Iphone6 6plus batteryexchange flow

iPhone 6 / 6Plus

バッテリー交換Flowchart

データのバックアップ 修理をした際にiPhoneが故障する危険性があります。 必ず修理前にデータをバックアップすることをお勧めします。 iTunesでのバックアップ お使いのPCとiPhoneを接続し、iTunesを⽴ち上げます。 左上に表⽰されたiPhoneのマークを選択し、「今すぐバックアップ」を 選択してください。 iCloudでのバックアップ iPhoneをWiFiに接続してください。 「設定」から「機内モード」上部のアカウント名を選択「iCloud」 「iCloudバックアップ」をオンにし「今すぐバックアップ」を 選択してください。

必要な⼯具 ・#00 プラスドライバー（推奨メーカー：ベッセル） ・星型ペンタローブドライバー（推奨メーカー：エンジニア） ・吸盤 ・ブラックスティック ・ピンセット ・⾦属ヘラ（推奨メーカー：ミネシマ TM-102）

修理のコツ ミスをするそのほとんどは、ステップを急いだことによるものです。 初めて修理をする際は、2〜3時間程かかりますので、途中で休憩を挟みながら ⾏いましょう。 分解する際、⼩さなネジと部品を無くさないように⼤切に保管してください。 特に⼩さなネジは、⼀⾒同じサイズのネジに⾒えて数ミリ単位で異なります。 保管する際は、どの位置のネジかがわかるように保管してください。 吸盤を付ける位置のガラスが割れていると真空にならず、吸盤が張り付きま せん。ステーカーやシールなどをホームボタンのすぐ上に貼り付け、吸盤が 付く状態にすると良いでしょう。 接続端⼦を外す際は、ブルースティックやブラックスティックを端⼦の奥に 挿⼊しないでください。端⼦の⾓を引っ掛けるように取り外します。

注意事項 修理をするとAppleの保障を受けられなくなりまります。

STEP

1

電源OFFと星型ペンタローブネジの取り外し

右の電源/スリープボタンを⻑押しすると「スライドで電源オフ」が 画⾯に表⽰されます。電源ボタンを右にスライドして電源をオフに します。 注：タッチ操作が機能していない場合は、電源/スリープボタンと ホームボタンを同時⻑押しし、画⾯が暗くなってから指を離します。

星型ペンタローブドライバーを使⽤して、ライトニングコネクタの 両脇にある2本の星型ペンタローブネジを取り外します。

STEP

2

ディスプレイを開ける

A

B

C A：ホームボタンのすぐ上のディスプレイに吸盤を押して貼り付けます。 B：吸盤のリングに⼈差し指を通し、上に引き上げて本体フレームと ディスプレイの間に隙間を作ります。 C：左にあるイヤホンジャックの上には、ブラックスティックを 挿⼊する為のエリアがあります。挿⼊して画⾯を開けやすくする ためにブラックスティックをひねります。 吸盤を付ける位置のガラスが割れていると真空にならず、吸盤が張り 付きません。ステーカーなどをホームボタンのすぐ上に貼り付け、吸 盤が付く状態にすると良いでしょう。

STEP

3

ディスプレイを固定

ディスプレイの底⾯を本体から90度の ⾓度になるまで持ち上げます。 注意：ディスプレイを本体から取り 外そうとしないでください！ iPhoneの上部には、まだ4本の フレックスケーブルが取り付けられて おり、この段階でディスプレイを 取り外すとケーブルが破損する 可能性があります。

STEP

4

バッテリーコネクタの取り外し

⽚⼿でディスプレイを90度に 保ち、もう⽚⽅の⼿で プラスドライバーを持ちます。 次にバッテリーコネクターを 固定しているプレートに取り 付けてあるネジ2本を外し プレートを取り外します。 ブラックスティックの尖った先端をバッテリーコネクタの端⼦の 右下⾓に挿⼊し、静かに持ち上げて、コネクタを外します。

STEP

5

EMI（電磁妨害）プレートの取り外し（6の場合）

EMIプレートを固定している5本のネジを外し、EMIプレートを 取り外してください。 注：⾊の異なるマークがついたネジは、サイズが異なりますので 組み⽴て時の為に、ネジを保管する時に注意してください。 組み⽴て時にネジを間違えてしまうと、ネジ⽳の下に通っている ロジックボートの配線を傷つけ、iPhoneが起動しなくなる可能性が あります。 また、組み⽴て時にネジを間違えなくても、ネジを締めすぎると 同様にiPhoneが起動しなくなる可能性があります。

STEP

5

EMI（電磁妨害）プレートの取り外し（6Pの場合）

EMIプレートを固定している5本のネジを外し、EMIプレートを 取り外してください。 注：⾊の異なるマークがついたネジは、サイズが異なりますので 組み⽴て時の為に、ネジを保管する時に注意してください。 組み⽴て時にネジを間違えてしまうと、ネジ⽳の下に通っている ロジックボートの配線を傷つけ、iPhoneが起動しなくなる可能性が あります。 また、組み⽴て時にネジを間違えなくても、ネジを締めすぎると 同様にiPhoneが起動しなくなる可能性があります。

STEP

6

各種フレックスケーブルの取り外し

ブラックスティックの尖った先端（もしくは、平らな先端）を 端⼦の⾓に引っ掛けるように各ケーブルの下に挿⼊し、下記の 順番通りに静かに持ち上げて取り外します。 【取り外しの順番】 1：インカメラケーブル 2：ホームボタン延⻑ケーブル 3：バックライトケーブル 4：ディスプレイ（LCD）ケーブル 注：ケーブルを取り外す際は、ブラックスティックを深く差し込むと ケーブル端⼦を傷つけてしまう可能性が ありますので注意しましょう！

STEP

7

ディスプレイの取り外し

ディスプレイを取り外します。 ディスプレイ使いませんので、別の場所へ保管してください。

STEP

8

バッテリーシールの取っ⼿の取り外し

バッテリーのシールを剥がすための取っ⼿（⾚⾊で囲っている箇所） が2箇所ありますので、ブラックスティックの平らな⾯を使⽤し 剥がします。 6Plusの場合は、取っ⼿が3本ありますので、6と同様剥がします。

STEP

9

バッテリーシールの取り外しの準備

バッテリーシールは、⾮常に強⼒に接着されているため、⾚⾊の場所 に無⽔エタノールを少量流し込み、シールを剥がしやすくします。

STEP

10

バッテリーシールの取り外し

バッテリーシールの取っ⼿部分を⼿で掴み、1本ずつゆっくりと 引っぱって剥がします。1本⽬が剥がれたら2本⽬も剥がします。 （6Plusは3本引き剥がします）

STEP

10

バッテリーシールの取り外し（補⾜）

バッテリーシールが引っ張っている途中で切れてしまった場合は ⾚⾊の箇所から硬いヘラや薄いプラスチックカードなどを挿⼊して 引き剥がしてください。 注：無⽔エタノールを流し込むと剥がしやすくなります。また 剥がす際はバッテリーを傷つけないよう、細⼼の注意を払って 作業を⾏なってください。

STEP

11

バッテリーの取り外し

2本（6Plusは3本）のバッテリーシールを引き剥がせたら バッテリーを持ち上げ本体から取り除きます。

STEP

12

交換⽤バッテリーの準備

交換⽤のバッテリーを⽤意し、フィルムが付いている場合は 上にスライドさせ取り外します。 注：バッテリーコネクタの形状が正しくない場合は、元の バッテリーを参照し、形状を整えてください。

STEP

13

バッテリーのテスト

交換⽤のバッテリーを本体に設置します。 注：まだバッテリーコネクタ端⼦は接続しないでください。

STEP

14

各種フレックケーブルの接続

各種ケーブルを下記の順番通りに接続します。 【取り付けの順番】 1：液晶ケーブル 2：LCDフレックスケーブル 3：ホームボタン延⻑ケーブル 4：インカメラケーブル 注：各種ケーブルを接続する前にブロアーなどを使⽤し、ゴミ チリ・ホコリなどを除去しておくと、接触不良を防げます。

STEP

15

バッテリーコネクタの接続＆電源オン

バッテリーコネクタをロジックボードに接続します。 ディスプレイを本体 フレームの上に置き 電源を⼊れます。 電源を⼊れて、正常に ⽴ち上がれば問題あり ません。電源をオフに します。 もし、うまく⽴ち上が らない場合は、バッテリ ーコネクタ端⼦を外し 接続し直します。

STEP

16

バッテリーシールの準備

電源をオフにしたあと、専⽤のバッテリーシールを準備し ブルーの保護シートを取り外します。 6Plusの場合は、シールが3本になります。 万が⼀、専⽤のバッテリーシールがない場合は、市販の両⾯テープ を代⽤します。

STEP

17

バッテリーシールの位置合わせ

バッテリーシールを置き、バッテリーの下部とバッテリーシールの 取っ⼿となる部分を重なるように置きます。

STEP

18

バッテリーシール取っ⼿部分の準備

⾚⾊の囲ったバッテリーシールの取っ⼿部分にある2つの保護シート （ブルー）を取ります。（6Plusは3つ1対の保護シートを取ります）

STEP

19

バッテリーシール取っ⼿部分の接着

取っ⼿部分を写真（左）のように折り返し、指で接着させます。 2つとも同様に⾏ってください。（6Plusは3つ）

STEP

20

バッテリーシールの取り付け バッテリーを裏返し、保護シール （ピンク）の上から指で押さえ しっかりと接着させます。

保護シール（ピンク）を剥がします。

STEP

21

バッテリーの位置合わせ

バッテリーコネクタと端⼦の位置が合うように本体にバッテリーを 設置します。 注：バッテリー端⼦を接続しないでください。

STEP

22

バッテリーの固定

バッテリーを本体にしっかりと接着するため、上から下へ指で 押さえ込み固定します。

STEP

23

各種フレックケーブルの接続

各種ケーブルを下記の順番通りに接続します。 【取り付けの順番】 1：ディスプレイ（LCD）ケーブル 2：バックライトケーブル 3：ホームボタン延⻑ケーブル 4：インカメラケーブル 注：各種ケーブルを接続する前にブロアーなどを使⽤し、ゴミ チリ・ホコリなどを除去しておくと、接触不良を防げます。

STEP

24

EMI（電磁妨害）プレートの取り付け（6の場合）

4つのケーブルの上にEMIプレートを置いた後、5本のネジで EMIプレートを固定します。 注：⾊の異なるマークがついたネジは、サイズが異なりますので 間違えないようにしてください。ネジを間違えてしまうと、ネジ⽳の 下に通っている配線を傷つけ、iPhoneが起動しなくなる可能性が あります。組み⽴て時にネジを間違えなくても、ネジを締めすぎると 同様にiPhoneが起動しなくなる可能性がありますので注意が必要。

STEP

25

EMI（電磁妨害）プレートの取り付け（6Pの場合）

4つのケーブルの上にEMIプレートを置いた後、5本のネジで EMIプレートを固定します。 注：⾊の異なるマークがついたネジは、サイズが異なりますので 間違えないようにしてください。ネジを間違えてしまうと、ネジ⽳の 下に通っている配線を傷つけ、iPhoneが起動しなくなる可能性が あります。組み⽴て時にネジを間違えなくても、ネジを締めすぎると 同様にiPhoneが起動しなくなる可能性がありますので注意が必要。

STEP

26

バッテリーコネクタの接続

バッテリーコネクタをロジックボードに接続します。

バッテリーコネクタを固定しているプレートを置き、2本のネジで 固定します。

STEP

27

機能テストの実施

ディスプレイをiPhoneのフレームの上に置き、電源を⼊れます。 ディスプレイ・タッチスクリーン・充電が正常に機能するかを テストします。

STEP

28

iPhoneを閉じる

全てのテストが完了し、問題がなければiPhoneを閉じます。 ディスプレイの上部には4つのツメがあり、写真（上）のように 本体フレームに合わせて挿⼊する必要があります。

ディスプレイの上部を約20度の⾓度で、ツメを本体フレームに 合わせて挿⼊します。

STEP

29

ディスプレイを本体フレームにはめ込む

ディスプレイの左右を押して、本体フレームにはめ込みます。

ディスプレイの下部を押して、本体フレームにはめ込みます。

STEP

30

星型ペンタローブネジを締める

星型ペンタローブドライバーを使⽤して、ライトニングコネクタの 両脇にある2本の星型ペンタローブネジを締めます。

これで終了です！お疲れ様でした。 あいりぺで活躍するiKeeper（アイキーパー：出張修理スタッフ）は これらのマニュアルに従い、⼗分なトレーニングを経験した上で 画⾯修理やバッテリー交換を20分で終了させます。 もし、iKeeperとして⽇本最⼤のiPhone出張修理プラットフォームで 修理ビジネスをしたい場合は、iKeeperへご応募ください。 （http://www.irepairs-lab.com/entry）