02 Ayaka

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「分からない」

02 Ayaka
2023.4.21
photogaraphy by Ayaka

スカートなんですよ。これは、3月にお店

で一目惚れして「あ、かわいい」って言っ たら、ホワイトデーに彼氏がくれたスカー ト。

─素敵エピソードだ。 なんか、かわいいんですよ。

─よく着てる?

でも、結構、なんか豪華だから、普段は、 お出かけのときでしか着ないかな。

─うんうん。じゃあ大学とかには着ていく

感じではないか。

着ないね〜。

─最近着たのはいつ?

綱島来たときかもしれない。菜の花見に来 たから、4月のはじめかな。

─最近だね、二人で?

二人で。二人でよく綱島来る。

─へぇ〜。めっちゃいいな。出だしから超 ほっこりするエピソード。

でも別になんもしない。喫茶店行って、しゃ べって、私は本読んで、適当に(笑)。で

飽きたら散歩して、帰る。サガンのパフェ 知ってます?こんな大きいの。それが食べ たくて。

─これまたほっこり。二人はどれくらいの 付き合い?

このまえで一年だった。

─大学とかの友達?

2個上なんですけど、地元の友達の高校の 先輩で。最初、就職の相談したくてつながっ て、そこから結構間あいて会うようになっ て。

─就職の相談か〜。迷ってたんだ? そう、なんでだろう。なんか迷ってて。今 は就職する気ないけど、とりあえず。その ときは迷ってて、どうやったらそこに入れ るんだろうってちょっと聞いて。まぁやめ

たけど。

─入りたいところがあったんだね。 メディア系に行きたくて、彼がメディア系 のところの内定もらってたから、その話を 聞きたくて、会った。今よりちゃんと考え てた、そのときの方が(笑)。

─そっか〜。高三は大学受験とかあるから、 まぁ将来考えるよね。

してない、指定校で入った。指定校受験の ための勉強したんだけど、元々がバカだか ら、そんなみんなよりはしてないかな。 ─他の子に比べたら多少自由な時間はあっ たのか。

でも高校がバカだったから(笑)。あんま 受験本気みたいな子が少なくて。それまで ずっと部活やってて遊んでなかったから、 高三で遊んでた。

─部活はなにやってた?

サッカー部のマネージャー。

─高校のころはどんな感じだったの? どんな感じ?スカートが短かっためっちゃ (笑)。

ギャルのマインドじゃないけど、スカート が短かった。今となっては考えらんない (笑)。高校がバカだし、ギャルみたいな の多いから、川崎の高校なんだけど。 ─神奈川の女子高生はまじで短い。うちの 高校もやばかった。制服でいかに遊ぶかみ たいな。

─セーターで遊ぶみたいな文化もなかっ た?制服で決まってた?

うん、決まってたな〜。だからダメだった。 ─私服着るとしたら土日とかか。

そう、まぁ土日は部活だったから、私服あ んま着てなかった。

─そっか〜。じゃあ「このブランドの服い いな」ってなって買うこととかはそこま で?

そういうのはあんまないし、女子高生は髪

02 Ayaka 20 years old

とか巻くじゃん、髪とかも巻けない感じ だった。興味はあるけど、勢いでできない、 みたいな。だから、高校のころはとりあえ ず部活だったな。それでいっぱいいっぱい で、なんか別に部員とそんな仲良かったわ けでもないから。悪くはないけど、ほんと にただマネージャーって感じだったから。 で、マネージャーってだけで、仲良くなく ても他の女の子から色々めっちゃ言われた りとか。

─言われるんだ。ドラマの世界かと思って た。

まじで、先輩とかもそうだし、他の女の子 とかからもめっちゃ言われるから、高校は 楽しかったけど、辛かった感じかな、うー ん、人間関係がめんどくさかった。

─なるほどね、僕は高校が男子校だったか ら、共学の高校の人間関係ってのが、いわ

ゆるドラマのイメージしかない。人間関係 か〜、そんなときの息抜きはなにしてた? なにしてたんだろう。でもやっぱり散歩が

好きだから、部活行って、帰りに、知らな い場所に遠征とか行くから、なんかぶらぶ らしたりしてたな〜。今でもたまに、「こ

こで降りてみよう」って知らない駅で降り て、散歩して、でも方向音痴だから、行き 止まりに当たるんだけど、地図見たら負け だと思ってるから見ないで行って、また行 き止まりでちょっと疲れちゃう、みたいな。

─散歩いいよね〜。地図見たら負け感は めっちゃ分かる。散歩してるとき写真とか 撮る?

お花の写真すごい撮っちゃう。友達といて もいきなり立ち止まって撮りに行くから、 怒られる。

─そうなんだ(笑)。花はどういうきっか

けで好きになった?

なんか小さいときから好きで、お母さんが 好きでおうちにもあったし、お母さんが好

きなのは多分おばあちゃんが花が好きだか らで。気づいたら好きだった。

─それで、花屋でバイトしてるのか。将来 的には花屋を…

将来は、でも、できたら素敵だなって思 う。でも花屋って結構儲からないらしいか ら(笑)。

─現実的。

─母の日とかさ卒業シーズンとか、シーズ ンによって色々変わってくるよね。

すっごい変わる。3月が一番忙しい。30、 31日は退職で渡すやつで、予約も50件く らいくる。

─そうなんだ。うーん、お金か〜。ド直球 に聞きます。好きなこととお金どっちが大 事(笑)?

好きなことかな。やるなら喫茶店と花屋と か、合体させたい。喫茶店好きだから。

─めっちゃいいな。それるけど、二人で喫 茶店行ってさ、勝手に本読める関係性、めっ ちゃいい。

ちょっと変だけどね(笑)。

─平行だけど交わってるって感じがめっ ちゃいい、個人的に。どうやって、読む流 れになる?

いや、なんか、「読むわ」とか別になくて、 勝手に読んでる。

─勝手に、ね(笑)。本はどういうの読む、 小説とか?

うん、恋愛小説とか、それこそさっき言っ た島口大樹さんとか川上未映子さんとか。 ─へぇ〜。本は小さいときからずっと読ん でるの?

ううん。基本嫌いなんだけど、物語は好き。

─高校の頃の話もうちょっと聞きたいな、 共学ライフ。男女固まるの?

グループによるね、仲良いのもあるし。わ たしは女の子のグループにいたね。

─へぇ〜。素で仲良かった感じ? 気遣う子もいるし、遣わない子もいるみた いな。でも、卒業してから会ってるのは何 人かしかいない。

─そのグループで、共通の趣味があって仲 良くなったの?

ない。なんか、最初の席とか重要じゃない? なんかもう趣味とかじゃなくて、全然、わ たしはアイドルとか興味がないから、みん

なはジャニーズとか、なんとかちゃんとか、 「今日好き」とかのお話ししてたけど、 ─懐かしい(笑)。

インフルエンサーとかyoutuberとかほん とに分かんなくて、そう、話置いてけぼり だった(笑)。

─僕男子校だったけど、テラスハウスで めっちゃ盛り上がってたよ。

─え、まじ。それ「東京」だわ。俺の地元

全然そんなのなかった。都会の趣味。オオ

カミちゃんとか見てた?

─オオカミちゃんはちょっと見たことあ る。けど、テラスハウスが命だった。 ─分かる。俺もテラスハウス信者だった。

─超おもろい、ここがテラスハウス好きな の。

─いやそれよく言われる、「安達くん見て るの(笑)」って。

─俺は好きそうじゃない? ─うそ(笑)。

─あやかちゃんは見てこなかった? 見てこなかった。

─友達にその話題振られたときとかのため に見たりとかも?

なかった。話題振られても「知らなーい」っ て。

─合わせない感じ、いいね。高校は地元の 人が多く行く感じのとこだった? ううん。知らない人しかいなかった。先輩 に一人同じ中学の人いたけど。そう、電

車通学に憧れてて。漫画、あの、ストロ ボエッジとかアオハライドとか。ストロボ エッジとかさ、電車でさ通学して会うじゃ ん(笑)。あれが好きで、電車で帰りたくて、 だからちょっと遠いところで川崎にした。 ─そのシチュエーションできた? できた(笑)。

─(一同)おお〜。まじか、いいですね〜。 中学はどんな感じでした?

中学は和太鼓頑張ってた。和太鼓部の先輩 が可愛かったから始めた(笑)。なんかわ たしの中学は、かわいいキャピキャピした 子が和太鼓部に入る傾向があって。

─え、あやかちゃん先輩の方が好き?(笑) 先輩も同級生も後輩も好き。全員好き。あ んま嫌いな人とかいない。

─平和だ。みんな真剣に打ち込んでる? ちゃんとやってる。だからみんな筋肉つい てる、腹筋も割れてた。まめもすごくて血 だらけになったりもした。

─めっちゃ体育会系だ。すごい。服はさ、 どんなの選んでたの?なんか、服を自分で 選び始めるのって中学からじゃない? ─うん。男はそうじゃない?

でも、意外と小学生の頃からお母さんと買 い物して選んでたかも。

─やっぱそういうのあるよね。今はどんな 感じの服を選ぶ?

なんか、服飾の人に言うのもあれだけど、 服に興味なくて。好きなブランドもないし、 分からないし、系統も分からないし、そう、 分からないの。

─そうなんだ(笑)ただときめいたものを 買う。

そう。

─どういうものにときめく? なんだろう。白とか黒とか紺とかが多い。 ときめくっていうか。

─赤とか着る?原色系。

たまに着る。でも、くすんだ色かな。派手 なのは着ない。

─へぇ〜。今日はシャツ着てるね。似合っ

てる。

そうかな。そんなかな、カーディガンがしっ くりくる。シンプル。

─今日撮影で着た服はどんな感じだった? 自分では着ない。服飾学生の人の作品撮り は理解ができない(笑)。

─え、でも今日の衣装はわりとシンプル じゃなかった?

え、でも、ズボンの上に白いの履いたじゃ

ん、あれとか分からない、自分では選ばな い。あとさ、三人が「このロケーションや ばい」とか言うじゃん、「わかんないわぁ」っ

─え、なんか散歩してるときにさ、花以外 でこの風景いいなってなるときある?

え、ある?自然が好きだから、花か。植物 とか。あと、水があるところが好き。多分、 だから川とか海とか。多摩川で降りて、さっ

きみたいなところに一人で行くんだけど、 キラキラするじゃん。それをずーっと見て る、ぼーっと。とか、そこで本読んだりして。

一回、それをしてたら、おじさんに「なに か悩んでるの?」って話しかけられて、お にぎりくれた(笑)。

─そんなんなかなかないよ(笑)。

多分、相当長い時間キラキラ眺めてたんだ と思うから、心配してくれたんだと思う。

─ほんとに悩んでるときも川でキラキラ眺 めてたりする?

する。なんか考えちゃう、結構。

─僕も考え込んじゃう。そういうときは他 人に相談したりする?

いや、でも文章、文章書くのが好きで、だ

からメモとかノートとかやってるんだけ ど、モヤっとしたときとかボチャっとした ときとか、なんか感情が動いたときは、自

分の気持ちを考えて書いてる。それを誰か に見せるとかではないけど、そのときのメ モみたいな。

─へぇ〜。いつからやってるの?

高校から。今も続けてる。見せる用じゃな いから適当に書いてる。

─感情の整理、だ。 …………………………………

彼氏が、ロエベの長靴みたいなさ、あれを 「すっごいかわいい」って言って買ってた けど、分かんない。

─2Dのやつ?

そう!「分かんない」って言ったら、デー トでそれ着てこなくて(笑)。

─派手なもの買うんだね(笑)。

派手というか変。買ってもあんまああいう の着ないでしょ(笑)。

─着る服ってなんだかんだ決まってくるよ ね。目につく場所にあるのをなんだかんだ 着ちゃう。

うん。彼氏も夏とかずーっとデニム履いて る。デニム好きで何着か持ってるらしんだ けど、わたしには違いが分からない。

Ayaka 20 years old 大学生。花と喫茶店が好き。

て思った。

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