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エンジニアリング 日本 ENGINEERING JAPAN

モルガンアドバンストマテリ アルズが、自動車産業向け に無限回転軸装置を発売

6 油圧式と同じパワーを実現 した空圧式安全ブレーキ

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セコ・ツールズ、鋳鉄旋削用 Duratomic® TK チップ材種を発売

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ゼロバックラッシュ“ TWIN DRIVE” ターンキィーコン セプトは6MのX-軸移動での 高い位置決め精度を可能に します

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ENGINEERING JAPAN

FEDERATION OF MECHANICAL INDUSTRIES

MORGAN ADVANCED MATERIALS

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6 FLUKE PROCESS INSTRUMENTS

MAYR

8 SOFTING INDUSTRIAL

HAIMER

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PORTESCAP

SECO TOOLS

SOURIAU

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BALLUFF

22 FLUKE PROCESS INSTRUMENTS

FISCHER CONNECTORS

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FLUKE PROCESS INSTRUMENTS

FLUKE PROCESS INSTRUMENTS

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24 KENNAMETAL

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BALLUFF

BALLUFF

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w w w. p d f- e n g i n e e r i n g - j a p a n . co m

PEPPERL +FUCHS FACTORY AUTOMATION

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FISCHER CONNECTORS

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REDEX

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新製品

© Stephane Lariven

共により強く: ヨーロッパにおける 革新性、創造力と産業協力

FIM(Federation of Mechanical Industries - France)、フランス機械工業連盟)の新 会長Bruno Grandjean氏とのインタビュー

日、機械産業における主な挑戦は欧州レ ベ ルで取り組むべきでものあり、成否は欧州全 体にわたる産業協力の発展にかかっていま す。こうした状況で、Industry of the Future(産業の未 来)プロジェクトは、その協同研究への意欲、品質、革新 性と創造力、このようなフランス工業の強みをもとに、 有意義なパートナーシップを確立します。

フランス 工 業 界 の主 要な強みとは? フランスは確固たる工業的伝 統を受け継ぐとともに、 革新 性と創造力を育む文化が根付いています。たとえ ば、フランスには最大規模の高速鉄道網が整備され、 トップクラスの 航 空・宇宙産 業や大きな影 響力をもつ 自動車産 業 があります。また、原子力分 野でも主導的 な 地 位を占めています。フランスは 、極 めて優 秀 なエ ンジニアや 技 術 者を始めとする労 働 者 が 持 つ広 範 な スキルと情 熱 、更に強 力な研 究 分 野によって支えられ

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ているからです。したがって、高 級 品や 航 空 機 産 業に おいてフランスが際立った存 在感を示しているのも、 決して不思 議 なことで は ありません 。

フランス 工 業 界もグローバ ル 化 の 問 題 に向き 合 わざ るを得ず、いくぶ ん 後 退を余 儀 なくされましたが、ど うすれ ばトップの 地 位を回 復 で きるのでしょうか? I n d u s t r y o f t h e F u t u r eプロジェクトの 核 心となる のは、デジタル革命 によって、市 場 競 争 の前 線に復 帰 する好機 を整 えようという考えです。フランス 工 業 界 は、これを原 動力としてその強みを十 分に活かせば、 世界 の工 業 国トップ 5に割り込むことがで きるに違 い ありません。生産設備投資の回復や工場の新鋭化が、 この I n d u s t r y o f t h e F u t u r eプロジェクトの 構 想に 沿 って 進 んでおり、私どもF I Mテクニカル・センター の 支 援 の もと、2 0 0 0 社を 超 える企 業 が 同 取り組 み に参 加しています。


新製品 なかでも、Fives社とMichelin社のジョイント・ベンチ ャーおよび B e A M 社とPr o d w ay s 社(G o r g éグループ ) による、フランスのアディティブ・マニュファクチャリ ング( A M )産 業 の 発 展 は 、技 術 革 新 が 主 導 する 投 資 回 復の 好 例と言えます。そ の ほ か、D a s s a u l t 社 は R a f a l e 戦 闘 機 を 世界 中 で 販 売 。ボストン-ニューヨ ーク間 の 路 線 には A l s t o m 社 の高 速 鉄 道 TG V が 選 ば れましたし 、B o l l o r é 社 の " B l u e C a r " は 電 気自 動 車 とサービスで革 新 的なコンセプト、またR e n a u l t 社は フランスの卓 越さを象 徴 する高級車 A l p i n e の 生 産を 再 開しようとしてることも挙 げられます。

ます。この 対 話 で は 、ドイツ 政 府 が 進 め るI n d u s t r y 4 . 0 構 想と、フランス側 で I n d u s t r y o f t h e F u t u r e A l l i a n c e が 推 進 する 構 想とを 合わ せ、“ I n d u s t r y o f th e Fu ture( 産 業の未 来)” を見 据えたプログラムが 中心 的な役 割を演じています。また、FI Mの 位置 づけ は、政 府 首脳とも共 通の理 解に基づいています。たと えば、デジタル技 術に関するカンファレンス開 催中の 10月2 3日にエリゼ 宮 殿 で 行 わ れ たアンゲラ・メル ケ ル首 相とフランソワ・オランド大 統 領 の 会 見 が そ れ を証 明しています。この 会 見によって、欧 州 産 業 の 競 争力が、疑 念の余 地なく、両国の関 係 をさらに緊密な もの へと導くテーマであると明 確 に 示されました 。

機 械 工 業 分 野 の 企 業は、ほかにもあらゆる市 場 分 野 に向けて製 品を 供 給しており、今 回のフランス再生の 中 核 を担っています。

E U は 産 業 政 策を 一本化 すべきでしょうか? 現 在、EU 加 盟 国の 製 造 業にとって欧 州自体 が主 要マ ーケットとなっています。その証拠に、グローバル化の 課 題の 多くに欧 州 全 体レベ ルで の対応 が 必 要とされ ています。このため、投 資の 効果を最 大限に高めるた めには政 策を調整する必 要があります。そうした政 策 調 整 がで きれば、フランスとドイツは、エネルギー市 場 や防 衛市場で相 補 的な戦 略を展開でき利益を上げ られるでしょう。 欧 州 は 、とくに電子 デ ータの 保 護 や 銀 行 取 引に関し て、なんらかの基 準を域外から課せられることはない とういうのが原則です。それに加えて、特許を保護し、 ダンピングと戦い、国 際的取引によるより良い相互利 益 を確 立しなければなりません。こうしたあらゆる課 題は、全欧 州レベルで取り組 んでこそ解決可能です。

産 業 に関して、欧 州 の 協 力 関 係 を増 進 にするには? ドイツやイタリアによる国 際 的 な 経 済 展 開 を支 えと し 、これにフランスの創 造 力を加え合わせることが、 私には 将 来 的な可能 性 が 拓ける考え 方のように思 え ます。機 械 産 業に関しては、すでに協力関 係 が成り立 っています。多くのドイツおよびイタリアの 企 業 がフ ランス に 拠 点 を 構 え、そ の反 対 にフランス 企 業 も両 国 に 地 歩 を 築 いています。たとえば S E W U s o c o m e 社 や S c h a ë f f l e r 社 、B o n f i g l i o l i 社といった 成 功 例 があります。 私 が 経営する企 業 R ED E Xも、シュトゥットガルト近 郊 とミラノに長く拠 点を構えてきました 。

レ デックス 代 表 取 締 役 社 長ブ ル ーノ・グランジャン( B r u n o G r a n d j e a n)。レデックス社 はフランスの 中 堅 産 業 企 業であ り、ヨーロッパにおける「精密工学」、なかでも鉄鋼・非鉄産業 向けハイテク機器や高度な工作機械産業分野をリードし、世 界50ヶ国以上に製品を輸出する。 2 0 1 6 年 6月、ブル ーノ・グランジャンは F I M ( F e d e r a t i o n o f M e c h a n i c a l I n d u s t r i e s、フランス機 械 工 業 連 盟)の 会 長 に 任命される。同氏はスタンフォード大学工学部卒のエンジニ アとして、25年以上にわたって産業界に貢献してきた。また、 いくつかの特許を持ち、2005年よりレデックスグル-プの代表 取締役を務めている。

今日では、純 粋にフランスやイタリア、ドイツそれぞれ の国内だけ作られる製品はほとんどありません。生 産 のバリューチェーンは 互いに繋 がっており、各 国 が 独 自の 付 加 価 値 を 生み 出しています。

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そこで F I M で は 、同 様 の 取り組 み を 行 うドイツ 機 械 工 業 連 盟( V D M A )と定 期 的 な 意 見 交 換 を行ってい 12 | エンジニアリング 日本 | 2016年 11月

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新製品

モルガンアドバンストマテリアルズが、 自動車産業向けに無限回転軸装置を発売

先進材料テクノロジーの開発・応用で世界をリードするモルガンアドバンストマテリア ルズは、自動車産業のお客様が効率を最大限に高め、メンテナンス費用を削減できる よう、柔軟性の高い回転配電器を発売しました。

ル ガ ン の 導 電 性 カ ー ボ ン( E l e c t r i c a l C a r b o n)電 気 用カーボン事 業 部 による、こ の革新的な最新技術は6軸ロボットや溶接 用 回 転テーブル、 トラニオン機 構 に 利 用 可 能で す。同 この 製 品 なら、複 雑 なケーブルをスリップリングで の 伝 送 にから置き換えられます。さらに、完 全 な 3 6 0° の 回 転 軸を構 成でき、不 具 合 の 起きや すいドラックチェ ーンも不要という、回転角に制約のない運動性が実現 します。その 結 果、連 続 回 転 が 可 能となって、システム の反転運動を必要としないため、費用や時間を節約で きます。同時に、プログラミングの点でもお客様の柔軟 性が拡大します。

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このスリップリング は 、溶 接 やハンドリング、接 着な ど、多くの 精 密 アプリケー ション に お いて 連 続 回 転 時 の 伝 送 に活 用で きます。重 要なの は 、5 ~8 年 間 に わたり24 時 間 運 転 が 可 能 なことで す。実 際 に 、費 用 の か かるダウンタイム停止 時 間と保 守 作 業 を 繰り返 す必 要 が 無くなり、投 資 も わずか12ヵ月程 度 で 完 全 に回 収で きます。 対 照 的 に 、従 来 の ケーブルキャリア・システムの 平均 寿 命は12ヵ月程 度に過ぎません。場 合によっては、ロ ボットの 回 転 範 囲 が いず れ か の 方 向 で ± 310 °に 制 限さ れることもあります。そ のうえ、従 来 の システム で は 、ケーブルを引きずることによってロボットに 経 時 的 な 損 傷 を与える可 能 性 が あり、継 続 的 な保 守 費 用を 強 いられます。 モルガンのRefoka®製品ブランドによる無限回転 用の ロボット軸 は、システムとしてデータやメディア、電 流 の 伝 送を1台のコンパクトなインターフェイスに集 約で きる包括 的なソリューション 解 決 策となっています。

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オートメーション分 野におけるモルガンの主要な顧 客 のマネージャーI n g o C a r n o t t は 次のように説 明して います。「世界中の自動車産 業は受 注に対して即応 が 求 められる 状 況 にあり、生 産 の 最 適 化や 効 率性 が決 定的に重要な要件であることに変わりはありません。 そのため 、当社 は自動 車 産 業に向 けて付 加 価 値 を提 供できるパートナーとして、新しい課 題 解決 型の 手法 や製品開発に大きな投 資を行ってきました。特に重要 なのは 、その 開 発したソリューション 解 決 策によって お客様 が 技 術的困 難を確 実かつ効果的に克 服できる ことはとにより、業務 効率の改善を通じて全体的な生 産 性を押し上る能 力を蓄え、その 結 果としてより広 が りのある事 業 収 益に導くことであると考えています。 この先 進 技 術は、20 0A 以 上の高電 流と24Vの電 源を 備え、高速なPROFINE T 専門ネット対応のEthernet イーサネットケーブルおよびコネクタを 介して、デ ー タ送 信 を 効 率 化 で きる 柔 軟 な プ ロ グ ラミングへ の 可 能 性 を 広 げ るとともに 、ビ デ オ 信 号 や 空 気・冷 却 液・塗 料・油 剤といったメディアを 受 け 渡しで きるよ うにしています。そのうえ、構 成 部 品 のすべてを 一つ の 堅 牢 頑 丈 な 筐体 ユニット軸 受 箱 に 収め 、I P 67に 準 拠する 保 護レ ベ ル を も 実 現して い ることも 、極 めて 重 要な 特 徴 です。

さらに、この技 術はリモート診断機能にも対応してい ます。そのため 、お 客 様 はP R O FI N E T 専 門ネット準 拠 のシステムを 全 体 にわたり、リアルタイムなデータ分 析を 活 用で きます。 システム は 内 部シールド および 金 属 製 筐 体 ユ ニット で 保 護 されていることから、特 に溶 接 機 器で の 利 用 など、電磁 環 境 適 合 性 が重 要な 場 合 にも完 全な 機 能 性を 保 証しています。 モ ルガ ン で は 、自 動 車 産 業 に お ける自 動 化 ニーズの 変 化 に 応 える 標 準 的ソリューション を 幅 広く提 供 す るとともに 、お 客 様 の 特 殊 仕 様 にも対 応した カスタ ム・ソリューションもご用 意可 能です。 より詳しい 情 報につきましては 、 w w w. morganele c tric almaterials .com /rot ating a x i s をご 覧ください。

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油圧式と同じパワーを実現した空圧式安全ブレーキ

マイヤーは、新しい空圧式ROBA®-guidestopに よって、油圧を用いることなく、高度な安全仕様を 満たすとともに、高性能な気密性を実現した革新 的ブレーキ・コンセプトを実現しました。 画像:マイヤー・パワー・トランスミッション

高性能かつ高剛性なROBA®-guidestopリニアガイド・ブレーキ

さな構造スペースで大きなブレーキ力を発 揮するコンパクトな安全ブレーキです。その うえ、まったく油 圧を使 いません。マイヤー (mayr ® power transmission)は、ROBA ® -guidestop リニアガイド・ブレーキの新モデルとして、高性能な空 圧開放式の製品を開発しました。

は所定のブレーキ力を得るために複数台のブレーキが 必 要となるようなアプリケーションには、空 圧開 放 式 のROBA®- guides top安 全ブレーキが利用できるよう になりました。同ブレーキは、油 圧 式 設 計 のブレーキ と同 様 の 保 持 力を実 現し な がら、同じように高 精 度 かつバックラッシュ・フリーにクランプします。

この 革 新 的 なブ レ ーキ・コン セプトは 、油 圧 を 用 い ることなく、ますます厳しくなる安 全 仕 様 を 満 すとと もに 高 い 気 密 性 を実 現して、新 たな 業 界 標 準 とも言 える製 品となっています。

増 圧器 の 採 用による革 新 的コンセプト この 空 圧 式 R O B A® - g u i d e s t o pで は 、2~3 M P a( 2 0 ~3 0バール)の圧 縮 空 気 によって開 放 を行 います。 そこで 必 要となる 動 作 圧 を 達 成 するため 、コンパク トな 増 圧 器 をブレ ーキに 組 み合 わ せ て、外 部 エ ネル ギ ーを用 い ることなく、一 般 的 な 圧 縮 空 気供 給 系 の 圧 力 0 . 4 ~ 0 . 6 M P a(4 ~ 6 バール)からシステムの 動 作圧へと増圧します。この革 新 的なコンセプトによっ て、たとえばより高い圧 力が 必 要なシステムで も 、ブ レ ーキの直 前 で 限 定 的に 増 圧することが 可能 になり ます。そのため 、高 圧 配 管も短くて済みます。空 圧 式 R O B A® - g u i d e s t o p 安 全ブレ ーキ には 5つ の 製 品サ イズ があり、それぞ れ の サイズ で 標 準 設 計と全長 の

マイヤー は 、実 績 豊 かな R O B A® - g u i d e s t o p シリー ズ を空 圧 開 放 式 の 製 品モデル によって拡 充し 、その 高い 保 持 力から生まれる新たな可 能 性をお 客 様 にご 提 案します。すでに油圧システムが利用可能な機械で は 、これまで 通り油 圧 開 放 式 の R O B A® - g u i d e s t o p 安 全ブレーキをお使いいただけます。しかしながら、 今後、保 持力の高いブレーキを動 作させるために新た に油 圧システムを取り付けなければならない、あるい

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必要な動作圧を達成するために、コンパクトな増圧器をブレーキと組み 合わせ、外部エネルギーを用いることなく純粋に機械的にシステム内の 圧力を増圧します。この革新的なコンセプトなら、各ブレーキの直前で 限定的に増圧することが可能になります。 画像:マイヤー・パワー・トランスミッション

短 いコンパクト設 計 の も の を 利 用 いた だ け ま す。保 持 力は、1~3 4 k N の 範 囲 に対応しています。また、同 ブレ ーキは 、一 般 的 なリニアガイド・メーカーが 提 供 する様々なリニアガイド・サイズに合わせて設 計され ています。 直 接 クランプが もたらす 安 全 性 空 圧式ROBA®- guides top安 全ブレーキも、油圧によ るブレ ーキ の 設 計とまったく同 様 に 、リニアガイドに 直接 作用することで極めて高剛性に動 作します。保 持 すべき運 動 物に直接取り付けられることになります。 この点は、特に作業者への危険性を削減すべき重力軸 に対して、決 定的な強みとなります。たとえばボールね じやボールねじナット、軸カップリング、ギ アボックス など、モータと運 動 物の間の駆 動要素が、安 全 性に影 響を及ぼすことはありません。一方で、モータ・ブレー キを用いる方法では、そうしたすべての駆 動 要素 介し てブレーキトルクをキャリッジに伝 えることになるの とは 対 照 的です。した がって、R O B A® - g u i d e s t o p 安 全ブレーキを用いたシステムは、サーボモータに内蔵 の回 転ブレーキを頼るソリューションに 比べて、格 段 に高 い 剛 性を実 現で きます。

信 頼 性と精 度 リニアガイド に 対 するR O B A® - g u i d e s t o p のバック ラッシュ・フリーな直 接 クランプ は 、さらなる利 点も 持ち合わ せています。N C 制 御 軸 の 剛 性 が増して加 工 精度 が高まり、機械の 性 能も向上するため、たとえば 重切削などに向けて、より進んだ技 術的優 位性を生み 出すことも可能になります。加工中の 振 動が 抑えられ ますので、工作 物の表面仕上げにも有効に働きます。 また、たとえば 加工中の固定軸では、その 荷重をブレ ーキが 担います。その 結 果、この間には駆 動モータを 停止して、制 御 対 象 から除くことが 可 能です。これ に より、制 御 運 動 がなくなり、ボールねじへ の 負荷も 軽 減 さ れます。ブレ ーキが 閉じてい れ ば 軸 力 が 吸 収さ れるため 、駆 動 部 品 の 寿 命 や 保 守 間 隔も延びます。 R O B A® - g u i d e s t o pシリーズのブレ ーキは 、マイヤー のすべての 安 全ブレ ーキと同 様 に 、非 通 電 時 には 閉 じ る など フェール セーフ原 則 に 従って 動 作しま す。 そ の 信 頼 性 に よって、世 界 中 の 機 械 や システム に お ける運 用 上 および 機 能 上の 安 全を 保 証しています。

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危険区域での非接触温度モニタリング

実績あるMI3センサーが、新たにEx (本質安全防爆構造) i として認定

ルーク・プロセス・インスツルメンツの汎用な 赤外線温度センサーMI3シリーズは、危険区 域でも利用できる本質安全仕様として、全モ デルを提供できるようになりました。 この インテリジェントな小 型 セン サーは 、AT E X およ び I E C E x 規 格 に 基づくゾーン1・2( ガ ス 雰 囲 気 )、ゾ ーン21・2 2( 粉 塵 雰 囲 気 )で の 利 用 を 完 全 に 承 認 さ れています。 当 社で は 、同 セン サ ー に 加 え、通 信 ボックスと防 爆 仕 様 の電 源を含めた 完 備 的 な本 質 安 全 パッケージと して提 供しています。 これら3つのユニットはすべて保 護 等 級 I P 65となって おり、システム 全 体 を再 校 正することなく、現 場で 容 易に交 換可 能です。

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また、この 本 質 安 全な M I 3セン サー・ヘッド は 2 本 ま でを、1台 の 電 源 で 駆 動 で きます。 さらに、そのセンサー・ケーブルは最 大で 全長30 mま で延ばすことができ、安 全なモニタリング 環 境を整え るため の高 い 柔 軟 性を 備 えています。 堅 牢 な 放 射 温 度 計 M I 3 は 、電 気 系 を内 蔵した ステン レス 製 ハウジ ングの 採 用 により、現 在 の市 場 に お い て、組 込 み 用として単 独 で 使 える最 小 の デ ジタル 赤 外 線 温 度セン サーとなっています。 M I 3シリーズ は 、多 彩 なスペクトル 範 囲と用 途 に応じ た 放 射 温 度 計 から 構 成 されています。たとえば 短 波 長 の1Mおよび 2Mモデルは、10 0 :1の 優れた分 解 能と 10 m s の応 答 時 間を 備え、最高1, 8 0 0℃の 温 度モニタ リング に適しています。 MI3の各センサー・ヘッドは本質安全構造ですので、Ex i 認 定表 示 がなされています。

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MI3システムなら、測定点あたりのコストを最小限に抑えられます。本質安全なMI3センサー2本が、最大15m離して設置した電源・通信ボックス1台を 通じて使用できるからです。

さらに 、M I 31 0 0 の 場 合 に は 、位 置 決 めと 照 準 が 簡 単 に なるよう、レ ーザ ー 照 準 機 能 にも対 応して いま す。MI3センサーは、優れた電磁 環 境 適合 性を持ち、 最 大18 0℃の 環 境 温 度 下 で 使 用で きます。

w w w. f l u k e . c o m

通 信ボックスでは、R S 4 85やM o d b us 、Pr o f i b us 、Et h er n e t、Prof in e t I Oインターフェイスと、ガルバニッ ク絶 縁した4ポートのアナログ出力が 利 用可能です。 また、セン サーと 通 信 ボックス 間 で は 、セン サー・ヘ ッドの自 動 検 出とデジタル 通 信 によって、プラグ &プ レイも実 現しています。 AT E X および I E C E x の 認 定 によって、M I 3シリーズの 活 用 分 野 は 大 きく広 がりました 。たとえ ば 、亜 鉛 メ ッキ や 焼 鈍 、被 覆 、コ ー ティング など 水 素 雰 囲 気 を 利 用 する 鉄 鋼 の 加 工 プ ロ セ ス 、太 陽 光 発 電 産 業 で の 水 素 還 元 、硫 黄 回 収 などの 石油 化 学用 途 、ボイラ ー や 反 応 炉 、配 管 、燃 焼 制 御 等 の モ ニタリング、ビ ニール や肥 料 、デ ンプ ン、アルコール、小 麦 粉など様 々な化 学 製 品と農 産 物 の 生 産・保 管、火 災検 知 、採 掘 設 備やコンベアのモニタリング、有害廃 棄 物 処 理 、 下水 処 理 など です。

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重切削加工、 しかも安全に

S a f e - L o c k ™ 無し荒 加 工:通 常 焼 ばめホルダー 使 用   a p = 2 x Dで 工 具 破 損 Safe-Lock™付きパワーシュリンクチャック/ヘビーデュティチャック:フル溝加 工 ap=2xD可能 Pictures: Heller / Haimer

ツールホルダーの重要性は未だに低く捉えられており、特に荒加工や重切削加工の際 に顕著です。この様な加工の場合、切屑排出量は生産性に非常に大きな影響を持つに も関わらずです。特殊なドライブピンを備えた焼ばめホルダーとシャンク部に螺旋状の 溝を備えた工具を組み合わせて使用する事により、難削材の加工や最大2xD(50mm)も しくはそれ以上のフル溝加工が実現できます。工作機械メーカーのHeller社による加工 事例はHAIMERSafe-Lock™で得られた典型的な成功例といえるでしょう。

に航 空 宇 宙 分 野、エネ ルギー産 業、機 械 加 工分野において、難削材を加工する際に生 産管理者はいつも経済性と安定した生産性 との狭間で悩まされています。幸いにも、困難な加工の 要求に応える為、加工技術の進化が続いている事は良 く知られています。

ドイツ ニュートリンゲンに位 置するH e l l e r 社 は 斬 新 な加工を提 案する工作 機械メーカーとして知られてお り、高品 質 な4 軸 /5 軸マシニングセンタ、C N Cミル/タ ーニングセンタ、クランクシャフトやカムシャフト加工 の 専用機またフレキシブルマニュファクチャリングシ ステム(FM S)を提 供し幅 広いラインナップや 特 殊 加 工への対応がユーザーから高い評 価を受けています。 荒 加 工は 大きな改 善 効 果 が見 込まれる工 程 H e l l e r社 の 技 術 開 発 部 門の 難 削 材 加工担当We r n e r K i r s t e n 氏 は「 弊 社 の サービスは 、顧 客 、サプライヤ ーと共 同 で の 加 工 工 程 の 最 適 化であり、実 際 の テス ト加 工 を行 うため 弊 社 の テクノロジセンター に は 様

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た め 、振 動 中 心 が ベ アリング 付 近 に なりま す。そ の 結 果 、同じ 条 件 で あっても 振 動 が 少なくより良 い 仕 上げ 面が 得られます。

々な 機 械 を揃 えています。」と語ります。ほとんどの 場 合、工 程 信 頼 性 を損 なう事 なく生 産 性 を向 上させ る 事 が 目 的 で す。「 我 々はし ばし ば 、荒 加 工 の 最 適 化をする 事 で、仕 上 工 程 の 大 幅 な削 減 を実 現 する 事 が あります。同 様 の 技 術を用 いる 事 で 仕 上げ 加 工代 を 5 0 % 削 減し 、全 体 の 加 工 時 間 を 半 分 に 削 減 出 来 ま す。しかし な が ら 、この 理 想 的 な 荒 加 工 の 実 現 に は高 い 信 頼 性と制 御 可 能 なシステム が 必 要となりま す。」と説 明します。 生 産 性 向 上を 図る際 は 、加 工に関 連 する全ての 要 素 を検 討 する 必 要 が あります。加 工 工 程 に お いて工作 機 械 は 最 も重 要 な 要 素 で すが 、切 削 工 具 、ツールホ ル ダや 切 削 液 等々の 要 素 も 、より良 い加 工の 為 には 重 要 で す。「最 終 的 には 、生 産 工 程 に お ける“この 弱 点”が成 功の妨げになっています」とWe r n e r K ir s te n 氏は強 調します。「それは、大半 の加工 現 場では高い 加 工 条 件 を実 現する為に重 要であるにも関 わらずツ ールホルダーには 注目してないということです。この 数 年 間 の 様 々な 加 工テストがこの点 を 証 明して いま す。」とW e r n e r K i r s t e n 氏 は 説 明します。加 工 工 程 に お いて、ツールホ ル ダー は 信じら れ な い 程 の 影 響 を及 ぼしま す。一 例として 強 化 型 焼 ば め ホ ル ダーを 使 用 すると、ホ ル ダー自 体 がより大 きな 質 量を持 つ

ツールホル ダー… 生 産 性 向 上の重 要な要 素 適 正なツールホルダーを選 択する事により、通常の工 具を使 用する場合でも、生産性の改善とより良い仕上 げ 面が 得られます。We r n e r K r is te n氏は外部 給 油式 の 4 枚 刃エンドミルと比 較 するため、標 準 型の 焼 ばめ ホルダの 代 わりに、切刃へ直 接クーラント供 給出来る Cool-Flashを備えたHAIMER社パワーシュリンクチャ ックを選 択し、 「外部給 油仕様の標 準焼ばめホルダー と比べ 、明らかに良い 結 果 が 得られました 。」と述べ ています。ドルトムント工科大学とハンブルク-ハーバ ーグ 工 科大 学が 航 空宇宙分 野で の 代 表としてH e l l e r 社を訪問した際、T i - 6A l - 4Vチタン材の様々な加工テ ストが 行わ れました 。 難 削 材 加 工 から得られ た 新しい 視 点 H e l l e r 社 製 4 軸 マシニングセンタH 5 0 0 0 は変 速ギヤ とH S K - A10 0 主 軸 を 備 え、最 大 2 2 9 0 N m のトル クを 生み 出す 高性 能 な 機 械 です。機 械 の 能 力を証 明 する た め 、チ タニウムのプレ ート へ 複 数 のφ2 5 エンドミ ルを用 いてフル 溝 加 工を行 い、航 空 宇宙産 業 で 使 用 する際 のホルダーの 状 態 を再 現するために強 化 型 焼 ばめホルダーが 使 用されました。その 結果、機械 加工 する際には軸方向の切込みは0. 5xDから1.0 xDが非常 に信 頼 性 が高い 事が分 かりました。このテストでは、 機械 主軸に余力があった為、フル溝加工で2 xDまで負 荷を掛 けております。We r n e r K i r s t e n 氏 は「加 工中 に切 削 工 具 がホ ル ダー から 抜 け てしまい 、2 . 5 x D の

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左から:標準焼ばめチャック/ヘビーデュティチャック/パワーシュリンクチャック ヘビーデュティチャックとパワーシュリンクチャクは工具抜け防止用Safe-Lock™搭載可能。最高の振れ精度、加工信頼性、工具抜け防止を実現可能。

加 工 深 さとなった 際 に切 削 負荷 が増 加し 、工 具 が 折 れました 。」と語っています。 この 事 例 に お いては 、ホ ル ダー の クランプ 力 が 大 き な 制 約 に なってい るとミリング 加 工の 専 門 家 は 口 を 揃 えます。軸 方 向 の圧 力と振 動 が 増 大 するに 従 い、 切 削 工 具 は ホルダーから 被 削 材 側 へ 抜 け、切 削 負荷 が増 大した 結 果、工 具 破 損 を 起こし 被 削 材 を 台 無し にしてしまったのです。 この問題の原因と解決策が検討され、最終的に、Werner K ir s ten氏は切削負荷がホルダーの把握力を上回る時 に、主軸に向かって工具が引き付けられる機構が必要 と判断しました。その 結果 彼は、高い摩擦 把握 力に加 え、螺 旋 状 の 溝を持 つH A I M E R 社 の 特 許 技 術 である S a f e - L o c k ™ に 着 眼しました 。S a f e - L o c k ™ を用いて 加工する際に工具が 抜けたとしても、螺 旋 状のドライ ブキーにより、部分 的ではなく工具全 体をホルダーに 引き付けることを確 認しました 。この 作用は長さ調 整 ねじを 使 用する事 で、簡 単 に防ぐことが出 来ます。

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工 具 の 抜 けを防止する W e r n e r K i r s t e n 氏 は S a f e - L o c k ™ を テストするた め 、ヨーロッパにおけるツーリング 技 術 のリーダーで あ る H a i m e r 社 と 協 業し 、最 新 のツーリング 技 術 を 12 | エンジニアリング 日本 | 2016年 11月

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用 い る 事 で さら に 厳し い 条 件 下 で も 効 果 が あ るか 検 討 を 続 け、数 回 の 改 良 を 伴うテストを 繰り返しま した 。H A I M E R 社 の S a f e - L o c k ™ 用 溝 は 同 様 の 超 硬 ソリッド工具へ搭 載され 、より剛 性 が 劣る5 軸ギ ア駆 動主軸と安定性が劣るワーク固定方法、小さい主軸サ イズ で テストされました( H S K- A10 0 → H S K- A 6 3) 。 これらの限られた条 件にも関わらず、フル溝加工で 信 頼性を確保しつつ加工深さ2 xD =50mmを達 成しまし た 。We r n e r K i r s te n氏は「このテストで S a f e - L o c k™ の 効 果と焼 ばめ 技 術 が H S K - A10 0 主 軸 を持 つ 5 軸 マ シニングセンタで 特 に有 効 であると間 接 的 に 証 明 で きま す」と語 って いま す。そ の 後、このT i - 6 A l - 4 V 加 工テストはファーン ボロ ー 国 際 航 空 ショーなど で 公 開 さ れ 、従 来 の チタン 加 工 に お けるフル 溝 加 工の上 限 が1x D =2 5 m m に 対し S a f e - L o c k ™ を用 い る 事 で 2 倍 に高められる事 を証 明しました 。 K ir s ten氏は次のように結果をまとめています。「荒 加 工においてこれは信頼のおける加工工程です。HAIMER 社 のS a f e - L o c k ™ は実 用的かつ 使 いやすく、そして特 に市販の標準工具に容易に適用出来るので、既に使 用 されている焼 ばめ 技 術 へ追 加して加 工信 頼 性を高め ることが出 来ると考えています。」


Heller社技術開発部門 Werner Kirsten氏 「H A I M E R 社のS a f e - L o c k ™は実 用 的 かつ使いやすく、そし て特に市販の標準工具に容易に適用出来るので、既に使用 されている焼ばめ技 術へ追 加して加 工 信 頼 性を高めること が出来ると考えています。

新製品

HAIMERパワーシュリンクチャックはCool-Flashの搭載も可能。 Cool-Flashにより内部給油穴のない切削工具使用時でも、切刃へ直接ク ーラント供給可能。加工改善と工具寿命延長が実現。

Safe-Lock™ライセンス済工具メーカー Walter, Widia, SandvikCoromant, Seco Tools, Sumitomo, Kennametal, Helical, Emuge Franken, Data Flute, Niagara, OSG, SGS Tools and Mapal

多くの工 具 メーカーがS a f e - L o c k ™ を 提 供 H a i m e r社は 製 作 開 始 時よりS a f e - L o c k™ の 素 晴らし い可能性を見出しており、この特許権を有する工具抜 け防止システムを広めるべく、革 新 的な工具メーカー への 技 術 供 与プログラムを構 築しました 。このよりオ ープンなシステムの構 築に対する展 望は結果として大 きな成 功 を収め 、以下の主 要 切 削 工 具メーカー14 社 とライセンス 契 約 を 結 んで います。 W a l t e r, W i d i a , S a n d v i k C o r o m a n t , S e c o To o l s , Sumitomo, Kennametal, Helical, Emuge Franken, Dat a Fl u te, N i a g a r a , OS G , S G S To o ls a n d M a p a l H A I M E R 社 と 技 術 供 与 を 受 け た 各メーカ ー に より S a f e - L o c k ™ の ライン ナップが 充 実し 、荒 加 工や 重 切 削 加 工 に お いて 新し い 標 準 となりました 。S a f e L o c k ™ は 簡 便 か つ シンプルな ので、特 にトロコイド 加 工を 含 む 、新しいミリング 加 工 で は 従 来 からのウ ェルド ン-サイドロック方 式 を 置 き 換 えるに 至りまし た。HAIM ERグループの 社長であるA n d reas Ha i m e r は、 「S a f e - L o c k™を用いる事で完全な工具 抜け防止 と高 い 振 れ 精 度 を実 現 出 来ま す。この システム は 航 空 宇宙産 業 で の 標 準となり、荒 加 工や重 切 削 加 工に お いて も 一 般 的 となりました 。トロコ イド 加 工 を 行 う多くのお 客 様 が S a f e - L o c k ™ へ の 切 替 を行 ってお ります。」と語っています。

N C プ ログラムの 改 良 により、トロコイド 加 工の 際 に は 切 削 速 度と軸 方向 切 込 み を増 加させる事がで き、 生 産 性 は 顕 著 に 向 上しました 。そ の 一方 で、工 具 の 接 触 面 積と 切 削 力 の 増 加 は 工 具 抜 け が 簡 単 に発 生 してしまう事に繋 がります。S a f e - L o c k ™ 登 場 以前 で は、サイドロック方 式を用いる事で工具 抜けを防ぐ事 は出来ましたが、方 式自体 のクランプ 特 性により、ユ ーザーは 切 削 速 度と精 度 を 犠 牲にしなけれ ば なりま せんでした 。S a f e - L o c k™ 付き焼 ばめホルダーはサイ ドロック方式と同様の安全性を持ち、更に精度とバラ ンスの良さという長 所 も併 せ 持ちます。S a f e - L o c k ™ 付き焼 ばめホルダーは良 好な バランス性と振れ 精 度 を 併 せ 持 ち 、高 い 安 全 性 の もと、より高 速 な 切 削と 工 具 寿 命 向 上を実 現します。 w w w. h a i m e r. j p

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EPLAN DATA PORTAL、 ダウンロード100万件を達成 月間 ダウンロード数で最多記録を更新

エンジニアリング には、高 品 質 なデータが 欠 か せ な いものとなりました。E p l a n D a t a P o r t a l の 新 た な 記 録 がこれを証 明しています。2 0 1 6 年 6月中 に、およそ1 0 0 万 件 のデ バイスおよび 部 品データがダウンロードされ 、さらにダウンロード数 は 伸 び 続 けてい ます。これは、メーカー提供データへの大きなニーズがあり、データインテグレーション なしでは、日々のエンジニアリング業務が停止してしまうことを明らかに示しています。

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016年7月26日、 ドイツ・モンハイムより―ソリュ ーション・プロバイダのEPLANにとって、わずか 3 1日間 に 約 1 0 0 万 件もの 部 品 デ ータがダウン ロードされたことは、非常に大きな出来事でした。これ は、8年前にEplan Data Portalの運用を開始した当時 には、決して想像できなかったことであり、EPLANの経 営陣でさえ驚いています。Eplan Data Portalに対する ユーザーの関心は、非常に高くなっています。なにより も、最新データをドラッグ&ドロップ操作でEplanプロ ジェクトに直接統合することで貴重な時間が節約され ています。現 在、E p l a n D a t a P o r t a lで は 6 2 万 件以上 のデバイス・データを利用でき、120万件を超える製品 バリエーションも構成可能です。インダストリー4.0に対 応した製品やソリューションに対するトレンドから、こう した製品開発プロセス全体を通じて活用できる有用な 部品データへの関心も一層の高まりを見せています。

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E p l a n D a t a P o r t a l の グローバ ル・コーディネー タ S t e f a n D o m d e y は 次のように 説 明しています。「当 社 のポー タル が 、世 界 中 でこれ ほど 際 立った 評 価 を 受け、ダウンロード 数の 増 加 が 続 いていることを、本 当に光 栄に感じています。こうした評 価 を受け、当社 はさらに多くのメーカーとそのデバイス・データを 統 合した いと考えて いま す。」そこで、ポー タル に参 加 していない 産 業 関 係 者 の 加 入 が 広 がるよう、世界 中 の部品メーカーと積極的な検 討を重ねています。現在 ところ、参 加メーカーは147 社に達し 、拡 大を 続 けて います。2 016 年だけで も 、E P L A N は 新たにメーカー 33 社を 迎 えることが で きました 。これ は 2 9 % の 増 加 に あたり、B e l d e n C a b l e 社 や C i s c o 社 、H y u n d a i H e a v y I n d u s t r i e s 社 、L S I S 社 、T E C o n n e c t i v i y 社 、W i t t e n s t e i n 社 、横 河 電 機 社など世界 的 に活 躍 する企 業 が含まれています。


新製品 Stefan Domdey

以 下は 、2 016 年 に参 加した 企 業 の 概 要 です。 • A  T R I n d u s t r i e E l e k t r o n i k 社 : ヨーロッパ 、中東お よび アフリカ地 域(E M E A ) • A  utosen社: EMEA • B  e l d e n C a b l e 社 : アジ ア太平洋 地 域( A PAC ) • C  a r d i f f C a b l e 社 : A PAC • C  i s c o 社 : アメリカ • D  e g s o n E l e c t r o n i c s 社 : A PAC • D  o r o u C a b l e 社 : A PAC • E  C H U W i r e a n d C a b l e 社 : A PAC • E  urotherm社: EMEA • H  IWIN社: EMEA • H  y u n d a i H e a v y I n d u s t r i e s 社 : A PAC • I D S G m b H 社 : E M E A • I F S Y S 社 : E M E A • J I T E I n c . 社 : A PAC • L  a n b a o S e n s i n g Te c h n o l o g y 社 : A PAC • L  S I S 社 : A PAC • M  CU社: EMEA • M  icrosens社: EMEA • P  o w e r o h m R e s i s t o r s 社 : アメリカ • P  r o c e n t e c社 : E M E A • P  r ysmian Group社: EMEA • S  a s s i n 社 : A PAC

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S  C E D E l e c t r o n i c s 社 : A PAC S  chrack社: EMEA S  e r v i c e W i r e 社 : アメリカ S  i n o m a g s 社 : A PAC S  h a n g h a i S o d r o n A u t o m a t i o n 社 : A PAC S  U P U E l e c t r o n i c s 社 : A PAC T  E C o n n e c t i v i t y 社 : アメリカ T  ELE Haase社: EMEA T  o r n a d o M o d u l a r Sy s t e m s 社 : E M E A W  it tenstein社: EMEA 横  河 電 機 社 : A PAC

最後に Ep l a n Dat a Po r t a lの広 範 囲なデバイス・データは、 ユーザ ー から高 い 評 価 を いた だき、日々の 設 計エン ジニアリング に活 用されています。こうした世界 中の 設 計 部 門 からの 高 い 評 価 に 支 えら れ 、E p l a n D a t a P o r t a l はデバイス および 部 品データにお ける世界 的 なコアポータル へと進 化を 続 けています。

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ポルテスキャップ、新型の 17MM DC 小型モータで ATHLONIX DCT 高トルクレンジモータを拡充 ポルテスキャップから、このたび Athlonix™ ブ ラシ付き DC モータの DCT シリーズを拡充し、 新しいブラシ付き DC 小型モータ 17DCTを発 売します。17DCT モータは、ポルテスキャップ のエネルギー効率の良いコアレス設計に、最適 な自己保持型コイル、磁場回路を組み合わせる ことで、直径 17 mm の小型サイズで高性能を 実現します。

大 連 続ト ル ク 6 . 1 4 m N m の 高ト ル ク 17DCT は、その優れたパフォーマンスによ り、最大 85%の効率化と長寿命を実現しま す。1 7 D C T モータ固 有 の 設 計 により、アンペアあたり のトルクが高くなり、バッテリー寿命を延ばすことがで きます。このため、医療や産業向けのポンプ、薬物送達 システム、タトゥーマシン、メソガン、歯科用ツール、時 計 のワインダーなどの 用 途 に適しています。ラボオー トメーション、セキュリティおよびアクセス、ヒューマノ イドロボットの分野も、17DCT Athlonix モータの使 用に適しています。 17D C T 小 型 D C モータは、貴 金 属整 流とネオジム磁 石を搭載したグラファイト整流の 2 つのバリエーショ ンがご 利用いただけます。カーボンブラシ向けの独自 の 定 荷 重 ば ね 設 計 により、安 定した 性 能 を提 供しま す。また、オプションで R E E ( 電 食 低 減 ) コイルを 利 用で き、モータ寿 命 の 延 長を図ることも可能です。と りわけ、高 速 条 件下 で本 質 安 全 環 境 を実 現します。

ポル テスキャップのブラシ付き D C 製 品ライン 担 当 マネー ジャの S u n i l K u m a r 氏 は 、次 のように 話し ています。「 A t h l o n i x モータは 、自社 開 発 の自立保 持 型コイルで 駆 動 されるため 、特 定の直 径で 磁 束と ア ン ペ ア 回 数 を 最 大 限 に 高 め ること が で きま す。 「一方、従 来 の自己 保 持 型 コイル に は 、ア ンペ ア 回 数 の 制 限 が 備 わって いま す。この た め 、磁 気 回 路 内 の 磁 束 密 度 に 影 響 が 生じ 、さらにモ ータの 出 力と耐 久性 が 制 限されます。」 部 品 を 標 準 化 し 、設 計 を モ ジュー ル 化 して い る の で、用 途 を 選 ば ず 短 時 間 で 試 作 品 のカスタマイズ が 可 能です。 「新しい 17 D C T は 市 場 に出 回っている類 似モータ と 比べ て 変 動 が 少な いため 、最 小 限 の 減 速 で、より 均 一な 動 力 を実 現しま す。」と S u n i l K u m a r 氏 は 語っています。 Athlonix モータは、エンコーダおよび各種サイズ、比 率のギヤヘッドに対応しています。本 製品は ISO 認 定 工場で 製 造されており、R o HS にも準 拠しています。

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セコ・ツールズ、鋳鉄旋削用 DURATOMIC® TK チップ材種を 発売

セコ・ツールズ の 新しい T K 1 5 0 1 および T K 0 5 0 1 チップ 材 種 には、最 新 の 次 世 代 Duratomicコーティング技術が採用されています。この新しい鋳鉄旋削専用材種は靭 性と耐摩耗性が一段と向上しているだけでなく、工具の消耗が少なく、刃先あたりの部 品処理数も増えました。

新の Duratomic コーティング技術を採用し た新材種は、より幅広い用途に対応し、総合 的な工具寿命と生産性が向上しています。セ コ・ツールズ独自の Duratomic コーティングプロセス がアルミニウムと酸素を原子レベルで加工処理して、比 類ない靭性と耐摩耗性を備えたチップコーティングを 作り出します。この 靭 性と硬 度 の 巧 み な バランスが 最 高の性能要求水準に、一貫して高い信頼性で応えます。 T K15 01 および T K 0 5 01 に 組み込まれているセコ・ ツールズの 刃先 検 出 機 能 には 、高性 能 チップ に関 す る広 範な経 験と、あらゆる用途要件に応じたすべての 切れ刃に関する知識が集 約されています。クロム使 用 済み刃先検出機能により、チップ刃先が被削材に接触 したかが簡単に判別できます。チップは出来る限り高 い対照性を示すように最 適化されているため、刃先を いつ 使 用した かが 暗 い場 所で もすぐにわかります。

T K15 01 と T K0 5 01 材 種のクロム使 用済み刃先 検 出 機能により、チップを短期間で廃棄してしまうことによ る無 駄を 3 0 %削 減 で きます。 このチップにより、速 度と送り量の向上を通じた生 産 性の向上が可能になります。その 結果、工場の旋削機 で 生 産ボトルネックが 発 生する可 能 性 が減ります。 この 新 材 種は、粗 加工 から仕 上げ 加工まで 各 種 形 状 を取り揃えているので、どんな用途でもお望みの表面 仕 上げ が 可 能です。 T K15 01 および T K 0 5 01 材 種の 詳 細 については 、お 近くのセコ・ツールズ営業 所までお問い合わせいただ くか、w w w . s e c o t o o l s . c o m / t k g r a d e s をご 覧く ださい。

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エスターライン・コネクション・テ クノロジーズ―スリオUSAのMILDTL-38999コネクタは、30年以上 にもわたりQPL認定を受けています

エスターライン・コネクション・テクノロジ ーズ を 担うスリオ( S o u r i a u )のアルミ、複 合 材 料 およびステンレス 製( 耐 腐 食 性クラス K )のコ ネクタM I L - D T L - 3 8 9 9 9とM I L DTL-26482は、QPL認定を受けています。当社グループと米国を拠点とする付加価値 ディストリビュータ(VAD)12社によって、高水準のサービスと品質、納期遵守を変わる ことなく維持しながら、需要の急増にも対応可能な体制を整えています。 際 立った品 質 エスターライン・コネクション・テクノロジーズ―スリ オは 、M I L- D T L-3 8 9 9 9 および M I L- D T L-2 6 4 8 2コネ クタ 製 品シリーズの 生 産 に お いて、そ の 高 い 品 質と 信 頼 性に対 する 要 件 で妥協することは ありません 。

「スリオは 、M I L 認 定プ ロセスの 順 守 を 常 に 最 優 先 とし 、コネクタが 最 も過 酷 で 決 定 的 に 重 要 な使 用 環 境 にも 確 実に耐えるようにしてきました 」と、航 空・ 防 衛市 場におけるスリオの事 業開 発マネージャA l a i n Philipp eは述べています。「当社のMIL 389 9 9コネク タは、1983年以来、QPLに認定されています。そして、 この認 定を2年ごとにしっかり更新しています。スリオ のMIL 38999コネクタのインサートおよびシェルは、 米 国 国 防 総 省から認 定を受けた当社 工場で製 造して おり、アジア地域に外注している部品はありません」。 さらに 、この 製 造 プ ロ セ スを 標 準 化 することで、エ スターライン・コネクション・テクノロジーズ―スリオ として、専 用 の 生 産プ ロセ スとシステムの 継 続 的 な 改 善 を実 現 可 能 にしています。「こうした 要 件 によっ て 高い 品 質レ ベ ルを実 現し 、欠 陥 率 を市 場 一 般より

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10 倍 も低 い 0 . 0 5 % 以下に安 定して抑えて、お 客 様 の 利 益 を 確 か な も の にして いま す。ま た 、そ の 高 い 品 質 には 、当 社 の M I L 規 格 対 応 製 品すべ てに 用 いてい るコンタクト力 保 持 用 の 金 属 製 チップ も貢 献して い ます。競 合 他 社の製品は耐久性 が 低く、樹脂 製チップ の 損 傷を 避けるためには配 線 作 業中に大きな注 意を 払う必 要 があります」と、P h i l i p p e は 話しています。

ブ アセンブリの 在 庫 からM I L- D T L- 3 8 9 9 9コネクタ をすぐさま組 み立 てることが で きます。また 。スリオ の VA D は 、M I L- D T L- 3 8 9 9 9コネクタの 組 み立 てに 対してQ P L 認 定 を 受 けており、定 期 的 に審 査と再 認 定も受 けています。また パ ソ・ロブレス 工 場 には 、設 計 部 門 を 設 けて、米 国 市 場 向 けの 特 殊 コネクタの 研 究 開 発 を行っています。

優れた供 給体制 シェル やイン サートなど、スリオの主 要なコネクタ部 品は、一つの流 通・生 産・品質体 制を通じて内製して います。これにより、当社グル ープ は市 場 の 変 化に素 早く対応でき、数 週 間 以内に生 産 量を2倍にすること も可能です。特に市 場 予測や将 来のトレンドを当社の S& OPによって管 理することを要として、98%という納 期 遵 守 率 を 達 成 で きるようにしています。

技 術 革 新 も進 めます エスターライン・コネクション・テクノロジーズ―スリオ は、M I L- DT L-3 8 9 9 9コネクタの 先 駆 者として、B N C( バヨネット・ロック機構)を考案し、複合材料や亜鉛ニ ッケル 合 金めっきのアルミニウム製389 9 9コネクタで 初 めてM I L 認 定を 受けました 。

米 国で の工 業 的 対 応と大 規 模 なVA D ネットワーク エスターライン・コネクション・テクノロジーズ―スリ オは、カリフォルニア州パソ・ロブレスの工場と、付 加 価 値ディストリビュータ(VAD)による強固なネットワ ークによって、米 国で 確 かなプレゼンスを確 立してい ます。こうしたネットワークにより、受 注に応じて、サ

そして、これ か らも 技 術 革 新 を 続 け、シェ ル の 小 型 化 、チ タン 製 シェル、R E A C H 規 制 の 準 拠 、光 学・電 力・高 速 化 技 術 の 統 合 など、3 8 9 9 9コネクタの 製 品 シリーズ をさらに開 発してまいります。

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スマートなソリューションで無駄なく、 しっかり追跡管理

オール・イン・ワンRFIDリーダーBIS M-4008。

ル ーフの B I S M - 4 0 0 8 は、プロセッサ 内 蔵 のオール・イン・ワンRFIDリーダーです。周 波 数 1 3 . 5 6 M H zを利 用 するこのリーダー は、保護等級IP67の堅牢な亜鉛ダイキャスト製ハウジ ングを備えP r o f i n e tインターフェイスを採 用していま す。別途プロセッサを用意する必要が無く、制御レベル で直接通信できます。このリー ダー は 、ワー ク上 の デ ー タキャリアや、各 作 業 ステ ー ション に あ るワー ク 搬 送 装 置 の デ ータキャリアを検 出するため 、無 駄 の な いスマートなソリュー ション をお 求 め の 場 合 に 理 想 的な選 択です。代 表 的なアプリケーションとして、 製 造 設 備 やコンベ アシステム 、組 立 てライン に お け る 材 料フロー の 制 御 などが 挙 げら れま す。同 デバイ ス は 、シン プルな ライン 型 お よ びリング 型トポ ロジ ー を 構 成 で きる 2 ポ ート E t h e r n e t スイッチ を 内 蔵 し た も の として は 、市 場 で 唯 一 の オ ール・イン・ワ ン 型リーダーで す。W e b サーバー 機 能 も 組 み 込 まれ ており、遠 隔 から簡 単 に 状 態 モニタリングが 行 えま す。さらに 、本 体 に 直 接 設 け た視 認 性 の 高 い L E D で も 状 態 を 表 示しま す。この 新しいリーダー は 、R F I D 規 格 I S O 15 6 9 3 に 準 拠したデ ータキャリアをサポー

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トして いま す。高 速 な デ ー タ送 信 を求 めて い る お 客 様 なら 、標 準 的 な 製 品 より最 大 で 8 倍 も高 速 な デ ー タ送 信 速 度と、最 大12 8 k Bと大 容 量な 追 加 メモリー を 備 え た 、バ ル ーフの 高 速デ ー タキャリア をお 選 び いた だ けるに 違 い ありませ ん 。B I S M - 4 0 0 8 に よっ て、お 客 様 は 組 立 てや 設 置 に お ける 時 間とコストを 大 きく節 減 で きます。また、そ の亜 鉛ダイキャスト製 ハ ウ ジ ング は 、様 々 な 方 法 で 金 属 部 品 に も 直 接 取 り 付 け 可 能 で す。さら に P r o f i n e t へ 直 接 接 続 で き ることから 、配 線 に か かるコストや 手 間 も削 減 さ れ ま す。そ のうえ、電 源 とP r o f i n e t へ の 接 続 に 、低 コ ストな 4 ピ ン M 12 規 格 の ケ ーブル を 利 用 で きるとい う利 点 も ありま す。デバ イスの マ スター デ ー タは 、 機 種 に 応じ てパ ラメー タ化し た G S D M L ファイルと して 利 用 可 能 で す。ま た 、レ ディメ イド の 機 能 ブロ ックをご 用 意して、簡 単 に S 7 プ ログ ラミングが 行 え るようにして いま す。 w w w. b a l l u f f. c o m


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RAYTEK、IRCON、DATAPAQブランドが結束して、フルーク・プ ロセス・インスツルメンツを創設

2 0 1 6 年 4 月 1 4 日 、ベ ルリン(ド イツ )より ― フ ル ーク( F l u k e C o r p o r a t i o n ) は、Raytek、Ircon、Datapaqによる製品シリーズを新ブランドのフルーク・プロセス・ インスツルメンツ(Fluke Process Instruments)へ と統合します。これまで、この3社 はいずれもフルークのグループ企業でした。

「フ

ル ー ク・プ ロ セ ス・イ ン ス ツ ル メ ン ツ で は、1 2 5 年 以上 にわ たり新 技 術を主 導して きた経験が1つの総合企業へと集約される ことになります」 と、フルーク・プロセス・インスツルメン ツのジェネラルマネージャAnkush Malhotraは話して います。 「この3社を1つのブランドへとまとめることで、 当社の広報活動を強化でき、製品における技術革新も 加速できます。当社は、これらの伝統あるブランドが培 ってきものを誇りとし、それを今後もフルーク・プロセ ス・インスツルメンツとして育み続けてまいります」。

当 社 は 、す で に 新 W e b サ イ ト w w w . f l u k e p r o c e s s i n s t r u m e n t s . c o mも開 設しました 。 新しい 企 業 名 の もと、グローバ ル に 連 携した あらゆ る取り組み を行って参ります。 アジ ア 地 域 で の 販 売 につ きましては 、下 記 まで 問 い 合わ せください asia@f lukeprocessinstruments.com

R a y t e k 、I r c o n 、D a t a p a q 各ブランドの 製 品 には 、 過 酷 かつ高温な 工 業 生 産 現 場で も使 使 用で きる、堅 牢で 信 頼性のある赤外線センサやライン・スキャナ、 放 射 温 度 計、温 度プロファイリング・システムなどが すべて揃っています。

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過酷な環境に最適、高温向け赤外線温度計 フルーク・プロセス・インスツルメンツ(Fluke Process Instruments)は、高温赤外線 温度計Enduranceシリーズを発売します。

簡単な操作、優れた精度、長い 寿命を、堅牢な1台の赤外線温 度計に盛り込みました。

シリーズのユニットには保護等級IP65のス テンレス鋼ハウジングに加えて、ガルバニッ ク絶 縁した I / Oを採 用 することで、金 属 の 一 次生産や二次生産、カーボン処理、シリコン製造など最 も過酷な産業アプリケーションにおける連続プロセス・ モニタリングを可能にします。さら に、測定分解能0.1 ° Cと、半導体産業が求める仕様も満たしています。同シ リーズの2つのモデルは、それ ぞれ+550 ° C~+1,800 ° C、+1,000 ° C~+3,200 ° Cという広い温度測定レンジ をカバーします。また、単色 あるいは2色(2色温度計) モードで測定できます。最大150:1の光学的分解能に よって、遠くからでも、より小さな対象物の測定が可能 になります。 同シリーズは、快 適な設 定と操 作ができるように設 計 されています。特に、背面 パ ネルには分 かり易いユー ザーインターフェイスを 設 け、データ保 存 やトレ ーサ ビリティ、プ ロセスのトラブル シュー ティング に使 え るW e b サーバ も内 蔵しています。また、E n d u r a n c e の セットアップ や モニタリングの た め の P C 用ソフト ウェアには 、測 定 面 の正 確 な 放 射 率 を自 動 検 出する 新し いマッチ 機 能 など、時 間 を 節 約 で きるツール が 揃っています。加えて、フル ーク・プロセス・インスツ ルメンツは照準 オプションをさらに充 実させ、現在で は、産 業 用イーサネットを 介して遠 隔 からアプリケー

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ションのモニタリングやセンサーのアライメントが行え る高解 像 度オンボード・ビデオカメラも提 供していま す。また、測 定 点や 測 定 スポットサイズ を示すレ ーザ ー照準に加えて、実際 のスポットサイズを測定 対 象 上 に投 影するL ED照準もご用意しています。この赤外 線 温 度 計 E n d u r a n c eシリーズ は、製 品の品 質と均 一 性 を高めて不良 率 を削 減し 、最 大 限 の 生 産 量と最小 限 のエネルギー・コストを実 現したいと模 索しているメ ーカーにとって、確 かなソリューションとなります。レ ンズの 汚 れに対 するアラーム機 能によって、ユーザー は本当にレンズを清 掃すべきタイミングが分 かります ので、定 期 的にレンズの汚れを確 認する必 要はありま せん。また、アクセサリーとしてエアパージ用ユニット も用意しています。冷却アクセサリーを使えば、この堅 牢なセンサーは、最 大+ 65 °Cあるいは+315 °Cの環 境 温 度 下 で も 、信 頼 性 高く動 作しま す。当 社 は メー カーとして最 高クラスの 4 年 間 保 証を行っています。 同センサーの電源には、Power over Ethernet(PoE) あるいはDC電源(18~48V、500mA)のいずれかを利 用できます。また、必要に応じて産業用イーサネットや R S - 4 85、Prof inetインターフェイスも利用可能です。 w w w. f l u k e p r o c e s s i n s t r u m e n t s . c o m


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まったく新しい20チャンネル温度データロガー

20チャンネル温度データロガーDATAPAQ TP3は、より詳細で高品質なデータを提供し、ユーザー様の時間節約と生産性向 上を促進させます。

熱処理や塗料硬化、セラミックス成形プロセスに最適なDATAPAQ TP3

しい 温 度データロガーD ATA P A Q T P 3 は、 より多くの測定チャンネルと接続オプション を備えており、高温な熱処理アプリケーショ ンでのプロファイリングや測定に簡単にお使いいただ けます。このまったく新しいデータロガーは、±0.3 ° Cと いう精度によって、最も厳しい仕様もクリアしています。 「このような際立った製品の発売に向けて、当社は2年 にわたり取り組んできました」 と、Datapaq Ltd.(英国ケ ンブリッジ)の溶鉱炉・加熱炉関連の製品マネージャで あるElie El Choueiryは述べています。 「従来から定評 のある当社の熱処理ソリューションTPAQ21に比べて も、新しいDATAPAQ TP3なら、高温プロセスを一層詳 細に把握できるようになります。さらに柔軟性に優れ 、 数多くの新機能も備えています。たとえば、Bluetooth を始めとする充実した接続性、温度均一性(TUS)に対 するAMS 2750EおよびCQI-9準拠、補正およびキャリ ブレーション機能の内蔵、様々なバッテリー・オプショ ンによる柔軟な充電機能などです」。 この 新シリーズには、20チャンネルと10チャンネルの 温 度データロガーがあり、最 大36 0万点のデータを 保

存できます。1台 のロガーで、データを抜き出すことな く最 大10 回の 測 定 が 実 行 可能です。また耐 熱 性や 保 護 等 級 が 強 化され 、真 空ろう付 け や 溶 融アルミニウ ムの 再加 熱 、ウォーター・クエンチングやガス焼 入れ などの 過 酷な用途でも最 適な性 能を確 実に実 現しま す。また、DATA PAQ T P3データロガーは 、金 属 生 産 向 け の F u r n a c e Tr a c k e r ® や セラミックス 加 工 向 け K i l n Tr a c k e r ®、自 動 車 O E M 組 立 品市 場で の高品 質 な 塗 装 硬 化 処 理 向 け O v e n Tr a c k e r ® A u t o P a q ® と いった個々の産 業に特 化してD a t a p a qが 提 供 する温 度 プロファイリング・システムで 利 用で き、耐 久性 の あ る 新し い 遮 熱 機 構 とともに発 売しま す。そ れぞ れ のプロファイリング・ソリューションには、解 析ソフト I n s i g h t ™と用 途 に応じた 熱電 対も含まれています。 アジ ア 地 域 で の 販 売 につ きましては 、下 記 まで 問 い 合わ せください asia@f lukeprocessinstruments.com

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FISCHER RUGGED FLASH DRIVEがUSB 3.0対応によって5 倍高速化

サン=プレ(スイス)発、2016年6月13日 – プッシュプル丸型コネクタおよびケーブルア センブリソリューションの世界的イノベーター、フィッシャーコネクターズは本日、携帯性 に優れた小型軽量設計を特長とする、きわめて頑丈なFischer Rugged Flash Driveの USB 3.0版をリリースしました。この製品は、過酷な環境における機密データの安全な 格納と移動のために特別に設計されたメモリスティックです。

U

SB 3.0対応のFischer Rugged Flash Drive は、2011年に発売された同製品のUSB 2.0版 よりもさらに高速で小型、かつ使いやすくなっ ています。具体的には、読み取り速度が5倍高速化され ており、標準のメモリサイズとして32 GB、64 GB、128 G B が 用 意され 、本 体 が 短くコンパクトに なりました 。 また、セキュアなアクセ スを 保 証 するた め 、F i s c h e r U l t i M a t e T M シ リ ーズイ ン タ ーフェイ ス だ け で な く、M i n i M a x T M シリーズイ ンターフェイ ス の 利 用 も 可 能 となり、新 製 品 の 使 い 勝 手 を 向 上 さ せる 機 能 として、アクティビティL E D も追 加 さ れています。

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小型(キーホルダーサイズ)で軽量のFischer Rugged F l a s h D r i v e は 、究 極 の 環 境 条 件 や 手 の届きにくい 場 所で 使 用されるデバイス から機 密データや画 像、 動 画 をダウンロードして、安 全 に 転 送 する 必 要 の あ るモ バ イル ワーカ ー 向 け の 堅 牢 なソリュー ション で す。防 衛 /セキュリティ、金 融 、医 療、工 業 、エ ネルギ ー、水 中 モ ー ター/ エクストリーム スポーツ を はじ め とした 様 々な 業 種 に 対 応しており、民 間 また は 軍 事 用 の U AV( 無 人 航 空 機 )、R O V( 遠 隔 操 作 無 人 探 査 機 )、試 験 / 計 測 装置、ラグドP Cなど、データセキュリ ティと機 密 性 が 非 常に重 要となる用 途 に 最 適 です。


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(左から)Fischer Rugged Flash Drive USB 2.0版(UltiMateサイズ08)、新版UltiMate サイズ07 および MiniMaxサイズ08(USB 3.0付属)

主な 技 術 仕 様 • 非 嵌 合状 態 で もI P 6 8 規 格 の 密 封 性 • 独  自 の F i s c h e r U l t i M a t e( サ イ ズ 0 7 )お よ び M i n i M a x(サイズ 0 8)インターフェイス • 最  大10 0 M B /s の 読 み 取り速 度 • 高  速USB 3.0 • メ  モリサイズ:32、6 4 、12 8 G B • 腐 食、振 動 、衝 撃 、究 極の温 度に対 する優れた耐 性 安 全 かつ 堅 牢 F i s c h e r R u g g e d F l a s h D r i v e は安 全 性と堅 牢 性を 兼ね備えています。頑 丈なケーシングによって究 極の 環 境 条 件の影 響が完全に遮断されており、水深120メ ートルまで の防 水性と- 4 0°C~+ 85°Cの温 度 耐 性を 発揮します。フィッシャーコネクターズ独自の丸 型コネ クタインターフェイスを 頑 丈 な 密 封 技 術と 組 み 合 わ せることで、フラッシュドライブ を 紛 失したり盗 まれ たりした場 合で もデータの 安 全 性 が 保 証されます。 「性 能と柔 軟 性 」 フィッシャーコネクターズの製品マネージャーであるウ ィム・ファンヒーアタムは、次のように述べています。 「プライバシーと機 密 性 が重 要となる状 況では、様々 な要 因 や 紛 失または 盗 難 のリスクから重 要な情 報を 保 護するための 適切な製品が必 要となります。テクノ

ロジーが急 速 な進 化 発 展 を 遂げる中、動 画を 使 用す る高速アプリケーションの設 計では、性能と柔軟性の 両方が求められます。新しいR u g g e d Fl a s h D r i veで は 、デ ー タ転 送 が 5 倍 高 速 化 さ れて いま す。また、そ の 柔 軟 なモジュラー設 計 により、様々な 本体スタイ ル、サイズ、コンタクト構 成 、メモリ容 量 から選 択し て、高 度 なカスタマイズ を行うことが 可 能です。」 ユーロサトリ展 示 会 にて世界 初 公 開 新しい F i s c h e r R u g g e d F l a s h D r i v e は 、2 016 年 6 月13 ~17日に パリで 開 催されるユーロサトリ展 示 会 に お いて 同 社 の 新し い 電 機 / 光 接 続 ソリュー ション とともに世界 初 公 開され(フィッシャーコネクターズ 社 の展 示ブース番 号 は G 497、ホール 6)、7月に販 売 開 始されます。 詳 細 情 報: • ウ  ェブサイト:h t t p : // w w w. f i s c h e r c o n n e c t o r s . c o m /g l o b a l /e n / f i s c h e r- r u g g e d - f l a s h - d r i v e u s b -3 • 当  社 連 絡窓口:ht t p: // w w w. f is c h e r co n n e c to r s . c o m / j a p a n / j p /c o n t a c t- u s

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ケナメタルのBEYOND EVOLUTION™溝入れ・突っ切り加工用 工具でインサート・コスト半減、工具寿命3倍

切り屑分断効果:工具が持続可能に 延命する一方、各アプリケーション専 用のチップブレーカーに加え、切 削 液を直接作業部分に塗付することに より、Beyond Evolution™溝入れお よび突っ切り加 工システムの切り屑 が効果的にされます。

ケナメタルのBeyond Evolution™ 溝入れおよび突っ切り加工システム による加工工程を見守る製造エンジ ニアのIan Dotson氏

―米国中西部インディアナ州注文製作工場―

明の才に富む工作機械エンジニアによる初 のエンジン旋 盤 に金 属チューブ 取 付以来、 工作機械オペレーターは部品の突っ切り加 工 するにより良 い 方 法を求 め 続 けています。突っ切り 加工工具技術は、金属切削の効率向上、営業経費の削 減とともに、手作業のビットからカーバイドインサート に索引付け可能なハイスブレードまで、長年にわたり 進化し続けてきました。その変革の中でも大きな第一 歩は、溝入れ加工、旋削加工、プロファイル加工の工具 のように切り替え可能で、多目的な突っ切り加工工具が 近年発展してきたことです。これにより製造会社にとっ てはセットアップの簡素化、生産サイクルの短縮、また 場合においては工具置き場の工具の削減が可能にな りました。 簡 素 化へ の 追 求 そ のような 企 業 の1つ が、オハイオ州エリリアに 本 社 をもつ、精 密 加 工の 注 文 製 作 工 場 を家 族 で 経営 する E M C P r e c i s i o n 社です。192 5 年 以 来、E M Cは生 産 機 械の試作や、流 体 管 理、油圧油および油圧 動力、自動

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車、娯楽、その他のOEMを含む幅広い産業に対して付 加 価 値サービスを提 供してきました 。インディアナに あるインディアナ工場施 設にあるEMCシェリダンに従 事する製 造エンジニアであるI a n D o t s o n 氏は、工具 寿 命 や 既 存 の 突っ張り加 工ソリューション 性 能 に満 足しており、地 域 の ケナメタル 代 理 店 CC A I n c . に問 い 合 わ せ たときは 、た だ 工 具 コストの 削 減 だ けを求 めていたと言 います。 そこで 営業 担当がD o t s o n氏に紹 介したのは、ケナメ タル のB e y o n d E v o l u t i o n™。多方向 旋 削 機 能 、ス ル ーツールクーラント、専売の切り屑排出、 「トリプルV」 の安定した装填ジオメトリーを 備えた、多方向に施 削 可 能 な、片面の 溝入れと突っ張りのシステムです。 D o t s o n 氏 は、その工具 が既 存 のものと同 性 能で、多 少 のコスト削 減になれば、銅 やホイッスルについては それほど困ることはなかったとしています。、結局、彼 はその 結 果に満 足することになるのです。 「当 社で は 、0 .118 インチ 幅( 3 m m )の P V Dコー テ


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複数のポートを通じている多数のオプション 一般的 なアダプターまたはホースを使用しないでください。KM、VDI、 事実上すべての機械プラットフォーム向けのポート機能を備え、最大圧 350 bar( 5076 psi)に対応可能なBeyond Evolution™ツールホルダ ーであれば問題ありません。

扇状効果 Beyond Evolution™システムの特別設計クーラント供給チャン ネルにより、切削液を分離し、切り屑下と作業エリアで一番必要と される部分に直接行き渡ります。

ィングが 施 さ れ たイン サ ートで、0 . 7 5 イン チ 径(19 m m)414 0 鋼 油 圧 アクチュエーター の 突っ切り加 工 を行 って いました 」とD o t s o n 氏 は 言 いま す。「そ れ まで の工 具 をケナメタル の B e y o n d E v o l u t i o n 突っ 切り工 具 に 換 えて、送り量と 速 度 を 据 え 置 き にして みました 。数 回 試して、少なくとも今 回 の 作 業に限ら ず、機 能 上の 違 い は な いと見 込まれ 、工 具 寿 命 は 基 本 的 に同 等だったとわかりました 。しかし 、B e y o n d Evo lutionのインサートはこれまで当社 が 使 用してき た工具費用の約40%程度の、大幅なコストダウンとな りました。当社にとっては、明らかに大成 功でした」。 三拍子 次に作 業 上 成 果 があったのは、D ot s on氏によるEMC の D a e w o o Ly n x 2 2 0 C N C 旋 盤 の1つ、1-1/4 インチ (32 mm)8 620 鋼のトランスミッションギヤシャフト の加工への 着目でした 。突っ切り加工前に0. 2 36イン チ(6 mm)幅工具で、部品左側のジャーナルにあとび き旋削を施すものでした。このアプリケーションでは、 インサートのコストはまだ懸念材料でしたが、Dotson 氏 の第一 の目的 は 工 具 寿 命 の 向 上でした 。 「 D a e w o o には 高 圧切 削 液 が 備 わっておらず、標 準 のポンプ で は当 社 の旧 来 の 突っ切り加 工システム 上 で工 具 からクーラントを 利 用するの に十 分な 圧 力を

多くの注文製作工場 での現実 高 圧 ク ー ラ ント が なくても、E M C の 従 来 と比 較して 突っ 切り加 工 シス テム の3倍の工具寿命 を延ばすBeyond Evolution™

掛 けること が で きませ んでした 」と彼 は 説 明して い ま す。「そ の た め 、これ ま でフラッドクー ラントば か り使っており、そ の 結 果 、切り屑 が丸 まってクーラン トが 行 き届 かないという切り屑 排 出 の 問 題 を いつ も 抱 えていました 」。 最 適 と は 言 え な い 切 削 条 件 で あ って も 、B e y o n d Evolutionは期待以上の性能を発揮しました。Dotson 氏は「素 晴らしい 結 果を得られました 」と語っていま す。「今 回 は、切 削 速 度を35 0 s f m から4 0 0 s f m に少 し速 め 、送り量を 約 3 0 % 増 にしてみました 。そ れで も 、工 具 寿 命 は 3 倍 に向 上し 、加 工 量 はイン サート1 個 あたり2 , 6 0 0 個 超 ま で に なりました 。送り量と 速 度 を もっと 上 げ る の に は自 信 が ありました 。ス ル ー クーラント用に工具を調 整した場 合は特に。しかし、 そ れ は 不 要 なことだった ので す。この 作 業 で は 別 の 機 械 に置き換 えており、別 の 機 械 は す で に限 界 の 速 度 で 動 作して いた ので す。当 社 にとって一 番 大 き か った の は 、工 具 交 換まで の 間 により多くの 部 品 を加 工 することで、B e y o n d E v o l u t i o n が そ れを実 現し てくれ たことでした 。価 格 競 争力 の あ る 本当 に 素 晴 らしい 製 品ですよ」。

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クラウドベースのセンサデバイスSENSORIK 4.0(センサリック 4.0)、IOTの産業用センサ

センサは価値のある情報源であり、従来の機械やプラントエンジニアリングの外側でも 使われ 、プロセスを最適化し資源を保存します。

I

oT(インターネットオブシングス)は長い範囲に渡っ て広がるセンサをネットワークでつなぐようにして、 新しい可能性を開きます。センサ信号に含まれる情 報が利益を生むように使われる場所で、適正な時間に ピタリとセンサ信号を提供することができます。 例 えば、最 新 の セン サ 技 術を 使って 充 填レ ベ ルを検 出することは、多かれ少なかれたいていの場 合簡単に できます。しかし、コンテナが 長い距 離 範 囲にも広 が っておかれている所では、センサ信号を送 信 すること も含めコストがかかることがよくあります。つまり、自 動 化ソリューションを無 視しなければなりませんし、 充 填レベルは多かれ少なかれ 通常の 観 測で はマニュ アルで モニターしなけ れ ば なりません 。

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インターネットを 通じてネットワークで つなげると、 長 い 距 離 範 囲 に渡って広 がっている多 数の セン サ か らのレベ ルデータは、センターで 処 理で き、次の 処 理 に向 けて準 備 で きるようになります。 12 | エンジニアリング 日本 | 2016年 11月

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ペッパール+ファックス(Pe p p e r l + Fu c h s)社 は、ソ リューションの場としてさまざまなクラウドプラットフ ォームにセン サを接 続 で きることを 示しています。 あ るア プ リケ ー ション が パ ートナ ー のコ ネクターボ (c o n n e c t a v o)と 共 同 開 発 さ れ た 。コネクターボ は、センサを 使い、さまざまな製 造 現 場に渡って使わ れる多 数の充 填 機 の貯蔵 槽の充 填レベルを記 録し、 これらのレ ベ ルをセンターで 管 理します。 補 充のロジスティックスがその 結 果、簡単になり、材 料 不足によるダウンタイムを避けることができるよう になります。加えて、充 填レベ ル が 基 準レベ ルよりも 下がると、メッセージ が 補 充 責 任 者 の 携 帯 電 話 に 送 信 されます。 また別の応用がSAPと共同で実行されてきました。可 動 型コンプレッサー の 光 ユニットの 型 式 検 証 向 けセ ン サを 使う応 用で、この セン サ からの デ ータは M E S


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システム の クラウド に供 給 さ れ ま す。この M E Sシス テムは 、コンプレッサー の 完 成 の 組 立 工 程 に向 け た 材 料 の 流 れを管 理 するものです。 企 業 の I T で セン サ からのデータ状 況 装 置 全 体 の 効 率(O E E )を 向 上させること が インダ ストリ4 . 0 の 最 も 重 要 な 応 用 で す。既 存 の 生 産 装 置 に 組み込むことは 、工 場 の 作 業 者 には 大 きな 挑 戦 を 与えました 。 ペッパール+ファックス社とT Eコネクティビティ社、 ソフトウエア 社( S o f t w a r e A G )の 共 同プ ロジェク トとして表さ れ た、このアプリケーション が、簡 単 に 組み込 めるハードウエアを 使 いました 。これ は 、ペッ パール +ファックス社 の S m a r t B r i d g e インターフェ ースの セン サレ ベ ルをベースにしており、T Eコネクテ ィビティのス パークデバイスの 制 御とフィールドバ ス レベ ルをベースにしています。これら二つ のデータポ ートが、有 線 か無 線 のインターフェースを通して、抽出 された性 能データを、ソフトウエア社の業 務用プラッ トフォームへ伝 送します。このプラットフォームは、三 つ の重 要 な付 加 価 値 サービ スを、デ ータ集 約とそ の 下のデータ解 析を 通してインダストリ4 . 0 の 流 れの中 で、提 供します。

1. プ ロセスの 最 適 化 ス パークは、制 御レベル からセンサとアクチュエータ のプロセスデータを使い、ダッシュボード上のディスプ レイにこのデータを示します。ここで は、明 確 で はな い表示も示し、これまでの履 歴データの記録からダウ ンタイムを 最小 にします。 2 . 状 態 のモニター 履 歴 にあるイベントと実 際 の 機 械 の 稼 働との 相 関と メーカーの 保 守 勧 告 は、装置 や工 場 の 実 際 の 保 守 状 況をよく表しています。 3 . サ ービスオンデ マンド ペッパール+ファックス社 の 光 セン サは 、出 力レンズ や反 射 板の 汚 れにより検 出能 力が 低 下する情 報を、 提 供してくれ ま す。この 情 報 は 、S m a r t B r i d g e イン ターフェースを 使って機 械 の 回 路から抽 出され 、イン ターネットゲートウェイを 通してサービ スプラットフ ォームへ 送ら れ ま す。このプ ラットフォーム は 、セン サ からの 状 態 情 報 を 評 価し 、必 要 が あ れ ば 、フィー ルド サ ービ ス ア プ リケ ー ション を 立 ち上 げ ま す。内 部 あるい は外 部 の 保 守 サービ スプロバイダ によって 最 終 的 にまとめて完 成 させます。

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狙って、 トリガーを引くだけ!

バルーフから、過酷な産業用途に向け、高速かつ多目的なバーコード・リーダーが登場。

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ルーフは、新しい産業用ハンドヘルド・リー ダーBVS HS-Pによって、光学式IDシステム の 提 供 製 品を拡 充します。この 携 帯リーダ ーは直感的に操作でき、最大110cmの読み取り距離か ら広範にわたるコードや高解像度バーコードを高い信 頼性で読み取ります。さらに。ダイレクト・パーツ・マー キング(DPM)コードも読み取り可能です。このリーダ ーの堅牢な設計は保護等級IP65を実現し、最大2mの 高さからの落下にも耐え損傷しません。ワイヤレス・タ イプにはBluetoothを採用しており、ベース・ステーシ ョンの周囲最大100m以内なら自由に移動することが 可能です。こうした柔軟な携帯リーダーは、 トレーサビ リティや自動補給、物流など多彩な用途に理想的です。

キング・ラインによる光 学 式 照 準システムによって、 操 作 や目標 物 の 捕 捉 も簡 単で す。コード上 に 投 影 さ れるL E Dスポットを含め 、音とL E D による信号から、 騒 音 や ま ぶし い 環 境 に お いて も 読 み 取り確 認 が 確 実に信 頼 性 高く行えます。

人 間 工学に 基づ いて 設 計した バ ル ーフの産 業 用ハン ドヘルド・リーダーB V S HS - Pは、最 大 0. 8 m /sで 移 動 する対 象物の上に付された一 般的なあらゆる1次 元お よび 2次 元 バーコードや、スタック・バーコードを読 み 取ります。さらに 、最 大4 0 度に傾 いていても 、また 最 大18 0 度まで 回 転していても、その読 み取りの 信 頼 性 は影 響を受けません。極 めて見やすいレーザー・マー

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ワイヤレス・タイプには高 容量な充 電 式 バッテリーを 装 備して、柔 軟 性 を高 め るとともに 、多 彩 な 携 帯 ア プリケーションを可 能 にしています。このバ ル ーフの 産 業 用 ハンドヘ ルド・リーダー B V S H S - P は 、U S Bや B l u e t o o t h 、R S2 32インターフェイスを 介して容 易に 統 合できます。また、その人 間工学的な設 計と軽 量 性 が、快 適 で 疲 れ にくい 作 業 を実 現します。


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インダストリ4.0向けの スマートシンクライアントモ ニターをペッパール+ファ ックスが発売

Shell 4.1を装備したVisuNet GXP ゾーン1と21のアプリケーション向けのスマートソリューション。

インダストリ4.0の問題全てを解決するソリューションを提供することが目標です。ペッ パール+ファックス(Pe p p e rl + F uchs)社 はこの 気 持ちを抱 いて革 新 技 術 の 開 発をリ ードしてきました。ごく最 新 の 事 例 は、ハノーバーメッセで 展 示されています:新しい Shell 4.1が装備されたスマートシンクライアントソリューションのVisuNet GXPです。

ンダストリ4 . 0 のソリューションによって、ペ ッパ ー ル +ファックス社 は 水 平 および 垂 直 方向へアクセスし生産システムからの情報を 得ることができるようになります。生産工程内での通信 に加え、センサにまっすぐ降りる全ての階層レベルにま たがってアクセスできます。これをまさに具体化したも のがハノーバーメッセ見本市で展示されました。Shell 4.1ファームウェアを搭載したスマートなシンクライアン トベースのリモートモニターです。 I oT(インターネットオブシング ス)は 、このスマート な H M I システムのメリットをフル 活 用して、さまざま な 新しい 機 会を提 供してくれます。それはプロセス制 御 システムや M E S(クラウドに置 いている)を 通して 通 信し 、便 利 な 制 御 を可 能 にし 、プ ロセス 工 場 を モ ニターします。このV i s u N e t G X P はまた、コミッショ ニングやコンフィギュレ ーション、保 守 業 務 のために ウェブブラウザ 経由でセンサにもアクセスできます。

この 展 示 の 本 当 の見 所 は 、スマートな シンクライ ア ント ベースのリモ ートモニター の 遠 隔 管 理 用ソフト ウエア、V i s u N e t C o n t r o l C e n t e rを 追 加 発 表した ことで す。この I P ベースの 通 信 を行 うことで、モニタ ーを 設 定 、構 成しセンター の ワー クステ ー ション か ら監 視で きます。 V isuN e tのコントロールセンターの遠隔 保 守メカニズ ムを使い、管 理 者はShell 4.1の 付いた各スマートリモ ートモニターに接 続できます。距 離 が 遠く離 れていて も 、ユーザーは直 接 サポートされていますので、現 場 で故 障した時に素 早く安 価に修正できます。このスマ ートな V i s u N e t G X P H M Iシステムは S h e l l 4 .1を 備 えているので、ゾーン1や21にいてもプロセス 産 業 の インダストリ4 . 0 のメリットを 活 か せます。

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より小さく、より効率よく。フィッシャーコネクターズが 単繊維光接続ソリューションの新製品により堅牢な FIBEROPTICシリーズを拡大

Fischer FiberOptic Series

プッシュプル丸型コネクタとケーブルアセンブリソリューションで世界をリードするフィ ッシャーコネクターズは本日、Fischer FiberOpticシリーズの単繊維光コネクタの新製 品、FO1を発売しました。小型、軽量、堅牢を特長とするこの新製品は、使い勝手が良く、 過酷な環境下でも優れた性能を確実に発揮します。

F

O 1コネクタは、あらかじめ 設 定したリー ル の 形 式で も、カスタムアセンブリに 組 み 込 む 形 式で も提供でき、理 想 的 な 応 用 分 野 の 例 を 一 部 挙 げ るだ け で も 、計 測 器 、セン サ、防 衛 、放 送 な ど が ありま す。

小 型 化と堅 牢 性の 合 体 新 製 品 は 、高 速データ伝 送と長 距 離 伝 送 に対 する市 場 ニーズの 高 まりに 対 応 するととも に 、堅 牢 化 、小 型 化 によりスペースの 削 減 と安 定した 性 能 を実 現し ています。

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F O1コネクタは 、使 い 勝 手 の良さ、クリーニングや 現 場でのメンテナンスの容易さで定評を得ているほか、 堅 牢さと、どん な 状 況 下 で も 不 具合 のない 性 能 を 発 揮 することで 知ら れる 既 存 の F i s c h e r F i b e r O p t i c 12 | エンジニアリング 日本 | 2016年 11月

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シリーズの 基 準 に 完 全 適 合しま す。U P C およびA P C 研 磨 により挿入 損と反 射 減 衰 量を 低 減 することで デ バイスの 安 全 性を高め 、さらにI P 6 8 の 密 封レ ベ ルで デバイスを 保 護しています。プッシュプルロック機 構 に より、素 早く容 易 な 着 脱 が 可 能 な た め 、屋 外で の 使 用 に 非 常 に 適して いま す。取り外し可 能 な スリー ブホ ル ダー(モノブロック嵌 合アダ プター)により、 端 面 は 容 易にクリーニング 可 能 で、電 子 部 品 を 最 高 の 状 態 に保ちます。

効 率 改 善 を目指してより柔 軟 に フィッシャーコネクターズ で F i b e r O p t i c 製 品マネジ ャーを 務 め るクリストファー・マー ティン は 、「 柔 軟 性 と 効 率 に 対 する お 客 様 の ニーズ を 念 頭 に 置 いて F i b e r O p t i c シリーズ に 新 製 品 を加えました 」と語り ま す。「要 求 の 厳し い 環 境 に お ける光 性 能 の 高 い 安


新製品 極端な温度変化耐性テストを受けるFO1コネクタ。

光ファイバーソリューションの 選 択を容 易に F O1コネクタは 、どん な長さを要 求 されてもF i s c h e r F i b e r O p t i c シリーズのリールを 使ってあらかじ め 設 定できる便 利で柔軟性のあるターンキーソリューショ ンです。お客様の接 続ニーズを具体的に入 力できる申 込書を用意しています。簡単に記入できますので、ケー ブルアセンブリ設 定に失 敗しません 。

定 性、堅 牢 、使 い 勝 手 の良さ、容 易なクリーニングと メンテ ナンスという特 長 は 従 来 の 製 品ラインと同じ です。今 回の 新製 品では、小 型、軽 量化と柔 軟性 強 化 が 実 現しており、お 客 様 は 短 時 間 、低コストでこれを 簡単に既存のソリューションに組み入れることができ ます。」 Fis c h e r Fi b e r O p t i cシリーズ では、2本また は4本のファイバー付きで堅牢な光ファイバーコネクタ と、2本のファイバーチャンネルと2この電 気 接 点を持 つ堅 牢 な ハイブリッドコネクタの2 つ のバージョンを す で に 取り扱っていることを申し添 えておきます。

主な 技 術 仕 様 の 要 約 • I P 6 8 嵌 合および I P 67 非 嵌 合 防塵 防 滴(I E C 6 0 52 9 基 準) • デバイスを 安 全 に保 護 するU P C およびA P C 研 磨 • 現  場で も 容 易なクリーニング 可 能 • 高 精度、高速伝送を実現する優れた光ファイバー性能 • 要  求の厳しい 過 酷な環 境で の 光ファイバーソリュー ション(I E C 61753 -1 C a t . E 基 準) • ユ ーザーフレンドリーなプッシュプル 嵌 合プラグと レ セプタクル • 気 密パネルレセプタクル 付き、およびS M 、M M光フ ァイバー 付きのタイプ 有り • サ  イズ:13 m m

O F C 2 016 に 展 示 3月2 2日から24日まで 米 カリフォルニア州アナハイム で 開 催される光ファイバー 通 信の 会 議と展 示 会 (O F C)に出 展するティンバーコン 社ブース(2 012 番 ブース)にて、F i s c h e r F i b e r O p t i cシリーズの 各 種ソ リューションとともに 、F O1コネクタが 初 めて展 示 さ れます。

詳 細 情 報: • W  e b s i t e ( 英 語で): w w w. f i s c h e r c o n n e c t o r s . c o m /s i n g l e - f i b e r- f o1 • ニ  ュース: www.fischerconnectors.com/japan/ jp/news/yorixiao -sakuyorixiao -lu-yokuhuitusiyakonekutazugadan-sem-wei- guangj i e - s o k- s o r i y u s i y o n n o x i n • ホ  ワイトペーパー「F i b e r o p t i c s e n s i n g 」: w w w. f is ch e rco nn e c to r s .co m /gl o b al /e n /w hi te p a p e r- s e n s i n g • 当  社 連 絡 窓 口: www.fischerconnectors.com/japan/jp/contact-us

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新製品

DMG社は自社の最新で最大の門型加工機で、最高の精度を実 現するためにREDEX社製のゼロバックラッシュ・ラック&ピニオ ン駆動装置およびスピンドルを採用しました 図4 ゼロバックラッシュ“ TWIN DRIVE” ターンキィーコンセプ トは6mのX-軸移動での高い位置決め精度を可能にします。

図1 (DMU 600P 機械全体図)

DMG社の門型5軸加工機DMU 600P型は最大40トンの材料を高速、ダイナミックそし て高精度に加工できる機械として設計されました。

期的な駆動システムは、この5軸システムの 1 段 取りで の 加 工 の 多 様 性 に大きく貢 献 す る重要なキィであり、DMG社とREDEX社は 共同で作業しました。 ヨーロッパ の 高 精 度 駆 動 のスペシャリストは X 、Y お よび C 軸 のラック&ピニ オン 駆 動 に“ Tw i n D r i v e ”シ ステムを 採 用し 、R E D E X 社 の 高 精 度 駆 動 装 置 はそ れ 以 外 の 駆 動 軸 やメインミーリング スピ ンドル 駆 動 にも使 用されました 。 大 型プラスチック金 型 や自 動 車 ボディー のプレス 金 型などの 製 造で は 最高の加工 精度 が 要求されます。 船 舶 用デ ー ゼ ルエンジ ンハウジ ングの 加 工もまた 同 様 に高 い 精 度 が 要 求 されます。加 工される部 品 材 料 の 重 量 は 数トンも あり、また そ の 長さ は 通 常 数 メー ター に 及び ま すが 、ミクロン オー ダー の 精 度 が 求 め られます。

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重 量 物 の高 精 度 機 械 加 工 D M G 社 で は ま さ に この 重 量 物 の 高 精 度 加 工 用 に D M U  P - シ リ ーズ の 門 型 5 軸 加 工 機 を 開 発 し まし た 。D M U 6 0 0 P 型 ( 図 1) シリーズの 最 大 モ デル は 特 に X X L寸 法で の高 精 度、高 速 機 械 加 工 用に設 計され ており、機 械 は 最 大 6 0 0 0 x42 0 0 x15 0 0 m m ( X / Y/ X軸 )  、W 軸 は最 大 20 0 0 m mの移 動ができ、ミーリング およびターニングの高精度 加工が可能です。最大 加工 物 積 載 重 量 は 最 大4 0トンです。 同 時にD MU 6 0 0 Pは最高の 速 度と最 大 限の 柔 軟性 が 保 証されています。なぜ ならばこの 機 械 は 5 軸 のター ニングおよびミーリングが1回 のクランプ で行える 様 に 設 計されているからです。 長 い 移 動 距 離 で の高 精 度 D M G 社 の 設 計 者 の 最 大 の 挑 戦 は 、長 い 移 動 距 離 で この高 いレ ベ ルで の高 精 度 加 工を 保 証することでし た 。( 図 2) リニアー 駆 動 は この 場 面 の 中 心 的 役 割 を 担 うとす


図2 (DMU 600P メイン軸の構造) DMU 600P 5軸門型加工機は大型加工物の高精度且つ柔軟性に優れた 機械として開発されました。

新製品

図3 (DMU 600P-X-軸) DRPツインドライブは他のX-軸ラックのエンドにあります。

る、D M G 社 (フロンテン)のプロジェクトマネージャー のフローリアン・ガルバ ルスキー氏は「数千 時 間 以 上 の動 作時間でも繰り返し精度を維持し、さらにスピン ドルモーター6 0Kwを直接受けていても駆 動はゼロバ ックラッシュでなけ れ ば ならない」と言っています。 図で は: 6メーター以 上の 移 動で 最 大 加 速 度 3m /s 2で 精度は最 大+/- 0. 0 075m mを達 成しています。この条 件 の機械の完 璧な設 計する際には最高のレベルの 精 度、剛性、および厳しい温 度維持が必修 条 件でした。 この様な長い移 動 距 離と高い精度レベル への 要求に 対して、ボールネジ 技 術を 考慮しないことで、真 の 挑 戦 者となりました 。 ラックおよびピニ オン 駆 動 剛 性 のレ ベ ル を 保 証 する 為 に 、D M G 社 の 設 計 者 は 細 心 の 注 意を払って適 切 な 駆 動 システムを 選 択しま した 。フロリアン・ガルバ ルスキ ー氏 は ” R E D E X 社 の ゼロバックラッシュ・ラック&ピニ オン 駆 動 装 置を採 用 する前 に我々は 広 範 なベ ンチマー クテストを実 施 しました 。”と語ります。 C- 軸 (スピンドル ヘッドの旋 回 軸 )であっても 。” T W I N DRIVE”高精度 駆 動装置は高精度の動きと位置決めを 確 実にしけ なれ ば なりませんでした 。 また、2 つ の 垂 直ボールネジによるW - 軸 は R E D E X 社 の2つのS R P2サーボ 遊 星 減 速 機 を 介して同 期されて 駆 動 させることも重 要 でした 。 スピンドル 駆 動 低 速 時 の高トルク機 能 により高い 生 産 性を提 供 する た め に 、R E D E X 社 の 水 冷 式 2 段 減 速 機 “ R A M ” シリ ーズもインライン( 駆 動 モーターとスピ ンドル の 中 間 に R A M が 組 み 込まれ た 形 )でスピ ンドル 軸 に 組 み 込 まれています。 X および Y 軸 : ゼロバックラッシュ“ T W I N D R I V E ”   ラック&ピニ オン 駆 動 そ の 機 械 的 な 原 理 から従 来 のラック&ピニ オン 駆 動

で は 常に バックラッシュが ありそれ は位 置 決 め 精 度 に影 響を与えていました 。しかしながらこれらの 制 限 はR E D E X 社 は自社 の ” T W I N D R I V E“システムには当 てはまらず、10 0 %ゼロバックラッシュ   ラック&ピニ オン駆 動 が 提 供 で きることに気付きました 。 基 本原 理 : 2つの電子的に同期された完全な駆 動はパ ラレルに使 用されます。(モーター+遊 星減 速機)2つの サーボモーターの1つが 駆 動 になり、他 方がブレーキ として動作することにより一定のプリロードを2つのピ ニオンとラックの間の加えることが 確 実になります。 この 方 法 によりバックラッシュは 完 全 に 除 去さ れ 、 最 も高 精 度 な 動 きと位 置 決 め の 提 供 が で きます。 この 基 本原 理 がD MU 6 0 0 PのX- 軸 6 0 0 0 m m 長さ、Y軸 42 0 0 長さ、そしてC- 回 転 軸 に採 用されました 。 X- 軸 にはターンキィー駆 動 装 置の D R P が 選 択されま した、これには 2 つ の 遊 星 駆 動 装置と2 つ のサーボモ ーターが含まれています。( 図 3) Y- 軸 には K P R X 遊 星 減 速 機 が 選 択 さ れ 、Z- キャリエ ッジの 左 側と右 側 に 装 着さ れ ました 。さらには D R P が 旋 回 軸 (C- 軸 )に使 用されています。 機械のCN電子制御によりこれらのT WINDRIVEシステ ムそれぞれの同期とプリロードを得ることができます。 高 加 速 度と最 大 の 精 度 は 剛 性のあるリニアーガイド 駆 動 から もしゼロバックラッシュ仕 様 の 駆 動 が 絶 対 に 必 須 で あっても 、そ れ だ け で は 要 求 のレ ベ ル の 最 高 精 度、 および 裁 量の面 仕 上げの 達 成 には十 分とは言えませ ん。重要なものは全体的な剛性、温 度管 理そして最高 の 伝 達エラー 精度 であり、R E D E X社の 遊 星 減 速 機 の 核 心ともいえる剛 性によるものです。 全ての 軸 にR E D E X が 採 用されることにより、駆 動 は 全ての方 向 に 非 常に強 靭 であり、優 れ た 位 置 決 め 精 度、機 械 加 工され た 表 面 粗さおよび 繰り返し 精 度 を 導きます。

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新製品 図5 (RAM―高トルク) 2段減速機内蔵のインラインスピンドルは粗加工用に低速で高トルク、 高精度仕上げ加工用に高速で低トルクで動作する能力を有しています。

移 動に対して提 供される最 適のTCO *( Tot a l Co s t o f O w n e r s h i p) は 、同 程 度 の 精 度 の 精 度における他 の 技 術 的 解 決 方法で は 打ち負 かすことはで きません 。 多面 的コンセプト 拡張されたREDE Xの製品範囲は工作 機械の駆 動用途 に特 化したもので、技 術 者 の 選 択を 無 制 限に拡 大す ることができます。R ED E X社の 提 供 するラック&ピニ オンには異 なるコンセプトの 物があります。例えば、 機 械 式または 電 気 式プリロードがありますが、D M G 社で は 電 気 的 な 同 期 方 式 を採 用しました 。一方シス テム に は 全ての 一 般 的 な サ ーボ モ ー ターと 減 速 機 / 減 速 機 アッセンブリー の いず れ かを 使 用することが で きます。 例えば D M U 6 0 0 P の C- 軸 (スピントル旋 回 軸 ) のツイ ン 駆 動 のコンビネーションに 、D M G 社 は 2 つ の サー ボ 遊 星 減 速 機 をユ ニ バ ー サルハウ ジ ング に 組 み 込 んで 一 体 化して 真 の ターン キィー 駆 動 を提 供 で きる D R Pを 選 択しました 。  

これら の 機 能 を 保 証 するた め に 減 速 機 に は 大 き な 出 力 ベ アリングが 装 着 さ れ 、そしてピ ニ オン はピ ニ オン 軸と減 速 機 のメイン 軸 の 一 体 構 造となっていま す。ベ アリング アッセンブリーはそれ自 体 が 2 つ のプ リロ ード を加 えら れ た オーバーサイズの テ ーパーロ ーラー ベ アリング で 構 成 されピニ オンに非 常に近 い 位 置 に 組 み 込まれて いま す。減 速 機 のハウジ ング は 非 常に高 精 度 な 機 械 加 工 が 施 され 、そして負荷 方 向 に関 係なく最 大 の 剛 性を広 範 囲 に渡り提 供 するよう に 設 計されています。 この 設 計 は 高トル クの 剛 性 の み ならずラジ アル方 向 の 曲 がりを 含めた 全ての方 向 に 対して最 高 の 剛 性 を 保 証します。これはラック&ピニオンの用 途 全 体 の 歪 の 約 6 0 %に匹 敵 する大 規 模なテストをR ED E X社の責 任 にお いて行っています。これにより、曲 がりは 急 激 に 減 少し 、軸 の 固 有 振 動 数 は 大 きく改 善さ れ 、加 速 率が 向 上し 、重 い質 量 の 移 動 も高 精 度の 要求 に適し た状 態 で行う事が で きます。

純 粋 なメカトロニクス 一 つ屋 根 の下 D M U 6 0 0 P のデザインをさっと見てみ るとR E D E X 社 が ” T W I N D R I V E " ラック&ピニ オンにより、他 の 多 くのハイクラスの工作 機 械 メーカー にもご 提 供 で き ることが 端 的 に表されています。 コンパクト、で 高 性 能 な R A M シリーズの2 段 減 速 機 ( 図 4 )もまた機 械 のメインスピ ンドル の 内 部 に 組 み込 まれ 、ミーリングヘッドを“ S I N G L E D R I V E ”に変 更し た 時 には S R P 遊 星サーボ 減 速 機 構 が 駆 動します。従 って D M G 社で はこの 高 いパ フォーマンスの 機 械 に “ 一 つ屋 根 の下 に 全て を ”の 原 則 の もとで 全ての 軸 に 対して同じ供 給 元の製品を選 択しました。そしてそれ を実現したのはR ED E X社の幅 広い商品群と客先技 術 者 からのほとんど全ての 要求 に対して技 術 的 な回 答 をする基 本 方 針です。更には、最 終 的なキィーポイン トはD M G 社 の 為にR E D E X 社 から初 期 の設 計 段 階 か ら最 終 の試 運 転まで広 範 なサポートが 提 供されたこ とだと言えます。 これ は 特 に 初 めてラック&ピニ オン 駆 動 装 置を 使 用 するお 客 様 には 重 要 なことで、選 定 計 算 、設 計 へ の 最 適 なアドバイス、さらに 工 場で の 組 み立 て 調 整 の 支 援を 通じて、R E D E X 社 は 工作 機 械 の成 功 に関して 付 加 価 値の高 い支 援を行ってきました 。

世界 的な成 功 フローリアン・ガルバ ルスキー氏 は 最 後 に:「 D M U - P シリーズの機械は大型部品の高精度、高速加工にある 大きな需 要に対してコスト効率に優れた機械として全 世界 に販 売されます。」と付 け 加えました 。 w w w. r e d e x - g r o u p . c o m

技 術 面 の みならず 経 済 的 にも 利 益 が 発 生します。 最 終 的にD M G 社 の 為 の R E D E X社 の駆 動コンセプト は 技 術 的 観 点の みならず 経 済 的見 地で も勝っていま す。工作 機械メーカーによる長 期の原価 調査によると R E D E X社 のラック&ピニオン駆 動 によって6 m のX- 軸

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CUBIConcept 軸駆動・回転駆動の最適化されたソリュー ション―― 機械駆動のマーケットリーダーであるREDEXは、剛性・高精度・モジュラー設計、そして工作機械にとって最 先端でダイナミックな軸を保証するために必須となる特徴を十分に備えた製品を開発した。 REDEXの製品は先進技術を修練させ、イノベーションとリスクフリーな新たな設計となっている。その結 果、Industry 4.0に沿った機械設計へ適合した。 あらゆる方向からマウントもセッティングも容易くできるキュービックデザインによって、設計も組立も非常に 容易となった。

Hall 3 Stand E3017

世界規模のセールスネットワークを駆使して、REDEXは製品の選定・組立調整・試運転な最初から最後まで フルサポートで対応する。

w w w. m a c h i n e - d r i v e s . c o m T. 34 944 404 295 E. info@redex-group.com

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ウェブサイトengineering-japanでは、情報誌をご用意しました。 ぜひ、ご自由にダウンロード、あるいはオンラインでご覧になってください。 よろしくお願い申し上げます。

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