JAFスポーツ 2012年 11月号(第46巻 第9号 2012年11月1日発行)

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FIA JAFスポーツ[モータースポーツ情報] JAF MOTOR SPORTS 第46巻 第9号 2012年11月1日発行(毎月1回1日発行) 1967年3月20日 第3種郵便物認可 Battle in Northland 11 2012.NOVEMBER

今月のヘッドラインニュース

2013年ライセンスへの 更新が11月から 始まります!

来たる2013年のライセンスへの更新受付が 11月から開始されます。

更新の手続きに関する詳細については、四輪 が12ページから、レーシングカートは48ページ から、それぞれ公示のページで掲載していますの で、ご参照ください。

ライセンス更新申請書については、例年同様、 34~35ページの間に綴じ込んでいますので、ご 確認ください。

なおインターネットからのライセンス更新も可 能ですが、その際は「JAFマイページ」への登録 が必要になります。「JAFマイページ」に関する手 続きについては16ページでご紹介していますの で、ご参照ください。

9月15日、ブラジル・インテルラゴスサーキ ットで行われたWEC第5戦サンパウロ6時間で、 アレックス・ブルツ/ニコラス・ラビエール組の TS030ハイブリットが優勝、トヨタがWEC初制 覇を達成しました。

ブルツ/ラビエール組のTS030は予選から速 さを見せてPPを獲得。迎えた決勝でも最大のラ イバルであるアウディ勢に付け入る隙を与えず 快走、1分のマージンを保ったまま、トップチェッ カーを受けました。レース後、木下美明トヨタ・ レーシングチーム代表は、「今日は6時間を戦っ たというより、1月から9月までかかった長期戦の レースを戦った結果、やっと表彰台の真ん中に 立てたと思っている。プロジェクトに携わった全 員に感謝したい」とコメントしました。トヨタのス

ポーツカー耐久世界選手権での優勝は、1992年 SWCモンツァ以来、実に20年ぶりの快挙です が、第7戦富士に向けて、最高のお膳立てが整 う形となりました。

WEC初優勝の歓喜に沸いたトヨタ・レーシングチームの皆さん。

全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦は 9月23日、スポーツランドSUGOで決勝が行わ れ、伊沢拓也選手(DOCOMO DANDELION)が Fニッポン初優勝を飾りました。

雨脚が強まったため、セーフティカースタート となったこの一戦。PPからスタートしてトップを 快走した伊沢選手は、レース終盤、コースオフ したマシンの回収で再びセーフティカーが入り、 マージンが帳消しになるというひと幕もありまし

たが、見事なポール・トゥ・ウィンで初の栄冠を 獲得しました。

DOCOMO DANDELIONチームは塚越広大選 手も2位に入り、1-2フィニッシュという最高の結 果を残しました。またFニッポン初参戦となった 佐藤琢磨選手は、初めて走行するSUGOに手間 取り、予選は14番手にとどまりましたが、決勝 では着実なレース運びを見せて9位でフィニッシ ュしました。

秋を迎え、国内モータースポーツ界は、ビッグ イベントが相次ぐ黄金月間が始まりました。第1 週は鈴鹿でF1日本グランプリが開催され、翌週 に富士で行われるWEC世界耐久選手権では、 中嶋一貴、井原慶子両レギュラードライバーに加 え、佐藤琢磨、中野信治の両選手等も急遽、参 戦が決定とその活躍に注目が集まります。そして 第3週は再び鈴鹿でWTCC世界ツーリングカー 選手権が開催、すでに2013年のワークス参戦を 表明しているホンダ・シビックの勇姿が日本でも 見られることになります。その結果が楽しみです。

今年のJAFグランプリは 11月16~18日の開催。 JAFカップもぜひ、 お忘れなく!

写真左/Fニッポン初優勝を飾った伊沢選手(右)と2位 の塚越選手。写真右/佐藤琢磨選手はFニッポン初戦 となったSUGOを9位でフィニッシュしました。

として表彰を受けました

今年、WEC世界耐久選手権に参戦中の井原慶 子選手が、このほど、内閣官房国家戦略室が選 定する、“世界で活躍し、『日本』を発信する日本 人”の一人に選ばれ、古川元久国家戦略室担当大 臣から、感謝状を授与されました。

このプロジェクトは、文化、芸術、ビジネス、 スポーツなど様々な分野で、“国境を越えた情熱” を持って行動し、今後の活躍が期待される日本人 を表彰するもので、井原選手は、日本人女性ア スリートの活躍と、日本の自動車技術の高さを過 酷なモータースポーツを通じて世界に見せつける きっかけを作ったことが評価され、石川遼、澤穂

希両選手らとともに表彰を受けました。地元開催 のWEC富士での活躍も期待されるところです。

復活3年めを迎えるJAFグランプリは、11月16 ~18日、富士スピードウェイで開催されます。今 年もFニッポン、スーパーGT(500/300)合わ せて計5レースが100kmの超スプリントレースと して行われます。昨年同様、ヴィッツ、F4の日本 一決定戦がサポートレースとして行われるほか、 往年の名ドライバーによるエキシビジョンレース、 “レジェンドカップ”が今年はトヨタ86のワンメイ クとなるなど、見どころ満載です。

イギリスF3参戦など、果敢な海外レースへの挑戦が評価され ての受賞となりました。

また11月3~4日にはJAFカップオールジャパ ンダートトライアルが京都コスモスパークで、翌 週の10~11日には、JAFカップオールジャパンジ ムカーナが埼玉本庄サーキットでそれぞれ開催さ れます。こちらもJAFグランプリに勝るとも劣ら ぬ年イチのガチンコバトルは必至。ぜひご観戦く ださい。JAF グランプリ及びJAFカップの入場料 等の詳細については次ページで掲載しています ので、ご参照ください。

4 2012 11 JAF MOTOR SPORTS HEADLINE FROM JAF
F1、WEC、WTCC…。
“黄金の10月” が始まりました
トヨタTS030、WEC第5戦サンパウロで待望の初優勝
井原慶子選手が『日本を発信する日本人』
Fニッポン第6戦SUGOは、伊沢拓也選手が 参戦5年めで初優勝
©Keiko Ihara Promo

全日本選手権&JAFグランプリ&JAFカップインフォメーション

2012.10/20

~ 11/18

RACE

全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦

鈴鹿サーキット

11月3~4日 鈴鹿サーキット(三重県)

開催概要

●スケジュール/3日(土) FN予選

4日(日) FN決勝

●観戦料金/◆前売券(2日間有効) 大人3,900円(ゆうえんちモートピアパ

スポートつき) 3名10,500円 4名13,200円

5名15,600円 中高生1,600円

◆当日券 土曜 大人1,600円(ゆうえんち入場券)

小学生800円 3歳~未就学児600円

日曜 大人4,200円 中高生1,600円

小学生800円 3歳~未就学児600円

パドックパス(2日間有効) 大人 6,000円

3歳~小学生1,500円

ピットウォークパス 大人 1日2,000円 小学生以下無料

●駐車料金/1日 4輪1,000円 2輪500円

●問合せ先/SMSC TEL059-378-3405

●ホームページ/http://www.suzukacircuit.jp/

RALLY

全日本ラリー選手権第9戦 新城ラリー2012 11月2~4日 愛知県

●ギャラリーステージ情報

サービス会場およびギャラリーステージは昨年同様、桜淵公園です。デモ走 行のほか、ターマックコースのSSが土日とも2本観戦できます。特設駐車場 はホームページを参照して下さい。

●観戦料金/無料

●駐車料金/無料 特設駐車場から桜淵公園までシャトルバス運行 ●問合せ先/MASC TEL0561-63-0101

●ホームページ/http://www.shinshirorally.jp/

フォーミュラ・ニッポンの名を冠する最後の大会となる一戦は2レース制で行われます。

JAF Grand Prix SUPER GT & Formula

NIPPON FUJI SPRINT CUP 2012

11月16~18日 富士スピードウェイ(静岡県)

開催概要

●スケジュール/16日(金) SUPER GT 第1レース&第2レース予選

17日(土) FN予選 SUPER GT 第1レース決勝

18日(日) FN決勝 SUPER GT 第2レース決勝

●観戦料金/◆前売券(土日2日間有効) 大人5,500円 ペア10,000円

中学生以下保護者同伴時無料

パドックパス・ピットウォークパス込み15,500円

◆当日券 土日2日間有効 大人 6,500円

金曜のみ2,000円 中学生以下保護者同伴時無料

パドックパス 土日 大人 11,000円 小中学生5,500円

土曜のみ 大人6,000円 小中学生3,000円

ピットウォークパス 1日 大人2,000円

中学生以下保護者同伴時無料

●駐車料金/1日 4輪 1,500円 2輪750円

●問合せ先/富士スピードウェイ㈱  TEL0550-78-2340

●ホームページ/http://fujisprintcup.jp/index.html

イベント会場から徒歩で行けるギャラリーステージは今年も人気を呼びそうです。

GYMKHANA

JAFカップオールジャパンジムカーナ

11月10~11日 本庄サーキット(埼玉県)

開催概要

●スケジュール/10日(土)ゲートオープン7:00~ 11日(日)ゲートオープン6:00~ 第1ヒート8:30~ ●観戦料金/◆当日券 大人 土曜1,000円  日曜2,000円 中学生以下無料

●駐車料金/1日 4輪1,000円 2輪500円

●問合せ先/RRC群馬  TEL027-388-2295

●ホームページ/http://www.klk.co.jp/jafcup/2012jafcup

DIRT TRIAL

JAFカップオールジャパンダートトライアル

11月3~4日 コスモスパーク(京都府)

開催概要

●スケジュール/3日(土)ゲートオープン8:30~

4日(日)ゲートオープン6:15~ 第1ヒート8:45~

●観戦料金/◆当日券(日曜) 大人2,500円(プログラム代込み)  JAF会員2000円(プログラム代込み) 高校生以下無料 ●駐車料金/1日 4輪500円 2輪無料

●問合せ先/THUNDERS  TEL072-822-3346

●ホームページ/http://jmrc.kinkidirt.com/

5 2012 11 JAF MOTOR SPORTS INFORMATION OF JAF NATIONAL CHAMPIONSHIP EVENTS

APRC Round.5

新井敏弘選手が 総合3連覇!

[JAF公認No.2012-0013] 開催日:9月14~16日 開催場所:北海道 格式:国際 主催:AG.MSC北海道[クラブ登録No.公認01001]  フォト/中島正義(PLATZ)、加藤和由、小坂和生、山本佳吾 レポート/JAFスポーツ編集部

国内唯一の国際格式ラリーである「RALLY HOKKAIDO」は今年は9月14~16日の3 日間、APRCの第5戦として開催された。

今年も帯広市をホストタウンとして、お馴 染みの陸別、足寄、音更、本別といったステ ージをこなす総計1000.99kmのルートが戦 いの舞台となった。18本配されたSSの総距 離も220.48kmと昨年とほぼ同じ長さだが、 今年の最大の特長はRALLY JAPANの頃か

らお馴染みのロングステージ、ASHORO LONGがDAY2に設定されたこと。

これまでロングステージをDAY1に設定

し、いわばドライバーとクルマの耐久力の 「ふるい落とし」が図られてきたこのラリー が、29.11kmという今回最長のステージを最 終日に用意したことで、やや性格を変えるこ とになった。

ノートラブルで走り切った 炭山裕矢組は総合2位、ア ジアカップ首位でゴール。

今年もサービス会場となった北愛国交流広 場には、ラリーショーやセ レモニアルスタート、セレ モニアルフィニッシュそし て隣接するスーパースペシ ャルステージを楽しもうと 多くの観客が訪れたが、ウ ェブ上でもトラッキングデ ータのライブ配信を行うな ど、新たな試みが好評を博 していた。

今年のAPRCのタイトル

今年もラリーショー&セレモニアルスタートが金曜日に行われ た北愛国交流広場には、多くのギャラリーが詰めかけた。

争いは、シュコダ・ファビアにマシンチェン ジしたチームMRFと、サトリア・ネオを擁 するプロトン・ワークスのトップ2による S2000バトルが注目の的。しかしながら MRFのエース、クリス・アトキンソン選手 は急遽、WRCのスポット参戦の話が舞い込 んだために出場をキャンセルと、やや寂しい 顔ぶれとなった。

だが、このチームメイトの欠場を補って余

FIA Asia Pacific Rally Championship RALLY HOKKAIDO

シェイクダウン間もない4ドアインプレッサに 見事デビューウィンをもたらした新井敏弘組。 自身も3年連続となる総合優勝を飾った。

りあるスピードを見せたのが、ガウラブ・ギ ル組だった。DAY1、最初の陸別サーキット ステージであるSS3でトップに浮上すると 4連続ベストを叩き出して首位を独走。スバ ル・インプレッサSTi4ドアのR4仕様を持

ち込んだ新井敏弘組に53.6秒の大差をつけ てラリーを折り返す。

しかし開けた最終日のDAY2は、S2000勢 にはまさに受難の日となる。まず前日4位に つけ、この日2本めのステージとなるNEW

1. 総合の表彰は日本勢が独占した。左から2位炭山/加勢組、優勝モス カット/新井組、3位田口/広田組の各クルー。2. 名手、カラムジット・シ ン組は総合12位、APRC部門首位でゴール。

3.このラリーではお馴染みの 大ベテラン、田口盛一郎組は総合3位を獲得。4.こちらも常連の一人、増 村淳組が総合4位に入賞。5.6. 茨城のフェイスクラフトラリーチームは、 永由元人組(5.)が総合5位、石崎秀雄組(6.)が同6位と健闘を見せた。

7.8.APRC部門を2位でフィニッシュした番場彬組は、2年連続のジュニアカップ王者を確定した。

9. 車検で失格という昨年 の雪辱なるかと思われたギル組だが、首位を快走するもマシントラブルで無念のリタイヤに。10. 金藤公人組はクラス9で3位 に入った。11. クラス10は兄弟でエントリーした地元の三木晴夫組が優勝した。

ASHORO LONGに向かっていたプロト ン・ワークスの一台、アリスター・マクレー 組がエンジントラブルでリタイヤ。ラリー北 海道初参戦とは思えぬ速さを見せ、3位につ けていたマクレー組のチームメイト、ユハ・ サロ組もSS15でコースアウトしてしまう。 そして、この同じステージで首位を快走し ていたギル組までもが、何とクラッチトラブ ルで戦線離脱を余儀なくされることに。結 局、これで難なく首位に立った新井組が最後 は独走態勢に持ち込んで総合優勝を飾り、2 位に炭山裕矢組、3位にも田口盛一郎組が入 賞と総合の表彰台を日本勢が独占した。

2位に入った炭山組はアジアカップ部門で 優勝、シリーズポイントでもトップに立ち、 APRC部門2位に入った番場彬/保井隆宏 組は昨年に続いてジュニアカップのタイトル を確定させた。なおAPRC部門の首位はプ ロトンR3クスコラリーチームからエントリ ーしたカラムジット・シン組が獲得した。

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全日本ラリー選手権第7戦 ラリー北海道

[JAF公認No.2012-0013] 開催日:9月14~16日 開催場所:北海道 格式:国際  主催:AG.MSC北海道[クラブ登録No.公認01001]

フォト/中島正義(PLATZ)、加藤和由、小坂和生、山本佳吾 レポート/JAFスポーツ編集部

石田正史ランサー、 4年ぶり復活の勝利

第7戦めを迎えた今年の全日本ラリー選手 権は、ラリー北海道との併催。グラベルラリ ーとしては今年最後の一戦となった。

総距離200kmオーバーのSSは、ポイント 係数が一気に2.5倍に跳ね上がることもあっ て、大きな意味を持つが、DAY1は同じステ ージを3度走行。DAY2も30km近いロングス テージが2本待ち受けるなど、2日連続でクル ーにもマシンにも高い耐久性が求められる。

このラリーで初成立となったJN1クラスは

5台がエントリー。その中、DAY1屈指のロン グステージとなった「ニュークンネイワ」で快 走を見せた山口貴利組が抜け出して、トップ で折り返す。山口組はDAY2、最初のステー ジのSS12でサスペンショントラブルが発生、 2番手の葛西一省組の追撃を受けるも、DAY1 のマージンが効いて今季2勝めを獲得。シリ ーズポイントでも葛西組に14点差に迫り、 逆転チャンピオンに望みをつなげた。

参加台数の約半数がリタイヤとサバイバル

1. JN4大嶋治夫ランサーはトップ3に続く4位でフィニッシュ。2. 急遽、チームNENCからエボXでのエントリーが決まったJN4高山仁組 は6位に入った。3.JN4小舘優貴組は得意のグラベルで5位をもぎ取った。4.JN4奴田原文雄組は勝利は逸すも2位に入り、シリーズポイ ントでも勝田組に僅差に迫った。5.DAY2はトップ2台に並ぶタイムを連発したJN4勝田範彦組だが、3位にとどまった。6.JN3は三好秀 昌組がコンスタントに好タイムを連発して優勝。自身、2003年の全日本2駆部門第6戦以来の勝利を飾るとともに、トヨタ86に全日本初 優勝をもたらした。

7. 高速ステージで速さを見せた香川秀樹組も2位入賞とJN3は86が1-2を達成した。

過去、スノーラリーでも優勝を飾るなど、ゲンのいい北 海道で4年ぶりの全日本優勝を飾った石田正史選手。 久々に“ミラクルタイム”も復活した。

な展開となったJN2クラスはタイトルレー スでもしのぎを削る川名賢組と天野智之組が 序盤、競り合うが、天野組が徐々にリードを 拡大。DAY2も勝負どころの「ニューアショ ロ・ロング」を押さえるなど隙を見せず、昨 年に続く優勝を飾った。川名組は終盤パワス テトラブルに見舞われるも2位の座をキー プ。シリーズポイント首位も守り切った。 JN3クラスは優勝候補の筆頭、村田康介 組がDAY1序盤、タービントラブルでペー スダウンを強いられる中、三好秀昌組のトヨ タ86が首位に浮上。同じ86の香川秀樹組を

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2位に従えて折り返す。三好組はロ ングステージでは香川組に詰め寄ら れるも、その他のステージではきっ ちりと香川組を押さえてジワリジワ リとリードを広げることに成功。

「路面は違ったけど、前回の京都で 方向性が見えてきたことが大きかっ た」(三好選手)とセットアップが決 まった86をトップのままゴールま で運んで、今季初優勝を獲得した。 86は香川組も2位に入って1-2フィ ニッシュ。今後の活躍も注目を集め そうだ。

一方、JN4クラスは昨年の覇者、柳澤宏至 組がSS5でエンジントラブルのためにリタ イヤという波乱含みの展開となるが、この日

JRC Round.7

勝負どころとなった「ニュークンネイワ」の3

13. 得意とするラリー北海道でタイトル防衛のためには負けられない一戦を死守したJN2優勝の天野智之組ヴィッツ。14.DAY2 でサスペンショントラブルを抱えながらも、マシントラブルに泣いた前戦のリベンジを果たして今季2勝め獲得の山口貴利組。

8. 昨年のこのラリーでも速さを見せたJN2南野保組は3位をゲット。

9.JN2川名賢組は2位を守り、シリーズ首位を堅持。10.JN3村田康介 組は3位まで挽回してゴールした。

11. 葛西一省組は2位完走を果たし て、JN1ポイントリーダーの座をキープ。12.「ラリー北海道での優勝が 今季の目標だったので、それが達成できて嬉しい」(三好選手)。“公約” 実行のクスコレーシングチームはポディウムで歓喜の表情を見せた。

DAY2でも「ニューアショロ・ロング」でぶ っちぎりのベストをマークして、独走状態に 持ち込んだ。「今回はDAY1の1巡めは敢え て様子を見て、2巡めから攻めたのが結果的 には良かったと思う。順位やタイムに惑われ ずに最後まで丁寧な走りができたことが勝 因」と振り返った石田選手はこれで自身、3度 めとなるラリー北海道制覇を達成。ベテラン 健在をアピールした。

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J A F MOT OR S P OR T S

監修/一般社団法人日本自動車連盟

〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎0570-00-2811(ナビダイヤル) 発行所/(株)ジエ・エー・エフ出版社 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎03-5470-1711 発行人/茂木淳一

振替(東京)00100-1-88320 印刷所/凸版印刷株式会社

表紙/RALLYHOKKAIDO

デザイン/鎌田僚、(株)スタジオーネ63

編集/(株)JAF出版社JAFスポーツ編集部 ☎03-5470-1712

I NF OR MA T I ON f r o m J A F

●J AF からの公示・ お知らせ●

12 2013年モータースポーツライセンス更新のご案内

18 2013年クラブ・団体更新のご案内

18����年日本サーキットトライアル選手権規定公示の誤記載に関す る訂正

19 ラリー競技開催規定

44 審査委員会裁定

44 海外競技会出場証明書(サーティフィケイト)発行件数一覧と申請 方法

45 Aライセンス講習会日程

45 公認審判員講習会日程

45 2012JAFモータースポーツ表彰式のご案内

5

E V E NT R E P OR T

[ R AC E ] 36 2012鈴鹿クラブマンレースRound5

[ R AL L Y ]

6 2012FIAAsiaPacificRallyChampionship

2012年全日本ラリー選手権第7戦 RALLYHOKKAIDO

[ GY MKHANA ]

30 2012年全日本ジムカーナ選手権第8戦 とびうめジムカーナフェスティバルin九州

R A C I NGK A R T I NF OR MA T I ON

48 2013年カートライセンス更新のご案内

52 2013年カートクラブ・団体の更新のご案内

52 国内カートコース公認規定の一部改正について

57「カート競技に関する申請・登録等手数料規定」の 一部改正について

59 2012年JAF中部ジムカーナ選手権第6戦 JMRC中部ジムカーナ選手権第6戦 JMRCオールスター選抜第6戦

シェラトンレーシングトライアルINキョウセイ

64 2012年JMRC中部ジムカーナ北陸シリーズ第5戦 KRMスラロームアタック

[ DI R T T R I AL ]

32 2012年全日本ダートトライアル選手権第6戦 スーパートライアルin今庄

38 長野県ダートトライアルチャンピオンシリーズ第2戦 第20回北斎ダートトライアル2012

46 JAFMOTORSPORTSCALENDAR(11月〜12月)

58 JAFカートカレンダー(11月〜12月)

60 2012年JAF東北ダートトライアル選手権第6戦

2012年JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ第6戦 2012年JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第6戦 SiFダートトライアル2012

62 2012年JAF中国ダートトライアル選手権第8戦

2012年JMRC中国ダートトライアルチャンピオンシリーズ第8戦

2012年JMRC全国オールスター選抜第8戦

TTSダートトライアル’12

[ R AC I NG KAR T ]

28 全日本カート選手権KF1部門第7・8戦/KF2部門第4戦/ FS-125部門西地域第5戦

地方カート選手権FS-125部門&FP-3部門西地域第5戦 ジュニアカート選手権FP-Jr部門&FP-JrCadets部門 西地域第5戦

39 いつか必ず、役に立つ ! 〜F I A- J AF ラリーレスキュー 講習会を誌上再現 ! 〜
モータースポーツジャパン2012 開催告知
Topics 2012 JAF グランプリ開催告知 65 全国モータースポーツショップガイ ド 第36回 66 やっぱり、 若いが、 一番 ! !  第19回
今月のヘッ ドラインニュース
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全日本選手権&J
インフォメーション
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加盟・ 準加盟クラブガイ ド 特 集 連載 企画 連載 2 0 1 2 . NOV E MB E R 1 1
AF グランプリ&J AF カップ
27
AF

I NF OR MA T I ON F R OM

●JAFからの公示・お知らせ

2013 年モータースポーツライセンス更新のご案内 11月から受付開始!

モータースポーツライセンス (以下 「ライセンス」 と言います。) の更 新手続きは、� �月から受付�始となっており ます。

新しい年のモータースポーツ活動へ向けて、余裕を持って更新 手続きを行ってく ださい。

なお、JAF窓口にご来店の際は、1 5 ページに記載の休業日、 受付時間をご確認のう えご来店く ださい。  ライセンス申請書は本誌に綴込んであります。

●ライセンス取得資格

[公示No2012ー098]

2011 年から2012 年への更新を行っていない方へ

2 0 1 1 年から2 0 1 2 年へのライセンス更新期限は、下記のとおりです。

窓口受付  2012年12月28 日(金)17:00まで

*郵送 (F AX) の場合は2 0 1 2 年1 2 月3 1 日の消印 (受信) まで有効 *JAFマイページ (we b ) 上でのお手続きの場合は

2 0 1 2 年1 2 月3 1 日 2 3 :5 9 手続き完了分まで 2 0 1 3 年になると更新の資格を失いますのでご注意ください。 (年末年始の休業日については1 5 ページをご確認く ださい。)

競技許可証および公認審判員許可証は「JAFスポーツ資格登録規定」および「自動車競技に関する申請・登録等手数料規定」に基づき発給さ れます。詳細は当該規定をご参照ください。

●更新に必要なもの

1. ライセンス申請書

本誌に綴込んであるライセンス交付申請書を使用してください。

縦4cm×横3cm、無帽、無背景、上半身のもので、申請前6ヵ月以内に撮影した鮮明な写真を申請書の所定位置に貼付し てください。(お手持ちのライセンスに使用した写真と同じでよろしければ、写真の提出は不要です。) ・必ず指定のサイズの写真を貼付してください。サイズが異なる場合、使用できないことがあります。

・デジタルカメラの画像を使用する場合は、必ず写真専用用紙に出力してください。

3. J AF 個人会員

18歳未満の方は不要

4. ライセンス料(許可証料)

5. 仮ライセンス返送料

または役務記録カード

ライセンス更新に際しては、JAF個人会員が有効期限内であることが必要条件ですので、自動振替による自動継続のお申込 みをされていない方で、JAF個人会員の有効期限が切れているとライセンスの更新手続きが行えません。ご本人のJAF個人会 員の有効期限をご確認くださいますようお願いします。万一、JAF個人会員の有効期限が切れている場合には、速やかに継続 手続きを行ってください。継続手続きの方法等については、お近くのJAFへお問い合わせください。

下記の表の通りです。

郵送による申請の場合、許可証料に加え、 仮ライセンス返送料8 0 円 が必要となります。

上級更新(参加者は除く)、または国際A、Bライセンスの更新申請をする場合、実績を確認するために必要です。 (国内A、国内B、国際C、公認審判員、参加者の更新申請の場合は不要)

●インターネッ トでライセンス更新ができるようになりました !

JAFマイページにご登録いただければ、インターネットでライセンス更新ができます。  お手続き方法については、本誌16ページをご覧ください。

なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。

●FAXによるライセンス更新

FAXにてライセンス更新を行う場合は、所定の申請書類(�種類)を印刷し、必要事項を漏れなくご記入のうえお手続きください。  申請書類と申請方法については、JAFホームページに掲載しています。

http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種申請書等→ライセンス更新(クレジット支払)書式→申請について  なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。

●許可証料 (カートライセンスの料金は、47ページをご覧ください。)

〈許可証料の計算方法〉

*公認審判員許可証を2種目以上併有する場合は、最上級の許可証料 に、2種目めより1種目につき500円ずつ加算されます。

(例)コースA1級と計時A2級の場合:5,000円+500円=5,500円  併有する許可証が同じ級(例:技術A1級とコースB1級等)の場合でも 計算方法は同様です。

*競技運転者、公認審判員、競技参加者を併有している場合には、そ れぞれ左記の許可証料が必要です。

※競技会の出場実績を確認する必要がある種類のライセンスについては、インターネットでの更新手続きは行っておりません。また、上級や推薦を伴 う申請についても、お手数ですが、窓口へご来店いただくか現金書留による郵送にてお手続きくださいますようお願いいたします。

12 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
許可証料 許可証の種類 許可証料 許可証の種類 6,100円 国内 参 加 者 3,000円 国内B 競 技 運 転 者 12,200円 国際 4,000円 国内A 3,000円 3級 審 判 員 10,100円 国際Cレース除外 4,000円 2級 10,100円 国際C 5,000円 1級 12,200円 国際B 1種目につき 500円 資格併有の場合 14,200円 国際A 10,100円 国際ソーラーカー 10,100円 国際ドラッグレース
合は不要
2. 写真1枚 参加者許可証のみの申請の場
6. 出場記録カード

●ライセンスの交付申請書の記入について 申請書の枠内に正確かつ明瞭にご記入いただき、記入漏れのないようご注意ください。(未記入項目や、判読できない文字があると、ライセンス が発給できない場合があります。) 次頁に記入例を掲載していますので、ご参照ください。

項目

会員No

登録クラブ: 団体の所属証明欄

申請者氏名

連絡先電話番号

J AF 年会費の自動振替の有無

郵便番号

注意事項等

申請者本人の会員(ライセンス)番号を記入。

自分の所属しているJAF登録クラブ(または団体)(複数所属している場合は、その主たるクラブ1ヶ所)の名称、略称を記入し、 当該クラブ(または団体)の登録印を捺印。2012年の登録印は、2013年3月までの申請に、また、2013年4月以降の申請に は2013年の登録印を捺印。JAF登録クラブ(または団体)に所属していない場合は不要。

氏名とその上段にカタカナでフリガナを記入。

昼間、連絡がとれる電話番号を記入。

どちらかに○。JAF個人会員の有効期限を記入。

現住所の郵便番号(��)を記入。

都道府県名を必ず記入し、その上段にカタカナでフリガナも記入。マンション・アパート・寮名・部屋番号等も必ず記入。

自動車運転免許証

現住所 運転免許証番号を記入。

性別

生年月日

年令

ライセンス表記名

参加者の代表者名

種類およびクラス

写真貼付欄

写真 ※記入例参照

男・女のいずれかに○。

大正・昭和・平成のいずれか該当するものに○。

申請時の年令を記入。

国際の運転者および参加者はローマ字(全て大文字)で、国内参加者はカタカナで記入。国内運転者および公認審判員の申 請者は記入不要。(30字以内)

参加者の申請の場合、代表者名を記入。国内参加者の場合はカタカナで、国際参加者の場合はローマ字(全て大文字)で記入。

申請書の該当するクラスおよび種類に○。(次ページの記入例は国内A、コースB3級、計時A1級、技術A2級を同時に年度更 新する場合のもの。)*国際ドラッグレースライセンスは国内A以上のライセンスと併有することが条件。

氏名、ライセンス番号、申請種別も、忘れずに記入。

縦4cm×横3cm、無帽 無背景 上半身のものを1枚。申請前6ヶ月以内に撮影のこと。ライセンス申請書の下段にある所定 の位置に貼付。(前年のライセンスに使用した写真を再使用する場合は、写真の貼付は不要です。)

�技運転者と公認審判員の��を申請する場合でも申請書は�枚で�。 その他

<2013年ライセンス見本> ~ライセンス作製の流れ~

●ライセンスが発給されるまで

※②発給日から60日間有効 ※①から③までは約1ヵ月ほどか かります。ピーク時にはこれ以 上日数がかかる場合がありま すのでご了承ください。

申 請 者

①申請

②仮ライセンス

発給

③写真入り  ライセンスを送付

JAF窓口 JAF本部

写真入りライセンスをクラブ等にまとめて送付する場合、10件以上は 宅配便で、10件未満の場合は普通郵便で送付します。  ライセンス発行に関するお問い合わせは、15ページのJAF支部窓口 へお願いします。

●ライセンスへの署名

ライセンスがお手元に届いたら、ライセンスの裏面の署名欄 に、必ずご本人が署名してください。 署名してはじめてライセンスは有効となります。

13 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ

ライセンス作製の際にデータ化 して印刷しますので、鮮明な写 真をお使い下さい。

14 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ <記入例>

ライセンス更新は「      」で!

JAFマイページとは、JAFの各種サービスを便利にご利用いただける、個人会員の専用ページです。 JAFマイページにご登録いただきますと、①モータースポーツライセンスの更新手続き、②JAF会員の継 続手続き、③会員登録情報の確認、④住所、電話番号の変更、⑤JAFマイページ登録会員限定の情報提供な ど、インターネット上でさまざまなサービスをご利用いただけます。

JAFマイページをご利用いただくにはカンタンな登録手続きが必要です。

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JAFマイページ http://jaf.jp/  ※パソコン・スマートフォン・携帯電話共通

「JAFマイページ未登録の方はこちら」をクリック→「通常登録はこちら」をクリック→利用規約に 同意のうえ、メールアドレスを送信→返信メールに記載のUR L から画面の指示に従ってご登録ください。

※登録には会員番号が必要です。J AF 会員証をご用意のう え、アクセスしてく ださい。※個人会員以外はJ AF マイページの登録はできません。

登録完了後、 すぐにライセンス更新等の各種サービスがご利用になれます!

ライセンスの更新手続きは、下図のJAFマイページ内「モータースポーツライセンス」のページからアクセスし てください。仮ライセンスの印刷もできます。

※必ずお読みください

・JAFマイページは個人会員専用のサービスです。 ジュニア会員・家族会員および法人会員の方はご 登録いただけません。

2012年ライセンスへの更新は お済みですか?

お手続きは、こちらから。

お早めにどうぞ!

・ライセンス更新料・JAF継続会費および家族会 員会費のお支払方法は、ご本人名義のクレジット カードのみとなります。

・ご本人名義のクレジットカードをお持ちでない方 は、お手数ですが従来の手続き方法にてライセン スを更新してください。

11月1日からスタートする 2013年ライセンスへの更新手続きも ぜひマイページで!!

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・更新条件の確認が必要な国際Aまたは国際Bライ センスの更新、およびライセンスの写真またはラ イセンスの表示氏名の変更を希望される場合は、 従来の方法にてお手続きください。

JAFマイページ登録キャンペーン実施中!

期間●2012年11月�日(�)�2012年12月31日(月)

特典●期間中、マイページに登録が完了した会員を対象に、抽選で1,000名様にクオカード(500円分)をプレ ゼントします。

応募●マイページにご登録いただきますと、自動的に応募されます。

発表●2013年1月中旬頃に、マイページインフォメーションにてご案内します。(当選者様のみ)

16 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S
お手続きは コチラから
この機会に、ぜひJAFマイページにご登録ください!

●国際A・B・C・Cレース除外の取得方法

●国際A・B・C・Cレース除外ライセンスの更新条件

国際A 国際A

申請前24ヵ月以内に、国際Bが必要とされるレース の5戦で総合成績の上位5位以内に入賞するか、 該当する年かその前年に国際Bが必要とされる選手 権の最終成績で上位5位以内の実績。

①当該ライセンス取得 後、有効年度内に国際 格式のレースに1回以 上決勝出走した。

②申請前24ヵ月以内に 国際Bの取得条件を満 たしている(日本選手権 レースで5回完走)※

①にも②にも該当しな い。

翌年国際A 翌年国際B翌年国際C以下

国際C取得後、申請前24ヵ月以 内に日本選手権レースまたは国際 格式のレース5回完走(順位認定 を受ける)し、かつそのつど競技長 によって成績認定された者。運転 者の「競技記録カード」(JAF所定) に証印を必要とする。

国際C

国内Aまたは国際Cレース除外の 所持者で、国内A取得後申請前 24ヵ月以内に、JAF公認のレース に少なくとも5回以上完走(順位認 定を受ける)しかつ、そのつど競技 長によって成績認定された者。運 転者の「競技記録カード」(JAF所 定)に証印を必要とする。

国内A取得後、申請前24ヵ月以 内に日本選手権レースにおいて5 回完走(順位認定を受ける)し、か つそのつど競技長によって成績認 定された者。運転者の「競技記 録カード」(JAF所定)に証印を必 要とする。

国際B

国内A取得後、申請前24ヵ月以 内にラリーまたはスピード行事 (いずれも日本選手権競技会に 限る)に6回以上完走(順位認定 を受ける)しかつ、そのつど競技長 によって成績認定された者。 運転者の「競技記録カード」(JA F所定)に証印を必要とする。

国際B ※上級申請をする場合、必ず公認競技会出場記録カードを添付すること。

①当該ライセンス取得 後、有効年度内に国 際格式のレースに1回 以上決勝出走した。

②申請前24ヵ月以内に 国際Bの取得条件を満 たしている(日本選手権 レースで5回完走)※

①にも②にも該当しな い。

翌年国際B 翌年国際C以下

国際Cレース除外ライセンス 国際Cライセンス

出場実績による 更新条件なし

出場実績による 更新条件なし

翌年国際Cレース除外ライセンス 翌年国際Cライセンス

注)更新申請の際、競技会に出走した証明が公認競技会出場記録カードに証 印されていないと、その実績の確認ができないので、必ず該当欄に捺印を受 けること。

※以前に上級もしくは更新の際に確認した過去24ヵ月の実績も含めることを認 める。

●「公認審判員許可証A」・「公認審判員許可証B」の取得方法および役務執行権限

公認審判員 A1級 すべての競技における監督および役務の執行 ができる。

(イ)2年以内にレース3回を含む6回 以上の当該役務・講習会・試験

(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦

公認審判員 A2級

「準国内競技」までの監督およびすべ ての競技における役務の執行ができる

国際競技運転者許可証

A・Bの所持者はコース 委員許可証に限り申請 できる。

(イ)2年以内にレース3回以上の当該 役務・講習会・試験

(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦

(イ)2年以内にラリーまたはスピード行事におい て4回以上(うち準国内競技の監督1回以上を含 む)の当該役務・講習会・試験

(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦

(イ) 2年以内にレースで当該役務を2 回以上・講習会・試験 (ロ)公認クラブ 公認団体からの推薦

(イ)2年以内に当該役務を7回以上(う ちレース2回以上)・講習会・試験 (ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦

注)上級申請をする場合、必ず役務記録カードを添付すること。

監督または役務の執行を行なった証明は、その都度競技会の事務局長が審判員 の「役務記録カード」(JAF所定)に署名捺印することによって証明される。

公認審判員 B1級

レースを除く競技会における監督およびすべての競技におけ る役務の執行ができる。ただし、A2級からB1級を取得した者 に限り「準国内競技」までのレースの監督ができる。

(イ)2年以内にラリーまたはスピード行事において6 回以上(うち準国内競技の監督2回以上を含む)の当 該役務・講習会・試験

(ロ)公認クラブ・公認団体からの推薦

公認審判員 B2級

レースを除く競技会において「準国内競技」までの監 督およびすべての競技における役務の執行ができる

(イ)2年以内に当該役務を5回以上・講習 会 試験 (ロ)加盟 公認クラブ,公認団体からの推薦

公認審判員 B3級

国際競技運転者許可証の 所持者はコース委員許可 証に限り申請できる。

「国内競技」までの役務の執行ができる

競技運転者許可証の国 内Bクラス以上の所持者

(1) Bライセンス講 習会の受講者

(2)

(3)

準加盟、加盟、公認クラブおよ び加盟・公認団体からの推薦

公認競技会(クローズド含む)で公 認審判員の役務補助を行った者

17 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
国内A 国際Cレース除外
(4)

2013 年クラブ ・ 団体更新のご案内

2 0 1 3 年のJ AF 登録クラブ・団体の更新手続きが2 0 1 2 年1 2 月3 日 から始まりますので、下記の通りご案内いたします。

●取扱期間  2012年12月3日(月)〜2012年3月29日(金)

更新期間 2012年12月3日 (月) から2013年3月29日

(金) まで

●更新条件   準加盟クラブ:所属会員のうち7名以上が国内B以上もしく は公認審判員許可証B3級以上の所持者であ ること。(1人で両方を所持している者は、どち らか一方の許可証でのみ、所属クラブの会員 としてJAFに届け出ることができる。)          またクラブ代表者は国内B以上もしくは公認 審判員許可証B3級以上の所持者であること。   加盟クラブ :所属会員のうち15名以上が国内B以上もしく は公認審判員許可証B3級以上の所持者であ ること。(1人で両方を所持している者は、どちら か一方の許可証でのみ、所属クラブの会員と してJAFに届け出ることができる。)またクラブ 代表者は国内B以上もしくは公認審判員許可 証B3級以上の所持者であること。

・従来どおり、「クラブ・団体登録申請書」の記載内容のうち登録番 号、クラブ・団体名称、略称、代表者氏名、連絡担当者氏名・住 所 電話番号は「JAFモータースポーツイヤーブック」等に掲載いた します。

△印:従来の提出内容に変更がある場合のみ必要です。

●必要書類 ●申請料

のほかに別途加盟申請料が必要です。

●その他必要なもの  旧(2012年)登録印

●更新申請の受付場所  15ページに掲載のJAF各支部、各事務 所。

受付時間:土日祝日と年末年始(12 月29日(土)〜1月6日(日))を除く9:00 〜17:00。

【JAF登録クラブの代表者の皆様へ】

公認クラブ :�)所属クラブの会員のうち50名以上がJAF の国内競技運転者許可証B以上または公 認審判員許可証B3級以上の所持者で、 そのうち40名以上は、JAFの国内競技運 転者許可証A以上もしくは公認審判員許 可証A2級またはA1級の所持者であるこ と。(1人で両方を所持している者は、どち らか一方の許可証でのみ、所属クラブの会 員としてJAFに届け出ることができる。)           またクラブ代表者は国内A以上もしくは公 認審判員許可証A2またはA1級の所持者 であること。

�)前年度(2012年1月〜12月)、準国内格式 以上の公認競技会の単独主催、もしくは 全日本レース選手権競技会の主催(注) の、合計2回開催の実績があること。(注: 当該クラブを含む3つ以内の登録クラブ・ 団体が共催した公認競技会に限り、実績 として認める。)

準加盟団体 :責任者はJAF会員であること。

加盟団体  :国内B以上または公認審判員許可証2級以 上の所持者が1名所属していること。また責 任者はJAF会員であること。

公認団体  :前年度(2012年1月〜12月)、準国内格式以上 のJAF公認競技会を1回以上主催していること。

また国内A以上または公認審判員許可証Aの 所持者が1名所属しており、責任者はJAF会員 であること。

公認審判員B3級は、JAFの個人会員(家族会員は除く)で、所定の申請条件を満たしていれば、運転免許証を持っていなくても 取得できます。

JAFスポーツ�� � � �年� �月�(��No 2 0 1 2 - 0 8 5 )およびモ ータースポーツニュースNo 2 3 3 (JAFホームページにて掲載) にて��の� � � �年日��ー����ラ����手���につい て、誤りがありましたので訂正し、お詫びいたします。

書面をJAFに提出すること。よるクラス区 分を組み合わせることについても認められ、 ���クラスを�ー����ーが��するこ と。

正��� �� �手�の��およびクラス区分

�� .クラス区分

誤��� �� �手�の��およびクラス区分(下��分の��)    �� .クラス区分

�)���

(�)�(�)  省略       (�)上記(�)および(�) について、当該年

の�年の� �月� �日までに、�の内�を記した

�)���

(�)�(�)  省略

(�)上記(�)および(�) について、当該年 の�年の� �月� �日までに、�の内�を記した 書面をJAFに提出すること。

18 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
特別 団体 公認 団体 加盟 団体 準加盟 団体 公認 クラブ 加盟 クラブ 準加盟 クラブ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ※J AF 登録申請書 ○ ○ ○ ※ クラブ員登録申請書 ○ ○ ○ ※経歴書 △ △ △ △ ○ ○ ○ 会則または定款 ○ ○ ○ ○ 役員名簿 △ △ △ 法人登記簿謄本の写し
(法人の場合) ※印:JAF所定の用紙を使用してください。
年度登録申請料 加盟申請料 クラブおよび団体 18,300円 8,100円 準加盟クラブ 18,300円 8,100円 加盟クラブ 132,500円 昇格申請料 91,700円 公認クラブ 152,900円 101,900円 準加盟団体 183,400円 101,900円 加盟団体 356,700円 203,800円 公認団体 713,500円 203,800円 特別団体
注:更新時に格式変更(降格、昇格)を申請する場合は、年度登録申請料
[公示No.2012−099]
以上 2014 年日本サーキットトライアル選手権規定公示の 誤記載に関する訂正
[公示No2012−100]

ラリー競技開催規定

�����則

一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」という。)は、 国内競技規則および自動車競技の組織に関する規定に基づき、 国内で開催されるJAF公認ラリー競技に適用する規定を以下 の通り定める。

������

��(略)

��(略)

�)(略)

�)���ア�レージラリー�各チェックポイント間を指示

された平均速度または所要時間に従って走行し、所定の到 着時刻に対する早遅誤差の少なさを順位判定の要素とする が、コースの一部にタイムトライアル区間(スペシャルス テージ)または参加車両の遅着を想定した指示速度を与え る区間を含むラリー。本競技の詳細は付則「���ア�レ ージラリー開催規定」に定める。

�)スペシャルステージラリー���以上のタイムトライア ル区間(スペシャルステージ)が設定され、当該区間での 速さを順位決定の主たる要素とし、それ以外の区間は主と して移動を目的とした走行に充てられる形式のラリー。本 競技の詳細は付則「スペシャルステージラリー開催規定」 に定める。

��国内競技規則��� �に定める���ラリーで用いる基本事 項を以下の通り定める。

�)クルー�参加車両に搭乗する��の乗員をいい、ドライ バーおよびナビゲーター(本付則スペシャルステージラリ ーにおいてはコ・ドライバーとい う。)で構成される。両 者はいずれも競技中に運転を行ってよいが、公道上で当該 参加車両を運行するに有効な自動車運転免許証および当該 競技会に有効な競技運転者許可証を所持していなければな らない。クルーの中に参加者がいない場合、参加車両に搭 乗している間はドライバーが参加者の責任を負うものとす る。

�)レストタイム�ラリー競技中、一定の時間�車し��を とることを目的に、指示書又はアイテナリー等により指示 される時間。レストタイムの指示は、 「◯◯地点にて◯◯ 分間のレストタイム」と指示される場合と、レストタイム からの出発時刻を各々に指示される場合がある。

�)チェックポイント�ア�レージラリー競技中に於いて、 指示書又はチェックカード等による指示に対して正確に走 行したか否かを計測する地点。この地点にて渡されるチェ ックカードにより、新たな走行速度等が指示される。通常 この地点での走行結果と指示との誤差は減点として競技成 績に反映される。

�)チェックカード�ア�レージラリーに於けるチェックポ イントにて、チェックポイント通過時刻が記入され、新た な走行指示が記入されるカード。通常クルーに渡されたチ ェックカードは、各々のコントロールシートに貼付し、自 己採点の上、オーガナイザーに提出する。

�)コントロールシート�ア�レージラリーに於いて、チェ ックカードを貼付し、自己採点の上、オーガナイザーに提 出することを目的とした用紙。

�)ラジオポイント�スペシャルステージ内走行中の競技車 両の走行状況を把握し、事故発生時の効率的な救助活動を 目的に、スペシャルステージ内に設置される地点。この地 点では、通過確認(トラッキング)要員と緊急時要員が配 置され、連絡用無線が設置される。また、黄旗が準備され、 競技長の指示により黄旗が提示される場合がある。スペシ ャルステージ内にて黄旗が提示されるのはこの地点のみで ある。ラジオポイントは少なくとも�� mごとに設置され る。

[公示No2012−101]

�)タイムカード�スペシャルステージラリーに於ける各タ イムコントロールポイントに於いて、競技役員により通過 時刻を記入されるカード。

�)タイムコントロール�スペシャルステージラリーに於いて、 スタートからフィニッシュまで設置され、アイテナリー等 によって指示された通りに到着したか否かを計測する地点。 通常タイムコントロールへの到着時刻は、次のタイムコン トロールへのスタート時刻となるが、スペシャルステージ を伴う場合、スペシャルステージのスタート時刻が当該タ イムコントロールのスタート時刻となる。

����������

��������許可

��(略)

��(略)

�)一般交通の用に�することを目的としている道路(�� 村道等)においては、オーガナイザーが、沿道住民、観客、 クルー、競技関係者等の安全性を確実に担保し、一般交通 の遮断のための自主警備体制および競技中の事故に備えた 緊急医療体制を確立したうえで、地域住民、道路利用者等 の合意を形成し、当該道路管理者等から使用承諾書等を、 所轄警察署長から道路使用許可を得た場合。  �)(略)

������

(略)

��オーガナイザーは参加者に対し、対人賠償保険(または共 済等)および搭乗者保険(または共済等)の加入を義務付け ること。

��タイムトライアルの会場に観衆(観客)を入れる場合オー ガナイザーは、当該競技会開催期間中、観衆(観客)に対し 下表以上の当該競技内容に有効となるオーガナイザー賠償責 任保険を付保しなければならない。

(表略)

��オーガナイザーは、競技役員のう�コース上またはこれと ��する場所で役務に�く者に対し、一人当たり� � ���以 上のラリー競技会に有効な傷害保険(または共済等)を付保 しなければならない。

���������� �������の��

本規定は� � � �����日から�行する。

付則:ラリー競技会の組織許可に関する細則 ����組織許可��

ラリー競技会(クローズド格式を含む)の組織許可は、次の 順序を経て行うものとする。

��オーガナイザーより所轄警察署へ道路使用許可申請を行う。

道路使用許可申請者は、オーガナイザーの代表者もしくは 当該競技会の組織委員でなければならない。

�)(略)

(�) スタートする地域を管轄する警察署へ道路使用許可申 請を行う。コースが�都道府県以上に�たる場合は、 各都道府県ごとに、最初に通過する地域を管轄する警 察署に道路使用許可申請を行うこと。

(�)�(�)(略)

�)(略)

(�)�(�)(略)

(�)区間��表またはラリー行�表(�紙���式)  (�)(略)

(�)観衆(観客) �入計�書�JAF公認コース、レーシ

19 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
以上

ングコースおよびJAF公認スピード行事競技コース (��以上)以�の場所に��を�れる場合 ��オーガナイザーよりJAF�競技会������を行う。

�)(�)

�)(�)

(�)�際格式競技��カ��まで  (�)�(�)(�)

(�)��格式競技��カ��まで

(�)���格式競技以下�� ���まで

�)(�)

��(�)

��オーガナイザーよりJAF��の書�を提出する。

�)(�)

�)(�)

(�)(�)

(�)��格式競技以上� ���間�まで

(�)���格式競技以下���間�まで  �)(�)

��JAFよりオーガナイザー��の書�が�付される。

�)(�)

�)(�)

(�)競技参加車��必要�  (�)(�)

上記「JAF公認ラリー競技会之証」を携行しない参加車 両は、公認競技会とは無関係のものとして扱われるおそれが あるので、必ず参加車両に貼付させること。

��車両��書、車両検査��ックリスト等を適��成し、� ��に記�された車両規定�の適合性を検査すること。ま た、ヘルメット等の安全装備品の装着が義務付けられる競 技会においては、クルーがそれらの装備品を所持している ことを確認すること。

���イ�の本�および�様を規制するため、あるいは参加車 両またはその構成部品の同一性を確認するため、これらに マーキングや封印等を施すことができる。マーキングや封 印の実施については、特別規則書に明記しなければならな い。参加者はこれらのマーキングや封印等を当初通り保持 する責任を負う。

��競技中�しく車体、保安部品または����を��した参 加車両を走行させてはならない。

���������

オーガナイザーは、競技設定に際し下記の事項を満足しなけ ればならない。

���������に設定を明らかにするため、区間距離表を 提出しなければならない。区間距離表は、別掲の推奨様式に 従うことが望ましい。

��指示速度はその道路の速度制限に従い、かつ全競技区間に おいて瞬間的にもその道路の制限速度を超えないように設定 すること。

山間部およびカーブの多い道路では、クルーの安全に留意 し、ミスコースを誘発するようなコース設定ならびに競技運 営を行わないこと。また、要所には中間連絡車または監視役 員を配置すること。

��参加車両の�着を�定した指示速度を設定してはならない。

以上

��クルーおよび参加車両の��に関する下記の事項  �)�式参加�理�のクルーおよび参加車両の��は認めら れない。ただし、参加者から理由を付した文書が提出され、 競技会審査委員会が認めた場合はこの限りではない。  �)参加クラスの��を�う参加車両の��は認められない。

��競技中の走行距離��� � �� m�とに連�して� ��以上の� スト�イ�を設けなければならない。ただし、� � �� mの範囲 で��につき� ��以上合�� ��以上となるよう��すること も��であり、連�走行��間を�安に�スト�イ�を設け ることを推奨する。また、� � �� mを超える競技においては、 ��� � �� m以�の��で連�して� ��間以上の�スト�イ� を設けなければならない。

��(�)

����ック�イントの�置とその距離の�定は安全を��し た適切なものとすること。

��参加車両のス�ート��は�則として、��間�とする。 ��競技の開催�に���の�走を行うこと。

��コースの距離�定に際して、�速道路の距離表示を��距 離とすること。

� ��ラリー競技は��のコントロール�ート提出をもって�� とする。 � ��(�)

�)�際格式競技�F�A�際�ー�ース�ー�競技規則付 則J項のグループNまたはグループA規定に従った車両

(�) JAF��競技車両規則���ラリー車両規定に従っ たRN車両、RJ車両、RF車両、AE車両または

完全なオープン車体構造の車両およびコンバー �ィブル車体構造の車両は、同規定�������則 におけるハードトップの装着は免除される。

�����������������

オーガナイザーは、参加確認および参加車両検査に際し下記 の事項を満足しなければならない。

�)すべてのクルーの��車運�免�証

�)すべてのクルーの競技運�者��証  �)��)(�)

�)����保�証(または共済等)および��者保�証(ま たは共済等)

��公式通�を発行する場合は、発行��、通し��、発行者 および宛先を明記し、競技会本部または指定の場所に掲示す ること(その場所は予め確実に参加者およびクルーに伝達す ること) 。状況によっては参加者およびクルーに直接伝達し てもよいが、この場合は参加者およびクルーから確認の署名 を得ること。 ��(�)

��競技�は競技開��に競技会審査委員の出席を得てドライ バーズブリーフィングを開催すること。すべての参加者およ びクルーはドライバーズブリーフィングに出席しなければな らない。

��競技中は先行車および�上車を配備して全行�を走行させ、 参加車両の安全を確保すること。

����の��ック�イントには�名以上の�員を配置するこ と。なお、そのう�の�名については公認審�員�格��� 以上の所持者でなければならない。(クローズド格式を除く)

20 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
��(�) ������ ����������
本規定は� � � ������から施行する。
������������������ ��������� �����(�)
��(�) �������� ��(�)
�)��格式競技以下�
F車両
(�)(�) �����(�)
なお、
��(�)
��������� ��(�)
��(�)
��(�)

��競技�は競技上の�ク��ントを�けたクルーの�り�い について、競技会審査委員会の承認を得て適切な措置を講じ ることができる。

������������������

オーガナイザーは参加者およびクルーに対し、下記の事項の 遵守を徹底させること。

��競技中は道路交通�の遵守を���とすること。

��登録したクルー以�は�車してはならないこと。

��競技からリタイヤした場合は��に��りの競技役員にリ タイヤ届けを提出すること。提出が不可能な場合は電話等の 手段で競技会事務局に連絡すること。

�������)

� ��競技中はオーガナイザーが�定した場所以�でクルー以� の者による整備作業を行うことはできないこと。

� ��整備作業を行うことができる者は、参加車両のクルーおよ びオーガナイザーに登録されたサービス員とすること。

� ���� ����)

� ��オーガナイザーが�定した��所以�で��することは認 められないこと。

������

��参加者またはクルーが下記に該当する行�をなした場合に は、競技会審査委員会の裁定により失格を上限とする罰則が 適用される。

�)交通事�を�こしたとき。

�)走行マナーおよび�度や品行に��があるとき。

�)��)��)

�)参加車両またはその構成部品に施されたマーキングや封 印等に手が加えられたり、それらが失われたりしたとき。

�)競技中にクルーまたは参加車両を��したとき。

�)参加者またはクルーおよび��者間で不�行�があった とき。

� �)��)

� �)参加者またはクルーがブリー��ングに��または�� したとき。

� �)��規則および�規定ならびに競技会特別規則に�する 重大な違反があったとき。

����������

�規定は� � � ������から施行する。

������������������

���������

����)

��競技距離��走行距離およびス���ルス�ー�ならびに、 ����に該当する区間の�距離

����)

��クルーおよび参加車両の��に�する下記の事項

�)�式参加�理�のクルーおよび参加車両の��は認めら れない。ただし、参加者から理由を付した文書が提出され、 競技会審査委員会が認めた場合はこの限りではない。

�)参加クラスの��を�う参加車両の��は認められない。

����)

�������� ����)

�)国際格式競技�FIA国際モータースポーツ競技規則付 則J項のグループNまたはグループA規定に従った車両

FIA国際モータースポーツ競技規則地域ラリー選手権 規定に従った車両

�)国�格式競技以下�

��) JAF国�競技車両規則���ラリー車両規定に従っ

たRN車両、RJ車両、RF車両またはAE車両

��)��)

�������)

�����������������

オーガナイザーは、参加確認および参加車両検査に際し下記 の事項を満足しなければならない。

����)

�)す�てのクルーの��車運����

�)す�てのクルーの競技運�者�可�

�)��)��)

�)対���保���または共済等)および��者保���ま たは共済等)

��車両��書、車両検査チェックリスト等を適�作成し、� ��に記�された車両規定�の適合性を検査すること。また、 ヘルメット等の安全装備品の装着が義務付けられる競技会に おいては、クルーがそれらの装備品を所持していることを確 認すること。

��タイヤの��および�様を規制するため、あるいは参加車 両またはその構成部品の同一性を確認するため、これらにマ ーキングや封印等を施すことができる。マーキングや封印の 実施については、特別規則書に明記しなければならない。参 加者はこれらのマーキングや封印等を当初通り保持する責任 を負う。

��競技中�し�車�、保安部品または����を��した参 加車両を走行させてはならない。

���������

オーガナイザーは、競技設定に際し下記の事項を満足しなけ ればならない。

�����可���に設定を明らかにするため、区間距離表を 提出しなければならない。区間距離表は、別掲の推奨様式に 従うことが望ましい。

����速度はその道路の速度制限に従い、かつ全競技区間に おいて瞬間的にもその道路の制限速度を超えないように設定 すること。

山間部およびカーブの多い道路では、クルーの安全に留意 し、ミスコースを誘発するようなコース設定ならびに競技運 営を行わないこと。また、要所には中間連絡車または監視役 員を配置すること。

��参加車両の�着を�定した��速度を�える区間について は、設定区間の管理者等から使用承諾を得て一般交通から遮 �するとともに、���ス���ルス�ー�の��運営�準 に準じた措置を講じること。

また、チェックポイント地点の安全を確保するため、当該 区間では参加車両を、�則として��間�で���つ�スタ ートさせること。

��競技中の走行距離��� � �� m�とに連�して� ��以上の� ストタイ�を設けなければならない。ただし、� � �� mの範囲 で��につき� ��以上合�� ��以上となるよう��すること も可能であり、連�走行��間を�安に�ストタイ�を設け ることを推奨する。また、� � �� mを超える競技においては、 ��� � �� m以�の地点で連�して� ��間以上の�ストタイ� を設けなければならない。

����)

��チェックポイントの�置とその区間距離の�定は安全を� 慮した適切なものとすること。

��参加車両のスタート��は�則として、��間�とする。

��競技の���に��、��の�走を行うこと。

��コースの距離�定に際して、�速道路の距離表�を�準距 離とすること。

� ��ラリー競技は��のコント�ール�ート提出をもって�� とする。 �

21 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
�������)
�)��)��)
以上
����) ���������

��公式通知を�行する場合は、�行日時、通し��、�行者 および宛先を明記し、競技会本部または指定の場所に掲示す ること(その場所は予め確実に参加者およびクルーに伝達す ること) 。状況によっては参加者およびクルーに直接伝達し

てもよいが、この場合は参加者およびクルーから確認の署名 を得ること。

��(�)

��競技長は競技開�前に競技会審査委員の出席を得てドライ バーズブリーフィングを開催すること。すべての参加者およ びクルーはドライバーズブリーフィングに出席しなければな らない。

��競技中は先行車および追上車を配備して全行�を�行させ、 参加車両の安全を確保すること。 ��(�)

����のチ�ックポイントまたはスペシャルステージのスタ ート�フィニッシュには�名以上の人員を配置すること。な お、そのう�の�名については公認審�員�格���以上の 所持者でなければならない。(クローズド格式を除く) ��(�)

��競技長は競技上のアクシ�ントを受けたクルーの�り�い

について、競技会審査委員会の承認を得て適切な措置を講じ ることができる。

���������������������������� 間の開催運営基準

���コースは、�則として舗装路面(アスフ�ルト、ターマ ック等) 、未舗装路面(グラベル等) 、または積雪路面(氷結 路面を含む)のいずれかで設定されなければならない。また 異なる路面のスペシャルステージを組み合わせる場合は(ミ ックス路面を含み) 、参加者に事前に情報を告知し、それぞ れの路面に適したタイヤを装着できるよう配慮すること。

��開催については、下記の事項を��しなければならない。

また、国際競技については国際モータースポーツ競技規則付 則H項にも従わなければならない。

�)コースは競技関�者以外には確実に��されていること。

�)コースは、安全�を考慮し適切な場所に設定すること。

�)国際モータースポーツ競技規則付則H項を参考に、緊急 事態に備えた「セーフティプラン(緊急時マニュアル)」

を作成し、関与する競技役員に緊急時の対応を周知徹底す ること。

�)スタートからフィニッシュまでの間に通過確認(���

トラッキング)連絡用無線を設置したラジオポイントを必 ず設けること。このラジオポイントは��k m以内に少な くとも��所設置しなければならない。

�)ラジオポイントには通過確認(トラッキング)要員と緊 急時要員を配置し、��を準備しておくこと。��器(� k g 以上)を準備することを強く推奨する。

�)スタート地点には緊急時に対応し以下のものを配置する こと。

— 緊急用車両

— 医師または救急救命措置の行える者

— ��器(�k g ��本�当以上)

— 大会本部との連絡機器

コースが� �k mを越える場合、中間地点には緊急時に対 応し以下のものを配置すること。

— 緊急用車両

— 医師または救急救命措置の行える者

— ��器(�k g ��本�当以上)

— 大会本部との連絡機器  �)ストップ地点には緊急時に対応し以下のものを配置する こと。

— ��器(�k g ��本�当以上)

— 大会本部との連絡機器  �)緊急用車両は、参加車両から救出するのに必要な機�を 積�した車両と、��したクルーを��できる車両の��

体制であることが望ましい。

�)開催場所の周�には救急��(外科、���外科、整� 外科、救命救急センター等)があり、競技会当日の受け入 れ体制が確立されていること。

� �)開催場所に観衆(観客)を入れる場合は、その安全確保 に十分留意しなければならない。とくに、JAF公認レー シングコースおよびJAF公認スピード行事競技コース (��以上)以外の場所に観衆を入れる場合には、公認コ ースに準じた十分な防護対策を講じなければならず、JA Fの確認(査察等)を受けること。

観客安全・コントロール

①観客に警告を促すために、⑧の手段を適用すること。 必要であれば、危険なエリアに侵入しているいかなる 人物も排除すること。

②危険な場所はセーフティープランに盛り込むこと。オ ーガナイザーは、セーフティープランに示されている 危険なエリアをはっきりと示すこと。それはまた観客 の到着前に行うこと。

③競技長は、救急 委員長の推奨事項(FIA国際競技規 則付則H項参照)を考慮することとする。また、万一 危険な状況の場合にはスペシャルステージを中止でき るよう、先行車の乗員(および競技会審査委員会)の 推奨事項も考慮することとする。

④競技中(先行車が通過後、追上車が通るまで)一般観 客は、競技に使われる道路沿いに移動することを禁止 する。

⑤競技中に観客の安全を確保するため、十分な人数のオ フィシャル又は警備員を配置しなければならない。

⑥オフィシャルは、はっきりと 認識できるように、タバ ード等を身に付けること。

⑦開催場所は、観 客が安全に移動できるような場所、及 び時間を設定すること。

⑧インフォメーション(安全に対する告知) 観衆向けのインフォメーションはさまざまな方法で伝 える

— パンフレット、チラシ、プログラム

� �)上記�)�� �)に加え、必要に応じて国際モータースポ ーツ競技規則付則H項に準拠した準備や対策を追加するこ と。

�������������の����

オーガナイザーは参加者およびクルーに対し、下記の事項の 遵守を徹底させること。

��競技中は道路�通法の遵守を��先とすること。

�����(�)

��登録したクルー以外は乗車してはならないこと。

��競技からリタイアした場合は直�に��りの競技役員にリ タイヤ届けを提出すること。提出が不可能な場合は電話等の 手段で競技会事務局に連絡すること。

�����(�)

� ��競技中はオーガナイザーが指定した場所以外でクルー以外 の者による整備作業を行うことはできないこと。

� ��整備作業を行うことができる者は、当該参加車両のクルー およびオーガナイザーに登録されたサービス員とすること。

� ���� ��(�)

� ��オーガナイザーが指定した��所以外で��することは認 められないこと。 ������

参加者またはクルーが下記に該当する行為をなした場合には、 競技会審査委員会の裁定により失格を上限とする罰則が適用さ れる。

���通事�を�こしたとき。

�����(�)

���行マナーおよび態�や�行に��があるとき。

�����(�)

22 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
��(�)

��参加車両またはその��部�に�された�ーキング��印 等に手が加えられたり、それらが失われたりしたとき。

��競技中にクルーまたは参加車両を��したとき。

��参加者およびクルーまたは関�者間で��行�があったと き。

� ��(略)

� ��参加者およびクルーがブリーフ�ングに�刻または��し たとき。

� ��(略)

�����規定���

�規定は� � � ������から�行する。

付則:スペシャルステージラリー開催規定

�����則 ����定�

以上

��タイムカード:オーガナイザーは、行程上に設けられた各 コントロール(�� ���参照)で�時記録の記入および押印 または署名を行うためのカードを用意しなければならない。 少なくとも各セクションごとに別々のタイムカードのセット を発行することとする。また必要に応じてパッセージコント ロールで押印または署名を行ってもよい。

推奨�式については別��を参照のこと。

������規則� �����(略)

��クルーおよび参加車両の��に関する下記の事項  �)�式参加�理�のクルーの��は認められない。た�し コ・ドライバーおよび参加車両については、参加者から理 由を付した文書が提出され、競技会審査委員会が認めた場 合はこの限りではない。

�)参加クラスの��を�う参加車両の��は認められない。 �����(略)

�)�イ: オーバーナイトリグループで区切られる競技区間 の単位。

(�)(略)

(�) �つの�イの終了から�の�イの開始までの間は、� 時間以上のレストタイム(停車時間)が設定されなけ ればならない。なお、競技中の連続走行時間(�回が 連続� �分以上の運転の中�をすることなく、連続して 運転する時 間)は、 最長�時間を�安とし、設定する ことを推奨する。

�)セクション:リグループで区切られる競技区間の単位。

�)ロードセクション:

�として��を�的とした走行に�てられ�つの連続す るタイムコントロールで区切られた区間、もしくはスペ シャルステージスタートとそれに続くタイムコントロー ルで区切られた区間を指す。

�)コントロール:参加車両の通過または通過時刻の確認を 行う場所で、下記の種類がある。

(�) タイムコントロール:参加車両の到着時刻を記録する 地点。

(�)�(�)(略)

(�) パッセージコントロール:参加車両の通過確認を行う 地点。

�)リグループ:参加車両の��を�えることを�的として 設定される停車をいう。リグループを行う場所は、出入り 口にタイムコントロールを設けてパルクフェルメの状態を 保たなければならない。その停車時間はクルーによって異 なってもよい。

�)ニュートラリ�ーション:�らかの事由によりオーガナ イザーが参加車両を停車させること。この停車時間は競技 時間に算入されない。その場所にはパルクフェルメの規則 が適用される。

�)(略)

�)競技会開始:競技会は参加確認�付からスタートする。 ラリー競技は最初のタイムコントロールよりスタートする。

�)競技会終了:最終公式結�の発表を持って、競技会は終 了する。ラリー競技は、最終パルクフェルメ入口のタイム コントロールで終了する。

� �)レッキ:ドライバ ー、コ・ ドライバーはレッキスケジュ ールに従いスペシャルステージを走行すること。

��������

��ラリー行程表およびロードブック:オーガナイザーは、レ ッキ開始前までにすべてのクルーにラリー行程表が含まれた ロードブックを配布すること。推奨�式については別��を 参照のこと。クルーはラリー行程表とロードブックに必ず従 うこと。迂回ルートがある場合、オーガナイザーは、これを 予めロードブックに記載しておくか、ロードブックと同時に 配布すること。

��������

・公式通知

(略)

・コミュニケーション

競技長もしくは競技会審査委員会が発行する、インフォ メーションとしての意味合いを持つ公式書類。

��������

���競技に参加できる車両は�の通りとする。

�)国際�式競技:FIA国際モータースポーツ競技規則付 則J項のグループNまたはグループA規定に従った車両    FIA国際モータースポーツ競技規則地域ラリー選手権 規定に従った車両

�)国��式競技以下:

(�) JAF国�競技車両規則���ラリー車両規定に従っ たRN車両、RJ車両、RF車両またはAE車両  (�)(略) �����(略)

�������� ���������������ー�ー�

��(略)

��競技中はラリーコントロールを中�とした十分な連絡�制 を敷くこと。とくに事故処理、救急に関するものについては 万全の措置を講じること。

��(略)

��������定

��ロードセクションの��所要時間の設定は、���通の用 に供されている道路について、その道路の速度制限に従い、 かつ瞬間的にもその道路の制限速度を超えないように設定す ること。

山間部およびカーブの多い道路では、クルーの安全に留意 し、ミスコースを誘発するようなコース設定ならびに競技運 営を行わないこと。また、要所には中間連絡車または監視役 員を配置すること。

���ー�スパーク、リグループおよびパルクフェルメは道路 以外で十分な駐車スペースを有する場所に設けること。

��競技の開�前に��回の�走を行うこと。

��コースの�離�定に際して、�速道路の�離表�を��� 離とすること。

����スペシャルステージ�開催����

��各コースは、�則として舗装路面(�スフ�ルト、ター� ック等) 、未舗装路面(グラベル等) 、または積雪路面(氷結 路面を含む)のいずれかで設定されなければならない。また 異なる路面のスペシャルステージを組み合わせる場合は(ミ

23 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
��(略)

ックス路面を含み) 、参加者に事前に情報を告知し、それぞ れの路面に適したタイヤを装着できるよう配慮すること。

��開�については、下記の事項を��しなければならない。

また、国際競技については国際モータースポーツ競技規則付 則H項にも従わなければならない。

�)コースは競技関�者以外には確実に�断されていること。  �)コースは、安全性を考慮し適�な場所に設定すること。

�)国際モータースポーツ競技規則付則H項を参考に、緊急

事態に備えた「セーフティプラン(緊急時マニュアル)」

を作成し、関与する競技役員に緊急時の対応を周知徹底す

ること。

�)スタートからフィニッシュまでの間に通過確認(���

トラッキング) 、連絡用無線を設置したラジオポイントを 必ず設けること。このラジオポイントは��� m以内に少 なくとも��所設置しなければならない。

�)ラジオポイントには通過確認(トラッキング)要員と緊 急時要員を配置し、黄旗および消火 器(�� g 以上)を準備 しておくこと。

�)スタート地点には緊急時に対応し以下のものを配置する こと。

— (略)

コースが� �� mを越える場合、中間地点(ミッドポイント) には緊急時に対応し以下のものを配置すること。

— 緊急用車両

— 医師または救急救命措置の行える者

— 消火器(�� g ��本�当以上)

— 大会本部との連絡機器  �)ストップ地点には緊急時に対応し以下のものを配置する こと。

— 消火器(�� g ��本�当以上)    — 大会本部との連絡機器

�)緊急用車両は、参加車両から救�するのに必要な機�を �載した車両と、負�したクルーを��できる車両の�� 体制であることが望ましい。

�)開�場所の周�には救急��(外科、���外科、�� 外科、救命救急センター等)があり、競技会当日の受け入 れ体制が確立されていること。

� �)開�場所に観衆(観客)を入れる場合は、その安全確保 に十分留意しなければならない。とくに、JAF公認レー シングコースおよびJAF公認スピード行事競技コース (��以上)以外の場所に観衆を入れる場合には、公認コ ースに準じた十分な防護対策を講じなければならず、JA Fの確認(査察等)を受けること。

観客安全・コントロール

①観客に警告を促すために、⑧の手段を適用すること。

必要であれば、危険なエリアに侵入しているいかなる 人物も排除すること。

②危険な場所はセーフティープランに盛り込むこと。オ ーガナイザーは、セーフティープランに示されている 危険なエリアをはっきりと示すこと。それはまた観客 の到着前に行うこと。

③競技長は、救急委員長の推奨事項(FIA国際競技規 則H項参照)を考慮することとする。また、万一危険 な状況の場合にはスペシャルステージを中止できるよ う、先行車の乗員(および審査委員会)の推奨事項も 考慮することとする。

④競技中(先行車が通過後、追上車が通るまで)一般観 客は、競技に使われる道路沿いに移動することを禁止 する。

⑤競技中に観客の安全を確保するため、十分な人数のオ フィシャル又は警備員を配置しなければならない。

⑥オフィシャルは、はっきりと認識できるように、ジャ ケット等を身に付けること。

⑦スペシャルステージは、観客が安全に移動できるよう な場所、及び時間を設定すること。

⑧インフォメーション(安全に対する告知)

観衆向けのインフォメーションはさまざまな方法で 伝える

— パンフレット、チラシ、プログラム

� �)上記�)〜� �)に加え、必要に応じて国際モータースポ ーツ競技規則付則H項に準拠した準備や対策を追加するこ と。

��������

��〜��(略)

������������������

��参加者に対し、少なくとも下記の書類の�示を���け、 その記載内容を確認すること。

�)〜�)(略)

�)対人��保険証� または共済等) および搭乗者保険証(また は共済等)

��(略)

��オーガナイザーは、タイヤの本数および��を規制するた め、あるいは参加車両またはその構成部品の同一性を確認す るため、これらにマーキングや封印等を施すことができる。 マーキングや封印の実施については、特別規則書に明記しな ければならない。参加者はこれらのマーキングや封印等を当 初通り保持する責任を負う。

��す�ての参加車両は、定められた時�に車両検査を受けな ければならない。

��参加者は車両検査において自�の参加車両が車両規定に合 致していることを証明できる書類を持参しなければならない。 これらを持参していない場合、オーガナイザーの判定に対し て異議を唱えることはできない。

��競技会審査委員会は、規則に�適合な�所が��された参 加車両に対し、規則に合致させるための限られた修復時間を 与えることができる。

��オーガナイザーは競技会期間中、任意に参加車両の追加検 査または追加確認を行うことができる。参加者は競技会期間 中、常に各自の参加車両の適合性について責任を持つものと する。

��各クルーは、競技の��コントロール通過後た�ちに参加 車両をパルクフェルメに進入させ、下記の確認を受けること。   ①〜③(略) ��(略)

� ��競技��後、競技会審査委員会または競技会技�委員長が 必要と判断した場合、もしくは抗議の内容により必要とされ る場合、オーガナイザーは分解を伴う再車両検査を行うこと ができる。

� ��オーガナイザーは競技中�しく車体、保安部品または排� 系統を破損した参加車両を走行させてはならない。

� ��特別規則書に特に記�がない場合、クルーまたはチームで 登録されたサービス員が参加車両を車検場に持ち込むことが できる。

��������

��〜��(略)

��レッキ中のスピード

オーガナイザーはスペシャルステージ内の制限速度を決め ても良い。その制限速度は特別規則書に記載し、レッキ中の いかなるタイミングでもチェックをすることができる。

������)

����������カー���カー)���������ー�ー カー)

オーガナイザーは��の先行車を用意しなければならない。 これらの車両 は「�」および「� �」の�ッケンを付け、全ての 行程を、セーフティプランのコースカースケジュールに従って 走行しなければならない。� �カーはコースの安全確認、設置物、 セーフティカーの配置、計時機器の動作、競技役員の配置、観 客及びメディアの安全性等、スペシャルステージを開始するた

24 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ

めに必要な確認及び競技長への報告を主たる役務とする。�カ ーは参加車両の直前に走行し、コースの最終安全確認およびス ペシャルステージの開始が可能であることの確認を主たる役務 とする。

� �カーおよび�カーのドライバーおよびコ・ドライバーは中 程度の速度で完全に安全な走行ができる程度の運転技術および 経験があり、ステージ内の必要条件を正確に理解していること に加えて、コース上の状況について適切に報告出来なくてはな らない。

先行車は、参加車両と同様に全てのTCにて計時およびタイ ムカードへの記入を受けること。

�カーは、スペシャルステージの走行時には�告�および� 告灯を作動させること。また、コースの映像を記録することが 推奨される。

オーガナイザーは、追上車(スイーパーカー)を用意し、参 加車両が走行後セーフティプランのコースカースケジュールに 従って全ての行程を走行しなければならない。走行中は、離 脱・リタイヤ届けを提出しようとしているクルーや、走行不能 車両、援助を求めている車両、コース上の重大な問題がないか を確認し、競技長に報告すること。

最初の先行車(� �カー)が通過してから、追上車が通過する までの間、競技役員は競技体制を維持すること。

�����������������

�)各クルーのスタート時刻(または�スタート時 刻)は、 各デイスタート前の指定された時間にコミュニケーション によって示される。

�)セレモニアルスタート

セレモニアルスタートはプロモーション等の目的で実施 することができる。スタートインターバル及びその順番は、 オーガナイザーにより決定される。スケジュール及び会場 は特別規則書に記載すること。クルーがその車両でセレモ ニアルスタートに参加出来ない場合であっても、その後の ラリーを指定された時間通りにスタートすることは許され る。ただし、審査委員会に報告され、車両検査を通過しな ければならない。クルーは車両がなくてもセレモニアルス タートに参加しなければならない。

�)スタートの最大��

セクションのスタートから� ���上�れたクルーについ ては、そのセクションをスタートすることができない。

�)デイ���のスタート順

デイ���のスタート順は、デイの最終ステージ終了時 の成績に準じる。

�)スタート間隔

特別規則書で特に言及されていない場合、全車両のスタ ート時間の間隔は��となる。

�)スタート順変更

競技長は安全上の理由、及び審査委員会の助言により、 クルーのスタート順もしくはスタート間隔の変更を行うこ とがある。

�)正式結果:�定最終結果��後、��の制限時間が経過 し、競技会審査委員会による承認を経た当該 ラリーの公式結果。

本章は、FIA地域ラリー選手権規定(F I A R e g i o n a l R a l l y C h a mp i o n s h i p s , S p o r t i n g R e g u l a t i o n s ) に準じた国内規定として 定めたものである。

���������������

��競技中は、参加車両のサービスはオーガナイザーが設定し たサービスパークでのみ行うことができる。ただし、外部か らの援助を受けることなく、クルー自らが車載の道具類のみ を使用して作業を行う場合はこの限りではない(コントロー ルエリアおよびパルクフェルメは除く) 。

��サービスパークまたはリグループへの入場前のタイムコン トロールでクルーと書類や飲食物の受け渡しを行うことは認 められる。

��サービスパークは�の規�に�って設定されるものとする。

各デイの最初のスペシャルステージ前: � �� デイ�につい ては強制ではない。ただしラリーの競技的要素の後及びオー バーナイトリグループの後の場合はその限りではない。

�つのステージグループの間:� ��� ��

最終デイを除く、デイ終了時:� ��

オーガナイザーにより、ラリーフィニッシュ前に� ��間の サービスを設定することができる。

�����(�)

������� �������

オーガナイザーが指定するガソリンスタンドもしくはリフュ ーエルゾーンでのみ給油が認められる。

給油中はエンジンを停止するとともに、クルーは車外で待機 するか、車内で待機する場合は安全ベルトを外していなければ ならない。

��������������� ��ラリーのスタートにおいて、各ロードセクションごとに定 められた目標所要時間が記入されたタイムカードをクルーに 支給する。これらのカードは、�つのセクションを走行する ために必要な枚数が支給されるものとし、各クルーはそれぞ れのセクションの終了ごとにカードを提出する。タイムカー ドの提出および記入内容の確認は各クルーの責任において行 うこと。時刻の記入は�に� � : � ��� � : � �の�式で時・���

(スペシャルステージのフィニッシュにおける計時記録は秒 または��� �秒の��まで)を明記するものとする。ラリー を通じての公式時刻は特別規則書に明記されること。

�����(�)

(�) 参加車両は、タイムカードへの記入等に必要な時間を 超えてコントロールエリア内に留まってはならない。

(�) タイムコントロールにはクルーが参加車両に搭乗した まま容易に視認できる公式時計を設置することが望ま しい。ただしチェックインはクルーの責任で行わなけ ればならない。

(�)(�)

(�) コントロールの開設は、最初の参加車両の通過予定時 刻の�なくとも� ��前とする。

(�) 競技長が特に規定しない限り、コントロールは最終参 加車両の��予定時刻に��時刻を加えた� ��後に� 鎖する。

(�) クルーはコントロールの責任者の指示に従わなければ ならない。

�����(�)

���������������������������

��チェックインの手順は、参加車両がコントロールエリアの 開始を示す標識を通過した時点から始まる。

��実�の計時とタイムカードへの記入は、参加車両とその� �のクルーが当該コントロールエリア内にあり、設置された

25 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
��������� ��(�) ��(�)  �)��)(�)
��(�)
������� ��������
�������������� ��(�)
(�)�(�)(�)
��(�)

記入場所に到着した時にのみ行うことができる。何らかの原 因によりコントロールエリアが参加車両等で混雑し、目標到 着時刻に参加車両がコントロールエリアに進入できない場合 は、コ・ ドライバーが車両を降りてタイムカードをタイムコ ントロールに提出することによって、当該参加車両がコント ロールエリア内に進入したものとみなす。この場合は車両が コントロールエリア外にあってもパルクフェルメ規制が適用 される。

��〜��(略)

��参加車両が目標�ェックイン時刻と同じ分、またはその前 の分にコントロールエリアに進入しても早着のタイムペナル ティは受けない。

��(略)

��タイムコントロールの責任者は、早着した参加車両が当初 予定どおりの時刻にコントロールを離れることができるよう、 必要なニュートラリゼーションの時間を設けることができる。

� ��(略)

� ��競技長は競技上のアクシデントを受けたクルーの�り�い について、競技会審査委員会の承認を得て適切な措置を講じ ることができる。

� ��実際の�ェックイン・タイムと予定�ェックイン・タイム に相違があるときは、以下のペナルティが課されるものとす る。

�)�着� �分および�分��につき、� �秒(�分� �秒の�

着であれば、� �秒のペナルティが課される) 。

�)早着��分および�分��につき、�分。

� ��コントロールエリアへの�入場は�止される。

������������������

��(略) ��(略)

①〜②(略)

③その後、参加車両は速やかにスペシャルステージのスタ ートコントロールへ移動する。スタートコントロールの 競技役員は、スペシャルステージの実際のスタート時刻 (通常は上記②の予定時刻と同じ)を記入する。その後、 �� �条�に定められたスタート手順に従ってスタートさ せる。   ④(略)

⑤スペシャルステージスタート時刻は、その後に続くロー ドセクションのスタート時刻にもなる。

�����������������

��競技ルート�いにリグループを設置することができる。そ の出入り口はタイムコントロールによって規制される。

��リグループの設置目�は、�着やリタイ�によって発生し た参加車両の時間間隔を詰めるためであり、設定にあたって は、エリア内に留まる時間ではなくエリアからのスタート時 刻に最も配慮しなければならない。

��リグループのコントロールに到着したら、クルーは競技役 員にタイムカードを提出し、スタート時刻の指示を受ける。 それから速やかに参加車両をパルクフェルメ内に進入させ、 パルクフェルメで指示された場所に停車したらエンジンを停 止すること。オーガナイザーはパルクフェルメの入り口か出 口で新しいタイムカードを支給してもよい。

��リグループ後のスタート順は、可能な��でリグループ到 着時点の総合順位に従うべきであるが、この方法を採ること が難しい場合は、当該リグループのコントロールに到着した 順とする。

��リグループ内では外部バッテリーでエンジン�動が行える が、その後当該参加車両にそのバッテリーを搭載してはなら ない。

��リグループコントロールに到着後、クルーはスタートタイ ムを指示される。その後、競技役員の指示に従いクルーは車 両を移動させる。その後エンジンを停止し、クルーはパルク フェルメ外に出ること。

��リグループが� �分を�えないのであれば、クルーはリグル ープに留まることができる。

��������������

��スペシャルステージのコース及びコースに通行が可能な全 ての道は、参加車両および競技役員車両以外が進入しないよ う遮断し、競技役員又は警備員を配置するなどして厳重に閉 鎖されなければならない。オーガナイザーはこの閉鎖措置を 確実に履行する責任を負う。また、各スペシャルステージの 責任者(ステージコマンダー)は当該スペシャルステージの スタートに常駐し、大会本部と無線、電話等の方法にて連絡 が可能な状態であること。

��スペシャルステージ�間の計時は秒�位で行われるが、オ ーガナイザーが特別規則書に明記することにより、��� �秒 まで計時することができる。

��〜��(略)

��スペシャルステージのスタートは、スタンディングスター トとする。参加車両はエンジンのかかった状態でスタートラ イン上に停止し、スタートの合図を受ける。合図が出されて から� �秒以内にスタートできない車両は��となり、当該車 両は安全な場所へ速やかに移動される。

��スペシャルステージのスタート

�)スタートコントロールの競技役員は、クルーから提出さ れたタイムカードに当該参加車両のスタート時刻を記入し、 これをクルーに戻す。その後クルーに充分聞こえる大きな �で� �秒�� �秒�� �秒��秒��秒��秒��秒��秒の 順にカウントダウンする。これは、スタート灯火信号また は、カウントダウン表示装置によって行ってもよいが、そ の場合はスタート位置のクルーからはっきりと見えること およびスタート� �秒前にアナウンスを行うこと。表示方法 およびそれを含めたスタートの手順に関する事項は特別規 則書に明記されていることを条件とする。当該装置はフラ イング検知装置と連動させてもよいが、設置位置は、スタ ートラインの�� �� mの位置とすること。

�)カウントダウンが��した�間に、スタートの合図が出 される。参加車両はこれに従って速やかにスタートしなけ ればならない。

�)スペシャルステージにおいて、指示された時刻でのスタ ートを拒否したクルーは、当該スペシャルステージを走行 する、しない、にかかわらず、審査委員会に報告される。

��(略)

��クルーまたは参加車両に�因して��のスタートが�れた 場合は、タイムペナルティが課されたうえで担当競技役員に よって新たな時刻が与えられる。

��(略)

� ��フィニッシュライン通過後、参加車両はストップポイント まで進み、タイムカードにフィニッシュライン通過時刻(時 間、分、秒、 および適用される場合は��� �秒)の記入を受 ける。

� ��スタック等によりスペシャルステージのコース上に停止し、 かつ競技役員が後続車両に危険を及ぼすと判断した場合は、 コースから排除されることがある。この場合、当該車両はデ イ離脱またはリタイアとなる。

� ��スペシャルステージにおいては、いかなる��(�車のク ルー��以外が行うもの)を受けることも�止される。ただ し、コースを塞いだ車両を排除する場合はこの限りではない。

� ��(略)

� ��スペシャルステージの黄旗表示

�)スペシャルステージ内で何らかのアクシデントが発生し た場合、競技長の指示によりスタートからアクシデントが 発生した場所の手前の全てのラジオポイントにて黄旗が提 示される。黄旗を提示した時刻及びアクシデントが発生し た場所の手前の全てのラジオポイントで最初に提示された 車両は記録され、競技長を通じ審査委員会に報告されなけ ればならない。

�)クルーは、黄旗を 確認したら直ちに減速し、安全な速度 にてストップまで移動すること。また、競技役員の指示に は必ず従うこと。

この規則に違反した場合、審査 委員会の判断により、ペ ナルティーが課される。

26 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
27 2012 11 JAF MOTOR SPORTS

朝日ターボ選手が初優勝!

KART

KF1 Round.7&8

シリーズ最終戦前の大一番。KF1部門の異変 は、予選両ヒートのグリッドを決めるタイムト ライアルで顕わになった。トップタイムをマー クしたのは、ここまで11位が最上位だった18 歳のルーキー、朝日ターボ選手。

しかも、ブリヂストンタイヤが上位を独占し てきたKF1部門にあって、朝日選手が履くのは ダンロップタイヤだったのだ。さらにダンロッ プ勢は5番手に宮澤一輝選手が、6番手に山下 恭平選手が食い込んでみせた。

第7戦の決勝を3番グリッドからスタートし た朝日選手は、オープニングラップで先頭に立 った平木湧也選手を追い、2台でトップ争いを 展開。ここは平木選手が逃げ切って第5戦に続

全日本カート選手権KF1部門 第7戦&第8戦/KF2部門 第4戦/

FS-125部門西地域第5戦/地方カート選手権FS-125部門&FP-3部門 西地域第5戦/ ジュニアカート選手権FP-Jr部門&FP-Jr Cadets部門 西地域第5戦[JAF公認No.2012-2542] 開催日:9月1~2日 開催場所:美浜サーキット 格式:国内  主催:RTA[クラブ登録No.加盟81101]、美浜サーキット.クニモト[団体登録No.公認82306] レポート/水谷一夫 フォト/澤田和久

く2勝めを飾った。朝日選手は2位でフィニッ シュ。まだ入賞のなかった行和久選手がポール から3位獲得と、こちらも大躍進のレースに。 予選でリタイアを喫した宮澤選手は、16台を抜 き6位となった。

第8戦の決勝。ポールから先頭のまま発進し た朝日選手は、1周で0.7秒ほどのリードを奪う。 そこに平木選手が接近、やがて朝日選手のテー ルを捕らえた。だが、「完走することだけを考え ていた」という朝日選手は、その無欲の走りが功 を奏したか、再び背後にギャップを構築する。

KF1第7戦でシーズン2勝 めを飾った平木湧也選手。

残り3周となって平木選手が再度、朝日選手 に接近したものの、時すでに遅し。トップカテ ゴリー参戦初年度でタイヤ開発という重責を担 ってきた朝日選手が、両手を突き上げて初優勝 のチェッカーをくぐった。同時 にこれは、KF1部門におけるダ ンロップの1勝めでもあった。

「タイヤ開発のテストで乗り方 や体力を鍛えられて、成長する ことができました」と朝日選手。

平木選手は悔しい2位となっ

たが、ポイントランキングは2 番手に浮上。新鋭の牧野任祐 選手が3位でゴールして、2度

ダンロップタイヤにKF1部門初勝利をもたらした朝日ターボ 選手。自身も全日本カートの最高峰で初の栄冠をもぎ取った。

ダーの座をキープした。

この結果、チャンピオン獲得の権利を持つド ライバーは三村選手、平木選手、今回はタイム トライアルを走れず不調に終わった高橋悠之選

1. KF1第7戦で初のポディウム獲得の行和久選手。2. 牧野任祐選手はKF1・1年めながら 2度めの表彰台をゲット。3.KF2は高柳文哉選手が2位に入り、ART GP JAPANが1-2。 4.FS-125の長野大地選手は2位に入り、開幕から表彰台をキープ。5.KF2表彰。左から2 位高柳文哉、優勝岡田琢也、3位平木玲次の各選手。6.FS-125はチームメイトとの熾烈な 戦いを制した鵜飼竜矢選手が初優勝。7.KF2はヨーロッパ仕 込みの速さを見せた岡田琢也選手が見事なポールトゥフィニ ッシュを飾った。FP-Jr/8. 序盤のバトルを牽引した澤田真 治選手はチェーンガードが外れ戦線離脱。さらに続く4台の 接近戦を、石田ジョー選手が制して今季3勝め。丹沢慧斗 選手が最終ラップに岡本健佑選手をかわし2位に。地方選 手権FP-3/9. ポールから独走する坂裕之選手を永川悠太 選手が急追。最終ラップ、最終コーナーの競り合いの末、 永川選手が0.024秒差でデビューウィンを飾る。3位の山田 久典選手はグリッド最後尾からの入賞。 地方選手権FS125/10. ポールから逃げる阪口晴南選手を、5番グリッドか ら発進の井上広海選手が追い上げ、残り4周で逆転に成功。 井上選手は第2戦から無敗の4連勝で、シリーズチャンピオ ンを確定させた。FP-Jr Cadets/11. グリッド最後尾から 決勝をスタートした木村暖人選手が、猛追の末に残り5周で 先頭に。ここから4台一丸のトップ争いが始まり、ラスト2 周で木村選手を再逆転した山口唯登選手が初優勝を飾った。

手の3名に絞られることとなった。

KF2部門では、ヨーロッパでKF3部門のレ ースに参戦していた15歳の岡田琢也選手が、 全日本のデビュー戦でポールを獲得。フロント ブレーキ付きカートのレースは初体験の岡田選 手だったが、決勝でもチームメイトの高柳文哉 選手を従えてラップを重ね、一度もトップの座 を譲ることなく優勝を飾った。「ポールからの スタートは緊張しました。最終戦も勝ちに行き ます」と岡田選手。

高柳選手は開幕戦に続く2度めの2位。平木

玲次選手は決勝の途中でシートの底がぱっくり 割れてしまったが、我慢の走りで3位フィニッシ ュ。2戦連続4位入賞の中村空斗選手に続き、今 季2勝の倉田拓明選手がセッティングの決まら ないマシンと苦闘しながら5位ゴールを遂げた。

ポイント争いでは平木選手が倉田選手を逆転 して、3点差でランキングの首位に。ただし、全 5戦中4戦有効のポイントシステムを考慮する

の高柳選手もタイトル獲得の権利を残している。 FS-125部門では、ポールスタートの鵜飼竜 矢選手を、スタートで3番グリッドから2番手 に浮上した長野大地選手が追う展開に。1秒弱 あった両者の間隔は、レース中盤から徐々に縮 まり、残り5周でついにテール・トゥ・ノーズ となった。チームメイト同士の優勝争いの幕開 けだ。

バトルを繰り広げる。互いに闘志むき出しの、 だがクリーンな戦いの中、鵜飼選手は決してト ップの座を譲ろうとしなかった。フィニッシュ は0.6秒差。第3戦でポールを獲りながら、決 勝のローリング中にタイヤが外れ涙を呑んだ鵜 飼選手が、その無念を晴らす初勝利だ。逆転 優勝はならなかった長野選手だが、開幕戦から 全戦で表彰台を獲得。3位は前戦のウィナー村 冨暁選手だった。

29 2012 11 JAF MOTOR SPORTS
1 3 5 7 6 2 4 8 10 9 11

松本敏シビック、PN2を制す

JGC Round.8

モビリティおおむたで開催の全日本ジムカー ナ、ラス前の一戦は雨に翻弄される一戦となっ た。沖縄に上陸した台風16号の影響で決勝当 日、第1ヒートは大きな水たまりもできるほど の雨。しかし昼の慣熟歩行の間に雨は上がった ため、路面は乾き出して、一時再びの降雨はあ ったものの、全クラスとも2本め勝負という展 開となった。

この中、全日本初優勝を飾ったのはPN3ク ラスの新井範正選手。優勝候補の筆頭、岡野 博史選手がコースアウト、Pタッチと沈む中、2

全日本ジムカーナ選手権第8戦 とびうめジムカーナフェスティバルin九州[JAF公認No.2012-5039]

開催日:9月15~16日 開催場所:モビリティおおむた 格式:国内 主催:TOBIUME[クラブ登録 No.加盟40023]、RC-大分[クラブ登録No.加盟44005] フォト/友田宏之 レポート/JAFスポーツ編集部

本ともきっちりベストタイムで上がって首位を 守った。

「ここは今回初めて走ったので、今日の2本め でタイムをきっちり残せるように昨日から組み 立てたんですよ。回りの方々からエア圧のアド バイスをもらえたのも助かりました。トップの 人達に何かあった時に狙える位置にいれるよう に準備はしてきましたが、やっぱり優勝は嬉し いですね」と新井選手。“2強”を切り崩せる存在 になれるかどうか、今後が注目されるところだ。

SA1クラスでも初ウィナーが誕生した。本 州の最北端、青森から参戦の田中秀実選手だ。 「金曜日から脱輪したり、パイロンタッチしたり

と、一度もマトモに走れなかったんですけど、 部分部分ではいい所があったので、それを組み 立てれば何とかなるかなと思ってました。ここ は突っ込みすぎだけはダメなんで“抑えろや!” と自分に言い聞かせながら走りましたよ(笑)。 でも実は今日は得意のパイロンはダメダメだっ たんで、最後のイオックスでリベンジしたいで すね」と、全日本初表彰台が初優勝という大金 星に最後まで笑顔が途絶えなかった。

クラス初優勝を成し遂げたのは、今年の鈴鹿 南からFD2シビックでダブルエントリーを始め

2. 得意のおおむたでPN2・3勝 めを狙った山野哲也選手だが果たせず、2位。

1.「雨でパワー差が埋められたのが良かった」と振り返った山越義昌選手は今季2勝めをマーク。

3.PN1阪本芳司選手は今季3度めの2位獲得。4.N2クラスは佐川和良選手が第 2戦以来の3勝めをあげ、タイトルに望みをつなげた。

5.N3クラスは西森顕選手が4勝めをあげ、最終戦決戦へ。6.N4石元啓介 選手は自己最上位の2位に入賞。

7.N1土手啓次朗選手は2位にとどまった。8. 角岡隆志選手はPN3では最上位の2位獲得。9. ス ポット参戦した地元の山口義彦選手は2位入賞。10.11.PN3は今年3位を3回と安定した速さを見せてきた新井範正選手が全日 本初優勝を飾った。12. もてぎに続いての連勝を飾った菱井将文選手は完全復活をアピール。13.SA1橋本克紀選手は2位入賞 を果たした。14. 中部の東山匡志選手がN2・2位入賞。15.N1クラスは平田裕三選手がシーズン3勝めをあげてV2を確定した。

1 5 4 2 3 6 8 7 10 11 15 13 14 12 9

今季途中からの参戦ながら、PN2クラス初優 勝達成の松本敏選手。

19.SA3クラスは西原正樹選手が2年連続で おおむたを制した。20. 小林キュウテン選手は盤石の今季7勝めを獲得。21.SA2は若杉将司選手が2位に入り、エ キシージが1-2。22. 桃井守選手はSC部門2位に入賞。23.SA3天満清選手は2番手にとどまった。24. 地元九州の 奥園圭介選手はN3・2位入賞と健闘を見せた。

たPN2クラスの松本敏選手。「ターンが増えた のが勝因でしょう(笑)。山野選手は2速のコー ナーとか凄く上手いですからね。セッティング も外したけど、ギリギリでも勝ちは勝ちなんで

「メカの吉野さんはじめ、クルマを完璧な状態に仕上げてくれた 周りの方々に感謝したい」。SC部門は牧野タイソン選手が4勝め をあげ、初のタイトルをたしかなものに。

(笑)。イオックスは河本選手も戻ってくるので 真っ向勝負したいですね」と2008年以来、4年 ぶりとなる全日本の勝利の味を噛みしめていた。 N1クラスではチャンプ、平田裕三選手が1 本めの3位から大逆転。前戦もてぎからの連勝 を飾り、V2をたしかなものとした。「ドライなら 絶対勝てるくらいセッティングが決まってたん ですけど、一転雨になってタイヤ選択も外して しまいました」と2本めはハードコンパウンドで セミウェットに挑んだが、チャンプの意地を見 せてベストタイムを奪取。「今年は自分のミス で落とす大会が続いてシンドかったですけど

も、もてぎでまた調子が噛み合い出したのが大 きかったですね」とホッとした表情を見せた。 平田選手同様、シリーズ中盤、勝ちに見放さ れ、苦しんだ菱井将文選手も今季4勝めをマー クして、V3を確定させた。ペナルティが続いて 幻のベストに終わる大会が今年は続いたが、 「今年は全勝してやろうとか、気持に焦りがあ って前半は攻めすぎたんだと思う。今日は逆に 勝つしかないという状況になって冷静になれま した」と菱井選手。今回は2番手を1秒以上も ちぎる横綱相撲で締め括って、完全復活を強 烈にアピールしていた。

31 2012 11 JAF MOTOR SPORTS
16.SA2の柴田優作選手は今回もライバルを寄せ付けず、今季7勝めをマーク。17.18. 全日本フル参戦は今年からと いう東北の田中秀実選手がSA1クラスを制して全日本初優勝に輝いた。
16 17 18 22 24 21 19 23 20

2012年全日本ダートトライアル選手権ラス 前の一戦は福井、オートパーク今庄が舞台とな った。中部、近畿の地区戦も開催されるコース とあって、一発を狙う地元勢のエントリーも多 く、150台による激戦が繰り広げられた。

長いストレートを外周に持つ今庄だが、今回 はここは使用せず。大小様々な島の間を縫うよ うに走るテクニカル重視の設定となった。天候 は表彰式が終わるのを待っていたかのように雨 が降り出したが、終始、ドライ路面での勝負 に。散水は行われたが、2本めは前半のクラスか ら超硬質路用タイヤの出番となるなど、今庄な らではの引き締まった路面との格闘が見られた。

PN部門は今年速さを見せながらも勝ち星に 見放されていた佐藤秀昭選手がデミオ初の勝 利を飾った。「2本めは路面掃けたから036履 いたけど、あそこまで掃けるとZC32スイフト が速いから、川島さんが中間ベストと聞いた時 は負けたと思いました。2本めはジムカーナみた いにグリップ重視で。あれ以上は無理というく らいの走りはできたと思います。036は本番で 4本履いたのは初めてだったけど気温が上がっ てバッチリ。好きになれそうです」

ZC32スイフト初優勝にあと一歩まで迫った

JDTC Round.6

1.SC1は昨年、この地で不覚を取ったチャンプ、工藤清美選手が1 年越しのリベンジを達成。2.N2は伊藤益弘選手が第2戦以来の今 季2勝めをマーク。3.SC2は酒井洋二選手が2本め、デフトラブル に見舞われるものの、1本めのタイムで逃げ切った。

川島選手は「ここは好きなコースだけど最後に ミスってしまった。なかなか勝たせてくれない ですね」と苦笑しつつも、最終戦こそと気合を 入れ直していた。

一方、N3クラスは、2本めただ一人、1分21 秒台にタイムを叩きこんだ北海道の北條倫史選 手が昨年の最終戦タカタ以来の全日本2勝めを マーク。「今年、エボXに変えてからなかなか 車高が決まらなかったんですけど、バネ変えて 車高落としたら初期反応が凄く良くなってくれ たんですよ。2戦めまでは曲がるかどうかも分か んない感じでしたからね(笑)。91履いて初めて 勝てたのも自信になりそうです」

元北海道ジムカーナチャンプの肩書を持つだ けに、特に硬い路面ではライバル達にとって は、“要注意ドライバー”の一人になるかもしれ

ない。

SA1クラスは今季、未勝利ながらポイントリ ーダーに立つ山崎利博選手が1本め、ベスト。 地元の一戦を獲って2年ぶりのチャンプに王手 かと思われたが、2本め、最終コーナーで痛恨 のミス。1本め、2番手につけていた佐藤孝選手 が打っちゃって今季2勝めをマークした。 「元々舗装のラリーやってたんで、ここまで掃 けてくれた方が自分としては得意なんですよ。

全日本ダートトライアル選手権第6戦 スーパートライアルin今庄

[JAF公認No.2012-2213] 開催日:9月1~2日 開催場所:オートパーク今庄 格式:国内  主催:SHALET[クラブ登録No.加盟23035]、 FASC[クラブ登録No.加盟230008]、CCST[クラブ登録No.加盟21002] フォト/安達正男、伊藤佳彦、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部

佐藤秀昭デミオが今季初優勝!

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デミオでの全日本初優勝を飾った 佐藤秀昭選手、

このシビックも最初から91履くとバーンとタイ ムが出たので、たぶん合ってるんでしょうね。

難しい路面でリアは結構滑りましたが、フロン トだけはいい所通れたんで、それが勝因でしょ うか」。最終戦決戦に持ち込めたことに、とり あえずは安堵の表情を浮かべていた。

そしてSA2クラスは本命、北村和浩選手が 荒井信介選手との激闘を制して優勝。タイトル をたしかなものとした。「2本めは水撒いたあと

5. 北海道の北條倫史選手が優勝のN3は2位に須田行雄(左)、3位に川崎修也(右) と東北勢が食い込み、北日本勢が活躍した。6.N3は今年からエボXにチェンジした北條倫史選手が優勝。

4. 今庄2連勝を狙ったSC1寺田伸選手だが、届かず2位。

7.PN川島秀樹選手は2位。ZC32 スイフトの初優勝は次戦以降にお預けに。8.9.SA2は2本め、起死回生の走りを見せた北村和浩選手が逆転で今季4勝めをマーク。

10.D部 門は1本め、マシントラブルでノータイムに終わった炭山義昭選手が一本勝負の2本めで逆転優勝を飾った。11.SC3は丹羽政彦選手が第2 戦以来の優勝をもぎ取った。12.N2西田裕一選手は僅差の2位に甘んじた。

13.SA1山崎利博選手は2本め、逆転を許し、2位にとどまった。 14.PN移籍後初の優勝を飾った佐藤秀昭選手。15. 今季2勝めを狙ったN1坂井義浩選手だが、2位に甘んじた。

16.SA2荒井信介選手は1 本めの首位の座を守れず、2位。17.18.SA1は佐藤孝選手がスナガワに続く2勝めをマーク。最終戦でタイトル獲りに挑む。

だったから難しい路面だったけど、1本め、荒井 さんにベスト獲られてたし、やるしかないかな、 という気持の切り替えができたのが良かったか な。濡れてる所もあってラインも外せないという

19.20.N1は期待の若手、竹本幸広選手が1本めの3位から逆転を飾って今季初勝利。21. 東北を代表するドライバーの一人、N3 須田行雄選手は2位に食い込んだ。22.SC2服部純選手は1本めのタイムで2位に入賞。23.D部門河内渉選手は僅かに及ばず、 2位。24. 第2戦に次ぐ優勝を狙ったスポット参戦のSC3炭山裕矢選手だったが、今回は2位にとどまった。

中で、結構イチかバチかの走りはできたと思う」 最終戦の地、得意のタカタへチャンピオンレ ースを引っ張りたかった荒井選手は「クルマと タイヤにも絶好のコンディションだったけど、 ちょっとしたミスで北村君に付け入られてしま った」と無念の表情を見せていた。

また、SC部門ではSC2クラスが今季3度め の成立を果たし、長野の酒井洋二選手が通算2 度めの優勝をもぎ取った。「今日は他の皆さん のミスやマシントラブルに助けられたんでラッ キーでしたね。ここは昨日初めて走ったけど、 昔の関越第2に似てますね(笑)。でも今はない から、地元の信州のコーナーをイメージして走 りました。タイヤが普通の路面用の85しか履 けないんですけど、転倒しやすいクルマなん で、ちょうどタイヤが逃げてくれる所をうまく 使って走れたのが良かったかもしれません」 このクラスも最終戦タカタでチャンプを賭けた 戦いが演じられる予定。初の全日本チャンプを 狙うドライバー達の戦いがヒートアップしそうだ。

33
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今年のモータースポーツジャパンは、 10月20〜21日に開催!

日本のモータースポーツ界に欠かせない 秋の大注目イベント「モータースポーツジャ パン」が今年も10月20〜21日の2日間、東 京お台場の特設会場で行われる。  7回めを迎える今年のメインテーマは「ク ルマの未来、モータースポーツの夢〜クル マの進化はモータースポーツとともに〜」。 モータースポーツ界のトップマシンのデ モランを堪能できる“アクティブ・ゾーン”、 国内外の最新市販モデルを体感できる“エ

クスペリエンス・ゾーン”そしてモータース ポーツの歴史が早わかりの“カルチャー& レジェンド・ゾーン”の3つのエリアで、モー タースポーツ三昧の一日をたっぷりと味わ える仕組みだ。

今年は特に「日本のモータースポーツ50 年」をテーマとした「歴史映像館」を設置。貴 重な映像でモータースポーツの歴史を振り 返るほか、国内GTチーム対抗の「ピットス トップコンテスト」やドライバー対抗「カート

レース」など楽しみな企画が目白押し。モー タースポーツ文化を優雅に味わえるエリア として好評の「プレミアム・パドック」(有料) も設けられる。そしてもちろん、今年もJAF

ブースが出展される。

モータースポーツの魅力を様々な角度か ら楽しめるこのイベントに、キミも、ぜひ友 人、家族を誘って行ってみよう!

モータースポーツジャパン2012 フェスティバル

主催:NPO法人日本モータースポーツ推進機構

日程:2012年10月20日(土)〜21日(日)

開催時間:9:00〜17:00(2日間共通)

イン お台場 開催概要

会場:東京 お台場特設会場(東京都江東区青海)/青海地区NO区画(青海臨時駐車場)、青海 地区K区画(青海西臨時駐車場)及び公園地区(プロムナード)、近隣商業施設。

入場料:無料(一部有料エリア有)

プレミアムパドック券=1日券(お一人様用)/前売2,500円・当日3,000円。1日ペ ア券(2名様用)/前売4,000円・当日5,000円。1日グループ券(4名様用・1日駐車 券付き/前売限定)/8,000円。

最寄駅:ゆりかもめ:「台場」駅または「船の科学館」駅。りんかい線:「東京テレポート」駅。

11 JAF MOTOR SPORTS

今年も最後はやっぱり、 JAFグランプリ!

Fニッポン、スーパーGTという日本の最高峰レースを一緒に楽しめる注目のイベント、

JAFグランプリが今年も10月16~18日、富士スピードウェイで開催される。

2大レースのほかにも見どころ一杯のビッグイベントの概要を紹介しよう。

ガチンコバトル必至の 100kmスプリントレース!

復活3年めを迎える今年のJAF GPのキャッチフレーズは“シーズンエンドの 超・真剣勝負”。迫力のスプリントバトルが今年も用意されている。スーパーGT はシリーズ戦とは違い、GT500/GT300が各ク ラスに分かれて17日(土)・18日(日)の2日間、そ れぞれ100kmのスプリントレースが行われる。

またフォーミュラ・ニッポンは18日(日)に同じく 100kmのレースを行う。9月のSUGO大会に参 戦した佐藤琢磨選手もステアリングを握る予 定だ。ガチンコバトルが展開されるはずだ。

スペシャルルールが

さらにレースをヒートアップ!

JAF GPの最大の特長は前述したようにFニッポン、スーパーGTともに100km という超スプリントレースとして行われることだ。Fニッポンは、通常のシリーズ 戦の半分以下の距離でのレースとなるため、燃

費やタイヤマネジメントといったシビアな計算 を気にせず、最初から最後まで全開バトルに挑 める。むろんスーパーGTも同様。特別戦ゆえ、 ウエイトハンディもない。さらに通常のローリ ングスタートではなくスタンディングスタート が切られるのも要注目。スタートから波乱の展 開もありえるかもしれない。

サポートレースも

見逃せない一戦が目白押し!

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サポートレースは全国から凄腕のネッツ使いが集う“Netz Cup Vitz Race 2012 Grand Final”と、“2012年F4コンストラクター日本一決定戦”が開催され る。Netz Cup Finalは新型NCP131ヴィッツの栄えある初代日本一をめぐる戦 いが白熱しそう。F4日本一決定戦も、年間最多優勝コンストラクターには今年 も国土交通大臣賞が授与されるだけに激戦は必至。そして往年のトップドライ バーによるエキシビジョンレース、「レジェンドカップ」は今年はトヨタ86のワン メイク。大きな話題を集めそうだ。

盛り沢山のファンイベントで レース以外でも楽しもう!

様々なファンサービスが充実するのもJAF GPならでは。今年は特に富士スピ ードウェイがある小山町が町制施行100周年を迎えることから、その記念行事と して大会前日の15日(木)に小山町総合文化会 館で公開車検・トークショー・サイン会が行われ る。また16日(金)は観戦入場料2,000円で入場 可能なパドックフリーの日とし、ドライバーとの 交流イベント、サンクスウォークも実施される。 もちろん17日(土)・18日(日)も楽しみなイベン トが目白押し。HPでチェックしておこう。

ホームページで予習をすれば、 楽しみもさらにアップ!

“JAF GPって言われても今ひとつピンとこないんだけど…”というキミには、是 非ホームページを覗いてみることをオススメする。昨年のレースのプレイバック のほか、トップドライバーのインタビュー、JAF GPの過去の名勝負を振り返る企画などスペシ ャルコンテンツがテンコ盛りなのだ。早速、下 記のアドレスへアクセスしてみよう。

FUJI

2012 ホームページ http://fujisprintcup.jp/index.html

大会概要 JAF Grand Prix SUPER GT&Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2012

開催テーマ:

1.日本モータースポーツの活性化

2.新たなモータースポーツイベントの提案

3.モータースポーツファンへの感謝

開催日程:2012年11月16日(金)~18日(日)

開催スケジュール: 16日(金)SUPER GT フリー走行&第1レース&第2レース予選     Fニッポン フリー走行

17日(土)Fニッポン予選 SUPER GT 第1レース決勝 18日(日)Fニッポン決勝 SUPER GT 第2レース決勝

表彰: 1. GT500クラス、GT300クラスの総合優勝者及び Fニッポンの優勝者にJAFグランプリタイトルを授与。

2. GT500クラス優勝チーム及びF4年間最多優勝コントスラクターに 国土交通大臣賞を授与。

※入場料等の詳細は5ページに掲載していますので、そちらを参照下さい。

JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON SPRINT CUP

フォーミュラエンジョイの樋 口義浩選手は2位に7秒以上 の大差をつけて優勝した。

2012鈴鹿 クラブマンレースRound5

[JAF公認No.2012-3003]

開催日:9月16日

開催場所:鈴鹿サーキット西コース

格式:準国内 主催:KRHC[クラブ登録 NO.加盟26001]

SMSC[クラブ登録NO.公認24001] レポート/はた☆なおゆき フォト/吉見幸夫

見舞われていたものの、幸いにして鈴鹿サーキ ットは終日、好天に恵まれる中でのレースとな った。

最初に行われたフォーミュラエンジョイでは、 ここまで2連勝の樋口義浩選手がポールポジシ ョンを獲得。決勝では予選2番手の山下博選手 が出遅れたこともあり、早々と樋口選手が逃げ るかと思われたが、それを許さなかったのが予 選3番手の吉本明選手だった。

3周めに入るとぴたりと背後につけ、何度も プレッシャーをかけた吉本選手は、ついに10 周めの130Rでトップに立つが翌周、樋口選手 に抜き返された後のヘアピンでエンジンが音を 上げストップ。これで難なく樋口選手が逃げ切 ることとなった。

「ヘアピンのミスで失速し、一旦抜かれました が、冷静に対処して抜き返すことができまし

た」と樋口選手。2位は最後まで続いた田中莞士

選手の猛攻を退けた、吉村英夫選手が獲得し ている。

これが最終戦となるヴィッツレース関西シリ ーズは、シリーズリーダーの平岡塾長選手がポ ールを獲得。決勝では神谷裕幸選手がスタート から食らいついて離れず、厳しい戦いを強いら れたものの、我慢のレースをしのいで平岡選手 が優勝。一方、神谷選手は最終ラップで桜谷 孝明選手にかわされ、無念の3位となった。 「序盤はタイヤを温存していたので、後ろから のプレッシャーもかかるし、暑さもあるし、今 までで一番厳しいレースだったかもしれませ ん。でも、ポールが獲れて優勝もできて、チャ ンピオンにもなれたんで、言うことはないです ね!」と振り返った平岡選手は喜んでいた。 FJ1600では「スタートを決めて、ぶっちぎり

1. スーパーツーリングの大住拓選手はポールポジションからトップを譲らず、 優勝。2. 高橋太一選手はスーパーツーリングで2位を獲得。

3. 平岡塾長選手 はポール・トゥ・ウィンでヴィッツレース関西シリーズのチャンピオンを確定 させた。4. ヴィッツ関西で2位を獲得した桜谷孝明選手は第2戦以来の表彰 台をゲット。5. フォーミュラエンジョイの吉村英夫選手は、田中莞士選手との バトルを制して2位獲得。6. ヴィッツ関西の神谷裕幸選手は2戦連続で3位 入賞。7. フォーミュラエンジョイの田中莞士選手は吉村選手に僅か0.051秒 届かず、3位に終わった。8. 坂田生弥選手はFFチャレンジで前戦に続き、3 位を獲得。

鈴鹿クラブマンレース第5戦が9月16日、
1 3 2 4 5 6 7 8
樋口義浩選手が3連勝を達成!

ます!」の公約通り、西村譲地選手がポール・ トゥ・ウィンで3連勝。最後まで激しく続いた

2番手争いは古場博之選手が、僅差で加藤洋 一選手を従えてフィニッシュした。

そしてスーパーFJでは、昨年のチャンピオ ン加藤智選手が今季3度めのポールスタート。 「温度が高いせいか、後半タイムが落ちたので 決勝の終盤が心配ですが、いちばん前からス タートできるので、誰より有利と信じています」

と語っていたが、スタートも決めてオープニン グラップのうちに、後続を1秒以上引き離す。

だが、加藤選手の不安は的中。そのまま差を 広げ続けられなかったばかりか、終盤になって 坂口夏月選手が徐々に差を詰めてきたのだ。17

歳の高校生ドライバーがアグレッシブな走りで 加藤選手を攻め立てるが、そのつど鉄壁のガ ードで行手を阻まれる。最後のチャンスと、最 終ラップのスプーンで勝負をかけた坂口選手だ

ったが、あわや接触寸前となり、スピンを喫し てしまう。

これで加藤選手は逃げ切りを果たして優勝。

「次から次へと、歳半分ぐらいの若手が襲いか

9. 好スタートを決めたFFチャレンジの辻佐起子選 手は2位フィニッシュ。10.FFチャレンジ優勝のヒ ロボン選手は単独でポイントリーダーに立った。

かってくるから、もう大変(笑)。これが今季初 勝利で、やっとという感じです」と加藤選手。 ポイントリーダーの石川京侍選手が予選8番手 からじわじわ順位を上げて2位に、そして坂口 選手は無念の5位に甘んじた。

FFチャレンジはヒロボン選手が「もう少しタ イムを出したかった」と語りながらも、坂田生弥 選手にコンマ6秒の差をつけ、ポールを獲得。 決勝では辻佐起子選手がスタートを決め、ひと つポジションアップも、トップに迫るまでには 及ばず。辻選手と坂田選手のバトルが激しくな

る間に、「クルマが調子良かったんで、“最後ま でアクセル踏んだれっ!”て感じでした」という

激走も見せたヒロボン選手が今季2勝めをマー クした。

スプリントレースでは初成立となったスーパ ーツーリングは、大住拓選手がポール・トゥ・ ウィン。中盤までは等間隔を保ってついてき た、高橋太一選手を終盤にスパートをかけて振 り切った。

マーチレース西日本シリーズでは、3連勝を 狙う松本恭典選手がポールを奪うが、決勝で ポジションをキープすることは許されなかった。 序盤には伊藤太一選手、終盤には鍋家武選手 の猛攻を受け続ける度にトップを奪い返し続け た松本選手。

だが、11周めに鍋家選手の再逆転を許してし まうと、抜きどころの130Rで黄旗が振られる 不運もあり、その後は逆転できず。そのままス ポット参戦の鍋家選手が優勝を飾った。

11.FJ1600の加藤洋一選手は予選4番手から3位入賞を果たした。12. マーチレース西日本シリーズの楠井義則選手は3位入賞でポイントリーダーを 守った。13.FJ1600の西村穣地選手はポールポジションから盤石のレース運びで優勝。14. マーチレース西日本は予選4番手の鍋家武選手が優勝を 飾った。15. スーパーFJの3位はシリーズでも3位の宇井健剛選手が獲得。16.FJ1600の2位には古場博之選手が加藤選手との接戦を制して入賞。 17. ポールスタートだったマーチレース西日本の松本恭典選手は2位を獲得。18. スーパーFJの石川京侍選手は8番手スタートから2位入賞と、速さ を見せた。19. フォーミュラエンジョイ表彰台の皆さん。20. ヴィッツ関西表彰台の皆さん。21.FFチャレンジ表彰台の皆さん。22.FJ1600表彰台 の皆さん。23. スーパーツーリング表彰台の皆さん。24. マーチレース西日本表彰台の皆さん。25. スーパーFJ表彰台の皆さん。26. スーパーFJシ リーズ2位の加藤智選手は今年初優勝でポイントリーダーとの差を詰めた。

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23 9 10 11 12 15 13 16 19 20 22 24 25 26 17 21 18 14

クラス2の飯田清明選手は第2 ヒートで逆転、優勝を飾った。

長野県ダートトライアル チャンピオンシリーズ第2戦 第20回北斎 ダートトライアル2012 [JAF公認No.2012-1710]

開催日:7月22日 開催場所:モーターラン ド野沢 格式:地方 主催:HOKUSAI[クラ ブ登録NO.加盟20034] レポート&フォト/JAFスポーツ編集部

ス2。チャンプの角谷厳選手が第1ヒートで出 した1分34秒台のトップタイムを、第2ヒート で飯田清明選手が1分33秒台を叩き出して逆 転、トップに躍り出る。

再逆転を狙った角谷選手だが、0.55秒のタイ ムアップに留まり33秒台には届かず2位。飯 田選手が優勝を果たした。

長野県ダートトライアルチャンピオンシリー ズ第2戦は、今回が記念すべき20回めを迎え たという、“北斎ダートトライアル”として開催さ れた。

路面は、前日に降った雨の影響によってウェ ットでスタート。しかし、第1ヒート途中から 徐々に晴れ間が覗くようになり、第2ヒートを 迎える頃にはドライへと変化した。

レイアウトは、主催したHOKUSAIの西山 哲也氏が「前半は気持ちよくスピードに乗れて、 後半はテクニカルに、細かく回るようにしまし

た」という、ドライバーの総合力が求められる

設定だ。特にゴール直前の、8の字に2つの島 を回るセクションの攻略が、勝負のカギを握っ たようだ。

クラス1はディフェンディングチャンピオン の清沢始選手が欠場。優勝の行方は、昨年の シリーズ2位の池田裕和選手と同3位の望月善 雄選手による、同クラブ対決となった。

勝負の行方は「パワーが無い旧型スイフトは、 車速を落とさず、最短距離を走ることが大事な んです」とコンパクトな走りに徹した池田選手に 軍配が上がり、優勝。望月選手は2位となった。

「手前で姿勢を決めて、スーっと入っていく走 りが結構得意で、島回りは好きなんですよ。今 日もその通り攻めて、楽しく回れました!」とい う飯田選手の走りが、8の字セクションにマッチ したことも、大きな勝因だったようだ。 シードドライバーたちに加え、地区戦ドライ バーも参戦、ハイレベルな争いとなったクラス 3でも、各選手がドライタイヤを履いて勝負を かけた第2ヒートで勝負が決した。

2010年野沢開催の全日本戦で、3位表彰台 の経験もある地区戦ドライバーの山田武史選手 が、第1ヒートではトップタイムをマーク。し かし第2ヒートでは、第1ヒートの8の字セクシ ョンで失敗し、4番手に沈んだ昨年のシリーズ2 位の中島伸一選手が約3秒タイムアップ。山田 選手を逆転して今季初優勝を飾った。 「まだ新調した足回りのセッティングが固まら ず、実は今日もイメージ通りのクルマの挙動で はなかったんです。でも、方向性は見えてきた なという感じですね」と中島選手。大きな収穫 も得た1勝となったようだ。

1. クラス1優勝は、昨年のこのイベントも制した池田裕和スイフト。

3. クラス3チャン ピオンの北村利浩インプレッサは4位入賞。

2. クラス3の2位を獲得した山田武史ランサー。

4. 神林憲嗣選手はクラ ス2で5位を獲得した。

5. クラス2の4位は佐藤善範ミラージュ。 6. クラス2のチャンプ、角谷厳選手は2戦連続で2位となった。 7. 開幕戦でクラス3を制した平田朋也選手は3位入賞。

8. 関東地区 戦にも挑む飯島勲FTOはクラス2の3位をゲット。9. クラス1の望 月善雄選手は2位入賞を果たした。10. 岡澤輝明選手はクラス3の6 位を獲得。11. クラス2の6位は高山ゆーぢ選手が獲得。12. クラス 3の新井秀治選手は5位入賞。13. 中島伸一選手は逆転でクラス3 を制した。14. クラス1優勝の池田裕和選手。15. クラス2入賞の皆 さん。16. クラス3入賞の皆さん。

“ホームイベント”を制す!
1 5 9 8 13 16 15 14 4 2 7 12 6 10 11 3

いざという時、 必ず、役に立つ

モータースポーツの現場で重大なアクシデントに遭遇したら、まず取るべき行動とは何か? オフィシャルのみならず、実際にその競技会に参加し、救助者の立場となることもありえる人々にとっても、 それはまずは踏まえておくべき知識かもしれない。

ラリーレスキューの様子を今回は誌上で再現してみることにしたが、 モータースポーツに携わる皆さんに、ぜひ今後の参考にしてほしい。

レポート/鈴木和夫 フォト/JAFスポーツ編集部

FIA-JAFラリーレスキュー訓練を誌上再現!

FIA-JAFラリーレスキュー訓練とは何か?

ラリー北海道が無事終了した翌日の9月17 日、同ラリーのスーパースペシャルステージの 舞台となった北愛国交流広場で「FIA-JAFスペ シャルステージにおける救急活動訓練」が行 われた。

この訓練(トレーニング)は今年4月、全日 本ラリー選手権開幕戦の際に初めて行われ、 今回が2度めの開催となる。スペシャルステ ージで重大なアクシデントが発生したという

想定で、ラリーカーからの乗員の搬出を実際 に体験してみることにより、レスキューのスキ ルアップを図るというこのトレーニングには、 国内のラリー主催者をはじめとする多くの関係 者が今回も参加した。

FIAのバックアップを受けて開催されるだけ に、実際にFIAでモータースポーツの安全対 策の最前線に活躍する専門家が招かれるのも このトレーニングの特長のひとつだ。WRCと

第1回のレスキュー訓練では、新井敏 弘選手も参加。横転した車内からドラ イバーを救出する模範訓練も行われた。

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の最大のメリット
いう国際格式ラリ ーを開催してきた 日本にいながらに して、世界水準の レスキュー技術を 体験できるのが、 このトレーニング
なのだ。
特集

負傷したドライバーを、 ダメージを与えずに救出する

今回の訓練は、ラリーのSS中に競技車 が転倒してコースアウト。ドライバーが負傷 したという事態を想定して行われた。アク シデントの現場には、搬送に先駆けて適切 な装備でドクター・看護師により初期段階 での医療活動を行う車両であるFIV-1、ク ルーの救出活動と消火活動を行う車両であ るFIV-2、そしてアンビュランス(蘇生もし くは搬送のための救急車)の3台が駆けつ け、ドクターの指示のもと、救急マーシャル がドライバーを競技車から引き出し、アンビ ュランスに収容するまでの過程を、参加者

に実際に体験してもらおうというものだ。  講師役を務めたのは実際にWRCラリー ジャパンで救急委員長・医師・救急マーシ ャルを受け持った関係者の皆さんだ。訓練 の最後にはドアが損傷した等の理由で車内

に閉じ込められたドライバーを車両を切断 することで救出する訓練も行われたが、今 回は基本となる一連の救出の過程を5つの パートに分け、それぞれの作業のポイント を解説する形とした。

緊急出動車両であるFIV-1、FIV-2、そして救急車両のアンビュランスの3台がアクシデントの現場に駆け付けるところから訓練は スタートした。FIV-1が現場で実際に使用する緊急医療用キットについての解説も行われた(写真右)。

ヘルメットを脱がす

まずマーシャルAが事故車両の後部に乗り 込み、負傷者の背後からヘルメットと下顎を 支えて頭部をまっすぐに固定する。そしてマー シャルBが負傷者のメガネ等を外してヘルメ ット顎紐をカット。

続いてマーシャルBはヘルメットの隙間から 片手を差し入れて負傷者の後頭部を支え、も

1 2

ドクターの指示のもと、負傷者の頭部にダメージを与えないよう、 常に固定を続けながら行う。

う一方の手で下顎を支えて頭部を固定する。 マーシャルBの頭部固定を確認後、マーシャ ルAはヘルメット下部を広げながら少しずつ ずらすように負傷者のヘルメットを脱がせてい く。ヘルメットを完全に脱がせることができた ら、マーシャルAは頭部の固定役をマーシャ ルBから交代し、マーシャルBは次のネックカ

ネックカラーの装着

マーシャルAが負傷者の頭部を固定してい

る間、マーシャルBはネックカラーのサイズを 確認調整して取り付けの準備を行なう。ネッ クガードには様々な形状やサイズのものがあ

ラー装着の準備を行なう。

いずれの作業もドクターの経過観察と指示 のもと行なうことになるが、この際、負傷者 の頭部に動揺を与えないよう留意しなければ ならない。1人が作業している間はもう1人が 頭部を固定するよう、2人のマーシャルが連係 して作業することが肝要だ。

ヘルメットを脱がしたらネックカラーで頸部を固定する。カラーの 装着後も頭部を固定し続けることが大切だ。

り、その時の状況や負傷者の首の太さに合わ せて選択する。ネックカラーの装着は下顎を 基準として、シートと後頸部の間をくぐらせて 固定。その際、緩みすぎや締めすぎが無いよ

うドクターに装着確認をしてもらう。ネックカ ラーは簡易的な固定具であり、装着しても頭 部が揺れ動くことがあるので、マーシャルA は引き続き負傷者の頭部を固定し続ける。

40 2012 11 JAF MOTOR SPORTS
今回の訓練のテーマ

KEDの装着

続いてKED(頸部固定具)の装着に移る。

事前に負傷者のポケットに物が入っていない か確認しておくこと。

負傷者の頭部を支えながら身体をわずかに 前傾させて隙間を作り、KEDを背中とシートの 間に滑り込ませる。

負傷者の脇の位置に合わせてから、胸から 下の位置にある3本のベルトを仮止めし、上 下左右のずれが無いことを確認した後にベル

KEDを使用して着座状態の負傷者の上半身を固定する。上下左右のズレが ないよう、体幹がKEDの中心に来るよう固定することがポイントだ。

トを上から順に締め付ける。ベルトは色分けさ れていて色通りに締めれば間違えることは無 いが、負傷者の呼吸を妨げないようドクター に観察してもらう。

胸部を固定後、顎と前頭部をマジックテー プにソフトバンド2本で締めて頭部をKEDに 固定。人によって後頭部の形状が異なるため、 必要であればKEDとの間にタオル等を挟んで 高さを調整する。

最後に片足ずつ持ち上げながら両股にベル トをくぐらせて締め付ける。

各ベルトを締める際には、負傷者に過度の 負担をかけないよう片方の手の指をバックル 側のベルトに差し入れて保持し、もう一方の 手で徐々に締め付けるようにする。ここで初 めてマーシャルAは頭部を支える役から離れ ることができるが、できれば引き続き頭部を固 定し続けることができればベスト。

車両からの引き出し

負傷者の搬出は、KEDについている引き出 し用ベルトを持って車外に引き出していく。負

傷者に負担がかからないよう1人が頭部を保 持し、左右1人ずつ身体を支えながら、仰向 けに車外に搬出する。

競技車両はバケットシートやサイドバー等 があるので、通常の車両と違って作業に使え るスペースが狭い。できればスペース確保の ため事前にサイドバーを切断しておくのが望ま

4 5

車両からの引き出しは、KEDについている引き出し用ベルトを 使って、サイドバー等がある場合は特に慎重に行う。

しい。  搬出のあいだにバキュームスプリントを地

面に広げ、内部のビーズが全体に均一に散ら ばるように均しておく。

バキュームスプリント による全身固定

負傷者をバキュームスプリントの上に寝か せて、マットを身体に巻きつけながら両サイド のバンドを渡して仮止めする。

その際、一方から引っ張ると負傷者の身体 が回転して負担となってしまうので、片手で ベルトを送り出しながらもう一方で締めるよう にする。

ベルトの締め方には細心の注意を。特に負傷部位付近は 締めすぎないようにすること。最後に緩みも確認したい。

ポンプをピストンしてマットが身体にフィッ トする程度に減圧し、下から順にベルトを少 しずつ本締めしていく。身体の損傷部位付近 のベルトは締めすぎないようにすること。

本締めが終わったら再度ポンプをピストン させて減圧し、バキュームスプリントを固まら せる。全体が固まったところでベルトの緩み

がないか確認し、ストレッチャーに移して救急 車両に収容する。

バキュームスプリントによる全身の固定が 完了するまで、すべての作業は脊椎軸の動揺 を最小限とするよう注意して行うことを心が

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レスキューツールの役割を再認識

今回のレスキュー講習会では、常備してお くと役に立つ救急ツールの使用方法を参加者 は体験する形となった。KED(Kendrick Extri cation Device)とバキュームスプリントだ。

KEDは車内など限られたスペースの中に閉 じ込められ、脊髄・脊椎などの損傷が疑われ る負傷者を、なるべく固定した状態で救出す るためのレスキューツールだ。むろん頸部も ネックガード等を併用して固定した状態で救

まずは冷静に対処できるかどうか

柳澤宏至さん

今回の救急活動訓練には、CUSCOレーシング の柳澤宏至選手も参加していた。「思ってたより も大変でしたね。心配なのは、そういう事態が 起きた時に冷静に対応できるのか、ということ です。状況によってやるべきことも変わってく ると思いますからね。でも、救急活動の訓練は これまでやったことがなかったので勉強になり ました。救急体制がし

っかりしていると、我々

選手としてもありがた

いですね。あのスピー

切り取って縦方向から救出する際などにも有 効なツールとなる。

KEDは上半身の固定に関しては有効だが、 下半身に関しては十分ではない。そのため、 救出後は速やかに体全体を固定するツールに 負傷者を移動させなくてはならない。そこで必 要となるのがバキュームスプリントだ。

バキュームスプリントは、マット状のスプリ ントの中の空気を減圧することで中の細かな ビーズが固まる原理を利用して、負傷者を固

~今回の講習会で重要な役割を演じたふたつの救急ツールを紹介~ いざという時、アナタは大丈夫? 負傷者の搬出は実際は難しいはず

定しつつ包み込むツール。負傷した部位を素 早く固定できるメリットがある。

X線を透過する性質も持っているためその ままレントゲンも撮れる、負傷部位の迅速な 特定にも有効だ。

KEDとバキュームスプリントは国際格式の ラリー等では常備されているが、国内の大き なサーキットでも、アクシデントの際に実際に 使用されている。レース界ではすでに必須の 救急ツールとして広く定着しているのだ。

A.K.E.Dセットとネックカラー及び前頭部と顎を固定するソフトバンド2本。ドライバ ーシートからの負傷者の搬出に有効なツールだ。

B. バキュームスプリント一式。自転車用の空気入れのようなものが付属するが、これ は負圧を利用するバキュームスプリントでは、空気を抜くための装置だ。

武内洋信さん(写真右)&摩島繁治さん(写真左)  ラリーの主催クラブとして知られる京都のマ ッコーレから参加した武内洋信さんと摩島繁治 さん。「何が一番大変だったかといえば、負傷者 の搬出ですね。実際にはクロスバーが入ってる から簡単には出せないと思うんですよ。それに 頭の固定が重要とのことですが、後ろにもバー が入ると人が入れないので実際には難しいんじ ゃないかなあと思いました。でもポイントを抑え ておくことは重要だし、今回初めて見た機器ば かりでしたけど、 まずは使い方を 覚えないことに は実際に使う時 に困りますから ね。今日は勉強 になりました」

最新のラリーカーの構造にも目を向けてほしい

今回の講習会には、FIA公認委員会で日々、世界のモ ータースポーツの安全に携わっているミシェル・アド レアーニさんが特別講師として招かれ、講習会の一部 始終を視察した。今回の講習会の意義についてコメン トをもらったので最後に紹介しよう。

「今回の講習会で使用したラリーカーの装備は、日本 のラリーでは一般的なものなのかもしれませんが、 WRC等を見れば分かるように、最近のラリーカーはヘ ルメットにラジオがついていたり、バケットシートもサ イドが張り出しています。またロールバーも張り巡ら されているので、今日のようにリアから車内に入るこ

とも難しいんです。

まずは自分達の周りにあるラリーカーをどうレスキ ューするかということから始めるのはいいことですが、 現状、ラリーカーの車内はどんどん複雑になっており、 それに対応したレスキューが必要になっているという ことも理解しておいてほしいと思います。

日本には今回インストラクターを務めてくれた、ラ リージャパンを経験した優秀なプロフェッショナルな 方々がいるわけですから、そうした講師陣のもとで、 参加者の皆さんがひとつずつステップを踏んで学んで いかれることを希望したいですね」

身に付けたことをいつか役立てられれば 馬場一弘さん

普段はレントゲン技師として医療関係に従事 する馬場一弘さんは、全日本ラリーを主催する 北海道のクラブ、ARKに所属している。「思って たより作業工程が多くて大変でしたね。いざと いう時に、道具があったとしても使い方を知っ てるのと知らないのとでは大違いだと思います が、実際にそういう場面に遭遇したときにでき るかどうかとなると、完 璧にできるという自信は ないです。ただ、知識 として身につきました し、“こういう場面では こうすればいい”という 勉強にはなりましたの で、これから役に立つ 時が来ると思います」

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特別講師のミシェル・アドレアーニさんに聞きました
ドで走っているので、あ っちゃいけないことです けど、万が一があって もおかしくはないです から」
B A

�)レッキ時には、ラジオポイントの位置が解るよう看板等 で提示すること。

その看板は小さくてもよいが、レッキを行うクルーがペ ースノートにその位置を書き込めるように、はっきり認識 できること。

�)スペシャルステージ内にて黄�以外の�が提示されるこ とはない。

�)スペシャルステージ内にて黄�が提示されたクルーには、 競技長により適正だと判断されたタイムを与える。

�)スペシャルステージの中断

スペシャルステージが何らかの理由で中断もしくはスト ップした場合、競技長は各クルーに対し、適正だと判断し たタイムを与える。

但し、 ステージストップの原因となったクルーに対して は、これは適用されない。実際にかかった時間が与えられ る。

�)各ステージによって�なる���ット�ーク(�� mごと に設置)は、車両の追跡、 およびラリーの監視が可能であ ること。

各ラジオポイントはロードブック内に示され、背景が青 で黒い稲妻マークが入った看板で示されていること。

ステージ内の救急車はラジオポイントに配置される。そ の際、追加の看板(青色背景に赤、もしくは緑の十字)を ラジオポイント看板の真下に設置すること。

さらに�ッドポイントの� � �m手�に、�告看板を設置す ること。それは上記と同じデザインとするが、背景を黄色 にすること。

� ��競技クルーの安全

�)スペシャルステージで参加車両がやむを得�停車した場 合、クルーはその場所から�なくとも� �m手�の�立つ場 所に反射式の三角表示板を配置し、後続車両に適切な合図 を行わなければならない。なお車両がコース上にない場合 も三角表示板を配置しなければならない。

この規則に従わないクルーは審査委員会の判断によりペ ナルティが課される。

�)参加車両には、片面に赤字で����� 、もう片面には緑 字で����と書かれた��判のカードが��されており、 救急医療措置が不要な場合もしくは消火が必要ない場合は、 ����ページを�なくとも��の後続車両に明�に提示 すること。また他に援助を行おうとしている者( ヘリコプタ ー等) があれば、それらに対しても同様に提示すること。停 車車両がコース上の場合は、状況に応じて停車状態をボデ ィアクション等で後続車両に対し当該区間最終参加車両通 過まで合図すること。

�)その後�やかに��が可能か�かを判断すること。

�)��可能と判断した場合、安全��を最��に作業を実 施する。特に後続車両が接近した場合は、作業を中断し安 全な場所へ退避すること。

�)��不可能と判断した場合、当該区間最終参加車両通過 まで車外の安全な場所で退避すること。

�)(�)

�)近接した��に��車両が停止した場合、��の車両が 上記�)��)を実施すること。

�)(�)

①援助するために直ちに停止する。その他の後続の車両も 停止し、事��場に���に�着した車両は、事�のこ とを知らせるために次のラジオポイントまで行く。

②それ以降の後続車は緊急車のための車幅をあけて停止し、 援助を行う。

� �)リタイヤしたクルーは、リタイヤ届を必�オーガナイザ ーに提出しなければならない。この規則に従わないクルー は審査委員会の判断によりペナルティが課される。

審査委員会がパルクフェルメの解除を宣言した時まで。

��パルクフェルメに進入が�される��者

�)車両をパルクフェルメに停車したらす�に、ドライバー はエンジンを停止させ、クルーはパルクフェルメ外に出な ければならない。特別な作業を行うオフィシャルを除き、 いかなる者もパルクフェルメに進入することはできない。

�)クルーは各�のリグループア�ト時�� ���にパルクフ ェルメに進入できる。

リグループの停車時間が� ��以内の場合は、クルーはリ グループに留まることができる。

��パルクフェルメへの進入�退出、およびパルクフェルメ内 での移動のために車両を押すことができるのは、担当競技役 員および当該クルーのみとする。

��テクニカルチェック

パルクフェルメ内において、技術オフィシャルによってテ クニカルチェックが行われることがある。

��パルクフェルメ内での修理

�)車両の��が�しく、安全上不適格と技術オフィシャル が判断した場合、当該車両は技術オフィシャルの立ち会い の下、補修を行うことができる。

�)技術オフィシャルの監視の下クルーは、チーム員を�め ��までが�ィンド�スクリーンを��することができる。

�)上記の補修作業により、当�のスタート�定時�よりも 遅延した場合、当該クルーには補修作業の終了後、新たな スタート時�が与えられる。���び����の遅れにつ き��のペナルティが課される。

����������

サービスパーク以外において参加車両を牽引または運搬する こと、あるいはクルー以外の��者が参加車両を押して移動さ せることは禁止される。ただし、安全上やむを得ない場合はこ の限りではない。

�����(略)

������������������ ���������

スペシャルステージラリーに参加するクルーならびに参加車 両に対しては、下記の安全装備が義務づけられる。またオーガ ナイザーは、特別規則書に明記することにより、より高規格の 装備品を義務づけたり、追加の安全装備品を義務づけることが できる。

��クルーが着用するもの  �)��)(�)

�)�際格式競技

車両がスペシャルステージを走行中はいつでも、クルー はホモロゲーションが承認されたヘルメット、必要とされ る安全衣服や付則L項チャプターⅢ- ドライバーの機材- に 定められている機材を装着しなければならない。そして安 全ベルトを締めていること。いかなる違反についても競技 長よりペナルティが課され、審査委員会に報告される。

��参加車両に��するもの

�)��)(�)

���������

�����(�)

��競技から��した場合は直ちに最�りの競技役員に��、 リタイヤ届けを提出すること。提出が不可能な場合は電話等 の手段で競技会事務局に連絡すること。

�����(�)

� ��競技中はオーガナイザーが�定した場所以外でクルー以外 の者による整備作業を行うことはできないこと。

� ��整備作業を行うことができる者は、当該参加車両のクルー およびオーガナイザーに登録されたサービス員とすること。 � ���� ��(�)

以下の場合、車両はパルクフェルメの規定の対象となる:  �)リグループエリアに進入した�間からその退出まで  �)コントロールエリアに進入した�間から、その退出まで  �)ラリー終了��のパルクフェルメに��した�間から、

��������� �����������

規定は� � � ������から施行する。

2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ 43
�)(�)
������������
��適用
以上

モータースポーツ審査委員会裁定

JAFモータースポーツ審査委員会は、JAF公認競技会に おいて、� � � ��の競技��証�審判員��証(い�れも以下、 「ライセンス」とい �。)所�者が、�のライセンスを� � � ��

に更新しないままドライバーまたはオフィシャルとして参加、 あるいはライセンス講習会に参加していたことが複数件発覚し たことについて、各々慎重審議を行い、裁定した結果について 公示します。

� 開  催  日:� � � �����〜�日

競技種別:スーパーFJレース

開催場所:富士スピードウェイ

主  催  者:富士スピードウェイ株式会社、富士モーター スポーツクラブ、日本ダットサンクラブ東京

参  加  者:笹尾徹也 選手

<裁定結果>

�� 主催者である、富士スピードウェイ株式会社、富 士モータースポーツクラブ、日本ダットサンクラ ブ東京を訓戒とする。

��参加者である、笹尾徹也選手を訓戒とする。

� 開  催  日:� � � ����� �日

競技種別:サーキットトライアル

講習会名:国内Aライセンス講習会

開催場所:富士スピードウェイ

主  催  者:ソニックレーシング

<裁定結果>       主催者である、ソニックレーシングを訓戒とする。

� 開  催  日:� � � ����� �日    競技種別:サーキットトライアル    講習会名:国内Aライセンス講習会

開催場所:十勝インターナショナルスピードウェイ

主  催  者:十勝スピードウェイクラブ

<裁定結果> 主催者である、十勝スピードウェイクラブを訓戒 とする。

� 競  技  会:①SUGO�ャンピオンカッ�レース(� � � � ���� �日開催)

②スーパー��レース(� � � ����� �〜� �日 開催) ③もてぎ�ャンピオンカッ�レース(� � � �� ��� �日開催)

�スーパー��レース(� � � ����� �〜� �日 開催)

��日本選手�フ�ー��ラ・ニッポン(� � � � ���� �〜� �日開催)

⑥もてぎ�ャンピオンカッ�レース(� � � �� ��� �〜� �日開催)

開催場所:・SUGOインターナショナルレーシングコ ース(前掲競技会①〜②)

・ツインリンクもてぎ(前掲競技会③〜⑥)    主  催  者:・株式会社菅生、菅生スポーツクラブ(前掲 競技会①〜②)

・ 株式会社モビリティランド、エムオースポ ーツクラブ(前掲競技会③〜⑥)

・ブラッツスポーツクラブ(前掲競技会⑥)    参  加  者:・遠藤寛幸氏、萱沼優氏

<裁定結果>

��各競技の主催者である、 株式会社菅生、菅生スポ ーツクラブ、株式会社モビリティ ランド、エムオース ポーツクラブ、ブラッツスポーツクラブを訓戒とする。

�� 審判員として参加した遠藤寛幸氏、萱沼優氏の両 名を訓戒とする。

JAFからのお願い: 今シーズンも残り少なくなりましたが、JAF公認イベン ト(競技会あるいは講習会等)に参加する方、および公認 イベントの主催者の皆様におかれましては、ライセンスが 当年有効なものであるかのご確認をいま一度徹底されます ようお願いいたします。

[公示No2012ー103] 国際モータースポーツ競技規則第 � � 条、第 � � 条およ �JAFスポーツ�格��規定第�条�に��き、JAFが 「海外競技会出場証明書 (サーティ フ ィ ケー ト) 」 を発行した件数です。 2012年8月発行分

●サーティフィケート申請方法

海外競技会出場証明書(サーティフィケー ト)は、以下の競 技に参加する際に必要になりますので、出発日の2 週間前まで に所定の申請書に申請料を添えてJAFへ申請してください。

1 F I A国際スポーツカレンダーに記載されている国際競技

2 海外で開催される国内格式競技で、開催国のAS Nが参加を 認めた競技

注:上記2 については当該証明が必要な場合に申請して く ださい。

海外競技会出場に関する証明申請書 写真 (3c m×3c m、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの 申請� ��用   ¥8, 100 (税込) 数次用  ¥23, 400 (税込)

海外競技会出場に関する証明申請書 申請� ��用  ¥8, 100 (税込)      数次用  ¥23, 400 (税込)

所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペー ジ(h t t p : / / www. j a f o r j p / →モータースポーツ→データ室→各種 申請書等)からダウンロードすることができます。

1回用:1競技会限定のサーティフィケートです。

数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なサーティフィケートです。

3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦めします。 【申請受付】

JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現金 書留)にてご申請ください。

北海道本部 ☎ 011- 857- 7155

東北本部  ☎ 022- 783- 2820

03- 6833- 9140

052- 872- 3685

072- 645- 1300

082- 272- 9967

087- 867- 8411

092- 841- 7672

44 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
[公示No.2012−102]
海外競技会出場証明書(サーティフィケート)発行件数一覧と申請方法
発行件数 競技会名 開催日 1 SuperTaiwanTouringCarChampionshipRd� �月��日��月��日 3 AsiaCrossCountryRally���� �月��日��月��日 1 KoreaSpeedFestival �月��日��月��日 10 MalaysiaMerdekaEnduranceRace �月��日��月�日 1 RotaxMojoAsiaZoneChallenge����Rd� �月�日��月�日 4 RallyIsleofMan �月��日��月��日 6 ��.DMV���-Meilen-Rennen �月��日 1 PharaonsInternationalCrossCountryRally �月��日���月�日 1 InternationalV�SupercarsChampionshipARMORALLGoldCoast��� ��月��日���月��日 2 数次用 一競技会において同一人が競技運転者用と参加者用を申請し承認された場合、発行件数は2件としています。 【必要書類】 お問い合わせ先(J AF 地方本部モータースポーツ窓口) 参加者用 競技運転者 (コドライバー含む) 用 関西本部  ☎
中国本部  ☎
四国本部  ☎
九州本部  ☎
関東本部  ☎
中部本部  ☎

丹野 国春 080- 3192- 8147

03- 3611- 6687 T MAC 筑波サーキッ ト 茨城県下妻市村岡

・上記以外の講習会日程はJAFホームページに掲載しています(http://www.jaf.or.jp/→モータースポーツ→ライセンス→講習会スケジ ュール)。

・当日の受付時間等詳細については申込先に電話でご確認ください。

・身体に障がいのある方は、事前にJAF地方本部モータースポーツ窓口までお問合わせください。

公認審判員講習会日程

計時 A1/ A2/ B1/ B2

982- 8692 新仙台郵便局私書箱第20号 にっかわくらぶ事務局 080- 3192- 8147

791- 8022 松山市美沢2- 5- 33 山本自動車工業 (株) 内 大西 周 089- 924- 0220 技術・ コース ・ 計時 A1/ A2/ B1/ B2

技術・ コース 計時 A1/ A2/ B1/ B2

技術・ コース 計時 A1/ A2/ B1/ B2 鈴鹿サーキッ ト 三重県鈴鹿市稲生町 9:

技術・ コース 計時 A1/ A2/ B1/ B2 オー

技術・ コース 計時 A1/ A2/ B1/ B2

849- 3216 佐賀県唐津市相知町町切533

K. R. S. モータースポーツ事務局 古賀 090- 6290- 6570

463- 0065 名古屋市守山区廿軒家14- 40 名古屋レーシングクラブ 052- 792- 2031

877- 0312 大分県日田市上津江町上野田1112- 8 オー トポリス倶楽部 0973- 55- 1111

321- 3597 栃木県芳賀郡茂木町桧山 120- 1 エムオースポーツクラブ 0285- 64- 0202

12月15日

12月22日

8: 00〜

16: 00

8: 30〜 15: 30

筑波サーキッ

技術・ コース ・ 計時 A1/ A2/ B1/ B2

技術・ コース 計時

A1/ A2/ B1/ B2

131- 0031 東京都墨田区墨田4- 46- 7

T MAC 03- 3611- 6687

410- 0317 静岡県沼津市石川 359- 7 ソニックレーシング 055- 967- 8878

上記以外の講習会日程は、JAFホームページに掲載しています(http://www.jaforjp/→モータースポーツ→ライセンス→講習会スケジュール)。また公 認審判員講習会受講申込票も同ホームページからダウンロードできますのでご利用ください。

2012JAFモータースポーツ

表彰式のご案内

��開� 催� 日:2012年11月30 日(金) ��時��間:���時から���時��

��場��所:��������������(��・��)

������: 1)次の各部門の上位6位(チーム部門等は1位)

2012年全日本レース選手権

2012年全日本ラリー選手権

2012年全日本ジムカーナ選手権

2012年全日本ダートトライアル選手権

2012年全日本カート選手権

2)次の各部門の上位3位(チーム部門は1位)

2012年FIAインターナショナルシリーズ

スーパーGT

3)2012年JAFカップオールジャパン

ジムカーナ/ダートトライアル優勝者

※JAFから招待状をお送りした方のみご入場いただけます。

電車:東急東横線・田園都市線、京王井の頭線、JR山手線・埼京線、    東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線、渋谷駅より徒歩5分 ◆羽田空港より:リムジンバスで約60分 ◆東京駅より:JR山の手線(外回り)で約25分 ◆品川駅より:JR山の手線(外回り)で約12分 ◆首都高速:高樹町より約10分、渋谷ランプより約5分

45 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
教材費 受講料(���) 主任講師 申込先 種別 開催場所 時間 開催日 実費 ¥10, 000 田村 喜久男
技術・
仙台ハイランドレースウェイ 宮城県仙台市青葉区 9: 00〜 17: 00 11月11日 実費 ¥12, 000 大西 周
阿讃サーキッ ト 徳島県三好郡東みよし町 7: 00〜 18: 00 11月25日 実費 ¥12, 000 古賀 修
コース
岡山国際サーキッ ト 岡山県美作市滝宮
18:
12月1日
9: 00〜
00
実費 ¥12, 000 鈴木 隆史
16: 00 12月2日 実費 ¥12,
荒谷 嘉章
00〜
200
トポリス
17: 00 12月9日 実費 ¥12, 000 古河 宏
大分県日田市上津江町 9: 00〜
栃木県芳賀郡茂木町
16: 30 12月9日 実費 ¥12, 000 稲村 政幸
ツインリンクもてぎ
9: 00〜
ト 茨城県下妻市村岡
実費 ¥12, 000 �田 ��
富士スピー ドウェイ
静岡県駿東郡小山町
[公示No2012−105] 教材費 受講料 上段:国内B所持者 下段: 国内B非所持者 主任講師 T E L 申込先 開催場所 時間 開催日 実費 18, 000円 18, 000円
にっかわくらぶ事務局
8: 00〜17: 00 11月4日 実費 20, 000円 24, 000円 稲村 政幸
10: 00〜17: 00 11月17日 実費 20, 000円 受講不可 大西 周 089-
ドライバーズ・ クラブ・ルーキー 阿讃サーキッ ト 徳島県三好郡東みよし町 8: 00〜16: 00 11月18日 実費 18, 000円 22, 000円 稲村 政幸 03- 3611- 6687 T MAC 筑波サーキッ ト コース2000 茨城県下妻市村岡 9: 00〜17: 00 12月5日 実費 20, 300円 24, 000円 星 忠 0285- 64- 0200 (株) モビリティランド ツインリンクもてぎ 栃木県芳賀郡茂木町 11: 30〜17: 45 12月21日 実費 20, 000円 24, 000円 平塚 由紀人 03- 3766- 3312 チームクレバーレーシング 筑波サーキッ ト 茨城県下妻市村岡 9: 00〜17: 00 12月22日
仙台ハイランドレースウェイ 宮城県仙台市青葉区
924- 0220
[公示No2012ー104]
Aライセンス講習会 日程

J A F

●JAF国内モータースポーツカレンダー

MOT OR S P OR T S

C A L E ND A R 1 1 - 1 2

■開催場所の略号:AP=オートポリス AS=阿讃サーキット CE=セントラルサーキット EB=エビスサーキット東           F=富士スピードウェイ HR=仙台ハイランドレースウェイ MO=ツインリンクもてぎ          O=岡山国際サーキット S=鈴鹿サーキット SG=スポーツランドSUGO          SN=スパ西浦モーターパーク T筑波サーキット TIS十勝インターナショナルスピードウェイ ■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方 太字は全日本選手権,世界選手権,国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは9月21日までに本部にて受付したものです。

JAF筑波スーパーFJ選手権シリーズ 第5戦

JAF筑波ツーリングカー選手権シリーズ TTC1400/TTC1600第5戦

筑波エキサイティングディ

富士スピードウェイ㈱、 ㈱GTアソシエイション、 ㈱日本レースプロモーション、 FMC(0550-78-2340)

JAF国内モータースポーツカレンダーはJAFホームページでも公開しております。(http://www.jaforjp/msports/)

2012年JAF全日本ラリー選手権第9戦

2012年JAF中部・近畿ラリー選手権第6戦

2012年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ 新城ラリー2012

RN,RJ,RF

RN,RJ,RF,RB

11月2日〜4日 大分(150)

2012年JMRC九州ラリージュニアシリーズ第4戦 ACKKITナイトラリー

RN,RJRFRB E ACK(093-881-3933)

MSCC(03-3701-8425)

RN,RJ,RF,RB,F D

3日〜4日 群馬(150) 長野(150)

2012年JAF九州ラリー選手権第8戦

2012年JMRC九州チャンピオンシリーズ第8戦 ひむか秋のラリー'12in美郷

R-10-N(0982-37-0253)

10日 千葉(200)

JMRC関東イーストラリーツアー第8戦 第29回RBACサンデーラリー

RBAC(0436-43-5044)

RN,RJ,RF,RB D

24日〜25日 滋賀(100)

チームモアラリーin滋賀2012

2012年JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ第3戦 こもの福王ラリー2012

TEAM-MORE(0749-48-0515)

RN,RJ,RF,RB D

24日〜25日 1 2 ( DE C ) 三重(55)

ON!(059-385-4019)

RN,RJ,RF,RB E

46 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S C AL E ND AR 1 11 2
●レース R AC E 1 1 ( NOV ) 場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 S FN N1,NE A C NRC、SMSC、㈱モビリティランド (059-378-3405) 2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦 鈴鹿サーキット 11月3日〜4日 MO S-FJ,N1,NE,NR-A D VICIC、M.O.SC.、 ㈱モビリティランド(0285-64-0200) 2012もてぎチャンピオンカップレース第5戦 4日 AP NE NE C D APC、㈱オートポリス (0973-55-1111) スーパー耐久シリーズ2012 第6戦 10日〜11日 T S-FJ,N1,FJ1600,N2,NR-A D B-Sports(03-5487-0735)
11日 F JAF-GT,FN F4N1N2NENR-A
A C
SUPERGT&FormulaNIPPONFUJISPRINTCUP2012 16日〜18日 T N1,NE
2012SCCNNOVEMBERRACEMEETINGinTSUKUBA 18日 S F4,S-FJ,N1,NE D ARC、SMSC(0566-82-3535) 2012鈴鹿クラブマンレースFinalRound 24日〜25日 1 2 ( DE C ) MO S-FJ、F4 D ㈱モビリティランド、 M.O.SC.(0285-64-0200) S-FJ&F4MASTERSRACEinMOTEGI 12月 2日 O N2NENR-A D ㈱岡山国際サーキット、AC (0868-74-3311) 2012OKAYAMAチャレンジカップレース第6戦 2日 F N1,N2,NE,NR-A D 富士スピードウェイ㈱、FMC、VICIC (0550-78-2340) 2012 富士チャンピオンレースシリーズ 第6戦 9日 F NR-A D 富士スピードウェイ㈱、FMC
VitzDreamCup2012 16日
JAFGrandPrix
D SCCN(03-3763-8010)
(0550-78-2340)
●ラリー
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 全日本 中部・ 近畿 愛知(230)
R AL L Y 1 1 ( NOV )
RN,RJ,RF C C D MASC(0561-63-0101)
レジェンド・オブ・ザ・ラリー 9日〜10日 九州 宮崎(150) RN,RJ,RF
D D
RB
12月 1日

GY MKHANA ,

1 1 ( NOV ) ~ 1 2 ( DE C )

C I R C UI T T R I AL

以下のカレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。 ※11〜12月に北海道地方で開催される競技会はありません。

東北地方

11月  4日

11月

競技会名 開催日 仙台ハイランドレースウェイ ジムカーナコース

オーガナイザー/電話番号

選手権地区 開催場所 競技車両 格式

P,N,SA,B,SC,D E NC(080-3192-8147) マルイコンタクトレンズカップ 2012’宮城・福島3トライジムカーナシリーズ第6戦 (一日で取得Aライ講習会も有り)ATクラスも有り

格式

選手権地区 開催場所 競技車両

2012年JAFカップオールジャパンジムカーナ

2012年JMRC全国オールスタージムカーナ

10〜11日 筑波サーキット N,B E B-Sports(03-5487-0735)

11日

17日

12月 2日

5日

中部地方

2012筑波サーキットトライアル第3戦

TMAC(03-3611-6687) 東関東サーキットトライアルinつくばフェスティバル&Aライセンス講習会 DUNLOPスカラシップ杯・タイヤセレクト小平店CUP6

2012JMRC埼群ジムカーナフェスティバル

TMACAライセンス講習会用サーキットトライアル⑩

2012クレバーサーキットトライアルin筑波 第4戦-Aライ講習会付-

㈲関越スポーツランド (027-388-3195)

B E

N,B E

B E TMAC(03-3611-6687)

B E CLEVER(03-3766-3312)

筑波サーキット

関越スポーツランド

筑波サーキット

筑波サーキット

オーガナイザー/電話番号

選手権地区 開催場所 競技車両 格式

競技会名 開催日 富士スピードウェイ B E 富士スピードウェイ㈱、FMC (0550-78-2340)

11月 10日 富士スピードウェイジムカーナコース N,B,SC E TMSC(03-3221-9950)

10日

近畿地方

11月  3日

2012FISCOSPECIALSTAGETRIALシリーズ第4戦

2012TMSC富士ジムカーナシリーズ第5戦

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 舞洲スポーツアイランド

18日

12月 23日

2012関西活性化プロジェクト“Cartolive”杯 カルチャー・TJマイカージムカーナIn舞洲

N,B,AE E TJ(072-296-6886)

OCCK(06-6843-4350) 2012姫路セントラルパークジムカーナシリーズ最終戦 OCCKテクニカルジムカーナNo2

2012関西活性化プロジェクト“Cartolive”杯 クリスマスTJマイカージムカーナIn舞洲

TJ(072-296-6886)

※11〜12月に中国、四国、九州地方で開催される競技会はありません。

DI R T T R I AL

AUT O C R OS S

,

1 1 ( NOV ) ~ 1 2 ( DE C )

B E

姫路セントラルパーク第5駐車場

舞洲スポーツアイランド N,B,AE E

以下のカレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。 ※11〜12月に北海道、東北地方で開催される競技会はありません。

関東地方

12月 9日

●ダートトライアル●オートクロス

競技会名 開催日 丸和オートランド那須

2012年JMRC関東ダートトライアルフェスティバル

オーガナイザー/電話番号

選手権地区 開催場所 競技車両 格式

PN,N,SA,B,SC, D D ROAD-KNIGHT (0263-26-2545)

※11〜12月に中部地方で開催される競技会はありません。

近畿地方

2012年JAFカップオールジャパンダートトライアル JMRC全国オールスターダートトライアル ダートラ京都

オーガナイザー/電話番号

SC,D,AE CTHUNDERS(072-822-3346)

TTS(082-929-0888) 2012JMRC西日本ダートフェスティバルin中国 11月17〜18日

47 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S C AL E ND AR 1 11 2
選手権地区 開催場所 競技車両 格式
カップ
PN,N,SA,B,
競技会名 開催日 JAF
コスモスパーク
11月3〜4日 中国地方 選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 テクニックステージタカタPN,N,SA,B,SC, D,AE C
●ジムカーナ●サーキットトライアル●他
※11〜12月に四国、九州地方で開催される競技会はありません。
関東地方
JAF カップ
N,B
オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日
本庄サーキット PN,N,SA,SC,D,AE
C RRC群馬(027-388-2295)
筑波エキサイティングディ
22日 =サーキットトライアル
=サーキットトライアル

RACI NG KART I NF OR MA

T I ON

2013 年カートライセンス更新のご案内 11月から受付開始!

モータースポーツライセンス (以下 「ライセンス」 と言います。) の更 新手続きは、� �月から受付�始となっており ます。

新しい年のモータースポーツ活動へ向けて、余裕を持って更新 手続きを行ってく ださい。

なお、JAF窓口にご来店の際は、1 5 ページに記載の休業日、 受付時間をご確認のう えご来店く ださい。

ライセンス申請書は本誌に綴込んであります。

●ライセンス取得資格

[公示No2012ーK015]

2011 年から2012 年への更新を行っていない方へ

2 0 1 1 年から2 0 1 2 年へのライセンス更新期限は、下記のとおりです。

窓口受付  2012年12月28 日(金)17: 00まで

* 郵送 (F AX) の場合は2 0 1 2 年1 2 月3 1 日の消印 (受信) まで有効 *JAFマイページ (we b ) 上でのお手続きの場合は、

2 0 1 2 年1 2 月3 1 日 2 3 :5 9 手続き完了分まで

2 0 1 3 年になると更新の資格を失いますのでご注意ください。 (年末年始の休業日については1 5 ページをご確認く ださい。 )

カートドライバーライセンスおよびカートオフィシャルライセンスは「カートライセンス発給規定」および「カート競技に関する申請・登録等手数 料規定」に基づき発給されます。詳細は当該規定をご参照ください。

●年度更新に必要なもの

1.

ライセンス申請書

3. JAF個人会員

18歳未満の方は不要

本誌に綴込んである、ライセンス交付申請書を使用してください。

縦4cm×横3cm、無帽、無背景、上半身のもので、申請前6ヵ月以内に撮影した鮮明な写真を申請書の所定位置に貼付して ください。(お手持ちのライセンスに使用した写真と同じでよろしければ、写真は不要です。) ・必ず指定のサイズの写真を貼付してください。サイズが異なる場合、使用できないことがあります。

・デジタルカメラの画像を使用する場合は、必ず写真専用用紙に出力してください。

ライセンス更新に際しては、JAF個人会員が有効期間内であることが必要条件ですので、自動振替による自動継続更新のお 申込みをされていない場合、JAF個人会員の有効期限が切れているとライセンスの更新手続きが行えません。ご本人のJAF個 人会員の有効期限をご確認くださいますようお願いします。万一、JAF個人会員の有効期限が切れている場合には、速やかに 継続手続を行ってください。継続手続の方法等については、お近くのJAFへお問い合わせください。

下記の表の通りです。

5. 仮ライセンス返送料

4. ライセンス許可証料 郵送による申請の場合、ライセンス許可証料に加え、 仮ライセンス返送料8 0 円 が必要となります。

6. 出場記録カード

または役務記録カード

国際ライセンス更新以外は 不要

国際ライセンス(エントラントは除く)の更新または上級更新申請をする場合、実績を確認するために必要です。

●ライセンス許可証料 (四輪ライセンスの料金は、12ページをご覧ください。)

●ライセンスが発行されるまで

~ライセンス作製の流れ~

①申請

申 請 者

②仮ライセンス

発給

*オフィシャルライセンスを併有する場合は、�種目につき500円ずつ加算されます。 (例)コース1級と計��級の場合:5,600円+500円=6,100円 併有する許可証が同じ級(例:技��級とコース�級)の場合でも計算方法は同様です。 *ドライバー、オフィシャル、エントラントライセンスを併有している場合 には、それぞれ上記の許可証料が必要です。

③写真入り  ライセンスを送付

JAF窓口 JAF本部

※②仮ライセンスは発給日から60日間有効です。 ※①から③までは約1ヵ月ほどかかります。ピーク時 にはこれ以上日数がかかる場合がありますのでご 了承ください。

写真入ライセンスをクラブ等にまとめて送付する場合、10件以上は宅配便 で、10件未満の場合は普通郵便で送付します。

ライセンス発行に関するお問合せは、15ページのJAF支部窓口へお願いします。

48 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S
エントラントのみの申請の場 合は不要
2. ���(��)
許可証料 許可証の種類 許可証料 許可証の種類 6,100円 国内 エ ン ト ラ ン ト 1,500円 ジュニア国内B ド ラ イ バ � 12,200円 国際 2,000円 ジュニア国内A 3,500円 3級 オ フ � シ � ル 6,100円 ジュニア国際 4,500円 2級 3,000円 国内B 5,600円 1級 3,500円 国内A 1種目につき 500円 資格併有の場合 8,100円 国際C 9,100円 国際B 10,100円 国際A 〈許可証料の計算方法〉

●ライセンスの交付申請書の記入について 申請書の枠内に正確かつ明瞭にご記入いただき、記入漏れのないようご注意ください。(未記入項目や、判読できない文字があると、ライセ ンスが発給できない場合があります。) 次ページに記入例を掲載していますので、ご参照ください。

項目

注意事項等

申請者本人の会員(ライセンス)番号を記入。

申請者氏名

会員No 氏名とその上段にカタカナでフリガナを記入。

連絡先電話番号

昼間、連絡がとれる電話番号を記入。

どちらかに○。JAF個人会員の有効期限を記入。

郵便番号

J AF 年会費の自動振替の有無 現住所の郵便番号(��)を記入。

現住所 男・女のいずれかに○。

都道府県名を必ず記入し、その上段にカタカナでフリガナも記入。マンション・アパート・寮名・部屋番号等も必ず記入。

性別

生年月日

年令

ライセンス表記名

エントラントの代表者名

種類およびクラス

写真貼付欄

写真

大正・昭和・平成のいずれか該当するものに○。

申請時の年令を記入。

30字。国際ライセンス申請の場合は、ローマ字(全て大文字)で記入。

エントラントライセンスの申請の場合、代表者名を記入。国際ライセンス申請の場合はローマ字(全て大文字)で記入。

申請書の該当するクラスおよび種類に○。(次ページの記入例は国内A、コース3級、計時1級、技術2級を同時に年度更新す る場合のもの。)

氏名、ライセンス番号、申請種別 も、忘れずに記入。

縦4cm×横3cm、無帽 無背景 上半身のものを1枚。申請前6ヶ月以内に撮影のこと。ライセンス申請書の下段にある所定 の位置に貼付。(前年のライセンスに使用した写真を再使用する場合は、写真の貼付は不要です。)

ドライ�ーライセンスと�フ�シ��ライセンスの�方を申請する場合でも申請書は�枚で可。 その他

●インターネッ トでライセンス更新ができるようになりました !

JAFマイページにご登録いただければ、インターネットでライセンス更新ができます。

お手続き方法については、本誌16ページをご覧ください。

なお、お支払方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。

●FAXによるライセンス更新

FA�にてライセンス更新を行う場合は、所定の申請書類(�種類)をJAF�ー�ページから��ンロードして印刷し、必要事項を漏れなくご 記入のうえお手続きください。

申請書類と申請方法については、以下のページに掲載しています。

http://www.jaforjp/→モータースポーツ→データ室→各種申請書等→ライセンス更新(クレジット支払)書式→申請について  なお、お支払い方法はご本人名義のクレジットカードのみとなります。

●許可証申請の受付場所

ライセンスの年度更新のために必要な書類等は、お近くのJAF支部・事務所へ持参または郵送してください。掲載のない窓口での受付は行っ ていませんのでご注意ください。(各支部・事務所の住所は15ページをご参照ください。)

【郵送受付】

1.受付時間は 9 :0 0 〜1 7 :0 0 です。 (土・日・祝日年末年始(12月29日(土)〜1月6日(日))は休業となります。) 2原則として「国際ライセンス(A、B、C、エントラント等)」の発給は 15ページ掲載の「○○本部」の表示がある支部のみで行います。詳 細はお問い合わせください。

<2013年ライセンス見本>

1.必ず 「現金書留」 にてお送りください。その際封筒表面に 「ライセンス 更新」 と明記してください。

2ライセンス許可証料に加え、必ず 「仮ライセンスの返送料 8 0 円」 を 同封してください。

ライセンスの裏面の署名欄には、かならずご本人が 署名してください。

署名してはじめてライセンスは有効となります。

※競技会の出場実績を確認する必要がある種類のライセンスについては、インターネットでの更新手続きは行っておりません。また、上級や推薦を伴 う申請については、お手数ですが、窓口へご来店いただくか現金書留による郵送にてお手続きくださいますようお願いいたします。

49 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S
【窓口受付】
<ライセンスがお手元に届いたら> あなたご自身が署名してください ! !

ライセンス作製の際にデータ化 して印刷しますので、鮮明な写 真をお使いください。

50 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S <記入例>

●カートドライバーライセンスの取得方法

カート国際A

◎カート国際B所持者で、申請前2年以内の選手権または競技会において、以下の何れかの成績を収めていること。 ・単一イベントとして開催されたCIK-FIA選手権、トロフィー、またはカップの参加者中、上位33%にランクされていること。(上位33%のドライバー数が、選手権 決勝戦出場者34名を超えた場合は、クオリファイングヒートの中間着順に基づいて、国際Aライセンス候補者を選定する。)

・シリーズ戦として開催されたCIK-FIA選手権、トロフィー、またはカップの最終ランキングで得点を得ていること。 ・3つの国際競技会の参加者中、上位33%以内に入賞していること。ただしこの場合、国際Bライセンス取得後に得た実績とする。

カート国際B

◎カート国際C(ジュニア国際)取得後、申請前24ヵ月以内に全日本選手権および/または国際イベントにおいて、上位10位以内に少なくとも3回入賞。

☆カート国際C所持者でカート国際B講習会を受講し合格した者。

□カート国際C(ジュニア国際)所持者で、公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで審査を受け承認された者。

カート国際C (15歳~)

◆ジュニア国際所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給 できる。

◎カート国内A(ジュニアA)取得後、申請前24ヵ月以内に格式準国内の 競技会に4回以上出場。または、格式国内の競技会に2回以上、もし くは全日本選手権の競技会に1回以上出場。なお格式準国内と国内 を組み合わせる場合は合計3回以上。

☆カート国内A所持者でカート国際C(ジュニア国際)講習会を受講し合 格した者。

□カート国内A所持者で公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで 審査を受け承認された者。

カート国内A (15歳~)

◆ジュニアA所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給できる。

◎カート国内B(ジュニアB)所持者でライセンス取得後、申請 前24ヵ月以内に格式制限付の競技会に2回以上出場。または、 格式準国内以上の競技会に1回以上出場。

□カート国内B所持者で加盟/公認カートクラブ代表者の推薦を受けた者 □加盟/公認カートクラブの会員で、当該クラブ代表者の推薦を受け、 JAFで審査を受け承認された者。ただし、18歳未満の者は、親権者の 承諾を必要とする。

また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。

カート国内B (15歳~)

◆ジュニアB所持者で当該年に15歳に達する者は1月以降に発給できる。

☆カート国内B(ジュニアB)講習会を受講し合格した者。

□準加盟/加盟/公認カートクラブの会員で当該クラブ代表者の推薦 を受けた者、または加盟/公認カートコース団体の代表者の推薦を受 けた者。ただし、18歳未満の者は、親権者の承諾を必要とする。  また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。

◎競技実績による上級   □推薦による取得・上級 ☆講習会受講による取得  ◆年齢制限解除による取得

ジュニア国際(13歳~14歳)

◎ジュニアA取得後、申請前24ヵ月以内に格式(ジュニア)準国内の競 技会に4回以上、もしくはジュニア選手権の競技会に2回以上出場。 または、格式ジュニア国内の競技会に2回以上出場。なお格式(ジュ ニア)準国内とジュニア国内を組合せる場合は合計で3回以上。

☆ジュニアA所持者でカート国際C(ジュニア国際)講習会を受講し合格 した者。

□ジュニアA所持者で公認カートクラブ代表者の推薦を受け、JAFで審 査を受け承認された者。

ジュニアA (12歳~14歳)

◎ジュニアB所持者でライセンス取得後、申請前24ヵ月以内に格式 制限付の競技会に2回以上出場。または、格式ジュニア準国内 以上の競技会に1回以上出場。

□カートジュニア国内B所持者で加盟/公認カートクラブ代表者の推薦 を受けた者。

□加盟/公認カートクラブの会員で、当該クラブ代表者の推薦を受け、 JAFで審査を受け承認された者。ただし、18歳未満の者は、親権者の 承諾を必要とする。

また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。

ジュニアB (10歳~14歳)

☆カート国内B(ジュニアB)講習会を受講し合格した者。

□準加盟/加盟/公認カートクラブの会員で当該クラブ代表者の推薦 を受けた者、または加盟/公認カートコース団体の代表者の推薦を受 けた者。ただし、18歳未満の者は、親権者の承諾を必要とする。

また、被推薦者はJAF国内カート規則集を購入すること。

上級 凡例: 年令制限解除に伴なう上級 年令制限解除に伴なう更新/書き換え ※発給年令の詳細は、「カートライセンス発給規定」を参照のこと。

●カート国際A・B・C ドライバーライセンス更新の条件

注)ライセンス更新の際は該当する競技会出場実績が確認できる書類(競技結果、出場記録カード等)を必ず提出してください。

1.国際A

更新:ライセンス取得後3年の間にCIK選手権・トロフィ・カップで6位以内入賞、もしくは5年以内にCIK選手権・トロフィ・カップに最低1回参加したことがある場合、更新可。

以上の条件を満たさないドライバーは国際Aの資格を失うが下位等級のライセンスは取得可。

2.国際B

更新:ライセンス取得後2年以内に該当するカテゴリーの国際競技に1回以上参加、もしくは国際B上級の条件を満たしていること。

3.国際C

更新:条件なし。(国内A、国内Bと同様の取り扱い)

51 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S

●カートオフィシャルライセンスの上級申請条件

3 級

・JAFの会員でJAFカートオフィ シャルライセンス3級講習会 を受講し、試験に合格した 者。

・準加盟/加盟/公認カート クラブまたは加盟/公認カ ートコース団体の代表者の 推薦を受けた者。

また、被推薦者はJAF国内 カート競技規則集を購入す ること。

2 級 �

・3級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式制限付の競技会で2回以上の監督役務を含む、 格式国内までの競技会(クローズドは除く)で 6回以上の当該役務を執行した実績のある者。

・3級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式制限付の競技会で1回以上の監督役務を含む、 格式国内までの競技会(クローズドは除く)で2回 以上の当該役務を執行した実績のある者で、カ トオフィシャル2級講習会を受講し、試験に合 格した者。

・加盟/公認カートクラブまたは公認カートコ ース団体の代表者の推薦を受け、JAFで審査 を受け承認された者。

1 級 �

・2級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の 格式準国内の競技会で2回以上の監督役務を 含む、すべての競技会(クローズドは除く)で6 回以上の当該役務を執行した実績のある者。 ・2級取得後、申請前12ヵ月以内にJAF公認の格 式準国内の競技会で1回以上の監督役務を含む、 すべての競技会(クローズドは除く)で2回以上 の当該役務を執行した実績のある者で、カート オフィシャル1級講習会を受講し、試験に合格し た者。

・公認カートクラブまたは公認カートコース団体の 代表者の推薦を受け、JAFで審査を受け承認さ れた者。

2013 年カートクラブ・団体の更新のご案内

2 0 1 3 年のJ AF 登録クラブ・団体の更新手続きが2 0 1 2 年1 2 月3 日 から始まりますので、下記の通りご案内いたします。

●取扱期間  2012年12月3日(月)〜2013年3月29日(金)

(上記申請期間を過ぎた場合は更新ができませんので、ご注意ください。)

●必要書類

※印:JAF所定の用紙を使用してください。

・所定用紙は全てA4サイズに統一しましたので、用紙がない場合は 各支部へご請求ください。

・従来どおり、「カートクラブ・団体登録申請書」の記載内容のうち登録 番号、クラブ・団体名称、略称、代表者氏名、連絡担当者氏名・住 所・電話番号は「JAF国内カート競技規則集」等に掲載いたします。

△印:従来の提出内容に変更がある場合のみ必要です。

●申請料

●その他必要なもの  旧(2012 年)登録印

●更新申請の受付場所 15ページに掲載のJAF各支部、各事務 所。

受付時間:土日祝日と年末年始 (12月29日(土)〜1月6日(日))を 除く9:00〜17:00。

国内カートコース公認規定の一部改正について

��� �則

一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」という。)は、 カートレース競技の公正と安全を確保するため、国内のサーキ ットの公認に関し、国際カート委員会(以下「CIK−FIA」 という。)の国際カート規則およびJAF国内カート競技規則 に基づき、本規定を定める。

CIK−FIAによる国際公認に関わる事項については、C IK−FIAの定める規則・基準等に拠るものとする。

��� 公認お��競技の��

公認カート競技に使用されるコースは、CIK−FIAまた はJAFの公認を必要とする。

CIK−FIAにより公認されたサーキットを「国際公認カ

ートサーキット」という。JAFにより公認されたサーキット を「国内公認カートコース」という。

国際公認カートサーキットでは、国際格式以下の公認レース 競技を開催することができる。

国内公認カートコースでは、国内格式以下の公認カート競技 を開催することができる。

��� コースの�別

国内公認カートコースは、諸設備の��に拠�て以下の�� 類に分類される。

��常設�カートコース の諸設備が常設で、常時使用できる コース

��臨時�カートコース の諸設備が臨時的で、特定の競技会

52 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S
[公示No2012−K017] [公示No2012−K016]
公認 カート コース 団体 加盟 カート コース 団体 特別 カート 団体 加盟 カート 団体 公認 カート クラブ 加盟 カート クラブ 準加盟 カート クラブ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ※J AF 登録申請書 ○ ○ ○ ※ クラブ員登録申請書 ○ ○ ○ ※概要・経歴書 △ △ △ △ ○ ○ ○ 会則または定款 ○ ○ ○ ○ 役員名簿 △ △ △ △ 法人登記簿謄本の写し (法人の場合)
年度登録申請料 加盟申請料 クラブおよび団体の区別 18, 300円 8, 100円 準加盟カートクラブ 18, 300円 8, 100円 加盟カートクラブ 101, 900円 50, 900円 公認カートクラブ 101, 900円 50, 900円 加盟カート団体 203, 800円 101, 900円 特別カート団体 91, 700円 30, 500円 加盟カートコース団体 183, 400円 50, 900円 公認カートコース団体 注:更新時に格式変更(降格・昇格)を申請する場合は年度登   録申請料の他に別途加盟申請料が必要です。

に使用するために一時的に準備されるコース

������������

カートコースの公認は、開催し得る競技会に�じて以下の� 格式に分類される。

��国内: 国内格式以下の公認カート競技を開催することが できる。

��準国内:準国内格式以下の公認カート競技を開催するこ とができる。

��制�付:制�付格式以下の公認カート競技を開催するこ とができる。

���������

カートコースは、�路の��によって以下の��類に分類さ れる。

�����コース:�規定���の規定に合�したもの。

�����コース:�規定に定める以�のコース。

�����������

JAFにカートコースの公認申請を行う者(以下「公認申請 者」という。)の資格は、カートコース公認の格式により、以 下の通りとする。なお公認後、公認申請者がその資格を失った 場合、その時点で当該カートコースの公認は無効となる。

��国内:

申請するカートコースを所有する法人・団体または当該 カートコース運営を委任された法人・団体で、JAF公認

カートコース団体またはJAF加盟カートコース団体

��準国内:

�) 申請するカートコースを所有する法人・団体、当該カ ートコース運営を委任された法人・団体または公認期間 を通じ有効な当該カートコースの所有者と使用契約を得 た法人・団体で、JAF公認カートコース団体またはJ AF加盟カートコース団体

�) 申請するカートコースの所有者から公認期間を通じ有 効な使用契約を得たJAF公認カートクラブまたはJA F加盟カートクラブ

��制�付:

�) 申請するカートコースを所有する法人・団体、当該カ ートコース運営を委任された法人・団体または公認期間 を通じ有効な当該カートコースの所有者と使用契約を得 た法人・団体で、JAF公認カートコース団体またはJ AF加盟カートコース団体

�) 申請するカートコースの所有者から競技会開催に必要 となる期間中有効な使用契約を得たJAF公認カートク ラブ、JAF加盟カートクラブまたはJAF準加盟カー

����������

国内カートコースの公認申請手続きは、以下の通りとする。

公認申請者は、所定の申請書に必要事項を記入し、以下 の添付書類と所定の申請料を添えて競技会開催の���� までにJAFに提出すること。

また、更新手 続きは公認の有効期間が��する�の� �� 末日までに所定の申請書に必要事項を記入し、添付書類と 所定の申請料を添えてJAFに提出すること。

※添付書類については電子媒体にて作成したものを提出し てもよい。その場合は、提出方法について予めJAFに 確認すること。

��添付書類(���)

�)競技 内容説明 書:(新規または変更のある場合のみ提 出)

開催を意図するカート競技およびその参加車両区分を 詳細に記入すること。

なお、 臨時カートコースの場合は当該競技会の特別規 則書草案を添付して提出すること。

�)案内図:(新規または変更のある場合のみ提出)     � �� � � �分の�以�の�確な地図に次の所�を記入する こと。

(�)サー�ットの位置    (�)����(�定の����)の位置

(�) 主要道路からの進入路(および/または最寄りの 鉄道駅からの進入路)

(�)���

(�)警��

�)カートコースの図面� :(新規または変更のある場合の み提出)

カートコースの図面には次の事項を明記すること。

(�)カートコースの�定

①周回方向

②横断勾配

③縦断勾配

④曲率

(�)ライン

①スタートライン

②フィニッシュライン

③コントロールライン

(�)競技用��

①レース管制室

②事務局

③計時室

④審査委員会室

⑤マーシャルポスト

⑥スターターボックス

⑦パドック

⑧車検場

⑨監視カメラ

(�)�備

①ピット進入警告装置

②監視カメラ

(�)ピットエリア

①ピット入口ロード

②ピット出口ロード

③ピットロード

(�)��体およびトラックサイド

①コンクリートウォール

②ガードレール

③タイヤバリア

④①�③以�の����体

⑤セーフティゾーン(ランオフエリア/ 退避地帯)

・グラベルベッド

・アスファルト

⑥カーヴ(縁石)掲載

⑦サービスロード

⑧アクセスポイント

⑨観客席

⑩連絡通路

⑪橋梁

(�)その�

①医務室

②ヘリポート

③駐車場

④ガソリンスタンド

⑤メディアセンター

⑥ブリーフィングルーム

�)コースおよびその��の説明書:(新規または変更の ある場合のみ提出)

次の事項を詳細に記載すること。

(�)コース

①トラックの全長(m) ※トラックの全長は、幅員の中心線をもってm単 位まで測定する。

53 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S
トクラブ
��申請手続き

②コースの幅員

・トラック 最大(m)〜最小(m)

・セーフティゾーン(ランオフエリア/ 退避地帯)

最大(m)〜最小(m)

③カートコース概要:

・総面積(㎡)

・トラック面積(㎡)

・ピット面積(㎡)

・パドック面積(㎡)

・車検場面積(㎡)

・駐車場面積(㎡)

(�)灯火信号

①スタート灯火信号概要

②ポスト灯火信号概要

(�)救急施設

①医務室概要

②応需病院(指定の救急病院)概要(カートコース からの距離および所要時間を含む)

③設備・備品

④救急車保有台数

⑤救助用車両概要と保有台数

⑥消火器概要と保有数

(�)観客用施設

①総収容観客数

②総スタンド席数

③駐車場収容台数(観客用)   �)施設��保�の写し

�)コース使用契約書写し: コースの所有者と公認申請者が異なる場合には、申請 する公認期間満了まで有効なコース使用に関する両者間 の契約内容を証明する書面の写しを提出のこと。

�)その他JAFの�める��

������������

JAFは、��条安全基準に従い、コース査察を行い、安全 事項に関する勧告指導を行う。なお、本査察はJAFがコース

の安全事項について勧告指導を行う目的で実施されるものであ り、査察を行ったコースにおいて事故が発生しても、JAFは なんら責任を負うものではない。

��査察

�)�務�けられる査察

(�) JAF公認カートコースとして新規申請および更 新申請を行う場合。    (�) 既存のJAF公認カートコースでコースあるいは 施設の変更を行い、JAFが必要と認めた場合。

(�)申請時に安全施設が�定的である場合。

この場合公認申請者ならびに競技会オーガナイザ ーは競技会前日までに査察を受けなくてはならない。

�)臨時に行われる査察

(�)�大な事故が発生した場合。

(�) 公認申請者または競技会オーガナイザーより特に 要請があり、JAFが必要と認めた場 合。(査察に かかる費用は要請者の負担とする。)

(�)その他JAFが特に必要と認めた場合。

��査察員

査察は、JAFが指名するJAFカート部会委員または その他の適格者によって実施される。査察中、関係者以外

の立ち合いは許されない。

査察は次の項目について行われる。

�) 当該カートコースに適合する最高位の公認カート競技 の格式の決定

�) 当該カートコースに適合するカート車両の区分と最大 出走台数の算定

�)���を含むコース��全�

�)観客の��施設

�)消火および救急医�施設、車両および器�

�)場内�信設備全�

�) 競技のための施設(パドック、ピット、車検場、駐車 場)

�)救急・�送車両�用��

��査察実施に関する確認事項

JAFは公認申請者との間で査察の日程、経費、および その他実施に必要な事項について連絡、確認を行う。

��������

JAFは、査察終了後、直ちに査察報告書を公認申請者に送 付する。

公認申請者は、査察報告書に記載された事項に関して、受領

した日から� �日以内に意見を申し立てることができる。

この期限内に意見の申し立てがない場合には、その報告書は 最終のものとされ、必要とされる改修、その完成期限など、報 告書に記載されている事項全てを公認申請者が受け入れたもの とする。

査察報告書の内容に関してJAFと公認申請者との間に見解 の相違がある場合には、JAFが検討し、最終決定を行う。  もしカートコースに複数のレイアウトがなされている場合、 公認は査察を受けた部分に対してのみ有効である。

�������������

すべての勧告指導および最終査察報告書による必要条件を満 たしているカートコースに対し、その時点における安全事項を 公認の有効期間中継続して保持することを条件に「JAF国内 公認カートコースライセンス」(以下「ライセンス」という。) が発給される。

��ライセンスの内容   �)公認の��

�)有効期間   �)トラックの全�

�)����

�)最大決�出走台数   �)開催可�競技会格式

�)出走可�車両区分

�)その他の条件

��公認有効期間

常設および準常設カートコースの許可証の有効期間は、 申請に基�きライセンス発給日からその�の� ��� �日また は���の� ��� �日まで認められる。

臨時カートコースの公認の有効期間は、原則として当該 競技会の開催中に限られる。

���������

���則

�) 本基準はJAF公認のカート競技を開催するコースと して事前に満足しておくべき条件を定めたものである。   �) JAFはカートコース公認にあたり本基準に従い査察 を行い、既設のカートコースについては過去の運営上の 経験と実績を考慮し、また新設のカートコースについて はそのカートコースの立地条件および運営のための安全 面等を調査した後、代案または特例を認めることができ る。

��コースの基準

以下の基準が適用される。

�)走�の全�:

(�)最�  制限付格式公認カートコー ス  全クラス

� � �m 準国内格式公認カートコー ス  全クラス

� � �m 国内格式公認カートコー ス    全クラス

� � �m

�し、� � � ��� ��� �日以前に公認されたコースに は適用しない。

54 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S
��査察項目

(�)最長 �� � � �m    (�)��の距離 最� � � �m   �)スタートラインを設置する���

(�) スタートラインから��コーナーまでは� �m以上 であること。

(�)スター トラインから手�の最�コーナーまでは� � m以上であることが望ましい。

(�) スタートラインから��コーナーまでの幅員は最 ��m以上とすることが望ましい。また、スタータ ーがすべてのカートの動きをひとめで見通せる状態 のコース上でなければ幅員に関係なくスタートライ ンとして使用してはならない。

�)走�の幅員:

(�)最�    �m

�し、� � � ��� ��� ��以�に公認されたコースに は適用しない。

(�)最�    � �m た�し�� �mの��を認める。

�)�面の勾配

(�)�方�            最� ��

(�)�方� 内側に�して     最� � ��

�)設けるべき��部の数:

準国内公認以下および�ュ�ア国内��コースは�� 所以上、うち��所は� ��以上とする。

�)�面

全コースについて同一とし、舗装とする。

�)セーフティーゾーン(ラン�フエリア� 退避地帯)

(�) セーフティーゾーンはトラックの側縁から測定し た距離が�m以上なければならず、またセーフティ ーゾーンの外側にはフェンスまたは壁がなければな らない。

(�) 平行するコース間の距離は、それぞれの側縁から �m以上離れていなければならない。

(�) 高速コーナーおよび下り勾配の最後に設けられた コーナーの外側は、コースの側縁から�m以上のセ ーフティーゾーンを必要とする。

(�) コースとピットロードの間は�m以上のセーフテ ィーゾーンを設けなければならない。

(�)上記(�)�(�) のセーフティーゾーンの距離 を満たしていないコースにあっては、必要とおもわ れる箇所にクラッシュパッド、またはその他の安全 保持に効果のある方法でそれを補い、かつJAFの 派遣する査察委員によって、その安全性が承認され なければならない。

なお、 上記の条件を満たし得るコースにおいても査察 委員が必要と認めた箇所は、安全を期するために保護物 の設置が義務づけられる。

�)ピットおよびピットロード

(�) ピットエリアはパドックの延長上にあってはなら ず、明確に区分された独立面積を有していなければ ならない。

(�)ピットロードの幅員は�m��mとする。

(�) ピットイン、ピットアウトのそれぞれのコースに 接続する部分は、通常走行ラインよりはずれた地点 に設けなければならない。また、ピットアウトの際 ドライバーの視野を妨げるような施設をコースとの 間に設けてはならない。

(�) ピットロードはピットイン、ピットアウトするド ライバーが完全に見通せる設計でなければならない。

(�) 必要に応じ車両の速度を減らすことを目的として ピットロードにシケインを設けること。

�) スタートライン手�� �mの�置にイエローラインを� くこと。

� �)競技中、車両に�し音量測定を実施するため下記に� い音量測定場所を設置すること。

� �)パドック パドックは独立しそのコースの出走可能台数に見合っ

た適当な面積を持ち、ピットおよび駐車場等と混同され るような使い方は認められない。

� �)灯火信号: スタート信号は次の要件に基づく灯火信号を使用する ことを強く推奨する。

(�) スターティン��リッドの�方� �m�� �mの場所 に設置すること。

(�) トラックの上方�� �m��� �mの高さに設置するこ と。

� �)競技監視施設

(�)国内格式公認コース:

①トラック�面からの高さが�m以上の視点が得ら れ、且つコース全体を監視できるコントロールタ ワーを設置すること。

②主要なコーナーには監視ポストを設置し、コース 委員(ポスト要員)は��以上��させることが 望ましい。また監視ポストの防護は適宜実施する こと。

(�)準国内格式公認コース:

①すべてのコースが見わたせる競技運営を監視でき る施設を設けること。

②コース委員(ポスト要員)を防護できるようなコ ーナーポストを常設すること。

(�)制限付格式公認コース:

上記(�)準国内格式公認コースに準ずる。

� �)計時施設

計時はコントロールタワー内にて行うことが望ましい が、少なくとも他の場所から完全に隔離された施設の中 で行わなければならず、競技役員以外の者が自由に出入 りできる構造であってはならない。

� �)計時装置

(�)国内格式公認コース:自動計測装置を備えること。 併せてバックアップ体制を確立し故障等による計測 不能が発生した場合、異なる自動計測装置または光 電管装置や手動等による計測が可能となる措置を講 じること。

(�) 準国内格式公認コース:自動計測装置を備えるこ とを強く推奨する。光電管装置や手動等による計測 装置を備えること。併せてバックアップ体制を確立 し故障等による計測不能が発生した場合、異なる光 電管装置または手動等による計測が可能となる措置 を講じること。

(�) 制限付格式公認コース:自動計測装置を備えるこ とを強く推奨する。光電管装置や手動等による計測 装置を備えること。併せてバックアップ体制を確立 し故障等による計測不能が発生した場合、異なる光 電管装置または手動等による計測が可能となる措置 を講じること。

� �)消火施設

適宜、消火器または消火施設を設けること。

� �)救急施設

(�)国内格式公認コース:

①救急施設を設置するとともに、少なくとも�台以 上の救急車を配備すること。

②医��長の他に応急手当のできる有�格者��以 上が、上記施設に常駐していなければならない。 ③救急施設には別表 �(�) に示す薬品および医療 設備を備えることが義務づけられる。また、同施 設は参加者の手当てに限らず、参加関係者、役員、 観客も含めて応急手当ができる体制であることが 望ましい。

(�)準国内格式公認コース:

①救急施設またはこれに代わりうる施設を設置する とともに、少なくとも�台以上の救急車を配備す ること。

②応急手当のできる有�格者��以上が、上記施設

55 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S

に常駐していなければならない。

③救急施設には別��に示す��および��設備を 備えることが義務づけられる。

(�)制限付格式公認コース�

上�(�)��内格式公認コースに�ずる。

� �)応需病院の指定

(�) コース所有者およびオーガナイザーは競技開催に あたって事前に最寄りの救急病院を指定し、受入体 制を確保すること。

(�) 組織許可申請時にその応需病院名、住所、電話番 号をJAFに報告すること。

� �)観客対�

(�)�内格式公認コース�

①観客席はコースから�m以上離れているか、また それ以�の場合は�m以上の��の上に設けるこ

と。いずれの場合にも�直面で�m以上の高さを 有し、地面に固定された恒久性防護体によって連 続的に保護されていなければならない。

②①の防護体はトラックのその地点における最高速 度のカートによって衝撃を受けた場合でも防護壁 が外側に傾かない強度を有すること。

③コーナー付近に観客席を設ける場合は、フェンス の高さは�� �m以上でなければならない。

(���)

④観客がサーキット内の定められた場所以外に立ち 入らないよう区画すること。

⑤恒久性防護体のない場所に観客を入れる場合は ���(�)�に��すること。

⑥コーナーにクラッシュパッドを使用した場合には、 �列�のクラッシュパッドから観客までの間隔は 観客の足元にクラッシュパッドがない場合には最 ��m、クラッシュパッドがある場合には最�� mとする。

⑦いずれの場合であっても駐車中の車両は観客の後 方�なくとも�mとする。

���(�)の防護壁を設けることが不可能な場合、 トラックの直線部ではクラッシュパッドを一列に 並べ、トラックのわん曲部にあってはクラッシュ パッドを�列(前列と後列は�なくとも�mの間 隔)に並べたものと同等以上の防護壁を設備する こと。

��の防護壁はトラックの側�から�なくとも�m 離れていなければならない。

⑩すべての人々の立入地域はこの後列の防護壁から �なくとも�m�後に�置しなければならず、� なくともロープと支柱による防護柵によって囲み、 その足部にはクラッシュパッドを連続して一列に 設置すること。

⑪⑩の足部にクラッシュパッドの列を配置しない場 合には、柵の�後の防護壁から�m以上離れて設 置すること。

⑫観客が定められた場所以外に立ち入らないよう区 画するとともに、安全監視員の配置を義務づける。

⑬観客席への通路がコースおよび競技施設を通過す るものであってはならない。

⑭カートコースに隣接する一般道路が観客の違法駐 車等により一般の交通に支障を来たさないよう、 場外整理員を配置しなければならない。

(�)制限付���内格式公認コース�       上�(�)の①�⑪が適用される。

� �)サー�スおよび衛生施設 敷地内に入場が予想される人数に不便を感じさせない 規模のトイレが設置されていなければならない。競技管 理施設内にそれが設置されている場合、他の自由に立入 ることができる場所に別個に設置されていなければなら ない。

それらの施設の衛生状態に関して責任をもって管理する こととする。

� �)駐車場

(�)�内格式公認コース�

①関係者(参加者、役員等)用と観客用は別個に設 けること。

②関係者(参加者、役員等)用は、カートコースに 近接し、参加者および役員が自由に使用できるも のでなければならない。

③夫々の駐車場には専任の整理員を配置すること。

(�)��内格式公認コース�

①関係者(参加者、役員等)用は、カートコースに 近接し、参加者および役員が自由に使用できるも のでなければならない。

②関係者(参加者、役員等)用は、観客用とは別個 に設けることが望ましい。

(�)制限付格式公認コース�

上�(�)��内格式公認コースに�ずる。

� �)緊急連絡��の確保 外部との緊急のための連絡方法ならびに救急搬送車両 用通路を確保しなければならない。

� �)参加者用掲示�

参加者への指示、連絡等のために、競技管理施設内に 掲示版を設置すること。

� �)放送装置

競技役員への指示、参加者への連絡、観客への広報案 内のために、競技管理施設内に放送装置またはそれに代 りうる機能を有するものを備えること。

� �)カートコース周辺への配慮

公認競技会開催当日は、場外整理員を配置するなどし て、一般の交通に障害を来たさないよう、また騒音等に より周辺の住民に迷惑を及ぼさないよう配慮しなければ ならない。

�����������

全長が1, 500m以下の トラック

全長が1, 500mを超える トラック

耐久レース スプリントレース

50台 34台

80台 60台

ただし、JAFはコースの実状に応じ、出走台数、車両の種 類等を制限することがある。オーガナイザーは、この条件を遵 守しなければならない。

������������

コースの設定法は、公認期間内に変化を生じない方法によら なければならない。

�������������

��公認されたコースについては、��条�安全基��に従 って競技会開催中の安全性を確保すること。また、公認申 請者は、競技会に限らず練習走行またはテスト走行であっ ても、コースで発生した事故については速やかにJAFに 報告すること。

��競技会�査�員会は、コースが�規�に定める安全基� に適合していない場合、または査察に基づくJAF指導勧 告、改善指示が実行されていない場合は、コースを修正さ せ、もしくは競技会を中止させることが出来る。

��公認申請者は、公認を取�した後コースレイ��トや安 全施設に対する変更、改修を行う場合には、事前にJAF に報告しその指示に従うこと。もしこれを怠った場合は、 格式の変更もしくはコース公認の取り消しが課される場合 がある。その場合既に支払った公認申請料は返還されない。

����������

�規定は、� � � �����日より施行する。

56 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S
以上

「カート競技に関する申請 ・ 登録等手数料規定」 の一部改正について

�記��を下記の通り�部改正し、� � � ����������する�ととなり�したので、お��せし�す。

[公示No2012−K018]

�����)

��� 公認競技会の組織許可申請料  JAF公認競技会の組織許可申請料は下表の通りとする。た だし、複数の格式を含む競技会の場合は、上位格式の料金とす

��カレンダーの変更手数料

注)国際格式については、上表の手数料の他にCIK-FIA 料金が加算される。 ��� ����登録料��)

注)国際格式については、上表の手数料の他にCIK-FIA 料金が加算される。

��� コース公認申請料

コース公認申請料は下表の通りとする。なお、すでに納入し た申請料は、公認が取消された場合であっても返還されない。

��� コース公認申請料

コース公認申請料は下表の通りとする。なお、すでに納入し た申請料は、公認が取消された場合であっても返還されない。

る。

なお、すでに納入した申請料は返還されない。

JAF公認競技会の組織許可申請料は下表の通りとする。た だし、複数の格式を含む競技会の場合は、上位格式の料金とす る。  なお、すでに納入した申請料は返還されない。 ��� ��ー��競技開催届出料  ��ー��競技については、���、���に��る組織許 可申請料、カレンダーの登録等手数料は必要とせず、下記の開 催届出料を必要とする。

��� カレンダーの登録、変更、追加、名称変更および取消

しの手数料

��� カレンダーの登録、変更、追加、名称変更および取消

カレンダーにおける登録、変更、追加、名称変更および取消 しの手数料は下表の通りとする。

334

572

477

905

905

��カレンダー登録手数料

381 +119)

��カレンダーの変更手数料 ��カレンダーの追加手数料

しの手数料

カレンダーにおける登録、変更、追加、名称変更および取消 しの手数料は下表の通りとする。

57 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S
※下線部分:変更箇所 改正前 改正後 �����)
��� 公認競技会の組織許可申請料
��カレンダー登録手数料 ��カレンダーの変更手数料 ��カレンダーの追加手数料
(本体価格+消費税 (5%) ) 開催届出料 (円) 内容 (4, 762 +238) 5, 000 クローズド競技開催届出料 (本体価格+消費税 (5%) ) 組織許可料 (円) 競技の格式 (29, 048 +1, 452) 30, 500 制限付 (29, 048 +1, 452) 30, 500 準国内 (48, 477 +2, 423) 50, 900 国内 (38, 762 +1, 938) 40, 700 地方選手権 (48, 477 +2, 423) 50, 900 ジュニア選手権 (97, 048 +4, 852) 101, 900 全日本選手権 (631, 048 +31, 522) 662, 600 準国際・ 国際 (339, 715 +16, 985) 356, 700 準国際・ 国際 (ジュニア) (本体価格+消費税 (5%) 組織許可料 (円) 競技の格式 (14, 477 +723) 15, 200 クローズド (29, 048 +1, 452) 30, 500 制限付 (29, 048 +1, 452) 30, 500 準国内 (48, 477 +2, 423) 50, 900 国内 (38, 762 +1, 938) 40, 700 地方選手権 (48, 477 +2, 423) 50, 900 ジュニア選手権 (97, 048 +4, 852) 101, 900 全日本選手権 (631, 048 +31, 522) 662, 600 準国際・ 国際 (339, 715 +16, 985) 356, 700 準国際・ 国際 (ジュニア) (本体価格+消費税 (5%) ) 手数料 (円) 競技の格式 (3, 334 +166) 3, 500 制限付 (3, 334 +166) 3, 500 準国内 (12, 572 +628) 13, 200 国内 (48, 477 +2, 423) 50, 900 準国際 (67, 905 +3, 395) 71, 300 国際 (本体価格+消費税 (5%) ) 手数料 (円) 競技の格式 (2, 381 +119) 2, 500 制限付 (2, 381 +119) 2, 500 準国内 (5, 810 +290) 6, 100 国内 (24, 191 +1, 209) 25, 400 準国際 (38, 762 +1, 938) 40, 700 国際 (本体価格+消費税 (5%) ) 手数料 (円) 競技の格式 (1, 429 +71) 1,
クローズド (3,
3,
制限付 (3,
+166) 3,
準国内 (12,
13,
国内 (48,
+2,
50,
準国際 (67,
+3,
71, 300 国際 (本体価格+消費税 (5%) ) 手数料 (円) 競技の格式 (1,
+95) 2,
クローズド (2,
2,
制限付 (2,
2, 500 準国内 (5,
+290) 6, 100 国内 (24, 191 +1, 209) 25, 400 準国際 (38,
+1, 938) 40, 700 国際 ��カレンダーの取消手数料
500
334 +166)
500
500
+628)
200
423)
900
395)
000
381 +119)
500
810
762
��カレンダーの変更手数料
��� ����登録料��)
������ ����) 以上 ��カレンダーの取消手数料
������ ����) 以上 (本体価格+消費税 (5%) ) 手数料 (円) 競技の格式 (5, 334 +266) 5, 600 制限付 (5, 334 +266) 5, 600 準国内 (17, 429 +871) 18, 300 国内 (58, 191 +2, 909) 61, 100 準国際 (82, 477 +4, 123) 86, 600 国際 (本体価格+消費税 (5%) ) 手数料 (円) 競技の格式 (3, 334 +166) 3, 500 クローズド (5, 334 +266) 5, 600 制限付 (5, 334 +266) 5, 600 準国内 (17, 429 +871) 18, 300 国内 (58, 191 +2, 909) 61, 100 準国際 (82, 477 +4, 123) 86, 600 国際 (本体価格+消費税 (5%) ) 手数料 (円) 競技の格式 (8, 667 +433) 9, 100 制限付 (8, 667 +433) 9, 100 準国内 (29, 048 +1, 452) 30, 500 国内 (97, 048 +4, 852) 101, 900 準国際 (145, 620 +7, 280) 152, 900 国際 (本体価格+消費税 (5%) ) 手数料 (円) 競技の格式 (5, 334 +266) 5, 600 クローズド (8, 667 +433) 9, 100 制限付 (8, 667 +433) 9, 100 準国内 (29, 048 +1, 452) 30, 500 国内 (97, 048 +4, 852) 101, 900 準国際 (145, 620 +7, 280) 152, 900 国際 (本体価格+消費税 (5%) ) 手数料 (円) 競技の格式 (953 +47) 1, 000 制限付 (953 +47) 1, 000 準国内 (2, 858 +142) 3, 000 国内 (4, 762 +238) 5, 000 準国際 (4, 762 +238) 5, 000 国際 (本体価格+消費税 (5%) ) 手数料 (円) 競技の格式 (477 +23) 500 クローズド (953 +47) 1, 000 制限付 (953 +47) 1, 000 準国内 (2, 858 +142) 3, 000 国内 (4, 762 +238) 5, 000 準国際 (4, 762 +238) 5, 000 国際 (本体価格+消費税 (5%) ) 公認申請料 (円) 格式 種別 (242, 667 +12, 133) 254, 800 国際 (1年) (実費別途納入) (691, 524 +34, 576) 726, 100 国際 (3年) (実費別途納入) (126, 191 +6, 309) 132, 500 国内 国内 (1年) (72, 762 +3, 638) 76, 400 準国内 (38, 096 +1, 904) 40, 000 制限付 (359, 619 +17, 981) 377, 600 国内 国内 (3年) (207, 334 +10, 366) 217, 700 準国内 (108, 572 +5, 428) 114, 000 制限付 (48, 477 +2, 423) 50, 900 臨時 (本体価格+消費税 (5%) ) 公認申請料 (円) 区分 種別 (242, 667 +12, 133) 254, 800 常設 国際 (実費別途納入) (242, 667 +12, 133) 254, 800 臨時 (126, 191 +6, 309) 132, 500 常設国内 国内 (72, 762 +3, 638) 76, 400 常設準国内 (72, 762 +3, 638) 76, 400 常設制限付 (48, 477 +2, 423) 50, 900 臨時

JAF カートカレンダー

(11月〜12月)

格式A−国際/C−国内/D−準国内/E −制限付 ●太字は全日本選手権,世界選手権,国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは9月21日までに本部にて受付したものです。

WAKO'Sスーパーカートカップ第7戦 11月3~4日 新東京サーキット

11日

NTCCUPRd5

FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)

FS-125 D NTC(0436-36-3139)

17日

18日

瑞浪選手権シリーズ第8戦

TOYOTASLカートミーティング

FS-125 D MLKC(0572-63-3178)

11日 筑波サーキット

FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702) WAKO'Sスーパーカート筑波選手権シリーズ第4戦

2012トヨタSLカートミーティング SUGOカートレースシリーズ第6戦

FS-125 E SSC(0224-83-3111)

スポーツランドSUGO西コース

2012HARUNACUPKARTRACERd7

FS-125 D HMSL(0279-54-8199)

18日 幸田サーキットYRP桐山

榛名モータースポーツランド

2012TOYOTASLカートミーティング 幸田シリーズ第6戦

FS-125,FS-125リブレ E TKR(0564-63-0840)

18日 ツインリンクもてぎ北ショトコース

2012もてぎカートレース第6戦

FS-125 D 株式会社モビリティランド (0285-64-0200)

25日

大井松田チャレンジカップ2012第7戦

25日 大井松田カートランド リブレ E ㈱大井松田カートランド (0465-81-2557)

1 2 ( DE C )

2日

2日

9日

2012鈴鹿選手権シリーズ第7戦 KARTRACEINSUZUKA

2012APGCUP最終戦

WAKO'Sスーパーカートカップ第8戦 WAKO'Sスーパーカート岡山国際サーキットシリー ズ第6戦(全国大会)

WAKO'Sスーパーカート富士チャンピオンシリーズ

第6戦

FS-125 FCリブレ D E SMSC(059-378-3405)

12月1~2日 オートパラダイス御殿場

FS-125 D APG(0550-75-6138)

FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)

FC-2リブレ E VICIC(0465-83-4702)

鈴鹿サーキット国際南コース

岡山国際サーキット

富士スピードウェイ

16日

23日

瑞浪選手権シリーズ第9戦 TOYOTASLカートミーティング

2012TOYOTASLカートミーティング 幸田シリーズ第7戦

FS-125 D NTC(0436-36-3139)

FS-125,FS-125リブレ E TKR(0564-63-0840)

クローズド格式カレンダー (11月〜12月)

1 1 ( NOV )

オーガナイザー/電話番号 競 技 会 名 開 催 日

2012アドバンパンサーツアー新東京大会(秋) 11月 18日

トヨタSLカートミーティングつま恋大会第6戦 18日

TOYOTASLカートミーティング2012レインボーシリーズ第6戦 18日

2012TOYOTASLカートミーティングビワコシリーズ第7戦 18日

2012SLたからづかシリーズ第9戦カートレース 18日

2012茂原WESTCUPKARTレースRd6 25日

2012SL大阪シリーズ第6戦 25日

1 2 ( DE C )

チャレンジCUPRd6 12月  2日

新東京サーキット

NTCCUPRd6 16日 瑞浪レイクウェイ リブレ E MLKC(0572-63-3178)

開 催 場 所 格式

新東京サーキット F BRC(03-6452-4584)

つま恋カートコース F TMSC(0537-24-9820)

レインボースポーツカートコース (0594-31-5333)

BSL(077-598-2888)

TKF(0797-84-9113)

MTC(0475-25-4433)

大阪スポーツ株式会社(0722-97-1156)

NTC(0436-36-3139)

レインボースポーツカートコース F

琵琶湖スポーツランド F

たからづかカートフィールド F

茂原ツインサーキット西コース F

堺カートランド F

新東京サーキット F

2012TOYOTASLKARTMEETING石野カートMシリーズRd8 9日

SL名阪カートレース第7戦 9日

16日

16日

23日

2012SL中日本カートミーティングシリーズ第7戦

2012SLたからづかシリーズ第10戦 カートレース

TOYOTASLカートミーティング2012レインボーシリーズ第7戦

フェスティカサーキット(0282-25-1500)

2012TOYOTASLカートミーティングフェスティカシリーズ第5戦 9日 石野サーキット F 石野サーキット(0565-42-1718)

フェスティカサーキット F

名阪スポーツランド F MSL(0743-87-0007)

カートランド三重 F HKC(059-375-6856)

TKF(0797-84-9113)

レインボースポーツカートコース(0594-31-5333)

たからづかカートフィールド F

レインボースポーツカートコース F

58 2 0 1 2 ・ 1 1 J AF MOT OR S P OR T S 1 1 ( NOV ) 開 催 場 所 競 技 車 両 格式 オーガナイザー/電話番号 競 技 会 名 開 催 日 ツインリンクもてぎ
瑞浪レイクウェイ
幸田サーキットYRP桐山

2本ともベストとライバルを

が「夏はWエントリーがきついので(笑)」と不出場。 一気に混戦となるも、杏子選手の追撃を振り切っ た春田徳生選手が「何せ2カ月前に動かしたきり だったんで、1ヒートはブレーキが効かなかったん です(笑)」というYT35を2本めは華麗に操って、 実に10年ぶり復活となった一戦を見事に制した。

1.PN1は鵜飼洋一選手が大差で優勝。2. 全日本ドラ同士 の対決となったN3は上本昌彦選手が優勝。3.PN2は松本 敏選手が1本めのミスを挽回して優勝。4.SA1黒谷尚純選 手は2番手にとどまる。5.N2安部洋一選手は2位。6.SA2 鈴木章司選手はタイムを詰めるも2位。7.N2隅田敏昭選 手も2位に甘んじた。8. 今回最多の18台がエントリーし たN2クラス入賞の皆さん。9.N4を見事な逆転で制した大 前尚史選手。10.SC.Dは春田徳生選手が1分8秒フラッ トのタイムで優勝。11.PN3クラスは前田好昭選手が優 勝。12.S1500クラスは藤原宏明選手が逆転勝ち。13.N2 クラスは2ヒート、きっちり1秒タイムを詰めた佐野光之 選手が優勝。14.1ヒートから接戦となったSA1は山本伸 行選手が逆転で制す。15.SA2クラスは奥村和也選手が1 ヒートのタイムで逃げ切った。

フォト&レポート/安達 正男

JAF中部ジムカーナ選手権第6戦/JMRC中部ジムカーナ選手権第6戦/ JMRCオールスター選抜第6戦 シェラトンレーシングトライアルinキョウセイ [JAF公認No.2012-2119]

JAF中部ジムカーナ選手権第6戦が8月12日、 キョウセイドライバーズランドで開催された。事前 の天気予報では雨ということでウェット用タイヤを 持ち込んだドライバーも多かったが、当日は一転 して快晴。酷暑の下、熱戦が繰り広げられた。   コースレイアウトはゴール前にフルターンが置 かれたものの、前半はほぼ“イケイケ”のコース。, 中盤からはパイロンセクションに入るが、パイロ ンの間隔が広めだったため、パイロンが苦手とい うエントラントも今回は存分に勝負できる設定と なった。

S1500クラスは,「あと残りの大会は出れない のでどうしても優勝したかった」という藤原宏明 選手が清澤裕介選手を2ヒートで逆転して今季初 優勝。いきなりシリーズリーダーに躍り出て、残 るシリーズの戦いを見守ることになった。

PN1クラスは,鵜飼洋一選手が佐藤巧選手と の今季3度めの頂上対決を制して優勝。PN2クラ

スは,ベテラン松本敏選手が4勝めをあげてシリ ーズチャンピオンに近づいた。PN3クラスは,前 田好昭選手が優勝した。

誰が勝ってもおかしくない混戦のN2クラスは 1ヒート、ベテランの加藤秀彰選手がトップ。仲 川智樹選手が追う展開で2ヒートへ。その2ヒー トでは、加藤選手が痛恨のパイロンタッチで後退 する中、「新品タイヤのおかげです」と振り返った 佐野光之選手が逆転優勝を飾り、2位には隅田敏 昭選手が入った。

N4クラスは,岡部隆市、松尾勝規両選手のベ テラン勢を抑えた大前尚史選手が大金星。「アド バイスしたけど、こんなに呑み込みが速いドライ バーとは思いませんでした」と松尾選手も賞賛す るほどの冴えた走りを見せて、今季2勝めをあげ た。SA3クラスではベテランの安藤光選手が嬉し い地区戦初優勝を飾った。

SC.Dクラスはポイントリーダーの川村徹選手

11 JAF MOTOR SPORTS
4 5 6 7 8 1 2 3 12 11 10 9 13 14 15
寄せ付けず、地区戦初優勝 を飾ったSA3安藤光選手。

N2クラスは一昨年のチャンプ、石川 邦雄選手が久々の優勝を飾った。

石川邦雄ランサー、復活V!

開催日:9月9日 開催場所:SSパークサーキットグラベルコース 格式:準国内 主催:SiF[クラブ登録No.加盟07055] フォト&レポート/JAFスポーツ編集部

JAF東北ダートトライアル選手権第6戦  JMRC東北ダートトライアルチャンピオンシリーズ第6戦  JMRC全国オールスターダートトライアル選抜戦第6戦 SiFダートトライアル2012[JAF公認No.2012-6027]

JAF東北ダートトライアル選手権もいよいよラ ス前の一戦を迎えた。その舞台となったのはSS パークサーキットのグラベルコース。今季3度め の地区戦開催だ。

注目のレイアウトは高速コーナーやストレート をフルに使ったハイスピード寄りの設定。しかし

ス中4クラスは2本め勝負となったが、最後のS2 クラスは両ヒートのタイムが接近。1,2位のドライ バーは1本めがベストタイムとなった。

第4戦から成立のPN/AEクラスは、ここまで 佐藤秀昭選手が2連勝。1週間前の全日本も制し たその佐藤選手がバリバリの本命だったが、満を 選手のフィットが2本ともベストを奪い、今季初

「秀昭君が全日本に出てる間、僕は休んで体力を

踏んだんですが、何とか走り切れてよかったです。 この“日本一レベルの高い”PNクラスが今回でシ リーズ成立となったのも嬉しいですね」と柳本選 手は笑顔で振り返った。

N1クラスは昨年、ダブルチャンピオンに輝い た岩沢潔、今隆志の北東北勢2台が今回も激突。 パワーで勝る今インテグラか、4WDの強みを生か したい岩沢ストーリアかと勝負の行方に注目が集 まったが、結果は2本とも今選手に2秒弱の差を つけた岩沢選手が優勝。第3戦からの連勝を4に 伸ばした。

続くN2クラスは、今季優勝3回、2位2回とダ

1. 第3戦から4連勝と今年も速さ健在のN1、岩沢潔選手。

2.N1佐藤豊選手は5位獲得。

3.N1・6位獲得の八島路子選

4. 今隆志選手は2位にとどまった。 野口誠選手だが、果たせず2位。

1 2 3 4 5 6
60 2012 11 JAF MOTOR SPORTS

ントツの速さを見せてきた須田行雄選手が主催に 回ったため、不参加。“鬼のいぬ間”を狙っての接 戦が予想された。1本めは岩手の浅沼賢志選手が 獲り、名手、伊藤久選手は5番手と出遅れる。

しかし2本めに入ると、1本めにパイロンタッチ

で幻のベストをマークしていた石川邦雄選手が浅 沼選手の暫定ベストを3秒以上も塗り替える1分 42秒538というスーパーベストをマーク。浅沼、 伊藤の両選手も逆転を狙って果敢な走りを見せる も届かず、石川選手がそのまま優勝をさらった。

PN/AEで2位入賞の佐藤秀昭選手。28.PN/AEクラス入賞の

7.S2は遠藤誠選手が2本ともベストを奪い、前戦に続いて優勝。8. フィ ット、デミオ、スイフトの戦いとなったPN/AEクラスは柳本ひろのぶ選 手が優勝。9.S2菊池恒博選手は4位をゲット。

10.N2・5位の佐藤善彦 選手。11.PN/AE3位入賞の徳田宏海選手。12. 浅沼賢志選手はN2・3位 に入賞。13.N2吉川光夫選手は4位をゲット。14. 武蔵真生人選手はS1・ 3位に入賞。15.S1・4位獲得の小畑智弘選手。

16.S2・3位入賞の東郷 利博選手。17. 佐々木健一選手はN1・3位に入賞。

18.N1・4位獲得の菱 谷克幸選手。19.N2藤岡哲紀選手は7位獲得。

20.N2・8位獲得の伊藤 夫佐香選手。21. 岡田康司選手はS1・5位獲得。

22. チャンプの貫禄を見 せて今季3勝め獲得のS1関澤直人選手。

23.N2伊藤久選手は2番手に甘 んじた。24.S2関原良通選手は一歩及ばず、2位。

「今回初めて205サイズを履いたんですが、1本 めから思った以上にグリップしてくれたんで、2本 めも思い切って行けました。今年なかなかうまく 走れなかったタコツボを攻略できたことも大きか ったですね」と石川選手。一昨年の地区戦チャン ピオンは久々の勝利に笑顔を見せた。

S1クラスは昨年のチャンピオン、関澤直人選 手が2本ともベストを奪って今季SSパーク初優 勝。シリーズも3勝めを獲得して、2年連続チャン ピオンをたしかなものにした。S2クラスでは、2 本とも1分43秒台にただ一人、タイムを入れた 遠藤誠選手が1本めのタイムで逃げ切り、2連勝。 上り調子を印象付けている。

7 9 14 19 20 21 24 22 23 30 26 27 28 29 10 15 11 16 12 13 17 18 8 61 2012 11 JAF MOTOR SPORTS

中国地区のダートトライアル地区戦も9月下旬、 最終戦を迎えた。2週間後に全日本戦を控えるテ クニックステージタカタがその舞台だ。その全日 本戦に向けた練習走行を兼ねた全日本ドライバー

数名も加わって、エントリーは78台と今季最高 を数えた。

当日のコースレイアウトは、スタート直後に並 走するS字コーナーを2本とも跨いで内周へ入り、 前半はオフロードコース側のセクションの中低速 コーナーをクリア。後半はいつものようにモンテ カルロコーナーに高速から突っ込む形だが、注目 を集めたのはその後の設定。

モンテカルロの内周側を立ち上がったあとに、 シケイン状に外周側に抜けてそのままゴールとい う設定が採られたのだ。外周と内周を隔てていた 壁が切り崩されたために可能となったレイアウト だったが、思いの外、外周へ出ていく速度が乗っ たために、中にはゴールにかけてヒヤッとする挙 動を見せたマシンも。この辺は来る全日本を睨ん での意味深な設定か、とパドックでは大いに話題 を呼ぶことになった。

今季3度めの成立となったPN1クラスは過去2 戦をいずれも制している大阪在住の全日本ドライ バー、藤原祐一郎選手が福岡から遠征の同じ全日 本組の永田誠選手を抑えて優勝。デミオを駆った 島根の徳永紘行選手がトップ2台と同じ1分47 秒台に叩き込んで3位をゲットしている。

参加16台と今回最大の激戦区となったN1クラ

勝ち。DL 87Rを履いた竹本選手に対して、74R で挑んだ中国地区の第一人者、藤本慎太郎選手 はコンマ5秒差まで詰めたが、2位にとどまった。 「地区戦ではドライを履くことはないので、正直 ウェットタイヤしか持ち合わせてないんです(笑)。 ただ散水も残っていたし、微妙な路面だったと思 うので、タイヤで負けたという感じはないですね」 と藤本選手。敗れたとはいえ、地区戦組トップの

JAF中国ダートトライアル選手権第8戦 JMRC中国ダートトライアルチャンピオンシリーズ第8戦  JMRC全国オールスター選抜第8戦  チームテスタスポーツダートトライアル’12[JAF公認No.2012-4026]

成績を残してシリーズチャンピオンを確定させた。 続くN2クラスはベテラン内海晋作選手が、2本め マシントラブルでタイムを落とすも、1本めのタイ ムで逃げ切って6勝めを獲得、全勝チャンプをた しかなものとした。

トップ2台によるタイトル争いが持ち込まれた SA1クラスは、西田ツカサ選手が4勝めをマーク して、インテグラでは初となるチャンピオンに輝 いた。ライバル西村昭生選手ともども2週間後の 全日本に備えて新品のドライタイヤは温存する予 定が、「最後だからお互い目一杯勝負しよう、と 新品を出し合うことになったんですよ。ともかく 2本めは思い切り、悔いのない走りをしようと攻 めの走りをしたのが良かったと思います」と振り返

織田一昭ランサーが最終戦を制す

開催日:9月23日 開催場所:テクニックステージタカタ 格式: 地方 主催:TTS[クラブ登録No.加盟34031] フォト&レポート/JAFスポーツ編集部

NS1はダートラ歴約20年という織田 一昭選手が優勝でタイトルを確定。

PN1は藤原祐一郎選手が逆転優勝を飾った。3. エンジントラブルを抱えな
1 2 3 4

一方の西村選手は「全日本に備えていつもの65 じゃなくて60を履いたんですけど、ちょっと合わ なかった。まぁ全日本に向けていいテストができた と気持を切り替えます(笑)」と大金星をさらった 2008年に次ぐ全日本2勝めに照準を合わせていた。

NS1クラスは1本め、中部から遠征の大野純 治選手がベストを奪うも、2本め、よもやのタイム

ダウン。唯一、1分37秒台にタイムを入れた織田 一昭選手が3勝めをあげて逆転勝ちを収めた。 「今季初めて87を履いたんで1本めは様子見で、2 本めに賭けたのが良かったと思います。N車でも SAと勝負できるレイ アウトだったので、前

半さえ、いい路面を外さなければ行けると思って ました」と振り返った織田選手はこれで初のシリー ズチャンピオンを確定。「来年はもっとセッティン グも煮詰めてタイムを上げたいですね」とコメント した。

SCD部門は1クラスで磯貝雄一、2クラスで河 内渉という全日本組が優勝。しかしSCD1クラス では元地区戦チャンプの一柳豊選手が0.16秒差 で食らいつき、SCD2クラスに至っては梶岡悟選 手が0.01秒差に泣くという、見応えのあるバトル が最後まで続く一日となった。

16.N1クラス入賞の皆さん。17.SA1クラス入賞の皆さん。18.PN1クラス入賞の皆さん。19.N2クラス入賞 の皆さん。20.NS1クラス入賞の皆さん。21.SCD1クラス入賞の皆さん。22.SCD2クラス入賞の皆さん。 23.NS1・3位入賞の大野純治選手。24.「38秒台では勝てないと思った」。2本め2位まで挽回したNS1片 岡学選手。25.SA1山谷隆義選手はシビックでインテ勢に割って入る2位獲得。 に甘んじるもN1クラスのタイトルを確定。27. ベテラン西村昭生選手は2本めタイムを落とし、3位にとどま 山下貴史選手はSCD1・3位に入賞。29. 3位入賞の高橋義晴選手。 SA1西田ツカサ選手は今季4勝めをマークしてタイトルをたしかなものに。

望月浩孝選手はSCD2・4位に入賞。7. 松岡修司選手がN1・4位に入賞。8.N2・3 10. 加藤勝利選手はNS1・4位に入賞。11.N2は内 13.SCD2梶岡悟選手は超僅差の戦いに敗れ、2 神戸から遠征の一柳豊選手はSCD1・2位に入賞。
5 6 7 11 15 10 14 16 17 21 26 31 30 22 20 23 24 25 28 27 29 18 19 9 8 12 13

僅差ながら大逆転を果たした 福島正人選手が最終戦を制す!

開催日:9月23日 開催場所:大日スポーツランド 格式:地方  主催:KRM[クラブ登録NO.加盟17008] レポート&フォト/安達正男

2012年JMRC中部ジムカーナ北陸シリーズ第5戦 KRMスラロームアタック [JAF公認No.2012-2123]

今年は全5戦で争われるJMRC中部ジムカーナ 北陸シリーズ。去る9月23日、その最終戦が、石 川県の大日スポーツランドで開催された。

「ドライバーの皆が走りを充分楽しんでもらえるこ

とを考えて設定しました」と競技長の中田博信氏が 語ってくれたレイアウトは、ハイスピードな設定の 中の要所に“おにぎりターン”や360°ターンなど、 テクニカルセクションも盛り込まれたレイアウト。

最後に控えた180°ターンから360°ターンが続く テクニカルセクションでは、チャンピオンの行方を 決するドラマも生まれた。

開幕から第4戦まで、ずっと2トライめは雨、と 天候に恵まれなかった今年のシリーズだが、この 一戦も今にも雨が降り出しそうな曇天の中、競技 が開始。しかし今回ばかりは天候は崩れず、最後 までドライコンディションの中で競われた。

ストリートクラスでは、チャンピオンに王手をか

プタイムを叩き出して迎えた2トライめ。注目の、 その木村選手は「最後の最後でリアが出なくって。 悔しいです」と痛恨のパイロンタッチを喫して2位。 しかしシリーズチャンピオンを確定した。

優勝は1トライめの4番手からジャンプアップし た福島正人選手。木村選手に僅か0.036秒差で勝 利をさらった結果については、「Sタイヤからラジ アルタイヤへの転向は難しいですね」とタイヤの扱 いに最後まで反省しきりだった。

チャンプを争う奥山淳一郎選手とヒロショウヤ 選手の一騎打ちとなったS1500クラス。1トライめ で奥山選手がトップを獲得して迎えた2トライめ、 逆転を狙ったヒロ選手は何と大ベテランらしから ぬミスコース。これで勝負は決した。

伊藤雄二選手はオーバー1600で1位を獲得。

奥山選手は「2本めも気合が入っていたんですけ ど、(ヒロ選手の)ミスコースで拍子抜けしちゃいま した(笑)」と言うものの、きっちりタイムアップして 走り切り、チャンプ確定を祝う今年2勝めをゲット した。2位に終わり、チャンプも逃したヒロ選手は 「この借りは西日本フェスティバルで返します」と雪 辱を誓っていた。

既にチャンプを確定させた辺城拓郎選手が不在 だったRA2クラスは「1トライめで攻めすぎてパイ ロンタッチをしてしまったので、2トライめは手堅い 走りに徹しました」という吉崎信広選手が優勝し、 シリーズ2位を確定。チャンプの不在を味方につ けて優勝を狙っていた、という吉村祐司選手は、2 トライめでタイムアップを果たしたものの、吉崎選 手のタイムには届かず、2位にとどまった。

1.RA2は吉崎信広選手が2位以下に4秒近い差を付けて優勝。2.S1500の奥山淳一郎デミオは優勝でチャンピオンも確定させた。 3. ストリートの6位は谷口浩基選手。4. 塩谷吉生選手はストリートの7位を獲得。5. 最終戦は2位に終わったS1500のヒロショウヤ 選手はシリーズ2位が確定。6. 木村晃造選手は逆転を喫しストリート2位に終わるも、チャンピオンを確定。 吉村祐司選手がRA2 の2位を獲得。8. 平友和選手はストリートの3位獲得でシリーズでも3位に上がった。 ストリートクラスを制したのは、1トライめ4 番手の福島正人ランサー。10. ストリートの4位を獲得した古田光志選手。 廣田頼美選手はS1500の3位を獲得。12. ストリート の土田俊治選手は5位で今年2度めのポイントをゲット。

1 2 7 6 5 9 10 11 12 13

全国モータースポーツ ショップガイド VOL.36

岩手県

このページは、モータースポーツ競技車の製作・メンテナンスを行ってくれる モータースポーツショップを紹介する企画です。JAF加盟・準加盟クラブの事 務局を務めたり、クラブ員が集う拠点となっているショップですので、モーター スポーツに関する情報を得ることもできます。気軽に訪ねてみて下さい。

オートガレージブレスト

拠点クラブ/ブレストモータースポーツ [クラブ登録No.準加盟04069]

岩手県奥州市衣川区九輪堂38-3 TEL&FAX:0197-52-3883 Eメール:ag_blest@camel.plala.or.jp

岩渕代表

世界遺産、中尊寺がすぐそば というロケーションを持つ岩手 のショップがオートガレージブレ ストだ。岩渕代表は1998年ま で東北地区戦で活躍した元トッ プスラローマー。4年前から復帰 し、DC5インテグラで地区戦に スポット参戦している。モータースポーツ系ショッ プを経て独立したのが2006年という比較的新し いお店だ。全日本ジムカーナ選手権で奮闘した同じ 東北の工藤典史選手のDC5インテグラを手掛ける などジムカーナ車両の扱いが多いが、SUGO、仙台 ハイランド等で開催

されたツーリングカー レースにも関わり、レ ース車両のノウハウ も持つ。「S耐のチー ムに関わって、ボディ 作りの考え方を学べ

埼玉県 渋谷オートサービス

たのも大きかったですね。ラリーもやりたいし、カ テゴリー問わず、色々なクルマを作っていきたいで す」と岩渕氏。「壊れたら直せばいいんです(笑)。ま ずはガソリン代にお金をかけようと若い人には言っ てます」とのことだ。「もっとモータースポーツの裾 野を広げていきたいですね」と将来を担う若者達に 期待を寄せている。

定休日:不定休。但し、イベント開催日は休。

〒344-0043 埼玉県春日部市下蛭田201-2

TEL:048-754-0320 090-8558-4294 FAX:048-754-0326

Eメール:lancer.ev-8@live.jp

関東ダートラ界のメッカ、丸 和オートランド那須ができる前 から走っているという大ベテラ ン、渋谷修一選手が埼玉春日部 で営むショップがこの渋谷オー トサービスだ。実家が2輪を扱 うショップを営んでいたことか ら、同じ敷地内で4輪を専門に扱うお店として渋 谷氏が約35年前に立ち上げた。ダートラ歴もお 店と同じ35年を誇る。ここ数年はSC仕様の CT9Aランサーで全日本、地区戦に参戦している が、数年前まではスターレットターボのエンジン &ミッションを載せ た同じくSC仕様の ヴィッツを駆り、話 題を集めた。「重い クルマが好きじゃな いんで、軽くできる 改造車を乗り継いで

広島県 ナイトー自動車販売

営業時間:9:00〜20:00

定休日:火曜。

〒737-0161 広島県呉市郷原町3766-1

TEL:0823-77-0706 FAX:0823-77-0740

HP http://www.naito-park.net/

拠点クラブ/モータースポーツクラブうめぐみ [クラブ登録No.加盟10024]

きました(笑)。軽くすれば壊れにくくなるので長く

乗れるんです。エンジンはいつも最後。だからな かなか速くならない」と笑う渋谷氏のパドックはい つもダートラ仲間で溢れている。その有形無形の ネットワークも渋谷オートサービスの財産だ。「や っぱり基本は楽しくないとね。長く楽しく続けたい という人、歓迎です」と新たな仲間を募っている。

拠点クラブ/ヒノデクラブ [クラブ登録No.加盟34025]

内藤代表

1980〜1990年代に、その 熱い走りで多くのファンを魅了 した伝説のドライバー、内藤源 氏選手が地元の呉で営むショッ プがこのナイトー自動車販売だ。 ダートラ、ジムカーナ、両カテ ゴリーに並行して参戦、ともに 優れた結果を残した戦いっぷりは広く知られると ころだが、特に名チューナー、小山自動車とタッ グを組んだ全日本ジムカーナでの迫力満点のドラ イビングは今でも語り草になっている。しばらくは サーキットに活動の場を移していたが、昨年、電 撃的にジムカーナに 復帰、地区戦や全日 本に参戦している。

「僕自身は、楽しく本 能で乗ってきただけ なんです。運転は全 然昔から変えてない

ですから(笑)。お客さんのクルマを作る時はまず 一緒に乗って、話し合って進めていきますけど、 クルマより運転の話の方が多いかな(笑)。でも今 の若い人って大人しいですよね。僕らの若い頃の ようにもっともっと走る楽しさを感じてほしい。ま ずは気軽に訪ねてみて下さい」。走りに行き詰った ら、ぜひ“源さん”を訪ねてみよう。

65 2012 11 JAF MOTOR SPORTS
営業時間:9:30〜18:00 定休日:不定休。但し、イベント開催日は休。 〒029-4424
渋谷代表

代の若手ドライバーの活躍が目立つようになってきた 全日本ラリー選手権。ナビゲーターの分野では、

ここ数年、 20

フォト/JAFスポーツ編集部 レポート/鈴木和夫

知る。時まさに新井敏弘や田口勝彦が ワークスの

けは父親が大のスバル党だったこと。ーフリークだった。そもそものきっかの最も良き時代とともに成長したラリれた小坂は、ある意味、日本のラリーて行ったスバルのディーラーで、当時物心がついた頃には、父親に連れられ

W R C で全盛を誇っていたインプレッ

サの写真に心を奪われた。

読みしたラリー雑誌で

ラリーだったね、と意見が一致しましくらいか、それ以上の達成感があったんとも、優勝した前戦のラリーと同じしたけど、楽しかったですね。川名さ「最後にマシントラブルが出て大変で た」と笑ってラリーを振り返った。 バブル真っ盛りの 1989 年に生ま

れた全日本ラリー選手権「ラリー北海道」。このラリーで

務めたのが、今回紹介する小坂典嵩に入賞した川名賢組のナビゲーターを (のりたか)、 23 歳だ。

若手ラリーストを支援中! 9 月半ば、アジパシと併催で行わ

本職は大学院生。しかしハイ クオリティな W E B を通して

クラス

に関わり続けている。その主たる手段ら、いくつかの若手育成プロジェクト在に至るまで、アマチュアの立場なが は W E B

した情報発信。趣味と言いつつも、そ の H P は玄人もビックリの高い完成度

を誇る。 実はコ・ドライバーをやり始めたの に自分の W E B を通してまた何か還元

プの若手育成プロジェクトに関わり、偶然知り合った、とあるラリーショッは、スバルのレプリカミーティングで チームの広報担当としてラリー北海道 に参戦した。 許も持ってなかったんですけど(笑)」のはその頃からありましたね。まだ免マズいよね、という危機感みたいなもめてて。若手を盛り上げていかないとが少なそうだなってのも、もう感じ始ど、何となく日本のラリー界って若手たかったというのが一番の理由ですけ「どんな形でもいいからラリーに携わ 自分が若手になる前から若手の心配

によるラリー活動報告を主と

をしていた( !! )小坂は、こうして現

れても、したたかに泳ぎきってほしいは心強い限り。社会の荒波に投げ込まがいることは、オジサン世代にとって信念を持って活動しているラリースト

いまは作れれば、というところです。を、同じ思いを持ってるような人達とすか。何か若い人達が盛り上がれる形じゃできないことってあるじゃないでてくるでしょうけど、どうしても一人「たしかに就職したら色んな制約は出 やっぱり日本にラリーという文化を根 づかせる事に携わりたいんですよ」

歳にして、これだけの確固たる

8月に行われた丹後半島ラリーでは、全日本参戦3戦 めで初優勝。タナボタで転がり込んできた初優勝に 仏頂面のドライバーの横でしっかりとフォローするな ど(!)、広報マンの役目も果たした。

不幸か小坂の人生設計図には〝ラリー〞たという逸話を聞くまでもなく、幸か という

からの撤退のニュースには涙し

文字が、ごく早い時期から組

み込まれてしまったようだ。 まだ高専の学生だった 2007

るために練習もしなきゃいけないし、も若いドライバーは、その人達を超えうか、意識もプロに近いですよね。でンの人達の方が、引き出しが多いといいんですよ。まぁだから彼らの代りに忙しくてブログやってる余裕なんかな 自分が発信するって感じです」 そんな小坂は現在、某国立大学の大 ある。再来年には社会人になる予定。い学問を専攻するエンジニアの卵でも学院で構造エネルギー工学という難し いまのようなプロ顔負けの発信活動は できなくなる。

66 2012 11 JAF MOTOR SPORTS
23
ところだ。頑張れ、小坂! って思ってました」 2008 年の日本メーカーの相次ぐ W R C
3
2
J N
2
小学 6
年の時には偶然、本屋で立ち
W R C の世界を
W R
2004 年 の全日本 M S C C 東京ラリーが初めて
カーを駆り、アルペン ラリーが国際格式ラリーとして群馬で復活した時代だった。 ラリーをナマで見たのは
全日本の頂点に初登頂したばかりの若手ナビに今回はスポットを当ててみた。女子ナビの活躍が注目を集めているが、どっこい男子も頑張っている。 第19回
23歳
やぱり っ
67 2012 11 JAF MOTOR SPORTS
JAF MOTOR SPORTS 一九六七年三月二十日 第三種郵便物認可(毎月一回一日発行)第四六巻 第九号 二〇一二年 一一月一日発行 発行人 茂木淳一 〇三(五四七〇)一七一一(代) 一般社団法人 日本自動車連盟 東京都港区芝大門一丁目一番三〇号 〇五七〇(〇〇)二八一一 (総合案内サービスセンター) 発行所 東京都港区芝大門一丁目一番三〇号㈱ J A F 出版社 定価一五〇円 2012 / 11

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