JAFスポーツ[モータースポーツ情報]








JAF MOTOR SPORTS


第47巻 第10号 2013年12月1日発行(毎月1回1日発行)
1967年3月20日 第3種郵便物認可
JAF MOTOR SPORTS
第47巻 第10号 2013年12月1日発行(毎月1回1日発行)
1967年3月20日 第3種郵便物認可
2014年からライセンスのデザインを、モータ ースポーツのシンボルともいえる「チェッカーフラ ッグ」をあしらった新しい意匠に変更いたします。
今月号の「INFORMATION FROM JAF」では、 11月から受付が始まっている2014年のライセ ンス更新について、四輪は12ページから、カー トは48ページから紹介していますので、ぜひご 覧ください。なお、WEB(マイページ)更新以外の 方を対象としたライセンス申請用紙は本誌11月 号に綴じ込んでいます。
また今月はスーパーフォーミュラ、フォーミュラ 3、カートの2014年全日本選手権カレンダーの ほか、各カテゴリーの地方選手権カレンダーも公 示されています。
早めに更新手続きを行って、一新されたデザイン のライセンスを、いち早く手にしてください。
JAFの小栗七生会長らは、10月15日、来日中の FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長ととも に、安倍晋三総理を官邸に表敬訪問しました。
総理との会見では、FIAが展開している「FIA 交 通安全のためのアクション(FIA Action for Road Safety)」というキャンペーンと、モータースポー ツの振興への取組みについて協力を依頼し、安 倍総理からは、「一層安全で快適な交通社会を作 るため、われわれ政府としても、FIA・JAFと連携 して努力いたします」との言葉をいただきました。
また、FIAが提唱する「ドライバーが守るべき 10のルール(Golden rules)」を、トッド会長と小
左からJAF小栗会長、FIAトッド会長、安倍総理、JAF矢代 副会長
SRS(鈴鹿サーキットレーシ ングスクール)が2014年の 入校説明会を開催します
去る9月15日、愛媛県上浮穴郡久万高原町の JAF中四国ラリー選手権第5戦会場で、ラリー 競技における救急活動訓練が行われました。
これはラリー競技会のオフィシャルを対象に、 レスキューマーシャルとしてのスキルアップを図 ることを目的にJAFが主催者等と共同で実施した
もので、全日本ラリーで医師団長を務める紙谷孝 則氏を講師として、FIA国際競技規則付則H項に 基づいた、約2時間の訓練が行なわれました。
訓練は、(1)スペシャルステージで競技車両が
コースアウトしてドライバーが負傷したことを想 定、(2)救急マーシャル、看護師等はドクターの 指示で救出作業開始、(3)HANS、ヘルメットを 脱がす判断、及びネックカラー装着は医師の指 示で実施、(4)負傷しているドライバーにネック カラー、K.E.Dを装着、(5)負傷ドライバーを車両 から引き出す、(6)負傷ドライバーをバックボー ドに固定する、といった内容でした。参加者は実 戦さながらの内容に、講師の話に熱心に耳を向 け、真剣な表情で受講していました。
鈴鹿サーキットで開講されているレーシングド ライバー育成スクール「鈴鹿サーキットレーシン グスクール」(SRS)では、現在2014年の入校希 望者を募集しています。SRSは、技術のみなら ず、精神的・人間的にも世界のトップクラスで 通用するドライバーの育成を目指すスクールで、 佐藤琢磨選手をはじめとする多くのプロレーシン グドライバーを輩出しています。
2014年の入校希望者を対象とした説明会を 12月に行いますので、参加希望の方は下記をご 参照ください。
○開催日時:2013年12月8日(日) (申込締切日:2013年12月1日(日)) ○会場:鈴鹿サーキット国際レーシングコース内・西コ ースパドックハウス
○連絡先:〒510-0295 三重県鈴鹿市稲生町7992 鈴鹿サーキットテクニカルセンターSRS-F事務局 TEL 059-378-1617/FAX 059-378-1618
URL: http://www.suzukacircuit.jp/srs/
ラリー競技での救急活動訓練 が実施されました
お台場 開催日:10月13日~14日 開催場所:東京・お台場特設会場 フォト/服部真哉、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
今年で8回目を迎えたモータースポーツジャ パンフェスティバル2013。10月13~14日の2 日間、会場となった東京・お台場は両日とも快 晴に恵まれた。
期間中会場を訪れたファンは94,490人。国 内トップドライバーが集結し、各メーカーやチー ムのモータースポーツ競技車両が間近に見られ るとあって、年に一度の恒例行事となったこの イベントが待ち遠しかったファンも多いだろう。
観客スタンドが設けられた走行エリアでは、
スーパーフォーミュラやラリー車両等のデモン
ー達が派手な走りを見せるたびにスタンドから は割れんばかりの大きな拍手が起こったほか、 競技車両の同乗走行体験申し込みには長い行 列ができた。
また各自動車メーカーも趣向を凝らしたブー スを展開。新旧レーシングカーが所狭しと展示 され、幅広い年齢層のファンがカメラやスマホ のレンズを向けていた。
1.FIAジャン・トッド会長(中央)が会場を訪問。JAFの矢代副会長(左)と久米専務理事(右)が出迎えた。2.トッド氏はラリーのコ・ド ライバー時代の愛車ダットサン240Zの助手席に座り、WECドライバーの井原慶子選手のドライブでコースを1周してファンに挨拶。
イベントはモータースポーツだけにとどまら ず、量産車による様々なコーナーも充実。国内 外の自動車メーカー21社の試乗会には希望者 が行列をなし、交通安全の多様なプログラムが 体験できる一般ドライバー向けの運転講習会も 家族連れなどで賑わっていた。
2日目の14日にはFIA(国際自動車連盟)のジ ャン・トッド会長が登場し、「日本のモータース ポーツファンの情熱は素晴らしい」と挨拶。自身 もラリーのコ・ドライバーとして活躍していたこ とから、WRCカーのレプリカコーナーで足を止 めて展示車両に見入っていた。また、前日のF1 日本グランプリで3位入賞したばかりのチーム・ ロータスのグロージャン選手も会場を訪れて、 新型のルノー・ルーテシアで派手な走りを披 露。スタンドを埋めたファンは、世界のトップ ドライバーのパフォーマンスに大喜びだった。
JAFブースでは「クイズラリ ー」「キッズモータースポーツ
ライセンス発行」など、お子様
から大人まで楽しめるコンテンツでお客様をお出 迎え。来年のモータースポーツカレンダーの販 売やEV(電気自動車)の「電欠」に対応する救援車 両の展示も行った。
2013 FIAフォーミュラ1世界選手権シリーズ第15戦 日本グランプリレース[JAF公認No.2013-0020] 開催日:10月11日~13日 開催場所:鈴鹿サーキット 格式:国際 主催:SMSC[クラブ登録No.公認24001] フォト/桜井淳雄、吉見幸夫、㈱モビリティランド レポート/JAFスポーツ編集部
10月とは思えないほどの強い日差しの中、 25回目のF1グランプリを迎えた三重県・鈴 鹿サーキット。決勝レースは53周で行われ、 レッドブルのセバスチャン・ベッテル選手が 逆転で連勝を「5」に伸ばし、今シーズン9勝 めをあげた。
ポイントランキング2位につけているフェ ルナンド・アロンソ選手(フェラーリ)が4位 に入ったため、ベッテル選手の4年連続チャ ンピオン獲得は次戦以降に持ち越された。
土曜日に行われた予選では、今年限りで F1からの引退を表明しているマーク・ウェ ーバー選手(レッドブル)が「最後の鈴鹿」でポ
ールポジションを獲得。5戦連続ポールを狙 ったポイント・ランキングトップのチームメ イト、ベッテル選手は予選で軽いトラブルに 見舞われウェーバー選手のタイムを上回れず 2位からのスタートとなった。
ただしポイントランキングでライバル関係 にあるアロンソ選手、キミ・ライコネン選手 (ロータス)がそれぞれ予選8位、9位とやや 不調だったため、2人の順位次第で、ベッテ ル選手の4年連続チャンピオンの可能性が高 まってきた。予選3位はルイス・ハミルトン 選手(メルセデス)、4位はロメイン・グロー ジャン選手(ロータス)と続いた。
明けて日曜日。決勝日の鈴鹿は気温25度、 路面温度は37度と、この季節にしてはやや 高め。午後3時、決勝レースが始まった。第 1コーナーまでの数秒間に起こったレース最 初のドラマ。予選4位から抜群のスタートを 見せたグロージャン選手。3台を一気にかわ してトップに躍り出た。
一方抜かれた3台は少々混乱。2台のレッ ドブルの間を後方から抜けようと仕掛けたハ ミルトン選手だが、行き場が無くなりベッテ ル選手のフロントウイングと接触してタイヤ にダメージ。レッドブルの対抗馬になるはず のハミルトン選手はあっけなく序盤で戦列を 去った。
前を阻む者がいないグロージャン選手は、 速いペースでレースをリードする。レッドブ ルの2台が何とかついていくが、4位以下は
1.2. 間違いなく今回の主役の一人だった ロータスのグロージャン選手。初優勝こそ 逃したものの、その走りは鮮烈な存在感を 見せつけた。3. 優勝したベッテル選手は 「鈴鹿で勝つことは本当に素晴らしいこと だ」と興奮気味にコメント。初優勝の可能 性さえあった3位のグロージャン選手だ が、「表彰台にまた上がることが出来て嬉 しい」と表情は晴れ晴れ。左端は表彰式で プレゼンターを務めたJAF小栗会長。
~強さを持って指定席へ。怒濤の5連勝達成~
4. 予選4位のグロージャン選手(中央)がロケットスタートでトップに立つ。その背後にいる ハミルトン選手は直後にベッテル選手と軽い接触、タイヤトラブルでリタイヤに。5. チーム メイトとは異なるピット戦略で2位を獲得したウェーバー選手。今季限りで引退を表明して いる彼のF1での雄姿は、日本では見納めとなる。6. 予選8位から順位を上げ4位でゴール したアロンソ選手。数字の上では、チャンピオンの可能性を僅かに残している。7.8.「極め て普通のレースだった」というライコネン選手は、手堅く5位入賞でポイントを稼いだ。9.レ ース直前にザウバーF1チームのリザーブドライバーに選ばれた24歳の佐藤公哉選手。7 月に参加したF1若手ドライバーテストの走りが高い評価を得た。10. 小林可夢偉選手は フェラーリチームの一員としてサイン会やトークショーに登場した。
徐々に遅れ始め、優勝は早くも3台に絞られ てきた。
レース中盤を迎え、グロージャン選手のペ ースが伸び悩む。それを逃さずレッドブルの 2台がグロージャン選手の背後に忍び寄る。 追いかけるレッドブルは、ベッテル選手とウ ェーバー選手で異なったピット戦略を組んで きた。2ストップのベッテル選手、3ストップ のウェーバー選手だ。
ウェーバー選手が1回多いピットインの間 に後退したあと、グロージャン選手とベッテ ル選手の一騎打ちとなった。残り半分近くを 残して29周めにグロージャン選手が最後の ピットインを行い、ベッテル選手を追いかけ る。その7周後にベッテル選手はピットイ ン。再び2番手に後退したが、素晴らしい速 さでトップのグロージャン選手に近づき、41 周めのホームストレートで狙いすましたよう に逆転。ベッテル選手はそのまま脅かされる ことなくゴールまで逃げ切った。
一方グロージャン選手は、3番手に落ちてい たウェーバー選手にじりじりとすり寄られる。 しかしウェーバー選手のタイヤのほぼ2倍を 走り切ったグロージャン選手のタイヤに、ウ ェーバー選手を抑え切る余力は残っていなか った。ゴールまで残り2周でパス。結局レッ ドブルが1-2フィニッシュを果たした。
また4位には、予選8位から渋い着実な走
11. レースでの戦略を相談しているのか、レッドブルの2人。12. オールドファンには嬉しいレジェ ンドF1のデモ走行が行われた。13. 木曜日にはピットロードが開放され、楽しみにしていたファンで あっという間に埋め尽くされた。ドライバーやマシンを間近に感じれる、粋なファンサービス。
決勝日のサポートレースとして開催された ポルシェ・カレラカップジャパン第11戦の決 勝レース(10周)は、ポール・ポジションからス タートした川端伸太朗選手が独走で優勝(左)。 スーパーFJチャレンジカップレースでは17歳 の根本悠生選手が同じくポール・トゥ・ウインを 飾り、スタンドを埋めた大勢の観客にその存在 を知らしめた(右)。
りでポジションを一つずつ上げていったアロ ンソ選手が入り、逆転チャンピオンへの小さ な可能性を残した。5位には淡々と「“普通の” レース」を戦ったライコネン選手が入賞。6位、 7位はザウバーコンビのニコ・ヒュルケンベ ルグ選手とエステバン・グティエレス選手が 入った。グティエレス選手はF1初入賞だ。
決勝日の入場者数は8万6千人と、昨年か
ら1万7千人減少した。昨年3位入賞を果た した小林可夢偉選手がフェラーリの一員とし て会場に姿を見せたり、ザウバーのリザーブ ドライバーにAUTO GPで活躍中の佐藤公 哉選手が抜擢されたりはしたが、レースでは 日本人選手の出場は見られずじまい。
来年はサーキットを駆ける日本人の登場に 期待したい。
今シーズン、これまでの5戦すべてで優勝 してきたアウディと、地元での2連勝を期し て久しぶりに2台体制で臨んだトヨタの、一 騎打ちとなるはずだった富士6時間耐久レー ス。しかしレース当日長時間降り続いた雨 は、この2大ワークスの戦いにまさに“水” を差した。
2013年は全8戦で競われる世界耐久選手 権シリーズ、通称“WEC”。日本では年に一 度の開催となるこのレースに出場する日本人 選手は8名。昨年同大会で優勝し、今年も優 勝候補の一人であるトヨタの中嶋一貴選手を はじめ、フェラーリのワークスシートを務め る小林可夢偉選手に、WEC唯一の女性ドラ イバーとしてレギュラー参戦している井原慶 子選手。
さらには元F1ドライバーの中野信治選手 に、松田次生選手、平中克幸選手、植田正幸 選手、小泉洋史選手と、国内外トップカテゴ リーで活躍するそうそうたるメンバーが名を 連ねた。さらにスーパーGTやスーパー・フ ォーミュラに参戦する、日本でもお馴染みの 外国人選手が多数出場するなど、レースのウ ィークエンドは話題満載で始まった。
土曜日の予選は朝から曇り空。その日、初
たった16周でもドラマは起こる。予選最前列の2台が いなくなり、3番手にいたトヨタ7号車が今季初優勝。
冠雪の知らせを甲府地方気象台が発表したば かりの富士山が見下ろすコースで、決勝のグ リッドを決める予選セッションが午後1時 20分に始まった。
路面はドライ。まず始まったGTEクラスの 予選は、フェラーリ、アストンマーチン、ポ ルシェなど量産車ベースのGTカーが繰り広 げる、事実上ワークスチームの戦いだ。注目 の小林可夢偉選手(AFコルセ)は前日に燃料 タンクのトラブルが発見され予選を放棄。決 勝レースは最後尾からの巻き返しに期待がか かる。GTEはProクラス、Amクラスともにア ストンマーチンがトップタイムを叩き出した。
続くLMP1クラスでは、戦前の予想通り トヨタとアウディがしのぎを削る。20分間の 予選を終え最後に笑ったのはアウディ1号 車。ドライバーは富士スピードウェイを知り 尽くしたアンドレ・ロッテラー選手とブノ
ワ・トレルイエ選手だ。トヨタは2番手、3 番手から、優勝を狙いに行く。
予選終了後、小雨が降り出した。翌日の波 乱を予感させるような黒い雲と夕暮れの闇 が、サーキットを包んだ。
決勝日は朝から雨。サポートレースは予定 通り行われたものの、スタート時刻が近付く
を操る。スタート前、コックピットに収まるロイック・デュバル 選手。3. 同じくアウディのブノワ・トレルイエ選手(左)とアンド レ・ロッテラー選手(中央)。
につれ強くなる雨脚。それでも時折弱まる雨 音に、観客も、ほとんどのチームも天候回復 への期待を寄せるが、またすぐに今までにも 増して強い雨が地面を叩く。 各車がダミーグリッドに着くため、次々と ピットを離れていく中、最初の波乱が起きた。 予選2位のトヨタ8号車(アンソニー・デビッ
2013 FIA世界耐久選手権第6戦 富士6時間耐久レース[JAF公認No.2013-0026] 開催日:10月18日~20日 開催場所:富士スピードウェイ 格式:国際 主催:富士スピードウェイ [団体登録 No.公認13003]、FMC[クラブ登録 No.公認13008] レポート/JAFスポーツ編集部 フォト/服部真哉
ドソン選手、セバスチャン・ブエミ選手、ス テファン・サラザン選手組)がピット出口閉鎖 の時間に数秒、間に合わず、 コースに入ることができなく なったのだ。規則によりピッ トからのスタートになり、優 勝を狙うトヨタとしては大き な痛手となってしまった。 午前11時、強い雨の中セ ーフティカー先導によりレー スが始まった。2周、3周と続 くセーフティカーランの間も ラップは刻まれレースは進行 していくが、もちろん前の車 を追い越すことはできない。 雨が弱まる気配もなく、8周 を終えたところで最初の赤旗 中断。
約2時間の中断の後、少し
車がGTE Amクラスで優勝を飾った。6. 赤白の配色が美しいチーム・ゲイナーのザイテッ クZ11SN・ニッサン。7. ピットでファンサービス中の松田次生選手、小泉洋史選手、リチ ャード・ブラッドレー選手。車はモーガン・ニッサン。8. 派手なカラーリングが目を引く OAKレーシング45号車のモーガン・ニッサンは井原慶子選手がドライブ。9.LMP1クラス の表彰式。地元での優勝を喜ぶトヨタ・チーム。10. 今年のルマン以来、ステアリングを握 るのは中野信治選手。11. 雨の中、AFコルセ71号車をドライブしたのは小林可夢偉選手。 新コースの富士を走るのは、今回が初めてだったとか。
雨が弱くなり2回めのセーフティカーランス タートが始まったが、今度はポールポジショ ンのアウディ1号車のエンジン回りにトラブ ルが発生しピットイン。先頭はトヨタ7号車 (中嶋一貴選手、アレックス・ブルツ選手、 ニコラス・ラピエール選手組)、続いてアウ ディ2号車となったところで再び赤旗。さら に午後3時35分に三度めのレース再開とな ったが、1周走ったところで赤旗が提示され、 レース周回数「16周」で、そのままレース終了 が告げられた。
レースらしいレースが行われないまま、そ の時点で先頭を走っていたトヨタTS030ハイ ブリッド7号車が優勝。トヨタ勢は富士の世 界耐久選手権で昨年に続き2連勝となった。
またLMP2クラスでは日本のチーム・ゲイ ナーが3位に入り、平中選手、植田選手、ビ
ヨン・ビルドハイム選手が表彰台に立った。 レースの白熱した戦いを期待していたファ ンにとっては残念な結末になったが、「この 天候では走れない」とほとんどのドライバー が異口同音にコメントしている。また7号車 をドライブした中嶋選手は「これを本当に勝 利と言っていいかどうか疑わしいが、1位と いう結果はチームにとって重要な意味を持 つ」と語った。
レース終了後、最後までレースのスタート を願って待ち続けた辛抱強いファンのために ピットロードが開放され、ドライバーのサイ ン会などのファンサービスが行われた。
なおこのレースは入賞者に通常の半分のポ イントが与えられ、アウディがあと2戦を残 して早くも今年のマニュファクチャラーズチ ャンピオンを獲得した。
12.LMP1クラス唯一のプライベートチームであるレベリオン・レーシングが3位表彰台を獲得。13.LMP2クラスはOAKレーシング 35号車がルマン以来のクラス優勝。14. 今年初冠雪の富士山を横目に、予選を攻めるトヨタTS030ハイブリッド8号車。
監修/一般社団法人 日本自動車連盟
〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎0570-00-2811(ナビダイヤル) 発行所/(株)JAF出版社 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎03-5470-1711 発行人/茂木淳一
振替(東京)00100-1-88320 印刷所/凸版印刷株式会社
表紙/F1日本GP
撮影/吉見幸夫
デザイン/鎌田僚、(株)スタジオーネ63
編集/(株)JAF出版社JAFスポーツ編集部 ☎03-5470-1712
●JAFからの公示・お知らせ●
12 2014年モータースポーツライセンス更新のご案内
17 国際ライセンスの申請条件について
17 2014年クラブ・団体更新のご案内
17 ライセンスのデザイン変更について
18 2014年全日本選手権レースカレンダー
18 2013年JAF地方選手権表彰式 一覧表
19 2014年地方選手権レースカレンダー一覧
20 2014年地方ジムカーナ選手権カレンダー登録申請一覧
23 2014年地方ダートトライアル選手権カレンダー登録申請一覧
25 2014年地方サーキットトライアル選手権カレンダー登録申請一覧
43 2014年JAFプレスパスのご案内
43 耐火炎レーシングスーツのJAF公認の取得について
44 車両公認一覧
44 海外競技会出場証明書(サーティフィケート) 発行件数一覧と申請方法
45 Aライセンス講習会日程
45 公認審判員講習会日程
48 2014年カートライセンス更新のご案内
52 2014年カートクラブ・団体の更新のご案内
53 2014年全日本カート選手権カレンダー登録申請一覧/
2014年地方カート選手権カレンダー登録申請一覧/ 2014年ジュニアカート選手権カレンダー登録申請一覧
35 F3全力勝負 Vol.5
46 JAFMOTORSPORTSCALENDAR(12月〜'14年1月)
54 JAFカートカレンダー(12月〜'14年1月)
66
4
[RACE]
6 2013FIAフォーミュラ1世界選手権シリーズ第15戦 日本グランプリレース
8 2013FIA世界耐久選手権第6戦 富士6時間耐久レース
28 2013年全日本フォーミュラ3選手権 第14戦/第15戦
36 2013もてぎチャンピオンカップレース第6戦 [RALLY]
32 2013年JAF全日本ラリー選手権第8戦
第41回M.C.SC.ラリー ハイランドマスターズ2013
2013年JAF全日本ラリー選手権第9戦
新城ラリー2013
59 2013年JAF九州ラリー選手権第7戦
JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第7戦
EAST九州2013
[GYMKHANA]
30 2013年JAF全日本ジムカーナ選手権第8戦
SUPERGYMKHANAIN IOX-AROSA
60 2013年JAF近畿ジムカーナ選手権第8戦
JMRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第8戦
JMRC全国オールスター選抜第8戦/
JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ第8戦
DIREZZA CUPジムカーナフェスティバル
63 2013JMRC西日本ジムカーナフェスティバルin中国
[DIRTTRIAL]
62 2013JMRC西日本ダートフェスティバルin中部
65 長野県ダートトライアルチャンピオンシリーズ第6戦
2013水芭蕉ダートトライアル
65 モーターランド野沢オートクロスシリーズ第5戦
2013オートクロスフェスティバル
モータースポーツライセンス(以下「ライセンス」と言います。)の更 新手続きは、��月から受付を�始しています。
新しい年のモータースポーツ活動へ向けて、余裕を持って更新 手続きを行ってください。
なお、JAF窓口にご来店の際は、15ページに記載の休業日、 受付時間をご確認のうえご来店ください。
ライセンス申請書は本誌11月号に綴込んであります。
●ライセンス取得資格
[公示No2013ー099]
お願い 2012年から2013年への更新を行っていない方には JAFスポーツ誌をお送りしておりませんので、身近に そのような方がいましたら、以下内容をご案内ください。
2012年から2013年へのライセンス更新期限は、下記のとおりです。
窓口受付 2013年12月27日(金)17:30まで *郵送(FAX)の場合は2013年12月31日の消印(受信)まで有効 *JAFマイページ(web)上でのお手続きの場合は
2013年12月31日 23:59手続き完了分まで 2014年になると更新の資格を失いますのでご注意ください。
(年末年始の休業日については15ページをご確認ください。)
競技許可証および公認審判員許可証は「JAFスポーツ資格登録規定」および「自動車競技に関する申請・登録等手数料規定」に基づき発給さ れます。詳細は当該規定をご参照ください。
本誌に綴込んであるライセンス交付申請書を使用してください。
縦4cm×横3cm、無帽、無背景、上半身のもので、申請前6ヵ月以内に撮影した鮮明な写真を申請書の所定位置に貼付し てください。(お手持ちのライセンスに使用した写真と同じでよろしければ、写真の提出は不要です。) ・必ず指定のサイズの写真を貼付してください。サイズが異なる場合、使用できないことがあります。
・デジタルカメラの画像を使用する場合は、必ず写真専用用紙に印刷してください。
3.JAF個人会員
18歳未満の方は不要
4.ライセンス料(許可証料)
5.健康管理カード等返送料
ライセンス更新に際しては、JAF個人会員が有効期限内であることが必要条件ですので、自動振替による自動継続のお申込 みをされていない方で、JAF個人会員の有効期限が切れているとライセンスの更新手続きが行えません。ご本人のJAF個人会 員の有効期限をご確認くださいますようお願いします。万一、JAF個人会員の有効期限が切れている場合には、速やかに継続 手続きを行ってください。継続手続きの方法等については、お近くのJAFへお問い合わせください。
郵送による申請の場合、許可証料に加え、健康管理カード、公認競技会出場記録カード、役務記録カード、仮ライセンス の返送料80円が必要となります。
上級更新(参加者は除く)、または国際A、Bライセンスの更新申請をする場合、実績を確認するために必要です。 (国内A、国内B、国際C、公認審判員、参加者の更新申請の場合は不要)
●JAFマイページによるライセンス更新
JAFマイページにご登録いただければ、インターネットでライセンス更新ができます。
お手続き方法については、本誌26ページをご覧ください。
なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●FAXによるライセンス更新
FAXにてライセンス更新を行う場合は、所定の申請書類(�種類)を印刷し、必要事項を漏れなくご記入のうえお手続きください。
申請書類と申請方法については、JAFホームページに掲載しています。
http://www.jaf.or.jp/→モータースポーツ→データ室→各種申請書等→ライセンス更新(クレジット支払)書式→申請について なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●許可証料(カートライセンスの料金は、48ページをご覧ください。)
*公認審判員許可証を2種目以上併有する場合は、最上級の許可証料 に、2種目めより1種目につき500円ずつ加算されます。
(例)コースA1級と計時A2級の場合:5,000円+500円=5,500円 併有する許可証が同じ級(例:技術A1級とコースB1級等)の場合でも 計算方法は同様です 。
*競技運転者、公認審判員、競技参加者を併有している場合には、そ れぞれ左記の許可証料が必要です。
※競技会の出場実績を確認する必要がある種類のライセンスについては、インターネットでの更新手続きは行っておりません。また、上級や推薦を伴 う申請についても、お手数ですが、窓口へご来店いただくか現金書留による郵送にてお手続きくださいますようお願いいたします。
●ライセンスの交付申請書の記入について 申請書の枠内に正確かつ明瞭にご記入いただき、記入漏れのないようご注意ください。(未記入項目や、判読できない文字があると、ライセンス が発給できない場合があります。)次頁に記入例を掲載していますので、ご参照ください。
項目
会員No
登録クラブ・団体の 所属証明欄
申請者氏名
連絡先電話番号
JAF年会費の自動振替の有無
郵便番号
現住所
自動車運転免許証
性別
生年月日
年齢
申請者本人の会員(ライセンス)番号を記入。
自分の所属しているJAF登録クラブ(または団体)(複数所属している場合は、その主たるクラブ1ヵ所)の名称、略称を記入し、 当該クラブ(または団体)の登録印を捺印。2013年の登録印は、2014年3月までの申請に、また、2014年4月以降の申請に は2014年の登録印を捺印。JAF登録クラブ(または団体)に所属していない場合は不要。
氏名とその上段にカタカナでフリガナを記入。
昼間、連絡がとれる電話番号を記入。
どちらかに○。JAF個人会員の有効期限を記入。
現住所の郵便番号(��)を記入。
都道府県名を必ず記入し、その上段にカタカナでフリガナも記入。マンション・アパート・寮名・部屋番号等も必ず記入。
運転免許証番号を記入。
男・女のいずれかに○。
大正・昭和・平成のいずれか該当するものに○。
申請時の年齢を記入。
国際の運転者および参加者はローマ字で、国内の参加者はカタカナで記入。国内の運転者および公認審判員の申請者は記入不要。(30字以内) ライセンス表記名
参加者の代表者名
種類およびクラス
参加者の申請の場合、代表者名を記入。国内参加者の場合はカタカナで、国際参加者の場合はローマ字(全て大文字)で記入。
申請書の該当するクラスおよび種類に○。(次ページの記入例は国内A、コースB3級、計時A1級、技術A2級を同時に年度更 新する場合のもの。)*国際ドラッグレースライセンスは国内A以上のライセンスと併有することが条件。
氏名、ライセンス番号、申請種別も、忘れずに記入。 写真貼付欄
写真 ※記入例参照
縦4cm×横3cm、無帽 無背景 上半身のものを1枚。申請前6ヵ月以内に撮影のこと。ライセンス申請書の下段にある所定 の位置に貼付。(前年のライセンスに使用した写真を再使用する場合は、写真の貼付は不要です。)
�技運転者と公認審判員の��を申請する場合でも申請書は�枚で�。 その他
●ライセンスが発給されるまで
~ライセンス作製の流れ~
③写真入り ライセンスを送付
※②発給日から60日間有効
※①から③までは約1ヵ月ほどかかります。更新のピーク時にはこれ 以上日数がかかる場合がありますのでご了承ください。
写真入りライセンスをクラブ等にまとめて送付する場合、10件以上は レターパックで、10件未満の場合は普通郵便で送付します。
ライセンス発行に関するお問い合わせは、15ページのJAF支部窓口へ お願いします。
●ライセンスへの署名
ライセンスがお手元に届いたら、ライセンスの裏面の署名欄 に、必ずご本人が署名してください。
署名してはじめてライセンスは有効となります。
ライセンス作製の際にデータ化 して印刷しますので、鮮明な写 真をお使いください。
●国際A・B・C・Cレース除外の取得方法
●国際A・B・C・Cレース除外ライセンスの更新条件
国際A 国際A
申請前24ヵ月以内に、国際Bが必要とされるレース の5戦で総合成績の上位5位以内に入賞するか、 該当する年かその前年に国際Bが必要とされる選手 権の最終成績で上位5位以内の実績。
国際B
国際C取得後、申請前24ヵ月以 内に日本選手権レースまたは国際 格式のレース5回完走(順位認定 を受ける)し、かつそのつど競技長 によって成績認定された者。運転 者の「競技記録カード」(JAF所定) に証印を必要とする。
国際C
国内Aまたは国際Cレース除外の 所持者で、国内A取得後申請前 24ヵ月以内に、JAF公認のレース に少なくとも5回以上完走(順位認 定を受ける)しかつ、そのつど競技 長によって成績認定された者。運 転者の「競技記録カード」(JAF所 定)に証印を必要とする。
国内A取得後、申請前24ヵ月以 内に日本選手権レースにおいて5 回完走(順位認定を受ける)し、か つそのつど競技長によって成績認 定された者。運転者の「競技記 録カード」(JAF所定)に証印を必 要とする。
①当該ライセンス取得 後、有効年度内に国際 格式のレースに1回以 上決勝出走した。
②申請前24ヵ月以内に 国際Bの取得条件を満 たしている(日本選手権 レースで5回完走)※
①にも②にも該当しな い。
翌年国際A 翌年国際B翌年国際C以下
①当該ライセンス取得 後、有効年度内に国 際格式のレースに1回 以上決勝出走した。
国際B
②申請前24ヵ月以内に 国際Bの取得条件を満 たしている(日本選手権 レースで5回完走)※
①にも②にも該当しな い。
翌年国際B 翌年国際C以下
国際Cレース除外ライセンス 国際Cライセンス
国内A取得後、申請前24ヵ月以 内にラリーまたはスピード行事 (いずれも日本選手権競技会に 限る)に6回以上完走(順位認定 を受ける)しかつ、そのつど競技長 によって成績認定された者。 運転者の「競技記録カード」(JA F所定)に証印を必要とする。
国内A
※上級申請をする場合、必ず公認競技会出場記録カードを添付すること。
出場実績による 更新条件なし
出場実績による 更新条件なし
翌年国際Cレース除外ライセンス 翌年国際Cライセンス
注)更新申請の際、競技会に出走した証明が公認競技会出場記録カードに証 印されていないと、その実績の確認ができないので、必ず該当欄に捺印を受 けること。
※以前に上級もしくは更新の際に確認した過去24ヵ月の実績も含めることを認 める。
●「公認審判員許可証A」・「公認審判員許可証B」の取得方法および役務執行権限
公認審判員 A1級 すべての競技における監督および役務の執行 ができる。
(イ)2年以内にレース3回を含む6回 以上の当該役務・講習会・試験
(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
公認審判員 A2級
「準国内競技」までの監督およびすべ ての競技における役務の執行ができる
国際競技運転者許可証 A・Bの所持者はコース 委員許可証に限り申請 できる。
(イ)2年以内にレース3回以上の当該 役務・講習会・試験
(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
(イ)2年以内にラリーまたはスピード行事におい て4回以上(うち準国内競技の監督1回以上を含 む)の当該役務・講習会・試験
(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
(イ) 2年以内にレースで当該役務を2 回以上・講習会・試験
(ロ)公認クラブ 公認団体からの推薦
(イ)2年以内に当該役務を7回以上(う ちレース2回以上)・講習会・試験 (ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
注)上級申請をする場合、必ず役務記録カードを添付すること。
監督または役務の執行を行なった証明は、その都度競技会の事務局長が審判員 の「役務記録カード」(JAF所定)に署名捺印することによって証明される。
公認審判員 B1級
レースを除く競技会における監督およびすべての競技におけ る役務の執行ができる。ただし、A2級からB1級を取得した者 に限り「準国内競技」までのレースの監督ができる。
(イ)2年以内にラリーまたはスピード行事において6 回以上(うち準国内競技の監督2回以上を含む)の当 該役務・講習会・試験
(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
公認審判員 B2級
レースを除く競技会において「準国内競技」までの監 督およびすべての競技における役務の執行ができる
(イ)2年以内に当該役務を5回以上・講習 会 試験 (ロ)加盟 公認クラブ,公認団体からの推薦
公認審判員 B3級
国際競技運転者許可証の 所持者はコース委員許可 証に限り申請できる。
「国内競技」までの役務の執行ができる
(1)
(2)
(4) 競技運転者許可証の国 内Bクラス以上の所持者
Bライセンス講 習会の受講者
準加盟、加盟、公認クラブおよ び加盟・公認団体からの推薦
(3) 公認競技会(クローズド含む)で公 認審判員の役務補助を行った者
標記の件、����年�月�日付でFIA国際�ー�ースポーツ 競技規則付則L項が改正され、国際競技運転者許可証の申請条 件が変更されます。
JAFスポーツ資格登録規定への適用開始時期については、
2014年のJAF登録クラブ・団体の更新手続きが2013年12月2日 から始まりますので、下記の通りご案内いたします。
●取扱期間 2013年12月2日(月)〜2014年3月31日(月)
●必要書類
[公示No2013−100]
関係部会で審議のうえ改めてご案内させていただきます。
改正規則原文(英文/仏文)については、FIAホームペー ジをご覧ください。
http://www.fiacom/sport/regulations
更新期間
2013年12月2日(月)から2014年3月31日(月)まで
●更新条件
[公示No2013−101]
準加盟クラブ:所属会員のうち7名以上が国内B以上もしく は公認審判員許可証B3級以上の所持者であ ること。(1人で両方を所持している者は、どち らか一方の許可証でのみ、所属クラブの会員 としてJAFに届け出ることができる。)
またクラブ代表者は国内B以上もしくは公認 審判員許可証B3級以上の所持者であること。
加盟クラブ :所属会員のうち15名以上が国内B以上もしく は公認審判員許可証B3級以上の所持者であ ること。(1人で両方を所持している者は、どちら か一方の許可証でのみ、所属クラブの会員と してJAFに届け出ることができる。)またクラブ 代表者は国内B以上もしくは公認審判員許可 証B3級以上の所持者であること。
※印:JAF所定の用紙を使用してください。
・従来どおり、「クラブ・団体登録申請書」の記載内容のうち登録番 号、クラブ・団体名称、略称、代表者氏名、連絡担当者氏名・住 所 電話番号は「JAFモータースポーツイヤーブック」等に掲載いた します。
△印:従来の提出内容に変更がある場合のみ必要です。
●申請料
注:更新時に格式変更(降格、昇格)を申請する場合は、年度登録申請料 のほかに別途加盟申請料が必要です。
●その他必要なもの 旧(2013年)登録印
●更新申請の受付場所 15ページに掲載のJAF各支部、各事務所。
受付時間:土日祝日と年末年始(12 月28日(土)〜1月5日(日))を除く9:00 〜17:30。
【JAF登録クラブの代表者の皆様へ】
公認クラブ :�)所属クラブの会員のうち50名以上がJAF の国内競技運転者許可証B以上または公 認審判員許可証B3級以上の所持者で、 そのうち40名以上は、JAFの国内競技運 転者許可証A以上もしくは公認審判員許 可証A2級またはA1級の所持者であるこ と。(1人で両方を所持している者は、どち らか一方の許可証でのみ、所属クラブの会 員としてJAFに届け出ることができる。) またクラブ代表者は国内A以上もしくは公 認審判員許可証A2またはA1級の所持者 であること。
�)前年度(2013年1月〜12月)、準国内格式 以上の公認競技会の単独主催、もしくは全 日本レース選手権競技会の主催(注)の、合 計2回開催の実績があること。(注:当該クラ ブを含む3つ以内の登録クラブ・団体が共催 した公認競技会に限り、実績として認める。)
準加盟団体 :責任者はJAF会員であること。
加盟団体 :国内B以上または公認審判員許可証2級以 上の所持者が1名所属していること。また責 任者はJAF会員であること。
公認団体 :前年度(2013年1月〜12月)、準国内格式以上 のJAF公認競技会を1回以上主催していること。
また国内A以上または公認審判員許可証Aの 所持者が1名所属しており、責任者はJAF会員 であること。
公認審判員B3級は、JAFの個人会員で、所定の申請条件を満たしていれば、自動車運転免許証を持っていなくても取得できます。
標記の件、永年にわたり、慣れ親しんでいただいたライセン ス��インですが、����年ライセンスから��インを�新いた します。
[公示No2013−102]
新��インについては、�����ライン(�ページ)をご 覧ください。
2014全日本選手権スーパーフォーミュラ
2014全日本選手権スーパーフォーミュラ
2014全日本選手権スーパーフォーミュラ
2014全日本選手権スーパーフォーミュラ
2014全日本選手権スーパーフォーミュラ
2014 全日本選手権スーパーフォーミュラ 鈴鹿サーキット
2014全日本選手権スーパーフォーミュラ 富士スピードウェイ
2014全日本選手権スーパーフォーミュラ ツインリンクもてぎ
2014全日本選手権スーパーフォーミュラ スポーツランドSUGO
JAF全日本選手権、JAF地方選手権の表彰式を下記要領にて開催しますのでお知らせします。 会場 開催日時 地区
[公示No2013ー104]
北海道
東北
関東
中部
関西(近畿)
中国
四国
セルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区) ��月��日(金) ������
全日本 札幌コンベンションセンター(札幌市白石区) ��月 � 日(土) ������
ホテルニュー水戸屋(仙台市太白区) ��月 � 日(日) ������
� 月��日(日) ������
� 月��日(土) ������(予定)
� 月 � 日(日) ������
� 月 � 日(日) ������
� 月��日(日) ������
� 月��日(日) ������ 九州
東京プリンスホテル(東京都港区)
鈴鹿サーキットホテル(鈴鹿市稲生町)
ホテル阪急エキスポパーク(吹田市千里万博公園)
ホテルセンチュリー��広島(広島市南区)
JRホテルクレメント高松(高松市浜ノ町)
玄海ロイヤルホテル(宗像市田野)
準 国内
㈱モビリティランド M. O. S. C. BSC
2014もてぎチャンピオンカップレース 第1戦
16
準 国内
㈱モビリティランド M. O. S. C. SCCN
2014 もてぎチャンピオンカップレース 第2戦
もてぎ 準 国内 M. O. S. C. ㈱モビリティランド
2014スーパーもて ぎチャンピオンカップレース 5/ 911
もてぎ 準 国内
㈱モビリティランド M. O. S. C. SCCN
もてぎ 準 国内 ㈱モビリティランド M. O. S. C.
もてぎ 準 国内
㈱モビリティランド M. O. S. C BSC
2014もてぎチャンピオンカップレース 第3戦
2014もてぎチャンピオンカップレース 第4戦
2014もてぎチャンピオンカップレース 第5戦
26
筑波S -F J 選手権
開催場所 格式 オーガナイザー 競技会名 日 程
筑波 準 国内 VI CI C 2014 筑波チャレンヂクラブマンレース
3/ 23
筑波
準 国内 BSp o r t s コカ・ コーラ オール ドナウ・ カーフェスティバル
筑波 準 国内 SCCN
筑波
準 国内 VI CI C
筑波 準 国内 SCCN
2014 SCCN J UNE RACE ME E T I NG i n T SUKUBA
8
2014 筑波チャレンヂクラブマンレース 8/ 3
2014 SCCN SE PT E MBE R RACE ME E T I NG i n T SUKUBA 9/ 21
筑波 準 国内 BSp o r t s 筑波エキサイティングディ2014 11/ 23
開催場所 格式 オーガナイザー 競技会名 日 程 №
富士 準 国内 富士スピー ドウェイ㈱ F MC
2014富士チャンピオンレースシリーズ 第1戦
富士
準 国内
富士スピー ドウェイ㈱ F MC
2014 全日本選手権スーパーフォーミュラ 第2戦 富士スピー ドウェイ
富士 準 国内 富士スピー ドウェイ㈱ F MC
2014富士チャンピオンレースシリーズ 第2戦
富士 準 国内
富士スピー ドウェイ㈱ F MC
2014富士チャンピオンレースシリーズ 第4戦
富士 準 国内 富士スピー ドウェイ㈱ F MC
2014富士チャンピオンレースシリーズ 第5戦
4/ 1920 ①
5/ 1618 ②
6/ 2122 ③
9/ 2021 ④
11/ 2 ⑤ 富士S -F J 選手権
鈴鹿 (西) 準 国内
ARC SMSC
北海道ジムカーナ選手権カレンダー
2014年J AF 北海道ジムカーナ選手権第1戦
新千歳モーター ランド アクティ ブ・セーフティ パーク
新千歳アクティ ブセーフティク ラブ
2014年J MRC北海道ジムカーナチャンピオンシリーズ第1戦
2014年J MRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第1戦
PN,N,SA, B,SC,AE 準 国内
新千歳モーター ランド アクティ ブ・セーフティ パーク
カースポーツク ラブコクピッ ト
PN,N,SA, B,SC, D, AE
準 国内
オー トスポーツラ ンドスナガワ ジムカーナコー ス チーム.チボ
2014年J MRCオールスター選抜第1戦 スーパースラローム i n 千歳 ROUND 9
4月13日 1
2014年J AF 北海道ジムカーナ選手権第2戦
2014年J MRC北海道ジムカーナチャンピオンシリーズ第2戦
2014年J MRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第2戦
2014年J MRCオールスター選抜第2戦 コクピッ トチャレンジジムカーナ
5月4日
2014年J AF 北海道ジムカーナ選手権第3戦
2014年J MRC北海道ジムカーナチャンピオンシリーズ第3戦
2014年J MRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第3戦
2014年J MRCオールスター選抜第3戦 チボー ターマック アタック
2014年J AF 北海道ジムカーナ選手権第4戦
2014年J MRC北海道ジムカーナチャンピオンシリーズ第4戦
2014年J MRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第5戦
2014年J MRC北海道オールスター選抜第4戦 AG. MSC北海道ハイスピー ドチャレンジジムカーナ
2014年J AF 北海道ジムカーナ選手権第5戦
MRC北海道ジムカーナチャンピオンシリーズ第5戦
2014年J MRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第7戦
2014年J AF 北海道ジムカーナ選手権第7戦
2014年J MRC北海道ジムカーナチャンピオンシリーズ第7戦
2014年J MRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第8戦
2014年J MRCオールスター選抜第7戦 スーパースラローム I N 千歳 ROUND 10 9月21日
申請クラス 格式 開催場所 オーガナイザー 競技会名称 開催日 №
2014年J AF 東北ジムカーナ選手権第1戦
PN, N, SA, SC, D, AE
準 国内 スポーツランド SUGO西コース 菅生スポーツク ラブ
2014年J MRC東北ジムカーナシリーズ第1戦 E NDL E SS CUP ジムカーナシリーズ第1戦
3月23日
2014年J AF 東北ジムカーナ選手権第2戦
2014年J MRC東北ジムカーナシリーズ第2戦 2014年J MRC全国オールスター選抜大会 K. O. S ノックアウ ト! ジムカーナ
2014年J AF 東北ジムカーナ選手権第3戦
MRC東北ジムカーナシリーズ第3戦
2014年J AF 東北ジムカーナ選手権第4戦 2014年J MRC東北ジムカーナシリーズ第5戦 2014年J MRC全国オールスター選抜第4戦
鈴鹿 (西) 準 国内
AASC SMSC
鈴鹿 ( 東)
準 国内
KRHC SMSC
鈴鹿 準 国内 チーム淀 SMSC
鈴鹿 (西) 準 国内 OCCK SMSC
鈴鹿 準 国内 AASC SMSC
2014鈴鹿クラブマンレース Ro u n d 1
2014鈴鹿クラブマンレース Ro u n d 2
2014鈴鹿クラブマンレース Ro u n d 3
2014鈴鹿クラブマンレース Ro u n d 4
E n d u r a n c e St a g e
2014鈴鹿クラブマンレース Ro u n d 5
2014鈴鹿クラブマンレース F i n a l Ro u n d
トポリス 準 国内 APC
トポリス
国内 APC
トポリス 準 国内
ゴール ドカップレース第1戦
ゴール ドカップレース第2戦
九州ジムカーナ選手権カレンダー
N, SA, B, SC, D, AE
PN, N, SA, B, SC, D, AE
国内 スピー ドパーク恋 の浦 チームワンミニ ッツ 2014年J AF 九州ジムカーナ選手権第2戦 J MRCオールスター選抜第2戦 マーブル ジムカーナ
PN, N, SA, B, SC, D, AE
準 国内 スピー ドパーク恋 の浦 ラリークラブオ オイタ
2014年J AF 九州ジムカーナ選手権第3戦 J MRCオールスター選抜第3戦 スーパー トライアル 2014
4月27日 3
PN, N, SA, B, SC, D, AE
準 国内 スピー ドパーク恋 の浦 ラリー同好会熊 本
2014年J AF 九州ジムカーナ選手権第4戦
PN, N, SA, B, SC, D, AE
準 国内 スピー ドパーク恋 の浦 シーアールエ ムシー
PN, N, SA, B, SC, D, AE
準 国内 スピー ドパーク恋 の浦 エーアールシ ーとびうめ
PN, N, SA, B, SC, D, AE
準 国内 スピー ドパーク恋 の浦 モータースポ ーティングクラ ブラスカル
PN, N, SA, B, SC, D, AE
準 国内 スピー ドパーク恋 の浦 ラリーチームク ロスロー ド
J MRCオールスター選抜第4戦 RC熊本すぷりんぐジムカーナ2014
5月25日 4
2014年J AF 九州ジムカーナ選手権第5戦 J MRCオールスター選抜第5戦 CRMC ジムカーナ2014
6月22日 5
2014年J AF 九州ジムカーナ選手権第6戦 J MRCオールスター選抜第6戦 とびうめジムカーナフェスティバル ' 14
7月20日
2014年J AF 九州ジムカーナ選手権第7戦 J MRCオールスター選抜第7戦 RASCAL ジムカーナ2014
8月31日
2014年J AF 九州ジムカーナ選手権第8戦 J MRCオールスター選抜第8戦 スプラインチャレンジジムカーナ2014 10月5日
PN, N, SA, B, SC, D, AE
PN, N, SA, B, SC, D, AE
P, PN, N, SA, B, SC, D, AE
準 国内 スポーツランド T AMADA スピリッ トオブ マツダ
PN, N, SA, B, SC, D, AE
準 国内 スポーツランド T AMADA チームフルハウ ス
PN, N, SA, B, SC, D, AE
準 国内 備北サーキッ ト コル トモーター スポーツ クラブ島根
PN, N, SA, B, SC, D, AE 準 国内 備北サーキッ ト チェリッシュモータ ースポーツクラブ チームオレンジオ ブ岡山
PN, N, SA, SC, D
PN, N, SA, B, SC, D, AE
PN, N, SA, B, SC, D, AE
PN, N, SA, B, SC, D, AE
PN, N, SA, SC, D, AE 準 国内 徳島カー トランド モータースポ ーツアウル
PN, N, SA, SC, D, AE 準 国内 美川スポーツラ ンド ジムカーナ コース チーム.エ トワ ール
PN, N, SA, B, SC, D, AE 準 国内 モーターランド たぢかわ スポーツケンネスモー ターリス トクラブ、 ドライバーズクラブ山猿
PN, N, SA, B, SC, D, AE 準 国内 美川スポーツラ ンド ジムカーナ コース 松山オー トクラ ブ
MRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第2戦
2014年J MRC全国オールスター選抜第2戦 ヒノデ テクニカル ジムカーナ 2014
2014年J AF 中国ジムカーナ選手権第3戦
2014年J MRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第2戦
2014年J MRC全国オールスター選抜第2戦 ' 14 スピリッ ト ジムカーナ
6月1日
2014年J AF 中国ジムカーナ選手権第4戦
2014年J MRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第 戦
2014年J MRC全国オールスター選抜第 戦 フルハウスジムカーナ2014
7月6日 4
2014年J AF 中国ジムカーナ選手権第5戦
2014年J MRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第4戦
2014年J MRC全国オールスター選抜第4戦 CMSC島根チャレンジカップ 8月3日
2014年J AF 中国ジムカーナ選手権第6戦 2014年J MRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第5戦
MRC全国オールスター選抜第5戦
2014年J MRC四国ジムカーナシリーズ第4戦 SE T OKAZE ジムカーナ2014 5月25日
2014年J AF 四国ジムカーナ選手権第5戦
2014年J MRC全国オールスター選抜ジムカーナ第5戦
2014年J MRC四国ジムカーナシリーズ第5戦 2014年OWL ほのぼのジムカーナ
6月22日
2014年J AF 四国ジムカーナ選手権第6戦
2014年J MRC全国オールスター選抜ジムカーナ第6戦
2014年J MRC四国ジムカーナシリーズ第6戦
7月13日
I N 美川
エ トワールスーパースラローム2014
2014年J AF 四国ジムカーナ選手権第7戦
2014年J MRC全国オールスター選抜ジムカーナ第7戦 ' 14 SKMCスラロームアタック №38 8月24日
2014年J AF 四国ジムカーナ選手権第8戦
2014年J MRC全国オールスター選抜ジムカーナ第8戦
MAC ジムカーナ
PN, N, SA, B, SC, D, AE
MRC近畿ダー ト トライアルチャンピオンシリーズ第7戦
PN, N, SA, SC, D, AE 準 国内
PN, N, SA, SC, D, AE 準 国内 コスモスパーク モータースポ ーツクラブ奈良
AF 中部ダー ト トライアル選手権第2戦
PN, N, SA, B, SC, D, AE
準 国内 テクニックステー ジ タカタ カークラブ錦
J MRC全国オールスター選抜第7戦
J MRC近畿ダー ト トライアルジュニアシリーズ第7戦 サンダースダー ト トライアル i n 今庄 8月31日
2014年J AF 近畿ダー ト トライアル選手権第8戦
J MRC近畿ダー ト トライアルチャンピオンシリーズ第8戦
J MRC全国オールスターダー ト トライアル選抜第8戦
J MRC近畿ダー ト トライアルジュニアシリーズ第8戦
9月28日 8
RC NARA グラベルアタック i n コスモス
中国ダートトライアル選手権カレンダー
申請クラス 格式 開催場所 オーガナイザー 競技会名称 開催日 №
2014年J AF 中国ダー ト トライアル選手権第1戦
2014年J MRC中国ダー ト トライアルチャンピオンシリーズ第1戦
2014年J MRC全国オールスター選抜第1戦 クルマスターカップCCNエキサイ トダー ト
2014年J AF 中国ダー ト トライアル選手権第2戦
2014年J MRC中国ダー ト トライアルチャンピオンシリーズ第2戦
2014年J MRC全国オールスター選抜第2戦
2014スプリングトライアル
2014年J AF 中国ダー ト トライアル選手権第3戦
2014年J MRC中国ダー ト トライアルチャンピオンシリーズ第3戦
AF 中国ダー ト トライアル選手権第6戦
MRC中国ダー ト トライアルチャンピオンシリーズ第6戦 2014年J MRC全国オールスター選抜第6戦 「 ' 14スピリッ ト ダー ト トライアル」
準 国内 テクニックステー ジ タカタ ラリークラブ広 島
2014年J AF 中国ダー ト トライアル選手権第7戦
2014年J MRC中国ダー ト トライアルチャンピオンシリーズ第7戦
2014年J MRC全国オールスター選抜第7戦 楠チャレンジトライアル 8月24日 7
2014年J AF 中国ダー ト トライアル選手権第8戦
2014年J MRC中国ダー ト トライアルチャンピオンシリーズ第8戦
2014年J MRC全国オールスター選抜第8戦 グラベルスピリッ ト2014 9月14日
PN, N, SA, B, SC, D, AE
PN, N, SA, B, SC, D, AE
準 国内
PN, N, SA, B, SC, D, AE
PN, N, SA, B, SC, D, AE
PN, N, SA, B, SC, D, AE
PN, N, SA, B, SC, D, AE
PN, N, SA, B, SC,
PN, N, SA, SC, D, AE
PN, N, SA, SC, D, AE
PN, N, SA, SC, D, AE
山室山ダー ト チームパ ドック、 トライアルチー ムロッキー インミエ
MRC中部ダー ト トライアル選手権第2戦 2014年J MRC全国オールスター選抜第2戦
2014年J MRC中部ダー ト トライアル東海シリーズ第2戦 パ ドックダー ト トライアル2014 桜
4月6日
輪島市門前モー タースポーツ公 園 チーム. オブ. モ ーター. ボーイ ズ、 チーム.エー. ビー.シー
2014年J AF 中部ダー ト トライアル選手権第3戦
2014年J MRC中部ダー ト トライアル選手権第3戦
準 国内 オー トパーク今庄 チームシャレッ ト
準 国内
輪島市門前モー タースポーツ公 園 モータースポ ーツクラブ 門 前
2014年J MRC全国オールスター選抜第3戦
2014年J MRC中部ダー ト トライアル北陸シリーズ第2戦
T OMBO ダー ト トライアル ' 14 4月27日
2014年J AF 中部ダー ト トライアル選手権第4戦
2014年J MRC中部ダー ト トライアル選手権第4戦
MRC全国オールスター選抜第4戦
2014年J
2014年J MRC中部ダー ト トライアル東海シリーズ第3戦
5月18日
2014 シャレッ トダー ト トライアル
2014年J AF 中部ダー ト トライアル選手権第5戦
2014年J MRC中部ダー ト トライアル選手権第5戦
MRC全国オールスター選抜第5戦
2014年J
MONZE N M.
ト トライアル選手権第1戦
準 国内 コスモスパーク オー トヂーニア ススポーツクラ ブ
準 国内 オー トパーク今庄 サファリモータ ースポーツクラ ブ
PN, N, SA, SC, D, AE 準 国内 コスモスパーク チームサンダ ース
PN, N, SA, SC, D, AE
J MRC近畿ダー ト トライアルチャンピオンシリーズ第1戦
J MRC全国オールスターダー ト トライアル選抜第1戦
J MRC近畿ダー ト トライアルジュニアシリーズ第1戦
3月16日
電通大 ダー トアタック i n 2014
2014年J AF 近畿ダー ト トライアル選手権第2戦
J MRC近畿ダー ト トライアルチャンピオンシリーズ第2戦
J MRC全国オールスターダー ト トライアル選抜第2戦
J MRC近畿ダー ト トライアルジュニアシリーズ第2戦 AGSCハイスピー ドダー ト トライアル
4月13日
2014年J AF 近畿ダー ト トライアル選手権第3戦
J MRC近畿ダー ト トライアルチャンピオンシリーズ第3戦
J MRC全国オールスターダー ト トライアル選抜第3戦
J MRC近畿ダー ト トライアルジュニアシリーズ第3戦 サファリ ダー ト トライアル i n 今庄2014
2014年J AF 近畿ダー ト トライアル選手権第4戦
J MRC近畿ダー ト トライアルチャンピオンシリーズ第4戦
サークルクラブ
仙台ハイランドサーキットトライアル選手権カレンダー
2014年J AF 仙台ハイランドサーキッ ト トライアル
B, AE 準 国内 仙台ハイランドレ ースウェイ レーシングコース 奥州ビク トリー サークルクラブ
B, AE 準 国内
仙台ハイランドレ ースウェイ レーシングコース
奥州ビク トリー サークルクラブ
B, AE
準 国内 仙台ハイランドレ ースウェイ レーシングコース
奥州ビク トリー サークルクラブ
選手権第1戦 ビク トリー トライアルシリーズ第1戦
6月1日 1
2014年J AF 仙台ハイランドサーキッ ト トライアル 選手権第2戦 ビク トリー トライアルシリーズ第2戦
8月10日
2014年J AF 仙台ハイランドサーキッ ト トライアル 選手権第3戦 ビク トリー トライアルシリーズ第3戦
9月7日
2014年J AF 仙台ハイランドサーキッ ト トライアル 選手権第4戦 ビク トリー トライアルシリーズ第4戦
申請クラス 格式 開催場所 オーガナイザー 競技会名称
B, AE 準
PN, N, SA, SC, D, AE
PN, N, SA, SC, D, AE 準 国内 香川スポーツラ ンド モータースポ ーツアウル
N, SA, SC, D
準 国内
香川スポーツラ ンド コル トモーター スポーツクラブ 香川
N, SA, SC, D
準 国内 香川スポーツラ ンド 松山オー トクラ ブ
N, SA, SC, D
準 国内 テクニックステー ジ タカタ チームエ トワー ル
開催日 №
PN, N, SA, SC, D, AE
N, SA, SC, B
PN, N, SA, B, SC, D, AE
PN, N, SA, B, SC, D, AE
PN, N, SA, SC, D, AE
PN, N, SA, B, SC, D, AE 準 国内 スピー ドパーク恋 の浦 モータースポーツクラブ セク ト、 洞海オー トスポーツクラブ
N, SA, SC, B, AE 準 国内 スピー ドパーク恋 の浦 ラリー同好会熊本、 洞海オー トスポー ツクラブ
N, SA, SC 準 国内 スピー ドパーク恋 の浦 チームエムエ スエイチ
PN, N, SA, SC, D, AE 準 国内 スピー ドパーク恋 の浦 洞海オー トスポ ーツクラブ
2014年J AF 四国ダー ト トライアル選手権第3戦
2014年J MRC全国オールスター選抜ダー ト トライアル第3戦
2014年J MRC四国ダー ト トライアル選手権第3戦
5月18日 3
2014年OWL ほのぼのダー ト トライアル
2014年J AF 四国ダー ト トライアル選手権第4戦
2014年J MRC全国オールスター選抜ダー ト トライアル第4戦
CMSCアス トロ トライアル
6月8日
2014年J AF 四国ダー ト トライアル選手権第5戦
2014年J MRC全国オールスター選抜ダー ト トライアル第5戦
2014 MAC ダー ト トライアル
7月6日
2014年J AF 四国ダー ト トライアル選手権第6戦
2014年J MRC中国西中国ダー ト トライアシリーズ
2014年J MRC全国オールスター選抜ダー ト トライアル第6戦 エ トワールスーパーダー ト トライアル2014 i n T AKAT A
i n 九州2014
2014年J AF 九州ダー ト トライアル選手権第6戦
J MRCオールスター選抜第6戦 SE CT 洞海 トライアル イン 恋の浦
2014年J AF 九州ダー ト トライアル選手権第7戦
J MRCオールスター選抜第7戦 RC熊本・ 洞海ASCさまーダー ト トライアル2014 7月27日
2014年J AF 九州ダー ト トライアル選手権第8戦 J MRCオールスター選抜第8戦 サマー トライアル 2014
2014年J AF 九州ダー ト トライアル選手権第9戦
JAFと会員の皆様のコミュニケーションサイト《JAFマイページ》。それはJAF会員が無料で登録できる 個人専用ページです(法人会員を除く)。住所の変更、会員継続やご家族の入会、会費の自動振替登録等の手続 きがカンタンにでき、登録していただいた皆様一人ひとりへの耳よりなお知らせなどもあります。すでに80 万人を超える皆様が登録されています。この機会にぜひ、ご登録ください。
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ライセンス写真の更新または婚姻等の理由によりライ センスの表示氏名の変更を希望される場合は、従来の 方法にてお手続きください。
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全日本F3選手権の最終ラウンド、第14戦と 第15戦が富士スピードウェイで10月19〜20 日に開催された。すでにチャンピオンを確定さ せている中山雄一選手は、約1か月後に行われ るマカオGPのテストとして、エンジンを昨年 まで使用していたトヨタ1AZ-FEに換装。
これは日本以外のF3シリーズが新エンジン 規定をまだ採用しておらず、イコールコンディ ションを保つという名目で、マカオGPは旧エ ンジン規定で争われるからだ。リストリクター 径も小さくなるため、勝負権は失われるもの の、同じ条件で11年のチャンピオン、関口雄 飛選手も千代勝正選手がマカオGPで使用する
第14戦の初優勝で勢い付いた千代勝正選手 は、翌日開催された第15戦でも勝利を上げ て、シーズン終わりを2連勝で締めくくった。
マシンで出場するとあって、新旧チャンピオン による、もうひとつの対決も注目された。
ところが、予選を前にして残念な知らせが届 く。中山選手が体調を崩したため、チームがリ タイアの判断を下したのだ。
これで興味のひとつが削がれたものの、孤 軍奮闘の不利な条件で関口選手がどこまで上 位に食い込むのか注目された。まずは予選だ が、第14戦では5番手ながら、トップから1秒 2の差を、第15戦ではひとつ順位を落とすも、1 秒以内に縮めてくる。
ポールポジションを獲得したのは、第14戦 が「金曜日の練習から調子が良かった」と語る千
代選手で、これが初。第15戦では勝田貴元選 手が「路面状態の変化に戸惑ったけど、最後に 何とか走りをアジャストして」終了間際の逆転 で、千代選手の連続ポールを阻止することに。 このふたりには、ランキング2位を巡る争いも まだ残されていた。また、日本F3協会設定に よるF3-Nクラスでは、やはりチャンピオンを 確定させている高星明誠選手が2戦ともトップ を獲得した。
第14戦の決勝は、小雨舞う中でのスタート となった。千代選手が初ポールとは思えぬ、 堂々たるスタートを決めて、早々と後続を引き 離していく。中盤に入ると、小雨から雨に変わ って全体のペースが鈍る中、2番手を走る勝田 選手が9周めの1コーナーでブレーキロックに より、スピン。松下信治選手の先行を許す。
この間に千代選手はさらに差を広げることに なり、終盤には雨もやんだことから、ラスト1 周となる20周目にはファステストラップまで更 新して圧勝。「完璧なレースでした」と、待望の 初優勝に満足そうな表情を見せていた。
2番手争いは最後になって激しくなり、勝田 選手が松下選手にあと一歩と迫るも、逆転は許 さなかった。そして、関口選手はスタートでひ とつ順位を落としていたが、11周めに一台を抜 き去り、予選と同じ5位でのゴールを果たす。
一方、F3-Nクラスでは高星選手がスタートに 失敗し、最後尾まで順位を落とすが、オープニ ングラップのうちに2番手に復帰。さらに、い ったんは3秒もの差をつけられた、ナニン・イ
ンドラ・パユーング選手にも迫っていったもの の、「ミスを連発し」、そのままの順位でのフィ ニッシュとなった。インドラ・パユーング選手 は、これが4勝めとなった。
今季ラストの戦いとなる第15戦は、完全な ウェットコンディションとなっていた。ポール シッターの勝田選手が好スタートを切って1コ ーナーをトップで駆け抜けるも、続いた千代選 手が姿勢を乱し、4番手へと後退。だが、2周め の1コーナーで2番手を争っていた清原章太選 手と松下選手が、チームメイト同士で接触し、 千代選手は2番手に復帰。さらに迫っていく勝 田選手も、3周めのダンロップコーナーでオーバ ーラン。これにより、労せずして千代選手がト ップに立つこととなる。
その時、3番手に立っていたのは関口選手。 得意の雨の中、勝田選手にプレッシャーをかけ る。だが、コーナーでは差を詰めても、ストレ ートで離されてしまうため、やがてポジション キープに切り換えた。
その間にも、独り逃げまくった千代選手は、
15周のレースで17秒もの大差をつけて連勝を 飾り、「スタート直後以外はいいレースでした。 もともと、この位置で走り続けなければいけな かったので、(第14戦で)勝てたからといって、 安心して走れたわけではないですね」とレース 後に力強く語っていた。なお、勝田選手は2位 につけたことから、ランキングの2位も死守。 千代選手は7ポイント差の3位となった。また、 F3-Nクラスでは今度こそスタートを決めて、 高星選手が独走。11勝めをマークしている。 シリーズはこれで終了したが、前述のとお り、中山選手と千代選手、そして関口選手に
2013全日本ジムカーナ選手権第8戦 SUPER GYMKHANA IN IOX-AROSA[JAF公認No.2013-2124]
開催日:10月12〜13日 開催場所:イオックスアローザスポーツランド 格式:国内 主催:AND[クラブ登録No.加盟16002] フォト/友田宏之 レポート/JAFスポーツ編集部
2013年の全日本ジムカーナラストラウンド は、今年もイオックスアローザが受け持った。 昨年、幾多の感動のチャンピオン決定劇が見ら れたこのフルパイロンコースで、今年はどんな バトルが演じられるのか。その注目のタイトル レースは4クラスの最終決戦が持ち込まれた。
FD2シビック同士によるPN2クラスの戦い は、鈴木孝幸選手が森田陽介選手の追撃を振 り切って、全日本フル参戦1年めでチャンプ獲 得という快挙を成し遂げた。優勝を決めたヒー ト1の走りは最後の360度ターンの前にシフト が入らないアクシデントがあったものの、結果 的には逃げ切り。「結果がついてきてくれまし た」と本人は安堵の表情を見せた。 「今年は一度もシリーズリーダーにならなかっ たのが却ってよかったのかもしれませんね。最 後にもうひと踏ん張りという気持になれました から」と鈴木選手。デビューイヤーながら最高 の形でシリーズを終えた。
PN3クラスは山野哲也選手が、弟の山野直 也選手の援護射撃もあって、優勝。「連勝でき てはいたけど、森嶋君はミスをしないドライバ ーなので全然、安心はできなかった。ただ今回 は直也がいたことで精神的にはすごく安定した
1.5.N2クラスは佐川和良選手が完全復活を印象付ける 今季初勝利をマーク。2.4.PN3クラスは山野哲也選手が ヒート1のタイムで逃げ切り、5年ぶりに王座に返り咲い た。3. 柴田優作選手は全8戦無敵のまま、シリーズを終 了。来季は連勝記録の更新に注目が集まりそうだ。
レースウィークを送れたと思う」と振り返った山 野選手は、これで5年ぶりの全日本王座返り咲 き。「モータースポーツの底辺拡大に一番貢献 できると思っているこのクラスでチャンピオン
6.PN4クラスは関東の掛札雄一選手が全日本初優勝の快挙を達成。7.N4クラスでも北海道から全日本を追った田辺剛選手が初 優勝をもぎ取った。
8.9.PN2クラスではルーキー鈴木孝幸選手が最終戦を制してチャンプも確定。 リーで臨んだ山野直也選手がPN3で2位獲得。
11.PN1土手啓次朗選手はヒート2で2位へジャンプアップ。 前戦でPN1チャンプ確定の喜多治人選手はシリーズ有終の美を飾った。
Round.8
が獲れたのは凄く嬉しい」と締め括った。 N1クラスでは、ヒート1でミスコースと後が なくなった平田裕三選手が土壇場で快心のトラ イを見せて逆転優勝。チームメイトの鎌尾邦彦 選手を打っちゃってV3を確定した。 「2本めは今年の中でも一番攻めることができ て集中できたトライでした。ターンでミスしそ うになったけど奇跡的にリカバリーできた」と平 田選手。「シリーズ後半は一度も負けられない 状況になってプレッシャーが凄かったけど獲れ て良かったです。ただし前半の不甲斐なさを思 うと今年は反省の多い年でしたね」とキッパリ。
地元のコースでのセットが活きました PN4 掛札雄一選手
PN4クラスを制したのは関東茨城の掛札雄一選手。 ランエボも操ったがインプレッサマイスターの一人だ。 「地元の茨城中央サーキットの地区戦でいいセットが 見つかったので、そのセットで走りました。関東の人 間なんでやっぱりパイ ロンで勝ちたかったの で、勝てるならここか なと狙ってはいたんで す。その通りになってく れて嬉しいですね」
北海道から全日本初ウィナーが誕生!
北海道十勝在住の田辺選手も初優勝。今年は4戦、 全日本に参戦して腕を磨いた。「菱井さんがいなかっ たので自分がアタマ取らないと、という気持で走りま した。昨日はウェットだったんですが、ドライで走っ た昨年のイメージをも う一度しっかり作り直し て、その通り走れたの が勝因ですね。来年は 今年以上に全日本を追 えればと思っています」
N1クラスは、ヒート1でミスコースに泣 いた平田裕三選手が渾身の走りでヒー ト2、逆転。チャンプの底力を見せた。
来年は新たなクラスへの移行が予想されるが、 新天地での走りも期待を集めそうだ。
そしてN2クラスは、昨年、タイトルまであ と一歩のところで涙をのんだ佐川和良選手が今 季初優勝。チームメイトの両角賢一郎選手の V2を後押しする結果に。今年の初ポディウム を優勝で飾った佐川選手は「4月に練習会で転 倒してからクルマもドライバーもちょっと調子 を崩してしまったんですが、もてぎあたりから 何となく戻ってきた感じがあって。
今日は昨日色々と試した中なら見えたことを 生かして、攻め方を決め込むことができたのが 良かったと思います」。2位でV2の両角選手は 結果的には今季は2勝にとどまったが、昨年同 様、抜群の安定感がまたタイトルを手繰り寄せ る形になった。
今回の大会では熾烈なタイトル争いの一方 で、二人の全日本初ウィナーも誕生し、フレッ シュな話題を提供してくれた。PN4クラスでは 関東の掛札雄一選手、N4クラスでは北海道の 田辺剛選手と、各地区を代表する実力派が全 日本でも遂にその速さを遺憾なく披露してみせ た。来季はタイトルレースを賑やかす活躍を期 待したいところだ。
そして今回が最後の一戦となったD部門は川 村徹選手が優勝。
「イオックスは長く走ってるけど、今日の路面 は凄く難しかった。引き出しの多さで勝てた感 じかな」と勝因をひとこと。そして「最後の全日 本で、山本君や古瀬君達と一緒に走るつもり で一生懸命走った」とラストトライへ賭けた思 いを振り返っていた。
全日本ラリー選手権は10月、シリーズの最 後を飾るターマック2連戦が行なわれ、2013年 の幕を閉じた。
10月11〜13日、第8戦として行われたのは 伝統の一戦、ハイランドマスターズ。今年も岐 阜高山市のモンデウス飛騨位山スキー場を拠点 に、2日間トータル416kmのルートに82.5km、 計10本のSSが用意され、それぞれ性格の異 なる4つのステージが待ち受けた。
ギャラリーステージは昨年同様、ひだ舟山ス キーリゾート・アルコピアに置かれたが、この ステージを抜ける牛牧線が今回の勝負どころ に。DAY2は無数河線まで伸びる14.6kmの2 本のステージを前に上位グループに食らいつい ていることが勝利への最低条件と言えた。
一方、10月25〜27日に最終戦として行われ た新城ラリーは、今年大きくスケールアップし た。メイン会場はこれまでの新城市桜淵公園か
ダミーです。最終戦決戦とな ったN2クラスは西田裕一選手 が制してタイトルを確定。
ら新城市郊外の県営新城総合公園へスイッチ。 園内の周回道路を使ってのギャラリーステージ が行われたほか、トラック上に特設のグラベル ステージを作り、今年もビョルン・ワルデガル ド氏をはじめとするトップドライバー達による デモランが行われた。
競技は290kmのルートの中に12本、計 78.5kmのSSをする。DAY1は超高速ステージ として知られるTsukudeステージと、9kmの Houraisenステージがメインとなり、このラリ ーお馴染みのGampoステージは今年も2回、 ツイスティなコーナーが続く14kmをDAY2で 2回走るという構成だ。
天候は第8戦は基本的には両日ともに晴れ。 だが金曜夜に降った雨がラリーの展開に微妙な 影響を与えることになった。続く最終戦新城は JN3クラスは横尾芳則組86が今季4勝めを あげて横尾選手はシリーズタイトルを確定した。3. ターマックを得意 とする一人、鈴木尚組はJN3で5位獲得。
では全日本2戦めの横嶋良組が3位獲得の活躍を見せた。10.11.JN1クラスは地区戦で参戦した丹後半 島ラリーで好感触を掴んだという中村晃規組が久々の全日本で初優勝の快挙を達成した。 ーでセッティングのヒントが見つかった」曽根崇仁組は86では最上位の2位をゲット。
リタイヤ後はタイヤメーカーから与えられたターゲットタイムを目標にプッシュしたという勝田範彦/足立 さやか組。この勝利でタイトルレースを再びリード。
15. 島田章組はJN2で5位入賞。
JN4で6位に。17.JN2で6位ゲットの高篠孝介組。19. オープンクラスで出走した新井ジュニアこと新井 大輝選手はJN4の上位陣に迫るタイムを披露。最終戦でも同様のスピードを見せて注目を集めた。 季2戦めの参戦となった石田雅之組はDAY2までデッドヒートを展開したが今回は2位にとどまった。 台風が近づいたこともあって金曜は雨。DAY1
も昼まで雨となったが、その後急速に回復して 太陽も顔を覗かせるコンディションに。DAY2 は終日、晴れとなったが、Gampo線は日中でも 陽が届かない場所もあるだけに、相変わらずリ スキーなステージであることは変わりなかった。
第7戦ラリー北海道、最終SSでまさかの大 逆転劇が演じられたJN4クラス。奴田原文雄 ランサーVS勝田範彦インプレッサのトップ2 がシリーズポイントでも僅差で臨んだ第8戦は 序盤から大波乱が起きる。SS1、このラリーの 名物ステージ、駄吉ステージの下りで奴田原ラ ンサーがコースオフ。いきなりのリタイヤを喫 してしまう。
労せずしてトップに立った勝田組には、過去 このラリーで速さを見せてきた高山仁組が喰ら いつくが、勝田組はジワリジワリと差を広げて ゴール。絶対的な実績を誇る新城ラリーに大き
なアドバンテージを持って臨むことになった。
しかしその新城では今度はは勝田組がリタイ ヤの罠にはまる。DAY1のSS4で姿を消した勝 田組に代わってトップグループを作ったのは、 前戦でも速さを見せた高山組と、柳澤宏至組の 2台のインプレッサ。タイトルへの可能性を残
す奴田原組はSS1での遅れが響いてラリーリ ーダーには立てないまま、3位でDAY1を折り 返す。この時点でデイポイントも含めたフルポ イント奪取がタイトルへの最低条件だった奴田 原組のチャンプ奪回の可能性はついえた。
DAY2に入ると前日トップで折り返した高山 組がGampo線で柳澤組を大きく引き離してリ ード。待望の全日本初優勝なるかと思われた が、この日、2回めのGampo線で高山組は痛恨 のコースオフ。復帰は果たすもののマージンを 吐き出してしまい、コースオフで足回りを痛め た影響も響いて、続くTsukudeステージで2
がタイトルは逸したものの、2008年以来、2度 めとなる新城ラリー制覇を成し遂げた。
3連勝ののち、前戦ラリー北海道でも2位を 確保し、タイトルレースを独走する横尾芳則 86の勢いを誰が止めるかに注目が集まった JN3クラス。だがハイランドマスターズはラン サーを駆った2009年にトップ争いを演じたこ ともある得意のコースとあって、今回も横尾組 の速さは衰えず。SS1から4連続ベストで先行 すると、最後までライバルに隙を与えず今季4 勝めを獲得。シリーズタイトルも確定させた。 「夏のモントレーと丹後半島が、雨が降って路
最終戦新城/21.24.JN2クラスは天野智之組が第8戦から2連勝。勝負所での速さを見せつけた。22.JN1松岡竜也組は2位獲得で タイトル確定。23. 柳澤宏至組はJN4クラス3位に入賞。25.26. ラリー初参戦とは思えない速さを見せた山野哲也組。SSでベストも 奪ってJN3で5位。27. 昨年に続いて圧倒的なスピードを見せつけた山口清司組がJN3で2年連続優勝。28. タイトルは逸したものの、 2度めの新城Vの奴田原文雄組。29. 中西昌人組はJN1で3位入賞。30.JN4中井育真組は4位に入る健闘を見せた。31.JN2横澤進 治組は4位に入賞。32. 高橋悟志組はJN2表彰台の一角をゲット。33.JN3三好秀昌組は4位でゴール。34.JN2で5位入賞の唐釜真 一郎組。35. 徳能大輔組はJN4で5位。36.42.JN1クラスは、今季3戦めの参戦となった国沢光宏組のリーフが全日本初優勝を成し 遂げた。37.38. メイン会場となった新城運動公園には今年も多くのギャラリーが詰めかけた。39.SSベストも奪った勝田貴元組だった が完走は果たせなかった。40. 最終戦を3位で終えた香川秀樹組インテグラ。41. チャンプ確定済みの川名賢組は2位にとどまった。 43. 全日本初Vの期待もかかった高山仁組だが、2位。2014年の活躍が今から期待されるところだ。
温の上がらないラリーになってくれたことが、 図らずもここと新城に対するテストにもなった のが大きかった」と振り返った横尾選手はトヨ タ86に初の全日本タイトルをもたらす立役者 に。このラリーでは曽根崇仁組も2位に入賞と 86強しを印象付けた。
続く新城は山野哲也選手がラリー初参戦を果 たし、全日本F3で活躍する勝田貴元選手も昨年 に続いてスポット参戦と86勢はさらに賑やかな
顔ぶれとなったが、ウィナーに輝いたのは昨年も このラリーで速さを見せたAE111レビンを駆る 山口清司組。ステージの性格に合わせてタイヤ も変えるという作戦が当たった山口組はGampo 線で横尾組を引き離して2連勝を飾った。
JN2クラスは、ラリー北海道で川名賢選手に タイトルを確定されてしまったデイフェンディ ングチャンプ天野智之組が終盤戦、意地の2連 勝を見せた。第8戦ではモントレーに続く優勝 を狙ったベテラン石田雅之組をDAY2の牛牧 -無数河線で引き離し、新城でもGampo線で スーパータイムを叩き出して連勝。シリーズ後
半戦は4戦3勝と主役を奪って溜飲を下げた。 JN1クラスは第8戦ではRX-8勢2台による 熾烈な戦いが演じられたが、近畿の中村晃規 組が難波巧組を最終SSで振り切って全日本初 優勝を達成。この2台が欠場した最終戦では JN1クラスから出走となった国沢光宏組が日産 リーフに全日本初優勝をもたらすという記録づ くしの2連戦となった。
最終戦までもつれたタイトル争いは松岡竜也 組がGampo線でスピンを喫して国沢組に勝利 は譲るも、2位でゴール。鷲尾俊一組を振り切 って初の全日本チャンピオンを確定した。
ステップアッパーが揃う全日本F3という場所に、 その経験を買われて再び戻ってきた千代勝正。だが立ちはだかった壁は 高く、課題も山積。だが最終戦で見事に最高の結果をもぎ取った。
レポート/はた☆なおゆき フォト/服部真哉
「3位になるために、レースやっているわけ ではありませんからね」
そんな言葉を、シーズン中に千代勝正の口 から何度聞いたことだろう。特に前半戦は、 明らかにもがき苦しんでいた。
11年にF3-Nクラスでチャンピオンを獲 得し、1年のブランクがあるとはいえ、今年 の初めに全日本F3選手権のエントリーリス トが発表になった時、千代もチャンピオン候 補のひとりに挙げられていた。
今年のライバルのうち、中山雄一や野尻智 紀とは2年前、同じクラスで互角以上に渡り 合ったドライバーだけに、また競い合う相手 として不足はないと、考えていたのは間違い ないだろう。
〜この熱き戦いをキミは知っているか〜
しかし、2年前と明らかに異なるのは、異 なる道具を用いることだ。F3-Nクラスはエ ンジンがワンメイクで、シャシーに年式の違
いはあれど、熟成され尽くした旧型とあっ て、ほぼイコールコンディションが保たれて いた。だが、全日本F3選手権は、今年から 新たなエンジン規定を採用。
「新エンジンで、ダラーラF312は僕が初 めてだったんで、思うように行かないレース が最初のうちは続いていました。シーズン中 にはいろいろディスカッションもしたし、正 直ぶつかり合うこともあって……。ただ、そ れはみんな勝ちたいから、求めている方向が 一緒だったから。
僕の所属する、B-MAX ENGINEERING はプライベートチームだとはい え、エンジニアもメカニックも 優秀な方々ばかりだし、(土屋) 武士さんもいてくれて、いろい ろな人の意見も聞ける。そのお かげでシーズン中盤あたりから、 歯車がどんどん噛み合うように
第14戦では堂々のポールトゥウィン。続く第 15戦でも一旦は4番手に順位を落とすも、雨 の中、冷静なケース運びを見せて優勝。2連勝 という最高の形でシリーズを締め括った。
なってきて。僕もドライバーの仕事を全うで きるようになってきたんです」
実際、もてぎの第10戦からSUGOの第 12戦まで、3戦連続で2位入賞。ひとつ階段 を上がることに成功する。そして迎えた最終 ラウンド。千代はついにもう一段、最も高い 位置に上る。
「今までパッケージで負けていて、勝てませ んでしたっていうシーズンで終わっちゃうの は簡単ですけど、チームと力を合わせて強豪 のトムスの連勝を止めて、このクルマで勝て たってことには、すごく深い思いがあります。 第14戦の1勝というのは、僕だけの単純 な初優勝じゃなく、エンジンチューナーの戸 田レーシングさんにとっても新エンジンでの 初優勝なんで、それを自分が達成できたの は、すごく価値のあることだと思っていま す。今年はそういった開発もさせてもらえま したし、何より自分自身、プロドライバーに なるために必要な要素を、いっぱい勉強させ てもらいました。しかも、連勝まで飾れるな んて。すごく成長できた1年だったというの を証明できて良かった」
そう語った千代からは、「勝てて嬉しい」と か、そういった喜びの言葉はなかったもの の、表情に達成感が表れていた。 「本当はもっと早く勝てる予定だったんです けどね(笑)。だから、なんで勝てないんだろ うという葛藤も、実のところありました」と 語る通り、諦めずに逆境を乗り越えようと努 力し続けてきたことが、報われたからなのだ ろう。
シーズンはこれで終了。だが、現在のいい 流れをもう一度試すレースが、そうマカオ GPが、千代には、まだ残されている。
2013もてぎチャンピオンカップレース第6戦[JAF公認No.2013-1023]
開催日:10月13日 開催場所:ツインリンクもてぎ 格式:準国内 主催:VICIC[クラブ登録No.公認13009]、 M.O.S.C.[クラブ登録No.公認09001]、㈱モビリティランド[団体登録No.公認13001] レポート/はた☆なおゆき フォト/鈴木紳平
もてぎチャンピオンカップ第6戦、すなわち今 季最終戦が、10月もまだ半ばの13日に開催され た。今回最も注目されたのは、山下健太選手と 石川京侍選手によって激しいタイトル争いが繰 り広げられてきた、F4東日本シリーズの最終戦。
他にもタイトル候補のドライバーはいたものの、 流れや勢いからムードは完全な一騎討ち状態で、 勝った方に栄冠が輝くこととなっていた。
しかし、ポールは山下選手が奪ったのに対 し、ブレーキに不安を抱えていた石川選手は4 番手に。決勝も山下選手が好スタートを切って トップで1コーナーに飛び込むが、石川選手も まだ諦めてはいなかった。間に挟んだ阿部拓馬
選手、山口大陸選手を即座にかわし、2番手に 浮上したからだ。
だが、石川選手が山下選手を射程圏内に収
Round.6
めたのは、ほんのひととき。山下選手はファス テストラップを連発して徐々に差を広げ、最終 ラップにもファステストを更新する余裕の走り で圧勝、チャンピオンを確定した。「最初の内 はタイヤをいたわって、そんなに無理していな かったんです。東日本シリーズは終わりました が、この後もレースは残っているので、全部勝 てた時に嬉しさを感じると思います」と山下選 手。3位は阿部選手が獲得した。
N0-TEC(エヌゼロ-テック)は、ナン バーつき車両によるオープンレース。そ のため既存のレースからの流用、あるい は型落ち車両だけでなく、新たに製作さ れた車両でも参加が可能とあって、す べて異なる車両によって争われた。
決勝レースは、ポールシッターでスイ フトを駆る岡本光一選手、フィットの菅 正博選手による激しいバトルがいきなり 開始される。スタート直後の2コーナー で菅選手が前に出るが、3コーナーで岡 本選手が抜き、ヘアピンでは菅選手が 再逆転。そのままの順位がしばらく保た
山下健太選手が、F4東日本王座を最終戦で確定!
7. スーパーカートSK1クラス優勝のYUUKA選手。8.SK1で3位の岡島秀章選手。9.もてぎ
1.5で2位入賞の大谷飛雄選手。10. 村上隆弘選手はもてぎ1.5で3位入賞。11. インテグラで 2位入賞の小松優太選手。12. ネッツカップ関東は水谷大介選手が優勝を飾った。13.N0-TEC クラスⅡを制した岡本光一選手。14. インテグラは福田浩選手が優勝。15.TMSC Vitzクラス 2優勝の黒沢誠選手。16. ネッツカップ関東3位入賞のデパマン石渡選手。17. 北田和哉選手 はネッツカップ関東で2位入賞。18.もてぎシビック3位の村上達弘選手。19.SK2で2位獲 得の渡辺浩之選手。20.もてぎシビック2位の蘇武喜和選手。21.F4東日本表彰台の3選手。 22. ネッツカップ関東表彰台の3選手。23.FD2はRIKU選手が優勝した。24.VITAは綾真則 選手が優勝。25.TMSC Vitzクラス1は平松正行選手が優勝。26. 土澤雅洋選手はSK2クラ スを制した。27.N0-TECクラスⅡの梅田敏選手は2位獲得。28.SK1で2位入賞の河村孝選 手。29.N0-TECクラスⅠは垣生彬選手が優勝。30. 高輪純一選手はもてぎシビックを制した。
れるが、岡本選手も一歩も引かず、最後までバ トルは続くものと予想された。
しかし、6周めに差し掛かかると、菅選手がガ ス欠によって失速。岡本選手が再びトップに立 ち、今度はスイフトの梅田敏選手が襲いかかる が、辛くも振り切って優勝を遂げた。「バトル の繰り返しで、楽しいレースでした」と岡本選 手。併催のTMSC ALL Vitz CLUBMANで は平松政行選手が優勝を飾り、総合でも3位 に入った。
スーパーカートカップでは、予選で2番手に1 秒2もの差をつけたYUUKA選手が、決勝でも 1周めから他を圧する。逆に2番手争いは7台 が入り乱れて激しいバトルを繰り広げたが、4周 めに1台がクラッシュするアクシデントがあり、
赤旗の後、レースは終了 となった。「調子はまぁま ぁ。今年2回、途中でリタイアしているから、 最後まですっきり走りたかったんだけど…」と YUUKA選手。クラッシュしたドライバーの無 事を聞かされ、安堵の表情を見せていた。
ヴィッツ関東シリーズ第4戦は、ここまで3 連勝でチャンピオンに王手をかけている、水谷 大介選手がポールを獲得。決勝でも独走にこそ ならなかったが、背後につける北田和哉選手に 一切隙を見せず、そのままトップを守り抜いた。 「タイヤがギリギリだったので、逃げてリスク を冒すより、近づいたら離すという展開で、絶 えず98%の力で走っていました。今はチャン ピオンを獲った喜びより、この後のグランドフ ァイナル(ヴィッツ日本一決定戦)で絶対勝つん だ、って気持ちの方が大きいですね」と、水谷選
手はまさに勝って兜の緒を締め直す心境のよう だった。
3番手争いの方もデパマン石渡選手と渡辺 圭介選手とで激しく競われたが、7周めのV字 コーナーで渡辺選手がダートに足を落として決 着がつき、石渡選手が水谷選手、北田選手と ともに表彰台に上がることとなった。
すでに久保凛太郎選手が、この最終戦を待 たずしてチャンピオンを確定しているスーパー FJのもてぎシリーズ。その久保選手がクイッ ク ヴァン選手をコンマ3秒差で従え、ポール を奪う。決勝ではチームメイトの長谷川優太選 手がスタートを決めて久保選手の背後につけ、 激しいトップ争いを繰り広げたものの、ギヤト ラブルにより3周めにリタイア。その後も久保 選手は独走で3勝めをマークし、栄冠に花を添 えることとなった。
~
Aライセンスは取ったけど、さてどうやってレースを始めたらいいんだろう、 なんて素朴な悩みを持っている人も多いはず。でも実戦の前に サーキットで腕を磨いておくというのも大切なステップのひとつだ。
今回は効果的な練習方法とは何かを考えてみることにしよう
レポート/はた☆なおゆき フォト/山本佳吾、服部真哉、鈴木紳平
Aライを講習会で取得したならば、一度は サーキットを先導車両に着いて走ったことが あるはずだ。その時を思い出してほしい。あ の広いサーキットを、いきなり全開で正しい ラインで走る自信があるかどうか。 「ない」とは言わないまでも、やはり最初は戸 惑いを覚えるはず。だから、最初はサーキッ ト走行会の参加をお勧めしたい。それも、ま ずは1km前後のミニサーキットで。このぐら いの距離だとアベレージも低くて怖くないか ら、初心者にもお勧めだ。
どこでいつ、サーキット走行会をやってい るのかは、PCなどで「サーキット走行会」と検 索すれば、もう一目瞭然。できれば、そう遠 くなくて、名の通ったミニサーキットで行われ るサーキット走行会が理想的だ。
これらを強調したのは、往復だけで辟易し てしまうのを避けるのと、設備の充実が挙げ られる。自販機どころか、水道すらないとい うミニサーキットも、ごく稀に存在するため
だ。これでインストラクターも存在するサー キット走行会であれば、アドバイスをもらっ たり、同乗走行もできたりするので、自己流 の遠回りもせずに済む。
またミニサーキットでの走行会なら、ヘル メットやグローブは必需品だが、必ずしも公 認品でなくて良く、またレーシングスーツは推 奨されるが、長袖・長ズボンであればいいこ ともある。ただ、後々のことを考えれば、あ らかじめきちっとしたものを購入すれば、無 駄遣いも防げるというものだ。
そのほかの必需品としては、ビニールテー プがある。特に養生テープがお薦めで、剥が した後も接着剤が残ったりしない。これはゼ ッケンを貼るのに、またライトなどの飛散防 止に欠かせないものだ。
走り続ければ、タイヤは熱を持って空気圧 が上がるのでエアゲージも用意しよう。当然、 走り終えると下がって、帰り道が適正な空気 圧でなくなって危険なので空気入れも持って
いこう。今はシガーソケットから電源がとれる エアコンプレッサーも安価だから、持ってい て損はない。
あとは折りたたみの椅子や着替え、タオル なども備えておけば、とりあえず支障はない だろう。
サーキット走行必須アイテム
●ヘルメット
●レーシングスーツ
●レーシンググローブ
●エアゲージ
●エアコンプレッサー
●ビニールテープ
このほかGPSロガー等のデジタルデバイスや、それと連動してデー タが見れるPCなども、いまや必需品に近いので準備したい。
効果的な練習方法は、こうして身につけよう
低いアベレージのミニサーキットで基礎を 学んだ後、そういった走行会をずっと堪能す るのもいいが、「いずれレースに……」と思っ ているなら、次のステップとして公認サーキ ットに走行の場を移す必要があるだろう。
サーキットライセンスを取得して、いきなり
「まず、初めてのサーキットを走る前 には、車載映像でイメージを作って おくことを、お薦めします」と語るの は、愛媛県でカーサポート・アメニ ティの代表を務める平岡塾長選手だ。
ヴィッツレースで何度もチャンピオン
先日の86/BRZレースで見事なデビューウィンを飾ったワンメイクレースマイタスーの平岡塾長選手に今回はアドバイ ザーをお願いした。Nゼロレースのほか、マーチレースなどN1レースの経験も豊富な凄腕ドライバーだ。
JAFのモータースポーツホームページでは、全国の公認サーキットのコースレイアウトや、主 要なコーナーなどについての解説も載っているので便利。各サーキットのホームページも 有効に活用して、しっかりと「予習」しておこう。
思い込み、いざ走り出してから戸惑うよりは イメージを作って、まずは確認しながら走り 始めた方が、確かに効率的だ。車載映像を知 り合いから入手するも良し、今はネットで情 報をいくらでも得られる時代だ。
そして、最初のうちは絶対に無理しないこ と。その基準となるのが、塾長は「怖さ」だと いう。
「ちょっとでも走っていて怖いと思ったら、そ れは人間がテリトリー内じゃないから。攻めて ないとか、リスクを冒してないとか言われるか もしれませんが、例え1%でも超えて、クラッ シュしたり、壊したりしたら、余分なお金もか かって続けられなくなります。ただし、クルマ の限界内だったら、慣れることによって怖さ の領域が下がりますので、まずは焦らないこ とが重要です」と塾長。
続いて心掛けてほしいのはマナー、特に後 方から迫ってきたクルマへの譲り方だ。
「ウィンカーを出して避けるのが理想ですが、 最初のうちは緊張してミラーを見る余裕もない でしょうから、基本はレコードラインを走って ください。無理して譲ろうとしてミスしちゃう ことも多いし、相手の方が速ければ、すんなり と抜いてくれますから。徐々にミラーを見る習 慣をつけていけば大丈夫です」とのことだ。
やがて怖さも克服でき、余裕も生まれるよ うになった。すると、1周でも多く走りたいと 思うようになるだろうが、無我夢中では何も 身につかない。
「コースの長さにもよりますが、まずは10周 連続で、すべて1秒以内で周回する練習をす るのがいいと思います。ばらつきを抑えられ るようになったら、今度はひとつのコーナー に重点を置いて攻めていきましょう。いっぺ んに欲張らず、積み重ねていくことが重要で す」と塾長。
必ずテーマを持って走ることが上達への近 道であり、時間もお金も無駄にせずに済むと いうわけだ。
続いて心掛けるのは、盗むこと。もちろん、 物ではなく、テクニックだ。上級者の、でき れば同じクルマの後ろを走れる機会があれば、 しばらく観察してみるといい。
ただし中には「遅い人からも得られることが あります」という貴重な意見も。ヴィッツ関東 シリーズで4位の北田和哉選手は「こういう間 違いはダメだとか、逆にひとつだけズバ抜け
ているコーナーがあったりすることもある」か らなのだという。
どうあれ、見て学べることは、いくらでも あるのだ。ただし、着いていくにも「三車身以 上、間隔を置きましょう。万が一、前でスピ ンがあっても、そのぐらいあれば避けられる はずです」と塾長。
なお、セッティング云々は初心者の内なら、 それほどこだわらず、「まずはドライバーが走 りを合わせていくのが先決」と塾長。ただし、 「ブレーキパッドだけはこだわってほしい。変 なしがらみとかスカラシップ優先では、絶対に 速くなれませんよ」ともアドバイスしてくれた。 タイヤの空気圧も、まずは設定値より高め にして、そこから下げていく方がいい。走り 続ければ自然と上がるものだが、「高めの方が クルマのクセが分かりやすいんです」と、さら に塾長はつけ加えてくれた。
1.サーキットを走る前に、走行イメージを作っておく
2.最初は絶対に無理はしない。焦りは禁物 3.まずはコンスタントなラップで走ることは心がけよう
最初の頃はただひたすら走り込みました
N1仕様のヴィッツでレースを始めた山口浩昭さんは現在は131型ヴィッツでネッツカップ 関東シリーズを主戦場として参戦している。「Nゼロのヴィッツに乗り始めた頃は、予選落ち があったんで、とにかくまず予選が通れるよう、がむしゃらに練習しましたね。いまはある
程度、経験を積んだのでセッティングのテストもやろうとは思うんだけど、走り始めるとク ルマに自分の走りを合わせようとして走りっ放しになっちゃって(笑)、いつもクルマを見ても らっているRS金谷の社長さんに叱られてます。練習では、ともかく1周めに全力で自分の 持ってるものをすべて出し切って走って、そのタイムを基準タイムにします。夏のレースと かは体力的にもシンドいので、ここぞという時に集中力を高める練習は心がけてますね」
本番から間が空かないタイミングで練習しています
ディーラーに勤務する上村肇さんはネッツカップに参戦する会社のチームでドライバーを 担当している。「1980年代に71スターレットで富士フレッシュマンに出てた経験を買われて、 チームのヴィッツに乗らせてもらってます。練習はレースの1カ月くらい前に同じサーキットの
フリー走行枠で走るようにしています。本番までにあまり間が開くと勘が戻らなかったりする んで(笑)。練習では決勝と同じ距離を走ってタイヤのタレ具合を見たり、速そうな人の後ろを 走ってラインとかを勉強させてもらってますね。ドライビングについてはブレーキングといかに ボトムスピードを落とさずにコーナリングするかといった点を考えながら走ってます。速い人の いるチームに入るのが一番でしょうけど、仲間を作って色々と情報交換するのも楽しいですよ」
最初から最後まで全力で走る練習も時には必要だと思ってます
飯尾雅彦さんは富士フレッシュマンのロードスターカップに参戦中だ。「以前は草レースなどに も出てましたが、JAF公認レースに出たくて去年からロードスターカップに出ています。改造でき る範囲が少ないレースなので練習では足回りの減衰力やエア圧を変えて走ったりする程度です
けど、セッティングにこだわらずに30分の枠を最後まで全力で走り切ったりもします。レースで はそんな距離は走らないんですが、クルマとドライバーに負荷をかける練習も必要だとは思いま すね。富士では第3セクターだけに絞って走り方を変えてみたりします。練習は2カ月に1回程 度ですけど、練習して本番に臨むとやっぱり課題が鮮明になる感じで予選でもあまり戸惑わない ですね。色々な仲間もできるのでショップからレースに入門するのがオススメだと思います」
山口浩昭選手
できれば上級者に同行してもら い、色々とアドバイスを受けられ る形がベストだ。
上村肇選手 飯尾雅彦選手
エア圧もセッティングの要素。タ イムが安定してきたら、色々なエ ア圧を試すのもいい。
足回りの変更が許されるレース では、減衰力のテストも重要なメ ニューのひとつだ。
前項で、後ろに着いて走って、テクニック を盗むことを推奨したが、相手がどんなドラ イバーか知っていれば、安心して着いていく ことができるはずだ。そのためにも仲間を作 ることを心掛けよう。
同じサーキットを何度も走れば、きっと顔 見知りもできてくるはず。同じクルマでも乗 っていようものなら、情報交換に話が弾むも の。クルマ好きに悪いヤツはいないのだから、 そこは臆することなく声をかけよう。
理想は、できた仲間をライバルとすること だ。お互い切磋琢磨し合えば、きっと見る見 るうちに速くなる。
ところで、雨が降ったら「今日は走りに行く の、やめよう」と思ってはいまいか?塾長はむ しろ「雨の日こそチャンス! 僕は狙って走り に行きます」と語る。
その理由を「μの低い路面で、オーバーステ アに慣れることができるからです。もちろん、 無茶は禁物ですが、リアの流れやすい状態で 挙動の変化が学べます。上位を走れない人っ
て、リアが流れるのを嫌がったり、流れた時 に対処できなかったりしているからなんです。 しかも、雨の時って誰も走っていないことが 多いので、むしろ安全なんですよ(笑)」
とにかく雨を苦手としないこと。マシンの 差があっても、詰められる絶好の機会と思う べきだ。
また、時にはセオリーを無視してみること も必要だ。
「誰かが、このラインがベストと言っても、自 分にとって通るのがしんどい、辛いと思った
ら、それは使わない。楽に走れるラインの方 が、クルマが嫌がっていないので、タイムが 出るものですから」と塾長。
さらに1周めは慎重に、となりがちだが、 「僕はコースインした周から、しかも1コーナ ーからもう全開で走るようにしています」と塾
「タイヤやブレーキがまだ温まっていない時 こそ、大チャンスなんです。みんな同じ条件 ですが、普段からギリギリの状態で走れるよ
ところで、練習走行であれば、ひとりでサーキットに向かい、そのまま走って、終わったら帰ってく ることも可能だった。もちろん同行者がいることが理想的で、タイムを計ってもらったり、何かと手 伝ってもらったりできる。ところが、実際にレースに出ようと考え始めるとしたら、ひとりでは絶対 に無理だと思ってほしい。そのためにも仲間作りが重要だと言える。
それに練習に用いていたクルマが、そのままレースにも使えるならともかく、そうでないケースの 方が圧倒的なはず。そのためにも競技車両を入手する必要が生じてくる。昨今のナンバーつきワ
ンメイクレースは、ベース車両をディーラーで購入可能。ただし、新車とあって決して安価ではな く、これに指定パーツを組みつけないと勝負にならないから、さらに費用がかかる。
実は競技車両を手に入れようと思ったら、ナンバーなしの、いわゆるN1車両の方が遥かにリーズナ ブルだ。かつては高嶺の花であったシビックのEK9やEG6でも、今は50万円ほどで中古が手に入る。
問題は、それをどこで入手するか。一昔前ならレース誌の売買欄でチェックできたものだが、昨 今は個人情報の流出につながるとして、完全に姿を消した。ネットのオークションでも見つかるこ とは、ほとんど稀だ。そこで活用したいのが、仲間のネットワーク。「どこそこにあるよ」となれば、し めたもの!
また走行会はガレージ主催のことが多いので、そこから情報を得るという手もある。それでもな お……という場合は、馴染みのショップに相談してみよ う。例えレースをやっていなくても、ショップ間の横のつ ながりは思いのほか広いもの。何らかの情報が得られる ことだろう。
実際にレースを見に、サーキットを訪れることもオス スメしたい。それぞれのガレージの実力も、レース中の ムードも確認できるからだ。ただ、実際のレース中は慌 ただしいだろうからスポーツ走行時のインターバルなど に、声をかけてみるのが理想。あれこれ聞いて、嫌な顔を されることは絶対ないと保証する。
できれば、その車両を購入したガレージにメンテナン スも託すべきだろう。その車両を作った、あるいは走ら せていた経験は、貴重なノウハウであり、すべてを熟知し ているからだ。もちろん、レースに参戦するには何が必 要かも、すべて教えてくれるはず。保管すらお願いでき ることもある。くれぐれも自己流は、ことレース参戦にあ たっては、絶対に避けるべきだ。
滑りやすい雨の日は、 練習も躊躇しがちだ が、逆に腕を上げるに は絶好のチャンスとも 言える。ただし、無理 は禁物だ。
もちろん、怖さが克服できて、走りに余裕 ができてから……というのが大前提の話だが、 これができれば、もう走りを極めたも同然だ!
さて、練習走行という場に比べて本番の場ではどんなこと が学べるのか。本文でもちょっとコメントを引用させてもらっ たネッツカップ関東シリーズのトップドライバーの一人であ る北田和哉選手に聞いてみた。「僕はカートをやっていた分、 スピードに関する怖さは、それほどなかったんですけれど、最 初のうちは本当に遅くて……。特に雨の走行は、バネで吸収 されちゃうので、滑り出しが分からず、よくスピンしていまし たね。僕の場合は、練習の時はいろんな人に着いていったり、 車載カメラとかGPSで勉強したりしましたが、本当に分から ないことは車載映像を速い人に見せに行って、教えを乞うこ ともありました。ヴィッツレースはいい人が多いんで、速い人 が何でも教えてくれるんです(笑)。
後ろに着いて学べることもあるんですが、外から見て学ぶ のも有効です。特に実際のレース中に、先頭集団の走りを見 たことがきっかけになって、僕は壁を越えられたと思っていま す。練習中だと、たまに手の内を隠されることもあるんですよ ね(笑)。やっぱりレースを始めるにあたって、環境というのは 重要だと思います。入門に適したレースというのは、必ずある と思うので、自分に合ったレースを選んでほしいですね」
長は言う。
うにしておけば、特にレースではいきなりリー ドを得られます」
プラスαのスペシャルテクニック教えます!
ヴィッツレース叩き上げドライバーに聞く 本番のレースでは、 こんなところが ポイントになる!
2014年のJAFプレスパスを新規で申請される方は、件名に 「JAFプレスパス資料希望」と記し、下記のメールアドレス 宛にお名前、ご連絡先(Eメールアドレス)を入れたEメールを お送りください。
JAFモータースポーツ部からご案内・資料をEメールでお送り します。
また、2013年JAFプレスパスを所持する方には、登録情報に 基づき、JAFモータースポーツ部から更新に関するご案内をお 送りいたしますので、登録情報に変更がある場合はご連絡くだ さい。
なお、いずれの方についてもJAFからのご案内・資料の発信 は11月中旬以降となります。
申請条件は下記をご確認のうえ提出資料のご準備をお願いい たします。
記
資料請求先アドレス: sports@jaforjp (半角) 申���日: ����������日(�) ※詳細につきましては、後日お送りするご案内をご覧くださ い。
【申請条件】
��申請の方は����������の���の掲載実績、また、 ��申請の方は�����の掲載実績が提出でき、い��の方も ������の掲載計�が提出できること。
(�)掲載実績:�の①②い��かを提出のこと
① 全日本レース選手権の各シリーズの���(��� 捨五入)以上または後述の主要レース競技会との 合計で�����会以上の��実績があり、その掲 載実績(記事の写等)が提出できること。
② レース競技以外の全日本選手権の各シリーズの ���(���捨五入)以上あるいは��の全日本 選手権競技もしくはJAFカップ競技との合計で �����会以上の��実績があり、その掲載実績 (記事の写等)が提出できること。 ※ご提出いただく資料については、クレジット等 の記名があり、申請者が書いた記事、あるいは撮 った写真であることが判別できるものとします。 ※掲載実績の提出方法として、PDF、またはJ PEGのデータをUSBメモリー等の記録媒体 に収めてご提出をお願いします。
(�)掲載計�:�の①②い��かを提出できること ① 全日本レース選手権の各シリーズの���(��� 捨五入)以上、または後述の主要レース競技会(※) との合計で���会以上を��し掲載する計�があ り、所属先または契約先の媒体の発行元からその 証明が提出できること。
② レース競技以外の全日本選手権の各シリーズの ���(���捨五入)以上、あるいは��の全日 本選手権競技もしくはJAFカップ競技との合計 で���会以上を��し掲載する計�があり、所属 先または契約先の媒体の発行元からその証明が提 出できること。
全日本選手権レース競技以外の主要レースとは・・・ ① スーパーGTシリーズ
③ FIA選手権を除く日本国内における国際格式競技 (FIA選手権競技は対象外です。)
以下の耐火炎レーシングスーツが、FIA基準8856-2000に基づき、JAFの公認を取得しましたので、お知らせします。
(株)エイチ・ピー・アイ
(株)エイチ・ピー・アイ
コンペティションギアレーシングスーツ Stage200
コンペティションギアレーシングスーツ Stage300
RS.240.13
RS.242.13
JAF-SP-EQ-190-13
JAF-SP-EQ-191-13
※上記の車両公認申請は、現在、FIAへ申請中です。有効日等のお問い合わせはJAFモータースポーツ部までお寄せ下さい。 VF:供給変型、VO:オプション変型、VP:プロダクション変型、ET:正常進化、ES:スポーツ進化、ER:誤記訂正、VK:キットカー変型、 KS:スーパー2000変型、KSR:スーパー2000ラリー変型、WR:ワールドラリーカー変型、VR:グループR変型、EVO:進化
国際モータースポーツ競技������、�������JAFスポーツ�格���定����に��き、JAFが�海外競技会出場証明書 (サーティフィケート)」を発行した件数です。
●サーティフィケート申請方法
海外競技会出場証明書(サーティフィケー ト)は、以下の競
技に参加する際に必要になりますので、出発日の2週間前まで に所定の申請書に申請料を添えてJAFへ申請してください。
1FIA国際スポーツカレンダーに記載されている国際競技 2海外で開催される国内格式競技で、開催国のASNが参加を 認めた競技
注:上記2.については当該証明が必要な場合に申請してください。
同一競技会において同一人が競技運転者用と参加者用を申請し承認された場合、発行件数は2件としています。 【必要書類】
所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペー ジ(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種 申請書等→海外競技会出場証明書申請書)からダウンロードす ることができます。
1回用:1競技会限定のサーティフィケートです。 数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なサーティフィケートです。 3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦めします。 【申請受付】
JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現金 書留)にてご申請ください。
お問い合わせ先(JAF地方本部モータースポーツ窓口) 参加者用 競技運転者(コドライバー含む)用
海外競技会出場に関する証明申請書 写真(3cm×3cm、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの 申請� ��用 ¥8,100(税込) 数次用 ¥23,400(税込)
海外競技会出場に関する証明申請書 申請� ��用 ¥8,100(税込) 数次用 ¥23,400(税込)
北海道本部 ☎ 011-857-7155
東北本部 ☎ 022-783-2820
関東本部 ☎ 03-6833-9140
中部本部 ☎ 052-872-3685
関西本部 ☎ 072-645-1300
中国本部 ☎ 082-272-9967
四国本部 ☎ 087-867-8411
九州本部 ☎ 092-841-7672
12月3日
9:40~17:00
富士スピードウェイ 静岡県駿東郡小山町
実費 ¥20000/ ¥24000 栗田 吉晴 055-967-8878 ソニックレーシング
実費 ¥20,000/ ¥24,000 稲村 政幸 03-3611-6687 TMAC 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:00~17:00
12月14日 受講料に 含む 主催者HP 参照 堺 康彦 059-378-3405 SMSC事務局
12月22日
・上記以外の講習会日程はJAFホームページに掲載しています(http://www.jaf.or.jp/→モータースポーツ→ライセンス→講習会スケジ ュール→Aライセンス講習会日程)。
・当日の受付時間等詳細については申込先に電話でご確認ください。
・身体に障がいのある方は、事前にJAF地方本部モータースポーツ窓口までお問合わせください。
[公示No2013−114]
849-3216 佐賀県唐津市相知町町切537 KRSモータースポーツ事務局 古賀 090-6290-6570
877-0312 大分県日田市上津江町上野田1112-8
0973-55-1111
技術・コース 計時 A1/A2/B1/B2
技術・コース 計時 A1/A2/B1/B2 富士スピードウェイ 静岡県駿東郡小山町 8:30~
技術・コース 計時 A1/A2/B1/B2
463-0065 名古屋市守山区廿軒家14-40 名古屋レーシングクラブ 052-792-2031
410-0317 静岡県沼津市石川359-7 ソニックレーシング 055-967-8878
東京都墨田区墨田4-46-7 TMAC 03-3611-6687
上記以外の公認審判員講習会日程は、JAFホームページに掲載しています(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→ライセンス→講習 会スケジュール→公認審判員講習会日程)。
■開催場所の略号:TIS=十勝インターナショナルスピードウェイ HR=仙台ハイランドレースウェイ SG=スポーツランドSUGO MO=ツインリンクもてぎ T=筑波サーキット SO=袖ヶ浦フォレストレースウェイ F=富士スピードウェイ S=鈴鹿サーキット O=岡山国際サーキット AP=オートポリス ■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方
太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは10月25日までに本部にて受付したものです。 *印:3日間開催となりますが、金曜日は関係者向けの公式行事のみであり、観客の皆様への行事は従来通り土曜日と日 曜日になります。
1月 19日
新春鈴鹿ゴールデントロフィーレース
(052-792-2031)
JAF国内モータースポーツカレンダーはJAFホームページでも公開しております。(http://www.jaforjp/msports/)
2014年JAF東日本ラリー選手権第1戦 JMRC関東長野県ラリーシリーズ第1戦 御岳SNOWLANDRALLY
2014年JAF北海道ラリー選手権第1戦 2014年JMRC北海道ラリーシリーズ第1戦 北海道ブリザードラリー2014
2014年JAF東日本ラリー選手権第2戦 BICCRallyofTsumagoi2014
FRC(0265-76-8162)
AG.MSC北海道(011-864-2003)
JAC,ASAMA(0277-20-4633)
,CIRCUITTRIAL,DRIFT
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。 ※12月~1月に北海道、東北地方で開催される競技会はありません。
12月 1日
競技会名 開催日 日光サーキット BD D TDMC(03-3656-6166)
14日
BRIDEドリフトマッスル2013第8戦日光大会
東関東トライアルinつくばフェスティバル
Aライセンス講習会⑫
DUNLOP杯スカラシップフェスティバル
タイヤセレクト小平CUP最終戦
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
SA,B E TMAC(03-3611-6687)
筑波サーキットコース2000
21日
DriftChallengeFestival2013
(ドリフトチャレンジフェスティバル2013)
JAF登録イベントシリーズフェスティバル byRRC群馬
2013クレバーサーキットトライアルin筑波第5戦 Aライ講習会付
B,SC,D D RRC群馬(027-388-2295)
CLEVER(03-3766-3312)
本庄サーキット
12月 14日
競技会名 開催日 富士スピードウェイ B E FMC,富士スピードウェイ㈱ (0550-78-2340)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
14日
2013 FISCO SPECIAL STAGE TRIAL シリーズ 第3戦
富士スピードウェイジムカーナコース N,B,SC E TMSC(03-3221-9950) TMSC富士ジムカーナシリーズ2013第5戦
新春鈴鹿ゴールデントロフィーサーキットトライアル 1月 19日
26日
2013年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第1戦
SOMOSテクニカルジムカーナ
=サーキットトライアル
12月 22日
NRC、KSCC、SMSC (052-792-2031)
鈴鹿サーキット 東コース N,SAB D
キョウセイドライバーランド PN,N,SA,B E SOMOS(052-798-5621)
競技会名 開催日 舞洲スポーツアイランド N,BAE E TJ(072-296-6886) 2013“Cartolive”杯
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
舞洲スポーツアイランドシリーズ TJマイカージムカーナ No5
競技会名 開催日 岡山国際サーキット B E AC、㈱岡山国際サーキット (0868-74-3311)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
マツダファン・サーキットトライアル 岡山・冬ラウンド
=サーキットトライアル
※12月~1月に四国、九州地方で開催される競技会はありません。 ●ダートトライアル●オートクロス
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。
1月25~26日
2014年JAF北海道ダートトライアル選手権第1戦
2014年JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリー
ズ第1戦
2014年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ第
1戦
2014年JMRCオールスター選抜第1戦
第36回糠平湖氷上タイムトライアル
D TEAM-OSC(0155-58-2208)
※12月~1月に東北地方で開催される競技会はありません。
12月 8日
競技会名 開催日 丸和オートランド那須 PN,N,SA,B,SC, D D ROAD-KNIGHT (0263-26-2545)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
2013年JMRC関東ダートトライアルフェスティバル
※12月~1月に中部、近畿、中国、四国、九州地方で開催される競技会はありません。
モータースポーツライセンス(以下「ライセンス」と言います。)の更 新手続きは、��月から受付を�始しています。
新しい年のモータースポーツ活動へ向けて、余裕を持って更新 手続きを行ってください。
なお、JAF窓口にご来店の際は、15ページに記載の休業日、 受付時間をご確認のうえご来店ください。
ライセンス申請書は本誌11月号に綴込んであります。
お願い 2012年から2013年への更新を行っていない方には JAFスポーツ誌をお送りしておりませんので、身近に そのような方がいましたら、以下内容をご案内ください。
2012年から2013年へのライセンス更新期限は、下記のとおりです。
窓口受付 2013年12月27日(金)17:30まで
*郵送(FAX)の場合は2013年12月31日の消印(受信)まで有効 *JAFマイページ(web)上でのお手続きの場合は、
2013年12月31日 23:59手続き完了分まで
2014年になると更新の資格を失いますのでご注意ください。
(年末年始の休業日については15ページをご確認ください。)
●ライセンス取得資格
カートドライバーライセンスおよびカートオフィシャルライセンスは「カートライセンス発給規定」および「カート競技に関する申請・登録等手数 料規定」に基づき発給されます。詳細は当該規定をご参照ください。
●年度更新に必要なもの
2.���(��)
エントラントのみの申請の場 合は不要
3.JAF個人会員
18歳未満の方は不要
4.ライセンス許可証料
5.健康自認書等返送料
本誌に綴込んである、ライセンス交付申請書を使用してください。
縦4cm×横3cm、無帽、無背景、上半身のもので、申請前6ヵ月以内に撮影した鮮明な写真を申請書の所定位置に貼付して ください。(お手持ちのライセンスに使用した写真と同じでよろしければ、写真は不要です。) ・必ず指定のサイズの写真を貼付してください。サイズが異なる場合、使用できないことがあります。 ・デジタルカメラの画像を使用する場合は、必ず写真専用用紙に出力してください。
ライセンス更新に際しては、JAF個人会員が有効期間内であることが必要条件ですので、自動振替による自動継続更新のお 申込みをされていない場合、JAF個人会員の有効期限が切れているとライセンスの更新手続きが行えません。ご本人のJAF個 人会員の有効期限をご確認くださいますようお願いします。万一、JAF個人会員の有効期限が切れている場合には、速やかに 継続手続を行ってください。継続手続の方法等については、お近くのJAFへお問い合わせください。
下記の表の通りです。
郵送による申請の場合、ライセンス許可証料に加え、健康自認書、公認競技会出場記録カード、役務記録カード、仮ラ イセンスの返送料80円が必要となります。
国際ライセンス(エントラントは除く)の更新または上級更新申請をする場合、実績を確認するために必要です。 (国際ライセンス更新以外は不要)
※【ご注意】2013年からのカート諸規則の改正に伴い、JAF登録カートクラブがエントラントライセンスの申請をする場合、その取り扱 い方法が変更されておりますので、52ページの【お知らせ】をご確認ください。
●ライセンス許可証料(四輪ライセンスの料金は、12ページをご覧ください。)
●ライセンスが発行されるまで ~ライセンス作製の流れ~
〈許可証料の計算方法〉
*オフィシャルライセンスを併有する場合は、�種目につき500円ずつ加算されます。 (例)コース1級と計��級の場合:5,600円+500円=6,100円 併有する許可証が同じ級(例:技��級とコース�級)の場合でも計算方法は同様です。 *ドライバー、オフィシャル、エントラントライセンスを併有している場合 には、それぞれ上記の許可証料が必要です。
①申請
②仮ライセンス 発給
③写真入り ライセンスを送付
JAF窓口 JAF本部
※②仮ライセンスは発給日から60日間有効です。 ※①から③までは約1ヵ月ほどかかります。更新のピ ーク時にはこれ以上日数がかかる場合がありま すのでご了承ください。
写真入ライセンスをクラブ等にまとめて送付する場合、10件以上はレターパ ックで、10件未満の場合は普通郵便で送付します。
ライセンス発行に関するお問合せは、15ページのJAF支部窓口へお願いします。
●ライセンスの交付申請書の記入について 申請書の枠内に正確かつ明瞭にご記入いただき、記入漏れのないようご注意ください。(未記入項目や、判読できない文字があると、ライセ ンスが発給できない場合があります。) 次ページに記入例を掲載していますので、ご参照ください。
項目
会員No
申請者氏名
連絡先電話番号
JAF年会費の自動振替の有無
郵便番号
注意事項等
申請者本人の会員(ライセンス)番号を記入。
氏名とその上段にカタカナでフリガナを記入。
昼間、連絡がとれる電話番号を記入。
どちらかに○。JAF個人会員の有効期限を記入(18歳未満の方は不要)。
現住所の郵便番号(��)を記入。
都道府県名を必ず記入し、その上段にカタカナでフリガナも記入。マンション・アパート・寮名・部屋番号等も必ず記入。
性別
現住所 男・女のいずれかに○。
生年月日
年齢
ライセンス表記名
エントラントの代表者名
種類およびクラス
写真貼付欄
大正・昭和・平成のいずれか該当するものに○。
国際のドライバーおよびエントラントはローマ字で、国内のエントラントはカタカナで記入。国内のドライバーおよび オフィシャルの申請者は記入不要。(30字以内)
エントラントライセンスの申請の場合、代表者名を記入。国際ライセンス申請の場合はローマ字(全て大文字)で記入。
申請書の該当するクラスおよび種類に○。(次ページの記入例は国内A、コース3級、計時1級、技術2級を同時に年度更新す る場合のもの。)
氏名、ライセンス番号、申請種別も、忘れずに記入。
縦4cm×横3cm、無帽 無背景 上半身のものを1枚。申請前6ヵ月以内に撮影のこと。ライセンス申請書の下段にある所定 の位置に貼付。(前年のライセンスに使用した写真を再使用する場合は、写真の貼付は不要です。)
写真 ドライバーライセンスとオフィシャルライセンスの�方を申請する場合でも申請書は�枚で可。 その他
●JAFマイページによるライセンス更新
JAFマイページにご登録いただければ、インターネットでライセンス更新ができます。 お手続き方法については、本誌26ページをご覧ください。 なお、お支払方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●FAXによるライセンス更新
FA�にてライセンス更新を行う場合は、所定の申請書類(�種類)をJAF�ー�ページから��ンロードして印刷し、必要事項を漏れなくご 記入のうえお手続きください。
申請書類と申請方法については、以下のページに掲載しています。
http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種申請書等→ライセンス更新(クレジット支払)書式→申請について
なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●許可証申請の受付場所
ライセンスの年度更新のために必要な書類等は、お近くのJAF支部・事務所へ持参または郵送してください。掲載のない窓口での受付は行っ ていませんのでご注意ください。(各支部・事務所の住所は15ページをご参照ください。)
【窓口受付】
1受付時間は 9:00〜17:30です。
(土・日・祝日年末年始(12月28日(土)〜1月5日(日))は休業となります。) 2原則として「国際ライセンス(A、B、C、エントラント等)」の発給は 15ページ掲載の「○○本部」の表示がある支部のみで行います。詳 細はお問い合わせください。
1必ず「現金書留」にてお送りください。その際封筒表面に「ライセンス 更新」と明記してください。
2ライセンス許可証料に加え、必ず「健康自認書等の返送料 80円」 を同封してください。
裏面
<ライセンスがお手元に届いたら> あなたご自身が署名してください!!
ライセンスの裏面の署名欄には、かならずご本人が 署名してください。
2014年からデザインが変更されます。
署名してはじめてライセンスは有効となります。
※競技会の出場実績を確認する必要がある種類のライセンスについては、インターネットでの更新手続きは行っておりません。また、上級や推薦を伴 う申請については、お手数ですが、窓口へご来店いただくか現金書留による郵送にてお手続きくださいますようお願いいたします。
ライセンス作製の際にデータ化 して印刷しますので、鮮明な写 真をお使いください。
●カートドライバーライセンスの取得方法
カート国際A
◎カート国際B所持者で、申請前2年以内の選手権または競技会において、以下の何れかの成績を収めていること。 ・単一イベントとして開催されたCIK-FIA選手権、トロフィー、またはカップの参加者中、上位33%にランクされていること。(上位33%のドライバー数が、選手権 決勝戦出場者34名を超えた場合は、クオリファイングヒートの中間着順に基づいて、国際Aライセンス候補者を選定する。)
・シリーズ戦として開催されたCIK-FIA選手権、トロフィー、またはカップの最終ランキングで得点を得ていること。 ・3つの国際競技会の参加者中、上位33%以内に入賞していること。ただしこの場合、国際Bライセンス取得後に得た実績とする。
カート国際B
◎カート国際C(ジュニア国際)取得後、申請前24ヵ月以内に全日本選手権および/または国際イベントにおいて、上位10位以内に少なくとも3回入賞。
☆カート国際C所持者でカート国際B講習会を受講し合格した者。
□カート国際C(ジュニア国際)所持者で、公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで審査を受け承認された者。
カート国際C (15歳~)
◆ジュニア国際所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給 できる。
◎カート国内A(ジュニアA)取得後、申請前24ヵ月以内に格式準国内の 競技会に4回以上出場。または、格式国内の競技会に2回以上、もし くは全日本選手権の競技会に1回以上出場。なお格式準国内と国内 を組み合わせる場合は合計3回以上。
☆カート国内A所持者でカート国際C(ジュニア国際)講習会を受講し合 格した者。
□カート国内A所持者で公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで 審査を受け承認された者。
カート国内A (15歳~)
◆ジュニアA所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給できる。
◎カート国内B(ジュニアB)所持者でライセンス取得後、申請 前24ヵ月以内に格式制限付の競技会に2回以上出場。または、 格式準国内以上の競技会に1回以上出場。
□カート国内B所持者で加盟/公認カートクラブ代表者の推薦を受けた者 □加盟/公認カートクラブの会員で、当該クラブ代表者の推薦を受け、 JAFで審査を受け承認された者。ただし、18歳未満の者は、親権者の 承諾を必要とする。
また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。
カート国内B (15歳~)
◆ジュニアB所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給できる。
◎JAF登録カートクラブ・団体が主催するクローズド競技会に1回以上 出場した者。
☆カート国内B(ジュニアB)講習会を受講し合格した者。
□準加盟/加盟/公認カートクラブの会員で当該クラブ代表者の推薦 を受けた者、または加盟/公認カートコース団体の代表者の推薦を受 けた者。ただし、18歳未満の者は、親権者の承諾を必要とする。 また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。
◎競技実績による上級 □推薦による取得・上級
☆講習会受講による取得 ◆年齢制限解除による取得
※発給年齢の詳細は、「カートライセンス発給規定」を参照のこと。
●カート国際A・B・Cドライバーライセンス更新の条件
ジュニア国際(13歳~14歳)
◎ジュニアA取得後、申請前24ヵ月以内に格式(ジュニア)準国内の競 技会に4回以上、もしくはジュニア選手権の競技会に2回以上出場。 または、格式ジュニア国内の競技会に2回以上出場。なお格式(ジュ ニア)準国内とジュニア国内を組合せる場合は合計で3回以上。
☆ジュニアA所持者でカート国際C(ジュニア国際)講習会を受講し合格 した者。
□ジュニアA所持者で公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで審 査を受け承認された者。
ジュニアA (12歳~14歳)
◎ジュニアB所持者でライセンス取得後、申請前24ヵ月以内に格式 制限付の競技会に2回以上出場。または、格式ジュニア準国内 以上の競技会に1回以上出場。
□カートジュニア国内B所持者で加盟/公認カートクラブ代表者の推薦 を受けた者。
□加盟/公認カートクラブの会員で、当該クラブ代表者の推薦を受け、 JAFで審査を受け承認された者。ただし、18歳未満の者は、親権者の 承諾を必要とする。
また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。
ジュニアB (10歳~14歳)
◎JAF登録カートクラブ・団体が主催するクローズド競技会に1回以上 出場した者。
☆カート国内B(ジュニアB)講習会を受講し合格した者。
□準加盟/加盟/公認カートクラブの会員で当該クラブ代表者の推薦 を受けた者、または加盟/公認カートコース団体の代表者の推薦を受 けた者。ただし、18歳未満の者は、親権者の承諾を必要とする。 また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。
注)ライセンス更新の際は該当する競技会出場実績が確認できる書類(競技結果、出場記録カード等)を必ず提出してください。
1.国際A
更新:ライセンス取得後3年の間にCIK選手権・トロフィ ・カップで6位以内入賞、もしくは5年以内にCIK選手権・トロフィ ・カップに最低1回参加したことがある場合、更新可。
以上の条件を満たさないドライバーは国際Aの資格を失うが下位等級のライセンスは取得可。
2.国際B
更新:ライセンス取得後2年以内に該当するカテゴリーの国際競技に1回以上参加、もしくは国際B上級の条件を満たしていること。
3.国際C
更新:条件なし。(国内A、国内Bと同様の取り扱い)
●カートオフィシャルライセンスの上級申請条件
・JAFの会員でJAFカートオフィ シャルライセンス3級講習会 を受講し、試験に合格した 者。
・準加盟/加盟/公認カート クラブまたは加盟/公認カ ートコース団体の代表者の 推薦を受けた者。
また、被推薦者はJAF国内 カート競技規則集を購入す ること。
・3級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式制限付の競技会で2回以上の監督役務を含む、 格式国内までの競技会(クローズドは除く)で 6回以上の当該役務を執行した実績のある者。
・3級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式制限付の競技会で1回以上の監督役務を含む、 格式国内までの競技会(クローズドは除く)で2回 以上の当該役務を執行した実績のある者で、カ トオフィシャル2級講習会を受講し、試験に合 格した者。
・加盟/公認カートクラブまたは公認カートコ ース団体の代表者の推薦を受け、JAFで審査 を受け承認された者。
・2級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の 格式準国内の競技会で2回以上の監督役務を 含む、すべての競技会(クローズドは除く)で6 回以上の当該役務を執行した実績のある者。 ・2級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式準国内の競技会で1回以上の監督役務を含む、 すべての競技会(クローズドは除く)で2回以上 の当該役務を執行した実績のある者で、カート オフィシャル1級講習会を受講し、試験に合格し た者。
・公認カートクラブまたは公認カートコース団体の 代表者の推薦を受け、JAFで審査を受け承認さ れた者。
2014年のJAF登録クラブ・団体の更新手続きが2013年12月2日 から始まりますので、下記の通りご案内いたします。
●取扱期間 2013年12月2日(月)〜2014年3月31日(月)
(上記申請期間を過ぎた場合は更新ができませんので、ご注意ください。)
●必要書類
※印:JAF所定の用紙を使用してください。
・所定用紙は全てA4サイズに統一しましたので、用紙がない場合は 各支部へご請求ください。
・従来どおり、「カートクラブ・団体登録申請書」の記載内容のうち登録 番号、クラブ・団体名称、略称、代表者氏名、連絡担当者氏名・住 所・電話番号は「JAF国内カート競技規則集」等に掲載いたします。
△印:従来の提出内容に変更がある場合のみ必要です。
【お知らせ】 ※必ずお読みください。
2013年からのカート競技諸規則の改正に伴い、JAF登録の カートクラブの取扱いについて、以下のとおり変更および追 加されておりますのでご注意ください。
��準加盟および加盟カートクラブの所属人数が変更されま した。
①準加盟カートクラブ所属員人数 → JAFカートドライバーライセンスもしくは、 オフィシャルライセンス所持者が�名以上 ②加盟カートクラブ所属員人数 → JAFカートドライバーライセンスもしくは、 オフィシャルライセンス所持者が10名以上 ��準加盟・加盟・�認カートクラブは、��で国内エント ラントライセンスの発給を受けることができます。
●申請料
注:更新時に格式変更(降格・昇格)を申請する場合は年度登 録申請料の他に別途加盟申請料が必要です。
●その他必要なもの 旧(2013年)登録印
●更新申請の受付場所 15ページに掲載のJAF各支部、各事務 所。
受付時間:土日祝日と年末年始 (12月28日(土)〜1月5日(日))を 除く9:00〜17:30。
なお、本取扱いにつきましては、クラブ登録申請時にご 記入済みの所定のカートライセンス交付申請書の提出を必 要とし、発給するライセンス表記名はJAF登録のクラブ名 称に限りま す。(新規申請の場合は、クラブ登録承認後に 発給いたします。)
また、国際エントラントライセンスの取得を希望する場 合は、国内エントラントライセンスとの差額の発給料を必 要とします。
ご注意:既にエントラントライセンスをJAF登録のクラブ名 で取得されている場合、そのライセンス更新手続き につきましては、必ずJAF窓口で行ってください。
JAFマイページでお手続きいただくと、全額有料と なってしまいます。
②西地域
競技会名称 開催日
�月��日 ��日 �
�月��日 ��日 �
�月�日 〜�日 �
�月�日 〜�日 �
�月��日 ��日 �
オーガナイザー
開催場所
ジュニアカート選手権 FP-JrCadets部門西�� ��戦
ジュニアカート選手権 FP-JrCadets部門西�� ��戦
ジュニアカート選手権 FP-JrCadets部門西�� ��戦
ジュニアカート選手権 FP-JrCadets部門西�� ��戦
ジュニアカート選手権 FP-JrCadets部門西�� ��戦
③東西統一戦
琵琶湖スポーツランド 株式会社琵琶湖スポーツランド
中山カートウェイ 株式会社山陽スポーツランド
レーシングチームあかつき
共催)株式会社フェスティカ
レーシングチームあかつき 共催)オートパラダイス御殿場
フェスティカサーキット 瑞浪
オートパラダイス 御殿場
鈴鹿サーキット
国際南コース 鈴鹿モータースポーツクラブ
【格式:準国内】
開催場所 オーガナイザー 競技会名称 開催日
��月��日 ��日 �
株式会社モビリティランド ジュニアカート選手権 FP-JrCadets部門 東西統一戦
ツインリンクもてぎ 北ショートコース
11月12月 30日~1日
2013鈴鹿選手権シリーズ第7戦 カートレースINSUZUKA
格式A−国際/C−国内/D−準国内/E−制限付
●太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは10月25日までに本部にて受付したものです。
SMSC(059-378-3405)
FS-125 FCリブレ D E
鈴鹿サーキット国際南コース
8日
WAKO'Sスーパーカート岡山国際シリーズ第6戦
2013もてぎカートレース第6戦
2013TOYOTASLカートミーティング 幸田シリー ズ 第6戦 8日
NTCCUPRd6 15日
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
FS-125 D ㈱モビリティランド (0285-64-0200)RTA
FS-125 D TKR(0564-63-0840)
FS-125 D NTC(0436-36-3139)
岡山国際サーキット
12月 1日 ツインリンクもてぎ北ショートコー ス
幸田サーキットYRP桐山
新東京サーキット
全日本カート選手権KF1部門第5戦 (7月21日:茂原ツインサーキット)
3 53 柳澤宏至/中原祥雅 インプレッサWRXSTISpecC2:28'559
4 56 福永修/奥村久継 インプレッサWRXSTISpecC2:31'594
5 55 高山仁/竹藪英樹 インプレッサWRXSTI
6 59 今井聡/田中直哉 ランサーエボリューションIX
7 58 堀田信/馬場雄一 ランサーエボリューションX
8 62 小山恭志/木村祐介 インプレッサWRXSti
4 15 香川秀樹/浦雅史 elダンロップBRIGVTインテグラR1:05'471
5 28 濱井義郎/白水順一 BRIGDL/Raschインテグラ 1:06'228
6 26 池内しょうじ/郷右近孝雄 BFアクションDLシビックEG6 1:07'263
7 18 筒井克彦/石田祐一 マッハ車検ダンロップitzzS20001:07'267
8 22 松本琢史/萌抜浩史 ADVAN・BRIG・CSSP・ロータス1:08'041
9 20 曽根崇仁/桝谷知彦 PMU☆ダンロップ☆INGING861:08'048
1024 濱岡卓也/木暮久男 CUSCOADVANメナード DC21:08'224 JN2クラス 出走9台 PosNo Driver CarName Time
1 37 石田雅之/遠山裕美子 M-QUAD ADVANヴィッツ 1:04'296
2 29 川名賢/小坂典嵩
3
4
2:34'117
N1クラス 出走13台
Pos No Driver Carname Time
1 29 山本悠太 DL和弘ペンズITOインテグラ 01'33463
2 25 柴原学志 Tがれ速心伝衛門DLインテグラ 01'34447
3083坂井義浩 メープルFORTDLインテグラ 01'34958
4 28 森田英文 PZDLATSITOインテグラ 01'35198
5 85 竹本幸広 クスコDLフォルテインテグラ 01'35302
6086内藤修一 DL☆SPM☆WMインテグラR 01'35512
7 27 齊藤道夫 DLスプリントERSインテグラ 01'36308
8 21 広上徹 クアトロデゥエ インテグラ 01'36372
9 23 花見誠 DL田中自動車ガン鉄インテグラ 01'36590
1026 佐々木正 カモメSPMスターレットμ 01'36609
N2クラス 出走9台
Pos No Driver Carname Time
1072西田裕一 DLBOOBOWブーン×4 01'33113
2 36 福田貴一 SPヤマダKYBYHストーリア 01'35977
3075宮木健郎 SP山田シビエくす子DLブーン 01'36120
4 34 堀内隆 STB☆KYB☆DLストーリア 01'36187
5071伊藤益弘 BOOBOW・DL・ブーン×4 01'36228
6 35 原靖彦 TMワークスバーダルストーリア 01'37526
7076内海晋作 itzzデイトナDLストーリア 01'38600
8 33 佐藤宏和 レスポキヨハラストーリア 01'42715
N3クラス 出走22台
Pos No Driver Carname Time
1062北島広実 スマッシュDLitzzランサー 01'29871
2063北條倫史 DLシーンitzzTAランサー 01'30785
3 48 小関高幸 KIT-YHインプレッサ 01'30786
4064赤羽政幸 メープルスポーツDLランサーX01'31300
5 54 須田行雄 Sマジック須田DLランサー 01'31530
6 46 五十嵐貴右 DLワコーズAKTランサーX 01'32085
7066信田政晴 HK☆テイン☆DLランサー 01'32132
8 56 伊藤久 RZフォルテックDLランサー 01'32763
9 55 影山浩一郎 ENEOSitzzDLランサー 01'32838
1047 矢本裕之 河童Motys北浦運送ランサー 01'32878
SA1クラス 出走13台
Pos No Driver Carname Time
1054岡田晋吾 J&SKYBWMYHシビック 01'34661
2055飯島千尋 スーパーG神速☆DLシビック 01'35137
3053稲葉幸嗣 メープルFORTDLインテグラ 01'35354
4 68 中島孝恭 ヨコハマブリッドインテグラFT 01'35774
5 64 平澤宏美 TRSグラスホッパーミラージュ 01'36206
6 69 水野喜文 ASHアッスルDLインテグラ 01'36519
7 70 大栗一也 DL速心OKCガレクロシビック 01'37967
8 67 河石潤 ニューテックDLモベルNSX 01'38743
9 71 岩澤研一 TRS飛蝗ミラージュ 01'39101
1066 伏見利昭 工藤ホンダあうんDLシビック 01'39657
SA2クラス 出走27台
Pos No Driver Carname Time
1041北村和浩 MJトレーディングDLランサー 01'31428
2 90 川村永二 SPMDL堀部スピードランサー 01'31509
3044田上正彦 DLブリッドCMSCランサー 01'31887
4 96 大西康弘 アドバンテインF-1ランサー 01'32482
5 92 林軍市 ヨコハマKYBファジーランサー 01'32840
6042荒井信介 クスコヨコハマitzzランサー 01'32849
7 95 松波克知 DLSPMマグナムWMランサー 01'32866
8 94 星野悟 中越清掃社SP山田MRランサー 01'33006
9 88 青木辰之 TAエクセディDLFTランサー 01'33045
10045岡島和也 ADVANトラストランサー 01'33541
SC1クラス 出走13台
Pos.No. Driver Carname Time
1031工藤清美 工藤ホンダDLワコーズシビック 01'36920
2106山崎迅人 DLミクロゲンジンミラージュ 01'37236
3108大西雅也 アクセントBプロテックシビック 01'37760
4109前田幸男 DL NO-MARK ΩMR2 01'37871 5034田口都一 SP山田ヨコハマツインランサー 01'38199
SC3クラス 出走16台 Pos No Driver Carname Time
1126炭山裕矢 CUSCO ADVANランサー 01'30826
2016田口勝彦 HKSマッドクロックランサー 01'31336
3014丹羽政彦 FORTECジールDLランサー 01'31348 4012梶岡悟 DLレイズingsランサー 01'31772 5011吉村修 FORTECナビクDLランサー 01'32128 6013平塚忠博 スマッシュダンロップランサー 01'32289 7125磯貝雄一 ZEAL MJ-T ランサーX 01'32481
5 36 森田英文 PZDLATSITOインテグラ 01'52602
6 31 花見誠 DL田中自動車ガン鉄インテグラ 01'53105
7 34 佐々木正 カモメSPMスターレットμ 01'53396
8 29 広上徹 クアトロデゥエ インテグラ 01'53403
9 35 齊藤道夫 DLスプリントERSインテグラ 01'53412 1032 前田蔵人 和クスコ住鉱ペンズインテグラμ 01'53592 N2クラス 出走8台 Pos No Driver Carname Time 1072西田裕一 DL・BOOBOWブーンX4 01'50676 2071伊藤益弘 BOOBOW DLブーンX4 01'51763 3076内海晋作
JAF九州ラリー選手権第7戦/JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第7戦/ EAST九州2013[JAF公認No.2013-5045]
開催日:10月20日 開催場所:大分 格式:準国内 主催:RC-大分[クラブ登録No.加盟44005] レポート/JAFスポーツ編集部 フォト/西野キヨシ
全8戦で争われる今年のJAF九州ラリー選手 権も、あと2戦を残すのみとなった。第7戦の舞 台として選ばれたのは、大分県の東海岸に位置す る臼杵市を起点とした140キロからなるターマッ クのコース。
ドライバーたちが異口同音で口にしたのは、場 所によって異なる路面状態をつかみきる難しさ。 雨に見舞われた今回、コース前半と後半に現れる、 きれいなアスファルト路面が特に滑りやすかった と言う。逆にこの部分をどう自分のものにして攻 め切れたかが、勝負の分かれ目になった感が強い。
3000cc以上の車両で競われるHCクラスは、 三宅博之/平田満明組のインプレッサが、津野裕 宜組のランサーを振り切り見事に優勝を飾った。
第1ステージでは星野元組ランサーを交えた三
で、気持ち的に楽だった」(三宅選手)と 精神的な余裕もあって逃げ切った。
雨に泣いたチームもある中で、「今回の雨は自 分にとって、いい方向に向かった」という三宅選 手は、「実はクルマの仕上がりはもう一つだった んですが、雨がそのハンディを消してくれた」と 振り返る。三宅選手と平田選手はこの勝利で、そ れぞれの部門でポイントランキングのトップに立 った。
HBクラスでは、平原慎太郎/岩下知生組のレ ビンが今シーズン2勝めを飾り、最終戦でのチャ ンピオン争いに名乗りを上げた。平原選手は、 「このコースは十数年前のダート時代に走って以 来でした。路面の舗装状態が場所により全然違う し、運転はとても難しかったです。第1ステージ は新開(雅寛)選手との接戦になりましたが、振り 切って勝つことができたのは、ナビの岩下選手の
サポートのおかげです」とパートナーに感謝した。 平原選手を含む3名が2ポイント差で迎える最終 戦の戦いに、ますます目が離せなくなった。
またHAクラスでは、ナビゲーター部門で現在 ランキング2位につける後藤章文選手が、今シー ズン初めてドライバーとして出場し、序盤から築 いたリードを守り抜いて勝利を上げた。その勝因 を「クルマのセッティングが決まったのと、雨が 降ってよく滑る路面だったので、あえて抑えよう とせず滑らせて攻めていったのがよかったのかも しれません」と自身の勝利を分析した。
選手権外のクラスに目を向けると、S1クラスで は白土辰美組アルトが、S2クラスは濱一史組ラン サーが、オープンクラスでは北垣恵一組ヴィッツ がそれぞれ勝利を上げた。
HBクラスは平原慎太郎/岩下知生組が逃げ切って優勝。2.HAクラス3位に入ったのは三苫和義組。3.HCクラス 3位は星野元組。4〜9. 各クラス上位入賞者の皆さん。上段左からHA、HB、HC、S1、S2、オープン。10.HAクラ ス4位は後藤文典組。11.S1クラス2位は日高重貴組。12.オープンクラスは北垣恵一組が勝利。13. 第4戦優勝の 西高志組がHAクラス2位に。14.HCクラスの2位には津野裕宣組が。15.S1クラスの優勝は白土辰美組。16.S2 HAクラスは久々にドライバーとして出場した後藤章文/戸次祐太郎組が制した。
DIREZZA CUP ジムカーナフェスティバル[JAF公認No.2013-3123] 開催日:10月6日 開催場所:名阪スポーツランドCコース 格式:準国内 主催:LAZY W.S[クラブ登録No.加盟27022]
JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ第8戦 DIREZZA CUP ジムカーナフェスティバル[JAF公認No.2013-3124] 開催日:10月6日 開催場所:名阪スポーツランドCコース 格式:地方 主催:R-7[クラブ登録No.加盟26009]、LAZY W.S[クラブ登録No.加盟27022] フォト&レポート/山口貴利
近畿地区のジムカーナ選手権は上級のチャンピ オンシリーズが全8戦、初中級のミドルシリーズ
も全8戦で開催される。その最終戦は同時開催と し、フェスティバルとして10月6日に名阪スポー
ツランドCコースにて140台を集め盛大に開催さ れた。当日は雨の予報もあったが競技開始から晴 れ渡り、ドライコンディションの下、競技は進行 した。 近畿独自と言ってもいい軽自動車のB1クラス はまだチャンピオンが確定していないクラス。2年 連続チャンピオンのよこ山弘之選手と藤林伸吉選 手の一騎打ちだ。ここにかつてのチャンピオン大 原秀樹選手が乱入し二人の勝敗の行方を左右し
B2で2位の百谷泰正選手が今年のチャンプ。2.N1で2位の吉 村治利選手。3. 藤本秀樹選手がN2で2位獲得。4. 全日本参戦の 大橋渡選手がN4で2位。5.PN1の2位は道下貴広選手。6.B1よ こ山弘之選手は2位で惜しくもチャンプを逃す。7. ベテラン多田 安男選手がN2優勝。8.S1は松浦好晃選手が2位。9.B2クラス はチャンプ百谷選手を退け猪口幸治選手が優勝。 はブラボーヒロセ選手が満点チャンプ。
藤林伸吉アルトが接戦を制し、3年ぶりのV獲得
12.S2で2位を獲得したのは石森章太郎選手。
15.N1では今季2勝目の高田真行選手。16.NB2優勝は辻重康選手。17.GT-4WD優勝は西田秀造選手。
レディースは辰巳知佳選手が全戦優勝。20.N4は飯坂忠司選手が全日本の貫録で優勝。
PN1優勝は山本貴嗣選手。22. チャンピオン西村信哉選手がPN3優勝。23. 島田昌典選手がS1で今季5勝目。24.S2は100分の7秒差 で宮里佳明選手が接戦を制した。25〜29. 左からB1,N2,S2,GT-1500,GT-RWDクラス上位入賞の皆さん。30.S3の2位は乗り換えた車に手 こずったチャンピオン辰巳浩之選手。31.GT-4WDの江口裕史選手は2位獲得。32.18台がエントリーしたGT-1500で2位に入った藤井直樹 選手。33.GT-FWDの2位は中井雅也選手。34.GT-RWDは川西努選手が2位。35.NB2の阪本壮一選手は100分の8秒差で惜しくも2位。
かねない。しかし、大原選手は脱輪とミスコース から最下位に終わってしまった。
そんな中、唯一の四輪駆動車に乗る藤林選手 が苦手のターンを絶妙に回り、第1ヒートで2番 手以下を1秒以上離すベストタイムを出した。第
2ヒートでよこ山選手も果敢にアタック。しかし 藤林選手のタイムにはわずかに及ばず2位に終わ った。この結果、藤林選手が3年ぶりにチャンピ オンに輝いた。
N2クラスのチャンピオン争いも、かつて全日 本選手権で大活躍し、最近復活してきた多田安男 選手と、このところシリーズ2位続きで今年こそ
チャンピオンが欲しい前田忍選手の一騎打ちとな った。しかしその前田選手をアクシデントが襲う。
「ブレーキのタッチがおかしいと思ったら、ハブ が緩んでいた」とタイムロス。そのため第1ヒート は、多田選手が余裕のベストタイム。第2ヒート に入って、多田選手はさらにタイムアップ。ラス トゼッケンの前田選手はシフトミスを犯し僅かに タイムを上げただけにとどまり、多田選手が優勝。
クラスは違えど2年ぶりにチャンピオンに輝いた。
多田選手は「今年は飯島(かつこ)選手に3連敗
し苦しんだ。全日本にも出たけどタイム差が大き すぎて(笑)。JAFカップでタイム差がどれだけ詰 まるかですね」と淡々と語っていた。また、今回2 位に入賞した藤本秀樹選手は今年初参戦。昨年 まではN1.5クラスに出場しており2011年のチャ ンピオンだった選手だ。マシンを変えて挑戦し、 実力の片りんを見せて初入賞した。
S2クラスは、昨年のチャンピオン吉川寛志選 手と宮里佳明選手のチャンピオン争いだ。しかし、 このクラスは他のクラスからチャンピオン経験の ある実力選手が集結する、混戦のクラスなのだ。
第1ヒートは2番手石森章太郎選手にコンマ差 で宮里選手がベストタイムを叩き出し吉川選手は3 番手。第2ヒートは全選手が逆転を目指して果敢 にアタックするが、ほとんどの選手がなぜかタイム ダウン。宮里選手が逃げ切りで優勝を果たし、ジ ムカーナ10年めにして初のタイトルとなった。
「10年やってきて初チャンピオンなので本当にう れしいです。最高の年になりました」とニッコリ。
敗れた吉川選手は「良い勝負が1年できました。 面白かったです。でも最後に取れなかったのは 100倍悔しいです」とガックリしていた。また、今 回2位に入賞した石森選手も「悔しいです。後半
でタイムを落としたので、第1ヒートから決めら れるように走らないとダメですね」と反省していた。
一方ミドルシリーズは、GT4クラスのみチャン ピオンが決まっていなかった。3勝を挙げている藤 本恭隆選手と、2勝ずつの江口裕史選手と西田秀 造選手の3人が候補だ。藤本選手が抜け出てい るように見えるが、結局はこの競技会で優勝した 選手がチャンピオンになる。
第1ヒートはそれまでシリーズ3番手のポイン トを獲得している西田選手がベストタイム。2番手 に江口選手と続き、リーダーの藤本選手はフリー ターンに悩み、5番手と振るわない。
第2ヒートに入り西田選手がさらにタイムアッ プ。続く江口選手は痛恨のパイロンタッチで幻の ベストタイム。ラストゼッケンの藤本選手は苦手 の左ターンから右ターンへ変えて挑戦。しかし後 半セクションのターンで大アンダーを出し、僅か なタイムアップに終わり5位。シリーズ3位とな った。
優勝は西田選手。「ターンでロスを少なく回れ た。フリーターンだったことが助かりました」と逆 転V獲得を喜んだ。2位の江口選手は「悔しくて寝 られそうにありません」と肩を落としていた。
西日本ダートフェスの今年の舞台に選ばれたの は福井のオートパーク今庄。中部、近畿、中国、 四国そして九州と、各JMRCシリーズの上位ラ ンカー達、108名が接戦を展開した。
9月に行われた全日本同様、雨となった今回の 一戦。午後になって雨の量が減ったことが影響し たか、後半のクラスは2本め勝負の様相となった が、前半の5クラスはすべてヒート1のタイムが 優勝タイムに。全日本では敢えてドライタイヤで 勝負に出て勝利を飾ったドライバーもいたが、今 回は泥が雨で流されずに随所に残るコンディショ ンとなったこともあって、ヒート2はウェットタイ
ヤを選択したドライバーが多かったようだ。
連続するブラインドコーナーと独特の路面を持 つだけに、今庄は遠征ドライバーにはなかなか攻 略の難しいコース。今回は加えて雨が降り続いた こともあって、結果的には地元中部勢が各クラス で速さを見せる形になった。N1クラスは全日本に 今年はスポット参戦した前田蔵人選手がヒート1 のタイムでぶっちぎって2WD最速タイムをマー クした。 「タイヤは2本とも74です。全日本の時よりも 路面が“緩かった”ので74じゃないと無理だった でしょうね。地元と言ってもここは今年で3回め です。1本めは気持ちよく走れましたが、ゴール前 でオーバーランしてるんで、回りの人達がミスっ
てくれての勝ちだと思います」
S2クラスでは北陸地区期待の若手、崎山晶選 手がヒート1の3位から見事な逆転優勝を飾った。 「難しい路面でしたけど、昼の慣熟歩行でライン を決め込んでウェットタイヤで行ったら、その通 り走れた感じでした」と振り返った崎山選手は、 シーズン序盤、愛車のEKシビックを地区戦で転 倒させたため、新たにEG6シビックを作って臨 んだ初戦で優勝。
幸先の良いリスタートを切ったが、「クルマが できたばっかりで今日も振れられたし、リアの動 きが唐突でまだ掴めないので、それは来年の課題 にします」とキッパリ。昨年スポット参戦した地区 戦で優勝したラリーについても「機会があればま た出たいです」と意欲を見せた。
一方、参加27台と今回一番の激戦区となった S4クラスは地元福井の木下恭兵選手が、ヒート1 の7番手から見事な逆転優勝を飾った。
「1本めドライで行ったら泥か浮いてる所でコン
Dクラスは北陸の若手、横井浩平選手が2本ともベストを奪っ N2クラスも中部の名手、堀内隆選手が優勝。3.S4ク ラスは木下恭兵選手がオーバーオールウィンを飾る見事なタイム RWDクラスは横内由充選手が2本とも2番手以下に大 差をつけて優勝。5.N3人見浩三選手は僅差の2位に。6.D2位入 賞の小川浩幸選手。7. 内堀英幸180SXはRWDで2位入賞。8.N1 松岡訓選手は3位入賞。9.S4で3位入賞の佐藤憲史選手。 RWDで3位入賞の久志本登喜男選手。11.S2杉田聡選手は3 19台がエントリーのS2クラスは北陸期待の若手、崎 山晶選手が優勝。13. 四国のS2浅野治行選手は2位に甘んじた。 S1クラスは今年からスイフトを駆る藤田哲也選手が優勝。 Lクラスは中島幸代選手が三つ巴の戦いを制した。16.S4で2
N3クラス入賞の各選手。19.S2クラス入賞の各選手。20.S4ク ラス入賞の各選手。21.Dクラス入賞の各選手。22.RWDクラス入賞の各選手。23. 地区対抗戦 を制した中部地区の皆さん。24.S3クラスはC73ランサーを駆った坂口嘉朋選手が優勝。25. で2位入賞の中西正吉選手。26.N1クラスは中部のインテグラマイスター前田蔵人選手が優勝。 27.N3クラスは九州の馬場一裕選手がヒート1のタイムで逃げ切った。
トロールできなかったので2本めは弱気になった ので(笑)、ウェットを履いたのが正解でしたね。 パワーのない自分のクルマはウェットタイヤの方 がバランスがいいみたいです。ドライ路面になっ てたら勝てなかったでしょうね」という木下選手は 2年間のブランクを経て今年復活した選手。 「今年後半はいい流れで締め括れたのでこの勢い
を来年に繋げたい」と 全開モードを取り戻した様子だった。このクラス、 GDBインプレッサを駆った近畿の雑賀崇選手が 木下選手とともに1分30秒の壁を破って2位に 入賞した。
中部勢圧倒的優位の中で気を吐いたのがN3ク ラスを制した九州の馬場一裕選手。ヒート1のベ ストタイムで、人見浩三、岡佐都史の近畿の強豪
勢を抑えきった。
「2年前の雨のここの全日本で履いたドライタイ ヤの感触が残ってたのが効きましたけど、やっぱ り地元の人達に抑え所を教えてもらったのが大き かったです」と振り返った馬場選手は西フェス7回 めで初優勝。「勝てそうで勝てなかっただけによ うやく勝てて嬉しいです。ここまで来てよかった」 と最後は安堵の表情を見せていた。
2013JMRC西日本ジムカーナフェスティバルin中国[JAF公認No.2013-4032] 開催日: 10月26〜27日 開催場所: TSタカタサーキット 格式: 準国内 主催: HINODE.C.[クラブ登録No.加盟34025] フォト/谷内寿隆 レポート/JAFスポーツ編集部
2013年のJMRC西日本ジムカーナフェスティ バルは広島TSタカタサーキットで開催され、118 台のエントラントが11のクラスに分かれて覇を競 った。
最初のクラスとなるNPN1クラス、続くNPN2 クラスを制したのは地元中国勢。昨年の西フェス でデミオに乗り換えた藤井雅裕選手と、スイフト を駆った原紺康治選手が優勝を飾った。
しかしBR部門へと戦いが移ると、近畿勢が3 クラスを完全制覇。続くBKクラスもアルトの関岡 優季選手が制して、近畿勢は4クラスを連覇した。
今回がタカタ初走行にも関わらず、BR1クラス を制した百谷泰正選手は「正直、ラインが掴めな くて悩みましたが、慣熟で一緒に歩いてくれた古 谷(哲也)さんから“ここ目がけて走れ”と言われた ラインで走ったらスッと行けました(笑)」と近畿の
1. ヒロショウヤ選手はNPN1で2位入賞。2. 仲田剛選手はBR1で3位入賞。3.NPN2で2位入賞の中島崇光選手。 スは地元の原紺康治選手が優勝。5.NPN1クラスは藤井雅裕選手がヒート1のタイムで逃げ切った。 裕史選手がヒート1の2位から逆転優勝を飾った。
大先輩に感謝しきり。
「最後のパイロンがグリップが変化する感じで失 敗しやすかったので、前半、ともかく最短距離を 走ることを意識して走りを組み立てたのが良かっ たと思います」
一方同じ近畿の吉村龍雄選手はBR2クラスを 制した。このBR1、BR2の両クラスは近畿勢が表 彰台も独占。「吉村選手とは近畿のシリーズでは 同じ2WDのクラスになるんで普段はライバルな
ジムカーナ2年めの江口裕史選手が西フェスを初制覇!
16.
選手は近畿快進撃の理由を説明してくれた。
ジムカーナを始めた昨年、いきなり西フェスで 2位に入り、注目を集めた同じ近畿の江口裕史選 手は、ヒート2でぶっちぎりのベストを叩き出し て初優勝の快挙を達成した。
「路面が変わるような所にも合わせた走り方がで きました。最後の8の字も1本めよりコンパクト に回れたのがタイムアップに繋がったと思います が、一番のポイントは奥から上がってくる右コー ナーを踏んでいけるように、向きの変え方とかを 考えたのが効いたかなと思います」
大舞台は制したものの、今年は地区戦、ミドル シリーズともにタイトルは奪えなかっただけに「気
持よくシーズンが終われてよかったです」と笑顔 を見せていた。
NSA部門では全日本にも参戦する強豪達が貫 禄を見せた。NSA1クラスでは中国期待の若手、 小林規敏選手がオーバーオールウィンもさらう見 事なタイムで優勝。
「今回はSA車両でダブルエント リーさせてもらっての参戦でした が、2本めにようやく帳尻を合わせ られた感じですね。普段乗ってい るN車両とはまた違った楽しさが ありました。オーバーオールは狙 っていたので素直に嬉しいです」
と全日本ドライバーの貫禄を見せた。
NSA2クラスでは全日本での優勝経験も持つ 寺嶋貴洋選手が、関東育ちらしく、後半のパイロ ンセクションでライバルを引き離して優勝。Wエ ントリーした奥様の恵子選手もLクラスを制して、 見事なアベック優勝を果たしている。
また同じくレディスの杏子選手はSCDクラス で見事な優勝を飾った。中部勢はこのほかNSA3 クラスの山梨俊二選手も優勝。後半の5クラス中
長野県ダートトライアルチャンピオンシリーズ第6戦
2013水芭蕉ダートトライアル[JAF公認No.2013-1722]
開催日:10月20日 開催場所:モーターランド野沢 格式:地方 主催:水芭蕉[クラブ登録No.加盟20022] モーターランド野沢オートクロスシリーズ第5戦
2013オートクロスフェスティバル[JAF公認No.2013-1721]
開催日:10月20日 開催場所:モーターランド野沢 格式:地方 主催:水芭蕉[クラブ登録No.加盟20022]、 RT-はと車[クラブ登録No.加盟20048]、ROAD-KNIGHT[クラブ登録No.加盟20012]
フォト&レポート/友田宏之
モーターランド野沢を舞台に全6戦で争われる 長野県ダートトライアルチャンピオンシリーズ。
その最終戦が10月20日に開催された。
2011年の地震により崩落した野沢の「バックス トレート」も今シーズンより復活。今回もそのバッ クストレートを使用し、前半は高速区間、後半は インフィールドのテクニカルと野沢をフルに使っ たコースが設定された。
天候は、今年は好天に恵まれた事が少なかった という同シリーズだが、最終戦の当日も朝からあい にくの雨模様。コース箇所によっては激しい水し ぶきが上がるヘビーウェット路面での戦いとなった が、路面コンディションが変わらなかったせいか、 第2ヒートはおおむねタイムアップ傾向にあり、各 クラスで逆転を賭けた接戦が繰り広げられた。
毎戦、最多参加台数で人気のクラス2は今回も 出走19台と盛況。FFと4WDの混走で車種も 様々だが、その中、第2ヒートで逆転優勝を決め たのがラストゼッケン、ブーンを駆る北田豊選手。 第1ヒートの自己のタイムを4秒詰め、それまで の暫定トップ足立正明選手のタイムを2秒更新し て優勝を飾った。
「1本めはフロントガラスが曇ってしまって、ほと んど前が見えない状態でした。おまけに足もつっ てしまって散々で(笑)」と北田選手。この勝利で シリーズ順位も2位が確定した。
一方、第1ヒートのタイムを守り切っての優勝 はクラス3のコロリンマクレー選手。「2本めは水 を吸ってしまったようで、急にエンジンが吹けな くなったのでリタイヤしました。1本めはタイムを 残そうと手堅く走ったの ですが、適度に抑えたの が今日の路面に合ってい たのかなと思います」と勝
1. 参加19台と賑わいを見せたクラス2は北田豊選手が逆転 勝ちを収めた。2. 併催のオートクロスシリーズも最終戦。ク ラス1は手前の青木隆広選手が優勝。
因を語った。
そしてクラス1は、第1ヒートはミスコースだっ た池田裕和選手が逆転で制し、今季3勝めをあげ た。「ミスコースは今年初めてですね(笑)。2本め でイケるとは思ってましたが、何が起こるかわか りませんので、とりあえず勝てて良かったです (笑)」と野沢スペシャリストが貫禄の優勝で今シー ズンのチャンピオンも決めた。
また、同日に今季2戦めとなるオートクロスも 開催。出走台数は少々寂しかったが「近年はこう いった状況が続いてますが、なんとか存続させた いという思いで参加してます」という青木隆広選 手がクラス1では優勝。クラス2は内川清友選手 が優勝した。
3. クラス3で6位の小林俊文選手。4. 飯田清明選手はクラス2で5位。5. クラス1で3位入賞の石 井克典選手。6. 峯岸伸也選手はクラス2で6位。7. オートクロスクラス2で優勝の内川清友選手。 8. クラス3で5位の柳澤直美選手。9. クラス2入賞の皆さん。10. クラス3入賞の皆さん。11. クラ ス1入賞の皆さん。12. オートクロス入賞の皆さん。13.ヒート1のミスコースを挽回して優勝のクラ クラス2で2位入賞の足立正明選手。15. ヨレヨレトモキ選手はクラス3で2 クラス3はコロリンマクレー選手がヒート1のタイムで逃げ切った。17. 中島伸一選手は 原沢直樹選手はクラス3で4位入賞。19. 飯島千尋選手はクラス2で4 クラス2で3位入賞の西村剛選手。21.望月善雄選手はクラス1で2位を獲得。
レポート/鈴木和夫 フォト/山本佳吾
数少ない若者ということでパド ックでも人気者だが、来年は全 日本へシフト。勝負を賭ける。
いたら、と思うと悔しい」という答え が帰ってきた。 の眼はもう来シーズンに向かっているけられるようになりましたから」。そでも良かった。あれから随分と声をか「でも顔と名前を覚えてもらっただけ ようだ。
うのが本人の感想。悔しかった理由を「嬉しかったけど、悔しかった」とい 聞くと、 ーでまっすぐ行ってしまったんですよ。「ギャラリーコーナーの内側のコーナ 1 秒半はロスしたと思う。もしかして
めでチャンピオンを獲ってしまった。 めていた全日本に晴れてデビューとなそれゆえ、地区戦を獲ったら出ると決 ったわけだ。
にすぐには手なづけられなかったが、 「何が何だか分からないうちに」
われた全日本ダートトライアル選手権 第
部門に参戦した目黒は全日本
戦。ビッグネームがひしめく最速 の
では数年前から知られていた、この若 者の名が一躍、全国に轟いたのが、 9
月 1 日、福井のオートパーク今庄で行
ースポーツショップ、「スコーチ」で目黒亮。普段は新潟県三条市のモータ大口を叩いた(!)ドライバーの名は 働く 23 歳の若者だ。 そのアグレッシブな走りで地元関東
めにして何と 2 位をもぎ取ったのだ。
掘り起こしてきたダートラドライバーだが、今回は雪国新潟から当編集部が を紹介しよう。 「いよいよ、俺の番ですね!」 取材の旨を伝えると開口一番、そう
若者達を紹介してきたこの企画のところ、自ら売り込んできた
いいクルマに乗って盛り上げていきたも減っているんで、まず自分がカッコシリーズも参加台数が減って競技人口ら、選んだんですよ。いま地元の新潟が一番自分にはカッコいいクルマだかかったんです」 倍以上のパワーを誇る D 車はさすが
「速いし、音も凄いし、やっぱりり換えて周囲を驚かせた。
してくるライバル達を返り討ちに遭ルの走りでトライアルゾーンに遠征わせてきたが、昨年、
FF らしからぬ鋭いドリフトアング
ライビングスタイルが知らぬ間に身ースで育ったことで、度胸満点のド に着いた。 免許を取ってすぐにライセンスを 取得。
ミラージュを駆り、
D 車に突如乗
1年
D 車
ンプを獲った宮入友秀がまずは目標だ。 「宮入さんと勝負できるのが楽しみでる競技にしないと」
は門前は今庄へのいい下準備だったと いえる。 同世代の竹本選手や山本選手と一緒に、「来年は全日本に専念します。そしてでもこれでいいとは思ってないですよ。り上がってたかがイメージできない。というけど、若い僕には、逆に何で盛う。「皆、昔はもっと盛り上がってたダートラを盛り上げていきたい」とい 若い僕らが何とかしないと」
同じ関東出身で若くして
ろじゃなかった」と 6 位。その意味で
ダートトライアルドライバー 目黒亮 23 歳
車のチャ
いま一番乗って見たいクルマは?:シトロエンDS3 WRC。VWの方が速いけ どカラーリングがカッコいいから。
尊敬するドライバーは?:一杯いますが、年令が近いという意味では宮入さん、 (炭山)裕矢さん。裕矢さんにはこの前サインもらえたんで感激しました。
出てみたいモータースポーツイベントは?:WRCのNZラリーかラリーオースト ラリア。ハイスピードラリーが大好きです。
将来の夢は?:アメリカに行ってXゲームに出ること。有力チームから誘われた
いです(笑)
全日本ダートラの激戦区Dクラスで いきなり2位。大有望新人、登場!
来年の カラーリングは もっと派手に します。 期待して下さい。