JAFスポーツ[モータースポーツ情報]









JAF MOTOR SPORTS

第47巻 第9号 2013年11月1日発行(毎月1回1日発行)
1967年3月20日 第3種郵便物認可
JAF MOTOR SPORTS
第47巻 第9号 2013年11月1日発行(毎月1回1日発行)
1967年3月20日 第3種郵便物認可
2014年ライセンスへの更新の受付が、来る 11月から開始されます。更新の手続きに関する 詳細については四輪が12ページから、レーシン グカートは41ページから、それぞれ掲載してい ますのでご参照ください。
ライセンス更新申請書は30~31ページの間 に綴じ込んでいますので、ご活用ください。
また、インターネットからのライセンス更新も ご利用いただけますが、その際は、事前に『JAF マイページ』への登録が必要になります。JAFマ イページの登録や、ご利用方法などについての 詳細については、17ページで紹介していますの で、そちらをご参照ください。
世界ツーリングカー選手権(WTCC)に参戦す るホンダ・シビックがフル参戦初年度にして、 マニュファクチャラーズ選手権のタイトル獲得 を確定させる快挙を達成しました。
去る9月7~8日にアメリカで開催された第9 ラウンドで、タイトル獲得が目前に迫ったシビッ ク勢は第1レースでティアゴ・モンテイロ選手が 2位表彰台を獲得、続く第2レースではタルクィ ーニ選手が今季2勝めを挙げたほか、ノルベル ト・ミケリス選手が3位とポイントを稼ぎ、ホン ダは3ラウンドを残して初のマニファクチャラー ズタイトルを確定させました。
去る9月27日、FIAから2014年のフォーミュ ラ1世界選手権(F1)のカレンダーが発表されま した。
F1は3月16日、4年連続となるオーストラリア で開幕を迎え、11月30日の最終戦ブラジルまで、 史上最多となる22戦でチャンピオン争いが展開
スポーツランドSUGOで9月27~29日に開 催された全日本選手権スーパーフォーミュラ第6 戦は、KYGNUS SUNOCO Team LeMansのロ イック・デュバル選手が、ポール・トゥ・ウィン で今季初優勝を遂げました。
8台がリタイヤに追い込まれたサバイバルレ ースとなったこの一戦。4周を残して4度めのセ ーフティーカーがピットに戻っての再スタート後 は、トップのデュバル選手をアンドレ・ロッテラ ー選手がテール・トゥ・ノーズで追いかける熾 烈なバトルを展開。僅か0.41秒差でデュバル選 手がトップを死守しました。
ロッテラー選手に続く3位には山本尚貴選手 が入り、最終戦での逆転チャンプの可能性を残 しました。11/9-10に行われるその最終戦鈴鹿は ランキング首位のロッテラー選手と同2位のデ ュバル選手はWECと重なるため、欠場の予定。 チャンピオンを巡る戦いの行方が注目されるとこ ろです。
されることになりました。
おなじみのレギュラー国に加え、新規参入の ロシア、ニュージャージーに、オーストリア、メ キシコといった懐かしい国々の名前も見られる 2014年シーズン。
鈴鹿サーキットで開催される日本グランプリ は、10月12日開催の第18戦。新たに投入される 2ℓV6ターボエンジンのエキゾーストノートが鈴 鹿の空に轟くのが、今から楽しみです。
2014 FIA Formula1世界選手権カレンダー
ラウンド 開催日 開催国
第1戦 3/16 オーストラリア
第2戦 3/30 マレーシア
第3戦 4/6 バーレーン
第4戦 4/20 中国
第5戦 4/27 韓国(暫定)
第6戦 5/11 スペイン
第7戦 5/25 モナコ
第8戦 6/1 グランプリ・オブ・アメリカ (ニュージャージー)(暫定)
第9戦 6/8 カナダ
第10戦 6/22 オーストリア
第11戦 7/6 イギリス
第12戦 7/20 ドイツ
第13戦 7/27 ハンガリー
第14戦 8/24 ベルギー
第15戦 9/7 イタリア
第16戦 9/21 シンガポール
第17戦 10/5 ロシア
第18戦 10/12 日本
第19戦 10/26 アブダビ
第20戦 11/9 USA(オースティン)
第21戦 11/16 メキシコ(暫定)
第22戦 11/30 ブラジル
JAFモータースポーツFacebookページで は、競技会の情報やイベント開催予定を中心 に、モータースポーツファンの気になる情報 を発信しています。今回、Facebookの友達で レーシングチームを編成する診断アプリをリリ
ースしました。
あなたのチームにはどんなストーリーがある のか!?全国ランキングも診断します。期間は 11月6日までです。
ぜひお楽しみください。
レーシングチーム診断 http://fbcampaign.info/racing_team/ JAFモータースポーツFacebookページ https://www.facebook.com/jaf.motorsports
JAFモータースポーツFacebookページで 「レーシングチーム診断」アプリをお楽しみください
来る11月22日(金)~24日(日)、今年も『JAF Grand Prix SUPER GT & SUPER FORMULA FUJI SPRINT CUP』が富士スピードウェイに帰ってくる。
2010年に復活を遂げてから今年で4回めを迎える JAF GPは、日本のモータースポーツシーズンを締め 括るビッグイベント。スーパーフォーミュラ(SF)とスー パーGT(SGT)、日本の2大カテゴリーのレースを一度に 観戦できる唯一のイベントとして、モータスポーツファ ンにもすっかり定着しつつある。
シリーズ戦ではSFが最長300km、SGTは250~ 1,000kmで競われるレースに対し、JAF GPでは22周・ 約100kmのスプリントレース。ノンストップの短期決戦 とあってスタートからゴールまで、息つく暇もない熱戦 &ドラマが繰り広げられるのだ。
また、SFのSF13とSGTのGT500クラスの各マシ ンは、2014年から始まる新車両規則に基づいたニュー マシンが投入されるため、JAF GPがラストランとなる。 富士山の前を駆ける、これらのマシンたちの最後の雄姿 も必見だ。
併催レースは日本各地から腕達者の猛者たちが集う、 『2013年Formula4国土交通大臣杯 コンストラクター
Cup Vitz Race 2013 Grand Final』と、どれも見逃せないレースが目白押し。お腹いっ ぱいのレースウィークになること間違いなしだ!
今年もJAF GPへ駆けつけよう!
JAF Grand Prix SUPER GT & SUPER FORMULA FUJI SPRINT CUP 2013
11月22~24日 富士スピードウェイ(静岡県)
開催概要
●スケジュール/22日(金)ヴィッツレース予備予選&予選&コンソレーションレース
23日(土)SF予選、SUPERGT第1レース&第2レースフリー走行&予選・ 第1レース決勝、F4予選、ヴィッツレース決勝
24日(日)SF決勝、SUPERGT第2レース決勝、F4決勝、
●観戦料金/◆前売券(土日2日間有効)大人5,500円、ペア10,000円、中学生以下保護者同伴時無料、パドックパス・ ピットウォークパス込み15,500円
◆当日券(土日2日間有効)大人 6,500円、金曜のみ2,000円、中学生以下保護者同伴時無料 パドックパス(予定)土日 大人 11,000円、小中学生5,500円 ピットウォークパス 1日 大人2,000円、中学生以下保護者同伴時無料
●駐車料金/1日 4輪1,500円、2輪750円
●問合せ先/富士スピードウェイ(株) TEL.0550-78-1235
●ホームページ/http://www.fsw.tv/
全日本選手権スーパーフォーミュラ第7戦 鈴鹿サーキット 11月8~10日 鈴鹿サーキット(三重県)
2013.10/25 ~ 11/20
開催概要
●スケジュール/9日(土)予選 10日(日)決勝
●観戦料金/◆前売券(2日間有効)大人3,900円(ゆうえんちモートピアパスポート1日つき)、 3名10,500円、4名13,200円、5名15,600円、中高生1,600円(入場のみ)
◆当日券/土曜1,600円(ゆうえんち入園料)、日曜 大人4,200円・中高生1,600円
パドックパス(2日間有効)大人 6,000円、3歳~小学生1,500円
ピットウォークパス 大人1日2,000円、小学生以下無料
●駐車料金/1日 4輪1,000円、2輪500円
●問合せ先/SMSC TEL.059-378-3405
●ホームページ/http://www.suzukacircuit.jp/
全日本ラリー選手権第9戦 新城ラリー2013
ギャラリーステージ情報
10月25~27日 愛知県
サービス会場およびギャラリーステージは昨年の桜淵公園から新城総合運動公園に変更にな りました。ラリーパーク、ラリーショーなどのイベントも充実し、ターマックコースのSSが土 日とも2本観戦できます。特設駐車場はホームページを参照して下さい。
●観戦料金/無料 ※一部プレミアムパス(有料)専用観戦エリアを除く。
●駐車料金/特設駐車場3カ所 4輪 前売800円・当日1,000円、2輪未定 ※特設駐車場から新城総合運動公園までシャトルバス運行
●問合せ先/モンテカルロオートスポーツクラブ TEL.0561-63-0101
●ホームページ/http://masc.muse.weblife.me/
JAFカップオールジャパンジムカーナ JMRC全国オールスタージムカーナ 11月9~10日 幸田サーキットYRP桐山(愛知県) 開催概要
●スケジュール/9日(土)ゲートオープン9:00~ 10日(日)ゲートオープン7:00~ 第1ヒート8:30~
●観戦料金/◆前売券(2日間有効)大人1,800円、18歳以下無料 ◆当日券 大人 土曜1,000円・日曜2,000円、18歳以下無料 ●駐車料金/1日 4輪1,000円、2輪不可
●問合せ先/名古屋レーシングクラブ TEL.052-798-5621
●ホームページ/http://www.somos.jp/2013jafcup.htm
JAFカップオールジャパンダートトライアル JMRC全国オールスターダートトライアル in 関東 11月2~3日 丸和オートランド那須(栃木県) 開催概要 ●スケジュール/2日(土)ゲートオープン9:00~ 3日(日)ゲートオープン7:30~ 第1ヒート9:00~ ●観戦料金/◆当日券(日曜) 大人2,000円(プログラム代込み)、中学生以下無料 ●駐車料金/1日 4輪1,000円、2輪無料 ●問合せ先/M3ジャパン㈱内JAFCUP事務局 TEL.0287-68-0345 ●ホームページ/http://man-m3.com/event/JAF_CUP2013/index.htm
日本一決定戦』と『Netz
2013FIA世界ツーリングカー選手権[JAF公認No.2013-0014]
開催日:9月20~22日 開催場所:鈴鹿サーキット東コース 格式:国際 主催: SMSC[クラブ登録No.公認24001] レポート/はた☆なおゆき フォト/吉見幸夫
日本で開催されるようになって6年め、そ して鈴鹿サーキット東コースに舞台を移して から3年めとなる、WTCCこと世界ツーリン グカー選手権。
やはり一番の話題は、1年前に鈴鹿でデビ ューを果たしたホンダ・シビックがどう戦う か。スロバキアでの第5戦ではガブリエー レ・タルクィーニ選手が初優勝を飾ったばか りか、ティアゴ・モンテイロ選手とサテライ トチームから出場のノルベルト・ミケリス選 手によって表彰台を独占。また、アメリカ・ ソノマでの第18戦ではタルクィーニ選手が 2勝めを挙げ、ホンダはフル参戦初年度から マニュファクチャラーズタイトルを獲得する こととなった。
一方、ドライバーズタイトルは、シボレー がワークス活動を休止してなお、圧倒的な速 さを誇るクルーズを駆るイヴァン・ミューラー 選手が王手をかけて、もはや阻止できるのは タルクィーニ選手だけに。どうあれ、ホンダ が必勝体制で臨んでいたのは言うまでもない。
予選のQ1ではミューラー選手のトップを 許すも、ミケリス、タルクィーニ、モンテイ ロの順で続いて好発進を果たすも、続くQ2 ではタルクィーニ選手がコースアウトして8 番手に留まり、モンテイロ選手も6番手とホ
ンダワークス勢がリズムを欠いた中、なんと ミケリス選手がポールポジションを獲得す
る。決勝レース1でもミケリス選手はスター トを決めて、2番手のアレックス・マクド ウォール選手を封じ込める。これに続いたの は絶妙のダッシュを見せたモンテイロ選手な がら、最終コーナーで痛恨のオーバーラン。 8番手に後退してしまう。
ひとり逃げるミケリス選手の後方では、マ クドウォール選手とミューラー選手、そして トム・チルトン選手が2番手を争い合う。だ が、このポジションを守ればチャンピオンが 決まるとあって、中盤以降のミューラー選手 はキープに徹したようで、その走りに激しさ は見られず。逆に激動の展開にしてしまった のが、ホンダワークス勢。先行車両を抜こう
1.レース1で2位入賞のマクドウ ォール選手。2. 今回の鈴鹿ラウン ドでチャンピオンを確定させたミ ューラー選手。来季はシトロエン ワークスでWRC王者ローブ選手 とコンビを組む。3.4.レース1で 見事なポールトゥフィニツシュを 飾ったミケルス選手。ホンダシビ ックにとっては凱旋を飾るにふさ わしい一戦となった。
として、モンテイロ選手がインカット防止用 のタイヤポッドに激突したのが18周め。次 の周には5番手を走っていたタルクィーニ選 手がS字でコースアウト。ともにリタイアを 余儀なくされる。そんなアクシデントをよそ に、ミケリス選手は今季初勝利。
トップ10がリバースグリッドとなるレー ス2は、WTCCの200戦めとしての開催に。 日本でもお馴染みのトム・コロネル選手が、 主役の座を射止めた。グリッドはメディ・ベ ナーニ選手に次ぐ2番手ながら、早々の仕掛 けが許されなかったのは、スタート直後の1 コーナーでミケリス選手とミューラー選手、 すなわちレース1の主役同士に接触があり、
5.6.WTCC初参戦でワークスシビックを駆った伊沢拓也選手。レース1ではグリッドから2つポジションを上げて12位でフィニッ シュするも、レース2ではリタイヤに終わった。7. 急遽、参戦決定の加納政樹選手は堅実なレース運びを見せてレース2では日本人 最上位となる16位でゴール。8. 昨年に続いての参戦となった吉本大樹選手だが、アンダーステアに悩まされて不完全燃焼の一戦 に。9.WTCCフル参戦の経験を生かした谷口行規選手は2レースとも17位完走を果たした。10.11.レース2のウィナーは日本でも お馴染みのコロネル選手。勝手知ったる鈴鹿で通算4度めの勝利を獲得。12.レース2で2位入賞のベナーニ選手。13. ホンダワー クスの一翼を担ったモンテイロ選手はレース2で、期待に応える3位でゴール。
黄旗が出されていたため。が、それが解除さ れるとコロネル選手は猛攻を重ね、17周めに はついにトップに躍り出る。これがWTCC 通算4勝めとなるコロネル選手は、そのうち 3勝が日本で挙げたものとあって、縁のよう
なものを感じずにはいられない。ベナーニ選 手に続く3位はモンテイロ選手が獲得。4位 にはタルクィーニ選手も入って、ホンダワー クス勢が少なからず意地を見せた。
また、今年のWTCCには当初、日本人ド ライバーは伊沢拓也選 手のみ出場するはずだ ったが、レースが近づ くにつれ、続々と駆け
は言うまでもなく、今季優勝経験を持つクル ーズを駆ることとなった吉本選手には、特に 期待が寄せられたのだが……。
伊沢選手がフリープラクティスの1回めで 2番手につけて気を吐くも、予選ではサスペ ンションのトラブルに見舞われ、あとコンマ 1秒足りず、14番手でQ2進出ならず。アン ダーステアに苦しむ吉本選手が17番手、加 納選手が21番手、そして谷口選手が24番手 から決勝に挑むことに。
その決勝でも、日本人ドライバーたちは本 領を発揮できなかった感は強い。レース1で 伊沢選手が、ふたつ順位をあげて12位でフ ィニッシュ。序盤は伊沢選手の前を走ってい た吉本選手は、依然としてアンダーステアが 解消せず、順位を落とし続けて18位に。レ ース2では伊沢選手が追突された後、燃料系 のトラブルで、吉本選手はタイヤのトラブル で、ともにリタイアを喫した。
一方で、谷口選手が2レースとも17位、 加納選手が19位と16位でしっかり完走を果 たし、結果を残すこととなった。
今シーズンからパッケージをリニューアル して復活したアジアン・ル・マン・シリーズ (AsLMS)の第2戦が9月20~22日、好天に 恵まれた富士スピードウェイで開催された。
富士3時間というレース名からも明らかな ように、今回は3時間の時間耐久レース。ゴ ールデンウィークに、ここ富士スピードウェ イで開催されたSUPER GT(S-GT)のシリ ーズ第2戦、500kmレースのレース時間が3 時間弱だったから、今回のレース距離も約 500kmになる。
となると2回ピットインの3スティントとい うのが基本のスタイルで、セーフティカーが 導入された場合などにいかに効率的に対処す るか、つまりチームの適応能力も試されるこ とになる。もっともコンディションは好天/ ドライと、雨や霧に悩まされることはなさそ うで、迫真の好バトルに期待が高まっていた。
クラス区分はル・マン24時間レースでも お馴染のLMP(ル・マン・プロト)2とGTE /GTC。そしてこの富士ラウンド1戦だけ の特例としてSUPER GTのGT300クラス に参戦しているマシンのためにSGTクラス が設けられている。総合優勝を争うのはもち ろん、2台のLMP2マシンだが、SGTクラス のバトルにも注目が集まっていた。
1.GTEクラス優勝を飾ったTAISAN KEN ENDLESSのフェラーリ458GTE。
マン決勝は3時間耐久として行われた。スタートからLMP2クラスの2台が、他クラスのマシンを大きく引き離していく。 ス表彰。左から2位OAK RACING、優勝KCMGの2チーム。5.GTEクラス優勝の飯田章/中野信治/密山祥吾の3選手(左から)。
予選でポールポジションを奪ったのは、や はりLMP2クラスでOAKレーシングの24号 車、モーガン・ジャッドを駆るコン・フー・ チェン選手が1分34秒253のポールタイム をマーク。開幕戦のウィナー、KCMGの18
号車、モーガン・ニッサンが僅差で続いた。
予選3番手からはSGTクラスが並ぶが、 そのトップにはチーム無限の16号車がつけ、
ARTAの55号車が続いてホンダCR-Z GT が最前列を独占した。GTCのトップは CRAFTレーシングの007号車で総合11番 手、ただ1台のGTEクラス、タイサン剣エ ンドレスの70号車は総合17番手からスター トする。 少し雲が出てきたが、引き続き秋晴れの空の 下、予定通り午後2時には決勝レースがスター
LMP2クラスはJ・ウィスロー/小泉洋史/リチャード・ ブラッドレー組のKCMGが優勝した。
主催:富士スピードウェイ㈱[団体登録No.公認13003]、FMC[クラブ登録No.公認 13008] フォト/服部真哉 レポート/原田了
GT300マシンが大挙参戦のSGTクラスは無限CR-Zが優勝を飾る2013 Asian Le Mans Series Round.2[JAF公認No.2013-0015] 開催日:9月20~22日 開催場所:富士スピードウェイ 格式:国際
6. 併催のインタープロトシリーズ第3戦ジェ ントルマンクラス入賞の3選手。7. 併催のラ ンボルギーニブランパンスーパートロフェオ アジアシリーズ第4戦レース2優勝のAfiq Yazid選手。8. インタープロトシリーズジェン トルマンクラスで2連勝の永井宏明選手。
トした。KCMG
の18号車を駆 る小泉洋史選手は、ポールスタートの24号車 が1コーナーで早めにブレーキングしたことか ら、その隙を突く格好でこれをパス。呆気なく 逆転し、トップを奪うことに成功する。
その後方では、武藤英紀選手のドライブす る16号車を先頭にSGTクラスの各車がバト ルを展開する。スタートの段階から武藤選手 はトップを行く2台のLMP2は眼中になか
ったようで、彼らとは充分な間隔を取った上 で、SGTクラスのバトルに専念することにな った。SGTクラスの各車に次いでGTE/ GTCの各車が続いたが、双方のグループは
トップに立った18号車は、 その後もペースを緩めること なく快調にラップを重ねてい く。8周めのセクター2ではス ピンもあったようで一度は5~6番手までポ ジションをダウンするが、持ち前の速さを活 かしてすぐにトップに返り咲いている。
その後方、総合3番手につけた16号車は SGTクラスをリードしていたが、5周を過ぎ た辺りからクラス3番手につけていたR&D SPORTの61号車、スバルBRZがペースを 上げ、前を行く55号車を猛プッシュ。12周 めの1コーナーでついに逆転を果たすと、今 度はトップを行く16号車を追撃にかかった。
両車の間隔はじわじわと詰まっていくが1 秒を切ったところで今 度は16号車がペースア ップ。さらに27周めに
9.GTCクラス表彰。左から2位AF CORSE、優勝CRAFT RACING、3位PACIFIC DIRECTION RA CING。10.SGTクラス表彰。左から2位GAINER、優勝TEAM MUGEN、3位R&D SPORT。11.SGT クラスはTEAM MUGEN武藤英紀/中山友貴組のCR-Zが優勝。12.SGTクラス3位入賞のR&D SP ORT。13.SGTクラス2位にはGAINERが喰い込んだ。14.GTCクラス2位入賞のAF CORSE。
15.PACIFIC DIRECTION RACINGはGTCクラス3位に入賞。16.GTCクラスはCRAFT RACINGフ ランク・ユー/リチャード・ライアン組のアストンマーチンヴァンテージGT3が優勝を飾った。
は、目前でバックマーカーがスピンする不運 もあり61号車は4番手に後退してしまった。
トップを行く18号車は快調なペースで周 回を重ね、最後の最後まで24号車に付け入 る隙を与えず、3時間を走りきってトップチ ェッカー。開幕戦に続いて2連勝を飾ること になった。
トップ2の後方でバトルを続けたSGTク ラスだが、こちらも最後の最後まで16号車 が優位を保ったままレースをコントロール。 中盤から2位につけて懸命にトップを追走 してきたGAINERの11号車、ベンツSLS GT3を7秒余りの差で振り切って初優勝。 “臨時ボーナス”の8ポイントを得てS-GTタ イトルに一歩近づいた。
GTCクラスも予選と同様に007号車がト ップチェッカー。ただ1台、GTEクラスで出 走した70号車もしっかり完走、総合12番手 でチェッカーを受けている。
JAFMOTORSPORTS
監修/一般社団法人日本自動車連盟
〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎0570-00-2811(ナビダイヤル) 発行所/(株)JAF出版社 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎03-5470-1711
発行人/茂木淳一
振替(東京)00100-1-88320 印刷所/凸版印刷株式会社
表紙/2013FIA世界ツーリングカー選手権
撮影/吉見幸夫
デザイン/鎌田僚、(株)スタジオーネ63
編集/(株)JAF出版社JAFスポーツ編集部 ☎03-5470-1712
●JAFからの公示・お知らせ●
12 2014年モータースポーツライセンス更新のご案内
17 JAFマイページのご案内
18 2014年クラブ・団体更新のご案内
18 2013年九州ラリー選手権カレンダーの変更について
19 耐火炎レーシングスーツのFIA公認の取り消しについて
19 国内スピード行事コースの新規公認について
19 JAF公認ロールケージ一覧
19 各種部品公認一覧
19 訃報
20 海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と 申請方法
20 2013JAFモータースポーツ表彰式のご案内
21 Aライセンス講習会日程
21 公認審判員講習会日程
41 2014年カートライセンス更新のご案内
45 2014年カートクラブ・団体の更新のご案内
[RACE]
6 2013FIA世界ツーリングカー選手権
8 2013AsianLeMansSeriesRound2
32 スーパー耐久シリーズ2013第6戦
スーパー耐久 鈴鹿
38 2013北海道クラブマンカップレース第3戦
[RALLY]
28 2013FIAAsiaPacificRallyChampionship
2013年JAF全日本ラリー選手権第7戦
RALLYHOKKAIDO
[GYMKHANA]
26 2013年JAF全日本ジムカーナ選手権第7戦
とびうめジムカーナフェスティバル in九州
51 2013年JAF北海道ジムカーナ選手権第7戦
2013年JMRC北海道ジムカーナチャンピオンシリーズ第7戦
2013年JMRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第8戦
2013年JMRCオールスター選抜第7戦
スーパースラローム in千歳 Rd8
[DIRTTRIAL]
24 2013年JAF全日本ダートトライアル選手権第6戦 スーパートライアル in今庄
22 JAFMOTORSPORTSCALENDAR(11〜12月)
46 JAFカートカレンダー(11〜12月)
46 2013全日本カート選手権データファイル
47 2013全日本選手権データファイル
50 CLUBMEETING
2013年JAF全日本ダートトライアル選手権第7戦
NANO TOPカップ ダートトライアル inタカタ
52 2013年JAF関東ダートトライアル選手権第9戦
JMRC関東ダートトライアルシリーズ
JMRC全国オールスター選抜第9戦
ロードナイト・ダートトライアル
54 2013年JAF四国ダートトライアル選手権第6戦
2013年JMRCオールスター選抜ダートトライアル第6戦
2013年JMRC中国ジュニアダートトライアルシリーズ第3戦 エトワールスーパーダートトライアル2013IN
TAKATA
56 2013年JAF東北ダートトライアル選手権第6戦
2013年JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ第6戦
2013年JMRC全国オールスターダートトライアル選抜戦第6戦 FightofAutumn2013
モータースポーツライセンス(以下「ライセンス」と言います。)の更 新手続きは、��月から受付�始となります。
新しい年のモータースポーツ活動へ向けて、余裕を持って更新 手続きを行ってください。
なお、JAF窓口にご来店の際は、15ページに記載の休業日、 受付時間をご確認のうえご来店ください。
ライセンス申請書は本誌に綴込んであります。
[公示No2013ー089]
2012年から2013年への更新を行っていない方へ 2012年から2013年へのライセンス更新期限は、下記のとおりです。 窓口受付 2013年12月27日(金)17:30まで *郵送(FAX)の場合は2013年12月31日の消印(受信)まで有効 *JAFマイページ(web)上でのお手続きの場合は 2013年12月31日 23:59手続き完了分まで 2014年になると更新の資格を失いますのでご注意ください。 (年末年始の休業日については15ページをご確認ください。)
競技許可証および公認審判員許可証は「JAFスポーツ資格登録規定」および「自動車競技に関する申請・登録等手数料規定」に基づき発給さ れます。詳細は当該規定をご参照ください。
本誌に綴込んであるライセンス交付申請書を使用してください。 1.ライセンス申請書
2.写真1枚
参加者許可証のみの申請の場
合は不要
4.ライセンス料(許可証料)
縦4cm×横3cm、無帽、無背景、上半身のもので、申請前6ヵ月以内に撮影した鮮明な写真を申請書の所定位置に貼付し てください。(お手持ちのライセンスに使用した写真と同じでよろしければ、写真の提出は不要です。) ・必ず指定のサイズの写真を貼付してください。サイズが異なる場合、使用できないことがあります。
・デジタルカメラの画像を使用する場合は、必ず写真専用用紙に印刷してください。
ライセンス更新に際しては、JAF個人会員が有効期限内であることが必要条件ですので、自動振替による自動継続のお申込 みをされていない方で、JAF個人会員の有効期限が切れているとライセンスの更新手続きが行えません。ご本人のJAF個人会 員の有効期限をご確認くださいますようお願いします。万一、JAF個人会員の有効期限が切れている場合には、速やかに継続 手続きを行ってください。継続手続きの方法等については、お近くのJAFへお問い合わせください。
18歳未満の方は不要 下記の表の通りです。
5.健康管理カード等返送料
6.出場記録カード
または役務記録カード
郵送による申請の場合、許可証料に加え、健康管理カード、公認競技会出場記録カード、役務記録カード、仮ライセンス の返送料80円が必要となります。
上級更新(参加者は除く)、または国際A、Bライセンスの更新申請をする場合、実績を確認するために必要です。
(国内A 国内B 国際C、公認審判員、参加者の更新申請の場合は不要)
●JAFマイページによるライセンス更新
JAFマイページにご登録いただければ、インターネットでライセンス更新ができます。
お手続き方法については、本誌17ページをご覧ください。
なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●FAXによるライセンス更新
FAXにてライセンス更新を行う場合は、所定の申請書類(�種類)を印刷し、必要事項を漏れなくご記入のうえお手続きください。 申請書類と申請方法については、JAFホームページに掲載しています。
http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種申請書等→ライセンス更新(クレジット支払)書式→申請について なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●許可証料(カートライセンスの料金は、41ページをご覧ください。)
*公認審判員許可証を2種目以上併有する場合は、最上級の許可証料 に、2種目めより1種目につき500円ずつ加算されます。
(例)コースA1級と計時A2級の場合:5,000円+500円=5,500円 併有する許可証が同じ級(例:技術A1級とコースB1級等)の場合でも 計算方法は同様です 。
*競技運転者、公認審判員、競技参加者を併有している場合には、そ れぞれ左記の許可証料が必要です。
う申請についても、お手数ですが、窓口へご来店いただくか現金書留による郵送にてお手続きくださいますようお願いいたします。
●ライセンスの交付申請書の記入について 申請書の枠内に正確かつ明瞭にご記入いただき、記入漏れのないようご注意ください。(未記入項目や、判読できない文字があると、ライセンス が発給できない場合があります。)次頁に記入例を掲載していますので、ご参照ください。
項目
会員No
登録クラブ・団体の 所属証明欄
申請者氏名
連絡先電話番号
JAF年会費の自動振替の有無
郵便番号
現住所
自動車運転免許証
性別
生年月日
年齢
申請者本人の会員(ライセンス)番号を記入。
自分の所属しているJAF登録クラブ(または団体)(複数所属している場合は、その主たるクラブ1ヵ所)の名称、略称を記入し、 当該クラブ(または団体)の登録印を捺印。2013年の登録印は、2014年3月までの申請に、また、2014年4月以降の申請に は2014年の登録印を捺印。JAF登録クラブ(または団体)に所属していない場合は不要。
氏名とその上段にカタカナでフリガナを記入。
昼間、連絡がとれる電話番号を記入。
どちらかに○。JAF個人会員の有効期限を記入。
現住所の郵便番号(��)を記入。
都道府県名を必ず記入し、その上段にカタカナでフリガナも記入。マンション・アパート・寮名・部屋番号等も必ず記入。
運転免許証番号を記入。
男・女のいずれかに○。
大正・昭和・平成のいずれか該当するものに○。
申請時の年齢を記入。
国際の運転者および参加者はローマ字で、国内の参加者はカタカナで記入。国内の運転者および公認審判員の申請者は記入不要。(30字以内) ライセンス表記名
参加者の申請の場合、代表者名を記入。国内参加者の場合はカタカナで、国際参加者の場合はローマ字(全て大文字)で記入。 参加者の代表者名
種類およびクラス
写真貼付欄
写真 ※記入例参照
申請書の該当するクラスおよび種類に○。(次ページの記入例は国内A、コースB3級、計時A1級、技術A2級を同時に年度更 新する場合のもの。)*国際ドラッグレースライセンスは国内A以上のライセンスと併有することが条件。
氏名、ライセンス番号、申請種別も、忘れずに記入。
縦4cm×横3cm、無帽 無背景 上半身のものを1枚。申請前6ヵ月以内に撮影のこと。ライセンス申請書の下段にある所定 の位置に貼付。(前年のライセンスに使用した写真を再使用する場合は、写真の貼付は不要です。)
�技運転者と公認審判員の��を申請する場合でも申請書は�枚で�。 その他
~ライセンス作製の流れ~
②仮ライセンス 発給
③写真入り ライセンスを送付
JAF窓口 JAF本部
※②発給日から60日間有効
※①から③までは約1ヵ月ほどかかります。更新のピーク時にはこれ 以上日数がかかる場合がありますのでご了承ください。
写真入りライセンスをクラブ等にまとめて送付する場合、10件以上は レターパックで、10件未満の場合は普通郵便で送付します。
ライセンス発行に関するお問い合わせは、15ページのJAF支部窓口 へお願いします。
●ライセンスへの署名
ライセンスがお手元に届いたら、ライセンスの裏面の署名欄 に、必ずご本人が署名してください。
署名してはじめてライセンスは有効となります。
ライセンス作製の際にデータ化 して印刷しますので、鮮明な写 真をお使いください。
●国際A・B・C・Cレース除外の取得方法
●国際A・B・C・Cレース除外ライセンスの更新条件
国際A 国際A
申請前24ヵ月以内に、国際Bが必要とされるレース の5戦で総合成績の上位5位以内に入賞するか、 該当する年かその前年に国際Bが必要とされる選手 権の最終成績で上位5位以内の実績。
国際B
国際C取得後、申請前24ヵ月以 内に日本選手権レースまたは国際 格式のレース5回完走(順位認定 を受ける)し、かつそのつど競技長 によって成績認定された者。運転 者の「競技記録カード」(JAF所定) に証印を必要とする。
国際C
国内Aまたは国際Cレース除外の 所持者で、国内A取得後申請前 24ヵ月以内に、JAF公認のレース に少なくとも5回以上完走(順位認 定を受ける)しかつ、そのつど競技 長によって成績認定された者。運 転者の「競技記録カード」(JAF所 定)に証印を必要とする。
国内A取得後、申請前24ヵ月以 内に日本選手権レースにおいて5 回完走(順位認定を受ける)し、か つそのつど競技長によって成績認 定された者。運転者の「競技記 録カード」(JAF所定)に証印を必 要とする。
①当該ライセンス取得 後、有効年度内に国際 格式のレースに1回以 上決勝出走した。
②申請前24ヵ月以内に 国際Bの取得条件を満 たしている(日本選手権 レースで5回完走)※
①にも②にも該当しな い。
翌年国際A 翌年国際B翌年国際C以下
①当該ライセンス取得 後、有効年度内に国 際格式のレースに1回 以上決勝出走した。
国際B
②申請前24ヵ月以内に 国際Bの取得条件を満 たしている(日本選手権 レースで5回完走)※
①にも②にも該当しな い。
翌年国際B 翌年国際C以下
国際Cレース除外ライセンス 国際Cライセンス
国内A取得後、申請前24ヵ月以 内にラリーまたはスピード行事 (いずれも日本選手権競技会に 限る)に6回以上完走(順位認定 を受ける)しかつ、そのつど競技長 によって成績認定された者。 運転者の「競技記録カード」(JA F所定)に証印を必要とする。
国内A
※上級申請をする場合、必ず公認競技会出場記録カードを添付すること。
出場実績による 更新条件なし
出場実績による 更新条件なし
翌年国際Cレース除外ライセンス 翌年国際Cライセンス
注)更新申請の際、競技会に出走した証明が公認競技会出場記録カードに証 印されていないと、その実績の確認ができないので、必ず該当欄に捺印を受 けること。
※以前に上級もしくは更新の際に確認した過去24ヵ月の実績も含めることを認 める。
●「公認審判員許可証A」・「公認審判員許可証B」の取得方法および役務執行権限
公認審判員 A1級 すべての競技における監督および役務の執行 ができる。
(イ)2年以内にレース3回を含む6回 以上の当該役務・講習会・試験
(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
公認審判員 A2級
「準国内競技」までの監督およびすべ ての競技における役務の執行ができる
国際競技運転者許可証 A・Bの所持者はコース 委員許可証に限り申請 できる。
(イ)2年以内にレース3回以上の当該 役務・講習会・試験
(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
(イ)2年以内にラリーまたはスピード行事におい て4回以上(うち準国内競技の監督1回以上を含 む)の当該役務・講習会・試験
(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
(イ) 2年以内にレースで当該役務を2 回以上・講習会・試験
(ロ)公認クラブ 公認団体からの推薦
(イ)2年以内に当該役務を7回以上(う ちレース2回以上)・講習会・試験 (ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
注)上級申請をする場合、必ず役務記録カードを添付すること。
監督または役務の執行を行なった証明は、その都度競技会の事務局長が審判員 の「役務記録カード」(JAF所定)に署名捺印することによって証明される。
公認審判員 B1級
レースを除く競技会における監督およびすべての競技におけ る役務の執行ができる。ただし、A2級からB1級を取得した者 に限り「準国内競技」までのレースの監督ができる。
(イ)2年以内にラリーまたはスピード行事において6 回以上(うち準国内競技の監督2回以上を含む)の当 該役務・講習会・試験
(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦
公認審判員 B2級
レースを除く競技会において「準国内競技」までの監 督およびすべての競技における役務の執行ができる
(イ)2年以内に当該役務を5回以上・講習 会 試験 (ロ)加盟 公認クラブ,公認団体からの推薦
公認審判員 B3級
国際競技運転者許可証の 所持者はコース委員許可 証に限り申請できる。
「国内競技」までの役務の執行ができる
(1)
(2)
(4) 競技運転者許可証の国 内Bクラス以上の所持者
Bライセンス講 習会の受講者
準加盟、加盟、公認クラブおよ び加盟・公認団体からの推薦
(3) 公認競技会(クローズド含む)で公 認審判員の役務補助を行った者
JAFと会員の皆様のコミュニケーションサイト《JAFマイページ》。それはJAF会員が無料で登録できる 個人専用ページです(法人会員を除く)。住所の変更、会員継続やご家族の入会、会費の自動振替登録等の手続 きがカンタンにでき、登録していただいた皆様一人ひとりへの耳よりなお知らせなどもあります。すでに80 万人を超える皆様が登録されています。この機会にぜひ、ご登録ください。
JAFマイページをご利用いただくにはカンタンな登録手続きが必要です。
JAFマイページ http://jaf.jp/
※パソコン・スマートフォン・携帯電話共通
「JAFマイページ未登録の方はこちら」をクリック→「通常登録はこちら」をクリック→利用規約に 同意のうえ、メールアドレスを送信→返信メールに記載のURLから画面の指示に従ってご登録ください。
※登録には会員番号が必要です。JAF会員証をご用意のうえ、アクセスしてください。※法人会員はJAFマイページの登録はできません。
ライセンスの更新手続きは、下図のJAFマイページ内「モータースポーツライセンス」のページからアクセスし てください。仮ライセンスの印刷もできます。
①モータースポーツライセンスの更新手続き ②JAF会員の継続手続き
③会員登録情報の確認
④住所・電話番号の変更
⑤JAFマイページ登録会員限定の情報提供
・ライセンス更新料、JAF継続会費および家族会員会 費のお支払い方法は、ご本人名義のクレジットカード のみとなります。
・クレジットカードをお持ちでない方はお手数ですが従 来の手続き方法にてライセンスを更新してください。
・更新条件の確認が必要な国際Aまたは国際Bライセン スの更新、18歳未満の方のライセンス更新、および
ライセンス写真の更新または婚姻等の理由によりライ センスの表示氏名の変更を希望される場合は、従来の 方法にてお手続きください。
実施期間●2013年7月20日(土)〜2014年3月19日(木)
特 典●期間中にマイページに登録された方を対象として、毎月100名様に抽選でQUOカード(1,000円分) をプレゼントします。
応募方法●マイページにご登録いただきますと、自動的に応募されます。
抽選発表●毎月19日を締切とし、当選された方にはマイページインフォメーションにて発表します。
この機会に、ぜひJAFマイページにご登録ください!
2014年のJAF登録クラブ・団体の更新手続きが2013年12月2日 から始まりますので、下記の通りご案内いたします。
●取扱期間 2013年12月2日(月)〜2014年3月31日(月)
●必要書類
●更新条件
準加盟クラブ:所属会員のうち7名以上が国内B以上もしく は公認審判員許可証B3級以上の所持者であ ること。(1人で両方を所持している者は、どち らか一方の許可証でのみ、所属クラブの会員 としてJAFに届け出ることができる。)
またクラブ代表者は国内B以上もしくは公認 審判員許可証B3級以上の所持者であること。
加盟クラブ :所属会員のうち15名以上が国内B以上もしく は公認審判員許可証B3級以上の所持者であ ること。(1人で両方を所持している者は、どちら か一方の許可証でのみ、所属クラブの会員と してJAFに届け出ることができる。)またクラブ 代表者は国内B以上もしくは公認審判員許可 証B3級以上の所持者であること。
(法人の場合)
※印:JAF所定の用紙を使用してください。
・従来どおり、「クラブ・団体登録申請書」の記載内容のうち登録番 号、クラブ・団体名称、略称、代表者氏名、連絡担当者氏名・住 所・電話番号は「JAFモータースポーツイヤーブック」等に掲載いた
△印:従来の提出内容に変更がある場合のみ必要です。
●申請料
注:更新時に格式変更(降格、昇格)を申請する場合は、年度登録申請料 のほかに別途加盟申請料が必要です。
●その他必要なもの 旧(2013年)登録印
●更新申請の受付場所 15ページに掲載のJAF各支部、各事務所。
受付時間:土日祝日と年末年始(12 月28日(土)〜1月5日(日))を除く9:00 〜17:30。
【JAF登録クラブの代表者の皆様へ】
公認クラブ :�)所属クラブの会員のうち50名以上がJAF の国内競技運転者許可証B以上または公 認審判員許可証B3級以上の所持者で、 そのうち40名以上は、JAFの国内競技運 転者許可証A以上もしくは公認審判員許 可証A2級またはA1級の所持者であるこ と。(1人で両方を所持している者は、どち らか一方の許可証でのみ、所属クラブの会 員としてJAFに届け出ることができる。) またクラブ代表者は国内A以上もしくは公 認審判員許可証A2またはA1級の所持者 であること。
�)前年度(2013年1月〜12月)、準国内格式 以上の公認競技会の単独主催、もしくは 全日本レース選手権競技会の主催(注) の、合計2回開催の実績があること。(注: 当該クラブを含む3つ以内の登録クラブ・ 団体が共催した公認競技会に限り、実績 として認める。)
準加盟団体 :責任者はJAF会員であること。
加盟団体 :国内B以上または公認審判員許可証2級以 上の所持者が1名所属していること。また責 任者はJAF会員であること。
公認団体 :前年度(2013年1月〜12月)、準国内格式以上 のJAF公認競技会を1回以上主催していること。
また国内A以上または公認審判員許可証Aの 所持者が1名所属しており、責任者はJAF会員 であること。
公認審判員B3級は、JAFの個人会員で、所定の申請条件を満たしていれば、自動車運転免許証を持っていなくても取得できます。
������年��月�����������������お知らせしました、 ����年��ラ���手��������きまし�、下記の通り 変更となりましたのでお知らせいたします。
記 ・�������か�のラ���������
2013年九州ラリー選手権カレンダーの変更について
安全上の理由により、次の製品のFIA公認が取り消されましたので、お知らせします(即時適用)。
また、同社製のシューズ、グローブ、バラクラバスに関しても、FIAラベルに酷似したラベルが貼付され販売されておりますが、 FIAが認定した製品ではないとの注意喚起(※)がFIAからありましたので、あわせてお知らせいたします。
※注意喚起の内容についてはJAFホームページに掲載しております「JAFモータースポーツニュースNo���(2013年8月27日発行)」 を参照ください。
なお、FIA基準8856-2000に従いFIAによって公認/認定された耐火炎被服の最新リストについては、FIAウェブサイト (http://www.fiacom/sport/homologation)上のFIAテクニカルリストNo27をご確認ください。
「JAF国内スピード行事コースの公認に関する規定」に基 ��、��のとおり、����年�のコース公認をいたしましたの でお知らせいたします。
[公示No2013−093]
・NAGASAKIDRIFTinハウステンボス特設会場 コース���:��������ウステン�ス�����
TEL:03-5287-2939(D1)
コース申請者:D1ドリフティングドライバーズクラブ コースの種別:ドリフト競技限定コース
公認の種別 :�時��
公認����:����年�月�����日
JAFモータースポーツ審議会委員、モータースポーツ振興ワーキ ンググループ座長、マニュファクチャラーズ部会長、ラリー部会長、 ならびに全日本ラリー選手権審査委員グループ委員を歴任された木 全巌(きまた いわお)氏�、���日��されました(享年71才)。
木全氏は、モータースポーツ黎明期より数々の国内および国際ラリ ーに出場するなど活躍され、その後は三菱ラリーアート総監督を務 められました。さらにFIAマニュファクチャラーズ委員、クロスカン
トリーラリー委員なども歴任され、WRCの世界でも名を馳せた方で した。また、JAF加盟クラブであるコルトモータースポーツクラブ (CMSC)の会長を長年務められ、さまざまな講演活動等も精力的 にこなされていました。
ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)
国際モータースポーツ競技������、�������JAFスポーツ�格���定����に��き、JAFが�海外競技会出場証明書 (サーティフィケート)」を発行した件数です。
同一競技会において同一人が競技運転者用と参加者用を申請し承認された場合、発行件数は2件としています。
●サーティフィケート申請方法
海外競技会出場証明書(サーティフィケー ト)は、以下の競 技に参加する際に必要になりますので、出発日の2週間前まで に所定の申請書に申請料を添えてJAFへ申請してください。
1.FIA国際スポーツカレンダーに記載されている国際競技
2.海外で開催される国内格式競技で、開催国のASNが参加を 認めた競技
注:上記2については当該証明が必要な場合に申請してください。
海外競技会出場に関する証明申請書 ・ 写真(3cm×3cm、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの 申請� ��用 ¥8,100(税込) 数次用 ¥23,400(税込)
所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペー ジ(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種 申請書等→海外競技会出場証明書申請書)からダウンロードす ることができます。
1回用:1競技会限定のサーティフィケートです。
数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なサーティフィケートです。
3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦めします。 【申請受付】
JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現金 書留)にてご申請ください。
お問い合わせ先(JAF地方本部モータースポーツ窓口) 参加者用
海外競技会出場に関する証明申請書 ・ 申請� ��用 ¥8,100(税込) 数次用 ¥23,400(税込)
������日:2013年11月29日(金) ������:����から����30���
������:セルリアンタワー東急ホテルボールルーム(東京・渋谷)
������:(1)次の各部門の上位6位(チーム部門等は1位)
2013年全日本レース選手権
2013年全日本ラリー選手権
2013年全日本ジムカーナ選手権
2013年全日本ダートトライアル選手権
2013年全日本カート選手権 (2)次の各部門の上位3位(チーム部門は1位)
2013年FIAインターナショナルシリーズ
スーパーGT GT500/GT300 (3)次の各競技会の優勝者
2013年JAFカップオールジャパン
ジムカーナ/ダートトライアル
※JAFから招待状をお送りした方のみご入場いただけます。
北海道本部 ☎ 011-857-7155
東北本部 ☎ 022-783-2820
関東本部 ☎ 03-6833-9140
中部本部 ☎ 052-872-3685
関西本部 ☎ 072-645-1300
中国本部 ☎ 082-272-9967
四国本部 ☎ 087-867-8411
九州本部 ☎ 092-841-7672
電車:東急東横線・田園都市線、京王井の頭線、JR山手線・埼京線、 東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線、渋谷駅より徒歩5分 ◆羽田空港より:リムジンバスで約60分
◆東京駅より:JR山手線(外回り)で約25分
◆品川駅より:JR山手線(外回り)で約12分
◆首都高速:3号線下り高樹町出口より約10分、3号線上り渋谷出口より約5分
海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請方法
11月3日
11月17日
11月17日
8:00〜16:00
7:00〜16:00
仙台ハイランドレースウェイ 宮城県仙台市青葉区
ドライバーズ・クラブ・ルーキー 阿讃サーキット
徳島県三好郡東みよし町
スパ西浦モーターパーク 愛知県蒲郡市西浦町
袖ヶ浦フォレストレースウェイ 千葉県袖ケ浦市林 9:00〜17:00 11月17日
11月20日
12月3日
080-3192-8147
¥20,000/ 受講対象外 大西 周 089-924-0220
神谷 和潤 052-798-5621 ソモス㈱
実費 ¥20000/ ¥24000
実費 ¥20000/ ¥24000 北原 豪彦 043-266-3703 ジャラックレーシングクラブ
TMAC 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:30〜17:00
¥18,000/ ¥22,000 稲村 政幸 03-3611-6687
実費 ¥20000/ ¥24000 栗田 吉晴 055-967-8878 ソニックレーシング 富士スピードウェイ 静岡県駿東郡小山町 9:40〜17:00
TMAC 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:00〜17:00
稲村 政幸 03-3611-6687
実費 ¥20,000/ ¥24,000
12月14日 受講料に 含む 主催者HP 参照 星 忠 0285-64-0200 (株)モビリティランド ツインリンクもてぎ 栃木県芳賀郡茂木町
筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:00〜16:30 12月22日
チームクレバーレーシング
由紀人 03-3766-3312
¥20,000/ ¥24,000
・上記以外の講習会日程はJAFホームページに掲載しています(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→ライセンス→講習会スケジ ュール→Aライセンス講習会日程)。
・当日の受付時間等詳細については申込先に電話でご確認ください。
・身体に障がいのある方は、事前にJAF地方本部モータースポーツ窓口までお問合わせください。
技術・コース 計時 A1/A2/B1/B2
技術・コース 計時 A1/A2/B1/B2
技術・コース 計時 A1/A2/B1/B2
技術・コース
982-8692 新仙台郵便局私書箱第20号 にっかわくらぶ事務局 080-3192-8147
791-8022 愛媛県松山市美沢2-5-33 山本自動車工業(株)内 大西 周 089-924-0220
849-3216 佐賀県唐津市相知町町切537 KRSモータースポーツ事務局 古賀 090-6290-6570
877-0312 大分県日田市上津江町上野田1112-8 ㈱オートポリス 0973-55-1111
TMAC 03-3611-6687
上記以外の公認審判員講習会日程は、JAFホームページに掲載しています(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→ライセンス→講習 会スケジュール→公認審判員講習会日程)。
公認審判員講習会日程 [公示No2013−098]
■開催場所の略号:TIS=十勝インターナショナルスピードウェイ HR=仙台ハイランドレースウェイ SG=スポーツランドSUGO MO=ツインリンクもてぎ T=筑波サーキット SO=袖ヶ浦フォレストレースウェイ F=富士スピードウェイ S=鈴鹿サーキット O=岡山国際サーキット AP=オートポリス ■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方
太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは9月20日までに本部にて受付したものです。 *印:3日間開催となりますが、金曜日は関係者向けの公式行事のみであり、観客の皆様への行事は従来通り土曜日と日 曜日になります。
2日〜3日
2013西日本F4選手権シリーズ第6戦
2013富士スーパーFJ選手権シリーズ第5戦
富士スピードウェイ㈱、FMC (0550-78-2340)
NRC、SMSC、㈱モビリティランド (059-378-3405)
A C
* AP NE S-FJ,FJ1600 C D
スーパー耐久シリーズ2013 第7戦
2013ゴールドカップレース第6戦
2013SCCNNOVEMBERRACEMEETINGinTSUKUBA 2013筑波ツーリングカーシリーズ第4戦
APC、㈱オートポリス (0973-55-1111)
SCCN(03-6809-1190)
T N1,NE,NR-A D
JAFGrandPrix
富士スピードウェイ㈱、 ㈱GTアソシエイション、 ㈱日本レースプロモーション、FMC (0550-78-2340)
F JAF-GT,SF F4,N1,N2,NE,NR-A A C
22日〜24日 T S-FJ,FJ1600,N1,N2,NE,NR-A
24日
2013筑波スーパーFJ選手権シリーズ第6戦 筑波エキサイティングディ2013 ロードスター・パーティレースⅡ第5戦
2013OKAYAMAチャレンジカップレース第6戦
2013鈴鹿クラブマンレースFinalRound
7日〜8日
2013富士チャンピオンレースシリーズ第6戦 VitzDreamCup2013
D
N2,NE,NR-A D ㈱岡山国際サーキット、AC (0868-74-3311)
O
S F4,S-FJ,N1,NE D KRHC、SMSC(075-865-1502)
(0550-78-2340)
*印:3日間開催となりますが、金曜日は関係者向けの公式行事のみであり、観客の皆様への行事は従来通り土曜日と日曜日になります。
JAF国内モータースポーツカレンダーはJAFホームページでも公開しております。(http://www.jaforjp/msports/)
2013全日本ダートトライアル選手権第6戦 スーパートライアルin今庄[JAF公認No.2013-2212] 開催日:8月31日〜9月1日 開催場所:オートパーク今庄 格式:国内
最終戦決戦となったN2クラ スは西田裕一選手が制して タイトルを確定。
全日本ダートトライアル選手権は9月22日、 広島テクニックステージタカタで今年の最終戦 を迎えた。計5クラスのチャンピオン決戦が持 ち込まれたこともあって、最後まで目が離せな い好バトルが続いた。
前回の今庄で佐藤秀昭選手がタイトルを確 定させたPN部門はヒート1、鳥居晴彦選手が ベストを奪取。しかしヒート2ではADV AN036を履いた佐藤選手が逆転。シリーズ有 終の美を飾った。昨年は036を履いて最終戦
で涙をのんだ佐藤選手は「路面が去年より良か ったですね。スタートラインで待ってる時に同 じ036を履いた太田選手がハーフスピンするの が見えたんでドリフトはやめようと判断して、 凄く抑えて走りました」と勝因を自己分析。2番
手にはZC31スイフトを駆った上野倫広選手が 喰い込んだ。
山本悠太、竹本幸広という20代の若手によ るタイトル争いが演じられたN1クラスは、ヒ ート2でDLの91に賭けた竹本選手がただ一
人、1分50秒台に入れて逆転に成功。「晴れて きたので2本めは絶対喰ってくれると信じて91 を履きました。91の攻め方も見えてきていたの で、走りを大きく変えたことも良かった」と振り 返った竹本選手は今季3勝めをマークしたが、 タイトルはヒート2でも2番手に食らいついた 山本選手のもとへ転がり込んだ。
N1同様、最終決戦となったN2クラスは西 田裕一選手が、師匠でもある伊藤益弘選手を 抑えて土壇場で2連勝。初のシリーズタイトル 第6戦今庄1/1. 地元の一戦で2位獲得のN2福 田貴一選手。2.N1柴原学志選手も地元で2位と健 闘。3.SA1飯島千尋選手は開幕戦に続く表彰台をゲ ット。4.PN川島秀樹選手は2番手に甘んじた。
5. 門 前でも2位入賞を飾った九州のSA1岡田晋吾選手 は今庄を制して北陸ラウンドで速さを見せた。
6.N1 山本悠太選手は今庄を制してシリーズリーダーに立 った。7.N3は北島広実選手が今季2勝めを獲得。
第7戦タカタ/8.PNは佐藤秀昭選手が切谷内から3連勝と速さ を見せた。9.「今庄の勝利が大きかったね。あれで獲るしかないと 自分を駆り立てることができた」。SA2は終盤2連勝を決めた北村 和浩選手がタイトルを確定。10.N3黒木陽介選手は2位にとどま った。11.2位入賞の稲葉幸嗣選手は1点差でSA1王座を逸した。
12.D炭山義昭選手は2位に甘んじた。13. 全日本初優勝達成の SC1前田幸男選手。14. 後半戦3連勝と速さを見せたD谷田川敏 幸選手。15.SA1山崎利博選手は3勝めをマークするもタイトル防 衛はならず。16. 上野倫広選手はPN自身最上位の2位に入った。
17.N3は北條倫史選手が4勝めをマーク。18. 今庄を制したSC3 炭山裕矢選手はタカタで4位に入ってタイトルを確定。19.SA2田 上正彦選手は切谷内に続く2位を獲得。20. 今季初勝利を狙った児島泰選手だが、2位にとどまった。
ぶりの表彰台を獲得。22.23. 若手2人の激闘が演じられたN1クラスは竹本幸広選手が今季3勝めをマークしたが( ルは山本悠太選手のもとへ(22写真左)。24.SC3クラスはタカタ・マイスター梶岡悟選手が第2戦おおむたに続く勝利をさらっ た。25. 今年で最後となるN2クラス表彰ではタイトル争いを演じた2選手と地元の内海選手がポディウムに上がった。
を確定させた。ヒート2、87を選択した伊藤選 手に対して「伊藤さんと同じことをやっても勝 てないと思った」という西田選手は91を選択。
「2年前にここで91を履いた時のことをイメー ジしながら冷静に、かつ思いっきり攻めきれま した」と快心の走りで勝利を呼び込んだ。この クラス、3位には大ベテラン内海晋作選手が入
り、地元タカタでの念願の初表彰台を獲得し
た。またN3クラスでは北條倫史選手が、クラ ス初優勝を狙った絶好調男、黒木陽介選手を コンマ1秒しのぎ、4勝めをあげている。
一方、SA1クラスではこのタカタを得意とす る山崎利博が3勝めをマーク。今年、表彰台に 上った大会はすべて優勝と2012チャンプの貫 録を見せつけたが、シリーズタイトルは僅か1 点差で九州の岡田晋吾選手のものに。
第6戦今庄2/26.SA2では関東の川村永二選手が 2位獲得と大健闘。27.SC1では山崎迅人選手が今 季2度めの表彰台に上がった。28. 今季無敗のSC1 工藤清美選手は今庄で満点チャンピオンを確定。 29.D部門では関東期待の若手、目黒亮選手が殊勲 の2位獲得。30.2連勝を狙ったSC3田口勝彦選手 だが、2位にとどまった。
ストレートで稼げたのが大きかった SC1 前田幸男選手
SC1を制し、全日本初優勝の快挙を達成 したのは石川在住の前田選手。ヒート1の 4位から、路面が掃けたヒート2でトップ を獲得という大逆転劇を見せた。「門前が ホームコースなんですけど、実は苦手なん ですよ。今日は前半区間は遅れましたが、 直線が長かった分、アドバンテージがあっ たと思います。91は全日本では初めて履き ました。地元の地区戦で履くことはまずな いですから、ぶっつけ本番でしたが、路面 が良かったのでクルマもタイヤもバッチリ 決まってくれたんだと思います」
「ショックが決まってきた今庄で勝てたのが結 果的には大きかったですね。ただ、まだ速さで ライバルの皆さんに勝てたとは思ってないの で、まだまだ速くなりたいです」と岡田選手は 抱負もひとこと。そしてSA2は北村和浩選手 が優勝。終盤2戦の盛り返しが効いてタイトル 防衛に成功した。
SC1クラスでは北陸のSW使い、前田幸男 選手が、全日本の並み居る強豪たちを抑えて全 日本初優勝を達成。SC3クラスでは名手、梶岡 悟選手が地元開催の一戦で意地を見せてタカ タラウンド2連勝を飾った。そしてポイントリ ーダーでこの一戦に乗り込んできた炭山裕矢選 手が4位に入り、12年ぶりの王座に返り咲いた。 トリを務めたD部門では谷田川敏幸選手が4 勝めをマーク、表彰式では来季はGVBインプ レッサにマシンチェンジすることを発表した。 その雄姿が待ち遠しいところだ。
2013全日本ジムカーナ選手権第7戦 とびうめジムカーナフェスティバルin九州[JAF公認No.2013-5040] 開催日:9月14〜15日 開催場所:HSR九州 格式:国内 主催:TOBIUME[クラブ登録No.加盟40023]、RC-大分[クラブ登録No.加盟44005] フォト/友田宏之 レポート/JAFスポーツ編集部
残すところあと2戦と、シリーズも終盤戦に 突入した全日本ジムカーナ選手権は九州熊本の HSR九州で第7戦が行われた。
今年から九州地区のジムカーナイベントが開 催されるようになったHSR九州は、ホンダ熊 本工場の敷地にある長方形のクローズドコー ス。乗り越えても支障のないゼブラゾーンが数 カ所用意され、ミニサーキット的な走行もでき るレイアウトになっていることもあり、今回の 一戦も、コースジムカーナ的な要素が濃い一戦 となった。
このコース、今年の九州地区の競技会では1 本め勝負となる傾向が強かったが、今回の一戦 も13クラス中10クラスが、ヒート1のタイム が優勝タイムとなっており、コースの特長を裏 付ける結果となっている。
2本め勝負となったのはPN1、PN2、Dの3 クラス。トップ2がしのぎを削りあっている PN1クラスは、喜多治人選手が優勝。「リアの ショックを変えて、見た目の動きはよくなくて も、タイムが出る足になってくれた」と、公開 練習から決勝まで4本すべてベストを奪うとい う完璧な走りを見せて、ライバル鵜飼洋一選手 を抑え、タイトルを確定させた。
PN2クラスでも土曜から絶好調だった鈴木 孝幸選手が森田陽介選手を従えてシリーズ2勝 めをもぎ取った。この二人によるチャンピオン 争いは最終戦にもつれこんだが、これでFD2 シビックが2013年のチャンピオンマシンとな
Round.7
「前後のグリップバランスが早めに決まってく れたので、細かく詰めていったら、よりいいセ ットが見つかってくれました。1本めのタイムも 抜けたので納得です」と鈴木選手。ルーキーイ ヤーでのチャンプ獲得に意欲を燃やしていた。 PN4チャンプを一足先に確定させた岡野博 史選手がBRZでエントリーし、話題を呼んだ PN3クラスは、山野哲也選手がこちらも2本と もベストと隙を見せず、3連勝。夏場の追い上 げが実って森嶋昭時選手との一騎討ちに持ち 込んだ。PN4クラスは岡野選手のチームメイト である新井範正選手がヒート1のタイムで逃げ
1.PN3クラスを制した山野哲也選手はスーパーGTと全日本ジムカーナの勝利数が今回で100を達成。2.PN2で今季2勝め獲得 の鈴木孝幸選手。3.N1平田裕三選手はもてぎに続く勝利。タイトル争いは最終戦決着に。4.PN4で3位入賞の小野田了選手。 5.N2で今季最上位の3位に喰い込んだ福永裕介選手。6.PN1で3位ゲットの山家丈夫選手。7.N2は両角賢一郎選手がヒート1 のタイムで逃げ切った。8.「タイヤを転がす走りがうまくできた」。PN4は新井範正選手が今季初優勝。9.PN1は喜多治人選手が ヒート2でタイムを上げて優勝。10.N3は小林辰朗選手が今季2勝めをマークした。11.SA1は斉藤邦夫選手が ぶっちぎりのタイムで優勝。12.13.SA3は西原正樹選手がGVBインプレッサでの初優勝を飾った。14.PN2森 田陽介選手は3連勝ならず、2位。15.SA3津川信次選手はランエボ最上位の2位。16.PN1鵜飼洋一選手は 2位にとどまった。17.SA1で2位に喰い込んだ田中秀実選手。 PN4で2位入賞の角岡隆志選手。
19.SC部門を制した牧野タイソン選手はV2を確定。20.21. D部門ではシリーズ中盤、夏場での3連勝が効いてリードを 広げた小川謙輔選手がタイトルを確定した。 切っている。
N1クラスは「ここは金曜の 練習会の1本めから違和感が なかった。自分の好きなコー
スジムカーナのイメージで走 れました」と振り返った平田 裕三選手が優勝。ライバル 鎌尾邦彦選手のチャンプ獲り に待ったをかけた。
N2クラスは、ディフェンディングチャンプ 両角賢一郎選手が2勝めをマーク。「1本めは 完璧。予想以上に路温が低かったので変更し たセッティングがいい方向に決まった」と快心 の走りで、こちらもタイトルレースに踏みとど まった。
N3クラスはただ一人、1分13秒台にタイム を叩き入れた小林辰朗選手が、「クルマとドラ イバーが最初からコースにバッチリ合ってい
た」という抜群の仕上がりを見せて今季2勝め をあげている。N4クラスは12秒台に入れた菱 井将文選手が今季無敗記録を守った。
SA部門ではすでにチャンピオン確定の斉藤 邦夫、柴田優作の両選手が貫録勝ち。そして SA3クラスでは今年からGVBインプレッサを 駆る西原正樹選手が、今季初勝利をゲットした。 「新しいクルマということもあって昨日までセ ッティングが全然決まらなかったんで、今週一 度もやらなかったセットで行ってみたら、たま たま決まった。ショックの前後バラ ンスが最後に決まってくれたことが
大きかったね。GVBのポイントは掴めてきたか ら来年は勝負したい」と西原選手。チャンピオ ンは今回3位に入った天満清選手に確定した。 SC部門では、牧野タイソン選手、D部門で は小川謙輔選手が優勝。ともに最終戦を待たず にシリーズチャンピオンをたしかなものとした。 「テストをしてマイナートラブルの洗い出しがで きたことが大きかった」と振り返った牧野選手は V2を確定。小林キュウテン選手からチャンピオ ンマシンを受け継いだ小川選手は第5戦から3 連勝と群を抜く安定感を見せて、フル参戦1年 めながら、見事に初のタイトルを奪取した。
22. 追撃及ばず2位に甘んじたPN3森嶋昭時選手。23. 北海道から遠征のN4田辺剛選手は2位入賞。24.N4タイ トル確定済みの菱井将文選手はヒート1のタイムで逃げ切った。25.N1で2位にとどまった村井勝選手。26.N3若 杉将司選手は2番手に甘んじた。27.SA2で2位入賞の川北忠選手。28.D村上仁選手は逆転を許し、2位。29. 北 陸の加田充選手はPN2で3位入賞。30.SA1本村博紀選手は地元の一戦で3位ゲット。31.SC部門2位獲得の尾崎 誠治選手。32.N2東山匡志選手は今回も2位をマークし、最終戦決戦へ。
2013FIA Asia Pacific Rally Championship 2013年全日本ラリー選手権第7戦 RALLY HOKKAIDO[JAF公認No.2013-0016] 開催日:9月27~29日 開催場所:北海道 格式:国際 主催:AG.MSC北海道[クラブ登録No.公認01001] フォト/中島正義(PLATZ)、水野文幸、加藤和由、山本佳吾 レポート/JAFスポーツ編集部
国内唯一の国際格式ラリーである「ラリー 北海道」が、今年もFIAアジアパシフィック ラリー選手権の一戦として9月27~29日、
帯広市をホストタウンとして開催された。
従来と同様、陸別、足寄、本別、音更とい った帯広から北東のエリアに採られたルート は総距離1,022km。この中に18本、計 232kmのSSが設定される。セレモニアル スタート、ポディウムフィニッシュそしてサ ービスと、ラリーの拠点となったのは北愛国 交流広場。ラリーは27日金曜夜、広場の隣 に特設された札内川河川敷でのスーパースペ シャルステージで幕を開け、2日間の戦いの 火蓋が切って落とされた。
昨年に続き、GVBインプレッサで新井敏弘 選手が参戦するなど今年も賑やかな顔ぶれと なったAPRCには29台がエントリー。中で も今大会一番の注目ドライバーはチーム MRFでシュコダファビアS2000を駆るフィ ンランド人、エサペッカ・ラッピ選手だ。今
季のAPRCを席巻しているともいえるその スピードがいよいよ日本のラリーファンの前 に明かされることになる。
ラリーが本格的にスタートするレグ1土曜 のステージが始まると、飛び出したのはラッ ピ、ガウラブ・ジルというMRFの二枚看板 と我らが新井選手。新井選手はSS2でベス トを奪い、S2000勢と互角の勝負に持ち込む かと思われたが、SS4でミッショントラブル が発生し、デイリタイヤとなってしまう。
この日、1ループめのセクション2ではこ
のラリーの経験に勝るジル組が一旦は首位に 立つが、セクション3に入るとラッピ組がペ ースを上げてジル組を逆転、ラリーリーダー に立った。しかしこの日、残すはあと2SS のみというところでラッピ組はサスペンショ ンにダメージを負ってしまい戦線離脱。ジル 組が首位に立って折り返した。
最終日のレグ2に入るとギル組はクルージ ングモードに。レグ1のマージンを守り切っ
APRCでタイトル争いを 展開中のカブラル・ジル 組が総合優勝を飾った。
続いたギル組は4回 めの挑戦で表彰台の 頂点を射止めた。「昨
日は路面がかなり荒 れてきたんで一旦は ペースを落としたけ
ど、ラッピのペースが速かったので、また攻 めることにしたんだ。その結果、ラッピはリ タイヤしてしまった。ここの荒れた道を知っ
3.ラリー北海道初制覇のジル選手。ラリージャパン以来となったヤムワッカのステージを「今年走った中で一番難しいステージだった」 と振り返った。4. 前回のマレーシアラリーではマシントラブルのためリタイヤに終った炭山裕矢組だが、今回は2位につけ、アジアカッ プでのポイントを重ねた。5.メイン会場となった北愛国交流広場では今年も「とかち北海道満腹フェスティバル」をはじめとする様々なイ ベントが開催された。6. 石崎秀雄組は総合3位入賞と大健闘を見せた。7.このラリーの常連である田口盛一郎組は今年も総合4位入 賞を果たした。8.
APRC表彰台。左から炭山裕矢組、ジル組、牟田周平組の各クルー。
ングの炭山裕矢組が入り、炭山選手のチーム 前戦のAPRCマレーシアラリー で総合優勝を飾った牟田周平組がAPRC3位 に入賞した。また総合3位には茨城の石崎秀 雄組が入賞、昨年ポディウムの一角に上がっ た田口盛一郎組が4位に続いた。
勝田範彦組が逆転で3勝め獲得
シリーズ7戦めとなった全日本ラリー選手
権は44台のエントリーを集めて開催された。 土曜最初のステージであるSS2で昨年のウ ィナー、石田正史組がタービンブローでリタ イヤと波乱の展開で始まったJN4クラスは、 奴田原文雄、柳澤宏至といったこのラリーの 優勝経験者達に、まだラリー北海道は未勝利 の勝田範彦組が加わるという三つ巴のバトル となったが、レグ1は勝田組が奴田原組に5 秒差の首位で折り返す。
レグ2で挽回を狙った柳澤組だったがドラ
12. 今年はコンスタントに速さをキープしているJN1川名賢組 はラリー北海道初優勝。13.JN4奴田原文雄組はまさかの逆転 を喫して2位にとどまった。14.JN2天野智之組は2位。ラリー 北海道連覇を果たせず。15.JN2優勝の川名賢/安東貞敏組。 16.JN3香川秀樹組は3位でゴール。17.JN4柳澤宏至組はマ シントラブルに泣き、3位に甘んじた。18. 北海道を代表する ドライバーの一人である関根正人組はミラージュでJN3クラス を制した。19.JN1クラス2位入賞の鷲尾俊一組。20.JN2ク ラス3位にはこのラリー初参戦の加藤辰弥組が入賞。21.JN3 優勝の関根正人/石田裕一組。22. ラリー北海道初参戦の JN3横尾芳則組は2位でゴールし、タイトルに一歩近づいた。 23.“くまモン号”として知られる中西昌人組スイフトはJN1ク ラスを制した。
イブシャフトを破損して後退。勝田vs奴田 原のマッチレースとなるが、奴田原組がベス トを連発して勝田組を逆転。最終の札内スー パーSSを残して11秒のマージンをキープ する。僅か2.54kmという距離を考えると奴 田原組の逃げ切りは濃厚と思われたが、何と この最終SSのスタート直後に奴田原ランサ ーはタイヤバーストに見舞われ、僅か1秒差 で勝田組に逆転を許す形になった。タイトル
レースでも競い合うこの2台は、この結果、 ポイントでも急接近。奴田原組がリードを保 ってはいるが、残り2戦のターマックステー ジで雌雄を決する形となった。
一方、JN3クラスではグラベルラリー初出 場となっ鎌田卓麻BRZがSS1で驚愕のベス トをマーク、土曜に入ってもリードを広げる
が、SS8でマシントラブルのためペースダウ ン、SS9で足回りにダメージを受けて、デイ
最終SSで勝利が転がり込んできたJN4勝田範彦/足立 さやか組インプレッサ。得意とする新城ラリーを控える 次戦ハイランドマスターズが天王山の戦いとなりそうだ。
リタイヤに追い込まれる。
代わってトップに立ったのが地元、北海道 の関根正人組。ライバルに比べると非力の感 が否めないCJ4Aミラージュを駆りながら も、86、インテグラという強豪達をねじ伏せ てレグ2もトップを守ってゴール。2008年以 来という久々の勝利の美酒に酔った。 JN2クラスでは今季これまでの全戦で表 彰台をゲットと抜群の安定感を誇る川名賢組 が終始、ラリーをリード。第4戦洞爺に続い て北海道グラベルラウンドで連勝を飾り、シ リーズタイトルをほぼ確実なものにした。 JN1クラスではRACラリーのトレーニン グを兼ねて参戦の大庭誠介組が序盤トップに 立つも、SS5でマシントラブルのためにリタ イヤ。中西昌人、鷲尾俊一という大ベテラン によるマッチレースとなるが、SS9で鷲尾組 を逆転した中西組がそのままリードを保って ゴール。中西選手はスイフトでは初となる勝 利を飾った。
今年の全日本F3で名を上げたドライバーの一人が、高星明誠。F3協会認定の F3-Nという総合のトップ争いには絡めないクラスながらも、開幕7戦連続1位 という成績は、速さの証として周囲を唸らせるに十分なものがあった。 レポート/はた☆なおゆき フォト/上尾雅英
高星明誠と書いて、「たかぼしみつのり」と 読む。今はもう覚えておいて、損はないだろ う。
だが、今から3年前、FCJ参戦にあたり、 知人を介して紹介されたにもかかわらず、そ の読み方を忘れることが多かった。上位を走 れば、名前をアナウンスで連呼されるが、こ
と1年めに関してはそうではなかった。
おそらく本人も、もがいていただろうが、 その努力を周囲が認めたから、2年め、3年 めのFCJ継続参戦があったのは間違いない。 期待に応え、ランキング7位から3位への着
実な成長ぶりが評価され、今年は全日本F3 選手権にステップアップが決定した。
挑むのは日本F3協会設定のF3-Nクラス とはいえ、上級カテゴリーに移れば足踏みも
1年ぐらいやむなし……となりがちだが、高 星を取り巻く環境はそれを許してくれなかっ たようだ。
彼が所属するのは、日産の若手育成プログ ラムを担うNDDP RACING。F3で指揮を 執る、長谷見昌弘監督は「今年は同じような タイムで走れる選手がちょっと少なかったか ら、彼には目標タイムを設定していたんで す」と語る。
そうやって高められたハードルはレースご と、あるいはコースごと異なっていたかもし れないが、並みのドライバーであれば、その 設定だけでプレッシャーに圧し潰されていた かもしれない。
だが、「プレッシャーを感じたのは、最初 の一戦だけ」と高星はきっぱりと語る。その 理由は「自分はけっこう行ける!」と感じたか らだという。
実際、F3-Nクラスでは開幕7連勝を果た し、第8戦と第11戦で2位に甘んじたもの の、「落としたレースでもいろいろ学べるこ ともあったんで、それはそれで良かったと思 います」と高星。さらにその間に繰り広げて いたのは、「自分との戦い」だったという。
その経緯を、最も近くで見つめていた長谷 見監督は、こう語った。
「例えば、昨年の佐々木(大樹)とね、比べて もタイムは上回っていたとか、結構、成長し
たと思いますよ。今までのドライバーたちと 比べても、決して引けはとっていませんでし
た」と。F3-Nクラスのチャンピオンが確定した
直後の言葉とあって、もはや絶賛にも等しい。 もっとも高星は「いい1年が過ごせたと思 います」と語る一方で、「今年まだレースは残 っていますし、何が起こるか分からない。も っとスタートもうまくならなきゃいけない し、課題もまだあるので」とも言う。
ただ、先に述べた通り、1年ごと着実に成 長を遂げたドライバーである。「この後、ど うなるかはまだ聞かされていません」とは語 るが、一昨年の千代勝正、昨年の佐々木のよ うに、何らかの形でステップアップの機会が 与えられるのは間違いない。どこまで成長し 続けるのか、ここまで来たら見届けなければ なるまい。
〜この熱き戦いをキミは知っているか〜
長谷見監督は「自慢じゃないけど、僕が担 当してからこれで3年連続。チャンピオンっ て、獲れる時に獲っておかないと。獲れない 時にはなかなか獲れない、勲章だからね」と、 最後に誇らしげな表情を見せた。
9月下旬、SUGOで行われた第12戦でF3-N1位を獲得。最終大会を 待たずに、クラスチャンピオンを確定させた。
2年連続でクラスタイトルを 奪ったチームのステアリング を担うという重責を担いなが らも、それを見事に結果につ なげる走りを見せた高星。今 後の活躍が楽しみだ。
開催日:9月21〜22日 開催場所:鈴鹿サーキット東コース 格式:国際
Round.6
総合優勝争いは3レースとも、他クラスよりマ シンスペックで勝るGT3クラス勢で争われた。
あと1ポイント獲得すれば、すなわち3レー スのうち一度でも完走すると決定だったが、第
第3レースで古宮選手がダメ押しの勝利を決め ると、チーム全体に笑顔が戻った。
さらに第3レースではST-4クラスもチャン プが決定。井入宏之、植松忠雄、長野賢也の 3選手の順で、6クラスで唯一3連勝を飾った、 TRACY SPORTS S2000が2連覇を達成し
た。これにより、決定を最終戦まで持ち越した のは、GT3クラスとST-2クラスのみとなって いる。
その2クラスは、まさに死闘を重ねていた。
ST-2クラス/1. 第2レースで2位フィニッシュを果たした白坂卓 也選手。2. 松田晃司選手は第3レースで優勝。3. 阪口良平選手は 第1・第2レースを制し2連勝。
今回の予選はBドライバーの順位で第1レース の、Aドライバーの順位で第2レースの、そして 合算タイムで第3レースのグリッドが決まると いう変則なシステム。ST-2クラスが3レースと も、大澤学/吉田寿博/松田晃司組のSTU RM MOTUL EDインプレッサがトップだった のに対し、GT3クラスは3レースすべてトップ が異なった。
第1レースはGAMISAN/藤井誠暢/佐々 木大樹組のスリーボンド日産自動車大学校 GT-Rで、第2レースは青木孝行/尾本直史組 のGTNET ADVAN NISSAN GT-R。そし て、第3レースは片岡龍也/ジョノ・レスタ/ ファリーク・ハイルマン組の#28 PETRON AS SYNTIUM SLS AMG GT3が、それぞれ ポールポジションにつくことになった。 このクラスでは、プラチナドライバー制度が 設けられており、認定されると通常のレースで
GT3クラス/4. 片岡龍也選手は逆転で第2レースを制した。5. 第1レースのポールシッター、藤井誠暢選手は2位となった。6. 青木 孝行選手は第2レースで2位を獲得。7. 谷口信輝選手は藤井選手の追撃を退け、第1レースを制した。ST-3クラス/8. 第2レースを 制した田中哲也選手。9. 脇阪薫一選手は第3レースで優勝。10. 川口正敬選手は第3レースで2位、総合では11位を獲得。ST-4クラ ス/11. 第1レースで2位を獲得した関豊選手。12.3連勝を果たしたTRACY SPORTS ings S2000は第3レースの長野賢也が獲得し た総合17位が最上位。13. 太田侑弥選手は第2レースで2位となった。14. 井口卓人選手が第3レースで86勢最上位の2位を獲得。 15. 第1レース各クラス優勝の皆さん。16. 第2レース各クラス優勝の皆さん。17. 第3レース各クラス優勝の皆さん。
も40%を超えたドライブは認められないため、 今回も1レースのみの出場に限定される。エー スたる、プラチナドライバーをどのレースで起 用するのかも、勝敗を左右するポイントのひと つとなった。
第1レースでスリーボンド日産自動車大学校 GT-Rは、さっそく藤井選手を起用。これを受 ける形で、2番手スタートの#1 PETRONAS
SYNTIUM SLS AMG GT3も谷口信輝選手 を送り込む。予想通り、トップはこの二人によ って争われ、早々と3周めに現れたバックマー カーをうまく利用して谷口選手がトップに浮上 するが、その後のクラッシュによってセーフテ ィカーが長い間入り、残り7分で再開。
残り5周の超スプリントレースで藤井選手が 再逆転を狙うも、コンマ5秒差で谷口選手が逃 げ切りに成功。残り2レースのうち、いずれか を制すれば、谷口選手とメルビン・モー、ドミ ニク・アン両選手のコンビが王座を手にするこ とができるところまで迫る。
AN GT-Rは青木選手で挑んだのに対し、#28
PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3は 片岡選手で対抗。3番手からわずか2周でひと つ順位を上げた片岡選手は、徐々に青木選手 との差を詰め、中盤には青木選手の背後に。そ の青木選手のタイヤが辛くなっていることを察 した片岡選手は12周めのヘアピンで逆転。第 3レースではハイルマン選手がポール・トゥ・ ウィンを飾った1号車は谷口組に6.5ポイント 差にまで迫ることとなった。
一方、STURM MOTUL EDインプレッサに
ST-5クラス/18. 第3レースは古宮正信選手が優勝。19. 第1レ ースで2位の井尻薫選手は、第2レース優勝でリベンジ達成。 20. 第1レースの優勝はRYU1選手が獲得。
り、阪口選手によって連勝が果たされる。第3 戦では松田選手が逃げ切ったSTURM MOT UL EDインプレッサながら、ランキングは逆 転、3ポイント差でRSオガワADVANランサー が最終戦を前に首位に立った。
~スーパーベスト2連発の全日本ダートラドライバー 佐藤秀昭選手に聞く「ローパワーFFの最速ドラテク」~
ローパワーFFドライビングの極致とはどういうものだろう。
全日本ダートラで2度にわたってブッちぎりの走りを見せてくれた 佐藤選手のドライビングの世界をちょっと覗かせてもらった。
今や全日本ジムカーナでは最多出場台数を 誇るまでに参加者が増えているPN部門。全日 本ダートラでもPNクラスは台数が増え、さら に来季からは全日本ラリーでもRPN車両が導 入されることになり、コンパクトFFマシンへの 注目度が高まっている。そこで、そんなコンパ クトFFのスペシャリストに、ドライビングのコ ツを聞いてみた。
「まず的確な進入スピードを心がけることが必 要です」と語ってくれたのは、今季全日本ダー トラPNクラスにおいて、見事にチャンピオン を決めて見せた佐藤秀昭だ。とりわけ第5戦切 谷内ラウンドとタイトルを決めた今庄ラウンド の走りは圧巻だった。いずれも2位以下を2秒 近く引き離し、ブッちぎりの優勝を果たしたか
らだ。
「当然ですがパワーがないので、例えば思った よりイン寄りのラインになった時に、アクセル オンでフロントを逃がすのが難しいんです。な ので理想のラインを確実にトレースしようと思
ったら、それだけシビアな進入スピードとライ ン取りが要求されるクルマと言えるでしょう」
特に滑りやすい路面になるほど、シビアな操 作が必要になる。佐藤がタイトルを決めたラス ト2戦はいずれもウェットだったが、佐藤はな んとヨコハマタイヤの舗装向けラリータイヤで あるA036を装着している。いずれのコースも 基本的には路面グリップが高いことで知られて いるが、それでもグラベルのウェット路面にお いて、舗装向けラリータイヤで勝負を賭けるの はかなりの勇気が必要だ。
「自分のドライビングスタイルが元々ハンドル を切らない運転なんです。皆から、それで良く 曲がれるねって言われるんですけど、まぁそれ で曲がるって信じて切り込んでるんです。それ で何でコースアウトしないの? って聞かれて も自分じゃ説明できないんですけど(笑)、アン ダーパワーのFFは基本的には粗い操作はしち ゃダメですね。なるべくジワッとハンドルを切 り込むことが必要です。なので、ステアリング を切り込むタイミングも早 い。普通は怖いからどうし てもギリギリまで突っ込ん でスパッと切り込むんです けど、それだとそこで車速 が一気に落ちるんです。な ので、車速も上げてコーナ ーのかなり手前から切り込 むんです」
第5戦切谷内の当日のレイアウト。これまでの全日本戦のレイアウトを基本的に踏襲した レイアウトだが、後半の内周部のテクニカル区間の走りが勝敗に大きく影響した。
これは言葉で言えば簡単 だが、実際にやろうとする とかなり難易度は高い。佐 藤の走りはコーナーのかな り手前から姿勢を変化さ せ、ドリフト状態に持ち込 むのだが、高い進入スピー ドにも関わらず、横にして スライドさせることでブレ ーキングとして車速を落と している。それだけ高いド
リフトコントロールが必要 なわけだ。ただし「基本は ロスなく」と語る。
佐藤秀昭プロフィール
アルト、ストーリア、ブーンと乗り継いできたコンパクト カーのスペシャリスト。今年はスイフトで2度めの全日本 タイトルを確定。普段の練習車はランエボだ。
(2番手との差 -1.912秒)
7月末に行われた第5戦の舞台青森切谷内は高低差のあるテク ニカルコース。硬質路面の外周に対して、内周は路面の質も変 わるので、メリハリのある運転が求められる難コースだ。
(2番手との差 -2.105秒)
第6戦今庄は、ウェットになってもタイムアップが可能と言う独 特の路面を持つ。因みに佐藤選手のクラスの次のN1クラスは ウェットタイヤを履いたドライバーが優勝した。
言われる。
「切谷内も今庄もそうなんですけど、ウェット で滑る路面だから滑らせて走らせるってわけじ ゃないんです。滑ると思った時に、何かやると 逆にロスになる。それはパワーがないからミス した時の復帰が遅いからです。ですから滑ると 思ったら何もしないことです。なので、結構何 もしない時間がありますよ」
実はその「何もしない時間」を我慢できるかが 重要とも言う。元々パワーがないだけに、いか に無駄な挙動変化を抑えることが、アンダーパ ワーのFFでタイムを出すポイントというわけ だ。もっとも、それだけに「基本に忠実に運転 しないとうまく走らせることができない」と佐藤 も語っている。
第6戦今庄は昨年は使用しなかった外周のストレートを使ったのが大きな特長。佐藤選手 は最後に島回りが待ち受ける後半区間で圧倒的なタイムを叩き出した。
どんな車種でも同じだ が、パワーがないクルマほ ど「誤摩化しが効かない」と
「PNクラスでうまく走れれば、他のクラスに 行ってもちゃんと走らせることができると思い ます」と佐藤は言う。ドライビングの基本を学 ぶならPN車両がオススメだ。
コンパクトFFの場合、それぞれの競技の特長に応じて、 どんなドライビングが求められるのだろうか。スペシャリスト達に話を聞いてみた。
全日本ジムカーナ選手権でスイフトを駆り、昨年は シリーズ2位を獲得、今年も第7戦終了時で2勝を挙 げているのが鵜飼洋一だ。「基本はロスなくっていう 走り方がセオリーです。よくやってしまいがちな突っ 込みすぎには注意ですね。パワーがなくて車速も伸 びないから、どうしても進入で無理してしまいがちな んですが、突っ込みすぎるとそこで車速が落ちてし まって立ち上がりでのスピードが伸びないからです」
鵜飼が特に心がけているのは、ボトムスピードの低 下を避けるということだ。ボトムスピードとは、いわ ゆるコーナリングスピードの最も低くなる車速のこと だが、アンダーパワーのFFではほんの少しの車速の 低下が大きくタイムに響いてくる。鵜飼によれば「ロ ガーで確認すると、ボトムスピードがたった1km/h 低いだけで、大きくタイムに差が出るほど」だと言う。
ハンドル、アクセル、ブレーキは丁寧に操作することが第一。
鵜飼洋一プロフィール
2011年はNCP131ヴィッツを 駆ってPN1クラスを戦ったが、昨 年からZC32スイフトにスイッチ。
今年は2勝をマークし、タイトル レースの主役の一人を務めた。
アドバイザー 佐藤秀昭
「どのコーナーにも適正なボトムスピードっていうの があって、それに合わせるのが理想です。ボトムス ピードが適切なら、タイヤとクルマが無理なく前に出 「突っ込み過ぎはダメです」とダートラでのポイント をアドバイスしてくれたのは、前ページでも紹介した 佐藤秀昭だ。
「進入スピードが高すぎるとドリフトが大きくなりす ぎますし、低すぎてもコーナリングスピードが低くて 単純に遅い。その意味ではシビアなスピードコント ロールが要求されるクルマであると思います。ただ し、突っ込みすぎより抑えすぎの方が、ビギナーの方 だったらそれなりのタイムは出やすいと思います」
本来であれば、ビギナーの場合は抑え過ぎよりも 突っ込みすぎの方が、スピード感覚が高いという意味 で褒められるべきだろう。ところが、アンダーパワー のコンパクトFFの場合は、進入スピードが高すぎると 佐藤が前述するように抵抗が大きくなりタイムロス してしまう。佐藤に言わせると「秒単位で遅くなる」そ うだ。
アドバイザー 榊雅広
2008年に全日本ラリーで初めて設立されたの が、1500ccマシンが参加できるJN1.5クラス。その JN1.5クラスの初代チャンピオンが、九州が地元の榊 雅広だ。当時、榊は三菱コルトを駆ってタイトルを獲 得しているが、今シーズンも開幕戦となった九州ラウ ンドのターマックラリーでは初代ヴィッツRSでJN2 クラスに参戦、見事に優勝を飾っている。
「1.5リッターカーはどの車種でも同じでしょうけど、 やっぱりパワーがないので、いかに抵抗を少なくして 走るかがポイントだと思います。ただ、抵抗をなくす だけじゃ速く走れませんよね。なので、抵抗も少なく してさらにアクセルもたくさん踏むことをラリーでは
突っ込みすぎず遅すぎず、的確な車速で進入でき れば理想的なスライドが発生するわけだ。例えばこ れまでインテグラなどハイパワーFFに慣れてきたド
ライバーは、どうしても突っ込みすぎてしまう。今年 PNに移った昨年のN1チャンピオン内藤聡がまさかの
ステアが出やすくなってしまう。だが、これまで佐藤 はアンダーステアでオーバーランしたことがないと 言う。
「いかにクルマに合わせて運転できるか」と佐藤も 語っている。そのクルマの特性をいかに摑むことが できるかも必要ということだ。
抵抗を少なくするだけじゃ速く走れない。
さらにアクセルもたくさん踏むことを心がけないとダメ
心がけました」
基本的には極力振り回すことはせず、舵角も与えす ぎないという、丁寧なドライビングを行なうのがセオ リーだ。特に榊が得意としているターマックラリー
では、コーナリングラインもなるべくRを大きく取り、 コーナリングスピードを高めるようにしている。「まぁ 林道の形状にもよりますけど、なるべくアウトインア ウトのラインでスムースなドライビングを心がけてい ます。あとはハンドルの切り方も、ダートでは一気に 姿勢を変えたい時があるので、多少スパッと切り込む こともありますけど、少なくともターマックでは粗い 操作は禁物ですね」
榊雅広プロフィール
2008年、コルトで2度めの全日 本タイトルを獲得した榊選手は インテグラマイスターとして知ら れる一人だが、今年の開幕戦で はNCP10ヴィッツでブッちぎり の優勝を飾っている。
さらに、山岳路を使用す るラリーの場合は、上りや 下りなどの勾配のあるコー スを走ることが多くなる。 「これはダートも舗装も同
じですけど、特に上りの時は振り回さずにスムースに クルマを前に出すイメージで走った方がいいでしょ う」と榊は語る。上り勾配の場合は、大きくテールス ライドなどを発生させると、それが抵抗になって急激 に車速が低下してしまうからだ。グラベルSSの場合、 FFではクラッチを蹴って一気にエンジン回転を高め
る手法もあるが、榊は使用しなかったと言う。 「コルトはクラッチがノーマルだったので、無用なトラ ブルを避けるためにもクラッチは蹴りませんでした。 それよりも、ラリーではペースノートを使用できるの で、レキの時にしっかりとそのコーナーをどう走った ら一番速いかを決めておくようにしてましたね」
全日本ラリーではクロスミッションの搭載も許さ れていたこともあり、ギア選択によりエンジン回転を 高く保つことも可能だったが、それでも不要な車速低 下によるエンジン回転の落ち込みを避けるためにも、 そのコーナーのギア選択や理想のラインなどをペー スノートに記しておくようにしていたそうだ。
コンパクトFFに乗り換えても、最初の内は、前に乗っていた競技車のクセを 消せずに伸び悩むドライバーは多い。経験者達にその克服法を聞いてみた。
まずジムカーナではEK9シビック、 FD2シビックをドライブした経験のあ る西野洋平に聞いてみた。
「運転はパワーのあるFFよりシビアさ が要求されるクルマだと思います。特 にアンダーパワーのクルマは、コーナ リングスピードを1km/hでも0.5km/ hでも上げたいじゃないですか。その ために進入スピードも上げたいんで す。ただ、進入を上げすぎるとロスも 大きくなる。スピードコントロールは
パワーがないクルマは1速か2速で走るかを明確に 分けながら走らないとタイムが出ない。ライン取りも重要
慎重さがより必要です」
コーナリングラインにも違いがある と言う。パワーがあれば多少無理のあ るラインでも立ち上がっていくので車 速よりも走行距離を重視するラインで もいいが、パワーがない場合は車速を できるだけ落とさないラインにしたい と言う。 「パワーがあればクリップまで真っ直ぐ
パワーがない場合はなるべくRを緩く 取ってコーナリングスピードを上げた いので、何ていうかU字コーナリングっ て言うのかな、そんなラインがいいと 思います」 U字コーナリングの場合、基本的に は進入でアウトに寄っている時間が長 くなり、ブレーキングも直線で終わら すのがセオリーだ。さらにブレーキを リリースしてから切り込み、ハンドルを 戻しつつアクセルオンにしたいと言う。 そして、ダートラでもラインが重要 と語ってくれたのは2010年、11年と連 続で全日本PNチャンピオンを獲得し た川島秀樹だ。
ち上がってくれますけど、パワーがな いクルマは1速か2速で走るかを明確 に分けながら走らないとタイムが出な い。多少でもエンジン回転に合わせた ラインを取ったり、1速なら状況によっ てはインベタで行くような走り分けも したいですね」
EK9、FD2という速さを持つシビックを乗り継いで きた西野選手(左)と同様、川島選手もハイパワー のDC2インテグラからスイフトへチェンジした際 には大いに戸惑ったという(右)。
「クルマのセッティングにもよるだろう けど、ある程度はロールしながら、その ロール感を使いながらコーナリングし ないとダメだと思います。姿勢を作り すぎるとブレーキングになってしまう からです」と語るのは現在、スイフトで 全日本に参戦している鳥居晴彦だ。
鳥居の場合は、ランサーの改造車時 代でも大きくスライドさせる走りでは なかったので、その点ではスイフトに 乗り換えてもそれほど違和感は感じな かったと言う。4WDを操るトップドラ イバーも、4輪ドリフトはするのだが、フ ロントはインに切り込みながらの走り になっている。アンダーパワーのFFも、 同じような走りが理想だそうだ。
一方、ジムカーナで4WDからスイフ トに乗り換えてきたのが山家丈夫だ。
「エンジンがNAでパワーがないので ギア選択が難しいですね。1速じゃ吹 け切るし、かと言って2速に入れるとス
「DC2やDC5と比べても1速での走り 方はそんなに変わらないと思います。 ただ2速や3速に入れた時は、パワーの ないクルマはどういうラインを選ぶか が勝負。インテは立ち上がりのライン が多少ラフでもアクセルオンすればホ イールスピンしてくれたり、そのまま立
例えばインテグラならアウトインア ウトの理想的なラインを通ることがで きるコーナーでも、スイフトの場合は2 速でも回転が低ければ立ち上がって いかないこともあり、そこで1速に落と してしまうと今度は吹け切ってしまう。 ならば、そこで1速でアウトインインの ラインにするなど、状況によってライン を臨機応変に変えることが必要になっ てくる。
「そのためにも慣熟歩行が大事。どこ を通ってギアは何速にするかを慣熟の ときに決めておく」と川島も語ってい る。走りの組み立てにもそんなシビア さが要求されるのがPNクラスなのだ。
ハイパワー4WDと同じタイミングでブレーキング してはダメ。ブレーキを余らせてしまうだけだ
トールしてしまう。ランサーはターボ エンジンでトルクがあるので、多少ギア が合わなくてもタービンが回っていれ ば前に出てくれるんですが、スイフトは そういうわけにはいかない」。そのため、 いかにパワーを残らず使い切るかを考 えたいそうだ。
「ランサーに比べれば小さくて軽いボ ディということもアタマに入れて運転し た方がいいと思います。ランサーのつ もりでブレーキングすると、手前からブ レーキングしてしまうのでブレーキを余 らせてしまうんです。またランサーには なかったABSを介入させないブレーキ セッティングも必要だと思います」
ジムカーナではサイドターンがある のでサイドブレーキでリアタイヤを確 実にロックさせる強力なパッドをリア に入れたいが、そうするとフットブレー キでリアがロック気味になりABSが介 入しやすくなる。そこで前後バランス
を良くしようとフロントパッドも強くし てしまうと、余計にABSが介入しやす くなる。フロントもロックしにくく、か つサイドも効く程度のブレーキバラン スを見つけ出すことが必要だ。
また、ラリーでは過去、ランサーでも 全日本ラリーに参戦した経験を持つ榊 雅広によれば「ランサーは速くて重いの でブレーキングでは十分に車速を落と
して加速を重視する走りがセオリーで すが、そのつもりでブレーキングすると ブレーキングポイントが手前になりす ぎてしまう」とこれは山家と同意見。た だ、榊によればランサーもコルトもアク セルをできるだけ踏みたいということ には変わりなかったので、アクセルオン のタイミングなどは変わらなかったと のことだ。
ランエボが長かった山家選手(右)だが、ロータス エキシージを駆ったことも。PNドライバーの先駆 者である鳥居選手は改造車のランエボから乗り換 えたドライバーだ(左)。
開催日:9月15日 開催場所:十勝スピードウェイ 格式:準国内
主催:MSF㈱[団体登録No.加盟49002]、TOSC[クラブ登録No.加盟49007] レポート/天野克彦 フォト/加藤和由
9月に入り、すっかり秋が深まってきた十勝、 「北海道クラブマンカップ」も終盤戦に突入である。
台風接近中とあって上空は厚い雲に覆われ、午後 からの決勝は予報通りに雨が降り出してしまった。 このコースコンディションの悪化と、シリーズも 終盤戦となり、ポイント争いが激化したことが接 触やコースオフを誘発し、レース終了後に多少の 混乱があったことは残念でならない。
まずは鈴鹿を中心に開催されているVITA-01 と今では十勝だけの開催となったザウルスJrとの 混走レースは前戦に続き今回もダブルヘッダーに。
VITA-01は、そのレース①、レース②ともにオ ープニングラップですべてが決まってしまった。
レース①では後方スタートだったおーかわひろ し選手が絶妙のダッシュでポールの今野訓昌選手
定され4位に降格、水田貴之選手がウイナー。レ ース②ではそのポールの水田選手に後方グリッド の選手が明らかなフライングで並びかけ、1コーナ ー進入で接触し双方スピン。この混乱の中「きっ とスタートで混乱があるから序盤は抑えて行こう と思ってました」という今野選手が大量リードを奪 い、今季初勝利を手にした。
ザウルスJr.はレース①こそペースの上がらな い前走車に手こずり、佐久間薫選手の先着を許し たものの、レース②は一気に主導権を奪った五十 嵐弘昌選手が圧倒的強さでチェッカー、今シーズ ン4勝めを挙げタイトルも確定となった。
今シーズンから始まった86/BRZレースは、 もちろん北海道では初開催。予選はドライだった ものの決勝は完全なウェットになった。その悪コ ンディションの中、絶妙なスタートを見せたのは
Round.3
ドは広がるばかり、予選5番手からポジションア ップしてきた佐々木孝太選手の追撃を振りきり、 今季4勝め、遠隔地開催のボーナスポイントもあ り、初代チャンプ決定となった。
最後のレースは北海道独自のカテゴリー、ナン バー付とN1仕様の初代Vitzによる混走レース。 ポールだったナンバー付の鈴木吉信選手と、総 合3番手だったもののスタートで2番手に上昇し たN1の滝川勝広選手によるトップ争いが演じら れたが、3番手以降は大差となったため、その二 者が1秒ほどの差を保ったまま、そのオーダーで ゴールとなった。
ザウルスJrのレース②は五十嵐弘昌選手が優勝。5.86/BRZレース優勝の山野直也選 手は初代王者も確定させた。6.TMSCヴィッツは鈴木吉信選手がポール・トゥ・ウィン。 86/BRZレース表彰台の皆さん。8.N1-1000表彰台の皆さん。9. ザウルスJrレース②表 彰台の皆さん。10.TMSCヴィッツ表彰台の皆さん。11.VITA-01レース②表彰台の皆さん。 鬼塚益生選手はザウルスJrレース①で2位入賞。13. ザウルスJrの阿部敬珠選手はレ ース②で3位を獲得。14.86/BRZレースの3位は予選9番手の富沢勝86が獲得。15.N11000は今年デビューした滝川勝広選手が初優勝。16. 中村涼子選手はN1-1000で2位入 TMSCヴィッツの中村高幸選手は2位でフィニッシュ。18. 追撃も及ばず86/BRZレ ースの2位となった佐々木孝太BRZ。 VITA-01の吉田敏也選手はレース①で2位獲得。
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 群馬(250)
JMRC群馬ラリーシリーズ
関東コミュニケーションラリーシリーズ第 戦 TAGラリー2013
RN,RJ,RF,AE,RB D TAG(027-352-1503)
11月2日〜3日 岡山(250)
2日〜3日
8日〜9日
第8回JMRCオールスターラリーフェスティバル 第23回チェリッシュつちの子ラリーinにいみ2013
TCHERISH(086-485-1866)
RN,RJ,RF,RB D
MSCC(03-3701-8425) レジェンドオブザラリー2013
(LegendofTHERALLY2013)
2013年九州ラリージュニアシリーズ第4戦 ACKKITナイトラリーin九州 9日〜10日
2013年JAF中部・近畿ラリー選手権第6戦 2013年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ第3戦 シロキヤラリー13'
ACK(093-881-3933)
SHIROKIYA,SOMOS (0565-28-6524)
群馬(200) 長野(150) RN,RJ,RF,RB,F D
RN,RJ,RF,RB E
16日〜17日
23日〜24日
30日
2013JMRC近畿SSラリーシリーズ第5戦 チームモアラリーin滋賀2013
The40thanniversaryCORSAラリーシリーズ コルサの「サ」ラリー
R-10-N(0982-37-0253)
D
TEAM-MORE(0749-48-0515)
CORSA(027-345-0605)
GYMKHANA,CIRCUITTRIAL,DRIFT 11(NOV)~12(DEC)
RN,RJ,RF,AE,RB
RN,RJ,RF,AE,F, RB E
群馬(100)
●ジムカーナ●サーキットトライアル●ドリフト
東北地方
11月 3日
競技会名 開催日 仙台ハイランドテクニカルコース P,N,SA,SC,D, AE E NC(080-3192-8147) マルイコンタクトレンズカップ 2013'宮城・福島3トライジムカーナシリーズ第9戦(最終戦) (一日で取得Aライ講習会も有り)ATクラスも有り
11月 10日
17日
17日
20日
24日
12月 1日
14日
DriftChallenge2013(ドリフトチャレンジ2013)
JAF登録イベントシリーズ第2戦 byRRC群馬
2013ジャラック・袖ヶ浦サーキットトライアル Aライ講習会
付 Rd-Ⅳ
21日
22日
オーガナイザー/電話番号
関越スポーツランド B,SC,D D RRC群馬(027-388-2295)
B E JARAC・RC(043-266-3703)
PN,N,B,AE E Force(042-660-0192) 2013JMRC関東ジムカーナフェスティバル
TMAC・Aライセンス講習会&サーキットトライアル付⑪
B E TMAC(03-3611-6687)
PN,SA,B,AE E B-Sports(03-5487-0735) 筑波サーキットトライアル・プレシーズンマッチ
B,D D TDMC(03-3656-6166) BRIDEドリフトマッスル2013第8戦日光大会
東関東トライアル inつくばフェスティバル
Aライセンス講習会⑫
DUNLOP杯スカラシップフェステルバル
タイヤセレクト小平CUP最終戦
DriftChallengeFestival2013
(ドリフトチャレンジフェスティバル2013)
JAF登録イベントシリーズフェスティバル byRRC群馬
2013クレバーサーキットトライアル in筑波第5戦 Aライ講習会付
=サーキットトライアル
SA,B E TMAC(03-3611-6687)
袖ケ浦フォレストレースウェイ
関越スポーツランド
筑波サーキットコース2000
筑波サーキット
日光サーキット
筑波サーキットコース2000
B,SC,D D RRC群馬(027-388-2295)
B E CLEVER(03-3766-3312)
本庄サーキット
筑波サーキット
11月 9〜10日
開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 JAF カップ 幸田サーキットYRP桐山 PN,N,SA,SC,D, AE C NRC(052-798-5621)、 SOMOS
12月 14日
2013年JAFカップオールジャパンジムカーナ
2013年JMRC全国オールスタージムカーナ
2013 FISCO SPECIAL STAGE TRIAL シリーズ 第3戦
=サーキットトライアル
競技会名 開催日
11月 3日
2013“Cartolive”杯
舞洲スポーツアイランドシリーズ
TJマイカージムカーナ No4
富士スピードウェイ B E FMC,富士スピードウェイ㈱ (0550-78-2340)
オーガナイザー/電話番号
TJ(072-296-6886)
選手権地区 開催場所 競技車両 格式
N,B,AE E
舞洲スポーツアイランド
17日
12月 22日
12月 8日
2013姫路セントラルパークジムカーナシリーズ最終戦
OCCKテクニカルジムカーナNo2
2013“Cartolive”杯
舞洲スポーツアイランドシリーズ
TJマイカージムカーナ No5
姫路セントラルパーク第5駐車場 B E OCCK(06-6843-4350)
N,B,AE E TJ(072-296-6886)
舞洲スポーツアイランド
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 岡山国際サーキット B E AC、㈱岡山国際サーキット (0868-74-3311)
マツダファン サーキットトライアル 岡山・冬ラウンド
=サーキットトライアル
※11月〜12月に四国地方、九州地方で開催される競技会はありません。
11(NOV)~12(DEC)
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。
※11月〜12月に北海道地区、東北地方で開催される競技会はありません。
●ダートトライアル●オートクロス
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
2013年JAFカップオールジャパンダートトライアル JMRC全国オールスターダートトライアル in関東
競技会名 開催日 JAF カップ 丸和オートランド那須 PN,N,SA,SC,D, AE SA
12月 8日
2013年JMRC関東ダートトライアルフェスティバル
C MSCうめぐみ、FSC (0287-68-0345)
11月 2〜3日 丸和オートランド那須 PN,N,SA,B,SC, D D ROAD-KNIGHT (0263-26-2545)
※11月〜12月に中部地方、近畿地方、中国地方、四国地方で開催される競技会はありません。
2013年JMRC九州ダートトライアルジュニアシリーズ第6戦 グラベルマインドダートトライアル2013
選手権地区 開催場所
モータースポーツライセンス(以下「ライセンス」と言います。)の更 新手続きは、��月から受付�始となります。
新しい年のモータースポーツ活動へ向けて、余裕を持って更新 手続きを行ってください。
なお、JAF窓口にご来店の際は、15ページに記載の休業日、 受付時間をご確認のうえご来店ください。
ライセンス申請書は本誌に綴込んであります。
●ライセンス取得資格
[公示No2013ーK014]
2012年から2013年への更新を行っていない方へ 2012年から2013年へのライセンス更新期限は、下記のとおりです。
窓口受付 2013年12月27日(金)17:30まで
*郵送(FAX)の場合は2013年12月31日の消印(受信)まで有効 *JAFマイページ(web)上でのお手続きの場合は、 2013年12月31日 23:59手続き完了分まで 2014年になると更新の資格を失いますのでご注意ください。 (年末年始の休業日については15ページをご確認ください。)
カートドライバーライセンスおよびカートオフィシャルライセンスは「カートライセンス発給規定」および「カート競技に関する申請・登録等手数 料規定」に基づき発給されます。詳細は当該規定をご参照ください。
エントラントのみの申請の場 合は不要
3.JAF個人会員
18歳未満の方は不要
4.ライセンス許可証料
5.健康自認書等返送料
6.出場記録カード
または役務記録カード
国際ライセンス更新以外は不要
本誌に綴込んである、ライセンス交付申請書を使用してください。
縦4cm×横3cm、無帽、無背景、上半身のもので、申請前6ヵ月以内に撮影した鮮明な写真を申請書の所定位置に貼付して ください。(お手持ちのライセンスに使用した写真と同じでよろしければ、写真は不要です。) ・必ず指定のサイズの写真を貼付してください。サイズが異なる場合、使用できないことがあります。
・デジタルカメラの画像を使用する場合は、必ず写真専用用紙に出力してください。
ライセンス更新に際しては、JAF個人会員が有効期間内であることが必要条件ですので、自動振替による自動継続更新のお 申込みをされていない場合、JAF個人会員の有効期限が切れているとライセンスの更新手続きが行えません。ご本人のJAF個 人会員の有効期限をご確認くださいますようお願いします。万一、JAF個人会員の有効期限が切れている場合には、速やかに 継続手続を行ってください。継続手続の方法等については、お近くのJAFへお問い合わせください。
下記の表の通りです。
郵送による申請の場合、ライセンス許可証料に加え、健康自認書、公認競技会出場記録カード、役務記録カード、仮ラ イセンスの返送料80円が必要となります。
国際ライセンス(エントラントは除く)の更新または上級更新申請をする場合、実績を確認するために必要です。
※【ご注意】2013年からのカート諸規則の改正に伴い、JAF登録カートクラブがエントラントライセンスの申請をする場合、その取り扱 い方法が変更されておりますので、45ページの【お知らせ】をご確認ください。
●ライセンス許可証料(四輪ライセンスの料金は、12ページをご覧ください。)
●ライセンスが発行されるまで
~ライセンス作製の流れ~
申 請 者
*オフィシャルライセンスを併有する場合は、�種目につき500円ずつ加算されます。 (例)コース1級と計��級の場合:5,600円+500円=6,100円
併有する許可証が同じ級(例:技��級とコース�級)の場合でも計算方法は同様です。 *ドライバー、オフィシャル、エントラントライセンスを併有している場合 には、それぞれ上記の許可証料が必要です。
①申請
※②仮ライセンスは発給日から60日間有効です。 ※①から③までは約1ヵ月ほどかかります。更新のピ ーク時にはこれ以上日数がかかる場合がありま すのでご了承ください。
写真入ライセンスをクラブ等にまとめて送付する場合、10件以上はレターパ ックで、10件未満の場合は普通郵便で送付します。
ライセンス発行に関するお問合せは、15ページのJAF支部窓口へお願いします。
●ライセンスの交付申請書の記入について 申請書の枠内に正確かつ明瞭にご記入いただき、記入漏れのないようご注意ください。(未記入項目や、判読できない文字があると、ライセ ンスが発給できない場合があります。) 次ページに記入例を掲載していますので、ご参照ください。
項目
会員No
注意事項等
申請者本人の会員(ライセンス)番号を記入。
氏名とその上段にカタカナでフリガナを記入。
連絡先電話番号
申請者氏名 昼間、連絡がとれる電話番号を記入。
JAF年会費の自動振替の有無 現住所の郵便番号(��)を記入。
どちらかに○。JAF個人会員の有効期限を記入(18歳未満の方は不要)。
郵便番号
現住所 男・女のいずれかに○。
都道府県名を必ず記入し、その上段にカタカナでフリガナも記入。マンション・アパート・寮名・部屋番号等も必ず記入。
性別
生年月日
年齢
ライセンス表記名
エントラントの代表者名
種類およびクラス
写真貼付欄
大正・昭和・平成のいずれか該当するものに○。
申請時の年齢を記入。
国際のドライバーおよびエントラントはローマ字で、国内のエントラントはカタカナで記入。国内のドライバーおよび オフィシャルの申請者は記入不要。(30字以内)
エントラントライセンスの申請の場合、代表者名を記入。国際ライセンス申請の場合はローマ字(全て大文字)で記入。
申請書の該当するクラスおよび種類に○。(次ページの記入例は国内A、コース3級、計時1級、技術2級を同時に年度更新す る場合のもの。)
氏名、ライセンス番号、申請種別も、忘れずに記入。
縦4cm×横3cm、無帽 無背景 上半身のものを1枚。申請前6ヵ月以内に撮影のこと。ライセンス申請書の下段にある所定 の位置に貼付。(前年のライセンスに使用した写真を再使用する場合は、写真の貼付は不要です。)
写真 ドライバーライセンスとオフィシャルライセンスの�方を申請する場合でも申請書は�枚で可。 その他
●JAFマイページによるライセンス更新
JAFマイページにご登録いただければ、インターネットでライセンス更新ができます。 お手続き方法については、本誌17ページをご覧ください。 なお、お支払方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●FAXによるライセンス更新
FA�にてライセンス更新を行う場合は、所定の申請書類(�種類)をJAF�ー�ページから��ンロードして印刷し、必要事項を漏れなくご 記入のうえお手続きください。
申請書類と申請方法については、以下のページに掲載しています。
http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種申請書等→ライセンス更新(クレジット支払)書式→申請について
なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。
●許可証申請の受付場所
ライセンスの年度更新のために必要な書類等は、お近くのJAF支部・事務所へ持参または郵送してください。掲載のない窓口での受付は行っ ていませんのでご注意ください。(各支部・事務所の住所は15ページをご参照ください。)
【窓口受付】
1受付時間は 9:00〜17:30です。
(土・日・祝日年末年始(12月28日(土)〜1月5日(日))は休業となります。) 2原則として「国際ライセンス(A、B、C、エントラント等)」の発給は 15ページ掲載の「○○本部」の表示がある支部のみで行います。詳 細はお問い合わせください。
1必ず「現金書留」にてお送りください。その際封筒表面に「ライセンス 更新」と明記してください。
2ライセンス許可証料に加え、必ず「健康自認書等の返送料 80円」 を同封してください。
<ライセンスがお手元に届いたら> あなたご自身が署名してください!!
ライセンスの裏面の署名欄には、かならずご本人が 署名してください。
署名してはじめてライセンスは有効となります。
※競技会の出場実績を確認する必要がある種類のライセンスについては、インターネットでの更新手続きは行っておりません。また、上級や推薦を伴 う申請については、お手数ですが、窓口へご来店いただくか現金書留による郵送にてお手続きくださいますようお願いいたします。
ライセンスのデザインは 変更されます
ライセンス作製の際にデータ化 して印刷しますので、鮮明な写 真をお使いください。
●カートドライバーライセンスの取得方法
カート国際A
◎カート国際B所持者で、申請前2年以内の選手権または競技会において、以下の何れかの成績を収めていること。 ・単一イベントとして開催されたCIK-FIA選手権、トロフィー、またはカップの参加者中、上位33%にランクされていること。(上位33%のドライバー数が、選手権 決勝戦出場者34名を超えた場合は、クオリファイングヒートの中間着順に基づいて、国際Aライセンス候補者を選定する。)
・シリーズ戦として開催されたCIK-FIA選手権、トロフィー、またはカップの最終ランキングで得点を得ていること。 ・3つの国際競技会の参加者中、上位33%以内に入賞していること。ただしこの場合、国際Bライセンス取得後に得た実績とする。
カート国際B
◎カート国際C(ジュニア国際)取得後、申請前24ヵ月以内に全日本選手権および/または国際イベントにおいて、上位10位以内に少なくとも3回入賞。
☆カート国際C所持者でカート国際B講習会を受講し合格した者。
□カート国際C(ジュニア国際)所持者で、公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで審査を受け承認された者。
カート国際C (15歳~)
◆ジュニア国際所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給 できる。
◎カート国内A(ジュニアA)取得後、申請前24ヵ月以内に格式準国内の 競技会に4回以上出場。または、格式国内の競技会に2回以上、もし くは全日本選手権の競技会に1回以上出場。なお格式準国内と国内 を組み合わせる場合は合計3回以上。
☆カート国内A所持者でカート国際C(ジュニア国際)講習会を受講し合 格した者。
□カート国内A所持者で公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで 審査を受け承認された者。
カート国内A (15歳~)
◆ジュニアA所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給できる。
◎カート国内B(ジュニアB)所持者でライセンス取得後、申請 前24ヵ月以内に格式制限付の競技会に2回以上出場。または、 格式準国内以上の競技会に1回以上出場。
□カート国内B所持者で加盟/公認カートクラブ代表者の推薦を受けた者 □加盟/公認カートクラブの会員で、当該クラブ代表者の推薦を受け、 JAFで審査を受け承認された者。ただし、18歳未満の者は、親権者の 承諾を必要とする。
また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。
カート国内B (15歳~)
◆ジュニアB所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給できる。
◎JAF登録カートクラブ・団体が主催するクローズド競技会に1回以上 出場した者。
☆カート国内B(ジュニアB)講習会を受講し合格した者。
□準加盟/加盟/公認カートクラブの会員で当該クラブ代表者の推薦 を受けた者、または加盟/公認カートコース団体の代表者の推薦を受 けた者。ただし、18歳未満の者は、親権者の承諾を必要とする。 また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。
◎競技実績による上級 □推薦による取得・上級
☆講習会受講による取得 ◆年齢制限解除による取得
※発給年齢の詳細は、「カートライセンス発給規定」を参照のこと。
●カート国際A・B・Cドライバーライセンス更新の条件
ジュニア国際(13歳~14歳)
◎ジュニアA取得後、申請前24ヵ月以内に格式(ジュニア)準国内の競 技会に4回以上、もしくはジュニア選手権の競技会に2回以上出場。 または、格式ジュニア国内の競技会に2回以上出場。なお格式(ジュ ニア)準国内とジュニア国内を組合せる場合は合計で3回以上。
☆ジュニアA所持者でカート国際C(ジュニア国際)講習会を受講し合格 した者。
□ジュニアA所持者で公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで審 査を受け承認された者。
ジュニアA (12歳~14歳)
◎ジュニアB所持者でライセンス取得後、申請前24ヵ月以内に格式 制限付の競技会に2回以上出場。または、格式ジュニア準国内 以上の競技会に1回以上出場。
□カートジュニア国内B所持者で加盟/公認カートクラブ代表者の推薦 を受けた者。
□加盟/公認カートクラブの会員で、当該クラブ代表者の推薦を受け、 JAFで審査を受け承認された者。ただし、18歳未満の者は、親権者の 承諾を必要とする。
また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。
ジュニアB (10歳~14歳)
◎JAF登録カートクラブ・団体が主催するクローズド競技会に1回以上 出場した者。
☆カート国内B(ジュニアB)講習会を受講し合格した者。
□準加盟/加盟/公認カートクラブの会員で当該クラブ代表者の推薦 を受けた者、または加盟/公認カートコース団体の代表者の推薦を受 けた者。ただし、18歳未満の者は、親権者の承諾を必要とする。 また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。
注)ライセンス更新の際は該当する競技会出場実績が確認できる書類(競技結果、出場記録カード等)を必ず提出してください。
1.国際A
更新:ライセンス取得後3年の間にCIK選手権・トロフィ ・カップで6位以内入賞、もしくは5年以内にCIK選手権・トロフィ ・カップに最低1回参加したことがある場合、更新可。
以上の条件を満たさないドライバーは国際Aの資格を失うが下位等級のライセンスは取得可。
2.国際B
更新:ライセンス取得後2年以内に該当するカテゴリーの国際競技に1回以上参加、もしくは国際B上級の条件を満たしていること。
3.国際C
更新:条件なし。(国内A、国内Bと同様の取り扱い)
●カートオフィシャルライセンスの上級申請条件
・JAFの会員でJAFカートオフィ シャルライセンス3級講習会 を受講し、試験に合格した 者。
・準加盟/加盟/公認カート クラブまたは加盟/公認カ ートコース団体の代表者の 推薦を受けた者。
また、被推薦者はJAF国内 カート競技規則集を購入す ること。
・3級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式制限付の競技会で2回以上の監督役務を含む、 格式国内までの競技会(クローズドは除く)で 6回以上の当該役務を執行した実績のある者。
・3級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式制限付の競技会で1回以上の監督役務を含む、 格式国内までの競技会(クローズドは除く)で2回 以上の当該役務を執行した実績のある者で、カ トオフィシャル2級講習会を受講し、試験に合 格した者。
・加盟/公認カートクラブまたは公認カートコ ース団体の代表者の推薦を受け、JAFで審査 を受け承認された者。
・2級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の 格式準国内の競技会で2回以上の監督役務を 含む、すべての競技会(クローズドは除く)で6 回以上の当該役務を執行した実績のある者。 ・2級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式準国内の競技会で1回以上の監督役務を含む、 すべての競技会(クローズドは除く)で2回以上 の当該役務を執行した実績のある者で、カート オフィシャル1級講習会を受講し、試験に合格し た者。
・公認カートクラブまたは公認カートコース団体の 代表者の推薦を受け、JAFで審査を受け承認さ れた者。
2014年のJAF登録クラブ・団体の更新手続きが2013年12月2日 から始まりますので、下記の通りご案内いたします。
●取扱期間 2013年12月2日(月)〜2014年3月31日(月)
(上記申請期間を過ぎた場合は更新ができませんので、ご注意ください。)
●必要書類
※印:JAF所定の用紙を使用してください。
・所定用紙は全てA4サイズに統一しましたので、用紙がない場合は 各支部へご請求ください。
・従来どおり、「カートクラブ・団体登録申請書」の記載内容のうち登録 番号、クラブ・団体名称、略称、代表者氏名、連絡担当者氏名・住 所・電話番号は「JAF国内カート競技規則集」等に掲載いたします。
△印:従来の提出内容に変更がある場合のみ必要です。
【お知らせ】 ※必ずお読みください。
2013年からのカート競技諸規則の改正に伴い、JAF登録の カートクラブの取扱いについて、以下のとおり変更および追 加されておりますのでご注意ください。
��準加盟および加盟カートクラブの所属人数が変更されま した。
①準加盟カートクラブ所属員人数 → JAFカートドライバーライセンスもしくは、 オフィシャルライセンス所持者が�名以上 ②加盟カートクラブ所属員人数 → JAFカートドライバーライセンスもしくは、 オフィシャルライセンス所持者が10名以上 ��準加盟・加盟・�認カートクラブは、��で国内エント ラントライセンスの発給を受けることができます。
●申請料
注:更新時に格式変更(降格・昇格)を申請する場合は年度登 録申請料の他に別途加盟申請料が必要です。
●その他必要なもの 旧(2013年)登録印
●更新申請の受付場所 15ページに掲載のJAF各支部、各事務 所。
受付時間:土日 祝日と年末年始 (12月28日(土)〜1月5日(日))を 除く9:00〜17:30。
なお、本取扱いにつきましては、クラブ登録申請時にご 記入済みの所定のカートライセンス交付申請書の提出を必 要とし、発給するライセンス表記名はJAF登録のクラブ名 称に限りま す。(新規申請の場合は、クラブ登録承認後に 発給いたします。)
また、国際エントラントライセンスの取得を希望する場 合は、国内エントラントライセンスとの差額の発給料を必 要とします。
ご注意:既にエントラントライセンスをJAF登録のクラブ名 で取得されている場合、そのライセンス更新手続き につきましては、必ずJAF窓口で行ってください。
JAFマイページでお手続きいただくと、全額有料と なってしまいます。
格式A−国際/C−国内/D−準国内/E−制限付 ●太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは9月20日までに本部にて受付したものです。
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702) スーパーカートカップ富士チャンピオンシリーズ
〜3日 新東京サーキット
3日
17日
24日
24日
24日
NTCCUPRd5
WAKO'Sスーパーカートカップ第7戦
FS-125 D NTC(0436-36-3139)
3日 富士スピードウェイ FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
FS-125 E SSC(0224-83-3111) 2013トヨタSLカートミーティングSUGOカートレース シリーズ第6戦
2013HARUNACUPKARTRACERd7
2013APGCUP最終戦
2013瑞浪ROTAXMAXCHALLENGEシリーズ
30日 〜12月1日 12(DEC)
2013鈴鹿選手権シリーズ第7戦 カートレースINSUZUKA
FS-125 D HMSL(0279-54-8199)
FS-125 D APG(0550-75-6138)
スポーツランドSUGO西コース
榛名モータースポーツランド
オートパラダイス御殿場
12月 1日
WAKO'Sスーパーカート岡山国際シリーズ第6戦
2013もてぎカートレース第6戦 8日
8日
2013TOYOTASLカートミーティング 幸田シリー
ズ 第6戦
FS-125 D E フェスティカサーキット (0282-25-1500)
FS-125
FS-125 FCリブレ D E SMSC(059-378-3405)
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
FS-125 D ㈱モビリティランド (0285-64-0200)RTA
FS-125 D TKR(0564-63-0840)
NTC(0436-36-3139) NTCCUPRd6 15日
FS-125 D
フェスティカサーキット瑞浪
鈴鹿サーキット国際南コース
岡山国際サーキット
ツインリンクもてぎ北ショ トコース
幸田サーキットYRP桐山
新東京サーキット
全日本カート選手権KF1部門第3戦 (6月29〜30日:スポーツランドSUGO西コース)
全日本カート選手権KF1部門第4戦
VORTEX/KOSMIC/DL 18'18206
6 24 平木玲次 VORTEX/TONY KART/BS18'19399
7 29 山本龍司 TM/DR/DL 18'20100
8 88 佐々木大樹 VORTEX/INTREPID/BS 18'20513
9 4 牧野任祐 TM/SWF/BS
3 15 永井碧人 YAMAHA/TONY KART/YH15'55091
4 26 高橋直人 YAMAHA/TONY KART/YH15'55171
5 25 中川智貴 YAMAHA/birel/YH
6 12 川村崚太朗 YAMAHA/birel/YH
7 16 THANAPONGPANSUTOMNO YAMAHA/birel/YH
8 14 植田涼太 YAMAHA/TONY KART/YH15'59960
9 23 奥住慈英 YAMAHA/CRG/YH
鶴見翔馬 YAMAHA/TONY KART/YH16'02234
D部門 出走9台
Pos No Driver CarName TIME
1158小川謙輔 ADVANKoneO&P隼 01'12895
2151村上仁 LABOTEC☆DL☆TG 01'14324
3159川村徹 ラボテック☆TG☆ダンロップ 01'15162
4156小泉博司 SOタクマインサンテック隼 01'17456
5157関谷光弘 DL丸久ワコーズWM☆MS02 01'17542
6155佐藤宗嗣 POP丸久クジメM熊崎DL隼☆ 01'18185
7152大橋政人 ADVAN和光ITOテックS隼 01'20018
8153砥上史明 エコイル☆MTS☆AX01 01'20045
9154近藤弘 AZUR丸久MTM飯田GDL隼 01'20325
全日本ダートトライアル選手権第4戦
(6月30日:門前町モータースポーツ公園)
01'37821
4096鳥居晴彦 B☆エナペタルスイフト 01'37840
5 10 内藤聡 KYBアオイDLWMスイフト 01'37861
6 9 永田誠 OT☆BPFアドバンスイフト 01'37902
7 8 徳田宏海 DLモンスターTEINスイフト 01'37914
8092佐藤秀昭 KYBアドバンオクヤマスイフト 01'37975
9091今村宏臣 TアシitzzFTDLスイフト 01'38975
1012 上野倫広 DLルブロス田中自動車スイフト01'39026
N1クラス 出走15台
Pos No Driver CarName Time
1 30 山本悠太 DL和弘ペンズITOインテグラ 01'33963
2 21 石崎雄一 和合タイヤインテグラ 01'34418
3 22 前田蔵人 和クスコ住鉱ペンズインテグラμ 01'34766
4085竹本幸広 クスコDLフォルテインテグラ 01'34834
5 20 広上徹 クアトロデゥエ インテグラ 01'35074
6 26 森田英文 PZDLATSITOインテグラ 01'35091
7 28 齊藤道夫 DLスプリントERSインテグラ 01'35598
8 27 柴原学志 Tガレ速心伝衛門DLインテグラ 01'35829
9 25 花見誠 DL田中自動車ガン鉄インテグラ 01'36107
1023 松井正嗣 和弘細江鈑金ワコーズインテグラ 01'36276
N2クラス 出走9台
Pos No Driver CarName Time
1071伊藤益弘 BOOBOW DLブーン×4 01'33480
2072西田裕一 DLBOOBOWブーン×4 01'34823
3 38 熊川嘉則 ガレージ熊川DLストーリア×4 01'35437
4075宮木健郎 SP山田CIBIE☆DLブーン 01'36145
5 34 堀内隆 スチールBOX和光ストーリア 01'37009
6 36 福田貴一 SPヤマダKYBYHストーリア 01'37799
7076内海晋作 itzzデイトナDLストーリア 01'37843
8 37 原靖彦 TMワークスバーダルストーリア 01'39476
9 35 佐藤宏和 レスポキヨハラストーリア 01'44050
N3クラス 出走20台
Pos No Driver CarName Time 1061佐藤隆行 CL MotysDLランサー 01'27185
2063北条倫史 DLシーンitzzTAランサー 01'27657
3062北島広実 スマッシュDLitzzランサー 01'28403
4 51 伊藤久 RZフォルテックDLランサー 01'28735
5 56 黒木陽介 DLガルフWMランサーIXEX 01'28750
6064赤羽政幸 メープルスポーツDLランサーX01'29184
7065星盛政 モウルアドバンワコーズランサー01'29332
8 44 村松俊和 ワコーズAC加藤ランサー 01'29585
9 49 角皆昭久 Aion DL ランサー 01'29882 1047 米澤叔晃 カムガレージDLランサーエボX 01'30088
SA1クラス 出走15台
メープルFORTDLインテグラ 01'33370
2054岡田晋吾 J&SKYBWMYHシビック 01'33710
3052佐藤孝 DLアクションMSYMシビック 01'33975
4 67 中島孝恭 ヨコハマ☆ファジー☆インテグラ01'34012
5 69 大栗一也 DL速心OKCガレクロシビック 01'34286
6 65 西田ツカサ 上殿DL中村自DXLインテグラ 01'35031
7 64 平澤宏美 TRSグラスホッパーミラージュ 01'35423
8055飯島千尋 スーパーG神速☆DLシビック 01'35680
9 72 岩澤研一 TRS飛蝗ミラージュ 01'35758
10051山崎利博 itzzペンズDL絆シビック 01'35913
SA2クラス 出走29台
Pos No Driver CarName Time
1100川崎修也 YH戸田キャロッセ山田ランサー01'26615
2041北村和浩 MJトレーディングDLランサー 01'27007
3042荒井信介 クスコヨコハマitzzランサー 01'27833
4 99 大西康弘 アドバンテインF-1ランサー 01'28181
5043金枝宣孔 DL Dソルジャー日光ランサー01'28415
6045岡島和也 アドバントラストKYBランサー 01'28532
7046上村智也 itzzアドバン磊石ランサーX 01'28534
8 82 高橋浩樹 アドバンitzzAPYランサー 01'28777
9 92 川村永二 SPMDL堀部スピードランサー 01'28833
1094 林軍市 ヨコハマKYBファジーランサー 01'29262
SC1クラス 出走13台
Pos No Driver CarName Time
1031工藤清美 工藤ホンダDLワコーズシビック 01'31481
2115児島泰 ALEXDLFTヤマトシビック 01'32340
3112坂田一也 グローバルYHWMミラージュ 01'33559
4109大西雅也 アクセントBプロテックシビック 01'34031
5033福山重義 SP山田ヨコハマ戸田インテグラ01'34242
6036寺田伸 TガレDLルブロスITOセリカ
SC3クラス
1128炭山裕矢 CUSCO ADVANランサー 01'25913
2013平塚忠博 スマッシュダンロップランサー 01'27032
3012梶岡悟 DLレイズingsランサー 01'27136
4014丹羽政彦 FORTECジールDLランサー 01'27862
5126磯貝雄一 ZEAL MJT ランサーX 01'28106
6015中本吉彦 KITブリッドYHインプレッサ 01'28192
7011吉村修 FORTECナビクDLランサー 01'28583
8127岩下幸広
5
1 27 三上満宏 アドバン我儘カストロールアルト01'35487 2072西田裕一 DL・BOOBOWブーン×4 01'35941 3071伊藤益弘 BOOBOW DLブーン×4 01'36729
4 29 熊川嘉則 ガレージ熊川DLストーリアX4 01'36884 5075宮木健郎 SP山田CIBIE☆DLブーン 01'38011
6 28 福田貴一 SPヤマダKYBYHストーリア 01'38486
7 26 田丸豪 HAEC・Pガレージストーリア 01'40495
※本ページ掲載の告知内容について問題が生じても、JAFは責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。また内容によっては、掲載できない場合もありますのであらかじめご了承ください。 報告:コルトモータースポーツクラブ(クラブ登録No加盟13024) 2013年CMSC全国大会 開催報告
「CMSC全国大会」を6年ぶりに 開催し、総勢80名が参加!
全国に30ある加盟クラブの支部に所属する、 800名のクラブ員を擁するコルトモータースポ ーツクラブ(CMSC)は、8月17日から18日の
2日間、2007年以来6年ぶりとなる『2013年 CMSC全国大会』を福島県で開催しました。
かつては2年ごとに開催されていた『CMSC全 国大会』ですが、日本の社会情勢が厳しく移り変 わる中、2007年を最後に開催されていません
でした。しかし、その間もクラブ員は積極的に 競技会主催や競技参加を続け、全日本チャンピ オン獲得を始め好成績を挙げて います。そんなクラブ員たちに とって、待ちに待った全国大会 の開催となりました。
大会直前の7月に急逝された 木全巌会長の冥福を祈る黙祷か ら始まった、16日夜に行われ
た懇親会では、全国から集った参加者が、今の CMSCとモータースポーツへの思いを語り合い ながら、再会の喜びを交わしました。
そして翌17日はSSパークサーキットでダー トトライアルを開催。CMSC福島が主催する JAF東北ダートトライアル選手権第5戦との併催 となり、総勢22選手が参加。勝敗にこだわりつ つ、競技を楽しみました。
その中には青森、岩手、埼玉の各支部 からの3組の親子の姿もあり、50年とい
う長い歴史を持つCMSCを象徴していま
した。注目の親子対決は、タイムでは3組
CMSC青森小舘久(右)と優貴(右2人め)親 子の対決は優貴選手の勝利。
とも子に軍配が上がったものの、前夜の懇親会 での舌戦は年の功で親の勝利となっていました。 こうして『2013年CMSC全国大会』はクラブ 員の交流と親睦を通じて、所期の目的である CMSCの結束を果たすことができました。今後 の更なる活動と益々の発展に期待したいところ です。
6年ぶりとなるCMSC全国大会は福島県での開催に。日本各地の各支部から 集った、大会参加者の皆さんで記念撮影が行われた。
報告:チームパドック(クラブ登録No加盟24026)
●開催日:7月14日 ●開催場所:山室山ダート ●格式:準国内 ●主催:PADDOCK ●コンディション:ドライ
中部2クラスは馬場基選手が優勝。
福田貴一ミラは中部4クラスで逆転優勝。
激戦区の中部5クラスは村松俊和選手が優勝。
中部3クラスを制した前田利幸選手。
東海4WDクラスは赤塚秀和選手が今季初優勝。
折口智史ランサーが東海FWD2クラスを制した。 東海RWDクラスの池谷孝選手は2勝めを挙げた。
東海4WDクラス優勝の赤塚秀 和選手。
東海FWD2クラス優勝の折口智 史選手。
東海RWDクラス優勝の池谷孝 選手。
中部5クラス入賞の皆さん。
中部3クラス入賞の皆さん。
2013年JAF北海道ジムカーナ選手権第7戦/2013年JMRC北海道ジムカーナチャンピオ ンシリーズ第7戦/2013年JMRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第8戦 スーパース
ラロームin千歳 Rd8[JAF公認No.2013-8210]
開催日:9月22日 開催場所:新千歳モーターランド 格式:準国内 主催:NC.ASC[クラブ登録No.加盟01113] フォト/加藤和由 レポート/JAFスポーツ編集部
晴天に恵まれた9月22日、JAF北海道ジムカー ナ選手権の今シーズンを締め括る第7戦が、新千 歳モーターランドで開催された。
ドライコンディションで競われた今回は終盤に、 9m間隔で置かれた2つのパイロンで規制された ダブルフリーターンが設置されるという、ウデが ものをいうレイアウト。度胸一発の360°ターンに 賭けるか、無難に2つのターンでクリアするかで 秒単位でタイムが変わるというこの難関を、如何
にクリアするかも成績に直結していたようだ。
前年チャンピオンの宮本雅樹デミオと、ZC32S 型スイフトを投入した柏木伸秀選手が王座を争う
PN1クラスはヒート1で柏木選手が痛恨のミスコ
ース。その直後に走った宮本選手はトップタイム と明暗を分ける。
ヒート2で勝負を賭けた柏木選手だったが宮本 選手を更新できず、2番手タイム。「リアショック のバネを変えたらリアが跳ねなくなってコントロ ールしやすくなったんです」と好調の宮本選手は ヒート2のWターンで360°ターンを決めてタイ ムアップし、チャンピオン確定に花を添えた。
SA2クラスでは、ランキングトップの畑中博
勝選手がヒート1はWターンでミス、ヒート2で はゴール目前の270°ターンでパイロンタッチに 泣き、5位に沈むことに。ヒート1でトップに立っ た佐藤透選手がそのまま逃げ切って、シリーズチ
1.SA1クラスは扇圭一選手が今季初勝利を獲得。2.R-ECO クラスの関根大雄選手は優勝でチャンピオンも確定させた。
「今年は4戦しか出られなかったんで、チャンピ オンは意識していなかったんです。その分、目の 前の1本1本に集中して走れたことが結果につな がったのかもしれませんね」と、佐藤選手は優勝2 回を含む、参戦したすべてで表彰台という好成績 を残した一年を振り返った。
ラジアルシリーズのR-1クラスのヒート1は既 にチャンプを確定させている成瀬悠人選手がW ターンで360°を決めてトップを奪取。
しかしヒート2では、ヒート1、左リアのサイド ブレーキの不調から360°を諦め、2番手に甘んじ た米澤匠選手が、「5年間、一緒に戦ってきたロ ードスターの最後の一戦だったので、絶対に勝ち たかったんです」と、ブレーキを調整した甲斐もあ って見事な360°ターンを披露。ベストを奪ってメ モリアルな一戦で優勝を飾った。
4.PN1クラス入賞の皆さん。 R-1クラス入賞の皆さん。
R-1クラスの4位は長南明宏選手。
6. 宮崎ひとみ選手はR-2クラスの1位 SA3クラスの1位は村上公一選手。8.PN1クラスの三 浦司選手は第1ヒートのタイムで4位を獲得。
9.R-1クラスの米澤 匠選手は逆転で今季3勝めを獲得。
10.PN1クラスは宮本雅樹選 手がチャンピオンの貫禄を見せて優勝。
11.PN1クラスの北村清智 選手は逆転で3位を奪取。12.R-1クラスの成瀬悠人選手は米澤選 手を再逆転ならず、2位に甘んじた。
13.MINIを駆るR-1クラスの 吉崎智貴選手は3位入賞。
14.SA2クラスの3位は玉山そんみん 選手。15. 三浦正記CR-ZはR-ECOクラス2位を獲得。16. 小野 寺俊選手はR-1クラスで5位入賞。17. シビック対決となったSA1 クラスは渡辺忍選手が2位。18.PN1クラスの柏木伸秀選手は2 位入賞。19.SA2クラスの2位は金子智也選手。20. 佐藤透選手 は優勝で初チャンピオンを確定させた。
JAF関東ダートトライアル選手権は9月8日、 ラス前の一戦が長野モーターランド野沢で開催さ れた。野沢での地区戦は6月の第5戦に続いて今 季2度め。最終戦はお馴染みの丸和とあって、特 に地元、信越勢のドライバーにとってはタイトル に繋げるためにも落とせない一戦だ。
野沢は一昨年3月に信越地区を襲った地震によ り外周路が崩落するアクシデントに見舞われたが、 今年春には復旧され、併せて内周部にもコース境 界部の土手を割るなどの方法により、3つのセクシ ョンが新設された。
外周部は第5戦でも使用されたが、新設のセク ションは今回、初設定。タイトなコーナリングが 要求されるこのセクションの走りが、折からの雨 も手伝って、この日の勝負の分かれ目のひとつに なったようだ。
N1500クラスではシリーズリーダーの柿澤廣 幸選手が大転倒でリタイヤと、波乱の展開となる 中、同じ長野の池田裕和選手が僅差ながらも2本 とも首位を堅持。ヒート1のタイムで逃げ切った。 続くN1クラスはストーリアを駆った宇部宏行選 手が、こちらも2本ともライバルを抑えて、開幕 戦に次ぐ今季2勝めをゲットした。
北原栄一、宮川昌広両選手が激しくタイトルを 争うN2クラスは、この2台を抑えた地元の佐藤 善範ミラージュがヒート1ではベスト。しかしヒ ート2では、背水の陣で臨んだ宮川選手が3秒タ
イムを詰めて逆転優勝を飾った。 「1本めは気負い過ぎてドライの走りをしてしま ったんですが、2本めはちゃんとウェットの走りを したら勝てました。チャンピオンのことは忘れて、 “この一年楽しかったな”って思いながら走ったら、
何とか首が繋がったっていう感じですね」と宮川 選手。地区戦フル参戦1年めでのタイトルに気を 引き締め直していた。
N3クラスは櫻井章博選手がヒート2、ミスコ ースしかけてタイムを落とすも、ヒート1のタイ ムで逃げ切って今季初優勝。「ここは以前、オー トクロスでは走り込みましたが、最近はどんどん 自分が苦手の路面になってきたんでダメかなと思 ってたんです。ウェット勝負になってくれて助か
6.N2クラスを制した宮川昌広選手。 垣政勝選手はN1で2位入賞。 の小山健一選手はCR-Zで2位。
りました」とホッとした表情を見せていた。 N4クラスは新潟の武石裕二選手が、地元の名 手、山田武史選手を抑えて優勝。「1本め勝負に なると思ったんで、思いっきり行った分、タイム に繋がった感じですね。難しい路面だったけど何
とか読み切れました」と振り返った山田選手はこれ で地元の新潟の夏の2連戦と併せて3連勝。今回 欠場した宮地雅弘選手との最終決戦に「行くしか ないでしょう」と気合を入れ直し
ていた。
12. 下屋敷勝弘選手はDクラス3位。13.N3で3位入賞の浅尾真人選手。14. 西村剛選手はN1で3位入賞。 15.N1クラス入賞の皆さん。16.N3クラス入賞の皆さん。17.N1500クラス入賞の皆さん。18.N2クラス入賞 の皆さん。19.N4クラス入賞の皆さん。
ス入賞の皆さん。23.N1クラスは宇部宏行選手が2本ともベストを奪い、完勝。
ラスは武石裕二選手が優勝。
治選手が優勝し、目黒選手の連勝をストップさせ 26.S2で3位入賞の川村永二選手。
善範選手はN2で3位入賞。28. の荒井辰夫選手。29.S2で2位入賞の山本伸明選
S1クラスでも転倒でシーズン中盤までを棒に 振った向井冬樹選手が、武石選手と同様に3連 勝と全開モードに突入した。「自分のEK4が非力 な分、今日は雨に助けられましたね。ライバルの 人達が“今日は2本めが勝負”と話してたんで、 敢えて1本めから狙っていったのが良かったと思 います」と、してやったりの表情を見せた。
またS2クラスではヒート1でぶっちぎりのベス トをマークした平井泰選手が今季初優勝を獲得し た。昨年途中から現在のランサーに乗り換えたと いう平井選手は「やっとクルマが言うこと聞いてく れるようになってきました」と勝因をひとこと。 「1本め勝負になるかもしれないと思ったので慣 熟で念入りにイメージしたのが良かったですね。 新しい所も1本めはまだ掘れてなかったので、何 とか失敗しないで走れましたから」と激戦区での 勝利を喜んでいた。
トリを務めるDクラスでは8連勝を狙った目黒 亮選手が不覚を喫して連勝がストップ。3戦連続 で苦杯をなめてきた星野伸治選手が今季初勝利 をゲットした。
2013年JAF四国ダートトライアル選手権第6戦/2013年JMRCオールスター選抜ダートトライアル第6戦/2013年JMRC中国ジュニ アダートトライアルシリーズ第3戦 エトワールスーパーダートトライアル2013 IN TAKATA[JAF公認No.2013-7016]
開催日: 9月8日 開催場所: テクニックステージタカタ 格式: 準国内 主催: ETOILE[クラブ登録No.加盟38001] レポート&フォト/JAFスポーツ編集部
ここ数年、四国のダートトライアル地区戦は広 島テクニックステージタカタで最終戦が行われる 形が定着している。中国地区のジュニアシリーズ が併催されるのも恒例であり、今回は両シリーズ とも今年最後の激戦が展開された。
今回の一戦は前夜の雨が残ったため、ウェット 路面でのスタート。しかし決勝当日は天気予報に 反して晴れとなったことで路面も急速に乾き、結 果、賞典外を除く全クラスで2本め勝負となった。
四国地区戦GN1クラスは、昨年の全日本タカ
を集めたが、勝負のかかったヒート2でのミスが 響き、タイムアップは果たせず、中国勢の織部貴 広選手が優勝。
「細木選手に挑戦するつもりで今日は参加しまし た。2本めは1本めよりは踏めましたが、クルマが 振られてもアクセルを緩めなかったのがタイムに つながったと思います。いつも一年の中で尻上が りに調子が上がる方なんで、中国の地区戦の最終 戦も勝って、その勢いで来年はスタートダッシュ に繋げたいですね」と織部選手は今年、走り納め となる一戦にも意欲を見せた。
GN3クラスでは優勝候補の筆頭、橋本充弘選
手がヒート1、ベストを奪うも、ヒート2でまさか のタイムダウン。ヒート2、ドライタイヤに履き 替えたラリースト、竹下俊博選手のランサーエボ リューシュンⅡが7秒近くもタイムアップを果た して、優勝をさらった。
「2本めはイン側の硬い所だけ狙って走りました。 実は地区戦のダートラは初優勝なんですよ。勝て たということはクルマもドライバーもまだまだ大 丈夫ってことでしょ(笑)」とダートラをすっかり満 喫した様子だった。
一方、GS1クラスはすでにタイトルを確定させ ている岡准慈選手が、ヒート2で、今年もしのぎ を削りあった浅野治行選手を土壇場で逆転。 「ここは年イチでしか走らないので1本めはリハ ビリのつもりで走りましたが、2本めはコースオフ しかけてラインに乗せられなかったりと、完璧な
1.GN1クラスは織部貴広選手が優勝。2.FR1で2位入賞の重松良 輔選手。3.FN1で2位入賞の恩田淳選手。4.FR1蔵本直也選手は 3位入賞。5. 上谷英男選手はGS2で3位入賞。6.GN3で3位入 賞の松原宏選手。7.GN1谷芳紀選手は3位入賞。8.GS1で3位入 賞の野間航太郎選手。9. 冨川明博選手はFN1で3位入賞。 10.GS2クラスは梶田昌弘選手が優勝。11.GN3クラスは竹下俊 博選手が優勝。12. 岩見文輝選手はGS2で2位入賞。13.GS1浅
16. 僅差のバトルとなったFN1クラスを制した高橋義晴選 手。17.26.FN2クラスは青戸浩喜選手が優勝。 となったFR1クラスは鈴鹿浩昭選手が逆転勝ち。
勝。20.FR1で5位入賞の原賢太郎選手。21. 賞の皆さん。23.FN1クラス入賞の皆さん。24. 皆さん。27.GS1クラス入賞の皆さん。28.GS2クラス入賞の皆さん。
走りじゃなかったです。ただ今回はマフラーを変 えてきたので、その力がちょっとはあったかもし れませんね」と振り返った。
GS2クラスは昨年のこの大会で転倒を喫した ため、今年はダブルエントリーで参戦している梶 田昌弘選手が2本ともベストを奪って快勝、1年越 しのリベンジを達成した。「途中でパワステが効 かなくなったりしてシンドかった。2本めも、もっ とタイム上げたかったけど腕が上がってしまって ダメでしたね」と梶田選手。「来年はちょっと色々 と考えてます」ということで、また新たな競技車を
駆る梶田選手の走りが見 られそうだ。
JMRC中国ジュニアシリーズは、参加10台の FR1クラスが、1秒の間にトップ5台がひしめく大 激戦となった。注目の2本め、2番手の重松良輔 選手をコンマ2秒かわして逆転優勝を飾ったのは 鈴鹿浩昭選手。
「今日は前回負けた若手の蔵本君に勝つのが目的 だったんで、それは叶えたけど、走りの中身は良 くなかったですね。1本めの走りを見たチーム員か ら“走りがオッサンっぽい”と言われたんで(笑)、
思いっきり行こうと思ったんだけど、ちょっと気 負いがありました」と鈴鹿選手は勝っても反省の 弁。若手注目株のその蔵本選手は3番手にとどま
コンマ1秒差と、こちらも僅差の戦いとなった FN1クラスは、今年からインテグラに乗り換えた 高橋義晴選手が「高速コーナーでもう少し車速を 乗せたかったですね」とやや不本意な走りながら も、同じ地区戦ドライバーの恩田淳選手を抑えて 優勝をさらった。
2013JAF東北ダートトライアル選手権第6戦/2013JMRC東北ダートトライアルチャン ピオンシリーズ第6戦/2013全国オールスターダートトライアル選抜戦
Fight of Autum 2013[JAF公認No.2013-6026]
開催日: 9月8日 開催場所: SSパークサーキット 格式: 準国内 主催:Team-F[クラブ登録No.加盟04047]、 奥州VICIC[クラブ登録No.公認04001]
フォト/滝井宏之 レポート/JAFスポーツ編集部
JAF東北ダートトライアル地区戦は9月8日、 福島SSパークサーキットでシリーズラス前の一 戦となる第6戦が行われた。
今回の一戦、最大の注目ポイントは地区戦では 初となるフルコースが舞台となったこと。国内屈
ため、路面はウェットに。次回はぜひともドライ コンディションを望みたいところだ。
N1クラスは青森の今隆志選手のインテグラが ヒート1で菅原尚久選手を僅差ながらも抑えてベ ストを奪い、そのまま逃げ切った。「外周を走っ たのは10年ぶりくらいですね。雨だったんで1本 め勝負だと思って攻めましたが、外周はミスが多 くて…」と久々のフルコースの攻略は簡単ではな かった様子。
同じく、「外周は難しかったですね」と振り返っ たのは今回1分38秒646というタイムでオーバ ーオールウィンを飾ったN2クラスのベテラン、 伊藤久選手。「2本めはせめてパイロンセクション だけでもグリップしてくれないかなと思ったけど、 雨がひどかったのは残念ですね」と悪天候を惜し んでいた。S1クラスでは青森の改造車のスペシャ リスト、野口誠選手が「前回のここでの地区戦に 出てなかったんで不安だった」と言いながらも、2
本ともベストを奪って快勝、シリーズチャンピオ ンを確定させている。
S2クラスはヒート1からマッディな路面に各選 手、苦戦を強いられる中、きっちり1分44秒台の タイムを刻んだ遠藤誠選手が優勝、シリーズタイ トルも確定させた。
「フルコースは初めて走りました。コースの上に いるのがやっとでしたが(笑)、楽しめました。パ イロンをいかに攻めるかが自分の走りの持ち味だ と思うんで、そこで逃げ切れたのかもしません ね」と天王山となった一戦を振り返っていた。
1.N2クラスは伊藤久選手がヒート1、ぶっちぎりのタイムを マークして優勝。2.N2で3位入賞の須田行雄選手。3. 忍富 雄選手はN1で3位入賞。4.S1で3位入賞の立川敬士選手。 5.S2佐々木洋選手は3位入賞。6. 接戦となったN1クラスは 今隆志選手が優勝。7.N1クラス入賞の皆さん。8.N2クラス 入賞の皆さん。9.S1クラス入賞の皆さん。10.S2クラス入賞 の皆さん。11.S2で5位入賞の大内孝弥選手。12. 関原良通 選手はS2で4位入賞。13. 岡田康司選手がS1で4位入賞。 14.S2クラスは遠藤誠選手がラストゼッケンの貫録を見せ つけて優勝を飾った。15.S1で2位入賞の武蔵真生人選手。 16. 石川邦雄選手はN2で2位入賞。17.N1菅原尚久選手は あと一歩及ばず2位に終わった。18.S2四戸岳也選手は2位 に入賞した。
フルコース使用のSSパーク東北地区戦。
クラブ情報大募集
JAFスポーツ誌では、現在「加盟」及び「準加盟」クラブの情報 を募集しています。モータースポーツを楽しむ上で必要不可欠なクラ ブへの加入。とはいえそのクラブの情報もなかなか得られない。そん な実情を踏まえ、このページでは、情報を頂いた各クラブの魅力を紹 介していきます。「加盟」及び「準加盟」クラブの皆さん、是非このペー ジを活用してください。
JAFホームページにて登録クラブ・団体のご案内をしています。是非ご覧ください。
★連絡先「JAFスポーツ編集部」TEL.03-5470-1712
各マークはクラブ員が参戦しているカテゴリーを表しています。
様々なイベントに参加して、どっぷり『クルマ漬け』になろう! モータースポーツ初心者からベテランラリーストまで、様々なキャリアの人々がラリー を楽しめる、TRDラリーチャレンジ。このシリーズの事務局を務める株式会社プロクルー ズを母体としているクラブが、T-PROCREWSだ。TRDラリーチャレンジをはじめとした、 プロクルーズが開催するクルマ関連のイベントへの参加をきっかけに入会したメンバーが 多く、現在でも、ラリーや走行会に参加してモータースポーツを楽しんでいるクラブ員も数 多い。「TRDラリーチャレンジからモータースポーツを始めたクラブ員もいることもあっ て、そうした初心者でも馴染みやすいワキアイアイとした雰囲気を持ったクラブだと思い ますよ。“モータースポーツを始めたい!”という方はいつでも大歓迎です」とは事務局を務 める丸山岳志氏。プロクルーズが開催する多種多様なイベントに参加して、競技のみなら ず、『クルマ漬け』の日々が送れるのも大きな魅力だ。
●クラブの設立/2003年 ●代表者/橋山信吾 ●クラブ員数/25名 ●入会資格/モータースポーツ が好きな方、興味がある方であればどなたでも大歓迎! ●入会金及び年会費/入会金無料。年会費・正 会員5,000円、準会員2,000円。 ●クラブに入ることで得られる特典/プロクルーズ主催イベントへの割引・ 優先参加、機材レンタル、取扱い商品の割引購入、イベントオフィシャルスタッフとしての参加、チームステッ カーの配布、JAFライセンスの推薦・更新の補助、プロクルーズからの多種バックアップ、他。 ●主催す る代表的な競技会/TRDラリーチャレンジ。 ●主な定例活動行事/総会、忘年会、バーベキュー、ジムカー ナ練習会、他。 ●連絡先/チームプロクルーズ事務局 〒355-0225 埼玉県比企郡嵐山町鎌形1607-7 ㈱プロクルーズ内 TEL.0493-62-1485 FAX.0493-62-1486 Eメール info@procrews.co.jp ホーム ページ http://www.procrews.co.jp/team-procrews.html
新潟を基点にモータースポーツ底辺拡大を積極的に展開する舗装系クラブ VICIC新潟はその名が示す通り、公認クラブであるVICICの新潟支部から発展したクラブ。 ツインリンクもてぎ、筑波サーキットなどでVICICが主催するレースでのオフィシャルなどで 活躍中だ。幾多のビッグレースの運営に携わってきた藤本康孝代表を筆頭に、SUGOや筑波、 富士スピードウェイのレースに参戦するドライバーが在籍。ジムカーナでは全日本経験者や、 関東や東北の地区戦で戦うドライバーも在籍しているので、経験豊富な彼らのサポートも受 けられる。また、モータースポーツの底辺拡大にも積極的だ。クラブの設立当初から、エント リーシリーズであるJMRC新潟ジムカーナシリーズなどで主催を続けている『エンドレス カップジムカーナ』は毎戦エンドレスレディがゲストで来場し、華のある競技会と好評を博し ている。「さらに底辺を拡大させるための新企画も考えているんです。クルマに興味がある 人は是非一度、イベントに来てほしいですね」と藤本代表。その新たな活動の今後の展開につ いても要注目だ。
●クラブの設立/1985年 ●代表者/藤本康孝 ●現在のクラブ員数/25名 ●入会資格/モータース ポーツに興味があり、活動できる方。 ●入会金及び年会費/入会金15,000円。年会費6,000円。 ●ク ラブに入ることで得られる特典/クラブイベントのエントリー費の割引、レース他競技会エントリーのサポー ト、各競技会のオフィシャル参加へのサポート、他。 ●主催する代表的な競技会/新潟県ジムカーナシリー ズ(エンドレスカップジムカーナ等) ●主な定例活動行事/ジムカーナ主催・レース開催直前ミーティング (不定期)、他。 ●連絡先/〒949-4201 新潟県柏崎市西山町石地617 TEL.0257-47-2522、0902745-6580(藤本康孝) Eメール vicic.n@docomo.ne.jp
近畿の土系モータースポーツをアクティブに盛り上げたい人、集まれ! SYMPHONYは京都府内でラリーを中心に活動していた2つのクラブが、1997年に合 併して誕生した。「クラブ同士の力を合わせて、もっと大きなモータースポーツ活動をして いこう、と皆で名付けました」と語ってくれたのは、船越潤代表。かつて全日本ラリー選手権 を主催した実績も活かして中部・近畿ラリー選手権のグラベルラリー『若狭ラリー』を今年 初開催するなど、地域の活性化にも貢献している。若狭ラリーは約17kmのロングSSが話 題を呼んだが、シンフォニーのラリーのポリシーはまさに“走らせるラリー”。「出るからに は、SSを目一杯走りたいじゃないですか、自分達だってそうですから(笑)。沢山走って色々 な経験を積んで、どんどん全日本に行ってほしいですね」と船越代表。クラブには全日本ラ リー経験者の他、全日本ダートトライアル選手権のトップドライバー、西田裕一選手をはじ めとするダートラドライバーも在籍中。土系全般に渡る豊富な経験に基づいたサポートを 受けることができる。
●クラブの設立/1997年 ●代表者/船越潤 ●クラブ員数/18名 ●入会資格/モータースポーツが 好きな方。 ●入会金及び年会費/入会金、年会費ともになし。 ●クラブに入ることで得られる特典/ラ リー・ダートトライアル参戦サポート、全日本ドライバー、コ・ドライバーによるアドバイス、オフィシャル としてのラリーサポート、他。 ●主催する代表的な競技会/JAF中部・近畿ラリー選手権『若狭ラリー』 ●主な定例活動行事/総会及び新年会(毎年1月)、ラリー主催ミーティング(不定期)、全日本ラリー選手権 及び中部・近畿ラリー選手権へのオフィシャル参加、他。 ●連絡先/〒622-0001 京都府南丹市園部 町宮町15 TEL.0771-63-6363 FAX.0771-63-0527 Eメール jun.ship@gaea.ocn.ne.jp
レポート/鈴木和夫 フォト/JAFスポーツ編集部
「若いけどノートを読むタイミン グが抜群だね。凄く助かってい る」とドライバーの平山も絶賛す るほど、コ・ドライバーとしての 実力もめきめき上がってきた。8 月の全日本丹後半島ラリーでは クラス5位に入賞した。
ッコよく見えて。そういう姿に憧れたーシングスーツを来た母がやっぱりカんだと自然に思ってました。何よりレくて、自分もいつかはラリーをやるもスの人達の話を聞いたりするのが楽しいるわけですが、そういう時もサービ「母が走ってる間はサービスで待って というのもあります」 大学に入るため、福岡に出てきた鶴
参戦し、昨年は全日本にも
田は早速、その半年後にはラリーデビ ュー。翌年の 2011
の影響でラリーを始めた。鶴田の母、 も通った。そして時には息子も連れて区戦が行われることの多い福岡へ何度美香さんは自宅のある鹿児島から、地 行った。
役の鶴田邦彦だ。 田はかしこまりつつ、笑顔を見せた。違う若者をベタほめする平山の隣で鶴から分かりやすか!」と孫ほども歳の「優秀なナビたい!何よりも声が通る 鶴田は同じくナビをやっていた母親
年には地区戦に
2 回参戦し
てロストしてしまったこともあったのたかな、と。ただそっちに集中しすぎともできたんで、ちょっとは進歩できためにコーションも記入するようなこと走るので、ノートを読みながら次の で、その辺はまだまだですね」 平山はノートを読むタイミングが絶 が多いけど(笑)、だいぶ今回のラリ歳だから、まだ有視界で走ってることに組んだ時からバッチリだった。この妙だと鶴田を評価する。「唐津で最初 ーでは助けられたよ」 ノートのタイミングは鶴田の練習の
うだが、できるだけ多くのラリーに出戦は就職してからということになりそ大学院に進む予定。本格的なラリー参 「ドライバーと息がピッタリあって、て経験を積みたいと言う。なんかは、やっぱり本当にラリーってドでブラインドコーナーを抜けれた時有視界では不可能だろうというスピー になりたいです」
たのは今年から。丹後半島ラリーは開幕戦唐津に次ぐ
州からはるばる遠征してきた一台のインテグラが快走を見せ、堂々の
ドライバーの平山十四郎は、おん歳、 64 歳と、全日本ではぶっちぎりの最年 長ドライバー。そしてナビを務めたの が平山より 41 歳若い大学生、今回の主
クラス
5 位入賞を果たした。
6 戦丹後半島ラリー。九
ビだった。 「今回のラリーは同じ道を
理もできなかったりしたんですが、なんで、最初はラリー中の時間管ました。基本、マイペースな人間 う感じですね。分からないことは一戦一戦、経験を積んできたとい 母に聞いたりもしました」 平山のナビを務めるようになっ
与える〞という自分の理想をやられてしい時に、欲しい情報を、欲しいだけ中(直哉)さんなんかは本当に、〝欲 るんで、凄いと思いますね」
現在、大学
4 年生の鶴田は来年から
ラリーに出る時はジンクスは?:高校の登山部の時に仲間と作ったシャツを ラリーの時は着ます。ザイルを組む時に似た、一心同体の気持になれます。 尊敬するラリードライバーは?:ナビゲーターでは井手上達也さん。同じ九 州の先輩として目標の人です。ドライバーでは大庭誠介さん。ラリーに全力 で取り組んでいる姿勢に憧れます。
憧れのラリーは?:WRCニュージーランドですね。あのハイスピードを体 験したいです。それとモンテカルロ。ラリー文化の違いを肌で感じたいし、 やっぱりあの華やかさには憧れます。
大学1年でナビを始めた若者は、 全日本でもまれ続けて発展途上中!
まだ学生ですが、 色んなラリーに出て 経験を 積みたいです!