New Asia No 17 ebook by Discover New Asia

17 15

2018.06 2017.12

16 No.17 Jun-2018

www.dac-asean.com

振り返れば、朝１

特集

曙光幻の世界遺産ープレアヴィヒアー

振り返れば、朝２

今、ふたたびのカンポットー西洋末期の輝きー

涼風のプノン・ボコール一大開発は夢のまた夢

振り返れば、朝３

こだわりのナチュラルリゾートが誕生する

旅企画

カンボジアなら D.A.C.Travel こだわり特選・旅

33-34 48-51 71-74

プノンペン・シハヌークビル発プノンペン発シェムリアップ発

三都物語 Travel Triangle/定点観測

23 43 69

・コーストライン・プノンペン・シェムリアップ

森に眠る大寺院あり

37 44

地図はいずれも下記よりダウンロードできます。 Webサイト：http://www.dac-asean.com/

寄稿

寄稿：Cafe Sushi - SihanoukVille 寄稿：つれづれなるままに東南アジア・旅にの魅力を考える

64 64 65 66

特集

Series 温故知新Ⅴ

寄稿：Dr.Kenからの医療アドバイス寄稿：からだ聞書第九帖寄稿：サマタ先生に聞いてみた！寄稿：カンボジア医療アドバイ

11-12 18 30 35-36 38 39 40-41 55-61 79-82 85-86 88

Map

カンボジア全図プレアヴィヒア地図カンポット、プノン・ボコール地図コーストライン地図ロン島、ロン・サムレム島図スダッチ/スマッチ島、Dara Sakor地図シハヌークビル市街図プノンペン市街図シェムリアップ市街図ベトナム全図ホーチミン中心部図旅の基本情報

旅情報

＊プノンペン発・バス料金＆サービス等(P87,89-92)

94 日本大使館・安全情報

の定期刊行終了のお知らせ Discover New Asia の定期刊行は、本 17 号をもって終了させていただきます。本誌・定期刊行最終号では、「振り返れば、朝（あした）」と特集を「未来志向の温故知新」と致しました。読者の皆様には如何だったでしょうか。本号はその前身 Discovery Asia in Cambodia (D.A.C.) から通算 42 号を数えるに到り、2006 年 D.A.C. の創刊から 12 年の歳月を経ました。この間、長きにわたってご愛読くだされた皆様に深く感謝いたします。振り返れば、日本語の旅情報誌は、カンボジアにおいて継続発行では本誌のみになりました。本誌の継続発行がここまで続けられたのは、読者の皆様をはじめとして多くの広告主、寄稿者や取材にまで同行してくださった古代遺跡関係の研究者の皆様のご支援の賜物です。ここに誌面をかりて深く感謝する次第です。 2006 年創刊の D.A.C. は、「もう一歩踏み込んだカンボジア」をコンセプトに誌面づくりに努めてまいりました。それは、時空を超えた旅情報誌として、カンボジアの 1800 年の歩みに分け入る旅の紹介でもありました。また、カンボジア戦後史から現代史の狭間を縫う旬の旅の紹介でもありました。グローバルな時代、時空を超えた旅情報は一国に納まりきれず、取材範囲は東南アジア５カ国（カンボジア、ベトナム、ラオス、タイ、ミャンマー）、遠くペルシャの誇りを持つイランにまで及びました。そこで、新たな装いで「沸騰アジアの今を伝える旅情報誌」として D.A.C. の蓄積を Discover New Asia に引き継ぎました。誌面のコンセプトは、あくまでカンボジアに拠りながらアジアの今に目を凝らし、わくわくするような文字通り時空を飛び超える自在な旅情報の提供でした。また、刊行にあたっては、現地の旅を終えるや空港のゴミ箱に捨てられるものではなく、機内誌や思い出の本棚に納まるレベルを目指すと、素人集団ながら決意し、今日に到りました。グローバルな時代は、物流以上に情報のつながりの早さです。時代の変化は紙媒体からネットです。固定電話を飛び越えていきなりスマートフォンを駆使する世代が多数派になる時代です。カンボジアの 12 年間の変化は、日本の戦後史の 20 年を超える早さに見えますが、それゆえに見た目以上の格差、農村の停滞、街の猥雑さなど危うさを抱えています。ネットの便利さもフェイクニュースを生じる危うさのように軽・薄・短・小の情報が溢れています。それだからこそ、ネットの早さとコスト安さを活用しつつ、時空を超える自在な視点で取材に裏付けられた確かな旅情報の提供が重要になります。そこで Discover New Asia 編集部は、Web に軸足を移し、時空を超えた旅情報を提供するため、新た Web サイト discover NAVI＊を立ち上げました。D.A.C、以来、Discover New Asia の愛読者の皆様、引き続き是非とも discover NAVI をご覧くだされば、幸いです。今後もタイムリーかつ深みのある“知の旅”情報のご提供に努めていきます。また、本誌：Discover New Asia の定期刊行はひとまず終了いたしますが、時宜に応じて別冊特集や情報パンフ等の発行は続けていきます。終りにあたり、今後とも皆様のご支援・ご鞭撻を賜りたくお願いする次第です。時空を超える旅情報誌：Discover New Asia 編集部一同＊discover NAVI：インドシナ 3 国、タイ、ミャンマーの旅総合ウェッブサイト https://newasianavi.com/

ピーマイ遺跡 Phimai

スリン地区（クメール遺跡3か所） Surin Area

ナンロン Nang Rong

サンカ Saungkha

プラサットタノン

プラコンチャイ Pra Khon Chai

Prast Thnon

バンプルアンムアンタム Ban Pluang Muan Tham タ・モアン・トゥーチ Ta Muan Touch バンクラット

パノムルン Phanom Rung

タイ

ダンレック山脈アンロンベン

Samraong

モウン Moung

コーン Khong

コーンパーペンの滝

Banteay Srei

世界遺産プノンボック

プノンバケン Siem Reap メイチェライプノンクロム

ロリュホス Roluos チョンクニー

Mee Chrey

Anlung Chheuteal 64

チャエプ Chep

タベンミアンチャイ

Tabeng Mean Chey プノンプレア Phnom Preah チェイセァツ

プノンクーレン国立公園

プレアコー Prea Kho

大プレアカーン Preah Khan

ストゥント

カンボジア

ダムダエク

Dam Daek

ワットエクプノンワットバセトゥ Chong Khneas スピアンコンポンクデェイ Wat Aek Phnom コンポンプルック Spean Wat Baset Kampong Kdei Kampong Phluk バッタンバン 7:00am-8:00pm ワットプノンサンボー Battambang Wat Phnom Sambo ストゥンコンポンクレアンプレックトアール Stoung Kampong Khleang ノコールヴェアス Prek Toal Nokor Veas B パイリン Pailin 57 6 7:00am-8:00pm モンルセイワットバナン Moung Russie チュテァルプロァ Wat Banan

CAMBODIA

湖プッサ ap レ S ン nle ト To

Chouteal Phloa

Stoeung

タセン Ta Seng

スピアンタオン Spean Thoung

7 メコンイ

タラバリバット Talabarivat

Chey Seat

ベンメリア Beng Melea

アンコールワット Angkor Wat

シェムリアップ

クレン Kulen

プノンクーレン Phnom Kulen 309m

8:00a

アンルンチュティアル

ポウ Pou

Koh Keｒ

クロラン Kralang バンテイスライ

モンコールボレイ Mongkol Borei

プラムロン Prasat Pram Long

チョァムクサンネアックボアス Choam Knsant Neak Boas クラプムチョゥク Krapum Chhouk

コーケー

クバールスピアン Kbal Spean

シソポン

Sisophon

アンプムトゥーチ Ang Phum Touch

世界遺産

バックアルン Bak Anlung

Anlong Ven

スピアントップ Spean Top

カオ・ノイ Kao Noi

バンタッツ Ban That

トマポック Thma Pok

7:00am-8:00pm アランヤプラテート Aranyaprathet A ポイペト Poipet

Wat Mua ワットトモー Wat Tom チャンパサック Champassak

プレアヴィヒアスラアェム Preah Vihear Sra Aem

バンテアイチュマール Banteay Chmar

スドック・コク・トム Sdok Kok Thom

ワットプー Wat Phu

プレアヴィヒア周辺図 P18

タ・クロバイタ・モアン・トム Ta Krabey サムラオン Ta Muan Thom

THAILAND

世界遺産 Phu Kao ムアンカオPh

シェムリアップ市街図 P79-82

7:00am-8:00pm

Ban Kruat

ポ

プーカオ

シー・サケット地区（クメール遺跡2か所） Si Saket Area

メコン川 Mekong

サンボープレイクック Sambo Prey Kuk 64

百柱寺

サンポ Samp

メコンイルカ生息地

コンポントム

Kampong Thum

ポーサット Pursat

トラート Trat

プノン・サンコス野生保護区

チャーン島 Chang Island （タイ領）

クラヴァン山脈

マーク島 Mark Island

KRAVANH MOUNTAINS

（タイ領）

プノンサントゥークプ Phnom Suntouk Ph メコンイルカ生息地 Sap コンポントゥモークラ 5 プラサット・プラ・スライ Kampong Thmor Kra ポンレイ Prathaet Pra Srei Ponley プノンソポア Phnom Sopoar プノンティアットスライ・プロコンポンチュナン Phnom Teaet Srei Pro ハンチャイ Kampong Chhnang チュロン Han Chay Chloung 6 陶器の里 73 プラサットワットプノンスライプロ Pratheat プノンチューンプレイアウラウ山 Wat Phnom Srei Pro 7 Phnom Chung Prey Mt. Aoral スクンワットノコールきずな橋 6 Skun 1771m Wat Nokor (JICA支援) Wat Po-Rakharam コンポンチャム Kampong Cham 7

サップ川

ウドン Oudong

（カルダモン山系）ハトレック 7:00am-8:00pm Hat Lek C (CARUDAMON MOUTAINS)

クット島 Kut Island

コ・コン

（タイ領）

コーン・コァ島 Kong Khoa Island

チーパット Chi Phat 48

スダッチ/スマッチ島 Dara Sakor P39

アンドントゥク Andoung Tuek

キリロム国立公園

スレアンベル Sre Ambel

ボトムサコー国立公園

スダッチ島 Sdach Island

Boutum Sakor Dara Sakor

タイ湾

Kampong Speu

Thma Sa

Phnom Penh

GULF OF THAILAND

シハヌークビル Sihanouk Ville

アンタソム

Ang Ta Saom

チュク Chuk

Kampot

クラベイ島レアム Krabey Island 国立公園地図P31

ロン島、ロン・サムレム島図 P38

ケップ国立公園

シハヌークビルビーチ図/市街図 P40-41

2016年4月よりプノンペン・シハヌークビル

チャウドク旅客列車の運行始まる（運行曜日の要確認 Chau Dok

7:00am-8:00pm 91

ハーティエン Ha Tien 80

プノンバテ

フ－コック島

Phu Quoc Island （ベトナム領）

8:00

7:00am-6:00pm

オケオ Oc Eo

カンポット地図 P30 プノンボコール地図 P30

ヴィンロ Vinh Lo 91

国境開放情報

カンボジア国境名

A ポイペト B パイリン C チャムイエム

相手国国境名アランヤプラテート（タイ）バンパカード（タイ）ハットレック（タイ）

カントー

Can Tho

◇ コーストライン（南部海岸線）地図 P35-36

A. - G. 陸路旅行者の為

バベット Bavet

プノンダ 9:00am-5:00pm Phnom Da

プノンバヨーン Phnom Bayong

Phnom Chhonguok コンポントラッチケップ Kampong Trach

カンポット Kep

Svay Rieng

Mt.Phnom Bokor プノンチュヌク

1079m

スヴァイリエン

Takao

Veal Renhプノンボコール

Phsar Ream

Prey Veng

タクマウ

1 2 つばさ橋 Ta Khmau 838m プノンスロウォッチジェイポータプロ―ム (JICA支援) Yeay Pov プノンタマウ Phnom Sruect Ta Proam Kirirom Phnom Tamau バープノントラエントライユンニエンクマウ Ba Phnom ネアックルン Traeng Trayueng Neang Khmao Neak Loeung ピッチ・二ル峠プノンチソー Pich Nil Phnom Chisor タケオアンコールボレイ Angkor Borei

プノンボコール国立公園

プサーレアム

プレイヴェン

クバールチャイヴェルレン Kbal Chey

プレイノコール Prey Nokor

プノンペン市街地図 P55-61 プノンペン

コンポンスプー

ドムレイ山系 DOMREI MOUNTAINS

トマサー

キリロム山系 KIRIROM MOUNTAINS

Koh Kong ペアム・クラソップ野生保護区

クラエク Kraek

にほん橋 (JICA支援)

カンボジア国境名

開放時間

ビザ取得等

7:00am-8:00pm

カンボジア・ビザ可

プレックチャック

7:00am-8:00pm

カンボジア・ビザ可

クォムソムロ-

7:00am-8:00pm

カンボジア・ビザ可

バベット

相手国国境名ハーティエン（ベトナム）ビンション（ベトナム）モクバイ（ベトナム）

開放時間

ビザ取得等

7:00am-6:00pm

カンボジア・ビザ可

9:00am-5:00pm

カンボジア・ビザ可

8:00am-7:00pm

カンボジア・ビザ可

ポゥアサ hou Asa

ラオス

ang Kao ー mo

海抜0ｍ

LAOS

主要河川

海抜0ｍ以上の河川・湖沼段彩図ー海抜500ｍ以上扶南関連遺跡国境クメール遺跡 19－20世紀の史跡チャンパ遺跡水上生活の集落

主要道路

１

国道番号鉄道首都

コンツム Kon Tum

Vira Chey シェムパン Seimpang ベンサイ Veun Sai

am-5:00pm

州都目印になる街・村

ビラチェイ国立公園

ラタナキリ Rattanak Kiri

イルカ生息地

プレイク Play Cu

バカム Ba Kham

チュオンソン

バンルン Banlung

ロムバット Lum Phat

トレン

プノンペンからの距離

国境開放＊黄色地の国境開放は各自が事前確認を！

Treng

シェムリアップシハヌークビルカンポットケップ雁塔コ・コンバッタンバンクイニョンポイぺト Quy Nhon タケオコンポンチャムクラチェストゥントゥレンラタナキリモンドリキリプリアビヒア

314km 230km 148km 174km 271km 291km 405km 78km 124km 315km 455kim 588km 521km 420km

トゥイホア Tuy Hua

アンジョル Anyul

寺

ポール poar

モンドリキリ

バンメトート Buan Ma Thuot

Mondul Kiri

プノンサンボク hnom Sambok

センモノロム

ラチェ

Senmonorom

atie

ダックダン Dak Dam

オラン O Rang

ン g スヌール Snoul

ヴォカンニャチャン Nha Thang

スレイプレア Srae Preah

ボーナガール

ダラット Dal Lat

7 27

ベトナム

VIETNAM

カムラン 1A

Cam Ranh

ポー・クロン・ガライポー・ロメポー・ダム

ホアライ

ファンラン Phan Rang

ト t

モクバイクチ Moc Bai Cu Chi 0am-7:00pm 22

ビル間認）

トーリー

ファンティエット Phan Thiet

ムイネー

ポー・ハイ

Mui Ne

チャンパ遺跡南限界ホーチミン

Ho Chi Minh

ミト My Tho

南シナ海

ブンタウ Vun Tau

ロン ong

South China Sea 0

カンボジア国境名

トロッピアンクリル

相手国国境名ドンクロロー（ラオス）

開放時間

8:00am-5:00pm

ビザ取得等カンボジア・ビザ可ラオスビザ可

100km

＊シハヌーク・ビルは08年末に州名と同じ「Sihanouk」になりました。しかし、街中心部の地区名に「シハヌーク・ビル」が残っています。観光客に馴染み深い「シハヌーク・ビル」を引き続き表示に使用いたします。

＊日本人は、タイ、ベトナム、ラオスの観光ビザなし入国可能

Discover New Asia カンボジア全国図 2018年3月改訂版

あした

振り返れば、朝 —時代を変化に、明日を見る—

ずいぶん明るくなり、東の雲に赤みがさしてきた。薄雲の切れ目から一閃の輝きが遺跡を照らす。そんなイメージがプレアヒア Preah Vihear 神殿 ( ヒンドゥ寺院）遺跡である。今年、日本の外務省が発表した各国別渡航の「安全情報」では、カンボジア全土の危険度は１、隣国タイのプレアヴィヒア（ヒンドゥ寺院）遺跡地域の危険度も１に引き下げられた。今やタイとの国境線が通るダンレック山脈にある同神殿遺跡もプペンやシェムリアップと同じ危険度１である。かつて危険度２や３を示した同神殿遺跡周辺、安全性を危惧した日系の大手旅＊は同神殿遺跡へのツアーは控えていた。また、3 月 22 日にカンボジア側山麓にユネスコ協力の「プレアヴィヒア博物館」が開た。ここに来て、幻の世界遺産：プレアヴィヒア神殿遺跡に光が差して来た感がある。また、シハヌークビルが中国化の波に洗われる今、コーストラインも転換期に来ている。WIld を求める若い旅行者は沖合のに向かい、それを追ってカンボジアの若者も続々と渡る。一方、海辺のリゾートライフを求める人々はシハヌークビルの猥雑騒を避け、カンポットに向かっている。さらに喧騒と猥雑さから隔離されたような島丸ごとのナチュラルリゾートがレアム国園沖に誕生する。今やコーストラインは、訪れる者の棲み分けが始まっているかのようだ。本誌最終号となった今、時代の変化に明日を見る「とっておきの旅・三選」を紹介したい。＊プレアヴィヘア博物館：Web サイト discover NAVI https://newasianavi.com を参照 .

そこは「天空の神殿」だった

アンコール・ワットの北東はるか、タイ国境に屏風のように立ちはだかるダンレック山脈の一角に天空の神殿がある。それは、長きにわたって伝説にも似た憧れの地。大きく左右に揺れる四輪駆動に乗り６時間余、麓から一気に数百ｍの急峻な断崖を駆け上るバイクに乗換えしがみつき、私たちはようやく天空の神殿に到った。

プレアヴィヒア神殿（ヒンドウ寺院）を頂に置く山は、南の平原に向って槍の穂先のように突き出し、南・東・西の三方は急峻な崖になっている。北側だけが他の

山は、北のタイ側の谷からゆるやかな傾斜で高度を上げ、一度、砂岩が剥き出しとなった鞍部に下がり、再び急な崖を昇って、テーブル状の砂岩が広がる台地に出

（寺院）は、現在のカンボジア領に属している参道入口から最奥の中央神殿のという領域を超えてタイ側にまでその神域を広げていたようである。それは、今もタイ領

威光は遠くコラート平原を越えてスコータイにまで、また、平原を東にたどってアンコール王朝につながる「真臘（漢文資料・チェンラ王国）」の発祥地チャン・パス南部）に通じる王道の中継点に当たる事になる。

タイ領に入ってわずか 200ｍほど、東側の急峻な崖の上部に彫られた三体の神像がある。それは明らかにクメール民族の造形によるもので、肉付きのよい、ゆったり

アンコール王朝の威光を背にした軍の行進は遥か山上の神殿に神の栄光を祈り、荷物を背負った旅人は神の加護を求めて、磨崖の神像の慈愛に浴したに違いない。それさわしい憧れの「天空の神殿」であった。

アヴィ

振り返れば、朝 1 しょこう

曙光幻の世界遺産－プレアヴィヘア－

ア神殿プノン旅行社開館し

の島々雑と喧国立公

。カンボジアにあって、カンボジアからたどれない僻遠の地であった。それが古くから「聖なる神殿（寺院）」とよばれたプレアヴィヒア遺跡である。土埃を舞い上げ、

の山々と尾根をつなげ、多くの谷を入り込ませながら、ゆるやかにタイ・コラート平原へ至る。

出る。ここに山上の大神殿・プレアヴィヒアが築かれたのだ。現在、カンボジア・タイの国境は、一続きの山の鞍部に引かれている。が、往時、プレアヴィヒア神殿

領の山上に残るクメール遺跡（祠堂跡、磨崖の神像群）からも想定できる。想えば、アンコール・ワットを造営したスーリアヴァルマン二世の 12 世紀の頃、王朝の

パサック地方（現・ラオス南部）に及んでいた。それ故、往時、プレアヴィヒアのあるこの地は、王城の地 : アンコールとスコータイ、チャンパサック地方（現ラオ

りとした姿態、厚めの唇、口元の穏やかな微笑み、伏し目がちな視線の先は、眼下数百メートルにゆるやかな傾斜でコラート高原に続く広い谷に注がれている。時に、

れ故にこそ、ここは「聖なる神殿（寺院）- プリアヴィヘアの意味 -」と呼ばれたのである。往時、この地はけして辺境ではなく、行き交う人々には仰ぎ見るにふー Discovery Asia in Cambodia(D.A.C.) No.3 よりー * 本誌の前身 Discovery Asia in Cambodia (D.A.C.) がプレアヴィヒア神殿遺跡を初めて取り上げたのが、No.3（2007 年 5 月発行 ) であった。

2007 年当時、カンボジア・タイの国境は開放されており、容易に数百ｍ先の市場まではノー・パスであった。タイ側には神殿領域を示す結界石に当たる塔状の石造遺跡（ダブル・ストゥーパ）、資料館やさらにはバライ（聖池）跡に比定される方形に近い沼がある。実際のプレアヴィヒア神殿の境界は国境を跨いでタイ側に南北を軸に伸びていた。事実、タイ側のクメール遺跡をも見て初めて、プレアヴィヒアの全貌を知ることになるのだ。そのためにひとたび両国の政治的な緊張が高まれば、双方が相手に領土権を主張する国境紛争の火種となる。 90 年代半ばから 2007 年当時、プレアヴィヒア神殿へのアクセスは、タイ側からが一般的であった。タイ側は、国境まで見事な高原舗装道路が通じている。カンボジア側からのアクセスは危険であった。事実、シェムリアップからバイクタクシーでプレアヴィヒアに向かった外国人が途中強盗に遭う事件も起きていた。取材時、山麓から神殿のある山上に向かう道はジェットコースターのような獣道だった。砂岩の岩盤上をバイクが走る時なぞ、乗る者は思わず顔が引きつったものだった。

急崖上に浮彫されたアンコール期の神像

プレア・ヴィヒア神殿遺跡付近地図：2007年2月現在現地調査に基づいて制作

バライ（聖地）跡？

ここまでは、カンボジア側からノー・チェックで入国可能

タイ領から望むプリアヴィヒア神殿遺跡右手前はダブルストゥーパ：神殿領域を示す北東端の結界か？

市場 3

急崖

地雷注意の立看あり 6

急崖タイ側チェックポイント

（資料館）

遺跡入場チケット 7 カンボジア国境ゲート売り場 2008年7月以来閉鎖

展望台 2

土産物・食堂ゲストハウスカンボジア領バイク・車到着 9 地点

ビジターセンター

タイ領にあるソッカー市場入口

タイ側にある資料館

急崖 1

磨崖神像プラサット・サントップ（ダブル・ストゥパー）

急崖

6 タイ側チェックポイント、ここではタイの軍人が常駐していた

第一塔門

5 タイ側にある展望台

プリア・ヴィヘア神殿遺跡

急崖

第一塔門はカンボジアの国旗が目印になる、よく雑誌等でも見かけるポイント。カンボジア領から入った場合はここから見学することになる。参道入口から順を追って見学する場合には参道を下って更に中央祠堂まで登らなければならない。

7 カンボジア側・国境ゲート

巨大ナーガ欄干の背面

9 プレアヴィヒア・第一塔門

ダンレック山脈からカンボジア平原に槍の穂先ように南へ突きでた頂上部にプレアヴィヒア神殿がある。ー写真：南西の麓よりー

プレアヴィヒア神殿第五楼門、ここから前柱殿を最奥の中央祠堂に至る

2008 年 7 月世界遺産登録の直後、国境紛争が勃発

2006 年、神殿遺跡向かって砂岩の岩盤上を走るバイクタクシー

プレアヴィヒアへの登攀道悪路に危険、右手は断崖

2008 年 8 月第一塔門の参道欄干ナーガ（蛇神）横に立つカンボジア軍警察（憲兵）

2008 年 7 月世界遺産登録プノンペンの中央市場では大勢の市民がお祝いに駆けつけた。世界遺産登録決定後は全国各地で盛り上がりを見せたようだ。

2008 年 7 月、ユネスコはカンボジア単独申請のプレアヴィヒア神殿を世界遺産に登録した。直後、カンボジアとタイの間に政治的な緊張が高まった。その因はタイの内政問題、今なお燻るタクシン派と反タクシンの争いである。2008 年当時は、亡命したタクシン元首相（在任 2001 年 2 月 9 日―2006 年 9 月 19 日）に代わって同派のサマック・スントラウェート首相（在任 2008 年 1 月 22 日―9 月 9 日）の政くすぶ権だった。2008 年の同神殿の世界遺産登録に関しては当初タイ側の支持もあったが（タイのノッパドン外務大臣がカンボジアのプレアヴィヒア寺院の世界遺産登録を支持表明 2007 年 11 月）、その後支持したことがタイの国内法違反とされ、当外務大臣は 7 月中に辞任した。 2008 年 7 月中旬、タイ人 3 名がプレアヴィヒア神殿域に不法侵入したとしてカンボジア側に拘束された（その後解放）。この拘束に合わせ、タイ側が軍隊を派遣。それに対抗するようにカンボジア側も軍隊を派遣し、睨み合うことになった。タイでは、サマック・スントラウェート首相が所謂「司法クーデター」によって辞任に追い込まれ、ソムチャーイ・ウォンサワットが首相を継ぐが、12 月 2 日に憲法裁判所の決定で「国民の力党」（タクシン派）が解党に追い込まれて辞任、次いで反タクシン派のアピシット・ウェーチャチーワが首相に就いた。このように突如、勃発したプレアヴィヒア付近の国境紛争は、反タクシン派がタクシン派政権を追い込むために煽った形跡がある。続くアピシット政権は、その成立のいきさつから国民の不満をそらすため、国粋主義・民族主義を煽り対外的に露骨な強硬外交を掲げ、それが 2011 年 2 月４．5 日のタイとカンボジアの武力衝突の因ともなった。カンボジア側もフン・セン首相が 2008 年 10 月 13 日のタイ外相との領内に侵入したタイ軍の 14 日までの撤退を求め、応じない場合は「戦争が起きる」と警告するという強硬姿勢を見せたが、多分に国内向けの姿勢で、現地を取材するに国境に展開したカンボジア軍はカンボジア側国境ゲート手前。受け身の姿勢に見えた。鉄条網背後に国境入口の鉄作が見えるー 2008 年 8 月取材時ー

2006年12月涼季、晴れわたった夜空は降るような星空だった。鎌首を上げるナーガ（蛇神）は神々しかった。

こは 7 月 15 日にタイ軍兵士が侵入した寺だ。タイ軍からすれば、主する国境内の行動ということだろう。寺入り口の横には、英語で「Thais go back home!」「This must abide by Judgement of International Court Justice of 15 June 1962!」の横断幕が掲げられていた。健気なというより痛々しい感じがした。寺に入ると境内に衛星通信用のパラボナ・アンテナが据えられている。取材陣（Free Asia) も見かける。至近距離で一時、互いに銃を向け会ったという両軍、これから向かう谷間への取材に緊張が走る。

林間に晴れ間を見る

最前線気になるニュース（2008 年 8 月取材時）ー国境ゲート近くの第一階段参道下の広場ー

いち早く、本誌の前身 D.A.C.No.7 (2008 年 10 月発行 ) では、2 度目の現地取材を敢行し特集「天空の神殿Ⅱ」を組み、生々しい「プレアヴィヒアの現在」を伝えた。

暗雲に晴れ間ありプレアヴィヒア国境係争地を往く国境係争地は三か所プレアヴィヘア神殿遺跡の玄関口の街；スラアェムの食堂で地元民に情報を訊くに、タイとの国境係争地は３カ所とのこと。耳目を集めたプレアヴィヒア以外にアンロンヴェンから北上するタイ国境ゲート付近、さらに西のタムアン・トム、タムアン・トゥーチ付近。タムアン・トムに隣接するタムアン・トゥーチはバンテイ・チュマール寺院遺跡からかつて王道を辿ってピーマイ寺院遺跡に到る途中のタイ国境沿いにあるクメール寺院遺跡である。現在、ここはタイ領で 200 人余のタイ軍が駐屯し、カンボジア軍も国境を挟んで近くに駐屯しているとのことである。

麓は俄か景気スラアェムからの道は泥濘で荒れている。プレアヴィヒア寺院のある山上は、重たい雲に包まれている。山塊崖下を東から南に回り込むと集落に突き当たる。集落手前の小学校は軍に接収され、軍用トラックが列をなして駐車している。灰色の軍車両は見る者に緊張感を強いるが、麓の集落は異様に活気づいている。食堂が増え、市場の人通りも目立つ。 1 年半前の気だるげな昼下がり集落が嘘のようだ。寺院への登山道沿いには軍人やニュースに煽れて急増したカンボジア人行楽客向けの小屋掛け売店まである。

タイの主張－プレアヴィヒア神殿遺跡の孤立化―

寺の入口、道路の向こう側は森の緩斜面、木々の間に軍のテントが見え隠れする。斜面を降り森に入るや、驚いたことにそこが両国軍が対峙する最前線。無数の軍用テントがそこ彼処にある。カンボジア軍のテントの脇を通ったかと思うと、タイ軍のテントが現れる。カンボジア軍は野戦用迷彩服、タイ軍は精悍な黒シャツの出で立ちで、誰もが肩に自動小銃、胸には手榴弾をぶら下げている。テントの横にはロケット・ランチャーや機銃、両軍の至近距離は 1ｍ内外、それも森の中を曲折しながら入り組んでいる。F.A.R＊取材陣に案内してもらったとはいえ、私たちのような闖入者に笑顔を向ける兵士や『ほっ、また来たか』といった表情の兵士に戸惑った。前線の緊張感はない。が、おびただここで撃ち合えば一瞬にして夥しい死傷者がでるだろう。森の中の繁みには地雷注意の看板、その近く野営する両軍兵士、申し訳のよう設けられた木の柵の境、その上を跨いで進んでも誰も咎めない。途中、同席して歓談する両軍兵士を何度か見た。不可思議な世界に迷いこんだような感情に囚われる。＜略＞時に、木々の梢の向こうに晴れ間が拡がる。森の木漏れ日は兵士たちの表情をいっそう和らげるかに見えた。自制した対応；兵隊に酒類は売るな途中から有刺鉄線が現れる。予想外のタイ軍の浸透を受け、カンボジア側が急遽設けたようだ。有刺鉄線に沿って行くと森の道は寺プレアヴィヒア遺跡・第一参道下の広場に通じていた。国境ゲートには 2 重・ 3 重の有刺鉄線、軍警察が歩哨に立つ。が、広場はここでも俄か景気。食堂の数が増えて、人々の表情にも活気がある。緊張と奇妙な感情で疲れた私たちは、食堂でビールを注文した。「『ビールは兵隊に飲ませていけない。』というお達しがでているから、缶やビンは置いていないよ。観光客はビールを飲んでもいいんだけどね。」と大きなジョッキで出されたビール。「こりゃ、氷水だ朝焼けのプレアヴィヒア・第一塔門ね。」とは同行者の弁。アルコール度を極端に薄めたビールにカンボジア側の自制した対応を確認した。

今回は四輪駆動車で一気に登った。中腹まで道は拡張されており、数年で立派な舗装道になりそうだ。途中寄った武装警察駐在の小屋には銃弾を込めた機銃が据えられ、高々とカンボジア国旗が翻っている。小屋の壁には「カンボジア側主張の国境線を描いた地図」、手渡された「タイ側主張の地図」と比較するに山上のプレアヴィヒア神殿遺跡自体をタイが領有権を主張しているのではない。が、遺跡の第一参道下（現カンボジア国境ゲート付近）ぎりぎりにタイ側の国境が引かれ、神殿遺跡のある砂岩台地を残して西側の緩斜面の領有を主張し、あたかもカンボジア領を崖際まで追いつめている感がある。これでは、カンボジア側からすれば、プレアヴィヒア遺跡の喉元を押さえられたに等しい。現に私たちが登攀する唯一の車道もタイ側主張の国境線で寸断されていタイ軍カンボジア軍る。一時、緊張が走る駐在所の先 100ｍほどで車道は一気に狭まり、車一台がやっと通過できる幅の舗装道になる。さらに急勾配で 4 輪駆動さえ喘ぎだす。道路際のわずかな平坦地にカンボジア軍兵士のテントが見え隠れ点在している。急斜面を登りきった所に小森でタイ軍と対峙するカンボジア兵士だが、さな寺（カェゥセッカキリテント内タイ兵士と歓談する姿も見られた。ー 2008 年 8 月取材時ースヴァラ寺院）がある。こ

そりゃ、帰りたいよ森の中でタイ軍の前線司令部のテントを訪ねた。「軍や政治に関すること以外ならいいよ。」との答えであった。闖入者に等しい私たちへの丁寧な接し方に恐縮する。タイ兵士はカンボジア人兵士たちと出身地や家族のことを話していると言う。両軍とも 7 月以来、一か月以上の駐屯、「どうだいここでの生活は？」の質問に、気さくなカンボジア人兵士は苦笑しながら「そりゃ、早く帰りたいよ。」と答えた。 *FAR: Free Asia Radio 。2017 年、米国系ということで独裁化を強める現政権によってカンボジアから追放された。

－Discovery Asia in Cambodia.(D.A.C.) No.7 2008 年 10 月発行より－

国境紛争 - 何を根拠にしているのか

2008年；国境紛争ープレア・ヴィヒア寺院遺跡周辺

タイ 300

300

100

400

ＣＡＢ

500

Ａカンボジア側国境ゲートＢ 7月15日、この付近に侵入したタイ人３名が一時拘束される。Ｃクメール寺院にタイ軍が入ろうとする 8月18日現在、タイ軍とカンボジア軍が緩斜面に対峙・混在する

伝承；聖池 N

＊上記地図はプレアヴィヒア寺院遺跡への車道中腹にある武装警察の駐在所で得た地図（Ａ４坂）版）を参考に作成したものである。両国が主張する国境線は、地図自体がコピーであるため、詳細部分については正確とは言い難い。

世界遺産プレア・ヴィヒア遺跡地域

プレア・ヴィヒア神殿遺跡

脈を通る国境線上に拡大した。カンボジアでは、プレアヴィヒア遺跡以外に他の遺跡での国境紛争を報じ、過激なショービズム（愛国主義）

②

を煽る。

第一塔門 520m 伝承；象の道

カンボジア

プレア・ヴィヒア神殿遺跡

国境紛争地 50m幅等高線河川 1904-07年国境 1934-37年国境（タイ地図） 1954年国境（タイ地図、アメリカへ提出） 1973年国境（クメール共和国） ① ②

50 40 0 0 30 0

5 4 00 30 00 0

Ⅰ

等高線 2008年；国境係争地カンボジア側主張の国境線タイ側主張の国境線巡礼（参道）古道

0 400

Ⅰ

巡礼古道（参道）

③

第二塔門

卍

D.A.C.No.12 (2010 年 1 月発行 ) では、失われた環：アジア最深部

④

520m

120m

⑤ C

を往くⅡ「紛争のジャヤヴァルマン街道－国境に屹立するタ・モアン・トム神殿（寺院）遺跡－」の特集を組み、同遺跡の取材に向かった。

600m

① A

―取材：2009 年 10 月ー

第三塔門分岐点伝承；王の控の間前柱殿

伝承；儀式の場

120m

世界遺産保存地域環境保全地域伝承より推定；往時の寺院領域

集落

中央祠堂

車道古道巡礼古道ナーガの欄干湿原国境ゲート古道・タイへ伝承；象の道磨崖神像

→

① A B C ② ③ ④ ⑤ プラサット・サントップ

スラアェムを経てアンロンヴェンコーケーシェムリアップに到る 1:10000

（ダブルストゥーパ）

第二の国境紛争地；タ・モアン・トム遺跡へ突如、プレアビヒア Preah Vihear 神殿遺跡周辺をめぐる国境紛争が再燃したのが 2008 年 6 月。7 月にカンボジア単独申請によって寺院遺跡が世界遺産に登録されるやタイ政局の混迷もあってにわかに緊迫した状況となった。2008 年 8 月に両軍の交歓を見た前線であったが、不幸な事にその後 10 月に武力衝突が発生し、神殿遺跡下の市場や家屋群は全焼し、両軍に死傷者を出すに事態に到った。8 月当時、国境紛争はプレアヴィヒア神殿遺跡周辺以外に同じダンレック山脈上にある神殿遺跡タ・モアン・トム遺跡付近でも起こっている事が伝えられていた。＊タ・モアン・トム Ta Muan Thom はフランス語表記にちかい Ta Muen Thom という記載の地図もあるが、ネット検索の便利さより、グーグール・アースの表記に拠った。タ・クロバイはネット検索では Ta Krabey の表記になる。

－Discovery Asia in Cambodia. (D.A.C.) No.15 2011 年６月発行より－

カンボジアの国威発揚の絵柄でよく使用される第一塔門と国旗

プレアヴィヒア神殿

タ・モアン・トム神殿遺跡タイが 1990 年代に修復

2008 年８月の取材後、タクシン派政権と国粋主義を掲げて国境紛争を煽る反タクシン派の争いで政局が緊迫化するタイ、2008 年 10 月の第一次武力衝突が勃発した。それは、仕組まれたものか偶発的か、説が分かれている。その後も両軍の睨み合いが続き、国境紛争は、ダムレク山

ダンレック山脈上にある遺跡。古代、バンテアイ・チュマールから王道が通り、北に隣接してタ・モアン・トゥーチ遺跡（タイ領）がある。

ダンレック山脈のカンボジア側は急崖となっている。 2011 年、急きょカンボジア軍は麓から簡易なケーブルカー、ロープウェイを架設しタ・クロバイ遺跡のある山上に展開した。取材時、ケーブルカー、ロープウェイに乗ったが生きた心地しなかった。

プレアヴィヒア神殿遺跡のタイ国境ゲートは閉められたままである。ここに来て、危険度の引き下げ、カンボジア側にユネスコ承認の博物館開館のニュース、さらにプレアヴィヒア遺跡修復のため、第一塔門はインドが、第二塔門は中国が修復するという明るい話が入ってきていることを喜びたい。

未来に託す〝人類の遺産

既に 2008 年、本誌の前身 D.A.C.No.7（2008 年 10 月発行）で題「プレアヴィヒア寺院の世界遺産登録後」という記事を掲載し、下記のように呼びかけていた。

タ・モアン・トム遺跡からの帰途、偶然に発見したダムレック山上の密林から忽然と現れたタ・クロバイ遺跡の大祠堂。そこはまた最前線でもあった。 2011 年取材＊タ・クロバイ遺跡には、 2003 年 12 月にはタイ側から Muang Boran Journal の編集者が訪れており、ダンレック山中に新たな遺跡を発見したとして TA Kwai 遺跡を紹介している。更に 2007 年には日本人遺跡マニアもタイ側から見学に訪れたことが確認されているが、カンボジア側からでは、私たち取材陣が Free Asia Radio 取材陣に次ぐもので日本人では初めてであった。

武力衝突（2011 年）後の小康状態のプレアヴィヒア寺院遺跡を取材し、 D.A.C.No.18 (2012 年３月 ) で特集「蘇るか、“世界遺産”天空の神殿」を組んだ。実に 4 度目の現地取材である。第一塔門付近には生々しい弾痕、第一参道下の家屋群の消失跡、そして掩体壕には洗濯物が干され、壕から女性が幼児を抱えて出て来るのには驚いた。

風向きが変わり、厚い雲が動き出すタイの総選挙で退陣したアビシット政権に代わりタクシン元首相の娘：インラック・シナワトラの政権（2011 年 8 月 5 日―14 年 5 月 7 日）が成立した。同年 9 月にインラック首相一行がカンボジアを訪問し紛争解決に向かって動き始め、2012 年 7 月に国際司法裁判所の部隊撤退命令が履行され両国の軍部隊は撤退した。「2013 年 11 月、カンボジアの提訴を受けた国際司法裁判所は寺院周辺の土地もカンボジアに帰属すると判断し、懸案の領有権問題にようやく決着がつくこととなった。」と Wikipedia では記述するが、その後、 2014 年 5 月 7 日に憲法裁判所の判決でインラック氏は失職し、混乱を収束する名目で軍事クーデターが起こり、軍はインラック氏を 5 月 22 日―25 日拘束し、その後インラック氏は亡命を余儀なくされた。 2018 年 6 月現在まで続く軍事政権は、公式に国際司法裁判所の判断を受け入れたわけではないが、インラック政権以前のアピシット政権のようなカンボジアとの国境紛争を煽ってはいない。ただ、依然として、

タイとカンボジアの国境紛争は話し合いの解決に向かっていますが、プレアヴィヒア遺跡の世界遺産登録以来、タイの野党勢力の攻撃によって、タイ政府は領土問題について表面的に強硬姿勢をとっています。プレアヴィヒア寺院の地理的な状況を理解したうえで今後の観光開発をはかってゆく必要があります。カンボジア側からの寺院へのアクセスは約 550ｍの高低差を 4ｋｍのつづら折の道路が結んでいます。現在のところ帰属がはっきりしていない 4.6 平方キロの土地をこの道路がとおっています。したがって今後問題なくカンボジア側からの観光を行うためには、この問題の場所を通らないで寺院にゆけるようにしなければなりません。＜略＞無益な争いを起こさなければ、プリアヴィヒア遺跡の世界遺産登録で、一番利益をうけるのはタイのイサーン地方といわれる。プレアヴィヒア寺院に隣接した地域の観光の目玉になるのです。＜略＞紛争がある限りタイとカンボジアの国境ゲートは開かずの扉となってしまいます。タイの政治情勢が安定すれば相互の利益のために陸路で入出国できるボーダーチェックポイントをもうけたり、便利な道路をつなげたりすることも可能だと思います。当面カンボジアにとっては、シェムリアップなどからのアクセスを改善して多くの観光客を誘致することが重要な政策となります。＜略＞現在はカンボジア側からはホテルもなく近くの村のゲストハウスを利用する必要がありますが、ハイキングや登山にでかけるつもりでいま話題の遺跡を見学していただきたいとおもいます。＜後略＞－Discovery Asia in Cambodia. (D.A.C.) No.7 2008 年 10 月発行より－

上の掲載文は多分に旅行業の宣伝臭があるが、紛争は「カンボジア、タイの国策宣伝」と見切れば、タイとの国境開放がなって初めて世界遺産：天空の神殿プレアヴィヒアは蘇るのだ。タイ、カンボジア双方に経済効果をもたらし、多くの外国人旅行者の見学が両国から可能になる。何より世界遺産とは一国家や一民族に属するものではなく文字通り人類の遺産として未来に託すものなのだから…。編集部より・記事の遺跡については、本誌の「カンボジア全図」P11 を参照してください。・プレアヴィヒア神殿（寺院）の特集及び掲載記事の詳細は、D.A.C.No.3,No.7. No.8,No.9,No.12,No18 をご参照ください。Web サイトからもご覧になれます。 http://discovernewasia.com/index.php?page=magazine ・プレアヴィヘア神殿そのものは、上記の No.18 の「鳥瞰図」を参照ください。

www.discovernewasia.com トラベル・トライアングル旅企画 MAP

COASTLINE シハヌークビル、カンポット、ケップ、コ・コン

Koh Sdach

寄稿：Cafe Sushi -Sihanouk ville-

今、ふたたびのカンポットー西欧末期の輝きー

地図；ロン島・サムレム島

涼風のプノン・ボコール一大開発は夢のまた夢

地図：スダッチ/スマッチ島、Dara Sakor

特集：振り返れば、朝３

地図：シハヌークビル市街図

企画：お勧め穴場スポット企画：カンボジアならD.A.C.Travel こだわりの特選・旅

地図：コーストライン地図

＊本誌掲載地図と寄稿の遺跡名や地名読みに相違が見られる時があるかも知れませんが、いずれも外国語表記翻訳を原因とするもので、カンボジアでは外国語表記さえ統一されていません。寄稿については、著者の表記を尊重し、そのままとしています。その他については、記載を統一しています。*例：ロン島（ルン島）等

情報・紹介

こだわりのナチュラルリゾートが誕生する

寄稿

特集：振り返れば、朝２

振り返れば、朝 2

今、ふたたびのカンポット —西欧末期の輝き—

→

まったり過ごすならカンポットこそふさわしい空はあくまで高く青いコンポンバイ（川）は鏡面のようなわずかの流れ、背後にボコール山並みが望める

→

古来、外洋からカンボジア内陸部に達するには 2 つのルートがあった。一つはメコン川を遡るルート、もう一つは、カンポットから辿るルートである。メコン水系を利用してアンコールワットに到ったのは、 17 世紀、アンコールワットに落書を残した森本右近太夫であり、もう一つは 19 世紀半ば、タイから沿岸を廻りカンポットからプノンペン、当時の都ウドンを経てアンコールワットに到ったアンリ・ムオである。前者は落書で知られ、後者は西欧で＜アンコールワットの発見者＞と称され、貴重な探検記（「インドシナ王国遍歴記」邦訳・中公文庫）を残している。森本右近太夫の場合、禁教と後の鎖国で忘れ去られ、ムオの場合は、当時のオリエンタリズムの風靡と西欧の膨張政策を刺激し、インドシナの植民地化を促した。カンポットのコロニアルの建物群とは、本来の意味「コロニアル＝植民地風」というアジアの民の悲惨につながった象徴でもあるのだ。時折、プノンペンで見かけるシクロの列は、初老の西欧人たちが乗車するノスタルジック（懐古趣味的）な姿、その多くはかつてのご主人（植民地支配国の外地役人や一攫千金を夢見た流れ者）の末裔：フランス人たちである。そして今、カンボジアでは、西欧の懐古趣味はアジアの勃興と中華帝国の興隆によってアナクロニズム（時代錯誤）と化して片隅に追いやられている。カンポットの今は、主人公が変わる時代の風を前にした灯のような輝きに過ぎないように思える。その輝きは、夏の灯火に自らの身を焦がす虫たち、西欧末期の輝きにている。

夕暮れのカンポットーコンポンバイを跨ぐ鉄道橋ー

自らの身を焦がす輝き・カンポットカンポットの街並みはここ 10 年、ほとんど変わっていない。変わったのは４階程度のホテルやコンポンバイのクルーズ船がずいぶんと増えたことか。そして廃墟の一つに数えられていた特異な円錐形の駅舎に 2016 年再開の鉄道列車が上下線 1 日１回立ち寄る程度である。緑濃い、白亜や薄黄色の漆喰造り家に橙色の屋根の輝く穏やかな街並みの景観の美しさはさほど変わっていない。ロータリーの大きなドリアンや潮汲み娘のモニュメントはちょっと興醒めの苦笑ものだが、リバー

午後のコンポンバイ・クルーズはお勧め

2018 年、カンポットの街は垢抜けて来たやはりシハヌークビルから移住した欧米系の店舗や住人が増えたからであろうか。昼下がりのカンポットの街を見るに、一時と比べ川沿いの店舗の開店が増えた。また、各ロータリ周辺から川沿いにかけての道筋のコロニアルの建物群も多くリュニュアールされて街並み全体が綺麗になった。また、潮汲み娘のロータリーから川沿いに伸びる公園や新市場も整備が終わった。今やカンボジアでは、最も美しい街である。また。この付近は川沿いにかけて欧米系観光客を最も見る。一方、上記の 2010 年代初頭の記述にあるテックチューンや動物園は、行楽地として一層凋落した。また、三角州のマングローブ林や干潟は開発でほぼ消滅した。カンポット近郊の海外線も同様である。カンポット中心部のコロニアルな街並みに大きな変化はない、

サイドの一角や新市場中心の街並みは、西欧のアジア進出の街並みの姿である。今でこそ気だるい静けさに包まれる街であるが、20 世紀半ばまでここカンポットはカンボジアで唯一の外港、街のロータリーから放射上に伸び交差する道筋は、まさにフランス植民地時代の町割りである。かつて外洋からコンポンバイ（川）を遡り寄港する汽船で活気に満ちていたに違いない。独立後は退職の植民地官吏や富裕な中華系商人が川辺りや今の新市場辺りの街並みに住み着いたが、70 年代の内戦・ポル・ポト政権時代には、中心部は空洞化した＜廃市＞のような姿で残された。ミレニアム（世紀末）の頃、この街に注目したのは欧米系外国人、つまり栄光の西欧の末裔たちであった。先ずはリバーサイドに西欧風カフェやレストランが立地し、その後のカンボジアの復興で富裕層の行楽地になり、ローカル商人も後追いした。が、海辺のリゾートの人気はシハヌークビルに偏り、ちょっと一癖ある欧米観光客が立ち寄るローカルな行楽地の域を脱しなかった。 2010－15 年、本誌では、カンポットを次のように紹介していた。山紫水明の街・カンポットカンポットは古い街である。19 世紀、探検家アンリ・ムオが初めてカンボジアを訪れたのもこの街を通るコンポンバイ（川）の河口である。シハヌークビル港ができるまでは唯一の海に開けた港町であった。そのため河岸には瀟洒なフレンチ様式の街並みが残っている。20 世紀半ば、プノン・ボコールやケップの保養地に向う基地としての機能を持ち、高く聳える屋根を持つ当時の鉄道駅舎も残っている。現在、河岸の観光客の集まる地域を除いてはかつての賑わいを失っているが、近年、海辺の保養地・ケップの観光再開発や自然・文化遺産としてプノン・ボコールの人気の高まりで漸く活気を見せてきた。河岸にはカフェ・レストランが増えてきており、宿泊施設も河岸や街中に立地し、充実してきている。カンポットの街の楽しみは、ボコールの山並みや川沿いの熱帯樹木を眺めながら鏡面のようなゆるやかな流れのコンポンバイ（川）を下るクルーズ、現地の人たちの行楽地である河原・テックチュ－ンの景観や熱帯動物園である。熱帯動物園ではボコール国立公園に生息している動物や鳥類を見ることができる。また、コンポン・バイ川河口の三角州（デルタ）にはマングローブ林が見られ、干潟の動植物の多様さは見逃せない。

2018 年カンポットはカンボジアで最も美しい街ー背後はボコールの山並みー

塩汲み像のロータリーから川沿いへ公園が整備されたなま

観光地は生ものである「観光地は生ものである」（カンボジア在住 20 年余の旅行社の方の言葉）というのは、至言である。ましてアンコール王朝滅亡後 500 年間余、地方的な王権やタイ、ベトナムを宗主権と仰ぐ王権が続いたカンボジア、古代遺跡以外の観光地は賞味期限が実に短いのだ。本誌の取材 12 年、肌で感じたことである。首都プノンペンの王宮・国立博物館とてフランス人の建造・贈与で物珍しさ以上のものではない。それに虐殺博物館では、特異なツアーでしか観光客は集まらない。

今が旬のカンポット－中国化に追われた人々－

既にカンボジアは、その海岸線の 30％を中国が租借し、海辺のリゾート：シハヌークビルは前号のルポ「奔流（龍）、シハヌークビルを洗う－止めどもない中国勢い－」で触れたように＜中国の、中国のためのリゾート地＞に変貌している。地価の急騰と喧騒は、老後の楽しみに住んだ者やリゾート地で一儲けと投資した小金持ちの欧米人は、もはや立ち行かなり、続々とカンポットに移住したと聞く。事実、シハヌークビルにあった欧米系経営のカフェやレストランがカンポットに進出している。また、シハヌークビルの変貌は、沖合のロン島にも波及している。沖合の他の島々も、やがて利口者から「儲くそけた所と糞した所は、さっさと立ち去れ。」といった姿になるだろう。実にこの地の多くの行楽地は、狂奔の儲け騒ぎの後にゴミの散乱と赤地のビール看板の乱立となる。それ故にカンポットの今は、旅上手な欧米系旅行者で密やかブームとなっているのだ。今、カンポットに立ち寄る旅なら、まったりとノスタルジックな街の倦怠に浸るか、川のクルージング、そしてプノン・ボコールへのツーリングや海辺の保養地ケップを楽しむことになる。カンボジア人の行楽客の多くは、カンポットを素通りする街であるが故に欧米系の逃げ込み場所となっている。が、2018 年現在、コンポンバイ河口の中州はカンポットの街に面する岸辺を除き、赤土剝きだしの造成地と化している。地元民は、「中州や河口の土地は、一大投機ブームで、そこに住んでいた多くのチャム系カンボジア人は高値で土地を手放した。場所によっては、プノンペンの平均地価を上回る高値で取引されている。やがて来る中国化は防げない。」「中州の造成地には、外港が造られる。」と言う。新たな港から眼前のフーコック島に定期船が通うことになれば、カンポットはベトナム政府肝いりの国際リゾート地・フーコック島へ渡る外国人旅行者の素通りするローカルな街になること必定。ならば、カンポットは今が旬、ここ５年で猥雑なカンボジア人と中国人が入り混じる歓楽の港街と化すだろう。

振り返れば、朝 2

涼風のプノン・ボコール

Photo by: Daisuke Akita www.daisukeakita.com

一大開発は夢のまた夢

バイク・ツーリングなら、爽快体験！カンポットに来たなら、プノン・ボコールへのバイク・ツーリングがお勧め。そこにはカンボジア随一の高原道路が通じている。標高差、実に 1000ｍ余である。この道路、2012 年に開通した。それまでは植民地時代に開削された道路で 1950 年代に舗装されていたが、その後補修がなされず悪路であった。地元旅行社が主催するツアーの車がしばしばエンジン故障し立ち往生していた。今や地元ツアーの車は見られず、欧米系旅行者はもっぱらコンポンバイ（川）のクルーズを楽しんいるか、ボコールの涼風と爽快感を求めてバイクのツーリングを組む。高原道路はカーブの連続で時にヘアピンカーブとなって高度を稼ぎ、高原突端のブラックパレスに到り、眺望が一気に展ける。標高差 1000ｍの急崖、

その先海峡を挟んでベトナム領フーコク島が指呼の間に横たわる。また途中、カンポットの三角州 ( デルタ ) の地図を見るような眺望も開ける。ここから先、道路はゆるやかな傾斜で高原地帯を縫い最高地点の鉄塔に到る。ブラックパレスから急崖上の鉄塔は望めるがボコールの特有の霧や雲に覆われていることが多い。この急崖、季節を問わず、タイ湾から吹き付ける温かい湿潤の海風がぶつかり、一気に高度を上げるため急速に温度を下げ上昇気流は雲となり、高原上は絶えず流れる霧に包まれるか降雨となる。それ故に高原には高層湿原があり、背後は鬱蒼たる熱帯原生林に覆われる。実に、海岸部と高原上の気温差は 5 度Ｃ以上、体感気温はさらに拡がる。＊本誌 P30 のプノンボコール地図をご参照ください。ボコール山はインフラが完璧に整ったカンボジア唯一の高原ツーリングスポットだ

1960 年代のボコール•ホテル＆カジノ

ボコールへの登山道路、海峡を挟んでフーコック島を望むエセ

変貌：残照・オリエンタリズムから疑似テーマパークへプノンペンの南、南南東に走るダムレイ山脈が高度を上げながら山々を重ね、その高みに到るや一気にタイ湾に落ち込む所、そこがプノン・ボコールである。標高差 1000ｍ弱の断崖、空と海の青の狭間に濃緑の熱帯林がびっしりと山谷を覆う。太古、海底が隆起した砂岩層は風雨に洗われ、頂上部に平坦な地を残すテーブル状の特異な山容を現す。鬱蒼した樹林は裾野から山肌を駆け上り、海からの風に背を低くしながら頂上部で立ち止まる。そこに打ち捨てられた街がある。残照のなか、長い影を引きずる「廃市」は植民者たちの見果てぬ夢の跡であった。＜略＞ 1950 年代に最盛期を迎え、断崖絶壁の下に海を望む標高 1000ｍ弱の風光明媚な高原にはフランス

人や富裕なカンボジア人など 150 余家族が住居構え、カジノ付ホテル、教会、学校、郵便局まで設けられた。が、60 年代のベトナム戦争の激化と共にカンボジア政局は混迷を深め、やがて内戦が始まったため保養地は放棄されることになる。1974 年、この地はポル・ポト派に制圧され、戦略的要地として 79 年から 89 年までベトナム軍が駐留し、高所には砲台跡が残っている。高原を一歩外れれば、昼なお暗い熱帯密林、そこには野生動植物と時折現れるポル・ポト派の残党ゲリラ、94 年までは地元の人さえ近づき難い所であった。残照の中、断崖の頂に立てば、背後のゆるやかな草原のそこ彼処に残る廃墟は長い影を引きずる。西欧の人々は東洋に異質な美や風俗に幻想を抱き（オリエンタリズム）ながらも、それを自らの権威付けや装飾としてしか受け入れなかったようだ。身構えるかのような堅牢な建物の点在。紫煙、ワイン、シャンパンにカジノ、その対極の地にレンガ造りの堅牢な教会がある。やがて民族意識の高まりによるアジアの激動は、この地を廃墟とした。－Discovery Asia in Cambodia (D.A.C.) No.5 特集：「残照オリエンタリズム」の記述より 2008 年 1 月発行－

Le Bokor Palace / Since 1925 かつては高級ホテル＆カジノとして栄華を極めたル・ボコール・パレスが今年２月に再開業して宿泊できるようになった。館内のレストランでは直民地時代に提供されたレシピを元にフレンチ＆クメール宮廷料理が楽しめる。住所：Bokor mountain teuk chhou district Kampot Province 電話：033−683−9999 URL：lebokorpalace.com

未踏の熱帯雨林・ボコール国立公園プノン・ボコールを南端とするダムレイ山脈全体は 1993 年いち早く「ボコール国立公園」として認定された。その範囲は南北約 47 ㌔、東西約 22 ㌔に及ぶ広大なものである。人の手が入っているのはわずかに国道４号線沿いとプノン・ボコール付近のみで、実に公園の 95％を超える範囲は人跡未踏の大密林である。プノン・ボコール登山道入口に国立公園管理事務所があり、山上にはレンジャーステーションが設けられているが、本格的は調査や保護・保全活動が始まったのは、今世紀になってからである。＜略＞－Discovery Asia in Cambodia (D.A.C.) No.5 特集：「残照オリエンタリズム」の記述より 2008 年 1 月発行－

廃墟から極楽へ

霧がひそやかに流れ始めると、黒ずんだ教会が亡霊のように浮かび上がる。堅牢な印象のある教会だが、内部は荒廃しきっている。内に祭壇やマリア像を置いたと思われる台を残すが、祭具や装飾は跡形もない。そして壁には落書き、敷石は剥がれている。黴臭く湿気の籠もった礼拝場を飛び出せば、霧は晴れ、彼方にタンスオ（極楽）と名付けられたホテルが見える。

2008 年、ボコール山上の高原にあった建造物は、廃墟となったブラックパレス、教会、ボコール・パレス・カジノと 90 年代に建立されたサンボ―プラム仏教寺院、最高点に位置する鉄塔と沼に面する真新しいレンジャーステーションのみであった。既にこの頃から一大開発のうわさがあった。 2012 年、山上の高原にタンスオ（Thansur Bokor クメール語で Thansuo は「極楽」の意味）と名付けられたカジノ付大型ホテルがオープンした。そのため、山麓から高原に到るカンボジア初の高原道路も整備された。が、「なぜ、カジノのなの？」と思うほど豊かな自然に包まれていた。案の定、カジノ客は少なかった。が、この当時、カジノは手始めで山上の高原に住宅地や学校、病院そして山麓からのロープウェイ設置といった一大避暑地が出現するはずであった。 2012 年 D.A.C.No.19 で特集「プノン・ボコール未来予想図」を組んだ。

2014年突然、中国寺院の出現 ―ホテル・タンスオの近く―

カンポットから地元ツアーではしばしばエンジントラブルが起こった。

2007 年当時のボコールへの登山道。悪路の連続だった。

廃墟から極楽へ霧がひそやかに流れ始めると、黒ずんだ教会が亡霊のように浮かび上がる。堅牢な印象のある教会だが、内部は荒廃しきっている。内に祭壇やマリア像を置いたと思われる台を残すが、祭具や装飾は跡形もない。そして壁には落書き、敷石は剥がれている。黴臭く湿気の籠もった礼拝場を飛び出せば、霧は晴れ、彼方にタンスオ（極楽）と名付けられたホテルが見える。まとわりつく乳白色の霧が静かに流れるとやがて荒涼とした草原の向こうに亡霊のようにくすんだ建物が浮かび上がる。マッド・ディロン監督・主演作の映画「シティ・オブ・ゴースト」（2002 年作・ 04 年日本公開）の印象的な場面である。カンボジアを一歩出れば、プノン・ボコールの名を知る者は少ないが、この「廃墟の街」と名付けられた映画はよく知られている。現代社会の病理に侵されたような主人公があたかも地獄巡りのように廃墟を彷徨し、やがてストゥーパの見えるウドン山麓の質朴な村里の生活に触れて蘇る。監督・第一作目とあってかなり思い入れの深い作品である。その廃墟が今、大きく変貌しようとしている。＜中略＞高原のあちこちで重機が唸る。開削中の道は赤土が剥き出し、廃墟は今や観光資源と化し、「シティオブゴースト」に登場したボコール・パレス・カジノ跡がリュニアール工事中とあって驚く。かつてのコロニアル ( 植民地風 ) の天国は、今やアジアの極楽にとって変わろうとしている。タンスオ・ホテルの雰囲気や客層を見るに近隣アジアの新興富裕層をターゲットとした高原リゾート開発であろう。まさに“ヨーロッパの終焉、新興アジアの世俗版”といったところであろうか。高原の一角に設けられた開発ショールームには一大開発ジオラマの展示がある。麓からはロープウエイを架け、高層ホテルや分譲ヴィラ群、カヌーを浮かべた人口池に滝を眺めるレストランと、その構想は肥大化する未来予想図の展開。＜略＞思うにプノン・ボコールの変貌は、ここ 10 年、20 年の単位で測れるものではないようだ。但し、世界経済に波乱がなかったら、の話になるだろう。－Discovery Asia in Cambodia (D.A.C.) No.18 特集：プノン・ボコール未来予想図 2012 年 6 月発行―

奇しくも上記 No.18 発行の 2 か月後、9 月 15 日、リーマン・ショック（米国発の世界規模の金融危機）が世界を襲う。それから 6 年、一大開発構想のジオラマだけは残るが、大部分は放棄された感がある。

不夜城のようなホテル：タンスオ・ボコール

古風な落ち着きを魅せる寺サンポウプラム。 1990 年代後半造営

今年、漸く廃墟の「ボコール・カジノ・パレス」がリュニュアールされ、この 4 月にホテル「ル・ボコール・パレス Le Bokor Palace」としてオープンした。廃墟であったが故に圧倒的な存在感は、今風にリュニュアールしたためか、小さくなった感がある。リニュアール後のホテルは、外観は今風のシティーホテルである。廊下の掲示に植民地時代の写真を除き、「コロニアル」とは言えない。また、古風にしつられた調度はあっても所謂「アールデコ様式」はではない。新ホテルは 2 つのレストランを持つ 5 星、また、冷涼な気候に合わせて急崖に向かう中庭には温水ジャグジーが設けられている。価格は高級ホテル並みの設定、先のカジノ・ホテル「タンスオ」と差別化を図っている。４月「ル・ボコール・パレス Le Bokor Palace」がオープンし、さらにホテル「タンスオ」近くに突如、中国様式寺院が登場した。シハヌークビルの中国化に合わせた中国人客目当てなのか。廃墟であったブラックパレスよりジェイマーの巨像が目立ち、煉瓦造りの教会はそのまま、「ル・ボコール・パレス Le Bokor Palace」の小綺麗な外観といい、「こりゃ、ちょっとしたテーマパークか」という感がある。が、ボコールの避暑地開発といってもいずれも中途半端な印象だけが残った。ホテル「タンスオ」の開館時、欧米系客を意識して高層湿原や熱帯密林のトレッキングの勧めがあったが、今は貸し出しテント泊キャンピングや野外ＢＢＱのオプショナルに変わっていた。また、2008 年以来のレンジャーステーションにも人の姿を見ない。かつて、「残照オリエンタルリズム」と紹介したプノン・ボコールエセであるが、今やカジノホテル付の「疑似テーマパーク」の感があり。＊Discovery Asia in Cambodia (D.A.C.) No.7 No,12 No.15, No.18 は、下記の URL から読むことができます。 http://discovernewasia.com/index.php?page=magazine また、上記から Discovery Asia in Cambodia (D.A.C.) とそれを引き継いだ Discover New Asia の各号（計 41）を読むことができます。

ホテル紹介コロニアルなエッセンスが薫る宿 Boutique Kampot Hotel カンポットはカンボジア国内でも古い街の一つでフランスの影響が色濃く残る街。その為、今でも瀟洒なフレンチ様式の街並みが残り、河岸にはコロニアルなカフェなども多い。カンポット市内では数少ない５階建ての“高層”が自慢で 705 通りに、黄色いコロニアル様式の建物がひと際目立つブティックカンポットホテルはフレンチコロニアルなエッセンスが薫る宿だ。コロニアルなエッセンス満載な外観とは裏腹に部屋はブティックホテルらしくお洒落で可愛らしいシンプルな作りになっていてバスルームもスタイリッシュな作りになっている。ホテル自慢のルーフトップバーでは市内が一望できる。

Boutique Kampot Hotel 住所： #10 of 68 Specialty Lodging in Kampot 1 Ousaphea Village, Kampong Kandal, Kampot 電話： +855 93 777 303 URL ： www.boutiquekampot.com

Cozy なブティックホテルで休日を Pippali Boutique Hotel リバーサイドの好立地にあるコジーで居心地の良いブティックホテル。昨年７月のオープン以来、個性派ブティックホテルの建設が続くカンポットの中でも立地、清潔感、居心地、食事、シンプルさが欧米トラベラーにうけて今ではカンポットの人気ブティックホテルに。客室は至ってシンプルに 1 カテゴリー６ルームのみだが現在増築中で近いうちに全部で８部屋となる。客室が少ない分アットホームな雰囲気を感じさせてくれ、一度泊まればあなたもリピーターの一人になってしまうかも？

Pippali Boutique Hotel 住所： Street 735 (Southern of Kampot Provincial Hall), Krong Kampot 電話： +855 97 695 8582 URL ： www.pippalihotel.com

↑

ユートピア (7km先) ブッディーヴィラ

DESTINATION K A M P O T

↑2km

(2km先)

マンゴーツリーヴィディチ先)

(

プノンペンーシハヌークビル線再開へ（鉄道改修工事は2013年に完了）

ナチュラルバンガロー Pov Sokhom カンポットリバービュウロング・ヴィラ

サッカーコート

サウナ・スパアスペカ孤児院

カンポットビュウブティック

Pheng Pheng Seafood

タ・アウラタナック

清潔感ある大型ホテル。窓からの眺めも良い。

トロピカル

716

Sre Ambel

Kampot Pie & Ice Palace カンポット

年中無休：7時から18時

ツーリストインフォメーションセンター自転車レンタル有り

メコンハウス SAY SABOK

至ボコール山 Bokor Hill Station (Entrance: 30km) 至プレック•アンピル•リゾート Prek Ampil Resorts 至シハヌークビル Sihanoukville (110km)

ラスティキーホール Veronicas

Bar

バンブーライトカフェピギーズブルーバー

Le Niam Auberge Du Soleil The Columns

コージーエレファンット

パラマウント

マジックスポンジブティックカンポットブリッスフルモンキーリパブリックペッパー

コンビニ

カンポットポップインパーオーキッド VSO ソックリム MJC タ・エングザ・マジック・スポンジ

潮汲み像

市役所博物館

カンボジア・ベトナム友好記念碑

レストラン付ゲストハウス “激ウマ”サラダ＆ピザならここ！昼12時過ぎから焼き上げ。多少時間は掛かります。

漁村ミアクルパ

至プノンドン Phnom Dong (8km)

バス・タクシー乗り場

町一番のブティックホテル＄45〜

kompong Bei River Cruise 地元旅行社主催のプノン・ボコールツアーの帰路に組み込まれています。

記念碑瀟洒なデザイナーズホテル

赤十字港を造成工事中。フーコック島への渡船もここから出る予定

伝統音楽学校

カンボ・エコツアー

シスターズⅡ

ハッピースペシャルピザリキチキタヴィお勧めレストラン＆カフェトイレが奇麗タイ料理

プノンキュウ

ラ・ジャヴァブルー

ボコールマウンテンロッジハッピードリームピザロストアート

コンポンバイ・リバー•クルーズ

Super Market Amret Bank

カフェ・エクスプレッソリリペアレス刺青屋ツリートラベルサンライズエリックアート 724 市場拉面手打ち麺＆餃子 Red ブルースターカンポット・ツアーズレピドゥモウルミッツ

Indochine Bar

Wunder Bar Kampot souvenir/Trasparent Handicraft

→ ケップ市〈20分〉、 → ボコール国立公園入口〈10分〉、 → プノン•チュヌック〈30分〉、 → テックチュウ•リゾート＆動物園〈10分〉

You Heng GH チャンペイソー Canadia Bank 中央ロータリーカンポットボレイボコールⅡ ドリアン像リバーサイドホテルモリデンカンポット Old Bridge エクスプレス 700 車両通行止め

722

公共施設

カンポットの街から観光地までのアクセス各地

720

カンポットドリームタイムツアーズ TITCH`S PLACE キャプテンチムズラッキーフードフランジパニ

ガソリンスタンド学校バス乗り場安価な宿泊所が集まる

ホンダ

Bay

夕食のみ日本食有り RAINBOW BRIDGE

公共施設

Kampot City ゲストハウス旅行会社レストランショップマッサージワイヤレス可ホテル

＊赤字はNew Asiaに広告掲載

ボレイボコールⅠ

リトルガーデンゲストハウス&レストラン

寺院市場銀行

至プノムソースラ (8.5km)

スズキ CPB Bank

Kampot Hospital

郵便局病院

至プノンペン Phnom Penh (148km) 至タケオ Takaev (90km) 至ガネーシャリゾート(4km)

714

Khemra

地元民の憩いの場ローカルレストランやカラオケ屋が並ぶ

712

ポポークヴァル

テックチュウ渓谷と絶滅危惧種コー・プレイや熱帯鳥を見るならここがお勧め

カンポット市街地図

ミットピアップ

カンポットダイアモンド

至テックチュウ行楽地 Tekchhou Rapids (8km) 至テックチュウ動物園 Tekchhou Zoo (7.5km)

カンポット information

駅 (2km)

Mad Monkey ピッパリブティック

50m 100m

200m

ホテル：ブティックカンポット

至ケップ Kep City (24km) 至コンポントラッチ Kampong Trach (37km) 至プノンチュヌック Phnom Chhnork (15km) 至塩田 (3km) 至プランテーション・リゾート Starling Ridge (23km) 至胡椒園 (30km)

プノンボコール未来予想図だったのだが・・・ 2018 年現在、このジオラマは今も残るが、訪れる人はいないようだ。

プール付お洒落れな小さなホテル

トレッキングコースへ

Bokor National Park

左地図：ショールームのボコール開発構想ジオラマ

ポッポヴィル滝

ショール―ム（開発ジオラマ展示）立像堰き止め湖 D

ウツボカズラ

ボコール高原・見所案内

ジェイ・マー像

Thansur Bokor

タンスオ・ホテルサンポウプラム寺

Ｄ

中国風寺院 Tea Farm

絶壁絶壁

教会

レンジャーステーション

絶壁絶壁

ブラック・パレス

B ル・ボコール・パレス Le Bokor Palace （ボーコール・パレス・カジノをリニュアール）

絶壁

N アンテナ

E S

国立公園入口

ポ

シアヌークビル 95km

カン

8 ット

サンポウプラム寺学校跡教会ベトナム軍砲台跡地郵便局旧病院（リサーチセンター）警察署貯水池カジノ•ダンス•フロアホテル•キリ水道局電力レストラン王室警備隊所水道塔ボコール•パレス•ホテル＆カジノタウンホール、政府機関ボコール•パレス•ホテル別館ロイヤル•ガード＆召使い宿舎ロイヤル•ビラ（王様の別荘）ビューポイント

＊本地図は案内のための略図であって、地図上の縮尺に伴う距離等はかならずしも正確ではない。

振り返れば、朝 3

レアム国立公園の沖

こだわりのナチュラルリゾートが誕生する

レアム国立公園の沖

極上ナチュラルリゾートの誕生

温故知新、ここに新たな大人の休日を知る

そこは、絶妙の位置にありシックスセンシズ・クラベイ島リゾートは、実に絶妙の位置にある。シハヌークビルの街近くの海岸が中国化の波に洗われている今、南国の海を求めて、旅行者は近場ならオートレスビーチへ、Wild なら沖合の島々に向かう。が、ここもやがて中国化が危惧されている。レアム国立公園は、近年の開発によって自然が虫食い状態となっているが、沖合には及ばない。クラバイ島は、レアム沖合の 3 つの島が星座なら、あたかも北極星に位置になる。実にほどよい距離に陸地や島があり、南国の景観を際立せる。元々無人島ではあったが、絶海の孤島ではない。それにシハヌークビルの街へは、専用ボートなら 20 分ほどの至近。リゾートのお勧めルートは、飛行場から車、ボートを乗り継いでも 20 分弱、街に向かうよりも近い。

レベルが違う、センスが違うシハヌークビルとその沖合の島々にある高級感を謳うリゾートホテルにはそれぞれの持ち味の良さがあるが、ここに来てオープン間近なシックスセンシズ・クラベイ島は、また“格別”である。丸ごと島一つがナチュラルリゾートとなる。シックスセンシズと言えば、既に本誌 No.13、南シナ海の特集：コンダオ島で「全てにおいて、ラグジュアリー度抜群なナチュラルリゾートならここだ。」と紹介しているが、クラベイ島もまた、派手さなどは全くなく外観は自然に溶け込むエコロジカルを意識し、内装もまた自然素材を生かした造りとなっている。やはりリゾートの構想段階からレベルが違う、そしてセンスの良さが光る。

島一つがリゾートライフ島一つが丸ごとリゾートとあって、島の自然に溶け込む開放感ある造りとなっている。エメラルドから群青に変わる景観を一人占めする感がある。プライベート感満喫の白砂のビーチ、シュノーケリング・ポイント、様々な海のアクティビティーも用意される。また、食事は一流シェフによる自家栽培の食材を使った身体に優しい極上の味とくる。こだわりのナチュラル志向がいたるところに見られる。少しの贅沢気分で「大人の休日」をすごしたい。

レアム国立公園

＊本掲載の写真・地図は、シックスセンシイズクラベイ島の提供。同クラベイ島については、下記を参照。 http://www.werecommend.info/trade/upload/ manager/pdf/SSKKB_Factsheet_20180117.pdf ＊オープン時の具体的な情報については、解り次第 New Sai Travel の Web サイトにアップします。http://discovernewasia.com/

シアヌークビル穴場スポット

Patchouly Chill house 『ゆったり、ほっこり、ゲストハウス。』

OGArden 『魅惑で秘密のプライベートスパ』

カップル、ご家族連れにおすすめのゲストハウス Patchouly Chill house。2 棟のクメール様式家屋をリノベーションした各お部屋は、清潔感ある白色で統一され、長旅の疲れを癒してくれる。バルコニー付きのお部屋もあるので、希望する場合は、予約時に要確認。敷地内には Bar&Restaurant、ミニプールがある。ハイシーズンは 1 部屋 (1 ベット ) $40 。ローシーズンには割引あるので、ゲストハウス内のみでリラックスして過ごしたい方には、かなり魅力的な穴場スポット。朝食は別途料金 ($1.5 ) がかかるが、あなた好みの朝食を選べる上に 14 時まで対応してくれるので、遅く起きた朝も安心。プライベートな空間で優美に優雅なひと時をお過ごしください。

シアヌークビルで初となる秘密のリラックススパ OGArden 。通路を抜けると、パルテノン神殿を彷彿とされるバー空間。ガーデンエリアとの仕切りは、鉄扉でデザインされ開放的な異空間を演出。一歩外へ出ると、ジャグジー、ドライサウナ、植物に包まれながらゆったり過ごせるソファー席。何時間でも居たくなる様なこのスパの秘密とは…。ズバリ、ゲイ Spa であるという事。でも、ご安心を。毎週金曜日は、Mix デーで誰でも気兼ねなく入ることができる。ちなみに、入店料は $5 で全てのドリンクメニューから選べる 1 ドリンク付き。タオルの貸出も無料で何時間でも気兼ねなく滞在することができる。 Open: 2pm - midnight

Tel: 098 832 230

patchouly chill house

OGA bar 『シアヌークビルでナイトフィーバー☆』楽しく過ごせるナイトスポットが減ってきたシアヌークビル。そこで、おすすめするのが OGAbar。OGArden と同じフランス人がオーナーだが、男女共に入ることができるバーとして営業している。日替わりでテクノ・ダンスポップなど、心も体も踊る音楽を聴きながらお酒を楽しめる。また、定期的に DJ ナイトを開催しており、店内にはお客さんが溢れ、エネルギーを発散できること間違いなし！ Open: 7pm - 2am 店外には、タンドリーチキンやホットドッグなどが購入できる屋台もあり、小腹も満たすことができる。海でのんびり過ごした後は、日常を忘れて弾けるナイトもいいじゃない ?! 是非一度、お試しあれ。

Tel: 071 561 2468

Ogarden Massage & Spa Sihanoukville

牛太郎『ガッツリ‼おすすめ串焼き店』 Chinese アタックで様変わりしているシアヌークビルですが、悪いことだけではありません。今回のおすすめは、その名も『牛太郎』。中国人経営の串焼き専門店で、毎晩大勢のお客さんで賑わっています。独自の香辛料で焼かれる食材から出る煙は、食欲に火を付けます。肉・野菜・海鮮等、バリエーションも豊富。おすすめは、秋刀魚の開き串焼き、殻つき牡蠣の炭火焼。値段もお手頃で、1 串 $0.5 。メニューは中国語のみ。接客は中国語・クメール語になりますが、そこは串焼き屋さんがなせる業。店外で焼いている串、もしくは冷蔵庫の食材を指さしで注文すれば問題なし。オーナーも気さくなので、安心して足を運んでみてください。

Open: 7pm - midnight Tel: 071 561 2468

OGA Bar Sihanoukville

Add: Cambodian Public Bank の向かい

Tel: 098 281 539

カンボジアなら D.A.C Travel. こだわりの特選・旅 ― あなたの求めるカンボジアは、どれ？ ―

南国の海を堪能：ロン島、ロンサムレム島

東部コーストラインカンポット 20 世紀半ばまで南シナ海に繋がる内港はプノンペン、タイ湾への外港はカンポットであった。19 世紀半ば、カンボジアに入ったアンリ・ムオが初めて立ち寄った港が、カンポットである。やがて植民地時代、カンポットにはコロニアルな建物が建ち並び、瀟洒な街に変貌した。風光明媚な川沿いの街はプノンボコールやケップ観光の中継地ともなった。プノンボコール

白人植民者や現地富裕層が求めた避暑地のハイランドがプノンボコールである。1000ｍ余の高原には別荘、カジノホテル、教会、学校まであった。が、内戦によって荒廃し、廃墟となった建物がわずかに残る。近年、山上に新たなカジノホテルがオープンし、山上までの道も整備され、人気の行楽地となっている。山上からタイ湾を望め、フーコク島は指呼の間にある。ケップケップは植民地時代、保養地とした開発された所、ここも内戦で荒廃し別荘は廃墟となって点在する。ケップ半島の山稜は国立公園に指定されている。ケップの海はラテライトの荒磯であったが、一角に人工ビーチも造られた。が、トロピカルな海辺なら向かいのうさぎ島に向かう旅行者が多い。近年、ヴィラやバンガロータイプの宿泊所も増え、静かにまったりと過ごす旅行者が主流である。ケップの東には、入浜式塩田、北には胡椒のプランテーションが拡がる。また、1945 年造成の旧日本軍飛行場跡も見られる。

海のリゾート：シハヌークビルと島々シハヌークビルならオートレスⅡビーチ海のリゾート地、シハヌークビル。近年、地元行楽客も増え、南国の海を求める旅行者の多くは、街から離れたオートレスビーチや沖合の島々に向かっている。そのオートレスでも地元客や中国・ベトナムの団体客が増えると最奥のオートレスⅡへ。そこには、喧騒を離れたビーチと瀟洒なホテルやヴィラが建ち並び、個性を競う。いずれも人気はプール付きでビーチ沿いの隠れ家的な雰囲気のデザイナーズ・ホテルか熱帯花卉に包まれたヴィラやバンガローとなる。身近な海辺の国立公園：レアム街から車で 15 分、空港に接する丘陵とラグーンやビーチが国立公園域。ここでは国立公園手配のボートで６㌔も続くマングローブ林、河口のラグーンを経て、白砂のビーチに向かう。途中、熱帯雨林の森を縫うトレッキングもある。

今やカンボジア人の１番人気はロン島。エメラルドの海に白砂のビーチがそこ彼処にある。定期船桟橋付近にはヴィラやバンガロータイプの宿泊施設。カンボジア人行楽客が続々と渡航するや欧米系旅行者は喧騒を離れて島のさらに奥へと向かう。島は香港島に匹敵する大きさだから、手つかずの自然は、未だ島の大半を領する。ロン島の続く人気のサムレム島。バンガローやヴィラタイプが主流だが、島ながら Wiﬁ 可能で停電無しの快適さを謳うヴィラも出現した。滞在日数の少ない旅行者の人気は、今やロン島からサムレム島に移っている。注目の西部コーストラインへダラサッコー・リゾートコンポンソム湾に面するボトムサコー半島（全域が国立公園に指定）の南端に中国企業集団が一大リゾート：ダラサッコーを 10 年計画で開発中。2015 年、いち早くゴルフ場とホテルをオープンし、リゾート内に国際空港建設の認可も下りている。またゴルフ場に隣接する白砂のビーチと桟橋レストランも利用可能。ここでは、ゴルフ三昧にサンゴ礁巡りや海釣りをオプションに加えるのが、お勧め。スダッチ島

ボトムサコー半島（全域が国立公園に指定）の南端、海挟んで指呼の間にあるスダッチ島。ここは知る人ぞ知るカンボジア最大の漁獲高を誇る島。島には漁港、製氷工場が立地し、海軍基地もある。近年、欧米系オーナーによるヴィラタイプの宿泊施設もオープン。ここでは、プライベートビーチに海鮮料理、そして周辺の美しいサンゴ礁を楽しみたい。フォーリバーとペアムククラッソップ自然保護区 CNN に映るカンボジアの旅行プロモーションに見る熱帯雨林の川面に白いテント張り宿泊施設がフォーリバー。コ・コンへ向かう国道 48 号線、タタイ橋から迎えのモーターボートで向かう。杭上のテントは自然に包まれながらも快適そのもの、極上フレンチも味わえる。カヤクはもちろん遊覧船を駆って熱帯雨林のラグーン巡りも可能。極彩色の鳥や蝶、野生の手長猿にも会える。フォーリバーの立地するカンボジア最大のラグーン地帯はペアムクラソップ野生保護区に指定されている。保護区の自然を浸るならフォーリバーに宿泊するかコ・コンの街外れにあるマングローブ林観察地がお勧め。観察地は街から７㌔、マングローブ林の保護を優先した杭上の道をる。錯綜するマングローブ林の気根の絡み合う姿をこれほどの規模で身近に見られる所は他にはない。ここから、さらに小舟駆って河口に向かうと、グーンに立地する漁村や漁業の姿を見、手つかずの無人のビーチに到る。

プノンペン発

シハヌークビル発

① 人気の海辺のリゾート：シハヌークビル海辺のリゾート：シハヌークビルでも瀟洒なヴィラやバンガロー、デザイナーズホテルが建ち並ぶオートレスビーチⅡに宿泊。行程オートレスビーチⅡに宿泊時間 1 泊 2 日費用大人 $215 子ども（要相談）車・ガイド込。食事朝食（ホテル料金：別途） ② ダラサッコーとスダッチ島知る人ぞしるダラサッコーの一大リゾート地、カンボジア最大の漁獲高を誇るスダッチ島、ここは透明度の高いサンゴ礁の海に洗われる。ここではゴルフ、サンゴ礁とそこ彼処の白砂のビーチ巡りに海釣りが楽しめる。究極のリゾート三昧。行程ダラサッコー泊、スダッチ島泊時間 2 泊 3 日費用大人＄365 食事朝食 2 回（ホテル料金：別途）＊ゴルフ、サンゴ礁巡り、海釣りのオプションが可能。 ③ 密林に憩うフォーリバーとペアムクラソップ自然保護区 CNN の広告枠で放映されているカンボジア観光で取り上げられている密林を縫う川面のリゾート：フォーリバーに宿泊し、マングローブ林の生態観察を可能にしたペアムクラソップを訪ねる。行程 1 日目ペアムクラソップ自然保護区ーフォーリバー（泊） 2 日目フォーリバーでカヤックやラグーン巡り時間 1 泊 2 日費用検討中（要相談）食事朝食＊フォーリバーで様々なオプションが可能。＊掲載のツアーは、最小催行２名様になっています。＊ツアー詳細及び費用―検討中は、お問い合わせください。 Tel:+ (855) 23 221 932 Fax : + (855) 23 221 932 E-mail : saicam@online.com.kh / dac_travel@online.com.kh

④ 進化の博物誌：レアム国立公園

シハヌークビルの街から車で 20 分の国立公園。小舟を駆ってマングローブ林や野鳥のコロニー観察、熱帯雨林のトレッキング、無人のビーチで海水浴と国立公園のレンジャーが案内する盛りだくさんの旅。行程国立公園で各種ボートトリップを選択時間 6−7 時間費用検討中（要相談）車・ボート・食事込。食事昼食（ランチボックス）＊混載ツアーとなります。 ⑤ 人気のロン島・トロピカルの海へ人気のロン島に渡り、南国の白砂のビーチに憩う 1 泊旅行程ロン島 1 泊時間 1 泊 2 日費用検討中（要相談）食事朝食＊費用は宿泊タイプで異なります。 ⑥ 隠れ家リゾートならここロン・サムレム島へ今や旬の南国リゾートであるロン・サムレム島へ 1 泊旅。行程サムレム島 1 泊費用検討中（要相談）食事朝食＊費用は宿泊タイプで異なります。 ⑦ 海辺の避暑地ケップ、ゆったり旅フランス統治時代からの海辺の避暑地ケップ、カニ料理でも有名です。海水浴は沖のうさぎ島の南国ビーチへ。行程ケップ 1 泊時間 1 泊 2 日費用検討中（要相談）食事昼食 2 回ケップ（カニ料理）、カンポット市内＊オプションとしてケップ北郊の旧日本軍飛行場跡見学が可能。

安心・健康・美味！毎日が旬！ Café Sushi Sihanouk Ville 移転のお知らせ

市場入口は青い蟹の看板が目印です。

Café Sushi Sihanouk Ville は 2008 年の開業以来、多くのお客様に支えられて 10 年目を迎えることができました。ここに、スタッフ一同心より心から御礼申し上げます。さて、この度 2018 年 5 月より下記の場所に移転することになりました。4 月より新たなオーナー迎え、心機一転、お客様に更なるご満足いただけるよう、皆様に愛される店舗づくりに邁進していく所存です。皆様のご来店を心よ

Cafe Sushi Sihanouk New Location Map Sihanouk Ville Port

Khmer Seafoods Market, #37, Mittapheap Kampuchea Soviet Street (St 705), Group 3, Sangkat 3, Sihanouk Ville, Tel: 034 934 800 / 0972733340( 日本人直通 ) Web: www.cafesushizen.com cafe sushi sihanouk ville

CAFE SUSHI

#37,Group 3, Sangkat 3 SEA FOOD MARKET

705 St

今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

te4

Rou

りお待ちしております。

Kamakor St

DOWNTOWN

サミット島 66

岩棚

搬出入港造成区域（桟橋完成）

-6

-13

-5

-1 0

-10

-14

カンボジア最大の漁港

-19 海穴 -15

122

←

-12

KOH SAMIT -3.1

海穴

-2.8

Ｈ -5

-4.3

アムピル・トゥーチ島 KOH AMPIL TOCH -18

-33

砂

-5 -2.4

岩棚 -6.3

アムピル・カンダール島海穴 -20

-33

-7.6

-8.5

アムピル・トム島 KOH AMPIL THOM

-4.1

岩礁

-31

島名

タイ湾

-30

海穴（貝殻層）

-25

-10

Rocky Ledge （岩棚）珊瑚礁

-5.6

-7.1

砂 Phum

100

岩棚

-6.4

旧道

ＡＨ B

118

岩棚

160

y 旧道

B 個性的な 9 ホールのゴルフ場

ヨットハーバー建設予定地へ

Peam Kay C

砂岩棚

-2.2

-7.5

岩棚

ヴィラリゾート予定地 -4.5

Dara Sakor Hotel

-5 砂 -8.1 海穴 -6.5 海穴 0 （貝殻層） -7.2 （貝殻層） -6.2 海穴桟橋先のレストラン（貝殻層） -9.3

-1

貸切遊覧船

140

砂

荒地・疎林地

120

Prek Khsach

ビーチ

行政区分

渡航船

砂

小集落（一軒～数軒）

道（1970年代） 20

旧道

-4.3

シュノーケリングダイビング・スポット

船着場

港

-26 -5 -2m PP

-3

DARA SAKOR リゾート開発区域

主な集落

Hotel

貯水池造成中

-11

-14

GULF OF THAILAND -30 -20

-8.2 砂

-8

岩礁

Ａ広々としたゴルフ場に面する Property

スマッチ島 -9.5

-19

-32

-5

海穴 -15

-30

-9.3

-16

飛行場建設予定地へ 82

-5

81 -10 海穴 -13

旧道

180

200

220

240ｍ

-18

岩棚

旧道

砂

KOH SMACH

砂 -12

-29

112

白砂のビーチは島々に -2.5

128

-15

-1.5

至国道48号線を経てプノンペン、シハヌークビル、コ・コンへ

-4.3

砂

砂岩礁

旧道

車道

ホテル・ゴルフ場客のみここから先に入れる。

砂

123

-4.2

-9.3

海穴

-7 -6.3 砂

目を見張る珊瑚群

-7.7 岩棚

完成貯水池

KOH AMPIL KANDAL

自動通した末に開 2013年ニオン道路ユ

ホテルまで舗装道路

岩棚

-5

①

→

岩棚

←

① -5

-13

153 0

分岐点から先は未舗装

-8.1 -3.7

KOH SDACH

藻の密生・ジュゴンの海か -14

旧道

161

ゲストハウス

Belinda Beach Resort -17 サミット島

Phnum Pou Chamlang

スダッチ島

-13

100

DARA SOKOR 経営のレストラン地元値段で海鮮類が美味しい

ボトム・サコー半島と島々

183

⑤

砂

海穴 -11

①

247

142

スダッチ島へ渡航船 10 ～ 15 分 -9.5

海穴

-18

0 旧道 10

-13

122

228

-8.1

海穴 -11

海穴

-19

100

-3.5

-10

-17

海穴

200

-8

226

KOH SAMIT

-5

岩棚

砂海穴 -1.1 （砂層） -2 -2.2

C DARA SOKOR のプライベートビーチ

注：地図上の島の集落は全てアンドン・スダッチ島村（Phum Kaoh Andong Sdach）という行政区に属する。

橋で結ばれる海上伝統家屋

集落の中心

製氷工場

（市場） ③

寺院ゲストハウスお勧め海沿いレストラン海鮮料理ならここ！

② カンボジア最大の漁港

②

漁港には多数の漁船が舫う

深度が増し、大型漁船が見られる漁場船でのみ行くビーチ

スダッチ島 KOH SDACH 珊瑚礁

サミット島

船でのみ行くビーチ

KOH SAMIT

熱帯雨林を貫くトレッキングコース（乾季バイク走行可）

Ｅ

透明度の高く彩り豊かな魚や珊瑚が船上から手に取るかように見える

珊瑚礁

狭い路地だが舗装されている

④

珊瑚礁

藻が密生しジュゴンが生息していても不思議ではない

③

珊瑚礁 Belinda Beach Resort

プール、プライベートビーチ付リゾート。直通渡航船、島めぐり遊覧船の手配可

④ 海が見渡せる Belinda Beach Resort の宿泊棟

白砂の渚、濃緑の熱帯雨林を独り占め（スマッチ島北端）

エメラルド（珊瑚）の海に熱帯雨林の無人島（サミット島）

⑤

右手は搬出入用の桟橋左手奥はスダッチ島

COAST LINE

コーストライン６

シソホン

トンレサップ湖

５

ポイペト

Tonle Sap

バッタンバン

THAILAND

ポーサット

プノン・サンコス野生保護区

Phnom Samkos Wild Sanctuary

チャーン島（タイ領）

1263m

KOH CHANG

マーク島

ペアム・クラソップマングローブ林観察地

KOH MARK

コ・コン KOH KONG

クット島（タイ領）

クラヴァン山脈 KRAVANH MOUNTAINS （カルダモン山系） (CARUDAMON MOUTAINS)

1020m

1210m

アウラル野生

Aoral Wild Sa

タタイ橋４リバー・ロッジ

KOH KUT

コン・コァ島 KOH KONG KHOA

キリロ

トロペゥン・トゥク橋

ペアム・クラソップ野生保護区

KIRIROM MOUNTAINS

チーパットエコ・コミューン

Peam Krasop Wild Sanctuary

900m

アンドン・トゥク橋

542m

スダッチ/スマッチ島、Dara Sakor P39

チョン・クナル橋

ピッ

チ―パットへはこの橋下から航路で川を遡る

ボトム・サコー国立公園

Botom Sakor National Park

DARA SOKOR Sheashore Resort

Kirirom

旧道

スダッチ島

コ・コンへ向かって左手の DARA SAKORの看板が目印

カンボジア最大の漁村（大型の水上家屋群）

KOH SDACH

スマチ島

飛行場予定地

KOH SMACH

マノー島

1044

コンポンソム湾

４

BAY OF KAMPONG SOM

THMA SA

104

2013年末に開通したDara Sakor Resort、スダッチ島への道:ユニオン道路

KOH MANOU

ド

オウン島・ボン島（ソンサー・アイランド）

ロン島 KOH RONG

1024m クバールチャイ

シハヌークビルロン・サムレム島 KOH RONG SAMLEM

プノ

Phno

３

カォンカン島 KOH KAONG KANG

４国立公園本部マングローブ観察

ロン島、ロン・サムレム島 P38 地図

プルー島 KOH CHALUS

ルッセイ島

Six sences Krabey

レアム国立公園

Ream National Park

KOH RUSSEI

国境首都・州都

オゥ・チュログ漁村

コー・ケチェング漁村

プレック（ナタヤ

ドルフィン小屋

タ・ケウ島

国境ゲート

KOH TA KIEV

国立公園域

クラベイ島 KOH KRABEY

主要国道鉄道

野生保護区域

航路

イルカ観察地

お勧めビーチ

トゥマイ島

セス島

KOH THMEI

KOH SES

タイランド湾フーコック島（ベトナム領）

GULF OF THAILAND

ガウヤン漁港

Phu Quok Island

ガウヤンビーチ

自然派向き観察・景勝地扶南/真臘/アンコール期遺跡

Kep Market

Kampot

Toek Chhou-Kampot

Koh Rong-Sihanou

13N コンポンチュナン 1704m

５

アウラル山

６

生保護区

anctuary

５

プノンペン

コンポンスプー

ロム国立公園

１タクマウ

m National Park

２

４

プノン・タマウ

710m

Kep Crab Market

ッチ・二ル峠 Pich Nil

プノン・チソー

３ 838m

アンコールボレイ

タケオ

438m

２

ドムレイ山系

114

OMREI MOUTAINS 443m

ノン・ボコール国立公園

プラサット・プロ（ワット・タニ）

om Bokor National Park

プノン・ボコール 1079m

プノン・トートン

３

テックチュウ動物園

プラサット・スレイ（ワット・コンペイ） 113

Starling Ridge

カンポット

プノン・ケヤン塩田

316m 胡椒園

ク・アンピールヤ・リゾート）

uk Ville

（

プノン・チュヌクプランテーション・リゾート

2016年4月よりプノンペン・シハヌークビル間に旅客列車の運行始まる。但し祝・休日のみ。

ケップ国立公園

Kep National Park

コンポン・トラッチ

Toek Chhou- Kampot

33a

117 292m

33 塩田

ケップトンサイ島（うさぎ島）

アンカウルビーチ

KOH TUNSAY ポヴ島 KHO POV

VIETNAM ハーティエン

Mangrove Koh Kong

４リバー・ロッジ (4 Rivers Eco lodges)

カンボジア・コーストラインは、D.N.A.トラベルへ

扶南遺跡へ道（国道31号線標識）

www.discovernewasia.com

Koh Kong (National 48)

E-mail: dac_travel@online.com.kh

-12

183m

88m

0 20 0 10

自然保護公園

23m -2 -4

108m

3-Stone

Mafiya’s Twin Beach Koh Thansour

233m

オウン島・ボン島 KOH OUN ,KOH BANG (KOH SANG SAA)

-4

-2

-15

-6

岩礁 -14

317m 0 20

ニッポンラグーンビーチ Nippon Lagoon Beach

163m

82m

108m

Pura Vida Resort

７kmに渡る白砂のビーチロングビーチ -17

海穴（貝殻層） -25

-20

Long Beach

H 152m

桟橋を挟んだ南北のビーチ沿い 172m にバンガローが -17 集中立地。岩礁 -19 ロイヤルサンド（2018年オープン）

-23

-5 -5 -5 -7

-23

-15

① ② -18 Lazy Bones ③ G④ ⑤ ⑥⑦

-25

-27

海穴

-21

-26

The Dive Shop

-27

ビーチ

主な集落

ロン・サムレム島 (KOH RONG SANLOEM)

-23

灯台

-13

レイジー・ビーチ

-14 -2 軍用地

-30

-20

-10

-20

-21 -14

-28

-12

109m

94m -6

-5

42m 10

-9

ル→ 至シハヌーク・ビ -8 チ桟橋ビーテイセレンディピ -10 -15

-16

-18 -16 -22 -18

5 2m 0m

海穴

22 Cape Paradise 23 Sandy Beach

海穴

滝

-28

(KOH THAS)-13

202m

バンガロー H ホテル

-20

⑫ The Beach Island -25 -25 海穴軍用地 ⑬ Sunny -28 178m B 船発着場（砂層） -36 ⑭ サン・アイランド定期船1日2回 ⑮ Sarasea （ロン島経由） Mad Monkey -15 ⑯ Sweet Time -36 海穴（砂地）高速船 -9 -20 フリーダム（Saracen Bayまで45分） ⑰ レンメン・ビーチ ⑩ Saracen 22 177m Bay ⑪ B ⑱ Natural ⑫ -8 23 ⑲ ムーンライト 25 Samloem Laguna -15 ⑳ The one ⑬ -27 Dolphin ⑭⑮ 24 21 パラダイスヴィラ 10 21 ロビンソン ⑯ 4 36 ⑰⑱ 14 -17 100 岩礁州立公園 ⑲⑳ Seacret Paradise -12 Sol Beach -20

渡航船

港

滝

シュノーケリングダイビング・スポット

-10 ⑪サラセン・ベイ・リゾート

-10

RockyLedge （岩棚）珊瑚礁

24 Happa Garden 25 Huba-Huba

⑩ Water fall

砂層

-14

海穴

オーキッド

100

-26

-13 -14

-12

→

シュノーケルポイント日帰り可

⑧ Driftwood ⑨ Clear Water Bey 砂層

100

海穴（貝殻）

至シハヌークビルセレンディピテイビーチ桟橋

-14

⑧ ⑨

→

-14

-17 -15

軍用地

10 10

-26

-18

-28 定期船1日2回

149m

-25

-27

-7

至シハヌークビル専用船着き場

定期船1日3便スピードボート（所要40分）

ロン島各地へは小舟の手配可海上タクシー

（ロン・サムレム島経由）

Sunset Harmony Bangalow Easy Tiger Big Moon Mango Loung The Drift Yellow Moon

-26

(KOH TOUCH) -8 コ・トゥーチビーチ Koh Touch Beach -12

-14

至ロイアル・サンズへホテル専用ボート使用（40分）

パゴダ島へは小舟手配を！（別称コ・トゥーチ）

KOH WAT

A コ・ロン・ダイブセンター -20

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦

12m Pagoda Island

-16

-15 -17

ホワイトビーチ -10 パゴダ島 -10 ツリーハウス

-10

-25

-16

ロング・セットビーチ Long Set Beach -13

100

-21

島名

Romboul Suns of Beach

-17

Survivor’s

→

-14

ダムスカル集落 Coconut Beach

100

-24 岩礁

ソクサンビーチ Sok San Beach

-23 -20

・ビル

-16

-17

ココナツビーチ Coconut Beach

-24

-1

岩礁

-17

ヌーク

-12

Coconut Beach Bangalow

ソクサン湾

Sok Sun Beach Long Beach

至シハ

Escape Resort 10 103m

貝殻層

-14

-13

Nature Beach

ソクサンビーチ

-22

-16

ホテル専用ボート使用（30分） -13

-16

サンソクサンソクサン集落 R 72m Ｇサオココナツ 100 -2 ボリヴァード・リゾート -26

-15

-13 -12

-14

(KOH RUNG)

-7

-4 10 38m

バイ・チェァプ湾

-10 -11

極楽のリゾート・ライフならここ！

ロン島

-7 -5

Koh Rong Love

Haven Beach

-24

-11

ソンサー・プライベート・アイランド H ラグジュエリー・リゾート

-2

231m

-5

Prek Swei Village

パームビーチ

-13 -19

-13

-12

-5

83m

ロンリービーチ

岩礁

-14

-13

-1

-10

-13

ロン島、ロン・サムレム島

-7

-16

-20

-10

-18

100

ロン島（ルン島）ロン島はタイ湾に浮かぶカンボジアの島で、ほぼ7 0 万 h a の広さでほぼ香港島の大きさ。島の周囲は珊瑚礁、島内は熱帯雨林に覆われ、島には少なくても23ものビーチがあり、ダイバーの中継地点として使われてきた。近年、バンガロー宿泊が可能となり、シハヌークビル港からの定期船（フェリー）も就航し、今、カンボジアのリゾートシーンで最も熱いスポットと言える。もっとも賑やかなのはコットゥービーチでバンガローの数も多く、フェリーが最初に停まるのもここの桟橋だ。2013年頃から若い欧米バックパッカーが集い、便利だが騒がしいビーチとも言え、他のビーチに比べて若者が多く賑う。素朴さを求めるなら他のビーチがお勧め。フェリーのチケットはニューサイトラベル

120

140

160

180

200

220

240

260

280

300

320m

や町中の代理店で購入可能。

ロン・サムレム島（ルン・サムレム島）市内から約25km、ルン島の南にうかぶ白い砂浜と浅瀬で透明度の高いビーチが広がる自然派には溜まらない島。2013年より急速に開発が進んでおり、バンガローも急激に増えている。お隣のロン島がパーティーなどで賑やかな分、サムレン島はシュノーケルやまったりしたい旅行者にお勧めの島と言える。その分、電気が使えないなどのトラブルも多く聞かれ、ロン島に比べると旅行者も少なく不便な為に情報収集は欠かせない。こちらの島へのアクセスも町中か港から定期船が出港しているので、各人確認を。

カォンカン島（タス島）小舟で約１時間の距離にある珊瑚礁に囲まれた島。ここまで来れば透明度も抜群、シュノーケリングや釣り、潜ればサザエなども取れ、自然派にはたまらない島。市内から気軽に行くにはわりと野生の島と言えるが、定期船が無いので行く場合はボートをチャーター。ボートはハワイビーチの海の家や市内の旅行会社から手配するのが一般的である。

2018年1月改定 English表記は2015年以降

立地を活かして仕入れは新鮮初めまして。この 5 月よりシアヌークビルにある Cafe sushi という日本食レストランのオーナーに成りました長田と申します。生まれは静岡県御殿場生まれの 61 歳です。駿河湾の沼津に近かったので週末は、沼津港で魚を買って捌いて刺身にしたり料理が趣味で安心・健康・美味！毎日が旬！した。 Sihanouk Ville Port この度、釣りの関係から縁あってシハヌークビルの「カフェ・スシ」 te4 Rou を譲り受け、オーナーになりました、どうぞ宜しくお願いします。 CAFE SUSHI 元の仕事は金属加工のエンジニアと工場管理でした。シアヌークビル #37,Group 3, Sangkat 3 にも 2012 年から 2014 年の 2 年間、中国の工業団地にあったイズミ電 Kamakor St 子の工場長としてパナソニックやソニーのテレビのアルミ枠の製造をしていました。昨年の暮れに仕事で体調を崩してリタイアする事を考えて居たとこ DOWNTOWN ろ、旧オーナーから話があってシアヌークビル在住時代も Cafe Sushi 仕入れは新鮮！の常連でしたので、救いの手と思った次第です。活造りが自慢長く釣りと料理が趣味ですので、釣った魚を持ち込んでもらいサシ釣りが趣味ミ、天ぷら、塩焼き、煮付け、カルパッチョ、アクアパッツァ、ムニエルなど皆様のオーダーに合わせてお好みで出して行きたいと思っています。特に小さめのガルーパ ( ハタ総称 ) は塩焼きよりアクアパッツァをお勧めします。シハヌークビルにお寄りの際は、是非ともお立ち寄り下さい。シアシハヌークビルヌークビルの釣り情報も用意しておきます。6 月からはシアヌークビル海鮮市場という場所に店舗を移り営業いたします。急な大家からの立ち退き要求でした。魚を知るからこそ料理が美味い海鮮市場にはハタやウチワエビなど生きたまま売っています。立地 Khmer Seafoods Market, Shop #37,St.705, Sangkat 3, Sihanoukville. を活かして新鮮な食材を仕入れ、刺身やスシ、ウチワエビはガーリックバターで料理したいと思います。 Tel: 034 934 800 / 0972733340( 日本人直通 ) 皆様のご来店をお待ちしております Web: www.cafesushizen.com cafe sushi sihanouk ville SEA FOOD

705 St

MARKET

海鮮市場・Cafe Sushi

ぜひお立ち寄りください

「1993 年創業」「ミャンマー視察のエキスパート」

ADD : Room No.1007, 10th FL. SAKURA TOWER,339 Bogyoke Aung San Rd., Kyauktada Township,Yangon, the Republic of Union of Myanmar TEL : +95-1-255400 (01-255400) FAX : +95-1-255675 (01-255675) Mobile : +95-9-501-8211 (09-501-8211)

2000m

デポットビーチ（フン・センビーチ） DEPOT BEACH

ガソリンスタンド

港

H B 156m G

ロン島への発着場安価なバックパッカー用

ビーチ島への発着場ホテルバンガローゲストハウスレストラン

穴場の白砂のビーチ

地元民人気の滝の名所

銀行郵便局ショップツーリストバス停・チケットカジノ付ホテル

〒

S T H

クバールチャイ

*赤文字: New Asia広告掲載スダッチ島への発着場

気象台丘

島々へのボートチャータ発着場

152m

国際港湾地区

ビクトリービーチ VICTORY BEACH

H H

HAWAI BEACH

Meary Chenda

G R H

エマリオ

165ｍ

風のヴィラ

牛太郎

４

121m

アンコールビール工場

OGA Bar R OGArden S

市中心部

市場

khmer Camelot

（エメラルド島）インデペンデンスホテル KOH POS

113m

４ 211m

42m

インディペンデンス H ホリデイパレスビーチビーチ沿いに中国系コンドミニアム＆リゾート工事中

121m

定期バス到着場独立記念塔

Daimond Sea

INDEPENDENCE BEACH

国道から市内へのショートカットはこの道へ

Chotynieng ４ Wat ( Wat Leu ) パコダ・ロックス

トレジャーアイランド R 42m

ポス島

カフェ・すし（新立地）

駅

R ゴールデン・シークイーンコ 108m

ハワイビーチ

43m

94m

143m

経済特区

フォーチュナー

Royal Union

ソカービーチ H リゾート＆スパ

131m

H クラバーリゾート H カンボジアンリゾート

ソッカービーチ

96m

ペンPへ enh プノン hnom

ライオン像周辺

SOKHA BEACH

ロン島、ロン・サムレム島、クティア島への発着場

To P

開発予定地

セレンディピティビーチ SERENDIPITY BEACH

New Beach

22m

観光客人気のビーチ

R 公園

オーチティルビーチ Seagull

地元民人気のビーチ

3 気象台丘付近

R Prince New Marina

ザ・ファーム

RB RB RB

乗馬場

LONG BEACH 開発地

203m

Otres Pagoda

マリンスポーツのメッカ

オートレスビーチ付近

New Preak ホリデービーチ H G White House G マリ - ナ kompong Som Relax Backpacker Heaven G H Windmill Divers G H The Harbor Light R メアリーチェンダ $

クインコ R

OTRES BEACH

ゴールデン・シーホテル＆カジノクイーンコ H

39m

オートレスビーチ

チネメアス R

Onami (日本食） H The Rich Club

OCHHEUTEAL BEACH 20m

ビーチフロントのシーフードならここがお勧め

クティア島 KOH KTEAH

G R Out of Blue R RR $ H 20m H R The Harbour Boutique Shianouk ville G G

126m

RH R H R

街から一番近いシュノーケルポイント日帰り可

Wden’s Garden

空港へ１㌔ H

国道４号線から入る

レアム国立公園へ 0.5 ㌔

38m

119

Diamand sea

カフェ、レストラン街

エマリオ

地形表現 60

100

140

220m

リムアワー

サハリゾート

オートレスビーチⅡ

White Bouthique Jury Anna Mangrove オートレスリゾートオートレスシーブティック H River レンリゾート Marina シークレットガーデンタム― H H G H B H B ナイアリゾート

LONG BEACH

マリービーチ

H H

Dream Beach Lucky 4 seasons

$ ATM

R B BB R タム―

R R ナイア

マリービーチ

マリー

Lagoona

Harmony Home Harmony Home Otres sailling club Banana Beach White Bouthique コンビニバンブービストロ

Jet Sky Green マッシュルーム︵韓国︶ Hong Mon’ Kitchin Anny Scuba Diving

ミエン＆ミエン Mika Pat Beach little Moorea Sunny Greece Moorea Beach OCビーチクラブ

H G B H S$ G R R R B R B R R

ビーチスポーツ・レジャーが盛ん

Fly Board

Foot print

シークレット

Dany’s Beach 4 you Friend Dune

R パットパットゴルフ

Otres Lodge ATM Good time Sea Breeze Sky ATM Eolia

止通行車両

←

マッシュルームポイント

G 開発地 G $ R G$ B M G R H M B R R R R R R R R R G R RR G R R RR Papappo R R R R R R R G R Sun Shine G G

Cheg Paau Beach Chalet バGreek ンブーKhmer シャック Easy Panda ハピネス Captain Mikky’s オートレスコナークインコパームビーチ

39m 20m

オートレスオーキッド

クイーンヒル・リゾート

コンビニ（水着有り）

ビーチ付近

ウィシュユーアーミエン＆ミエン

オートレスビーチⅠ

←

5 オートレス

180

←

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メコ（直ン・営エクチスケプットレ販ス売所）

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省光観

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市場

(Sihanouk Ville Trade Center)

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日用雑貨ならここ R 7M G ト M ケッ G ZECO ネスマーシュ E S ラットィデ S res S B フィンター B サムターフ ress G t Exp $ セー un ar R R ス y Exp B コジ mo on ゲッ Para Work ing G hM R t er tar i t f S R A a 華 e S S 中 S スール S スモ具ザ・文房 s

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Café Sushi新店舗

海空・

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セレンディピティビーチへ４

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G FROGGIES R Patchouly Chill house

2 ライオン像周辺

R 空・海

オーチティルビーチセレンディピティビーチ

旅行者で集うパブ・ストリート

H H R R 韓国

R Thai G Blue Sea BoutiqueBen 10 T Speed Ferry

4 G

ナイトマーケット

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ATM 薬屋 T T Speed Ferry

オリーブオリーブ R $ S

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中国紙幣両替 S T

T T G Koh Pos T T M モンキーリパブリック R M ブラックアンガス R M 心 Shin R T

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20m

SCCS ナイトマーケット R LION2

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街堂食

セレンディピティビーチ

オーチティルビーチ

ガソリンスタンド

ボート発着場

セレンディピティビーチ

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Grand Seagull

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The secret see view

S 免税店

H スースダイ G G 999 R R スイスガーデン R R G スイスガーデン G Susaday

R Beach Dream H H Johnson Beach オ

ートレスビーチへ開発予定地域

Shihanouk Plaza G GBT 4 H ジャスミン GSnooky Beach R B Dara’s beachside

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銀行〒郵便局 S ショップ H B T ツーリスト G バス停・チケット R H カジノ付ホテル *赤文字: New Asia.広告掲載

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ビーチ島への発着場ホテルバンガローゲストハウスレストラン

H ビーチロード

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カンボジアのオシャレ物件小輩は、仕事柄、色々な住空間に携わることが多いので、今回は皆様に素敵なアパートを 2 つ紹介させて頂きます。はじめにご紹介するのはプノンペンに住む人なら知らない人はいないブラウンコーヒーのオーナーが手がけたカンボジア初のデザイナーズマンションです。立地はプノンペンの日本大使館に近くのトンレバサックにあるエンバシーレジデンスです。外装は白で統一され、緑の植栽が丁寧に手入れされ、白と緑が完全に調和したエントランス。ロビーには、お洒落なソファーやインテリアがあり、スタイリッシュな空間を作り出している。さらに各部屋は、イタリア等のヨーロッパ製高級家具を取り揃えています。因みに弊社管理物件には、リビングには 55 インチ、ベッドルームには 40 インチの HD Smart TV を２台以上完備しています。屋上にはガラス張りの開放感あふれるジムと外国人に人気のルーフトップ型プールが設置されており、ほぼ毎週末には入居者によるホームパーティーが開催されています。エンバシーレジデンスに住む多くが当地で活躍する欧米人のエクスパッドであり、カンボジアにいながらセレブたちに囲まれた生活を送ることができます。次にご紹介するのはプノンペンの中心地で外国人居住地でもあるボンケンコン 1 にあるワンランク上のマンション、デキャッスルロイヤルです。デキャッスルロイヤルは地下 3 階、地上 32 階建てのカンボジア初の超高層コンドミニアムです。近隣にはレストランやカフェ、インターナショナルスクールがありアクセス良好です。デキャッスルロイヤルは南側と北側両方から車で入ることができ、駐車場には警備員が常勤しているのでセキュリティも万全です。また、部屋も高級感がありベランダからはプノンペンの街並みを一望できます。しかし、このマンションの一番の売りは充実したジムです。最新の機器を複数台揃え ( ランニングマシン 8 台他 )、女性に嬉しいヨガコーナー、25m の 8 レーンの室内プールやサウナ等もあり、超豪華です。そして筋トレマニアにも満足のフリーウエイトも充実して毎日、リフレッシュできます。同等クラスのプノンペンのジムに行くと年間 700 ドルほどかかりますが、こちらのジム利用料がこのマンションの住人は無料で使用することができます。さらにジムのすぐ隣にはキッズルーム、 5/1 からはイオンマートが出店し、外に出なくても 1 日中、快適な環境で生活ができます。（紹介文） 1971 年生まれ富山県出身。メガバンクなどを経て、 2011 年よりプノンペン在住、現在は不動産会社を経営中。

www.discovernewasia.com トラベル・トライアングルお勧めホテル MAP 寄稿

プノンペン

懐かしの象さん・サンボ―

Riverside

寄港：つれづれなるままに東南アジア・旅の魅力を考える企画：カンボジアならD.A.C.Travel こだわりの特選・旅地図：プノンペン市街図寄稿：Dr.KENからの医療アドバイス寄稿：からだ聞書第九帖寄稿：サマタ先生に聞いてみた！寄稿：カンボジア医療アドバイス

お知らせ：誌面からWebに変わります

＊本誌掲載地図と寄稿の遺跡名や地名読みに相違が見られる時があるかも知れませんが、いずれも外国語表記翻訳を原因とするもので、カンボジアでは外国語表記さえ統一されていません。寄稿については、著者の表記を尊重し、そのままとしています。その他については、記載を統一しています。

つれづれなるままに東南アジア・旅の魅力を考える私はここ 20 年に渡り、東南アジアの国々 ( タイ・ラオス・カンボジア・ベトナム・ミャンマー ) を旅してきた。当初、行くところ行くところ何でも新鮮で楽しくて、楽しくて仕方がなかった。各地の食に舌鼓みを打ち、人々の生活を垣間見ては、日本での自分の生活に襟を正し、人と人との出会いに笑顔と涙を流した。全てアイデンティティの糧となっていった。気がつけば、タイにおいては、全土 77 都県のうち、74 都県を自分の足で回ってしまった。田舎の空気を肌で感じることは、何ものにも変え難い満足感と達成感を得ることができた。タイ・カオルアン洞窟寺院

かった。静寂の中、風を肌に感じながら、崇高な

500cc ほど入れて作った野菜炒めを食べて、鋼鉄

時を過ごすことができた。タプロムで夕立に遭い、

の胃を作ってから訪れた方が賢明である。

回廊の中で雨宿りをした時に雨音以外に聞こえる

足早に自分の中での東南アジアの印象を述べて

のは、石の間から落ちる滴の音だけというまさに

みたが、私が旅を始めてから旅のスタイルが激変

神秘的な時間を体感することができた。また、友

した事柄もいくつかあった。

人に連れて行ってもらった、満月に照らされるア

まず挙げられるのが、インターネットの普及で

ンコールワット。月明かりに浮かぶアンコールワッ

ある。どんな辺境でビールの冷えていない食堂が

トのモノトーンな姿は今でも忘れられない。カー

あったとしても Wi-Fi の電波だけは飛んでいる。

ステレオから聞こえてきた民族音楽とのコラボは

携帯電話はどんな山奥でも皆が手にしている。IT

心にしっかりと刻み込まれている。ただ、その後

長者が跋扈することも頷ける。辺境に行けば行く

にアンコールワットの暗闇から、わらわらと得体

ほど、インターネットからの情報に頼らざるを得

のしれない人影が現れた時は、命の危険を感じたことは言うまでもなく、友人と一目散に車を走らせたことは、今となっては良い思い出として残っている。また、今ではリゾート地と化したシアヌークビルもアンコールワットに負けない観光地となった。何しろ、沖にあるロン島まで 40 分で行けるところが素晴らしい。

なくなるが、本当に日本人もあらゆる地域に出かけるようになった。ブログ様々である。これによって、日本人が溜まる日本人宿や日本人食堂も増えたが、利用する、しないは個人の選択であるのでここでは私見は控えておく。ともかく、インターネットからの情報で旅の幅がより一層広がったと思うのは私だけではないはずだ。日本の家族との連絡も電話を探すこともなく、インストールしてある SNS(Social Networking Service) で 24 時間連絡が取れる。ビデオ電話までできる。また、東南アジアでは、簡単に SIM カードが手に入れられて、しかも安い。SIM カードさえあればネットサーフィンもできる。すばらしい時代になったものである。次に LCC(Low Cost Carrier) の出現である。東南アジア諸国は、日本からだと 6 ～ 7 時間であるが、東南アジア同士であれば、隣国となるので 1 ～ 2

ベトナムも南はメコンデルタ地帯から北は中国国境近くの秘境ハザン省まで足を運んだ。タイに

国際バス（タイ）

安さは圧倒的で食文化は東南アジア随一の味と値段だと今でも思っている。もちろん、タイ料理の稀代さという点では、これも東南アジア No1 だろう。ベトナムには、負の遺産であるベトナム戦争戦跡が数多く残っている。そこを回るだけでも、ベトナム旅行ができてしまうほど歴史をきちんと保存してある。特に 38 度線沿いの DMZ ツアーは何回訪れても新しい発見と驚きがある。カンボジアは、アンコールワット & 地雷という公式がまかり通っていたが、地雷についてはだいぶ風化してきた。アンコールワットは、まだ、しばらく人気は続くだろうが、私の思い描くアンコールワットと、現在とは全く別物だと言わざるを得

時間で行き来ができる。LCC はその早さと共に料金の安さが秀逸である。昔、ベトナムのホーチミ

比べて、交通手段はイマイチではあるが、物価のラオスの交通網は昔に比べれば格段に良くなったと思うが、初めてラオスを訪れると陸路での移動が我慢比べの様相を呈しているのがわかる。いつ着くかわからない状態で知らない道をくねくね走り、ドライバーに聞いてもあやふやな笑顔で指を何本か出されても不安は募るばかりである。時間が有り余るほどあって、安く移動することを第一にしている方以外は、高くても空路を使うことをおススメする。

ンからカンボジアのプノンペンまでフラッグシップ航空で飛んだことがあったが、たった 30 分のフライトで 1.6 万円掛かった。あまりにも早くて入国書類を書く暇もなく到着した。現在は半分以下の値段で飛べるようになった。横道に逸れるが、私はそれでも高いと思ってこの路線は国際バスを使っている。空港に向かう時間 1 時間、チェックイン空港待機 2 時間、飛行 0.5 時間、入国 1 時間、

ビエンチャン‐ルアンプラバーン間、陸路だと早く

空港から 1 時間、LCC でも 5.5 時間は掛かる。国

て 9 時間、空路だと 30 分。思わず苦笑してしまう

際バスはファングラオの宿まで迎えに来てくれて、

時間の差。まあ、それなりの楽しみ方もあるが、人

プノンペン中心部に到着し 7 時間でたった $7。世

それぞれというところである。

の中変わりました。タイやベトナムには複数の LCC 航空会社が存在し、キャンペーン時は破格の

ない。最近のアンコールワットは、大晦日の明治

値段というか、冗談みたいな値段の時もある ( 飛

神宮とでも例えた方が良いくらいの混み方で、荘

行機代 1 円、プラス空港税など )。もちろん、過

厳を騒音と取り違えてしまうようなざわつきざわ

度なサービスはないが若い航空会社だけに、CA も

つきの様相である。暑さに疲弊するだけでなく、

比例して若い。お腹はいっぱいにはならないが、

人ごみにも疲弊してしまう。私の初アンコール

目は満腹になることが多いことは経験済みである。

ワット時は、第 1 回廊、第 2 回廊に人もまばら、

私は近頃、フラッグシップ航空会社に乗ることは

第 3 回廊の四方各隅に１人ずつの欧米人しかいな

稀になってしまった。LCC で十分である。日本から東南アジア各地に行く時も、とりあえずバンコクまで行って、そこで次に訪れる国を考えることになる。元々、長時間フライトは好きではないので、ミャンマー・ミャワディにて

それならば、バンコクの空港近くの安宿に泊まって、アジアの空気に徐々に身体を慣らしていった

ミャンマーもたぶん次回訪れることがあったら、

カンボジア・シハヌークのビーチ

方が私は好きである。日程に余裕がない旅だとそ

私が行った時の面影もなくなるくらい発展してい

こまで悠長に構えているわけにはいかないが、歳

ることだろう。ただ、先ほども述べたが、西に行

をとればその歳に合った旅行をするべきではない

くほど食文化の違いが顕著になる。インドやバン

だろうか。

グラが旅できて食事が摂れる人なら大丈夫だが、

無理は禁物だ。LCC はそれこそ、飲み物も食事も、

その国の食文化に触れていきたいと思っている人

ビデオも何もない。あっても全て有料で、しかも

には、少々辛いかもしれない。行く前に食用油を

値段が高い。缶コーラでも 300 円くらいする。ただ、

自己選択できるのが素晴らしい。欲しければ代金

移動であれば宿代も浮くし、旅をしているという

いろいろと述べてきたが、ひとつだけ言えること

を払えば全て揃えられる。我慢したければそれで

実感が沸々と湧いてくる。長距離深夜便ではス

は、「私は東南アジアが好き !」なのである。文句

良し。そんな LCC の魅力に私は取り憑かれている。リーピングバスと言って寝転がれるバスも増えてきた。時間があって、旅をしみじみと味わいたい今やノート PC の軽量化やタブレットの利便さで

を言いつつも次の訪問日程を考えている。どこに行きたいか常にアンテナを張って調べている。何

ビデオなども自分の好みで入れていけば全く問題

方にはおススメの移動方法であると言えよう。

が好きかはひと言では表現できない。人なのか ?

ない。多少荷物が重たくなるが、その後の旅中で

最後に宿の多様化が挙げられる。ツアーの場合は

食べ物なのか ? 文化なのか ? 風景なのか ? 建造物

も使用できるのは素晴らしい。深夜便搭乗で明け

宿の値段は好みで選べる。個人旅行の場合、旅先

なのか ? 答えが出ないまま、また懲りずに旅の行

方の 4 時頃にたたき起こされ、味の濃い料理を食

でウォークインにて宿を決めたり、ネットで予約

程を考えている。今後、いろいろな面で今以上に

べさせられるほど辛いものはない。断ることもで

したりするが、その方法も種類も多種に渡ってき

旅が気軽に楽しくできるようになるだろう。また、

きるようだが、周りでいろいろな匂いがして話し

た。近年はホームステイも増えたし、Airbnb のよ

そうなってもらわないと困る。東南アジアは日々

声が聞こえてくれば、起きないわけにもいかない。

うに空き部屋を貸し出すサイトも出てきた。貧乏

成長しているが、独自の文化を守りつつ進化して

LCC にしてから、機内で熟睡できることが増えた

旅行をモットーとする私であるが、安宿に長く泊

いってほしい。大国に媚を売るのではなく、協力

のは自分としても驚きであった。

まりすぎると何か精神が病んでくるような経験を

して国の発展に貢献してもらいたい。そういう現

した。窓もない、ベッド以外のスペースもないよ

場を目の当たりにできるのであれば、私の旅は重

うな所では旅の楽しさは半減してしまう。何日か

ねるだけの価値あるものと考える。旅の終わりに

に 1 日は少し奮発しても良い宿に泊まり、ゆっく

は満足感を抱いて現実に戻りたい。言い換えれば、

りと朝食を摂ることも大切だと痛感した。私の宿

その満足が東南アジアの魅力として形成されたも

の三原則は、まず、第 1 に窓があること。第 2 に

のなのだ。いつまでも旅を続けたいと思う気持ち

ベランダがあること。第 3 にコンビニが徒歩圏に

はこの後もずっと続いていくだろう。

あること。この３つは最低でも必要であると感じ

最後に、長い間、私の拙い旅エッセイを掲載して

ている。窓はたとえ外の景色がどんなものである

くださった編集の皆様にこの紙面をお借りしてお

にせよ、眺めて過ごすことが楽しみであること。

礼を述べたい。創刊号からこの号まで関わりが持

ベランダは何といっても、洗濯物が干せること。

てたことは私にとってこの上ない喜びであった。

旅先での洗濯は自分の１日の反省と次の行程を考

今後もインターネットの画面上にてお手伝いでき

えるには欠かせない時だと思っている。コンビニ

ればと考えている。ある旅番組の名言をもって閉

も朝食なしの宿では食べ物、飲み物補充に大いに

幕とする。

役立つ。近頃はお土産もコンビニで買い揃えるこ

「何がおこるかわからないから旅なんだ」

LCC ・タイノックエアー

そして、各国のインフラ整備、特に道路の整備が昔に比べて格段に良くなったことだ。道路が整

とができる。まさにコンビニエンスな活躍である。

備されれば、そこを走る交通網も充実してくる。

国によっても、宿の形態が全く変わってくる。No1

特に、空港のない地域においては、高速道路もで

はやはりタイであろう。ピンからキリまでという

きて道路が綺麗になりスピードも上がるので、目

言葉がそのまま当てはまる。1 泊 300 円からたぶ

的地までの時間が大幅に短縮された。前述のベト

ん 10 万、20 万なんて部屋もあるのだろう ( 泊まっ

ナム、ハノイから中国国境のラオカイまで高速道

たことがないのでよくわからない )。値段の高低

路が数年前に完成した。完成前は 10 時間掛かっ

は場所や質など。ほぼ、自分の好みの部屋は見つ

たのが、完成後は 5 時間で行くことができるよう

かるはずである。快適なホテルライフを過ごすの

になった。また、国と国を跨ぐアジアン・ハイウェーが整備され、その道路の完成度の高さは驚愕ものである。片側 4 車線なんて当たり前、真っ直ぐな

ホーチミン市（サイゴン）マジェスティック H

道が続く。日本の ODA でトンネル技術が取り入れられて、峠道も少なくなってきた。ベトナム中部

プロフィール

の難所であったハイバン峠もトンネルができたこ

尾張宏一某大学学習センター所長

とにより、フエからダナンまでの行程が 1 時間近く短縮した。昔は峠途中にオーバーヒートした大型トラックや溝に落ちたトラックを見つつ頂上の茶屋を冷やかしながら、フランス軍の残していったトーチカの上に登り、ランコービーチを眺める

田舎のゲストハウス

のがお約束であったが、今はあっという間である。「AH」で始まる道路標識はアジアン・ハイウェー

であればタイであろう。ベトナムの宿は気を抜く

の証である。そうなれば、安価で利用できるロー

と窓なしの部屋があてがわれ、エレベーターなし

カルバスや国際バスを使わない手はない。笑って

の 5 階の部屋など重い荷物がある時や酔っぱらっ

しまうほどの値段で長距離移動ができる。深夜の

た時などは地獄である。また、宿の名前が似通っていて、名前がいやに長いので、タクシーで伝え

スリーピングバス

る時に違う場所に連れて行かれることがたびたび度々あった。ラオスは老朽化した宿が多いが、部屋は広々している。ゲストハウスも多いので値段の選択肢も豊富。カンボジアは新しい宿が多いが、設備とホスピタリティが一致していないところがもったいない。客層ではなく、従業員で宿の質が変わってくる場所も珍しい。ミャンマーはとにかく宿の値段が高い。ゲストハウスに毛が生えたような宿でも平気で樋口一葉紙幣がいなくなる。ミャンマーはとにかく何でもこれからである。

北ラオスに桃源郷があると信じ、長距離バスに揺られること 13 時間。そこには桃源郷はおろか、ラオスらしさも消滅していた。大国の食い散らかしが散乱する中途半端な土地があるのみ。ああ、ますます桃源郷はどこかを追究する旅は続く。人と人との出会いや同じ空間を過ごす、こんな時間も桃源郷のひとつと考えるようになった。ハノイのスアチュアダインダーカーフェー ( ヨーグルトコーヒー ) が最近のトレンド。つい飲みすぎて胃痛に悩まされる。旅に対して年々、身体が悲鳴を上げるようになってきた。80ℓのバックパックはそろそろ卒業しようと秘かに考えている。しかし、旅は自分を活性化してくれるエネルギードリンク。もっと刺激を求め、もっと出会いを求め、東南アジアに繰り出したいと職場の机上で日々思いを馳せる。

ケイ素含有ミネラルウォーター Kulen EAU KULEN ミネラルウォーターは、カンボジアの市場で常に幅広い客層を獲得し、たくさんの消費者の元に届いています。生産工場の事務局長である Dr.Jacques Marcille にインタビューし、彼の水事業がどのように進行中なのか探っていきます。この事業の後ろに誰がいるのかを知るだけでなく、なぜボトル工場がシェムリアップに設立されたのかなど、そのような商業的および工業的成功について正しくお答えします。

何をきっかけにこの事業が始動したのですか？このアイデアを思いついたのはシンガポールに住むフランス人の実業家、Bernard Forey 氏です。私は 30 年以上一緒に働いてきました。もちろん私たちは昔から良いミネラルが含まれた水を飲むことが健康だということを知っていました。暑い国ではとくにそうです。他の水を飲んでも喉の渇きは潤せます。しかし重要なポイントはそこではなく Kulen の水を飲むことで、いかにあなたの体からミネラルが失われるのを防げるかということなのです。 1991 年、フォーリー氏はすでにベトナムのミネラルウォータープロジェクトに投資していました。私は当時彼と一緒に仕事をしていましたが、EVIAN のミネラルウォーターブランドで 20 年以上働いていたエンジニア Yves Jacques の助言を受けて、サイゴンの南にある Long Anh Province にある水源を見つけることができました。フォーリー氏の奥さんがミネラルウォーター LA VIE と名づけました。それは瞬く間にベトナムで人々から常飲されるミネラルウォーターとなりました。そしてあっという間に NESTLE グループに買収されるまでになりました。1998 年のことです。この経験の後フォーリー氏はオーストラリアでいくつかのミネラルウォーターの開発に携わりました。 2008 年の時点でカンボジアには自然のミネラルウォーターを取り扱う会社はひとつもありませんでした。マーケットなどで販売しているミネラルウォーターは主にヨーロッパ、ベトナム、タイからの輸入品で高価なものでした。まだ開拓されていないカンボジアの水市場だったので、豊富な水資源があるカンボジアの現地の人々にリーズナブルな価格で提供できないかと思い自然にこのプロジェクトは始動しました。

なぜシェムリアップの近くのクーレン地方でプロジェクトを展開したのですか？フォーリー氏と彼の息子はクーレン山をヘリコプター・スキャンしました。彼は山の地形に囲まれて守られた山岳水を見つけて感銘を受けました。私たちは当然、カンボジア人にとっての山の歴史的意義を認識していました。そこに埋まっている砂岩は、有名なアンコール・ワット寺院や他の多くを造るために使われていました。これらの山々は、アンコール時代のクメール文明の発祥の地でもありました。彼がヘリコプターから家に帰ったとき、フォーリー氏は「ジャック！クーレン山が私たちのミネラルウォーターを探す場所です。」と私に言いました。私は水理学者ではありませんが、多くの水理学者が知っているように水透過性の砂岩は特別な自然のフィルターです。問題の砂岩層は海洋堆積物であるため、浮遊生物（プランクトン、珪藻）に豊富なアスカルシウム、マグネシウム、シリカなどの鉱物もかなりの量で存在すると考えられます。これらの成分は、クーレン地域でより多くの探査を行うための最終的な選択に不可欠でした。しかし、森林で覆われたクーレンが、認知され、保護された動植物保護区（クーレン国立公園）にあるという事実もまた私たちの選択において最も重要な要素でした。森林地帯全体で集中的な農業は行われないので、農薬やその他の農業汚染物質の流出はありません。最も重要な考慮事項は農薬が含まれていないということ。私たちは深い帯水層を試掘掘削をしました。非常に幸運なことに、（400 以上の分析された）農薬の痕跡がなく、実質的に理想的なミネラル含有量の水が見つかりました。EAU KULEN という名前は当然のように選択されました。それはカンボジア人によって神聖と考えられるこの山を指します。次のステップは、カンボジア開発評議会（CDC）の承認を得て、KULARA WATER 社を登録することでした。

EAU KULEN の特徴はボトル入りの他の水と比べてどう違うのですか？ KULEN ウォーターはカルシウム、マグネシウム、重炭酸塩、カリウムおよびナトリウムを含む健康に非常に良い自然なミネラルを含んでいます。これらのミネラルはどれも過剰量ではなく、渇きを完全に潤すためにグイグイ飲むことができます。カンボジアで購入可能な他のブランドの水は、純粋な飲料水として設計されており、すべて逆浸透で処理されているためミネラルは失われています。脱塩水を大量に消費すると血液を介して身体全体に水が広がります。その水は腎臓を通過した後、体内のミネラルに負荷をかけ、身体から取り除く傾向があります（ビールも過剰に摂取すると同じことが起こります）。しかし、Kulen のミネラルウォーターはより長く体内を循環し渇きを潤し、ミネラルの損失も少なくなります。

EAU KULEN について豊富なミネラルの作用と、偉大な風味を EAU KULEN は非常に現代的なポリエチレンテレフタレート（PET）のボトルに詰め込んでいます。シェムリアップの有名なプロダクションディレクターである Pierre Rietsch 氏の目の前で、設備の整ったラボでの非常に厳密で連続的な品質管理が行われています。彼は Vittel( フランスのミネラルウォーターブランド ) や Vosges( フランスのチョコのブランド )、Nestle などでも品質管理の経験をつみ他の多くの国の天然ミネラルウォーターの瓶詰めの特別な要件に長年携わってきました。

なぜ 20 リットルの水ボトルを生産していないのですか？その質問はよく尋ねられるのですがいくつかの理由があります。20 リットル（5 ガロン）のボトルはポリカーボネート製です。ポリカーボネート製のボトルは再利用可能であるという利点がありますが、毒性のある成分が含まれている可能性があるため、最初は多くの洗剤で洗浄する必要があります。それらを洗うことは、カンボジアで「本質的に」処分される多くの水の消費を伴い、下水道システムや適切な排水処理システムがない場合には表層帯水層を汚染する危険性を増大させます。私たちの工場では廃水処理（工業用水や洗浄水）を行うため、そのようなリスクはありません。しかし、私たちは自然で質の高いミネラルウォーターのイメージを損なう危険があります。実際に 20ℓボトルで使用されるウォーターディスペンサーは、ユーザーによってきれいに浄化されることはめったにありません。したがって、それらのボトルからの水は、ほとんど常に病原菌によって汚染されているということになります。私たちは汚染された EAU KULEN を生産するリスクを負うことになります。生産プロセスではないところで汚染されてしまいます。カンボジアのパスツール研究所が実施した数多くの分析では、大きな水ボトルを使用するとリスクが跳ね上がることが示されています。その結果は私たちの水のイメージを大きく損ないます。そして EAU KULEN の大きなボトル 1 本を運ぶことは、それと同等のコストもしくはそれ以上のコストがかかります。すなわち 12 個の 1.5 リットルボトルの箱を購入するのと同じくらい、実際にはコストがかかります。

ＥＡＵＫＵＬＥＮの工場は一般に開放されていますか？はい。工場では訪問者がボトリングの過程をすべて見学することができ、工場の品質管理の正確さと清潔さを自分自身で確かめることができるように設計されています。シェムリアップではすべての年齢層の学校ツアーを定期的に開催しています。私たちに隠すものなどありません。私たちは実際にこのようなツアーを招き入れて高品質のボトリング工場とはどんなものであるべきかということを徐々に知ってもらいたいと願っています。＊上掲インタヴュー：L’Écho du Cambodge, No. 193, January 2017 に掲載＊上記の文章は、下記の科学論文より引用したものです。引用・参考 Human exposure to Aluminium in Sci. Processes Impact,2013,15,1807 -Aluminium in drinking-water in WHO/HSE/WSH/13. Back ground document for development of WHO Guidelines for Drinking-water Quality -C. Exley : Aluminium in energy drinks

Dr. Jacques MARCILLE 1944年8月27日生まれ 2009年にKULARA WATER設立

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プノンペン市街プノンペンの街はかつて「プチ・パリ」称せられたようにフランス植民地時代に造られた計画都市であるが、内戦終結後の 1990 年代より農村からの急激な人口流入によって街は今もなお無秩序に拡がっている。王宮フランスの保護領時代、王都をウドンからプノンペンに遷都させるために造営した王宮。カンボジアの伝統様式を生かしながらもフランスのオリエンタル趣味を反映した建物群である。現在も公式には国王の居住地となっている。

銀寺王宮に隣接して王室寺院の銀寺（シルバーパコダ）がある。寺院名は、本堂床に敷き詰めれた銀板とされている。本堂にはエメラルド仏が安置されており、バンコクのワットプラケオを意識したものか。周壁の北内側に壁画があるが、意外に新しく 1960 年代に描かれたものである。国立博物館フランス人のオリエンチズム（東洋趣味）を反映したの凝クメール様式の建物。ここにはフランス極東学院の 100 年余に渡る研究の精華とも言うべき一級品を収蔵。特に扶南からアンコール期の数々の彫刻品は見事なものである。アンコール期以後の王宮の調度品の展示もあるが、いずれもローカルの域を出ない。ワットプノン

プノンペン発祥地の丘。東京の浅草寺の縁起に似た伝説を持つ寺。丘は小さなものだが、メコンのデルタ（三角州）の起点に位置するプノンペンの平坦地では、船乗りの目印となる丘となる。現在、丘上に近代寺院とタイやミャンマーに見られるストゥーパ（仏塔）が建つ。

独立記念塔 1953 年のフランスよりの独立を記念して建てられた塔、カンボジア人建築家のデザイン。塔はプノンペンのランドマークであったが、近年、街に高層ビルが建てられるように周辺の景観は一変している。塔の東側の公園にはシハヌーク前国王のモニュメント像がある。

② プノンペン満喫観光プノンペンを満喫する旅、クメール料理が付き、クルージングも楽しめる。日程王宮―銀寺―国立博物館―ワットプノン―独立記念塔ー昼食―セントラルマーケット―ウナロム寺とリバーサイド散策―メコン川クルージング（夕食）時間約 12 時間 (8：00 20:00) 費用大人 $120 子ども $110 食事昼食夕食（共にクメール料理）＊各種施設入場券を含む ③ プノンペン・リバークルーズ料理をいただきながらバサック・メコン川を巡る旅。日程クルーズイング時間 3 時間（17：00 20：00）費用大人 $80 子ども $70 食事夕食（クメール料理）

この時間に紹介されたすべてのツアーは、NEW SAI TRAVEL プノンペン支店でご予約いただけます。詳しくは、下記のメール、電話、店頭にお問い合わせください。住所 : #211z, St.310, S/K BKK 1, Phnom Penh Tel : + (855) 23 221 932 Fax : + (855) 23 221 932 E-mail : saicam@online.com.kh / dac_travel@online.com.kh 営業時間 9:00-12:00、14:00 ～ 18:00（月～金） 9:00-12:00（土）

カンボジア・激動の現代史の旅カンボジアで王室付の奴隷が解放されたのは、フランス統治時代の 1930 年代。カンボジアは 1953 年の独立をもって近・現代史が始まったといえる。1960 年代後半、ベトナム戦争の激化によってカンボジアにも戦火が及び、シハヌーク国王を追放したアメリカ支援のロンノル政権を打倒してポル・ポト政権が成立したのが 1975 年。それから 4 年、一説に 200 万人余もの人々が虐殺されたと言われる。1979 年のベトナム軍の侵攻によってポル・ポト政権は崩壊するが、ポル・ポト派勢力を中国・アメリカ・タイが支援し、ベトナムをソ連が支援する冷戦期の代理戦争（内戦）が 1992 年まで続いた。戦火に殉職したジャーナリスト悼む記念碑

プノンペン中心部、高級ホテルで知られるラッフルズ近くに殉職したジャーナリスト（日本人も含む）を悼む記念碑があります。かつて共に戦火なかで取材に奔走した仲間たちが建立したものです。旧迎賓館（元総督府）

セントラルマーケット街の繁華街の中心にあるドーム状の建物。現地語では「新しい市場」の意味。「古い市場」が露店の集まりであるに対し、この市場は都市計画に組み込まれて建てられたもの。市場は貴金属から衣料、生花までその種類によって場所が分かれる。市場や周辺は、売り手も買い手も中華系カンボジア人が目立つ。 ① プノンペン半日観光プノンペン市内の見所を半日で巡る旅。日程独立記念塔（車窓）−王宮―銀寺ー国立博物館―ワットプノン時間約 4 時間（8：00 12：00）費用大人 $55 子ども $45 食事なし＊各種施設入場券を含む

ワットプノン近く、現在、政府庁舎に使用されている旧迎賓館、かつてのフランス総督府です。大理石の床、石材を駆使した優美な建物は、コロニアルと称するレンガ積みに漆塗りの建物とは一線を画するものである。1979 年、ベトナム軍侵攻に慌てたポル・ポトは幽囚中のシハヌーク殿下を招き会談したのも迎賓館、内戦終結に尽力した UNTAC の本部もここに置かれました。ワット・ウナロムと FCC ワットウナロムはポル・ポト時代の宗教弾圧のなか、カンボジアで唯一の大蔵経を所有する格式の高い寺です。外観は近代的でけばけばしいですが、境内には UNTAC の下で行われた選挙支援要員として赴任し、何者かによって殺害された中田厚志氏の供養碑がある。メコン川を望むコロニアルな３階建てレストラン：FCC は内戦中、各国のジャーナリストの溜まり場でした。店内には当時の写真が掲示されている。

トゥ−ルスレン刑務所

1990 年代までカンボジアの教育制度はフランス式でした。「万人に教育を」という国連の呼びかけで 6・3・ 3・4 年制に変わった。トゥ−ルスレン刑務所は、ポル・ポト政権以前はリセ（中高一貫校）でした。現在は、ポル・ポト政権の蛮行を示す博物館となっている。ここでは、凡そ 2 万人が収容され、生き残ったのはわずかに数人。処刑されたものは、拷問による荒唐無稽な自白が理由でした。1979 年、ベトナム軍の侵攻が急なため、看守たちは逃亡し、拷問状態や自白調書などの証拠隠滅ができなかった。よく知られてないことだが、ここに収容されたのはほぼ全員、ポル・ポト派の人たちと家族。政権幹部が疑心暗鬼で内部粛清のために設けた収容所である。

キリングフィールドプノンペンの郊外にキリングフィールドと名付けられた場所がある。ここは、トゥ−ルスレン刑務所の収容された人々の処刑場であった。現在、虐殺された人々の頭蓋骨や衣類が供養塔に収めれている。キリングフィールドはシェムリアップにもあるが、実は、ポル・ポト政権下、国そのものが強制労働の収容所であり、国内のいたるところがキリングフィールドであった。そうした場所で殺された人々こそ無辜の民でした。 ④ カンボジア・現代史の旅プノンペンの街に独立後のカンボジア・激動の現代史に触れる旅です。文字通り、生きた歴史のスタディーツアーであり、鎮魂の旅です。日程殉職したジャーナリスト記念碑―旧迎賓館―ワットウナロム―FCC（昼食）−トゥ−ルスレン刑務所（虐殺博物館）時間 1 日（8：30−16：00）費用大人―検討中食事昼食（FCC にて）＊本ツアーにプノンペン・キリングフィールドは含まれていません。キンリングフィールド見学をご希望の方は要相談を。＊本ツアーにカンボジア現代史に精通した講師を付けることもできます。( 別途料金）

古都ウドン、陶器の里と中世寺院ウドン一説にカボチャの語源はカンボジアに由来する ( 最古の王の名はカブジャ）というが、うどんの語源がウドンというのは俗説。が、17 世紀、ウドン郊外のバサック川岸に日本人町があったのは確かである。14 世紀以後、カンボジアの歴史はまったく振るわず、王都も点々とする。現代の王につながる王朝は、フランス統治下、20 世紀になって強制的にウドンからプノンペンへ遷都させられた。現在、ウドンは中心の小山に 19−20 世紀前半の王たちのストゥーパ（仏塔）や内戦時に砲撃で破壊された仏像が残る。山上の眺望は良く、地元民の行楽地となっている。コンポンチュナン―陶器の里― トンレサップ湖の入り口にあたるバサック川沿い街；コンポンチュナンは港市として栄えた。街の対岸にある山稜の麓には 9 世紀頃の遺跡が分布している。街の西郊外に素焼きの里があるが、そこに 21 世紀になって日本人の手になるクメール焼き（アンコール期の陶器が出土しているが、その後技術は消滅した）が復活した。手ごろな値段で現代にマッチしたデザインとあって、ベトナムからクルーズ船の観光客が立ち寄っている。築 100 年を超える現役の中世寺院 1930 年代のフランス統治下に王室付きの奴隷が解放されたようにカンボジアは 1953 年の独立をもって近・現代史が始まった。それ以前は、歴史学的には中世であった。国道 5 号線、ウドンからコンポンチュナンへ到る途中、バサック川近くにあるワット・ポーは、100 年を超える現役の中世寺院としては、最古である。現役寺院の多くがタイ様式を模倣するなか、カンボジア中世の古式を伝えている。この寺院、アンコール期の寺院遺跡の上に建てられ、境内には環濠や聖池（バライ）も残る。また、本堂内部はびっしりと壁画に埋めれていることでも知られている。この壁画を描いた者は、王宮付属寺院・銀寺の周壁画と同一人物である。

プノンペン発ゴルフ三昧日帰りゴルフ

⑤ ガーデンシティー・ゴルフ場プノンペン郊外では最高級のゴルフ場。日程半日（ホテル送迎）時間約 6 時間費用大人 $146 食事なし＊他のゴルフ場についてもお問いあわせください。ダラ・サッコーコンポンソム湾に面するボトムサコー半島（全域が国立公園に指定）の南端に中国企業集団が一大リゾート地を 10 年計画で開発中。2015 年、いち早くゴルフ場とホテルをオープンしている。 ⑥ ダラ・サッコー：シーサイド・ゴルフを満喫泊を伴うシーサイドのゴルフ場を独り占めするゴルフ三昧のプラン、オプションでサンゴ礁の周遊や海釣りも可能。日程 1 泊コース 18 ホール費用月∼金 $194 土、日、祝 $218（宿泊は別途料金）食事ホテル朝食付＊サンゴ礁巡りや海釣りなどのオプション可能。＊詳細はご相談ください。

⑦ ウドン半日観光古都ウドンの名残である小山の仏塔群と仏像を巡る旅。日程ウドン時間半日（8：00 12：00）費用大人 $85 子ども $75 食事なし ⑧ 古都ウドン、陶器の里と中世寺院周遊の旅古都ウドンの仏塔群を訪ねた後、コンポンチュナンの陶器の里へ、帰途の中世寺院ワット・ポーに立ち寄ります。日程日帰り時間 8：30 17：00 費用 $123 食事ウドンはコンポンチュナン（各自払い）＊掲載ツアーは、最小催行２名様になっています。＊ツアー詳細及び費用―検討中は、お問い合わせください。 Tel:+ (855) 23 221 932 Fax : + (855) 23 221 932 E-mail : saicam@online.com.kh / dac_travel@online.com.kh

プノン・ダとアンコールボレイ

扶南街道をゆくプノンペンから伸びる国道 1、２、3 号線沿いには、カンボジア最初の王国：扶南に由来する遺跡が散在する。カンボジアの風土・歴史から一括すると、かつては「南船北象」であった。が、その「北象」もアンコール期の王道の整備までは、河川の舟運が優位であった。そのため、古代遺跡は港市の拡がりと軌を一にしていた。これは東南アジア大陸部に共通する特色でもある。扶南街道とは、カンボジア東南部の遺跡への道筋である。プノンペン南郊

トンレバテイプノンペン南郊外の行楽地。かつてプノンペンの富裕層の邸宅には、屋敷内や屋上に椰子葺き東屋が見られた。夕暮れ、外ではお偉いさんでも内では東屋で上半身裸姿で寛ぐのが何よりの憩い。カンボジアの行楽地とは、水辺の涼み小屋と決まっている。ここトンレバテイは、プノンペン市街近くのキエンスバイと並ぶ行楽地で、湖沼に接して涼み小屋がならぶ。ここで飲食を楽しみ、ハンモックで昼寝となる。湖沼手前にワットタプロームやワットジェイポーといったアンコール時代の遺跡があるが、行楽の人々が興味を示すことはほとんどない。これらの遺跡、12 世紀のものだが、その起源は扶南時代のれると思われる。ワットタプローム

ワットジェイポー

12 世紀後半、ジャヤヴァルマン 7 世時代の寺院遺跡。ラテライトと砂岩を使用したヒンドゥと仏教の混合寺院、周囲を東西南北の塔門を持つ回廊で囲まれたこじんまりした遺跡である。中央祠堂、その前の左右の経堂址、各所に残る浮彫の保存状態は良い。ワットタプロームの北、12 世紀のタプローム王の母ジェイポーによって建立されたという寺院址。今は祠堂だけが残っている。内部には古い仏像が安置されていたが、 1993 年に盗難に遭う。祠堂の破風や眉庇（リンテル）に浮彫が残っている。また、背後には現代寺院が建てられている。

プノンタマウ

トンレバテイの南にプノンタマウという小山がある。カンボジア人には、ここは「動物園のある所」という印象が強い。動物園は広く、入口近くで鳥類や水禽類、象の演技が見られるが、他の動物となると車かバイク利用となる。管理や保護はお世辞にも充分とは言い難い。動物園の料金所手前の小山には現代寺院の境内に祠堂址が見られる。そこに置かれた乳海撹拌とヴィシュヌ神の浮彫は一見の価値がある。プノンチソールとニエンクマウ扶南街道随一の壮大な寺院遺跡。プノンタマウから国道 3 号線を南下すると南東に小山が迫ってくる。国道から小山に折れる道角にあるのが、ニエンクマウ遺跡。現代寺院の境内にレンガ造りの祠堂、東に聖池（バライ）を残す。左折する道の先の小山の頂にプノンチソール遺跡がある。登山道は整備され、やがて現代寺院の僧坊に到る。隣接する遺跡は 11 世紀にラーダヤヴァルマン 1 世によって建立された。道順では寺院遺跡の裏から入ることになる。回廊に囲まれた祠堂、経蔵址などを見て、東塔門を出るや、一気に視界が開け、壮大な眺望が展がる。寺院遺跡は、山頂を平坦に均して急崖に向きあっていた。急崖には階段状の参道が設けられ、その先に塔門址やさらに大きな聖池（バライ）址を望める。山麓はメコンデルタに続く広大な水田地帯である。

タケオ市の東、雨期に広大な湖水が出現する。その湖を小舟を駆って向かう彼方の小山がプノン・ダ、ここは扶南遺跡の象徴である。小山の頂にある大きなレンガ造りの祠堂は 8 世紀以降であるが、祠堂に登る途中の洞窟遺跡や山稜伝いにあるアスラム・マハ・ルセイ遺跡は、安山岩で造られたカンボジア最古の現存祠堂である。この祠堂、内部が二重の入れ子構造になっており、これこそ扶南時代に由来する古式の祠堂である。小山やその付近からは扶南時代の彫刻の優品が発掘されている。再び船に乗ってアンコールボレイに向かう。ここは扶南がクメール族の真臘に圧迫され、バー・プノンから遷都した王都である。王都は環濠で防御されており、ボレイの船着場の水路がかつての環濠一部。現在の街に王都の面影は残っていないが、博物館にこの地の出土品を見ることができる。プノンバイヨンカオタケオ市の南、ベトナム国境近くの山塊がプノン・バイヨン。ここに扶南遺跡につながる 8 世紀頃の遺跡が散在する。なかでも遠眼にリンガ（シヴァ神の象徴、男性器で象徴）の形状を見せる特異な頂にあるプノンバイヨンカオの祠堂、レンガ造りで二重の入れ子構造、壁面に神々の宮殿浮彫、サンボープレイクックに見られる空中宮殿の意匠以前の姿である。頂への道途中にもう一つ祠堂が残り、山麓の巨大な砂岩の岩盤近くにも二つの祠堂址が見られる。山塊そのものが神々の聖域であったようだ。プノンチュヌック

扶南つながる遺跡に洞窟寺院遺跡がある。カンポットの北西、砂岩地形がほとんどのカンボジアで、石灰岩の山稜が点々とケップやベトナム国境へと続く。こうした石灰岩地形の山容の懐に洞窟寺院遺跡が散在することを知る人は少ない。なかでも足場も安定した保存状態が最も良い洞窟寺院遺跡がプノンチュヌック、洞窟内の鍾乳石を祠堂内に取り込み、石筍をリンガに見立てている。祠堂はレンガ造りでこじんまりとしている。こうした扶南に由来する寺院遺跡はいずれも小河川や運河によって結ばれていた。ニエンクマウ

プノンチソー

⑨ 扶南街道Ⅰ トンレバティと古代寺院遺跡プノンペン南郊外の行楽地トンレバティにある古代寺院遺跡を巡る。行程ワットタプローム―ワットジェイポートンレバティ（休憩）時間半日（8；00−12：00）費用大人 $108 子ども（要相談）食事なし ⑩ 扶南街道Ⅱ トンレバティとプノンチソール扶南時代の遺跡に起源をもつアンコール期の寺院遺跡を訪ねる旅、中でもプノンチソールからの眺望は圧感。行程テンレバティの寺院遺跡ープノンタマウーニエンクマウ― プノンチソール時間 8 時間（8：30−14：30）費用大人 $118 子ども（要相談）食事昼食（ランチボックス） ⑪ 扶南街道Ⅲ プノン・ダとアンコールボレイタケオから小舟駆ってカンボジア最古の寺院遺跡アスラム・マハ・ルセイ遺跡のあるプノン・ダを訪ね、小舟で帰途に扶南王国の都城であったアンコールボレイの資料館を訪ねる旅。行程タケオ―プノン・ダーアンコールボレイ―タケオ時間 1 日（8：30−18：00）費用大人 $123 子ども（要相談）食事タケオ市内（カニ料理）各自支払い

⑫ 扶南街道Ⅳ プノンバイヨンカオとメコンデルタ眺望タケオ南、ベトナム国境近くにあるプノンバイヨンカオは、祠堂を山頂に載せる峰そのものがリンガの形を示す、特異な山容で知られています。山頂の祠堂は入れ子状の二重構造で扶南時代の特徴を持ち、他に 2 つの祠堂が山中に残っている。山頂からはメコンデルタの広がりが望めます。行程タケオープノンバイヨンカオ―タケオ時間 8 時間費用大人 $128 子ども（要相談）食事タケオ市内（手長エビ料理）各自支払い ⑬ 扶南街道Ⅴ プノンチュヌックとプノンボコール扶南時代の洞窟寺院遺跡プノンチュヌックを訪ね、風光明媚な街カンポットで休息、帰途にフランス統治時代からの避暑地であったプノンボコールに立ち寄ります。行程プノンチュヌック―カンポット―プノンボコール時間 8 時間費用大人 $158 子ども（要相談）食事カンポット市内各自支払い＊掲載のツアーは、最小催行２名様になっています。＊ツアー詳細及び費用―検討中は、お問い合わせください。 Tel:+ (855) 23 221 932 Fax : + (855) 23 221 932 E-mail : saicam@online.com.kh / dac_travel@online.com.kh

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Discovery

Ⅵ レ

バー・プノンの最高峰プノン・クロラン（標高147ｍ）、山頂近くの寺院

多くの盗掘跡をみるが、それでも見事な浮彫の数々をみる

大プレアカーンの中心寺院・境内

ア

で伝ジャヤヴァルマン 7 世の像王は、大プレアカーンの城塞に拠って、アンコール都城を占領したチャンパ軍に抵抗し、追い出した。勢いを得た王は絶大な権力を持ち、アンコール王朝では最大の領域を支配した。像は、大プレアカーン遺跡から発見された。

プラサット・ドムレイ

神殿（寺院）名：ピラミッド上部の 4 隅にあった一つ象（ドムレイ）の丸彫りに由来する

十年一昔というが、D.A.C、New Asia（本誌）と続いて、2016年に10周年を迎えました。振り返れば、カンボジアで日本語旅行誌は、現在、本誌のみ。Seriess温故知新は、文字通り過去を見据えて未来を拓く、カンボジアの＜明日を発掘する＞シリーズです。

＊大プレアカーンの全貌は、本誌Ｐ１１の全国地図で位置を確認し、Ｇｏｏｇe Earthｌe でその大きさを実感してください。また、遺跡に関する詳細地図は下記 Web サイトの D.A.C. No.6 に掲載されています。 https://www.dac-asean.com/magazine/ プラサット・プラ・ストゥン * 単独での訪問は勧められません。（プラサット・モック・ブオン：「四面の顔」という意味の寺院）

カンボジアなら D.A.C Travel. こだわりの特選・旅 ― あなたの求めるカンボジアは、どれ？ー

世界遺産：アンコール遺跡群１．アンコール・ワット古代クメール文化の集大成と称されるアンコール・ワット、その名称「寺の街」は、周囲を囲む豪があるように創建時の寺院、王宮を含む都城でした。12 世紀前半、スーリヤヴァルマン 2 世が創建したワットはヒンドゥの神ヴィシュヌ神に捧げられた寺院だが、ヒンドゥ寺院の多くが東向きに建てられたのに対し、西向きであることから、王の墳墓寺院とも言われている。外側の第一回廊から中央祠堂の第三回廊に到るまで基壇を重ね、天空に近づく神聖さと荘厳に包まれながら神々の世界に到ります。回廊や数多くの祠堂に施された千を超える天女（デバター）像は一つとして同じものはなく、当時の神に仕える女性たちをモデルとしたものと言われている。また、第二回廊と第三回廊間の十字回廊は、古代インドの文化を受容しながらも、クメール独創の建築様式である。14 世紀のアユタヤ王朝の侵攻でアンコール王朝は滅び、放棄された都城は遮熱の太陽と容赦のない雨期の驟雨に石造物だけが残り、密林に覆われてしまった。

① アンコール・ワットと夕陽鑑賞、半日コースアンコール・ワットの見所を鑑賞し、アンコール地域で最初に都城が設けられたプノンバケンに登り、西バライの水面を望みながら夕陽鑑賞。 ☆行程アンコール・ワット − プノン・バケン ☆時間 14：00 ∼ 19：00 頃 ☆費用大人 $30、子ども $20 （夕食なし）大人 $40、子ども $30 （夕食付）＊夕食はアプサラダンス鑑賞付ビュッフェ。

王宮

バイヨン寺院北、広場を挟んで東に「綱渡り塔」と言われるプラサット・スゥル・プラット祠堂群、西に王宮址。南からパプオーン、ピミアナカスと続き、東向きの王宮址の前面に象のテラス、ライ王のテラスが南北に延びる。聖池にも精緻な浮彫が施されたピミアナカスのある城壁内が王宮址である。パプオーンこの寺院、1954 年からフランス極東学院が内戦を挟んで断続的に修復作業を進め、復元した。西奥の三層ピラミッド型の基壇を積み、最上部に 2 つの回廊に囲まれて祠堂が建つ。東塔門から 200ｍ余の円柱列に支えられた「空中参道」は、祠堂の聳える神々の天上界に到る。ピミアナカス「空中回廊」を意味する如く、三層の基壇を持つピラミッド型、最上段中央に祠堂を設けている。ラテライト積みの基壇、砂岩の回廊、祠堂は、色彩をも意識した視覚効果を持つ。遺跡にまつわる興味深い伝説に「ピミアナカスの祠堂には、蛇神が住み、夜毎、美しい女性に化身し王を待ち、交わる。もし一夜でも王が交わりを怠れば、早世する」とある。プリア・バリライ最北端の後世の仏像が置かれたテップ・プラナム寺院址の西奥、ジャヤヴァルマン 7 世建立とされる仏教寺院遺跡。前面にテラス、東塔門の破風に釈の寝姿や象を愛でる釈、中央祠堂にはビシュヌ神の浮彫を見る。訪れる人の少ないひっそりとした遺跡である。象のテラス、ライ王のテラス象にテラスは、王宮プミアナカスの前面に約 300ｍ延びるテラスで、その壁面は堂々たる象の浮彫が覆う。王宮塔門前のテラス張り出し壁面はガルーダが天を支える浮彫群、テラス上は蛇神（ナーガ）の欄干が設けられている。また、北のテラス張り出しは、不思議な構造で内側の階段下には、5 つの顔を持つ馬や象の鼻で遊ぶ子どもなどの浮彫がある。ライ王のテラス三島由紀夫の戯曲「癩王のテラス」で知られるテラスだが、檀上の像（模造）はヤマで地獄を司る神である。このテラスは二重構造で、外・内側にびっしりと神々の浮彫で埋められている。３．アンコール・トム周辺の遺跡

② アンコール・ワットの朝日鑑賞寺院を創健した「スーリヤヴァルマン」2 世とは、太陽を神格化した王の名称、時を司るビシュヌ神になぞられているようにワットそのものが宇宙の中心、日の出、日没の視覚効果も計算されている。 ☆行程アンコール・ワット（朝焼けに包まれた荘厳なワット） ☆時間 5：00 ∼ 7：00 頃 ☆費用大人 $25、子ども $20 （食事なし）２．都城アンコール・トムアンコール・トムはその名称、「大きな街」の如く、アンコール王朝最盛期の最大都城である。都城は、周囲 12 ㌔に豪と城壁を巡らし、中心にはジャヤヴァルマン７世の信仰する大乗仏教寺院バイヨンが設けられ、その北に王宮址が残る。南大門濠を渡る参道の欄干は古代インド創生神話の乳海攪拌をモチーフとした神々と阿修羅が蛇神（ナーガ）を引き合う姿、高々とした塔門の四面には観世音菩が施され、穏やかな笑みを浮かべる。南大門以外の門の参道欄干は盗掘やそれを恐れて他所に保存されている。

タ・ケウ勝利の門を出て右折、左手のピラミッド型遺跡。最上壇に 5 つの祠堂を見るが、塔門、各基壇の回廊、祠堂に浮彫等の装飾はなく、中途で放棄された寺院遺跡。各基壇に回廊を設ける新たな造形である。タ・プロームジャヴァルマン 7 世（12 ∼ 13 世紀）が母の菩提のために建立した仏教寺院。東西約 1000ｍ、南北約 700ｍにラテライトの壁に囲まれた壮大な寺院。最盛時には 5000 人余の僧侶、 615 人の踊り子、境内には 3000 余の集落があったようだ（碑文より）。この寺院の魅力は、発見時の姿を残してるところにある。フランス極東学院はあえて修復を行わなかった。そのため、遺跡にからみつく榕樹（スアポン）が独特な雰囲気を醸し出していたが、近年、カンボジア側の整備が進み、かつての凄みは薄れてしまった。

バンテアイ・クディとスラ・スラン

東に王の沐浴場と伝えられるスラ・スランと向き合うバンテアイ・クデイ、東塔門の四面観世音に見られるようにジャヤヴァルマン 7 世時代のバイヨン様式の仏教寺院。周囲をラテライトの壁で囲むなか、東西軸上に伽藍（寺院建築）が並ぶ。「僧坊の砦」という意味のこの寺、元々はヒンドゥ寺院であったものを仏教寺院に改造したが、 7 世王の死後、廃仏毀釈が吹き荒れ、再びヒンドゥ寺院に戻った。上智大学の調査によって廃仏毀釈で埋められた仏像群が発見され、話題となった。スラ・スランもまた、10 世紀のものを 13 世紀に改造したもので、堂々たるテラスが残る。また、聖池（バライ）の中央には祠堂があったが、崩れている。

⑤ アンコール遺跡小回りコース・半日アンコール・トム勝利の門から東南部の遺跡を見学。 ☆行程勝利の門ートマソン―チャウセイ・デボターバンテアイ・クデイースラ・スラン―プラサット・クラバン―帰路 ☆時間午前 8：00 ∼ 午後 2：00 ∼ ☆費用大人 $35 子ども $25 ☆食事食事なしアンコール郊外の遺跡バンテアイ・スレイ

「アンコールの宝石」と言われるヒンドゥ寺院。三代の王に仕えた僧衣（バラモン）の宰相が建立した寺。「女の砦」という意味も頷かれる規模は小さいが、優美な印象の寺院。祠堂や塔門は精緻な浮彫でびっしりと覆われている。中でも「東洋のビーナス」と言われる祠堂壁面の 1 対のデバター（天女）像が有名である。保存状態の良い、人気の寺院。

プラサット・クラバン池に面した基壇上、南北に 5 つのレンガ造りの祠堂が並ぶ。中央にヴィシュヌ神、南からウマ、ブラフマー、北に向かってシヴァ、ラクシュミ―を祀る祠堂群の保存状態はよく、見事な神々の浮彫が残る。

東メボン

プレ・ループ東バライ（巨大な聖池址）の南側にあるヒンドゥ寺院。周壁に囲まれた中央にラテライトの基壇を三層に重ねた最上段にレンガ造りの５つの祠堂が建つ。最上部の景観は良く、夕陽の鑑賞の名所でもある。東塔門と三層基壇の間に石棺が残り、死者の荼毘に用いられたという説がある。

プレ・ループから東バライの切通し北に進む、２重の周壁に囲まれ、中央にピラミッド型に基壇を２層重ねたヒンドゥ寺院、かつての聖池、東バライに中央に建つ。１重目の周壁の４隅に巨象の丸彫りが見られる。プレ・ループと同じ 10 世紀末の建立。ニャック・ポアン「絡み合う蛇」という名のように四角の聖地中央に祠堂があり、基壇を二匹の蛇神（ナーガ）が取り巻く。また、中央祠堂の東に観世音菩の化身（天を駆ける神馬）の丸彫りがある。聖池の東西南北軸上に四角の小池が付属し、人、馬、獅子、象を模した口から聖水が注がれる工夫が見られる。プリア・カーン

「聖なる剣」の意味を持つこの寺院、ジャヴァルマン 7 世がチャンパ軍に勝利した記念に建立された仏教寺院。伽藍は三重の周壁に囲まれ、二重目の周壁内の東西に大きなテラスを持つ。伽藍は複雑な構造である。東テラスの北に古代ギリシア神殿を想わせる二層構造の建物や眉庇（リンテル）のアプサラ（踊り子）の浮彫は必見。また、東西の参道にリンガ（シヴァ神の象徴）模した柱状彫刻の飾りが並ぶ。

クバール・スピアンバンテアイ・スレイから北上すると右にクーレン山、左に低い山稜を見る。左手の山中に「橋の頭」の意味と名付けられた彫刻群がある。渓流の源近く、川底に無数のリンガやヨニ（シヴァ神の象徴）、岸辺の岩にはビシュヌ、シヴァなどヒンドゥの神々が浮彫されており、かつての神域である。バンテアイ・サムレ

「サムレ族の砦」という意味のヒンドゥ寺院。環濠の中、二重回廊の中央に祠堂が建つ。寺院は東西を軸とした東向きで環濠先に広いテラスを設け三方の階段には対のシンハ像が建つ。また、第二回廊の内側にはテラスが付属しており、巡ることができる。寺院の位置は東バライ（聖池）の東南端の堤防に接し、近くに聖山プノン・ボックがある。

ベンメリアアンコール郊外ではバンテアイ・スレイと人気を２分する寺院。その神秘的な佇まいに米国映画のロケが行われ、寺院中央部に到る木道はその時のお礼という。この寺院、環濠を持つ広大な境内、十字回廊の存在など、東のアンコール・ワットともいわれる。境内中央部の伽藍から東に延びる参道先にバライ（聖池）があり、近くに寺院遺跡もあるが、訪れる人は稀である。

③ アンコール・トム半日観光とタ・プロームアンコール・トムの南大門、中心寺院バイヨン、王宮址を鑑賞後、発見時の姿を残すタ・プロームを見学。 ☆行程アンコール・トム − タ・プローム ☆時間約 4 時間（8：00 12：00 頃） ☆費用大人＄35、子ども＄25 ☆食事なし

⑥ バンテアイ・スレイと周辺遺跡アンコールの宝石：バンテアイ・スレイとミニアンコールワットのバンテアイ・サムレ、伝統村落を周遊。 ☆行程バンテアイ・スレイ―バンテアイ・サムレ―伝統村落 ☆時間約 4 時間（8：00 ∼ 12：00 頃） ☆費用大人 $40 子ども＄30（昼食無し）大人＄50 子ども＄40（昼食付き）

④ アンコール遺跡大回りコース・半日アンコール・トム北門から時計周りに重要遺跡を見学。 ☆行程北門ープリア・カーンーニュック・ポアンータ・ソムー東メボンープレ・ループ―帰路 ☆時間約 4 時間（午前 8：00 頃発、午後 2 時頃発） ☆費用大人 $35 子ども $25 ☆食事なし

⑦ クバールスピアンとバンテアイ・スレイ周遊神秘の渓谷神像群や川底のリンガとアンコールの宝石：バンテアイ・スレイを周遊 ☆行程クバールスピアン―バンテアイ・スレイ ☆時間約 6 時間（8：00 ∼ 14：00） ☆費用大人 $90 子ども $70 ☆食事昼食（ランチボックス）

⑧ クバールスピアン半日観光神秘の渓谷神像群や川底のリンガや神像群をじっくり鑑賞。遺跡までは山道（ほぼ平坦）を 40 分歩行。行程クバールスピアン時間約 5 時間費用大人 $65 子ども $55 食事昼食（ランチボックス） ⑩ ベンメリア半日観光アンコール郊外ではバンテアイ・スレイと人気を２分する寺院。その神秘的な佇まいは感動もの。行程ベンメリア時間約 4 時間 (8:00 12:00, 14:00 18:00) 費用大人 $70 子ども $50 食事無し ⑪ クバールスピアンとベンメリアの周遊神秘の渓谷神像群のクバールスピアンと人気のベンメリアを周遊。行程クバールスピアン―ベンメリア時間約 9 時間（8：00 ∼ 17：00）費用大人 $155 子ども $120 食事昼食（ランチボックス）クーレン山

シェムリアップの街から北東 35 ㌔、車でわずか 1 時間弱、これほどの熱帯密林の真っただ中を車で走る経験は東南アジアでも稀。クーレン山は、雨季と乾季に分かれるカンボジアには珍しく濃密な熱帯雨林におおわれている。乾季の一日にもクーレン山は何度か雲に覆われることが少なくない。ここがアンコール王朝の発祥地とは知られているものの、濃緑に沈んだ密林の魅力に触れているものは少ない。この密林には人知れず眠る古代遺跡が数多くあるが、その数は定かでない。60 年代にフランス極東学院の調査が行われたが、今なお人跡未踏の領域もあり、その後の内戦で調査が滞るうちに遺跡の多くは崩壊が進み、歳月のなかで樹木に覆われてしまった。車道が通じるプリア・アントンの涅槃仏、川底のビシュヌ神、千体リンガ、大小の滝は必見。 ⑫ クーレン山半日アンコール王朝の発祥地、熱帯密林に覆われたクーレン山観光。行程クーレン山時間約 6.5 時間（8：00 14：30）費用大人 $100 子ども $80 食事昼食（ランチボックス）ロリュホス遺跡群

アンコール王朝の発祥地クーレン山から平野部に遷都した最初の王都ハリハラーラヤのあったロリュホス遺跡群。大規模なバライ（聖池）の中心寺院ロレイ、階段ピラミッド型寺院バコンや王の両親の菩提寺プリア・コーが残る。 ⑬ ロリュホス遺跡群とオールドマーケット散策半日

アンコール最初の本格的な王都であったロリュホス遺跡群とオールドマーケット散策。行程ロリュホス遺跡群―オールドマーケット散策時間約 4 時間（15：00 19：00）費用大人 $35 子ども $25（夕食なし）大人 $45 子ども $35（スバエク鑑賞夕食付）食事夕食（スバエク―伝統影絵付き）

アンコール地域以外の遺跡群コーケー遺跡群アンコールワット北東８５㌔の地に巨大なピラミッドを持つ遺跡群が密林に埋もれている。長年の内戦の傷跡からかつては遺跡周辺には多くの地雷が埋まっており、陸路でることは長い間、困難であった。ただの一度、アンコールの地を離れたアンコール王朝７代目ジャヤヴァルマン４世の都、「コー・ケー」がその地である。彼が即位したのは 928 年であるが、既に 921 年にコー・ケーに王城を造り、自ら王を名乗っていた。ここに二つの政権が並立する。そして 928 年、アンコールの王が死ぬや、アンコール王朝を受け継いだ（簒奪）。この時期の彫刻群はコーケー様式と呼ばれ、堂々として躍動感あふれるものである。サンボ―プレイクックラオス南部を発祥とするクメール民族、最初の王国（チェンラ）の王都イシャナプラが、ここである。一般にサンボ ―地区は寺院地区のみの見学に偏るが、その西に拡がる一辺２㌔の濠と城壁に囲まれた都城の存在はあまり知られてない。クメール古代帝国の独創的なプラン、都城・寺院地区・聖池という三点セットを現在確認できる遺跡では、アンコール王朝以前のクメール王朝では最古の遺跡（8 世紀）である。スピアン・コンポンクディ

バンテアイチュマール

アンコール最盛期（12−13 世紀）、王都と地方拠点を結ぶ王道に架けられた石橋の代表格。アーチ型工法を知らなかった時代の迫り出し石積工法で造られているが、カンボジア内戦時に戦車が通過してもびくともしなかった見事な古代橋。つい数年前までは橋上を国道が走っていたが、保全のため国道は回し、近くに新橋を架けた。

アンコールの西の守り、ジャヤヴァルマン 7 世時代のバイヨン様式の仏教寺院。境内は大きく崩壊しているが、観世音の塔門、祠堂が残る。創建時は四面仏の塔が林立する姿であったろう。また、この寺のみ残る千手観音の壁面浮彫が 2 面、90 年代末に盗掘された 2 面はタイで発見され、後に返還されてプノンペンの国立博物館で見ることができる。大きなバライ（聖池）、周囲の寺院遺跡など、見どころも多い。大プリアカーン ( プリアカーン・コンポンスヴァイ）アンコールワットの東、ほぼ 100 ㎞の地に幻の大仏教寺院がある。ベンメリアから通じる王道はこの寺院に到り、さらに北のプリアビヒア、東南のサンボープレイクックに通じる。130 余年前、探検家ドラボルト（仏）一行が訪ねてからも、今なお僻遠の地である。この大寺院、三重の総堀に囲まれ、さらに中心部の寺院は二重の堀と外壁に囲まれ、寺院東の大きなバライ ( 聖池 ) を総堀内に抱え込む巨大な城塞であったようだ。事実、ジャヤヴァルマン 7 世がここに拠点にチャンパ軍の侵攻と戦っている。中心寺院は崩壊と盗掘されているが、バライ、周辺の四面仏寺院と共に見どころも多い大寺院遺跡である。

クーレン山麓、磨崖神像と祠堂群クーレン山麓に磨崖彫刻群が散在することを知る人は稀。また、人知れず散在する寺院遺跡群。巨大な砂岩の石塊、見事な磨崖彫刻、アンコール王朝前期の祠堂群、冒険派向きなワイルドな旅となる。世界遺産プリアブヒア 2008 年からのタイとの国境紛争によって幻の世界遺産となっている天空の神殿。ダムレック山脈がカンボジアの平原に落ち込む断崖上のこの寺院、その歴史・文化的な価値と共にその絶景に一度は訪れたい。近年、カンボジア側の道路事情が改善し訪れることが可能となった。9 世紀から 13 世紀、何度も改修を重ねたヒンドゥ寺院、堅牢な印象を持つこの寺院、絶景と共に堪能したい。シェムリアップから 1 泊の旅となる。途中、コーケー遺跡に立ち寄ることのがよい。 ⑭ コーケー遺跡群とベンメリア終日幻の都コーケー遺跡群と東のアンコール・ワットと言われるベンメリアを周遊する終日コース。行程コーケー遺跡群―ベンメリア時間終日（7：00 18；00）費用大人 $170 子ども $125 食事昼食（ランチボックス） ⑮ バンテアイ・チュマールチュマールの中心寺院は崩壊の極致とも言うべき姿で 90 年代大規模な盗掘が繰り返された。中心寺院の 4 面仏の塔、千手観音の浮彫と周囲の寺院を見学する。行程バンテアイ・チュマール時間終日（8：00 18：00）費用大人 $160 子どもは 12 歳以上のみ。食事昼食（ランチボックス）＊遺跡入場料は費用込です。

A 水の文明：アンコール遺跡群アンコールの地に花開いた驚異の古代文明、それは巨大なバライ（聖池）と濠、灌漑水路によって可能となったもの。水に映える遺跡の佇まい格別、水と文明の関わりに焦点を当てた旅です。行程プノンバケン―アンコール・トム（バイヨン）−王宮址― ニャクポアン―東メボンースラスランーアンコール・ワット西バライ時間 8 時間（8：00 16：00) 費用大人―検討中 ☆食事昼食＊遺跡入場券は各自購入となります。 B 大プリアカーン、スピアン・コンポンクディイアンコール・ワットの東ほぼ 100 ㌔の森に眠る大プリアカーン、その規模はアンコール・トムを超える。崩壊しているとはいえ、中心寺院や周囲の四面仏の塔門、祠堂遺跡、聖池等見所が多い。帰途に古代橋スピアン・コンポンクディイに寄る 1 日がかりの旅。行程大プリアカーンと周辺遺跡―スピアン・コンポンクディイ時間終日（7：00 18：00）費用大人―検討中食事昼食（ランチボックス）＊費用には遺跡入場券を含んでいます。 C 王道をつなぐ橋以前は国道が通っていたスピアン・コンポンクディイ、美しさと保存状態の良いタオン橋をベンメリア遺跡と組わせて周遊する旅。行程ベンメリア―タオン橋―コンポンクディイ橋時間終日 (8:00 18:00) 費用大人―検討中食事昼食（ランチボックス）＊費用には遺跡入場券を含んでいます。

D クーレン山麓の磨崖彫刻と祠堂群アンコール王朝の発祥地：クーレン山の麓、磨崖彫刻が散在しているのを知る人は少ない。山麓の巨岩群の先、地元民がプム・クノウと言う地にある見事な磨崖神像群と周辺の祠堂群を周遊する旅。行程プム・クノウ―祠堂群（2 か所）時間終日（8：00 17：00）費用大人―検討中食事昼食（ランチボックス）＊プム・クノウへは車道から森に入るトレッキングになります。

⑯ 世界遺産：天空の宮殿プリアビヒアダンレック山脈の断崖上に建つ天空の神殿。境内は世界遺産に指定されている。近年、東参道が発見され、整備されているが、健脚向きである。通常、南西側から車で登る。行程プリアビヒア時間終日（7：00 19：00）費用大人 $220 子どもは 12 歳以上のみ。食事昼食（ランチボックス）＊遺跡入場料は費用込です。 ⑰ サンボープレイクックとスピアン・コンポンクディイサンボープレイクックの寺院地区だけでなく都城地区の濠や寺院遺跡を訪ねる本格的な遺跡探訪。また、復路に驚きの古代橋を見学します。行程サンボ―プレイクック―スピアン・コンポンクディイｓ時間終日（7：00 18：00）費用大人 $175 子ども $130 食事昼食（ランチボックス）＊遺跡入場料は費用込です。以上のツアーはシェムリアップ発となります。 ⑱ ゴルフ満喫プランシェムリアップで 18 ホールのゴルフを満喫するプランです。行程 ①ポッキトラーカントリークラブ ②アンコールゴルフリゾート ③ブ―ヨンカントリー

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Blvd

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S カンボラック

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（約11㎞）（約14㎞）

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②オールドマーケット周辺図

R H

アンコール高校

100

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↑

トゥン・ボレイ

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アライアンス

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G アンシェント・アンコール・イン

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Siva

St re b

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屋台飲食店が並ぶ

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カンボラック

St.25

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ウッドハウスメコンキルツ S

③ PUB & GALLERY STREET 図

ソリア・モリア H St.24

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S $ S U-Care R ブルーパンプキン

ラ・クレープリー

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St.22 R セラントラ

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Wat Bo Rd.

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Wat Bo Bridge サヤナホテル＆スパ (1F R タッチオブライム)

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プノンペンへバス・ターミナル（メコン・バス出発場）

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コモングランド

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G サム・ソ

レインツリーの下で味わうクメール伝統料理

食後のデザートはここが絶品（日本人夫婦経営）

S $

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St.5

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H バカ・ヴィラ

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① 国道６号線図

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シェムリアップ川

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トロピカルブティックスパ

La Creperie R

2F: ボディアスパ 1F:U-Care( 薬局 )

S $ S

Wat Bo Rd.

R R ダクシンズ

トムト･ム

プロムバイヨン

米咲

アンコールホ･ームバンコクエアウェイズ

モンディアル

サラ

ゴールディアナ

オルソン・アンコール

AIRPORT ROAD

アバカス

ロム・ドゥル・シェムリアップ

Siv

ナマステ R

屋台飲食店が並ぶ

S H

アンコール・メアス

通りォタシヴ

ブルーム S タージマハル

Wat Preah Prom Roth

Le Bistro de Paris

オールドハウス

ラジャナ２

GALLERY STREET ワット・プロムラット

R マムズ S ドゥ・ブック

テル R

カロ R

③ PUB & GALLERY STREET PUB STREET

Pokambor Avenue

チャンレイ・ツリー R ソカック・リバー H

R ハッピーハーブピザ R ニューデリー R エクスタティック・ピザ

デッドフィシュ R

ヌーンナイトマーケット

アマゾン・アンコール

S ルイーズ・ルバティエ

レインツリーの下で味わうクメール伝統料理

シェムリアップ州立病院

ケマラ・アンコール

マリス R

メコン・エクスプレスチケットオフィス

シティロイヤル

R コモングランド

アンコールナイトマーケット

アース・ウォーカーズゲストハウス

ANZ B

St re et Te p Vo ng フランジパニ・スパ

ランパスパ

ラオス航空

Sa m da ch

トマーケッセントラルal M ar ke t C e n tr

ザ・ブルーパンプキン R

アンコール･モンディアル

H The Aviary

日本人夫婦経営の美味しいクレープ＆食事

ダムナック・チャン

ソカーコマーテップエクスプレスリムジンバス

アンコールタウン H

日本人スタッフ常駐で安心◎ 航空券・バス・車・ガイドなど、旅のご相談はここへ

National Road No.6

ベトナム航空

アンコール小児病院 Angkor Hospital

ポーカムボー通り

バンコク・エア・ウェイズ

Raja Angkor R

ニューサイトラベル H D.N.A.ツアーデスク

アンコールパレスリゾート＆スパ

R ＫＦＣ

パークハイアット H

H H H

ロータス・アンコール

ピョンヤン

モノリーチア･ンコールロイヤルエ･ンパイア

R H

シティ・アンコール

キング・マートキングダム・アンコール

マットナー

S H

コジナ・アンコール

トンレメコン

アンコール・ゴルフ・リゾート

カンボジアン・カルチャー・ヴィレッジ（カンボジア文化村）

マジェスティックアンコール

ダムナック・アンコール

国道６号線

高麗鄭家

プリンセス・アンコール

リー・ホテル

トロピカル

ソカーレイ・アンコール・リゾート

神戸

ドラゴン・ロイヤル

エンプレス・アンコール

アンコール・ミラクル・リゾート＆スパ

バンテアイスレイ・トメイ

ノコール・プノム

絹織物のすべてが分かる。無料送迎バスあり

ラ・メゾン・ダンコール

アンコールハワード

市街地から最も近いゴルフ・コース。ニックファルドのデザイン

ロイヤル・アンコールリゾート

ジャヤバルマンⅦ像

ロイヤル・アンコール国際病院

海外旅行保険でキャシュレス受診可能

パシフィック

アンコール・シルク・ファーム

至ポイペト

（20分程度） S

クロンミア

中華がメイン雰囲気はアンコール遺跡

赤色の文字： New.Asiaに広告掲載

Siem Reap River

空港

トンレ・チャトモック

St.11

ha B lvd

約１km マスターフィート M

R NYDC

S 2F: ボディアスパ S ボディア・ネーチャー S 1F:U-Care $ （U-Care 内） S シェムリップ・ブックセンター M ホーリーハンド R ブルー・パンプキン S コクーン

電気屋 S

クメール・キッチン

クメールハウス

Sivat

リトル・インディア R

Gallery Street

バンブー

チャンぺイ

BBQ

アモック

クメール

S サオマオ

R エレメンツ

ドラゴン・マッサージ＆スパ M

サムサラ

R R

ル・タイガー・ドゥ・パピエ

What?

St.8

M マダム

スープ・ドラゴン R

アンコール・

イージー・スピーキング・カフェ

トラディショナルクメールフード

カンボジアンＢ．Ｂ．Ｑ

チャムカー

John McDermott Photo Gallary

ギャラリー・ストリート R

Pub Street

シェムリアップ州立病院

ザ・インデディアン R バナナリーフ

ジェットスター

１Cafe Gallary

プチ・インドシン

カフェ・セントラル

ジョートゥーゴー

リフレックスブティック

クマエユーン

S S

炭火横丁

ガーデン・オブ・デザイア

アンコール・フェイマス

ナリン S

チェリーブロッサム

パリス・セテ

ザ・ワンビー・アンコール

リンガバー

モクシャ

スマテリア

リトルイタリーピカソ

スポーツバー

ヴィンテージ

ワイルドポピー

カンボラック

クメールキッチンシンギングツリー

Alley West

R R

クメールセラミック＆ファインアートセンター

H S

スパイシーグリーンマンゴー

バンブー・インドシン

ザパ･ープル･マンゴスティン

ブルーパンプキン

R ル・トリスケル

ベンガルタイガー

$ R モノロム

ワールドラウンジ

アバタパレテ

カンボジアンスープ

M R

エイトストリート

R イン・タッチ

2F BT マッサージ 1F クメールアイディア

パブ・ストリート R

テンプルクラブ

ミスウォン

リアルクメールクック

横浜

R レッド・ピアノ

アサーナ

S ワンギフト

サマトア S

The Lane Street

ビバ！

M You & I

オールドハウス R

③PUB & GALLARY STREET

ブラッシュ

インフェルノ R

ダクシンズ R

ザ・レーン

ラジャナ

クメールファミリー

R ファラフェル

リアル・クメール・アビリティ

バブルティー

モリー・マロンズ

S コンビニ

ラ・クレープリー

フォーライフ

屋台飲食店が並ぶファンキーモンキー

シヴォタ通り

クメールパブ・ストリートストア

至プノンペン

メコンバスは出発のみ

ザ・ステーション

スリーシーズン

M デパタラスパ

プノンペン行きバス発着所

St.20

R アンコール・シューズ・

約２㎞

S $ （ニューアプサラマーケット内）

R パレット

S メイキング

プームクメールアンコールリゾートロザーナ・ブロードウエイ

G ブン・カオ

R プロム・ロッツ・イン

クレアモントアンコール H

Apsara Road

コロニアルなお洒落なレストランとお店

H R

パビリロン・ドゥ・オリエント

ニューマーケット（プサールー）

H H

約 9ｋｍ

ブンウィン・ブティック・ホテル

ＦＣＣ

シェムリアップ・タウン

ERIC RAISINA （FCC 内） S

National Road No.6 $

R サマピアップ

R クーレン２

R バイヨンⅠ

ホームコックティール

R はし（日本食）

ボレイ・アンコール

チビットタイ R

Royal Residence

コーケー H

王様御用邸

プサーサマキ

国道６号線

Stone Bridge

消防署

モリナⅡ

ハリハラ神像石橋

警察署

アンコールスター

G R サワディー

スカイウエイ

アンコールホリデイ

モリナⅠ

ライ王像

ボーラン

パラダイス・アンコール・ヴィラ H

ヤクロム

（ホテル内）クロマーヤマト

オルソン・アンコール・

アンコールソフィア

ラ・ノリア

ソカー・アンコール

Achar Sva St.

ゴールデンオレンジ

カンボジアサーカス・ファー

お土産ならなんでも揃うお店

カンボラック

R タイタイ

H リン・ラタナック・アンコール

アンコールスーヴェニアアンコールショッピングセンター

$ S

H アマンサラ

遺跡入場券売り場約１㌔

①国道６号線周辺

H ヘリテージ・スイート H アンコールリバーサイド

ロイヤル・インデペンデンス・ガーデン

ヴィクトリア・アンコール H

至アンコール遺跡群コンベンションセンターソカーシェムリアップ H 約１㌔ロータス・ロッジ H

ワット・ポーランカ Wat Po Lanka

R H $

ワット・ケサララム Wat Kesararam

遺跡入場券売り場約2.5㌔

ラッフルズ・グランドホテル（ホテル内）コンザーバトリー（ホテル内）

アンコール・ H センチュリー・リゾート＆スパ

古き良き時代を偲ぶならここ老舗高級ホテルへアフタヌーンティーがお勧め

スターマート

ザ・シティガーデン・ヴィラ

アンコール・

バンテアイ・スレイ

◎ ド手配へ！

至アンコール・ワット（約5㌔）

2 Thnou St.

至アンコール・ワット

St.9

オールドマーケット Old Market

Discover New Asia Magazine ( 旧 D.A.C.)

ニューサイプノンペン支店にてバックナンバー無料配布してます！＃211z 310st BKK1 Phnom Penh

トラディショナル・ M クメール・ヘルスハッピーカンボジア S アートギャラリー

R アンコールパーム S アンコールキャンドル M アイランドマッサージ

ローグ S

S アマタ

ル・グランド・カフェ R

R ビバ！ R ウェアハウス

S オールド･フォレスト

ANGKOR MONDIAL Restaurant ANGKOR MONDIAL

アンコールモンディアルレストラン

天女アプサラの都シェムリアップへ来たなら、モンディアル自慢のバイキング・ディナー＆アプサラ・ショーをお見逃しなく!!

Royal Indepe

MONDIAL

ndence Garden

National Hig

Oun Chha

St.2 St.3

a St.

y St.

hway Road No

Blvd.

ANGKOR

Dinner Buffet(Asian &Western) 6:00pm-9:00pm Apsara Show(Traditional & Classical) 7:15pm－8:15pm（毎日開催）インターナショナルバイキング

Acha Sv

Lunch 11:00am－2:00pm セットメニューカンボジア料理中華料理ウエスタン

Sivatha

Location National road #6, Salakanseng, Svay Dangkum, (a long the way to Siem Reap Airport) Siem Reap, Kingdom of Cambodia. Tel: (855)63 760 875 Mobile: (855)12 320 796 / (855)92 96 97 97 Fax: (855)63 966 875 Email: reservation@angkormondial.asia : sales@angkormondial.asia Website: angkormondial.asia Facebook: www.facebook.com Angkor Mondial

営業時間：9：00am ～ 10：00pm ブッフェ開始時間：6：30pm ～アプサラショー：7：30pm ～総席数：700 席

Koulen Restaurant is located on Sivatha Street in Siem Reap, Cambodia. (Oppostite Lucky Mall, near to National Road Number 6) Tel: +855 63 96 44 24 | Fax: +855 63 96 43 24 www.koulenrestaurant.com

旅と歴史とロマンス、そして荘厳なアンコール遺跡群。このユネスコ世界遺産から、車で 10 分程の場所に位置するアンコールパレス・リゾート＆スパは、みずみずしい緑に囲まれた南国情緒溢れるラグジュアリーな５つ星ホテルです。クメール伝統美術とモダンな機能美が融合したアート箱のようなゲストルームで、とっておきの休日をお過ごしください。

No.555, Phum Kruos, Sangkat Svay Dangkum, Siem Reap Tel: (855) 63 760 511 Fax:(855) 63 760 512 booking@angkorpalaceresort.com www.angkorpalaceresort.com

③ 世界ジオパーク

CHINA

ハジャンカオバン

4C バククアンライチャウ

キャオボウ

バベ国立公園 Babe

279

ラオカイ

3143m

32 Phanxipang 279

トゥエンクアン 4D

崇左市

バックカン

4A 279

ランソン

イエンバイ

防城港市

37 タイグエン 1A フート 2C バクジャンビンイェン 31

279 ディエンビエンフー

BaVi

ソンラ 37

モンカイ

Chua Dong

バクニン

バヴィ国立公園ホアビン

1068m

ハロン

18 5

ハノイ

ハロン湾

フンイェンハナム 1A

タイビン

ククプオン国立公園

トンキン湾

ニンビン

②

カットバ島国立公園ハイフォン Cat Ba island ハノイタンロン皇城の中心地域

ナムディン

12B サムヌア

ベトナム全図

中華人民共和国

ハジャン省

New Asia No.3 特集・世界複合遺産チャンアン名勝・遺跡群

20N

チャンアン景観関連遺産 ②

胡朝の城塞

15 タンフォア 45 15

海南島

7 46

ビン

15 ハティン

ラクサオ

ヴィエンチャン

①

メコン

1A カーン峠

パンラオ

ナコーンパナム

チャンパ遺跡北限界フォンニャ・ケバン国立公園（フォンニャ洞窟）ドンホイ

ラオス

ドンハ

15 Vot Mep

フエの建造物群バチマ国立公園 Bach Ma ハイバン峠ダナン

フエ

14 49

C サラワン

国際港河イルカ生息

ホイアン旧市街

セーコーン

クァンガイアッダーラ

バンプルアン

New Asia No.6

①

プリアビヒア

コントゥム

アンコール遺跡群コーケークバールスピアンシソホンプノンクーレンアンコールトムポイペトアンコールワット大プリアカーン 6 A ベンメリア 5 ロリュホスバッタンバンシェムリアップ

ラタナキリ

トンレサップ（湖） 5

バンルン

ストゥントレン

サンボープレイクックコンポントムプラサットプロスレイ６ハンチャイ

コンポンチュナン

バサック

５

ウドン４

ベトナム

VIETNAM

モンドリキリ

クラチェ

26 ニャチャン

コンポンチャム

ダラット 27

ワットノコール７プレイノコール

カムラン

ビンロン

カントー 1A

⑤

プノンペン

ラチャジャ 61 63

バンメート

センモノロム

ファンラン

New Asia No.13 特集・エコパークコンダオ諸島

キリロム

フーコック国立公園 Phu Quoc

トゥイホア

タイニン Ba Den 956 m タクマウバープノン 20 13 プノンタマウ２１スヴァイリエン 22B トゥーダウモトプノンチソールタケオ 22 22 ビエンホアプノンダ３バベット 1A スダッチ島ドムレイ山系プノン 1A プノンカンポットバヨーンカオタンアンロン島ホンダク 62 プノンボコールホーチミン 62 ロンサムレム島チュヌックチャウドク 30 50 51 ケップカオライン 1A シハヌークビル 91 ハーティエンミトー 1A 50 80 ブンタウオケオ 91 フーコック島 80 メコン 10N 53

キリロム山系

クイニョン

メコン

CAMBODIA

プレイク 19

カンボジア

タイ湾

バンテアイチュマールスドックコクトム

④

④ 特集・リゾート地フーコク島

ダンレック山脈 B

コ・コン

15N

ワットポー

タクロバイタモアン

クラヴァン山脈

⑥

タイTHAI LAND

ワットバナン

⑥

ミーソン遺跡

タムキ

パノムルンムアンタム

New Asia No.4 特集・世界ジオパークハジャン省

主要空港少数民族集落

⑥

ホイアン

14B

パクセ

③

主要河川

クアンチ

1201ｍ 9

サバナケット

省都、州都世界遺産交通上要地高速道路扶南クメール遺跡国道鉄道国境チャンパ遺跡

LAOS

首都

ファンティエットチャンパ遺跡南限界

南シナ海 South China Sea

10N

チャビン 54

GULF OF THAILAND

91C 1A カマウ 1A

⑤

2018 年 6 月改訂・現在

105E

コンダオ諸島

100

200km

Con Dao コンダオ国立公園

110E

⑥

New Asia No.15 特集・世界遺産トライアングル

Airlines Timetable

国際線タイムスケジュールプノンペン → 世界航空会社

便名

出発日

世界 → プノンペン

出発時刻

到着時刻

航空会社

便名

シェムリアップ → 世界

出発時刻

出発日

到着時刻

航空会社便名

出発日

出発時刻

到着時刻

世界 → シェムリアップ航空会社便名

出発日

出発時刻

到着時刻

シェムリアップ−バンコク REP-BKK

バンコク−シェムリアップ BKK-REP

585

毎日

21:15

22:20

584

毎日

18:45

19:55

924

毎日

09:45

11:05

903

毎日

08:00

09:10

938

毎日

06:45

08:00

931

毎日

08:15

09:30

906

毎日

12:15

13:35

905

毎日

10:35

11:45

930

毎日

13:20

14:35

939

毎日

11:15

12:30

914

毎日

16:00

17:20

913

毎日

14:05

15:15

928

毎日

08:15

09:30

933

毎日

13:40

14:55

908

毎日

19:40

20:35

907

毎日

17:50

18:45

932

毎日

10:30

11:45

935

毎日

17:20

18:35

910

毎日

20:30

21:50

909

毎日

18:45

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934

毎日

15:45

17:00

937

毎日

21:30

22:45

611

毎日

11:55

12:55

614

毎日

13:30

14:30

936

毎日

19:25

20:40

608

毎日

06:10

07:25

615

毎日

15:25

16:20

610

毎日

10:10

11:10

607

毎日

17:05

18:15

608

毎日

06:30

07:40

シェムリアップ−ホーチミン REP-SGN

ホーチミン−シェムリアップ SGN-REP

609

毎日

08:25

09:30

606

毎日

15:00

16:20

3824

毎日

13:35

プノンペン−バンコク PHN-BKK

バンコク−プノンペン BKK-PHN

15:05

3825

毎日

13:40

15:00

プノンペン−ホーチミン PHN-SGN

ホーチミン−プノンペン SGN-PHN

3818

毎日

11:35

13:05

3819

毎日

08:10

09:40

3852

毎日

06:50

07:50

920

毎日

15:55

16:50

812

毎日

18:20

19:30

3821

毎日

16:00

17:20

921

毎日

14:15

15:05

3855

毎日

12:25

13:25

3822

毎日

21:20

22:45

813

毎日

16:20

17:30

3856

毎日

16:55

17:55

3853

水木土 18:30

19:35

814

毎日

21:35

22:45

815

毎日

19:25

20:35

22:10

VN3 851

08:30

09:25

シェムリアップ−ハノイ REP-HAN

ハノイ−シェムリアップ HAN-REP

834

毎日

20:45

22:30

837

毎日

15:25

17:10

21:10

836

毎日

18:05

19:50

835

毎日

18:05

19:50

838

毎日

20:10

21:55

839

毎日

17:25

19:10

VN3 850

毎日

21:10

プノンペン−ハノイ PHN-HAN VN

920

毎日

17:50

毎日

ハノイ−プノンペン HAN-PHN

プノンペン−シンガポール PHN-SIN

921

毎日

09:55

13:15

シンガポール−プノンペン SING-PHN

601 月水金土日 09:35

12:40

608

605

月金日

14:05

17:10

602

607

毎日

18:25

21:25

606

月

594

毎日

15:25

18:25

593

毎日

16:35

17:30

シェムリアップ−ダナン REP-DAD

ダナン−シェムリアップ DAD-REP

月水金土日 07:40

08:40

12:10

13:05

シェムリアップ−シンガポール REP-SIN

シンガポール−シェムリアップ SIN-REP

13:30

14:40

615

火水木 18:55

19:15

3824

毎日

15:45

17:35

825

毎日

18:25

20:25

616

火水木

13:50

15:05

プノンペン−クアラルンプール PHN-KUL

クアラルンプール−プノンペン KUL-PHN

622

木金日 10:40

13:55

614

月金

10:00

11:15

MH 755

14:00

MH 754

毎日

09:00

10:00

602

火木日 15:55

19:10

622 火木金日

08:30

09:50

毎日

16:40

17:25

シェムリアップ−クアラルンプール REP-KUL

601

13:55

15:15

MH 765

毎日

11:10

MH 763

毎日

18:35

21:45

MH 762

535

毎日

16:40

19:30

534

毎日

15:00

15:55

537

毎日

08:20

11:10

536

毎日

06:45

07:35

ソウル−プノンペン ICN-PHN

プノンペン−ソウル PHN-ICN

火木土

15:05

511

毎日

14:55

18:10

540

毎日

13:10

14:10

5413

毎日

08:30

11:35

542

毎日

06:50

07:50

水木土

10:35

11:40

690

毎日

23:20

06:35

689

毎日

18:40

22:10

シェムリアップ−ソウル REP-ICN

740

毎日

23:05

06:05

739

毎日

18:20

22:00

QV/VN

920

毎日

17:50

19:10

266

毎日

12:35

17:10

862

毎日

10:50

15:20

パクセ−シェムリアップ PKZ-REP

861

火金土 07:30

09:50

シェムリアップ−シハヌークビル REP-KOS

131

111 火水木土

17:45

月火木土日 16:00

上海−プノンペン SHA-PHN MU 759

毎日

18:40

22:15

広州−プノンペン CAN-PHN

668

月木日

08:45

12:35

669

月木日

13:45

15:30

324

毎日

08:00

11:40

323

毎日

21:30

23:00

毎日

08:00

北京−プノンペン PGK-PHN 16:15

MU 746

木日

17:40

323

毎日

16:30