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U9307 早稲 田大学理工学 部建築学科事業論文 指導教授 渡辺仁 史

メ タ モ フ ォ ー ゼに よる屋 根 の 造形論

伊藤正澄

関澤麻里

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早稲 田大学理工学部建築学科 1993年 度卒業論文

渡辺仁史研究室

メ タモ フ ォー ゼ に よる屋根 の造 形論

GOD021 GOD102 指導

伊藤

正澄

関澤

麻里

渡辺

仁史

教授


目次

1   2

研 究背景

page 2

研究 目的

3

メ タモ フォーゼ の定義 3.

4.

4

研 究内容

3-1

研 究方法

5

3-2

屋根 につい て

7

3-3

屋根 の基本 形状

8

3-4

変形用語 の つい て

9

3-5

変形用語 の定義 の原則

10

3-6

新 形状 の実例

12

3-7

ハ イパ ー カ 丁 ドにつ い て

13

3-8

システムの 内容

15

3-9

ス タックの使 用 方法

19

考察

29

4-1

デザ イ ン とは

30

4-2

形態言語 につ い て

30

4-3

ハ イパ ー カ ー ドの シス テ ムの考察

33

5 。  

あ とが き

35

  6

参考文献 ・付 録

早稲 田大学理工学部建築学科 渡辺仁 史研 究室

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1993年 度卒業論文


1.研 究背景

早稲 田大学 ]!工 学部建築学科

渡 辺仁 史研究室

1993年 度 卒業論又


研究 造形方法論 に関す る研究 は実 に様 々 な側面から行 われて きている。なか で も形態 とい うものを文法 的 に捉 え よう とす る方向 として W.ミ ッチ ェル らによ リシェイプグラマーが、青木義次 らによリスキーマ グラマーが研究・ 提案 されている。 シェイプグラマー の研究 ではフラ ンク 。ロイ ド・ ライ ト の プ レー リーハ ウスか ら生成規則 を読 み取 り、それを用 いてライ ト風 の住 宅 の生成 を試み ている。平面図な ども作成 され、 と りあえず生成 が可能で 置 が変 わつて あ ることは示 されているが 、分解 されたライ ト的パー ツの酉己 いる と言 った程度 の ものに留 まって いる。 スキーマ グラマーは形態 の分析 ・ 解読 には適当 であるが、実際 に造形 を行 うに足 る程 の具体性 を持ち合 わせ てはいない。両者 とも造形 とい うものが体系的 に解析 されてはいるのだが、 デザイ ンの方法 としての具体 的な提案 はされていない。

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2.研 究 目的

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研 究 目的 あ る形 と類似 性 。近似 性 を もつ 別 の形 にお い て 、 そ の形 が 前 者 か ら変形 して成 立 した もの で あ る な らば 、 そ の変形 は あ る具体 的 な操 作 として定義 す る こ とが で き る。 この操作 を様 々 な形状 に応用 す る こ とに よって新 しい 形 状 を創 造 す る こ とを試 み た。 本研 究 で は造形 方法 の ひ とつ と してメ タモ フ ォー ゼの概 念 を用 い て様 々 な屋 根 の造形 を行 つた 。

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メタモ フォーゼの定義 あ る形 を造 り出す際 どの ような方法 が考 えられ るだろ うか。言葉 や概念 によるイメージが形 を とる としたらいかなるプ ロセスが あるだろ うか。 言葉や概念 が形 をとる と仮定す る。 ならばすべ ての形 にはその基 となる 言葉や概念 があ り、 さらにその基 となる言葉 や概 念 に も、それを構成 して いる形 が ある と考 え られる。 現存す るすべ ての形 は何 か他 の形 を変形 させて造 られたものであ ると仮 定す る。 この考 え方 を、 メタモフォーゼ と呼ぶことにす る。

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渡辺仁 史りF究 室

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3.研 究 内容

早稲 日1大 学理!J:学 部建 築学科

「究 室 ニ史イ リ 渡辺イ

1993年 度卒業論 文


研究方法 基本 となる屋根形状 の間の関係 を分析 し、形状 から形状 へ移行す る際 の変形過程 を言葉 として評価す ることによ り変形 の コマ ン ドを抽出す る。 変形 コマ ン ドをさまざまな既存 の屋根 に応用 す ることによって新 たな屋根 形状 を造 り出す。新 たに出来た形状 と他 の形状 との関係 を再 び分析す る、 とい う作業 を繰 り返 し、違 う形状 を次 々 と造 って い く。 これ らの新 たな屋根 と基本形状 の屋根 を、変形 の言葉 を媒介 としたネ ッ トワー クとしてハイパーカー ドを用 いて整理す る。 さらにそのシステム を作 る。

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FfrnD7E-f +- t

基本屋根 形 状 サ ン プ ル収 集

分 析 、位 置付 け

変形用語抽出/収 集

新形 状 生成

ハ イパ ー カ ー ド

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屋 根 につ い て 屋根 について 屋根 は、その役割 とも言える「覆う」 という機能 を果 たさなければな ら ないためその形態 は覆 うべ き建築の下層部分 の平面 の形態 と密接 な関係が ある。 図 1の ような屋根 と図 2の ような屋根 を例に挙げる。両者 は一見異 なっ たものに見 えるが屋根 の形状 とい う点 で見 れば平面が異 なるとい うだけで 両方 とも水平面 によるものであ り、陸屋根 と呼べ るものである。 このよう に意匠面で完全 に制限のない状態で作業 を行 うと屋根 の形状 の種類 があま りにも広範囲 に及 んで しまうため、平面が長方形 となる ものに限定 し、屋 根 は一定 の厚 さを持 つ連続 した平面 または曲面であることを条件 とした。 また、構造 。機能 は無視するとい う前提 で研究 を進めた。

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屋根 の基本形状

陸屋根

片流 れ

寄棟

バ タ フ ライ

半切妻

招 き

入 母屋

マ ンサ ー ド

差掛け

越屋 根

乗越 し

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変形 用語 につい て 操作 の動 詞

増す

分割す る

減 じる

迂 回す る

繰 り返す

抑 Jす る

逆 にす る

分離す

厚 くす る

引 き伸 │ゴ す 適合 させ る

統 一す る

捜す

関連 させ る

追 い出す

拒否す る

遅 らせる

歪 める

加 える

保護す る

遊離す る

統合 す る

単調化す る

絞る

補足す る

象徴 化 す る

抽象化す る

分析す る

覆 い隠す

凝結 す る

柔 らか くす る

重 くす る

破壊 す る

集 中す る

膨 らませ る

i缶

置 き換 える

以上はハ ンクスが著書 D瀬 ´ yourSeffで 挙 げ た形 の操作 の動詞 であるが、 この中で今 回の変形 の条件 に適す具体性 を持 った言葉 は「繰 り返す」、 「逆 にす る」、 「引 き伸 ばす」、 「歪 める」、 「Л 長らませ る」 などである。 これ らを参考 に して変形用語 のボキャブラ リー を調整す る。なお、本研究 に用 いる変形 は前述 の屋根 の条件 を満 たす ため原 則 として連続変形 (線 の 結合関係 を保持す る変形 )で あることとす る。

引 き伸 ばす 縮 める 歪 める ね じる 脹 らませ る へ こませ る 切 る 丸 める

回転す る 並べ る 上げる 下げ る 重ねる 折 る

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曲げる

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変形用語 の定義 の原則

ある形 に加工 を施す際の語彙 は多数挙 げられるが、 ここでは今回の研究対象 である屋根 の形状 を変形す るにあたって特 に有効であ つた言葉 に絞 った。 傾 ける 任 意 の軸 を 中心 と して設定 し回転 させ

折 る (山 に ) 屋 根 平 面 上 の任 意線 分 に よって三 分 された屋 根 の片 側 また は両側 をその線分 を軸 に下 向 き に 回転 させ る。

折 る (谷 に ) 屋 根 平面 上 の任 意線分 に よって三 分 され た屋根 の片 側 また は両側 をそ の線分 を軸 に上 向 き に 回転 させ る。

切る 任意 の平面 で切断す る。便宜上「切 る」 とい う言葉 を使 うが、実際 は切 るだけではな く [平 面が長方形 の連続面]と い う今回の研究 の条件 を満 た す ため切 り口 を屋根 の一部分 としての平面になるようにする。

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曲 げ る (凸 に ) 加 工 後 の 断面 が 円弧 とな る よ う対 象 の面 の 両 端 を下 方 に動 か す。

曲げる (凹 に) 加工後の断面が円弧 となるよう対象 の面の両端を上方に動かす。

同 じまた は 異 な る形 状 を複 数 用 い て 造 られ る とみ な す こ とが で き る変 形 並べる

交 わ らせ る

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ニ史研 究室 渡辺イ

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新形 状 の実例

基本形状屋根 か ら任意 に形状 を二 つ選出す る。 ここでは陸屋根 と切妻 を 選 んだ。

陸屋 根

切妻

この二つの関係 を考 える。切妻 が陸屋根 を変形 させた ものだ とすれば、 この変形 にはどの ような言葉 が相当す るだろ うか。 ここで切妻 は陸屋根 を 長辺方向 の中心線 で山折 りに したものであ る と仮定す ると、変形 の言葉 と して「山 に折 る」とい う言葉 を得 る。 こ う して抽出 された変形用語 を用 い て別 の屋根 を変形す る。先 の切妻 に 「山 に折 る」 を短辺方向の中′ い線 に施 してみる と、図 のような新 たな形状 が得 られる。

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ハ イパ ー カ ー ドに つ い て

■ Hyper card ハ イパー カー ドとはAPPLE社 のパー ソナル コンピュー ター、 マ ッキ ン ト ッシュに標準添付 されているカー ド型デー タベース ソフ トウェア形式 のソ フ トウェアであ る。 しか し単 なるデー ターベースに止 まらず、文字、 グラ フイックス、音声、音楽、アニメ ー シ ョン等 コンピュー ター上で表現可能 なあ らゆる種類 の情報 を組織化 し提供 す ることがで きるマルチメディアと して利用 できる環境 と、その情報 を自由 にユーザ ーが利用、作成、変更す ることが可能な ツール としての環境 をそなえもって いる。 この環境 は、 コンピュー ターに関す る知識 をもたないユーザ ーで あ って もス タックウェア とよばれるアプリケー シ ヨンソフ トウェアを利 用 す るこ とによ り、画面 と対話 を進めなが ら、 自由 にスタックウェア内 の情報 を利 用す ることがで きるため、 この相方向性 を利用 した様 々なプ レゼンテーシ ョンに利用す ることがで きる。 今 回 ここで作成す るスタックウェアは、屋根 の形状 に関す るグラフイッ クス情報 を、その形状相 互間の形態 の関係性 によ りそ こに変形用語 とい う ものを定義 し。そ してそれ を媒介 として形成 されたネッ トワー クをハ イパ ー カー ド上 に表現す るカー ド型デ ー タベースソフ トウェアで あ り、あ とに 記す い くつかの機能 を持 つ もので あ る。 スタックウェアは、簡単なもので あればハ イパー カー ド自身 の もつ機能 のみ を利用 して比較的容易 に作成す ることがで きるが、あ る程度 の複雑 な 機能 をもたせたスタックウェアをデザイ ン しよう とす る場合 には、 早稲 田大学理工学部建築学科

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ハ イパー トー ク (Hyper Talk)と い う柔軟性 をもつ プ ログラム言語 をもち いて、スク リプ トとよばれ るプログラム を組 む必要 がある。 このハ イパー トー クでは、 オブジ ェク ト指向型言語 と呼 ばれる言語 を採 用 してお り、C,BASIC,Pascalな どの言語 とことな り、 は じめか ら終 わ り までス タックウェアの行動 を コン トロールす るハ イパー トー クの"プ ログ ラム"と い うものはない。 ハ イパー カー ドに設け られた様 々 なボタ ン、 カ ー ド、表示用 の窓 とい った ものをオブジェク トとよぶが、 この オブジ ェク トひ とつ ひとつ にスクリプ トを設定 し、 このオブジェク トに関す る行動 は そ のスクリプ トに従 うので ある。例 えば、今回のス タックウェアでは、変 形 の コマ ン ドを選択 す るボ タンには、その変形 の コマ ン ドを作用 させるこ とによって現 われる屋根 の情報 をもつ カー ドの番号 を記録す るためのスク リプ ト等 が書 いてあ り、そ のボタ ンをクリックした ときにそのスクリプ ト が実行 されるようになって いる。 このようなオブジ ェク ト指向 をとる こと によって、 オブジェク トにメ ッセージ をお くるだけで、 オブジ ェク ト自身 がそのメッセ ージに対応 した行動 を行 って くれるため、 プログラム を行 う 際 に細 かいデ ー ターの手続 きを行 う必要がな くな るのである。 このハ イパー トークを用 いてスクリプ トを組 んだオブジェク トをつ くり、 これを組み合 わせることに よ り目的 のデー ターベース型 スタックウェアを 構築す る。 これにより、 ネ ッ トワー クや検索等 の一般 の論文形式 では表現 の難 しい ものを表現す ることがで きる。

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シ ス テ ム の 内容 ■

ス タ ック ウ ェ ア

この論文 の 目的 で あ る、屋根 を形 態 と して とらえ 、 そ の形 態 間 の 変化 を とらえるため の手段 と してハ イ パ ー カ ー ド上 にデ ー タ ー ベ ー ス を作 成 す る。 この デ ー タ ー ベ ー ス は以 下 に記 す よ うな機 能 を もつ

1)変 形用 語 に よる屋根 の変形

基 本形態 とな る、R00F

NUMBER lの 屋 根 の カー ドか ら始 ま り、 画面右

中央 に表示 され る変形 用 語 を選択 す る こ とで 、屋 根 にそ の操作 を行 ったの ち につ くりだ され る屋根 に変形 す る。

2)現 在 まで の変形過程 の比較表示

現在 開 い て い る カー ドか ら最初 のカ ー ドで あ るR00F

NUMBERlの

カー

ドまで順 に遡 って、変形用 語 が作 用 す る前 と後 の 画像 、 お よび そ の変形 の 言葉 が表示 され る。 また この この画面 にお い て 、 い ま まで の カ ー ドの 中 か ら任 意 の カ ー ドヘ 移動 す る こ とが で きる。

3)検 索 1

現在 の屋根 に変形用語 を作用 させ る前 の屋根 を検索 で きる。 現在 のカー ドに表示 されてい る屋根形態 へ変形 され うる、変形前 の屋根 早稲 田大学理工学部建築学科

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の番号 お よびその屋根 に作用 させ る変形用語 の一覧 が表示 され、その中か ら一 つ のカー ドを選択 す ることによ り、そのカー ドヘ移動 す る。

4)検 索 2 複数 の変形用語 を作用 させることによってで きる屋根 の検索 がで きる。 複数 の変形用語 を作用 させる順番 に選択 し、選択 した言葉 を順番 に作用 させ ることによって現在 のカー ドに表示 されてい る屋根形態 へ変形 され う る変形前 の屋根 のカー ドの番号 の一覧が表示 され、その中 か ら一つ のカー ドを選択 す ることによ り、そのカー ドヘ移動す る。

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カ ー ドの 構造

メイ ンカー ド

次 の頁 ヘ

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カ ー ドの構 造 2

屋根 の番 号 と 変形用 語 の一覧 検 索語 の選択

選択

検 索実行

検 索 した カ ー ド に移 る

検 索 の際 カー ドを見 る カー ドを見 ない

メイ ンカー ド より

変形用語 の一覧 検 索語 の 選択

選択

検 索実行

検 索 した カー ド に移 る

変形前後 の屋根 変形用 語 を 表示

ゝ メ イ ン カ ー ドに展 る

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ス タ ックの使 用 方法

オープニ ング画面

Dtttabese fo「

l臀

hosiS (tttmo『 霜

ス タ ー トボ タ ン

7t -

トボタンを押 す と次 のカー ドに移 る。

/\)v7 dr-A

ナ ビゲ ー タ ー

Startの

:こ の デ ー タ ー ベ ー ス の使 用 方法 が 表 示 され る :ホ ー ム に戻 る :任 意 の カ ー ドに移 動 す る こ とが で き る

文 字 をク リ ツクす る とメイ ンカ ー ドに移 る。

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メイ ン カ ー ド

ラジ オ ボ タ ン

ビゲ ー タ を表示 屋根 の番 号

[フ ィ ー ル ドA] で嶽 奪 鬱

u:■ ′ ︵I サ ︵・ ^

ざ F=懸 翡″

`0

幸をや:織

=ェ

変形用 語 屋 根 番 号 を表 示

1'じ

[フ ィール ドB] 変形用語 にメ 寸す る説明

作用 方 向選択 、変形 ホ ー ム、 ヘ ル プ

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メ イ ンカー ドの説 明

1.[フ ィール ドA]に 屋根 に作用 させ る変形用語 お よび、変形後 の屋根 の カー ド番号 が表示 されるので変形用語 を[フ イール ドA]よ リー つ選択 し,選 択 した言葉 の左側 にあるボタン

(ラ

ジオボタ ン)を マ ウスでク リツクす る。

変形 用語 の数が5つ 以上ある場合 は、上、下 の矢印 ボタンをクリツクす る と[フ ィール ドA]が スク ロール して変形用語 が現 われる。

2.1で 選択 した変形用語 に対す る説明が[フ

イール ドB]に 表示 されるの

で確認 し、変形用語 を変更す る場合 は もう一度別 のボタンをク リツクす る。

3.確 認 の後、 その言葉 を作用 させる方向 を選 び[X軸 方向][Y軸 方向]の どち らか をク リツクす ると、変形 が行 われた屋根 のカー ドに移動す る。 ただ し言葉 を作用 させる方向が一つ しかない場合 はその一方 しか表示 されない、 また、作用 の方向が X tt Y軸 以外 の場合 は(nOcS)に そ の 旨が表 示 され、 どち らをク リツク しても構 わない。

4.移 動 した後 、前 の カ ー ドに戻 りた い場合 は

5。

[back]を ク リ ックす る。

変形 の前後 の様子 を比較 して見 たい場合 は、[過 程表示]を クリツク

す る。

]の 詳 しい説明 は次頁 でおこな う。

[過 程表示

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2.現 在 までの 変 形 過程 の 比較 表 示

変形 前 の屋根 の番 号

変形用語 の作用する方向

一 つ前 の屋根 に戻 る

変 形 後 の屋根 の番 号

元 の画面 に戻 る

変 形 後 の屋根 の画像

屋根 の画像 を表示す る 変形 に使 用 され た言葉 変形 前 の屋根 の画像

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変形 過 程 の 比 較表 示

1.メ イ ンカー ド上で[過 程表示 ]を クリツクす るとこのカー ドに移 る この画面 では[過 程表示]を クリツクした カー ドの屋根 か ら一番最初 の屋 根 まで遡 って、今 までに辿 って きた変形過程 を変形前 と変形後 の屋根 を比 較 しなが ら見 るこ とがで きる。

2.[フ イール ドA]に 変形前 と変形後 の屋根 の番号 が表示 される。 最初 に表示 されているのは、[過 程表示 ]を クリツクした カー ドの屋根 と、 その変形前 の屋根 の番号 であ り、左向きの矢印 をクリツクす る とその一 つ 前 の過程 に移 る。 また、右向 きの矢印 をクリックす る と最初 に表示 されて いた屋根 まで戻 ることがで きる。

3[フ

イール ドB]に 表示 されているのはその変形 に用 い られた変形 用語

であ り、その上 に表示 されて いる矢印 はその変形用語が作用 した向 きで あ る。通常 は右向 きの矢印 であ るが、変形過程 において、次頁 で説明す る[ 検索 1]を 用 い て も との屋根 に変形用語 を作用 させ る前 の屋根 を検索 してい る場合 には、そ のことを示す ため、左向 きの矢印が表示 され、変形用語 が その方向で作用 した ことを表 している。

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4。

こ こで [PICT.]を ク リ ツク す る とそ れ ぞ れ の屋根 の 画像 が 表 示 され

る。

5。

[return]を クリックす る とこの画面 に移 る直前 のカー ドに戻 り、屋

根番号 をクリックす る とその屋根 のカー ドヘ移動 す る。

この場合 は選択

した変形 の言葉 が、選択 した順序 のまま作用 して変形 した屋根 の番号 と、 その も ととなる最初 の屋根 の番号 の一覧が表示 され る。

5.表 示 された屋根番号 の一覧 か ら選択 す る番号 を選ぶ と、変形前 と変 形後 の屋根 の番号及 び画像、それ に使用 された変形 の言葉 が表示 され る。 ここで屋根 の番号 をクリツクす るとその番号 の屋根 に移動す る。

6.[Buck〕

ボタンをクリツクす るともとのカー ドに戻 る。

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検索 1

` ざ 請F靭1熱 回

フ ィー ル ド 屋根番号 変 形用 語

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□ 1。

検索

1

現在 の屋根 が変形用語 によって変形す る前 の屋根 を検索 で きる。

2.現 在表示 されてい る屋根 が、変形用語 を作用 させ る前 の屋根 とは別 の屋根 か らも作 られ うる場合 には、[検 索

1]を ク リツクす る とその屋根

の番号 と変形用語 の一覧が別 のウイ ン ドウに表示 されるので、選択す る屋 根 の番号、変形用語 の書 いてあ る欄 をクリックした後 [0。 K.]ボ タン をクリックす ると、その屋根 のカー ドに移動す る。 選択 を取 り消す場合 には、[canSel]ク リツクす る。

3。

実行 す る際 に [検 索

1]ボ

タンの上半分 をクリツクす る と検索 を

実行す る ときに、条件 にあてはまる屋根 のカー ドを一枚ずつ順 に表示 しな が ら検索 を行 うが、 この場合 は、検索 に少 々余分 に時間がかかる。 下半分 をクリツクす ると、屋根 の番号、変形用語 のみが表示 される。

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□ 検索 1。

2

一つ、 または複数 の変形用語 を作用 させる ことによって変形 された

屋根 をその変形用語 によって検索す る。

2.[検 索 2]を

ク リ ツク す る と、 この デ ー ター ベ ース に使用 され て い

るす べ ての変形 用 語 が 表 示 され る。

3.最 初 に作用 させ る変形 用語 を選択 し、選択 した変形用語 をクリツク す る。作用 させ る変形用語 が一つである場合 には、[検 索

]ボ タンをク

リツクす ると検索 が行 われ、その変形用語 が作用 される ことによってでき る屋根 の番号 と変形 される前 の屋根 の番号 の一覧 が表示 され る。

4.作 用 させ る変形 の言葉 が複数 である場合 には、変形用語 を選択 した 後 に [次 の言葉 の選択

]ボ タンをクリツクす る とふたたび変形用語 を

選択す る状態 に戻 るので、次 に作用 させ る言葉 を選択 す る。 これを必要 な 回数 だけ繰 り返 し最後 に [検 索

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]ボ タンをクリツクす る。

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4.考 察

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考察 形 とい うものは三次元的 なものであ る

(も

ちろん二次元 も含 む)。 すな

わち全体的 な構成 を与 え られた点 の集合 であ り、 三次元 のデカル ト座標形 におけるボクセル (空 間 は、あ る密度 をもった三次元 の格子状 の点 の配列 によって満 たす ことがで きる と考 え、 これ らの格子状 の点一つ一つに状態 が付与 されて いるとき、それ らを立方体状 のエ レメン トと考 えた もの。 こ こでは二次元 の ピクセル も含 めて考 える)の 集合 とも表現 で きる。従 つて、 あ る形 に手 を加 えて変ヲ 移させ るとい うことはす なわち点 を移動 させ ること で ある と考 えて よい。点 の移動 の可能性 は無限で あ る。造形 とい うものは、 そ のように無限 にあ る点 の動 か し方 の中か らどの ような動か し方 を選ぶか、 その動 か し方 を何 らか の理 由な り規則 な りで限定 す ることである ともいえ る。その動 か し方 を数式 に求 めるか、言葉 に求 めるか、機能 に求 めるか、 あ るいは純粋 に感覚 に求 めるか。熟練 したデザ イナーはそ ういった ものを 基 に他 の諸要素 ・条子11と のバ ラ ンスを無意識 にもと りなが ら設計す るわけ であ る。 フラ ンク・ゲ ー リーなどはそれをコンピュー ターに見 い出す こと を試み てい るが 、本研 究 では言葉 で試 してみた とい うことである。 点 の移動 は無限 にあ るが、変形 の言葉 は有限 で あ る。ある程度頻繁 に使 われるものでなければ言葉 とい うものは生 まれない ものである し、仮 に生 まれたとして も後 まで残 らないからだ。例 えば「折 る」 とい う日常 レベル の操作 を表 わす言葉 は あ つても、 「底面 の重′ いを高 さの 25倍 だけ z軸 に 沿 ってマイナス方向 に動 かす」状態 を単独 で表 わす言葉 はない。 だからこ そ変形操作 の方法 として限定 され、造形 の手掛 か りとなるのであ る。 しか し限 られた範囲内ではあ っても、順列 ・組 み合 わせ 的 な見方 をす ればかな 早稲田大学理工学部 建築学科

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り多様 な造形 が可能 で あ ることが今回明 らかにな った。

デザ イ ン とは

デザ イ ンを行 う際 に、形 を操作す ることによって到達 しうる形 の状態 は 無限 にある。そ の無限 の状態 の中 に解答 とな りうる状態がある。当初無限 にあ った形 の操作 の可能性 の中か ら要求 され ている条件 を満 たす状態 を得 るまで操作 の選択 を繰 り返 してゆ くわけだ。 したが つて、背反す るよ うだ が、 デザイ ンとは何 をデザ イ ン しないかを決定す ることだ ともい える。 本研究 では形 を言葉 とい うものを操作 の手段 として変形す ることによっ て造形 を試 みた。陸屋根 か ら始 めて異 なった変形用語 を適用す ることによ って順次異な った形状 に枝分 かれ して行 く樹状図 を形成 した。変形 に操作 の表現 には限界 をもつ言葉 とい う媒介 を用 いることでその造形 に とって無 意味 な選択肢 を除外す るひ とつ の方法 とした とい うことになる。

形 態言語 に つ い て

背景 でも少 し触 れたが 、 ミッチェルがシ ェイプグラマー とい う考 え方 を 提案 してい る。言語 とい うものにおいて文章 が文法 とい うルールに沿 って 構成 されるように、設計 において もそのルールとな りうる規則 を定義 しよ

早稲 田大 学 理工学部建 築学科

渡辺仁 史研 究室

30

1993年 度卒 業論 文


う とい うことであ る。今回提案 したメタモフォーゼの概念 もある種 のシェ イプグラマーであ る とい える。文章 において、各 品詞が文法的 に間違 って 配置 されている とそれはただの言葉 の集合 で しかな く文章 としては成立せ ず、意味 をなさない。それ と同 じように建築が意味 をなさないただの形状 の集合 になって しまうとい う事態 を避けるとい う点 で有効 で あろ う。 しか し言語 における文法 とい うのは普段生成 されてい る文章 をよ り容易 に理解 す るための手段 として考 え出 されたものであ り、文章 の中 に共通 に見 いだ される一般的 な傾 向 を抽出 した ものに過 ぎない。話 した り書 いた りす ると き、我 々はいち いち文法 を考 えたうえで しているわけではな い。 そ もそ も我 々はどの ように して正 しい文章 を作 れるようになるのだろ う か。 まだ言葉 とい うものが よく分 かつていない うちから周 りの大人が話す のを聞 き、間違 い を指摘 され、失敗 を重ねなが らもそれを真似 して自分 の 意思 を伝 える方法 を学 び とってゆ くのだろ う。 そ してあ る程度正 しい文章 が無意識的 に作 れるようになってか ら文法 とい う考 え方 によって文章 とい うものに対す る客観的 な理解 を深 めるのだ。 造形 に関 しても言語 と全 く同 じことが言える と仮定すれば、 「正 しい造 形」 がで きるようになるには同 じように建築家 の作品 に触 れ、 自分 の 目的 を形 にす る方法 を身 に付 け るため試行錯誤 してゆ くことで あ ろ う。その よ うに考 えれば形態 の文法 とい う概念 には造形 の方法論 としてはやは り限界 が あ るのではないだろ うか。学生 などには形態 の理解や設計活動 に有効 で あ ろ うが 、熟練 したデザ イナー にとってはすでに無意識 にあ る ものであ ろ う

(も

っとも言語 とデザ イ ンは1生 格 を全 く同ず る ものだ とは言 い難 いので

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ニ史研究室 渡 辺イ

31

1993年 度 卒業論 文


この議論 は推測 でしかない。 だが現 にシェイプグラマー と言 う概念 が提案 されているとい う事実 はやは り両者 には相通 じるものがあるということに 他な らない)。 この点 から初歩的な段階での建築教育 においては効果的だ と思 われる。

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渡辺仁史研究室

32

1"3年 度事業論文


ハ イ パ ー カ ー ドに よ る シス テ ム の 考 察 今回 は じめてハ イパーカー ドとい うものを使用 したが、予想外 に柔軟 な システムで あ リパー ソナル コンピュー ター上で表現可能 な情報 を統合す るツール としては、非常 に使 い勝手 の良 い ものであ つた。今 回 は論文 の 目 的か ら画像 、文字情報 に限 って盛 り込 んだデ ー ターベース となったが 、動 画 や音声等 を使用 してよ り多彩 な情報 ツール として活用す ることがで きそ うだ。ハ イパー カー ドを使用 していて気 になった点 を幾つ か あげ と、 まず 最初 に問題 となってでてきたのはハ イパー カー ドでは白黒 二値 の画像 デー タしか扱 えな い とい うことであ り、 その上一般的 な画像 のフアイルである pict形 式が容易 に取

り扱 えないために、余分 な手間 を必要 とした、 またその

ためにハ イパ ー トー クによってカー ド上の画像 デー タを取 り扱 う際 に様 々 な問題点 が生 じてきた。今回はハ イパー トー クをは じめか ら勉強 しなが ら このデー ターベ ースシステムを思考錯誤 しなが らつ くって い たのだが 、 そ の制作 中 にXFCN,XCNIDと い う拡張機能が あ ることを知 った。 この 中 のpict ureと

い う機能 を使用す ることによってpict形 式 のカラー画像 もと り扱 うこ

とがで きるのだが、その時点 では基本的 な システムは出来 上がってお り、 また この機能 では画像 がカー ド上 に表示 されず別 のウイ ン ドウに表示 され て しまうとい うこともあるため、 白黒二値 の画像 デー タを使 用 す るこ とと した。グ レース ケ ールの屋根 の画像 を画像処理 ソフ トウエ アであ る photo

shop上 で 自黒 二値 の画像 に変換 したのだが 、 どのような形態 で あ るのか 認識 で きる精度 は得 られた。 ハ イパー カー ドの性能 を充分 に生 かそ う と思 う場合 には、 ハ イパ ー トー クとい うプ ログラ ミング言語 をつ かってスク リプ トを記述す ることが必要

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渡辺仁 史研 究 室

33

1993年 度卒業論 文


であ る。前述 した ようにこのハ イパー トー クはオブジェク ト思考型 のプロ グラ ミング言語 であ り、 オブジ ェク ト思考型 のプ ログラミング言語 と言 う もの も初 めて使用 したため、無駄 な処理 をお こなった リハ イパーカー ドの 階層性 を充分 に活用 していない部分 もあることと思 う。 とは い えハ イパー トー クは英語 の文法 を基本 としたよ うな解 か りやす い言語 で あ り、基本的 な命令 は覚 えたので次回 にスクリプ トを書 くときにはもう少 し簡潔 なもの が書 け るであ ろ う。 実際 にで きたスタックを使用 してみ ると、 い くらか実行速度 が遅 いのが 気 になる (Madntosh Ⅱcxで 動 か した場合 )本 当 な らば、検索機 能等 を使用 す る場合 に屋根番号 と一緒 に画像情報 も表示 され る とよかったのだが、逐 一画像 を表示 している と操作性 が非常 に悪 くな って しまうため、画像 を見 たい ときのみ表示す ることに したので、諸機能が充分 に生か されていない。 ハ イパー カー ドはその汎用性 のために一般 のマ ッキ ン トッシ ュの アプリケ ー シ ョンに くらべ て処理 スピー ドが遅 いため多 くの情報 を扱 うためには、 よ り優 れたハー ドウエ ア環境 がのぞ まれる。

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34

1993年 度卒業論文


5,あ

早稲 田大学理l工 学部建築学科 渡辺11史 研究室

とが き

,

1993年 度卒業論文


あ とが き しば しば指摘 されることだが、 このような方法 での形態 の研究 は常 にあ る種 の危険 をは らんでいる。すなわち、何 らか の問題 を解決す ることを目 的 としてそのための手段 を考 えるとい うことが研究 であ るべ きなのに、手 段 としての研究 が自身のまわ りを同道巡 りして しまい、本来 の 目的が見失 われて しまうのである。形態論 において も、手段 の議論 が抽象的 にな りす ぎて「それで結局 どんな形 が作 れるのか ?」 とい う肝心 の部分 が答 え られ ない ままにされ て しまい解答 の具体的 な提案 す らされない とい う事態 は少 なか らず起 こっている

(ス

キーマ グラマーなどはそのいい例 であ る)。 こ

れでは研究 のための研究 になって しまい、本来 の意味 を失 って しまう。目 的 と手段 との混 同は他 で もいろい ろな状況 にお いて陥 りやす い ものだが、 注意 が必要 で あ り、 ここに警告す るものであ る。

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ニ史研 究室 渡 辺イ

35

1993年 度卒業論 文


6.参 考 文献

付録

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1993年 度卒業論文


参考文献 参考文献

THE∞ MPLEコ E HYPERCARD HANDB00K Vol.2 ´

DANNY G∞DMAN 株 式 会社 ビ ー ・ エ ヌ ・エ ヌ

入 門ハ イ パ ー カ ー ド

自分 で つ くるス タ ック ウエ ア

HCフ ァ ン クラブ編 著 日本 実業 出版社

ラ ーニ ン グHyperCard音 ・絵 のス タ ックを作 る 小 田島

考久

成分 堂新 光社

建 築 の形 態 言語 一 デザ イ ン・ 計算 。認知 につ い て ウイ リア ム ・ ミ ッチ ェル 鹿 島出版 社

建 築 フ ォル ム コ レ クシ ョン [造 形 思考 とタイ ポ ロジ ー] ロジ ャ ー ・ H・ ク ラ ー ク、 マ イケ ル ・ ポ ー ズ 集文社

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36

1993年 度 卒 業論 文


図形思考

建 築家 とデザイナーのためのグラフイックシ ンキング

ポ ール・ ラ ッソー 商店建築社

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渡辺仁 史研 究室

37

1993年 度卒業論文


付 録 .ス ク リプ トー 覧 … …………STACK:metamorphose― ―――‐

SCRIPT:openlng― ―――‐edn

― ―………BACKGROUND

scttpt of bkgnd lD 2

731 on idle

if the number of this card is 5 then go card l else go next card end ldle ― ―……‐BACKGROUND

BUTttON SCRIPttS‐

――・

―‐BU丁丁ON:start‐ ―――‐edit scHpt of bkgnd button lD 3 of card lD 30 ―…―

65

on mouseUp beep l visual effect stretch frorll center

go card"start"

end mouseUp ‐ ――――B∪ TTON:楽斤 ボ タ ン ーーーー edit scttpt Of bkgnd button lD 8 of card

lD 3065

_

'現

on mouseUp 90 hOme end mouseUp ‐edn SCnpt Of bkgnd button lD 9 of card … …‐ … ……BUttTON:ナ ビゲ ー タ …― 一―

lD 3065

on mouseUp palette"Navlgator“ ,theloc of me

end mouseUp ………… BACKGROUND

… edit scttpt of bkgnd SCRIPT:bkgnd id 7141-… ……

lD 7141 on idle

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1993年 度 卒業論 文


global flag l,li,dire if flagl is true then

send rnouseup to bkgnd button'tsetup"

send rnouseup to bkgnd button"display" end if put false into flagl

― ― get bkgnd field"roof number‖

― ifthe name ofthis card is notぐ :rooデ :&社 )then ― set the name ofthls card to(‖ r00r&性 ) ― ― end if end idle ― …………BACKGROUND

BUTTON SCRIPTS―

………―

―― ―¨‐BUTTON:up― ………‐edit script of bkgnd button lD 6 of card lD 9857

on mouseUp global fn,check put(Check‐ fn+1)lntO Ch if fn>l then

hide bkgnd ield(cOmmand&(in+5‐

1))

show bkgnd field(COmmand&(fn-1)) if ch>O then set h‖ ite of bkgnd button("cheCk"&ch)to false if chく 5

and ch>-l then

set h‖ ite of bkgnd button(“

cheCk't&(ch+1))tO true

end if

subtract l fЮ m in end if

send rnouseup to bkgnd button ndisplay“

end mouseUp ―― ――‐BU丁丁ON:down‐ ………‐edn SCript Of bkgnd button lD 7 of card lD 9

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ニ史研 究室 渡辺イ

1993年 度 卒 業論文


857

on mouseUp global fn,nc,check put check‐ fn+l into ch if fnく nc‐ 5+l

then

hide field("COmmand"&fn) show field("COmmand‖ &(fn+5)) if ch>O and chく 6 then set h‖ ite of bkgnd button("cheCk"&Ch)to falSe if ch‐

1<6 and ch-1>O then

set h‖

lte of bkgnd button("cheCk"&(ch‐ 1))tO true

end if

add l to fn end if

send rnouseup to bkgnd button"display‖

end rnouseu 「 ― …………B∪ 丁TON:Y車 由ブテ ――――edit scnpt of bkgnd button lD 1 8 of card l 司―

D985 on mouseUp global flagl,direction

put true into flagl

send rllouseup to bkgnd button"savetrack" get'troof"&dlrection go card it

end mouseUp … edI SCttpt of bkgnd button lD 22 of card l …… ………… BU丁 丁ON:過 程 表 示 ……

D985 on mouseUp

早稲 日1大 学」!]i学 部建 築学科

「究室 リ 渡辺仁 史イ

1993年 度 卒 業論 文


global track,position send mouseup to bkgnd button "savetrack" put (the number of items of track) into position push card go card "compare"

end mouseUp

BUTTON:display edit script of bkgnd button

lD 29 of card lD

9857

on mouseUp global fn,nc,nt repeat with a=0 to 4

set loc of bkgnd field ("command" & (fn+a))

to

400,(1 10+(a.25))

end repeat set loc of bkgnd field ("notes"&nt) to 384,276 if fn =1 then hide bkgnd button "up" else show bkgnd button "up" if fn=nc-4 then hide bkgnd button "down" else show bkgnd button "dow n"

end mouseUp

BUTTON:setup

edit script of bkgnd button lD 30 of card lD

9857 on mouseup global direction,check, nt,fn, nc get "roof"&direction put 0 into check put 0 into nt

put 1 into fn put bkgnd field "number of commands" into nc repeat with a=1 to nc

早稲 田大学理工学部建 築学科

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set visible of bkgnd fleld ccommand"&a)tO(aく 6)

9nd repeat repeat vvith a=lto 5 set h‖ ite

of bkgnd button("cheCk"&a)to falSe

setloc of bkgnd button("Check"&a)t0285,85+a・ 25 end repeat repeat v宙 th a=O to 10

hide bkgnd field("nOtes"&a)

end repeat show bkgnd field"notesO"

end mouseup … edit Script of bkgnd button lD 31 of Card ―‐BU丁 丁ON:savetrack… ……‐ ……―

iD 9857

on mouseUp global track,arrow,flag2 get bkgnd fleld"roof number‖ if(laStitem of track)く >it th9n

put track&it&","into track

beep 2 if flag2=l then put false into flag2

put arrow&"│"into arrow else put arrow&‖ r'intO arrOw end if

end if

end mouseUp 早稲 田大 学理 工学 部建築学科

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1993年 度 卒業論 文


‐ ――――BUttTON:checkl‐ ………‐edit scttpt of bkgnd button lD 84 of card lD

9857 on rnouseup global fn,bn,direction,check,nt,flag put l into bn put bnttfn-l into check putlast word of bkgnd field(“ COrvlrnand‖ &(cheCk))intO dlrection hide bkgnd field("nOtes“ &nt) put bn into nt

show bkgnd field("nOtes"&nt) repeat with a=lto 5 set h‖ ite of bkgnd button("cheCk‖

&a)to falSe

end repeat set hilite of bkgnd button("check“ &bn)tO true

send rnouseup to bkgnd button"dlsplay"

end rnouseup ‐ ―……―BU丁 丁ON:check2‐ ――――edit Scttpt of bkgnd button lD 85 of card lD

9857 on rnouseup global fn,bn,direction,check,nt,flag put 2 into bn put bn+fn‐ l into check

putlast word of bkgnd ield("cOmmand"&(fn+bn-1))intO direclon hide bkgnd field(“ nOtes"&nt) put bn into nt

show bkgnd field("nOtes"&nt) repeat with a=lto 5 set hilite of bkgnd button("check"&a)to false

早稲 田大学理]1学 部建築学科 渡辺仁 史研究室

1993年 度卒業論文


・:

lヽ

end repeat set hilite of bkgnd button ("check"&bn) to true send mouseup to bkgnd button "display" end mouseup

BUTTON:check3

edit script of bkgnd button lD 86 of card lD

9857

on mouseup global fn,bn,direction,check, nt,flag put 3 into bn put bn+fn-1 into check put last word of bkgnd field ("command"&(fn+bn-1)) into direction hide bkgnd field("nOtes“ &nt) put bn into nt

show bkgnd field("nOtes"&nt) repeat with a=lto 5 set hilite of bkgnd button("check"&a)to false

end repeat set h‖ ite

of bkgnd button("cheCk"&bn)to true

send mouseup to bkgnd button"display"

end mouseup

BUTTON:check4

edit script of bkgnd button lD 87 of card lD

9857

on mouseup global

f

n,

bn,direction,check, nt,flag

put 4 into bn put bn+fn-1 into check put last word of bkgnd field ("command"&(fn+bn-1)) into direction

早稲 田大学理1工 学部建 築 学科

渡辺仁 史研 究室

1993年 度卒業論文


hide bkgnd field("nOtes"&nt) put bn into nt

show bkgnd field("nOtes"&nt) repeat vvith a=lto 5 set h‖ ite of bkgnd button(・ cheCk“ &a)to

falSe

end repeat set hilite of bkgnd button("check"&bn)tO true

send rrlouseup to bkgnd button"dlsplay"

end rllouseup ― …………BUTTON:check5-… ………edtt Scttpt of bkgnd button lD 88 of card lD

9857 on rnouseup global fn,bn,direction,check,nt,flag put 51nto bn put bnttfn-l into check putlast word of bkgnd field("COrllrTnand"&(in+bn‐

1))intO direction

hide bkgnd field(“ nOtes"&nt) put bn into nt

show bkgnd tteld(“ nOtes“ &nt) repeat vvith a=1lo 5 set h‖ ite

of bkgnd button("cheCk"&a)to falSe

end repeat set h‖ ite

of bkgnd button("cheCk"&bn)to true

send mouseup to bkgnd button"dlsplay"

end rnouseup … …―――BUT丁 ON:オ 貪索 1‐ ―――‐edit scttpt of bkgnd button lD 90 of card lD

早稲田大学理工学部建築学科

渡辺仁 史研究室

1993年 度卒業論文


9857

on mouseUp global‖ ,rn2,rn l,flagl,flag2,dlrection,track

put(bkgnd field‖ roof number")intO rnl put track&rnl&","into track put""into ll

setthe lockscreen to true repeat vvith a=l to 10 put true into flag

repeat find chars rnl in bkgnd field(“ COmmand"&a)

put(bkgnd field"roof numberm)intO rn2 if rn2 is rn3 then exit repeat if rn2く >rnl

then

put (rn2&" “&first

word of bkgnd tteld("cornrnand・ =&a)ツ

of card("roOri&rn2))lntO temp put‖ &return&temp into li end if if flag ls true then

put(bkgnd ield“ roof number')intO rn3 put false lnto flag

end if

end repeat

end repeat putline 2 to the number of‖ nes of‖

of li into li

put"roof number&rn l&“ へ 変 形 す る屋 根 の 一 覧 "intO w get showlist(li,W,false,false,"〇 .K.,cansel“ ,0)

・ 早 稲 田大学理り i学 部建築学科

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1993年 度 卒業論 文


put true into fla92

putlast word of(│lne (line 2 ofit)Of‖ )intO direction put direction into rllessage put true into flagl

9o card("roOr:&dlrection) set the lockscreen to false

send rnouseup to bkgnd button"savetrack“

end mouseUp ‐ ―――‐BUttTON:オ 貪索 2‐ …………edit Scttpt of bkgnd button lD 92 of card lD

9857 on mouse∪ p 91obal li,rn2,rnl,fla9 1,flag2,direction,track

put(bkgnd field“ roof number")intO rnl put track&rnl&::,“ into track put'=・ into li

set the lockscreen to true

repeat with a=l to 10 put true into flag

repeat find chars rnl in bkgnd field(HCOmmand"&a) put(bkgnd fleld“ roof number')intO rn2 if rn2 is rn3 then exit repeat if rn2く >rnl

then

put(rn2&word 2 of bkgnd field("cOmmand"&a)ツ of card("roOf“

&rn2))intO temp

put‖ &return&temp into ll end if

早稲 FЛ 大学川!工 学部建築学科

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1993年 度卒業論 文


if flag is true then

put(bkgnd field"rooi number")intO rn3 put false into flag end if

end repeat end repeat putline 2 to the number of‖ nes of‖ of‖

into li

put"roof number&rn l&"へ 変 形 す る屋 根 の 一 覧 "intO w 9et showlist(li,W,false,false,"〇 .K.,cansel,a,b“ ,0) put true into flag2

put word l of(│lne (line 2 ofit)Of ll)intO direction

put direction into rnessage put true lnto fla91

9o card("ro O伴 &dlrection)

set the lockscreen to false

send rllouseup to bkgnd button"savetrack"

end mouseUp ― ――――edit scttpt Of bkgnd button lD 96 of card l ―――‐BUT丁 ON:X車 由,テ「司 ‐

D9857 on mouseUp global flag l,directlon put true into flagl

send rllouseup to bkgnd button"savetrack': get"roor'&direction go card it

end mouseUp

早稲 Fl大 学理!工 学部建 築学科

渡辺仁 史研 究室

1993年 度卒業論文


BACKGROUND SCRIPT:compare -------- edit script of bkgnd lD 2 349

on idle global position,track,pl,p2,arrow put item position-1 of track into p1 put item position of track into p2 put char position -1 of arrow into ar1 put p1 into bkgnd field "beiore" put

p2

into bkgnd field "after"

if ar1="1" then

put "<---" into bkgnd field "arrow" else put "--->" into bkgnd field "arrow"

end if repeat with i=1 to 10 get (bkgnd field ("command"&i) of card ("roof"&p1)) if last word of

i1

=p2 then

put word 1 to (the number of words of it-1) of it into w put w into field "display"

end

i

end repeat prev/next--

tu

relfalse

if position=(the number of items of track) then

hide bkgnd button "next" else

show bkgnd button "next" end if if position-1=1 then

「究室 ニ史イ リ 早稲田大学理!工 学部建築学科 渡辺イ

1993年 度 卒業論 文


hide bkgnd button"prev" else

show bkgnd button"prev“ end if

end idle ‐ ………‐BACKGROUND

BUttTON SCRIPttS―

―――‐

‐ ―――‐BU丁丁ON:prev‐ ―――‐edit Sc面 pt of bkgnd button lD l of card lD 10

931

on mouseUp global position subtract l frorn posltlon

end mouseUp ――‐ ―‐BU丁 丁ON:next― ―………edit Script of bkgnd button lD 2 of card lD 10

931

on mouseUp global positlon add l to position

end mouseUp ‐ ――¨‐BU丁 丁ON:'莫 る ………… edit scttpt Of bkgnd button lD 9 of card lD 1 0

931

on mouseUp pop card end rrlouseup ― ―――‐CARD:start― ――― ― ――――CARD

BUTTON SCRIPttS‐ ――――

‐ ―――‐BUTTON:start.… ……… edit scttpt of card button lD 3 of card lD 935 8

on rnouseup

J大 学理工学部建築学科 早稲 日

渡辺仁 史研 究室

1993年 度卒業論 文


gl

obal t rack, positi on,di rectio n,flag 1,flag

2,

arrow

put "" into track put "" into arrow

put 1 into position put 1 into direction put true into flagl put false into flag2

visual effect dissolve fast go card ("roof"&direction)

visual effect iris open end mouseUp CARD:compare -------CARD BUTTON SCRIPTS BUTTON:pict. -------- edit script of card button lD 4 of card lD 1093 on mouseUp

global p1,p2 set the lockscreen to true go card "roof"&pl

choose select tool drag from 0,0 to 250,250 domenu "copy picture" go back domenu "paste picture" drag from 1 ,1 to 0,140 go card "roof"&p2

choose select tool drag from 0,0 to 250,25O

早稲 ユ1大 学 理!工 学部建 築学科

「究室 渡辺仁 史り

1993年 度卒業論 文


domenu"copy plcture" 9o back

domenu・ tpaste picture" drag frorn l,l to 251,140

choose browse tool

end mouseup ‐ ――――CARD:roofl‐ ………‐ ‐ …………CARD

BUTTON SCRIPTS‐ ………… ¨ BUTTON:ナ ビゲ ー タ ー‐ ―‐ ― edit sc面 pt …‐ ―‐

Of card button lD 53 of card

lD 9857

on mouseUp palette“

Navigatori,the10c of me

end mouseUp

Π大学』!li学 部建築学科 早稲卜

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1993年 度 卒 業論 文


変数 の一覧

:

これ らの変数 は、各 オブジ ェク ト間 でデー ター をや り取 りす る場合 に使 う変数 (グ ローバル変数 )で あ り各 オブジ ェク ト内で一次的 に用 いている 変数 は表示 していない。

track

今 まで に辿 って きた カ ー ド番号 を保存

position

過去 のカ ー ドを見 る場 合 、 すackの どの位 置 に い るか

direction

次 の カー ドの番 号

flag1

カ ー ドが変 わ る とnagl=truc

(1-5)

bn

メイ ンカー ド上 の ラ ジ オボ タ ンの番 号

fn

変形 の言葉 の表 示 され て い る一 番 最初 の フ イ ール ド番 号

(1

-10) check

ラジオボタンでチェックされた フイール ドの番号 (1-10)

n     h

チ ェックしたフイール ドに対応 す るノー トの番号 (1-10) 検索 1で 検索 された カー ドの一覧

arrow

変形 の言葉 の作用す る向 き

(1、 r)

nc

そのカー ドで使用 されてい る変形 の言葉 の総数

Pl

変形前 のカー ド番号 変形後 のカー ド番号

p2 rnl

検索 1を 行 つた時 の屋根 の番号

m2

検索 された屋根 の番号

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渡辺仁 史研究室

1993年 度卒業論文


メタモフォーゼによる屋根の造形論  

1993年度,卒業論文,伊藤正澄,関澤麻里

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