Cambridge Experience Levels 1 and 2 brochure

Page 1

文部科学省検定済教科書 高等学校外国語科用

235

CUP

CⅠ 725 CⅡ724

令和 5 年度 英語コミュニケーション教科書

内容解説資料

目次 教科書の特徴 ..................................... 表紙裏 題材 ............................................................ 2 ユニットの流れ .......................................... 4 アカデミックスキル / ライフスキル / 文学作品を読む ........................................ 12 CLIL / ライティング力と語彙力の強化 ..... 16 文法事項 ................................................... 18 レッスンプラン例 .................................... 20 指導書・ワークブック ................ 裏表紙内側

本教科書専用サイト

www.cambridge.org/cambridgeexperience 3


教科書の特徴

Cambridge Experience ๝෍͵ΠέτΡϑτΡΝ௪͢ͱ αϝϣωΩτΡϔͶӵ‫ޢ‬Νָ΁‫گ‬ՌॽͲͤ 教科書の特徴

1. 技能シラバスとライフ

2. コーパス研究を活用し、

3. 3 種類、計 25 本のビデオ

スキル・アカデミックスキルの

最新の言語を提示

①ターゲット文法・語彙を含む、これ

融合

ケンブリッジコーパスの研究結果を活

ユニット内に「読む・聞く・書く・話す」

用し、最新の言語を学べるよう工夫し

の各スキルをバランスよく配置し、ユ

ています。Changing Language セク

ニットの最後には Life Skills または

ションでは、ロンドンの街頭インタ

Academic Skills セクションを設けてい

ビューのビデオを通して、楽しみなが

ます。

らオーセンティックな英語に触れるこ

街頭インタビューを通して学ぶ

とができます。

Corpus video

ユニットの流れ

4-11 ページへ

アカデミックスキル / ライフスキル / 文学作品を読む

から学ぶトピックへの関心を高める Presentation video ②実際の会話で役立つ表現について、 ドラマを通して学ぶ Speaking video ③コーパスの最新の研究結果について、

豊富なビデオを活用して学習内容の定 着をサポートします。

12-15 ページへ

CLIL / ライティング力と語彙力の強化 16-17 ページへ

4. 批判的思考力を育む、最新 5. 自律した学習者を育てる の題材

Exam Strategies

思考力を養う、興味深い最新の話題を集

Skimming、Scanning、Listening for

めました。Reading Skills セクションに

gist 等、ストラテジーを言語活動の前

は英文の内容をもとにクラスで議論を深

に提示し、効率的にスキルを伸ばすこ

めるための Critical Thinking セクション

とを目指します。

文法事項 18-19 ページへ レッスンプラン例 20 ページへ 指導書・ワークブック 裏表紙内側へ

のアクティビティを設けています。 題材 2-3 ページへ

Cambridge Experience Cambridge Experience 1 Cambridge Experience 2 CⅠ 725 A4 判 152 ページ CEFR A2+ CⅡ 724 A4 判 144 ページ CEFR B1 - B1+


教科書の特徴

内容解説動画

From Cambridge

ケンブリッジ本社の編集に携わったスタッフが 教科書を紹介します。

Overview

Unit walkthrough

1


題材

知的好奇心を刺激し、批判的思考力を育む最新の題材 クラスで議論したくなるような身近で興味深いトピックを集めました。

Cambridge Experience 1 Student’s Book

Unit 1

Unit 2

Unit 3

Pick up!

BEHAVIOUR

WAYS OF LEARNING

TECHNOLOGY

離れて育った双子は共通の習

時間割も課題も、普通の授業

電話、ラジオ、インターネッ

慣や好みを持つのか。遺伝子

も無い…?ドイツにあるユ

トなど、新技術が生まれる度

vs 育つ環境を探る。

ニークな学校。

に現れるテクノロジー恐怖症。

Unit 4

Unit 5

Unit 6

Unit 7

「幸福度」は測れるのか?指標

APPEARANCE

WORK

HEALTH

消費者に選ばれるファスト

新しい働き方「ギグワーカー」

抗生物質の影響と、感染症に

ファッション。持続可能な社

について知る。

負けないためにできること。

HAPPINESS データの分析と活用方法。

会のためにできること。

Unit 8

Unit 9

Unit 10

CLIL

HOME

TRAVEL

FREE TIME

狭小住宅の工夫と利点。

世界の同世代はどんな休暇を

勉強、課題、友人関係、SNS と

蜂と送粉者(生物) 、古代ロー

過ごしているか。10 代に人気

忙しい 10 代。自由な時間を持

マの食生活(歴史) 、都市化と

の夏のアクティビティも紹

つ意義。

緑地(地理) 、 象徴主義(美術)、

介!

人口集中(数学)を英語で学 びます。

Pick up! Unit 3 TECHNOLOGY

1 ユニットを詳しく紹介! 新しい技術が生まれるたびに現れる「テクノロジー恐怖症 (Technophobia)」とは…?蒸気機関車とインターネットの共通点 など、現代に生きる私たちの興味をそそるトピックが満載。Life Skills では SNS を安全に使うために気を付けるべき点など、世界中 と繋がることができる今だからこそ知っておきたい online safety についてクラスで考えます。

2


題材

Presentation

ビデオ

Speaking

Corpus

教科書には、3 種類、計 25 本のビデオが収録されています。 Cambridge Experience 1 のサンプルビデオは QR から。

Cambridge Experience 2 Student’s Book

Unit 1

Pick up!

Unit 2

Unit 3

FRIENDSHIP

MIGRATION

ENTERTAINMENT

SNS と共に変化する友達の作り

イギリスで国鳥として親しま

ドラキュラというキャラク

方。ネットとリアルの違いと

れているヨーロッパコマドリ

ターはどのようにして生まれ

(European Robin)。かわいい

たのか?ヴァンパイアの作品

は。

見た目とは裏腹の意外な事実。

Unit 4

Unit 5

Unit 6

での描かれ方の変化を追う。

Unit 7

SPORT

CRIME

FREAK WEATHER

HEALTH OF A NATION

いま最も急成長している「e ス

イギリスでは警官を「bobby」

都市化が進み、生息地を破壊

ガソリン給油中はスマホ使用

ポーツ」とは。

とも呼ぶ。イギリス近代の警

された動物たちが街に下りて

禁止?安全や衛生にまつわる、

察の歴史について知る。

きている。3 つの事例を学ぶ。

世界のルールを紹介。

Unit 8

Unit 9

Unit 10

OUR SOCIETY

PURE GENIUS

IN THE NEWS

Student councils(生徒会)は

CLIL

Google が開催する世界規模の

ネットか新聞か、またはテレ

生物多様性(科学) 、産業革命

必要か。生徒会に対する様々

問題解決コンテスト「Google

ビか。ニュースを知る手段の

(歴史)、人口移動(地理) 、文

な意見を読み、その在り方を

Science Fair」から、過去の受

変化について考える。

考える。

賞プロジェクト作品を学ぶ。

化財の保全(美術) 、人口増加 が健康に与える影響(数学) を英語で学びます。

Pick up! Unit 1 FRIENDSHIP

1 ユニットを詳しく紹介! 調査によると良い友達は私たちの幸せや健康に不可欠であると示 されています。良い友達になる方法や、SNS の発達による 10 代の 友達の作り方の変化など、友情をテーマに学びます。Life Skills で はストレスに対処するためのヒントを学び、それを試した感想を クラスのみんなに英語で共有します。

3


ユニットの流れ

ユニットの流れ Cambridge Experience 1 の Unit 2 を例にユニットの流れを紹介します。

Lead-in and Language Presentation Video 各ユニットで扱うトピックについて、写真を見ながらペアで質問について 英語で 2 〜 3 分間話し合います。この活動により、これから学ぶ話題につ いて生徒が持つ背景知識や興味関心を引き出します。 また、ユニット最初の Presentation video にはターゲットとなる文法・ 語彙が含まれており、ビデオの最後には内容理解の質問が提示されます。 予習課題としてビデオ視聴を課し、反転授業に活用することができます。 または、復習として活用することもできます。

Presentation video の内容理解の質問

4


ユニットの流れ

Unit walkthrough

内容解説動画 ユニットの流れ

Grammar for Productive Skills Interaction ユニット内で学習した文法(Grammar for Productive Skills)を直後のスピーキングタスクで実際に使用する ことで、理解を深めて表現力を強化します。

Cambridge Experience 1, Unit 2 pages 22 - 23

5


ユニットの流れ

Reading Strategy 各スキルの習得に必要なストラテジーがアクティビ ティ前に提示されています。 ここでは、スキミングやスキャニングなど、効率的に 読むための読解スキルを身に付けます。これらのスト ラテジーを組み込んだアクティビティに取り組むこと で効果的に読解スキルを伸ばし、各種英語試験のスコ アアップや学習のモチベーションアップを目指します。

6


ユニットの流れ

Writing Skills サマリーやエッセイ、メールやブログなど様々な種類 のライティングをユニット毎に扱います。巻末の Writing Expansion では、スモールステップで英文を 書き上げることができるよう工夫されています。

page 120 A summary

Critical Thinking Reading セクションで読んだ内容をもとに議論したり、 課題を分析して批判的思考力を高めます。生徒の英語 レベルに応じてまずは日本語を用いて意見をまとめ、 クラス全体に英語で意見を共有してもよいでしょう。

Cambridge Experience 1, Unit 2 pages 24 - 25

7


ユニットの流れ

Vocabulary 各ユニットにはトピックに関連した Vocabulary の ページを設けており、クイズや読み物など様々なアク ティビティを通して文脈の中で単語を学び、語彙力を 高めるよう工夫されています。巻末の Vocabulary Extension では、関連する句動詞や複合名詞などを扱 い、さらに語彙力を強化するためのアクティビティも 収録しています。 このセクションは授業後の課題にも適しています。

Grammar Guide 必要に応じて文法を適宜紹介します。ここでは副詞の 成り立ちについて、明示的に教えるのではなく、質問 を通して規則性に気付かせることで、生徒自身に考え させ、記憶に定着させるなどの工夫が盛り込まれてい ます。

8


ユニットの流れ

Sounds English(偶数ユニット) Speaking Skills

ネイティブスピーカーと英語学習者の音の違いに着目

賛成/反対する、提案するなど、実際の使用場面で役

し、アクティビティを通して正しい発音や表現に目を

立つ表現について、ドラマ仕立てのビデオを通して表

向けます。

現とシーンを結び付けながら楽しく学びます。場面に

Changing Language(奇数ユニット)

応じた適切な表現を学ぶことで、実践的なコミュニ

コーパス研究を活用し、常に変化・進化を遂げる最新

ケーション力を高めるよう設計されています。

の言語(特に 10 〜 20 代のネイティブスピーカーが使 用する言語)について学びます。

Unit 7 page 73

街頭インタビューのビデオで、オーセンティックな英 語に楽しみながら触れることができます。例えば、若 い世代では、相手の提案や申し出を断る際に “No, thank you.”より“I’m good.”の使用頻度が高 く、イギリス英語がアメリカ英語の影響を受けている 点などを取り上げ、学習者の興味を引き出しモチベー ションを高める工夫が盛り込まれています。

Cambridge Experience 1, Unit 2 pages 26 - 27

9


ユニットの流れ

Listening Skills 自然な表現とスピードの英語を聞き取ることは最初は 難しく感じますが、それらに慣れることで実践的なリ スニング力を養います。レッスンの初めにはプレ・リ スニング活動が設けられており、リスニングで扱われ ているトピックに関する質問に答えることで、その話 題に関して学習者が持つ背景知識の活用を促し、聞く ことへの意欲を高める工夫がされています。

Listening Strategy 先を予測しながら聞く、理解できなかった部分を推測 する、ポイントを絞って聞くなどの聴解ストラテジー を学習者に意識させることで、リスニング力を強化し、 実際の会話や各種英語試験に対応する力を磨くことを 目指します。

10


ユニットの流れ

Academic Skills(偶数ユニット) Life Skills(奇数ユニット) 偶数ユニットには Academic Skills、奇数ユニットには Life Skills を収録しています。 それぞれの詳細は次ページで紹介します。

Cambridge Experience 1, Unit 2 pages 28 - 29

11


アカデミックスキル / ライフスキル / 文学作品を読む

Academic Skills 大学などの高等教育で必要とされるアカデミックスキルを学びます。

Tables & Graphs グラフから読み取れることを説明する、フローチャー トを作成するなど、高等教育で必要とされるアカデ ミックスキルの習得を目指します。

例えばこのレッスンでは、花粉や猫など、アレルギー調査のアンケートを配布 し、生徒同士でアンケート内容について話し合いながら回答する活動を行って もよいでしょう。また、アンケートの最終結果を黒板に書き出し、それを基に 生徒に英語でチャートやグラフを作成させるのもよいでしょう。 Cambridge Experience 1, Unit 6 page 65

12


アカデミックスキル / ライフスキル / 文学作品を読む

Life Skills 社会生活で必要とされるライフスキルを学びます。

Life Strategy グループワークの進め方や感情のコントロール方法な ど、日常生活で生じる様々な問題に対して、効果的に 対処するためのスキルを学び、自律した学習者の育成 を目指します。自分自身について知り、自身を社会の 一員として認識する心を育みながら、社会生活で必要 とされるスキルを学びます。例えばこのレッスンでは、 SNS 上で起こりうる身近な危険を考え、回避する方法 を生徒同士で話し合います。

Cambridge Experience 1, Unit 3 page 39

13


アカデミックスキル / ライフスキル / 文学作品を読む

Literature Skills 文学作品を読むスキルを学びます。 Literature Skills コナン・ドイル『Sherlock Holmes』やジェイン・オー スティン『Pride and Prejudice』といった世界的に有 名な文学作品の抜粋要約を読み、幅広い教養を身に付 けることを目指します。読み始める前に、まずは Lead in のアクティビティで意見交換をし、これから 読む文学と同じジャンルの読み物に関する背景知識に 触れることで、スムーズに作品を読み進めることがで きるよう工夫されています。

Grammar Guide 巻末の Grammar Guide を活用し、 文法知識を深めます。

Unit 7 page 73

Grammar Guide page 142

14


アカデミックスキル / ライフスキル / 文学作品を読む

Research Skills 授業外の時間で生徒たちが自身の興味のある作品につ いてリサーチをしながら、より多くの文学作品に触れ る機会を作ります。ここでは特に現代の文学作品を例 として挙げ、自身で古典的な文学作品との共通点を見 出すなど、生徒自身による学びを促します。

Cambridge Experience 1, Literature Skills 5 pages 102 - 103

15


CLIL / ライティング力と語彙力の強化

CLIL 教科横断的な話題を英語で学びます。 CLIL CLIL の課では、 「蜂と送粉者(Bees and pollinators)」 や「都市化と緑地(Urbanisation and green spaces)」 のような科学や地理などの教科横断的な話題を英語で 学びます。CLIL を初めて教える先生方もスムーズに導 入ができるよう、一つ一つのアクティビティの指導手 順や目的など、指導書では丁寧な解説を加えています。

Cambridge Experience 1, CLIL A page 104

Real-Life Task 学習内容に基づいて、個人またはグループで調べた内 容をポスターやリーフレットにまとめて発表すること で、4 技能 5 領域を統合的に活用し発信力を高めるこ とを目指します。同時に、批判的思考力や問題解決能 力、協働する力といった 21 世紀型スキルを強化する よう配慮されています。プロジェクト活動として授業 時間に実施することで協働力を高めたり、宿題として 自発的学習を促すのもよいでしょう。

Cambridge Experience 1, CLIL A page 105

16


CLIL / ライティング力と語彙力の強化

Writing Expansion / Vocabulary Extension ライティング力と語彙力を強化します。 Writing Expansion ライティング力強化のために、サマリーやエッセイの 他、申込フォームやメール、SNS の自己紹介文など様々 なジャンルのライティングタスクが盛り込まれていま す。まずはモデルとなる文章を読み、内容を理解する だけでなく書き方も分析し、キーフレーズを学んだ上 で英作文に取り組めるよう配慮されています。

Steps to follow 「さぁ、真似して書いてみましょう」では生徒はなか なか書きだすことができません。学習したことを具体 的にどう活用すればよいのか、どう書けばよいのかを ステップ・バイ・ステップで示すことにより生徒自身 で書けるようサポートします。生徒のレベルに合わせ て、まずは宿題として自身のペースで取り組ませるの もよいでしょう。

Cambridge Experience 1, Writing Expansion page 121

Vocabulary Extension 画像やチャートなどを用いて、単語の形や成り立ち、 組み合わせなどに関する知見を広めます。コロケー ションや句動詞の他、末尾が -ed, -ing で終わる形容詞 の使い分けなど、覚えるだけの単調な単語学習ではな く場面ごとの使い方、意味の違い、他の語彙との組み 合わせなど、様々な角度からアプローチします。

Cambridge Experience 1, Vocabulary Extension page 133

17


文法事項

文法事項 教科書の各ユニットで扱う文法事項を紹介します。 年間シラバス

Cambridge Experience 1 課

年間シラバスは QR から。

題材

Cambridge Experience 1

文法事項

Starter A

Origins

be 動詞、代名詞、形容詞、所有格

Starter B

We are family

have got、a/an、複数名詞、this/that/these/those、疑問詞

Starter C

High school

there is/there are、a/some/any

Starter D

Food

加算・不加算名詞、a/some/any、much/many/lots of/a lot of

Starter E

Free time

能力を表す can、命令形、目的格代名詞

Unit 1

Behaviour

現在形、頻度を表す副詞、動詞(like, enjoy)+ ~ing

Unit 2

Ways of learning

現在進行形、副詞、現在形と現在進行形の使い分け

Literature Skills 1

Hard Times, Charles Dickens

関係代名詞(制限用法) 、関係代名詞 What、関係代名詞 ( 非制限用法 )

Unit 3

Technology

be 動詞・規則動詞・不規則動詞の過去形

Unit 4

Appearance

過去形の否定文・疑問文、Why…? / Because…、 過去を表す表現(yesterday, last, ago)

Literature Skills 2

A Journey to the Western Islands of

関係副詞、句動詞

Scotland, Samuel Johnson Unit 5

Work

be going to、未来を表す表現

Unit 6

Health

will/won't/be going to、to 不定詞(目的) 、if を用いた直説法

Literature Skills 3

Jude the Obscure, Thomas Hardy

仮定法過去、I wish…

Unit 7

Happiness

比較級および最上級の形容詞、less, the least、(not) as … as

Unit 8

Home

義務を表す must/have to、提案を表す should

Literature Skills 4

Pride and Prejudice, Jane Austen

提案を表す助動詞(could, would/wouldn't)、知覚動詞+~ing

Unit 9

Travel

現在完了形、been/gone、現在完了形と過去形の使い分け

Unit 10

Free time

just, already, yet, for, since を伴う現在完了形

Literature Skills 5

The Adventure of the Priory School,

接続詞、過去完了と過去完了進行形の使い分け

Arthur Conan Doyle

18


文法事項

年間シラバス

Cambridge Experience 2 課

年間シラバスは QR から。

題材

Cambridge Experience 2

文法事項

Starter A

About us

現在形、頻度を表す副詞

Starter B

My stuff

there is/are、some/any, a lot of, a little, a few、too much/many, too little/few

Starter C

School

be 動詞・規則動詞・不規則動詞の過去形

Starter D

Friends

比較級および最上級の形容詞、(not) as … as

Starter E

Plans

be going to、未来を表す現在進行形、will

Unit 1

Friendship

現在形と現在進行形の使い分け、現在完了形、just, already, yet を使った現在完了形

Unit 2

Migration

現在完了形と現在完了進行形の使い分け、関係詞(制限用法)

Literature Skills 1

The Importance of Being Earnest,

形式主語(目的語)の it

Oscar Wilde Unit 3

Entertainment

used to・would、過去形と過去進行形

Unit 4

Sport

can/can’t、have to/don’t have to、mustとhave toの使い分け、 makeとletの使い分け

Literature Skills 2

Dracula, Bram Stoker

関係副詞

Unit 5

Crime

過去完了形、不定代名詞

Unit 6

Freak Weather

条件を表す if、if/when/unless の使い方、if を用いた直説法、 未来の可能性を表す will/may/might

Literature Skills 3

The Murders in the Rue Morgue,

関係代名詞(非制限用法)

Edgar Allan Poe Unit 7

Health of a nation

仮定法過去、If I were you、仮定法過去と if を用いた直説法の使い分け、 提案を表す should/had

Unit 8

Our Society

仮定法過去完了、wish + 過去形

Literature Skills 4

Gulliver’s Travel, Jonathan Swift

接続詞

Unit 9

Pure Genius!

現在形・過去形の受動態、現在完了形の受動態

Unit 10

In The News

間接話法、say と tell の使い分け

Literature Skills 5

The Time Machine, Herbert George

分詞構文

Wells

19


レッスンプラン例

授業の流れ Cambridge Experience 1 の Unit 2 を例にレッスンプランを紹介します。

目標言語

・生徒に様々な学び方について考えることを促す。 ・現在進行形の使い方を理解し、会話の中で使いこなす。 現在進行形 このレッスンはユニットの初回授業である。ライフスキルとして野菜を育てるこ

教 材 観

とで変わったアメリカの子供たちに関するビデオと英文を通して「学び方」とい

指 導 観

う題材を導入する。ビデオと英文は、目標言語である現在進行形の導入にも使用 する。題材導入後は、一連のアクティビティを通して現在進行形を学ぶ。

時間 3分

設問のねらい 1. ビデオや英文に触れる前

5分

5分

指導内容 導入 : 設問 1 を行う。教科書の写真を見て、質問についてクラスで答える。その後、ライフステージでの様々な学び方

に題材について考えさせ、

についてブレインストーミングをする。例えば、赤ん坊の時や幼稚園、小学生の時など、人はどのように学ぶか質問する。

背景知識や題材に関連する

他人のまねをする・保護者が子どもにやって見せる・発見する・実験する・質問する等の回答を生徒から引き出す。

言語知識を活性化させる。

7分

Cambridge Experience 1, Unit 2

Look at the photos and answer the questions in exercise 1. Brainstorm different ways we learn at various stages in life. How do people learn when they are babies? Is there a difference when they are preschoolers or primary school students? Possible answers: imitation, copying other people, parents showing them what to do, discovering, experimenting, asking and so on.

2. ビデオの要旨を理解する

ビデオを観て、ビデオの最後に表示される onscreen task で一時停止し、クラスで画面上の質問に答える。その後、反

練習をする。題材を提示す

転授業のアプローチを使って、学校で学ぶ教科と、学びたいが学校の科目ではないもののリストを作成させる。

る。

Watch the video. Let’s discuss the on-screen questions as a class. Make a list of all the subjects you do at school and the things you would like to study but the school does not offer.

2. 文脈の中で目標言語であ

再度ビデオを再生する。必要に応じて教科書の英文を確認するよう促す。その後、設問 2 の質問に答える。

る現在進行形を提示する。

Watch the video again. You can read the text in your book if needed. Answer the question ‘What do students learn at this school?’

3. 特定の情報を探すために 読む練習をする。文章の中

再度ビデオを再生し、英文の中から現在進行形を見つけさせ、設問 3 の文を完成させる。その後 Grammar Guide 内で be 動詞+ing 形であることに着目させる。現在進行形は今起こっていること、または今していることを話す時に使うこ

で現在進行形を提示する。

とを確認する。 Watch the video again. Look at the text and find the present continuous verbs in the text to complete the sentences in exercise 3. Look at the grammar guide table. We use the verb be and the ing endings to make the present continuous tense. We use the present continuous when we want to talk about temporary actions that are happening now or around now.

5分

4. 一定の制限を設けたアク

設問 4 の英文を読み、現在進行形を入れて文章を完成させる。現在進行形には be 動詞が含まれることを確認する。

ティビティで、現在進行形

Read the text in exercise 4 and complete the sentences with the present continuous. Keep in mind that the verb be is included in the present continuous.

を練習する。 10 分

5-6. Scaffolding(足場かけ)

設問 5 で示されている語句を使って現在進行形の質問文を作る。その後、ペアを組み、設問 4 の文章に合うように、設

を用いて現在進行形を練習

問 5 の質問文に答える。

し、ペアでやり取りを行う。

Use the prompts in exercise 5 to make questions in the present continuous. In pairs, using the text in exercise 4, answer the questions in exercise 5. 早く終わった生徒 : 設問 5・6 が早く終わったら、学校での活動の絵をノートに描かせ、それについてペアで質問する。 Draw a picture in your notebook doing different activities at school. Ask and answer questions in pairs about their pictures. Use the questions in exercise 5 to help form questions.

5分

7. 現在進行形のまとめを

ジョージとダンのオンラインチャットを読み、適切な動詞を選んで現在進行形に直し、文章を完成させる。

行う。

Look at the online chat between George and Dan and complete the sentences with one of the verbs in the present continuous. 早く終わった生徒 : ペアを組み、ジョージとダンになりきって会話を練習する。 Make pairs and practise the conversation with a partner.

5分

8. 現在進行形を用いた会話

ペアを組み、自分の家族や友人が今何をしているかを話す。

の中で、やりとりを発展さ

Make pairs and talk about what your family and friends are doing now.

せる。 フォローアップ活動 : 交代でジェスチャーをしたり、または棒人間を描いたりして、それが表す動詞を当てる。 Mime actions (or Draw stick people doing actions) and guess the verbs by turns.

20


指導書・ワークブック

教師用指導書・ワークブック 教師用指導書、ワークブック、無料ダウンロードの音声やビデオなどをご用意しています。

教師用指導書(Teacher’s Book and Tests) 各ユニット解説・解答 ワークブック解答・音声スクリプト 評価問題集 (ユニット文法テスト・ユニット語彙テスト・ スキル別:リーディング・リスニング・スピーキングテスト等) 指導書をご購入いただいた先生方は専用サイトから以下ファイルがダウンロード可能。 各ユニットの Lead-in, Reading Skills, Literature Skills 本文(Word 形式) Teacher’s Book

Reading Skills, Literature Skills 日本語訳 Speaking Skills ビデオスクリプト Teacher’s Book収録のテスト(Word形式) Listening Skills テスト 音声 Student’s Book(PDF版) 各種ビデオ

Workbook

ワークブック(Workbook and Downloadable Audio) 写真やイラストが豊富なフルカラーのワークブック。無料ダウンロードのリスニング 音声付き。

音声・ビデオ Student’s Bookの音声・ビデオ及びWorkbookの音声は専用サイトから無料で ダウンロード可能。

Cambridge Experience 生徒用サイト

Cambridge Experience 教材一覧 教材名

Cambridge Experience 1

Cambridge Experience 2

Student’s Book:教科書

ISBN

指導書・教材

税込価格

サイズ・ページ数

Student’s Book

978-4-88996-963-4

A4 判・152 ページ

Teacher’s Book and Tests

978-4-88996-964-1

30,800円

A4 判・128 ページ

Workbook with Downloadable Audio

978-4-88996-965-8

1,980円

A4 判・256 ページ A4 判・144 ページ

Student’s Book

未定

Teacher’s Book and Tests

未定

30,800円(予定)

未定

Workbook with Downloadable Audio

未定

1,980円(予定)

未定

Teacher’s Book and Tests:教師用指導書

Workbook with Downloadable Audio:ワークブック

※学習者用デジタル教科書および指導者用デジタル教科書はございません。 ※音声・ビデオはダウンロードのみのご提供になります。CD・DVDのご用意はございません。 ※指導書のリソース内容は変更する可能性がございます。

FAQ

よくあるご質問はこちら


本教科書専用サイトでは、この資料の内容に加え、編修趣意書やシラバス案、指導書 やワークブックのサンプルユニットなど、さまざまな情報を提供しています。

上記 QR からも ご覧いただけます。

本教科書についてお気軽にお問い合わせください。

Tel: 03-3518-8272(平日 10:00 - 16:00) ケンブリッジ大学出版株式会社 ELT 〒101-0054

Email: japankentei@cambridge.org

東京都千代田区神田錦町 1-21-1 ヒューリック神田橋ビル 9F FAQ URL: www.cambridge.org/cambridgeenglish 日本語 HP: https://cambridge-university-press.jp

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