Annual Report 2019-2020

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Contract Fair│留学契約 SCOPE、SCORE 合同で各国と留学プログラムを結び合う Contract Fair が行われました。来年度の留学のための Contract を結ぶため、各国が戦場 のように交渉し合います。日本は人気国であるため、Contract をどうして も結んで欲しいと追いかけ回されることもありました。また、それぞれの国 がポスター・お菓子・グッズを持ち寄り、Contract を結ぶと各国特色ある お土産がもらえます。日本からは IFMSA-Japan ステッカーとクリアファイ ル、お菓子を持参しましたが、どれも大人気でした。 Activities Fair│活動ポスターセッション 世界中の IFMSA メンバーが各国でどのような活動に取り組んでい るかの発表と、それに対するフィードバックが行われます。IFMSAJapan から は史上 最多と なる7つ の活動 (Teddy Bear Hospital Project, Medical Education Project, Peer Education Project, Hiroshima Nagasaki Peace Project, Learn About Refugees Project, WHO Simulation in Japan, Hack-a-thon)が出展しました。英語で作成したポスターや活動写真を手 に、参加者全員で入れ替わり立ち代わりそれぞれの活動を発表し、世界の IFMSA メンバーから多彩な質問を受 けることとなり、中には称賛のコメントもいただき、大変貴重な時間となりました。

4.今後の展望・課題,感想 今回の世界総会開催地である台湾は、日本からのアクセスや治安の良さもあり、従来の世界総会と比べて参 加申し込みが多く、約3倍という倍率を勝ち抜いた参加者が現地に向かいました。私自身は3度目の世界総会 参加ですが、これまで課題として捉えていた「世界への発信力」の向上をこの肌で感じることができる大変嬉 しい結果となりました。しかしながら、発信という output の面では課題を克服できたものの、input において は未だ不十分であり、課題として捉え真摯に向き合う必要があります。日本国内での活動以外にも、世界では さらに合理的で魅力あふれる活動が盛んに取り組まれています。世界総会の場で目の当たりにし、衝撃を受け た次のステップとして、いかに日本国内で活動するメンバーに還元できるかが問われることになるでしょう。

文責│北海道大学4年 田浦拓弥

IFMSA General Assembly 69th March Meeting (MM2020) [日程] 2020 年 3 月 [開催地] ルワンダ [テーマ] The role of Primary Healthcare in achieving Universal Health Coverage [概要] IFMSA-Japan から 5 名が参加する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の日本国内 における蔓延を受け、2020 年2月末に派遣中止を決定しました。

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