JAFスポーツ 2012年 1/2月号(第46巻 第1号 2012年1月1日発行)

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12 2012.JANUARY&FEBRUARY 2011 Series Champions FIA JAFスポーツ[モータースポーツ情報] JAF MOTOR SPORTS 第46巻 第1号 2012年1月1日発行(毎月1回1日発行) 1967年3月20日 第3種郵便物認可

2011 JAFモータースポーツ表彰式

思い深き一年を戦った 栄えある王者達のために

未曾有の大震災という悲しい出来事とともにシーズンを迎えた2011年のモータースポーツ界。 ビッグレースからグラスルーツの競技会まで、様々な形で復興支援の輪が広がったことはまだ記憶に新しいところだ。

2011 JAF MOTORSPORTS AWARD

全日本、スーパーGT、JAFカップウィナー達も勢揃い。 海外で活躍したドライバー達にモータースポーツ特別賞を授与

前年に続き若者の街、東京渋谷のセルリアンタワー東急で開催 された2011年のJAFモータースポーツ表彰式は、約520名のモー タースポーツ関係者が出席して、行われた。

式は、表彰式直前の11月に開催された JAFカップオールジャ

パンジムカーナ/ダートトライアルの勝者達を称える表彰から始まり、 栄えあるJAFカップを手にしたウィナー達がまずは壇上に勢揃い。

その後、ジムカーナ、ダートトライアル、ラリーそしてレーシング カート、レースの順で全日本選手権上位入賞者の表彰と続き、チャ

ンピオンにはお馴染みのV字トロフィーが贈られ、入賞者には表彰 状が手渡された。

またレース部門の表彰に先立って、海外のレースで卓越した成 績を収めたアンドレ・ロッテラー、ブノワ・トレルイエ、ミハエル・ク

ルムの3選手にJAFモータースポーツ特別賞が贈られた。

恒例のシリーズチャンピオン達が勢揃いする記念撮影で幕を閉

じた第1部に続いて行われた第2部では、日本F3協会、GTアソ シエーション、日本レースプロモーションの3団体によるプロモーター

賞の贈呈が行われ、そのあとは、今回も恒例のトークショーを開催。

フォーミュラ・ニッポン、スーパーGTシリーズのトップドライバー5名

が、“本音トーク”を披露、会場を沸かせた。

そして最後は恒例となった各カテゴリーごとの受賞者の記念撮 影で第2部は終了。来たる2012シーズンの互いの健闘を互いに誓 いあって、約4時間に及んだ盛大な式は幕を閉じた。

5.今年も、会場では激戦 を振り返る映像が大型ヴィジョンで流され、式を盛り上げた。

4.司会役を務めたのはレース実況でお馴染みのピエール北川氏と、今回初担当の乾貴美子アナウンサー。

6.第2部はレース各団体によるプローモーター賞の授与が行われた ほか、トークショーも行われ、トップドライバー達のトークが和やかな雰囲気を演出した。7.

別賞の授与も行われ、ル・マン24時間、FIA GT1世界選手権で優秀な成績を収めたドライバー3名が表彰を受けた。

近藤幾夫氏にJAFモータースポーツ名誉委員の称号を贈呈

今回の表彰式では、モータースポーツの発展に特に著 しい貢献をされた方に贈られるJAFモータースポーツ名誉 委員の称号が、近藤幾夫氏に贈呈された。

近藤氏は1980年に第18期JAFレース小委員会の委員に 就任されて以来、1997年まで15年間、レース部会委員を、 また1991年から2002年まで全日本選手権レース審査委員 を務められたほか、2007年からはモータースポーツ審査 委員会の委員を務められるなど、27年間の長きにわたり、 JAFのモータースポーツ関係委員を務められた。

またJAF公認クラブ、名古屋レーシングクラブの会長と してレース競技会の開催や、中部地区のクラブ活動の活 性化に尽力された。

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今回の式では、JAFモータースポーツ特
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1.式の冒頭で挨拶する田中節夫JAF会長。2.第2部で乾杯の音頭を取る岩見道生JAF副会長。 3.中締めで音頭を取った長江啓泰JAF副会長。

RACE

Formula NIPPON

全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン

Super GT

FIAインターナショナル

シリーズ スーパーGT

Formula 3

全日本F3選手権

スーパーGT GT500 柳田真孝/ロニー・クインタレリ選手 「サポートしてくれたチームスタッフや日産・ニスモ、スポンサーなど協 力してくれた皆さんに感謝の気持ちで一杯です。速さ、強さも必要です が、チームがひとつになってまとまったことがタイトルを取れた一番の理

由だと思います」(柳田選手)。チャンピオンとして 表彰式に来て最高の気持ちです。「GT500のトロ フィーをもらうのも初めてだったんですが、キレイ なトロフィーなので感動しましたよ(笑)。やっぱり

チーム力と速さ、そしてチャンスを全部モノにでき

たことがチャンピオンを手繰り寄せたと思います

ね」(クインタレリ選手)。

スーパーGT GT300 谷口信輝/番場琢選手

「JAFの表彰式には、これまでは毎年脇役として参加してきたんですが (笑)、今年はやっと主役としてこの場に来られて非常に嬉しいです。チー ムも頑張ってくれたし、横浜タイヤさんも凄く僕らに力を貸してくれまし た。運で取れたポイントも多かったので、その辺 も大きかったですね」(谷口選手)。「JAFのトロフ ィーや、歴代チャンピオンの名前が刻んである GTのトロフィーも頂き、実感が出てきました (笑)。幸せです。このチームはデビュー当時から 苦難が続きましたが、今年は完璧でした。本当 に感謝の気持で一杯です」(番場選手)。

全日本選手権Fニッポンドライバー部門&特別賞 アンドレ・ロッテラー選手 「僕は今年、とても忙しかったんですが、チームを100%信 頼していました。彼らがすべてを完璧に準備してくれたので、 僕はクルマに乗るだけで良かったという感じだったんです。 その中ですべてが上手く行って、多くの勝利を得ることがで きたし、負けるということがなかった。チームでは誰一人ミス しなかったし、素晴らしかった。これまでタイトルに手をかけ たことは何回かありますが、9年めにしてようやくチャンピオン になれてとても嬉しいですね。特別賞についても、とても感 謝しています。僕はル・マンでも、いつも心の中に日本のこ とを置いていました。今年 は日本にとって大変な1年 だったので、できる限り日 本を代表して闘いたかっ た。ファンをはじめ、僕に 関わるすべての人達に勇 気と支援を送りたかったん です。(日本のライセンス で走ることで、)ヨーロッパ のTVに日本の国旗を示す ことができて誇りに思いま す。日本は僕にすべてを与 えてくれた国ですからね」

全日本F3Nクラス 千代勝正選手 「トロフィーを頂いて“重いな”と同時に、やっ てきて良かったと思いました。長谷見監督から も的確なアドバイスを頂きました。ポイントを 取りこぼすな、1勝よりチ ャンピオンだという言葉 は心に残っています。う まく行かない時もありま したが、最後まで諦めな かったのが良かったと思 います」

全日本F3Cクラス

「2006年以来のタイトルなので、自分にとっ てはひとつの大きな勲章ですね。将来、子供 に“お父さんはチャンピオンだったんだぞ!”と 胸を張って言えるし、人 生において大きな意味を 持つと思います。僕のレ ース人生においても、こ

れを契機に今後何かしら、 いいことが起きればとい まは思っています」

特別賞 ブノワ・トレルイエ選手 「この賞をとても誇りに思います。日本を代表 して出場したル・マンで、アンドレとともに、

「かつてル・マンのテストデーの時、僕は国 際ライセンスを忘れたことがありますが、JAF の方はそれこそ本当に献身的に対応してくれ たんです。世界一の組 織だと思います。GTRの ポテンシャルを世界の舞 台で証明して、世界王者 になれた。“日本人とし て”やったぞっていう気 持ちでした」

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Champion’s Voice MPSON選手、6位三浦和樹選手(代理)、チーム部門チャンピオン NDDP RACING長谷見昌弘氏。

RALLY

全日本ラリー選手権

JN1ナビゲーター部門

「シーズン前はまさかチャンピオンが獲れるなんて全 然考えてなかったんで正直びっくりしています。今年 はあくまで楽しむためにラリ ーに出たんですが、最初に出 たひむかラリーで完走できた ことで全日本のペースが掴め ました。ドライバーとは、も う40年来の付き合いなんで コンビネーションもバッチリ。 来年も出たいですね」

RACING KART

JN3ナビゲーター部門  「ドライバーの曽根選手とはもうコンビを組んで8年と ツーカーの仲なので、自分だけチャンピオンになっても 嬉しさ半分というところです ね。正直、自分たちより上位 の選手に譲ってもらったって いう感じが強いんです。来年 はまだ未定ですが、恐らくま た曽根選手と挑戦すると思う ので、今度はぜひ二人一緒に 獲りたいですね」

全日本カート選手権

JN4&総合ドライバー部門 勝田範彦選手 「今年はシリーズ中盤の岐阜で負けたことで 逆に気を引き締められたのが大きかったです ね。まぁタイトルが決まったラリー北海道で は勝てなかったし、奴田原さんが脱落してく れたのもありますが、ナビとのコンビネーシ ョンも今年はバッチリだったと思います。来 年はスペックCにする予定なので、また連覇 目指して頑張ります」

JN3ドライバー部門 牟田周平選手 「正直シーズン前はタイトル争いできるとは 思っていなかったんですが、体力トレーニン グもしたし、クルマもちゃんと動かせるよう に試行錯誤したので、それが結果に繋がっ たのかなという気持はありますね。ただ自分 としてはまだまだ速く走れる部分があったと 思うので走りは75点ぐらいかな。これからも 頑張りたいですね」

Champion’s Voice

「Sodiチームに入って2年めということもあって今年は絶 対にチャンピオンを獲る気持で臨みました。1年めは結構突 っ込み過ぎで荒かった所もあったんですが、今年はブレー キングで詰める、という自分の持ち味を出しつつ、丁寧に 乗ることを心がけたことがタイトルに繋がったと思います」

Super KF部門表彰。左から2位平木湧也、3位石川京侍、チャンピオ ン鈴木侑也、6位佐々木大樹の各選手。

KF2部門表彰。左から2位朝日ターボ、3位石坂瑞基、チャンピオン 佐伯新、4位阿部拓馬、5位天野翼、6位宮澤一輝の各選手。 て)5位広岡凌、6位小原侑己の各選手。

Champion’s Voice 安田弘美選手 JN1ドライバーチャンピオン 西山敏選手。 JN2ドライバーチャンピオン 天野智之選手。 JN2ナビゲーターチャンピオ ン井上裕紀子選手。 JN4&総合ナビゲーターチャ ンピオン足立さやか選手。

GYMKHANA

2011 SERIES CHAMPION

PN2クラス 河本晃一選手

「いや、怒濤の1年でしたね。何と言っても全日本ジ ムカーナじゃルーキーですから、とにかくガムシャラに 戦ったらこうなったって感じですよ(笑)。勝因につい てはZのポテンシャルをうま く引き出せた結果だと思って いますが、ダブルで出てくれ

た壺阪(孝志)さんが、もっと 踏むための戦略などを教えて くれましたから、ドライバーと しても、成長できたと思って います。感謝したいです」

N2クラス 朝山崇選手

「N1で獲ってチャンプの喜びを知りましたが(笑)、そ の後がダメだったので今回は余計に嬉しさがあります ね。それに今年は小清水さんにクルマを見てもらった のも大きかった。今までは 個別のセットは良くても、ト ータルでは噛み合ってなか ったのを、しっかりまとめて くれましたから。それに、終 盤はもう負けても仕方ないと 思って開き直って走れたの も良かったんだと思います」

SA1クラス 斉藤邦夫選手

「今年はパイロンがなくてハイスピードコースばかり だったけど、テストではいい感じで走れても、本番に なって急に雨が降ったりしてウェットセットが間に合わ なかったりとか、予想外のこ とが多かったですね。でも、 ベテランにはベテランの味 があるっていうのかな(笑)、 若い連中に比べて引き出し は多いと思うので、それは 有利だったかもしれません。 正直今はホッとしています」

全日本ジムカーナ選手権 Champion’s Voice
D部門 小林キュウテン選手
PN1クラス 西野洋平選手
PN3クラス 岡野博史選手 N1クラス 平田裕三選手 N3クラス 柴田優作選手 N4クラス 菱井将文選手 SA2クラス 森嶋昭時選手 SA3クラス 川脇一晃選手 SC部門 谷森雅彦選手

DIRT TRIAL

2011 SERIES CHAMPION

「今年はタイヤ選択も自分なりに考えたことが当たっ たりしたので、今まで自分が経験してきたことが活か せた年でしたね。4年間インテグラに乗って壊れやすい 所とかも分かってきて、早めに ケアしてマシントラブルを防げ るようになりましたが、公開練 習でトラブルが出たおかげで 本番を走れたこともあったの で、運もありましたね。時間が かかった気はしますが、本当、 獲れて良かったです」

SA2クラスは、北村和浩選手が苦戦を強いられながらもタイトルを防衛。 D部門は改造車部門の若きエース、宮入友秀選手がV奪取。

吉村修選手

「エボXは、今までのランエボとは全く違うクルマなん です。今までのエボの性格が全然なくなって、インプ レッサみたいなんですよ(笑)。エボⅨの感覚で乗ると乗 れない、という所で最初、凄 く戸惑ったんですが、エボⅩ に乗って3年、ようやく自分の 思い通りに動かせるようにな ってきたのが勝因かな。沢山 距離を走った成果で、そのご 褒美でチャンピオンを貰えた んだと思っています(笑)」

Champion’s Voice

SC3クラス 谷田川敏幸選手

「今年は途中でエンジンが壊れて、開発が止まったエ ンジンに載せ換えるしかなくてパワー的にかなり苦しく て、負けちゃったりしましたけど、今までの技術と経験 を活かして、何とか獲れたと いう感じですね。勝って当た り前、という周りの期待もあ るけど、やっぱり、どんな時 でも、“目の前の1本を一生懸 命走る”ということを続けるこ とが大事なんです。それをま た思い返せた一年でした」

1/2 JAF MOTOR SPORTS
PN部門 川島秀樹選手 N2クラス 伊藤益弘選手 SA1クラス 市村弘義選手 SA2クラス 北村和浩選手 SC1クラス 工藤清美選手 D部門 宮入友秀選手 全日本ダートトライアル選手権
10 2012 1/2 JAF MOTOR SPORTS

JAFMOTORSPORTS

監修/一般社団法人 日本自動車連盟

〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎0570-00-2811(ナビダイヤル) 発行所/(株)ジエ エー エフ出版社 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 ☎03-5470-1711 発行人/茂木淳一 振替(東京)00100-1-88320 印刷所/凸版印刷株式会社

表紙/2011年全日本選手権&スーパーGTシリーズ チャンピオンマシン

デザイン/鎌田僚、(株)スタジオーネ63 編集/(株)ジエ・エー・エフ出版社JAFスポーツ編集部 ☎03-5470-1712

INFORMATION from JAF

●JAFからの公示・お知らせ●

12 2011年JAFモータースポーツ表彰式 受賞者一覧

14 2012年全日本選手権レース統一規則について

14 2012年日本レース選手権規定の一部改正

14 自動車登録番号標付車両によるレース開催規定の一部改正

15 S-FJ/FJ1600車両用指定タイヤについて

16 F4車両用指定タイヤについて

16 2012年東日本ラリー選手権カレンダーの変更について

17 2012年全日本ラリー選手権統一規則について

20 2012年JAF地方ラリー選手権のクラス区分および 過給器付車両のリストリクターについて

22 2012年全日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権統一規則

26 2012年地方ジムカーナ選手権カレンダーの一部変更について

26 2012年JAF地方ジムカーナ/ダートトライアル選手権の クラス区分について

45「名称に関する細則」の一部改正のお知らせ

45 車両公認一覧

46 2011年全日本選手権ポイント表(レース、ラリー)

49 CERTIFICATE発行件数一覧と申請方法

49 Aライセンス講習会 日程

RACINGKART INFORMATION

54 2012年全日本カート選手権統一規則について

57 2012年地方/ジュニアカート選手権統一規則について

57 2012年日本カート選手権規定の変更について

57 カートクラブおよびカート団体の名称に関する規定の一部改正

2012.JANUARY & FEBRUARY 1/2

4 2011JAFモータースポーツ表彰式 思い深き一年を戦った栄えある王者達のために 29 Topics 日本のモータースポーツがお台場に集合! モータースポーツジャパン2011 フェスティバル イン お台場 38

特 集

ナビの女子力大検証!

〜人気・実力ともに男子を凌ぐ勢いの

28 今月のヘッドラインニュース

※「連載企画/全国モータースポーツショップガイド」、「連載企画/ やっぱり、若いが一番!!」、「連載企画/踏んでますか〜全国モー タースポーツシリーズ訪問〜」、「JAF加盟&準加盟クラブガイ ド」は誌面の都合により休載とさせていただきます。

EVENT REPORT

[RACE]

32 JAFGrandPrixSUPERGT&FormulaNIPPON FUJISPRINTCUP2011

[RALLY]

36 2011年JAF全日本ラリー選手権第8戦

新城ラリー 2011

64 2011年JAF中部・近畿ラリー選手権第5戦

2011年JMRC中部ラリーチャンピオンシリーズ第2戦

新城ラリー 2011

65 2011TRDヴィッツチャレンジ Round5in新城

[GYMKHANA]

50 JAFMOTORSPORTSCALENDER(1月〜3月)

58 JAFカートカレンダー(1月〜3月)

2012年全日本選手権統一規則

http://www.jaf.or.jp/msports/index.htm

59 2011年JMRC西日本ジムカーナフェスティバル in中部

60 2011年JAFカップオールジャパンジムカーナ

2011年JMRC全国オールスタージムカーナ

[DIRTTRIAL]

62 2011年JAFカップオールジャパンダートトライアル

JMRC全国オールスターダートトライアル IN 九州

66 2011JMRC西日本ダートフェスティバル in近畿

[RACING KART]

30 2011CIK-FIAWorldKartingChampionshipRound5

2011CIK-FIAAsia-PacificKF2Championship

KARTRACEIN JAPAN

女子ナビゲーターにズームイン〜
インターネット JAFモータースポーツ ホームページ 開設中 !!
2012 国内競技車両規則 掲載しました。

INFORMATION FROM

●JAFからの公示・お知らせ

2011年JAFモータースポーツ表彰式 受賞者一覧

JAFモータースポーツ名誉委員

●JAFモータースポーツ名誉委員

近藤 幾夫

JAFモータースポーツ特別賞

●JAFモータースポーツ特別賞

ANDRELOTTERER

BENOITTRELUYER

(2011年ル マン総合優勝)

PN部門

MICHAELKRUMM

(2011年FIA−GT1世界選手権チャンピオン獲得)

JAFカップオールジャパンジムカーナ

●クラス3 ●クラス1 山家 丈夫 村井 友樹

N部門

●クラス1

●クラス3 ●クラス2

飯塚 信男 西川 純一 平田 裕三 ●クラス4 野尻 隆司

SA部門

●クラス3 ●クラス2 ●クラス1

中井川 知弘

SC部門

尾崎 誠治

D部門

小林 キュウテン

津川 信次 森嶋 昭時

JAFカップオールジャパンダートトライアル PN部門

PN部門

西野 洋平

2位 中島 聡

3位 野口 泰通

4位 赤田 篤

5位 折茂 紀彦

6位 山越 義昌

N部門

●クラス1

平田 裕三

2位 小倉 雅則

3位 ふくはら ようへい

4位 土手 啓二朗

5位 鎌尾 邦彦

6位 村井 勝

●クラス4 菱井 将文

2位 茅野 成樹

3位 竹田 宏太朗

4位 喜勢 竜一

5位 梅村 伸一郎

6位 金本 辰也

SA部門

●クラス1

斉藤 邦夫

2位 中井川 知弘

3位 森田 陽介

4位 志賀野 浩

5位 合田 尚司

6位 安木 美徳

SC部門

谷森 雅彦

2位 西田 竜治

3位 桃井 守

4位 尾崎 誠治

5位 八塚 勝博

6位 町田 和雄

D部門 小林 キュウテン

2位 村上 仁

3位 東山 晃

4位 小泉 博司

5位 関谷 光弘

6位 砥上 史明

[公示No2012ー001] =チャンピオン

全日本ジムカーナ選手権

河本 晃一

2位 大島 敏道

3位 兼光 文俊

4位 原田 健太

5位 佐柄 英人

6位 壺坂 孝志

●クラス2

朝山 崇

2位 飯島 賢治

3位 両角 賢一郎

4位 佐川 和良

5位 ユウ

6位 箕輪 雄介

5位 小川 国大 6位 新井 範正

●クラス3

柴田 優作

2位 山野 哲也

3位 若杉 将司

4位 小林 辰朗

5位 野島 孝宏

6位 西森 顕

●クラス2

森嶋 昭時

2位 藤本 泰則

3位 新井 大輔

4位 渡辺 公

5位 川北 忠

6位 角岡 隆志

●クラス3

川脇 一晃

2位 津川 信次

3位 天満 清

4位 西原 正樹

5位 牧野 タイソン

6位 大橋 渡

12 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
鳥居 晴彦 N部門 ●クラス3 ●クラス2 ●クラス1
児島 泰
●クラス2 ●クラス1 北村 和浩 矢野 淳一郎
●クラス3 ●クラス1 橋本 和信 磯貝 雄一 D部門 江川 博
岸山 信之 佐藤 秀昭
SA部門
SC部門
●クラス3 ●クラス2 ●クラス1
山野 直也
岡野 博史 2位
3位 井上 賢二 4位 遠藤 康浩

全日本ダートトライアル選手権

PN部門 川島 秀樹

2位 鳥居 晴彦

3位 佐藤 卓也

4位 太田 延昭

5位 平原 祐一郎

6位 柳本 ひろのぶ

N部門

FS−125部門 牧野 任祐

2位 坂口 夏月

3位 東川 幸平

4位 松原 源

5位 広岡 凌

6位 小原 侑己

KF2部門

全日本カート選手権

黒木 陽介

2位 森田 英文

3位 児島 泰

4位 内藤 聡

5位 坂井 義浩

6位 竹本 幸広

SA部門

●クラス2

伊藤 益弘

2位 佐藤 秀昭

3位 西田 裕一

4位 青木 辰之

5位 中嶋 ケンタロー

6位 小川 静夫

●クラス2 ●クラス1

市村 弘義

2位 山崎 利博

3位 柴田 一洋

4位 岡田 晋吾

5位 佐藤 孝

6位 上野 倫広

SC部門

●クラス1

工藤 清美

2位 磯貝 雄一

3位 福山 重義

4位 田口 都一

5位 中島 孝恭

6位 寺田 伸

D部門 宮入 友秀

2位 炭山 義昭

3位 河内 渉

4位 江川 博

5位 中本 吉彦

6位 濱田 隆行

●クラス1 ドライバー

西山 敏

2位 葛西 一省

3位 山口 貴利

4位 山北 研二

5位 村田 康介

6位 小泉 茂

●クラス2 ナビゲーター

井上 裕紀子

2位 赤木 弥生

3位 北川 紗衣

4位 箕作 裕子

5位 遠山 裕美子

6位 関根 慎二

●クラス4 ドライバー

勝田 範彦

2位 奴田原 文雄

3位 柳澤 宏至

4位 高山 仁

5位 福永 修

6位 石田 正史

総合

ドライバー

北村 和浩

2位 荒井 信介

3位 山野 光司

4位 山尾 英史

5位 田上 正彦

6位 金枝 宣孔

●クラス3

谷田川 敏幸

2位 丹羽 政彦

3位 平塚 忠博

4位 梶岡 悟

5位 岩下 幸広

6位 杉尾 泰之

●クラス3

●クラス1 吉村 修

2位 北島 広実

3位 赤羽 政幸

4位 信田 政晴

5位 北條 倫史

6位 佐藤 隆行

佐伯 新

2位 朝日 ターボ

3位 石坂 瑞基

4位 阿部 拓馬

5位 天野 翼

6位 宮澤 一輝

SuperKF部門 鈴木 侑也

2位 平木 湧也

3位 石川 京侍

4位 山下 健太

5位 藤波 清斗

6位 佐々木 大樹

Nクラス

●ドライバー

千代 勝正

2位 野尻 智紀

3位 中山 雄一

全日本フォーミュラ3選手権

●チーム

NDDP RACING

全日本ラリー選手権

●クラス1 ナビゲーター

安田 弘美

2位 大谷 美紀夫

3位 山田 真記子

4位 平山 真理

5位 馬瀬 耕平

6位 三好 明宏

●クラス3 ドライバー

牟田 周平

2位 筒井 克彦

3位 曽根 崇仁

4位 眞貝 知志

5位 明治 慎太郎

6位 松原 久

●クラス4 ナビゲーター

足立 さやか

2位 佐藤 忠宜

3位 中原 祥雅

4位 奥村 久継

5位 竹下 紀子

6位 広田 沙貴子

ナビゲーター

足立 さやか 勝田 範彦

●クラス2 ドライバー

天野 智之

2位 増川 智

3位 中西 昌人

4位 高橋 悟志

5位 川名 賢

6位 南野 保

●クラス3 ナビゲーター

桝谷 知彦

2位 星野 元

3位 漆戸 あゆみ

4位 田中 直哉

5位 香川 俊哉

6位 高橋 巧

4位 佐々木 大樹

5位 GARY THOMPSON

6位 三浦 和樹

Cクラス

YUHI

2位 安田 裕信

3位 山内 英輝

4位 蒲生 尚弥

5位 RICHARD BRADLEY

6位 西本 直樹

●チーム

●エンジンチューナー

●ドライバー 株式会社トムス

ThreeBondRacing

FIAインターナショナルシリーズ スーパーGT

GT300クラス

●ドライバー

谷口 信輝 番場 琢

2位 田中 哲也 平中 克幸

3位 影山 正美 藤井 誠暢

GT500クラス

●ドライバー

●チーム

GSR&StudiewithTeamUKYO

●チーム

MOLA 柳田 真孝 RONNIEQUINTARELLI

2位 本山 哲

BENOITTRELUYER

3位 小暮 卓史 LOIC DUVAL

13 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ

全日本選手権フォーミュラ・ニッポン ●メカニック賞

PETRONAS TEAM TOM’S ANDRE LOTTERER

PETRONAS TEAM TOM’S

2位

3位 JOAO PAULO LIMA DEOLIVEIRA

4位 塚越 広大

5位 大嶋 和也

6位 石浦 宏明

2012年全日本選手権レース統一規則について

「2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則」お よび「2012年全日本フォーミュラ3選手権統一規則」を制定い たしましたのでお知らせします。

[公示No2012ー002]

規則の内容は、JAFホームページに掲載中のJAFモータ ースポーツニュース№219をご覧ください。

2012年日本レース選手権規定を下記の通り一部改正しました のでお知らせいたします。

国内競技運転者許可証A以上の所持者または、限定国内 競技運転者許可証A所持者の内、JAFスポーツ資格登録 規定第2条2.8)に該当する者が参加できる。

国際格式競技の場合は、国際競技運転者許可証B以上の 所持者とする。

ただし、次のいずれかに該当する者は参加できない。  1)〜2) (略)

第17条〜第22条 (略)

自動車登録番号標付車両によるレース開催規定の一部改正

自動車登録番号標付車両によるレース開催規定を下記の通り 一部改正しましたのでお知らせいたします。

下線部:改正箇所

第3条〜第9条 (略)

第10条 競技規則

1 .レース距離:

[公示No2012ー004]

第1条 目 的

一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」とい う)は、 自動車レースの健全な発展を図るため、自動車登録番号標付車 両を使用するレース(以下「本レース」という)に関して本規 定を定める。

第2条 参加車両

1 .本レースに参加する車両は、国内競技車両規則第3編第 5章スピードSA車両規定または第6章スピードB車両規 定に適合したものとする。

2 .上記1.に加え、6点式以上のロールバーおよび4点式 以上の安全ベルトの装着が義務付けられる。

3 .車両性能不均衡による競技管理体制の混乱を回避するた め、原則として車両型式の異なる車両による混走レースは 認められない。

ただし、同一メーカーの同系列車両によるレースは、こ の限りではない。

最長100kmとする。

1 .最大決勝出走台数:

JAF国内モーターレーシングコース許可証に記された 台数とする。

2 .燃 料:

1)〜3)(略)

4 .タイヤ:

本レースに使用できるタイヤは、最大2セットまでとし、 そのタイヤを一般公道走行に使用してはならない。

3 .信号合図:

国際モータースポーツ競技規則付則H項に従うこと。

第11条 (略)

第12条 本規則の施行

本規定は、2012年1月1日より施行する。

14 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
●チーム ●ドライバー
中嶋 一貴
以上
※下線部:改正箇所 記 第1条〜第15条 (略) 第16条 ドライバーの参加資格 1  (略) 2 .F3
以上
2012年日本レース選手権規定の一部改正 [公示No.2012ー003]
以上

S−FJ/FJ1600車両用指定タイヤについて

S−FJ/FJ1600車両は、JAF承認のもとオーガナイザー によって指定されたタイヤを使用することとなっておりますが、このた び、当該シリーズの全オーガナイザーから、以下の指定タイヤの申 請があり、これを承認しましたのでお知らせいたします。

1.指定タイヤ(S-FJ、FJ1600共通)

●銘 柄:横浜ゴム株式会社製      ドライ用:ADVANレーシングA005

ウェット用:ADVANレーシング A006 ●刻印:サイドウォールに「FJUSEONLY」の表示 ●指定期間:2012年12月31日まで ●価格:(ドライ・ウェット共通)

F:9,450円/本(消費税含む)      R:11,550円/本( 〃  )

●サービス料金:上記タイヤ価格には、組替え料金は含まれて いません。

新品及び中古タイヤの組替えは、レース時の サーキットタイヤガレージ及び下記FJタイヤ 取扱店にて、1本当たり1,000円必要となり ます。         廃タイヤ料金:300円/本

2.指定タイヤの供給 ●供給窓口:ジャパンスカラシップシステム

所在地:〒513-0825 三重県鈴鹿市住吉町5769-8      電話:059-379-0966   FAX:059-379-2809

担当:前川  営業時間:AM9:00〜PM5:30      休日:日・月 ●購入方法:

①指定タイヤ購入希望者はジャパンスカラシップシステムよ り「FJタイヤ注文書」を入手し、所定事項を記入して現金 書留で申し込んで下さい。

②申し込み受付後、ジャパンスカラシップシステムより「FJ タイヤ引換券」が宅配便にて送付されま す。(申し込みか ら引換券到着までに約6日間を要します)

③購入申し込み時に指定したタイヤ取扱店、または各サーキ ット内のタイヤサービスガレージ(レース前日および当日 のみ開設)に引換券を持参すると、タイヤを受け取ること ができます。なお、引換券なしでガレージ・代行販売店で タイヤを直接購入することはできませんので万一に備えス ペアを用意しておくことを強く推奨します。

④指定タイヤ取扱店、または各サーキット以外の場所に配送 を希望する場合は「FJタイヤ注文書」に配送先の住所・氏 名(または受け取り担当者)・電話番号を明記して下さい。

⑤レース1週間前迄に申し込みを完了してください。

レース直前の申し込みの場合「タイヤ引換券」の発行をお 断りすることがありますのでご了承ください。

●横浜ゴム㈱ S-FJ/FJ1600用タイヤ取扱店一覧

スポーツランドSUGO 仙台ハイランドレースウェイ

有菅原興産 担当:菅原

K・パワーズ㈱ ツインリンクもてぎ

城南ヨコハマタイヤ㈱

アドバンタイヤサービス

〒982-0034

宮城県仙台市太白区西多賀4-4-11

TEL:022-244-1913

FAX:022-244-1913

〒227-0863

千葉県柏市豊四季152-38

TEL:04-7146-4614

FAX:04-7146-2721

〒153-0065

東京都目黒区中町1-7-6

TEL:03-3714-7134

FAX:03-3793-5400

〒410-1326

静岡県駿東郡小山町用沢88-6

TEL:0550-78-0640

FAX:0550-78-1964

〒456-0032

鈴鹿地区

鈴鹿サーキット

アドバンタイヤサービス

鈴鹿

㈱ヨコハマタイヤジャパン

岡山カンパニー 岡山営業所

アドバンタイヤサービス イーズテック

名古屋市熱田区三本松町2-18

TEL:052-871-0300

FAX:052-882-2033

〒700-0941

岡山県岡山市南区青江6-6-32

TEL:086-264-3001

FAX:086-265-6340

〒811-1216

福岡県筑紫郡那珂川町観晴が丘15-25

TEL:092-287-9029

FAX:092-953-2623

大阪・兵庫・京都・滋賀 奈良・和歌山・岡山・四国

15 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
[公示No.2012ー005]
管轄地域 所在地・電話・FAX 代行販売会社名 管轄サーキット 担当地区 東北全域
東北地区 東北全域 関東全域 静岡
もてぎ地区 関東全域 静岡
筑波地区 関東全域 静岡
筑波サーキット
㈱山崎商事
富士スピードウェイ 富士地区 愛知・三重・岐阜 石川・富山・福井
岡山地区 九州全域
岡山国際サーキット
オートポリス 九州地区

F4車両用指定タイヤについて

F4車両は、JAF承認のもとオーガナイザーによって指定 されたタイヤを使用することとなっております。このたび、当 該シリーズの全オーガナイザーから、以下の指定タイヤの申請 があり、これを承認しましたのでお知らせいたします。

1.指定タイヤ

●銘柄:住友ゴム工業株式会社製〈 ダンロップ 〉 ドライ用:RACING SLICK F4 USE

サイズ

パターン

2.指定タイヤの供給

下記の要領で供給、販売します。

●販売元:日本F4協会

http://www.formula-racingorg/

●販売指定窓口:

株式会社東京アールアンドデー厚木事業所内「日本F4協会タ イヤ販売事務所」

住所 〒243-0035 神奈川県厚木市愛甲1516

電話番号 046-227-1101

ファックス番号 046-227-1105

DRY/REAR

SLICK F4 195/550 R13

DRY/FRONT SLICK F4 240/570 R13

ウェット用:RACING WET F4 USE

パターン サイズ R93 F4 180/550 R13

●販売方法:

①指定タイヤ購入希望者は日本F4協会ホームページより「F4 タイヤ注文書」を入手して所定事項を記入、代金を同封の 上、現金書留にて上記の販売指定窓口に購入申し込みをし てください。

WET/FRONT R93 F4 240/570 R13

WET/REAR

●刻印:タイヤにはサイドウォールに次の刻印があります。

『FORF4USEONLY』

●指定期間:2014年12月31日まで

●販売開始時期:2012年1月下旬(予定)

●販売価格:(ドライ、ウェットは同価格)

フロント 21,000円(消費税込)

リア 26,000円(消費税込)

●サービス料金:上記タイヤ価格には、組替え料金は含まれて いません。組替えは、レース時のサーキット内タイヤサービ スガレージにて1,000円/本をいただきます。ご購入時(タイ ヤ引換券とタイヤの引換時)の新品タイヤの組み替え工賃は 無料とします。廃タイヤ料金は別途250円/本をいただきま す。

②申し込み受付後、日本F4協会タイヤ販売事務所より「F4タ イヤ引換券」を送付いたしま す。(申し込み受付後、引換 券到着までに約10日間を要します)

③タイヤ注文書に記入された各サーキット内タイヤサービス ガレージ(レース前日および当日のみ開設)にタイヤ引換 券をご持参いただくことで、ご注文のタイヤをお引渡しし ます。なお、販売店での現金による直接購入はできません ので、万一の際の予備タイヤをご用意いただくことを強く お願いします。

④各サーキット内タイヤサービスガレージ以外の場所に配送 を希望する場合は「F4タイヤ注文書」に配送先の住所・氏 名(または受け取り担当者)・電話番号を明記して下さい。 送料は着払いとさせていただきます。

⑤レース開催2週間前迄に申し込みを完了してください。レ ース直前の申し込みの場合「タイヤ引換券」の発行をお断 りすることがあります事、ご了承ください。

●住友ゴム工業株式会社製 F4タイヤに関するお問い合わせは下記にお願いします。

スポーツランドSUGO 仙台ハイランドレースウェイ

住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部 担当:白石

本誌2011年12月号【公示No2011-112】にてお知らせしました、 2012年東日本ラリー選手権カレンダーにつきまして、下記の通 り変更となりましたのでお知らせいたします。

〒651-0071

兵庫県神戸市中央区筒井町2-1-1 TEL:078-265-5622 FAX:078-265-5652

[公示No2012ー007]

・競 技 会 名:2012年東日本ラリー選手権第1戦           御岳SNOW LAND RALLY2012

・オーガナイザー:フレンド.ラリー.クラブ ・開 催 日 程:変更前)2012年1月14日〜15日          ⇒ 変更後)2012年1月21日〜22日

16 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
[公示No2012ー006]
管轄地域 所在地・電話・FAX 問合せ窓口
管轄サーキット 全国
ツインリンクもてぎ 筑波サーキット 富士スピードウェイ 鈴鹿サーキット 岡山国際サーキット
以上
2012年東日本ラリー選手権カレンダーの変更について

2012年全日本ラリー選手権統一規則について [公示No.2012ー008]

2012年全日本ラリー選手権統一規則について下記の通りお知 らせします。

2012年全日本ラリー選手権統一規則

第1章 大会告知

第1条 競技会特別事項

本選手権競技会のオーガナイザーは当該競技会の特別規則 に本統一規則第1章の各項目を明記すること。

また、特別規則の内容は本統一規則の内容に相反したり、 また重複しないこと。

○競技会の定義および組織

2012年JAF全日本ラリー選手権第○戦「[競技会の名称]」 は、一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」とい

う)の公認のもとに国際自動車連盟(FIA)の国際モ ータースポーツ競技規則に準拠したJAFの国内競技規 則とその付則、2012年日本ラリー選手権規定、2012年全

日本ラリー選手権統一規則、ラリー競技開催規定および 本競技会特別規則に従い国内競技として開催される。

○プログラム

1.参加申込の開始日時:

2.参加申込の締切日時:

3.レッキの受付日時および場所:

4.参加確認の日時および場所:

5.公式車検の日時および場所:

6.第一回審査委員会の日時および場所:

7.ブリーフィングの日時および場所:[開催する場合は 記載すること]

8.スタートの日時および場所:

9.デイ1のスタートリスト発表日時および場所:

10.リスタートの出走申請締め切り日時および場所(1 デイ制の場合は適用されない):

11.デイ2のスタートリスト発表日時および場所:

12.暫定結果の発表日時および場所:    (予定)    13.表彰式の開催日時および場所:     (予定)

[※タイムスケジュールの詳細を記載する場合は、上記 または別途記載すること]

例)○月○日(○)  [※別途定める場合]

00:00〜00:00  項目

○競技会の名称

2012年JAF全日本ラリー選手権第○戦 ○○ラリー 2012

○競技の格式

JAF公認:国内競技、JAF公認番号 2012年○○○ ○号

○競技種目

ラリー競技開催規定の付則「スペシャルステージラリー 開催規定」に従ったスペシャルステージラリー

[※ロードセクションにスペシャルステージが含まれる

場合はその旨記載すること]

○開催日程および開催場所

2012年○月○日(○)〜○月○日(○)の○日間

○○県○○郡○○町周辺    ラリースタート:

ラリーフィニッシュ:

.レイアウト図は、付則にて記載すること]

[※2 .未定にて記載できない場合、確定後公式通知に て告知すること]

○コース概要

スペシャルステージ: [舗装(ターマック)/MIX /非舗装(グラベル)]

総走行距離:○○○km(予定)

スペシャルステージの合計距離:○○○km(予定)

※スペシャルステージの数:

※セクションの数:

※デイの数:

[※競技会までに変更が生じた場合は、公式通知にて訂 正すること]

○オーガナイザー

オーガナイザーの名称:

代表者名:

担当者名:

TEL:         FAX:

e-mail:   [公開できる場合には記載すること]

[共催の場合3クラブまでの名称を記載すること]

○組織

1)大会役員 [必要に応じて記載]

・大会会長:       大会副会長:

2)組織委員会

・組織委員長:      組織委員:

組織委員:       組織委員:    3)競技会主要役員

(1)競技会審査委員会

・競技会審査委員長:     (JAF派遣)      ・競技会審査委員:      (JAF派遣)      ・競技会審査委員:      (組織委員会任命)    (2)競技役員

・競技長:

・副競技長:

・コース委員長:

・計時委員長:

・技術委員長:

・救急委員長:

・医師団長:

・事務局長:

(3)コンペティターズリレーションズオフィサー(C RO):

○参加申込受付期間

・受付開始: [※プログラムと同様]

・受付締切: [※プログラムと同様]

○参加申込および問い合わせ先(大会事務局)

・事務局: [※2012年日本ラリー選手権規定第11条に 従うこと]

・所在地:〒

TEL:          FAX:

・提出書類: [※参加申込書、車両申告書、サービス 員登録書等の必要な書類を記載すること]

所定の用紙に必要事項を記入し、それぞれ署名捺印 の上、以下の参加料を添えて参加受付期間内に上記 までに申し込むこと。

・参加料:

・レッキの参加料:

・サービスカー登録料:

・サービス員登録料:

・その他(任意保険代、宿泊料等):

[※エントリー拒否に伴い事務手数料を差し引く場合、 参加車両やコ・ドライバーの変更、再車両検査等 により事務手数料を徴収する場合は、該当する項 目および料金を記入すること]

・支払い方法:

[※振込みの場合は、銀行名、支店名、口座番号、口

17 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
○競技会本部(HQ)    [※1

○保険

�名�を記載]

2012年日本ラリー選手権規定第17条に基づき、ラリー競 技に有効な対人賠償保険(無制限/○○○万円以上)お

よび搭乗者保険(または共済 等)(無制限/○○○万円

以上)に加入していること。

[※上記金額を決定し明記すること]

○音量規制

[※オーガナイザーがマフラーの音量を制限する場合、 「マフラーは当該車両の純正品とす る。」等を追記 すること]

○参加台数

総参加台数:     台[90台を上限とする]

○レッキの実施方法

[※1 .具体的な実施方法が記載できない場合は、「レッ キのタイムスケジュール、実施の詳細はコミュニ ケーションにて示す。」を必ず記載すること]

[※2 .レッキに使用する車両、タイヤを制限する場合 はその旨記載すること]

○タイヤ

本競技会で使用できるタイヤの本数は、   本までと する。

[※1 .舗装(ターマック)スペシャルステージを有す る競技会の場合、以下の条文を追記すること]

・安全上必要と判断した場合、競技長の宣言により 規定本数に追加して2本使用することができる。

本項に従ってなされた競技長の宣言に対して抗議 することはできない。

[※2 .競技会で使用できる最大本数の算出方法]

・舗装(ターマック)スペシャルステージの距離が 50km〜100km未満の場合、10本とし、100km 以上の場合、20km毎に2本追加。

・非舗装(グラベル/MIX)スペシャルステージ の距離が50km〜100km未満の場合、12本とし、 100km以上の場合、20km毎に2本追加。

○セレモニアルスタート

[※セレモニアルスタートを設定する場合はその旨記載 すること]

○タイムコントロール

公式時刻は、日本標準時を基準とした競技会計時委員の 時計による。

[※各デイの最後のコントロール(その直前にサービス パークがある場合はその出口のコントロール)につ いて、タイムペナルティを与えない場合は、その旨 記載すること]

○スペシャルステージ

1)計測は、印字機能を持つクロノメーターにて1/10 秒まで計測する。

2)スタートは、スタートリスト順または直前のTC通 過順に1分間隔とする。

[※1 .1分以上設ける場合はその旨記載すること]

[※2 .観客対応等の観点から、競技の一部区間に ついて特別な出走順とすることが必要と判断 した場合はその旨記載すること]

3)スタートの方法および合図は、ラリー競技開催規定 付則:スペシャルステージラリー開催規定26条5 . に従って行う。

[※スタート灯火信号を使用する場合は、故障時の 対応も含め詳細を付則5.にて記載すること]

○整備作業

1)整備作業の監督を担当する競技役員名:

2)整備作業を行うことができる場所:

3)サービスカーの管理方法:

○賞典

JN−1クラス   1位〜3位  JAF楯    JN−2クラス   1位〜3位  JAF楯

JN−3クラス   1位〜3位  JAF楯    JN−4クラス   1位〜3位  JAF楯     [※1 .副賞がある場合はその旨記載すること]     [※2 .副賞を制限する場合、「JAFの賞典を除き、 参加台数の…を超えない範囲で賞典を制限する」 等を記載すること。この場合、正式な数を記載 した公式通知を発行し、参加受理書に同封する こと]

○その他

1 .全日本ラリー選手権対象外の車両を参加させる場合に は、下記事項の何れかに従うこと。

1)当該特別規則に追加する場合には、以下の項目を必 ず記載すること。

①参加料等:

②参加車両:

③音量規制: [規制する場合のみ記載すること]      ④クラス区分:

⑤参加資格:

⑥賞典:

2)当該特別規則に追加しない場合には、別途特別規則 を作成すること。

2 .その他[必要に応じ記載すること]

○付則

オーガナイザーは、必要に応じ以下の付則を発表しなけ ればならない。

付則1 .暫定のラリー行程表

[※1 .本付則の行程表はあくまでも予定であ る旨記載すること 例)Ver1…、Vol1…等

[※2 .最終の行程表の発表は、参加確認受付 時に配布するか、公式通知にて告知する こと]

付則2 .レッキのスケジュール

付則3 .コンペティターズリレーションズオフィサー (CRO)

[※顔写真、行動予定表等を記載すること]

付則4 .HQレイアウト、サービスパークのレイアウト 等

[※未定にて記載できない場合、確定後公式通 知にて告知すること]

付則5 .信号灯によるスタート手順

[※未定にて記載できない場合、確定後公式通 知にて告知すること]

付則6 .ゼッケンおよび広告

[※未定にて記載できない場合、確定後公式通 知にて告知すること]

[競技会名称]                      大会組織委員会

第2章 競技参加に関する基準規則

第2条 参加車両

当該年の日本ラリー選手権規定第7条に従う。

第3条 クラス区分

1)当該年の日本ラリー選手権規定第8条に従う。

2)参加申込締め切り時点において、当該クラスの参加台 数が5台に満たない場合は、当該年の日本ラリー選手 権規定第10条に基づき、隣接する上位クラスでの参加 を認める。

第4条 参加資格

当該年の日本ラリー選手権規定第9条に基づき以下に従う こと。

1)参加申し込み締め切り時点において、参加車両を運転 するのに有効なる運転免許を取得後、1年以上経過し ていること。

2)参加者は、有効なJAF発給の競技参加者許可証の所

18 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ

持者でなければならない。ただし、競技運転者は参加 者を兼ねることができる。

3)競技運転者は、有効な自動車運転免許証と有効なJA F発給の競技運転者許可証の所持者でなければならな い。

4)満20才未満の競技運転者は、参加申込に際し、親権者 の承諾書を提出しなければならない。

5)1台の参加車両に搭乗するクルーは、ドライバーおよ びコ・ドライバーの2名とする。

第5条 参加申込方法および参加受理

1)所定の参加提出書類に署名捺印の上、参加料等を添え て、大会事務局まで送付すること。

2)参加車両名は必ず車両名(型式ではなく通称名:ヴィ ッツ、マーチ等)を入れること。

3)組織委員会は国内競技規則4−19に従い、参加申込者

に対し理由を示すことなく参加を拒否した場合は、速 やかにその理由を付してJAFに報告しなければなら ない。この場合の参加料等は返金される。

なお、正式受理後の参加料は、オーガナイザーの都合 で競技会を中止した場合を除き、返金されない。

4)参加受理の諾否は参加受理書の郵送にて通知する。

5)参加者は、参加申請が受理された後、不可抗力により 参加できない時は、参加確認受付終了までにオーガナ イザーにその旨を連絡しなければならない。

第6条 参加者に対する指示および公示

1)競技会審査委員会は国内競技規則4−9および10−10 に従って、公式通知をもって参加者に指示を与えるこ とができる。

2)当該競技会に関する公示、JAFが行う指示事項およ び暫定結果を含む競技結果成績は、公式通知掲示板に 公示される。

3)競技会審査委員会および組織委員会の決定事項または 公示、あるいは参加者に関する特別事項も書面をもっ て参加者に伝達される。

第7条 参加確認

下記の書類を参加確認受付時に提示すること。

1)ドライバーおよびコ・ドライバーの自動車運転免許証   2)ドライバーおよびコ・ドライバーの競技運転者許可証   3)競技参加者許可証

4)自動車検査証

5)自動車損害賠償責任保険証   6)ラリー競技会に有効な対人賠償保険および搭乗者保険 証(共済等)

第8条 クルーおよび参加車両の変更

1)正式参加受理後のクルーおよび参加車両の変更は認め られない。ただし、コ・ドライバーおよび参加車両に ついては、参加者から参加確認受付終了までに理由を 付した文書が提出され、競技会審査委員会が認めた場 合はこの限りではない。

2)参加クラスの変更を伴う参加車両の変更は認められな い。

第9条 安全装備

1)クルーが着用するもの:

2012年国内競技車両規則第4編付則ラリー競技に参加 するクルーの装備品に関する付則に従ったヘルメット およびレーシングスーツを着用すること。

2)参加車両に搭載するもの:

(1)非常用停止表示板(三角)2枚

(2)非常用信号灯

(6)各車両規定に定められている仕様の消火器 第10条 車両検査

1)競技会技術委員長は、公式車両検査を実施する。

また、公式車両検査に参加車両を提示することは、当

該車両がすべての規則に適合し参加申告したものとみ なされる。

2)参加者は出走可能な状態で特別規則書または公式通知 に示されるタイムスケジュールに従い指定の場所で公 式車両検査を受けなければならない。公式車両検査で 不合格の場合、公式車両検査を受けない場合、または 競技会技術委員長の修正指示に従わない場合は当該競 技に出走できない。

3)すべての参加者は公式車両検査と同時にラリー競技開 催規定に従った服装、装備、備品について検査をうけ ること。

4)指定される競技番号(ゼッケン)および広告は公式車 両検査前までに参加車両の指定された場所に貼付され ていなければならない。なお、競技中に外部から視認 できるよう維持されていること。

また、競技期間中に、競技役員から競技番号について の修正指示が出た場合は、これに従うこと。

5)競技会技術委員長は、参加車両の改造等が不適当と判 断した箇所について修正を求めることができる。 修正を命じられた車両は、修正の後再度車両検査を受 けなければならない。

6)競技会技術委員長は競技期間中いつでも参加車両およ びドライバーの参加資格について検査することができ る。

7)競技会審査委員会の承認のもと、競技会技術委員長は、 競技終了後上位入賞車両に対し最終車両検査を実施す る。当該検査の対象となった参加者はその指示に従う こと。

8)競技会技術委員長が行う検査および再車両検査の分解 および組み付けに必要な工具、部品、必要経費はすべ て参加者の負担とする。

万一、当該検査を受けない場合または検査の結果不合 格の場合は、競技会審査委員会の裁定により失格とな る場合がある。

9)参加者は、技術委員の求めがあれば各自の参加車両が 車両規定に適合している旨を証明するため、車両規定 に定める証明資料等を提示し証明しなければならない。   10)参加者は、本規則第3章第13条に基づき、公式車両検 査合格後に競技会技術委員長の許可を得て参加車両の 調整、変更、交換作業を行った場合は、作業が終了し た後に競技会技術委員長に申告して車両の規則適合性 について再確認を受けること。

11)参加者は、競技走行中に車両の安全性が損なわれたと 判断した場合は、競技会技術委員長に申告してその安 全性について確認を受けること。

第3章 競技に関する基準規則

第11条 ブリーフィング

当該年の日本ラリー選手権規定第16条に従う。

ただし、ブリーフィングを実施しないオーガナイザーは、 クルーに対する指示事項を公式通知にて発行し、参加確認時 に書面にて配付しなければならない。当該指示事項に追加/ 変更が生じた場合は、当該競技会審査委員会の承認のもと再 度、公式通知にて発表される。

第12条 給油

オーガナイザーが指定した給油場所以外での給油は認めら れない。

第13条 整備作業の範囲

整備作業の範囲は、以下の通りとする。

1)タイヤの交換

2)ランプ類のバルブ交換

3)点火プラグの交換

4)Vベルトの交換

5)各部点検増締め

6)上記以外の整備作業を行う場合、競技会技術委員長の

19 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
(3)赤色灯
(4)牽引用ロープ   (5)救急薬品

許可を得て、所定の申告書を必ず提出すること。 第14条 リタイヤ

競技会の途中で競技を棄権する場合、また以降競技に出場 しない場合、その旨を書面にて競技役員に申し出て棄権しな

第15条 リスタート

当該競技会が2デイ制の場合、デイ1において競技から離 脱した参加者は以下を条件にデイ2への出走が許される。

1)オーガナイザーが指定する時刻までに再出走の申請を 行うこと。

2)オーガナイザーが指定する時刻までに再車両検査に合 格すること。

3)当該競技会審査委員会の承認を得ること。

第16条 競技結果

競技結果は、スペシャルステージで記録された所要時間と ロードセクション、その他で課されたペナルティタイムを合 計して決定する。

なお、オーガナイザーは各スペシャルステージ終了後に速 報タイムを発表しなければならない。

また、オーガナイザーはデイ毎の競技成績を発表しなけれ ばならない。

第4章 抗 議 第17条 抗議

1)参加者は、自分が不当に処遇されていると判断した場

合、国内競技規則第12条に従い、抗議する権利を有す る。

(1)抗議を行う場合は、必ず文書にて理由を明記し、 50,900円を添えて競技長に提出すること。

(2)抗議が正当と裁定された場合抗議料は返却される。

(3)抗議により車両の分解検査に要した費用は、その抗 議が正当と裁定されなかった場合は、抗議提出者、 正当と裁定された場合は抗議対象者が負担する。そ

の際に要した分解整備等の費用は競技会技術委員長 が算定する。

(4)審判員の判定、計時装置、安全上の判断に伴うタイ ヤの追加に関する競技長宣言に対して抗議すること はできない。

(5)競技会審査委員会の裁定は、抗議者に宣告される。

2)抗議の制限時間

(1)競技会技術委員長の決定に関する抗議は、決定直後 に提出しなければならない。

(2)成績に関する抗議は、暫定結果発表後30分以内に提 出しなければならない。

第5章 競技会の成立、延期、中止、または短縮 第18条 競技会の成立、延期、中止、または短縮   1)保安上または不可抗力のため競技会実施あるいは続行 が困難になった場合、競技会審査委員会の決定により 競技会の延期、中止または短縮を行う場合がある。

2)競技会の延期のため参加者が出場できない場合、また は中止の場合は参加料を返還する。ただし、天災地変 の場合はこの限りではない。

第6章 賞 典

第19条 賞典

1)JAF賞:全クラスの1位〜3位に対してJAF楯が 授与される。ただし、当該年の日本ラリー選手権規定 第4条1.および2.に従い当該クラスが成立している こと。

2)オーガナイザー賞:オーガナイザーが独自に設定する 副賞を指し、当該競技会の特別規則に内容を記載する こと。

3)表彰対象者が表彰式に欠席した場合には、表彰を放棄 したものとして、オーガナイザーの用意した副賞は授 与されない。

第7章 本統一規則の解釈および施行

第20条 本統一規則の解釈

競技会中に本統一規則および競技に関する諸規則の解釈に 疑義が生じた場合は、競技会審査委員会が決定する。

第21条 罰則

1)ラリー競技開催規定付則:スペシャルステージラリー 開催規定第29条に従う。

2)規則違反、または競技役員の指示に対する不遵守は、 国内競技規則に記載されている条項に従って罰則が適 用される。

3)本規則に関する罰則および本規則に定められていない 罰則の選択については、競技会審査委員会が決定する。 第22条 本統一規則の施行ならびに記載されていない事項   1)本統一規則は、本競技会に適用されるもので参加受付 と同時に有効となる。

2)本統一規則に記載されていない事項については、JA F国内競技規則とその付則、およびFIA国際モータ ースポーツ競技規則とその付則に準拠する。

3)本統一規則発行後、JAFにおいて決定され公示され た事項は、すべての規則に優先する。

以上

[公示No2012ー009]

2012年日本ラリー選手権規定第12条および第13条に基づき、 2012年地方ラリー選手権クラス区分について、下記の通りお知 らせいたします。

1 .北海道ラリー選手権(全2クラス)

・気筒容積が3,000cc以下の車両    ・エアリストリクターの装着は任意とする。サイズは最 大内径32mm(外径38mm未満)とする。

②A−Cクラス:

・気筒容積が3,000ccを超える車両    ・エアリストリクターの装着は任意とする。サイズは最 大内径32mm(外径38mm未満)とする。

2 東日本ラリー選手権(全4クラス)

①BC−1クラス:

・気筒容積が1,400cc以下の車両    ・エアリストリクターの装着は任意とする。サイズは最 大内径33mm(外径39mm未満)とする。

②BC−2クラス:

・気筒容積が1,400ccを超え1,500cc以下の車両    ・エアリストリクターの装着は任意とする。サイズは最 大内径33mm(外径39mm未満)とする。

③BC−3クラス:

・気筒容積が1,500ccを超え3,000cc以下の車両    ・エアリストリクターの装着は任意とする。サイズは最 大内径33mm(外径39mm未満)とする。

20 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
ければならない。
①A−Bクラス:
2012年JAF地方ラリー選手権のクラス区分 および過給器付車両のリストリクターについて

④BC−4クラス:

・気筒容積が3,000ccを超える車両    ・エアリストリクターの装着を義務付ける。サイズは最 大内径33mm(外径39mm未満)とする。

3 中部・近畿ラリー選手権(全3クラス)

①DE−2クラス:

・気筒容積が1,500cc以下の車両    ・エアリストリクターの装着は任意とする。サイズは最 大内径33mm(外径39mm未満)とする。

②DE−3クラス:

・気筒容積が1,500ccを超え3,000cc以下の車両    ・エアリストリクターの装着は任意とする。サイズは最 大内径33mm(外径39mm未満)とする。

③DE−4クラス:

・気筒容積が3,000ccを超える車両

・エアリストリクターの装着は任意とする。サイズは最 大内径33mm(外径39mm未満)とする。

※エアリストリクターを装着しない場合はECUの変 更、改造は認められない。

4 中四国ラリー選手権(全3クラス)

①FG−Aクラス:

・気筒容積が1,500cc以下の車両    ・エアリストリクターの装着は任意とする。サイズは最 大内径33mm(外径39mm未満)とする。

②FG−Bクラス:

・気筒容積が1,500ccを超え3,000cc以下の車両    ・エアリストリクターの装着は任意とする。サイズは最

大内径33mm(外径39mm未満)とする。

③FG−Cクラス:

・気筒容積が3,000ccを超える車両    ・エアリストリクターの装着は任意とする。サイズは最 大内径33mm(外径39mm未満)とする。

5 九州ラリー選手権(全3クラス)

①H−Aクラス:

・気筒容積が1,500cc以下の車両

・エアリストリクターの装着は任意とする。サイズは最 大内径32mm(外径38mm未満)とする。

※エアリストリクターを装着しない場合はECUの変 更、改造は認められない。

②H−Bクラス:

・気筒容積が1,500ccを超え3,000cc以下の車両    ・エアリストリクターの装着は任意とする。サイズは最 大内径32mm(外径38mm未満)とする。

※エアリストリクターを装着しない場合はECUの変 更、改造は認められない。

③H−Cクラス:

・気筒容積が3,000ccを超える車両

・エアリストリクターの装着は任意とする。サイズは最 大内径32mm(外径38mm未満)とする。 ※エアリストリクターを装着しない場合はECUの変 更、改造は認められない。

現在、JAFに登録されているモータースポーツのクラブ「JAF登録クラ ブ」は、全国各 地にあって、その数は1000を超えています。

クラブはモータースポーツに参加するドライバーやオフィシャルの活動拠点となっており、 クラブに加入することでモータースポーツ活動の幅が、尚一層、広がるはずです。

身近にクラブがないという方はJAFのホームページをご覧ください。JAF登録クラブの 一覧を掲載しています。各クラブのホームページにもリンクしており、クラブ員募集やクラブ が主催する競技会などの情報を得ることができます。

クラブの特徴を調べて、気になるクラブがありましたらぜひ連絡をとってみてください。多 くのクラブがあなたの連絡をお待ちしています。

http://www.jaf.or.jp/msports/

21 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
以上 クラブに加入していない皆様へ J J J J J J J J J A A A A A A A A A A A F F F F F F F F F F F は は は は は は は は は は 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、「 「 「 「 「 「 「 「 「 J J J J J J J J J A A A A A A A A A F F F F F F F F F 登 登 登 登 登 登 登 登 登 登 録 録 録 録 録 録 録 録 録 ク ク ク ク ク ク ク ク ラ ラ ラ ラ ラ ラ ラ ラ ブ ブ ブ ブ ブ ブ ブ ブ 」 」 」 」 」 」 」 」 へ へ へ へ へ へ へ へ へ の の の の の の の の 加 加 加 加 加 加 加 加 加 入 入 入 入 入 入 入 入 入 を を を を を を を を を 強 強 強 強 強 強 強 強 強 く く く く く く く く く 推 推 推 推 推 推 推 推 推 推 奨 奨 奨 奨 奨 奨 奨 奨 奨 奨 し し し し し し し し し し し し て て て て て て て て て て て い い い い い い い い い い ま ま ま ま ま ま ま ま ま ま ま す す す す す す す す す
。 。 。 。 。 。 。 。 。 。。 。 。
JAFは、「JAF登録クラブ」への加入を強く推奨しています

2012年全日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権統一規則

2011年11月24日制定 2012年1月1日施行

・救急委員長   :

・医師団長    :

・事務局長    :

○参加申込および参加費用

第1章 大会告知

第1条 競技会特別事項

本選手権競技会のオーガナイザーは当該競技会の特別規則に 本統一規則第1章の各項目を明記すること。

また、特別規則の内容は本統一規則の内容に相反したり、ま た重複しないこと。

○競技会の定義および組織

2012年JAF全日本[ジムカーナ/ダートトライアル]選 手権第 戦「[競技会の名 称]」は、一般社団法人日本自動 車連盟(以下「JAF」という)の公認のもとに国際自動車 連盟(FIA)の国際モータースポーツ競技規則に準拠した JAFの国内競技規則とその付則、2012年日本ジムカーナ/ ダートトライアル選手権規定、2012年全日本ジムカーナ/ダ ートトライアル選手権統一規則、スピード行事競技開催規定 および本競技会特別規則に従い国内競技として開催される。

○競技会の名称

2012年JAF全日本[ジムカーナ/ダートトライアル]選手 権第  戦

「[競技会の名称]」

○競技種目

[ジムカーナ/ダートトライアル]

○競技の格式

JAF公認:国内競技、JAF公認番号    年   号

○開催日程

2012年  月  日( )〜  月  日( ) 日間 ○競技会開催場所(コース公認№  −[Ⅰ/Ⅱ]−   )  名 称 :

所在地 :

担当者名:

TEL :

FAX :

○オーガナイザー等

オーガナイザーの名称:

代表者名      :

所在地       :〒

TEL       :

FAX       :

[共催の場合3クラブまでの名称を記載]

○大会役員[必要に応じて記載]

・大会会長 :

・大会副会長:

○組織委員会

・組織委員長:

・組織委員 :          ・組織委員 :

・組織委員 :          ・組織委員 :

1)競技会審査委員会(※JAF派遣を含めて3名以内で構 成すること)

・競技会審査委員長:          (JAF派遣)   ・競技会審査委員 :          (JAF派遣)   ・競技会審査委員 :

1)参加申込場所および問い合わせ先(大会事務局)

所在地    :〒

クラブ、団体名:

担当者    :

TEL    :

FAX    :

2)参加受付期間:受付開始 2012年  月  日

締切日  2012年  月  日必着

3)提出書類:所定の参加申込書、車両申告書、選手紹介書 等に必要事項を記入し、競技参加者、競技運転者、サービ ス員が誓約文へ、それぞれ署名のうえ、以下の参加料を添 えて参加受付期間内に上記まで申し込むこと。

4)参加料:¥

5)その他:[有料の場合にはすべて記載]

[宿泊料、昼食代、パドックパス、駐車料、サービス員・ サービスカー登録料、その他]

○サービス員、サービスカー

競技参加者は、パドックサービス員およびパドックに持ち 込むサービスカーについて競技参加申込と同時に登録を必要 とする。

登録したサービスカーは、パドック内のオーガナイザーが 指定した駐車スペースに置くこと。登録以外の車両積載車等 の車両は、オーガナイザーが指定する駐車スペースに置くこ と。

○競技のタイムスケジュール

・ゲートオープン      [時刻を記載]  ・参加確認受付       [時刻を記載]  ・公式車両検査       [時刻を記載]  ・慣熟走行(歩行)     [時刻を記載]  ・開会式          [時刻を記載]  ・ドライバーズブリーフィング[時刻を記載]  ・第1ヒート        [時刻を記載]  ・慣熟走行(歩行)     (第1ヒート終了後 分後)  ・第2ヒート        (第1ヒート終了後 分後)  ・表彰式(閉会式)     [予定時刻を記載]  [※公式練習、公式予選等を設ける場合は、その詳細を記載 すること。]

○その他の事項

1)慣熟走行(歩行):[走行か歩行かを記載]  2)賞典      :国内競技規則4−8 19)に基づく賞 の細目。

3)[選手権対象外で併催するクラスがあれば記載]  4)[第23条(統一規則)競技上のペナルティー以外にペナ ルティーを規定する場合は、JAFの承認を得て記載] ○諸施設の見取り図

下記諸施設の位置を明示した見取り図を特別規則または公 式通知にて示す[参加受理書と共に発送すること]。

22 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
○競技会主要役員
・競技長     :   ・コース委員長  :   ・計時委員長   :   ・技術委員長   :   ・パドック委員長 :
2)競技役員
1)パドック  2)参加受付場所  3)車検場  4)競技会事務局  5)審査委員会室  6)公式通知掲示板  7)ブリーフィング会場  8)医務室  9)計時・コントロール室  10)表彰式会場
[公示No2012−010]

1)当該年の日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定 第11条に従う。

2)全日本ジムカーナ選手権におけるPN部門およびAE部 門に参加する車両は、タイヤ接地面にタイヤを1周する連 続した縦溝を有するタイヤを使用しなければならない。当

該縦溝はトレッドウェアインジケータ(スリップサイン) が出るまで維持されていなくてはならない。

3)全日本ダートトライアル選手権におけるN部門クラス3 に参加する車両のうち、下記(1)あるいは(2)に定める 条件を満たす車両については、当該年のJAF国内競技車 両規則第3編第4章スピードN車両規定第4条4.2)の 「当該自動車製造者発行のカタログ等の主要諸元一覧表の 車両重量(同一車両型式)に50㎏増量された値とする。」

は適用しない。

(1)FIAまたはJAF公認車両であり、同一車両型式の最 も古い公認発効年が2006年の1月1日以降の車両。

(2)JAF登録車両であり、同一車両型式の最も古いJAF 登録年が2006年の1月1日以降の車両。

(3)当該車両がFIA公認車両、JAF公認車両またはJA F登録車両として資格を重複して有する場合は、同一車 両型式の公認発効年またはJAF登録年の最も古い年か ら起算して、上記(1)あるいは(2)に定める年数によ る資格を決定する。

第3条 競技クラス区分

当該年の日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定第12 条に従う。

第4条 参加者および競技運転者(ドライバー)  1)参加者は、有効なJAF発給の競技参加者許可証の所持 者でなければならない。ただし、競技運転者は参加者を兼 ねることができる。

2)競技運転者は、有効な自動車運転免許証と有効なJAF

発給の競技運転者許可証の所持者でなければならない。

3)満20才未満の競技運転者は、参加申込に際し、親権者の 承諾書をオーガナイザーに提出しなければならない。

第5条 参加受理優先基準

1)シードドライバー。

2)前年および当該年度の全日本および地方選手権の上位入 賞者。

第6条 同一競技会の参加制限

1)同一運転者は1つの競技会で1つのクラスのみ参加でき る。

2)同一車両による重複参加は、同一クラス内に限り認めら れる。

第7条 参加申込方法および参加受理

1)所定の参加提出書類に参加料等を添えて、大会事務局ま で送付すること。参加料は現金書留の他振り込み等も認め られる。

2)参加車両名は15字以内とし、必ず車両名(型式ではなく 通称名:ヴィッツ、マーチ等)を入れること。

3)組織委員会は国内競技規則4−19に従い、参加申込者に 対し理由を示すことなく参加を拒否した場合は、速やかに その理由を付してJAFに報告しなければならない。この 場合の参加料等は返金される。

なお、正式受理後の参加料は、オーガナイザーの都合で 競技会を中止した場合を除き、返金されない。

4)参加受理の諾否は参加受理書の郵送にて通知する。

5)参加申込書発送の証明は受理の証明としては認められな い。

6)参加者は、参加申請が受理された後、不可抗力により参 加できない時は、参加確認受付終了までにオーガナイザー にその旨を連絡しなければならない。

第8条 参加者に対する指示および公示

1)競技会審査委員会は国内競技規則4−9および10−10に 従って、公式通知をもって参加者に指示を与えることがで きる。

2)当該競技会に関する公示、JAFが行う指示事項および 暫定結果を含む競技結果成績は、公式通知掲示板に公示さ れる。

3)競技会審査委員会および組織委員会の決定事項または公 示、あるいは参加者に関する特別事項も書面をもって参加 者に伝達される。

第9条 車両の変更

当該年の日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定第25 条に従う。

第10条 車両検査

1)競技会技術委員長は、公式車両検査を実施する。

また、公式車両検査に車両を提示することは、当該車両 がすべての規則に適合し参加申告したものとみなされる。

2)参加者は出走可能な状態で特別規則書または公式通知に 示されるタイムスケジュールに従い指定の場所で公式車両 検査を受けなければならない。公式車両検査で不合格の場 合、公式車両検査を受けない場合、または競技会技術委員 長の修正指示に従わない場合は当該競技に参加できない。  3)すべての参加者は公式車両検査と同時にスピード行事競 技開催規定に従った服装、装備、備品について検査を受け ること。

4)競技番号(ゼッケン)は公式車両検査前までに車両の左 右に貼付すること。競技期間中に、競技役員から競技番号 についての修正指示が出た場合は、これに従うこと。

5)競技会技術委員長は、車両の改造等が不適当と判断した 箇所について修正を求めることができる。修正を命じられ た車両は、修正の後再度車両検査を受けなければならない。  6)競技会技術委員長は競技期間中いつでも参加車両および ドライバーの参加資格について検査することができる。

7)競技会審査委員会の承認のもと、競技会技術委員長は、 競技終了後上位入賞車両に対し最終車両検査を実施する。 当該検査の対象となった参加者はその指示に従うこと。

8)競技会技術委員長は、PN部門、N部門、SA部門各ク ラス上位入賞車両に対する最終車両検査として、当該車両 が装着したタイヤ2本(ホイールは含まない)の提出を求 めることがある。当該検査の対象となった参加者はその指 示に従ってタイヤを提出しなければならず、これに対する 抗議は認められない。なお、提出したタイヤは返還されな いものとし、オーガナイザー発行の受領証と引き換えに同 一モデル・サイズの未使用新品タイヤが提供される。

9)競技会技術委員長が行う検査および再車両検査の分解お よび組み付けに必要な工具、部品、必要経費はすべて参加 者の負担とする。万一、当該検査を受けない場合または検 査の結果不合格の場合は、競技会審査委員会の裁定により 失格となる場合がある。

10)参加者は、技術委員の求めがあれば各自の参加車両が車 両規定に適合している旨を証明するため、車両規定に定め る証明資料等を提示し証明しなければならない。

11)競技車両は、公式車両検査終了後から正式結果発表まで の間は、指定駐車待機場所で保管されているものとし(コ ース走行中または走行のための移動を除く)、車両保管解 除もしくは正式結果の発表があるまでは、オーガナイザー の管理下に置かれる。

12)参加者は、当該年の日本ジムカーナ/ダートトライアル 選手権規定第5章第32条2.に基づき、公式車両検査合格 後に競技会技術委員長の許可を得て車両の調整、変更、交

23 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
第2章 競技参加に関する基準規則 第2条 参加車両

換��を行�た場合は、��が終了した後に競技会技術委 員長に申告して車両の規則適合性について�確認を受ける こと。

13)参加者は、競技走行中に転倒等により車両の安全性が損 なわれたと判断した場合は、競技会技術委員長に申告して その安全性について確認を受けること。

第3章 競技に関する基準規則

第11条 競技コース

1)競技コース(公式練習、公式予選を含 む)は、競技会審 査委員会に承認されたものが、公式通知掲示板に掲示され た上、参加確認受付時に公式通知として参加者に配付され る。

2)競技コース図に記載される事項は、以下の通りとする。

(1)スタート・走路・決勝の各審判員の判定場所(ポスト)  (2)救急・消火・レスキュー等の車両待機場所

(3)医師(看護師等の有資格者配置の場合、同資格者も含む)

待機場所

(4)技術委員長待機場所

(5)重複参加者(Wエントリー)交代場所  (6)排出ガス測定場所・タイヤ申告場所  (7)停止線(パドック導入路前)  (8)出走前のサービス可能な最終地点  3)公開練習のコース設定は、競技コースと異なる設定にて 行われる。

第12条 ドライバーズブリーフィング 当該年の日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定第26条 に従う。

第13条 慣熟走行または慣熟歩行 当該年の日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定第28 条に従う。

第14条 スタート

スタート前、コース査察車(マーシャルカー)は、赤旗または 赤色ライトを表示しながら最終点検走行を実施しなければなら ない。

1)スタートは原則としてゼッケン順に行うものとする。  2)スタートは、ランニングスタートとする。

3)保安上もしくは不可抗力により、当初定められたクラス ごとのスタート順を変更する場合は、競技会審査委員会承 認のもと、その内容を公式通知で示す。

第15条 リタイヤ

競技会の途中で競技を棄権する場合、また以降競技に出場し ない場合、明確に意思表示を行いその旨を書面にて競技役員に 申し出て棄権しなければならない。

第16条 一般安全規定

1)スピードN車両部門、スピードSA車両部門、スピード

SC車両部門およびスピードD車両部門に参加する車両は、 当該車両に適用される国内競技車両規則に基づくロールバ ーを装着しなければならない。

スピードPN車両部門およびスピードAE車両部門に参 加する車両は、当該車両に適用される国内競技車両規則に 基づくロールバーの装着が推奨される。

2)オープンカーは乗員保護のため、ジムカーナ競技につい ては4点式以上、ダートトライアル競技については6点式 以上のロールバーを装着しなければならない。

3)全ての車両は、適用車両規則に応じた4点式以上の安全 ベルトを装着すること。

4)競技走行中は運転者側の窓およびサンルーフを全閉しな ければならない。

競技会場内に限り、運転席側の窓内側にネットを装着す

ることができる。

ダートトライアル競技についてはネットの装着を強く推 奨する。

その場合、ネットは以下の仕様でなければならず、窓の 開口部をステアリングホイールの中心まで塞がなければな らない。

・材質:耐摩耗性のあるもの              ・帯の最小幅:19㎜

・網目の最小サイズ:25×25㎜

・網目の最大サイズ:60×60㎜             ・装着要領:脱着可能であること    ロールバーにネットを装着する場合、ロールバーに加工 を施してはならない。

取付具を用いて装着する場合、取付具が突起物とならな いこと。

5)パドック内での移動は、最徐行で運転し、ウォームアッ プランやブレーキテストを禁止する。

6)ゴール(フィニッシュライン)後の直線区間(減速レー ン)では一旦停止せずに最徐行にて移動し、当該区間(減 速レーン)通過後のパドックへの導入路にて一旦停止後、 パドックへ移動すること。

7)エンジン始動中にジャッキアップを行う場合は、リジッ トジャッキ(通称ウマ)を用いドライバーまたはメカニッ クが乗車すること。それ以外のエンジン始動中のジャッキ アップは禁止する。

8)パドック内に燃料を保管する場合は、消防法に適合した 金属製の携行缶に保管することとし、総量20リッター以上 の燃料を持ち込んではならない。

9)パドック内で給油する場合は、粉末消火器(国家検定合 格済の薬剤質量3kg以上)を準備し、給油すること。

第17条 タイヤ

スピードPN車両部門、スピードN車両部門およびスピード SA車両部門に参加する車両のタイヤについては、ジムカーナ /ダートトライアル競技別に下記事項が適用される。また、競 技期間中、機材等を用いてタイヤを意図的に加熱、保温するこ とは禁止される。

1)ジムカーナ競技:

(1)1つの競技会で使用できるタイヤの本数は1セット(4 本)のみとする。

(2)第1ヒートのスタート前に競技会技術委員長により、装 着しているタイヤ1セット(4本)がマーキングされる。  (3)マーキングされたタイヤは、車両保管解除もしくは正式 結果の発表があるまでは変更、交換および/または裏組 みをすることは許されない。

2)ダートトライアル競技:

(1)1つの競技会で使用できるタイヤの本数は1セット(4 本)毎に溝のパターン(銘柄)が異なる最大2セット(8 本)のみとする。

(2)第1ヒートのスタート前に競技会技術委員長により、装 着しているタイヤ1セット(4本)がマーキングされる。

(3)マーキングされたタイヤを第2ヒートに使用しない場合 は、最終車両検査または車両保管もしくは正式結果の発 表があるまでは参加者が保管する。

(4)第1ヒートでタイヤがバースト、またはトレッド部の欠 損が著しく交換を要する場合は、次の事項を条件に最大 2本まで同一溝パターン(銘柄およびサイズ)のタイヤ に交換することができる。

①自車の第1ヒート走行終了直後に競技会技術委員長 (または技術委員)に口頭で申告するとともに交換を 要するタイヤの確認を受ける。

②競技会技術委員長(または技術委員)の確認を受けた 後、速やかに交換するタイヤに書面(参加部門クラス、 参加者名および参加車両の型式、交換するタイヤのサ イズ、理由)を添えて申告する。

24 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ

③競技会技術委員長(または技術委 員)は、交換したタ イヤにマーキングを行う。

第18条 競技運転者の装備  1)競技中はレーシングスーツ、レーシングシューズ、レー シンググローブの着用を義務付ける。当該年の国内競技車 両規則第4編「レース競技に参加するドライバーの装備品 に関する付則」の耐火炎レーシングスーツ、耐火炎レーシ ングシューズ、耐火炎レーシンググローブの着用を推奨す る。

2)競技ヘルメットは、JAF「スピード行事競技用ヘルメ ットに関する指導要綱」に適合するものの着用を義務付け る。この適合性は、ラベルで表示されるかまたは証明でき なければならない。

第19条 信号表示

ドライバーへの指示は以下に示す国内競技規則付則「スピー ド行事における旗信号に関する指導要項」に定められた信号に よって伝達される。

なお、灯火信号等の本統一規則に定めていないものを使用す る場合は、バックアップ体制を含めて特別規則に記載される。

国旗またはクラブ旗:スタート合図   黄旗       :パイロン移動、転倒、脱輪   黒旗       :ミスコース   赤旗       :危険有り直ちに停止せよ   緑旗       :コースクリア   チェッカー旗   :ゴール合図

第20条 競技の中断

1)事故、故障車等によってコースが閉鎖された場合、また は天候その他の理由で競技を継続することが不可能となる ような事態で競技を中断する必要が生じた場合、競技長は 赤旗表示を決定し、同時にオブザベーションポストにおい て赤旗が表示される。

2)競技中断の合図と同時に走行中の車両はただちに競技走 行を中止し、オフィシャルの指示に従わなければならない。

第21条 計時

1)計測は、競技車両が最初のコントロールラインを横切っ た時より開始し、最終のコントロールラインを横切った時 に終了する。

2)計測は、自動計測機器にて1/1000秒以上まで計測し、そ の計測結果を成績とする。

3)自動計測機器は、独立した自動計測器によるバックアッ プ体制をとり、センサー等はコントロールライン上に設置 し、位置や高さを統一するとともに外的要因による影響を 受けることがないように保護すること。

4)万一自動計測機器による計測不能等が発生した場合に限 り、2個以上のストップウォッチにて1/1000秒以上まで計 測し、その平均タイムを成績とする。

5)所定の時間までに参加確認受付の手続きを怠った参加者 は、結果成績表からその名前が抹消される。

第22条 順位決定

当該年の日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定第30 条に従う。

第23条 競技上のペナルティー

1)スタート指示に従わない場合は当該ヒートの出走の権利 を失うものとする。

2)スタート合図後速やかにスタートしない場合は、当該ヒ ートの走行タイムに5秒を加算する。

3)反則スタートは、当該ヒートの走行タイムに5秒を加算 する。

4)コース上のマーカー(パイロン)の移動、または転倒と 判定された場合は、当該ヒートの走行タイムにマーカー1

個につき5秒を加算する。

5)コースから脱輪した場合、1輪につき1回5秒を走行タ イムに加算する。

6)4輪がコースから脱輪した場合(コースアウ ト)は、当 該ヒートを無効とする。

7)ミスコースと判定された場合は、当該ヒートを無効とす る。

8)走行中に他の援助(オフィシャルを含む)を得た場合、 当該ヒートを無効とする。

9)ドライバーズブリーフィングに欠席の場合罰金3万円、 遅刻の場合1万円とする。

10)第17条に反してタイヤを変更、交換および/または裏組 みをした場合、その本数に拘わらず、当該ヒートの走行タ イムに2秒を加算する。

11)コントロールラインに設置してある計測機器に車両が接 触した場合、接触した車両の当該ヒートを無効とする。

第24条 審判員

1)国内競技規則10−20に基づく審判員の判定事項は、本統 一規則第23条1)〜8)および11)とする。

2)審判員の氏名は、公式プログラムまたは公式通知で示さ れる。

第4章 抗議

第25条 抗議

参加者は、自分が不当に処遇されていると判断した場合、国 内競技規則第12条に従い、抗議する権利を有する。

1)抗議を行う時は、必ず文書により理由を明記し、国内競 技規則に規定する抗議料を添えて競技長に提出すること。

2)抗議が正当と裁定された場合抗議料は返却される。

3)抗議により車両の分解検査に要した費用は、その抗議が 正当と裁定されなかった場合は抗議提出者、正当と裁定さ れた場合は抗議対象者が負担する。その際に要した分解整 備等の費用は競技会技術委員長が算定する。

4)審判員の判定、および計時装置に関する抗議はできない。

5)競技会審査委員会の裁定は、抗議者に宣告される。

第26条 抗議の制限時間

1)競技会技術委員長の決定に関する抗議は、決定直後に提 出しなければならない。

2)成績に関する抗議は、そのクラスの暫定結果発表後30分 以内に提出しなければならない。

第5章 競技会の成立、延期、中止、または短縮 第27条 競技会の成立、延期、中止、または短縮  当該年の日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定第31 条に従う。

第6章 儀典および賞典

第28条 儀典

1)オーガナイザーは、優秀な成績を収めた者の栄誉を称え、 全日本選手権競技会として相応しい設営と運営を行うこと。  2)参加者および競技運転者は、オーガナイザーの指示に従 い遅滞なく行動しなければならない。

第29条 賞典

1)JAF賞:全部門・全クラスの1位〜3位に対してJA F楯が授与される。ただし、当該年の日本ジムカーナ/ダ ートトライアル選手権規定第15条2.に従い当該 クラスが 成立していること。

2)オーガナイザー賞:オーガナイザーは当該競技会の特別 規則に内容を記載すること。

3)表彰対象者が表彰式に欠席した場合には、表彰を放棄し

25 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ

たものとして、オーガナイザーの用�した��は��され ない。

第7章 参加者および競技運転者の遵守事項 第30条 遵守事項

1)競技に参加する個人、団体はそれがいかなる理由によっ て起こったものであるにせよ、本統一規則の下で開催され る競技会、行事中に生じた事態について本連盟ならびにそ の所属員および競技役員に対していかなる責任も追及しな いこと。

2)参加者は、当該選手権に係わる全ての者に全ての法規お よび規則を遵守させる責任を有する。

3)参加者およびドライバー等のチーム関係者は、オーガナ イザーまたは競技会審査委員会によって事情聴取を受けた 場合は、指示があるまで会場を離れないこと。

4)参加者およびドライバーは、競技期間中競技会場におい て薬物等によって精神状態を繕ったり、飲酒してはならな い。

第8章 本統一規則の解釈および施行

第31条 本統一規則の解釈

競技会中に本統一規則および競技に関する諸規則の解釈に疑 義が生じた場合は、競技会審査委員会が決定する。

第32条 罰則

1)規則違反、または競技役員の指示に対する不遵守は、国 内競技規則に記載されている条項に従って罰則が適用され る。

2)本統一規則に関する罰則および本規則に定められていな い罰則の選択については、競技会審査委員会が決定する。

第33条 本統一規則の施行ならびに記載されていない事項  1)本統一規則は、本競技会に適用されるもので参加受付と 同時に有効となる。

2)本統一規則に記載されていない事項については、JAF 国内競技規則とその付則、およびFIA国際モータースポ ーツ競技規則とその付則に準拠する。

3)本統一規則発行後、JAFにおいて決定され公示された 事項は、すべての規則に優先する。

2012年地方ジムカーナ選手権カレンダーの一部変更について

JAFスポーツ誌2011年12月号(公示№2011−112)で公示しまし た標記カレンダーが以下の通り、一部変更となりましたので、お知ら せします。

・2012年北海道ジムカーナ選手権第7戦

開催日程の変更:10月7日→9月23日

2012年JAF地方ジムカーナ/ダートトライアル選手権のクラス区分について

1 .地方ジムカーナ選手権  1)北海道ジムカーナ選手権:

クラス 部門

PN−1

参加車両

気筒容積1600㏄以下の2輪駆動(FF、FR) のPN車両およびAE車両*1

PN部門

PN−2 PN−1、PN−2に該当しないPN車両 *1 PN−3

気筒容積1600㏄を超える2輪駆動(FF、 FR)のPN車両*1

N部門

N−1

N−2

N−3

気筒容積1000㏄以下のN車両*2

気筒容積1000㏄を超える前輪駆動のN車 両*2

気筒容積1000㏄を超える後輪駆動のN車 両*2

[公示No.2012ー011]

[公示No2012−012]

ブランド名

タイヤ製造者 520S 540S 55S 11S POTENZA (株)ブリヂストン

使用が認められないタイヤ銘柄

93J 98J 01J 02G 03G DIREZZA 住友ゴム工業(株)

021・032・038・039・048 050 ADVAN 横浜ゴム(株)

FM9R 08R 881 888 PROXES 東洋ゴム工業(株)

製造者問わず

2)東北ジムカーナ選手権:

海外タイヤ製造者製該当タイヤ (通称Sタイプ)等

SA−1

気筒容積1000㏄を超える4輪駆動のN車 両*2

N−4 気筒容積1600㏄以下の2輪駆動のSA車 両*2

SA部門 気筒容積1600㏄を超える2輪駆動のSA 車両*2

SA−2 4輪駆動のSA車両およびB車両*2

区分なし SC/D部門

SA−3 SC車両およびD車両

*1の記号のあるクラスは、2012年全日本ジムカーナ/ダートトライ アル選手権統一規則第2章 第2条 2)を適用する。 *2の記号のあるクラスは、下記タイヤの使用が認められない。

参加車両 クラス 部門 気筒容積1600㏄以下の2輪駆動(FF、FR) のPN車両* PN1 PN部門 気筒容積1600㏄を超える2輪駆動(FF、 FR)のPN車両* PN2 PN1、PN2に該当しないPN車両* PN3 前輪駆動のN車両*N(FWD)

N部門 後輪駆動のN車両*N(RWD) 気筒容積1600㏄以下の2輪駆動のSA車 両 SA1 SA部門 気筒容積1600㏄を超える2輪駆動のSA 車両 SA2 排気量制限なしの4輪駆動のSA車両* SA3 SC車両およびD車両 区分なし SC/D部門 AE車両* 区分なし AE部門 *の記号のあるクラスは、2012年全日本ジムカーナ/ダートトライア ル選手権統一規則第2章 第2条 2)を適用する。

(43ページに続きます)

26 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
以上
以上
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今月のヘッドラインニュース

2012年全日本選手権 統一規則等が 公示されました

今月号の「INFOMATION FROM JAF」ではラリ ー、ジムカーナ/ダートトライアルの各全日本選手 権統一規則、「RACING KART INFOMATION」で は全日本カート選手権の統一規則が公示されまし た。また「2012年JAF地方ジムカーナ/ダートトラ イアル選手権のクラス区分について」等についても 併せて公示されましたので、関係の方々はご留意 ください。全日本選手権レース統一規則について も公示されましたが、詳細についてはJAFホーム ページでの掲載となりますので、関係の方々はホ ームページをご参照ください。

F3世界一決定戦、 マカオGPで 関口雄飛選手が活躍!

2011年11月、神奈川県にあるパシフィコ横浜で 開催された「VISIT JAPAN トラベルマート2011」に 2010年に続いてJAFが参加しました。

さらなる訪日外国人旅行者の増大を図るために、 国内外の約660の旅行関連団体・企業が参加し たこの一大商談会に、日本政府観光局賛助団体で あるJAFはモータースポーツ部が中心となり国内主 要サーキット、地域観光推進機構、プロモーター とともに出展。主に国内モータースポーツイベント を活用したスポーツツーリズムの促進を図り、海外 からのモータースポーツ観戦客の誘致を図るため、 国内外の団体・企業との商談を行いました。

今後もJAFは具体的な成果を出すべく、積極的 な活動を行っていきます。

2011年11月20日に58回めとなるマカオGPが 開催され、サバイバルレースとなったF3決勝はユ ーロF3シリーズのランキング3位、ダニエル・ジ ュンカデラ選手が制しました。全日本チャンピオン の関口雄飛選手はレースウィークに入ってから現地 でヨーロッパのチームからの参戦が決定。ぶっつ け本番でレースに挑 むという厳しい状況 となりましたが、一 時はトップ争いも演 じる見事な走りで表 彰台目前の4位でフ ィニッシュ。その速 さを世界にアピール しました。

スーパーGT2011年チャンピオンのニッサン・ GT-Rが世界の名だたるスーパースポーツカーた ちによって競われる「FIA GT1世界選手権」の舞台 でもドライバーズチャンピオンを獲得しました。

アルゼンチンのサンルイス・サーキットで行われ た2011年最終戦、上位6台に選手権ポイントが 与えられる予選レースでミハエル・クルム/ルーカ

世界の強豪たちを相手に競い、4 位となった関口選手。

第42回東京モーター ショーが東京ビックサイトで 開催されました

東京モーターショーが2011年12月始めに24年 ぶりに舞台を東京に戻して東京ビックサイトで開催 され、前回を上回る85万人近い来場者を集めて盛 況を見せました。国内外から集まった、約180の自 動車メーカー、技術メーカー等の出展者が様々な 新型車やコンセプトカー、新技術を発表する中で、 新たなモータースポーツベース車両として注目され ている「トヨタ・86」・「スバル・BRZ」、2011年の ル・マンを制した「アウディ・R18TDI」やBMWの

「トヨタ・86」はモータースポーツ界 での活躍も期待されています。

WRCワークスマシ ン「MINI・JCW WR C」などが展示され ました。特にスバ ル・BRZは早くも スーパーGT仕様の マシンも登場、来 場者たちの脚光を 浴びていました。

ニッサン・GT-Rが世界チャンピオンを獲得! 新井敏弘選手がIRCプロダクション カップチャンピオンに輝きました

ス・ルアー組#23 JRM Racing GT-Rは2位フィ ニッシュを果たし、ライバルの#8アストンマーチ ン・DB9が予選セッションで大クラッシュを喫して 撤退していたこともあり、決勝レースを待たずにタ イトルを確定。3度の優勝を含む8度の入賞と安定 感のある走りで見事、参戦2年めにして世界チャ ンピオンの栄冠を勝ち取りました。

日本でも活躍し、馴染みの深いクルム選手(右の写真中央右)はJAFから特別賞も贈られました。

ヨーロッパを中心に世界を転戦するインターコン チネンタル・ラリー・チャレンジ(IRC)。改造範囲を 厳しく制限された、市販車ベースの車両で競うプ

ロダクションカップにスバル・WRX STI spec C R4で挑んだ新井敏弘選手が同カップ王者を獲得 しました。R4仕様の熟成が進んだ第10戦スコット ランドでクラス初優勝を果たした新井選手は、続く 最終戦キプロスでも全11SS中9SSでクラスベスト を奪うなど、元PWRCチャンピオンの力を見せて 同クラスのライバルたちを圧倒、連勝でシーズンを 締め括るとともにWRX STI spec C R4のデビュ ーイヤーをチャンピオン獲得で飾りました。

WRCでも得意としていたキプロスでIRCのク ラスチャンピオンをもぎ取った新井敏弘選手。

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HEADLINE FROM JAF
トラベルマート2011にJAFが参加しました

モータースポーツジャパン2011 フェスティバル イン お台場

日本のモータースポーツが お台場に集結!

開催日:10月29~30日 開催場所:東京・お台場特設会場 フォト/友田宏之、藤井元輔、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部

去る2011年10月最後の週末、「モータース ポーツジャパン(MSJ)」が東京お台場に設けら れた特設会場で開催された。

6回めを迎えた今回は、国内トップドライバ ーたちのトークショーなどのイベントを行うメイ ンステージや、ヒストリックカーやラリーレプリ カカーなどを展示する会場を新たに追加。

また、走行エリアに面した一角には、ビッグ レースのVIPラウンジをイメージし、間近に迫 力のデモランを見ることができる特設観覧席 や、軽食がとれるコーナーが設けられた有料の 「プレミアムパドック」が登場。開場時にはプレ ミアムパドックの当日チケットを求める人々の 長い列ができるほどの好評を博した。

今回も一番人気のイベントとなったのは、走 行エリアでのデモラン。フォーミュラ・ニッポ ンやラリーカーの他には、開発中のEVレーシ ングカーや、かつてル・マン24時間耐久レー スを制したマツダ・787Bも走行。次々と登場 する、滅多にお目にかかれないマシンたちの走 りを前に、観客席のボルテージは上がりっぱな

1.2. 佐藤琢磨選手はぶっつけ本番のスーパーGT初ドライブだったが、スピンターンも披露、集まった来場者たちを沸かせた。

しだった。

2日めの最後には、2011年はアメリカのイン ディカーで活躍した佐藤琢磨選手が純白のレー シングスーツを纏い登場。2度のポールポジシ ョンを獲得したインディカー2年めを振り返っ たトークショーの後に、会場に集まったモータ ースポーツファンのために大きなサプライズが 待っていた。

なんと、スーパーGT、HSV-010の1号車で スペシャルランを披露したのだ。フォーミュラ カー以外のレーシングカーは久しぶりという佐

藤選手だったが、会場を大いに盛り上げ、「モ ータースポーツの魅力はやはり音とスピードと 迫力。子どもたちが見て夢を持ってほしいです ね」と語ってくれた。

今回も2日間で10万人以上の来場者を集め るなど、大人から子どもまで、家族みんなでモ ータースポーツの魅力を存分に味わえるイベン トとして、すっかり定着してきた感のある MSJ。来たる2012年の開催を早くも心待ちに しているモータースポーツファンも少なくない かもしれない。

3.マツダ・787Bの国産車唯一となるル・マン24時間総合優勝から20周年を祝い、「ミスター・ル・マン」寺田陽次郎選手がドラ イブ。4. 近年中のレースデビューを目指すEVレーシングカー、ニッサン・リーフ・ニスモRCも姿を見せ、元気な走りを披露した。

5. 東日本大震災被災地の陸前高田市出身のラリードライバー、畠山貴之選手(写真中央)が出展。故郷に向けた支援を呼びかけた。

6. 同乗走行でなかなか体験できないトップドライバーの走りを満喫してニッコリ。

7.8.9.MSJを後援するJAFブースではストラック アウトゲーム(写真7)など来場者参加型イベントも開催、子どもたちを中心に多くの来場者が訪れた。また、国内Bライセンス・カ ート国内Bライセンス講習会が今回も開催された。写真9は満席となった国内Bライセンス講習の講義中の模様。10.タイヤ交換に 挑戦するドライバーなど、トップドライバーたちの普段見せることのない表情を見ることができることもMSJの特徴だ。11.目の前で デモランの迫力が体感できる新登場のプレミアムパドックも当日券が売り切れるなど、好評だった。12. 新設のC会場では、なかな か見ることができないヒストリックカーたちが一堂に会した。13. 恒例となった、参加したトップドライバーの皆さんの集合写真。

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CIK-FIA

World Karting Championship

2011CIK-FIA World Karting Championship Round.5

2011CIK-FIA Asia-Pacific KF2 Championship KART RACE IN JAPAN [JAF公認No.2011-K0001]

格式:国際 主催:SMSC[クラブ登録No.公認82401] フォト/稲田浩章(TETSU INTER PRESS) レポート/水谷一夫

カート世界選手権が 日本で遂に初開催!

CIK-FIA世界カート選手権は、その名の通 り、カートレースの世界最高峰に位置するも

は、今回が初めてだ。加えて、この大会はシリ ーズ最終戦。チャンピオンの行方にも世界中の 注目が集まる。鈴鹿サーキットにはポイントリ ーダーのニック・デ・ブリース選手をはじめ、 タイトル獲得の可能性を残す選手すべてが顔を 揃えた。

大会では土曜日にレース1とレース2が、日 曜日にレース3とレース4が行なわれる。その 上位3レースのポイントが有効得点となるシス

テムだ。レース1ではカロル・バズ選手がイグ ナツィオ・ダゴスト選手を逆転して優勝。2年連 続の世界チャンピオンを狙うデ・ブリース選手 は、クオリファイングプラクティス(計時予選) 14番手の苦境を見事な挽回で跳ね返し、5位と なった。

金丸悠選手が、堂々たる戦いぶりでポジション を上げ、2位フィニッシュ。デ・ブリース選手が 3位に続いた。 一夜明けてのレース3。デ・ブリース選手は ここで2位以内に入れば、次のレース4を待た ずしてチャンピオン獲得を決定できる。オープ ニングラップでは石井一也選手が3番グリッド から一気にトップへ躍進したが、1周めを終える 前にエンジンが焼き付いて無念の戦線離脱。 代わって先頭に立ったデ・ブリース選手は、ラ スト3周でダゴスト選手にトップの座を明け渡 した。

この状況下、ランキング2番手のアレクサン

CIK-FIAアジアパシフィック選手権のタイトルが懸った KF2カテゴリーのワンマッチレースは14番グリッドから猛追 の佐伯新選手が終盤に逆転、優勝を飾った。2. 併催のFP-Jr は決勝中盤から大混戦に。残り2周でトップを奪いウィナー となった大湯都史樹選手は、19台抜きの奮闘を見せた。

続くレース2でもバズ 選手は好調で、ポールか ら独走。この日のバズ選 手は世界選手権初優勝、2 連勝、バースデーウィン と3重の喜びを噛みしめ た。一方、セカンドグル ープは一時8台が一列に 連なる大混戦に。そんな 中、第3戦スペイン大会 で日本人初勝利を遂げた

3.4.レース1、レース2が行 われた土曜日を完全に席巻し たカロル・バズ選手。レース 1で世界選手権初優勝を飾る とレース2も連勝。バースデ ィ・ウィンに華を添えた。

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開催日:11月10〜13日 開催場所:鈴鹿サーキット国際南コース
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日本人初優勝の金丸悠選手、凱旋レースで堂々の2位入賞

世界カート選手権で日本人初の優勝を果たし、大きな注目を浴びて迎えたシリーズ最終戦。これは、来季のフォーミュラへのステップ アップを決めている金丸悠選手にとっては、母国凱旋レースであると同時に、最後のカートレースになるであろう特別な一戦だった。

「今回はシリーズの中で一番慣れたコースだから、レースでは安定して結果を出せると思う。僕のことを観に来てくれる人も多いし、常に表 彰台に上がれるレースをしたいですね」。決勝日を前にした表情に、昂ぶりはない。金丸選手は静かに闘志を燃やしていた。

土曜日のレース1は、デ・ブリース選手らと接近戦を繰り広げて6位でゴール。そして、続くレース2が今回のハイライトとなった。6番グ リッドからスタートすると、僅かなミスも見逃してくれないヨーロッパ勢とのタフで高度な戦いの中、弾き飛ばされることも、無理をして失速 することもなく、着々と順位を上げて2位をゲット。その姿は、海外の武者修行での逞しき成長を証明していた。最終日はレース3で8位、 レース4で6位と上位入賞を続

け、最終ランキングも堂々の6位 を確保した。

「KF1クラスはKF2と比べて経 験豊富な選手が多くて、バトル でも強いんで、こちらのペースが 速くても抑えられたりする。レー ス2は、その中で色々経験をして 学んできたことが詰まったレー スだったと思います。大会を通 してアベレージでいいところを 走れたんで、いいレースができた

かなと思っています」

日本のカート史に輝かしい戦 果を刻んで、金丸選手は次のス テップへと羽ばたく。

ーの瞬間、初勝利の歓喜に右手を振り回すダ ゴスト選手。その真後ろで、デ・ブリース選手 が淡々とフィニッシュ。この時点で今季のタイ トル争いは決着した。

そして迎えた今年最後の一戦。来季のフォー ミュラレース進出が決まっているデ・ブリース

ース中盤にトップを奪ったのは、グリッド最後 尾から猛スピードで追い上げてきた石井選手。

16番グリッドからリカバーを 続けてきた藤波清斗選手も、 トップ争いの群れに加わって

ラスト5周、石井選手が最 終コーナーで押し出されて大

9.10.レース3ではイグナツィオ・ダゴスト選手がシーズン初優勝を飾った。

きくポジションダウン。ラス ト3周、集団の中でタイミン グを測ってきたデ・ブリース 選手が先頭に立った。最終

5. 今大会最後の決勝となったレース4では日本人勢が躍進。 藤波清斗選手が2位を獲得した。

6.レース3でタイトルを確 定したデ・ブリース選手は、レーシングカートでは最後のレー スとなったレース4を制し、チャンピオンの貫録を見せつけ た。7. 佐々木大樹選手はレース4で3位を獲得。日本の第一 人者の貫録を見せた。8.レース4の表彰。左から2位藤波、 優勝デ・ブリース、3位佐々木の各選手。

ラップ、デ・ブリース選手を追う選手たちが第 2コーナーで交錯し、2番手にいたダゴスト選手 が遅れる。これで背後のプレッシャーから解放 されたデ・ブリース選手は、自らに拍手を送り ながらチェッカーをくぐった。今季9勝めを果 たしたデ・ブリース選手は、「カート最後のレー スで表彰台の中央に立てて、今までで最良の 一日になった」と喜びを爆発させた。

2位には藤波選手、3位には佐々木選手と、 表彰台の2席を日本勢が獲得。アルボン選手は このレース15位に終わったが、辛くもランキン グ2位の死守に成功。金丸選手は6位に入賞 し、ランキングも6位に浮上してシリーズを締 めくくった。

訂正とお詫び/JAFスポーツ2011年12月号31ページで掲載しました全日本カート選手権の記事において、誤りがありました。 朝日ターボ選手をはじめ、関係の方々にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫びいたします。

JAFスポーツ編集部

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JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2011[JAF公認No.2011-0021]  開催日:11月11〜13日 開催場所:富士スピードウェイ 格式:国際  主催:富士スピードウェイ㈱[団体登録No.公認13003]、㈱GTアソシエイション[団体登録No.加盟13059]、 ㈱日本レースプロモーション[団体登録No.加盟13054]、FMC[クラブ登録No.公認13008] レポート/はた☆なおゆき(P32-33)、JAFスポーツ編集部 フォト/藤井元輔、鈴木紳平

年イチの真剣勝負、再び!

2年めを迎えたJAFグランプリ。2大レースの 共演は今回も観客を興奮のるつぼに誘い込んだ!

我が国のトップカテゴリー、スーパーGTと フォーミュラ・ニッポンを併せて開催する、JAF グランプリが2011年も富士スピードウェイで 行われた。

これが2回めの開催で、初年度より多くの観 客を集め、金曜日から3日間のトータルでは7 万人を超えた。特に日曜日は2割増の40,500 人となったことは、高く評価されよう。単なる 「お祭り」ではなく、真剣勝負であるから、「また 見よう」という気にさせ、なおかつ評判が評判 を呼んで、新たな客層も開拓したのだから。

何しろサーキットにいて、退屈を覚える暇が ない。スーパーGTとフォーミュラ・ニッポン が100km、22周のスプリントレースとしてテン ポ良く行われ、特にスーパーGTはGT500と GT300が分かれ、それぞれA/Bドライバーご とに争われる。その他にもサポートレースが充 実。F4とヴィッツレースは、いずれも日本一決 定戦だから、そのレベルの高さは誰もが目を引

いたことだろう。

一方、古くからのファンなら、レジェンドカ ップにも興奮したはず。用いられた車両は最新 のホンダCR-Zながら、操るのは往年の名ドラ イバー! 現役を退いて間もないドライバーは 先輩を立て、先輩たちは真剣に。勝利に対する

貪欲さは、当時を知らないファンどころか、現 役ドライバーにも刺激になったことだろう。ま た、スタンド裏では数多くのイベントやアトラ クションも設けられていた。

ドライバーを出身地ごとに分けた、東西対決

1.2.3. 今回のJAFグランプリは、スーパーGTがGT500/ GT300クラスに分かれて土日にわたって各1レースずつ、フ ォーミュラ・ニッポンは日曜に決勝が行われた。距離はいず れも100km(22周)の超スプリントレース。恒例の東西対抗 戦も行われ、東軍が見事に勝利をさらった。

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熱きシリーズ争いが終わった後でもガチンコ勝負。
“リアル・ファイト”が前年を越える観客を呼び込んだ

も盛り上げに一役買った。東軍のキャプテンを 本山哲選手が、西軍のキャプテンを脇阪寿一 選手が前年に引き続き務め、また新たに応援団 長をファン投票で決定。選ばれたのは東軍が織 戸学選手で、西軍が谷口信輝選手。キャプテ ン同様、宿命のライバル同士と分かっているか ら、応援を求めるトークに観客も大喜び。

肝心のレースだが、まず前回出されたスーパ ーGTとフォーミュラ・ニッポンの両方に出る ドライバーからの「スケジュールが慌ただしい」

という指摘を受けて、フォーミュラ・ニッポン の決勝は日曜日だけに。所属チームが異なるド ライバーがほとんどだから、「ピットの移動や、 レーシングスーツを着替えるのが大変」という

声もあったが、それは致し方あるまい。

6. 東西対抗戦は今回から新たに応援団長の二人も加わって、会場 を盛り上げた。7. 東日本大震災復興支援大会として行われた今回の JAF GPでは被災地支援のブースが設けられ、多くの人々が立ち寄 った。8. 大会のトリを務めたGT500の決勝第2レースでチェッカー フラッグを振る田中節夫JAF会長。 ウォークのほか、金曜日には無料でピットウォークが体験できるサン クスウォークが行われた。憧れのドライバーに身近に接することが できるなどファンとドライバーの交流が図られた。

ー全員によるグランドフィナーレで今回のJAF GPは幕を閉じた。

JAF GP名物、レジェンドカップの決末は? ECOスポーツ、 CR-Zワンメイクの接戦は、 長谷見昌弘選手が逆転優勝!

今回のJAF GPでは、かつて日本のモータースポー ツ界を沸かせた名ドライバーたちが集う「レジェンドカッ プ」がエキシビションとして開催。ハイブリッドカーのホ ンダ・CR-Zのワンメイクによって行われた。違反を犯 したドライバーには、“あとで怒ります”、“サーキット内で の清掃を課します”などのユニークなペナルティが課さ れるなど盛り上がった決勝は、モーターアシストの使い 方を考えながら走った、という3番手スタートの長谷見 昌弘選手が最終ラップでトップに立ち、名誉競技長を 務めた星野一義氏のチェッカーフラッグを受けた。

触れが集った。因みにレース中のファステストラップは鈴木亜久里選

展開に関して言えば、ややヒートアップし過 ぎの感もなくはなかった。シリーズの一戦では ないこともあって、多少のリスクは許される。 特にスーパーGTでは普段より圧倒的にレース

距離が短く、かつ自分だけの戦い。どこかに自 分を強くアピールしたいという意識もあっただ ろうし、また優勝すれば300万円という破格の 賞金のことも、頭の片隅にはあったに違いない。

その結果、GT500の第2レースではスタート 直後に接触が。フォーミュラ・ニッポンでもそ こまで激しくなかったものの、接触があった。

ばせたかも。ひどいダメージを負ったクルマは あったものの、誰も怪我をすることはなかった。 より真剣勝負として映り、次回また観客動員を 増やす可能性もある。

いつものレースより、いっぱい見られて、い っぱい楽しめる。それでいて入場料も、いつも のレースと同じ。お得感もあって、何よりスプ リントレースだから分かりやすい。まぁ、シリ ーズの一戦には戦術とか配分といった要素もあ り、そこもかなりの比重を占める面白さではあ るのだが、レース初観戦にJAFグランプリが 最適なことは間違いないだろう。

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4.レジェンドカップ表彰には高橋国光選手、中嶋悟選手と豪華な顔 手がマークした。 5. 優勝を飾った長谷見昌弘CR-Zの勇姿。年齢ハ ンディキャップにより3位からのスタートで見事、トップに躍り出た。
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王者強し!2クラスとも

2011年シリーズチャンピオンが JAFグランプリ杯を獲得!!

GT500第1レースは、チャンピオンマシンS Road MOLA GT-Rを駆るロニー・クインタレ リ選手がチャンプの力をみせてポール・トゥ・ ウィン。13番手スタート、脇阪寿一選手のD’ STATION KeePer SC430が健闘を見せ、 次々とオーバーテイクを披露。最終ラップのヘ アピンでアンドレ・ロッテラー選手を見事にオ ーバーテイクし、2011年初表彰台を獲得した。

3日間のトリを務めたGT500第2レースは、 4番手スタートから見事なホールショットを決 めたRAY BRIG HSV-010の伊沢拓也選手が 柳田真孝選手の追撃をかわし、チーム移籍後 初優勝。「2年間、色々やってきたことがようや く実を結びました」と勝利の味を噛み締めてい た。JAF GPタイトルはS-Road のクインタレ

リ、柳田の両選手が獲得 した。

スーパーGTの先陣を 切って行われたGT300 第1レースは、トップを 走る谷口信輝選手が、選 んだ柔らかめのタイヤの 摩耗が進み、徐々にペー スダウン。最終ラップ最 終コーナーで藤井誠暢選 手に捉えられるも、谷口 選手はすぐに藤井選手の 背後に。チェッカーフラ ッグまでの僅かな距離で スリップストリームを使 って再逆転という離れ業を披露して優勝をもぎ とった。GT300第2レースでは予選12番手、 谷口選手のチームメイトである番場琢選手がチ

VITZ RACE GRAND FINAL

小山昌子選手、悲願の優勝で 前回のリベンジを果たす!

全国5シリーズの上位ランカーによってヴィッツ使い日 本一を決めるこの一戦は76台がエントリー。金曜に行わ れた予選を勝ち抜いた45台が土曜に行われた決勝に進 出した。西日本チャンピオンに輝きシードナンバーを獲得 した河村直樹選手がPPを奪うも、前回のグランドファイ ナル3位の小山昌子選手が1周めにトップに立つと独走 して優勝。「今年はチームが震災の影響を受けて活動が 制限されたので、この優勝を目標にしてきました。だから この優勝はとても嬉しいです」と喜びを爆発させていた。 最後まで水谷大介選手とデパマン石渡選手による熱い 攻防が繰り広げられた2位争いは水谷選手が制し、デパ マン選手は3位となった。

7.日本一を決める舞台で 入賞した皆さん。8. 前回掴 みかけたヴィッツ日本一を 勝ち取った小山昌子選手。

9. 熾烈なバトルでサーキッ トを沸かせたデパマン石渡 選手は3位表彰台を獲得。

10. 関東チャンピオンの水 谷大介選手は前回から連 続での2位獲得。次回の 日本一奪取を誓っていた。

1.スーパーGT、GT300第1レースのスタートは谷口 信輝選手がホールショットを決め、優勝。2.グラン ドフィナーレでのGT300クラス表彰台の皆さん。 3. 第1・第2レースともに2位で総合2位となった 藤井誠暢/影山正美組。

ャンプの速さを見せつけた。ストレート が得意なマシンの特徴を活かし、豪快 なオーバーテイクを連発。6周めでトッ プに立つと、後続を寄せ付けず優勝。 初音ミクグッドスマイルBMWが第1・ 第2レースともに制し、谷口、番場の両 選手がJAF GPタイトルを勝ち取った。

34 2012 1/2 JAF MOTOR SPORTS
SUPER GT
4. 第1レースはロニー・クインタレッリ選手がPPから逃
1 2 3 5 4 6 7 8 9 10

FORMULA NIPPON

オリベイラ選手がカーナンバー1の 意地をみせてポール・トゥ・ウィン!

予選のベストタイムに加え、トップスピード の順位もポイント化し、その合計でスターティ ンググリッドを決める、という新しい試みで競 われたフォーミュラ・ニッポン。今回は一発勝 負の決勝レースが行われた。

予選は、ベストタイムと3番手のトップスピ ードを記録したジョアオ・パオロ・デ・オリベ イラ選手が「ポールポジション」を奪取。フロン トローには中嶋一貴選手が入り、決勝で逆転優

F4 KING OF JAPAN RACE

F4日本一決定戦は、西本直樹 選手がJAF GP併催戦を連覇

2011年のF4日本一決定戦は、JAF Grand Prixと併せ て行われた。PPを奪ったのは、FCJにも挑んでいる平川 亮選手。最終戦を残し、西日本シリーズのチャンピオン を確定しているドライバーが早速本領を発揮する。これ に続いたのがF3にも参戦した西本直樹選手。東日本チ ャンピオンを確定している関口雄飛選手がGT300に出 場しているため、急きょシートを託され、1年ぶりのF4日 本一決定戦となった。

3番手には栗原正之選手、4番手には金井亮忠選手、

5番手にはOSAMU選手と、経験豊富なドライバーが続 く中、6番手には2010年のもてぎスーパーFJ王者、田仲 拓也選手がつける。1850ccクラスのトップ、早坂公希 選手が7番手で続いた。

予選はセミウェットだったが、決勝はドライとなって 上々のコンディションに。しかし、平川選手はスタートに 出遅れて大きく順位を落とし、代わってトップに西本選 手が躍り出る。早々と逃げの構えに出た西本選手に対 し、後方では2番手を金井選手と栗原選手が、4番手を 田仲選手と山口大陸選手が争い合う。このうちハンドリ ングの悪化に苦しむようになった栗原選手が遅れ、金井 選手が単独走行になった一方で、9周めに前に出た山口 選手が田仲選手をなおも引き連れて近づいてくる。ラス ト2周で山口選手に抜かれた栗原選手は、田仲選手こそ 抑えたものの、表彰台を逃してしまう。

勝を狙う。その決勝レースは22周の短期決戦。 ひとつでも順位を上げようというドライバーた ちによるギリギリの接近戦がスタート直後から 随所で展開、スリリングなレース展開にサーキ ットは沸き立った。

そんな中、オリベイラ選手は「オーバーステ ア気味だったこと以外は、何をやってもうまく 行くレースでした」とスタートからレースを掌握 してトップを譲らず優勝。2位は3番手から中嶋

選手を抜いた石浦宏明選手。中嶋選手は3位 に入り、2011年シーズン全戦で表彰台に登ると いう快挙を達成した。

11.15. 予選からレースを掌握したジョアオ・パオロ・デ・オ リベイラ選手がJAF GPタイトルをゲット。12. 中嶋一貴選手 はスターティンググリッドから順位をひとつ下げ、3位フィニッ シュ。13. 石浦宏明選手は2位表彰台を獲得。14.フォーミュ ラ・ニッポン表彰台のみなさん。

その間にも、ひとり安定した走りを見せた西本選手は 圧勝。2010年に続き、富士でのF4日本一決定戦を2年 連続で制することとなった。「めちゃくちゃラッキーでし た。だけど、予選後にセッティングを変えて、ダウンフォ ースを削っていった分、高速コーナーが不安定になって しまいましたが、平川君がいなくなったので……」と西本 選手は笑顔を見せてはいたが、レース内容にはやや不満 そうだった。その平川選手は4周めに8番手まで挽回す るも、次の周の1コーナーで接触して再び順位を落とす。 しかし予選を上回るファステストラップを記録するなど、 逆に強い印象を残すことになった。

16.

18. 山口大陸選手は8番手スタートから3位表 彰台をゲット。19. 急遽出走が決まったという西本直樹選手。速さ

1850ccクラスでは総合8位の早坂選手が優勝、大 島功稔選手が2位に。また最優秀コンストラクターに贈 られる国土交通大臣賞は、西本選手の優勝によってB-M

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F4表彰台の皆さん。17. 東日本ランキング3位の金井亮忠選手 が2位フィニッシュ。
12 13 14 15 11 17 19 16 18

西山敏マーチがJN1王座奪取!

レポート/若槻幸治郎 フォト/滝井宏之、中島正義(PLATZ)、水野文幸、山口貴利

トル争いはJN4、JN2は確定済み。残るJN3と JN1の行方が注目されることとなった。

JRC

SSは1日めに6本43.2㎞を設定、2日めも6 本21.02㎞を用意と、トータル64.22㎞で争わ れた。前回まで名物SSとなっていた元観光有 料道路を使用したSSは、台風の被害で通行で きず使用されなかったが、ギャラリーステージ となる「ほうらいせん」SSは今回も実施。サービ スパークとなった桜淵公園からも歩いて移動す ることができ、今回は初めて逆走となったこと もあり、多くのギャラリーに好評を博していた。

今回の一戦に全国から集まったエントラント は48台。JN1クラスも成立した。ただし、タイ

残念ながら1日めの土曜は1日中雨が降るウェ ットコンディションとなったが、その注目のJN3 で1日めをトップで駆け抜けたのが、今シーズ ンよりクスコジュニアチームで「痛車」のプロト ン・サトリアネオを駆り、北海道洞爺湖ラウン ドでは全日本2勝めを飾った明治慎太郎組。

ただし今回は、明治選手は、自身が所有する EP82スターレットターボで、あくまでプライベ ーターとしての参加だ。

しかし、その走りは群を抜くものだった。タ ーマックラリー連勝中の眞貝知志組でさえ「どー もこーもないです(笑)。別に雨が苦手ってわけ でもないんですが、シンタローにはどんどん離

されてってる。ラリホでのリタイヤの影響?自 分ではまったくないと思ってるんですけどね」と 脱帽。何と明治組から1分以上も遅れるクラス

4位で1日めを折り返す。

Round.6 泣いても笑っても2011シーズン最後の全日 本ラリーが開催された。最終戦として組まれた のは、毎年数万人という多くのギャラリーを集 めることで知られている新城ラリーだ。例年通 り、新城市の桜淵公園を起点とするオールター マックコースで、10月21〜23日のスケジュー ル開催された。

一方の明治選手は「いつも以上にベタ落とし で走ってますよ(笑)。今まではとにかく進入で も立ち上がりでも全開だったんですけど、セッ ティングを見直したら、抑えてもタイムが出る ようになったんです」と余裕の表情で1日めを 終えた。

だが、もちろん、このままで終わる全日本戦 ではない。2日めは天候も回復し、ところどころ ウェット部分が残っているものの、ほぼドライ での勝負となったが、さすがに眞貝組の追い上 げは凄まじいものがあった。

2日めのSSは6本中5本でベストを奪う快 走を披露し、この日だけで明治組に40秒以上 差をつける勢いで猛追。「ようやく“舗装の眞 貝”が戻ってきましたよ(笑)」と苦笑の眞貝選手 だったが、明治組には惜しくも 9秒届かず、2位 に甘んじた。

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全日本ラリー選手権第8戦 新城ラリー2011[JAF公認No.2011-2303]  開催日:10月21〜23日 開催場所:愛知 格式:国内 主催:MASC[クラブ登録No.加盟23011]
1 2 3 6 5 4
1.JN2は川名賢組が先行するも最終SSでコースアウト。ジワジワとプレッシャーをかけ続けた天野智之/井上裕紀子組が勝利をさらっ た。2.JN2中西昌人組は2位をゲットし、ランキングも3位を確保。3.JN1小泉茂組マーチは2位入賞。4.JN3眞貝知志組はDAY1の 遅れが響き、2位にとどまった。5.6.DAY2は勝田組を凌ぐスピードを見せた高山仁選手は堂々の総合2位獲得。

8.JN3クラスはチャンピオンを 争う3台を尻目に快走を見せた明治慎太郎/漆戸あゆみ組が優勝。

7.JN1は西山敏/三好明宏組が最後まで集中を切らさない走りでトップを譲らず、優勝を果たした。

9.「2日めはヌタさんにやられましたけど、まぁ何とかチャンピ オンの意地を見せられたってところでしょうか」。JN4&総合は今回も勝田範彦/足立さやか組が快勝。10.タイヤ選択が外れたこ とが響いて、Day1を5位で折り返した奴田原文雄組だがDAY2は猛追を見せて総合3位まで挽回。11. 大嶋治夫選手のランサー で参戦の榊雅広組は総合5位をゲット。DAY1のマージンで逃げ切ったJN1西山敏組のマーチ。12. 杉村哲郎組は総合6位でフィ ニッシュ。13.J JN3上原利宏組は今回も3位に食い込んだ。14.N1葛西一省組は3位に入り、ナビの安田弘美選手がチャンピオ ンに決定。15. 石田正史組は総合4位に甘んじた。16.JN2青島巧組はフィット勢最上位の3位をマーク。

逃げ切りを果たし、シーズン2勝めを上げた 明治選手は「今日は1本めにスピンして25秒ぐ らい吐き出したので、ヒヤヒヤでした。シリー ズは4位でしたけど、今年は2回も勝てました し、自分としては最高のシーズンでした」と満 足げに振り返った。

一方、気になるタイトル争いは、今季、グラ ベルラリーにクスコラリーチームからサトリア

ネオで参戦した牟田周平選手が栄冠を獲得 した。牟田選手は、明治選手と同じく今回はプ ライベーターとしてインテグラで参戦。ライバ ルの曽根崇仁セリカ、筒井克彦S2000が不調 だったこともあり、何とか6位に入り、初の全 日本タイトルを獲得した。またJN1では西山敏 マーチが優勝し、自身3度めのJN1タイトルを 獲得した。

JN4ではもちろんこの人、地元でもあるチャ ンピオン勝田範彦組が快勝。JN2では最終SS まで若手有望株の川名賢組がトップを守ってい たが、あと数コーナーで初優勝という最終SS でまさかのコースオフ。川名組は完走を果たし たものの、大きく順位を落とし、チャンプ確定 済みの天野智之組が逆転で優勝を飾った。

7 8 10 11 12 13 14 16 15 9

ナビの

最近の全日本ラリー選手権での大きな話題のひとつが、女子ナビゲーターの大活躍。 優勝はもちろん、女子ナビが表彰台独占なんてのも見慣れた光景になってきた。 カノジョ達の強さと速さの源はどこから来るのか。

そのセールスポイントを探ってみた。

レポート/若槻幸治郎 フォト/滝井宏之、中島正義(PLATZ)、山口貴利

ータースポーツに男女の差はない。性 別に関係なく誰でも参加することがで

きるのがモータースポーツのいいところだ。 ただ、そうは言ってもモータースポーツは男 の世界というイメージが強いのもたしかだ。

そんな中、最近はラリー界で女子のナビゲ ーターが増えてきている。特に全日本ラリー ではその傾向が強く、例えば2011シーズン のJN2クラスのナビゲーターは、シリーズラ ンキングの上位5名がすべて女子が占めた。

2011全日本ラリー最終戦、新城ラリーを 例に取ってみても、参加52台中11台が女子 ナビを採用していた。日曜日に同時に開催さ れていたヴィッツチャレンジでは48台中や はり11台が女子ナビだった。つまりナビの 2割程度が女子ということになる。 新城ラリーは土曜日は地区戦と併催だった が、地区戦DE2クラスで優勝したナビの内 田園美選手は、翌日の日曜日はヴィッチャレ にもナビとして搭乗、クラス6で3位に入っ

特集
38 2012 1/2 JAF MOTOR SPORTS

ている。それぐらい気合いの入った女子ナビ もいるのだ。

では、なぜこれほどまで女子ナビが増えて いるのだろうか。これはあくまで個人的な推 測だが、現在の全日本ラリーではTCラリー 方式がほとんどで、SSでのタイム差が勝敗 を左右するラリーとなっている。おおむね女 性は体重が軽い。つまり、ひとつには軽量化 のために女子ナビを採用するドライバーが増 えているのではないだろうか。

マシンの軽量化には相当な苦労が伴う。1 グラムを削るのも至難の業だ。数グラムを軽 量化するために、何万円もする軽量パーツが 必要になることもザラだ。ましてや1Okg単 位で軽量化するには相当な技術力と資金が必 要になる。その意味でナビの体重差は大き い。しかも車両には最低重量が設定されてい るが体重に最低重量規定はない。つまり軽け れば軽いほど有利になるわけだ。

例えば男子のナビが60Kgだったとして、 もし女子ナビが40Kg台の体重であれば、そ れだけで10Kg以上も労せずして軽量化でき ることになる。これはデカイ。とりわけパワ ーの少ないクラスでは影響が大きい。150 0ccのマシンで争われる現在の全日本JN2 クラスで女子ナビが多いのも、うなずけると いうものだ。

もちろん、単に「軽いから」というだけでナ ビシートに座れるほど全日本戦は甘くない。 それなりの実力も要求されるのは当たり前 だ。今回取材した箕作裕子選手は、ラリー歴 25年という大ベテランナビだが、始めた当 時は女子ナビが極端に少なく、「男子と同じ ことができる実力がないと乗せてくれなかっ

2011年の全日本ラリー選手権JN2クラスナビゲーター部門は 何と上位5位までを女子が独占。また10月に行われた新城ラリ ーでは4クラス中3クラスで女子ナビのクルーが優勝と、女子 パワーが全日本ラリーを席巻中だ。

た」と振り返っている。何かミスをしても「ど うせ女の子なんだろ?」と言われるのが嫌で 必死に練習したそうだ。

だが、それは現在でも言えることかもしれ ない。もちろん男女差別するつもりは毛頭な いが「どうせ…」と言われるのは今でも考えら

ベテラン女子ナビ、箕作裕子選手に聞く

2011年は高橋悟志選手のナビとして全日本ラリー選手権JN2クラ

スにヴィッツで参戦した箕作裕子選手はラリー歴25年というベテラン ナビゲーターだ。もちろん実力もピカイチで、98年全日本ラリー選手 権2駆部門Aクラスチャンピオンも獲得している。計算ラリーの時代 も知る箕作選手に、女子ナビの移り変わりを聞いてみた。

「正直、計算は苦手だったので(笑)、実は最初はドライバーだったん

です。でも、まぁそのうちにダンナ(地区戦やインターラリーで活躍し た箕作有俊選手)のナビをやることになって、いきなり秋田で開催され た地区戦に連れてかれて、訳が分からないうちに終わったと思ったら、 次は全日本のひえつきラリーでした。

ただ、ナビとしてはそういうSSラリーの方がはるかにラクでした

ね。計算がないっていうのはいいですよ(笑)。それに今のペースノー トラリーは自分も速さに貢献できるじゃないですか。SSラリーは特に自 分じゃ到底無理なスピードで走ってくれるし、ペースノート読んでて も、Gのかかり具合で凄いスピードだっていうのは分かりますからね。 何だかちゃんとスポーツしてるなっていう気持ちになれますよね。今 はもうノートを持たないで乗るのが怖いぐらいです。

ただ、これから始める女子の方がいたら、外で用を足せるとか、男 の子と一緒に雑魚寝できるとか、そういう度胸っていうか根性がない

とやっぱり務まらないのか なとは思います。自分も若 い頃はラリーに行くときに 一人用のテントを持ち歩い てて、その中で着替えてた こともありましたけど、も う面倒くさくなったのでや めました(笑)。まぁ当時は 女の子でラリーをやってる こと自体が珍しい時代だっ たので、そういうことも あったんですね。

今は女の子が増えてき たので楽しいですね。た

だ、女の子の方が負けるとカリカリするかもしれませんよ。女子って 結構負けず嫌いが多いですからね(笑)。私も振り返ると、“女だから…” というところで負けたくない、という気持があったから、頑張ってこれ たという気もします。女の子に負けないように男子の皆さんも一生懸 命走ってくださいね」

女子は男子以上に負けず嫌い。
男子ナビも気を抜かないように!
39 2012 1/2 JAF MOTOR SPORTS

れることだ。だから余計に女子ナビは必死に 頑張る。男子ナビとはスタート時点からモチ ベーションの高さが違うのだ。つまり「やる 気」が男子より圧倒的にあるということだ。

もちろん、女子ナビが増えた理由はそれだ けではない。これまではナイトラリーがほと んどだった全日本戦も現在はデイラリーがほ とんどとなっている。肌荒れを気にしている 女の子達にとっては、夜を徹して走るラリー よりも、体力的にラクになったのは事実だろ う。実際、全日本ラリー総合チャンピオン2 連覇の足立さやか選手もラリー中の体力面で は問題ないと語っている。それも女子がラリ ーに出場しやすくなった理由かもしれない。

ただし瞬間に要求される体力面で不利な部 分があるのはたしか。例えばタイヤ交換など の際には、腕力がないと手伝うことができな いからだ。特にラリータイヤは重い。ホイー

ルもグラベル用は頑丈にできているので重い うえに、チューブも入っている。JN4クラス で使用される15インチタイヤともなれば、 男子でも閉口してしまう重さがある。

足立選手は何度もタイヤ交換を練習して克 服したというが、今回同時に取材した漆戸あ ゆみ選手は「スターレットぐらいのタイヤな ら、スペアタイヤの出し入れは自分がやりま す」とも語っていた。クルマや排気量が小さ くなれば、とりあえず女子ナビでもタイヤ交 換ぐらいは手伝えるということかもしれない。

ただ、女子がラリーをやる上で絶対的なハ ンデがあるのも事実。それがトイレや着替え の問題だ。着替えに関しては、男子ならクル マの脇やサービステントで堂々とできるが、 さすがに女子には辛い。またラリー中のトイ レも問題だ。「スタート前にはあえて水分は

以前から夫婦でラリーに参戦しているク ルーも何組かいるが、現在JN2クラスにコ ルトで参戦している藤田幸弘/彩子組も、そ んな夫婦クルーのひとつだ。藤田彩子ナビは ドライバーとしても東日本地区のラリーに参 戦している。

「結婚する時は、同じ家からラリーに出かけら れるのがいいよねっていうことで一緒になっ たんです(笑)。うちは共働きなんですが、自 分の給料は家計に使って、ダンナの給料をす べてラリーに注ぎこんでるんです。ラリーも できる範囲内でやろうって決めてるので無理 して出場することはありません。だから借金 もないし、家計も圧迫してません。まぁそれ がメリットでしょうか。本当は凄く酔う性質 なのでラリー中は辛くて、今でも酔い止め薬 を飲んでますけど、ラリーが終わると楽しく てまた出たいなって思うんですよね。もっと も今までダンナの横しか乗ったことがないの で、たぶんほかの人のナビはで きないと思います。特にダンナ のペースノートは普通と違って 独特なので(笑)」と彩子選手。  夫の幸弘選手も経済面での メリットが大きいと語る。「いま はもうカミさんだけで十分です ね。ほかのナビにしたいなとか、 そういうことは思いません。参 加費用の面でも、他人に乗って もらうと、どっちがどれだけ出 したとかっていうことをどうし ても気にしなきゃいけないじゃ

ないですか。でも夫婦ならそんなこと考えな くていい。喧嘩もしませんね。一応、カミさ んより自分の方がラリーでは先輩なので、そ こは引いてくれるみたいです(笑)。ただ、デ メリットは帰ってきた時に家の中がグチャグ チャになってることかな。何せ出かける時に 二人して荷物をひっかき回すので家の中が凄 いことになるんですけど(笑)、家に誰もいな くなりますから、帰ってきた時に片付けるの が大変なんですよ(笑)」

すべて女子ナビのサポートで全日本優勝3回の明治慎太郎選手に聞く 男子も頑張ってるけど、最近は凄くやる気のある女子ナビが増えていると思う。

2011シーズン、注目のサトリア・ネオでクスコジュニアラリチーム

から参戦、洞爺湖ラウンドで見事優勝した明治慎太郎選手。全日本で 通算3勝をあげているが、すべて女子ナビとのコンビで達成するなど、 女子ナビを多く起用するドライバーの一人だ。そんな明治選手に女子 ナビとのコミュニケーションの取り方を聞いてみた。

「ナビが女子が多いのはたまたまですよ(笑)。以前は男性ナビとも結構 組んでました。ただ、これはあくまで個人的な印象ですけど、最近は女 子ナビの方がもの凄くやる気のある人が多いとは思いますね。今組ん でる漆戸さんもそうですし、以前は今の総合チャンピオンの足立さや か選手とも組んでたんですけど、凄く一生懸命やってくれるんです。だ から自分を踏み台にしてどんどんステップアップしていってほしいし、 自分と組んだことで認められる女子ナビが出てくれたら嬉しいですよ。   それと女性の声の方がノートの声が頭に入ってきやすいっていう気は します。だからノートの読み方が合えばより速く走れる気はする(笑)。 あとはやっぱり軽さは絶対あると思いますね。これでメカ的な話もでき る女子ナビがいれば、言うことはないという感じじゃないでしょうか」  走りも人間性も信頼していると言うのは2011年、明治選手と組んだ 漆戸あゆみナビ。「ペースノートリーディングや技術的な面であれこれ 言われたことはないですよ。最初は凄くシンプルなノートだったけど、 今はもっと細かくなってきたので、読み遅れがないように注意はしてい ます。喧嘩もしませんね。私がマイペースな性格なので、ドライバー が言ったりすることもあまり気にならないんです。もしかしたら考え方 は男っぽいかもしれませんね(笑)。なので、明治くんも相手が私じゃな くて男子のナビでもあまり違わないと思いますよ」と語っている。

夫婦で参加の藤田幸弘/彩子組に聞く メリットはやっぱり経済面。
ラリー中は喧嘩ナシが好結果を生む。
40 2012 1/2 JAF MOTOR SPORTS

全日本最強&最速女子ナビに聞く。「女子ナビの強さ、スバリ教えて下さい!」

重いタイヤが一番のネック。でも体力面では不安はナシ!

Q・全日本ラリーの総合チャンピオンと組む という話が決まった時に、精神的・技術的な 意味でのプレッシャー・不安というものは感 じなかったですか。

-勝田選手と組む事になったのは、自分から 売り込んだので、不安とかは感じませんで した。決まってからは開幕戦までに時間もな かったので、プレッシャーとかも感じる暇は なかったです。ワクワクの方が上回っていた ので(笑)。しかしタイヤ交換だけはとことん 練習させられました。この時ばかりは心が折 れそうになりましたね。『こんなに重たくて大 きいタイヤ持ったことないし、こんなにロー ルバーが入り組んでいるところから出したこ とないし…』って感じで。タイヤ交換最多チー ムとしては、それが勝敗に大きく関わること でもあるので、考えている以上に重くのしか かってきました。

Q・この2年間、ナビゲーターとして成長で きた部分、自分なりに努力を続けてきた点な どがあれば教えて下さい。

-まずタイヤに慣れたこと。毎日タイヤを持 ち、タイヤの径や重みを感じた事かな。また 時に熱く、時に冷静に、を実践できるように なりました。マインド・コントロールという か、勝田選手とのやりとりの中でイライラす ることがあっても、上手に表に出せるように なった。勝田選手に熱さが足りないときは、 熱くさせるように。その時熱くなりすぎてあ るのであれば、冷静にさせるように。勝田選 手の反応を見てから、言葉を選んで、気持ち を表現するようになった。勝田選手の扱いは

上手になったと思います(笑)。

Q・ラリー競技に参加する上で、率直に言っ て女性であることがプラスに働くような部分 はあると思いますか。

-ラリーに限らず、スポーツはかなりメンタ ルに左右されると思います。技術はもちろん だけど、それをここぞで発揮するためには、 強靱なメンタルが必要です。だからこそ、そ こを駆り立てていけるのは苦楽をともにして いるナビゲーターです。女性だからって言う わけではありませんが、異性の方が読み取り やすかったり、言いやすかったりするのかな、 とは最近思いますね。

Q・逆に女性であることがマイナスになって しまうと感じられたようなことはありました か。

-先述しましたが、パワー不足です。日頃、 患者さんを支えている(※足立選手は日赤病 院に勤務する理学療法士)ので、力にはホド ホド自信がありましたが、あの径のタイヤ を持ち運びするのは、かなり苦戦しました。

2010年の愛媛での一戦では、クラッシュし た後で、ハッチがへこみ歪んでしまっていた ので、タイヤをスッとは出すことができず、 「こんな時は非力だな」と感じました。 Q・タイヤに関することを除けば、少なくと も全日本を戦う上では体力的なハンディは感 じませんか。 WRCのような長距離ラリーの 場合はどうでしょうか。例え体力的な問題に 直面しても克服できると思いますか。 -ラリー自体に疲れるとか、バテるとかはあ まり感じません。それはナビの特権かも。ラ リージャパンにも出てみましたが、さほど疲 労感は感じませんでした。ただ、それよりも 病院の仕事のやりくりや、ラリー後の仕事の 方がかなりきつく感じるようになりました。

全戦出場というのはJN-4では当たり前に なっているので、やりくりがかなりキツイで す。

Q・女子ナビが増えているということは結局、 その能力が評価されているのだと思います。

ビブームの背景についてはどう思いますか。 -当事者としては女子ナビブームというのも たまたまだし、女子の私が全日本ラリーの総 合タイトルを2年連続で穫れたのもたまたま だと思ってます(笑)。ただサッカーのなでし こが頑張ったのは、信念を持って取り組んで いる結果が出たんじゃないかとは思います。 ここ最近の女性がそういった思想を持った 方々が増えているのかもしれませんね。

Q・一人のナビゲーターとして、今後どう いった点をさらに向上させていきたいとお考 えですか。

一今は勝田選手だけを扱えるようになってき

2009年、明治慎太郎選手のナビとして全日本ラリー初優 勝。2010年から勝田範彦選手のナビシートを務め、総合チ ャンピオン獲得。2011年も勝田選手とともにV2を達成した。

明治選手は最近は女子ナビの方がやる気のあ る人が多いと話していますが、現状の女子ナ

取らないようにしています」という女子ナビ もいるようだが、それでは身体によくない。

もちろん、そういう問題をクリアしたから と言って、簡単に全日本ナビになれるとは限 らない。芸能界のように、女の子だからとい うことだけでチヤホヤされる世界ではないの だ。やはり箕作選手の言うように実力を身に つけなければ男子ドライバーも起用してくれ ないだろう。

女子クルーの全日本ラリーチャンピオンはすでに2009年に大井 こずゑ/竹下紀子組が達成。次なる目標は女性クルーによる全 日本ラリー総合チャンプか、はたまたWRCチャンピオンか!?。因 みにWRCは、2010年、FIA女性のためのモータースポーツ委員 会議長に就任したミシェル・ムートン選手とファブリッツァ・ポン ズ選手のコンビが1982年に記録した2位が最高位だ。

万一スタックした場合に、男子ナビなら押 せば脱出できたのに女子ナビだったからその ままリタイヤしてしまった…というデメリッ トも考えられる。体力的なハンデを詰めるの は不可能だが、しかしそれを補って余りある

きれば、これからも女子ナビが台頭してくる のは確実ではないだろうか。

モータースポーツを愛する女子諸君、その 情熱と、努力次第で憧れの全日本チャンピオ ンへの挑戦も決して夢ではないのだ!

41 2012 1/2 JAF MOTOR SPORTS
42 2012 1/2 JAF MOTOR SPORTS

クラス 部門 気筒容積1600㏄以下の2輪駆動(FF、FR) のPN車両*1

クラス1

参加車両

PN部門 気筒容積1600㏄を超える2輪駆動(FF、

クラス2

FR)のPN車両*1

参加車両 クラス 部門 気筒容積1600㏄以下の2輪駆動(FF、FR) のPN制限付車両* PN1 PN部門 気筒容積1000㏄以下のN車両 N1

N部門

SA部門

SC D部門

クラス3 気筒容積1000㏄以下のN車両*2

PN1、PN2に該当しないPN車両*1

クラス1

両*2 クラス2

クラス3

クラス4

気筒容積1000㏄を超える前輪駆動のN車

気筒容積1000㏄を超える後輪駆動のN車

両*2

気筒容積1000㏄を超える4輪駆動のN車

両*2

気筒容積1600㏄以下の2輪駆動のSA車

両 クラス1

気筒容積1600㏄を超える2輪駆動のSA

車両 クラス2

4輪駆動のSA車両 クラス3 SC車両およびD車両の統合 区分なし

*1の記号のあるクラスは、2012年全日本ジムカーナ/ダートトライ アル選手権統一規則第2章 第2条 2)を適用する。

*2の記号のあるクラスは、下記タイヤの使用が認められない。

ブランド名 タイヤ製造者

使用が認められないタイヤ銘柄

520S 540S 55S 11S POTENZA (株)ブリヂストン 93J・98J・01J・RSV98・ 02G・03G DIREZZA 住友ゴム工業(株)

ADVAN 横浜ゴム(株)

021・032・038・039・048 049 A050

N部門

気筒容積1500㏄以下の2輪駆動のN制限 付車両* N1.5 気筒容積1000ccを超える前輪駆動のN 車両 N2

気筒容積1000㏄を超える後輪駆動のN車 両 N3

気筒容積1000㏄を超える4輪駆動のN車 両 N4

気筒容積1150㏄以下の軽4輪のB車両 B1

B部門 気筒容積を制限しない2輪駆動のB制限付 車両* B2 気筒容積を制限しない4輪駆動のB制限付 車両* B3

気筒容積1600㏄以下の 2輪駆動のSA・

SC車両 S1

S部門 気筒容積1600㏄を超える 2輪駆動のS A・SC車両 S2 排気量区分無しの4輪駆動のSA・SC車 両 S3 *の記号のある「制限付車両」は下記タイヤの使用が認められない。 使用が認められないタイヤ銘柄 ブランド名 タイヤ製造者

DIREZZA 住友ゴム工業(株)

POTENZA (株)ブリヂストン

PROXES 東洋ゴム工業(株)

93J 98J 01J 02G 03G

520S 540S 55S 11S

FM9R 08R 881 888

製造者問わず

FM9R 08R 881 888 PROXES 東洋ゴム工業(株) ラリータイヤ/海外タイヤ製造 者製該当タイヤ(通称Sタイヤ) 等

参加車両 クラス 部門 気筒容積1600㏄以下の2輪駆動(FF、FR) のPN車両* クラス1

PN部門 気筒容積1600㏄を超える2輪駆動(FF、 FR)のPN車両* クラス2

PN1、PN2に該当しないPN車両* クラス3 気筒容積1000㏄以下のN車両 クラス1

ADVAN 横浜ゴム(株)

021・032・038・039・048・ 050

ラリータイヤ/海外タイヤ製造 者製該当タイヤ(通称Sタイプ) 等 製造者問わず

参加車両 クラス 部門 気筒容積1600㏄以下の2輪駆動(FF、FR) のPN車両*1 PN1 PN部門 気筒容積1000㏄を超える前輪駆動のN車 両 N2 N部門 気筒容積1000㏄以下のN車両および気筒 容積1122㏄以下の軽4輪のSA車両 NS1

N部門

気筒容積1000㏄を超える前輪駆動のN車 両 クラス2 気筒容積1000㏄を超える後輪駆動のN車 両 クラス3

気筒容積1000㏄を超える4輪駆動のN車

両 クラス4 気筒容積1600㏄以下の2輪駆動のSA車

両 クラス1

SA部門 気筒容積1600㏄を超える2輪駆動のSA

車両 クラス2

4輪駆動のSA車両 クラス3

気筒容積1500㏄以下の2輪駆動のB車両

B部門

区分なし SC D部門

SC車両およびD車両

*の記号のあるクラスは、下記タイヤの使用が認められない。

タイヤ製造者

ブランド名

使用が認められないタイヤ銘柄

93J 98J 01J 02G 03G DIREZZA 住友ゴム工業(株)

POTENZA (株)ブリヂストン

PROXES 東洋ゴム工業(株)

ADVAN 横浜ゴム(株)

製造者問わず

520S 540S 55S 11S

FM9R 08R 881 888

021・032・038・039・048

050

ラリータイヤ/海外タイヤ製造者 製該当タイヤ(通称Sタイプ)等

NS3

NS部門 気筒容積1000㏄を超える後輪駆動のN車 両および気筒容積1600㏄を超える2輪駆 動のSA車両

気筒容積1000㏄を超える4輪駆動のN車 両および4輪駆動のSA車両 NS4 気筒容積1600㏄以下の2輪駆動のSA車 両 SA1 SA部門 気筒容積区分なしの前輪駆動のB車両*2 BR1 B部門 気筒容積区分なしの後輪駆動のB車両*2 BR2 気筒容積区分なしの4輪駆動のB車両*2 BR3 SC車両およびD車両

区分なし SC・D部門

*1の記号のあるクラスは、2012年全日本ジムカーナ/ダートトライ アル選手権統一規則第2章 第2条 2)を適用する。 *2の記号のあるクラスは、下記タイヤの使用が認められない。 使用が認められないタイヤ銘柄 ブランド名 タイヤ製造者

ADVAN 横浜ゴム(株)

DIREZZA

FALKEN 住友ゴム工業(株)

FORMULA-R

POTENZA (株)ブリヂストン

A050 A049 A048

D03G D02G

D93J

RX-VⅡ・RS-V04

RE11S・RE55S

R888 PROXES TRAMPIO 東洋ゴム工業(株)

製造者問わず

海外タイヤ製造者製該当タイヤ (通称セミレーシングタイヤに準 ずるタイヤ)等

43 J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ 2012・1/2JAFMOTORSPORTS
3)関東ジムカーナ選手権
4)中部ジムカーナ選手権 5)近畿ジムカーナ選手権  6)中国ジムカーナ選手権

クラス 部門

N部門

2輪駆動のN車両 N1

気筒容積1600㏄以下の4輪駆動のN車両 N2

N3

S1

S2

気筒容積1600㏄を超える4輪駆動のN車

気筒容積1586㏄以下の2輪駆動のPN車 両およびSA車両

気筒容積1586㏄を超える2輪駆動のSA 車両および排気量区分なしの2輪駆動のS

S部門

C車両

気筒容積3000㏄以下の4輪駆動のSA車 両およびSC車両

S3 気筒容積3000㏄を超える4輪駆動のSA 車両

S4 排気量および駆動方式区分なしのSC車両

区分なし

区分なし D部門

C部門 排気量および駆動方式区分なしのD車両

「名称に関する細則」の一部改正のお知らせ

標記規定の一部が以下のとおり改正されましたので、お知らせい たします。

第1条〜第3条 (略)

第4条

クラブおよび団体の名称は、漢字、片仮名、平仮名、ローマ 字※および数字のいずれかを用いた組み合わせによって表示されな ければならない。

なお、略称はローマ字で示すこととし地名を付記するものはこ

の限りでない。

第5条〜第6条 (略)

第7条

本細則は、2011年11月24日より施行する。

※例)登録するクラブ名称のカタカナ読みが「クラブ ジャフ」である 場合、JAF登録の名称に英単語を使用した「Club JAF」で登 録することを認め、「Kurabu Jyafu」とする必要はありません。

富士重工業株

富士重工業株 10

富士重工業株 11

インプレッサ WRX STI(2007)

インプレッサ WRX STI(2007)

インプレッサ WRX STI(2007)

インプレッサ WRX STI specC(2009)

スバル インプレッサ WRX STI specC(2009)

スバル インプレッサ WRX STI specC(2009)

スバル インプレッサ WRX STI 4ドア(2010)

FIA・N ER GRB

ER GVB

※上記の車両公認申請は、現在、FIAへ申請中です。有効日等のお問い合わせはJAFモータースポーツ部までお寄せ下さい。

VF:供給変型、VO:オプション変型、VP:プロダクション変型、ET:正常進化、ES:スポーツ進化、ER:誤記訂正、  VK:キットカー変型、WR:ワールドラリーカー変型、VR:グループR変型

45 J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ 2012・1/2JAFMOTORSPORTS
8)九州ダートトライアル選手権 参加車両
[公示No2012ー013]
以上 車両公認一覧 [公示No2012ー014] JAF公認№ 申 請 内 容 申請分類 グループ 型 式 車 両 名 会 社 名 FN-080 VR4 21/3 室外 FIA・N VR4 CT9A ランサーエボリューションⅨ 三菱自動車工業株 1 FN-086 ER 16/4 駆動系 FIA・N ER CZ4A ランサーエボリューションⅩ 三菱自動車工業株 2 FN-086 VR4 17/3 室外 FIA・N VR4 CZ4A ランサーエボリューションⅩ 三菱自動車工業株 3 FT-100 VO 1/1 ブレーキ FIA・T2 VO KDJ155 トヨタランドクルーザー トヨタ自動車株 4 JA-219 ER 3/2 ターボ FIA・A ER GRB スバル
富士重工業株 5 FN-085 ER 21/9 ターボ FIA・N ER GRB スバル
富士重工業株 6 FN-085 ER 22/10 ブレーキ FIA・N
スバル
富士重工業株 7 JA-221 ER 1/1 ターボ FIA・A
スバル
ER GRB
ER GRB
リストリクター
8 FN-087 ER 8/1
ブレーキ FIA・N
富士重工業株 9 FN-087 ER 9/2
ER GRB
JA-222 ER 1/1 ターボ FIA・A

2011年全日本選手権ポイント表(レース・ラリー) [公示No2012−015]

●全日本選手権フォーミュラニッポン

●全日本F3選手権 2011年 全日本F3選手権/Nクラス/ドライバー

●全日本ラリー選手権 2011年 全日本ラリー選手権/総合/ドライバー

●全日本F3選手権 2011年

46 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
2011年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン/ドライバー 得点 もてぎ SUGO 鈴鹿 もてぎ 富士 オートポリス 鈴鹿 ドライバー 順位 (全戦合計) 11/5~6 9/24~25 9/3~4 8/6~7 7/16~17 6/4~5 5/14~15 曇/雨 晴 - 曇 晴 晴 晴 WET/DRY/WET DRY - DRY DRY DRY DRY 第7戦 第6戦 第5戦 第4戦 第3戦 第2戦 第1戦 第2 第1 56 9 9 10 開 催 中 止 8 10 10 AndreLOTTERER 1 42 4 4 6 6 6 10 6 中嶋 一貴 2 28 3 11 6 5 3 JoaoPaulodeOLIVEIRA 3 26.5 0.5 3 5 5 4 7 2 塚越 広大 4 19 2 4 1 8 4 大嶋 和也 5 17 1.5 1.5 8 2 3 1 石浦 宏明 6 16.5 2.5 2 2 2 8 小暮 卓史 7 15 1 1 4 8 1 平手 晃平 8 11 3 3 5 伊沢 拓也 9 6.5 2.5 4 国本 雄資 10 5 4 1 山本 尚貴 11 2.5 0.5 2 AlexandreIMPERATORI 12 2 1 1 中嶋 大祐 13
得点 SUGO 鈴鹿 岡山 もてぎ 富士 富士 鈴鹿 ドライバー 順位 (全戦合計) 9/24~25 9/3~4 8/27~28 8/6~7 7/16~17 6/11~12 5/14~15 晴 晴 晴 - - 晴 晴 雨 晴 晴 晴 曇 曇 曇 晴 晴 D D D - - W D W D D D W D D D D 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 100 10 12 6 開 催 中 止 開 催 中 止 6 8 12 12 4 12 1 6 11 YUHI 1 99 3 2 7 7 11 7 5 10 7 8 11 8 10 3 安田 裕信 2 79 5 3 11 11 5 2 7 5 7 3 9 11 山内 英輝 3 71 8 5 2 1 5 3 7 5 5 10 3 5 5 7 蒲生 尚弥 4 36 2 7 3 3 3 3 3 2 2 3 5 RichardBRADLEY 5 17 2 1 3 2 2 1 1 2 3 西本 直樹 6 7 1 1 2 3 Matthew HOWSON 7 コンディションの記号 路面 D:DRY W:WET
全日本F3選手権/Cクラス/ドライバー
有効得点 合計得点 愛知 北海道 北海道 岐阜 福島 宮崎 愛媛 佐賀 ドライバー 順位 ベスト7戦 10/21~23 9/30~10/2 9/2~4 7/8~10 6/10~12 5/20~22 4/29~5/1 4/8~10 第8戦 第7戦 第6戦 第5戦 第4戦 第3戦 第2戦 第1戦 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 ターマック1.0 グラベル2.5 グラベル2.0 ターマック1.0 グラベル1.5 グラベル2.0 グラベル1.5 ターマック1.0 127 135 14 24 26 8 11 20 16 16 勝田 範彦 1 98 98 9 13 15 14 25 21 1 奴田原 文雄 2 76 76 31 20 9 15 1 柳澤 宏至 3 42.5 42.5 11 7.5 9 5 6 4 高山 仁 4 42 42 10 13 7.5 4.5 7 福永 修 5 32.5 32.5 7 17 4 4.5 石田 正史 6 20.5 20.5 10 7.5 3 大西 康弘 7 20 20 20 新井 敏弘 8 20 20 10 8 2 今井 聡 9 16.5 16.5 12.5 4 岩下 英一 10 16 16 4 12 榊 雅広 11 10 10 10 桑田 幸典 12 10 10 3 2 5 杉村 哲郎 13 8 8 2 6 徳尾 慶太郎 14 6 6 6 炭山 裕矢 15 5 5 5 牟田 周平 16 4 4 4 堀江 拓 17 4 4 1 3 堀田 信 18 3 3 3 香川 秀樹 19 3 3 3 小舘 優貴 19 2.5 2.5 2.5 筒井 克彦 21 2 2 2 マクリン大地 22 2 2 2 田邉 亘 22 1.5 1.5 1.5 曽根 崇仁 24 1.5 1.5 1.5 大嶋 治夫 24 1 1 1 眞貝 知志 26 1 1 1 中井 育真 26 ●全日本選手権フォーミュラニッポン 2011年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン/チーム 得点 もてぎ SUGO 鈴鹿 もてぎ 富士 オートポリス 鈴鹿 チーム 順位 (全戦合計) 11/5~6 9/24~25 9/3~4 8/6~7 7/16~17 6/4~5 5/14~15 曇/雨 晴 - 曇 晴 晴 晴 WET/DRY/WET DRY - DRY DRY DRY DRY 第7戦 第6戦 第5戦 第4戦 第3戦 第2戦 第1戦 第2 第1 90 9 9 16 開 催 中 止 14 16 10 16 PETRONAS TEAM TOM’S 1 41 3 1 1 14 13 6 3 TEAM IMPUL 2 36.5 0.5 3 5 8 4 9 7 DANDELION RACING 3 32 2 11 3 3 8 5 TEAM LEMANS 4 18.5 3.5 2 2 3 8 NAKAJIMA RACING 5 6.5 2.5 4 INGING MOTORSPORT 6 4 4 MUGEN 7 3 1.5 1.5 TEAM KYGNUSSUNOCO 8 2.5 0.5 2 SCG byKCMG 9 ●全日本F3選手権 2011年 全日本F3選手権/Cクラス/チーム 得点 SUGO 鈴鹿 岡山 もてぎ 富士 富士 鈴鹿 エントラント 順位 (全戦合計) 9/24~25 9/3~4 8/27~28 8/6~7 7/16~17 6/11~12 5/14~15 晴 晴 晴 - - 晴 晴 雨 晴 晴 晴 曇 曇 曇 晴 晴 D D D - - W D W D D D W D D D D 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 94 3 2 7 開 催 中 止 開 催 中 止 7 10 7 5 10 7 7 10 7 10 2 ThreeBondRacing 1 85 10 10 5 5 7 10 10 2 10 1 5 10 B-MAX ENGINEERING 2 75 7 7 3 3 5 3 7 5 5 10 3 5 5 7 PETRONAS TEAM TOM’S 3 74 5 3 10 10 5 2 7 5 7 3 7 10 ハナシマレーシング 4 24 1 1 2 3 2 1 3 2 2 1 1 2 3 SGC byKCMG 5 コンディションの記号 路面 D:DRY W:WET ●全日本F3選手権 2011年 全日本F3選手権/Cクラス/エンジンチューナー 得点 SUGO 鈴鹿 岡山 もてぎ 富士 富士 鈴鹿 エンジンチューナー 順位 (全戦合計) 9/24~25 9/3~4 8/27~28 8/6~7 7/16~17 6/11~12 5/14~15 晴 晴 晴 - - 晴 晴 雨 晴 晴 晴 曇 曇 曇 晴 晴 D D D - - W D W D D D W D D D D 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 109 10 10 5 開 催 中 止 開 催 中 止 5 7 10 10 5 10 10 5 10 5 7 株式会社トムス 1 94 3 2 7 7 10 7 5 10 7 7 10 7 10 2 東名エンジン株式会社 2 74 5 3 10 10 5 2 7 5 7 3 7 10 ハナシマレーシング 3 コンディションの記号 路面 D:DRY W:WET
得点 SUGO 鈴鹿 岡山 もてぎ 富士 富士 鈴鹿 ドライバー 順位 (全戦合計) 9/24~25 9/3~4 8/27~28 8/6~7 7/16~17 6/11~12 5/14~15 晴 晴 晴 - - 晴 晴 雨 晴 晴 晴 曇 曇 曇 晴 晴 D D D - - W D W D D D W D D D D 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 89 11 7 11 開 催 中 止 開 催 中 止 5 1 6 12 3 5 11 5 10 2 千代 勝正 1 89 3 7 3 3 12 1 5 6 5 10 8 8 8 10 野尻 智紀 2 83 5 7 10 7 7 7 11 8 3 2 11 2 3 中山 雄一 3 58 7 10 3 7 3 2 3 7 1 2 1 2 5 5 佐々木 大樹 4 52 1 5 3 5 11 2 2 8 5 1 2 7 GaryTHOMPSON 5 41 2 3 1 2 2 3 2 3 11 1 3 3 3 2 三浦 和樹 6 3 2 1 野呂 立 7 2 1 1 石川 資章 8 1 1 小泉 洋史 9 コンディションの記号 路面 D:DRY W:WET ●全日本F3選手権 2011年 全日本F3選手権/Nクラス/チーム 得点 SUGO 鈴鹿 岡山 もてぎ 富士 富士 鈴鹿 エントラント 順位 (全戦合計) 9/24~25 9/3~4 8/27~28 8/6~7 7/16~17 6/11~12 5/14~15 晴 晴 晴 - - 晴 晴 雨 晴 晴 晴 曇 曇 曇 晴 晴 D D D - - W D W D D D W D D D D 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 100 10 10 10 開 催 中 止 開 催 中 止 7 3 5 10 7 3 5 10 5 10 5 NDDP RACING 1 87 3 5 3 2 10 3 5 5 10 10 7 7 7 10 HFDP RACING 2 80 5 7 10 7 7 7 10 7 3 2 10 2 3 TOM’S SPIRIT 3 49 1 5 3 5 10 2 2 7 5 1 1 7 SGC byKCMG 4 3 2 1 シーエムエス モータースポーツ プロジェクト 5 3 1 1 1 ハナシマレーシング 6 コンディションの記号 路面 D:DRY W:WET

●全日本ラリー選手権 2011年 全日本ラリー選手権/クラス2/ドライバー

●全日本ラリー選手権

2011年 全日本ラリー選手権/クラス1/ナビゲーター

●全日本ラリー選手権

2011年 全日本ラリー選手権/クラス2/ナビゲーター

47 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ ●全日本ラリー選手権 2011年 全日本ラリー選手権/総合/ナビゲーター 有効得点 合計得点 愛知 北海道 北海道 岐阜 福島 宮崎 愛媛 佐賀 ナビゲーター 順位 ベスト7戦 10/21~23 9/30~10/2 9/2~4 7/8~10 6/10~12 5/20~22 4/29~5/1 4/8~10 第8戦 第7戦 第6戦 第5戦 第4戦 第3戦 第2戦 第1戦 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 ターマック1.0 グラベル2.5 グラベル2.0 ターマック1.0 グラベル1.5 グラベル2.0 グラベル1.5 ターマック1.0 127 135 14 24 26 8 11 20 16 16 足立 さやか 1 98 98 9 13 15 14 25 21 1 佐藤 忠宜 2 76 76 31 20 9 15 1 中原 祥雅 3 42 42 10 13 7.5 4.5 7 奥村 久継 4 32.5 32.5 7 17 4 4.5 竹下 紀子 5 24 24 9 5 6 4 広田 沙貴子 6 20.5 20.5 10 7.5 3 市野 諮 7 20 20 20 松井 博和 8 18.5 18.5 11 7.5 大橋 正典 9 17.5 17.5 4 1.5 12 井手上 達也 10 16.5 16.5 12.5 4 高橋 昭彦 11 10 10 10 澤田 耕一 12 10 10 10 高橋 巧 12 10 10 8 2 宮城 孝仁 14 10 10 3 2 5 立久井 和子 15 6 6 6 石丸 昌宏 16 6 6 6 加勢 直毅 16 5 5 5 星野 元 18 5 5 1 4 松浦 好晃 19 4 4 3 1 田中 直哉 20 3 3 3 嶋田 創 21 3 3 3 浦野 昭美 21 2.5 2.5 2.5 石田 裕一 23 2 2 2 杉原 慶彦 24 2 2 2 枝光 展義 24 2 2 2 黒木 崇史 24 1.5 1.5 1.5 桝谷 知彦 27 1 1 1 安東 貞敏 28
2011年 全日本ラリー選手権/クラス1/ドライバー 有効得点 合計得点 愛知 北海道 北海道 岐阜 福島 宮崎 愛媛 佐賀 ドライバー 順位 ベスト5戦 10/21~23 9/30~10/2 9/2~4 7/8~10 6/10~12 5/20~22 4/29~5/1 4/8~10 第8戦 第7戦 第6戦 第5戦 第4戦 第3戦 第2戦 第1戦 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 ターマック1.0 グラベル2.5 グラベル2.0 ターマック1.0 グラベル1.5 グラベル2.0 グラベル1.5 ターマック1.0 57 57 16 不 成 立 不 成 立 不 成 立 25 16 西山 敏 1 42 42 8 19 15 葛西 一省 2 41 41 25 16 山口 貴利 3 32 32 20 12 山北 研二 4 24 24 3 21 村田 康介 5 12 12 12 小泉 茂 6 1 1 1 清水 順司 7
●全日本ラリー選手権
有効得点 合計得点 愛知 北海道 北海道 岐阜 福島 宮崎 愛媛 佐賀 ナビゲーター 順位 ベスト5戦 10/21~23 9/30~10/2 9/2~4 7/8~10 6/10~12 5/20~22 4/29~5/1 4/8~10 第8戦 第7戦 第6戦 第5戦 第4戦 第3戦 第2戦 第1戦 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 ターマック1.0 グラベル2.5 グラベル2.0 ターマック1.0 グラベル1.5 グラベル2.0 グラベル1.5 ターマック1.0 42 42 8 不 成 立 19 不 成 立 不 成 立 15 安田 弘美 1 41 41 25 16 大谷 美紀夫 2 41 41 25 16 山田 真記子 2 24 24 3 21 平山 真理 4 20 20 20 馬瀬 耕平 5 16 16 16 三好 明宏 6 12 12 12 後田 茂宏 7 12 12 12 小泉 由起 7 1 1 1 平松 浩行 9
有効得点 合計得点 愛知 北海道 北海道 岐阜 福島 宮崎 愛媛 佐賀 ドライバー 順位 ベスト7戦 10/21~23 9/30~10/2 9/2~4 7/8~10 6/10~12 5/20~22 4/29~5/1 4/8~10 第8戦 第7戦 第6戦 第5戦 第4戦 第3戦 第2戦 第1戦 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 ターマック1.0 グラベル2.5 グラベル2.0 ターマック1.0 グラベル1.5 グラベル2.0 グラベル1.5 ターマック1.0 120.5 120.5 15 27 21 15 26 1.5 15 天野 智之 1 79 79 3 22 15 18 21 増川 智 2 62.5 62.5 10 7 5 10.5 14 16 中西 昌人 3 51 51 5 10 3 11 11 11 高橋 悟志 4 44.5 44.5 3 3 13 11 4.5 10 川名 賢 5 37.5 37.5 17 4 4.5 6 6 南野 保 6 31 31 3 25 3 田中 伸幸 7 29 29 8 2 7 9 3 藤田 幸弘 8 22 22 18 4 大桃 大意 9 17 17 4 5 8 大西 史朗 10 14 14 8 6 青島 巧 11 12.5 12.5 12.5 和田 誠 12 10.5 10.5 7.5 3 鷲尾 俊一 13 10 10 10 鎌野 賢志 14 8.5 8.5 1 7.5 いとう りな 15 6 6 3 3 丹羽 和彦 16 5 5 5 寺川 和紘 17 5 5 2 1 2 本名 修也 18 4 4 4 高橋 卓矢 19 2 2 2 金成 昌幸 20 1.5 1.5 1.5 相羽 博之 21
有効得点 合計得点 愛知 北海道 北海道 岐阜 福島 宮崎 愛媛 佐賀 ナビゲーター 順位 ベスト7戦 10/21~23 9/30~10/2 9/2~4 7/8~10 6/10~12 5/20~22 4/29~5/1 4/8~10 第8戦 第7戦 第6戦 第5戦 第4戦 第3戦 第2戦 第1戦 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 ターマック1.0 グラベル2.5 グラベル2.0 ターマック1.0 グラベル1.5 グラベル2.0 グラベル1.5 ターマック1.0 120.5 120.5 15 27 21 15 26 1.5 15 井上 裕紀子 1 80 80 3 23 15 18 21 赤木 弥生 2 62.5 62.5 10 7 5 10.5 14 16 北川 紗衣 3 51 51 5 10 3 11 11 11 箕作 裕子 4 31 31 3 25 3 遠山 裕美子 5 30 30 3 3 13 11 関根 慎二 6 29 29 8 2 7 9 3 藤田 彩子 7 24 24 2 18 4 露木 明浩 8 20.5 20.5 4 4.5 6 6 加藤 辰弥 9 17 17 4 5 8 馬瀬 耕平 10 16 16 16 宗片 さおり 11 14.5 14.5 4.5 10 伊藤 克己 12 12.5 12.5 12.5 竹平 素信 13 11 11 1 10 小泉 雅之 14 10.5 10.5 7.5 3 沼田 晴代 15 8 8 8 高橋 巧 16 6 6 6 松井 博和 17 5 5 5 石川 美代子 18 5 5 2 1 2 湊 比呂美 19 4 4 4 木村 裕介 20 3 3 3 藤田 めぐみ 21 3 3 3 谷内 壽隆 21 1.5 1.5 1.5 小藤 桂一 23 ●全日本ラリー選手権 2011年 全日本ラリー選手権/クラス3/ドライバー 有効得点 合計得点 愛知 北海道 北海道 岐阜 福島 宮崎 愛媛 佐賀 ドライバー 順位 ベスト7戦 10/21~23 9/30~10/2 9/2~4 7/8~10 6/10~12 5/20~22 4/29~5/1 4/8~10 第8戦 第7戦 第6戦 第5戦 第4戦 第3戦 第2戦 第1戦 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 ターマック1.0 グラベル2.5 グラベル2.0 ターマック1.0 グラベル1.5 グラベル2.0 グラベル1.5 ターマック1.0 69 69 4 31 20 8 6 牟田 周平 1 60 60 3 24 10 10 10 3 筒井 克彦 2 56.5 56.5 1 2 1.5 25 17 10 曽根 崇仁 3 50 50 11 16 7 1 15 眞貝 知志 4 49 49 13 24 9 3 明治 慎太郎 5 37 37 1 19 17 松原 久 6 36 36 8 8 1 14 5 山口 清司 7 30 30 6 3 3 18 香川 秀樹 8 25 25 9 16 上原 利宏 9 17 17 1 16 鈴木 尚 10 16 16 2 3 3 8 松本 琢史 11 15 15 15 小倉 雅俊 12 15 15 12 3 宇田 圭佑 13 12.5 12.5 4 4.5 4 平山 十四朗 14 7.5 7.5 7.5 藤本 鋼二 15 7.5 7.5 7.5 石川 昌平 15 6 6 6 池内 しょうじ 17 5 5 5 濱井 義郎 18 4.5 4.5 4.5 二瓶 崇 19 2 2 2 山岡 信雄 20 1 1 1 山本 剛史 21

●全日本ラリー選手権 2011年 全日本ラリー選手権/クラス3/ナビゲーター

●全日本ラリー選手権 2011年 全日本ラリー選手権/クラス4/ナビゲーター

48 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
有効得点 合計得点 愛知 北海道 北海道 岐阜 福島 宮崎 愛媛 佐賀 ナビゲーター 順位 ベスト7戦 10/21~23 9/30~10/2 9/2~4 7/8~10 6/10~12 5/20~22 4/29~5/1 4/8~10 第8戦 第7戦 第6戦 第5戦 第4戦 第3戦 第2戦 第1戦 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 ターマック1.0 グラベル2.5 グラベル2.0 ターマック1.0 グラベル1.5 グラベル2.0 グラベル1.5 ターマック1.0 56.5 56.5 1 2 1.5 25 17 10 桝谷 知彦 1 55 55 4 31 20 星野 元 2 50 50 13 24 1 9 3 漆戸 あゆみ 3 50 50 11 16 7 1 15 田中 直哉 4 37 37 1 19 17 香川 俊哉 5 34 34 15 14 5 高橋 巧 6 27 27 3 24 石田 裕一 7 25 25 9 16 郷右近 孝雄 8 23 23 10 10 3 多比羅 二三男 9 18 18 18 嶋田 創 10 18 18 3 12 3 石川 恭啓 11 17 17 1 16 山岸 典将 12 17 17 8 8 1 島津 雅彦 13 12.5 12.5 4 4.5 4 柿本 登志雄 14 11 11 3 8 石田 一輝 15 10 10 10 永山 聡一郎 16 8 8 8 加勢 直毅 17 7.5 7.5 7.5 美野 友紀 18 7.5 7.5 7.5 鈴木 裕 18 6 6 6 保井 隆宏 20 6 6 6 松尾 正彦 20 6 6 6 北田 稔 20 6 6 3 3 浦 雅史 23 5 5 5 白水 順一 24 4.5 4.5 4.5 石井 森 25 2 2 2 後藤 義則 26 2 2 2 萠抜 浩史 26
2011年 全日本ラリー選手権/クラス4/ドライバー 有効得点 合計得点 愛知 北海道 北海道 岐阜 福島 宮崎 愛媛 佐賀 ドライバー 順位 ベスト7戦 10/21~23 9/30~10/2 9/2~4 7/8~10 6/10~12 5/20~22 4/29~5/1 4/8~10 第8戦 第7戦 第6戦 第5戦 第4戦 第3戦 第2戦 第1戦 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 ターマック1.0 グラベル2.5 グラベル2.0 ターマック1.0 グラベル1.5 グラベル2.0 グラベル1.5 ターマック1.0 127 135 14 24 26 8 11 20 16 16 勝田 範彦 1 98 98 9 13 15 14 25 21 1 奴田原 文雄 2 76 76 31 20 9 15 1 柳澤 宏至 3 42.5 42.5 11 7.5 9 5 6 4 高山 仁 4 42 42 10 13 7.5 4.5 7 福永 修 5 32.5 32.5 7 17 4 4.5 石田 正史 6 20.5 20.5 10 7.5 3 大西 康弘 7 20 20 20 新井 敏弘 8 20 20 10 8 2 今井 聡 9 16.5 16.5 12.5 4 岩下 英一 10 16 16 4 12 榊 雅広 11 13 13 3 2 3 5 杉村 哲郎 12 10 10 10 桑田 幸典 13 8 8 2 6 徳尾 慶太郎 14 6 6 6 炭山 裕矢 15 5 5 5 河野 健司 16 4 4 4 堀江 拓 17 4 4 1 3 堀田 信 18 3 3 3 小舘 優貴 19 2 2 2 マクリン大地 20 2 2 2 田邉 亘 20 1.5 1.5 1.5 難波 秀彰 22 1.5 1.5 1.5 大嶋 治夫 22 1 1 1 松岡 努 24 1 1 1 中井 育真 24
●全日本ラリー選手権
有効得点 合計得点 愛知 北海道 北海道 岐阜 福島 宮崎 愛媛 佐賀 ナビゲーター 順位 ベスト7戦 10/21~23 9/30~10/2 9/2~4 7/8~10 6/10~12 5/20~22 4/29~5/1 4/8~10 第8戦 第7戦 第6戦 第5戦 第4戦 第3戦 第2戦 第1戦 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 得点係数 ターマック1.0 グラベル2.5 グラベル2.0 ターマック1.0 グラベル1.5 グラベル2.0 グラベル1.5 ターマック1.0 127 135 14 24 26 8 11 20 16 16 足立 さやか 1 98 98 9 13 15 14 25 21 1 佐藤 忠宜 2 76 76 31 20 9 15 1 中原 祥雅 3 42 42 10 13 7.5 4.5 7 奥村 久継 4 32.5 32.5 7 17 4 4.5 竹下 紀子 5 24 24 9 5 6 4 広田 沙貴子 6 20.5 20.5 10 7.5 3 市野 諮 7 20 20 20 松井 博和 8 18.5 18.5 11 7.5 大橋 正典 9 17.5 17.5 4 1.5 12 井手上 達也 10 16.5 16.5 12.5 4 高橋 昭彦 11 13 13 3 2 3 5 立久井 和子 12 10 10 10 澤田 耕一 13 10 10 10 高橋 巧 13 10 10 8 2 宮城 孝仁 15 6 6 6 石丸 昌宏 16 6 6 6 加勢 直毅 16 5 5 5 大谷 美紀夫 18 5 5 1 4 松浦 好晃 19 3 3 3 田中 直哉 20 3 3 3 浦野 昭美 20 2 2 2 杉原 慶彦 22 2 2 2 枝光 展義 22 2 2 2 黒木 崇史 22 1.5 1.5 1.5 伊藤 洋幸 25 1 1 1 小宮 新一 26 1 1 1 安東 貞敏 26

CERTIFICATE発行件数一覧と申請方法

国際モータースポーツ競技規則第18条、第70条およびJAFスポーツ資格登録規定第7条2に基づき、JAFが「海外競技会出場証明書 (サーティフィケート)」を発行した件数です。

開催日

2011年10〜11月発行分

発行件数 競技会名

1 AAM MalaysianRallyChampionship-Rd 3

10月29日

10月22日〜10月23日 1

11月3日〜11月5日

36.DMVMunsterlandpokalNurburgring

1 FerrariChallenge2011 Rd5

5 Asia-PacificRallyChampionship ChinaRallyLongyou 11月4日〜11月6日 1 Lotus1000km

11月5日〜11月6日 1 FerrariChallenge2011 FinaliMondiali

11月6日 5 IntercontinentalLeMansCup6 HoursofZhuhai

FormulaSAE-AUSTRALASIA2011 12月15日〜12月18日

一競技会において同一人が競技運転者用と参加者用を申請し、承認された場合、発行件数は2件としています。

●CERTIFICATE申請方法

CERTIFICATE(海外競技会出場証明書)は、以下の競技に 参加する際に必要になりますので、出発日の2週間前までに所 定の申請書に申請料を添えてJAFに申請してください。

1FIA国際スポーツカレンダーに記載されている国際競技  2.海外で開催される国内格式競技で、開催国のASNが参加を

※上記2については当該証明が必要な場合に申請してください。

所定の申請書はJAF窓口で入手するか、JAFホームペー ジからダウンロードすることができます。

1回用:1競技会限定のCERTIFICATEです。

数次用:当該年度中、複数の競技会に有効なCERTIFICATEです。     3競技会以上出場のご予定があればこちらをお薦めします。 【申請受付】

JAF地方本部・支部で受付しています。持参または郵送(現金 書留)にてご申請ください。

お問い合わせ先 参加者用 競技運転者(コドライバー含む)用

海外競技会出場に関する証明申請書 申請料 1回用  ¥8,100(税込)      数次用 ¥23,400(税込)

北海道本部 ☎ 011-857-7155

東北本部  ☎ 022-783-2820

関東本部  ☎ 03-6833-9140

中部本部  ☎ 052-872-3685

海外競技会出場に関する証明申請書 写真(3cm×3cm、無帽、無背景) ※髪などで顔が隠れていないもの 申請料 1回用   ¥8,100(税込) 数次用 ¥23,400(税込)  JAFホームページ(http://www.jaforjp/msports/)で、申請書のダウンロードができますのでご利用ください。

Aライセンス講習会 日程

関西本部  ☎ 072-645-1300

中国本部  ☎ 082-272-9967

四国本部  ☎ 087-867-8411

九州本部  ☎ 092-841-7672

[公示No2012ー017]

・講習会日程はJAFホームページでも掲載しています。当日の受付時間等詳細については申込先に電話でご確認ください。 ・身体に障がいのある方は、事前にJAF地方本部モータースポーツ窓口までお問い合わせください。

現時点で、2012年1月から同3月に開催される公認審判員講習会はありません。(2011年12月9日現在)

49 2012・1/2JAFMOTORSPORTS J A F か ら の 公 示 ・ お 知 ら せ
[公示No.2012ー016]
11月11日〜11月13日 5 58thMacauGrandPrix
IntercontinentalCup 11月17日〜11月20日 1 58thMacauGrandPrix MacauRoadSportChallenge 11月17日〜11月20日 1 58thMacauGrandPrix MacauGTCup 11月18日〜11月20日 11 ROTAXMAXCHALLENGEGrandFinals2011 11月20日〜11月26日 1 Sepang1000km 12月2日〜12月4日 2 CIK-FIAAsia-PacificKF1
12月8日〜12月11日 2
FIAFormula3
Championship
King'sCupTrophyThe23rdInternationalRallyofThailand2011 12月9日〜12月11日
認めた競技
【必要書類】
教材費 受講料 主任講師 TEL 申込先 開催場所 時間 開催日 実費 ¥18,000 稲村 政幸 03-3611-6687 TMAC 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 10:00~17:00 1月27日 実費 ¥20,000 稲村 政幸 03-3611-6687 TMAC 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 10:00~17:00 2月4日 実費 ¥20,000 平塚 由紀人 03-3766-3312 チームクレバーレーシング 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 9:00~17:00 2月19日 実費 ¥20,000 稲村 政幸 03-3611-6687 TMAC 筑波サーキット 茨城県下妻市村岡 10:00~17:00
3月24日

JAF

●JAF国内モータースポーツカレンダー

MOTORSPORTS CALENDAR 1-3

■開催場所の略号:AP オートポリス AS 阿讃サーキット CE セントラルサーキット EB エビスサーキット東           F=富士スピードウェイ HR=仙台ハイランドレースウェイ MO=ツインリンクもてぎ          O=岡山国際サーキット S=鈴鹿サーキット SG=スポーツランドSUGO          SN=スパ西浦モーターパーク T 筑波サーキット TIS 十勝インターナショナルスピードウェイ

■格式の略号:A=国際 C=国内 D=準国内 E=地方 太字は全日本選手権,世界選手権,国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは12月16日までに本部にて受付したものです。

JAF国内モータースポーツカレンダーはJAFホームページでも公開しております。(http://www.jaforjp/msports/)

2012年JAF東日本ラリー選手権第1戦 御岳SNOW LAND RALLY2012

2012年JAF東日本ラリー選手権第2戦

BICC RallyofTsumagoi2012

2012年JAF北海道ラリー選手権第2戦

2012年JMRC北海道ラリーシリーズ第2戦

第26回EZO ENDLESSRALLY

JMRC関東イーストラリーツアー第1戦

JMRC関東コミュニケーションシリーズ第1戦

第28回アルタスラリー2012

2012年JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ第1戦

新城ジュニアラリー2012

JAC、ASAMA(0277-20-4633)

EZO(011-774-5557)

TARTAS(090-3317-7272)

MASC(0561-63-0101)

50 2012・1/2JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 13
●レース RACE 1(JAN) 場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 S東 NE D NRC、KSCC、SMSC(052-7922031) 新春鈴鹿ゴールデントロフィーレース 1月 15日 3(MARCH) O F4,S-FJ,FJ1600,N2,NE,NR-A D ㈱岡山国際サーキット、 AC(0868-74-3311) 2012OKAYAMAチャレンジカップレース第1戦 3月  4日 S西 S-FJFJ1600N1NE D ARCN、SMSC(0574-26-6115) 2012鈴鹿クラブマンレース Round1 11日 MO F4,S-FJ,N1,NE,NR-A D M.O.SC.、㈱モビリティランド (0285-64-0200) 2012もてぎチャンピオンカップレース第1戦 25日 F N1,N2,NE,NR-A C 富士スピードウェイ㈱、 FMC(0550-78-2340) スーパー耐久シリーズ2012富士 SUPERTEC 25日 O JAF-GT N1,NE A D ㈱岡山国際サーキット、 AC(0868-74-3311) 2012SUPERGTRd1 OKAYAMA GT250KM RACE 31日 〜4月1日
●ラリー RALLY 1(JAN) 選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 東日本 長野(120) RN,RJ,RF RB D D FRC.(0265-76-8162)
1月21日〜22日 北海道 北海道(11) RN,RJ,RF RN,RJ,RF,RB D D AG.MSC北海道(011-864-1101)
22日 2(FEB) 東日本 群馬(180) RN,RJ,RF RN,RJ,RF,RB C C
2012年JAF北海道ラリー選手権第1戦 2012年JMRC北海道ラリーシリーズ第1戦 北海道ブリザードラリー2012
2月3日〜4日 北海道 北海道(12) RN,RJRF RN,RJ,RF,RB D D
12日 3(MARCH) 千葉(200) RN,RJ,RF,RB D
3月10日〜11日 愛知(100) RN,RJ,RF,RB E
11日

GYMKHANA,CIRCUITTRIAL 1(JAN)~3(MARCH)

以下のカレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。

※1〜3月に北海道・東北地方で開催される競技会はありません。

関東地方

1月 27日

●ジムカーナ●サーキットトライアル●他

競技会名 開催日 筑波サーキット

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

B E TMAC(03-3611-6687) TMAC・Aライセンス講習会用サーキットトライアル

B E TMAC(03-3611-6687) 東関東トライアル inつくばSr1&Aライセンス講習会付き

DUNLOPスカラシップ杯・タイヤセレクト小平店CUP1

筑波サーキット

2月 4日 筑波サーキット

19日

3月 4日

2012クレバーサーキットトライアル in筑波

第1戦-Aライ講習会付-

2012年JMRC埼群ジムカーナシリーズ第1戦

RRC群馬タイムアタック in関越

B E CLEVER(03-3766-3312)

N,B E RRC群馬(027-388-2295)

関越スポーツランド

17〜18日

24日

JMRC関東チャンピオンシリーズ第1戦 JMRC栃木・茨城ジムカーナシリーズ第1戦 もてぎラウンド1

2012年JAF全日本ジムカーナ選手権第8戦 RRC群馬スペシャリストジムカーナ IN 本庄

NUVOLARI、㈱モビリティランド (0287-96-4505)

N,SA,B,SC,D D

ツインリンクもてぎ北ショートコース

11日 全日本 本庄サーキット

PN,N,SA,SC,D, AE C RRC群馬(027-388-2295)

B E TMAC(03-3611-6687) 東関東トライアル inつくばSr2&Aライセンス講習会付き DUNLOPスカラシップ杯・タイヤセレクト小平店CUP2

=サーキットトライアル

中部地方

1月 15日

筑波サーキット

競技会名 開催日 鈴鹿サーキット 東コース

新春鈴鹿ゴールデントロフィーサーキットトライアル

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

N,SAB D NRC、KSCC、SMSC (052-792-2031)

2月 19日

2012年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第1戦 SOMOSテクニカルジムカーナ

2012年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第2戦 美浜サーキットカップ PTGジムカーナ

N,SA,B E SOMOS(052-798-5621)

N,SA,B D PALM TOWN (0566-98-1961)

キョウセイドライバーランド

29日 美浜サーキット クニモト ※コース公認取得を条件とする

2012年JAF中部ジムカーナ選手権第1戦 JMRC中部ジムカーナ選手権第1戦 JMRCオールスター選抜第1戦 LIMITハイスピードジムカーナ

3月 11日 キョウセイドライバーランド N,SA,B D LUCKSPORT (0561-63-0101)

中部 幸田サーキットYRP桐山 PN,N,SA,B,SC, D D LIMIT(052-353-7335)

2012年JMRC中部ジムカーナ東海シリーズ第3戦 LUCKHIGH SPEED GYMKHANAinMARCH 18日

=サーキットトライアル

近畿地方

3月   4日

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 姫路セントラルパーク第5駐車場 B D KSCC(06-6327-6522)

2012姫路セントラルパークジムカーナシリーズ第1戦 KSCCジムカーナNo1

2012年JAF近畿ジムカーナ選手権第1戦

2012年JMRC近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ第1戦 2012年JMRC全国オールスター選抜第1戦 DIREZZACUPジムカーナ

近畿 名阪スポーツランドCコース PN,N,SA,B,SC B D LAZYW.S(072-944-8600)

25日

11日 名阪スポーツランドEコース

JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ第1戦 BTSCハイスピードジムカーナ

中国地方

競技会名 開催日

3月 11日

2012年JAF中国ジムカーナ選手権第1戦 2012年JMRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第1戦 2012年JMRC全国オールスター選抜第1戦

ORANGETARMAC 乱 '12

N,B E BTSC(077-573-2851)

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

中国 備北サーキット PN,N,SA,B,SC, D,AE D ORANGE、TCHERISH (086-241-0156)

51 2012・1/2JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 13

四国地方

3月 25日

九州地方

3月 4日

18日

25日

2012年JAF四国ジムカーナ選手権第1戦 JMRC全国オールスター選抜ジムカーナ第1戦 JMRC四国ジムカーナシリーズ第1戦 D.C.Rジムカーナ'2012

D D.C.R(089-924-0220)

AE

2012年JAF九州ジムカーナ選手権第1戦 JMRCオールスター選抜第1戦 グラベルマインドジムカーナ2012パートⅠ

2012年JMRC九州ジムカーナジュニアシリーズ第1戦 V 洞海GYMKHANAFESTIVAL2012

2012Aライジムカーナ春の大会

DIRTTRIAL,AUTO CROSS 1(JAN)~3(MARCH)

PN,N,SA,B,SC, D D GRAVEL(0940-62-1018)

N,SA,B,SC,D E V、洞海ASC (0942-22-0009)

P,PN,N,SA,B, SC,D E APC、㈱オートポリス (0973-55-1111)

オートポリスレイクサイドサーキット

●ダートトライアル●オートクロス

以下のカレンダーは、開催場所を基準に、カレンダー登録規定の「行政区画における地域別」毎にまとめて掲載しています。

1月21〜22日

2012年JAF北海道ダートトライアル選手権第1戦

2012年JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリーズ第1戦

2012年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ第1戦

2012年JMRCオールスター選抜第1戦

第34回糠平湖氷上タイムトライアル

D,AE D TEAM-OSC(0155-58-2208)

2月 19日

東北地方

1月 21日

2012年JAF北海道ダートトライアル選手権第2戦 2012年JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリーズ第2戦 2012年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ第2戦 2012年JMRCオールスター選抜第2戦

コクピットチャレンジトライアル

C.SC.C.(011-873-2072)

D

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

関東地方

3月 11日

3月

競技会名 開催日 仙台ハイランドレースウェイ ジムカーナコース

マルイコンタクトレンズカップ12'震災復興 南東北ダートトライアルジュニアシリーズ第1戦 今年もナイタートライアル大会大寒トライアル

P,N,SA,B,SC,D E N・C(080-3192-8147)

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 関東 オートランド千葉 第1コース PN,N,SA,SC,D D TW.S、MARC (043-242-7365)

2012年JAF関東ダートトライアル選手権第1戦 JMRC関東ダートトライアルシリーズ <JMRC全国オールスター選抜戦> 第49回TW.Sダートトライアル

2012年JAF全日本ダートトライアル選手権第1戦 DIRT-TRIALinNASU

丸和オートランド那須 PN,N,SA,SC,D, AE C FSC、MSCうめぐみ (0287-68-0345)

2012年JAF近畿ダートトライアル選手権第1戦 JMRC近畿ダートトライアルチャンピオンシリーズ第1戦 JMRC全国オールスターダートトライアル選抜第1戦 JMRC近畿ダートトライアルジュニアシリーズ第1戦 シンフォニー&電通大ダートアタック inコスモス

(072-279-6286)

52 2012・1/2JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 13
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 四国 瀬戸内海サーキット PN,N,SA,SC,D,
P,B
選手権地区
競技会名 開催日 九州 モビリティおおむた
開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号
モビリティおおむた
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 北海道 糠平湖氷上コース PN,N,SA,B,SC,
北海道地方
北海道 新千歳モーターランド ダートコース
PN,N,SA,B,SC, D,AE P
全日本
25日
選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 近畿 コスモスパーク PN,N,SA,SC,D D OECU-AC、SYMPHONY
近畿地方
18日

中国地方

競技会名

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

開催日 中国 テクニックステージタカタ PN,N,SA,B,SC, D,AE D CCN(0827-84-2900)

18日

四国地方

3月 18日

2012年JAF中国ダートトライアル選手権第1戦

2012年JMRC中国ダートトライアルチャンピオンシリーズ第1戦

2012年JMRC全国オールスター選抜第1戦

クルマスターカップ CCNエキサイトダートトライアル

3月 4日 テクニックステージタカタ PN,N,SA,SC,D E TTS(082-929-0888)

2012年JMRC中国ジュニアダートトライアルシリーズ第1戦 TTSJrダートトライアル 12'

九州地方

2月 19日

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号

競技会名 開催日 四国 香川スポーツランド PN,N,SA,SC,D, AEB D TT(0879-52-5413) 2012年JAF四国ダートトライアル選手権第1戦 JMRC四国ダートトライアル選手権第1戦 2012チーム玉藻アドバントライアル

選手権地区 開催場所 競技車両 格式 オーガナイザー/電話番号 競技会名 開催日 九州 モビリティおおむた

2012年JAF九州ダートトライアル選手権第1戦 JMRCオールスター選抜第1戦 RASCALWinterinOmuta

PN,N,SA,SC,D, AE D RASCAL(092-621-0664)

25日

2012年JAF九州ダートトライアル選手権第2戦 JMRCオールスター選抜第2戦 FMSC桜吹雪ダートトライアル 2012

2012年JMRC九州ダートトライアルジュニアシリーズ第1戦 洞海土系自動車運動会atモビリティおおむた

PN,N,SA,SC,D D FMSC(092-980-7412)

3月  11日 モビリティおおむた

N,SA,B,SC,D D 洞海ASC(093-642-5990)

53 2012・1/2JAFMOTORSPORTS C AL E ND AR 13
九州 モビリティおおむた

RACING KART INFORMATION

2012年全日本カート選手権統一規則について

2012年全日本カート選手権統一規則について下記の通りお知 らせします。

なお、本規則全文については、JAFホームページに掲載中 のJAFモータースポーツニュース№219をご覧ください。

2012年全日本カート選手権統一規則

KF1、KF2、FS-125部門

本選手権競技会は、一般社団法人日本自動車連盟(以下「JAF」 という)の公認のもとに国際自動車連盟(FIA)の国際モーター スポーツ競技規則と国際カート規則、それに準拠したJAF国内 競技規則、JAF国内カート競技規則とその付則、2012年(以下 「当該年」という。)日本カート選手権規定、本統一規則、お よび競技会特別規則に従って開催される。

第1章 競技会開催に関する事項 第1条〜第4条(略) 第5条 競技の種別、区分と格式

1 .種 目:スプリントレース

2 .区 分:KF1部門、KF2部門、FS-125部門

3 .格 式:国内格式 第6条〜第12条(略) 第13条 エントリーの資格

1 .エントラント:

当該年度有効なるエントラントライセンスの所持者

2 .ドライバーの出場資格:

全日本選手権競技に出場するドライバーは、部門毎に以 下の条件を満たしていること。

ドライバーが出場できる地域および参加部門は何れかの 地域ならびに部門に限定され、シリーズの途中で変更する ことはできない。

1)KF1部門:

(1)国際Cドライバーライセンス以上の所持者。

(2)国内Aドライバーライセンス所持者については、下記 の何れかの実績を満たす者。

①当該年の前年の地方選手権の何れかの部門で、年間 総合順位が1位から10位までの者。

②当該年の前年の全日本選手権に出場した実績のある 者。

2)KF2部門:

(1)国内Aドライバーライセンス以上の所持者。

(2)ジュニアAまたはジュニア国際ドライバーライセンス

所持者(満14歳以上または当該年に満14歳になる者) で、当該年の前年の地方選手権シリーズ(地域・コース)

のFS-125部門で3位以内となり、かつJAFによって特 に認められた者。

3)FS-125部門:

(1)国内Aドライバーライセンス以上の所持者。

(2)ジュニアAまたはジュニア国際ドライバーライセンス

所持者(満14歳以上または当該年に満14歳になる者) で、当該年の前年の地方選手権シリーズ(地域・コース)

のFS-125部門で5位以内となり、かつJAFによって特 に認められた者。

4)東西統一競技会 FS-125部門:

[公示No2012ーK001]

(1)当該年の東地域、西地域夫々で開催された全日本選 手権の地域シリーズ競技会の何れかの部門に出場した 実績を有する者。

(2)出場できる部門は、ドライバーが 当該年に出場した 部門に限定する。

3 .同一競技会へのダブルエントリーは禁止される。

第14条(略)

第15条 シャシー、エンジンおよびタイヤの登録

競技に使用するシャシー、エンジンおよびタイヤは、車両 申告書に登録済みのもののみとする。登録できる個数は1競 技会につき下記の通りとする。

FS‐125 KF2 KF1 1台 1台 2台 シャシー 1基 1基 2基 エンジン 1セット (ドライ ウエット) 1セット (ドライ ウエット) 2セット (ドライ ウエット) タイヤ

但し、タイヤについては1レースにつき1セットのみ使用可 能とする(下表の通り)。公式練習は、登録していないタイヤを 使用することができる。

KF2 KF1

公式練習

タイムトライアル

予選ヒート

登録していないタ イヤを使用するこ とができる。

登録していないタ イヤを使用するこ とができる。 公式練習

タイムトライアル

予選ヒート

第 1 レ ー ス

1セット

セカンド チャンスヒート

決勝ヒート

予選ヒート

1セット

セカンド チャンスヒート

決勝ヒート

第 2 レ ー ス

セカンド チャンスヒート

決勝ヒート

FS-125

1セット

登録していないタ イヤを使用するこ とができる。

54 2012・1/2JAFMOTORSPORTS
公式練習 1セット タイムトライアル 予選ヒート セカンド チャンスヒート 決勝ヒート

第3章 エンジンおよびカートに関する事項 第16条 エンジン

1 .エンジン

1)KF1部門:

「JAF国内カート競技車両規則」および当該年の全日本

選手権KF1部門適用車両規定に合致したCIK-FIAまたは JAF公認エンジン。

2)〜3)(略)

2 .(略)

3 .封印(マーキング)

封印(マーキング)が外れそう(消えそう)な状態にな った場合は、事前に技術委員長に申し出ること。

封印(マーキング)に関する故意の違反があった場合に は当該競技会は失格とする。

なお、違反の内容によっては当該年度の選手権の全得点 を無効とする場合がある。

1)KF1部門

(1)車検時においてエンジン(エンジン・クランクケー ス下部1/2およびシリンダー)のマーキングが実 施される。

(2)第1レースの公式練習開始時間前までは、技術委員 長の承認のもとにエンジンの再登録またはエンジン への再マーキングが認められる。

4 .エンジンはNo刻印が打たれていなければならない。

第17条 カート

前条で規定する当該エンジンを搭載し、「JAF国内カート競技 車両規則」に合致する第1種競技車両で、かつ次の条件を満た さなければならない。

1 .シャシーは、以下の条件を満たすこと。また、車検時に おいてシャシーの封印が実施される。但し、公式練習開始 時間前までは、技術委員長の承認のもとにシャシーの封印 の解除、および再登録、再封印が認められる。

1)KF1部門で使用するシャシーは、CIK-FIA公認または JAF公認を取得している製造者によって製造されたもの とする。

2)KF2部門で使用するシャシーは、CIK-FIA公認または JAF公認のものでなければならない。

3)FS-125部門で使用するシャシーは、CIK-FIA公認または JAF公認を取得している製造者によって製造されたもの とする。ただし、フロントブレーキの装着は禁止する。

2 .カートは、前方、後方および側方から明瞭に識別できる よう、競技ナンバーを取り付けなければならない。

3 .ナンバープレートは前後に必備とする。その取り付け方 および形状については「JAF国内カート競技車両規則」第9 条1 .および第28条による。側方のナンバーは最小高 15cmとする。なお、前方にはフロントパネルを装着しなけ ればならない。

ナンバープレートの色は次の通りとする。

ただし、当該年 において1回のみ異なる銘柄に変更 することが出来る(以後はその銘柄を使用しなけれ ばならない)。

④ドライバーは、予めエントリー申込書に使用するタ イヤの銘柄、モデルおよびコンパウンド(ドライ) を記入する。エントリー受付締め切り後の銘柄の変 更は認められない。エントリー受付締め切り前の銘 柄の変更はオーガナイザーが指定する所定の用紙に て行うことができる。

例)銘柄とはContinental、Vega等を指す

モデルとは11×7.10-5 FZ等を指す

コンパウンドとはsoft、hard等を指す

●KF2部門:

①JAFによって指定された単一製造者の当該年に有効 なCIK-FIA公認タイヤを製造している国内タイヤ製 造者のCIK公認タイヤ(ミディアムコンパウンド)を 使用しなければならない。

・株式会社ブリヂストン <ドライ用>YLB

<ウエット用>YLP

●FS-125部門:

①JAFによって指定された単一製造者の当該年に有効 なCIK-FIA公認タイヤを製造している国内タイヤ製 造者のCIK公認タイヤ(ハードコンパウンド)を使用 しなければならない。

・東/西地域:住友ゴム工業株式会社 <ドライ用> DEH <ウエット用>W12

(2)セット数 全部門とも、ドライ、ウェット各1セットのみとす る。但し、技術委員長の承認のもとに、各1本のみ の交換が認められる。

2)急激な天候の変化のあった場合には、競技会審査委員 会の判断により、ウェットタイヤに限り、全選手に追加 1セットの交換を認める場合がある。但し、交換は当該 ドライバーの任意とする。

3)タイヤはいかなる場合もグルービングを含み一切の加 工は禁止される。

4)タイヤにはオーガナイザーが指定したゼッケン番号を 技術委員によってタイヤの両側面に記入される。

文字の字体は幅3mm以上の字画で高さ30mm以上とする。

5)KF1、KF2部門およびFS-125部門で使用するタイヤの ディストリビューションは、特別規則書又は公式通知に て示される時間帯にオーガナイザーが指定した場所にて、 競技会審査委員1名の立ち会いのもと次の要領で行うも のとし、詳細事項は特別規則書又は公式通知に示す。    但し、ウェットタイヤおよび交換タイヤ1本は除外する。   (1)KF1部門

4 .〜9 .(略)

10.競技に使用するタイヤは次の条件に合致したものとする。

KF1、KF2およびFS-125部門で使用するタイヤは、下記 5)に定めるディストリビューション制とする。

1)各部門に使用できるタイヤは次の通りとする。

(1)銘柄、サイズ、コンパウンド

●KF1部門:

①当該年に有効なCIK-FIA公認タイヤを製造している 製造者によって製造されたタイヤとし、銘柄は自由。

②ドライとウェットの銘柄は同一とする。

③タイヤの銘柄は、当該ドライバーが当該年に最初に 使用した銘柄に限定する。

①ドライバー(またはタイヤ製造 者)は、エントリー の際に申告した当該競技会で使用する銘柄の未使用 ドライタイ ヤ(例:パッケージ済)をオーガナイザ ーが指定した場所に預け入れ、受領書を受け取る (ドライバーに引き換え証を発行する)。

②オーガナイザーは、同一の銘柄、モデルおよびコン パウンド毎にシャッフルを行う。

③オーガナイザーは、提示されたタイヤの両側面にマ ーキングする。

④オーガナイザーは、受領書(引換証)と引き換えに 当該ドライバー(またはタイヤ製造者)が預け入れ た同一の銘柄、モデルおよびコンパウンドのタイヤ (両側面および接地面裏面マーキング済)を手渡す。 ⑤タイヤのリムへの取り付けは、各自のパドックで行 うこととする。

55 2012・1/2JAFMOTORSPORTS
2)(略)
部門 白 赤 KF1 黒 黄 KF2 黒 黄 FS‐125 色 部門 白 KF1 黄 KF2 桃 FS‐125
文字の色 ナンバープレートの色

⑥分配されたタイヤをパドック外へ持ち出すことは認 められない

(2)〜(3)(略)

11.〜13.(略) 第18条 ボディワーク

「JAF国内カート競技車両規則」第7条および第9条に従った、 CIK-FIA公認(2003-2008、2006-2011、2009-2014、2012-2017)サ イドボックス、フロントフェアリング、フロントパネル、リア プロテクションは、ステー等の公認部品を含み必備とする。

尚、異なる銘柄またはモデルの構成部品による3つのボディ ワークによる組み合わせが認められる。但し、2つのサイドボ ックスはセットで共に使用すること。

1 .サイドボックスはシャシーに最少2ヶ所で強固に固定さ れなければならない。その取り付け方は、「JAF国内カート 競技車両規則」に従うものとする。

2 .全ての部門の車両は、CIK-FIA公認フロントフェアリン グの取付方式が義務付けられる。

3 .リアプロテクションの取り付け方については「JAF国内カ ート競技車両規則」第7条による。 第19条 重 量  最低重量は次の通りとする。

2)KF2部門:

15km(または15分)以上30km(30分)以内。

3)FS-125部門:

15km(または15分)以上30km(30分)以内。

4 .青・赤旗の採用

KF1部門の決勝ヒートにのみ次の通り適用される。

1)周回遅れのドライバーおよび周回遅れになろうとしてい るドライバーに対し、[青・赤旗(2重対角線で区分)]が 示され、決勝ヒートから除外される。

2)青・赤旗は競技長の指示によりコントロールライン上で 示される。旗の提示を受けたドライバーは、その周回で車 両保管場所(パルクフェルメ)に移動し、ラップされた周 回のコントロールライン通過までで、レースを終了したも のとする。

車両保管場所(パルクフェルメ)に移動しない場合には、 黒旗(当該ヒート失格)の対象となる。

第28条〜第30条(略)

第5章 ピットに関する事項 第31条〜第36条(略)

最低重量

部門 158kg KF1 158kg KF2 155kg FS‐125

最低重量を満たすためバラストを積む必要がある時はすべて 固形材料を用いボルト・ナットで取付けなければならない。 第20条〜第21条(略)

第4章 競技に関する事項

第22条〜第23条(略) 第24条 選手権競技の方式

1 .KF1部門:

競技は2レース制(公式練習・タイムトライアル・第1レ ース予選1ヒート・第1レース決勝1ヒート→第2レース予 選1ヒート・第2レース決勝1ヒート)、最終競技会のみ1レ ース制(公式練習・タイムトライアル・予選1ヒート・決勝 1ヒート)とし、決勝ヒートの結果により最終順位を決定す る。

出場台数によっては、予選ヒート終了後セカンドチャンス ヒートを実施する。

2 .(略)

第25条 予選ヒート

1 .予選ヒートのグリッドポジション

1)〜4)(略)

5)なお、KF1部門においては、最終競技会を除き、夫々

の予選ヒートに上記が適用される。

2 .〜3 .(略)

4 .予選ヒートの走行距離は次の通りとし、周回数は競技会 毎に示す。

1)KF1部門:

15km(または15分)以上45km(45分)以内。

2)KF2部門:

15km(または15分)以上30km(30分)以内。

3)FS-125部門:

15km(または15分)以上30km(30分)以内。

5 .決勝進出台数は当該競技開催コースの最大出走台数とし、 競技会毎に示す。

第26条(略)

第27条 決 勝

1 .〜2 .(略)

3 .決勝ヒートの走行距離は次の通りとし、周回数は競技会 毎に示す。

1)KF1部門:

15km(または15分)以上45km(45分)以内。

第37条(略)

第6章 ペナルティに関する事項

第7章 抗議に関する事項

第38条〜第40条(略)

第8章 成績および賞典に関する事項 第41条(略)

第9章 得 点

第42条 得点基準

本選手権競技会のドライバーに与えられる得点は下表a①お よびa②を適用する。得点は予選ヒート出走者および決勝ヒー トの完走者のみに与えられ、不完走者、失格者および不出走者 には与えられない。

(表a①)決勝結果成績に付す得点

10位 9位 8位 7位 6位 5位 4位 3位 2位 1位 順位 11点 12点 13点 14点 15点 16点 18点 20点 22点 25点 得点 20位 19位 18位 17位 16位 15位 14位 13位 12位 11位 順位

1点 2点 3点 4点 5点 6点 7点 8点 9点 10点 得点

(表a②)予選結果成績に付す得点(10位まで)

10位 9位 8位 7位 6位 5位 4位 3位 2位 1位 順位 1点 2点 3点 4点 5点 6点 7点 8点 9点 10点 得点

但し、競技会出場台数(予選ヒート出走台数)に応じ下表bの 通り得点の対象となる順位が制限される(表a②予選結果成績に 付す得点は10位を上限とする)。

(表b)

得点対象順位 出場台数 11位まで 22~23台 20位まで 40台以上 10位まで 20~21台 19位まで 38~39台 9位まで 18~19台 18位まで 36~37台 8位まで 16~17台 17位まで 34~35台 7位まで 14~15台 16位まで 32~33台 6位まで 12~13台 15位まで 30~31台

得点対象順位 出場台数

5位まで 10~11台 14位まで 28~29台 4位まで 8~9台 13位まで 26~27台 3位まで 5~7台 12位まで 24~25台

※当該年の日本カート選手権規定第6条および第28条による。 ※KF1部門およびKF2部門最終競技会、FS-125部門東西統一

競技会の得点は上表a①の得点を1.5倍したものと上表a②を合 算したものとする。

56 2012・1/2JAFMOTORSPORTS

第10章 広告に関する事項 第43条(略)

第11章 その他一般事項 第44条〜第49条(略)

以上

2012年地方/ジュニアカート選手権統一規則について

2012年地方/ジュニアカート選手権統一規則については次 号でお知らせいたします。

なお本規則全文については、JAFホームページに掲載中の

[公示No2012ーK002]

JAFモータースポーツニュース№219をご覧下さい。

2012年日本カート選手権規定の変更について

2012年日本カート選手権規定について、下記の通り一部条 文が追加されましたので、お知らせします。

第22条 ドライバーの出場資格

1 .KF1部門:

1)国際Cドライバーライセンス以上の所持者。

2)国内Aドライバーライセンス所持者については、下記の 何れかの実績を満たす者。

(1)当該年の前年の地方選手権の何れかの部門で、年間 総合順位が1位から10位までの者。

(2)当該年の前年の全日本選手権に出場した実績のある 者。

以上

[公示No2012ーK003]

2013年KF1部門ドライバー出場資格

1)国際Bドライバーライセンス以上の所持者。

2)国際Cおよび国内Aドライバーライセンス所持者につい ては、下記の何れかの実績を満たす者。

(1)当該年の前年の全日本選手権の同部門に出場した実 績のある者。

(2)過去の全日本選手権SuperKF部門あるいはKF1部門 で、年間総合順位が10位以内であった者。

(3)当該年の前年の全日本選手権のいずれかの部門で、 年間総合順位が10位以内の者。

(4)JAFによって特に認められた者(海外での実績等)。

カートクラブおよびカート団体の名称に関する規定の一部改正

カートクラブおよびカート団体の名称に関する規定を下記の 通り一部改正しましたのでお知らせいたします。

下線部:改正箇所

第5条 (略)

[公示No.2012ーK004]

第1条〜第3条 (略)

第4条 登録クラブおよび団体の名称は、漢字、片仮名、平仮 名、ローマ字および数字のいずれかを用いた組み合わせによ って表示されなければならない。ただし略称(9文字以内) は、ローマ字およびアラビア数字のみで表示するものとする。

■今回追加した「ローマ字」についての解説:  元が英語の文言は英語表記をそのまま使用することができ、 ローマ字表記(ヘボン式ローマ字)にする必要はありません。 例)「モータースポーツクラブ」は「MOTORSPORTSCLUB」 でOK。

57 2012・1/2JAFMOTORSPORTS
以上
以上
以上

JAFカートカレンダー

1(JAN)

開 催 日

競 技 会 名

(1月〜3月)

格式A−国際/C−国内/D−準国内/E−制限付

●太字は全日本選手権,世界選手権,国際競技及びそれに準ずる競技会・下線付き細字は地方選手権 ●このカレンダーは12月16日までに本部にて受付したものです。

オーガナイザー/電話番号

開 催 場 所 競 技 車 両 格式

2012HARUNACUPKARTRACERd1

瑞浪選手権シリーズ第1戦 TOYOTASLカートミーティング 29日

2(FEB)

2月 25〜26日

2012鈴鹿選手権シリーズカートレース第1戦 KARTRACEIN SUZUKA

3(MARCH)

3月  4日

4日

大井松田チャレンジカップ2012 第1戦

2012TOYOTASLカートミーティング

幸田シリーズ第1戦

HMSL(0279-54-8199)

FS-125 D

1月 22日 瑞浪レイクウェイ リブレ E MLKC(0572-63-3178)

榛名モータースポーツランド

SMSC(059-378-3405)

FS-125 FCリブレ D E

鈴鹿サーキット国際南コース

大井松田カートランド リブレ E ㈱大井松田カートランド

(0465-81-2557)

TKR(0564-63-0840)

FS-125

FS-125リブレ D E

幸田サーキットYRP桐山

全日本カート選手権FS-125部門西地域第1戦 地方カート選手権FS-125部門/FP-3部門西地域第1戦

ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-JrCadets部 門西地域第1戦

NTC CUPRd1 11日

TMSC(0537-24-9820)

C D D

FS-125

FS-125,FP3

FP-Jr,FP-JrCadets

10〜11日 新東京サーキット

NTC(0436-36-3139)

FS-125 D

つま恋カートコース

24〜25日

2012鈴鹿選手権シリーズカートレース第2戦

SMSC(059-378-3405)

FS-125 D

KARTRACEIN SUZUKA 17〜18日 オートパラダイス御殿場

鈴鹿サーキット国際南コース

APG(0550-75-6138)

株式会社モビリティランド (0285-64-0200)

FS-125 D

2012APG CUP第1戦 18日 ツインリンクもてぎ 北ショートコース

C D D

KF1,KF2,FS-125, FS-125,FP-3 FP-Jr,FP-JrCadets

25日 1(JAN) 開 催 場 所 格式 オーガナイザー/電話番号 競 技 会 名 開 催 日 新東京サーキット F NTC(0436-36-3139) WEEKEND RACE第1回 1月 14日 たからづかカートフィールド F TKF(0797-84-9113)

15日 大井松田カートランド

New Year'sRace2012

22日

2012SL中日本カートミーティングシリーズ第1戦 29日

2012SL大阪シリーズ 第1戦 29日 2(FEB)

F ㈱大井松田カートランド(0465-81-2557)

HKC(059-375-6856)

大阪スポーツ㈱(0722-97-1156)

新東京サーキット

カートランド三重 F

堺カートランド F

2月  19日 つま恋カートコース

新東京サーキット F NTC(0436-36-3139)

F TMSC(0537-24-9820)

19日

19日 石野サーキット

19日

2012TOYOTASLKARTMEETING 石野カートMシリーズ Rd1

2012SLたからづかシリーズ第2戦 カートレース

3(MARCH)

3月  4日

18日

18日

25日

RACE第2回

F 石野サーキット(0565-42-1718)

たからづかカートフィールド F TKF(0797-84-9113)

レインボースポーツカートコース F レインボースポーツカートコース (0594-31-5333)

フェスティカサーキット F フェスティカサーキット(0282-25-1500)

琵琶湖スポーツランド F

堺カートランド F

新東京サーキット F NTC(0436-36-3139)

58 2012・1/2JAFMOTORSPORTS
全日本カート選手権KF1部門第1・2戦/KF2部門 第1戦/FS-125部門東地域第1戦 地方カート選手権FS-125部門/FP-3部門東地域第1戦 ジュニアカート選手権FP-Jr部門/FP-JrCadets部 門東地域第1戦 瑞浪レイクウェイ
FS-125 D MLKC(0572-63-3178) 瑞浪選手権シリーズ第2戦 TOYOTASLカートミーティング
22日 石野サーキット
2012SLたからづかシリーズ第1戦 カートレース
F 石野サーキット(0565-42-1718)
2012ISHINO winterchallenge
F NTC(0436-36-3139) MAXWINTERCUP 29日
チャレンジCUPRd1
トヨタSLカートミーティングつま恋大会 第1戦
TOYOTASLカートミーティング2012レインボーシリーズ 第1戦
2012TOYOTASLカートミーティング フェスティカシリーズ 第1戦
BSL(077-598-2888)
2012TOYOTASLカートミーティング ビワコシリーズ 第1戦
大阪スポーツ㈱(0722-97-1156)
WEEKEND
31日
(1月〜3月)
2012SL大阪シリーズ 第2戦
クローズド格式カレンダー
59 2012 1/2 JAF MOTOR SPORTS

11月12~13日の両日、奈良名阪スポーツラ ンドCコースでは2011年のスピード行事界最 後のビッグイベント、JAFカップジムカーナが 開催された。

4月に開催された全日本選手権でも180台と 多くの参加台数を集めた名阪スポーツランドで の一戦だが、そのオーガナイザー、LAZY W.S.がR-7と共催した今回は、200台のエント ラントが参加と大いに盛り上がった。今回の一 戦を機に引退する谷森雅彦、川脇一晃というビ ッグネームが走るクラスを最後に持ってくるな どの粋な演出も、訪れたギャラリーに好評を博 していた。

全日本の上位陣のほとんどが顔を揃えた PN1クラスは、1本め、はるばる東北から参戦 の工藤典史フィットがトップタイム。2009年、 全日本初優勝を飾ったゲンのいいコースで工藤 選手のビッグイベント再制覇なるかが注目を集 めたが、2本め、来たのはやはり地元、近畿勢。 2010年近畿チャンプの村井友樹選手が見事な

GYMKHANA

2011年JAFカップ オールジャパンジムカーナ/ JMRC全国オールスター ジムカーナ  [JAF公認No.2011-3123] 開催日:11月12~13日  開催場所:名阪スポーツランドCコース  格式:国内 主催:LAZY W.S[クラブ登録No. 加盟27022]、R-7[クラブ登録No.加盟26009] フォト&レポート/JAFスポーツ編集部

逆転でJAFカップ初制覇を成し遂げた。

西野洋平、野口泰通というトップランカーを 従えた村井選手は「やっぱり今年勝てなかった お二人に勝てたことが一番嬉しいですね。フリ ーターンは昨日振りすぎた分、今日はきれいに 決められました」とひとこと。「来年はまた新た な目標を持って頑張りたいです」と次のステップ =全日本初優勝に向けて誓いを新たにしていた。

同じ東北勢として工藤選手のリベンジを果た したのはN3クラス、岩手から参戦の飯塚信男 選手。全日本チャンプ柴田優作選手がサポート につく、という最高の体制を味方につけて1本 めのタイムで逃げ切った。

飯塚選手は1995年の鈴鹿以来、16年ぶりの JAFカップ制覇。「今日のエキシージが夏に代 えた街乗り用のアコードとなぜか動きが一緒だ ったんで(笑)違和感なく走れた。それが勝因で

1. 九州の山家丈夫選手はエキシージを駆った2010年に続いて JAFカップ連覇を達成。2.23台がエントリーしたN2クラスは西 川純一選手が僅差で優勝。「地元の面子は立ったと思います」

3.オールスターB1クラスは九州からコペンで参加した吉原幹二 選手が優勝。4.オールスターS1500クラスは中部の西野耕司選 手が優勝。5.オールスターLクラスは武田朋子選手が逆転優勝を 飾った。

しょう」とメモリアルな1勝に感激していた。 N2クラスでは近畿の全日本レギュラー、西 川純一選手が地元の面子を守った。「2本め、 暖かくなってくれたので、最初のパイロンで、 タイヤが喰ってくれて曲がれたのが大きかった ですね。路温が30度近くまで上ったのでコン パウンドはMで行きましたけど、結果的には正 解だったと思います」

超地元と言ってもいい西川選手だが、今回 のコースレイアウトについてはフリーターンの 設定もあって、「いつもの名阪らしくないコー ス。縁石も乗せられる所が少なかったんで、地

村井友樹デミオ、大一番を制す!

1 2 3 4 5

プ、野尻隆司選手が優勝。7. はチャンピオン平田裕三選手が制して有 終の美。8.「引退する川脇、谷森選手と 同じ空気を最後に吹いたかった」と東北 からエントリーの大ベテラン、飯塚信男 選手。1本めのタイムで逃げ切った。 クラス表彰台の皆さん。10.S1500クラス表彰台の皆さん。 クラス表彰台の皆さん。14.N1クラス表彰台の皆さん。 表彰台の皆さん。18.SA1クラス表彰台の皆さん。 の皆さん。22.SA3クラス表彰台の皆さん。23.

の利はそんなになかったのでは」と振り返った。

ハコ車のオーバーオールウィンは「今回の勝 利で名阪が好きになりました」と語ったSA1ク

ラスの中井川知弘CR-Xということからも知れ るように、テクニカル重視の設定だったことは

間違いないだろう。

関東勢はこの中井川選手の1勝のみにとどま ったが、中部勢はSA2森嶋昭時、D小林キュウ

テンの二人がチャンピオンの貫録を見せて勝利 をさらった。

大会の2週間前、JMRC西日本フェスティバ ルを制した由紀子夫人に続いての制覇となった 森嶋選手は「全日本も後半はしっくりこなくて、 しかも今回は嫁サンにもプレッシャーかけられ て大変でしたけど(笑)、最後にいい走りができ

24.SA1は中井川知弘選手が全日本のリベンジを果たす1勝を マーク。25.SC部門は四国の尾崎誠治選手が優勝を果たした。

26.SA2クラスは森嶋昭時選手が逆転勝ちを納め、チャンピオ ンの貫録を見せた。27.D部門は今回も小林キュウテン選手が断 トツのタイムを叩き出して優勝。28. 今大会のトリを務める形に なったSA3クラスの戦いは津川信次選手が制した。

たんで感無量です」と胸をなでおろしていた。 谷森選手がラストランに臨んだSC部門は、 四国の尾崎誠治選手が1本めに谷森選手が叩き 出した暫定ベストを塗り替えて優勝。「谷森選 手と最後に勝負したくなってエントリーしまし た。気持よく勝たれてしまうと彼がこれで本当 にジムカーナを終えてしまうような気がしたの で、勝ちたかった。また戻ってきて下さい」と、 表彰式では、“とりあえずの

トした。

”贈る言葉をコメン

SA3クラスは、津川信次選手が全日本最終 戦本庄に続いての連勝を遂げた。川脇一晃選 手は2位どまりと有終の美は飾れず。しかし、 「最後ぐらいは楽しんで走ろうと思ったけど、や っぱりこのメンバーの中ではできなかった。で もガチンコで勝てて良かったといまは思います。 こんな楽しいバトルが兄貴ともうできないの は残念だけど、兄貴の分まで頑張って来年こそ チャンピオンを獲りたい」との津川選手のコメ ントに頷く場面も。後を継ぐ者達の心強い言葉 に、満足げな表情を見せていた。

61
6 7 8 9 14 10 15 19 11 16 20 12 17 21 23 24 25 26 28 27 13 18 22
地区対抗戦は北海道・東北・関東連合チームが優勝した。

磯貝雄一シビック、JAFカップ3連覇

DIRT TRIAL

2011年JAFカップ オールジャパンダートトライアル/ JMRC全国オールスター ダートトライアル

[JAF公認No.2011-5049] 開催日:11月5~6日  開催場所:モビリティおおむた  格式:国内

主催:CRMC[クラブ登録No.加盟40004]、RA SCAL[クラブ登録No.加盟40010]、TOBIUME [クラブ登録No.加盟40023]

フォト&レポート/JAFスポーツ編集部

5年ぶりに九州モビリティおおむたへ帰って きたJAFカップダートトライアルは、11月5~ 6日の2日間、開催された。土日ともにあいにく の雨模様となったが、各ドライバーとも、2011 年の走り収めにふさわしい果敢なアタックを見 せてくれた。

決勝当日は雨足が弱まったことも手伝って、2 ヒートでは各クラスとも5、6秒のタイムアップ と完全な2本め勝負となった今回。前半ゼッケ ンはPN鳥居晴彦、N1児島泰、N2佐藤秀昭と いずれも全日本トップランカーがタイムを詰め て地区戦戦士達に付け入る隙を与えない。

だがその分厚い全日本勢の牙城が崩れたの がN3クラス。1本めは全日本王者、吉村修エボ Xがぶっちぎるも、2本め、禁断のバックギアで タイム更新は果たせず。全日本最終戦タカタで 6位入賞と実力の片鱗を見せた九州チャンピオ ン、岸山信之選手が逆転優勝を飾り、「失敗も したけど、ひたすら踏んだという感じですね。

いつもとは違うラインができていたので、地元 のクセを出すとマズいと思い直して走りました」 と快心の走りを振り返った。

続くSA1クラスはおおむた開催の全日本開 幕戦を制した地元の岡田晋吾選手がバリバリの 大本命。しかしここは中国地区のテクニシャ ン、矢野淳一郎選手がマッディなコンディショ ンの中、ミドシップのMR2を絶妙にコントロ ールしてJAFカップ初制覇。「1本めはスピン して、どうなることかと思いましたけど、2本め は丁寧に確実に走ろうと心がけたらうまく走れ た感じです。このクルマはリアは絶対ラインか

ら外れるからそれは仕方ない。ただちょっと外 れるくらいならタイムが出るので、それをいか に本番でやれるかの勝負ですね」と勝因を語っ てくれた。 SA2はチャンプ北村和浩選手が順当勝ち。 続くSC1クラスでも同じ中部の磯貝雄一選手 が全日本開幕戦に続く、おおむたラウンド2連 勝を飾った。「今年はここで勝ってから調子が

1.PNクラスは全日本レギュラー、鳥居晴彦選手が逆転勝ちを収 めた。2. 激戦区N1にあって2本ともベストと快勝の児島泰選手。

3. 全日本上位陣が揃い踏みしたN2クラスは佐藤秀昭選手がぶ っちぎりで制した。4. 中国地区のテクニシャン、矢野淳一郎MR2 がSA1クラスを制覇する快挙達成。

62 2012 1/2 JAF MOTOR SPORTS
4 3 1 2
JAFカップ3連覇を達成したSC1クラス磯貝雄一選手。

5.「来年は全日本も追いたいですけど、地区戦も今福さんとの バトルで盛り上げたいですね」。N3クラスは岸山信之選手がシ ードゼッケン勢を抑えて金星を獲得。6.「今日の2本めは一年 の締めの走りができたと思う」。SA2北村和浩選手は2011年の 有終の美を飾った。7.コルトの皮を被ったモンスターマシンで 念願のD部門初優勝を飾った江川博選手。8. 地区別対抗戦は 中国地区が晴れの優勝旗を手にすることに。9. 後一歩届かず2 位に終わったN1森田英文選手。10. 近畿の矢本裕之選手はN3 クラス2位に食い込んだ。11. 地元で金星を狙ったPN今井利 光選手だったが果たせず。12.SA2は田上正彦選手が北村選手 に続き、中部勢が1-2。13. 名手、SC3の梶岡悟選手は後塵を 拝して優勝はならず。14. アルトでダイハツ勢の間に割って入っ たN2小川静夫選手。15. 全日本に続くシーズン2勝めを狙った 山崎迅人選手だが、2位に。16.D部門河内渉選手は2番手に 甘んじた。17.SA1の本命だった地元の岡田晋吾選手だが、優 勝は叶わず。18.「ウェットの方がチャンスがあると思っていた」 という九州のランエボマイスター橋本和信選手は2本ともベス トを奪ってSC3クラスを完全制覇。

悪くなる一方だったんで、最終戦が終わってか ら炭山さんに相談して徹底的に見直したんで す。重量配分を変えた結果、重くなったんだけ

どトラクションは稼げたと思います」と磯貝選 手。JAFカ

ップはこれで3連覇と完全に“JAF カップ男”の称号を獲得しただけに、 「来年は最初から飛ばしていきたい」 と次なる目標に向かって決意を新た にしていた。

19.PN部門表彰台の皆さん。20.N1クラ ス表彰台の皆さん。21.N2クラス表彰台 の皆さん。22.N3クラス表彰台の皆さん。

23.SA1クラス表彰台の皆さん。24.SA2 クラス表彰台の皆さん。25.SC1クラス表 彰台の皆さん。26.SC3クラス表彰台の 皆さん。27.D部門表彰台の皆さん。

SC3クラスはこ こおおむたで全日 本優勝の実績を誇 る地元の橋本和信 選手が1本め、名 手梶岡悟選手をコ ンマ3秒差に従え

るベスト。2本めもきっちり5 秒縮めるベストで塗り替えて 逃げ切った。「皆、行きすぎ てる、というか、ここはイン

にきっちりつけばタイムは出るんです。日本一 のセコ走りを目指してやってきた自分が言うん だから間違いない(笑)」と橋本選手。久々の下 剋上に満面の笑顔を見せていた。

九州パワーはトリのD部門に入っても衰え ず。江川博選手が、全日本では目の上のタンコ ブ的存在である河内渉選手を下して、ビッグイ ベント初優勝。「この一年間、炭山さんと中村 さんの所で煮詰めてきたクルマと自分の走りが 合って、今までで一番というくらい楽しく走れ た。それに結果がついてきてくれたんで本当に 嬉しいですね。念願の1勝が叶いました」と感 無量の表情を見せた。

2012年はSC3チャンプ谷田川敏幸選手の参 戦などさらなる接戦は必至だが、「まずは気持 で負けないように頑張りたい」とこちらも全日本 初制覇という新たな目標に照準を合わせていた。

63 2012 1/2 JAF MOTOR SPORTS 5 8 6 7 9 12 15 10 13 16 19 20 22 25 21 23 26 24 27 11 14 17
18

JAF中部・近畿ラリー選手権 第5戦 JMRC中部ラリー チャンピオンシリーズ第2戦

新城ラリー2011

[JAF公認No.2011-2303]

開催日:10月22〜23日

開催場所:愛知 格式:国内

主催:MASC[クラブ登録No.加盟23011]

レポート/若槻幸治郎 フォト/滝井宏之、

中島正義(PLATZ)、水野文幸、山口貴利

全6戦で争われるJAF中部・近畿ラリー選手 権の第5戦は、全日本新城ラリーとの併催イベン トとして開催された。地区戦は全日本と同じコー スを使用するが、競技は土曜のみで、6本、トータ ル43.2㎞のSSが主戦場となった。

1501〜3000ccで争われるDE3クラスには17 台がエントリー。ただしチャンピオンは4戦で3勝

新城ラリー常連組の佐橋徹インテが オーバーオールウィンの速さを披露

徹組インテグラ。「今年初のラリーなんです」と言 いながらもSS1からブッちぎりのベストタイムを マーク。佐橋選手はこのSS1のコースが得意な ようで、同じコースとなるSS4でもブッちぎりの ベストを奪った。「毎年、このラリーだけに出る年 イチラリーになってます(笑)。今回は完走目標で 走りました」と言う佐橋選手だったが、最終SSで はペースダウンする余裕も見せて優勝を飾った。

一方、まだタイトルが決まっていないDE4ク ラスでは、「まだラリーを始めて5戦めで今年は2 戦めです」という石原亘ランサーが、ここまで2 勝をあげているポイントリーダー村上健ランサー を序盤からリード。SS3、4では村上組も意地を 見せ、それぞれ10秒、4秒の差をつけて応酬する が、勝負所となったロングのG林道では石原組 が村上組に23秒もの大差をつけるベストをマー ク。これでほぼ勝負が決まった。 「今日はとにかく生き残れたのが 良かったですね(笑)。シリーズは 追いかけてないですけど、小さ い時からWRCに憧れてラリーを 始めたんです。今までは富山の3 位が最上位だったので嬉しいで すけど、総合では下の方なので もっと頑張ります」と石原選手。

たしかに総合ではDE3の佐橋組がトップで総 合上位11位までをDE3クラスが占めている。 DE4勢の奮起に期待したいところだ。なおタイト レースは今回2位に入った村上選手がリーダーに 躍り出ることになった。

1500cc以下で争われるDE2クラスは、ここま でのポイントリーダー西村好正選手が不出場。 SS4までは「ドラナビ足して119歳だよ(笑)」と語 る大御所、岡所次郎スイフトがラリーをリードす る。だが、SS5のロングのG林道では「暗くなった ら目が見えなくなって遅くなった(笑)」と岡所組は 苦戦。昨年のDE3チャンプ山村浩三ヴィッツが 岡所組に20秒近く差をつけるベストをマークし て一気に逆転、優勝をさらった。

「去年、DE3でチャンピオンを獲ったので今年は クルマを換えてDE2に挑戦しました。ヴィッツに したのはパワーがないクルマの方が誤魔化しが効 かないので難しいからです。震災の影響もあって、 今年初めてのラリーでしたが、今回は上条さんの リタイヤにも助けられました(笑)」と山村選手。 2012年は全日本JN2にも挑戦したいというこ とで、その活躍が期待される。なおシリーズ争い は岡所選手がポイントリーダーに躍り出ることに なった。果たしてタイトルは岡所、西村のどちら の手に渡るのか?最終戦が気になるところだ。

1.DE-4クラスは勝負所のG林道でブッチぎった石原亘/岡崎善衛組が優勝。2.DE-4入賞の皆さん。3.DE-3 入賞の皆さん。4.DE-2入賞の皆さん。5. 大ベテラン組の岡所次郎組はDE-2クラス2位を獲得。6.4年ぶりラ リー参戦の松尾正彦組はDE-3クラス2位入賞。7. 村上健組はDE-3クラス2位入賞。8.2年連続でこのラリー を制したDE-2クラス山村浩三/内田園美組ヴィッツ。9. 新城ラリーは常連というDE-3佐橋徹/岩本映組はラ イバルを寄せつけず、総合でもベストのタイムを奪って優勝。10.DE-4樋口宏組は3位でゴール。11.DE-3東 隆弥組は5位獲得。12. 岩井健司組はDE-3で3位入賞。13. 西村修組はDE-2で3位獲得。14.DE-3柴田哲 郎組は4位をゲット。15. 郡司義浩組はDE-3で6位獲得。

1 8 4 3 2 5 6 7 9 10 13 14 11 12 15
RALLY

2011TRDヴィッツチャレンジ Round.5 in新城

[JAF公認No.2011-2306]

開催日:10月23日 開催場所:愛知 格式:国 内 主催:MASC[クラブ登録No.加盟23011] レポート/若槻幸治郎

フォト/滝井宏之、中島正義(PLATZ)、 水野文幸、山口貴利

2011年のヴィッツチャレンジ最終戦は全日本 新城ラリーのDAY2と併催という形で行われた。

用意されたSSは5本。SS1、SS2は全日本と同 じコースを同じ距離で使用し、セクション2は SS1/2をリピート。全日本戦の最終SSを短くし たSS5をこなしてフィニッシュという設定だ。

今回の“ヴィッチャレ”は48台という2011シー ズン最多の出場台数を記録。当然、タイトル争い

の方も白熱した。NCP91ヴィッツが対象のオープ ンクラスとなるクラス1では、ポイントリーダー 小嵜治男組の調子がイマイチ。代わってシリーズ

2番手の中村祐太組が絶好調で、SS2〜4は松岡 淳組にベストを奪われるも、SS1/5では松岡組に 4秒差をつけるぶっちぎりのベストをマーク。ト

ータル3秒差をつけて優勝を飾った。

「今回は一杯練習してきましたから。良く持って くれたクルマに感謝したいですね(笑)」と中村選 手。ナビの宮川祐之選手も「結果はあとからつい てくるもの。だから常に平常心で走れって言い続

中村祐太ヴィッツ、シーズン 2勝めをあげてチャンプ決定!

けました」と振り返った。コンビネーションの高さ が勝因だったかもしれない。

NCP91対象の入門クラスとなるクラス2でも 逆転チャンプが生まれた。「秘密の特訓もしてき たんで(笑)、狙います」と言っていたシリーズリー ダー名倉成幸組は練習の成果が出ずに4位。「今 まではナビをしてたんですが、自分で運転したく て出ました」と語る戸塚和幸組が、佐藤光理組に 13秒の差をつけるブッちぎり、しかも総合でも1 位を獲得する快走を見せて勝利をさらった。この 結果、シリーズ2位だった佐藤組は1ポイント差 で見事、逆転チャンピオンを獲得している。

SCP10オープンのクラス3ではここまで3勝 を飾っている細谷裕一組の走りが注目されたが 「SS1でハーフスピンしてリズムが狂ってしまい ました…」と今ひとつ。今回は地元中部の野村長 組が「スリッピーで怖かったですけど、林道は得 意なので頑張りました。何とか勝てて良かったで す」と優勝を飾った。細谷組も敗れたとは言え、2 位に入りチャンピオンを獲得した。

SCP10チャレンジのクラス4ではポイントリ

3.クラス2表彰台の皆さん。4.クラス4表彰台の皆さん。5.クラス1松岡淳組は2位入賞。6. 見事オーバーオールウィンを飾ったク ラス2の戸塚和幸/角田大輔組。7.2011シーズン初優勝のクラス3野村長/山岸佑也組。8.クラス4優勝の滝直樹/花川俊一組 はチャンピオンも決定。9. 田中一成組はクラス4で2位。10.クラス2佐藤光理組は2位入賞でタイトルを獲得。11.クラス6の山口 忍組も2位ゲットでチャンピオン決定。12.クラス3は今回2位の細谷裕一組がチャンピオンに。13.クラス1は中村祐太/宮川裕之 組が優勝。最終戦までシリーズ2位につけていた中村選手が見事に逆転でタイトルを獲得した。

1. 学生対抗のクラス5は長岡技科大の伊豆野健太/國原一博 組が優勝。2.クラス6は全日本ジムカーナチャンプがナビシート を務めた中村平祐/福田大輔組が優勝。

ーダーの滝直樹組が連勝。「正直、ホッとしてい ます。今日は8位以上で(チャンピオンは)決まり でしたけど、そう考えると逆にダメになるので攻 めました」と念願のタイトルを獲得した。学生クラ スのクラス5では伊豆野健太組が制し、長岡技術 科学大学が全勝でチャンピオンを決めた。

テンロク以下のトヨタ車で争われるクラス6で は、クラス1優勝の中村祐太選手の双子の兄弟で、 全日本ジムカーナチャンプの福田大輔選手をコド

1 2 3 5 4 6 7 8 13 10 9 11 12
RALLY

DIRT TRIAL

2011 JMRC西日本 ダートフェスティバル in 近畿 [JAF公認No.2011-3210]

開催日:10月22〜23日

開催場所:コスモスパーク 格式:準国内 主催:SYMPHONY[クラブ登録No.加盟 226010]

レポート&フォト/安達 正男

2011年のJMRC西日本ダートフェスティバル は近畿ダートトライアル界のメッカ、コスモスパ ークが舞台。コースは約1ヶ月前に開催された全 日本戦と同じレイアウトを採用し、開催された。

土曜日の公開練習こそ肌寒い中で行われたが、 決勝が行われた翌日曜日は天候も回復、全日本戦 の時のような砂塵による視界不良も起きず、絶好 のダートトライアル日和となった。コースクリア を地元近畿の全日本選手、吉村修選手が務めて 盛り上げ、各クラスで熱戦が繰り広げられた。

近畿対中部の争いとなったN1クラスは、1本め トップの中部の井上剛宏選手が2本めもタイムを 更新するが、それを近畿の泉雅之選手が再更新。 このタイムがなかなか破られず、このまま泉選手 が逃げ切りかと思われたが、中部東海シリーズの ランキング4位、吉澤章博選手がトップタイムを 叩き出して優勝を決めた。

「走りに集中し過ぎてミスコースした1本めから 気持ちを切り替えて、2本めは冷静に走る事がで きました。チームメイトの全日本選手、森田(英 文)さんがつきっきりで指導してくれたおかげでも あるんです」と語った吉澤選手は2011年4月にラ

イセンスを所得したばかりの27歳。今後が期待 される中部地区注目の選手だ。

S2クラスは、前日の公開練習で起きたマシン トラブルのために同地区の岡准慈選手とダブルエ ントリーとなった四国の浅野治行選手が「急遽、岡 選手のクルマで走ることとなりましたが、勝てて 嬉しいです」と優勝を果たし、岡選手も3位を獲 得。2位には近畿の中島有彦選手が割って入った。

近畿の久志本登志男選手と中国の渡辺雅文選 手、MR2使い2人の対決となったSRクラスは、 渡辺選手が大逆転で優勝。「勝負ができて楽しか ったです。コースが(2010年に制した)モビリティ おおむたと似ていたことも勝因ですね」と今大会 唯一となる、2010年からの連覇を達成した。

2010年の覇者、中村慶治選手が1本めのミス で足回りを損傷し優勝戦線から脱落、という波乱 の展開となったS4クラス。近畿の山田功選手が 中国チャンプの川戸惟寛選手を抑えて金星をあげ、

1本めのミスコースを2本めで挽回した吉澤章博選手がN1を制した。

「今年はなかなか勝てなかったので、最後に優勝 できてよかったです」と勝利の味を噛みしめてい た。

3グループに分かれて争われた地区別対抗戦は 中国・四国・九州の3地区連合が中部地区、近畿 地区を下し、優勝した。

1.2本めで10秒以上もタイムアップした藤嶋義孝ブーンがN2クラス優勝。2.レディースクラスは小川雅美選手が2本ともトップタイ ムで優勝。3.N1クラス2位は泉雅之ミラージュ。4. 地元近畿地区の中島有彦インテグラがS2クラス2位をゲット。5. 浅野選手の緊 急ダブルエントリーを引き受けたS2クラス岡准慈選手は3位入賞。6.S4クラス3位を獲得したのは関根史裕選手。7. 乾恭和インプ レッサは2本めタイムアップするも、N3クラス2位。8. 今井喜朗選手はSRクラス2位入賞。9.S4クラス2位は中国地区の若手注目 株、24歳の川戸惟寛選手。10. 愛車シビックのトラブルで急遽ミラージュを駆ったS2クラス浅野治行選手だが、見事優勝を飾った。 11. 中国地区から参戦の清岡毅ランサーがN3クラスを逆転で制した。12.SRクラスの渡辺雅文MR2は1本め最下位のミスを取り返 して連覇達成。13.Dクラス1位は平林和幸選手。14.オーバーオールタイムを叩き出したのは、S4クラスを制した山田功選手。15.S2 クラス入賞の皆さん16.S4クラス入賞の皆さん17. 地区別対抗戦を制した中国・四国・九州地区連合の各地区代表者の皆さん。

中部地区期待の吉澤章博選手、 強豪も集う初の大舞台で大金星!
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東京都港区芝大門一丁目一番三〇号㈱ジエ・エー・エフ出版社

JAF MOTOR SPORTS 一九六七年三月二十日 第三種郵便物認可(毎月一回一日発行)第四六巻 一月一日発行 〇三(五四七〇)一七一一(代) 一般社団法人 日本自動車連盟 東京都港区芝大門一丁目一番三〇号 〇五七〇(〇〇)二八一一 (総合案内サービスセンター)
定価一五〇円 2012 1 / 2

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JAFスポーツ 2012年 1/2月号(第46巻 第1号 2012年1月1日発行) by JAF MOTOR SPORTS - Issuu