















今月号の「INFORMATION FROM JAF」では、 2014年JAF国内競技車両規則の制定(改正概 要)、2014年日本レース選手権規定、2014年日 本ラリー選手権規定など、来年度の主要な規定 が公示されました。
また、2014年FIA国際スポーツカレンダー登 録申請一覧や、2014年全日本ジムカーナ/ダー トトライアル選手権及び2014年JAFカップオー ルジャパンジムカーナ/ダートトライアルのカレ ンダー等も公示されています。
「RACING KART INFORMATION」では、2014 年国内カート競技車両規則(改正概要)、2014年 日本カート選手権規定等が公示されました。
それぞれ関係の方々はご確認ください。
8月23日から3日間に渡って開催された2013 年FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC) 第4戦“マレーシアンラリー”で、牟田周平/保井 隆宏組が総合優勝の快挙を達成しました。
優勝候補筆頭のエサペッカ・ラッピ組やチー ムメイトのガウラブ・ギル組がDAY1で相次い でリタイヤ。総合トップで最終日を迎えた牟田選 手のチームメイト、炭山裕矢組もエンジントラブ ルで痛恨のリタイヤ、と波乱続きの展開となっ たこの一戦で、牟田選手は炭山選手のリタイヤ
で図らずも譲り受けたトップの座を最後まで守り 切ってゴール。海外ラリー初挑戦で総合優勝と いう快挙を成し遂げました。
また牟田選手の所属するクスコ・レーシング はマイケル・ヤング組ヴィッツが総合2位に入 り、1-2フィニッシュを達成しました。「何度もコ
日本グランプリ開催契約に調印しました
去る8月23日、鈴鹿サーキットを運営する株 式会社モビリティランドは、2014年から2018年 の鈴鹿サーキットにおけるF1日本GPの開催に ついて、FOWC(Formula One World Champion ship Limited)と本契約の調印を交わしたことを発 表しました。
今年3月の基本合意から交渉を重ねて至った
という今回の調印に、モビリティランドの曽田浩 取締役社長は「今後も、世界中のファンに愛され る鈴鹿であり続けるよう、努力して参ります」と 話し、FOWC代表のバーニー・エクレストン氏も 「2015年からHondaも帰ってくる。日本GPはこ れまで以上に注目されるレースになるだろう」と 期待のコメントを寄せました。
10月13~14日は東京・お台場へLetʼs Go! 今年も「モータースポーツジャパン2013」を開催します
日本最大級のモータースポーツの祭典「モータ ースポーツジャパン 2013 フェスティバル イン お台場」が10月の3連休の後半、13~14日に今 年も東京・お台場を会場として、入場無料(一部 有料)で開催されます。
今回は日本国内のトップドライバーやマシンが 集結し、迫力の走りを披露するデモランなどが 開催される「アクティブゾーン」、世界最大級規 模の同乗試乗会「ふれあい試乗会&体験会」を開 催する「エクスペリエンスゾーン」、レプリカカ ー・ヒストリックカーの展示や、貴重なモーター スポーツ映像も視聴できる「カルチャー&レジェ ンドゾーン」の3つのゾーンで構成されます。
また「JAF国内Bライセンス・JAFカート国内 Bライセンス講習会」や、親子で交通安全を学べ る「母と子の楽ラク運転講習会」も併せて開催さ
れるなど、クルマの魅力、走りの楽しさなどを満 喫できるコンテンツが今年も盛り沢山のイベント になっています。
さらにモータースポーツ文化を優雅に味わえる 有料エリア「プレミアムパドック」も好評につき、 今回も用意されるほか、デモランを堪能できる特 設観客席、専用モーターホームでの飲食提供や 特典企画「ドライバーズアピアランス」の実施な どゴージャスな企画を楽しむことできます。
プレミアムパドックの前売りチケットは下記の 公式ホームページとローソンチケットで発売中で す。今回で8回めの開催となり、親子3世代でモ ータースポーツを「見て」「聞いて」「触って」「体感」 して楽しめる、この一大クルマイベントの詳細に ついては、公式ホームページをご覧ください。
公式HP http://www.motorsport-japan.com/msjf/
ースオフしそうになったり、ジャンクションをオ ーバーシュートしたりと大変なラリーでしたが、 そこに道が運よくあったりしてくれて助かりまし た(笑)」と牟田選手は苦闘を強いられたラリーを 振り返りました。凱旋ラリーとなるラリー北海道 での活躍も期待したいところです。
今年も楽しいイベント盛りだくさんの2日間になりそうです。
クスコ・レーシングのメンバーとともにAPRC総合優勝を喜 ぶ牟田/保井の両選手(左から)。
全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦
全日本F3選手権第12戦&第13戦
スポーツランドSUGO
9月28~29日 スポーツランドSUGO(宮城県)
2013.9/27 ~ 10/20
●駐車整理料/北愛国サービスパーク帯広特設コースは無料。陸別・音更・本別・足寄 のステージは1台500円
●問合せ先/AG.MSC北海道 TEL011-864-1101 ●ホームページ/http://www.rally-hokkaido.com/jp/
開催概要
●スケジュール/28日(土) SF予選 F3第12戦&第13戦予選 第12戦決勝
29日(日) SF決勝 F3第13戦決勝
●観戦料金/◆前売券(2日間有効) 大人5,000円 レディース4,000円
ペア9,000円 トリプル12,900円 4人グループ16,000円
中学生以下無料
◆当日券 大人 土曜 1,500円 日曜6,000円
パドックパス 土曜4,000円 日曜6,000円
ピットウォークパス 大人 1日2,000円 同伴中学生以下無料
●駐車料金/1日 4輪1,000円 2輪500円
●問合せ先/スポーツランドSUGO TEL0224-83-3111
●ホームページ/http://www.sportsland-sugo.co.jp/
今年ももちろんアジパシと併催。シリーズの王座を賭けた戦いもヒートアップしそうだ。
第41回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2013 10月11~13日 岐阜県
ギャラリーステージ情報
サービスパークは高山市郊外のモンデウススキー場、ギャラリーステージはひだ舟山ス ノーリゾートアルコピアに設定します。ここで土日2本ずつターマックのSSを観戦でき ます。詳細はホームページをご覧ください。 ●観戦料金/◆当日券(2日間通し) 大人1,500円(プログラム代込み) 中学生以下無料 ●駐車料金/無料 ●問合せ先/松本カースポーツクラブ TEL0263-71-2505 ●ホームページ/http://homepage2.nifty.com/mcsc/
今年は全6戦のシリーズとなるスーパーフォーミュラ。ラス前の一戦は見逃せない。
2013 FIA World Endurance Championship 6 hours of FUJI併催
開催概要
10月18~20日 富士スピードウェイ(静岡県)
●スケジュール/19日(土) F3第14戦&第15戦予選 第14戦決勝
20日(日) F3 第15戦決勝
●観戦料金/◆前売券(3日間有効) 大人9,000円 ペア16,500円 中学生以下無料
パドックパス・ピットウォークパス込み19,500円
◆当日券 3日間有効 大人 10,000円 金曜のみ2,000円
中学生以下無料
パドックパス・ピットウォークパス 土日通し 大人 12,000円
小中学生6,000円 ※観戦券が別途必要です。
●駐車料金/1日 4輪 1,500円 2輪750円
●問合せ先/富士スピードウェイ㈱ TEL0550-78-2340
●ホームページ/http://www.fsw.tv/
全日本ラリー選手権第7戦 RALLY HOKKAIDO
2013 FIA AsiaPacific Rally Championship併催
ギャラリーステージ情報
9月27~29日 北海道
サービスパークは昨年同様、愛国町の北愛国交流広場です。土曜は陸別サーキットなど で、また日曜は本別、音更、足寄などのステージが観戦できます。北愛国特設コースで のSSは、27日のみ無料開放となります。詳細は大会ホームページをご覧ください。
●観戦料金/大人 2日通し券 前売5,000円 当日8,000円 ペア前売9,000円
4人ファミリー前売16,000円 1日観戦券 前売3,500円 当日4,500円 各ステージのみ 前売2,000円 当日2,800円 すべて中学生以下無料
全日本ジムカーナ選手権第8戦
SUPER GYMKHANA IN IOX-AROSA 10月12~13日 イオックスアローザスポーツランド(富山県) 開催概要
●スケジュール/12日(土)ゲートオープン8:00~
13日(日)ゲートオープン8:00~ 第1ヒート8:30~ ●観戦料金/◆当日券(2日間通し)
1人 2,000円(プログラム代込み、JAF会員は500円引き) ●駐車料金/無料 ●問合せ先/AND TEL0763-32-7052
●ホームページ/http://www.iox-arosa.jp/
全日本カート選手権KF1部門第9戦/ KF2部門第5戦/FS-125部門東西統一競技会 ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-Jr Cadets部門東西統一競技会 10月19~20日 鈴鹿サーキット国際南コース(三重県) 開催概要
●スケジュール/19日(土) 練習走行&車検 20日(日) 予選&決勝
●観戦料金/◆当日券(モートピア入園券) 大人1,600円 小学生800円 3歳~未就学児600円
●駐車料金/1日 4輪1,000円 2輪無料 ●問合せ先/SMSC TEL059-378-3405 ●ホームページ/http://www.suzukacircuit.jp/j-kart_s/
スーパーフォーミュラと今年から名称が変 わった国内トップフォーミュラは、7月13 ~14日に富士で第3戦が、8月3~4日に はもてぎで第4戦が行われ、タイトルレース もいよいよ熱を帯びてきた。
第3戦はポールポジション獲得のロイッ ク・デュバル選手が決勝でもレース前半、首 位を守るが、ルーティンのピットイン時の作 業違反のためドライブスルーペナルティーを 科せられて後退。
レース後半は、オープニングラップのアク シデントのため、SCが入った間に給油とタ イヤ交換を済ませるという奇襲作戦に出て、 各車ルーティンのピットインをこなしている 間に首位に躍り出た松田次生選手を、アンド レ・ロッテラー、平手晃平選手らが追う展開 となる。
早めのピットインが功を奏した形となった 松田選手だったが、やはり3周めに交換した タイヤは徐々にグリップを失い、ロッテラー 選手に逆転を許すことに。さらに残り2周で マシンがストップと、痛いノーポイントに終 わってしまう。
ロッテラー選手が前戦オートポリスに続く 優勝を飾り、2位には平手選手が入って今季 初ポイントを奪取。山本尚貴選手も2戦連続 の表彰台となる3位を獲得し、終盤、怒涛の 追い上げを見せたデュバル選手が4位まで挽 回してゴールした。
2連勝を飾ったPETRONAS TOMʼSの 勢いは続く第4戦でも止まらない。予選で は、富士ではペースが上がらず僅か1ポイン トの上乗せに終わった中嶋一貴選手がポール
ポジションを獲得。決勝でも5番手から一気 に2番手にジャンプアップしたロッテラー選 手を従えてトップを守る。3番手には富士の リベンジに燃えるデュバル選手がつけた。 もてぎでのトップフォーミュラは過去、外 国人ドライバーが速さを見せてきた。特に今 回のようなセミウェットのような微妙な路面 ではその速さが際立つ。
しかし「たしかに後ろはチョイ濡れが速い 人たちばかりだったけど、自分自身も意外と いい走りができた」と振り返った一貴選手も、 今回は最後までライバルに隙を与えずに、フ ィニッシュ。2012チャンピオンの貫録十分 の走りで今季初優勝をもぎ取った。
2位にはロッテラー選手、3位にデュバル 選手と続き、J.P.デ・オリベイラ選手が4位 に入賞して開幕から4戦連続のポイントをゲ ットした。外国人ドライバー強しという定説 は今年も揺るがなかった形だ。
既報の通り、第5戦に予定されていた韓国 インジェ大会が中止となり、代替開催を見送
最終戦は今年も鈴鹿が舞台。昨年同様、2レースの大会とな るため、一発逆転のドラマが見られるかもしれない。
1. デュバル選手は第3戦、ペナルティに泣くも、第4戦は3位に 入り、ランキング2位をキープ。2. 平手晃平選手は相性のいい富 士で2位入賞。今季初ポイントを獲得。3. ルーキー平川亮選手は もてぎで3戦めのポイントゲット。4.5. 富士で3位入賞の山本尚 貴選手はランキング3位につける。6.7. 富士を制してランキング 首位を走るロッテラー選手だが、最終戦は欠場の予定。第6戦 SUGOの結果がポイントになりそうだ。8.9.もてぎで快心の走り を見せた中嶋一貴選手は今季初優勝を飾ってシリーズランキング も4位に浮上した。
ったこともJRP(ジャパンレースプロモーシ ョン)から正式にリリースされたため、今年 のシリーズはあと2大会を残すのみ。
気になる現時点でのポイントランキングは 3戦連続表彰台のロッテラー選手が29ポイ ントで大きくリードし、デュバル選手が20 ポイントで2位につけるというオーダーだ。 しかしアウディワークスに所属し、WECに も参戦しているこの二人は、最終戦となる鈴 鹿は、WECと重なるため欠場の予定。
この鈴鹿は今年も2レースの大会となるこ とがすでに決定しており、ポイントの上乗せ が期待できるとあって、3番手につける山本 選手以下のドライバーにも勝機は十分だ。9
月末開催の第6戦SUGOが、チャンピオン 獲得権利者を振り分ける一戦となることは間 違いないだろう。
1位 アンドレ・ロッテラー 29
2位 ロイック・デュバル 20
3位 山本尚貴 18
4位 中嶋一貴 16
5位 ジョアロ・パオロ・オリベイラ 16
9/28-29 第6戦 スポーツランドSUGO
11/9-10 最終戦 鈴鹿サーキット
ポイントランキング(第4戦終了時) 6位 伊沢拓也全8戦で競われる今年のスーパーGTは、 シリーズを折り返す真夏の2連戦がSUGO、 鈴鹿を舞台に開催された。7月28日。曇天 の中、スタートした第4戦SUGO決勝は、 レース後半に降り出した雨がGT500クラス のトップ争いを翻弄する結果になった。
雨、そして周回遅れをかき分けながらのバ トルの中、ZENT CERUMO SC430とDE NSO KOBELCO SC430のトップ2台が、 周回遅れをかわそうとした70周めに3ワイ ドの中で接触。その失速の隙を突いた後続の 上位マシン達も、接触によりコースやマシン トラブルを招いて後退という大混乱のレース となる。
この波乱のレースでトップチェッカーを受 けたのは、SUGO2連勝を狙った伊藤大輔選 手駆るKeePer TOMʼS SC430を73周め にかわしたラルフ・ファーマン/松浦孝亮組 のARTA HSV-010。松浦選手がGT500 初優勝をさらったARTAは約3年ぶりとな る勝利の美酒に酔った。
GT300クラスでもARTAは絶好調。前戦 セパンを制した高木真一/小林崇志組の CR-Z GTが、ルーティーンのピットワークで 抜群の速さを見せて同じハイブリッドマシン
のMUGEN CR-Z GTを逆転。スーパーGT では至難の業とも言える2連勝を達成した。 第5戦鈴鹿は今年も伝統の1000kmレー スとして行われた。そしてこのレースでは SUGOでともに苦杯をなめたチームが長丁 場の戦いを制してリベンジを果たした。 GT500クラスでは前戦、雨の中、激しい 首位争いの末にスピンからガードレールにク ラッシュした山本尚貴/フレデリック・マコ ヴィッキィ組のウィダー モデューロ HSV010が、柳田真孝/ロニー・クインタレッリ 組のMOTUL AUTECH GT-Rとのバトル を制してトップチェッカー。ドライバーの二 人はともに初のGT500優勝に輝いた。
一方、GT300クラスでは、SUGOで序盤 クラストップを快走したSUBARU BRZ R&D SPORTSが今季4度めのポールポジ ションを奪取。決勝でもハイペースでトップ を独走する。しかしレース終盤、序盤の他車 との接触で一部を破損したリアディフューザ ーの影響でマシンバランスが狂い、突如ペー スダウン。
一旦は順位を落とすもピットインで緊急の 措置を行ったBRZは再びペースを上げて追 撃開始。残り14周で首位に返り咲き、その 10.11. 第4戦SUGOではARTAが2クラスをともに制するという離れ業を見せた。12.SUGOで3戦連続の2位獲得のMUGEN CR-Z GTはGT300のタイトルレースをリード。13.KeePer TOMʼS SC430はSUGOで2位入賞。14.SUGOのGT500は大波乱のレースに。 ファーマン/松浦組のHSV-010が3年ぶりの優勝を飾った。15. 昨年のチャンピオンコンビが駆るMOTIL AUTECH GT-Rは鈴鹿で2位 に入り、ランキングトップに浮上。16.17. 鈴鹿1000kmのGT500クラスはウィダー モデューロ HSV-010が今季初優勝。山本尚貴/ フレデリック・マコヴィッキィの二人は揃ってGT500初優勝となった。18. 鈴鹿GT300クラスでFIA-GT3勢最上位は2位入賞の OKINAWA-IMP SLS。19. 伝統の鈴鹿1000kmSは今年も花火でフィナーレとなった。20. 鈴鹿GT300クラスは速さを見せながらも1勝 を果たせなかったSUBARU BRZ R&D SPORTが待望の初優勝。
ままチェッカー。山野哲也/佐々木孝太のレ ギュラーの二人に井口卓人選手が今回加わっ たBRZは待望の初優勝を獲得した。
残り3戦を残してのタイトルレースは GT500は柳田/クインタレッリ組と松田次 生/J.P.デ・オリベイラ組が僅か1点差と GT-R勢がトップ2を作るが、鈴鹿を制した 山本/マコヴィキィ組が1点差で続くという 接戦。
SC430勢は脇阪/石浦組が5番手で最上 位だが、トップのAUTECHとは5ポイント しか離れていない。SC勢は得意とする富士 での第7戦で巻き返しを図りたいところだ。
GT300クラスは武藤/中山組のCR-Zが 勝利こそ挙げていないものの、第2戦からの 3戦連続2位が効いて山野/佐々木組に13 ポイント差をつけて首位に立つ。山野組に2 ポイント差の3位につけるのは平中/ビルド
ハイム組のGAINER DIXCEL SLSで、鈴鹿 で2位に入った土屋/竹内組のOKINAWAIMP SLSも同ポイントの4位につける。
今季シリーズで優位に立つJAF-GT勢に 対して、この2台のSLSを中心としたFIAGT3勢の反撃が終盤戦は待たれるところだ。
2013スーパーGTシリーズ ポイントランキング(第5戦終了時)
GT500
1位 柳田真孝/R・クインタレッリ 42
2位 松田次生/J.P.デ.オリベイラ 41
3位 山本尚貴/F・マコヴィッキィ 40
4位 伊沢拓也/小暮卓史 37
5位 脇阪寿一/石浦宏明 37
6位 中嶋一貴/J・ロシター 34
GT300
1位 武藤英紀/中山友貴
2位 山野哲也/佐々木孝太
3位 平中克幸/V・ビルドハイム
4位 竹内浩典/土屋武士
5位 高木真一/小林崇志
6位 黒澤治樹
2013スーパーGTシリーズ終盤戦スケジュール
10/5-6 第7戦 オートポリス
11/2-3 最終戦 ツインリンクもてぎ
2014仕様の GT500 マシンが 鈴鹿サーキットでお披露目
第5戦が行われた鈴鹿サーキットではレース ウィークの金曜日に、規定が大きく変わる来年
に向けて開発中の3メーカーのGT500マシン が勢揃いし、一般に公開された。
GT500については来年からドイツDTMとモ ノコックの共通化等が図られる予定で、トヨタ
F3はスーパーフォーミュラとのWタイト ル戦として、7月に富士、8月にもてぎで計 4レースが行われた。第2戦から6連勝と圧 倒的な速さを見せる中山雄一選手の独走を誰 が阻止するか、といった所に絞られた感があ ったが、やはり主役は中山選手だった。
第8戦では、開幕戦で中山選手に土をつけ たチームメイトの勝田貴元選手が、オープニ ングラップの最終コーナーで中山選手のイン を突いてトップに浮上。2周めのコカコーラ コーナーまで続いたサイドバイサイドバトル を制した勝田選手が最後まで中山選手を抑え
きって2勝めを獲得したが、続く第9戦はス タートからしっかりと勝田選手を抑え込んだ PPスタートの中山選手が7勝めを飾った。 気温30度と第8戦同様のコンディション の中、始まった第10戦でも中山選手の強さ は衰えず、PPからホールショットを決める とライバルに付け入る隙をまったく与えずト ップチェッカー。
そしてタイトルが懸かった注目の第11 戦。勝田選手が痛恨のスタートミスを喫する 一方で、中山選手はまたもホールショットを 決め、序盤から独走態勢に。「結果は考えず、 最後までプッシュすることだけを考えた」と いう走りは途中降り出した雨を、ものともせ ず、9勝めを呼び込み、残り4戦を残してあ っさりとチャンピオンを確定させた。
2013全日本F3選手権 ポイントランキング(第11戦終了時)
2013全日本F3選手権終盤戦スケジュール
9/28-29 第12/13戦 スポーツランドSUGO
10/19-20 第14/15戦 富士スピードウェイ※ ※WECと併催。
21.F3-Nは第11戦でナニン・インドラ・パユーング選手が2 勝めをあげて高星明誠選手の王座確定に待ったをかけた。 22. 第8戦富士で2勝めをあげて反攻に転じたかった勝田選 手だが、もてぎでは不本意な週末に。23.もてぎで連続2位 獲得の千代勝正選手はランキング3位に浮上。24.F3-Nで開 幕8連勝を飾った高星選手だが2勝2敗と調子を落とした。 25. 野尻選手は4戦中3度の表彰台と安定感を見せた。 26.27. 昨年終盤戦からの好調を今季もキープ。早くもタイ トル確定の中山雄一選手。
監修/一般社団法人 日本自動車連盟
〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎0570-00-2811(ナビダイヤル) 発行所/(株)JAF出版社 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎03-5470-1711
発行人/茂木淳一
振替(東京)00100-1-88320 印刷所/凸版印刷株式会社
表紙/ソーラーカーレース鈴鹿 2013
撮影/益田和久
デザイン/鎌田僚、(株)スタジオーネ63
編集/(株)JAF出版社JAFスポーツ編集部 ☎03-5470-1712
●JAFからの公示・お知らせ●
12 2014年JAF国内競技車両規則の制定(改正概要)
19 2014年 日本レース選手権規定
21 2014年 日本ラリー選手権規定
24 2014年FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧
25 2014年全日本ジムカーナ選手権カレンダー
25 2014年JAFカップオールジャパンジムカーナカレンダー
25 2014年全日本ダートトライアル選手権カレンダー
25 2014年JAFカップオールジャパンダートトライアルカレンダー
26 JAF国内スピード行事競技コースの公認に関する規定の 一部改正について
26 国内スピード行事コースの新規公認について
43 海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と 申請方法
43 車両公認一覧
43 各種部品公認一覧
44 Aライセンス講習会日程
44 公認審判員講習会日程
49 2014年国内カート競技車両規則(改正概要)
52 2014年日本カート選手権規定
57 カートライセンス発給規定の一部改正について
57 カート競技会参加に関する規定の一部改正について
[RACE]
28 FIAALTERNATIVEENERGIESCUP
ソーラーカーレース鈴鹿 2013
60 2013鈴鹿クラブマンレースRound4
EnduranceStage
64 2013SUPERGTRound5
第42回インターナショナル ポッカサッポロ 1000km
GAZOO Racing86/BRZRace
[RALLY]
36 2013年JAF全日本ラリー選手権第4戦/2013年JAF北海道ラ リー選手権第5戦
2013ARKラリー洞爺
2013年JAF全日本ラリー選手権第6戦 モントレー2013in群馬
2013年JAF全日本ラリー選手権第5戦/2013年JAF中部・近 畿ラリー選手権第3戦/2013年JMRC近畿・SSラリーシリーズ 第3戦
第49回大阪電通大チャリティーラリー「丹後半島ラリー2013」 63 2013年JAF中四国ラリー選手権第3戦
2013年JMRC中国・四国ラリーシリーズ第3戦 四国のてっぺんDCRラリー2013in嶺北
[GYMKHANA・DRIFT]
32 2013年JAF全日本ジムカーナ選手権第5戦
「ともに、前へ仙台」オールジャパンジムカーナ イン 仙台ハイランド
58 JAFカートカレンダー(10〜11月)
45 JAFMOTORSPORTSCALENDAR(10〜11月)
2013JAF全日本ジムカーナ選手権第6戦 第3回がんばれ日本!チャリティースラローム inもてぎ 64 DriftChallenge2013(ドリフトチャレンジ2013) JAF登録イベントシリーズ第1戦 byRRC群馬
[DIRTTRIAL]
34 2013年JAF全日本ダートトライアル選手権第5戦 2013年東北ダートトライアル IN KIRIYANAI
62 2013年JAF北海道ダートトライアル選手権第8戦 2013年JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリーズ第8戦 2013年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ第8戦 2013年JMRCオールスター選抜第8戦
EZO DIRT2013
[RACING KART] 31 2013年全日本カート選手権KF1部門第5・6戦 2013年全日本カート選手権KF2部門第3戦
* 年号の修正については省略
��第�� レース車両規定:
第 1章 車両の分類
改正なし
第 2章 レース車両の排気音量規制
改正なし
第 3章 公認車両および登録車両に関する一般規定
改正なし
第 4章 公認車両および登録車両に関する安全規定
��63213)ルーフの補強を下記の通り改める。
2006年�月�日以降に公認または登録された車両につ いてのみ:
ロール�ージの�部は、���17図、���18図および ���19図のい�れか�つに合致していなければならない。
この補強はルーフのカーブに沿って構わない。
���17図の場合に�り、�本の部材の�を�り付ける ことが許されるが、その前部の接続はドライバー側になけ ればならない(���17A図および���17B図参照)。
この補強の端は、ロールバーと部材との連結部から 100mm��でなければならない(���18図と���19図 の補強におけるV字型の頂点には適用されない)。
第�−17図�第�−17B図 (略)
第�−18図 第�−19図
2014年�月�日以降に公認または登録された車両につ
いてのみ:
V字型の頂点のパイプの交差部:
パイプ同士がお互いに接合していない場合、それらの パイプの間の距離は、ロールバーあるいは横方向の部材 との接合部において、100mmを超えてはならない。
��6.3.2.2.3)バックス�ーの�行部材(���26図)を下記の 通り改める。
[公示No2013−073]
ルーフの補強が���19図に合致したものであるならば、 ���26図の構成を���27図に置き換えることができる。
2014年1月1日以降に公認または登録された車両について のみ:
���19図に従ったルーフの補強が使用されている場合、 ���27図の構成が義務付けられる。
第 5章 量��ー����ー(��)
改正なし
第 6章 ���ー����ー(��)
��3.11)燃料供給装置を下記の通り改める。
自由。ただし、インジェクターは各シリンダーにつき基 本車両の数を最大とする。
第 7章 �ラ���ー����ー���(JAF−GT300)規定 ※内容についてはJAFホームページに掲載しております 「JAFモータースポーツニュースNo246(2013年8月12日発行)」 をご確認ください。
第�章 �ラ���ー����ー500(JAF-GT500)
※内容についてはJAFホームページに掲載しております 「JAFモータースポーツニュースNo.246(2013年8月12日発行)」 をご確認ください。
第 9章 競技専用車両(ナショナルフォーミュラ)に関する定義 改正なし。
第 10章 フォーミュラJ1600(FJ1600)
改正なし。
第 11章 スーパーFJ(S−FJ)
��284)を下記の通り改める。
車両の底部を保護するため、スキッドをフラットボトム区 �の�に�置することができるが、本�����「車�と� 法」は遵守されなければならない。なお、スキッドの端部は �������の�を�つこととする。
第 12章 フォーミュラ4(F4)
��254)および255)を下記の通り改める。
254)車両の底部を防護するため、スキッドをフラットボ トム��の外に�置することができるが、本規則��条 「車体と寸法」を遵守しなければならない。なお、スキ ッドの�部は�径�mm以上の面を�つこととする。
2.5.5)フロントホイール軸より前方と車両の縦方向軸の中 心線から200mm以上離れたすべての車体構造は、“フラ ットボトム”により形成される平面より車両上方になけ ればならない。
��4.6)排気管を下記の通り改める。
排気管の出口は、後方に向けなければならず、水平面か ら���以内の上方に向けることが許容される。
排気管の高さは、地面から600mmの水平面以下でなけれ ばならない。
�行中の�変装置は禁止される。また、�.�.�)で使用が禁 止される材質を除き、排気管の材質は、サイレンサーを含 み自由とする。
触媒装置の装着を義務付ける。装着する触媒装置は、J AFに申請し、承認を受けなければならない。
���11)を下記の通り改める。
ブレーキディスクは鉄製に限る。また、パッド摺動面に溝 切り加工をされたディスクの使用は許される。ただし、パ ッド摺動面への穴あけは禁止する。
第13章 スーパーフォーミュラ(SF)
※内容についてはJAFホームページに掲載しております 「JAFモータースポーツニュースNo246(2013年��12日発 行)」をご確認ください。
第14章 リブレ(その他の車両)(NE) 改正なし。
製造者発行のカタログ、パンフレット等(新型車解説書、 整備解説書等を含む)を常に携帯することが義務付けられ る。
25)〜27)(略)
����条最低重量を下記の通り改める。
各車両の最低重量は下記の通りとし、競技中いかなる時で もこの値以上の重量を有していなくてはならない。
71)〜72)(略)
7.3)RPN車両、RF車両およびAE車両についてはカタロ グに記載された車両重量から当該車両の燃料タンク容量に �重����を乗�た値(小数�以下切り�て)を��、これ に安全装備(ロールケージ等)の重量として��kgを加えた 値とする。ただし、本章��条に従い��した後の気�容 �が�����cc以下の車両については、上記��kgを加えない 値とする。
同一車両型式に複数の車両重量が設定されている場合は、 その最小値を当該車両の車両重量として適用する。また、 同一車両型式に過給器付と過給器なしの両仕様が存在す場 合は、各々に設定されている車両重量の最小値を適用する。
74)重量計測の条件は下記の通りである。
①〜③(略)
④スペアホイール:
・RN車両については、最��本までのスペアホイール を搭載する(スペアホイールを�本搭載している場合 は、計測前に�本を取り外す)。
・RJ車両、RPN車両、RF車両およびAE車両につ いては、スペアホイールの重量は含まない。
75)バラストの搭載は安全上の理由から原則として認められ ない。ただし、�むを�ずバラストを�む場合は、��編 レース車両規定��章���)に従うとともに、競技�技� 委員長の確認を受けなければならない。
なお、RPN車両およびAE車両は、バラストを搭載す ることができない。
第�章 ����
��42)を下記の通り改める。
����条車両の定義を下記の通り改める。
21)〜22)(略)
2.3)ラリーRPN車両(RPN車両) JAF登録車両(同一車両型式の最も古いJAF登録年
が����年の���日以�の車 両)で、道路運送車両の保安 基�(����年運������号)に適合し、かつ�ーカー ラインオフ時の諸元が変更されていないもの(当該自動車 の自動車検査証の型式指定番号欄に型式指定番号が記載さ れているもの。ただし、本編��章の規定に基づく改造に ついてはこの限りではない。また、����年以後のJAF� 内競技車両規則に基づき、ロールバーの装着に伴う乗車定 員変更のための構造等変更検査手続きを行った車両は除 く。)で、��章RPN車両用改造規定に従った道路運送 車両法による自動車登録番号標(車両番号標)を有し、運 行の用に供することができる(自動車検査証の有効期間内) 車両とする。
参加者は、車両の主要諸元を証明するための当該自動車 製造者発行のカタログ、パンフレット等(新型車解説書、 整備解説書等を含む)を常に携帯することが義務付けられ る。
24)ラリーRF車両(RF車両)
道路運送車両の保安基�(����年運������号)に 適合し、本編に従った自動車登録番号標(車両番号標)を 有する車両。
参加者は、車両の主要諸元を証明するための当該自動車
すべてのRPN車両、RF車両およびAE車両は、下記 のロールケージを装着すること。ただし、���ラリーに 出場するRPN車両およびAE車両についてはロールケー ジを装着することを推奨とする。
第�章 �N���車両�����
��317)を下記の通り改める。
過給器付きエンジンについては下記の規定が適用される。
①(略)
②すべての過給器のコンプレッサーハウジングの吸気側 にいかなる��条件下においても最�内径��mm(外 径:��mm未満)のリストリクターを装着しなければな らない。ただし、��する�基のコンプレッサーを有 するエンジンの場合、各コンプレッサーの吸気内径は 最�����mmに制限される。
③〜⑧(略)
��711)を下記の通り改める。
ブレーキライニング(パッド)については変更すること が許される。またその取り付け方式(リベット・接着等) を変更することも許される。
���2)を下記の通り改める。
ステアリングホイールは、外径���mm以上のもので、舵 取装置の衝撃吸収装置に影響を与えないものであれば、ス テアリングホイールハブを含み変更することができる。た だし、クイックリリースタイプは認められない。
��第�� ラリー車両��� 第�章 ����
���一�規定、���の�全規定および本�の一�改造 規定で課せられている以外、すべての改造は禁止される。車 両の構成要素は当初の機能を保持しなければならない。本規 定によって許可されていないすべての改造は、明確に禁止さ れる。
改造の��や許可される取付けは下記(��条���条) に規定される。
21)エンジンおよび補機:エンジンルーム内に機械部品を隠 すことを目的としたプラスチック製エンジンシールドは、 美観を保つこと以外に機能を有さないものであれば、取外 しても良い。
211)フライホイール:クラッチを変更する場合に限り、他の ものに変更および交換することができる。ただし、数の変 更ならびにカーボン製の使用は許されない。
212)エンジンマウント:エンジンおよびギアボックスの取付 けマウントのラバー部材は同一材質で形状・硬度を変更す ることは自由。
22)点火装置
2.2.1)スパークプラグ、ハイテンションコードの銘柄、型式は 自由。
23)吸気装置
231)フィルター:フィルターカートリッジの変更は、当初の ものと同一の方式のものであれば認められる。
24)冷却装置
241)サーモスタットおよび冷却ファンの作動開始時の温度は 制御方式を含み自由。
2.4.2)ラジエターキャップの変更が許される。
��条 シャシー
31)最�地上高:�cm(アンダーガードを含む)とする。ま た、車両の�つの�面のすべてのタイヤの空気が�けた場 合であっても、車両のいかなる部分も地表に接してはなら ない。このテストは出走状態で(ドライバーが搭乗し)平 坦な面上で行われる。
32)ラバーマウントおよびブッシュ:ラバーブッシュは材質 の変更が無いことを条件に硬度の変更が許される。ただし、 マフラーマウント(取付具)を除き、取付軸は変更しない こと。
41)クラッチ:クラッチディスクおよびクラッチカバーは、 数および直径を除き変更することができる。ただし、カー ボン製(カーボン含有率がすべてを占めるもの)の使用は 認められない。
42)シフトレバー:シフトノブの変更は許される。
43)ディファレンシャル:フロント・センター・リアディフ ァレンシャルは、数を変更しなければボルトオンで取付け られるリミテッドスリップデフ(ビスカスカップリングを 含む)を取付けることができる。ただし、元のケースを使 用すること。また、これに関連するドライブシャフトは、 同一車両型式内に使用されているものであれば変更するこ とができる。
44)最終減速比:ギア比の変更は、ボルトオンを条件に許さ れる。
材料の追加によるサスペンションおよびその取付け部の補 強を認める。サスペンションの補強部が、中空体を作ること になってはならない。部分的であっても、全体的であっても 複合素材(カーボンコンポジット)から成るサスペンション 部材は禁止される。
51)スプリング:数は、スプリングを連続して取付けること を条件として自由。
長さ、コイルの巻数、ワイヤーの直径、外径、スプリン グの種類も自由。ただし、下記に従うこと。
スプリングの形状は、調整できる構造部分がスプリング シートの一部で、当初のサスペンション部分または車体部 分から分離している(取外せる)場合、スプリングシート は調節できるものであっても良い。
①ばねに損傷があり、左右のばねのたわみに著しい不同が ないこと。
②溶接、肉盛または加熱加工を行わないこと。
③ばねの端部がブラケットから離脱しない(遊びがない) こと。
④切断等によりばねの一部または全部を除去しないこと。
⑤ばねの機能を損なうおそれのある締付具を有さないこと。
⑥ばねの取付け方法はその機能を損なうおそれのないこと。
52)ショックアブソーバー:材質を含み自由。ただし、カー ボン材は使用できない。車高調整機構(ネジ式、Cリング 等)を伴うものに変更(使用)することができる。別タン ク式(別タンクの車体への取付けは許されない)のものに 変更(使用)すること、アッパーマウントをピロボール(キ ャンバー調整機構のみ付加されたものを含む)に変更する ことができる。ただし、それらの数、形式、作動原理は変 更してはならない。遠隔操作による減衰力調整機構への変 更は許されない。
53)スタビライザー:ブッシュ・ブラケット(リンクを含む) を含み変更することができるが、取付けはボルトオンによ るものとし、車室内から調整可能であってはならない。新 規取付および取外すことは許されない。
��条 制動装置
61)ブレーキパッド:ブレーキシュー、ライニングパッドの 材質変更を含み交換、変更は許される。ただし、カーボン 材(カーボン含有率がすべてを占めるもの)は使用できな い。
6.2)バックプレート:保護用プレートは取外したり曲げても 良い。
63)その他:ブレーキディスクやホイールに集積した泥をか き出す装置を追加しても良い。ブレーキキャリパー内のピ ストンの背後にノックバック防止を目的としたスプリング の追加が許される。また、マスターシリンダーストッパー を追加することができる。
��条 タイヤおよびホイール
7.1)ホイール
下記条件を満たしたホイールの使用が許される。
①RPN車両に装着するホイールは、車両の総排気量に従 って定められる下記の最大直径および最大幅を超えてい ないこと。ただし、同一車両型式のカタログに記載され ているホイールの直径および幅が下記の数値を超えてい る場合は、カタログに記載されている数値を最大値とす ることができる。
�総排気量が�����cc以下の車両:最大直径��インチ、最 大幅�インチ
�総排気量が�����ccを超え�����cc以下の車両:最大直径 ��インチ、最大幅�インチ
�総排気量が�����ccを超える車両:最大直径��インチ、 最大幅�.�インチ
②部分的であっても複合素材から成るホイールの使用は禁 止する。
③ホイールの材質はスチール製またはJWLマークのある 軽合金製(アルミ合金製、マグネシウム合金製など)と する。
④ホイールナットの材質および形状の変更は許されるが、 ホイールスペーサーの使用は認められない。
ホイールに間隔保持のための部材を溶接することはホイ ールスペーサーの使用とみなされる。また、アクスルハ ブに間隔保持のための部材を取り付けることは、その取 り付け方法の如何にかかわらずホイールスペーサーの使 用とみなされる。
⑤ホイールの寸法を小さくすることは許される。
⑥いかなる場合にも、車両のトレッドを拡大することは認
められない。ただし、ホイールの変更に伴う最小限のト レッドの変化は許される。
⑦ホイールに追加される排風装置の装着は認められない。
72)タイヤ
前項規定に合致したホイールを適用リムとし、これに装
に向けて尖っていたり、鋭い部分がないこと。
−それらは各ホイールの少なくとも全幅を覆っていなくて はならないが、前輪、後輪の後方ではマッドフラップに 覆われていない部分が車両の幅の���以上あること (��−��を�照)。
着できるタイヤとしてJATMA
YEAR BOOKに記 載されているもの、またはこれと同等なものであり、かつ 下記の条件を満たしていなければならない。
①公道走行が認められている一般市販タイヤに限られ、競 技専用タイヤの使用はいかなる場合でも認められない。
②タイヤおよびホイールは、いかなる場合も他の部分と接 触しないこと(ステアリングを左右に最大に操作した場 合等に、タイヤおよびホイールが他の部分と接触しない こと)。
③タイヤおよびホイールは、フェンダーからはみ出さない こと。
④タイヤの�は�に���mm以上あること。
⑤いかなる場合であっても、タイヤに対する加工は許され ない。
⑥タイヤのウォームアップ、溶剤塗布などは認められない。
⑦スパイクタイヤの使用は認められない。
⑧タイヤ内部に空気以外のものを充填することは禁止され る。
73)スペアホイール
車両には��または��のスペアホイールを搭載しなけ ればならない(ただし、当初の車両に搭載されていない場 合はこの限りではない)。スペアホイールは必ずしっかり と固定されていなければならない。
��条 車体
車体まわりおよび車室内に追加・変更等する蓋然性が高く、 安全の確保および公害の防止上��がない���付則に定め る「アクセサリー等の自動車部品」の取付け、取外し、変更 が許される。 81)車体外部 811)空力装置
���付則「アクセサリー等の自動車部品」に�された 空気流を調整するための前後スポイラーを新たに装着、交 換することができる。ただし、何れの場合でも下記事項に 留意すること。
①堅ろう(亀裂がない)で運行に十分耐えるものであるこ と。
②装着部位の車幅を越えてはならず、当該車両の車体最高 部位を越えないこと。
③新たに装着、交換する前のオーバーハングを越えてはな らない。
④鋭い突起を有していないこと。
⑤振動、衝撃等により緩みを生じないこと。
⑥���付則に定める「エア・スポイラの構造�準」を� 照すること。
また、内部構造が剥き出しにならないことを条件にフロ
ント・リアスポイラー、サイドスカート(フロントフェ ンダーアーチ後端からリアフェンダーアーチ前端までの サイドステップ部分)およびリアスカートの部品を取外 すことができる。
812)フロントスポイラー:装着・変更が許される。ただし、 一体型を含みバンパーの変更は許されない。
813)リアスポイラー:装着・変更が許される。ただし、トラ ンクおよびリアゲートとの一体型は許されない。
814)サイドスカート:装着・変更が許される。(フロントフ ェンダーアーチ後端からリアフェンダーアーチ前端までの サイドステップ部分)
815)マッドフラップ
マッドフラップは以下の条件の下で装着することができ る。
−柔軟な材質で作られていなくてはならない。
−排気管等に干渉してはならず、車体外側表面部位は外側
−リアホイールの前方のマッドフラップの左右の間には、 少なくとも��cmの隙間がなくてはならない。
−これらのマッドフラップの底部は、車両に誰も乗車せず、 �止した状�で、�表から��cm以上の所にあってはなら ない。
−垂直投影面にあって、これらのマッドフラップは車体か ら突出していてはならない。
前方へのはねを防ぐためのマッドフラップは、柔軟な材 質で作られ、競技の特別規則書がそれらを認めるか、要請 する時に車両の前部へ取付けることができる。それらは、 車両の全幅より突出していてはならず、また当初の全長よ り��cm以上長いものであってはならない。また、フロント ホイールの前方ではマッドフラップに覆われていない部分 が車両の幅の少なくとも���以上なければならない。
816)アンダーガード
車体下部を保護することを目的とした空力効果を生じな い取り外し可能な保護体を取付けることが許される。
82)車体内部
821)コクピット:次の付属品のみ取付けが許される。スペア コンプリートホイール、工具、安全装置、通信装置。
コクピット内に位置するヘルメットと工具の収納容器は、 非可燃性の材質で作られていなければならない。それは火 災の場合に有毒ガスを発生してはならない。
822)換気装置:オリジナルの換気装置(デフロスター、ヒー ター)を保持しなければならない。
823)エアコン:全車標準装備とされているエアコンについて は、取り外しは認められない。
824)内装:車室内の見える範囲のすべての部品は削除するこ とができない。ただし、下記に記載されたものを除く。
①フロアマット類およびアンダーコート
②ネジ等のカバー類
③�の�席位置に��(������)を設置することにより運 転席と空気の流入が遮断された車室外となる内装。 ④ロールバーの装着に伴う最小限の内装切除。 ⑤�ボックス車の着脱�リアシェルフは取外しても�い。 825)ステアリングホイール:外�(最大�)���mm以上の もので、下記の条件を満たしたものと交換することができ る。
①スポーク部とボス部は堅固な取付け構造とし、衝撃を受 けた場合に容易に脱落する恐れのないこと。
②計器盤の視認性を阻害しない形状をしていること。
③光の反射による運転の妨げとなるような部分がないこと。
④ステアリングホイールの変更により、かじ取装置の衝撃 吸収装置に影響を与えるものでないこと。
⑤クイックリリースタイプでないこと。
8.2.6)フットレスト・ペダルカバーおよびヒールプレート等: 装着することができる。ただし、確実に取付けること。
827)追加アクセサリー:車両の美観または居住性に関する付 属品(照明、暖房、ラジオ等)といった、車両の動きにい かなる影響も及ぼさないものはすべて、制限なく認められ る。ただし、これらの付属品が、例え間接的であっても、 エンジン、ステアリング、強度、トランスミッション、ブ レーキ、ロードホールディングの効率に影響を及ぼすこと がないという条件の下に限る。
グローブボックスに追加区画を設けたり、ドアにポケッ トを追加することができる。ただし、オリジナルのパネル を使用すること。
828)一般消耗品:次の消耗品は、変更(同等品)が許される。 ���バッテリー、オイルフィルター、エアフィルター、 ワイパーブレード、バルブ等。
829)障害者用操作装置:障害者用操作装置を装着することが できる。ただし、健常者は使用しないこと。
8210)座席:変更することが許される。変更する場合は下記 の規定を満たすこと。変更の有無に拘わらず乗車定員分の 座席を有すること。
①座席の���行は���mm����mm以上確保すること。
②座席面上で座席前�より���mmの点から背もたれに平行 な��までの��は���mm以上確保すること。
③座席および当該座席の取付け装置は衝突時等に乗員から 受ける衝撃力、慣性力等の荷重に耐えるものでなければ ならない。
④座席の後面部分(ヘッドレストを含 む)は、衝突等で当 該座席の後席乗員の頭部等が当たった場合に衝撃を吸収 することができる構造でなければならない。
⑤追突等の衝撃を受けた場合に乗員の頭部が過度に後傾す
るのを抑止することができる装置(ヘッドレスト)を備 えるかまたは座席自体が同等の効果を有する構造でなけ ればならない。
なお、変更する座席および座席取り付け装置は、上記の ほかにFIA国際モータースポーツ競技規則付則J項第 ����を満たしたものであることが�ましい。
8211)隔壁:ロールバーの装着による乗車定員変更に伴い後 部座席を除去した場合、難燃性の隔壁板を溶接、リベット およびビスにより取付けることができる。ただし、隔壁板 は後方視界に支障が出ない範囲に設置され、ロールバーや タワーバーと連結されてはならない。
83)補強
831)車体(排気系を含み)、ならびにサイドシル・各メンバ ー等の空洞部を補強することができる。ただし、使用され る材料が当初の形状に沿い、またそれと接触しており、補 強によって標準部品の取付けに影響があってはならない。
懸架部分(バネ上)の補強は、使用される材質が当初の 形状に沿い、それに接触しているならば許される。
832)タワーバー:メーカーラインオフ時に当初から装着され ているタワーバーについては、取付点を変更しなければ他 のものに変更することができる。また、サスペンションの アッパーマウント取付けボルトのみを使用して取付けられ ているものであれば、サスペンション形式を問わず取付け および変更は許される。マスターシリンダーストッパーの 装着が許される。ただし、その取付けに当り内張りを改造 する場合は最小限にとどめること。
第�� �気系�
91)灯火
9.1.1)前部霧灯(フォグランプ)
追加、変更は認められるが、取り付けのためやむを得ず バンパー等を切除する場合は、必要最小限の範囲にとどめ ること。また前部霧灯の取り付け、取り外しに伴う全長の 変化は、自動車検査証の長さ欄に記載されている数値から ��cmの範囲でなければならない。また、いかなる場合も 下記の基準を満たしていなければならない。
①同時に��以上点灯する構造のものでないこと。
②照射光線は他の交通を妨げないものであること。
③照明部の上縁の高さが地上���m以下であって、すれ違い
用前照灯の照明部の上縁を含む水平面以下、下縁の高さ が地上����m以上となるように取り付けられていること。
④照明部の最外縁は、自動車の最外�から���mm以内とな るように取り付けられていること。
⑤灯火の色は白色または淡黄色であり、そのすべてが同一 であること。
⑥前部霧灯は左右同数であり(前部霧灯を��備える場合 を除く)、かつ前面が左右対称である自動車に備えるも のにあっては、車両中心面に対して対称の位置に取り付 けられたものであること。
⑦取り付け部は、照射光線の方向が振動、衝撃等により容 易にくるわない構造であること。
91)灯火
911)前部霧灯(フォグランプ)
追加、変更は認められるが、取り付けのためやむを得ず バンパー等を切除する場合は、必要最小限の範囲にとどめ ること。また前部霧灯の取り付け、取り外しに伴う全長の 変化は、自動車検査証の長さ欄に記載されている数値から ��cmの範囲でなければならない。また、いかなる場合も 下記の基準を満たしていなければならない。
①同時に��以上点灯する構造のものでないこと。
②照射光線は他の交通を妨げないものであること。
③照明部の上縁の高さが地上���m以下であって、すれ違い 用前照灯の照明部の上縁を含む水平面以下、下縁の高さ が地上����m以上となるように取り付けられていること。
④照明部の最外縁は、自動車の最外�から���mm以内とな るように取り付けられていること。
⑤灯火の色は白色または淡黄色であり、そのすべてが同一 であること。
⑥前部霧灯は左右同数であり(前部霧灯を��備える場合 を除く)、かつ前面が左右対称である自動車に備えるも のにあっては、車両中心面に対して対称の位置に取り付 けられたものであること。
⑦取り付け部は、照射光線の方向が振動、衝撃等により容 易にくるわない構造であること。
��15)けん引用穴あきブラケットを下記の通り改める。 すべての車両は、前後にけん引用穴あきブラケットを 備えなければならない。このけん引用穴あきブラケット は、車両をけん引して移動するのに取付け部分も含め十 分な強度を有していなければならない。車両が砂地に停 車したときでも使用が可能な位置に取付けられていなけ ればならない。
新たに金属製のけん引用穴あきブラケットを装着する 場合は下記の要件を満たすこと。
①材質は、スチール製でなければならない。
②最小内径:50mm(車両に装着した状態で直径50㎜およ び長さ50㎜の丸棒が通ること)。
③内径の角部はRを付けて滑らかにすること。
④板製の場合、最小断面積(取付け部分も含む): 100mm2
⑤丸棒の場合、最小直径:10mm
⑥黄色、オレンジ色、あるいは赤色に塗装されているこ と。
なお、可倒式、および上記②を満たすケーブルフープ 式(ダートトライアル競技を除く)も許される。
��1.5)けん引用穴あきブラケットを下記の通り改める。 すべての車両は、前後にけん引用穴あきブラケットを
備えなければならない。このけん引用穴あきブラケット は、車両をけん引して移動するのに取付け部分も含め十 分な強度を有していなければならない。車両が砂地に停 車したときでも使用が可能な位置に取付けられていなけ ればならない。
新たに金属製のけん引用穴あきブラケットを装着する 場合は下記の要件を満たすこと。
①材質は、スチール製でなければならない。
②最小内径:50mm(車両に装着した状態で直径50㎜およ び長さ50㎜の丸棒が通ること)。
③内径の角部はRを付けて滑らかにすること。
④板製の場合、最小断面積(取付け部分も含む): 100mm2
⑤丸棒の場合、最小直径:10mm
⑥黄色、オレンジ色、あるいは赤色に塗装されているこ
と。
なお、可倒式、および上記②を満たすケーブルフープ 式(ダートトライアル競技を除く)も許される。
��42)を下記の通り改める。
最低重量:当該自動車製造者発行のカタログ等に記載 された主要諸元一覧表の同一車両型式に設定されている 車両重量の内、最小値とする。ただし、同一車両型式に 過給器付(ターボチャージャー、スーパーチャージャー 等)と過給器無の両仕様が存在する場合は、各々に設定 されている車両重量の最小値とする。
バラストは搭載することができない。
��1.6)けん引用穴あきブラケットを下記の通り改める。
すべての車両は、前後にけん引用穴あきブラケットを 備えなければならない。このけん引用穴あきブラケット は、車両をけん引して移動するのに取付け部分も含め十 分な強度を有していなければならない。車両が砂地に停 車したときでも使用が可能な位置に取付けられていなけ ればならない。
新たに金属製のけん引用穴あきブラケットを装着する 場合は下記の要件を満たすこと。
①材質は、スチール製でなければならない。
②最小内径:50mm(車両に装着した状態で直径50㎜およ び長さ50㎜の丸棒が通ること)。
③内径の角部はRを付けて滑らかにすること。
④板製の場合、最小断面積(取付け部分も含む): 100mm2
⑤丸棒の場合、最小直径:10mm
⑥黄色、オレンジ色、あるいは赤色に塗装されているこ
なお、可倒式、および上記②を満たすケーブルフープ 式(ダートトライアル競技を除く)も許される。
��4.2)を下記の通り改める。
最低重量:当該自動車製造者発行のカタログ等に記載 された主要諸元一覧表の同一車両型式に設定されている 車両重量の内、最小値とする。ただし、同一車両型式に 過給器付(ターボチャージャー、スーパーチャージャー 等)と過給器無の両仕様が存在する場合は、各々に設定 されている車両重量の最小値とする。なお、ダートトラ イアル競技に参加する車両は、当該自動車製造者発行の カタログ等の主要諸元一覧表の車両重量(同一車両型式) に設定されている車両重量の内、最小値とする。ただし、 同一車両型式に過給器付(ターボチャージャー、スーパ ーチャージャー等)と過給器無の両仕様が存在する場合 は、各々に設定されている車両重量の最小値とし、その 車両重量から50㎏増量された値とする。
バラストは搭載することができない。
��������������
��16)けん引用穴あきブラケットを下記の通り改める。 すべての車両は、前後にけん引用穴あきブラケットを 備えなければならない。このけん引用穴あきブラケット は、車両をけん引して移動するのに取付け部分も含め十 分な強度を有していなければならない。車両が砂地に停 車したときでも使用が可能な位置に取付けられていなけ ればならない。
新たに金属製のけん引用穴あきブラケットを装着する 場合は下記の要件を満たすこと。
①材質は、スチール製でなければならない。
②最小内径:50mm(車両に装着した状態で直径50㎜およ び長さ50㎜の丸棒が通ること)。
③内径の角部はRを付けて滑らかにすること。
④板製の場合、最小断面積(取付け部分も含む): 100mm2
⑤丸棒の場合、最小直径:10mm
⑥黄色、オレンジ色、あるいは赤色に塗装されているこ と。
なお、可倒式、および上記②を満たすケーブルフープ 式(ダートトライアル競技を除く)も許される。
��431)および432)を下記の通り改める。
4.3.1)ジムカーナ競技(舗装路面で行うその他の種目を含む) に参加する車両は、当該自動車製造者発行のカタログに記 載された主要諸元一覧表の同一車両型式に設定されている 車両重量の内、最小値とする。ただし、同一車両型式に過 給器付(ターボチャージャー、スーパーチャージャー等) と過給器無の両仕様が存在する場合は、各々に設定されて いる車両重量の最小値とし、その車両重量から50kg減量さ れた値とする。
432)ダートトライアル競技(非舗装路面で行うその他の種目 を含む)に参加する車両は、当該自動車製造者発行のカタ ログに記載された主要諸元一覧表の同一車両型式に設定さ れている車両重量の内、最小値とする。ただし、同一車両 型式に過給器付(ターボチャージャー、スーパーチャージ ャー等)と過給器無の両仕様が存在する場合は、各々に設 定されている車両重量の最小値とする。
��1.7)けん引用穴あきブラケットを下記の通り改める。 すべての車両は、前後にけん引用穴あきブラケットを 備えなければならない。このけん引用穴あきブラケット は、車両をけん引して移動するのに取付け部分も含め十 分な強度を有していなければならない。車両が砂地に停 車したときでも使用が可能な位置に取付けられていなけ ればならない。
新たに金属製のけん引用穴あきブラケットを装着する 場合は下記の要件を満たすこと。
①材質は、スチール製でなければならない。
②最小内径:50mm(車両に装着した状態で直径50㎜およ び長さ50㎜の丸棒が通ること)。
③内径の角部はRを付けて滑らかにすること。
④板製の場合、最小断面積(取付け部分も含む): 100mm2
⑤丸棒の場合、最小直径:10mm
⑥黄色、オレンジ色、あるいは赤色に塗装されているこ と。
なお、可倒式、および上記②を満たすケーブルフープ 式(ダートトライアル競技を除く)も許される。 �������������
��15)けん引装置を下記の通り改める。 すべての車両は競技に際して前後にけん引装置を備え ること。新たに取付ける場合の金属製のけん引用穴あき ブラケットは下記の要件を満たすこと。
①材質は、スチール製でなければならない。
②最小内径:50mm(車両に装着した状態で直径50㎜およ び長さ50㎜の丸棒が通ること)。
③内径の角部はRを付けて滑らかにすること。
④板製の場合、最小断面積(取付け部分も含む): 100mm2
⑤丸棒の場合、最小直径:10mm
⑥黄色、オレンジ色、あるいは赤色に塗装されているこ と。
なお、可倒式、および上記②を満たすケーブルフープ 式(ダートトライアル競技を除く)も許される。
���1)ブレーキシステムを下記の通り改める。
自由。駐車ブ レーキも自由とするが、左右同時且つ確 実に作動しなくてはならない。
�����タイヤおよびホイールを下記の通り改める。
ホイールスペーサーを含み自由。ただし、タイヤは地表以 外の他の部分と接触してはならない。
なお、タイヤのウォームアップ、クールダウン、溶剤塗布 等は行わないこと。
��11)けん引用穴あきブラケットを下記の通り改める。
車両は前後にけん引用穴あきブラケットを備えること。
このけん引用穴あきブラケットは車両をけん引して移動 するのに取り付け部分も含め十分な強度を有すること。
車両が砂地に停車した場合でも使用可能な位置に取り付 けられていなければならない。けん引用穴あきブラケッ トは下記の要件を満たすこと。
なお、単座席、�座席レーシングカーについては、牽 引して移動する際に十分な強度を有する牽引可能な位置 (前後各����たは前後とも同一であれば���)を 黄色、オレンジ色あるいは赤色の塗装で明示することに より、下記要件を免除する。
新たに金属製のけん引用穴あきブラケットを装着する 場合は下記の要件を満たすこと。
①材質は、スチール製でなければならない。
②最小内径:50mm(車両に装着した状態で直径50㎜およ び長さ50㎜の丸棒が通ること)。
③内径の角部はRを付けて滑らかにすること。
④金属板製の場合、最小断面積(取付け部分も含む): 100mm2
⑤鋼鉄製丸棒の場合、最小直径:10mm ⑥黄色、オレンジ色、あるいは赤色に塗装されているこ と。
なお、可倒式、および上記②を満たすケーブルフープ
式(ダートトライアル競技を除く)も許される。
��110)タイヤを下記の通り改める。
自由。タイヤはいかなる状態のときにも他の部分と接 触してはならない。
なお、タイヤのウォームアップ、クールダウン、溶剤 塗布等は行わないこと。
分な強度を有していなければならない。車両が砂地に停 車したときでも使用が可能な位置に取付けられていなけ ればならない。
新たに金属製のけん引用穴あきブラケットを装着する 場合は下記の要件を満たすこと。
①材質は、スチール製でなければならない。
②最小内径:50mm(車両に装着した状態で直径50㎜およ び長さ50㎜の丸棒が通ること)。
③内径の角部はRを付けて滑らかにすること。
④板製の場合、最小断面積(取付け部分も含む): 100mm2
⑤丸棒の場合、最小直径:10mm
⑥黄色、オレンジ色、あるいは赤色に塗装されているこ と。
なお、可倒式、および上記②を満たすケーブルフープ 式(ダートトライアル競技を除く)も許される。
���.2)を下記の通り改める。
最低重量:当該自動車製造者発行のカタログ等に記載さ れた主要諸元一覧表の同一車両型式に設定されている車両 重量の内、最小値とする。ただし、同一車両型式に過給器 付(ターボチャージャー、スーパーチャージャー等)と過 給器無の両仕様が存在する場合は、各々に設定されている 車両重量の最小値とする。
レース競技に参加するドライバーの装備品に関する付則
������用�を下記の通り改める。
�)下表に�い装備�を着用すること。
��15)けん引用穴あきブラケットを下記の通り改める。
すべての車両は、前後にけん引用穴あきブラケットを 備えなければならない。このけん引用穴あきブラケット は、車両をけん引して移動するのに取付け部分も含め十
◎:着用義務 ○:着用推奨(国際競技では義務付け) �)�部および�部の��装置の着用義務 (1) 排気量2,000cc未満の自動車登録番号標付車両を除く レース競技において、���������から着用が義 務付けられる。
頭部および頸 部の保護装置 (FHRシステム) 耐火炎 グローブ 耐火炎 シューズ 耐火炎 ソックス 耐火炎 バラクラ バス 耐火炎 アンダー ウェア
(2) すべてのレース競技において、���������から 着用が義務付けられる。
レース競技における安全ベルトに関する付則
�����装備、装着�を下記の通り改める。
�)フル�ー�ス式の��式以上を装備し、競技�は�に装 着すること。(��、����)
���������以�に���たは登録された車両につい ては、フル�ー�ス式の��式以上を装備することが義務 付けられる。
�)��)(�)
第�� 総 則
第�条 ��
一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」という。)は、 ����年(以下「当該年」という。)のレース競技会において� 秀な成績を収めた者の栄誉をたたえるため、これを認定する日 本レース選手権規定を制定する。
第�条 選手権の区分
日本レース選手権は次の通り区分する。
��全日本選手権
��地 方 選 手 権
地方選手権の��は、�サーキットで��リー�を�成 するものについては、開催されるサーキット名を付し、ま た、��のサーキットで��リー�を�成するものについ ては当該地方名を付する。
第�条 選手権の構成
��全日本選手権
全日本選手権は、次の�部門で�成される。
�)全日本選手権スーパーフォーミュラ(以下「SF」
ドライバーおよびチームに選手権を与える。
�)全日本フォーミュラ�選手権(以下「F�」という。) ドライバー、チームおよびエンジンチューナーに選 手権を与える。
地方選手権は、国内スポーツカレンダー登録規定の別表 による各地方で、次の�部門で�成され、地方および部門 毎にドライバーに選手権を与える。
�)フォーミュラ�地方選手権(以下「F�」という。) �)スーパーFJ地方選手権(以下「S�FJ」という。)
�)ツーリングカー地方選手権(以下「ツーリングカー」
という。) ツーリングカーは、各オーガナイザーによりJAF 国内競技車両規則���公認車両および登録車両に� する一般規定������)����別クラス(��クラ ス)から��に最��クラスの設定を行うことができ る。
ただし、設定されたクラス区分は当該年中に変更す ることは許されない。
��選手権レースの最�走行距離および最短走行距離は次の 通りとし、レース毎に競技会特別規則書でレース距離(以 下「当初のレース距離」という。)を定める。
��競技会����会は、��もしくは�可��のため、レ ースがスタートする前迄に当初のレース距離を短縮するこ とができる。
短縮された距離が前項に定める最短走行距離に満たない 場合でも、選手権レースとして認定される。
��各部門の選手権は、部門毎のレースが当該年度でそれ� れ��以�開催されなければ成立しない。
[公示No2013−074]
��各部門のレースは、��以�の車両がスタートしなけれ ば成立せず、選手権得点は与えられない。
ツーリングカー地方選手権は、当該クラスが��以�の 車両がスタートしなければ成立せず、選手権得点は与えら れない。
���可��によりレースが中止された場合の取り�いは次 の通りとする。
�)��車両が���を��する前にレースが中止された 場合、レースは成立せず、選手権得点は与えられない。
�)��車両が���を��し、かつ走行した距離が当初 のレース距離の����満でレースが中止された場合、レ ースは成立し選手権得点の半分が与えられる。
�)��車両が当初のレース距離の���以�を走行した� でレースが中止された場合、レースは成立し選手権得点 はすべて与えられる。
��前��項により当初のレース距離が短縮された場合、前 項の�)および�)の���の��は短縮された距離に�� く。
第�条 適用規則
��全日本選手権および地方選手権のレースには、次の規則、 規定が適用される。
�)国��ータースポーツ競技規則およびその付則 �)国内競技規則およびその付則
�)本選手権規定
�)競技会特別規則
��全日本選手権のレースには、前項の規則、規定の�か、 各部門毎に別に定める次の統一規則が適用される。
�)全日本選手権スーパーフォーミュラ統一規則 �)全日本フォーミュラ�選手権統一規則 第�条 ��の�������
��全日本選手権および地方選手権は、自動車競技の組織に �する規定���「競技会」に従った格式の競技とする。
��全日本選手権または地方選手権のレースとして申請され たものの中からJAFが認定したレースのみが、選手権タ イトルの使用を許される。
��JAFは、レース���、選手権レースとしての��を 満たさなかったと判断したレースを選手権から除外し、そ のレースからタイトルを取り消すことがある。
第�条 選手権の����
日本レース選手権の登録申請を行うオーガナイザーは、国内 スポーツカレンダー登録規定に従い、所定の書式により次の事 項を記載しJAFに申請書を提出すること。
��選手権レースの開催�日、区分、部門 ��開催場所、��の距離
��レースの走行距離(���)
��その�、��記載事項
日本レース選手権として認定されカレンダー登録が認められ たレースのオーガナイザーは、下記の期日までに所定の書式に より当該レースの組織許可申請書をJAFに提出しなければな らない。
�)全日本選手権(国�格式) �開催日の���前 �) 〃 (国内格式) �開催日の���前 �)地方選手権 �開催日の���前
JAFは、各年度の初めまでに日本レース選手権として認定 したレースを公示する。
第11条 日本レース選手権の延期、中止、非開催 ��日本レース選手権として認定されたレースの開催を�� し、または開催が不能となった場合、当該レースのオーガ ナイザーは、その開催�定日の����までに、その�由 を付してJAFに届け出を行い承認を得た上、必要な公示 を行わなければならない。
��日本レース選手権として認定されたレースを、�当な� 由なく、中止または開催しなかったオーガナイザーは、次 年度の選手権レースの開催を認められない。
第12条 賞の授与
JAFは、���条および���条に定める得点基準に基づき、 選手権の各部門の最高得点者をその部門の日本レース選手権保 持者として認定し、「JAFモータースポーツ賞典規定」による 賞典を与える。
第13条 規則違反 ��JAFは、日本レース選手権に適用される規則または規 定に重大な違反を犯した者を選手権から除外することがあ る。
��JAFは、競技������により国内競技車両規則違 反に起因する失格を宣告された者が当該年度に獲得した選 手権得点を遡及して無効とすることがある。
第14条 本規定の特例
やむを得ない事情により本選手権規定を適用できない場合、 JAFがその処置を決定する。
当該年のJAF国内競技車両規則に定めるフォーミュラ �(F�)とし、本選手権に使用するタイヤは、JAFの 承認のもとでオーガナイザーによって指定されたものを使 用しなければならない。
��S−FJ�
当該年のJAF国内競技車両規則に定めるスーパーFJ (S−FJ)とし、本選手権に使用するタイヤは、JAF の承認のもとでオーガナイザーによって指定されたものを 使用しなければならない。
��ツーリング�ー�
オーガナイザーからの申請に基づきJAFが承認した技 術規則に定める車両とする。
第19条 ドライバーの参加資格 ��F�
限定国内競技運転者許可証Aを含み、国内競技運転者許 可証A以上国際ドライバーライセンスB以下のライセンス 所持者で、次のいずれかの条件を満たす者が参加できる。
�)��のレース出場��が��以上。
�)��のレース出場��が��以上で、か�JAF公 認レーシングコースにおけるスポーツ走行の経験時間 が�時間以上あってその証�を有すること。
�)��にレースの出場��が��で、か�JAF公認 レーシングコースにおけるスポーツ走行の経験時間が �時間以上あり、その証�を有すること。
�)JAF公認レーシングコースにおけるスポーツ走行 の経験時間が�時間以上あり、その証�を有すること。
��S−FJ
第15条 参加車両
選手権に参加できる車両は、部門毎の選手権統一規則にこれ を定める。
第16条 ドライバーの参加資格
��SF
�)国際ドライバーライセンスB以上の所持者が参加で きる。
�)上��)以外の参加資格は、当該選手権統一規則に 従うこと。
��F�
国内競技運転者許可証A以上の所持者または、限定国内 競技運転者許可証A所持者の内、JAFスポーツ資格登録 規定��条���)に該当する者が参加できる。
国際格式競技の場合は、国際競技運転者許可証B以上の 所持者とする。
ただし、次のいずれかに該当する者は参加できない。
�)当該選手権統一規則に定める当連盟への公式登録申 請時にFIAスーパーライセンスを所持している者。
�)����年�����年の���、S F、F・ニッポンまた はFormulaRenault3.5Seriesにおいて、シリーズラン �ング上位�位までの者。
第17条 得点基準
���日本選手権の得点は、所定の�式によりあらか�めJ AFに登録されたドライバー、チームおよびエンジンチュ ーナーを対象とする。
��得点の基準および�数の者が同一の得点を得た場合の上 位者の決定方法は、各部門の選手権統一規則でこれを定め る。
限定国内競技運転者許可証Aを含み、国内競技運転者許 可証A以上国際ドライバーライセンスB以下のライセンス 所持者で、上����)��)に定めるいずれかの条件を満 たす者が参加できる。
ただし、����年�����年に���、SF、F・ニッポン、 F�のいずれかのレースにおいて�位以内に�賞した経験 を有する者は、参加できない。
国内競技運転者許可証A以上の所持者が参加できる。
第20条 公式予選
��公式�選は、最����(��による中断時間は除く)と する。
��公式�選は、�なくとも決勝レーススター�の�時間� までに終了していなければならない。
��ただし、競技������がやむを得ない��であると 判断した場合は、この限りではない。
��公式�選通�基準タイムは、公式�選で��されたタイ ムの上位�位までのタイムを��し、その����以内とす る。
第21条 得点基準
��次の得点基準表に基づき、各選手権レースにおける上位 ��位までのドライバーに得点を与える。ただし、得点を得 る車両は、当該レースにおける同一部門の優勝車両が走行 した��数の���(�数点以下��て)以上の��数を走 行していなければならない。
● 得点基準表
��ドライバーは、選手権レースによって�なった車両で参 加しても、その車が当該部門の参加車両の規則に合致して いれば、年間を通してその部門の得点は加算される。
��ドライバーは、�数の選手権レースに出場して得た得点 のうちから、高得点順に
次項に定めるレース数の得点を合計して選手権得点とす ることができる。
��選手権得点の対象となるレース数は、以下の通りとする。
�)F�および��FJ: 選手権レースとして成立した当該部門のレースの合 計数の���(�数点以下����)とする。
�)�ーリ���ー: 選手権レースとして成立した当該部門のレースの合 計数の���(�数点以下����)とする。
ただし、開催された当該部門のレースの合計数が�回に 満たない場合、開催された当該部門のレースのすべてが選
手権得点の対象となる。
��同一部門で、�数のドライバーが同一の選手権得点を得
た場合、次の基準に基づき上位者を決定する。
�)有�得点(上記��による選手権得点の対象レース で得た得点)の範囲内で高得点を得た回数の多い順に 順位を決定する。
第�条 目的 一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」という。)は、 ����年(以下「当該年」という。)のラリー競技会において� 秀な成績を収めたドライバーおよびナビゲーター(ラリー競技 開催規定に定めるスペシャルステージラリーにおいてはコ・ド ライバー。以下総称して「ナビゲーター」とい う。)の栄誉を たたえるため、これを認定する日本ラリー選手権規定を制定す る。
第�条 �本�リー選手権の��
本選手権は次の通り区分し、それぞれにドライバー部門およ びナビゲーター部門を設ける。
・全日本ラリー選手権(以下「全日本選手権」という。なお、 英語表記はJapaneseRallyChampionshipとする。)
・地方ラリー選手権(以下「地方選手権」という。)
JAFは、国内競技規則とその付則、ラリー競技開催規定お よび本規定に基づいて組織し、開催されるラリー競技会のうち か�、���に基づき次の�タイトルを付す。
ただし、競技会終了後、選手権競技としての要件を満たさな かったと判断した場合、JAFは当該競技会のタイトルを取り 消す場合がある。
��全日本選手権として��された国内格�以上の競技会の うちか�、�戦以上��戦以内を「全日本ラリー選手権競技 会」として認定する。
���地�か�地方選手権として��された準国内格�以上 の競技会のうちか��戦以上��戦以内を当該地�の「地方 ラリー選手権競技会」として認定する。
第�条 選手権競技および選手権シリーズの成立
��選手権クラスの成立
全日本選手権は、�クラス�台以上のレ�キ受付台数を 以て、選手権クラスとして成立する。
地方選手権は、�クラス�台以上の参加出走台数を以て、
選手権クラスとして成立する。
��選手権競技会の成立
全日本選手権は選手権対象全クラス合計��台以上のレ� キ受付台数を以て、地方選手権は選手権対象全クラス合計 ��台以上の参加出走台数を以て、選手権競技会として成立 する。
なお、全日本選手権と地方選手権が併催される場合は、 全日本選手権は選手権対象全クラス合計��台以上のレ�キ 受付台数を以て、地方選手権は選手権対象全クラス合計��
�)上記�)の回数も同一の場合、当該競技者が獲得し た全ての得点の内、高得点を得た回数の多い順に順位 を決定する。
�)上記�)および�)の方法によっても順位が決定で きない場合は、最終戦における得点をもって決定する。
最終戦の得点によっても順位が決定できない場合は、 最終戦の前の競技会における得点というように遡って 順位が決まるまで続ける。
第22条 本規則の施行 本規則は、����年���日より��する。
台以上の参加出走台数を以て、それぞれ選手権競技会とし て成立する。
��選手権シリー�の成立
全日本選手権、地方選手権の何れも選手権として成立し た競技会数�戦以上を以て、選手権シリー�として成立す る。
第�条 ��規則
��全日本選手権および地方選手権のラリーには、次の規則、 規定が適用される。
�)国��ータース�ー�競技規則およびその付則
�)国内競技規則およびその付則
�)本選手権規定
�)競技会特別規則
��全日本選手権のラリーには、前�の規則、規定の�か、 別に定める「全日本ラリー選手権統一規則」が適用される。
第�条 競技��および�行��
��競技��はラリー競技開催規定に定めるスペシャルステ ージラリーとする。ただし、JAFが特に認めた場合はこ の限りではない。
��スペシャルステージの総走���は��km以上設定され ていること。
����を得ない��により競技が��された場合において、 それまでに終了したスペシャルステージの総��が��km を超えており、かつ競技会審査委員会が適当と認めた場合、 当該競技会は選手権として成立したものとする。
第�条 参加車両
��クラス�(JN��)およびクラス�(JN��)に参 加する車両:
�)当該年のJAF国内競技車両規則���ラリー車両規 定に定めるラリーRN車両(RN車両)、ラリーRJ車両 (RJ車両)、ラリーRF車両(RF車両)またはラリー AE車両(AE車両)に適合した車両とする。
�)参加車両は、自動車��者が当該車両(同一車両��) の��を��(終了)した��年後の当該年�まで参加車 両の資格を有する。
�)ラリーRF車両(RF車両)で参加する場合、ホイー ルおよびタイヤについては、当該年のJAF国内競技車 両規則���ラリー車両規定������RJ車両規定 に従うこと。
��クラス�(JN��)およびクラス�(JN��)に参 加する車両:
�)当該年のJAF��競技車両規則��編ラリー車両規 定に定めるラリーRPN車両(RPN車両)に適合した 車両とする。
��クラス�(JN��)およびクラス�(JN��)に参 加する車両:
�)当該年のJAF��競技車両規則��編ラリー車両規 定に定めるラリーRN車両(RN車両)またはラリーR J車両(RJ車両)に適合した車両とする。
��全ての参加車両は、�点�以上のF�A�認�全�ルト を装備しなければならない。
ラリーRF車両(RF車両)の全日本選手権参加車両資 �は、����年����日までとする。
参加車両は気筒容積に基づき下記の通りクラス区分される。
クラス�(JN��):気筒容積が����cc以下の車両、およ びAE車両(気筒容積別区分なし)
クラス�(JN��):気筒容積が����cc以下の����車
クラス�(JN��):気筒容積が����ccを超え����cc以下
クラス�(JN��):気筒容積が����ccを超え����cc以下
クラス�(JN��):気筒容積が����ccを超え����cc以下
クラス�(JN��):気筒容積が����ccを超える車両
����参加��
全日本選手権競技に出場するものは、参加申し込み締め切り 時点において、参加車両を運転するのに有効なる運転免許を取 得��年以上�過していなければならない。 �������������������� ��得点基�
�)クラス別得点
選手権として成立した各競技で完走したドライバーお よびナビゲーターに対し、競技��成�に基づき、�� 条に定めるクラス別の順位に従って下記の表による得点 を与える。
ただし、不成立となったクラスの車両が参加出走した 場合において、隣接する上位クラスが成立しているとき は、そのクラスは当該車両を含んだ順位に基づいて得点 が与えられるものとする。
�位 �位 �位 �位 �位 �位 �位 �位
クラス別得点には、実際に行われたスペシャルステー ジの総距離および路面に従って以下の係数を乗じる。な お、小数点以下の得点も全て有効とする。
得点順に��を、��以下の場合は全�を得点合計の対 象とする。
�)上記�)に従って各競技者のクラス別得点を合計し、 その合計得点が多い順にクラス別選手権順位を決定する。 JAFは、このクラス別選手権順位において��位とな ったものを、クラス選手権者として認定する。
�)上記�)において、クラス別得点の合計が複数の競技 者について同一となった場合は、上位得点の獲得回数が 多い順に順位を決定する。
�)上記�)によっ ても順位が決まらない場合は、当該競 技者が得たすべての得点のうち、上位得点の獲得回数が 多い順に順位を決定する。
�)上記�)によっ ても順位が決まらない場合は、下記の 通りとする。
(�)�位が複数��する場合は、上位得点を獲得した 競技会の総出走台数または各クラスにおける出走 台数の多い順、次に当該年に全日本選手権競技に 出場した回数の多い順に順位を決定する。
(�)上記(�)以外の場合は、同順位として認定する。 ただし、下位の者の順位は繰り上げない。
全日本選手権競技会を開催するオーガナイザーは、競技会特 別規則書に記載された参加受付日から競技会終了までの間事務 �を設置し、かつ�当の事務����以上を��さ�なければ ならない。
���� 参加車両 参加できる車両は、当該年のJAF��競技車両規則�� 編ラリー車両規定に定めるRN車両、RJ車両、RPN車両、 RF車両またはAE車両とする。
ただし、RF車両のホイールおよびタイヤについては、当 該年のJAF��競技車両規則��編ラリー車両規定��� ��条RJ車両規定に従うこと。
なお、過給器付車両のエアリストリクターについては、開 催地域毎に当該地域の地方選手権を構成するオーガナイザー のすべての同意を得たうえで、当該年の�年の�����日まで にJAFに申請し承認を得ることを条件に下記の措置を講ず ることが出来る。
��クラス毎にエアリストリクターの装�を�務付けること、 または任意とすること。
��エアリストリクターの装�を�務付ける場合、その�イ �は、クラス毎に���径��mm(外径:��mm未満)を設 定すること。
����������
参加車両は気筒容積に基づき下記��または��のいずれか の方法によりクラス区分される。
��全日本選手権と同クラス区分
��開催地域別に任意に設定されるクラス区分:
なお、��条��により選手権として成立した場合に は、いずれも係数は���とする。 �)デイ別得点
選手権として成立した各競技の各デイにおける��条 に定めるクラス別の順位に従って上位�位のドライバー およびナビゲーターに対し、デイ毎に下記の表による得 点を与える。
なお、当該得点には、上記�)の得点係数は乗じない。
��選手権順位の決定
�)選手権として成立した競技会数が��以上の場合は�
次の�)��)の要件すべてを満たすことにより、クラ ス区分を任意に設定することができる。ただし、�)��) の要件のいずれかでも満たすことができない場合は、上記 ��の全日本選手権と同一クラス区分とする。
�)クラス区分は、当該年のJAF��競技車両規則�� 編ラリー車両規定���一�規定��条に基づき、�� �区分以�とすること。
�)当該地域の地方選手権を構成するオーガナイザーすべ ての同意を得ること。
�)上記�)および�)について、当該年の�年の����� 日までにJAFに申請すること。
�����参加��
��地方選手権に出場するものは、参加申し込み締め切り時
点において、参加車両を運転するのに有効なる運転免許を 取得��年以上��していなければならない。
��地方選手権の地�区分は、下記の�地区に分�する。
JAF北海道ラリー選手権:北海道 JAF東日本ラリー選手権:青森、秋田、岩手、山形、 宮城、福島、新潟、長野、 山梨、群馬、栃木、茨城、 埼玉、東京、神奈川、千葉
JAF中部・近畿ラリー選手権:静岡、富山、石川、
福井、岐阜、愛知、 三重、大阪、兵庫、
滋賀、京都、奈良、
和歌山
JAF中四国ラリー選手権:岡山、鳥取、島根、広島、 山口、香川、徳島、高知、
愛媛
JAF九州ラリー選手権:福岡、大分、佐賀、長崎、 熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
��各地方選手権は原則として、上記に区分された当該地区 内にすべての行程が設定されなければならない。
�����������������の�定
��得点基�
選手権として成立した各競技会で完走したドライバーお よびナ��ー�ーに対し、競技��成績により、���条に 従って設定されたクラスごとに、下記の表による得点を与 える。
ただし、不成立となったクラスの車両が参加出走した場 合において、隣接する上位クラスが成立しているときは、 そのクラスは当該車両を含んだ順位に基づいて得点が与え られるものとする。
��選手権順位の決定
�)選手権として成立した競技会が��以上の場合は高得 点順に��を、��以下の場合は全�を得点合計の対� とする。
�)上記�)に従っ て各競技者の得点を合計し、その合計 得点が多い順にクラス別の選手権順位を決定する。JA Fは、この選手権順位において��位となったものを、 当該地区における各クラスの選手権者として認定する。
�)上記�)において、得点の合計が複数の競技者につい
て同一となった場合は、上位得点の獲得回数が多い順に 順位を決定する。
�)上記�)によっ ても順位が決まらない場合は、当該競 技者が得たすべての得点のうち、上位得点の獲得回数が 多い順に順位を決定する。
�)上記�)によっ ても順位が決まらない場合は、下記の 通りとする。
(�)�位が複数��する場合は、上位得点を獲得した 競技会の各クラスにおける出走台数の多い順、次 に当該年に当該クラスの地方選手権競技会に出場 した回数の多い順に順位を決定する。
(�)上記(�)以�の場合は、同順位として認定する。 ただし、下位の者の順位は繰り上げない。
���� 保険
��オーガナイザーは保険に�し、ラリー競技開催規定�� 条に定める措置を講じること。
��オーガナイザーは上 記��の保険に加え、当該競技会の 参加者に対して傷害保険を付保すること。ただし、参加者 自身が傷害保険(または共済等)に加入しており、かつそ の事実が書面等の確実な手段によって証明される場合はこ の限りではない。
��������������������
オーガナイザーは国内競技規則により、参加者に対して理由 を示すことな�参加を��することが出�るが、この場合�日 以内に当該理由を付してJAFに報告しなければならない。
��オーガナイザーは、選手権競技会の延期、または開催不 �の場合、その開催�定日の���前までに、JAFにそ の理由を付して届け出を行い承認を受けたうえ、必要な公 示を行わなければならない。
���当な理由な�、認定された選手権競技会を延期もし� は中止した場合、または当該競技会を開催しなかった場合、 そのオーガナイザーに対しては、翌年の選手権競技の開催 を認めない。
またJAFは、組織許可申請以前の開催中止であっても、 規則違反とみなし、罰則を適用することがある。
��道�運�車両の保�基�(�和��年運�������)ま たは国内競技車両規則に起因する失格を決定された競技者 は、当該年の全得点が無効となる場合がある。
��オーガナイザーに規則違反または�しい競技運営の不� があったとJAFが判断した場合、そのオーガナイザーに 対しては、翌年の選手権競技の開催を認めない。
��JAFは、選手権競技会の運営状況を確認するため、必 要に応じてオブザーバーを派遣し、その報告に基づき必要 な措置を講じることができる。
��翌年に新たな全日本選手権競技会(申請時点で当該年の 全日本選手権カレンダーに登録されていない競技会)の開 催を計画しているオーガナイザーは、カレンダー申請前に 候補競技会(原則として地方選手権競技会であること)の 運営状況についてオブザーバーによる確認を受けていなけ ればならない。
�����年以内(�年前の年の���日から本選手権カレ ンダー登録申請締切日までの間)に全日本選手権競技会を 開催した実績のあるオーガナイザーは、上 記��は適用さ れない。
�����本規定の��
やむを得ない事情により、本選手権規定を適用できない場合 は、JAFにおいて、その処置を決定する。
���� 本規定の施行
すべてのクルーおよび競技参加者は、必ずブリーフィングに 出席し、かつ出席表に署名しなければならない。
ただし、ブリーフィングを実施しない場合、オーガナイザー はすべてのクルーおよび競技参加者に対する指示事項を公式通 知にて発行し、参加確認時に書面にて配付するものとする。な お、当該指示事項に追加/変更を生じた場合には、当該競技会 審査委員会の承認のもと再度、公式通知にて発表する。
本規定は、����年���日から施行する。
2013年8月1日現在
1
4/11~13 2
2014 SUPER GTSeries OKAYAMA GT300KM RACE (岡山GT300KMレース)(JAF-GT)
2014全日本選手権スーパーフォーミュラ 鈴鹿サーキット(SF)
2014 SUPER GTSeries 富士GT500kmレース(JAF-GT FIA-GT3) 5/3~4
5/9~11 4
2014スーパーもてぎチャンピオンカップレース (FIA-GT)
2014年CIK-FIA世界カート選手権
AC
FMC
2014全日本選手権スーパーフォーミュラ ツインリンクもてぎ もてぎ2&4レース(SF)
2014 SUPER GTSeries 富士GT300kmレース (JAF-GT,FIA-GT3,LMP2,LMGTE,LMPC,GTC)
2014 SUPER GTSeries 第43回インターナショナルSUZUKA 1000km (JAF-GT)
FMC
2014FIA世界耐久選手権シリーズ
2014FIA世界ツーリングカー選手権 (FIA-S2000)
2014全日本選手権スーパーフォーミュラ 鈴鹿サーキット(SF)
2014 SUPER GTSeries もてぎGT250kmレース(JAF-GT) 11/15~16
「競技会名称」欄に記載されている( )内の記号は、競技車両を指します。 *1〜*5 は、FIA世界モータースポーツ評議会にて最終決定となります。
M.O.S.C. ㈱モビリティランド
2014年FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧
開催日
C 丸和オー トランド那須 フォレス トスポーツクラブ モータースポーツクラブうめぐみ
2014年J AF 全日本ダー ト トライアル選手権第1戦 DI RTT RI AL i n NASU
3月23日 1
H スピー ドパーク恋の浦 モータースポーティングクラブラスカル 福岡モータースポーツクラブ
2014年J AF 全日本ダー ト トライアル選手権第2戦 RASCAL SPRI NG T RI AL I N KYUSHU
4月19日 ~4月20日
オー トスポーツランドスナガワ AG. メンバーズスポーツクラブ北海道
2014年J AF 全日本ダー ト トライアル選手権第3戦 北海道ダー トスペシャル i n スナガワ
5月25日
輪島市門前モータースポーツ公園 スリーアール
2014年J AF 全日本ダー ト トライアル選手権第4戦 ダー トスプリント i n 門前
2014年J AF 全日本ダー ト トライアル選手権第5戦
サーキッ トパーク切谷内 モータースポーツクラブあきた モータースポーツクラブはちのへ
ト ヒノデクラブ チームオレンジオブ岡山 ㈱岡山国際サーキッ ト
AF 全日本ジムカーナ選手権第1戦 全日本ジムカーナ i n 岡山
仙台ハイラン ドレースウェイ レーシングコース
奥州ビク トリーサークルクラブ 2014年J AF 全日本ジムカーナ選手権第2戦 「ともに、前へ仙台」 オールジャパンジムカーナ イン 仙台ハイラ ンド
名阪スポーツランド C コース モータリス トクラブレィジィーダブリュエス
2014年J AF 全日本ジムカーナ選手権第3戦
オー トスポーツランドスナガワ
カースポーツクラブコクピッ ト AG. メンバーズスポーツクラブ北海道
AL L J APAN GYMKHANA i n 名阪
2014年J AF 全日本ジムカーナ選手権第4戦 オールジャパンジムカーナ
6月22日 ~6月22日
標記規定を一部改正いたしましたので、お知らせいたします。
第�条 (略) 第�条 公認���競技の��
公認スピード行事競技に使用されるコースは、JAFの公認 を必要とする。
ただし、ジムカーナとダートトライアルのクローズド競技に ついては、公認コースの使用を推奨する。
JAFはスピード行事競技コースを公認する�、�級�ら� 級までの格式を付与する。各級の開催できる競技会の内容およ び具備すべき要件は次の����の通りで�る。
ただし、臨時コースについては、開催できる競技会の内容お よび具備すべき要件について個別に審査が行われる。
��-�:コース�式����き�競技会の��������� き要件
パドックの設置 パドック
参加者用 掲示板
る駐車場の設置 駐車場
施設案内板
放送設備
第�条�第�条(略) 第�条 公認の��き
公認申請手続きは、以下の通りとする。
������)(略)
�)競技コース全体図�
SA,B, AE,SC P,PN,N,
準国内競 技以下 国内競技 以下 国内競技 以下 開催できる競技会の格式 コース格式 と開催でき る競技会の 内容
競技コース全体図には次の施設を明記すること。
SA,B, AE
⑴防護設備
⑵救急施設
⑶パドック
⑷参加者用掲示板
⑸観衆導入エリア(通路を含む) (�級以�) �施設�内板 (�級以�) �一���� (�級以�) ����� (�級�び��級) ��部�� (�級�び��級) �審査��会� (�級�び��級) ���設備(スピーカー設���)(�級�び��級) �)��)(略)
第�条�第10条(略)
第11条 施行年月日 �規定は、���������より施行する。
「JAF国内スピード行事コースの公認に関する規定」に基 �き、下記のとおり、������のコース公認をいたしましたの でお知らせいたします。
・スピードパーク恋の浦
コース���:�岡��������
コース申請者:モータースポーティングクラブラスカル
TEL:092-621-0664
コースの種別:ジムカーナコース
公認の種 別:�����
公認����:����年�月�日�
・岡山国際サーキット レーシングコース
コース���:岡山����������
コース申請者:株式会社岡山国際サーキット
TEL:0868-74-3311
コースの種別:ジムカーナコース
公認の種 別:����
公認����:����年�月��日�
・日本海間瀬サーキット コース���:��������������
TEL:0256-85-2201
コース申請者:ドリフトマッスルクラブ
コースの種別:ドリフト競技限定コース
国内スピード行事コースの新規公認について
今年も鈴鹿サーキットの夏の風物詩のひと つ、ソーラーカーレースが8月2~3日に開 催された。2日間とも晴天に恵まれ、絶好の ソーラーカーレース日和だった今大会。4時 間耐久レースに37チーム、5時間耐久レース には24チームが全国各地から集い、“静かで 熱い”レースを繰り広げた。
大会初日の午後、スターティンググリッド を決める90分間のフリー走行から、昨年の 王者、OSU大阪産業大学がその力を見せつ ける。
三浦愛選手が乗りこんだOSUは、走行時 間開始とともにコースイン。村上雅享マネー
FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿2013 [JAF公認No.2013-0010] 開催日:8月2~3日 開催場所:鈴鹿サーキット 格式:国際 主催:㈱モビリティランド[団体登録No.公認13001]、一般社団法人日本自動車連盟 フォト/益田 和久 レポート/JAFスポーツ編集部
ジャーが「最初は思うように走ってもらいま した」と振り返った最初のアタックで、いき なりコースレコード更新の3分32秒1とい
うスーパーラップを披露したのだ。結局この タイムによって、OSUが2年連続でポールポ ジションを獲得した。
一方、3年ぶりの王座奪還を狙う芦屋大学 ソーラーカーチーム(A)は、アタックラップ 中にブレーキトラブルが発生してデグナーで コースオフ。その後はマシン修復のためにア タックは叶わず、10番手に沈んでしまった。
OSUとともにフロントローを獲得したの は、ドリームクラスのアステカ・レーシン
グ。小澤安弘選手は「昨年投入したインホイ ールモーターの特徴も掴めて、走りが良くな ってきているんです。明日も楽しみです」と 初の表彰台に向けて意気込みを見せた。 3番手には堺市立堺高等学校 科学部、4番 手には芦屋大学ソーラーカーチーム(B)と、 チャレンジ・FIAオリンピア両クラスのチャ ンピオンが貫録を見せてクラスPPを獲得 し、ライバルたちを迎え撃つ形となった。 大会2日めの正午、5時間耐久レースのス タートが切られると、芦屋大Aチームがロケ ットスタート。ホールショットを決めた OSUの背後に一気につくと、トップを奪っ
高校生など、18歳以下で構成されたチー ムが対象のエンジョイIクラスと、年齢制限の ないエントリークラスのエンジョイIIクラスが 競う4時間耐久レースは、大会2日めの午前 7時にスタートが切られた。
1周め、トップでホームストレートに現れた のは、ニューマシンが好調のIクラスの松阪工 業高校 ソーラーカー部。そして14番手から 好スタートを決めたIクラスの千葉黎明高等 学校 工学部β、初ポールポジション獲得のII クラスのSTEP江東が続いた。
昨年の総合王者、Iクラスの平塚工科高校 社会部のオープニングラップは5位。予想外 のレースを強いられ、3周めからペースアップ。 バックストレートで2位に順位を上げていた STEP江東を抜くと、勢いはそのままに5周 め、バックストレートへの立ち上がりで黎明高
校をかわし、トップに浮上する。
その後ろでも昨年、総合2位でエンジョ イIIクラスを制したオリンパスRSが追撃をス タート。バッテリーとモーター、タイヤと主 要パーツを新調したことで変化したマシン特 性を序盤でしっかり把握すると、9周めには 黎明高校との抜きつ抜かれつのバトルを制し、 2位に浮上した。
半分の2時間が経過した時には、平塚工高 とオリンパスが3番手以下を全て周回遅れと し、総合優勝争いは今年もこの2チームに絞 られる形に。一時はオリンパスに1分半ほど のマージンを築いた平塚工高は「序盤で前に ついていってしまい、電気をロスしちゃってい たんです」(小澤健人監督)とペースダウン。 残り1時間半で、36秒差まで迫られるが、そ こからペースを取り戻して追撃を退け、エン ジョイクラス総合3連覇を達成した。
1. 各チームともピットクルーが真剣な眼差しで、モニターを通してマシンとドライバ ーに思いを託していた。
2. 大阪府立堺工科高校ソーラーカー部は総合5位/エンジョ イIクラス2位を獲得。3. エンジョイIIクラスのつくばソーラーカーチームは総合3位 と躍進した。4. 他を寄せ付けない走りで総合V3を飾ったIクラスの平塚工高。5. 松 阪工業高校は総合6位/Iクラス3位に入った。6. 参戦3年め、IIクラスのSTEP江東 はベストリザルトの総合4位。7. オリンパスRSはエンジョイIIクラスを制す。
11番手スタートから総合3位の表彰台に 登ったのは、IIクラスのJAGつくばソーラー カーチーム。嬉しいニューマシンのデビュー 戦となった。
平塚工科高校 社会部/佐藤雅士選手(左)、 品野隼人選手(中)、山崎悠平選手(右)
まだ鈴鹿を攻められるんじゃないか、 と思いながら走っていました。
総合3連覇の重責を果たしたドライバー 達は、何とソーラーカーは初レース。「初日 の早い段階でベストラップが出せたことが自 信になりました」(佐藤選手)。「ほとんど指 定タイム以内で走れて、良いリズムを作れま した」(品野選手)。「こんなハイスピードで 運転したことはなかったんですが、それに慣 れることから始めて、この成績を残せたのは 嬉しいです」(山崎選手)とデビューウィンを 飾った一戦を振り返った。
てホームストレートに帰ってきた。その後は 芦屋大Aチーム、OSUともに1周4分10~ 20秒台のタイムを刻み、順位を入れ替えな がら緊迫した一騎打ちを展開する。
3時間が経過して芦屋大Aチーム、OSUが 一回ずつピットストップを終えた時点では、 トップのOSUを芦屋大Aチームが追い、8番 手スタートから順位を上げてきたドリームク ラスの静岡ソーラーカークラブが続く。
4輪マシンのOSUは3時間を走り切った 愛選手から実兄の三浦純選手への交代ととも にフロントタイヤを交換、フィニッシュを目 指してひた走る作戦。一方、3輪マシンの芦 屋大Aチームは、残り1時間で2度めのピッ トイン。タイヤを全て交換し、2分近く前を 行くOSUを捉えるべく、ピットを飛び出し ていった。
芦屋大Aチームは一時、OSUに20秒近く まで詰め寄るが追撃はそこまで。OSUは、5
時間耐久の新記録となる69周を周回して、 今年もトップチェッカーを受けた。3位表彰台 には、世界各国でレースを重ね、抜群の信頼 性を身に付けたマシンを駆った静岡ソーラー カークラブが登った。アステカレーシングが ベストリザルトの4位を獲得し、総合順位の トップ4をドリームクラスのチームが占めた。
抜群のレース・ストラテジーを見せて2年 連続で芦屋大Aチームの猛追を退けたOSU の村上マネージャーは、「よく晴れてくれた
おかげで充分充電もできて、作戦通り走れま した。いい記録が出せて良かったです」と連 覇達成に笑顔を見せた。
一方、王座奪回を果たせなかった芦屋大の 盛谷亨監督は「ピットストップを2回にした ことで1回のOSUさんにタイムのアドバン テージと精神的な余裕を与えてしまったの が、敗因かもしれませんね。ホイールをワイ ドリム化したことで、タイヤの磨耗が減った のも分かったので、そうしたデータをもとに
JAFがUstreamで2度めのソーラーカーレース生放送を実施!
JAFは今大会も昨年の初放送に続き、Ustreamで生 放送を実施。参加チーム関係者を中心に告知した結 果、総視聴時間が前年比124%のアップと、昨年を 上回る実績を残した。現在は下記の番組で4時間耐 久レースの後半と、5時間耐久レースを配信中。“静 かで熱い”レースに是非アクセスしてみよう。
URL http://www.ustream.tv/ 番組名 Solar Car Race Suzuka2013 JAF
5時間耐久レース総合・ドリームクラス優勝
OSU 大阪産業大学/三浦愛選手(左)、三浦純選手(右)
同じスピードでも、もっとエネルギーの消費が 少ない、+αの走りを目指したいです。
OSUは今年もレース前半で愛選手がレース運び のリズムを作り、後半は純選手がそれをコントロー ルして、勝利を掴み獲った。「スタート直後、芦屋 さんがどんどん来てドキドキしたんですが、いつも
通りのペースを守って走ったのが良かったと思いま
チャレンジクラス優勝 堺市立堺高等学校 科学部 大田健太郎選手(左)、山岡史弥選手(右)
スタートの山岡選手とゴールの大田選手、1年ぶ りのコンビも連携は抜群で、連覇を果たした。「タ イヤを労わる作戦通り走れて勝ったけれど、ギリギ リでした。余裕が持てるように、もっと労われる走 りを目指したいです」(山岡選手)。「去年は仕事の 関係で走れなくて、感覚が戻りきらないんじゃない かと不安だったんですが、最終ラップで抜いて勝 てて気持ち良いレースができました」(大田選手)
FIAオリンピアクラス優勝
芦屋大学ソーラーカーチーム(B) 安田賢太選手(左)、谷健志郎選手(右)
やっぱりレース本番は全然違いました。 来年も走って、上を目指したいです! 見事にクラス4連覇を果たしたマシンを駆ったの は、マシンを知り尽くした谷選手と、ルーキー安田 選手のコンビ。「速く走る気持よさや、クルマを抜 く難しさなども含めて、レースを楽しむことができ ました」(安田選手)。「マシンは去年よりも全体的 に良くて特に直線が速かったですね。トラブルの
FIAオリンピアクラスは、ルーキーの安田 賢太選手がスタートを担当した芦屋大Bチー ムが1時間を過ぎるまではトップを快走する が、「異音がして、いきなり前に進まなくな ったんです」(安田選手)とモーターの主軸が 折れて第3セクターでストップ。何とかピッ トに戻って修復するも、その間にニューマシ ンを投入した大阪工業大学 TEAM REGAL IAがトップの座を渡してしまう。
しかし熟成が図られた芦屋大Bチームのマ シンと、デビュー戦の大阪工業大学のマシン のスピード差は明らか。結局、残り1時間半 で芦屋大Bチームがトップを奪還。そのまま リードを築いて、クラス4連覇を達成した。
大阪工業大学は、終盤に芦屋大Bチームと同 じトラブルに見舞われるも2位を死守、SAT’S
とみんなチームが2年ぶりの3位を獲得した。
チャレンジクラスは優勝候補の一角、柏会 が低電圧の新型バッテリーに合わせて再調整 したマシンが絶好調。残り1時間までは首位 を快走するも、何とモーターコントローラー にトラブルが発生。惰性でピットに戻り、交 換してコースに戻るも優勝戦線から脱落して しまう。
代わってトップに立ったTeam MAXSPE EDだったが、彼らにもモーターコントロー ラーのトラブルが発生。ペースアップできな くなったマシンながらも懸命の逃げを打つ作 戦に出る。しかし「最後の10分でバトルする ために、エネルギーを節約したんです」(山田 喜夫監督)という作戦で2番手を走行してい た市立堺高校が、残り15分を切ったところ で満を持してスパート。ファイナルラップの チェッカー目前でMAXSPEEDを捉え、僅
田監督)という劇的な展開で勝利をものにし た市立堺高校がクラス連覇を達成した。3位 には紀北工業高等学校が食い込み、2年連続 の表彰台を獲得した。
今大会は、昨年の5時間耐久レースで圧倒 的な速さを見せたマシンたちに搭載されてい た、GaAs(ガリウムヒ素)が使用されるソー ラーパネルの搭載面積を削減するなどのレギ ュレーション変更が行われ、イコールコンデ ィション化が図られたが、パネルの変更や細 かな性能向上により規則変更に素早く対応し た強豪チームの底力が、結果的には浮き彫り になった形になった。
創意工夫を凝らしてチーム力を上げ、強豪 チームに迫るのはどのチームか。来年の大会 も目が離せないレースになりそうだ。
2位に終わった。15.
8.FIAオリンピアクラスの大阪工業大学はトラブルを乗り越え、2位入賞。9.チャレンジクラスの3位を獲得した紀北工高。10.チャレ ンジクラスのMAXSPEEDは、今年もトラブルに泣き、2位でチャンプ奪還成らず。11. 芦屋大BチームはFIAオリンピアクラスで変わ らぬ速さを見せて優勝。12.SAT’Sとみんなはカラーリングを一新したマシンでFIAオリンピアクラス3位獲得。13.ドリームクラス3位 の静岡ソーラーカークラブは総合順位でも3位に入った。14. 今年もドリームクラスでOSUと熱戦を繰り広げた芦屋大Aチームだが、 ノートラブルで駆け抜け、チャレンジクラスをドラマチックに制した市立堺高校の皆さん。2013年全日本カート選手権KF1部門 第5戦/第6戦・KF2部門 第3戦[JAF公認No.2013-1122] 開催日:7月20〜21日 開催場所:茂原ツインサーキット東コース 格式: 国内 主催:MTC[団体登録No.公認81202] レポート/水谷一夫 フォト/颯田浩重
KF1部門のシリーズ中盤戦、真夏の茂原ラウ ンドは朝日ターボ選手の2連勝となった。前大会 よりぐんと気温の上がった決勝日、朝日選手はま ず第5戦の決勝を2番グリッドから発進した。
朝日選手が履くダンロップ・タイヤは、温まり が遅かった問題が夏を迎えて大きく改善。さらに 朝日選手自身もタイヤの扱い方の習熟が進み、今 回はスタート直後に順位を下げることがない。
朝日選手はポールから先頭を行く高橋悠之選手 の後を冷静に追い、やがてこれをパス。以降を独 走して、待望の今季1勝めを果たした。
第6戦の決勝では、3番グリッドの佐伯新選手
が3周めにトップへ浮上。これに続いて2番手に 上がった朝日選手は、9周めに佐伯選手を抜き先 頭に立った。その直後、佐伯選手は冷却装置のト
ラブルでピットへ。あとは朝日選手が背後のギャ ップを広げながらゴールへと突き進むだけだった。
「シリーズの折り返し点をいい流れで終われたの で、残るレースも着実にゴールしたい」と、朝日 選手はチャンピオン獲得に意欲を燃やす。
一方、高橋選手は第6戦も2位でフィニッシュ。
両レースの予選1位獲得でも大きくポイントを伸 ばし、ランキング首位の座を堅持した。
第5戦の3位は、前大会でカムバック・ウイン を遂げた佐々木大樹選手。第6戦では福住仁嶺 選手が3位となって今季3度めの表彰台に。タイ
ムトライアルでトップの宮澤一輝選手は、トラブ
ルの連発で結果を残すことが できなかった。
同時開催のKF2部門では、 阪口晴南選手が3戦連続の決 勝ポールを獲得した。フロント ロウを分け合ったのは浅原悠 貴選手。3番グリッドには、ま だ表彰台のない大湯都史樹選 手が着けた。
26周の戦いが始まると、大 湯選手がスタートで2番手に 上がり、2周めの2コーナーで 阪口選手に襲いかかる。もつ れ合いながらクランク区間に 突入した2台は側面が接触、 阪口選手のマシンが横を向く。互いに譲れぬ攻防 を制したのは大湯選手だった。
予選ではともに2番手に甘んじたKF1朝日ターボ選手だっ たが、決勝ではPPの高橋悠之選手を抑えて2連勝。ラン キングも高橋選手に僅差の2位につけた。
これで阪口選手は10番手に後退。2番手の浅原 選手の後ろには、7番グリッドから好スタートを決 めた宮田莉朋選手が上がってきた。
14周め、宮田選手が浅原選手をかわして2番 手へ。これで約1秒のリードを得た大湯選手は、 体力の消耗や気持ちの焦りと戦いながら懸命に周 回を重ねていく。そして迎えたチェッカーの瞬間、 大湯選手は両手を高々と突き上げ、天を仰いだ。 「メカニックの人たちも喜んでくれて、うれしいで す」。初優勝の喜びを噛みしめるその顔は、感涙 番手、宮田選手との差は10点に広がった。
1. 今季3度めのKF1表彰台を第6戦で獲得の福住仁嶺選手。2. 前回SUGOから全日本復帰の佐々木大 樹選手はKF1第5戦で3位入賞。3.KF1第6戦の表彰台の3選手。4.KF1で2戦連続5位獲得の平木 玲次選手。5.KF1奈良竜一選手は第5戦で6位。6.KF1山本龍司選手は第5戦で4位。7.KF1第6戦で 6位入賞の牧野任祐選手。8.2戦連続でPPスタートを切ったKF1高橋悠之選手だったが、今回は優勝 は果たせず。9.14.KF2は3番手スタートの大湯都史樹選手がシリーズ初優勝を飾った。
10.KF2表彰 台の3選手。11.KF2で4位入賞の小高一斗選手。12.KF2荒川勝選手は6位をゲット。13.KF2で5位 獲得の浅原悠貴選手。15.KF2宮田莉朋選手は追い上げ実って3位入賞。16.KF2のPP阪口晴南選手 は一時後退するも2位まで挽回してチェッカー。
開催日:7月13〜14日 開催場所:仙台ハイランドレースウェイレーシングコース 格式:国内 主催:奥州VICIC[クラブ登録No.公認04001] 2013年全日本ジムカーナ選手権第6戦
激戦区SA3クラスは、この クラス2年めの野島孝宏選 手が第5戦仙台ハイランド でSA3初優勝を達成。
全8戦で競われる今年の全日本ジムカーナ選手 権は、7月に仙台ハイランドレーシングコース、8 月にツインリンクもてぎ北ショートコースと、シ リーズの趨勢を決める夏の戦いが行われた。
仙台ハイランドの一戦は昨年同様、メインスト
レートから2コーナーの先までのコース部分を使 用。ストレートではパイロンスラロームがふんだ んに用意され、サーキットを舞台としながらもパ イロンジムカーナの要素の強い一戦になった。
一方、続くもてぎは今年はコース上のターンセ
クションはなし。コテコテのコースジムカーナと 思いきや、コーナーの各所に規制パイロンが置か 第5戦仙台/1.N1は村井勝選手が鎌尾邦彦選手の開幕4連勝を 阻んだ。2.SCは高橋和浩選手が第2戦に次ぐ2勝めをマーク。
3. 今季最上位の2位に食い込んだPN3松本敏選手。4. 北海道か ら遠征の田辺剛選手がN4で2位入賞。5. 今年もご当地アイドル ORI☆姫隊が大会を大いに盛り上げた。6.N3小林辰朗RX-7も渾 身の走りで若杉将司エキシージの連勝を阻止。7.N2はチャンプ両 角賢一郎選手が今年初の勝ち名乗り。8.SA1は関東の渡辺潤選手 が全日本初戦で優勝と派手なデビューを飾った。
Round.5&6第5戦仙台ではSA1クラスに参戦した新潟の渡辺潤選手が 全日本デビューウィンの快挙を達成した。「ここは昨日初めて 走ったばかりで、どこを修正しようなんてレベルじゃなかった んですが(笑)、クルマをメンテしてもらってる元全日本スラ ローマーの青山さんが、アジュールの川村さんをはじめ色々な 方から走りのヒントを引き出してくれたんで、その通りに走っ たら勝てたという感じです。皆さんに感謝したいです」
れたことで屈指の難コースに。有力ドライバーも パイロンタッチに沈むギリギリのバトルが繰り広 げられた。
鵜飼洋一選手がシリーズで先行したPN1クラ スは喜多治人選手が2連勝。「1本めは皆、2速で 回る1コーナーを3速で思い切って行った分、稼 げたかな。ただ全体的には抑えた。規制パイロン
も一杯一杯は攻めなかった。もっと行っても失敗 するだけだったと思う」と1本め勝負の戦いとなっ たもてぎの一戦を振り返った。ラスト2戦、鵜飼 選手とのマッチレースに持ち込んだ。
第6戦もてぎ1/9.PN1はベテラン喜多治人選手が2連勝で鵜飼選手との マッチレースに。10.PN3も山野哲也選手が連勝で森嶋選手と勝ち星で並ん だ。11.12.SA2は柴田優作選手が6連勝でタイトルを確定。13.SA1でも斉 藤邦夫選手が3勝めをあげてタイトルをたしかなものに。14. 夏場に入り2連 勝とエンジン全開のD小川謙輔選手。15. 今年はライバルに隙を与えないN4 菱井将文選手も5連勝でV確定。16.PN2は森田陽介選手が2連勝でポイン トリーダーに。17.3勝めを上げタイトルレースから一歩抜け出したSA3天満 清選手。18.N2でも箕輪雄介選手が3勝めマークでポイント首位に。19.20. N1ではもてぎを得意とする平田裕三選手が今季初優勝。21.SA1合田尚司選手は今季最 上位の2位獲得。22.PN2では二木達也選手が今季初表彰台をゲットした。
PN2クラスで
籍後、初優勝を 飾った森田陽介選 手が連勝し、一気 にシリーズトップ に立った。もてぎではフェアレディZ勢を僅差で かわした森田選手は「今日のレイアウトはZ勢とは イーブンでしょう。1本めも3カ所くらい触った感 じだったけど結果大丈夫でした(笑)。1本めしかな いと思って気合い入れた分、積極的に行けたのが 良かった。ただシビックはもう少しセットを詰め たいです」と手綱を引き締めていた。
若手の台頭が目立つN2クラスは仙台でディフ ェンディングチャンピオン両角賢一郎選手が今季 初優勝。もてぎでもヒート1は2番手と好位置に つける。この日のもてぎはヒート2が始まってし
第6戦もてぎ2/23.24. 仙台では不覚を取ったN3若杉将司選手が5勝めをマークし て初のVを確定。25. 上り調子のN4喜勢竜一選手は2位をゲット。26. 開幕6連勝で チャンプ返り咲きのPN4岡野博史選手。27.SCは野中信宏選手が今季初勝利をあげた。
ばらくはタイムダウン傾向が続いたが、N1クラス 当たりからタイムが拮抗するという路面状況に。 N2クラスの両角選手をはじめとするトップランカ ー達もギリギリの走りを見せるが、次々にパイロ ンの餌食となり、結果1本め勝負となった。 今季3勝めをあげてタイトル争いで一歩先んじ た形となったのは箕輪雄介選手だ。「今日は攻め ていけば(パイロンに)当たることはないだろうと 信じて走りました。ただ普通なら5cmを狙ってい くところを15〜20cmで回るイメージで、寄らな ければ勝てないわけではない、と自分に言い聞か せて走りました」
5戦で4度の表彰台と抜群の安定感を見せてき た東山匡志選手は2本ともパイロンタッチに沈み、 ノーポイント。同じく若手のユウ選手同様、捨て ポイントは使い切った形に。残り2戦、大逆転を 狙う二人の走りも注目を集めそうだ。
SA部門は、第6戦もてぎでADVAN勢が絶好 調で、全クラスを制覇。SA2クラスでは柴田優作 選手が開幕6連勝で一気にチャンピオンを確定さ せた。「今年はセッティングはメカニックに任せて 運転に集中できる環境を作れたのが結果につなが ったと思ってます。今回もクルマも走りもほぼ完 璧でした」と柴田選手。昨年果たせなかった全勝 チャンピオンに意欲を見せた。
ADVAN勢は柴田選手をはじめ、PN4岡野博 史、N3若杉将司、SA1斉藤邦夫の4選手が最終 戦を待たずしてタイトルを確定。またN4クラス ではBS勢の菱井将文選手が4年連続のタイトル をたしかなものとしている。
も仙台でクラス移
開催日: 7月28日 開催場所: サーキットパーク切谷内 格式: 国内
主催: MSCはちのへ[クラブ登録No.加盟02024]、AKITA[クラブ登録No.加盟05026]、S.S.C[クラブ登録No.加盟04033] レポート&フォト/JAFスポーツ編集部
全日本ダートトライアル選手権は7月下旬、青 森サーキットパーク切谷内で第5戦が行われ、シ リーズ後半戦に突入した。曇天の中、始まった決 勝は、ヒート2が始まる頃から雨が降り出して次 第に本降りに。ヒート1のタイムで勝負あったか と思われたが、傾斜のついた路面ゆえに砂が流さ れたか、逆にタイムアップ傾向となり、PNから SA1までは2本め勝負という形が続いた。
そのPNクラスは、ヒート2、ウェット路面を A036で走った佐藤秀昭選手が逆転優勝。「2本 めはコーナーに入っても何もしない時間が長いと いう、ガマンの走りが結果的に良かった。勝てる とは思ってなかったので、この1勝は大きい」。地 元で4連覇を狙った佐藤卓也選手はギャラリーコ
ヤバースト。ヒート1の首位を守れなかった。
N2クラスでは三上満宏選手がシリーズタイト ルを争う伊藤益弘、西田裕一両選手を抑えて逆 転優勝。「今年で最後となるN2クラスの一戦で 勝てて思い残すことはありません」と振り返った三 上選手は、昨年、表彰式で一旦は撤回した引退を 改めて表明、競技生活の有終の美を飾った。
N3クラスでも北條倫史選手が逆転優勝を飾っ て3勝めをマーク。初の全日本タイトルを確定し た。「2本め、再走できたのがラッキーでしたね。 インを取る走りが徹底できたのが勝因だと思いま す」。今回もヒート1ベストとクラス初優勝に注目 が集まった黒木陽介選手は「グッドイヤーコーナ ーでハーフスピンしかけてしまったのが響いた」と タイムアップは果たせず、2番手に甘んじた。
Round.5
一方、SA2クラス以降は2本のタイムが拮抗す る傾向となったが、結果的にはヒート1のタイム が優勝タイムになった。SA2では荒井信介選手が ADVANのニュータイヤ、A053での1勝めをもぎ 取っている。そしてSC3クラスでは昨年から全日 本ダートトライアル選手権に復帰の田口勝彦選手 が待望の優勝を飾った。
「昨日、ACDがトラブったんですが、それでも4、 5番手のタイムだったので、今日は行けるという 感触はありました。今年はパワーを上げた分、ク ルマのバランスが狂ってしまって苦労したんだけ ど、今日はいい所まで持ってこれた。でもまだま だ速くなると思います」と田口選手。次回は今回 欠場した同じラリーストの炭山裕矢選手とのバト ルを切望していた。
1.PNクラスは硬質路用タイヤで勝負に出た佐藤秀昭選手がぶっちぎりのタイムで逆転優勝。2.ヒート2で大きくタイムを上げた田口都一選 手がSC1で2位。3.ヒート1はブッチぎったN1森田英文選手だが、逆転を許し、2位。4.D宮入友秀選手が復帰後2戦めで2位をゲット。 5.PN今村宏臣選手は2位に入り、復調をアピール。6.7.「アルトとタイヤが合っていた」。N2はトップ2を抑えた三上満宏選手が逆転優勝 を飾った。8.「今日の2勝めは大きい」。SA1も山崎利博選手が逆転優勝。9.SC1工藤清美選手はヒート1のタイムで凱旋の勝利。10.N3 は今年、抜群の安定感を誇る北條倫史選手がヒート1の2位から逆転優勝。11.N1はヒート1の4番手から逆転を決めた竹本幸広選手が優 勝。12.SC3は田口勝彦選手がヒート1のタイムで逃げ切って全日本復帰後、待望の1勝めをマーク。13.SC3中本吉彦選手は今季最上位 の2位獲得。14.SA2田上正彦選手は、ヒート2でベストを奪って2位にジャンプアップ。15.N3黒木陽介選手は逆転を許して2位。16.D クラスは谷田川敏幸選手がヒート1に叩き出したオーバーオールVタイムで優勝。17.1本め勝負となったSA2クラスは荒井信介選手が優勝。
7
シリーズもこれから終盤。本来なら最も熾烈さを増す一方となるはずの戦いが
始まる前に、あっさりと栄冠をたしかなものとした中山雄一。
決めてなおクールな新チャンプに率直な心境を聞いてみた。
レポート/はた☆なおゆき フォト/服部真哉
中山雄一が2大会4レースを残して、早々 と全日本F3選手権のチャンピオンを確定し た。11戦9勝と圧倒的な勝率でシリーズを 駆け抜け、むしろ2敗した悔しさの方が胸に 沁みているのではないか。そう思えるほど第 11戦を終えた後の表情はクールだった。
22歳の誕生日を迎えたばかりの青年は、 これまで出場してきたフォーミュラすべてで タイトル獲得の経験を持つ。09年にはスー パーFJで、10年にはFCJで。もう慣れたも のなのかもしれない。
過去のタイトルに比べて、という質問にも 「嬉しいんですけど、その頃も『獲って当たり 前』と言われていたので、ホッとしたという、 同じ心境です」と中山は答えた。
なぜか、その言葉が納得できた。先にも触 れたが、圧倒的な強さと、もちろん速さから しても「そうだよなぁ」とばかりに。逆に言う と、あまりにもスムーズに染み込んできたの で、後日、中山に『当たり前である理由』を自 己分析してもらった。
「当たり前と回りから言われる要因という
か、昨年から言われているんです。F3 に復 数年出場しているのは、僕と野尻(智紀)と山 内(英輝)ぐらいでしたから。そこにトムスか らエントリーするんですから、まぁそう言わ れますよね(笑)。
昨年の前半戦は歯車が噛み合わず苦戦した んですが、後半戦は5連勝することができ て、『やっぱりトムスがいちばん速いね』って いう流れで終わったシーズンだったんで、当 然今年も優勝を重ねていくシーズンになって 当たり前、という話になりますよね」と、ま ずはさらっと言ってのけた中山。それもま ぁ、納得である。
だが、今年はエンジン規定が変更され、そ のトムスの速さにも変化が生じる可能性とて、
れても気にせず、『そうです
ね〜』って笑って流すこともうまくできてい たんで、それほどプレッシャーを感じずにレ ースできたんじゃないかと。
だから、ミスをしたレースもあったんです が、それも肯定的に捉えられて、次のレース には改善できたという、いいシーズンだった と思います」
〜この熱き戦いをキミは知っているか〜
ニューエンジンの投入など不確定要素 が例年になく多いと言われた今年のシ リーズを、圧倒的な強さで主導権を握 り、早々にタイトルを確定させた。
ちょっと深い話だと思う。どんなことも笑 い流すことができて、かつタイトルの確定に もホッとしたという先のコメントが、うまく リンクする。もっともっと頂点を極めた時 に、大いに喜ぼうという強い意志を感じたか らだ。
だからこそ中山はスカッとした笑顔で、こ うも語った。「残りの4戦、なおさら勝って 当たり前な雰囲気ができちゃったと思うん で」と。
一度、トップに立ったらその座は譲らない。予選での 速さは当然ながら、レースでの強さも今年は群を抜い た感があった。
この夏には、スーパーGTにもスポットで 参戦し、初めて決勝も走った中山。乗る前の トラブルで勝敗うんぬんではないポジション を走らざるを得ず、まして厳しい暑さが「辛 かった」と振り返ったが、得難い経験ができ たはず。さらに成長を遂げた姿を、残り4戦 のF3で我々は目の当たりにすることになる だろう。
2013年全日本ラリー選手権第4戦 JAF北海道ラリー選手権第5戦 2013ARKラリー洞爺[JAF公認No.2013-8005]
開催日:7月5〜7日 開催場所:北海道 格式: 国内 主催:TEAM ARK[クラブ登録No.加盟01008]
2013年全日本ラリー選手権第5戦 モントレー2013in群馬[JAF公認No.2013-1122]
開催日:7月26〜28日 開催場所:群馬 格式: 国内 主催:T.A.G[クラブ登録No.加盟10030] 2013年全日本ラリー選手権第6戦 JAF中部・近畿ラリー選手権第3戦 2013JMRC近畿・SSラリーシリーズ第3戦
第49回大阪電通大チャリティーラリー 丹後半島ラリー2013[JAF公認No.2013-3308] 開催日:8月23〜25日 開催場所:京都 格式:国内 主催:OECU-AC[クラブ登録No.加盟27019] フォト/中島正義(PLATZ)、水野文幸、山口貴利、友田宏之、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
全日本ラリー選手権は夏場に入り、北海道、 群馬そして京都をめぐる3連戦が行なわれ、シ リーズの趨勢がおぼろげながらも見えてきた。
第4戦は3年連続で洞爺湖温泉町を拠点とす るグラベルラリー(一部にミックス路面を含む) として開催された。新ステージも用意された SSの総距離は80.6km。1.5のポイント係数が かかる。続く第5戦、第6戦はいずれもターマ ックラリー。昨年復活したモントレーは第5戦 として組み込まれ、メイン会場となった渋川市 総合公園は昨年同様、多くのギャラリーが訪 れ、賑わいを見せた。
今年で2回めを迎える第6戦丹後半島ラリー は、SSの総距離を103kmとするなどスケール アップ。ポイント係数を1.2としている。
水不足に悩まされる今年の夏にあって、舗装 の2連戦は雨が少なからぬ影響をラリーにもた らした。モントレーはDAY1最後のSSがゲリ ラ豪雨のためにキャンセル。丹後半島も散発的 に降り出す雨そして霧が勝負の行方を不透明に した。
JN1クラスは第2戦久万高原のウィナー、宇 田圭佑組が、洞爺に参戦。リベンジに燃える松 岡竜也組との対決が注目を集めたが、序盤から 全開勝負を挑んだ松岡組がDAY1を制圧。対 する宇田組はDAY2、ジャンクションでオーバ ーシュートからリタイヤ。松岡組の洞爺2連覇
第5戦モントレー/8. 地元で今季初優勝を狙った三好秀昌組 だが、2位に甘んじた。9.15.JN1はRX-8で2戦めのラリーとな った難波巧/石下谷美津雄組が優勝を果たした。10.JN2はス ポット参戦の石田雅之/遠山裕美子組が貫禄勝ち。11. 今年も 多くのギャラリーがラリーパークに詰めかけ、様々なイベントを 楽しんだ。12.JN3鎌田卓麻組はBRZでのデビュー戦を3位で 終えた。13.モントレー連覇を狙ったJN2岡田孝一組だが、3位 にとどまった。14.JN4石田正史組は2戦連続の3位を獲得。
第4戦洞爺/1.4.ARK主催のラリーではこれまでも速さを見せてきたJN4勝田範彦/足立さやか組が今季グラベルでの初勝利をゲ ットした。2.JN3香川秀樹組は3戦連続の2位入賞。3.JN1松岡竜也/縄田幸裕組は昨年に続いて洞爺2連勝。
5.グラベル2連勝 の川名賢/小坂典嵩組はその後の舗装2連戦も連続2位獲得と接戦のJN2クラスの中にあって、抜群の安定感を見せる。6.JN3小 倉雅俊組は3位を確保した。7.JN1の2位には葛西一省組が入賞。
を許す形となった。
松岡組は続くモントレーで3連勝を狙ったが、 ミッショントラブルに見舞れる不運もあって、 開幕戦でRX-8を投入した難波巧組の後塵を拝
す形に。松岡組が欠場した丹後半島では鷲尾 俊一ストーリアが難波RX-8に食らいついたが、 結局、難波組が2連勝と速さを見せつけた。 JN2クラスでは川名賢組が洞爺を制してグ ラベル2連勝。その勢いを駆って モントレーに臨んだが、その前に 立ちはだかったのが、開幕戦で榊 雅広選手が駆ったNCP10ヴィッ ツを、スポットでドライブしたベテ ラン石田雅之選手。初代ヴィッツ 同士による戦いはDAY2に持ち込 まれたが、石田組が最終SSで川 名組を、突き話す貫禄のベストを マークして逃げ切った。
丹後半島では、モントレーをマ シントラブルで落としたため、背 水の陣を強いられた2013チャン プ、天野智之組が「ようやく自分の 理想に近い所まで煮詰められた」と
丹後半島では86勢が速さを見せ、その一 台、横尾芳則組が洞爺から3連勝を飾り、 一気にシリーズトップに躍り出た。
いうNCP131ヴィッツで序盤からスパート。川 名組を11秒差に従えて首位で折り返す。
DAY2、川名組は今回のラリーで最もリスキ ーな道と評された、成相線のラス前のSS12で スーパーベストを奪って一旦は天野組を逆転す るが、最終SSで天野組がJN3クラスのベスト を6秒も上回る走りで再逆転。タイトルレース に踏みとどまる貴重な2勝めをマークした。 JN3クラスはトヨタ86を今年からドライブ する横尾芳則選手が3連勝と、タイトルレース の主導権を握るとともに、自身の完全復活も強 く印象付けた。横尾組とともに86の速さを見 せつけた三好秀昌組はモントレーこそ2位を確 保するも、洞爺、丹後半島とコースオフを喫し てポイントを積み重ねることは叶わず、横尾組 に大きく水を開けられる形になった。
86/BRZ勢はモントレーでBRZを駆った鎌 田卓麻組、丹後半島でも曽根崇仁組86が表彰 台を奪ってポテンシャルを見せつけた。この 中、DC2インテグラを操る香川秀樹選手がこの 3連戦でも2度表彰台に立つなど、タイトルレ ースに食らいついている。第7戦ラリー北海道
第6戦丹後半島/16. 最終SSで逆転とチャンピオンの底力を見 せたJN2天野智之/井上裕紀子組。17.22. 雨のSSが勝負の明 暗を分けたJN4クラスは奴田原文雄/佐藤忠宜組がモントレーに 続いて優勝。18. 日産の電気自動車、リーフでモントレーから参戦 の国沢光宏組は、JN1クラスから出走の丹後半島で3位入賞。 19.「モントレーでいいセッティングが見つかった」曽根崇仁組は JN3で2位入賞。20.JN4クラス期待の若手、高山仁組は今季初 表彰台をマーク。21. 鷲尾俊一組はJN1で2位獲得。
19
では、鎌田選手、そして上原利宏選手も参戦と オールスターの一戦となるだけに、注目の大一 番が展開されそうだ。
そしてJN4クラスは今年も勝田範彦、奴田 原文雄というトップ2がしのぎを削る展開が濃 厚になってきた。洞爺では激しい鍔迫り合いの 末、マシンにトラブルを抱えた奴田原組を振り 切った勝田組が今季グラベルで初優勝。舗装2 連戦で一気に形勢逆転を狙ったが、モントレー は雨を味方につけた奴田原組が昨年に続いて 優勝し、ポイントランキング首位を守った。 続く丹後半島もトップ2のホットバトルに。
9.1秒のマージンでDAY1を折り返した勝田組 だったが、DAY2最初の、雨となったSS9で痛 恨のスピン。奴田原組に逆転を許し、予想外の 舗装2連敗を喫してしまう。
勝田組は係数2倍のラリー北海道が起死回 生を狙う一戦になる形だが、このラリーで優勝 経験のある柳澤宏至、石田正史といった強豪も 絡んできそうなだけに、JN3とはまた違った天 王山の戦いとなりそうだ。
セッティングっていつから始めました?
モータースポーツを始めたばかりの初心者は、 まず走り込むことが大切だが、 ある程度のスキルを身に付けたら、 セッティングを知ることも
タイムアップの方法のひとつになる。
今回はそんなセッティング入門者に オススメの企画をお送りしよう
レポート/若槻幸治郎
フォト/友田宏之、JAFスポーツ編集部
カテゴリーを問わずマシンセッティングは難 しい。多分に感覚的な判断が左右するからだ。 しかも、1+1=2というようなカッチリした答え のない命題でもある。そのドライバーの走り方 や好みによっていくらでもセッティングは変化 する。10人いれば、10通りのセッティングが存 在するからだ。
ただ、そうは言ってもある程度のセオリーは ある。そこで、各カテゴリーでベテランと言わ れているチューナーに、ビギナーがセッティン グを行なっていく上でのアドバイスをしてもら うことにした。
「まったくの初心者だったら、最初から色々と セッティングをいじるのはやめた方がいい」と語 ってくれたのは、全日本ラリー、全日本ダート
全日本のチャンピオンの方々 に教わったノウハウが今の 自分の財産になっています
ラを合わせて通算6度の全日本タイトルをもぎ 取り、現在では全日本ダートラSC3クラスでト ップ争いを繰り広げ、スマッシュ代表というチ ューナーとしての顔も持っている平塚忠博だ。
「恐らく、本当のビギナーだったら、自分のド ライビングスタイルが確立される前にセッティ ングのことを考えても分からないと思う。 誰もが同じ走りをしてるなら、セッティング
中古車の特殊なセッティングはご法度
現在は「ほぼ99%のビギナーが中古競技車をベースに競 技を始めていると思う」と言うのは平塚だが、そんな場合に 注意したいのが「ダメなセッティングのままスタートしないこ と」だそうだ。「例えば先輩から買ったクルマだとしても、もしかしたらセオリーから外れた特殊なセッティングか もしれないじゃない?ミラージュなのにランサー用のダンパーが入ってるとか、ダートラ仕様なのにジムカーナ用の デフが入ってたりとか。でも、そういうクルマでスタートすると、動かし方が普通じゃなくなるから基本的なテクニッ クが身につかない」。明らかにほかの同じ車種のユーザーに比べて車高が違ったり、見た目に異なる部分があるとし たら要注意だ。「そういうセッティングって、大抵が前オーナーの悪いところを隠すためのセッティングになってる んだよ。そんなクルマで走ってると変な癖がついちゃう」。 従って中古車を購入する際は、必ず仕様を聞いてみること。それで仕様が違うと思ったら、予算を考えてパーツ を交換できるかを考えたい。また、上級者に運転してもらって評価してもらうことも重要だ。
06年全日本N2チャンピオ ン黒岩誉広と職場が同じと いう鈴木は、黒岩の影響で5 年前にジムカーナを始めた。
「去年まではDC2インテグラに乗って関東の地区戦に出てましたが、 真剣にセッティングを考えるようになったのは昨年からですね。。そ れまでは、成績が出ないのは自分のテクニックが足りないからだと 思っていたんです」
同じクラブの仲間に全日本N2クラスで活躍するユウがおり、彼がシ ビアにセッティングを繰り返している姿を見て、自分もセッティングを 考えなければ、と思ったと言う。「去年はまずスプリングを換えてみま した。ただ、それも何となく変わったかなっていう程度で、正直良く分 からなかったですね。今年は中古FD2シビックに乗り換えたわけです けど、最初はオーリンズがついてたんです。でも、FD2ユーザーはみん なオーリンズでしたし、自分は違うことをやらなきゃダメだと思って、 ビルシュタインベースでアシを探してたら、たまたまエルシュポルト がネットオークションに出ていたので入手しました」
当初は減衰調整をイジるだけだったが、自分の想像通りに、動きが変 化したことでセッティングの自信もついてきたと言う。その後はスプ リングレートもいろいろ変更してテストしたが、特にリアはコースに よって変更し、それも自分のイメージ通りの動きになっているそうだ。
「FD2はホイールベースが長いので、どうしても低速コーナーでの回頭 性が悪いんです。ただ、高速コーナーは安定してますし、ターンもサイ ドを引けばちゃんと回ってくれるので、そこは不満はありません。サイ ドは引かないけど、きつい低速コーナーをちゃんと回れるようなセッ ティングを今後はどうにかしたいですね」
多くのFD2ユーザーはターン が難しいと訴えているようだ
が、鈴木の場合はDC2時代に ターンを猛練習してきた甲斐が あって、それほどの難しさは感じ ていない。
「会社の同じ職場に黒岩さん がいるので、いつもセッティン グを相談してるんです。それ
に全日本戦の時は同じクラス
に森田(陽介)さんもいるので 相談できますし、そういう先輩 からもらったノウハウは自分 の財産です」
その意味でも、鈴木は大い に環境に恵まれていると言え るだろう。
僅か1年のFFで学んだ セッティングの経験が その後の競技人生で凄く役立った
全日本ジムカーナ第5戦、仙台ラウンドに おいて念願のSA3クラス初優勝を飾ったの が野島孝宏だ。現在は2011チャンピオン川 脇一晃のマシンを入手してステアリングを 握っているが、ジムカーナを始めた時はS13 シルビアに乗っていた。
全日本ジムカーナ本格参戦の1年めに初 優勝。FD2シビックを駆ってPN2クラス を戦う鈴木選手は注目の若手実力派だ。
「シルビアの時はセッティングのことはあま り気にしませんでしたが、そのあとEK9シ ビックに乗り換えたら、FFはよりシビアな運 転が必要だなって思ったんです。その頃、 パドックでライバルを観察したら、皆スプリ ングや車高を細かく調整している。初めて、 セッティングをシビアにやらなきゃダメだ、 と思いました。最初はバネレートや車高な どを色々と変えてみたんですが、その内、シ ビックはフロントのバネレートとリアのトーがポイントだということが分かってき て、それをコースによって変えていきました」
スタードライバーが揃う全日本ジムカーナ SA3クラスを制した野島選手にはトップマ シンのセッティング術も語ってもらった。
フロントスプリングでフロントのグリップ、リアのトーでリアのグリップを変化さ せたそうだが、当時のシビックにはがっちりしたロールケージを組み込んでいたの で、ボディがヨレずセッティングを変更しても思った通りに動きが変化したため、そ れほど悩むことはなかったと言う。
「その後、FD3SのRX-7に乗り換えたんですが、FRでタイムを出すにはFFっぽく運 転させることが必要だと痛感したんです。シビックは1年ほどしか乗っていません でしたが、FFを経験したことは、FRを動かす上で、もの凄くいい経験になりました」 もちろんRX-7も決してセッティングが容易なマシンではなく、ダンパーの仕様変 更は何度やったか分からないほどだと言う。そして昨年からランサー・エボXを駆る。 「最初はセッティングに悩みましたね。川脇さんが運転するとちゃんと曲がるのに、 自分が運転するとアンダーしか出ないんです(笑)」 スプリングは最初にリアをソフトにし、それに合わせてフロントもソフトにした らかなり自分の運転に合うようになってきたが、今度はブレーキバランスが川脇仕 様ではリア寄りだったため、どうしても突っ込みすぎてしまったという。 「それとLSDは3つもあるのでセッティングが難しいですね。センターのACDはイ ジってませんが、前後のデフセッティングで大きく動きも変わってきます。もしこ れから4WDに乗るビギナーはノウハウのある信頼できるショップにデフセッティ ングを依頼した方がいいと思います。車高やスプリング、アライメントやスタビラ イザーなど比較的変更が容易なパーツは積極的に試した方がいいと思いますよ。 特にジムカーナだったらターンがちゃんとできるクルマにしておくことは大事だと 思います。できないクルマでいくら練習しても変な癖がつくだけですから」 ビキナーでも許す範囲で、積極的に試してみることも肝心かもしれない。
ベテランセッター達にアドバイスしてもらった。
の傾向も同じになるから、こうやれば?ってい うアドバイスもできるけど、実際にはそうじゃ ない。普通だったら滑る路面はドリフトするし、 グリップの高い路面だったら滑らせないで走ら せるけど、滑る路面でもグリップで走らせる人 もいれば、グリップのいい路面でもドリフトす るドライバーもいるじゃない。そういうことが 分からない段階で、いくらセッティングを変え ても、自分に何がマッチしてるのかは、分から ないと思うよ」
そんな時は、とりあえず大手メーカーが市販 しているパーツを使って経験を積め、とアドバ イスすると言う。そういう市販パーツはサスペ ンションにしろブレーキにしろ、大抵が標準的 なセッティングが施されているからだ。そんな 標準仕様でとりあえず腕を磨いてから、セッテ ィングのことを考えればいいと言うわけだ。 「最初のうちはビギナー戦に出ても箸にも棒に もかからないと思うけど、経験を積んでいくと その内、必ず成績が出たり出なかったりするよ うになると思うんだ。で、成績がいい時ってい うのは、恐らく運転の仕方とクルマがそのコー スにマッチしてる時なんだよね。
だから成績が出ない時は、何でダメなのかを 考えるわけ。もし、クルマが標準仕様なら、ク ルマはおかしくないはず。こんな風に操作した かったのに今回はそうできなかったとか、うま
くできたっていうのは、それだけ自分の走りに 対するイメージが確立されてきたってことじゃ ない。セッティングもそうなってから初めて考
ただ、最近の傾向としてビギナーは中古競技 車を購入してモータースポーツを始めるパター ンが多いという。そういう中古車にはすでに競 技用パーツが組み込まれていることがほとんど だ。そういう場合はどうすればいいのだろうか。 「ある程度できあがってる仕様なら、まずその
走り込んでいく内に 合わない部分が出てきたら、 それがセッティングを始める時
現在23歳の山本は、両親そして 兄弟もダートトライアルをやってい るダートラ一家として地元中部では すっかり知られている。「両親に勧 められたわけじゃないですけど、18歳になったらダートラをやるんだって自然に 思っていました」と言うことで、すでにダートラ歴5年の中堅ドライバー!?だ。 「最初から全日本が目標でした」と言い切る山本はCJ4Aミラージュで中部の 地区戦チャンピオンを獲得し、1年ほど休んだもののDC2インテグラに乗り換 え再び地区戦チャンプを獲得した。「ただ、今でもセッティングにあまりこだわ りはないですね(笑)。自分はどうもクルマに合わせちゃうタイプみたいで、こ
ういう運転をすれば、このクルマは曲がるんじゃないかっていうのを考えなが ら走っちゃうんです。ただ、走り込んでいく内に、やっぱり多少合わない部分と かも出てきて、今は多少イジるようになりました」
もっとも、現状ではまだ自分でセットを組み上げるほどのスキルはない。使
用しているサスペンションはITOオーリンズだが、同じITOを使用して同じN1 クラスに参戦している森田英文と同じ仕様のサスペンションを採用している。
「お世話になってるショップの社長が、おまえはまだベースになるノウハウが ないんだから、まずは所属クラブが同じ森田さんと同じ仕様にしてベースを作 れって言われたんです。それまでついてたアシも悪いとは思わなかったんで すが、もっとタイムが出るアシがあるって言われてつけました。最初の頃は車 高もいろいろ変えたりしたんですが、現状ではやや高めにして、それが自分に 結構合ってるので今は満足しています」
ダートトライアル歴は3年半と、通 常ではとても全日本戦で活躍できる キャリアはまだのところだが、今年は チャンピオン争いを演じているのが 竹本幸広だ。ただダートラを始める 前はAE86でドリフトに興じており、 それが大きな糧になっているのは間 違いないだろう。 もっとも、ダートラを始めた際は EG6シビックに乗り換えたそうだが、 セッティングを考え始めたのはいつ? と聞くと「今でもあまり考えてないで すけど(笑)」と苦笑する。
全日本ダートラでは山本の先輩格に当た る竹本。鋭さを感じさせるドライビング は注目を集めている。
「ただ、EGの時は、とにかく横にしたく て、リアに山のあまりないタイヤをつけたり、リアのアライメントをトーアウ トにしてたりしたんです。でも、それだとハイスピードコーナーは攻められ ないですし、ダートラでは特にリアが出すぎてタイムが出ないことが分かっ たんです。で、リアのトーはイン気味にして、流したい時はサイドを使うよう にしたんです」
山本の理想の走りは森田とは対照的だ。進入アプローチではしっかりとブ レーキングで向きを変え、ほとんどゼロカウンターでコーナリングしたいとい う。「理想の走りには、まだ、ほど遠い ですね。どうしても切り込んでコー ナリングしちゃうんです。まだタイム もその方がいい。なので、竹本さんの 走りには衝撃を受けました(笑)」
ただ、セッティングで失敗したこと もある。「自分のホームコースの池 の平が、いつもワダチができるんで、 きっと全日本ならコースがフラットで 車高も低い方がいいと最初は思って 下げたんですが、実際に全日本を走っ たらストロークがなくなって、ポンポ ン跳ねてダメでした」
現在では車高を普通より高めにし ているほどだと言うことだが、走破性、 トラクションともに向上したそうだ。 だが、そういう失敗や経験がひとつひ とつ引き出しとなって成長していくも のだ。今後の山本の走りが楽しみだ。
今年、全日本ダートトライアル選手権に 彗星のごとく現れた大型新人。N仕様の DC2インテグラを駆る。
こうしてリアのアライメントを考え始めたことが、竹本にとってのセッ ティングの第一歩だった。もっとも、最初の頃は、すべてのコーナーでサイド を引いていたらしい。「引かない方が速いコーナーもあるって分かったのは あとからです(笑)」と苦笑するが、そんなアクロバチックなドライビングでも しっかりコントロールできる技術が、現在の成績の源のようだ。 「今でも6割ぐらいのコーナーはサイドを引いてるんですけど、ダートラを始 めて3年めぐらいでセッティングのことも、もっとしっかり考えるようになり ましたね。それまでは車高もペタペタでバネも硬くしていたんですが、その 頃からお世話になったITOの伊藤さんに、車高が低すぎるっていうアドバイ スをもらって、ブレーキでちゃんと曲げられるセッティングにしたんです」 現状ではITOのアドバイスにより、トラクションが高い仕様にしているそ うだが、以前に比べるとフロントのスプリング長も長くし、ストロークも確保 できるセッティングとなっているという。
「今はブレーキでちゃんと曲がるアシになっていますし、自分でも満足してる んですが、サイドも多用しています。ブレーキングで曲げようとすると、もし かしたら失敗して曲がらないかもしれないけど、サイドを使えば少なくとも 絶対に横になるのでアンダーが出ることがないからです」
サイドを引くのは普通ならリスクが高い走りだと思えるが、確かに雪路面 のような低ミュー路を走る時はサイドで曲げた方がリスクが少ないのも事 実。ただ、それをグラベルでできるところが竹本の真骨頂なのかもしれない。
リアを流すだけがドライビング ではないということに ダートラを始めて気付かされた
クルマに慣れることを優先した方がいいね」と 語るのは、全日本ダートラにおいて05、06、08
年と3度のSC2クラスチャンピオンを獲得し、 愛媛のレーシングサービスコシミズ代表として も知られている小清水昭一郎だ。現在は全日本 ジムカーナN2クラスでトップ争いを繰り広げ ている朝山崇や福永裕介のマシンも手がけてお り、ダートラにもジムカーナにも精通している チューナーでもある。
セッティングを学ぶためには、
「今はほとんどのビギナーが中古競技車で始め てると思うんだけど、うちの場合だとオレが乗 ってみて『まぁこれぐらいの仕様なら許せるか な』と思ったら、そのまま練習させる。もちろ ん、そのショップさんやチューナーさんの考え 方があるからそれが絶対とは言えないけど、と りあえず誰か信頼できるトップドライバーなり チューナーなりに乗ってもらって、そのクルマ
ビギナー必読!セッティングの 教えます! 2
『何でクルマが曲がるのか』を 考えないのはダメ
最近のビギナーは、クルマのメカニズムをはじめと して、どのようにしてクルマが曲がるのかを知らない
者が多すぎると厳しい意見を言うのは大橋だ。「何で そのパーツが必要なのかをまず知ってほしい。そう
じゃないと、違った方向にセッティングしてしまうか もしれないからです。ただし、ノーマルのままはダメ。 特に考えてもらいたい部分がサスペンション、ブレー キ、デフですね」。特にブレーキは重要だ。ジムカー ナの場合はターンができなければまったく勝負になら ない。しっかりとリアブレーキがサイドでロックでき る仕様になっていることが必要だ。
「その3点がしっかりと揃っていれば、練習していけ ばテクニックもちゃんと身につくはずです」。理想は 全日本仕様だと言う。そんな上級仕様のマシンは初 心者では乗りこなせないと思いがちだが、実は全日 本で活躍しているマシンほど、誰が乗っても乗りやす いセッティングになっているという。
「タイムが出るクルマっていうのは乗りやすいものな んです」。そんな乗りやすいセッティングを目指すた めにも、曲がるための理論をしっかりと熟知すること が大切なのだ。
の仕様は判断してもらった方がいいと思う」 でも現実的には、ビキナーはそういうチュー ナーなりトップドライバーが身近にいない場合 の方が多いだろう。そういう時は練習会に行っ たりした際に、上級者がいれば自分のクルマに 乗ってもらえればいい。
「誰だって嫌とは言わないと思う。ただし、そ の場合は相当実績のある、できれば全日本で活 躍するぐらいのドライバーがいい。それだけの 実績があれば、そのドライバーの評価も間違い ないと思っていい」と平塚は言う。
「初心者ほどいいクルマに乗った方がいい」と 言うのは小清水だ。
「例えばジムカーナの場合、ターンのできない クルマでいくら練習したって絶対にうまくなら ない。大抵の初心者は、自分のウデじゃこんな いいクルマ乗っても宝の持ち腐れって思ってる みたいだけど、そうじゃない。ウデが悪いのに クルマのデキも悪かったら、何かができなかっ た時に、ウデが悪いのかクルマが悪いのか分か
ある程度セッティングが分かってきてからの、セッ ティングに対するスキルアップはどうすればいいのだ ろうか。「例えばブレーキングでロックしてアンダー が出たとするじゃない。そういう時に、何でそうなっ たとか、何が原因なのかっていうのは、自分だけで考 えてもなかなか答って出てこないでしょ。だから、う まい人に外から走りを見てもらって、走り終わってか らしっかりとディスカッションすることが大切だと思 うよ」と言うのは小清水だ。小清水によれば、例えば ドライバーが感じたことと、外から見た感覚が同じな ら問題ないが、それが違っていた時は、ダメな原因が 分かるまで話し合うことも必要だ。
実際、小清水がサポートしている朝山や福永もそ のようにしてセッティングを詰めて行っているそうだ。
「後ろをこうやったらどうなったとか、じゃぁ今度は前 をイジったらどうなる?っていうことを話し合うわけ。 ただ、ある程度の仕様に仕上がってるクルマなら、逆 にイジりすぎるのもダメ。本当はターンできるクルマ なのに、ターンができないからってまたクルマをイジっ たら、運転が悪いのかクルマが悪いのか分からなくな るからね」。そのためにも、ビギナーは上級者に自分 のクルマを評価してもらうことも必要なのだ。
らないじゃない。少なくともクルマをちゃんと しておけば、あとはウデを磨くことに専念でき るからね」
そうやってテクニックを向上させてからセッ ティングのことを本格的に考えればいいと言う が、それは全日本ジムカーナSCクラスにイン プレッサで参戦し、プレジャーレーシングサー ビス代表でもある大橋渡も同じ意見だった。 「ビギナーでも道具は大切だと思う。例えば自 分は初心者だからと言ってノーマルカーのまま 練習しようとする人もいるんだけど、ノーマル カーで練習していく人は大抵、進歩が遅い。ノ ーマルカーって実は乗りにくくて難しいんです よ。そういうクルマで練習していくと、逆に変 な癖がついちゃう。基本のテクニックが身につ かないわけです」
そこでノーマルカーから競技車を造る、また いま乗っているストリート仕様をベースに製作 するというケースが出てくる。ある程度のパー ツを変更することが必要となり、それなりの資 金が必要になってしまうが、小清水や大橋が言 うように、道具が悪ければいくら練習しても意 味はないことは覚えておいてほしい。ベース車 選びが重要になってくるわけだ。
「クルマがちゃんとしていて、自分がある程度 のレベルになったら、今度はセッティングを考 えるためにいろいろなパーツをできる範囲で試 して欲しい」と大橋は言う。仮に自分にマッチ しないセッティングだったとしても、それがダ メだったという『テクニックの引き出し』は増え ることになるからだ。
「色々なパーツを試す際は、必ず区間タイムを 記録し比較していくなどのデータ取りが大切。 僕らはテストや練習で走行する際は、1分程度 のコースでも10区間程度に分け、各区間ごと にタイムを比較している。そうやって、細かく 比較していくことがセッティングへの第一歩に なるはず」と大橋は言う。
セッティングと言うと、とかく「面倒そう」と か「自分には無理」などと思いがちだが、臆する ことなくセッティングに挑戦していくことが、 将来の成績につながると信じてほしい。
競技車の選択も重要な要素になる
国際モータースポーツ競技������、�������JAFスポーツ�格���定����に��き、JAFが�海外競技会出場証明書 (サーティフィケート)」を発行した件数です。
●サーティフィケート申請方法 海外競技会出場証明書(サーティフィケー ト)は、以下の競 技に参加する際に必要になりますので、出発日の2週間前まで に所定の申請書に申請料を添えてJAFへ申請してください。
1FIA国際スポーツカレンダーに記載されている国際競技 2海外で開催される国内格式競技で、開催国のASNが参加を 認めた競技 注:上記2については当該証明が必要な場合に申請してください。
競技運転者(コドライバー含む)用
海外競技会出場に関する証明申請書 写真(3cm×3cm、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの 申請� ��用 ¥8,100(税込) 数次用 ¥23,400(税込)
所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペー ジ(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種 申請書等→海外競技会出場証明書申請書)からダウンロードす ることができます。
1回用:1競技会限定のサーティフィケートです。 数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なサーティフィケートです。 3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦めします。 【申請受付】 JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現金 書留)にてご申請ください。
お問い合わせ先(JAF地方本部モータースポーツ窓口) 参加者用
海外競技会出場に関する証明申請書 申請� ��用 ¥8,100(税込) 数次用 ¥23,400(税込)
北海道本部 ☎ 011-857-7155
東北本部 ☎ 022-783-2820
関東本部 ☎ 03-6833-9140
中部本部 ☎ 052-872-3685
関西本部 ☎ 072-645-1300
中国本部 ☎ 082-272-9967
四国本部 ☎ 087-867-8411
九州本部 ☎ 092-841-7672
※上記の車両公認申請は、現在、FIAへ申請中です。有効日等のお問い合わせはJAFモータースポーツ部までお寄せ下さい。 VF:供給変型、VO:オプション変型、VP:プロダクション変型、ET:正常進化、ES:スポーツ進化、ER:誤記訂正、VK:キットカー変型、 KS:スーパー2000変型、KSR:スーパー2000ラリー変型、WR:ワールドラリーカー変型、VR:グループR変型、EVO:進化
� ※上記は����年�月��日付で承認されました。
����年�月��日��有効です(�し、該当す�車両�定が�の�用を認めてい�場合)。
9月25日
9月28日
10月6日
10月13日
稲村 政幸 03-3611-6687 TMAC 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:30~17:00
10:00~18:00
11:00~17:00
9:00~17:00
富士スピードウェイ 静岡県駿東郡小山町
十勝インターナショナルスピードウェイ 北海道河西郡更別村
栗田 吉晴 055-967-8878 ソニックレーシング
十勝スピードウェイクラブ
TMAC 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡
ドライバーズ・クラブ・ ルーキー 阿讃サーキット
仙台ハイランドレースウェイ
スパ西浦モーターパーク
11月17日
11月20日
7:00~16:00
9:30~17:00
愛知県蒲郡市西浦町
刈屋 直樹 0155-52-3910
稲村 政幸 03-3611-6687
大西 周 089-924-0220
089-924-0220
神谷 和潤 052-798-5621 ソモス㈱
稲村 政幸 03-3611-6687 TMAC 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡
実費 ¥18,000/ ¥22,000
実費 ¥20,000/ ¥24,000
実費 ¥20,000/ ¥23,000
実費 ¥20,000/ ¥24,000
実費 ¥20,000/ 受講対象外
¥24,000
実費 ¥18,000/ ¥22,000
・上記以外の講習会日程はJAFホームページに掲載しています(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→ライセンス→講習会スケジ ュール→Aライセンス講習会日程)。
・当日の受付時間等詳細については申込先に電話でご確認ください。
・身体に障がいのある方は、事前にJAF地方本部モータースポーツ窓口までお問合わせください。
[公示No2013−087]
計時
新仙台郵便局私書箱第20号 にっかわくらぶ事務局 080-3192-8147
791-8022 愛媛県松山市美沢2-5-33 山本自動車工業(株)内 大西 周 089-924-0220 技術・コース 計時
技術・コース 計時 A1/A2/B1/B2
849-3216 佐賀県唐津市相知町町切537 KRSモータースポーツ事務局 古賀 090-6290-6570
上記以外の公認審判員講習会日程は、JAFホームページに掲載しています(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→ライセンス→講習 会スケジュール→公認審判員講習会日程)。
JAFは「JAF登録クラブ」への加入を強くお奨めします。
モータースポーツに参加するドライバーやオフィシャルの活動拠点となっている「JAF登録クラブ」 は全国に1,000クラブ以上あります。
・同じ趣味の仲間たちとモータースポーツを楽しみたい!
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「JAF登録クラブ」は、こちらから検索できます
http://jaforjp→ モータースポーツ → データ室 → 登録クラブ・団体 →
「JAF登録クラブ・団体の検索」項目の「四輪」「カート」いずれかをクリック 全国の「JAF登録クラブ」は、あなたのお問い合わせを待っています!!
公認審判員講習会日程
■開催場所の略号:TIS=十勝インターナショナルスピードウェイ HR=仙台ハイランドレースウェイ SG=スポーツランドSUGO MO=ツインリンクもてぎ T=筑波サーキット SO=袖ヶ浦フォレストレースウェイ F=富士スピードウェイ S=鈴鹿サーキット O=岡山国際サーキット AP=オートポリス ■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方 太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは8月20日までに本部にて受付したものです。 *印:3日間開催となりますが、金曜日は関係者向けの公式行事のみであり、観客の皆様への行事は従来通り土曜日と日 曜日になります。
2013FIAフォーミュラ1世界選手権シリーズ第 戦
2013FIAフォーミュラ1世界選手権シリーズ第15戦 (併催レース)
2013もてぎチャンピオンカップレース第6戦
2013FIA WorldEnduranceChampionship 6hoursofFUJI 18日〜20日
20日
20日
2013東北スーパーFJ選手権第5戦
2013ハイランドゴールデンカップレース第3戦
VICIC、M.O.SC.、㈱モビリティランド (0285-64-0200)
富士スピードウェイ㈱、FMC (0550-78-2340)
F3,N1,N2,NE,NR-A
S-FJ,N1,N2,NR-A D ㈱青葉ゴルフ、奥州VICIC (022-395-2120)
D ARCN、SMSC(0574-26-6115) 2013鈴鹿クラブマンレース Round6
D JCCA(048-458-6660) JCCAクラシックカーフェスティバル エンデュランス筑波ミーティング
APC、㈱オートポリス (0973-55-1111) 2013 ゴールドカップレース第5戦
11(NOV)
2013SUPERGTRound8 もてぎ GT250㎞レース 11月2日〜3日
2013西日本F4選手権シリーズ第6戦
2013富士スーパーFJ選手権シリーズ第5戦
2013富士チャンピオンレースシリーズ第5戦
M.O.SC.、㈱モビリティランド (0285-64-0200)
富士スピードウェイ㈱、FMC (0550-78-2340)
8日〜10日
9日〜10日
2013年全日本選手権スーパーフォーミュラ第7戦 鈴鹿サーキット
スーパー耐久シリーズ2013 第7戦
2013ゴールドカップレース第6戦
NRC、SMSC、㈱モビリティランド (059-378-3405)
APC、㈱オートポリス (0973-55-1111)
22日〜24日
2013SCCN NOVEMBERRACEMEETING inTSUKUBA
2013筑波ツーリングカーシリーズ第4戦
JAFGrandPrix
SUPERGT&SuperFormulaFUJISPRINTCUP2013
SCCN(03-6809-1190)
17日 F
富士スピードウェイ㈱、 ㈱GTアソシエイション、
㈱日本レースプロモーション、FMC (0550-78-2340)
24日
2013筑波スーパーFJ選手権シリーズ第6戦 筑波エキサイティングディ 2013 ロードスター パーティレースⅡ第5戦
JAF-GT,SF
F4,N1,N2,NE,NR-A A C
S-FJ,FJ1600,N1,N2,NE,NR-A D B-Sports(03-5487-0735)
*印:3日間開催となりますが、金曜日は関係者向けの公式行事のみであり、観客の皆様への行事は従来通り土曜日と日曜日になります。
JAF国内モータースポーツカレンダーはJAFホームページでも公開しております。(http://www.jaforjp/msports/)
T
11日〜13日
12日〜13日
19日〜20日
19日〜20日
2013年JAF東日本ラリー選手権第8戦 JMRC関東長野県ラリーシリーズ第4戦 第32回八子ヶ峰ラリー2013
2013年JAF全日本ラリー選手権第8戦 第41回M.C.SC.ラリーハイランドマスターズ2013
2013年JAF北海道ラリー選手権第7戦
2013年JMRC北海道ラリーシリーズ第7戦 とかち2013
2013JMRC群馬ラリーシリーズ第4戦
第59回チームif山岳ラリー
JMRC関東イーストラリーツアー2013第7戦
JMRC関東コミュニケーションシリーズ2013第7戦
JMRCチャレンジカップラリーシリーズ第6戦 「第29回光圀ナイトラリー」
M.C.SC.(0263-71-2505)
RTC(0155-47-0202)
チームif(0276-74-2356)
RC.G.M(029-357-9368)
RN,RJ,RF,RB D
RN,RJ,RF,F,RB D
群馬(240)
茨城(150) 栃木(30)
20日
2013JMRC近畿アベレージラリーシリーズ第7戦
2013丹波黒豆パナサスラリー
2013年JAF九州ラリー選手権第7戦
JMRC九州ラリーchシリーズ第7戦 EAST九州2013
PANASUS(06-6831-8024)
RC大分(0972-63-6695)
RN,RJ,RF,AE,F E
AE,RB D D
RN,RJ,RF
京都(30) 兵庫(70)
20日 九州 大分(150)
2013年JAF全日本ラリー選手権第9戦
2013年JAF中部・近畿ラリー選手権第5戦
2013年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ第2戦
新城ラリー2013
26日
JMRC関東長野県ラリーシリーズ第5戦 FRC RallyMountainCrossin木曽
29日〜30日 11(NOV)
2013JMRC東北ラリーシリーズ最終戦 モータースポーツクラブあきた ターマックラリー
MASC(0561-63-0101)
RN,RJ,RF,AE
RN,RJ,RF,AE,RB
RN,RJ,RF,AE
RN,RJ,RF,AE,RB
25日〜27日 長野(100)
FRC(0265-76-8162)
AKITA(018-839-0834)
RN,RJ,RF,RB D
RN,RJ,RF,RB D
秋田(110)
JMRC群馬ラリーシリーズ
関東コミュニケーションラリーシリーズ第 戦 TAGラリー2013
TAG(027-352-1503)
RN,RJ,RF,AE,RB D
群馬(250)
11月2日〜3日 岡山(250)
第8回JMRCオールスターラリーフェスティバル 第23回チェリッシュつちの子ラリーinにいみ2013
TCHERISH(086-485-1866)
RN,RJ,RF,RB D
2日〜3日 群馬(200) 長野(150)
9日〜10日
MSCC(03-3701-8425) レジェンドオブザラリー2013 (LegendofTHERALLY2013)
2013年九州ラリージュニアシリーズ第4戦 ACKKITナイトラリーin九州
2013年JAF九州ラリー選手権第8戦 JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第8戦 ひむか秋のラリー'13in美郷
ACK(093-881-3933)
R-10-N(0982-37-0253)
RN,RJ,RF,RB,F D
8日〜9日 福岡(140)
RN,RJ,RF,RB E
RN,RJ,RF AE,RB D D
2013年JAF中部・近畿ラリー選手権第6戦 2013年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ第3戦 シロキヤラリー13'
SHIROKIYASOMOS (0565-28-6524)
16日〜17日 千葉(200)
JMRC関東イーストラリーツアー第8戦 第30回RBACサンデーラリー
RN,RJ,RF,RB D RBAC(0436-43-5044)
23日〜24日 滋賀(100)
TEAM-MORE(0749-48-0515) 2013JMRC近畿SSラリーシリーズ第5戦 チームモアラリーin滋賀2013
The40thanniversaryCORSAラリーシリーズ コルサの「サ」ラリー
CORSA(027-345-0605)
RN,RJ,RF,AE,RB D
●ジムカーナ●サーキットトライアル●ドリフト
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。
開催日 十勝インターナショナルスピードウェイ B,AE E TOSC(0155-52-3910) 2013年TOKACHIサーキットトライアル第3戦 10月 6日 =サーキットトライアル
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
2013年JAF東北ジムカーナ選手権第7戦 2013年JMRC東北ジムカーナシリーズ第8戦
ENDLESSCUPジムカーナシリーズ第3戦
競技車両 格式
マルイコンタクトレンズカップ
2013'宮城・福島3トライジムカーナシリーズ第9戦(最終戦) (一日で取得Aライ講習会も有り)ATクラスも有り
開催日
10月 5日
競技会名
NC(080-3192-8147)
オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 仙台ハイランドテクニカルコース P,N,SA,SC,D, AE E
選手権地区 開催場所
オーガナイザー/電話番号
選手権地区 開催場所 競技車両 格式
B,SC,D D RRC群馬(027-388-2295) DriftChallenge2013(ドリフトチャレンジ2013) JAF登録イベントシリーズ第3戦 byRRC群馬
本庄サーキット
6日 筑波サーキット N,B,AE E SCCN(03-6809-1190) 筑波サーキットトライアル第2戦
関東 関越スポーツランド PN,N,SASC,D, AE D KSC(027-347-4050) 2013年JAF関東ジムカーナ選手権第10戦 2013年JMRC関東オールスター選抜第10戦 2013年JMRC全国オールスター選抜第10戦
K S Cハイスピード スラローム
6日 ツインリンクもてぎ北ショートコース PN,N,SA,B,SC, D,AE E ACTIVE(070-6644-1348) 2013JMRC栃木・茨城ジムカーナシリーズ第8戦 もてぎラウンド5 アクティブアタックジムカーナ
13日 筑波サーキット
13日
19日
20日
20日
11月 17日
17日
SA,B E TMAC(03-3611-6687) 東関東トライアルinつくばSr最終戦 Aライセンス講習会付き⑩
DUNLOP杯スカラシップ最終戦 タイヤセレクト小平CUP⑤
13日 ツインリンクもてぎ
もてぎサーキットトライアル第5戦
N,B E ㈱モビリティランド、M.O.SC (0285-64-0200)
B,N D PMC S(03-3863-3378) PMC S本庄サーキット トライアルR2
2013年JMRC埼群ジムカーナシリーズ第8戦
RRC群馬タイムアタック in関越
2013JMRC新潟ジムカーナシリーズ第7戦 R-SPECジムカーナ
2013ジャラック・袖ヶ浦サーキットトライアル Aライ講習会 付 Rd-Ⅳ
2013JMRC関東ジムカーナフェスティバル
N,B E RRC群馬(027-388-2295)
PN,N,SA,B,SC, D E ㈱古田組、TASK (025-536-2721)
B E JARAC・RC(043-266-3703)
Force(042-660-0192)
本庄サーキット
関越スポーツランド
R-SpecKakizaki
袖ケ浦フォレストレースウェイ
関越スポーツランド PN,N,B,AE E
20日 筑波サーキット BN,AE E B-Sports(03-5487-0735) 筑波サーキットトライアル第3戦 24日 =サーキットトライアル
筑波サーキットコース2000 B E TMAC(03-3611-6687) TMAC・Aライセンス講習会&サーキットトライアル付⑪
10月 6日
PN,N,SA,B,SC, D D LIMIT(052-798-5621) 2013年JAF中部ジムカーナ選手権第8戦 JMRC中部ジムカーナ選手権第8戦 JMRC全国オールスター選抜第8戦 LIMITハイスピードジムカーナ
12〜13日
13日
AND(0763-32-7052) 2013年JAF全日本ジムカーナ選手権第8戦 SUPERGYMKHANA IN IOX-AROSA
PN,N,SA.SC,D, AE B C
N,B E IED(042-702-9362) 2013JMRC神奈川ジムカーナシリーズ第 戦 ベイサイド 2013IEDチャレンジカップ
全日本 イオックスアローザスポーツランド
富士スピードウェイジムカーナコース
27日
11月9〜10日
開催日
TMSC(03-3221-9950) TMSC富士ジムカーナシリーズ2013第5戦
TDMC(03-3656-6166) ROTAドリフトマッスル2013第7戦富士大会
2013年JAFカップオールジャパンジムカーナ
2013年JMRC全国オールスタージムカーナ
競技会名
N,B,SC E
BD D
富士スピードウェイジムカーナコース
19日 富士スピードウェイ ショ トサーキット ※公認取得が条件
幸田サーキットYRP桐山 PN,N,SA,SC,D, AE C NRC(052-798-5621)、 SOMOS
JAF カップ
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
2013年JAF近畿ジムカーナ選手権第8戦
2013年JMRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第8戦
2013年JMRC全国オールスター選抜第8戦 DIREZZACUP近畿ジムカーナフェスティバル
PN,N,SA,B,SC B D LAZYW.S(072-944-8600)
10月 6日 名阪スポーツランドCコース
近畿 名阪スポーツランドCコース
20日
2013JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ第8戦 DIREZZACUP近畿ジムカーナフェスティバル
2013姫路セントラルパークジムカーナシリーズ第4戦
OneTryChallengeKSCCジムカーナNo4
2013“Cartolive”杯 舞洲スポーツアイランドシリーズ TJマイカージムカーナ No4
2013姫路セントラルパークジムカーナシリーズ最終戦 OCCKテクニカルジムカーナNo2
B,N E LAZYW.S(072-944-8600)
6日 姫路セントラルパーク第5駐車場
KSCC(06-6327-6522)
TJ(072-296-6886)
B D
N,B,AE E
B E OCCK(06-6843-4350)
舞洲スポーツアイランド
※10月〜11月に四国地方で開催される競技会はありません。
10月 6日
競技会名 開催日 九州 HSR九州 PN,N,SA,B,SC, D,AE D RC-大分(0972-63-6695)
2013年JAF九州ジムカーナ選手権第8戦 JMRCオールスター選抜第8戦 スーパートライアル 2013
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
●ダートトライアル●オートクロス
本カレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。
10月 6日
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 北海道 新千歳モーターランド ダートコース PN,N,SA,SC,D, AEB D TEAM ARK(011-753-9140)
2013年JAF北海道ダートトライアル選手権第9戦
2013年JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリーズ第9戦
2013年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ第9戦
2013年JMRC全国オールスター選抜第9戦 2013ARKDynamicTrial
2013年JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリーズ第10戦
2013年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ第10戦
2013年JMRCオールスター選抜第10戦
2013年ブレインスーパートライアル №34
10月 20日
D BRAIN(011-783-8778)
P,PN,N,SA,B, SC,D,AE
オートスポーツランドスナガワ ダートトライアルコース
競技会名 開催日 サーキットパーク切谷内 PN,N,SA,SC,D, AE E MSCはちのへ (0178-28-0075)
2013JMRC北東北ダートトライアルサーキットパークシリー ズ第4戦 秋のダートトライアル in切谷内
10月 20日
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
D E 水芭蕉(026-226-8751) 長野県ダートトライアルチャンピオンシリーズ第6戦 2013水芭蕉ダートトライアル
SC,D E 水芭蕉、RT-はと車、ROADKNIGHT(026-226-8751) モーターランド野沢オートクロスシリーズ第5戦 2013オートクロスフェスティバル
11月 2〜3日 =オートクロス
20日 JAF カップ 丸和オートランド那須 PN,N,SA,SC,D, AE SA C MSCうめぐみ、FSC (0287-68-0345)
2013年JAFカップオールジャパンダートトライアル JMRC全国オールスターダートトライアル in関東
2013年JAF中部ダートトライアル選手権第8戦 JMRC中部ダートトライアル選手権第8戦 JMRC全国オールスター選抜第8戦
2013年JMRC中部ダートトライアル東海シリーズ第4戦 ザ・イゴのダートラ
2013年JMRC西日本ダートフェスティバル in中部 19〜20日
20日 ※10月〜11月に近畿地方で開催される競技会はありません。
2013年JAF中国ダートトライアル選手権第8戦
2013年JMRC中国ダートトライアルチャンピオンシリーズ第8戦
2013年JMRC全国オールスター選抜第8戦 グラベルスピリット 2013
※10月〜11月に四国地方で開催される競技会はありません。
格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名
��������������
(略)
� .カート競技車両のクラス区分
カートは、使用されるエンジンによって、�の�つのカテ ゴリーに区分される。
クラスKF1、KZ1、KZ2は格式準国内以上の競技として、ク ラスKF2は格式制限付以上の競技として行われなければなら ない。
変速機なしのエンジンについては、いかなる可変点火装置 (徐々に早めたり遅らせたりする装置)も禁止される。変速 機付きのエンジンについては、可変点火装置はJAFおよび CIK-FIAに承認されるものとする。
装置も装備されていてはならない。
Superkart、およびFPについては、空冷または液冷方式に よる冷却装置(100ccのシリンダーおよびシリンダーヘッドの み)が許可される。液冷方式の場 �、水(��O)のみが許可 される。
KF4、KF3、KF2、KF1、KZ2、KZ1のエンジンは、製造 者のカタログに記載され、CIK-FIAによって設定された書式 に基づく「公認書式」に記載される対象とならなければなら ない。この公認書式は、ASNおよびCIK-FIAによって証印が 押され、署名されるものとする(公認規則参照)。
Superkartのエンジンは、製造者の正規スペアパーツ・カタ ログとともに、CIK-FIAに承認されていなければならない (CIK-FIAの承認規則参照)。
� .(略)
� .水冷
液冷方式の場 �、水(��O)のみが許可される。水冷方式 を用いるすべてのカテゴリーについて、ラジエターはシャシ ー/フレームの上方で、�面からの�さ����cm、リアホイ ールの中心線の前方(Superkartについてはフロントホイール の中心線の後方)����cmまでに位置しなければならず、シ ートと干渉してはならない。Superkartにおいて、後方に設 置されるラジエターはカートの両側�から���mm以内に配置 されてはならない。すべての配�は�(����)と��(��バ ール)に耐えるよう設計された材質のものでなければならな い。温度を調整するため、ラジエターの前面または後面への 遮蔽システムの取り付けに限り許可される。この装置は可動 式(調整可能)でも良いが、カートの走行中に取り外すこと ができてはならず、危険な要素が含まれていてはならない。 メカニカルバイパスシステム(サーモスタットタイ プ)は、 バイパスラインを含め認められる。
� .〜� .(略)
� .イグニッション
⑤カテゴリーKF
:KF4 :別途定める
:KF3 :145kg
:KF2 :158kg
:KF1 :158kg
FP、FC、FS-4、FS125およびSuperkartを除くすべてのカ テゴリーにおいて、使用される点火装置はCIK-FIAの公認を 得ていなければならない。
FP、FS125、KZ1およびKZ2について、使用される点火装 置はアナログ方式でなければならず、すべての可変点火装置 (漸進的に早め、または遅らせる装置)は禁止とする。
⑥カテゴリーKZ
:KZ2 :175kg
:KZ1 :175kg
⑦カテゴリーSuperkart :Superkart :205kg/215kg
�)〜�)(略)
�������� (略) ���������
� .概要
エンジンとは、シリンダーブロック、クランクケース、該 �する場�は��ボックス、点火システム、�つまたは�� のキャブレターおよび排気マフラーを含め、走行可能状態の 車両の推進装置一式と理解される。
全てのインジェクション・システムを禁止する。燃料以外の 物質の噴霧は禁止とする。
エンジンは、コンプレッサー他、いかなるシステムの過給
KF4、KF3、KF2およびKF1について、使用される点火装 置はインテグレーテッド・レブリミッターを備えたデジタル 方式でなければならない。
ローターが外側にあり、突出し、露出している点火装置に ついては、回転部分を覆う防護装置が備えられていなければ ならない。カートの走行中に、エンジン機能のパラメーター を自動制御することを可能とするすべての電子装置は禁止と する。
審査委員の決定により、エントラントの点火装置を、CIKFIAまたはJAFにより供給された点火装置と交換することが できる(公認を得た同じモデル)。
いかなるときも配線が交換できるようにコネクターが同じ であれば、スターターキー・ユニットに替えて、ひとつまた はふたつのスタート/ストップ押しボタンを用いることが許 可される。
JAFが特に認めた場合を除き、吸気音量を効果的に低下させ るためにCIK-FIA公認(登録)の消音器の装着が義務付けられ る。
耐ガス構造の吸気消音器に対する技術的なデータ
�)〜�)(略)
�)KF4、KF3、KF2、KF1:ダクト最大23mm
KZ1、KZ2:ダクト最大30mm
Superkartでは容量の変化するエアボックスの使用は禁 止とする。
�������
すべてのカテゴリーで、磁気反応鋼材製でなければならない。
KF4、KF2、KF1、KZ2およびKZ1においては、排気装置は 公認を得ていなければならない。全カテゴリーとも(Superkart を除く)、排気はドライバーの後方で行われなければならず、 また地面から45cm以上の高さで行われてはならない。
排気サイレンサーの��は、その外�が�cm以上でなければ ならず、第�条と第�条に規定する�度を超えてはならない (Superkartを除く)。
排気装置を、どのような方法であれ、正常な運転位置に着座 したドライバーの前方を、また位置する面を通過させることは 禁止する。KF4、KF2、KF1およびSuperkartDivision1を除き、 いかなる「パワーバルブ」も禁止される。
��������� (略)
��������������� � .ホイールおよびタイヤ
�)〜�)(略)
�)タイヤが制�される特定の車両クラスは別�定める付則
「指定カートタイヤについて」によって指定されたタイヤ を使用しなければならない。
①KF3、KF2、Superkart:CIK-FIA公認タイヤの使用が義 務付けられる。
②JAF指定タイヤの使用が義務付けられるクラス:
FP-Jr、FP-JrCadets、FP-2、FP-3
CIK-FIA公認タイヤ以外のJAF指定タイヤについてはフ ロントタイヤに関する寸法規定は適用されない。
≪統一解釈≫
※ただし、この場合フロントホイールのリム幅は ���mm(公���mm)までとする。
�:フロントタイヤに関する上記�置は��������� 日までとする。
�)〜�)(略)
� .(略)
���� (略)
�������������
� .〜� .(略)
� .競技ナンバーは、下記寸法および字体、またはJAFが指 定したものとする。
また、その下地は単色で競技ナンバーを明瞭に識別できる 色を使用しなければならない。
�)〜�)(略)
�������
� .公認
�)シャシーの公認
本条� .に従って、KF3、KF2およびKZ2のシャシーは 公認を得なければならない。
これらは製造会社のカタログに記載され、CIK-FIAによ り制定された形式に従って“公認書式”という書類に記載
される対象とならなければならない。
シャシーは��間の�効期間で公認されることとする。 公認の延長は可能とされる。公認期間が満了した後、さら に��間JAF公認競技会で使用することが認められる。
それ�れの公認に対する最低��:タイヤを除き、��� のシャシーが組み立てられていなければならない。
�)エンジンの公認
カテゴリーFC、FS-4およびFS-125を除く全てのカテゴ リーのエンジンは、CIK-FIAまたはJAFの公認を得なけれ ばならない。
エンジンの公認�効期間は��間とする。なお、公認の 延長は可能とされる。公認期間が満了した後、さらに�� 間JAF公認の国内格式以下の競技会で使用することが認め られる。
公認される以前に競技に使用してはならず、かつ、次の 条件を満たさなければならない。
①〜④(略)
� .〜� .(略) �����������
� .(略)
� .データロガー(データ蓄積装置)
データロガーの仕様は自由であるが、エンジンの通常の 作動に影響や変更を及ぼしてはならない。
KF4、KF3、KF2、KZ2において、排気温度センサーを 使用することは自由であるが、公認されたエキゾーストま たは寸法が規制されたマニホールドを改造することはでき ない。
� .(略)
���������(略)
��������
� .(略)
� .公認書に示される当初の部品の外観、寸法、図面または写 真を変更するような改造は禁止される。ただし、それらが本 車両規則の条項に、または安全上の理由(CIK-FIAによって 発表される)で明確に認められている場合を除く。
� .〜��.(略)
��.スパーク・プラグ:��は自由(量�品で��に当初のま まとする)。シリンダーヘッド上に締め込まれたスパーク・プ ラグのバレル(電極は含まない)は、燃焼室ドームの上部を 超えてはならない。
��.〜��.(略)
��.公認可変デジタル��システムはエンジン�度のみについ て許可する。取り付け、付属品、機能方式とマーキングは CIK-FIAによる公認規則で定義された必須事項に基づくもの とする。
��.〜��.(略)
��.クラッチは図No15とNo16に従うこと。
−最低重量(スターターリングとエンジンスプロケットを 備えた完全なクラッチ)はエンジン公認書に従うが、い かなる��下でも����を下�ってはならない。
��.〜��.(略)
��.排気装置は最大�つの一定��の�(�室)で構�され、 分岐か集合のどちらかで、排気サイレンサーはエンジンと共 に公認される。マフラーの��の�さは最��.�mmとする。
��.〜��.(略)
��������
公認エンジンへの改造はすべて認められる。ただし、KF3公 認書に記載されているオリジナル部品の当初の外観、寸法、図 面または写真から変更されるような改造は、本規則の条項で明 確に許可されている場合、または安全上の理由(CIK-FIAによ って発表される)がある場合を除き、禁止される。
第42条で規定された特徴を維持し以下の仕様によるKF4で公
認したエンジン。
��.パワーバルブは許可せず:代わりに機械加工を伴わないシ リンダー内部の公認され固定されたブランキングカバーまた はシリンダー内部のハウジング。 ��.(略)
��.エンジンの��数は���
��.���.(略)
��.最大直径��mmの�本の��用スクリューを�えるKF3公 認バタフライタイプキャブレターで、厳密にオリジナルのま までなければならない。また、当該公認書および吸気ダクト の形状を検査するために製造者によって預託された工具に適 合していなければならない。 ��.���.(略)
��������
公認エンジンへの改造はすべて認められる。ただし、KF2公 認書に記載されているオリジナル部品の当初の外観、寸法、図 面または写真から変更されるような改造は、本規則の条項で明 確に許可されている場合、または安全上の理由(CIK-FIAによ って発表される)がある場合を除き、禁止される。
第42条で規定された特徴を維持し以下の仕様によるKF4で公 認したエンジン。
��.排気角度は排気ポートで最大���°とし、その測定は�� 規定22532に記載されている方法に従い、ライナーのレベル で行われる。
��������
公認エンジンへの改造はすべて認められる。ただし、KF2公 認書に記載されているオリジナル部品の当初の外観、寸法、図 面または写真から変更されるような改造は、本規則の条項で明 確に許可されている場合、または安全上の理由(CIK-FIAによ って発表される)がある場合を除き、禁止される。
第44条KF2特別規定で規定された特徴を維持するKF4で公認 したエンジン。
��.���.(略) ���������� ��������������
リードバルブインテークのみが認められる。
公認エンジンの当初の部品は、常に公認書に記載される写真、 図面、物理的寸法と合致し、同一でなければならない。
許される改造:以下を除き公認エンジンへのすべての改造が 認められる。
a)エンジン内部:
- ストローク
- ボア(最大限度を超えて)
- コネクティングロッド中心線
- シリンダーおよびクランクケースのトランスファーダク
- 排気ポートおよびダクトの数
新たに排気ダクトあるいはポートを造ることは禁止される。
- ダクト内への挿入物の付加
b)エンジン外部:
- キャブレターの数およびチョークの径 - 搭載エンジンの外部特徴。ただし、バーコードステッカ
ー貼付のために必要な機械加工は除く
エンジン外観への改造には、キャブレター、イグニッショ ン、排気装置、クラッチ、あるいはエンジンそれ自身の固定 は含まれない。ただし、それらの公認された位置が変更され ないこと。
��.パワーユニット:エンジンをギアボックスから分離するこ とができてはならない。エンジンケースは�つのみの部分で 構成されなければならない(垂直あるいは水平方向)。クラン クシャフトベアリングのための挿入物および固定要素(ドリ
ルで開けられた穴、合い釘)のみ認められる。
��.CIK-FIAによって公認された、���のみの、リードバル ブ吸気方式の水冷単気筒エンジン。
��.最大気筒容積:125cc
��.公認書式(寸法および図面)に従うリードバルブボックス。 リードバルブボックスカバー:自由。
��.最大直径30mm円形のベンチュリタイプディフューザーの 付いたアルミニウム製キャブレター。CIK-FIA選手権、カッ プおよびトロフィーについては、単一のキャブレター供給業 者が、入札により指名される。
��.ギアボックス:CIK-FIAによって公認される(プライマリ トルクを含め)。レシオ最���、最大��。最小直径 200mmの目盛り付きディスク、あるいはデジタルコーダーを 使用してレシオが検査される。公認書式に記載される十進角 は、��分の�の角度で記載され、分の単位で記載されてはな らない。ギアボックスの公認のため、製造者(含複数)およ びモデル、型式が公認書式に記載されていなければならない。
��.KZ2において:サーボシステムの無い、手動で完全に機械 式のギアボックス制御。点火カットを行う一切のシステムは 禁止される。
��.KZ1において:手動あるいは電子機械式ギアボックス制御。
��.排気の総開口角度は、公認書式に記載された値にかかわら ず、最大199°(最小直径200mmの目盛り付き円板、あるいは デジタル装置を使用して読み取られる)。
��.燃焼室の容積:最小11cc。燃焼室の容積は、��分の��方 センチメートルまで精密な目盛り付のAクラス実験用ビュレ ットを使用して計測される。この検査に使用される混合物は、 無��ソリンと�ストロークオイルを���の�合で混合し たもの。
燃焼室は、付則No1aに記載されている方法で満たされる。 ��.スパークプラグ:��は自由(大���品で、厳密にオリ ジナルであること)。シリンダーヘッド上に締め込まれたス パークプラグ(電極は含まない)の本体は、燃焼室ドームの 上部を越えて伸張してはならない。
��.スパークプラグハウジングの���の寸法は:�さ 185mm;ピッチM14×125。
��.識別:30mm×20mmの機械加工された平らな場所に、特定 する識別ステッカーを取り付ける。
− シリンダーの前
− ハーフサンプ用のリードボックスハウジングの上部。 ��.点火ローターに�りを�加することが認められる。�加に は�なくとも�本のスクリューを使用し、公認されたロータ ーに一切の変更がないこと。
��.排気:公認され、最�0.75mmの金属肉厚のある磁気反応性 鋼材製であること。
��.タイヤ:�インチ
− KZ1:公認されたソフトあるいはミディアムタイヤ − KZ2:公認されたミディアムタイヤ
��.最小��:
− KZ1およびKZ2、第��および第��サーキット:175kg。 ��.第��サーキット用�体:�体の仕様は�uperkartと部分的 にあるいは完全に同一であることができる。
�����������
本規則は、2014年1月1日より施行する。
���rpmまでとする。
トおよび吸気ポートの数��������� (略)
一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」とい う。)は �����(以下「当該�」という。)のカート競技会において� 秀な成績を収めた者の栄誉をたたえるため、これを認定する日 本カート選手権規定を制定する。
���������������
日本カート選手権は次の通り区分される。
� .全日本選手権
� .地方選手権
� .ジュニア選手権
※全日本選手権およびジュニア選手権については夫々の 地域シリーズ終了後、最終競技会として東西統一競技 会を開催する。
���������������
日本カート選手権は以下の選手権別に制定する。
� .全日本選手権
全日本選手権は以下の�部門に区分する。
�)�F部門
�)フォーミュラスーパー���(F�−���)部門
� .地方選手権
地方選手権は以下の�部門に区分する。���コースで 開催される�つのシリーズ(���条の�「競技の�成」参
�)は�部門以内、���コースで開催される�つのシリ ーズ(���条の�「競技の�成」参�)は�部門で�成さ れる。
�)フォーミュラピストン�(FP−�)部門 �)フォーミュラピストン�(FP−�)部門 �)フォーミュラスーパー�(F�−�)部門 �)フォーミュラスーパー���(F�−���)部門 �)フォーミュラC−�(FC−�)部門
� .ジュニア選手権 ジュニア選手権は以下の�部門に区分する。
�)フォーミュラピストンジュニア(FP−Jr)部門 �)フォーミュラピストンジュニアカデット(FP−Jr Cadets)部門
���������������������
走行距離または時間(各ヒートの合計)
��������������
��条に規定する部門�に�れ�れ�台以上の車�の出�を もって成�とする。�台に満たない場合は、��条に定める選 手権得点は与えられない。 ��������
日本カート選手権として認定された�競技会において、�� 条に規定する部門�に���全日本選手権、���地方選手権
�たは���ジュニア選手権で定める�準により得点が与えら れる。
�������������
JAFは��条に����選手権の�部門で最高得点を得た 者を当該部門の選手権保持者として認定する。
複数のドライバーが同一の得点を得た場合は、下記に従い順 位を決定する。
� .有効得点の中で高得点を得た回数の多い順に順位を決定 する。
� .上記�の回数も同一の場合、当該部門の最終戦(全日本 選手権F�−���部門およびジュニア選手権(FP−Jr Cadets部門コースシリーズを除く)においては東西 統一競技会をいう。)で上位順位を得た者を上位とする。
なお、当該部門の最終戦に参加しなかった場合は、有効 得点のうち最終戦により近い競技会において高得点を得た 者を上位とする。
� .上記�および�の方法によっても��が出ない場合は、 同順位とする、ただし、下位の者の順位は繰り上げない。
�)�位が複数の場合��位、�位、�位、�位
��������
日本カート選手権保持者として認定された者に対して、JA Fが別に定めた「JAFモータースポーツ賞典規定」による賞 典を与える。
全日本選手権は国内格式以上、地方選手権は準国内格式以上、 ジュニア選手権競技会は準国内格式以上とし、夫々の選手権と して申請された競技会の中からJAFが認定したものに対して のみタイトルの使用が許可される。
JAFは競技会終了後、選手権競技会としての要件を満たさ なかったと判断した場合には、当該競技会を選手権から除外す る場合がある。
������������
日本カート選手権競技会のカレンダー登録は、別に定める 「JAFカートカレンダー登録規定」による。
JAFは、オーガナイザーが本規定およびJAFによる付帯 条件等を遵守することを条件として、日本カート選手権競技の 組織許可を与える。
日本カート選手権競技会のカレンダー登録が認められた者は、 開催日の�����でに所定の書式により当該競技会の組織許 可申請書類をJAFに提出すること。
オーガナイザーは、国内競技規��−��に���競技会開催 日の�日��でに参加者��の�しをJAFに提出すること。
日本カート選手権競技会にはJAFからオブザーバーを派遣 する場合がある。
日本カート選手権競技会の参加台数は、当該競技開催場所の パドック、駐車場の面積によりJAFが参加台数を制限する場 合がある。
オーガナイザーは、国内競技規則����に基づき、参加申� の拒否を行った場合は、速やかにその理由を付してJAFに報 告すること。
����������������������
オーガナイザーは、日本カート選手権競技会を延期または中 止とする場合、開催�定日の��月前(��地変またはこれに 準ずる理由があるときを除く)までに、JAFに理由を付して 届出を行い、承認を受けたうえ、必要な公示を行うこと。
正当な理由がなく、認定された日本選手権競技を中止または 開催を行わなかったオーガナイザーに対しては、次年度の日本 選手権競技の開催を認めない。
� .日本カート選手権競技に適用される規則に違反した者に 対し、JAFは罰則を課する場合がある。
� .年齢、ライセンス等、出場資格に制限のある日本カート 選手権競技で、その資格に違反してエントリーしたことが 競技会開始後に判明したドライバーについて、JAFは当 該年度の選手権の全得点を無効とする場合がある。
�����������
やむを得ない事情により、本規定を適用できない場合はJA Fがその処置を決定する。
記の何れかの実績を満たし、かつJAFによって特に認め られた者。
(�)当該年の前年の地方選手権シリーズ(地域・コー ス)のFS-���部門で��以内となった者。
(�)当該年の前年のジュニアカート選手権シリーズの F��Jr部門で��となった者。
� .東西統一競技会(東西統一競技会の構成については、第 ��条�「競技の構成」参�)FS����部門:
�)当該年の東地域、西地域(第��条�「地域��」参�) 夫々で開催された全日本選手権の地域シリーズ競技会の 何れかの部門に出場した実績を有する者。
�)出場できる部門は、ドライバーが当該年に出場した部 門に限定する。
���������
全日本選手権を開催するオーガナイザーは、以下の条件を満 たしていること。
� .カレンダー登録申請締切日前にJAFによって開催され る「全日本カート選手権カレンダー登録申請に係る説明会」 に出席すること。
※開催日時、開催場所等の詳細は別途公示される。
� .カレンダー登録申請時点で過去に単独で準国内格式以上 の公認競技会を��以上(内��以上の国内格式競技会を 含む)開催した実績を有する加盟または公認カートクラブ、 若しくは公認カートコース団体とする。
���������
全日本選手権競技は、JAF国内カート競技規則とその付則、 本規定、全日本カート選手権統一規則および競技会特別規則が 適用される。
���������
全日本選手権に参加が認められるカート競技車両は、「JA F国内カート競技車両規則」の第�条に定める第��競技車両 に限定し、各部門により以下の通りとする。
� .KF部門:
JAF国内カート競技車両規則第��条に定めるKF�車 両とする。
� .FS����部門:
JAF国内カート競技車両規則第��条に定めるFS� ���車両とする。
���������������
全日本選手権競技に出場するドライバーは、各部門毎に以下 の条件を満たしていること。
ドライバーが出場できる地域および参加部門は何れかの地域 ならびに部門に限定され、シリーズの途中で変更することはで きない。
� .KF部門:
�)国際�ドライバーライセンス以上の所持者。
�)国際Cおよび国内Aドライバーライセンス所持者につ いては、下記の何れかの実績を満たす者。
(�)当該年の前年の全日本選手権のKF�部門または KF�部門に出場した実績のある者。
(�)過去の全日本選手権SuperKF部門あるいは KF�部門で、年��合��が���以内であった者。
(�)当該年の前年の全日本選手権FS����部門で、年 ��合��が���以内の者。
(�)JAFによって特に認められた者(海外での実績 等)。
� .FS-���部門:
�)国内Aドライバーライセンス以上の所持者
�)ジュニアAまたはジュニア国際ドライバーライセンス所 持者(満���以上または当該年に満���となる 者)で、下
全日本選手権の開催場所は、カレンダー登録申請時点で同選 手権開催に有効なコース許可証を所持している公認カートコー スであること。KF部門の開催場所については、以下のいずれ かの条件を満たした公認カートコースとする。
� .現行(または過去に)国際格式を取得しているカートコ ース。
� .全日本選手権東西統一競技会を開催した実績を有するカ ートコース。
� .JAFが特に認めたカートコース。
�����������������������
全日本選手権の開催場所は、カレンダー登録申請時点で 同選手権開催に有効なコース許可証を所持している公認カ ートコースであること。KF部門の開催場所については、 以下の基準の内���以上の条件を満たした公認カートコ ースとする。
� .全�:������以上(�009年4月1日以前に公認されたコ ースは������)
� .スタート/フィニッシュラインが設定される直線路: ����以上
� .スタートラインから第�コーナーまでの直線路:��� 以上
� .全日本選手権は、�則として�コース�競技会開催とす る。
� .JAFは、全日本選手権KF部門としてオーガナイザー から申請された競技会の中から、�競技会以上�競技会以 内の競技会を選手権競技会として認定する。
� .JAFは、全日本選手権FS����部門としてオーガナ イザーから申請された競技会の中から、東地域、西地域夫 々�競技会以上�競技会以内の競技会を選手権競技会とし て認定する。
� .KF部門��競技会およびFS����部門東西統一競技 会は、同日開催とし、オーガナイザーからの申請に基づき、 JAFが指定し、認定する。
�������������
全日本選手権競技会における����会は��で構成し、�
���長および������はJAF��とする。
�����������������
��.KF部門
�)地域区分:�けない。
�)競技の�成:KF部門は�競技会��ース制とする。
��.F�����部門
�)地域区分:東地域および西地域の�つの地域シリーズ
東西統一競技会は、�つの地域シリーズ��後、開催 される。
東地域:北海道、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島、 新潟、長野、山梨、群馬、栃木、茨城、埼玉、
東京、神奈川、千葉
西地域:静岡、富山、石川、福井、岐阜、愛知、三重、
大阪、兵庫、滋賀、京都、奈良、和歌山、岡山、 鳥取、島根、広島、山口、香川、徳島、高知、 愛媛、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、 鹿児島、沖縄 �)競技の�成:�競技会��ース制とする。
各部門毎に以下の通り得点が与えられる。ただし、競技会出 場台数に応じて下表aの通り得点の対象となる順位が制限され る。
ドライバーは、年�の各競技会を通じ、���条の規定に合� する同一部門の車両であれば異なる車両で参加しても得点が加 算される。
前年の全日本選手権の各部門�位から��位の者に対して、順 位と同一の競技番号を与える。これを適用できない場合、ドラ イバーの実績を勘案し、オーガナイザーが競技番号を指定する。
なお、前年の全日本選手権の各部門で�位から��位とな�た 者以外はこの競技番号を使用することはできず、この者が不出 場の場合、当該競技番号は空番号となる。
��������������
��.KF部門については、当該年に��以上の�ースが開催 されなければ、全日本選手権は成立しない。
��.F�����部門については、���条に定める東�西何れか の地域で当該年に����以上の競技会が開催されなけれ ば、全日本選手権は成立しない。
���������
地方選手権競技は、JAF国内カート競技規則とその付則、 本規定、地方カート選手権統一規則および競技会特別規則が適 用される。
地方選手権に参加が認められるカート競技車両は、「JAF 国内カート競技車両規則�の��条に定める���競技車両に 限定し、各部門により以下の通りとする。
��.��ー�ュラ�ストン�(F���)部門:
JAF国内カート競技車両規則���条に定める��ー� ュラ�ストン�(F���)車両とする。
��.��ー�ュラ�ストン�(F���)部門:
JAF国内カート競技車両規則���条に定める��ー� ュラ�ストン�(F���)車両とする。
��.��ー�ュラスー�ー�(F���)部門:
JAF国内カート競技車両規則���条に定める��ー� ュラスー�ー�(F���)車両とする。
��.��ー�ュラスー�ー���(F�����)部門:
JAF国内カート競技車両規則���条に定める��ー� ュラスー�ー���(F�����)車両とする。
��.��ー�ュラ���(F���)部門:
��.KF部門、F�����部門得点��表は表�①と�によ る。
��.F�����部門東西統一競技会の得点は得点��表�① の����とする。
��.KF部門シリーズの順位は各競技会で獲得した得点のう ち、高い得点の順に選手権として成立した�ース数の��� (小数点以下四捨五入)を集計し、その得点合計により決 定する。
得点対象となる�ースがKF部門においては��に満たな い場合は、全得点を合算する。
��.F�����部門のシリーズの順位は各地域での競技会お よび東西統一競技会で獲得した得点のうち高い得点の順に 選手権として成立した�ース数の���(小数点以下四捨五 入)を集計し、その得点合計により決定する。
得点対象となる競技会が��に満たない場合は、全得点を 合算する。
表�(�����������)
①決勝結果成績に付す得点
��選結果成績に付す得点(��位まで)
JAF国内カート競技車両規則���条に定める��ー� ュラ���(F���)車両とする。
���������������
地方選手権競技に出場するドライバーは、各部門毎に以下の 条件を満たしていること。
なお、一つの競技会における同一ドライバーの参加できる部 門は一部門のみとする。
��.F����F����F����F�����部門 �)国内Bドライバーライセンス以上の所持者。
�)ジュニアAまたはジュニア国際ドライバーライセンス 所持者(満���以上または当該年���になる 者)で、下 記の何れかの条件を満たす者。
(�)当該年の前年ジュニア選手権競技会に出場した実 績のある者。
(�)参加���点において������以内にク�ーズ ド��以上の競技会に��以上出場した実績(ラ イセンス取得後の実績)のある者。
�)���条�.�)に定める地域シリーズとして開催される F���部門は、満���以上の国内Bドライバーライセ ンス以上の所持者とする。
国内Bドライバーライセンス以上の所持者。
地方選手権を開催するオーガナイザーは、下記の何れかの条 件を満たした加盟または公認カートクラブ、若しくは加盟また
は公認カートコース団体とする。
� .カレンダー登録申請時点で過去に単独で制限付格式以上 の公認競技会を��以上開催した実績を有する者。
� .上��を�たしていない場合は、過去に全日本選手権競 技会を��以上開催した実績のある�ラ��し�は団体と の共催により開催することをJAFが認めた場合。
地方選手権の開催場所は、カレンダー登録申請時点で同選手 権開催に有効なコース許可証を所持している公認カートコース であること。
F�−�部門の開催場所に�いては、���カートコース (準国内)に限定する。
� .FP−��FP−��F�−��F�−���部門 �)地方選手権(FP−��FP−��F�−��F�− ���部門)は、�����に定めるシリーズ毎に����で 規定する�部門から、�れか�部門以内をオーガナイザ ーが選択し、JAFに申請する。
�)JAFは、地方選手権(FP−��FP−��F�− ��F�−���部門)として申請された競技会の中から、 東地域、西地域(�����「地域区分�参�)および各 カートコース毎に���競技会以上�競技会以内の競技 会を選手権競技会として認定する。
� .F�−�部門
�)地方選手権(F�−�部 門)は、�����.�)に定め るシリーズ毎にオーガナイザーが選択し、JAFに申請 する。
�)JAFは、地方選手権(F�−�部門)として申請さ れた競技会の中から、各カートコース毎にそれ�れ�競 技会以上�競技会以内の競技会を選手権競技会として認 定する。
�������������
地方選手権競技会における審査委員長は、オーガナイザーが 「���のオフ�シ��ライセンス所持者�たは��ス�ート ライセンス所持者の中から選出しJAFの承認を受けた者とす る。なお、JAFが特に指名する場合もある。
他の審査委員はオーガナイザーが指名した者をJAFが承認 する。
� .地域区分:
�)東地域:���、��、��、�手、山�、宮城、
福島、新潟、長野、山梨、群馬、栃木、茨城、
埼玉、東京、神奈川、千葉
�)西地域:�岡、�山、�川、福�、��、愛知、��、
大阪、兵庫、滋賀、京都、奈良、和歌山、
岡山、鳥取、島根、広島、山口、香川、徳島、 高知、愛媛、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、 宮崎、鹿児島、沖縄
� .競技の構成:
地方選手権は、�の��のシリーズから構成される。
�)地域シリーズ:
地域シリーズは、全日本選手権競技会との併催により、 ���の東地域および西地域の��の地域シリーズとし て構成する。この場合の呼称は、当該地域名(東地域、 西地域)を付す。 �)コースシリーズ:
コースシリーズは、���たは�数のカートコースに おいて��のシリーズを構成する。この場合の呼称は、 開催されるカートコース名を付す。
�����得点��
� .各シリーズの各部門毎に以下の通り得点が与えられる。
ただし、出場台数に応じて下表aの通り得点の対象となる 順位が制限される。
� .ドライバーは、��を通じて����の異なるシリーズに 出場することができる。出場するシリーズ毎に���の� に規定する部門を任意に選択することができる。
� .ドライバーは、��の各競技会を通じ、����の規定に 合致する車両であれば異なる車両で参加しても得点が加算 される。
表a(得点対象)
FP−��FP−��F�−��F�−����F�−�部門: 得点基準は表bによる。
得点合計の対象となる競技会は、選手権競技会として開 催されたシリーズ毎の当該部門競技会の合計数の���(� 数点以下四捨五入)とし、その得点合計によりシリーズ順 位を決定する。
ただし、開催された競技会の合計数が�競技会に�たな い場合は、開催されたシリーズ毎の当該部門競技会のレー スのすべてが得点合計の対象となる。 表b(F����F����F����F������F�����) ������������
��の当該地域の地方選手権の各部門�位の者に対して、順 位と同一の競技番号を与える。これを適用できない場合、ドラ イバーの実績を勘案し、オーガナイザーが競技番号を指定する。 同競技番号は、シリーズ�位を得た地域ならびに当該部門での み使用が認められ、他地域ならびに他部門での使用は認められ ない。
なお、���位とな�た者以�はこの競技番号を使用するこ とはできず、この者が不出場の場合、当該競技番号は空番号と する。
����に定める�れかのシリーズで、����に定められた各 部門の競技会が当該��で����以上開催されなければ、当 該シリーズは成立しない。
ジュニア選手権競技は、JAF国内カート競技規則とその付 則、本規定、ジュニアカート選手権統一規則および競技会特別 規則が適用される。
ジュニア選手権に参加が認められるカート競技車両は、「J AF国内カート競技車両規則�の���に定める���競技車 両に限定し、各部門により以下の通りとする。
� .フォーミュラピストンジュニア(FP−Jr)部門: ����に定めるフォーミュラピストンジュニア(FP− Jr)車両とする。
� .フォーミュラピストンジュニアカデット(FP−Jr
Cadets)部門:
第��条に定めるフォーミュラピストンジュニアカデット (FP−JrCadets)車両とする。
ジュニア選手権競技に出場するドライバーは、以下の条件を 満たしていること。
ドライバーが出場できる地域は東地域または西地域(第��条 ��地域区分�参照)何れかに限定され、シリーズの途中で変 更することはできない。
� .フォーミュラピストンジュニア(FP−Jr)部門
�)ライセンス
ジュニアドライバーライセンス所持者とする。
ただし、ジュニアBカートドライバーライセンス所持 者は、参加申込時点において、ライセンス取得後クロー
ズド��以上の競技会に��以上出場した実績を有する こと。
�)年�制限
���(���の��日を�える当該年)以上����満の 者。
なお、当該年に満���に�しても、一�ライセンスを 取得しなければ、その年のフォーミュラピストンジュニ ア(FP−Jr)部門に出場することが認められる。
�)東西統一競技会:
(�)当該年の東地域、西地域(第��条の��地域区分� 参照)夫々で開催されたジュニア選手権の地域シ リーズ競技会の何れかの部門に出場した実績を有 する者。
(�)出場できる部門は、ドライバーが当該年に出場し た部門に限定する。
� .フォーミュラピストンジュニアカデット(FP−Jr C adets)部門
�)ライセンス
ジュニアドライバーライセンス所持者とする。
ただし、ジュニアBカートドライバーライセンス所持 者は、参加申込時点において、ライセンス取得後クロー ズド��以上の競技会に��以上出場した実績を有する か、JAF公認カートコースにおけるスポーツ走行の経 �時�が��時�以上あり、その証�を有すること。
�)年�制限
���(���の��日を�える当該年)以上����満の 者。
なお、当該年に���に�しても、その年のジュニア選 手権競技に出場することが認められる。
�)出場できる地域シリーズは、東地域または西地域(第 ��条の��地域区分�参照)の何れかに限定され、シリ ーズの途中で変更することはできない。ただし、地域シ リーズとコースシリーズに重複して出場することは認め られる。
(�)当該年の東地域、西地域(第��条の��地域区分� 参照)夫々で開催されたジュニア選手権の地域シ リーズ競技会、またはコースシリーズ競技会に出 場した実績を有する者。
(�)出場できる部門は、ドライバーが当該年に出場し た部門に限定する。
ジュニア選手権を開催するオーガナイザーは、カレンダー登 録申請時点で��に��で�����以上の公認競技会を�� 以上(���以上の����競技会を��)開催した実績を有 する加盟または公認カートクラブ、若しくは加盟または公認カ ートコース団体とする。
���������
ジュニア選手権の開催場所は、カレンダー登録申請時点で同
選手権開催に有効なコース許可証を所持している公認カートコ ースであること。 ����������
� .ジュニア選手権は、コースシリーズとして開催されるフ ォーミュラピストンジュニアカデット(FP−Jr Cad ets)部門を除き、原則として�コース�競技会開催と する。
� .JAFはジュニア選手権としてオーガナイザーから申請 された競技会の中から、東地域、西地域および各カートコ ース�に夫々�競技会以上�競技会以�の競技会を選手権 競技会として認定する。
� .ジュニア選手権東西統一競技会の開催は、原則として、 全日本選手権東西統一競技会との併催とし、オーガナイザ ーからの申請に基づき、JAFが指定し、認定する。
コースシリーズを除くジュニアカート選手権競技会における 審査委員会は�名で構成し、審査委員長および審査委員�名は JAF派遣とする。
ただし、コースシリーズにおける審査委員長は、オーガナイ ザーが����のオフ�シ��ライセンス所持者または��ス パートライセンス所持者の中から選出しJAFの承認を受けた 者とする。なお、JAFが特に指名する場合もある。他の審査 委員はオーガナイザーが指名した者をJAFが承認する。
� .地域区分:
�)東地域:���、��、��、�手、山�、宮城、 福島、新潟、長野、山梨、群馬、栃木、茨城、 埼玉、東京、神奈川、千葉
�)西地域:�岡、�山、�川、福�、��、愛知、�重、 大阪、兵庫、滋賀、京都、奈良、和歌山、 岡山、鳥取、島根、広島、山口、香川、徳島、 高知、愛媛、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、 宮崎、鹿児島、沖縄
� .競技の構成:
ジュニア選手権は、�の�つから構成される。
�)地域シリーズ:
地域シリーズは、��� .の東地域および西地域の� つの地域シリーズとして構成する。
東西統一競技会は、上記の選手権競技会終了後、開催 される。
�)コースシリーズ:(FP−Jr Cadets部門のみ) コースシリーズ、�つまたは複数のカートコースにお いて�つのシリーズを構成する。この場合の��は、開 催されるカートコース名を付す。
� .選手権競技会として認定された各競技会において、出場 台数に応じて下表aの通り得点の対象となる順位が制限さ れ、下表bの通り得点が与えられる。
� .ドライバーは、年�の各競技会を通じ、第��条の�定に 合致する車両であれば異なる車両で参加しても得点が加算 される。
� .東西統一競技会の得点は得点基�表bの����とする。
� .地域シリーズの順位は東・西夫々の地域における得点お よび東西統一競技会で獲得した得点のうち、高い得点の順 に選手権として成�した競技会数の���(�数点以下四捨 五入)を集計し、その得点合計により決定する。得点対象 となる競技会が��に満たない場合は、全得点を合算する。 � .コースシリーズの順位は各競技会で獲得した得点のうち、 高い得点の順に選手権として成�した競技会数の���(� 数点以下四捨五入)を集計し、その得点合計により決定す る。得点対象となる競技会が��に満たない場合は、全得 点を合算する。
�������������������������� JAF発給のカート競技ライセンスはドライバーとエントラ ントに対するライセンスに分けられる。
上位のライセンスは下位のライセンスのすべてに有効である。
カート国際ライセンス:CIK−FIA国際ドライバーライ センス
CIK−FIA国際エントラントラ イセンス
カート国内ライセンス:JAF国内カートドライバーライセ
ンス
JAF国内カートエントラントライ センス
� .CIK−FIA国際ドライバーライセンス:
国際、準国際およびJAFの公認するすべての競技会に有 効であるが、所持するライセンスの等級により参加できる車 �および競技会は��が��される。
� .JAF国内カートドライバーライセンス:
JAFの公認するすべての競技会に有効であるが、所持者 の年令および所持するライセンスの等級により参加できる車 �および競技会は��が��される。
ライセンス種別
ジュニアB (10〜11歳まで)
ジュニアB (12〜14歳まで)
有効な車両のクラス、競技会
FP-JrCadets車両によるジュニアの準国内以下の競技会
ジュニア準国内以下の競技会、およびすべての制限付以下の 競技会。ただし、��種�ースにおけるFC-2、KZ2、KZ1、 Superkartを除く。
※日本カート選手権競技会については、別途定める日本カー ト選手権規定が適用される。
に対して、翌年も本ジュニア選手権の同一部門同一シリーズに 出場する場合には、順位と同一の競技番号を与える。
���������������
� .��シリーズについては、第��条�に定める����れ �の��で、第�条�に定めるフォーミュラピストンジュ ニア(FP−Jr)部門、フォーミュラピストンジュニア カデット(FP−Jr Cadets)部門毎に、競技会が 当該年�に����以上開催されなければ、その部門のジ ュニア選手権は成立しない。
� .�ースシリーズについては、競技会が当該年�に��以 上開催されなければ、その部門の当該ジュニア選手権は成 立しない。
�����������
本規定は、����年���日より��する。
�������� � .(略) � .以下のクラスに参加しようとするドライバーは、カートド ライバーライセンス国内B以上の所持者とする。
ジュニアA
ジュニアの国内以下の競技会、およびすべての準国内以下の 競技会。ただし、��種�ースにおけるFC-2、KZ2、KZ1、 Superkartを除く。 ※日本カート選手権競技会については、別途定める日本カー ト選手権規定が適用される。
CIK-FIA公認のジュニア国際競技、および��種�ースにお けるFC-2、KZ2、KZ1、Superkartを除くJAF公認のすべ ての国内以下の競技会。ただし、JAFにより特別に認められ た者は、国際競技会に参加できるが、国際競技会の世界選手 権・カップ等に出場した者は、その後のジュニアの競技会に参 加することはできない。 ※日本カート選手権競技会については、別途定める日本カー ト選手権規定が適用される。
ジュニア国際 準国内以下の競技会。 国内B すべての国内以下の競技会。
国内A ��ープ�の国際競技(KF4、KF3、KF2、KZ2)およびす べての国内以下の競技会。
国際A
国際C および国際B ��ープ�の国際競技(Superkart、KF1、KZ1)およびす べての国内以下の競技会。 ※��ープ�のCIK-FIA選手権・カップ等に参加する場合、国 際Aが必要。
※ 別途定める日本カート選手権規定第22条に合致したジュニ アAおよびジュニア国際ドライバーライセンス所持者につい ては、国内格式で開催される全日本選手権に参加することが できる。 � .�� .(略) ��������(略)
�������� (略)
カートライセンス発給規定の一部改正について
カート競技会参加に関する規定の一部改正について
2013ROTAXMAXFESTIVAL
2013APG CUP第5戦
スーパーカートナショナル選手権
格式A−国際/C−国内/D−準国内/E−制限付 ●太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは8月20日までに本部にて受付したものです。
FS-125 E フェスティカサーキット (0282-25-1500)
FS-125 D APG(0550-75-6138)
FC-2リブレ D E VICIC(0465-83-4702)
FC-2リブレ
13日
19日
2013トヨタSLカートミーティングSUGOカートレース
2013HARUNACUPKARTRACERd6
2013年全日本カート選手権KF1部門第9戦
2013年全日本カート選手権KF2部門第5戦
2013年全日本カート選手権FS-125部門東西統一
競技会
2013年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FPJrCadets部門東西統一競技会
KARTRACEIN SUZUKA
FS-125 E SSC(0224-83-3111)
13日 榛名モータースポーツランド
HMSL(0279-54-8199)
SMSC(059-378-3405)
FS-125 D
20日
2013トヨタSLカートミーティングカートソレイユ最上 川シリーズ第5戦
27日 11(NOV)
スーパーカートカップ富士チャンピオンシリーズ 11月 2日
FP-Jr,FP-JrCadets C D
KF1,KF2,FS-125
鈴鹿サーキット国際南コース
FS-125 E AKC.S(0234-43-3390)
FS-125 D TKR(0564-63-0840) 2013TOYOTASLカートミーティング 幸田シリー ズ 第5戦
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
カートソレイユ最上川
幸田サーキットYRP桐山
NTC CUPRd5
FS-125 D NTC(0436-36-3139)
新東京サーキット
3日 富士スピードウェイ
WAKO'Sスーパーカートカップ第7戦
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
3日 スポーツランドSUGO西コース
FS-125 E SSC(0224-83-3111) 2013トヨタSLカートミーティングSUGOカートレース シリーズ第6戦
17日 榛名モータースポーツランド
24日
24日
2013HARUNACUPKARTRACERd7
2013APG CUP最終戦
2013瑞浪ROTAXMAXCHALLENGEシリーズ
FS-125 D HMSL(0279-54-8199)
24日 オートパラダイス御殿場
FS-125 D APG(0550-75-6138)
FS-125 D E フェスティカサーキット (0282-25-1500)
FS-125
フェスティカサーキット瑞浪
WAKO'Sスーパーカート岡山国際シリーズ第6戦 30日 〜12月1日
FCリブレ D E SMSC(059-378-3405)
FS-125
2013鈴鹿選手権シリーズ第7戦 カートレース IN SUZUKA 30日 〜12月1日 岡山国際サーキット
FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)
鈴鹿サーキット国際南コース
鈴鹿クラブマンレースは、第4戦を今季初のフ ルコースを舞台として、7月6〜7日に開催された が、梅雨明け直前の中部地方は、両日ともに猛暑 に見舞われ、ドライバー、マシンともに厳しい状 況を課せられてのレースとなった。
多くの遠征ドライバーを集めたスーパーFJは、 前回デビューウィンを達成した橋本陸選手が、ま たしてもポールポジションを獲得。これにコンマ 1秒差で、もてぎから初遠征のポイントリーダー、
久保凛太郎選手が続く。
前回はスタートから逃げた橋本選手ながら、今 回の決勝は対照的な展開に。「エンジンがストー ルしかけて」出遅れてしまったこともあり、久保選 手の先行を許してしまうが、予選4番手からひと つ順位を上げてきた石坂瑞基選手とともに離れず
一瞬即発のトップ争いは6周めまで続いたが、7 周めに入って間もなく橋本選手がラインを乱し、 石坂選手が順位を入れ替えることに。そして、そ の間に久保選手は1秒半のリードを確保する。だ が、「逃げ切ろうと思ったら、ミスを連発してしま って」と後に反省の弁を述べる久保選手に、石坂 選手がファステストラップを記録して徐々に近づ いていく。最後のシケインでぴたりと背後につか れるも、辛くも逃げ切った久保選手は、もてぎで の連勝も加えて3連勝を飾った。
F4もまた前回、初優勝を飾っている川端伸太 朗選手がポールを獲得。2番手で西日本シリーズ 初参戦の山下健太選手に対しても、コンマ8秒も の差をつけ、決勝でもオープニングラップのうち に、後続を1秒近く離して独走態勢に。2番手には 予選からひとつ順位を上げた栗原正之選手がつく
も、なんと3周めにスピンを喫し、そこに山下選 手と3番手を争っていた石川京侍選手が激突!回 収のため、3周に渡ってセーフティカーが入る。 せっかくのリードをふいにした川端選手ながら、 「また引き離せばいいと思ったら、楽になりまし た」と、リ・スタートでこそ山下選手に迫られたが、 しっかりと凌いだ後は、そのまま差を広げること に。川端選手はこの2連勝で、ランキングのトッ プにも躍り出ている。3位は西日本シリーズ初参戦 の加藤智選手が獲得した。
1.300km耐久レースの総合優勝は、RSクラスの堀田誠/阪 口良平組が獲得。阪口選手は昨年に続く連勝を飾った。2. 耐 久RSクラス2位は米谷浩/下垣和也/山本すばる組が獲 得。3.F4の2位は、西日本シリーズに初参戦の山下健太選 手が獲得。4. 耐久RSクラスの大原学/甲野将哉/島澤隆彦 組は3位でフィニッシュ。5.F4東日本シリーズから遠征の加 藤智選手が3位を獲得。6. 総合4位までを占めた耐久RSク ラスの表彰台の皆さん。7.F4表彰台の皆さん。
猛暑の西日本F4は川端伸太朗選手が連勝!
8. 耐久CSクラスの田﨑貴英/金谷真吾/綾真則組は予選4番手 から2位を獲得。9. 耐久FFCクラスの2位は梅本淳一/坂本由紀 子/田中拓矢組がゲット。10. 耐久ST-IIクラスは大住拓/高橋太 一組が優勝。11. 耐久NEクラス1位の山中信哉/山野直也組は総 合5位にも入った。12. 兵頭信一/靑合正博/長野賢也組S2000 が耐久ST-IIIクラスを制した。13. 逆転で耐久FFCクラスを制した 伊藤英行/窪田俊浩組。14. 耐久CSクラスは総合6位となった植 田正幸/石川京侍組が制した。15. 大嶋俊一/脇田一輝組は耐久 FFCクラス予選6番手から3位入賞を果たした。16. 耐久CSクラ スの3位は松木勇人/岩本智樹組が獲得。
レースウィークのファイナルとなったのは、恒 例の300km耐久レース。5クラス混走で45台も のエントリーがあった。ポールを獲得したのは RSクラスの堀田誠/阪口良平組で、とりわけ阪 口選手は2番手すら3秒離す、圧倒的なタイムを 叩き出す。それでいて予選の後にリアのダンパー が抜けていたことが発覚したというから、完調だ ったら、さらに差をつけていた可能性も。当然、 決勝でも他を圧するが、堀田選手が走行中にリア
ブレーキからの振動を訴え、予定外のピットスト ップ。しかし交代した阪口選手が「コーナーの進 入でブレーキを残さないようにして」そのトラブル に対処。全車を周回遅れとする圧勝になった。
この阪口選手のハイペースに戸惑ったチームも、 少なからずあった。レース中4回のピットストッ プが義務づけられているのだが、最後の1回を行 う前にチェッカーを振られてしまったからだ。
今回、最多となる17台を集めたVITA-01によ るクラブマンスポーツクラスに挑んだ、森山鉄也 /苅谷伊組もそのひとつ。片岡龍也選手を擁して、
17.S-FJ石坂瑞基選手は終盤の猛チャージも実らず、2位でフィニ ッシュ。18.S-FJを制したのは遠征組の久保凛太郎選手。19.S-FJ 表彰台の皆さん。20. ポールから連勝を狙ったS-FJ橋本陸選手だ ったが3位に終わった。21. フォーミュラEnjoyは山下博選手が連 続ポール・トゥ・ウィンを飾った。22. ヴィッツレースの2位は峯 幸弘選手が獲得。23. 奥田忍選手はフォーミュラEnjoyで2位入 賞。24. フォーミュラEnjoyの中根邦憲選手は5番手スタートから 3位入賞。25. 渡辺圭介選手はヴィッツレースの3位を獲得。 26.44台が競ったヴィッツレースは桜谷孝明選手が制した。
ほとんどの周回を託す奇襲作戦に出るが、ほんの 数分が足りず、失格の憂き目に。逆に序盤のうち に、しっかり義務のピットストップを重ね、終盤 は走りに専念し、優勝を掴み取ったのは、植田正 幸/石川京侍組だった。
FCJやF4に出場し、フォーミュラ以外の車両 では初レースとなる石川選手は「クルマが大きい んで、ぶつかるんじゃないかと心配でしたが(笑)、 そういうこともなく、楽しんで走れました」と、 VITA-01の乗り味を堪能した様子。4台のRS、そ して1台のネオヒストリックに次ぐ、総合6位も 獲得した。
そして、総合10位に入ってFFチャレンジクラ スの優勝をさらったのは、伊藤英行/窪田俊浩組。 かつてFJ1600に出場し、数年前にレースに復帰 した窪田選手だけに、「“おめでとうございます!” なんて、レースで言われたのは10何年ぶりです。 やっぱりレースはやめられません」と苦笑い。そし て総合11位はスーパーツーリングクラスIIIで優 勝の、兵頭信一/青井正博/長野賢也組が獲得 した。
2013年JAF北海道ダートトライアル選手権第8戦 2013年JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリーズ第8戦 2013年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ第8戦 2013年JMRCオールスター選抜第8戦 EZO DIRT 2013[JAF公認No.2013-8509] 開催日:8月25日 開催場所:新千歳モーターランド ダートトライアルコース 格式:準国内 主催:EZO[クラブ登録No.加盟01086] フォト/加藤和由 レポート/JAFスポーツ編集部
全10戦で王座を競う北海道のダートトライア ルはシリーズも大詰めの第8戦を迎えた。8月25 日、新千歳モーターランドで開催された今回の一 戦は慣熟歩行直前まで雨が降っていたことで、路 面はウェットでスタート。しかし、第2ヒートが始 まる頃には水も掃け出して路面が好転。2本めに好 走を見せたドライバーたちが勝利を掴み獲った。
ジュニアシリーズのJ1クラスでは、ここまで参 戦した4戦中、3戦で2位という高山繁シビックが 待望の今季初優勝。「今回のレイアウトが、若い人 はあまり走ったことのない奥の方を使ったので、経
験がある分、有利でしたね」と勝因を振り返った。
J2クラスは阿部隼人選手が4勝めを挙げ、王 座に大きく近づいた。「自分のエボIIはパワーはな いけど、早めにハンドルを切って姿勢を決めれば、 高いコーナーリングスピードが維持できる。今年 はクルマに合わせた丁寧な走りを心がけているの も結果に繋がってますね」と好調の理由を語った。
地区戦の新クラス、H1.5+PNクラスはコルトを 駆る永井秀治選手が優勝。「2本めではワダチを 避けてスタートして、1コーナーまで誰も使ってい ないラインを取ったのが効きましたね」と直前の 慣熟歩行でのチェックを活かして勝利に繋げた。
大事なホームコースの一戦に風邪をひいた身を 押して出場、第1ヒートは3位となったNSA2ク
ラスの冨田正美選手。この日勝たないと王座が遠 のく崖っぷちの状況で、周囲の心配をよそに第2 ヒートで挽回し、逆転優勝を果たした。
「攻めようとするあまり、いつもブレーキが遅く なりがちだったんですけど、今日は高速コーナー の進入でブレーキを早めに終わらせるようにした ら、いつもより手前からアクセル全開で抜けられ たんです。新発見でした(笑)」と、快心の走りで 勝利とともに大きな手応えを掴んだ様子の冨田選 手。この日2位の島部亨選手、3位の古沢聖樹選 手との三つ巴のチャンプ争いは、シリーズを最後 まで盛り上げてくれそうだ。
1.J2クラスは阿部隼人選手が圧勝した。2. 山田将崇選手は SA1クラスの3位を獲得。3.J1クラスの鈴木直弥ミラージュ は3位入賞を果たした。4. 熊谷和幸RX-7はRWDクラス1位 を獲得。5.J2クラスの2位は長谷川善一選手が獲得。6.J1 クラス池下和孝インテグラは2位に甘んじた。7.H1.5+PN1 クラスは永井秀治選手が今季4勝めをゲット。8. 後藤恵司選 手はSA1クラスで4位を獲得。9.J1クラスの4位は吉川喜恵 美ミラージュ。10.NSA1クラスは和田誠選手が2連勝。 11.NSA2クラスの古沢聖樹選手は3位入賞。12. 稲村幸治 選手はN1クラスの3位を獲得。13.N1クラスの中澤昌彦選 手は今季2勝めを果たした。14.NSA1クラスの2位は中村慎 一選手が獲得。15.H1.5+PN1クラスの萬樹一朗選手は0.26 秒及ばず、2位となった。16. 今田恭嗣選手はN1クラスの2 位入賞。17.NSA2クラスで見事な逆転優勝を果たした冨田 正美選手。18. 川口昭一選手はSA1クラスで2位入賞。 19.NSA2クラスの2位は島部亨選手。20.J1クラスは高山 繁シビックが今季初勝利を獲得。
2013年JAF中四国ラリー選手権第3戦 2013年JMRC中国・四国ラリーシリーズ第3戦 四国のてっぺんDCRラリー2013in嶺北[JAF公認No.2013-7014]
開催日: 8月3日 開催場所: 高知 格式: 準国内 主催: D.C.R[クラブ登録No.加盟38009] レポート&フォト/JAFスポーツ編集部
中四国ラリー選手権、夏恒例の一戦と言えば高 知で開催されるてっぺんラリーだ。今年も8月3 日の土曜日、1DAYラリーとして開催された。
ラリーはセクション1でSSを下見できるロー アベのラリー区間を設けてレッキ的な意味合いを 持たせ、SSはグラベルが2カ所、舗装を1カ所用 意。それぞれ2回ずつ走るミックスラリーとした。 セクション1はグラベルのみで、舗装はセクシ ョン2の最後2本の設定だが、その直前でのサー ビスでタイヤ交換が認められている。ここで硬質
路用のダートタイヤやスポーツラジアルに変更し たクルーも多かったようだ。
Cクラスは、優勝候補の本命、渡部洋三組が 上野耕二組に4秒差をつけてセクション1を首位 で折り返すが、セクション2、今回初めて使用し
2秒差まで詰めて最後の舗装ステージへ。ともに 山なしのラリータイヤで勝負に出た。 「今回は足回りを変えてきたんだけど、ダートよ り舗装の方が乗りやすかった」という渡部組はここ で貫録の連続ベスト。対する上野組は「2本ともフ ルターンの所でミスしてしまったのが痛かった」と 逆転は果たせず。渡部組が4秒差で逃げ切った。
12台が参加したBクラスは優勝候補の一角、 九州の大ベテラン、山岡信雄組がSS2で駆動系 トラブルでリタイヤという波乱の幕開けに。セク
ション1をトップで終えた白形利文組も、SS3で 不調を来たしたミッションがSS4で音を上げて戦
FCクラスはベテランの平尾高王/和田善明組が中村亮介組 をセクション2で引き離して優勝。
こうなれば、やはりラリーはこのクラスのトッ プランカー、田口盛一郎組のものに。SS2では、 禁断のバックギアで出遅れるも、セクション2は 4連続ベストで上がり、快勝した。
「今年からラリー始めたうちの若手(19番ゼッケ ンの川本圭祐選手)に負けるわけにはいかないの で最初から全開で行きました(笑)。ミラージュは 10年くらいショック変えてないクルマだけど、限 界は使い切ったかな」と田口選手。セッティング テストを兼ねて参戦の全日本ドラ、山口貴利ブー ンが2位に入賞した。
1.Cクラスは渡部洋三/井関美貴組が上野組の追撃をかわして優勝。2. 今回のラリーも自然との交流が楽しめる「白滝の里」がス タート&ゴール会場に。3. 野間航太郎組はB5位に入賞。4.Cクラス西隆司組は5位入賞。5. 九州の大津康孝組はC4位でゴー ル。6. 長江修平組はC6位入賞。7. 近畿の関根康生組はB4位に入賞。8.Aクラスは寺川和紘/石川美代子組が8連続ベストの 快走を見せて優勝。9.Aクラス入賞の皆さん。10.FCクラス入賞の皆さん。11.Bクラス1〜3位入賞の皆さん。12. 小西健太郎 組はB3位に入賞。13. 手塚清明組はSS4のミスが響いて3位に甘んじた。14.Cクラス1〜3位入賞の皆さん。15. 川本圭祐組 はB6位でゴール。16. 大橋正典組はC7位を獲得。17. 平田眞一組セリカはB7位でゴール。18. 今年からマシンチェンジの上野 耕二組はC2位に入賞。19. 全日本戦のテストを兼ねて参戦の山口貴利組はB2位でゴール。 20. 今回最多エントリーを数えたBクラスは、ベテラン田口盛一郎/原野雅子組がセクション2 でライバルを突き放して優勝を飾った。
2013 SUPER GT Round 5 第42回インターナショナル
開催日:8月17〜18日 開催場所:鈴鹿サーキット 格式:国内 主催:KSCC[クラブ登録No.公認28001]、 SMSC[クラブ登録No.公認24001]、㈱モビリティランド[団体登録No.公認13001] フォト/野澤廣幸 レポート/JAFスポーツ編集部
7月から新たに始まった注目のNゼロレース、 「GAZOO Racing 86/BRZレース」の第3戦が8 月17日、スーパーGTシリーズのサポートレース として開催された。
開幕戦で82台ものエントラントが集まり、話 題を集めたこのレースは、TOYOTA86「86 Raci ng」、SUBARU BRZ「RA Racing」というメーカ
DRIFT
ー生産の2車種によるナンバー付ワンメイク レース。人気のネッツカップ同様、改造範囲 は最小限にとどめて、腕が勝負のレースとす べく、イコールコンディションが図れている。
今年は11月2〜3日、ツインリンクもてぎ での最終戦まで全7戦が組まれ、北は十勝、南は オートポリスまで全国のサーキットを転戦する。 ネッツカップからのステップアップ組 をはじめ、Nゼロレースの名手達、プロ ドライバーも参戦、と参加者の層はと ても広い。
そんな中、過去2戦を制したのはス ーパー耐久や、アジア諸国のツーリン グカーレース、またポルシェカレラカ ップと様々なツーリングカーを乗りこ なしてきた山野直也選手。いずれも独 走で勝利と圧倒的な速さを見せてきた。
信輝選手。4. 左から2位阪口、優勝山野、3位谷口の各選手。
開幕戦に次ぐ大量エントリーとなった第3戦。 過去2戦はコンソレーションレースも行われた。
参加70台と28台もの予選落ちが生 まれたシビアな一戦となった今回も、 ポールポジョンからホールショットを
Drift Challenge 2013(ドリフトチャレンジ2013) JAF登録イベントシリーズ第1戦by RRC群馬[JAF公認No.2013-1382]
report
開催日:7月6日 開催場所:本庄サーキット 格式:準国内 主催:RRC群馬[クラブ登録No.加盟10025] フォト/友田宏之 レポート/JAFスポーツ編集部
奪うと一人旅で3連勝。谷口信輝選手との2位争 いを制した阪口良平選手がこのレースでは初の表 彰台をBRZにもたらした。打倒山野に挑むライ バル勢の奮起が次戦以降は期待されるところだ。 とんどなかったです」と健闘し評価は五分。決着は 先行と後追いが入れ替わる2本めに持ち越された。 注目の2本め。後追いの岡村選手は1コーナー で、「進入で4速に入っちゃったんです」とミス、 ドリフトを大きく戻してしまう。結局、このミス が評価に大きく響き、7対3でTKくらぶ選手がシ 第2戦は9月15日に関越スポーツランドで、10 月5日の第3戦と12月21日のフェスティバルは 本庄サーキットで開催される。初代チャンピオン の座を狙う多くのドライバーが集い、シリーズが 盛り上がっていくことを期待したいものだ。
86/BRZのNゼロレースは開幕戦から大人気! TKくらぶ選手がシリーズ初ウィナーに輝く!
クラブ情報大募集
JAFスポーツ誌では、現在「加盟」及び「準加盟」クラブの情報 を募集しています。モータースポーツを楽しむ上で必要不可欠なクラ ブへの加入。とはいえそのクラブの情報もなかなか得られない。そん な実情を踏まえ、このページでは、情報を頂いた各クラブの魅力を紹 介していきます。「加盟」及び「準加盟」クラブの皆さん、是非このペー ジを活用してください。
JAFホームページにて登録クラブ・団体のご案内をしています。是非ご覧ください。
★連絡先「JAFスポーツ編集部」TEL.03-5470-1712
各マークはクラブ員が参戦しているカテゴリーを表しています。
舗装系の多彩なカテゴリーで数多くのオフィシャル経験が積めるクラブ 4輪のピックレースをはじめ、多くのイベントを開催している東北を代表するサーキット のひとつ、『スポーツランドSUGO』。そこで開催される競技会のオフィシャルを中心になっ て担っているのがこのS.S.Cだ。SUGOの開園と同時に設立され、サーキットとともに歩 んできたクラブだが、前会長であるSUGOの高橋吉男モータースポーツ部長によれば、 「SUGOは日本のカート発祥の地。クラブで国際レースも誘致していたんです」とレーシン グカートの世界でも多くの実績を残してきた。現在は30代後半から40代のクラブ員が中 心。3月には規則の勉強会を行い、本格的なシーズンインに備えるという。「レース好きな 人達が集まっている和やかなクラブです。競技会の後の走行会を楽しみにしてるクラブ員 も多いですよ。東北のモータースポーツを盛り上げていきたいですね」と高橋部長。様々 なカテゴリーのオフィシャルを体験できることが、S.S.Cの大きなセールスポイントだ。 ●クラブの設立/1975年 ●代表者/大谷保志 ●クラブ員数/72名 ●入会資格/男女問わずモー タースポーツに興味があり、レース運営を一緒に頑張ってくれる方。 ●入会金及び年会費/入会金1,000 円。年会費1,000円。 ●クラブに入ることで得られる特典/各種ライセンス取得への補助、通常入園料無 料、特別イベント時入園料割引特典、クラブ走行会への参加、他。 ●主催する代表的な競技会/全日本 選手権スーパーフォーミュラ、スーパーGTシリーズ、JAF全日本カート選手権、JAF東北ジムカーナ選手権、 他。 ●主な定例活動行事/勉強会(年1回)、クラブ走行会(不定期)、他。 ●連絡先/〒989-1301 宮 城県柴田郡村田町菅生6-1 TEL 0224-83-3111 Eメール info@sportsland-sugo.jp ホーム ページ http://www.sportsland-sugo.co.jp/
中部地区を代表するラリークラブとして知られるのがチームシロキヤだ。昨年の全日本 ラリーJN3チャンピオンの眞貝知志選手や、今年はプラムレーシングからJN4クラスに参 戦する桑田幸典選手などトップラリーストを擁している。金子敏邦代表も1980年代に全 日本を転戦したラリースト。氏が営むSRS(シロキヤレーシングサービス)には日夜、クラ ブ員が訪れ、ラリー談義に華を咲かせている。現在も、10台を超えるクラブ員のラリーカー が活躍中のほか、ダートトライアルに参戦するクラブ員も多数と土系の趣が濃いクラブだ。 また今年で28回を数えるシロキヤラリーも中部の名物ラリーとして知られる。当然、クラ ブのメンバーは総動員でラリーを盛り上げるが、「オフィシャルの苦労を知っているという
のは選手の立場でラリーに参加する際にも大事なことだと思ってます」と金子代表。「好き で楽しむにもラリーを長く続けてほしいですよね。そのためにもクルマを壊さずに動かし 方を覚えてほしい。うちは眞貝のようないいお手本がいるので大丈夫です」(金子代表)。
●クラブの設立/1975年 ●代表者/金子敏邦 ●現在のクラブ員数/35名 ●入会資格/モータース ポーツが好きな方。 ●入会金及び年会費/入会金3,000円。年会費7,000円。 ●クラブに入ることで得 られる特典/ラリー・ダートトライアル競技に関する情報の入手、各個人へのドライビング講習、他。 ● 主催する代表的な競技会/『シロキヤラリー』(毎年秋開催) ●主な定例活動行事/ミーティング(毎月第1 土曜日)、練習会(不定期)、他。 ●連絡先/〒473-0908 愛知県豊田市宝町玉泉80-2 TEL 056528-6524 Eメール srs@hm.aitai.ne.jp ホームページ http://rt-shirokiya.cloud-line.com/
学生達が立ちあげたラリークラブはいまもワキアイアイの雰囲気 近畿地区でラリー、ダートトライアルを主催するクラブとして知られるホワイトオートク ラブは1979年の設立。ラリーを楽しんでいた大阪電気通信大学の現役の学生達が立ちあ げた。「まっさらなキャンパスから始めようということで決めました」(事務局を務める川村 康和氏)という、若者らしい自由さが溢れた発想がクラブのネーミングの由来だ。「初めは ラリーに参加するだけだったんですが、回りから主催もやってみないかと誘われて」(川村 氏)、ラリーの主催を大きな目標とすることに。1992年に念願の公認ラリー競技会を初め て主催した。長く京都府内をフィールドとしてきたが、2008年からは現在の和歌山県に 開催地を移して、アベレージラリーを主催し続けている。「クラブを作る前からメンバー同 士が友達だったんで、そういうワキアイアイとした雰囲気はいまでもありますね。クラブ員 の数は多くないけど、その分、コンパクトで動きやすいクラブです。特にラリーに関しては 主催からクルマ作りまでノウハウは持ってますのでモータースポーツを楽しめるよう導い てあげられれば」と川村氏。アットホームな雰囲気が好きな人にオススメだ。
●クラブの設立/1979年 ●代表者/田岡一浩 ●クラブ員数/17名 ●入会資格/18歳以上の者。 ●入会金及び年会費/入会金なし、年会費10,000円。 ●クラブに入ることで得られる特典/モータース ポーツに関する指導・アドバイス、ライセンス更新費用の負担、他。 ●主催する代表的な競技会/JMRC 近畿アベレージラリーシリーズ、JAF近畿ダートトライアル選手権 ●主な定例活動行事/ミーティング(不 定期)、懇親会(不定期)、他。 ●連絡先/〒576-0052 大阪府交野市私部2-12-3 TEL 072-8910679 Eメール kawa@dab.hi-ho.ne.jp
レポート/はた☆なおゆき フォト/吉見幸夫
学生時代のプロドライバー達と の出会いが、彼らに進むべき道 を指し示してくれた。まずは強 者が揃う鈴鹿クラブマンが彼ら にとっての最初の登竜門だ。
しかし、誰にも負けないのは、その やる気。何せ、自分達を取り上げてく れと、売り込んできたのだから。 二人は自動車専門学校の同期生。と のステップアップ一連の流れを叩き切て、現在に至っているわけだが、昨今もに小さい頃からのレース好きが嵩じなくても関西にはいないんで」(桂田)。レースしているのって、同じ世代で少経験がなくて、免許取ってからハコのじゃないですか。僕らみたいにカートス出て、というルートが確立しているを卒業して、その後メーカー系のレートをやって、フォーミュラのスクールくには、小さい頃からレーシングカー「今、若い人がステップアップしているぐらいの意気込みで挑んでいる。ないですけど、上り詰められるかと。る方々を相手に、どれだけ下克上じゃックやノウハウすべて持ち合わせてい高めで、長くレースやっていてテクニのシビックで走るレースに。年齢層が「だからこそ、このクラブマンレース ステップアップはもちろんしたいです ってくると思うんです」(脇本)。
リアは数戦のみで、表彰台に上がったるドライバーだ。ただし、レースキャ 経験はない。
チャレンジクラスに挑んでい
スの
ました」という。ームだったんで、の頃から憧れのチしかし、「中学生もらったんです。で手伝いをさせてインターンシップ専門学校在籍中に が、彼らのやる気に、より一層火をつライバーの一人に片岡龍也もいたことなっている」と、揃って語る。集うドれる話題のすべてが「自分たちの身に本も乗ったという次第。そこで交わさースに憧れていた同期生の誘いに、脇ます」と桂田。そして、同じようにレらい、今こうやってレースができていそれがきっかけになって練習させても けることとなった。
「片岡選手の身近にいられるだけで、 すごいヒントというか、今までできな
「予選はそこそこ前に行けるんですが、析してもらった。まず桂田。ちかと言うと予選で緊張してしまって、んで……」。続いて脇本は「僕はどっには安定感っていうのは大事だと思ういと思ってはいるんですが、そのため定感がなくて。常に何が何でも勝ちた決勝になったらテンパるというか、安
ところで、彼らのレーシングドライ バーとしての素養は、いかほどのもの なのだろうか? その当たりを自己分
す」(脇本)。
尊敬するドライバーは?:阪口良平さん。学生の時に特別講師として来 られてモータースポーツの楽しさを教えてもらいました。(脇本)
いま一番興味のあるレーシングカーは?:スーパーGTで本山(哲)さ んが乗ってるMOLA GT-R。自分にとっては本山さんが最強のドライ バーです。(桂田)
一番走ってみたいサーキットは?:ニュルブルクリンクです。ドライバー としての技術が試されるコースだと思うので。(脇本)
次に乗りたいレーシングカーは?:MUGEN POWER CUPのFD2シ ビックですね。できればトップレースの前座で走りたい(笑)。一番近い 目標です。(桂田)
憧れの スーパーGT 目指して 頑張ってます!