルポストで使用される信号
MODIFICATIONSFOR 2015
ARTICLE2-CIRCUITRACING
245Signalsusedatmarshalposts
2451Marshalflagsignals
(.)
d)Lightblueflag Thisshould normally bewaved,asan indicationtoadriverthatheisabouttobeovertaken.Ithas differentmeaningsduringpracticeandtherace
Atalltimes:
-A stationaryflagshouldbedisplayedtoadriverleavingthe pitsiftrafficisapproachingonthetrack
Duringpractice:
-Givewaytoafastercarwhichisabouttoovertakeyou -Afastercarisclosebehindyouandisabouttoovertakeyou
Duringtherace:
Theflagshouldnormallybeshowntoacarabouttobelapped and,ifthedriverdoesnotseemtobemakingfulluseofhis rear-viewmirrors wWhenshown,thedriverconcernedmust allow thefollowingcartopassattheearliestopportunity
d)青 旗:
これはドライバーに対し、自分が追い越されようとしている ということを示すものとして、通常振動表示される。プラクテ ィス中と決勝レース中とで異なる意味を有する。
常 時:ピットを去ろうとしている車両に対し、トラ ック上に車両が接近している場合、青旗が不 動表示される。
プラクティス中:自分を追い越そうとしているより速い車両に 進路を譲れ。
より速い車両が後方に居て、追い越そうとし ている。
決勝レース中:通常、ドライバーが後方視界ミラーを十分に 活用していないと思われる場合の、周回遅れ にされようとしている車両に表示される。 この場合、当該ドライバーはなるべく早い機 会を捉えて後続の車両を先行させなければな らない。
※上記の車両公認申請は、現在、FIAへ申請中です。発効日等のお問い合わせはJAFモータースポーツ部までお寄せ下さい。
VF:供給変型、VO:オプション変型、VP:プロダクション変型、ET:正常進化、ES:スポーツ進化、ER:誤記訂正、 V�:キット�ー変型、�S:スー�ー����変型、�R:�ールドラ�ー�ー変型、VR:�ループR変型、EVO:進化
㈱オクヤマ �
JRH-026-14
JRH-027-14
トヨタ��(Z��)用ロールケージ
SUBARU BRZ(Z��)用 ロールケージ
FIA公認車両(FIA公認№A-5756)用 JAF登録車両(登録№JT-151)用 国内
FIA公認車両(FIA公認№A-5757)用 JAF登録車両(登録№JF-163)用 〃
㈱キャロッセ � �上�は����年�月��日付で��されました。
JRH-028-14
SUBARU WRX STI(VAB)用 ロールケージ
JAF登録車両(登録№JF-164)用 〃
����年�月��日��、������ー�ケー��して有効です。(�し、該当す����定が�の�用を�めてい�場�)
国際モータースポーツ競技������)、����)、����)、���JAFスポーツ�格���定����に��き、JAFが 「海外競技会出場証明書(サーティフィケート)」を発行した件数です。
●サーティフィケート申請方法
海外競技会出場証明書(サーティフィケー ト)は、以下の競
技に参加する際に必要になりますので、出発日の2週間前まで に所定の申請書に申請料を添えてJAFへ申請してください。
1FIA国際スポーツカレンダーに記載されている国際競技 2海外で開催される国内格式競技で、開催国のASNが参加を 認めた競技
注:上記2.については当該証明が必要な場合に申請してください。
所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペー ジ(http://www.jaf.or.jp/→モータースポーツ→データ室→各種 申請書等→海外競技会出場証明書申請書)からダウンロードす ることができます。
��用:1競技会限定のサーティフィケートです。 数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なサーティフィケートです。 3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦めします。 【申請受付】
JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現金 書留)にてご申請ください。
お問い合わせ先(JAF地方本部モータースポーツ窓口) 参加者用 競技運転者(コドライバー含む)用
海外競技会出場に関する証明申請書 写真(3cm×3cm、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの ・ 申請� ��用 ¥8,300(税込) 数次用 ¥24,100(税込)
海外競技会出場に関する証明申請書 申請� ��用 ¥8,300(税込) 数次用 ¥24,100(税込)
北海道本部 ☎ 011-857-7155
東北本部 ☎ 022-783-2820
関東本部 ☎ 03-6833-9140
中部本部 ☎ 052-872-3685
関西本部 ☎ 072-645-1300
中国本部 ☎ 082-272-9967
四国本部 ☎ 087-867-8411
九州本部 ☎ 092-841-7672
海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請方法
TEL 申込先 開催場所 時間 開催日
11月19日
11月23日
11月24日
9:30〜17:00
8:00〜14:00
9:00〜16:30
筑波サーキット 茨城県下妻市村岡
阿讃サーキット
徳島県三好郡東みよし町
筑波サーキット 茨城県下妻市村岡
富士スピードウェイ 静岡県駿東郡小山町
稲村 政幸 03-3611-6687 TMAC
ドライバーズ・クラブ・ルーキー
実費 ¥20000/ ¥24000
実費 ¥20600/ 受講対象外 大西 周 089-924-0220
平塚 由紀人 03-3766-3312 チームクレバーレーシング
栗田 吉晴 055-967-8878 ソニックレーシング
星 忠 0285-64-0200 (株)モビリティランド ツインリンクもてぎ 栃木県芳賀郡茂木町
筑波サーキット 茨城県下妻市村岡
政幸 03-3611-6687
実費 ¥20000/ ¥24000
実費 ¥20000/ ¥23000
鈴鹿サーキット 三重県鈴鹿市稲生町
筑波サーキット 茨城県下妻市村岡
[公示No2014−113]
佐賀県唐津市相知町町切537 ケイ.アール.エス 090-6290-6570
周 089-924-0220
982-8692 宮城県新仙台郵便局私書箱20号 にっかわくらぶ事務局 080-3192-8147 技術・コース
技術・コース 計時 A1/A2/B1/B2
技術・コース 計時 A1/A2/B1/B2
技術・コース 計時 A1/A2/B1/B2
技術・コース 計時 A1/A2/B1/B2
877-0312 大分県日田市上津江町上野田1112-8
㈱オートポリス 0973-55-1111
410-0317 静岡県沼津市石川359-7 ソニックレーシング 055-967-8878
463-0065 名古屋市守山区廿軒家14-40 名古屋レーシングクラブ 052-792-2031
131-0031 東京都墨田区墨田4-46-7 TMAC 03-3611-6687
■開催場所の略号:TIS=十勝インターナショナルスピードウェイ HR=仙台ハイランドレースウェイ SG=スポーツランドSUGO MO=ツインリンクもてぎ T=筑波サーキット SO=袖ヶ浦フォレストレースウェイ F=富士スピードウェイ S=鈴鹿サーキット O=岡山国際サーキット AP=オートポリス ■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方 太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●�のカレンダーは����日ま�に本部にて�付��もの�す。 *�:�日�開催�なります�、�曜日は�����の�式��の���り、��の���の��は���り�曜日�日 曜日になります。
2014インタープロトシリーズ第4戦 2014富士チャンピオンレースシリーズ第5戦
(059-378-3405)
APC、㈱オートポリス (0973-55-1111) スーパー耐久シリーズ2014第7戦 2014ゴールドカップレース第5戦
㈱モビリティランド、M.O.SC. (0285-64-0200)
(03-6809-1190)
(0285-64-0200)
C D
A D
JAF筑波スーパーFJ選手権シリーズ第6戦 筑波エキサイティングディ2014
(0868-74-3311) 2014OKAYAMAチャレンジカップレース第5戦
2014富士チャンピオンレースシリーズ第6戦 VitzDreamCup2014
2014S-FJ&F4日本一決定戦
(0550-78-1234)
2014年JAF九州ラリー選手権第6戦
レジェンドオブザラリー2014 (LegendofTHERALLY2014)
8日〜9日
JMRC九州ラリーチャレンジシリーズ第7戦 全九州学生チャンピオンシリーズ 第52回ACKKITナイトラリー
MSCC(03-3414-0176)
ACK(093-881-3933)
RN,RJRFF D
RN,RJ,RPN,RF, AE,F,RB E
長野(150)
7日〜8日 福岡(150)
2014年JAF中部・近畿ラリー選手権第6戦 第9回JMRCオールスターラリーフェスティバルin中部 2014年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ第3戦
2014年JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ第3戦 第30回シロキヤラリーin豊根
SHIROKIYA(0565-28-6524)
RN,RJ,RPN,RF,AE D
愛知(120)
22日〜23日
15日〜16日 群馬(150)
2014年JMRC群馬ラリーシリーズ ラリーofMIKABO
CORSA,NECOSTE (027-345-0605)
RN,RJ,RF,AE,RB D
2014年全日本ジムカーナ選手権ラス前の一 戦の舞台は、全日本初開催の九州福岡のスピ ートパーク恋の浦。玄界灘を望む全国でも非常 に珍しいシーサイドコースだ。
コース最上部にはパイロンセクションの置か
1.PN4桝谷裕一選手は2位を獲得。2.N1関口吉樹選手は僅かに及ばず2 番手にとどまった。3.PN2志賀野浩選手はZ勢最上位の2位獲得。4.SA3 野島孝宏選手は最大のライバル天満清選手は抑えたものの2位にとどまっ た。5.PN1平田裕三選手は2位にとどまり、連勝は果たせず。6.PN3松本 敏選手はBRZ勢最上位の2位獲得。7.PN1松本博文選手は堂々の3位獲 得。8. タイムアップならず2位に甘んじたN2小俣洋平選手。9.SA1工藤 典史選手はヒート1のベストを守れず、2位。10.PN3は2本ともベストと 完璧な走りを見せた森嶋昭時選手が優勝。11.14.PN4角岡隆志選手は大 差をつけて2勝めをマーク。岡野博史選手との最終戦決戦へ。12.N1は箕 輪雄介選手が4戦ぶりの勝利をあげて最終戦決戦に持ち込んだ。13.「ク ルマには何の不安もなく、自分が一生懸命走るだけという感じになってい るので運転に集中できる」。第5戦イオックスに次ぐ勝利をあげた千葉順 一選手がPN2のタイトルを確定。15.PN3山野直也選手はBRZで3位入 SA2川北忠選手は2番手に甘んじた。17.SA3は津川信次選手が ヒート1のタイムで逃げ切り、待望の今季初優勝。
[JAF公認No.2014-5038] 開催日:9月13~14日 開催場所:スピードパーク恋の浦 格式:国内 主催:TOBIUME [クラブ登録No.加盟40023]、RC-大分 [クラブ登録No.加盟44005]、 RTCR [クラブ登録No.加盟40056]
フォト/滝井宏之、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
れる広場が位置するが、そこからかな りの急勾配でコース部分が下へと続 く。今回の設定は広場の下からスター ト、中盤まではコースジムカーナをク リアして最後は広場に上がってゴール というレイアウトだ。広場には今年す っかり恒例となった感のあるフリータ ーンも設けられた。
コース図上部のストレー トの外側はすぐに海が広 がるシーサイドコースだ。
初開催に加え、規制のパイロン等も 厳しく、コース幅もタイトとあって、 有力ドライバー勢もミスが続いた今回 の一戦。優勝者を見ても11クラス中6 クラスのウィナーが、どちらかのヒー トでペナルティもしくはフリーターン不通過を 喫した。天王山の一戦に勝負を賭けたドライバ ー達の姿を浮き彫りにした形だ。
PN1クラスはヒート1、ひでき選手が1分36 秒098で暫定ベスト。しかしヒート2に入ると まず地元の松本博文選手が一気に1分35秒 070をマークして首 位を奪回。さらに前 戦優勝の平田裕三選 手が35秒の壁を破 り、連勝なるかと思 われたが、ラストゼ
18.「なかなか勝てなくてつらかった」。SC部門は牧野タイソン 選手が勝利をさらい、最終戦決戦へ。19.20.N2は終始安定し た速さを見せた小林辰朗選手が悲願の初タイトルを確定。21.ヒ ート1の圧巻のベストで逃げ切ったN3菱井将文選手。22.「ク ルマも運転も完璧」と快心の走りを見せた柴田優作選手がSA2 のタイトル防衛を確定。23.N3金本辰也選手は今回も手堅く2 位を確保。24.PN4遠藤康浩選手は3位に入賞。25.SC大橋渡 選手はヒート1のPタッチを挽回して貴重な2位獲得。26.N2鰐 部光二選手は表彰台の一角をゲット。27.SA1は今年もズバ抜け た安定感を見せた斉藤邦夫選手がタイトルを確定。
ッケンの石原裕也選手がさらにコンマ4秒しの ぐ渾身のベスト。この勝利でシリーズタイトル もたしかなものとした。
2本め勝負となったPN1クラスに対して、完 全な1本め勝負となったのがPN3クラス。前 戦、痛恨のパイロンタッチに沈んだ森嶋昭時選 手がヒート1のタイムで逃げ切って、山野哲也 選手との最終戦決戦に持ち込んだ。 「思いのほかコース部分にセッティングを合わ せるのに苦労しましたが、特に今日はパイロン
でイメージ通りに100%の走りができたのが勝 因だと思います」。注目の山野選手はヒート1、 パイロン不通過を取られ、ヒート2もペナルテ ィでノーポイント。援護射撃で参戦の弟の山野 直也選手が代わって3位に入った。
N3クラスは悲願の初優勝を狙う小俣洋平選 手がヒート1で暫定ベスト。初タイトルに王手 をかけている小林辰朗選手はコース部分でのミ スが響いて1秒以上のビハインドを背負う。
「正直、小俣選手のタイムが速すぎると感じた ので、2本めは最後まで攻めきらないと絶対逆 転できない、とかなり追い込まれた」という小 林選手だったが、ヒート2では完璧なパイロン
ライバル達がペナルティに沈む 中、終始安定した成績をキープ したPN1石原裕也選手。全日本 タイトルもたしかなものに。
ワークを見せ、タイムを詰められなかった小俣 選手を逆転し、こちらもタイトルを確定した。 「今年一年、ライバルが速かったからこそ、自 分も最後まで集中を切らさない走りができたと 思います」と小林選手。ライバルに感謝してい た。
前戦もてぎでタイトル確定の菱井将文選手 に続いてこの日は新たに5名のドライバーがタ イトルをたしかなものとした。最終戦に決戦が 持ち越されたのは5クラス。SA3、SCの2クラ スも最終戦本庄までもつれており、最後の最後 まで、力のこもったバトルが見られることにな りそうだ。
2014年2度めの中部ラウンド開催となった 福井オートパーク今庄の一戦は、ラス前の第7 戦として開催された。
路面コンディションは2日間ともドライ。ヒ ート中の散水も最小限に抑えられたため、各ド ライバーともヒート2では硬質、超硬質路用ド ライタイヤで攻め切る一戦となった。
地元中部・近畿勢の参戦で18台もの大量エ ントリーとなったPN1クラス。ヒート1はただ 一人1分35秒台にタイムを乗せた北海道の宝 田ケンシロー選手が暫定首位に立つ。
宝田選手はヒート2でも30秒前半までタイ ムを詰めるも、まず鳥居晴彦選手が30秒の壁 を破る29秒859をマーク。そしてラストゼッ ケンの川島秀樹選手がさらにコンマ1秒詰めて ゴールして2連勝と絶好調をアピール。 「スタートからシフトミスしたけど、慌てずに 取り返そうとしたのが良かった。今日は最短距 離を走るジムカーナ走りを心掛けました」と勝 因を振り返った。
PN2クラスは前回欠場の鎌田卓麻選手が復 帰。第5戦までの余勢を駆って一気にタイトル
SA1は佐藤孝選手が2連勝。ランキングもトップに躍り出た。 SA2も荒井信介選手が連勝を飾り、こちらもシリーズ首位に PN1鳥居晴彦選手は今季初ポディウムの2位獲得。 SC1福山重義選手は第2戦に次ぐ2位入賞。
獲りに臨んだが、ベテラン須田行雄選手が野 沢に続いて連勝を果たし、最終戦決戦へ持ち 込んだ。
ダンロップのNEWタイヤ92を履いた須田 選手は「このクラスを盛り上げたかったので最 終戦まで引っ張れて良かった」と快心の笑顔。 「92は初めて履いたので、3つめのコーナーく らいまでは様子見で行きましたが、行けると思 ったので後は攻めました。最終戦も今回のよう
にカウンターを切らない走りで頑張ります」 まさかの6位という結果に終わった鎌田選手 は「053でミスなく普通に走れたけど、036のタ テのトラクションを生かした方が良かった」とタ イヤの選択ミスを悔やんでいた。
一方、20代の若手が激しいバトルを演じてい るN1クラス。しかし今回は、今年いずれも若 手を抑えて優勝を飾っている、年長組の坂井義 浩、柴原学志両選手がヒート1は1-2と貫録を 2014年JAF全日本ダートトライアル選手権第7戦 スーパートライアルin今庄[JAF公認No.2014-2212] 開催日:9月6~7日 開催場所:オートパーク今庄 格式:国内 主催:SHALET [クラブ登録No.加盟23035]、 FASC [クラブ登録No.加盟23008] 、CCST [クラブ登録No.加盟21002] フォト/安達正男、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部 全日本を本格的に追い始めて9年め。こ のクラスでもすでに中堅といってもいい 矢本裕之選手が全日本初優勝を達成。
1本めは行き過ぎて突っ込みすぎたりしました が、2本めはその辺はコントロールできた感じです ね。今日は今までにないくらい、迷わずに走り方 が決められたので、ホント思うように走れました。 実は今回は土曜日は敢えて走らずに、同じクラス の人の走りをコースの一番上から見たんです。コ
ース全体を見渡せる所なんて滅多にないですから ね。勉強になりましたよ。今はもう、ひたすら嬉し いです。お世話になった人達に感謝したいですね」
見せる。
だが注目の2ヒート、坂井選手は痛恨のドラ イブシャフトトラブルでリタイヤ。柴原選手も 約3秒のタイムアップにとどまり、2勝めはなら ず。ただ一人、1分26秒台に叩き入れた竹本幸 広選手が勝利をさらい、昨年と同様、山本悠 太選手とのマッチレースに持ち込んだ。 「自分の中ではほぼノーミス。92を信じて、ハ
PN1川島秀樹選手はチャンプ確定済みの内藤聡選手のホームコースで優勝と意地を見せた。
ンドルを切り込みました」と振り返った竹本選 手に対して、2位に甘んじたチャンプ山本選手 は「92はあまりテストできなかったので87で攻 めに行ったのですが、ハンドルをこじりっ放し で曲がらなかった。今年はどうもいいリズムが 掴めませんね」とひとこと。チャンプ優勢の中 での最終戦となるが、この大一番の行方は注目 を集めそうだ。
10.13.PN2は鎌田選手との直接対決を初めて制した須田行雄選手が前戦に続いて優勝。11.SC2は磯貝雄一選手が今季2勝めを あげ、シリーズ2位に浮上。12.「崖っぷちということで気合が入った。セッティングを変えてターンしやすい足に変えたのが良かっ た」。D部門は谷田川敏幸選手が3勝めをマーク。14. デラックス ヒロキ選手は激戦区SA2で堂々の2位に入賞。15. 前回D部門優
勝の目黒亮選手は今回も2位入賞。16.3戦ぶりに復帰の2013SA1チャンプ岡田晋吾選手は2位獲得。17.SC2梶岡悟選手は今季 3度めの2位入賞。18. 河石潤選手はPN2では初となる表彰台獲得。19.N2北條倫史選手は2位に入り、タイトル防衛を確定。 20.23.N1は竹本幸広選手が自身2度めの今庄制覇を達成し、タイトルへ望みをつなげた。21.22.SC1はSW20マイスター、前田 幸男選手がスーパーベストを叩き出して優勝を飾った。
SA2クラスも荒井信介選手が2連勝。こち らも北村和浩選手とのマッチレースを最終戦に 持ち込んだ。「1本めから036を履いていった けど、その時点でも大丈夫という路面だった。 散水の仕方も工夫してもらったので、それも自 分にはいい方向に転がったと思います」と荒井 選手は得意のタカタで逆転チャンプを狙う。 一方の北村選手は「足回りも新しくしてセッテ ィングも出せてたんだけど、ちょっと及ばなか ったね。92の走らせ方も、もう少し考えてみ る」。ホームコースでの手痛い敗戦から、最終 戦でのタイトル防衛へ、気持を切り替えていた。
ブラインドコーナーをひ たすらクリアするのが今 庄の特長のひとつ。外 周もフルに使われた。
全日本ラリー選手権は8月最終週に第6戦を 迎えた。高速のターマックステージが待ち受け る丹後半島ラリーがその舞台。今年はSSが計 21本、総距離が102.28kmとスケールアップ された。
4つのステージを用意するこのラリーは、土 曜DAY1にアタックしたステージの内の何本か を、日曜のDAY2ではリバースで走ると言うの が基本的な構成。日曜は、これらのステージに 加えて、京丹後市のテーマパーク、「京都府農 業公園丹後あじわいの郷」でギャラリーSSも 行われた。
総計100kmを超えるSSをこれでもかと走
[JAF公認No.2014-3307] 開催日:8月29~31日 開催場所:京都 格式:国内 主催:OECU-AC [クラブ登録No.加盟27019] フォト/中島正義(PLATZ)、水野文幸、山口貴利、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
り抜く長丁場のラリーだが、高速ありツイステ ィありと個性的なステージが待ち受けるのが今 回のラリーの特長。加えて天候も不安定で、路 面もドライから、ハーフウェット、さらにはウ ェトと変わり、しかも霧も出るというコンディ ション。リピードのステージでも状況が目まぐ るしく変わるという難所が続くラリーとなった。
JN1クラスは、前戦モントレーを制した中村 晃規組RX8が今回も絶好調。「モントレーでハ イスピードに慣れたので、今回の高速ステージ は攻めることができました」(中村選手)と最後ま でライバルを寄せ付けず、快勝。総合でも12 位というリザルトを残した。
JN2クラスは、モントレーでもターマックで の速さを見せ付けた田中伸幸組のスイフトが序 盤からラリーをリード。最大のライバル高橋悟 志組もDAY1、4本のベストを奪って喰らいつ こうとするも、その差は埋めきれず、DAY2も DAYベストで上がった田中組が快勝を飾って いる。
開幕から連勝を続ける天野智之組ヴィッツに 誰が土をつけるのかが注目を集めたJN3クラ ス。SS1では岡田孝一組デミオが天野組と同秒 のベストで上がり、マッチレースを予感させた が、SS2から天野組がジワリジワリとライバル を引き離し、終ってみればDAY1は全SSでベ
テーマパーク「丹後あじわいの郷」
に詰めかけた大勢のギャラリーが 迫力の走りを身近で体感!
今回の一戦では、京都府農業公園「丹後あじ わいの郷」でギャラリーSSが初めて開催され た。京丹後市にあるこの「丹後あじわいの郷」
は、動物との触れ合い体験や、パンやお菓子 の手作り体験などを家族で楽しめるテーマパ ーク。昨年もラリーパークが置かれ、多くの 人々がラリー車と触れ合う機会が作られたが、 スケールアップした今年は、パーク内の道路を 使った特設のギャラリーSSが設けられた。会 場には入園時間前から多くのギャラリーが訪れ たため、開園時間を繰り上げるなどの措置が 採られるなど、会場は大盛況。約8,000人の ギャラリーが、コースに近い芝生の観戦エリア から、全日本のトップラリースト達の迫力ある 走りを楽しんでいた。
スト奪取。DAY2もギャラリーSSを除くSSは すべてベスト奪取と横綱相撲を見せ、見事に6 連勝を達成した。
今季3度めの成立となったJN4クラスは SS1で、モントレーに続いて諏訪姫86のステ アリングを握った戸塚和幸組が開幕戦ウィナー の竹内源樹組を4秒差に下すベストをマーク。 DAY1前半は竹内組と抜きつ抜かれつのマッチ レースを展開する。しかし後半に入るとモント レーからの連敗は避けたい竹内組がプッシュ。
DAY2でも追いすがる戸塚組を引き離して、今
9月21日、JMRC近畿アベレージラリーシリー ズ第5戦の場において、「2014年第2回JAFラリー 競技における救急活動訓練」が行われた。会場と なった京都市内の京都工芸繊維大学には、競技を終 えた参加者をはじめ、中部、近畿、中国、四国地区のオ フィシャル、ドライバー、ラリー関係者が参加した。
当日は3名の講師の指導の下、参 加者達はK.E.D(頚椎固定救出装 具)を使用した救出訓練を3名ず つのグループに分かれて行った。
また、火災や生命の危険が差し 迫っている状況下でK.E.Dを使 用しないで1人で救出を行う訓
練についても、それぞれ実車を使 用して行う等、実戦を想定した訓 練に真剣に取り組んでいた。
10.JN5曽根崇仁組は2戦連続の表彰台。 JN6高山仁組も2戦連続でポディウムを獲得。
12.JN1高篠孝介組は今季最上位の2 位獲得。13.14. 白熱したJN5クラスの首位争いは、鎌田卓麻/市野諮組がDAY1のマージンを守り切って優勝。15. 今年から新設のJN4は 竹内源樹/加勢直毅組が開幕戦に次ぐ2勝めをマークした。16.JN1中村晃規/古川智崇組は今回もライバルを寄せ付けず、前回モントレー から2連勝。17.JN1のポイントリーダー中西昌人組は3位で完走。18.JN2東隆弥組は地元の一戦で3位完走。19.JN2高橋悟志組は2位 入賞。20. 石川昌平組もJN3・3位でフィニッシュ。21.JN2田中伸幸/藤田めぐみ組も2連勝。タイトルレースのリードを広げた。
季2勝めをマークした。
JN5クラスはランキング2番手の川名賢選 手がERC参戦のため不参加。シリーズ首位の 鎌田卓麻選手にとってはリードを広げる機会到 来かと思われたが、川名選手の代りに86を駆 った勝田貴元選手が全日本参戦3戦めとは思え ぬ速さを披露。SS6では総合でも4番手に入る
スーパーベストをマークして鎌田選手を追い詰 めるが、これが鎌田選手に火をつける結果に。 「SS7からはフルアタックに変えた」鎌田選手 はここから4連続ベストで勝田選手を引き離 し、ここで築いたマージンをDAY2でも守って トップでフィニッシュ。しかしDAY2でDAY ベストを奪った勝田選手の走りは最後まで大き な注目を集めることになった。
三つ巴の戦いが続いているJN6クラスは、 DAY1から波乱の展開に。SS1でベストを奪い、 復帰後初の舗装ラウンド制覇に向けて快調なス タートを切った新井敏弘組がウェット&霧の SS4でコースオフ、デイリタイヤを喫してしま う。微妙な路面状況の中、頭ひとつ抜け出した のは奴田原文雄組ランサー。
「タイヤがコンディションに対して対応幅が広 いので、どんな路面でも安定して性能を発揮し てくれた」という走りでSS2からベストを連発。 勝田範彦組を引き離してDAY1を約20秒差で 折り返すと、DAY2もDAYベストを奪う走りで このラリーを完全制覇。今季3度めの優勝を果 たし、勝田組にタイトルレースでも肉迫する形 でラリーを終えた。
Round.7
RALLY HOKKAIDO[JAF公認No.2014-0016]
開催日:9月26~28日 開催場所:北海道 格式:国際 主催:AG.MSC北海道 [クラブ登録No.公認01001]
フォト/中島正義(PLATZ)、水野文幸、加藤和由、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
全日本ラリー選手権は今年最後のグラベル の一戦RALLY HOKKAIDOがAPRCと併催 で9月下旬、シリーズ第7戦として行われた。
今年の特長はAPRCと同じ距離を走る従来 までのフォーマットが変更され、全日本につい てはレグ2の午前中で実質的に競技が終了する ようになったこと。
午前中のセクションを終えたラリーカーは北 愛国のサービスに戻った後に、スーパーSSを こなしてゴールという設定で、表彰式もその直 後に行われる。
その間、APRCは最後のセクションを走り、 全日本の表彰式が終わる頃にゴールという設定 だ。しかしそれでもSSのトータル距離は
にエントリーしたた め、今季は勝田範 彦VS奴田原文雄の トップ2のマッチレ ースが確実となった JN6クラス。
これまでの実績か ら見るとこのラリー は奴田原組優勢と 思われたが、DLのニ ュータイヤ87RW を得た勝田組はレグ
1前半からピッタリ と奴田原組に食らい つく。そして勝負所 のひとつ、SS8ヤム
しかし好事魔多し。続く28.75kmのSS9ク ンネイワで勝田組のインプレッサはホイールが 石を噛んでしまい、それがホイール破損からバ ーストさらにはブレーキトラブルを招いて、ジ ャンクションでオーバーシュート。15分という 致命的なハンディを負ってしまう。 対する奴田原組はレグ2もしっかりとキープ
今回も特に高速ステージの速さが際立った鎌 田卓麻組。ライバル達を寄せ付けず、4連勝。
ワッカで奴田原組がパンクで大きくタイムロス すると、一気にトップに立った。
5
のリベンジを達成。タイトルレースでも優位に 立つことになった。 3 4 6 9 8 10 11 12
カート選手権 FP-Jr部門/FP-JrCadets部門 東地域第5戦
[JAF公認No.2014-1137]
開催日:9月20~21日 開催場所:本庄サーキット 格式:国内/準国内 主催:T-KBF[クラブ登録No.公認81102]
フォト/澤田和久 レポート/水谷一夫
独走を許さない。襲い掛かる後続たちとのバト ルにさらされた荒川選手は、不運な接触でコー スを外れ8番手に転落してしまった。
8台の先頭集団は横川隼人選手、角田裕毅 選手、再び横川選手とリーダーを入れ替えなが ら周回を重ねていく。その中で荒川選手が猛挽 回を展開。レース中盤になると、先頭集団はこ れに村松日向子選手を加えた4台に絞られた。
25周レースの18周め、荒川選手がいよいよ 先頭に再浮上。これを合図に、先頭集団のポ ジションチェンジが急に活発になった。レース 大詰めの21周め、トップの座をめぐって荒川 選手と横川選手がもつれ合う。その隙を突い て、3番手にいた村松選手が一気に先頭へ躍り 出た。後続はこれを逃がすまいと競り合うこと でかえってペースが鈍り、村松選手に0.8秒ほ どのリードを献上することとなった。
揉み合いとなったセカンドグループには5番 手以降のマシンが追いついて、さらに競り合い が激化。これで村松選手の独走状態は、周回 ごとに鮮明になっていく。そしてチェッカー。
同時開催の地方カート選手権・東地域最終戦。FS125部門では佐藤蓮選手(写真上)が3番グリッドから独走 優勝を飾り、2012年のFP-Jrカデット部門、2013年の FP-Jr部門に続
く3年連続のチ ャンピオンに輝 いた。FP-3部門
では3台一丸の 大混戦が延々と 繰り広げられ、
チェッカー目前
の逆転で横田英
宣選手(写真下)
が優勝。無理を 避けた戦いに徹 し3位でフィニ ッシュした長谷 川正吾選手がチ ャンピオンとな った。
トップを走っているのが信じられませんでした 村松日向子(全日本FS-125クラス初優勝) ゴールの瞬間は、自分が本当に トップだとは信じられない気持ちで した。今年はリタイアが続いてい て、今回も厳しいレースになると 思っていたので、勝ててびっくりし ました。トップに立ってからは、チ ームの人たちが「イケるぞ、イケる ぞ」とサインを出して励ましてくれ たおかげで、自信を持って走れま した。この流れで最終戦もいいレ ースをしたいです。
ないほどの大混戦となった。
予選ヒートでは前回のウィナー荒川麟選手が 2番手争いに乗じて悠々とトップを走り、ポー ルを獲得した。この事態に、ライバルたちは “打倒・荒川”で気持ちを結束、決勝では荒川の
2.
村松選手の右拳が軽く挙がった。全日本カート では2001年ICA部門の小山昌子選手以来13 年ぶりとなる女性ドライバーウィナーの誕生だ。
荒川選手は最終ラップのバトルを制して2位 となり、東地域のポイントリーダーとして東西 統一競技会に臨むことに。3位には角田選手が 入り、全日本で初の表彰台を獲得した。
同時開催のジュニアカート選手権。FP-Jr部 門では6台が一丸でレース終盤のトップ争いを 演じ、全日本に劣らぬ激闘を展開。その戦い は、ラスト3周の2台抜きで先頭に立った下村 渉選手の初優勝で決着した。FP-Jrカデット部 門では、決勝序盤から先頭を走り続けた斉藤 凛選手が、残り4周に勃発した後続とのバトル を勝ち抜いてデビューウィンを達成。2位でフィ ニッシュした滝田真之佑選手は、東地域のラン キング首位の座をキープしている。
全日本カート選手権 FS-125部門 西地域第5戦/ジュニア
カート選手権 FP-Jr部門/FP-JrCadets部門 西地域第5 戦/地方カート選手権FS-125部門/FP-3部門 西地域第 5戦(最終戦)/カートレース IN SUZUKA
[JAF公認No.2014-2511]
開催日:9月27~28日 開催場所:鈴鹿サーキット国際南コース 格式: 国内/準国内 主催:SMSC[クラブ登録No.公認82401] フォト/益田和久 レポート/水谷一夫
全日本シリーズ西地域の末尾を飾る一戦は、 雲ひとつない絶好のレース日和に恵まれた。
夏の名残を思わせる強い日差しの下、レース を制圧したのは山内飛侑選手だった。山内選手 は公式練習でライバルたちのタイムを常に0.2 秒ほど上回り、朝一番から好調をアピール。タ イムトライアルでもトップタイムをマークし、 予選ヒートでは落ち着いた走りで前半戦のバト ルを制してポール獲得を果たした。
そして迎えた決勝。山内選手は綺麗にスター トを決めると一気に後続を突き離し、1周で1秒 以上のリードを築くことに成功。勝負は実質的 にこの時点で決した。あとは周回ごとに山内選
手がひたすら背後のギャップを広げていく展開 だ。ピットウォールに陣取るチームスタッフに ガッツポーズを披露しながら山内選手が今季3 勝めのチェッカーを受けた時、そのリードはス トレート1本分以上に達していた。
西地域のポイント争いをリードしていた澤田 真治選手が、スタート直後の混乱で順位を落と しノーポイントに終わったことで、山内選手は 西のポイントリーダーに浮上。チームメイトの 水野皓稀選手が単独走行で2位ゴールを遂げ、 チームが1-2フィニッシュを果たしたことも、 山内選手の喜びをいっそうのものとした。
予選ヒートの序盤戦で山内選手に先行した三
松山幸生選手はFP-Jrカデットで大混戦を制した。
作戦通りに逃げ切ることができました 山内飛侑(全日本FS-125クラス優勝) 昨日の練習セッションから調子がよ かったので、今日は負けられないと思 っていました。決勝は焦らず無茶をし ないことを心掛けてスタートして、レ ース前半から逃げ切る作戦通りに勝 つことができました。チームで1-2フ ィニッシュを達成できたこともうれし いです。最終戦は、とにかくチャンピ オンを獲りたい。勝って一年を締め 括りたいですね。
宅淳詞選手は、決勝のグリッドからひとつ順位 を下げたものの、3位フィニッシュで3戦連続の 表彰台に。その三宅選手と3位争いを演じた太 田格之進選手は、最終ラップのアクセルワイヤ 破断でチェッカーを受けられなかった。
ジュニアカート選手権も、この大会が西地域 ラストの一戦。FP-Jr部門では、オープニング ラップから先頭をひた走ってきた三澤拓真選手 にレース中盤で酒井夢良選手が追いつき順位 が入れ替わったものの、最終ラップの最終コー ナーで三澤選手が逆襲。2台横並びのバトルの 末、三澤選手が今季2勝めを飾った。酒井選 手はこのバトルでコースアウトを喫したが、辛 くも立て直して2戦連続の2位となった。
FP-Jrカデット部門は、スタートから最終ラ ップまで4台一丸の大混戦が展開。この戦いを 制した松山幸生選手は、うれしい初優勝だ。先 頭集団の2台が最終ラップの接触でスピンを喫 し、2位には岩間翼選手が入賞した。
真左)が2番手の親川謙心選手を周回ごとに引き離し、独走優勝でチャンピオン獲 得を果たした。FP-3部門では、大島良介選手が大集団のバトルを制しトップでゴ ールしたが、スタート時の違反で3ポジション降格に。これでスポット参戦の津野 和彦選手(写真右)がウィナーとなり、2位に繰り上がった坂裕之選手がチャンピオ
2014年の近畿地区ジムカーナシリーズは、 地方選手権併催のチャンピオンシリーズ8戦と、 初中級者向けのミドルシリーズが8戦で行われ、 その最終戦が9月28日(日)、この季節にしては 高い気温の下、奈良県の名阪スポーツランドC コースで同日開催で行われた。
B1クラスはシリーズ最終戦を2年連続で藤
2014年JAF近畿ジムカーナ選手権第8戦 2014年JMRCオールスター選抜第8戦 2014年JMRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第8戦 [JAF公認No.2014-3123] DIREZZA CUP近畿ジムカーナフェスティバル 開催日:9月28日 開催場所:名阪スポーツランドCコース 格式:準国内 主催:LAZY W.S[クラブ登録No.加盟27022]
2014年JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ第8戦 [JAF公認No.2014-3124]
開催日:9月28日 開催場所:名阪スポーツランドCコース 格式:地方 主催:LAZY W.S[クラブ登録No.加盟27022]、R-7[クラブ登録No.加盟26009] フォト/滝井宏之 レポート/JAFスポーツ編集部
林伸吉選手が制した。今季2勝め。そして3位 に入った大原秀樹選手がチャンピオンを獲得。
大原選手は「気温が高くて、タイムが伸びずに 苦戦しました。今年最初の2戦は借り物のクル
マだったんですが、それで連勝できて勢いがつ いたのが大きかったです」と一年を振り返った。
高田真行ヴィッツが今季4勝めでチャンピオン獲得!
5.N1クラスで勝ってチャンピオンを決めた高田真行選手。6.7.S2クラスは岩崎玲生選手が6連 勝でチャンピオンに花を添えた。8. レディースクラスは辰巳知佳選手が優勝した。
てB1クラスの最終戦を制した藤林伸吉選手。10.B3クラスでただ一人1分9秒台に入れた石田忠 義選手が優勝を飾った。
ムを誰にも破られず に、今季初優勝を遂 げた。
B3クラスでは、1 本めでただ一人1分 9秒台に入れた石田 忠義選手が優勝を飾 った。
PN1クラスでは、 前戦でチャンピオン を決めていた抱博高 選手が今季4勝めで 有終の美を飾った。
PN3クラスは今年 全日本ジムカーナ選 手権のSA3クラスを 追いかける野尻隆司 選手が、近畿シリー ズでは今年初めての 優勝を遂げた。
N1クラスでは、高 田真行選手と金澤和 幸選手がチャンピオンを掛けて激突。1本めでは 高田選手がライバルに先行するも、吉村治利選
11.GT4WDクラスを制して右手を突き上げて喜ぶ藤本恭隆選 手。12.PN3クラスで今季初優勝の野尻隆司選手。13.S3クラス の永井克己選手は今シーズン初優勝。14.GTRWDクラスを制し たのは齊藤知之選手。15.GT1500クラスは能勢ケンヅ選手が今 季3勝めを上げた。16.GT1586クラスを制した西村守平選手。 17.GTFWDクラスは野田太一選手が勝利。18.19. N2クラスで終盤4連勝を上げた前田忍選手。
手に遅れをとって2番手タイム。しかし2本め で逆転の走りを演じ、勝利で2014年度のチャ ンピオンを決めた。高田選手は「勝ってチャンピ オンを決められたので上出来。フリーターンが もっとうまく決めていられれば最高だったか な?今年は久しぶりに全戦出られて、金澤さん と競り合うことができて、最高のシーズンでし た」と喜びを表現した。
DC2インテグラの戦いとなったN2クラスで は、前田忍選手が逃げ切って終盤の4戦で4連 勝を遂げた。
S1クラスを制したのは藤田哲也選手。ただ 一人、2本とも1分10秒台に入れる安定した走 りで勝利をもぎとった。
S2クラスは僅差の戦いを制して、岩崎玲生 選手が6連勝でチャンピオンに花を添えた。
S3クラスの永井克己選手は、チャンピオン の辰巳浩之選手とランキング2位の高倉輝人選 手を振り切って、今季の初優勝を遂げた。 またミドルシリーズでも各クラスで熱い戦い が繰り広げられた。
GT1500クラスは能勢ケンヅ選手が今季3勝 めを上げ、GT1586クラスは西村守平選手が優 勝を飾った。
またGTFWDクラスは野田太一選手が勝利 を上げ、GTRWDクラスでは齊藤知之選手に勝 利の女神がほほ笑んだ。そしてGT4WDクラス では藤本恭隆選手が自らの勝利を右手を突き上
最終戦ということもあって、表彰式は競技会 終了後に立食パーティー形式で行われ、参加者 は抽選会など趣向を凝らした催しを楽しみなが ら、1年間のお互いの走りを称え合った。
WOMEN IN MOTORSPORTS COMMISSION(ウィメン・イン・モータース ポーツ委員会。略称WIMC)は、FIAが2009年に立ちあげたプロジェクトだ。モ ータースポーツが、本来、男女に平等に開かれたものであることを世界に知って もらい、より多くの女性達のモータースポーツへの参加を促すというのがテーマ になっている。
具体的な活動としては、モータースポーツが競技参加者、オフィシャル、マネ ージャー、メカニックなど、すべての分野で女性が活躍できる場であることを知 ってもらい、また現在、競技で活躍中の女性を支援すること。さらに競技やオフ ィシャルへの新たな女性の参加を促すことなどがあげられている。
このFIA WIMCの初代委員長を務めるのはミシェル・ムートン氏。1980年代 にWRCでアウディワークスの一員として当時最速を誇ったアウディ・クワトロ をドライブし、通算4勝を上げた女性トップラリーストだ。WIMCには、このほ かF1やWECで活躍する女性関係者らが名を連ねている。
そしてWIMCは今年から、その活動を本格化すべく、世界各国から女性代表 委員を任命し、FIAにおいて定期的な討議を始めている。日本からもWEC等の活
躍で知られるレーシングドライバーの井原慶子氏がアジア地域代表委員として 参加している。
それとともに世界各国のASNに各地域の実情に応じた活動をゆだねるべく、 WIMのプロジェクトを呼び掛けた。そうした動きに応えるように日本のASNで あるJAFも、このWIMを始めることになり、この8月にワーキンググループが 発足した。
JAF WIMの牽引役であるアンバサダーを務めるのは井原慶子氏、全日本ラリ ー選手権でトップナビゲーターとして活躍する足立さやか氏、富士スピードウェ イ㈱レース事業部に勤務し、レースをサポートする関敦子氏の3名。日本におけ るJAF WIMはこの3名の女性が中心となって、モータースポーツへの女性の参 加を促すための提案が行われていくことになる。
JAF WIMの今後の活動内容については、JAFのモータースポーツホームペー ジ内において、随時情報がアップされる予定だが、本格的な活動を始めるこの JAF WIMの今後の方向性について、アンバサターを務める井原氏、足立氏にま ずは聞いてみることにしよう。
井原さんは欧州でのレーシングキャリア もすでに長いですが、モータースポーツの本 場とも言えるヨーロッパの女性達は今回の WIMCの活動をどう受け止めていますか?
井原 WIMCの活動には 2012 年から参加して いますが、こうした試みが立ちあがった一番の 理由はやはりジャン・トッド氏がFIAの会長に 就任されたのが大きいと思います。モータース ポーツが低迷してきた時に盛り上げるためには どうしたらいいかを考えた時に、女性をはじめ 新しい参加者を増やしていった方がいい、とい
う発想が彼の中にあったんだと思います。
女性を活用するという機運がFIAや欧州 にはあると?
井原 新しいアイデアを生み出したり、持続可 能な、とかのキーワードを考えた時に、新しい アイデアが必要になると思うんですが、そうい うアイデアって多様性から出てくるんです。女 性もひとつの多様性なので、そういった女性の アイデアやチカラを新しいモータースポーツに 加えていければ、ということだったと思います。
WIMCでは、いまどんなテーマが話し合 われているんでしょうか?
的に各企業、産業界が受け入れなければなら ない、という機運になっていくんじゃないかと 思います。そういう環境作りをして行きたいで すね。
国内の自動車産業、モータースポーツが含ま れるものですが、そこで働く女性の数の絶対数 も増やさなければならないですよね。最近は、 日本でも、例えば役員に女性を増やそうという 動きがありますが、そういう経験が少ないので まだ失敗することも多いし、上手くいかないこ ともあると思うんですよ。でも、そういうこと があってもチャンスを与え続けるような風土を 企業も産業も持たなければならないし、そうな れば女性も自立した戦力になると思います。
モータースポーツの世界でも、レーサーに関 わらず、エンジニア、メカニック、マネジャー、 オフィシャルと、興味があるけど入りづらいと いう雰囲気があるので、そういった所でも、チ ームや組織、メーカーがまずは数を増やすとい うところで門戸を開いてほしいと思います。
女性が自動車産業に積極的に関わってい くというムーブメントを作る時に、モーター スポーツという現場は有効ですよね?
してくれているので、来年度はそういうメーカ ーと協力して、女性の中でも、ホントはもっと 運転したいとか、エンジニアをもっとやってみ たい、という人が参加できるプランを、ぜひ実 現したいです。また女性が参加しやすいレース とかもいいですね。最初は女性だけのレースと いう形でもいいと思っています。
最後に、いますでにモータースポーツの 世界で活動している女性達へのメッセージを。 井原 モータースポーツが社会貢献になるよう な形を作りたいので、ぜひ協力してほしいです よね。モータースポーツに参加する女性が増え れば、技術的なことや安全について分かりやす く発信していくと思うので、そういうところで も女性は貢献できるはずなんです。
井原慶子 (「ウィメン・イン・モータースポーツ」アンバサダー)
井原 日本と同じように、ASNでワーキンググ ループを立ち上げたり、各地域で実際に活動す るというのが、話題になっていますね。
日本、またアジア全体のWIMの活動の中 で特に考えていかなければならないテーマと いうのはどういうものでしょか?
井原 アジアは産業と技術の分野で、女性の 雇用が凄く少ないですよね。女性が参加しにく い環境が構築されてしまっているんです。そう いう状況に、WIMの情報が発信されれば、必然
profile
2012年にWEC(世 界耐久選手権)に フル参戦。2014年 のル・マン24時 間では日本人最
上位の総合14位
で完走。8月下旬に開催されたアジア ン・ル・マンシリーズではル・マン シリーズ史上初の女性ウィナーに輝 く。FIAウィメン・イン・モータース ポーツ委員会アジア地域代表委員。
井原 凄い有効だと思いますね。夢はあるし、 自動車は日本では基幹産業ですから、技術開発 や安全性・信頼性を世にアピールしていく場と してもモータースポーツは有効です。夢がある 世界で女性が活躍しているとなれば、他の産業 にも影響を与えるので、ぜひモータースポーツ から女性が増える形になってほしいですね。
女性の凄腕チューナーとかいてもいい。
井原 EVテクニシャンとかもですね。メカ、 電気系統のエンジニアでもいいし、テクニカル な面でも女性が色んなアイデアで新しい枠組み を作っていけると思います。
ただやはり、周りの意識改革も必要です ね。
井原 一番はそれですね。マインドセットって 時間がかかるんです。均等法が作られても意識 改革できずに今日まで来たので、女性自身も意 識改革しないといけないし、社会自体が意識改 革というムーブメントを作らないといけないと 思います。
今後、JAF WIMでやっていきたい構想、 方向性のようなものは何かありますか?
井原 自動車メーカーもいくつかWIMに賛同
女性がハイブリッドを解説したり、女性が安 全運転を教えるスクールなどであれば来る人も 増えるし、何より優しく教えてもらえるじゃな いですか(笑)。
そういう形で女性が技術やクルマとかを語れ ば聞いてくれる人が増えるし、ファンも増える と思います。
モータースポーツが技術革新の場であること を女性が世の中に知らしめていけばいいんです。 外国ではすでにそういう例もあります。女性の 絶対的な数が増えないと、モータースポーツの ガツガツした男性のイメージは消えませんよ。
JAFのHPの中にWIMのページを立ち上げ て、その中に女性が参加できる企画をどんどん アップデートしていきたいと思っています。ラ イセンス講習会とかもJAF WIMが主導するよ うな企画もやりたいので注目してほしいです ね。モータースポーツに参加できる機会を探し ている女性はたくさんいるんです。そういう風 土を作っていくことに協力してほしいと思って います。
モータースポーツが技術革新
足立さんはこれまでもラリーをPRする活 動を続けておられてますが、やはりラリーは 敷居が高いと、皆さん感じている印象ですか?
足立 ラリーはやっぱり二人でやらなきゃいけ ないし、例えば全日本ラリーは 3 日間もかかる。 そしてお金もかかる。どうしても他のモーター スポーツと比べても、敷居が高い方なのかな、 とは日々実感していますね。ラリーは二人の予 定が合わないと参加できないという意味でも、 一人では始められないという難しさはあります よね。
でも実際は、全日本ラリーでも女性は多 い。一旦、入ってくれると続けてくれますよね?
足立 何日もかかるってことで敬遠されてるか
るような働きかけをしたいと思っています。現 場に来てもらって、近くで匂いとか音とかを感 じてもらえることで伝わること、って絶対あると 思っているので、まずはぜひ女性達に現場に来 てほしいですね。
そういう形でラリーの世界に入ってきた女 性も、足立さんの周りにはいるんですね?
足立 例えば私の走ってる姿を見て、話をし て感動してモータースポーツっていいなぁと思 ってくれた子が、二人で感動できるスポーツだ ってことで、彼氏を誘って一緒に始めたという 話はあります。そういうのはいいことだな、っ て私も思いますね。まだひと組ですけど(笑)。 でも他にもナビを始めてくれた子もいます。そ の子も私の表彰式の姿を見て感動してくれた
テレビなどの露出が増えてくればもっと知る 機会が多くなると思うんですが、日本はまだそ ういう機会が少ないので、実際に見に来てくれ て、話を聞いてもらったりして、自分でもやれ るんだ、と思ってくれるってことも大きいと思 っています。テレビの露出が増えればその辺も 変わっていくとは思いますけどね。
本ラリー選手権 でトップドライ バー勝田範彦の ナビゲーターを 務め、同年、総合 チャンピオンに輝く。以降、昨年まで 勝田とともに全日本ラリー選手権で4 連覇を達成。今年からJAFウィメン・ イン・モータースポーツワーキング グループのアンバサダーに就任。
ないのも事実ですよね。でもそこを実はやれる んだよ、みたいな形で導いてあげたい。 例えば初心者用クラスを設けるラリーシリー ズもあるけど、そこでもクルマ買わなきゃとか、 ドライバー、コ・ドライバーを探さなきゃとかの 問題って、出てきますよね。だから、まずはそ の下のシリーズというかイベントがあっていい かなって。ラリーではこういうものが必要だと か、逆にこれだけあればできるよとか、そうい うことを教える場所があればいいと思うんです。
イン・モータースポーツ」アンバサダー)
女性がまず観客として来やすいというか、 満足して帰ってもらえるイベントをどうやっ て作っていくかというのもテーマになりそう
ます。だからこそ、こんなにもハマってる感じ もするし、“ラリーは一種の病気でウイルスが体 に入ると蔓延するんだ”って皆が言うのも分か らないものでもないなと(笑)。私も感染してし まったのかもしれないです(笑)。
JAF WIMでもモータースポーツを女性達 に周知していくことは大きなテーマですよね?
足立 そうですね。ラリーの中から選んでもら って意見を言える立場になれたこと自体が、ラ リーをもっと知ってもらえるきっかけになるん じゃないかと思っているんです。もちろんラリ ーに限定せずに、モータースポーツ全体が盛り 上がることに関わっていきたいと思っています。
まず、女性達にモータースポーツに参加 してもらうためにはどうするか、というのが ひとつのテーマになると思いますが。
足立 私自身は、参加してもらうというのはだ いぶ先の話になると思っているので、ラリーで もレースでも、まずは実際の競技を見てもらえ
足立 バックアップの体制が充実してくれば自 ずとそういう環境はできてくると思いますね。
女性に限らず、家族、子供とか、足の悪い人と かでも楽しめるような、細かい気配りができる イベントになれば、皆が分かってくれる競技に ラリーもなると思います。
お祭りと言うか、ちゃんとイベントとして認 められれば、行政が協力してくれたりしてくれ ると思うんです。行政の協力がなければ新城ラ リーもあれほどのスケールにはならないです よ。競技だけでどうにかしようとすると、多分 苦しいものがあると思うので、どこかとタイア ップして一緒にやる形が一番かなと思います。
モータースポーツに興味を持った女性達 をどうやって導くかというところで考えてい ることはありますか?
足立 どうやって始めたらいいか分からないっ て子は沢山いると思うんです。ただ、凄いなっ
て思っても、やりたい、とまではなかなかいか
それはちょっとした空き地で、ラリー車の同 乗体験をしてもらったり、ボロボロの乗用車を 用意して実際に走ってもらったり、走り方とか ノートのこととかを教えるという形でもいいし、 実戦に出る前に、まずラリーに出るにはどうし たらいいかという所をやりたいですね。そして そういうことを伝えられる選手は日本中にいる わけだから、皆でそういうことやろうよ、とい う気持になってほしいなと思います。 やっぱり女性でもやれるんだよってことです よね。皆、普通の人から始まってるわけだから、 かっこいいと思ったらまずやってみようよ、と。 そんなに敷居の高いものじゃないよ、と。それ を実際にやってる人が言うのがいいんです。 ともにモータースポーツの世界で頑張っ てる女性達にいま伝えたいことはありますか? 足立 出るのも大事、勝つのも大事だけど、見 に来る人や、参加する人を増やす努力も一緒に やりましょうよ、と。機会さえ作れば、皆、話 してくれると思っているので、女性でもモータ ースポーツをやれるということを、皆で伝えて 行きたいですね。そのためにも、まずは知って もらうことから始めたいと思っています。
22日〜23日
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 滋賀(100)
23日〜24日
29日〜30日
2014JMRC近畿SSラリーシリーズ第4戦 チームモアラリーin滋賀'14
JMRC関東長野県ラリーシリーズ第6戦
FRCRallyMountainCrossin木曽
JMRC関東イーストラリーツアー第8戦 第31回RBACサンデーラリー
TEAM-MORE(0749-48-0515)
FRC(0265-76-8162)
RBAC(0436-43-5044)
GYMKHANA,CIRCUITTRIAL,DRIFT
RN,RJ,RPN,RF, AE,RB D
RN,RJ,RF,RB D
RN,RJ,RPN,RF,RB D
長野(100)
千葉(200)
●ジムカーナ●サーキットトライアル●ドリフト
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。
※11〜12月に北海道地方で開催される競技会はありません。
競技会名 開催日
11月 8〜9日
2014年JAFカップオールジャパンジムカーナ
2014年JMRC全国オールスタージムカーナ イン 東北
11月 16日
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
C 奥州VICIC、KO.S (022-225-5037)
カップ エビスサーキット西コース PN,N,SA,SC, AE N,B
競技会名 開催日 本庄サーキット
19日
23日
24日
29〜30日
2014年JMRC関東ジムカーナフェスティバル IN本庄
JAF
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
PN,N,SA,B D RRC群馬(027-388-2295)
B E TMAC(03-3611-6687) TMAC・Aライセンス講習会&サーキットトライアル付き⑪
2014年JAF筑波サーキットトライアル選手権第4戦 筑波エキサイティングディ2014
B,AE PN,BSA D B-Sports(03-5487-0735)
B E CLEVER(03-3766-3312) 2014クレバーサーキットトライアルin筑波第5戦 Aライ講習会付
B,D D TDMC(042-796-5222) ドリフトマッスル2014第8戦日光大会
筑波サーキット
筑波 筑波サーキット
筑波サーキット
日光サーキット
2014テレビ朝日ジムカーナ
27日 =サーキットトライアル
タイヤセレクト小平CUP⑥
TMAC・Aライセンス講習会サーキットトライアル付き⑫
P,PN,N,SA,B D ㈱テレビ朝日(0476-91-0900)
筑波サーキットコース1000
12月 16日 筑波サーキットコース2000 SA,B E TMAC(03-3611-6687) 東関東トライアルinつくばSr6 DUNLOP杯・DXLスカラシップ
競技会名 開催日 富士スピードウェイジムカーナコース
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
TMSC富士ジムカーナシリーズ2014第�戦
N,B,SC E TMSC(03-3221-9950)
11月 9日 富士スピードウェイ B E FMC,富士スピードウェイ㈱ (0550-78-1234)
2014 FISCO SPECIAL STAGE TRAIAL シリー ズ第�戦
12月 13日 富士スピードウェイジムカーナコース
14日 =サーキットトライアル
N,B,SC E TMSC(03-3221-9950) TMSC富士ジムカーナシリーズ2014第�戦
11月
2014“Cartolive”杯
舞洲スポーツアイランドシリーズ TJマイカージムカーナNo4
2014姫路セントラルパークジムカーナシリーズ最終戦 KSCCジムカーナNo5
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
TJ(072-296-6886)
KSCC(06-6327-6522)
12月 23日
2014“Cartolive”杯
舞洲スポーツアイランドシリーズ TJマイカージムカーナNo�
TJ(072-296-6886)
12月 7日
マツダファン・サーキットトライアル 岡山・冬ラウンド
オーガナイザー/電話番号
競技会名 開催日 岡山国際サーキット B E (株)岡山国際サーキット、AC (0868-74-3311)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式
=サーキットトライアル ※11〜12月に四国地方、九州地方で開催される競技会はありません。
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。
※11〜12月に北海道地区で開催される競技会はありません。
11月 1〜2日
●ダートトライアル●オートクロス
2014年JAFカップオールジャパンダートトライアル JMRC全国オールスターダートトライアル IN 東北
オーガナイザー/電話番号
選手権地区 開催場所 競技車両 格式
MSCはちのへ、AKITA (0178-28-0075)
競技会名 開催日 JAF カップ サーキットパーク切谷内 PN,N,SA,SC, D,AE PN,N,SA,AE
C D
オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 NATSダートコース P,PN,N,SA,B D OMA(0476-91-0900)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式
12月 14日
2014 オーマクラブマントライアル Rd2
2014年JMRC関東ダートトライアルフェスティバル
11月 16日 丸和オートランド那須 PN,N,SA,B,SC, D,AE D ROAD-KNIGHT (0263-26-2545)
※11〜12月に中部地方、近畿地方、中国地方で開催される競技会はありません。
D OWL(087-831-5789)
※11〜12月に九州地方で開催される競技会はありません。
モータースポーツライセンス(以下「ライセンス」と言います。)の更 新手続きは、��月から受付を�始しています。
新しい年のモータースポーツ活動へ向けて、余裕を持って更新 手続きを行ってください。
なお、JAF窓口にご来店の際は、15ページに記載の休業日、 受付時間をご確認のうえご来店ください。
ライセンス申請書は本誌に綴込んであります。
●ライセンス取得資格
[公示No2014ーK013]
お願い 2013年から2014年への更新を行っていない方には JAFスポーツ誌をお送りしておりませんので、身近に そのような方がいましたら、以下内容をご案内ください。
2013年から2014年へのライセンス更新期限は、下記のとおりです。
窓口受付 2014年12月26日(金)17:30まで
*郵送(FAX)の場合は2014年12月31日の消印(受信)まで有効 *JAFマイページ(web)上でのお手続きの場合は、
2014年12月31日 23:59手続き完了分まで
2015年になると更新の資格を失いますのでご注意ください。
(年末年始の休業日については15ページをご確認ください。)
カートドライバーライセンスおよびカートオフィシャルライセンスは「カートライセンス発給規定」および「カート競技に関する申請・登録等手数 料規定」に基づき発給されます。詳細は当該規定をご参照ください。
●年度更新に必要なもの
2.���(��)
エントラントのみの申請の場 合は不要
3.JAF個人会員
18歳未満の方は不要
4.ライセンス許可証料
5.出場記録カード または役務記録カード
本誌に綴込んである、ライセンス交付申請書を使用してください。
縦4cm×横3cm、無帽、無背景、上半身のもので、申請前6ヵ月以内に撮影した鮮明な写真を申請書の所定位置に貼付して ください。(お手持ちのライセンスに使用した写真と同じでよろしければ、写真は不要です。) ・必ず指定のサイズの写真を貼付してください。サイズが異なる場合、使用できないことがあります。 ・デジタルカメラの画像を使用する場合は、必ず写真専用用紙に出力してください。
ライセンス更新に際しては、JAF個人会員が有効期間内であることが必要条件ですので、自動振替による自動継続更新のお 申込みをされていない場合、JAF個人会員の有効期限が切れているとライセンスの更新手続きが行えません。ご本人のJAF個 人会員の有効期限をご確認くださいますようお願いします。万一、JAF個人会員の有効期限が切れている場合には、速やかに 継続手続を行ってください。継続手続の方法等については、お近くのJAFへお問い合わせください。
下記の表の通りです。
国際ライセンス(エントラントは除く)の更新または上級更新申請をする場合、実績を確認するために必要です。 (国際ライセンス更新以外は不要)
※【ご注意】2013年からのカート諸規則の改正に伴い、JAF登録カートクラブがエントラントライセンスの申請をする場合、その取り扱 い方法が変更されておりますので、45ページの【お知らせ】をご確認ください。
●ライセンス許可証料(四輪ライセンスの料金は、12ページをご覧ください。)
●ライセンスが発行されるまで
~ライセンス作製の流れ~
申 請 者
*オフィシャルライセンスを併有する場合は、�種目につき500円ずつ加算されます。 (例)コース1級と計��級の場合:5,800円+500円=6,300円 併有する許可証が同じ級(例:技��級とコース�級)の場合でも計算方法は同様です。 *ドライバー、オフィシャル、エントラントライセンスを併有している場合 には、それぞれ上記の許可証料が必要です。
①申請
②仮ライセンス 発給
③写真入り ライセンスを送付
※②仮ライセンスは発給日から60日間有効です。 ※①から③までは約1ヵ月ほどかかります。更新のピ ーク時にはこれ以上日数がかかる場合がありま すのでご了承ください。
写真入ライセンスをクラブ等にまとめて送付する場合、10件以上はレターパ ックで、10件未満の場合は普通郵便で送付します。
ライセンス発行に関するお問合せは、15ページのJAF支部窓口へお願いします。
●ライセンスの交付申請書の記入について 申請書の枠内に正確かつ明瞭にご記入いただき、記入漏れのないようご注意ください。(未記入項目や、判読できない文字があると、ライセ ンスが発給できない場合があります。)
次ページに記入例を掲載していますので、ご参照ください。
項目
会員No
申請者氏名
連絡先電話番号
注意事項等
申請者本人の会員(ライセンス)番号を記入。
氏名とその上段にカタカナでフリガナを記入。
昼間、連絡がとれる電話番号を記入。
どちらかに○。JAF個人会員の有効期限を記入(18歳未満の方は不要)。 JAF年会費の自動振替の有無 現住所の郵便番号(��)を記入。
郵便番号
現住所
都道府県名を必ず記入し、その上段にカタカナでフリガナも記入。マンション・アパート・寮名・部屋番号等も必ず記入。
ライセンスに使用する写真を再利用する場合「する」に○、新たな写真を使用する場合「しない」に○を付け、本申請 書に写真を貼付してください。
写真再利用 男・女のいずれかに○。
性別
生年月日
年齢
ライセンス表記名
大正・昭和・平成のいずれか該当するものに○。
申請時の年齢を記入。
国際のドライバーおよびエントラントはローマ字で、国内のエントラントはカタカナで記入。国内のドライバーおよび オフィシャルの申請者は記入不要。(30字以内)
エントラントライセンスの申請の場合、代表者名を記入。国際ライセンス申請の場合はローマ字(全て大文字)で記入。 エントラントの代表者名
種類およびクラス
写真貼付欄
申請書の該当するクラスおよび種類に○。(次ページの記入例は国内A、コース3級、計時1級、技術2級を同時に年度更新す る場合のもの。)
氏名、ライセンス番号、申請種別も、忘れずに記入。
縦4cm×横3cm、無帽 無背景 上半身のものを1枚。申請前6ヵ月以内に撮影のこと。ライセンス申請書の下段にある所定 の位置に貼付。(前年のライセンスに使用した写真を再使用する場合は、写真の貼付は不要です。) 写真
その他
ドライバーライセンスとオフィシャルライセンスの�方を申請する場合でも申請書は�枚で�。
●JAFマイページによるライセンス更新 JAFマイページにご登録いただければ、インターネットでライセンス更新ができます。 お手続き方法については、本誌17ページをご覧ください。 なお、お支払方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●FAXによるライセンス更新
FA�にてライセンス更新を行う場合は、所定の申請書類(�種類)をJAF�ー�ページから��ンロードして印刷し、必要事項を漏れなくご 記入のうえお手続きください。
申請書類と申請方法については、以下のページに掲載しています。
http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種申請書等→ライセンス更新(クレジット支払)書式→申請について なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●許可証申請の受付場所
ライセンスの年度更新のために必要な書類等は、お近くのJAF支部・事務所へ持参または郵送してください。掲載のない窓口での受付は行っ ていませんのでご注意ください。(各支部・事務所の住所は15ページをご参照ください。)
【窓口受付】
1受付時間は 9:00〜17:30です。
(土・日・祝日年末年始(12月27日(土)〜1月4日(日))は休業となります。) 2原則として「国際ライセンス(A、B、C、エントラント等)」の発給は 15ページ掲載の「○○本部」の表示がある支部のみで行います。詳 細はお問い合わせください。
2015
必ず「現金書留」にてお送りください。その際封筒表面に「ライセンス更 新」と明記してください。
裏面
<ライセンスがお手元に届いたら> あなたご自身が署名してください!!
ライセンスの裏面の署名欄には、かならずご本人が 署名してください。
2014年からデザインが変更されます。
署名してはじめてライセンスは有効となります。
※競技会の出場実績を確認する必要がある種類のライセンス、および18歳未満の方のライセンスについては、インターネットでの更新手続きは行って おりません。また、上級や推薦を伴う申請については、お手数ですが、窓口へご来店いただくか現金書留による郵送にてお手続きくださいますよう お願いいたします。
ライセンス作製の際にデータ化 して印刷しますので、鮮明な写 真をお使いください。
●カートドライバーライセンスの取得方法
カート国際A
◎カート国際B所持者で、申請前2年以内の選手権または競技会において、以下の何れかの成績を収めていること。 ・単一イベントとして開催されたCIK-FIA選手権、トロフィー、またはカップの参加者中、上位33%にランクされていること。(上位33%のドライバー数が、選手権 決勝戦出場者34名を超えた場合は、クオリファイングヒートの中間着順に基づいて、国際Aライセンス候補者を選定する。)
・シリーズ戦として開催されたCIK-FIA選手権、トロフィー、またはカップの最終ランキングで得点を得ていること。 ・3つの国際競技会の参加者中、上位33%以内に入賞していること。ただしこの場合、国際Bライセンス取得後に得た実績とする。
カート国際B
◎カート国際C(ジュニア国際)取得後、申請前24ヵ月以内に全日本選手権および/または国際イベントにおいて、上位10位以内に少なくとも3回入賞。
☆カート国際C所持者でカート国際B講習会を受講し合格した者。
□カート国際C(ジュニア国際)所持者で、公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで審査を受け承認された者。
カート国際C (15歳~)
◆ジュニア国際所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給 できる。
◎カート国内A(ジュニアA)取得後、申請前24ヵ月以内に格式準国内の 競技会に4回以上出場。または、格式国内の競技会に2回以上、もし くは全日本選手権の競技会に1回以上出場。なお格式準国内と国内 を組み合わせる場合は合計3回以上。
☆カート国内A所持者でカート国際C(ジュニア国際)講習会を受講し合 格した者。
□カート国内A所持者で公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで 審査を受け承認された者。
カート国内A (15歳~)
◆ジュニアA所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給できる。
◎カート国内B(ジュニアB)所持者でライセンス取得後、申請 前24ヵ月以内に格式制限付の競技会に2回以上出場。または、 格式準国内以上の競技会に1回以上出場。
□カート国内B所持者で加盟/公認カートクラブ代表者の推薦を受けた者 □加盟/公認カートクラブの会員で、当該クラブ代表者の推薦を受け、 JAFで審査を受け承認された者。ただし、18歳未満の者は、親権者の 承諾を必要とする。
また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。
カート国内B (15歳~)
◆ジュニアB所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給できる。
◎JAF登録カートクラブ・団体が主催するクローズド競技会に1回以上 出場した者。
☆カート国内B(ジュニアB)講習会を受講し合格した者。
□準加盟/加盟/公認カートクラブの会員で当該クラブ代表者の推薦 を受けた者、または加盟/公認カートコース団体の代表者の推薦を受 けた者。ただし、18歳未満の者は、親権者の承諾を必要とする。 また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。
◎競技実績による上級 □推薦による取得・上級
☆講習会受講による取得 ◆年齢制限解除による取得
※発給年齢の詳細は、「カートライセンス発給規定」を参照のこと。
●カート国際A・B・Cドライバーライセンス更新の条件
ジュニア国際(13歳~14歳)
◎ジュニアA取得後、申請前24ヵ月以内に格式(ジュニア)準国内の競 技会に4回以上、もしくはジュニア選手権の競技会に2回以上出場。 または、格式ジュニア国内の競技会に2回以上出場。なお格式(ジュ ニア)準国内とジュニア国内を組合せる場合は合計で3回以上。
☆ジュニアA所持者でカート国際C(ジュニア国際)講習会を受講し合格 した者。
□ジュニアA所持者で公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで審 査を受け承認された者。
ジュニアA (12歳~14歳)
◎ジュニアB所持者でライセンス取得後、申請前24ヵ月以内に格式 制限付の競技会に2回以上出場。または、格式ジュニア準国内 以上の競技会に1回以上出場。
□カートジュニア国内B所持者で加盟/公認カートクラブ代表者の推薦 を受けた者。
□加盟/公認カートクラブの会員で、当該クラブ代表者の推薦を受け、 JAFで審査を受け承認された者。ただし、18歳未満の者は、親権者の 承諾を必要とする。
また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。
ジュニアB (10歳~14歳)
◎JAF登録カートクラブ・団体が主催するクローズド競技会に1回以上 出場した者。
☆カート国内B(ジュニアB)講習会を受講し合格した者。
□準加盟/加盟/公認カートクラブの会員で当該クラブ代表者の推薦 を受けた者、または加盟/公認カートコース団体の代表者の推薦を受 けた者。ただし、18歳未満の者は、親権者の承諾を必要とする。 また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。
注)ライセンス更新の際は該当する競技会出場実績が確認できる書類(競技結果、出場記録カード等)を必ず提出してください。
1.国際A
更新:ライセンス取得後3年の間にCIK選手権・トロフィ ・カップで6位以内入賞、もしくは5年以内にCIK選手権・トロフィ ・カップに最低1回参加したことがある場合、更新可。
以上の条件を満たさないドライバーは国際Aの資格を失うが下位等級のライセンスは取得可。
2.国際B
更新:ライセンス取得後2年以内に該当するカテゴリーの国際競技に1回以上参加、もしくは国際B上級の条件を満たしていること。
3.国際C
更新:条件なし。(国内A、国内Bと同様の取り扱い)
●カートオフィシャルライセンスの上級申請条件
・JAFの会員でJAFカートオフィ シャルライセンス3級講習会 を受講し、試験に合格した 者。
・準加盟/加盟/公認カート クラブまたは加盟/公認カ ートコース団体の代表者の 推薦を受けた者。
また、被推薦者はJAF国内 カート競技規則集を購入す ること。
・3級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式制限付の競技会で2回以上の監督役務を含む、 格式国内までの競技会(クローズドは除く)で 6回以上の当該役務を執行した実績のある者。
・3級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式制限付の競技会で1回以上の監督役務を含む、 格式国内までの競技会(クローズドは除く)で2回 以上の当該役務を執行した実績のある者で、カ トオフィシャル2級講習会を受講し、試験に合 格した者。
・加盟/公認カートクラブまたは公認カートコ ース団体の代表者の推薦を受け、JAFで審査 を受け承認された者。
・2級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の 格式準国内の競技会で2回以上の監督役務を 含む、すべての競技会(クローズドは除く)で6 回以上の当該役務を執行した実績のある者。 ・2級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式準国内の競技会で1回以上の監督役務を含む、 すべての競技会(クローズドは除く)で2回以上 の当該役務を執行した実績のある者で、カート オフィシャル1級講習会を受講し、試験に合格し た者。
・公認カートクラブまたは公認カートコース団体の 代表者の推薦を受け、JAFで審査を受け承認さ れた者。
2015年のJAF登録クラブ・団体の更新手続きが2014年12月1日 から始まりますので、下記の通りご案内いたします。
●取扱期間 2014年12月1日(月)〜2015年3月31日(火)
(上記申請期間を過ぎた場合は更新ができませんので、ご注意ください。)
●必要書類
(法人の場合) ※印:JAF所定の用紙を使用してください。
・所定用紙は全てA4サイズに統一しましたので、用紙がない場合は 各支部へご請求ください。
・従来どおり、「カートクラブ・団体登録申請書」の記載内容のうち登録 番号、クラブ・団体名称、略称、代表者氏名、連絡担当者氏名・住 所・電話番号は「JAF国内カート競技規則集」等に掲載いたします。
△印:前回の提出内容に変更がある場合のみ必要です。
【お知らせ】 ※必ずお読みください。
2013年からのカート競技諸規則の改正に伴い、JAF登録の カートクラブの取扱いについて、以下のとおり変更および追 加されておりますのでご注意ください。
��準加盟および加盟カートクラブの所属人数が変更されま した。
①準加盟カートクラブ所属員人数 → JAFカートドライバーライセンスもしくは、 オフィシャルライセンス所持者が�名以上 ②加盟カートクラブ所属員人数 → JAFカートドライバーライセンスもしくは、 オフィシャルライセンス所持者が10名以上 ��準加盟・加盟・�認カートクラブは、��で国内エント ラントライセンスの発給を受けることができます。
●申請料
注:更新時に格式変更(降格・昇格)を申請する場合は年度登 録申請料の他に別途加盟申請料が必要です。
●その他必要なもの 旧(2014年)登録印
●更新申請の受付場所 15ページに掲載のJAF各支部、各事務 所。
受付時間:土日祝日と年末年始 (12月27日(土)〜1月4日(日))を 除く9:00〜17:30。
なお、本取扱いにつきましては、クラブ登録申請時にご 記入済みの所定のカートライセンス交付申請書の提出を必 要とし、発給するライセンス表記名はJAF登録のクラブ名 称に限りま す。(新規申請の場合は、クラブ登録承認後に 発給いたします。)
また、国際エントラントライセンスの取得を希望する場 合は、国内エントラントライセンスとの差額の発給料を必 要とします。
ご注意:既にエントラントライセンスをJAF登録のクラブ名 で取得されている場合、そのライセンス更新手続き につきましては、必ずJAF窓口で行ってください。
JAFマイページでお手続きいただくと、全額有料と なってしまいます。
格式A−国際/B−準国際/C−国内/D−準国内/E−制限付 ●太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●��カレンダーは����日��に本�にて�付��も���� 11(NOV)
開 催 日
競 技 会 名
オーガナイザー/電話番号
競 技 車 両 格式
開 催 場 所
NTCMAXCHALLENGERd6
2014APGCUP最終戦 23日
2014WAKO'Sスーパーカート岡山国際サーキット シリーズ第6戦
30日 12(DEC)
12月 6日
2014HARUNACUPKARTRACERd7
2014WAKO'Sスーパーカート富士チャンピオンシ リーズ第4戦
2014もてぎカートレース第6戦 7日
2014鈴鹿選手権シリーズ第7戦 カートレースINSUZUKA
FS-125 D E NTC(0436-36-3139)
FS-125
FS-125 D APG(0550-75-6138)
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
FS-125 D HMSL(0279-54-8199)
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
㈱モビリティランド (0285-64-0200)RTA
SMSC(059-378-3405)
FS-125 D
新東京サーキット
11月 9日 オートパラダイス御殿場
岡山国際サーキット
榛名モータースポーツランド
富士スピードウェイ
ツインリンクもてぎ北ショトコース
FS-125
FCリブレ D E
FS-125 D NTC(0436-36-3139)
鈴鹿サーキット国際南コース
新東京サーキット
全日本選手権スーパーフォーミュラ第4戦 (8月23日〜24日:ツインリンクもてぎ)
Po No Driver CarName Laps Time
119JPデ・オリベイラ LenovoTEAMIMPUL 52 1:3623266
238石浦宏明
(8月30〜31日:京都府)
JN6クラス 出走12台
Pos No Driver CarName Time
1 2 奴田原文雄/佐藤忠宜 ADVAN-PIAAランサー 1:09'201
2 1 勝田範彦/足立さやか ラック名古屋スバルDLWRXSTI1:09'409
3 4 高山仁/河野洋志 NENCIMMENSDLインプレッサ 1:10'572
4 7 横嶋良/木村裕介 DLKYBNETインプレッサ 1:11'120
5 6 福永修/マクリン大地 オサムファクトリ ・DL・WRX-STI1:11'134
6 9 今井聡/菅野総一郎 NENCIMMENSDLランサー 1:12'396
7 8 徳尾慶太郎/枝光展義 クスコDLitzzフォルテックランサー 1:13'026
8 10 泉陽介/石田一輝 DLitzzFRTセノーテトクオランサー 1:13'090
11 中井育真/佐土原慶一 NENCDLフィルインサービスインプ
46 1:10’41853 1041武藤英紀 DOCOMODANDELIONM41Y 46 1:10’49541 1162嵯峨宏紀 DENSOLeBeausset 46 1:1116734
NAKAJIMARACING 46 1:11’23231
平川亮 ACHIEVEMENTTeamKYGNUSSUNOCO 46 1:11’24027
6
8
NENCIMMENSDLランサー 40'215
9 12 佐藤兵馬/三谷良一 フェイスクラフトランサー 41'048
1013 後藤英隆/林敏雄 CMSC福島Sマジックランサー 42'421
JN5クラス 出走14台 Pos NO DRIVER CarName Time
1 14 鎌田卓麻/市野諮 TEINADVANスバルBRZ 41'202
2 15 川名賢/永山聡一郎 ラックGR86 41'524
3 18 曽根崇仁/桝谷知彦 PMU☆ダンロップ☆INGING86 42'279
4 19 上原利宏/佐瀬拓野 BF-アクションDLシビック 42'321
5 24 折登文洋/中里守利 RIGIDラリーテックインテグラ 43'232
6 26 踏みッパ(中村太一)/高木充 ミツバ・踏みッパ・インテグラ 44'095
7 20 木村謙治/多比羅二三男 アドバン絆インプレッサ木村
RIGIDラリーテックインテグラ 1:16'145
JN4クラス 出走5台 Pos No Driver CarName Time 1 33 竹内源樹/加勢直毅 CUSCOADVANBRZ 1:16'028
2 34 戸塚和幸/渡邉晴子 諏訪姫PLUMレーシングYH86 1:16'287
3 35 加納武彦/横手聡志 ALEXBRIGKYBYH東スバルBRZ 1:19'208
JN3クラス 出走7台
Pos.No. Driver CarName Time
1 21 天野智之/井上裕紀子 豊田自動織機ラックDLヴィッツG’s1:15'366
2 22 岡田孝一/漆戸あゆみ キーストーンナビゲーターDLカマタデミオ 1:16'444
3 23 石川昌平/竹原静香 ARTAオートバックスヴィッツ131 1:17'133
JN2クラス 出走5台
Pos No Driver CarName Time
1 38 田中伸幸/藤田めぐみ 加勢eレーシングYHクスコWMスイフト 1:20'166
2 39 高橋悟志/箕作裕子 ミツバWMDLラックマジカル冷機ヴィッツ 1:21'167
3 40 東隆弥/藤田洋文 RIGID☆DL☆eTuneデミオ 1:23'349
JN1クラス 出走5台
Pos No Driver CarName Time
1 30 中村晃規/古川智崇 DL・KYB・NETracingRX-8 1:14'364
2 31 高篠孝介/廣島真 YH・WM・KYBマクゼススイフト 1:19'557
3 28 中西昌人/美野友紀 YH・WM・KYBマクゼスストーリア 1:20'133
SC2クラス 出走17台
Pos No Driver CarName Time
1015田口勝彦 HKSマッドクロックランサー 01'17060
2126古谷哲也 itzz・レイズ・DLランサー 01'17985
3012梶岡悟 DLレイズGULFランサー 01'18023
4014吉村修 FORTECナビクDLランサー 01'18595
5016平塚忠博 スマッシュダンロップランサー 01'18630
6131磯貝雄一 ZEALMJTEvoX 01'18640
7129上村智也 itzzアドバン磊石ランサー 01'18909
8119青木辰之 itzzエクセディDLランサー 01'19415
9128太田雅文 ゼストYHモンスターランサー 01'19443
10130岩下幸広 DLALTECKYBランサー 01'19483
D部門 出走15台
Pos No Driver CarName Time
1142目黒亮 スコーチDLモティーズランサー 01'17470
2 03 河内渉 ADVANKYBATSランサー 01'17629
3 02 炭山義昭 ZEALbyTSSDLランサー 01'17657
4 04 亀山晃 ベストスポーツDLランサー 01'17727
5 01 谷田川敏幸 ADVANトラストクスコWRX 01'17777
6 05 江川博 DLALTEC江陵COLT 01'18429
7 06 宮入友秀 itzzDLグローバルランサー 01'18482
8144佐藤史彦 栗原オート企画YHインプレッサ 01'19480
9143酒井洋二 グローバル☆サカイYHランサー 01'19639
10140高杉卓志 FORTECクロノスDLGTR 01'19786 全日本ダートトライアル選手権第7戦
スーパートライアル in今庄
(9月6〜7日:オートパーク今庄)
PN1クラス 出走18台
Pos No Driver CarName Time
1072川島秀樹 DLテイン☆モンスタースイフト 01'29746
2 14 鳥居晴彦 B☆ATSエナペタルスイフト 01'29859
3074上野倫広 DLルブロス田中自動車スイフト 01'29901
4 13 入山宰次 YBBシロクマSPMスイフト 01'30205
5 12 宝田ケンシロー KYBアドバンオクヤマスイフト 01'30432
6 15 内藤聡 KYBアオイDLWMスイフト 01'30435
7076佐藤卓也 DLΩKYBオクヤマスイフト 01'30672
8 6 平原祐一郎 スズキアリーナ名古屋南スイフト 01'30825
9 11 竹村由彦 itzzDLOSスイフト 01'31329
10 3 馬場基 ポート豊橋DLデミオ 01'32936
PN2クラス 出走10台
Pos No Driver CarName Time
1 28 須田行雄 SマジックDLオクヤマBRZ 01'28509
2 25 河石潤 ニューテックDLモベル86 01'30589
3 27 佐藤秀昭 KYBADVANオクヤマ86 01'30805
4 23 奥村直樹 ADVANK-one86+1 01'30910
5 22 和泉泰至 ワコーズitzzクスコ86 01'31185
6 26 鎌田卓麻 栗原企画ADVANテインBRZ 01'31274
7 24 河田富美男 PENNZOILZEAL86 01'31323
8 20 山岡功明 DLオクヤマPガレDASH86 01'32201
9 21 矢野淳一郎 MotysDLクスコTTS86 01'33601
1019 岩崎明夫 DLワコーズ和弘工業所86 01'34564
N1クラス 出走17台 Pos No Driver CarName Time 1062竹本幸広 クスコDLフォルテインテグラ 01'26781 2061山本悠太 WAKOSクスコDLインテグラ 01'27186
3 40 細木智矢 DLItzzSPMインテグラ 01'27495
4 34 前田蔵人 Tクスコ住鉱ペンズインテグラμ 01'27786
5 29 平澤宏美 TRSグラスホッパーミラージュ 01'28174
6 37 齊藤道夫 DL☆ERSワコーズインテグラ 01'28407
7 39 岩澤研一 TRS飛蝗ミラージュ 01'28438
8 31 岡翔太 クスコDL甲南特待生インテグラ 01'28452 9064森田英文 PZDLATSITOインテグラ 01'28564 10066柴原学志 Tがれ速心伝衛門DLインテグラ 01'28654 N2クラス 出走22台 Pos No
JAFは「JAF登録クラブ」への加入を強くお奨めします。
モータースポーツに参加するドライバーやオフィシャルの活動拠点となっている「JAF登録クラブ」 は全国に1,000クラブ以上あります。
・同じ趣味の仲間たちとモータースポーツを楽しみたい!
・モータースポーツ活動について相談相手が欲しい!
・ドライビングテクニックのアドバイスをしてもらいたい!
・競技車両のメンテナンスやセッティングの相談がしたい!
・オフィシャル活動をしたい!
などなど、加入すればあなたのモータースポーツ活動の幅がより一層広がることでしょう。
「JAF登録クラブ」は、こちらから検索できます
http://jaforjp→ モータースポーツ → データ室 → 登録クラブ・団体 → 「JAF登録クラブ・団体の検索」項目の「四輪」「カート」いずれかをクリック
全国の「JAF登録クラブ」は、あなたのお問い合わせを待っています!!
詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠 詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠詠
鋭 益
JMRC関東ジムカーナチャンピオンシリーズ第8戦
JMRC栃木・茨城ジムカーナシリーズ第6戦 もてぎラウンド4 アクティブアタックジムカーナ [JAF公認No.2014-1359] 開催日:9月21日 開催場所:ツインリンクもてぎマルチコース 格式:地方 主催:ACTIVE[クラブ登録No.加盟09013] フォト/友田宏之 レポート/JAFスポーツ編集部
になれて本当に嬉しいです」とコメ ント。表彰式ではライバルや仲間 から“バケツシャワー”の洗礼を受 けて、喜びを噛みしめていた。
NTFクラスは、埼玉・群馬シリ ーズでチャンピオン争いの真っただ 中にいる下田貴之選手が1本めのタ イムを守りきって優勝した。「初め て走るコースなので土曜日の練習か ら参加しました。今日(日曜日)は土 曜日よりグリップが上がっていて、 後半のテクニカルな部分の走りがう
なおチャンピオンは、5位に入った鈴木照夫選 手が獲得した。
NT4クラスは佐藤林選手が、好敵手・市川 尚彦選手を抑えて優勝し、チャンピオンを決 めた。「ここの路面は食いつきにくいので、ト ラクションのかけ方をすごく丁寧に行わないと いけないのが難しかったです。直線スピードを 稼ぐためにコーナーで早めにアクセルを踏ん でいけたのもよかったと思います。(2位の)市 川選手といういいライバルに巡り合えて幸せ です」とライバルを褒め称えた。
S2クラスでは、根岸裕選手が最終戦にして 今季初優勝を遂げた。「3速で踏んで行くスピ ード感にあまり慣れていないのでコースは難し かったのですが、自分としては直線、コーナー の立ち上がりとも、踏んでいけたのが良かっ
ライバルとの激戦を制して、NT4クラスは佐藤林選手が優勝とチャンピオンに輝く。
JMRC関東チャンピオンシリーズ最終戦は 9月21日(日)、雲一つ無い青空のツインリンク もてぎマルチコースで開催された。最終戦と あって、まだチャンピオンの決まっていないク ラスのポイント争いが大いに注目されたこの一 戦、3速全開ストレートを含む、長いコースレ イアウトに悩まされた選手も多かったようだ。
PN1クラスを制したのはCR-Zを駆った吉 田明弘選手。吉田選手自身、AE車両での優勝 は初めてのことだ。「このクルマに乗って2年 めで、ようやく優勝できました!サイド(ター ン)がうまく決まるようになってきたので、その あたりでタイムを稼げたのが勝因かなと思い ます」。また5位に入った瀬下正人選手が同ク ラスのチャンピオンに輝いた。
PN3クラスでは、川村智也選手が優勝して チャンピオンを決めた。「今回初めてシリーズ を追って、シーズン
途中には思い通りに いかなかった時期も あったんですが、結 果的にチャンピオン
まくいったと思います」と自身の走り を振り返った。
NTRクラスは、高野則夫選手が一旦譲った トップの座を2本めで逆転して今季初優勝。 「1本めで自分のイメージ通りに走れたことが、 うまく2本めへの流れにつながりました。最後 の走りは必死でした(笑)」と、ポイントランキ ングでもクラス3位でシーズンを締めくくった。
1.NT4クラスで3位の相馬史暁選手。
3. 山本秀夫選手はNTRクラスで3位に。
2.NTFクラスで3位表彰 台は塚本長臣選手。
5.S2クラスで2位に入っ たのは入江潤選手。
4.NT4クラス2位は市川尚彦選手。
6. 芳賀拓也選手はPN1クラスで2位表彰 台に。
7.PN3クラスで2位は宇野剛選手。8. には向吉智樹選手が。
9. 桜井良仁選手はNTRクラスで僅差の 2位。10. 根岸裕選手はS2クラスで見事優勝。11.NTFクラス を逃げ切った下田貴之選手はもてぎで初優勝。12. 高野則夫選 手がNTRクラスで今シーズン初優勝。13.AE車両でPN1クラ スを制した吉田明弘選手。14. 川村智也選手はPN3クラスで優 勝&チャンピオンに。
内屈指のハイスピードコース、テクニ ックステージタカタ。9月の第3日曜日、 エサシカ・ボテリョ・アキノリは、徳島 からはるばる瀬戸内海を渡って、この広島のダ ートコースに赴いた。
エサシカが普段、参戦するJAF四国ダートト ライアル選手権は、ここ数年、最終戦をこの地 で行うことが慣例のようになっている。走り慣れ た香川スポーツランドとは似ても似つかぬ場所 だが、そのダイナミックなレイアウトに惹かれて 参加するドライバーも多い。
もちろん、エサシカにとっては競技生活初の 遠征。ぶっつけ本番のトライとなる。しかし準備 は怠りなかった。
「車載映像とかを入手して路面の感じとかは調
べたんですよ。香川に比べると硬そうな路面だ ったので、足回りをちょっと硬めにして来ました」
備えあれば憂いなし、といきたいところだった が、実際に訪れてみると、やはり勝手が違った ようだ。
「思ったよりもコース全体も道幅も広くて驚きま した。コースの途中に橋があるのもビックリ。絶 対に、ぶつけられないと思いましたよ(笑)。土の 質も違いましたね。歩いてみると、思っていた以 上に硬いなぁという感じでしたね」
ヒート1、スタートを待つエサシカの目の前で、 前走車が横転した。
「これは絶対、転がすわけにはいかない、と思 ったら、一気に緊張しちゃって」
ミスコースだけはしないように、コースをまず
覚えることを第一に走ったヒート1は、クラスト ップの選手から約10秒離された。 「実際に走ってみると覚えやすい コースだったので助かりました。 やっぱり路面がいいのでトラクショ ンが効いて、思ったよりも速度が 出るなぁという感じ。 香川のようにギャップとかでハ ンドルを取られるようなこともな いので、ハンドル切った分だけ反 応してくれる。リアが出過ぎるく らいでした」 もっと踏めたなという感触が あったので、ヒート2は踏んで いくつもりでスタートしたが、
ダートトライアルの未知なる世界が垣間見えた!
高速
タカタを制する者は全国を制する。こうした言葉が地元のトライアラーを今も 奮い立たせている全国屈指の名コース、 広島のテクニックステージタカタ。徳島の学生ダートラドライバーは、 遂に遠征を決意。初体験のコースでアグレッシブな走りを誓った。 フォト/JAFスポーツ編集部 レポート/鈴木和夫
やはり簡単な話ではなかった。ストップ&ゴー のコーナリングが基本の香川に対して、タカタの 最大の特長は、速度を乗せたまま進入するコー ナーが多いことだ。名物モンテカルロコーナーは その最たるもの。そしてそのモンテカルロを立ち 上がって一瞬のストレートを経て再び飛び込む 下りの左コーナーも、なかなか度胸が求められ るコーナーだ。
「左の下りコーナーは1本めも2本めも完全にブ レーキが余ってしまいましたね。進入で落とし過 ぎたというコーナーは他にもありました。2本め も、振り返ると、まだまだ踏めるって後悔が残る 走りだった。1本めに敢えて突っ込んで限界を知 っておくという方法もあったな、と」
だがエサシカのタイムはヒート1から9秒も詰
部長エサシカにとっては学生生活最後の実戦となりそうな今 回の一戦には自動車部の後輩達も遠征に帯同した。すでに 競技を始めることを決めている後輩も出てきている。
まずは慣熟歩行の際に やれるだけのことをやってみよう!
さて今回のエサシカのタカタ初挑戦について、こ の連載にともに登場している2人のドライバーは、 どう感じているのだろう?
普段より路面のいいコースを走ったために、ハン ドルにダイレクトに反応するクルマの動きに驚いた
というのは良く分かる、というのは同じダートラド ライバーの石川だ。
「僕も最初に今庄を走った時はそんな感じでした。
今庄の次に走った山室山はホームコースの池の平と 今庄の中間みたいな感じ。でもダートラコースは雨 が降ったりすると全然路面が変わるので、最初から コースを掴むというのは難しいですね。最初からで きることと言えば、まだ僕には路面の硬そうな所と 柔らかそうな所を慣熟歩行の時に何とか見極めるく らいですね。やっぱり経験を積まないと分からない 部分って多いですよ」
初走行のタカタは路面、スピードともに未知の世界だった。ヒート2ももっと踏めたと振り返ったエサシカだが、名物のS字コー ナーは臆せずアクセルを踏み切っていった。トップとの差も急速に縮まり、成長を実感できる一戦となった。 さいと言われました」と苦笑したエサシカは、最 後に「新しい世界が見えた」と満足げに言った。 「分かり始めたな、って時に終ってしまったとい う感じでしたね。でも無事に徳島に帰れただけ でも良かったな、と思いました。ホントに高速コ ーナーは楽しかったです」
めるものだった。クラストップのドライバーとの 差も7秒に縮めた。加えてエサシカのタイムは 四国地区戦と併催された中国ジュニアシリーズ に参戦する同じCJ4Aを駆る地元のドライバー と肩を並べるものだった。ここ半年間の成長を 証明するトライだったと言っていいだろう。
ヒート2、エサシカは自分の走りを終えると、 ゴール付近に陣取って、自分がブレーキを余ら せた下り左コーナーを攻める他のドライバーの 走りをスマホで記録し始めた。
この日は2週間後に控える全日本戦の練習も 兼ねて何人かのトップドライバーがオープンクラ スで出走した。エサシカと年齢もそうは変わらな い竹本幸広はモンテカルロコーナーを4輪ドリフ トで駆け上がった。
「竹本選手の走りは新鮮でしたね。FFでもドリフ トできるんだっていう。自分もやってみたいと先 生に言ったら、いまは絶対無理だから、やめな
1週間後、エサシカは地元の徳島カートランド を走った。“効果”はすぐに現れた。
「今まで苦手だったコーナーが、余裕でイケる ようになったんです。ハイスピードに体が慣れ たのか、自然と速度を殺さないでイケるレコード ラインが分かってタイムが安定するようになった んですよ」
学生生活最後のつもりで臨んだタカタの一戦 だったが、いまエサシカは11月に地元香川で行 われる西日本ダートフェスティバルへの参戦を 真剣に考え始めた。“タカタ”効果を、地元のコー スでもしっかりと実感したいと思い始めている。
競技にチャレンジを続けたエサシカ部長が残したものとは ?
今回の遠征には徳島工業大学自動車部の顧問を務め る島田清学科長(右)も同行した。「一年間シリーズを通 して参戦したエサシカの姿勢は、自動車部の後輩達に もいい刺激になってくれたと思います。本番1週間前と もなれば率先してメンテナンスやセッティングに勤しむ 彼の姿を見た下級生が、いつしか手伝うようになって いった。この秋にはBライを取って来年は競技会に出 る予定の下級生もいます。エサシカが築いた実戦参加 の伝統を継いでいってくれるといまは確信しています」
スラローマーの河田は、ともかくできる限り、走 る前に走り方をイメージしてみることが大事じゃな いかという。
「色んな場所を走れば走っただけ、あそこに似てた なってイメージが作れると思うんですけど、そうい う蓄積がないと、慣熟歩行で走りの仮設を立てて いくしかないですよね。パイロン走ってるとコース 行った時に覚えやすいなぁっての はありますけど、ゼブラゾーンの
自分のホームコース
に似てる所がある
のなら、そこを基準
に攻略法を考えて みるのもイイかも
高さやコースの傾斜などを、ちゃんとチェックする のも大事ですね」
いずれにしても、初心者が初めからやれることは 当然ながら、限界があるはず。でもそのコースをよ く知る人や、上級者が周りにいたら積極的にアドバ イスをもらうのもタイムアップにつながるはずだ。
路面 の 硬いところを 探してみたりするのも、
走りのイメージ作りに 役立つはずだと思う by 石川
激戦のRH6クラスを制した松尾薫/森下志 朗組インプレッサ。
2014年JAF九州ラリー選手権第4戦 2014年JMRC九州ラリーチャンピオンシリー ズ第4戦 グラベルマインドラリー2014 in 唐津[JAF公認No.2014-5036]
開催日:9月6日〜7日 開催場所:佐賀 格式:準国内 主催:GRAVEL[クラブ登録No.加盟40022] フォト/中島正義(PLATZ) レポート/JAFスポーツ編集部
およそ2ヶ月のブランクを置いて開催された JAF九州ラリー選手権第4戦「グラベルマイン ドラリー2014 in 唐津」は佐賀県唐津市周辺を 舞台に、総走行距離約125km、ターマック路 面による7本のスペシャルステージの設定と なった。
日本三大松原の一つに上げられるという「虹 の松原」を見下ろす鏡山も通る風光明媚なコー スではあったが、土曜日の降雨の影響で、日 曜日にはところどころに滑りやすい部分が残る という難しい路面状況の中、3001cc以上の車 両によるRH6クラスには6台が出場。競技は
ポイントランキングのトップを争う城戸新一郎 /竹内恒平組と福本浩人/八尋俊一組を振り 切って、第1戦以来ポイントの無かった松尾 薫/森下志朗組が嬉しいシーズン初優勝を飾 った。 松尾選手は、「今年乗り換えたマシンでの初 優勝です。勝てて本当に嬉しいです。このク ラスで走るのは今年が初めてで、ハイパワー マシンは乗っていて楽しいクラスです。実は故 障明けのブッツケ本番で、それでも思った以 上に調子が良くて納得いく走りができました」 と喜びのコメント。2位に入ったシリーズ首位 の城戸選手と3位の福本選手のポイント差は 僅かに1ポイントとなり、そこに上り調子の松
松尾薫組インプレッサが今シーズン初優勝!1.RH6クラスで2位に入った城戸新一郎/竹内恒平組。2. 平原慎太郎/岩下知生組はRH4クラスで2位入賞。3.RH2クラスで2 位表彰台は三苫和義/引間知広組。4.「久々の出場」という小川剛/新原秀直組がRH1クラスで2位。5. 激戦のRH4クラスを制し た新開雅寛/谷口憲吾組。6. シビアなセッティングをモノにしてRH2クラスで優勝したのは後藤章文/戸次祐太朗組。7. 白土辰 美/津野裕宣組はRH1クラスで今シーズン全勝中。
福本浩人/八尋俊一組がRH6クラスで3位表彰台。 RH4クラスで3位表彰台は黒原康仁/松葉謙介組。 10. 久木野聖/久木野理恵組がRH2クラスで3位表彰台獲得。 チャレンジ1クラスを制したのは伊藤慎二 /鶴田邦彦組。12. チャレンジ2クラスの1位は久田圭/久冨木博昭組。13. 豊田智孝/北川紗衣組がチャレ ンジ1クラスで2位に。14. チャレンジ1クラス表彰台の皆さん。15.RH1クラス表彰台の皆さん。16. ラス表彰台の皆さん。17.RH2クラス表彰台の皆さん。18.RH6クラス表彰台の皆さん。
尾選手が絡んで、残り2戦でのチャンピオン 争いがますます熾烈になってきた。
排気量1501cc以上3000cc以下のRH4 クラスには9台が出場。セクション1でトップ に出た新開雅寛/谷口憲吾組を、第3戦まで 全勝中の平原慎太郎/岩下知生組がセクショ ン2の各SSで猛追するも、新開組が0.4秒 差で逃げ切って今シーズン初優勝を飾った。3
位には黒原康仁/松葉謙介組が滑りこんで、 ポイントランキング2位を死守している。
6台が出場したRH2クラスは1500cc以下 の車両による戦いだ。シーズン2勝を上げて いる後藤章文/戸次祐太朗組が、他を寄せ付 けない走りで完勝。シリーズ首位の三苫和義 /引間知広組も2位に入り、ポイント首位を 守った。後藤選手は「SS1はトップタイムだっ たんですが、滑りやすくて一度乗り上げてしま い危ない場面もありました。昨年からセッティ ングはほとんどいじっておらず、実は結構シビ アなセッティングなんですが、走らせ方をうま く摑んで、勝てる走りができていると思います。
残りも全て優勝を狙っていきま すよ。毎戦うまくやってくれて いるナビの戸次選手と一緒にチ ャンピオン取りたいです!」と残 り2戦での勝利を誓った。
1500cc以下2輪駆動のRP N車両およびAE車両で争われ るRH1クラスには3台が出場。
白土辰美/津野裕宣組がSS1 で小川剛/新原秀直組に遅れ をとったものの、その後逆転し て開幕から4連勝を飾った。
「全勝を更新できて良かったで す。チャンピオンを争っている 犬丸選手が序盤にリタイヤした のが分かったので、SS1は落ち着いて走りまし た。でもそのため13年ぶりに出場したという
小川選手に2秒負けてしまい、後半は逆転し よう、とかなり攻めていきました」と振り返る後 藤選手。
また併催のチャレンジシリーズは、チャレン
“初心者歓迎”の転戦シリーズ、TRDラリーチャレンジが、 九州で初めて開催された。
全7戦のうち第5戦となる今大会の参加台数は36台。5 つのSS(約20km)を含む総走行距離約92kmが戦いの舞 台となった。
総合優勝に輝いたのは、午前、午後の両セクションで他を 寄せ付けない走りを見せつけたE2クラスの山口忍/坂田智 子組だった。C3クラスは角谷豪也/秋田典昭組が優勝を果 たし、総合でも2位に入る健闘を見せた。
E3クラスを制したのは、今大会のために急きょラリーカー を製作して参加した池田みき/川島健司組。ギャラリース テージで全体のトップタイムをマークし、観客から大きな声 援を受けていた。
19.C1クラス表彰台の皆さん。20.C2クラス表彰台の皆さん。
21.E1クラス表彰台の皆さん。22.E2クラス表彰台の皆さん。
23.E3クラス表彰台の皆さん。24.C3クラス表彰台の皆さん。
25.C1クラス優勝の桒村浩之/新井祐一組。26.C2クラスを制した のは松嶌裕貴/赤木弥生組。27. 新堀忠光/前川富哉組がE1クラ ス優勝。28.E2クラス優勝は山口忍/坂田智子組。29. 急きょ製作 したラリーカーでE3クラスを制した池田みき/川島健司組。30.C3 クラス優勝は角谷豪也/秋田典昭組で総合でも2位に。
C2クラスでは松嶌裕貴/赤木弥生組が、SS4で同じコー スのSS1のタイムを30秒以上更新して、今シーズン3勝め を果たした。
F3ドライバーの三浦愛選手が出場して注目を集めたE1ク ラスは、新堀忠光/前川富 哉組が勝利を掴んだ。三浦 組は3位に入った。
C1クラスは、これまで4 連勝中の桒村浩之/新井祐 一組がこの大会でも貫録の 優勝を果たし、全戦全勝の
24
ジ1クラスで伊藤 慎二/鶴田邦彦組 が3連勝。こちら はまだ3戦を残し てシーズン後半に 突入する。
競技はS1500クラスからスタート。 1ヒートからベテラン緒方崇之選手の 1分17秒856のトップタイムを武藤 彰選手が追う展開となるが、2ヒートに 突入するやゼッケン1番の平田信幸選 手の出した1分17秒551のタイムを 最後まで誰も破れず平田選手が優勝。 「1本めは痛恨のスピンをしましたけれ ど、得意な幸田で初優勝できました。 めちゃ嬉しいです。(4位の)妖怪J清 本さん(とダブルエントリー)のおかげ です。FIT3は速いです」と平田選手。2位の緒 方選手は2年連続チャンピオンを獲得した。
セイドライバーランドと幸田サーキットYRP 桐山でそれぞれ3戦行われ、最終戦は9月14 日、幸田サーキットYRP桐山で開催された。
コースレイアウトは前半は“いけいけ”コー スで、中間ポイントには定番のパイロンセクシ ョンは無く、大きな島周りで激しいブレーキン グ。後半がテクニカルセクションとなっており、 ゴール前の8の字セクションが勝負の分かれ
PN1クラスは、1ヒートを小林伸人選手がト ップタイムで折り返すと、2ヒートで逆転を狙 った古川匤志選手がパイロンタッチと脱輪で 逆転ならず2位に甘んじた。「2ヒートではオ ーバーランしてしまい、1ヒートのタイムで逃げ 切りました」と語った小林選手が、シリーズチ ャンピオンも初めて獲得した。
PN2クラスは、「昨年は負けて悔 しかったので、今回はアクセルを 踏み込みました」と、2回めのチャン
1番出走のタイムで逃げ切ってS1500クラス勝利の 平田信幸選手。
2.1ヒートのタイムを破られずPN1クラ ス優勝の小林伸人選手。
3.SA2クラスを100分の4秒 差で制した寺田大祐選手。
4.SA1クラスは則包壮大選 手が優勝を飾った。5.1位から5位までが0.3秒以内に いる激戦PN3クラスは、大倉辰弥選手が逆転勝利。 RA2クラス表彰台の皆さん。
7.RA4クラス表彰台の RN3クラス表彰台の皆さん。9.S1500クラ 10. 佐藤維是選手はRA2000クラ PN2クラスは藤居真樹選手が優 小池俊秀選手がRN3クラスで優勝した。 毅選手は11台出走のRA2クラスで優勝。14. 最多出場
辰弥選手が優勝。RN3クラスは小池俊秀選手 が優勝したが、チャンピオンに輝いたのは北陸 シリーズに3戦まで出場して上位1戦を東海シ リーズのポイントに付加できる「パワーステージ 制度」を利用した、安仲慶祐選手だった。また RA4クラスは新美吉秀選手が初優勝を飾った。
2014年JAF四国ダートトライアル選手権第6戦 2014年JMRC全国オールスター 選抜ダートトライアル第6戦 JMRC中国ジュニアダートトライアルシリーズ第3戦 エトワールスーパーダートトライアル2014 IN TAKATA [JAF公認No.2014-7017] 開催日:9月21日 開催場所:テクニックステージタカタ 格式:準国内 主催:ETOILE[クラブ登録No.加盟38001] フォト&レポート/JAFスポーツ編集部
JAF四国ダートトライアル選手権の最終戦 はここ数年、広島テクニックステージタカタを 舞台としているが、今年もこの形は踏襲され、 JMRC中国ジュニアダートトライアルシリーズ 第3戦との併催イベントとして開催された。
当日の天候は晴れ。前日に走行会が行われ たこともあって、路面はいつもより締まったも のとなって、タカタのイベントではあまり履く 機会のないドライタイヤの出番となった。そう したドライバーの期待に応えるかのように、コ ースもタカタの主要なセクションをほぼ使った 中高速設定に。2分前後というロングコースで 豪快な走りを味わっていた。
四国地区戦ではGN1クラスの田川知明選手 が「硬い路面を外さないよう に心掛けた」という走りが効 いて2本ともベストタイムを 奪取。30年を超えるキャリ アの中で初めてという念願
の地区戦チャンピオンを確定させた。
またGS1クラスはディフェンディングチャン ピオンの岡准慈選手がヒート2、暫定ベストを 塗り替えた平岡秀一選手を最後の最後でコン マ2秒差で下して優勝。こちらもタイトル防衛 をたしかなものとした。
中国ジュニアシリーズはラス前の一戦となっ たが、こちらでも“岡”選手が大活躍。FN1クラ スでは近畿から遠征してきた岡翔太選手が地 元勢を抑えて優勝。大学生の岡選手は、今年
このタカタで行われた学生日本一を決める大 会でも優勝をさらった期待の若手の一人。 「今日はオープンクラスに出場した大学の先 輩でもある竹本(幸広)さんのアドバイスのお かげで勝てました。学生の大会よりコースをフ ルに使ってくれたので楽しく走れましたが、苦 手な高速コーナーを2本め、うまく走れなかっ たのは反省点ですね。もっともっと練習して竹 本さんのように全日本でも活躍できるドライバ ーになりたいです」と今後に向けたコメントを 語ってくれた。
一方、FR2クラスは1分54秒台に並んだ2 台によるデットヒートとなったが、2ヒートとも ベストを奪った片岡学選手が清水幸一選手を コンマ2秒差に抑えて優勝をさらった。 「今日は路面が良かったので特に2本めは、 ちょっと失敗した所もありましたがドライタイ ヤで気持ちよく走れました。
先週の地区戦は全然ダメだったので、今回 の勝利でちょっと気持が晴れましたね」と笑顔 で振り返っていた。
1.FNクラス3位入賞の上原秀夫選手。2.GN1クラス入賞の皆さん。3.GN2クラス入賞の皆さん。4.GS1クラス入賞の皆さん。5.GS2クラス 入賞の皆さん。6.FR1クラス2位入賞の横山修二選手。7.FN2クラス2位入賞の青戸浩喜選手。8. 清水幸一選手はFR2クラス2位入賞。9. 森 博昭選手はFR2クラス3位入賞。10.FN1クラス2位入賞の岩坂有洋選手。11.FN1で優勝の学生ドライバー、岡翔太選手。12. この日、2WD 勢最速タイムをマークしたFR1優勝の蔵本直也選手。13. 僅差の戦いとなったFR2は片岡学選手が優勝。14.GN2クラスは九州の橋本和信 選手が優勝。15.GS1クラスは岡准慈選手が貫録勝ち。16.GN2クラスでも橋本充弘選手がチャンプの貫録を見せた。17.GN1クラスは大ベ テラン田川知明選手が勝利を飾ってタイトルも確定。 FN2は2ヒートともベスト奪取の井上茂選手が完勝。
たんですが、それがまた去年再開すると言うことで、私もクルマに興味を持ち始めたところだったので、一緒に始めたいとお願いしたのがきっかけです。 去年だと、短大を卒業したばかりだ
よね。学生時代はクルマには興味は無か ったの?
果たした可児遥(はるか)。どのコースでも懸命に格闘する姿が、中部のダートトライアル界に新しい風を吹き込んでいる。「走るのが好きでたまらない」という彼女が語る、ダートトライ アルの魅力とは? ダートトライアルを始めたきっかけ を教えてください。 遥 父が若い頃にダートラをやってい
全戦ポイント獲得は全戦完走の証し。「練習好き」の土系 女子は、毎週のようにコースで汗を流している。
ルマをコントロールして、コーナーやりません。 ―
イアル選手権にフル参戦を
中部ダートトラ
ころが魅力ですか? 遥 (本来は走りにくい)土の上でク
ら、ジムカーナという競技を知りまして……。あ、舗装を走るのもあったん だ、って(笑)。 では、ダートトライアルのどんなと
でした(笑)。普通に就職して、今も働いているんですが、ドリフトをテーマにした映画を見て、すごくカッコイイなと。クルマといえばそれくらいの 関わりでした。 それで始めたのがダートトライアル。
ジムカーナをやろうとは思わなかった? 遥 ダートラを始めてしばらくしてか
遥 ほとんどクルマには縁のない生活
イントを上げているのは遥さんを含め二人だけ。その結果ランキング
り遂げました。
当に走るのが好きで……。今では父がいなくても、一人でも走りに行くほど です。 練習ではどんなことを心掛けていま すか。 遥 たくさん走ることと、失敗した部 分は次の走りで克服できるよう意識するようにしています。 ― 2014
ています。 遥 N 1 クラスは速い選手の皆さんが
7 位になれたのは、本
れど、出場している N 1 クラスで全戦ポ
遥 よく行ってる方だと思います。本
年の選手権は終了したけ
れど、練習にはよく行きますか?
7 位になっ
選手に憧れます。人見選手の全日本で戦う姿を見て、いつか私も同じ土俵で
それでは、目標とする選手はいま すか? 遥 同じダートトライアルの人見雅子
人と争うには、まだまだ速さが足りないから…。今は自分がライバルで、実戦と練習を重ねて、本番で少しでも前の方の順位でゴールインしたいです。 ―
― 遥 ライバル……、そうですね、他の
る競技があるので、何戦か出場を予定しています。まだまだ走ります(笑)。 来年は、今年と同じように地方選手権で走れる体制に持っていきたいと思っ ています。
戦ってみたいという夢はあります。願望です。高い目標だけれど(笑)。で も頑張ります。 ― 来年の予定を教えてください。 遥 来年というか、今年まだ出場でき
Pro ie 愛知県生まれ。学生時代まではクルマには縁の無い生活を送 っていたが、かつて参戦していた父親が競技に復帰するタイミングで、 自身もダートラの世界へ足を踏み入れた。2014年はJAF中部ダートト ライアル選手権にフル参戦。好きなドライバーは、北村和浩選手。