大阪府下における淡水生カメ類の生息状況

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因国□□圏□困

淡水生カメ類b生息状況華 一 平成 17018年 淡水生 カメ類並びに外来水生生物 一斉調査結果 ―

特定ブ F営 利活動法人 シ エ ア 自 然 大 学 メダカをシンボルとする水辺環境調査会 (田 各称メダカ調査委員会)

・ '鑢 写 珍

鑽 盛

,1癬饉

1


大阪府 における淡水生カメ類の生息状況報告 ― 平成 17018年 淡水生カメ類並びに外来水生生物一斉調査結果 ― 特定非営利活動法人 シエア自然大学 「メダカをシンボルとする水辺環境調査会 (略 称メダカ調査委員会)」

当委員会では、「水辺の生き物と環境を市民と共に 考える運動」 の―環として、平成 12年 度には淡水魚 のシンボル 的な存在であるメダカの、平成 14年 度に は水辺と関係の強 い両生類力エル の、平成 16年 には 2回 目のメダカの大阪府に於ける生息分布調査を実施

して報告した。 くカメ調査風景〉

これら調査に引き続き、平成 17年 には爬虫類のうち、 エコトーン (水 辺移行帯)が その生息にとつて不可欠で ある淡水生カメ類の大阪府に於ける生息状況の一斉 調査を、さらに平成 18年 4月 から10月 にかけて若干 の補充調査を実施した。 一 方、時を同じくしてブラックバス、ブルーギル、 ボタンウキクサなど外来生物 による被害を防止する

今回の調査では、淡水生カメ類の大阪府における

ための特定外来生物法制定の動きがあり、ミシシッピ

生息分布の実態と生息環境を把握することを目標に、

アカミミガメの移入が、在来カメ類生息の脅威になつて

取り分け、 1930年 代に北米などから輸入され始めたと

いることが話題になつた。 こうした趨勢を踏まえ、当

いわれるミシシッピアカミミガメ、所謂 「ミドリガメ」

委員会では、淡水生カメ類生息調査とともに、外来

が、以後、人為的に逸失、遺棄、放流された結果

水生生物の生息状況も調査対象とした。 ことに、外来

野生化し、定着している実態を探ることをも課題とした。 同時に 「特定外来生物法」 との関連において、近年

の 「特定外来生物等の一覧」 から外れたが、当委員会

話題とな つているブラックバス、ブルーギル 、ウシ

で │よ 、ミシシッピアカミミガメと在来カメ類との関係

ガ エ ル 、アメリカザ リガニ 、スクミリンゴガイなど

性については、解 明すべ き重点課題とした。 以下に

外来水生動物やホテイアオイ、ボタンウキクサ、カナ

それらの生息状況の調査結果を報告する。

ダモなどの外来水生植物についても、平行して調査を

これら調査結果が、多様な水辺の生き物が棲む環境

実施した。

を維持し修復する方策を提言するためのデータベース

り 軒

種ミシシッピアカミミガメは、何故か2005年 6月 発効

として、将来、子供たちが多様な自然環境の中で多様 な生き物たちと安心 して接 し、生き物の愛おしさや それに対する慈しみの心を学べ るような環境つくりの 一助になることを念願するものである。

〈カメの棲む川〉

2


因国 圃lB圏 □ □ 淡 水 生 カ メ類 の 生 息 状 況 報 告

1)調 査対象

:

(1)淡 水生 カメ :ミ シシッピアカミミガメ (以 下アカ ミミガメ)、 クサガメ、 ニ ホンイシガメ (以 下イシ 大阪府全域の水系を中心に、ため池とそれに繋がる

ガメ)、 スッポン、ミナミイシガメ、カミツキガメ等

河川、水路、水田などを、特定非営利活動法人 シニア

(2)外 来水生動物 :ブ ルーギル、ブラックバス (ォ ォ

自然大学関係者を中心に市民を交えた約 100名 の調査

クチバス、コクチバス)、 グッピー 、アメリカザ

員が踏査 し、カメ類 や外来水生生物の採集 ・目視 に

リガ ニ (以 下ザリガニ)、 スクミリンゴガイ (以 下

よる確認と水辺で出会 つた釣り人などからの聞き取りに

ジヤンボタニシ)、 ウシガエル等

よる調査を行 つた。 併 せて生息環境 (生 患場所、水域の

(3)外 来水生植物 ;ボ タンウキクサ、ホテイアォイ、

概況など)を 調 べ 、所定 の調査 票 (表 1)に 記録 した。

カナダモ、オオカナダモ、コカナダモ等。 尚、

さらに、 調査前 と調査期 間中、適宜学習観察会 を

予備調査ではカナダモとして調査 したが、一斉

実施し、調査員がカメ類や外来水生生 物の識別に習熟

調査では、オオカナダモとコカナダモに分 けて

できるよう配慮 した。

調査 した。

[表

1]カ メ類・外来生物一斉調査票 (実 地調査・間取り調査 )

澤菫 ・

大候 二

本温

Cメ

2)対 象地域 :大 阪府全域のため池を中心に、それに

ュb

繋がる水路や水田を重点的に調 べ た。 但し、立入

尾尾尾 尾尾

尾尾 尾尾尾

徴[ ︱ ︱ ︱ ﹁ ︱ ︲

1∼

禁止地、危険箇所 、海域 、水辺のない 市街地や

50尾

山地、舟 による調査等は対象外とした。

:

場所/状 況

︰ ‘ ︰ ¨ 一 ﹂ ﹂ み い 崚 ﹂ ﹂ 崚 ご ︲

動物 :ブ ルーイル、ブラックバス (オ オクチ コクチ)、 グッピー アメリカザ リガニ、 スクミリンゴガイ (ジ ャンボタニシ)、 ウシカエル、オオヒキガエル、 その他 ( ) :ボ 植物 タンウキクサ ホテイアォイ、オオカナダモ、コカナダモ、オオフサモ ハゴゴロモモ その他 ( ) 他の生物 1鉄 板 Zコ ンク リー ト張 り :木 製 :石 土 [コ ン ク リー ト張 り 2自 然 の岩 :小 石 砂 土

2,1∼ 5 0cm

:51∼ lm

川 幅

ヽ路 池 水

況 概 域 水

¨円 刹

補充調査 :平 成 18年 4月 ∼ 10月

)

4)ま とめ方 (1)淡 水生カメ類 ・外来水生生物類の生息分布

`lm∼ 二他 0他

速い 2普 通 ユ遅い `流 れていない きれい 2少 し汚れ こ汚い こ大変汚い 多い 2普 やや少ない こ少ない `無 い

所 場 息 生

地場 息見 生息地 σ

1 0cm

一 斉調査 :平 成 17年 4月 ∼ 11月

:複 合 ( ) :ヘ ドロ ,他 (複 数可

辺高い草木 2水 辺低い草 「水中植物 :浮 草 :他 =水 い 2普 通 J少 ない 'な い :他 :多 0∼

3)調 査期 間 :予 備調査 :平 成 16年 4月 ∼ 10月

:

こ他

]他

崚動… 図 「

状況を市町村別及び生息場所別に纏めた。

(2)環 境省基準地域メッシュ

第 3次 地域 区画

(3次 メッシュ、約1× lkm)に 調査結果を転記し

分布 図とした (同 一メッシュ内に、淡水生カメ

﹄輛

類等の確認場所が重複している場合には、原則

的 に 1メ ッシュとした )。

〈カメの棲む水田地帯〉

〈学習観察会風景〉

3

〈カメに学ぶ〉


(3)本 調査で確認された淡水生カメ類の種類、個体 数 、生息環境 の 関係 │よ 、淡水生カメ類の生息 場所別確認箇所数

1)淡 水生カメ類生息分布状況

率分布 (表 31)並 びに淡水

生 カメ類 の生 息場所 別個 体数分布 (表 41)に

今回の調査結果から大阪府の淡水生カメ類の分布

示した。 今回の調査で、大阪府下で確認さねた

と生息環境の概観を以下 に述 べ る。

淡水性カメ類の生息状況は以下の通りであつた。 ①淡水生 カメ類 の種類 :淡 水生 カメ類 の種別確

(1)淡 水生 カメ類及び外来水生生物 の生息を確認 した市町村別生息場所と環境省第3次 メッシュ

認場所数は、グラフ 1-1、 1-3に 示 した。

マップに於 けるメッシュ数 は、淡水生 カメ類

カメ類 の何 れかが確認 された調査場 所数 657

外来水生生物生息確認場所ならびに第 3次 メッ

ヶ所の内訳は、アカミミガメ504ヶ 所、クサガメ

シュ数集計 (表 2参照、巻末)に 示す通りであつた。

110ケ 所、イシガメ14ヶ 所、スッポン7ヶ 所、ミナ

全調査場所847ヶ 所 、メッシュ数510メ ッシュの

ミイシガメ lヶ 所 、並 びにカミツキ ガメ lヶ 所 、

うち、調査対象生物のしヽ ずれかを確認した場所

識別不明 20ヶ 所で生息が確認された。(表 31)

│よ

、754ヶ 所であり、第 3次 メッシュ数 │よ 463メ ッ

特 にこの 内 、アカミミガメとカミツキガメ│よ 、

シュであった 。 その 内、淡水生 カメ類 の生息

ペ ットとして輸入され、遺 棄されたり、逸失 し

が確認 された場所数 │よ 延 べ 657ヶ 所 (776%)

た りした もの が野生 化 した もと推 測 され る。

で (表 3-1、 表4-1参 照、巻末 )、 メッシュ数では

取り分けアカミミガメ│よ 、今や大阪府下のため

延 べ 495メ ッシュ (971%)で あつた (表 6参 照、

池 な どを中心 とす る水 辺 で普 遍 的 に見 られ 、

巻末)。

生態系撹乱の元凶の 一つとして論議の的にな つ てしヽ ることは周知である。

(2)市 町村毎の淡水生カメ類の生息状況 │よ 、淡水生 カメ類の市 町村別生息調査集計表 (表 51参 照、

[グ ラフ 1-1]

巻末)に 示 した。

淡水生カメ類の種別生息確認場所分布 グラフ1-1 400

350 300

場 所 数

250 200 150 100 50 0

アカミミガメ

クサガメ

イシガメ

スッポン

[グ ラフ1-2] 〈水面下にアカミミ ガメの大群が〉

淡水生カメ類の生息環境別確認場所分布 グラフ1-2 400 350 300

場 所 数

250

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::申

200 150 100 50 0

4

河川

水路

水田


因国圃回圏□困 淡水生カメ類の生息状況報告 ②淡水生カメ類の生息環境 i淡 水生カメ類の生息

③淡水生カメ類の生息場所と個体数の関係につ

が確認された場所の環境は、グラフ1-2、 1-4

いては、グラフ2-1、

に示 した。(表 31、 表4-1)

4-2、

調 査 対 象 とした 池 524ヶ 所 に対 し、 アカミミ

殊 に注 目す べ きは、外来 種 アカミミガメの 確

ガメは 358ヶ 所

(683%)、 クサガメは70ヶ 所

5-1、

2-2、

3-1、

3-2、

4-1、

5-2に 示 した。(表 4-1)

認個体数 1∼ 10尾 270ヶ 所、 11∼ 50尾 154ヶ 所、

(134%)、 イシガメは 10ヶ 所 (19%)、 スツポン

51尾 以上 30ヶ 所と、確認さねた場所も圧倒的に

は 5ヶ 所 (10%)、 その他 (ミ ナミイシガメlヶ 所、

多 いが、 在来種 のクサガメやイシガメの 1ケ 所

カミツキガメlヶ 所、種類の不明を含む)16ヶ 所

当たりの確認個体数が10尾以下であるのに比 べ

(31%)の 確認場所 (率 )で あつた。

ると、個体密度はきわめて 高 いと云える。

河 川 175ヶ 所 に対 して は、そ れ ぞれ 103ヶ 所

(589%)、 29ヶ 所 (166%)、 lヶ 所 060/0、

対 しては (79%)、

lヶ 所

④アカミミガメの生息確認場所と個体数の関係は、

3ヶ 所 (17%)、

池、河川、水路で同じような傾向を示しており、

(06%)、 水路 127ヶ 所 に

例えば、池では358ヶ 所で確認されて いるが、

それぞれ43ヶ 所 (339%)、 10ケ 所 1ケ 所 (080/0)、

1ケ 所

(08%)、

その分布を見ると、 1∼ 10尾 161ヶ 所、 11∼ 50尾 が129ヶ 所、50尾 以上27ヶ 所となつている。

5ヶ 所

(39%)で あり、水 田 4ヶ 所 に対 して は、クサ ガメの lヶ 所 (250%)の みであつた。(表 3-1)

一方、在来種クサガメでは、70ヶ 所の池で確認 されているが、その個体数分布は 1∼ 10尾 が 60ヶ 所で確認されているに過ぎず、殆んどが、

[グ ラフ1-3]

800

数尾以内の範囲で確認されているのみであつた。

淡水生カメ類の金調査場所数に対する グラフ1-3 種別生息確認率

在来種イシガメの実態もクサガメ同様のパターン を示しており、池 10ヶ 所の内8ヶ 所の殆んどが、

700

1個 体での確認であつた。

600

⑤調査の過程の中で確認されたアカミミガメ│よ 、

500

%400

甲長 30cm近 い 巨大な個体から孵化直後と思わ

300

ねるものに亘つており、確認された幼体 (所 謂

200 100

00

ミドリガメ)は 、確認場所の環境などの諸条件 アカミミガメ

クサガメ

イシガメ

スッポン

を考え合わせると、遺棄されたものでなく、明 らかに其処で繁殖しているものと思われた。

[グ ラフ1-4]

淡水生カメ類の全調査場所に対する グラフ1-4 生息環境別確認率 800 700 600 500

%400 300 200 100

00

池 (524ケ 所)河 川 (175ヶ 所)水 路 (127ヶ 所)水 田 (4ヶ 所 )

生息環境 帷認場所数 )

5


[グ ラフ4-1]

[グ ラフ2-1]

アカミミガメの生息環境別確認固体数分布 グラフ2-1

ニホンイシガメの生息環境別確認固体数分布 グラフ4-1

200

場 所 数

場所数

150

loo

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::閻

50

0

河川

水路

河川

水田

水路

水田

[グ ラフ4-2]

[グ ラフ2-2]

IIII11厠

1-10匹

11-50匹 51匹 以上

場所数

ニホンイシガメの確認個体数別生息環境分布 グラフ4-2

場 所数

アカミミガメの確認個体数別生息環境分布 グラフ2-2

卜 10匹

聞取確認

聞取確認

[グ ラフ5-1]

[グ ラフ3-1]

スッポンの生息環境別確認固体数分布 グラフ5-1

クサガメの生息環境別確認固体数分布 グラフ3-1

河川

水路

場所数

場 所数

陶 水田

河川

水路

水田

[グ ラフ5-2]

[グ ラフ3-2]

クサガメの確認個体数別生息環境分布 グラフ3-2

スッポンの確認個体数別生息環境分布 グラフ5-2

11-50匹 51匹 以上

場所数

場 所数

囲 1-10匹

11… 50匹 51匹 以上

l-10匹

聞取確認

6

11-50匹

51匹 以上

聞取確認


天限□ lE田 団困 淡 水 生 カメ類 の生息 状況 報告

(4)環 境省3次 メッシュマップにおける淡水生カメ類

本調査と同時に調 べ たウシガエルやアメリカ

の市町村別 ・種類別分布状況は、表 7(巻 末)の

ザリガニ のメッシュマップと同じような生息分

通 りであり、淡水カメ類の第3次 メッシュマップ

布パターンを示しているように思われる (図 2)。

は、 図 1に 示 した。

(5)淡 水生カメ類の生息環境と生息分布状況に関

淡水生カメ類のメッシュマ ップからは、アカミミ

する考察

ガメが大 阪府全域 に広く深く拡散 している現実

今回の生息調査の結果からは、大阪府下におけ

が一 目瞭然 、よく理解できる。 特 に、調査の

る淡水生カメ類の纏まつた結論を導くことは困難

網羅度 にある程度のばらつきがあることは認め

であり、さらに調査を重ねる必 要 があるが、

ざるを得な いものの、アカミミガメの生息 域が

淡水生カメ類の生息状況について、在来種との

関係も含めて、調査員の印象を交えて以下に

│1水 系、大不 剛‖水系や石津川流域のため池や

河川 ・水路 に集 中的に、 しかも確認個体数か

列挙する。

らみ て深 く定着 して いる 様 子 が読 み取 れ る。

[図

1]淡 水生カメ類の生息分布メッシュマップ

(環 境省基準地域第3次 メッシュ)

■コ■:>50尾

7


①上述の諸統計が示すように、アカミミガメが │・ 水路など平地の水辺 大阪府内のため池 ・河り を中心に、場所を問わず普遍的に確認されて おり、1960年 代にペットとして大量に輸入され 始めて以来、広範囲 に生息の場を広げている ことがわかる。 巷間では、毎年百万尾前後のアカミミガメが 「ミドリガメ」 の名で輸入され、それらの殆んど

〈水路の黒点はすべてアカミミガメ〉

が、飼 いきれず に遺棄 された り逸失 した り、

③所謂ミドリガメが、可愛いペットとして子ども達

更にはそれらが繁殖していると見らねているが、 今回の調査結果は、まさにその ことを裏打ち

の手に容易に渡るものの、成長するにしたがつ

していると思われる。 このことが、在来種の

て荒々しい気性を見せるようになり、身近な水

クサガメやイシガメが身近から姿を消 しつつ

辺に遺棄され、野生化するパターン│よ 、調査員

ある現実の一端を担つているのではないかと

が噛み付かねて怪我をしたり、大きく□を開け

懸念される。

て威嚇されたりした経験から容易に推測できる。 ④アカミミガメは、在来のクサガメやイシガメと

②アカミミガメは、淡水であれ ば多少水質が悪く ても大抵の場所で生息できると言われているが、

同じような食性を持 つと言われており、在来

今回の調査で、淀川水系や大和川水系などの

種と混棲 した場合、攻撃的ともいえる気性の

汽水域でもアカミミガメの生息が確認されて

激 しさで餌を横取りしたり、卵や幼体を食 べ

いる。 これらのことは、在来のカメ類と比較

たりして、在来種が生息域を追われることは

して水環境悪化に、より高い適応性を持 つこと

容易に想像できる。 平地のため池、河川、水路

が推測され、アカミミガメが大量に輸入され

やその周辺で生活しており、特にクサガメとは

始めた 1960年 代から、急速 に生息域を広げる

食性などの生活パターンもほぼ重なり、繁殖

追い風になつたことは否定しがた い。

行動なども似通 つていると云われていること にIb注 目して おきたい。

くアカミミガメの日光浴〉

〈アカミミガメの甲羅は剥れる (脱 皮)〉

8


天国圃 E圏 団困 淡 水 生 カメ類 の生息状 況 報 告 古くから養殖さね全国的に拡散しており、自然 のものか、養殖池から逸失したものかの区別は 極めて困難である。 ③「その他 」 として、淡水生カメ類が 22ヶ 所で 確認されているが、この内訳 は、ミナミイシ ガメ 1イ 固体 (写 真参照)、 カミツキガメ 1イ 固体 、

〈クサガメ 甲羅の傷は交通事故?〉

種類を識別出来なかつたカメ類が池で 16ヶ 所、

⑤淡水生カメの産卵行動については、種類毎に

河川で lヵ 所、水路で5ヶ 所での確認であつた。

産卵総数或い│よ 産卵回数と甲長 (成 熟度)に より 異なつていると考えられているが、アカミミガメ では、 1回 に約 12∼ 15個 の卵を年に平均約 1∼ 3回 産卵すると言われている。 これは在来種の

クサガメやイシガメよりも 多 く、この点でも アカミミガメは、在来種よりも優先種となりや すいことを示している。 因みに、クサガメでは、 10個 前後の卵を、イシガメ│よ 6∼ 7イ 固程度を 、 それぞれ年に1∼ 3回 産卵すると云われている。 ⑥イシガメは、比較的山地に近しヽ 川やため池に │

すみ、水 田を餌場としており、比較的単独で

‐・ 「││■

ミナミイシガメ〉 〈

行動している。 そうしたイシガメの生活パター ンを考慮すると、アカミミガメとの生活圏の

カミツキガメは、新聞報道を聞き取りに準 じて

重なりや競合は、クサガメのそれとは若干異

本報告 に加えたが、恐らく手 に負えなくなつて

なつているのかもしれない。

遺棄されたと思われる。 ミナミイシガメは、大 阪府北部 に接する京都府 で生息が確認 されているが、大 阪府 内で確認 された 例 は稀である。 京都市で は、シ ロイシ ガメとして、天然記念 物 に指定されているが、 かつて 東南 アジアから移入 された もの と推測 されている。 何 時、どの様な経緯で移入され たか は明 らか にされ て しヽ ない 。 この 種 には、

ニホンイシガメ〉 〈

基亜種としてのミナミイシガメと亜 種 としての

⑦ スッポンは、 他のカメ類とは異なり、長 い頸と

ヤ エ ヤマイシガメの 2種 の存 在が知 られている

大きな水かきの つしヽ た手足を持つていることか

が、ヤエヤマイシガメと思 われ る個体 が木 津

ら、水中生活に最も適した体形をしており、河川

川流域で確認されたとの報告もある。 在来種

の中流域 から下流部 にかけての砂泥質の 所 に

との 競合 や交雑 な どの 可 能性 も否定 で きず 、

潜んでおり、臆病で動きが素早いため、確認 し

今後の分布動向に注 目したい。

難 く、池 を中心 とした 今 回の調査で は、 確認

尚、残 り不 明種 の 内、 1例 は、そ の外観上 の

場所数も個体数も極端 に低 いものであつた。

特徴からクサガメとニ ホンイシガメの八イブリッ

全体 で 7ヶ 所 、確認 され た が、池 で は 5ヶ 所 、

ド(交 雑種)の 可 能性 を捨 てきれず 、採集 した

河川 で lヶ 所 、水 路 で lヶ 所 に過 ぎな かった 。

標本をもとに同定すべ きと考えている。(写 真参照)

9


⑨大阪府のレッドデータブックで │よ 、ミナミイシ ガメが 「準絶滅危惧」 に、ニ ホンイシガメが 「要注目」に、スッポンが 「情報不足」に指定 されている。

2)外 来水生動物ならびに外来水生植物の分布状況 淡水カメ類と平行して実施した外来水生動物並び に外来水生植物の金調査場所及び生息確認場所の 総数並びに第 3次 メッシュ数の集計は、表 2(巻 末

)

に示した。 〈クサガメ +ニ ホンイシガメの八イブリッド?〉

[図

2]外 来水生動物の生息分布 マップ

(環 境省基準地域第3次 メッシュ)

助■■ :目 視、採集など

10

磁鰹壺 :聞 取り

黄色 :確 認なし


大国圃ロロ団困 淡水生カメ類の生息状況報告 [グ ラフ6-1]

全調査場所数 847ヶ 所 、何 らかの調査対象水 生

外来水生動物の種別生息確認場所分布 グラフ6-1

生物を確認した場 所数 は754ヶ 所であり、金調査 メッ シュ数 │よ 510メ ッシュ、調査対象を確認した生息確認 メッシュ数 は463メ ッシュであった。 外来水生動物 と外来水生植物の市町村別 、種類 別 、生 息場所別調査概 況等 │よ 、表 2、

3-2、

3-3、

5-3(巻 末)に 、個体数別生息確認場所分布を

5-2、

表4-2、

4-3、

表 6(巻 末)に 、生息確認メッシュ数集計

パス ザリ ルーギル ブ ニシ ウシガエル グッピー ブ ッ ガニ ジャ ンボタ ラ ク

は表8(巻末)に 示 したので参照されたい。 外来水生 動物と外来水生植物の調査結果の概況は以下の通り [グ ラフ6-2]

であつた。

外来水生動物の生息環境別確認場所分布 グラフ6-2

(1)外 来水生動物 ①大阪府全域の第3次 メッシュマップに於ける外来 水生動物 の分 布状況は、外来水生動物の生息 分 布 マップ (図 2)に 示 した 。 図 2に 示 す通 り、 ブルーギル 、ブラックバス、ウシガエル 、ザ リ ガニ の何れも大 阪府全域 に同 じ様なパター ン で広く分布 していることが確認された。 調査の 網羅度 に地 区毎の ばらつ きがあることは否 定 できな いが、 調査 した池 を中心 にした水 辺 に

[グ ラフ6-3]

多かれ少 なかれ満遍 なく、生息 が確認できた

外来水生動物の全調査場所数に対する グラフ63 種別生息確認率

ことから、大阪府全域 に普遍的に生息 してい

500

ることが類推される。

400

%

300 200 100 00

ルーギル ブ パス ザリ ニシ ウシガエル グッピー ブ ン ラ ッ ク ガニ ジャ ボタ

〈ブラックパス〉 〈ブルーギル〉 [グ ラフ6-4]

500

〈アメリカザリガニ〉

外来水生動物の全調査場所数に対する グラフ6-4 環境別生息確認率

400

%

300 200 100

〈イネを食べる ジャンボタニシ〉

〈ジャンボタニシ 卵塊〉

00

池 (524)

河川 (175)

水路 (127)

生息環境 (調 査場所数

〈ジャンボタニシ〉

)

11


②外来水生動物の生息確認場所 のおよその傾向

因みに、ザリガニ、ジャンボタニシは比較的浅 しヽ

について│よ 、グラフ6-1,6-3に 示したが、生息

場 所 を好 む 傾 向 が見 られ ると云 わ れ て お り、

確認場所延べ数は、ウシガエル 297ヶ 所、ブラッ

そのことを裏打ちしていると理解できる。

クバス245ヶ 所、ブルーギル 229ヶ 所、ザリガニ

スには、オオクチノヾ スとコクチノヾ スが ④ブラックノヾ

157ヶ 所、ジャンボタニシ42ヶ 所の順で あつた

含 まれているが、今 回の大 阪府 に於 ける調査

表4-2参 照)。 確認 メッシュ数はウシガ

で は、コクチバスの生息 は、実地調査 でも間

(表 3-2、

エリ ス198メ ッシュ、 レ225メ ッシュ、ブラックノヽ

取り調査でも確認できなかつた。 低水温を好み、

ブルーギル 184メ ッシュ、ザリガニ 118メ ッシュ、

急流にも適応するといわれるコクチバスの 動向

ジヤンボタニシ34メ ッシュと続 いていた。

は、特 に北 摂 や金 岡」 和泉 山系 の 山 間部 で は、

③生息環境別の確認状況 についてはグラフ6-2、

今後注視する必要 があろう。

64(表 3-2、 表4-2参 照、巻末)に 示したが、ザリ

(2)外 来水生植物

ガニが、池57ヶ 所、河川49ヶ 所、水路46ヶ 所と、

調査 自体が調査対象 の性質からして池中心 の

いずれの環境にもほぼ満遍なく確認されたほか

傾向にならざるを得なかつたこと、池の水面下の

は、池での生息確認が、ブルーギルでは207

植物を識別することの難 しさに直面 したことなど

ケ所、ブラックバスでは224ヶ 所、ウシガエル

か ら、必 ず しも一定 の結論 を導 き出せるほどの

では242ヶ 所と圧倒的多数を占めており、適応

質的情報 が得 られたとは云 いがた いが、あるが

環境の違いを感じさせた。 但 し、ジャンボタ

ままの調 査結 果 として記録 に残 すことに意 味が

ニシでは池 14ヶ 所 、水路 22ヶ 所と他とは異なつ

あると考 えて 、ここで は、得 られた デー タを以

た分布パターンをしめしていた。

下 に供覧するにとどめる。 [グ ラフ7-3]

[グ ラフ7-1]

ー 外来水生植物の種別生息確認場所分布 グラフア

外来水生植物の全調査場所数に対する グラフ73 種別生息確認率分布

1

FI I I I

場 所数

=≡

35 30 25

%

20 15

10 5

ボタンウキクサ ホテイ アオイ カナダモ

オオフサモ ハゴロモモ

0

[グ ラフ7-2]

ボタンウキクサ ホテイアオイ

カナダモ

オオフサモ ハゴロモモ

[グ ラフ7-4]

外来水生植物の生息環境別確認場所分布 グラフ72

外来水生植物の全調査場所数に対する グラフア41 環境別生息確認率

50 35 40

場 所数

■ ボタンウキクサ ロ ホテイアオイ 匡 カナダモ ロ オオフサモ ロ ホコロモモ

30

25

30

%

20

20 15

10

10 5

0

0

池 (524ヶ 所)

l!(175ヶ 所) 河り

水路 (127ヶ 所 )

生息環境 団査場所数 )

12


因 国 □ lE圏 □ 困

淡水生カメ類の生息状況報告 [図

3]外 来水生植物 の生息分布 マップ

確認方法

助■ヨ :目 視

(環 境省基準地域第3次 メッシュ)

採集など

黄色 :確 認なし

オオフサモ

外 来水 生植物 の大 阪府 に於 ける分布状況 │よ 、 外来水生植物 の生息メッシュマップ (図 3)に 、市 町村別生育調査集計表 は 場所分布 は

表 5-3に 、生 育確認

表 3-3、 4-3(巻 末)に 示 した。

外来水生植物 のおよそ の生息状況 │よ 、グラフ 71、 7-2、

7-3、

74の 通 りであつた 。 併 せて

参照されたい。 〈池を埋めつくした ホテイアオイ〉

なお、大 阪府 に於 ける外来水生植物 の調査 に つしヽ ては、調査データとしてある程度の 一貫性や 法則性 を持たせた上 で、再挑戦する必要 がある と痛感 している。 今後の調査 に期待 したい。

13


[グ ラフ8-1]淡 水生カメ類、外来水生動・ 植物の確認場所に於ける水辺環境

70 60

パ ーセ ント

パ 50 1 40 セ ン 30 卜

20 10 0

植物の育成 70

60

60 パ

50

50

40

1 40 セ ン 30 卜 20

セ 30 ン 卜 20

10

10

0

0

70

70

60

60

l

パ 50 1 40 セ ン 30 卜 20

50

1

40

ン 卜

30 20

10

10

0

0

70

90 80

60

パ ーセント

パ 50 1 40 セ ン 30 卜 20

70 60 50 40 30 20

10

10

0

0

14


困国 圃瞳圃 団困

淡 水 生 カメ類 の生 息状 況 報 告 三重 苦 に曝され、絶減 へ の道を辿つていることに つしヽ ては多言を要しな しヽ 。

2)外 来生物の取り扱いに関する提言 今回の淡水生カメ類並びに外来水生生物の生息 調査では、大阪府も例 に漏れず、アカミミガメ、 レーギル、ブラックノヾ ブリ ス、ウシガエル、ザリガニ などの外来水生生 物 が普遍 的に侵入繁殖 してしヽ る 事実が浮き彫りになった。 このこと│よ 、本調査対象 生物群だけでなく、多くの外来動物や外来植物が 輸入さね、逸失 ・遺棄

放流された結果、日本の

生態系が撹乱さね、結果として多くの貴重な、固有 な環境の中で多様な分化を遂げてきた在来の生き 物 たちを絶減の危機 に立 たせてしヽ ることを示 す

3)調 査対象水生生 物 の生息確認場所の環境

例である。

淡水カメ類 ・外来水生動植物の確認場所に於ける 環境 につしヽ ては、表 9に

淡水生カメ類

そこで、外来生物の取り扱いに関し ①外来生物の原則輸入禁上、生きた生物の完全

外来水生

動植物の確認場所に於 ける環境 │よ グラフ81(グ ラフ

輸入許可制の実施

8-2参 照、巻末 )に 示 したの で参考 に供する。 それ

② ペ ット等として飼わねてしヽ る外来生物の完全

ぞれの調査対象生物と生息環境要 素との 関係性 に

登録制と不要になつた外来生物の回収システム

つしヽ ては、今後 更 に深度の ある分析を進 め、場 を

の構築

改めて報告 したいと考えてしヽ る。

③国内に輸入され、野生化し、繁殖している外来 生物の積極的且つ具 体的な駆除方策の策定と 徹底的除去 ④外来生物法の趣旨と具体的な仕組みにつしヽ て、 専門家、輸入販売業者、ペット愛好家、釣愛好 家などに対する啓蒙と周知徹底 を提言する次第である。

1)淡 水生カメ類と生息環境

尚、2005年 に引き続き、翌年にも「特定外来生物

淡水生カメ類 にとって水辺 は、とりわけため池 ・ 河川 ・水路

による生態 系等にかかる被害の防止 に関する法律

水田などは、生活の場として不可欠の

(外 来生物法)」

の 「特定外来生物等の一覧」 に外来

存在 であり、長 い 間、所謂耕 さねた生態系の 中で

生物が新たに追加された。 今回の生息調査で対象

人 と共 存 して きた 。 ところが 、 そ うした 環 境 は、

とした外来生物群の中で、この一覧に収載さねて

近年 に至 り、肥料 や殺虫 斉」 などの化学物質 による

しヽ るものは、ウシガエル、ブルーギル、コクチノヾ ス、

影響 に加えて、 河川改修 や圃場整備事業などの大

オオクチノヽ ス、オオフサモ、ボタンウキクサに過ぎ

きな構造変化を受けるようになり、共存の道は大幅

ない。 本調査でも、その実態が明らかになつたミ

な制約を受けるに至 つている。 こうした背景の中で、

シシッピアカミミガメが収載されてしヽ のはどう なしヽ

外来種 の アカミミガメの 侵 入 は、在来の カメ類 の

した訳であろうか。 環境省で │よ 、要注意外来生物

生存を大きくゆるがせるという更 に厄介なインパクト

リストに挙げ、検討を進めてしヽ ると聞しヽ てしヽ るが、

になっていることを意 味する。 在 来種の クサ ガメ

年間五十万乃至百万尾とも言われるミシシッピアカ

やイシガメ│よ 、人 間の身勝手 とも言える行為 により

ミミガメの輸入販売の実態を考えると、早急に特定

15


外 来 生 物 リス トに加 え積 極 的 な 防 除 対 策 を 請 す る ことが 望 ま しい 。 以上

稿を終えるにあたり、こ多忙中にも拘らずこ指導をいた

なお、当報告書の干」 行 に当たつては、「2006年 全労済環境

だいた愛知学泉大学矢部 隆先生、京都大学松丼正文先生に

ら報告書 印刷費用の一部の助成をいただいた 活動助成」 力`

心から謝意を表します。

ので、ここに付記 し謝意を表 します。

調

カ ロ さ

、敬

)一

――――― 参 考 文 献 ―――――――――――――――――

0大 阪府 :Osaka

メダカ調査委員会関係者 北摂 1地 域

北摂 2地 域

widlre ttst 2000、

宅保男、金城隆雄、 割 弓利明、戸越 進、ノυ 河田航路、上田峯子、宮川睦美、山崎邦男、 宮田 修、真断正巳

Fed Data Book 2000、

② 大阪府 i Osaka

兵三 兵庫具の貴重な自然―兵庫県 0兵 亘長 Ξ

版レッドデータフック2003、 0京 ぎ石 :票 ぎモン,ド データブック「普及 ` タ ブックr20013)、 二 版」(2003)、 0千 □ 事二員 千 ヨ '_具 ン´ テ ´ チ ● :日 本 5香 三 可三千 こ 三頬 軟骨魚類、 弐,大 0千 石正一等 ´ 平凡社(2000)、 0内 国りつう等 :≡ なつ可 三こ 三千、工■社 12002)、 百生 1996)、 0比 婆科学教育振興会 1広 島県の両 三 た三千、=三 言二 0内 山りゅう:田 んぼの生き物区鑑、日こ渓谷■ tt 1 5 、 ⑩ 松井

渡辺隆夫、今丼幸雄、溝畑 敬、若尾隆―、 衡 笹 き 、田嘔 礁 正硼 実 浜疇 録 東 義人、名本整司、岡田 弘、高見修二、 増田雄五郎、個山曇轟 、田讐 好 、佐醍 雛 、 吉野元久、高橋 剛、山本尚義、丸山隆司、 浜丼信行、柴田治男、辻丼輝子、原田坦、 縄田昭治、尾崎洋一郎

正文 :滋 賀の両生類、爬虫類、哺乳類、滋賀のみF=三 F賓 委員会 2001)、 ● 疋田努 1爬 虫類の進化、東京大学出版会 12002=、 ⑫ 蔓ヨ京― カメ カエルなど両生類爬虫類の飼い方、成美堂 20C‐ 、⑬ 石川 :

北河内地域

巌、 林 alE、 三井達夫、山崎達男、島 佐藤秀夫、森本礼一、宇賀神孝、田中靖治、 豊司、加賀三郎、谷村英紀 石橋利彦、月 ‖

中河内地域

林 富夫、大倉昌之、城嶋康子、石崎 順子、 野島和子

南河内地域

角野修造、田中幸稔、山本清美、戸丼 護、 11藻 明、橋本啓修、風間実、大久側勝子、 奥丼正孝

良輔 :う ちのカメ、八坂書房 (20035)、

O島 根県=天 這涯自然館

ゴビウス:ま みずにすむカメの現状と未来 (200312、 ⑮ 用山裕之 生物による環境調査事典、東京書籍(20038)、 ① 自然環環教育セン ター 1奈 良教育大学ホームページ、身近な力エル ヘヒ 1997、 O :

和田岳 :大 阪自然史博物館ホームページ「和田の号小≡_ 2C03)、 0日 本カメ自然史研究会 :ホ ームページ、① 矢部隆 :育 ててしらべる

泉州 1地 域

助 ノu欧 北坂眠記 肥後國颯 用 ││百合孔 上坂欽也、本多輝男、茶弥和雄、島崎舜次、 向 春子、柴谷正晴、林謙太郎、森下義男、 飯尾宣久、堀田 候 稿 、」琳 武夫、J体 呼 、 石田京子

日本の生きものづかん カメ(20052)、 ④ 林美二七 │ス 頂石困全域 力エル生息調査、都市と自然NQ329(20038)、 0■ 弓君争 :ブ ラック バスがメダカを食う、宝島社新書(19999)、 ● 巨六魚千子会 ││と

泉州 2地 域

有本文彦、森本静子、丼上 羊子、岡田憲政、 河野通浩、flll 武

学会 :外 来種八ンドブック、地人書館 (20029)、

湖沼の侵略者 ブラックパス、恒星社厚生閣(20021、

0≡ 不生態

0環 壇省 :プ ラック

バス 功 レ ーギルが在来生物群集及び生態系に与える影讐こヌ 、財 =策

)

語る 自然環境研究センター (20047)、 ④ 浜口哲― │三 き '毛 =が 街の自然、岩波書店(199810)、 ① 林美正他 :大 阪府に於するメタカ

協力頂いた方々 東野貞信、大西正実、上田幸男、武田博充、浦野雅人、 立川享―

生息状況報告―平成12年 度生息調査結果一、ESTRELA No92、 統計情報研究開発センター(200111)、

)

0林 美正他 :大 阪府に於ける

協力団体 箕面ナチュラリストクラブ、枚方生き物調査会 (魚 とメダカ 部会)、 和泉もずの会、バラとカシの会、水辺に親しむ会、 大阪自然環境保全協会、ネイチャー高槻、寝屋川市 メダカ調査隊/寝 屋川市自然を学ぶ会

メダカの生息調査予備報告、都市と自然286号 (20001)、 ④ 林美正 他 :大 阪府に於けるメダカの生息調査報告、第2回 全国メダカシンポ

編集委員 有本文彦、香月利明、北坂正晃、角野修造、田丸八郎、 戸越 進、林 富夫、林 美正、渡辺隆夫

美正他 :大 阪府に於けるメダカの生息状況報告(第 2報 )一 第2次 メダ

ジュウム(大 阪市、200012)、 ④ 石井実 :生 態学から見た里山の自然 と保護、講談社サイエンテイフィック(20054)、 ⑩ 日本ウミガメ協議 会他 :ウ ミガメは減つているか―その保護と未来― (20039)、

カー斉調査結果報告 、日本めだか年鑑 (20052006年 版)、 日本め

│卜 、 田 対 榔 詈 繹 導 』ヽ 虔tざ バ ][興

O林

)

16

だかトラスト協会 (20063)、 ⑫ 外来水生動物事典 1佐 久間功他、柏 書房 (20057)、 ① 矢部隆、Her Pet O ogy∨ o2 P7378 (20048)、

0松 久保昇 │イ シガメの里、小峰書店 (200511)


図表で見る カ メ類 ・外来 生 物の生思分布

[表 1] [表 2] [表 3-1] [表 3-2] [表 3-3] [表 4-1] [表 4-2] [ヨ

に4-3]

[表 5-1] [表 5-2] [表 5-3] [表 6] [表 7]

[表 8] [表 9] [図 1] [図 2] [図 3] [グ ラフ1-1] [グ ラフ1-2] [グ ラフ1-3] [グ ラフ1-4] [グ ラフ2-1] [グ ラフ2-2] [グ ラフ3-1] [グ ラフ3-2] [グ ラフ4-1] [グ ラフ4-2] [グ ラフ5-1] [グ ラフ5-2] [グ ラフ6-1] [グ ラフ6-2] [グ ラフ6-3] [グ ラフ6-4] [グ ラフ7-1] [グ ラフ7-2] [グ ラフ7-3] [グ ラフ7-4] [グ ラフ8-1] [グ ラフ8-2]

※ カメ類・外来生物一斉調査票 全調査場所及び生息確認場所の総数並びに第 3次 メッシュ数集計 淡水生カメ類の生息場所別確認箇所数・率 外来水生動物の生息場所別確認箇所数・率 外来水生植物の生息場所別確認箇所数・率 淡水生カメ類の生息場所別個体数分布 外来水生動物の生患場所別個体数分布 外来水生植物の生息場所別個体数分布 淡水生カメ類の市町村別生息調査集計 外来水生動物の市町村別生息調査集計 外来水生植物の市町村別生育調査集計 淡水生カメ類、 外来水生動・植物の個体数別確認メッシュ数集計 淡水生カメ類の市町村別生息確認メッシュ数集計 外来水生動・植物の市町村別生息確認メッシュ数集計 外来水生動・植物の確認場所に於ける水辺環境 淡水生カメ類、 ※ 淡水生カメ類の生患分布メッシュマップ ※ 外来水生動物の生患分布メッシュマップ ※ 外来水生植物の生息分布メッシュマップ ※ 淡水生カメ類の種別生息確認場所分布 ※ 淡水生カメ類の生息環境別確認場所分布 ※ 淡水生カメ類の全調査場所数に対する種別生息確認率 ※ 淡水生カメ類の全調査場所数に対する生息環境別確認率 ※ アカミミガメの生息環境別確認個体数分布 ※ アカミミガメの確認個体数別生息環境分布 ※ クサガメの生息環境別確認個体数分布 ※ クサガメの確認個体数別生息環境分布 ニホンイシガメの生患環境別確認個体数分布 ※ ニホンイシガメの確認個体数別生息環境分布 ※ ※ スッポンの生息環境別確認個体数分布 ※ スッポンの確認個体数別生息環境分布 ※ 外来水生動物の種別生患確認場所分布 X 外来水生動物の生息環境別確認場所分布 ※ 外来水生動物の金調査場所数に対する種別生息確認率 ※ 外来水生動物の全調査場所数に対する環境別生息確認率 ※ 外来水生植物の種別生息確認場所分布 ※ 外来水生植物の生息環境別確認場所分布 ※ 外来水生植物の全調査場所数に対する種別生息確認率 ※ 外来水生植物の全調査場所数に対する環境別生息確認率 ※ 淡水生カメ類、 外来水生動・植物の確認場所に於ける水辺環境 淡水生カメ類、 外来水生動・植物の生息環境要素別水辺環境 (※ 印 :本 文に挿入)

lフ


[表

2]全 調査場所及び生息確認場所の総数並びに第 3次 メッシュ数集計 全調査場所 市町村

北摂 1

生息確認場所

全調査場所数

全メッシュ数

生息確認場所数

生息確認メッシュ数

1

1

1

1

1

1

1

1

10

10

9

9

2

2

2

2

16

11

16

11

15

10

14

9

吹 計

6 ︲ 4   1

4 ︲       5 6   2

66

35

66

10

8

8

7

寝 屋 川

50

23

37

22 3

2 3   5 2

高 茨

5 8   7 3

北摂2

計 北河内

35

4

3

3

11

6

10

5

四 條 畷

18

12

16

11

11

8

11

8

計 中河内

13

11

11

9

東 大 阪

10

10

9

9

4

4

4

南河内

4

24

計 河内長野 千早赤坂 富 田 林

2

1

1

5

4

藤 井 寺

4

3

1

1

羽 曳 野

1

1

大阪狭山

2

2

9

5

2

3

8 4

28

129 4 2 3 28

297

296

166

岸 和 田

52

33

40

29

22

19

15

13

15

12

14

11

泉 佐 野

23

16

19

14

4

3

3

2

32

21

21

15

8 4

2 3

泉州2

4

泉 大 津

130

5 3 2

6 3 2

泉州 1

6

6

5

5

山 甲

4

4

3

3

158

120

847

府内統合後調査メッシュ 註 1)生 息確認場所数 ; 2)生 息確認メッシュ数

;

府内統合後確認メッシュ

市町村内同一場所統合後生息確認場所数を示す。 市町村内同一メッシュ統合後生息確認メッシュ数を示す。

18

463


[表 3…

1]淡 水生カメ類の生息場所別確認箇所数・率 カ メ

358

5

生 息 場 所

確認率 3

J‖

確認率

58.9

確認 率

339

16.6

1

4 田

1

3.9 1

250

確認率

504 合

1

1.7 1

そ   の  他

ス ッポ ン

イ シ ガ メ

ク サガ メ

アカミ ミ ガ メ

調査 場 所数

淡 水 生

7

確認率

0.8

1.7

註)調 査表に生息場所が明記されているものを対象とした。

[表

3-2]外 来水生動物の生息場所別確認箇所数 。率 来 水 生

生 息 場 所

河 J‖ 路

242

2

46.2 1

177

確認率

127 水

グ ツ ピ ー

224 池

動 物 ウ シ ガ エル

ジ ャ ンボ タ ニシ

ザ リ ガ ニ

ブ ル ーギ ル

395

ブ ラ ック パ ス

調査 場 所数 確 認率

8

2 36.2

確認率 4 確認率

290 確認率

272

5

294

註)調 査表に生息場所が明記されているものを対象とした。

[表 3…

3]外 来水生植物の生息場所別確認箇所数・率 来 水 生 植

'04+'05 3

生 息 場 所

j‖

3

46

確認率 1

確認率 7

1

8.7

確 認率

4

1

確認率

250

830 確認率

3 4.5

註 1)2004年 予備調査では、カナダモで、2005年 本調査ではオオカナダモとコカナダモに分けて調査した。 2)調 査表に生息場所が明記されているものを対象とした。

19

ハゴ ロ モ モ

オオ フサ モ

コカ ナダ モ

オオカナダモ

カ ナダ モ

ホ テイ アオ イ

ボ タ ンウ キ ク サ

調査 場 所数


[表

4-1]淡 水生カメ類の生息場所別個体数分布

%

%

2

264

5 3

3

6

水路

合計

204

2

合計

1

636

そ   の  他

生息場 所

3

l

96

合計

60

358

1

1

5

1

0

水田

270

1000

1000

154

1000

3

7

1:1∼ 10尾 、 2:11∼ 50尾 、 3:50尾 以上 、 4:聞 取 り

註 1)カ メ類 2)そ の他

[表

%

合計

ス ッポ ン

4

河り

ィ シ ガ メ

ク サ ガ メ

アカミ ミガ メ

2

1

ミナミイシガメ、 カミツキガメ、不明 を含む。

4-2]外 来水生動物の生息場所別個体数分布

7

1

合計

1 1 4 1合 1

1

14

%

375

2

322

3

3

303

22

22

564

1000

38

39

1000

8

13

3

河川 水路

%

4

224

%

合計

4

%

ウ シ ガ エル

207

ジ ャ ン ボ タ ニシ

合計

1

125

ザ リ ガ

フラ ックパ ス

ブ ル ーギ ル

生息場所

合計

1

1 359 5 17

%

合計

834

2 1

17

2

290

5

水田

[表

1000

1000

142

5

1

179

l:採 集 ・ 目視確 認 、 4:聞 取 り

註 )外 来水生動物

4-3]外 来水生植物 の生息場所別個体数分布

1

%

水田

1

240 360 1000

合計

註 )外 来水生植 物

1:採

%

1000

% 3

200

5

333 467

7

¨ψ   ″ 鶉 等 ,

1

1

ハ ゴ ロ モ モ

生息場所

水路

オ オ フ サ モ

%

622 3

河川

コカ ナ ダ モ

1

オオカナダ モ

カ ナ ダ モ

ホテイ アオ イ

ボ タ ンウ キ ク サ

%

769

104+105

1000

集・ 目視確 認

〈こんな外来動物も (ヌ ートリア)〉

等 井

, 11う

〈カナダモ〉

20

〈オオニバス群生池発見〉


[表

5-1]淡 水生カメ類の市町村別生息調査集計 ミシシッピア カミミガメ 確認個体数

北摂

1

1

4

4

ク サ ガ メ

10

12

2

1

13

4

18

7

1

6

13

1

2

1

2

2

2

4 1

7

20

2

1

1

2   1         1

3 1

6 7

1

1 ︲

11

1 1

2

2

3

3

7

東 大 阪

8

3

1

1 1

1

9

1

3 1

河内長野

8

1

1

1 1

1

1

1

千早赤坂 富 田 林 河

1

3

2

5

藤 井 寺

1

1

2

1

1

1

1

1

1

羽 曳 野

1

1

1

大阪狭山 太 堺

77

107

4

2

3

1 4 9 ︲ 7

1

1

1

1

1

1 2

1

16

1

8

5

1 9 2

忠 和

2

234

1

6

13

4

1

13

31

1

8

4

1

1

14

1

5

1

4

10

1

1

泉 佐 野

9

5

16

1

1

2

1

3

10

4

14

1

1

2

2

1

1

2

2

岬 3

4

64

岸 和 田

1

泉 大 津

6   ︲ 5

6 6   ︲ 5

子 計

4 1

7

註 1)個 体数 2)そ の他

1

1

1

1:1∼ 10尾 2:11∼ 50尾 1:ミ ナミイシガメ 2:不 明

1

3:51尾 以上 4:聞

2

2

8

8

1

3

1

3

4

1

27

2

2 1

1

1

4

泉州 2

1

1 ︲

︲ 2

泉州 1

2

1

1

四條 畷

南河内

2

寝 屋 川

中河内

そ の 他 1

2

4   3 ︲

1 1

計 北河内

4

2

6 1

2   8 2

1

2

北摂 2

スッポ)

イシガ メ

1

取り(l尾 としてカウント )


[表 5…

2]外 来水生動物の市町村別生息調査集計 ブルーギル

北授

1

確認方法

1

ス ブラックノヽ 1

4

1

1

1

5

4

1

1

1

1

3

2

4

2

8

4

グッピ ー 1

1

1

1

5

1

9 3

1

ウシガエル 1

1

8

計 北摂 2

ジャンボタニシ

1

1

2

12

4

18

2

14

1

1

1

3

1

3

1

3

2 1

0   3 2

詢 一 一 一 時 計

能 豊

ザ リガ ニ 1

2

1

6 6   3 2

北河内

52

10

3

1

1

10

四條 畷

9

3

11

4

8

7

寝 屋 川 守

1

東 計

中河内

2

東 大 阪 八

2

1

1

5

3

1

3

1

4

2

尾 計

南河内

3

1

1

3

8

1

河内長野

1

1

千早赤坂 富 田 林 河

1

2

藤 井 寺 原

羽 曳 野 大阪狭山 太

1

3

子 5

計 堺

25

1

5

7   ︲ 2

泉州 1

2

5

4

泉 大 津 岡

2

1

1

2

6

15

1

17

18

2

1

計 泉州 2

1

岸 和 国 塚

1

1

2

5

5

4

泉 佐 野

7

7

2

1

1

5

5

南 岬

2

2

3

3

1

4 2

計 註 )1:採 集・ 目視確認

5

1

5

4:聞 取り

22

1

2 1

4

7 1   2

1

1

1

186


[表

5-3]外 来水生植物の市町村別生息調査集計

1

ボタンウキクサ 日視 採集 。

ホテイアオイ 日視 採集 。

カナ ダモ 採集・目視

オオフサモ 採集 。 日視

ハ ゴロモモ

採集 。 目視

1 1

3 1

2

1

5

1

5

3 2   5 2

[ 一 一計 ︹ 時

北摂 2

勢 能 面 田 中 田

北摂

能 豊 箕 池 豊 吹

確 認 方 法

6 ︲   0 ︲   2 2

2

方 野 川 口 真 畷 東 屋   條 枚 交 寝 守 門 四 大

内 河 北

1

1

1

3

中河内

東 大 阪 八

尾 3

計 南河内

河内長野 千早赤坂 富 田 林 河

1

藤 井 寺 柏

羽 曳 野

[ 一計 ﹄ 幸 中 [ 紳 ¨ 一 ﹄ 計 ¨ 時 帥 岬 一

大阪狭山 太

計 泉州 1

泉州 2

1

2

1

2 4

1

1

1

3

23

2


6]淡 水生カメ類・外来水生動物・外来水生植物の個体数別確認メッシュ数集計 外 来 水 棲 動 物

8

1

” 加

淡 水 生 カ メ 類 アカミミ スッポン その他 ガメ クサガメ イシガメ

ンボ ブルー ブラック ニ ジャ ノ` ス ザリガ タニシ ギル

外 来 水 生 植 物

ホテイ オオ アオイ カナダモ フサモ

グッピー 3

1

2

紗 ”

[表

2

1

3 4

3

358

合計

2

1

225

8

註 1)カ

5

メ 類 :1;1-10尾 、2;10-50尾 、3;51尾 以上、4;聞 取り(1尾 としてカウント 2)そ の 他 :1;ミ ナミイシガメ 2;カ ミツキガメ 3;種 名不明 3)外 来水生動物 :1;採 集 。日視で確認、4;聞 取りで確認。 4)外 来水生植物 :採 集・ 目視で確認 5)図 1∼ 3に 対応した数値である。

[表

)

7]淡 水生カメ類の市町村別生息確認メッシュ数集計 ア カ ミミガ メ

1ヒ

型 見1

骨E 豊 箕 池 豊 吹

勢 能 面 田 中 田

13

2

1

0 ︲

1

2 2 2

スッポ)

4

1

2 2 4

1

2 2 2 3

2 3

1

そ の 他 1

1

3 3

1

1       1

1       1

1

1

1

1

1

4

1

1

2

1

1

1

1

1

1

3

1

1

1

1

1

1

1

2 2

4

18

4

7

12

1

7

7

1

1

1

3 5

5 6 2

3

1

122 4

9 3

7 8

1

39

1

1

1

1

1

2

6

3

24 12

1

3

1

5

1

2 2

5 6

4 1

8

1

1

14

1

1

2

8

2 2 2 9

10 2 2

1

1 1

7 1

1:1∼ 10尾 2:11∼ 50尾 3:51尾 以上、4:聞 取り 1:ミ ナミイシガメ 2:カ ミツキガメ、 不明

24

1

1

1

1

1

1

2

2

7

1

3

1

1

1

2

1

3

註 1)カ メ類 2)そ の他

1

3

田塚 取 野 尻 南 南 利    佐 序貝 熊 泉 田 泉 阪 罫

13

2

岬 総

2 3 5

7

1

2 3 5

0 1

1

4

1

泉 lJ■ Z

23 6 14

1

一 壽 ﹄ ¨ 疇 一

1

2

泉州

2

円長野

千早赤坂 富 田 林 河 南 松 原 藤 井 寺 柏 原 羽 曳 野 大阪狭山 太 子

1

,■

1

﹃ ﹃ 疇 一

甲河 困

南刈 肉

6

1

1

7 ︲

万野 川 口 真 畷 屋  條 薇交 寝 守 門 四

1じ 刈

7

16

0 2

摂2

槻木 津

高茨 摂

1ヒ

イシガ メ

ク サ ガ メ 計

1

ハゴロ ロモ


[表

8]外 来水生動物・植物の市田]村 別生息確認メッシュ数集計

1

4

4

外 来 水 生 植 物

ウシ ガエル

グッピ…

1

1

カナダ1

1 1

1

1

1

5

4

3

1

1

1

1

3

2

4

2

6

1

1

1

1

1

12

3

15

1

1

1

1

3

1

2

1

1

1

1

3

1 6   2 ︲

1

4

2

15 5

1

2

1

1

1

1

5

1

3

河内長野

1

3

1

1

4

2 3

2

5

2

47 2

3

2

2

6

4

2         8   5

3

尾 計

1

東 大 阪

4 ︲

3

1

3

7

計 阪

3 2

8 2

四條 畷

0 ︲

︲         6   4

4 ︲

5

1 0   2 ︲

6

1

1

1

5

1

6

1

オオ ハゴロ フサモ モモ

1 1

1

1

3

寝 屋 川

南河内

ジャンボ タニシ

中河内

島 北河内

ザリガニ

確 認 方 法

北摂 2

イイ テオ ホア

北摂

ブラック ′ヽ ス

紗 物

ブルー ギル

1

3

1

1

1

1

千早赤坂 富 田 林 河

2

1

1

2

藤 井 寺 柏

羽 曳 野 大阪狭山 太 計

1

6

4

2

20

1

1

4   ︲ 2

泉州 1

1

4

1

2

4

10

12

13

塚 取

1

1

4

4

泉 佐 野

7

7

1

1

5

5

2

2

3

3

2

岬 計 総

1 1

1

3

16

2

3

1

岸 和 田 熊

1

1

1

2 4 2

2

1

1

5

1

4

2

5

1

4

註)1:採 集、日視で確認

1

2 1

計 泉州 2

1

1

泉 大 津 忠

26

1

4:聞 取り

25

2

3

2


[表

9]淡 水生カメ類、外来水生動・植物の確認場所に於ける水況環境 (場 所数・%)

88

無   い

5

247

2

1000

5

2

1

2

無   し

3

柵 有   り

244

5

1

デ ータ数合 計

1

415 流 れてな い

50

3

遅   い

51

速 1

並日    通

11

5

速     い

3

デ ータ数 合 計

2

陸    上

水 1

l m以 上

295

6

162

4

0 m以 下 1c

デ ー タ数 合 計

2

やや少 な い

266

5

多       い

も`

3

大 変 汚 い

す こし汚 れ

109

462

デ ータ数 合 計

2

汚    い

デ ータ数 合 計

確認場所合計

5

162

8

1000 4

8

1

3

9

619

271

215

1000

526

。植物の生息環境要素別水辺環境 水

70

90

80

70

60

1 60 セ 50

50

1

40

40

ン 卜

卜 30

20

30 20

10 一

10

1萬 ■

鉄板

コンクリ

木製

石・土

0

コンクリ 自然の岩 J爛・砂・土

ヘ ドロ

無い

60

50

パ 40 I

水辺高t暉 木 水辺低い草 水中植物

一 ■ 二 ︱ 周︱

h=

剛 ■ 一  一  一 日 口 一  一  一

一  一  一  一 1 ︱ ︱ ﹁副︱

植物の育成

70

0

1000

1000

10

並日    通

796

107

1 40 セ ン 30 卜 20

量 3

162 1

0

455

物 2

1000

%

466 % 162 %

植 多   い

641

デ ー タ数 合 計

227

100

339

1000

[グ ラフ8-2]淡 水生カメ類、外来水生動

/

5

8

水路

述 べ数 合 計

440

6

4

浮     草

3

水 中 植 物

水 辺 低 い草

物 の 生 育 1

水 辺 高 い草 木

5

デ ー タ数 合 計

述 べ数 合 計

3

小 石 ・砂 ・土

自然 の岩

コ ン ク

デ ータ数 合計

述 べ数 合 計

石   ・  土

木     製

コ ン ク リ

455

5

%

水路

河川

%

河川

鉄     板

466

デ ー タ数 合 計

確認場所合計

護 1

浮草

セ 30 ン 卜 20

両 目 ■

10 0

多い

普通

少ない

(右 上の表に続 く)

26


70

0

1両

きれい

60

50

1

40

ン 卜

30 20 10 0

曰■ 10cm以 下

大変汚い

パ ーセント

︱ ︱ ¶引鮒︱

70

汚い

すこし汚れ

賄諄 = │

1日

11-50cm 51-lm lm以

陸上

27

J■

謂l

多い

やや少ない

少ない

剛 一 ■ 口 ︱ 周︱

10

パ ーセント

パ 50 1 40 セ ン 30 卜 20

︱︱ ︲︲︲ [ ︱︲ ︱ ︲ ︱︱︱ ︲︲

60

ない


一ヽ・

因国□□□□困

2007年 2月 1日 編

初版第1刷

シニア自然大学 メダカをシンボルとする水辺環境調査会 (略 称 メダカ調 査 委 員会

:特 定リ ト 営利活動法人

)

発 行 人 :有 本文彦 倭員長 )

発行所

:特 定プ ト 営利活動法人

印 刷 所 :い づみ企画

シニア自然大学


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