JAFスポーツ 2013年 5月号(第47巻 第4号 2013年5月1日発行)

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FIA JAFスポーツ[モータースポーツ情報] JAF MOTOR SPORTS 第47巻 第4号 2013年5月1日発行(毎月1回1日発行) 1967年3月20日 第3種郵便物認可 5 2013.MAY
2013全日本選手権 続々、開幕!

今月のヘッドラインニュース

2013年 JAFモータースポーツ 賞典規定が公示されました

今月号の「INFORMATION FROM JAF」では、 本年度のJAFモータースポーツ賞典規定が公示 されました。

また全日本&地方ジムカーナ/ダートトライア ル選手権の日程および開催場所についての変更 に関しても公示され、全日本ジムカーナ選手権 第7戦の開催場所については、モビリティおおむ たからHSR九州ジムカーナコースへの変更が認 められた旨が公示されました。

そのほか、九州地区については、モビリティお おむたの閉鎖に伴う地方選手権の開催場所の変 更についても併せて公示されました。関係の方々 はご留意ください。

3月26日、都内で2013年全日本選手権スー パーフォーミュラ韓国インジェ大会に関する調印 式が行われ、同大会が8月24、25日の2日間、 スーパーフォーミュラの第5戦として行なわれる ことが正式に決定しました。

これは「国内選手権については最大1戦のみ国 外での開催を認める」というFIAの定める規定に 則りJAFがFIAに申請していたもので、3月8日に 開かれたFIA世界評議会で承認されたことを受け ての正式発表となったものです。

調印式に出席したインジェオートピアの Jung,Pill-Mook社長は「韓国ではモータースポー ツに対する関心が高まっており、メジャーなスポ ーツになりつつある。今回のスーパーフォーミュ

小林可夢偉選手、今年は フェラーリの一員としてWECに参戦

昨年までF1を戦っていた小林可夢偉選手が、 今年はWEC(FIA世界耐久選手権)に参戦するこ とが決まりました。これは3月11日、フェラーリ が発表したリリースによって明らかになったもの で、可夢偉選手はフェラーリワークスのAFコル セチームよりWECにエントリーすることになりま す。AFコルセは昨年、WECでG.フィジケラ/

G.ブルーニ組がクラスチャンピオンを獲得、また ル・マン24時間も制するなどスポーツカーレー スの強豪として知られており、多くのF1ドライバ ーが過去、在籍しています。

アジア人としては初めてスクーデリア・フェラ ーリの一員となった可夢偉選手の活躍に期待した いところです。

ラの開催がさらなるモータースポーツ文化の成長 につながることを確信している」とコメントしまし た。日韓のモータースポーツ交流の礎となるよ う、レースの成功が期待されるところです。

今年はF1から新天地へ活動の場を移す可夢偉選手。WECの名門チームの一員としての活躍が期待されるところです。

シリーズ化された

5月23~26日、鈴鹿サーキット国際南コースで CIK-FIAアジアパシフィック選手権の一戦、「KART RACE IN JAPAN」が開催されます。

今年のアジパシの最大の特長はこれまでの単 独開催からシリーズ戦となったことで、今回の一 戦はその開幕ラウンドとなります。シリーズ化に 伴い、欧州のトップチームの関心も高まってお り、海外からトップカーターが参戦する可能性も あります。

迎え撃つ日本勢も全日本選手権に参戦するカ ーターをはじめとするトップカーターの参戦が予 定されており、今年、唯一カートの国際格式レー スとして開催されるこの一戦は大きな注目を集め そうです。詳細は鈴鹿サーキットのホームページ をご参照ください。

九州地区のジムカーナ、ダートトライアルのメ ッカ、「モビリティおおむた」(福岡県大牟田市)

が、3月31日を以て閉鎖されることとなり、前身 の「三井オートスポーツランド」からの30年近い 歴史に終止符が打たれました。

この日、ジムカーナコースではJAF九州ジムカ ーナ選手権第3戦「ARIGATOジムカーナ2013」

正式調印式では、今後3年間にわたる開催が契約されました。

3月24日、イタリア・モンツァサーキットで開 催された2013AUTO GPワールドシリーズ開幕戦 レース2で佐藤公哉選手が初優勝を飾りました。 前日のレース1でも2位に入賞した佐藤選手 は、ウェットとなったこのレースで7番手からポ ジションアップを果たし、AUTO GP参戦わずか2 戦めで勝利を手にしました。

AUTO GPは2010年から始まったシリーズで、 ザイテック製3.4ℓV8エンジンを積んだシャシー で競われ、初年度はR・グロージャン選手がチャ ンピオンを獲得しています。

佐藤選手は2010年まで2年間、NDDPチーム の一員として全日本F3に参戦、昨年はドイツF3 に参戦し、シリーズ3位の成績を残しています。 今後の活躍を期待したいところです。

が行なわれ、69台の車両がエントリーしてラスト ランを楽しみました。

そしてラストウィンをかけてのバトルが展開さ れたあとの表彰式では、最後に同施設のアイドル &マドンナ的存在であった江口まさみ支配人に選 手より花束贈呈等のセレモニーが行われ、感謝

ポディウムの一番上に立った江口支配人のこれまでの労をねぎらうセレモニーが行なわれました。

4 2013 5 JAF MOTOR SPORTS HEADLINE FROM JAF
アジパシカート選手権 日本ラウンドに要注目です
佐藤公哉選手が AUTO GP参戦2戦めで 見事、初優勝を達成
全日本選手権スーパーフォーミュラ インジェ大会が正式調印されました
九州モータースポーツのメッカ、 モビリティおおむたがその歴史に幕を閉じました

全日本選手権インフォメーション

2013.5/3 ~ 5/26

●駐車料金/無料

RACE

全日本F3選手権第2大会 スーパーもてぎ

チャンピオンカップレース第3戦

5月11~12日 ツインリンクもてぎ(栃木県)

開催概要

●スケジュール(予定)/11日(土)第3戦予選、第4戦予選、第3戦決勝

12日(日)第4戦決勝、第5戦決勝

●観戦料金/1,000円(500円分の場内ご利用券を進呈)、中学生以下は無料。

●駐車料金/1日 4輪1,000円、2輪500円

●問合せ先/ツインリンクもてぎチャンピオンカップレース事務局

電話:0285-64-0200

●ホームページ/ツインリンクもてぎ http://www.twinring.jp/

RALLY

5月3~5日 愛媛県 ギャラリーステージ情報

今年も美川スキー場のゲレンデを使用したグラベルのギャラリーステージをDAY1 (4日)は3回、DAY2(5日)は2回、観戦できます。アップダウンのあるステージの 中に設定されたコーナーを駆け抜ける全日本ラリースト達の迫力満点の走りが楽し めます。受付は7:00~、美川スキー場で行ないます。詳細については下記ホーム ページをご覧ください。

今年、全日本初のグラベル

●問合せ先/松山オートクラブ TEL:089-958-3089

●ホームページ/http://www2.odn.ne.jp/mac/

GYMKHANA

全日本ジムカーナ選手権第3戦 ALL JAPAN GYMKHANA in 名阪 まほろば決戦

5月18~19日 名阪スポーツランド Cコース(奈良県)

開催概要

●スケジュール/18日(土)公開練習 ゲートオープン7:00、走行開始8:30~

19日(日)決勝 ゲートオープン7:00、第1ヒート8:00~ ●観戦料金(当日券のみ)/18日1,500円、19日2,000円、2日券3,000円 2日間とも中学生以下は無料

19日はJAF会員証提示で公式プログラムを進呈(会員+同行者) ※その他詳細につきましては下記ホームページをご参照ください。

●駐車料金(1日)/1,000円

●問合せ先/LAZY W.S TEL:072-944-8600(大会事務局)

●ホームページ/http://www.kawachi.zaq.ne.jp/lazy_ws/meihan_rd.html

DIRT TRIAL 全日本ダートトライアル選手権第3戦 北海道ダートスペシャル in スナガワ

5月26日 オートスポーツランドスナガワ(北海道) ●スケジュール/26日(日)ゲートオープン5:30、第1ヒート9:00~ ●観戦料金/◆前売券(5/21AM10:00まで):1枚1,500円、全日本ダートラ&ジ ムカーナセット券2,700円、ファミリーチケット(4枚)5,000円、ペ アチケット(2枚)2,800円、中学生以下無料(4/26AM10:00までに ご購入・ご入金の方には1枚あたり100円引きの早割もあります。) ◆当日券:大人2,000円、中学生以下無料 ※当日はじゃんけん大会や抽選会も開催します。

●駐車料金/無料

●問合せ先/大会事務局 電話:011-864-2003

●ホームページ/http://www.planning-for.co.jp/agmsc/2013alldt-top.html

RACING KART

全日本カート選手権FS-125部門東地域第2戦 ジュニアカート選手権FP-Jr部門/

FP-Jr Cadetes部門東地域第2戦

5月4~5日 ツインリンクもてぎ 北ショートコース(栃木県)

●スケジュール/4日(土)車検、公開練習

5日(日)予選、決勝

●観戦料金/1,000円(500円分の場内ご利用券を進呈)、中学生以下は無料。

●駐車料金/1日 4輪1,000円、2輪500円 ●問合せ先/ツインリンクもてぎ

もてぎカートレース事務局

電話:0285-64-0200

●ホームページ/ツインリンクもてぎ http://www.twinring.jp/

高校生以下無料。

5 2013 5 JAF MOTOR SPORTS INFORMATION OF JAF NATIONAL CHAMPIONSHIP EVENTS
全日本ラリー選手権第2戦 久万高原ラリー
●観戦料金/1日 大人2,000円(プログラム、ステッカー、ポスター付)。 F3第2大会はGT ASIAなど多くのレースを併催、大満足の週末になりそうです。 ラリーとなる今回は白熱の バトルが期待できそうです。

JGC Round.1

「1コーナーから突っ込んでいくという自 分の走りに、タイヤの効き出しの良さが 応えてくれたのが大きかった」。注目の PN3クラスは森嶋昭時86がPNデビュ ーウィンを達成。

森嶋昭時86がPN3デビューウィン!

2013年全日本ジムカーナ選手権第1戦

ALL JAPAN GYMKHANA IN SUZUKA[JAF公認No.2013-3102]

開催日:3月9~10日 開催場所:鈴鹿サーキット国際南コース 格式: 国内 主催:チーム淀[クラブ登録No.公認27001]、 AASC[クラブ登録No.加盟23002]、BTSC [クラブ登録No.加盟25005] フォト/友田宏之、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部

2013年の全日本ジムカーナ選手権は3月 9日、鈴鹿サーキット国際南コースで開幕し た。参加台数は165台。今年新設なった注 目のPN3クラスにはPN部門中最多となる 16台がエントリーしている。

コースレイアウトは今回は逆走を採用。ス タート後、最終コーナーを立ち上がったあと に、まずスラロームをクリア。その後はメイ ンストレートとインフィールドをつなぐショ

途中でこなしてバックストレートを逆方向で 戻ってくるという設定だ。もちろんコーナー の随所に規制のパイロンが置かれ、一筋縄で はいかないレイアウトになっている。

天候は、決勝前日の公開練習時は春本番を 思わせる陽気に包まれたが、日曜は気温も前 日ほどは上がらず、曇天に。残すところあと 2クラスというところで雨が降り出したた め、SC、Dの両部門はヒート1のタイムで勝 敗が決したのは残念なところだ。津川信次選

手がヒート2でPタッチを喫し、結果的にヒ ート1のタイムで逃げ切ったSA3クラスを 除く10クラスはすべてヒート2のベストタ イムがそのまま優勝タイムとなっている。 参加13台中、10台がZC32スイフトをチ ョイスしたPN1クラス。昨年のメンバーが ほぼ残って、2012チャンプ喜多治人選手に 真っ向勝負を挑む。ヒート1こそベストを奪 い、貫禄を見せたその喜多選手だったが、ヒ ート2は「サイドターンで失敗したんやけど、 その後のリカバリーも効かな かったのが大きかった」とまさ かのタイムダウン。ヒート2、 ただ一人1分24秒台にタイム を乗せた鵜飼洋一選手が逆転 優勝を飾った。

フロントにADVANの新タ イヤ、NEOVA 08Rを履いた 鵜飼選手は「1本めはNEWタ イヤをどう乗りこなそうか考 え過ぎてダメでしたが、2本め

1.「逆走のS字が自分でも驚くくらい速か ったのが効いたと思います」。PN1は鵜飼 洋一選手が優勝。2.PN2年めの山田寛宣 選手が2位に食い込んだ。3.PN1はZC32 を駆る3選手が表彰台を獲得。

1 2 3

森嶋昭時86がPN3デビューウィン!

PN3の開幕戦から超接近戦を演じた山野、森嶋(左から)の 2選手。土曜にシェイクダウンしたBRZ(5.)を駆った山野選手は 「走りとしては悔いはない。ただ、この季節に戦えるだけのパッ ケージが作れなかった」6.7.「こんなに頑張った全日本は今まで ない(笑)。でもさらに進化させないともう勝てないと思ってま す」。PN2は河本晃一選手がまず開幕戦を獲った。8. 復活初戦を 2位で終えたPN2森田陽介選手。9. 稲木亨選手もPNデビュー戦 で表彰台をゲットした。10. 全日本2勝めを狙ったPN4新井範正 選手だが、2位に甘んじた。11.12.「08Rのポテンシャルは何と か引き出せたかな。暖かくなった方がタイヤとのマッチングは良 さそう」と振り返ったPN4岡野博史選手。V奪還へ好スタート。

いう僅差で山野選手を下してPNデビューウ ィンを達成した。

ルに感謝しきりだった。

PN2クラスは86/BRZ勢が新設のPN3 へ移行したものの、PN1と同じ13台がエン トリー。2シーズンぶりにFD2シビックで全 日本復帰の森田陽介選手が早速2位に入り、 健在ぶりをアピールしたが、「ブレーキのパ ッドを変えたらリズムが崩れてしまったけ ど、元に戻した2本めは120%の走りができ た」と振り返った2012チャンプ河本晃一選 手がコンマ1秒の差で優勝。V3へ幸先のよい スタートを切っている。

松本敏、福田大輔、森嶋昭時といった全日 本チャンプ経験者がこぞって参戦、と役者が

揃い踏みした感のある注目のPN3クラス。 その初戦は、迎え撃つ山野哲也BRZそして 森嶋86の2台が1ヒートから頭ひとつ抜け 出したバトルを展開したが、「早い段階で自 分好みのセッティングが出せたことが大きか った」という森嶋選手がヒート2、0.011秒と

そして2012チャンプ山野直也選手が不在 の中スタートしたPN4クラスは、岡野博史 選手が優勝。チームメイトである新井範正、 遠藤康浩の両選手とともに表彰台に上がり、 リジット軍団強しを印象付けた。この勝利で

13.14.「WS3は今までボロボロの走りしかできなかったけ ど、今日はうまく使えた」とN1優勝の鎌尾選手。1本めに 賭けたといいながらも、2本めで逆転優勝と勝負強さも見

4 5 6 8 11 9 12 13 14 15 10 7

NEOVA 08Rは4クラス中3クラスを制覇。 パドックの話題を一身に集めた。

一方、N1クラスは1ヒート、平田裕三選手 がベストと貫禄を見せるも、昨年もこの鈴鹿 を制している鎌尾邦彦選手が1分24秒台前 半までタイムを上げて逆転優勝。「BSの WS3は今まで苦手だったんですけど、今日 は全般的にうまく使えました。陽が陰ってく れたのもラッキーだった」と天候を味方につ けた形だ。

N2クラスはヒート1でただ一人17秒台ま でタイムを入れるなど絶好調だった東山匡志

選手がヒート2でも自らのタイムをコンマ5 秒近く詰めて首位の座をキープ。後続のユウ 選手が「冷えた路面を前提にしてきたので完 全にセットが外れた」と言いながらもコンマ 1秒差近くにつけたが届かず。全日本フル参 戦2年めの初戦で初優勝を飾るという快挙を 達成した。こちらは3位にもディフェンティ グチャンプ両角賢一郎選手が入ったBS勢 が、WS3のポテンシャルを見せつけた形だ。

またN3クラスは、ホームコースでもある 鈴鹿で昨年、柴田優作選手に唯一土をつけた 若杉将司選手が2年ぶりに戻ってきた古巣で

16.17.「あとコンマ2秒は詰めれたと思うけど、開幕戦は絶対獲りたかったのでホットとしています。ただ今年はワンミスでト ップの2人に抜かれる危機感がある。安全に走ったら勝てないでしょう」。N3は若杉将司選手がホームコースで快勝。18. 今 年から、全日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権にも「JAFゼッケン」が登場することになった。19.N2期待の若手、ユウ選 手は2位でシリーズを発進。20.V2を狙うN3西森顕選手は、開幕戦2位に甘んじた。21.N4クラス2位入賞の飯坂忠司選 手。22.SA1橋本克紀選手は僅差の2位にとどまった。23.N4は菱井将文選手が2本ともベストとライバルを寄せ付けず、V4 に向けて好スタート。24. 今年も激戦区となりそうなSA3は津川信次選手が1本めのタイムで逃げ切った。25. ライバルに付 け入る隙を与えず快勝のSA2柴田優作選手。アルボーRTは今回、SA部門で2クラスを制覇。

快勝。N4クラスでも菱井将文選手がライバ ル達を2秒以上もちぎる圧倒的なタイムで完 勝している。 N2クラス同様、全日本初ウィナーが誕生 したのがSA1クラス。志村雅紀選手が2ヒ ートもベストを奪う走りで初の栄冠をゲット した。2006年のJAFカップを制している実 力者だが、全日本に本格的な参戦を始めたの は東山選手と同じく昨年から。「2本め、思 ったほどタイムアップできなかったので斉藤 (邦夫)さんに抜かれると思ったんですけど、 ラッキーでした」と笑顔がほころんだ。 その斉藤選手は4番手と失速。「去年の JAFカップの時にちょっとクルマをぶつけ てしまったせいか、動きがしっくり来ない。 次回までに原因をたしかめます」とリベンジ

強豪ひしめくN2クラスは、昨年、フル 参戦1年めながらコンストタントに上位 につけた東山匡志選手が初優勝。

16 17 20 24 25 23 18 21 19 22

SA1クラスは志村雅紀選手が全日本初優勝。 仕事で赴任した九州在住時に地区戦で頭角 を現し、2006年備北のJAFカップで優勝。 大舞台での強さを再び見せつけた。

26.2010チャンプマシンが復活!。D部門は村上仁選手が優勝。 27.「いいタイムは出せたけど、他の人の失敗に助けられた感も あるので、まだまだ進化させないと…」。雨のために1本め勝負 となったSC部門は牧野タイソン選手が逃げ切った。28.SA2新 井大輔選手は得意とする鈴鹿で2位を獲得。29. 今年から全日本 復帰の川村徹選手は村上選手とWエントリーのTGで2位入賞。

30. 小林キュウテン選手は今回で活動休止を表明。K-one隼は関 東の小川謙輔選手が後を継ぐ形でドライブする。31. 今年もシテ ィで挑む西田竜治選手は1本めのタイムで2位に食い込んだ。 32. 昨年、逆転チャンプを決めたSA3西原正樹選手はGVBに チェンジ。カラーリングも一新したマシンで2位を獲得。

そしてSA2クラスでは同じチームに属す る志村選手の活躍に刺激されたという柴田優 作選手が、昨年不覚を喫した地でリベンジの 勝利をあげ、5連覇に向けて盤石の滑り出し を見せた。アルボーレーシングチームにとっ ても最高の一日となった形だ。

野尻隆司、金本辰也という昨年、揃って N4クラスを初制覇した二人が移籍、さらに ボルテージが上がりそうなSA3クラスは、SA 部門中最多の14台による決戦が展開された。 ヒート1は津川信次選手が、今回からGVBイ ンプレッサを持ち込んだ西原正樹選手に0.4 秒差をつけ、唯一13秒台に叩き込むベストタ イムをマーク。2本めはパイロンタッチに沈む も、14秒の壁を破るライバルは現れず、昨年 から4戦ぶりとなる勝利をゲットした。

DLのニューコンパウンドS3を投入した

津川選手は「新しいタイヤはある程度行ける と思ったけど、昨日の西原選手のタイムを見 たら、かなり攻め切らないと勝てないとは思 ってました。S3のコントロールの幅が広くな

喜びの全日本初ウィナーに聞きました!

ちゃんと走ればイケると思っていた

N2クラス 東山匡志 クルマはオフの間にリフレッシュして、事前のテストで もセットが決まったので勝てるクルマにはしたつもり です。昨日のように路温が上がっても行ける自信はあ りました。N2は関東の速い人に押され気味だったの で中部の力を示せて嬉しいです。

金曜にいいセットが見つかった

SA1クラス 志村雅紀 クルマはアルボーさんがしっかり造ってくれたので、 やっと全日本仕様になった感じです(笑)。フロントは GSを履いたので路温的に厳しかったけど、スタートし てすぐに曲がってくれたので良かった。真っ直ぐだっ たら、きつかったと思います。

ってる所で助けられた感じですね。ただ、2 本めは特にラスト3台は雨の影響があったと 思うので、気を引き締め直します」ときっぱ り。激戦区の今後の展開も楽しみな所だ。

SC部門は仕様変更したランサーを金曜に シェイクダウンしたという2012王者、牧野 タイソン選手が「日曜にようやく仕上げられ てクセも分かってきた」とヒート1でダント ツのベストを叩き出して逃げ切った。

D部門は2010年に斉藤孝行選手にタイト ルをもたらしたチャンピオンマシン、TGを 駆る村上仁選手と川村徹選手がヒート1で 1-2。今回で活動休止を表明している小林キ ュウテン選手はヒート2、Pタッチを喫した ヒート1のリベンジに賭けたが、無情の雨で 有終の美は飾れず、村上選手に勝利をプレゼ ントする形となった。

9
26 28 31 29 30 32 27
10 2013 5 JAF MOTOR SPORTS

J A F MOT OR S P OR T S

監修/一般社団法人日本自動車連盟

〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎0570-00-2811(ナビダイヤル) 発行所/(株)JAF出版社 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎03-5470-1711 発行人/茂木淳一

振替(東京)00100-1-88320 印刷所/凸版印刷株式会社

表紙/JAF全日本ジムカーナ選手権

撮影/友田宏之、JAFスポーツ編集部

デザイン/鎌田僚、(株)スタジオーネ63

編集/(株)JAF出版社JAFスポーツ編集部 ☎03-5470-1712

I NF OR MA T I ON f r o m J A F

●J AF からの公示・ お知らせ●

12 2013年JAFモータースポーツ賞典規定

13 2013年日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権カレンダー

13 訃報

14 2013年FIA国際スポーツカレンダーについて(国際ラリー競技)

14 S-FJ/FJ1600車両用指定タイヤ取扱店の一部変更について

14 2013年全日本ラリー選手権統一規則における誤記訂正について

15 JAF公認ロールケージ一覧

15 各種部品公認一覧

15 海外競技会出場証明書(サーティフィケート) 発行件数一覧と申請方法

16 Aライセンス講習会日程

R A C I NGK A R T I NF OR MA T I ON

43 2013年地方カート選手権カレンダーの開催日変更について

E V E NT R E P OR T

[ R AC E ]

30 2013OKAYAMAチャレンジカップレース第1戦

[ R AL L Y ]

56 JMRC関東イーストラリーツアー第1戦

第29回アルタスラリー2013

[ GY MKHANA/DR I F T ]

17 JAFMOTORSPORTSCALENDAR(5〜6月、ラリーは5〜12月)

43 JAFカートカレンダー(5〜6月)

44 2013全日本カート選手権データファイル

45 2013全日本選手権データファイル

46 2012公認競技会リザルト

6 2013年JAF全日本ジムカーナ選手権第1戦 ALLJAPANGYMKHANAINSUZUKA

28ドリフトマッスル2013第1戦日光大会

52 2013年JAF関東ジムカーナ選手権第1戦

JMRC関東オールスターシリーズ第1戦

JMRC全国オールスター選抜戦第1戦

スピリッツテクニカルジムカーナ

57 2013“Cartolive”杯

舞洲スポーツアイランドシリーズ

TJマイカージムカーナNo1

[ DI R T T R I AL ]

24 2013年JAF全日本ダートトライアル選手権第1戦

DIRT-TRIALinNASU

54 2013年JAF中部ダートトライアル選手権第1戦

JMRC中部ダートトライアル選手権第1戦

JMRC全国オールスター選抜第1戦

2013年JMRC中部ダートトライアル東海シリーズ第1戦

TTRMパドックダートトライアル2013

32 P Nは、甘くない ! 〜 人気クラスの攻略ゾーンを突き 詰めろ ! 〜 38 初中級者向け 2013国内モータースポーツ シリーズガイ ド Pa r t . 2 58 やっぱり、 若いが、 一番 ! NEO 第4回 4 今月のヘッ ドラインニュース 5 全日本選手権インフォメーション 49 CL UB ME E T I NG 51 J AF 加盟・ 準加盟クラブガイ ド 特 集 特別企画 連載 企画 2 0 1 3 . MA Y 5
の変更について

I NF OR MA T I ON F R OM

●JAFからの公示・お知らせ

2013 年JAFモータースポーツ賞典規定

※下線部分:変更箇所

�������の ドライバー

⑶ツーリングカー

① ドライバー選手権者

�������

一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」という。)は、 JAFの�定する� � � �年(以下「当該年」という。)の各選手 権規定に基づき認定された当該種目の上位入賞者に対し、下記 に従い賞典を授与する。

���������������������

以下の通りとする。

�� .レース競技(以下「レース」という。)   当該年の日本レース選手権規定第��による各部�

�� .ラリー競技(以下「ラリー」という。)   当該年の日本ラリー選手権規定第��および第� ��による 各クラスのドライバーおよびナビゲーター

�� .ジムカーナ競技(以下「ジムカーナ」という。)   当該年の日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定第 � ��による各部�各クラス

�� .ダートトライアル競技(以下「ダートトライアル」という。)   当該年の日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定第 � ��による各部�各クラス

�� .カート競技(以下「カート」という。)   当該年の日本カート選手権規定第��による各部� ���������

下表のとおりとする。

���ース

�) 全日本選手権

⑴スーパーフォーミュラ (SF)

① ドライバー選手権者

���および��のドライ バー

�������の ドライバー

④チーム選手権者

⑤ドライバー選手権者のチ

ーフメカニック

⑵フォーミュラ� (F�)

① ドライバー選手権者

���および��のドライ

バー

�������の ドライバー

④チーム選手権者   ⑤エンジンチューナー選手 権者 �) 地方選手権  ⑴フォーミュラ� (F�)   ① ドライバー選手権者

�������の ドライバー  ⑵スーパーFJ (S−FJ)

① ドライバー選手権者

オリジナル認定 トロフィー、副賞

表彰状またはトロフィー、副賞

表彰状、副賞

オリジナル認定 トロフィー

オリジナル トロフィー

オリジナル認定 トロフィー、副賞

表彰状またはトロフィー、副賞

表彰状、副賞 オリジナル認定 トロフィーまたはメダル

オリジナル認定 トロフィーまたはメダル

認定証、 トロフィー、副賞

表彰状、副賞

認定証、 トロフィー、副賞

�������の ドライバー

��ラリー

�) 全日本選手権

各クラスのそれぞれについて

①ドライバーおよびナビゲ ーター選手権者

���および��のドライ バーおよびナビゲーター

�������の ドライバー およびナビゲーター

�) 地方選手権

�����の各クラスのそ れぞれについて

① ドライバーおよびナビゲー ター選手権者

�������の ドライバー およびナビゲーター

����カー�

�) 全日本選手権

各部門各クラスのそれぞれ について

① ドライバー選手権者

���および��のドライ バー

�������の ドライバー

�) 地方選手権

�����の各部門各クラ スのそれぞれについて

① ドライバー選手権者

�������の ドライバー

���ー��ラ���

�) 全日本選手権

各部門各クラスのそれぞれ について

① ドライバー選手権者

���および��のドライ バー

�������の ドライバー

�) 地方選手権

�����の各部門各クラ スのそれぞれについて

① ドライバー選手権者

表彰状、副賞

認定証、 トロフィー、副賞 表彰状、副賞

オリジナル認定 トロフィーまたはメダル、 副賞 表彰状またはトロフィー、副賞

表彰状、副賞

認定証、 トロフィー

表彰状

オリジナル認定 トロフィーまたはメダル、 副賞 表彰状またはトロフィー、副賞 表彰状、副賞

認定証、 トロフィー 表彰状

オリジナル認定 トロフィーまたはメダル、 副賞 表彰状またはトロフィー、副賞 表彰状、副賞

認定証、 トロフィー 表彰状

��カー�

�) 全日本選手権

���、���、���

���の各部門について

① ドライバー選手権者

�������の ドライバー オリジナル認定 トロフィーまたはメダル、 副賞 表彰状またはトロフィー、副賞

���および��のドライ バー

�������の ドライバー

表彰状、副賞

12 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
[公示No2013ー041]
受賞対象者

�� 地方選手権   FP−�、FP−�、F� −�、F�−���、FC −�の各部門について

① ドライバー選手権者  �������の ドライバー �� ジュニア選手権

FP−JrおよびFP−J rCadetsの各部門に ついて

① ドライバー選手権者

認定証、 トロフィー

表彰状

オリジナル認定 トロフィーまたはメダル、

副賞

賞典の授与は、全日本選手権についてはJAF本部が開催す るモータースポーツ表彰式において、地方選手権およびカート のジュニア選手権についてはJAFの各地方本部が開催する地 方選手権表彰式において、受賞対象者を招待して執り行う。

招待する受賞対象者の範囲(人 数)は、 各選手権の部門、ク

ラス毎にその都度JAFが決定する。

招待を受けなかった受賞対象者については賞典の発送をもっ てこれに代える。

���および��のドライ バー   �������の ドライバー ※副賞については、これまで授与していたものを明文化した。

表彰状またはトロフィー、副賞

表彰状、副賞

2013 年日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権 カレンダーの変更について [公示No2013ー042]

JAFスポーツ�� � � ��� ���(���� � � ��� � �)および � � � ��� ���(���� � � ��� � �および� � �)で��しました� 記カレンダーが以下の通り、一部変更となりましたので、お知 らせします。

�� �� � � ����ジムカーナ選手権第��

開催日�の変更� ���日 �  �����

�� �� � � ����ダートトライアル選手権第��

開催日�の変更� ��� �日 �  �����

�� �� � � ��全日本ジムカーナ選手権第��および��ジムカー ナ/ダートトライアル選手権各競技会の開催場所として予定 されておりました「モビリティおおむた」から、以下の開催 場所に夫々変更することを認めることとなりましたので、お 知らせします。

�� � � ��全日本ジムカーナ選手権第��(��� �日�� �日)   モビリティおおむたジムカーナコース             ⇒ HSR九州ジムカーナコース(※)

�� � � ����ジムカーナ選手権第��(��� �日) 、第�� (��� �日) 、第��(� ���日)

モビリティおおむたジムカーナコース

⇒ HSR九州ジムカーナコース(※)  �� � � ����ジムカーナ選手権第��(��� �日) 、第�� (���日)

モビリティおおむたジムカーナコース

⇒ スピードパーク恋の浦ジムカーナコース(※)  �� � � ����ダートトライアル選手権第��(���日) 、第 ��(��� �日) 、第��(��� �日) 、第��(��� �日) 、 第��(��� �日)

モビリティおおむたダートトライアルコース

⇒ スピードパーク恋の浦

ダートトライアルコース(※) �� � � ��日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権�定第� �� による。

訃 報

スーパー耐久シリーズ運営団体(STO)の事務局長を務められ た桑山�氏が、���日��されました(享年62才)。

桑山氏は、日本モーターレーシングセンター時代には数々のビック レースの事務局長として活躍されました。1991年からシリーズ化され た��耐久��ンドシリーズ(現スーパー耐久シリーズの前身)で は創設時より参画、独立後も含め、アマチュアレーサーからプロま でが一緒に走る「スーパー耐久」を人気レースに育て上げ、国内

モータースポーツの発展に貢献されました。  ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

一般社団法人日本自動車連盟(JAF)

13 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ ���������
以上
以上

2013年F I A国際スポーツカレンダーについて (国際ラリー競技)

J AF MOTOR S P OR T誌4 月号掲載の、2 0 1 3 年FIA国際スポ

ーツカレンダーの追加申請等一覧(公示№2 0 1 3 - 0 3 1 )において、 国際ラリー競技の掲載がないことから誤解を招く結果となり、 関係各位にはご迷惑をお掛けいたしました。

「2 0 1 3 FIAアジアパシフィックラリー選手権 R AL L Y HOKKAI DO」につきましては、本誌2 0 1 2 年1 2 月号掲載の通り、

FIA国際スポーツカレンダーに変更なく登録されております ことをお知らせいたします。

開  催  日

競技会の名称

オーガナイザー

2013年9月27日〜29日

2013 FIAアジアパシフィックラリー選手権 RAL L Y HOKKAI DO

(F I A Gr A, N)

AG. メンバーズスポーツクラブ北海道

国際 格  式

北海道 開催場所

S−F J/F J1600 車両用指定タイヤ取扱店の一部変更について

本誌� � � �年���月号にて公示(公示�� 2 0 1 3 - 0 1 0 )しました��F��F�� � � �����定���の���一覧に関し、�て���お �び����の���が�月��から変更となりましたので、下記の通りお知らせいたします。

[公示No2013ー044] ������������������用タイヤ�����

〒410-1326

アドバンタイヤサービス

静岡県駿東郡小山町用沢88-6

TEL:0550-78-0640

FAX:0550-78-1964

〒410-1326

アドバンタイヤサービス

静岡県駿東郡小山町用沢88-6

TEL:0550-78-0640

FAX:0550-78-1964

2013 年全日本ラリー選手権統一規則における誤記訂正について

標記統一規則に誤記がありましたので、下記の通り訂正して お詫びいたします。

(下線部訂正箇所)

���� ���知 ��� 競技�����

○競技種目

正) ラリー競技開催規定の付則「スペシャルステージラリ ー開催規定」に従ったスペシャルステージラリー

[公示No2013ー045]

誤) ラリー競技開催規定の付則「スペシャルステージラリ ー開催規定」に従ったスペシャルステージラリー [※ロードセクションにスペシャルステージが含まれ る場合はその旨記載すること]

14 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
[公示No2013−043]
以上
管轄地域 所在地・電話・F AX 代行販売会社名 管轄サーキット 担当地区 東北全域 関東全域 静岡
(株)山崎商事 ツインリンクもてぎ もてぎ地区 九州全域
(株)山崎商事 オートポリス 九州地区 以上
以上

JAF 公認ロールケージ一覧

J AF 公認№ 会 社 名

J RH- 021- 13 トヨタ自動車㈱ 1

レクサスL F A (L F A10) 用ロールケージ

�上�は����年�月��日付で承認されました。

[公示No2013ー046]

各種部品公認一覧

BRZ

�上�は����年�月��日付で承認されました。

����年�月��日��有効です(�し、該当す����定が�の�用を認めてい�場合)。

[公示No2013ー048] 国際モータースポーツ競技���� ��、�� �����JAFスポーツ�格���定����に��き、JAFが�海外競技会出場証明書 (サーティフィケート)」を発行した件数です。

2012年2月発行分

同一競技会において同一人が競技運転者用と参加者用を申請し承認された場合、発行件数は2件としています。

●サーティフィケート申請方法

海外競技会出場証明書(サーティフィケー ト)は、以下の競 技に参加する際に必要になりますので、出発日の2 週間前まで に所定の申請書に申請料を添えてJAFへ申請してください。

1 F I A国際スポーツカレンダーに記載されている国際競技

2 . 海外で開催される国内格式競技で、開催国のAS Nが参加を 認めた競技   注:上記2 については当該証明が必要な場合に申請して く ださい。

海外競技会出場に関する証明申請書 写真 (3c m×3c m、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの 申請� ��用   ¥8, 100 (税込) 数次用  ¥23, 400 (税込)

海外競技会出場に関する証明申請書 申請� ��用  ¥8, 100 (税込)      数次用  ¥23, 400 (税込)

所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペー ジ(h t t p : / / www. j a f o r j p / →モータースポーツ→データ室→各種 申請書等→海外競技会出場証明書申請書)からダウンロードす ることができます。

1回用:1競技会限定のサーティフィケートです。

����年�月��日��、����認�ー�ケー�として有効です。(�し、該当す����定が�の�用を認めてい�場合) 【必要書類】

数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なサーティフィケートです。     3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦めします。 【申請受付】

JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現金 書留)にてご申請ください。

お問い合わせ先(J AF 地方本部モータースポーツ窓口)

北海道本部 ☎ 011- 857- 7155

東北本部  ☎ 022- 783- 2820

関東本部  ☎ 03- 6833- 9140

中部本部  ☎ 052- 872- 3685

関西本部  ☎ 072- 645- 1300

中国本部  ☎ 082- 272- 9967

四国本部  ☎ 087- 867- 8411

九州本部  ☎ 092- 841- 7672

15 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
[公示No2013ー047] 備   考 J AF 公認№ 申 請 内 容 申請分類 グループ 型式 車 両 名 会 社 名
AF 登録車両 (登録№J F - 163) 用
AF - GT に限定
ロールケージ
富士重工業㈱
J
J
J RN- 127- 13
J AF - GT ZC6 スバル
備   考 申請分類 グループ 申 請 内 容
参加者用 競技運転者 (コドライバー含む) 用
海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請方法
発行件数 競技会名 開催日 2 5thRALLYDEESPAÑAHISTÒRICO �月��日��月�日 1 ROTAXAsiaZoneChallengeRd1 �月�日��月�日 2 ThePoppyRegularityRally �月��日��月��日 2 SanremoRallyStorico-CoppadeiFiori2013 �月�日��月�日
�月��日��月��日
数次用
1 FIAAsia-PacificRallyChampionshipInternationalRallyofWhangarei
10

Aライセンス講習会 日程

申込先 開催場所 時間 開催日

9: 00〜17: 00

T MAC 筑波サーキッ ト 茨城県下妻市村岡

大分県日田市上津江町 10: 00〜18: 00

オー トポリス倶楽部 オー トポリス

T E L

稲村 政幸 03- 3611- 6687

0973- 55- 1111

052- 798- 5621 ソモス㈱ スパ西浦モーターパーク 愛知県蒲郡市西浦町 7: 30〜16:

十勝インターナショナルスピー ドウェイ 北海道河西郡更別村

0155- 52- 3910 十勝スピー ドウェイクラブ

0285- 64- 0200 (株) モビリティランド ツインリンクもてぎ 栃木県芳賀郡茂木町 11: 30〜17: 45

9: 30〜17:

T MAC 筑波サーキッ ト 茨城県下妻市村岡

03- 3611- 6687

03- 3611- 6687 T MAC 筑波サーキッ ト

043- 266- 3703 ジャラックレーシングクラブ 袖ヶ浦フォレス トレースウェイ 千葉県袖ケ浦市林

実費 ¥20000/ ¥24000

8: 00〜16: 00 6月16日

089- 924- 0220 ドライバーズ・ クラブ・ルーキー 阿讃サーキッ ト 徳島県三好郡東みよし町

十勝インターナショナルスピー

刈屋 直樹 0155- 52- 3910 十勝スピー ドウェイクラブ

0973- 55- 1111

実費 ¥20000/ ¥23000

9: 00〜16: 30

03- 3766- 3312

・上記以外の講習会日程はJAFホームページに掲載しています(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→ライセンス→講習会スケジ ュール→Aライセンス講習会日程)。

・当日の受付時間等詳細については申込先に電話でご確認ください。

・身体に障がいのある方は、事前にJAF地方本部モータースポーツ窓口までお問合わせください。

現時点で、2 0 1 3 年5 月から6 月に開催される公認審判員講習会はありません。(2 0 1 3 年3 月1 3 日現在) 公認審判員講習会日程は、J A F ホームページに掲載しています(h t t p : / / www. j a f . o r . j p / →モータースポーツ→ライセンス→講習会スケジ ュール→公認審判員講習会日程) 。

クラブに加入しませんか?

JAF は「JAF 登録クラブ」への加入を強くお奨めします。

モータースポーツに参加するドライバーやオフィシャルの活動拠点となっている「JAF登録クラブ」 は全国に1,000クラブ以上あります。

・同じ趣味の仲間たちとモータースポーツを楽しみたい!

・モータースポーツ活動について相談相手が欲しい!

・ドライビングテクニックのアドバイスをしてもらいたい!

・競技車両のメンテナンスやセッティングの相談がしたい!

・オフィシャル活動をしたい!

などなど、加入すればあなたのモータースポーツ活動の幅がより一層広がります。

「JAF登録クラブ」は、こちらから検索できます

http://jaforjp→モータースポーツ→データ室→登録クラブ・団体→ 「JAF登録クラブ・団体の検索」項目の「四輪」「カート」いずれかをクリック

全国の「JAF 登録クラブ」は、あなたのお問い合わせを待っています!!

16 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
教材費 受講料
上段:B  所  持  者 下段:B非所持者 主任講師
4月28日 実費 ¥20000/ ¥24000  有村 純徳
4月28日 実費
¥24000  神谷 和潤
5月2日 実費 ¥20000/ ¥23000  刈屋 直樹
¥20000/
00
11:
5月6日 受講料に 含む 主催者HP参照 星 忠
5月13日 実費 ¥18000/ ¥22000  稲村 政幸
00〜17: 00
00 5月29日 実費 ¥20000/ ¥24000  稲村 政幸
9:
00 6月8日 実費 ¥20300/ ¥24000  北原 豪彦
6月9日 実費 ¥20000/ 受講対象外 大西 周
茨城県下妻市村岡
00〜17:
9: 00〜17: 00
ドウェイ 北海道河西郡更別村 11: 00〜17: 00 6月16日 実費 ¥20000/ ¥24000  有村 純徳
オー トポリス倶楽部 オー トポリス 大分県日田市上津江町 10:
00 6月23日 実費 ¥20000/ ¥24000  平塚 由紀人
筑波サーキッ
茨城県下妻市村岡
00〜18:
チームクレバーレーシング
6月23日
[公示No2013ー049]

J A F

●JAF国内モータースポーツカレンダー

MOT OR S P OR T S

C A L E ND A R 5 - 6

(ラリーは5 〜1 2 月)

■開催場所の略号:TIS十勝インターナショナルスピードウェイ HR仙台ハイランドレースウェイ          SG=スポーツランドSUGO MO=ツインリンクもてぎ          T=筑波サーキット SO=袖ヶ浦フォレストレースウェイ F=富士スピードウェイ          S鈴鹿サーキット O=岡山国際サーキット APオートポリス ■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方

太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 *印:3日間開催となりますが、金曜日は関係者向けの公式行事のみであり、観客の皆様への行事は従来通り土曜日と日 曜日になります。

●このカレンダーは3月22日までに本部にて受付したものです。

2013 ゴールドカップレース第2戦 5日

10日~12日 *

12日

19日

19日

31日 ~6月2日 *

2013年全日本F3選手権第3戦&第4戦&第5戦 2013スーパーもてぎチャンピオンカップレース第3戦

2013鈴鹿クラブマンレースRound3

2013富士スーパーFJ選手権シリーズ第2戦 2013富士チャンピオンレースシリーズ第2戦

2013北海道クラブマンカップレース第1戦

2013年全日本選手権スーパーフォーミュラ第2戦 オートポリス

6 ( J UNE )

6月1日~2日

9日

2013富士スーパーFJ選手権シリーズ第3戦 ザ・ワンメイクレース祭り2013富士

2013筑波スーパーFJ選手権シリーズ第3戦 2013筑波ツーリングカーシリーズ第2戦 2013SCCNJUNERACEMEETINGinTSUKUBA

2013東北スーパーFJ選手権第2戦 ハイライドゴールデンカップレース第1戦

2013富士チャンピオンレースシリーズ第3戦 22日~23日

2013もてぎチャンピオンカップレース第4戦

2013北海道クラブマンカップレース第2戦

2013年全日本F3選手権第6戦&第7戦

GTASIASERIES2013Round3&4

ロードスター・パーティレースⅡ第3戦

SUPERF3RACE&GTASIAinOKAYAMA

APC(0973-55-1111)

BSC、M.O.SC.、㈱モビリティランド (0285-64-0200)

チーム淀、SMSC(079-565-7808)

FIA-GT3 F3,NE S-FJ,N1,NE

F4,S-FJ,FJ1600,NE,NR-A D

S-FJ,FJ1600,N1,N2,NE,NR-A D 富士スピードウェイ㈱、FMC (0550-78-2340)

MSF㈱、TOSC(0155-52-3910)

APC、㈱オートポリス (0973-55-1111)

富士スピードウェイ㈱、FMC (0550-78-2340)

S東

F

TIS N1,NE,NR-A

SF A

AP

F S-FJ,FJ1600,N1,N2,NE,NR-A

S-FJ,FJ1600,N1,NE,NR-A D SCCN(03-6809-1190)

HR S-FJ,N1,N2,NR-A D ㈱青葉ゴルフ、奥州VICIC (022-395-2120)

TMSC,富士スピードウェイ㈱、FMC (0550-78-2340)

SCCN、M.O.SC.、㈱モビリティランド (0285-64-0200)

MSF㈱、TOSC(0155-52-3910)

㈱岡山国際サーキット、AC (0868-74-3311)

*3日間開催となりますが、金曜日は関係者向けの公式行事のみであり、観客の皆様への行事は従来通り土曜日と日曜日となります。

JAF国内モータースポーツカレンダーはJAFホームページでも公開しております。(http://www.jaforjp/msports/)

17 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S C AL E ND AR 56
●レース R AC E 5 ( MA Y ) 場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 T S-FJFJ1600N1N2NENR-A D B-Sports(03-5487-0735) 2013筑波スーパーFJ選手権シリーズ第2戦 コカコーラオールドナウ
ロードスターパーティレースⅡ第2戦 5月  5日 O S-FJ,FJ1600,N1,N2,NE,NR-A D ㈱岡山国際サーキット、AC
2013OKAYAMAチャレンジカップレース第2戦 5日 AP S-FJ,FJ1600,NE,NR-A D
カーフェスティバル
(0868-74-3311)
MO
A C D
D
D
T
F
16日
N1,N2,NE,NR-A D
MO
D
F4,S-FJ,N1,NE,NR-A
23日 TIS N1NENR-A D
23日 O FIA-GT3 F3 N2,NE,NR-A A C D
28日~30日 *

オーガナイザー/電話番号

RN,RJ,RF,AE C MAC,ETOILE,DCR (089-958-3089)

2013年JAF全日本ラリー選手権第2戦 久万高原ラリー 5月3日~5日 東日本 長野(200)

11日~12日

12日

2013年JAF東日本ラリー選手権第3戦 南信州ラリー2013in阿南町&天龍村

2013年JAF中部・近畿ラリー選手権第1戦

2013年JMRC近畿SSラリーシリーズ第1戦 若狭ラリー2013

2013年JAF北海道ラリー選手権第3戦 2013年JMRC北海道ラリーシリーズ第3戦 SuperTarmac2013

AZUL(0467-54-1966)

SYMPHONY(0771-63-6363)

RTC(0155-47-0202)

RN,RJ,RF,AE RB D D

11日~12日 中部・ 近畿 福井(200)

RN,RJ,RF,RB D D

RN,RJ,RF,AE

北海道 北海道(50)

18日~19日

19日

25日

25日~26日

2013年JAF九州ラリー選手権第2戦

JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第2戦

2013年JMRC九州ラリージュニアシリーズ第1戦

2013年ACKスプリングラリーIN九州

JMRC関東長野県ラリーシリーズ第1戦 上高地ラリー2013

2013JMRC近畿アベレージラリーシリーズ第3戦 マッコーレホリデー2013

2013年JAF中四国ラリー選手権第1戦 2013年JMRC中国・四国ラリーシリーズ第1戦 つるぎ山アルペンラリー2013

JMRC関東イーストラリーシリーズ第3戦 JMRC関東チャレンジカップラリーシリーズ第2戦 第44回男女川ラリー

6 ( J UNE )

6月 2日

ACK(093-881-3933)

福岡(160) RN,RJ,RF AE,RB D D

18日~19日 長野(190)

KAPS(0263-72-6552)

MUCCOLE(075-761-0163)

AMC-AWA(088-674-1008)

TARMAC(0296-77-7583)

RN,RJ,RF,RB D

RN,RJ,RF,AE,F E

RN,RJRFAE

RN,RJ,RF,RB

RN,RJ,RF,F,RB D

京都(100)

徳島(150)

茨城(200) 栃木(30)

T-PROCREWS(0493-62-1485) TRDラリーチャレンジRd2in長野

RN,RJ,RF,AE,RB D

長野(130)

2013年JAF全日本ラリー選手権第3戦 2013年JAF東日本ラリー選手権第4戦 がんばろう!福島MSCCラリー2013

MSCC(03-3701-8425)

C C C

RN,RJ,RF,AE

RN,RJ,RF,AE

RB

全日本 東日本 福島(370)

7日~9日 群馬(350) 新潟(150)

8日~9日

F D PRESTIGE(0279-55-5020) スプレンドーレ伊香保

7日~9日 九州 福岡(140)

MCA(093-434-1377)

RN,RJ,RF AE,RB D D

9日 中部・ 近畿 富山(150) RN,RJ,RF,AE RB D D

2013年JAF中部・近畿ラリー選手権第2戦 2013年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ第1戦 2013年JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ第2戦 ANDテクニカルツアー2013

AND(0763-32-7052)

16日

2013年JMRC九州ラリージュニアシリーズ第2戦 サファリイン九州2013

JMRC群馬ラリーシリーズ第2戦 あさま隠山岳ラリー2013

RN,RJ,RF,RB E

RN,RJ,RF,RB D ASCA(0279-67-2425)

大分(100)

15日~16日 群馬(200)

2013年JAF東日本ラリー選手権第5戦

JMRC東北ラリーシリーズ 第33回どんぐりサマーナイトラリー

2013JMRC近畿アベレージラリーシリーズ第4戦 きのくにラリー2013

DSCC-A(0186-43-3481)

RMN(072-265-7639)

23日

2013年JAF中四国ラリー選手権第2戦

2013年JMRC中国・四国ラリーシリーズ第2戦 ラリースピリット広島2013

RN,RJ,RF,AE D D

E

D

D

RN,RJ,RF,AE

22日~23日 和歌山(135)

東日本 秋田(150)

RN,RJ,RF,AE

広島(50)

中四国

18 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S C AL E ND AR 56 ●ラリー R
全日本
AL L Y 5 ( MA Y ) 選手権地区 開催場所 競技車両 格式
競技会名 開催日
愛媛(250)
D D
RN,RJ,RF RN,RJRFRB
九州
中四国
D
D
2013年JAF九州ラリー選手権第3戦 JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第3戦 MCACAPRICCIO2013 北海道 北海道(120) RN,RJ,RF RN,RJ,RF,RB D EZO(011-774-5557)
2013年JAF北海道ラリー選手権第4戦 2013年JMRC北海道ラリーシリーズ第4戦 EZOSUMMERRALLY2013
15日~16日
RC大分(0972-63-6695)
RN,RJ,RF,AE,F
22日~23日
RN,RJ,RF,RB
RCH(082-235-1502)

13日

TEAMARK(011-753-9140) 2013年JAF全日本ラリー選手権第4戦 2013年JAF北海道ラリー選手権第5戦

2013ARKラリー洞爺

2013年JAF中四国ラリー選手権第3戦 2013年JMRC中国・四国ラリーシリーズ第戦 第49回MCCSラリーくすのきカントリーラリー

MCCS(0836-31-4741)

C D D

RN,RJ,RF

RN,RJRFRB

RN,RJ,RF

RN,RJ,RF,RB D D

CMSC青森(0172-82-2005) 2013年JAF東日本ラリー選手権第6戦 2013ツール・ド・東北

RN,RJ,RF D

東日本 青森(150)

JMRC関東イーストラリーツアー第4戦 JMRCチャレンジカップラリーシリーズ第3戦 FQRCスポーツラリー

FQRC(03-3701-8425)

13日~14日 群馬(100) 栃木(100)

13日~14日 兵庫(200)

RN,RJ,RF,F,RB D

2013JMRC近畿SSラリーシリーズ第2戦 2013キャッスルラリーinかんなべ

TEAMCASTLE(079-253-8201)

RN,RJ,RF,AE,RB D

13日~14日 九州 佐賀(150)

2013年JAF九州ラリー選手権第4戦 2013年JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第4戦 第25回FMSCマウンテンラリー2013

FMSC(092-980-7412)

RN,RJ,RF AE,RB D D

26日~28日

13日~14日 全日本 群馬(350)

TAG(027-352-1503) 2013年JAF全日本ラリー選手権第5戦 モントレー2013in群馬

RN,RJ,RF,AE RB C C

TAG(0493-61-1185) TRDラリーチャレンジRd3inモントレー

JMRC関東長野県ラリーシリーズ第2戦 はと車ラリー2013 27日

RT-はと車(0269-85-3330)

D

27日~28日 長野(200)

RN,RJ,RF,RB D

8 ( AUGUS T ) 中四国 高知(130) RN,RJ,RF,AE RN,RJ,RF,RB D D

2013年JAF中四国ラリー選手権第3戦 2013年JMRC中国・四国ラリーシリーズ第3戦 四国のてっぺんDCRラリー2013in嶺北

2013年JAF九州ラリー選手権第5戦 JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第5戦 有田電器情報システム株式会社杯CRMCラリーin九州2013

D.C.R(089-924-0220)

8月 3日 九州 福岡(145)

CRMC(0948-42-4341)

RN,RJ,RF AE,RB D D

18日

23日~25日

FERIAS,KTUAC(090-3487-2266) 2013JMRC近畿アベレージラリーシリーズ第5戦 F&K-KIOTO'13

OECU-AC(072-279-6286) 2013年JAF全日本ラリー選手権第6戦 2013年JAF中部・近畿ラリー選手権第3戦 2013年JMRC近畿・SSラリーシリーズ第戦 第49回大阪電通大チャリティーラリー「丹後半島ラリー2013」

RN,RJ,RF,AE,F E

C D D

RN,RJ,RF,AE

RN,RJ,RF,AE

RB

24日~25日

TEAM-RINDO(0263-73-4836) 2013年JAF東日本ラリー選手権第7戦 第36回りんどうALPENATTACK2013 JMRC関東長野県ラリーシリーズ第3戦 第30回りんどう美ヶ原高原RALLY2013

RB D D

RN,RJ,RF,AE

19 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S C AL E ND AR 56 7 ( J UL Y ) 選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 全日本 北海道 北海道(37945)
RN,RJ,RF,AE
7月5日~7日
中四国 山口(80)
群馬(300) RN,RJ,RF,AE,RB
京都(100)
3日~4日
全日本 中部・ 近畿 京都(300)
東日本
長野(260)

CMSC道北(0166-82-7122) 2013年JAF北海道ラリー選手権第6戦 2013年JMRC北海道ラリーシリーズ第6戦 第5回CMSC道北ラリー

9月7日~8日 群馬(150) RN,RJRFAEF RB D

7日~8日

JMRC群馬ラリーシリーズ第3戦 PLAY-STAGEラリー

PRESTIGE(027-231-1440)

7日~8日 栃木(200) RN,RJ,RF,F,RB D

TRSANO(0283-25-3335) JMRC関東イーストラリーシリーズ第5戦

JMRCチャレンジカップラリーシリーズ第4戦 ろいやる山岳トレーニング'2013

2013JMRC近畿アベレージラリーシリーズ第6戦 阪大ラリーin奈良 七大戦ラリーin奈良

RN,RJ,RF,AE,F E OUAC(080-1427-2102)

奈良()

2013年JAF九州ラリー選手権第6戦

JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第6戦 グラベルマインドラリー2013in唐津

第31回ベルナールサマーラリーイン浅虫

The40thanniversaryCORSAラリーシリーズ コルサの「ル」ラリー

2013TRDRallyChallengeRd4in富山

2013年JAF中四国ラリー選手権第5戦 2013年JMRC中国・四国ラリーシリーズ第5戦 MACラリーin久万高原

GRAVEL(0940-62-1018)

8日 青森(150) RN,RJ,RF,AE,F E

SCCB青森(0172-53-6612)

CORSA(027-345-0605)

AND(0763-32-7052)

2013年JAF中部・近畿ラリー選手権第4戦

2013年JMRC近畿SSラリーシリーズ第戦 第34回神大ラリー

TEAM-SHINDAI(090-2196-9403)

RN,RJ,RF D D

RN,RJ,RF,AE

21日~22日 APRC 全日本 北海道(1000)

AG.MSC北海道(011-864-1101) 2013FIAAsiaPacificRallyChampionship 2013年JAF全日本ラリー選手権第7戦 RALLYHOKKAIDO

A C C

Gr.A,Gr.N

RN,RJ,RF,AE RB

27日~29日 群馬(250)

JMRC関東イーストラリーツアー第6戦 JMRCチャレンジカップラリーシリーズ第5戦 MSCC東京オータムラリー2013

MSCC(03-3701-8425)

RN,RJ,RF,AE,F, RB D

28日~29日 福岡(80)

29日

V(0942-22-0009) 2013年九州ラリージュニアシリーズ第3戦 RALLYofV2013in山苞の道

RN,RJ,RF,RB E

1 0 ( OC T OB E R ) 東日本 長野(300) RN,RJ,RF,AE RN,RJ,RF,RB D D

2013年JAF東日本ラリー選手権第8戦 JMRC関東長野県ラリーシリーズ第4戦 第32回八子ヶ峰ラリー2013

2013年JAF全日本ラリー選手権第8戦 第41回M.C.SC.ラリーハイランドマスターズ2013

2013年JAF北海道ラリー選手権第7戦 2013年JMRC北海道ラリーシリーズ第7戦 とかち2013

TR-8(03-3643-5783)

10月5日~6日 全日本 岐阜(250)

M.C.SC.(0263-71-2505)

RB C C

RN,RJ,RF,AE

チームif(0276-74-2356)

JMRC関東イーストラリーツアー2013第7戦

JMRC関東コミュニケーションシリーズ2013第7戦

JMRCチャレンジカップラリーシリーズ第6戦 「第29回光圀ナイトラリー」

RC.G.M(029-357-9368)

2013JMRC群馬ラリーシリーズ第4戦 第59回チームif山岳ラリー 19日~20日 茨城(150) 栃木(30)

RN,RJ,RF,F,RB

19日~20日 京都(30) 兵庫(70)

20日

2013JMRC近畿アベレージラリーシリーズ第7戦 2013丹波黒豆パナサスラリー

2013年JAF九州ラリー選手権第7戦 JMRC九州ラリーchシリーズ第7戦

EAST九州2013

RN,RJ,RF,AE,F E PANASUS(06-6831-8024)

20日 九州 大分(150)

RC大分(0972-63-6695)

RN,RJRF AE,RB D D

26日

29日~30日

2013年JAF全日本ラリー選手権第9戦

2013年JAF中部・近畿ラリー選手権第5戦 2013年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ第2戦 新城ラリー2013

JMRC関東長野県ラリーシリーズ第5戦

FRCRallyMountainCrossin木曽

2013JMRC東北ラリーシリーズ最終戦 モータースポーツクラブあきたターマックラリー

MASC(0561-63-0101)

RN,RJ,RF,AE

RN,RJ,RF,AE,RB

RN,RJ,RF,AE

RN,RJ,RF,AE,RB

愛知(260)

25日~27日 長野(100)

FRC(0265-76-8162)

AKITA(018-839-0834)

RN,RJ,RF,RB D

RN,RJ,RF,RB D

秋田(110)

20 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S C AL E ND AR 56 9 ( S E P T E MB E R ) 選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 北海道 北海道(100) RN,RJ,RF RN,RJ,RF,RB D D
九州 佐賀(130) RN,RJ,RF RN,RJRFAERB D D
8日
群馬(100)
14日
RN,RJ,RF,AE,F, RB E
富山(150)
14日
RN,RJ,RF,RB D
15日 中四国 愛媛(150) RN,RJ,RF,AE RN,RJ,RF,RB D D
MAC(089-958-3089)
15日~16日 中部・ 近畿 兵庫(150)
11日~13日 北海道 北海道(100) RN,RJ,RF RN,RJRFRB D D
RTC(0155-47-0202)
12日~13日 群馬(240) RN,RJ,RF,RB D
D
全日本 中部・ 近畿
C C D D

2日~3日

9日~10日

16日

16日~17日

23日~24日

23日~24日

JMRC群馬ラリーシリーズ

関東コミュニケーションラリーシリーズ第 戦

TAGラリー2013

第8回JMRCオールスターラリーフェスティバル 第23回チェリッシュつちの子ラリーinにいみ2013

2013年九州ラリージュニアシリーズ第4戦

ACKKITナイトラリーin九州

2013年JAF九州ラリー選手権第8戦 JMRC九州ラリーチャンピオンシリーズ第8戦 ひむか秋のラリー'13in美郷

2013年JAF中部・近畿ラリー選手権第6戦 2013年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ第3戦 シロキヤラリー13'

JMRC関東イーストラリーツアー第8戦 第30回RBACサンデーラリー

RN,RJ,RF,AE,RB D TAG(027-352-1503)

11月2日~3日 岡山(250)

TCHERISH(086-485-1866)

ACK(093-881-3933)

R-10-N(0982-37-0253)

SHIROKIYA,SOMOS (0565-28-6524)

RBAC(0436-43-5044)

TEAM-MORE(0749-48-0515) 2013JMRC近畿SSラリーシリーズ第5戦 チームモアラリーin滋賀2013

30日 ※12月に開催されるラリー競技会はありません。

The40thanniversaryCORSAラリーシリーズ コルサの「サ」ラリー

CORSA(027-345-0605)

GY MKHANA , C I R C UI T T R I AL , DR I F T

5 ( MA Y ) ~ 6 ( J UNE )

RN,RJ,RF,RB D

RN,RJ,RF,RB E

RN,RJ,RF AE,RB D D

D

RN,RJ,RF,RB D

RN,RJ,RF,AE,RB D

RN,RJ,RF,AE,F, RB E

福岡(140)

滋賀(100)

群馬(100)

●ジムカーナ●サーキットトライアル●ドリフト

以下のカレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。

北海道地方

競技会名

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

開催日 北海道 新千歳モーターランドPN,N,SA,B,SC, D,AE D C.SC.C(011-873-2072)

2013年JAF北海道ジムカーナ選手権第2戦 2013年JMRC北海道ジムカーナチャンピオンシリーズ第2戦

2013年JMRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第2戦 2013年JMRCオールスター選抜第2戦 コクピットチャレンジジムカーナ

5月  5日 十勝インターナショナルスピードウェイ B,AE E TOSC(0155-52-3910) 2013年TOKACHIサーキットトライアル第1戦

19日

6月  2日

2013年JAF北海道ジムカーナ選手権第3戦

2013年JMRC北海道ジムカーナチャンピオンシリーズ第3戦

2013年JMRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第3戦

2013年JMRCオールスター選抜第3戦 チボーターマックアタック

北海道 オートスポーツランドスナガワPN,N,SA,B,SC, D,AE D THIBAULT(011-864-2003)

東北地方

2013年JAF全日本ジムカーナ選手権第4戦

2013年JMRC北海道ジムカーナラジアルシリーズ第4戦 オールジャパンジムカーナ

C.SC.C、AG.MSC北海道 (011-864-2003)

C D

PN,N,SA,SC, D,AE

PN,N,SA,B,SC, D,AE

16日 十勝インターナショナルスピードウェイ B,AE E TOSC(0155-52-3910) 2013年TOKACHIサーキットトライアル第2戦 23日 =サーキットトライアル

全日本 オートスポーツランドスナガワ

競技会名 開催日 スポーツランドSUGO西コース

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

B,D E TDMC(03-3656-6166) FEDERALドリフトマッスル2013第2戦SUGO大会 スーパーマッスルクラス

マッスル・レディスクラス

5月  6日 仙台ハイランドテクニカルコース

マルイコンタクトレンズカップ 2013宮城・福島3トライジムカーナシリーズ第1戦 (ATクラスも有り)

19日

2013JRSCCエビスラップタイムアタックⅠ

=サーキットトライアル

P,N,SA,SC,D, AE E NC(080-3192-8147)

19日 エビスサーキット

R,N,SA,B D JRSCC(0243-24-2972)

21 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S C AL E ND AR 56 1 1 ( NOVE MB E R ) 選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日
群馬(250)
九州 宮崎(150)
中部・ 近畿 愛知(160)
RN,RJ,RF,AE
千葉(200)

6月 2日

2013年JAF東北ジムカーナ選手権第3戦 2013年JMRC東北ジムカーナシリーズ第3戦 JMRC全国オールスター選抜第3戦 BRIDGESTONECUP

オーガナイザー/電話番号

格式

D 奥州VICIC(022-225-5037)

競技車両

PN,N,SA,SC,D, AE P,B

選手権地区 開催場所

競技会名 開催日 東北 仙台ハイランドレースウェイ ジムカーナコース

2日

9日

30日

B E B-Sports(03-5487-0735) マツダファン・サーキットトライアル福島ラウンド

2013CMSC青森ジムカーナ第1戦

2013年JAF東北ジムカーナ選手権第4戦

2013年JMRC東北ジムカーナシリーズ第4戦 JMRC全国オールスター選抜第4戦 ADVANCUP

30日

2013年宮城福島3トライジムカーナ第2戦 (Aライセンス講習も有り)

=サーキットトライアル

関東地方

競技会名 開催日

エビスサーキット 東コース

岩木山スキー場駐車場 P,N,SA,B,SC E CMSC青森(0172-97-2738)

D 奥州VICIC(022-225-5037)

東北 新協和カートランドPN,N,SA,SC,D,

AE

P,B

P,N,SA,B,SC,D E TNEMOTO(0246-26-3611)

エビスサーキット ジムカーナコース

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

5月 12日 さるくらモータースポーツランドPN,N,SA,B,SC, D E N.C.SC(0265-22-3864) 2013関東チャンピオンシリーズ第3戦 2013甲信シリーズ第2戦 NCSCスーパージムカーナinさるくら

2013年JAF関東ジムカーナ選手権第3戦 JMRC関東オールスターシリーズ第3戦 JMRC全国オールスター選抜第3戦 ラッテストーンハードスラローム

関東 浅間台モータースポーツランドPN,N,SA,SC,D, AE D Narashino(047-407-6050)

19日 スピードパーク新潟 PN,N,SASC,B D E VICIC新潟(0257-47-2522)

2013JMRC新潟ジムカーナシリーズ第2戦 2013エンドレスカップジムカーナシリーズ第2戦

26日 筑波サーキット B E TMAC(03-3611-6687) TMACAライセンス講習会用サーキットトライアル付き⑤

6月 2日 筑波サーキット SAB E TMAC(03-3611-6687) 東関東トライアルinつくばSr3 Aライセンス講習会付き⑥

29日 関東 スピードパーク新潟PN,N,SA,SC,D, AE D TASK(025-388-3681) 2013年JAF関東ジムカーナ選手権第4戦 JMRC関東オールスターシリーズ第4戦 JMRC全国オールスター選抜第4戦 TASKテクニアカルジムカーナー2013

8日 関越スポーツランド N,B E T-SPIRIT(049-235-4886) 2013年JMRC埼群ジムカーナシリーズ第3戦 スピリッツテクニカルジムカーナ

DUNLOP杯スカラシップ③ タイヤセレクト小平店CUP第3戦

9日 袖ケ浦フォレストレースウェイ B E JARACRC(043-266-3703) ジャラック袖ヶ浦サーキットトライアル

Aライセンス講習会付Rd-Ⅱ

9日 ツインリンクもてぎ北ショートコース

JMRC関東チャンピオンシリーズ第4戦 JMRC栃木・茨城ジムカーナシリーズ第4戦 もてぎラウンド3

SHAKEDOWN、 ㈱モビリティランド (0287-96-4505)

PN,N,SC,D,B E

23日

16日 関東 関越スポーツランド

2013年JAF関東ジムカーナ選手権第5戦 JMRC関東オールスターシリーズ第5戦 JMRC全国オールスター選抜第5戦 Hormsエキサイティングジムカーナー

PN,N,SA,SC,D, AE D HORMS(055-232-4171)

筑波サーキット B E CLEVER(03-3766-3312) 2013クレバーサーキットトライアルin筑波第3戦 Aライセンス講習会付き

23日

23日 ツインリンクもてぎ

30日

もてぎサーキットトライアル第3戦

2013JMRC新潟ジムカーナシリーズ第3戦 越後スラロームの旅2013KAMS版

=サーキットトライアル

M.O.SC、㈱モビリティランド (0265-64-0200)

N,B E

PN,N,B,SA,SC, D E KAMS(0254-24-4727)

胎内スキー場駐車場

(39ページへ続きます)

22 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S C AL E ND AR 56
23 2013 5 JAF MOTOR SPORTS

佐藤秀昭スイフト、開幕戦を制す

JDTC

Round.1

全日本ジムカーナに遅れること1週間。今年 の全日本ダートトライアル選手権が3月17日、 丸和オートランド那須で1DAYイベントとして 開催された。参加台数は160台。開幕戦にふさ わしい賑やかな一戦となった。

今回のコースレイアウトは逆走を採用。象の 鼻もロングストレートから右回りで入る迫力満 点の設定だ。全体的にアベレージの高いコース となったが、ここ数年の例にもれず、最終セク ションはゴール手前の島回りを左、右と回って

NASU 国内  主催:FSC

2013年全日本ダートトライアル選手権第1戦  DIRT-TRIAL in NASU[JAF公認No.2013-1702] 開催日:3月17日 開催場所:丸和オートランド那須 格式: 国内  主催:FSC[クラブ登録No.加盟13061]、M.S.C.うめぐみ[クラブ登録No.加盟10024] フォト/友田宏之、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部

ゴールというタイトな設定。今年も勝負の大き な分かれ目となったことは言うまでもない。

PN部門は23台がエントリー。今年は全日 本の人気クラスとなりそうな勢いだ。最大の話 題は昨年のN1チャンピオン、内藤聡選手が移 籍してきたこと。駆るのは人気ナンバーワンの ZC32スイフトだ。また近畿のテクニシャン、

上野倫広選手も昨年まで佐藤卓也選手が駆っ たZC31スイフトで新たに参戦と、実力派が目 白押しのクラスになっている。

全日本ジムカーナを席巻している感のある ZC32スイフトがグラベルフィールドでも速さ を見せるのかに注目が集まる中、スタートした ヒート1。しかしシード勢の出走を前にトップに 立っていたのは、デミオをドライブした宝田ケ ンシロー選手だった。

シード勢のトライに移ると今度は昨年の丸和 の覇者、太田延昭コルトがベストを更新。対す る32スイフト勢は太刀打ちできない。しかしそ の中、一人、異次元の走りを見せたのが今年

1.2.「走りはそんなに悪くはなかった。ブーンで走れる最後の年なんで、最後までしっかり全うしたいね」。N2クラスは伊藤益弘 選手がまず先勝。

1 3 4 2
3. ブーンでのチャンプ獲得のラストチャンスに賭ける西田裕一選手は2位でシリーズを発進。4. ストーリアで今 年はN2を追う昨年のSC2チャンプ宮木健郎選手は3位に入賞。 PN部門はZC32スイフトに今年からチェンジ の佐藤秀昭選手がライバルを寄せ付けず快勝。

から32スイフトにチェンジした佐藤秀昭選手。

「(ADVANの)031がバッチリで、全然もがい てない。冷静に走れた」と太田選手を2.7秒ぶ っちぎる。035に履き代えたヒート2も後続を1 秒弱も置き去りにするベストをマークして、32 スイフトでの初勝利をもぎ取った。

「031を基本にしてセッティングを煮詰めてき たので1本めのタイムはそのせいだと思います よ。ウェットではクルマがかなり決まってる感 じがあるので、自分としては硬い路面でどうな るかですよね。舗装の走りができれば何とかな るかな」と佐藤選手。昨年あと一歩で獲り逃し たタイトル奪取に向け、手応えが掴めた様子だ

陸のベテラン小川静夫選手は得意とする丸和でPN3位に入賞。 ベストラインが狭い所もあって難しいコースでした。勝てはしましたが、こんな僅差な戦いがずっと続くんでしょうね」と気を引き 昨年、尻上がりに調子を上げたN3北條倫史選手はカラーリングも一新のマシンで2位をゲット。11. 地元 で勝利を狙ったN3赤羽政幸選手だったが、3位にとどまった。12. 昨年、全日本初優勝達成のSA1飯島千尋選手は3位でシリー ACTIONカラーが映えたSA1佐藤孝選手だったが、2位に終わった。14.15.SA1山崎利博選手はこれまでゲ ンがいいとはいえなかった丸和で優勝。V2に向け幸先のよいスタートを切った。

った。

昨年の王者不在の中、開幕を迎えたN1クラ スは、ランキング2位の児島泰選手もSC1ク ラスへ移籍したため、若手ドライバー達には大 きなチャンスがめぐってきた。しかしヒート1 は、ランキング3位、ベテラン組に入る坂井義 浩選手が地元は譲らずベスト。

そのまま逃げ切るかと思われたが、ヒート1

で2位につけた同じ関東の伏兵、佐々木正スタ ーレットが、「EPの路面だった」と快心の走り を見せて1分51秒台に叩き入れて、そのまま 勝利をさらっている。

昨年同様、ブーボー軍団の三つ巴のバトルが 軸となると思われたN2クラス。しかし3本柱 の一角、青木辰之選手がSA2クラスへ移籍し たため、伊藤益弘、西田裕一両選手の一騎打

25 2013 5 JAF MOTOR SPORTS
5 6 7 8 10 15 12 14 11 9 13

ちを中心にしてシリーズは展開される見込みだ。

その初戦は「逆走になって却って走りやすか った」という伊藤選手に軍配。西田選手は「“な んで行かんかったかな”と後悔するミスがいく

つかあったけど、今年は伊藤さんに勝てる最後 のチャンスなので何とか頑張りたい」とリベン ジを誓っていた。

N4クラスは開幕戦からトップ4が0.2秒差 にひしめく大接戦が展開された。勝ったのは昨 年、最後の島回りでドライブシャフトが折れて 勝利を逃した北島広実選手。「前半はリズム重 視、後半はイケイケと難しいコースだったけ ど、何とかメリハリが付けられました」と昨年の リベンジを達成。

「雪が多かったので今年は砂利は1回しか走れ てない。それでこの順位はラッキー」と振り返

った道産子、北條倫史選手が2位。昨年のチャ ンプ、佐藤隆行選手はヒート1こそベストを奪 うも、ヒート2はヘアピンでのミスが響き、5位 に甘んじた。

SA1クラスはチャンプ山崎利博選手が絶好 調。「ここ数年の中では一番、オフの間にクル マを見直した。キャパシティは大きく上がって ないけど、動かしやすくなった」というシビック でヒート2、ぶっちぎりのベストをマークして 快勝した。

「2本めもミスしたけど、(DLの)87のキャパ シティの広さにも助けられた感じですね。いつ もはスロースターターなんで、この勝利は大き い」とチャンピオン。王者の先行逃げ切りを誰 が阻止するのか、今後が注目だ。

参加30台とモンスタークラスとなったSA2 クラス。ヒート1では、 北村和浩、荒井信介 のトップ2を尻目に地 元関東の林軍市選手

ドライだったら勝てなかった

N1クラス 佐々木正選手

今日のような砂利が乗ってる“だるい"路面 はターボが効いてトルクがかかった方が有利 だと思ったので、インテよりトルクがあるEP にもチャンスはあると思ってたんですよ。若 干、滑りましたけど、ヘアピンの立ち上がりか らは035も喰ってくれたんで、ドライになり きらなかった分、トラクションの差で勝てた と思います。一発屋で終わらないよう、これ からも頑張ります。

16.N1竹本幸広選手は3位に食い込んだ。17.N1優勝候補の一台だった坂井義浩選手。ヒート 1のベストを守れず、2位に甘んじた。18.19.SC1クラスは工藤清美選手が、2本ともベストと貫 禄を見せて優勝。20.SC1クラス3位にはACTION軍団の一人、深田賢一選手が入賞。21.3年 ぶりとなるSC1復帰戦を2位で終えた児島泰選手。

関東ではアルトワークス使いとして知られる 佐々木正選手は、3年前に乗り換えたスター レットターボでN1を制し、全日本初優勝。

20 21 16 18 19
17
全日本初ウィナーに聞く

「ロールケージを減らして軽くした分、動きはよくなってるけど、やることはまだあるの で、もっと煮詰めたい」。SA2クラスはボディを一新したエボXを駆った荒井信介選手が僅 差で北村選手をかわして優勝。23. を数えたこのクラスも今後の展開が注目される。

歩まで迫った星野悟選手が入賞した。25.SC3チャンプ吉村修選手は3番手にとどまった。 26.27.SC3クラスはヒート2、ただ一人、1分38秒台にタイムを叩き入れた丹羽政彦選手 が、2年ぶりとなる丸和の一戦を制した。28. 今年はカラーリング一新のエボXを駆る北村 和浩選手。最後の島回りでのタイムロスが響いて2番手にとどまった。29. 今年はキャロッ セフルカラーのエボXで丸和2連勝を狙ったSC3炭山裕矢選手だが、2位に終わった。 がベストを奪って大いに会場を沸かせる。しか

しヒート2では“最後の二人"がしっかりとタイ ムを詰めて首位争いを展開。コンマ1秒の差で 荒井選手が逃げ切った。

「2本めはイン外さずに036を生かす走りがう まくできたけど、今日は最終セクションの失敗 の数の差かな。ただ今日がシェイクダウンなん で、お祝いで勝てたと思うようにします(笑)」と 荒井選手。トップ2と同じ1分42秒台にタイム

を入れた新潟の星野悟選手が3位に入る健闘を 見せたが、林選手は43秒の壁を破れず、6位に 甘んじた。

SC1クラスは2012チャンプ、工藤清美選手 がヒート1も2番手を2秒以上も引き離すベス トをマークするが、3年ぶりにSC1に復帰の児 島泰FD2シビックがヒート2、ベストを塗り替 えて仕切り直しに。チャンピオンはきっちり1 秒詰めて再逆転を果たすも、コンマ5秒差に食

30. ホームコースでの全日本制覇を狙ったD部門亀山晃選手だったが、ヒート2で逆転を許し、3位に甘んじた。31.D部門のディフェ ンディングチャンプ、炭山義昭選手はヒート2で2位まで挽回するも勝利は果たせず。 「ドライバーが踏み切りさえすればつい てくるクルマには持ってこれてる」。D部門は谷田川敏幸選手がヒート2でオーバーオールVを奪う走りを見せて逆転優勝を飾った。

らいついた児島選手の速さも印象に残る一戦と なった。 「ブレーキが不調でサイドが決まらなかったけ ど、大きなロスなくまとめられました。児島選 手のFD2との勝負はコースのレイアウト次第 でしょうね。今日に関しては島回りはEKの方 が有利だったと思う。僕のFD2はまだ開発中。 投入時期はまだ何とも言えません」と工藤選手。 ともにアグレッシブな走りが信条なだけに、今 後のバトルが楽しみだ。

一方、SC3クラスは、2年ぶりに丸和参戦の 丹羽政彦選手が、丸和2連覇を狙ったスポット 参戦の炭山裕矢選手をコンマ7秒差に下して優 勝。「まさかまさかで勝ってしまいました(笑)。 でも地元勢が強いと言われる丸和で勝てて嬉し いです」と表彰台で相好を崩した。

D部門は、地元の亀山晃選手がヒート1、ベ ストを奪うが、ヒート2では痛恨のタイムダウ ン。クラス2年めでタイトル獲りに賭ける谷田 川敏幸選手が、ヒート2で自らのタイムをしっ かり2秒詰めて開幕戦を制した。

「1本めは走りがギクシャクしてしまったけど、 2本めはSC3で1分38秒台が出てたから、亀 山選手が出した39秒台は超えられると思った。 きっちり踏めて快心の走りはできたと思いま す」と振り返ったタイムはただ一人37秒台に入 れるオーバーオールウィンタイムとなった。

一方、注目の炭山義昭選手はヒート2、38秒台 にタイムを入れて亀山選手をかわすが、今回は2 本とも谷田川選手の後塵を拝する結果に。チャ ンプが相次いで敗れたSC3、Dの2クラスは今 後の混戦模様を予感させる結果で終わった。

27
23 24 26 22 28 29 30 31 32 33 27 25

公認ドリフト競技会が初開催!

DRIFT

今年1月に施行されたドリフト競技開催要項 に基づく初の公認競技会が3月24日、栃木県 の日光サーキットで開催された。記念すべき第 1回の公認競技となったのは2011年から始ま り、今年は計8戦が予定されている「ドリフトマ ッスル」のシリーズ開幕戦。このシリーズの最 上級クラスとして位置づけられるスーパーマッ スルクラスが地方格式として行なわれた。

今回の大会は、まず予選的な位置づけとなる 単走からスタート。単走はコース中に設定され た一定の区間を1台ずつ走行し、その区間中で のドリフトの角度や、コーナリング中の姿勢等 が判定されるというもの。区間内の一部に設け られたエリアにおける進入速度や区間タイムも 判定に加味される。判定は100点を満点とした

ドリストマッスル2013第1戦日光大会[JAF公認No.2013-1368] 格式:地方 開催日:3月24日 開催場所:日光サーキット 主催:TDMC[クラブ登録No.加盟13288] フォト/友田宏之 レポート/JAFスポーツ編集部  主催:TDMC

減点方式が採られ、今回は参加した17名のう ち、上位8名がトーナメント方式で競われる追 走に進出した。

追走は2台のマシンが前後関係を保ちながら 走行し、単走と同様の判定対象区間の中で勝 負を行なう。先行のマシンは単走と同様の基準 に沿った判定を受けるが、後走のマシンは先行 のマシンになるべく接近した状態でドリフトす ることが求められる。追走は公平を保つため、 先行/後走と立場を入れ替えて計2回走行。採 点は今回は10点の中で2台にポイントを配分 する方式を採り、6対4、5.5対4.5といった形 で判定し、2本のポイントの合計で勝敗を決定 するという形だ。

ドリフトマッスルで判定を行う審判員を務め るのは、このシリーズを立ち上げた土屋圭市氏 と稲田大二郎氏の二人。グループA時代の

GT-Rやルマン24時間クラス優勝などハコ使 いの名手として知られた土屋氏だが、アマチュ ア時代に参戦していた富士チャンピオンレース ではドリフトマイスターとして名を上げたこと も。そんな土屋氏をドリキン=ドリフトキング と名付けたのが当時、チューニングカー雑誌の 編集長を務めていた稲田氏という間柄だ。 大会では、早朝にまずドライバーズミーティ ングの場が設けられ、土屋氏による判定区間の 発表と判定のポイントの解説が行なわれた。今 回のポイントとなったのはストレートに立ち上が る、日光の正コースでは最終コーナーに当たる 左コーナーと、審判員席前のヘアピンコーナー の進入と立ち上がりまでの区間。また最終コー ナーはゼロカウンターで立ち上がることやヘア ピンコーナーでの脱輪はリアの2輪までといっ た細かな判定ポイントも、その場で説明された。

加者はその判定基準に沿った走 り方を組み立てる。

➋単走 まず一台ずつの出走が行なわ れ、ライン取りやドリフトの角 度、進入速度や区間タイムによ り、判定が行なわれる。

➌単走結果発表 単走の正式結果が発表され、上 位成績者は追走への出場が決 定。再度、追走の判定基準に関 するミーティングも行う。

➍追走 追走はトーナメント方式を採 る。先行/後送(追い上げ)、立 場を入れ替えて2回走り、その評 価の合計で勝敗を競う。

審判員席

多くの参加者が上げたポイント は最終コーナーの立ち上がり。 ここの脱出の姿勢と速度が次 のストレート以降に影響する。

28 2013 5 JAF MOTOR SPORTS
➊車検&ミーティング 練習走行、単走の前に、競技長が 単走の判定ポイントを説明。参
ドリフト競技の流れ START GOAL

ドリフトマッスル第1戦レポート

シンでの参戦だったが、採点競技である以上、 パワー勝負とならないのがドリフト競技の特長

3 4

1回戦

1.追走は単走1位vs8位、同2 位vs7位…といった組み合わ せに。単走1位の藤野秀之シ ルビア(手前)が後走でも時田 雅義ソアラに詰めて勝利。2.いきなり優勝候補同士が相対した この一戦。昨年のこの大会の覇者、古口美範シルビアはマシン 不調も祟って、このシリーズの人気者、“ドリフト侍”こと今村隆 弘RX-7を先行でも引き離せず、敗退。3.単走でもキレのいい走 りを見せて3位につけた中村大介シルビアは、同6位の白石達也 RX-7がマシントラブルで出走できなかったため、不戦勝。4.ア クセルの踏みっぷりの良さで知られる単走2位の木口健治ロー レルと、いぶし銀の走りを見せる職人、平岡英郎シルビアが対決 という好カードは、平岡選手が後走の1コーナーで大きくアウトに はらんだため、木口選手が逃げ切って勝利。

準決勝

2 4

5.木口健治選手vs中村大介選手の戦いは、中村選手が後走で激しい詰めを見せるが、1本めの後走でさ らなる激走を見せた木口選手が僅差で上回った。「中村選手は何もミスしていない。それを上回る凄さ を見せてくれたのが木口選手」(土屋氏)。6.今大会、絶好調の藤野選手に対して、鋭い突っ込みを見せ た今村選手だったが、勢い余って追突。マシンを痛めてリタイヤとなってしまった。

6 5

決勝

行でスタートするが、後走の 木口選手が「あの距離を維持 するのは凄く難しいこと」と 土屋審判員に言わしめた、鬼気迫る寄せを見せて大きく ポイントでリードする。「コースを飛び出しそうになって 危なかったですけど、何とかギリギリの走りができまし た。後走でポイントが稼げたことは大きかった」と振り 返った木口選手は先行の2本めでも藤野選手の寄せを 許さず逃げ切り、優勝。「木口選手が最終コーナーが速 いのは分かってたんで、何とか付いていきたかったんで すが離されてしまった」と藤野選手は次回にリベンジを 誓っていた。

のひとつ。「腕さえあれば、100馬力のクルマで も500馬力のクルマに勝てるのがドリフトマッ スルです。アマチュアの国内最高峰を決める大 会ですが、将来的には世界にこの競技を広め ていきたい」と稲田氏は語る。

準優勝 藤野秀之選手 1 3 7 1 2

今年のドリフトマッスルは基本的には国内の ミニサーキットを転戦するシリーズとなる。今 回の日光でも審判席を挟んで観客 席が設けられたが、観客席が近い というミニサーキットの特長を生 かして、迫力の走りを身近に見れ るのもこの競技のいいところ。自 分なりの採点をしてみるのも楽し いだろう。

「もう15年ドリフトをやってきた けど、ここまで応援してくれた人 達のおかげでようやくドリフトが モータースポーツ競技として認め られた。そんな日を迎えられて、 今日は本当によかったと思ってま す。これからも、こうした正式な 場所で皆に認められるドリフトを

やっていきたい」と土屋氏。公認ドリフト競技 のさらなる発展を期待したいところだ。

ドリフトマッスル第1戦優勝者 木口健治選手

ドリフトマッスルはシリーズが始まって以来、皆勤賞と いう木口選手は茨城在住の会社員。初の決勝進出で見事、 金星を収めた。「今までも、勝ち上がっていく中でテンショ ンが上がり過ぎてポカミスをしたりして負けたりするこ とが多かったんで、今回は平常心を心がけたのが良かっ たと思います。対戦相手のことも気にし過ぎずに自分の 走りを貫こう、という思った通りの走りができました。決 勝は後走でポイントが獲れたことが大きかったですね。

審判員を務める土屋圭市氏と稲田大二郎氏(右から)。ドリフトマッスルは両 氏が2011年に新たに立ち上げたシリーズだ。2. 開会式ではドライバーが一堂に 会し、ファンに向けて挨拶を行なうなど、和やかな雰囲気の中、競技は進む。 3. 追走の決勝の前には、ドライバーが決意表明を行なう。ファンサービスが徹 底している。4. 今回の大会はヘアピンを挟んで審判員席と向き合うエリアが観 戦ポイント。手が届くような間近な距離でドリフト観戦が楽しめる。 3位 中村大介選手

岡山国際サーキットを舞台とする、OKAYA MAチャレンジカップレースの開幕戦が、3月10 日に開催された。

この日の天気は終始不安定で、早朝は曇り 気味ながらも温かったものの、やがて崩れ始め て一時は雨がコースを濡らすまでに。まさに天 気に翻弄され続けた一日となった。

最初の決勝レースはAE86。予選はドライコ ンディションを保ったものの、決勝は完全なウ ェットコンディションに。そんな中、ポールポ ジションを奪った北條正暁選手がスタートに出 遅れたばかりか、1コーナーで行き場をなくして コースアウト。

これで青木亮選手がトップに立つが、ピタリ と背後についた笠原啓介選手がヘアピンで 早々と勝負をかけ、逆転に成功する。だが、笠 原選手も逃げ切れず、じわりと鶴田康仁選手の 接近を許し、3周めの1コーナーでこそ攻めをし のいだが、ヘアピンでは前に出られてしまう。

その後、雨足はいっそう強くなるも、鶴田選 手のペースだけは衰えず。「予選でクラッシュ してしまったんですが、しっかり直してくれた メカの皆さんに感謝です。恵みの雨でもありま したね」と優勝の鶴田選手。

2013OKAYAMA

チャレンジカップレース第1戦

[JAF公認No.201-4002]

開催日:3月10日  開催場所:岡山国際サーキット  格式: 準国内 主催:㈱岡山国際サーキット [団体登録No.公認33001]、 AC[クラブ登録No.公認33001] レポート/はた☆なおゆき フォト/上尾雅英

1. 伴貴広選手はF4で2位入賞。

F4入賞の皆さん。3.F4ルーキー川端伸太朗選手は開幕戦で3位ゲット。4.F4のAクラスで 2位獲得の久保宣夫選手。5.F4・Aクラス入賞の皆さん。Aクラスの1位は総合トップの石川選手が獲得した。

続いて行われたTMSCヴィッツクラブマン は、予選、決勝ともウェットコンディション。

ポールシッターの赤堀康裕選手がオープニング の1周だけで大量6秒ものリードを奪い、その ままの勢いで逃げ切りを遂げた。 「もともと雨は得意なんですが、初めて履いた タイヤが想像以上に良かったんです」と初優勝 に大喜びだった。

予選こそドライタイヤで走れたスーパーFJ /FJ1600ながら、決勝には全車がウェットタ イヤを装着して挑んだ。スーパーFJ予選で2 番手の赤堀憲臣選手を実に2秒も引き離した山 田真之亮選手の快進撃は決勝でも続き、この レースでもオープニングラップのうちに6秒も の差が築かれた。

そのオープニングラップでは赤堀選手、スタ ートでひとつ順位を上げた田中勝喜選手、そし て山岸洋之選手による激しい攻防が繰り広げら れたものの、早めに勝負を仕掛けた田中選手が 2周めには2番手に。一時は後続に4秒の差を

つけたが、後半のペースでは赤堀選手が上回 り、9周めには再逆転を許してしまう。 もちろん、その間にも一人ハイペースでの周 回を重ねた山田選手が38秒もの大差で優勝。 「ずっと一人で走っていたので、集中力を保つ のが大変でした(苦笑)。路面が徐々に乾いてい ったんで、タイヤをいたわりながらタイムを上 げて、最後にちゃんとファステストラップも出 せたんで、満足しています」と山田選手。混走 のFJ1600では、妹尾俊郎選手が優勝を飾っ

F4は昨年、鈴鹿、岡山のS-FJでダブルタイトル獲得の石川京侍 選手が優勝。

F4西初戦は石川京侍選手が快勝!

1 3 4 5 2
2.

S-FJは予選からぶっちぎりの速さを見せた山田真之亮選手が独走で優勝。8.S-FJ2位入賞の赤堀憲臣選手。9.FJ1600で優 勝を飾った妹尾俊郎選手。10. 田中勝喜選手はS-FJで3位入賞。11. ポルシェ2位入賞の高田匠選手。12. ポルシェ3位入賞の MUSASHI選手。13.S-FJ入賞の皆さん。14.FJ1600入賞の皆さん。15. ポルシェトロフィーは雨、ドライとめまぐるしくコンディ ションが変わる中、安定した速さを見せた星野敏選手が優勝。16.TMSCヴィッツ1クラスは赤堀康裕選手が優勝。

ている。

ロードスターは予選、決勝ともセミウェット の中で行われた。「フォーメイションラップのう ちに、どこまでいけるか確認して、『これなら行

けるやろ』と、ワッと行ってしまいました(笑)」と 語る武連良治選手がポールポジションから好ス タートを決めて、2番手の石川仁士選手を一歩 も寄せつけず。その後も石川選手が近づくと、 ペースを上げる余裕の走りで優 勝を飾った。

F4は予選、決勝ともドライタ イヤを装着しての戦いに。予選の大半は伴貴広 選手がリードしていたが、残り3分のところで 勢い余ってコースアウトし、赤旗が。再開後の 1ラップを完璧にまとめた石川京侍選手が、逆 転でポールポジションを奪う。

17.AE86クラス2位入賞の笠原敬介選手。 18. 石川仁士選手はロードスター2位に入 賞。19. 江林賢一選手はAE86で3位獲得。 20. ロードスター梶谷太郎選手は予選5番 手から3位に入賞。21. 加治佐知明選手は TMSCヴィッツ2クラスで優勝。22.TMSC ヴィッツSクラスは池田章選手が優勝。 23.AE86は予選でクラッシュ、最下位スタ ートとなった鶴田康仁選手が優勝と劇的な 展開に。24. セミウェットという微妙なコンデ ィション下で行なわれたロードスターは武連 良治選手がポールトゥウィンを決めた。

決勝でも石川選手はトップを走り、中盤まで は伴選手も1秒ほどの差を保っていた。しか し、終盤になると石川選手のペースが一気にア ップ。徐々に差を広げてポール・トゥ・ウィン を達成する。

「スタートもうまくいきましたし、問題は何も ないレースでした。強いて言うとバトルして勝 ちたかったです」と語る石川選手は、今年FCJ にも参戦することが決まっているが、「F4にも できる限り出たい」とのことだ。3位はこれがF4 初レースとなる川端伸太朗選手が獲得した。

予選はウェット、決勝はドライと、コンディ ションの異なったポルシェトロフィー。予選で は星野敏選手、高田匠選手がコンマ2秒の僅 差で続き、決勝も接戦となることが予想され た。しかし、スタートを決めた星野選手は、2周 めまでは高田選手を背後に置いたが、その後は 徐々に差を広げていくことに。「今年最初のレ ースで勝てて良かったです」と語った星野選手 は、今年PCCJにも挑み、ジェントルマンクラ スの王座を目指すという。

31
6.7.
6 7 8 9 12 13 14 15 16 17 19 21 23 22 24 18 20 10 11

PN

86/BRZのデリバリーが進んだこともあって、 全日本ジムカーナの新PN3クラスは開幕戦から大盛況。 また全日本ダートラでもPN部門への移籍組が相次ぎ、 この波はトップダウンで全国に及ぶ勢いだ。そんなPNクラスの楽しさ、 難しさを今回はリアルに垣間見てみることにしよう。 レポート/田草川弘之 フォト/友田宏之、JAFスポーツ編集部

は、

甘くない!

人気クラスの攻略ゾーンを突き詰めろ!

Part.1

チャンプ達のほろ苦 PNデビュー戦

PNに新参戦の元全日本王者達は注目の初戦をどう戦ったか?

ポテンシャルはFD2の方が上だと思う。

セッティングを詰めてそれを実証したい 森田陽介 全日本ジムカーナPN2クラス

昨年まではZ34のフェアレディZ、FD2シビッ ク、そしてトヨタの86とスバルのBRZが参入 して三つ巴の戦いが演じられてきたPN2クラス。 今年からは86とBRZがPN3クラスとして独立 し、フェアレディとシビックの一騎打ちの様相を 呈することになった。そんなPN2をFD2シビッ クで挑むのが森田陽介だ。

「最近のジムカーナ人口の減少傾向には色々な要 因があるでしょうか、ボクができることは、新し めのクルマで全日本を戦い、そこの走りでギャラ リーを沸かせること。タイヤやガソリン代などの

クラスが最適だろうと考えました。PN1は、ボク としてはちょっとアグレッシブさに欠けて見える。 実はホンダの社員なもので、やはり自社のクルマ で戦いたいという気持ちがあって、FD2シビック を選びました。今のPN2は、トップ勢が少し手 薄な印象を持ってしまう。実際、鈴鹿では大きな ミスをしてしまったのに、コンマ差で2位に残れ てしまった。昔だったら、10位も危うかったはず です」と森田。構図としてはシビックとZの戦いに なっているが、森田はポテンシャルはシビックの 方が高いだろうと言う。だが、緒戦はコンマ差で 届かずにフェアレディ遣いの河本に優勝を奪われ た。しかし、森田の2位に続き、3位から5位ま でをシビック勢が占めた。実際は、シビック勢の 戦いの中にフェアレディの何人かが割って入って くる、という構図のようなのだ。

以前からトップ争いを繰り広げて完成度の高さ を誇るフェアレディの河本に対して、森田はまだ 乗り換えたばかり。実際はマシンの方も開発の余

地が残されているという。 金曜の練習会では、その タイム差は3秒もあった。 それを受け、現場で車高 を調整したという。

「とにかくリアが安定しす ぎていて、ハンドルで曲 がらないといけない感じで した。でも、舵角を入れて パワーをかけようとすると、トラクションが抜け てしまう。いかにパワーを活かせるか、そのため にはどういう動きのクルマにするか、そこがセッ ティングのポイントでしょう」と森田。リアのタイ ヤサイズを変えることもできるが、それはスタビ リティを低下させて回頭性だけを合わせたような ものだからNGだとも。まだ理想的な状態に仕上 がっているとは言い難いが、理想のイメージは頭 の中に出来上がっているようだ。 「電スロも反応しない領域があるし、それも運転 でカバーしないといけない。少なくとも、ポテン シャルを引き出す走りができていたわけではない ですから」と付け加える。言い換えると、森田と FD2シビックには、まだ大きな伸び代がありそう だということ。FD2乗りが揃って好タイムを刻み、 上位を独占する日は来るのだろうか。

2 位 特 集

新設クラスに移り、3年ぶりにPNへ再挑戦。

ブレーキ、電スロと課題をまずクリアしたい

福田大輔 全日本ジムカーナPN3クラス

今年からPN3に挑むことになった福田大輔は 実は復帰組の一人だ。福田は、PN1クラスが成 立した2010年に4勝を挙げて初代のシリーズ チャンピオンを奪っている。そのPN1クラスにス イッチする前は、EK9シビックでSA1クラスを 戦っているが、DC2インテグラでN2、ヴィッツ でN1を戦った経験もある。

一昨年は体調を崩してモータースポーツ活動を 休止。昨年はMR-2で地区戦にスポット参戦。今 季は、新設されるPN3クラスに挑戦する。

福田に、PN3クラスを選んだ理由を聞いた。

「PNは他のクラスも同じですが、運転の技術と セッティングでタイムの差が出るクラスですよね。

逆に、言い訳ができないわけです。クルマを触れ るところが狭いだけに、それをどう料理するか。

そんな所も面白いかな」

と話す。しかし、クルマの完成度はまだ勝負に 加われるレベルにまでは達しておらず、事前のテ ストでも大きくタイム差が開いてしまっていたと いう。「2秒半も離されてしまいました。これは、 何か問題が解決できていない証拠ですよね。おそ らく、クルマもドライバーも、まだトップ争いで きる状況には達していないんでしょうね。だから、

内藤聡 全日本ダートトライアルPN部門

ダートトライアルのPNクラスは、小排気量の 2輪駆動、いわゆるPN1だけが成立している。 PNクラスが作られた当初は、中部地区や関東地 区などで推し進められていた1500ccまでのマシ ンが顔を揃え、その中に新星のスイフトスポーツ が加わった。結果的には100ccのアドバンテー ジを活かした川島秀樹がタイトルを奪ったが、デ ミオやコルトなども優勝を果たすなど、戦闘力が 劣っていないことも分かった。だが、高速のレイ

次のタカタはスキップして、その間に熟成をする ことにしたんです」

クルマとドライバーがリンクされていない、と 自己分析する福田は、鈴鹿でのタイム差を起点 に、タイムを削り取る作業に取りかかる。さらに、 その課題についても触れて貰った。「鈴鹿では、 ブレーキをミスして4棆を脱輪させるという、話 にならない大ミスをしています。ブレーキに対す る精度というか、それが全く足りなかったからで しょう。コーナーからの立ち上がりで少しもたつ いて、それを挽回しようとして無理をしたのが原 因です。まずは、縦のグリップを最大に活かせる 感じの足回りに仕上げること。そして、コント ロールしやすいブレーキにすること。これが当面 の課題ですね。

それから、アクセルワークもかなりシビアなん ですよ。電子制御のスロットルで、意図的に反応 を鈍らせて挙動の安定化を図っているのかも知れ ません。今までの、ワイヤー式のスロットルなら アクセルの踏み方で調整できるのに、条件が変わ ると反応も変わってしまう。どういう時にどんな 操作をするのがベストなのか、それも探っていか ないといけない。リニアなタイプに対して、本当 した経験がある内藤聡は、今年から新型スイフト でPNクラスに移籍。その理由を聞いてみた。 「N1がDC2のワンメイクの状態ですよね。DC2 は確かにいいクルマだし戦闘力も高いけど、やは り先々を考えると新しいクルマで戦いたいという 気持ちもあった。それと、PNはスイフトだけじゃ なく色々なクルマがいて、そのドライバーが強敵 だったりする。そういう中で戦った方が楽しいか と思って」というのが内藤がスイフトに乗り換えた

N1のチャンピオンの走りが注目される中で、 その緒戦の走りはどうだったのか。内藤に振り 「とにかく、色々な状況の違いに翻弄 されてしまったという感じでした。ま

ず、路面の状況がかなり違うんです。

散水の残り具合の影響とか、砂利の 捌け方とか、今までの出走順では考え られない路面でした。2本めは砂利が 飛んで下の硬い部分が顔を見せてい たので、初めてドライタイヤで走りま した。ところが、硬い路面がライン上 の細い部分だけで、少しオーバース ピードになったら外の砂利に捕まっ

に遙かに難しいです。実戦 で気が付いたのですが、ド ラポジも微調整が必要だっ たようです。シート位置を 低くしすぎたようで、パイ ロンを攻めきれない印象が

ありました」

福田は、新しいクルマだ からこその課題に直面して しまった。本来なら事前に走り込みたかったとこ ろだが、それを実現させる時間までは作れなかっ た。だが、ライバルたちとの真剣勝負で課題が浮 き彫りに。早期の克服を目指して、大会をスキッ プして熟成の機会に充てるという決断を下してい る。目の前の道は決して穏やかではないが、だか らこそ挑戦し甲斐がある。福田の走りがどう変わ わっていくのか、それも愉しみだ。

て。DC2だったらパワー で姿勢やラインを変えた りできるけど、スイフトだ とそれができない。結局、 惨敗しちゃいました」

内藤は事前にテストす る時間が取れなかったよ うだが、もしテストが出来 ていたとしても本番の路面 を走ることはできない。大 会の時の路面作りが、いつもの状況とは違うから だ。結局は、大会の経験を積み重ねることが重 要になる。しかし、内藤は緒戦を戦ったことで 色々なことを掴んだ。

「コーナーに対して、どんな姿勢でアプローチで きるのかがポイントでしょう。恐らく、今までよ りも遙か手前から姿勢作りを始めて、とにかくゼ ロカウンターでアクセルを踏み続けられるように すること。電子デバイスが悪さをして、一度パ ワーセーブが掛かると復活するまで反応がない し、動きの全てが何となくフワフワした感じだし、 とにかく自分も新しいセンサーが必要なんだなと 感じました。クルマが喜んでくれる運転の仕方 と、それができるようなクルマ作り。新しい挑戦 で、まるで新入生の気分ですよ」と話してくれた。 N1クラスの戦いで切磋琢磨した経験を持つ内 藤だけに、勝負の中から次のヒントを掴んでい る。ポイントが明確になってそれを熟成さえすれ ば、表彰台に絡んでくることは間違いない。チャ ンプ内藤の闘いは、これからが本番だ。

11位
コーナーに対して、どんな姿勢でアプローチ するかが重要。新たな挑戦が、いまは楽しい
33 2013 5 JAF MOTOR SPORTS
7 位

番外編

反応がゆったりした分を余裕のある操作へ。

ワンメイクだからこそパワーロスは命取り

森嶋昭時 全日本ジムカーナPN3クラス

SAクラスをRX-7で戦い、08年と09年のチャ ンピオンを獲得した森嶋は、クラスを移籍して最 初の大会となる鈴鹿ラウンドでいきなり優勝を果 たした。しかも、ジムカーナ界の巨星、最多チャ

「新設のクラスで、しかもワンメイクみたいなも のでしょ。クルマをあまりいじれないから、純粋 にウデの勝負ができるし、しかも手頃で話題性の 高いクルマですからね。それと、このクラスで走 りたいと考えた大きな要因の一つが、山野哲也さ んの参戦でした。以前にN3の時に一緒に戦って ますが、大会への取り組み方とか、色々と教えて 貰った存在なんです。尊敬しているけど、だから こそ挑戦したいという存在でした」と言う。

だが、タイヤがSタイヤからスポーツラジアル に変わり、マシンが86になってRX-7のようにパ ワーに頼った動かし方はできなくなる。森嶋は、 ロスを減らすことが86の理想の走り方だと考え、 無駄を省く走りを探っていった。そのために、毎 週のように練習会とサーキットに通った。「おそら く、これまでに何百本も走ってますね。目指した のは、思うままに操れるクルマです。そういう状 況を実現させてくれたチーム体制にも感謝してい

Part.2

ます」と、シーズンイン前

の苦労を語る。ブレーキと サスペンション、デフくら いしか触れないPNクラス は、その限られた要素の熟 成度を高めていくことが必要になる。

「ABSと巧く共存していくことが必要で、特に ブレーキはきっちり作り込んでおかないとダメで しょうね。クルマが行きたがっている方向に対し て、ハンドルで曲げるような走り方はダメで、と にかくパワーロスさせないように考えました」とい うのが、森嶋流のセッティングの秘訣だ。大会当 日は、クルマの動きがゆったりと感じたという。 「反応がゆったりしているためか、操作に余裕が あるなと感じたんです。それで、落ち着いてドラ イビングすることができて、大きなミスをしなく て済んだという感じですね」と振り返る。その結 果が、尊敬する先輩をコンマ差で下し、このクラ ス初の優勝者として名前を刻むことになった。 百戦錬磨の強者が顔を揃えているだけに、こ れからの戦いぶりにも注目が集まりそうだ。

栄冠への最短ルートを探せ!

2012PNチャンピオンが語る“PNタイトルの正しい獲り方”

今年で58歳になる大ベテランの喜多治人。シ

ティ、ヴィッツを経て11年からは新設されたPN クラスを闘いの場とし、デミオ、スイフトと乗り 継いできた。「ジムカーナを始めた時は、実は AE92やシビックなどにも乗っていたんですよ。

ただ、競技に参加するだけでもお金が掛かる。だ から、ランニングコストを抑えられる、コンパク トなクラスで走ろうと思ったんです」

そのクラスの中での闘いを愉しむという意味で は、絶対的な速さは関係ない、ということだろう。

実は、それこそがPNクラスの魅力の根底にある もので、言い換えればドライビングテクニックを 競うことに特化しているからだ。

行き過ぎない、止まりすぎない。

ブレーキングを、まず極めろ!

差はないはずです。だからこそウデの勝負にな る。そんな中で、ボクが意識しているのは、他の 選手がどんなタイムを出したのかを、逆に意識し ないことですね。成績よりも、むしろ巧く走るこ とを意識しています。去年なんかは、他の選手が ベストタイムを更新したというアナウンスを聞き たくなくて、実はクルマの中で窓を閉めてエアコ ンを効かせたりしたんです。逆に自分の走りに集 中することができれば、成績もそれなりに付いて くる。例え優勝できなくても、2位でも3位でも いいという気持ちの方が強くて、だからこそ、 チャンピオン意識なんかは持っていないですね。

2012

全日本ジムカーナ P N 1 チャンピオン

実は、昔失敗したことがあるんです。成績を意 識しすぎると、回りが何秒タイムが上がってきた から、なんて考えて無理をしてしまう。本番では、 挑戦するような走りはリスクが大きすぎますよね。 それからは、安定して成績を残すにはどうしたら いいのか、どう取り組むべきかを考え、自分の走 りに徹する意識が強くなりましたね」

ヴィッツ、デミオ、スイフトと乗り継いできた 喜多に、その違いなどにも触れてもらった。 「とにかく、そのクルマの理想の走らせ方とは何 かを考えますね。その中で最も重要なのがブレー キでしょう。行き過ぎない、止まりすぎないこと。

コーナリングスピードに対して、適切に合わせら れるかどうかです。そういう意味では、デミオも ヴィッツも、かなり神経質な所がありました。ス イフトは、その点では少し寛容な所がある。安定 性が高いことが、ブレーキに対しても許容になっ ているのかも知れません。ただ、安定性が高すぎ て、細かいターンが難しい所があります。 鈴鹿では、自分で思っていたよりグリップが高 かったようで、サイドをミスしてしまいました。 大きなミスはしないようにと考えていたんですけ れどね。最終ゼッケンでプレッシャーがあるのは 事実ですが、それを意識せずに、自分の走りがで きるように戦っていくつもりです」

全日本ダートトライアル

ウデの勝負だからこそ、気持ちが大切。 回りを意識せずに自分の走りに集中する
「正直、クルマの性能という意味では、それほど
喜多治人
今村宏臣
その壱
教え
優勝
スミマセン、 勝っちゃい ました!

2012年のPN2クラスのシリーズチャンピオン をZ34フェアレディで獲得した河本晃一は、学生 時代にモータースポーツの世界に足を踏み入れ

た。07年には、東海シリーズのRAクラスにZ33 フェアレディを持ち込み、10年にZ34に乗り換え、

11年から新設された全日本のPN2クラスに参戦。 クラスが成立した第2戦の名阪で優勝を飾り、そ の後も2戦を制してシリーズを獲得。翌12年も、 FD2や新星のBRZ&86を相手に5勝を挙げて2 年連続のチャンプを決めた。

「最初にZをジムカーナに持ち込んだ時は、周り から変な目で見られていたかも知れません。で も、雨のキョウセイで勝てて、クルマのポテン

教え その弐

河本晃一

シャルを巧く引き出してやりさえすれば勝負でき ると確信できた。PNクラスが作られることを受 けて、Z34に乗り換えました。最初の2011年は 台数も集まらなかったので、Wエントリーして台 数を盛り上げたりもしましたね。昨年は、86や BRZが同じクラスになって台数も増えました。

その中で、本当に色んな人たちから様々なこと を教えて頂き、ボクを育ててもらった年でした。 松本敏さんや山野哲也さんとパドックも近くなっ て、勝つためには何をしなきゃいけないのか。大 会の中での動きや、慣熟の時に何に集中して見て いるのかを目の当たりにできた。山野さんがBRZ をデビューウインさせた時は、ボクはまだまだ甘 いな、と痛感させられました。とにかく、胸を借 りながら教えて貰えた。精神的な強さを鍛えても らった気がしています」

河本は、強豪選手にもまれながら、自分なりの 大会への取り組み方を確立させていった。 「シンプルに考える。シンプルに戦うことです ね。クルマとボクが、コースと路面に合わせるこ と。それが現場でできることの全てです。自分が できることの中で何がベストなのか。他の人の真 似をしようと思っても、いきなり本番でできるわ けはありませんからね。そして、ボクの中でZと の付き合い方が分かってきた。トルクを味方に、

2012

昨年のダートトライアルのPNクラスを制した

のは、九州の今村宏臣だった。開幕戦の丸和で2 位を挙げ、地元の大牟田と北海道を続けて連覇。

表彰台に5回上がり、激戦のPNクラスチャンピ オンの座を奪い取った。そんな今村だが、ダート トライアル歴はかなり長い。94年にEP82スター レットで全日本戦に初参戦し、95年には初めての 表彰台に。復帰後は09年からはDC2インテグラ でN1クラスに参戦していた。

「PNに移ったのは、新しいクルマだから長く使 えるだろうという単純な理由です。ですが、強豪 ドライバーが顔を揃えていて、タイム的にもN1 に近づいてきていますよね。ただ、走らせ方はそ れまでの旧A2やN1とはかなり違います。頑張る とミスをしてしまい、それが致命的になる。クル

マを触れる部分が少ないので、逆に性能差が殆 どなく、走りの勝負になっているからでしょう。

ボクの中では、インテグラに乗っていた経験、 それとかなり以前ですがEP82スターレットに 乗っていた経験が活かせました。速度的にはイン テグラの方が速くて、色々な意味で余裕がありま した。でも、行き過ぎるとそれをリカバリーでき ないので、とにかくきっちり走る事だけを意識し たんです。緒戦の丸和で2位に入れて、次の地元 の大会では、ミスをするよりきっちり走ろうと意 識して優勝することができた。

北海道などの遠征は避けるつもりだったのです が、周りの選手から勝ち逃げはダメ、なんて言わ れて遠征する気になった。北海道を走ることも初 めてだったんですが、何とか連勝することができ て。その時に初めてダートラを愉しむことができ たような気持ちになりました。中盤以降は、打倒 今村、みたいな雰囲気でしたよね。

ただ、ボクは仕事の関係で京都に住んでいた ことがあって、その頃に練習していた所が林道の ようなワダチができるところで、ワダチの走りに は自信を持っていました。ところが、門前でその 林道の走りをして、見事に裏切られたんです。結 局、クルマなりに走らせるというか、自分の走ら せ方に徹することが重要なんだなと気づかされま した。確かにポイント的には優位に立っていまし

重さを友達に、です。Zは、強大なトラクション が武器ですが、それでもトルクがあってラフな操 作をするとタイヤが根をあげる。電スロの特性 で、いきなりアクセルを入れても反応が遅れる。 最初の一瞬だけジワッとアクセルを入れること。 そういう乗り方がZには適しています。

重いがゆえに、横Gが掛かっている時にパワー を掛けると挙動が乱れる。一気に向きを変えて、 横Gを消して立ち上がるという走り方がベストで す。そういう意味では、走りの精度を高めること でしょね。でも、今年はそれではダメでしょう。 次の次元に向けて、クルマ作りも走らせ方も変え ていくつもりです。新たな挑戦に苦しむかも知れ ませんが、タカタからはドラスティックに変えて いくつもりです」

たが、チャレンジャーの気持ちの方が強くて、だ からこそ冷静でいられたのかも知れません」 無心で挑んだ序盤戦に対して、中盤では違う 走りを試行錯誤してみる。その失敗を糧に、冷静 さを取り戻して最終戦のタカタで優勝。一年の闘 いの中で、様々なものを掴んだようだ。 「今年から新型に変わりました。ひと言で言うと、 さらに安定性が高くなっていますね。それで、姿 勢が変えにくくなっている。ボクとしては、EP82 の時のような、猪突猛進型の感覚に近い印象を 受けています。それをどう煮詰めてどう走らせる のか。新型は思っていたよりも、クルマの素性 が違っている印象です。クルマをより軽くするた めに、タンクガードは付けずに、フロアもアルミ ではなく樹脂製でカバーしました。できることは やっているんですが、まだ根本的な熟成が足りな いのかもしれません。早い時期にクリアしたいで すね」

35 2013 5 JAF MOTOR SPORTS

今までと同じやり方では、もう勝てない。 新たなチャレンジで自分を奮い立たせたい
ミスをするくらいなら、きっちり走り切る。
実戦ではそれくらいの気持ちが必要
全日本ジムカーナ P N 2 チャンピオン 2012 P N チャンピオン
勝つためにすべきことは何かを 先輩達の行動から、学ぶべし!
自分の走りが裏切られても それを受け入れることが大切!
教え その参

Part.3 デミオDE5FS

ZC32スイフトは“鉄板”か!?

全日本ダートラで個性派マシンを操るドライバー達にポテンシャルを直撃!

高い。コースレイアウトが細か

くなるほど、チャンスが出てく ると思います。

宝田ケンシロー

コーナリングのポテンシャルは高い 走らせ方を間違えなければイケる

名門のオクヤマチームのセカンドドライバーとして起用されたのが、北海道の 宝田ケンシローだ。ケンシローは、かつてオクヤマのワークスドライバーだった 宝田芳浩を父に持つ二世ドライバーの一人。北海道の地区戦では、原宴司の指 導の下で圧勝を繰り返した実力を持つ。今季は仕事の関係でスポットでしか参 戦できないが、何れはオクヤマワークスの一翼を担うことになるだろう。そんな ケンシローに与えられたマシンは、昨年まで佐藤秀昭が乗っていたデミオだ。 「正直、乗り始めた頃は無理かな、と思っていました。それまで乗っていたブ ーンやストーリアと比べて、とにかくパワーがない。でも、このクルマで走るこ とが決まって、昨年の秀昭さんの走りなどを動画でチェックして、実はコーナリ ングの姿勢が最も滑らかなことに気づきました。パワーでは敵わなくても、コ ーナリングスピードが高そうだなと思ってからは、走り方さえ間違えなければ 上位に食い込めるかも知れないと思い始めました。実際、事前のテストで、他 の新型スイフトと勝負できるタイムを出せた。デミオは重心が低く、安定性が

コルトZ23A

太田延昭

全日本ダートトライアルの第1戦、午前中の1トライめを2位で走りきった のは、コルトに乗る太田延昭だった。太田は、スイフト勢が多数を占める中 で、何度か優勝を飾った経験もある。運転技術の高さでは屈指の存在だが、今 年も敢えてコルトでの闘いに挑む。

「もともと、それほどパワー差のあるクラスではないわけですよね。その中 で、100ccのアドバンテージというか、スイフトのパワーは正直なところ厳し いですよ。ただ、コルトは他車と比べてホイールベースが長く、安定性が高 い。コースレイアウトが高速すぎるとパワー差に苦しめられることになります が、中低速のテクニカルなら、コルトのいい部分が活かせると思っています。 それに、3シーズン以上乗ってきていて、足回りの熟成度が高い。これも有利 に働いてくれるハズ」 というのが太田の分析だ。より具体的に、コーナリン グについて触れて貰った。

「基本的には、ロスを減らす、という意識を持っています。無駄なスライドを 減らすことで、ゆっくり、じわじわとスライドさせる感じでしょうか。そうす ることで、コーナリングのボトムスピードを高めることができると考えていま す。ただ、ダートラは路面状況などが大きく変化するなど、本番の一発勝負の 様相を持っています。なので、コントロール性とか、動きが唐突ではないと か、挙動の変化が掴みやすいことも重要な要素で、その辺りを踏まえてクルマ を熟成させる必要がある。去年の中盤辺りから、持っているものを100%引 き出す、というレベルでは太刀打ちできない状況になってきました。今の状況 下では限界かな、という所です。ですので、今はもう一歩、もう一段上を目指 して、クルマもドライビングも 次のステップに、と考えていま す。幸いなことに、お世話にな っているチームが、成績だけに 固執するのではなく、そういう 部分も理解してくれて、支えに なってくれています。試行錯誤 を繰り返しながら、トップ争い

に加わって行きたいですね」と 太田。少数派ではあるが、常に タイムアップを意識して挑む姿 勢が、何れ実を結ぶはずだ。

それと、秀昭さんがマシン を作り上げてくれていたため か、とても乗りやすいんです。 デミオはハンドルをまっすぐに 保った状態でパワーを入れて いくのがタイムに繋がる走りだ と思っていますが、そんなイメ ージに近い走りができるんで す。コントロール性もよくて、ハンドルだけでリカバリーできることも大きな強 みですね。

絶対的なスピードはN2の方が勝っていますが、参加台数が多く、クルマの 差がなくて運転の勝負ができる。ミスするとそれをリカバリーできるほどのパ ワーがないので、とにかく正確に走ることが求められる。そういう状況がとて も楽しいと思い始めています。幸いにも、的確なアドバイスをくれる先輩にも 恵まれ、しかも自分としては、自分の走りが確立されていない。第1戦は、 色々なことが吹っ飛んでしまって行き過ぎてしまいましたが、それもいい経験 になりました。確かにスイフトの優位性は否定しませんが、デミオでも行ける、 と思っています」

入山宰次は、ランサー でSA2クラスを戦って きた選手だ。昨年も全日 本には2度挑戦している が、実は2011年にデミ オでPNクラスに挑んだ 経験もある。今年、入山 は旧型(ZC31S)スイフ トに乗り換え、第1戦の 丸和ではシード勢に割っ て入って2位の成績を得 た。11年のデミオでも2 位の成績を残しているが、自身3度めの表彰台である。

入山が敢えて31を選んだ理由とはどんなものだったのか。「実は、新型に 乗る機会もあったんです。ところが、ボディが違うからなのか、回り込んだコ ーナーで回らないという印象を受けたんです。アンダーが出て、その後からリ アが動き出す感じでした。それから、ギャップに対する走破性という意味で は、新型の方がより高められている気がしました。要するに、見た目は大差な いけれどボディが違っているんだな、という結論です。新しいクルマを熟成さ せていくよりも、敢えてセッティングが出来ている31で序盤から勝負できれ ば、と考えました。実は、デミオの時に2位になった時に、パワーだけじゃな いな、と確信したんです。デミオは、とにかくトータルバランスが優れてい た。32に乗り換えた人の多くがその動きの違いを指摘していますが、現状で は完成された31の方が高い戦闘力を持っているのでは、と思っています」

入山は、昨年のシリーズチャンピオンである今村のマシンを手に入れてい る。実績のあるマシンでウデの勝負に出る、という作戦だ。

「実は、このクルマには一度しか乗っていません。事前にテストする時間が取 れなかったからですが、それでも2位に食い込めた。ただ、トップの秀昭さん とのタイム差が気になりますけど。ボクの中では、理想の走り方というものが イメージできています。ゼロカウンターでアクセルを踏み続けて、とにかく無 駄を排除していくこと。そういう感触に対して、もう少しは煮詰められそうか な、と感じています。とにかく、初期投資としてはお財布にやさしく、という 意味でもあったので、その分だけタイヤ代にかけるつもりです」

中低速のレイアウトなら勝機あり ただしセッティングの煮詰めは必要
スイフトZC31S 入山宰次
見た目は似ていてもボディが違う 長所を生かせればチャンスはある
36 2013 5 JAF MOTOR SPORTS

Part. 4

PNの基礎知識を再確認!

マシン製作の前に、まず2013年車両規定のポイントをしっかり押さえておこう

比較的ローコストで造れるPN車両を 通じて、競技車製作のイロハを学ぼう!

JAFの競技車両の中でも、PN車両はノーマルに近い車両規定に基づくクラスだ。

変更が許されるパーツは少ないが、ある程度の腕達者ともなれば、セッティングの差が勝負で 大きくモノを言う。とりあえずPN規定のガイドラインを知っておくことは損にはならないはずだ。

JAFの公認競技には、定められた車両規定に 従ったクルマしか参加資格がない。だが、義務づ けされているのは「けん引用穴あきブラケット」く らいで、それさえクリアしていれば新車として購 入した状態で参加することも可能だ。ただし非舗

装路(ダート、グラベルなどと呼ばれる路面)を走 るダートトライアルでは、ラリータイヤ、グラベ ルタイヤと呼ばれるタイヤが必要不可欠で、舗装 路で戦われるジムカーナでも、グリップ力を高め たスポーツラジアルを履くのが一般的だ。

JAFの車両規定は、基本的には改造が行える 箇所について、その方法などが定められている。 ここでは、実情に則した改造ポイントに的を絞っ て解説していく。

安全ベルトは、FIA公認ベルトが推奨されてい

る。これは、いわゆる4点式以上のフルハーネス ベルトで、実際には競技車両の殆どが装着を行っ ている。4点式ベルトは身体を保持する能力が高 く、競技の走行中にポジションを維持できること、 そして純正装着されている3点式ベルトよりも高 い安全性が確保されているからだ。ただし、4点 式ベルトを使用できるのは競技中のみ、と定めら れているため、純正ベルトを取り外すことはでき ない。また、取り付け方法などにも規定があるた め、それに従った装着が必要だ。なお、シートは フルバケットに交換することが可能だが、乗車定 員を変更せず、後席に人が乗る場合はシート背面 の保護が必要。Nクラスではボディへの直付けも 可能だが、PNクラスはシートレールを使用する。

エンジン&ミッション

エンジンはノーマルが基本。スパークプラ

グ、ハイテンションコード、エアフィルター

のみ交換がOK。ミッションはクラッチ、LSD の装着はOKだが、ファイナルギヤは変更で きない。カーボンクラッチは禁止される。

消火器とロールバーは装着が推奨されている が、ダートトライアルでは両方とも装着されてい るケースが一般的だ。ジムカーナに対して、転倒 やコースオフなどといったトラブルに遭遇しやす いダートトライアルでは、より高い安全性を確保 するという認識が一般的だ。さらに、ボディの補 強の役目も果たすことから、ボディの痛みを軽減 できるという効果も狙っている。

ちなみに、PNクラスではサスペンションの付 け根をバーで結合して補強を行うストラットタ ワーバーの装着は認められておらず(Nクラスは 追加装備が可能)、ロールバーのリア側の取り付 け部を結合する水平バーを装着することでタワー バーと同じ役目を果たすように考えられているも のが多い。ただ、材質や取り付け方法などの詳細 が決められているので、それに従う必要がある。 エンジン関係は、Nクラスではエンジンカバー を取り外すことが可能だが、PNクラスはカバー を外すこともできない。ただ、スパークプラグと ハイテンションコード、エアフィルターの交換は 可能。そして、今年からはエンジンとミッション のマウントに関して、同一材質で形状、硬度の変 更が可能となった。このマウントの強化は、ダー トトライアルではシフト抜け防止に、ジムカーナ ではトラクション性能の向上に結びつくと言われ、 ほぼ全車が硬度を高めているようだ。 駆動系では、クラッチとLSDの装着が可能だ が、Nクラスでは認められているファイナルギヤ の変更はできない。

ブレーキはライニング材への変更が認められて いるが、カーボン材質は禁止(クラッチディスク も)されている。

サスペンションは、車高調整式のキットに変更 することができる。そして、今年から別タンク式 のショックアブソーバーの使用が禁じられた。 タイヤとホイールに関しては、同一車両として 記載されているサイズのものに対し、横幅が10 ミリ、ホイール径は1インチまでの拡大が認めら れている。ただし、どんな状況でもタイヤがボ ディと干渉しないこと、ボディの全幅からはみ出 さないことなどの規定もあり、ホイールは材質に ついても定められている。

空力装置、いわゆるスポイラーは、装着、また は交換が許されている。だが、バンパーと一体型 のものは認められておらず、装着できるものに対 しての留意点が定められているのでそれに従う必 要がある。なお、ダートトライアルではボディの 下面を保護するガード類の装着が認められている が、ガードに空力的な効果を持たせた形状のもの は禁止されている。

ボディを保護する効果のあるマッドフラップ は、ダートトライアルでは必需品の一つ。だが、 材質や取り付け方法などが定められており、それ に従いつつ装着することができる。

2013年PN車両規定の変更点(下線部) 第3条 エンジン

3.1)エンジンマウント: エンジンおよびミッショ ンの取付けマウントのラバー部材は同一材質で形 状・硬度を変更することは自由。

第6条 サスペンション

6.2)ショックアブソーバー: 材質を含み自由。た だしカーボン材は使用できない。車高調整機構 (ネジ式、Cリング等)を伴うものに変更(使用)す ることができる。ただし、それらの数、形式、作 動原理は変更してはならず、別タンク式のものに 変更(使用)することは許されない。

遠隔操作による減衰力調整機構への変更は許 されない。

タイヤ&ブレーキ

ジムカーナのPNクラスの場合は、シリーズ規則書で使用できるタイ ヤが明記されるなどの形で市販スポーツラジアルに事実上、限定され ている。ブレーキはカーボン製はNG。タイヤは幅は最大10mm、ホイ ール径は最大1インチまでサイズアップが認められる。

サスペンション

車高調整式への変更はOKだが、別タンク 式のショックアブソーバーは使用できない。

エアロパーツ

スポイラーはフロント/リアとも装着・変更が許さ れるが、留意事項は要確認。バンパーと一体型の ものは認められない。

37 2013 5 JAF MOTOR SPORTS

2013 国内モータースポーツシリーズガイド Part.2

Gazoo Racing ネッツカップヴィッツレース

街乗りのまま走れる入門に最適のナンバー付きレース

元祖ナンバー付レースとして長い歴史を誇り、 入門にも適した『ネッツカップヴィッツレース』。特 に昨年から3代めのNCP131の導入に合わせてイ コールコンディションを高め、よりドライバーの実 力で勝敗が決するようになった。まずタイヤをグッ ドイヤーのイーグルRSスポーツのワンメイクと

し、ダンパーやスプリングの設定を1種類のみに。 引き続きエンジンの封印を行い、マフラーもノーマ ルに限定。自由に交換できるのはブレーキパッド のみとした。サスペンションも乗り心地が損なわ れておらず、エアコンの取り外しは禁止。だから 同乗者にも負担を強いらない。年末のJAF GPで

TMSC All Vitz Clubman Race Series

ネッツカップでは走れないサーキットも走れる

2年めを迎えるTMSCヴィッツクラブマンは、昨 年まではNCP91、SCP10での参加が可能だった が、今年は現行のNCP131での参加も可能になっ た。また、NCP91はSタイヤを装着できるように し、エンジンの封印も廃止。さらにダンパーやス

プリング、スタビライザーを自由に交換できる規定 に対応の車両をCLASS-2とし、従来のネッツカッ プ規定の車両をCLASS-1として分けることにし た。ネッツカップでは含まれない仙台ハイランドや 筑波も舞台になるのが特徴でもある。

はグランドファイナルが開催され、日本一のヴィッ ツ使いの栄誉を賭けて、激戦が繰り広げられる。 開催日程/●北海道シリーズ①5/19・②6/23・③9/15※全 て十勝で開催。●東北シリーズ①4/20~21(SUGO)・② 7/20~21(もてぎ)・③9/28~29(SUGO)。●関東シリーズ ①4/28~29(富士)・②6/1~2(富士)・③8/10~11(富 士)・④10/13(もてぎ)。●関西シリーズ①5/12(鈴鹿)・② 7/6~7(鈴鹿)・③8/4(岡山)・④8/31~9/1(岡山)。●西日 本シリーズ①5/5・②8/25・③10/5~6※全てオートポリス で開催。●グランドファイナル11/15~17(富士) ヴィッツレースHP http://netz.jp/netzcup/

開催日程/●北海道シリーズ①5/19・②6/23・③9/15・④ 10/6※全て十勝で開催。●東日本シリーズ①3/31(SUGO)・ ②6/16(仙台)・③7/14(SUGO)・④9/15(仙台)・10/20(仙 台)。●関東シリーズ①3/24(筑波)・②6/22(富士)・③8/18 (筑波)・④10/13(もてぎ)。●西日本シリーズ①3/10・② 5/5・③8/4・④10/6・⑤12/1※全て岡山で開催。●グランド ファイナル11/2(富士)

VICIC N0-TEC・シリーズ

輸入車もOK! 多彩なクラスが揃うナンバー付レース

トヨタモータースポーツクラブHP  http://toyota-motorsports-club.jp/  昨年はナンバー付の耐久レースとして開催され た『N-0 TEC(エヌゼロテック)』シリーズは今年 は再びスプリントレースに戻されることになった。

出場が許されるのは、クラスIが660~1400ccの 車両、クラスIIが1401~1600ccの車両。そして今 年からクラスIIIにロードスターNB/NCに加え、86

TRDラリーチャレンジ

5戦中2戦が全日本ラリー選手権と併催されるトヨタ車限定シリーズ

昨年からトヨタ車のワンメイクラリーへとス ケールアップしたこのシリーズ。今年は4月から10 月まで中日本を中心としたエリアで全5戦が行な われる。第3戦のモントレー、第5戦新城ラリーと、

JMRC新潟ジムカーナシリーズ

全日本戦2戦で併催となる。モントレーは2日間だ が、他は日曜のデイラリーとしての開催だ。今年 からトヨタ車対象のクラスが2クラスに分かれた。 第3、5戦ではネッツカップのレース車両(NCP91)

性格の違う3つのコースで多彩なテクニックが身につけられる

今年の新潟シリーズは10月の最終戦まで計7戦 が組まれる。胎内スキー場が3戦、スピードパーク 新潟、R SPEC柿崎が各2戦と、パイロン、コース がバランスよく配置されたシリーズになっている。

クラス分けは昨年から変更はない。通称Sタイヤも 履けるS部門と、タイヤ制限のあるNT部門&Fクラ スそしてC,Dクラスに分かれる。C,Dクラス以外は すべてB車両まで参加がOKだ。Fクラスは入門者

JMRC神奈川ジムカーナシリーズ

富士を走り込みたい人にオススメ。EVクラスもあり。

5/12に開幕する神奈川シリーズは富士スピー ドウェイジムカーナコースが3戦、清里ハイランド パーク1戦の計4戦のシリーズが10月まで組まれ る。クラス分けは変更なし。神奈川が先駆けのEV クラスも設定される。有効ポイントは成立した当

TMSC富士ジムカーナシリーズ

該クラスの競技会の90%(小数点以下切り捨て) で決定し、同一クラスへ3戦以上の参加が条件と なっている。(第1&2戦はクローズド格式で開催) ●クラス区分 =PN1(~1600cc、2WDのPN車両)、PN2 (1601cc~、2WDのPN車両)、PN3(1601cc~、2WDで2012

全5戦とも土曜日の1DAY開催。家族サービスもOKだ

富士スピードウェイジムカーナコースが舞台の このシリーズは10/26まで全5戦が開催される。こ のシリーズの特長は土曜日に行なわれることで、 今年も全戦、土曜開催。日曜は家族サービスをし

たいお父さんなど週末を有効に使いたいドライ バーにはオススメのシリーズだ。トヨタ車対象のク ラスは2クラスに分かれるが、BRZも参加が認めら れている。

FISCO SPECIAL STAGE TRIAL(サーキットトライアル) 憧れのロングストレートを全開で!好評のレクチャーもあり。

国内屈指の高速サーキット、富士スピードウェ イを全開で攻められることで好評のこのシリーズ は全3戦が組まれる。最終戦はベストラップを刻み やすい12月の開催とあって力が入るドライバーも

多いだろう。今年はクラス分けが変更されたほか、 86/BRZクラスが新設された。一部の車両につい ては性能調整も行なわれているので詳細はHPを 参照してほしい。

/BRZも出場できるようになり、またゴルフIV/V GTIを対象とするGTIクラスも新設された。Sタイヤ の使用こそ禁止されているが、パーツ交換には特 に制約はないシリーズだ。

開催日程/①3/24(筑波)・②8/18(筑波)・③10/13(もてぎ) N0-TECオフィシャルサイト http://www.n0-tec.com/

が参加できるクラスが特設される。 ●クラス区分=クラス1(NCP131型トヨタ・ヴィッツ1500cc)、 クラス2(NCP91型ヴィッツ1500cc)、クラス3(SCP10ヴィッツ 1000cc)、クラス4(1500cc~のトヨタ車)、クラス5(~1499cc のトヨタ車)、クラス6(NCP91型ヴィッツRS TRD Racing) TRDラリーチャレンジオフィシャルサイト http://trdrallychallenge.jp/

が対象。実績による参加制限があるので特別規則 書を参照してほしい。

●クラス区分=S2(2WDのB車両)、S4(4WDのB車両)、NTF (FWDのB車両)、NTR(RWDのB車両)、NT4(4WDのB車 両)、NT1500(気筒容積1,586cc以下のFWDのB車両)、F= フレッシュマン(B車両)、C,D(SC・D車両)、クローズド。※ S2/S4、C/Dクラス以外のクラスは2013年JMRC関東の「NT クラスのタイヤ規定」に準ずる。

年1月以降登録のPN車両)、PN4(PN1~3クラスに該当しな いPN車両)、N1(~1000ccのN車両)、N2(1001cc~、FWD のN車両)、N3(1001cc~、RWDのN車両)、N4(1001cc~、 4WDのN車両)、S2(気筒制限なし、2WDのB車両)、S4(気 筒制限なし、4WDのB車両)、NT1500(~1586cc、FWDの B車両)、NTF(FWDのB車両)、NTR(RWDのB車両)、NT4 (4WDのB車両)、EV(原動機を電力によって駆動するB車両)、 クローズド。※S2、S4以外の全クラスにタイヤ制限あり。 JMRC神奈川ジムカーナ部会HP http://akabeco.toypark.in/kanagawa/

●クラス区分=トヨタ-1(~2000ccのトヨタ車のB車両)、ト ヨタ-2(2001cc~のトヨタ車のB車両)、B-1(~1500ccのB車 両)、B-2(1501~2000ccのB車両)、B-3(2001cc~、2WD のB車両)、B-4(2001cc~、4WDのB車両)、N-1(排気量区 分なし、2WDのN車両)、N-2(排気量区分なし、4WDのN車 両)、ハイブリッド(排気量区分なし、2WDのハイブリッド車・ 電気自動車)、手ぶらクラス。

トヨタモータースポーツクラブHP

http://toyota-motorsports-club.jp/

●クラス区分=NS-1(~1500ccのB車両)、NS-2(1501~ 1600ccのB車両)、86&BRZ(ZN6、ZC6のB車両)、NS-3 (1601~2000ccのB車両)、NS-4(2001~3500ccのB車 両)、NS-5(CT9A、FD3S、GDB等のB車両)、NS-6(3501cc ~のB車両)、クローズド。使用可能なタイヤは公道走行の許 される一般市販ラジアルタイヤ(一部例外あり)。

FISCO SPECIAL STAGE TRIAL特設ページ http://www.fsw.tv/1ch/1_5original/trial.html

38 2013 5 JAF MOTOR SPORTS

5月 12日

開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 中部 幸田サーキットYRP桐山PN,N,SA,B,SC, D D ZEST(052-798-5621) 2013年JAF中部ジムカーナ選手権第3戦

JMRC中部ジムカーナ選手権第3戦

JMRCオールスター選抜第3戦 ZESTハイスピードジムカーナ

18日

19日

富士スピードウェイジムカーナコース N,B,SC D TMSC(03-3221-9950) TMSC富士ジムカーナシリーズ2013第2戦

キョウセイドライバーランド N,SA,B D MASC(0561-63-0101) 2013年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第5戦

MASCTECHNICALGYMKHANA2013

6月 2日

9日

2013年JMRC中部ジムカーナ北陸シリーズ第2戦 IRCスラロームカップ

2013年FUKUDEジムカーナ シェラトンレーシングトライアルINFUKUDE

2013年JAF中部ジムカーナ選手権第4戦

JMRC中部ジムカーナ選手権第4戦 JMRCオールスター選抜第4戦 BIGVANジムカーナIN富山

大日スポーツランド N,SA,SC,B,RN E IRC(076-232-0779)

26日 福田自動車教習所N,SA,B,N,B(L) E SHERATON(053-455-3577)

中部 イオックスアローザスポーツランドPN,N,SA,B,SC, D D BIGVAN(076-422-2697)

9日

2013年JAF近畿ジムカーナ選手権第4戦

2013年JMRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第4戦

2013年JMRC全国オールスター選抜第4戦 淀ハイスピードジムカーナ

N,PN,SA,SC,B B D チーム淀(079-565-7808)

近畿 鈴鹿サーキット国際南コース

9日

2013年JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ第4戦 淀ハイスピードジムカーナ

N,B D チーム淀(079-565-7808)

鈴鹿サーキット国際南コース

23日

近畿地方

2013年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第6戦 NRC鈴鹿BIGジムカーナ

2013年JMRC中部ジムカーナ北陸シリーズ第3戦 R-8エキサイティングカップ13

N,SA,B D NRC(052-792-2031)

16日 大日スポーツランド

N,SA,SC,B E R-8石川(090-7083-4828)

鈴鹿サーキット国際南コース

2013“Cartolive”杯 舞洲スポーツアイランドシリーズ TJマイカージムカーナ No,2

TJ(072-296-6886)

N,B,AE E

5日 奥伊吹モーターパーク N,B D Pleasure(0584-87-0687) 2013年JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ第3戦 プレジャーテクニカルジムカーナinOKUIBUKI 12日 全日本 名阪スポーツランドCコース

6月 16日

B D BTSC(077-573-2851) 2013年JAF近畿ジムカーナ選手権第3戦 2013年JMRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第3戦 2013年JMRC全国オールスター選抜第3戦 BTSCハイスピードジムカーナ

2013年JAF全日本ジムカーナ選手権第戦 ALLJAPANGYMKHANAin名阪まほろば決戦

2013姫路セントラルパークジムカーナシリーズ第2戦 OCCKテクニカルジムカーナNo1

2013姫路セントラルパークジムカーナシリーズ第3戦 KSCCジムカーナNo2

C LAZYW.S(072-944-8600)

B E OCCK(06-6843-4350)

B D KSCC(06-6327-6522)

PorscheRacingExperience2013

B E AC、岡山国際サーキット (0868-74-3311)

29日

2013年JAF中国ジムカーナ選手権第3戦

2013年JMRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第3戦

2013年JMRC全国オールスター選抜第3戦 ジムカーナinばら祭2013

2013年JAF中国ジムカーナ選手権第4戦 2013年JMRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第4戦 2013年JMRC全国オールスター選抜第4戦 HondaCars広島CUPフルハウスジムカーナ2013

マツダファン・サーキットトライアル 岡山・夏ラウンド

=サーキットトライアル

D PAS(084-976-7280)

26日 中国 スポーツランドTAMADAPN,N,SA,B,SC, D,AE D FULLHOUSE (082-877-6773)

B E AC,㈱岡山国際サーキット 0868-74-3311

岡山国際サーキット

39 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S C AL E ND AR 56 中部地方
選手権地区
選手権地区 開催場所 競技車両 格式
競技会名 開催日 舞洲スポーツアイランド
オーガナイザー/電話番号
5月  3日 近畿 名阪スポーツランドCコース PN,N,SA,B,SC
PN,N,SA,SC, D,AE N,B
18~19日 姫路セントラルパーク第5駐車場
26日 姫路セントラルパーク第5駐車場
中国地方 選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 岡山国際サーキット
6月 23日
5月 12日 中国 備北サーキット
D,AE PN,B,AE
PN,N,SA,B,SC,

四国地方

開催日

5月 5日

6月 2日

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名

2013年JAF四国ジムカーナ選手権第3戦

2013年JMRC全国オールスター選抜ジムカーナ第3戦

'13スピードマスター杯SM.Cスラロームアタック

2013年JAF四国ジムカーナ選手権第4戦 2013年JMRC全国オールスター選抜ジムカーナ第4戦 2013年JMRC四国ジムカーナシリーズ第4戦 2013MACジムカーナ

D TEAMSM.C (088-828-4858)

D MAC(089-958-3089)

四国 モーターランドたぢかわPN,N,SA,B,SC, D,AE B

四国 美川スポーツランドPN,N,SABSC, D,AE B

23日

九州地方

D OWL(087-831-5789) 2013年JAF四国ジムカーナ選手権第5戦 2013年JMRC全国オールスター選抜ジムカーナ第5戦 2013年JMRC四国ジムカーナシリーズ第5戦 OWLほのぼのジムカーナ

競技会名 開催日

5月 12日

四国 徳島カートランドPN,N,SA,B,SC, D,AE

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

九州 モビリティおおむたPN,N,SA,B,SC, D,AE D RC熊本(096-381-6475) 2013年JAF九州ジムカーナ選手権第4戦 JMRCオールスター選抜第4戦 RC熊本すぷりんぐジムカーナ2013

2013年JMRC九州ジムカーナジュニアシリーズ第4戦 グラベルマインドジムカーナ2013パートⅡ

N,SA,B E GRAVEL(0940-62-1018)

スピードパーク恋の浦

*コース公認取得が条件

6月 2日 オートポリスレイクサイドサーキット

23日

2013Aライジムカーナ

2013年JAF九州ジムカーナ選手権第5戦 JMRCオールスター選抜第5戦 CRMCジムカーナ2013

DI R T T R I AL , AUT O C R OS S

5 ( MA Y ) ~ 6 ( J UNE )

P,PN,N,SA,B, SC,D E APC、㈱オートポリス (0973-55-1111)

23日 九州 スピードパーク恋の浦 *コース公認取得が条件

PN,N,SA,B,SC, D,AE D CRMC(0949-62-0252)

●ダートトライアル●オートクロス

以下のカレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。

北海道地方

競技会名 開催日

5月 12日

2013年JAF北海道ダートトライアル選手権第4戦

2013年JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリーズ第4戦

2013年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ第4戦

2013年JMRCオールスター選抜第4戦 AG.MSC北海道ダートトライアル

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

北海道 オートスポーツランドスナガワPN,N,SA,B,SC, D,AE D AG.MSC北海道 (011-864-2003)

26日

6月  16日

2013年JAF全日本ダートトライアル選手権第3戦 北海道ダートスペシャルinスナガワ

2013年JAF北海道ダートトライアル選手権第5戦

2013年JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリーズ第5戦 2013年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ第5戦

2013年JMRCオールスター選抜

第11回OSCダイナミックダート

AG.MSC北海道 (011-864-2003)

PN,N,SA,SC,D, AE C

PN,N,SABSC, D,AE D TEAM-OSC(0155-58-2208)

全日本 オートスポーツランドスナガワ

北海道 イーストジャパンオフロードスタジアム

40 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S C AL E ND AR 56

東北地方

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

競技会名 開催日 東北 仙台ハイランドレースウェイ オフロードコース

19日

6月 2日 関東地方

2013年JAF東北ダートトライアル選手権第2戦

2013年JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ第2戦

2013JMRC全国オールスター選抜第2戦 仙台HRダートアタック2013

2013JMRC北東北ダートトライアル サーキットパークシリーズ第�戦 春のダートトライアルIN切谷内

2013年JAF東北ダートトライアル選手権第3戦 2013年JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ第3戦 2013JMRC全国オールスター選抜第3戦 CMSC岩手三菱ダイヤモンドトライアル

PN,N,SA,SC,D, AE D RT-GRANDPROJECT (0237-55-3108)

5月  12日 サーキットパーク切谷内 PN,N,SA,SC,D E MSCはちのへ (0178-28-0075)

PN,N,SA,SC,D, AE D CMSC岩手(0198-45-6670)

東北 仙台ハイランドレースウェイ オフロードコース

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 関東 丸和オートランド那須 PN,N,SA,SC,D D M.SC.うめぐみ、TPRIME (0279-24-1985)

2013年JAF関東ダートトライアル選手権第4戦 JMRC関東ダートトライアルシリーズ <JMRCオールスター選抜戦> プラムカップin丸和

5月 19日 モーターランド野沢PN,N,SA,B,SC, D E

長野県ダートトライアルチャンピオンシリーズ第1戦 2013はと車ダートトライアル

RT-はと車(0269-85-3330)

26日 モーターランド野沢 SC,D E

26日 関東 モーターランド野沢 PN,N,SA,SC,D D

RT-はと車(0269-85-3330) モーターランド野沢オートクロスシリーズ第1戦 2013はと車オートクロス

RT-はと車(0269-85-3330) 2013年JAF関東ダートトライアル選手権第5戦 JMRC関東ダートトライアルシリーズ <JMRC全国オールスター選抜戦> 2013はと車ダートトライアル

6月 2日 モーターランド野沢PN,N,SABSC, D E ROAD-KNIGHT (0263-26-2545) 長野県ダートトライアルチャンピオンシリーズ第2戦 ロードナイトダートトライアル.Ⅰ

16日

16日 モーターランド野沢 SC,D E ROAD-KNIGHT (0263-26-2545)

野沢オートクロス第2戦 ロードナイトオートクロス.Ⅰ

=オートクロス

中部地方

5月 12日

競技会名 開催日 中部 オートパーク今庄PN,N,SABSC, D,AE N,SA,B,SC,D

19日

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

D SHALET(058-383-7849) 2013年JAF中部ダートトライアル選手権第3戦 JMRC中部ダートトライアル選手権第3戦 JMRC全国オールスター選抜第3戦 JMRC中部ダートトライアル東海シリーズ第2戦 2013シャレットダートトライアル

N,SA,B,SC,D E KRM(076-237-4727) JMRC中部ダートトライアル北陸シリーズ第2戦 KRMスプリングファイト2013

輪島市門前モータースポーツ公園

16日

23日

2013年JAF中部ダートトライアル選手権第4戦 JMRC中部ダートトライアル選手権第4戦 JMRC全国オールスター選抜第4戦 TOMBOダートトライアル'13

TOMBO、ABC (076-429-0419)

PN,N,SA,B,SC, D,AE D

6月 2日 オートパーク今庄

中部 輪島市門前モータースポーツ公園

30日

N,SA,B,SC,D E URARA(0776-78-5821) JMRC中部ダートトライアル北陸シリーズ第3戦 ザ・イゴのダートラ春

2013年JAF近畿ダートトライアル選手権第5戦 JMRC近畿ダートトライアルチャンピオンシリーズ第5戦 JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第5戦 JMRC近畿ダートトライアルジュニアシリーズ第5戦 故小泉会長追福サファリダートトライアル

2013年JAF全日本ダートトライアル選手権第4戦 ダートスプリントin門前

PN,N,SA,B,SC, D,AE D TEAMSAFARI (075-701-5505)

近畿 オートパーク今庄

Three-R(076-276-5753)

PN,N,SA,SC, D,AE C

全日本 輪島市門前モータースポーツ公園

41 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S C AL E ND AR 56

近畿地方

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

競技会名 開催日 近畿 コスモスパークPN,N,SA,SC,D, AE D TEAMFLEET (078-967-2641)

6月 2日

中国地方

5月 12日

2013年JAF近畿ダートトライアル選手権第3戦

JMRC近畿ダートトライアルチャンピオンシリーズ第3戦

JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第3戦

JMRC近畿ダートトライアルジュニアシリーズ第3戦

杉尾啓治杯ダートトライアル2013

5月 5日 近畿 コスモスパークPN,N,SA,SC,D, AE DTHUNDERS(072-822-3346) 2013年JAF近畿ダートトライアル選手権第4戦

JMRC近畿ダートトライアルチャンピオンシリーズ第4戦

JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第4戦

JMRC近畿ダートトライアルジュニアシリーズ第4戦 サンダースダートトライアル初夏

競技会名

2013年JMRC中国ジュニアダートトライアルシリーズ第1戦 MCCSダートトライアルJr

オーガナイザー/電話番号

開催日 楠ハイランドパーク

19日

2013年JAF中国ダートトライアル選手権第4戦

2013年JMRC中国ダートトライアルチャンピオンシリーズ第4戦 2013年JMRC全国オールスター選抜第4戦 CCMスペシャルステージ'13

選手権地区 開催場所 競技車両 格式

PN,N,SA,SC,D E MCCS(0836-31-4741)

中国 テクニックステージタカタ PN,N,SA,SC,D B D CCM(090-1356-1680)

6月 16日

四国地方

5月 12日

2013年JAF中国ダートトライアル選手権第5戦 2013年JMRC中国ダートトライアルチャンピオンシリーズ第5戦 2013年JMRC全国オールスター選抜第5戦 MCCSダートトライアルin山口

中国 楠ハイランドパーク PN,N,SA,SC,D B D MCCS(0836-31-4741)

オーガナイザー/電話番号

選手権地区 開催場所 競技車両 格式

競技会名 開催日 四国 香川スポーツランド

2013年JAF四国ダートトライアル選手権第3戦 2013年JMRC全国オールスター選抜ダートトライアル第3戦 2013年JMRC四国ダートトライアルシリーズ第3戦 2013年OWLほのぼのダートトライアル

N,SA,SC,D PN,AE D OWL(087-831-5789)

6月 9日

九州地方

2013年JAF四国ダートトライアル選手権第4戦 2013年JMRCオールスター選抜ダートトライアル第4戦 '13CMSCアストロトライアル

四国 香川スポーツランド N,SA,SC,D D CMSC香川(087-881-7888)

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

競技会名 開催日 九州 スピードパーク恋の浦 ※コース公認取得が条件

2013年JAF九州ダートトライアル選手権第5戦 JMRCオールスター選抜第5戦 RASCALDIRTTRIAL2013

PN,N,SA,B,SC, D,AE D RASCAL(092-621-0664)

5月 19日 九州 スピードパーク恋の浦 ※コース公認取得が条件

16日

Desire(093-293-6996) 2013年JMRC九州ダートトライアルジュニアシリーズ第3戦 パワーダートトライアル2013

2013年JAF九州ダートトライアル選手権第6戦 JMRCオールスター選抜第6戦 CRMCダートトライアル2013

N,SA,SC,D E

6月 2日 スピードパーク恋の浦 ※コース公認取得が条件

PN,N,SA,B,SC, D,AE D CRMC(0949-62-0252)

42 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S C AL E ND AR 56

RACI NG KART I NF OR MA T I ON

2013 年地方カート選手権カレンダーの開催日程変更について

�� � � ������������������まし���記の� り開催日程が変更となりましたのでお知らせいたします。

������� � � ����������F S - 1 2 5 部門/F P - 3 部門本

���������������� �開催日程�変更��� � � ����� �日�� �日

������変更��� � � ���� ��日〜��日

JAF カートカレンダー

2013年全日本カート選手権FS-125部門東地域第2戦

2013年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FPJrCadets部門東地域第2戦

2013年地方カート選手権FP-3部門/FS-125部

������� � � ����������F S - 1 2 5 部門/F P - 3 部門本 ����������������

�開催日程�変更��� � � ����� �日�� �日

������変更��� � � ���� ��日〜��日

格式A−国際/C−国内/D−準国内/E −制限付 ●太字は全日本選手権、世界選手権、国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは3月22日までに本部にて受付したものです。

[公示No2013ーK009] 5 ( MA Y )

5日

5日

VICIC(0465-83-4702) 地方カート選手権岡山国際サーキットシリーズ第1戦

2013瑞浪ROTAXMAXCHALLENGEシリーズ

FC-2リブレ FC-2リブレ D E

岡山国際サーキット

FS-125 D E フェスティカサーキット (0282-25-1500)

FS-125

フェスティカサーキット瑞浪

12日 オートパラダイス御殿場

FS-125 E SSC(0224-83-3111) 2013トヨタSLカートミーティングSUGOカートレース シリーズ第3戦

スポーツランドSUGO西コース

18日

2013APGCUP第2戦

2013年地方カート選手権FS-125部門/FP-3部門 本庄サーキットカートシリーズ第3戦

FS-125 D APG(0550-75-6138)

12日 本庄サーキット

FS-125,FP-3 D RTA(03-5793-1466) 本庄サーキット(0495-72-9611)

FC-2リブレ D VICIC(0465-83-4702) スーパーカートナショナル選手権

FS-125 E AKC.S(0234-43-3390) 2013トヨタSLカートミーティングカートソレイユ最上 川シリーズ第1戦

FS-125 D NTC(0436-36-3139) NTCCUPRd2 19日

19日 新東京サーキット

2013CIK-FIAASIA-PACIFICKF CHAMPIONSHIPRound1 KARTRACEINJAPAN

SMSC(059-378-3405)

KF A

鈴鹿サーキット国際南コース

43 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S
以上
開 催 場 所 競 技 車 両 格式 オーガナイザー/電話番号 競 技 会 名 開 催 日 ツインリンクもてぎ北ショトコース
C
FS-125 FP-Jr,FP-JrCadets FP-3,FS-125
D D ㈱モビリティランド (0285-64-0200)RTA
門東地域第2戦 5月4日〜5日
富士スピードウェイ
〜19日
カートソレイユ最上川
18日 〜19日
23日 〜26日
(5〜6月)

2013もてぎカートレース第2戦

WAKO'Sスーパーカート富士チャンピオンシリーズ

VICIC(0465-83-4702)

FC-2リブレ E

8日

〜9日

2013TOYOTASLカートミーティング 幸田シリー

ズ 第3戦

2013年全日本カート選手権FS-125部門西地域第

3戦

2013年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FPJrCadets部門西地域第3戦

2013年地方カート選手権FP-3部門/FS-125部 門西地域第3戦

TKR(0564-63-0840)

RTA(03-5793-1466)

フェスティカサーキット

(0282-25-1500)

FS-125 D

2日 フェスティカサーキット瑞浪

C D D

FS-125

FP-Jr,FP-JrCadets

FP-3,FS-125

16日

22日

〜23日

22日

23日

23日

23日

29日

スーパーカートナショナル選手権

2013年地方カート選手権FS-125部門/FP-3部門 本庄サーキットカートシリーズ第4戦

WAKO'Sスーパーカートカップ第3戦

2013トヨタSLカートミーティングカートソレイユ最上

川シリーズ第2戦

2013APGCUP第3戦

2013瑞浪ROTAXMAXCHALLENGEシリーズ

2013年オートバックス全日本カート選手権KF1部

門第3・4戦

2013年オートバックス全日本カート選手権KF2部

門第2戦

2013年全日本カート選手権FS-125部門東地域第

3戦

2013年ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FPJrCadets部門東地域第3戦

VICIC(0465-83-4702)

FC-2リブレ D

FS-125FP-3 D RTA(03-5793-1466)

本庄サーキット(0495-72-9611)

FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)

AKC.S(0234-43-3390)

FS-125 E

FS-125 D APG(0550-75-6138)

スポーツランドSUGO

本庄サーキット

富士スピードウェイ

カートソレイユ最上川

オートパラダイス御殿場

29日

WAKO'Sスーパーカート岡山国際サーキットシリー ズ第3戦

全日本カート選手権F S- 125部門 西地域第1戦

(3月17日:琵琶湖スポーツランド)

P o s N o D r i v e r C a r T y p e T i me

116山内飛侑 CRGIAMEDL 18'04973

222井上広海 SWFIAMEDL 18'06372

315上村昌史 KOSMICIAMEDL 18'07221

4 3 長野大地 BirelIAMEDL 18'09222

513村冨飛鳥 ZanardiIAMEDL 18'10645

624石田ジョー KOSMICIAMEDL 18'11489

723小瀬涼也 MaranelloIAMEDL 18'11672

819林欣司 DRIAMEDL 18'16821

1018辻之上弘晃 MaranelloIAMEDL 18'18095

FS-125 D E フェスティカサーキット (0282-25-1500)

SSC(0224-83-3111)

C D D

FS-125

KF1,KF2,FS-125

FP-Jr,FP-JrCadets

FP-3,FS-125

フェスティカサーキット瑞浪

スポーツランドSUGO西コース

岡山国際サーキット FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)

(3月17日:琵琶湖スポーツランド) P o s N o D r i v e r C a r T y p e T i me 112冨田自然 TONYYAMAHABS 15'08706 2

21

44 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S 6 ( J UNE ) 開 催 場 所 競 技 車 両 格式 オーガナイザー/電話番号 競 技 会 名 開 催 日 ツインリンクもてぎ北ショトコース
D ㈱モビリティランド
FS-125
(0285-64-0200)RTA
6月  2日 富士スピードウェイ
第2戦 2日 幸田サーキットYRP桐山
2013年地方カート選手権FP-3部門/FS-125部 門東地域第3戦 〜30日
927角谷昌紀 KOSMICIAMEDL 18'17630
井本大雅 SPIRITYAMAHABS 15'09339 333親川謙心 SWFYAMAHABS 15'10683 414石川裕哉 BirelYAMAHABS 15'10950 538川瀬貴裕 SWFYAMAHABS 15'14071 613三澤拓真 SPIRITYAMAHABS 15'21095 722木村暖人 SPIRITYAMAHABS 15'21363 815宮下源都 SPIRITYAMAHABS 15'23066 919塚田脩海 SWFYAMAHABS 15'23231 1036森岡真央 KOSMICYAMAHABS 15'28810 ジュニアカート選手権F p - Jr Ca d e t s 部門
P o s N o D r i v e r C a r T y p e T i me 124新田渉 ARTYAMAHAYH 14'32838 213津端剣心 TONYYAMAHAYH 14'33313 312清水英志郎 TONYYAMAHAYH 14'34072 426伊藤琢磨 FA-KARTYAMAHAYH 14'42091 515橙侍槻 SPIRITYAMAHAYH 14'42275 610岩佐歩夢 TONYYAMAHAYH 14'43469 711小東玄八 SPIRITYAMAHAYH 14'44377 818野口輝 BirelYAMAHAYH 14'46238 916鎌苅一希 TONYYAMAHAYH 14'46754 1014市岡和馬 CRGYAMAHAYH 14'46939 2013 全日本カート選手権データファイル ● R ESULTS
ジュニアカート選手権F p - Jr 部門 西地域第1戦
西地域第1戦 (3月17日:琵琶湖スポーツランド)

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2 0 1 3 年茨城栃木デイラリーシリーズ第1 戦 第2 回ツールド鹿沼 結果報告

●開催日:2月24日 ●開催場所:栃木県 ●格式:クローズド ●主催:MAPL E  ●コンディション:ドライ

去る2月24日、栃木県鹿沼市内にて茨城栃木デイラリーシリーズの開幕戦、 「第2回ツールド鹿沼」を開催しました。

同シリーズは誰でも気軽にモータースポーツを楽しむ環境を作ることを目 指し、全戦を車両の装備にとらわれな い、第1 種アベレージラリーで開催し

ます。この一戦の前には、ラリー入門者に向けた講習会を開くなどシリーズ 全体で、これからラリーを楽しみたいというビギナーたちのケアも重要視し ています。

小雪が舞う場面もありましたが路面はほぼドライと、良好なコンディショ ンの下で競った参加車両たちは現役のラリー車両をはじめ、SUVや昭和40 年代のクラシックカー、軽トラックまで参加するなど、 “誰でもどんな車で も気軽に参加できる”というこのシリーズのコンセプトが見事に象徴される ラインナップとなりました。

ラリーの行程は、前半が5つ、後半が6つの計11チェックポイントで構成。

報告 : チーム メイプルスポーツ (クラブ登録No 加盟09041)

パスコントロールもコマ図に設定される場所が大半で、非常にシンプルな設 定で競われました。

ラリーコンピューター付きの車両が対象のクラスAの1ステージのトップ は、昨年のこのラリーを制した飯田好範/黒澤清二組でしたが、2ステージ 終盤の9CPから1k m間隔で現れる 10CP に対応できず、69点もの減点を受 けて6位まで後退。1ステージ3番手の高野和夫/澤幡敬智/阿部琢哉組が2 ステージも大きなミスをすることなく、トータル減点19で優勝を果たしま した。

一方、ラリーコンピューター無しのクラスBは、細井元/小平耕司組が 6CPの減点0をはじめ、2ステージの全CPを1桁減点で抑えるという、ラリ ーコンピューター無しとは思えない走りを見せて、1ステージトップの小川 聖二/小林淳志/でーぶ小林組を逆転、トータル減点46で優勝しました。

クラスB はベテランの細井元組が優勝。

細井組に逆転を喫した小川聖二組はクラスB2位。 クラスBの3位は2ステでクラス最小減点の中嶋巧組。

クラスAの2位は田中和信組が獲得。

全国サーキットクイーン紹介

〜 富士スピードウェイ・C R ANE S 〜

報告 : 富士スピードウェイ株式会社 (団体登録No 公認13003)

「クレインズ」 (鶴) とは、富士スピードウェイの

メインスタンドの屋根が、 「折鶴」 からデザインさ れたことに由来しています。メンバーは3名。明 るく元気いっぱい富士の魅力を発信しています。

玉川正剛組はクラスA3位でフィニッシュ。

クラスA トップ3のクルーの皆さん。

全国サーキッ トクイーン紹介 〜 モビリティラン ドイメージガール

ツインリンクもてぎエンジェル

報告:株式会社モビリティランド (団体登録No 公認13001)

今年、新たに第15期生の4名を迎えたツイン リンクもてぎエンジェル。8名の天使たちが、ツ インリンクもてぎとモータースポーツの魅力を 発信しています。

鈴鹿サーキットクイーン

鈴鹿サーキッ トで勝者を祝福する “幸運の女神” 、 鈴鹿サーキットクイーンは新たに第35期生の4 名を加えた8名。鈴鹿開催の様々なイベントで活 躍します。

クレインズの皆さん。左から高家望愛さん、岩田明子さん、高塚 麻奈さん。

ツインリンクもてぎエンジェルの皆さん。上段左から黒木あさみさ ん、山口あやさん、山田千春さん、小林みきさん。下段左から芹 澤聖加さん、遠藤由佳子さん、下河原愛さん、岡本さく らさん。

鈴鹿サーキッ トクイーンの皆さん。上段左から近澤志穂さん、元 井麻有さん、鬼頭果住さん、中島彩乃さん。下段左から鈴木知 葉さん、野中一希さん、田中梨乃さん、板垣里奈さん。

49 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S 公認競技会や各種セミナーなどの開催告知 や、クラブ員募集のお知らせなど、J AF 登 録クラブからライセンス所持者の方々に発 信したい情報をお待ちしております。 〒105- 0012  東京都港区芝大門1- 1- 30 (株) J AF 出版社 J AF MOT OR SPORT S編集部 T E L 03- 5470- 1712 F AX03- 5470- 1716 V o l . 2 7 6

2 0 1 2 J MR C 中国四国ラリーシリーズ表彰式

●開催日: 2013年2月9 日  ●開催場所:ダイヤモンド瀬戸内マリンホテル

報告:J MRC中国ラリー部会

A クラス ドライバー部門入賞の皆さん。

B クラス ドライバー部門入賞の皆さん。

C クラス ドライバー部門入賞の皆さん。

F B クラス入賞の皆さん。

2 0 1

A クラス ・ナビゲーター部門入賞の皆さん。

2 J MR C 長野表彰式

●開催日: 2013年2月10 日  ●開催場所:安曇野スイス村サンモルツ

B クラス ・ナビゲーター部門入賞の皆さん。

C クラス ・ナビゲーター部門入賞の皆さん。

報告:J MRC長野

ラリーシリーズC クラス・ ドライバー部門入 賞の皆さん。

ラリーシリーズC クラス・ コ・ ドライバー部門 入賞の皆さん。

ラリーシリーズK クラス・ ドライバー部門入 賞の皆さん。

ラリーシリーズK クラス・ コ・ ドライバー部門 入賞の皆さん。

ラリーシリーズA クラス・ ドライバー 部門チャンピオンの大池明選手。

ダー ト トライアルチャンピオンシリーズ2 クラス入賞の皆さん。 ラリーシリーズB クラス ドライバー部門入賞の皆さん。

長野県シリーズ表彰対象者と関係者の皆さん。

ダー ト トライアルチャンピオンシリーズ3 クラス入賞の皆さん。

ラリーシリーズBクラス・コ・ド ライバー部門チャンピオンの安 田夏絵選手。

ラリーシリーズAクラス・コ・ド ライバー部門チャンピオンの前 田篤選手。

50 2 0 1 3 ・ 5 J AF MOT OR S P OR T S

JAF加盟準加盟クラブガイド

クラブ情報大募集

JAFスポーツ誌では、現在「加盟」及び「準加盟」クラブの情報 を募集しています。モータースポーツを楽しむ上で必要不可欠なクラ ブへの加入。とはいえそのクラブの情報もなかなか得られない。そん な実情を踏まえ、このページでは、情報を頂いた各クラブの魅力を紹 介していきます。「加盟」及び「準加盟」クラブの皆さん、是非このペー ジを活用してください。

Vol. 56

JAFホームページにて登録クラブ・団体のご案内をしています。是非ご覧ください。

TEAM ARK

★連絡先「JAFスポーツ編集部」TEL.03-5470-1712

各マークはクラブ員が参戦しているカテゴリーを表しています。

広大な北海道を舞台としたラリーで豊富な経験が積めるクラブ  北海道を舞台とする全日本ラリーの一戦「ARKラリー」の主催でお馴染みのTEAM ARK は、1986年に道内の3つのラリー系クラブがひとつになって誕生した。設立年の1974年 は3つのクラブのうち、一番古く設立されたクラブのものだ。「ARK(アーク)」とは"箱舟"と いう意味で、3クラブがひとつの箱舟に乗って、広大な北海道を舞台にビッグなラリーイベン トを主催しよう、というクラブ合併の趣旨から名付けられたという。現在も全日本ラリーを 主催しているほか、APRCのラリー北海道にも竹道雄康代表をはじめ、多くのクラブ員がオ フィシャルとして参加している。「大きなラリーになるほど苦労は増すんですけど、そのラ リーで激しい優勝争いを繰り広げてくれたりすると、苦労した分だけ大きな喜びとなって 返ってきて、“ヨッシャ”という気分に浸れるというのもラリーの醍醐味のひとつですよね。咄 嗟の判断力や責任感も問われるので、現場では多くのことが学べるんです」と語るのはクラ ブ事務局の永井真氏だ。もちろんドライバー志望者も大歓迎。土系競技の豊富な経験を持 つクラブ員が多いので、一から教えてもらえるだろう。

●クラブの設立/1974年 ●代表者/竹道雄康 ●クラブ員数/30名 ●入会資格/ライセンス取得資格を 有する、モータースポーツが好きな方。 ●入会金及び年会費/入会金なし。年会費3,000円。 ●クラブに 入ることで得られる特典/オフィシャルライセンスの更新、及び上級ライセンス申請の補助、他。 ●主催する 代表的な競技会/全日本ラリー選手権(JAF北海道ラリー選手権併催)、JAF北海道ダートトライアル選手権 ● 連絡先/〒065-0028 北海道札幌市東区北28条東5丁目3-18 株式会社 竹道 内 TEL.011-753-9140  Eメール secretariat@team-ark.jp

http://www.team-ark.jp/

元全日本ラリーチャンプのノウハウも習得できる土系クラブ

今年はJMRCオールスターラリーも受け持つJAF中四国ラリー選手権の一戦、「つちのこ ラリー」を主催するT.CHERISHは、元APRC王者のKATSUこと田口勝彦選手の父である田 口盛一郎代表が倉敷で営むモータースポーツショップ、「チェリッシュ」に集う人々を中心に 設立された。「チェリッシュとは、愛しむ、大事にする、という意味があって、クラブを一緒に 設立した人達との輪を大切にしよう、という意味を込めているんです」と語る田口代表は元 全日本ラリーチャンピオン。インターラリーの経験も豊富で、最近はラリー北海道に精力的 に参戦を続けている。現在はラリーの主催や中国地区のラリー、ダートラに参戦するクラブ 員をサポートする他、モータースポーツの裾野を広げよう、と初心者向けの走行会を開催す るなど、様々な活動を展開中だ。「インターラリーへの参戦を検討している経験者から、とに かくどんな形でもいいからモータースポーツに関わってみたい、という人まで入会希望者は 大歓迎です」と田口氏。興味を持った人は、ぜひ、一度チェリッシュを訪ねてみよう。

●クラブの設立/1977年 ●代表者/田口盛一郎 ●現在のクラブ員数/29名 ●入会資格/モータース ポーツに興味のある方。参加してみたい方。 ●入会金及び年会費/入会金3,000円。年会費5,000円。

●クラブに入ることで得られる特典/競技車両メンテナンス、部品、タイヤ等をクラブ員特別価格にて提供、他。

●主催する代表的な競技会/JAF中四国ラリー選手権「チェリッシュつちのこラリー in にいみ」 ●主な定例 活動行事/ミーティング(毎月最終土曜)、総会・新年会、他。 ●連絡先/〒710-0145 岡山県倉敷市福 江533-6  TEL.086-485-1866 Eメールアドレス club@jmrc-chugoku.gr.jp ホームページ http://www. cherish.co.jp/

R‐10‐N

ルート.10.延岡(宮崎県)

全日本ラリー伝統の一戦、「ひえつき」で知られる土系クラブ

R-10-N は、2011年まで22年間、「ひえつきラリー」の名で知られた南九州を舞台とする 全日本ラリーの一戦を開催してきた老舗クラブだ。現在も「ひえつき」を受け継いだ「ひむか ラリー」を九州地区戦の一戦として主催している。「ルート10」とは延岡市内を縦断する国道 10号のこと。延岡のクラブだとひと目で分かる名前を、と名付けられた。R-10-Nはラリー 主催を始めた当初から現在まで、一貫してグラベルラリーを主催し続けてきた。「やっぱりラ リーはグラベル!というメンバーが多いんです。もちろん、これからもグラベルで続けていき たいですね」とは事務局を務める松田裕司氏。メンバーの中心となるクラブ員は40~50歳 代と長くひえつきラリーを支えてきたベテラン達だが、地元の大学生も所属するなど、クラ ブ員の年齢層は幅広い。また最近はミニサーキットで舗装の走行会も行うなど、新たな試み も始めている。「モータースポーツで繋がった、クラブの"人の輪"を大事にと、常々意識して います」と松田氏。クラブの気さくで和やかな雰囲気は、年齢・性別を問わず、モータースポー ツ好きならすぐに馴染めることは間違いないだろう。

●クラブの設立/1974年 ●代表者/土田孝男 ●クラブ員数/56名 ●入会資格/健全なるモータース ポーツ理解者。 ●入会金及び年会費/入会金、年会費ともになし。 ●クラブに入ることで得られる特典/モー タースポーツ全般(特にラリー・ダートラ)の指導及び競技車両製作のアドバイス、各種ライセンス取得補助、他。  ●主催する代表的な競技会/JAF九州ラリー選手権 ●主な定例活動行事/ミーティング、走行会(ともに不定 期)、他。 ●連絡先/〒889-0505 宮崎県延岡市北一ヶ岡2-5-8  TEL.0982-37-0253 Eメールアドレス ym.3y1m3y3m@gmail.com ホームページ http://www1.ocn.ne.jp/~r-10-n/

51 2013 5 JAF MOTOR SPORTS
ホームページ

関東のジムカーナ地区戦が3月最後の日曜日、 関越スポーツランドで開幕した。参加台数は125 台。この内、全日本同様、今年から4クラスに分 かれることになったPN部門は1/3を超える44 台がエントリーした。しかも86/BRZが集う PN3クラスは初戦から20台がエントリーと、断 トツの人気を誇ることになった。

コースレイアウトは、コースをフルに使って外 周も速度の乗る、いつもながらの関越らしい設定。

ただしパイロンの見極めが難しかったことが影響 したか、ヒート1よりもヒート2の方がミスコース が多いという結果に。路面が朝のウェットから 徐々に乾いていくというコンディションになり、 結果2本め勝負となったことから、2本めにミスコ ースを喫した選手は、ことごとく下位に沈むとい うシビアな一戦となった。

スバルのお膝元とあって、20台中16台がBRZ が占めた注目のPN3クラスは、そのBRZが表彰 台も独占した。昨年後半からBRZを駆る井上良 選手がヒート1のハーフスピンを帳消しにする走 りでクラス初優勝。

「2本めはセッティングに迷いましたが、ドライ 寄りのセットに賭けたのが当たって、クルマが思

うように動いてくれま した。でもこんな結果 が出せるなんて自分で も驚きです」と井上選 手。2位に沼上洋司、3 位には大坪伸貴の両 選手が続いたが、1位 井上選手と3位大坪 選手の差は僅か0.014 秒。このクラス、激戦 区の名にふさわしい超 接近戦が今後も続き そうだ。

一方、このPN3ク ラスをしのぐ21台が エントリーと今回最大 の激戦区となったのが N3クラス。こちらは 今年になってSW20 勢が増えて14台と一 大勢力になったが、優 勝はS2000を駆るベ テラン、山口晃一選手がさらった。

PN1はZC32Sスイフトが1-2。北陸出身で関東地区戦は初 優勝の前田清隆選手は「スタート直後だけでもスイフトはコンマ3 秒のアドバンテージはあったと思いますが、今日は再走に助けら れました」。3. いながわひろゆき選手はPN1で2位入賞。4.PN2ク ラス2位入賞の松本悟選手。5.6.「2本めはドライになって速度が 乗って難しかったけど、何とかクルマを抑え込めました」。PN2は 今年からFD2に乗る鈴木孝幸選手が地区戦初優勝。7.Dクラス小 川謙輔選手は2本め、MCに終わるも1本めのタイムで2位入賞。

JMRC関東オールスターシリーズ第1戦  JMRC全国オールスター選抜第1戦  スピリッツテクニカルジムカーナ[JAF公認No.2013-1311]

「1本めは探り探りで踏み切れなかったけど、回 り込む所が多くてS2000に有利なレイアウトだっ たんで2本めは思い切り行ったのが良かったみた いです。去年はあちこちクルマが壊れた分、きっ ちり直してきたんで今年は頑張りたいですね」と 山口選手。SW20勢は大江光輝選手が2位を奪っ たが、首位との差は何と0.003秒。旧車健在を印

開催日:3月31日 開催場所:関越スポーツランド 格式:準国内 主催:T-SPIRIT[クラブ登録No.加盟11056] フォト/友田宏之、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部

JAF関東ジムカーナ選手権第1戦
近藤岳士CR-Xが貫録の走りを披露
1 2 3 6 4 5 7

8. 小野田了選手はPN4で2位入賞。9.N2クラス2位入賞の齋藤寿選手。10.N2大江光 輝選手は2位をゲット。

11. 三つ巴の超僅差の戦いを制したPN3井上良選手。12. 沼上 洋司選手はPN3クラスで2位をゲット。

13.1本めはトップタイムだったN4桝谷裕一選 手は2位に甘んじた。14.SA2の中でRX-7で孤軍奮闘の葛西悠治選手は2位をゲット。15.「クルマがどんな状況でもコント ロールしやすかった」と振り返ったアルファ勢の一人、黒尾光司選手がPN4クラスを制した。16.「最後のテクニカルはやり過 ぎましたが、他はイメージ通り走れました」。SA2クラスは1本めミスコースに沈んだ中島裕選手が2本めでリベンジして優勝。 17.「1本めのミスコースで吹っ切れた」。Dクラスは2本め、快心の走りを見せた関谷光弘選手が優勝。18.N4クラスは佐藤 林選手が地区戦初優勝を達成。19.PN1クラス入賞の皆さん。20.PN2クラス入賞の皆さん。21.PN4クラス入賞の皆さん。 22.Dクラス入賞の皆さん。23.PN3クラス入賞の皆さん。24.N3クラス入賞の皆さん。25.N2クラス入賞の皆さん。26.N4 クラス入賞の皆さん。27.SA1クラス入賞の皆さん。28.SA2クラス入賞の皆さん。

象付けた。

またN4クラスでは、少数派のインプレッサを 駆る佐藤林選手が、ヒート1の5位から逆転で嬉 しい地区戦初優勝を達成。「ランサーの人達が、 “今日はアクセルを踏ませてくれないレイアウト だ”と言ってたんで、インプレッサ向きのコース だったかもしれませんね。シケインもドライにな ったら楽チンで走れたんで、インプレッサのアタ マが入るメリットが生かせたと思います」。その言 葉を裏付けるかのように、3位にもインプレッサの 大塚健二選手が入賞している。

高い技術を持った選手が揃い、全日本級と謳わ れるSA1クラスは、近藤岳士選手が2本ともベ ストを奪って快勝、2012チャンピオンの貫録を見

せた。ただし本人は 「1本めもペナルティ を抜いたタイムでは 負けたんで、しっか り2本めで勝てたの は良かったですけど、 もうちょっと行けた はず。満足とまでは いえない」と反省の弁。

今回のコース設定 については「特にシケ インの入りが、難し かったですね。あそ こでタイム差がつい

29.30.S2000で見事な逆転勝ちを見せたN3山口晃一選手。31.SA1クラス2位入賞の関根 淳志選手。32.33.N2クラスは「全体にスピードを殺しすぎない走りを心掛けたことがよかっ た」と振り返った2012チャンプ、渡辺慎一郎選手が貫録勝ち。

たと思います」。本人は反省しつつも、タイムは ただ一人、1分8秒台に叩き込んだ。勝負所を読 み切った走りがオーバーオールウィンを飾るタイ

8 12 9 13 10 11 19 26 27 28 20 21 22 25 24 23 14 16 17 18 29 30 33 31 32 15

松原実ランサーがオーバーオールV

開催日:3月24日 開催場所:山室山ダート 格式:準国内

主催:PADDOCK[クラブ登録NO.加盟24026]、TTR.M[クラブ登録NO.加盟24007] レポート/安達正男 フォト/安達正男、JAFスポーツ編集部

2013年JAF中部ダートトライアル選手権第1戦  JMRC中部ダートトライアル選手権第1戦  JMRC全国オールスター選抜第1戦

2013年JMRC中部ダートトライアル東海シリーズ第1戦  TTRM・パドックダートトライアル 2013[JAF公認No.2013-2201]

昨年は門前と今庄の2ヵ所で開催されていた

JAF中部ダートトライアル選手権は、今年から新 たに三重の山室山が復活。門前3戦、今庄3戦、 山室2戦と計8戦がバランスよく配置された形に なった。

ミドルシリーズの東海シリーズは全戦、地区戦

との共催となり、山室山と今庄で各2戦ずつの4 戦のシリーズに。因みにもう一方のミドルシリー ズである北陸シリーズは、今庄と門前で各3戦ず つの開催が予定されている。

「エントラントを増やすためにダートラ講習会を 年数回開催していますし、いろいろな人に声を掛 けたりはしているんですが..」とJMRC中部ダート

ラ部会長の山崎利博氏は語ってくれたが、今回の エントリーは51台にとどまった。特に北陸の選手 の参加が少なかったのは残念だった。

山室山のコースは、門前や今庄と比べれば決し てハイスピードコースではない。だがコーナーに よっては微妙なコーナリング技術が必要で、的確 な対応能力が求められる一方、思いっきりのいい 踏みっぷりも要求されるという、多彩な性格を持 つ。そのためか、このコースが得意と言う人は決

も全クラストップタイムで優勝と、 圧巻の走りで好スタートを切った。

に帰ってもらえばそれだけで満足です」というコン セプトのレイアウトだったが、転倒車が出てしま ったのも、これまた残念だった。 実際のコースレイアウトは山室山を知り尽くし ているクラブの主催だけあって、コースをくまな く使用して、かつ左右のコーナーが偏らずバラン スよくつながるというレイアウト。路面も「以前よ りは整備に力を入れたので全体的に掘れる箇所が 少なくなってます。少しでもダートラを楽しんで もらえたら嬉しいですね」(コースオーナーの井田 勝也氏)と改良が図られた。

競技は東海シリーズからスタート。RWDクラス はハチロクの名手、榊原浩之、酒井龍一の両選

FWD2クラスの矢場田真選手はシリーズ 伊藤栄一選手は逆転で この日がダートトライアル

1 2 3 5 4 6

手やアルテッツァを駆る長谷川幸嗣選手が不在の ため、泉川清三、池谷孝両選手によるAW11型 MR2同士の一騎打ちに。池谷選手を第2ヒート、 泉川選手が一旦は逆転するも、池谷選手が再逆 転。「疲れました。でも嬉しいです。泉川さんに 勝てたんですから」と念願の東海シリーズ初優勝 を飾った。

FWD2クラスは、山崎哲也選手、羽根幹人選 手といったシリーズ上位の常連が参加せず、昨年 のシリーズ5位の矢場田真選手の一人舞台に。実

JAF中部選手権Ⅰ/7.5クラスの村松俊和選手は第2ヒートでタイムアッ プを果たすも、届かず2位となった。8.3クラスの2位は崎山晶選手がゲッ ト。9.10.3クラスの齊藤道夫選手は1本めのパイロンタッチを挽回し逆転優 勝。11.3クラス入賞の皆さん。12.4クラス優勝の西尾賢治選手。13.5ク ラス入賞の皆さん。14.2クラス優勝の馬場基選手。15.2クラスの2位は、 平川和輝選手が獲得。16.ランサーエボ3で奮闘の小澤篤志選手は5クラ ス3位を奪取した。17.2クラス優勝の馬場基選手は2ヒートともトップタイ ムを奪い、快勝。18. 押尾明選手が4クラスの2位を獲得。19.3クラスの 3位は門田忠純選手が入賞。20. 今回、東海シリーズで公認競技会にデビ ューした(左から)金子祐介、河合優輝の20代コンビ。目指せ、地区戦!

戦の今庄で溝にはまってシーズンを棒に振ってし まいましたが、パーツも全て移植しました。今年

は頑張ります」とタイトル獲得に意欲を見せてい た。2位は伊藤栄一選手で、「山室山初メダルでよ かったです」。3位には今回がダートラ初参加とい う河合優輝選手が入賞した。

一方地区戦は2クラスからスタート。昨年のシ リーズ上位の堀内隆、鳥居晴彦両選手の不在の 中、第1ヒートから馬場基選手が2分00秒70と トップタイムを叩き出して絶好調。第2ヒート、 平川和輝選手が猛追するも、あと一歩届かず、 「路面がもっと荒れると思ったんですが、どっち にしても危なかったですね」と振り返った馬場選 手が逃げ切った。

3クラスは、第1ヒートトップの寺本靖選手の

JAF中部選手権Ⅱ/21.4クラスはストーリア対決を制した西 尾賢治選手が優勝。22.5クラスの4位には中村慶治インプレッ サが入った。23. ランサーエボ10を駆る小倉正也選手が5クラ スの5位入賞を果たした。24.5クラスの伊藤清隆選手は6位を 獲得した。25.3クラスで6位入賞を果たした前田蔵人選手。 3クラス5位の松岡訓アスティはシビック、インテグラのホ ンダ勢に割って入って入賞。 だった寺本靖選手は逆転を喫し、4位に終わった。

タイムを第2ヒートで塗り替えた崎山晶選手の1 分50秒89というタイムがなかなか破られないま ま、シード勢の出走に。しかしここは全日本ドラ イバーの齊藤道夫選手が執念を見せて逆転優勝 を飾った。 「なかなか勝てなかったので、久しぶりの優勝で す」と齊藤選手はホッと胸をなでおろしていた。 昨年、ラリー初参戦のANDラリーでいきなり優 勝した崎山選手も、山室山は初走行ながら2位を 確保。今後、確実に台風の目になりそうだ。

4クラスは、マシン不調で優勝候補の坂口嘉朋 選手が何と最下位に。そして「あんなに踏めませ んね」とライバルの押尾明選手も舌を巻く走りを 見せた西尾賢治選手が、「アクセルは抜かない。 ブレ-キは踏まない。チャンプを獲る。が今年の 僕の目標です」の宣言通り、優勝を飾った。

5クラスは、元全日本ダートラのチャンピオン で、数年前まではラリージャパンに参戦していた 中村英一選手が、10年ぶりにダートラに復帰して きた。戦線恐々のライバルを尻目に第1ヒートか ら3番手につけるも、「2ヒートは踏みすぎてしま った」とタイムダウンしてしまい、復帰初戦は7位 にとどまった。

結果は「掘江さんとか三枝君らが出てこない内 に優勝しておかないとね。地区戦でやっと優勝で きました。今日はミスコースしないように丁寧な 走りを心がけました」と振り返った松原実選手が、 土壇場で村松俊和選手を打っちゃり、逆転優勝 を飾った。昨年の池の平シリーズチャンプの小澤 篤志選手は、新型車を相手に何とエボ3で3位を ゲット。地区戦3年めにして初メダルに輝き、「マ シンじゃなくて腕で結果を出す」という持論を証明 してみせた。

55 2013 5 JAF MOTOR SPORTS
7 8 11 15 12 16 17 13 14 18 19 20 9 10 21 23 26 22 25 24 27

中村一朗組CP9Aランサーが、 新旧ランエボ対決を制して優勝!

開催日:3月9〜10日 開催場所:千葉 格式:準国内 主催:T.ARTAS[クラブ登録NO.加盟12023] フォト/山本佳吾、JAFスポーツ編集部  レポート/JAFスポーツ編集部 JMRC関東イーストラリーツアー2013 第1戦 第29回アルタスラリー2013 [JAF公認No.2013-1106]

今年も、JMRC関東イーストラリーツアーが 千葉県君津市をスタート&ゴールとする「アル タスラリー」で開幕した。天候も良く、路面も ドライと良好なコンディションとなった今回の 一戦は、3月9日の夜にスタートし、翌日の未明 にゴール、という総距離約240kmのナイトラ リーで競われた。

昨年のチャンピオン、後藤英隆組CT9Aラン サーと中村一朗組CP9Aランサーが開幕戦から ガチンコの鍔競合いを繰り広げたのがCクラス。

1ステージは4秒差で後藤組が最小減点と、 僅差で折り返した2ステージ。中村組はステー ジ序盤のH線で、後藤組に8秒差をつける快心 の走りで逆転に成功。そのマージンを活かして 残るステージでの後藤組の追撃を振り切った。

「CP9AはCT9Aより小柄な分、H線の狭い道 幅を目いっぱい使ったラインが取れるんです。 パワーで劣るCP9AでCT9Aの後藤さんに勝 つには、得意なここで負けるわけにはいきませ んでした」と中村選手。

一方、後藤選手は「2ステに入ってタイヤが 厳しくなってペースを上げられなくなった上に、

苦手なH線であの差をつけられたのは痛かった ですね」とラリーを振り返った。道が狭く、曲 がりくねっているH線がこの一戦の勝負所とな った形だ。

Bクラスでは安藤雅章組が地元の意地を見 せて序盤からリードを築き、優勝を飾った。 「体調が悪くて1ステは運転に集中しきれなかっ たんです。具合が少し良くなった2ステでよう やく、いつもの走りが戻ってきました。目に見 えない敵との戦いもあって、疲れました」と安 藤選手。

序盤こそ近藤裕一組が食らいついたが、リア の足回りにトラブルが発生。しかし、近藤組は 徐々に安藤組に離される苦しいラリーの中でも 2位をキープしてフィニッシュした。

昨年のランキング2位の栗原智子組シティと 3位の橋本寿組スターレットによるライバル対 決となったAクラス。1CPは両組とも同減点で 2番手と、接戦になるかと思われたが、2CP以 降は栗原組が全CPで最小減点を奪取し、逃 げ切った。

「ほぼ新品のタイヤしか持ちあわせていなかっ

ことが逆に、良いラインを取ることにつながっ たのかもしれないですね」と栗原選手。 一方、2位に終わった橋本組は「急遽グラベル 用の足回りで走った影響か、フロントが入りづ らくてしっかりインに付けられなかった。次ま でに舗装用の足回りを修理して、今度はしっか り勝ちたいですね」と次戦に向けて意気込んで いた。

Aクラスで公認競技会に初参戦した22歳の 関根啓助組は、1CPでいきなりクラス最小減点、 2CPでは2番手と速さの片鱗を見せる。しかし、 続く3CPで左フロント部をヒットしてしまい、 アンダーガードが外れかかってしまったため、 その後はダメージを負ったマシンを労わる走り に専念。順位キープに切り替えるクレバーな走 りも見せて、3位入賞でデビュー戦を飾った。

5. 女 性ドライバーの活躍が目立った今回のラリー。地元勢の石塚恵美組がBクラス3位入賞 を果たした。6. 荻野聡組はBクラス6位でフィニッシュ。

Aクラスを制したのは昨シーズンのシリーズ2位、栗原智子/平井孝文組シティ。

7.Bクラスの永井勉組は5位で ポイントを獲得。

8.Bクラスのベテランクルー、末永章一組は4位完走。

9.Bクラスの安 藤雅章/高野智章組は安藤選手がドライバーとしてのシリーズ初優勝を飾った。10. ルー キーの関根啓助組はAクラス3位でメダルを獲得。幸先の良いデビューを飾った。11.C クラスの3位は深紅のランサーを駆る中野紀子組がゲット。

とする近藤裕一組はBクラス2位を獲得。

後藤組との息詰まる接戦を制したCクラスの中村一朗/迫田雅子組。

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西野英樹ランサー、逆転で 雨の舞洲Sr開幕戦を制す!

開催日:3月20日 開催場所:舞洲スポーツアイランド 格式:地方 主催:TJ[クラブ登録No.加盟27056] フォト&レポート/JAFスポーツ編集部

2013“Cartolive”杯舞洲スポーツアイランドシリーズ

TJマイカージムカーナ No.1 [JAF公認No.2013-3104]

大阪湾に浮かぶ舞洲アイランドを舞台とした “Cartolive”杯舞洲スポーツアイランドシリー ズが、3月20日、開幕した。

かつてはスバルのインプレッサミーティング などの開催場所として知られた舞洲アイランド は、現在はジムカーナの練習会や走行会が行 なわれ、近畿の走り好きな人達が集う場所とし て知られているが、公認競技会は昨年初めて開 催されたコースだ。

今回もその時のオーガナイザーである「チー ム時間割」が主催を担当しており、今年は12月 まで計5戦が予定されている。同クラブではモ ータースポーツ教室と題する練習会も、この舞 洲で行なっており、その成果を発表する場とし てこの公認競技会を位置付けている。

今回の一戦も午前中にみっちり練習会を行っ た後、午後から競技会に参加するというスケジ

元全日本ジムカーナチャンピオン の川脇一晃氏が講師を担当する など、その懇切丁寧な指導は参 加者から好評を博していた。

競技会の方は、練習会が行な われた午後から一転して雨が降り 出したため、参加者にとってはい かに午前中で得たノウハウをスリ ッピーな路面で応用できるかとい

う勝負となったが、各選手とも果 敢なアタックを見せた。

川脇氏をはじめ、講師陣が懇切丁寧に指導する練習会は参加 者にも好評だった。

当日の参加者、オフィシャルの皆さん。

2001cc以上の車両が対象の C-1クラスは、1ヒート、暮部文浩選手がトップ に立つが、2位につけていた西野英樹選手が2 ヒートで1分28秒台までタイムを詰め、RX-7 の佐野勉選手を0.7秒差で下して逆転優勝。 「10年くらい休んでたんですが、パイロンが懐 かしくて戻ってきました(笑)。面白いコースだ

西野選手は今回の優勝で、すっかり舞洲が気 に入った様子だった。

1.C-2クラスはトヨタ86を駆った安達晋吾選手が見事な公認競技会デビューウィン を飾った。2.C-1クラス上位入賞の皆さん。

3.C-2クラス上位入賞の皆さん。

4. 中谷 行宏選手はC-1クラス6位を獲得。5.EXPERTクラスは福本真隆選手が優勝。

6.EX PERTクラス2位獲得の植松道巧選手。7. 滝井清彦選手はFC3S・RX-7でC-1クラ ス4位に。8. 菱田真也選手のインプレッサはC-1クラス5位をゲット。9.C-1クラス2 位入賞を果たした佐野勉選手。10.C-2古田和久選手は2本めタイムを上げたが、2 位にとどまった。11.C-1暮部文浩選手は1本めの首位を守れず3位に終わった。

12. 是永尚俊86はC-2クラス3位に入賞。13.C-1クラスはパイロンジムカーナが好 きで10年ぶりに復帰したという西野英樹選手が逆転勝ちを収めた。

1000cc〜2000ccの車両が対象のC-2クラ スは86を駆る安達晋吾選手が1本めのタイム で逃げ切った。「舞洲を走るのは2回めです。 練習会をWEBで探してた ら辿り着いたのがここだっ たんですけど、今日は川脇 さんのおかげで勝てまし た」と振り返った安達選手 は、実は今回が公認競技会 デビュー戦。「パイロンを 覚えるのも頭の体操になっ て楽しかったです」と公認 ジムカーナデビューを、し

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若いが、 一番!

若いが、 一番!NEO vol.4

レポート/はた☆なおゆき フォト/上尾雅英

最初は街乗りのつもりで86を購入 するが、レースカーがあるから出て みない、と行きつけのショップに誘 われたのが出場のきっかけ。AE86 も発売からもはや30年、「僕よりも 年上なんですよね」と笑う。

笑顔を見せながら語ってくれた。 ところが、決勝までに天候が急変。 青木にとって半年ぶりのレースだとい うのに、雨に見舞われてしまう。

には、優勝目指して頑張ります!」と、「せっかくフロントローに並べたからくすると、気を取り直したようで、さは新鮮であった。もっとも、しばらいこととは言わないが、逆にこのアツびていたりすることが多い。それが悪っても、言動がクールだったり、大人

アタックしたんですけど……。自己ベからには、何とかタイムを、と思って時間もかけて。そこまでしてもらったストは更新できたし、

ら、力を出せなかった自分が悔しく そう語ったのは青木亮。広島在住、 25 歳のドライバーだ。近頃は若手とい

泣し、なかなかクルマから降りようと選が終わった後、そのドライバーは号って帰ってもらって、夜遅くまで作業ですが、先輩に修理のためクルマを持が通らなかったんです。僕は残ったんたのと、キルスイッチの不調で、車検「実は、前日の車検でクルマが軽すぎはしなかった。いったい何が……。 してもらったんです。しかも、往復

たです。それと同時に、自分のレースで止まらず……。とにかくしんどかったつもりが、足りなくてブレーキングたんですけど、十分タイヤに熱を入れ「後ろを頑張って抑え続けようと思っ でのぬるさをすごく感じました」 きっと悔しかっただろう。ただ、先 り替えも早いドライバーである。 質 3

その後もバトルを重ねたが、ひとつ順 位を落として 4 位でゴール。

ングラップのうちにった。オープニとは許されなかが、逃げ切るこは振り返る。だでした」と青木信じられません

レーシングドライバー

2 台にかわされ、

オンも夢じゃないと思っています。希トを着実にゲットできれば、チャンピ望は見えてきました!」 ところで、クルマにも描かれている

青木亮

25歳

青木亮データベース

岡山国際で一番好きなコーナー: 最終コーナー。スピー

ド殺さずに立ち上がれた時は最高です。

目標とするドライバー: 自分をレースの世界に導いてく れた先輩レーサーの金森哲也さん。もう一人あげるなら、 もちろん地元広島出身の谷口信輝さんです。

好きな言葉: 勝つまで、やる。

トヨタ86、やっぱり気になる?: もちろんです。見た目 もカッコいいし、機会があればナンバー付き/なしどっ ちでもいいんで、レースで乗りたいですね。

58 2013 5 JAF MOTOR SPORTS
……」、青木はト ップで 1 コーナ の心境を、「正直、いった。その時ーに飛び込んで
O K A Y A M A チャレンジカッ 1 A E 86 クラスの予
えるからな』って言われていますイム出せなかったら、市内の青木に変て(笑)。恥ずかしいんですけど、『タんにちなんで『インパクト出せ!』っ「チームの社長が、ゴルフの青木功さ『せかいの青木』、その意味は?(笑)」
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2 番手でしたが、 トップとの差は 1 秒半。それを知った
頭文字Dに憧れて86を購入。そして公認 レースの道へ。3年めを迎える今年は正念場だ
やっぱり やっぱり
今度こそ、ホール ショットしっかり 決めて逃げ切ります!
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JAF MOTOR SPORTS 一九六七年三月二十日 第三種郵便物認可(毎月一回一日発行)第四七巻 第四号 二〇一三年 五月一日発行 発行人 茂木淳一 〇三(五四七〇)一七一一(代) 一般社団法人 日本自動車連盟 東京都港区芝大門一丁目一番三〇号 〇五七〇(〇〇)二八一一 (総合案内サービスセンター) 発行所 東京都港区芝大門一丁目一番三〇号 ㈱ J A F 出版社 定価一五〇円 2013 / 5

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